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ほむら「……地球を舐めんなよ、孵卵器共」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 07:51:22.70 ID:sWpsTmCIO

警告

あすみ、他オリキャラ、パワーインフレ
オリジナル設定やクセの強い解釈

別にテラフォのクロスってわけじゃないですけど、似た空気になるかもしれません。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1352328682
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【イナズマイレブン】雷門を優勝に導くスレ【安価】 @ 2020/06/07(日) 10:05:09.49 ID:DQuG5Kkm0
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【安価】蘭「どうして打ち明けてくれないの新一」光彦「へ?」 @ 2020/06/07(日) 08:28:18.50 ID:Hafheqqx0
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怜「大変や竜華!ソーシャルディスタンスをとらなあかんから膝枕ができへん!!」 @ 2020/06/07(日) 06:19:26.21 ID:7UX0kj7/O
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【安コFE】忙しい烈火の剣【駆け足】 @ 2020/06/07(日) 03:24:03.85 ID:a+WYhVcY0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1591467843/

▼ 萠龍会 ▼ @ 2020/06/06(土) 16:28:38.26 ID:inmiqiqd0
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穂乃果「雨があがったら」 @ 2020/06/06(土) 16:13:29.98 ID:C64DeSw80
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VIP落ちた @ 2020/06/06(土) 13:16:44.58 ID:b/JHwZ200
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【モバマス】恋はストロベリームーン @ 2020/06/06(土) 10:43:55.99 ID:hHwqlfVDO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1591407835/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/08(木) 07:54:55.11 ID:W62G8G0vo
おう、あくしろよ
3 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 07:56:38.15 ID:sWpsTmCIO


QB「彼女一人では荷が重過ぎたんだ……」

まどか「……こんなわたしでも、この結末を変えられるの?」

QB「もちろんさ、だから」

  「僕と契約して魔法少女になってよ」


ほむら「そいつの言葉に耳を貸しちゃダメ!━━━━」
4 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 08:01:05.10 ID:sWpsTmCIO

何度目のループだろうか。
何度繰り返しても、ワルプルギスの夜までには私一人になるもしくはまどかが契約してしまう。

そして私ではワルプルギスの夜には勝てない。


ほむら「……私が弱過ぎるのよ。何が守れる私よ」

???「そりゃあね、お前が弱いのもあるけど、弱いのは必然と云うかね……」

ほむら「!?」

突如聞こえた声に驚く。
テレパシーの類では無い。
病室の冷蔵庫の中から聞こえたのだ。
5 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 08:05:01.41 ID:sWpsTmCIO
ほむら「なんでこんなところから声が……」

ベッドを出て、三つ編みを解く。
急ぎのことなのでメガネをかけ、冷蔵庫に駆け寄る。

そして恐る恐る扉を開く。

ほむら「……」


???「すまないけど、ナースステーションで氷枕でももらってきてくれないか?そうしないと外に出れそうもないんだ」


冷蔵庫の中にウサギが居た。
6 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 08:10:39.30 ID:sWpsTmCIO
ほむら「━━━━!?」

ウサギ「慌てんなって、あんな化け物にはビビらないのにアタシは怖いのか?」

ほむら「う、うさぎが喋っ……」

ウサギ「もっと胡散臭い動物が脳に直接話し掛けて来てただろうが!」


……

動揺を隠せないまま、ナースステーションに氷枕を借りに行く。

看護師「熱でもあるの?」

ほむら「いえ……お下げ髪を辞めるんで、うなじを冷やそうと思って」

看護師「暁美さんそんなに面白いこと言う子だっけ?今用意するからね」
7 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 08:19:18.80 ID:sWpsTmCIO

ウサギ「うん、ご苦労」

ほむら「……貴方は何者?」

真っ先に出てきた疑問をぶつけると、ウサギは淡々と答える。

ウサギ「侵略者(インベーダー)」

ほむら「えっ?孵卵器(インキュベーター)?」

私がそう訊き返すと、ウサギは露骨に嫌そうな顔をした。
無表情なウサギが表情に出すなど余程不愉快なのだろう。

ウサギ「……そりゃ、契約を取るのは変わらないけどあんまりにも心外だわ」

   「あのね、アタシらは地球の……精霊」

   「この星の自然が段々文明に飲まれてるから、外の星を侵略してテラフォーミングして第二の地球にしようとしてるから侵略者(インベーダー)」
8 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 08:25:18.39 ID:sWpsTmCIO
ほむら「で……その精霊さんが何の用?」

ウサギ「何の用じゃないよ、目の前で地球滅んで……アタシは死に物狂いでお前の盾に入り込んで……」

どうやらこのウサギ、私の時間遡行について来たようだ。

ウサギ「あーそうそう、最初の話の続き!」

ほむら「最初の話……?」


弱いのが必然……とか確かそういう話だったか。
9 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 08:34:31.84 ID:sWpsTmCIO
ウサギ「アンタら魔法少女は元々ただの燃料扱いで、魔女と戦うのは提灯みたいなもんだからさ」

   「戦闘力なんて大したことないのよ。漫画とか見て思わなかった?こいつらになんか勝てねーって」


言われてみれば……時間停止無しでは私はヤムチャにすら勝てないだろう。


ウサギ「そ、こ、で!」

   「アタシらの出番!宇宙侵略を狙うアタシらの力を使えば……」

   「もしかしたらあのデカい化け物を倒せるかもしれない!」


眉唾物だ。今まで現れなかった第三者が私に力を貸すなどと言っている。

ほむら「……でも何か裏か交換条件があるんでしょう?」
10 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 08:41:10.77 ID:sWpsTmCIO
ウサギ「裏?ああ、魔法少女システムみたいになんかあるのかって思ってるの?」

   「アタシらは淫獣と違って、契約と名を打ってる限り、事前に全部話すし、契約満了とか契約解除そういうのもあるから」


不機嫌なトーンで言う。
余程あいつらのことが嫌いなのだろう。


ウサギ「交換条件はあるけどね。宇宙侵略に力を貸して欲しいのと、あの最後のデカブツの誕生阻止。単純明快でしょ?」

ほむら「……わかった」
11 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 08:53:27.52 ID:sWpsTmCIO

ウサギ「アタシと契約すれば、魂は再び結晶ではなくなり、アタシと同化して精霊になる」

   「デメリットとしては……熱ってか火に弱くなること?アタシ雪兎だし……」

   「紅茶くらいなら普通に飲めるから安心して」


ほむら「わかった。契約する」


ウサギ「……さぁ、お前も八百万の神の仲間入りだ」
12 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 09:20:22.98 ID:sWpsTmCIO
暁美ほむら

雪女(日本)
ノウサギ(日本)

その氷は万物を、時をも凍てつかせる。
また、異世界へと逃げ続けたその脚に追いつけるのは豹の類だけだろう。
13 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 09:23:24.19 ID:sWpsTmCIO
午前中はここまで。

小ネタスレに投下したのとちょっと変わります。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 10:31:36.63 ID:wqx9ESHIO
おお、なんかワクワクするな
乙!
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 11:24:55.69 ID:ctbPTU8f0
オラ、ワクワクしてきたぞ!
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/08(木) 12:01:46.23 ID:PBtcGQV20
おお、こういうの好きだ
異星人に一泡吹かせてやろうぜ!
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/08(木) 12:40:46.19 ID:U1OzNwlAO
確かにヤムチャにすら勝てなそうだ、ヤムチャもワルプルギスには勝てなそうだ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 12:57:00.75 ID:CWJePfzv0
でもヤムチャは足下お留守にするからな…
19 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 15:41:13.08 ID:eUY9w8eIO
むー、テラフォの影響が強いのか虫中心になりやすいな……

予想とかは存分にしていただいて構いません。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 16:15:44.12 ID:EK57QMr5o
こら期待するしかねぇ
21 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 16:45:34.85 ID:eUY9w8eIO
パラワンオオヒラタクワガタって名前からして強そうですよね。

再開します。
22 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 16:49:43.53 ID:eUY9w8eIO

部屋が青白い光に包まれる。


ほむら「……ソウルジェムが無いわね」

ウサギ「あいつらのやり口をベースにしてるから元の衣装になれるからまずやってみろ」

氷枕から私の膝の上に乗り移る。
雪女となった私の上なら居心地が良いのだろうか。

……

ほむら「なるほど、いつもの格好ね。丁寧にソウルジェムのところに氷がついているわ」

ウサギ「そりゃお前がそこに石がついてるもんだと思うからさ」

ほむら「なるほど」
23 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 17:06:56.04 ID:eUY9w8eIO
ウサギ「次は精霊……いや、大地の巫女に変身してみな」

ほむら「なにその名前……」

ウサギ「いいからいいから!」

言われるがままに念じる。

雪の結晶のエフェクトを撒き散らし、自分の衣装が変わる。


ウサギ「んー、大和撫子〜」

水色の着物。
なるほど雪女だ。

ほむら「というかこのファーってアンゴラウサ……」

ウサギ「それ以上いけない」
24 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 18:25:35.59 ID:eUY9w8eIO

ウサギ「お前に与えた力は、雪女とアタシ、つまり雪兎の力を戦闘用に強化した物だ」

ほむら「八百万、怒りの神ってところ?」

ウサギ「そうだな。その気になれば熱湯も銀行口座も概念さえも凍てつかせる」

   「時でさえな」

銀行口座は冗談で言っているのかもしれないと思ったが、時すら凍りつかせるという辺り、嘘では無いのだろう。

ほむら「……力を使いすぎるとどうなるのかしら?」


ウサギ「……腹が減る。それと段々力が弱まる」
25 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 18:30:41.81 ID:eUY9w8eIO
ほむら「……それはお腹いっぱいになれば回復するととっていいのかしら?」

ウサギ「ま、まぁな」

ほむら「……」

ウサギ「あんま悪用すると他の精霊から殺されるぞ」

ほむら「しないわよ。私はね」

ウサギ「……精々頑張れ。アタシはあんたの中で眠ってるよ」

そう言ってウサギは私の中に入り込んで行った。
26 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 18:43:37.16 ID:eUY9w8eIO

……

ほむら「えいっ」

病院食のヨーグルトをフローズンヨーグルトに変えてみる。

ほむら「……いける」

差し込んだスプーンがシャクシャク音を立てる。
舌の上に乗った途端にヨーグルトの味がすると共に溶け出す。

……

……

試しに時を止めてみる。

盾の時間停止は自分の時間を挟み込む形だったために、燃費はそこまで悪くもなかったが、こちらは時を凍らせる……

……

ほむら「慣れって肝心ね」

電波時計を用いて、遠くまで止まっているかの確認までしたが、問題はなかった。
27 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 18:51:44.49 ID:eUY9w8eIO

それから転校の日まで、私はこの力を使いまどかの契約を阻止し続けた。

その過程で私は雪女や雪兎の力の使い方を覚えて行った。

袖の中にいつも通りの盾のように、銃やバズーカなどを隠せるようで、盾より容易に取り出すことができた。

また氷の剣や槍を作ることも可能なようだ。
袖から大量に出す様は少しかっこいいと思ってしまった。
28 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 19:10:20.20 ID:eUY9w8eIO

ほむら「ウサギの穴……?」

ウサギ「……そうだ、雪兎的にお前の時間遡行魔法は『別の世界の転校前に繋がる穴を掘って逃げる』って解釈なんだ」

ほむら「逃げるって……!」

ウサギ「カッカすんな……ウサギ的に考えたらそうなるんだから仕方ないだろ」


まだ私は砂が満タンになった時からループ起点時間への遡行しかしたことがない。
というより、できなかった。

ウサギ「脱兎の穴はどこでもあくからな。氷ほど万能じゃないけど」
29 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 19:19:36.85 ID:eUY9w8eIO


ほむら「退院は明日ね……」

いつも以上に、活動が捗る為か気分が良い。

ウサギ「あのデカブツはどれくらいで倒せる計算なんだ?あの時は負け戦として戦ってたんだろうけど」

ほむら「……もう一人二人居れば刺し違えるくらいなら行けると思うわ」

ウサギ「へぇ……」

ほむら「ところで貴方、また契約取りに行かなくて良いの?」

ウサギ「はっ?」

何かおかしいことを言っただろうか。
怒りを孕んだトーンで返答される。
30 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 19:23:49.55 ID:eUY9w8eIO
ウサギ「お前どこまでアタシらをあの淫獣と一緒にすりゃ気が済むんだよ……」

なるほどそれは怒るでしょうね。

ウサギ「それに、お前とアタシは同化しあんだよ?雪兎から雪だるまにでもなるつもり?」

ほむら「ご、ごめんなさい……」

ウサギ「全く……意識低いよね……精霊だよ?これだから箱入りは━━━━」


実年齢が何歳かもわからないウサギがクドクド話していると、看護師から通信が入る。

『暁美さん、お母様から電話ですよ?』


……こんなパターンなかった。
31 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 19:31:13.30 ID:eUY9w8eIO

私の両親は私の治療費を稼ぐ、もとい私の治療費のために背負った借金を返す為に寝る間も惜しんで働いている。

仕事の内容は聞いてはいないが、子供に顔向けできない仕事はしておらず、複数を掛け持ちしているという。

ウサギ「……」

お母さんの名前が出た途端に、ウサギは黙り込む。
何故だろうか?

32 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 19:53:29.20 ID:eUY9w8eIO

『ほむちゃん?明日退院だよね。おめでと』

ほむら「ありがと……」


仕事の疲労が無ければ、私のお母さん暁美 ユキは柳のようにのらりくらりとした人だ。
まどかの母親とは逆の意味で理想の親だと思う。
普段一緒にいられないのが本当に悔やまれるとループ前は思っていた。

『明後日から学校だよね?今度はお友達出来ると……いいね』

ほむら「……大丈夫」

少なくとも上辺だけなら……大丈夫……大丈夫。

『そう、なら良いんだけどね……』

『実は電話したのはニュースがあるからでね……』
33 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 19:55:22.39 ID:eUY9w8eIO



『借金全額返済できたの』



『それと、ほむちゃんにお兄ちゃんができるの!』



34 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 20:04:01.01 ID:eUY9w8eIO
今日はここまで。

危ねえ、ヴォジャノーイは氷じゃなくて水だった。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 20:15:44.08 ID:/mv55ucDO
乙!
お兄さん……?養子縁組か?
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/08(木) 20:40:16.78 ID:Somnk7dbo

ヴォジャノーイと聞くとバズウとデヒトでオーロラ北極点
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 20:49:56.34 ID:71utUhBA0
再婚の連れ子だったとしたら、前のお父さんはどうなっちゃってるんですーっ!?
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/08(木) 20:55:39.95 ID:7tqX5lkXo
(゚д゚ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/08(木) 23:29:58.36 ID:W62G8G0vo
ユキの元ネタって?
40 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/08(木) 23:33:19.08 ID:xlgbOEZzo
ほむらの親等は完全にオリジナル
過去作に一応出て来てるけど
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 00:13:59.39 ID:5sEBK27No
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 01:40:30.71 ID:GmNDoknDO
おりこのやつ?
43 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 08:40:48.17 ID:msXKwtgIO
まどか山救済後の世界の物語でした
あれはお父さん救済されちゃったけど

再開します
44 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 08:50:20.24 ID:msXKwtgIO

ほむら「え……えぇっ!?」


私の病気はわざわざ先進都市の見滝原に来なければならない程の重病、それを治すのに莫大なお金が必要なのは言うまでもない。

それをこんな早期に……しかも兄が出来るとはどういうことだろうか?


『一個上のアメリカ人の人なんだけどね。日本人になりないから養子にして欲しいって』

ほむら「それって……」

『それでね!彼のお金の稼いだ方法が面白いんだけど……それは直接聞いた方が良いか』

『見滝原の家に皆行くからね!お兄ちゃんが先かな』

ほむら「ちょっと!?」


切れてしまった。
45 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 08:55:40.61 ID:msXKwtgIO

ほむら「イレギュラーもいいところよ……こんなこと一度も……」

ウサギ「それより年頃の男女が暫く二人で暮らす方が問題だと思うけど」

ほむら「こんな色気のカケラも無い女に催すアメリカ人はいない……はずよ」

ウサギ「へぇ……ちなみに、この件アタシは心当たりあるけど、自分の目で確かめた方が良いか」

ほむら「気になる言い方しないでよ……」


言い草からして精霊関係なのだろう。
だからこんなに立て続けにイレギュラーが起きたのか。
しかしこれのきっかけはなんだろうか。
46 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:00:17.50 ID:msXKwtgIO


ゆま「……」


運悪く家屋に直接結界を張られ、直接食われた大人の男女の死体と、怯え蹲るそれらの子供。

杏子「ったく、弱いから使い魔かと思ったわ……この二人が食われてなかったらグリーフシードも殆ど使えないシロモンだっただろうな」

そして、屠られた魔女と屠った赤の魔法少女。

ゆま「……」

杏子「んな顔しても誰も助けちゃくれねえし、親も戻ってこねえよ」

……

杏子「……ったく」
47 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:07:56.96 ID:msXKwtgIO


そして、待ちに待った退院日だ。
待ちに待ったというのは、毎回この数日間を作業的に消化しなければならないから。


ほむら「家に帰ったら……始めて会う兄が居るんだよね……」

戸惑いのあまり、口調が元に戻る。
別に元に戻ったところでウサギ以外は聞いていないが。

ウサギ「……」

……

家に着いた。
扉を開けるとやはり大きな靴がある。

……

呼吸を整え、畳の間の襖を開け入る。
48 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:12:37.72 ID:msXKwtgIO


「Hi、ほむら。始めまして」


流暢な日本語で話しかけて来たのは、中学三年とは思えない体格の、洋画ヒーローの様な白人男性だった。


ほむら「は、始めまして」
49 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:25:40.24 ID:msXKwtgIO


「俺はフレイ、んで養子に入る前はブライトって苗字だったんだ」


……

……


聞くところによると、彼は日本贔屓の格闘家で、日本国籍が欲しいが為に地下闘技場で勝ち抜いて金を手に入れ、その金と交換でうちに養子に入ったらしい。


ほむら「でもそれって捕まらないの……?」

フレイ「俺は元々病気の子供への支援活動をしてたって言ったらまかり通ったよ」


成る程。
50 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:29:44.58 ID:msXKwtgIO

ほむら「でも……なんで私の……」

フレイ「実はマムには前に秋葉原でお世話になってよ」

   「その時の名刺からな」

……


ウサギ「ほむら、おかしいと思った?」

ほむら「え、えぇまぁ」

ウサギ「じゃあ、ウサギの目で彼を見てご覧なさい」
51 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:31:39.03 ID:msXKwtgIO

ほむらの右目が紅く染まる。

フレイ「What's?」



ほむら「!?」

ウサギ「そう、似たタイプの精霊は引かれ合うのよ」


フレイ「ほむら、どうかしたか?」
52 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:39:52.29 ID:msXKwtgIO
暁美 フレイ

ビッグフット(北米)
マンモス(北米)

全てを薙ぎ倒し、砕く。
気温が低ければ低い程強くなる。


タイの地下闘技場 無差別級 チャンピオン

熱帯地域ですらクマをも屠る力を持つ。
53 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:49:52.83 ID:msXKwtgIO


ほむら「貴方……侵略者(インベーダー)なの?」

フレイ「インベーダー……あぁ、そうだった。博物館でマンモスの精霊に取り憑かれて……」

   「雪男になったんだ」

ほむら「……成る程ね」

フレイ「おかげで大人や熊にも勝てるようになってよ」

   「精霊は宇宙人と戦う為の訓練なら仕方ないって言ってくれてるよ」


……武器無しでも、ワルプルギス戦の戦力になれるかしら?
54 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:52:48.73 ID:msXKwtgIO


小さな破裂音がなり、グリーフシードが弾ける。

杏子「偽物!?」

外側だけが崩れた結界は真の姿を表す。

趣の魔女はイタズラが成功したことを喜び笑い声を上げる。

杏子「アジなマネしやがって……」

槍を再び構え直し、魔女に向かう。
55 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 09:56:50.51 ID:msXKwtgIO
杏子「イタズラばっかで受けるのは上手じゃねえみたいだなァ!!」

連続で斬撃を加える。
血が大量に飛び散る。

杏子「おらよっ!!」



ゆま「……」


「ありゃ、マズイな。おチビさん、力を貸してやるからあの姉ちゃんに血が触れない様にしてきな」

ゆま「えっ……」
56 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 10:00:45.04 ID:msXKwtgIO
杏子「べちゃべちゃ撒き散らしてうぜえ……うぜぇ!!」


槍で血を払う。


しかし、槍で防ぎきるには限度があり、血が杏子の肌に触れんとしていた。

当の杏子は触れたら仕方ない程度に考えて居たが、ゆまに話しかけた声は危険だと言っている。


杏子「のわっ!?」

突如大きな力がかかったことに、驚く杏子。
57 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 10:07:34.45 ID:msXKwtgIO

杏子「ゆま、なにしてんだ!」

ゆまが杏子を掴んで結界の端へ移動したのだ。

ゆま「あの血は危ない気がしたの……」

血がついた槍が弾け飛ぶ。
アレが身体についていればどうなっていたことやら。

杏子「ってかお前……その格好……」


ゆま「……魔法少女じゃないよ」

猫耳にドロワーズ、尻尾付きのハンマー……ではなく、二本の真っ直ぐな触角と、長くなった脚に黒いハイソックス。
58 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 10:12:25.52 ID:izDPHfVIO
千歳ゆま

蝗(エジプト)
サバクトビバッタ(エジプト)

その脚力は人間サイズに直せば、九階建てのビルを飛び越える程。
黒く染まった彼女が通り過ぎた後に残される物は、全て枯れ果てているだろう。
59 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 10:16:39.41 ID:izDPHfVIO

杏子「……ありがとよ、カタつけてくるよ」


手の内を明かしきってしまった魔女は後は屠られるのみであった。


杏子「グリーフシードゲット……と」

ゆまの方を向き直ると、ゆまの肩に巨大なバッタが止まっている。

使い魔にしてはリアルすぎる。
それに魔翌力がヤケに澄んでいる。


ゆま「このバッタさんが力を貸してくれたの!」
60 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 10:23:13.80 ID:izDPHfVIO


まどか「……変な夢」


荒廃した見滝原の街の上空で、巨大な逆さ吊りの人形と戦う黒髪の女の子。

その女の子は見たこともない子だけど、この壊れた街が嘘のこととはなかなか思えなくて……

……

まどか「……さ、準備しよっか」
61 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 10:25:23.69 ID:izDPHfVIO

午前中はここまで。
かずマギ勢は多分かずみしか出ないです。
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 10:35:25.68 ID:3QvBRCmDO

惹かれ合うって事は、もしかしたらほむらちゃんが
アメリカに行ってる可能性もあったんだろうか?
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2012/11/09(金) 10:38:52.46 ID:ZOEHNuEAO
乙ー

フレイ(炎)・・・・・・ブライト(明るい)・・・・・・燈ちゃんか!
リーさんは!? リーさんはでるんですか!?
64 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 10:42:15.25 ID:izDPHfVIO
>>62

ヒント:暁美 『ユキ』


>>63

モデルらアッカリーンだけど、能力は説明したやつだけです。
リーさんはまだ悩んでる。
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/11/09(金) 10:57:51.90 ID:qOLUHCU90

足だけ長くなるって、バランス悪いなw
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 11:23:14.63 ID:GmNDoknDO
スタンド使いは惹かれあう
67 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 16:17:51.95 ID:AcuvCO4IO

壽屋は劣化ねんどろ出してないで自社のMGSのサイズに合う動くほむらフィギュアを作るべき

再開します。
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/11/09(金) 16:26:54.83 ID:6n4KwOYho
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
69 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 16:30:29.08 ID:AcuvCO4IO

フレイがパソコンをずっと触っている。
淡々とした表情だが、何を見ているかはプライバシーだから放っておくことにしよう。

フレイ「見てくれよ、この猫。まん丸で本当にぬいぐるみみたいだな」

……思ったより可愛らしい趣味をしている。

フレイ「……晩ご飯はおでんでも食べようか。もう、買ってきてある」

ほむら「温かい物は大丈夫なの?」

フレイ「別にメシの時は戦わないだろう?」

ほむら「そう……とりあえず製氷器に水を入れておくわ」
70 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 16:36:43.85 ID:AcuvCO4IO

フレイ「ごぼう巻きのこのぶりんぶりんした感じがたまんねえな」

ほむら「あつっ……ふぅー……」

冷気の放出自体は時間凍結や袖から刃の様に慣れているわけでは無いが、日常レベルなら使いこなせるようになった。

フレイ「大根がシャキシャキになってるじゃねえか……」

ほむら「常温にまでなら戻せるわ」

フレイ「熱いのが良いんだろうが……」


やはり中3とは思えない。
71 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 16:45:29.17 ID:AcuvCO4IO

フレイ「なぁ、ほむらは……どうして精霊と契約したんだ?」

   「俺はわからないまま契約したけど、ほむらはそうでもないんだろ?」

ほむら「……私は元は人間ではなくなっていたから」

フレイ「……どういうことだ?」

ほむら「……突然知り合いの女の子が行方不明になったり、いきなり死体で見つかったことはない?」

フレイ「いや……うーん……」
72 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 17:31:27.27 ID:AcuvCO4IO

曲りなりにも家族となる者、ましてや同居する以上隠すこともできないし、意味も無い。

私は魔法少女システムについて、そして精霊との契約により魔法少女の契約を解除できること、そしてワルプルギスの夜のことを話す。


フレイ「……つまり、行方不明の女の子の成れの果ての化け物をボッコボコにすりゃいいんだな?」

ほむら「その様子じゃ心配無いだろうけど、魔女の元の姿なんて想像しない方が良い。二度と元に戻ることなんてできないからね」

フレイ「死体の一片も残らないくらいにオーバーキルしてやるのがむしろ弔いだな」

ほむら「……それ、使えるわね」

フレイ「そうか?」
73 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 17:39:31.29 ID:AcuvCO4IO

フレイ「んでもって、三週間くらい後にスーパーセルを起こす化け物が現れる……」

ほむら「そいつを倒すことが私の目的の一つ」

フレイ「マムやダッドは知ってるのか?」

ほむら「……来た時に話すわ」

少し呆れた様な表情をした後、一呼吸おいて続ける。

フレイ「それはそうと、明日から俺も学校に行くからな」

ほむら「えっ」
74 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 17:44:59.42 ID:AcuvCO4IO
ミス

>>60はここに挿入
75 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 17:59:12.54 ID:AcuvCO4IO


ユキ「あなた、早く準備してね」

  「一本乗り逃すと夕方から夜になっちゃうから」


呼びかけられた長身に赤縁メガネの男性は、バツが悪そうな表情をして、自分のカバンの上に乗った赤いキツネを指差す。

赤キツネ「ほれ!早くせんか、ヒカル!」

ヒカル「お前が邪魔なんだけどな……」

もう一匹白いキツネがやってきて、赤いキツネの顔を尻尾ではたく。

白キツネ「どいてやりなさい。私も早くほむちゃんに会いたいのよ」

赤キツネ「鳴呼……あと二分寝れればさっきの夢の続きが見れたのに……」

ヒカル「知ったこっちゃないよ……こちとらお前の夢より娘の顔が見たいんだよ」
76 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 18:14:38.42 ID:AcuvCO4IO

暁美 ユキ

雪女(日本)
ホッキョクギツネ(ロシア)

冷気を操ることで、右に出る者はいないだろう。
足元を凍らせ、ドーヴァー海峡を歩いて渡ることも出来る。


暁美 ヒカル

狐火(日本)
ホンドギツネ(日本)

彼こそが焔。
彼が居れば燃え、燃えていることこそが彼である。

ちなみに彼が契約したのは娘と同時期。
77 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 18:20:28.27 ID:AcuvCO4IO

ヒカル「……終わったよ」

ユキ「行こっか」

荷物を軽く叩き、合図する。



狐火「もう一分だけ寝かしとくれ!」

雪狐「凍らすわよ?」

狐火「熔かすぞ」

ヒカル「行くぞー……寝るなら移動中にしろ」


赤キツネはヒカルにつままれ、カバンの中に放り込まれる。

狐火「動物虐待!祟るぞ!」

ヒカル「お前にも帰ってくるからな」
78 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 18:26:37.62 ID:AcuvCO4IO


フレイは巴さんのいない方のクラス、即ち呉キリカのいる方のクラスらしい。

何かがまかり間違っても、フレイに惚れるなんてことは……無い保証は無い。


教室の中から目玉焼きの話が聞こえる。

美樹さんは確か目玉焼きより玉子焼き派、志筑さんは卵かけご飯にソースをかける派、まどから目玉焼きにケチャップ派だった。

そして中沢君は実は卵アレルギーだったと思う。

かく言う私はハードボイルドエッグが好きだ。
昨晩のおでんで、フレイも合意してくれた。
79 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 18:36:16.13 ID:AcuvCO4IO

早乙女「さ、入ってー」

さやか「ずこー……」


早乙女先生の指示で教室に入る。


さやか「うわ……美人……」

まどか「あれ……あの子……」



ほむら「暁美、ほむらです」

早乙女「暁美さんはー、心臓の病気で入院していました。仲良くしてあげてねー」


早乙女先生の朝礼終了ムード漂う言葉で、クラスメイト達は席を立ち、ほむらの席に群がる。
80 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 18:48:16.26 ID:AcuvCO4IO

毎度のクラスメイトの質問攻めだ。


ミッション系の学校に在籍していたのは事実だが、ロクに出席していないわ、『お姉様』は男子校の春の文化祭で問題起こして退学、実質学歴は空。


ほむら「保険委員の方、保健室に案内してくれないかしら?」
81 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 18:49:18.69 ID:AcuvCO4IO
今日はここまで。

オリキャラのオンパレードの可能性大。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 18:55:04.05 ID:3QvBRCmDO
乙!
その祭りを歓迎する!
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 20:00:59.96 ID:Jw8K2kCR0

同じ種族(雪女とか)は何人居ても良いのか。
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/09(金) 20:03:15.05 ID:s/YX1t0b0
赤いキツネと緑のタヌキじゃないのか・・・
85 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 20:15:11.16 ID:WGtMr9l6o
>>83
ほむらとユキが特別なだけで、他はかぶらないと思います。というかこれ以上冷気系は出すつもりは無い。

>>84
対になっているのが夫と妻だといつから錯覚していた……?
86 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/09(金) 21:43:08.17 ID:Hyr5KiQIO
現時点未登場で決まってるのさやかと織莉キリだけだからなー、ワルプルまでに全員考えないと
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/09(金) 21:52:23.72 ID:t8GjGZ2Jo
ほむパパは火狐使いか
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/09(金) 22:57:29.38 ID:gfG+XYlBo
小ネタに出したぶんは確定じゃなかったのか
89 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/10(土) 10:09:57.82 ID:uLNsOIeFo
土日の更新はあまり期待しないでください。
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 11:34:34.40 ID:QIJHIZuC0
なぜ期待していたと分かった
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/10(土) 13:44:56.43 ID:ESNglOXT0
待ってるぜ!
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 12:02:13.85 ID:UWwSy0AIO
やっぱあやルカ出します。
ちょんまげテールに炎使いとか出さない手が無いよね。

テラフォ読んでる人はあやせが何かはわかると思うけど、ルカが何になるか乞うご期待。

マミとさやか、詢子は決まった。
93 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/11(日) 12:03:43.88 ID:UWwSy0AIO
トリつけ忘れた。

あと、あすみと杏子、織莉子は半分が決まってるけどもう半分が……

キリカは気合入れすぎた
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 12:40:06.54 ID:ZtAoGyLIO
>>1はキリカ大好きなんだろそうなんだろ
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/11(日) 12:45:26.40 ID:cCaVbF5qo
うん>>1ならそうなるってわかってた
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 13:15:01.83 ID:MGNU4Mvv0
良いぞぉ、もっとだぁ!
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/11(日) 16:03:05.63 ID:oEMGwHODO
そいえば、丸猫ってポヨの事か?
98 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/11(日) 16:27:47.29 ID:EFxq3180o
猫のモデルは元飼い猫

明日の朝から更新します。
今日はほむらの服作らないと
99 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 07:01:38.96 ID:wfp/2S8IO
言われてみればカンナとクレアって似てないこともないな……

再開します
100 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 07:07:31.84 ID:wfp/2S8IO
ほむら「鹿目まどか」


まどかが間を持たせる為に適当に話したことをピシャリと止める。


ほむら「貴方は自分の人生が尊いと思っている?」

   「家族や友人のことを大事に思っている?」


……


……


ウサギ「お前電波?」

ほむら「遠回しに忠告したまでよ」

ウサギ「あんなアホそうなツラした奴がわかるわけねえだろ!」

   「お前の隣の席の気弱なチャラ男の方がまだ頭良さそうだよ……」
101 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 07:14:39.47 ID:wfp/2S8IO

ウサギ「高跳びなら大得意だ。スーパーマリオだって真っ青だぜ?」

ほむら「跳んだ本人も青くなるから程々にして頂戴」

……

ほむら「内接する正13角形の周の長さより長いことを利用します」

ウサギ『うぉぉ……12はギリギリアウトか』

……

ほむら「ケンは言った『ジェニー、君は本物のブロンドなのかい?どうせ染めてるんだろう?』」

ウサギ『これパンティ脱がす奴だよな?こんなもん教科書に載せる?普通……』
102 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 07:19:44.75 ID:wfp/2S8IO

ある程度の優等生アピールをして、昼休み。

フレイからメールが来ている。
逐一学校生活で感動したことを書き溜めたのを送って来たようだ。

廊下から聞こえる噂がいつもは私の噂であるところが、フレイの噂が聞こえてくる。

そりゃあそうか、アレは中学生には見えない。
103 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 07:51:50.63 ID:wfp/2S8IO

放課後、まどか達とキュゥべえの接触を阻止すべくショッピングモールの改装中フロアでキュゥべえを攻撃する。

面倒なのは殺してしまえば、別の個体が出てくること。

だから適度に傷めつけなければならない。
未だに時間と水以外は実戦レベルで凍らせることができないので、魔法少女の時と同じ要領で行う。


ウサギ『なんでお前いつまでもその格好なの?アタシの着物嫌い?』

ほむら『……あいつらに第三勢力の存在を悟られるのは困るから』


手の甲につけた紫色の氷を指差す。

ほむら『ブドウジュースに力をかけたの』

ウサギ『淫獣にバレないか?』
104 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 07:59:23.73 ID:wfp/2S8IO

……


ウサギ「手の内は明かさないで済んだな」

ほむら「消火器凍らせようとしたでしょう、貴方」

   「もう最悪よ……巴さんと接触するなんて……」

ウサギ「まぁ、魔法少女に憧れちまうもんな……あの戦い方は」

目線の先には大量のマスケット銃を一斉射撃するマミの姿。

ほむら「……」
105 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 08:08:56.01 ID:wfp/2S8IO

マミ「貴方、魔女なら逃げたわ。追うなら今のうちよ」

ほむら「……私が用があるのは」

まどか達と貴方達の接触を防ぐ為に動いているのに、魔女なんて追ってどうするというのだ。

マミ「飲み込みが悪いのね、見逃してあげるって言ってるの」

こちらを睨みながら言う。
これ以上食い下がるのは建設的ではない。

ウサギ『ケッ……ヤな女。な〜〜にが見逃してあげるだ』

ほむら「全部阻止できなかった私の落ち度よ」

ウサギ『……そこまで気負うなよ。学校で警告すれば良いだろ』
106 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 08:20:42.20 ID:wfp/2S8IO

ほむら「今頃魔法少女のポジティブキャンペーン中よ」

ウサギ「でもさ、魔法少女の契約しても精霊と契約すれば解除できるし、ただで願い事叶えてWINじゃん、なんで契約しちゃダメなんだ?」

……

ほむら「……まどかの素質は膨大過ぎて、契約した瞬間暴走して魔女化、地球終了というパターンがあったの」

あの時は杏子が……

ウサギ「うげー……」
107 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 08:36:02.03 ID:9laxUaNIO


杏子「キュゥべえが宇宙人?」

イナゴ「ああ、で、俺らは宇宙人をぶっ殺したいんだ。まずは地球からな」

杏子「じゃあ魔女も……宇宙人なのか?」

イナゴ「いやいや、あれは元人間だろ?」

杏子「は?」

イナゴ「俺も他の奴から聞いただけなんだけどよ」

   「魔女ってのは魔法少女から産まれるものらしいじゃんよ」

ゆま「……あ」


衝撃的な言葉に驚きを隠せないが、さらに気になるのはゆまの何かに気づいたような言葉。


ゆま「……少女が大人になったら」

杏子「そういう風に出来てんのかよ……」
108 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 08:46:44.47 ID:9laxUaNIO

杏子「それはそうと……こいつのことだ」

  「こいつと契約したって言ったよなぁ?」

バッタ「あぁ。したとも」

不気味な顔に、顔を近づけ睨む。

杏子「てめーの契約も悪質なもんじゃねえだろうな?」

バッタ「まさか。ちょっと宇宙人ぶっ殺してくれればいいわけだし」

   「デメリットなんてちょっと小麦粉が鼻から吸いたくなるだけだし」

杏子「……なんだそりゃ」

ゆまの心配はなさそうだ。
ならば今度は自分の……
109 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 08:51:31.84 ID:9laxUaNIO
杏子「魔法少女は契約できるのか?」

バッタ「魔法少女も精霊との契約はできるけど、俺はもう契約できない。俺はゆまと一つになってるからな」

   「魔法少女辞めたいだろうし、今晩中待ってくれ。お前にピッタリのを探して来てやる」


杏子「……頼む。あたしも魔女になるのはゴメンだからな」
110 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 08:59:07.37 ID:9laxUaNIO


ユキ「……」

ヒカル「……」

雪狐「……」

狐火「zzz……」


ユキ「人身事故……」

ヒカル「自殺……」

雪狐「全身を強く強打って要するにバラバラよね」
111 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 09:04:26.80 ID:9laxUaNIO
ヒカル「強く強打ってなんだよ、馬から落馬?」

雪狐「辞めて恥ずかしい頭痛が痛くなるわ」

ユキ「……折角電車の時間も調べたのに」

狐を抱き締め悔しそうにする彼女の様はとても四十近くには見えない。

ヒカル「ホテル泊まるか……」

雪狐「こいつが起きてなくて良かった……」
112 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 09:33:37.92 ID:9laxUaNIO
午前中はここまで。

あすみはいつにしようかなぁ
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 09:50:50.34 ID:kBbjZK5s0

もしかしたら、ほむほむの盾には他にも精霊が侵入してる可能性もあるのかな?
114 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 11:30:37.96 ID:9laxUaNIO
TDSとアンソロ読み終わった。
一時間後からちょっと更新する。
115 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 12:57:46.12 ID:a8103T/IO


フレイ「皆優しいんだな、受験も控えてるのに今日俺を遊びに連れてってくれるんだってよ」

ほむら「そう……」

私は完全に警戒されたけど……


フレイ「化け物を見つけたらどうすればいい?」

ほむら「……精霊のことがバレなきゃなんでもいいわ」

フレイ「その落とすグリーフシードとやらは……」

ほむら「交渉の材料になるからとっておいて。でもそれを寄越せという女が居たらすぐに渡して頂戴」
116 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 13:12:53.57 ID:a8103T/IO
フレイ「すぐに……?なんかマズイことでもあるのか?」

ほむら「最悪攻撃されるわ」

フレイ「そう……か。まぁどんな規格外が来ても負ける気はしないんだが……」

ほむら「彼女達のプライドを踏みにじることになるわ」

フレイ「メンタルで左右されるんだったか?……ご苦労なこった」

ほむら「……私も解放されて清々してるわ」
117 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 13:34:24.28 ID:a8103T/IO


その日の夕方、薔薇園の魔女の結界で巴さんがまどか達を連れて魔法少女体験ツアーなるものをやっていた。

美樹さんの握るバットの装飾過多っぷりがなんとも巴さんらしい。


ほむら「……魔女と巴さん以外の魔翌力は無し」


監視の為についていこう。
いざとなれば私が片付けてしまおう。
時間停止をかければバレない。
118 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 13:51:46.73 ID:a8103T/IO

マミ「未来の後輩にかっこ悪いところ見せられないものね!」


壁に叩きつけられたのはわざとのようだ。
彼女はお決まりの大砲で魔女を粉砕した。


そして、グリーフシードを私に投げる。

マミ「あと一回は使えるわ。それとも人から貰うのは不服かしら?」

ほむら「……」

わざと手の甲のぶどうアイスを見せてグリーフシードを使う様を見せる。

ほむら「使い終わったから返すわ。これは貴方の物だし」

ぶどうアイスは100%のものでは無いので透き通っている。

マミ「……」

殆ど変わってないグリーフシードを見た後私を睨む。

マミ「それが貴方の答えね」

ほむら「……使い魔まで狩ったり、派手な魔法を使うなら貴方は多めに持っておくべきよ」
119 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 13:55:54.81 ID:a8103T/IO

ウサギ「ん〜〜ッ!!ヤな女!!」

ほむら「多分美樹さんも私に対して同じことを言ってるわね」

ウサギ「アンタもぶどうアイスあの場で食うくらいすれば良かったのに」

ほむら「それじゃキュゥべえにバレるわよ」

ウサギ「そ、そう……」

   「そういえばフレイは来なかったね」

ほむら「まだ遊んでるんじゃないかしら?」
120 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 14:12:36.98 ID:a8103T/IO


フレイ「嬢ちゃん、なかなか良い腕してんじゃねえか」

杏子「歴は長いからね……!」


かたや筋肉質の長身の男、かたや締まった細身の少女。
組み合った二人はほぼ互角に思える。

ゆま「なんでケンカするの!?」

バッタ「いや……あれはただの力比べだ」


フレイ「これは俺の土俵だ。本気出したらお前が負けるに決まってる」

杏子「……そう…かよ!」
121 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 14:35:30.22 ID:a8103T/IO
組んだ手を払い、後ろに下がる。

杏子「……やっぱ辞めておくよ」

フレイ「お前元々パワー型じゃないだろ」

杏子「……ああ。あたしは自分で言うのもアレだけどトリッキーがウリでね」

  「でも、こいつはあんたのと同じ様な感じでさ。力比べがしたいらしくて」

軍馬「……」


バッタ「杏子に一撃の重さが加わったら」

ゆま「なるほど……」
122 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 14:46:27.57 ID:a8103T/IO
佐倉杏子

ユニコーン(ギリシャ)
コーカサスオオカブト(コーカサス地方)


不浄は押し退け突き殺し踏み潰す。
彼女の前に道は無い。
彼女の後に道がある。
123 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 14:46:56.87 ID:a8103T/IO
続きは六時ごろ!
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 15:22:57.30 ID:Rn3KSw3L0

やっぱり出会ったかこの二人w
125 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 17:12:06.47 ID:a8103T/IO
実験が思ったより早く終わった。
再開します。
126 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 17:15:55.12 ID:a8103T/IO


通常力持ちの虫と言われたら、カブトムシとクワガタを思い浮かべるだろう。


しかし、実際は条件さえ揃えばゴキブリも同等の力を持つ。


さらに、その三つを上回る力を持つ虫、アリが居る。
127 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 17:22:29.02 ID:a8103T/IO


杏子「なんでアリじゃなくて、カブトムシかって?」

フレイ「まぁユニコーンが本命なんだろうけどよ」

杏子「そりゃさ……」


精霊との契約は、生物の細胞を埋め込む訳では無い。
よって生物学的、物理的なことの他に……


ゆま「だって何も知らなかったらカブトムシの方が強いと思うよ?」


世間一般のイメージのことが考慮される。
128 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 17:31:29.25 ID:a8103T/IO

杏子「それに、あたしはアリみたいな働き者でもないしな」

軍馬「……それとカブトムシと合わさってるからペガサスみたいに飛べるぞ」

カブトムシを模った甲冑を纏う白馬は老爺の声で言う。

フレイ「カブトムシは夜に飛ぶらしいな」

杏子「ハン、蝶よりあたしっぽいな」

ゆま「……夜に飛ぶ蝶ってゆまのお母さんのこと?」

杏子「あいつはもう消した」
129 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 17:39:12.05 ID:lJTnTNfIO
杏子「それで、あんた使い魔なんてボコボコにして何してたの?」

フレイ「ん?どんなもんかと思ってね。妹の言ってた化け物は」

杏子「あんな雑魚参考にならねえよ……あれはハンバーガーに喩えるならバンズのゴマ」

フレイ「通りで大したことないと思ったな」


杏子はため息をつき、ニヤリと笑う。


杏子「本物の魔女狩りを見せてやるよ」
130 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 17:44:59.68 ID:lJTnTNfIO
洋館の様な結界。
大小様々の絵画が大量にかけられていて、描かれた物は蠢いている。


杏子「長年の勘は鈍らないね。魔法少女辞めた今でも魔翌力探知は出来る。寧ろ自分の魔翌力が混ざらないからわかりやすいくらいだ」

ゆま「霊力って言わないと怒られるよ……」

杏子「妖力?」

フレイ「巫力?」

ゆま「もう!」
131 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 17:47:51.91 ID:lJTnTNfIO
杏子「ここの魔女は使い魔と強弱逆転してるというか、魔女が弱い代わりに使い魔が強いみたいだな」

フレイ「ほう……そりゃどうやってわかるんだ?」

ゆま「……ゆまはいることしかわかんないや」

杏子は目を閉じ、言葉を考える。

杏子「んー……密度、そう、密度だ」

フレイ「なるほどねぇ……」
132 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 17:52:11.01 ID:lJTnTNfIO
ゆま「……魔女に気づかれたよ!」

虫の知らせというのだろうか、純粋なバッタの精霊の為にその辺の力は強いようだ。

杏子「絵画から出てくるぞ。操ってるのは魔女だけど、今回は戦いが目的だ。来るのを只管ぶっ飛ばすぞ」

フレイ「こいつらは強いのか?」

杏子「微妙!」

フレイ「……今日はこいつらで我慢しよう」

ゆま「ゆまもしかして何気に初陣……?」
133 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 17:59:50.99 ID:lJTnTNfIO
杏子が変身したのはお馴染みの赤い魔法少女の衣装、それにお馴染みのパルチザン。


杏子「斬るのはこっちが良いんだよな……」

フレイ「白い奴は居ないよな……?出し惜しみせず戦って良いんだよな?」

ゆま「……居ないよ」

フレイは橙と白の毛皮のコートを、ゆまは昆虫の様な緑色の外骨格を纏う。


杏子「行くぞ、屏風の虎さんよぉ!!」
134 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 18:09:16.04 ID:lJTnTNfIO

絵画から飛び出す異形を杏子とゆまはジャンプで避ける。

杏子「鈍い!」

そして上方より斬撃、否、切断。


ゆま「それ!」

飛び上がった後、そのまま天井を蹴り第二波を避ける。

二回避けられた使い魔は怒り心頭、三度目の正直と言わんばかりにみたび突っ込んでくる。

ゆま「……シュッ!」

正面から蹴りを浴びせると使い魔は結界の壁を何枚もぶち抜きながら、さらには空気との摩擦で煙をあげながら飛んで行く。


フレイ「脚だけならあの子には勝てねえかもしれねえな……」
135 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 18:20:53.43 ID:lJTnTNfIO
フレイ「これくらいなら千切っては投げできるか?」

仲間の死を見て、攻撃の勢いを増す使い魔を正面から掴み握り潰す。

更に突っ込んでくる使い魔をそのまま地面に叩きつける

次はパンチを食らわせる。
使い魔は四散する。

フレイ「……こいつらすぐ死ぬな」

杏子「飽きたか?だったらあたしは試したいことあるし、あんたらは休んでてもいいからな」

フレイ「……わかった」

ゆまとフレイは後ろに下がる。



杏子「じゃ、いっちょ新しいのやりますか」
136 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 18:31:27.82 ID:lJTnTNfIO
カブトムシの外骨格を思わせる細身の鎧を魔法少女服の上から纏い、槍はユニコーンの長い角、そして缶切りのような刃が二本横に。

杏子「テコでぶっ壊すも良し!ぶっ刺すも良し!」

左手で太腿を軽く叩く。

杏子「んでもって……」


後ろから突っ込んでくる使い魔を蹴り上げる。

杏子「蹴っぱぐるも良し!」
137 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 18:38:06.41 ID:lJTnTNfIO


フレイ「本当に魔女はあっけないな」


魔女本体は油絵のパレット。
ゆまがワンパンで沈めてしまった。


ゆま「キックはゆまが一番だよね!?」

杏子「前はな。後ろはあたしの方が得意みたいだな、へへっ」

フレイ「ゆまも何か武器があった方がいいと思うんだけどな……」

杏子は渋い顔をする。

杏子「……まぁ出せるに越したことはねえな」
138 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 18:44:08.00 ID:lJTnTNfIO


雪狐「ホテルのテレビの追加カード、買ったのね」

  「一枚千円もするのに……」

ヒカル「女房居るのにエロビデオ見るほど暇じゃないよ……女の裸より娘の顔がみたいっての」

雪狐とヒカルは、丸まっている狐火を睨む。

狐火「はい?違うからな!?本当本当!そんなこんなところで……そんな恥知らずじゃ……」

雪狐「貴方以外誰が居るのよ……」

ヒカル「嘘付きは子供にうつるまえに治さないとなぁ……?」

狐火「ちがう!濡れ衣だ!」



ユキ「観て!伝説の駄作実写版スーパーマリオが洋画チャンネルでやってる!」

雪狐「あ、はい」

狐火「……信用ないの」
139 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 18:52:21.82 ID:lJTnTNfIO

ほむら「随分満足気ね、フレイ」

パーカーの前を開け、若干汗の染みた灰色のタントップを覗かせながら帰宅してきたフレイに声をかける。

フレイ「居合わせた二人組と魔女をボコボコにしてきたんだ」

   「赤髪のじゃじゃ馬さんと、緑髪のおチビのバッタだった」

ほむら「バッタ……?」

じゃじゃ馬は恐らく杏子、緑髪の……千歳ゆまだとしても猫ではなくバッタ……?

フレイ「二人とも精霊と契約してたよ。馬の方は元魔法少女だとよ」

ほむら「じゃあ……グリーフシードは?」

それを聞くとフレイは目を閉じ、肩を竦め……なんともアメリカンな反応だ。

フレイ「魔法少女からメシをせびるのに使うらしい。なんでもメシのアテがあるらしくてな」

……巴さんではないと良いが。
140 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 19:22:57.97 ID:lJTnTNfIO
あ、今日はここまで。
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 19:47:28.49 ID:sdM/VwxIO
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2012/11/12(月) 20:09:57.81 ID:sGdb9Qvro
乙。続きが楽しみ。
143 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/12(月) 21:45:46.99 ID:esAoSo6IO
まとめ

ほむら
雪女/ノウサギ
サバサバした女性

ゆま
蝗/サバクトビバッタ
軟派な青年

フレイ(暁美家養子)
ビッグフット/マンモス
無口あるいは話せない

ユキ(ほむら母)
雪女/ホッキョクギツネ
女狐

ヒカル(ほむら父)
狐火/ホンドギツネ
タヌキジジイ

杏子
ユニコーン/コーカサスオオカブト
寡黙な老爺
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 22:09:13.34 ID:OpGKKhCm0
乙!
メシ……ユウリか?
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/13(火) 00:23:57.07 ID:bs8tKT9Zo

なんでゆまがバッタ?と思ったけど緑つながりなのか
イナゴだと茶色っぽいイメージだけど細かいことはいいや
そして狐なのにタヌキとはこれいかに
146 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 02:15:22.27 ID:v5nzxtjoo
バッタの幼虫は緑なんです
成虫は色んな色になります
一番最初はカオルをバッタにしようかと思ったけど、どうだろうか。
モバマギを試験的に出して行こうと思う
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 02:27:48.03 ID:Km10C9Gvo
>>145
最後に脱皮して成虫になるときの、周囲の色によって茶色か緑になるんだっけ?

あと、周囲に住んでる同族の数が多いと羽を長く伸ばして長距離飛行できるようになるとかさ。
いろいろと面白い虫だよな。

一部の文化圏で地獄からの使者とか悪魔の王?(のひとり)とされるだけのことはある。
148 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 02:32:01.47 ID:v5nzxtjoo
最近まで仮面ライダーは未だにバッタだと思ってたよ……
仮面ライダーBLACKは群生相のバッタだとおもってたよ……

聖団は出るとしてもワルプル後です
149 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 11:03:12.27 ID:VCrCXB1IO
テラフォーマー三巻の表紙は弾丸アリのミッシェルちゃん!
四巻はシルヴェスター隊長かな?

再開します。
150 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 11:12:08.19 ID:VCrCXB1IO

杏子「おーい!!」

ドアを強く叩く。

杏子「グリーフシードやるからメシくれー!!」

ゆま「メシー!!」

けたたましいノック音に耐えかねて出てきたのは、これまた細身だが杏子よりスタイルの良いブロンドの少女。


ユウリ「……」

杏子「二人分だからグリーフシード二つでどうだ?」

ユウリ「こつこつ育てた使い魔が孕んだやつじゃないだろうね?」

ゆま「違うよ!」

ユウリ「……上がって」
151 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 11:19:56.32 ID:VCrCXB1IO

マミと別れてからあたしは風見野を縄張りとしていた。


風見野は魔法少女が少なく、他の街からわざわざやってくる魔法少女も多かった。


そしてユウリ……とミチルも例外では無かった。
152 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 11:25:35.76 ID:VCrCXB1IO

杏子「やっぱあんたの調理は最高だよ」

ユウリ「料理じゃなくて調理なのね」

杏子「材料はレストランに勝てない」

ユウリ「ファミレスよりは良い物使ってるからね?」

杏子「あたしだってホテルのレストランとか行ったことあるからな!?」

マミが連れて行ってくれたんだけど、今思えばマセガキも良いところだ。

ユウリ「へぇー……言うまでもない程に意外」
153 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 11:31:37.16 ID:VCrCXB1IO

出会いはこうだ。

風見野を縄張りとしていたあたしが、風見野で使い魔狩りをしていたユウリを止めた。

そこで衝突したあたしらをミチルが仲裁した。

そこから暫く三人で軽い共同戦線を結んだんだ。たまに一緒にメシを食う以外はドライな関係だった。

三人のスローガンは「助かりたい意思のある奴こそ助けろ」
言うまでもなくそのラインの見誤りが解散に繋がった。
154 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 11:35:10.22 ID:VCrCXB1IO

ユウリ「それで、なんで子供なんか連れ回してるの?もしかして子連れ狼気取り?」

杏子「いや、こいつは今の……」

ゆま「じぃー……」

杏子「相棒だ」

ユウリは目をまん丸にして、その後あたしを睨みつけた。

ユウリ「こんな小さな子が魔法少女に……?」

   「どうして止めなかった!?」

ゆま「……ゆまは魔法少女じゃないよ」
155 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 17:53:50.00 ID:JcGEabqIO
ユウリ「へっ?」

再び驚くユウリ。
漫画なら最初の方の寝返る敵みたいな驚き率だ。

ユウリ「どういうことだ?」

杏子「あたしはもう魔法少女ではないんだな」

  「……おっと、こっから先は情報料取るからな?」

ユウリ「魔法少女じゃないのにグリーフシードを手に入れた……本当どういうこと……」

机に肘をついて考え始めるユウリ。
あたしはそれをニヤニヤしながら見る。
156 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 17:58:43.80 ID:JcGEabqIO
一旦中断。

荒巻ィィィッ!!!
157 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 18:28:22.90 ID:JcGEabqIO
lainさんはあんなに働いているのに荒巻はどうしてこうも

再開する。
158 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 18:35:45.55 ID:JcGEabqIO
ゆま「キョーコなんで意地悪するの?」

杏子「バーロー……タダで教えたら上下関係が出来ちまうだろ」

ゆま「そっか、キョーコ頭良い、ゆまもそういうとこ見習わないと」


プライドに関しての配慮は抜かりない。


ユウリ「……条件は」

杏子「んー……それじゃ、あたしらにずっと美味いメシ作ってくれよ」

ユウリ「ちょっ……!アタシにはあいりが……」

ゆま「……突っ込むところ違わない?」

杏子「……そこまで行かなくとも、代金はメシだ。ただでさえメシが無いのに、力を使えば使う程腹が減るんだ」

  「魔法少女のグリーフシードとあたしらのメシはイコールだ」
159 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 18:42:21.88 ID:JcGEabqIO

ユウリ「……具体的には」

杏子「魔法少女システムの真実で一食、あたしらの力の正体で一食でどうだ?」

ゆま「安くない?」

ユウリ「……泊まっていきな。朝昼もご馳走したげる」


交渉成立だ。
160 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 19:04:48.64 ID:JcGEabqIO


深夜の公園にて、使い魔を倒し結界から出てくる巴さんを待ち受ける。



ほむら「……」

マミ「また貴方?」

ほむら「彼女達を魔法少女に誘導するのは辞めなさい」

   「特に鹿目まどか……彼女を魔法少女にする訳には行かない」

マミ「あら……貴方も気付いていたのね」

  「彼女の膨大な素質に」


彼女が気付いたのか、それともキュゥべえが気付いたのか。
どちらにせよ面倒だ。
161 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 19:11:28.20 ID:JcGEabqIO
マミ「契約するしないは彼女達の自由のはずよ」

  「自分より強い相手は邪魔ってわけ?」

  「いじめられっこの発想ね」



見当違いなことを言うが、当然私はこんな挑発には乗らない。

私は。


ウサギ『あァーッ!!ったま来た!もうこのクソガキぶちのめさねえと気が済まねえ!!!』


こっちは耐えかねているようだ。
162 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 19:18:51.52 ID:JcGEabqIO
そこから先の記憶は当然ながら客観的な物だった。
ウサギに身体を乗っ取られたからだ。


ほむら「完全にブチ切れる前に三つ言わせて貰う」

魔法少女の姿から更に、雪女の姿に変身する。

ほむら「一つ、アタシらは魔法少女じゃねえ」

   「一つ、一人で戦ってるからと後輩を引きずり込むのは、ぼっちの発想だ」

   「一つ、今ブチ切れてんのは暁美ほむらじゃねえ。お前が怒らせたのは」



私の紫色の瞳が紅に染まる。



ほむら「神(チキュウ)だ」
163 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 19:27:17.09 ID:JcGEabqIO
ほむら「観念しろよガキがァァッ!!!」

アンゴラウサギやロップイヤーなど統一感の無いウサギのディテールを揺らしながら、巴さんの顔面めがけてドロップキックを仕掛ける。

マミ「ッ!!??」



が、何者かが私を掴み、そのまま公園から去った。
私も巴さんも呆然としたまま、その衝突は終わった。
164 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 19:32:21.99 ID:JcGEabqIO

フレイ「オイ、ほむら何してんだ」

ほむら「……私じゃないわ」

ウサギ「……」


完全に反省会ムードだ。

ウサギ「仏の顔も三度までって言うでしょ?」

フレイ「仏は安い挑発はカウントしない」

ウサギ「ぐっ……」

ほむら「私が抑えてるのに合わせて欲しかったわ」
165 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 19:40:00.60 ID:JcGEabqIO

次の日、やはり病院に魔女が孵化した。

お菓子の魔女、巴さんとの相性最悪。
何としても……



マミ「信用すると思って?」


鳴呼……やはり聞く耳を持たない。

ウサギ『もう対話なんて諦めて時間凍らせて進めば良かったのにチクショー……』
166 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 19:47:24.11 ID:JcGEabqIO

マミ「ティロ・フィナーレ!!」


響き渡る掛け声と大砲の音。

魔女を貫きそこから握り潰さんとリボンが湧き出る。


さやか「やったぁ!!」

マミ「ふふっ」

得意気な顔で、生成した紅茶を飲む。


しかし腹を握り潰された魔女は押し出される形で、巨大な姿を表す。


まどか「ァッ……!!」


マミ「ぁ……」

魔女が今にもマミの頸を食い千切らんと迫る。
167 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 19:51:29.58 ID:JcGEabqIO

誰もがマミの死を確信したその時



横から熱線が差し、魔女の顔面を焼き尽くす。


吹っ飛ばされた魔女は焼け焦げた身体から脱皮し、熱線の差した方向に向き直る。


そこには狐のお面を被り、暖色の着物を着て、九本のふさふさの尻尾を生やした者が居た。


ヒカル「……」
168 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/13(火) 19:52:02.36 ID:JcGEabqIO
今日はここまで
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/13(火) 20:25:13.82 ID:YAmBXfr4o
乙!
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 20:27:23.34 ID:aT/Supse0
とーちゃんキターーー! 乙!
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/13(火) 20:36:00.90 ID:34Hv+JmOo
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/13(火) 23:21:48.72 ID:52MR3k1Eo

雪女ほむほむみてみたいなぁ
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/13(火) 23:45:38.58 ID:bs8tKT9Zo

冷気使いのくせに沸点低いなウサギww
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/11/14(水) 00:12:29.95 ID:FL5MpmVg0
>>173
雪兎だから融けやすいんだろw
175 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 08:33:15.84 ID:UooElZKIO
ガレキ組むのに夢中になって安価スレをほうちしてしまっていた

再開します
176 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 08:37:48.33 ID:UooElZKIO
狐面が最優先で排除すべき敵だと気付いた魔女は熱線を牽制しているのか蛇行しながら突っ込む。


ヒカル「……」


狐面は微動だにせず、あっと言う間に魔女に距離を詰められ


魔女に食われた。
177 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 08:52:01.86 ID:UooElZKIO
マミ「ぁ……ぁあ!!」


怯えながらも、銃を構え次なる襲撃に備える。

しかしそれは杞憂だった。

魔女が突如白目を剥き、口から煙を上げる。


ヒカル「食ったら終わりと思ったか?」


歯が融かされ鼻を貫き、中から再び狐面が現れる。

尻尾をぴょこぴょこ動かし魔女の身体を焼き尽くしていく。


まどか「あの尻尾……炎……?」
178 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 09:01:24.11 ID:UooElZKIO
火だるまになった魔女は脱皮して、その場から逃げ出そうとするも、次なる尻尾の炎に焼かれ、封じ込められる。


性質が『執着』のこの魔女も流石に生きることを諦めたのか、火だるまとなった魔女は動かなくなり、やがて結界が崩れ始めた。


ヒカル「……」


落とされたグリーフシードには目もくれず、マミに詰め寄る。


ヒカル「お前、自分が何やったかわかってるよな?」
179 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 09:16:10.18 ID:UooElZKIO
ヒカル「そこの二人の命を預かっているのに調子こいて死にそうになるとかさ」

マミは何も言い返せず、うつむいていた。

狐面を外し、露わになった顔はほむらの面影があり、それは結界入口付近に縛り付けたほむらを思い出させる。

ヒカル「それとさ、何を思ってだか知らないけど、俺の娘縛り付けたの、お前だよね?」

怒りに満ちた紫水晶の瞳がマミの動きを封じる。
マミは先程のこともあり、言葉を失っている。

ヒカル「……とりあえずさ、甘いんじゃないのかな?」

マミに背を向け、まどかとさやかの元に向かう。
180 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 09:29:22.15 ID:UooElZKIO

お面と同じような笑顔でまどか達に問いかける。


ヒカル「お前達も戦えないのになんでここに居るのかな?」

   「それと、なんであの子はうちの娘を縛ったのかな?」

まどかが恐る恐る口を開く。

まどか「ほむらちゃんがこの魔女はマミさんじゃ敵わない、この魔女は任せて欲しいって言ったら……」

ヒカル「へぇ……ほむも変わったな」

さやかが何か決心したような表情をし、口を開く。

さやか「……転校生のお父さん?」

ヒカル「ん?そうだけど」

さやか「……助けてくれて、ありがとうございます!」
181 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 09:41:40.34 ID:UooElZKIO

家に何故か美樹さんが来ている。
お父さんとお母さんは荷物を置いて、買い出しに出かけてしまった。

さやか「ごめん、あんたのこと勘違いしてた」

ほむら「……慣れっこだから」

さやかは私を信用するようになった。
正確に云うと私のお父さんを信用している。
そして同時に、巴さんに失望した。

さやか「さっき気づいちゃったんだよね。マミさんは寂しいから仲間が欲しかっただけだったってね」

   「浮かれてたのはまどかが契約するとか言ったからだろうし……」

   「でもお父さんはなんて言うか……本当にヒーローチックってか……」
182 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 09:51:29.51 ID:UooElZKIO
ほむら「……あまり巴マミを責めないであげて。それとあまり盲目的に信じないで……」

さやか「うん……それで、あんたは魔法少女が増えて欲しくないんだっけ?」

ほむら「……ええ、魔法少女の契約なんてする物ではないわ」

さやか「それはなんで……?」


……

ソウルジェムが魔法少女の本体であることを、破壊したり遠ざかれば身体は動かなくなることを話す。

魔女化のことは巴さんのこともあるので、まだ黙っておく。
183 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 10:02:11.57 ID:UooElZKIO
さやか「じゃあマミさんやあんたはゾン……あ、ごめん」

ほむら「いえ、ここだけの話、私はもう魔法少女では無いの」

菱形のぶどうアイスを噛み砕く。

さやか「ちょっ!!あんたそんなことしたら死ぬんじゃ……」

ほむら「これはただのブドウアイス」

   「訳あってまだ魔法少女のフリをしていたの」

さやか「……とりあえず、お父さんによろしく」
184 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 10:10:41.97 ID:UooElZKIO


ヒカル「俺、大人気なかったかな?」

ほむら「……いいんじゃない?」

ヒカル「まぁ命かかってたし、良いか……」

久々の家族団欒。

ほむら「でもお母さんとお父さんまでだなんて思わなかったわ……」

ユキ「までももなにも、そのウサギは元々東京に居た子だよ?」

  「この間いきなり消えてビックリしてたなー」
185 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 10:15:10.49 ID:UooElZKIO

フレイとも対面。
華奢なお父さんは少し気圧されていた。


ほむら「……巴さんのケアをしないと」

杏子に関しては心配なさそうだ。
そして……美樹さんは……。
186 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 10:18:58.44 ID:UooElZKIO


QB「君の願いはエントロピーを凌駕し……」

  「なんだい……そのソウルジェムは」


銀髪の少女は不透明のソウルジェムを見て、少女の物とは思えない笑みを浮かべる。


あすみ「……先発だーれだ」
187 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 10:25:05.42 ID:UooElZKIO


織莉子「……あれを解き放たない為には」

キリカ「また占いかい?」


パウンドケーキをかじりながら、問いかける。


織莉子「……魔法少女狩りはキャンセルです」

キリカ「わかった。臭そうだから気も進まなかったしね」

織莉子「その代わり……」



アレの元の少女に魔法少女の真実を目の当たりにさせなければならない。
188 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 10:29:21.52 ID:UooElZKIO

ユウリ「成る程ね……」


杏子「気に入ったか?」

ゆま「かっこいいよ!」


ユウリ「ちょっと派手だけど……」


   「お世話になります!」


拳から突き出した針が煌めく。
189 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 10:29:52.34 ID:UooElZKIO
午前中はここまで。
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/11/14(水) 11:09:15.90 ID:lkxerT1yo
更新ご苦労
うちにきて妹をファックしていいぞ
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 12:20:13.62 ID:Tqd9TPkd0

ヒカルさんはゴームズのファイヤーボーイみたいな感じなのかな

針ねぇ、これも虫なら黄色と黒のあの昆虫か?
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/14(水) 16:17:59.23 ID:vAiaLjBt0

拳から針は某ZECTのライダーを思い出す
193 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 17:55:44.17 ID:UooElZKIO
雪兎ほむらは描いてみたけど、着物の柄とか怠いわ。
杏子と前作のさかなは鎧が怠い。
正面からの立ち絵しか描けない勢。
大人しく乞食る

再開します。
194 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 18:06:53.39 ID:UooElZKIO
数時間前


お菓子の魔女の結界内で縛られていた私は巴さんの命を諦めていた。

しかし、結界の入口から靴音が二つ聞こえる。

その方向に目をやると、狐のお面をかぶり、暖色系の着物を着て、九本の尻尾を生やした長身が現れた。

ヒカル「ひぇー……喋る狐でも驚いてたのに、こんな不思議空間……」


微かに覚えがある。
この声はお父さんだ。

ユキ「あら……ほむちゃんじゃないかな?あそこの」

私の物より白い着物を着たお母さん。
二人ともどうやら精霊と契約をしているようだ。
195 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 18:17:54.25 ID:UooElZKIO
ヒカル「おぉ!会いたかった!」

私に駆け寄ってくる狐面。
わかっていても少し怖い。

ヒカル「……で、なんで縛られてるの?」

ほむら「……詳しいことは後で話すからとりあえず開放してくれない……?」

ヒカル「お、おう」


お父さんは一瞬でリボンを焼き払った。


ほむら「じゃあ、私はこの奥に用があるから後で……」

ユキ「奥に何かあるの?」

ほむら「……化け物が居るの」


それを聞くと両親は顔を見合わせた。


ユキ「……貴方、戦える?」

ヒカル「……ほむの為なら」


お母さんは私を抱き締め引き止め、お父さんは結界の奥へ歩いていく。
196 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 18:22:39.63 ID:UooElZKIO

ユキ「……ほむちゃん、変わった?」

  「メガネと髪の毛だけじゃなくて何か根本的なところとか」

ほむら「……うん」

ユキ「だよね、それに精霊絡みだったら戦う場所はこんな不思議空間じゃないだろうし……」

  「これは何……?」


ほむら「……お父さんにも私から話すね」
197 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 18:34:04.70 ID:UooElZKIO

私はお母さんに、魔法少女システムのことを話した。
当然ループのことを隠して、願い事の件に触れることは出来ないので、何もかも包み隠さず。


ユキ「……ループの目的のことはお父さんには話さない方が良いかもね」

お母さんは私を強く抱き締める。
涙らしい物が触れるが、とても冷たい。


ユキ「……今回は私達も居るからね」

その涙は私への同情なのか、それとも今まで何も出来なかった自分への怒りなのか。
しかし、私としてはそんなこと気にしないでくれた方が楽なのだが。
198 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 18:41:38.41 ID:UooElZKIO


お母さんから二人の精霊の力のことを聞いて安心したので、先に二人で家に帰った。

そして少しゆっくりしていると、何故か美樹さんがやってきた。

ユキ「あ、お父さんと少し買い出し行ってくるね」

美樹さんと二人で話せと言うのか……
199 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 18:46:39.29 ID:UooElZKIO



織莉子「しかし……誰が……」


キリカ「Yammm!!!織莉子の作ったジャムは美味しいね!」

   「あ、勿論紅茶も美味しいよ!」


……この子を魔女にするのは……。


この街の守護神たる巴マミは……

確かにメンタルはあまり強くなさそうだし、魔女化させるのは容易そう……

しかし、戦力として余りにも……

逆さ吊りの歯車の魔女を倒せないと結局この街は……
200 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 18:51:48.98 ID:UooElZKIO
キリカ「何を悩んでるんだい?」

あっけらかんとした表情で、キリカは私に問いかける。
キリカに難しい話をするのは辞めておきましょう……

織莉子「……たとえば私は貧困地域の理科教師です」

   「そしてここにニワトリが居ます」

   「解剖する?それとも食べる?」

キリカ「よくわからない話だな……」

   「まぁ両立しないなら……食べるだろうね」
201 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 18:58:12.44 ID:UooElZKIO
織莉子「ニワトリなら食べてしまいますよね。でも解剖の授業もしなければなりません」

キリカ「わかんないよ!解剖したいならフナでもカエルでも連れてくればいいじゃないか!」

   「難しい話はダメだー……糖分糖分」

ジャムをゼリーのように食べ始める。
これで太らないのはおかしいと思う。


しかし、フナやカエル……
魔法少女狩りで[ピーーー]はずだった弱小魔法少女がいるじゃないか。


織莉子「フナもカエルも居るじゃない……うふふ」

キリカ「うん?」
202 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:06:06.82 ID:UooElZKIO


翌日、美樹さんが私の家に駆け込んで来た。


さやか「……恭介…あたしの幼馴染の腕が治らないって」

   「現代の医学じゃ治らないって……」

ほむら「……治せるのは契約だけと言うことね」

さやか「でも……ゾンビは……」

   「っていうか流石に釣り合わない気も……」

ほむら「それで、何を相談しに来たの?」

さやか「うぅ……」
203 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:12:47.54 ID:UooElZKIO

背中を押して欲しい、もしくは止めて欲しいということだろうか。

ほむら「まず、巴マミにも相談したことがあるんでしょう?彼女はなんと言って居たの?」

さやか「……恩人になりたいのか、純粋に願ったのかハッキリしろって」

ほむら「それで、どうなの?」

聞かなくてもわかっている。
でも決めつければ彼女は怒るのでわざと聞く。

さやか「さっきも言ったけどやっぱりなんらかの……」

ほむら「だったらなるべきではないわ」

さやか「でもあいつもほっとけなくて……」
204 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:21:33.96 ID:UooElZKIO

優柔不断だ。

さやか「あたしの命とは釣り合わないけど……あのままじゃほっとけなくて……」


彼女はジョーカーを求めているようだ。


彼の腕を契約以外で治したことはこれまでのループで、一パターンだけあった。
千歳ゆまの魔法だ。

しかし、今回は精霊と契約をしている。
フレイ曰く契約したのはバッタの精霊と。
バッタにはどう解釈しても治癒能力はない。

精霊……?
205 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:24:57.00 ID:UooElZKIO

ウサギ「居るよ」

さやか「うわっ!ウサギが喋った!?」

ウサギ「あの淫獣も喋るのに今更だなお前も」

   「健康な腕があれば良いんだろう?」

さやか「う、うん」

ウサギ「任せろ」

   「でも条件があるからな」
206 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:27:43.25 ID:UooElZKIO

ウサギ「一つ、その坊主をアタシら精霊と契約させな」

   「あの淫獣と違ってアタシらは全部話す」

さやか「あんたらも契約……?」

ウサギ「一つ、お前も契約しろ。仲介料だ」

さやか「魔法少女みたいなのじゃないよね……?」

ほむら「……戦うことには変わりないわ」
207 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:29:59.71 ID:UooElZKIO

ウサギ「そして最後、過程にはガタガタ口を挟むな。文句言うなら中止だからな」


さやか「う、うん……」

ウサギ「じゃあ、今晩病院前集合な」


……


ほむら「痛みすら感じない腕を治す精霊なんて居るの?」

ウサギ「ん?治すんじゃない。新しい腕を生やすんだよ」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/14(水) 19:31:46.02 ID:gnOaYJAPo
ナメック星人かセルの精霊か
209 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:32:37.49 ID:UooElZKIO


あすみ「ちぇっ……あの青いの契約しないのか」

   「……復讐を先に済ませるか」





QB「……驚いたな、彼女の魔法は……」

  「利用できれば大量のエネルギーが見込めるね」
210 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:39:25.20 ID:UooElZKIO


病院に着くと美樹さんが先に立って居た。
何故か青っぽい灰色のウエットスーツを着ている。


さやか「先にあたしは契約しちゃった!」

   「イルカの精霊なんてちょっとロマンチック?」

ほむら「それでウエットスーツ……」
211 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:42:21.99 ID:UooElZKIO


美樹 さやか

人魚姫(デンマーク)
バンドウイルカ(日本)

イルカに鱗は無いが、人魚とは元々海棲哺乳類の見間違いである。
実はサメに体当たりするだけでサメは死ぬ。
212 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:45:44.29 ID:UooElZKIO


さやか「それで、その精霊って……」

ほむら「連れて来たわ」

取り出したのは楽譜。
表紙には夢の国のネズミが描かれている。

さやか「リトルマーメイド……?」


ほむら「残念ながら彼は王子様じゃなくて……」

ウサギ「セバスチャンになってもらう」
213 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:49:31.83 ID:UooElZKIO
今日はここまで。

セバスチャンって種類わからないんすよね。
トリニダードの赤いカニとしか言ってないし。
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 19:52:38.99 ID:hWfE/6DQ0


何だヒトデじゃないのか
切れた腕のほうから身体が生えてくるのを期待したのに
215 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 19:54:17.28 ID:kGiuBpRso
人魚姫に合わせたかった
別に仁美が鯛になったりはしません
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 20:17:13.76 ID:P2qyhiQH0
乙!
恭介も役に立てるのか?そういうタイプは久しぶりだな。
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 20:39:43.23 ID:Kdps6KnDO
テラフォって読んだこと無いけどこんなかんじなのか?
だったら買おうかな…
しっかし惑星のさみだれに近いものを感じるな…
218 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/14(水) 20:45:15.99 ID:kGiuBpRso
テラフォは全然違うと思うよ
ガンツと彼岸島混ぜて、生物要素入れた漫画
バトル好きならオススメ

テラフォ好きすぎて、雪女ほむほむ書きたくて書いた話が自然とテラフォっぽくなっただけ
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/14(水) 22:43:53.23 ID:Ze9tX49jo
雪女ほむほむがまどまどされて溶かされるシーンはよ
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/14(水) 22:46:10.39 ID:gnOaYJAPo
溶かされたら人間になるんですね。分かります
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/15(木) 01:41:30.73 ID:5OYz/A0ao
超装甲と自切再生のテラチートな世界最大のカニさんか
恭介「もう貧弱な坊やとは言わせない!」
222 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 07:13:13.43 ID:eAyEBqiIO
イワンはやっぱりチョウセンアサガオだったかー。
かぶっちゃったなぁ

再開します
223 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 07:20:45.79 ID:eAyEBqiIO

上條恭介の病室の監視カメラ等を『凍結』する。


恭介「……さやかと……誰?」

ほむら「転校生の…暁美ほむらよ」

恭介「……こんな時間に何の用かな?面会時間なんてとっくに終わっているはずだけど」

ふてぶてしい態度だが、まだ話は聞いてくれそうだ。

さやか「……恭介の本気が知りたくてさ」

   「腕、治る方法見つけてくれたんだ、こいつが」

私の肩に手を置く。
今から自切させますだとか言いにくいから、美樹さんには黙っておこう。
224 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 07:28:19.53 ID:eAyEBqiIO
恭介「現代の医学でもお手上げなんだ。研究中の機関だっていつ実用段階になるかわからない」

  「それを方法を見つけてきた?からかうのは辞めてくれよ!」

怒鳴り散らす。
完全にキている。
こういう時は相手のペースに飲まれてはいけない。

ほむら「……今一度聞くけど、音楽、好きなのよね?」

恭介「……」


私は彼のベッドにリトルマーメイドの楽譜を置き、心配そうな顔をする美樹さんを連れ部屋を後にする。

もちろん『凍結』の解除は忘れない。
225 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 07:35:32.24 ID:eAyEBqiIO
さやか「あ、あれだけ!?」

ほむら「後はセバスチャンと彼の問題よ」

   「それに……私は見たくないから」


腕がぼとりと落ちて、新しい腕が生えるところなど。


さやか「上手く行くと良いけど……」


その日は解散、彼が精霊を受け入れることを祈る。
226 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 07:41:48.92 ID:eAyEBqiIO

……


恭介「……でも少しくらい縋ったって」

動く方の手で楽譜を開く。

恭介「これ、ただのスコアじゃ……」

しかし、次のページを開いたとき、泡のエフェクトを撒き散らしながらロブスターにも見えるカニが現れる。


カニ「……君か、新しい腕が欲しい少年は」
227 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 07:47:34.76 ID:eAyEBqiIO

恭介は全てを受け入れた。

彼にとってはバイオリンが弾けない自分など、ただのモヤシ男、いやそれ以下でしかない。


カニの脚は脱皮の際に、新しい物が生える。
最終脱皮以降は再生は出来ないが、彼はまだ中学生、今後少なくとも六年程は四肢をもがれても再生することが出来る。


恭介「……これはどうしようか」

自切した左手を、自由な新しい左手で持つ。
228 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 07:53:39.96 ID:eAyEBqiIO

上條 恭介

付喪神・楽譜(アメリカ)
カニ(詳細不明)(トリニダード・トバゴ)

海底都市アトランティカお抱えの宮廷楽団のヘッド。
カスタネットの様な音を鳴らすハサミは、モンハナシャコのパンチより速く、オオエンマハンミョウのアゴより強い。
229 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 07:56:37.83 ID:eAyEBqiIO

恭介「君にもだけど、さやかと暁美さんにも感謝しないとね」

  「こんな奇跡絶対に起きるもんじゃないよ普通」


リハビリが面倒になったのか、脚も新しい物に替えてしまった。

恭介「……どうしよう本当に。カニの手脚になってるし茹でれば食べられるかな」

  「いや……無理かなぁ、うん」
230 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:07:30.11 ID:eAyEBqiIO


あすみ「なぁにこれ、面白」

   「魔女が魔法少女だったなんて笑っちゃうじゃん…ハハハッ」


倒れ伏す少女の表情は死して尚、恐怖と苦痛に歪んでいた。

QB「そう、魔法少女を魔女にする。それこそが僕らの目的」

あすみ「へぇ、きったない契約してるのね。あすみが普通のソウルジェムだったらお前のこと爆散させてるところだよ」

   「まぁ、そうじゃないから言うんだけど」

QB「君のソウルジェムについては理解が及ばないよ」

あすみ「あすみのこと知りたいの……?キュゥべえってあすみより長生きなんでしょ?もしかしてロリコン?」

QB「よくわからない話だね」
231 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:14:12.69 ID:eAyEBqiIO
QB「僕達が君達に性的興味を覚えることはないよ」

あすみ「ふぅーん……でも女の子を悲痛に歪ませるのか仕事の存在ってどんな建前つけても危ない奴だと思うけど」

QB「効率の問題だよ」

あすみ「……取引しない?」

QB「僕もそう思っていたところだよ」
232 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:19:35.91 ID:eAyEBqiIO


あすみ「あすみのクラスメイトの女全員と契約して」

QB「……?見当違いだね。第一君はまだ小学生だろう?本来の契約対象はもっと上なんだけどね」

あすみ「何それ、あすみが早熟だって言いたいの?そんなローアングルからジロジロ見て……」

   「やっぱりお前は淫獣だね」

QB「……まぁ、損にはならない」

  「わかった。それで僕の要求は言うまでも無いけど、それで君に得はあるのかい?」

あすみ「……もっと魔法少女とかお前らについて教えてよ」
233 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:24:22.15 ID:eAyEBqiIO

QB「僕と契約して魔法少女になってよ!」


「わたしは……カレシ?」


「わたしはね、早く大人になりたい!」


あすみのクラスメイトの女子は全員魔法少女となった。
各々その場の大したことない願いを叶え、適当な使い魔を狩っていた。
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 08:25:49.46 ID:lgQfaJ4DO
イブセマスジー!
235 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:27:42.17 ID:eAyEBqiIO


さやか「治ったんだ……良かった」

ほむら「受け入れたのね」

恭介「さやか、暁美さん……本当にありがとう……」

  「感謝してもしきれないよ」

  「その……僕の力が必要だったらいつでも呼びかけてくれよ」

ほむら「そうね、役には立ってもらうわ」

さやか「おーこわ」
236 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:36:02.38 ID:eAyEBqiIO
恭介「ほんのささやかなお礼なんだけど……」


バイオリンを取り出し、弾き始めたのは『part of your world』あの楽譜の一曲目だ。


さやか「……やっぱり恭介のバイオリンは最高だよ」

ほむら「……流石人魚姫お抱えの音楽家ね」

   「王子様では無いけど」

さやか「な、なにいってるの!?」
237 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:41:21.89 ID:eAyEBqiIO

ヒカル「ほむ、俺とお揃いのメガネ辞めちゃったの?」

ほむら「……目は治っちゃったから」

ヒカル「ウサギはそんなことできるのか……」

ほむら「……」
238 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:43:45.55 ID:eAyEBqiIO

ハコの魔女のことを失念していたが、昨晩巴さんが画面を見る前に吹っ飛ばしたそうだ。

フレイが残念そうに言っていた。
フレイも魔女を狩りたかったようだ。

そろそろ巴さんのことも考えなければならないのだが……
239 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:52:28.85 ID:eAyEBqiIO


こまち「ここがその見滝原?」

ひより「ここに……いるの?」

クレア「……」

エリーゼ「一刻も早く……あの子が倒されてしまう前に……あの子のグリーフシードが処理される前に……」
240 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 08:53:00.14 ID:eAyEBqiIO
午前中はここまで
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 09:18:23.15 ID:sngjWC4DO
なんか色々出て来たな。


精霊と契約したら、何だかんだで一番頑張るのはマミさんな気がする。
魂の束縛から開放され、より正義の味方に近い存在となれれば……。
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 12:26:16.79 ID:I0yxdtX40


どちらかというと戦いの運命から解放してあげてくださいお願いします、ではないだろうかTDS下巻的に考えて
243 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 16:08:22.39 ID:eAyEBqiIO
実はモバマギ組は片方は思いついてる。

再開します。
244 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 16:42:05.64 ID:eAyEBqiIO

風見野のとある小学校

五年二組 総生徒数29人、内女子生徒12人


心なしか最近女子生徒がみんなきゃぴきゃぴしている。

一方の男子生徒は面白くなさげだ。
女子生徒がきゃぴきゃぴしてるのも原因の一つだが、自分達のおもちゃが学校に来ないのが一番の原因だ。
245 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 17:25:48.58 ID:eAyEBqiIO

神名あすみ


母親に先立たれ、父親に捨てられ、養父は親としての役割は果たさないという彼女は、どんなにいたぶってもしっぺがえしがこないいいおもちゃだった。


おもちゃ


だった。



あすみ「おはよ、みんな」
246 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 17:34:42.41 ID:eAyEBqiIO

「おはよう……じゃねぇだろォォッ!!」


男子生徒のリーダー格があすみにラリアットを仕掛ける。


女子生徒は『いつものこと』と言わんばかりにスルー、男子生徒はまるでプロレスを見るかのように持て囃す。

事実このクラスでは日常茶飯事。
いつもよりイラついている為に少し強めだが、あすみが入ってくるなりラリアットから始まる暴行ラッシュはお決まりとなっている。
247 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 17:41:24.95 ID:eAyEBqiIO

しかし、今日は違った。


魔法少女のフィジカルは、弱めとされるほむらでさえ県内記録を叩き出せる程。

ましてやモーニングスターや鉄球を扱うあすみの力は、少なくとも美国織莉子と互角以上。


「!?」

あすみが男子生徒の髪を掴んで床に頭を叩きつけた。
血だまりが広がる。よく見れば他の色の液体も混ざっている。


あすみ「おはよ」

歪んだ笑みで再び挨拶。
その顔は契約前には絶対見せなかった物だ。
248 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 17:47:00.94 ID:eAyEBqiIO

仇を討つためなのか、それとも反抗したことに対する怒りなのか男子生徒数人が一斉に襲いかかってくる。

あすみ「あすみサッカーより……野球が好きかな?」

蹴りで一人を吹き飛ばし、後ろに肘鉄を入れ別の一人の鼻の骨を折る。

「!?」

男子生徒が怯んでいる間に、銀色の宝石を取り出し、褐色の花弁と水銀のエフェクトを撒き散らしゴシックロリータの衣装に変身する。
249 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 17:52:08.20 ID:eAyEBqiIO
「魔法少女!?」

「あいつもなの?」

「ってかあんたも?」


あすみ「ガッタガタうるさい……」

モーニングスターを取り出し、周りの机を叩き潰し、帽子の花弁から魔法のガスを噴出する。

女子生徒の数人がそのガスを吸い込んだ後暫く、『やめて』『お願い』などと叫びながらソウルジェムを濁らせていった。

「神名てめぇ……」


あすみ「男の子も野球できる人数まで減らそうかぁ」
250 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 17:57:06.13 ID:eAyEBqiIO
倒れ伏す男子生徒の頭をモーニングスターでかち割る。

女子生徒は恐怖で動けず、誰一人変身しようとはしなかった。
早熟気味であったあすみを除いて、このクラスの女子の素質は大したことがない。

普通の魔法少女が魔女を倒す感覚で、使い魔に挑んでいたのだ。対人最強クラスの固有魔法と、通常の魔法少女並のフィジカルを持つあすみになど敵うわけがない。
251 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 18:04:45.73 ID:eAyEBqiIO
男子生徒が一人、また一人肉塊になって行く。

ある物は鎖で頸を折られ、ある物はモーニングスターで吹き飛ばされ、またある物は吹っ飛ばされた二次災害で砕けた。


あすみ「これで野球できるかな?」

   「ボールはサッカーボールの大きさだし、女の子はサッカーチームの人数だけどね!」

乱暴に生首を掴むと、たちまちそれが褐色の金属にコーティングされ、あすみはそれをパントキックで女子生徒に蹴り飛ばす。
252 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 18:11:25.98 ID:eAyEBqiIO
あすみ「これで本当に野球できるかな」

   「でも、ハットトリック」


帽子の花弁から出るガスが強まる。
このガスはあすみの固有魔法の具現化した物……の数ある形態の内一番弱い物。

しかし、大した素質の無い者を魔女にすることは容易い。
たとえトラウマが無いとしても、恐ろしい物を見せつけられる。


教室が魔女で満ちて行く。


「な、なんであたしらが魔女に……?」

「こんなの……」

「なんだよこれ!」


あすみ「あっはははは!!!じゃあ9vs9楽しんでね!あすみはもう帰るね」
253 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 18:17:16.97 ID:eAyEBqiIO


教室の出口に固体と液体の魔法を仕掛ける。

固体は外部からの侵入を防ぐ為、液体は内部から出ようとする魔女を自滅させる為。


あすみ「退場ばっかでサッカーみたいじゃん……」

QB「そんなに野球が好きなのに、武器はバットじゃないんだね」

あすみ「ゴスロリにバットって一周回ってベタじゃない?」

QB「前例は無いね」

  「それと、ご苦労様」

あすみ「ふふん」
254 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 18:29:57.75 ID:eAyEBqiIO


人魚の巫女とカニ條恭介を味方につけることが出来た。

ほむら「まどかに関しては、恐怖で今のところ契約の意思は無いようね」

ウサギ「もっと恐れろ、そして更にあたしらを畏れろ」

ヒカル「悪役のセリフじゃないか」

ウサギ「最近の若い奴は恐れも畏れも知らないから困るんだよね」

ヒカル「まぁ……な、この間の子とか」

   「他所の子でもちゃんと叱ってやらなきゃな。この間は少し感情的過ぎたかな」


家族の温もりなんていつぶりだろうか。
ループを抜きにしても随分長く会っていなかった。
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 18:31:07.85 ID:C6KzR2/io
フルボッコにする展開好き。
256 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 18:33:50.55 ID:eAyEBqiIO

ヒカル「今日は……ホワイトソースのスパゲティか?」

ユキ「あたりー」

食欲を誘う香りをよそに、真っ先に私は持ち帰って来たカニの脚が入っていないか確認した。

ほむら「そう言えば……カニの脚は……?」

ユキ「フレイ君が持って出かけて行ったよ?」

ヒカル「あれ元は人の手脚だろ?どうするんだろうな……」


……杏子に食わせるつもりか。
257 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 18:41:04.00 ID:eAyEBqiIO

その夜、美樹さん……ではなく、さやかからメールが来た。

まどかに本当のことをあっさり言うのは危険なので、契約するなら絶対にさやかと私、そして私のお父さんに相談しろと言ったそうだ。

さやかの私のお父さんへの信頼が怖い。
確かに裏表は無いが、ただ単に私を溺愛しているというか……

ヒカル「家族三人川の字で寝ようか!」

精霊達が居る為に州の字になると思うが……

ユキ「おやすみ」

ほむら「おやすみ」


……
258 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 18:47:26.60 ID:eAyEBqiIO



QB「おや、君が来るとは以外だね」

  「しかも君が人間だったとはね……」


夜中の公園に、一人と一匹。

「……契約して」

QB「意外中の意外だね、まぁいい、願いを言うといい」

「わかった。私の願いは……身体がもう一つ欲しい」

QB「君の願いはエントロピーを凌駕した、さぁ受け取るがいい、君のソウルジェムを」


夜の公園を寒色の光が包み、少女はその色のソウルジェムを手にする。
259 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 19:01:48.32 ID:eAyEBqiIO
QB「しかしこの街にはマミが居る、獲物に困るんじゃないかい?」

  「風見野は今はガラあきなんだ、そっちに行ったら……ぎゅぷっ!?」


突如、キュゥべえが空彼方へ飛んで行く。



「キシシシシ、本来はご法度だぜ?」

「わかってる、さぁ契約だよ」




ほむら「そこに居るのは私だよ」
260 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 19:02:49.47 ID:eAyEBqiIO
今日はここまで。
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 19:08:15.36 ID:sngjWC4DO
乙!

社会の歪みが生んだバケモノ、神名あすみ。
優しさのひと欠けも与えられない環境では、ああなっても仕方ないのだろうが……。
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 19:34:45.89 ID:amTTNlN50

精霊の怒りとやらを度外視すれば、人を無限に増やす事が可能なのか?
263 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 19:57:52.51 ID:S1mj8Lsso
ほむらは魂が元より二つあったから成立してる。
魂を増やすのは少なくともニコくらいの素質が無いとダメ。
ニコは原作の魔法見て分かるとおりかなり強力な部類のつもり。
264 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/15(木) 21:52:27.74 ID:S1mj8Lsso
http://i.imgur.com/v5ACf.jpg

あくまでも私の中でのイメージの一例に過ぎないけど
雪女ほむ
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/15(木) 22:47:07.33 ID:x7+2kMI5o
ゆきみほむほむや!!
266 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 08:25:24.56 ID:t9PVAV8IO
ところどころ過去作品のネタが入ってるけど気付いてくれなくても良いです

再開します
267 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 08:32:51.09 ID:t9PVAV8IO

風見野の小学校
五年二組

生存者0名
生存魔女8体

共食いやあすみの魔法で少し減って居るが、依然と狭い教室の中を大量の魔女が蠢いている。


ゆま「ってやぁぁ!!」

ゆまが扉を蹴破って突入する。

ユウリ「うわ惨い」

杏子「メシの種が沢山あるぞ!こいつらのグリーフシードからミチルから何食たかれる?」

268 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 08:37:20.36 ID:t9PVAV8IO

魔女の気配が強いので、ユウリの力試しがてらここにやってきた。

この小学校の三年一組にゆまも一応在籍している。
虐待のせいで元々大して行って居なかったが。


ユウリ「この液体……魔法少女の魔法だな」

大きな注射器を取り出し、その液体を吸い込む。

杏子「そうなのか?呪いのエネルギーを感じるから魔女のかと思ったわ」

ゆま「魔女の物にしては確かに混じり気がなさすぎるかも……」

杏子「ゆまもわかるようになったか……」
269 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 08:43:20.80 ID:t9PVAV8IO


飛鳥 ユウリ

付喪神・注射器(本人の魔法武器)
オオスズメバチ(日本)

願いから直接齎された単一の武器を大事に使い続けた為に、付喪神が宿った。
額の三つの単眼は飾りではない。
270 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 08:48:35.46 ID:t9PVAV8IO
ゆま「……このクラスの女の子はみんな魔法少女だったみたいだね」

杏子「なんでこんなザコばっか契約して……」

ユウリ「魔女になるって本当なんだね……それを知って連鎖的に魔女化したって感じかな?」


注射器の中のあすみの魔法液を魔女の群れに噴きかける。

魔女は呻き声を上げ、のたうちまわる。


ユウリ「いや、この魔法の持ち主がやったな」

杏子「この大量の契約もそいつが手引きしたと見て間違い無いな」

ゆま「……来るよ!」
271 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 08:58:21.68 ID:t9PVAV8IO
一回り大きい魔女が突進攻撃をしかけてくる。

生前はリーダー格だったのだろうか。
それともあすみにラリアットをしかけたリーダー格男子の彼女だったりしたのだろうか。

ユウリ「……悪いね、元が女の子だろうが魔女には手加減は……しない!」

注射器を模ったガントレットから伸びる針を魔女に突き立てる様にストレートを一本。

あっという間に崩れる。

ユウリ「あれ?まだ毒使ってないのに……」
272 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 09:06:10.14 ID:t9PVAV8IO
ゆま「ごめん……ねっ!」


元々の細い脚にバッタの脚の様な外付けの物がつき、ゆまの脚力は更に人間離れする。

杏子「蹴りが強過ぎて自分がひっくりかえりそうになってるぞ!!」


魔女をサマーソルトキックで粉々にするも、綺麗に着地できず立て膝をついてしまう。

杏子「これが終わったらゆっくり考えないとな……」

パルチザンを振り回し、滑る様に魔女を解体して行く。

杏子「これ、あたしらが強くなったのもあるけど、こいつらが使い魔並に弱いのも……」

ユウリ「拳か毒のどっちかしか試せない……」
273 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 09:27:08.99 ID:t9PVAV8IO

オオスズメバチの毒は高等生物になればなるほど様々な種類が効く様になる。

それを精霊や魔法少女システム的に考えれば、魂が高等であればある程効きやすい。


ユウリ「……落ちてた毒の方が効くね」

精霊の力は元来魂の燃えカスの魔女と戦う物ではない。
ましてや元より精神がまだしっかりできておらず、単純な思考回路で動いて居たのだ。
ランクの低い毒しか効かないのも頷ける。


杏子「でも弱いからそれでも死ぬのな」

ゆま「ゆまもキック以外の技欲しいな」
274 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 09:32:28.92 ID:t9PVAV8IO
杏子の『馬の後ろに立つとやられるアレ』が最後の魔女を仕留める。


ゆま「グリーフシードいっぱいだね」

ユウリ「容量には期待してなかったけど、クラスメイトを食べて普通の弱めの魔女くらいにはなったかな」

杏子「とっととズラかるぞ。ゆまの担任に見つかってもマズイ」

ゆま「ミチルのところ行くの?」

ユウリ「会ってくれると良いけどね……」
275 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 09:43:26.99 ID:t9PVAV8IO


ほむら「おはよう……」


フレイがカニ條の脚を持って机に突っ伏して寝ている。
どうやら杏子達とは会えなかったようだ。
お母さんもお父さんも未だ寝ている。


ほむら「……寝かせておこうかな」

一人で朝ごはんを食べ、学校へ向かう。
昼休みに巴さんと話そう。

ほむら「いってきます……」

寝ているとは言え、いってきますを言える相手が居るのは嬉しい。
いつぞやの時間軸で杏子を住まわせて居た時以来、複数居るのは二周目でまどかの家に泊まった時以来だ。

……


「キシシシ、いってらっしゃい」

ほむら「その小物っぽい笑い方どうにかならない?」

   「いってらっしゃい……『私』」
276 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 09:53:40.69 ID:t9PVAV8IO


織莉子「ねえ、キリカ」

キリカ「なんだい?織莉子」

フレンチトーストを糖衣で包んだ物を頬張りながら、キリカは私に目線を移す。

織莉子「神名あすみと言う魔法少女、銀髪に赤いランドセルもしくはゴスロリ衣装の小学生が居ます」

キリカ「小学生が魔法少女……?エグいね」

織莉子「彼女と協力関係を結んで来てもらえませんか?」

それを聞くとキリカは少し不機嫌な顔をする。

キリカ「……そいつじゃなきゃできないことでもあるのかな?」

戦闘特化のキリカでは殺害はできても、魔女化させることはできない。
彼女の魔法なら恐らくそれが出来る。

織莉子「……そうなるわね」

キリカ「……わかったよ」
277 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 09:59:01.27 ID:4teQITCIO

キリカ「もし、突っぱねられたりしたら?」

織莉子「……戦闘は回避して。彼女の『戦闘力』は私程度だけど、私以上に厄介な魔法を持っている」

キリカ「私じゃ力不足だってことかい?」

織莉子「いえ……貴方が戦ったら殺してしまう」

キリカ「……わかったよ。あと……向こうに出す条件とかは私が適当に考えておく」

織莉子「……ごめんなさい」
278 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 10:03:01.41 ID:4teQITCIO

キリカ「謝ることなんてないよ。私は織莉子の為に居るんだから」

紅茶を飲み干し、口の周りを拭き取り私の元へやってくる。

キリカ「だから織莉子も私の為に……」

織莉子「朝日が差してますよ……?」

キリカが私の首筋に口付ける。

キリカ「そんなヤワじゃないさ」

織莉子「お願いね……私の吸血鬼さん」
279 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 10:07:45.13 ID:4teQITCIO

ほむら「おはよう」

中沢「おう、おはよう」

机に荷物を置き、さやかの机に向かう。


さやか「おはよ。恭介も来てるよ」

恭介「おはよう暁美さん、カニの脚の処理任せちゃって悪いね……」

さやか「……アレ食べたの?」

ほむら「まさか」

恭介「だよね……本当ごめん」
280 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 10:13:56.46 ID:4teQITCIO

脚も完治したので退院が早まり、更に精霊絡みの連帯感でさやかにも連絡が行き届き、更に朝から一緒に居る。

ここまで上手く行くことがあるだろうか。
ある意味恋人になるより良い展開、たとえ志筑さんが余計なことをしても、それ以上の信頼があるからだ。


まどか「ほむらちゃん……おはよ?」

ほむら「……おはよう」

まどか「その……さやかちゃん…契約したのかな?」

ほむら「……していないわ。嘘だと思うなら彼女の爪を見てみなさい。魔法少女ならマークが浮き出ているから」
281 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 10:39:45.69 ID:4teQITCIO


……まどかに精霊の存在がバレかねない。
精霊に危険性は無いとは言え、私はまどかを戦わせたくない。

出来れば無関係でいて欲しい。


まどか「じゃあ上條君の腕は……」

ほむら「さぁ……上條君が知ってるんじゃないかしら?」

   「必ずしも奇跡はキュゥべえによって起きるわけでも無いわけだし」

まどか「そっ…かぁ……」

   「そういえば……ほむらちゃんのお父さん……」


しまった。
282 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 10:43:42.51 ID:4teQITCIO
午前中はここまで。

大波乱の予感を一人で勝手に感じてます。
要するに珍しく先の方までストーリーが決まっています。
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 10:52:07.62 ID:vN0N/5iIO
うっかりほむほむ
乙!
284 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 11:48:09.15 ID:4teQITCIO
今になって『こまち』小吉というネタを思いついた
(テラフォのオオスズメバチの人、一巻の主人公)

だがユウリがオオスズメバチなのはメガほむのが決まっていた時点で決まっていた
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 13:19:30.57 ID:DgAUfWCx0
アレか、上条は脱皮で一皮剥けた感じか
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 14:19:14.63 ID:WatMi6oE0
皮かむったままだろうけどな
287 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 16:28:38.18 ID:4teQITCIO
オビツ11ボディとヤスリとフエルトと手芸用ボンドがあればねんどろいどほむらの首が余っても大丈夫!

再開します。
288 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 16:32:07.52 ID:4teQITCIO


マズイ。


仮面を被るなら最後まで正体を隠して欲しかった。

まどか「ほむらちゃんのお父さんは……どうして戦えたの?」

ほむら「……さぁ」

とぼけよう。

ほむら「もしかして、貴方戦闘狂か何かなのかしら?」

そして話題を逸らそう。
289 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 16:45:18.37 ID:4teQITCIO

まどか「ちがうよ!……ただ、魔女とかのせいで傷つく人が居るなら放っておけないなって……」

ほむら「……巴マミや私じゃあそんなに頼りないかしら?」

まどか「そんなこと……でも……」

ほむら「それに、この間の巴マミ……私のお父さんが助けていなかったら死んで居たわよね?」

   「もし貴方が死んだら何も知らない貴方の親はどうすればいいの?」

まどか「う……」

ほむら「貴方には十分に考える時間がある。何もかもよく考えるのことね」

   「それが……世間一般に云う契約よ」
290 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 16:50:57.31 ID:4teQITCIO

勢いだけで押し切った詭弁だ。
しかし、投げたブーメランは当たれば戻って来ない。


さやか「あれ?まどか、どうしたの?」

まどか「ううん…なんでもない!」


ちゃんと聞いてくれるとありがたいのだけど……
いつも私に対しては話半分で聞いてる節がある。
どんなに忠告しても……


中沢「暁美さん、なんか……先輩が来てる」


向こうから来るとは。
291 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 17:08:56.32 ID:4teQITCIO



マミ「この間はごめんなさい……貴方の忠告を聞いていれば貴方のお父さんの手を煩わせることも……」

ほむら「……そうね。私のお父さんがまさか戦えるなんて知らなかったし、貴方が今生きているのが不思議なくらいね」

巴さんは更に縮こまる。
しかしここで優しくしては爆弾を抱えかねない。

マミ「確かになに一つ不自由していない人が魔法少女になるのは……」

ほむら「ええ、あの時私が言ったのはそういうこと」

   「この後鹿目まどかは何かある度に契約の願いを使うという選択肢が頭をよぎるかもしれない」

マミ「……教えた私の責任になるのね」

ほむら「そうなるわね」

ごめんなさい、必要以上に冷たくして。
でもこれくらいしておかないと……
292 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 17:19:48.63 ID:4teQITCIO

マミ「ところで……暁美さん……お父さんは何者なのかしら?」


貴方も聞くのね……

周りにキュゥべえが居ないか確認し、時間凍結をかける。


マミ「あら?……周りが……」

ほむら「これが私の力よ」

   「今世界中で動いているのは私と貴方と、このウサギだけ」

眠りこけるウサギを体内から抱き上げる。

ほむら「私はこのウサギと契約し、同化し雪女になったの」
293 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 17:34:45.88 ID:4teQITCIO
マミ「じゃあ貴方は元々魔法少女では……」

ほむら「……魔法少女のことは全て知っているわ」

元は魔法少女だが、今、契約解除ができることをキュゥべえに知られるのは都合が悪い。

マミ「それで……」

ほむら「そして私の家族全員が他の力を持っているわ」

   「この力は秘密裏にされているもの。決して口外してはならないわ」

マミ「そんな秘密の力を私を助けるために……貴方のお父さんには謝っても謝りきれないわ……」

ほむら「……」


キュゥべえにもお父さんの力を見られて居たんだった……
294 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 17:43:00.67 ID:4teQITCIO


放課後は真っ先に家に帰ってきた。

ほむら「ただいま」


ジーンズにクロスステッチで絵柄をつけているお母さんは私に顔を向ける。
何やらキョトンとしている。


ユキ「……?」

  「あれ?制服着てたっけ?」

  「それにお父さんは?」


ほむら「えっ」
295 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 18:01:33.80 ID:4teQITCIO


キリカ「条件は……」

あすみ「女の子一人に魔女化を見せ付ける?そんなのお安い御用だよ。winwinだしね」

キリカ「でもタダというわけには……」

あすみ「だよね吸血鬼さん。タダだと上下関係ができちゃうからね」

それを聞いてキリカは咳払いする。

キリカ「……どこで知ったのか知らないけど、私を吸血鬼と呼んで良いのは織莉子一人だ」

あすみ「あれ?八重歯で黒い格好だからそう呼んだだけなんだけどなぁ」

あすみはいやらしい笑みを浮かべる。
本当は『面白いネタを見つけた』という意味の笑みだが、キリカには『カマかけてやったら引っかかりやがった』という風に映った。
296 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 18:10:07.34 ID:4teQITCIO

キリカは軽く歯ぎしりする。
あすみはそれを軽く鼻で笑う。

あすみ「条件ねぇ……」

   「何か面白い話、持ってきてよ」

キリカ「面白い話……?」

あすみ「あすみの義妹の双子がごちゃ混ぜのフランケンシュタインになったとか」

   「汚職を傘下の議員になすりつけた議員がその議員と同じ死に方するとか」

   「淫じゅ……キュゥべえがブチ切れて泣き出して恐怖に震えるとか」

キリカ「……善処するよ」


キリカはシナモンの木片を咥え去って行く。

あすみ「最後のは見てみたいかも」
297 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/16(金) 18:12:05.21 ID:4teQITCIO
今日はここまで。

ほむほむは今回はおバカ目にしてます。
298 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/17(土) 09:32:20.97 ID:ke55uY/no
土日は多分お休みする。
月曜の朝七時ごろから再開すると思う。
そして月曜はテラフォ三巻発売日だな。

今のうちわかりにくいところあれば質問どうぞ
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/17(土) 11:06:00.16 ID:/CzI24HUo
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/17(土) 11:14:53.29 ID:Y8qslpb8o

魔法少女形態に変身すんのと、
巫女形態に変身すんのと、外見以外で何か違いあるの?
301 :八戸[sage] :2012/11/17(土) 11:31:45.88 ID:aUP6FY+y0
これで下がる?
302 :八戸 [[sage]]:2012/11/17(土) 11:33:00.50 ID:aUP6FY+y0
これで下がる?
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 11:33:02.66 ID:2lSNRhek0
盾の有無とかじゃない?
304 :八戸 [sage]:2012/11/17(土) 11:34:08.92 ID:aUP6FY+y0
ありがとう
305 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/17(土) 11:42:21.94 ID:ke55uY/no
魔法少女程度の力しか出せなくなる
収納は左の袖からしか出せなくなるし、時間は全世界凍結しかできないし、ウサギの穴ももループ起点遡行しかできない

理由付けとしては魔法少女の力に対する思い込みのせい
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/17(土) 11:45:12.54 ID:Y8qslpb8o
制限付きってことか
巫女なら全解放と
じゃあ魔法少女形態になる意味は、特にこだわりがあるんでもなければゼロだな
なんか消耗するわけでもないようだし
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 12:17:50.28 ID:2lSNRhek0
カモフラにしかならんな
308 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/17(土) 12:30:36.43 ID:ke55uY/no
カモフラくらいだね、うん。
そのカモフラがかなり成功してたけどお父さん登場とメガほむ契約で引っ掻き回されたけど
309 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/17(土) 17:01:25.56 ID:/7sVrqEIO
急遽移動時間が出来たので更新
310 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/17(土) 17:05:17.96 ID:/7sVrqEIO


ほむら「お父さん……?迎えに来るとか言ってた?」

ユキ「え?一緒に出かけなかったっけ……」

お母さんはこめかみに人差し指を当て考えている。

ほむら「今日はお母さん達が寝てる間に朝ごはんを食べて学校に行ったよ……?」

ユキ「えぇ…?……ほむちゃん起きたのって最後じゃなかったっけ?」

  「というか学校は休んだんじゃ……」


……

どういうことだ。
311 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/17(土) 17:32:55.64 ID:X+yJ/7kIO

お母さんの話では、私は熱を出していて昼間まで寝込んだ後、ご飯を食べて、お父さんと病院に行ったそうだ。


ほむら「……」

ユキ「あと三つ編みと眼鏡、また辞めちゃったの?」

  「あの眼鏡似合ってるのに……」

どうやらお父さんと一緒に三つ編みに眼鏡の私が居るらしい。


ユキ「 そういえば……」

  「ウサギに戻したのね」

ほむら「!?」
312 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/17(土) 17:35:42.37 ID:X+yJ/7kIO
移動時間終わっちゃった、今日はこれだけ。
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/17(土) 18:09:08.56 ID:/CzI24HUo
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 20:50:00.91 ID:BSoQsvv40
ドッペルと勘違いされそうw
315 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 07:05:00.70 ID:El4N4cTIO
気が早いですが次回作は
まどか「ほむらちゃんが厨二臭い……」さやか「……」

杏子「Hey,slim」ユウリ「あたしのことか?」
の鬱もの?二本を予定してます。

再開します
316 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 07:19:16.12 ID:El4N4cTIO
お母さん曰く、眼鏡の私は聖霊を隠して居たが、時折趣味の悪い笑い声を上げていたという。

ユキ「変ね……」

お母さんは思ったより楽観的だ。
しかし、二人を目の前にしてしまえば慌てるのは間違いない。

ほむら「……少し出かけてくる」

ユキ「あ、お父さんにグレープフルーツジュース頼み忘れちゃったから買って来てくれない?」

ほむら「わかった……」
317 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 07:25:46.06 ID:El4N4cTIO

もう一人の私の正体はなんなのだろうか?

ウサギ「ループし始める前のお前の格好してんだよな」

ほむら「正確には『約束』の前の私ね」

現在わかっていることは、姿と、熱が出ていること、そして精霊が趣味の悪い笑い声をあげることだけ。

ウサギ「考えられるのは三つ。ウサギの穴から飛んで来た別の世界のお前、精霊の力を使ってお前に化けてる何か、それ以外だ」

ほむら「それ三つって言えるの?」
318 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 07:51:12.24 ID:El4N4cTIO


ほむら「お父さんはお酒もタバコもやらないけど、一つだけ……」

   「コーヒーにこだわって居る」

ウサギ「コーヒーショップで離れる隙に、接触するのか」

ほむら「何者なのか、何が目的なのかを確かめなければならないわね」


商店街の隣の通りのコーヒーショップに向かう。
行く機会があまり無かった為に上手く辿り着けるかはわからないが。
319 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 08:00:22.72 ID:El4N4cTIO

コーヒーショップのある通りに出る。
様々な食べ物の匂いが混ざって、少しお腹が痛くなりそうだ。

ウサギ「あー、居るな」

大きめのセーター、明らかにお父さんの物、紺のそこそこ長めのスカート。
服のセンスも私だ。

こちらに気付いたのか、申し訳なさと怨みの混じった目で少し見ながら目を逸らされる。

軽く咳払いし、彼女の元へ早足で歩み寄る。
320 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 08:08:43.94 ID:El4N4cTIO

ほむら「……こんにちは」

怯えた目、その中にも少し怨みが垣間見ることができる。

眼鏡ほむら「……、こんにちは」

少し目を閉じた後強い声で返してくる。
これなら早め早めに話しても良さそうだろうか?


ほむら「いきなり核心つくけれど……」

   「貴方何者?」

それを聞くとかなり嫌そうな顔をして答える。

眼鏡ほむら「……本来居るべき暁美ほむら」

     「貴方が来なければ居た暁美ほむら……!」
321 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 08:16:59.73 ID:El4N4cTIO
その目は怒りも含み始めていた。

???「キシシシシ!親父がそろそろ帰って来るぜ?」

眼鏡ほむら「……振り子の方の部屋に学校の荷物は置いておくから、そっちに取りに行って」

ほむら「ちょっと!待ちなさ……」


会計に立つお父さんの元へそそくさと行ってしまった。


ウサギ「まるでお前が偽者みたいな話し方だったな」

ほむら「……」
322 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 08:26:44.47 ID:El4N4cTIO
ほむら「……グレープフルーツジュースだけ買って、あの子が振り子の部屋にくる前に家に帰るわよ」

ウサギ「あいあい」

人通りが少ないので、霊力を使いスケートの様に滑りながら酒屋に駆け込み、グレープフルーツジュースを買い、再び滑りだす。

ウサギ「全然関係ないけどさ」

ほむら「……何かしら?」

ウサギ「千切りキャベツを山の様に食べたくならないか…?」

ほむら「……」
323 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 08:36:41.01 ID:El4N4cTIO


ユウリ「辞めなって!」

ゆま「この衝動は抑えられない」

鼻にストローを差し込み、薄力粉を吸い込む。
バッタは肉食だが、蝗害は作物を食い荒らすことが代表的被害。

杏子「そういうお前もさっきから冷凍のエビばっか食ってんじゃねえか、せめて調理しろよ」

ユウリ「これが一番近いんだよね、何にとは言わないけど」

ゆま「キョーコも哺乳瓶でシロップ吸うの辞めなよ」

杏子「この衝動は抑えらんねぇ」

ゆま「だってさ」

ユウリ「あたしの胸見て言わないで?」
324 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 08:43:42.62 ID:El4N4cTIO

さやか「恭介、ふえるワカメ食べても髪は黒くならないよ?」

恭介「そういうさやかこそ、そんな魚食べても貴方は良くならないよ?」

さやか「余計なお世話だよ!?」

恭介「第一、食べ方が頭悪そうだよね」

  「いくらイワシとは言え丸呑みはどうかと思うよ」

さやか「恭介もピンセットで一つずつつまんで水で戻しながら食べるの辞めなよ」


恭介「僕じゃなかったら絶交ものだよ」
さやか「あたしじゃなかったら絶交ものだよ」

……

上條家の和風ダイニングにアメリカンな笑い声が二つ立ち込める。
325 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 08:54:54.66 ID:El4N4cTIO


ほむら「……来たわね」

齧っていた人参を凍らせ砕いて口に流し込む。

眼鏡ほむら「……やっぱり居ましたか」

ほむら「いろいろ聞かせて貰うわ」

眼鏡ほむら「……」
326 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 08:55:26.06 ID:El4N4cTIO
午前中はここまで。
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 09:10:33.10 ID:3wosUDiDO
魂の出会い……メガほむからすりゃあ、間違っちゃいないんだよね、クーほむが偽物って。

それと精霊の面白弊害って、欲しくなったものがアレルギーだったらどうするんだろ?
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 10:24:26.51 ID:Q8V5qW7k0
ヴァルバトーゼ「(イワシ……!)」


ウサギに餌食わせんの楽しかったな〜
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/19(月) 12:44:58.52 ID:jddbEBiWo
とりあえず、さやかと恭介はもう結婚しろよお前らwww
乙!
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 13:09:51.86 ID:B4L7vsvuo


うぜえ、このバカップルうぜえwwwwwwwwwwww
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 13:31:22.47 ID:UBFjGR1O0
HAHAHAHAHAHA〜wwww
332 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 13:59:06.65 ID:El4N4cTIO
誤字発見

貴方は良くならない→頭は良くならない

これに対するモチベもかなり燃えてるけど、次回作二つにもかなり燃えてる
今回はノンストップでいけそうだな
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 17:03:30.47 ID:4gA/WBc7o


メガほむの精霊はなんだ
カイウサギとかか
334 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 17:27:38.06 ID:El4N4cTIO
テラフォ三巻買った
軍曹無双かっこ良いね、アッパーで頸ボシュとか

再開します
335 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 17:34:29.53 ID:El4N4cTIO

眼鏡ほむら「私は本来居るべきだった暁美ほむらそれ以上でもそれ以下でもない」

言っていることはわかるが、それにしては随分強気な気がする。

ほむら「身体がもう一つあるのは、貴方は一旦キュゥべえと契約したのね?」

眼鏡ほむら「……そうだよ、それでその後すぐこの子と契約して……」

     「あ、大丈夫。キュゥべえには見られてないから」

……どこかで覚えのある態度だ。
それにしても……

ほむら「……貴方どこまで知っているの?」
336 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 17:42:03.43 ID:El4N4cTIO

それを聞くともう一人の私は、少し悲しい目をした後、口を開いた。

眼鏡ほむら「……全部知ってる」

     「貴方が繰り返してたことも、繰り返すきっかけも、繰り返した中で起きたことも」

ほむら「そう……」

眼鏡ほむら「だから私は貴方のことを邪魔したりはしないよ」

     「学校には貴方が行けばいい。友達が居ればそれは貴方がつくりあげた関係だから。でもね……」
337 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 17:45:22.07 ID:El4N4cTIO


眼鏡ほむら「家族だけは譲ってよ」



338 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 17:56:38.82 ID:El4N4cTIO


眼鏡ほむら「今まで独りでループしてて寂しいのはわかるよ」

     「でもそれは私だって同じ。貴方がループしなければずっと世界から爪弾きにされて……」

     「ループしたらしたで、世界が滅びてるもしくは近いうちに滅びるかもしれない」

     「だからお願い……どうか家族だけは……譲ってよ……私だって……べっこで生きてるんだよ?」

ほむら「……」


泣き崩れる彼女に私はこれ以上、何かをいうつもりにはなれなかった。
339 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 18:02:30.76 ID:El4N4cTIO

???「んだよぉ、昂ぶって泣いちまったのかぁ?だったらこっからは俺様が話してやるよ」


姿を隠した精霊が喋り始める。
小物臭が凄いが、魔法少女が残酷なシステムでできている世界、恐らく小物ではないだろう。

???「お前も納得いってないんだろ?キシシシシ!」

ほむら「……」

???「わかるよわかる、家族なんてそんな簡単に手放せるもんじゃねぇ。俺様もアネキが消された時はブチ切れて危うく射殺されるところだった」

   「だ、か、ら……」
340 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 18:09:56.00 ID:El4N4cTIO



???「決闘しろよ」



ウサギ「ッ!!!」

   「お前!!」

ウサギが激昂する。相変わらず沸点が低い。自分の頭を冷やすことは出来ないのか。

???「お前がもし譲らないってなら、明日の夕方河川敷で待ってるから来いよ」

   「言っておくが俺様達は強いし、お前らの手の内も知っているからな」

それだけ言うともう一人の私を無理矢理動かし、部屋を出ようとする。

ほむら「待って!」

眼鏡ほむら「……何」

ほむら「これ、お母さんから頼まれたグレープフルーツジュース……」
341 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 18:19:15.96 ID:El4N4cTIO


ウサギ「ほむら、どうすんだ」

ほむら「……あんなの見て断れるわけないじゃない。それに平気よ。私は今まで独りで暮らして居たんだし……」

   「それにさやか達だって……」

ウサギ「……そうか」

……

ウサギ「なぁ」

ほむら「……人参ならもう無いわよ」

ウサギ「いや、あいつの精霊ってなんなのかなって」

ほむら「さぁ……ヒントが射殺だけじゃあね」

ウサギ「シカか何かかね?」
342 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 18:25:24.83 ID:El4N4cTIO


眼鏡ほむら「……グレープフルーツジュースとグレープフルーツサワーじゃ全然違うよ。買い直しか……」

???「お前熱あったことになってなかったっけ?」

眼鏡ほむら「……そういえばそうだったっけ」

トボトボと酒屋へ歩いて行く。
先程のやり取りを引きずっているのもあって歩幅は狭く歩調も遅い。

???「……オイ、魔女の結界だ。ひと暴れさせろ」

眼鏡ほむら「……わかった」
343 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 18:37:02.29 ID:El4N4cTIO

目が眩むほど真っ赤な結界。
緑色の軍人のオモチャのような使い魔がわらわらと動いている。
大きさは三十センチ程。

眼鏡ほむら「趣味悪いって言うか、人間赤い部屋に閉じ込められたら気が狂うって本で読んだよ」

???「こんな雑魚シカトしてけ。本体ぶっ叩きゃ消える」

目を閉じながら結界の奥へ進む。
使い魔にぶつかろうがすり抜ける。
まるで何も無いかの如く。
344 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 18:42:18.45 ID:El4N4cTIO

???「大したことないと思ってたけどこの魔女随分長生きだな。キシシシシ!使い魔が成長して結界の中に同じのが二体もいやがる」

眼鏡ほむら「いいよ、勝てないことはあっても負けることはないから」

???「腹は減ってないか?」

眼鏡ほむら「アレだけは絶対食べないからね!」

???「えぇー、うめえのに」

眼鏡ほむら「絶っっっっ対無理」
345 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 18:47:38.91 ID:El4N4cTIO

鎧を着た操り人形が剣を持ってこっちを見ている。

???「奴さんだな。俺様がやる?お前がやる?」

眼鏡ほむら「私がやるよ」


髪の一部が硬質化する。

戦闘体制に入ったのを察して、魔女も襲いかかってくる。

???「操り人形のクセに本体は人形だな。ってか操られてるわけでもないな」
346 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 19:19:08.62 ID:El4N4cTIO
眼鏡ほむら「先手は譲ってあげます」

???「手の内見たいだけだろ」



目の前から突如魔女が消える。
斬撃の音を少しだけ立てた以外に音は無い。

眼鏡ほむら「速い……!」

???「後ろだ!背中合わせに……」


眼鏡ほむら「え」
347 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 19:20:43.01 ID:El4N4cTIO



次の瞬間見たのは、自分の身体の断面。


刀を納める音が聞こえる。



眼鏡ほむら「……なんてね」
348 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 19:24:20.91 ID:El4N4cTIO
水槽に垂らした牛乳の様に、もわもわと散って魔女の横に元の姿で現れる。


眼鏡ほむら「他の人だった死んでたかもね」

???「手の内なんて探るよりやっちまえば良かったのによ」

魔女に手刀を叩き込むとそこから煙をあげて崩れる。

???「もう一匹行くか」
349 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 19:30:15.20 ID:El4N4cTIO
???「あっちが本体っつーか、オリジナルか」

眼鏡ほむら「さっきのより強いんだろうけど、手の内わかってるからな……」

結界内を移動する。片方が死んだことにより地形が変わっている。


眼鏡ほむら「この辺りかな?」

一際大きな扉を開けようと手を掛ける。
その時、首筋に冷たい感触を覚える。



こまち「ちょっと待った、ここの魔女に手は出させないよ」
350 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 19:30:49.75 ID:El4N4cTIO
今日はここまで。

メガほむもったいぶりすぎィ
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/19(月) 19:46:31.77 ID:jddbEBiWo
乙!
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 20:01:11.92 ID:3wosUDiDO
乙乙!
家族は譲れと言うが、どのくらいなんだ?
ちょっとでも関わっちゃダメとか、そんな厳しい線引きなのか?

“こまち“って聞くと、どうしても東方のこまっちゃんが浮かんで来る。
353 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/19(月) 20:10:35.34 ID:syZwVqyIO
ほむらの性格上一切関わるなとかはいわないと思うけどその辺は各々感じたように

あとカイウサギではないです。
予想とかしてくれても全然構いません。
テラフォからの使い回しと小ネタスレの以外バレる気がしない
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 21:18:35.82 ID:CPgQFys50
モグラかなにかだろうか?

女の子が嫌がる食べ物……蜂の子とかみたいな、虫の加工食品かなぁ?
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/19(月) 23:17:32.29 ID:6mMr0naHo
切られても再結合したのか、もともと幻覚か?
蜃は本来ハマグリだけど、生物界最強クラスの毒矢持ちのイモガイってのはありか
あるいは同じく毒針持ち+再生能力でクラゲか
356 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 01:59:14.83 ID:sJzNTMlIO
そこそこいいところつくというか、そこまで考えるとむしろがっかりするかもしれない

蜃気楼と蛤は考えたけどどちらか片方をメガほむっぽくしないとだからボツにした
357 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 10:43:19.19 ID:Vw2XObNIO
刀の納め処のメガほむ並みにぶっ飛んでるなそのメガほむ

再開します
358 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 10:50:29.73 ID:Vw2XObNIO

眼鏡ほむら「出させないもなにも二体の内弱い方はもう殺しちゃいましたよ?」

こまち「……だったら尚更もう一体には手を出させるわけにはいかない」

段々目に怒りがこもってくるが、それは筋違いだ。

???『ほむら、挑発しろ』

……

眼鏡ほむら「詳しい事情は聞きません」

     「もし断ったら?」

こまち「……ぶっ倒してでも止める」
359 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 10:56:18.05 ID:Vw2XObNIO
???「面白ェ……!」

眼鏡ほむら「……」

???『魔女はこいつに譲ろう。でも次はこいつとやり合うぞ』

眼鏡ほむら『えぇ!?』

???『あっちのほむらとやり合うかもしれないから練習だと思え』

……

こまち「やろうっての?」

眼鏡ほむら「……」

髪を硬質化させ、足元から湯気を立てる。
360 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 11:03:44.79 ID:Vw2XObNIO
こまち「武器も出さないなんて、わたしに近寄ることもできないよ!」

薙刀を振りかざし、私の足元を薙ぎ払う。

眼鏡ほむら「……」

わざと避けず、身体を流体化させ受け流す。

こまち「ロギア……?」

眼鏡ほむら「……ごめんなさい」

薙刀を振り下ろし前屈みになったこまちの身体を後ろから押す。


こまち「のわぁぁっ!」

倒れ込むところをそのまま一回転して着地。

眼鏡ほむら「避けるなら完璧なんだけどな……」

こまち「……だったら覇気でも出せれば」

???「なにいってんのこいつ」
361 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 11:12:44.76 ID:Vw2XObNIO
薙刀とは剣道と同じく武道の一つ。

剣道に比べると声を出す回数が減ったり、スネも有効になっていたりと僅かな差こそあるが、武道の精神があることには変わりない。

その『覇気』と呼ばれる物を使えたとして、それは驚くに値しない。


???「だとしても当たらなければなんてことはないな」

眼鏡ほむら「微妙に角度つけないと壁に追い詰められるからね」

こまち「ちっくしょぉ!!薙刀でも煩悩鳳が使えれば!!」

こまちが追いたてながら薙刀を振り続けるも、ほむらはいつも薙刀の最大射程がギリギリ届かないところに居る。
362 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 11:17:44.79 ID:Vw2XObNIO
眼鏡ほむら「ごめんなさい、もう疲れました……」

こまちの後ろに回りこみ、硬質化した髪を突き刺す。

こまち「ぐっ!!?」

???「バッ……ほむらお前!!」

こまちは半分白目を剥いて倒れる。

眼鏡ほむら「……結界の外に運ばないと」

???「運ばないとじゃねえよォォ!!何致死性の毒を精霊も持ってない奴に打ち込んでんのさ!?」

眼鏡ほむら「えっ……致死性?」
363 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 11:23:43.88 ID:Vw2XObNIO
眼鏡ほむら「じゃ、じゃあ……この人死んじゃうの!?」

???「残念ながらな」

眼鏡ほむら「どどどどうしよう……」

???「……ズラかるぞ!」

眼鏡ほむら「えええええ!?」

半ば強制的に走り出し結界から去る。



こまち「……固有魔法のおかげで助かったのかぁ」

   「凄い毒だった……わたしじゃなかったらお陀仏だね」

   「……エリーゼにこの魔女のこと報告しないと」
364 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 11:32:58.81 ID:Vw2XObNIO

次の日、私は普通に学校に行き、普通の学校生活を送った。
それはその普通をあの『私』から奪っていると改めて実感させるものであった。

さやか「どうしたの?顔色悪いよ」

ほむら「……なんでもないわ」

さやか「そ、そう?」

普通に放課後を迎え、普通に下校。
帰る家は……

ウサギ「ちょっと居るかだけ見に行こうぜ」

ほむら「……別にいいわよ」
365 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 11:40:31.82 ID:Vw2XObNIO
河川敷にやってきた。

河川敷ゴルフのおじさんを怖がっている彼女の姿が確認できる。
危ないから怖がっているのか、漠然と怖いのか、それとも反撃するとしたら加減ができないから怖がっているのか。

ウサギ「で、本当に行かなくていいのか?」

ほむら「……えぇ、やっぱり私はあそ」



キリカ「鳴呼…!愛が死んでしまうよ!」

私と『私』の間辺りから聞き覚えのある声がする。
366 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 11:46:55.36 ID:Vw2XObNIO
草むらから顔を出したのは、茶がかった黒髪に八重歯で、私と同じくらいの身長の一つ上の学年の生徒。

いつかの時間軸でまどかを殺した二人組の片割れ、呉キリカだ。

キリカ「アレはどこだぁー!、愛が死んでしまうよう……」

クラスに一人は居るとされるオーバーリアクションタイプ。
うちのクラスならさやかだ。
というかさやかに似ている気もする。

ウサギ「探し物か?小動物の得意分野だな」

ほむら「ちょっと待ち……鳴呼」
367 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 11:58:31.03 ID:Vw2XObNIO
ウサギが駆け出し、河川敷をうろつく。

ウサギ「この編みぐるみであってるのか?」

ほむら「知らないわよ……」

   「渡してくるわ」

ウサギが見つけた物を拾い、呉キリカに渡しに行く。

ほむら「ストラップ部分が切れてるじゃない……」

駅前で配っていた予備校のストラップを使い修理しておこう。

ほむら「すいません……」
368 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 12:07:42.01 ID:Vw2XObNIO
キリカ「なん……鳴呼!それは!」

私の手から編みぐるみを奪い取り頬擦りする。

キリカ「良かった……君のおかげで愛は死なずに済んだよ……」

私に向き直り、物凄いキラキラした目で見てくる。

ほむら「ストラップ部分が切れてたので、手持ちのパーツで直したけど余計なお世話でしたか?」

キリカ「そそそ……そこまでしてくれるなんて……私はこの感謝をどう表したらいいやら…鳴呼!」

突如呉キリカが私に抱きついてきた。
あまりにも唐突なので驚いてしまい、バランスを崩す。

ほむら「きゃっ!?」

キリカ「おぁ!?」

もつれ合い『私』の居る方向に転がり落ちて行く。
369 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 12:18:02.19 ID:Vw2XObNIO
キリカ「……恩人、怪我は無いかい!?」

   「いや、私の怪我が酷いみたいだ……恩人が二人に見える」


『私』が私を悲しい目で見ていた。

眼鏡ほむら「……来たんですか」

???「こいつには毒針刺しても死なないから全力で行けよ」

ウサギ「……ここに来ちまった以上不可避だな」

ある程度奮闘して、負ければいい。


ほむら「……始めましょうか、決闘を」
370 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 12:26:31.03 ID:Vw2XObNIO
キリカ「決闘……?」


ウサギ「言っとくけど、手加減なんてしたら一瞬でバレるからな」

ほむら「……」

ウサギ「わざと負けるとかするくらいなら、勝って譲れ」


時間凍結を展開し、袖から氷柱を十数個生成し、『私』に投げつける。

ほむら「一撃必殺だから手加減しなくていいならやりやすいわ」


……

『私』の口角が僅かに上がり、止まった時間の中、身体から湯気をあげる。
371 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 12:33:15.82 ID:Vw2XObNIO
次の瞬間、『私』は私の隣に居た。
気泡のエフェクトを撒き散らしながら、止まった時間の中で平然と動く。


眼鏡ほむら「時間停止のままなら触れられ無い限りこういうことにはならないですけど、凍らせてるなら話は別だよ」

硬質化した三つ編みが叩きつけられる。

ほむら「かっ……!!」

ウサギ「……熱系か」

眼鏡ほむら「……」

???「……なんで刺さねえんだよ、決まっただろ今のでよォ」
372 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 12:36:03.67 ID:Vw2XObNIO
眼鏡ほむら「……決闘というからにはやっぱり公平性を持たせましょうか」

???「手の内明かすのか?まぁ決闘だし……いいか、キシシシシ!」

時間凍結の解除をする。
無駄に腹が減るのは困る。


眼鏡ほむら「じゃあ、出て来て」

???「……あいよ」
373 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 12:48:28.62 ID:Vw2XObNIO
暁美 ほむら

逃げ水(中東)
オブトサソリ(中東)

通称・デスストーカー
一般的なサソリは毒が弱いが、中東などに住む鋏の小さいサソリは毒が強く、最悪死に至る。人間大の大きさにすれば量的に最悪の場合が起きる確率は跳ね上がる。

逃げ水とは蜃気楼の一種で、温度の差などで光の屈折が起き、逃げて行くオアシスが見えたりする現象であり、転じてこの精霊は熱と光、そして水を司る。
374 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 12:53:21.25 ID:Vw2XObNIO
サソリ「つまり、お前と俺様は天敵同士って訳よ、キシシシシ!!」

眼鏡ほむら「お互い、手加減は無用だからね」

沸騰したお湯のようなエフェクトを撒き散らし、砂漠地域に済む民族の様な格好の『私』は再び最初の位置に戻る。


ウサギ「オイ、ほむら。時間凍結以外を思いつかないとお前、殺されるかもしれねえぞ」

   「あっちのお前が望まなくても、あのサソリがヤバいからな」
375 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 12:54:42.85 ID:Vw2XObNIO
一旦ここまで。

髪型でなんとなくわかってた人もいるんじゃないかな
砂漠繋がりの二つです。
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 13:05:37.32 ID:dBjbR7p+0
そう言う事か、納得。しかし、これは困ったねぇ
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 15:04:43.25 ID:KntY3Ct+0
黄緑色なんだな。食べ物は虫や小動物。
小動物…ネズミとか…か?それなら確かに食べれんし、食べたくないわな。
378 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 16:30:02.57 ID:Vw2XObNIO
暁美ヒカルの由来は云うまでも無く暁光
サソリの主食はスズムシ、あれ?スズムシ…?

再開します。
379 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 16:34:29.41 ID:Vw2XObNIO


キリカ「恩人が増えて、戦ってる……?」

   「決闘と言って居たけど……一体なんのための決闘なんだ……?」


兎ほむ「どうやら触れていないと熱は操れないようね……!」

蠍ほむ「触った瞬間蒸発するけど……ね!」

放たれた氷柱を溶かす。
溶けた氷が服に触れ、アイボリーの麻布が透けて黄緑と褐色のツートンの外骨格が見える。
380 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 16:45:41.40 ID:Vw2XObNIO

手の内は大体わかった。

自分の身体を流体にして受け流すか、光を捻じ曲げ場所を誤魔化し避ける。

攻撃は髪の毒針、高熱で焼き切る手刀の二つ。

凍らせれば受け流されることは無い。
灼熱の手刀も凍らせれば単なる手刀だ。
毒針も刺された時に毒を凍らせ取り出せば単なる刺突。

しかし、向こうの攻撃を和らげられても、自分の攻撃は氷柱を封じられてる以上、蹴りと銃や爆弾しかない。
381 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 16:55:26.79 ID:Vw2XObNIO

手刀を同じく手刀で防ぐ。
漏れ出た相反する霊力で軽い爆発が起き、離れ離れになる。

兎ほむ「……互いに防がれない攻撃をしないとね」

私は耳が良いので、光を捻じ曲げ場所を誤魔化してもすぐにわかる。

兎ほむ「試行その1」

光を凍らせる。

これならば蹴りは通るはずだ
382 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 17:10:42.55 ID:Vw2XObNIO
蠍ほむ「……ところどころ不自然に暗く……ッ!!?」


鳩尾にクリーンヒット。

兎ほむ「……」

正直この戦いに意味を見出せないが、とりあえずやらなければやられる。


蠍ほむ「……同じ手にはかかりません」
383 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 17:14:25.29 ID:Vw2XObNIO
特殊能力は相性があってもそれがジャンケンとは限らない。

岩をも断ち切る鋏もあれば、紙を岩が突き抜けることもある。

勢いよく蹴りを食らわせようと動けばその間は耳に集中できなくなり、結局よけられてしまった。


蠍ほむ「これで振り出し……」
384 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 17:26:07.11 ID:Vw2XObNIO
兎ほむ「試行その2」

時を部分的に凍らせる。


気付かれなければ、そこに居る呉キリカの様にトリック空間を作り出すことができる。

混乱したところにキツイ一撃を入れれば……
385 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 17:36:11.36 ID:Vw2XObNIO

結果としては成功だった。

カクッカクッと動いたり止まったりを繰り返し完全に混乱したところに思い切り蹴りを……


ウサギ「ほむら……お前泣いてるのか?」

兎ほむ「なんでこんなことしなくちゃならないの……私は……」


先方も半泣きになりながら起き上がる。

蠍ほむ「見破り……ました……!」

嫌らしい笑い方をするサソリは黙り切りだ。
386 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 17:39:57.63 ID:Vw2XObNIO
蠍ほむ「お腹の音が聞こえて…ますよ!貴方も限界が…近いんじゃ…ないですか?」

兎ほむ「……」

だったらこのガス欠という現象を……




キリカ「あのー……大変恐れ多いんだけどさ」

   「君達はなんで決闘なんてしているんだ?」
387 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 17:50:27.41 ID:Vw2XObNIO
兎ほむ「……」
蠍ほむ「……」

キリカ「部外者に語るのは嫌かい?だけど決闘というなら立会人として……と思ってね」

兎ほむ「……貴方は」

蠍ほむ「立会人……なら」


私達は呉キリカに大体の事情を話した。
もちろんループのことは隠して。
388 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 18:04:22.45 ID:Vw2XObNIO


キリカ「君達はさ、ホンッッッットにバカだね!」


兎ほむ「えっ」
蠍ほむ「えっ」


キリカ「……出てきな、神名あすみ」

あすみ「バレてた?」

銀髪でランドセルを背負った少女が出てくる。
見たことも無い少女だ。
髪色的に美国織莉子の親戚だろうか。

キリカ「君ならどう考える?」

あすみ「ん?娘が増えて全員を愛せない親なんて居たら殺しても良いと思うよ」

蠍ほむ「……」

声のトーンが冗談めかしてる様に聞こえるが、顔は笑っていない。
恐らくは自分の親のことを言っている。
389 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 18:08:09.78 ID:Vw2XObNIO
キリカ「そんなことで争うくらいなら、親に相談したらどうなのかな?」

   「そんなにしてまで取り合う程の親なら期待する返事が返ってくるんじゃないかな」

呉キリカはその小学生にヘッドロックを決めながら言う。
こいつはこんな人格者だっただろうか。


……

私達はその場を後にし、二人で親に事情を話した。
390 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 18:17:10.91 ID:Vw2XObNIO
ヒカル「お前らな……一人しか愛せないんだったらとっくに母さんと別れて父子家庭になってたっての……」

ユキ「あら、引き取るのは私じゃない?」

私達を抱き締めるお父さんに、横槍を入れたお母さんはフレイの腕に刺青を入れている。

フレイ「背中には家族写真と観音様どっち彫ってもらおうかねぇ」

ユキ「隠せないところには彫らないよ?プールとか行けなくなるからね」


マイペースは感染する。
391 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 18:28:07.96 ID:Vw2XObNIO

刺青の彫師をやっているお母さんのコネやらで、産まれた時に連れ去られて出生届が出ていなかったことになり、晴れて彼女は私の妹ということになった。

ヒカル「元の雰囲気のほむはほむのまま、いやそれを本名にして、こっちのほむはこれからほむらだな」

ユキ「ちょっとこんがらがるわね……ほむちゃんとほむらちゃん?」



ほむら「……ごめんなさい、これからよろしく」

ほむ「……よろしく、お姉ちゃ……いや、お姉様」

前の学校の影響が強い。
私も一周目、まどかが居なければ巴さんをお姉様と呼んでいたかもしれない。
呼ばされていたかもしれない。
392 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 18:36:19.64 ID:Vw2XObNIO


「あすみみーつけた」


くすんだ銀髪に褐色の肌、エメラルドグリーンのスウェットパンツに、純白のジャージ、漆黒の腕章。

ジャージには『KAMINA』、腕章には『白女部長連合総長』

神名家で父親に愛されなかったもう一人の愛されなかった子供。


「あすみはなにしてるのかなー、きになるなー」
393 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 18:42:34.91 ID:Vw2XObNIO
神名 入夜(カミナ イリヤ)

付喪神・指輪(インド)
???(???)

かつて美国織莉子が生徒会長だった頃、彼女とツートップをなしていた人物。
美国久臣の自殺以来学校に来なくなっていた。

この間露店で買った大きな石の指輪に話しかけているところを見滝原中学の生徒に発見されている。
394 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/20(火) 19:05:12.31 ID:l7YdNzpIO
今日はここまで。

DQNネーム?知らんがな
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/20(火) 19:15:28.93 ID:sBkXMihJo
乙!
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/20(火) 19:49:27.55 ID:Gbh+ZMGuo
Z
397 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/20(火) 19:56:31.61 ID:GuZzzPJ7o
ちなみに
デス"ストーカー"と"逃げ"水で対になってたり
ウサギ、カニ、人魚姫(こじつけ臭いが女の人)と月の模様になっていたりと変な小ネタ仕込んでます
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 20:14:37.99 ID:nWB0uICc0
乙!
あんなに良い両親なんてそうそう居ない気がする
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/21(水) 00:36:15.26 ID:rJkbjpRho
ああ、三つ編みがハサミね、なるほどね

この流れだとマミさんは抜けく

いや何でもない
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/21(水) 01:00:49.91 ID:nTidta800
まぁこの両親なら二人とも受け入れるよねーwwwwww
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 02:27:54.51 ID:Y0N2OcYD0
そういやヒカルって立場違うけど神託にもいたな
402 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 08:38:34.28 ID:gfLULpaIO
こんなキワモノスレを読んでいただきいつもありがとうございます

開き直ってオリキャラが更に増えていますね
さやかの親が出るのも時間の問題ですね

再開します
403 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 08:45:35.14 ID:gfLULpaIO

こまち「……エリーゼ」

エリーゼ「どうしました?こまち」

クレア「見つかりました…か」

こまち「うん……」

それを聞いて、クレア以外の三人は俯き、しかし口角を上げた。

ひより「でもエリーゼの魔法は……」

クレア「それより本当にあの子なのですか?」

こまちは頷き、答える。

こまち「結界も使い魔もエリーゼの話の特徴がちゃんとあった」
404 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 08:49:14.24 ID:gfLULpaIO
エリーゼは頭を抑え、口を開く。

エリーゼ「テレーゼ……手が届くというのに……」

    「覚悟を決める時間を……」

ひより「……じゃあ私が結界でも張って狩られないようにしておこうか」

エリーゼ「……頼む」


こまち「……エリーゼ」

クレア「一度無くなった妹の命と自分の命を改めて天秤に……」
405 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 08:56:48.45 ID:gfLULpaIO


ほむら「学校は緊張する?」

ほむ「……双子が遅れて転校って質問攻め確定だよね」

ほむら「そうね。しかも簡単なことは私が聞かれているから難しいことを中心に聞かれるかもね」

ほむ「そんなぁ……」

サソリ「緊張して毒針ドカンとかすんなよ、キシシシ」


縁起でもない。
406 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 09:07:07.60 ID:gfLULpaIO

さやか「ほむらあんた双子だったの!?」

恭介「髪型とメガネ以外そっくりだね、一卵性?」

中沢「編むの大変じゃないか?やっぱり姉妹で髪いじりあったりするのか?」

まどか「ちょ、ちょっと皆……」

仁美「あらあら」


このメンツかいな。
妹は私の袖をつかんで黙りこくってる。
サソリというよりやはり小型哺乳類の雰囲気だ。
407 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 09:17:38.63 ID:gfLULpaIO

非情にも妹を置き去りにし、私は情報を整理する。


明確に味方と言える現在の戦闘員は私、さやか、上條君、妹、お父さん、お母さん、フレイ。

杏子と千歳ゆまは既に精霊と契約しているらしく、なるべく早く接触すべきか。

巴さんはワルプルギスの夜が近づくまでは放置しておこう。
しかしそろそろキュゥべえが杏子を煽る頃のはずだが……

そういえば昨日呉キリカは……アレは契約済みなのだろうか?しかし今回は魔法少女狩りなどと物騒なことは起きていない……
408 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 09:22:37.45 ID:gfLULpaIO
しかし、美国織莉子が違う作戦を取っているかもしれない。
というか呉キリカの依存対象が美国織莉子とも限らない。

ほむら「警戒するに越したことは無いわね」

さやか「ん?」

ほむら「くれぐれもキュゥべえに精霊のこと、バレないようにね」


そういえばキュゥべえと一旦契約し、すぐに精霊と契約した妹や、お菓子の魔女を焼き払ったお父さんの存在でキュゥべえにはどういった認識を持たれているのか。
409 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 09:28:43.74 ID:gfLULpaIO


杏子「風見野に来る魔法少女にグリーフシードと引き換えに、食材貰えば良いんだよな」

ゆま「小麦粉が一番効率良いよ」

ユウリ「桜海老を粉末にしても尖ってるから鼻からは無理だな……」

杏子「そろそろミチルに会いに行くか」

ユウリ「あ、うん……」

杏子「あの後酷い別れ方したんだっけ?」

ユウリ「いやそこまでじゃ……」
410 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 09:34:48.90 ID:gfLULpaIO

杏子「それに今日は土産にカニと米があるからな」

ゆま「ご飯があれば大体なんでも解決するよ」

ユウリ「うん……」


世界最大種のカニ、タカアシガニの脚より明らかに大きいカニの脚と米袋を担いであすなろ市の市街を歩く。

ユウリ「あいつの家はわかんないけど、居そうなところは……」

杏子「ショッピングモールの輸入食材店だな。それしかあたしは知らない」

ユウリ「じゃあショッピングモール行くか」
411 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 09:42:20.05 ID:gfLULpaIO


キリカ「織莉子、昨日は双子の魔法少女が争って居るのを見たんだ」

織莉子「双子……?」

   「この街に双子など居ましたっけ?姉妹の魔法少女が二人とも魔女になったのは知っていますが」

キリカ「長い黒髪に紫水晶の瞳、姉は水色の着物、妹は砂漠地帯の民族衣装だったよ」

織莉子「……その二人は本当に双子ですか?そして本当に魔法少女ですか?」

キリカ「正確には双子じゃないんだけど……でも魔法少女……かは魔法使ってたらそうだと思うけど」
412 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 09:53:26.20 ID:gfLULpaIO

織莉子「……最近風見野で魔女が乱獲されて、いえ虐殺されているそうです」

キリカ「うん?いいんじゃないの?」

織莉子「それだけなら良いんですけど、風見野に行くとグリーフシードと引き換えに食材を要求されるようで」

キリカ「つまりそいつらは魔法少女じゃないと?」

織莉子「はい……」

キリカ「っていうか風見野って言ったら神名あすみもそうだけど、もう一人ビッグネームが居なかったっけ?」

織莉子「……恐らく彼女がそれか、彼女はそれに屠られたか、もしくは神名あすみに屠られたか……」

キリカ「ふぅーん……」
413 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 10:06:38.11 ID:gfLULpaIO
キリカ「それで、神名あすみにアレは任せちゃったけど、私はどうすれば良いかな?」

織莉子「……生贄の羊を探して下さい」

キリカ「魔女の素体かい?」

織莉子「はい……」

キリカ「どっちにしても一人は死なせるなら、その最悪の魔女の素体を殺せば良いと思うけど」

織莉子「……そうすると最終的には私達二人が死にます」

キリカ「おぇぇ……君の為なら死ぬことは出来るけど、君が死んだら私は……」

   「まぁ、私が守るけど、君が辞めろというならその道を行くのは辞めよう」
414 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 10:17:32.93 ID:gfLULpaIO
キリカ「でも、巴マミがダメってことはこの街に他に……」

織莉子「四人……四人組の魔法少女が居ます」

キリカ「四人!多いね。流石に私でも相手取れないよ」

織莉子「……彼女達は何故か一体の魔女を守って居ます」

キリカ「その魔女を倒せば……?」

織莉子「わかりません。ただ彼女達に一度接触してきてください」

   「私はその最悪の魔女の素体の少女を探します……」
415 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 10:21:28.30 ID:gfLULpaIO


まどか「その……やっぱりもう少し考えてみようかなって……」

マミ「……貴方を危険に曝すと暁美さんに怒られるのだけれど」

まどか「そ、そこをなんとか……」

QB「暁美ほむらより本人の意思を尊重すべきなんじゃないのかい?」

マミ「……キュゥべえ」


貴方と暁美さん、信用できないのはどっちなのかしら?
416 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 10:24:15.54 ID:gfLULpaIO
午前中はここまで。
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/11/21(水) 11:30:17.12 ID:HQ2FYihTo
Z
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 12:26:06.99 ID:jWK+fs+Xo

しかし本当にまどかは話を聞かねえな
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 13:40:08.33 ID:C2yorn6d0
乙です
ヒカルと聞くと金髪と黒髪が混じった囲碁打ちの少年を思い出してしまう
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 16:34:04.07 ID:MuFbe6/DO
俺は赤髪で三つあみの魔法騎士な女の子だけど。

>>418
まどかがしっかり考えられる子だったら、魔法だのに
頼らないだろ?するとまどマギが成立しなくなるのさ。
421 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 18:32:34.52 ID:qaAEcf4IO
ついこの間まで砂漠だった星の虫ケラがよ

125万種以上の生命の炎が燃え盛る

『地球』を嘗めんなよ



スレタイ誤字発見!!

再開します
422 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 18:38:45.70 ID:qaAEcf4IO

ミチル「あ、久しぶり!」


あっけらかんと挨拶をする。
確執など杞憂だったか。

杏子「久しぶり、だな」

ミチル「あれ?そっちの子は?」

ユウリ「……後輩?」

ミチル「えっ…こんな小さい子まで?」

ゆま「あぁ…違うの、ゆまは白いのとは契約してないの」
423 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 18:43:04.76 ID:qaAEcf4IO
━━━━
━━

杏子「ってわけだ」

ミチル「風見野でグリーフシード云々って噂はユウリ達だったの?風見野って聞いてたからそうかなとは思ったけど」

ゆま「まぁね」

ユウリ「で、魔法少女なんか辞めてあたしらとまた組まないか?」

ミチル「魔法少女辞めて……かぁ」
424 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 18:49:35.80 ID:qaAEcf4IO

ミチル「うん、そっちの方が良いかな。別に不便も無いんでしょ?」

小麦粉を鼻から吸いたくなることや、哺乳瓶でシロップを吸うことは不便と呼ぶのだろうか。

ゆま「ないよないよ」

ミチル「じゃあ……しちゃおうかな?」

杏子「おい、爺さん」

久々に姿を表す老馬。
角は黒く、毛足は白く煌めいている。

杏子「こいつに紹介出来るのは居るか?」

軍馬「……ずっとつけてるじゃないか」

ミチル「?」

ユウリ「あたしと同じクチか」
425 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 18:56:35.14 ID:qaAEcf4IO

和紗 ミチル

付喪神・ピアス(イタリア)
リオック(インドネシア)

別名・お化けコオロギ
当然ながら毒は持たないが、獰猛さで言えばオオスズメバチに並ぶ。

またピアスの鈴の音は彼女の元来の破戒、破壊魔法を帯びており、リオックの攻撃翌力に拍車をかける。
426 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 19:01:39.66 ID:qaAEcf4IO
杏子「腹減るから気をつけろよ。グリーフシードは要らなくなるけどな」

ユウリ「そろそろカニご飯炊けるかな?」

ユウリ宅に何故かある業務用の炊飯器に残り分数が表示される。


ミチル「本当にこんなに大きいの食べるの?しかもカニなんて高級食材……」

ユウリ「大マジ、食べとかないと倒れるよ。結構あたしら暴れるから」


どんぶりが四つ用意されたと同時に炊き上がりを告げる音が響く。

ユウリ「おぉー!ヤバ!うまそ!」

ゆま「いっぱい……」
427 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 19:10:59.17 ID:qaAEcf4IO
ミチル「……食べ終わったのに、何か足りない気がする…とりあえずお腹いっぱいだけど……」

ミチルは煮え切らない顔をして頭と腹に手を当てる。

ゆま「ねぇ、バッタさん」

バッタ「ん?」

ゆま「りおっく?の主食って何?」

バッタ「……あいつの生態はよくわかんなくてな、とりあえず肉食ってのはわかってるんだけどな」

ユウリ「カニでダメなら……エビもダメだよな?」

杏子「……米国産牛肉ステーキ(ゴムゾーリ)と成形肉(アンノウン)どっちか買いに行くか」
428 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 19:20:46.09 ID:qaAEcf4IO



数時間前
429 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 19:25:50.39 ID:qaAEcf4IO

QB「……暁美ほむらから魔法少女の反応が消えた」

  「父親といい、あの家族は謎が多過ぎる……」

  「僕を狙っていた辺り、僕の正体を知っていたりするのだろうか」

  「……早期にまどかの契約しないとね」
430 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 19:40:43.03 ID:qaAEcf4IO

QB「まどか」

部屋で宿題に勤しむまどかに宇宙人が声をかける。

まどか「キュゥべえ……」

QB「最近さやかとは一緒じゃないんだね」

まどか「さやかちゃんは上條君と居るから……」

QB「上條恭介の腕がどうして治ったのかは僕もわからないんだけれどね、アレは奇跡だよ」

  「君も奇跡を起こしてみたくないかい?」

まどか「わたし、願い事って無いんだよね、マミさんにも言ったけど、魔法少女になれば叶っちゃうんだ」

   「でもほむらちゃんに止められたりしてるし……」

QB「だったらまどか、改めてマミの魔女狩りに付き合ってみたらどうだい?マミも学習したのはこの間のパソコンの魔女でもわかっただろう?」
431 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 19:48:44.54 ID:qaAEcf4IO



マミ「……キュゥべえ、そんなに鹿目さんを魔法少女にしたいの?」

QB「見方が違わないかい?まどかがなりたいんだ」

マミ「……」


今まで親代わりだったキュゥべえが、疑わしく見えてきた。
お菓子の魔女の一件以来、暁美さんの言葉を噛みしめる様にしていたのが原因だが、キュゥべえは私より鹿目さんを見ている気がする。
432 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 19:53:24.77 ID:qaAEcf4IO

これ以上何を話してもかわされてしまうのだろう。
昔からキュゥべえの話術がそうだということは知っていた。
それがこんなうすら寒いことだということは思っていなかったけど。

マミ「……いいわ、でも私の命も貴方の命も保証できないわよ。ご家族にはその旨、了解してもらいなさい?」

こんなこと言ってもどうせ黙って来てしまうのだろう。
暁美さんに声をかけておこうかしら……
433 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 20:01:38.14 ID:qaAEcf4IO


あすみ「ちぇー……魔法少女見当たらないな……」

   「ん?アレはパパ?」

セミロングの銀髪にあすみとよく似た長袖のTシャツにジーンズ。

あすみ「……家見つけ出して地獄絵図にしてやろ」

   「愛してくれなかったお前が悪いんだからね」
434 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 20:03:32.37 ID:qaAEcf4IO
今日はここまで。

杏子ゆまあすなろは昆虫で統一してます。
当然ながら聖団はまだ出会ってすら居ません。
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/21(水) 20:25:31.91 ID:OHHlUv0Co
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 20:51:29.84 ID:MuFbe6/DO
まどかには、とっとと精霊の事を教えてやった方が良さそうだな。
ただ、それでワルプルに攻撃が通るかどうか……。
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/21(水) 21:03:43.41 ID:k3ep61vv0
という事はめがほむが風見野チームに入る可能性が微レ存…?
438 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/21(水) 21:07:48.76 ID:NPDIUHM9o
サソリは昆虫ではないよ
クモの仲間…かな
ヒヨケムシ(閲覧注意)とかもその仲間だったかな

モバマギ組は多分バラバラになると思う

まぁ散々キャラだしてるけど一人は魔女化しますけどね
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/21(水) 22:43:45.63 ID:rJkbjpRho
これでワルプルに通用しなかったら何のために再契約したのかわからん
毒が効くかは知らんけど食いちぎったり凍らせたりは出来るだろ
それにしても虫系増えたな、テラフォっぽくなってきた
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 22:51:55.44 ID:pMhcjPVs0
マミさんが”暁美さんに声をかけておこうかしら”って言ってるけど、二人になった事知ってたっけ?知らないとすると……
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:24:00.09 ID:Y0N2OcYD0
ゆまは端から見たらヤクやってるようにしか見えないよな
442 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 07:14:18.85 ID:p7BaDagIO
小ネタスレに変なもん書いてたら寝落ちとかアホやらかした

再開します
443 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 07:27:48.09 ID:p7BaDagIO
杏子「おぉ……」

ゆま「もしかしてユーリより激しくない?」


ミチル「あ、あれ?皆引き気味!?」

ユウリ「そんなことないよ、うん」


ミチルの戦闘スタイルは今までの一点特化の破壊光線でさえ、テクニック型の杏子には呆れられていた。最も出力を上げればそこそこ強い魔女を即死させる威力を持つので認めていたのは言うまでもないが。

リオックと契約してからは、外骨格に破壊の力を纏い肉弾戦に持ち込み、力の密度を上げている。
444 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 07:35:25.18 ID:p7BaDagIO

ミチル「やっぱり芸がない……?」

ユウリ「ミチルは昔から日常範囲の魔法は多彩だけど戦闘になるとな……」

マミ「見滝原の大砲バカと違って本当力押しだからな……」

ゆま「キックしかできないゆまの立場が危ない」

……


魔法少女から精霊にMNPとでも言おうか、乗り換えた時に魔法少女としての魔法を引き継ぐのはあくまでもイメージが付きやすいから。
445 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 07:41:41.39 ID:p7BaDagIO

本来なら趣の魔女との戦闘中で、千歳ゆまに声をかけるのはバッタなどではなく、美国織莉子とインキュベーターだった。

しかし、バッタの存在により美国織莉子は千歳ゆまに気づかなかった。

もしバッタが居なければ、四肢切断された杏子を助ける為に契約し、衝撃波を繰り出すハンマーと強力な治癒魔法を持つ魔法少女となっていただろう。
446 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 07:44:55.73 ID:p7BaDagIO

流石にバッタや蝗害をどんな解釈をしても、治癒には結びつかない。

だが衝撃波なら話は別だ。

加えて杏子からキック時の重心用に簡単なハンマーを渡されている。

あとは彼女の閃き次第なのだ……


ユウリ「それにしても小学校にあった魔法液便利すぎ」

杏子「それを使う魔法少女が居ると思うと関わりたくないね」
447 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 07:53:19.67 ID:p7BaDagIO


ほむら「そう……鹿目まどかが」

マミ「ええ、キュゥべえが煽ったみたいで……」

ほむら「……でも、連れていかなかったら勝手に契約するわよね」

マミ「ねぇ、暁美さん。魔法少女の契約をしてキュゥべえには一体何の得があるのかしら?」

……今回の巴さんは鋭い。
しかし、真実に耐えられるかは限らない。
新規契約を明確に拒絶してからにしないと、誘ったことに対して自責の念を感じてしまうだろう。
448 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 08:03:09.90 ID:p7BaDagIO
ほむら「……少なくともあいつの目的は『魔女から人々を守ること』などではないわ」

   「というよりあいつは人命などどうでもいい。貴方があの場で死んでいてもあの二人の契約の出汁になるくらいにしか考えていなかったでしょうね」

キュゥべえの用にやんわりと隠す自分が嫌いだ。

ほむら「……今はこれしか言えないわ、ごめんなさい」

保険をかけた。大嫌いだ。

マミ「そう……じゃあ私が鹿目さんを連れていくから後ろから見張っていてくれないかしら」

ほむら「……頼まれなくても」
449 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 08:08:56.95 ID:p7BaDagIO

マミ「……ちゃんと親御さんの許可は取ったの?」

取れるわけ無いじゃない……。
暁美さんのところが特殊なだけで、普通の親はそんなことは許可しない。

まどか「はい……」

……嘘つき。
内容云々の前に目を見れば判る。

しかし、連れていかなければならない。
どうせキュゥべえはあわよくば私が死んでくれれば鹿目さんが契約するとか考えているのだろう。


建設中のビルに出来たモノトーンに少しの赤が入った結界に入る。
450 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 08:14:49.40 ID:p7BaDagIO

ほむ「魔女……ですか?」

ほむら「いざとなったら二人掛かりなら瞬殺できる相手よ」

ほむ「……出番が無いと良いんですけど」

……


マミ「この魔女はもしかして強めかしら?」

まどか「わかるんですか?」

マミ「魔翌力の密度とかね。もしかしたら結界が狭いだけなのかもしれないけど」

私は固定砲台を用意した。
暁美さんとら会ったときに裏紙に使っていた銃の設計図のおかげで、大きいものなら砲身ごと取り替えなくても何発か続けて撃てるようになった。
451 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 08:19:25.33 ID:p7BaDagIO
マミ「……おかしいわね」

まどか「どうしたんですか?」

マミ「魔女が既に弱り始めているような……」



真っ黒の魔女に対してマウントを取る紅い鎧の少年。
手のハサミを何度も叩きつけ魔女を滅多打ちにする。
魔女も使い魔や触手で反撃するも、カニの甲殻はそれらを通さない。

恭介「さやか、こんなもんでいいかい?」

さやか「いいんじゃない?トドメはあたしに任せて」
452 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 08:23:42.74 ID:p7BaDagIO
ウェットスーツの臀部に尾鰭、胸部に青い鎧を付けたさやかが、金色のツカの短剣を取り出し、魔女の脳天に突き立てる。


さやか「終わりかな…?」

恭介「身近にこんな化け物がいるなんて恐ろしいな……」

さやか「あたし達が化け物みたいなもんじゃん」

恭介「ふふっ、違いないね」



まどか「さやかちゃんと……上條君…?」
453 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 08:35:36.66 ID:p7BaDagIO

マミ「美樹さん……貴方……」


私達の姿を見て嫌な顔をする美樹さん、一緒にいる紅い鎧の彼はこの間言っていた幼馴染の子かしら…?

恭介「こんばんは……」

さやか「マミさん、まだまどか連れ回してるんですか?」

まどか「さやかちゃんこれは……」

さやか「どれだけ仲間が欲しいんですか?危ないことに」

まどか「違うの、これは…」

マミ「……私は反対したわ」

さやか「反対しようがなんだろうが連れてきたら同…そもそも!」

恭介「さやか、抑えて」

美樹さんは完全に私に対して怒っている。
気持ちはわからないでもない。
454 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 08:38:36.77 ID:p7BaDagIO

恭介「その先輩を責めてもなんにもならないと思うよ」

  「……僕が鹿目さんとゆっくり話をつけるよ」

さやか「……」


美樹さんの周りの空気が少し歪み、美樹さんの頭の上に雪のエフェクトが見えたのは気のせいだろうか。

その日は解散となった。
455 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 08:51:08.33 ID:p7BaDagIO


キリカ「へぇ……魔女を本当に護ってるんだ」

ひより「……何か用ですか」

キリカ「用?用という用は無いけどね、顔通しをすべきなんじゃないかと思ってね」

   「四人組で来るなんて街を乗っ取る気かもしれないという懸念もあるけど」

ひより「……この魔女さえ居れば別に私達は特に」

キリカ「いや、グリーフシードが必要になるだろう?魔女を匿ってるなんていうなら尚更だ」

ひより「……」


あすみ「コウモリさん、ご苦労様」

   「素体は見つかったね」

スラッガーは醜い笑みを浮かべた。
456 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 08:52:11.48 ID:p7BaDagIO
午前中はここまでー。
今週は文化祭だから土日更新あるで
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 09:20:17.24 ID:0u0chP3DO
赤い鎧とか、まるでヒーローみたいだな恭介

ここまで来ると中沢も戦力に欲しくなって来るなww
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/11/22(木) 09:42:48.32 ID:pmbtK69ko
Z
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]:2012/11/22(木) 10:26:28.79 ID:Czjr7MF3o
>>444
マミ「見滝原の大砲バカと違って本当力押しだからな……」

マミさん...
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/11/22(木) 12:09:06.64 ID:lMooAEZAO
豆腐メンタルだしQBに情報筒抜けになるから
いまだに情報公開してもらえずに出遅れるマミさん

もう戦力も整ってきて正直今さらだし、魔女化すんのは残りのキャラ的にもほぼ確定か
でも魔女化したところでGSは不要だからほむらが余計なストレス溜めるだけという
この要らない子感は異常
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 12:12:27.42 ID:O6AcerIV0
馬鹿目 おろか
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 13:23:36.38 ID:Exv7MnxTo
むしろ魔女化を目の当たりにしてそこから立ち直るのに一悶着起きそう
談義スレでやろうかなとか言ってたし
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 16:38:03.91 ID:B8Rup5TDO

ああ、短剣ってトリトンか
464 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 19:26:10.08 ID:fZsAUbRIO
短剣は人魚姫のアレです。
ほむらの概念を冷やす、凍らせる能力は対さやかスキルとしては最高ですよね。

杏子も魔女の魔法食らわない、フレイは問答無用に叩き潰す、ミチルはその中間とインフレしまくりですね。

それでもマミさんは取り残されてはいないんですよ。

再開します。
465 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 19:54:13.56 ID:fZsAUbRIO


ほむら「……」

ほむ「……」

マミ「……」

さやか「……」


沈黙が立ち込める。

マミ「美樹さん達も暁美さんと同じ……なのね」

さやか「……はい」

   「まどかには隠したかったんですけど」

マミ「そうね、鹿目さんはヒーローに憧れ過ぎている」

  「ヒーローなんかじゃないって言ったはずなんだけどな……」

半泣きになった巴さんに、さやかはグリーフシードを渡し、去って行く。
466 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 20:01:34.98 ID:fZsAUbRIO

マミ「ねぇ、私……どうしたらいいの?」

  「板挟みでおかしくなっちゃいそう……」


━━━━

マミ「そうね……暁美さんも他の武器用意できないかしら」

━━━━

マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら死ぬしかないじゃない!!私も、貴方も!!」

━━━━


ほむ「お姉ちゃん……泣いてるの?」

頬が微かに温かいのを感じ取り、直様それを凍らせる。

ほむら「……」
467 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 20:11:54.07 ID:fZsAUbRIO

ほむら「……私に任せて」


そんなことを言うが、私がするのは残酷なこと。
ソウルジェムの濁りと、メンタルは直結している。

『ソウルジェムの濁り』を凍らせることにより、巴さんを無理矢理ワルプルギスの夜まで生かしておく。

魔法少女だった頃、ソウルジェムの濁りを上手くコントロールしていたからできないことはないだろう。
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 20:19:04.18 ID:FL7eMNVA0
冷えマミさんか
469 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 20:19:22.33 ID:fZsAUbRIO
マミ「……これからどうすればいいのかしら」

ほむら「鹿目まどかが上條恭介と話して何か考えを改めてくれることを祈って、次に彼女がなんと言うか待ちましょう」

あちらについていかれても困るが、それはさやかが阻止するだろう。

マミ「……わかったわ」

まどかを戦わせたくないだけなのに、どうしてここまで他に迷惑がかかってしまうのだろうか。
キュゥべえさえ居なければ巴さんを速攻で精霊と契約させてしまうのに……


ほむら「……ごめんなさい」

私達は家路についた。
470 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 20:28:31.56 ID:fZsAUbRIO

ほむ「ねぇ、お姉ちゃん」

ほむら「何かしら」

ほむ「鹿目さんって本当にそこまでして、護る価値、あるの?」


耳を疑った。
魔女の精神攻撃でも受けたかと思った。


ほむ「始めての友達で、約束とかそういうのもあるのもわかるよ。でもさ」


  「巴さんをあんなにしてまで護る価値あるの?」
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/22(木) 20:30:41.57 ID:eUqw1ZXi0
そりゃほむの方はまどかに対して何の思い入れも無いからそう思うよなぁ
472 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 20:33:42.19 ID:fZsAUbRIO

ほむ「巴さんだって最初に助けてくれたんだよ?戦い方を教えてくれたのは巴さんだよ?約束した周で美樹さんとの仲を取り持ってくれたのも巴さんだよ?」

ほむら「……かってる」

ほむ「わかってない、視野が狭すぎるよ。もうお姉ちゃんは最弱の魔法少女じゃないんだよ?」

  「そんな小手先だけの使い方じゃなくて、もっと……」

  「一つを取れないなら、全部纏めて取るくらいを考えないと」
473 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 20:37:53.20 ID:fZsAUbRIO

彼女は客観的にしか私の記憶を見ていない。
だから私のまどかに対する感情を理解できないのも頷けるが、その客観的意見を聞けば、巴さんに対して私はどうしてあそこまで非情になれるのだろうか。


ほむら「……」

それから私達は一言も口をきかず、家に帰った。
フレイの背中の観音様を見て少し後ろめたい気持ちがした。
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage sage]:2012/11/22(木) 20:42:45.82 ID:AjbKnCw10
本編やTDSと違って誰とも親しいわけではないし、半ば孤立してるようなもんだからなあ
本当に独りぼっちなわけで・・・
475 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 20:44:13.61 ID:fZsAUbRIO

キリカ「あとは、あっちの素体を見つけてくればいいわけだね」

あすみ「この人達は?」

キリカ「挨拶が終わったから放っておく」

あすみ「あすみも『挨拶』した方がいい?」

キリカ「……ぽぽぽぽーんするつもりかな」

親指と人差し指の間に乗せたシナモンパウダーを鼻から吸い込みながら答えるキリカ。
表情は終始ビクとも動かない。

あすみ「冗談冗談……」
476 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 20:53:04.37 ID:fZsAUbRIO

ひより「……なんか怖い魔法少女二人が来た」

クレア「……」

こまち「ちょっと見たけどヤバいって……こないだのサソリもヤバかったけど、黒いのは多分見滝原の『魔弾の射手』に匹敵するくらいだし、子供の方もドス黒い何かを感じるし……」

エリーゼ「……」


エリーゼは未だに決意しかねている。
一番親しいクレアはそれもあって黙ったまま、不安そうな顔をしている。
477 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 20:59:18.37 ID:fZsAUbRIO

こまち

薙刀使いの魔法少女、固有魔法は治癒。
超小型の薙刀を取り出し、固有魔法の応用で手術をすることもでき、治癒の幅を広げている。

ひより

珍しく普通は武器にならない物、ハープを武器とする魔法少女。固有魔法は魅了。
本気を出せば実はあすみの精神攻撃に似たタイプの攻撃、しかも極めて強力なものが使える。
478 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 21:16:32.52 ID:fZsAUbRIO

クレア

杖使いの魔法少女、固有魔法は引力と斥力。
固有魔法の他に電撃魔法を得意とし、杖に電撃を纏い殴る、雷を落とすなど戦闘センスはマミに並ぶが、素質はこまちと同程度の為燃費が悪い。


エリーゼ

通称・一人サーカス
武器は一切持たず、多彩な使い魔を召喚して戦う。それが彼女の一つ目の固有魔法。
あすみと同じタイプの魔法少女で、ソウルジェムは透明度ゼロの赤褐色。
479 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 21:26:59.47 ID:fZsAUbRIO

エリーゼ「……」

クレア「こればかりはジョーカーはありません。契約前の少女は魔法少女が魔女になるなど信じませんし、そもそもエリーゼ、貴方の魔法が既にジョーカーです」

ひより「辞めても……良いんだよ?妹さんの遺志を継いで正義の魔法少女をやる、それでもいいんじゃない……?」

こまち「ひより!あんた……それはエリーゼの祈りの否定だよ!?」

ひより「でも…!」

エリーゼ「……三日、三日待って下さい」
480 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 21:32:03.65 ID:fZsAUbRIO

エリーゼの二つ目の固有魔法。
彼女が祈りで直接得た魔法、それは魔女をソウルジェムに戻すこと。

しかし、ソウルジェムから魔女になる際に放出されたエネルギーの分を補填しなければならないため、エリーゼ自身の魂を使い補う必要がある。

つまりその魔法を使えばエリーゼは魔女となる。逆に彼女の特殊なソウルジェムはそれと物理的破壊以外で砕けることはない。

また、これはひよりの予想に過ぎないが、エリーゼの魔法の性質上、魔女になった際には、成り代わった魔女の写し身になると思われる。
481 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/22(木) 21:33:00.36 ID:fZsAUbRIO
今日はここまで。
マミさんごめんね、マミさんの一番くじフィギュア欲しいな。
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 22:22:14.30 ID:HidM7aGo0
ドガッ!巫女だらけの魔法少女まどか☆マギカ   魔女化もあるよ!
483 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 07:39:01.41 ID:9wDVGESIO
エリーゼとあすみ、あと前作のさやかのソウルジェムについては次回作、もしくはその次の作品で詳しく解説します多分

再開します。
484 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 07:43:33.59 ID:9wDVGESIO

まどか「……腕を治した代償で、上條君とさやかちゃんは戦ってるのか……」

正確に言えば、魔女狩りの必要は欠片も無いが力に慣れるために行っている。
それに、腕は治したのではなく、再生する身体に改造しただけだ。
そんなことをまどかに言うわけないのだが。

まどか「わたしも人の役に立ちたいよ……」
485 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 07:47:58.38 ID:9wDVGESIO

彼女の大きな素質はほむらのループのせいということで話がつくが、母親と父親の仕事が普通の家庭と逆転しただけの平凡な幸せな家族に生まれた彼女がどうしてここまでのコンプレックスを持つかは誰にもわからない。

親も、ほむらも、インキュベーターも。
さやかも、仁美も。

唯一、『バイオリン以外僕には取り柄が無い』などと言い出す恭介ならば理解できると思われたが、その読みは外れた。
486 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 07:59:01.51 ID:9wDVGESIO

ほむらは執拗にまどかに精霊との契約を拒むが、そうならなくとも、現時点でまどかとの契約はほぼ不可能だ。

八百万の神は怒りの神。
今のまどかには怒りも怨みも無い。

……

まどかはマミにメールを入れる。
それを見たマミはため息をついてベッドに飛び込んだ。
487 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 08:08:35.56 ID:9wDVGESIO
キリカ「な、なんで君が……」

織莉子「……二人ともご苦労様」


紺の服を着たキリカより大きい少女、普通にしていても、威圧感のような物を感じる。

あすみ「コウモリさんのバックに一人居たんだぁ……へぇ」

   「でもわざわざ出てくるなんてどうしたの?」


織莉子「素体を見つけました。神名あすみ、貴方に新しい仕事を与えます」

あすみ「与える?なんで上から目線なの?」

織莉子「……」

あすみ「あぁ、物理的に上下って?やかましいわ」

   「あすみも将来有望だけど、お姉ちゃん程は流石に無理かなー」

織莉子「……」
488 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 08:17:31.40 ID:9wDVGESIO

織莉子「……見滝原の秀才、『魔弾の射手』、巴マミの元に潜入してください」

あすみ「ワオ、マジで言ってる?」

終始ふざけた態度のあすみに対し二人は半ば呆れていて、キリカはグミ菓子を食べ始めていた。

織莉子「……はい。彼女についてくる一般人の少女、彼女こそが最悪の魔女の素体」

   「彼女に魔女化の真実を叩きつけてやるのです」

あすみ「魔女化させるのは別にあの四人じゃなくてその『魔弾の射手』でもいいの?」

織莉子「……辞めた方がいいと思います」

あすみ「ふぅん……」
489 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 08:24:08.21 ID:9wDVGESIO
少しむくれた顔をしたあすみは織莉子の胸を鷲掴みにし、歪んだ笑顔を見せた後去って行った。

キリカ「……あいつ本当にアテになるの?」

織莉子「彼女はクラスメイトの女子全員を魔女化させている。間違いない筈です」

キリカ「そっ……かい」

……

黙々とグミを平らげたキリカは家に帰るべく夜の闇へ消えて行く。
490 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 08:34:14.26 ID:9wDVGESIO

次の日の放課後、マミは路地裏で武器生成の精度チェックなどをしていた。

マミ「マスケット銃オッケー、拳銃オッケー、大砲オッケー、アルティマ砲オッケー!」


背後に気配を感じる。
少し焦ったが、それを悟られぬ様にゆっくり振り返る。


あすみ「あ、あのー……」

ゴスロリの魔法少女服を着た、まどかより少し小さい少女が居た。
体型的にはまどかとほむらの中間だろうか。
491 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 08:38:47.69 ID:9wDVGESIO

あすみ「その、最近契約したんですけど……」

   「戦い方がわからなくて……力任せになっちゃって……」

   「もし良かったら教えてくれませんか?戦い方を……」


マミ「……歓迎するわ!」


マミはやっと真に仲間を見つけたと思った。
その少女の本意に気付かないまま……
492 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 08:47:19.10 ID:9wDVGESIO


QB「おや、次はマミがターゲットなのかい?」

あすみ「だったら?」

QB「釣れない態度だね」

あすみ「お前の態度が気に食わないの、余裕ぶっててさ」

QB「僕達には感情が無いから余裕が無くなるということがないんだよ」

  「まぁもっとも君達の余裕が無くなる分には好都合だけどね。マミは随分余裕なさげだよ」

あすみ「ふぅん……」
493 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 08:53:41.13 ID:9wDVGESIO

まどか「えへへ、今日もお願いします」

マミ「……今日から私に後輩が出来たの、彼女も一緒よ」

あすみ「こんにちは、マミさんの新しい相棒、あすみです!」

まどか「こ、こんにちは……」


マミの相棒に将来的になる気満々だったまどかは少し狼狽える。

マミ「今日はもう見つけてあるの」

あすみ「お、準備が良いねマミさんは〜」
494 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 09:01:39.82 ID:9wDVGESIO

落書きだらけの結界、まどかに似た声の使い魔が飛び交う。


あすみ「一本足打法!」

動きののろい潜水艦タイプを思い切り殴りつけ吹き飛ばす。
吹き飛ばされた使い魔が偶然にも飛行機タイプに直撃した。


マミ「あら……あすみちゃんは近距離型なのね」

  「近距離型についてはあんまり詳しくアドバイスできないけど、左打ちと右打ち両方できたほうが良いわよ。野球よりテニスだと思った方が」

この会話を聞いてまどかは単にテニスをしているマミの姿を想像するのみだった。
495 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 09:06:39.83 ID:9wDVGESIO
あすみ「暴蛇烈破!」


鉄球を自動車タイプの使い魔に叩きつける。

マミは槍と多節棍の使い分けをする杏子を思い出し、少し胸が苦しくなる。

その後、助言をし、適当に使い魔を狩りながら結界の奥へどんどん進んで行く。
496 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 09:11:13.47 ID:9wDVGESIO

魔女は攻撃手段を持たなかったが、使い魔をしつこく産み出す。

あすみ「うりゃぁぁぁぁ!!!」

魔女に殴りかかる。
しかし、その瞬間魔女が泣き出す。

泣き声に特殊な魔翌力があるらしく攻撃を封じられてしまった。

あすみ「は、はぁ!?わけわかんない!」

女と口喧嘩した時に出てくるセリフナンバーワン。


しかし、マミは既に対策をおもいついていた。
497 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 10:03:40.83 ID:9wDVGESIO
半端ですが、ここで中断。
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/23(金) 10:27:31.53 ID:Q0C6GUQ/o
まどかのお守りに加えてあすみとか胃に穴開くぞ
本当にマミさんをネチネチ苛めるの好きだなww
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 10:43:53.90 ID:P2k0xbJX0
そういやちょっと出ただけだが入夜って名前は銀髪だからなのか?イリヤスフィール的な意味で
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 11:34:57.62 ID:L6XU03Bq0
誰かの役に立ちたいって?日本人の募金とかで作られた貧困地域の学校の先生でもやれば?もしくは
ボランティアか。中学生だろうと役には立つだろう。



強制労働施設にでも送りたくなってきた。そうすれば自信云々より先に生活力付くだろ。

俺は無償労働なんて、死んでもゴメンだがな。
501 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 13:53:11.86 ID:9wDVGESIO
まどかは本編でも大概だとおもう

再開します
502 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 13:59:13.33 ID:9wDVGESIO
マミはスパイダーマンの如く手からリボンを出し、魔女の周りを環状に取り巻く。

よく見れば徐々にそれの直径が狭まっていることがわかる。
しかし魔女には気付く様子は無い。

マミ「……はっ!!」

一気に締め付け、魔女の口を塞ぐ。

マミ「今よ!滅多打ちにして頂戴!」

あすみ「はい!」
503 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/23(金) 14:32:24.66 ID:9wDVGESIO
眠すぎてやっぱあと
504 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 16:08:17.38 ID:9wDVGESIO
文化祭で食べ物ばっかだと三日間なにしていいやら

再開します
505 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 16:15:31.86 ID:9wDVGESIO
右、左と往復したあと、振り下ろし、アッパー、更にジャンプ叩きつけの五段攻撃。

今まで固有魔法以外は魔女には向けたことが無かったあすみは、手応えというものを感じる。

あすみ「思ってたより硬いね……ジェイソンみたいな顔してるし」

ジェイソンという単語を聞いてまどかが噴き出すも、二人は一切気に留めない。
506 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 16:32:10.49 ID:9wDVGESIO
マミ「トドメは譲ってあげたいところだけど、私の十八番行くわよ!」


口径を絞った巨大な大砲を召喚し、魔女の心臓部に狙いを定める。

それを見てあすみは魔女から距離を取る。


マミ「ティロ・フィナーレ!!」


撃ち出されたリボン弾は魔女の身体に風穴を空け、抉り出した部分を使い魔に叩きつける。

まどか「おぉ……やったー!」

あすみ「お、思いの外エグい……」

マミ「魔女との戦いは命懸け、情けなどかけてはいけないのよ」

  「あすみちゃん、あなたがどんな願いで契約したかは知らないけど……いえ、なんでもないわ」

崩れ行く結界の中、マミは目を瞑り心の中でまどかを睨んだ。
507 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 16:38:45.99 ID:9wDVGESIO
マミ「あすみちゃん、グリーフシードは……」

あすみ「グリーフシードって何に使うの?あすみ知らない」


あすみはソウルジェムが穢れることは知っていても、グリーフシードでソウルジェムの浄化ができることは知らないのだ。

ましてや、彼女のソウルジェムは穢れることはない。知ったところで嫌がらせ用の知識にしかならない。

まどか「マミさん、私がやっていいですか?」

マミ「え、えぇ……」

まどかがマミのソウルジェムとグリーフシードを近づけると、マミのソウルジェムの穢れがグリーフシードに移る。
508 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 16:42:03.57 ID:9wDVGESIO
マミ「もっと穢れてると思ってたんだけどな……」

穢れの移り方もやけに滑らかでないと感じつつ、浄化の終わったソウルジェムをまどかから受け取り、グリーフシードをあすみに渡す。

あすみ「でもあすみのソウルジェム、全然汚れてないよ」

銀色に輝くソウルジェムを取り出す。

マミ「変わったソウルジェムね……」

まどか「ジェムってより……メタル?」
509 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 16:57:38.01 ID:9wDVGESIO

その日は解散となったが、あすみは家族に問題があるので帰りたくないと言い、マミの家に泊まることになった。

あすみの言ったことは事実ではあるが、他に目的があるのは言うまでも無い。

あすみ「このパジャマ使っていいの?」

マミ「ちょっと大きすぎるかもしれないけど……昔のはもう持っていないから、ごめんね?」

あすみ「ううん……良い匂い……」


本人としては普通に甘えているつもりなのだろうが、少しずれている。
ここから養父がどういう『愛し方』をしているかマミにもわかってしまう。
510 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 17:29:39.95 ID:9wDVGESIO

QB「おや、神名あすみを泊めるのかい?」

マミ「あすみちゃんのご家族、あまり良い人じゃないみたいだから……」

QB「まぁ彼女と一緒に居るのはいいんじゃないかい?君も寂しかったんだろう?」

マミ「……まぁ、ね」


……

あすみ「おやすみ」

マミ「おやすみ」


マミは漸く手に入れたと思っている幸せを噛み締めている。
まどかのこともどうにかできると信じて。
511 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 18:05:26.36 ID:9wDVGESIO

深夜、キュゥべえが出て行った部屋にてあすみは一人目覚める。


あすみ「……」


ソウルジェムを取り出し、マミの周りにガスを撒き散らし再び眠りにつく。


マミ「い……や………」
512 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 18:32:06.68 ID:9wDVGESIO


朝方、あすみはマミのソウルジェムを確認する。


あすみ「あ、あれ?透き通ってるのに穢れてない……?」

   「……どういうこと?、あんなに悩んでる感じだったのに」


遅れて起きたマミも、悪夢を見たことからソウルジェムを確認する。

マミ「穢れてない……夢を見たことも夢だったのかしら」

訳のわからないことをボヤきながら冷凍した食パンをトースターに差し込み、解凍焼きのボタンを押したことを確認し、お湯を沸かしはじめる。
513 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 18:39:34.90 ID:9wDVGESIO

マミ「あら、この卵黄身がふたつあるわ」

  「でも、今日は甘い甘い卵焼きの気分なのよね……」

  「あすみちゃんは何がいい?」

あすみ「なんでもいいよー」

マミ「言ったわねー?本当になんでもいいのね?」

あすみ「怖いよ?」
514 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 18:50:50.88 ID:9wDVGESIO
マミは新しく卵を一つ取り出し、黄身と白身を分け白身を軽く泡立てる。

二つにわかれたフライパンの片方にその泡立てた白身を流し込み、その上に黄身を落とす。

もう片方にはかき混ぜた黄身がふたつの玉子に砂糖をたっぷり混ぜたものを流し込む。


……

マミ「はい、出来た!」

あすみ「な、なにこれ」

マミ「名前はまだ無いわ」
515 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 18:58:33.94 ID:9wDVGESIO

マミ「私は学校に行くけど、あすみちゃんは……?」

あすみ「ニュース見なかった?あれあすみの学校でさ……」

マミ「ああ……そういうことね」

  「じゃ、いってきます」

あすみ「いってらっしゃーい」
516 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 19:16:52.17 ID:9wDVGESIO


あすみ「……」


あすみはマミの異質なソウルジェムと、優しさの中、時折見せる空っぽの表情に狼狽えていた。


あすみ「……あのピンクに魔女化を見せれば良いんだよね」

   「ってかあのピンクも魔法少女をなんだと思ってんだっての。ああいうの真っ先に魔女化させたくなる」

あすみは自分の父親の家族を襲撃すべく出かける。
517 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 19:26:28.30 ID:9wDVGESIO

あすみ「あっはははは!!!傑作傑作!!」


母親、つまりあすみの父親を奪った張本人目以外を精神攻撃の魔法で作られた固体で固められ、その目線の先には右半身と左半身を互い違いに継ぎ接ぎにされたあすみの妹となる双子の死体があった。

あすみ「あすみは地獄に行くのが決まっちゃったから、先にお前らに地獄を魅せるの」


部屋には母親と同じく固体で固められた弱そうな魔女。そして、あすみの手には赤黒い刃。二つともキリカに強請った物だ。
518 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 19:35:43.83 ID:9wDVGESIO

あすみの精神攻撃は、この間『キュゥべえには効かない』と言ったが、その理由は簡単、あすみの魔法は正確には『感情攻撃』だから。

形状の自由こそ効くが、恐怖などの決まった感情を掘り起こし増幅する、トラウマや幻覚を見せるなど効果は単純である。

今、母親にかけているのは増幅系と、幻覚。
死体の双子が話しかけてくるものだ。


あすみ「簡単には壊れないでよ?」
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 19:37:45.82 ID:2Mypnr6f0
空っぽの表情ってジェムの濁りを凍らせた影響かなのか?
それとも、もっと別な何かがある?
520 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 19:41:47.65 ID:9wDVGESIO

魔女を固めていた魔法を融かし、モーニングスターで殴りつける。


あすみ「右ィ!左ァ!っぁあああっ!!!」

あっという間に魔女は木っ端微塵になり、双子の死体と共に消え去った。
521 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 19:48:49.33 ID:9wDVGESIO

あすみ「お父さんは明後日にでもね」

   「明日はお養父さん」

精神攻撃の固体を適当に細工し、それを母親の目に押し込む。
それと同時に身体を固めていた固体が融け出し、銀色のそれの中にわずかに目から出たであろう血が見える。

あすみ「双子ちゃん、有栖ちゃんと鞠栖ちゃんだっけ?」

   「それでずっと見えるね、あははは!!!」


帽子の花からガスを撒き散らしながら家を去って行く。
力無くへたり込む。その目にある光は金属光沢だけだった。
522 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 19:55:34.72 ID:9wDVGESIO

入夜「あーあ、あすみちゃん妹殺しちゃったよ」

  「折角あの子達も使えると思ったのに」

彼女の背後には巨大なゴキブリが二匹、黒と茶バネだ。
そして足元には大量の動かないゴキブリと白い大きなゴキブリ。

エメラルドグリーンのスウェットズボンの光沢が増しているのは気のせいだろうか。
523 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 20:26:15.21 ID:9wDVGESIO

あすなろのファストフード店にて、四人は食事を取る。


ユウリ「どうだ?グラタンコロッケバーガーは?」

杏子「確かに殆ど小麦粉だな」

ミチル「グラコロって略さないの?」

ゆま「ゆっくりでいいならこれがいい」

杏子「今までゆっくりで良かったのに鼻から吸ってたのはなんでだ」

ゆま「お父さんのマネ」

ミチル「おぉ……」
524 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 20:49:20.24 ID:9wDVGESIO
ユウリ「今度あたしがもっと美味しく作ってやる」

杏子「エビも入れた方が効率良さげだな」

ミチル「サイコロステーキも?」

ゆま「キョーコだけ仲間はずれ?」

杏子「馬は野菜食うだろ」


全員の相性を満たす物を考えながら談笑する隣のテーブルで、巨大な肉が何枚も挟まれたバーガーを頬張りながらスマートフォンを弄る少女の姿があった。
525 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 21:04:58.32 ID:9wDVGESIO

ほむら「あと一回、一回だけまどかを巴さんに頼むわ」

ほむ「……わかりました」


少し季節を外したかき氷を食べながらフレイが話しかけてくる。

フレイ「なぁ、サソリって何食べるんだ?」

ほむ「……」

ほむら「スズムシ」

フレイ「……ワオ」
526 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 21:19:07.19 ID:9wDVGESIO
学校に行くと、まどかが携帯を弄りながら鼻唄を歌っている。

妹と上條君が呆れた表情でこちらを見る。


さやか「やけに機嫌良さそうじゃん、ラブレターでも貰った?」

仁美「まぁ」

さやかが半ば嫌味を言い、仁美はそれに気付かず乗っかる。


まどか「ううん、マミさんにパートナーが出来たの。小学生のね」

   「だから私の妹分になるのかなって…えへへ」

さやかが青筋を立てている。
妹は青くなっている。
527 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 21:28:24.61 ID:9wDVGESIO

これだけ憧れているのに、まだ契約しないのは、契約するとしたら相談しろと巴さん、私、妹が言ってあるからだ。

そして巴さんはのらりくらりと躱し、私は親に相談しろの一点張り。

しかしこれもあと三日程で限度が来るだろう。

早急に対策を練らなければ……
巴さんの限界も近い。

それにしても小学生の相棒とは、誰だろうか?
千歳ゆまは杏子と居るはずだが。
528 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 21:35:16.43 ID:9wDVGESIO

織莉子「……明日の晩、例の結界に攻め込みます」

キリカ「君も行くのかい?」

織莉子「はい、脚は引っ張りません」

キリカ「……わかった」

織莉子「私達で陽動し、神名あすみ達が来るのを待ち彼女が手を下すのを待つ」

キリカ「……成る程」
529 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/23(金) 21:36:41.12 ID:9wDVGESIO
今日はここまで。
入夜はなんだかテラフォ読んでる人はわかるよね。
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 21:44:20.04 ID:2Mypnr6f0
質問なんだが
マミさんの表情が空っぽになってるのってジェムの濁りを凍らせた影響なの?
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/23(金) 22:29:54.15 ID:ymwMRzkRo
(゚д゚ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/23(金) 23:43:59.07 ID:Q0C6GUQ/o
ジェムの濁りを止めるってことは感情の自然な働きを止めるようなもんだからなあ
凍結解除したら反動で精神病みそうだ
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 00:00:05.31 ID:znC7e1R+0
まどか…君って奴は…
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 00:26:40.73 ID:STiCx18e0

このssのまどかはうざいな…
535 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/24(土) 03:32:05.99 ID:N7rzjRlJo
ジェムの濁りを凍らせたわけだから、魂が凍ったわけではないです

1.魂が凍えた
2.凍ったのとは関係なしにマミさんに限界が来てる
3.マミさんの厨二病
4.何かを思い出した

好きな物をお選びください
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/24(土) 03:39:25.71 ID:74dGFxLuo
ネガティブな感情がジェムの濁りに変換される機能だけを塞いだようなもんか
全部だな
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 05:13:52.99 ID:XrHIpQzDO
>>534
救済後のヤツよりかはまだマシだ。
アレはまどっち好きの俺もカチンときた
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/24(土) 07:53:33.98 ID:L3eOFz4u0
マミさんなら当然厨二病
このままだとまどかと一緒に魔女化目撃ぽくてやべぇけど 凍結してても絶望したら猶予時間長くなってんのに復帰しそうにないし

小麦粉はグラコロだめなんかなーと思ってたらきたなww
これで危ない描写は回避 サソリも回避してくれぃ

しっかし、ほんと話を聞かない考えないね これはさやかもだけど
さやかも結構アレだよね、あっさり手のひら返しと言うか乗り換えと言うか、それで妄信するのは変わってないし
ほむほむにはやっぱあんこちゃんだな 変態ほむらさんでもホマンドーでもメガほむでもいける
539 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/24(土) 08:12:28.58 ID:N7rzjRlJo
>>537
ごめんなさい、でも全否定されるほむらが書きたかったんです。
今思えば、別に否定するのはさやかで、まどかが横で頷いてるだけでも良かった。
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/24(土) 08:26:17.80 ID:4qyPIWar0
>>539
そっちの方が余計イラっときそうだ
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/24(土) 09:19:56.05 ID:74dGFxLuo
>>539
ほむらが真っ向から全否定されるのは見てみたかったから
俺はある意味胸がスッとした
いくら善意とはいえ相手の意志をガン無視してるのはほむら→まどかも一緒だしな
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 12:27:08.23 ID:XrHIpQzDO
>>539
いや、作中のまどっちにイラッと来るほど話にのめり込ませて貰った、ってだけだから謝らないで下さい、おながいします……orz
543 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/24(土) 15:19:05.87 ID:N7rzjRlJo
面白いネタを見つけたのでサキさんも投入しようかと。
昆虫じゃないです。

しかしこんだけ引っ張ってマミさんちょっとショボいかな……
544 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 07:10:13.16 ID:3dlMx97IO
虫の弱点、関節をねじ切られることをテラフォ的にはジャイナると言います。
クロカタゾウムシの甲殻も台無しだ!

じょうじ(再開します)
545 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 07:14:40.83 ID:3dlMx97IO
マミ「ただいま、良い子にしてた?」

あすみ「おかえり、もー超悪い子、殺してきちゃった」

グリーフシードを一つ見せる。

マミ「あら……怪我とかはしなかった?」

あすみ「大丈夫大丈夫、凄い弱くて使い魔かと思ったくらいだもん」

それを聞き、マミは心底安心した顔をして荷物を置きに自室へ向かう。
546 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 07:25:45.65 ID:3dlMx97IO
マミが鼻唄混じりにお菓子を作っている。

マミ「友達の家にー、高圧洗浄機ー」

あすみ「何その歌」

マミ「つーまーりー、君を害す者全てこの腕でティロフィナーレー」

あすみ「替え歌!?」

マミ「ふふっ」


オーブンを開け、出来上がった生地を入れタイマーを設定する。

調味料の入った棚からタッパーを取り出し、あすみが居る机に持ってくる。


マミ「完成したものがこちらになりまーす」
547 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 07:33:10.96 ID:3dlMx97IO
あすみ「これ凄いシャクシャクしてる」

マミ「ラングドシャって言うのよ。猫の舌みたいにザラザラしてることからそう呼ばれるのよ」

余った卵黄をどうしようか考えながら、あすみの描いた絵を見る。

マミ「あら……これは?」

あすみ「吸血鬼」

マミ「どこかで見たような……」

描かれていたのは、脚色こそあれど、どう見てもキリカ。

あすみ「吸血鬼って弱点多いけどどこまで本当なんだろ」

マミ「ニンニクは嘘くさいわよね」
548 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 07:42:22.41 ID:3dlMx97IO

マミ「今日は魔女退治はお休みするわよ」

あすみ「あすみが一匹狩ってきちゃったしね」

マッチポンプだが。

マミ「今日は頑張って、課題片付けちゃうぞ!」

あすみ「頑張ってねん」

マミは教材を取りに部屋に戻る。
あすみは紙を裏返し、再び絵を描き始める。
549 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 07:53:44.22 ID:3dlMx97IO

ユキ「流石にスズムシは無いわよね……」

大きなハンバーグにマッシュポテトを付け合わせた物を運びながらボヤく。

ヒカル「肉食ってことで肉じゃダメなのかね」

ほむら「種類によってはネズミも食べるって聞いたような」

ユキ「二人とも人参はグラッセより生が良いよね」

ほむ「うん……グラッセは苦手かな」

フレイ「スライサーは……あった」

ほむら「フレイ、海苔を人参の上にかけてくれないかしら?」
550 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 08:02:30.93 ID:3dlMx97IO

ほむら「巴さんにも連絡を入れたわ。明日の晩の魔女狩りを最後にすると」

ほむ「もし…鹿目さんがそれでも聞かなかったら?」

ほむら「……うちの親づてに魔法少女の真実を全て詢子さんに話すわ」

ほむ「……」


姉の秘密主義、まどか徹底防御の戦法が悉く裏目に出ていると感じた妹は、姉の頬に軽く口付けし、セミダブルのベッドの端で姉に背を向けて眠った。
551 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 08:11:52.88 ID:3dlMx97IO

あすみ「やっぱり穢れない……」

   「……何かに護られてるのかな。こんなに魘されてるのに、全然濁らない……」

   「まるでシステムから外されてるみたいに……」

魔法少女の中には相手のソウルジェムに直接穢れを流し込む者も居るらしいが、それは魔女相手にはロクに役に立たないどころか、魔女を強化してしまう魔法。

魔女すら苦しめる、魔女となってもなお苦しめる魔法こそあすみの象徴。

あすみ「馬鹿らし、外の空気吸ってこよ」
552 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 08:24:22.04 ID:3dlMx97IO
入夜「あすみちゃん、楽しんでくれるかな?」


あすみの養父の家に、大量のゴキブリと、椅子にもたれ掛かる一人の男性。

入夜「契約解除しちゃっていいよ」

男性の背中から白いゴキブリが這い出してくる。

入夜「ゴキブリと契約させなくても、出来るには出来るんだけどね」

ジャージをはためかせながら入夜は家を出て行く。
553 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 08:38:06.00 ID:3dlMx97IO

マミが学校へ行って暫くしてから、あすみは家を出る。

あすみ「あいつにはどんな仕打ちをしてやろうか……」

養父の家へ向かう。
かつかつ、かつかつ。
その足音は、鳥籠を踏み鳴らし、憤怒を性質とする魔女と似通っているようにも思える。


あすみ「高圧洗じょ……何口ずさんでるんだ」
554 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 08:46:09.92 ID:3dlMx97IO

養父の家に踏み込んだ時にあすみが第一に驚いたのは、椅子にぐったりした養父ではなく、養父の足元に大量に転がっている動かないゴキブリ。

……。


あすみ「おい、エロジジイ」

養父「フヒッ」


養父は歓喜を帯びた表情であすみを見上げる。

あすみ「いっつもパンツ見たがってたよねぇ?まずは見せてあげるよ!」

顔面にキックを入れ、椅子ごと倒す。

養父「フヒィ」

倒れ込んだ養父は何一つアクションを起こさず不気味な奇声をあげるのみ。
555 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 08:54:51.84 ID:3dlMx97IO
あすみ「先ずは動けなくなってもらおうか」

お決まりの金属での拘束。
負の感情増幅作用のついたアルミ程度のものだ。

あすみ「マミさんの持ってた本にあったね。宮刑、お前の罪にはちょうどいいかもね」

キリカの爪を取り出し、養父の服を引き裂く。
その間も養父は奇声をあげるのみ。
556 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 08:55:27.14 ID:3dlMx97IO
午前はここまで。
明日の朝は更新ありません。
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/25(日) 10:11:27.97 ID:6KHYW7oDO
なかなかバイオレンスだな。いいねェ
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 13:16:36.12 ID:54YeIAN/0
大量のゴキブリとか、浦沢さんのプルートゥ思い出した
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/25(日) 14:05:59.32 ID:0mnDGcmk0
ほんとマミさんは手がかかるなぁ
それでも関わっちまってるから放置できないもんな マミさん助けてってアレが契約するだろうし

サソリほむが独自に動くか?
もうまどかを凍らせてワルプル来るまで謎の昏睡ってことで入院させちゃえばいい気がしてきた
夢と現実の出入口を凍らせるみたいな もっと現実的になら低体温にして強制冬眠
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/25(日) 14:11:47.79 ID:R8me2aKLo
ほむらのイージーモード&無双ぶりに比べて
他の連中のダメっぷりときたら>>1の扱いの差が歴然ww
だがそれがいい
561 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 14:35:43.07 ID:3dlMx97IO
ほむらもかなりアホにしてるつもりだけどなぁ……今晩も更新出来るか怪しい
562 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 14:50:30.95 ID:3dlMx97IO
ちなみに時系列がハッキリしてしまいましたが

この話は『古代の海の魔女』がミチル以外の魔法少女に既に倒されていたため、
聖団も無いからミチルは魔女化してないし、箱庭も無いからユウリの魔女化も無かったというIFです。
ギタリスト恭介の域だと思っていただければ。
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/25(日) 14:53:29.17 ID:R8me2aKLo
ほむらは本人が抜けてても周りが好感度最大かつハイスペックで固められてるからね
杏子組も似たようなもんだけどどうせ何があっても余裕だろって感じ
564 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/25(日) 15:03:47.84 ID:3dlMx97IO
これに限らないけど自分の作品を一読者として考察したいまる

元々SSは自説の披露の為に書き始めたんだし
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/25(日) 15:38:11.17 ID:0mnDGcmk0
そう言えばサソリほむも記憶は継承してるし契約してるから運動能力バリバリよな
・・・美人双子姉妹でクールビューティ姉と庇護欲誘う妹、読み返してたら雪ウサほむをお姉様呼び
絶対これ学内注目の的だろ!キマシタワーとか言ってるのいるだろ!呼び出して告白をとか思ってるやつ、お父さんは強いぞ(力も愛も)
あ、兄もいたなそういや 学年違って絡む人いないから描写ないもの忘れちゃうさ

姉ほむはアホでも同情的に見れるからなぁ
ループの経験で単独思考しかないってなるし、やっぱり若干壊れてる面はあるし
アホでも考えに考えてのアホだから、どっかのツインテピンクとはやっぱ違うんさ
アレはあすみのクラスの奴ら並みに軽い 警告してんのに理解しないとかほんと同レベル
566 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 13:09:47.44 ID:gWrYtS7IO
今日の夕方から更新する。
ちなみに杏子がミチルとかと組んでいるのは、見滝原組に余計なちょっかい出さない(TDSの悲劇)を防げてるっていう
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん) :2012/11/26(月) 15:13:03.41 ID:WA0o+wcH0
わっふるわっふる
568 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 17:24:46.19 ID:gWrYtS7IO
数珠とか読み返したけどリテイクしてえな

再開します
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/11/26(月) 17:29:04.80 ID:iXQ75KtNo
え?数珠つなぎの人だったの?

wwktk
570 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 17:30:23.88 ID:gWrYtS7IO
あすみ「ぁぁ……はぁ……ハハッ!ハハハハ!!」


養父のそれを左右に真っ二つ。

しかし養父の様子は一向に変わらない。


あすみ「……?」

ふと養父の後頭部を見ると、穴が空いている。


あすみ「……誰かに既にやられてる?」


冷めてしまったあすみは、穴に幻覚作用のある金属を流し込み、去って行く。
床のゴキブリは未だにその場を動かない。
571 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 17:40:51.83 ID:gWrYtS7IO

入夜が家の奥から出てくる。

冷蔵庫を開け、一面に敷き詰められたファービーを見て一人で笑い始める。
もちろん並べたのは彼女。

入夜「あれ……気にいってくれなかったかな……やっぱり反応が無いとダメなのかな」

  「いつからそんなサイコになったんだろ」
572 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 17:59:36.97 ID:gWrYtS7IO
神名 入夜

エメラルドゴキブリバチ(南米)
指輪(インド)

ゴキブリの逃避を司る部分を破壊する毒を持つ単独行動をするエメラルド色の綺麗なハチ。

ゴキブリの精霊を引き連れ、ターゲットを強制契約させ毒を使い破壊する。

通常はゴキブリを幼虫の餌にするが、彼女は一体どうしているのだろうか。
573 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 18:24:23.19 ID:gWrYtS7IO

織莉子『今日、例の結界に攻め込みます』

あすみ『……はいはい』


不機嫌なあすみに指令が入る。

織莉子はマミが引き連れるまどかに魔女化を見せ付けるつもりだ。
あすみは最初はマミを魔女化させれば良いと思って居たが、それをしない理由を理解した。

マミ程協力な魔法少女は中々居ない。
魔法少女の杏子が幻覚能力を得て漸く互角、キリカが経験を積んで漸く互角。
エリーゼも一人での経験を積んでいれば互角になれただろう。


あすみ「戦力が欲しいなら魔女化させるのは……あの紫色で良いか」


マミの家へ食事を取りに戻る。
574 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 18:35:27.33 ID:gWrYtS7IO


ほむら「前回の監視はそう言えば上條君に任せたんだったかしら」

ほむ「銀髪の鹿目さんくらいの子だったってさ……あっ」

聞いた言葉を反芻して気づく。

ほむら「十中八九、呉キリカと居た小学生ね」

ほむ「ってことは……巴さんが危ないんじゃ」

ほむら「……もう彼女が油断することは無いわ。お菓子の魔女を越えた彼女が油断してやられたことは一度も無いはずよ」

   「危ないのは……まどか、いや、むしろその子が危ないかもしれないわね」
575 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 18:48:02.67 ID:gWrYtS7IO

あすみ「あすみ今日はもう魔女の結界を見つけてあるんだ!」

   「しかも二つも」

両手の人差し指を立て頬にあてる。

マミ「あら……じゃあ早速案内してくれる?」

まどか「最近魔女多くないですか?ちょっと前は使い魔って言ってたじゃないですか」


別に魔女化した魔法少女が増えたわけでも、グリーフシードを孕んだ使い魔が増えたわけでもない。
単なるあすみのマッチポンプだ。

時間の調整用に一つ魔女を孵化させた。
あすみのソウルジェムは穢れないため、グリーフシードを穢れさせることはできないと思われるがあすみのソウルジェムはグリーフシードを無限に濁らせることができる。エリーゼの物はどうなのだろうか。
576 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 19:04:20.38 ID:gWrYtS7IO

あすみの金属は魔法がメインのため、強度自体はそんなに強くなく、ワイヤー状にしても折れてしまう。

ブロックにしたところで、並以上の魔法少女なら破壊できる程の脆さ。
織莉子や魔法少女ほむらでも破壊できるだろう。

マミの戦法に潜在的に憧れていてもできないのだ。


マミがリボンで魔女を縛る。

マミ「あすみちゃん!お願い!」

あすみは身体強化の殆どを腕力に割り振っている。

しかしこの結界はこの間の落書きの魔女の大きな箱など高台が多くある。

あすみ「そぉい!!!」

脚力が無くとも、位置エネルギーを利用した攻撃が出来る。
叩き落とされた鉄球に押し潰された魔女は断末魔を上げ消える。

まどか「すごいすごい!」

あすみ「……」
577 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 19:11:06.17 ID:gWrYtS7IO

キリカ「ねぇ君達、私のクラスメイトが一人最近学校に来ないんだけど」

織莉子「貴方達がいつまでも魔女を生かしておくからでは無いでしょうか?」

威圧感だけなら近辺の全魔法少女中最強の織莉子、そして姿勢などから才能が滲み出るキリカに睨まれたクレアは左の膝で辛うじて立ちの姿勢を維持しているからだろう。

クレア「……」

キリカ「その魔女がなんなのかはわからないけど」

   「クラスメイトが犠牲になってるかもしれないとすると、いつまでも生かしておくわけにはいかないね」

織莉子「私達が倒して差し上げましょう」
578 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 19:14:12.26 ID:gWrYtS7IO

フレイ「ふぇくしょい!!!」

ユキ「あらあら、タンクトップじゃ風邪引いちゃうわよ?」

フレイ「…クスキューズミー、パーカー着るかな」

ヒカル「もっふもっふあったかいなー」

ユキ「えい」

ヒカル「あふっつめた!」


教師が怖がって授業が進まないのでフレイは投稿免除状態だが授業を真面目に受けないキリカがそんなことを知るはずは無い。
579 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 19:23:06.21 ID:gWrYtS7IO

目の下にクマができたエリーゼと、それに付き添うこまちがやってくる。


キリカ「君達の目的は知らないけれど、この魔女は狩らせてもらうよ」

コウモリのようなエフェクトを撒き散らし魔法少女の姿となる。
鉤爪は両手に三本、右の爪先に一本。

織莉子「……」

織莉子は懐から巨大な拳銃とソウルジェムを取り出し、水晶のエフェクトを撒き散らし変身する。


キリカ「空いた手で拳銃かい?」

織莉子「秘書さんの形見です」

それを見たエリーゼも万国旗のエフェクトに包まれ魔法少女に変身する。
580 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 19:53:27.17 ID:gWrYtS7IO

エリーゼ「……」

クレア「まさかこの二人が魔女を倒せば諦められるなんて思って居ないですよね?」

クレアが冷たい声で言う。
戦闘体制に入ったエリーゼを咎めるように。

エリーゼ「それは……ありません」


背後からピンク色のクマが飛び出した。


キリカ「止めるってことかな?」

織莉子「……やってみなさい」

二人は咥えていたシナモンを噛み砕いた。
581 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/26(月) 19:53:58.18 ID:gWrYtS7IO
今日はここまで。
次回、衝突必至!
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/26(月) 21:49:42.03 ID:701z7Sjao
あすみんが空回りしとるな
こりゃ魔女化あるで
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/26(月) 21:57:56.74 ID:khzqOTuLo
(゚д゚ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら
584 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 11:26:39.95 ID:jhbwnujIO
学生証どこだ……

再開します。
585 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 11:35:46.82 ID:jhbwnujIO
織莉子は両手で構えた拳銃から水晶の弾を撃ち出す。
炸裂する水晶を火薬の代わりにしている。

弾はクマの眉間に命中にし、力の抜けたクマをキリカは鉤爪の背で地面に叩きつける。


キリカ「君は本気を出せば私と渡り合えるくらいなんだろう?」

エリーゼ「くっ……」


キリン柄のゾウとライオンのタテガミを持つキリン、鼻の長いライオンが飛び出してくる。

織莉子「加速ののち、キリン頭突き」

キリカ「加速?したところで鈍い呪いノロイ」

口の中の木片を吐き捨て速度低下魔法を展開する。
速度低下魔法の前では物理攻撃は無力化されてしまうだろう。
586 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 11:44:03.24 ID:jhbwnujIO
恐らく加速したであろうキリンに銃弾を撃ち込み、ライオンは爪で切り裂かれる。


ひより「エリーゼ!しっかり……」

楽譜のようなエフェクトを展開し、変身したひよりはハープで精神攻撃を始める。


キリカ「うるさいうるさい!!ハープの弦を切ってやろうかな?」

あすみの精神攻撃と違うタイプの物らしく、キリカにもダメージが入るようで、不快に思ったキリカは自分の声でハープの音を誤魔化しながらひよりに突っ込む。

織莉子は帽子を深く被り、片手で銃を構えゾウを牽制する。
587 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 11:55:23.00 ID:jhbwnujIO
煌めく笹の葉のエフェクトを撒き散らし変身したこまちの薙刀がキリカの爪に引っかかる。

キリカ「見たところ君が一番弱そうだけど……死んでも知らないよ?」

こまち「……ほざいてろ!」


こまちは後ろに飛び退き、高く飛び上がりジャンプ斬りを仕掛ける。

キリカ「鳴呼……愚かだね」

周りの空間に紫色の靄が立ち込め、こまちは速度を奪われる。
そして次にキリカは爪先の爪を飛ばし、こまちの頬を掠める。

こまち「ッ!!?」

こまちは『今のはわざと外していた。狙えばソウルジェムを砕くことも出来た』と悟った。
588 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 12:04:29.87 ID:jhbwnujIO
フワフワと降りてくるこまちの鳩尾に肘で一撃加え、空間の端に蹴飛ばす。

クレア「こまち…!」

キリカ「なんで魔女一体に拘るのかな?」

クレアがソウルジェムを取り出すと、グリーフシードが孵るように空間が歪み、黄緑の雷のエフェクトを散らし、左の太腿を大きく露出したシスターのような魔法少女姿に変身する。

クレア「エリーゼ!早くハッキリさせるのです!」

エリーゼ「……ッ!!」

ヘビの巻き付いた杖を取り出す。
アスクレピオスの杖と言ったところだろうか。
589 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 12:14:44.05 ID:jhbwnujIO
クレア「……ッ!!!」

キリカ「んん?」


キリカの爪とクレアの杖で鍔迫り合い。
最も両者とも鍔は無いが。

キリカ「さっきのよりは手応えあるね……!」

クレア「そうですか……しかし、本命はこっちではありませんよ」


杖から黄緑の線が迸る。

キリカ「な、雷……!」

キリカは飛び退こうとするも、引力魔法で拘束される。

クレア「エリーゼが決断するまで静かにしていてください……」

キリカ「くっ!!!」


黄緑の電撃がキリカを包む。

キリカ「ガアァァァッ!!!」
590 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 12:17:57.96 ID:jhbwnujIO
織莉子「キリカッ!?」

計算外。
エリーゼを相手にしている間、キリカがやられるなんて万が一にも考えていなかった。

キリカの補助が無ければ、織莉子はこの場の誰よりも弱い。
身体能力でも漸くひよりと渡り合える程度。

早くあすみ達が来てくれなくては、返り討ちにあってしまう。
591 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 12:25:03.64 ID:jhbwnujIO
クレアはへたり込む。
元々の燃費の悪さに加え、キリカのプレッシャー、彼女を戦闘不能にいたらしめるには十分だった。

ひより「え、二人とも……」

エリーゼの蛇を避けながら、ひよりのハープの弦を狙って只管織莉子は弾丸を放つ。

ひよりは大事なハープを抱えて逃げ回るのみ、半ばパニックを起こしている。
そこまで見越しての織莉子の行動。
あと二発程でひよりは戦意喪失するだろう。
592 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 12:32:15.54 ID:jhbwnujIO
エリーゼと織莉子の一騎打ち。
織莉子の圧倒的不利。


織莉子「……」

懐からビンを取り出し、倒れ伏すキリカの口に中身を注ぐ。

キリカ「……ありがとう織莉子、本調子は出ないかもしれないけど」

グリーフシードを使用しながら、軽い治療魔法をかける。


クレア「なっ……」

力の抜けたクレアは残りの力を歯を食いしばることに使い、意識を手放した。
593 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 12:44:41.63 ID:jhbwnujIO
織莉子「まさか本当に……」

キリカ「……二対一だけど、まだやるかい?」

睨まれたエリーゼは黙りこくる。

織莉子「しかし、ここまで抵抗されると何故そうするか気になりますね」

エリーゼ「……教えても信じません」

不透明のソウルジェムが輝き、周りの空間が歪み始める。

キリカ「……魔女結界」

織莉子「匿っていた魔女…。」
594 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 12:56:57.34 ID:jhbwnujIO
真っ赤な空間に剣を構えた人形。


エリーゼ「これで二対二です……!」


キリカ「あいつ、速い……」

織莉子「キリカ!二メートル左三秒後!」

キリカ「はいよ!」

指示通り動くと、元居た場所には巨大な斬撃が。

キリカ「……成る程ね」
595 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 12:57:27.49 ID:jhbwnujIO
往路はここまで。
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 13:22:39.34 ID:HRaQ0O3F0
あすみバトロワとか大好きそうだな…
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 14:27:50.25 ID:VjssmaLDO
一部を除いてまどかに限らす他の奴らも十分身勝手だろ
と本編、スピンオフ見た後、思ってみたり
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 16:20:53.10 ID:5G4zEvLQo
追いついた・・・が今さらだけどさやかの手のひら返しがひどすぎww
仮にも今まで街守ってきた命の恩人に対する態度じゃねぇ
599 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 16:24:53.17 ID:jhbwnujIO
現状身勝手なのはまどかとほむらとエリーゼ
被害者はマミと他のモバマギ組

再開
600 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 16:37:36.63 ID:jhbwnujIO

ひより「エリーゼ!クレアの言うこと聞いてたの!?」

エリーゼの召喚魔法は近隣の魔女を引き寄せることも可能だ。
しかし、今回織莉子達はこの魔女を狙っている。
呼び寄せて何がしたいのだろうか。

エリーゼ「……貴方達、本当の狙いは違うでしょう?」

キリカ「ほう?」

織莉子「逆に聞きましょう、シスターの彼女が仰ったことは一体……」

   「私達に貴方の命を取るつもりはありませんが、貴方のソウルジェムの砕ける未来が見えています」

それを聞いてエリーゼは狼狽える。

エリーゼ「やはり……そう……」
601 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 16:41:28.77 ID:jhbwnujIO


まどか「次はここ?」

あすみ「そうそう、ここ……ん?」

結界が先日より手前に来ている。

マミ「どうかしたの?」

あすみ「ううん、結界がさっきより随分表に出て来てるから」

マミ「あら……どういうことかしら。逃げるにしてはおかしいし……」

あすみ「ま、行こっか」
602 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 16:46:01.08 ID:jhbwnujIO

マミ「あら?既に魔翌力がぶつかり合ってるみたいよ」

  「しかも随分魔法少女が多い感じね」

あすみ「……じゃあ顔通しでもしておこうか」

まどか「マミさんは見滝原一の魔法少女だからね!」

マミ「うーん、それもそうね」


三人は結界に足を踏み入れた。
603 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 16:53:55.23 ID:jhbwnujIO

速度低下でエリーゼと魔女の攻撃を掻い潜りながら、二人はあすみの到着を待つ。


織莉子「……来ました、後は奥に来るのを待つだけ」

キリカ「もうすぐかい?」


━━━━


ほむら「……複数魔法少女が居る結界?」

ほむ「こんなの入ってどうするんだろ」

ほむら「第一魔法少女なんて他には美国織莉子呉キリカしか知らないわよ?」

ほむ「……なんかよくない予感がする」
604 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 17:06:43.67 ID:jhbwnujIO

マミ「……魔女相手に……あら?」

マミ達が見つけたのは魔女と交戦する二人の魔法少女と、魔女に味方する魔法少女、それを心配そうに見守るハープを抱えた魔法少女、倒れ伏す二人の魔法少女。
そして味方の魔法少女には指一本触れない魔女。

マミかららエリーゼが魔女が味方して、こまちたちを傷つけたように見えてる。


マミ「あすみちゃん、まずは魔女をどうにかするわよ!」

あすみは相槌を打つが頭の中では別のことを考えていた。
605 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 17:26:23.84 ID:jhbwnujIO

あすみは真っ先にエリーゼのソウルジェムを見る。

自分と同じ不透明。
精神攻撃を加えたくらいでは魔女になることは無いだろう。

その次に倒れた魔法少女達に目をやる。

クレアはガス欠、こまちは負傷。

あすみ「……」

こまちに狙いを絞る。
606 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 17:35:21.20 ID:jhbwnujIO

マミ「あんまり刃物を使う魔女は好きじゃないのよね」

オシャレな機関銃を取り出す。
辛うじて原型が分隊支援火器だとわかる。
もっとも連射などできず、水鉄砲の様にリボンを放つ、これぞリボンの強み。

刃物で切れない程身体に密着、否、食い込ませ、締め付けて壊す算段だ。

キリカ「おや、魔弾の射手は魔女がのさばることは許せないようだね」

エリーゼ「……ッ!!」
607 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 17:40:50.50 ID:jhbwnujIO
動きの鈍っている魔女に殴りかかるあすみ。しかし元が速いので、当たらない。

それはあすみもわかりきっている。
本命は空振った鉄球から飛び散る液体。

こまちに飛ぶように調整しつつ、振り回す。

あすみ「……速い!」

織莉子「……」


織莉子はあすみの心の中の押し殺していた迷いを見抜いていた。

織莉子「……最初と言っていることが逆ですね」
608 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 17:46:45.85 ID:jhbwnujIO

未来予知など使わなくても、あすみがマミの壁になっているのは一目瞭然。

こまちから遠い地点でわざわざ戦ってる辺り、本気でマミを慕っているのだろうか。


少し前までは真実も知らないでヒーロー気取りなどと言って居たのに……


織莉子「二人とも魔法少女としては長く無いようですね……」
609 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 17:53:12.27 ID:jhbwnujIO

エリーゼ「くぁああ!!!何故私をここまで……!」

    「覚悟を決めました……さよならです!」


ボロボロの魔女を見兼ねたエリーゼはソウルジェムを解き放つ。
赤い靄が大量に噴き出し魔女が溶け出す。


織莉子「なっ……!」

ひより「あぁ……」

まどか「さやか…ちゃん?」


魔女の中から赤い短髪の長身の少女が産まれ、魔女は完全に崩れた。
610 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 18:00:21.26 ID:jhbwnujIO

そしてエリーゼのソウルジェムにヒビが入り始める。


キリカ「ど、どういうことだ!?」

織莉子「……固有魔法!!盲点……」

マミ「何が起きてるの……」

あすみ「早すぎる……!ウサギ、サソリ、お前ら見てんだろ!?どうにかしろよォォォ!!!」
611 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 18:03:48.17 ID:jhbwnujIO


先程と同じ魔女、しかしところどころエリーゼのディテールが加えられている。

足元には倒れ伏すエリーゼ。
当然息はもう無い。



マミ「嘘……よね……?」

まどか「魔女って……魔法少女だったの……?」
612 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/27(火) 18:04:30.94 ID:jhbwnujIO
今日はここまで。
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 18:10:11.70 ID:K8YBnB0DO
ナニコレタイミング最悪すぎ怖い


この期に及んもまどかさんがなにかしでかしそうでもっと怖い

614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/27(火) 18:46:10.60 ID:BFBwnM/Do
(゚д゚ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 18:57:32.24 ID:HlWn4YwDO
通常の魔女化じゃないからな。どう誤解されるやら
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 20:14:10.37 ID:j/BY4eLJ0
まどか、魔法少女が綺麗な正義だなんてその気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/27(火) 20:21:57.14 ID:Lp3m2lBR0
みんなタヒぬしかないじゃない!がきちゃうぅぅぅぅぅ
・・・なぜにさやか?ぱっと見が似てるだけ?
618 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/27(火) 20:26:06.34 ID:Y7udd9mMo
モバマギでクレアがさやかがエリーゼの妹に似ていると言ってる
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 20:32:44.07 ID:VjssmaLDO
真相知ったからっていきなり死のうはないと思うの
幼女以下のメンタルってどうよ
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/27(火) 21:05:14.57 ID:Lp3m2lBR0
なるほろ、似てるのね

>>619
いや実際豆腐メンタルですしおすし だから凍結処置されてるんよね
そこにいる幼女はちょっとイっちゃってるしジェムじゃなくメタルだし
とりあえず魔女がいるから即は無いような気もしなくはない
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 21:10:22.79 ID:K8YBnB0DO
例の漫画版ならあれはまどかが酷い。
天使のような悪魔とはまさにアレのこと。

まど神といい本当、優しさの中の残酷さをまどかは分かってない。
お子様故の怖さがあの子にはある。
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/27(火) 21:19:24.31 ID:BFBwnM/Do
「地獄への道は善意で舗装されている」
623 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 08:40:28.78 ID:64OoxjaIO
「やってくださいよ!ティロ・フィナーレ!そーれティーロティーロ!」

マミ「鳴呼もううるさいわね!わすれちゃったわよ!死ぬしかないじゃない!貴方も私も!!」

ENCORE聴いてたら思いついたけど、これ前作の織莉子がやったわ

再開します
624 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 08:48:01.98 ID:64OoxjaIO

ほむら「ッ!!まさか魔女化!?」

ほむ「そんな消耗してる人はいないと思ったのに……」

ほむら「早く行かないと大惨事が起きるかもしれない……!」


事実、元々弱くても人間を真っ二つにする力を持つ魔女がエリーゼの素質を得たのだ。
危険極まりないことは言うまでもない。
625 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 08:55:04.05 ID:64OoxjaIO


ひより「あ……わかってたけどやっぱり……」

織莉子「あんまり気分のいいもんじゃないですね……」

魔女化を元より知っていた内の三人は直接見たのは始めて、ひよりは腰を抜かし、キリカはガラスを自分の鉤爪で引っ掻いた音を聴いた時の顔をし、織莉子は僅かに口元を歪めている。


あすみ「まだマミさん出てってねぇだろうがよォォォォ!!!!」

マミ「嘘だと言ってよ……」

まどか「あぁ……」
626 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 09:02:59.69 ID:64OoxjaIO
双子の少女が結界中心部に到達する。


ほむら「魔女化したのは……この赤髪ね。もう一人の赤髪は……ソウルジェムに一点の穢れも無い……」

ほむ「とりあえず戦えない人を結界から出して!この魔女は……」

言っている間にほむが真っ二つにされる。
しかし、すぐ様湯気を立てて再生する。


ほむ「こういうことだから」

ほむら「……わかったわ」


ほむらはこまちとひより、クレア、エリーゼの妹を担ぎ結界から抜け出し、そのまま引き返す。マミとまどかを連れ戻す為だ。
627 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 09:12:41.74 ID:64OoxjaIO
キリカの鉤爪とほむの灼熱の手刀が魔女を抉る。

如何に強力な攻撃を手札に持っていても使えなければ意味がない。

ほむらの到着を待たずして魔女は息絶え、エリーゼの死体は消滅した。


織莉子「……帰るわよ、キリカ」

キリカ「……うん」


その場に残されたのはマミとまどかとあすみとほむ。

ほむ「……」

マミ「ねぇ、知ってたの?」
628 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 09:21:20.02 ID:64OoxjaIO

あすみ「……」


あすみは先程叫んだ通り、マミに魔女化を見せるつもりは無かった。
頃合いを見計らって、斬撃から守ると称して結界から追い出すつもりだった。

あすみのソウルジェムの砕ける条件は自分が幸せになり、それを享受すること。
大虐殺をやらかした彼女も、マミの存在によりそれにリーチがかかっていた。
629 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 09:28:26.24 ID:64OoxjaIO

あすみ「元はと言えば……」


まどかに目線を送る。

あすみ「……お前に魔女化を見せんのが必要だったんじゃん」

   「マミさん関係無いじゃん……」


マミは光を失った目でへたり込んでいる。
ソウルジェムに濁りは無いが、彼女の望みは絶たれていた。

あすみ「お前の……お前のせいだ!!」

まどかを指差す。
630 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 09:37:00.00 ID:64OoxjaIO
あすみ「お前が!お前がもっと賢ければ……マミさんはこんなことにはならなかった!!」

まどか「え……」

あすみは逃避した。
手に入れた幸せを失ったものと見なし、今の自分を不幸せとする。
その幸せを奪った者を呪い、自分の存在を確かめる。

あすみ「罪を知れ!!罰を受けろ!!」

まどかに精神攻撃の金属のバングルやアンクレットを強制装着する。

まどか「嫌……嫌ぁ…!!!」

あすみ「あはは!!あは、あはははは!!!」

ほむはそれを止めずにマミを連れ、その場を去って行った、


残されたのは悲鳴を上げるまどかと乾いた笑い声を上げるあすみ。
631 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 09:50:44.53 ID:64OoxjaIO


ほむらが戻った時にはまどかもあすみも完全にへたり込んでいた。

ほむら「……魔女化をまどかに見せるのが狙いだったのかしら、美国織莉子は」

まどかとあすみを担いでほむらもその場を離れた。


ほむら「……巴さん」

妹の警告を聞いておけば、ここまで苦しめることにはならなかった。
ソウルジェムがあれば濁っていただろう。
632 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 10:01:47.70 ID:64OoxjaIO


次の日、まどかはとても暗い表情で登校してきた。

自分の憧れていた物の正体、そしてあすみに言われた『お前のせいだ』の二つに加え、それらによる精神的ショックがあすみの魔法で増幅されているのだ、学校に来ているだけいい方かもしれない。


ほむ「……」
ほむら「……」

ほむ「……あの小学生は私がなんとかするから」

ほむら「巴さんに合わせる顔がないわよ……」

ほむ「うん、だから適任を見つけて……」
633 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 10:13:14.06 ID:64OoxjaIO

さやか「まどかアレどうしたの?」

ほむら「……とりあえず余程頭が弱くなければ、契約などしないわ」

さやか「そ……」

ほむら「問題は巴さんよ……」

さやか「……マミさんがなんか知っちゃったの?」

ほむら「……魔女の正体」


それを聞いたさやかは、察した様な顔をした。大方魔女の正体が元人間というところまでは少なくとも辿り着いているだろう。
634 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 10:16:21.37 ID:64OoxjaIO

放課後、ほむらは風見野へ杏子達に会いに行った。

そして、ほむはあすみの元へ。


そして、マミのところへは……



恭介「……聞いてくれるといいんだけど」


絶望を知る少年が充てがわれた。
635 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 10:17:55.69 ID:64OoxjaIO
午前中はここまで。

カンナって復讐に走らなかったら普通に彼氏とか居て……切ないななんか。
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 11:08:36.37 ID:SJpoSBqA0
マミさんがQBへの怒り、憎しみを覚えた時が、精霊との契約のチャンスだ
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 14:58:54.64 ID:GDWXbmaG0
「もう嫌な思いはしたくない」 とかって契約したりしないだろうな……
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/28(水) 16:57:42.92 ID:PeGX6xXv0
メガほむの方はもうまどか嫌ってそうだね
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県) [sage]:2012/11/28(水) 17:02:07.07 ID:Tq0ldpSmo
メガほむ視点だとほむらがループして自分を乗っ取るきっかけになった存在だしな
現状の行動見てたら嫌いになってもおかしくはない
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/28(水) 17:14:52.06 ID:xp/sivAa0
助ける価値あるのとか言っちゃうレベルだからな
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/28(水) 17:56:27.67 ID:W2PDovQNo
まあ、ほむらの場合、大切な友達であるのはもちろんだけど、最早それ以外に縋る物がないっていうのがあるからなぁ……

その執着の無い第三者からみれば、ねぇ
642 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 18:12:04.04 ID:64OoxjaIO
さやかがまどかについてたら破滅一直線ですねこれ

再開します。
643 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 18:22:50.88 ID:64OoxjaIO

まどかに呪いをかけなんとか自分の命を繋いだが、自らの罪と向き合ってしまうのも時間の問題。

あすみ「……ハァ……ハァ」


彼女が訪れたのは自分が住んでいた家。
中に入れば未だに養父が醜く横たわっている。

あすみ「……」

顔面に蹴りを入れ、自室に戻る。

どこか造形が残念なぬいぐるみに囲まれた部屋、ベッドは子供部屋というよりはラブホテルの物、養父の意思が見え透いている。

そのベッドに身体を沈め、キリカに貰った木片を咥える。
644 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 18:27:46.79 ID:64OoxjaIO
あすみ「考えるな……」


マミの創作料理、無関係な魔法少女を殺めたことなどが頭を過るのを押し殺さんとぬいぐるみに顔を埋める。


あすみ「〜〜!!」

ソウルジェムの表面が錆び始めてるイメージが見える。
本物を確認したところ現実には起きていないが、始まったら最後死ぬだろう……



窓を叩く音が聞こえる

ほむ「すみません、ちょっと良いですか?」
645 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 18:34:32.51 ID:64OoxjaIO
あすみ「……」

ほむ「夜分遅くすいません、ただほっとくと貴方、永くないんじゃないかと思って」

あすみ「あすみも……そう思う」

ほむはあすみのソウルジェムを指差す。

ほむ「貴方のソウルジェム、透き通ってないよね。でも永くないってことは……」

  「何か砕ける条件でもあるの?」

あすみ「……」

ほむ「この辺りの魔法少女のことは大体なんでも知ってるつもりだったけど、貴方のこと全然知らない……良かったら教えてくれないかな?」


あすみは静かに口を開く。
646 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 19:01:41.22 ID:64OoxjaIO
……

……


ほむ「へぇ……呪いの魔法少女……」

あすみ「さっき魔女化したのも多分似たもの同士……」

ほむ「貴方は『幸せになったら魔女化』、あの子は『固有魔法使ったら魔女化』か……」

あすみ「不幸をばら撒いて淫獣の味方して魔法少女を魔女化させる、それがあすみの……」

   「けどそれは所詮はあいつらの手のひらで踊ってただけ。あははっ、おっかし」

あすみは自嘲する。
一方ほむは黙ってただ聞いている。
647 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 19:13:55.10 ID:64OoxjaIO
ほむ「それで……貴方はどうしたいの?」


冷たい表情で口を開く。



ほむ「呪いたいの?祝いたいの?」

  「祈りたいの?諦めたいの?」

  「幸せになりたいの?不幸になりたいの?」

  「這い上がりたいの?使われたいの?」

  「生きたいの?死にたいの?」


ほむ「貴方が望むなら、『あいつら』に楯突く力を与えることもできるし、死に至る毒を貴方に与えることだってできる」

  「てめぇ次第だ、この俺様と一緒に[ピーーー]るってなら、てめぇのその精神攻撃を完成させて、あの腐れ淫獣が悲鳴ぶちまけて命乞いさせるところ拝ませてやるよ」
648 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 19:19:33.92 ID:64OoxjaIO
ほむ「ちょっと……」

サソリ「言うことは同じだろ」

ほむ「そうだけどさ……」


あすみ「……生きたい」

   「あすみを利用した腐れ淫獣共を呪いたい」

   「あいつらを踏み付けて幸せになりたい」


サソリ「ヒュー!」

ほむ「そうこなくちゃ」

柄にもなく拳を突き出し、あすみの拳と合わせ二人で悪魔の様な微笑みを浮かべる。
649 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 19:26:05.85 ID:64OoxjaIO

あすみ「あっはははは!!!良いよ良い!すっごくいい!」


背後にフライドチキンを頬張るほむ、足元には痙攣するインキュベーター。


あすみ「あ、ネットワークからは遮断してあるからね」

   「精神そのものを攻撃すれば、お前らでもこうなるんだね」

ほむ「むしろ感情という防御プログラムが無いから脆いのかな……」

あすみ「よくこんなすぐ思いついたよね、お姉ちゃん天才なんじゃない?」

ほむ「それほどでも……」

足元のインキュベーターを軽く踏み付け、凄む。


あすみ「地球を嘗めんなよ……淫獣が」
650 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 19:32:17.31 ID:64OoxjaIO

神名 あすみ

魔女(ドイツ)
サルビア(ブラジル)


強い幻覚作用を持つ植物。
ドラッグの原料としても有名。

そして正体は薬を扱う者であるとされる魔女。
当時押し付けられた汚名を力とする。

あすみの身体に染み付いた魔法と合わさることで精神攻撃魔法を完成させている。
651 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 19:38:57.79 ID:64OoxjaIO


サキ「美幸……美幸なのか?」

美幸「うん……」


スズランの花壇にて、花の精と化した妹の姿を見て涙を流す少女。


美幸「一つお願いがあって来たんだ……」

サキ「……なんでも言ってくれ」


花の精と契約を交わす。

美幸「これでずっと一緒だね」

サキ「二人を死が分かつまで?いや、死んでも……だ」
652 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 19:39:44.87 ID:64OoxjaIO
今日はここまで。

マミさんはゆっくりやらないとね
今回のSSの課題だから
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 20:00:43.49 ID:vgu6/CPDO
乙!
QBざまぁwwww
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 20:12:22.22 ID:BMfC4pAE0
正直ここまでやっておいて、あすみに何のしっぺ返しもないのはどうかと思うが
人殺しまでやってるんだぜ?
655 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/28(水) 20:14:31.07 ID:ZGu4zJG8o
ここであすみのカルマが断ち切られるといつから錯覚していた……?
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 20:38:59.82 ID:gvWJCF8DO
>>655
なん……だと……?
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 20:43:30.31 ID:hliusnZDO
>>654
ほんまやで
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県) [sage]:2012/11/28(水) 20:51:19.02 ID:Tq0ldpSmo
あすみの心境の変化ってどのへんで起こったんだろう
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 20:53:27.59 ID:7VSOUrXso
精霊っすか、これは考えたことなかった
660 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/28(水) 21:14:51.36 ID:ZGu4zJG8o
私がいくらあすみ好きでも、ここまで悪行強調して書いといてそのまま赦されるわけないだろ……

伏線も糞も無いただ熱い展開を書きたいだけです。
ちなみにサキさんはスズランの精ともう一つも植物です。
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/28(水) 21:18:58.70 ID:LgQefN7v0
んでも、あすみは仕返ししてるんだよなぁ
織莉子に協力してたのとマミさん濁らせようとしたの以外は
だからって何も返ってこないわけじゃあないだろうけど

痙攣してても無表情なんだろうなぁQB
しかし淫獣呼びがずいぶん定着してるな 小学生にまで言われるとかどんだけww
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 21:48:12.68 ID:DaOytGrDo
>>661
まあ、養父もある意味では陰獣だったわけで、
エロ語に慣れてる不幸な小学生なんだろうがな。
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 23:30:08.91 ID:UOwaNsRS0
おぉ、微妙にスレタイっぽいのが
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/29(木) 01:20:19.56 ID:5Ig6UHp+o
マミさんも切られてもおかしくないのに
Wほむはやっぱ何だかんだで恩義感じてんのか
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/11/29(木) 01:22:32.69 ID:E+DmP5LP0
>>660
境遇に関しては同情の余地ありだけど「先に地獄へ行ってろ」なんてどこぞの仮面ライダーみたいなセリフ言いながら殺っちゃってるしね
まあ、こいつに限った話じゃないけどな
666 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 07:23:52.06 ID:G2UGW5fIO
ミスタイプでほむをほむかと打ちそうになる、あると思います

再開します
667 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 07:29:42.53 ID:G2UGW5fIO

上條恭介が精霊と契約できたのは、言うまでもなく怒りのエネルギーを持っていたから。

腕が治らないことに対する行き場の無い怒り。
さやかを罵倒したことに関して自分への怒り。

そして今はさやかを誑かしたインキュベーターへの怒り。


恭介「このマンションの……」
668 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 07:39:12.60 ID:G2UGW5fIO

恭介「すみません、巴先輩はいらっしゃいますか?」


ドアをノックすると、非常にゆったりした足音が聞こえる。

マミ「……」

扉を開いて覗いた顔は涙の跡と隈で元の垂れ目が原型を留めていない。

マミ「……美樹さんのボーイフレンドかしら……?何か……」

恭介「その……魔法少女の件で」

マミは少し嫌そうな顔をして恭介を家に上げた。
669 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 07:44:16.20 ID:G2UGW5fIO

机の上には料理用のバーナーが乱雑に置かれ、小動物の焼け焦げた死体が床に転がっていた。

マミ「……見えるの?」

恭介「はい……」


インキュベーターは素質がある者にしか姿を見せない。
見せる必要が無い、むしろ見えない方が都合が良い。
その秘密主義が魔法少女を孤独たらしめる。

しかし、その身体が死に、更に化学的に変化してしまえば話は別。
恭介にも見えてしまう。
670 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 07:57:24.39 ID:G2UGW5fIO
マミ「貴方も全部知ってるの……?」

恭介「……さやかから全部」

敢えてほむらではなく、さやかの名前を出すが、マミもさやかと暁美姉妹が繋がっていることは知っている。

マミ「……どうして早く教えてくれなかったのかしら」

恭介「……そいつに近いところに居たからです」

ほむらがマミに真実をひた隠しにしたのは、インキュベーターと真っ向から対立したり、手の内を明かさない為。

マミ「そう……やっぱりね……」
671 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 08:02:06.19 ID:G2UGW5fIO
マミ「それで……何をしに来たの?」

  「魔法少女とは違う力で戦う貴方と私が一緒に居るのを知られるのは都合が悪いんじゃないかしら?」

  「今ならキュゥべえが居ないから帰るなら今のうちよ」

恭介「……先輩が死なないように説得しに来ました」


マミの顔が歪む。
672 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 08:09:59.74 ID:G2UGW5fIO
マミ「貴方に何かわかるというのかしら?」

  「今まで敵だと思って殺していたものが、同族の成れの果てで」

  「その魂で私は永らえていて」

  「自分もいずれその敵になる」

  「友達だと思っていたキュゥべえは、私達のことを燃料程度にしか思っていなくて」

  「後輩には爆弾扱いされている」



マミ「こんなの死んだ方がマシよ」
673 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 08:17:25.80 ID:G2UGW5fIO
恭介「先輩……それ違いま」

マミ「何が違うと言うの?」

  「全て紛れも無い事実よ」

  「……帰って頂戴」

恭介に自分の絶望の話をさせる算段で、恭介が送り込まれたのだが、マミに話を聞く様子は無い。


恭介「……自分を責めないでください。悪いのはあくまでもあいつらだから」

ため息をつき、部屋を出て行く。


マミ「……ソウルジェムが濁らない。人としての心まで失ってしまったのかしら」
674 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 08:31:11.34 ID:G2UGW5fIO


ほむら「……そう」

電話で失敗報告が行われる。


杏子「……マミのことか」

ほむら「ええ」

杏子「あいつにとっちゃキツいかもな……キュゥべえに裏切られてた訳だし」

ほむら「あいつにその認識は無い、思わせぶりな態度を取るだけよ」

杏子「まぁ、な……」

  「マミの感情が怨みにでも変わってくれればな……」
675 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 08:36:30.15 ID:G2UGW5fIO
ほむら「あの人は自分に溜め込むタイプ……しかも怒りではなく後悔を」

杏子「そうそ、それだから難しいんだよな……」

ほむら「……私が頭を下げた方がいいわよね」

杏子「契約できないなら意味無いだろ」


……


杏子達と協力関係を築いた私は、次なる説得者を探しに行くことにした。
676 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 08:48:12.85 ID:G2UGW5fIO

クレア「……」


雷撃を受けた魔女は焦げ落ちる。

クレア「こうなってしまえば全て虚しい……」


死んだ自分を生き返らせる為に姉が死んだなどと聞かされて絶望しない者がいようか。

クレア「私がハッキリ止めておけば……!」

太腿のソウルジェムに杖を振り下ろす。


クレア「ッ!?」

腕を掴まれる。
周りに人は居なかったはずと思うが、確かに腕を掴まれている。


「チャオ、その命、復讐に使ってみない?」

ハンバーガーの包み紙が床に落ちた。
677 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 08:49:12.88 ID:G2UGW5fIO
午前中はここまで。
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/29(木) 09:19:21.55 ID:4Xs6rpvd0
ほむか、でもいいと言うかより双子らしい感じがする
でもそれだと親からの呼び方に違和感出てくるか

マミさんめんどくせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
危険域の絶望も凍結効果で防げてるのね今の所
妹はまた魔女っちゃったか 誰か知らんがポイ捨てするんじゃありません!
679 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 09:21:35.06 ID:G2UGW5fIO
いや、ほむかはいろんな意味でダメでしょ
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 09:44:30.22 ID:ii0lkVV70
うん、ほむかはない
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/29(木) 10:00:25.27 ID:9lvzKS/Z0
確かにほむかは駄目だ

……気になってググったら後悔したよ
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/29(木) 10:05:58.63 ID:8Z4RBWG/o
ほむかはアカン
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/29(木) 10:12:06.90 ID:L7De6z010
ほむかは最初は良かったんだけど「まどマギは漫画版しか見てない」と言っちゃったのとその後のがな……
まあ、スレチだからこの話題はもう止めましょう
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/11/29(木) 11:17:41.81 ID:F87AxcTpo
Z
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 11:32:00.81 ID:2T00txSW0
怒りや憎しみでなくても、QBは焼くのかw
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 13:01:41.55 ID:lNbsKtH+o
やっぱり恭介じゃダメか
687 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 16:16:10.21 ID:mJ2nJIpIO
お前らほむかの話ばっかしやがって……
多作なのは私もだろうが
まぁ私は変なのしか書かないけど

再開します。
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/11/29(木) 16:21:57.97 ID:F87AxcTpo
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
689 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 16:29:26.19 ID:mJ2nJIpIO

入夜「……あすみちゃんも精霊と契約したか」

  「私の第六感がさ、ガチで宇宙とバトるんじゃないかって言うんだよね」

話しかけられた少女は姿を現さず、返答する。

「だったら多少身体に負担かけても二重契約しておくのをオススメするぞ」


入夜「こいつらと……?」

  「まぁゴキブリ強いから良いけどさ」

  「どっちにしてもワルプルギスと戦うつもりはないからね」


返事はない。
690 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 16:32:53.19 ID:mJ2nJIpIO
入夜「ま、良いけどさ」


ゴキブリ三体が一つになり、エメラルド色に輝き始める。

入夜「幸いゴキブリはなんでも食べるんだよね」

  「手っ取り早くお腹いっぱいになるものを用意しないと……」


白いジャージを靡かせ大女は高速去って行く。
691 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/29(木) 16:35:19.07 ID:mJ2nJIpIO
高速で

ですわ
692 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 16:40:48.16 ID:mJ2nJIpIO

さやか「ん?」


公園でハープの音が響く。

ひより「……」

ひよりが魔法少女の格好でハープを弾いて居た。

さやか「……その曲、鎮魂歌の類だよね」

ひより「……はい」

さやか「仲間の魔法少女が死んだの?」

ひより「……」


黙って頷く。
さやかは咳払いし、更に聞く。

さやか「もしかして、魔女になった?」

ひよりは泣きそうな顔で頷く。
693 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 17:20:40.97 ID:mJ2nJIpIO

さやか「そっか……」


さやかは鞄を漁り始める。

さやか「あんたさ、そのハープを愛してる?誇り、持てる?」

鞄から取り出されたのは夢の国のネズミが描かれた楽譜。
恭介に渡された物とは色違い。


さやか「……それ、弾いてみてよ」
694 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 18:23:19.84 ID:mJ2nJIpIO


ユキ「えっ、私?」

ほむら「頼めない……?」


ほむらは生まれつき雪狐と契っていた母親に、マミの説得を頼むことにした。


ユキ「わかった。でもちゃんと、ほむらちゃんからも頭下げてね?散々酷いことしたんだから……」

ほむら「うん……」

ほむ「……見つけてきて貰ったよ。あとは巴さん次第」

サバンナと彫られた木の箱を差し出す。神々しいオーラを放っていて、中身に精霊が宿っていることが一目でわかる。

フレイ「……強そうだな、それ」

ほむ「……最強の男がフレイなら、最強の女は巴さんです」
695 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 18:30:06.61 ID:mJ2nJIpIO


ベッドに篭るマミに突如寒気がする。


マミ「……ッ!?」

か細いノック音。

マミ「今度は誰かしら……」


ベッドから出て覗き穴を見ると、狐面をつけた女性が居る。

ユキ「すみません、暁美です。娘が大変ご迷惑を……」

マミ「……上がってください」


ほむらと同じく甘さを捨てきれないマミは扉を開ける。
696 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/29(木) 18:36:48.88 ID:mJ2nJIpIO

狐面を外した後、マミが差し出した紅茶を飲む。


マミ「貴方も止めに来たんですか……?」

ユキ「まさか。ただ貴方の気持ちが知りたくて」

  「貴方が返すべき手のひらを返すつもりがあるのか」

いつも浮かべている笑顔が一瞬消えた。

マミ「……」

ユキ「貴方」
697 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 18:51:52.23 ID:mJ2nJIpIO
ユキ「自分のやってきたことを否定されて、自分の信じてきたものに裏切られた気持ちはわかるわ」

  「娘の医療費の為に借金していたらそれがとんでもない闇金でね。頸が回らなくなっちゃったの」

  「親切な顔して、本当汚いわよね彼ら」

あまりにも笑顔でこんなことを話すので、マミは聞き入ってしまった。
少しズレていることは気にしないことにした。

ユキ「そこで私はどうしたと思う……?」

マミ「えっ……他の金融で……」

ユキ「うーん……結局そうなったんだけどね」


  「その金融潰しちゃったんだ」

笑顔で手からこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいを舞わせる。
698 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/29(木) 18:54:04.26 ID:mJ2nJIpIO
おいフィルター


おい
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 18:57:45.54 ID:xniWyPXlo
こなあゆきい... は、
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350662058/4
フィルターについて

かな。
粉・雪 が化けるらしいです
700 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 19:03:08.48 ID:mJ2nJIpIO
マミ「……ッ!」


当然ユキが使ったのはほむらが得意とする概念としての凍結。
口座などを凍結したのだ。

ユキ「貴方、死ぬ気で居るって聞いたけど、そんな必要は無いわよ」

  「過去に絶望はあっても、未来の絶望を蹴飛ばす権利はある。やり直せるのよ」


木箱を取り出す。

マミ「やり直せる……」

ユキ「今、貴方が真に戦うべきは今までの自分自身」

  「泣き寝入りして死に逃げるか、あいつらに中指を突き立てるか。二つに一つだよ」
701 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 19:10:41.08 ID:mJ2nJIpIO
マミ「……」


ユキ「悩んでも良いんだよ。簡単に私の言葉が貴方の心に響くなんて思い上がってないから」

  「これは明日また、ほむらちゃんに持ってこさせるから。貴方の返答に関わらずあの子は貴方に謝りたいみたいだから」

マミ「……はい」

  「考えてみます。もう一度」


ユキ「もし……良かったら、今度うちに遊びおいでね」
702 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 19:19:51.17 ID:mJ2nJIpIO
マミ「……」


━━━━

QB「逃げるんだマミ!君のリボンはこの魔女に通用しない!」

━━━━

QB「佐倉杏子のことは残念だったね……」

━━━━


マミ「……なんだ、そういうことだったの」

  「理解したわ(comprehend)」


  「さよなら裏切りの友、これで私は安心して」

  「貴方を呪える」
703 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 19:30:11.43 ID:mJ2nJIpIO

ほむら「……」

マミの家の前に立つ姉妹。

ほむ「まず、謝ろう」


ドアをノックする。


マミ「こんにちは、暁美さん」

まるで自分達の母親の笑顔で出迎えられ戸惑う。

ほむら「こ、こんにちは」

マミ「さ、上がって。ケーキも用意してるわよ」
704 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 19:37:59.41 ID:mJ2nJIpIO

ほむら「ごめんなさい!……情報が筒抜けすることを防ぐ為に貴方に……」

マミ「頭を上げて頂戴」

ほむら「はい……」

マミ「許さないわよ!」


窒息させんばかりにほむらを思い切り抱き締める。

ほむら「もがっ!ほむっ!?たけ!」


マミ「冗談よ。正直結構お冠だけどね。貴方の懸念については」

  「理解したわ(comprehended)」

  「そ、れ、よ、り!」


ほむ「はい、これを……」
705 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 19:42:26.67 ID:mJ2nJIpIO


あすみの呪いのバングルのせいですっかりネガティブになったまどかの元へ孵卵器が訪れる。

QB「……しかし、君の力ならマミを助けることが出来るよ」

まどか「……本当?また何か不都合にとらわれたりしない?」

QB「もちろんさ、君が魔法少女になって、マミが人間になる。単純な話さ」

まどか「……そう。それで私はソウルジェムが濁らなければ良いんだよね」
706 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 19:46:34.63 ID:mJ2nJIpIO



まどか「いいよ、わたし。マミさんの為なら……」

QB「さぁ……君はどんな願いでソウルジェムを輝かせる?」

まどか「わたしの願いは……マ」

突如孵卵器が貫かれる。


まどか「……ッ!!?」



マミ「間一髪……ってところね」
707 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 19:54:34.10 ID:mJ2nJIpIO

巴 マミ

付喪神・羽根ペン(エジプト)
ヘビクイワシ(アフリカ)

通称・書記官鳥

食物連鎖の頂点。

書記官は赦さない。
書記官は刻み付ける、己の絶対を。
書記官の前では矮小な存在は蹴り殺されるだけである。

頂点たる精霊の力で、彼女は自分の魔法の全てを理解した。
708 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 19:55:12.97 ID:mJ2nJIpIO
今日はここまで。

うーん、57点。
でもまぁ良いか。
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/29(木) 20:07:12.90 ID:lpKFhLIno
乙!

マミさん頑張れもっと頑張れ!
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/29(木) 20:09:49.75 ID:4Xs6rpvd0
ユキさんが結構黒いぜぇぇ
マミさんが自分の魔法を全て理解って、たぶんとんでも性能だよね

フィルターはsageのところにsaga入れると無視される sageも入れるんなら半角スペースで区切って
あとこのスレ来たの過去作まとめられたの読んでトリ検索してなんだ それだけ気になったってことだ言わせんな恥ずかしい
ワルプルさんの鍵穴に侵入したのは吹いた
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/29(木) 20:10:18.87 ID:cKmuP5zR0


マミさん覚醒キタ!これで勝つる!!
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 20:23:09.09 ID:vJAu0ZxDO


不覚にもこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいで噴いたww
713 : ◆USZbC4nXcg [saga]:2012/11/29(木) 20:39:20.18 ID:4Dmqpr7mo
フィルターは死ねとか殺すとかわかりきってるもの書くときはつけてるけど、専ブラの使用上付け忘れるんだよね

こなゆきとか盲点だったわ
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 20:43:00.91 ID:f0dlndoEo
クスッとした
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/29(木) 20:55:08.34 ID:b4RWE8Cxo
(゚д゚ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/29(木) 21:28:00.41 ID:4Xs6rpvd0
『[たぬき]』も変換されるっけ
『ミッキー』はどうかな
変換リストみたいなのあって、専ブラはそれ読み込んでお知らせしてくれたらいいのにな
717 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/29(木) 21:30:17.47 ID:4Dmqpr7mo
iPhoneで書いてるからなぁ

パソコンの方はsage saga固定にしてる
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/29(木) 22:19:29.66 ID:5Ig6UHp+o
書記官長って前のやつのネタじゃねーかww
それにしても付喪神増えたな
719 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/29(木) 22:46:13.66 ID:4Dmqpr7mo
これ次スレ行きそうですね。

次スレタイは

ほむら「出陣るぞ」マミ「隊列べ!」
とかにしようかな

ちなみに前回の書記官鳥は予告みたいなものです。
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage sage]:2012/11/29(木) 22:53:57.32 ID:KYUps34k0

マミさん、今まで散々引っ張ってきただけに
すごい高性能っぽいな<<付喪神・羽根ペン
721 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/29(木) 22:55:44.26 ID:4Dmqpr7mo
(ゴメン、海香)
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 23:35:58.74 ID:xniWyPXlo
>>678-682
オレはほむかのSSも好きだけど、さすがにこのスレでは避けて欲しい派だな。

>>683
さすがにいろいろ言われたんだろうし、反省したらしく、
最初はニコニコ一挙放送で見て、後にはBDを買い集めたとはいってたぞ。
今年の1月か2月頃に、リアルタイムで見てたらよかったとか感想を書いてた気がする。

>>687
いやいや、今いちばんホットな>>1さんのSSは、とうぜん、今現在の最注目と認識してますとも。

今日も更新乙でした。
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 00:04:16.91 ID:q6dlP8YEo
ナンデダメなんだ?
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 00:22:38.39 ID:MKN00QPB0
まさかあの娘には…、ガイアの囁きが聞こえたりするのか…?
725 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 08:31:52.75 ID:fGxfbauIO
食物連鎖の頂点は他にはシャチ、大型ネコ科、その他猛禽くらいでしょうか?

再開します
726 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 08:46:05.70 ID:fGxfbauIO

まどか「マミさん……大丈夫……なんですか?」

マミ「大丈夫なわけ無いでしょう?色々な物を失ったわ」

  「でも……」

背中から巨大な翼を生やす。

マミ「より多くを得たわ」

孵卵器の死体をリボンが包み込む。

翼から羽根を一本抜き取り、リボンの玉に向けて画家がパースを取るポーズを取る。

マミ「……高密度な熱エネルギー」

リボンが解けると、再び孵卵器の死体が姿を現し、次の孵卵器が訪れそれを貪り始める。

QB「やれやれ、頭が冷えたと思ったら君もわけのわから……」

孵卵器が焼け落ちる。
727 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 08:59:37.80 ID:fGxfbauIO
マミ「二度と現れないでくれるかしら?」

  「格下の裏切り者さん」

QB「やれやれ、どういう力だかわからないけど、関わらない方が良さげだね」


新たに現れた孵卵器は捨て台詞を吐いて去って行く。
しかし恐らくまどかの部屋などにしつこく現れるのは変わらないだろう。

まどか「マミさん……その力は……」

マミ「私にとって格下はどんなものであっても単に等しく屠られる物」

  「だから私はそれの在り方を『書き換える』」

  「安心してこの街を任せて頂戴」
728 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 09:10:15.33 ID:fGxfbauIO


当然ながらまどかの魔法少女への憧れは消えていた。
魔法少女の真実を全て孵卵器から聞かされて尚、マミの為に契約しようとした辺りマミに対して負い目はを感じているのだろう。
それがあすみのバングルのせいであっても。


マミ「そのバングルも書き換えてあげるわ」

  「今日からそれは『勇気と自信が湧くバングル』!」


……


まどか「……マミさん、ごめんなさい、ありがとうございました」

強い目で答え、まどかは去って行った。
729 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 09:26:30.47 ID:fGxfbauIO

ほむ「……」


あすみは宇宙に攻め込む仲間を集めに行くと言って、他の街へと去って行った。

ほむ「まぁあの子の戦い方じゃワルプルギスには……ね」

  「キュゥべえの方もマミさんになんとかしてもらえば良いよね」


一人コーヒーを啜りながら、学校の課題を片付ける。
730 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 09:33:46.17 ID:fGxfbauIO
ほむら「絶っっっっ対敵に回したくないわ」

マミ「そんな怖がらないで頂戴?」


リボンで使い魔を全て握り潰す。

マミ「キュゥべえもこうやって圧縮しちゃえば良かったわね」

逃げ回る魔女に的を描き、大砲を追尾させる。

マミ「縛るのと使い分けが効くじゃない、これすごくいいわ」


攻撃手段を蹴りとヤクザの武装しか持たないほむらにとって今のマミは恐怖以外何者でもない。

ほむら「……頼もしいわ」

マミ「でもワルプルギスの夜は流石に格下にカウントできないからいくらか弱体化するわよ?」

ほむら「それでも十分に頼もしいわ」

マミ「……ありがとう」
731 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 09:44:16.85 ID:fGxfbauIO


ユウリ「ワルプルギスの夜?ネットでは確かに見たことあるけど、見滝原に来んの?」

杏子「嘘だったらメシ奢れって言っといた」

ゆま「軽い……」

ミチル「それでわたしたちも戦うの?」

杏子「ああ、別にメリットもねえけど、大物相手だ。腕が鳴るだろ?」

ゆま「脚」

杏子「お、おう」
732 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 09:47:53.52 ID:fGxfbauIO

ユキ「ほむらちゃん、ちょっと」

ほむら「何……?」

ユキ「今回は米軍や自衛隊の武器を使うのはやめておきなさい」

  「戦力もいっぱいいるし、ほむらちゃんは補助に徹して頂戴」

ほむら「でもっ……」

ユキ「フレイ君の特性忘れた?」

ほむら「あっ……」
733 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 09:51:37.37 ID:fGxfbauIO


織莉子「……この期に及んで鹿目まどかは契約しようと……」

   「……いや、この願いは」

   「むぅ……」

キリカ「どうなるというんだい?」

織莉子「……彼女がこの世界から外される、否、全世界から外されます」

キリカ「……ッ!!」


興味なさげな顔をする織莉子に対し、焦った顔をするキリカ。

織莉子「どうしたのキリカ……?」
734 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 10:04:50.01 ID:re9vPKkIO

ワルプルギスの夜
襲来前日

対抗人員

暁美ほむら
暁美ほむ
暁美フレイ
暁美ヒカル
暁美ユキ(避難所要員)

美樹さやか
上條恭介
巴マミ

佐倉杏子
千歳ゆま
飛鳥ユウリ
和紗ミチル

美国織莉子(避難所要員)
呉キリカ
735 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 10:12:25.82 ID:re9vPKkIO

あすなろ市
魔女結界


「何これ……」


異空間に囚われた銀髪の少女はパニックを起こし、自分に魔法少女の契約を迫る孵卵器の存在に気づかない。

「助けてユウリ……!」


大会の優勝にて、晴れてお揃いとなったスプーンのお守りを握り締め目を閉じる。


鞄の中身が光を放つ。
736 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 10:19:04.32 ID:re9vPKkIO

……

「骨董漁りなんていい趣味してると思うよ、偶然に感謝するんだね」


銀髪の少女の姿はなく、そこには険しい表情で二丁の拳銃を構えるユウリの姿があった。


ユウリ?「……ユウリの顔に泥を塗らせるなよ」
737 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 10:31:56.16 ID:re9vPKkIO

杏里 あいり

付喪神・骨董品の拳銃(アメリカ)
???(???)


詳細不明。
ただ目の前の敵を蹴散らす為に得た力。
738 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 10:32:25.76 ID:re9vPKkIO
午前中はここまで
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/11/30(金) 10:45:51.20 ID:IinmMwH4o
(・ω・`)乙  これは乙じゃなくてポニーテールなんだからね!
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 10:49:06.69 ID:0qMzkyxL0
ユウリの生霊とかだったら面白いな。

それにしても、あれだけやっても結局またまどかは契約しちまうのか?
741 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 11:37:53.32 ID:re9vPKkIO
前作読めば大体の展開わかるよ。
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 12:07:38.34 ID:Z1d0+vPDO
ああ、180度か。
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 15:03:20.19 ID:/qiLE751o


そういえば前に詢子決まったとか言ってたな
744 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 16:33:58.69 ID:re9vPKkIO
現時点最強は総合点でマミさん、火力はゆまとフレイ、『戦闘力』はミチルとユウリ
、能力的はまぁ完結後にでもゆっくり

ゆっくり再開します
745 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 16:42:17.12 ID:re9vPKkIO
銃口から煙が立ち上る。
大きい銃を軽く二丁拳銃として扱う辺り、本物のユウリ以上に力は強いだろう。

そして動きが鈍った魔女に詰め寄る。
魔女も元は魔法少女、怯えている様にも見えなくはない。


あいり「……」


ボキブチッ

素手で魔女を引き裂く。
得体の知れない物、グリーフシードをとりあえず鞄にしまい、崩れる結界を去る。
746 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 16:46:27.02 ID:re9vPKkIO
拳銃「ねぇ、礼くらい言ったらどうなの?」

あいり「えっ……あ、ありがとう……ございます」

拳銃が声をかけてくるので、少し戸惑うが、きっとアニメとかにある変身アイテムがちょっとリアルになったものなのだと思った。

拳銃「それ、骨董屋に持ってったりしないでね」

  「あ、でも骨董屋は連れてって」

あいり「……」


訳もわからないまま、骨董屋に引き返す。
747 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 16:58:43.41 ID:re9vPKkIO
拳銃「うん、ユウリって子の名前は最近よく聞くよ。あの子も確か戦ってるよ」

あいり「最近ユウリがそそくさと帰るのも……」

拳銃「そのせいだね。まぁ今日からあんたも同類になるんだけど」

  「でもあたしだけだとなんだろ……アイデンティティに欠けるっていうか……ユウリじゃん」

そうこう言っている間に骨董屋についた。
748 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 18:10:32.46 ID:re9vPKkIO


杏里 あいり

付喪神・骨董品の拳銃(アメリカ)
パラポネラ(ペルー)


通称・弾丸アリ

カブトムシやゴキブリなどより強い力を持つ生き物。
人間大に直せば一メートル六方のコンクリートのブロックを軽く持ち上げる。

ショットガンを二丁拳銃にしても照準は一切ブレない。

また神経毒はスズメバチ並に強いと言われ、咬まれた時の痛みはフッ化水素酸を歯の裏に塗られた痛みに次ぐとも言われる。
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 18:16:05.45 ID:QgP4rcato
1[m^3]は一メートル"立方"
750 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 18:22:08.48 ID:re9vPKkIO
拳銃「十分強いとか思った?」

  「甘いよ。食べたいくらいに甘い」

拳銃はあいりに囁く。


あいり「アレ?あんなの買うの?」

勝手に動いたあいりの指はワゴンに入っているウシの頭骨のついた赤黒いマント


店員「まいど!」

……

あいり「……ただの厨二アイテムじゃん」

拳銃「失礼な、これはウシの頭骨に偽装した恐竜の頭骨だよ?」
751 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 18:28:25.87 ID:re9vPKkIO



ワルプルギスの夜襲来まで残り僅か


ユキ「ごめんね、お母さんが行くとフレイ君とお父さん以外動けなくなっちゃうから……」

ほむ「……行ってきます」

ユキはほむの額にそっと口付けた。



織莉子「……私が弱いばかりに、キリカ、貴方には負担をかけてしまいますが」

キリカ「任せて、あっちの連中もいるし大丈夫だよ」

織莉子「……頑張って下さい」


キリカは織莉子の首筋にハードに口付けた。
752 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 18:36:08.81 ID:re9vPKkIO


見滝原大橋。
ワルプルギスの夜出現地点付近。


杏子「避難所で待ってても良いんだからな?」

ゆま「今更ないよ」

ユウリ「暴風雨だけど、あたしの羽根は役に立つかな……」

ミチル「ご自慢のスタミナでどうにかしてよ」

風見野組は余裕そうだ。
ゆまの足元に零れた小麦粉が雨で固まる。


ヒカル「危なくなったら真っ先に逃げていいからな」

ほむ「私は冷気でもこなきゃなんでも……」

フレイ「しっかり掴まって氷で固定しちまいな」

ほむら「了解したわ」

暁美家の準備は整っている。
眼鏡二人は攻撃を食らわないという強みがあるせいか、元の性格にも関わらず堂々としている。
753 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 18:44:06.58 ID:re9vPKkIO
さやか「恭介、覚悟は良い?」

恭介「大丈夫だよ」


マミ「具現する前から凄いオーラね。伝説が伝説たる所以を理解したわ(comprehended)」



キリカ「なんだキミ、しろまるの同類?」



ほむら「……来る!」


巨大な逆さ吊りの人形が姿を現した。
754 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 18:52:56.83 ID:re9vPKkIO

マミ「開幕の祝砲をくれてやるわ!」


いつも使用するものを遥かに凌ぐ大きさの大砲を召喚し、上に『波止場の良い男』の様なポーズで立つ。


マミ「ボンバルダメント・ソーレ!!」

極太のリボンが飛び出し、魔女の胸元に直撃する。

マミ「コルセットを……締め直してあげる」

着弾点からリボンが噴き出し、魔女を拘束する。


ほむ「物凄い圧力……超臨界流体になりそう」
755 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 19:05:52.49 ID:re9vPKkIO
拘束された魔女の戦力を補う為か、使い魔を大量に召喚する。


杏子「オイオイ!雑魚に構ってる暇は無いよ?」

さやか「来なよ、文字通り食ってやるからさ、雑魚が」

ユウリ「……」

恭介「……今までの使い魔よりは骨がありそうだね」

ゆま「弱そう」


各々、武器を取り出したり、攻撃する箇所の硬化などを行う。
756 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 19:12:31.96 ID:re9vPKkIO


この人員の中で、能力に概念的なものを含むのはさやかと杏子の二名。


杏子「相手が悪かったな!」

杏子のユニコーンとしての能力は『不浄の駆逐』
魔女の使い魔などは杏子がその気にさえなれば触れただけで霧散させることもできる。

空中を飛び回り、使い魔を片っ端から塵に返す。
757 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 19:17:19.76 ID:re9vPKkIO

恭介がハサミでねじ切り、ゆまが蹴りで両断する中、さやかは短剣のツカについた宝石を額に充て、力を貯める。

さやか「……」

ウエットスーツが徐々に魚の鱗の様に変化する。


さやか「行くよ」

背面飛びで舞い上がる。
短剣の刃が青く輝く。
758 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 19:21:45.07 ID:re9vPKkIO

人魚姫の物語をご存知だろうか?

姉が持ってきた剣を王子に突き立てれば自分にかかった『泡になる呪い』を解くことができる。

人魚姫は最終的に王子を愛するあまり、自分の死を選んだが……


さやか「あたしはそんな綺麗事、言えないね」
759 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 19:26:02.00 ID:re9vPKkIO
短剣が滑る様に使い魔を貫き、その度にさやかの鱗は元のウエットスーツに戻って行く。


さやかは自分に『バショウカジキになる呪い』をかけ、短剣の威力を増している。

言わば仮想的に二重契約をしたのだ。


さやか「別にあんたらが王子様なんて思っちゃいないけどね」
760 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 19:32:12.65 ID:re9vPKkIO
ユウリの強みの本質はオオスズメバチの獰猛さ、スタミナではなく、長年連れ添った注射器。

他人の生成物を貯めて、増殖させることができる。
あすみの液体魔法やソウルジェムの穢れはもちろん、血液さえも。


ユウリ「ミチル、いくよ」

ミチル「了解」


身体を最大限伸ばし、杖を掲げるミチルと腰を落としバルカン注射器を構える。


ミチル「リーミティ・エステールニ!!」
ユウリ「っけえェェェーッ!!」
761 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/11/30(金) 19:32:59.95 ID:re9vPKkIO
構える。



構えるユウリ。
762 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 19:40:54.75 ID:re9vPKkIO
遠距離攻撃威力第一位がダブルで打ち出される。

リボンの玉となった魔女の唯一露出している歯車部分に直撃。
歯が欠けているのが確認できる。

ほむ「リボンがほどけ始めてる」

ヒカル「撃って良いか?」

マミ「どうぞ!第二波はいつでもできるわよ!」


ヒカル「えっと…こうか?」

古典的な波動攻撃のポーズを取ると、極太の熱線を打ち出され、リボンを大炎上させる。
763 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 19:45:07.67 ID:re9vPKkIO

燃え盛る炎の中、破壊光線が魔女に降り注ぐ。


フレイ「火が止んで、リボンが行ったらいくぞ」

ほむら「オーケー、いつでもいいわ」




キリカ「皆強いな……あの男の子くらいしか明らかに私より弱そうなのが居ないな……」

   「……織莉子からメール?」

   「……まずいね。君、願い叶えてくれたりする」

キリカは足元の動物に話しかける。

「力だけなら与えられなくもない」
764 : ◆USZbC4nXcg :2012/11/30(金) 19:48:19.40 ID:re9vPKkIO
今日はここまで。

バショウカジキは最速で泳ぐ魚です。
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/30(金) 20:17:44.32 ID:gMCjFnM9o
(゚д゚ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/11/30(金) 20:22:09.12 ID:O67KYWIN0
口づけの対比すんなwwwwww
戦場にいない精霊との契約者が気になるな あとまだ淫獣との契約フラグあるみたいなアレも

古典的な波動攻撃なのに、まず思い浮かべちまったのがかめはめ波
人数多いのもあってワルプルさん普通に倒せちゃいそうだな まぁこのスレの真の敵は淫獣だもんな
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 20:36:33.08 ID:3uPFf2gn0
乙!
痛め付けては居るが……さぁてねぇ?
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 21:32:49.38 ID:5wzUht68o

今読んだけど、付喪神って言うとエリア51が出てくるわ。

769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 00:03:07.16 ID:m6mnYF2Z0
乙で
バショウカジキをバカショウジキと読んでたけどなんともないぜ
770 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/01(土) 09:39:10.89 ID:6T/vXSFQo
土日の更新はお休みします。
深夜のバイト辞めたいです。
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 10:44:55.43 ID:ZqPAhfUL0
お疲れ様です。
仕事なんて全部ロボットがやってくれりゃあ良いのにねぇ。それはそれで問題なんだろうけど
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/12/01(土) 10:55:15.12 ID:Rm8Dh8abo
学生時代はパン工場の製造ラインとかあったなあ
深夜バイトは生活リズムがガタガタになるからキツイ
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/12/01(土) 16:08:33.08 ID:84GGTUepo
恥丘を舐めるなよ……ビクンビクン
774 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/01(土) 20:14:03.05 ID:6T/vXSFQo
高校生は22時までしか働けないから、代わりが居ないから辞められない(ヽ'ω`)
土日のレストラン勤務の方が遊べないけど身体は楽だったよ……

おい県名表示かぶってんのに変なこと言うなよ


ワルプル終わりまでを第一部として、第二部は新スレ立てるよ。
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 22:23:21.66 ID:sYdl1pAjo
お疲れ様です
くれぐれもご自愛を
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 20:35:28.00 ID:5aKeUpP1o
ほむかを慕っているのはなぜ?
777 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/02(日) 20:39:38.15 ID:HNLd9ArIO
別に慕ってるって程でもないけど、あの根性かな。
寝る間を惜しんでガラケーポチポチとか、移動中に居眠りしながらゆっくり更新してる私にはムリ。

778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 21:22:47.46 ID:BIAmIRY+o
>>1がまどほむ嫌いなのと、ほむかを慕ってないというか逆の感情持っているのは毎回十分伝わってきてる
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 21:24:07.77 ID:BIAmIRY+o
あれ? ほむまどだっけか両方だっけか
まあ良いや。連投すま
780 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/02(日) 21:26:57.95 ID:uDB9JssIO
ほむかには毎回ラストでズコーさせられてるのはあるけど、基本好きだよ。そうでもなきゃ毎日ブログ見ないし。

まどほむが嫌いなんじゃなくて安易な、記号的なメジャーカプが嫌い
まどほむは書くのが苦手なだけ
数珠リテイク書くとしたらちゃんとまどほむで締めたいとは思ってる。
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 21:29:05.27 ID:uDB9JssIO
ほむまどだった。
まどほむは前作みたいなキャラ改変でも起きたり、まどかがなんらかのきっかけでメガほむ時代のまどかみたいにならないと成り立たんわ、少なくとも私の書く物は
782 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 00:07:14.14 ID:oyMdbeRno
全員分まとめ終わった。

能力の内容まで書くと大変なことになりそう。
783 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 07:16:50.82 ID:ozd4MN3IO
ジャンプも惰性的に読むようになったな……

再開します
784 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 07:21:41.74 ID:ozd4MN3IO

魔女の動きを殆ど封じ、大量に湧く使い魔も全滅させている。

どう見ても有利にしか見えないこの状況を危惧している者は皮肉にも、全人員の中で最弱の美国織莉子だけであった。

彼女には未来が見えている。


織莉子「……舞台装置が反転し……鹿目まどかが契約する…!」
785 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 07:27:12.31 ID:ozd4MN3IO
ほむら「このビルなら大丈夫ね」

フレイ「ここで待つだけだな」


燃え盛る炎を見つめ、飛ぶ刻を待つ。


マミ「準備はオーケ……あら?」


突如マミの居る方向に熱線が射す。


マミ「きゃっ!?」

大砲をリボンに戻し、横っ飛びで避けるも武器の再展開には少し時間がかかる。
786 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 07:40:08.98 ID:ozd4MN3IO

地響きが鳴る。
今までにない大きさのそれは、耳の奥を揺らし微妙な痒みを齎すが、さしたる問題ではない。


杏子「嘘だよね……?」

ユウリ「伝説だけの話じゃないの……?」

ほむ「こんな日本の街一つになんで……」

恭介「……さやか、この状況って」

さやか「多分一転超ピンチ……」


ミチル「どうにかならないの?」

狐火「ならんよ、向こうだって自然災害じゃもの」

ヒカル「いきなり万事休す……か?」


舞台装置が反転した。
787 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 07:46:15.58 ID:ozd4MN3IO

ほむら「……いっきにやり過ぎて舞台装置を本気にさせてしまった?」

フレイ「……まだ勝機はあるぞ。時間凍結で近寄って歯車を俺が砕く」

ほむら「……どうやって近づくって言うのよ。反転した舞台装置に届くのは杏子と巴さんくらい、しかも一人でね」

フレイ「ぐぐ……」


反転した舞台装置は暴風のような速度で、芝刈り機が草を刈る様に、建物を破壊し文明を滅ぼす。
788 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 07:52:24.16 ID:ozd4MN3IO

QB「ワルプルギスの夜が反転したよ。これで勝機はほぼゼロだね」

まどか「……」

QB「反転したワルプルギスの夜は文明を逆さにするという。こうしている間にも街はどんどん破壊されて行くんじゃないかな。一週間もすれば東アジアは滅ぶペースさ」


まどかは既にジョーカーとなる願い、ワルプルギスの夜を消し、自分の魔女化も防ぐ願いを見つけていた。

そしてその願いを叶える決意も、バングルの力により……


詢子「おい、まどかどうした?」
789 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 07:58:30.62 ID:ozd4MN3IO

まどか「わたし……いかなきゃ」

詢子「どこ行くってんだ」

まどか「友達が大変なの」

詢子「んなもん見りゃわかる。暁美さんの旦那や子供、さやかちゃんや恭介君が戦ってるんだってな」

  「お前を戦わせない為に」

詢子はまどかをヘッドロックし、ゆっくり語り出す。

詢子「あのな、信じて待つことが出来ない奴は何も出来ないんだ。パパがあたしの仕事に不安を持ってたら家事も手に付かず……ってなるだろ?」

まどか「……」
790 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 08:02:32.55 ID:ozd4MN3IO
詢子「お前がなんか思いついたように、暁美さんの旦那とかがなんか思いついてるかもしれない」

  「もう少し信じてやりな」

まどか「……」

バングルの力により、まどかが言い包められることは無い。
即ち沈黙は了解を意味する。

詢子「戻ろうか」
791 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 08:10:34.22 ID:ozd4MN3IO

大嵐の中、辛うじて通じる電波を頼りに鉤爪の少女は通話する。
避難所に居る賢女と、この状況と、それを打破することについて。


織莉子「キリカ、精霊との契約は済ませましたか?」

キリカ「今しがた、ね」

織莉子「良いですか、舞台装置自体は避難所を襲わず、街をぐるっと廻り最後は海に出て行きます」

キリカ「自体は……使い魔か」

織莉子「おぶさっている二人組以外を全て避難所前に呼び寄せて下さい」

キリカ「その二人組は……?」

織莉子「会えばわかるはず……です」

キリカ「了解したよ」
792 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 08:14:40.36 ID:ozd4MN3IO
キリカは端末をしまい込み、ポケットから取り出したやたら高カロリーなチョコレート菓子を口に放り込む。


キリカ「少し歯に沁みるな……」


食べ終えた後、深呼吸し、気功のようなポーズを取ると、キリカの姿が変わり始める。


キリカ「……成る程、これなら……ね」
793 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 08:26:50.70 ID:ozd4MN3IO

呉 キリカ

龍(中国)
サバクツノトカゲ(アメリカ)

彼女の鉤爪、速度低下は健在。
翼を持たずに飛び回る古来からの空の王者。
悠久の記憶は、時間遅延など副次的な能力を産む。

また龍の汗や血潮は死を乗り越える力があるという。
それは自身に効果は無いはずだが……


鹿目まどかの願いがジョーカーならば、天才呉キリカはハートのエースである。
794 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 08:34:20.58 ID:ozd4MN3IO


龍と化したキリカは戦闘員の元へ向かい、念話で話しかける。


キリカ『避難所を使い魔が襲い始める、避難所を護ってくれ』

杏子『ワルプルギスはどうすんだ!?』

キリカ『あいつ自体は海に出る。この状況であいつに有効打を与えられる奴を私が連れて行く』

ほむ『……お姉ちゃん達だ』


戦闘員達は避難所へ引き返し、龍はほむらとフレイが居るビルへ飛んで行く。
795 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 08:38:23.65 ID:ozd4MN3IO

ほむらは自分の元へ飛んでくる龍を見て考える。

反転した舞台装置の新たな使い魔だろうか?しかし余りにも毛色が違いすぎる。

……


キリカ『恩人、私だ』

ほむら『貴方だったのね』

キリカ『……しかし驚いた、君も戦闘員だとはね。確かに戦いそうな外見だけど』

フレイ『そりゃどうも』
796 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 08:44:33.61 ID:ozd4MN3IO

キリカ『大体わかった。君の時間凍結と私の時間遅延、速度低下を目一杯使って、君達を舞台装置まで運ぼう』

フレイ『んでもって俺が本体たる歯車を砕くと』

ほむら『三人がフルパワーってことね』



刻は凍てつき、二人を乗せた龍は飛び立った。
797 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 08:57:49.36 ID:ozd4MN3IO
午前中はここまで。

今のまどかが普通に契約した時の軽い一撃とこのマミさんのボンバルダメント・ソーレ、超因果マミさんのトッカ、前作のさやかのサーベルが同じくらいの威力。
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 13:22:42.27 ID:zmrOl0wDO
スパロボで言えば、5500ってとこ?
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 15:57:20.70 ID:4wW+0T34o
キリカとマミさん持ち上げられ続ける一方織莉子は最弱呼ばわりワロタ

800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 16:35:30.17 ID:hX5LW6RZo
今どれだけ書いてるんだSS
801 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 18:18:26.20 ID:zL4h2ZDIO
ワルプル倒して次スレ立てたらこっちの残りで

再開します。
802 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 18:23:26.18 ID:zL4h2ZDIO
フレイ「時間遅延と速度低下が思ったより強い、時間凍結より俺の身体を冷やす方に集中してくれ」

ほむら「わかったわ。人間一人くらいなら私でも絶対零度まで下げられるはず……」


キリカ「もう少しだ……!」

正立したワルプルギスの夜の歯車の横に龍は身体を寄せる。
803 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 18:31:22.88 ID:zL4h2ZDIO
フレイ「ほむら、お前はこっちで待ってろ」

ほむら「でも私と離れたら動けなく……」

フレイ「絶対零度でも動けるんだぞ?慣れたよこのくだりで」

このわずかな間に能力が成長したとでも言うのだろうか。

ほむら「……わかったわ」

キリカ「東アジアの命運は君にかかってる、健闘を祈るよ」

フレイ「……任せとけ」


登山家の様な格好の男は龍を飛び降り、歯車に攻撃を開始した。
804 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 18:46:13.34 ID:zL4h2ZDIO

絶対零度下におけるフレイの力は、パラポネラの精霊と契約したあいりを軽く上回る。

絶対零度下においては原子は振動をやめるはずだが、物理法則に囚われないのが感情(セイレイ)。


歯車のパンチで抉りとった部分を適当に加工し、武器とする。

ほむら「歯車がよく冷えたバター程度に……」


キリカ「時間凍結あとどれくらい持つ?」
805 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 19:00:06.41 ID:zL4h2ZDIO

ほむら「あと一分できればいいくらいかしら、そっちは?」

キリカ「……体感時間三分」


歯車をメタメタに引き裂くフレイも目に見えて疲れてきている。
人間フルパワーで走った時は分単位も持たないとされているが、今の彼はそれを凌駕している。
いくら精霊の力があるとはいえ、身体への負担は計り知れない。

ほむらは気付いていないが、キリカは気付いている。

フレイは生きて帰るつもりなどないことを。
806 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 19:12:10.38 ID:zL4h2ZDIO


ほむら「まだ終わらないのかしら……」

キリカ「……限界だ」


龍は舞台装置に背を向け、飛び立つ。


ほむら「ちょっと!フレイは…!」

キリカ「速度低下はまだ効いている。あそこは台風の目だから彼は大丈夫なはずだ」

   「あのままだと私達が吹き飛ばされて居た」

ほむら「……そう」
807 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 19:22:53.17 ID:zL4h2ZDIO


フレイの尽力によりワルプルギスの夜の本体たる歯車はほぼ壊れていた。

時間凍結が解除されれば崩れて消えるだろう。


フレイ「ハァ……ハァ……」

   「タイより暑い……いや俺が熱くなったのか」

   「そういやこいつは最強の魔女なんだったっけか……」

   「じゃ、俺が最強……ってことになるの……かな」
808 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 19:45:33.18 ID:zL4h2ZDIO


ユウリ「空が晴れて行く……」

ミチル「終わった……」


嵐は止み、雲は消え虹がかかり、その虹と絡まるように龍が舞い降りる。


恭介「街はめちゃくちゃになったけど……避難所は大丈夫だったろうし」

マミ「一山超えたってとこかしら」


ほむら「……終わったわね」

キリカ「……」


ヒカル「フレイ君……フレイはどうした?」

キリカ「……」
809 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 19:50:17.92 ID:zL4h2ZDIO
ワルプルギスの夜が消滅した点からは何も降ってこない。
それが意味することは……


キリカ「……彼は力を使い果たし、亡くなった」

ヒカル「……ッ!!」


ヒカルとほむらが唇を噛みしめる中、キリカの携帯がけたたましく鳴り響く。



キリカ「なんだい?織莉子」

織莉子「よく聞いて、キリカ!」


やけに慌てた口調だ。
810 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 19:51:13.70 ID:zL4h2ZDIO


織莉子『鹿目まどかが……鹿目まどかが宇宙人に攫われました……!』




第一部 完
811 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 19:55:38.19 ID:zL4h2ZDIO
今日はここまで。

この後このスレでは談義スレやSS内では語りきれない、語りきれなかった私的見解などを書いて行こうと思います。

次スレのタイトルは

マミ「……感情を嘗めるなよ、孵卵器共」
の予定です。
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 19:56:57.01 ID:fakCXc3Wo
マミがQBに見えたせいで、一瞬何言ってんだコイツ状態に
乙でした
813 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/03(月) 21:28:30.80 ID:oyMdbeRno
>>800

黒歴史の何か
神託(安価)
数珠
変態ほむら
まどか「強くてニューゲーム」
憂悶
杏子「……ごめんな」(エタ)
魔境一章(安価)
魔境二章(安価)
刀の納め処
ギタリスト
ほむら「……誰でも良いから助けてよ」
魔境三章(安価)(現行)
当作品(現行)

かな。
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 22:22:50.71 ID:RSKb1ajv0
攫われた……もしまどかが自分から頼んだんだとしたら?
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:28:56.25 ID:hX5LW6RZo
現行二つか安価の方あまり出てこないから
てっきり新しく書いてるのかと思ってたぜ
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:33:37.96 ID:18dVwR2u0

宇宙人に攫われたでUFOエンドを想像してしまったがなんともないぜ
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 01:01:59.12 ID:5p2Tzt5do
乙でーす

>>783
こちらも惰性的に読む状態を長く続けた末、最近になって、とうとう読まなくなりました。
818 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 02:14:22.31 ID:7qaqgYCPo
数珠は実質の処女作だけど、多分前作並に凝った設定だったとおもう

憂悶、ギタリストはテンションだけで始めてテンションのままに書いてた

刀の納め処は良くも悪くも普通のSS

魔境更新できないのは夜は忙しいからかな
819 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 02:18:25.94 ID:7qaqgYCPo
今作について

Q.マミさん復活とか恭介とか精霊の力に全部頼ってたけどいいの?

A.二部がメインのつもりだったから……
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 07:14:39.91 ID:5Je+4sSVo
821 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 10:30:12.77 ID:7qaqgYCPo
今新たに書きたいもの


ほむら「皆騙されてる……!」
三周目補完、胸糞?

恭介「ロックしたいね」ほむら「私は施錠したいな……」
ギタリスト恭介がメガほむに言い寄る話

杏子「懐かしい奴に手紙でも書くか」
杏子がユウリに手紙を出していたらという本編IF

杏子「もう一度だけ……信じても」
風見野の前日譚
ミチルが杏子とユウリをチームに誘うが……

マミ「極悪同盟」
改変後、何年も崇高な意思を保てることはなかったようで……
822 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 12:28:43.60 ID:yDAQwUsIO
マミ「……感情を嘗めるなよ、孵卵器共」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1354590683/

次スレ
今日はSSの更新はしない。
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 14:07:15.55 ID:YdpSDVcL0

まどマギを作ったリアルに復讐しに来たらどうなるんやろ……
824 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 16:54:56.89 ID:yDAQwUsIO
暁美ほむら

雪女/ノウサギ

概念凍結、概念冷却、概念穴空け、袖収納、運搬、機械操作。
魔法少女時代の魔法はほぼ完全に再現可能。
実用的段階とは言えないが冷気攻撃、氷柱なども可能。

部分的に時間を止められるようになった代わりに、高熱を纏う相手には効かなかったりする。

衣装は水色の着物に何故かロップイヤーの兎耳。
825 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 17:02:27.96 ID:yDAQwUsIO
暁美ほむ

逃げ水/オブトサソリ

ループを経験していないほむら。
一度ほむらと対立するも、キリカの仲裁により和解。ほむらの双子の妹となる。
ほむらの記憶をすべて客観的に見ている。
まどかの行動に呆れ果てていて、マミを尊敬している。

致死性のある毒針、身体の流体化、高熱化、光の屈折

衣装はくすんだ黄緑の砂漠地域の民族衣装の下に、上半身は黒褐色の軽くタイトな鎧。
826 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 17:07:42.38 ID:yDAQwUsIO
暁美 ユキ

雪女/ホッキョクギツネ

ほむらの母親、生まれついての契約者。
柳のような性格、職業は『芸術系』

冷気、凍結、ほむら程ではないが概念凍結も可能。

衣装は灰色と水色の着物に狐のお面。
827 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 18:11:35.30 ID:yDAQwUsIO
暁美 ヒカル

狐火/ホンドギツネ

ほむらの父親、赤縁の眼鏡をかけた長身。
娘を溺愛しているが、知久や佐倉神父に比べて幼い性格。職業は『IT系』

身体の炎化、熱線。

服装は黒と橙の着物に狐のお面に九本のフサフサしっぽ
828 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 18:16:26.63 ID:yDAQwUsIO
暁美 フレイ

雪男/マンモス

日本人になりたいためにタイの地下闘技場を勝ち抜き、賞金で暁美家の借金を返し、養子となった。
キリカのクラスメイトとなったが、登校免除となる。

絶対零度であれど物理法則などを無視して動き、寒くなれば寒くなるほど強くなる。

反転したワルプルギスの夜と相討ちになった。
829 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 18:23:56.59 ID:yDAQwUsIO
美樹 さやか

人魚姫/バンドウイルカ

マミの失態を目にして以来、暁美家に信頼を寄せるようになる。
恭介の腕についてのコネつくりのために契約。

強力な超音波や、多彩な種類の剣を召喚し扱う他、自分に『バショウカジキになる呪い』をかけ擬似的に二重契約を行う。
メインで使うのは『殺し』をする度に自分の呪いを解く『人魚姫の短剣』

格好はイルカの時は背中と腹部の大きくあいたウエットスーツに鎧の足部分。バショウカジキの時はウエットスーツが鱗に変わる。
830 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 18:30:25.55 ID:yDAQwUsIO
上條 恭介

付喪神・楽譜/種別不明のカニ

この周回ではいつも通りバイオリニスト。
手脚を治す、もとい新たに生やす為に契約。さやかとは『親友』というポジションを確かめ合っている。

元々の性格もあり、戦闘はハサミを叩きつける、刺すなどの単純なものしかできない。

自切した手脚はカニの脚として普通に食べられる様だ。

衣装は赤い細身の鎧に白いマント。
831 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 18:36:57.91 ID:yDAQwUsIO
千歳 ゆま

畏・蝗害/サバクトビバッタ

趣の魔女から杏子を助ける為に契約。
ジャンプとキック以外に大したことはできないが、その二つが非常に強力で、高層ビルに飛び乗り、屋上から真っ二つにできる程。

隠し球を二つ持っているらしい。

衣装は砂漠地帯の民族の格好に黒タイツに巨大なバッタの翅。
832 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 18:47:23.34 ID:yDAQwUsIO
佐倉 杏子

ユニコーン/コーカサスオオカブト

飯を集るという名目でユウリと接触したことにより、再びユウリ、ミチルそれに加えゆまとチームを組み、風見野中の魔女や使い魔を虐殺。本編通り打算的な性格。

魔法少女の経験が長い上に、固有魔法を使用していなかった為に能力的には完全に上位互換。

怪力を得た上に、ユニコーンの『不浄を突き殺し踏み潰す』習性により、彼女が穢れていると判断した物や一般的に穢れていると判断される物に対しては力が一層強くなる。
鈍いが一応飛べる。

衣装は今までの魔法少女の衣装に加え黒い仮面、または白い上にカブトムシの甲殻の様な鎧。
833 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 18:57:54.81 ID:yDAQwUsIO
飛鳥ユウリ

付喪神・注射器/オオスズメバチ

あすなろ市在住の魔法少女だった少女。
元は風見野で杏子、ミチルと利害の一致程度に組んでいたが、主義や距離感の食い違いで解散したが、『いつかキュゥべえ滅ぼす』をモットーに再結成。

魔法少女時代から愛用していた魔法武器に精霊が宿ったので基本的に魔法少女時代と戦闘スタイルにさして変化は無い。
カフスから変化した注射器ガントレットの針を突き刺す為に殴るのが増えたくらいか。

バルカン注射器から弾を撃つ他、突き刺し内部から破壊する、毒やウイルス、細菌、薬、魔法、霊力を注入するなど。
注射器に入れた物は増量され、使わない時はほむらと同じく保管している。

衣装は魔法少女の物よりカフスが注射器ガントレットになり、金髪に黒のメッシュがところどころ入った程度。
ナースキャップは総婦長のものに変わっている。
834 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 19:12:42.70 ID:yDAQwUsIO
和紗 ミチル

付喪神・鈴のピアス/リオック

あすなろ市在住の魔法少女だった少女。
詳細はユウリの項目参照。

魔法少女時代はマミ以上の火力バカで、破壊魔法一辺倒。ビーム、光弾、雷撃状などの形の変化こそあれど基本的に変わらない。
精霊と契約してからはそれに加え身体にそのエネルギーを纏いユウリと同じく肉弾戦もするようになる。

破戒魔法とはどういう力なのかは本人も使用したことが無いのでわからない。


衣装は魔法少女の物に加え白いマスク、片脚黒ニーハイ、片脚は靴のみ。
835 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 19:22:15.17 ID:yDAQwUsIO
巴 マミ

付喪神・羽ペン/ヘビクイワシ


現時点では本作最強キャラクター。
魔法少女時代はほむらの秘密主義とまどかの魔法少女への憧れに苦しめられたが、それらの鬱憤を全て精霊の力に変換する。

魔法少女時代の能力を全て底上げした上に、キックに関しては回数を考えると期待値はゆまに次ぐ。

新たな能力として、『格下』を書き換える力を持つ。
魔女を鬼女に、化学エネルギーを熱エネルギーにエトセトラ応用力は元の彼女の魔法をゆうに上回る。
面白い使い方応募してます。

衣装は魔法少女の物に加え大きな翼、靴にも羽。
836 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 19:29:22.81 ID:yDAQwUsIO
神名 あすみ

魔女/サルビア

苗字の読みはかみな。
風見野の小学五年生。

呪いの願いで魔法少女の契約をして、QBと取り引きをし、クラスメイトの女子を全て魔女化、クラスメイトの男子の一部を虐殺、残りを魔女化した女子と閉じ込める。

自分を捨てた父親の娘をダークブルー式パッチワークにし、そこ母親にそれを見せつける。

織莉子との取り引きでまどかに魔女化を見せるためにマミの元に潜り込むも、マミに惚れてしまう。

マミに魔女化を見せてしまった後の失意の中、ほむに手を差し伸べられ精霊と契約を結ぶ。
837 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 19:33:41.26 ID:yDAQwUsIO
魔法少女時代から使う精神攻撃は更に成長しており、感情の無い者にも通用するようになった。媒体は光、ガス、音、液体金属、固体軽金属。

精霊との契約により、武器も変化したと思われる。

精霊との契約の後の衣装は、野球のユニフォームの上にそれが全て隠れる黒いローブ。
838 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 19:42:55.50 ID:yDAQwUsIO
呉 キリカ

龍/サバクツノトカゲ

原作より織莉子と親密な関係にあり、今回の『恩人』はほむら。
織莉子には吸血鬼と呼ばれていて、織莉子以外にそう呼ばれると露骨に不機嫌になる。

身体を完全に龍にすることができ、空も自在に飛べる。原理は不明。

魔法少女時代の魔法に加え、時間遅延が使用可能。

まだ大量に隠し球を持っている。

衣装は魔法少女の物が気に入ってるので、人間の姿の時は別の衣装は着ない。
839 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 20:35:13.45 ID:7qaqgYCPo
纏めるとすげー厨二臭いな。
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 22:47:36.33 ID:8SgXmI1go
だがそれがいい
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 22:54:04.60 ID:VljaEvwso
書き換える力と聞いて

生き字引の筆が浮かんだ自分は世代がバレる
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 23:11:33.62 ID:DKq9/ycvo
植物と書き込んでやろう
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 23:43:08.80 ID:3F+nCwWu0
書き換えに関連性は要るんかな?
例えば小石→岩なら石繋がりで普通にいけるだろうけど、小石→リボンみたいに繋がりようのない書き換えは?
小石→岩→山(土砂は直接関連有りとしても草木は関連無し、岩の字に山ってあるじゃん?)くらいの緩いルールなのかとかも
ここまで緩くなくても連鎖変換すれば充分なんて言えないくらいだけど 小石→鉄→銃みたいな
844 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/04(火) 23:45:51.61 ID:7qaqgYCPo
無茶をすればするほどマミさんの腹が減ってパフォーマンスも落ちる
自爆覚悟でやるくらいなら死の一文字を刻み付けるだろうね

基本的に等価交換かな。
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 00:05:22.60 ID:bnBxVCw7o
命を引き換えにする覚悟なら格上相手でもそれで殺せたりするのかね
「格下の存在は書き換えられる」っていう一つの能力だから無理なのか?
846 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/12/05(水) 00:09:20.31 ID:rmWDXOrGo
格上は不可。
ただしリボンや銃で屈服させた後なら話は別。

多分思ってるより大したことできないよ。
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 00:52:56.28 ID:Mg1WxMvDO

ほむほむが精霊と契約して「概念すら凍結出来る」雪女属性を得たと聞いて、
「ああ、ラスボスはまど神なんだな」と思っていた時期が私にもありました。
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 01:51:26.22 ID:a79Kg/Qk0
そういやユキさん生まれながらの契約者ってどゆこと?
妊娠中に親が契約したのがコピーか移行した?
さらっとそーゆーもんかーと流してたけど、完全に同意無しだから精霊的にどうなのよと

>>847
言われてみれば・・・まだ契約フラグ折れてないからあの祈りで契約する可能性もあるわな
849 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 08:31:23.80 ID:Au3uu5VIO
まど神氷漬けは理論上可能。
人として死なせてあげたいなら迎えに来たまどか凍らせて迎えられる奴のソウルジェム砕けばよろし

でもそれをほむらにやらせたら流石に怒られる。

どちらかっていうと……おっとこれはネタバレだ
850 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 08:36:30.47 ID:Au3uu5VIO
サラッと流しといてください。
あすみ以外のオリキャラにそんな凝った設定は無いです。
強いていえば雪狐がもとよりユキの一部といいましょうか。
ちなみにユキもヒカルもほむらも刺青は入ってません。
851 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 09:03:10.00 ID:Au3uu5VIO
忘れるところだった


神名 入夜

付喪神・指輪/エメラルドゴキブリバチ
畏・G/ゴキブリ集合体

神名あすみの血の繋がった姉。
あすみと同じく父親に捨てられ、同じ苗字の資産家の家に養子に入り白女に通う。
「白女部長連総長」の腕章をつけていて、部活はバスケ部。
あすみのことを観察している様子だが、大した考えがあるとも思えない。

織莉子と同じぐらいの長身、肌は褐色になる程日焼けしていて、長い銀髪も日焼けでくすんでいる。

毒針で精神を破壊し操り人形にする他、ゴキブリの瞬発力、生命力、力を持つ。
多重契約、しかも相性の悪い物なのでなんらかのデメリットを受けるのは明白だろう。

衣装は白女の純白に金色の刺繍の入ったジャージにエメラルドグリーンのスウェットパンツ。
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 09:25:24.86 ID:/S9T24/DO
イリヤ 〜UFOの夏〜

このタイトルがよぎった
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 09:58:58.63 ID:eIeoJf5IO
なんか違う
854 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 10:04:57.25 ID:Au3uu5VIO
イリヤの空 UFOの夏か


ラノベを推薦図書に入れるのはやめて欲しい

名前の由来は……適当です。
855 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 10:34:17.91 ID:Au3uu5VIO

ってかあんまほむあんにしたことないぞ。
好きだけど。

深夜の変態ほむらと魔境二章くらいじゃんか。

ほむら贔屓は言われても仕方ない。
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 11:01:53.21 ID:EEJnESAf0
全く関係ないけど、>>1さんは東方projectとかってどう思われてます?
857 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 11:09:47.15 ID:Au3uu5VIO
あんまり知らないけど音楽の雰囲気は好き

神話とかの繋がりで話してる?
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 11:21:00.52 ID:EEJnESAf0
そうですね。そういう部分からです
859 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 11:54:32.58 ID:Au3uu5VIO
あんまり日本神話は詳しくないですね。

聖書と童話くらいしか……
ペディア知識なら妖怪や北欧神話が
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 12:11:33.96 ID:/S9T24/DO
付喪神の小傘ちゃん、お茶目可愛い
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:12:16.37 ID:zD6umBrzo
>>851-854
鬼子母神とかイーリアスもあるでよ。

おそれ入谷の鬼子母神、って字が違ったよorz
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 19:38:09.96 ID:a79Kg/Qk0
そっか、ユキさんは精霊が人として生まれ変わったか、精霊にたまたま近い人だったかって感じか
まぁメインでもないオリキャラ掘り下げても仕方ないね、エッセンスだもの

こっちは無くてもいいくらいの補足や回答で緩く埋めるんでいいのかな?
さっさとhtml化したいってことなら閉じるし、裏話みたいなの続くなら埋まるまで見てる
863 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 19:47:56.77 ID:HhzKVqIIO
まだ依頼は出さない。
過去作について少し語ったりとかしたいし
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 21:01:18.24 ID:LEpwNlhZo
もっとほむあん書いてくださいよ!
865 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 21:18:12.42 ID:rmWDXOrGo
書くとしたら多分改変後マミほむあんかなー。
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 21:26:01.72 ID:a79Kg/Qk0
ほむあん歓迎
織莉子と組ませてもいいな 過去作だったと思うけど体貸したり自由に魔女化(自我そのまま)の話より親密で戦闘も一緒にやってるみたいな

ようし語ってくれ語ってくれ
しかしよく話作り続けられるなぁ ほぼ毎日それなりの量も投稿してるし
別作品題材のSSで一回一レスで投稿も月にあるかくらいのペースのもいるってのに(ちなみに学生)
867 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 21:31:36.95 ID:rmWDXOrGo
それの話はやめてくれwwwwww
折角自分でも忘れかけてたのにwwwwww
868 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 21:40:07.02 ID:rmWDXOrGo
話はなんとなく湧いてくるし、書く前からかきたい部分は結構決まってる。
この作品もまずほむら同士の戦いと、あすみの虐殺、最強マミさんとキリカが書きたくて始めた奴だし。

一ヶ月のイベントって大体決まってるから結構話は決まりやすい。
ギタリストは例外だから思いつかなくなって駆け足になったけど。
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 22:21:02.12 ID:a79Kg/Qk0
いいじゃないかフリーダムww

まぁ肉付けするだけと骨もじゃあ違うわなー
肉付けだけにしろすごいと思うけどね?3つくらい同時にやってたこともあったわけだし

ヒュージョンは新しかったな 分離不能だからヒュージョンじゃないけど
870 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 23:07:18.85 ID:rmWDXOrGo
杏子がユウリに手紙出す奴は書き溜めようと思ってるんだけど中々始められない。

EminemのStanが元ネタなんだけど、考える度にStanから離れてくし、カンナまで出てくるし。

ギタリスト恭介が書きたい。
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 23:51:45.14 ID:6Ry2+D9s0
何か>>1が書くまどかって基本うざく感じるんだが
もしかして>>1はまどかが一番嫌いなの?
872 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/05(水) 23:57:57.75 ID:rmWDXOrGo
ほむループの難易度の調整。
少なくともこの作品とギタリストと深夜の変態ほむらはわざと。

というかさやかが話聞かないと読んでる側としてはかなりイライラハラハラするけどまどかなら契約はしないだろうって安心してもらえるだろうし。

別に嫌いとかは無いよ。SQフィギュア待ち
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 00:22:59.07 ID:pzlws0YJo
嫌いなほむQもかいていいのよ?
874 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/06(木) 00:33:12.18 ID:wnqnotCdo
ネタのストックにそれに使えそうなものがない。
ほむらとQB絡ませるとただのロジックの羅列になりそうだし、これはつまらないSSの典型だから無理かな。

私にとってはQBはあくまでもインフォームドコンセントの存在を許さないヤミ金の更に悪質なものでしかないからなぁ。
改変後もマミあんほったらかしてQBと絡むのなんて書きたくないし。

別にほむQを完全否定するつもりはないけど、過去に書かれた奴見て生理的にダメ。
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 01:32:31.75 ID:JMXFfbYH0
ほむQって見るとほむクイーンみたいに……
876 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/06(木) 12:58:31.10 ID:Sy7avW32o
改変後SSで使いたいネタ


正真正銘のヒーローになったマミさん

まぁ無限に出てきた様な奴が出てきたら揺らぐけどね。


魔女の口付けで死んだわけではないから運命に囚われず、QBの尽力で助かった佐倉家

最低限度調整とか言うな


二度と戻らないさやか

結構来るものがあるね


かずみ「わたしを返して」

昴かずみ 出生は不明
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 16:16:37.15 ID:eMyLi7sIo
>>1にレイプものを書いてほしいn(ry

>>1はよくあのスレに参加してるね。文字は別腹?
878 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/06(木) 16:22:02.29 ID:pCKg0GLIO
談義スレ、コンマギ、オフラインどこでも居るぞ


私がそういうの書くと

かずみ「汚い手で触るんじゃないッ!」

とかになりそうだなー。
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 23:54:48.39 ID:gYdXruCFo
もっとオレキリ書いてもいいんだぜ
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 23:55:38.58 ID:gYdXruCFo
オリキリだ、調子乗ったわorz
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 12:31:55.70 ID:htlQSRvr0
QBによる少女養殖場のお話     とか。
882 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/12/07(金) 12:42:03.06 ID:81AnVx2IO
思いついたもんなんでも勧めりゃいいってもんじゃないぞwwwwww
883 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/12/07(金) 20:35:32.17 ID:rE5eU1tMo
はてさて、現行が終わる頃にはクリスマスごろだろうか。年末は書き溜めて新年に放出するのが理想だが……
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 11:05:17.37 ID:hptUcxkro
改変後も見たいけど杏子の奴も見たいな
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 16:09:22.47 ID:0BD6vg770
魔法少女化ウィルスとか恐ろしいものが浮かんだ。
素質のある者を、ちょっとした願いにまで反応して魔法少女にしてしまうというウィルス。
一般人でも、体内で量が増えまくると素質が作られ、素質持ち同様に魔法少女にされてしまう……。
なんてネタが。
886 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/08(土) 16:29:43.96 ID:NVyfXdAIO
小ネタスレ行けよwwwwww
ただでさえパンクしそうなのにwwwwww
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 16:44:52.27 ID:0BD6vg770
サーセンした。
888 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/08(土) 16:54:33.71 ID:NVyfXdAIO
色々統合し、削った結果
二つになった

杏子主軸の風見野ストーリー含む本編IF
かずみマギカの時系列は大幅にズレるけど
タイトルは未だ固まらない

改変後マミほむあん+アルファ
マギカカルテットの四人目は
さやか→?→?→と入れ替わって行く感じ
長くなりそう。オリキャラは控えたいけど、その都合上時系列的に死んでなきゃいけないかずマギキャラの設定捻じ曲げて出すかも
タイトルは
まどか「四重奏ってよりは……」
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:26:36.75 ID:Kvt/vfl7o
魔境やってよー
890 : ◆1jVUKlu67k :2012/12/08(土) 23:27:03.42 ID:1oy4oew6o
今更新してるぞ
891 : ◆1jVUKlu67k :2012/12/09(日) 10:20:03.10 ID:euZXNa6ho
魔境はね、単なるまどか視点の安価スレじゃないんですよ。
ほむらが普通じゃなくて、場合によっては杏子やまどかも普通じゃなくなる。

【心機一転】安価・魔境見滝原★7【新章スタート】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1350947461/
892 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/10(月) 19:36:14.16 ID:yQHs8Ajvo
だからまどほむが嫌いなんじゃなくて
キャラ崩壊したまどかとほむらを記号的にくっつけて、さやかと杏子も同じくして、マミをハブにするとかそういうのが嫌いだと言ってるんだけどな。

まどほむにそれが多いってだけでまどほむにも好きな作品はあるし、ネタのストックだってある。
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 20:12:53.11 ID:IhnFZ4R1o
じゃあボクは宇宙飛行士!
894 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/12(水) 10:10:37.97 ID:coMjW/sIO
キリカクロウリーやる為だけに織莉子殺したけど後悔はしてない
二作品連続織莉子死んだなそういや
895 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/12(水) 21:36:40.13 ID:rd9dHylxo
ダレてる感あるけど、それはやる気の問題ではなく、一ヶ月の期限のような決められた物がないからかな。
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 21:56:37.17 ID:r7hmCaUEo
ならば期限を決めよう(適当)
897 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/12(水) 22:02:15.34 ID:rd9dHylxo
お前は二分以内に倒すッ!!


もう最後まで見えてるけどね。
ただどうしてもバトルはそんなにうまくないし、マギカ色は薄まる。
まぁ所詮他の物が介入するものだし……ね
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 22:10:45.34 ID:r7hmCaUEo
考えすぎなんじゃないかしら
勢いで書いちゃうのもいいと思いますぞ
899 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/12/12(水) 22:23:30.91 ID:rd9dHylxo
ぶっちゃけクロウリーキリカとこの後のラッシュと最後のまどか書きたいだけで宇宙編やってる
900 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/12/13(木) 13:08:30.32 ID:siuxAMuIO
キリカの血だけになる奴は開放血管系の究極系とかいう設定つけようと思ったけど色々おかしいからやめておいた。
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 15:58:18.69 ID:6VE7tqlO0
ワロス
902 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/14(金) 12:12:45.67 ID:82eXgM+IO
来週中には完結させたい
903 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/17(月) 00:13:08.19 ID:ceb/xcaUo
現行完結したら

まどか「四重奏ってより……」
改変後SS
を週一くらいのペースで

杏子「手紙でも書くか」
かずみ要素含む本編SS
を週四くらいのペースで

書こうと思います。
同時進行で。
この衝動は抑えらんねえ。
エタはしないからね。
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:45:39.43 ID:P5q2rZ24o
ごめんなはどうしたああああ
905 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/17(月) 00:49:28.75 ID:ceb/xcaUo
読み返したらキリカパートは好きだけど、他が目も当てられない状況だったから……ハイ。まさにごめんなさい
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:51:24.53 ID:P5q2rZ24o
いや別に楽しく読ませてもらってるからいいんだけどね!
907 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/17(月) 00:54:08.06 ID:ceb/xcaUo
ほむあんとかかっこいいさやかとかは好きだけどそういうのはやっぱり読む側に回って、自分は自分の作風で頑張ろうと思います。
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:56:06.42 ID:5aAirV72o
ふむ。
待ってます、ガンバッテね。
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 12:09:53.90 ID:2VfNIh3s0
残りの週二は魔境ですね
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 20:13:55.39 ID:ZXp9WeHyo
まどか「四重奏ってよりは……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355795999/

ほい
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 15:44:35.48 ID:7yZEXuRIO
杏子「手紙でも書くか……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1355882083/

こっちもよろしゅ
912 : ◆USZbC4nXcg :2012/12/20(木) 19:26:39.16 ID:Ahergw2oo
魔女化がある限り魔法少女はいつでもQBに首を締められる可能性がある。
システムが無くなるか改変されない限りは地球は尻に敷かれたままだから、今回は歯向かってみました。

恩知らずだとか言うかもしれないけど、感情無しの宇宙人と感情有りの地球人の対比をするならエゴ剥き出しの感情論、そして地球人にそれを押し通す力を持たせました。

好き嫌い別れるのは仕方ない。
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 19:45:20.82 ID:C8Yyg7N30
生命は偶発。意味など無い。だから自由にすれば良いのだ。
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 23:44:01.56 ID:6vWyAvKio

QBたちの論理に反論するってことはエゴ以外の何物でもないと常々思ってるから
思いっきり身勝手さを全面に出してやってくれて清々しかった
今まで読んだQBたちに反抗する系統のSSでは一番納得できたよ
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