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【咲で】莉子「全滅したらhageるスレ……」【世界樹3!】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:37:24.95 ID:HBA6oTnl0
                  . . -―――- . .
               . : ´: : : : : : : : : : : : : :`: :.
           γ ⌒ヽ -=ニ二二二二ニ=- : : :.\
              〈| ○ |〉斗≧===≦二ニニ{: : :.
            人_  _人: :l^^^^^^^^^^1: : : : : |: : : :.
           ′: :`´ :|:.|:.:| _,i:i:i:i:i:i:i:i:_ |:|:.:.|: :.:.|: : :.|:.
            |: |: :.:.:|斗:|l:.|´i:i:i:i:i:i:i:i:u`|:ト:.l:L:.:|: : :.|:|
            |: |:|: : |从八{__i:i:i:i:i:i:i:i:i__}八从: :|: : :.|:|
            |: l八: {,xr≦芹i:i:i:i:i:i:i:i:i:芹≧ト)イ: : : |:|
            |: : : :)ノ V)炒i:i::::::::::::i:i:V)炒 |:.l: :|:|
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            |: : : ://〈 〈     __    l } }∨.:.:|:|
            |:|: :∧ヽ }| / ̄  `ヽ  j   }: : |:|
            |八乂   \ `ー〜ー〜'/    八从{
              )ノl\   \ー‐‐/   /}ノ
                 从l \    }   {   イ )ノ
             ‐┬‐┬‐/   /\/l    |ー┬┬ァ=ミ
          /   ∨∧/   / /oハl    | / //   ',



このSSはATLUSのRPG『世界樹の迷宮3 星海の来訪者』に咲のキャラをぶち込んだ謎すぎるSSです。某シオニースレから影響うけまくりですごめんなさい

ちょっぴり人物安価があったりしますのでもし来たらおながいします。また、世界樹知らねえよハゲって方の為にもなるべく説明するつもりですのでよろしくお願い致します

また、ストーリー的に収集が付かなくなる……というかエタってしまう恐れがあるため、大航海やクエスト関連が中核になる事は殆ど無いかと思われます。予め御了承下さい

後、AA使うのは何気に初めてだったりするのでずれてたりしてても生暖かい目でオナシャス! 合いの手レスとかは大歓迎ですー



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1352731044
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▼ 萠龍会 ▼ @ 2020/06/06(土) 16:28:38.26 ID:inmiqiqd0
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VIP落ちた @ 2020/06/06(土) 13:16:44.58 ID:b/JHwZ200
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【モバマス】恋はストロベリームーン @ 2020/06/06(土) 10:43:55.99 ID:hHwqlfVDO
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【イナズマイレブンGOクロノ・ストーン】天馬「皆ともっと仲良くなりたい」【安価】 @ 2020/06/06(土) 09:57:57.66 ID:eJzzjP+H0
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【リトバス】理樹「ストーカーに狙われるようになった」 @ 2020/06/06(土) 01:34:01.19 ID:3998YRn80
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【イナイレ安価】クロス・オリオン @ 2020/06/06(土) 00:14:53.35 ID:EA/3YXpu0
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月を見るたび思い出す @ 2020/06/05(金) 22:46:05.37 ID:2b6aeKr40
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2 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:37:55.79 ID:HBA6oTnl0


大陸の遥か南、海を越えたその先の

海都アーモロードには、海底に繋がる

謎の遺跡があると伝えられていた。


その伝承を認めるかの如く、海都を

支配する 元老院 から、各大陸へと

冒険者を集う通達が発せられた。


謎の海底迷宮を踏破せよ!

その触れは冒険者たちの心を揺さぶり

多くの者が海都に集った…。


…しかし、どれだけ冒険者が集おうと

海底奥深くへ挑み、踏破するだけの

猛者は現れなかった。


難攻不落の遺跡は、いつしか

世界樹の迷宮 と称されるようになり

風のように噂は広がり続けた…。

3 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:38:25.43 ID:HBA6oTnl0


 インバーの港 -Port of Inver-


港に一隻の船が着いた。

その巨大な船の中から出てくるたくさんの人間の中に――安福 莉子はいた。


船長「ほい、着いたよお嬢ちゃん」

莉子「こ、ここがアーモロードですか……!」


……彼女もまた、噂を耳にして海都ことここアーモロードにやってきた冒険者の一人なのだ。


船長「お嬢ちゃん、冒険者死亡……じゃなくて、志望なんだって?」

莉子「は、はい! まだ初心者も初心者ですけど!」カチコチ

船長「ここで緊張してどうすんだ……初めてならとりあえず、冒険者ギルドに行ったらいいんじゃねえか? 登録もしねえと世界樹にも入れないって噂だぜ」

莉子「わ、わかりました! ありがとうございます!」


ガチガチに緊張したままの彼女は、そのままくるりと踵を返し、町の方向へと向かった。

その目に大きな緊張と、少しの希望を持ちながら。

4 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:38:51.42 ID:HBA6oTnl0







【第一章:しかし まわりこまれてしまった!】






5 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:39:50.23 ID:HBA6oTnl0


 冒険者ギルド-Adventurer's Guild-


ギルドには冒険者志望、というか冒険者と思われる人間がたくさんいた。

その余りの多さにギルド長の姿は影も形も見えず、代わりに受付をしたのはむしろ見ているこちらが不安になる程軽装の衛兵だった。


衛兵「……それで職業の方は?」

莉子「あ、プ、【プリンセス】です!(こ、これ自分で言うの結構恥ずかしい……)」

衛兵「はい。安福 莉子さん……職業は【プリンセス】ですね」


そう言いながら衛兵は手元の紙にさらさらと書き込んでいく。


安福 莉子:レベル1 プリンセス


衛兵「他に同伴の方などはおられますかね? 基本的に冒険者は最大五人でパーティーを組む事が可能ですが……」

莉子「いえ、いませんけど……」

衛兵「それなら他の新規冒険者志望の方とパーティー、というかギルドを作る事ができますが、どうしますか?」

莉子「え? えーっと……(やっぱり仲間の人は多い方がいいし、組まない理由はないよね……)」

6 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:40:17.92 ID:HBA6oTnl0






【セーブしますか?】 
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをセーブしています……セーブに成功しました】





7 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:40:44.80 ID:HBA6oTnl0


莉子「……!!」


彼女の頭に、一瞬の閃きが生じたのはその時の事だった。


莉子「あ、あの!」

衛兵「はい? どうされました?」

莉子「冒険者に下される最初のミッションって、【迷宮一階の地図を描く】事なんですよね!」


そう。彼女達が自称冒険者か本当の冒険者になるかは、まず元老院という国直属の組織から下される最初のミッション、【迷宮一階の地図を描く】事によって決定するのである。


衛兵「はい、それがどうかされましたか?」

莉子「え、えーっと、変な質問になるんですけど……ギルドって、後から人が参加することも当然可能ですよね」

衛兵「? ええ、勿論」

莉子「その時には地図を描くミッションをやらなくても……?」

衛兵「ああ、別に構いませんよ。新しい方がギルドに入る時は、地図を描くミッションは行わなくても結構です」

莉子「(や、やっぱり……)あ、ありがとうございます。ひ、一人で大丈夫ですから……」

衛兵「あ、ちょ、ちょっと!」


そう言いながら彼女は緊張気味に、しかし着実に世界樹の方へと歩いて行った。

8 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:41:10.25 ID:HBA6oTnl0


 樹海入り口 -Forest Entrance-


莉子「(……もし、私が一階のマップを一人で描き切れば、その時点で他の新人さんよりも進んでる事になるよね……)」

莉子「(そうなると新しくギルドに入ってくる人達は私の事を少なからず、その、憧れの目で見てくれる訳で……)」

莉子「(だからどうって訳でもないけど……)」

莉子「(わ、私も先輩達や友香ちゃんみたいに誰かを引っ張ってみたい!)」


世界樹までの道を進みながら、莉子は自分より先に冒険の旅へ出た少女達の顔を思い出していた。

彼女達は自分よりもよっぽど優れている。しかし、それでも莉子は彼女たちのようになりたいのだ。


莉子「(見ててね、皆!!)」


……しかしまぁ、ここは仮にもここは世界樹である。

生死の判断を怠る事が許されないここでは、彼女のこの行動は決してやってはいけない事だった――というのを後悔するのは、もう少し後の話である。

9 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:41:39.99 ID:HBA6oTnl0


 世界樹の迷宮1F 『栄光求めし冒険者が歩を踏み出す場所』


莉子「……うわぁ……」


彼女は遂に世界樹の迷宮と呼ばれる

難攻不落の樹海に足を踏み入れる。


これまで、幾多の冒険者たちが

命を落としたであろう迷宮だが

見た目は意外なほど美しい。


色とりどりの花が咲き誇るこの地は

まるでハイキングに来たかのように

彼女を錯覚させた。


莉子「(でも、ゆ、油断は禁物……!)」パシパシ

莉子「(ここは仮にも危険な場所、危険な場所なんだから……)」

衛兵「やぁ、世界樹の迷宮へようこそ!」

莉子「うひぃ!! あ、ど、どうも……」ドキドキ

衛兵「早速だけどいいかな? この樹海の地図を描くことが君たちの……というか、君の最初の任務となる」

衛兵「そして私の任務は、君のような初級冒険者に、樹海の地図の描き方を教えることなのさ」

莉子「あ、ち、地図の説明は大丈夫です……(村にいた時、皆がよく教えてくれたし……)」

衛兵「え、そうなの? あ、じゃあいいや……えーっと、とりあえず一階の左半分書けたらいいから、ヨロシクね」

莉子「は、はい……」


あっさり引き下がる衛兵に別れを告げ、彼女は地図を片手に迷宮への道を歩き始めた――と、その瞬間!!

10 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:42:08.60 ID:HBA6oTnl0






かみつき魚「グギャー」


【かみつき魚 があらわれた!】





11 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:42:35.43 ID:HBA6oTnl0


赤い魚の形をした魔物が一匹、突然莉子の前に現れた。


莉子「う、うわわわ! ど、どうしよう……」


そうやって莉子がもたもたしている間にも、魚は接近し――


ガブッ!!


【かみつき魚の 攻撃!】


莉子「痛っ……」


【莉子に ダメージ!】


肩口を軽くかまれ、思わずその部分を抑えてしまう莉子。


莉子「ほ、本当に痛い……で、でも頑張らなくちゃ!」


気合を振り絞るようにして、持っている剣ですぱすぱと切りつける莉子。


莉子「せいっ! やぁ! とぉ!」ブンブンブン

かみつき魚「ギョエッ!?」


【莉子の 攻撃!】

【かみつき魚に ダメージ!】

【莉子の 攻撃!】

【かみつき魚に ダメージ!】

【莉子の 攻撃!】

【かみつき魚に ダメージ!】


……

…………


【かみつき魚を 倒した!】

12 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:43:03.28 ID:HBA6oTnl0


莉子「ぜぇ、ぜぇ……なんとか……倒した……よかった……」


満身創痍の状態だが、なんとか敵を倒した莉子。

彼女はそのまま倒れ込んで休もうとしたが――しかし、冒険者たるものたった一体の敵で休んではいられないのである。


莉子「(いけるよね……)」


実際今の消耗は剣を振り回したものであり、傷は殆ど受けていない。

まだ行けるだろう、そう確信した彼女の元に――二体目の敵が現れた。





オオヤマネコ「チィーッス」


      /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
      i ノ   キ `ヽ'
      / ` ・  . ・ i、 
     彡,   ミ(_,人_)彡ミ
 ∩,  / ヽ、,      ノ  
 丶ニ|    '"''''''''"´ ノ
    ∪⌒∪" ̄ ̄∪


【オオヤマネコ があらわれた!】

13 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:43:30.96 ID:HBA6oTnl0


莉子「に、二体目が来た……!?(虎か猫かよく分かんないのが……)」

オオヤマネコ「ウィーッス」ノソノソ


目の前に現れたのは、猫だか虎だかよくわからん生物だった。

少なくともさっきの魚より怖くはないが、手強くはあるだろう――そう確信した彼女は、剣を振りかざし――



┌ 一  ゙̄ ー- ニ二..._
,ヾ丶".彡ヽ `,,  ;; ,,゙```ヽ、
 ノ\\ξ,,}    ゙ヾ、、 ゞ\
 ,,;:::ヾ;:,    Y::)  ,,ヾ、_._、゙亅ヘ
          i:;! 彳i,、ヾ´・)、´、 \
  ,/   ノ:i  I:;! 《  ヾミ、` ' 彡=、ヽ
ノ彡メ  {::;!  {::( 冫ヾ、, ,゙一 、 ,、 \
  ソ´  ;:::1  メ>∠=ヾイ   ゙  ,,  ト_ ヽ
   彡 ノ:::彡 ノ::/   ミ(  ゙ ゙ ,, ゙ ヽ、 ヽi
   /" (:::::Y |:{     又  "  "  \ ノ
   彡 ヘ:::;1 !:::(   Y´  `⌒ ヽ、..__ ノノ
   ;;   ;:::; ` :::丶  ]| rヾ Y´  ノ ,ノ! /
 彡  "  ゛;   ;:  i.|| I  )  // レ
彡  ミヾ へ、  ッソノ:i!い' ノ.,
    、ヾ゙   \  (:::(( ンノノi
 彡 /      } ´ヾ:::ゝし ,ノ
  /        彡,, _.....,,,ヾ


【オオヤマネコの 攻撃!】

【莉子に ダメージ!】


ガブッ――!!


莉子「え……?」


――あっさりと、噛まれた。

先程のかみつき魚とは段違いの威力をその身に受けながら、彼女はただ逃げる事もできず――動揺するしかなかった。


莉子「(え、なに、ちょ、待って)」

オオヤマネコ「ヨッシャイクデー」

莉子「(段違いとかいうレベルじゃな)」


【オオヤマネコの 食いちぎり!】


……

…………


【莉子は 死んでしまった!】

14 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:43:58.52 ID:HBA6oTnl0


G a m e O v e r


【今回のhageポイント】


      /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
      i ノ   キ `ヽ'
      / ` ・  . ・ i、 
     彡,   ミ(_,人_)彡ミ
 ∩,  / ヽ、,      ノ  
 丶ニ|    '"''''''''"´ ノ
    ∪⌒∪" ̄ ̄∪


【オオヤマネコ】


・何故か一階に出没するにしては異様に高い攻撃力を持つ。

・その威力は序盤の一番堅い味方が一撃死する程。ちなみに食いちぎりというのは技名。

・その初心者殺しっぷりから、前作までのプレイヤーに「ああ、これはやっぱり世界樹なんだ」と思わせてくれるナイスガイ。じゃなくて猫。

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/11/12(月) 23:44:20.95 ID:VwRDAKsAO
タイトルで草生えた訴訟
16 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:46:12.00 ID:HBA6oTnl0


さん!

にー!

いち!

ドーン!!


【きょうたろうせんせい と マホおねえさん の たのしいせかいじゅこうざ】


京太郎「どうも皆さんこんにちは! もうこのスレでは出番ないだろ! 須賀 京太郎です!」

マホ「同じくもうこのスレではお呼ばれはないと見ている、夢乃 マホでーす!」

京太郎「俺達をみてここの>>1が前に何書いてたか分かった人は大好きだぜ!」

マホ「分からない人は探すな! 悪い事は言わんから!」


京太郎「というか、何故俺達がここに呼ばれているかというと!」

マホ「この後、仲間の人物安価を出させて頂くからですねー!」

京太郎「その際に【キャラ名】と【職業】を選択してもらうんだけど……世界樹を全く知らない人の為にも、その【職業】の解説をと思ってな!」

マホ「まぁ誰選ぼうと話は進んで行く訳だし、どうでもいいかもしれませんけどね!」

京太郎「言うなよ! そういう事は!」

17 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:46:47.85 ID:HBA6oTnl0

京太郎「職業は12個あるので、それぞれをざっくり解説するぞ!」

マホ「まずは【プリンセス】! 莉子ちゃんがこの職業ですが、全体支援と万能なステータスを持っています!」

京太郎「支援キャラ単騎で世界樹攻略とか、無理ゲもいいとこだよな……でも堅さは二番目ぐらいなんだぜ」


マホ「次! 【ウォリアー】!」

京太郎「名前から分かる通り脳筋だ……鈍足で高攻撃力だぞ」


マホ「【ファランクス】!」

京太郎「一番堅い! 防御でサポートしてくれるぞ!」


マホ「【パイレーツ】!」

京太郎「味方の攻撃に合わせて連続攻撃ができる! やっぱり海には海賊だな」


マホ「【シノビ】!」

京太郎「足が速いだけ! ……とみせかけて、耐久力が無い事以外は何をやらせても上手く行く万能職だぞ」


マホ「【モンク】!」

京太郎「男なら拳一つで勝負せんかい! 回復もできるぞ! ……まぁプリンセスも回復を覚えてるっちゃあ覚えてるけど……」


マホ「【ゾディアック】!」

京太郎「所謂魔法使いだな、ウン。属性攻撃担当だ」


マホ「【ビーストキング】!」

京太郎「魔物を召喚して戦うぞ! 地味に人物安価が気になる職業だ!」


マホ「【バリスタ】!」

京太郎「後方から弩で攻撃するぞ! SSSにはピッタリかもな……」


マホ「【ファーマー】!」

京太郎「探索特化ってヤツだな。戦闘では使いづらいから、hageらせたいヤツの職業にはピッタリだな」


マホ「【ショーグン】!」

京太郎「二刀流の使い手だ。紙装甲、高攻撃力、癖のありすぎるスキル……敵も味方も虐殺できるスキルなんてのもあるぞ」


マホ「【アンドロ】!」

京太郎「肉体派のロボだ! 飛ばせ鉄拳! かませ頭突き!」


マホ「と、いう訳で解説でしたー! なるべく知らない人の為にざっくり解説しましたよ! やったねマホちゃん!」

京太郎「ち、ちなみにこの作品はマルチエンディング採用なんだけども……どのルートになるかは、選ばれた安価キャラ次第になってるぞー……あー息しんど」ゼエゼエ

マホ「また、【ショーグン】と【アンドロ】は本来なら隠し職業なのですが……今回はお好きにお選びください!」

京太郎「人物についても特に指定はないけど……パーティーは『ストーリーの中でほぼ確実に二桁は全滅する』ので、そういうのが見たくないキャラは選ばない方が得策だぞ!」

マホ「と、いう訳で皆さんが安価に協力して下さる事を期待しつつー」

京太郎「きょ、今日の日は……」

京・マホ「さようなら〜」


お わ り
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/12(月) 23:47:12.73 ID:otTWZhQUo
前作見てればタイトルで誰かわかるだろ……
19 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/12(月) 23:49:07.11 ID:HBA6oTnl0
どうも >>1です
前のgdgdっぷりから懲りずにスレを立ててみました 中々パクリ臭いスレですが、気にしない方向でいってやって下さい
もう書き溜めは尽きましたので、とりあえずお風呂に入ってきてからパーティーメンバーの安価を行います 何かあったり合いの手ありましたらどうぞ(乞食)
20 :無さそうなので再開しますー ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 00:02:52.21 ID:oJNyHDZy0







【データをロードしますか?】
【中断データは削除されます】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをロードしています】

【ロードに成功しました】





21 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 00:03:28.95 ID:oJNyHDZy0


 冒険者ギルド-Adventurer's Guild-


莉子「……じゃ、じゃあお願いします(初対面の人と冒険するのは緊張するけど、死んじゃったら困るし……)」

衛兵「はい。それではこちらの部屋に入ってしばらくお待ちください」

莉子「わ、わかりました」


軽装の衛兵はそう言いながら、待合室と思われる部屋の扉を開いた。

その部屋にあったソファーに座りこみ、莉子は緊張しながら新しい人が来るのを待った。


莉子「(き、緊張する……物凄い怖そうな人とかだったらどうしよう……)」

莉子「(というかそ、そもそも初対面の人と喋るのも苦手なんだった……)」


こちこちに緊張しながら彼女は様々な思いを巡らし、そして――扉が開いた。


莉子「!!(き、来た……!)」


緊張しながら向けた彼女の、その視線の先にいた人物とは――。



【りこりこの全滅パーティに参加する事となる、その二、三人目の人物とは? 人物名、職業指定をお願いします。(職業は指定なしの場合、>>1が勝手に決めます)】

>>22
>>23

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:03:54.78 ID:PX+IE5wro
小走先輩 ビーストキング
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:04:35.62 ID:ORY/BfjSo
たかみー ファーマー
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:09:03.96 ID:MLX6idnIO
京太郎出ないのか・・・(絶望)
ショーグン二刀流京太郎の五輪の剣とかかっこいいと思ったのに
25 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 00:09:56.10 ID:oJNyHDZy0
小走師匠とたかみー了解しましたー 残り二人はもうちょっと進んでからに…いや、このメンバーならオオヤマネコに食われてすぐ新しい人来るかもしれんわ……

では寝ます それではまた
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:10:57.27 ID:PX+IE5wro
乙ー
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:12:21.87 ID:ORY/BfjSo
おつよー。戦犯メンバーで固めるかイメージ優先か悩んだ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/13(火) 00:34:04.36 ID:XpemnHtAO
いつか書こうと思ってたのに……(絶望)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:34:25.42 ID:2ar7huTUo
乙ー
既に戦犯チームになってるんですがそれは
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 00:40:10.15 ID:MLX6idnIO
>>28
よし
京ちゃん主人公でハーレムパーティー作ろう(提案)
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/13(火) 00:50:31.34 ID:fpcWPs6io
乙ー
こっちで来たのか・・・京太郎でないの残念

とりあえずたまたまスレ欄で見つけたから着たけど、前作スレで告知したほうがいいんじゃない?
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 03:51:07.20 ID:xnmGUHXqo
まあなんでも期待
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 18:09:17.72 ID:WTCGPXmeo
シオニースレではオプーナが好きだったがどーなるかな
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 20:02:06.43 ID:vljZeQnyo
ショーグンを入れて地獄絵図にしよう(提案)
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 20:13:35.00 ID:u2Y7yqGDO
今発見したけどパーティー安価おわっとるやんけ!
末原ロボを出そう(提案)
36 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:21:41.57 ID:oJNyHDZy0


>>28 よし、じゃあこうしよう! 私は3を書く! 君は124いずれかで書く! これでどうだろうか!
>>31 センキュー静岡ちゃん! 言われた通り書いてきたで!
>>33 私はまぶしっが一番好きです 輝いていて好きです
>>34 介錯祭りですねやったー!
>>35 四人目五人目は第二層入ってからかなぁ、と思っておるので頑張って安価取ったって! 末原ちゃんは>>1も好きだから!


今回も安価を投げて終了となります、というか第一層にいる内は色々配役を決めなきゃならんので安価投げて寝るのパターンばっかになると思いますすいません

と、いう訳でやります


37 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:24:08.38 ID:oJNyHDZy0


――莉子が最初に見たのは、ドリルヘアの少女の姿だった。


?「へぇ、随分可愛らしい子が世界樹に挑むもんだ……」


                 ... -―――‐- ....      /}
               /:::::::::::/::::::::::::::::::::::::\  / /
              /:::::::::/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::∨ ∠...__
             /{_:::/::::/::/l::::::| :::::: :ト、:::::::::::::::∨\__彡'
.             ∧__::|::::/::/八::::|\:::::| \:::::|__∧\\
           /イ::::::|:/l:/ ̄`ヽ{  \{´ ̄ }从::|:::|  \\
.          {::::|:/∧{ /芹うト     /芹うト }:|:::l    }::::}_
          _ノミV ノ{∧ 、V炒      V炒/ 小リ   ノ-=≦}
.          /::::::::::/   {ハ   ̄   '     ̄  /^l/  /≧=-く__
.       {/:::::::::{   ヽ圦    r― v    //  {/-=≦彡'_
.          廴:::::::l            `ニ ´   . ´    \/≧=-く
           `^^′        `ト  __ ィ        辷_ -=≦)
                   ┌ |   __ノ\__ __       /∠
                / /∨ \____// ̄\    ̄} /
             __∠二ニ≠==≦二二/:.:.:{   /∧   くく
             //:.:.:{二二二襾二ニニニ/.:.:.:.:|  /   }   ノノ
.          / /.:.:.:.:}ニニニニ/ ∧二ニニ{:.:.:.:.:.:| ,/  \_〉 /


莉子「あ、ど、どうも! 安福 莉子っていいます! しょ、職業は、【プリンセス】をやってます!」カチカチ

?「はっはっは、まぁそんなに緊張しなさんな。私の名前は小走 やえ。職業は【ビーストキング】だ。よろしく」


小走 やえ:レベル4 ビーストキング


やえ「えーっと、何て呼んだらいいのかな……莉子、でいいのかな?」

莉子「は、はい!! え、えっとその……私の方は、小走先輩と呼んでもいいでしょうか!?」

やえ「へ? ……はっはっは。何を言い出すかと思えば、中々面白い事を言う子じゃないか。いいよ、好きに呼んで」

莉子「あ、ありがとうございます!」


彼女がこんな頼みを言ったのにもきちんとした訳がある。

莉子はやえが、とても自分と近い年の人間とは思えなかった。そう思わせる程の『強さ』を、目の前の少女は気配として発していたのだ。

その感覚を言葉にするのは難しいが、あえて言葉にするのなら――王者の貫禄。

それを、目の前にいる彼女は確実に持っているように感じとったのだ――。

38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]:2012/11/13(火) 23:28:04.18 ID:z18T4WQKo
百獣の王やえちゃん
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 23:29:45.06 ID:PX+IE5wro
小走先輩かわいい
40 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:31:51.48 ID:oJNyHDZy0


?「……小走さん、まだですか?」ズイッ

やえ「あ、ああ……すまないな。待たせてしまって」


莉子が王者の風をその身に感じていると、唐突にやえの後方から一人の少女が顔を覗かせた。

眼鏡を掛けたその少女は莉子に向かって軽く会釈をし、そのまま静かにソファーに座りこみバッグから急須を取り出した。

彼女は穏やかな手つきで湯呑に茶を注ぎ込み――そして、目の前にいる莉子にそっと差し出した。


?「どうzやえ「挨拶せんかコラ」ペチン

?「痛い……」


               _
            ,..:.:':.´.:.:.:.:.`:.丶.
           /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
         / :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶
         /  :./:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙i
       /i':.:.:../:.:/:.:.:.:/:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
      /  !:.f'/:i:./.:///:.:./:.:./:∧.:.:.:.:.|:|
   .,イヽ.  |::!i:.:.|:i:.:.!ハ:|:.:/:.:./:/ |.i:.:|:.:.:リ
  ∠.!  ゛、 !ハ:.:.:!V二ト!ハ!:::/レ  i:.!:..!:.:/
    ,イ   \ ゙、:.! ,ゞ-'、ヽ V,t‐ァノ:ノイ:.ノ
  //!      i、-ソ、`ー‐'`,ー{二フノ:,:ノ
.  i i ヽ ー-、  〉テ=>ニ>、‐__.,./'""イ
  | |  ヾ三三]_/`V'"`ヽソミ、、__,ノ
. /i .!   |/ ̄  ! ヽ)_,ノ }ヽ >┘
/ ノ |i   ゙、   /!、└--イフ /iヽ.


尭深「渋谷 尭深です。職業はファーマーやってます」


渋谷 尭深:レベル2 ファーマー

41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 23:32:09.14 ID:u2Y7yqGDO
むしろ世界樹(ジャングル)の王者やーちゃん
42 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:35:50.20 ID:oJNyHDZy0


どうやら自分の仲間に立候補してくれたのは目の前の二人らしい。

自分と同年齢程度の人が来たことに安心しながらも、莉子は質問をする事にした。


莉子「……あの、お二人は知り合いなんですか?」

尭深「まぁまぁ知り合いですね」

やえ「適当な説明をするな……私の家の隣に農家を構えているんだ、尭深は。昔馴染みというやつだよ」

尭深「そうですね、この人がテンパると素が出てくる事ぐらいまでは知ってる仲です」

やえ「余計な事を言うな、余計な事を!!」

尭深「莉子ちゃん、お茶冷えるよ」

莉子「あ、ど、どうも」

やえ「無視もするなー!」プンスカ


ぶうぶうと文句を言いながら、やえは机の上に置かれたお茶を啜った。


やえ「しかし、莉子はプリンセスか……この三人なら私が前列に出るしかないだろうな。尭深、お前は道具での回復補助を頼む。後列に回ってくれ」

尭深「そんな指示されなくても、私そもそも腕力ないし……」

莉子「(えっと、確か前列が【防御を受けやすい代わりに攻撃の威力も高く与えられて】、後列が【攻撃の矛先が向けられ辛い代わりに一部の攻撃意外は威力が下がる】……んだよね)」


頭の中で彼女が冒険者の心得を思い出していると、唐突にやえが莉子に言った。


やえ「莉子、悪いけども君にはしばらく前列で戦ってもらう事になる。いいかな?」

莉子「は、はい(そ、そっか……プリンセス、ビーストキング、ファーマーの三人だったら攻撃力が足りないから……)」


一度ごくりと唾を飲み込むが、とはいえ最初から分かっていた道でもある。プリンセスは万能職。後列で指示を出すこともあれば、前列で猛然と戦闘の指揮を執る事も必要となるのだ――。


やえ「さて、とりあえずこんな所で油を売っててもなんだし、世界樹に向かおうか」

莉子「は、はい! 頑張りましょう!」

尭深「いざとなったら私が回復するし、安心してもらっていいけど……」


心強い言葉に押されながら、莉子はソファーから腰をあげた。


――冒険の時は、今、来たれり。

43 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:36:27.24 ID:oJNyHDZy0


 世界樹の迷宮1F 『栄光求めし冒険者が歩を踏み出す場所』


緊張の中始まった世界樹は――意外なほどあっさりと進んでいた。

自分と共にパーティーを組んだ二人は、最初に感じたとおり結構な手練れであったようで。


かみつき魚「ギャオー」

莉子「や、やぁっ!!」ポカッ!

やえ「せいっ!」ズシャア!!

かみつき魚「ギ……」


【かみつき魚を 倒した!】


今までに一階で出会った牙の生えた魚や、ドリアンにしか見えない不思議な化け物、巨大なカエルにも競り負ける事なくそのまま勝ち続けていた。

また例え傷を負ったとしても、


森林カエル「ケロケロ」ドカッ

莉子「痛ッ……」

尭深「大丈夫? 今回復するね」


【尭深は メディカを使った!】

【莉子のHPが 回復した!】


莉子「あ、ど、どうも……」

尭深「傷を負ったらまた言ってね」


こんな風に、手厚く癒してくれる。

最初に下された指令である一階の地図埋めですらも段々と埋まっていくその様を見ながら、莉子は「こんなに簡単に終わってしまっていいのだろうか?」とすら思い始めていた。

44 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:36:53.32 ID:oJNyHDZy0


――とはいえ、流石にそこは世界樹である。

三人は地図の八割以上を埋めた辺りから、徐々に体力と回復アイテムを消耗し始めていた。


尭深「……小走さん、莉子ちゃん」ズズズ……

やえ「んー?」

莉子「(何で迷宮の中でもこの人普通にお茶飲んでるんだろう……あ、いや、正しいのかな……?)は、はい」

尭深「メディカ(所謂回復薬である)がもう残り少なくなってきてます。もうそろそろ引く準備をしときましょう」

やえ「そうだな……とりあえず、あと少し進んだ所で止めておこう」

莉子「わ、私が攻撃を貰いすぎるからですよね……」ショボーン

尭深「そういう訳じゃないと思うけど……」


落ち込む莉子を尭深が励まそうとした、その瞬間――。


やえ「落ち込んでいる暇は無さそうだぞ……来る!」


茂みの奥を睨み付けて、やえがそう吠えた。

45 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:37:19.89 ID:oJNyHDZy0


オオヤマネコ「オヒサシブリヤデー」


      /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
      i ノ   キ `ヽ'
      / ` ・  . ・ i、 
     彡,   ミ(_,人_)彡ミ
 ∩,  / ヽ、,      ノ  
 丶ニ|    '"''''''''"´ ノ
    ∪⌒∪" ̄ ̄∪


【オオヤマネコ があらわれた!】

46 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:38:18.68 ID:oJNyHDZy0

茂みの中から現れたのは猫とも虎とも判別がつかない何だか不思議な生物だったが――現れた瞬間、やえと尭深の態度が少し引き締まったように莉子には感じられた。

じりじりと距離を開けながら、やえが静かに莉子に言う。


やえ「莉子は確かファイアアームズを使えたな」

莉子「あ、は、はい……」コクコク


自分が持つ他者の武器に属性を付与させるスキルの名前を告げられ、彼女はほぼ反射的に頷いた。


やえ「私の武器に掛けてくれ」

莉子「わ、分かりました!」


【莉子の ファイアアームズ!】


彼女が戸惑いながらも、やえの槍に炎を纏わせる。


やえ「よし、莉子も自分の武器に使っておくといい……おい、そこの虎モドキ!」

オオヤマネコ「ナンデヤ! ハンシンカンケーナイヤロ!」

やえ「お前と会う事を考えて、今の今まで奥の手を隠しておいたのさ……ニワカは相手にならんよ! 【毒アゲハ招来】!!」


やえは眼前の獣にそう勇ましく言うと、素早く指笛を吹いた。

――風が、一陣吹き荒れる。

一瞬吹いたその風に呼応するように、樹海の奥から何匹かの毒々しい色の蝶が現れた。


毒アゲハ「ウィーッス」

莉子「うわっ……あれが小走先輩の力、魔物を使役する能力……!」

尭深「来ましたね……」


三人が見守る中、蝶達はオオヤマネコに向かって羽根を二度、三度とばたつかせる。

風と共に羽根から出た物と思われる粉が舞い散り、そして――。


オオヤマネコ「ウギャッ!!」


【オオヤマネコに ダメージ!】


毒アゲハ「ドクキイテナイッポイデスワー」

やえ「毒は不発か、仕方ないな……尭深! 次を頼む!」

尭深「分かりました……それでは猫さん、ちょっとの間我慢してくださいね……題名は、【エトピリカになりたかったペンギン】」

オオヤマネコ「エー?」


尭深がそう言いながら手に持った本を開き、その中の一説と思われる文章を唱え出した。


【尭深の 攻撃!】

【オオヤマネコに ダメージ!】


オオヤマネコ「……」シーン

莉子「あ、あんまり効いてない!?」

やえ「いや、よく見て見ろ……」
47 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:38:47.36 ID:oJNyHDZy0


      /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
      i ノ   キ `ヽ'
      / ` ・  . ・ i、 <…………
     彡,   ミ(_,人_)彡ミ
 ∩,  / ヽ、,      ノ  
 丶ニ|    '"''''''''"´ ノ
    ∪⌒∪" ̄ ̄∪


   ∧∧
  ( ・ω・)
  _| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/


【オオヤマネコは 眠ってしまった!】

48 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:39:19.87 ID:oJNyHDZy0


莉子「ね、寝ちゃったの!?」

やえ「尭深の装備である【まどろみの絵本】は睡眠を付加する効果を持つ……そして、莉子の掛けてくれたこれ……炎属性は、オオヤマネコの弱点!!」

莉子「(す、凄い……そこまで考えてたんだ!!)」

やえ「寝ている今がチャンスだ……一気に叩くぞ!!」

莉子「は、はい!!」


そう言いながら槍を持つやえに莉子は剣を握りながら続き、その後ろにアゲハ蝶達もわらわらと攻撃に参加する。

――そして、猛攻が始まった。


……

…………


【オオヤマネコを 倒した!】

49 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:40:04.68 ID:oJNyHDZy0


衛兵「…………」パラ

莉子「ど、どうですかね……」


厳しい表情をしていた衛兵だが、地図を見終わると不意に明るい表情に変わった。


衛兵「素晴らしい、見事に完成しているじゃないか!」

莉子「よ、よかったぁ……」

やえ「だから心配いらないと言ったろう?」ニコリ


うって変わった朗らかな表情で、衛兵は莉子達ををたたえた。


衛兵「これでミッションは終了だ! 元老院へ報告に戻ってくれ。相応の報酬が用意されているだろう」

莉子「は、はい! ありがとうございました!」


勢いというのは怖い物で。

オオヤマネコと呼ばれたあの一階最強の生物を倒した後、彼女達は疲労したままの状態で世界樹一階の地図を見事完成させたのであった。


尭深「ふぅ、しかし疲れた……やっぱり外は苦手……」ズズズ

莉子「(と言いつつ全然湯呑を放す気配はない……)あのっ、今日は本当にありがとうございました! お二人の力が無かったら本当に私……」

やえ「はっはっは、まぁ私達もそんなに世界樹攻略に手馴れている訳ではないのだけれどな……頼りにしてくれて、むしろこちらが礼を言いたいくらいだよ」

尭深「それに莉子ちゃんは戦闘でも活躍してたし……」

莉子「まさかそんな……えへへへ」


ジャリ……。


莉子が格上の二人に褒められて照れる中、唐突に人の足音が樹海の奥から聞こえてきた。

自分達が地図を埋めた方向とはまた違う場所――すなわち、次の階から聞こえてきたその足音。

その足音の主が、ひょっこりと衛兵と莉子達の前に顔を出した。


衛兵「あっ、これはこれは! どうも!」

莉子「……(偉い、人なのかな?)」


衛兵が突然へこへこしだしたのを見るに、目の前にいる人物は相当偉い人物なのだろう。

しかし、異様である。刀を二本携帯し、独特の鎧で装備を固めたその姿。


尭深「ショーグン、ですね……刀を使い戦う、東洋の戦士」ボソリ

莉子「ショーグン……」

やえ「さらに言うなら、おそらく世界樹探索を管轄している元老院の人間だな。それも相当の手練れだぞ……」

莉子「そうなんですか……(やっぱり、強い人には強い人の事が分かるんだ……)」


莉子は強者同士のシンパシーに感動しながら、目の前の人物をじっと見た。




――莉子達が出会う事になった元老院のショーグン(原作ポジ:クジュラ)、その人物とは?

>>50

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 23:41:19.59 ID:2ar7huTUo
しんめんさん
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/13(火) 23:42:09.60 ID:7xMoc/r7o
52 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/13(火) 23:53:41.55 ID:oJNyHDZy0


また新免さんかよぉ!(驚愕)

では、これにて今日の投下(と小走先輩の数少ない活躍)は終了です

お疲れ様でした

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 23:54:54.92 ID:vljZeQnyo
乙!プリ・ビーキン・ファマの三人パーティとはなんとも微妙な…

とりあえずゾディ入れたいな

54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 23:54:57.98 ID:PX+IE5wro
もう活躍しないのかー……乙
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 23:55:32.45 ID:2ar7huTUo
乙ー
新免さんはショーグンが似合うと思った(KONAMI)
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/13(火) 23:55:55.61 ID:7xMoc/r7o
おつー
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 23:59:56.76 ID:MLX6idnIO
そら(ショーグンが似合うのは)そう(新免さんしかおらん)よ

いや、これ以上ない適役やろ?
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 00:01:08.00 ID:+9qx85cVo
おつよー。防御面ならファランクスかなぁ。麻雀のイメージなら胡桃、春。体格なら深堀さん、姉帯さん辺りだけど
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/11/14(水) 02:05:55.25 ID:2BFSRrB+o
京太郎(壁)とか男だし幾ら傷付いても心が痛まない
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 02:08:51.13 ID:1CJYkIEyo
あと壁役と属性攻撃役が欲しいな、これ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 11:25:49.92 ID:J3ktilhw0
盾?池田がいいんじゃないかな
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) [sage]:2012/11/14(水) 12:55:08.33 ID:tkPcwJkqo
それ、仲間じゃなくて装備品になってね?
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/14(水) 12:56:15.36 ID:jP7hrLqco
池田を装備(意味深)
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/14(水) 21:29:48.17 ID:zjfDVfPAO
>>53
弱点を付くという点ならキャップかなぁ
でもメテオあるし淡でもよさそう
65 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/14(水) 23:54:58.90 ID:GgBX5GXS0
>>53 実際このパーティ組むとしたらバリスタかゾディが必要やね……この三人は辛すぎるぜぇ
>>57 イメージ優先やなくても、ええんやで?
>>61-63 やめるのですボクたち!


新免さんのaaがない……世界樹4欲しいのにお金無い……

という訳で再開します 今日はhageるトコで終わりにしますが、終わった後にオランピア役の安価を出させて頂きますのでお付き合い願います
66 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/14(水) 23:55:41.22 ID:GgBX5GXS0


衛兵「新免様、どうして下の階に!?」

新免「えーっと、まぁ色々あってね……」


新免と呼ばれた刀を二本携帯したその少女は莉子達がいる事に気付くと、ちらちらと自分の後方に視線を向けながら言葉を濁した。


やえ「新免……」

尭深「…………」ズズズ

莉子「(この世界樹って私ぐらいの年の人多いのかな……ショーグンっててっきりこんな感じかと思ってたのに)」


↓こんな感じ
                 ,..-'''" ̄"''-,,;,,
                ./       ;;;;彡
                .;{;,,; (,.;;;-  ;;;;;;;:彡
               ミ;;}ァ'〉 ィ=-   ,イ;;;ミ
               ミ;;( ム     ,;;;_ソ;;ミ
             ____イ"'ゞ=- ,;/;;;ミヽ,
          i''"~:::::::::::::::;;ゝ,,,,,...-''  ヽ'i | 'ヽ-'''"" ̄ ̄""'''フ


莉子達が向ける視線に疑惑のソレが入っている事に気付いたのか、慌てたように目の前の少女は言った。


新免「あ、えーっと……新米の冒険者の人だよね。新免 那岐っていいます」


新免 那岐:レベル?? ショーグン


新免「部隊長として、今はこの世界樹を探索する衛兵隊をまとめています。よろしくね」

やえ「(何だか、私の前世の記憶が『もっと男らしい喋り方の馬鹿じゃないの?』と囁いているぞ……)」

尭深「それで、どうしてその部隊長さんがこの一階まで下りてきてるんですか? アリアドネの糸(所謂穴ぬけのヒモである)がある筈なのに……」


尭深のもっともな質問に、新免はあー、とかうー、とか唸りながら再び自分の背後をちらちらと見だした。

その後ろに一階までわざわざ降りてきた理由があるハズだったが、しかし莉子達の位置からでは背後を見る事はできない。

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 23:58:00.41 ID:RfsFj8Ago
記憶残ってんの?
68 :>>67 一種のお遊びというヤツですわ ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:01:30.92 ID:nKfsySnE0


新免「あ、えーっと、その、答えなきゃダメかなソレ……あ、因みにcvは巽悠衣子です。本編でも台詞三つぐらいしかないけど(wikipedia調べ)」

やえ「そんな事誰も聞いてないのだが……(cv:今野宏美)」

尭深「…………死にたい(cv:不明)」

莉子「ええっ! わ、私もそうなんですけど……」


意外な接点に驚く莉子と新免。この接点を見つけ出した私自身がビックリしてるのだからこの娘達も絶対ビックリしているハズである。そしてこれを読んでいるあなたも確実にビックリした筈である。やったぜ。

……まぁ、それはともかくとして。目の前にいる莉子達に少し親近感が湧いたのか、新免は言った。


新免「もしあなた達がこの先に行くつもりなら、【大きなトカゲのモンスター】に気を付けてね。すっごく強くて、普通は歯が立たないから」

新免「いい? もしあなた達がどれだけの実力を持ってても、絶対に戦っちゃ駄目だよ……まぁ馬鹿でかいから戦おうって気になる人は少ないと思うけど」

やえ「……この状況、先人の知恵には従うべきだな。莉子も尭深もそれでいいな?」

莉子「ト、トカゲに注意、トカゲに注意……」ブツブツ

尭深「タカミは cv が ないので 話す事 が できない!」


同意なんだか何なんだか分からない二人の返事を返したのを聞き、やえは大きく頷いた。


新免「よかった……私としても新米の冒険者の人達が犠牲になるのは結構心にクルのよ。いくら忠告しても突っ込む人ばっかりで……」

やえ「……! まさか、その背後にいるのも?」


何かに感づいたような表情でやえが聞き、新免は静かに頷いた。


新免「……あんまり、見たいものでもないでしょう?」

尭深「タカミは cv が……確かに。好んで見たい訳ではないですね」

莉子「???(何の話をしてるんだろう?)」


三人が三人とも意味深な表情になる中、莉子が一人だけ全く事情を理解する事なく彼女達は世界樹から立ち去った。

――こうして、初めての世界樹での冒険は終わりを告げたのである。

69 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:05:57.66 ID:nKfsySnE0


ロード元老院 -Road Senatus-


トシ「連絡は受けているよ。無事に地図を完成させたようだね」


そう言いながら元老院の中心人物である熊倉 トシはぱらぱらと帳簿に文字を書き込んでいった。


トシ「あなた達を迷宮に挑むだけの力を持った、冒険者と認めよう」

莉子「あ、ありがとうございます……」ヘコヘコ

やえ「……それで、次のミッションはないのか?」

トシ「んー? ああ、まぁそれはまたあなた達が四階まで到達したら伝えるわ。それまでは頑張って先を進んで頂戴」

莉子「? ど、どうして今言わないんですか?」


莉子のその疑問に、トシは一瞬だけ微妙な顔をした後、言った。


トシ「……私達も闇雲に冒険者を集めている訳ではない、って事ね。その時が来れば分かるわ……」

70 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:06:23.51 ID:nKfsySnE0


アーマンの宿 -Aman's Inn-


初めての冒険が終わってから約一時間後。

元老院で貰い、世界樹で倒したモンスター達の素材を売り払った事により出来たお金は、新米冒険者三人が宿に泊まるのには十分すぎる程の金額になっていた。


莉子「つ、疲れましたー……」ヘロヘロ

尭深「……もう無理、今日は無理……」バターン

やえ「ふふふ、お疲れのようだな……ところで」


疲れ切ってふかふかのベッドに倒れ込む二人に向かって、やえが声を掛けた。


やえ「これからの事だがどうする? 今日はもう結構な時間だしこのまま休むとして、明日の出発時間はどうする? 今回みたいに明朝に出るか、それとも夜に出発するか? 私はどちらでもいいけど……」

尭深「明日なんて先の事は考えられない……莉子ちゃん、お願い……」ゴロゴロ

莉子「えっ」


ベッドの上をゴロゴロしながら、尭深がそう莉子にキラーパスを送った。

二人分の視線が莉子に向かって注がれる。


莉子「えーっと、ですね……(どうしよう、このまま休んで明日すぐ出るか、それとも夜まで待つべきなのかな……?)」

71 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:06:51.86 ID:nKfsySnE0






【セーブしますか?】 
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをセーブしています……セーブに成功しました】





72 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:07:46.74 ID:nKfsySnE0


莉子「……朝に出発にしましょう。今もそれで行けたんだし、その、次も行けたらなぁ、なんて……あ、別に疲れてるならいいですけど……」

やえ「ふふふ、構わんよ……いいだろう! 見せてやる、王者のはやにぇはやおくぃ(早寝早起き)を!」

尭深「出たー、小走さんの王者シリーズだー相変わらず滑舌が怪しいぞー私はcvが無いからなんとも言えないけどー」ゴロゴロ

莉子「先輩カッコいい……」キラキラキラ

尭深「えっ」





次の日、明朝。


 世界樹の迷宮2F 『災厄待ち受けし泥濘の大地』


次の階も、相変わらず暖かな陽気と生い茂る森林が眼前には広がっていた。

――が、完全に違う所が一つ。


莉子「あ、あれ……」カタカタ

やえ「成程、あれが昨日新免が行っていた魔物……」

尭深「強大な力を持つ、毒蜥蜴……」


遠目から見てもよく分かる程の異様な雰囲気を醸し出しながら、他の動物を屠る蜥蜴の姿がそこにはあった。


            ィ/ 〃| 'i  "、       ""=-,,,   /    /             か ち
. \,、        イ l, ヾ ,l  λ,、  "、         "=,/.    /ヽ,            .え  っ
.  \"=,,,     イ/ヽ( `./ |. /,,=-,、  "、 _,,,,,--ー-;;;,,/     / ヽ..            り
   \."=,,,   l ヾ、`" /  |. l iiiii;;;',ヽ  ヾ""Λ  Λ  l     ./"ヽノ.            血
     \ "=,,, "、 `'' /  .l ヽ.:'iiiiiij |   メ V _ヽL__ノ     /  ヽ,            が
      \  "=,,,フ  / ,,=".l, 'ヾ;;__ノ  / ,/'''Zニニ⌒'Y    / ヽ、 j.            :
        \  "'=,,r""Λ ,、\"ヾ'" ./ /〃,,,,;ィ===ッ λ.   /   ヾ j            :   ,,,,="
         \   ト  V,,=〒=,,,ヾ/ /Yキ〒"て,=、)ノlλ、 /   、. j`Γ    ,,,==''7     ,,=="
  : け     /\ ヾk<イ,,-=ミ、"`ヾ/、 ノ "   ヾ=ノ "、j Vl  , 'V   ,,,,=""  /   ,,=" ̄
  : が     ( π\ ヾ 、 キ=〒、 、ヽ ヾ  - ""   j.j_j  l,,="=" ̄     /  _,,="/      ./
  :. ら     \ヾ \ ヾ ヾ ヾiil、 ) )    、 ト、jノ⌒y  l         /-="  /      /
  : わ       "-,,_ \.λ "- ̄ノノ.ノ     ヾヽ,`= ノ   "、        /    /      /
  :. し         "ー、_\、   、" "        ト、"-'",,,;  `ミヽ、 ィ    ./    ./      ./
  : い          , ト、-"、,  \        トし"" ,,  、、,,_,,,="    /    ./      /
          -=ニ""" ̄'ヽ"-ヽ,   、 _、     ナ,,,t-=T  "、      /    ./     /
            "';、    "--"-、   '' ,,     ノ,,,);;;;;--、,  "て"l   イ     /     ./    /
  ______/⌒"\      \       /;;;;;;;;;;;;;;、  r  l "l  //    ./     /ヽ  ./
. ⌒、       /      ゝ、     '\ '  /   .r-、;;;;,,,  "v  l tてl    ./     /  l /
   \     /      /"\      `−'     .ノ-' ) ;;;; ./⌒、/ l  .l    /    /  ノ"
     \   l      /   "、    /")     /  ノ;;/ r⌒ヽ, ,,/  .l   /    /  ./
      \  l      .l     ヽ、  /、/      ト⌒--/⌒\ノ,-、ヽ,/  .ノ    /  ./
       .\|     .l      ヾ / ヽ、   ,,,,,ト/、//\ ヽ(  y' ) /   / ,,,ノ、

73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/15(木) 00:08:56.87 ID:ZYSiW9Ceo
ミスティwwwwwwww
74 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:10:25.16 ID:nKfsySnE0


莉子「……でもこれって、トカゲっていうよりトカゲ座のシルバーセイント……」

やえ「しっ。莉子、気づかれないように早いうちに移動しよう……」コソコソ

尭深「どうやらあの魔物は同じところを何回もぐるぐる回っているみたいですし、それが一番いいでしょうね……」コソコソ


そうやってこそこそと蜥蜴……座の白銀聖闘士の前を通り過ぎる事に成功した。


ミスティ「神よわたしは美しい、そうこの地上のいかなるものにもまして……」ゼンラー

やえ「よし、どうやら気づかれていないらしいな……」

尭深「割と単純な動きで助かりましたね……」

莉子「よ、よかった……(もし見つかってたらきっとマーブルトリパー! とかされてたよ……)」


目の前の危機を回避し、ホッとする一同の前に――突然それは現れた!





ビッグビル「ジャカジャカジャン! ジャカジャカジャン! ジャカジャカジャカジャカジャンケンポン!」



    ,,,,,,,,,,,
 _,,ィ'◎;;_ト;ミ
<三三;;;;;`ヾ_イミ
  ゛゙゙ミ,;;T;;l;i;;|
    ミ|;;;;;;;/;|
    ミメ;;;;;;ミ:;|
   ミ/;;; ミ;::/    ,,ィッッッッッッィ,,,
   ミ;; ミ::::{,,,,,ィイ;;;''',,''''''',,,,,,,,,,, ''''゙ヾ、,
   ミ;; ;;ミ 三三,,,,,三三彡;;; ; ; ;三ミ゛ヾ、,,
   ミ  ;ミ,,,, ;;;;;;;イ_,,,,  ヾ゙'''''''三ミミミヽ;;;;;;ミ
    ミ   ヾミ,,,,ィ三; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;,,,,,  ゛ミ 三
    ヽ、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;三三;;;;;;;;;;;;;;;ミ  ;;;;ミ
      ""ヾ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /_;;;;;ミ ; ; l,,,,,,,ミ
             ミ; ; ; ;;|、; ; ;;;;ミミ
              |__,,,ノヽ、; ; ;;;ミ
              /:/   ミ;;;;;ミ
             j /    |''''/
             / |    |::/
              / /    //
                 //


【ビッグビルが あらわれた!】

75 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:11:39.08 ID:nKfsySnE0



目の前に現れたのは、巨大な鳥だった。

しかし先程の毒蜥蜴に比べればその大きさはよっぽど控えめであり、莉子達は勝つ見込みがあると考え戦闘の構えに入る事にした。


やえ「フン、鳥如きが……ギルド『バンセイズ』を舐めるなよ!」ジャキッ

尭深「え、何ですかその変な名前? ギルド名は『JA共済』にするって決めてたじゃないですか、ねぇ莉子ちゃん」パラパラパラ……

莉子「え!? そ、そうなんですか?(す、凄いネーミングセンスだ……)」


言葉を交わしながら、武器を構える三人。

それに対して巨鳥は――その大きな口を広げ――。



\               U         /
  \             U        /
             / ̄ ̄ ヽ,
            /        ',      /   _/\/\/\/|_
    \    ノ//, {0}  /¨`ヽ {0} ,ミヽ  /     \          /
     \ / く  l   ヽ._.ノ   ', ゝ \     <   大喰らい  >
     / /⌒  リ   `ー'′   ' ⌒\ \   /          \
     (   ̄ ̄⌒          ⌒ ̄ _)    ̄|/\/\/\/ ̄
      ` ̄ ̄`ヽ           /´ ̄
           |            |
  −−− ‐   ノ           |
          /            ノ        −−−−
         /           ∠_
  −−   |    f\      ノ     ̄`丶.
        |    |  ヽ__ノー─-- 、_   )    − _
.        |  |            /  /
         | |          ,'  /
    /  /  ノ           |   ,'    \
      /   /             |  /      \
   /_ノ /              ,ノ 〈           \
    (  〈              ヽ.__ \        \
     ヽ._>              \__)


【ビッグビルの 大喰らい!】

76 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:12:08.21 ID:nKfsySnE0


――まず尭深を飲み込んだ。


尭深「ちにゃっ……」マミーン


【尭深は 死んでしまった!】


莉子「タ、タカミさぁぁぁぁぁああああん!!」ダッ

やえ「お、落ち着け莉子!」


目の前であっさりと命を散らせた尭深を見た衝動で、そのまま突っ込む莉子。

自分の持てる全力で巨鳥に向かって剣を振りかぶるも――しかし、その攻撃は効いたようすもなく。


【ビッグビルの 大喰らい!】


莉子「――嘘」マミーン


【莉子は 死んでしまった!】


彼女もあっさりと、喰われてしまった。

――残ったのは、ただ一人。


やえ「う、嘘……こんな、こんな事って……」


戦士の表情を崩しながら、やえは首だけがすっぽ抜けた二人の遺骸をゆさゆさと揺らした。


やえ「尭深、莉子……ねぇ、返事してよ!」

尭深「 」マミーン

莉子「 」マミーン

やえ「あ、あああ……」ボロボロボロ…


その双眸からは止め処ない程の涙がこぼれ落ちるが、時すでに遅し。


ビッグビル「……」ニョッ

やえ「ごめんなさい、ごめんなさい……」ボロボロボロ


亡骸二つを抱きしめる少女の上には、巨鳥の口が迫って来ていたのだ――。


【やえは 死んでしまった!】

77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 00:13:48.58 ID:PpTjdtbDO
王者ェ…
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 00:13:50.36 ID:1SOZQ07ao
                         ,-‐- 、
              ,..-──- 、       i    `ヽ、
-‐ 、_         ,.:::':::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、  |   、─ '
   `゙'ー- 、,∠:::::::::::::::;.-‐-v' ⌒`ヽ,‐、ヽ.j  ┌.’
テ    ,   ,  _,., 二>          ゙、:、lヽ=======ヘ==== 。  。 o   。
゙ー‐''"´`'7"::`''"´::::::;:ゝ   ___ ゝ   /,' ̄ ̄ .l |    ヘ      Σ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 'ニヽ  。
     /:::::::::::::::::::::{    // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.| |  ろ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄//‐゙i      |l .il i
    /:::::::::::::::::::::::;-゙   | |           | | Σ             | | l ・.l___l.ー'ノ !
   /::::::::::::::::::::::::( . u: : ..!l          | |  )               !ヽー'ノ     o    。
   /::::::::::::::::::::::::::丶: : : : : :`ー――――――| |  ⌒―――――――― `ー'  。.   | |  o
  i:::::::::::::::::::::::::::::::::7 : : : :    _       /| |       |ヽ======/l     。| |    。
  .l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ       ∠-‐-`  i‐/ | |       | |         | | 。   .| |   。
  l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー''、.      ,、__ノ/  | |       ``ー┬───┬‐' '       | |
  |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー─';;:.ィ     | |         | |     │       | |
 .|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: √ ̄       .| |         | |     │       | |
 .|:::::::::::::/"⌒i::::::::::::::::::::::::::丿           .``━━━━━━| |     │━━━━━'
 .|:::::::::::::!   ノ:::::::::::( )::::/                     | |     │
─'──‐゙─'────"───────────────.| |     │─
79 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:14:02.48 ID:nKfsySnE0


G a m e O v e r


【今回のhageポイント】



  \        U  /
.        /⌒\     /
.    \ ツ{p ,-、 q}ミ\ /
     /へリ. `='  ',.^ヽ\    大喰らい!
    (二二     ,二二.)
 - - - -  ソ    |    _ _ _ _
   _ _   /    ∠_
.      | |丶_ノー、_ ) - __
        _| |    / /
    / ノ./    | /  \
   /く_z       く_z     \



【ビッグビル】


・オオヤマネコと何が違うかと言われれば、何も違わない。違わないが、純粋に強い。

・オオヤマネコとは違い割と二階の最初の方でも出てくるので、結構すぐ(自分が)死ぬ。

・\大喰らい/





……次にゲームをロードした後、莉子達の前に現れる一人の冒険者がいます

彼女達に何故か親切にしてくれる、その人物とは?(原作ポジ:オランピア)

>>78

80 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:14:46.83 ID:nKfsySnE0
おっとミスミス >>82デー


81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 00:15:19.53 ID:1SOZQ07ao
末原先輩
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 00:15:22.79 ID:OfSXPByXo
もこたん!
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/15(木) 00:15:26.23 ID:fU/ea6JSo
智紀
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 00:15:41.13 ID:PpTjdtbDO
姉帯さん
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/15(木) 00:16:35.93 ID:ZYSiW9Ceo
ここで京太郎とか書いたら空気読めないだろうか・・・?
姉帯さん
86 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 00:26:21.19 ID:nKfsySnE0
前の時もそうだったけど、ここは随分マイナー気味のキャラが出ますなぁ もこたん了解しましたー

あ、別に京太郎とか出してもいいでっせ? それではー
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 00:26:43.04 ID:1SOZQ07ao
乙ー
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 01:35:10.88 ID:7oIdcSUIO
オランピアがもこか・・・
似合わねー!
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 12:18:55.35 ID:wTk5c0EIO
京太郎スレじゃないのにパーティーに京太郎とか入れたら何言われるか分からないから止めとこ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 12:43:30.04 ID:WGeQYyOWo
咲スレで咲キャラを登場させることに文句言われる筋合いはないと思うけどな
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) [sage]:2012/11/15(木) 12:57:14.71 ID:yvcOotxMo
京ちゃん&マホはQ&Aコーナーとかhageった後のhageポイント解説キャラっていうのも有りだと思うけどねww
そういやプロとかコーチor顧問みたいな大人組って仲間安価とかで出してOKなんかな?
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/15(木) 16:48:29.88 ID:ZYSiW9Ceo
ファランクス大沼プロとかどうだ!?死亡したら娘のなんぽさん出せる!
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/15(木) 17:30:35.12 ID:ZYSiW9Ceo
素で間違えた、南浦プロだ
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/11/15(木) 19:33:04.32 ID:CLlZEgPZo
大沼プロは既にhageてるからな……
95 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:40:16.97 ID:nKfsySnE0
>>89 別に京太郎SS書いてたから私としてはどっちでもええぞな。アリぶつけられる京太郎とか「ここは俺に任せて(ry」とか言っちゃう京太郎とか書けるぜ私は!
>>91 大人を出す……? アリですね(真顔)
>>92 何その展開超見たい!
>>94 やめるのです(ry


再開しますー、こんかいは皆大好き(今作最強の死亡フラグパーティこと)ムツロミの安価を最後にしますのでよろしくお願いしますー
96 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:40:43.96 ID:nKfsySnE0






【データをロードしますか?】
【中断データは削除されます】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをロードしています】

【ロードに成功しました】





97 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:41:09.37 ID:nKfsySnE0


莉子「……夜に出発にしませんか? その、私今日来たばっかりで、できればこの町を観光したいなぁ、なんて……」


今から宿で眠って起きたとして、普段の彼女なら確実に昼までには起床するだろう。少し無理をすれば朝から出発も可能だ。

しかし、ここへ来てすぐの冒険。少しぐらい町を観光したいという気持ちが湧くのも仕方のない事だった。


やえ「はっはっは、了解した。それじゃあ夜に出発する事にしようか、ね」

尭深「夜の方がお茶が暖かく感じられていいです……」

莉子「え? そうなんですか?」

尭深「でも昼の方がお茶が汗をかいた体に染み込んでいいです……ああ、何という板挟み……」

莉子「あ、そう、そうですか……」


この人がどういう人なのか未だにあんまり分かんないな、と思いながら莉子がそう曖昧に頷いた。


――兎にも角にも、初めての冒険を終えた一向は次の出発を明日の夜に控えるのであった。

98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 23:46:17.20 ID:wTk5c0EIO
じゃあショーグン二刀流京太郎出して良いんですか?やったー
99 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:47:01.46 ID:nKfsySnE0


羽ばたく蝶亭 -Bistro Butterfly-


莉子「すっごく綺麗ですね、この町って!」キラキラ


次の日。

朝からの観光を終えた莉子達は、町の中でも一番大きな飲食店である『羽ばたく蝶亭』にやって来ていた。


莉子「私が前いた所からも海が見えたんですけど、ここは本当、段違いに綺麗ですね! 海が輝いてます!」

やえ「ふふふ、中々に興奮してるじゃないか」

尭深「楽しんでもらえて何よりですね」

莉子「何より上を見上げたらすぐそこに世界樹があるのがいいです! 中に入ると怖いですけど、外から見たらホント、絶景ですねー!」


目をキラキラと輝かせながら、莉子はそう言った。

町を見下ろすようにして高く聳えたつ巨大な大樹と、それに段差状に連なるようにして並ぶ街並み。

彼女はその光景を思い出してもう一度感動に耽ったが――それと同時に、疑問もあった。


莉子「……ところで、どうしてあんな大きな迷宮が地下に出来たんですか? 昔からあった物なんですよね?」

やえ「あー、それはだな……」

尭深「……説明しよう!」ピキーン


やえがゆっくりと話し始めるよりも早く、尭深が眼鏡をくいりと上げて言った。


尭深「この迷宮は百年前に何か天変地異みたいな物があった後気づけばそこにあった! 後は大体全部謎! 以上!」

やえ「おお、素早い説明だ……」

莉子「へ、へぇ、ありがとうございます……(『気づけばそこにあった』って……つまり、原因は謎って事なのかな……)」


一体百年も昔になにがあったのだろうと思っていると、彼女の目の前に座っていたやえがさて、と前置きしてから言った。


やえ「もうそろそろ日も暮れる――行くか?」

100 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:50:40.90 ID:nKfsySnE0


行く。その言葉が迷宮探索を指す事に気づき、莉子はまず謝罪をした。


莉子「あっ、す、すみません何か観光に付き合わせて疲れさせちゃって」

やえ「ふふふ、構う事はないよ……それに」

莉子「それに?」

尭深「さっきカウンターの方にいたモンスター学者の人に話を聞いたんだけど……私達が次行く二階には【ビッグビル】っていう強力な魔物がいるらしいって」

やえ「その強さは私達が戦ったオオヤマネコより少なくとも二倍は強い。そういう話だそうだ」

莉子「ええっ!? 新免さんに言われたあの蜥蜴の魔物だけじゃなくて、そんなのも……」ゾッ


一気に絶望的な顔(可愛い)になる莉子に向かって、やえが続きを言った。


やえ「……だが、ビッグビルの方は夜は寝てしまって出てこないらしい。つまり、莉子の判断が結果的に正しかったんだよ」

莉子「えっ、そうなんですか!? ……って、何か素直に喜べないような……」

尭深「でもこの状況でビッグビルに会わずに済んだのは莉子ちゃんのお陰だし、すっごく感謝してるんだよ?」

やえ「そうそう。礼はありがたく受け止めてくれよ」

莉子「あ、えっと……どうも」カァァ


全くの偶然であったが、彼女のその判断がパーティーを生存させたのは間違いなかった。

顔を赤らめて照れる莉子を余所に、日は段々と沈んでいき、そして――夜に、なった。


――二回目の世界樹攻略の時間が、やってきたのである。
101 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:53:56.91 ID:nKfsySnE0


 世界樹の迷宮2F 『災厄待ち受けし泥濘の大地』


          ,r'''⌒`ヽ
 _       l゛    `i
r゛ ⌒゛ヽ、    l     .l                            マ
      ヽ   l     ノ
l       `l   .l     j、.                        ト  |
`、       l、  `t,,  ノ ヽ.
 i      .lヽ   l    |                       リ  ブ
 ヽ、     j ヽ,  l    ノ、             ,,---、
   `''、==-   iヽ, ト、_,,,ノ i、         _,,,-=''    i.      パ  ル
    ヾ     ) ヾヽ    ト、,,,, ___,,,;;-='''て"      'j
     ヾ_  .ノ  ヾ_)、  ノ ) ̄〃   (       ノ       |
      \""   V ゛>゛ / /"i    ヾ、 ____ ,,,/
       \    )/  / λヾ、    ⌒/ ⌒         !!
   ,,,--t=τ"'=,,__.ノ   / / ヾ、 "''==-/
  r"   ヾ, ヾ、 /   ,/ イ"  "=t--='"
 .r"   -=、  y   / ,イ' l    ノヾ
 l      `V"  / イ"ト、`、___,,,イ  ヾ
 i、    r--、ヽ、/ ./ i .l ""'' ノ lヾ  `ヽ                 イ
  ヽ、  l  i У/ / l lフ=''"/  l ヾ   ヾ.   ト           / l
   /⌒""'='ニ"/ ./ ./ ノi _ノ  .ノ  'ヾ,  ヾ,   ヾヽ,  ,x、))))v) / .j
  ,l ''" ̄ ̄""ヾ/  ./ ノ r="  /    ''ヾ、 ヽ,  ヾ v  "''=-,,y''" j
  l     ,-=、 .ヾ_シミニ'"   /"       'j  l,  .トゞゞ、'"οοヾ  jヽ
  ヾ、   (   > l"ヾ、=-,,,-="          j  λ"ゞゞ""v/、ノtjノヾ、 /ヾゞ
   ""'''-==,,,ノ ノ  "i  |           .ノ  ト、> ./,ミ、、/、' t''i゚jフ ‖ ゞ
         ̄ ̄   l  ヽ、         ./  l ヽ()/"i゚j"ゞ、  ヾJl  ,,,
              .l  ヽ、   __,,---="   /  \ヽ 'ノ _,, 、  t
              ヽ、  う'''" ̄      /   .||, ⌒ヾ、  ) 人ヾ
               ヽ  -==,,,,,,____,,,,=-'''"     λ ヾ、\-"/ ヾ、)
                ヾ,   |、            lヽ  ヽヽ\   ヾ
                 ヾ  ヾ、、           l ヽ  ヾi⌒ヽ=-,,,ヾ
                  "'====ヽ,___          "ヽ  ヾノ、,,  "''
           ,,,---'''"""⌒     ヾ""''==      ヾ、  ノ"'''==-
      ,,-''"""⌒             "ヽ,,        l "'ヾ
    /                     ヾ==ヾ    ,λ  ヾ、  ,,-
  /                           ヾヽ、/'''"""λ  ヽ ,,-
/                              ヾ ヾ ,,-''" ヽ、  l l


ハサミエビ「グギャアアア……」ブシャアアアア


莉子「…………(す、凄い、確かに物凄い威圧感だ……)」ザッザッザッ

やえ「(気づかれぬように、静かに静かに……)」ザッザッザッ

尭深「………」ズズズ


夜の世界樹探索は、中々上手く行っているように思われた。

警戒するようにと言われていた毒蜥蜴の魔物も視界が定かでないのか、莉子達は見つかる事無く進んでいく。

それどころか、未だこちらに敵意を向ける生物すら現れていない状況だった。
102 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:54:23.96 ID:nKfsySnE0


莉子「で、でもこんなに魔物が出ないとなると、ちょっと不安ですよね……」

尭深「確かに、このまま進んで私達の実力が追い付けるのかは不安だね」

やえ「まぁそう言うな……敵に出会わないでこしたことはない……ッ!」


順調に行軍を続けていた一行だったが、唐突にやえが言葉を発するのを止めた所でぴたりと一同の動きが止まった。


莉子「ど、どうしたんですか小走先輩……」

やえ「静かに……目の前に何かいるぞ……」グッ

尭深「……確かに、気配を感じますね」ズズズ……


確かに、よく耳を澄ませてみれば足音らしき物も莉子の耳に聞こえた。

その音の主はやがて三人の元に近づき、そして――茂みの中より、一人の少女が現れた。


?「…………」


            _     _
          : :´: : : : : : : : : :`丶、
.       /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
.      / > 、 : : : : /: : : : : : : : : : : : :\
     人    >、/: : : : : :|: : : :|: : : ヽ: : :
     ': : : :> 、  l. r―-、 |: : : :|: : : : :l: : :i
    ’|: :: : : :|_ム≧|ト|   _`ト-r'´ ̄ ̄ }: : |
.    |/: :|: :: :l|/_」-_ | |   イ__K⌒ヽ /:l : |
.    ||∨| : : | 心 ヽ` L.. ィ´|: ::ト 、  /: : |: |
    | ∨|: : 代_ ノ   7 リ: :ハ `マ //l: |
      ’|\ト :::::::    l   レ' ∧  ∨l/ |/
.        ∨ハ      |   |  ∧  ∨
        ∨ゝ 、   |  ∧ /ィト 、 \
          〉ト` ト |  ┴く     ̄
          マ<L⊥、レイ √フ
       -‐ r‐┴ヽ、「 ∨7/∠、ニ ‐- 、
.    /     |    `l¬´-   |    \
   /       {    - ト┴- 、   }     ∧

103 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:54:52.09 ID:nKfsySnE0


?「…………」

やえ「…………」

莉子「…………」

尭深「…………」


少女たちは向かい合ったまま固まってしまった。

気まずい沈黙の中、目の前のリボンを付けた少女は黙ったまま手に持っていた紙に何かをさらさらと書き込む。

そしてそれをずい、と莉子達の前に向けた。


『初めまして、こんにちは。海都から来た冒険者のみなさんですよね?』


莉子「……あの」

やえ「……えっと」

尭深「そうです、けど」

?「……」サラサラサラ

『……怪しい者ではありませんよ。あたしは対木 もこ、海都の冒険者を助けるために活動しているのです』


対木 もこ:レベル?? ???


見た目のミステリアスさと何故か一言も発しない口とその割に饒舌な文章とに翻弄される莉子達三人。

そんな彼女達の内心を知ってか知らずか、もこはニコリと笑いかけながら手にさげたバックパックを一つ差し出した。


もこ『これ、野営に使うテントです。樹海を探索する為の必需品です。よかったら受け取って下さい』

莉子「あ、ど、どうも」


莉子は差し出されたソレを素直に受け取った。どうやら本当に簡易のテントらしい。


もこ『探索を続ける冒険者の多くが、テントを利用して休んでいきます。みなさんもよかったらどうぞ』

やえ「わ、分かった」

もこ『あたしはしばらくこの先の野営地点で休んでいる予定です。何かあったら、そこまで来て声をかけてください』

尭深「そ、それはご親切にどうも……では」ザッザッザ

104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 23:54:53.24 ID:1SOZQ07ao
怪しい!!
105 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:56:08.84 ID:nKfsySnE0


やけにフレンドリーさを出す彼女から異質さを感じ取ったのか、礼もそこそこに莉子達はその場を立ち去った。

――後に残ったのは、もこ一人。


もこ「…………」

もこ「……ぁ」ボソ

もこ「……疑われちゃったかな……」ボソボソ

もこ「……まぁ、いっか……」ボソボソ


紙に書いた言葉ではなく、擦り切れたような声を絞り出すもこ。

独り言をぶつぶつといいながら歩を進める彼女の前に一体の魔物が現れたのは――その時だった。







       ┐
      └ ●  /
       _,◆ /
        _, ◆
        ‐― ◆' ̄
        -― ◆ ―
        ― ◆ ―
        ― ◆ ―
       ― ◆ ―
       ― ◆―
        _,◆⌒
        _,◆⌒
           ,◆⌒/
         /  ,◆
           /  ●┐
.             └


【巨大ムカデが あらわれた!】


106 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:56:35.39 ID:nKfsySnE0


――それは、夜にしか出ないと言われる巨大な百足だった。

大きな顎を持ち、堅牢に見える殻をうねうねと動かしながら目の前にいるもこに迫る百足。


もこ「……じゃま……」ボソボソ

巨大ムカデ「キシャー!」


だが、少女はそれに脅えた様子もなく真正面に立ち――。


                . :'´⌒ \/: : :./\:\
               /=‐-  _/: : : /  .\:\
.            /´: : : /: : :`: : : :/      ∨:ヽ __     /l /!
            .: /: : : : : : : : :l : : : |      |_/´    |   ////./l
.            / / : : : : l| : :Y八ト、{      /ヽ,    _|_   ! lノ |// `
           ' /(: : : : :从 : 爪庁抃`ー‐‐/_  |/   ノ   |   /
            / ⌒ヽ : \| 乂ソ  / 个=='  γ'´ ___ l    |
           '"      \八vwxv 〈   И    〔 ̄ ̄ X__   |
         /           `ー{\    `ー==、,_   | ヽ   ,イ  ヽノ
   ____,. /          人'ヘ`=- 人    ,  -= '"ヽ   ,イノ
 ´      ,.イ     _, イ/ /、ノ  ̄≦_,  ‐=   \ ヽヽ < 〕/___
    -= '       /⌒ ノ(/(     /      ヽ    イ´ /γ  /
`>´   .,___/(      У    〔         Yイ 、L∠⌒(_   /i__
   ∠⌒      )  ノ/     ノ`ー __ -=ニノ    ー=''"⌒〕_/ ' /
 _.乂     /   |  /       /   ) 〕 /\`ー      ノ-‐ 7__
   /`ーァァ乂_.ノ '"⌒⌒ヽL∠|ん'⌒ ⌒∨、   \_γ⌒~´  `゛y′/`ヽ
  /    /      ,′   八  |  人  ⌒ヽ、 」ノ  \     〈⌒´ /
_<     /      /    /  \ /γ´ヽ   \     ヽ   ノ-= "


【もこの ???】


もこ「ふひっ――」


少しだけ、笑って見せた。






……

…………

………………


【巨大ムカデを 倒した!】

107 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/15(木) 23:57:42.97 ID:nKfsySnE0


【本日の安価タイム】


……ムツロミというギルドがいます。

あなた達が初めて樹海で出会う、シノビとゾディアックの二人組。

……彼らは本編中の選択によっては無残な最期を遂げるのですが、今のあなた達は三人(しかもうっかりすれば本編のムツロミよりよっぽど死にそう)。あなたの選択によっては、目の前の敵を共に倒す心強い味方になるかもしれません……。


その二人組とは?


一人目:このレスの真下
二人目:二つ下

【どっちがどの職業かはこちらが勝手に決めちゃいます】
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/15(木) 23:59:09.00 ID:lZa1eu1N0
京太郎
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]:2012/11/15(木) 23:59:27.81 ID:7Zu7HuIwo
ハギヨシ
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/15(木) 23:59:52.69 ID:1SOZQ07ao
きゅふふ
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]:2012/11/16(金) 00:03:20.79 ID:eaZW5SXmo
つい勢いでハギヨシと書いてしまったが…まぁ、いっか^q^
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/16(金) 00:03:57.82 ID:DIoOIFRNo
京太郎でちゃった上にホモネタ扱いだった

orz
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:06:18.08 ID:4WXVXjkIO
ムツロミまで選択か
出したかった人何人かいたみたいだけど酷いというしかないな

しかもハギヨシと
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/16(金) 00:08:34.40 ID:bAqraofxo
京太郎ファランクス狙いが……
しかも相手がハギヨシ
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:12:19.14 ID:ulNSdrdIO
は?





は?(威圧)

116 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/16(金) 00:14:22.95 ID:FlTwKR8S0
これはワロタ 実は戦犯(と結構呼ばれちゃう人ね)がメンバーでとある選択肢安価を選ぶとそのまま最期までパーティー入りとか考えとったんですが……これはなさそうですね、ウン

それではお疲れ様でしたー
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:14:43.13 ID:cz3/bO79o
乙ー
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/16(金) 00:15:30.33 ID:DIoOIFRNo
うわあ・・・まじかよ・・・
前のスレから流れてきたから京太郎好きなのに・・・

乙ー
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:17:25.43 ID:4WXVXjkIO
前スレから流れてきた人はまじ残念な結末すぎる
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/16(金) 00:20:02.86 ID:bAqraofxo
既出じゃもう出せないから取り返しつかない上にムロツミ
もう希望なんてないじゃん
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/11/16(金) 00:20:08.38 ID:qo6jCrXWo
これはイッチの調理次第で前スレから流れてきた読み手がhageるなww
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:21:08.93 ID:ulNSdrdIO
お、乙・・・・・・
これから何を楽しみにこのスレ見ればいいんですかね?(震え声)
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]:2012/11/16(金) 00:21:11.12 ID:eaZW5SXmo
おつー
ま、いいんじゃね?知らんけど
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:23:09.40 ID:4WXVXjkIO
安価だから仕方ないとはいえ
岐阜は今火に油そそぐんじゃない
125 : ◆g1RagFcnhw [sage]:2012/11/16(金) 00:25:58.47 ID:FlTwKR8S0
おいどうした何があった 別に誰もホモにするとは言ってないじゃないか
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:26:54.05 ID:cz3/bO79o
何……だと……?
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/16(金) 00:27:07.74 ID:DIoOIFRNo
世界樹3をやった人にはムロツミは
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:29:31.84 ID:ulNSdrdIO
>>127
あんな展開になるとは最初に会った時は思いもしなかった

てっきり大航海クエストで一緒になると思ってたのに・・・
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/16(金) 00:47:14.84 ID:igyM2jXP0
やったことないからこの先の展開は知らんが
京ちゃんとハギヨシさんはあえて泥を被ってくれたんだろう
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:51:57.45 ID:1U6HpPzDO
選択しだいでどう転ぶかはわかんないし気を落さずにいこう
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/16(金) 00:52:07.15 ID:VWJqpHt1o
自分はネタばれ嫌じゃないからググってきた
あぁ……うん
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 00:57:45.66 ID:ulNSdrdIO
泥どころじゃないんだよなぁ・・・
まあしゃーないのか

どうなるか知りたい人は世界樹3やって、どうぞ(ステマ)
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 09:54:01.27 ID:4WXVXjkIO
まあさすがアトラスって感じではあったよね
134 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/16(金) 23:56:18.35 ID:FlTwKR8S0
どうも、昨日はまさかの須賀君でしたね

んでもって、色々考えたけどもアレです、後で選択肢安価しますわ

内訳は【京ハギがその後一切登場しない選択肢】、【京太郎がパーティの仲間になる選択肢】、【京太郎が番外編(死亡ではないよ)のメインキャラになる選択肢】の三つです どれを引くかは安価を取るそこのあなた次第!


ところで、全くの私事ではございますが世界樹4買っちまいました ソードマンの依藤先輩、フォートレスのもーちゃん、スナイパーの莉子、メディックのちゃちゃのん、ルーンマスターのエイちゃんのゴッドファイブだぜ!

心の中でひっそり攻略サイト見ない縛りしてるから誰かオススメのスキルあったら教えてね……(小声)


んで今日の更新ですが……書き溜め分があんまりにも少ないのでとりあえず明日に先送りにします、すみません べ、別に世界樹4やってた訳じゃ(ry

というわけで今日はおやすみなさいー
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 23:59:40.98 ID:HvVhe0oIO
買いたいけど3DS持ってない
仕方ないから3やってるよ
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/17(土) 00:00:29.04 ID:6oBVLwXno
おつー
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 00:12:46.38 ID:xIPOEG2DO
その選択肢なら番外編メインのかなー、正直京太郎が入ると莉子ちゃんが喰われちゃいそうだし(主役のポジション的な意味で)
世界樹4は諸事情により途中で手元から去ってしまったんだよなあ、ヒマがあればもう一度しっかりやりたい
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/17(土) 00:44:45.26 ID:1vLeSinw0
まあ番外編だろうな
京太郎パーティインすると何かタイトルバックNTR的なものが発生しそうで…

友達から無印貰ったからやってみたら毒吹きアゲハの洗礼受けたわwwww
どう考えても回復ポイントだと思うだろあの花畑
139 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/17(土) 23:59:36.98 ID:ig0Ju6V70
>>135 おう、あくしろよ 結構面白いけど攻略サイト見ないと詰むぜ!
>>137 勘違いしちゃならないが世界樹なんて死ぬ時皆死ぬし、もしパーティに入っても京太郎だけが活躍は多分ナイデス だから気軽に選んでってね!
>>138 何と世界樹2ではその思い出がある経験者狙いのトラップ(逆に休まないを選ぶとアゲハ)があるんだぜ……驚きだろ……


という訳で再開しますー 今日は明日休日だし安価遠いし(多分今日中には無理そうです……)なのでトロトロやらせて頂きまーす
140 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 00:00:19.89 ID:EWuL5kIm0


奇妙な程親切な少女こと対木 もことの邂逅を早々に終わらせた彼女達一行は、順調に歩を進めていく。


ハサミエビ「シャー!」

やえ「せいっ!」ドスッ

毒アゲハ「オテツダイシマッセー」

莉子「てやーっ!」ズバッ

尭深「戦わなくても経験値入るっていいシステムだなー」ズズズズ


【ハサミエビを 倒した!】


時折出てくる敵も一階に比べれば協力になっていたものの、莉子達もそれに比例するようにして実力は段々とつけてきている。

苦しい勝利こそあれど、圧倒的な敗北はない。そういった状況になってきていた。


やえ「いやぁ、しかし順調だ……夜は魔物も寝るだろうし、今度から夜に出発した方がいいかもしれんな」

莉子「で、でもやっぱり夜は暗いですね……周りに何か無いかとドキドキしちゃいます」


がさっ


莉子「うひぃっ!」

やえ「はっはっは、今のは唯小鳥が動いただけだ……まぁ、警戒するのは構わないよ。死ぬよりマシだ」

尭深「でも、疲れすぎると元も子もないからね?」

莉子「そ、そうですよね……すみません」


もうちょっと二人みたいにどんと腰を据えて周りを探索しよう――そう心に決め、莉子は静かに歩を進めた。

前を向いてると怖いので、ちょっと下を向きながらではあるが。


がさっ


莉子「ひ……(駄目駄目、冷静に冷静に……)」


ごそっ


莉子「……(平常心、平常心……)」


コツ、コツ、コツ……


莉子「…………(落ち着いて、落ち着いて……って、靴の音?)」


目の前の暗闇から聞こえるのは、確かに靴音だった。

莉子達は動きを止めて、音の主が暗闇から現れるのをじっと待つ。


尭深「さっきみたいに怪しい人じゃないといいな……」ボソ

莉子「……というか、この世界樹でそんなに何人も色んな人に会うモノなんですかね……」ボソボソ

やえ「さぁ、な。私もここに登った事はないからよくわからんが、この広さなら相当珍しい事だろう……」ボソボソ


手に持った地図を見て出会いの偶然に唸りながら、莉子達はその人物が現れるのを待った――。

141 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 00:04:59.90 ID:EWuL5kIm0



?「あっ、どうもどうも、あなた達も冒険者ですか?」


                ____  _
              /     ' Y  __>
             /           ゙、  \
               /        |    |     `,=-
           /   i _l,-|‐ | | -ト.|_|  ヾ、
             |/ __ ゙、 ハ,ハ|゙、 |/|ハ∧| / ゙、
      ___, -‐::´| /ヘ ゙、,|≡≡ Y ≡NV ___ ゙、
     /:::::::::::::::::и{        丶  | ハ|   ̄
    // ̄ ̄\::::::::::゙、ィ-ャ  r ----┐ ,ノ
   //|::::::/::::::::::||::::::::::/\\_`ー-‐',...イ
  |/:::|::::/::::::::/::|| /「:ト、:::》   T ≫:::::::|
  /:::::::::::::::::::::::::/ ゙̄、::| `ー-,ァ ケ/「|`ーi、
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     ̄ ̄|o   |     / |   | |   |


目の前に現れたのは、ひょろひょろとした金髪の少年だった。

年はこれまた莉子達と近しいように見え、しかし先程であったもこよりもよっぽど親しみやすそうに見える。


莉子「そうですけど、あなたは……?」

?「あ、自分、須賀京太郎って言います。【ムツロミ】っていう二人だけのギルドで、ゾディアックやってます」


須賀 京太郎:レベル9 ゾディアック


尭深「ゾディアック……星々から元素を得、星術で戦うと言われている職……」

やえ「並大抵の努力だけでは大成する事はない、と言われている職業だが……須賀とやら、中々やるものだな」

京太郎「あはは、そりゃどうもどうも、ありがとうございます……」ヘラヘラ

莉子「こ、小走先輩のビーストマスターだって十分凄いとお、思います!」

やえ「ふふ、ありがとう……莉子のプリンセスだって、私達からすれば充分素晴らしいさ」

尭深「わぁい、お前らに農業の厳しさを骨の髄まで叩きこんでやりたい」

142 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 00:09:42.92 ID:EWuL5kIm0


もこの時とは違うほのぼのとした(?)会話が繰り広げられた後――京太郎はこほんと咳払いをして、本題に入った。


京太郎「……ところで、ここら辺で黒い服装の若い男の冒険者を見ませんでしたか? 職業はシノビなんですけど……」

やえ「ふむ、シノビの男性か……」

莉子「見てない、ですよね……(凄い怪しいリボンの女の子はいたけど……)」

尭深「少なくとも今日に入ってから、男性の姿を見てませんしね」


三人がそれぞれの顔を見合わせながらそう言うと、京太郎はふぅー、と諦めの籠ったため息をついた。


京太郎「やっぱりそうでしたか……あの人普通に気配消す術とか持ってるしな……あの、もしハギヨシっていうシノビの人を見かけたら俺に教えてくれませんか? 一緒にパーティ組んでるんですけど、すぐどっかに行っちゃうんですよ……」

やえ「了解した、見つけたらそのハギヨシ氏にも伝えておこう。この道の先は一階だが、君はこのまま宿に帰るのか?」

京太郎「ええ、流石に探し疲れましたよ……それでは皆さん、世界樹探索頑張って下さいねー」フラフラ


そう言い残すと少年は莉子達の脇を通って、そのまま樹海の闇へ消えていった。


莉子「……あの、こんな事を言うのもアレなんですけど」

尭深「?」

莉子「……す、すっごくマトモな人でしたね……さっきの、その……」


莉子が怪しさ爆発の少女の姿を脳裏に思い浮かべながらそう言うと、尭深がこくりと頷いた。


尭深「分かってる……凄かったね、あの人は……」

莉子「ええ……」

やえ「こんな事を言うのもアレだが、後でロクな目に合わされんような気がするんだよな……」
143 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 00:10:12.91 ID:EWuL5kIm0


 世界樹の迷宮3F 『彼岸より理不尽押し寄せる大河』


相変わらず木々や草花が生い茂っていたが、三階には今までになかった程大きな川が流れていた。

尭深が川の水を見やりながら、ぼそりと言う。


尭深「結局、ハギヨシさんは二階にはいませんでしたね……」

莉子「で、ですね……ここにいるんでしょうか……」


不安そうに視線を彷徨わせていると、ふと莉子は川の対岸にいる魔物の存在に気付いた。


莉子「……!?(な、何この感じ……)」


カバの姿をしたその魔物は、莉子達にすごい、すごい、すごい――


    ∩_∩     人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
   / \ /\   < すごい威圧感を感じる。今までにない何か熱い威圧感を。       >
  |  (゚)=(゚) |   < hage・・・なんだろう吹いてきてる確実に、着実に、俺たちのほうに。. >
  |  ●_●  |   < 中途半端はやめよう、とにかく最後までやってやろうじゃん。      >
 /        ヽ  < 迷宮の向こうには沢山の仲間がいる。決して一人じゃない。      >
 | 〃 ------ ヾ | < 信じよう。そして俺に食われよう。                      >
 \__二__ノ  < リミットスキルや弱点攻撃はあるだろうけど、絶対に倒されるなよ。 >
              YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY


莉子「す、凄い威圧感だーッ!!」

やえ「なんだあの河馬! 超怖い!」

尭深「ところで動物の中で何が最強かみたいな話題になった時に河馬を狂ったように推す人が絶対一人はいますよね。全く関係ないですけど」

144 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 00:15:06.95 ID:EWuL5kIm0




    ∩_∩
   / \ /\
  |  (゚)=(゚) |    人人人人人人人人人人人人人人人人人人
  |  ●_●  |  < 日本国民はこんなに怒ってるんだぞ!! >
 /        ヽ  YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
 | 〃 ------ ヾ |
 \__二__ノ


【FOE:怒れる暴者】


・マップでの表示が赤色のもやもや(二階の毒蜥蜴はオレンジのもやもや)で示される、所謂「極端に強いFOE」

・ただし出会った時に「コイツ危険だぞ」という事をわざわざナレーションで書いてくれるので、基本的に初見で戦う事はまずない。よってhageポイントにはなり辛い。戦えば死ぬが。

・……とはいえ実は、やえが良く呼んでいる「毒アゲハ」の毒が結構効くので、莉子達が五人パーティならこの時点でも勝てちゃったりする。やっぱり王者でした。



145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 00:16:18.95 ID:Oem8HTVyo
やえさんマジ王者
146 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 00:20:26.08 ID:EWuL5kIm0


怒れる暴者「カバー」

莉子「ひ、ひぃ……」


二階のミスt……毒蜥蜴のような強烈な威圧感を放つ魔物が自分達に向かってふんふんと鼻を鳴らすのを見て怯える莉子。

しかし彼女は、数秒後に自分達がおかれている状況に気付いた。


莉子「あっ、で、でもあの河馬がいるのは川の対岸だから、しばらくは安全ですよね……」

怒れる暴者「カバー?」


そう。彼女達と河馬の間には川――それも人間では渡る事が難しい程の――があった。

莉子にそう言われ、他の二人も川と河馬に視線を巡らした。


やえ「成程……いくら相手が強力な魔物とはいえ、接近されなければ襲われることも無い!」

尭深「ましてや相手は河馬、口から火を噴いたりは……流石に無いですね」

莉子「じゃ、じゃあとりあえずは大丈夫ですよね」

やえ「うむ!」

尭深「ええ!」

莉子「や、やったあ!」

怒れる暴者「フンスフンス」ドスドスドス


対岸の人間達が騒ぎ出したのを見て、河馬は怒りで鼻をふんふん鳴らしながら近づいていった。

しかし、目の前には川がある。


やえ「ふふふ、そんなに怒ったとて目の前には川! 王者の元へ近づくことさえできまい!」キラーン

莉子「やったあ! 小走先輩カッコイイー!」

尭深「あ、なんかこの流れマズイ気がしてきた」

怒れる暴者「…………」フンフン


河馬は相変わらずふんふんと鼻を鳴らしたまま川の目の前で一時停止したが、やがて――。


怒れる暴君「…………カバー」ザバーン


――川の中へ、あっさり入った。


莉子「ちょ」

やえ「 」

尭深「そうか、このスレでの入水要員はカバさんだったのか……」ズズズ


    ∩_∩     人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
   / \ /\   < すごい水流を感じる。今までにない何か冷たい川の流れを。     >
  |  (゚)=(゚) |   < 水・・・なんだろう流れている確実に、着実に、俺のほうに。.      >
  |  ●_●  |   < 中途半端はやめよう、とにかく最後まで渡りきろうじゃん。        >
 /        ヽ  < 川の向こうには沢山の敵がいる。決して一人じゃない。         >
 | 〃 ------ ヾ | < 信じよう。そして川を渡りきろう。                       >
 \__二__ノ  < かみつき魚や別の敵はいるだろうけど、絶対に流されるなよ。    >
              YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY

147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 00:22:34.26 ID:Oem8HTVyo
新ジャンルカバ入水?
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/11/18(日) 00:22:42.85 ID:bZBHAg3AO
「このスレでの入水要因」

!?
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 00:23:14.42 ID:3IoExQAvo
おう、入水やめろや(震え声)
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 00:24:29.87 ID:2vwY6pFDo
尭深はまだ入水してないから(震え声)
151 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 00:26:05.65 ID:EWuL5kIm0


莉子「に、逃げましょう!」ダッ

やえ「あっ、わっ、私もっ!」ダッ

尭深「最初から分かっていた気がせんでもない、この展開」タタタッ

怒れる暴者「ぶわーお」ドスドスドス



?「…………ふむ」キラーン





カバは脳が小さく頭が悪いと言われるが、今回に限ってそんな事は無いだろう。

そう莉子が思ってしまうほど、カバはひたすらに自分たちを追いかけ続けていたのである。


莉子「や、野生の、力、って、す、凄い、ですね……」ゼエゼエ

やえ「た、確かに、な……にしても、武器が重すぎて、走り辛……」ハアハア

尭深「……お茶おいしすぎる……」タッタッタッ

やえ「ちょ、おま、武器もって……」ゲホゲホ

尭深「いや今両手が湯呑でふさがってるから」【※ファーマーはその特性上、堅い武装を装備することができない。武器もクワとかスキだったりする】

やえ「こっ、このアホー!!」

莉子「あっ、め、目の前に扉があります……あそこに入りましょ、っう!」ゼエゼエ

やえ「う、うむ!」

尭深「はーい」

152 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 00:28:43.32 ID:EWuL5kIm0


ぜえぜえと息を吐き、一同(尭深除く)は目の前の扉を勢いよく開き、そして同じぐらいの勢いで閉めた。


怒れる暴者「カバー」ドンドン

やえ「ふぅ……流石に扉までは突破してこないだろう……」

莉子「よかった、何とか大丈夫だったんですね……」

尭深「ここは広場かなにかみたいですね、川もないし……あっ」


へたりこんでいる二人の代わりに尭深が周りを見渡し――そして、固まった。


やえ「ん? どした?」

莉子「尭深さん……?」

尭深「……あー、これはちょっと、八方ふさがりでしょうか……」

莉子「え?」


珍しく冷や汗をかきながらマズそうな顔をする尭深を不思議に思い、莉子が同じ方向に視線を向けると――。







    ∩_∩     人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
   / \ /\   < すごい縄張り意識を感じる。今までにない領域侵犯を。        >
  |  (゚)=(゚) |   < 邪魔・・・なんだろう座り込んでいる確実に、着実に、俺の所に。    >
  |  ●_●  |   < 中途半端はやめよう、とにかく最後まで追い出そうじゃん。       >
 /        ヽ  < 広場の向こうには沢山の仲間がいる。決して一人じゃない。      >
 | 〃 ------ ヾ | < 信じよう。そしてこいつらを追い出そう。                   >
 \__二__ノ  < 隠し通路や他の部屋はあるだろうけど、絶対に流されるなよ。    >
              YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY


莉子「あ」

やえ「あ」

尭深「あー……」

153 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 00:36:30.43 ID:EWuL5kIm0
もしかしたらもう寝ちゃうかもしれないけど書き溜めも切れたし、とりあえずここで一旦休憩しますー
再開は次のhageポイントを書き終わってからです やった事のある人は三階四階でのhageポイントを思い出して予想してみてね!
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 00:45:09.13 ID:3IoExQAvo
三階四階ってそんなにhageポイントあったっけ……強いて上げるならキノコか強化カミツキ魚かな
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 00:49:20.81 ID:og9S7HHIO
最初やった時と同じことしててワロタ

まあ糸あったから助かったけどな
156 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 01:50:24.69 ID:EWuL5kIm0
あかんクッソ眠いので寝ます 続きはまた明日ぐらいに

後誰か私の代わりにナマズ君ことナルメルのaaを考えてくれる方募集してます 流石にナマズのaaまんまじゃ(こっちが)飽きちゃうぜ…
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/18(日) 02:05:58.95 ID:5hSWdLWHo
おやす〜
(ポケモンのマッギョじゃ)いかんのか?
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 02:07:13.10 ID:3IoExQAvo
ナマズンでもいいのよ
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) [sage]:2012/11/18(日) 06:46:56.90 ID:yer6kqCYo
あるのか知らんけど東方のオオナマズ様とか?
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 13:11:11.82 ID:2jwgxGrO0
世界樹かぁ…
3は何処ぞの一騎当千のせいで海賊涙目だったなぁ。
4はサブに困ったらとりあえずモノノフ入れとけば何とかなるって感じだったし
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 13:16:08.66 ID:2vwY6pFDo
その一騎もパイレーツがいないと魅力8割減やで。
サブとしてだけどもさ。
162 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:08:06.84 ID:EWuL5kIm0
>>157-159 意見ありがとヤデー 威厳とネタを両立させるなら矢張りオオナマズ様かな……

>>160-161 パ、パイレーツは早熟だからいいんだよ……チェイス涙目とかそんな事いうなよ!


という訳で再開しますー
163 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:08:37.38 ID:EWuL5kIm0


まさかの二匹目のカバがいた広場から何とか逃げ、今度こそ本当に一息つく一同。


やえ「もう、今日は帰るか……」ボソッ

莉子「そう、ですね……」ボソッ

尭深「(どうやら本当に疲れ切ってるみたいですね……)」


疲れ切った顔で腰を下ろす二人を見ながら、ポーチから静かにアリアドネの糸(前述した通り穴ぬけのひもみたいなヤツ)を取り出す尭深。

――しかし、その動きは突然響いた声によって止まる事となった。


?「素晴らしい……お嬢様ばかりだと思いましたが、予想以上にやるものですね……」

やえ「!? 誰だ!?」ガバッ

莉子「男の人の声……って、もしかして……」

?「はじめまして、こんにちは」ユラァ


――男は、気づけばそこにいた。

黒い執事服を纏った美形の男性。迷宮にいるのにも係わらず埃一つついていないその姿は、とても冒険者には見えなかった。


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.       {! ./:::::::::::::ハ:|`i二ト,_!:|::::::::! .|::::::i::|_,,ィ_、::V!::::::::::::|
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        !:ハ::::::::::ヽ!       >;:、(         i /:::/リ
          {:i !:::::;:::::::::i         ´i! `        !イ:::/
        !:| i::::|i:::i::::::、              /:/};/
           !:i i::i-!::|'i:::!::\  ー--___--‐'   ,イノヽー-..、_
     _,...-:‐::::{!:::、{:ハ:|::V:::|i |\   ´ `   ,.イ i!:.:.:.:ヽ::.:.:.:.`:ー:-.、_
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164 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:13:53.78 ID:EWuL5kIm0


莉子「あ、あなたはもしかして……ハギヨシ、さん? ですか?」

?「おや、何故私の名前を……ああ、須賀君に聞いたんですか……」

?「それでは改めまして自己紹介を……私の名前はハギヨシ、と申します。職業はシノビをやっております」


ハギヨシ:レベル?? シノビ


やえ「まるで冒険者には見えないが……宜しく」

莉子「あのっ、何か須賀君が凄い探してましたよ? 足取りもふらふらしてたし、大丈夫なんですか?」

ハギヨシ「ええ、ああ見えて彼は中々逞しい子ですから……彼の父のように」ボソリ

尭深「父?」

ハギヨシ「……いえ、何でもありません。それよりも、少し頼まれごとをされてはくれませんか? もし私よりも先に迷宮から戻る事があれば、宿にいる彼に『もう少ししたら戻る』、と伝えてほしいのですが……」

やえ「別にそれは構わないが……何故そんなに道を急ぐ。聞くところによると二人組のパーティーらしいが、自分の仲間を放ってでも先に進みたいのか?」

莉子「そ、それにさっきの言い方だと私達があのカバからどう逃げてたかを観察してたみたいですし……な、何でそんな事をするんですか……?(実力は私達よりも数倍上みたいなのに……)」

尭深「それに、それに……あー、二人がたくさん言い過ぎて私の分が無くなりました、ハイ」


莉子達の質問攻めを微笑み一つで軽く受け流し、ハギヨシは「それでは」と言い残してその場から素早く立ち去った。


やえ「あっ、待て!」

莉子「追いかけた方がいいですよね……でももう体力が……」

尭深「仕方ありません、少しだけなら武器を持ちますよ」

やえ「ほぉ、中々優しい事言ってくれるじゃないか」

尭深「莉子ちゃんの」

やえ「こっ、この農民がー!」

165 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:14:22.98 ID:EWuL5kIm0


 世界樹の迷宮4F 『汚泥より突きつけられし試練の刃』


尭深「本当なら四階到達を祝ってる所なんですけどね……」

やえ「そんな場合じゃないし、そんな元気もないという事だな……まぁハギヨシ氏の目的が迷宮探索なら、確実にこの階に来ているだろう……」

莉子「で、です、よ、ねぇ……」ヨロヨロ


追いかけようとしてへろへろの体に鞭打った一同だったが――しかし、その童貞、じゃなかった道程は一人の女性によって阻まれる事になる。


新免「はい、ちょっとストーップ。一階で会った人達だよね。まずは四階到達おめでとうございます、と言っておくよ」


剣を二本腰に据えた元老院お抱えのショーグン。

新免 那岐が莉子達の目の前に立ち塞がったのだ。


莉子「ぁ、ど、どうも……」グッタリ

尭深「大丈夫? 莉子ちゃん」

莉子「だ、大丈夫、です……」ゲホゲホ

やえ「新免……と言ったな確か。何故私達の道を阻む? 迷宮での冒険者の探索の自由は、ある程度保障されていると思うのだが……」

新免「『ある程度』、ね。熊倉さんから聞かなかった? 四階に到達した冒険者達には、元老院からとあるミッションが与えられるの。それを受領してもらわないと、この先には進めないわ」

莉子「よ、よかった、休める……(そうだったんですか……)」

尭深「逆になってる逆に」

やえ「成程、そういう事か……ところで、この辺りに黒い服を着た若いシノビの男を見なかったか? 多分こっちに来ていると思うのだが」

新免「? 多分、今日は交代の衛兵しか来てないと思うけど……私もここにずっと立ってて暇だったかそこら辺をうろうろはしてたけど、この先に続く道はここしかないし……」


そう言いながら新免は刀の鞘でトントン、と地面を叩いた。

確かに階段を上ってからすぐのここから見る限り、莉子達が立っている道以外には獣道すらも存在しないように思われた。


新免「まぁそっちの事情はともかく、こっちにも仕事があるのよ。従ってくれると助かるな」

やえ「ふむ……そう言われると……」チラッ

莉子「…………?」カオマッサオ

やえ「……それもそうだな。一度帰るか。尭深、糸を頼む」

尭深「はいさー」


【尭深は アリアドネの糸を使った!】

166 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:16:22.98 ID:EWuL5kIm0


ロード元老院 -Road Senatus-


迷宮から帰還した彼女達は、まず元老院のボスことトシの話を聞くことにした。


トシ「実はね、四階までの第一回想を抜けたその先には海底に広がる迷宮があるの」

莉子「海底に広がる迷宮……」

トシ「そこで見つけ出してほしい物があるんだが……その階層に挑むには、中途半端な実力じゃ駄目なんだ。死に行くのと一緒だからね」

やえ「そ、そんなに厳しいのか」

トシ「勿論! だからこそ冒険者達にこの試練を課すのさ……【魔魚ナルメルの討伐】をね」

尭深「ナルメル?」

トシ「そう、私達が四階の主と呼ぶオオナマズ、魔魚ナルメル……これを退治すればあなた達は二階層に行けて、晴れて腕利きの冒険者となるんだよ。このミッション、受けるかい?」

やえ「成程……話は分かった、勿論受けさせてもらう。期待には応えさせてもらうさ」





アーマンの宿 -Aman's Inn-


快くミッション受託の返事を返した莉子達は、一先ず宿へと向かう事にした。

――と、そこで。


京太郎「あれ」

莉子「あっ」

やえ「おや」


彼女は、迷宮で別れた金髪のゾディアックと再び顔を合わせる事になった。

167 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:17:02.60 ID:EWuL5kIm0


京太郎「どうもどうも、数時間ぶりです。無事でなによりですよ」ヘラヘラ

莉子「そ、それはどうも(良い人だけど、何だか凄い慣れ慣れしい……)」

京太郎「ところで催促するみたいで悪いんだけども……ハギヨシさんは見ませんでしたかね?」

尭深「あの人なら三階で見かけましたよ、すぐにどこかへ消えましたが」


まるでマジックのように消えた執事服の男を思い出しながら尭深がそう言うと、京太郎はがっくりと肩を落としながらため息をついた。


京太郎「あー、やっぱそうですか……まぁ、すぐに戻るようだしいいか……わざわざ協力してくれて、どうも」

やえ「礼よりも、何故あんなにあの男が上の階に執心してるかの方がよっぽど聞きたいのだが……」

京太郎「ああ、確かに不思議ですよね。凄い急ピッチで行くもんだから、追いつけないんですよ」

莉子「そ、それに実力があるのに私達を追けてたみたいだし……」

京太郎「へぇ、そんな事まで……いやはや、不思議だなぁ」ヘラヘラ


莉子「…………」

やえ「…………」

尭深「…………」


京太郎「あれ、どうかしたんですか?」


きょとんとした顔でこちらを見つめる彼が、全く質問に答える事が出来ない事に気づき彼女達は沈黙した。

少なくとも目の前にいる青年に何を聞いても無駄だと悟ったのである。


京太郎「まぁ、兎にも角にもありがとうございました。またお世話になる時があればよろしくー」

莉子「……ど、どうも……」


そう言いながら、京太郎はふらふらと自室だと思われる道に向かって歩いて行った。


尭深「結局、何一つとして疑問の答えは出ませんでしたね……」

やえ「いつか答えが分かる日は来るのか……」

莉子「と、というかそもそもまた会う日は来るのでしょうか……」

168 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:18:51.45 ID:EWuL5kIm0






【セーブしますか?】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをセーブしています……セーブに成功しました】





169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 23:20:04.28 ID:Oem8HTVyo
セーブしたから安心して全滅できるな
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 23:20:31.43 ID:3IoExQAvo
さあhageタイムだ
171 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:21:04.66 ID:EWuL5kIm0


 世界樹の迷宮4F 『汚泥より突きつけられし試練の刃』


次の日。


新免「やっぱりミッション受託したみたいだね、先へどうぞー」ニコニコ

莉子「どっ、どうも!」


昨日と同じ場所に立っていたショーグンの少女は、莉子達の姿を認めるとあっさりと道を譲った。


新免「魔魚ナルメルってのは、古き言葉で『荒れ狂うナマズ』を意味するんだって」

やえ「ふふ、私達の前に立ちはだかる最初の障害が、よもやナマズとはな……」

新免「いやいや、今はそうやって鼻で笑うけど、実物はすっごいんだからね。もう、もう……すっごいヤツなんだから!」ビシッ

尭深「他の表現はないんですか……」ズズズ

新免「ははは、まぁ本当に凄いから覚悟はしといた方がいーよー? ……それじゃ、頑張ってね! 特にそこのプリンセスさん!」ポンポン

莉子「はっ、はい!」ガクガク


名指しで呼ばれ緊張でがくがくと頭部を揺する莉子に、新免は笑顔を見せた。


新免「そんな緊張しなくても、ナルメルまでは結構距離があるんだから……とにかく、頑張ってね。個人的には応援してるんだから」

やえ「勿論、勝つさ……勝って必ず次の迷宮に行かねばな」

新免「その言葉が現実になるのを期待してるよ。じゃ、また会う事があったら――」


彼女はそう言い残して、樹海へと消えた。

莉子達はその姿を見送りながら、ぐっと決意を固めた。


莉子「がっ、頑張りましょうね!」

尭深「今までの私達なら負けませんよ、きっと」

やえ「ふっふっふっ……無論、我らに負けはない! ニワカは相手にならんよ!」ダッ


そう言うと彼女達は頷きあい、扉を勢いよく開いた――。


【BGM:Square Panic Serenade】


チャンチャンチャン、チャンチャンチャン、チャンチャンチャン♪

チャンチャンチャン、チャンチャンチャン、チャンチャンチャーンチャカチャカチャーン、チャラチャーン♪

172 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:23:16.61 ID:EWuL5kIm0


ちょーてんまであとーひといきっ



      __...___,.、        __...___,.、    
    vv.o::;ヽ:::::ヽ`、     vv.o::;ヽ:::::ヽ`、   
    M〉_..ノ /フ':;`〈     M〉_..ノ /フ':;`〈  
      ̄"' -、 ャ ':;;:|      ̄"' -、 ャ ':;;:|   
         `_>、/         `_>、/   
         ` i./          ` i./    

【かみつき魚 があらわれた!】



              _ _ _ _,,,,,,,_ _       ,,;;彡ヽ
          ,,,r;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,.ノ彡.彡彡ヽ
        ,,r'";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: 彡彡ゝ
      /    .::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;:;:.ヾr _,,,,_.   ,,,,:;-;;;;;;フ
    /     ヽ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....ヽミノ  r彡 彡r'´
   /    丶   ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ_.._.;;彡三/
   v\゚    ヽ  ヽ: : : : : : : : : : : : : : : ≡彡彡r
   . vヽ(○)  )   )                  _..≡ミ ミ ゝ,
  ∧M i    丿  丿                ,,ノ  ヽミ ミ ヽ
  丶..    ノ   ノ                ,,ノミシ.    ヽ,ミ ミヽ
    ヽ ,,,,,,,___.......  ミミミミ≫         ,,ノ.ミ.シ        ゙゙゙゙゙̄
        ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙--;;;;;;;;;;    ;;;;;;---イミミシ
                  ̄ ̄ ̄

【イビルフィッシュ があらわれた!】



あがりーちおーらいっ、さーきほーこーれーっ

173 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:26:12.92 ID:EWuL5kIm0


ひがしからーにしまでー

きたーからみなみまでー



扉を開けてから数歩、目の前に現れたのは魚が三匹だった。

それも、小さい方二匹はかつて迷宮初心者だった莉子一人でも突破できた程の弱さである。


かみつき魚A「ギャオー」

やえ「ふっ、ここで現れるとは……相手にならないかもしれないぞ?」

尭深「でも油断は禁物ですよ、アムリタ(所謂魔力回復の薬)はあるしここは油断せずに行きましょう……莉子ちゃん、あれを」

莉子「はっ、はい! えーっと……」


莉子「せんぱーい、頑張ってくださーい!」


【リコ の攻撃の号令!】


やえ「ふふふ、任された!」


【やえ の攻撃力があがった!】


莉子の声掛けにより闘志をいっそう滾らせたやえは、槍を片手に魚たちの群れに突進していく。


やえ「弱いヤツをいくら倒してもラチが空かない……ここは大きい方から叩く!」

イビルフィッシュ「ギャオ!?」


【イビルフィッシュ にダメージ!】


槍の一撃で傷ついたものの、巨大な魚に倒れる様子はない。

やえは敵地に突っ込んだ所為か、三匹に一斉に囲まれた。


莉子「小走先輩、大丈夫ですか!?」

やえ「ふふふ、大丈夫だ。見ての通り三匹の内二匹は雑魚! 大きいのさえ倒せば……」

かみつき魚A「…………」


雑魚と揶揄されたかみつき魚はやえの事をしばらく睨み付けていたが、やがて突然――。

174 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:28:47.08 ID:EWuL5kIm0


           _, -‐‐-、ノ
          /三,リレーミミ、      /ヽ
         /三/   | .}i`    冫 /
         /三.| L二二コ    /  ヽー、,
     __/三=.| _, -‐‐、 l    /    ,rヽ
     `フ三三三;l、| {⌒`} |、 /"゙'‐、  /`,i'´
  _ __ /三ー/;;;;;;;ヽ_"T"/'il_/'"゙' 、  ヽ /
/   ⌒ヽ_"\;;;;;;;;;ー ∠゙´  ,,,;;; \/"`'、
;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;    ̄`''/    ,,;;;   ;;;/,_-‐/;ヽ
''''''';;;;;;;''   ''''';;;;;;;/    ,,;;;    ;;;/へ/  ;;;i
  ;;;;ー、  ,,;;; ;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,;;    ;;;/i:::::::::l|   ;;;l
、;;;;(   `ー ー‐--ー'     ;;/, ll:::::::::::|;;;;;; ヘ
\_‐、;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;,,,,   ;;/,;};;;;;ll::::::::/ ̄ >ヘ
  ヽ:::::::` ' ー;;;;_;;;;;;;;;;;ノー ̄|| ;;|;;; |l:::::::ヽ-‐`  ヘ
   tー'´::::::::::::::::::""゙´::::::::::リ_;i|;__ノノ::::::::|;;;;    i
    t::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|l ;;i;; ||:::::::/;;;;;;;;;;;,,,, _'、
     t::::::::::::::::::::::_--、:::::::::|l   ;|; ||:::::/\ー‐ '"゙ ヽ,
      t:::::::::::::::::{  ヘ::::::::||  ;;|; ||::::iー-ヘ   _ ,-‐‐i
       ヽ:::::::::::ヽー- !:::::||-‐十-||::::/ 〈ー‐'"゙´;;;;;  |
        i::::::::::::::::::::::::::::::|l  ;;|;, |L_l  ヘ;;;;,, ;;;;;  }
        { _____, ,,リ-‐十"´'i"i   ヘ;;;;;,, ;;;  /
        } ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   |   |    ',;;;;;;;;;  l


かみつき魚A「マグネットパワー、プラァアァァス!!」


【かみつき魚A は身構えた!】


やえ「えっ?」

尭深「ん?」

莉子「あれ?」


はしりーぬけるしほーはっぽー

ぜんしーんぜんれーいっ

175 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:30:11.56 ID:EWuL5kIm0


                    .. .-──-. .、                ___
                   <l: : : : : : : : : : ヽ.               /: : :ヽ   `ヽ
                    |: : : : :∠ニニ:llニヽ               //::/: /: :.\    \
                    |: : : //ニニニ::||ニニ',          从:.{:.:/:.:.:::_:\    \
                    |: : :.{ {t==ィ::::||:=::::ll            \`込_:_:.:.つ.: : \   .メ
                         リ: : : | |二二:::||二::ll            `ヽ: : : : : : : : : : \ イ人
                    ハ: : :.{ |二二:::||二::ll                  `ヽz: :.彡'⌒ト、   ',
                    ノ.:: : : :.込::::::::::::リ:::::人_____     __       ヽミ: : : : :.l i
           . .-─- ィ:.〃: i|: : : : : : : >_彡'': :.Y:./ 〉ーイ: : : : : : :`ヽ      }: : : : :.} }  ‘,
          /: :}\: : : : ://: : :l|: : : : : : : : : : :7: : : : : / /: ´: : : : : : : : : : : : :>-─- |: : : : :.| |   ‘,
            /: : j   \彡': :ヾ :.li : : : : : : : : /: : : : :./ /:{: : : : : : : : : : >ー-ミ: : : : :.:|: : : : : | |     l
         ': :.:.ノ    }ヽ: : : :\::::::::........./: :>: :.:./ /: 弋: : : : : : /. . . . . . . . ヽミ:j: : : : : :| |    │
        j|:/     弋 \: : : :ゝイ: :>──────‐ァ : : : :/ミ、. . . . . . . . . . ./: : : : : :.| |    |
      /:./           `7 ¨¨¨´           /∧:r': : :ヽニニニ=---: . : :イ: : : : : : :.| |
     /.:.:.:/          /              / .イ: : ヽ: : : : : :ー=ニニ三三リ: : : : : : :.:| |    ./
     .{.:.:..イ            /               |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.| | _ノ/
     Y: :.|、         /                  |: : : : :\ : : : : : : : : : : : :>:、:_: : : : |   イ
.     |: : 込__         /                 ハ: : : : : : ヾミ: : : : : : : : :ニ=一' ´ ̄ ̄´
.     人:,代三三二ニ=イ|:..               ..:.イ込: : : : : : : : : : :7¨¨
     /: : /  `¨ミ辷彡''込::....            ..::::ニニニニヽ: : : : : : :./
.   /.: :/          ヾミ三ニ=ー────チ三三三三 } : : : : 乂
   '.: :/            `¨''ミ三三三三三三三三三彡イ: : : Y


かみつき魚B「マグネットパワー、マイナァァァス!!」


【かみつき魚B は身構えた!】


やえ「ちょ、おま」

尭深「これは……まさかっ!」

莉子「こ、小走先輩ぁぁぁい!!」


にぎるもーすてるもっどきどきせんたーくー

せんちめんたるでーどーやっとっまたさわごーよぉー

176 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:31:45.62 ID:EWuL5kIm0


イビルフィッシュ「…………」


【イビルフィッシュ の――】


イビルフィッシュ「クロース・ボンバーァァァーッ!!」


                          /
                             /
     \                  /
       \
        \   \,,人.∧,,人.∧,,人.∧,,人.∧/
            ≪  ギャアアアアアアアアアー  ≫
            /"Y'‘W"Y'‘W"Y'‘W"Y'‘W\
                 ` 、  ’  '  ドッガーーーン
              /⌒ヽ  、 ∴' ’:・
       ⊂二二二( ^ω^)二('A`)⊃   /⌒\
            | +  /⊂二二二二⌒ヽ^   )二⊃
                 ’'  ハ ゞ ヽ   − |
                 ブブーーーーーン
             /             \
             /                    \
             /


【イビルフィッシュ の凶魚の宴!】


やえ「う、うわぁぁぁぁぁ!!」


【やえ は死んでしまった!】


それは、一瞬の出来事だった。

実力的にも完全に見劣りするはずの言葉通りの『雑魚』に、連携が一つ付くだけで命をも奪う強力な技となる。

その事実に、残された二人は驚愕するしかなかった――。


尭深「う、嘘……」

莉子「こ、こんな事って……」カタカタカタ


かみつき魚A「イチバーン!」スイスイ

かみつき魚B「フジヤマ・パワー!」スイスイ

イビルフィッシュ「ギャオー」


魚の群れを虚ろに見上げる彼女達には、最早抵抗する力は残されてはいない。

後は唯、喰い散らかされるのみであった――。



【莉子 は死んでしまった!】

【尭深 は死んでしまった!】



こっちでも(はいっ)あっちでも(はいっ)ぐーぜんでも、こううんでもーっ……
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]:2012/11/18(日) 23:32:32.05 ID:VGJ1H+FJo
ゲーッ
178 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:32:32.68 ID:EWuL5kIm0


G a m e O v e r


【今回のhageポイント】


                          /
                             /
     \                  /
       \
        \   \,,人.∧,,人.∧,,人.∧,,人.∧/
            ≪  ギャアアアアアアアアアー  ≫
            /"Y'‘W"Y'‘W"Y'‘W"Y'‘W\
                 ` 、  ’  '  ドッガーーーン
              /⌒ヽ  、 ∴' ’:・
       ⊂二二二( ^ω^)二('A`)⊃   /⌒\
            | +  /⊂二二二二⌒ヽ^   )二⊃
                 ’'  ハ ゞ ヽ   − |
                 ブブーーーーーン
             /             \
             /                    \
             /


【イビルフィッシュとかみつき魚の皆さん】


・突然現れて、突然の連携攻撃。パーティにもよるが、結構hageる 今回は特にファランクスがいないため特に恰好の餌食

・何より「身構える」の説明が何も無いのが辛い しかもイビルフィッシュはかみつき魚を呼び寄せる事が出来る為、長期戦も難しい

・実は凶魚の宴発動には三体必要なのだが、今回はどうしてもクロスボンバーをやりたかったのでしました。反省はしていない

179 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/18(日) 23:33:06.11 ID:EWuL5kIm0
ここで今日は終了です 明日……というか今週は少し忙しいので更新の量少な目になるかもです、すみません

ところで最近(というか大体いつも)色々他の咲スレを見てるのですが、やっぱり地の文はスマブラ(現奇怪綺譚)の人が、キャラの掛け合いはぐう畜四天王の一角こと借金の人が凄い上手いですね。私も見習いたいものです

という訳でお疲れさまでした
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/18(日) 23:35:24.55 ID:8I5u5uXy0

雑魚でも油断ならない辺りがやはりアトラスゲーなんだなということを思い出させてくれる
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 23:36:12.35 ID:Oem8HTVyo

三人じゃもうこれ以上は無理な気がしてきた
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 00:28:03.83 ID:6qy8UkkIO
人数もそうだしアタッカーがいないしなぁ・・・
尭深さんは聞きかじりでお留守番で(震え声)
それか安全歩行を覚えよう(提案)

183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/19(月) 17:13:44.76 ID:NO+DVp0ao
5人いればなんとかなるんだけどなあ
184 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/20(火) 00:08:50.89 ID:oYrHPRhp0
>>180 せやで 個人的にはDSの中ではトップ3に入ると思っとるから(他はすばせかと思い出補正だらけのメダロット)、もし興味が湧いたら買ったってね
>>181 >>183 実際このパーティで行くとしたら相当レベル上げないと無理でしょう、只先に言っとくと今後どのような選択をしようと【三人だけでナルメルに勝つことはない】です 挑むことはあっても
>>182 パーティの中では置物、ファーマーの宿命ってやつですね ゆ、唯一の活躍面である三層があるから(震え声)


という訳で再開ですー 前述したとおり今週は短めでお送り致します
185 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/20(火) 00:09:20.15 ID:oYrHPRhp0





【データをロードしますか?】
【中断データは削除されます】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをロードしています】

【ロードに成功しました】




186 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/20(火) 00:11:02.71 ID:oYrHPRhp0


次の日。


 世界樹の迷宮4F 『汚泥より突きつけられし試練の刃』




 _人人人人人人人人人人人_
 >  シンゴー!シンゴー!!<
  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
     \|\| |/|/
    「\   | |  /7!
    ヾ >‐┴┴<.//'
     Y ●  ●\/⌒)
   /⌒)       |  |
  /  /  \   /  /
. (  ヽ   \●' /
  \       /
   /       /
  |    _つ  /
  |  /UU\ \
  | /     )  /
  U     (  \
         \__)


やえ「フン……大鳥招来!!」

鳥「ケーン」ガシッ

角鹿「!?」


やえの一言と共に、天から現れし大鳥が鹿の口目がけて飛んできた。

鹿は口を開けて雄叫びを放とうとしたが、やえの手によって召喚された鳥のお陰で口を開くことすらままならない。


【狂乱の角鹿 の頭を封じた!】


やえ「今だ! このシカは雷に弱い! 弱点を上手くつけ!」

莉子「はっ、はい!」ズバァッ!

角鹿「シカーッ!」


【莉子 の攻撃!】

【狂乱の角鹿 にダメージ!】


尭深「あー、道具って便利だなー」ビリビリビリ!

角鹿「シンゴーッ!」


【尭深 の雷術の起動符!】

【狂乱の角鹿 にダメージ!】


……

…………


【狂乱の角鹿 を倒した!】

187 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/20(火) 00:13:54.79 ID:oYrHPRhp0


   ∧             /i,  /|
  ヽ Y   ∧     ,.   | ,'//
   'i |   i !    / |  i ' /
    i i ∧/ /   / i  /  /
.    'i ',ヽ ' /   〈  i / /
    | ' j |    ヽ. V /
    ヽ、 i !     〉 ./
      ヽ,,; |    //
      i:〉 ´''''''''゙'r ´`>
.      i´ : :,.,.,. :. ヘ/
      !: : :,'r‐ァ : : ヽ
     /: : ,',. `´: : : : : ゝ、
    ;;;;;;; : : : : : ,.;;; : : : : `‐ .,
    ヽ,_ : :_, 1:;:;'' : : : : : : : :ヽ.、
          i': : : : : : : : : : : : : ;`‐- .,
.         |: : : : : : : : : : : : : : ,',',:',:',:ヽ、
.         | : : : : : : : : : : : ,;',;',;',;',;': :, '::.ヽ
         i: : : : : : : : : : ,; ; : ; : ;: ; : : : ; :

        名前 マタチデジカ
        学名 Johnny's Smap Cervus
        英名 Cervus of Kusanagi
        分類 偶蹄目(ウシ目)シカ科裸属
        分布 総務省



【FOE:狂乱の角鹿】


・四階に出てくるFOE……つまり蜥蜴さんや河馬さんと同じ「フィールドボス」扱いの敵

・……なのだが、何故か異様に弱い 一応全体を混乱させる技こと雄叫びを持っているのだが、一人が混乱していれば攻撃してくれるという体たらく さらに今回は頭を封じられてそもそも雄叫びを出せないという始末

・一応前作では突っ込んだ初心者パーティを全滅させまくるナイスシカだったのに……どうしてこうなった

188 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/20(火) 00:14:53.88 ID:oYrHPRhp0


――とはいえ、やはりシカは三人しかいない莉子達にとっては強敵であった。


少し疲れた様子だったものの、戻っていても仕方ない。彼女達は先を進むことにした。


やえ「矢張り、五人パーティでなければ探索もおぼつかん、か……」ボソリ

莉子「え!? そ、そうですか……?(これ以上人が増えて、皆の足引っ張っちゃうのはやだな……)」


やえがぼそりと呟いたその一言に、尭深も同調する。


尭深「確かに、ゾディアックかバリスタみたいな属性攻撃役が欲しいですね……」

莉子「へぇ、バリスタも属性攻撃が出来たんですか……」


莉子の頭の中に、巨大な銃器を持って走り回る戦士の姿が思い浮かぶ。

あんな重そうな飛び道具を持って戦うバリスタは、自分には絶対なれない職業だろう。

莉子がそう思っていと、尭深がうん、と頷いた。


尭深「詳しい仕組みは知らないけど、弾を入れ替える事で別の属性での攻撃が出来るみたい」

やえ「……まぁ、そうは言っても属性攻撃と言えばゾディアックだろうな。一体星からどんな力を得てあんな炎や氷やらを出せてるかは皆目見当もつかないが……」

?「呼びましたー?」

やえ「!?」

189 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/20(火) 00:15:58.01 ID:oYrHPRhp0


疲労を感じながら行軍を続ける彼女達は、小道の先、小川にかかった橋の袂に二つの人影を発見する。


京太郎「どーもどーも、また会いましたね」ヘラヘラ

ハギヨシ「こんにちは、皆さん方」

莉子「あっ、須賀君にハギヨシさん……」

尭深「あれから、合流出来てたんですね」

やえ「どうやらそうみたいだな……君達もナルメル退治に行くのか?」

ハギヨシ「御明察ですね! その通りです……ところで、それについて提案があるのですが」ニヤリ

莉子「?」

ハギヨシ「あの魔魚退治……我々と協力する気はありませんか?」

やえ「……ふむ」


小道に生えている木に腰掛けながら、京太郎がハギヨシの言葉を継いだ。


京太郎「実は俺達、さっきナルメルの所まで行ったんですよ……それで行動のパターンとか地形の特徴とかの情報は調べたんですが、肝心の実戦をやる気になれなくて。ホラ、こっちはシノビとゾディアックですから」

莉子「な、成程……」

京太郎「だから、一時的にパーティを組みませんか? って事なんですけど……」


おおよそ、目の前の男達も自分達と同じ種類のパーティの欠陥を抱えているのだろう。

自分達には属性攻撃手が。

ムツロミにはそれ以外――素早い事が取り柄のシノビではまかなえない欠点全て――が。

それぞれ足りない点を合わせれば勝てる、と言っているのだろう。


やえ「……何故、そんな事を提案する。そんなに第二階層に、深海の迷宮に行きたいのか?」

ハギヨシ「……ええ。とっても」


ハギヨシはやえにそう質問され――一瞬だけ顔を曇らせた後、いつもの何を考えているかわからない表情でそう答えた。


京太郎「わっかんない人ですよねこの人も……まぁ、こっちも勝てる道を探してるって訳です。この提案受けてくれませんかね?」

やえ「ふむ……」

尭深「うーん……」

莉子「……(何か、嫌な予感がするような、しないような……)」


三人は少し考えた後、静かに答えを出した――。


1:少なくとも、自分達には悪い話ではない。彼女達はその提案に乗る事にした。

2:……目の前の男たちからは自分達を圧倒する死相が浮かんでいる。その提案には乗らない事にした。

3:……一緒に行動するのは嫌な予感がしまくるが、情報だけは貰った方がいいだろう。そう伝える事にした。


内訳は【京ハギがその後一切登場しない選択肢】、【京太郎が本格的にパーティの仲間になる選択肢】、【京太郎が番外編(死亡ではないよ)のメインキャラになる選択肢】です。また、前述した通り【どの選択肢を選んでも三人でナルメルに勝つことはありません】。つまりハギ京の提案を蹴っても四人目安価をしたりしなかったり……


>>191


190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 00:19:04.55 ID:y6gAxKfDO
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]:2012/11/20(火) 00:19:12.49 ID:INQANLgPo
192 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/20(火) 00:28:14.46 ID:oYrHPRhp0
3了解です どの選択肢がどれかはこの時点で分かっちゃうのかな……

とりあえずお疲れ様でした 今週来週と毎日こんな短さ(週末はもうちょっとマシ)なのですが、【一日ドカンと投稿して休みの日作る】のと【一日ずつちょびちょびやる】のとどっちが読んでる方はいいのですかね? もしご意見あったらよろしくお願いしますー
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 00:32:25.67 ID:9I3ehfvPo
乙ー

投下量は>>1の楽なようでいいんじゃないかな
ドカンでもちょびちょびでもどちらも面白さは変わらんだろうし
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/20(火) 00:34:01.64 ID:0LtNez760


世界樹は興味あるけどこの間サモナイ買ったから金ないんだよな…
投稿に関しては1回で多く投下してほしい派だけど負担になりそうなら今まで通りでも問題ないでー
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 00:39:09.53 ID:y6gAxKfDO
おつー
少しずつでも毎日やってくれたほうが個人的にはうれしいかな、安価とって終わりも切りが良いし
まあ>>1のやりやすいほうでいいけども
196 : ◆g1RagFcnhw [sage]:2012/11/21(水) 00:40:57.05 ID:sII9O70z0
>>194 1なら安いから買おう、な!

意見ありがとうございます とりあえず今日は眠いから休むとして、明日から(自分のモチベが下がりそうなので)チョビチョビ更新させて頂きますー それではまた明日
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 20:34:11.10 ID:BJlPhabIO
3・・・
京ちゃんは番外編のメインキャラになるのかな?

ムロツミの内容はもう忘れちゃったよ
選択肢でどっちが死ぬのかは覚えてるけど
198 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:14:51.71 ID:sII9O70z0
>>197 確かどっちが死ぬのかって、何かを教えるか教えないかで変わるんでしたよね
因みに>>1はフロなんとかさんのお陰で「あ、コイツラ絶対死ぬわ」と思ってた方の人 トラウマにならなくてホントよかったです(コナミ)

それではやります、今日は四人目安価しますぞー
199 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:16:47.27 ID:sII9O70z0


――しばらく考えた後、莉子は静かに口を開いた。


莉子「……あの、ハギヨシさん達は第二層に行くのが目的なんですよね?」

京太郎「そう、みたい、ですね? ……ですよね、ハギヨシさん」

ハギヨシ「はい、勿論。新天地目指して冒険をする事こそが、冒険者の本意ですから」ニコリ


嘘くさい笑みを顔に張り付けるハギヨシに向かって、莉子は言葉を続ける。


莉子「じゃ、じゃあ私達の協力をしたという事で探索権を元老院に譲るよう言っておきますから……その、情報だけ頂くっていうのはできないんですかね……」オドオド

京太郎「え? なんで?」

莉子「え、えっと、それは、その……」シドロモドロ

莉子「(な、何でって……あえて言うなら『なんとなく』しか理由がないんだけど……)」


提案に対して当然のごとく飛んできた疑問に、しどろもどろになってしまう莉子。

京太郎がそんな彼女に追及の手を伸ばそうとしたのを――意外にも、ハギヨシが止めた。


ハギヨシ「止めましょう、須賀君。彼女達には彼女達の事情という物があるのでしょう」

京太郎「そりゃそうですけど……俺らと組んだ方が早く倒せるのは間違いないですよ、絶対」

やえ「……まぁ、ここはこちらの気持ちを汲んでほしいな。君達にも悪い話ではあるまい」

京太郎「……分かりました。じゃあ情報を教えますから、絶対勝ってきてくださいね」

やえ「勿論!」

ハギヨシ「ついでに回復もしておきましょう、体調は万全に越したことはありませんからね」

莉子「あっ、ありがとうございます!」



尭深「……えっ、ま、まさかこの流れで勝てると思ってるの、皆……」

200 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:21:10.60 ID:sII9O70z0


ナルメルがいると言われる広大な湿地帯に足を踏み入れた瞬間、刺すような強い殺気が莉子達を包みこんだ。


やえ「む……何処からだ?」

尭深「このヌカルミがヤツの巣なんです。あの魔魚ナルメルは、泥を利用して自在に湿地帯を動きまわるのです」

京太郎「ちょっと、それ俺の台詞!」

莉子「た、確かにぐちょぐちょしてますね、地面……」


莉子が地面をじっと見ながらそう言った。

確かに、彼女達が立っている場所は足を重くさせそうなぬかるみを生じている。

一歩歩くだけでも、結構な時間を掛ける事となるだろう。


尭深「まずその動きを封じる必要があり、その為には地形把握が必須です」

京太郎「おい、おい!」


少女は京太郎を無視しながら、湿地とそうでない場所を指差し言葉を続けていく。


尭深「その上で、ヤツをうまく広間の隅へと追い詰めて……、動きを封じた所で背後から襲撃! です!」

京太郎「俺の台詞を取るんじゃねー!! と、とりあえず! まずはこの地形をはっきり理解してください! オーケー!?」

やえ「わ、分かった……」

京太郎「じゃあ俺はもう出ます! ここにいたって台詞取られるしね!」ダッ


そう言いながら立ち去る京太郎を見ながら、彼女達は地図に地形を描く為に筆を手に取った――。

201 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:25:38.68 ID:sII9O70z0


地形把握を終えてからしばらくの後。


                      / ̄ゝ  __
                 -―一'    レ'´   /
              ∠.               /  l` ーt _      l
      , ===== 、 _  __〉              > レj [^i_ _|  -―r┴ 、
   . -‐='〈      Y´                  ̄ ̄ └┘'´   , ヘ _ノ
  ,'     i      ]       * *   杰杰杰         /   |
  ゝ __ノ      { 二二二二二二  ̄|器器器_       /
             └ヘ       *|__  | ]_|ヨ      〉
             〈         * i┘└i / ̄ ̄ ̄
                \              ̄ ̄/
                \__/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


やえ「あれが……」

莉子「ま、魔魚ナルメル……(何だろうあのシルエット?)」

尭深「この位置からなら、背後を取れますね……」

やえ「……よし、行くか!」グッ

莉子「は、はい!」


武器を握りしめ、莉子達はナルメルの懐へと飛び込んだ。





    /´ ̄`! _____
  r┴ァ≠´          `丶 - 、_
 /イ /     ,ィ=、丶        \  `ヽ- 、
イ  /  |    〃 x=、 l |         ヽ   \ \
  -――――-{{ {{イ:;;;}_/____   l    ヽ \
ィ=、-、     ノ`'〜・'´〈        `l丶、   l   ヽ
   } |  _ {{      }}二二二二二、丶   ̄ l丶 _|
、_ノ 了´ ̄ }}       }}         丶二二、丶 _ /
丶-/| ゚r‐ {{        {{ ――-          \/
  /  ゝ   jj       }}  。       ―- 、_| |
  |     {{         }}                 / /



【魔魚ナルメル があらわれた!】

【冒険者達は 先手を取った!】

202 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:26:54.09 ID:sII9O70z0


莉子「……あれ?」

尭深「どうしたの?」

莉子「え、いや、何でもないです(何か思ってたシルエットと違う……)」

やえ「先手を取れるとは、矢張り幸先がいいな……【毒アゲハ招来】!」

毒アゲハ「モルフォンジャネーヨ!」ファサー!


     /ヾ\    i''l         ,r'´ ̄`i
    /`丶、 ヽヽ、 l l     / / ̄ j
     l`''ー--ヽヽ ハ l l   /7/  ∠ -─/
    ト 、    \l::レ'::レ':/   / __.. -‐/
.     ト 、 \   _,l':::::'__〃 / _二 -─/
     L _ヽ_ゝ(Pl::::(P))'ニ二_   /
     ヽ、__. Yj、j,)゙く ─--、 二_フ
       >ー{、j、:::::ハ、ト‐- 、 `ヽ、
      〈 / /ヾj:::::l彡ト 、\ `ヽ/
       ヽ,/  l ニニイ   \\/
      / ,へ lニ二ニj\ゝヘ く
      ヽ/   ヽニノ    \_>


やえの言葉と共にアゲハ蝶がどこからともなく現れ、毒を有した鱗粉を纏った突風を吹かせた。


【毒アゲハ の攻撃!】


【魔魚ナルメル にダメージ!】


やえ「ちっ、矢張り毒は与えられんかったか……莉子、次を頼む!」

莉子「あっ、は、はい! えーっと……せんぱーい、がんばってくださーい!」


【莉子 の攻撃の号令!】

【やえ の攻撃力が上がった!】

【毒アゲハ の攻撃力が上がった!】

【尭深 の攻撃力が上がった!】


莉子の熱心な号令(?)と共に、全員の士気が上がった。


尭深「では役立たずと言われないよう私も頑張ろう……この種をくらえー!」ペチンッ


【尭深 の不思議な種!】


尭深はそう言いながら、ナルメルの足元目がけて種を撒いた。

その種は水分をよく含んだ地面に当たってからしばらくの後――ゆるやかに発芽し、そのツタはナルメルの尻尾に絡みついた。


【ナルメル の足を封じた!】

(※不思議な種はターン終了時に相手の頭、腕、足のいずれかの部分を縛る事ができるぞ! わあ、ファーマーって強いね!)

203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:27:11.37 ID:BJlPhabIO
>>198
あの人は・・・ね?(震え声)

結局あの後クエストでも出て来なかったし
何しにきたんだムロツミは・・・
204 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:28:08.38 ID:sII9O70z0


ツタが絡みついたものの、それでナルメルが怖気づいたりはしない。

むしろ今度は自分の番だと言わんばかりに、その巨大なヒレを莉子目がけてばたばたと振った。


ナルメル「ヤッターアンコウー!」バシャー!


           _,  -――- 、
        .  ´ . -――- 、  \、 , ィ=x           ∠こ!
        / . <二二二二二\  ヽ\l/ l|_           // /
     ./∠二二二二ニ≧ 三三\_ \ゝ' \__     // ̄/7
    //二二二≧ 三三三三三三7\__yf¨l \//_, ┐//
    l |二二二∠三三三三三三三:! !  !  ヒU  く/ / ///
    ヽ\二ニ/三三三三三三三∠| |  |   l |  l T{_/ 7
     ヽ\ニ!三三三三三三<ニノ .ノ /  / /、   〉 ゝ=イ ̄
       \}/7ァー―‐:≦二二//./ //  \{ /  ∧
         | l」>'´ ̄___/∠二 イ 彡   \_,ノl ∧
        / /´ ///_/l ̄\   彡 彡   へ Vヘ ∧
     r‐┬ \_∠ィf_/ 彡\ ノ \  彡__/  /  V/ハ
     \「 ̄ ̄r―\\ 彡 彡ハ.  ヽ 〈    l/\\  ///
         \_ 二丁ヘ] 彡 ヘ ̄ \ノ_}_>'´二二ハ V_/l |
          ̄ ̄   |_}__}/ヘ 〈  \\二二二} /  ll |
               |  l l二ノヘ 〈   \\二//  jl |
               |  | |二 ノヘ. 〉     ̄ ̄    //|


【ナルメル のヒレうち!】


莉子「そのaaはヤッターアンコウじゃなくてジンベエ……きゃっ!!」ベシッ


【莉子 にダメージ!】


やえ「莉子! 大丈夫か!?」

莉子「あ、だ、大丈夫です……耐えられない程ではない、です!」

尭深「無理はしないようにね……?」


【尭深 はメディカを使った!】

【莉子 のダメージが回復した!】


莉子「あ、ありがとうございます……」

尭深「別に大丈夫。先は長いんだから、もっと頑張ってもらわないと……」

やえ「……確かに、今までのとは比べものにならないぐらいしぶとそうだな、コイツは。倒すのに苦労するぞ……」
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:28:10.19 ID:1m1mVNDko
エルダーの頭を縛ってくれたときは神を感じた

なおそれ以外は
206 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:29:24.25 ID:sII9O70z0





     _                    ,,===ヾ
   〃⌒ヾ、                     ((    U
  ヾ=,,  〃             , --‐-、||
      ))        ___/ //  l`==、、    
   , =="     ,. -‐ ´      ` ー-∩ |   ||    
  〃      /              ヽ   ヽ==、、 
 〃       /                  \   ヽl
〃     /                      ヽ /⌒ヾ /⌒ヽ
ヾ、     / ,.rr=-             r=;ァ、 |(  《 V     )
 ||    l  ヽ-' -            ヽ,.--、' | `ー-}}、   ノ
 ||    | 〃 ( (__二二二二___,. -' / / c= l=='', )-<´
 ヽ====ヽ /`ー, _ \ __/ _ _ / ´ ヽ /`ー</--'
 r'´    ヽ{r'//  `ヽ、__ ,. ‐ ´  \ヽ´      `)
 ヽ---―‐ ノ_ノー- ______ -‐ヾ__ヽー---‐´


【魔魚ナルメル】


・第一層、つまり冒険者達の最初の壁。

・別段攻撃や防御が優れている訳では無いが、特筆すべきなのはそのHP。その多さは最初見た時に「あ、これ実は負けイベントなんだろ?」と思う程。

・今までの世界樹シリーズの第一層ボスの中で最も高いHPなのはほぼ間違いない……というかまぁ、この異様なタフネスには訳があるのだがそれはまた後のお話。




207 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:30:57.71 ID:sII9O70z0


……それからも莉子達は攻撃を仕掛けていくが、中々ナルメルの体力は減らず、むしろ顕著になっていくのは彼女達の疲れの方であった。

それでもなお戦い続けるが、ジリ貧となってしまった戦いはやがて明確な形で不利を伝えてくるのであった。


尭深「か、回復薬、切れました……」

莉子「ええっ!?」



毒アゲハ「ヤーラーレーター」


【毒アゲハ は死んでしまった!】


やえ「ぐっ、まずいぞコレは……」

ナルメル「ヤッターアンコー!」

莉子「ま、まだまだ元気みたいですね……」

尭深「……どうします、ここは一旦逃げますか?」ボソリ

やえ「む、むむむ……仕方あるまい! 一時撤退するぞ! 体勢を立て直す!」


そう言いながら彼女達は、隙を見てナルメルから背を向けた。


【莉子達 は逃げ出した!】





                          |
                             ||
                    _,,,||_
                  ,,イ:::::::::::::::::::`ヽ
              , -‐'/:::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
         _  -‐''":::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙、
   _ -─'''"´:::::::::___/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\___
  ∠::::::::::::::::::::<三三ミ/:テフ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::アゥ::V//彡〉
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l/_,,ァ:::::ヽ::::::::::::::::::::::::ィ:::::::、、::::::|==''"
      __,, === " ̄l ̄ー==========-`=:l=== -- ..___
──''"´ ̄       V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/       ̄ ̄`'' ー─
              ヽ、 ,,        _    _ノ
                〃 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ll ̄ ̄
               〃         \
            -=''"           `ー

【しかし まわりこまれてしまった!】


208 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:32:26.99 ID:sII9O70z0


ナルメル「アンコー!」ザバーッ


【ナルメル のヒレうち!】


尭深「あ、マズ……ちょ」ベシッ!


【尭深 は死んでしまった!】


莉子「う、うわぁぁぁ!!」

やえ「こ、こんなのってないよ、酷いよ……」ガクガク


逃げ出すことに成功するどころか、失敗して仲間の一人がヒレに吹き飛ばされてしまった。

ジリ貧――只の圧倒的hageとはまた別種の絶望感を味わい、やえは思わずその場にうずくまってしまった。


やえ「お、終わった……何もかも終わっちゃった……」ブツブツ

莉子「せ、先輩! 尭深さんを抱えてとりあえず逃げましょう!」

やえ「もう無理に決まってるじゃん……やめとこーよ無駄なアガキは……」

莉子「ちょ、ちょっと!! え、えっと……こ、こうなれば!」


莉子は覚悟を固めたように、虚ろになっているやえと三途の川の渡り方を思案している尭深を両肩に担ぎ、唸りながらナルメルからの逃亡を画策した。

自分のような人間が活躍できるかもしれないラストチャンスだ。そう思いながら行ったこの行動は――


【莉子 は逃げ出した!】


……

…………



お前らいつまでゆっくりするつもりだ?
                                  ,. -― 、
                   ___,、_,,.. -:::::‐^:::ー:::::::- ../ 三 三 ヽ
              _,, -::::''´:::::::::::::::::^::::::::::::::^:::::::::::::::::`ヽ、三三.|
             /      >::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: >::::::::::ヽ_三」   /.三ヽ
       ,ィ====ニニ):      >::::::::: >::::::::::::: >:::::::::::::: >::`''::::::-.< 三 三 |
      /    ノ__,./   、 __. |::::::.>::::::: >::::::::::::::::::: >::::::: >::::::: >::::l 三 三 |
    /     (rr=-,     r=;ァ-ヽ:::: >:::::::::::::::::::::::: >::::::::::::: >:::::::::::::::ノ.三 三/
   f非ミi     ヾ  ̄      ̄ " ヽ、:__:::::::::: >:::::::::::::::: >:::::::::::f.彡「`ヾ 三 /
   |从メl    ノ   ,___,     l:::::::ヽ三ヽ::::::: >:::::::::::: >:::/.三 |  `ー''
   ノ|メ从ト、  (    ヽ _ン   ノ::::::::::l 三 |::::::::::::::: >:::::::::ノ 三 /
  /人|メ ! .!   l          /ヽ、::::ノ.三./::::::: >::: >::::::/ー-‐´
  /  ト ノ !   ゝ.        ':::::::::::`ヾミ/:::::: >::::::::::,,ゞ
             ̄ ̄`''' ー'‐‐--‐v‐-二v--vーゝ‐''´ 


【しかし まわりこまれてしまった!】


――当然の如く、失敗した。


209 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:33:56.05 ID:sII9O70z0


莉子「そ、そんな……」ガクガク


既に体力は限界だった。

二度にわたる必死の逃亡の成果も無く莉子は目の前にいる魔魚という名の絶望に対し、先程のやえのようにへたり込むしかなかった。


ナルメル「ヤッター、アンコォォォォー!!」ギロッ

莉子「ぐっ……」ギュッ


せめて最期だけは恐怖から逃れよう――。

そういった思考と共に莉子は、ぎゅっと目を瞑った。

――と、その時。


?「まだ、諦めてはいけませんよ?」

莉子「…………えっ?」


【??? の遁走の術!】




……

…………


【莉子達 は逃げだした!】


210 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:34:31.58 ID:sII9O70z0


アーマンの宿 -Aman's Inn-


尭深「ひ、酷い目にあった……」

やえ「九死に一生、というヤツだな……しかし、まさか本当に逃げ切れるとは思っていなかったぞ。弱気な発言をしてしまってすまないな」

莉子「い、いえいえ」


治療をしたとは言え今だボロボロの尭深とやえがそう言うのを聞きながら、莉子はいつの間にか自分の力でこのパーティが生き延びた事になっているのを内心驚いていた。

あの後、気づけば莉子達は四階階段、新免と話したその場所まで戻って来ていた。ナルメルがいた湿地とは随分距離があったが――しかし、彼女は何が起こったかをおおよそ理解していた。


莉子「(『遁走の術】……シノビが使える逃走用の忍法で、ひとたび使えばどんな場所からでも階段に戻れるって話だけど……私達にそんな事をしてくれるシノビの人って、あの人しかいないよね……)」


黒い服の男の姿を思い出しながら、彼女は自分の髪の毛に何回か手を滑らせた。


やえ「……それで、これからどうするんだ、莉子?」

莉子「え!? えっ、何で私に……?」

やえ「フフフ、怪我人に生死の判断をさせるのは良くないだろう? それに、さっきの礼もある……私達に命令を頼むよ」

莉子「い、いきなりそんな事言われても……えっと、それじゃあ、やっぱり仲間を増やすのが先決じゃないですかね……?」

尭深「あの死相が出てる二人組に?」

莉子「(お、同じ事を思ってたんだ……)えっと、そうじゃなくて、できれば他の人に……」

やえ「当然、私は文句はないぞ。火力に防御、援護に回復……とにかく仲間は多い方がいいからな」

尭深「私もです。徐々に劣勢になるっていうのがどれだけ怖い事かを今回痛感しましたよ」

莉子「じゃ、じゃあ早速行きましょうか……」

211 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:36:02.06 ID:sII9O70z0


冒険者ギルド -Adventurer's Guild-


衛兵「成程、分かりました……ナルメル討伐に当たり、新しい人の加入を望む、と……」

莉子「は、はい」

やえ「実際の所、一人いるだけでも大分違うだろうな」

尭深「これであっさりとあのナマズに勝てたらいいんですけどね」

衛兵「……ああ、ちょうどいい人が一人いますね。今すぐ呼びましょうか?」

莉子「はい! 宜しくお願いします!」


そう言って衛兵が立ち去った後、莉子は自分の胸がドキドキと音を立てているのを感じた。

無論、緊張によるものである。


莉子「(小走先輩と尭深さんは凄く親しみやすい人だったけど、今度はどうなのかな……いい人だったらいいんだけど、怖い人だったらヤダな……)」


そう思っている間にも時間は過ぎ、やがてやってきたのは――。


【職業は>>17で参照するべし】


【注意:当然の事ですが今後もこんな感じで(まぁ世界樹3は序盤が最もキツいゲームではありますが)どんどんhageていきます! こいつが死ぬのはヤダぜ! とかそういうキャラは選ばない事を推奨いたします……】


莉子達のhageパーティに加入する新しい仲間、その人物とは?


>>213
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:39:53.51 ID:gcMOfQCeo
バリスタ菫さん
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/21(水) 23:40:11.19 ID:3YjPR0qi0
ファランクス 煌
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:40:26.50 ID:RhxYaqh/o
ファランクス 胡桃
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:49:56.97 ID:1m1mVNDko
火力無いってんのにこれはひどい
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:50:10.94 ID:BJlPhabIO
>>213
何という壁役
これほど適任な人はいない(断言)

ガチガチの壁役にするのか
後衛で守りつつロングストライドやブリッツリッターをするのか

どっちが良いんかね?
217 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/21(水) 23:55:07.98 ID:sII9O70z0
不屈の闘志、(何か死にそうもない)花田さん了解ですー まぁこのパーティは壁も火力も足りてないし、ええんちゃう?(適当)
まだ五人目がいますからね、五人目が

それでは乙でしたー 暇があったら五人目どんな奴にしようとか妄想してみてね!
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]:2012/11/22(木) 00:01:11.46 ID:snIzcALlo
安福莉子 −8,200
小走やえ +15,400
渋谷尭深 −10,300
花田煌 −51,800

合計 −54,900

順調(?)だね(ニッコリ
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 00:02:05.26 ID:NO+aOc1Wo
なんでや!すばらさんはちゃんと役目果たしたやろ!
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 00:02:13.61 ID:si5j+5xIO
>>218
なんだ
照さん入れたら+じゃないか(白目)
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 00:02:49.04 ID:EawfwRaAo
乙ー
数字だと圧倒的なのに全く戦犯臭がしない
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 00:04:05.45 ID:6apBv5v2o
1人だけ地方大会1回戦の成績がいるんですがそれは

ウォリアー(傭兵)亦ニキで完璧やね(ニッコリ
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 00:04:31.58 ID:kQjODW0Xo
これは戦犯界のスターである池田氏を招聘するしかないなあ・・・
224 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 01:55:38.72 ID:hvYawFkR0
>>218 数字は残酷、はっきり分かんだね
>>221 すばらちゃんは聖人だからね、というか新道寺は良いキャラ多くていい感じですな
>>222 なんでや! まだ勝負は終わっとらんやろ!
>>223 池田氏の職業を考えといてね! まぁ五人目は流石にゾディかバリスタになるでしょ……と思う事も無い事もない、よ?


再開ですー 今日も超短い……何とか今週中にナルメル討伐までやりたいです、ハイ
225 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 01:57:02.85 ID:hvYawFkR0


衛兵「こっちです、こっち」

?「はいはい、分かってますよー!」


扉の外から、がしょんがしょんという重そうな鎧の音とくぐもったような少女の声が聞こえてきた。

よかった、どうやら相手は自分と同年代らしい。しかも親しみやすそうな声だな――そう思いながら、莉子は声の主が目の前に現れるのを待った。

そして、数秒後。


?「いやぁ、待たせてしまってすみません……でも、昔からこう言うじゃないですか――」



              ヾ゙ヘ          /¨7
               ∨ヘ        ./__.′
         ,.-..、.    ∨ヘ    __  /:::/
    ..------.\::\   ∨ `y'/  ヾソ /
.  /   .斗< \\::\   iゝ1 ゝ⌒ノ 「`!
 厶≦\     \ \ヽ:::\ ∨:lャ:、∨ィァl∨            _, -┐
 ゝ一ヘ::\     \. `ー‐' \ゝi.」ヾ::ツ厶仆、    _,..:--::::'':: ̄:::::::__, ┘
.       \::\ /  /rォ >彡” フ 7`ヽ.イ :./ y──/::::::::::::__, -- '' ̄`ヽ
.       \::::. / ゞ' /   /ム/7:.:.ア/ /  ./ フ √          ヽ
        ト::キ \_./   /---≦7/ /    ,' rォ  /  _, --─::'':::::::ヽ
         f¨ヾ   !≧:y'-- 、./レ’ /    ,| .ヽ' {--::'':::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
         、 i:\__j三/:::::::`:::ミく   ゝr===y' |::::::::::::::::::::::__, -- ''' ̄ ̄ヽ-┘
          Vゝミゝシ:::::::::::::/::∧  .|:三:7 {::::::::::::::::::::/:::::::::::∧
.          |   `iゝ≧ュメ:::::::∧ ∧三!_ ヽ::::__/:::::::__/ ヘ
          .ィゝ====|-- 、 / \:::::ヾ:::::ゝ::::::::l/¨ `ヽ、>'´   |
        /  `>彡l    \   ヽ::::::彡---/      ヽ     .|
.     /   / ゙j’\   \ У /:_:_{_      ヽ_, -‐ 弋::\
     /----/  /   丶.   `/ /: :/::::::r一'.      ∨ヘ   .\::\
.    /::::::::::/::i ./    ィ"/:!:ゝ-- '' /: :/::::::/V´ ̄`ヽ.    ∨ヘ    \::\
   厶斗::/::::j/    / 7: : !:::ゝ.___.ノ: :/::::::/: :.!    「!.   ∨ヘ    .\::\
    |::::;rくヾ:::/    / /:: : :j:::::::::::::::::::,ィ/::/ : : |    .リ    ∨ヘ__, -‐::''::::::::::ヘ
    i'./7 /:::/    / !::: : :ヽ二lニl二;/::/ : : : l    ∧.    ∨ヘ:::::::::::::::::::::::::ヘ
    レ .{フ¨´     '  .|:: : : : ∧|::::::l:::∧/ : : : /      ∧    .∨ヘ::::::::::::::::::::::::::|

「――真打は、後から登場するって!」


莉子「!?」

やえ「!?」

尭深「BABEL BABEL BABEL BABEL BABEL BABEL BABEL」


226 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 02:04:01.62 ID:hvYawFkR0
莉子達が驚いたのが分かったのか、目の前の鎧はがちゃがちゃと音を立てながら自分の頭に手を掛け――


?「おっとっと、失礼しつれー……えいやっ」スポン


――自分の兜を引き抜いた。


               /........................................\
            ...............::::::::::∧::::::::::::::ヽ........ヾ¨ニ=-...、
          /....../::::::::::::/ ‘,:: _::::::::::<  V :::::::::::\
            _j  7:::::i:::::ー/   ‘.´::::::i::::::i:::::ヽ|l ⌒ヽ::::::ハ
        ..=ニ7/:::::::::|:::::从    }ト :/i::::/i::::::..|l    У.....
     /::::::/ V::::\r'W:{=ミ    斗劣气イ::/リ  /::::::::::i
.    〃::::::/   ゝ:、:「斗劣气      に 刈 》イ__/::::::::::::::/
    ハ::::/      ヾヘ《 に 刈     `¨  i  >:::::::::::::/
.   {..::::¨ニ=---=≦ rヘ `¨   '    〃 | ノ `¨¨¨¨
    \::::::::::::::::::::::/乂  〃  r‐ ^ヽ    ノ
       ` ー=≦    ゝ   ゝ __ ノ  /         r‐、 /¨二ヽ_
                ≧=    イ         ` V / r―-ヘ
                  八}__   _八______    ヽ ゝi /¨`7 }
              ̄ ̄ ̄〈    /└i   /      ヽ   八   ⌒ /
          /           }o 入__rへ_/       i   r=〉 、__ /
             i     }/、 {:::_:} /             i  川 i =-〈}
      /       Y       ヽ}:::|/       /___彡/ .川 i i i/
      /ニ=- ,_  }|        |:::l|      V三三/        {
    /   ミ=ミ У         |:::l|         〉⌒7        ノ


?「花田 煌と申します。全力であなた方の盾にならせていただきますよー!」


花田 煌:レベル17 ファランクス


莉子「あ、安福 莉子っていいます、よろしくお願いします……(ファランクス……確か、防御特化の職、だった、よね?)」

尭深「渋谷 尭深です(私と同じぐらいの細さなのに凄い人……)」

やえ「小走 やえだ、宜しく」

煌「いやいや、どうもどうも! 同年代の人達とパーティが組めるとは、これはまさにすばらですよー!」グッ


そう言いながら順に堅く握手をしていく煌だったが――最後のやえと握手を交わした後、ふと思い出したように言った。


煌「……ところで、皆さんはバリスタやゾディアックは必要ないのですか? 見た所、物理で押せ押せなパーティのようですが……」

やえ「属性攻撃役か……確かに必要だとは思っているんだがな……とりあえずナルメルに挑戦するまでは我慢、という所だろう」

尭深「実力不足は否めませんけどね……」

煌「ほうほう、成程……わっかりました! それなら、私の実力を見せるついでに一つ、今からどうですか?」

莉子「今から迷宮に入るんですか?」


莉子が窓から見える巨大な世界樹に視線を向けて言った。

傷こそある程度は癒えたがそれでもボロボロにされてまだ数日も経っていない。仲間を加えてすぐさま挑戦する気には、到底ならなかった。


煌「いえいえ、迷宮ではありませんよー。そうですね……言うなればもっと広くて、もっと大きい場所です……ここからでも見えますよー、ホラ」


窓を覗きながらそう言う煌の様子を見て、やえと尭深が感づいたような表情をした。


やえ「成程、そういう事か……確かに、迷宮の中とは大違いだろうな……」

尭深「でも、移動はどうするんですか? まさか自力でとか……」

煌「それについてはお任せ下さい! 用意があります!」

莉子「???」


矢張り全く分かってない莉子を放っておき、そして彼女達は――海へと出た。
227 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 02:06:30.55 ID:hvYawFkR0


―スカンダリア大灯台―


海都の近くに存在するスカンダリア大灯台。古より海都周辺を照らしてきたその灯台だが、今では怪鳥の巣と化していた……。


ザバーン、ザバーン……


莉子「う、海でしたか……」

煌「その通り! 名目上は元老院から船を借りて、魔物達を倒すとの事ですが……実力もつけれて船旅にも出れるなんて、まっことすばらです!」

尭深「船なんか借りれるとは……私達も一回ぐらい行けばよかったですね、やえさn」

やえ「……」カオマッサオ

尭深「……わーお」


船に漕がれる事数十分。

やえの体調を犠牲にし、彼女達はようやくお目当ての大灯台に到着する事ができていた。


煌「まぁ、当然来たからには倒さなければなりませんがね……あの、大鳥を!」ガバッ

莉子「!!」


煌が声に少しの戦意を滾らせながら、天を仰いだ。

それにつられるようにして、莉子も空を見上げ――そして見つけた。

灯台の天辺から飛び降り、自分達の船に近づく黒く大きな影を。


莉子「あれが、サエーナ鳥……!」

やえ「く、くそう……船上で襲い掛かってくるとは、まさに卑怯者……」ゲロゲロ

尭深「そう思ってるの多分あなただけだと思います……」

煌「皆さん、準備は宜しいですか? ……それでは、この戦いを不肖ながらこの花田 煌の初陣とさせて頂きます!」シャコン


                               ∧
               /\          , tゥ- 、  | |
              \: : \      ト、  ./7ー一^\| |
         /厂 ̄下.\: : \    \\! レ7¨´ヽ乙l i
        / ̄\::::::::::::\\: : \    \ヾ气_ノ7.ス }            ,ヘ
         ̄ ̄\\::::::::::::\\: : :>、.   \え\/人iイ            /  \
             \;>、::::::::\厂\.>、  ム{: : : : : |.|__       ,ヘ/     .\
             {  \::::::::|/|-「l、 レ'´ /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\__|______|
              (,へ.   \::::| |:::|.| |\厂]::::0::::::::::____\___辷己: : : : :]
.              /  \/| l::| |:::|.| |「lヽ ̄|:::::::::/.        ̄|    |::::::::::::: ̄ ̄\
             /    /./ `:| |:::|.| || | |廴」:::::/  / ̄ ̄ ̄ ̄|__/:::/ ̄了 ̄ ̄`}
              |.    | .| \/./´.// //:::::/:::/  /        |::::::::::::::/ ∧l::::::::::::::∧
              |.  /| \{ / // //l/|:::/  /          .|__/ __/ |:::::::::::::::::∧
              |. /::::::ト、_ノ`¨¨¨¨7´| |┃レ'\/         /ヽ_/   ヽ::::::::::::::::∧
              ,イ::::::::::::!____,イ {. \__  ヽ          /   {      {:::::::::::::::::∧
          | .|::::::::/ ̄ ̄ ̄\|  .〉  \  \     /      \     |::::::::::::::::::∧
          | .|::/::::::::::::::::::::::::::::! ./ ̄\  ',    \__/       V⌒>izへ:::::::::::::∧
           /^V::::::::::::::::::::::::::::::::/∧:::::ハ::::\ \____,イ\       |/   .ヾ::ヽ:::::::::::::\
          \::::::::::::::::::::::::::::::::// .レ′l::::::::\____i:::::|へ    .|       ';::::|:::::::::::::::∧
             `ー―――‐一'./  |   ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::|    |        |:::|:::::::::::::::::∧
                   __/   .|     |「`ー┬┬─┬─┤:::|    レ⌒ー―v::::|:::::::::::::::::::∧
                   |゚|   .|     {:`ー┴┴─┴─┤:::|    /::::::::::::::::::/::::/::::::::::::::::::::::∧


兜を頭にはめ込み、戦闘態勢を取る煌。

その瞬間、彼女達の船に向かって巨大な鳥が翼を広げ飛び込んできた――!

228 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 02:08:18.91 ID:hvYawFkR0


                 ,_ ,、
             __,...ィ'" || ``ー、__
           ,.ィ'´    ||    `ヽ._
         ,:'''´      | !      `、
         /         | .|       ゙:、
        f'        ,ィ、! .|        `:                 __,.ィェ、
  _  <ヽ__  !      r:'´  `=ヽ.        :|               ,rィ´ミト、
 V、`/~─ヽ!      ,/ニ、  ゞ'◎'       |              ,/>イ ̄ノ/ ̄`ー、___
   `''、 ´ヽ\      |!   `ヽ、  ``T      ,/           ,/>/トイ/r‐'" ̄ ̄,_二ミ'i
     ヽィ、  ヽ   <ゝ、r-、/゙ヾー-ァゝ   /            /、>// /'  _,..ィ'"´    `'
        ヾヤr、∨ .rf、!_ノ /  /ーイ 〉   /           /、ヽ/  |',..ィ'"´
         ヽ| `| ,゙! ゙i ,/ ,r'  ,/ ヽ、  j          ,/゙、ヽ>'ィ'-、⌒i´
        `‐、レ'.<〉 ゙、_!_/  /   \{_,._       /、ヽ./  ,ィ' ノ
           \ `、ー'"  ,.イ ヽ     ゙" !ィ-‐=、‐:' \>/ ,..ィ'" /
            \`¨¨¨´、_  ,j        `ヽ l ! j ;__/,.イ" ,.ィ"
              ヤト'ゝト//`~i       _  ! /'"r'"   ,.ィ'´
              ト‐-、_|ヽ .ヤ ,......_.∠二‐.ァ´f  | _,.ィ'"´
                 ,..>´~`ーゝ二コヤ,ィ-イ' /ヽ<'"´
               ,.ィ"   ___  `ー-"ヽ-" .j   ヽ.
              ,>─ェェイ  ` ̄`∨   ,...    ゙.
           _,ィ"~´ ,ィ'"´       `¨¨¨´ `、   |
        (ニ´ ,>.ィ-'"               ,.!    !
        (,ィ´~ __/               r'" ゙.   !
        ヤ( ̄                 ,iヽ,ィ-、__.ノ
         `                 ,.イ /
                          ,.j   ,'
                         fi~fi^! _゙ヽ.
                        ´~`゜´ `´`


【サエーナ鳥 が現れた!】

229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 02:09:46.78 ID:fb88bjt/o
塞?
230 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 02:10:40.75 ID:hvYawFkR0


やえ「も、もう来たのか……ええい、目も回るから空を飛ぶな……! 【大蛇招来】!」

アナコンダ「オハツデース」


          ,.. -─-、、
        ィ7´      `ヽ、
      / /  rイフ r'´ ̄` \
        { 〈_._._´_,-,'イ, 'フ ィニi7 ヽ
       ヽ {「FYく_,/ /5__ノノ   l
         ヽヽミリ    ゝ=彳   !
        \ヽー‐^ー─‐' |  ,'
             } \    ____ノ ノ
   , イ ̄)_> !  `ー'´  r‐'´
   { ( ̄    ム-─- 、 /__
   \/`ー┬/ ___  V´/ ̄\
     ` ‐ 、」_i'´    ̄`ハ ̄ヽ   !
         ヽ    _/  j   )ノ
           ` ̄ ̄´` ̄´ ̄


やえが吐き気と戦いながら呼んだその大蛇は、きしゃあきしゃあと喚きながらサエーナ鳥に向かって飛び掛かり――その翼に絡みついた。


アナコンダ「アーボック ノ カラミツク!」ガシッ

サエーナ鳥「クエーッ!」


【アナコンダ の攻撃!】

【サエーナ鳥 にダメージ! 腕を封じた!】


やえ「くっくっく……中々簡単に封じれるではないか、その翼……」ゼエゼエ

尭深「はいはい、やえさんは後列で寝ててください……【弱り目に祟り目】! この蜂を喰らえー!」


尭深が蛇を取ろうとしている怪鳥に向かって、蜂の巣を投げつけた。

巣が当たると同時に、蜂はぶんぶんと鳥の周りを這いまわり――敵の集中力を乱した。


【サエーナ鳥 の攻撃力が下がった!】


(※弱り目に祟り目……相手の攻撃力を下げる技。状態異常(今は違うぞ!)になってると倍率ドン)


莉子「(何をしたらいいか迷うよね、こういう時……)えーっと、蛇さん、これを……」

アナコンダ「アッチィィィー!!」


【莉子 のファイアアームズ!】

【アナコンダ の体が炎を纏う!】


莉子が詠唱した後、アナコンダの体が炎を纏った。


煌「中々にすばらですよ、この出だしは……私は援護に回ります!」ゴトッ


【煌 のディバイドガード!】

231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/11/23(金) 02:12:37.38 ID:Zl/ZvW5Uo
サーエナ鳥の塞ぐ!
PT全員が頭封じ!!
232 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 02:12:53.59 ID:hvYawFkR0


煌が大きな盾を構えたのが見えたのか――サエーナ鳥は絡みつく蛇をもろともせず、大きな方向をあげながら防御の手薄な莉子の方へと突っ込んだ。


サエーナ鳥「クケーッ!」ガバーッ


            /´ ̄\     / ̄ ̄ヽ
           ノ     ヽ   /     ヽ
          /       |   |      \
         <        丶 〆丶__    \
         /          /::::◎::::   ""ヽ  〉
         /           :::::::::::     __ヽ
        `>              /\/
        〈           ──´   \, へ ヘvvv/l
         \        \          ´    |
          │       | |ヽ_           /
           丶ヘ      |/|  ヽ         /
       へ/ヽヘ\___| |__/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   /::\/:::::::\:::::::\/   /
   \:::::::\:::::::::::l/    /
    |         /´



【サエーナ鳥 の攻撃!】


莉子「うわあっ! あ、危なっ……」ガバッ

サエーナ鳥「カガクニンポー、ヒノトリィー!」クケーッ!


急いで防御姿勢を取ろうとする莉子と、攻撃の勢いを緩める事無くそのまま突っ込んでくる怪鳥。

その間に――割って入る者が一人いた。


煌「ちょっと待ったー!!」ズザーッ!

サエーナ鳥「!?」


     /    /   ∧        ,イ
.    /\  ∧  | |       / |
    /  .\{  l   | |        / ./
   .|.       |  .| ヾ      / ./  /|___|\
   .|.       |  .| V´ ̄`V ./  ./      .ヽ
   .|   厂ヽ__」  .! .//⌒l .| |  /          |
   .| /:::::::::::\ .∨弋 .ノ  | |  |   . ┃   |
   .|/::::::::::::::::::::::::\|ト、 .0 ,イ/  .|   . ┃   |
   |:::::::::::::::::::::::/ ̄Y\/./.7\..!      ┃   |
   |::::::::::::::::::::/  /:::\_/レ'  ..|     ┃   |
   |:::::::::::::::::/_ /:r――‐v'   .|     ┃   |
.   \:::::::::/:::::///    /     |     ┃   |
     \/::::://::{r===ュ./     .|          |
        |::::::|/ ̄ ̄ ̄`ヽ     ..|  .SHINOHAR!
.        | ̄/::::::::::::::::::::::::::\__|         |
.        |:::::∨ ̄ ̄\::::::::::::::::::::::::|    ]− 0 .!
.        |:::::::|       \:::::::::::::::::::|        ∧
.        |:::::::| ̄ ̄\  \::::::::::::::l          / |
        \::|     \   ̄ ̄/|       /  l


【煌 は莉子をかばった!】

【煌 にダメージ!】

233 :>>229、231 やめるのですボクたち! ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 02:14:42.06 ID:hvYawFkR0


煌「うひゃぁ!」ゴロゴロゴロ…

莉子「は、花田先輩! 大丈夫ですか!?」


滑り込むようにして防御をした所為で、煌は衝撃と共にそのまま転がった。

それは相当派手な転げ方だったが――しかし、莉子に声を掛けられた途端すぐさま立ち上がる。


煌「いやぁ、なんのなんの! まだまだ余裕ですよ!」

莉子「で、でも……」

煌「味方を守るのが我々ファランクスの仕事です! 私の事が心配なら先に敵の方を倒して下さると非常にすばらなのですがね」ニッ

莉子「はっ、はい!」ジャキッ

やえ「ふっ、良い事を言う人が仲間になった……も……の……だぁ……」フラフラ

尭深「戦ってもないのにもう満身創痍みたいになってる……これは、早めに決着を付けた方がよさそうですね……」

アナコンダ「ヨッシャイクデー!」


全員の瞳に闘志が宿ったのを見て、サエーナ鳥は静かに悟った。

――ああ、今日も俺はやられる役なのだ、と。


サエーナ鳥「……ヨエーナ鳥とか、言うなよ……」


……

…………


【サエーナ鳥 を倒した!】

234 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 02:16:33.76 ID:hvYawFkR0



                   ≠=-x、
               /, -‐<`\
                  /´`ーミ.、__ ∧
              / ,ィ ´  ̄ ̄ \∨
                /´ .>ヾ、__`ゝ、  ヽi
            / 〆, 彳 ̄ ,;  ` 、 i
              k' / , -- 、`'〃、 ゙ i
               K. / __,,ゝ、 \ i
            ムイ .」´  个 、  \ ,1
        .>  ´ <;;(,二二ヽ. \.  `1
     /;;;;:..  ,ヘ  -z< ◎'' 〉 )、 ヽ. v
.    ,、/ ,、 /^'`′ '.   ` ̄ヘ ヽ. \.》′
   ∧ `´ `′     ゝ、   .__/ ]` ̄{
.    ∧          `¨ヾ`ii} ;j,ィ -ゝ
     ヽ           / ;;j _(
      ≧ . ___  <  ;;〈´_(
                     Y ;; i´ レ'フ_../ ̄二==、、
                    ハ ''ヘ_(/´..// /       `
                ≠> ´イ ヘ. / /
             >≦´ <_{   ヾi/  {
            > ´ ´ イ〈;:. i ヾ、∧  i
        > ´   /./_〈;:.. 〈  /  \.i_
        V´ ,イ  , イ 、 {_;〈;:. /  /..〆 ̄(
      {    Y, ´. ヾ,.〈;/ /レ/____\ _
        \    !    ik ´ 〃 ¨ヽ、    ̄ヽ、___
........................... ゝ --ー‐ 彡' v ''___ 二二二二二二二キ=-
::::::::::::::::::::: /     y''゙ー ´ ̄´    !;;;;::::::::::::://i!
;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y    ./        _ ノ;;;;;;;;;;;;.///i!
゙:::::::::::::::八.    (.     k--― ´::::::::::::::::::::..i!///.!
::::::::::::::::::::::Y   ハ    }::::::::::::::::::::::::::::::::::i!//| .|
:::::::::::::::::::::: !  ,'  Y  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!/  | .|
       !  i  i  i           |  |.     | .|
___...... !  i._.i  i .._____|  | __.| .|____.... . . .
   __ ィ ´   '.   !  !          |  |.     iiiiiii
 (,F v-v   丿/   i:::....       |  |
. / _/ .ノ‐ァ‐イ‐y∠  人:::....       !iiiiii
 ´  `′└(, -'{ _) <::::..
.         `´


【サエーナ鳥】


・船を動かす事のできるおまけの冒険要素こと大航海クエストで出てくるボスその1。

・鬼畜難易度ボスから経験値道場と化す魔物達がわんさかいる中で、彼の立場は残念ながら後者。丁度いい弱さと丁度いい経験値……これはカモですわ。通称【ヨエーナ鳥】とも言う。

・実はもっと最初に戦っても勝てるのだが、今回はすばらの踏み台になりました。

235 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 02:18:10.70 ID:hvYawFkR0
今日はこの辺で終了です 本当なら今日中にナルメル倒すはずだったのに……どうしてこうなった

次こそ、次こそ一層終わります! 頑張って!

という訳で閲覧ありがとうございました
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 02:18:57.43 ID:fb88bjt/o
乙ー
237 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 23:17:24.87 ID:hvYawFkR0
すいません、明日早いのとナルメルボコボコが長めになるのと(世界樹4で二層ボスを倒せそうなのと)で今日の本編更新はちょっとお休みします

代わりに二章の予告をさせて頂きます、申し訳ない 明日は早めにスタートする気なので許したって……
238 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 23:18:30.78 ID:hvYawFkR0

【予告の内容は変化することがあります】



―第二章予告―


莉子「う、海の中に迷宮が……」

煌「おお、この光景は感激モノですね! 海の生物と触れ合いながらの世界樹攻略、すばらです!」


――次の戦場は、深海の迷宮!?


やえ「ふっふっふ、可愛いヒトデ共ではないか……!」

尭深「……あの、数がどんどん増えていってるんですけど……」


煌「 」

莉子「カ、カ、カメェェェッー!」


――立ちはだかる新たな敵達!?

239 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 23:23:54.17 ID:hvYawFkR0





【??? の肉弾!】


?「さよならです、これで……!」

?「?、???さぁぁーん!!!」


――迷宮には人々の終わりが集まり、


?「あの、よければ私のギルドに入りませんか!?」

?「……ああ、いいよ」


――新たなる始まりが集う。



240 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 23:27:13.22 ID:hvYawFkR0




――そして、強敵の予感をさせる二層の王……。


《さがれ、深王の忠実なる僕よ。汝が役目はそこまでだ。後は私に任せて、深王の下へ戻るのだ》

もこ「……ぁ、雑魚王」

《おい今お前何て言った、おい》

もこ「間違えた……校内放送さん……」

《おいコラボケ、お前後で説教な》

もこ「……もう……二度と会わないだろうけど、それでも?」

《何言ってんだオイ、恐ろしい事言うなバカ》


莉子「な、なんか漫才が始まっちゃった……」


――強敵の予感をさせる!? 二層の王!?(大事な事なので二回言いました)




241 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 23:32:45.52 ID:hvYawFkR0


【咲で】莉子「全滅したらhageるスレ……」【世界樹3!】……第二章!



???「あのパイロットめ、只者ではないぞ……オルテガ! マッシュ! モビルスーツにジェットストリームアタックをかけるぞ!」

???「思ったより素早いぞ。いいな!」

???「おお!」


.                            ||
    /l ̄l      /| ̄|        /| ̄|.  ||
  __ | [ ○ ] __  __ | [ ○ ] __    __ | [ ○ ] __,||
  ゝL,― o 」 ノ、 ,ヽL,― o 」 ノ,   ,ヽL,― o 」 ノ||
  L/, [ -v-v'l<l_| |_l ,[ -v-v'l、<l   |_l>[ -v-v'l、<l_O
 (_(-゚(_◎___ヽ' 6__|___ヽ'   6__|___ヽ
   (д/ \_д'  (д/ \_д'    (д/ ヽ_д'
  /l_lヽ,  /`ヽヽ、 l_lヽ,  /ヽヽ、 /l_lヽ, /`|_lヽ,
 `<ニヽ  ヽ__/二ヽ ニヽ 、_/二ヽ <ニヽ  '<二>


【新たなモンスターが参戦してきた!】

【新たなモンスターが参戦してきた!】


莉子「……は?」

煌「こ、これはまことにすばらくないような……」


???「いけるぞ。もう一度ジェットストリームアタックだ!」


242 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 23:33:33.71 ID:hvYawFkR0

ヾ:、                                ..,|~ト./>
 ヾ:、                            ,,-,__/ト,/,メ-'''>
 ...ヾ:、              ._,-=,,,_     _,,--.+i~ロニ>V´>へ-ニ´ニ>
  ...ヾ:、             .i.iヘ,,<ヽ__r-‐'',..フ~,i´i^ ゙i..゙iシ>,ノ''
   ...ヾ:、            i'i';0;_,7>'´.片Y´(/_/,゙i゙i  ゙i_,,,-t┘
    ...ヾ:、        _,,,_,,>'~~~_   .゙i..゙i;;i゙:,ヽ.゙.゙:i_ト-‐'''┌''´
     ...ヾ:、   ...,i"~`'´r,'´,;‐ニニラ-ニ-<i|〉、ドンンノ‐'''''´
      ...ヾ:、  ..〈  | |,///ニヽ(-)___コ-'-ン__,,ニ-'
       ...ヾ:、.  ゙i、..゙i..ヽ~゙i.|,;;;;゙i| ̄ ̄i"__,,,,ノ
        ...ヾ:、 .r',|-,__,,,ヽ_/, ,`-‐''''''''´'゙゙i~゙i
         ..ヾ:、.(ヽゝン',.r'''´r‐''i .,,-‐‐‐‐〉〉.゙i、
          .`<ゝン,>'i",(レi.i",ンr゙i./~~~ ̄~ン'-<
           `(r<ゝYノ,゙i'し'//...~   ヽ__゙ヽ_゙ヽ、
           ..ヽ彡</ //./ _,,-‐'''ニニLニ∧ニ〉、
             .゙i企,,__,//〈-ニt,T'´´゙i、 _゙i_,ヽ,゙))
             ../~~`-/ `'´ヒ」_゙i、、゙<~,ン+,,ン'/
          ..、 ,/,j /    ..ノ_」入、..゙.゙.、 ゙.゙-へ
          .|.ドY./.i"    ./ ̄L_ノゝ,,.゙.゙.、.,,゙,.゙_、゙i
          .| ゙V..(,,,--,,--,<、    .<`ヽi,.〉',,-''i〈`‐-,,_
          .ヽ___`ヽ〉'''`;~=-'.゙ヽ、   ゙; .〉.<ヽ ゙i |  ゙`;_
           .〉ア//゙--イ),   ゙ヽ   `フ..イ,,゙ヽ,,..〉..i   .゙ヽ、
           i..ア'´ ゙;、__ノ    ゙ヽ  ..|  ..゙ヽ、 ..i    ..゙ヽ、
          ..〈,ア   ~~      ゙ヽ ...|    ヽ ..゙i、    ..゙ヽ
         ,,,-''`゙i           .゙i ...|     ゙i,,,-,〉i-;;、   ゙ヽ、
        /,,-'',,-∧          ノ  |    ..∧'''´__ヽ,,゙,ヽ、  _〉
       ./..ン''´トニ,,,゙i,,_      _,,,-'´  ...i   ...ア_,〉,<  ヽ、 ゙ヽン'
       | | .i" ~~~~~=---='ン'      i   ...i~ ゙i.,゙.、  ゙>‐-‐゙i、
       ヽ-‐''ヽ=,,,,_,,,,=--‐''''´       ..゙i_  _」 _,,〉,〉〉-‐'''''ヽ ...゙i、
                            ~'''|~'''´  |.|.゙i   ゙i、 ...〉
                             .゙i    .|.゙,.|    ヽノ
                             ...ト,,,,,_____|.゙i.|    ,,゙i
                                   ..~'''''´ ̄


【??? の――――!】

【??? の――――!】

【??? の――――!】


やえ「な、なんだこの……」バタッ

尭深「これっ……は……」バタッ

煌「 」バタッ

莉子「え、皆ちょっとまっ……」バタッ





【第二章:ヒトデとワニ、それとカメ/じぇっと すとりーむ あたっく を かけるぞ!】


乞うご期待!
243 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/23(金) 23:34:54.27 ID:hvYawFkR0
やっぱりこういうのは予告を書いてる時が一番楽しいですね!

それでは! 次こそ、次こそやりますので! さようなら!
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 00:10:45.95 ID:pdi7q3GXo
乙乙
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/11/24(土) 00:50:45.57 ID:TWz1atKAO

2層はサンゴとBGMがトラウマだなぁ……
246 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 22:50:56.52 ID:vsuEK4AD0
こんにちは、二層ボスが思ってたより楽だったけど次元斬死ねよ、>>1です

気づけば明日六時から山登りとかいう謎スケジュールになってたので、とりあえずナルメル戦前半だけでも投稿します 日が経つにつれて遅筆になってる自分が怖い……
247 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 22:52:11.79 ID:vsuEK4AD0


アーマンの宿 -Aman's Inn-


鳥をクッキングしたお礼として渡された巻物を手に取りながら、莉子達は輪になって対大ナマズ対策を立てる事にした。


莉子「……でも、あれってナマズっていうかアンコウですよね。でもAAはヤッタージンベエ……」

やえ「り、莉子は何を言ってるんだ?」

莉子「あっ、す、すいません……」

尭深「とりあえず、酒場で水ばっか飲んでる変なファーマーの人に玉露を奢って、ナルメルのデータを得ました。これを元に作戦を立てていこうかと」


彼女はそう言いながら、一枚の紙を取り出して机の上に置いた。

莉子達は興味深そうに、輪の中心に放りこまれたそれを覗きこんだ。

248 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 22:53:19.19 ID:vsuEK4AD0



                  x-――- 、
                   / {     | \
                 /   ,ゝ--- 、ノ  }
                  {\/.:○: : : : \ /   , -―┐
                 ヽ/ : /^i : : : : : : ヽ /: : : :/
                  /: ノ /: : : : : : : :/: : : :/
                    /: :{_/: :, -、: : : : : : : :/:)
             /: , -、: :〈_゚.ノ: : : : : : :_:/
                _/; -、:レ ¬}: : : : : : : :/´
          /.:/:{_゚ノ: : ̄.: : : : : : :/
         /: : 八: : : : : : : : : : : /
          ̄(_/^ ー----‐'"´


【魔魚ナルメル】


・HP……とても高い

・苦手な物……雷

・攻撃……ヒレでぱしぱし(腕?)、尻尾で泥飛ばし(足?)、泥の中に潜る、地震を起こす

・耐性……別にない。但し石化と即死は効き辛い

・特徴……ビビり。よく逃げる

249 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 22:54:34.18 ID:vsuEK4AD0


やえ「(……何だこのGAN○Zみたいな適当なデータは……)」

煌「おおっ、何と細かいデータ……すばらですよ、これは!」

やえ「えっ」

莉子「(……しかもこの絵、どう考えてもあのスレ(※)意識だし……)」


【※シオニーちゃんが世界樹3をやるスレがあるんです、ここよりも数百倍ぐらい面白いのがあるのです】


煌「この絵も中々に特徴が掴めていますね! これもすばらです!」

尭深「やった……」

莉子「えっ」

尭深「あそこ意識で書いたら受けた……」

莉子「しかもウケ狙いだったのですか……あそこ(※)はどうして勝てたんですかね、私達と何か違う所があったのかな……」


【※プリンセス、パイレーツ、ファランクス、ゾディアック、シノビの皆さん。ネタにするのはこれっきりだから許してね、何か例が欲しかっただけなのです】


やえ「ふむ、結局最も影響があるのはやはりゾデイアックだろうな」

煌「ゾディアック……属性攻撃のエキスパートですね! 占星術で戦うっていうあの!」


                            _
                      《Y W》
                        ( ー ´ ` 一 )
                     -≦二λ<o>λ二≧-       エーテル圧縮します
               ←==≦   ((i⌒´ \/ `⌒i))   ≧==→  雷の星術撃ちます
                \`⌒´ ̄癶≧ュ蟹ュ≦癶 ̄`⌒´/   メテオは死ね
                 Y 〈∨三ニ=`YiiY´=ニ三∨〉 W
                     Y∧V三=/〉|iiii|〈V=三/∧W
      }\_∧_,,/{i__  Y∧'冖、/ン|iiii|∧_,冖'∧W
    \ ´      、  `/iヽ. %ニViム i从从i ムiVニ%.    _/i_∧_ /Y
.    /i \     (__)  ー  )    V ¨\_i_/¨ V {    / / ! ′∨! ` 、!
   / ゝ ′ ∧    -===< ≧===ト、___, 气イ_/ <  人 ⌒´    \_
 <ノ  )\  ー  〃 -==彳_o)i≪三三三三三≫ ⌒>===ミ   ヽ_フ       /__
  /   ー′___{! {!  / ≫‐ミ  、    厂 __ュ≦、`ヽ }}      (_>   V´
  丶≦三三三三ーx'__f' { ((___ノ ) 、}   } ((__)) }} }ト、、_ (_フ       \
    V // /|i|/  ∧ ー====彡\\_//    \\iト、o_ノ「 ̄`ー=ミ   (_>  i⌒
   // / /|i|i|i /〃卅卅(_)升  \_/       \\   |i|ト、A ∨≧==彡'⌒7
  〃  ,   仙i|i|!{ f'(__)川川川|厂 ̄ 冖 ==o      〉 〉_ |i|i|i}\, ∨∧ λ /
  { / /i|i|i|i|i| !川川川川川_____    ≧=‐-/ /´ ii|i|i|i ∧ V } { レ′


【一般的なゾディアックの例】

250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 23:01:30.05 ID:3fvuq5FJo
とかなんとか言ってそのうち色変えて投下したりするんでしょう?
251 :うおっまぶしっ ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 23:07:06.99 ID:vsuEK4AD0


尭深「何だかんだ言っても属性攻撃は偉大だからね。前回も私達が全員ゾディアックだったら勝ってたと思うよ」

莉子「そ、そんなに凄いんですね……あの金髪の人……」

煌「?? まぁ例え占星術士がいなくともこのファランクスの花田 煌がいますからね! 安心して私を壁に使ってくださいね!」コンコン

やえ「頼りになるな……まぁ、ファランクスがいるお陰で隊列にも工夫が出来るから、それを含めて、お非常にありがたい所だ」

莉子「で、でも勝てるんですか? 前はジリ貧になっちゃうったし、ファランクスは……その、防御主体だから……勝てるですか、私達……」

やえ「ふっふっふ、大丈夫だ……勝つための方法は、ある!」


彼女は紙を見ながら、そう意気揚々と言いきった。


莉子「えぇ? ど、どうやって……?」

煌「キーマンとかはいるんですか?」

やえ「キー、マン……? ああ、勿論いるとも……ここにな!」ビシッ


そう言ってやえが指さした先には……お茶を啜っている一人の少女がいた。


尭深「え? 私?」

やえ「ああ、今回の作戦……お前の力が必要となる! 後は……」

莉子「あ、後は……?」


やえ「運 が 物 を 言 う!」

252 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 23:09:50.34 ID:vsuEK4AD0


 世界樹の迷宮4F 『汚泥より突きつけられし試練の刃』



                          |
                             ||
                    _,,,||_
                  ,,イ:::::::::::::::::::`ヽ
              , -‐'/:::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
         _  -‐''":::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙、
   _ -─'''"´:::::::::___/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\___
  ∠::::::::::::::::::::<三三ミ/:テフ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::アゥ::V//彡〉
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l/_,,ァ:::::ヽ::::::::::::::::::::::::ィ:::::::、、::::::|==''"
      __,, === " ̄l ̄ー==========-`=:l=== -- ..___
──''"´ ̄       V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/       ̄ ̄`'' ー─
              ヽ、 ,,        _    _ノ
                〃 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ll ̄ ̄
               〃         \
            -=''"           `ー


【魔魚ナルメル があらわれた!】

【冒険者達は 先手を取った!】


――そして、彼女達は再び大ナマズの前に姿を現した。


彼女達の出で立ちは基本的には前と変わっていないが、大きく変わった所が二つ。

一つは花田 煌の参戦。満面の表情――がその奥で隠れているであろう鎧を身に付けながら、後列で盾を構えながらそこにいた。

そしてもう一つは――。


やえ「よし、再び背後を取れたな……【毒アゲハ招来】!」

毒アゲハ「チィーッス」ファサー


【毒アゲハ の毒のリンプン!】

【ナルメル にダメージ!】


ナルメル「ウゲッ……!」


【ナルメル は毒状態になった!】


やえ「よしっ、毒になったか……!」


毒のリンプンの効果をモロに受けたのか、うめきだす大ナマズ。

その行動に感心したのか、煌が盾を構えながら言った。


煌「おお、これは中々すばらな蝶が……空を飛んでてもお守りいたしますよー!」

毒アゲハ「センキュー!」

莉子「あっ、ありがとうございます!」ペコッ


【煌 のラインガード!】


253 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 23:12:42.57 ID:vsuEK4AD0


――変更点のその二つ目は隊列である。

攻撃を受けやすい前列には最初莉子だけを置き、その後やえが毒アゲハを召喚する。

他の三人は後列に回ったが――この隊列には、理由がある。


やえ「(まずは成功……後尭深の行動如何だ……)莉子、私の武器にショックアームズを使ってくれ!」

莉子「は、はい!」


【莉子 のショックアームズ!】

【やえ の武器が雷属性を纏う!】


まず理由の一つは、やえと煌の武器である槍である。

後列は攻撃の対象になりにくく威力も抑えられる代わりに、物理攻撃の威力も低くなってしまう。

――しかし、彼女達の武器である槍は威力減少を無視することができるのだ。


理由の二つ目はナルメルの尾から繰り出される亜空間アタック……ではなく、マッドスローである。

これは列に氷を含んだ攻撃と命中率が下がる盲目状態をばらまく攻撃だったが――前回の対戦の際、ナルメルはこの技を前列にしか放ってこなかった。

ならば、回復の手間を考えて前列には一人、もしくは二人のみの方がいい――王者こと小走 やえはそう考えたのである。


莉子「(あ、頭では納得してるけど流石にちょっと緊張するな、前列私とアゲハ蝶だけって……)」

毒アゲハ「ソンナキンチョウセンデモエエガナ」

尭深「……さて、最後は私ですか……」

やえ「…………」ジッ

莉子「…………」チラッチラッ

煌「スバラッ」

尭深「そ、そんなに見ないで下さいよ……じゃあ、行きますよ……前回も喰らわせたあの技を、もう一度!」

尭深「この種を喰らえー!」ペチッ


美しい上手投げのフォームで、尭深は以前のように種を投げつけた。


【尭深 の不思議な種!】

254 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 23:14:34.09 ID:vsuEK4AD0


煌「ナルメルの足元に落ちました!」

莉子「…………」ドキドキ

やえ「さぁ、ここからは運試しの時間だぞ……」

尭深「……いえ、もう既に分かっています。あの土、あの角度、そしてあの水分の量を鑑みるに……あの種は」


種は以前のように泥の混ざった地面に触れ、そして――。


           _,  -――- 、
        .  ´ . -――- 、  \、 , ィ=x           ∠こ!
        / . <二二二二二\  ヽ\l/ l|_           // /
     ./∠二二二二ニ≧ 三三\_ \ゝ' \__     // ̄/7
    //二二二≧ 三三三三三三7\__yf¨l \//_, ┐//
    l |二二二∠三三三三三三三:! !  !  ヒU  く/ / ///
    ヽ\二ニ/三三三三三三三∠| |  |   l |  l T{_/ 7
     ヽ\ニ!三三三三三三<ニノ .ノ /  / /、   〉 ゝ=イ ̄
       \}/7ァー―‐:≦二二//./ //  \{ /  ∧
         | l」>'´ ̄___/∠二 イ 彡   \_,ノl ∧
        / /´ ///_/l ̄\   彡 彡   へ Vヘ ∧
     r‐┬ \_∠ィf_/ 彡\ ノ \  彡__/  /  V/ハ
     \「 ̄ ̄r―\\ 彡 彡ハ.  ヽ 〈    l/\\  ///
         \_ 二丁ヘ] 彡 ヘ ̄ \ノ_}_>'´二二ハ V_/l |
          ̄ ̄   |_}__}/ヘ 〈  \\二二二} /  ll |
               |  l l二ノヘ 〈   \\二//  jl |
               |  | |二 ノヘ. 〉     ̄ ̄    //|


【ナルメル の頭を封じた!】

【ナルメル の腕を封じた!】

【ナルメル の足を封じた!】


尭深「――収穫の時(ハーベスト・タイム)です」


――大量のツタでナマズを覆った。


莉子「や、やったぁ!!」

煌「すばら、すばらですよ!」

やえ「よくもまぁ……やるじゃあないか!」

255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 23:17:54.58 ID:hEsGln1DO
ワイは最初からたかみーはやってくれる子やとおもっとったで(テノヒラクルー
256 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 23:18:44.43 ID:vsuEK4AD0


そう、これこそが莉子達の作戦。題して【お願い種作戦】である。

尭深達ファーマーが持つスキル、【不思議な種】は各ターンの終了時毎に三種類の部位の縛り判定を行う。

――つまり、理論上では三種類の部位を縛る事も可能(非常に薄い可能性ではあるが)なのである。

頭を縛れば属性攻撃力、防御力を減少させ、

腕を縛れば物理攻撃の攻撃力とヒレうちを封殺し、

足を縛れば回避とマッドスローを封殺する。

その技成功に命を掛け、ジリ貧にならないように全て尭深に任せた作戦――それが、【お願い種作戦】なのである!


(……全く余談だが、この話により>>202の一番下は間違っていた事になる。『いずれか』ではなく『最高三部位』なのである。許して下さい何でもしますから!)


ナルメル「ピキー」


【ナルメル のマッドスロー!】

【しかし、足を封じられていて使う事ができない!】

【ナルメル は毒のダメージを受けた!】


やえ「……よし、縛って毒も持っている今がチャンスだ! 行くぞ!」ジャキッ

莉子「(よかった、攻撃飛んでこなかった……)は、はい! 頑張りましょう!」

尭深「今日の私の武器はジャイルズのクワ(※)……負ける気がしない!」

煌「おっと、防御が必要ないというのなら私も全力ですよー! 攻撃も出来ちゃうって所を見せて差し上げましょう!」

毒アゲハ「ヨッシャイクデー」


ナルメル「エ、マジデ……?」



……

…………

………………


       \      r-- く丁 l__
   r――-  、\  _   ̄7 L l|―┘   ,
   \ l /  \/ .::::::::::::::::::. __ト--、 _//
     lT77ァく._| .::      ::: __   \:〈   -――- 、
     ,V/_,ノニ7/:::      :::-、 l__/ \く 丶 _  /
     (__)  /__/ /:::.     ::::ハ ∨     rく{ く __ノ
      | |T¨ ̄|ー〈 l| :::::::::::::::: ,ノ_ノ≦二 丁入_|   」」
     V/   /   丶――――{_}、__ノノ人」- 、{  }
     l/  [二二二二二二二二二二二 -、| V7¨
     \_/ハ                \ 7!  |/
       l \\                /ハ/
         \ \\_________./// ̄ ̄1
         \ \_________/7\__/
          l]三三lゝ二二ィ7三三7´  /
          l」三三!    l]三三/


【魔魚ナルメル は逃走した!】


257 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/24(土) 23:21:27.34 ID:vsuEK4AD0
本日ここまでです 明日には二層行けますかねコレ
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 23:21:53.11 ID:3fvuq5FJo
乙ー
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 00:41:27.33 ID:QniUGLNMo
足縛ってても退却できたのかナルメルさん
260 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 22:41:10.96 ID:WzCN+Tah0
>>259 一回目は強制逃亡だと勘違いしてたヤツがここにいました、まぁ途中で足縛り外れたって事で……

それでは再開イェイ〜
261 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 22:42:20.34 ID:WzCN+Tah0


 世界樹の迷宮4F 『汚泥より突きつけられし試練の刃』


――数時間後。


やえ「作戦は先程と変わらん。だが、尭深は『アレ』の準備もしておけよ?」

尭深「はいはい、そっちも『アレ』忘れずに……おそらく傷ついたナルメルは、先程は使わなかった『地震を起こして』くるでしょう。油断せずお願いします」

莉子「(地震……やっぱり強い魔物になると地面とか揺らしちゃうんだな……)」

煌「なんにせよ、私はこれからも全力を出して守らせて頂きますよー!」


舞台は相変わらず四階であったが、しかし先程までの彼女達はモンスターの出が少ない野営地点でテントでの休憩を行っていた。

ナルメルが逃げたのを追撃するのは別に構わなかったが、しかし自分達の消耗も非常に激しい。

かといって町まで帰って宿で休めば、相手も自分達のように傷を全快させて帰ってくるだろう――そんな時を考えながら回復薬を漁っていると、もことか言う怪しい無言娘から貰った携帯テントがひょっこりと顔を覗かせていた。

野営地点ならナルメルのいる湿地まで近場なので何とかなるだろう――という考えの元テントで休憩をとり、ただいまから後半戦なのである。



                          |
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              ヽ、 ,,        _    _ノ
                〃 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ll ̄ ̄
               〃         \
            -=''"           `ー


【魔魚ナルメル があらわれた!】

【冒険者達は 先手を取った!】

262 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 22:46:11.60 ID:WzCN+Tah0


やえ「三度先手だな……もういい加減AAのストックも切れてきてるんだ! 倒させてもらうぞ! 【毒アゲハ招来】!」

毒アゲハ「モウイチドヤー!」


莉子「(まさかナマズンもナマズも大ナマズ様も全部前からのアングルしかないとは思わなかったもんなぁ……)お願いします! 【ショックアームズ】!」

やえ「任された!」


煌「二回も先手を取ったのに同じ技じゃ芸がないですかね……挑発しますよー!」


尭深「相手は前と変わらないぐらいの消耗具合のようですね……あの人に貰ったテントのお陰で、超元気ってのも癪ですが……!」


ぼかぼかどかどか、すぱすぱずばすば。

――こうして、二度目のリンチタイムが始まった。


ナルメル「グ、グググ……チクショーオラー!」スパーン!


【ナルメル のウィップリッパー!】


莉子「きゃっ……(く、来る……)」

煌「ちょぉーっと待ったぁー!」ガシーン!


【煌 は莉子をかばった!】

【煌 にダメージ!】

【煌 にダメージ!】

【煌 にダメージ!】

【煌 にダメージ!】


煌「す、すばらっ……」ボロボロ

莉子「ご、ごめんなさいまた頼ってしまって……!」

煌「いえ、構いません! 死なないなら安いのです!」

尭深「死んだらネクタル代か治療代か葬式代がありますからね……回復薬どうぞ」

煌「おお、これは全くすばらですよー!」

やえ「全く……墓代を出さないためにもここで全力を出すんだ、いいな!」

毒アゲハ「モチロンサァ!」

263 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 22:52:17.56 ID:WzCN+Tah0


毒のリンプンが飛び、電撃の槍が飛び、盾が移動し、種が魔魚の体を這いずり回る。

前半と回復して再び体勢を整えてきた者と、そうでない者。前回とは逆の立場でのジリ貧状態となってしまったナルメルは焦ったのか――勝負に出た。


ナルメル「コンシューノォ、ビックリドッキリメカァーッ!」ドボーン!


【ナルメル は沼水潜行!】

【ナルメルは 泥の中に身を隠した!】


大ナマズは湿地帯の特に深い所に潜り、姿を隠した。

莉子達に見えるのは、泥越しから見えるこの――


    ,. '  ̄ `ヽ    ,. '  ̄ `ヽ    ,. '  ̄ `ヽ    ,. '  ̄ `ヽ    ,. '  ̄ `ヽ    ,. '  ̄ `ヽ
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    ヽ . _ .. '    ヽ . _ .. '    ヽ . _ .. '    ヽ . _ .. '    ヽ . _ .. '    ヽ . _ .. '


――六つの影だけである。

264 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 22:56:37.78 ID:WzCN+Tah0


やえ「……む、これは何なのだ……」

莉子「さっきのすごい大暴れ(ウィップリッパー)もそうでしたけど、紙に書いてない技ですね……」

毒アゲハ「ケイカイシトイタホウガイイゼ!」

尭深「このタイミングで唯の回避技……というのはありえないでしょうね。花田さん、体力の一番残っている莉子ちゃんをガードしておいて下さい。他は全員攻撃を」

煌「まっかされましたー!」ガチャ

莉子「(うう……私が一番体力残ってるのは花田先輩にガードしてもらってるからだよ……後でお菓子とか買ってちゃんとお礼言わなきゃ……)」


【煌 のディバイドガード!】


煌の巨大な盾と巨大な鎧の背後で、莉子は攻撃の様子を見守る。


【やえ の攻撃!】

【しかし、ナルメルには効果が無かった!】

【尭深 の攻撃!】

【しかし、ナルメルには効果が無かった!】

【毒アゲハ の攻撃!】

【しかし、ナルメルには効果が無かった!】


それぞれが別々の場所に攻撃するも、結果は全て不発だった。


やえ「む……外れたか。仕方ない。残りの影は三つなら、もう一度攻撃を仕掛ければ……」


相手の体力はもう虫の息である。少し残念がりながらも、やえは攻撃の手を緩めない気構えを見せた――その時。


ナルメル「……コンシューノォ、ビックリドッキリメカァーッ!」


地面の下からナマズの声が響き――そして。


グラグラグラグラッ!!


――大地が、大きく振動しだした。


莉子「え、こ、この揺れって……」

尭深「ま、まさか泥中潜行って……」

煌「……大地震を起こす為の、下準備だったのですねー……」


絶望的な声色で煌がそう呟き、そして――。

265 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:00:02.74 ID:WzCN+Tah0


     ,イ/ l/       ̄ ̄`ヽ!__
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `′
.  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|  
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \  大地震は
.      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   > 
.       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__  泥中潜行の後に起こっていたんだよ!
       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    / 
       l   `___,.、     u ./│    /_    
.        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、.._
     /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i   
.     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
      l.    |:.:.l./';';';';';';'!    /:.:.| i´|.ー‐' | / |    |. !   l
.     l.   |:.:.:.!';';';';';';';'|  /:.:.:.:!.|"'|.   l'  │-==:|. ! ==l   ,. -‐;
     l   |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l   |    l. |   | /   //
       l  |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l    l、 :|    | } _|,.{::  7 ))
        l  |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ'  ::::::|;   7
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【ナルメル の大地震!】

266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 23:02:49.11 ID:ODsQc9mKo
な、なんだってー!
267 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:02:52.48 ID:WzCN+Tah0


――大地は、大きく振動した。


やえ「諦めてたまるか、最後の足掻きを……うおわぁぁぁぁ………!」ゴゴゴゴゴ……

尭深「こ、これは……予想外だなぁー……ぐほっ!」ズガガガガガ!!

毒アゲハ「オレフユウダカラクラワナイトカハナイノ? アーナイデスカーソウデスカー」ベシッ、バシッ、ドコッ


やえは天井から落ちてきた瓦礫の山に埋もれ、

尭深は大きく裂けた大地の中に飲み込まれ、

毒アゲハは高速で飛びかう物々にぶつかっていく。


莉子「み、皆さん!!」

煌「!! 安福さん危ない!!」ドンッ

莉子「う、うわっ!?」


大きな揺れの中、倒れていく仲間達。

その最期を見る事ができないまま、莉子は煌に押し倒され、そして――。


ナルメル「ヤッター、ヤッター、ヤッターマーン!!」


――揺れが、収まった。

268 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:04:52.97 ID:WzCN+Tah0


莉子「……う、うう……」

莉子「お、収まった、のかな……?」ムクリ

煌「…………」

莉子「(痛ててて……庇ってもらったとはいえ、やっぱり結構痛いよ……)あ、あの花田先輩。揺れが収まったみたいなんで、もう大丈夫です……」

煌「……」

莉子「先輩……? ……先輩!?」



                        i   |
                     「:!    .l-、  .|
                    |_| _     l ハ .!
                    | | !|   l   i !              ,..< :
                    | | !| _ |r! ! .!          ,.-<: : >'"
                    | | !|/__`llj ! l!        ,rf´1 l>''",-ォ―r
       ./:`≧ーx、      |_r― .、___ヽ.人j l!  ./   ,'  > ''"   i  |
       ./、: : : : : : : :/>ァ、 .ノl   .l :・! ハl‐l!‐./‐┐ ム/   _   |  |
.       \__二ニー-! |-|〈 ゙i! !   .! .リ .{シl! ! /  \.イ     /:::!   !  i
        // / ` … 、  ∨ヽ|ー‐、 {_.ノ .j ¨!fレ    l! !       |:|   !  .}ヽ
       ハ{  {      7 / .キ_У/i_/ j!lヨ!    l! !  マ   l」 ,.┘ ./
        レ! .!      ./ /  ∧ヽ¨´ .∧.∨ | :|     !{ |  ,.-一'"  /,.-
       / ゝ ヽ.     { {! ___ ! |ヨ ヽ_j 「|l! .レ!| ̄|  l ! ゙¨´  ,.-一''"/
      ./:ハ/ \ \.  l l!|  |l! |コ.__|コハ   .!_!  }ヽ.__ ,.イ  ,.- イ
     〈三三≧、>、 ¨¨  !|_|キ ノ´   :¨`iヘ     j.//    /    j
       ト、三三三ク` ー/!  /Y     :「i l i!     l!{。{   {.     |
       キ、二>、シ     j  ! !     ;l_l/ l!    ; ハ ∨  入   |
       ゝ、_し1′    i!  l レ二二i___.ノ i    l! .ハ ∨/ ∨/  ̄`ヽ
          ̄      l!  i      ;  |   __|   〉 l!j   〉‐''"´ / \



言いながら煌の体を揺するが、彼女が返事を返す事はなかった。

花田 煌は、最後まで人間盾(ファランクス)として姫を守るという役目を果たしたのである。


莉子「う、嘘……他の人はっ!?」ガバッ


そう言いながら慌てて彼女が起き上がると、そこには。


       \      r-- く丁 l__
   r――-  、\  _   ̄7 L l|―┘   ,
   \ l /  \/ .::::::::::::::::::. __ト--、 _//
     lT77ァく._| .::      ::: __   \:〈   -――- 、
     ,V/_,ノニ7/:::      :::-、 l__/ \く 丶 _  /
     (__)  /__/ /:::.     ::::ハ ∨     rく{ く __ノ
      | |T¨ ̄|ー〈 l| :::::::::::::::: ,ノ_ノ≦二 丁入_|   」」
     V/   /   丶――――{_}、__ノノ人」- 、{  }
     l/  [二二二二二二二二二二二 -、| V7¨
     \_/ハ                \ 7!  |/
       l \\                /ハ/
         \ \\_________./// ̄ ̄1
         \ \_________/7\__/
          l]三三lゝ二二ィ7三三7´  /
          l」三三!    l]三三/


――全身傷だらけの大ナマズと、自分だけが立っていた。




269 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:06:57.80 ID:WzCN+Tah0



莉子「そ、そんな……嘘……」


やえも尭深も俯せで倒れている。

煌も自分を庇ってしまった――この状況、戦えるのは自分だけなのだ。

思わず絶望しそうになるが、今はそんな場合ではない。


莉子「……倒さなきゃ」グッ


そう。今は力を持って倒すのだ。目の前の敵を。

散っていった他の者達の為にも――!


莉子「う、うおぉぉぉぉぉ!!」スパァァァン!!


疲労した体を引き摺り、ナマズに向かって今出せる全力の剣戟を放つ。


【莉子 の攻撃!】

【莉子 の攻撃!】

【莉子 の攻撃!】


【ナルメル にダメージ!】

【ナルメル にダメージ!】

【ナルメル にダメージ!】


――しかし、倒れない。

敵の異様なタフネスは、ここでも彼女の邪魔をするのだ。


莉子「く、くそ! くそ!」スパァーン! スパァーン!

莉子「倒、れ、て! 倒れなさいってば!」ズバッ、ズバッ!!

莉子「倒れろ! 倒れろ! 倒れろ! ……ねぇ! お願いだから!」ブンッブンッブンッ!!


傷――本当にわずかな、余りにも非力な自分に限界を知らせるような傷を付けていく。

そうしている内に彼女の目に涙が溜まっていき、段々と腕に入る力も無くなっていった。

力なき者、迷宮では死すべし――己の弱さを痛感してしまった彼女は、やがてゆるやかにその強大な力の前に膝をついた。


莉子「……お願いだから」グスッ

ナルメル「…………」


莉子「お願いだから、倒れてされてよぉ……」ボロボロボロ……


270 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:11:16.29 ID:WzCN+Tah0


剣を持ったままの手を放そうともせず、どんどんと零れ落ちる涙をそのままにする莉子。

それを大ナマズは哀れに思ったのか――やがて、その体に向かって自分のアンコウの如き長い触覚を巻きつけてきた。

緩やかな浮遊感。どんどんと自分の痩せた体が上に向かうにつれて、ナマズの口も大きく開かれていった。


莉子「(ああ、私ここで食べられちゃうのかな……まぁ、いっか)」

莉子「(大体、私に力が無いのが駄目なんだよ……迷宮なんて、行くべきじゃなかったんだ。先輩達とは違うんだから)」


緩やかな上昇が止まり、真下にはナルメルの大きな口。

そして目の前には――地下四階だというのに燦々と降り注ぐ、太陽の光があった。


莉子「(……綺麗だな)」

莉子「(最後の景色がこれなら、まぁいっか。冒険自体も結構いい所まで行ったし……こんな大きいナマズを、あと一撃って所まで追い詰めたんだから)」

莉子「(……そうだ)」

莉子「(後、一撃だったじゃないか……!)」グッ


彼女は持ち上げられても握ったままだった剣を、強く、強く握った。


莉子「(一撃だ……後一回切ってたら勝てた。後一回突いてたら勝てた。後一回叩いたら勝てた!)」

莉子「(悔しい、悔しいよ。こんな、こんな所で終わりたくないよ! もっと、もっと私は、私は……)」


莉子「――皆と、冒険がしたいんだぁぁぁぁ!!!」


――そして彼女は、大きく吠えた。

ナマズが突然の獲物の抵抗に動揺する中、彼女の声に呼応するかのように声が二つ響く。


?1「よく言った! 莉子!」

?2「なら勝とうね、ここで!」

莉子「えっ……?」


莉子は大きく目を見開いた。

太陽の光に反射して見えないが、あれは、あれはまさか――!


?1「莉子! 3、2、1のタイミングで剣をナルメルに向かって振り下ろせ!」

莉子「え、で、でも……」

?1「大丈夫だ! 私達を信じろ! 必ず冒険を続かせてやる!」

?2「じゃあ行きますよ! 3!」

?1「2!」

莉子「い、いーち!!」グッ

ナルメル「ギャオオオオオオン!!」

271 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:13:37.06 ID:WzCN+Tah0


 l │    、 ,i′     ,{                           \,           ヽ\ て
ノ  |   ., llノ|゛       l                          \           ヽ ヽ/  !
\ !   メ/ . ,i'!       /                              ゙h、         ゙l、   .!l
 ..l.| ./  ./ │      !                             ゙i,゙'i、         l   / l_z¬r
  .リ ./  / . iゞ      !                           _-‐==l...lヽ、       .しイ .ヽ
   ,イ / i l゙       l                         _,,..-一ー¨¨   _l ヽ..ヽ            从__
  '/ !゛  lゝ      l                     -┬'''"´  _,,,.. --・''' ̄´  l ゙ly ヽ,         } ハ
  ./ /   .l゙       .!                 _,,.. -;;ニニ-ー'''゙゙゙´          l .゙乂 \           ∪ l /!
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│/    .、 !     │    _,,.. -''^゙´                         l  l   .\           |
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!/    N ヾl       │                                        !  l    ヽ
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!     l        !                                    ! lハ       ヽ
 .|!、   .l       |                                     ! . l       .ヽ  /
  |,ヽ   〔       !                                     !  !       /
  )._ ヽ  l       !                                        ! /   ._/゛
   ヽ ヽ  !      │                                     ! ! , /
   .ヽ .`-ゝ      l                                     ,! '“゛
 ィて  L            !                                     ,..-'"               _
  )ン  )         !                               ,..-'"                _..-'゙//
   ム  .l           !                           ,..-'"゛                i.て
  |ハ   l        !                          _..-'"゛                _.. -''''" ._..-'´
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      'l./         .l               _,, -''"゛                  _,, て|,!  -‐='゙′ て
      .ヽ           l             _,, ‐'"゛                    , て¨ ̄l}     ̄ ̄
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     .l'、 .|            |,,.. -‐''"゛                     -‐¬¨¨¬--'"゛    l′
      ! ゙'ゞ  ._,,,.. -ー'''"゛                       て-‐==            l


【莉子達 の無明剣!】


ナルメル「……ヤ、ヤンナッチャウワァァァァーン!!!!!」


【魔魚ナルメル を倒した!】

272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 23:21:09.46 ID:jG9xEP53o
無明逆流れ!
273 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:22:54.31 ID:WzCN+Tah0


ロード元老院 -Road Senatus-


トシ「おめでとう、無事ナルメルを退治し、戻ってきたようだね」

トシ「ふふふ……まだまだヒヨッコ冒険者だと思っていたけど、なかなか腕利きだったようね。勘違いしてたかもしれないわ」

トシ「それじゃ、約束通り第二階層、【海嶺の水林】を探索する許可をだそう。あの男二人組のギルド、【ムロツミ】にも許可を出しておくから、宜しく言っといてね」

トシ「さて、と……他に、質問とかあるかい?」

莉子「……と、とりあえず……」

トシ「ん?」

莉子「……早く、宿屋で休ませて下さい……」ボロッ





アーマンの宿 -Aman's Inn-


煌「……いやぁしかし、まさかあんな大きな攻撃を喰らった後にナルメルを倒してしまうとは! 御三方とも、すばらですよー!」

やえ「まぁ、大分運が絡んだ物だったけど……まぁ、勝てたからよしとするか」

尭深「お疲れ様でした、皆さん」

莉子「……ところで花田先輩って、甘い物って何が好きですか?」

煌「え?」


結局ナルメルは莉子、やえ、尭深の三人で放った技、【無明剣】によって倒れた。

この技はサエーナ鳥を倒した時にもらった巻物に載っていた技で、三人がかりで協力して放つ剣の攻撃である。

――最後の、あの瞬間。地震が起きた後にやえと尭深が九死に一生を得たのは、決して気合や偶然の類ではない。


やえ「しかし、次は海底に広がる迷宮か……その、私は泳げないから心配だな……」


まず小走 やえが生き残ったのは、【決死の覚悟】というスキルによるものであった。

これはHPが0になっても1だけ残してまだ耐え生き続ける力である。

――つまり、あの時点で彼女も満身創痍だったのである。


尭深「……それよりも空気の心配じゃないですか?」


次に渋谷 尭深だが、これはファーマーが持つ【五分の魂】というスキルによる。

とはいえ、これもやえが使った決死の覚悟と同じく死ぬのが死ななくなる効果なのには変わりない。

唯一違うのは、一回死んでからの物かどうか、というだけである。こちらも復活した際の体力はさほど高くない。


――何故体力が尽きかけていたそんな二人が強力な攻撃を仕掛けれたか、それは論ずるに値しないだろう。


莉子「きっと綺麗なんでしょうね、海の中の迷宮って……」キラキラ…


満身創痍の二人にもう一度戦う力を取り戻させたのは、彼女の声だったのは言うまでもないのだから。


274 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:23:56.37 ID:WzCN+Tah0




【第一章:しかし まわりこまれてしまった!】


カン!



275 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:24:45.20 ID:WzCN+Tah0


???


ザザーン……


……波の音が聞こえる……。


小さい波の音が聞こえる……。


……やがて大きくなるだろうその波も、最初はごくごくわずかな高さでしかない。


しかしそれがやがて他の波とぶつかり、混ざり合い、そして大きくなるのだ。


大きくなった波は止まらない。止める事はできない。


その偉大なる最初の波。その大きさを、決める権利を与えよう――。


【番号か記号で選んでね!】


A:2

B:3

C:4

D:5


>>277

276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 23:25:18.41 ID:lGBi1hSeo
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/25(日) 23:29:37.05 ID:5i6WkzsK0
D
278 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/25(日) 23:32:01.87 ID:WzCN+Tah0
5了解です 何の数かは多分分かると思うので、誰がいるか……ってこの時点で人数ってバラしてるんですが、とにかく誰がいるか(今の所二名決定)、誰だしたいかとかを考えるのもいいですね、ね!

それではおやすみなさい! 後月曜日は死ね!
279 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/26(月) 23:30:05.99 ID:Ni1OOrs60
今週来週は前よりももっと忙しくなりそうという事が判明しちまったい

とりあえずなるべく早く第二層を終わらせるつもりでいますが、今日の所はお休みさせてくださいすいません許してください!何でもしますから!

というわけで今日はスヤスヤします、ハイ
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 00:08:29.93 ID:Scztpm1DO
ん?
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 00:09:50.82 ID:xG2aW8ODo
ゆっくり休んでやー
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/27(火) 00:20:00.69 ID:g/arCAOt0
遠慮するな 今までの分休め…
283 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:17:25.56 ID:ZNhgJXdc0
>>282 毒ガス訓練はやめロッテ!

やっぱり内容少な目ですが、とりあえず今日も書き溜めボトボトと落として帰りますー
284 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:18:00.60 ID:ZNhgJXdc0




【第二章:ヒトデとワニ、それとカメ/じぇっと すとりーむ あたっく を かけるぞ!】



285 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:19:09.01 ID:ZNhgJXdc0



世界樹の迷宮5F 『数多の神秘眠りし静寂の海淵』


――そこは、まさに海底迷宮であった。


青々と光り輝く海の底。本来なら息をする事もままならないそこに、彼女達は呆気に取られるようにただ突っ立っている。


莉子「…………凄い」

煌「おおっ、この景色……まっことすばらです!」

やえ「驚いたな……この位置を考えるに、本当に海の中ではないか?」

尭深「もしそうなら、息とかできなくなると困りますね……」


先程の自然色のある迷宮とは違い、サンゴや海藻がうようよしている青色の迷宮に浮足立つ全員。


莉子「と、とりあえず6階に新免さんがいるらしいですし、ここの探索を行う理由はそこまで行って聞く事にしましょう」

やえ「む。そうだな……あの老婆も思わせぶりな事を言いながら結局何も教えてくれなかったし」

尭深「まぁ、後で教えてくれるでしょうし、大丈夫でしょう」

煌「! 皆さん、お話の途中に申し訳ないですが敵が来たようですよ……」

莉子「!?」


各々の武器を構える彼女達の目の前に、影が飛び出してくる――!

286 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:19:43.81 ID:ZNhgJXdc0



                    ノi
                  イ´::ノ
                     /::::::::イ
   弋..ヽ            /:::::∨
     <廴ヽ      i::::::::f
       < ̄ ̄`ー--┘::::::L__________
         <:::::::::::::::::∂:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,. -'
           >'´:::::j:::::::::`、__,. ---‐'´ ̄
        <:::::::::>'´¨\:::::∧
      /:::::::::>'´     ∨::::∧
    /:::::>'´         ∨:::∧
 /::::::/               ∨::∧
 ゝ                 \:::∧
                          \∧
                      \_i


【アカトビヒトデ が現れた!】

287 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:21:16.83 ID:ZNhgJXdc0


目の前に現れたのは、ヒトデオブヒトデ――まぁ、兎にも角にも真っ赤なヒトデである。


莉子「魔物も海にちなんだのが出てくるんだ……凄いなぁ」シャキーン

やえ「海の中にいるんだから当たり前だろうけど……ふんっ!」ザクッ

アカトビヒトデ「ピキー!」


第二層の知らない敵とはいえ、流石にここでTPを消費する訳にはいかない。

節制目的で攻撃をする莉子達に対し、アカトビヒトデも反撃をする。


【アカトビヒトデ の……】


アカトビヒトデ「アイシクル!」キラッ

煌「え?」


【……アイシクル!】

【煌 にダメージ!】


煌「すばらっ!」ゴロゴロ……


ヒトデが突然出した氷の結晶に吹き飛ばされる煌。


やえ「だ、大丈夫か!?」

煌「し、死にはしませんが……結構痛いですね! やっぱり属性攻撃は痛い痛い……」

やえ「(成程、流石の鉄壁も属性には弱いか……何か対策を考えなくてはな)せいっ!」ドスッ

アカトビヒトデ「ピキー」


【アカトビヒトデ を倒した!】


ヒトデの属性攻撃によって思わぬダメージは受けたものの、流石にそこは一層を潜り抜けた有志達。それ以外のさしたるダメージもなく、そのまま敵を倒しきった。


莉子「煌さんがあんなにダメージを受けるなんて……ちょ、ちょっと焦りましたね」

煌「うーん、体感では第一層とは比べものにならないですね! 敵の攻撃力が上がって私の負担が上がるのはすばらくないですね!」

尭深「あ、当たり前じゃないですか……」

やえ「とりあえず、警戒して先に進むことにするか……」

288 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:22:41.59 ID:ZNhgJXdc0


そうやって一層の敵とは段違いの強さに動揺しながらも、莉子達は歩を進めていく――と、そこで。


莉子「……あ、あの人……」

やえ「む?」

尭深「あれは……」


京太郎「ぜえ、ぜえ……どこ行っちゃったんだあの人……体力もTPも持たねぇぞもう……」ズルズル


彼女達は、過労死しそうな顔で海底迷宮を渡る男を見た。


煌「おお、ここを一人で通るとは……中々すばらですね! あの人とお知り合いなのですか?」

莉子「(そっか、花田先輩は会った事ないんだっけ……)先輩が来る少し前に迷宮で会った人です。ゾディアックの」

京太郎「……あっ。どうもこんにちは、お久しぶりです……」ヘロヘロ


そうこうしている内に相手の方から莉子達に話しかけてきた。

一応余所行きの微笑みは見せるものの、その顔には疲労が色濃いように見えた。


やえ「やぁ、久しぶり……またあの黒服に置いて行かれたのか?」

京太郎「あはは、まぁそんな感じです……皆さんもここを冒険中ってとこですか?」

尭深「はい、まぁ(他に何をしに来ているように見えるんだろう……)」

京太郎「……そう、ですか。いや、しかし何というか……ここはちょっと、怖いですねぇ」

莉子「怖い?」


突拍子もなく不思議な事を言い出す目の前の男に、莉子は疑問符を浮かべた。


京太郎「ははは、やっぱ俺だけなんですかね、この感覚は……なんかね、この水林を見てると、最近ずっと見る夢の事を思いだして怖くなるんですよ」

やえ「夢はコンマで見る物だぞ。記憶を思い出すかもコンマ次第だ」

尭深「第三段階で完全に思い出した事になるんですよね」

莉子「……(今日は確か友香ちゃんと仲違いしちゃう夢を見たなぁ、何か友香ちゃんすっごく無愛想になってたんだよね……私に暴言ばっか言って喧嘩になっちゃうし)」

煌「(黒い服……中国の留学生が頭に思い浮かびますねー!)」


【このスレは劔谷スレを応援しています】
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 00:28:45.03 ID:V62Abtf4o
もう仲直りしただろ!いい加減にしろ!
290 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:37:52.91 ID:ZNhgJXdc0


京太郎「俺は誰かと一緒にこの水林を冒険していて……そして気付けば、魔物に囲まれてるんです」


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           |⌒ヽ、  _丑ヽ
       __ /⌒ヽ/ /|厂| l ー、
      /γ / ̄//下|l ̄、○ ̄|`l ヽ/ ̄|γ' ̄ ̄ ̄ ̄y' ̄/ニヽ
      | | /_//  |=l三|L__|l三l=/^/  レ        / //  | |
      ヽ yー | / ̄ ̄/√ ̄ ̄ ̄l`ー、| θ _    / //ヽ //
        |/   /   _〔〔__     i  |ー、-|  |lー─' //__ノ//
       /    |__〃 ̄ ̄ヽ____l_ノ| ト_|_|l__// |__//
        /  | ̄|`|二二/ ̄ ̄|\二旦__l  | 。|`T`┬─-'|  | ̄
        |_⌒/ ̄∧ヽ_( ー─ | /   /`ー|_/_/   |    |  |
     /  /_/ __/ 人__/ ̄ヽ__リ ,へー{   |__|/l 、
    /  ∧Θ /_   ,─、___,─、  _i_/ヽ \\ >-ロ-(( ) |
   | ̄ ̄ ̄ ̄| / // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |ー|_>へ/ /   / / /


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京太郎「…そして、一緒にいる誰かが俺を庇って、魔物の群れに襲われ血まみれに………」

京太郎「って、こんなの唯の夢なんですけどね! あはははは!」


京太郎は無理に明るく笑った後、夢でもそれ以上思い出したくないと口を閉ざした。


尭深「(よかった……やっぱり死亡フラグビンビンだった、この人)」

莉子「(やっぱり死相は嘘じゃなかった……)」

やえ「(仲間になっていたら私達もただでは済まなかったろうな、きっと……)」

煌「スバラッ」


やはり目の前の男から強烈に感じる死亡フラグは嘘ではなかったらしい――彼女達はそう確信した。


やえ「(……しかし、彼の話が本当なら、ハギヨシ氏があんなに第二層に行きたがったのは……そういう、ことなんだろうな)」

尭深「(記憶失ってるのを取り戻すとか、本当に兵庫県みたいになってるね。こっちにも莉子ちゃんいるし行けるんじゃないかな、能力者開発とか)」

莉子「あ、あの……普通の事しか言えないけど、頑張ってくださいね!」

京太郎「……ありがとう。いやぁ、こんな可愛い子に言われると頑張る気になっちゃうなぁ」ニヤニヤ

尭深「(え、何この人いきなりフラグ立てようとしてる怖い)」

莉子「(空元気、だよねやっぱり……)」

やえ「……じゃあ、頑張ってくれよ。応援してるからな」

京太郎「勿論! それじゃあまた、迷宮内で会えたらいいですね!」


そう言ってお互いに別れを告げる中、一人全く別の事を考える者がいた。


煌「(……どうして誰も、『一緒に行こう』とは言わないんでしょうか……?)」

291 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:39:45.61 ID:ZNhgJXdc0


 世界樹の迷宮6F 『海底の小道流るるは猜疑の奔流』



一層とは段違いの攻撃に消耗しながらも、次の階へと到達した一同。

そんな彼女達の目の前には、通路と通路を阻む強烈に流れ出る水流があった。


                    .;
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―-  ..,_           ヾ  ' .  . }i
        ‐-  ..,_   `ヾ. ':,  リ
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                       ': 、‐- ..,_
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 !ヽ   ・            '.   ':,      ':, '.            ':, . ':.     .r:、
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   '.  i ト          !. : .リ      '. '.                ':,  ':.`: .、i /´ヾ;
    ! . ; ヾ'.      _    ;   :.′     .' .' .:,                 ':,  ':.  `: 、  ':,
    } :リ  `    } ヾ   .'  .;'  __   .:′ '. : '.,                 ':,  ':.    ヾ. };
   .’ ′      ゞ_j  .’ :; '  ¨´ ; .:′ .;/'.  ヾ             ':,  ':.    '.
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´            イ:′    .:′. '    イ ' . : ':、   .:' . :'         :, ', .ィ:′
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            .イ .′    .:' / . イ .:'     . : :´ : . :';-‐ .:' /
      .' !  , :′.′ /レ' ,ィ'゙彡´  /   . : : ´    〆、':、..,イ .:'
ー――ァ' ,;ー. '   .′. :'         ./  . : :´      .イ  `ー‐''´
    ,:'/ .イ  厶イ         ,/ .ィ´       . :'
  .イ.:' ,.イ            /          .イ
. .:'/. :.'              .イ        ,.    ´


煌「むむ、この水流のこの勢い、この流れ……すばらです!」

尭深「何がすばらなんですか……しかし困りましたね。この水流、どうやら壁の方向に向かってるようですし、勢いが強すぎたら壁に激突してそのまま……って事も……」

莉子「え、ええっ!? そ、そんな……」


莉子はコープスパーティの繭ちゃんみたいに壁に激突して粉々になる自分の姿を思い浮かべ、思わず震えた。


やえ「しかし他に道はない。ここを通るしかなさそうだぞ」

煌「ほうほう、それならば一番重装備な私から通るのが得策ですね! 一番、花田 煌行きます!」ガバッ

莉子「え、そ、そんないきなり!」


そう言いながら煌は堂々とした足取りで激しく通行を妨げる海流に近づき、そして――。

292 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:41:24.90 ID:ZNhgJXdc0


煌「…………」ピタ

莉子「…………」

煌「…………」

やえ「…………」

煌「…………」

尭深「…………」

煌「…………まことにすばらくない事なのですが、流石に私も少し心の準備というのがあるのです。少し待っていただけると幸いかなぁ、と」

やえ「い、いや流石にそこで躊躇いなく進まれるとは思ってないさ。少しの時間をおいてからまた……」


?「……あれ? そこで何立ち往生してるの?」


莉子「あっ」

やえ「むっ」

尭深「あれ、あなたは……」


彼女達が目を向けたのは目の前――つまり、海流のその先。

刀を二本持った女性が、こちらを見ながら不思議そうな顔でみやっていた。


莉子「し、新免さん!」

煌「おや、あの方は元老院の方ですね……まさかあんな有名人ともお知り合いとは、すばらですよ皆さん!」

尭深「(冒険者なら皆会う訳じゃないんだ、あの人って……)」

やえ「丁度良かった、すまないがこの海流は通っても大丈夫なんだろうか? この勢いではタダでは済みそうもないように見えてな……」

新免「? ああ、この海流? 大丈夫大丈夫、何か上手い具合に壁にぶつかる直前で止まるみたいだし――」

煌「それは大変すばらですね! 教えてくださってありがとうございます!」


……

…………

293 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:42:36.66 ID:ZNhgJXdc0


新免「いやぁしかし、数日前に結成されたばっかりのあなた達が、まさかもうここまで来ちゃうとは……もしかしたら『深都』を見つけちゃうのも、あなた達かもしれないなぁ」


激しい海流を躱しながら、新免と共に野営地点までの道を進んでいく。


やえ「深都!? あれは架空の物じゃなかったのか……?」

莉子「……あの、それって一体何なんですか?」

尭深「昔のおとぎ話に伝わる物なんだけどね……百年前の大異変で、海都の一部が世界樹と一緒に海に沈んじゃったらしいの」

煌「今のアーモロードは昔よりも面積が小さい訳ですね」

やえ「それが深海にあるらしい……という話だ。深海に沈んだ都だから深都という訳だな」

莉子「へぇ、そんな話が……」


前までならおとぎ話だと一蹴する事もできようが、今深海の中にも関わらずこうして空気がある辺り、あながち馬鹿にならない話なのかもしれないな――と彼女は思った。


莉子「しかし、そんなのが本当にあるならすっごくロマンチックですね! きっと綺麗な場所なんだろうなぁ……」キラキラ

新免「そうねぇ、もしそんなのがあるなら本当に凄いもんだね……でも実は、ここより下の階ってまだ発見されてないのよ。だからその話はまだおとぎ話状態って事だね」

やえ「成程、だから元老院お抱えのショーグンがこんな迷宮くんだりまでやって来ているという訳か……下の階がまだ発見されていないんじゃあ、な」

新免「だから冒険者にも声を掛けてるって訳だけど……おっと、着いた着いた。ここが野営地点だよ。私はしばらくここにいるから、また何かあったら宜しくね」


そう言いながら彼女は小部屋の扉の開け、その中に入った。


やえ「……それで、私達はどうする? どうやらこの階を調べ尽くして下の階段を探さない事には元老院のお達しも何も無いみたいだが……」

尭深「そうですね……体力も回復薬も尽きてきましたし、ここは一旦退きませんか? 無理は禁物かと」

煌「コマッテタケドタスケブネー! その意見、すばらですよー!」

莉子「(よ、良かった……実は結構私も限界だったんだよね……)」


全員の意見が合致した事を確認し、やえは懐からアリアドネの糸を取り出した。


やえ「さて、一旦帰って休むとするか……」


【やえ はアリアドネの糸を使った!】

294 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:43:05.18 ID:ZNhgJXdc0






【セーブしますか?】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをセーブしています……セーブに成功しました】





295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 00:45:03.71 ID:MMVIP1hdo
いよいよ恒例の
296 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/28(水) 00:45:55.37 ID:ZNhgJXdc0
今日はここまでんです 咲スレは雑談板とか他スレで上がらないヤツの中では劔谷、レジェンゴ(奈良親戚)、咲京ほのぼのスレが好きです この三つは中々名前出てこないけどオヌヌメのスレです! 見てない人がおられましたらこんなトコ見てずに是非是非どうぞ

それではまた明日ー
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 00:46:35.49 ID:MMVIP1hdo
乙ー
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 00:50:27.85 ID:uVjaJiGuo
おつー、その3つともみてるやで
299 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/29(木) 00:06:34.30 ID:jgvW3mJ00
すみません、今日はお休みします

乙の代わりに誰か>>1に一推しの咲スレを教えてやって下さい それではお休みなさいませ
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/29(木) 00:20:36.84 ID:yY040Y/x0
遠慮するな 今まで(ry

SS速報なら
【咲SS】 咲「お姉ちゃんにはガッカリだよ!」
京太郎「清澄高校覗き大会!」
咲「一緒に楽しもうよ、淡ちゃん!」
照「清澄にも麻雀部はあるのか・・・」【咲-saki-】

辺りがオススメ
VIPなら新道寺の赤木さんシリーズがすばら
301 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:03:03.56 ID:mnf3TCYa0
>>300 SS速報の方全然知らなかった・・・こんなにあったのか・・・ とにかくすばらです!

今日も少な目更新、hageる所までです
302 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:04:32.73 ID:mnf3TCYa0


 世界樹の迷宮6F 『海底の小道流るるは猜疑の奔流』


宿屋で一旦休んだ後、彼女達は野営地点を越えて道を進んでいく。

海底の樹海探索にもずいぶん慣れてきた彼女達は、そんな樹海の先に一人の人物がいるのを確認する。


もこ「…………」


リボンを付けた仏頂面の少女が、そこにはいたのであった。


莉子「(う、うわぁ)」

やえ「(現れた、か……)」

尭深「(相変わらず怪しさ抜群ですね……)」

煌「む、これは見知らぬ冒険者の方ですかね! こんにちはー!」ブンブン

もこ「…………」サラサラサラ


『あ、みなさん、お久しぶりです。第二階層に来られていたのですね。おめでとうございます!』


相変わらずの筆談と仏頂面に怪しみながらも、莉子達は返事をする事にした。


莉子「ど、どうも」

もこ『この第二階層まで来られたなら、元老院の人から指示されて深都を探しているんですね?』

煌「(ふむふむ、この人は喋れない方なのですね! 把握しました!)」


もこはそう尋ねながら樹海の中、蒼い周囲にゆっくりと視線を向ける。


やえ「ああ、そうだが……君もか?」

もこ『まぁそんな所です……ところで、実はあたし、第二階層を何度か探索しているのです』

もこ『そして、深都の手がかりを発見したのですが……、訳あって自身で確認はできずにいます』

莉子「えっ……!?」


紙に書かれたその内容を見て、思わず口から驚きの声が洩れる。

それもその筈、元老院が必死に探している下の階への道を、彼女は見つけたというのだから。


もこ『すみませんが東の方角を見てもらえますか?』


そう言われ彼女達が東の方角を見ると――そこには、視認できない程長く続く蒼い道があった。

303 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:09:49.27 ID:mnf3TCYa0


もこ『この長い海底通路の先は、かつて海の底だった名残か、海流が流れ出て行く手を阻むのです』

煌「先程もあったアレですね! ざばーんざばーんのヤツ!」

もこ『その海流の流れを抜けた先に深都へ繋がる隠し階段があるらしい、という情報を聞いたのですが……』

尭深「成程、私達よりも先にこの階へ辿り着いた人は結構な数いた筈ですからね……」

もこ『……その通路には多くの危険な魔物が徘徊しており、行く手を阻むのです』

もこ『これまで、何組かのギルドに同じように頼んだのですが……みな、帰ってきませんでした』

莉子「えっ」

やえ「えっ?」

煌「つ、つまりどういう事ですか……」

尭深「『この先の道は唯で帰って来れるとは限らない』……そういう事なんでしょうね」

もこ『……けれど、きっとその奥に深都の手がかりがあるんです。だからみなさん、お願いします』


文章こそ淡々とした物だったが、もこのその表情は真剣そのものだった。

紙に書かれたそれと彼女の表情を見て、莉子達は顔を見合わせた。


莉子「……ど、どうしますか……?」

煌「うーん、命は惜しいですが……皆さんの事は全力でお守りする気でいますよ?」

やえ「そ、それは流石にどうかと思うが……しかし、ここで立ち止まっている訳にもいかないだろう。今まで戦ってきたのはなんだったのか、という話だしな……」

尭深「そうですね、『諦める』ボタンがあっていいのはスイートホームぐらいですから。体力にも余力があるし、ここは恐れず進みましょう」

やえ「……と、いう訳だ。そちらの情報はありがたく頂くことにさせてもらうよ」


やえが振り向いてそう言うと、白いリボンの少女はこくりと頷いた。


もこ『そうですか。それはありがたいです……お気をつけて』

304 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:13:28.79 ID:mnf3TCYa0


もこの言葉通り、海流を抜けてきた莉子達は小さな小部屋に辿り着いた。



                                 /⌒ー'7
       《                        / y'⌒Y^!ニ7
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   ̄`7   {{            r-' 7廴〕 }}  `ツ   .{{  〈 r'Zニ=-z廴〉
    {   }}          r勹V⌒> 〃 /   /}} _..斗==''"⌒{ {、
     Y />イ       rく{_.ス /. i{{ イ ,≧xイ、,))'"          リハ
      l/〉 '>'⌒~ ̄>、  rf_〕 >' /_} }"=-'"    `{{ \      ///A
,-、__ノ//  _/ | _ノ///\\ノ        ヾz.  `ト . _  /〉〈//
 [__〕_/" _r'´   r-r'-{_,//  イ{ \\         ゝイ_,、  `''<〈、 ,、             イ
ノ⌒´ く\    「.ノ _く.イ、  {{イ〕 \\       / Λ `ー勹トzrくハ/       _r--'⌒´
     ヽノヽ  .ノ" r' 〉'7〈 >'⌒ト--、 \\     ./ / _」_    Zハ,.」:..    r'⌒ }:.
>、    .ノLノイ   _ノY / /`T'ー、ヾ、 `ー \\ _./ /< ⌒〕ー-'⌒-'      {_ry':.:.:..
.ノス_,、r'´〉イ----rく_}ム、/  .}   ̄ヾ、ト-z勹>、.\ / /≧x`''< ̄レ1          〈  ゝ:.:.:.:.:...
ィく、. \`ク^!x==≦、   Y}_/ニ辷'ニユ ヾ、_Z_之>'1イ   r≧x`''<     r----ヘ ‘ー'7:.:.:.:.:..
ヾ. \ \_〃 LZ  廴_}   _rく勹r'^L二>..二''<_〔   Lr--≧x `''< ̄`廴r-、/〉`ー-1:.:.:.:.:.:.:...
、 Y  \lノ{{≧x>--r'7^{ ̄廴_ノ 辷'Z二>く  ≧=- 二 ''ー--x''"j≧x `''<_.`''<> ., }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
,廴.Ljス二lヾ、 ヾ、,イ〕/_〕_〕Y     `ー'         ̄ ̄〃 ̄二厂 ̄  __ `''<ノ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
ーzrァ' ̄ ̄ Y  }}厂{__廴__」、      rv============彡´ ̄ ̄ ̄`ー<廴_]    .:\:.:.:.:r勹


やえ「……何か変だな。異様にボロボロだぞ……」


入ってきた時は気付かずにいたが、よく周囲を見渡してみるととても不気味な印象を受ける。

周囲の床や珊瑚は赤黒く濁り冒険者のものらしい背負い袋や、装備の破片が散乱している。

それもつい最近のものから、かなり古そうなものまで圧倒的な数が、である。


莉子「本当にあるんですよね、ここに深都への階段が……」

煌「まぁ、隠し階段という話ですから! そう簡単には見つからないのでしょう!」

尭深「(何でこの人、何人も死んでる場所でこんな元気なんだ……)」


周囲の光景に驚きながらも、先への道を探す莉子達だったが――しかし、不意に背後からの殺気を感じて振り返った。

予想と違い目の前には何もいなかったが、しかし確実にこちらへ向かってくる魔物の気配が伝わって来ていた。


やえ「……何か、いるな」ジャキ

尭深「多分この気配は今までのよりも格上の物しょうね……どうします? 待ち構えて躱しますか?」

莉子「こ、この小部屋の中だけで動き読んで躱すって……相当難しいような……」

煌「なら答えは一つですね! こっちから攻めるっきゃない!」

やえ「だろうな……まだこの部屋に階段があるかを確認していない。かといって糸を使ってここまで戻るのも重労働だ……早い所、倒してしまうか!」

莉子「は、はい!」


そう言うと彼女達は武器を構え、物陰から現れた魔物と相対した――!


305 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:15:30.70 ID:mnf3TCYa0




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       r==ミ./\_>─-、\_,.r--<⌒ ̄\ ̄\\
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   ん'ノ`ー-(:::: ヽ<ノノ\:::::::::::.".. ノイニ--<、\\,イ、、ヽ、
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  レ   / / __,.r-'"   
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【古海の放浪者 が現れた!】

306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 00:18:39.95 ID:3QiFgiXQo
キャードムサーン
307 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:21:06.23 ID:mnf3TCYa0


莉子「(ど、どうみてもドムだ……)」

やえ「む、中々手強そうな魚だな……手は抜いてられん、【毒アゲハ招来】!」

尭深「この魚はどんな技を使ってくるのでしょうか……」

莉子「(……え、魚?)」

煌「さて、今日も私は全力でお守りさせていただきます!」


一層よりも強力になった二層の敵を警戒し、厳重な防御態勢を敷く莉子達。

そんな彼女達をあざ笑うかのように――ドムは、ぴきーんと胸の拡散ビーム砲を光らせた。


           __   ,r──、       r-、
       r==ミ./\_>─-、\_,.r--<⌒ ̄\ ̄\\
      /⌒ゝ=k' ̄`ーt~\ ヽ" ヽヽ. ヽ-、\ \   V )
      |::::::::|      }::::::\__ヽ`ヒ=レーK┬:l ̄L  /
      l:::::f t <⌒  .lヽ、:::ト‐-‐ト-、_Or'"!;;;レ-'フフフ  フラッシュ!
      /`>、ゝ !! ゙、 _,.r::::.`ー---======ニ-‐''"レ'
      / /  `ーフ‐"::::::::::゚:::..  "   "    、_リ |、
    rっ")`ヽ、/:::ノ ノ::::>:::::::::::::.. __,.,.r-ー‐フ◎し'' \_
   ん'ノ`ー-(:::: ヽ<ノノ\:::::::::::.".. ノイニ--<、\\,イ、、ヽ、
   { /{  /:::ヽ/⌒\::::`ゝ=x-<>'─'''⌒"| ´ trr、U __〉
   ゙、f へへ,r、ヘ r''⌒ヽ-、__r''⌒ヽ,、_ri ,r("   `--(_ン


【古海の放浪者 の安らぎの子守唄!】

308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 00:22:35.02 ID:WiswiCJeo
あ、拡散ビーム砲搭載ですか
309 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:24:18.81 ID:mnf3TCYa0

ドム「 」ペカー

尭深「うおっ、まぶしっ!」

煌「すばらっ!」

毒アゲハ「ドボゲラァ!」


眩しい光を目に直撃され、一瞬ふらつく尭深と煌。


尭深「め、目つぶしとは中々に卑怯な手を……やえさん、攻撃をお願いします! 莉子ちゃんは補助を!」

やえ「……」

莉子「……」

尭深「? やえさん? 莉子ちゃん?」

やえ「…………すぅ」

莉子「……むにゃ」


【やえ は眠ってしまった!】

【莉子 は眠ってしまった!】


煌「!? ま、まさかさっき光を浴びた時ふらついたのは……」

尭深「昏倒用!? そ、そんな小細工をされたとしても、回復薬で治せるんですよ!」


まさかの睡眠攻撃に少し慌てながらも、素早い動きで気付け薬を二人に使っていく。


【やえ は目を覚ました!】

【莉子 は目を覚ました!】


やえ「おっと……まさか眠っていたとはな……」

莉子「あ、ありがとうございます起こしていただいて……」

尭深「いえいえ、お構いなく……それよりも、この魚を倒してしまいましょう! 何だか知りませんが睡眠効果は厄介です!」

やえ「勿論だ! さて、行くぞ!」

古海の放浪者「…………」


気を取り直し獲物を構え戦闘の構えに入る莉子達。

そんな莉子達を見たドムは攻撃の体勢を見せる事なく――。


古海の放浪者「あのパイロットめ、只者ではないぞ……オルテガ! マッシュ! モビルスーツにジェットストリームアタックをかけるぞ!」

莉子「えっ」

やえ「えっ」

尭深「えっ」

煌「スバラッ?」


――他の者に呼びかけるように、声を発した。(cv:政宗一成)

その言葉に呼応するかのように、海琳からわらわらと同型機が顔を覗かせる。


古海の放浪者「思ったより素早いぞ。いいな!」

古海の放浪者B「おお!」
310 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:28:22.46 ID:mnf3TCYa0


                       _,,.. -‐=‐- 、
                   ,.ャ="-´- 、       \
                    /////////ヽ ,∠二二ヾ
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              ///////////////////ム//ハ ヽ
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             ,l///////,{  i'/////////{.    }//ハ ',
           _ i////////!  V////////ハ、  _,ノ///,} }
  __,. -‐<"´  ̄   `ヾ///////ヾ二二 ̄V//////77/√,二,,7-‐ ''"ヘ` ‐- 、
77/>、   ` 、      V///////////ハ  ` ー―――'イ//////へ  ',    V‐zx、
//////ヽ   ヽ      V//////////ム`=== = = = 'ム//////ハ ',    V//7'zx、
///////ハ   V     V//ム‐''' "´                 `¨` ‐- ム ',    V////ハ
////////}    _',. -‐ ''' " ´                         `¨`‐-- ム.,_///,}
///////,ム‐'"´                                         `<リ
//>'"´                                              ヽ
/ハ                                                     〉
/ハ                          _,,. -‐ '"´ ̄` ‐- .,,_              /
//,ハ                  _,.=-‐''"´             ` ‐.,_            /


【新たなモンスターが参戦してきた!】 (cv:二又一成)


                       _,,.. -‐=‐- 、
                   ,.ャ="-´- 、       \
                    /////////ヽ ,∠二二ヾ
                     ,.//////////ノ ,///////ハ '、
                 ////////////////////ハ. ',
              ///////////////////ム//ハ ヽ
               ,l///////r''´,r''´///////r'   ヽべヽ
             ,l///////,{  i'/////////{.    }//ハ ',
           _ i////////!  V////////ハ、  _,ノ///,} }
  __,. -‐<"´  ̄   `ヾ///////ヾ二二 ̄V//////77/√,二,,7-‐ ''"ヘ` ‐- 、
77/>、   ` 、      V///////////ハ  ` ー―――'イ//////へ  ',    V‐zx、
//////ヽ   ヽ      V//////////ム`=== = = = 'ム//////ハ ',    V//7'zx、
///////ハ   V     V//ム‐''' "´                 `¨` ‐- ム ',    V////ハ
////////}    _',. -‐ ''' " ´                         `¨`‐-- ム.,_///,}
///////,ム‐'"´                                         `<リ
//>'"´                                              ヽ
/ハ                                                     〉
/ハ                          _,,. -‐ '"´ ̄` ‐- .,,_              /
//,ハ                  _,.=-‐''"´             ` ‐.,_            /


【新たなモンスターが参戦してきた!】 (cv:永井一郎)

311 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:32:51.72 ID:mnf3TCYa0

莉子「……は?」

煌「こ、これはまことにすばらくないような……」

やえ「こいつ……来るのか!」

尭深「そんな一人だけ生存フラグを立ててももう遅いですよ!」


ヾ:、                                ..,|~ト./>
 ヾ:、                            ,,-,__/ト,/,メ-'''>
 ...ヾ:、              ._,-=,,,_     _,,--.+i~ロニ>V´>へ-ニ´ニ>
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   ...ヾ:、            i'i';0;_,7>'´.片Y´(/_/,゙i゙i  ゙i_,,,-t┘
    ...ヾ:、        _,,,_,,>'~~~_   .゙i..゙i;;i゙:,ヽ.゙.゙:i_ト-‐'''┌''´
     ...ヾ:、   ...,i"~`'´r,'´,;‐ニニラ-ニ-<i|〉、ドンンノ‐'''''´
      ...ヾ:、  ..〈  | |,///ニヽ(-)___コ-'-ン__,,ニ-'
       ...ヾ:、.  ゙i、..゙i..ヽ~゙i.|,;;;;゙i| ̄ ̄i"__,,,,ノ
        ...ヾ:、 .r',|-,__,,,ヽ_/, ,`-‐''''''''´'゙゙i~゙i
         ..ヾ:、.(ヽゝン',.r'''´r‐''i .,,-‐‐‐‐〉〉.゙i、
          .`<ゝン,>'i",(レi.i",ンr゙i./~~~ ̄~ン'-<
           `(r<ゝYノ,゙i'し'//...~   ヽ__゙ヽ_゙ヽ、
           ..ヽ彡</ //./ _,,-‐'''ニニLニ∧ニ〉、
             .゙i企,,__,//〈-ニt,T'´´゙i、 _゙i_,ヽ,゙))
             ../~~`-/ `'´ヒ」_゙i、、゙<~,ン+,,ン'/
          ..、 ,/,j /    ..ノ_」入、..゙.゙.、 ゙.゙-へ
          .|.ドY./.i"    ./ ̄L_ノゝ,,.゙.゙.、.,,゙,.゙_、゙i
          .| ゙V..(,,,--,,--,<、    .<`ヽi,.〉',,-''i〈`‐-,,_
          .ヽ___`ヽ〉'''`;~=-'.゙ヽ、   ゙; .〉.<ヽ ゙i |  ゙`;_
           .〉ア//゙--イ),   ゙ヽ   `フ..イ,,゙ヽ,,..〉..i   .゙ヽ、
           i..ア'´ ゙;、__ノ    ゙ヽ  ..|  ..゙ヽ、 ..i    ..゙ヽ、
          ..〈,ア   ~~      ゙ヽ ...|    ヽ ..゙i、    ..゙ヽ
         ,,,-''`゙i           .゙i ...|     ゙i,,,-,〉i-;;、   ゙ヽ、
        /,,-'',,-∧          ノ  |    ..∧'''´__ヽ,,゙,ヽ、  _〉
       ./..ン''´トニ,,,゙i,,_      _,,,-'´  ...i   ...ア_,〉,<  ヽ、 ゙ヽン'
       | | .i" ~~~~~=---='ン'      i   ...i~ ゙i.,゙.、  ゙>‐-‐゙i、
       ヽ-‐''ヽ=,,,,_,,,,=--‐''''´       ..゙i_  _」 _,,〉,〉〉-‐'''''ヽ ...゙i、
                            ~'''|~'''´  |.|.゙i   ゙i、 ...〉
                             .゙i    .|.゙,.|    ヽノ
                             ...ト,,,,,_____|.゙i.|    ,,゙i
                                   ..~'''''´ ̄

【古海の放浪者 の安らぎの子守唄!】

【古海の放浪者 の安らぎの子守唄!】

【古海の放浪者 の安らぎの子守唄!】


やえ「な、なんだこの……」バタッ


【やえ は眠ってしまった!】


尭深「これっ……は……」バタッ


【尭深 は眠ってしまった!】


煌「 」バタッ


【煌 は眠ってしまった!】


莉子「え、皆ちょっとまっ……」バタッ


【莉子 は眠ってしまった!】


……せめて痛みを知らず安らかに死ぬがよい、とは言うが。

この世界樹において、安らかでも辛くとも、死んでしまったら終わりは終わりであるという事を忘れてはならない――。


【莉子達 は死んでしまった!】
312 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:34:26.49 ID:mnf3TCYa0


G a m e O v e r


【今回のhageポイント】


       /⌒ヽ
 ニ= ,, _/ ´_ゝ`)__< ここ通らなくても、行けるんじゃねーの?
    〈ヘ_|i    Θ) ノ   ,,   /⌒ヽ
  ̄=圧|__|ニ(二二(,ニニニ(二(),, _/ ´_ゝ`)__< ここ通らないと 行けないので ・・・
 ニニ= ゝ9コア/ {ジ、  ~ .〈ヘ_|i     Θ) ノ   ,,  /⌒ヽ
 =‐ ̄-=;/____|_|_〉   圧|__|ニ(二二(,ニニニ(二()_/ ´_ゝ`)__< すいません、ちょっと通りますよ・・・
  ( ⌒ヾ,,〉几〈  〉0卩    ゝ9コア/ {ジ、   〈ヘ_|i     Θ) ノ   ,,
 (⌒ヾ,,γ/[]ヘ,)r'__/ヾヽ、 -=;;/____|_|_〉   圧|__|ニ(二二(,ニニニ(二()
   ̄ ̄  ̄ ̄   ̄ ̄ ̄(⌒ヾ,,〉几〈  〉0卩    ゝ9コア/ {ジ、   ~
             (⌒ヾ,,γ/[]ヘ,)r'__/ヾヽ、 -=;;/____|_|_〉
              ̄ ̄  ̄ ̄   ̄ ̄ ̄(⌒ヾ,,〉几〈  〉0卩
                         (⌒ヾ,,γ/[]ヘ,)r'__/ヾヽ、
                          ̄ ̄  ̄ ̄   ̄ ̄ ̄


【古海の放浪者】


・二層で出会う初見殺しも初見殺しなFOE。本当は魚。

・決して攻撃力は高くないが、初っ端から全体に睡眠(行動不能になる上攻撃されるとダメージ倍率1.5倍になる迷惑症状。)を掛けてくる難敵。しかも三、四体で一定ルートをぐるぐるするので、すぐに乱入されて気づけば三体を相手にする事になったりする。

・人によっては「世界樹3といえばコイツ」と呼べるほどの存在感と初見殺しっぷり。いや、マジで。

313 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/11/30(金) 00:35:19.46 ID:mnf3TCYa0
今日は終わりです ちょっと明日は更新難しいかも分からんね・・・土曜は多分大丈夫ですが
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 00:37:35.48 ID:WiswiCJeo
乙ー
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 00:37:55.58 ID:cUyjTJJ0o
おつー
子守唄はたぶん哀戦士
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/30(金) 00:38:43.54 ID:Ha9XTdxco


メンバーには教育型コンピュータが必要だな
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) [sage]:2012/11/30(金) 03:29:20.11 ID:qL55RkORo

>>315
「永遠にアムロ」とかのほうが子守唄っぽいんじゃないですかね
318 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/02(日) 01:52:34.79 ID:sKZWI8+10
>>317 男は涙をみせぬものー、みせぬものー

という訳で更新します、今日も少な目ですわ、すみません
319 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/02(日) 01:53:09.49 ID:sKZWI8+10







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320 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/02(日) 01:53:43.38 ID:sKZWI8+10


 世界樹の迷宮6F 『海底の小道流るるは猜疑の奔流』


新免「あ、そういえば言い忘れてたんだけどね」

莉子「……はい?」


宿屋で再び休んだ彼女達は、深都への道を探索する為に進もうとする――と、その前に。

彼女達は野営地点からひょっこりと姿を現した新免に声を掛けられた。


新免「ここを道なりにずっと進んで行ったら、袋小路の小部屋が一つあるんだけどね。そこには近づかない方がいいよ」

やえ「ほう、それは何故だ?」

新免「何でって……あそこ、なんか危険な魔物の溜まり場になってるみたいなの。それに何でか知らないけど、異様にあそこで冒険者が死んでるみたいだし」

尭深「? 袋小路なのにですか?」

新免「うん、何でなのかなぁ。冒険者を誘い込むフェロモンが出てるとか?」

煌「おお、そんな物に誘導されるとは……これはすばらくない!」

莉子「(封鎖とかは……できないのかな、やっぱりこれだけ強力な魔物達がいたら……)」

新免「まぁ、そういう訳で。もし行くなら覚悟しといた方がいいよー」

尭深「わざわざどうも、ありがとうございました」


そう言って、新免の元から離れていく莉子達。

刀を二本携帯した彼女は遠ざかっていく背中に不安を覚えながらも、それらを見送った。

――『五人』の背中を。


新免「……あれ? あの黒服の人ってムロツミかムツロミかなんかの人だったような……」

321 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/02(日) 01:55:47.44 ID:sKZWI8+10


彼女達はその後もずんずんと道を歩いていくが、地図を見ていたやえが困ったようにふと呟いた。


やえ「……しかし、困ったな。行くなと言われても他に道は無し、か……」

尭深「やっぱり、行くしかないんじゃないんでしょうか。深都へ続く道っていうのも、」

莉子「だ、大丈夫なんですか? たくさん冒険者の人が死んでるって……」

煌「それならとりあえず進んで、袋小路の小部屋を見かけたらそこを避けたらいいのではないですか?」

ハギヨシ「失礼ながら、そこの手前に辿り着いた時点で相当危険だと思いますが」

莉子「そ、そうですよ……魔物は危険だって言うし、今の所はここ辺りでしっかり実力をつけた方が……」

ハギヨシ「その意見に賛成ですね。死んでしまっては元も子もありませんから……京太郎君の、父親のようにね……」

やえ「そうそう、須賀少年の父親のように死んでしまっては……ん?」

尭深「あれ?」

莉子「えっ?」

煌「すばらっ?」


気づけば。

気づけば、莉子達のパーティであるかのような態度で黒い執事服の男がちん、と横に立っていた。


莉子「い、い、いつからそこに!?」

ハギヨシ「さぁ、あなた達が上の階に来た時ぐらいでしょうかね。こっそりつけさせて頂きました」

煌「何というストーキング術……すばらです!」

尭深「(もはやツけるとかそういう問題では無いような気が……)というか、またあの金髪の須賀君を放って来たんですか? 昨日5階でまたうろうろしてましたけど……」


彼女が可愛そうなゾディアックの少年の名前を出すと、シノビの青年は少し暗い表情になって――何故か以前会った時よりも表情豊かである――言った。


ハギヨシ「……いざとなったら私が助けます。それに、彼の父親に比べればまだまだ……」

やえ「さっきも言っていたな。ここにきて彼の父親が死んでいたなどと言い出す……つまり、ある程度の事情は話す、と考えていいのか?」

ハギヨシ「……ええ。少し、お時間宜しいですか?」

322 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/02(日) 01:56:41.04 ID:sKZWI8+10


ハギヨシが奇妙なまでに歩を進める事に執着していたのは、先程教えられたこの階の魔物の巣に辿り着く為であるという。


ハギヨシ「彼の父親はかつて、この世界樹の迷宮に来ていたのです。海都でも有数の占星術士でした……アーモロードにその人あり、というくらいでしたね」

莉子「(あの人のお父さんってどんな人だったんだろ……?)」



                  ,; '      ,,    .;;;;i          :;;;;;;;;;;;;;;;、
                /       ;;;;;;;、  ;;;;;;l          ':;;;;;;,' ::;;';,
               r' /       ;;;i;;;;;ヽ;;;;;;;;;;|    ,.'      ;;;;;;i  ':;';,
               ',.',         ;├ ‐'''"" l   ,.'   ,,;;.'   ;;;;;;|   ;;;l  未来融合打ちます、墓地に機械落とします
                ',.',       ヽ  ;;l     |  ,イ'  ,,;;;:.'    :;;;;;|  :;;;|
                i l   ::: 、  ヽ l   ........|.,.イ/ ,;:ィ/ _,,、-'  ;;;;;;|  :;;;|  その素材でオーバーロードフュージョン打ちます
                l. l  ;;::::::::;;;;ヾ≧l;;;;;;;;;;;;;;z'ィ'_.rr:ュi_Z..i;;;    ;;;;;|  ;;;|
                |. l  ;;;;;;i. t'"rrュiヌ` ,   .::;;;;;;;;;;:..     i;、   ;;;;;;|. ;;;|  キメラ出してダイレクトアタックします、アザッシター(シャカシャカパチパチィ)
                | |  ;;;;;;;}-!''".:.:.:. ノ}           ';;'、   ;;;;;|. ;;;|       ,:'|
        :,        | |  ;;;;;;;{     lf  ヽ           ';;;;'、  .;;;;| ;;;|    / :|
.        ':,ヽ、.       l .;;| ;;;;;;λ         __,, ''!    i゙i;;;;;'、  ;;;i .;;;l  ,r' ,  |
         ':,  ヽ、   ,' .;;;| .;;;;;;/;;'.,    :..r::= '' ¨          ,':_i ':ヽ ;;;i .;;;l/,r''::| |
.          ':,  :,、 ヽ.,':;;;/|::;;;;/;;;;;;;;'、      .::: :        ,'、_λ '.:;ヽ.;;'、>;l,r':::::::| |
           ':,  :,::::,';;,:'ミ|:;,イ;: .:;;;;l:ヽ             ,.' .|;;;;|  :;;;;;|>,r';;;:::::::::| l
             ':, ':/::::;;;レミ|  ;;;;l;;゙;;ヽ、              , '   .|;;;;;l  .;;;;;;|r';;;;;;;;;;;;;;;l l
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【莉子想像図:誰か咲で遊戯王スレ立ててくださいお願いしますお願いしましたよ】


莉子「(……こんな感じかな?)」

ハギヨシ「しかし、彼のギルドが第二階層への探索に出かけたある日を境に、彼が帰ってくる事はありませんでした」

尭深「……そんな衝撃的な出来事があったのに、よく須賀君はここまで来る気になりましたね……」

ハギヨシ「ふふ、人間っていうのは不思議な生き物でしてね。京太郎君は巣に父親と行ったらしいのですが……その父親が死んだショックで、記憶を無くしてしまったみたいなのですよ」

やえ「なんだ、やっぱり記憶喪失じゃないか……」

尭深「因みにどっかの誰かさんは、世界樹4の依藤さんの名前を途中までガチで『イトー』って付けてたらしいですよ」

煌「それはすばらくないですね!」

莉子「(私昨日も変な夢見たなぁ、私と友香ちゃんが佐藤先輩の名前を覚えられずに何回も間違えちゃうっていうの)」

323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 01:57:30.80 ID:QkupGPeho
やっと覚えてもらえたよ!
324 :>>323 やったねイトーちゃん! ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/02(日) 02:01:25.99 ID:sKZWI8+10


ハギヨシ「その後も明るくふるまってはいますが……昔の事や、大好きだった父親の事を何一つ覚えてないらしいのです。自分の最も幸せだった時期の記憶を全て忘れる、それはとても辛い事だとは思いませんか?」

やえ「……だから、あれ程までに急いでここに辿り着こうとしていた訳か。彼を無理やりにでも連れて」

ハギヨシ「ええ。もしここで彼の父親についての手がかりが見つかれば……彼も記憶に対する苦しみや葛藤も和らぐことになる筈ですからね」

尭深「だからって放っておくのはどうかと……」

ハギヨシ「相手は彼の父親を殺した魔物の巣ですからね。途中まで一人にしておいて、死にかけたら助けてしばらく迷宮の外で実力をつけさせるつもりだったのですよ」

煌「成程、死んでしまっては元も子もありませんからね!」

莉子「(なんだろう、何故か私達が言うべき言葉じゃないような気がする……)あれ? ところでその須賀君はどこへ……?」


莉子がそう聞くと、ハギヨシは話終えて気が落ち着いたのかいつもの表情を顔に張り付けて言った。


ハギヨシ「ああ、今日も一人にして放置しましたよ。今ちょうどここあたりにいると目当てを付けていたのですが……」


朗らかな笑顔でそう言うハギヨシと、それを見て呆れた顔になる莉子達。

そんな彼女達に、背後から声を掛けてくる者が一人いた。


新免「おーい、そこの黒い人ー!」

莉子「あれ、新免さん?(黒い人って……)」


刀を二本ずり下げた少女は、ぜえぜえと肩で息をしながらハギヨシに話しかける。


新免「あなたって、ムロツミの人よね。二人組ギルドの」

ハギヨシ「……ええ、そうですが。どうかなさいましたか?」

新免「何だじゃ無いよ、何だじゃ……あなたのギルドメンバーのゾディアックの子、いるでしょ?」

新免「何だか知らないけどあの人、この先の魔物の巣の方向に行ってるみたいだよ。大丈夫なの?」

ハギヨシ「!? それは、本当の事なのですか!?」


予想とは異なる内容を伝えられ、驚愕するハギヨシ。

ハギヨシはそのまま茫然とした表情を浮かべていたが――数瞬の後に同じく唖然とする莉子達を置いて、素早い動きで魔物の巣の方向へと移動しだした。

必死の様子で進んでいるのか、どんどん遠くなっていく黒い背中。


やえ「あっ、待て!」

尭深「いや、多分待ってたら死にますよ!」

やえ「じゃ、じゃあいいや! 待つな! 待たずに私達も追うぞ!」ダッ

新免「これは流石に私もついていくわ。あの魔物は相当強敵だからね!」ダッ

煌「その魔物って、どれだけ強いのですか?」サササササッ

新免「そうね……私もあんまり魔物の特性とか強さとかには詳しくないけど……ザクとは違う青いヤツよりも強いわよ、多分」


自分達も黒い後ろ姿を追おうと走り出した新免が、煌の質問に答えた、その瞬間――!


莉子「……!? あそこの茂みに、何かいます!」

やえ「ちぃっ、こんな時にっ!」

325 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/02(日) 02:02:04.14 ID:sKZWI8+10



                    ノi
                  イ´::ノ
                     /::::::::イ
   弋..ヽ            /:::::∨
     <廴ヽ      i::::::::f
       < ̄ ̄`ー--┘::::::L__________
         <:::::::::::::::::∂:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,. -'
           >'´:::::j:::::::::`、__,. ---‐'´ ̄
        <:::::::::>'´¨\:::::∧
      /:::::::::>'´     ∨::::∧
    /:::::>'´         ∨:::∧
 /::::::/               ∨::∧
 ゝ                 \:::∧
                          \∧
                      \_i


【アオトビヒトデ が現れた!】

326 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/02(日) 02:02:53.58 ID:sKZWI8+10


急がなければならない彼女達の目の前に現れたのは、前回会ったヒトデの青色違いだった。


莉子「ど、どうしますか、小走先輩!?」

やえ「ええい、こんな所で節約なんてできん! 【毒アゲハ――」

新免「遅いっ! 私がやります!」


やえがいつもの蝶々を呼び出そうとするよりも先に――新免がヒトデに向かって飛び掛かった。


煌「えっ?」


                //
           //  ヤ         /       __
    ___   -──-.、   ムマ |!  _ /} /  ,.ィ=≦: : : : : : : : : : ::} ̄〉
〈 ̄{: : : : : : : : : : : : : : ≧=、,ィム 、|、/: : : {、//,__/: : : : : : : : : : : : : :/ /ヽ、
 \\: : : : : : : : : : : : : : : / ̄ ム /i: : : :{ }/,  マ: : : : : : : : : : : :/ / |  丶
.   \`:<_: : : : : : : : :/  / 〈{ {: : : :} }!}ム  マ: : : : : : : >´ /:.. _}   }  テックセッタァァァーッ!!
   〃\    ¨`:<: : /   .//{:::ヤ\/!/::}ム  マ ̄{ ̄    /:::::::::::{     !
.  / ,.ィ.:\   ./ ̄/ [] /::{ !::::\i/::::/ }、 []}  !ヽ. / ゝ-:、::::/\、  l
/ヽ/     \__/   ー'/|: :\ゝ、_:::::_//:! ー' ノ            \/ \}
ィ:ァ:ノ        \     ! : : : \/L!∨: : : !  /            ヽ、 ヽ
/´          \__{ : : : : : ヽ--': : : ノ:} ̄                 } /!
                 ,ヘ/:ゝ-≦ニ{: : : }ニ≧::∧                  〉::: }
             /  \:マ \::::::/ /ノ !               〈マ:ノ
             {    | \   ̄ ./:!:::::/
             !     |  \:─:{/:::;|::/
                マ   :!   :}}  /ヽー':!
                  マ  :ト=、/ ー'   ゝ:::}
                >/::::::ヽ       .∨
                〈 : : : : 〉
                   ゞ、/〉
                  〉-'i
                    { :! |


【シンメン のテックランサー(隼突き)!】


アオトビヒトデ「エッ、マジデ!?」スパァーン!


【アオトビヒトデ を倒した!】


莉子「な、何ですかその姿は……」

新免「あんまり奥の手は見せたくなかったんだけど……これが私の本当の姿ってやつね」

やえ「(流石に元老院に頼られているだけはあって、実力は本物か……)早く行こう、時間がないぞ!」

煌「当然です!」

327 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/02(日) 02:03:33.05 ID:sKZWI8+10
今日はここまでです 12月の中旬までこんな遅筆遅筆アンド遅筆ですわ、すまんな

それではー
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 02:03:53.55 ID:QkupGPeho
乙ー
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 02:20:24.75 ID:V2N0rJOjo
まさかのテッカマン
イッチ!貴様、スマブラスレを見ていたな!?
330 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/03(月) 23:47:17.81 ID:0sLaReXk0
>>329 テッカマンはあそこと宮守が有名な気がする、いや咲スレでテッカマンで有名ってなんだって話だけども……

更新します ノロノロペチペチです
331 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/03(月) 23:47:49.49 ID:0sLaReXk0


海流を抜け、魔物の群れを新免の一閃で切り払った莉子達は小さな小部屋にたどりついた。

周囲の床や珊瑚は赤黒く濁り、冒険者のものらしい背負い袋や装備の破片がそこらに散乱している。


どうやら大量の冒険者が犠牲になったのは真実らしい――そして、その中心には……。


ドム「オ、オレヲフミダイニ……?」


力ずくで動きを止められている古海の放浪者(面倒なので以下ドム)と、


ハギヨシ「……くっ」


全身を使ってドムの体を止めるハギヨシと、


京太郎「…………」


――その光景を見守るしかない、京太郎がいた。


莉子「ハ、ハギヨシさん!? 待っててください、今そっちに――」

ドムB「ソウハサセンゾウ!」

ドムC「ソウナンダゾウ!」


袋小路の小部屋に向かおうとする莉子達の進路を塞ぐように、魔物達がにょきりと現れた。


新免「邪魔ですね、二体相手ならこのボルテッカ三段返し(桜花の舞)で……!」

尭深「命に係わる命に!」

莉子「そ、それにこの位置から撃ったらハギヨシさん達を巻き込んじゃいます!」

新免「ぐっ……」

やえ「各個撃破、しかなさそうだな……」ジャキッ


莉子達が武器を構えると同時に、ドム達も目の前まで迫ってき、背後にいるであろう京太郎とハギヨシの姿は消えてしまう。

――どうか、辿り着くまでは無事で居てください――。

そんな必死の思いを抱きながら、莉子は武器を手に取り走り出した――。

332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:51:29.07 ID:uPGmiOGJo
あい〜ふる〜え〜る〜あい〜
333 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/03(月) 23:54:00.25 ID:0sLaReXk0


――もう、無理でしょうね……。


自分の中にある冷静な部分がそう囁くのを聞きながら、ハギヨシは自分の腹部をちらと見た。

ヒートサーベルが突き刺さって鮮血で真っ赤に染まったそこを見ている視線すらも、段々とぼやけてくる。


ドム「コノヤロウ、アトヒトイキッテトコロヲ!」

ハギヨシ「……ぐっ」


このMSを『倒す』のは特別難しい事ではない。だが、その前にいくつか京太郎に言いたい事がある。

目の前にいる敵を抱え込むようにしながら、彼は背後にいる自分の相棒に声を掛けた。


ハギヨシ「京太郎君……」

京太郎「ハギヨシさん! 避けてください、『アレ』を使います……!」

ハギヨシ「……フフフ、君自身もTPが切れかけでしょう。それに君の実力では全部命中しない事にはこの魚を倒せないでしょう?」

京太郎「で、でも!」

ハギヨシ「それ、よりも……どう、ですか……京太郎君。思い出しましたか? ここに来たことを……」

京太郎「ええ……思い出しました、思い出しましたけど! 何でこんな、こんな目に遭ってまで……!」


目の端に涙を浮かべながらそう言う京太郎の方を振り向き、彼は青白い顔に笑顔を浮かべた。


ハギヨシ「……いやぁ、記憶が戻れば少しでも胸のつっかりが取れると思ったのですが……これじゃあ、逆、効果ですかね……」ニッ

京太郎「当たり前じゃないですか! 何、何してるんですか! こんな事して、こんな風に庇って……無責任ですよ! せめて俺より先に死ぬなよ! ふざけんな、バーカ!」


敬語を取っ払い、両目をうるうるとさせながら必死に叫ぶ京太郎から視線を背け――ハギヨシは、自分の腹部にある加熱剣を持ち、さらに奥へと押し込んだ。


ハギヨシ「さよならです、これで……!」

京太郎「ハ、ハギヨシさぁぁーん!!!」



                               ヽ`
                              ´
                               ´.
                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
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              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´


【ハギヨシ の肉弾!】


使うは、闇に隠れて生きるシノビが持つ必殺技。

自らの命を犠牲に、闇から光へと――一瞬の光へとその身を変える禁断の技。

そうして、ハギヨシは――何一つ解決せぬまま、無責任に、その命を終えた。

334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:57:35.44 ID:uPGmiOGJo
ま〜あっか〜にもえる
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 23:59:53.21 ID:46cv6up9o
いーくつーものー愛ー
336 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/04(火) 00:01:29.13 ID:SBpiIHuZ0


【今回のhageポイント】



        / /:::::::::: ..:::::::::::::::::: ..:::::::::::::::::::::::::::::..:..:::::::..  i
        //  |::::::..:..::::::::::::::::::::|.::::::::.::.;:::::::::::::::::::::::::..:::::::::::.. |
      //  ,.ィ.:.:./:::::::::::..::;::/::i!..::::::.::ハ::::::::i::i:::::::i:::i:::::::::::::::.|
.      /  // !../:::::::::::/::/:ハ::ハ::::::::..i |::::::::|:|、::::::i::} 、::::::::::::|
      {! // !/:::::::::::::i::ハ:| !| |:i::::::::{ |:::::::|:! ヽ::::!:|::|::::::::::::|
.       {! ./:::::::::::::ハ:|`i二ト,_!:|::::::::! .|::::::i::|_,,ィ_、::V!::::::::::::|
          .i:::::::::::::::i:|リ く h:、;斗、:::::i |::::::K"h:、}_.メ、!:ハ::::::::|
        /:;、:::::::::::|゙|    ̄  ヾ、:::リ::/   ̄`  イ  !::::i:j
        !:ハ::::::::::ヽ!       >;:、(         i /:::/リ
          {:i !:::::;:::::::::i         ´i! `        !イ:::/
        !:| i::::|i:::i::::::、              /:/};/
           !:i i::i-!::|'i:::!::\  ー--___--‐'   ,イノヽー-..、_
     _,...-:‐::::{!:::、{:ハ:|::V:::|i |\   ´ `   ,.イ i!:.:.:.:ヽ::.:.:.:.`:ー:-.、_
,...::‐.:.´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::メ::゙、::::::ト!:、  \__   __/_/ノ!:::.:.:.:.:゙、::::...:.:.:.:.:.:.:.`:.ー-..、_
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:.:.:.:.:.:.:...::::::::::::::::::::::/.:.:.:.:.:.:::i ト、 \|\ / _|//  !::.:.:.:.:.:.|::::::::::::::::::::::::::::::::....


【ギルド:ムロツミ】


・クジュラ(新免さん)、オランピア(もこたんイェイ〜)に続く迷宮で出会う三組目の人物達。強者っぽいのと糞怪しいのの後に現れる、シノビとゾディの普通の二人組の冒険者ギルド。てっきりその後はモブとしてフェードアウトするかと思われたが……。

・……選択肢によってはまさかの死亡(選択肢によって死ぬ人間も変わる)。しかもイベント後に強力なアイテムをくれる訳でもなく、勝手に只ひたすらに死ぬ。「あれ、何でコイツ死んでるの?」って言ってる間に死ぬ。

・そのあっけなさとオチの酷さに精神的にhageられた人間は結構いるそうな……因みに、死なないようにする方法は唯一つ「ナルメル戦での協力を断る事」。そんなん考慮しとらんよ……。

337 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/04(火) 00:10:19.93 ID:SBpiIHuZ0
レス数にするとたった三レスとかいう糞っぷり 来週にはもっとドバッっと出来るから、きっと出来るから……

という訳で今日は終わりです こまめにやってれば今月中に完結するかな……出来るといいな、きっといいな
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:11:59.23 ID:CVu82eKPo
おつー
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:12:40.47 ID:uO7pUojxo
乙やでー
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 00:17:38.26 ID:5MggPwoAO
乙ー
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 02:39:47.94 ID:2sFwTzRIO
乙ー
番外は京太郎ソロか京太郎サイドギルドかな
342 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/06(木) 00:24:35.09 ID:+3sO8PjY0
こんばんば 今日も三レス程度ですごめんなさい

咲の監督になったーで先鋒「狩宿巴」次鋒「石戸霞」中堅「江口セーラ」副将「鷺森灼」大将「神代小蒔」でしたごめんなさい 本当にコメントし辛いメンツが来ちゃってゴメンなさい もしよかったら皆もここに結果貼ろう、な!
343 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/06(木) 00:25:44.43 ID:+3sO8PjY0


【古海の放浪者 を倒した!】

【古海の放浪者 を倒した!】


やえ「ようやく倒したが……さっきの爆発を聞く限り、もう手遅れのようだな……」

京太郎「……ええ」


辺りには魔物の肉片が散らばっており、その中心には茫然とした顔の京太郎がいた。

そしてその少年の前には、傷だらけで全身が血塗れになりながら、安らかな顔で横たわる青年の姿があった。


京太郎「ここ……、子供の頃、俺が親父と一緒に来た場所です。親父のギルドは強かったけど…」

京太郎「……ここで古代魚の群れに襲われ俺を庇った親父は倒れ……俺一人だけ糸で逃げて………」

京太郎「そして、記憶を消したんです、辛くて耐えられなかったから……」

京太郎「今度もハギヨシさんが庇ってくれた…。アタシを守ろうとして親父も……、ハギヨシさんも……」


彼女達の言葉を待つよりも先にそう言い切ると、京太郎は憔悴しきった様子でその場にへたりこんだ。

――と。そこでふと思い出したように、彼は力のない声で新免に質問した。


京太郎「ところで……深都への入口ってのは、どこにあるんですかね……? ここの小部屋にあるって、聞いたんですけど……」

新免「えっ? そ、そんな事誰が言ったの? ここには元老院の調査で何もないって分かってるし……そもそも、危険な魔物が多いから立ち寄らないようにって……」

京太郎「…………」

新免「と、とりあえず一旦海都に戻りましょう。糸は私が持ってるから……」

京太郎「…………」


その瞬間。

その瞬間、彼の顔に流れた表情を一言で言い表すのは、とても難しかった。

その顔には最初に呆然が広がり、やがて怒りが浸食し、悲しみが到来し、困惑が渦を巻き――しかし、最後に表情に現れたのは過ぎ去った事への後悔の虚しさに気付いたような、そんな諦めの表情だった。


京太郎「ああ、そう、いう事か……すみません、安福さん」

莉子「は、はい?」

京太郎「対木 もこっていう人を知ってますかね? 多分、第一層で冒険者にテントを渡してたと思うんですけど……」

やえ「ああ、あの怪しげな……」

京太郎「もし、もし彼女に会ったら気を付けてください。あの人は、あの人は――」


そこまでかすれた声で言った後、彼は口の動きをぱたりと止めた。

言葉を探しあぐねる様子でしばらく逡巡した後、彼はゆっくりと続きの言葉を吐き出した――。


――冒険者の、敵です――。

344 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/06(木) 00:27:21.75 ID:+3sO8PjY0


もこ『あ、お久しぶりです、皆さん! そちらの道に行っていたのですね!』

莉子「…………」

やえ「…………」

尭深「…………」

煌「……すばらくは、ないみたいですね」


糸で迷宮から脱出した二人を見送った彼女達は、戻ってきた道の途中で木々を背にして立つもこに再開する。

以前は奇妙さを感じていたその親しげな態度も、今となっては最早悪魔じみた物にしか感じなかった。


やえ「……ああ、お陰様で何とか無事だよ」

もこ『それは何よりです。ところで、迷宮の奥にあるあの小部屋には行きましたか? 何でも深都へと続く隠し階段が……』

煌「魔物達がたくさんいるアソコですか!」

尭深「あなたが誘導して冒険者を殺してたって言う、アソコの事ですか?」

もこ『…………』


尭深の追及に、もこはぴたりと筆の動きを止めた。

345 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/06(木) 00:30:38.38 ID:+3sO8PjY0


やえ「何故あそこには何も無いと再三言われているのに冒険者達が集まり魔物の餌食になるのか……その理由は、深都がこの先にあると思っていたから……そうだな!」

莉子「な、何でそんな事するんですか……?」

もこ『…………』


もこ「あれだけの魔物相手に、無事戻るとは計算外……」


囲まれた形となった少女は、筆に何かを書き込むことはなく――くるりと後ろを向いて静かに呟いた。


もこ「センパンズ……、あなたたち本当に邪魔な存在」

煌「ええっ、確信犯だったのですか!?」

尭深「今更ですか!?」

莉子「ていうかその名前は何なんですか!? 一人だけ団体戦出てないからって失礼ですよ! やえさんに!」

やえ「え、私一応プラスなんだけど……」

もこ「面倒な手段は終わり……深都探しを止めてくれないと……」


もこは言葉に合わせて、背後の木々を撫でる。

さして力を込めたとも見えなかったが、一本の大木の幹が軽く裂けて莉子達の前で倒れていく……。


やえ「な、ななな何だ!? 何故あんなあっさり……!?」

もこ「……命惜しくば深都を目指すな……元老院にもそう伝えろ」

煌「そんな憮然とした言い方しなくても!」

もこ「伝えろ……下さい」

煌「分かりましたー!」


もこはそこまでいうと倒した木々の陰、背後へと走り去る。

今までは見つけられなかったが、そこには何と奥へと続く道が存在していた。


莉子「…………行っちゃいました」

やえ「……追うべきでは、ないだろうな。こちらも体力がギリギリだし、この事を元老院に報告しなければならないだろうな……」

尭深「でしょうね。糸使います」


【尭深 はアリアドネの糸を使った!】

346 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/06(木) 00:34:08.08 ID:+3sO8PjY0


ロード元老院 -Road Senatus-


トシ「……第二階層でイタズラしてるその子を、とにかく何とかしないとね」

やえ「どうやら道も開けたようだし、進むしかない、という事か……」


莉子達からの報告を受けた元老院の長、熊倉 トシは厳しい表情で言う。


トシ「……あんたらは知らないだろうけどね。第二階層の調査は、実は何十年も前から行ってきてるのさ」

トシ「私はそれをずっと見てたんだよ。何十…何百という冒険者が、樹海の藻屑になったのを……」

莉子「ひ、酷い……無理矢理挑まされただけなのに……」

トシ「だからこそ、もしその女が海都の冒険者を騙してたのが事実なら……許すわけにはいかないんだよ」

トシ「無論、元老院も全面的に動かすさ。新免に命じて、衛兵隊を一個中隊ほど派遣するよ」

煌「ソルテッカマン隊とかですかね……すばらっ!」

トシ「だからあんたらも性根を据えてその女を見つけて、とっ捕まえて私の前まで連れてきておくれ……頼んだよ!」

尭深「…………」


尭深「(いやぁ、ここら辺はテキスト集のコピーだけでいいから楽だなぁ……)」ズズズ…


……かくして、彼女達の深都探索&もこ探索を目的とした禁断のミッションが始まったのである――!

347 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/06(木) 00:36:28.12 ID:+3sO8PjY0
今日はこれで終わりです

とりあえず次の更新自体は土-日辺りになって、本格的な更新は水曜日ぐらいからになると思います、本当にすみません

それではまた
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 00:37:22.29 ID:/Q46EY6go

先鋒「エイスリン」次鋒「狩宿巴」中堅「福路美穂子」副将「東横桃子」大将「小走やえ」だった
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 00:39:41.05 ID:yP6CcYA7o
おつー
途中京太郎がオネエになってるんですがそれは
それにしてもセンパンズ…いい名前だね(ニッコリ
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 00:45:48.93 ID:2krH/wti0
乙ー
先鋒「鶴田姫子」次鋒「愛宕雅枝」中堅「蒲原智美」副将「松実宥」大将「三尋木咏」
だったけどこのチーム結構強いんじゃなかろうか
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 00:47:52.62 ID:44KIq+1vo
おつ
京太郎は実は女だった・・・?
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 00:52:28.76 ID:96FE7bDIo

京太郎の目的が対木もこへの復讐になるのかな?
先鋒「井上純」次鋒「姉帯豊音」中堅「高鴨穏乃」副将「滝見春」大将「宮永咲」
純くんと春以外が対象だー
353 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 21:52:13.94 ID:JPVZUslB0

>>348 地味に強そうで羨ましい 大将やえやえとかご褒美極まりない
>>349 コピペ楽だわーって言ってた結果がこれだよ!
>>350 学生じゃないのが二人もいる……だと……
>>351 淡=京太郎がうんたらかんたら
>>352 対象って書くから好みの話かと思っちった

本日のアレ

◆g1RagFcnhwの組んだチーム 先鋒「石戸霞」次鋒「天江衣」中堅「薄墨初美」副将「井上純」大将「滝見春」 目指せ全国優勝!

……おいィ?

という訳で番外編投下しますドバーッ 最後には人物安価もあるよドバーッ
354 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 21:53:18.18 ID:JPVZUslB0


……

…………


冒険者ギルド -Adventurer's Guild-


衛兵「……そう、か……君もあの小部屋で仲間を……」

京太郎「はい。だから除名処理を、と思いまして……」

衛兵「ああ、分かった……なぁ。死んじまったのを悔やむ気持ちも分かるが、後を追ったりなんかしちゃいかんぜ? 命は一つなんだからな」

京太郎「……はぁ」


京太郎の生返事に衛兵は何か物言いたげな顔をしたが、やがて何も言わずその場から立ち去った。

その背中をぼうっと見送った彼は、どかりとその場に座り込んだ。


京太郎「…………」


――後追い自殺など、出来る訳がない。

父親も、黒服の彼も、自分を生かす為だけにその命を犠牲にしたのだ。

既に自分の両肩には二人分の命がのしかかっている。この命を無駄にする事が、どうしてできようか。


京太郎「……でも、なぁ……」


それなら、具体的にどうすればいいのか。

父も相棒も教えてくれなかったその事に、彼は放心しながら考えていた。


京太郎「迷宮……も、怖いしなぁ……復讐しようにも力が無いし……かといって、ここで冒険をで止めちまうのもなぁ」


――何も浮かばなかった。

人二人が犠牲になってまで生かされた自分の脳内には、何もやろうという目標が浮かばなかったのだ。


京太郎「……何で、俺なんかの為に犠牲になったんだよ、アホ共……」


何故か晴れやかだったその死に顔を思い出した、その時――。


?「あのっ!」

京太郎「……はい?」


355 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 21:58:13.38 ID:JPVZUslB0


ふと上を見上げれば、そこには。

そこには、一人の少女が自分の事を見下ろしていた。


?「あなたって、その……ゾディアックの人ですよね! 星術使いの……今、入ってるギルドとかいないんですか?」

京太郎「いや、ギルドはあったけど……唯一の仲間が死んじゃってね。一人きりだよ」


力なき笑みを浮かべて、そう彼は答えた。

迷宮探索に出る意思が薄い今、嘘をついても良かったのだが――しかし、彼は目の前の少女からとてつもないエネルギーを感じ取っていた。

もしかしたら、魂の抜けた自分に何かを取り戻してくれるかもしれない。

――そんな気が、してきたのである。


?「あの、よければ私のギルドに入りませんか!? 私も、その、今一人でして!」

京太郎「……ああ、いいよ」

?「あっ、えっと、といっても私は迷宮探索じゃなくて、大航海クエスト専門なんですけど……」

京太郎「大航海……? ああ……」


聞いたことはある。百年前の大異変により失われたのはこの国の土地の一部だけではなく、周りの地理情報すらも例外ではなかった、という話らしい。

アーモロードの周りの海図開拓と共に、それを邪魔する魔物共を蹴散らしていく――それが、大航海クエストなのであった。


京太郎「……別にいいよ。こっちも迷宮で人を亡くしちゃって、正直あんまり行きたくなかったんだ」

?「それはよかった! ……あ、いえその、よかった訳じゃないですけど、えと……と、とにかく今から早速行きましょう! ちょうど近くの町に巨大ザメが暴れまわってるって話なんです!」ズイッ


そう言いながら、少女はやる気まんまんの表情で京太郎の袖を掴んだ。

その勢いに任せた行動に苦笑しながら、彼は言う。


京太郎「分かった、それじゃあ行こうか。俺は須賀 京太郎。君は?」

?「はい! 私の名前は――」


                 __
             . : :´: : : : : : : : :`: .
              /: : : : : : : : : : : : : : : : \
           .´: :/: /: : : :∧: : :ヽ: : : : : ヽ
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        {:i: : :{: :/Tニヽ {!   jイ:ノハハハノ : !:}: :ヽ:ヽ
        i:ハ: :ハ: i/ん:ハ`   ゙ん:ハヽi: :i :ハ}i: : : ヽヽ
           iハ: ハゝ 辷ソ    辷ソ "ハ:レ: ノ: : : : ヽ:ヽ
             /人 !       '       /.ィ:}: : : : : : : ハ:.}
             {:{  ', "" r――┐ "" ′V}: : : : : : : } }:}
          {:{  ゝ,  ヽ  ノ   イ  ∧: : : : : : :/:/
            ,ヾく: ̄::i:::::ェ- --ェ彡!: ̄::::ハ}: : : : : //
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         /:::::::へ┐::::::\:::l l::::/::::::::::::::::j:::V : ノ
         ノ:::/ヽ‐二>、:::::::::`:l l:´:::::::::::::::::::V:::::Vノ
      ノ::ィ::ヽ::`<´,.)::::::::::::l l::::::::::::::::::::::::!:::::::ハ
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「高鴨 穏乃って言います! 職業はショーグンやってます!」

356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:00:12.43 ID:/akaSZsVo
猿でショーグンとか秀吉にでもなるつもりかっ
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:01:36.89 ID:KqGwu8SUo
仲間っていいもんだなって思ったら切りつけられてぐえーする京太郎
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:02:10.77 ID:frBoTmmLo
介錯祭りだああ
359 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:04:01.11 ID:JPVZUslB0



倒れても倒されず。

踏まれても立ち上がり。

決して枯れる事のない雄姿を見たか。

決して挫ける事のない勇士を見たか。

困難に屈さぬ者達の姿。

人、それを不屈という。

そして波間を走る不屈の者達の名。

人、それをフクツーズと呼ぶ。


【番外編:フクツーズ外伝1…vsハンマーヘッド】


360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:04:47.79 ID:b8NK3aazo
ジャージだけだからお腹壊した?
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:06:16.99 ID:vU3JfErEo
腹痛ではないやろ
362 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:08:33.51 ID:JPVZUslB0


商業港アユタヤ。

その名の通り多くの商人や船大工が集まるその町に、『ハンマーヘッド』という魔物が現れたのはつい最近だった。


                      ,、
                      } ヽ
τ─-- .,__                l  ヽ
 `  、.   ` - _    r 、_   __ - '^   il,
     ` 、    ` ─'~ ~- '^     ヽ- __l` 、
       ` ,.                    ヽ
        /  ,; -─、   _           ヽ、
       /,/^   ん- '^i  ヽ、          ヽ、
       "          !__ノ `- ゝ─、{{.i      ヽ  ,. --、
                      /   ,込i.!_      -'^  _)
                    / , イ  二>      イ
                    - ~     d^~  _ ,. - '~
                           `-=~ ̄


ハンマーヘッド。

町の貿易を妨げるその鮫の魔物に頭の悩ませたのは、アユタヤの人間だけではなかった。

海都の人間も、街の造船技術を頼りにしていたのである。

技術を求める方と、その技術を提供する方。

双方が何かの問題に頭を悩ませれば、それの解決は当然より力と金に余裕のある方がするべきである。


――そういう訳で、海都アーモロードは魔物を討伐する冒険者を募集したのである。

363 :皆さんも寝る時にお腹は冷やさないようにね ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:10:13.57 ID:JPVZUslB0


穏乃「商業港ですか……終わったら、ラーメン食べにいきましょうね!」ウキウキ

京太郎「ラーメンと港との関係性がわかんねーよ!」

穏乃「塩味が効いててきっと美味しいと思いますよー!」

京太郎「あ、そういう……」


船でざぶんざぶんと揺られながら、彼らは鮫の魔物がいるという場所までやってきていた。


穏乃「その為にも頑張って倒しましょうね、大鮫!」

京太郎「あ、ああ……(しかし、二人だけで倒せるモンかねそのハンマーヘッドとかいうのは……)」


彼は正直不安を感じていた。

指令が下される程の強さの魔物なら、おそらく結構な強さなのだろう。

それをたった二人で、しかもこんなヒョロッコイ男とちんまい少女で倒せるのだろうか。

……ムリムリムリムリ! と逆転検事2のラスボスの口癖を連呼してしまいたい所である。あ、逆転裁判5制作決定おめでとうございます。


京太郎「(もし、俺の隣にいるのはハギヨシさんだったら――いや、そんな事を考えても仕方ないよな……)」


過ぎ去ってしまった時が戻らないように、死んだ人間もまた生き返る事はない。画面の前の諸君もファイアーエムブレム(もしくはヘビーレイン)でそれはよくご存じの通りだろう。

今自分の隣にいるのはショーグンの幼い少女。その事実を認めるのだ――彼は自分の心にそう言い聞かせた。


京太郎「……って、そういやショーグンってどういう事が出来るんだ? 『美しく青きドナウ』を大音量で流す戦艦を落とせるとか?」

穏乃「そんな宇宙でスペースでナンバーワンではないですよ!」


京太郎の言葉に隣にいた少女がむきー、と反論する。赤いボタンは知らない様子である。

因みに私の中ではあの歌詞は「宇宙空間(スペース)ナンバーワン」って意味じゃないかと思っているのだが、これもうわかんねえなあ、お前どう?


京太郎「いや、一応迷宮にもショーグンやってる人はいたけど、あんまり戦ってるの見たことないからさ」

穏乃「ふっふっふ、そういう事なら今からお見せしますよ……ハンマーヘッドを相手にね!」

京太郎「それは心強い限りで……」


甲板上から海を見ると、先程よりも海流の流れが激しくなっているように見え、さらには海の中からこちらを鋭く見る視線まであった……どうやら敵はすぐそこまで来ているらしい。

――ここまで来たからには、覚悟を決めなきゃあな。これを弔い合戦にしちまえ。

彼は自分の杖を握りしめ、緊張しながらその時を待った。


364 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:16:17.59 ID:JPVZUslB0


波はどんどんとその強さを増し、やがてその中から巨大な魔物の姿が見え隠れする。

そして――


海の、中から、一体の、鮫が――


京太郎「来た……!」

穏乃「よぉし、来るなら来い! ハンマーヘッド、いや――



     『シャーク』!!」


穏乃の声に呼応するかのように、魔物もまた言葉を返した。


ハンマーヘッド「その馴れ馴れしい呼び方、俺を倒せると思っているその態度……


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365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:19:22.00 ID:KqGwu8SUo
シャークさんwwwwww
366 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:19:24.65 ID:JPVZUslB0




                  ____ -‐…‐ 、
             _ -<r´: : : :r‐ 、 o  o 'i!,
          _ < r: :´:__に',_ | o   o |i!
          _∠   /r‐´7   |  |fr==ェ、 r,==ィ
       /    /Y:::|  |    |  |迅=='〒迅=彳
      /      /: |::::|  |  ハルト-/ |  __'   バレl
    / ∩    i. : :|::::|  |__tj'、`´ , 个  _, イ、  /
   K_  ∪   _|: : :|::::| i´-r-、ラえY ド、_∠´⌒`> 、
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_/:::::::::::::ミミメ、ヽ  ',: :Y:::| く   /iア´
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   マ::::::::::::::::::::ムム V /                   /: : :
\  V::::::::::::::::::::::Vム  X                    /: : : :
  \ ',:::::::::::::::::::::::',: ',/                    i: : : : :


【ハンマーヘッド があらわれた!】



367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:20:05.59 ID:xNlS5iVdo
でた!シャークさんのマジックコンボだ!
368 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:24:46.73 ID:JPVZUslB0



ハンマーヘッド「デュエルディスク、セット! Dゲイザー、セット! ARビジョン、リンク完了!!」

ハンマーヘッド「デュエル!!」シャコーン、ピロピロピロ


      w
 -= J( 'ー`)し
-=≡ ( つ┯つ
-=≡||||
 -= (_)|)
    (◎) ̄))
     ̄ ̄ ̄


【LP:4000】


京太郎「こ、これがハンマーヘッド……!」

穏乃「思ってた通り、かなりの強敵みたいですね……!」


どうみてもシャークなその魔物に、一瞬気圧される二人。


穏乃「ええい、悩んだって仕方ない! とりあえず特攻だぁ!」シャキーン!


そう言いながら穏乃は刀を抜いて飛び掛かったが、しかし――


ハンマーヘッド「甘いぜ! 俺は『エスケープ・ルアー』を発動! 攻撃対象を別のモンスターに移し、ダメージを半分にする!」



                 l_
           w   ミ |;;;;;|
        J( 'ー`)しノ.lー┘
          ノ(  )
          /  >


【ハンマーヘッド の悪しき盾鱗!】

【LP4000→3500】

369 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:30:41.61 ID:JPVZUslB0


穏乃「ぐっ、か、堅い……!」

京太郎「(あれ、別のモンスターなんていなくね?)」

ハンマーヘッド「その程度かよ! 今度は俺から行くぜ……行け! ビッグ・ジョーズ!」



                    , -==ァ
                  //  /
                 /::/  /
                 /:::::/  '
               |:::::/   |___
              //>≦´::::::::::::::::::::`ヽ
         _   />' <夕イ ̄ ̄(_::::::::}
      /´::::::::`´// , -、o  o/ヽ_>-ミ`ー'!
      `ヽ:::::::::/::/ /__ハ Yアア:| lVVWリーイ
        ー/::::/ /r{Y|:`ヘ|:::/!::| !:::::::::| | } ハ
       _/::::::V!りハ、{::::::::::::/ |::へ|:::::::リ|ノ!/ / }
.       ∨:::::::::}{:@)く/レlィl::l |:::::::rrく],、  / /
       〈|:::::::::/ L__>、`ー'^| |::::::::ーへハ/ /
  , <´ ̄ ̄ ̄`    `ー‐<ヘ_ノハハイ}ィl:::くハ/
/      /     /、`> - ニニ三> '
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨     ∧  ',
        ∨    ∧ \|      __
         \     `ヽ   /::ノ
         / ,ヘ    \_/:::::/
          |/  `丶、._>:::::{
                  \::::ハ
                   \_〉


【ハンマーヘッド のシャークラッシュ!】


穏乃「う、うおわぁぁぁぁ!!」ゴロゴロゴロ……


【穏乃 にダメージ!】


京太郎「し、穏乃ちゃん!」メディカー


1800相当のダメージを受けて転がった穏乃を見て、京太郎は慌てて回復薬を取り出した。


穏乃「あ、ありがとうございます……やっぱりショーグンとゾディアックじゃあ防御が弱すぎるみたいですね……」ボロボロ…

京太郎「じゃ、じゃあ何で俺を誘ったんだよ!」

穏乃「……えっと、それは勿論……」

京太郎「勿論?」

穏乃「削られる前に、削る気でいるからです!!」ガバッ!

京太郎「う、うおわっ」


穏乃はそう勢いよく言うと立ち上がり、刀を再び構えた。


ハンマーヘッド「おい、早くしろ……お前のターンだぞ」イラットクルゼー

穏乃「京太郎さん! このままだと火力で押し切られます……何か、何かありませんか!? この場を打開できる、超凄い技を……!?」

京太郎「…………」


そう言われた彼の脳裏に、ハギヨシとの別れの瞬間に交わしたあの会話がちらついた。


――『……フフフ、君自身もTPが切れかけでしょう。それに君の実力では全部命中しない事にはこの魚を倒せないでしょう?』


あの、あの技を使う時が――来たのか?
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:31:58.48 ID:b8NK3aazo
ピロリロリロリロピローン
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:32:47.49 ID:Nq49lwGIO
カン☆コーン
372 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:35:38.10 ID:JPVZUslB0


京太郎「……ある。あるよ。只、TPの消費が激しいし、俺の力じゃ全部命中しそうにない。だから、もし相手の脚を止めれる技があったら使って――」

穏乃「すいません、ありません!」

京太郎「ええっ」

穏乃「……でも、別の事が出来る技ならあります。発想を変えましょう! 相手の動きを止めて全弾当てるのではなく――」

京太郎「なく……?」


                        ___
               _ >: : ̄: : : : : : : : ̄: ー.、
                  /: / : : /: : : : : : : : : : : : : : :\
            /: : :´\ : /: : : : : :/: : : : : :∧: : : : :\
             /: : : /: : : : 7: : : : /:/: : : : /:/  V: : :ヽ: :ヽ
          /: : : /: \: : i : ! : :ハハ:\/ハ!   V: : :}} : : ヽ
            /: : : : : {:ヽ: : ヽ:!: ハ:/r‐r示ミ` {   __レ‐:j: : : :ハ
         /: : : : : : :、: : : : : :V: :V ん/ハ     zzレイ: : : : :ハ}
.         /: : : : : : : :∧: /⌒V:./ 弋/ソ     ん:i 〉レ: :ノ: :ハ
         /: : : : : : : : : :∧ヽ  l: :!  ヽヽ      辷/ ハレ レ   一発一発の威力を上げるんです!!
      /: : : : : : : : : : :/ \ヽ.!: l        `ヽヽ': |
     /:/: : : : : : : : ://   ヽ:!: !    { ̄  ァ   /: !
   /:/: : : : : : : : :_:/:/   rハ: {       _ /  ィj: :j
 /:/: : : : : : : :/  ヽ` ーく  ヽ:{   - _   < l :/
´ /: : : : : /: :/    i   ヽ  '\ ∧_     〃
. : : :_: /: : /     }   \ / 〉{く}   ‐、  ノ
 ̄  /: : /        ノ     r‐ヽo Y∧〉  ハ
. /: : : /         //     !: . : V/:⌒:┐ / ,′
∠ ―へ       //   レ: .┬く . : / / ′
    \  ヽ    〃   く: . : . 小: . Y }' イ
      ┬ 、  ー-V      \:/oハ: . :> ! │
      /   >‐┘           j    ,  }
      /   /   、         o!    ノ―'j
    /   /    ヽ      /  ∠ィ ̄
    /    /       、    /  /  }


【穏乃 の先陣の名誉!】

373 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:40:33.09 ID:JPVZUslB0


――ドクン。


その瞬間、彼の体内から湧き上がる物があった。


京太郎「お、おおおおおおお……」


ソレは熱き力を到来させる何かで、ソレはどくどくと彼の心臓の動きを回し、ソレは、ソレは――。


京太郎「うぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!」ピカァァァァーッ!!

ハンマーヘッド「な、何だこの光……まさか、『カオスエクシーズチェンジ』か!?」

穏乃「いいえ! 違います! あれは、あれは……京太郎さん!」



京太郎「いや……今の俺は須賀 京太郎じゃない。俺は、俺は――


                               /}  /イ
                               / / // }
                     ‐=ニ=‐  _/  /レ'/ /
                   ´      -=ニ二 `   / /  1
                /   /           く  / i!
                ∧   ′  ̄ `r 、     r  〈 リ
                | \、/         、    >  V
                |   ヾ    ‐=ミ   fy‐   ヘ. i}
            __| 0)_) !}   f′   \ ゞ= /  }′
              /{  f´_|   !ト、  {!       \ fi′ |!
          /八  v´\  「「\、丶      ) {   ノ
      / ̄ ̄ ̄ ̄ ` 、\ \|」 个ト、`ー‐‐一__丶 '  / 》 /)
   У三三三≧ミ 、   \=‐\i} r‐ミ ̄ 》  ̄ ̄}/〉'/ 〉 ///
  〃//´ ̄     \\    \=- ゝ  /    /´ / / 〃 /
  / //     ___  、\    \=- \/___/レ´    /
. { {{     ´-=ニ三≧- \\    \二ニ=‐   ||ニ=-   {
  i! | |  / -=ニ三三ニ=- \\    \二ニ=- |ト、ニ=-  、___
  i! | i  .′-=ニニ三三ニ=-  \\    \二=- !!、 、=-_____´`         - 、
  i! | | { -ニ三三三三三ニ=-   、 、    Y=‐ || i}  }´      | |     / /
  i! | |_ | -=ニ三三三三三ニ=-   } i}     |ニ‐ ||ノ>′      } |    / /__
  i!.У || -=ニ三三三三三ニ=-  | i!     |ニ‐ |「       /=- ー=´- 彳__ ノ
  レ∨∧ -=ニ三三フ´ ̄ ̄\   | i!    |ニ‐リ      -ミ .へ.ニ=-     __ ノ
  ]_∨∧ -=ニ /-=ニ   -─\ ノ ∧._  | /  _    _(    Y´ \ニ=-  ___ ノ
  i  ∨∧ -ニ/-=ニ  /-=ニ二 \/  「i   厂 _く \< \f⌒E   V⌒V´
  |  ∨/\_、-= /-=ニ二     \  !| / _く \、 \、 \_ノ ヽ i!ー ′
  i    ∨///,\/-=ニニ二        \' 厶く \、 \  >、 ゞ=彡'ノ


【京太郎 の攻撃力が上がった!】

【京太郎 は次のターン最速で行動できる!】


――仮面ライダーメテオ。お前の運命は、俺が決める」ホアチャアアアアアアーン!!


374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:46:02.20 ID:KqGwu8SUo
ttp://www.youtube.com/watch?v=HJdUVuZUVAE
まさかのメテオ
375 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:46:21.03 ID:JPVZUslB0


ハンマーヘッド「…………」


  ┌-<|: : : : : :\: \: : :,/: : : : : l: :/ K: : : : \/: |
  |: : : : !: : : : : : : :\: : /l: : : :/l: :|/イ:ハ ヽ>イ: : :::l
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  .!: : : ::!: : : : : : : :!ミ/   ̄  l/   ̄   ∨: : : : !
   !: : : :l: : : : : : : :|   ̄`ヽ__∧∧∧___}: : : : :l
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  |: ::ハ: : l: : : : : : :,'(:・:)     、、 lく::::::::::::::::!: : : : ::!  えっ?
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  |: : /: : |: : : : : : |         /       !: : : :,' .ト、
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  ∨: : : : :/  /l       / /ハ   `へ/ヽ: : : : :/ ̄ ̄>、
 . ∨: : /  /  ハ      /,ィ/  }     \ ヽ/   /   \
   \/     /\>ー─一' イ


ハンマーヘッド「え、何それ? ちょっと意味わからんわ、ソレは。大体何でお前そんな、そんな……え? 何? 何なの? どうなってんの?」

京太郎「フン、別にお前に分かってもらおうなんて思ってない……さあ来い、次はお前のターンだ」

ハンマーヘッド「……チッ、その人を見透かしたような態度、イラッとくるぜ! 俺は手札から、『アクア・ジェット』を発動! ビッグ・ジョーズの攻撃力を1000ポイントアップさせる!」パパーパパーパーラパパパパー


                       /\
                       \  \
                        \ . γ ⌒ヽ
                         / i (((● i-=-
                         、  ゝ __彡  Wリ
                       / ヽ. //  /\
                       |_/  |_/  γ ⌒ヽ
                      ,゙ ・。゚      丶/ i (((● i
                    ,゙ ・。゚         、  ゝ __彡\
                             / ヽ. / \/
                          ,゙ ・。゚|_/
                        ,゙ ・。゚
          w          彡
        J( 'ー`)し       彡
          ノ(  )ヽ   _  彡_
          /  >    |::.:::..:|


【ハンマーヘッド の力溜め!】
376 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:51:20.70 ID:JPVZUslB0


穏乃「出た! シャークさんのマジックコンボだ!」

ハンマーヘッド「見ていろ、次のターンでダイレクトアタック(食いちぎり)すれば、お前をその変なコスプレごと葬れるぜ!」

京太郎「フン、何をするかと思えば……安心しろ。お前に次のターンは来ない」

ハンマーヘッド「何っ!?」

京太郎「行くぞッ! リミットブレイクだ!」ギャギャギャギャン!

メテオギャラクシー『Limit Break!! OK!』


腰部に付けていた青色のスイッチを右腕に付け替え、京太郎は構えた。


京太郎「ホアチャアアアアアアアッ!!」


圭ヨ\
圭圭ヨヘ                         /  /
圭圭圭∧                       /(_ /(//
圭圭圭ヨム                       /  /  /(イ/
圭圭圭圭∧                     /´ ̄r 、ヽ   /
圭圭圭圭圭}                  /丶      ∨/(イ
圭圭圭彡⌒i!                 r、 o  -==ミ    /|
圭圭i i i i i i i!                   {!: : :、f′: : : : :i}  f' リ
圭 i i i i i i i i !__   r、           入:_:_||:_:_:_:_; ムイУ )ヽ
圭 i i i i i i i f'r=tミ〉ー《》\       / ∧ Y´ r ´/ ム //人__
圭 i i i i i i i// O |i⊥冂⊥≧=‐-    {  { ∧i!   L//////三`ヽ\
圭 i i i i i i ii |ニニ¶凵iTi凵i二二二二ニ|  |{ fTT≧=彡'///三二二ニハヽ
圭从i i i i i レ====ニ≪二二二ニニニニ|  | i |!|└′/三 / /:/三二ニニ=彡ソハ
圭夊、 i i i从           ‐-=ニニ|  | | iii __/ニニ′!/三三三二ニニ=彡i}
圭圭之 i/                  、 | | ||二二二ニ{ {|三三三二ニニニ=彳
圭圭圭/                   ヾト、ハ二二ニニ| |!、三三二二ニニ=≦
圭圭W                          Y }二二ニ∧ ∨二二`ヽ二二二ニ\
圭ヨ/                       V !二二ニニ} \ニニニ\二二ニニ\
少'                             ヽト、一ー<≧ュ  ー─‐彡\二二ニニ\
                                 寸二二二二ニニニニニ>'\二二ニニ\
                                 寸二二二二二二二二ニニ\二二ニニ\        /ニ)
                                    寸二二二二二二ニニ=彳 \二二ニニヽ__ _  /ニ/
                               r=i寸二二二二ニニニニi   ` ≪二二⌒v´ /`ニニく
                               ゞ=彡二二二二二二ニニ{       ` ≪ニニ{ {二二ニニ\


【京太郎 のメテオ!】

377 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 22:56:18.52 ID:JPVZUslB0


右腕に纏った青いエネルギーごとハンマーヘッドを吹き飛ばし、そのまま流星群の如き連続パンチを叩きこむ。


ハンマーヘッド「……ま、まるで流星の、よう、だ……」

京太郎「ホワチャアアアアッ!!」


そして――フィニッシュ。

最後に叩き込んだストレートパンチによって、鮫の魔物は再び海中へと叩き込まれた。


            |\    /|      j  }::::::::::::::::::::/_, -‐:::7
           |:::::\  /└∧∧/  ̄`ヽ::::::::::::::|::::::::::::::/
.             |::::::::::\/ ̄ ^~^x≦=== |::::::::::::l::::::::::::/.|
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              |:::::::::::/}Y__゚_|!、` ゙\ニ二/ .|::::::::::::i::::::::{::::::l   う、うおああああああああ!!!
             |::::::::// 三 ___  三三   |::::::::::::|:::::::l:::::::|      ト、
             ;::::::/.:|   / -¬ヽ       .|::::::::::::|::::::::!::::::!.    |:::ヽ
          /.:::::::::::|   |ゞ ____ハ     |::::::::::::|::::::::l::::::| |ヽ   |:::::::}
    /        /.:::::::::::∧   |, /   ハ      |::::::::::::|::::::::ゝ::」 |:::ヽ /.:::::::!. ,|
.   /.:|     /.:::::::::::/::∧  {r二二二ノ     |:::::::::::::\::::::::::::/.::::::V.:::::::/ ノ:}
  /.::::|    //.:::::::::::/.::::::∧  ̄三 ̄´    ./|::::::::::::::::::\_/.::::::::::}:::::://.::/
. {::::::::\∠.::::'.:::::::::::/.:::::::::::∧           / .\:::::::::::::::::::::::::::::::::::/.:::/:::::::::/
  \:::::::::::::::::::::::::::___.:::::::-‐ ¨´>x____/    \::::::::::::::::::::::::/__/.::::::/
   \:::::::::-‐ ¨´                     \::::::::::::/     ̄
      ̄                            \/


【LP:3500→0】ピロピロピロピロ…ティリン!


【WINNER:SHIZUNO&KYOTARO】


378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:57:08.23 ID:b8NK3aazo
落ちぶれたぜ、シャーク!
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 22:57:36.86 ID:KqGwu8SUo
悔しいでしょうねえ
380 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 23:00:36.53 ID:JPVZUslB0


―商業港アユタヤ……のラーメン屋―


穏乃「んまいんまい!」ズルズルズル…

京太郎「ほ、本当に美味い塩ラーメンだ……!」

ラーメンのおっさんC(長いので犯罪者Cにでもしましょうか、他意はないですよ他意は)「ダシは海水から取ってるからな」

京太郎「え、嘘、セミじゃなくて?」

犯罪者C「セミじゃなくて!」


初めての戦いを勝利で飾った後、ずるずるとラーメンを啜る二人。

勝利の余韻に浸りながらしばらくラーメンをうまうまと啜っていたが、そんな中京太郎がふと呟いた。


京太郎「……いやぁ、死ななくてよかったよかった」

穏乃「そうですね! でも次倒しに行く時は、もう一人ギルドで仲間を募集した方がいいですよね」ウエヒヒ

京太郎「全く!」


はははと二人で笑いあった後、ふとおずおずとした様子で穏乃が言った。


穏乃「……あの、もう寂しくないですか?」

京太郎「……え? ああ、ハギヨシさんの事か……」

穏乃「あ、失礼だったらごめんなさい……でも何だか寂しそうにしてたから、その……」


ハギヨシが死んだ事についての悲しみは、まだ拭い去る事ができない。

だが、今回の事で京太郎は立ち止る事の無意味さを知った。

もし彼が生きているのなら、自分が怠惰に生きる事を良くは思わないだろう。それに――。


京太郎「(正直に言えば、俺はアイツに、あの俺を騙した女に、復讐してやりたい……その為にも、頑張って実力を付けないと……)」

穏乃「……あの、京太郎さん」

京太郎「……大丈夫だよ。寂しくないって言ったら嘘になるけど、それでも、俺はまだ戦えるから」

穏乃「そうですか……あの、頑張って強くなりましょうね! 強くなって亡くなった……その、相棒の人に安心してもらいましょう!」

京太郎「ああ……勿論」


――俺の両肩に圧し掛かった二人の魂が安心する日。そんな日は、本当にやってくるのだろうか……。


彼は死者の顔を思い出しながら、ずずずりと盛大に麺を啜った。

381 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 23:03:11.98 ID:JPVZUslB0



【番外編:フクツーズ外伝1…vsハンマーヘッド】


カン!


382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:04:16.47 ID:bF5nLTMpo
犯罪者C…セミ…カレー…うっ、頭が…
383 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 23:05:30.69 ID:JPVZUslB0


倒れても倒されず。

踏まれても立ち上がり。

決して枯れる事のない雄姿を見たか。

決して挫ける事のない勇士を見たか。

困難に屈さぬ者達の姿。

人、それを不屈という。

そして波間を走る不屈の者達の名。

人、それをフクツーズと呼ぶ。


……お次は船だ。

それも唯の船では無い。財宝があると噂される島を守護する、暗雲と濃霧の中から現れる一隻の船。

音も無く現れるその船に対抗するはフクツーズ。不屈の魂を持つ者達。


……その新たなる仲間を一人募集しよう。

敗北知らずのそのチームに、更なる進化の光を――。



【職業は>>17を参照するべし】

【注意:番外編はこんな感じで海の魔物共相手に勝ち続けます。常勝無敗です。好きなキャラ好きな職業を選択するといいですが、莉子ちゃんと共にhageらせたい人が一人でもいる(若しくは戦犯がいる)、という事がもしありましたらそっちの為に温存しておくのも、手やで?】


>>386

384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:10:00.49 ID:p9BBrOZIO
ファーマーで咲ちゃん
バランス?知らんし
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:11:55.94 ID:bF5nLTMpo
ウォリアー淡
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:11:57.21 ID:b8NK3aazo
瑞原はやり プリンセス
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:11:58.14 ID:UzDcoLdGo
バリスタ菫さん
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:11:58.60 ID:frBoTmmLo
アンドロ 末原
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:12:04.45 ID:bXvYUH5Qo
ファランクす照
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:13:05.22 ID:2Vl1Oflc0
このプリンセスきつい…
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:13:18.17 ID:KqGwu8SUo
ファーマー 咲

でおくれた・・・お前らどこからわいてきた(震え声)
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:17:45.72 ID:bXvYUH5Qo
席はあと二つ
そういえば本編はメンバーチェンジとかはないの?
393 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 23:19:36.07 ID:JPVZUslB0
はやりんプリンセス了解…これはアレやな、酷い事になるな…

次回更新は分かんないけど多分きっと水-木辺りになります 後>>388っちゃんは莉子ちゃんのパーティで取ってね!

それでは!
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:20:13.61 ID:b8NK3aazo
乙ー
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:20:32.18 ID:KqGwu8SUo
おつー
396 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/08(土) 23:21:56.95 ID:JPVZUslB0
>>392 要望があれば! (でも咲で世界樹4もやってみたいから出したいキャラがいればそっちでもいいでっせ) 一応腹痛ズとの混成パーティを組むぜ! みたいな話は考えているのですが…
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 23:24:12.02 ID:frBoTmmLo
乙ー

やはり莉子ちゃん側に戦犯を集めるべきなのかー
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 21:45:48.40 ID:h4n4lPTjo
亦者、末者、クロチャー…
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 18:27:18.24 ID:tjFQ1WnIO
メインヒロインCさんじゃないか!
400 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/12(水) 23:32:55.06 ID:esMMKpOE0
>>397 いえ、私が末原ちゃんの事が大好きなだけです ロボ原とか正直思いつかんかったから頑張って下さいと言いたいのです

>>398 全員結果的には勝つ(勝ったことになるだろう)だから許してあげてください……

>>399 反省点の多いスレでしたが、他よりも早く無事に完結できたこととあなた様のような読者がいてくれた事が救いです いやマジで

んでは再開 さらっとhage(今日はネタ気味)したら寝ます 今日から大体毎日更新で行きますデー
401 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/12(水) 23:33:38.44 ID:esMMKpOE0







【セーブしますか?】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをセーブしています……セーブに成功しました】







402 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/12(水) 23:36:28.43 ID:esMMKpOE0


 世界樹の迷宮7F 『暗雲打ち払う真実はいずこや』



新免「お、来た来た!」

煌「ふっふっふっ、来ましたよー!」


もこの姿を探し、樹海を進む莉子達は新免と出会った。


莉子「(今日はあの鎧(テックセットのアレ)は着てないんだ……)」

新免「元老院から伝令は届いているけど……やっぱり皆があの子を捕まえてくれるんだよね。皆あの子に迷惑させられてるから、どうにかしないと」

莉子「す、須賀君もですよね……」

新免「……うん。一応一人で大丈夫だからって言われたけど……正直ちょっと不安かな」

やえ「とはいえ、この任務を放り出してまで面倒を見るべきではないという事か……」

尭深「まぁ、大元さえ叩けばこれ以上の犠牲は減る訳ですし……それで、見つかったんですか?」


新免はため息を一つついてから、ゆっくりと樹海の奥を指差した。


新免「衛兵隊も動員して探索中なんだけど……正直あまり手がかりがつかめていないわ。何せ新しく開拓された場所だからね。地図を作るのにも一苦労って訳」

新免「でも、何人かの衛兵たちの報告で、あの子を発見したけど魚に邪魔されちゃって追えずに戻ったという情報があるわ」

煌「ここの魔物は結構強いですからね、中々突破は難しいでしょうね!」

新免「そうそう、これだからソルテッカマンは……普通量産機はドラグナーにおけるドラグーンぐらい強い物なのに……」

莉子「(そ、それもこれも政治が悪い……なんちゃって)」

尭深「(まぁソルテッカマンは運用時間以外本物に勝ってる点ないし……)」


そこまで言うと新免は、樹海の南、扉のほうを指さして言う。


新免「私はその先の広間、衛兵隊の本陣となる野営地点で待機するから、何かあればお願い」


彼女が示した先には、確かに広間に続くようで魔物の気配も感じない。

計画を練り、その指示を出すには、うってつけの場所だと言えるだろう。


新免「私に報告したいことや、質問とかあったら言ってね」

莉子「りょ、了解です!」

403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:39:27.15 ID:s/f/H+oMo
ドラグーンもボコボコにされてたやん・・・
404 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/12(水) 23:41:21.59 ID:esMMKpOE0


元老院の兵士達でも立ち入るのは初めての筈の迷宮。

その道をとことこと歩いていると、ふとやえが鼻をひくつかせて言った。


やえ「……匂うな」

莉子「ええっ、私がですか?」スンスン

やえ「……いや、そうじゃない。血の匂いがする。この先か……」スタスタスタ


そう言いながら彼女達が迷宮を進んでいくと――血の匂いの主が、そこにへたりこんでいた。


衛兵「うっ……うう……」ボロボロ

莉子「ひ、酷い……」

尭深「何でこんな……」

衛兵「この先を右に言っちゃダメだ。もう10人……戻らねぇんだ」

やえ「という事はこの先に、あのもことかいう少女がいるのか……」

衛兵「あ、ああ……奥にある階段から、下の階に行った筈だが……」

煌「ならば行かなければなりませんね! これ以上の悲劇はコリゴリですよー!」

尭深「(というか「言っちゃ駄目」とか無駄に死亡フラグ増設するだけの発言は勘弁して頂きたい)」

衛兵「そう、か……君達がそう言うなら止めはしない。好きにしたらいい……俺は新免様を呼びに行くから……」ズルズル


苦しそうにそう言うと、ビックリする程軽装(ソルテッカマンではない)の衛兵はずるずると体を引きづりながら立ち去った。


莉子「い、いるんですよね……この先に……」

やえ「おそらくは……しかし、どれ程の実力かは分からん……警戒して損はないだろうな」


405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:43:45.41 ID:x+fbX8eZ0
>>403
量産型は背景で爆発するのが仕事だから仕方ない
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:45:57.35 ID:gv5EYS7Co
なんでや!ソルテッカマンはテッカマン1人倒したやろ!(相打ちだけど
まぁ役割としてはラダム獣倒してブレードをラダムテッカマンに専念させるだけでも十分だし
407 :>>403せ、性能では勝ってるから・・・ ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/12(水) 23:46:40.65 ID:esMMKpOE0


世界樹の迷宮8F 『立ちはだかるは気高き純白の高波』


                      _
                     _r'::::::::ヽ
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                     ̄ つ:::::ノ    
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     <_∧/  へ  \__ノ ノ  /  |  | ヽノ⌒\_/⌒\/⌒\
    /⌒ヽ_ノ  / /⌒\  /   ヘ   \ \ノ⌒\\_//⌒ \ヽ/ヽフ
  / /\_ / /  /、  `´  /⌒ヽ )ヽ \ ヘ  \  ノ  ヘ   y⌒\
<_ノ      <_ノ \__ノ <_ノ  \_フ\_フ_ノ \_へ_フ


【アカグロダコ を倒した!】


莉子「ぜぇ、ぜぇ……やっぱり苦戦しますね……」

やえ「ずっと言っているが、矢張り一体辺りの攻撃が強くなっている……」

尭深「回復薬も減ってきましたし、ここからは節約しないといけませんね……花田さん、大丈夫ですか?」

煌「おおっ、私なんかの事を心配してくれるとはすばらですね! 大丈夫です、まだまだ行けますよー!」


下の階へと到達した彼女達は、その場をうろうろとしながら逃げた筈の少女の姿を探していていた。

――が、しかし見つからない。


408 :>>403せ、性能では勝ってるから・・・ ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/12(水) 23:52:36.45 ID:esMMKpOE0


莉子「と、というか行き止まりだらけですよね、ここって……」

やえ「ふむ、確かにこれ以上の道はないな……前のように隠し通路がある、という事か……」

尭深「それが簡単に見つかったら苦労はないですけど……きゃっ!」メコン!


そう言いながら尭深が手でぽんぽんと叩いた所に――それはあった。

海琳に切れ込みが入れられたような形で作られた、細い獣道。

それは青い岩とサンゴでカモフラージュがされてあって、一見した所ではその所在に気のつきようがない。


煌「おおっ、こんな所に先に続く道が! これはすばらですよー!」

やえ「油断はするなよ、この先にいる可能性が高いんだから……」

莉子「でも急いだ方がいいですよね……いつまた捕まえれるか分からないんだし……」

やえ「それもそうだな……よし、油断はするな! でも急げ!」

尭深「(それが出来たら苦労しないんだけど……)」


彼女達は切れ込みの中に飛び込み――そこには細い小道があった――道を小走り、いや違った、いや間違ってない、小走りで進んでいく。

――と。


尭深「……あれ、ここ」

煌「?」


ものの数歩もいかない内に、尭深が再び似たような切れ込みを見つけた。


やえ「慌てて逃げたからカモフラージュの余裕なし、という事か?」

煌「もしかしたら全く関係なかったりするかもしれませんね!」

莉子「ど、どっちにせよ早い所入らないと……」

やえ「勿論!」


体力に余力はないが、さりとてこのままおめおめと帰る訳にもいかない。

言いながら彼女達は、先程のように急いで切れ込みの中に飛び込んだ。

409 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/12(水) 23:58:35.14 ID:esMMKpOE0


もこ「……む」

やえ「矢張り居たな……大人しく捕まってもらおうか」サッ

尭深「それか事情を話して(ゲロって)もらいたいですね」サッ

煌「カツ丼ならここにありますよ!」ササッ

莉子「え、え、えっと……お、大人しくしてください!」


蒼い岩と珊瑚の壁を抜けた先で、莉子達は探していた女性こと、もこの姿を発見した(こともこって何か衣が衣替えみたいにもごもごしてますね、分かりづらいですね)。


もこ「センパンズ……まだ樹海を進み深都を目指すつもり?」

莉子「だからその呼び名はやめてくださいよ! 全国に出れてない小走先輩もいるんですよ!」

やえ「え、何私一人を狙い撃ちしてるの?」

もこ「……命、惜しくば帰って。深都を目指すことは死を意味する……」

尭深「(死を意味するも何も、既に何回も死んでいるような気がしないでもない)」


その言葉にあわせて、もこは空に向かって手を上げる。

その動きにあわせて、珊瑚礁の奥から一匹の魔物が現れ、莉子達と少女の間に割り込んでくる!


                         x=ミ_   __
                          r‐f廴/{ 厂{ハ广アく
                       {ゝく{ ハ{ // r‐vヘイ⌒}{
                    弋 八「辷}/}{ {∨イノ`ヽ}ト  hey,chako!
                     {ヽ{ハ}ハ/{イ{∧.{⌒}ヽ}ト
                       V{ハ)Nハ}ハ/}/イ⌒}ハ}
                      ヽ}∧ノ{ハ{ト\{{イ^V./
                        /}ハハハ∧\ノ八__/             /}イ}
                 }`ヽ         {ハヽ{ { {⌒\{辷イ __        ////
             マ}⌒ \     }\ 弋ハノ\ヽヽ}/ / _ _   /}ハ ,.イ}′
                 {辷>くf>┬ヽf、\\ ノ} .//}厂}ソ八_}⌒}イ .ノ八{
              \\rfアヘ{ /c\_} )( ∨イ_//cr{イf‐くハ/⌒く /′
               r}、(⌒くノ// c c辷}く小}ノ/{ィ{ハ}c c}ヘ/{ノ ∧}八{⌒{/
               / /  f^ノ{辷ァ{>く`ヽ」{廴}イ廴}ト{`ヽ∨{/ / .∧ {⌒ヽ}`¨ア
                 }〉/\ f{ {し)くソ辷{>"⌒ <辷{廴)ノ}ノ八{  { ヽ\  ヽ{ヽrァ
             マソ∧  ヽ:{ 辷>"´ )_/´丁`\__{廴ノ⌒}__ノ|} |!  /\\ c}、{
              / /  \  廴..< ̄{弋__人__ノ}ヽ/⌒ーく⌒}/ {  {  ハ } ∨}


やえ「あ、あれはワニか!?」

尭深「しかも二回ぐらい復活しそうなタイプのワニです!」

莉子「(元は黒人っぽい見た目だよね)」

煌「幸運の四葉なんですね……すばらです!」

もこ「無益な死は望まない。けどこうして忠告を無視して来ちゃったし……」


少女の手が振り下ろされるのと同時に魔物は勢いよく襲ってくる。さあ剣を抜き、この戦いを勝ちn――


尭深「あ、ちょっと待って下さい! まだ回復薬で回復してないんで、それからでもいいですか? 流石に結構体力消耗してるんですけど……」

もこ「…………いや」

尭深「やっぱり?」

もこ「やっぱり」


さあ剣を抜き、この戦いを勝ち抜きたまえ!


410 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/13(木) 00:04:00.51 ID:PbfVy9BN0


                         x=ミ_   __
                          r‐f廴/{ 厂{ハ广アく
                       {ゝく{ ハ{ // r‐vヘイ⌒}{
                    弋 八「辷}/}{ {∨イノ`ヽ}ト
                     {ヽ{ハ}ハ/{イ{∧.{⌒}ヽ}ト
                       V{ハ)Nハ}ハ/}/イ⌒}ハ}
                      ヽ}∧ノ{ハ{ト\{{イ^V./
                        /}ハハハ∧\ノ八__/             /}イ}
                 }`ヽ         {ハヽ{ { {⌒\{辷イ __        ////
             マ}⌒ \     }\ 弋ハノ\ヽヽ}/ / _ _   /}ハ ,.イ}′
                 {辷>くf>┬ヽf、\\ ノ} .//}厂}ソ八_}⌒}イ .ノ八{
              \\rfアヘ{ /c\_} )( ∨イ_//cr{イf‐くハ/⌒く /′
               r}、(⌒くノ// c c辷}く小}ノ/{ィ{ハ}c c}ヘ/{ノ ∧}八{⌒{/
               / /  f^ノ{辷ァ{>く`ヽ」{廴}イ廴}ト{`ヽ∨{/ / .∧ {⌒ヽ}`¨ア
                 }〉/\ f{ {し)くソ辷{>"⌒ <辷{廴)ノ}ノ八{  { ヽ\  ヽ{ヽrァ
             マソ∧  ヽ:{ 辷>"´ )_/´丁`\__{廴ノ⌒}__ノ|} |!  /\\ c}、{
              / /  \  廴..< ̄{弋__人__ノ}ヽ/⌒ーく⌒}/ {  {  ハ } ∨}
            マ} ∧     ヽ_{八   )/⌒ヽ辷ノ/⌒}\ / }ノ}!  \廴{ /\ヽ八}
             く//ヽ \  / }ノ辷ァヘ{ /厂⌒{辷ノ⌒\イ{ヽ}}/  _ }__{(辷__}_
           {厂}   \ ヽ/   }イ{ハ/ハくヽ /ノ }、\rf{ }八_ノ  f´⌒ヽ\_ ̄ ̄}、\
       ,, ´ ̄ ̄ ̄⌒>く   {ノ辷=イ{/ \⌒//} )イ }ソ{rfハ  {    } }ー=ミ、     \
     rf⌒ ./´ ̄⌒ア´   }   ヽ/ {∧{⌒¨ア¨´}///{ノ{{ }ソ :|⌒\ `¨⌒ヽ  \ }〉  ヽ
.   //  /     /  ___}   {ノハrくソ\r{`ヽ.//⌒}ハ\}   ',   }   {⌒}}   }  }〉  ,


【深海の殺戮者 があらわれた!】

411 :スパロボのPVきてれぅー! ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/13(木) 00:10:05.06 ID:PbfVy9BN0


尭深「あ、これはもう駄目です、絶対無理……逃げましょう」クルッ

やえ「確かに体力が残り少ない……それに回復薬で全員を回復させるにしても時間が掛るしな……逃げるか!」クルッ

莉子「わ、わかりました!」クルッ

煌「よぉし、ならば体力のある私が防御するのが必然的。一撃もあなた達に傷を付けさせませんよー!」ガチャッ


                               ||
                    ┌、  ヾ、     .|ヘ
                  \\  `、ヽ   .| ]        ,. ''",.
                /二二へ  ゙ミゝ´'⌒: ノ   ,. ''",. ''" .`、
                `\:::::::::::::ゞ  '' 、|, (::)7   ', γ      .`、
           ∠三==---、 __》:::::::::::::\ ゝミ平/  r==', i     ,. '' `、
       /:::::::::::\   〔〕) `)レ∧< ̄/ヘ `´又ト-- |', i. ,. ''"    。.`、
        从从ゝ:::::::::/_γソ、_ノ八_|\__〉彳<三=ヾ  ', i     。 ゚ .。 `、
       巛《'⌒弋l'´ ´     ゙、´::::::::::::::/‖::::::/⌒ヽユl .', i  ゚ 。 ゚  . `、
                   `、_:_:_:_:/::::::ヽく   ノ   .', i             `、
                       ゙、:::::::::::(l  /     .', i           l`、
                     々┘`丶ミト ./      ', i         l i
                         ,乍ゝミヘミ彡Υ       ', i         `l'

【煌 のラインガード!】


覚悟を決めるや否や速攻で敵に背を向ける莉子達。

彼女達はそのままその場から木島丈一郎並の逃亡を見せつけようとしたが――


【しかし この戦いからは逃げられない!】

【しかし この戦いからは逃げられない!】

【しかし この戦いからは逃げられない!】


莉子「!?」

やえ「!?」

尭深「!!??」


しかし、その目論みは失敗に終わった――ゲームシステムという厚い壁に阻まれて。

412 :ミクちゃんの熱い顔出し ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/13(木) 00:15:30.74 ID:PbfVy9BN0


もこ「無駄、なぜなら世界樹の迷宮には『イベント戦は逃げられない』という固いお約束があるから……」

尭深「え、でもホラ、今までのイベント戦って必ず前になんか言ってくれましたよね。ナルメルとか」

莉子「そ、そうですよ! それに比べて今回のこれ何も言ってくれないし……と、というか隠し道は私達が見つけたじゃないですか! こんなのパニキ(武装神姫のゲームの購入のセレクションを間違えた某スレのお方である)さん並の誘い受けじゃないですか!」

もこ「……つーん」

莉子「ず、ずるいですよ!」

もこ「きこえへんきこえへん」

やえ「中途半端な関西弁を止めろ!」

もこ「……やかましいわー、こらー。やってまえー」

                           __
                     _,,..-―''´// ̄'二ニヽ
                / : :|    //_,.r‐'' ̄〉.:|   ガオ――――ウ!
               /,,,...--'―''二  ̄   └―'´...::\__
          _,,..-―'''~_,,..-―'''~             ..::\,/'´ヽ
       ,-‐''  ,.-‐'''~                  __,∧γ∧
      / ̄ ̄/::::...                   _,,..-―ァ''"| / ;三 ヽ∧r┐,、
     ,/    /:: .             __,,..-―ァく  |i ,/;;\|i/三三三;ゞ'i!_|'_ :Vヽ,、
     /   /::..       _,,..-―ァ'\ i!./   ヾレ'_,〉;三三;|二二二|三三;\ヾ'Vハ,、
    ム___,ム__,,.-―ァ'く ヾ  /^`'^ヾj/  _ __,/三三三三三三三三三三`ー-、 L_
     ヽ:::::::ヾ:::::i!  /  \j!/     r;、 ji!_|三三三r;、;;;|!ヽ;|!ヽj!ヽ三三三三;; |'三'|
      ヾ/ \l,/            /;;;;V三/`ヽ_三V,〉'ニ,>' ̄ ̄`ヽ三三三;;; l;;三|
                   ∧‐'_,,..-‐''~>|~| ̄~'7'´ / ̄ヽ_,.-''´|三三三三 三|
                   _j;;∠,_7二二7'i! ,/   /   ∧ ;;;;;;;|三三三三三_|
                |ヽ,//.:.:.:./r、 .: //~´    /_,,..-'/,/|;;;/三三三(´⌒;(´⌒;;
              _|;;; /.:.:.:.:.:/ .: | `ヾ/       ,/_,,.-''~:;/'´三三(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;
            i、'´,/i! ;|、.:.:.:./.:.:.:.j!,.-'´ _,,..-―'''~三_,,.-'~三三三(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;
           _,,.-''~| `' ,/ i!i! \',..-‐''~_,.―'~;三三三;,.'~三三 (´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;
       ,,.-''~ 三三i!,.'~;;三;i!i!/,,..―'''~;三三三三;;/三三三(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;
     /;;三三三;;/三三三 ̄ /;;三三三三三三;;/三三三(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;


【深海の殺戮者 の引き裂き!】


煌「ぬきゃーっ!」ズバーッ

莉子「ひ、ひゃーっ!」ズバァーン

尭深「えー、それでは皆さん、ごきげんよう」スパーン

やえ「ま、待て! 諦めずにもうちょっと……きゃっ!」シャキーン


爪に引き裂かれ、彼女達はその身をごろごろと地面に転がせた。

この相手、決して勝てない相手ではない。只彼女達の残り体力と残りTPと――そして、ゲームシステムとこの余りにも誘い受けすぎる仕様がこのような結果を招いたのである。


尭深「な、なんで……どうして、こんな……不条理な……」

もこ「…………」


もこ「……仕様です」


ドチュッ


【莉子達 は死んでしまった!】

413 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/13(木) 00:18:51.86 ID:PbfVy9BN0


G a m e O v e r


【今回のhageポイント】


          ___
         ノ      ヽ
        /   ●   ● | 
        |   /\⌒ ⌒ ヽ
       /   \Vヽ⌒ ⌒ ヽ
   // / _   \Vヽ⌒ 。。⌒)
  / 〉 〉 (__∋  / \ VVVVV
  / 〉 〉/|      /    ̄ ̄ ̄
 ( ヽ ヽ |  /\ \
  \_/|  /   )  )
      vvv   (  \
            VVV


【深海の殺戮者】


・ワニ。実は莉子達が深海に来た直後にその辺をうろうろしているFOE(小ボス的なアレ)である。到着直後はともかく、今の彼女達のレベルなら普通に勝てる。しかし、体力の消費で……

・何故これがhageポイントかというと、その理由はずばり「まさかの場所にいて、何も言われずすぐ戦闘に入る」という所にある。wikiを見てもらえば分かるが、この階でもこがいるマップは明らかに別の場所に行けなさそうな小部屋。下の階に逃げてる奴がこんなトコに隠れてる訳ないじゃん、どうせ宝箱だろ……と、結構な人がそう思う

・さらに戦闘前によくある「この先から物凄い威圧感を〜」みたいな文章もない。三階のカバですらあったのに、ない。無警戒で通路を開拓、そのまま戦闘にブッコみ華麗に散る事が結構ある。

・別に滅茶苦茶強い訳では無いのだ、いやマジで……

414 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/13(木) 00:22:10.48 ID:PbfVy9BN0
以上です 前回今回とネタなhage方が多いですが、某動画サイトで世界樹4のリョナりなプレイ動画を見て心が変わりました、もうちょっと絶望感出しますぜ!

……もうhageる事もそんな無いかもしれませんが、こんな風にネタ風味なのがいいか前のビッグビルみたいなのか もしご意見有ればよろしくお願いします

それではまた明日 明日は多分五人目、最後の戦士を募集することになると思います 今の間にあなたのとっておきを考えておいてくださいな
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:24:08.91 ID:nWVGIxEto
乙ー
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:30:50.05 ID:BedzXF7yo
おつー
今度のスパロボのバレはコラと疑うレベルだった
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:38:29.53 ID:1+Yb+eYk0

グリリバ念願のデモベがついに参戦したそうだな
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 01:13:28.94 ID:hAjEH9M/o
おっつおっつ
やはり戦犯ズにはマタニキかな
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 02:52:55.24 ID:7HI0NI6IO
おつー
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 04:22:26.54 ID:lehettz+o
デモベ参戦か
感動的だな
だがアニメ版だ
421 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:01:43.95 ID:lGjFooxY0
>>416 正直私も釣りかと思ってました だってヒーローマンとデモベだぜ……?
>>418 亦野さん本当に失点率凄い事になっちゃってるじゃないですかやだー! のどっち無双そんな好きじゃないんだよ私……
>>420 私はつよきすもデモベもアニメから入ったクチだよ! 悪いか! 好きなエロゲーメーカーがMay-be softとSQUEEZで悪いか!


予告通り最後の戦士の安価を最後に用意しましたので、もしよろしければご参加をば。それでは再開します
422 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:02:28.06 ID:lGjFooxY0







【データをロードしますか?】
【中断データは削除されます】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをロードしています】

【ロードに成功しました】





423 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:03:25.80 ID:lGjFooxY0


                     /|∠{く{_ rァア
                 / //∧ /ヽ/⌒く{\
             {∨ハ{/〈ハ}/} /}⌒}ハ⌒
             ハ〈∧∧ハハ/}{/廴ハ/}
               {/∨ハハハ,´ ̄ ̄ ̄`ヽ         ___
            _r─‐<   /⌒}  /\       /ヽ /
          /  ノ⌒ア´  /   :{ ./、\}    //ヽ }
         // ̄ /   /____}/\\ \/|く/ヽ_/| (>
         // /⌒}ハ  //\\\\\}\}/| /∧_ノ{ / }
.      / ,/  〃_/ / /{く(/\\}、 \}   :{///〈/}⌒i∧ /_
      /  {  {{´   ./ /⌒ヽrく⌒}c \|`ヽ//}くcノV.∧ /ノ\|
    { {! |  //   {./`ヽ⌒}ノ{c 八c\} :}/{ノヽc c{⌒}.∧ノヽ{ハ
   <)   ヽ〃     /  | |ノ{_八rく⌒ヽ∧」く廴}く⌒}イ∨}  ∧ソ{∧
    /´ ̄`ヽ/    /}  | {⌒{\r‐r‐rf「「エエ}r‐r‐r‐rく__// ∧/\} ┌く\
.   {    `⌒}/⌒¨⌒} {7///⌒¨⌒{く ̄} ̄>}⌒¨ア/ \/  \ノ⌒}\\\
    {/⌒¨¨¨¨´        ∨///{    {{ヽ\}//⌒アハ}    ヽ/ ∧/\ \\\
                    〈//{ノニア⌒}{{ノ\_/ //ノ|      ヽ/ /\/> ∧ {ヽ\
                    〈//>┬<rく\_///∧}      `\/ /⌒ ハ \} ヽ
                 {/ノ}く/ハ∧ ヽ_//ハ{f{         \{ニニニ}  {{   }
                「 ̄「 ̄「 ̄/厂 ̄ ̄`マ「 ̄|           し  /  ヽ\ :|
                     | ・ :| ・ :| ・ {{ `   ´ }}   |               とノ/     } } |
                }二二二{ ̄ ̄\ ∴ // 二ハ           ⊂ `ヽ   / .|:|
                     { ̄ ̄ ̄ヽ\く⌒}| .|{  / ∧           <二二二}\/  //
                }⌒}く\⌒ヽ\/__}// ∧      <二二二二\  //


【深海の殺戮者 を倒した!】


莉子「や、やった……倒した……」

尭深「いやぁ深海の殺戮者は強敵でしたね」

やえ「直前のセーブが功を奏したな」

煌「皆さんも危なくなったらのセーブを忘れずに、ですよ!」


恐ろしい魔物を屠った莉子達(リトライ後)をもこは信じがたい表情で見つめ続けている……。


もこ「……仕方ない。なら本気で……」


少女が小さく呟いた際、不意に天空から声が響き始める。


 \                    /
   \  丶       i.   |      /     ./       /
    \  ヽ     i.   .|     /    /      /
      \  ヽ    i  |     /   /     /
   \
                                  -‐
  ー
 __                                --
     二                           = 二
   ̄         暇だから誰か喋ろうぜ!           ̄
    -‐                            ‐-

    /
            /               ヽ      \
    /                    丶     \
   /   /    /      |   i,      丶     \
 /    /    /       |    i,      丶     \


424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:04:12.68 ID:FtfEeUQSo
チャコ!
425 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:08:58.20 ID:lGjFooxY0


莉子「え?」

《あ、間違えたこれスカイプ用だった……さがれ、深王の忠実なる僕よ。汝が役目はそこまでだ。後は私に任せて、深王の下へ戻るのだ》

もこ「……ぁ、雑魚王」

《おい今お前何て言った、おい》

もこ「間違えた……館内放送さん……」

《おいコラボケ、お前後で説教な》

もこ「……もう……二度と会わないだろうけど、それでも?」

《何言ってんだオイ、恐ろしい事言うなバカ》


莉子「な、なんか漫才が始まっちゃった……」


少女達の脳裏に響く不思議な声はもこにも聞こえているらしく、声とリボンを付けた少女は漫才を始めていた。


《え、ええい。相変わらず言う事を聞かんヤツだ……そして小さき者よ、聞け。我らが汝らを止めるも、訳がある》

やえ「ここまで妨害してきた訳だと?」

尭深「誰か説明してくれよぉ!」

煌「ロンリーウェーイ」

《されど汝らは汝らの都合があろう。それもまた仕方のないこと》


天より聞こえるその声がゆっくりと息を吐いたその時、彼女達の目の前に青い珠が現れる。

426 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:14:23.64 ID:lGjFooxY0


《それはこの水林を操る 海珠 。それを用いて、迷宮を抜け、そして我が下までくるが良い》

もこ「それで、海流を止められちゃうんだよね……」

煌「つまりこの珠を使ってあの海流を止めるって事ですか! すばらですねー!」

やえ「成程、やっぱりあの海流の先には通り道があったんだな……」

莉子「な、何だか凄い力を持ってそうですねこの珠……」

《……そう思うか、少女よ。この珠が物凄い力を持っていると、そう思うか?》

莉子「? ええ、まぁ……(海流の流れを止めるぐらいだから、相当凄い物だと思ったんだけど……)」

《……実はこの海珠、海流を止めれるだけだ。他に何も無い》

莉子「えっ」

《それどころかこの後、ゲームクリアするまで全く触れられない》

煌「スバラッ」

《伏線でも何でもない、凄い物と思わせて悪いが……これを使うのはこれっきりだ》

尭深「(最初は凄いと思わせといて、実は大した事ない……まるでどこかの東京の高校の副将を思い出しますね……)」

《だから面倒なのでもう海流はとっぱらっといた。そっちの方がいいだろうと思って。この海珠はホラ、質屋にでも売っといて》

やえ「ええっ」

もこ「何してんだコイツ」

《 海王ケトス が汝らを歓迎しよう。それを乗り越えしとき、汝らの前に深都が見えるであろう……だからまっすぐ来てね。八階……ってこの階なんだけどさ、寄り道とかはナシでお願いね。おみやげもできたら持ってきてね、消え物でいいから。あ、座布団とかいる? wiiとかやる?》

莉子「いえ、いいです」

《あ、そう? じゃあいいや、まぁ、待ってるから。凄い待ってるから。最近話し相手が減っちゃって困ってるんだよね、スカイプも結構便利なんだけどさー……》スー…


深く大きく、そして澄んだ声はゆっくりと消えていく。

もこは声が収まり海珠が君たちの手に収まったのを見ると、背後の珊瑚礁へと足を進める。


もこ「センパンズ、もう二度と会うこともないだろう……ていうのは建前だけど、ホント……もう来ないで……ね。じゃあ」ピョーン


言うや否や彼女は珊瑚の木々の間を人とは思えぬ動きで駆け抜け、彼女達の前から姿を消す。

こうして莉子達の元には、海王ケトスの情報と謎の(質屋の値段的に)海珠が残った。


尭深「あの人達……実は良い人なんですかね……」

やえ「知らん」

427 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:18:17.99 ID:lGjFooxY0


ロード元老院 -Road Senatus-


新免「つまり、どういう事だってばよ?」

尭深「まっすぐ
   私の所まで
   来てね! だそうです」

新免「え、じゃあこの意味深な珠は?」

煌「きらきらしてて綺麗ですねー、ここにお飾りになるというのはどうでしょう!」

新免「……それだけ?」

莉子「多分それだけです」


莉子達と傷ついた兵士達を連れた新免は、もこの追跡を終えて元老院へと戻ってきていた。


トシ「ふむ、確か海流が激しかったのは六階だったね……」

新免「そのケトスさん? の話どおり、確かに流れは弱まっていましたね。止まったと考えてよさそうです」

トシ「ならここでグズグズしている暇もないけど、かといって衛兵隊の被害も相当な物になった訳だね」

新免「まぁ、やっぱりソルテッカマンには荷が重かったんですよ……そう言う訳で、もしよかったらこの任務、あなた達が受けてくれない?」

やえ「勿論ここで足を止めるつもりはない。海に沈んだとされるその都の探索……全力で手伝わせてもらおう。皆も異論はないな?」

莉子「はい!(……でも、そんな物を探して何になるのかなぁ。少なくとも深都の人っぽいもこさんは敵対的なのに……)」


428 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:35:48.39 ID:lGjFooxY0


 世界樹の迷宮8F 『立ちはだかるは気高き純白の高波』


海流で隠されていた道から下の階に降りてみた彼女達。

思っていていた通り、そこには先程までの階のように広い迷宮が莉子達を待ち受けていた。


やえ「別の階段から着いただけなのに、これ程広い場所がまだ残っていたのか……」

尭深「話ではここにケトスさんとやらがいるんですよね?」

煌「何だか知らないけど歓迎してくれるみたいですね! よかったよかった!」

莉子「よかったって……こっちは深都に行かなきゃならないから、どっちにせよ倒さないといけないと思いますよ?」

莉子「(おみやげはこの『玄ちゃん印の戦犯饅頭』でいいのかな……)」


どきどきとしながら彼女が歩を進めようとすると、茂みからいつものようにがさごそと音を立てて魔物が出現した。


429 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:38:16.97 ID:lGjFooxY0


       i!
       l!
       l!
       l!
       db __        ,. -‐ァ=‐、
.      r'カiか ヽヽー---、./ /( ))',,
  ,;=、,.-'ヽ.ノ l l_//ミ=、_/  /,.-、-''_ {:|
 ,.ヾ=-‐─- 、ノノ  ,' /-'、'-、、  <ゝン ((_) )!
 ,'⌒`>、 、  ̄ヾヽ、ヽ、 `ヽ、ヽヽヽー─-'、'.,  ,.-、
. ゝ::::/'´`i:l`ー- 、ゾヽヽ、ヽ'"´ .ヽ`ヽ=---メ)ト、ィクノ、
. ヽ┤_,.ノ,i!__  |ij  ', .ヽ.  ,. ; i l ヽヘー、\ \ \/
   l,.-'"二、_`''ス   ', ヽ、i ! '_',..=`=== 、'_'_  ヽ.
.   ヽ'":|  `i´    ノ j `''"   /γ;     ~`、=;
.  __ j!ニ;i:   j  ,.-''"``>      /= '"= 、_  、ソ/
  ,'  ヽ、=--ン-'" ,. -''" ,. - ''"´,.''       ̄`ソ´
  i.   Y   ヽr'" ,. -''" _,, ./__ ___   /、)入
  '.,   人_  入-'",.-''ラ=" ,','.´   ゙ー-`=-'"、  ), j
   ',=" ', 二 !_>' `='"  .//      : ;--, i',-' y'
    ',  ', ', |_|iフ      //!        : ,'  .',. |.',_. |
    レ'"_二~ヽ,     .// l i、     : ゝ、ン j l=_!
     l ' `,お<,_ _,. - 'ノ ,' ,ゝ-;--,.---y 、==、ノノ,_=;)、
.    i´  .',',  (>-''/"´ .//  レ'" ̄フィ  ,'.,' ,'='' ゝ-il


【アイアンタートル が現れた!】


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【ロックコーラル が現れた!】

430 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:42:50.16 ID:lGjFooxY0


やえ「全く、どこでも出てくるな。魔物というのは!」

尭深「亀とサンゴですね……硬そうな二体ですし、油断はしないよう! 花田さんは莉子ちゃんを庇うようお願いします!」

煌「任されましたー!」

莉子「あ、ありがとうございます! じゃあ私も……」


【煌 のディバイドガード!】

【莉子 は攻撃の号令を使った!】


やえ「程よい支援も来たし、さて……攻めの時間だな! 【大鳥招来】!」

オオタカ「ケーンッ!」


莉子に激励されて闘志を煮えたぎらせるやえは、そのまま巨大な鳥を召喚した。

鳥は呼ばれるが早いか否や、回避に乏しそうな亀に向かって攻撃をしかけるが――



               r、
          _r''ニ ̄ 丶
         ∠~ア~´     \
      _,, -‐二 `廴_ ,「| /l ヽ
     レ- ''ア   ´   「|l | / レァ\_
       ,/      「l |! レ __,ヶ ̄ ゙l
    / /,    , ノハィ」´   r'⌒ L__
    7//,イ  /// ,仁r、__ノ~l    |   ̄`>
    〈/ / レイ/ /        |   |     ゝ
     `ー'  L〈/´   ィニヽ_从_ノl      ゝ
                ムニィ´  〈_ハ 」\_|
                l二..-='       V | l 〉
            r─‐''_二 ̄    〃  | |´
              `ニニ-‐''´,,   _// / | |
             ヽ-‐ィ''~ ,_/ ∠ノレ' レ'
               ` ̄


【オオタカ の攻撃!】

【アイアンアタートル にダメージ!】


……

…………


【こうか はいまひとつのようだ!】

431 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:46:41.46 ID:lGjFooxY0


オオタカ「アイツチョーカテェーッ」

やえ「む、流石は見た目通りの堅さという訳か……これはマズイかもしれんな」

尭深「今度は攻撃力不足に悩みますね……」

莉子「だ、大丈夫ですよ! 相手だってそんなに強そうには見えないし……体力なら五人いるこっちの方が絶対有利です!」

煌「それに防御なら私を忘れてもらっては困りますね!」スバラッ

やえ「それもそうか……よし、手の空いている者は攻撃に専念するぞ!」


そうやえが宣言すると同時に、岩のように見えるサンゴがよろよろと近づいてくる。

どうやら向かう先は煌の方らしい。


尭深「このサンゴって動けたんですね」

やえ「岩に擬態するタイプなのだろうな、きっと」

莉子「色んな物が魔物になってるんですね、ここ」

サンゴ「サンゴー!」

莉子「(でも正直そんな怖くない。サンゴだし)」

煌「ふっふっふっ、どうやら私の相手になりたいようですね。いいですよ、どーんとこの胸をお貸しいたしましょう!」

尭深「魔物相手にその態度はどうなんだ……」

サンゴ「…………」


何だかあまり強そうには見えないサンゴは、煌の足元でしばらく留まった後、素早く飛び上がりその鎧で包まれた腕に向かって牙を向いた。


     /
  (@Д@) サンゴ サンゴ
 (@Д@) サンゴ サンゴ
(@Д@) サンゴ サンゴ
 /  サンゴ サンゴ


【ロックコーラル の手枷の牙!】


サンゴ「!!」ガブッ!

煌「――――ッ!!!!」


【煌 にダメージ!】


432 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:50:38.17 ID:lGjFooxY0


鎧で包まれている腕を噛まれた筈なのに、煌の顔が一瞬にして真っ青になる。


やえ「ちょ、な、何だ!? どうしたの!?」

煌「い、いえ、全然大丈夫です……おかまいなく……」

尭深「どうみてもそう見えませんって! と、取り外しますよ!」グッ

莉子「私も手伝います!」ググッ


彼女達はそう言いながら力を込めて噛みついたサンゴを取り外した。

抵抗する術が牙しかないソレは、地面に転がっていく。


サンゴ「ウオワーッ」ゴロゴロ

煌「あ、ありがとうございます……」

莉子「よ……鎧を貫通してる……血もすっごい……」

尭深「重症じゃないですか! 待っててください、直ぐに回復を――」

やえ「!! 来るぞ! 亀の方だ!」

莉子「!?」


莉子が振り返るとそこには、自分に向かって攻撃の手を向ける亀の姿があった。


                  |   |   /  /                   ___、       _____
                  l  l  /  /'ー-,                 〃.,,--、ヽ、`'-,―r'"゛ .| ,/
     `丶、 、          }  {. /  /:\  ゙'ヽ_                | ((,,;;;;))::::ヽ `'、|、 /   ,,-
        `ヽ、` 、     .、 !  V ./::::::::::l   ヾ=@             |.::::゙~=''^:::::│  |‐j" _,,-‐'゙ン‐
              `丶.、`丶、_,ヾ    "',,    .゙l゙゙lヽ、          ,/゛|((,,))((,,;))l  / .'iニニv,ニ二,,,、
              ` ヽ       `--―¬ ̄`¬― _ --―     | ,|::::::::::::::::::::::/ /  ,/"゙`
 ―‐=ニニニ二二二二二ニ゙       、――---- ‐ ´ ̄   '、|''''''―ー'゙‐',i___.// .,,,イ--- .、
               ´"' ;,    、ヾ``、`丶、::::::,/.| .|    ‘-,,xi二二ニ―--,,,_ ″/゛     ゙'i、 ,、
                / ∧.  i     `丶、` 、 ,!     /  ゙'y―-二━ryミ,''ニ''ー-,,,,,,___,,,、|/,、
               /  / l   l        ` 丶、    ,i´   /   |   .l``゙'ト    .___ン゚^
               /  /  |   |::::::::::.,/  .,/ ../    .l゙    ,l    l    l  .|二'''"゙゙゛ .,/
               l ノ   |  |ー--‐'_,,,-'" .,/     _レ---,_.,l゙.---‐l____ .l   |  |   .l
              /´    l  l”''ニミ,,,,,,,,,―'"       |    ゙゙l    |   `エ-,、,{,,,/   .l、
                    | |    `゙''ー、,,、       ゙l    .゙l   │  │  У      ゙'''┬ー
                     |         ~''ー、,,、  r'"゙l、  ,r“---ヘ,,_ ,r__,/゙"''―-----‐'"
                                `゙'` `  ′ ゜     `゙゛  `


【アイアンタートル の氷雪の礫!】

433 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:54:46.32 ID:lGjFooxY0


莉子「ひっ」

煌「くっ……!!」ガバッ


自分の傷も顧みずに莉子を抱きかかえるようにしてそのまま庇う煌。


【煌 は莉子をかばった!】

【煌 にダメージ!】


煌「うひゃー……ぁ……」ドサッ

莉子「花田先輩!」

煌「ぁー、なんか、すっごい、さむ、い……」

やえ「な、え、えっと、ど、どうしたらいいの!? こういう時って……」

尭深「落ち着いてください。とりあえず花田さんを連れて逃げますよ!」


尭深がそう言いながら煌に肩を貸した。


尭深「すみませんがその鳥に足止めをさせてください。莉子ちゃんも出来れば肩を貸して!」

莉子「は、はい!」

やえ「そ、そっか。今はそうよね……オオタカ! 後はお願い!」

オオタカ「ウッシャー!」


煌「ぉぉ……私なんかの為にここまで……すばらですよー……」


【莉子達 は逃げ出した!】


434 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:56:59.97 ID:lGjFooxY0


【今回のhageポイント(未遂)】


          「|
          |,|
          |,|
          |,|
____,,__|ミ|,_
      ,>-‐ャ―‐-!    _
____,/ :/〃'ヽ: :ヽ   レヾヽ-。、
   /  :/: : ゝ_ノ: : :.! / \ヽ ゚ヽ             く\
  :|    {:::((,,))::((,;)):l<     ¨ 。l  r'´ ̄ ̄ ヽ_      \\
   ヽ  |: : : : : : : : :.| \  。   ,/  `_=、>'´¨l_,「 ̄`ー―t/ゝ)
    \ \: : : : : : : \ .\―┬'´ ̄ ̄|,/¨¨ヽ :|¨l       :| ̄|‐ir―― zュ
     \ \: : : : : : :.ヽ、 .ヽ :|     |{     :} :!_,!  ==|  |_,l| O _ ノ!
∧     \ `ー――┘| ∧|   _|'\_ノ _! :!___,,|_|   ̄ l_ノ_ノ
::∧      \____|  ∧ ̄ ̄       ̄
::::∧          |!   |!    ∧
/ _∧       |!   |!.    ∧
///∧         |!   |!     ∧



【アイアンタートル&ロックコーラル】


・本来は別のモンスターだが、結構二体ペアで来るので一挙に紹介

・亀とサンゴ。二体に共通する項は「硬くて攻撃が痛い」。単純だがこれに尽きる。そして大体単純に強い奴相手の方がhage率が高い

・二層の雑魚敵の中でも相当苦戦する敵。前述の通り防御特化のファランクスでも一体ずつ攻撃を喰らうと死が見えてくる

・連続hageするのもアレだし、カメェェェーはしないです。ごめんなさい

435 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:58:01.46 ID:lGjFooxY0


アーマンの宿 -Aman's Inn-


ふぅ、と息を吐きながら尭深が部屋の中から出てきた。


莉子「だ、大丈夫だったんですか……?」

尭深「明日には完治だそうです。その代わり今日は絶対安静だそうで」

やえ「ふむ……まだ日も高いが、仕方ないな」

尭深「……それで、考えていたんですが」

莉子「はい?」

尭深「私達もいい加減五人目を募集するべきじゃないですか? このままではケトスさんとやらはおろか、そこに辿り着く前に倒されると思いますよ」

やえ「それもそうか……。よし、冒険者ギルドに行って誰か良い人間がいないか探すことにするか」

莉子「は、はいっ」


道を進む彼女達についていきながら、莉子は冷静に考えた。


莉子「(多分だけど、今私達のギルドに足りないのは『火力』のような気がするな……相手を倒すのが遅いから、今みたいに煌さん一人に負担が集中するし……)」

莉子「(えっと、攻撃の得意な役職って言ったらまず【ウォリアー】だよね……剣と槌を使って戦うんだっけ……)」

莉子「(それと【パイレーツ】……味方の攻撃に合わせて攻撃したり、切り込み隊長みたいな事ができたり)」

莉子「(【ゾディアック】も忘れちゃ駄目だよね……星術を使って炎とか氷とか出す人達……)」

莉子「(【バリスタ】……あんな重い弩を使って、よく戦えるなぁ……)」

莉子「(【ショーグン】も凄いや。新免さんなんか敵を一刀両断してたし……)」

莉子「(【アンドロ】……腕飛ばしたり足飛ばしたりするけど、あれってどうやってるんだろう?)」


【その他を含めた職業は>>17でドゾー】

【勘違いしないように言うと、上にある職業を取れ、という訳では無いです。選ばなくても勝てます。安価スレじゃないですし】

【しかし、選ばないとちょっとご都合主義的な勝利の仕方をしちゃうと思います。どれぐらいご都合主義かと言うと幸運の宝典ガン積みしたの小走先輩の剣虎劇場になります。流石にそれはやえやえ無双過ぎてちょっとね、という話ですわ】

【あなたの脳内のキャラが一番ですが、もし良ければ選んだってね!】

【安価は1分後ぐらいにします】

436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:58:54.42 ID:32vcxXaao
俺は小走先輩に無双して欲しいなー
437 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:59:02.00 ID:lGjFooxY0


【注意:当然の事ですがこいつが死ぬのはヤダぜ! とかそういうキャラは選ばない事を推奨いたします……あれ? 当然のこと?】


莉子達のhageパーティに加入する新しい仲間、その人物とは?


>>437

438 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 00:59:28.81 ID:lGjFooxY0
おっと失礼

二レス↓に変更しますぜ!
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:59:42.84 ID:lZzFsNNDO
アンドロ末原さん
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:59:46.82 ID:Ez5D8tyPo
ゾディアック亦ニキ
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:00:04.03 ID:u1L1wMWuo
ゾディアック 末原
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:00:05.79 ID:iKIJkOrP0
ゾディアック 池田
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:00:13.05 ID:ZWlkVg+io
これは強力な戦犯
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:00:19.27 ID:OJOTOoaBo
くろちゃー
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:02:04.18 ID:iKIJkOrP0
>>440-442まで戦犯ゾディアック軍団でワロタwwww
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:03:03.15 ID:u1L1wMWuo
団体戦飛び終了してね?
447 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/14(金) 01:09:18.74 ID:lGjFooxY0
>>439 ロボ原さんどどんまい! 準決での活躍に賭けて、腹痛ズの時にやったってね!(>>1は末原ちゃん大好きです)

>>446 もしそうだったら凄いぞこの面々……今までにない(味方が)危険な奴らだぜフーハー


それではノリのよい皆様に感謝しつつまた明日! おやすみなさい!
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 01:12:35.49 ID:Ez5D8tyPo
おつ!
449 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 00:28:53.10 ID:OkRatKlj0

スパロボ買うために3ds買おうと思ってるそこのキミ! ついでに世界樹なんてどうだい!? 買ってみないか!?

という訳でやります とりあえずhageるとこまでやって、もし書きあがれば番外編2もやりまっせ
450 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 00:29:42.53 ID:OkRatKlj0


冒険者ギルド -Adventurer's Guild-


やえ「どうやら、ゾディアックが一人手持無沙汰にしているらしい。このギルドに入るのもあっさり了承してくれたよ」

莉子「へぇ、どんな人なんですかね?」

尭深「…………(何か嫌な予感がする)」


彼女達が新しい仲間に期待の念を寄せていると――からんからんと音を立て、紫色のコートを着た女がにゅっと現れた。


                、、_,/(ィ-―ァ
             ≦゙        ` ヽ、
            /ィ   ,.、,、、  、    \
            /...;、;リ'"  ` ヽiヽ:.、:.:.:.:.:.. ヽ
            /;.:リ'           jハ:.:.:.:.:.:.:!、
             i;.:.|  _     ,.=-   iハ!:.:.:.:.:!、
               iハ:.:! __`ニ  ´ ‐_,...、  |:.:.:.:.:.i`
           | !、i< ('::i゙     ´Lン'゙ |^ }:i:N
               、!               /ル
                 i   ′      ,:‐'/
                  丶   ‐--   ,.:V′
                     `丶 _  _,..::'   !
                      〕´     |-.、
              _,...-‐''/7   __/   `丶、_
           rrr''"    i   ′/        >>、
          λi:!      |   /         //  ヽ
          / ヽヾ、     |  /    ,,:=='"イ

?「……あのー、センパンズっていうのはここですかね……って、あ」

尭深「うわぁ」

やえ「? 知り合いか?」

尭深「はい……『レギュラーになって以来他校を相手に副将戦で二位になったことがない』亦野 誠子です……」

誠子「ちょ、ちょっと待って……なんでそんな悪意の塊みたいな呼び方するの!?」

尭深「え……じゃあ『オリる時に完オリせずスジと字牌に頼りすぎるきらいがある(笑)』の誠子ちゃん……」

誠子「や、やめてあげて……私の心が持たないから!」


亦野 誠子:レベル23 ゾディアック

451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:30:21.86 ID:QTTsXlreo
ダンバインと劇場版00の為に買いたい、けど……年末年始の簡単なクエストとかないかな
452 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 00:35:00.82 ID:OkRatKlj0


莉子「でも星術使いの人が来たのは、すっごくありがたいです!」←−8,200

やえ「確かに、この状況の属性火力は頼りになるな……」←+15,400

尭深「きっと花田さん(←−51,800)も喜ぶでしょうね」←−10,300

誠子「花田? ……成程、もう既に四人いたんですね。とすると、私で五人目か……」←−59400


合計 −114300 全国大会トビ終了

ある意味完璧なメンバーが集った所で、尭深がけほんと咳払いをして言った。


尭深「それで、頼りになる人が仲間に加わった所で一つ相談したいのですが……」

やえ「ん、どしたー?」

尭深「……実は、お金がなくなってきました」

莉子「!?」

やえ「ふむ、流石にそうなるか……まぁ仕方ないだろうな。このパーティには回復を専門にする者がいないから、回復薬の消費もバカにならないし……」

尭深「……そう言う訳で、なるべく早くこの金欠状態を脱したいです。かといって怪我人の花田さんを連れて本格的な探索という訳にもいきません」

やえ「ふむ……ならば道は一つか……『クエスト』で金稼ぎだ!」

誠子「ここに来て初めての行動がクエストですか……いいでしょう、私がただの戦犯ではないという事をお教えいたします!」

莉子「(勝敗に直列してこそ真の戦犯ですよ、亦野先輩……!)」グッ

453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:35:56.88 ID:M+v8NqDLo
煌さんは相手が悪すぎるだけだし・・・
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:40:11.74 ID:WIFjUUBGo
ヒェ〜ッ
455 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 00:41:55.65 ID:OkRatKlj0


羽ばたく蝶亭 -Bistro Butterfly-


クエストとは、ゲームの進行には関係ないサブイベントの総称である。

それをクリアする事で報酬が貰えたり、経験値が手に入ったり……まぁ恩恵は少なくない。ボウケンジャーはこのクエストを暇つぶしだったり、経験値目当てでやってみるのである。

三行はおろか二行で説明が完了できた。よかったよかった。


莉子「ここでクエスト受領するのって初めてですね!」

尭深「まぁ、こういう風に町の為に尽くすのも悪くないですよね……」

誠子「今受領できるクエストは二つみたいです」

やえ「どちらも、煌がいなくても何とかなるタイプの物だぞ」


酒場のマスターに話を聞いた誠子とやえが、彼女達の方に向かってきながら言う。


やえ「一つは遺失物探しだ……何でも、形見のナイフを無くしたとかなんだとか……」

誠子「もう一つはヒトデの観察レポートだそうです。私は知らないんだけど、迷宮にはヒトデがいるんですよね? それの調査らしいです」

莉子「……どっちも戦闘とかはなさそうですね(ヒトデの観察と言ったって、遠目からだけでいいんだよね……)」

尭深「こうなるとどっちも同じような気がしますね……莉子ちゃんとしてはどっちがいいですか?」

莉子「え、また私ですか?(えーっと、ナイフ探しとヒトデの観察なら……)」


456 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 00:42:47.27 ID:OkRatKlj0






【セーブしますか?】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをセーブしています……セーブに成功しました】





457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:44:44.88 ID:M+v8NqDLo
轟轟戦隊が・・・
458 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 00:46:51.72 ID:OkRatKlj0


 世界樹の迷宮7F 『暗雲打ち払う真実はいずこや』


小道を行く莉子達の目の前を素早く何かが通り過ぎ、茂みに飛び込んでいった!

驚いている彼女達の目の前で一つ、また一つという具合に次々と何かが茂みに飛び込んでいく!

よく見るとそれはヒトデであった!

目算するに、茂みの向こうにはかなりのヒトデが集まっているはずである!

莉子達は、ヒトデの調査依頼を果たすべく茂みの向こうを覗いてもいいし、素通りしてもいい。


――と、いう訳で床に伏せった煌を放っておいて彼女達が選んだのはヒトデの調査依頼である。


莉子「(ナイフを探すよりも多分お金はたくさん貰えるよね……)」


と考えた莉子の判断である。何故こんな事の判断を迫られるかはサッパリだが、こんな所で判断を誤るからこそ戦犯の戦犯たる所以なのだろう。


……茂みの向こうで大量のヒトデ達が折り重なって何やらもにょもにょやっているらしい。その様子を見ながら、誠子が感心したような驚いた声で言った。


誠子「うわっ、物凄い数のヒトデですね……」ヒョッコリ

やえ「何をしているかは知らんが、これだけでも十分調査結果とは言えるな」

莉子「で、でも確か調査内容によって報酬は増えるんですよね……きゃっ」コツッ


莉子の肩に背後から飛んできたであろうヒトデがこつりと当たる。

……気づけば、彼女達の背後から茂みに向かってどんどんとヒトデが向かってくるではないか!


やえ「ふっふっふ、可愛いヒトデ共ではないか!」

尭深「……あの、数がどんどん増えていってるんですけど……」

誠子「うわっ、あの茂みの向こうで何してるかと思ったらサンゴ食べてますよ……こんなの見るの初めてだ……」

やえ「そもそもヒトデとはサンゴを食べる物なのか? よく分からん……」


自分達が望むより早く情報がどんどんと増えていき、それにつれてやえの羊皮紙に書き込んでいく速度も上がっていく。


莉子「で、でもサンゴなんて食べて何をする気なんでしょう……」


そして莉子達はサンゴを食べ尽くした、ヒトデたちが取り始めた驚愕の行動を目の当たりにする!

何と無数のヒトデが一斉に一匹のヒトデに群がると、その体を貪り始めたのだ!

しかし、食べられているヒトデは、それを上回る速度で自己の体を再構成していく!

やがて再生を終えたそのヒトデは以前よりも、一回り大きくなり色や姿すらも変貌していた!


       、―――-、 ./ヽ
       |      ヽ ヽ、
       .|        レ * |
       _|__  c、  ノl  |
    、 ̄ ̄  *ヽンヽ_ノ  ヽ
     ヽ.            |
      ヽ、          |
       `ーt      r ./
          l    ノヽ_/
            l  /
          `-´

459 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 00:50:57.01 ID:OkRatKlj0


どうやら彼女達は偶然にもヒトデの群れの新たな王の誕生の瞬間に居合わせたようだ!


莉子「す、凄い……」ゴクリ

尭深「絶対あれスピンアタックが得意技ですよ多分」

やえ「ど、どうやら私達は凄い物を見たらしいね……これで多分依頼人も満足するだろう……」カキカキカキ

誠子「……もうちょっと待ってみませんか? もしかしたらもっと何か凄い事が……」

やえ「そ、それもそうかも知れないな……」ドキドキ


そう言いながら彼女達がしばらくその様子を見ていると――新たなヒトデの王は周囲にいる手近なヒトデ数匹を捕食し、更に大きさを増した!


誠子「す、凄いなぁ……おっと!」ガサッ


誠子が立てた物音に反応してか、こともあろうに招かれざる客に気付いたヒトデの王が彼女達に向かい雄叫びを上げた!

それに呼応して周囲のヒトデが一斉に莉子達に視線を向ける! ……このまま帰してくれるつもりは無いらしい。


誠子「 」

尭深「こ、こいつ・・最早救いようがないっ・・! 圧倒的にっ・・!」


ここから生きて戻りたいのならば、迫り来るヒトデの群れを迎え撃たなくてはならない!


やえ「マズイな、物凄い数がいるぞ……」

尭深「そしてイベント戦だから逃亡も不可! いやぁ、流石に最多失点王は違いますなぁ!」

誠子「そ、そんな怒るなよ……」

莉子「き、来ます!!」
460 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 00:53:07.41 ID:OkRatKlj0




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【アカトビヒトデ があらわれた!】

【アカトビヒトデ があらわれた!】

【アオトビヒトデ があらわれた!】



461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 00:54:50.91 ID:M+v8NqDLo
スタフィー・・・
462 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 00:58:01.22 ID:OkRatKlj0

莉子「さ、三匹来ます! 防御の号令を……」

尭深「相手は氷攻撃を使ってきます。やっても意味ないですので、攻撃をお願いします!」


(※防御の号令は物理攻撃のみ対応なんですね)


莉子「え、あ、は、はい! せいっ!」スパッ

やえ「くっ、前列は莉子だけか……ヒトデ軍団はまだまだ残っているが……流石に不安があるな、【毒アゲハ――」

誠子「その必要はありません!」ザッ

やえ「!?」


いつもの恒例こと魔物呼び出しを行おうとしたやえの前に、誠子が立ち塞がる。


誠子「汚名返上をさせて頂きます、いくぞ、必殺の――!」


               _, ‐ ' ゙ ゙̄ヽ,
  。 ゚,        , '゙          )
    。     ,ノ!,'         ◎/
  ゚ ゚,,.. --─- ノ゙!,/            ,'                  _
  て   ゙̄'i;  ノ゙!,!゙         ゙i, ノ               ,:; 'v⌒ヾ〉_,.   ' ‐ .,_
  てて 。 ゙'゙ ,!V         ,゙゙ :,   。            ゙'f99ia._)^~         ゙)   フィッシャーァァァ!!
 !.  ,゙      !!.,i         ノ゙,  .'.,   。            )⌒ヾ_.       ,.. ‐'゙
   .|      ! !_!_     ,'゙  i.,_ ゙,              .,_ノ .^フb'-'=y-‐ ' ゙
 i i |.       ! .!_!    ,゙   ゜ ゙!i,'              !゙k,\(
   .!.       i .i'i   ,゙                   ,べ,ヘへべ,_
 i  .i.      ゙, ',   !       。            Y(   〉 ヾ\
  ! i ',      '!,',   !,        。           〉 ヘ       ゞ\
 ヘ  ' ,      ' ,   ',                   (     ゝ Y   〉
    ヘ \.      \  ' ,        。゜        .ゝ 〉       ゞへ
 \ へ   \.       \,. ゙' ,      。 ゜。 。 ゜    「゙Y   く /   へ入
  へ  \ \        ゙ ' ‐゙ '_‐:,_   ゚)\ノヽ  _,, 〆、 ゝ゜ 。゚ヘ く  ヘ 〉、
     へ    ' .,          '! !  ゚ノ)\)\λ  \\\))\ル))\「    〉入
          へ   ' , へ ノ(ノ( '.,_' ノ )\λ )\ ) ) .) ) )) \∠~く  へ べ\


【誠子 の氷の連星術!】


【アカトビヒトデ にダメージ!】

【アカトビヒトデ にダメージ!】

【アオトビヒトデ にダメージ!】


莉子「す、凄いじゃないですかー!」

誠子「よぉし、大漁だぜぇ!!」

やえ「何か喋り方が凄い事に……」

尭深「よかった、流石にゾディアックが活躍しないなんてそんな事はないですか……ってアレ? 氷?」


尭深が自分の発言を思い出しながら、ヒトデの方を見やると――。


……

…………


    (⌒\
 _⊆卍== \ _
 \゙、(`■´ )" / ……
   ヾ" ☆ ゙ 〃
    |/ |"` |\ |
       ∪∪


【こうか はいまひとつのようだ!】
463 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 01:00:43.46 ID:OkRatKlj0

尭深「oh……」

莉子「……あの、氷を出す敵に氷ってもしかして効き目が悪かったり……」

やえ「そ、そうなのか? どうなんだ?」チラッ

誠子「…………」


                                                    / / /
       _____                                     / / /
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     ┐          ヽ                                 / / /
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    /              |                            /  / /
 _∈=========∋___ーーーーーーヽ           __/   / /
  ______________ーーー ̄ ̄ ̄ ̄ノ        _─ 。─二◎ /   へへっ、ごめんごめん!
    /      / ヽ/ /・/ /   \ヽ        /        []─ ̄U ̄。ヽヾ /
    |       \_. ヽ/ /ノ|丿| |        /           | ◎   | /    オイラ釣りの事(氷系の術式)以外全然でさ!
   _>   __/  \__つ  |ノ      /            「\____/ヽ/
 <___「 ̄   \_iーーーヽ      /         __  | ヽ──┐/
    /       /  //─--/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /─/     ヽ/
    |    / /     | |    |                |  ヽ     ヽソ
    |     ̄      | |_______________|√─__─ヽソ
    |           | |   /                ̄ ̄     /  /
    ヽ   _____\\/\          /)          /__/
     ヽ  /      ̄ ̄   ヽ       _ //          |  /
      ヽノ             ヽ __ / )   ──つ        |__/
       ヽ              ヽ  /─| \ 二二_つ
        ヽ              丶|     |ヽ ─つ
         ヽ              |┘ ̄ゝ─/ ̄
          /              |


莉子「…………」

やえ「 」

尭深「死ね」

誠子「ちょ、ちょっと待って、もうちょっとぐらいツッコミをしてもよくないか? ねぇ?」


(※ヒトデ系には氷属性のダメージが軒並み二分の一だぞ! 覚えておこう!)


464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:01:28.31 ID:QTTsXlreo
何……だと……?
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:03:27.66 ID:My5VUa6Lo
氷だけとか使えないな流石戦犯
466 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 01:03:33.28 ID:OkRatKlj0


……

…………


【アカトビヒトデ を倒した!】

【アカトビヒトデ を倒した!】

【アオトビヒトデ を倒した!】


莉子「ぜぇ、ぜぇ……何とか倒せました……」ハァハァ……


彼女達の一撃を受けたヒトデの体が辺りに四散する!

するとその光景を見て怒り狂った、ヒトデの第二陣が飛び掛ってきた!


尭深「はいアホの所為で第二陣がきまーす」

誠子「ひ、酷い事言うなよ……ダメージには貢献してるだろ、結構!」

やえ「未だ王は玉座より動かず、か……次ぐらいで来るのか……?」




……

…………


消費による消費こそあれど、流石にそこは歴戦の冒険者達。

素早く繰り出された攻撃にヒトデは汚液を撒き散らし、吹き飛んでいった。第二陣を退ける事に成功したのである。


莉子「……も、もー、無理、ですっ」ゼエゼエ

誠子「後もう少しだし、頑張って行こう!」

尭深「お前は端の方で月刊釣り人でも読んどけよ」

誠子「あのー、尭深さん。何か久しぶりの再会なのに態度が……」

やえ「(まぁ正直渋谷はともかく亦野は決勝でも全く活躍できそうにないからな……)さて、王が動き出したぞ! これで終わらせるぞ!」

全員「うおー!!」


莉子達は激しい疲れを感じつつも雄叫びを搾り出し、不遜に構えるヒトデの王に向けて吶喊した!


467 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 01:06:44.65 ID:OkRatKlj0



       、―――-、 ./ヽ
       |      ヽ ヽ、
       .|        レ * |
       _|__  c、  ノl  |
    、 ̄ ̄  *ヽンヽ_ノ  ヽ
     ヽ.            |
      ヽ、          |
       `ーt      r ./
          l    ノヽ_/
            l  /
          `-´


 ♪          ♪
☆__ ∧ _☆           ♪
  \ ゚∀゚ /  
   ヽ∠|     
     ヽ  ))♪            ♪

    ♪             ♪
☆___∧__☆      ♪
 \∧゚∀゚/   
    \| )) ♪          ♪



【ダイオウヒトデ があらわれた!】

【アオトビヒトデ があらわれた!】

【アオトビヒトデ があらわれた!】

468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:09:28.88 ID:M+v8NqDLo
ふつうダブルでとっておけよ・・・
469 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 01:10:46.64 ID:OkRatKlj0


やえ「ヒトデだらけのこのクエストもこれで最後だ……さぁ、来い! 【毒アゲハ招来!】」

アゲハ「ラッシュアワー!!」


【毒アゲハ の毒のリンプン!】

【ダイオウヒトデ にダメージ!】


アゲハ「アー、ヤッパリシブテーワー」

やえ「だがかといって配下の物だけ倒されても、すぐまた呼ばれるだけだ……リーダーに攻撃を集中させる!」

莉子「は、はい!(防御の号令は使っても意味がないんだっけ……じゃあ直に攻撃するしかないよね……ちょっと怖いけど……)」


そう思いながら彼女は素早く移動する巨大なヒトデの元へ向かい、剣を一、二度振るう。


【莉子 の攻撃!】

【ダイオウヒトデ にダメージ!】


ヒトデ「ヌウン!」

莉子「やったっ!」


順調にダメージを与えるも、その一瞬の隙を付かれて彼女はヒトデに囲まれた。

ぐるぐるとすばしっこく自分の周囲を駆け巡るヒトデ達。


やえ「おい、大丈夫か!?」

莉子「え、ええ……多分……(な、何が狙いなのかな……って、あれ?)」


ぐるぐるぐるぐると自分の周りを囲むヒトデ達。

その姿を見ていると、何だか酷い既視感がし、て――


__∧__
\ ´∀` /  カチリ
 (>旦<)
 と_)_)


【アオトビヒトデ は身構えた!】


__∧__
\ ´∀` /  カチリ
 (>旦<)
 と_)_)


【アオトビヒトデ は身構えた!】


莉子「――――っ!!!???」


その瞬間、彼女の身に走ったのは悪寒だった。

いや、厳密には唯の寒気ではない。震えだ。いつかどこかでこれとまったく同じ情景を見た、ような気がするのだ。


莉子「(どこで、だっけ――?)」


結果的には、それが彼女の最後の思考となった。

470 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 01:11:48.32 ID:OkRatKlj0


..:::          ::... ヾヽ     \ヽ             、  ト..、 i、                ,r'/     ,r'ッ ...::
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`ヽ、  `i       :::. .::       ..::::::  ヽ~!   / ____  ヾ:::::::::::::::::::ノ          !~,r'  ::::::..       ::. .:::
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. - ,,_  ` ヽ 、_   ,ュ  ,,        ::::..      ゝイ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ミi    ..::::       ,,  ュ,   _、 ,r' ´  _,, - .
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        :::::.......       ...:::::::::                 / .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
           :::  :::::::::::::::::::               / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
─、         ::                     / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
─'.         .::                    / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|


【ダイオウヒトデ の血の晩餐会!】


471 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 01:15:40.20 ID:OkRatKlj0


莉子「――うそ」


攻撃と同時に莉子は一撃で吹き飛ばされ、そのまま地面をごろごろと物凄い勢いで転がる。

その体に血の色を多く滲ませながら。


【莉子 は死んでしまった!】


悪夢は、再び蘇る。

かつてのイビルフィッシュ達のように『雑魚』が王の元手を組んで、再び彼女達に強力な牙をむいたのだ。


やえ「え、な、なんで? な、何が起こってるの? どうして……」

尭深「――!! 落ち着いてください! あの技は多分、三体一緒じゃないと打てないはずです! 一体でもいいので雑魚を止めましょう!」

誠子「りょ、了解! これで最後の術式になる思いますが、全力で行きます!」


__∧__
\ ´∀` /  カチリ
 (>旦<)
 と_)_)


【アオトビヒトデ は身構えた!】


__∧__
\ ´∀` /  カチリ
 (>旦<)
 と_)_)


【アオトビヒトデ は身構えた!】


誠子「やらせるかってぇぇぇー!!」


       ┼─┐─┼─  /  ,.          `゙''‐、._\ | / /
       │  │─┼─ /| _,.イ,,.ィ'    ─────‐‐‐‐ ・  ―
       │  |  │     |  |  | イン /´⌒`ヽ    // | \
                         _{,    リ)  ./ ./ .|  \
                    ..__/}从、 リ( /  /  .|
        /,  -‐===≡==‐-`つ/ ,.イ ’^ソハノリ   /  ;∵|:・.
     _,,,...//〃ー,_/(.      / /ミノ__  /´   ./  ..∴・|∵’
  ,,イ';;^;;;;;;;:::::""""'''''''' ::"〃,,__≦_/ ,∠∠_/゙〈ミ、、
/;;::◎'''::; );_____       @巛 く{ヾミラ' `゙Y} ゙
≧_ノ  __ノ))三=    _..、'、"^^^    ヽノ|⌒`}’
  ~''''ー< ___、-~\(.          ソ  /
      \(                ,'.. /


【誠子 の氷の術式!】


――それは、自らの全力を尽くした氷術式だった。

氷がヒトデの内の一体の体を凍らせ、その生命を完全に断った。


【アオトビヒトデ を倒した!】


472 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 01:19:01.35 ID:OkRatKlj0

誠子「これで、こっちのTPはもう打ち止めです……小走さん、後はお願いします!」

やえ「任された! ……私の後輩を痛めつけた罪は重いと知れ、ヒトデがぁぁぁぁーっ!!!」


そう吠えながら飛び掛かるやえ。

それを躱しながら、ヒトデの王は――周りにいた別のヒトデを呼んだ。


【ダイオウヒトデ は仲間を呼んだ!】

【ダイオウヒトデ に呼ばれて アカトビヒトデが現れた!】


やえ「――えっ?」


同じ穴の貉か、二度ある事は三度あるのか。

怒りに燃えていた少女は、気づけば先程のようにヒトデ達に囲まれていた。


__∧__
\ ´∀` /  カチリ
 (>旦<)
 と_)_)


【アカトビヒトデ は身構えた!】


__∧__
\ ´∀` /  カチリ
 (>旦<)
 と_)_)


【アオトビヒトデ は身構えた!】


やえの表情に恐怖が浮かぶのと、ヒトデ達が身構えるのはどちらが早かったか。

脳裏に莉子の死にざまが浮かんでいる彼女は、ヒトデ達の輪を抜ける事も出来ず唯そこでへたりこむ事しかできなかった。


やえ「ひ、ひぃ……だ、誰、か……たす、け」ドサッ

尭深「や、やえさん!」


【ダイオウヒトデ の血の晩餐会!】


――そして、鮮血が舞った。


……

…………


【莉子達 は死んでしまった!】

473 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 01:20:35.00 ID:OkRatKlj0



G a m e O v e r


【今回のhageポイント】


                    /     \
                  /::      \        ___
                    /:::        丶、__,,  '´;;;;;;;;;;;`丶
                |:::::             ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`
                |:::::::.             \;;;;;;;;;;;/));;;;;;;ヽ
                |::::::::..         \    \/ノ);;;;;;;;;;;l
                人:::::::::        _ __ヽ    \、_,;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
              /          ⌒ヽ_・Vノ:;〃 > くヽ;;;;;;;;;;;;;;;ノ
               /                 -=ニ二;::={{___ ⌒^  \ ̄ 
.            /            / x--、`く_:::フヾ・}⌒       \
          /                   /⌒丶\^7゙  ソ         \
         (                くー-、::::<//              ヽ
.          ヽ::::::::::::............          二ヽ_∨              ......::)
          \:::::::::::::::::::::::、::::::::::::::::::::::::::...           ....:::::::;;   -‐ ´
            丶、::::::::::::::/ ̄厂 ̄ ̄}}\:::::...        厂 ̄
               ̄ ̄/  {    〃  >::::::.        /
           __rー<,,_      {{  /::::::::::::.      /
    __ rー‐<\:::::::::::::::::::>ー-、____{\::::::::::::..   /
 /         \\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>──‐<_
    /          \ ー─-、_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__>、
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 ∨    /                               /     |



【ダイオウヒトデとヒトデーズの皆さん】


・前のイビルフィッシュの如く、連携攻撃で苦しめる。バッドステータス(睡眠とかね)使いなら意外と喰らわずに通れるが……

・……まぁそんなのを喰らっても逃げればいいのだが、今回はイベント戦で逃亡不可。連戦+こいつとなると相当キツイ事になる

・前回のワニさんといい、世界樹ではこういうデストラップが多い。4でもありました

474 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 01:23:29.91 ID:OkRatKlj0
眠いですし流石に無理でしたな、今日番外編2は

仕方ないので明日本編更新と共にやります お疲れ様でした
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:24:30.04 ID:QTTsXlreo
乙ー
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:28:43.82 ID:M+v8NqDLo
おつ
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:30:10.66 ID:u8H3KNDm0

次の安価はアンドロドムでも狙ってみようか
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 01:46:15.12 ID:WIFjUUBGo
ドムはハギヨシさんが命と引き換えに倒したからもういないだろ!いい加減にしろ!
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 02:36:56.38 ID:c6irgb6jo
乙ナイフとヒトデで承太郎が出るかと思った
480 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 23:51:17.82 ID:OkRatKlj0
>>477-478 深堀さんのこの扱いである 咲日和ではいい味出してると思います
>>479 ジョジョ知らないのですよねー 読む機会が中々無いのですわ、すわ

という訳で再開 番外編2とケトス戦をお送りいたします
481 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 23:53:39.68 ID:OkRatKlj0
インバーの港 -Port of Inver-


ざざぁん、ざざぁん。

たくさんの人々が行き来する港に、男が一人いた。


京太郎「…………」


皆がせわしなく動く中、須賀 京太郎はそれに喧嘩を売るように縁に座ってぼうっと海面を眺めていた。

彼らはこれから再び海へ魔物討伐へ行くのだが、その前に何でも穏乃が新しい仲間を同行させたいらしい。「連れてくるまでの間、ちょっと待ってて下さい!」と言われ、彼はしぶしぶその場に腰を下ろしていた。

――別に、自分を放って迎えに行った事に対して不満があるのではない。だが――


京太郎「こうやってぼーっとしてると、思い出しちゃうんだよな……」


水面に写るはもう頭の中にしかいない相棒と、実の父親の姿。

思い出すだけでも不快な思いをさせるソレらの記憶を――しかし、彼は意識せざるをおえなかった。

何故彼らは自分の身代りになったのか。そこまでして自分が『生かされた必要』とはなんだったのか……。

――その答えは、未だ出ていない。


京太郎「はぁーっ……」


彼が答えの出ないその問題の事を思い、深くため息をつくと――ふと、隣から声が聞こえてきた。

                    _.. -‐‐- 、
                //:.:.二:.ヽ\
                  / //ヽ__」,ヽ:.ヽヽ
                    | j,;!.,、´`ー''  レヽl,}  Boy……
                   l { i"ソ     ノ:l
                `丶 , _=`-'  ノi、l..、
                     \    ' l 」、:ヽ
                      └-‐_ -‐ ´ ゝヽゝ、 __
                  __ ノ'{ __ -‐ ´ ヽ     ̄/7、
              ,、-‐…´   \     |    // ! ヽ
             /、\ \     \   |   //  l  }_,.、
              /   ヽ ` 、` ー .. __\ |-‐´/`i   /  フヽ
              l   ヽ   ` >‐---===,>‐l´  l  i  l ,/   `ヽ
              ゝ`ヽ、 ヽ /  ',  l    ヽ-{   l i {ー- 、      \
            ノ_.. -‐ヽ/.   ',  l     .| l   l. i :|   ` ヽ、   , _ \
             (´    /、     ', l    |  l   l i ヽ!     \{´‐ ´ /
           /    /  l i    ', l     |i.  l  l i  ヽ      ノ     /
           /  i  /   l i     ',!ヽ   | i   l  `|  ヽ    /    ./
             /  ヽ/     ヽ|   ∩_ ヽ、. | :i  l  ,ヽ   ヽ  /    /
           { ,.-=‐'ヾ、.    |  /´,ニ、ヽ `\._,-ゝ´ ヽ.   ヽ/     /
           |      ` ー--,、/  ー-、)       _..,-ニ、ヽー='` ヽヽ /
    _. --‐‐…‐ `ヽ、    //   _.-ー' 、..    . : : `~´ フ,..   /ー''
  /          `ヽ、 _{  ゝ-<  ヽ.. ー -- : :  .  // // ノ \
  { ',            、  ´"゙    `ヽ  ヽ: : : : . .. :/ ´´ `ゝ-{  \__\
.  l ',     \ヽ      `  、      \ ヽ .ー '         \  /
  ヽ ',      ` ー、_       `  、     `ヽ  : : . . . .      Lヽノ
.   ヽ ',.         ゝ} ̄ ̄ ー-,. _    `      `ミlー-- -----──)
    ヽ ',       \    L 、 ` ‥ー- _    /ヽ \    i  |/
     ヽ ',        ヽ     ` ー‐- _   ̄ ̄´ヽ\  `   i  l
      \ ,        l           ̄ ̄ ̄ ̄ヽ      i  l
        ヽヽ,        ヽ                  ヽ     i  l
       ヽ. ',        ヽ                ヽ       i  l
          ヽ ' ,        ヽ                  ヽ     i  l
            \ ',      ヽ                 ヽ      i ヽ
             ヽ. ',     ヽ                   ヽ     i  ヽ
           ヽ ',     ヽ                 ヽ    i.  ヽ
              ヽ ',      ヽ                 ヽ   i   ヽ
            ヽ ',.     ヽ                 ヽ、.  i   ヽ
                ヽ ',    ヽ                  ヽ    i   ヽ
               ヽ ',    ヽ                    ヽ   i.  ヽ
              ヽ ':,.  /  ヽ                 ヽ  i   ヽ
             _ 」  'x´   \                 ヽ  ヽ   ヽ
            ,.-_  ̄     ̄`ヽ._ -‐‐、ヽ                \ ヽ   ヽ
 --─── … ´ ̄ ̄` ー‐-- __ ヽヽ、 ヽ!                   ヽ. ヽ   ヽ
                     ̄ ー- _ |                   ヽ 丶.   ヽ
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/15(土) 23:55:34.60 ID:QTTsXlreo
カイジさん!
483 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/15(土) 23:58:09.83 ID:OkRatKlj0

京太郎「!?」

?「そんなにブルーな顔じゃ、海は答えてくれないよ……」

京太郎「はっ?」

?「海はbig。Boyの悩みを包んでくれる。だから、悩んでないでdiveしな。自分の可能性に……」


気づけば、変な男がそこにはいた。

係船柱に足を乗せ、静かに海を見つめるその男。

その姿に、京太郎は変な哀愁を覚えた。


京太郎「あの……どなたでしょうか?」

?「……キャプテン・カイジ」


彼がそう言うや否や、背後からコツ、という靴の音と共に掛る声があった。

             ., '´ ̄ハ_
            /  (メ/  ノ,,....,,__
           /    /___/:::::::::::::::`ヽ、
           |  /::::::::::;:::::::i:::::::::::::;ハ:::::':、
          / /:::/::::::/:::::;ハ::_|/::::';::::::::ヽ.
          く7::::::/:::__/:::::/ ,.|=<ハ::::|:::::::::::ハ    ボス、お迎えにあがりました
             |:::::/;'::::/,、|/ '´ lノ ,ハY::/:::i::::::::::|
          ノイ:::|::::ハハ     ゞ-゚',,レヘ:/::::::::::|
         '´ レ'∨::∧ ゞ'  .     ,rソ::::::/:::/
            レ'|:::::!"  i´ ̄) /:::|:::/:::;ハ
             /:::ハ>.、..,_  イァ--‐ァ-ヾ::|
       /!     |:::/::::::::/::/|  /   ./    \    , '´ ̄ ヽ.
     / .|     ヽレ'´ヽ|,く //  / !/     〉、  | ,'⌒ヽ |
    く    |        /.7Y 7´ ̄   |    .// 、 ヽゝ- '.ノ
     〉  |         |/ /´|     ヽ.__/_/、   \/ /´
     / 「 ̄       [| く::::::〉        /   (\\  `ヾ.
  ., -┴ 、  r‐-、   //  ∨|  ''"  |/    .\\|´  /
  r| |====|==r'  -‐'"´/    レ'       !       \|_ /
  ヽゝ--.'  `ー--//             |     /´ ,  ト 、
     |  \   ,<_,r─- 、          |     (|_j_/ /ソ\\
     '、   `/ ´  ヽ‐--、ヽ,__/|__〉、   / /`´   \)
      \/     |/     ̄     \\  / /
      く\    /             ',. ∨ /


カイジ「OK……Boy、bye」

京太郎「(ボスであの服装って事は、やっぱり船長なのか……どんな船に乗ってるんだ?)」


そう思いながら彼がその先にあるであろう船に向かって視線を投げると、そこには――


                             ,|::|            |:|
                            `|::i≧          |:|
                             」 |           」:Lr:=-ェニア
                            /トi:::>    _rニキ'''¨ ̄::::::::/
                              /  l::|    ≦:::::::::::::::::::::::::::::i
                           /:|  .!:i     ´!::::::::::::::ハ:::::::iリ
                             /::::!  |::| _,,ニ::ェ=ァへrv' |∧i!
                         /::::::ヒニキ¬'''¨ ̄/   |::Lr:=-:ェェニア
                       ./::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::iニキ¬'''¨ ̄:::::::::/
                     _,,r水rvi:::::::ト、::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::{
                  _,,r '´,n,W.  Y,:| レi::::::::::::::::::;/`i:::::::::::::::::::::::::::rv'
             _,, - ''ヘh/ヾ|.i!     リ  Y!vヘれ! /イ::::_::rへri::/
t=-ニ ,,_  _,, - ''´                |::|   _ __Z'i├-i. リ .,r==ァ
 `¨¬=-≦ニ=- 、,,__ __   _ __ _       .|::|  /:::::::::::::::::::_ _.├=r「三/
        `¨ ¬-≧三三二三三三三二二三三二=L.._::/三三三三三/
              マ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニ/


京太郎「!!??」


――霧に包まれた、ボロボロの船の姿があった――。
484 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:00:33.86 ID:e78w11jP0






倒れても倒されず。

踏まれても立ち上がり。

決して枯れる事のない雄姿を見たか。

決して挫ける事のない勇士を見たか。

困難に屈さぬ者達の姿。

人、それを不屈という。

そして波間を走る不屈の者達の名。

人、それをフクツーズと呼ぶ。


【番外編:フクツーズ外伝2…vs幽霊船】




485 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:01:56.18 ID:e78w11jP0


―船上―


                        __
                   .  ´        `  :、
                (⌒ヽ .:'    ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/  ̄ ̄)
                ゝ /  .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: f⌒ヽ  /
               /廴/ .:.:.:.∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.:.: ト、_,ノ ⌒ヽ
              / .:{ / .:.:.:.:/⌒  :.:.\.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.\  ト-イ.:\
          / イ人{.:.|.:.:.: |   \:.:.:.\.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|`¨´ У.:.::.:.:.
            /// .:.:ハ`|人≫=ミ、  `¨≫=ミ、 .:!.:.: |.:.:.:.| i.:.:.:.:.:.:.|
        ///.:.:.:.:.:.|.:l: 〉{ んハ     ん ハ Y}-、l.:.:.: | |.:.:.:.:.:.:.|
        〃 { .:.:.:.:.:.|.:| ハ 弋rソ    弋_rソ :|:|ん} .:.: | |.:.:.:.:.:.:.!
        {{  ヽ.:.:.:.:.|人 } .:.:.  '    .:.:.:.  }:}, イ.:.:.:.:| | .:.:.:. /
         ヾ.  } .:.:.:| .:.:.込、   ( ̄ )    イ/:|.:.|.:.:.:. | |.:.:.: /
              | .:.:.:|.:.:.:.:./.:.:`> . __   イ‐/、:|.:.|.:.:.:. | |.:.:./
              |.:.:.:/ .:..:/.:.:.:.:.ハ ‘┴─/ /`ヽ .:|.:.:.:. |人:.{
            ノ .:/ 厂二ニ=┘}  }.........{  {   }‐く二二「}\、
            /: / .:辷ニ=7 人__丿......人__廴ノ { てYV〉 \ 、_, イ
    ー==彡'  /:/ {_,7 /........................ , ┘  {__)....ヽ   `ー一'′
          /:〈...../    \.....Y....../     `ヽフ........〉


はやり「はじめましてっ☆ 瑞原はやり、28レベル、『はやり国』のプリンセスやってます☆」

京太郎「…………きつい」


瑞原 はやり:レベル28 プリンセス


穏乃「き、きついって何ですか! はやりさんは仮にも一国の王女なんですから、もっと敬意を持たないと!」

はやり「ううん、『はやり国』は誰でも皆平等な国だから、穏乃ちゃんも気軽に話しかけていいんだよ? 京ちゃんもねっ」キラッ☆

京太郎「京ちゃんはやめてくださいしんでしまいます(年の差は平等ではないんだろうな、きっと……)」


余りにも残酷な現実を教えてくれる新たなる仲間の事はともかく、京太郎は先程の船の事が非常に気になった。

あのボロボロな船、あれは普通に出航するには余りにも頼りない物である――そう、まさに幽霊船でなければ。


京太郎「なぁ、穏乃ちゃん……今回俺達が倒しに行く幽霊船って、どんな物なんだ?」

穏乃「えっと、それはですね」

はやり「待って、京ちゃんと仲良くなる為にそれははやりが説明するよ!」

京太郎「あ、そっすか?」

はやり「もー、京ちゃんったら冷たいぞっ☆」

京太郎「(辛い)」


486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 00:05:44.28 ID:3QCFlPcyo
この王女きつい
487 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:06:04.92 ID:e78w11jP0


                               ノ:::::::∧ ナ::::ハ
                              /::::::ィ::::∧j:::::::ノ
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                     リ j: : : : : : : : : : : :> 、       {:::v
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                        /    |: : : : : : : : : : : : : : : :>.、v
                        /    /|: : : ー-ュ、: : : : : : : : : : :>ュ、
                    /   , ' L、: : : : : : \V|  リハ:::v: : : : >.、
                       /   /」L  / V: : : : : : :ヽ  }: : : : : : : : : : :.≧ 、
                  /  , ' Y /   L=; : : : : : :ヽ ∧: : :| ト; : : : : : : : : ト 、
                    /  , '  | //    /: : : ;-; : : :ヽ:::::| || ; : ナ=、__:V
                      / / ィ==|:::「──/: : : :ゞヽ: : : : \===ュ、
                 j ィ { ! | ! { || !! !! ll 〉: : : : : : : : : : : : \ !!  ヽ
                  /  _ -T ──────V: : : : : : : : : : : :\   !i
                ′ ´  |             ヾー─一-=ュ;: :__:ヽ ∧
                 |       |         ィ 7 ト ヽ/イ | X | | l i ',∧
              | l   ′ij     = フヾ / イ|: X j |/ 丶 ィ=== ∧
               V    /ィニ '''" ∧// ハ ヘ !// ヽ≦ニニ 个   ハ ∧
                / `ー─ 7   | ! 〉 ∧Y j:/≦ニニニ       |   ハ ',
            / __ /  _  -─   ̄              |     ∧ }
              ∧       l                        |     } l
               {      |                         |      l:リ


幽霊船。

トルトゥルーガ島という海賊の宝が眠ると言われる島を守護すると言われている、一隻の巨大な船である。

緑色の暗雲と霧と共にたちこめた後、その中から音も無く現れるというソレは、近隣の船乗りや島の調査に乗り出したい衛兵達をも脅かす存在であった。

何せ音も無く現れ攻撃し、再び音も無く立ち去るのである。対応のしようもないその敵に、人々はただただ恐怖するしかないのである。

488 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:09:58.64 ID:e78w11jP0


はやり「……でもね、ここから最近の話になるの!」

京太郎「(『はやり国』の王女様がどうしてこんなに詳しいんだよ……)最近……って、幽霊には最近も何もないでしょう」

はやり「それがね、何だかここ数か月間の間に幽霊船の武装が増えてるんだって! 今までは突撃で脅かすだけだったのに、突然大砲を使いだしたりしちゃって……もう、本当に困っちゃうよね」プンプン

穏乃「誰か人間――あっ、生きてる人って意味です――が手を貸してるって話も出てるくらいですよ!」

京太郎「ふーん……」


今の話を真実とするなら、矢張り先程であったカイジと名乗る男性が幽霊船に手を貸しているという人間になるのだろうか?


京太郎「(……その答えはもうすぐ分かる、か……)」

穏乃「霧が出てきました……分かってはいましたけど、凄いですね……」

はやり「もくもくもくもく……ってしてるね☆」

京太郎「(その語尾の☆はどうにかならないのでしょうか……?)」


島にある程度近づいた途端、緑色の雲と濃霧が彼らの船を囲み始めた。

そしてその中から、一艘の巨大な船が音も無く飛び出してくる――!


                            `|::i≧          |:|
                             」 |           」:Lr:=-ェニア
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                             /::::!  |::| _,,ニ::ェ=ァへrv' |∧i!
                         /::::::ヒニキ¬'''¨ ̄/   |::Lr:=-:ェェニア
                       ./::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::iニキ¬'''¨ ̄:::::::::/
                     _,,r水rvi:::::::ト、::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::{
                  _,,r '´,n,W.  Y,:| レi::::::::::::::::::;/`i:::::::::::::::::::::::::::rv'
             _,, - ''ヘh/ヾ|.i!     リ  Y!vヘれ! /イ::::_::rへri::/
t=-ニ ,,_  _,, - ''´                |::|   _ __Z'i├-i. リ .,r==ァ
 `¨¬=-≦ニ=- 、,,__ __   _ __ _       .|::|  /:::::::::::::::::::_ _.├=r「三/
        `¨ ¬-≧三三二三三三三二二三三二=L.._::/三三三三三/
              マ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ニ/


489 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:14:30.86 ID:e78w11jP0

京太郎「(やっぱり、そうなのか……!?)」グッ

穏乃「き、来ましたね! 流石にでっかいなぁ……」

はやり「やーん、ちょっと怖いよー☆ 京ちゃーん、はやりの事気遣ってーっ!」

京太郎「(気遣ってってどういう事だよ……)」

はやり「ついでにこの紙にサインしてーっ!」ピラッ

京太郎「婚約届は怖すぎるわっ! やめんか!」

穏乃「ええっ、京太郎さん結婚しちゃうんですか!?」

京太郎「真に受けないでね君も!」

?A「おいっ……そこのお前らっ……」

京太郎「?」


彼らが不毛なやり取りをやっていると、突然幽霊船の中から声が掛ってきた。


?B「や、やばいですよ……カイジさん……!」

?A「うるせぇっ……」ゲシッ

京太郎「(カイジってやっぱり……そういう事なのか……?)」


水兵の姿をした男の姿を思い浮かべていると、カイジと呼ばれた人間は彼らの方の船に向かって手を振った。


カイジ「おおい、ここだ……ここっ……」


      /.:.:.:.::::::::::::::::::::::::.:::.:.:.\
     /,.:::::.:.:::∧::ト:::::::::::::::::::::.:.ヽ
     ´ /.:..:;イ::/: l::!ハ:∧:::::::::::::::::|
      /::イく`く   ,斗匕xヘ:::::::::::::|
.       ´/|==`ei i!===e==:::|:rx::::::|
.       |`ーァ':::: `ー ' u:|:|n|:::::l  俺は、ここにいるぞっ……!
       !/.::::__, u   .:::::|:|り::::::l
       └'に二..つ .::::,.:イ: :::::::::::l
         ',  ━  .:::/.:/::::::::::::::::l
.        ∧  .:::/ .:/:::::::::/\:::l
.         /.:.::ヽ.:ィ゙_,, ィ/:::::::// >l
.      イ.:.::::xf='´  /::::// /::`
      /.::://| _,.=7:// /::::::::


490 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:19:36.91 ID:e78w11jP0


京太郎「!?」

カイジ「名乗るのが遅れたなっ……俺の名はカイジ! 伊藤 カイジだ……っ!」

京太郎「(え、何か全然顔違う)」

カイジ「一応この船、エスポワールの……船長をしているっ……だが……人間だっ……! 二本の足で立つ、立派な人間……っ!」

穏乃「あ、あの噂って本当だったんだ……」

はやり「へぇー☆」

カイジ「経緯は……話せば長くなるから省いて……先に頼みだけ言わせて貰おう……高い所からですまない……」


そう言うとカイジは三人に向かってがばりと頭を下げた。


  //   , -─;┬:─‐- 、        )
. //   /  ヽ  i  r'    \     (  頼むっ……
 /   .,'     , -─- 、    ヽ     ) 
     /    /      ヽ    .ヽ     ( 冒険者達っ……!
      |{:    l           l     }|    ) 
  E''ー-|{    {  ,ィノl人トヽ、 トi   }l-‐'''ヨ {  俺があの財宝を手に入れるまで……
. E..三l| {   l. (l'≧ ll ≦゙l) :| |   n;|三..ヨ ) 
.     |.! {  |! ト∈ゞ'∋イ | :!   4!!:   (   あの島には入らないでくれっ……!
    | | '  || |:::::`ー'´::::| |:::|.   !:!:    `フ'⌒`ー-‐
     |. }   { W::::::::::::::::::::W:::::}   { |::
     ヽ|.   |/:::::::::::::::::::::::::\|.   |ノ::://
.      |   |::::::::::::::::::::::::::::::::::l   |//
      !  |::::::::::::::::::::::::::::::::::::!. //
      |   |:::::::::::::::::::::::::::::::::://!、      /
    /, r- ヽ::::: :::::::::::::::://  、、\  //
     !L{」_厂ゝ):  ::::::://:(.{⌒)_},},リ://
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
             ヽ     \    ヽ ̄


穏乃「?」

はやり「??」

京太郎「??? ……いえ、嫌ですけど。財宝独り占めとかそんな……」

カイジ「……あの奥にいる幽霊が設置したパチンコ、『沼』……俺はまだ、あれの攻略法を導いていないんだっ……! だから……」

はやり「いや知らんし……なんちゃって! 言ってみちゃった!」

カイジ「ぐっ……」


決裂っ……! 圧倒的交渉決裂っ……!


カイジ「ならば……倒させてもらうっ……恨むなよ、貴様らっ……」ガバッ

穏乃「元よりそのつもりなんだけどなぁ……」

491 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:22:39.20 ID:e78w11jP0



    _トr、,、r、__
   ト'         `ヽ、
  Z             `ヽ、      絶望的日々に溺れかけてるオレの前に現れた救助船・・・
  /               \     救いの光・・・・・・・・・・・・!
  /         /ハハィ_  ミ
  |         rヘ`ヽ、  〉川
. /     __  / ===z_) /
/      | |  |  `ヽ、_| `ヽ、                /
      ヽ/  | u      \            _//_____  __
         り  ____Z ̄            / □ □ □    | ヽ|・∀・|ノ ←こっちの方
     /|   ト、 /___            .._|_________,|_|__|_
__/:/  //\ u  _]_____,イィイ_|_|_|_|_ィイイ|_|_|_人人人人イ
::::::::/::::/  //::::::::\  \__          "'"'"'"'"'"'"'"'`"`"`"`"`"`"`"`"`"`"
::::::/::::///ノ:::::::::::::::::::\,,.,.,.,):::::::::\イィイィ  "'"'"'"'"'"'
"'"~"~"~"~"~'"'"'`"'"'"'"'"'"'"''"'"'"'`"            ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
                  ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒


【幽霊船 が現れた!】

492 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:24:51.84 ID:e78w11jP0


はやり「んーじゃあとりあえず……皆元気になぁれ! 【覇気の号令】☆」


【はやり は覇気の号令を使った!】


穏乃「おおっ、何だか凄く元気が出る気がします! 具体的には体力の最大値が増加する感じです! でも元の体力が変わらないから結局あんまり変わってない!」

京太郎「(まぁ間違っていはいないけどな)とりあえず回復薬でも使うか……」


【京太郎 はメディカを使った!】


古畑「どうします? カイジさん……あいつら来ますよ!」

カイジ「落ち着け古畑っ……相手の手の内が分からない間はいつも通りだ、行くぞっ……!」

古畑「はいっ……!」


         、-‐- 、r'7-‐;z.._
      <⌒          ⌒>
    ∠´                ≧
.    /   NヽNヽ!ヽl\ヘl\トゝ
    1   ,ゝニ_ー-:U_,,  u /,ヘ
    |    ヽ  ,二=-ll   l∠、l
    | .r‐、|u(__゚_ "  /_゚__,ノl  喰らえっ、この野郎っ……!
    | |.h.| |        u  `i. !
    | ヽ._|.!   U    r __  l l
    |  / 1    (二二ニニY´'
    |__./  \    ___   ,'
   /   `'‐、  \    ̄  /
  , '\     \  ` ーr-‐'
. /    `‐、      \  |

【幽霊船 の油雨噴射砲!】


巨大な船の砲塔から、油を多量に含んだ液体が噴射される。


穏乃「うわっ、すっごいベタベタする!」

京太郎「油? こんなのを撒いてどうする気なんだ……」

はやり「きゃーっ、ベタベタするよー☆」

カイジ「よぉし、安藤の油を搾った甲斐があったな……次だっ……あいつらに目に物見せてやるっ……!」


 ///      /| |::l .|l  |ヽ  ヽ\
   /        /::::|.|:::l |::| |/\ \\             焼玉……
.  | /    ./::::::::l|:::::l |".l |/::::::::ヽ、_\ヽ__
  |.l.| l   /::::::::::::|/ i /l| _,,、、-  ~  ::::ヽ ヽ/⌒ヽ、   焼玉式焼夷弾
  || | .|l  /\::::: ヽ /,、-'''"        :::::::ヽ ヽ'⌒ヽ.ヽ
  . | |.| | /  \  〃          i.l ::::::::ヽ ヽ'⌒| .|    W焼き
.    |l |l    \ ;;; ヽ、  ,,、'      ij  :::::::::ヽ ヽ、_ノ |
           /:::::    ‐''~         ::::::::::::ヽ ヽ、_ノ
          / ,':::::::             :::::::::::::::::ヽ ヽ
         / ,':::::ij:::::: U    `ij     :::::::ij:::::::::l;ヽノヽ
        / ,':::::::::::::::::             :::::::::::::::::l;;;:::::: ヽ
       / ,'::::::::::::::::_::`)       _,,、-'''´~~`ヽ::::::::::l;;;:::::: ヽ
      / :::::::::: ''~ノ    __,,、-‐´   _、、-‐':::::::::l;;;;:::::::u ヽ
      `''''    `''−'、~    _ 、-‐´    :::::::::::::::l;;;;;;:::::  ヽ
                `r‐''' ´       :::::::::::::::l;;;;;;;;:::::   ヽ


【幽霊船 の焼玉式焼夷弾!】


493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 00:27:37.33 ID:10v/MULXo
でぶの油に塗れる穏乃とはやりん・・・うっ
494 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:27:38.55 ID:e78w11jP0


次に飛び出してきたのは、熱く加熱された砲弾だった。

油ぎった京太郎達の船に、それはどんどんと容赦なく降り注いでくる。


京太郎「うおっ、あぶねっ!」スカッ

はやり「きゃっ」ヒョイ

穏乃「いてっ」ゴン

京太郎「あ……」


京太郎とはやりこそその砲撃から身を躱したものの、穏乃だけがそのジャージに掠り、弾はそのまま甲板上を転がっていく。

――そして、ジャージは発火した。


 火 )ノ (⌒                   ,,
   ,;:)/⌒ヽ        _ 人       ̄|
ヘlヽ(           人)ヾ; 从      ̄
`ゞ   ,,       _ノ  _人  (,_
    ̄|       _从 (⌒    ゙ /⌒
    ̄      _ ゝ     .    火       ,,
         人     .,;,.,    `ヘ/     ̄|
       _,ノ     .,.,;   ;,,.,    (  _   ̄
     `ヘ(   从;:  .;       ;,   ∨(
       _)    ,;        ;,   从
     ⌒ヽ   .;:          :;,   ノ_イ
     _人ノ,   ;:           ;;   /
      ヽ   ;        .,ノl火)   'ヘ,
   ,火_)i_从   ;:           ;;   火/(_
   ._ノLノl    ;       l(    ;   ヾ.,_从
 _火`     、从_                 ゞ_人_
  ,,'`"゙"''`ー;、从_ノ(_.,;:.)ヘ    )L从_;:,火,.;:ー'"゙⌒
 ̄|              "'`゙"`

穏乃「うにゃーっ!!!!!???」ジャボーン!!


【穏乃 にダメージ!】


自分の身から発火したのを見るや否や、慌てて武装を放り出しジャージごと海に飛び込む穏乃。


京太郎「し、穏乃ちゃん!」

カイジ「ざまぁ見ろっ……因果応報っ……天罰覿面っ……!」

はやり「そんな正宗みたいな事言っても……」


装甲悪鬼村正アニメ化とかすんなよ、絶対すんな。どうなるか怖いからな。でもスパロボには出ていいぞ。マブラブはどっちでもいいや。


495 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:32:25.78 ID:e78w11jP0


焼玉式焼夷弾とは、(やきだましきしょういだん)とは、19世紀後半まで使用されていた焼夷弾の一種である。鉄などでできた砲弾を加熱してから発射し、目標に火災を発生させることをねらう。単に焼玉とも言い、あるいは英語からの和訳書ではホット・ショットとすることもある――wikipediaより。

要約すると……なんとビックリな話なんだけども、滅茶苦茶高温で温めた石とか鉄の砲弾を木にぶつけて燃やしてたりしてたらしいぜ!すげぇよな! という事である。

因みにゲーム的にはさっきの油雨噴射砲と合わせて1.5倍のダメージを叩き出すんだぜ!


京太郎「そ、そんな兵器なら普通に熱いどころの騒ぎじゃないだろ! ……穏乃ちゃん、ちょ、本当にアレ!? 行ける!?」

穏乃「ぶはぁっ!」


海の中に沈んでいた穏乃がその声と共に浮上してくる。

――両手に魚をひっ捕まえて。


             -‐-  、            〈\∧/(
          /                      }
     /⌒7′/     /\   \         } タ ヌ
      /  /   ∧八/   }  /            }  示
    /  {  j ,/r=ミ   }/}/|  i         }  l |
      八/^| l ヒリ   r=ミ  |  |  r〜'`~} 〈    ノ
     /  \j | : : :   ヒリ  戊ノ )⌒ヽ⌒ヽ  } ‐/‐、ヽ
          | l   )'゛':;:,, : : ∧{ (⌒     )  } /  ノ
       .......‐…‐{≧=‐ \ ':;:,,、   `(⌒  ノ   \
   /,.,. ̄,., ̄,.,. }‐--┘:::.. ̄\〉     ̄}厂      }八/Vハ
    {(':':')(':':')(':':')}:::/:::::::::::::\    ,.イ^|{ }
    ::::/{ ̄rt)::::::::::/::::::::::::::::::::::‐-‐:::::::| |{.ノ 、
    ̄| | ̄| |:::::::::/:::::::::::::::∧::::::::::::::::::」 | ! !
    /| ! !:::::::,':::::::::::::::/    ‐-‐ / .|__| |
    ,′L....| |:::::::}::::::::::::::/       /  |__j |
  /   L....||::::}::::::::::::/       |.      |
 .        l::::::}:::〈\{       |:::. .     |
 .       |:::::}::::::::::: 、       八::...    ノ


穏乃「やりました! 新鮮な海の幸を取ってきましたよ! 今日の晩御飯は決定ですね!」ピチピチピチ

魚「ギョギョギョギョギョ」

京太郎「何やってんの君!?」

はやり「じゃあはやり、今日は西京焼きがいいなっ」

京太郎「チョイスが渋いな!」

はやり「……28にもなるとガツガツした肉系は苦手になるんだよ、察せや……」ボソッ

京太郎「!?」

はやり「あっ、レベルがって事だよ! 年齢じゃないってば、もう!」プンプン

京太郎「お、おう……」

496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 00:34:15.02 ID:mBJvYdago
プリンセスも大変なんだな……
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 00:35:15.21 ID:Qlv08L200
いやー、大変なのは(28)だろう
498 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:35:49.11 ID:e78w11jP0

……と、まぁ再びの不毛なやり取りは置いといて……意外と元気な穏乃の様子を見て、幽霊船上の敵が慌てだした。


   <                ヽ
  ∠ハハハハハハハレ       ゝ
   / ι        ∠_      |  カ、カイジさんっ……!
  /__      ι__ ∠_      |
  |ーニ=′ヽ=ニ―−´   /      |  
.  | ,= ┐  ==、     | l⌒l  |
  |( @/    @  ) ι  | |⌒|  |  あいつなんかピンピンしてますよっ……!
   |.`/     ー‐U     | ,|〇|  |
.   |/        ι     |,|__ノ  |  
.  (___、ヽ _        ||     |
.    | =ニニ_ )     /\   |
.     |  ≡       /ι  \_|_
..    |    ι   /    / |ー
  ―「 \     / ι  /  /
    |   | ̄ヽ ̄


ざわ・・・ ざわ・・・

カイジ「ええい、お前らっ……! 幽霊の癖に人間にビビッてどうするんだっ……! 多分だがあれは、あそこの変な女(はやりん)が使った号令によるものっ……怯えてどうするっ……!」


(※覇気の号令……味方の体力の最大値を増加させることが出来る(但し元の体力は変わらないから回復が必要)! 凄いぞ! 強いぞ! はやり(28)!)



穏乃「さて、今度はこっちの反撃開始ですね! 京太郎さん、前みたいなのをお願いします!」


  ∧/ : |: : : :|: : |: /  |: j |: : :〕 : : |: : :|| |: |: : :ヽ  `ヽ
  ,′ \:l: : :| |: : |_′ |斗:七´:ハ: :/|: : :ル': :|: : : ∧    .
 i|/⌒八‐┼-: :|    | リ |/ |/ :|: :/:': : :|: /: : '.   ,
 ||: : : :' :| ヽ:|_|\|    |/ 忻芋示ミ、|,イ: : : : |: : : : : :i   ′
 ||: : : l: :|_iテ示ミ        {r' ::i〕 ヽ' : : : , |: : : /: :|    :,
 : : : : |: 〃 {r'::i〕      乂z:ソ,  / : /}:′/: : ′    :
. 八: : :ト、|i 乂:ソ           / イ: |r= 、 : : : /      !  行きますよー!!
   \l:|:ヽ    ,       ''"     |: :|   V: :/      |
     |: ,  '"      __        |: :|  ./: /:.     |
     |: :.     v´    |      ,|: :|ー.:'/:: : .      |
     |: 圦        ノ     ,イ |: :|i イ : : : : :      |
     |: : :|               〔,.l: :j  |: : : : : : :.     |
     |: : :|   >   __,.        |、|:/'  |: : : : : : : :    |
     人 : |     r‐┤       /〔   |: : : : : : : : :.   |
      ヽ|     ∧ !  ,r‐=''"   \ |: : : : : : : : : .  |
       〕    /⌒X 〔 |       \_: : : : : : : : :  |


【穏乃 の先陣の名誉!】


それは、ショーグン独特の秘技。

味方の攻撃力を上げ、速度を上昇させる。

その技と京太郎の必殺技であるメテオが組み合わされば、もう、もう――。


499 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:38:57.90 ID:e78w11jP0

                             //  ≠: /
                           .・‘ .:' , ': : :./
                    ,ィ:::::::::>イ: : : :/ゝ': : : :/ .,イ
                  /ィ<: : : : : : : ://: : : : : ゝ//
                 /´: : : : : : : : : : : : : : : : : : /. ' /
                ,.: : :. ... : : : : : : : ,ィ=x、: : :.///ァ
               r!  (:::)): : : : : :ゝ、__ノ .(//: :/
               i! へ、¨´: :.x=x、: : `¨ ィへ 〃 /
               !j {: : :\ ((:::::) ) /. : : ::} '' /j
               Y:: :....:: ヽゝ彡'/.. : : ::: :リ: :.//      先陣の名誉っぽいのは
                、j 、: :: ::: ::.Y! f:.. ..  . ... / ノイ 
                 ゝ、、: ::: :ノ!| ト.: :: :: 彡'≠7/  + ゚.    メテオが持つと攻撃力と速度が両方そなわり最強に見える
. /丶>..<\、___,ィ、._  ,イアヘ丶‐-ゝ' -< /ヽイ ノ}   *。
. \: : \  \丶 \\ 、\ゝ、 \\ヘ`¨',´  i!ゝソ //)-|-、 、───--、
   、: : :.\  \丶 \\、 ヽ->x、、>-====レ/  / /*+十  ',:: : : : 彡'ヘ
    、\ \:: :\ 、  、 丶.:: ::::::ヘ\\:::::r─-' , /-|-*十+*| ',:: ::: :::ナ彡j!.
     〉へ  \ 丶 、 ヽ丶、::::::ヘ∨\ '___, 〃|--!-*  {}  ',::: ::::: ≠:::リ
    f`::::::::\  \ \\  丶、: :   ∨/ゝ===--'-=' ゝ=-     >::: : /::リ
    r'ゝ::::::::::ヘ   丶.\ 、  、、   V_人_o。゚。Y*     r*  ',::: :::::: :::/
    ゝ:: :::::::::::::::.、  、\ ¨  丶 、   ∨/*o。 ゚゚。o|!i!     i!:::',  ,:::::::/}!
    レゝ─:::::::::::::::、 \___、 、 、 、 、-o十-=|=-o。   ゚。|i!::j!  ,:: :::: :::i!
    ゝ:: ::::: _::::::::::ヘ_     \\j 〉、_∨|!::::::゚:::゚。゚|! ゚。|!-|-。:〈 (ヘ|!::::: :::::|、
     \─:::::::: ::::::::7  l ̄¨¨、  、 /  //::i!:::::::::: ::i!::::i!:|!:::ノ:::::::',ヽj:::::::::::ノ',
     /゚。:: ::::::: ::::::::,  !::::::::::::、  ヽ  //:::: :::::::。─゚。゚c。゚。o、:::::::::',レ::-=≠::c,
     ,ぺ。::: :::: ::::: :, ,=、 7。:::::::oヘ  、 ヘ-≠::::::゚。。゚c゚。o:: ::゚::c:::::/リ::: :::: o。:::::。
    ,゚。゚。゚丶。::::::o:::, 〃' ,::::::。:::::::::、-==/  V/:::::゚。::::。゚。::::::::。c::::::::|}::::::::::::。::::彡',

【京太郎 の攻撃力が上がった!】

【京太郎 は次のターン最速で行動できる!】


京太郎「――仮面ライダーメテオ。お前の運命は、俺が決める」ホアチャアアアアアアーン!!



  ∠ -‐ァ       ,、'´  ,.、-'' "           \
    /      ,、'´ ,.、-''´     fi fi ト、      ヾ、 ヽ
.  /      ,、'´.,、''´    /| ,ィ |:| |:l .l_.ン        l`ヾ   
 //l    ,、'´,、''´     〈:::レ':|.|::| |::ヽ  /\ヽ  .ト、 |    
〃  |   ,、'´,、'´      n,  \:リ:::リ:::::i| 〈==、 lヾ  | ヽ|     ぐっ……なんだアレはっ……!
.   | ,、'´,、'´       | _|f=-、.\ u !|/ヾ.、 〉| |ヽ|      
.   ,!'´,、'´          r( リ   \!i  〈 o .ノノ| |        何が、一体何が起こっているっ……!
,、-'´,、r′    _    N ヾ、 o  》   ヾ ̄  | |       
,、-'´ |    ( r‐ヽ、  | |j~ ゝ==シ  |j.  \.|j~| |       
    |    ヽヽr‐ゝ |   〃"  |ju  U u \| '、       
    |     ヽヽ⌒l .|  u ___   r' __ u _) ヽ、  ,、-'´ 
.   |      ヽゝ-l | |j i´ _` ''ー----‐ァ/  ,.、ゝ''´,、-'´
   |       ゝ-リ   l ̄   ̄ ̄二ニ7.ム-''´ ,.、-'ヾ    
   ,'         |\ |j {    ,.、-'´ ,.、-r‐i ''' "´     \/ 
.  / /          |::::::\ ,,ゝ-'´ ,.、-''´  | l       /
 /〃          |,.、-''´,.、-t''´ ̄``_二ニ! l _.... -‐''´ ,、" 
〃/      _,.、-‐'' " ,.、-''´::::::\ゝ- '´ r== l ヽ、  |j ='"´
. / ,.、-‐'' "   ,.、-''´ヽ、  ::::::::`'-、.. u |j |  ヾ     u
/''´     ,、-''´     \   ::::::::::::`''..r-'′   \ U


カイジ「(考えてみれば、こんな若いメンバーでここに来ている事……それこそが異常っ……狂気の沙汰ではないっ……)」

カイジ「(そこには当然……何かしらの理由があったっ……つまりっ……『こいつらは強敵』……そういう事っ……!)」


はやり「わぁー! 若い男のありとあらゆる肉体の様々な部分が強調されたピチピチのスーツだぁ☆ 若い男のありとあらゆる肉体の様々な部分が強調されたピチピチのスーツだぁ☆」

京太郎「二回も言わないで下さい!! あと目が怖い!」



500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 00:40:37.83 ID:10v/MULXo
メテオ!レディ!
501 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:42:28.88 ID:e78w11jP0


穏乃「京太郎さん、とりあえずメテオでお願いします!」

京太郎「無論! 行くぞ、リミットブレイクだ!」

ギャラクシータソ『Limit Break!! OK!』

京太郎「ホアチャアアアアアアアアアアア!!!」


            _/(,/
       ,. -‐''''´ 、 (_/
 ー―ァ  /r'ヽ::o:/ヾ,/
   _ノ オ{(  }::{  ,)} オオオォォォォ!!!!!
     __,ヽヾノ::::ヾ,ノ:/ ,r-,,=
    ,゛==ゝ_i_ノ~i/ 〃 `ー―-、
    /\   \   c/^^^ ))))))))))
 ,,―イ  {\   \  `/'`'~/ー--―'
))   ,./ゝ, \   >    ノ
 ー''"  |  ヽ ヽ   |

【京太郎 のメテオ!】


天から降るは流星群。拳から放たれしスターライトシャワー(技名)。

例え霧と共に現れる禍々しき物であっても、拳は確実に五、六度幽霊船を打ち抜いた。


カイジ「ぐっ、ぐぉぉぉぉっ……!!」


【幽霊船 にダメージ!】


穏乃「やったぁ!」

はやり「関係ないけどスターライトシャワーといえばエルガイムのedだよねっ☆」

京太郎「本当に関係ない……とはいえ前の鮫もこれで倒せたし、これで終わりだといいけど……」


                __  ,、-─z___
               >   `"    _r┴z_
              <        /r-(__"ヽ\
              /        / >- 、 \.ヽヽ  
            ∠         /;:;,`-、 \ ヾ ヽ
             イ         \_;,;,,ilヽ ヽ ヽ;;,}
             /    ハ   r、    ヾ;;;;;|  ;, illi;|  
             {   ∧ヾ|ハ|小ヾ/ハハ .| ;;,;,,,  |        まだだっ……!!
             |   /_ヾ_) ;;:;:= ,、"─‐! | ,; ;;, |
            /   ト、_ ・ `) i|;:;"_・_/!;;|   厂ヽ     まだ まだ終わらないっ……!!
           /  「l ! ;ヽ r' ,;;i| ,;; i ! ;;: !;;,ヽ/ _○ハ
         /  _,  V:| ;;,,i j ;.:;;i| ,'";U;;'';;, i! ;;,,,, V    ヽ    
        /,、-'' /   '、 rrrェェェェイェェェ /!| ;;,," ';;lll! ;;,, ;:;,\
    _,、-'"''",、 -''" |L   |'、^`~^三~`^~''/;/| ;;,,;;! /| illlii;;,, ;,.;:.\
  ,、<_,、-'":.:.:.:.:.:.:?:.!  |. \; .:;;,, ;: ,, ' ;:|ii| ;;,, /:.:.| ;;,;, ,; :__/\
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【幽霊船 のアレストマイン!】

502 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:45:09.50 ID:e78w11jP0


独特の響きを持つ萩原ヴォイスと共に、幽霊船の周りから丸い形の機雷がばら撒かれる。

次々と海中やらに沈み、京太郎達の船にまで転がる機雷達。一度でも触れればひとたまりも無い事がよく分かる量であった。


穏乃「こ、これじゃ船を動かせないですよ!」

京太郎「結構近接してるのが唯一の救いかな……」

はやり「機雷ってこの時代からあったのかなー?」


【穏乃 は回避率が低下した!】

【穏乃 は脚を封じられた!】

【はやり は回避率が低下した!】

【はやり は脚を封じられた!】

【京太郎 は回避率が低下した!】

【京太郎 は脚を封じられた!】


大量の機雷の所為で完全に動きを封じられた京太郎達を見て、カイジが天高く吠える。


カイジ「よしっ……使うぞっ……『アレ』を……!」


その声と共に、幽霊船に付いていた一番巨大な砲塔が唸りをあげて京太郎達の船へと照準を合わせる。


  //  ./、\| /:::lll:|.|llll:||:::::::ヽ/ /lllll|_,,、-ヽ、;. |u  l  l  l
/ /   /|::::\ \;;lll:||::ll:::|:::::/ /, -'´  ,、...:|, ヽ..::|   .l  l  l  倒すっ……!
  .l  /|.l:::::::|llllヽ、||::|::llll::l:::ヽ/''´。 ,、lllllll:::u::|, ヽ,::l  u  ,、−'´
  l  / |.| |ヽ====、::::ll:::::u::::::`''−''´llllllulll/::|,  l `ヽ、 /l |     ………
  | ./ .||  ヽ'ー-゚‐'/::::lll ::::::::: lllllll lllll::llll/lll:::::|  | ;: ,l/ ||      おまえだけは
  |/.   |   ヽllllll/:::u:::ll iju  lll llllll/:llll::llll::::|  | :: |  /`丶ー    ………!
  ||   |    ヽ/:::::u:::::::    llu/  :::::::: _ll::|  | : |./
.          /::::::::::::::::_,,`) u     ,、-、'´ヽ):|  .|;; : ||
         /   ,::::::::::     ,、-、'´ヽ、,.` ''llll::|./| | :;  |
         `'''´ ヽ ,、、-、´ヽ ,、-`''´ lll::llll :|/::| | ;: :: | U
              ヽヽ、,、`''´ u,,,,,,;;;; ll::llll:::/;;;.::N |  .: |   llllll
               ヽ、  ''''''''''''  ll::llll::/;;;;   l.|  :.|  lllllllll
.               イ|ヽ ll   ...ij...::::::/;;;;;:   l | ;:::|  llllll
            ./ //|  \ij ::::::::::::::::::/;;;;;;   || '' :,.|   lll
           / / / |   `ヽ、::::::::::/;;;;;;;;   | ..| ;;::|
        / /  /  N/|    ヽ/|\;;:   .|| : |


【幽霊船 のサンダーショット!】

503 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:47:19.57 ID:e78w11jP0


唸りをあげる砲塔から噴き出るのは、一筋の雷光だった。

通常では当たりそうもないそれを、しかし機雷によって回避の出来ない穏乃はモロに受けてしまう。


穏乃「―――っ!!!」ビリビリビリ!!


【穏乃 にダメージ!!】


雷を受けても無事な人間がいないように、雷撃砲を受けて無事な人間は殆どいない。

ましてやそれが軽装のショーグンであり――そして、先程まで海水に浸かっていた人間ならば。


        . . :´:_: : : : : : : :`\: : : \
       /: : : : : : : : ̄: : 、:/: /: :ヽ: : : \
     /: : : : : : : : : : : : : : :\: : : :/: V : : : \
     /: /: : : : : \/ヽ: : : : :ヽ: :/: : :ヽ: : : : : ヽ
    /: :.{: : ハ: : :イVハ-、ヽ: : }-、: : : :ハ: : : : : ハ
    /: : :i: : :i ヽ: :}-r⌒ヽ VV  }: : : } V: : : : :ハ
   /i: : : V: rく レV  \::ノ ハ:} イ: : : }  /: : : : :ハ}
   ハ: : : V:ハ rへ    ''/ i: }  ヘ∠、/: : : : : ハ!
   { ヽ: :ハ: :ヽ\:)     ′}: ! /://: : : : : /――-...、
       八ハ:ゝゝ\,,′ っ j://::/::::/: : : : :/::::::::::::::::::::\
       ` `  V:}  、_ ///::::::/: i: : : V::::::::::::::::::::::::::ヽ::ヽ
           ノ:ノ      レ 〉:::/::::::V: : :ヽ:::::::::::::::::::::::::::';:::::ヽ
            //       /:::::(::::::::::::\: : :ミー::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ
         (          /:::::::::::::::::::::::::::`ヾミゝ:::::::::::::::::::::ヽ::::::::ヽ
                  i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ


穏乃「… … … …」

京太郎「ま、マズイ……白目向いてるぞ!」

はやり「ネクタル(気つけ薬)とかの問題じゃないかな、これは……」

京太郎「フ、フランケンふらんレベルですよ!」


カイジ「よぉし、やった……! やってやったぞ……!」

古畑「カイジさん……やりましたね……!」



504 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:49:38.09 ID:e78w11jP0

にわか(相手にならない方ではない)に騒がしくなる幽霊船の上の一団と、凄まじい焦りに包まれる京太郎達。

その中心で――少女は、ぴくりとその体を震わせた。


穏乃「… … … …あ」ピクッ

京太郎「し、穏乃ちゃん!」

カイジ「なっ……ば、馬鹿なっ……何故だっ……何故挫けない……! 何故諦めない……!」

穏乃「… … … …こん、な所、で…」

穏乃「こんな所で……」


          /: : : : : : : : 、: : : : : :\         r三ミY_ソ
ヽ         _/:/ : : /:/: : :/ ヽ: : : : : : :ヽ      /::::::::::iソ
::::\      ///: : : /<: :ハi  Vハレ: !: : ハ    /::::::::::::/
:::::::::\   /:ハ: !: :ハ! V\  イ´Vハ: : :ハ   /:::::::::::::::/
::::::::::::::\ /: :i :V:ハ:{ r≠ミ    r≠ミ }:ノ: :リ ,.´:::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::\: :V : i:ゝ 、、   丶  、、イ: レ´ /:::::::::::::::::/
、:::::::::::::::::::::::::\⌒{: {     /⌒ ┐  !:} /::::::::::::::::::/
 \::::::::::::::::::::::::\{:.{     i    ′ ィ: レ::::::::::::::::::::::/   あきらめるわけがないっ!
   \:::::::::::::::::::::::::{:.ト\  ー  ´ / ,.}: }::::::::::::::::::::/
   /: :\:::::::::::::::::::V{:Y::::: ̄::Ti::´} _/:::}:.j::::::::::::::::::/
.  /: : : : :\::::::::::::::::V:::゙三:ニ:〉〉彡:::::::レ::::::::::::::::/
  i : : : : : : :{\:::::::/:::::::::::::::::ヽ《::::::::::::::::::::::::::::::/
  Vi: : : : :ハ:{ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::}}:::::::::::::ヽ:::::::; ´
  ハ: : : :ハ{   V:::::::::::::::::::::::::::}}:::::::::::::::V:/
    V: : :{ \ {:::::::::::::::::::::::::::::}}::::::::::::::::V
    V\:、    !:::::::::::::::::::::::::::::}}::::::::::::::::',
        `:ゝ   }:::::::::::::::::::::::::::::}}:::::::::::::::::;
           l::::::::::::::::::::::::::::::}}:::::::::::::::::i
.             }::::::::::::::::::::::::::::::}}:::::::::::::::::'
              !::::::::::::::::::::::::::::::}}:::::::::::::::::}


【穏乃 の食いしばり!】


はやり「あきらめたーたーおわーりー きもーちをりっせとしてー」

京太郎「だ、大丈夫!? 回復薬とか……」

穏乃「必要ありません! 根性で耐えきります!」


(※食いしばり……自分が死にそうな攻撃を受けたら、時々残りHP1まで耐える事ができる)

505 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:51:34.28 ID:e78w11jP0

穏乃「それよりも幽霊船がもう一発さっきのを撃ってくるつもりです! あれが来るよりも先に倒さないと……京太郎さん、もう一度メテオを!」

京太郎「りょ、了解――!」


                                     // /}
                                      /  {/ /
                           -───  ´  /  /
                          /               //}  ギャギャギャギャァーン!!
                      /     {C}     {C} 〈/ ′
                      ∧   _   丶   /     / 
                       { }} / : `丶   (C)   _  / /
                       ∨{ {: : : : : : \   /: :∨ /
                        {  \',: : : : : : : | /: : : : :}/   Limit Break!! OK!
                      ∨\_ \:_:_:_:_:」_{:_:_:_:_:ノ
      / ̄ ̄\ ___          \{(_)、______ノ
.     { ̄ ̄\  \   \─‐- . /:::::\「 |   /{/〉
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【京太郎 のメテオ!】


再び拳から流星を放つ京太郎。


京太郎「ホワチャアアアアアアアア!!」


連打、連打、連打、連打連打連打連打連打。

スタフォ64のエリア6で勲章、いやカンストを叩き出そうかと言うほどの連打を繰り出していく。


カイジ「う、うおおおおおおお……!!」

京太郎「(これで倒されなかったら、もう終わりだっ……!)」


満身創痍の穏乃と、そもそも戦闘向きではないプリンセスのはやり。

それに二発メテオを使いTPが切れた京太郎に、この後二度目のサンダーショットを受けきれる力はどう考えても無い。

――確実に、この中の誰かが死ぬ。二度目の奇跡はないのだ。


京太郎「フッ――」


全ての力を出し切り、幽霊船を背にして自分の船に降り立った。

途端、起こる爆炎と破壊音。

めきょめきょと木材が割れていく音を聞きながら、彼はふうと安堵のため息をついた。


京太郎「(倒した……か……)」


そう思いながら彼が振り向くと、そこには――

506 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:54:11.74 ID:e78w11jP0

  |l   ヽ\|                     =~_
  ヽ\____>                        ~> 
 ___,,,ニ==                       <_
  ~二;;;;.=-       /|l.l.| llヾヽ          -=ニ
     ~二ニ     /l;;;;;;||;;l;;;;;;ヽ;\ヽ           ~~'''''Z、
   _,,,ニ-=     /ノ;;;;;;;|;;;;l;;;;; ××_ヽ |⌒ ヽ         _、‐''''' ̄  まだだっ……!
     ///   ./\\ ;;;;;u/.×''~   | |⌒l .|      _,、‐~  
    ///// |‖/ ~ 。ヾ||:.:.:.||/。  ,ノ | |⌒| |    ヽ         まだ終わらねえ……!
       //| | |/|ヽ,_,.、/::'''彡ーu <~u  |.|ニノ/    |ヾ\    
      /     |u/ u u   `' u   ||ー ′    .l      
     ./     / _丶u  u __,,О   /| .|      ヽ、
     /       ` l 、,,__,,.、、-;;;二-‐`l ./   l       ヽ、  
     /     \  l l''‐-‐'''~    ___| /;;  u|          
   /        \ヽ|-‐'''┬;;ニニ゜-‐ /;;0   l|ヽ、        
  ./          \ヽ ̄O,,,,,,,;;;u /;;;;;  u  u |ヽ、ー
  /           O ヽ u ''''''' /;;;;; u      /    
/                ~'''‐、、_/  ヽ、U   ノ     


――ぼろぼろになった船の中から確実に自分達の方を向いている、一つの砲塔が――


京太郎「!!!」


【幽霊船 のサンダー……】


砲塔はびちびちと音を立てながらと光を増していく。壊れかけではあるものの、暴発をする様子は全く見られない。

その様子を諦観しながら、京太郎はぼそりと呟いた。


京太郎「……終わりか……」

穏乃「はい! ……私達の、勝ちです!!」

京太郎「えっ?」


穏乃「……刀に宿りし幾千の、亡霊の呼びて いざ抜かん!」



呆けたように視線を向ける少年の隣で少女は、幽霊船に向かって、飛び、あ、が、り――


                    ,.‐:⌒:>:―:-. . .、
                /.:/: : : : : : : : : : : : `:-.、
              /: :,:´:!: : : :/: : : : : : : : : : : :\
                /: :/: : i: :/: : : //: : : : : : : : :ヽ
                 /: :/: : : ∨: : : :/: /: : : :./ '; : : : : :ヽ
              ': !: {: i : :/: : : 、': /:/: : :/   }:!: : :!: : ヘ
                {: !: :レく:ハ: : :ハ:\/: : :/    !:!: : :}: : : l
                i: !: :{⌒ {: :.ィ示rテミ:ヽ:i{    ノ;レ: j : : :ハ
           _ヽ:ヽ:ヽ {: :代/ソ  ヽハ 彡に///: :/:∧ゝ   村正ぁぁぁ――!!
   __..<⌒\::::::\ヽ: :ー!: :{, , ,     んソ彡イ: :/:/
/::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ::::::ヽ::く::ヘ: !  、_   ' ゙'´ /; :ノ/ノ
{::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::i:::::ヽヽ;\ (_フ  ' 'ィ: {: ト<
、::::::::::::::: ̄::::┴::::、::::::::::::V:::::::::ヽ;{:::::::ー―: :<: : : :i: !: :\ニニ=一⌒
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::\::/::::::::::::::::ヽヽハ:7ヽ: : : :\: }:|: : : : \
 \:::::::::::::::::::::::::::/::〃:ヽ::::>―へ〃:ハ   ̄ \: }:ト: : : : : :ヽ
   ⌒\::::::::::::::〈:::::〃::::/´   \ ト ヽ-、:\   ノハ; \: :ヽ:ヽ
       \:::::::::ゝ:《::::::ト_ -- '   ∪ヘV 〉x:ハ ノ  )  \:'; ヘ
         ̄!: ̄::: ̄:⌒ヽ- _´二つ /:::/::ヽ       ): :)
          {:::::::::::::::::::::\:::::::::::::::}}:: ̄::::V:::::::ハ      ノ/
         V:::::::::::::::::::::::::、::::::::::::}}:::::::::::::}::::::::::ヽ    ´´
           V::::::::::::::::::::::::::::、::::::〃::::::::::::i::::::::::::::ヘ


【穏乃 の介錯!】


507 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:55:28.01 ID:e78w11jP0














――美しい一筋の剣閃が、砲塔を真っ二つに割った。

その太刀筋は凄まじく、立ち込めていた緑の雲にすらも一筋の線を作ったと云う――。


【幽霊船 を倒した!】


(※介錯……残りHPが一定以下になった者を一定確率で無条件に倒すスキル。世界樹3で有名なスキルといえばこれだが、それは強いからだけではなく……?)













508 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:57:22.20 ID:e78w11jP0



インバーの港 -Port of Inver-


穏乃「う、美味い! 何で港で食べる魚ってこんなに美味しいんでしょうかね!?」モグモグ

はやり「うんうん、絶品絶品!」

京太郎「…………」

穏乃「? どうしたんですか、京太郎さん?」

京太郎「え? あ、いや、何でも……」


全てが終わって、歓びの乾杯が巻き起こる中。

彼は最初に出会った、あのカイジという男に思いを馳せていた。


京太郎「(悩んでいないでダイブしろ、か……あの人って、一体……)」

はやり「もー、折角の宴会なのにそんな顔じゃ駄目だ、ぞっ☆ 将来まだまだ明るいんだからー!」

京太郎「(この人が言うとなんかシャレにならない)」

穏乃「そうですよ! 笑顔笑顔! スマイル一番なんです!」

京太郎「そうか……それもそうだな。ウン」


今日こうして無事に生き残れた事だけでも、感謝しなきゃな――

そう思い、彼はにっこりと笑みを浮かべ――


              /          , '´   \
           /       _, - ´ ̄ ニ、  ヽ
              /     ,. -/-ーr‐- .._ ヽ  ,ノ
          /   _,.イ´ /  __{_,.、  `ヽ} /
          ,'_,. イ´、:ソ -{´二,.ニ´ ´,rヘ,ノレv′           _     Boy、その笑顔だ。
           !   ノ/^i   `  ̄ ´   ゞ、ヽj,ノ、          /´ 7/ ̄ `丶、
           ゝ..」::{〈'          } ``/:! /          /  〃       ヽ
              |:::ゝr    __,、 ' ノ   ,'ノ'´         /  〃_    //
         _.. 」::::;ハ   `ー─‐-ヽ /              ,'/:〃 .:.::.:`:丶//
         /.:_.::j、/ i \     ̄ /             l..:`〃‐--─ .:7:/
        / ..´::.:::_/ |  `       /             |.::./.::.:::.::::.:::.:::':/
     /,.:´::.:::;:-ノ` ‐ゝ._  ` ‐7´              ',.:i .:::::::::.:::.:::::/
    /.,::':::::::/ \、_    ̄ ‐-'`i               丶..:.::::::.:::::/
.  __,ノ-‐=<.     \` ー- ..___,.ィ\              \ __,/
/,. ‐- .._   \.     \     .:|  `ー- ..__  _,.. -──‐=ニ//
/    `丶、 \    \ .:.::::.::::|      /´ ̄  __     `ゝ-、
         \ \    \   ::: |    /  _,. -‐ ´   ̄ ̄`ヽ _ノ


京太郎「!?」

カイジ「自分にOKと言える者の笑顔さ。まぶしいぜ。忘れるなよ、Boy, Bye……」

後ろにいたセーラー服の人達「Boy, Bye」「Boy, Bye」「Boy, Bye」「Boy, Bye」ザッザッザッザッ…


京太郎「…………」

京太郎「……え? 何あの人? え、はい? どういう事? え、意味わかんない……」


509 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:58:15.73 ID:e78w11jP0




【番外編:フクツーズ外伝2…vs幽霊船】


カン!


510 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 00:58:44.64 ID:e78w11jP0



倒れても倒されず。

踏まれても立ち上がり。

決して枯れる事のない雄姿を見たか。

決して挫ける事のない勇士を見たか。

困難に屈さぬ者達の姿。

人、それを不屈という。

そして波間を走る不屈の者達の名。

人、それをフクツーズと呼ぶ。


……お次は巨人だ。

遺跡に足を踏み入れる者を許さぬ、石の巨人。

堅牢を形にしたようなそいつに、対抗するはフクツーズ。不屈の魂を持つ者達。


……その新たなる仲間を一人募集しよう。

敗北知らずのそのチームに、更なる進化の光を――。



【職業は>>17を参照するべし】

【注意:もう莉子ちゃんズは全員出たんや! お構いなしにお前の好きなヤツでいったれぇ!】


>>512

511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 01:00:40.94 ID:Qlv08L200
マホ バリスタ
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 01:00:58.00 ID:VtyKJT/W0
バリスタ 菫
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 01:01:06.43 ID:10v/MULXo
咲 ファーマー
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 01:01:11.29 ID:P8Z+1hrAO
モンク すこやん
515 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:22:41.82 ID:e78w11jP0
バリスタスミー了解です それでは後半こと本編に入ります 眠いからかっとばしますのでご了承をば
516 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:23:22.98 ID:e78w11jP0







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517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 01:24:16.01 ID:mBJvYdago
次は若い方のプリンセスがいるチームか
518 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:24:19.40 ID:e78w11jP0


アーマンの宿 -Aman's Inn-


煌「……それで新しいお仲間の方とともにクエストをこなしたのですか! 育まれし信頼関係、まことすばらですよ!」

誠子「そりゃどうも……これからも宜しく頼みます」

煌「ええ! 勿論!」

莉子「(あのクエスト全然難しくなかったな……そもそも、遺失物探しなんて冒険者がやる事だっけ……)」


次の日。

遺失物探しという全く難しくないクエストをこなした彼女達は、怪我を完治させた煌の元に集まっていた。


やえ「それで……本当に大丈夫なのか? 嘘をついてまでついてこられても困るが……」

煌「いえいえ、ホントーに、本当に大丈夫です! この花田 煌、やせ我慢は得意ですが皆様の迷惑になるような嘘はつかない性質ですので!」

尭深「(やせ我慢はするんだ……)」


……とはいえ煌も完治した事により、センパンズは正式に五人パーティで行動する事を可能にした。

世界樹では何故かは知らぬが最大五人までしかパーティを組めない(やえやえの動物は別)ので、これはありがたい話である。


やえ「……さて、それじゃあ某ケトスさんとやらに挨拶しにいくか……」

尭深「獣除けの鈴(名前のままの意味のアイテム)も用意してますし、前みたいにサンゴニに手を噛みちぎられる事もないかと」

誠子「それに今は私がいるからな!」


尭深「                                  ,     ̄ ̄¨    .
                             X     /   i         \
                             ┼    /   / |               \
                             十'   |i  ハ{  Vいハハ ヽ      i
                  ぬ                 |ハイ 〜   ー'⌒ }ヘi     |
                 か                  {.|'二厂ヽ´ ̄` ノ }r=、   |
                     し                  j く    ̄ ̄   レリ!   ハl
                 お        V ぃ     {  ____      厂   /
                 る         {__,     ヽ マ二二ノ  /|   /
                  ゚          っ     \ ¨   イ  仏イノ'
                                   _,工,___,'__|_
                                 __f/ 'ハ ̄ ̄ ̄ ̄}._
 r----------- 、                   __, -‐   ,んLi_j     ,'      ‐-、
  `¨¨¨ファ―   \               /1       厶L__丿      ,'      / \
    | v' ,____     \               / |       └〜'´                /
.     トし'--'人     \        /   |
      ヾ..二ノ `¨     \       /     |      O


誠子「な、何で笑うんだ……」


若干の不安要素もあるが、とはいえ止まる訳にも行かない。

冒険者達は、覚悟を決めて海王ケトスへと吶喊するのであった――!


519 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:26:15.97 ID:e78w11jP0


 世界樹の迷宮8F 『立ちはだかるは気高き純白の高波』


エ エ|//l 77\ \夫l夫l夫l天l天天_天天|天|夫|夫|夫/ /77|//|エ エ
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 エ .|//|XXXXxl工 {__/.  .:  | | l  :  : V__}.工!'XXXX,|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: : (` | | l ´) :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |=l{==)=-| | |-=(==}!=| |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//lx 、.λィ;|エエ| |: : (_, | | | 、) :  | |エエl;、λ.ィ x|//| エ
エ エ|//|x .)νノ;|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエl; )νノ.x|//|エ エ
 エ .|//|X,マY7x|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|xマY7'X|//| エ
エ エ|//lXX∨ x|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|'x∨XX|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: : (` | | l ´) :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |=l{==)=-| | |-=(==}!=| |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: : (_, | | | 、) :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//|エ エ


莉子達が扉の前に立つと、その奥から今までに感じたことのない圧倒的な強く気高い気配を感じる!


莉子「……ん? 気高い気配?」

尭深「怖さとか威圧感的には三階のカバさんの方が上ですね、正直」


これこそ、彼女達に海珠を渡しもこに命を下したあの声の持ち主に違いない。


誠子「というかドアに『ケトス』って書いてありますからね」

煌「わざわざ表札をキッチリ書くとは、すばらです!」

ラジカセ『君たちは準備ができていれば扉を開けてもいいし一旦街へ戻るのも自由だ』ザザー

やえ「そもそも準備をしてきてここにいるのだからな、問題はないだろう……さて、入るぞ」

莉子「ノ、ノックとかはいいんですかね?」

?「いいよー、もう入って来てー」


莉子が遠慮がちにそう言うと、部屋の奥からくぐもった声が聞こえた。


莉子「え、そうですか? じゃあ失礼しまーす……」ガチャ


まるで友達の家に遊びに行くかのような気軽さで、彼女達は扉を開いた。

その奥でまっている海王ケトスとは一体――。

520 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:27:29.71 ID:e78w11jP0



            ,.. ィゝ-r,、.. _
          / r 、./ l -、 `ヽ
          /   ー' !  ! ー'   ヽ
        /       !  !       ゝ、
        (ヽ、 f ヽ!|  | f ヽ   ‐' ィ、
        (1`‐ 、 ニ ノ⌒ヽ ニ _ - '´ノィ   うぃーっす
        l `ヽ、.  lヘ.フ7 ̄ _,.. - ´  !
        ヽ、   ` `ー´  ̄    ノ
        /`ヽ- _/ ! ヽ_ ィ ´_ゝ
    _ ,.、  / ̄ヽ  'ー ^ ー'   /´  l   _
   l  7 l\| ,. --ヽr‐ ⌒ー〒/== 、 j ィ´ l「  l
.   l  l| || }/    ヽー‐ フ´    ヽ! ||  ll   |
   |  |l _ヽ !   _ ヽー/        | jノ  !  l
   !  ! 〃ヽ| , イ-、 7トlニレ 7=,- 、 j |〃ヽ. |  |
.   |  || ト、ノ|Vir-、ヽj レ/ニト、 !ノ , -ヽ/ .|l _ノ !  |
.  └=ー‐ '´ ` =-ー'′ ヾ=ヽニ´'´`'┴-=='L=-'


【海王ケトス があらわれた!】

521 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:31:00.61 ID:e78w11jP0


部屋の中央には茶色い……その……なんか……気高くはない……なんか、その……可愛いヤツがいた。


ケトス「うわー、久しぶりの客だー。どうもどうもー」ピコピコ

莉子「あ、どうも……」

ケトス「本当はもっとお喋りしたいんだけどホラ、我にも立場があるから。とりあえず無力化ぐらいしろとか言われてるし、やるわー」ピコピコ

やえ「は、はぁ……」

尭深「(というか小さき者とか言ってる割に相手の方が小さい……)」


ツッコミ所は色々あるが、とりあえずボスとは思えない程の気軽さでその戦闘は始まった。

(※モノホンのケトスさんはアレやで、馬鹿でかいクジラやねんで! クジラのAAとか種類が少ないのでもうイメージに合わせる事すらやめました)


  ,. -―-、, -z:ァ―rー―- 、
. /::) (:)///  イ (7 (」 lヽ
 ト― <_/:::∠__ |ヽ、____,ィ
 ヘ  l::○::::::::::::::::l      |  まずは逃げるぜー!
.  }=八_,.. ̄ ̄ ̄ゝ      /
  `7\ / ̄ ̄|/l`ー--‐イ
     ̄lT ―-..__∧ \___/
.     ||‐‐ -|   `ーイ
     |l-0 .-|  _ /
     /\ ―|/    〉
    `} ̄ヽ 7ー--''">ー/r―、
     |  ̄|  |―、/  〈 |__/|
      ',  ',_/ヽ  \ /   /
     |几几l /| ―'" 丶 /
     └――'′ ヽ几几__/

【海王ケトス の潮吹き!】


ケトス「えいやーっ」ピュッ

煌「うひゃぁ、冷っ」

ケトス「今の内に逃げるわ」スタコラサッサ

やえ「あ、あいつ無駄にすばしっこいぞ!」

尭深「どうやら回避をあげる技みたいですけど……どうしましょうか?」

莉子「あ、じゃあこれなんてどうですか? ……天空の意志に従い、真実の時を刻み 天命とならん! スロウジャ!」


【莉子 のリセットウェポン!】

【海王ケトス の強化を打ち消した!】

【海王ケトス にダメージ!】


ケトス「痛っ! あれ、何で時魔法でダメージを喰らうんだろう……」ヒリヒリ

やえ「おおっ、やるじゃないか!」


(※リセットウェポン……敵の強化打消し+ダメージ。異様に便利)

522 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:35:16.83 ID:e78w11jP0


莉子「ど、どうもありがとうございます(何か前のナマズと比べてボスって感じがしない……)」

誠子「次鋒亦野 誠子いきます!! グオゴゴゴ」

尭深「菫さんがぬくぬくさん相手に - 8800点で済ませた次鋒を馬鹿にするなー!」


【誠子 の氷の星術!】

【海王ケトス にダメージ!】


ケトス「冷っ! 寒冷地仕様じゃないのに!」

やえ「【毒アゲハ招来!】」

毒アゲハ「ファッサー!!」

ケトス「関節部分とかに粉が入ると面倒なのにー!」


【海王ケトス にダメージ!】


ケトス「くそー、やっぱり痛いなぁ……」

莉子「…………」


始まってまだ数分しか経っていないが、莉子は目の間に転がる謎の茶色い変なヤツに対して、一つの思いを抱き始めていた。

――ケトスさんって、もしかして弱い?


ケトス「……と、思っただろう今! このヤロー!」

莉子「え、いや、別にそんな……」

ケトス「くそう、舐められている……こんな若い女の子にまで完全に舐められているなんて……くそぉ、反撃じゃーっ!」


                >―――=<
                / /::/      `ヽ、
               /  /::::/           `丶
            /  /::::/             __/!
             〈 __|:::/         ,,,,<::ノ!  スタンガン!
             ヾ::r、.ゝ、___......::<:::;;;>'./
.  r――<___込|_j:::::::::::::::::::::::::;;>'" /ヽ
   `. >、ノl     Y>、 ̄ ̄ ̄ ̄_, <./|  .|\___
  r―――く!     /  `ヽ__r<二__/ |  ./ / ,r´ヾヽ、
  ` ̄ ̄て' マ__>―=.ヘ マ____|   \j_/ /r-、 |j !
    , イ ,.イ        ∧ マ__.|  ∧  マ| `ニ  /
     ̄ ̄            .l \マ___.| //\ `>=.<
               /_\ `!__.|´ /.\/\
                 / ∧__>'`ー'"`ゝ=.ヘ   .ヘ
                  /_/ _`!    rく__ ヘ   .ヘ
             / ̄´/  `リ   !/ |`ート=イ .\
               /   弋_ノ|   !込ノ__ヘ__>'
                 ̄ ̄ ̄ ̄

【海王ケトス のグランドベリー!】


523 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:36:47.39 ID:e78w11jP0


莉子「きゃっ!」

煌「庇いますよー!」


【煌 のディバイドガード!】

【煌 は莉子をかばった!】

【煌 にダメージ!】


やえ「おい、病み上がりでお馴染みの流れはやめろ!」

煌「いえ、結構大丈夫です……シ、ビ、レ、マ、ス、ガ、ネ」ビリビリ

尭深「やっぱ駄目じゃないですかー!」


【煌 は麻痺した!】


尭深「まったくもう……まぁ、麻痺で死ぬわけじゃ無いですから、先に回復しときますね……」

煌「カ、ン、シャ、シ、マ、ス……すばらっ!」


【尭深 はメディカを使った!】


やえ「ええい麻痺持ちの技か、面倒だな……守っていても仕方ない、攻勢に出るぞ! 誠子と毒アゲハは私に続け!」

誠子「虫と同列の私って……まぁ氷の術式撃ちますけどね……」

莉子「じゃあ私は支援を……! 先輩頑張ってくださーい!」

煌「デ、ハ、ワ、タ、シ、モ」ガクガク

尭深「まともに動けてすらいないのに何を言うんですか……」


ケトス「う、うひぃー!」


再びの猛攻をとてとてと逃げ回りながら受けていく海王。

その様子はむしろこちらの罪悪感を煽っていくようだったが、とはいえ容赦はできないのである。


……

…………

524 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:38:15.53 ID:e78w11jP0
……

…………


【海王ケトス にダメージ!】


やえ「ふぅ……これである程度は、削れたか……?」

ケトス「……うひぃ」ボロボロ

尭深「どうやら、結構削れたみたいですね」

煌「ミ、ナ、サ、ン、すばらデ、ス、ヨ」

誠子「(まだ麻痺していらっしゃる……)」


海の王という名前は詐欺だったのか。

やたら冷気(脚がちょっと冷えて動きが悪くなるわ、ぐらいのヤツ)とスタンガンばかり連発してくる茶色いMSに、彼女達は少しばかりの憐憫の感情を抱いてしまっていた。


ケトス「く、くっそー! お前ら……お前ら酷い! 折角仲良くしようと思ってたのに! 皆で食べようとポテチとか用意してたのに! くそぉ、お前らなんか、お前らなんかぁー……」

              _     ∨\                   _                             . < ./
              マヽ> .   ∨、:\            |l¨:l|',                          . <> ´/
              マ」 l l > .∨ヽ::\           |l__l| ヘ                     . <> ´> ´
                   ` <__,ヘ > .::::\         ∨∧∧                 . <> ´> ´
                  ` <::::::::> . >─ 、          ∨∧∧_            . <> ´> ´
                        \.` <:::::::::> .  \       ∨∧ ∧         . <> ´   /
                        \  ` <:::::::::|   .>.、       ∨∧ ∧     . <> ´    /
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                /    /           /  \\─l /    |l_l|  ∨  ∨  .l.       \  \
          ∠ニ> ´          ∧\__/ ̄ ゝ\ r=ミ/.__   ∨  \ヽ|         ̄ ̄
                           /   ̄   |     ヽl:::::::ハ \  \  ∧
                       |     /`ヽ     |ヽ>'  ∧   ∨ ∧
                       /\_/ r=ニヽヘ   ハ     .∧   ∨ ∧
                        |  .|   弋_ノ/   .{ }ヽ     .|   ∨ ∧
                       \/二ニ= ´     `く ゝ=ニ=イ    \ ∧
                                     \| ̄ ̄ ̄|     \|
                                          ̄ ̄ ̄

ケトス「嫌いじゃぁー!!!」フルバースト!!


【海王ケトス のオーシャンレイブ!】


525 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:39:54.58 ID:e78w11jP0


莉子「うわっ、危なっ!」

やえ「ず、随分凄い攻撃だな……当たればひとたまりもないだろう」


【莉子 は攻撃をかわした!】

【やえ は攻撃をかわした!】


誠子「見える、私にも攻撃が見えるぞ……」

尭深「相手の待ち牌は見えなかったのにね」ニッコリ


【誠子 は攻撃をかわした!】

【尭深 は攻撃をかわした!】


おそらく当たれば即死級のその攻撃を、彼女達はひょいひょいと躱していく。



莉子「(だって当たりようがないんだよね……身動きが取れない状態でもない限り……って、あれ? 身動きが取れない……?)」


嫌な予感を感じた彼女がゆっくりと背後を振り返ると、そこには――


煌「――――」ドグシャァァァァッ!!

莉子「は、花田せんぱぁぁぁぁい!!」


【煌 は死んでしまった!】


(※麻痺……時々行動が出来なくなる上回避不能という症状である。喰らうと地味に生死に関わってしまうので注意)

(※ついでに言うとオーシャンレイブは命中は低いが威力激高の技であ……あれ? これさっきの幽霊船にも似たような技があったような……)


ケトス「よっしゃぁ! 見たか! 唯の雑魚とか思いやがって……これでも一応二層ボスなんだっつーの!」

尭深「ええい、意外と恐ろしい技を使いますな……気付け薬を使います!」


【尭深 はネクタルを使った!】

【煌 が生き返った!】


煌「おっと! ありがとうございます!」


アイテム一つであっさり持ち直した莉子達を見て、ケトスが動揺した声をあげる。


ケトス「えっ、もう持ち直すの!?」

尭深「まぁ、その技を喰らったのは一人だけですし……」

ケトス「…………えー?」

やえ「そんな風にガッカリされても困るが……まぁ、そもそも手を抜くつもりなんて一切無かったのだがな!」


……当たらなければどうという事はない。

有名な偉人の言葉だが、この場合ではこうも言えた。

当たっても一人ぐらいならどうという事はない――と。


【海王ケトス を倒した!】

526 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:41:32.83 ID:e78w11jP0



              _,,,,..,,,,,,、
          ,, -'" .〃  ...`ヽ、
         l'ン,...二二二二ミ、 .; \
         l/'         ,,,゙ヽ〉
            ヽ;;,゙,.-------、''''ー、.`'/
         ,:‐,゙____,.  `''''く
       ,../゙/........ ........ ./ ゙| .. -‐'"`'i....、
      ./ !|      | .!    /  `i
      .!、 l |___________| .!   ./    .l
     ,../ `'‐!.l./''へ,:''''ヽ、_〉   |    ,/
    /  `-、,,/iゝ....ノヽ......ノi'   .,ゞ-,,.;;彡'"´\
   /      l,iヽ.l'''''¬ー│  .,i'゙ 、 l゙      \
   .|'-、    ,ll.. .゙Λ--.... !  ./   .l l     ._ノi
   \,"'ー;;r' ! i゙'-, l、  │ ./     .! .ヽ  ._ / i'!
      `" ./.! l゙..,,,,.,lヽ  !_,ノ、  .!  !,,. ゙'ヽ..,.、;i/'′
       ./ l、..,,,,,i'|  `゙″  . l''''''- l゛.\
      l゙ ./    .}      .|'''''''''./    ヽ
      /シッ―¬''''ヽ      !,,、  l    │
     .l .、.!  ____, │    l゙  .`゙'''';;'''''''''''"゙ヽ
     ..l."l  |  l │   │ i ,,.  |     l
      `―┴ー'"゙´     ヽ/  .! .|  ., /
                      `''''''ー―'"

【海王ケトス】


・……弱い。基本的には状態異常やら足縛り(回避、逃亡が出来なくなる)をしてからオーシャンレイブとかいう高威力技で攻めてくるのだが――当然こっちもそう上手くはいかない。

・まずその前段階である状態異常がそれ程効く訳で無く、喰らって一人二人死んでもすぐ立て直せてしまう。ナルメルと比べるとそんな……ウン

・世界樹の迷宮には「二層(ナマズことナルメル君までが一層)のボスは大体弱い」という不文律があるのだが、それは4で破られる事となり……?

527 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:43:10.10 ID:e78w11jP0



莉子達は持てる力(の三分の一ぐらい)を振り絞り、強大(?)な相手を打ち倒した。

目の前に敵の巨躯は横たわり今まさに息絶えようとしている……。


莉子「別に、巨躯って訳でもないような……」

ケトス「やっかましい! 今いい所なの!……すまぬ、王よ。我は約定をまもれなかった……」

尭深「『深都の王』……ですか」


弱弱しい声が彼女達の頭に響き、語りかけてくる。


ケトス「小さき……、いや、大きな者よ」

煌「言い間違いをわざわざ訂正してくれるとは……すばらっ!」

ケトス「お前それワザとやってんのか!? ……えーっと、もはや止めぬ。先へ進むがいい。そして……真実を見ろ」

ケトス「深都へ訪れ、深王に会え。そして、知るが良い。秘するは、秘するだけの訳があることを……」

誠子「……どういう事ですか?」

尭深「あなたの点数が取られたのに理由があるように、こっちにも深都の存在を知らせたくない理由があるんだぜって事ですよ」

ケトス「願わくばそれを知った汝らが正しき未来を選び、あの者にとっての救いにならんことを……はい、もう終わり! 今日はもう寝る!」プイッ

莉子「あー……」


海王はそこまで告げると、目を閉じ完全に意識を閉ざしてしまった。

所謂ふて寝というヤツである。


やえ「……それで、どうする? とりあえず深都とやらに行ってみるか?」

尭深「まぁ、結構体力も有り余ってますしね……」チラッ


そう言いながら尭深が向けた視線の先には、生活感溢れるケトスの部屋の奥に設置されたやたら豪華な扉が一つあった。

おそらくはあれが、深海に沈んだ都への入り口なのだろう。


誠子「ここでうだうだ言ってても仕方ないし……行ってみましょうか!」

尭深「(この子が言うと途端に行きたくなくなるのは何故でしょうか、私の心の中のツンデレとかだったらいいのに)」

煌「海の底にはどんな都市が待っているんでしょうかね!」ワクワク

莉子「まさかおとぎ話が本当になるなんて……」


扉をゆっくりと押し開けながら、彼女は思った。


莉子「(でも、本当の所はおとぎ話みたいに綺麗なんかじゃないんだ……きっと、そこには私が思ってるよりももっと嫌な事が待ってたりして……)」

莉子「(……何だか、夢が壊れちゃうな……)」

528 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 01:44:00.12 ID:e78w11jP0

――ここに、二人の人物がいます。


片方は海都の姫。その美しき容貌は、都中から羨望の眼差しを受ける程です。


もう片方は深海に浮かぶ都、深都でゆっくりと莉子達の登場を待つ王。一体何を目的としているのか、それは今の所全く分かりません。


……別の都市のトップというだけの筈のこの二人、実は非常に密接な関係があるのです。

それが何かは伏せますが……(ここら辺の意味深な発言は無視してもよか)ともかく、この二人の人物安価を行っていただきます。


安価は一つだけ出しますので、その中に二人の人間の名前を書いてください。なるべく咲本編で親しい間柄の方が私が楽です。


それでは>>530様、どうぞ


そして私は限界なので寝ます 文章正直超ぐちゃぐちゃですが寝ます
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 01:45:19.11 ID:mBJvYdago
うえのさんとふくじみほこでおねがいします
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 01:47:05.37 ID:Qlv08L200
絹恵と池田ァ
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 04:45:28.45 ID:ULRYG2wAO
どこに接点があるんだよww

ちょいちょい出てきたFFTネタにワロタ
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 08:11:14.29 ID:3QCFlPcyo
接点が見つからねえ…
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 08:24:30.47 ID:l0R9YTNIO
イッチのお願いガン無視
きつかったら無理せず再安価してもいいのよ
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 09:16:17.18 ID:Qu677fhIO
せめて愛宕姉妹で括ってやればいいのに
535 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 23:40:01.16 ID:e78w11jP0

>>529 それは間違いなくくると思っていた それか世界樹経験者が怜竜とか姉妹をぶつけてくると思っていた、しかし……
>>530 その「俺の好きなキャラ二人選んだんだよ文句あっか?」みたいなチョイス、イエスだね! ……何より直前の安価でマホちゃんでバリスタという、素晴らしき可能性を含んだ返しをしているのがさらに良し

という訳で全然イケます、余裕です>>531-534様は心配してくれてありがとうございます

今日は会話ばっかです 後ここら辺から簡略化の為に話の順番とか内容とかを大幅にいじる可能性があります

話がクッソ分かりにくいからしょうがないのよ……
536 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 23:41:25.33 ID:e78w11jP0



【第二章:ヒトデとワニ、それとカメ/じぇっと すとりーむ あたっく を かけるぞ!】


カン!

537 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 23:42:02.99 ID:e78w11jP0




【第三章:領土侵犯と王の我儘という、しょうもない運命の二択】


538 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 23:45:16.24 ID:e78w11jP0

深都 -The Deep City-

、   ,
    八           rッ       _{__}_           i {   } i∧           ,r'::ヽ 八
  :: 〈 | | 〉 ::     i   /^V    / ,八 \    i        {二二二二二}       ヽ{:/::::〈 | | 〉 ::
.    VV       小 {:::N    ∧__{____}__∧  _{}_  i  A, l  ̄ ̄ ̄ ̄ |         ハ!::::::|VV
    ∨       _!___! }:::::::〉  { {_} i r, i __ } (ニニ)_/^ヘ{__},| 匸} 匸} |   ゥ、     |ノ!:::::{ ∨
 ,ィ  ,/||ヽ_      ! o V::::::{ 个/\,_{ゝ_{_}__| r|,n | |___/\|  ̄ ̄ ̄ ̄ | ,ッ ,ノ::}──,ノ,‐‐‐ヽ||───
. 爻,,/ニ||ニニ] ̄  ̄  ̄`〈二二〉´---::〈!!〉::}ニニo八___| | l__ ̄__,|: {ニ}   r:, ! く:}{:::〈!!〉___く,ニニニ}||_∧_
林林匸||匸} ! !⌒!⌒!  |::日::| 目 目 ||ニソ目_|_ノ〈〉:} | | ----|‐‐‐__  {:。〉,|oノ|〈:::| ||目目!}::::::::::::|||_{__}_
林林: }_{   ! ̄i ̄i ̄i:, :|::八::|  ̄目 ̄|l::::l 目 |::::| |::::〉j゚ j}。。 | 〃⌒}}〔:|〕 {ll::::} [_]||目目ノ::::::::::::|}{ 日}{日
森森, {___}  i_ _ ' ____[ ____ ]t───≠─r=≠==一‐- _。,i_{{'   ||=ニ≠=─-ァ──t ‐- 、_[__]{ ,}{日
 ̄ ̄i ̄| ̄l´  !__! ___!   |__ j  -‐  '"´  ̄ ̄´ ̄ : : : : : : :` ̄`>‐- j _ j ‐‐| \  \木
 ̄ ̄l ̄| ̄l  j      -‐: ´  : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、 、ヽ: : : `ヽj  | \  \
__l  l -‐  ''" : : : : : : : : :' : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ \ : :  : :\|\|\  \
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: : : : : : : : : : : : : : : : : :' : : : : : : : : : : : : : : :/_/_/ : : : : : : : :\|ヽ ヽ


海底から下へ続く階段を下りた莉子達は、開けた明るい場所に到達し思わず息を呑む!


莉子「う、わぁ……本当にあったんだ……」

煌「普通に町があるなんて……すばらです!」

やえ「こんな風景を生きているうちに見れるとはな……冒険者冥利に尽きるというものだ……」


ヽ='イ彡三≧=イ三彡 j!/彡  i!ト  ( ̄7イ:;: :; : :;:., '' :_イ;: :; :; イハ .,;:; :
ゞ‐=-‐'´:;:; :; ̄¨ー-!7''イソ´ ミヽ!,, ヾY : : , '':; :;:: :; :; : . .,.: ;; ヾ l.;: :;:
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;;':; :;;' ;: :;:: :;; :; : ; :; ノソvゞ,、  `ヾ` ミ Y/j/  ィ´:;: .;:: ;:; '':;:' :;: :;: ;: ; :: ;:;
;:; :;; ;: ;::; ;:;;'' :;: :;ィ’ノ!fy彡ヘ_rィY  ミ }!j/j/ j:: :; :; ::: ;: ;: ;::: ;: : :; ::;''': ;:
;:;; ;::: :;;:; :;: ;: :; {イヾ''tソvゞソxfyヾ  ̄ヾミ!|-':;`´ : ;: ;: ;:::;':; :;::: ;,.,..;:::' . :;;ィヾ
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 ヾ:;:: ;:;: ;;::: ',//j/イ      ゝ''  ̄ミl!:;: :;: :;: ;イ´
  ゝ:; '':;;:: ::;ノX/j/´-― ー-、 j   ゙''ヾ!: ;:; :; ´~
  {:;:: :;:;;: r'ミY彡yィ彡 イ{   Yイ  ー ゝ;''´
   `ヾ:;: '-yイ!/´ rイ>=ュ、 ''     ミノ
      ヾj//  Yミr ヾミヽY-=三ニミ|i
       /j/jィ  ソ' イ彡≧ l|  =‐-{l
       /j/lj/j/イ `'' 三ヾ!     ::;l|
      /j/i/j!/ ソ  ミ     i!  ミ≧、  ハ
    /ミヾ!j/ ィ /: :     j|ミ  フ彡 {〈 \
 , イ´ミヾソイ/j彡!:: j  ミソi Y_  ≧ニ ゞ、ハヘ`ヽ、
´ミヾ、 ソイ//イj l: :イ  ミ|l|j:; ィミュ ,,ソイミ、>‐=-: ≧ュ、____
  ソイ/シ/: :;' jソ彡 _,.、ヾl|jハ `ーミヾ ミiイ r' ⌒ヾミー、: : : : : : : ̄ ̄
ソイ/!///:_ノ /_ ソ'   )人/_jハヽ, Y: : :ハヽ.j/j/ >ュ、ミ: : : : : : : : : : :
/!l///r''´;_:_:: r-'j __,ィ''≦ミ=ィ´ r'/: : :i/lソ  j r' ,イ `≧ュ、_: : : : : :
/!イ,ソ´ヾミ}  ヾ!/イ≦'´}-'イュミュハ \: : : ::イ彡ハ、__ソ⌒ヾ /// ィ ̄ ̄/j
ヾミイ 彡ソ   ハ 川イx ヘ ヾイ/ヽ、ヾrf;::彡ヽ    `ヾ=-ュ`=-、j/j/j


中心には視界に入りきらないほどの大きさの巨木があり、その周囲を数多くの建物が囲んでいる。

……そう。この場所が海の底であることを忘れるくらい、ここは都市として存在しているのだ。

539 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 23:48:36.95 ID:e78w11jP0
誠子「空気もあるし、人もそれなりにいる……驚いたな。ここで本当に生活が出来るんだ……」

尭深「夢や幻の類ではないんですね、やっぱり……」


?「……遂に来たの……ここは深都……海底に沈む幻の都市」

莉子「あっ……」


呆然とその町並みを眺めている莉子達の耳に、聞きなれた少女の声が響いてくる……。


            _     _
          : :´: : : : : : : : : :`丶、
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     人    >、/: : : : : :|: : : :|: : : ヽ: : :
     ': : : :> 、  l. r―-、 |: : : :|: : : : :l: : :i
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    | ∨|: : 代_ ノ   7 リ: :ハ `マ //l: |
      ’|\ト :::::::    l   レ' ∧  ∨l/ |/
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          〉ト` ト |  ┴く     ̄
          マ<L⊥、レイ √フ
       -‐ r‐┴ヽ、「 ∨7/∠、ニ ‐- 、
.    /     |    `l¬´-   |    \
   /       {    - ト┴- 、   }     ∧


もこ「深王が……あなた達にお願いしたい事があるって……」

尭深「深王? ここの王様って事ですか……」

莉子「そ、そんな所にいきなり言われても……言わば今までの敵だったのに……」

やえ「……確かに、今まで散々殺されかけたような相手に『大将の言う事を聞け』と言われてもな……」

もこ「……む」

尭深「そもそもあなたの事自体、結構得体が知れない訳ですし……」

もこ「むむむ」

煌「あ、じゃあ私一人で行って詳しいお願い事を聞いてきましょうか! 私なら別に何をされてもどうって事……」

誠子「いや、あるでしょ……」

莉子「(そもそもわざわざ王様の所まで行く必要がないような……)」


彼女達がそう言うと、もこはしばらく何かを考えていたが――やがて観念したように言った。

540 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 23:52:34.32 ID:e78w11jP0

もこ「……じゃあ私の一番の秘密……教えるから、それで我慢してほしい……」

誠子「いや、別にいらないだろそんなの……」

もこ「深都に関わる秘密……そう言わず是非……」ズイズイ

やえ「ま、まぁあの木を裂いた馬鹿力も気になるしな……教えてもらおうか」


……まぁ、身体能力的に異様な姿が多かったのも事実である。

それにここに留まっていてはどうにもならない。彼女達はその秘密とやらを教えてもらう事にした。


もこ「あり……がと……それでは……」


ペコリと一礼した後、彼女は自分が付けていた大きなリボンに手をかけそれを静かに外した。


莉子「!?」

やえ「!?」

もこ「これが……深都の隠す秘密の一つ……」


                   ,ィ, -イ``ヽ、
                i' `-.'"   ヽ  私は……人じゃない……!
                ! .r-、<ニ7,ィ.,r=+      _ ,rr-.、_
              -=lTTTTTl ノ<, ,,.---、 √¨( (   ``ュ、
       ヾニ ̄ヘ ___ ._i , '__'-/ ̄ニフ / { ̄(¨(``.ヽ.、ノノ
    ,.ャ=ヽ.  ヘ  ヘr'"゛     ,/  /.l  . {  /'、_(¨7`ヽ、  〉)
 ., '" >--ィ'`i ヘ   ̄¨| | ̄ ̄  / .ヘ  {  { {(¨7ヽ  ゞノ}
 ゝ., '´ , '"`iヘ、-.ヘ   |. |.   /. ....`<`ヽヘ. '、ヾ. ヽ∠ノ /
  l.`Y´ ./ ) i   l \_|. |__/  :::::;;;;;;:::: ̄ヽヽ、`-ヽノノ ノ
  ∨`´'- ,,/ i _ K. ______;::::::;;;;;;:::::::::::: /  `` -- '゙´
   \  ̄_、< '!:l`          `<    /
      ̄       !           `iー´
            l            |
            l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
           ./'、          ,r'⌒ヽ、


誠子「 」

煌「 」

尭深「ど、どどど……どう見ても……

  _____ __  _          ┌┐ __. ┌―――――――‐┐
 |____.   |`l__lヽ|/|/ヽ __    | ̄   ̄|/|/ヽ|三三三三三三三ヲ /
 ヽ_   |  | ヽ__ヽ ヽヽ/|__|ヽ __ー┐┌ ヽヽ/ ー――――‐, /// /
 「  ヽ―‐′/ .l__l / ̄/ヽ ヽ_ヽ/  /ヽ.|||| [_ ̄ ̄]ヽ  / /// /
  ヽ   __ノ  _ヽ_ノ  /  ヽ___ノ  /  _ゝ l _」 | ヽ ̄ ̄ ヽ / /// /
   ヽ_〉、   |____/   |____/   |_ノ |_ノ  ヽ__/ /// /
    ヽ ヽヽ_ノヽ       ヽ       ヽ  ヽ      |   / /// /
     ヽ ヽl    ヽ___/ ヽ____/ ヽ__ゝ__ノ / /// /
       ̄                            / /// /
                                   / /// ' ――――┐
                                 / ム三三三三三三三|
                                 └―――――――‐┘

じゃないですかーやだー!」

莉子「ふ、リボンを外しただけの筈なのに何故か鉄の城になっている……!」

もこ「これが、神にも悪魔にもなれる力……!」ゴゴゴゴゴ…

莉子「怖すぎる……!」

煌「あしゅら男爵ってどこらへんがあしゅらなんですかね?」

誠子「か、顔……?」
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:53:54.41 ID:mBJvYdago
そしてどこらへんが男爵なのか
542 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/16(日) 23:56:52.78 ID:e78w11jP0


皆がちゃんと反応したのを確かめた後、彼女はふうと息をついてリボンを付けなおした。

オーガニック的な力によって、一瞬でもこは元の姿へと戻る。


【Before】

          _
         . ´三`ヽ          /三`ヽ
        /ヽ、三三i}           〈三三三入_
      /三三j〉三ソ         弋三ノ三三\
    /ニ三三/      ヘ_  _, ヘ      ∨ニ三三\
  /三三三j/    ./∠z=元=zヽ \   ∨三三三ミヽ
.  {ニ., ‐-、/      { i r┬┬┬、 i l|     ∨=r‐-、三ミ〉
.  ∨  < ̄`ヽ.<ニレL_!_,!__,!__|__!二ニ> _/ ̄>  \/
   ',     \:::::: `ー─- 、ヽ/r‐─一'":::::::/ヽ、   /
.   ∨´三三入:::::::::::::::::::::::i;}三{|:::::::::::::::::: : /三三j\,/
.   |=三三/三!:::::::::::::::::::::|;}三{!:::::::::::::::::: /ニ三三三!
    !三三/=三廴_ -一''三三`ー‐- _ノ三三三三|
    廴.ニ/ニ三三三 -‐=ニ二二ニ=‐- 三三三三三/
     `ヽ三_,>'" -一 " ̄ ̄` ー-、>、三三;/
       }/ .:/::::::::::::     :::::::::::::\_\,/
   / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
   | 答 |     コ ロ ン ビ ア       │|
   \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

    ↓

【After】

            _     _
          : :´: : : : : : : : : :`丶、
.       /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
.      / > 、 : : : : /: : : : : : : : : : : : :\
     人    >、/: : : : : :|: : : :|: : : ヽ: : :
     ': : : :> 、  l. r―-、 |: : : :|: : : : :l: : :i
    ’|: :: : : :|_ム≧|ト|   _`ト-r'´ ̄ ̄ }: : |
.    |/: :|: :: :l|/_」-_ | |   イ__K⌒ヽ /:l : |
.    ||∨| : : | 心 ヽ` L.. ィ´|: ::ト 、  /: : |: |
    | ∨|: : 代_ ノ   7 リ: :ハ `マ //l: |
      ’|\ト :::::::    l   レ' ∧  ∨l/ |/
.        ∨ハ      |   |  ∧  ∨
        ∨ゝ 、   |  ∧ /ィト 、 \
          〉ト` ト |  ┴く     ̄
          マ<L⊥、レイ √フ
       -‐ r‐┴ヽ、「 ∨7/∠、ニ ‐- 、
.    /     |    `l¬´-   |    \
   /       {    - ト┴- 、   }     ∧


もこ「……それで、お願いの話なんだけど……」

やえ「あ、ああ聞こうじゃないか……但し、出来る範囲でだが……」

もこ「嫌と言ったら……この今川仕様の光子力ビームを……」

誠子「ぜ、Z編仕様のビームはマズい! 威力が!」


ここの>>1はグレート編をいつまでも待ち続けています。そして何故SKEの曲を使ったのだろうかという、皆が抱いている疑問の答えも募集しています。


もこ「と言う訳でお願いを……『元老院に深都の事は伝えちゃ駄目だし! 約束破ったら罰金な!』……守ってくれる?」

尭深「ま、守ります、守りますから腕をぐるぐるさせないで……」

煌「大車輪ロケットパンチですね!」

莉子「(あんな変な武装がブレストファイヤーと同じ立ち位置って、何だか変だよね……)」

543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:58:26.76 ID:vkCphFJ5o
ブレストファイヤーで倒せない敵を倒した技なんだから当然だろ
544 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 00:00:34.04 ID:BNOqaWm40

ロード元老院 -Road Senatus-


新免「いやぁ、後ろから見てたよ! どうやら深都へ行ったみたいだね!」ニコニコ

莉子「えっ、えっ? え、まぁ、はい……あははは」

トシ「そうかそうか……やっぱり深都はあったんだねぇ! あーよかった! 生きていた甲斐があったよ……」ニコニコ

莉子「(も、もこさん御免なさい……)」


海都に帰ってきて早々、意志薄弱な事で定評のある莉子はあっさり深都の存在をバラしてしまった。

結局口封じの約束は一日も守られる事がなかった訳である。これは酷い。


トシ「ここまで協力してくれて本当にありがとう……と、言いたい所なんだけど……もう少しだけ頼んでもらってもいいかい? 姫様直筆のこの親書を深都の王に届けてほしいのだけれど……」

やえ「まぁ、ここまで来たら乗りかかった船だからな……手伝わせてもらうよ」


そう言いながら親書を受け取るやえの隣で、莉子はふと海都の姫様について考えを巡らせた。


莉子「(海都の姫様って、確か病弱で殆ど表に出ないんだよね……どんな人なんだろう?)」

誠子「(きっと病弱ゆえの神聖さがあるんでしょうね)」

莉子「(こいつ直接脳内に……!)」

545 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 00:03:13.47 ID:BNOqaWm40


深都 -The Deep City-


成田良悟作品並に場面転換をちょくちょくちょくちょく行って申し訳ない(余談だが私は成田作品が数多くあるラノベの中で一番好きである)が、場所は再び深都へと移る。


もこ「……何か用? できればあんまり来てほしくないんだけど……」

やえ「立派な用事だよ……海都からの親書を持ってきたんだ」

誠子「貢物としてひよこ饅頭もあります!」

煌「東京バナナもありますよー!」

尭深「奈良のJA共済で購入してきたやまと茶(実在品)一年分もあります!」

莉子「現実世界ではバカ高いプレミアが付くserial experiments lain(※)のPSゲームもあります!」

もこ「何そのセレクションすげぇ」


(※serial experiments lain…>>1がアニメに傾倒するきっかけとなった思い出深い作品。でもネット上では『玄人気取りが推すアニメ』とか言われてて悲しいですね。アニメ版エヴァの後半よりよっぽど話分かりやすいのに)


もこはそれを聞くと少し待て、と告げてその場から走り去っていく……。


……

…………


しばらくして戻ってきた少女は冷たい目で君たちを凝視しながら小さな声で呟いた。


もこ「深王の許可が出た……あなたたちを王の所まで案内する」

莉子「(と、とうとう会う事になるんだ……)」


一層、二層と彼女達をひたすら妨害してきた深都の王。

全くの謎に包まれていたその正体がついに明らかになるのである――!

546 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 00:06:58.65 ID:BNOqaWm40


天極殿星御座 -The Celestial Palace-


  テ、 ̄":.:.丶、   __     ,, ---ァァ
   .l \.:.:.:.:.:.:.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`丶´:.:.:.:.:./  ./
   l  \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Σ   /
   l   ラ:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:\  /
    ', ./:/.:.:.:.:./小リ小、.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:ヾ/
    ∨:/:.:.:./       \.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.ヽ
    ./::/\/          ヽ:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:',
   /::/\/ `ヾ、     ,z=≠ヽ.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:l
  ./::/:.:.:/ .z爪丐ヾ    z≠ミ、 ',:.:.:.:l.:.:.:.:.:.l
  /:.:/:.:.小 { ヒ::爿     ヒ:::爿 Yト:.:.:.l:.:.:.:.:.:l  カナちゃん王だし!
 /:.:/:.:/:.:{ハ 廴ノ  ,   乏抄   }:.:.l.:.:.:.:.:.:l
../:.:/::/l:.:.:.ヾ,    、_ 、__..     r´リリ:.:.:.:.:.:.l
//|/ l/:::/::\   {   ノ   ./:.:.:.:.:.:.:.:.:./リ
     レ \:::iヽ、 ` ´ . ィ ´リ|/州リレ
        ヾ|,, -}` ´ {ー、
     ,, - ''´  {     }  `丶、
    f       .lー、 r- /     `丶、
   /\      l ̄ ̄ 7       //ヽ
   /  \     .l    /      / /  ヽ
  /  {ヽ \    ',   /    ,/'  /'   l
  /  l  l  `丶、 ヽ ./ ,, "== | /}    l


莉子「……」

やえ「……」

尭深「……」

誠子「……」

煌「私、花田 煌と申します! 以後宜しくお願い致します!」ビシッ

池田「うむ、いい返事だし! どれ、ちょっと親書を頂こう!」ピッ


固まる四人を放って、深王ことカナちゃん王とパーティ中屈指の聖人率を誇る煌とのやり取りは続いていく。

ここで読者の皆さんは何故、彼女達が固まっているかという疑問を抱くかもしれない……その理由は簡単である。


莉子「(こ、この目の前の人のオーラ……)」

やえ「(間違いない……こいつは)」

尭深「(うっかりすれば私達を越えかねない、言わば……)」

誠子「(……えーっと、もう特に言う事ないや。せーのーで……)」


四人「(大 戦 犯……!)」


――そう。彼女達は恐怖していた。

目の前のカナちゃん王こと戦犯の頂点、ゴッドオブ戦犯、かわいそうないけだ(著:土家由岐雄)、究極戦犯K……いや、最早どれだけの言葉を使う事も許されないその存在感――戦犯力(せんぱんちから)に!!

547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:09:07.69 ID:dX3B09sso
調子に乗んな池田ァ!
548 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 00:10:34.89 ID:BNOqaWm40


池田「ふむふむふむ……成程、つまりこっちと仲良くしようってえ訳だな!」

尭深「(親書だから当たり前だろ……というツッコミすら許されない気がするこの威圧感……!)」

池田「この手紙を見るにお前らは結構凄腕の冒険者って訳か! 人は見かけによらないんだな!」

誠子「(うるせえ顔面にルアー投げつけるぞとも言えないこの凄み……!)」

池田「よぉーし、分かったし! 本当は一日じっくり考えたいところだけど……ここは即答した方がいいよな! ちょっと今から返事を書くから待つし! えーっと、『すぐ役立つお礼・祝いの手紙マナー&文例集』はどこだっけ……」ガサゴソ

莉子「(書きなれてないのかよ! という言葉すら野暮な気がする……!)」

池田「よーし、ちーっと待っててなー! あ、返事の手紙は使いをよこすから安心していいし! そっちは冒険者なんだからちゃんと探索に集中してもらわないと!」カキカキ

やえ「(じゃあ何で待てと言うんだ! すらも多分この女には通用しないっ……! ……って、ん?)まだ深都の下に迷宮があるのか?」


やえが顔を上げて言ったその言葉に、池田は手紙をがりがりと書きながら返答する。


池田「ん? ああ、そうそう! その事でちょっと頼みがあるし! 手紙を書きながらでいいなら、聞いてくれると嬉しいんだけど……?」

もこ「……王、多分そんな風にして喋ったら手紙を間違える……」

池田「だいじょーぶだいじょーぶ……うわっ、インクがこぼれたー!」ドバァ

もこ「ホラ、言わんこっちゃない……」
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:11:39.45 ID:WzkV6cuNo
こら戦犯顔ですわ
550 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 00:14:21.97 ID:BNOqaWm40


ゲーム本編でもここら辺からの話はクソ長い上にクソ分かりにくく、読んでいるこっちが苦労しそうな内容である(まぁそれが世界樹の良い所ではあるが)。

……よってゲームでいう次のミッション後の話も統合して、色々簡単に説明すると。



* * *



地地震でででも全然平平気気気
               ∧∧_∧∧
     ∧∧_∧∧  ((´´<<__`` )流流流石だよよな俺俺ららら。
     ( ´´__ゝゝ``)) //   ⌒⌒i i
    //   \\     | || |
    //    // ̄ ̄ ̄ ̄// || |
  __(_(__ニつつ/  FFMVV // .| .|____
      \\//       // ((uu ⊃⊃
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


――百年前。深都が沈んだとされる『大異変』とかいう名前のなんかよく分からん凄い地震がおこった。

別に地上に原子炉とかはないので、まぁ大丈夫っちゃあ大丈夫だったのだが……異変は地下から起こった。


              /´゙`ヽ、
            /     ヽ
           ,/./   ,....,  ;ii、   地中深くで眠ってた『魔』とかいう
           ('/.i   ( (,,)  i::b
           i' i    `゙゙´ :「:::b   変なよーわからんもんが目覚めて、
.          | |        丿:::h
.          'i| i    ./´`ヽ,|::::::h   その眷属である俺ら『フカビト』が
           r' |   `゙'- ノ⌒ヽ  
           /´tl i  〈,´゙`ソ/´'' ヽ  るんるん気分で地上に出たのですわ
     i:i   丿i;:::ti|  ( `ヽソ/::::::ゝ 'i
.     ,i;i、 /´` `i;t:| i`'''ノ/::::λ::;;} |  俺らは餌が『人の感情』だから
      i;;;;;;i |    |ノ::ヽ,,ソノ::::::/´⌒ヾノ
  ,,..;;-|;;;;;;|-|,,,|-----;;::;;::::::;;;;/   'λ  当然人に襲い掛かったりするわな、ウン
 (..,,,,________,,..)::´/λ  ノミi
  | |__,| |____| |;;;;/ノ//)ノノ
  |,,,,|   | |     |,,,.|


んで地下の魔から生まれ、地上に出てきたフカビトさん達は当然の如く人を襲ったのである(全く関係ないが多分この地中深くの魔とかはクトゥルフ神話から取っている物と思われる。そりゃ分かり辛くもなるがな)。

『マーズ・アタック』でいう「インディアン・ラブ・コール」(このマイナー映画を知ってる方いるのでしょうか)みたいな確たる弱点もない彼ら。敵性生命体を撃退する方法がなければ、当然『第9地区』のように隔離するしかない。

……そういう訳で当時まだ海都の一部であった深都は、深王含め志願者達と共にずぶずぶと深海に沈んだのである。

――魔と戦う覚悟をその心に秘めて。




……こんな説明でどうだろうか? もし分かり辛かったら、それは乾巧ってやつの仕業なんだ

551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/12/17(月) 00:19:04.85 ID:fS9bLfB40
要するにインベーダー野郎ぶっ殺すために町沈めましたサーセンwwってことでおk?
552 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 00:19:18.52 ID:BNOqaWm40


池田「世界樹はその魔を封じる手助けの為に立っている、いわば私達の手伝いをしてくれてるんだなー……っとお! 書き終わったし! 飛影!」


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          ,    lヘユュ. . . . . . . . . . . . i. . . . . . . . . . . . ,.r彡l     l
.        l     l . . . . . . . . . . . . . . . i!. . . . . . . . . . . ...¨´. l     l
          l    lヘュ、. . . . . . . . . . . . . .!. . . . . . . . . . . . . . .,.l.,ィュ.  !  お呼びですか、王(シュタッ
        ', /ヽ.. . `ヾユ. . . . . . . . . . . i. . . . . . . . . . . . ,.r彡lヘリ  l
       _ l>リ. l`丶.. . . . . . . . . . . /  ̄ ヘ. . . . . . . . . . . _,ィ´ ilリ ,.イ
    _,. ィ '´  l. ヘゞ、  `'丶.,_. . . . . /.  ∧ .ヘ . . . _,. ィ '´  ,.イノ ヘ ̄ ̄二二ニ
ィ '´.       l i ヾリヽ.      ̄`'"   /i∧  ゙'´ ̄     _,.ィ i l、  ∧
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            l i l., `'丶.,  `'ーュ、 ∨l/  ,r '´  ,r '´  / .l ∧   ,.ィ  ̄ ̄
,.-─=-ュ、     i l. l∧   ヽ ,.ィ´ >、_∨_,.ィ丶.`_'´'    /  l. '∧  /`ー=----
      ノi     ,' '  i ヽ.           l         /. . . l . '∧  `ー=----
      ノi     ,' '  i ヽ.           l         /. . . . l. . '∧
   .ィ .ィ   //  l.  ヽ.        l!        ,イ . . . .l..  '∧
二二.ィ´     //  ,イ    ヽ.        l       ,イ ,'. . . . . ト,   '∧
.         //  ,' .l    ヽ\       !       /. .,'. . . . . . l ,.  '∧
       ,'/  /  l     . ヽ\  _ ハ._  //. . ,. . . . . . / ∧.  '∧
.        i '  ,'X  ヽ     . . .ヽ. ´.   `  ,. '. . . . . . . ,. ' X .∧.  '∧
      ,'/.  /  X  丶    . . . . `ー──一´. . . .,'  / X    ∧  '∧
.     //. ./ X  X X\  . . . . . . . . . . . . . . . . , / X  X.   ∧  '∧
.      ,'/.  / X  X  X.  \ . . . . . . . . . . . . . . メ ´ X  X  X  l.  l .|


池田「スパロボ参戦おめでとう! もう経験値は取んなよ!」

飛影「身に余るお言葉……しかし申し訳ありませんがそのグザードはいただきます」シャキーン!

池田「やめろォ! ……じゃなかった、この手紙を海都までちょっと届けてくれると嬉しいし!」

飛影「ラーサ」ピシュン!

池田「それはテッカマンだし!」


手紙を書き終わった池田は、余りにもスケールの大きすぎる話を聞いてポカンとしている莉子達に向かって言った。


池田「まぁ流石に、実物を見ずに分かってもらおうとは思ってないし……深都のさらに奥に存在する地下迷宮。 その10階に 断罪の間 と名付けた牢があるんだ」

莉子「断罪の間……」

尭深「断罪か! 贖罪か! 断罪か! 贖罪かぁ!」バシバシ

誠子「やめろって! 叩くな、叩くなぁ!」

莉子「そうですよ! ディアブロはもっと斧でぶっ叩くんですから!」

誠子「君まで何を言ってるの!?」

池田「……えっと、そこに捕えてあるフカビトに会ってみれば、多分この話も説得力出る筈だし! 宜しく頼むよ、ボウケンジャー!」


そう言って彼女は一旦は話を終わらそうと言う気になったように見えたが――


池田「……あっ、忘れてたし! 折角だから深都に伝わる伝統技術を使うといいし!」

553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:21:23.91 ID:IDmijBlXo
世界樹スレだと思ったらスーパーロボット大戦スレだったというか鬼なる
飛影と合体後のメカでは獣魔が一番ハズレ
554 :>>551 大体それでおk ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 00:22:25.92 ID:BNOqaWm40
煌「もしかしてアンドロイド化ですか! 機械の体になれば皆さんのお役にもっと立てますね……すばらです!」

尭深「今のあなたは人間ロボットなんだ!」クルクルクル

誠子「言いながら私の体に火薬を撒きつけるのはやめろ! 爆破する気だろお前!」

池田「違う違う……アンドロイド化じゃなくて【サブクラス】だし! これは別の職業の力を使う事ができる超すごいシステムなんだぞー! 使え使えー!」

もこ「こっちにあるから来なさい……かがく の ちから ってすげー! って言っちゃうから……」ガシッ

莉子「うわっ、ちょ、ちょっと、引っ張らないで……」ズルズルズル…

池田「宜しく頼むぞー、ボウケンジャー!」


……そうして彼女達が立ち去った後、王は一人玉座に腰掛けて考えていた。


池田「(あいつらがケトスを倒したのかー……やっぱり強いんだろうな、きっと……)」

池田「(深都の中だったら人知れず倒す事も可能だろうけど……)」

池田「(あの力を利用すれば、フカビトの脅威には対抗できるだろうし……)」

池田「(…………)」

池田「(よし、決めた。あの力を有効に使わせてもらうし!)」


    ト, : : : : : : : . \   ___   /. : : : : : : : : : /  l
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   ',  ', : : :/: : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : . ≧     ,'
    ', ≦: :/: : : : : :/ : 八: :∧\ : : .\: : : : .\   /
    ∨: /: : : : : :∧:/  ∨  ヽ: : : : : .\: : : : .\/
    /: /\: : : :/  ′       ヽ: : : : : .ヽ : : : : .ヽ
    ,': ;′  \/            u \: : : : .ヽ: : : : : .ヽ   カナちゃん達人類の為に……!
    l ,'\   /\            /\: : : . ', : : : : : .ヽ
    |,' : : .\/ ,イ≧ 、     、__, ィ≦ミト、 ヽ: : : .', : .\ : : .\
    ,' : : : :∧〃L.人」ト     ´L.人」「\∧: : .', : : . \ `
    ,' : : : / l〈 「`Y´リ      「`Y´リ 〃⌒'; : :l: : :|\
    l : : :人__|   `¨´         `¨´    ノ : : |\′
   l : :/: : :八 ⊂⊃     '  __,   ⊂⊃厂 ∧: : :|
    ∨ : :/ :/ \    -イ´ 丿     / ̄|厂'; :/
     │:/.:/   _> 、  `´   , イ     l|  l/ヽ
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        //       \ \ ` ´  ノ  //  ,'

555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:23:08.83 ID:siOpYujbo
サブクラス付けに迷いに迷った結果
つけないまま3層踏破
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:23:16.46 ID:Pfc8Le1ro
マップ兵器に巻き込まれるのも序盤は怖い
海ステージの海魔の頼もしさと海が凍ってしまう悲しさ
557 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 00:23:32.82 ID:BNOqaWm40







【セーブしますか?】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをセーブしています……セーブに成功しました】





558 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 00:26:40.97 ID:BNOqaWm40
……と言う訳で解説回でした 本当はサブクラス自慢&三層初hageまで行きたかったんですが残念

というか今月中に頑張って終わらせたい所ですがこれじゃあ来月の半ばまで行っちまうかもしれませんなぁ まぁ裏ステージ(説明とマップが面倒)と三竜(ただ戦うだけなので省く)とドM(鬼畜すぎて乱数で突破したから省く)は最初からキンクリするつもりですが……どうなる事やら

頑張って年明けには世界樹4やってみたいもんです それではお疲れ様でしたー
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:27:43.74 ID:Pfc8Le1ro
乙ー
サブクラスは安価いつか取るー?
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:27:54.18 ID:dX3B09sso
乙乙
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:30:21.84 ID:siOpYujbo
乙やで
ドMはボーグマン神がわりとなんとかしてくれるイメージだったわ
必要なのは火力
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:31:26.05 ID:fS9bLfB40

サブクラスでアンドロ設定したらメタル亦野さんとか作れる?
563 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:30:52.64 ID:BNOqaWm40
>>559 これを見てサブクラス安価が需要ある事に気付いた そして僕はそっと書き溜めを消した
>>561 音響戦士に頼っても駄目だったよ…… 何故なんでしょうかね、クソプレイングの所為ですかね、不思議ですね
>>562 ゲーム中のサブクラスでアンドロ取るのはできないみたいですわ まぁこのスレでは普通にアリにしますが 倫理問題なんてふっとばすぜ


という訳で今日はhageるのを速攻で終わらした後、春の大サブクラス安価大会をやります

一応未プレイの方にも説明をするので、もし宜しければご参加くださいませませ
564 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:32:53.19 ID:BNOqaWm40


……

…………


 世界樹の迷宮9F 『選ばれた者が往く極熱の迷窟』


 ェ .,   .,,,、     .   ! │           l三三三三三三三三三三三三三三l  .,!三|     'i
./ .!.l!  ./三ヽ    ! .l゙ .! ,!  ./゙.l     ./.l .!三三三三三三三三三三三三三三 ! .!三;;;1    .ヽ.  .!l,    /
三 ||.! /三三!   . !  .! l | ! ./三|    iゞ l.l三三三三三三三三三三三三三三 ! .!三三|  i,  /;;!  .l゙;;!   / /
三三! .|三l.i三.!  l三l !三!│ /三 .!   .l゙三三i,l三三三三三三三三三三三三三三 l !三三| ,! !  |三|  |三i  i ./三
..i三 .! .! l;;;l.!三 | .l三j│三.!│ !三三|  !:;三三三三三三三三三三三三三三三三三 U三三| l゙三l .l三;;! .│三| .! i三
. l三 | ! l;;;!|三;l  l三;l゙.|三;;;! |! |三三;| │三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三!│三;| l三;;;l | i三
 .l三! .l.〉;l.!三| .!三;! |三;;| ! !三三.!  .,!三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三! |三三! !三;! | .〉三
  ゙‐'゛  ヽ三三| !三! .|三;| .! l三三.!  .,!三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三l !一ー l. |三! │ |三
`''-.   \三 |│三l.|三;!  ! i三三.!  .,!三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三;;/"   !  i  l  | ̄ヽ
    ,、   ゙l  ! !  | l  / i三三|  .!三三三三三三三三三三三; il 三三三三三三三三;;/   .  /   ゙ .!  ヽ
 、   `゙''- .l .,!  l .l !   .、 `'',    .!三 !|三三三三三三三三三|.!三三三三三三三三l  /  ...゙    i
、 `     、 !  !  .′  ".゛  ′   ヽ /.|三三三三三三三三三! !三三三三三三三三!     !   ,i',i  ノ  ヾ
     ...i !.! .!   !    ― 、、三―    .゙‐' !三三三三三三三三 ノ !三三三三三三三;/    /      .,i
 |  !  |i|i! ! _′  .l. ..ー   ‘ ―‐       !二二二二二二二二二二二二二二 ∩二″     l .'"      /
 " ||ii|"  ./     ″           .!}     二二二二二二二二二二二二二  ,!│二二 l          ./
 l||||″  /           r'" \    .!│      二二二二二二二二二二二  ! l 二二" .,/   .r'"
||||    "                ‘    .} .l        二二二二二二二二二       _,,, ._..-'"     ゙.r
.,                         ,! ..l      '、                 ‐'''"´゛ . ″ ../      ._,
                             `      .゙'ー ,,                            ゛
    .,.                             `'‐                 , ーゞ  ,..-¬ー--._
    |                ´ `'‐     `'ー 、                     、    . _,  .
    ..,,                          `           _,, ー-、    ゙̄"   .´    /゛゙'‐      ..,, ''ー .
     .ゝ   ¬'''、.     .                 __,_        `    .‐―ー                 _,,,...
  ._,,..,,,      、`"'^'ー               `   `'‐     .^''                 __.´ .、
    .`    .'- .゛`                    ,,_                 ´゛     `^──   .,.. " '‐i
    .,,ノ゙''                 ......,, ''ー .             ..,,,,,..-― .     .´          ....,,
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565 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:34:39.40 ID:BNOqaWm40
煌「す、すばら……」ダラダラダラダラ

莉子「あ、暑い……」ダラダラダラ

やえ「これは……油断していると干からびそうだな……」

誠子「あー……氷の術式打っていいですかー?」

尭深「唯でさえ少ないTPを無駄に消費してどうするんですか……」


青き海底迷宮の次は、赤きマグマがそこかしこに広がる灼熱の洞窟型迷宮であった。

体にも悪そうな暑さだったが目にも悪く、周り一面太陽を直に見ているかのごとく真っ赤である。


もこ「……この迷宮の説明……」

莉子「うわっ!」

やえ「いつからそこにいたんだ!? ていうかお前、何か、その、暑っ! なんかもの凄い暑さになってるぞお前!」

もこ「超合金Zは熱伝導性低いほうだけど……」

尭深「でも金属は金属じゃないですか!」


異様な温度を放つ中でさらに異様な高温を放つもこは、粛々と説明を始めた。


もこ「ここは深都の奥の洞窟……超熱くて深海にも繋がってるよ……魔物も結構強いし、全体的に高温だから気を付けてね」

誠子「……」

もこ「……あ、後今は昼だから凄い熱いけど、夜は結構まし」

煌「……」

もこ「……」

莉子「……あの、それで終わりですか?」

もこ「イェア。また十階まで来たら声を掛けるからよろしく」スタタタタタ…

尭深「あ、行ってしまった……」

やえ「どうやらエスコートしてくれる気はゼロみたいだな……まぁ、行くか」


……

…………

………………
566 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:38:10.82 ID:BNOqaWm40


――ここ第三層の八階には、二種類の床が存在する。



                      ,.....---......、                        {三三三三三|
                    /        \                   |三三三三三|
                      / .:::::::l::::::i:::l::::::::..  ?                    |三三三三三|
                    i ? .::::::::|::::::レ?|:::::|::|:j_: |.|                       |三三三三三|
                      | :::l:::::l::::::lシ|:::::iフノレリ ,、,、               |三三三三三|
                      | :::l::::::::::::l`1::::|=i,,  ヽノ              /j,.----------
                      |/7:l:::::j:::::::l-|::::|,,___/ ,, , ,,            _____|i|ニ三三三三三|________
                     ノ|;/:/:::ム:::::??:::|:.:.ノ/ツ{/ム,,   ___,,..-―ニ三三三三;|ニニ三三三三|三三三
                /:r'/::/::/"二ヽ:?:?|、{,L.'レj レj   |三三三三三三三三?|ニニ三三三三|三三三
                ?/:/レ:;イ:::{/  i?}::リ:.:_///`7‐7   |=二三三三三三三?|ニニ三三三三|三三三
                レV{ イ:/:.{;ヘ| 、  lii:ハト/   / /    ?|二二二=====?|ニニ三三三三|三三三
                 //:.:.:.:.:ト、 \ iト、i/l   i  }    |三三三三三三三三?|ニニ三三三三|三三三
                   / i:.:.:.:.:::|ヽi  `iiソ´ l   /、_/     ??|三三三三三三三三?|ニ三三三三三|三三三
               ?/ l:.:.:.:.:::|  l  ,イ'|    /:.ヽ?    |三三三三三三三三?|?三三三三三;/三三三
               i  |:.:.:.:::::|  ?ii | |  /l:.:.:.:.,,イ?  ?|三三三三三三三三;??三三三三;/ニ三三三
                 |  |:.:.:.:.:::|/:.:.ii、  ./---'"//:.:.>'  ??|三三三三三三三三三?三三三/ニ三三三
                 /に|:.:.:.:.::::|,,-‐イ`-/;;;;;;;;;;;;;;//-‐`     ?|=================
                {  |:.:.:.:.::::|:.:.:.ィi":/;;;;;;;;;;;;/'         |三三三三三三三三三三三三三三三三三
              l  |:.:.:.:.::::|/::ii:./;;;;;;;;;/             |=================
                 l.....|:.:.:.:.:.::|__,:.:.ii:';;;;;;/ii             |三三三三三三三三三三三三三三三三三
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      ,..-,..、  ,..-ー-.、.|:.:.:../:ノイ/;;;ii;;/;{_  ii               ?三三三三三三三三三三三三三三三
      /:.:.:.{:::::::`<.\:/:.:.:./:/:::/_;_;ii;7>;-`=−.、           ?三三三三三三三三三三三三三三三
    /:.:.:.:.:?::::::::::::::...:.:.:二;ン-ム--.、ii_二ニ'ン)ノ              ?三三三三三三三三三三三三三三
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ` ̄ ̄ ̄ ̄


一つはマグマの影響をモロに受ける床。その熱さは靴越しでも足を焦がしかねない――所謂ダメージ床と言うヤツである。ガンガン歩けばガンガンダメージを喰らう。当然ここは歩きたくない。

……ゲームをやった事のある読者の方ならば、ここで「ん?」と疑問に思う所があるかもしれない。意見を言ってやりたいかもしれない。だが一寸の間抑えて頂きたい。宮沢賢治の出番はまだである。



              ‥‥  ・, .
           -‐''"´ ̄ ̄``> 、 ・ .
      ,゚ /               ヽ  ・
      /   /             \ `
     / ./  /     /            ヘ
 .    / ./   ハ i .  {.   |        , ',
  , ./ .,'   /| |∨',  ' \ .|ヽ.   |    ', ',
  ,'. ;. {ハ  ///ヘヘ \ ヘ| |>{==、  ',    .} |
  ; |  Yヘ .{i/   }}..| | |.r-//  }}}iヽ、ヘ .  /| }
  : |  }/ {{   }}..| | | | {{{.   }}}| / \  / ,' /
  .. ',  〈i i iヾ、__人___ヾ、._人;;/   /./ /./
  ; .ヘ.r‐─=''"´: : : : : :...` .>'  ∠ノ/./
 .    Y∨: : : : : : : : : :{ /  ///:.〕/
 ;  /´|ノヽ: : :_,,,: --‐‐'''" :|/{ ‖/-‐'"{
..r‐‐': :へ:_< ̄: :_r‐、 :r‐、: :__,,,ヘ {{/二_: :ヽ
..|: : : : : ``'''"´r'、__Y__ノゝ:__:__-‐ヽ: : \: )
..|: : : : : : :r'"´  . }‐‐'  ゝ-、 : ̄ ̄\: :ヘ
〈 ̄`: --==-‐' {.     人    ) .\: : : ヽ: ヘ


……さて、マグマの影響を受ける床があるなら当然そうではない床もあってしかるべきである。つまり、普通の床。

そんな程よく熱くない床もある事にはあり、さらにその床を通ったまま下の階に行けるっちゃあいけるのだが……しかし、そこをむざむざと通してくれる程世界樹の迷宮は甘くない。

熱くない地層を牛耳る小ボスことFOE――触手の兄ちゃんが、そこにはいるのである。

567 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:42:46.39 ID:BNOqaWm40



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【泥中より迫る者 が現れた!】

568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 23:44:29.71 ID:siOpYujbo
◯んぽさんだー
569 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:46:06.95 ID:BNOqaWm40


ミミズ「ウネウネ」

やえ「む、熱い床を回避していたら追いかけていてきた、か……」

莉子「で、でっかいミミズだなぁ……うぇぇ……」

煌「莉子さんはミミズとかは駄目な方ですか!」

莉子「むしろいい方って何なんですか……? アレが苦手じゃない人っているんですか……?」

誠子「(釣りによく使うとは言えない)」

尭深「(畑によく埋まってるとは言えない)」


突然接敵してきた巨大ミミズに戸惑いながらも、彼女達は武器を構えた。

何せ灼熱の第三層で初めて会う敵、しかも威圧感が他とは違うFOEである、決して油断は出来ない。


やえ「とりあえず、試しに攻撃を仕掛る……勝てないと分かったら構う事はない、逃亡するぞ!」

誠子「了解! 【氷の星術】を撃ちます!」


【誠子 の氷の星術!】


フィッシャーの発声と共に、巨大触手の元に氷の結晶が突き刺さる。


                /:i  /:/ /:!
             /:/ /::/ ./::/
        -=ニ二´:::::二,:::r''7::/
           _/:/,,,...!:/..//
        ‐=ニ.._::::r--―''7/          ゚
              !::|   _,. -、        o
              |::!   ニ7:ノ_
            ゙´   ゙''''''''''''''''"     __,,,.....,,,,_
         , ------―--、 ,r'''''、、'"´:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.',`゙''''ヾ´''=
          ̄ ̄ ̄ ̄/::/{:{__ノノ ヽ:.:.:.:.:. |!:.:.:.:.:.:ノ:.:..:.:./:.:.:.:ノ゙ヽ
             /// ゙ー'":.:.:.:!l:.:_,,.ノ-―‐'-r 、ノ__r-'、 ノ
            ///_:. .. :.:.ヾ_, -''´
          /'" ,:':.:.:. `ヽ:./   ゚

【泥中より迫る者 にダメージ!】


誠子「やった! 喰らった!」

莉子「うわぁ……もう嫌だ……」オゾイオゾイ

尭深「うーん、でも特に弱点って訳でもなさそうですね……熱い地形にいるからって氷が弱点という訳でもないんですね」

煌「それどころかあんまり喰らってないような気がしたりして!」

誠子「ま、また役立たずなんて……副将戦では今まで二位以下に(ry」


確かに誠子の攻撃を喰らっても特に反応せず、ミミズは未だうねうねと蠢めいていた。


570 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:50:05.35 ID:BNOqaWm40
やえ「しかし氷に特別耐性があるという訳でもないな……ただ単に体力が高いだけか!」

莉子「そ、それに切るとか叩くとかあんまり効かなさそうです……」

やえ「ならやはり攻撃の軸は誠子になるな……」

誠子「何だ、やっぱり私が活躍するんじゃないか!」ドヤァ

煌「とか言ってる場合ではなさそうですよー! 来ます!」

ミミズ「ウニョウニョウニョウニョウニョ!!」シュバァーン!!


      _,-''"´   ``‐-、.___‐-=--ー=,
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    /                  |    |
   /      、-,            '=z_/\
   /     /  `‐、_  ‐- ‐、____、-,-'=Z_,_ ヽ
  /     /     ``ヽ\ ヽ/Vv\/v\/ヽ>´
  /     /        ヽ\
  !I     !i          ヽ\∧A∧A/\
. !i      !i          >       <
  !i        !i            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 !i       !i
 !i       !i

【泥中より迫る者 の汚泥吐き!】


巨大触手がその口的な物をかっぱりと開け、中から泥を吐いた。

結構な速度で吐き出されたソレは、全員の顔に目がけてぶちまけられる。


莉子「うへぇ、べちゃべちゃ……」ベトベト

やえ「痛みは……それ程無いな。不快ではあるが」

煌「鎧が無ければ即死でした!」

尭深「顔に泥ぐらい、農家なら当たり前の事……!」

誠子「もごごががごもごもご!(この泥超ネバネバして話せない! 呼吸も! ヤバい!)」ジタバタ


【莉子達 にダメージ!】

【誠子 の頭を封じた!】


泥で口を開けなくなった誠子を見て、尭深ががっかりした声で言う。


尭深「あの……術式って呪文を詠唱しないと発動できないんじゃ……」

誠子「もごごごご!(まぁ、そういう事だよね)」

尭深「この役立たずの釣り師が!」


(※頭封じ……頭依存のスキル(術式とか回復呪文とか)を封じちゃう困ったちゃん。何だかんだ言っても属性攻撃は貴重なので、喰らうと結構困る)

571 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:53:23.67 ID:BNOqaWm40

やえ「流石にゾディアックが術式を発動できないのは痛いか……止むを負えん! 逃げるぞ!」ダッ

莉子「は、はい!」ダッ

尭深「珍しく一人も死んでいない状態での逃亡である」ダッ

煌「そして私は逃げる莉子さんをガード!」

誠子「ゴモゴモゴモゴモ!」ダッ


【煌 のディバイドガード!】

【莉子達 は逃げ出した!】


イデオンのop並に逃亡を試みる莉子達。


                  _
           ___| !_   /:::::::`//
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  ―‐--l::::/ ,_-―' .゙'` 、:::::::::ヽ::::::::ヾー--、::::ヽ
     l::::i  (,,_ヾヽ ̄ ̄ `ヽ、::::::::::::::ノー、、ーヽ :::l
     ヾ:ヽ.    ̄`ヽ.__ `''ー''"  ヾ:、ノ:::ノ
       `''`ーz‐::γ´::::::;;::::。゙ヽ      ヾ:<
           /::::::::il:::::::i´ ト-‐く
         i::::::::/ ヾ:::::! l   
         ヽ::::::゙ー:'゙::/ ノ
          ヽ::::::::;.イ/
             ̄ ̄

【しかし まわりこまれてしまった!】


がしかし、それは当然の如く妨害された。

触手に回り込まれて、彼女達はかすかな動揺の色を見せる。


莉子「ええっ!? ど、どうしましょうか……」

やえ「と……当然、もう一度逃亡あるのみだぁ!」

尭深「おお、今日は珍しく賢明!」

煌「これは生き残りあるかもしれませんよー!」


別に逃亡が一度失敗したからといって、こちらはまだ全員が無事なのだ。諦める訳がない。

そんな思いをこめて二度目の逃亡を図ろうとしたが――それを見越したかのように、触手が先手を打った。

572 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:56:16.79 ID:BNOqaWm40


      ,.ィ , - 、._     、
.      ,イ/ l/       ̄ ̄`ヽ!__
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `′
.  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|   地面の中にある
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \   
.      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   >   自分の触手を動かして、
.       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__  
       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    /    敵の足場を崩しているんだよ!
       l   `___,.、     u ./│    /_ 
.        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、.._
     /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i   
.     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
      l.    |:.:.l./';';';';';';'!    /:.:.| i´|.ー‐' | / |    |. !   l
.     l.   |:.:.:.!';';';';';';';'|  /:.:.:.:!.|"'|.   l'  │-==:|. ! ==l   ,. -‐;
     l   |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l   |    l. |   | /   //
       l  |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l    l、 :|    | } _|,.{::  7 ))
        l  |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ'  ::::::|;   7
.      l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. \:::::\::::: ヽ  ::::::!′ :::|   .:/
.       l |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!   /ヽ::: `:::    ::::  ....::..../ 


【泥中より迫る者の ワームクラック!】


    、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
    _)                                                (_
    _)  ナ ゝ        ナ ゝ  /   ナ_``  -─;ァ              l7 l7   (_
    _)   ⊂ナヽ °°°° ⊂ナヽ /'^し / 、_ つ (__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o o    (_
    )                                                (
    ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒

    _      _  , -――- 、  _     _
      ≦       Y   , .,ィ i  Y      ≧
    =-  ̄ - ―{   メ、ハ_,iィ i }―  -  ̄―=
                ト レ(,___) (___)ト j
               、_| ゚ ト--:イ u|_ノ
               \_.!、:::::,!_ノ
               , -vー|`二' |、_||_
            ( ´ )  vf__.j.v|.r┴、
          i! | |!   | | | {⌒ } i!
           ./| |  .| | |.!_7/〃
          `<| ト}.   | | { / /
              i! し'/'   ヽ/ |、_ノ

573 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:57:32.90 ID:BNOqaWm40
【煌 にダメージ!】

【煌は 莉子をかばった!】

【煌 にダメージ!】


【煌 は死んでしまった!】


莉子のと合わせて二発分喰らい、その堅い鎧ですらも防げずノックアウトする煌。


やえ「き、煌ぇぇぇぇ! って、きゃああああああ!!」ドゴォ!!


突然足場に発生した地割れに飲み込まれ、足を挟まれるやえ。


【やえ にダメージ!】

【やえ の脚を封じた!】


尭深「ちょ、ちょっと待って……私なんか地面の深い所に待って待って待ってちょっと待ってこれ何か地下帝国みたいなのに繋がってるうきゃああああああ!!」ドゴゴゴゴゴ…


そのまま地割れに叩き込まれる尭深。


【尭深 にダメージ!】

【尭深 は死んでしまった!】


誠子「モゴゴゴゴゴゴ!(頭だけじゃなく足もかよ! やってられんわ!)」


呼吸も行動も不全となった誠子。


【誠子 にダメージ!】

【誠子 の脚を封じた!】


574 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:59:15.21 ID:BNOqaWm40

莉子「……こ、これはっ……」ガタガタガタ


一瞬にして、全員無事の逃亡劇が破滅へと変わってしまった。

どうやら完全に無事なのは自分だけらしく、生きている二人も足が使えない状態と化している。


やえ「ぐっ、あ、足が……莉子! お前だけでも逃げろ! 私達はもう無理だ!」

誠子「もがっ!?(え、私は助けてほしいよ!?)」

莉子「わ、私、その……えっと……」シドロモドロ


目の前の仲間達を、見捨てるに見捨てられないといった態度で戸惑ってしまう莉子。

――結局、それが命取りになってしまった。


やえ「――ッ!! 危ないっ! 後ろだ!」

莉子「……え?」


彼女が、その言葉を聞き、振り返った、そこには――


                 、 -──`ゝ─-- 、__
            ,、 ‐''"´.........:::::::::::::::::::::::::::::::::}.{......... ̄ `丶、
          /:::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::ヾ::::::::::::::::::::::::....\
        /......::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;::::::::;;::::;;;;;;;;;;;::: ノ(:::;;;:::::::::::::::::::....\
       /.....:::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)( ;;;;;;;;;;;;丿l 丶:;;;;;;;::::::::::::::::::::...ヽ
     /..........:::::::::;;;;;;;::)( ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;⌒;;;;;;ノ ⌒(;;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;::::::::::::::::::::..ヽ
    /....:::::::::::::;;;:::;;;;;;;;;;;⌒;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;/    `ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::|
     {::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;:::;;;;;;;;;/´        ゝ、.._:;;;;;;;;;;;::;;;;;;:::::::::ノ
    l::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;:::;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ             ヽ:;;;;;;;;;;;;)(
     ヽ :)( ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;__/,               \、, -⌒
      \⌒;;;;;;;;;;;;;/                       〉


自分に向かって襲い掛かる、一本の触手の姿が――。


……

…………


【莉子達 は死んでしまった!】


575 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/17(月) 23:59:41.70 ID:BNOqaWm40

G a m e O v e r


【今回のhageポイント】


                   _____
           ,.. ‐ァ ''".:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / ̄ ̄ ̄ ¨¨ '' ¬;.、
     ,.    ´ /  /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,′            '' \
   ,.ィ"       {   {:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.{            、‐::ュ、ィ}
. / {        '   ゙、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ、          ,.  ィ__y
′   ヽ        .ゝ-‐ `ー‐…  '' "´ ̄ ̄`   .,   { `'==ィ′
::.     \,.  '"                       ``  .. __j
::..    /
::.  /



【泥中より迫る者】


・ケトスよりも攻撃力が高い。ケトスよりも防御力が高い。

・行動パターンは自分と同列になった途端熱く追いかけてくる。配置がやらしい。

・「なんかしつこいなコイツ……まぁ捕まったら逃げたらいいだろ」とか思ってると今回のようになる。今回使った技は全体攻撃であるので、皆さんも縛りにはお気をつけて。

576 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/18(火) 00:02:10.04 ID:BPLyJeqz0


さん!

にー!

いち!

ドーン!!


【きょうたろうせんせい と マホおねえさん の たのしいせかいじゅこうざ】


マホ「…………」

京太郎「皆こんばんわ! 須賀 京太郎です! ……ど、どうしたのかなー? マホちゃんは?」

マホ「……この裏切り者が」ボソッ

京太郎「!?」


マホ「えー、今回は莉子ちゃん達hageパのサブクラスを決めていきまーす。ぱふぱふー」

京太郎「正直戦闘とかあんまやらないし、勝手にこっちで決めていいと思ってたぜ!」

マホ「需要あったんですね……まぁ好きに弄れる最後のチャンスですから! やりましょうか!」






マホ「【サブクラス】……

今作からサブクラスという要素が追加された。ゲームを進めると、他の職業を一つだけサブクラスとして設定することが出来るようになる。

職業専用スキル以外を補助的に習得できる。また、サブクラスのマスタリーを習得することで対応した武器・防具を装備可能になる……という話でーす!」

京太郎「正直まんまだな……説明すらいらないと思うが、とりあえず万が一『ネタじゃなくて普通に選ぶんならどうなるの?』という人の為にセンパンズの職業に合いそうなサブクラスを書いていくぞ」


      木 _
   ,r-/⌒/~ヽ ,ヽ、
   ( (| o .|i  シ o.}j
   ゝ,ヽ__,ゝ,/ .ノノ
     Y====ニイ´ (⌒⌒)-、_-――- 、
     `{ニ/゙´   .\/∠クノー-、=-j_.ヽ,
       | |   ,f⌒<*>'´ ゙゙̄`ヽー'、彡 `ー- 、
   .、  |_..|_ry }/  l l  ヽ ヾ  ヽフ、 ー-、 `ー-、
     `r-|~ |^`_(/i .{  ト, | ,r }  ,} li .',フ、  f、ヽ, `l}
.  ..ヽ/ .| |_f,r//,リ{__,,l ゞ ' ,r--.、,ノ} }  }フ, } } ト,`', } /
   ー{  .|_..| /イ  ._ニ.    fク:} リ∧ リJ.//i/ } /´.′
.   .,と彡三ミ、,iヽ ' fvヽ   `¨´. ,イ/,|j/シ// /
   ´ ヽ::/ 〉::/ .|ヽi .', ´ '     ./イ y/}'´〃
   ,__/ /-―、-} . ヽ、  ノ   ノ| //〈〉=
   `ー/_',r==、´./  〈〉/`ー---<,//´f´⌒ヽ、
    ∧j三ニ,,イ  /,rfニ山ニ三./ ./  .| ヽ \ \
    / / // ./ / ./__[]_. / // /  ./  }  }  `ヽ,
   {`ヽ,/  // //. .[] ./ /./ /  /  .|  |   ./
   i⌒Y   .} . 〈 .{  .[] / /./ /  /、___ヽr亠--,亠y
   rニニニニニニヽ_\|、  / /,/ /  /ミミ/ /,イ_ノ`ー'ブヽ、
    ヽ .) (ヽシ ト>`ヽ{,/´ ./  {ミミ/ /シi__∧  .\  _,
     ゝ(  .)-、_,ノリ'''ト、i_i_ン{ ,/  .{     \r--\},r)-、

【プリンセス】


マホ「このスレの最初でも言いましたが、プリンセスは万能なステータスを持ってます。多分何をサブクラスにしてもいけますね!」

京太郎「えっと、オススメはファランクス、パイレーツ、シノビ、ショーグンだ。因みに>>1は穏乃の職業であるショーグンをサブに取らす予定だったぞ。対比させ甲斐があるからな」

577 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/18(火) 00:07:17.91 ID:BPLyJeqz0


                        ,     ̄ `  、            ___ィ 壬三三ミヽ、
                  /         \      __イ´三三三三三三ミヽ、
                 /               ヽー--=升三三三三三三三三三ハ
                    l   、、 、\、l、、    _l三三三三三三三三三三三三ミハ
             ____,イ l从-ヾ\イ= 、l  ヽ/ソ   ̄>'チ´jミト、三三三三三三三:ト、__
           /三三ミ|  l:l fカ   弋:ソ |  / _   /    | `゙ヽ三三三三三三ミlミ三三ミヽ
          /三三三三l从トl ` ' --、  j川yヘY_ /    ,,ィ彡ミトrュ∨ミ|l三三三三三三三三ミヽ
          {三三三三三:ヾ ` - ゝ-' イ,,彳ゝ'ノ'' | (・|l///´ ',` ヽミュ |.|三三三三三三ミ/`i三ノ
          Y三三三三三ミl / ヽミ´_ イlヽ---!、 |.|イ|l   ',    | ||l三三三三三三ヽ
         八三三三_ニ=‐''弋0) :| il   Y\/ヨ,.L_! | | _x<'.,>x `|.|三三三三三三ミヽ
           `ーァ‐三壬三三 卞、_ヘ\   !k  r'\   | .|´ .|l   ',  `| .||l、三ミ/´ヽ三三ノ
              l/´`ー´ ̄}三三彡へミヽ / ! `ー\,ヘ ゝソ | | <',>x`| |ハミ{_   └='´
                'ー'´___/ ヘ\ーヽ-イイヽ ヽ ,イ| .|   ',  | .|` !ー'
                 _/又  イ´\∨ フ´{ミx、、_ ヽ´ヘ.ゝソ_  _,L ゝソl l

【ファランクス】


マホ「このスレでの煌さんの扱いを見れば分かるように、堅いですね」

京太郎「そして攻撃にはあまり向かないんだ。オススメはシノビ、パイレーツ、ビーストキング辺り……>>1はシノビにする予定だったぞ」


         /
       /    /        _..--‐――-- _
      ./    ,/ン      _ ‐':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ _  ハ
     /    //      /::::::::_..-二二二`ー _:::::::::::::::\| ヘ
    /    ,〃ン       ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐―二ヽ、::::::::::::〉ヘ
   /〃   /〃/      ./    ハ  、   |  l  `ヾ::::::::::/ ヘ、
  /<_  //〃       /  /  / |  |\  |  |   |:::/___|__ ヘ\
  / ,_ `'<_        ./  |  /__ | | \__|_ .|   |::\_/ ヘ ヽ
. / / /    `γ    ./ ./ | /   |/   \|  .|   |::::::\|  .ヘ  \
/ / /      /_/`、  レ´  .| | ̄     ̄ ̄\ |   |ヽ/´|   ヘ  ヽ
L  ̄      「_/::::::::::− _/| | .|  ___   | ./|  |: |: : : |   ヘ   \
  ` ー- ___/ .|::::::::::::::::::::::::::::::| />:´::::::::::::::::`―‐| / | |ヾ.|: : : :|   ヘ、   ヽ
         l::::::::::::::::::::::::::::::∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|/ヽ/| .| ヽ|: : : :|   ヘ.、   
         `ー--――――__/::‐‐'^、_::::::::::::::::::|ヽ|ヽ|: : |: : : :|    ヘヽ  
         / /   /: : : :/::::::〉__ l ´::::::::::::::l::::ヽヽ|: : : |: : : ::|    ヘ ヽ 
       / /    ./: : : /:::::::::´,‐,`.|:::::::::::::::::::|:::::::ヽ、\: |: : : : |    ヘ \
     / ./    /: : : /:::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽゝ\|_: : : |    .ヘ
    ./_  ´/    //: : : /:::::::::::::::| |::::::::::: ,__ ヽ:::::::::::: <>:::::〉: : |    |
    ´  /    ./ ./: : :/::::::::::::::::::| |::::::::::::‐――`\::::::::::_/ヽ: :|ヘ   .|

【ゾディアック】


マホ「メテオか属性攻撃型の二つがありますが、誠子さんの場合属性攻撃型ですね。最早『属性』というより『氷』ですが察してあげましょう」

京太郎「オススメはバリスタ、モンク、プリンスだが……面白みがないな。アンドロでいいんじゃないか? >>1はバリスタにするつもりだったが……」

578 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/18(火) 00:08:01.36 ID:BPLyJeqz0


              ´:: ̄ ̄::`
          /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
          .... ̄ / ̄ ̄::::::::::::::: ̄'. ̄::::::.
        /::::::::::::::::::::ハ:::::::::{:::{::::::::::'. ::::,::::::.
          / ::::::::::::::l:::/| {j:::::::{|| ぃ:::、:::'. :::,:::::::.
        ′::::::::::i|::|::|┼{i:::::::}リ斗}:::i|:!:|::::::,:::::::.
       ′::::|::::::j|::|::|│  ̄ `  } ゞ乢}::::::|:::::::::.
      ′ ::::|::::::j| .イ笊     笊ヽ∨::::|::::i::::::.
      .::::::j|::j|:::::|{〈 弋リ      弋リ 〉}:::::ト:::i:::::ハ
      i |!/|::{|:::::リ   ¨       ¨  |:::::lj:::i::::}:|
      | |:| |::j|::::小      ′      /:::::j!:::i:::' |
      | |:l 乂!::::::{iヘ、   、  ,     イ::::::::}/:j/  !
      | |:レ´{!:::::ハニヘ>     </ニ,j:::::::′\ }
     / ∨∧::::::j|ニム   `´   /ニ/:://〃/  ヽ
.     / , -'⌒ー- 、:i|ニニ∧     ./ニ/::厶--- ..,   }          ,. -、
    _/⌒、 '. ‘, {ノ:i|ニニ=∧`¨´/ニ/:〈/ / /  , `ヽ! _,,..  -‐ ''"      ‘,
  /: ̄\\\ い ̄ ̄ ̄ ̄}{ ̄ ̄ ̄/ / / //´ ̄∨            ‘,

【ファーマー】


マホ「何もないです……っと見せかけて! 実はLUC(幸運)というステータスが全キャラ中ダントツなんです! これが何を指し示すかは秘密ですが、色んな事に関与してくる値です!」

京太郎「オススメはシノビ、ビーストキング、プリンス……これで分かったと思うが、基本シノビは何の職に合わせてもいける。ちなみに>>1はやっぱりシノビにするつもりだったぞ」


                   ,ィ =┐       r─-  、
               ∨ :   |       |     ./
         ,.ィ´\     ∨   |       |    /     ./ `ヽ
         }/心、\    ∨: | 「].イ≧「] :l  ./     /,ィ為心}
        ` <心x \    ∨: |∧.:::::::::.∧|  /   /,ィ為>"
            `<心.\   ∨.  ‐一' ハ .′ /為>"
              ` <} ̄`x′      ヤ´ ̄{>"
              __,ハ ∵ }    W    { ∵/____
        /\ /´}i{ ̄ ̄\∧ ━…━ /_/ ̄ ̄}i{`ヽ.
       ,. 、 ヽ \/´ ¨ ̄ ̄/}ハ≧┬≦7{\ ̄ ̄¨ `7  \
     /\\,  \\    (_/\}:∧:{/、_)    /.    丶
    /,ィ為ュ\\,/  \    / / :∨:ヤ ヤ      (_/\    \
    、巛圭会ュ\   /  _Y´ハ    } `Y      `寺I\  /´\
    \`寺圭会ュx、/ .ィ≦{:r'弋ノハ_/ゞソ≧ュ   ,ィ彳ヾW .イ \ \
     \`寺才./   ゞ寺r{ ト、 }lト{::}|(,  .  レ'  Il}ミミ7´\{\(ソ ヽ(ソ
        .\_,/      `7| ゝ' \l|::||ノ ///ノ   }圭Y
                 i l :! ソ`ヽノll|トイ「|¨      |圭Ili|
                `{人)  |I::l!::|::|:::|       }圭IlL.
                      |I::l!::|::|:::|       ヾ彡1ハ
                      |I::l!::|::|:::|       }彡'´
                      |III|「|::ト'i|
                      |::::||:|}{: l|

【ビーストキング】


マホ「これはマスターですけど……ビーストキングは最初獣を呼び出した後は結構暇になりがちですねー。そこを埋める何かが欲しいです」

京太郎「オススメはモンク、シノビ、プリンス、ショーグン、ファランクス……>>1はモンクにしようとしたが……あ、因みにサブクラスによっては今度から小走先輩が呼び出す獣がガラっと変わる可能性があるぞ!」

579 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/18(火) 00:18:55.59 ID:BPLyJeqz0


マホ「……説明はこんな感じですかね。それじゃあワクワク安価タイムいきまーす!」

京太郎「あ、ゲーム中では駄目だったがアンドロも選択可だぞ。もう好きにしなさい、先生怒らないから」

マホ「それじゃあしばらくの連続安価にお付き合い頂きまーす……真面目には取らせてやらないけどな!」ニヤッ

京太郎「お、本性が出て来たな……」

マホ「別に何取ったって困るのは>>1ですからね……ここは一つギャンブル性増し増しでいきましょう……てやっ!」


【誠子】 このレスの1つ↓

【やえ】 2つ↓

【莉子】 3つ↓

【尭深】 4つ↓

【煌】 5つ↓


京太郎「わーぎゃんぶるせいましましだー(棒)」

マホ「ふっふっふっ、そうでしょうそうでしょう!」キラン

京太郎「(そんな連続で五人も人が来る訳ないっつうの……衰えたな、マホよ!)」


(職業は>>17を参照 職業被りはアリ(莉子ちゃん、やえやえのサブが共にシノビ)だけど、職業/職業(莉子ちゃんがプリンセス/プリンセスとかね)は↓になるデー)

(もし宜しければやったって下さいね 自分の好きなヤツでいいですよ)

580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:19:23.73 ID:0jit+OW90
アンドロ
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:19:24.77 ID:v1dQdqRQo
ショーグン
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:19:33.44 ID:ydfWlNBlo
シノビ
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:20:35.22 ID:+G5p6iw1o
ゾディアック
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:21:23.51 ID:gNq6mdtio
シノビ
585 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/18(火) 00:38:20.09 ID:BPLyJeqz0
おお、こんな短時間で安価スレでもないのにこんな……!

皆様ご協力ありがとうございました それではまた明日ー
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:38:39.50 ID:v1dQdqRQo
乙ー
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:43:23.01 ID:0jit+OW90

無事メタルマタンゴになってくれたようで一安心
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:43:37.19 ID:ydfWlNBlo
乙ー
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 01:57:20.26 ID:FJdbAY+Ko
メタルマタンゴになって敵と対話できるようになったか
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 02:36:07.02 ID:WkjH9Kpqo
どこぞの金色の珪素生物も合体させてメタルフェストゥムマタンゴにしよう(提案
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 02:59:02.67 ID:X+zySPWAo
メゲるマタンゴ......
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 04:40:08.89 ID:OfLyXELAO
まとめると

誠子 ゾディアック/アンドロ
やえ ビーストキング/ショーグン
莉子 プリンセス/シノビ
尭深 ファーマー/ゾディアック
煌 ファランクス/シノビ

かな。
うーん、いろいろと心配
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 10:40:15.67 ID:2Lt9DXus0
今気付いたけどあと1秒ちょっと遅かったら小走先輩がメタル化してたんだな
それはそれで見てみたい気もする
594 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:32:30.61 ID:uHLbtSny0
こんばんは 今日もしつこくやります

最後にフカオウ(今から会いに行くヤツ)の安価します もし宜しければご参加をば
595 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:34:54.15 ID:uHLbtSny0
と、その前にレス返し

>>587-591 誠子さん泣いてるぞ どう考えても決勝がのどっちの独壇場にしかならなさそうで怖い
>>592 まとめありがとうございますー
>>593 グレンラガンになってました

それでは本当にはじめます
596 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:35:27.19 ID:uHLbtSny0








【データをロードしますか?】
【中断データは削除されます】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをロードしています】

【ロードに成功しました】





597 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:36:00.74 ID:uHLbtSny0


……

…………


 世界樹の迷宮9F 『選ばれた者が往く極熱の迷窟』


 ェ .,   .,,,、     .   ! │           l三三三三三三三三三三三三三三l  .,!三|     'i
./ .!.l!  ./三ヽ    ! .l゙ .! ,!  ./゙.l     ./.l .!三三三三三三三三三三三三三三 ! .!三;;;1    .ヽ.  .!l,    /
三 ||.! /三三!   . !  .! l | ! ./三|    iゞ l.l三三三三三三三三三三三三三三 ! .!三三|  i,  /;;!  .l゙;;!   / /
三三! .|三l.i三.!  l三l !三!│ /三 .!   .l゙三三i,l三三三三三三三三三三三三三三 l !三三| ,! !  |三|  |三i  i ./三
..i三 .! .! l;;;l.!三 | .l三j│三.!│ !三三|  !:;三三三三三三三三三三三三三三三三三 U三三| l゙三l .l三;;! .│三| .! i三
. l三 | ! l;;;!|三;l  l三;l゙.|三;;;! |! |三三;| │三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三!│三;| l三;;;l | i三
 .l三! .l.〉;l.!三| .!三;! |三;;| ! !三三.!  .,!三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三! |三三! !三;! | .〉三
  ゙‐'゛  ヽ三三| !三! .|三;| .! l三三.!  .,!三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三l !一ー l. |三! │ |三
`''-.   \三 |│三l.|三;!  ! i三三.!  .,!三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三;;/"   !  i  l  | ̄ヽ
    ,、   ゙l  ! !  | l  / i三三|  .!三三三三三三三三三三三; il 三三三三三三三三;;/   .  /   ゙ .!  ヽ
 、   `゙''- .l .,!  l .l !   .、 `'',    .!三 !|三三三三三三三三三|.!三三三三三三三三l  /  ...゙    i
、 `     、 !  !  .′  ".゛  ′   ヽ /.|三三三三三三三三三! !三三三三三三三三!     !   ,i',i  ノ  ヾ
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 l||||″  /           r'" \    .!│      二二二二二二二二二二二  ! l 二二" .,/   .r'"
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                             `      .゙'ー ,,                            ゛
    .,.                             `'‐                 , ーゞ  ,..-¬ー--._
    |                ´ `'‐     `'ー 、                     、    . _,  .
    ..,,                          `           _,, ー-、    ゙̄"   .´    /゛゙'‐      ..,, ''ー .
     .ゝ   ¬'''、.     .                 __,_        `    .‐―ー                 _,,,...
  ._,,..,,,      、`"'^'ー               `   `'‐     .^''                 __.´ .、
    .`    .'- .゛`                    ,,_                 ´゛     `^──   .,.. " '‐i
    .,,ノ゙''                 ......,, ''ー .             ..,,,,,..-― .     .´          ....,,
  .'"゛    .-――__           `''ー         __,            -丶            `'''" ̄


もこが莉子達を放って先に進んでしまった、その後の話。


莉子「しかし熱いですね……サブクラスを取ってる間に夜になっちゃったからある程度はマシかもしれないけど……」

やえ「しかも特定の床はマグマによって相当熱されているからな……昼だったらどうなっていたんだ?」

煌「私を踏み台にしても、いいのですよ?」

尭深「そんな事しませんよ……」

誠子「「あー……氷の術式打っていいですかー?」


夜とはいえ、やはり洞窟迷宮の中は熱い。

マグマに煌々と照らされる中で、誠子がロード前と全く同じことを言い出した。


598 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:36:46.13 ID:uHLbtSny0

尭深「唯でさえ少ないTPを無駄に消費してどうするんですか……」

誠子「いや、だって……なんか、その……」


その言葉に尭深が全く同じ返しをすると、誠子はぶつぶつと言葉を続ける。


               _, -───ュ_       _ュ=───- 、
            < . : : : : :/   \____/  \ : : : : : : : . >
        < . : : : : : : : :.:./ ̄ ̄`ヽ{___,}/ ̄ `ヽ─- _ : : : : : . >
    , < . : : : : : : : : :.:> ´r=z     | r‐-、 |     iヘ\  ` <: : : : : : . >
  ,/ . : : : : : : : : :> ´ / .|_!     .| 廴ノ .!     弋! .∧      `<: : : : : :.  >
/ . : : : : : :.::> ´    {.    , -=z__ノニ二二} ‐、z=- 、   ∧__     \: : : : : : : : . >
 . : : : : : : :/       /|  / _ | 〈 ̄ ̄ ̄〉 | _, \  .} \      \: : : : : : : : : :
: : : : :. .:./      //ヽ .|. //Y \_/ ,W\\人ノ\  \       \: : : : : : : :
: : : :. /      //_  ∧/!ミュ_:::::::\    /::::::: x彡| .|  __ヽ.  \       \: : : : : :  もうオーバーヒートしそうなんだよな……
: :: :, ′      /  i | |   .| .| `≧_:::::::::`ー一'::::::::::::≦´ :! .! .| | .|   ∧       \: : : :
.: :/      / ∧ .| |_|   .| .|:::::::`ミュ::::::::::::::::::::::_z彡´:::::| .|  !_| .!.  / ∧         \: :  なんか知らんがマジでヤバい気がするんだよ
. /       / / |.∧    .∧ .|:::::::::::`》〉:::::::::::::::::〈《´:::::::::::| .|   ノ ./  .∧
/ _, -=ニ"_i .:| .:∧   ∧ヘ:::::::::〈《:::::::::::::::::::::::》〉:::::::::/ /   ,'   .ト、   入___
/   /       .|   .!    入.ヘ::::::::`ミュ:::::::::::::x彡′ 〃.:人 ,/   ./ .! /:::::::.   i `ヽ
. .: : :/         |   .|\_ノ, \\::::::`ミ:::::::::::彡′://  ∨:|  / .|,/:::::::::::::::.  !  ∧
.:::::::::,'    .::::::::::|  乂 `>    \\_:::::::::::::::::::::://   ./::::|/  |   .::::::::::::. |
:::::::::i    .::::::::::∧   \:::::::`>  ` <二二二>´ , <:::::/   /    ::::::::::::.!
:::::::::|     .::::::::::::::::|\     < .:::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::::::::ィ ´    /!     .:::::::::::::|
:::::::::|   .::::::::::::::::: :!  \     `>─z_____ ,イ´   > ´ ./     .::::::::: ::|
:::::::::|   .::::::::::::::: : ::|   \                 > ´    ./     .:::::::::::::: ::',
:::::::::∨.::::::::::::::≦三\.    `ー‐z        ./\   /       / _z≦三|::::::::::.   .
::::::::::::::::::::::::::::∧三三ル、_     \   /   \/         /三三>´i:::::::::::.  ', /
::::::::::::::::::::::::::/ `ー-、三}       \/     r{ZZZZZZZ}  i三>´   .∨::::::::::.  ∨
:::::::::::::::::::::: /     ∨|               |   |   .|  |  |/       ∨::::::::::./


莉子「…………」

煌「スバラッ!」

誠子「なんか、今なら凄い勢いでこの迷宮を凍らせれるような気がするんだよなー。やってみてもいい?」

やえ「やめろ」

誠子「いや、何か凄い分子レベルで周りをどうにかできそうな気が……」

尭深「私達を殺す気ですかホント」

誠子「いや、いけるいける。いけるって!」

莉子「(確かに一瞬で逝けそうだ……)」


……

…………

599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 00:40:44.81 ID:dKBoB0Hqo
ゾディなのにオーバーヒート取っちゃったかー
600 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:43:12.35 ID:uHLbtSny0


……

…………

………………


      /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ         /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ   
      i ノ   赤 `ヽ'         i ノ   赤 `ヽ'   
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【ホムラヤマネコ があらわれた!】

【ホムラヤマネコ があらわれた!】

601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 00:44:28.65 ID:kqK6VAF0o
ほむほむぅ!
602 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:45:38.54 ID:uHLbtSny0

誠子「なんか地面を陣取るミミズから回避したら出会っちゃいましたね。アイツ(※○んぽさんは夜になると動きが止まる)なんなんだろ?」

やえ「出たな、我らが宿敵オオヤマネコ! ……の、色違い!」

尭深「何か色違いギャラドスみたいな貴重感がありますね……実際は別に貴重でもないけど」

莉子「(あの食いちぎりの威力は健在なのかな……)」


灼熱の洞窟より現れるはかつて彼女達をうんざりするぐらい苦しめた某猫の色違いだった。


やえ「まぁ、今は五人いるからそれ程の強敵とも思えんがな……さて、サブクラスとやらの習得ついでに私も新たなる獣を仲間にしたのだ……見せてやろう! 【剣虎――」

尭深「ちょっと待って下さい! 先にこっちを撃たせてもらいます……【ダークエーテル】!」


【尭深 はダークエーテルを使った!】


尭深「さぁ、お好きにどうぞ」

やえ「……今のは何だったんだ? まぁいいか……【剣虎招来】!」


――猫と冒険者達のにらみ合いの膠着は、まずやえによって砕かれた。

彼女を追い越すようにして背後から現れる一匹の虎。

虎はそのままの勢いで、赤い猫へと吶喊していく。

                        . . -―- .
               __ . . -―-く: : : : : : : : `ヽ.--. 、
             /: : :/: : : : : : : : : \: : : : : : : : |: : : :.
           .--'-、: :/: : : : : : : : : : : : : :\: : : : : : !: : : :}__
            /: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : :|: : :./: :.ヽ
          /: : :- : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :'; : γ⌒!:\___}
           |/: : : : : /: : : : : :-‐ァ'´ ̄ ̄`ヽ: : : : : \{__ノ |:::::::\「∧
           |: : /: : /: : : : : :/ _ ィ´ / ̄ ̄\_:_:/  〈_〈心\::>、
        八: : : : : : : : : / //}/i/        、__     `丶\:::}__  UGOAAAAAAA!!!
            ` ー―=彡--イ ////   }     /  ! 7 ̄V>'  У /
        \ ̄ ̄/ /  i::://'  /{   ノ!  /   | i ⌒7 7ニフヽ_iノ
           \\}/ i   !/   } ::::::::::/ /   、__ハ i   /イ  / ∧i
     \丶ト、__ノ ノi_/〉      |`¨¨´ / / /     } ト、/' /_ / /
        厶ヽ i <  |_/  /  _j:.   ,' /__ -- 、  乂___/r'"/ '
          リ⌒ヽ.ノ/   /i/ /i:::/  /  /    \     、
           /´  _ノ    i     /   /      i__    \
             i   /    ノ     ハ  {        `ヽ   \
            ノ   {    /    { }   \         '.     \_
          / ---、 i  ./___    i / -、-、\         }    -、-\
           {i i / / / /  〉ヽ ノ `¨ヽ〉_〉_ノ        ゝ _/__ \ヽ〉
          `¨¨¨´   { { /  /                    `¨¨¨
                  Y_/_/

【剣虎 のデスファング!】


ホムラヤマネコA「ウオッ、アブネッ」

ホムラヤマネコB「ソウハイカンザキー!」


【しかし ホムラヤマネコA には効かなかった!】

【しかし ホムラヤマネコB には効かなかった!】


――しかし、猫たちは突撃を間一髪で躱した。

剣虎は躱されたのを確認するや否ややえの前で停止し、主人を守るようにして立ち塞がった。


やえ「よしよし、良い子だ……しかし、失敗してしまったか」

莉子「(凄い、虎を操ってる……)あのその子もう動かないんですか? 何か攻撃よりも守りの体勢に入ってますけど……」

やえ「ああ、こいつは最初以外は相手に攻撃されない限り攻撃する事はない……基本的には」ニヤッ

莉子「?」
603 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:51:22.52 ID:uHLbtSny0



                __
                ,'´   `ヽ
              /  ⌒   i _
                ,'"{,,,_ ` _,ェノ⌒l_l\__kヘ_
            /  ,'  ̄ ,.ィ(,,_  `Y゙ーz  〉
       ,、_,、_,、_,、j _ノ  _,r' y' ´ `''ー'} ネ、ル'
     ∧__j,,,,,,,,__、_,,zィi ,ィ'=-一-、__,.r'"ヽ
     //,-、C) , '  /ト、      ` 、 )
    トュ ゝz' ,==;--i´   ヽー┰-、   ゙ソ
  iヘトi|  /ィコノ_,,-‐ナ   }泛`¨iiゝ-‐〈
  {',  !__/‐''"´ ../    ノ ゙ミ  ||   ヽ
  ゙y' _,.x-、._  <..    丿  i   ソ |!{
    ̄| |,-、|¨i‐-ヽー<¨"  || ト-z'´  |ト|
    ヽ|=='j_ノノ__ ゝ   ヾt| ヽ   ゙ヘ
     /  ̄ ヾ {    ハ    、|  ヽ  `¨|
      |    /    l ',     `|  }   |
    ノ    /    ノ  ',    |  }   ヘ
   /    /     /7ュ、 }     |  },.i=l''T゙ハ
  |-ト、   |    ー゙-'-`/ェi-‐ュハ  !__、__}_.}_ソ
  /...| jヘ ___j       |゙ !  ! ',
  `''´''''' ̄            `''''^'^'''''′

【剣虎】


・ビーストマスターが呼べる動物の中では最強であり、おそらく全ての職業の中でも三本の指に入るほどの最強スキル。

・招来されると最初即死判定の攻撃、その後は攻撃を喰らったら返すカウンター方式に変わる。基本的に能動的な動きは一切しない。

・この即死が相当成功し、雑魚やらFOEは言うにおよばず本編ボス(ナルメルとかケトスとか)すらも葬り去る必殺技。もし世界樹3を低レベルでクリアしたいなら、まずコイツを使うのがいいかもしれない。

604 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:53:18.55 ID:uHLbtSny0


ホムラヤマネコA「アイツコエェナ、チョットビビルワー」

B「ナニビビッテンダ、ジャアオレガカワリニ……ガオッ!!」

莉子「う、うわあっ! く、来るっ!」

    r‐、_             _ィ-、
    |::::::::`ヽ、,_,ィー----一-、∠::::::ハ
    >,.''':::''"ソ,.彡'==tr==ミ:ヘ、'''"_,/
     "'ーァ ,. ;i'"_,,_=''ヘ=t=/''=_,_ i! {,
     、ミ゙'' ,i:' tー-、(:、   ノ--ァ'i, 'r
     ミ'" ,il゙  ゙'==';;7   〈=='  ゙! 彡
     ,「;;: i! `'ーノ ;:゙ :::::::::: ヘー'゙ i! 'ミ
    ,.;' '─il-ヾ__,.--{^'ーv‐'^}-、_,⊥-─
    彡,--─===_: `゙'Y'´:.===‐--
     彡ノ, /'T''--一'^ー-ァヘ´⌒ヽ
     彡'ミ゙  ヾヽ、/l;;;;;;;ハノ,:'  ,ミ`
      } ":シ:::.."ヽ,,__,,ノ`ミヾ`ヾヽ、
     /il  ゙:::::::::.:::::::::::::::::::::::::'''   ゙i:,`''ー-、
      } ゙i!                i:!    `ヽ、
     / 'i、                ,i:'      `''ー

【ホムラヤマネコ のフレイムクロー!】


今度はこっちの番だと言わんばかりに猫が果敢に爪を光らせ、莉子の方へと向かってくる。

――が、莉子が対象となるなら当然――


【煌 のディバイドガード!】

【煌 は莉子をかばった!】


莉子「ああっ! またそんな無茶して!」

煌「無茶? ……いいえ、これは――」


            ___
           //7777i\
             //:////:!: : :ヽ .__
            .//://///l: : : :.ト、:、\  __,.- 、
            .|:|r‐f⌒7.i: : : : | ヽヾr¨¨゙ーy--\
          j/ ̄ ̄.Y: : : :.!  〉ト:ー^ゞr-、 ヾ!
       __∠       |: : : : |  /ニニく/! :|' _У´  当然の、義務なのです――!
   ,r‐  ̄  __i_\    ,|: : :/ ./シ: : : /\lフ′
  ./  ,.: :´: : : \!___ム!/ .ノ': : ;.-、∨/〉ト.、
  /./: : : : ,.ィ⌒゙y⌒i : : :`ー´: : : :i://∧∨/: :ー:\
. {: : : : : / /  /  /{_:_: : : : : : : : : ∨7シ/: : :___: :ハ
  ヽ: : : _i  .〉-'^ー'´/7 ̄ ̄〉―r―一'": :,.'"./  ヾ:!
   \: !.!_./___ソ7 ̄´   \_.ィ "´  /   }'
    ヾ、 .! `ー/ \/―――‐.、  |   /   /
        ¨ ̄´    }/ノ∠_∧. ヽ    /              __
           / ̄ ̄   >、  \,.イ              /: : : : : \
             〈 / 二二>----ヽ-' _!           /: : : : : : : : :/
           ,レ´ ̄              ヽ‐┐   ,x< : : : : : : : : : /
           /                 ___ノ____ト、,.'": : : : : : : : : : : : /
         {             /: : : : : : : :/´: : : : : : : : : : : : : : ::/
         l            /: : : :/: : : :/: : : : : : : :,. ´ ̄`ヽ:/
          `ーrュ ___./: : : :/ : : : : /: : : : : ;.'"      /
             ヾ二二_/: : : :/: : : : : : ム_,.'"´         /


【煌 は攻撃をかわした!】

【煌 のTPが回復した!】


莉子「えっ――?」

B「ア、アタラナイダトォォォーッ!!??」

605 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 00:58:22.12 ID:uHLbtSny0

              / .::::::::::::::::::::::/ ':;:::::::-‐-::::::::i::::::::::::::::::|:::::::::⌒マ'*;:::::::\
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         /!::::::::::';:::::::::∧{     ,zf丐:::芯_ ∨:::::::::::::::::|  ,゙:/::::::
       ,::::::::::/;:::::::::::V,ィ'丐心      r':::::::}::} ,リ }!:::::::::::::::::::j / .::::::::::
.       /{::::::::;゙ \N::W゙ r':::::}:}       弋ーク  _,.⊥:仁..孑≦::::::::::::::::::::::
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      !::::`*::;_;:>'´:厶イ     丶     '"""   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
       ';:::::::::::::::::::::::::::::::::} '""     /        r≧;ァ‐-‐ッ:::::;:≠´
        \::::::::::::::::::::::::::;ハ      ̄           /::/  ⌒¨¨´
        \:::::::::::</^Yゝ.             イ::/
           `¨¨¨⌒{:  i   `iト .      イ  Κ
                  i   i         zf´     / \   ,,. -‐…‐-ミ
.                {   |        /E _/    マ^´          ,
.                |   |-‐‐- -‐ァ゙ ∧_∧         }             ′
.              /{   |    / /  } }       /            }

【花田 煌:ファランクス/シノビ】


・ファランクスとシノビが合わさり最強にみえる。基本回避率を底上げできるスキルと回避するとTP(MPみたいなモン。もう覚えたかな?)を習得。生存率を劇的に向上させた。

・そのお陰で、『味方を庇いながら攻撃を躱す』という意味の分からん事が可能に。

・4でもそのコンボは可能だが……お前それどうやってんの?

606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 01:00:44.98 ID:Hlfx/f7io
汚いなさすが忍者きたない
607 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 01:03:42.80 ID:uHLbtSny0


自慢の焔の爪が躱された事に動揺している猫を前に、今度はゾディアックの誠子が立ち塞がった。


誠子「よぉーし、なら次は私だ……」

尭深「はい、お疲れ様でしたー」

誠子「おい馬鹿やめろ! まるで私が役立たずみたいだろ! って、やっぱ熱いな……熱い、熱すぎる……これは、これは本当に……」


                        __
                       i⌒!
                       |__」___
             / ))   /    ))
             / /  / / 厂 ̄
          (  (  / ∠彡'_____
           ヽ Y__,(________,)_)
.     __rvv‐‐=孑'7(il)__(il,)ミメ、____)_)  オーバーヒートしそうなんだよォォォォォォッ!!!
    `つ { {__{コ{_{ ,'《V/》刈 /´∧_ `ヽ __)
      `⌒ ー‐'⌒ゞ≪_≫'゛厶〈 〈∧
               )`¬nnnこハ V 〈∧
           ヽ. __`竺彡'^'くゝ-く_
          ⊆二=、 ノ人_   Y_,ノ \
          r‐、ノ ノ }ヽ. _/二ヽ  \__,ノヽ
.         \ ゙く__,ミxく { 0 } i〉   ヽ.彡く
             \}_}ノノ)} ゝ=彡{、   {r、 、>、
               `i勹r/  〕}]] } )     ヾ``
            `= ′ (`=彡'!
                     Yニ彡リ
                 _|「 ;' /
                (ノ  〈ハ
                    |r=r=彳
                    |{U}i〃
                    〈竺ソ

【誠子 の氷の術式!】


    《ヾー-'";:"""`━t+-‐‐'´》
     );; '"~,;;・''' "':;'  (;:' 〈
     〉; ',; ':;,,< ・) ;;、:;;. ヾ、.   !?
    / .;''  -,.   ,:;;;:;';.'.,i,:;,,,;;ィ
    (  ;; .;'二  .,:' イゝ、 `y'ノ
    ) `': ';':.  :;: / .リ^"'wiノ、
    `ヽ   `:; ;': /    (  j
      `ー-- 、 '( , ,∧-‐∧.'
          `ヽ`ー'" ̄゛)
            `ー--‐'"~


【ホムラヤマネコB にダメージ!】

【ホムラヤマネコB の弱点をついた!】ピコーン!

【ホムラヤマネコB を倒した!】

【誠子 にダメージ!】


誠子「よし、倒したか……!」

尭深「え、倒したのはいいけどなんでダメージくらってるんです?」

誠子「いや、これはアレ。冷却が足りてないからなっちゃった。熱量過多ってやつ?」

尭深「はぁ、そうですか……」

誠子「あれ、でも熱くはあるけどTP全然使った感じしないなぁ。何があったんだろ?」

やえ「む、誠子もか……と言う事は矢張り、お前が何かしたのか?」チラッ

尭深「……まぁ、いい加減回復担当も飽きますからね。空気になるし」



莉子「(誰か、誰かあの外見にツッこむ人はいないのかな……)」
608 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 01:08:29.43 ID:uHLbtSny0

            ,.ィ=i__,.=く⌒'‐、
           /i=ノv`、=__`i、. _\
         /7{(ミ 彡))以'´(0:`、
         _/ .{::ゞ'--‐'‐'フ´ ,-'ソ\`、
     ,.-/7ハ、_ `'ー-‐‐ ''´ ,-'∠7ブ^ヽ'、
     ノ .| l:::} `ヽ/`-‐''´∠-┤| :l::::「`)
    ゝ、(`ーソ      [[[} {」=r_L.}_;|;;;| l[{l
      rソ ノ. , -_.ニ..._‐-、ヽ.__.ノK..........l:{ l
.    /`ーソl`K.(「//|ヽl. `r、`Y(O|_」 ̄「|┘l
.    /`ー// [ニ「 | || / ̄/ノ`T‐┘{!ニン'L='
   (`‐-ソレ'7 oL _ニ-‐ヽ‐(ゴ,.-、 }_____{
    ソーi (`ー`=''´  ,. イ _,.-',二ミ(〜〜〕
    ト,┴ミ‐、r…ぐ´_∠ミi //.-、.l`i二i´
.    〈rー- 、ヽi:.:.:.「´   .l l_lヽ0 }ノ/lj}
     ヽ  ヽ ヽ.:..{    ヽ.ト、___,.イ`'~り
      ヽ,,_ ! 〈.:.:.:>    rl`il| |li.{_
       l `', ノ.:.:l    ト、`''ー'''´ }
       /  :l {-''´)   ヽ`三彡ノ
.     /__  .:! li''7′     i}    {
     //7ハ .:.ミ`‐'ヽ     /| /ニヽ ト、
    〃ク ,.-}.:ミ、__/ ...:..:.:. トl lハ__ハ |ノ
   /'-‐ ''´ _/フ`i.:.:.:.:.:.:.:.:.:ソ.{〕▽[} |
  il「`ir-‐‐.ユ-'^‐'´.:.:.:.:.:.:.:..:l. Vl^V l
  `¨'''ー '´,;,;.:.:,;.:.:.:::.:.:...:..:..:.ト、  ̄ _.ハ
            ^"'' ≠= l、 `仁「 .ノ
                 `‐'='‐"


【亦野 誠子:ゾディアック/アンドロ】


・本編では出来ない組み合わせだが、アンドロ/ゾディアックは出来るのでそれ基準の話でいきます。

・オーバーヒート(攻撃力上げるけど行動する度ダメージ)で攻撃力の底上げ+弱点属性の氷術式。

・今回は普通に氷の術式を使っただけだが、実はアンドロは滅茶苦茶ロマンの塊。その内に本領発揮の時間はきます。




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                 /  /:::::/:::l::::l:::l八{_ 从:::::::l:| ___ }从:人リ::::::|
                   /  /:::::: / ::::l::::l斗苧芹` \从芹苧≧v'::/ ::::: |
                     /:/::::/::l:::八::| 乂)炒   ==、 乂)炒/::/:::::::::::|
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     ⌒ヽ: : : :.―――<\\         'ー- __   _,|      \
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              \__{     \: : : : : : : : : :}/\: : : :\         }
              {-- 八      \: : : : : : /7:l: : }: : : : : }       八

【渋谷 尭深:ファーマー/ゾディアック】


・ダークエーテル。同列(この場合はやえやえと誠子)のTP消費を0にするゾディアックの荒業。

・これにより二人はがんがんスキルを使っていけるのだ。ああ便利便利。

・残念ながら術式を使っても雀の涙程度のダメージしか与えられないが、このパーティでは少しその意味合いが変わるかもしれない。
609 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 01:12:14.52 ID:uHLbtSny0


ヤマネコA「チョットヤベェナ、トリアエズアソコニイルアホカラタオスカ……」

やえ「! 誠子、狙われているぞ!」

誠子「私狙いかー、シルエットマシンって柔らかいから困ったな……。インターミッションでサイズ差補正取るの忘れてたし」


やえの言った通り、ホムラヤマネコはうううと唸りながら誠子に向かって灼熱の爪を立てようと身構える。

が――


莉子「や、ヤーパン・ニンポーで行きます! 【忍法 招鳥】! 剣虎さん、お願いします!」

ヤマネコB「!?」

剣虎「ライコウ のみがわり!」


【莉子 は忍法 招鳥を使った!】

【ホムラヤマネコB の攻撃!】

【剣虎 にダメージ!】


ホムラヤマネコの爪が切り裂いたのは、髪の毛のオーバーマンこと誠子ではなくそれよりも前に待機していた一匹の虎だった。

攻撃された事により、虎は獰猛な視線を赤い猫に向ける。


ヤマネコB「ナンジャソリャァァァァ!!」

莉子「自分フィールド上にモンスターが存在する場合、

相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。

相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃モンスター以外の

モンスター1体のコントロールをバトルフェイズ終了時まで得て、

そのモンスターに攻撃を受けさせる……つまり、これこそヤーパン忍法招鳥! 他者に攻撃を誘導するスキル!」

尭深「それ城之内クンが使ってたマジックアームシールド……」


【剣虎 の猛虎反撃!】

【オオヤマネコB にダメージ!】

610 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 01:14:17.10 ID:uHLbtSny0



          _. -‐''"´´ ̄ ̄、`'ー-、
      / ./     .:.:.:.:.:.\:.:.:.`ヽ
       l -十''''   .:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:ヽ
.      l__.. -‐''''_.二=‐- :;_:.:.l:.:.:.:.:.:.:l
      ノニヽ!  ヽ∠=‐ぃ  `7‐.、:.:.:.:l
      } 一7   `  ̄    l:::::::\:}
       l  /           レ'⌒ヽト、
       l  \ ^           )_ノ 人:.:.\
      |   、´__.........._       r‐rく:::::ヽ;;;ノ
.       l    -‐‐    ‐'′ ノ .l-ヘ::::::ヽ
       ヽ.     ___,.. -‐ニ´-ー┴┴‐-、〉
     _,. -‐`'' ""´´    ___,,... -‐‐…‐-ヽ__r‐-、
    /  _... -‐…''' "´ ̄    __.. -‐ュニ二ニヽ ̄⊆二'ュ._

【安福 莉子:プリンセス/シノビ】


・こっちもシノビだが、こっちこっちでまた別のスキル振り。何に振ったかはナイショ。

・今回は普通にシノビのスキル、誰か一人(自分含め)の狙われ率を向上させる招鳥(おきとりと読む。ようするに囮の事)を使っただけ。

・……世界樹は戦闘中の人数は最大六人(六人目は今で言う所のやえやえの動物がいる枠)なのだが、このパーティはやったらそこを埋めたがる。六人目枠大好評。

611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 01:17:53.74 ID:00OIRfg1o
誠子さんが時を止められるようになってまう
612 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 01:18:57.05 ID:uHLbtSny0



      /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
      i ノ   キ `ヽ'
      / ×  . × i、 
     彡,  ミ(_,人_)彡ミ
 ∩,  / ヽ、,      ノ  
 丶ニ|    '"''''''''"´ ノ
    ∪⌒∪" ̄ ̄∪


ヤマネコB「グェェェェー」

やえ「よし、もう少しで倒せるな」

尭深「どうします、誰が攻撃しますか? 術式を使うならもう一度ダークエーテルで……」

やえ「いや、油断は禁物だ……ここは!」


                    ´        ` 、 r―ァ
                     ' . : : : : : : : : : : : : : ヾ  /
                ′: /: : /:::::/i∧:::i:::: i::::::::く
                  |: : /: : : :/⌒ヽ:/}:::::ト::.. ハ::\
                V/:::i: ::f斧刈 / /⌒i:::::::::i }:::〉  総員、攻撃用意だーっ!
     _rvヘ^ヽ         / ミ/|::::| " `    f斧/::::://::/
    比∧}く>'7     /::::::::/\:::ト  、 __ ` {::::イ-==く
.     人  _ノ     ヾ::::::/ ⌒ヾ 、      人⌒>:::::::}
   / __彡ヘ__ -==ニ¨¨ヽ\  `ー-y< ≧ニ=<
    ∨  _ 人   `ヽ       \:ヽ/^ヽ{ ∧ `≫
    ∨    /}          }:::r≠‐rァ=ミVi {{ r'^ヽ
      \         __,  /::八///⌒7/〈  { `ヽ ヘ
       \  _,. =-   Y^ヽ/::::::::::∨∧::{//>ハ f   /
                     |::::::i : : : : : ⌒~:::|。: : :::iヘ〉  ∧

【やえ の乱れ竜の陣!】


莉子「りょ、了解! 突っ込みます!」

煌「祭りですねー! ふぃーばぁー!!」

剣虎「ライコウ の10まんボルト!」

尭深「私まで肉弾戦闘をするのか……」

誠子「うおおおおおっ! 私にだってニンポー空手があぁぁぁる!!」


    《ヾー-'";:"""`━t+-‐‐'´》
     );; '"~,;;・''' "':;'  (;:' 〈
     〉; ',; ':;,,< ・) ;;、:;;. ヾ、.   !?
    / .;''  -,.   ,:;;;:;';.'.,i,:;,,,;;ィ
    (  ;; .;'二  .,:' イゝ、 `y'ノ
    ) `': ';':.  :;: / .リ^"'wiノ、
    `ヽ   `:; ;': /    (  j
      `ー-- 、 '( , ,∧-‐∧.'
          `ヽ`ー'" ̄゛)
            `ー--‐'"~


突然の総攻撃に戸惑うオオヤマネコ。

彼はそのまま抵抗する術を持たないまま――一気に吹き飛ばされた。


【オオヤマネコB にダメージ!】

【モンスター の群れを撃破した!】

613 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 01:19:28.14 ID:uHLbtSny0


                    ,,、
                   / ,、ヽ
                  ∧" 〉-ヽ
                  j/ヽ /-、ヽ
                  .,jヽ_〉〈__ノ イ''ii
                  i_iゞ、  7∠ニ'  ,,_      ,,-=ニニヽ 、
                  __iヽニニ''‐‐''i`゙i   `i‐--、 / -‐フ // ゝ
              /`''Y、ヽ ̄ / /i ヽ      ヽ  ∠、__ヽ彡〉
             /イ  .i i i   .ヾヽ j ヾ j‐---- 、__ゝ__二ブ
   /ミ<ヽ三iニニ==/ ヽ__ノ i i   ヾヽヽ ヾi
  〈ミ  ` ノ i    i   /ヽヽi    ヾ、 //
      ̄ヽく_  // /   ゞj,,-‐ッッヽj ∨j
           ̄ `´   //〈〈==〈冫j j二ニi
                ヽゞ_ヾソ-j ̄''' j_i_ヽ
             _,,,,,,,,,,--!、      ヾ、
        ,,,<フ ̄ ヽ     ヽ   /   iiヽ
       ヽ  ヽ-‐‐‐ゝ     ヽ__,,,j-‐‐、 j j
         ゝ、イ    ヽ__,,,,,,,ノ i i´´j j‐-!、
        ヽ ∧ヽ  _ゝヽ     / j- ヽj--、 ヽ、
         ヽ  ヽ´  ヽ ヽ   / /-‐''イ ゝ `ヽヽ
          ', /ヾ 、   ヽ j  j  ji-‐!ヽ∠二`ヽ.i
           ''ヽ/ フ  ,,,--ヽ i ,,,j_j j ̄`ヽ、  i
            ''´\ / /ニゝ. i/ j  ヾi ̄`ヽ、 ヾ‐,、
               ,,>/‐‐ヽj  j=ニ二ニニ= 、 ゙/,,,!.',
              /フ'''''''''‐シ ̄i彡彡三三三ミミヽ ,,,〉
              ヽ〈     .i_j彡"彡三三三ミミミi
               `''''''''' ̄ヽニi彡彡三三三ミミミミi
                      ',彡彡三三ミミミミi
                      ∨彡彡三三ミミミi
                      ∨彡彡三ミミミミi
                       ∨彡彡三ミミミ.j
                       ∨彡三三ミミ,'
                        ヾ/,,二ミヾ"
                        ヾ"   ソ
                          .\/

【小走 やえ:ビーストキング/ショーグン】


・もともと受動的な剣虎を無理矢理動かす乱れ竜の陣(自分以外の全員で攻撃するスキル)。

・これによって本当にニワカは相手にならなくなった。皆の頼れる司令塔かつ王者になってしまった。

・あとAAに他意はない。ドリルだもの仕方ない。

614 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 01:22:32.00 ID:uHLbtSny0
ここまでご覧いただき、ありがとうございました

それでは莉子達が初めて出会うフカビト(断罪の間に放りこまれてる)の安価をしますぜ

ある意味で可愛そうなソイツの正体とは! >>616
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 01:23:08.80 ID:I0BKdDmDO
いくのん
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 01:23:41.87 ID:kqK6VAF0o
善野
617 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/19(水) 01:29:04.67 ID:uHLbtSny0
ヨシノサン!? あれ、あの人喋ったことありましたっけ?

とりあえずやってみます、お疲れ様でした
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 01:41:52.47 ID:00OIRfg1o
おつ
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 19:27:03.23 ID:L+U5NNqAO
このスレを見てDS持ってないのに世界樹やりたくなってしまいました
告訴します
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 20:12:53.20 ID:8Q8Mi5cv0
メタルマタンゴとは言ってたけどまさかオーバーマンになるとは思わなかったよ…
AAだけ見ると最強に見えるから困る
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 20:43:55.50 ID:mKGCTg+wo
そういやOPの歌詞でメタルオーバーマンとかあったな
622 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 00:34:05.06 ID:72rEh9FB0
>>619 買えよ(直球)
>>620 全く関係ないですが昔「最強のロボットは何かというテーマ」でゲッターエンペラー派の友人と殴り合い寸前になった事があります、そんな私はゼオライマー派
>>621 あのダンスを人体で再現してください誰か

それでは再開します 最後に選択肢安価あると思いますので、もしよければどうぞ
623 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 00:35:04.57 ID:72rEh9FB0


 世界樹の迷宮10F 『燃える靴音は不屈の行進曲』


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_i,_____i__' ニ;/ |  |  |  |  |  | Y'ニ,,,,__i,,___,_i,,,,___i,_'ニ;/ |  |  |  |  |  | Y'ニ__i,,,,__i,,,___,
i,,,,__i,,__, 、,_|-‐|_|_|_|_|_|_|_|‐-|i,,,,___,i,,__人_::;i,,,,__i|-‐|_|_|_|_|_|_|_|‐-|_i,,,__i,,____i,,,,_:.
__,i,,__.:.:.:.__i,,__|-‐|_|  |  |  |  |  |[|‐-|_,i,___,,_i_ _i__|-‐|_|  |  |  |  |  |[|‐-|_,,i,,__.:.:.__i,,,___
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__i____,_i,,__|-‐|  |  |  |  |  |  |[|‐-|_i,,,__i,,___;;i,,,,_:._|-‐|  |  |  |  |  |  |[|‐-|,_:._i,___,,i,,__,i
,,,,__i,,____i,,|-‐|_|_|_|_|_|_|_|‐-|i___i___i,,,,__i,__|-‐|_|_|_|_|_|_|_|‐-|_i,,,___i__,,_i_,,
ニiニニiニニiニニiニニiニニiニニニニiニニiニニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニニiニニiニニニiニニiニニiニニiニニニiニニiニニiニニiニニ


動かない巨大ミミズのお陰か、何とか下の階へと辿り着いた彼女達。

10Fには大きな広間が広がっており、その中心に何やら怪しげな建造物が一つ建っている。

624 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 00:37:38.74 ID:72rEh9FB0

もこ「……どうも」ペコリ

莉子「あ、ど、どうも……」

もこ「ここが断罪の間。フカビトの一柱、深王の敵を捕らえ、隔離してある場所……迷わなかった?」

やえ「迷ったとも……エスコートぐらいほしかったね」

尭深「お陰で随分歩かされましたしね」

誠子「あれ? 皆飛ばなかったの? 空。皆もフォトンマット使ったらいいのに」

莉子「……」

尭深「……」

煌「……ふむ、考えるにそれはサブクラスでアンドロを取った人の特権なのでは!」

誠子「あれ? そうなのかな? いやぁ、もしそうだったらいいなぁ。何か選ばれし者の特権みたいで!」

莉子「(選ばれし者の特権で人である事をやめるとは……)」


どこか遠い所へ行ってしまった(点数的にも人間的にも)誠子に憐れみを抱きながら、莉子はもこが一つの頑丈な扉の前に立つのを見た。


もこ「この特殊な扉の向こうが断罪の間、フカビトがいる所……気をつけてね」

やえ「確か、人の感情を餌にするんだったな……」

もこ「そうそう、だから努々気を付けてね……面倒になったら人間ごとその感情を食べるのがフカビトだから」

莉子「えっ? ……えっ? ちょっと待って下さい何その……」

もこ「まぁ私はアンドロだから狙われないけど……それじゃあおーぷーん」ガチャ

莉子「き、聞いてよ!」


軽やかに莉子を無視しながら、アンドロの少女はがちゃりと戸を開けた。


やえ「人類の敵、フカビトか……」

尭深「インベーダーみたいなのだったら嫌ですね……ヴェイガンぐらい異星人だったらいいのに」

誠子「あれは普通に人間やってるじゃないか……」

625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:38:53.52 ID:csijdNP4o
ヴェイガンは人間じゃない!
殲滅する!
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:41:36.39 ID:U+TcY4Vto
いざとなったらメタル亦野さんに対話してもらう
627 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 00:45:03.24 ID:72rEh9FB0


莉子達は扉を開き足を踏み入れた小部屋の奥に、静かに瞑想している人物を発見した。

それは、人に似て……、それでいて明らかに人ではない形状を持った不思議な人型の生物であった。


                  _ .... -――- ..._
              _...‐ '" . . . :.:.:.:.:.:.:.:. . . `ヽ、
           _. ‐ "   . .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ
         _.-'"    . .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. .`ヽ
       / /.:.  .: .:.:.:.:_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:ヽ
      / /:.:  :.: :.:.:.:.:ヽ`ヽ;.:.:.:.i:.:.ヽ:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:V:.:.:.:.:. ヽ
    /  /:.: :. :.: :.:.:.:.:_:.:.ヽ `゙l:.:.ヽ:.:.ヽ:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.: ',
       /:./: :.:.: :_/ \ |  |:.:ト;.iヽ;.:.ヽ:.:.:.l:.:.:.:.:.:.l:.:.:/:.:.:. l
       //l:.:l :_.y \l>  ヽ  l:.l_..-''"ヽ\:.:l:.:.:.:.:.:l:.:/:.:.:.:. l …………
        l/ l:/l l  \      l:.:l  ―-‐' ヽl:.:.:.:.:.l:/_:.:.:.:.:.l
        l  |. l :〉        ト‐ヽ     |l:.:.:.:.:/^ |:.:.:/:|
         ';:.:|         ,'  `     l:.:.:/ l:/ l:.:.ハl
             ゙y          ,'         l:.:/_ /ハ/
          l         ,'  _ ...     / / Y:/
          l         / ´       /  l/
           ヽ  _ ...... _ |\      /   |
           /"´    `ヽ、\__.... '´   / ̄ ` ゙ ''―-i
            l"       ├l       ,'  l        |
           l _..-‐  ヽ.、 l. 'l _ __..ノ ._l    _.-''゙ヽ......__
           l/       `ヽ_...|  |   / |  ./        _.`二ヽ、
            /          ヽl  |    l /      _... - '"´   ` ゙ヽ
         /            |  |    ´ /:   /           ',
       _..-'|             | /     /:  /                 |
    _..-'"   l             l./      |:::: /     _ .. - '"       |
  _. ''"       |             |         l::_... ― '' "´           |
 /          l             ヽ.. _    |"                 l
./          l              ヽ `ヽ、 l                    l

628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:47:15.90 ID:CcfVFsNko
レイバーは飛べないもんな…
629 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 00:49:32.10 ID:72rEh9FB0
莉子「ね、寝てるんですかね……?(というか普通の人間にしか見えない……)」

もこ「いや……瞑想してるだけ……でも、コイツはこのままだと中々起きない……この姿は擬態だし……」

やえ「む、じゃあどうするんだ?」

もこ「こうする」


言いながらリボンを付けた少女は――ぱんぱんと手拍子を取り始めた。

タイミングを見計らうように大きく息を吸い、そして言う。


もこ「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの! はい、ご一緒に……」パン!パン!パン!

莉子「え、ええ……? そ、そもそもよしのって誰なんですか?」

もこ「あれの『仮初』の名前。嘘だと思うかもしれないけどこの手拍子をすることにより、仮初の芳野の姿を取り払い本物の姿である善野(ぜんの)としての存在を取り戻す……という訳で是非ご一緒に」

莉子「そ、そんな事言われても……というか今は芳野(よしの)で手拍子の力で善野(ぜんの)って意味が分からないんですけど……」

煌「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

莉子「も、もうやっていらっしゃるー!?」


すばらの順応性の高さに驚きながらも、莉子達はしぶしぶ手拍子を始めた。


誠子「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

尭深「よっしーの。よっしーの。よっしーの。よっしーの……」パン!パン!パン!

莉子「よ、よっしぃーの……よっしーの……」ペチンペチン

やえ「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

芳野「…………

        /         \            \
         /           ヽ                ! ヽ
       l             ヽ           | ハ
         l              ヽ                 l
      / `丶、                             l
        {、   `丶、            __.. -‐ 、         l
      〉丶     ` ー      { , -‐- 、_   V       l   少女達よ……
      |:::::::` ー- __      r‐ '´      \  V ̄  ‐ ハ
       l:::i:::::V |:::::::::::` ー- 、/ ゝ-‐ ⌒ ‐- 、\ V     ヽ  芳野じゃなくて、善野だ……
        レ'|::::/,-V::::|:::::://  `(´    ,.-- ..__      V___   ハ
        |:::ハ 、V::|::::/リ `==,ゝ‐ ´ __        }:/::::::/リ ̄´
        |ハ::::\ V!::/     ` ̄//`i      l//:::/
        レヘ:::::ヽリ、l               l       |//
           \:!:::|ヽ          l      /
            >ゝ \      , --l      {
            / \    丶、     ̄´!      ヽャ、
          /   丶、    `i 、__.イヽ     / }
         _/       `丶、L」  /  ヽ  /   ヽ
       ,. '′\  、      /´}|::::l ,′ / > '      ヽ
  , − ´ , '´ ̄\ \    /  l!::::l_」ゝ/,/          ノ`T ー--
´   ,.  '´      \ ヽ /  ||:::::l::::/           /   ヾー-、


630 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 00:54:16.09 ID:72rEh9FB0
大声で繰り出されるよっしのコールに、目の前のフカビトはぼそりと呟いた。

――しかし、もこは連呼を止めようとはしない。


もこ「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

莉子「ちょ……あ、あの! もう何か反応してるみたいですしいいんじゃないですか? これ以上は……」

もこ「駄目。まだ本性を表していない……よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

誠子「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

莉子「(ぜ、絶対怒られる……)よっしーの、よっしーの……ぜんのさーん、ふぁいとー……」ボソッ


全員「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!


容赦なく降り注ぐ芳野コール。

目の前のフカビトはそれにじっと耐えていたが、やがてゆるやかに目を開け、不機嫌そうに言う。


善野「だから……芳野じゃ「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

「よっしーの! よっしーの! よっしーの! よっしーの!」パン!パン!パン!

善野「…………だから、だからなぁ!」


とうとう我慢の限界が来たらしく、フカビトはがばりと立ち上がり彼女達の方をきっと睨み付ける。

怒りに燃えるその青年の顔は――なんとどろどろと溶けていくではないか!


莉子「!!!」

尭深「ちょ、え、何? あれは……」

誠子「こ、これが人類の敵、フカビト……!」

善野「今更かダボが! 散々人を舐め腐りよって……おどれ、目にモン見せたるからなァ!!」


中から覗く幸薄そうな女性の表情を怒りに歪めながら、彼女はそう吠えた。

――その瞬間元は顔だった筈の融解した液体が、魔物の姿をとって彼女達に襲い掛かる!

631 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 00:57:42.34 ID:72rEh9FB0


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:.:.:.|:.:.:.:.:.∧\            /:.:.:l:.:.|l  \_j           ヽ              |_,ノ
.\!:.:.:.:.:.:.:.:\上_   ー ┬ -<:.:.:.:.:.:l.:.:|l    |      /´ ̄ ̄ ̄`\        |
:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.\厂 7 7┴ァ<─ 、:.:.:.:.l:.:.|:l    |      〃           ヽ       |
:.:.:..:.|:.\:.:.:.:.:.:.:.:.\/ /  /o入   \:.l..:.|ヘ    |      {{_!_________j_}       |
_/下.:.:.|7 ̄7 ̄7 /  /  ) \  |\:.|:.ヘ    |         ゙  ̄   ̄ `         |
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   |:.:.:.:| \ \j /  /  )  //    .l\:.:.:.|    |                    |


【フカビト が現れた!】

【フカレディ が現れた!】

632 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 00:58:51.73 ID:72rEh9FB0
AAズレッズレやないかー!ばかー!


もこ「ごめん、怒らせ過ぎた」

莉子「そう思うなら手伝ってくださいよ!」

もこ「いや、ここでそっちが倒れるならそれはそれでいいかなって」

やえ「よくない! ……クソ、いきなりの戦闘で準備をしていなかった……悪いが今回動物は呼べん! 完全なTP切れだ……」

尭深「(ダークエーテル打つのサボらなきゃよかった……)」

煌「! 女の子の方から来るみたいですね!」

莉子「!?」


      __, ‐ ――   、
     / / 」__i!__l__i ヽヽ
     ーイ >  < |リニ}
     〃{  r――v/│|
      ーイ ̄{⌒Y¨ }Li」 ハ
     /  f ¨¨|¨ { |   ヘ
    /  i∧__,ハ__V    ヘ
   イ/ /l ノ    ヽ ハ_」>ゝ
     ̄¨ ¨>=≠==<¨
       / ー ノ ハ
       /        l
        {ココココココニ}
        | ! !│
        |__| |_」
        ノ」  }」
       ー '  ー'

【フカレディ のディスエレメント!】

【フカビト達の 属性耐性が上昇した!】


莉子「攻撃……はしてこないみたいですね。補助技だったのかな……」

誠子「何だっていい! 奴にとどめを刺すチャンスだ!」

尭深「技を出した直後なんだから少しぐらい警戒してよ……」


633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 01:00:03.22 ID:QKOyE9x3o
よ、よしのやせんせい!!
634 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:03:40.99 ID:72rEh9FB0

                _
          _ ,. ―┐ ___ _
         /-‐<´/, ―┴――― 、_,-
        〈_/>丱〈ス<二三―‐、__ノ
        _>‐〈K大大┴i ̄ ̄\ \___
     , -、/ /,コ.{{〉〉〈〈}}/i⌒i>ミ. \___ノ
    〈  __/rf´ {ミ刄=才メ 〈〈 ̄\\ \_
       (  ソ// }``'´__从} r、l__. ヽ
         ソ/ ̄ ̄```Zo.Eュl '´
         ( ∠○='' _ム┴'-‐'´
         ト` --‐'' ´、i::i` ̄i´
         i∨__ノミメ 、i {i {i、
         ∨∽`ヽ|  |/,ゝ‐`、
          l、O _从   i i   ヽ
          〉⌒ミメ   ∨   ∧
          乂>‐ミ}    ∨   ∧
           〈∠!/ヽ   ∨   ∧


【誠子 の氷の術式!】


    r' ⌒ヽ
    |   |
    r┴┐ |
   {_(5´ ⊂)   あきらめたら
    |   ノ   そこで試合終了ですよ
    |   ハ       __
    ゞ-、イ     /    `ヽ
    | iヽ|     //LLLL| l_|
    | | |     7 TT,/ / ̄{}
    L| |      `ー-厶1   |
    U‐┤        | ||l  \
     |l |        | ||l  \\
     || |        rL_|l\__ \\
     |L_|__      /二二二ノ ̄ ̄´
     └─┘     └──┴┘)


【フカビト のかばう!】

【フカビトは 味方をかばった!】

【フカビト にダメージ!】


煌「おおっ、私と同じディバイドガード使いとは……すばらですっ!」

やえ「いや、そういう問題ではないと思うが……」

誠子「というかわ、私の氷が全然効いていないのですが……」

尭深「やだなぁ、いつもの事じゃないですか」

誠子「やめろ!」

莉子「でもあの人、物理にも強そうだし……氷に強いのはさっきのスキルのお陰かな……」


(※ディスエレメント……属性に強くなりやがるとっても面倒なスキル)


635 :ひだまりは四期もやっぱりひだまりだった ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:08:41.75 ID:72rEh9FB0

片方が属性耐性を有するスキルを打ち、もう片方の物理に強い方が攻撃を庇う。

早くも詰みそうなコンビに焦りを感じながら、やえが言う。


やえ「くそ、私が剣虎を招来できさえすれば!」

尭深「アムリタ(TP回復薬)ももう無いですからね……」

誠子「属性攻撃が効かないとか既にマズイような気がするんだが……」

煌「まぁ私はいつも通り根性で守るだけですけどねー!」

尭深「守ってもらっても攻め手が足りないですよ……」


四人がそう言う中――只一人莉子だけが自分のこここそ活躍する場だと確信していた。


莉子「(最近皆の役に立ててないし……煌さんには迷惑掛けてばっかだし……ここでいい所見せなきゃ!)【リセットウェポン】!」

| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|                                |
|               , '  ̄ ̄ ヽ、         |
|           ,' /          ',            |
|           ! /       l,i,;|        │
|          r┤ ,, ,;;___ /¨ヽ          |
|          }(二j  (二 { {   〉      │
|          ( :};;;;;}   (;;;;;;)  V―ノ       |
|         `| ノ  ` "   /´ i}        │
|            { (  ,ヽ  /; {ノ ノ ,'      │
|          / ̄ ̄ ヽ |;,;, | '         │
|         ーr――‐'   /|             |
|          ヽ  ̄   /; l ' ,           |
|             _, >== '  / >、  、         |
|       - '  //vz ' ¨  / |\  ー      :|
|     , - …7¨ レ{´ /\/  │ \      |
|     /   /   |/⌒| イ      |     ` - .、   |

【フカビト の強化を打ち消した!】

【フカビト にダメージ!】


プリンセスが相手の強化を散らし、ダメージを与える。


莉子「誠子さん! 強化外しました! 氷星術お願いします!」

誠子「え? ああ、分かった……フィッシャァー!」


【誠子 の氷の星術!】

【フカビト のかばう!】

【フカビトは 味方をかばった!】

【フカビト にダメージ!】


636 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:12:36.41 ID:72rEh9FB0
誠子「おおっ、本当に無くなってる……! 勝てる、勝てるんだ! TP残り少ないけど!」

尭深「じゃあ駄目じゃないですか……」

莉子「……いっ、いえ、大丈夫です! 私のTPはまだまだたくさんありますから!」

やえ「……言ってはなんだが莉子のTPがいくら足りていようとも、属性攻撃を使えない限りは……」

莉子「大丈夫です! ……多分!」


途中まで言いかけたやえの言葉を抑えるようにして、莉子は印を――ナルトの『兵の書』でいう所の未、巳、寅の順で編んでいく。


莉子「行きます! これが究極のヤーパン忍法……【忍法 分身】!」

やえ「な、何っ! まさか分身とは――!」

莉子「はい! 二人に増えるんです――」


     _.. ...,,,、        i'''''"''''''''ー 、,                                  _.. ...,,,、        i'''''"''''''''ー 、,       
  /⌒liヽ、  ヽ、         l       `゙ヽ、                            /⌒liヽ、  ヽ、         l       `゙ヽ、
  /、''ノ ノ へ  ヽ、      ,ゝ、        ヽ、                           /、''ノ ノ へ  ヽ、      ,ゝ、        ヽ、
  l、` '/   i、、 ヽ、   i            ヽ                          l、` '/   i、、 ヽ、   i            ヽ
   ヽ、_   〃i ヽ  彳ゞ/             l                           ヽ、_   〃i ヽ  彳ゞ/             l
     `'ヽ 、.!ー-..'.,' ,-' l               l〃''- 、,,,    「ガウリ隊長が!!」      `'ヽ 、.!ー-..'.,' ,-' l               l〃''- 、,,,
         `'lー ',.r-/ト           ,,.、、/l、__...   `゛'ヽ                         `'lー ',.r-/ト           ,,.、、/l、__...   `゛'ヽ
          ヽ, 'l  |ヾ  l ゛ '''' ―‐''''''" ̄  l.!  / ,`丶、 /                         ヽ, 'l  |ヾ  l ゛ '''' ―‐''''''" ̄  l.!  / ,`丶、 /
          /l  |  | iヽ  l、        ,_ ノ l /  /  / `ヽ                         /l  |  | iヽ  l、        ,_ ノ l /  /  / `ヽ
         /   l │ !.!  ilゞ、;,-;;;;;;、 、=ぃ'ノ l /  / /    ヽ                       /   l │ !.!  ilゞ、;,-;;;;;;、 、=ぃ'ノ l /  / /    ヽ
        r  ! 丶 l  lヽ  |\,,.~.,,'‐""´ ゛゛゛ //  / //     l                      r  ! 丶 l  lヽ  |\,,.~.,,'‐""´ ゛゛゛ //  / //     l
          l  !  ヽ i  i   リ 、       ,〃  / /'´      l                       l  !  ヽ i  i   リ 、       ,〃  / /'´      l
        l   ヽ  `、i  ヽ/゛ 丶、      , ' /  //,'´       l                     l   ヽ  `、i  ヽ/゛ 丶、      , ' /  //,'´       l
       /   、、  ヽi  ヽ    ` ー‐ '´ /  /、  i        !ヽ                   /   、、  ヽi  ヽ    ` ー‐ '´ /  /、  i        !ヽ
       l     、ヾ   ∧ ヽ        /  /  i  i   '´      l                   l     、ヾ   ∧ ヽ        /  /  i  i   '´      l
        /      ヽi / ヽ  ヽー- 、___ /  /   ヽ i, '´        ヽ                   /      ヽi / ヽ  ヽー- 、___ /  /   ヽ i, '´        ヽ
     /           Y   入 ヽー- -/   /, へ   ソ  -_-;;,.´     ヽ               /           Y   入 ヽー- -/   /, へ   ソ  -_-;;,.´     ヽ
     /      - - ヽ  | ヽ ヽ--/  /   ヽ i, '´ '´                       /      - - ヽ  | ヽ ヽ--/  /   ヽ i, '´ '´


尭深「なんだガウリ隊長がか……」

やえ「莉子が二人に増えたら困ったが、ガウリ隊長が二人ならいいな、別に」

煌「ガウリ隊長前の時も出てましたもんね!」

莉子「はい! ガウリ隊長は忍法を監修して下さってる凄い人ですから!」

煌「ヤーパン忍法なら仕方ないな!」

637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 01:14:44.48 ID:ksrwjNC6o
おかしい、迷宮に潜るはずがいつのまにエクソダスになってる
638 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:18:33.73 ID:72rEh9FB0


【本日の男ポイント】


          _. -‐''"´´ ̄ ̄、`'ー-、
      / ./     .:.:.:.:.:.\:.:.:.`ヽ
       l -十''''   .:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:ヽ
.      l__.. -‐''''_.二=‐- :;_:.:.l:.:.:.:.:.:.:l
      ノニヽ!  ヽ∠=‐ぃ  `7‐.、:.:.:.:l
      } 一7   `  ̄    l:::::::\:}
       l  /           レ'⌒ヽト、
       l  \ ^           )_ノ 人:.:.\
      |   、´__.........._       r‐rく:::::ヽ;;;ノ
.       l    -‐‐    ‐'′ ノ .l-ヘ::::::ヽ
       ヽ.     ___,.. -‐ニ´-ー┴┴‐-、〉
     _,. -‐`'' ""´´    ___,,... -‐‐…‐-ヽ__r‐-、
    /  _... -‐…''' "´ ̄    __.. -‐ュニ二ニヽ ̄⊆二'ュ._


【ヒューズ・ガウリ】


・OVERMAN キングゲイナーに出てくるおっさん。影の薄い隊長キャラから突然忍者へとランクアップした謎の人物

・シベリアの寒い大地が舞台の筈のロボットアニメで、ただ一人忍法を使って大暴れする(しかもロボットとは特に関係ない忍法)

・このスレでは基本的に忍法監修担当。こんな事をしなきゃなんないもの莉子ちゃんのAAが足りないのが悪い。誰か戦犯顔以外も作って頂きたい

・そしてさっきのレスは煌→やえである。これが忍法変わり身の術
639 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:22:31.57 ID:72rEh9FB0

やえ「しかし、分身したはいいがどうするんだ? 男の方は明らかに物理攻撃に強そうだが……」

誠子「そうそう、属性攻撃じゃないと駄目ですよ、やっぱ」

莉子「いえ……いけるんです……それが! 行きますよ……! 【ファイアアームズ】!」


(※○○(属性が入る)アームズ……味方の武器に対象属性を付加するプリンセスのスキル。最初の方に莉子ちゃんが使ってましたね)

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    ` >-、_          `ー'ゝrノ/         ̄ ` ー-- ,
7´`ヽ´:;:;:;:;:;i   ̄`_ー、_       |ノ i              /
iリ r`iヾ:;/ ̄   ̄ヾ,`ー 、ー-、_     /           /
l V r', `゙      ‐t_ラヽ._ゝ...ノ.::..;`_,_7           / 
ヽヽ(;,          -‐'.::..  -〈fjュ/=─------──/
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 ヽ i        ,..    -.:._...::,!./;:;:;:;:;:;:;:;ヽヽ、 /
,;,;,;,;ヾ 、   i   ト二_ー - 、_,」 ̄/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/
ヾ;,:,:,:,:,ヽヽ ヾ ├、__`.ユT´./;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/
,:,;,ヾ,;,;,;,;,;,ヽヽ.  ` 二二ニ´.:./;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/
,:,ヾ,:,:,ヾ:,:,:,:,:,ヽ`ヽ、__.::/:;:;:;:;:;:;:;:;/


【莉子 の武器は炎を纏い始めた!】


煌「成程……これで敵を叩くんですね!」

莉子「いいえ!」

煌「え?」

莉子「いきます、これが分身した本当の理由――」


莉子はそのまま炎を纏った武器に手を近づけ――そしておもむろに火薬をぶつけた。


莉子「――【エミットウェポン】!」


                    ____     __
              バチ  ヒニニl\_ /, ┘
━━━━━━━― ☆. }∀゚/ ∠/━━━━━━━━━━━━━━‐
―――――――‐  A ノー‐'フ''⌒i――――――――――――――
━━━━━━―‐ 0○ニ二))____ノ}━━━━━━━━━━━━━━━━‐
――――――‐‐ / ̄ ̄7´ ̄ ̄`日――――――――――――――
━━━━‐ r-、__ム -‐l| ̄| ̄ト、 ̄`フ.ニーz..__━━━━━━━―//,
―――ー.「 l|\___,/ .l| | | Y´「 |  (○ lIエニ二)二二)二二)三)= ' ボゥン
━━━‐ |_.lL∠ -ゝー!l.-┴'''T¨|{ニ'''iー-∠∠_━━━━━━━‐ヽ\`
――‐ r'´.:.:.:`==ァ-‐…`''==ヲ  ))`l'''ー--、,,__``ー 、―――――――
━‐./., .-‐-、∠二二,-‐‐∠,---{.  l rー、|ー-|``ニ.._ヒュ━━━━━━━━━‐
― |l.::((:.:.:.:.:j-‐‐‐-i l.:.:(.:.||_{ ',(CL..┴┴-i⌒ヽl l___l}.__\―――――――
━└=`ー-‐'…ー-ヽ.';_;_;_;ノー-‐'" ̄¨l「`iCi ノー-r'´cヽ」━━━━━━━━━‐
                       ``''''''´    ` ー'′


【莉子の武器が まぶしい光をはなつ!】


莉子「これぞ! ヤーパン忍法・火炎車ぁ!」


【フカビト にダメージ!】

【フカレディ にダメージ!】
640 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:26:52.25 ID:72rEh9FB0
やえ「こ、これが莉子の真の力か……!」

尭深「しかもキッチリ炎のダメージ乗ってます!」

煌「すばらっ!」

誠子「……私の存在意義が消え去っていく……」


(※エミットウェポン……武器に付与した属性を開放し、その属性で敵全体にダメージを与えるプリンセスのスキル。前準備が必要なものの、威力は高い)


尭深「成程……このコンボの為に分身をしたんですね……」

莉子「はい! さらに、おう一度打てます! 【フリーズアームズ】!」


【莉子 のフリーズアームズ!】

【莉子 の武器は氷を纏い始めた!】


莉子「そしてもう一度【エミットウェポン】!」


          _. -‐''"´´ ̄ ̄`` ''ー-、..____
      /   ____      .:.:.:.:.:.:.:.、ノ
       l‐'''"´    ```''ー-、:.:.:.:.:.:.::.:.:ヽ   フハハハハ!!
.      l__.. -‐''''_.二=‐- .,」:.:.:.:.::.:.:.:.:.:ヽ   デビル忍法・乱れ吹雪ぃ〜!
      ノニヽ!  ヽ∠ ̄/   l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
      }\」7____ `  ̄  ._,.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i         , -‐-、<^ヽ
       l-‐'´   ``' ー ' ´.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..l      /. : : :.:/ レく
       l         .:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.l.    /二._`>'´/l l
      |       .:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l   /. : : :/./  l l
      l     .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.l‐''´.:.:.:.:.:.:.:.:L,/. : : ://     l l
      ノ        .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:L._//      l l
    //     .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l .:.:.:.:.:.:.:.: -‐''´.:.:.:.``''ー- ._    ノ
  '"´ ∠ ..,,_________________,,,.... -┘.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: - ‐‐…ー- ``


【莉子の武器が まぶしい光をはなつ!】


【フカビト にダメージ!】

【フカレディ にダメージ!】

641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 01:28:29.21 ID:csijdNP4o
うおっ、まぶし!
642 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:30:31.09 ID:72rEh9FB0


莉子「このコンボを! TPが切れるまで! いつまでも! 撃ち続ける事ができます!」ピキーンピキーン

莉子「当然! 分身は体力、TPを二分する事になりますので乱発はできませんが……それでも! 倒しきるならばこれで……十分です!!」ペカァーン!


【フカビト にダメージ!】

【フカレディ にダメージ!】

【フカビト にダメージ!】

【フカレディ にダメージ!】

【フカビト にダメージ!】

【フカレディ にダメージ!】

……

…………


        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          | これぞ! ヤーパンニンポーワカメキンクリィィィィー!!
    \  \
          ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ____    __
      \ヒニニl\_/, ┘
        }゚∀゚/∩/
       ⊂/  ,ノ
 ̄  ̄   「 _  |〜 ト  ̄  ̄  ̄
       ∪ ヽ l   オ
       /  ∪  \
  /       :    オ
     /    || .   ォ  \
     /     | :   ォ  \
    /       .
           | .   ォ
           | | : .
           |:  .
           || .
            .
            |
           | | : .
           . : .

【フカビト を倒した!】

【フカレディ を倒した!】




643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 01:32:54.30 ID:ksrwjNC6o
ヤーパン忍法強すぎ問題

莉子ちゃんは何度見ても敗北シーンが泣けて……
644 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:33:43.58 ID:72rEh9FB0


……

…………


善野「なんや……普通に様子見に来ただけかいな……食事とかではないねんな……」

莉子「は、はい。一応……」


すっかり機嫌を直した善野こと人類の敵フカビトと、おそるおそるという感じで会話をする莉子達。


もこ「これは一応フカビトの王こと、真祖。大体のフカビトはこれから生み出される……」

やえ「さっきのように、か……」

尭深「あれ? この人が全てのフカビトを生み出してるんなら、ここに隔離している時点でほぼ勝ちなのでは……」

もこ「残っている数が多すぎる……増加こそ抑えられているけど、唯それだけ……」

善野「ここのマグマの迷宮よりも下に、私らの住処があんねん。あんだけおるねんからもういい加減私の事を助けてくれてもええ時期なんやけどなぁ」

莉子「ず、随分とのんびりしてますね……」

善野「まぁ……ほぼ不死身やし、私。このロボットの子が壊れるまで、気長に待つわ」

もこ「そんな事は絶対ないけど……これでフカビトの事は信じてくれた?」

やえ「流石に、な」


彼女達がそう言うのを聞くと、もこは無表情のまま安心した旨を伝えた。

後は再び深都に戻って深王にお目通りして欲しいと、もこは告げる。


誠子「何か気が抜けたら一気に熱くなってきましたね……帰りますか?」

莉子「そ、そうですね……えっと、それじゃあお疲れ様でした……」スゴスゴ


莉子達は、もこと善野を交互に見つめた後この場から出ることにした。

645 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:36:59.70 ID:72rEh9FB0


深都 -The Deep City-

                               ____     -―-――-     ____
                            {^7/////////>'´.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::>^7////////ヽ
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   皆の衆、ご苦労様だし!          ∨////.:/.::.::/.:: /:{.::.::.::j.::.::j、.::.::.:∨'////////
                             V//.::.:/__/{/{八.::.:/ハ.:;小.::.::.::.:∨ //////
                              ∨.::./ニニ/     \{ j/ ∧.::.::.:: ∨'///
       rー-、                        /.::./.::.::./ \         / ヽ.::.::.:: V/ヽ
  (⌒丶 ヽ、 \                 人_ ,′.::.::.:..イ〃ア心.     ィチ心ヾ '、.::.::|.::.::.: ',
.  丶、_ \\ \               `Y´ :.::.::|.:/:.:ハ { ト//ハ     ト//j | }ハ.::.::|.::.::.:: i
  __\  ̄   \  ___               |.::.::| :.: ::.:.: 弋)...ソ    弋)...ソ  jハ.:: |) ::.:: |
 (___ ̄       >'´ __ノ            |::|/|.::/.::.::} :::::::  ′   ::::::::::::  }|.::.|.::.::.::.:| _人
    _>     -―/   /                  j/ |.::|.::|从     t‐'`ーvi    イー|.:∧ .::.|::| `Y´
  ( ̄ __     __∠、                 Y:∧:/> .   、  _ノ  イ:/|.::.|/|/|.::∧|
   ` ̄   `ー<、    \         /弌ー─'´ ̄∧丁Tー=≧rー- </ |/|/ j/∨ |/
           \     丶、     {_>ヘ    ⌒| |    {┘    (ヽ、
.               \         ー‐=<    }  /   八∨   |       } \_
                             |l  /  / ∧∨   |──---/  /> 、
                 丶、 _____..   -<{_/ ̄丁 ヘ.\ ∨     / //   }
                                  │   \\_∨  :/// {/   {


池田「これでちょっとは私達の事信用してくれたか? 用はここまでしつこく妨害したのも、本当に人類の為なんだし!」

やえ「成程、納得させてもらったよ……それで? 私達はこの後一体何をしたらいいんだ?」

池田「そうそう! その事でもう一つ頼みがあるんだし! もこー……はまだあっちか。なら私が説明させてもらうからな!」

尭深「待った! このタイプのSSで長文説明は無理すぎます! 三行でお願いします!」


池田「              ,..:::-----:.. 、
                /::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
              /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
             /::::::/:::::::::::::::::\:::::::::::\::::::::::ヽ 
             /::::/::::::/::/{\ヽ\:::::::::::\::::::::ヽ   11階に
            /:::/\/ /    ヾヽ \:::::::::::ヽ:::::::',
            /:::/:::::/ /        _.\:::::::::',:::::::l   海都からの
           /::/\/ _\    /´_ ヽ::::::l::::::::l
           /::/:::/Y´し牟ト、   イ´r`ヾ'::::::l::::::::l  不法侵入者がいるし!
          /::/::/ { ヒ{::爿    .ヒ{:::爿 / }:::::l:::::::::l
         ./:::/:/::ヽ', `ー´  ,   `ー´ /ヽ:::l::::::::::l
         /::/'l:/::::::::ハ      _     /ノ:::l::l::::小ヾ
        /"  {小::::{:::l丶、  ` ー´  .∠小::::l::|:リ
             ヽ小l::::::r `i> 、 _. ィ´{ミヽリリ州/
          z ''"´ ̄ ̄ {´|     ! 7 `丶、
        /´¨\       ヽ      /     ` 丶、 _
       /    \/´ ̄_ ̄_丶、__ _ /       / ヽ
    ,, "    , '"´  _ `丶、 `ー-´ /      / ./  ヽ
 /"    ,, ''"     \`丶、`ヽ、  ./     /  ./    ',
{ ̄ '7ヽ/       \\\ `ー-` /  ,,≠"´= /     ヽ、」


煌「本当に三行でまとめるなんて、すばらです!」

誠子「確かこの階層より下には、フカビトの住処があるんでしたっけ?」

池田「そうそう……まだそこには辿り着いてないみたいだけどな」

莉子「でももしかしたら……という事ですよね……」

池田「そうそう。今でさえようやく頑張って膠着状態にまで追い込んだんだから、できれば刺激するのだけは避けたいんだよなー。ちょっと話をつけてきてくれないか?」

やえ「まぁ、そちらが話すよりも海都の冒険者である私達が言った方が良いだろうな。その頼み、受けるぞ」

池田「ありがたいし! カナちゃんが言うのもなんだけど、できるだけ穏やかに事を運んでくれよな!」

646 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:40:17.28 ID:72rEh9FB0


ロード元老院 -Road Senatus-


428(PSPソフトの中で断トツの出来のゲームだと未だに思っています)並にちょくちょくちょく視点移動して申し訳ないが、舞台は懐かしの海都、元老院へと移る。


トシ「深都の様子はどうだい? 新免を調査に……」

尭深「待った! 今から長い説明があるのなら三行で是非お願いしたい! 無駄にダラダラするのは勘弁な!」

トシ「……」

尭深「……」

トシ「……じゃ、じゃあとりあえず姫様に話してもらおうかね……」

莉子「(た、尭深さんの長い説明の嫌がり度が凄い……)」

莉子「…………」

莉子「……それにしても」

莉子「(海都の姫様かぁ……)」


どんな人物なのだろうか? 自分は噂だけで顔も見たことが無い、まさに雲の上の人物である。


莉子「(病弱って話だし……きっと

         .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\

.        /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
       /:::::::::::::::::::::::::::::/::::::/ ::::::::::::::::::/::::::::::∧
.      /:::::::::::::::::::::::::::::/::::::/:::::::::::/::::::/::::::::::::⌒  まず太ももがあるやろ?
     /:::::::::::::i::::::::|/ :──-::::::::::/:::::∧::::|:::::::::::::|
      .:::::::::::::::::l::::::::|:::/:/::/::::::://:::::/___Y:::::::::::::|  それにうつ伏せに転がるやろ?
    ,′ ::/::::/| ::::::W笊示ミ、 厶イ   i|:::::::::::::|
    :::::::/!:::八|::::::::| 乂:ソ      ァ==、 ,i|:::::::::::::|  それでスーハースーハーするやろ?
   ,/::|:::/ |::::::::i|::::::::|          メソ' / |:::::::::::::|
    l/ l|::::::::i|::::::::|    ''     , `¨ /::::|::::::::::::i|  逝けるで?(天国に)
     '  八::::/i|::::::::ト、    _   '' /:::::i|:::::i|::::リ
       ∨从:::::::| \      , イ.!:::/i|::::/!::/
         _.ノマ'\:|     ーr: ≦/:::/|:/ |::/ |/
   _,.‐=ニニニニニ\    ∧\::// _ノ'′ノ'
 ∠ニニニニニニニニニ\   { ∨ニ=‐- .,_
./   `\ニニニニニニニニ丶 ‐=- Xニニニニ7 、
i       \ニニニニニニニニ\  〕ニニニニニニ∧

こんな儚い人なんだろうな……)」


自分も一応姫様なのにも関わらず、彼女がそんな風に架空の姫様像を夢想していると――こつりこつりと部屋の外から靴音が聞こえた。


647 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:44:17.33 ID:72rEh9FB0
やえ「お、来たな……」

尭深「とうとう、有名人とご対面ですね」

誠子「私達も随分ビッグになりましたね」

煌「ホントホント!」

莉子「(……どきどき)」


やがて靴音が止み、海都の姫は彼女達の前に姿を現した――。


                    |
                    |  : 遅 
                 /\   |  : れ
                    |  : て
                /\    |  :  し
                    |    も
                  〉    た
          -――-   ∧
        /   ___   \   \____
      /  / /   \
       /|/ノ   \_|/| │
     |  |_--  -_ │ |
     | {ル=ニ 》=《 ニミ`ァ
     | 个ー==' . ー==彳  |
     │ 圦 ""___""│  |
       | 个 'ー  'イリ  │
  ト、__/ │ | r|≧= h |/l  │
  \__厶イ >u< ∨|  \__/|
 <_/   (__,ノ 人  ノ人___,,/
  /\     ≫≪゙ ̄   \_>
  |│/   /ノ介ト \ \ノ ハ


絹恵「すいません遅れてしもて。私ホラ、ちょっと病弱なもんで……」

莉子「…………」

やえ「…………」

誠子「…………」

煌「スバラッ!」

絹恵「? あ、ああそっか……私、愛宕 絹恵って言います。よろしくお願いしますわ」

尭深「……いえ、そういう事では無くて」

絹恵「??」


言葉を探しあぐねていると思われる三人に代わって、尭深が静かに言った。


尭深「……あの、キャラ付け千里山の先鋒と間違ってますよ?」

            _____
          ,. :.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`丶
       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
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      ′:.:.:.i:.:/斗ァl:.:.:.:.:/ト、__i:.:|__亅:.:.:.:.:.:.:.i  マチガエトルデー?
    i:.:.:l:.:.:W/ / :|:.:/ ノ  レ'|/}/:.:.:|:.:.:.:|
    l:.:.八├┬─┬     ┬─┬┤:.:.:|:.:.:.:|
    |:.:.:.:.:.:| 乂::::ノ     乂::::ノ リ: : :|:.:.:.:|
    |:.:.:.:.:.:                   |:.:.:.:|} : |
    |:.:.:.:八                 |:.:.:.:|:.:.:.:|
    |:.:.:.:.:.:.:ヽ.     r‐、       イ:.:.:.:|:.:.:.:|
.    八:.:.:.|:.|:.:|:.:i>ー┬─┬セ爪./}:.:.://Y
       \|人乂|\|/, -‐'  }/厶ィ'"
         r‐'厂{/    -─\
         / {/  /     ヽ

648 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:47:48.04 ID:72rEh9FB0


絹恵「……」

莉子「…………」

やえ「…………」

誠子「…………」

絹恵「……間違えてへん。ゲホッ、ゲホッ……ほら、この通り咳もするねんで。キャラ付けとかやなくて事実やねんでこの病弱は」

莉子「いややめましょうよ、そんな無駄な事は」

やえ「分かるぞ、てっきり自分のサッカー属性が本編で活かされると思ったんだよな?」

誠子「私なんか軍人フラグを折られて、立ったのは釣竿で出来た大戦犯フラグだけでしたよ」

絹恵「やめーや! そんな同情の視線は!」

やえ「……そう思うと私達って結構恵まれてるな。戦犯と言うキャラ設定がされてるから」

莉子「小走先輩は喋り方がちょっと安定してないですけどね」

尭深「それに比べて愛宕さん所の妹さんは、あのSMプレイヤー(初塞)が目立ちすぎて+100ですからね」

絹恵「やかましーい! ちゃんと私視点で麻雀しとったやろ! というかまず話を聞けー!!」

尭深「あ、三行でお願いします!」



……

…………

………………



絹恵「私の従妹の王が百年前に勝手に深都沈めたけど、それって正しかったん?

   昔ならともかく、今なら私達も手伝えるで!

   一緒に協力してフカビト倒そうや! ……これでどうや!」

尭深「流石です!」パチパチパチ


見事に三行で説明を完了させた絹恵に向かって、尭深が賞賛の拍手を送る。


トシ「まぁ、姫様も言ってる通り水臭さを感じてるんだよ。人類の敵がいるなら皆で協力して倒せばいいじゃないか!」

絹恵「フカビト達を倒して、その諸悪の根源たる魔を倒してまえば……深都かて沈む必要はなかったやんか! という話なんや」

トシ「だから、あんたらもどうか新免の所に行ってあの子に協力してやってくれよ……まぁ、最終的な判断はあんたらに任せるけどね、あんたらならきっと分かってくれるはずだって信じてるよ?」


649 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:51:06.17 ID:72rEh9FB0


―おそと―


やえ「……で、どうする?」

尭深「正直滅茶苦茶選びにくい二択ですよね……」


屋外の広場で日に当たりながら、彼女達は今しがた自分達に手渡された二択について考えていた。


煌「む、何故ですか? 私はどう考えても海都の方がいいと思いますね、互いに協力しあって強大な敵に立ち向かうその姿勢……すばらです!」

やえ「そちらの方がすばらなのは私も分かるが……もこ達深都側があれだけ執拗に妨害したという事は、成功する見込みが薄いという事だろうな……フカビトは人の感情を餌にするらしい事からも明白だろう。人間では無理なのだ」

尭深「それに、どれだけ良い事を言っても新免さん自体が不法に侵入した事は変わりませんし……」


どうやらやえと尭深の二人は海都側につくのをあまり快くは思っていないらしい。


誠子「あれれ、と言う事はお二人は深都側に賛成ですか……私は、あー、アンドロの力を貰った分際で何ですけどね……海都についた方がいいと思いますよ。今の深都でようやく均衡といった感じの状態ですから、海都がそこに協力すれば案外フカビトも倒せるかも……」

煌「それに協力というのはこの世で最も尊い物ですから! 私達もこうして出会って協力しているからこそ、ここまで来れたんですから!」


そしてそれとは逆に誠子と煌は海都側につくことに賛成しているらしい。

――と、すると。


やえ「そうか、これで二体二か……莉子はどう思う?」

莉子「え、ええっ!? 私ですか……?」

やえ「元々どっちにも長所短所がある選択だからな。私の意見と異なっていても恨みはしないさ……さて、どうする?」

莉子「そ、そんな事いきなり言われても……えっと、その、じゃあ……>>651で」


【二つの内から選んでね!】


1:どう考えても人を殺しまくってる深都側につくのは気が引ける。海都側につくことにした。

2:どうもあの甘々な考えの裏に何かあるような気がしてならない。深都側につくことにした。


【この選択肢で何が変わるかと言えば次の層のボスとか、京太郎君ギルドとどんな風に関わる事になるかが変わるんですな】

【まぁ本編中ではショーグンかアンドロの二択で選べるんですが、このスレでは既に選び放題だからどうでもいいですね、好きに選びましょう】


650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 01:51:25.00 ID:ksrwjNC6o
なんか見てたら世界樹やりたくなってきた、明日4買ってこようかな
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 01:52:08.50 ID:csijdNP4o
652 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/20(木) 01:57:32.45 ID:72rEh9FB0
>>650 買ったらギルドカード交換しよう、な! 俺もレベル99引退宝典ラン済みスナイパー莉子ちゃんのヤツ貼るから!

2番了解ー どうやら京太郎君はもこと乱闘を繰り広げる事になりそうですな……

それではおつかれさまでしたー
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 01:58:31.32 ID:csijdNP4o
乙ー
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 01:58:55.61 ID:ksrwjNC6o
655 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 00:46:00.57 ID:iHi8BONV0
計算してみた所今月中にこのスレの完結がギリいけるかもしれない事に気付いたぜ!

という訳で再開です 本日はhageのみで
656 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 00:47:09.99 ID:iHi8BONV0


……どうもあの甘々な考えの裏に何かあるような気がしてならない。

具体的にそれが何かを説明することができないが、しかし、怪しいモンは怪しいのである。


莉子「し、深都の方が私はいいかなー、なんて……」

煌「な、なんと! あなたまでそんな事を言うとは……」

莉子「だ、だって、怪しいじゃないですか……皆で協力しようとか言うなら、なんで私達冒険者にもその目的を言ってくれないのかなぁ……って……」

誠子「確かにそれは怪しいなぁ……私達じゃ頼りにならないのか?」

やえ「単純にやましい所があるから、だと思うがな……さて、そうと決まったら早い所深都に移動しようじゃないか。新免に無駄に歩を進められても困るからな」

莉子「そう、ですね……」


同じ声優繋がりであり迷宮探索の最初から手を貸してくれていた新免と袂を分かつのは、決して喜ばしい事ではない。

だが、冒険者とはあくまでも元々自由の身。どこにも所属せず、ただひたすらに好奇心の赴くままに迷宮を突破していくのが正しい姿ではないか。


莉子「(そんな事って……今はもう、できないのかな……?)」


例えば未知の宝を見つける為に迷宮に潜ってみたり。

例えば未知の生物を見つける為に迷宮に潜ってみたり。

そう、例えば――。

657 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 00:47:53.56 ID:iHi8BONV0







【セーブしますか?】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをセーブしています……セーブに成功しました】





658 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 00:51:43.07 ID:iHi8BONV0



――例えば、迷宮で困っている他の人の助けになったり。

そう思った途端、彼女の口から言葉が滑り落ちた。


莉子「あ、あのっ!」

やえ「ん? どした?」

莉子「ク、クエストを受けませんか? それも、なるべく皆が困ってそうなのを……」

尭深「? 何故またこのタイミングで……?」ズズズ

莉子「だ、だって、その……冒険者って、そういうものじゃないですか! 本当はこんな風にどっちかの大きな組織についていくんじゃなくて、もっと気軽に迷宮を探索してみたり、他の困ってる人の助けになるっていうのが……」

やえ「……」

尭深「……」

誠子「……」


莉子の言葉に、彼女達は沈黙した。

彼女達も知っている筈である、覚えている筈である。冒険者になろうと心に決めたあの日の誓いを、思いを。

それは決して、今のようにどちらかの組織の小間使いになる為ではなく――もっと、もっと純粋な物だった筈だ。


煌「成程、確かにそのとーりですね! 私達は何かに縛られて冒険をするのではない……莉子さん、すばらですよー!」

誠子「確かにその通りだな……私のオーバーセンスもビンビン感じてる!」

尭深「何で今までこんな単純な事に気付かなかったでしょうかね。本当、強くなるというのにも困った物です」ズズズ

やえ「今はソレを思い出させてくれた莉子に感謝すべきだな……よし! そうと決まったら羽ばたく蝶亭に向かうぞ! 海都がなんだ、深都がなんだ! 私達は私達の責務がある!」ガバッ!


莉子達はそこで元気よく立ち上がり、向かうべき方向へと歩を進めた。

その方向は未来。無限の色に輝く、成功への道である――!

659 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 00:54:48.14 ID:iHi8BONV0

【クエスト名:血雨降りしきる揺監地】


ソノ依頼を受けるのデスカ? アタシは全くオススメしまセン。

コナイダの【木の実の依頼(※)】の後、ソノ噂を聞き付ケタ他のギルドが木の実獲りに行ったノヨ。


ダケドそのギルド、一人のメンバーを残シテ、ミナゴロシにされマシタ。

コノ依頼、ヨリニヨッテアナタ方が受ける必要無いと思いマス。ノドゴシ…アトアジ悪いヨ。


ソレデモ受けると言われタラ、クエストを預かるアタシの身は止めることカナイマセン。

…依頼主は生き残りのボウケンシャリッキィデス。彼女のカタキを討つノガ今回のお仕事ダヨ。


地下9階 の実があった木の近くニ【抜け穴】があるらしいノヨ。ソコにカタキがいるそうデス。


アッという間の出来事でリッキィもナニがあったカ覚えてナイみたいダ。仕方無いヨネ…。

……ウム! カクゴをキメロヨ! キアイをイレロ!


サァ! イザユケボウケンシャ!


(ほぼ原文ママ)


(※【木の実の依頼】……アリが好物としている木の実、ポモナの果実を獲ってこいという依頼。道中には随分多くのアリが現れたが……?)

660 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 00:57:19.47 ID:iHi8BONV0


 世界樹の迷宮9F 『選ばれた者が往く極熱の迷窟』


     .ゞミ ノ"''ー-、,_i   ,/''-,i_,ii__,i ! ,! 、 "    ノ   ,,-、  、    ノ
     l /   /  ゙i  ノ"'ー-,=ニ 」, '、,,し‐''冖'''''"、..-"  .`'--''ー,/ |  |
     / l / ー゙.-..,_ レ″  ,ゝ i゙\   .,,ノ゙' 、,,し‐''  `'ー..,_,.イ    {  l
    ,;! .] | ノ   l j  〉   `7   `i.、"゛^'‐'''"´__,、_l」..:イ /    `゙"|
     _,.ソ li|    ´ ノ     :!、   ,.ゝヾ;;;;;;;;;;;-ヘ   7   ,ゝヾ  /  し
     ゙l、 ノ゙  ,ソ  .}  〉   | !  i/  };;;;;;;;;L 〉 〈   / 、 ,j  「    ,'
   '''"゛ .、 "´    ゝ ,ゝ    | j }   };;;;;;;;;l  !  〉 l.、  y   !    /
     }  j .、   /  」    `'i   〉   l.:..:.:..‐-.L_/   ,!  l / し   √
   ヽ.  '"  }  ,!        /   i 」 /: ::.:.:.,;.:.. . ̄ ` く、│L l!l " ノ
     |!  |  .l   j   7    ,ゝ   ,」 /.:.:.:. :: :.::.  ,, -‐  `・i   .!  '!、
      |、.j   .ヽ   .}    `ヽ  l/..::. :: :           ':、 {   〈
     ,l`'く    /    .!       | ,=' :.:...:.:、.....:.,、,、......:.   ,.、  .`:〈   /
       .}  ノ    ,ノ    :/_ゞ;;:.:.:.......:.::.:.:.:::::::::          ,..-‐:、″
    ´゙''、  ゙'ー、    ,.、 ,._,-'::::::::::::...:.:::::::::.:.. r:"::\.::::::::     ,/   ::}
    ,.、 \  `''i   .;" ゝ":::::::................        ....:::::::::::::._..-'"    .::く
  l .l 、 ヽ  _,,-''"::::::::::,,, . .,,:......           ...____     ...::::::::
  '` 〉 .!  !''":::::::::::::.../ '"⌒ ".!.ヽ、............... --'''"゛        ......::::::::


――そして、彼女達は岩壁に付着したおびただしい量の血痕を発見する。


やえ「どうやら、ここで死んでしまったらしいな……」

尭深「あ、ここに人が通れそうな隙間がありますね」

煌「流石抜け穴マスター!」

尭深「この血がなければ見つからなかった、とも考えられますね……皮肉な事に」

誠子「ともかく、この先って言うのは確かだな……よーし!」

莉子「ちょっと待って下さい。相手は結構な強敵ですから、ここは落ち着いて……」


言いながら慎重に穴に体を滑り込ませる莉子を見て、やえが意外そうに言った。


やえ「……覚悟を決めてから、莉子がなんだか肝が据わったように見えるよ」

尭深「私にもですよ」

煌「やっぱり覚悟を決めた人間は一味違いますね! すばらです!」


……そう。このクエストこそ、彼女達が真に求めていた物である。

誰にも迎合せず、誰の思惑にも乗らず、しかし人々助ける。

それがあってこそ、正しき冒険者は完成する。センパンズはそこに真の完成を見るのだ。

661 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:01:20.75 ID:iHi8BONV0


   ̄| / ̄  ̄| / ̄     ̄| / ̄  ̄| / ̄
  (゚Д゚)/ (゚Д゚)/      (゚Д゚)/ (゚Д゚)/
 _(ノ_)つ _(ノ_)つ     _(ノ_)つ _(ノ_)つ
(__ノ /(__ノ /     (__ノ /(__ノ /
 UU   UU       UU   UU


【ガードアント を倒した!】

【ガードアント を倒した!】

【キラーアント を倒した!】

【キラーアント を倒した!】


莉子「やっぱり、さっきから蟻が多く湧いてきますね」

誠子「この近くにいるって事だろうなぁ……TPは温存してるから、いつでもフルパワーで行けるけど……」

やえ「ほう……どうやら、その言葉が嘘かどうか証明する時間が来たようだ……広間に出たぞ」


赤い洞窟を突き進む莉子達は、やがて巨大な空間に辿り着いた。


                     ,. <  ̄:`ヽ、
                  ,. ‐く. /ヽ/ ̄``iT:ヽ
                    (:::::... :\/V,-‐-、!|:::::i
                 _」ヽ、::::..::::ヽ !|   ||:::::ト、
               _/´ ヘ、/`ヽ:::::::::} i ⌒ソ,し'! }‐、
                 / 〈  `ー<ー'/i`T´ヽ/ / 、}
              ヽ_  `ー─-- 二__ー┴_ニ‐'',. ‐''´
                 ̄`ヾ、Ti弌'''o-ニ二,oァフ′
                  r‐^''lト、 `  ̄` .j"゙/|!
                    ,. ‐'"::::::::|!:、`丶、-‐/.、|!
               ,. ‐'":::::::::::::::::::|!:::ヽ) ヘ~::::::::::||ヽ、
              /  ̄`ヽ ::::::::::.:.::lj::::::::i  ,}::::::::::lj:',、ヽ
           〃´ ̄`ヽ. ヽ:::::::::.:.:.:.:.:::::|Y |::::::::::::.::i |::i
             i!:::r=、:::::::i  !::::::::.:.:.::::::::| i! i:::::::::::::::|.|:|
           }::::''=='::::::::!  !::::::::::::::::::::l |! ',::::::::::::i.{ノ
           ハ;:、__::__;ノ ノ:::::::::::::::::::/ ノ ハ::::::::∧!
            /::/ミ/ -─‐r''"::::::::::::::::::::/ー个‐r 〉:::/:::::l!
         i::::iニi|::::::::::::::|、`'ー--‐ァ‐' __ノ、ノ/ー:':::::::/
         !:::|ニ|!::::::::::::/ ヽ、  /‐'"´ )、__}、:::__r〈
         〉r=vヽ_;ノ   ,)-‐'( -‐'"´)、.__}: ̄ ̄::ヽ
           |::}-r' ̄ ̄:i ,.イ{. ヽ、(-‐'"´_,)、.人:::::::::::::::',
           |::lニl!:::.:.:.::::|フハ ヽ、_ー_ニ‐''⌒⌒)、::::::.::.:l.i
        _i::lニl!:::::.:.:.:i;{  `ヽ、__ __ ノ r个‐ 〉!::::::::|{、
       /ハ::ニ、:::::::::{:::!      `ヽ-‐'"_,〈!{ ノi{`ー=' ヽ
     /::::ヽ ヽ::ニ 、::::::>ヘ、  ,. -‐、__| !-‐ i }.{くi {´ . l
     ハ:::::::::::`ァ|`○ ̄j ヽ、_ ̄`ヽ/.  iノ.  | { }. ヘと__ノ ノ
    ./  `ー/ ! i 」  O 〉 }    !   i、__ノ_,iノ  ! i一''´
   /::ヽ、. /   ヽO O ,ノY′   |   |       i !


煌「あれですねー! 私達の敵は!」

尭深「アリの、親玉という訳ですか……」


広間の奥には巨大な魔物が異様な気配を放ち、不遜に鎮座しているのが見えた!

理性も感情も宿らない、無機質な虫の視線が彼女達を射抜く!

あの魔物こそがこの巣の主にして受難の冒険者リッキィのギルドを壊滅させた張本人に間違いない!


莉子「……じゃあ、行きましょうか。新しく生まれ変わる私達の、その最初の一歩を!」

全員「おおー!!」

662 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:02:02.27 ID:iHi8BONV0


                          _/´ゝ-‐‐-、ヽ、,,__
                     ,ゝ ´ i/     \'_  ` ヽ‐- 、
                 ,-‐、´   .i       i``ヽ/;;;;;;;;;;`i
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               /  \;;;;;;;;;;;;)/ 、     / _`-‐ ´           ヽ
             _,/--‐‐‐    ′  `‐--‐´_´_ ゝ-‐ ‐ ´ ̄ ̄ ̄` ‐‐ヽ、
           /_, ゝ-‐‐‐   ‐‐‐--- ‐‐  ´   __, ゝ--‐‐‐‐‐‐--- 、  ヽ、
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              `‐‐--`l .l;;;ヽ       ;;'       ;   ,ゝ' i l´
                  i l ` 、     ;;         ,ゝ´ /l;;l l 、
                  i l ,ゝ,l`ゝ、__ --‐‐‐‐‐-- ´; ;  /. l;;l l;;;;;;`ヽ、
                 ,ゝi .l;;;;;;;;l ヽ ' ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ./  .l;l l;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、
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   / ̄` ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ゝ‐-、ゝ´ ,,;;;;;, ヽilililililil/   `i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ililililililililililililililililililililili;  ヽ
  /       `ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /´   ;;;;;;;;; ヽ、_/       i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ´`ililililゝ-‐--、ilililililililililili   i


【傲然たる女帝 が現れた!】

663 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:05:19.25 ID:iHi8BONV0


莉子「油断は禁物です……花田先輩、どんな攻撃が来ても慌てずに対処を!」

煌「了解です! きっちり守らせて頂きますよー!」


【莉子 の防御の号令!】

【煌 のディバイドガード!】


その言葉に続くように、煌が重い盾を莉子の前へと置く。

それは一分の隙もない、洗礼された完璧な防御の構えであった。


尭深「それでは後列も行動を……の前に準備をしといた方がいいですよね」


【尭深 のダークエーテル!】


やえ「これのお陰で多少無理な行動をしても消費が少なくて助かるな……【剣虎招来】!」

剣虎「ライコウ があらわれた!」ガオーッ


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: : : : : : :  ̄\__/ ̄ └一ァ― 、::::::::ト:::::\:::::\}
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: : : : : : : /        丶   、上心  \:::::::::::/⌒ヽ
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      i                   '    ヽ:::::::`¨:::::ヽ
     \                    '.   \::::::::::::::::}____
       `ー――― ァ―――――-- _〉     \:::::::/     /
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        |i    , : : : : : : : : > '" _____     /}
        |i   {: : : : : : : : ̄i ̄ ̄ /: : : : : : i  ヽ   i |
         、      !: : : : : : : : :/     /: : :/ ̄ !   '.   |__ノ
        ヽ i   |: : : : : : : :/    /: :/   ;   ハ  |
  \       \  ' , : : : : :./    /:/    ;   / '. |
     `  _    '.   }: : : :./  /: :/      /   /   '|
       `¨¨¨ ',  i: : :./  /! : :/       /   /
               i  「 ̄}_ イ: :/: :_{       /   /
               |  |  /´: :/  `ーァ  ./   /
             ヽ¨´: : : : {__/   i__/
――― 、        、   ̄ ̄/{
       \      `¨¨¨¨¨´  |


【剣虎 のデスファング!】


664 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:08:34.44 ID:iHi8BONV0


      /:_::::::::/ に.、 ヾU〈_ノ_ノ::}
    /  )/  ヽ:;ゝ、ヽ∠⊥ニイ{
   /-‐、 /,、-‐--‐':i{ `'', '・ア=‐ {‐、_
   /:::::::::/ / rr r-、:::::::{ヽ.`イフ<:::r‐ L;l
   |;;---| ヽ>−rヘ::::::ミ、イ个U⌒)::::::|イ| …………
   '   _', |:::::::/:::::::):::::lY l:::::::::レ|::::::lイ{
   ' ,/:::::':、ヽ:∩==<_} { /::::::::://::::..:',ヘ┐
     ヽ -<``lノにニニー<L-r-‐へ::::::>}
     {    } ヾ、_:::::::>ri」l/ ` ー>ベ
     {、_ノハ_\  ̄フ`'|/  ,イ{   }
    ヾ:::::::::::イ彡ミ! ヽヽ」、_h/ミl::::::ヾ=イ
     ヽ<ノ{彡ミi  |└<オ {ミ彡}ヽ::::::ノ
       ヾニ> {__ヽ:::ノ-lミ彡ヽ:::フ´


【しかし 傲然たる女帝には効かなかった!】


大虎はそのまま蟻の王に向かって突っ込んだが、しかしあっさりと躱されてしまった。

余裕を持ったその躱し方を見て、誠子の目の色が変わる。どうやら目の前の相手は只者ではないと理解したらしい。


誠子「……【エーテル圧縮】を行います。このターンは攻撃できませんが、次から本気で……」


【誠子 のエーテル圧縮!】

【誠子 にダメージ!】


オーバーヒートの影響で体中を高温にしながら、彼女は自分の手の平に氷を集めていく。

どうやら、次の攻撃で強烈な一撃を炸裂させるつもりらしい。


(※エーテル圧縮……次に使う属性を含んだ攻撃の威力を増し増しにする。その倍率たるや最低でも2.2倍、最高3倍)
665 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:12:45.67 ID:iHi8BONV0


いつもとは一味違う真剣味の籠った戦い方を蟻の王はじっと見ていたが――やがて、静かに手を上から下へと動かした。

それは何気ない仕草のようだったが――しかし、その動きを皮切りに周りから黄色い蟻達が湧き出てくる。


     ,                ,             ,                ,
.     i ヽ              / ',        .     i ヽ              / ',
.     |  \             i  ',       .     |  \             i  ',
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【傲然たる女帝は 仲間を呼んだ!】

【仲間に呼ばれ 幻実の収集蟻が現れた!】


煌「おや、最初は様子見でしたか……残念! 私の盾術をお見せできないとはっ!」

莉子「……全員、攻撃をお願いします! 但し、油断はされないよう!」


【莉子 の攻撃の号令!】


やえ「ええい、アリアリアリアリと……厄介な!」

尭深「ランク3とかいう激戦区に生まれた微妙ナンバーズが……【ダークエーテル】!」

誠子「攻撃力1800であの効果だったら普通にリバイス・ドラゴン使います……【氷の連星術】!」


【尭深 のダークエーテル!】

【誠子 の氷の星術!】

【誠子 にダメージ!】


言いながら誠子は尭深と連携するようにして、先程大量に力を込めた氷を解き放つ。

――普段の倍以上の氷の刃が、蟻達に降り注いだ。


【傲然たる女帝 にダメージ!】

【幻実の収集蟻 にダメージ!】

【幻実の収集蟻 にダメージ!】


666 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:14:05.07 ID:iHi8BONV0

誠子「よし、結構効いてるな……!」

莉子「配下の蟻の方は多分また湧いてきます! そっちの方は放って、親玉の方を倒しましょう!」

やえ「了解了解……! 【乱れ竜の陣】で行く! 各員、武器を持ってあの蟻に攻撃だ!」


【やえ の乱れ竜の陣!】


以前と同じような形で、全員が隊形を組んで蟻の王に突撃していく。


         /´ ̄` ヽー八
       /__     ヽ ヽー'人
       ∠二二、、     ' ,    ト、
   、 _, '  ̄`ヽ、 ヽ\、__ ノ)   ノ厂 `ヽ
    〉′     )l  `二´彳 / -┬-  )l
   八_ ,.=ニ二≦==  ̄ __, ´, -、 l  /ノ
      リ´ ̄ ̄  ,> '´ ̄    儿_ノ八/ /
   -彳    / , イ⌒lヽ    ト ̄´ ∨
    ,ノ     /イ  l >‐'´   ' ′    l
    l|     〈_八        , =ゝ  /
    ヾ、__,≧、ヽ、         ´  ,イ    人_ノ|
     ` ̄ ̄ ヽ\ ヘ ‐ --  -‐' ヽ〜⌒′    |l
             l厂ヽ            \      ヾ、
           、_八__〉       __ ノヽ        ヽ
         _ノ   ̄ ̄`ヽ、人__ 丶  〉、       ',
        厂           \    ヽ l l  丶      l
         / ̄`ヽ         )    八 ヽ  人      |


【傲然たる女帝 にダメージ!】

【傲然たる女帝 にダメージ!】

【傲然たる女帝 にダメージ!】

【傲然たる女帝 にダメージ!】

【傲然たる女帝 にダメージ!】


やえを除いた四人+一匹の合計五発が相手を貫いていく。


やえ「どうだ、見たか魔物風情が!!」

煌「そしてバックアップもばっちり……ほーら、蟻さん! ここに餌が! 餌がありますよー!」ピョンピョン


【煌 の忍法 招鳥!】


煌が自分自身の周りへ餌をばらまき、蟻達の動きを誘導しようとする。


莉子「(ここまでは、ある程度完璧だけど……どう出てくるのかな、相手の蟻さんは……)」


後列の三人(やえ、誠子、尭深)で攻撃をし、前列の自分達で防御を固める。

今のパーティに出来る最善を尽くしたはずだが、相手方はどうでるのか――?
667 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:15:50.36 ID:iHi8BONV0
そう思いながら彼女が蟻の方を見やると――何と、小さい方の蟻達は突然王の前で静止しはじめた。


     ,                ,    
.     i ヽ              / ',   
.     |  \             i  ',   
.     |  _'、   i     i 、 \|  ',  
.     i ( io))、  .|、   _j|-ミ、_,i   i  
     \っ゙ (o;  l. \, (゚j i!_¨゙i' in |  
       ヾ,  ヽ__,ゝ、.i_,}i'ヘ_i!.__/  ./  
     _,>=-ミ=、  ̄`i ヽ=':::;/::ハ,ーく     カチリ
    //;::{::::::ヽ.ミ==-ミ{ {_o>‐ト、{ ^iノ   
     ,i;::::r-、;:::',i  __i' .}:i_ ノ} }i`    
.    /::/  .il::::'\.八::::气d:Y:::iノ:|     
    h/    !:::::_::::ヽ こyィ /::γ^ハk    
  .,_ j'ミ、_    ゝ(::て):Ж } ヒ'X=_彡i,ィミ、  
  |'^ヽn-‐ミ、 .  ¨´/A/ ヾV/^X i´   
     l'   `      i_|   .`  ヾ|     
                |'       i'     


【幻実の収集蟻 は身構えた!】


やえ「何で来るんだ……?」

莉子「大丈夫です! これだけ守りを固めたのだから、きちんと――」


そこまで言う間にも、蟻の王は冷静に行動を下していく。

従順になった自分の配下を左腕で掴み、そして――


                                                ____
                                             __,/:::/ /,⌒ヽ
                                          γ´ //:::::/ // ./,ィ、
                                            {  { {:::::/ =ミ // /::Y
                                            八 V ̄ {   Y:'_,.イ::::::::y!
                                           }ト、',   >- r'Y:::::::::>'ハ{
                       ___                   |込>、<   } __T´  ,ハ
                      /   v:::ト、 `ヽ                  ∧ r、 <tッ-y __ ̄ .丿\
                    {     ∨::ハ   ',                   ヘ_┴_ フ´--≦二ニハ:::::∧
                        ',      }::::/   j==ミ_      z=========ミ_/:::::::::>--ミ::ヾ::::::::::::∧
                  x<::人    ' ´   .イ::::::::::::::>x<::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ{:::::{ r:ミ ∨}}::::::::::::::〉
               x<::::::z===7 >-----  ./:::::::::::::::::::::::::::ヽヽ_::::::::::::::::::::::::::::ノ Y:::i Lノ .j::j:::::::::::::/
                 〃::/ィ´  {         /::::::::::::::::::::::::::::::::::} r=ミ/ 二二二二z {::弋___ノ::::::::::::/
          , -= _ ̄ ̄ -ミ 八      /}-、::::::::::::::::::::::::::::::j {  }Y:::::::::::::::::::/==ミ、:::::::::::::>'´}
   __  ---<--ミ'´        ヽ i >--- { V ム:::::::::::ニニ彳 jL_,ノ::::::::::>'´ Y`ヽ--<__)rチハ
.γ´           ヘ  Y         ', i   〃 ヘ V Y-<´、 Y __彡':::}ノノ-<      }   ヘ≧=-ミヽ }
..{              }  }          } ! _, / ,. <ニニミ、 ヽ x<:::::::::::/  7 {      i   }  {   Y !
八          j ノ        i }' i {/ / ̄ ̄¬、Y:::::::::::::::::Z   { i     j     !- ' ,  .} |
  >、      >'´         // { { 〃    .Vム  V::::::::::,イ    i  ト、     !   j{ {  i リ /
.        ̄ ̄    ヽ       , ' '  i i {       }:::}  リ::::::〃     i  y- T=ミ 、__/'ヽ:::T ´ イ
                > ___/:/    ヘ {.ヘ     /::イ <:::/       ヽ{ {    Y /:Y´ヾ::::/
                  { {     >、_ー  ̄ <:::/         ト、::ー- <:/::::::::{_{__}:/
                  ∨、_    =ミ  7´〃:: /              ノ  ̄ 丁 ヽ、:::〃廴}
                __ ヽ_γ´      Y /:::/                ト、---< }   ー‐'´
                 〃x==ミ ー'⌒      }>'´                  i::::::::::::::/
                { {::::::::/     ヽ    ノ                   |::::::::::::'
              ` <:{ 〃    }>'´                      |:::::::::::{


【傲然たる女帝 の投げ飛ばし!】


――莉子を一撃で吹き飛ばした。


668 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:18:29.78 ID:iHi8BONV0
莉子「がっ……」


【莉子 にダメージ!】

【莉子 は死んでしまった!】

【幻実の収集蟻 にダメージ!】

【幻実の収集蟻 を倒した!】


やえ「……」

尭深「……」

誠子「……」

煌「……え?」


体力が満タンであった莉子が蟻ごと一撃で昏倒した事に気付いたのと、彼女達が動揺しだしたのはほぼ同時の事だった。


やえ「う、うわぁぁぁぁぁ!! な、何でこんないきなり……!」

尭深「これはマズイかもしれませんね……誠子ちゃん! 時間稼ぎにしかならないかもしれませんが、手下の方の蟻を潰して下さい! その間に莉子ちゃんを復活させて、体勢を立て直します!」

誠子「了解! オーバーァァァァァ!!!」


【誠子 の氷の連星術!】

【幻実の収集蟻 にダメージ!】

【幻実の収集蟻 を倒した!】

【誠子 にダメージ!】


燃え盛りながら彼女が氷を放っている間に、尭深は素早い動きで気つけ薬を手に取る。

669 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:20:07.18 ID:iHi8BONV0


【尭深 はネクタルを使った!】

【莉子 は復活した!】


莉子「…………」

尭深「大丈夫ですか!? 一応手下の蟻は倒しましたが……」

莉子「――ぁ……あ、ありがとうございます……」ヨロヨロ


朦朧とした意識の中、状況を理解した莉子は尭深の補助の元ゆっくりと体を起こした。

連携技にはあれ程気を付けるべきだったのに、これはそれに気付かなかった自分の落ち度だ。

迷惑を掛けたことのお詫びを兼ねて、きちんと指示を出さなければ――


――そう思っていた彼女が視線をあげると、そこには――


             _,.....__,. < {       ト  _
            〃::::::::::Y  |<  ̄ ヽ|   `}::::  ヽ
              j::::::{  i:{  |    |     j:::::}  .}|
           ハ::::ハ   ','´ ̄.| ----- | ミ 、'::::/  イ}
           / ∨:::ヘ_,ハ _,.. !     L_ /::::/_/:∧
           /  / 、::::∪ハ  {-===- } `i::::::::::::/ _>-ミ
          {    >xー=彳 ,-∨____ノ、  ーK>'´     Y
        /ー---ミ_  >x7   T   ヘ>'´    __  --'ヽ
       {         `ヽ、_ >==L..... イ ,. -=ニ ̄      }}
         `ー==ニ:::::::::::--ミ__ ー=====彳´x==v:::::}::::::::ニニ= '
            Y!',:::::{: . : .o丶-===-y'´O  /:::/ヽ'´
                {.| |}、::::ー─::::':::::i  ー-==' ヾ.' !ノ
              | |=:,:::::::::::::::::::::::|         ,'| |
             | |x::ト、:::::::::::::::_ _,   , イ|!
               _j {:::::::ヘ> .::::::::.    . <==ミ | |
         x<::::::i {:::::::::ハ:::::::::≧=≦i  ,.=ニニミ、!
       Y´⌒ヽ:::::::i i::::::::::::',::::::::::  ,' 〃   `:::::Y__
     xく ̄:::ト、ヽ ヘ:::::', ',:::::::::::} ヾ::_}  L{{     ヾi::::::\_
  x<::===ミ::::::::ヽヽム::::', ',,斗=ミ __   .弋    ,.イ:::::::::::ヘ::::>x
:':::/ _____  ヽ:::::::::V.ム::{     Yt__L イ,  ーフ¬ ミx::::::::ハ:::::::::::
::/ 〃::::::::::ヽ  V::::::∨{{:::i     } }   i ,〃    ,ハ:::::::i }::::::::::
:{  {{:::::::::::::::::}  ,::::::::i | |:::>、___   ' '     {{      .}::::::.|::::::::
:{  {{::::::::::::::::::|   }::::::::| |.!:::::::::::::{ ̄ヽ      弋  _彡'{ト、:::}.|::::::::::
:{  {{::::::::::::::::::|   }::::::::| |.!:::::::::::::{  八__,. -=ニ ̄    i} 7:、 !:::::::::
::',  V:::::::::::::/  /:::::::: | i !::::::::::::::',   〃          }}' }ヽ:::::::::
:::::>、 ー‐ '   /::::::::::///:::::::::::::::::i  {{         /::ヽ } Y:::::


【傲然たる女帝 の女王の鉄槌!】


――無慈悲な攻撃を今まさにぶつけようとせん、蟻の王の姿があった。
670 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:22:57.69 ID:iHi8BONV0

莉子「――え?」

尭深「まずっ……」


拳が、足が、肘が、膝が。

武器になりうるであろう人体の全ての部位が、莉子と尭深に向かって飛んだ。


【莉子 にダメージ!】

【莉子 は死んでしまった!】

【尭深 にダメージ!】

【尭深 は死んでしまった!】


兵器と化した人体は彼女達の屍を飛び越え、その後ろにいたやえをも巻き込んだ。


やえ「……えっ?」


【やえ にダメージ!】

【やえ にダメージ!】

【やえ は死んでしまった!】


死屍累々の四文字を刻み付ける中、主人が消えた虎もどこかへと姿を消す。

――そして、場に残るは二人。


煌「こ、これは流石にマズイ感じですかね……」

誠子「ぐっ……完璧では、なかったって事か……!? だけどっ!!」


【誠子 の氷の星術!】

【傲然たる女王 にダメージ!】

【誠子 にダメージ!】

671 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:25:28.71 ID:iHi8BONV0


蟻の王が静かに前進してくるのを氷を放ちながら妨害しようとするが――しかし、所詮氷は氷。

空を飛ぶ蟻の王には勝てはしない。


     --r⌒7⌒入
    /:::::|―(::,<>⌒ヽ
   入_ ノ-、 - 二 _ `)
  (::::Y^ { / , -<ヽ片リノ
  ノニ┴,三-'(└'  lrレ
 ( /::<rf!_、    /||\, へ
 ヽ(:::::::入  ‐::^ / jV::::::::;ィ^ヽ
       T --rイ/::Uく:::::::{ r、\
       || 入/::::/__  ):::', ヽ))ヽ
       イ「 / /- 、) />⌒ヽ   |
      / U /;:-(_ ノ, くヽ  人ニJ
     /l ,、―/乙く^Y `{  レへ:::ヽ |
    / (   lテて:::::く:::) ̄ r ⌒}::Y
    /  ー‐ヘ少辷く r'⌒ ̄   ノ:/
   /  |:::::::::  ゝ-- へ::';__//
   /  {:::::::::::::::l  (      )
  /   `ー‐イ-- ⌒⌒ヽ‐---┘
  /     {         {
 {     ∧        {
/^ヽ、 _ノ}          ハ


【傲然たる女帝 の女王の鉄槌!】


煌「――ッ!!!」メキメキメキメキ…


【煌 にダメージ!】

【煌 にダメージ!】

【煌 は死んでしまった!】


誠子「……」

誠子「…………終わり、か……」


人は人、蟻は蟻。その事実は、如何様にも変える事ができない。

しかし――それと同じように言うのなら。

――王は、王である。


【誠子 にダメージ!】

【誠子 にダメージ!】

【誠子 は死んでしまった!】


672 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:27:21.34 ID:iHi8BONV0


G a m e O v e r


【今回のhageポイント】


                               ,...........................................
            、        _ // /   _;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::' , - 、
-‐ー‐―- 、_ _   `ー  ==  -   ,...._,-ー'´  ̄`ヾ;:::::::/`ー―'´ ̄´    ヽ、  _
             ー ―-    __, -'::::/  { ・ 〉   /=ヽ、      _,    \ノヘ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、
ゝ     _ _,;;;;=r‐―ー -− ー',  ̄´   /   `_ _ ,:-'   /ヽ;-t-―‐';:::::}`ヽ、,,-‐ '´/           ヽ
l r--‐'´「_::::::::::::l    ( ・ )  ヽ      '  ̄  ̄       | | /;::::::::::;;;/  ./   /´ 考 よ 最 足    |
ヽ、,-‐、-:、ヾ;:::;'"ヽ -‐‐ ‐'' ´ ̄` 、               | |/::::;/ ̄   /  /´|.   え U 大 り    |
 }::::::::::::::、ヽ.、             l _             /l | ̄      /  / .|.   ろ U 限 な    |
 l::::::::::::::::i } ヽ、           ヽ/            / l :|      /  /  |.      U 稼 い    |
 |:::::::::::::::ゞ=i   ':、                ,, )    /「 | l      〈  _/   |.     U 動 脳    |
  ̄ ̄ ̄  ヾ、 iヘ、        、_ ,- ― ' ´     ,イ  |l__|  |       ̄ヾ、_/.l.     U  し  を   |
         i .| !、                 //  |:::::l  .|_, .         ∠      く  て      |
         |  '、ヽ、              / /  .l:::::|  |:::::::ヽ、       |               |
          l  |./l ̄`ヽr- 、       /   /   |  |  {::::::::::::\       \             /
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【傲然たる女帝】


・クエストで出会える特殊なFOE。アリさん。


・……が、その能力値はアリなんて可愛らしいものではない。

【傲然たる女帝:HP8888 攻43 守45】

この数値は何と三層(今莉子ちゃん達がいるところ)のボスとどっこい。

【三層ボス:10000 攻45 守42】

……お分かりいただけだだろうか? しかも異様にタフネスな仲間も呼べるので、実質的にはアリさんの方が強いのだ。


・特に連携技(こればっかで死ぬが、これ系の技が異様に強いのも事実)である投げとばしが鬼畜。全体攻撃と単体攻撃の豪華な二種類を用意しております。

673 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 01:30:46.11 ID:iHi8BONV0
本日ここまで もう眠いし4は裏ラスボス倒せないし寝よう
だれかソド、フォト、スナ、メディ、ルンの五人で弱体蟲に勝ついい攻略方おせーてください はよ二週目したくてたまらぬ
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 01:31:25.12 ID:rldFtPPto
乙ー
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 07:57:53.91 ID:Cn7a7eiMo
\アリだー!/
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 20:00:50.51 ID:9h0emv3L0
\サンダー!/
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 20:11:43.07 ID:I7XWGzuAO
今月中に完結するってマジですか…
なら今度はエルミナージュかWizardryで誰かスレ立てオナシャス
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 21:41:40.72 ID:vaY1hJPbo
年末年始用に世界樹4ポチったやでー
スナイパー菫さんとルンマス宥姉は確定としてあと誰にするか
容姿似ているのが少なくて難しいやで
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 21:46:00.47 ID:NHNgXCkIo
ダンサーはっちゃんとか(露出度的な意味で)
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 22:08:49.70 ID:A/NsUlQro
メディック♀2が若干莉子っぽい。
あとここみたいにフォト子のすばら先輩とか。

ソド♂2に京子ちゃんと名付けよう(提案)
681 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 22:58:27.35 ID:iHi8BONV0
>>677 頑張ります というか四月から色々忙しいので早いトコ終わらせたいのです
>>678 おお、買ったのか……! もし次世界樹4スレ立てる事があれば、やりながらこっちも見てね!
>>679 ダンサーはロリの中にもエロスのにほひがする というか絶対ミルクのいい匂いがする
>>680 ……ん? ソドは♂♀♀♀で女の子三人じゃないの? え、違うの?

本日はゲートキーパー戦 番外編3もやりたかったのに出来なかったぜ……
682 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 22:59:02.74 ID:iHi8BONV0







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683 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:00:10.88 ID:iHi8BONV0


                __, . : ´  ̄ ̄ ` 、
        、__, . :´: : : : : : : : : : : : : : : : : . ヽ
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    _/ .:// : : : :/⌒V. :/___ ヽ    __| : : : :|二ニ=ー'
    ̄ ̄ / : :/lハ  /: /〃 丿厂ヽ     ´_  | : : : :|
         |: :/  l : :/ / 〈「し.:/       ,彳フヽ /: l : : |  おーっす皆ぁ! 元気してたかー!?
        ∨   | :/ ∧⊂⊃`¨´      /し:/ ノ/: :/l: : :|
      ___ /W//∧          , `ー'′ /: :/ l : :|
     // ̄\\ |ノ ̄\ヽ    ` ー 、_,  ⊂ノ人l  l : |
    〃 ̄\ \\    \\         / レ'     l :/
   〃    \ \\    ヽ ` / ̄厂`丶、__     レ′
  〃      \ \\    l__/     // ∧
 //        \ >ー 、 |  /    // / l


池田「何か私の知らない間に海都からの勧誘を受けてたみたいだけど、どうせあんなの無駄だから期待すんな!」

やえ「ん? そんな風に言っていいのか?」

池田「いいんだしいいんだし! それにお前らはフカビトに会ったと思うけど、あんなのが下にはうじゃうじゃいるんだ! しかも全員人がビビるのを餌にするのが!」

煌「お言葉ですが! それでも協力したら何とかなっちゃうとか、そういうのに期待は……」

池田「ないし! っていうか、もことか飛影みたいな感情を餌にされないアンドロを揃えても正直勝てるか分かんねぇ!」

尭深「もし神がいるのなら前へ向かう者を好きでいてくれる筈、とはなんだったのか。全力で後退している」

莉子「と、というか、それじゃあどうしてここまでフカビト達が来ないんですか? 」

池田「その為に巨兵ゲートキーパーがいるし!」

煌「ゲートキーパー?」

684 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:04:58.50 ID:iHi8BONV0


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                    /''"__-ー-ー-ー-ー--ー`ヽ
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                 /''""|/八___ノ ハ 八____ノ\:::::|```'ヽ
                 /''"" |\―― /  |`――''""::::::|````'ヽ
                /''"_|:::|    /  |    |::::::::::::|_```'ヽ
                /''"人 |::::|   | ̄ ̄I   |::::::::::// |````'ヽ
               /''" | V ヽ    ̄ ̄   /::::::::/ ノ |``````'ヽ
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        |/|       ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;         |:::::\ |  /

ゲートキーパー……マグマで燃える第三層とフカビト達との第四層とを阻むすっげえ強くてデカいヤツである。

世界樹の力によって(意味が分からないと思うが、この作品の世界樹は唯の木ではない。というか、そのシリーズでも大体唯の木では無い。ここではクトゥルフ的な何か)作られたソイツは、水際でフカビト達の動き侵攻を阻止している。

後、皆さんも人の遺言はちゃんと最後まで聞きましょう。早とちりするとマジでロクな結果になりません。


誠子「そんなのがいたのか……じゃあ早い所止めないと……」

池田「そうそう! もこの調査では侵入者は深層に入るのが目的みたいだから……普通に破壊していく可能性は滅茶苦茶高いし! もし破壊されてたらこっちに報告頼む!」

煌「了解いったしましたー!」


とりあえず目下の目標が決まった所で、ふと莉子は素朴な疑問を抱いた。


莉子「? でも、深都と協力したいって言ってる海都側が大事な防衛線のゲートキーパーを破壊するのかな……? 何かそれって色々間違ってるような気が……」

やえ「確かに変だな……建前と本音はやはり別だった、という訳だろう……」

池田「んー、それは確かに変なんだよな。協力を申し出る癖に何故かどんどん勝手に進もうとしてる……謎だし!」

尭深「深都側が最初から否定の姿勢でくると分かってるからじゃないですか?」ズズズ

池田「うーん、そうなのかなぁ……まっ、どうでもいいし!」

誠子「(変と言えばこの人も相当変だけどな……)」


建前と本音がごちゃごちゃになる海都と、何故か海都との共同戦線を頑なに拒む深都。

どちらの陣営も完全な正義とは言えないこの状況の中で、しかし歯車は回り出す。

緩やかに、着実に。

685 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:10:13.22 ID:iHi8BONV0

 世界樹の迷宮12F 『灼熱の闘志と鈍色の破壊』


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三三三三 ノ !三三三三三三三;/    /      .,i
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..,,,,,..-― .     .´          ....,,
            -丶            `'''" ̄

莉子達は灼熱の迷宮をかいくぐり進みついた場所に、見慣れた一人の人影を発見する。

                 \
                  ヾ 、          ,
     ,-- 、 _           ヾ 、ヽ        /l
     | 、 ヽ `ヽ- 、   __   ヽ\ヽ     / レ
     | } \ヽ  \ `´ 、  ` > 、ヽ\ }ヽ, ' ヽ ヽ/l
     |  }  ヽ    `i  `ヽ,'  _ }、  ヘ}γ' `、 }レ   …………
     冫〈`ヽ{ト、   }    }-, l 7l ヽ,_i -rュ、_ノ
      ヽ\ ` }    }  /  }レ } ̄7ー‐、ヽ ノレ---、_ッ、----,
       ヽヽ-、i-,   >'´   ヽ' }‐‐‐、゙´ `ト{ヽ、  /ヽ l   l
        ヽ ,ュ/ 〉_〈    ,- 、   l ー--、二 、_´ `ヽ{__  i ノ  l
         l´ ヽ、__,-ャ\   l  `i /    ヽ__\ ̄  }」 \ }ト、 l
     /   l   l /_  〉、レ'/    _,、 ̄`   }F{ ヽ { /
     / l   l /   ´  l 7__ノ,/ l'´  ̄ ̄´-ュ-'´ ̄___、ノ 、} ,--,/
    l  ヽ 〈      !´\l  \lヽ、  / / ̄ レ' }レ´ レノ
    / ヽ/ 7,   _/    >、 lヽ  `i'´ / l     ノレ7Y´
    l /  lヽ/ l   // / i >ニ、__l´  }ヽ、 /lノ  lノ
    { ト、  ヽ'´ l{  ´/// /l / ヽ、ヽ '、/  〉=〈ノ  /
    ヽ l ヽ    ノ/__/, / / l/  /  `ヽ'、 /   トt-{ト、
     lヽ l    l/ ̄ l / _/ /  / \   `!、  lヽ'´ \
     ヽ{l    / r '´/ l´ヽ/ /、/`ヽ、\‐、 ヽ'´ 〉    l
      !ノ   i ノ / !  //   ヽ  \ ヽ ヽ   /レ/ ヽl
     /    レ///  / /   l ヽ /〉 `ー, /レ'〉 }  ヽ
     ハ  ,、 l レ'{   l r'   ! / l ー' / i / l l〈  l  \
     l { /、/__/   l /     _」,ヽ' l l/ l / l} l  l  >、l_
     l / i、 > ハ }   /´    l / /  レ'N  / / /lヽ lヽ、/ヽ_} ̄ヽ
     lノレ{  l} lノ  /    / l二 !   l/_ヽ / // l  !Vヽl }-ュフ フヽ/
     , トレ,〉'´l/   i'   /  /  ヽl lノ l {`ヽノ /   〉\ヽ´ 7' 〉‐!
    /´/ lハ /   / /  /    } l  l ヽ l /   /}   ` ヽノ`
    レ{ //´   / l   /      /  l  `i'´   / {
  / ///'´    l  l /ノ     /    l   l   ´  l


莉子「新免さん……」

尭深「なんと完成度の高いAAなのか。おおすごいすごい」

新免「……どうやら、道は違えてしまったようね」

誠子「違えるも何も、私達は元々フリーランスが信条だからな! 釣り人は釣り場所を選ばないというヤツよ!」

新免「ん? アナタ誰?」

誠子「ひぅ」
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 23:13:11.45 ID:+WAR0TaAo
始まってたか
俺も世界樹4買ってきたぜ、2の時代からクラスが多少変わってて戸惑ってるが
687 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:15:25.87 ID:iHi8BONV0


苦笑交じりの言葉を洩らす少女は、奥の扉を見ながら言葉を続ける。


新免「……互いの信じる道が違えたならば仕方ない、か。私の行く手を妨げるというのなら……」


                        \   \   :{    }:   `/    > ´ }
                       |    \   \_ 乂 _ノ::γ./     /::::}   |
.       ___               |!     {\   } ̄\   {/      ./:::::::::::!  .|
    、  ∨::ヘ` <           ||     ./! .{\、./ヽ  \/      ./:::::::::::::|  !
    \マ∨::::ヘ、 `ヽ.         |l    /.' マ 乂.L   }::.....  \   /::::::::::::::::!  !   テックランサー!!
   /,ィ\ !:::::::::〃 ̄¨ \      .|l.   /,   マ  ::\_ :::::.... i、  /:::::::::::::::::/  / ,、
 ,ィ/ γ ヽ\、::::{      i..     |キ .//    `マ_  ::\__,.ノ/\:::::::::::::::::/.> -〈 l 〉、-:、
. { {:⌒:.、_.ノ::{ .\.{       |      | }//,ィ:、    }_|:γ´i`ヽ\///\::::::::/    . V  ヽ ヽ
 \:.、_ノγ 乂ノ::\ 、    i,ィ: : : :{`ヽ! !/} __ .\γ{`ヾ::::::!  !   \\///\'   /`ヽ   ヽ !
.   \ヽゝ_ノ;、:::::::::{:\\ 〃: : : : ヤ {_/ !`ヽ ̄ { .i ̄|::::::!  !    /:::::\///;\ ./::::::::::/:::::┐  }
     ` <._ヽ::::ゝ、(F{.{: :,ィ 7:/〉 ;7/::}_ヽ .| .! ̄{:::ノ /     {:::::::::〈\///:/::::::::::/::::::::::|:::┐
  /i ̄ ̄i\_/ `L_./ ∧!_:\/://!./ }::/___} .i └=ニ         !ヽ/.ヤ:::\./::::::::::/::::::::::;ノ:::::}
. /i/ ̄ ̄\{::::::::::::::∠/ ./〉、`ヽ{/:ノ,レ'::/   / ゝ、  ,< 1    /    ヤ:::::::{::::::::::/:::::::/::::::/
〈 \:::::::::;ィソ::::::::: /  { 〈 ヘ:::ヾ\_/:::::/。   /___}::\ ヽソ  /        \::::\.ノヽ_ノ\_/
. ヤ  \/{ .{:::::::: /   .ノ .ヘ \:::::::::;ィヽ.__/ : : : : !:::::::\_/         \_> \///\
  \ ::{ ヤ_!::::::/    /i /ヘ._゚/{`i::ノ  / !: : : : : : : }::::::::::/::l                    \///\
   \{、   ̄\__/ { { : : : : :.   /: :!: :_,ィ: : : :{_,ィ': : :ノ!                 \//
     {/\ ▽    .ヤ!:-=ニ7!ゝ--': : :!{_/: : : : : : : : :/: :|                        \
          \___,ィ'ヤ: : : :{: : : : : : :{: : : : : : : : : : : :{>-'
          / ゝ-'__\:ー=\: : : : : \ニ=-: : : : __>
        .<   ,ィ_ノ/\:__/i ̄ ̄ ̄.ゝ--- ´:::::/



新免はそう言うと、腰に下げた二本の剣を連結させ莉子達に裂帛の気合を放つ!


莉子「く、来る……!?」

やえ「あっちの方が力量も人を相手にした戦闘も上手、こちらが勝っているのは数だけか……」

煌「戦いは数ですよ小走さん!」


彼女達が威圧に警戒した時、新免は不敵な笑みを洩らした。


新免「やっぱり、甘いね……」ダッ

莉子「あっ」


莉子達が威嚇に気を取られていると後ろの扉を開け、彼女はその奥へ駆け込んでしまった!


誠子「や、やばっ! これは追いかけないと!」ダッ

やえ「あれだけの実力者ならゲートキーパーを一撃で葬りかねん……急ぐぞ!」ダッ

688 :>>686 2とかいうブシドー大出世作、彼に何があったのか ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:20:56.61 ID:iHi8BONV0


    , -‐=-x 、 -―-x         -‐-x   -―-x 、
  //       丶/////ヽ、__ __/////// -―==x`ヽ
 / /         ∨//∧/ =〈〉= \////           〉=\
. {ヽ'            |// [ミ=弋フ=彡]//|           ,;彡}
 `゙''、,_           ,'{三/〈三三三〉'三}|            ,;彡/
   `ミミミx 、    /;:{三} z=____=z {三}圦        ,:彡/
      〉´ `ヽ≧=‐/;: ゝ=i /三三三', k´  トゝz=二三彡_〈
    /   /丁// ;::::::;  l 三 三 三l    〉 //| ヾ√ `ヽi
   _ゝ=-‐/  |////',::::::; \三三/    _/ .///|  |:;    !
  /   `ヽ   |////`〉:::::::::;,,          〈 .////|  ゝ‐-=ノ
 /      i  |/////ゝ ‐---´ 三 `--‐≦},'////| /:;   ヽ
.,/_ _/_ :! |/////ゝ-厂', 三三/圦/\.,/////| |:::;  __〉、
    c c\:| |////_ `ヽ ',〉三〈//   | ////| i:; ̄ ̄   }
ー‐‐‐―x c } \/_  \丶三三/  厂 } /// {::; c c c ノ
/ /   \__} /_  `ヽ ー‐-‐ー" /`ヽ    `ー---‐‐i"
 〈   Y    | /_  `ヽ  ヽ     /   人   ( /ヽ_ ノ
\ \ ゝ‐-ノ/   `ヽ  \ ` ‐-‐´   /  )  丶- '‐´


彼女達が部屋に入ると、そこには体を鋼鉄で覆った巨躯が佇んで、周囲を見渡しているのが見える。

あれがフカビトの侵入を許さないために配備されたという、巨兵ゲートキーパーだろう。


莉子「……世界樹って、鋼鉄作れたんですか?」

やえ「知らん」

煌「鉄鉱石を石炭で還元し銑鉄を作り、それに調整を加え鋼を作ってさらに圧延を行ってこれだけの量の鋼鉄を作るとは……世界樹、すばらですっ!」

誠子「いや最早そういう問題ではないような」

尭深「世界樹は錬金術師か何か?」


だが、そこで莉子達は新免の姿がどこにもないことに気が付く。

さらに悪いことにその巨兵は彼女達を見るや否や、突然に異音を上げる。

そしてギラリと目を光らせ、彼女達のいる方にゆっくりと近付きはじめた!


GK「ま゛っ!」ガションガション

莉子「き、来てますね明らかにこっちに……」

尭深「ここに来て巻き込まれるとか、流石の不運度である」

やえ「というか何故世界樹はフカビトと人間を区別する程優秀なCPUを用意してくれなかったのか」

誠子「インテルハイッテナイヨー!!」


……莉子達は否応なく巨兵の敵と認識され、そのまま戦いへと引き込まれていく!


煌「うひゃぁー! 大きいですねこれはまた!」ピョンピョン

尭深「……ビルゲイツ働けよ」

689 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:25:30.75 ID:iHi8BONV0



         _,,,,、-‐‐-、- 、  ~"=―" だ  じ 理 人
   _     /   ~ヽ  ヽliiヽ_ _~<  !  ゅ 由 型
,‐-/ |_/'|/~"'ヽ、   ',   '.!li ~lヽ'-、     う だ  と
l  | | l l''┬-、 ヽ   l  l| iil/ii_,;lニ>     ぶ け  い
'  |/ l / |i l/~ヽ ヽ l  il|ili/ iil/lli'').    ん で  う
   |/.,-l ',ll  ',    ilil/ill!i!i!!_,,=ニ-‐,
\    l ヽ',li  ' ,lililllil!lll!!!iil!, ''ilil/!l|〃- 、,-、
:| l\  ヽ ヽヽ,,  `i-!il!!ll,, -'" /ll/!l//!// / |,-、    ,-、 /
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l l    ヽ └、__   "/〃ノノll!i/l!lllii!!i  |
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l       l "''''''''i''""~!!!!//!!! /lll!!!!iii /


【ゲートキーパー が現れた!】

690 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:26:15.06 ID:iHi8BONV0


尭深「そしてまさかのジャイアントロボ全く関係なしという」

莉子「あ、ある意味もっと恐ろしいロボットです……」


    /    ヽヽ_     /) /                           ,.,....._
    /     l l   ̄`'''-<_ l                         ,..-''" )) ヽ、
   /      ゙,ヽ      ,'/"´                      ,,.-(   _,.ィ-、  ヽ、
,,.-イ       // ̄`` ''' ' <                        (/ >-''"  _ .ノ、   ヽ
..//        ヽ、_  _ノノ                         ヽ. ヽ,,.-''"   )   \
.l l          /-、_ ̄/                          ヽ_,人_,. ,. -'"`;    lヽ-、._
ヽヽ        /──'´             _,...-、,-、.,_  ,、.,、          (  ,.+"    / .! -、._`` ' -.、
 ヽ.ヽ、  _,.,.-'´             ∩∩,.'i<_ヘ_ii_/冫-' i'''i' '、         `<人   ,..' ,..' 、   `' x
  ,_`` ``/               .i'"ニi--ヒ i`''_-イ__ヽ'"i ̄   }             ` -<-'ヘ  ヽ, 、.  ` -、
/./  /、_                ゙、 __ i- 、l _,.!/i- '' "´     ,.r-' ' ' ' ─-z、、、_,,ヽ. ヽ、.  `'.、' 、
 /  / ,,,_ ~'''-─-x,,─-- 、 _      ``'' - 、,/\_i__,!/ヽ   _r-─-<        /./-_,..! ヽヽ   ` 、 ` 、
/  ./ | '-`,','--ヽヽ.      `<"' ' -、,.,.,.,__/  l  ヽ ヘヽ7"´ .ヽヽ  ~ヽ、     l. i. ̄ ヽ. ヽ.ヽ   ` 、
 ./ リ     ̄"'''i i        ヽヽ  ヽヽ ` =±ュ_ヽ_,./     ヽヽ   ヽ.    l i,.,.-'' ',ヽ、 ヽ.ヽ、
// ./ ,.- 、_    .l l        ヽヽ.  ヽヽ       ヽヽ      ヘヘ.   ヽ.   l. i-'" ̄_,.,.ヽ、._`-'
''" ./  `'''- ニ_'''-nl l         l. l.   ヽヽ       ヽヽ.      ヘヘ    ヽ  ヽ.ヽ、-'".-''"  _>─'''"
 ,.'        ̄7 /         l. l.    ヘ.ヘ   ,r- 、 ヽヽ  ,.--、. l. l.    ヘ   ヽ、ヽ,_,.- ''"
'" (`` '-x、_   ./ /         .l. l     ヘ.ヘ  ((,,;;;)) ヽヽ ((,,;;;)) l. l.  ,x、 ヘ    >'
─- ~`'' -、.~f//         ././ ._   l. l   `'' '´  .ヽヽ      l. l (´;;;) l  ,.r'
    ̄~''c-'",..'´          ,/./ /r,,,;ヽ   l. l  _,.,.r-─ '''`-゙ ̄``' '- .!_j.    l-'"´
       ̄` -、       .//  .ヾzン _,r !_j'"´_,.,.,.r--z──−、- 、 _ `` -、 /
          `'─z---=='-''´      ,r'´ ,..-' "´  /,r''"~``'' 、ヽ  `` '-、 /
             ヽ、         ,r'´ ,r'´      / /,.',.、>~ '`ハヽ`` ' ' -、_l´
               ヽ、      ,r'  ,r'´    .,.-−'´,. l i )) /m゙、コ.、i````' -、ノ
                 ヽ、   ,.'  ,.'´  ,,..-'´,.r-'''"´l. l l (( iElll3 < i l r'"/~`` 、
                   ヽ、j  /  ,r'´ _-''"-'" ̄.iヘ ! ゙、フ 、W,' c l l l. l    ` 、_
                    ヽ< r'´_,-'´ ./    ヘ、ヽ.ヽニ/yr<,'/ !./ /      ヽ、_    _ _
                       < イ   /      ヽ`ヽ、- .....r',./.' ,,-'       ,,.-< ,r-''"   i `7
                       `-l,,,.-''"        `' -~、. ̄,.,.r-'"      ,-'"´//      ヽ. ヽ
                      ,-'´                ̄        ////`` '-、     ヽ ヽ


【ゲートキーパーの 双覇の構え!】


彼女達がそう言っている間にも、ジーグ……じゃなかったゲートキーパーは両腕を構えてきた。

その構えには威圧感だけでなくじぃんじぃん、と微かな磁力すら感じる。


やえ「む……明らかにジーグブリーガーの構えだな……全員防御姿勢を!」

誠子「怖い、怖すぎる……」

尭深「鯖折りはグロ画像になりかねない……」ズズズズ

莉子「み、皆さん本当に警戒してください! 今までで一番凄いのが来ると思います!」


【莉子 の防御の号令!】

【味方後列 の防御力が上がった!】


煌「それでは私はいつも通り防御を……しかし本日後列版! 庇いませんがダメージ減少!」


【煌 のラインガード!】


厳重な防御に構えた所で――彼女達はふと一人だけ何の防御もしていない人物に気が付いた。


やえ「……ん? 私と尭深、そして誠子が防御の姿勢……莉子は防御の号令で後列(やえ、尭深、誠子)の防御力の底上げ……」

煌「私も防御、ついでに後列支援で……」

尭深「と、いう事は……」



莉子「……あれ? 私だけ防御姿勢取ってない……?」

691 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:34:17.91 ID:iHi8BONV0
                           _, <´ ̄ ̄ ̄`> 、
                  _,ヘ_,ヘ-‐/  | |  | .|  | | ∧‐-,ヘ__,ヘ_
                ∠.| |_| |_|、  | |  | |  | |  ,イ_| |__| |_\
                ∨.Y. | |  | \ Y  |.|  .W /.|  | | W /
       _, -─- ,_ _, --∨ `  Y ,\|.\`  |  ´/|,-‐-v‐一、 /‐- 、_ -─-.、  この野郎っ!ジーグブリーカー!死ねぇっ!!
     /        >、   ` <_   ∨.\__\__∠ /  / -一'、   /       \
   ./            ∨    ` <_∨ \>/  ∨/      _, -'  /        ∧
  /       _, -─- 、_/ ̄` - 、    `\ `ー一/      ´  _〉´           ∧
  .|      /    / ` ー-、    ̄`ー一' ̄Y ̄、       - ' / `<_          ∧
. .|     /   ,-┴‐-- 、_  \        ∨ |     , --─' ´ ̄\           |
  .Y    .|   〈__         \  _     _, -‐一- 〈- 、      ∧           |
  .∨    ∨ ./ `        /7´   ̄ ` -<__ , -‐'´  \      |        /
   ∨    `‐-ヽ、_       ./ /            _      ∨    /       ./
    \     〈  `      |  |     ,-一 ´ ̄    ̄ 〉   .|    /      /
      ` ー-一 `/`      ∨ ∨    ` ー-------一' ´   .|  _, イ    _ >'
            弋____,/ ̄ \___  _           ./-‐´ ´ ̄ ̄
                           `'<_` ‐- 、       /
                             ` ー-' ̄ ̄ ̄`-'


【ゲートキーパーの 天地双覇掌!】

            . . -―――- . .
         . : ´: : : : : : : : : : : : : :`: :.
     γ ⌒ヽ -=ニ二二二二ニ=- : : :.\
      〈| ○ |〉斗≧===≦二ニニ{: : :.
      人_  _人: :l^^^^^^^^^^1: : : : : |: : : :.
     ′: :`´ :|:.|:.:| _,i:i:i:i:i:i:i:i:_ |:|:.:.|: :.:.|: : :.|:.
      |: |: :.:.:|斗:|l:.|´i:i:i:i:i:i:i:i:u`|:ト:.l:L:.:|: : :.|:|
      |: |:|: : |从八{__i:i:i:i:i:i:i:i:i__}八从: :|: : :.|:|
      |: l八: {,xr≦芹i:i:i:i:i:i:i:i:i:芹≧ト)イ: : : |:| こ、これ……っ!!(ガタガタ
      |: : : :)ノ V)炒i:i::::::::::::i:i:V)炒 |:.l: :|:|
      |: : : : |m, ァ    ,     〈∨ヽ: :.l: :|:|
      |: : : ://〈 〈     __    l } }∨.:.:|:|
      |:|: :∧ヽ }| / ̄  `ヽ  j   }: : |:|
      |八乂   \ `ー〜ー〜'/    八从{
        )ノl\   \ー‐‐/   /}ノ
          从l \    }   {   イ )ノ
      ‐┬‐┬‐/   /\/l    |ー┬┬ァ=ミ
    /   ∨∧/   / /oハl    | / //   ',


【莉子 にダメージ!】

【莉子 は死んでしまった!】


煌「防御しつつ回避というウルトラC級の技ッ!」スカッ


【煌 は攻撃を躱した!】


やえ「――ッ!! こ、コレは超威力とかいうレベルではないな……」

尭深「ラインガードが無ければ即死だった……いやホントに」

誠子「点棒で言うと−59400、そんな値のダメージ」


【ラインガード発動 ダメージを軽減した!】

【やえ にダメージ!】

【尭深 にダメージ!】

【誠子 にダメージ!】


(※天地双覇掌……アンパンマンで言うとアンパンチ、ビッグオーで言うとサドン・インパクト、ダイ・ガードで言うとグレートノットパニッシャー、キングゲイナーで言うとニンポーカラテ、アンダムAGEで言うとフリットおじいちゃん、そんな立ち位置の超強力技。相手は死ぬ)


692 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:40:21.65 ID:iHi8BONV0


尭深「……治まりましたかね?」

やえ「ああ、多分な……流石にあんなのが連続で来るとは思いたくない、莉子にはネクタル(気付け薬)を飲ませておこう……」


【やえ はネクタルを使った!】

【莉子 は目を覚ました!】


莉子「ハッ! ……す、すいませんなんか迷惑掛けちゃって……」

尭深「困ったときはお互い様ですよ……それではこっちは後列の回復をしましょう」


言いながら尭深は茶葉……ではなく列回復が出来る回復薬を取り出した。


【尭深 はマドラを使った!】

【後列 のダメージが回復した!】


煌「では私も失礼して……これをどうぞ!」

莉子「あ、どうも」


【煌 はメディカを使った!】

【莉子 のダメージが回復した!】


誠子「よし、反撃開始だな……行くぞ!」バッ

尭深「ああ、ダークエーテルも撃ってないのにすぐ氷使おうとして……TP切れても知りませんよ?」

誠子「ふっ、心配するな……あのアンドロ娘こともこさんから教わった、この技を使う!」


そう言うと彼女は拳をゲートキーパーの方へと向け、そして吠えた。


                       , -‐- 、
                      ////}ト、〉
                _)ヽ_ -‐={「////}‐-〉
            rf)ヽ ,ィiニ二二{{////ヘ j   ロケットォ、パァァァァンチィィィ!!!
         __)  ,ィi二二ニニ弌//>'"
        ィアそ  {{二二ニニ>'"´           r‐‐r‐、
        ,ィe  ) 弋二>'´(      (ヽ__..,-‐=ニ7´ヽ_j_‐ヘ〉
      {f込   r七)_rヘノヽ)、_r‐‐、(⌒ヽ,ィニ二ニニニ{{=く(__/ヽ 〉
      {二ニニニ二二二二ヘ /⌒ ヽ {{二二ニニ弌 ーヘヽ/
        Vニニ>‐……‐-≪ニ弌  (__` {{二二ニ=-‐'"`¨¨´´
       \/          \vヘ_ -‐) -‐=ニ´
          |              Y´  ´ー'´⌒´
         | -‐……‐- .,  |
       ,:仁二二二ニニニ\」
      .:仁≫=≪ニニニニニニl]
      ムイ´    `寸ニニニニl]
     《/       Vニニニニ入
     /         /ニ二ニ/  \

【誠子 のロケットパンチ!】

【相手 の弱点をついた!】ピコーン

【ゲートキーパー にダメージ!】

【ゲートキーパー にダメージ!】

【誠子 の腕を封じた!】

【誠子 にダメージ!】
693 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:46:11.67 ID:iHi8BONV0
物凄い速度で飛ぶ拳が、鋼鉄の体に重くブチ当たる。


誠子「フハハハ、見たかこの超秘技! これぞまさしく、天下のロケットパンチよぉぉぉーっ!!」

尭深「何やってんだお前! え、いや、その……何やってんだお前!」

誠子「何って、ロケットパンチですよ……しかも何かこの攻撃弱点だったみたいです! やった!」

やえ「いや、やったじゃないが……ダメージはともかく、腕を封じてまで使う技か?」

誠子「大丈夫! 腕が無くても星術撃てます!」

やえ「そ、そういう問題ではない!」

誠子「いやいや、ホント大丈夫ですって。それに――」

                                            /  /
                                             /  /
‐-   _                                        /⌒/
     三二==‐-  _                          /  /
‐-==二三_          ‐-   _                   /  /  何かこっちの方がエネルギー節約できていい感じなんですよ
         ̄   ‐-==二三_   ゞ‐ ̄==‐-  _     ,‐-‐=、__ノ /
                     ̄ ` ‐-==二ノ三二=/i`i:::〉〉 >-‐==二二i三三三 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                           _  -‐=二i`‐-‐二-.'i‐' ̄`´ヽ、    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                   _  -‐==、´ _  -‐/'::::::}``'´__从 i::::::::::::/ /-<´ ̄`i ̄ ̄i´'=-
           _  -‐  ´  _  -‐   ´   /<::::::::ノゝ´ ̄`ヽ∧´ ̄`‐-、_'__i >,-'、__E´
    _  -‐   ´   _  -‐  ´    ゝi-‐二-=´ヽ  >'、_〉:::::i::::::::〉-'  \ \      ̄
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           .<   > ´ゝ-'ヾ-' ̄´.       ,'彡´;、:::::::::ゝ、::{ミ‐-‐ ,   \ \
         /   > ´            ゝ‐=‐、/::::::/:::;ゝ‐‐'‐、i::i` ̄i´      \ \                    /
\         ̄ ̄                   〈〈´ ̄∨,::::::::::〉     i {i {i、      \ \                      /
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.  \ \                    /   / ∧'        ∨   ∧          \ \         /  /
.    \ \                   /  / i              ∨   ∧         \ \     /  /


【誠子 のTPが回復した!】


莉子「地球を温めてはられる!?」

尭深「ちゃっかり世界救わないで下さい!」


(※ロケットパンチ……相手に二発ダメージ。使った後腕封じ(物理攻撃の威力半減、腕技使用不可)に)

(※省エネ……アンドロの常時発動スキル。自分の封じの数だけTP回復)

694 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:54:27.76 ID:xZS9dpkY0



                                 ';
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       ゙、   ゙';, ,イ!〃 , ='‐ \__ト,__i、_  rニ>ノ l |   
         '、  ,;''lT_-r-、ィ_‐_7´ l l! l!  |  r'r‐,⌒゙/
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        _,,..-‐‐'''''''f ヽ‐_7´  ´^、-----、    l   l
      r'''´  , i   '、  `゙'''''''´  /   ,' `゙'‐、_ l  l
   _,.-‐''´ l  i i. l    ゙'、    _/   ,'    /'、i  .l
  f´    l   ゙,,i l     `゙''''''''´     i ,'"  ,'  l.   l
  l   ヽ__,,l   ゝ!               V   i  i、   l
  l    i  `゙ ̄´i゙::            :: l/----ゝ、___、__,ノ
  l   ,'        l ゙、            .::l
  !  ,'        l:...           .::::l
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 l   ゙ヘ,___,,,>゙'、 ::....            l_____
./l | ト、ト、!::::::::::::::::`'ゝ、,  :::..    ..::::...,r‐'´:::::::::::::::::::::: ゙゙''‐-、
レレレ'::::ヽ::::::';:::::::::::::::::゙'、゙'、_     _,-'゙/:::::::::::::::::::::::/r::::::::::: ヽ,
 i::::::::::::::゙、::::i:::::::::::::::::::::'、::::゙',ー‐‐''´::/":::::::::::::::::::::/::::/r、:::::::::::::::l


【ゲートキーパーの……】



        _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >    ゆっくり   しねェ!!!  <
         ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
        ,. - 、- 、               , -, - 、
  _ノ!__,イ_/ ‐'= , ヾ !ト、_ ,.、,.、    ,、 ,、 ,イ!〃 , ='‐ \__ト,__i、_
 |  !l !l l `ヽ_‐_、 ,.-r‐_Tl'lT!T !   l T! Tl'lT_-r-、ィ_‐_7´ l l! l!  |
  l ,- _  j` -、_l〉ーl_,r'l ´  ´,!.   l、` ` lヽ_lー〈!_,. - ´j  _ -, !
   \  ` ト、\ l  ̄ l.イ //     \`丶!、l  ̄ l /,ィ ´  /
    \,r' ト、 `l  ̄ !.イ /..       \ i、!  ̄ l´ ,ィ ヽ/
     <   ll `ヽ__‐,r'l l            l lヽ‐_7´ ll   ゝ
     !、 ll   ll  !j l,            ! j!  ll   ll ノ
       `'- 、___l!  _,r'            ヽ、  !l__,.,. -'´


【ゲートキーパーの 分散!】

【ゲートキーパーは 頭と胴体に分散した!】


莉子「あ、二つに分かれた」

尭深「攻撃をしてこなくてありがたいですね……あ、一応【ダークエーテル】しておきます。ジーグブリーガーの為は合体してる状態の技っぽいので、まぁ大丈夫でしょう」

やえ「(どっちも頭と言う所には誰もツッこまないのか……?)えーっと、じゃあとりあえず剣虎……いや、ここは別のを呼ぶか……【獅子王招来】!」




695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 23:57:03.47 ID:GY4hR2u9o
>>694
上のAAは何なんだよwwww
696 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/21(金) 23:58:12.43 ID:xZS9dpkY0


その声と共に、獅子が静かに洞窟の奥から現れた。

やえと良く似た王者の風格が漂うその獅子。


             r- x仁._>、ノ}
            /,人_ \adミメ、
         | lリ  レl  V:::::::> \  …………
         | | /´| |::::::::\\`
         N:|./  | /:::::r―-ゝ \
         | |:ハ._ハ/|∧::::::|    、  \
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         / :|    |: : : : : .  |: :|ヽ     / ∠ __
          l: : :乂   |∧: : : : : ハノ  \/   ̄ ̄/
          |人 从   从.ハ: : ;ノ 〈     \   /
         人{\ハハ /}人/   }       `Y´丶
         }   ヘノ  {     /         |  _)
         {三三三 }  {三三三三}        | (_, - 、
         ソ   lノ  V    V \/    |       ノ r―ァ
        /     |   /      \/ { -‐  { _,   (ー┘(
        ∠_,ィ仁ス三三三三二ユ、__ ノ-、\   }ハ {___,-―┘
     /二二二ハ三三三三三二\》ノノ} {主彡イ
     /二二二二ハ三三三三三二ニ寸=x}    |
   /二二二二二ハ三三三三三二ニニ\ニ\  ヽ
 ,.ィ仁二二二二二二ハ三三三三三三二二\ニ\へ}
/二二二二二二二二 ハ三三三三三三二二ニ\ニ\}_


莉子「つ、強そう……!」

やえ「いや、矢張り駄目か……!」

尭深「え?」


難しそうな表情のやえの前で、獅子王は――

  ┬   >                     /l
 .‐┴‐ <.                    / l  /|   ,、
  -    .>               l\ i / l / |  //
   _/ <.           _(⌒ー'l ヽ|∨  l./ |/ ./⌒)
  __   >      .::r/'´  'ー‐-、l  | ∨ /   |  /  (_,-、
  ー┬‐ <      ::::iヘ ;ヘ,、  __ < | ∨    _>‐- 、 _゙ー'⌒ヽ、
  .ノ    >    : ::::: l ソ iミソ'´ /   `ヽー--‐/´     ヽ' し-、 (_ノ)
      <      : ::::,┘ {|!/_ <     `ヽ、    、     \   ヽ、.ノ
   |    >    : ::::ヽ、,,ぇ,r‐、ヽ\     へ.   \    ,.へ、_
   |   <       : ::::::L ` < \〉゙\     \/` >ェ-ヽ/  `ヽ
    ,   >       ::::::i \〉ヽ   ヽ 、    ヾ-<´ ,、へ  \,、ト'´ヽ
  , イ  <         :::::ヘ   \  _ >、>ヘ-v_ゝ ヾ  ,ド、 (_ノ_ノ
  . |    >        ::::::ヘ,    \ >  i   (    レ'´  〉
      <           : :::::ヽ 、  ィヘ  ノー-,〉   し(_ノ
 ┃┃┃  >            : ::::ヾ'゙  〉 (.(_ し'
 .・ .・ .・ <               :::(_ソノ


【獅子王 は眠り出した……】


がくりとその膝を落として眠りについた。


誠子「え、寝るの!? 百獣の王としての誇りとかは?」

やえ「こいつはリアルタイムで深夜アニメを見る事に誇りを持ってるからな……」

莉子「録画してよ! というかその誇り何の価値もないよ!」

煌「気に入ったらブルーレイも買いましょうね!」

やえ「ま、まぁこんなヤツでも起きれば強いんだ、起きれば……という訳で、まず攻撃は他から頼む……」

697 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:03:36.17 ID:SNnN4hZE0

誠子「あ、じゃあ【氷の連星術】で……せいやー!」


 _人人人人人人人人人        人人人人人人人人
 > うぬわぁぁぁぁ!<           > 効かないナァ!<
  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^         ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
        ,. - 、- 、               , -, - 、
  _ノ!__,イ_/ ‐'= , ヾ !ト、_ ,.、,.、    ,、 ,、 ,イ!〃 , ='‐ \__ト,__i、_
 |  !l !l l `ヽ_‐_、 ,.-r‐_Tl'lT!T !   l T! Tl'lT_-r-、ィ_‐_7´ l l! l!  |
  l ,- _  j` -、_l〉ーl_,r'l ´  ´,!.   l、` ` lヽ_lー〈!_,. - ´j  _ -, !
   \  ` ト、\ l  ̄ l.イ //     \`丶!、l  ̄ l /,ィ ´  /
    \,r' ト、 `l  ̄ !.イ /..       \ i、!  ̄ l´ ,ィ ヽ/
     <   ll `ヽ__‐,r'l l            l lヽ‐_7´ ll   ゝ
     !、 ll   ll  !j l,            ! j!  ll   ll ノ
       `'- 、___l!  _,r'            ヽ、  !l__,.,. -'´


【誠子 の氷の連星術!】

【ゲートキーパー頭 にダメージ!】

【ゲートキーパー体 にダメージ!】


誠子「……あ、どうやら片方全然効かないのがいるみたいですね。頭の方かな?」

尭深「体じゃないですか?」

やえ「(どっちがどっちか全く分からん……)」

莉子「じゃ、じゃあ今度はこっちが……【ファイアアームズ】でいきます!」


【莉子 の武器が炎を纏う!】


莉子が以前やった物荒業を一人で再現するように、自分の武器に炎を纏わせる。


尭深「折角炎の迷宮にいるんだから冷たい氷にすればいいのに……」

煌「まぁ、別に何かの属性に強そうという訳ではなさそうですからね! 【ディバイドガードガード】! 今回は莉子ちゃんです!」ガチャンコ

莉子「いつもどうもありがとうございます……」


【煌 のディバイドガード!】


698 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:10:11.15 ID:SNnN4hZE0

煌が再び後列の防御に入ると同時に、ゲートキーパーがふよふよと周りを飛び交いだす。


莉子「ま、まさか連携攻撃とかではないですよね?」

やえ「あれには何もいい思い出がないから、できれば勘弁してほしいのだがな……」

尭深「連携攻撃といえば、やっぱり私はメダロットの……」


       l            
  関 今   l            
  係 そ   l            
  な れ  l            
  い     l            
  だ     l            
  ろ    / ‐ ‐-- 、      
ヽ、___   /            
  ノ `√     rっ        
〃r   , -‐‐‐-、 ^ ,‐‐‐-、.   
 ノ   //´ ̄ ヾニニン,'~~ヽ|;||   
 l   |;|ヾーッ-‐´/:::l l`ー<. l;||   
;;;l.   |;|  l    ヽ::::Ll   l |;||___, 
;;/.   |;| l__,7l.  ヾ::/  l、l_|;||;;;''' ;
     ̄´   l. <  ̄^>.l   .|  
  _ ___ ___, ‐,´ 、ニ二, /> l   
./;;| ;: ::ヾ l.     〃;;;/   
;;;;;;;| l ヾ::::ヽゝ、______,ノ;/    
ヾ;;| ヾ  ヾ:::::::::::::::::::イ´      


【ゲートキーパー頭 のヒートレイ!】

【ゲートキーパー体 のアイアンクロー!】


尭深「痛い痛いすみませんすみません」

やえ「わ、私にまでとばっちりが!」


【尭深 にダメージ!】

【やえ にダメージ!】


やえ「しかも結構痛いぞコレ!」

尭深「合体分離系のロボは分離時はカモ、そう思っていた時期が私にもありました」

やえ「くそ……仕方あるまい! 少し早いが時間だ! 起きろ獅子王!」


【やえ はテリアカβを使った!】
699 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:16:38.70 ID:SNnN4hZE0

予想外のダメージに慌てながら、チューブからしをエンテイ……ではなく獅子王の鼻に塗りたくるやえ。

メン・イン・ブラック3にもこんなシーンあったな、と莉子がその様子を静かに見守っていると――予想通り獅子王は苦痛分多めの雄叫びをあげて飛び上がった。

//////  /                      |\        /
//////|/                       |  \      /
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/// /        / ヽ                 |     \  /
// /|/ |ヽ       /  ヽ        /|       |       \/
// |  | \___/    ヽ、___/  |     _|
// |   |         |            |      \   昨日ガルパンと新世界より
//|   |\__   |       ___/|       \
//\/    /\  |     / \     \     /   見て眠いからシフトあけさせてって
/  ∠__ / ◯_\ |    /  ◯\___\  /
/  \    ヽ‐-‐‐'´ `iーi'"  ` ‐-‐'      / /     言ったじゃん!
///\   ) ) U /  ヽ   ( (    /   \
/// |  ( (   /     ̄\ ) )   |     \
////|  ) ) |   __   |( (    |      /
//// | ( (  |  / ( ( `  | ) )   |      /
//// |   /|  |  ) )|  |\    /     /   /|    /\
/////|  / |  | .( ( |  |  \  /     /   /  |   /   \
/////|/|  .ヽ |  ) )|  /  .ノ\/    ./  /   |  /


【獅子王 は目を覚ました!】


やえ「主人の命令をそんなどうしようもない理由で断るな! 私の命の危機だぞ!」

エンテイ「俺は睡眠時間の危機だよ!」

やえ「お前の睡眠時間なんてどうでもええわー!! とにかく働け、働けー!」


獅子王はやえの言葉に気圧されながら、しぶしぶと言った感じで相手に襲い掛かった。


                      ノレ-―- 、__,
                      //ヘ      ∠_ /´ ̄`l
                 / // ヽ, -―--イーァ    \
  秋山殿と          /レ  _」 |  /   __//ーァ   { ̄
                | ト-'´ _、  _,ィf:} _/ /   ゝ   `ー┐,
  結婚したい!    /く \_/f:} ゝイ└く   \  \__,   //   ィ
              /イ 〉 `7  , へ、 ヽ    \  / / /  / /
               | /  / /| ―l∧   〉  / ̄ ⌒\  /,/  /
               ∠ _ |  l「/l  lV| /  /   /⌒`//  /
               jリ | ヽ ヽ二二ノ /  /    フ / /  / _
     _,. - '        _,/ |  ∧|    |/lヽ/   {くヽ   ´ ̄ ̄/
    ,' .:'´        \  ヽ/ | ヽ    ヽ     \」_ノ}   /
   ノ {_         /    N  }     \        く  ≪く ,ノ}
  {   _)    , --、 卜、     | | ノィ     ヽ         ̄ ̄ ∠,
   ヽ {__,/ _,ノ j   ̄`ヽー、 |     }Vヘ、         /
    ノ      > _ ゝ 、_    ヽ\! {    /ノ }ー\      _/
   \_   __,. イ´ /  く     l |V\  { 八/__}`¨¨ 厂
       ̄ 〈 {  {    〉   ノ ノ   `ヽ} -――-イ  /

【獅子王 は唸り声をあげおそいかかった!】


 \                    ィ
   ` ー-‐'´ ̄ ̄ ̄`ヽ、      //
               ヽ__ / /
     |                 /
ヽ   |      u             |
\ヽ  ! i'´ ̄`ヽ、0_____     .|
  ヽヽ  |  ●    ● |    ./
   | !  |u .,ィ        |l  /
   | _ `ー' |     ト、__||´
-―{(|ヽ  ̄ ̄ (__人_)ヽ  !
   ソ  l 、        ./∨
  〈   l \     f<_
   \     ̄フr‐'′  \
ヽ、   \___ノ       \,.-―――-
                      /

【ゲートキーパー頭 にダメージ!】

【ゲートキーパー体 にダメージ!】
700 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:21:24.77 ID:SNnN4hZE0

莉子「す、凄い……!」

尭深「流石に百獣の王、という訳ですか……!」

やえ「ああ、ホラ。皆褒めてるぞ。やれば出来るじゃないか、エンテ……」


  ┬   >                     /l
 .‐┴‐ <.                    / l  /|   ,、
  -    .>               l\ i / l / |  //
   _/ <.           _(⌒ー'l ヽ|∨  l./ |/ ./⌒)
  __   >      .::r/'´  'ー‐-、l  | ∨ /   |  /  (_,-、
  ー┬‐ <      ::::iヘ ;ヘ,、  __ < | ∨    _>‐- 、 _゙ー'⌒ヽ、
  .ノ    >    : ::::: l ソ iミソ'´ /   `ヽー--‐/´     ヽ' し-、 (_ノ)
      <      : ::::,┘ {|!/_ <     `ヽ、    、     \   ヽ、.ノ
   |    >    : ::::ヽ、,,ぇ,r‐、ヽ\     へ.   \    ,.へ、_
   |   <       : ::::::L ` < \〉゙\     \/` >ェ-ヽ/  `ヽ
    ,   >       ::::::i \〉ヽ   ヽ 、    ヾ-<´ ,、へ  \,、ト'´ヽ
  , イ  <         :::::ヘ   \  _ >、>ヘ-v_ゝ ヾ  ,ド、 (_ノ_ノ
  . |    >        ::::::ヘ,    \ >  i   (    レ'´  〉
      <           : :::::ヽ 、  ィヘ  ノー-,〉   し(_ノ
 ┃┃┃  >            : ::::ヾ'゙  〉 (.(_ し'
 .・ .・ .・ <               :::(_ソノ


【獅子王 は眠り出した……】


やえ「くそ、コイツまた眠りやがった! ……ぐっ、回復薬がもったいないからまた後だ、後! 次頼む!」

誠子「あの獅子に影響されて私も熱くなってきたぞ……!」

尭深「いっつもオーバーヒートしてるじゃないですか……」

誠子「いや、アニメ熱が」

尭深「そっち!? よりにもよってそっち!?」

誠子「これは私のそんな思いを込めた必殺技だ、喰らえぇぇーい!!」


    \           ヽ         |         /             /
     \          ヽ         |           /           /
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          \      ヽ               /      /
‐、、            \                r--、              /          _,,−''
  `−、、                      <弋_ }                     _,,−''
      `−、、                ガッ レ" /                 _,,−''
         `                   ヽ-ヘ
                          r-、_ノ?Y~ヽ
───────‐              / ヾ  /  |              ───────‐
                        //  )7_/ |_|
                       //  / |  ||
           _,,−''         `/ L_/ r-| //l             `−、、
        _,,−''             /  に二二_リイ/ j                    `−、、
                  /        トーー、_ノ ヾ_ノ_/)                 \
                      》l 〈  /_ヘ__/


【誠子 のロケット頭突き!】

【ゲートキーパー頭 にダメージ!】

【ゲートキーパー体 にダメージ!】

【誠子 にダメージ!】

【誠子 の頭を縛った!】

701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 00:22:52.48 ID:ciyCH616o
炎の魔人思い出してしまった
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 00:23:46.56 ID:snajIa82o
唯一神…
703 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:25:42.18 ID:SNnN4hZE0

誠子「どうだ見たか! この頭突きなのに何故か全体攻撃という謎仕様! この強力な力を目の前にして、お前は何も――」

尭深「ちょっと」

誠子「ん? どうかした?」

尭深「頭縛りって、アレ、どういう事?」

誠子「ああ、流石に頭が飛んでいくのは無しになったが、今全力で頭突きして超痛い! 術式の類とかもうマジで言う気にならない!」

尭深「いや、そうじゃないよ……頭縛りってお前、ゾディアックの星術はどこ依存の技でしたっけ?」

誠子「頭」

尭深「じゃあ縛られてたら?」

誠子「使えぬ」

尭深「……使えないのは頭じゃなくて人間自体でしたか……」

誠子「な、何をー! 省エネのお陰でTPはさらに回復するんだぞ!」


【誠子 のTPが回復した!】


自分の得意技を封印するという謎のハードモード仕様に切り替えた誠子を無視し、彼女達はゲートキーパー達をぽかぽかと殴りながら次の攻撃を待った。


704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 00:25:57.64 ID:CdgPzSXuo
いいキャラしてるよやえさんと下僕たち
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 00:27:10.51 ID:HNQyTWYAO
流石センパンズの一員なだけあるな
706 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:29:57.80 ID:SNnN4hZE0


……

…………

………………


         , -, - 、
   ,、 ,、 ,イ!〃 , ='‐ \__ト,__i、_
  l T! Tl'lT_-r-、ィ_‐_7´ l l! l!  |
  l、` ` lヽ_lー〈!_,. - ´j  _ -, !
   \`丶!、l  ̄ l /,ィ ´  /
    \ i、!  ̄ l´ ,ィ ヽ/
     /``ーニ=-'"一´\
   _/((┃))_____i |_ キュッキュッ
.. / /ヽ,,⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ (,,ノ   \
/  /_________ヽ  \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

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   ,、 ,、 ,イ!〃 , ='‐ \__ト,__i、_
  l T! Tl'lT_-r-、ィ_‐_7´ l l! l!  |
  l、` ` lヽ_lー〈!_,. - ´j  _ -, !
   \`丶!、l  ̄ l /,ィ ´  / +
    \ i、!  ̄ l´ ,ィ ヽ/     +
     /ヽ、ニ__ ーーノ゙\_  +
    .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|  トン
   _(,,)   死ねぇ!! (,,)_
.. /. |             |  \
/   .| ____ ____ |   \


【ゲートキーパー達の 集中!】


      _                           __
     /〉 三ミ                     /三 ハ
   イ ハ {_ノ       , --:、          {_レV ハ
   |/ # 厂      ト‐‐|、_,|--イ        〉 ト、| |
  //| ̄〈レ‐‐‐:、   `ニハ三ハニ´   , ---:、  ヽ    ト、
. // / /l l     }レ‐‐‐ハ⊥ハ‐‐‐レ{  #  }  }ハ  ハ |
 l/ / | | レ' ̄\ /ニ O | # |  | O ニヘ. __ノ   イ l | |/
 |V  V / # .V/ニO |   |  | O ニ\| // ̄ ̄{ |ノ  V |
 \__ /  // / , ―┬―┬ 、 \. | | |  # ゝ__ノ
  {    }./⌒|/  /  _VニニV_  \ V⌒  ̄ ̄ ̄
  `‐‐‐'     \/  / .l # l. ヽ ヽ/
             ̄ |--|   |--| ̄
             //  .Lニニj   V\


【ゲートキーパー頭とゲートキーパー体は 合体した!】


莉子「あ、が、合体しました!」

やえ「とはいえ、結構ダメージを与えたつもりだぞ……」

尭深「こっちもボロボロですけどね……」

煌「合体したという事はあれがもう一度来ると言う事……攻撃されればひとたまりもありませんし、今の内に回復すべきですね!」

誠子「いや、こんな状況だからこそ押すべきだ! なんだっていい、ヤツにとどめを刺すチャンスだ!」

尭深「術式を使えず、腕も彼方へ吹き飛ばしたのが何を言ってるんですか……」

莉子「(しかも一番ダメージ喰らってるし……)」

尭深「とりあえず、さっきのジーグブリーガーの前段階では無いようですし、冷静に回復していきましょう……」ガサゴソ

707 :今日なんか回線クッソ重いんだけど何故? ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:36:39.62 ID:SNnN4hZE0

そう言いながら尭深は来るであろう攻撃に備えようとしたが――そこで、ふとバッグを漁る手が止まった。

みるみる顔が真っ青になっていく彼女。明らかにただ事ではない様子である。


やえ「ど、どうした? そんな顔を真っ青にして……」

尭深「……回復薬、切れちゃいました……」

莉子「!?」


                        _
                      ,r:´: : :`ヽ      _
                      ,.r=r-《: : : : : : : :!T T . ス´ `ヽ、
              ,.r.大i≦-リ=リ .lヾェ、;_;_;_ァ! _ ,ィ´ \  .ヽ,
.       ,r ――<_ .   込、__込ミ_.!__|化´ ||   .ヘ   .|
      /       ヽ  ||  ∨ `弋Y__《 :l   ||    .|  .|
.     /   ___ .ヘ .|l    \__/   |/  ||     .|   〈
.     | , ィ´___.二>! |       ̄.T´    ||    ./_/
       ∨/|: :|__|: :|__|: : :| |          |      ||   /: . : >、
        i/: リ:/. : .:/:  ̄r三≧.、,r-.、  |  ,.-、 ./ O./r==K: :ヽ
        ゞ; :./: . :./r=.、: . :ゝ--イ//´: .|  .|  ゞイ./_,r《: :.|: ..Yゞ=|
        ∨: . :/:.ゝ、_`ヾ:. :. ._/ |: . : .ゝ、.|__ .ィ  |:.:|: . |:. :.|:_;_ノ
          \:..|:_:_:_: : ´:. :./: :ゝ込: : /: .>、   _.∧_夾_弍リ´
         .ヾ!  ヾ: : : _!/:.:ゞ、!: : :/ /´::`ー=<!:./_./:::∨
           ゞ==イ: : :/:.ヾ/: :.|\:|__|: : : : : : :∧`ー=イ
            》、:_:_:_:|ヾ: :.|: : : |::::::::::::|`ーy=イ  \
             /    .∨\!: : :.|(二ソ: : :/    ,r=ゝ、
              l  __.  \∧:_:_i;_;_;_;_;_ソ   ./: : : `ヽ`ヽ、
           _∨:: :: ::`ヽ、`´        ./: : :ヽ、: : : :`ヽ `ヽ、
         |: : : :ii ̄: `ヽ__ゝ        ./: : : : : : `ヽ、: : :`ヽ、`ヽ、
         |: : : :ii : : : : //: : \      ./: : : : : : : : : : :`ヽ、: : :.`ヽ `ヽ、
         |: : : :ii: : : :.//: : : : :∧ ___人: : : : : : : : : : : : : :.`ヽ: : : : \:.ヘ
         |: : : :ii: : :.//: : : : :/: :.|     \: : : : : : : : : : : : : : :.\: : : :ヘ::ヘ

【ゲートキーパーの 双覇の構え!】


やえ「このタイミングで、回復薬切れなんて……嘘でしょう?」

尭深「……すみません、気づかなかったこっちのミスです……!」

誠子「今はそんな事してる場合じゃないって! 今一番体力に余裕ある人って誰なんだ!?」

莉子「た、多分私かと……」

誠子「よし、花田さんは莉子のカバーを!」

煌「りょーかいいたしましたぁー!!」


本当は一番頼りない筈の誠子の指示と共に、煌が重い盾で莉子とゲートキーパーの間を阻む。


【煌 のディバイドガード!】

708 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:39:17.94 ID:SNnN4hZE0

莉子「ちょ、ちょっと待って下さいよ! わ、私一人を生かしてどうなるんですか! これじゃあ前の時と、ナルメル戦と時と同じじゃ……」


それに今回は前のようにはいかないだろう。やえの慌てよう、尭深の落ち込みようから見ても今度の奇跡は起こりそうもない。

ゲートキーパーがゆるやかにジーグブリーガーの構えに入るのを見ながら、莉子は必死に怒鳴った。


莉子「私がいくら体力があるからって、こ、このままじゃ唯嬲り殺しにされるだけですよ!」

獅子王「そうそう、まるでトータル・イクリプスのようにな」

誠子「それでも全員死ぬよかマシさ……それにな」

莉子「それに――?」

煌「! 来ますよ!! 何とか耐えてください!!」


ゲートキーパーが味方を葬りさる一撃を喰らわせる、そのほんの数瞬前。

莉子は、緑色の釣り人が最後に口を動かした瞬間を、その目に捕えていた。


口の動きは、自身を有した表情と共にこう語っていた。


――私は、絶対に死なないから。

709 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:41:46.42 ID:SNnN4hZE0


                           _, <´ ̄ ̄ ̄`> 、
                  _,ヘ_,ヘ-‐/  | |  | .|  | | ∧‐-,ヘ__,ヘ_
                ∠.| |_| |_|、  | |  | |  | |  ,イ_| |__| |_\
                ∨.Y. | |  | \ Y  |.|  .W /.|  | | W /
       _, -─- ,_ _, --∨ `  Y ,\|.\`  |  ´/|,-‐-v‐一、 /‐- 、_ -─-.、
     /        >、   ` <_   ∨.\__\__∠ /  / -一'、   /       \
   ./            ∨    ` <_∨ \>/  ∨/      _, -'  /        ∧
  /       _, -─- 、_/ ̄` - 、    `\ `ー一/      ´  _〉´           ∧
  .|      /    / ` ー-、    ̄`ー一' ̄Y ̄、       - ' / `<_          ∧
. .|     /   ,-┴‐-- 、_  \        ∨ |     , --─' ´ ̄\           |
  .Y    .|   〈__         \  _     _, -‐一- 〈- 、      ∧           |
  .∨    ∨ ./ `        /7´   ̄ ` -<__ , -‐'´  \      |        /
   ∨    `‐-ヽ、_       ./ /            _      ∨    /       ./
    \     〈  `      |  |     ,-一 ´ ̄    ̄ 〉   .|    /      /
      ` ー-一 `/`      ∨ ∨    ` ー-------一' ´   .|  _, イ    _ >'
            弋____,/ ̄ \___  _           ./-‐´ ´ ̄ ̄
                           `'<_` ‐- 、       /
                             ` ー-' ̄ ̄ ̄`-'


【ゲートキーパー の天地双覇掌!】


【煌 は莉子をかばった!】

【煌 にダメージ!】

【煌 にダメージ!】

【煌 は死んでしまった!】

【やえ にダメージ!】

【やえ は死んでしまった!】

【尭深 にダメージ!】

【尭深 は死んでしまった!】


……

…………

………………


【誠子 は攻撃をかわした!】

710 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:46:22.61 ID:SNnN4hZE0


――生きていた。

煌に庇われた莉子は言うまでも無く、何故か誠子すらも。


莉子「――え?」

誠子「ふっ、言ったじゃないか……死なないと! 私の脚が有する、この最強スキル――」


                        _, -─ 、 Tノ   ̄[t.Y__ノ「 T厂 } _,ノ
                       /  _,. -、  Y´ zニ孑¬ |└‐¬ < ̄
                        |r‐'´   l /^ー'{    j ノ     ヽ ノ
                   |     / /_ 二≧=ニヘrく厂 \   ロケットジャンプがある限り!
                   |_ / /  ,.-┐   〈   \_j〉
       __            /´   l  | /-─!__/ニ┐    `ヽ、_
  _, ¬7゙  、 \     ∠┐    /  厂          └-、__   jハ
. / l  └-- 、丶 \ ー<-ヘ! |  / イ                  ̄{   ノ⌒{
 { | r  ̄\ \ 丶 ヽ  ` ー┘,   /} |                   \//  \      _
 ヽ ヽヘ厂ヽ┘ \ ' 厶ニ、   〈 /,∠ノ                { ィ/\   `Tー- / _,ノーr、
  ヽ ヽ  <フ   _j_ノ   \  ! l/                       ヽヘ.  ヽ  ヽ-/ /   //
   丶 \ニィア´    ,=-ヘ  } | |                         ` 、ノ __人. {  ィン
      ー┘ >、_,二ハ   ∨ //                         〈{_/ / > ` >'^
         { {    ーヘ  Vイ                              { 〈 /  /


(※ロケットジャンプ……アンドロのスキル。脚を封じて(脚を封じると逃亡と回避ができなくなる)次の攻撃確実回避)


莉子「へぇ、本当に凄い……ってアレ? でももう全身が縛られてるような……」


頭縛りでは術式が使えない。

腕縛りでは殴る事がかなわない。

足縛りでは敵の攻撃を避けられない。


莉子「……って! 全然駄目じゃないですか! 私も誠子さんも結局満身創痍だし! どうするんですかこれから!」

誠子「? どうするって――勝つんじゃないか。これから」ニッ

莉子「えっ?」

誠子「さて、この戦いもようやく終わる……この一撃でな」グッ


言いながら彼女はゲートキーパーの対面に体を据える。

711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 00:47:36.27 ID:snajIa82o
長かった戦いよ、さらば!
712 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:51:52.34 ID:SNnN4hZE0

誠子「……あ、そうそう。莉子を生き残らせた理由だけどな……体力が有り余ってるのと、もう一つあるんだ」

莉子「――え?」

誠子「今から見た物を見て――お前ならきっと私の事を馬鹿にしないと思ってな」

莉子「それって、どういう――」


――その問いは最後まで言いきられる事はなく。

――勝負は、一瞬でついた。


【誠子 のHP砲!】


    l |
    l | 、          .i
     !/ \    i.      .;i|
     !'    \   .|i:.,   .;i |
          \  | `i:.  .;i  }                /
\         \| `i:.,.;/  !      i         //
_ノ\             |   _,,.ノ     .、/}    /^~^´ /
___,/\         !/⌒~、       } /    //~7  ノ
     \           \    |,'       / /
       \           ヽ    !      /,/,     ,/
        \ ....           }      // /`二ニン
   、___. .. ., ,,,;;;;;;;;;,.=-      ,!     //  /'´
     ̄\_   /、       ノ     /´ ,.
          `‐-`=ー `ー-‐ ´      ノ'    i}
        ,._____     ,     /    ,/´
       /ー´ ̄  _,//   //    ,ノ   ,_._
         < ̄ ̄ _/ ,/ {   ,.〆 ヽノ (:.
          l  / ,._ノ  _ノ' _ノ~   ノ  ノ~       __
          } | /   /         i,、,;^~`\   |i  ´1|    ,/
          ! // _/          ′     \ //  ,|}   ,/ノ
          } ´,/~                  ,ノ'′ /ノ _,/~ i'
         //^                  '′  ,ノ'_,)~ .:} /
         /                       li,/ ,ノ  ;;;! {
                                   ~  /  ::!,ノ'
                                  /,:-‐'~
    
【ゲートキーパー にダメージ!】                              



莉子「…………」

誠子「…………」

GK「…………」



 \                    ィ
   ` ー-‐'´ ̄ ̄ ̄`ヽ、      //
               ヽ__ / /
     |                 /
ヽ   |      u             |
\ヽ  ! i'´ ̄`ヽ、0_____     .|  ……マジで?
  ヽヽ  |  ●    ● |    ./
   | !  |u .,ィ        |l  /
   | _ `ー' |     ト、__||´
-―{(|ヽ  ̄ ̄ (__人_)ヽ  !
   ソ  l 、        ./∨
  〈   l \     f<_
   \     ̄フr‐'′  \
ヽ、   \___ノ       \,.-―――-
                      /

【ゲートキーパー を倒した!】

713 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:55:10.32 ID:SNnN4hZE0


HP砲。

自分の体全てが封じられている時にのみ使える、アンドロの最終兵器。

その威力は射撃の技量で決定するのではない。鍵を握るのはずばり、自分の残りHPである。


        .ィ
       //. -''" ̄ ̄ ̄`゙''ー-、
     .へ}  ′          ヽ
    /  ` u            ヽ           ,ヘ
   ノ                   .i      /ヽ /  ∨
  / // / .イ .l|  ト、   、  、    l    l\/  `′
 ノッ′/. /./ |/ .|  |uヽ、 ヽ  l    l  _|
  | ./| /lr=<‐‐| |_,.=キ、 ト、 :|:::....  ヽ \
  |イ | /::::l    ̄ヽ |h` ー‐‐' l::yヘ::::::. 〉  >  倍返しだぁー!!
 .  レ|/::::::゙iー- イ'__ヽ{ヽ、..___ノ}:/^i |::::::::/∠__
     `ヽ::::l,   ___,.、 u  レ‐'ノ::::/  /
      `'ーヽ  }z‐r--|    イ :::;∠-ッ  /_
       `'ミミヽ`ー-- '_,.. イ|:::::::::;∠     |  ,、
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、  l/ ヽ   ,ヘ
_ /'''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、..\/ ヽ/
    /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i
.     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
      l.    |:.:.l./';';';';';';'!    /:.:.| i´|.ー‐' | / |    |. !   l
.     l.   |:.:.:.!';';';';';';';'|  /:.:.:.:!.|"'|.   l'  │-==:|. ! ==l   ,. -‐;
     l   |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l   |    l. |   | /   //
       l  |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l    l、 :|    | } _|,.{::  7 ))
        l  |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ'  ::::::|;   7


このスキルの攻撃力の値は、最大HPと現在HPの差額×スキルに元から存在している倍率(最低116、最大169%)で決定する。

つまり、追い詰められればられるほどその威力は高く、強くなっていくのだ。

追い詰められた時にこそ輝くまさしく一発逆転拳。咲いたぜ、勝利の華がよ……! と言わんばかりのこの技こそアンドロの、いや誠子の最終兵器である。
714 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:57:22.92 ID:SNnN4hZE0


誠子「――と、いう訳だ! 強いだろぉ! 凄いだろぉ!」

莉子「す、凄くて強くて助かったのも分かりました! 分かりましたから……皆を運ぶのを手伝ってくださいよー!」


ゲートキーパーを倒した彼女達は、そのまま洞窟迷宮を逆走していた。

三人分の人間を引きずりながら、莉子が喘ぎ喘ぎ叫んでいるのはその為である。


誠子「いや、しかし……まさか糸を持ってくるのを忘れてるなんて、尭深も意外とうっかりさんだな」

莉子「お、重い……本日のMVPなのは分かりましたから、手伝って……」ズズズ

誠子「まぁ、代わりに獣避けの鈴があったから戦闘にはならずに済んでるけど……いやぁ、人間どんなミスを起こすか分からんなぁ」

莉子「な、何で手伝ってくれないんですか……私何も悪い事してない……」

誠子「それは嘘だな! 絶対心の中で『あ、この人アホだ』って思ってただろう! それも今日だけで五回ぐらい!」

莉子「え、そんなまさか、思ってませんよあははは」エヘヘヘヘ

誠子「……あとちょっとだから頑張れよ」スタスタ

莉子「……うう」


今日誠子が活躍したのも事実だし、自分が内心「可愛そうな人だな」と思っていたことも事実である。


莉子「(今度から、先輩には敬意をもってあたろう……心の中でも)」


――そう反省し、彼女は重い荷物(三人分)を再び引き摺り始めた。

715 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 00:59:36.56 ID:SNnN4hZE0




【第三章:領土侵犯と王の我儘という、しょうもない運命の二択】


カン!



716 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 01:02:10.37 ID:SNnN4hZE0
今日は何か回線が超重くて困りました、なんでしょうねコレ

あと秋山殿と結婚したいのは私の本心でもあります 戦車を見て目が輝かせながら語る薀蓄を五時間ぐらい頭撫でながら聞きたい

明日は番外編3、vsゴーレム編です ゴーレムは何かのロボットアニメから出すので、何のAAが出るか当てられた方には世界樹4のスレで出すキャラ一人決める権利を差し上げます、いらなくても貰ってください なお作品を書くかは少し怪しくなってきたもよう

方法は簡単「乙」の代わりにゴーレムとして私が出しそうなロボットと、好きな咲キャラを一人書くだけ。ね、簡単でしょう?

それでは
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 01:07:19.21 ID:CdgPzSXuo

デルフィング(ブレイクブレイド)
このスレに出てるキャラでもいいなら京太郎
だめなら姉帯さん
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 01:09:27.32 ID:snajIa82o
おつー
キンゲのゴレーム、出すのはもちろん末原さん
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 01:11:57.21 ID:zCGoYXz+o
乙ー
ガンタンクで。好きなキャラは小走先輩
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 01:12:00.75 ID:lxTaeIPd0
乙ー
秋山殿は可愛いから結婚したいと思うのも仕方ないね

ゼオライマー
キャラは野依プロ、野依プロが無理なら咏ちゃんで
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 03:56:20.64 ID:MeDvi+Opo

ジェイ(ヒートガイJ)・・・・というのは冗談でマークザイン(蒼穹のファフナー)
キャラは京ちゃん、ダメなら宥姉
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 08:37:38.38 ID:B5KpkJRFo
おツー
メタb…もといヴァーチェ
キャラはかおりん
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 13:34:47.81 ID:pMkn5xsIO

ガオガイガーで
キャラは淡
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 13:52:28.76 ID:ke7JHC7AO
ロボットアニメの知識がほとんどない自分はどうすれば
でも世界樹4スレには期待
725 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:22:16.55 ID:SNnN4hZE0
>>717-723 までの熱い予想ありがとうございます 当たってるかは本編しだい 後>>722はちゃんとメダロット7買え! DSよりマシな出来だから!

>>724 正直申し訳ないと思ってるけども、何でこんな事をやるかと言うとね 純粋に世界樹4で誰主人公にするか悩んでるからなのよ 「主人公は最初二人組で行こう!」以外なんも決まってない だからこんな事した訳ですな


という訳でもし何かあなたの好きな二人組がいましたら(本編で全く絡みのないのでもいいよ)レスしてやって下さい 後できれば「世界樹に挑む目標」とかもあるとイイネ! 適当でいいよ!

てなわけで番外編3やります
726 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:24:43.44 ID:SNnN4hZE0


全く持って不思議な事に。

数年間ずっと見ていたにも関わらず、脳裏に思い浮かべる事が出来る彼女はどれも戦っている時の雄々しき姿だった。

自分の背丈よりも巨大な砲を担ぎ上げ、敵に向かって銃弾をばらまく。

どのような相手に対しても一部の油断も隙もない、そんな姿が自分の中で印象に残っているからだろうか。


菫「(――そう)」


本当に、強い人だった。

本当に、気高い人だった。

それは射手としてだけの物ではなく、もっと本質的な人間的な所にある強さ。


菫「(だからこそ、私もバリスタへの道を選んだんだ……嗚呼、今あなたは元気にしていますか? もし願いが数年前に姿を消したあなたの姿が、もう一度だけ見たいです――)」

菫「(――はやりさん)」



……

…………

はやり「こんにちはっ☆ はやり国から来たプリンセス、瑞原はやり、レベル(ピー)ですっ! これからよろしくね、スミー!」

菫「…………」


               ,. '" ,. 、\ ,. -‐ 、
             /  /  `    ´`  \
             /                 \ヽ
          ,.'    '    /  i !     ヾ
           / '    l  / ,'./   l. !|    !   ゙ l
         ' /    .l / //    'l l !    l !   !l
.           ' .'     l/ ー '-―_-' リ└- _!,!_   ! !
          ' l     l イ~~~下     ,.二、、ー,、/l! l  ……何、やってんスか?
         l .l       l ヽ ノ     'i  リ ヽ.!    l
.         l | !     l!          ` "   l    l
         l l ー- _!         ,     l    l.!
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727 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:29:41.12 ID:SNnN4hZE0






倒れても倒されず。

踏まれても立ち上がり。

決して枯れる事のない雄姿を見たか。

決して挫ける事のない勇士を見たか。

困難に屈さぬ者達の姿。

人、それを不屈という。

そして波間を走る不屈の者達の名。

人、それをフクツーズと呼ぶ。


【番外編:フクツーズ外伝3…vsゴーレム】




728 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:31:11.88 ID:SNnN4hZE0


―船上―


菫「え、何やってるんですか? はやりさん? 『はやり国』? って?」

はやり「もう、スミーったら! 私と仲良かったからって、そんな大事な事今言っちゃ駄目だぞっ!」

穏乃「ええっ!! 弘世さんとはやりさんって、知り合いなんですか!?」

はやり「スミーはね、『はやり国』ではやりの事を守ってくれてたナイトなの! 実力は折り紙つきだよっ!」

京太郎「……冷や汗かいてますよ」


新たに加わった仲間、銃器使いの弘世 菫と共にどんぶらこと彼らは舟に揺られていた。

今度の相手は、遺跡に住む巨人だと言う。


菫「『はやり国』なんて物を私は知らないが……昔一緒に居たのは事実だ。偉大なバr」

はやり「あー!! 今日相手にするゴーレムってどんなのだっけー! 穏乃ちゃーん!」

京太郎「(誤魔化した……)」

穏乃「え!? えっと、ですね……」

菫「いや、本当……何をやっているんですか、あなたは……」


穏乃がそう言いかけている間にも、菫は言葉を続けようとする。


はやり「うわー! なんか耳が遠くなっちゃったぁー☆」

京太郎「それは加齢の所為でですか?」

はやり「違ぇよ、言っとくが28なんてお前が思ってるよりもすぐだからな」ボソッ

京太郎「(やっぱり28なのか……)」

菫「帰りましょうとはとても言いませんが、せめてその姫様属性を……」

はやり「うひゃあーっ!」


はやりが再び騒ぎ出したのを見て、菫は諦めたように京太郎の方を向いた。


菫「一つ聞きたいのだが、この人は出会った時からこうなのか? その……」

京太郎「ええ、『はやり国』のはやり姫百パーセントです」

菫「……何という事だ……あれ程偉大な人間が何故こんな……」

729 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:36:33.08 ID:SNnN4hZE0


ニニニニニニニニニニニニ/  ゙、   i
ニニニニニニニニニニニ./i   ゙、  i
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ニニニニニニニi   ヽ   .∨∧  ∨∧            ̄'''‐-、 `ヽ       ,ィ、/;;/;;/;;;;::::i  :::../ /|i
ニニニニニニニi'、    \   ∨∧_// 〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,        `'' ト、    __/;;;://´ / / ヽ l/:::::.. ヽ|i
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 ̄: : : __、: : :\ i \i \  /::/  ∧./三三二ニ=- 、          '''';;;;;,,     \ l ::::::ノ  i /  /   l
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ニニニニニト、   丶、\    /::i   i  i三三三三三三三三三三> 、       ''';,,   ∧     |:: ::l   |
ニニニニニi  `丶、.l 丶、\  i::/i / /.三三三三三三三三三三三三> 、     ヽ   ∧    ∧:::::〉 | i
ニニニニニi     i   i丶`"::i } / i /三三三三三三三三三三三三三三`丶     \  ∧三ニ-、 :::-l | i
ニニニニニ.i     .丶、i  l: : :i/  〉三三三三三三三三三三三三三三三三\    γ`i∧二二ヽ::::::〉 | i
ニニニニニi、       i  .l: : : i  / 三三三三三三三三三三三三三三三三三 \  i o.ノィ i二二二ニヽ  .|、
ニニニニニi ` 丶 、   .i   l : : : i i 三三三三三三三三三三三三三三三三三三 .ヽ ゝイ。i i二二二二二〉 ∧
ニニニニニi      i 丶i  l : : : :∨ 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三∧ ゝイ.i二二二二二`ヽ .∧
ニニニニニi      i   ` l 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 ∧   .i二二二二二二 \∧
(※こいつはアトランタル)


ゴーレム。


大異変(百年前のなんやかんやの地震)前の古代技術によって作られたといわれる巨人の遺跡。

早速海都より調査団が派遣されたが、何と遺跡に足を踏み入れると石造りの巨人が襲い掛かってくるのだ。

何でも噂によればその遺跡の中にはかつて、古代技術を駆使して岩石の塊から生きた巨人を作り出し戦いに用いていた民族がいただという。

衛兵が倒されれば当然海都が泣きつくのは冒険者である。至る所で頼りまくりだが、その依頼を受けて食べていく冒険者がいるのも事実である。

――そう、例えば京太郎達のような。

730 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:42:26.85 ID:SNnN4hZE0


穏乃「と、言う話だったような気がします!」

はやり「ゲゲーッ! 地味に話を簡潔に纏めやがったー! きょ、京ちゃん! 後巨人の遺跡までどのくらいかなー?」

京太郎「後ちょっとですよ」

はやり「よっしゃあ! ……じゃなかった、じゃあはやりも準備しないとなっ☆ このマジカルステッキでぇ……」

菫「え、ちょ、ちょっと待って下さい!」


先っぽに変な生物が付いた変な棒(トイザラスで一個ぐらいはありそう)を取り出そうとしたはやりを、菫が慌てて止めた。


菫「はやりさん! あ、『アレ』をどこにやったんですか……?」

はやり「…………」

京太郎「……『アレ』?」

菫「私が今まで見てきた中でも最強の弩砲……それを使って、何度も私達の街を脅威から救ってきたんだよ、この人は!」

穏乃「え、ええええー!!!」

京太郎「(まぁ何となく話の流れからそんな気はしてた)」


やっぱり『はやり国』は嘘だったんだな、よかったよかった――と安堵する京太郎をよそに、話は進んでいく。


菫「……あれを持って戦っている時のあなたは、何よりも輝いていた。英雄だった。隣接する海以外何も自慢が無いような私達の小さな街に、あなたはずっといてくれた」

はやり「…………」

菫「あそこから去った事は何か理由があったんでしょう、だからあえて聞きません……でも、どうしてバリスタという職業まで捨ててしまったんですか!? 教えてください!」

京太郎「えーっと、俺この空気の中で戦うの嫌だから早い所答えて下さいねー(どうせしょうもない理由だろ……)」

穏乃「…………(す、凄い! 京太郎さん、まるで動揺していない! 戦いの事を考えて行動するなんて、やっぱり違うなぁ)」

はやり「…………と思う?」ボソリ


菫の必死の質問に、はやりはぼそりと呟くような声で答えた。

731 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:46:48.82 ID:SNnN4hZE0


菫「え?」

はやり「銃を持って巨大イソギンチャクと巨大イカを粘液まみれになりながら必死の形相で撃退する女って……結婚できると思う? しかもそんな女を英雄視する街で?」

菫「…………」

京太郎「…………」

穏乃「…………」

はやり「……あっ☆ でっかい洞窟が見えたねっ! 多分あれが巨人の遺跡かな? よーし、今日も一日頑張るぞーっ。おーっ☆」

京太郎「……あの」

はやり「あれー? 聞こえないぞー? 皆もおーっ☆ って言おう! せーの……」

穏乃「はやり、さん……」

はやり「おーっ☆」

菫「何というか、その……ごめんなさい」

はやり「……おーって言えコラァァァァァ!!!」ガシッ

菫「ごめんなさいごめんなさいすみませんごめんなさい!」

はやり「お前らがそうやって無駄に持ち上げるお陰でなぁ、こちとら完全に婚期逃しちまったんだよオラァ!!」

穏乃「や、止めてくださいよこんな時に! 今から強敵が相手なんだから……」

はやり「私も年齢と言う強敵と現在進行形で戦ってんだよ! 老い先長いからって無駄に冷静になりやがって畜生!」

京太郎「…………」

はやり「お前は何見てんだよ! いいよな、男の28歳は働き盛りみたいな立ち位置でいれて! ほうれい線が出来てるかどうかを確認するために、毎晩怯えながら鏡を見なくていいよな!」

京太郎「アンタそんな事毎晩してんの!? 怖いわ!」

はやり「私なんかお前、お前……くそおおおおおおお!! 年齢なんて、冒険者なんて嫌いだー!! 後真面目なお婿さん募集中だぁー!!」ダダダダダ…


周りの視線に耐えかねて、はやりは自分の荷物を全て抱えて船から飛び降り――巨人の遺跡まで全力疾走した。

自分の重い荷物(勿論一番重い荷物は『婚期』という体から外せない物ではあるが)があるにも関わらず物凄いスピードで視界から消えていくはやりを見て、穏乃が慌てて言った。


穏乃「お、追いかけましょう!」

京太郎「まぁ、あのままだったらゴーレムとやらに普通に勝ちそうだけどな」

菫「それを放っておいたらはやりさんが本当に遠い所に行ってしまう! 頼む、追いかけてくれ!」


そう言うと彼らも船から降り、巨人が住まう石造りの遺跡へと脚を踏み入れた。

732 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:52:37.15 ID:SNnN4hZE0


―巨人の遺跡―


菫「はやりさーん! どこにいるんだー! 私が悪かったから! 謝りたいから出てきてくださーい!」

穏乃「うわぁ、しかしすっごく大きいですね……」

京太郎「確かにこれは人間サイズじゃないな……」


遺跡内部はとても広く、まるで人間以外の何かが活動することを想定しているようにも見える。

彼らがきょろきょろと周りを見渡していると、穏乃がふと何かに気づいたように先の方を指さした。


              _,r≦|三三|ヽ
            _/>'";;;;;─-;;;\ヽ
           / /:  '''/ iニi.i;;;;;\|
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         / //:/ ,ィ//|圭|i ト  //l
        / / /:/-/\;;圭;ム |i l;;l l
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        / //,r≦ニ三三\ i|;;;;l .l
        / / 〈        `ヽ\ヽl .l
        / /  \/二ニニ=、   > l .l
       ./. /   ∧  ,,;;;;;;;;;  >"  l .l
      /. /    ∧,;;;;;;;;;;;;; /    l l
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    / /     ,,;;;;;;l三l;;;;;;,     .l l
    / /     ,,;;;;;;;;;l三l;;;;;;;;,    ..l l
   ./ /     ,,;;;;;;;;;;;辻ツ;;;;;;;;,     l l
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   ./\  ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;    l/
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  /     ̄─ニ二_     ,r≦   l
 /              ̄ ̄ ̄     .l


穏乃「あ、あんな所に石像がありますよ! しかも何かすっごくでっかい!」

京太郎「他のと比べても異常にでかいな……一番じゃないか、あの大きさは」

菫「!! はやりさん!」ダッ


と、そこで菫が石像の前にいた(28)の存在に気づき、慌てて近寄る。

どんどんと近づいてくる彼女に気付いたはやりは、ゆっくりと歩み寄る――と、その瞬間!


ゴーレム「ウォォォォォ……ン」キュピーン!

穏乃「!!!」

京太郎「わーお」


733 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:56:02.87 ID:SNnN4hZE0

巨大な石像の目に不気味な輝きが宿りだし、怪しい音を立てながら、少しずつ動き出した!!


穏乃「積もる話は後でお願いします! 今はこれを倒さないと……!」

菫「りょ、了解!」ガチャコン!!

京太郎「はやりさん、大丈夫ですか?」

はやり「ねぇ、京ちゃんの友達に浮気しなさそうで真面目で年上好きの人って……」

京太郎「あ、いません」

はやり「そっか……海都に来てもう結構経つけど、周りにいるのは海の荒くれ共ばっかり。もう、いいかな……」


そう言うと彼女は荷物の中から巨大な弩砲を一張を取り出し、手馴れた手つきで装備する。

その後――迫りくる巨大な石像を見上げながら、静かに呟いた。


はやり「……『この武器を一回使うたびに一年婚期が延びる』と脅してくれたお母さん。『いやぁ俺なんか最近歳でさ、あー早く孫の顔が見たいなー』とプレッシャーをかけてくれたお父さん。ごめんなさい、はやりは悪い子です――」


【瑞原 はやり:レベル28 プリンセス】



【瑞原 はやり:レベル70 バリスタ/プリンセス】
734 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:57:16.01 ID:SNnN4hZE0


            `>、_. | |    |     |   | .|   <´
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三三二7 / !  | ! r';才´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヾ、ヽ. l  l H´r==========
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二二コ   l    ∨.l l、l     .|     |     l l ! !   l  l――――-
    !   l      Y .!.ヾヘ、 _.!     !  〃7 j ノ  l  「¨¨¨¨¨¨¨¨
   l    !       ヾ! {  \_キ¨¨¨¨7彡"  j l./    l  .!
   .l   l      `┘ ,仁三三三三二; └イ    .!   .l
___l   .l        ,仁三三三三三二         l   l
   ヽ  「¨TTTTTTTTTTl三三三三三三lTTTTTTTT┤  / ̄ ̄¨¨¨¨


【ゴーレム があらわれた!】

735 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/22(土) 23:58:06.68 ID:SNnN4hZE0


京太郎「イ、イデオンガンは!? 持ってたら逃げよう!」

穏乃「装備してないみたいです! よかった……イデオンガンを忘れるなんて!」

京太郎「よく気づいたデク!」


                __       ,rッ/.∧
              \__|_.!_./   /././ /、::!
         _  .,イr-゚-ッ'i    .l」∨y'::ii::!
        ,イ:|ヽ、| ir.i-i.、i,i .,rッ-/___..〈::::i;i:!
       ||::|::|i]::i .!.i、i_,iッi,r'-i-=:i:.:.:_:,:.:\/
        l:.∧|i]/`,ツムッイ::::::i:i:.:.:i:.:.i:.:i:.:.:.:.i
         |,ムイ,irt'Ei,r==:|:_:_:|::!;::::!:::i:.:i:::::::ii
        .i::i:irッi::|三!,i:.:.:.:i三:irッ'-'― 、:._:_ii
.         i::i:i::::::il:Lシ,:r-'";;\.l:i;ト'" ̄7:i¨ii.li
      ∧l:i;rッ';;´;;;;i^i::::::|:::::rッiソ二 ̄i::l..ii.l.|
      /\二i::ir''、::i i::::: |:::::ト.i;ゝ、_ ̄iソ ii.l |
  r―r-r'`'yッ::::|::|、ソ_/:_:_::!;;;;;ト」::i.i___二ニ_」、!
  ト-'i二ilノl 〉ソ―'.i:::_::_::_:::||:::rッ-t\   .∨
  ゝ'"ムッi ii./―i'´:::|:.|:.:.:|:|:.:|!::|_\|:.| . ̄ ̄
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【ゴーレム のリフレクション!】


という訳で答えはイデオンでした。世界樹3をやった方なら巨人と遺跡とで多分ティンとくるかと思いましたが……お前ら好きなロボット出しただけだろ! まぁいいけどね!


穏乃「それで、どうしますか京太郎さん! メテオに変身して……」

京太郎「いや、あの見た目からして物理攻撃(メテオも物理)は効かなさそうだ……! あんまり属性攻撃は得意じゃないが、やってやるかぁ!」


彼はゴーレムの目の前に立ち、手のひらに炎を溜めていく。

ゴーレムは何かを待っているのか、何故か動きが止まっている。

これはチャンスだろう――京太郎はそう思い、弱火を手から放った。


【京太郎 の炎の術式!】


ソ-、`ー─‐ァjj  {ト---- ニニヽ
  r`==く:. u  /`ヽ===' 、_,
  ヽ(⌒)_ノ::    |  〈 (⌒) ノ
 ,,,, ̄ ̄´ u   | i .:: ̄ ̄,,,,
  ::     {    }〉    lj
ヽ :: u     ⌒ー '´    u  /
: :\ u   r_-_-_-ュ   j  /: :
: : : :\    --    /: : : :


【ゴーレム にダメージ!】

736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 23:58:53.87 ID:zCGoYXz+o
くっそー、ジムの方だったか
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 23:59:39.70 ID:awzQBuh5o
明るいイデオン運動しないと
738 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:00:51.39 ID:gNatML/u0

菫「問題なく喰らったか!」

京太郎「いや、所詮弱火ですから……ん?」


彼はそこで両腕を向けてくるゴーレムの姿を見た。

二つの大きな拳の周りから、静かに白色の光が漏れ出してくる。


穏乃「こ、これはまさかイデの意思を放出している!?」

はやり「これは……」

菫「イデオンソードだ!!!」


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 l       ,'∧三二 〔i! `ー r -.'                                 .:;:;:;:;.:.:.:.. .   .. .. ..
三二ニー イ ∧   ∧Y_i!_i〕!_l                           _ -,.:;:;:;:;:.:.:.:... .
      /〕l  l!  .Λ{  } ー.、ヘ                        _ - ´   i.:;:;:;:;:;:.:.:.:.. ..
     /ik】.  !.    !п@\  \,ィ== 、             _ - ´       i!.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:... ..
      /i!   l     ト―-.、 /三ムヽ   \_  ─   ̄!l!l          i!  .:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:... .. .. . .
──〈/〆     !     ! ̄\∨三三ムム.   ヽ.         !l!l          i!   ,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:.
 / /        l     l!  │二∨/T     i!         !l!l     _ - " ヽ    . .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:.
_,' _/l         k     !      ̄ ̄ ̄ ゙i    .i!      ハl!  - ´       \ ─ .....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
,'_/ |       /,'三二7ム≧≡ニ> _   ム   .l!_ ─  ̄  `丶 __ ,. ─  ̄       ... .:;:;:;:;:;
    !      /,.'三二7/   ハ三三≧i卞 !    .i __ ,.  ─   ̄
    ハ___7  ̄_二ヘ    ハ.三三ム ∨三二/
       ヘ´  ___∧    ハ (  )   k三ミ7
        ∨〈彡〈  l!    ー─ __∧ ̄
            ∨〉彡∨ ー──、\弋  ゙∧


【ゴーレム のリフレクション!】

【京太郎 にダメージ!】


京太郎「うおおおおおおおおおっ!!」

菫「京太郎君!」

はやり「ちょ、私の活躍前に死なないでよ……」

京太郎「い、いや何とか大丈夫です……どうやら、属性攻撃に反応してカウンターするらしいですね……」ボロボロ


(※リフレクション……ゴーレムのスキル。属性攻撃を喰らうと倍返しする。カミューラ・ランバンの仇ぃぃぃー!)

739 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:05:22.50 ID:gNatML/u0

ボロボロになりながら、京太郎は回復薬を取り出して回復しようとする。

が――


穏乃「…………」ジッ


その動きは、少女の見下した視線によって止まる事になった。


京太郎「? 穏乃ちゃん?」

穏乃「……刀に宿りし幾千の、亡霊の呼びて いざ抜かん!」


     \_/ヽ::::::::::::∧   |     |.  ,'     | `ヽ、   \  \:::::::::::::::::::::::::::|
          \:::::/ ハ.   |       | /|       ト、  ヽ    厶 _, :::::::::::::::::::::::::::|
           /  小  |:|     . | i i      i i  ヽ _>´::::::::::::::::::::::::::::::/
.          /     人_ |:|     .|l ヽ、  / ./    >〈_ノ::::::::::::::::::::::::::/: :
         /     \::|:|     |人_  ` ̄ _/  /:::::::::::::/ ̄〉:::::::::/: : : : :
          /       ,、 ∧   /  ヽニ二´    .|: : : : : : : ー ': :::/: : : : : : :  村正ァァァァァ!!!
.         /         .ハ ヽ>ー<_        ̄_.ニフ | : : : : : : : : /: : : : : : : : : :
       /         /. |\ |     _,,. -ァ≦三 . |: : : : : : : : : \:: : : : : : : : : :
        /      /  i | ヽー-f千王ヒ_ノノ   ∧| : : : / ̄〉.::::::::::\: : : : : : : :
       〈     /   ./| lヽ、_     ! !/   /  |: : : : ー .:::::::::::::::::::::\: : : : :
       \  /    ./:∧ ∨⌒`=<  /   /  ./ : : : :..::::::::::::::::::::::::::::::;:\: : :
        /     /三ヽヽ.⌒\ヽ __/  /  /: : : : : : : : : : : ::=-‐´ ̄ ̄\
       彡      /三ニ:!/ヽ、  ヽ   __/ .>...、 : :x__∩:/ ̄
       彡      /三三;|  ヽ _,,`y-≠./   \_ : : :/
       彡    /三三三\_y三三三ニ|      .\`ヽi
        "〃从/三三三三三三三./  ̄ \     /:\ \
            ハ三三三三三三三|      \__./  .\.\
              //ヽ三三三/ ̄\      /\: : : : : : : :\iヽ、
            // /''L三三|     .\____/: : : \: : : : : : : \ ∨
           // / / `ヽ,-= 、    ./\: : : : : : : : : : : : : : : : :\i
        〈/ / / //|  .\_/: : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : ::〉
.         人/ / //  \___/\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /\
      /:::::::`丶、 // /  \: : ::ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : /   厶
     /::::::::::::::::::::::::::`>∠_// \


【穏乃 の介錯!】

【京太郎 は死んでしまった!】


穏乃「鬼に逢うては鬼を斬る……仏に逢うては仏を斬る……ツルギの理ここに在り」ギン!


【穏乃 の目が血走ってきた!】


菫「ぜ、善悪相殺してるー!?」

はやり「ええっ!?」

穏乃「……あ、ああ……また、やってしまった……」ガックシ


京太郎の死骸を前に、穏乃はがっくりと膝をついた。


(※介錯……一定以下のHPになると敵も味方も関係なくブッコロコロする凶悪スキル。善悪相殺)

(※血染めの朱槍……敵味方にトドメをさすと目が血走り攻撃力が上昇していくスキル)

740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:07:32.22 ID:YG2JdXiXo
ここで介錯が来たか
村正はピッタリだなww
741 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:11:12.91 ID:gNatML/u0

穏乃「これを抑える為の修行の旅だったのに……一人でいる時は上手くいったのに……嗚呼、今宵は一献、今宵は一献……!」ボロ…ボロ…

菫「(そりゃ一人でいれば介錯する相手がいないだろうな……)」

はやり「それで、回復薬は持ってないの?」

穏乃「はい……ちょっと、行けるかな、って……思っちゃって……」

菫「(確かに逝けたな……)」

穏乃「で、でもやっぱり、無理でしたぁ……ごめんなさい、京太郎さん……」

はやり「あ、大丈夫大丈夫。私の知り合いの医師に凄い治療能力を持った人いるから、その人に頼めばなんとか」


          ___ ,,  く ̄ ̄ ̄ミ 、,x===x、
.         / /ア  _,,.∠.._   \. V  //ハ
      .  _j/,  ´      Iヽ   `(|`ヽ,|  ',
        i{ ///       _{_  .   i  ,ハ.   |
        |!′ |! x‐-    '´ キ`ヽ',  V′ ',  !
       V/| |!′        キ  i  》x,_,,ノ
.       ー|i ハk仏ミ   '斧=ミx|  i |ノ, 八
.         |l i'ハ代r'}    弋汐ノ|  i |// ハ
.         |l i ハ `¨ ノ       |  i |/ / ',
.         |l i 人_,       _,、xン|  i 「`く,   '.
        . i  j{个`^'冖^´ ィ-┤  i l   ヽ
         i l  }} 》'゚}} `¨´   |  i |   \ ヽ
.       ││i {{{ {{        |  i |.      \\
.         │ .| j }り }}        |  i |   _彡ヘ \
        l ||ル′.{{       |  i |  '´ .::::::..\ \\
.      │ |//   ,リ       |  i レ'′. .:.:.::::::::.:..\ \\
.      │ |i′ 〃        ,|  i |   . .. .:.:.:.:::::::::..\ \\
.      │ |》ーv《辷_____,彡'|  i |   . . . :: ..:.:.:.:::.:. :..\ \
.      │ |{ ,/i「》,       |  i |      . . .::. .:.:.:: .::.. .\

.      │ リ{UkJ}        |  i |         . .. : . :.: ..\
.        八 { `゙⌒゙′        |  i |

(※知り合いの医者こと斑木ふらん。誰か知ってる人いないですかね……?)


穏乃「え! 本当ですか! スーパードクターKよりも凄いんですか!?」

はやり「二代目K(黒須君)よりちょっと凄いよ。でも腐食には弱いから早いトコ倒しちゃお?」

菫「つまりこんな所で話している余裕はないと言う事か……ならばっ!」


急ぐ必要が出てきた事を悟った菫は、天に向かって弩を向け――強烈な勢いで矢を発射しだした。


           ||
           ||
           []
           []=っ
          (0))
          | ̄||
          |_||
          〉◎〈
          | ̄||
          ||\ || \
         | |____/ミ|〉ヽ
         |_|___| ̄| //´
           |__| ̄|//_
          |[] |[□〈v〈]
          / //」|_|\
        /\//   \\/\
     γ/| _/「       ◎|\_ |
    (///丿        ( \ \
   / /ノ             \\ \
 / ̄ ̄|\|〕              ◎〈| ̄ ̄|
/ ̄ ̄ ̄|_|               / ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄                  ̄ ̄ ̄ ̄

【菫 のレインフォール!】

742 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:16:18.98 ID:gNatML/u0

はやり「次、いっきまーす……【前陣迫撃砲術】だオラァ!」

菫の射撃に淀みない動きで続いていくはやり。

その姿は彼女が言っていた通り、プリンセスなんかよりももっと似合っていた。

                                  _   
                                r‐//!――.//r―――、
                               、 <ヘニ/ 、――i::ir‐、/ ̄ ̄ ̄i
                          _,,..-、   `Yl_;{/ Y_ヽ./> .,_| l ̄ ̄| !
                         __ ママ ',.     i>t‐チ《_ /,.ィ=ミ、 >〉 \_i !
                        γ==ミ ママ .',=r=ニ二>ミ=<´ ゞ=ァ/ ./!.     |
____      ______,,..-t',r==/三} }__∠.,_   >''}ニ‐' /_./ |!      .|
      )二二,.=ミ、  ))     ))=-〕、___ヘ_r=.ri l 〔ー-l 〉 〉 /  /´/.リ /_    ..|
 ̄ ̄Yr・''''"´ ハ、_,ノ ̄ ̄ ̄ ̄√)r=、(=)_/三{j、マ_`ァノ/>'_,.二´}7::::{/ノノ      |
  !/ _  ._  }ハ      ` ̄`'''ー=ニ二三}ー‐ァ ̄´ヘ_l (j ,ハ\_,j=ミ       .|
  l .l ri l 〔 ri 〕 .| .|              ハ`彡}ノ} |-√`l),.ィヽ-',〈ム\\   ./
  | .!.L!.!〔r‐i 〕 | .|              `ー7ー='  /--イ',   .| マム. \i ̄ ̄
  |  ̄   ̄   .| .!                  ,.イ/   |__,|.:\_,.ィ' ./! .ム_/
  |Y ̄ ̄ ̄`Y .! .!                   /  `'' <,ム  マ、 ',ゝ-' ム ム
  |:| !|  !|  .! .!_.!              /   /  ,.イー‐ァマ:.:',    ム_〈
  .マ::.!|  !| i´/ /             //`ヽ /_/  7///`ー!__,ムム
   マ |  !| l/ /             { !  〈/il.   /-'__,/  ./{__}! ヘ、
   ..| |  !| lヽ|               r'<>-'_/ニ=-'――'  {/!` ̄´リΥ{
   ..|    | |             `''ー―'"´         ./ .{二二}/ ム
   ~"゙"゚~~"゙`゚"~                           | /     ':,  .|
                                      ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´

【はやり の前陣迫撃砲術!】


【ゴーレム にダメージ!】


ゴーレム「ウ、ウオオオオオオッ!!」

穏乃「凄い、滅茶苦茶効いてる……!」

はやり「ふぅ、久しぶりに撃って疲れちゃった☆ ちょっと休憩……と見せかけてもう一度ォ!」

                                  _    _
                                r‐//!――.//r―――、
                               、 <ヘニ/ 、――i::ir‐、/ ̄ ̄ ̄i
                          _,,..-、   `Yl_;{/ Y_ヽ./> .,_| l ̄ ̄| !
                         __ ママ ',.     i>t‐チ《_ /,.ィ=ミ、 >〉 \_i !
                        γ==ミ ママ .',=r=ニ二>ミ=<´ ゞ=ァ/ ./!.     |
____      ______,,..-t',r==/三} }__∠.,_   >''}ニ‐' /_./ |!      .|
      )二二,.=ミ、  ))     ))=-〕、___ヘ_r=.ri l 〔ー-l 〉 〉 /  /´/.リ /_    ..|
 ̄ ̄Yr・''''"´ ハ、_,ノ ̄ ̄ ̄ ̄√)r=、(=)_/三{j、マ_`ァノ/>'_,.二´}7::::{/ノノ      |
  !/ _  ._  }ハ      ` ̄`'''ー=ニ二三}ー‐ァ ̄´ヘ_l (j ,ハ\_,j=ミ       .|
  l .l ri l 〔 ri 〕 .| .|              ハ`彡}ノ} |-√`l),.ィヽ-',〈ム\\   ./
  | .!.L!.!〔r‐i 〕 | .|              `ー7ー='  /--イ',   .| マム. \i ̄ ̄
  |  ̄   ̄   .| .!                  ,.イ/   |__,|.:\_,.ィ' ./! .ム_/
  |Y ̄ ̄ ̄`Y .! .!                   /  `'' <,ム  マ、 ',ゝ-' ム ム
  |:| !|  !|  .! .!_.!              /   /  ,.イー‐ァマ:.:',    ム_〈
  .マ::.!|  !| i´/ /             //`ヽ /_/  7///`ー!__,ムム
   マ |  !| l/ /             { !  〈/il.   /-'__,/  ./{__}! ヘ、
   ..| |  !| lヽ|               r'<>-'_/ニ=-'――'  {/!` ̄´リΥ{
   ..|    | |             `''ー―'"´         ./ .{二二}/ ム
   ~"゙"゚~~"゙`゚"~                           | /     ':,  .|
                                      ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´

【はやり の前陣迫撃砲術!】


【ゴーレム にダメージ!】


菫「流石はやりさん! 英雄は違う……!」

はやり「自分の婚期を逃してまで手に入れたのがこんなのとはね……」


(※前陣迫撃砲術……前列にいる時に凄いダメージのスキル。TP消費もバカにならない。まぁレベル70のはやりんには特に関係ないけど)

(※ダブルアクション……スキルの回数が偶に二回になる)

743 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:20:43.46 ID:gNatML/u0

穏乃「私の為に皆こんな本気になってくれて……ありがとうございますっ! 私も頑張りますから!」


穏乃もそれに続くようにして、二本の刀を構えてゴーレムに向かって飛び掛かった。



穏乃「……怒れる剣、我が身を持って鬼となれ……生きるは地獄!」

          /                 |.|.|.|\. \
         //                 |.|.|.|  \  \
        〈〈                 / !.! l   ヽ   〉
          ヽヽ          /`/ (. ). l   / /
       _ ヽヽ      ー-、/_-.//‐-ヽ l,-‐/ /
    /´   ̄`\       /!_/ |.| / ヽ:|.| / /  ____   正宗ェェェェ!!!
  /_,,...  、   \__   /  |||||:::ゝヽ_.ノ /ヽ、 .// :::::::::::::::\
/ /      /◎ ̄ ̄ ヽ | \川 i ┣- '||  `ヽ / ̄ ̄` ヾ\
.:/     /|ミ::ヽ      |    } ヽヽ...全ノノ    |'       \ l
/     / | ヾ \       〉、  |-‐ヽ    |‐-.、 ト        | l
     ハ   l/ \ \    |-‐ヽi'i::::::ー- 、 /:::::::ヽ ! \      / ハ 、
     |::ハ  \ ヽ ヽ   l -‐ | |` ' ̄ ̄ ̄` ´ li .li-‐‐ヽ    /、ノ 〉\
.      ! ハ.  Ol  〉  l   |'|   |.l´ヽ       ハハ   l  / |o ./  .\
 ,...、 /   ハ  lヽヽ 〈   ミ|.   |  `ー'´ ̄`ー'  | ハ   l/   ノ ./    /
/  V     ハ  ヽ :l、,..,〉 /  |.   |    `ヽ '´   | ハ   l   / /|  ,、 ./
   ヽ     l_..>| / |.   |.   ト      |    | ! i.   l./o  ∧  / l\
     |-‐-、.  l  /:| / :|   |.   |ミl.     |   /-} /|.   . l /:::::::::/  | ヽ
    〉:::::::::ヽ´   |/ .∧.  |   ||||      |  l  〈/ l   .l'    l  l   V
    ハ:::::::::: _;: -‐/ /| ヽ |.    |||!.     人/ヽ._,ノ|.   l ,-‐-、_.. -‐=ii. V
     \-‐''    / / l ∧.|    |ミミ、/`´  \::::....i::::::|    li  ‐''"_,,... -‐'  V
      /    /_/_..l<__.|.     ト 、 _   _/ ヾ:::|.    ト、_三ノ  \}.  l
      /     ハ     |    | i‐- 、    ̄    〈:::|     |       |   l


【穏乃 の五輪の剣!】


ソ-、`ー─‐ァjj  {ト---- ニニヽ
  r`==く:. u  /`ヽ===' 、_,
  ヽ(⌒)_ノ::    |  〈 (⌒) ノ  う、うおあああああああ!!!
 ,,,, ̄ ̄´ u   | i .:: ̄ ̄,,,,
  ::     {    }〉    lj
ヽ :: u     ⌒ー '´    u  /
: :\ u   r_-_-_-ュ   j  /: :
: : : :\    --    /: : : :

【ゴーレム にダメージ!】

【ゴーレム にダメージ!】

【ゴーレム にダメージ!】

【ゴーレム にダメージ!】

【ゴーレム にダメージ!】

【ゴーレム にダメージ!】

……

…………


【ゴーレム を倒した!】


穏乃「世に鬼あれば鬼を断つ、世に悪あれば悪を断つ! ツルギの理ここに在り……!」チャキン


(※五輪の剣……連続命中スキル。武器二つ装備というショーグンにしかできない事をやってのけるとヒット数アップ。防御は犬が食った)


ちゃきん、という刀の音と共にゴーレムを切り落とした穏乃。

本来なら物理に強い筈の岩の巨人は、しかし実力差のあるはやりの力によってがりがりとその身を削られていたのである。

つまり何が言いたいかっていうとはやりん最強。


744 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:26:06.55 ID:gNatML/u0


地面にどすんとその巨体を落とす岩の巨人を見て、菫が少し残念そうに言う。



菫「なんだ、勝ってしまったのか……じゃあ私のレインフォールも意味なしか……」

はやり「……いや、そうでもないみたい」

穏乃「え?」


    ,,,,,,,-‐‐、ヽ‐‐'⌒丶ゝ  ,         `つ          ノ    l
  ''"´  ヽ、 ヽ、      ヽ ',   )      >、        ノ     l
        t  `丶、_____     r---−''"´ r''~フ''  ノ: ̄      l
    γ'''''''rラ`丶、___,,,,/ 〃  ∠,,....、---r‐イ /r‐7´ :       ,'  俺達は間違っちゃいない!
     i   ヽ--‐'  )    ',   / /  辷´ノ ノ f‐┘/  :       ,'
     ゝ _____/        ト ヽ____ノ /;;;;;;;;/  ,'      /   こうして生きていることは
 ...:::::::::.....  ̄ ̄ ̄          ミ`i  ̄ ̄....... /;;;;;;;;/  /       /
                  .......  ヽ、      ,';;;;;;;;/  /     /   間違いじゃない筈だ!
                        l      ,';;;;;;;/   /       /
、               r‐‐-、   丿     :;;;;;;;/  /     /
\、                  ''''''      .:;;;;;;;l  /      , '
  ヾ、、                        ノ;;;;;;;;|/    /
   \.、       ∠二ニ二ラ       /;;;;;;;;;;;|     /
     ヾ、、       ̄~~~~ ̄      /;;;;;;;;;;;;;;;;|   /
       ヾヽ、     ...::::''      /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| /


【ゴーレム は食いしばった!】


穏乃「わ、私の食いしばりと同じ!?」

菫「どうやらまだ延長戦らしいな……!」


なんと、彼女達が少し目を逸らした間にゴーレムは再びその力を取り戻そうとしていた。


                ,,. - ―┬‐- 、
           r'''´.      |    `''‐.、
         ,r' |、.     |        |丶,
       ,i'.   | \      |        |   ヽ,
       ,i   |   \    |        |   '!
      ,|     |     \  |        |     |  ピキィィィーン!!
      |.     |       \|        |     .l
      ,|     |       /|\      |    |
       '!    |     /  |  \    |   ,!'
       ヽ   |   /    |    \  |  /
         ヽ |/____|___\| ,/'
          .' 、.      |      ,,‐'
                ``'' ー‐┴ー‐ ''"´

【ゴーレム のリジェネ!】

【ゴーレム のHPが回復した!】


(※リジェネ……毎ターンHP回復するスキル。ピンチになったらすぐ使ってくる)


745 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:28:09.73 ID:gNatML/u0

はやり「しかも回復までしちゃうし!」

菫「あれはどっちかというと回復より破滅をもたらす物ですが……さて、じゃあ時間が掛ると(京太郎が)大変だし、倒しますか」

穏乃「た、倒すって言っても……結構元気そうですよ、あれ!」

菫「まぁ、はやりさんがいるなら大丈夫だ……さて、行くぞ! 【発煙弾】!」


そう言うと彼女は立ち上がったばかりの巨人の懐に飛び込み――一発の筒を撃ち込んだ。

それはゴーレムの頭部にぶち当たり――そして、煙をあげた。


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           γ ⌒ ⌒ `ヘ
        イ,,,, ""  ⌒  ヾ ヾ
     /゛゛゛(   ⌒   . . ,, ヽ,,'' ..ノ )ヽ
    (   、、   、 ''',   . . ノ  ヾ )
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  . . . . :::::::::::::.('''yノ (''、,,,ノ)ノ ::::::::::,,,,,::,,::::
  ,, . . . . . ::::::::::::( ( ,,,人、..ツ. ノ ) ::::.::::: 
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 . . . ,, . . ((,⌒ノ,,,.:::::' (   ('''....ノ ソ ::::::: ... . . ,,,,,,,,,::::::::::::
 . . ('',,,/(~〜ノ('''''ソ:.:.,、,,,,,(   .:: ノ..)
 y(、,,'''ノ(、、...,,,Y),,,ノ:::.:)~〜ノノ)"),,, . ,,,ソ                  .::::::::
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【菫 の発煙弾!】

【ゴーレム を盲目にした!】


(※盲目……攻撃が当たりにくくなる。そんだけ)


ゴーレム「ウ、ウオオオオオオ!!」


菫「はやりさん! あれを!」

はやり「おっけー! 後、もう一つ言っておく……」


                                                     __
                                                  ,≠´ ̄: : : : : ̄`ヽ.
                                                /: : : : : : : : : : : : : : :\
                                               /: : : : : : : : :_,.≠ ^ヽ: : : : :!
                                               ハf`ー―'' ̄´ ,-、 <: : : : :l|
                                              {/ハ._  r―'´_,.ヘ_ ヽ: : :,r-i
                                            _ ,,..-!、`ヽ._jノ_`ー-'tァニイ  |: : f^l }  私の後ろに立つな
                                     ,r===く^ヌ=ヾ' ソ´ヽ}' ̄`|´l `ヽ. ̄   !|: :トiノ |
                                    { f´  ! | l_,j,rト、_ノ/ / | i   `\   |_:ゝ/ソ`ヽィ、
                                    弋_ゝ-'ノ_/_,.≠]、_j、! l  し-`    ヽ.  ` |´// リ \
                                 /^`ー' ̄_,.―、 .≠ ̄`ソ_ハ   `'´_      /.//   ハ  \
                               ./ '´ ̄≠ ̄ヽ  __,,..-‐   ∧  ´   `    ///   / リ
                             _/,.ュ- ― ̄  `!__.,〉=' ̄    __,〉、 .'⌒ヽ   /-' /  /
     _,-、-―了、            __.===ニ≠     _,.≠ ̄      _,/ヽ   `!、___,.// /  /
   f´f ̄`i }   }}       __..==ニ ̄       _,.≠_,.-' ̄   _,-、_,./、 f'^j/: : :/` ̄7-‐‐: : | /  ./  /
   i、弋__ノ丿_,.=7-'  __..==ニ ̄         _,..≠`〉fr^j、 __,.=≠´| || (_jソ_j /: : ://|;,;,;,\: : : : :テ   /  /
    ー-‐7、_,.  j--=、 ̄          _..≠    /__ヽ` ン、._: : : : ト、._ニ-'}/: : : : : ノ‐‐〈: : : : : :.   /  /    ,.__=ニ
    r--<`ー'´    ヽ.       _,..≠|´ ̄ヽ    ̄ `、   \ャ___ヽ.`ー-'/: : : :/:/;,;,;,f´: : : : :.___/  /  ,._=≠´
  ,.==' ̄ヽ `ヽ.      !   _,.≠   f´   |    _,.--' ヽ   ヽ_ノ j`ー'l: : : : : /;,;,;,;,;|: : : : : :`ー-、.   / /   /≠´
 / ,......、 ヽ ヽ !.     j-‐ ̄      ヽ.  .ノ__,..イ´         |ヽ=、`フ: : : : :.:/;,;,;,;,;,;j: : : : :  /  ハ/´  _,../


煙に巻き込まれている巨人を前に、はやりはなんかすっごいゴツくなってスナイパーライフルを構えた。


746 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:28:48.17 ID:gNatML/u0

はやり?「後、そこの女。私の射程から離れろ」チャキリ

穏乃「え、えっと、私?」

菫「攻撃するな、という事だよ……退いておいてくれ、頼む」

穏乃「わ、分かりました」


少しずつ巨人とはやりから距離を取る二人。

しばらくの沈黙の後――彼女は、静かに引き金を引いた。


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:::::::::::::::::::::::::::::::::::/    //:::::::  \ヽ <´三三ミ|///{::::::::::::::::::::::}//.|.|
:::::::::::::::::::::::::::::/  / ///|::::::::::::::::::::::::|.|xく三三三三//.弋::::::::::::::::::///ノリ
`───ー''"   /  /Y//ヽ、:::::::::::::::// /三三三三三メ//`三三三´//リ
/ ____\ __./l::/|三\三/三彡イ//マ三三三三三三'ヘ、///////
、∠:::::::::\/リ  |/|//|三//ヽ/ィ´二|//マ三三三三三三三三>´
〃==<:::/ミlニニ\ヽ..// /γ´二二.ヽ//\三三三三三>´
.`-‐‐fツ {///\三// ̄//|. i 仁フ二l二\/ヽ三三三>´
ヘ    ∨/// // / {//', ゝ三三三.////ヘ
. ヘ    /`'--´(ニニニ〉  ム//ヘ、`ー─彳/圭圭.\
ヽ ヘ  /  /     ////ム///`ゞ=ニ==彡/圭圭圭\
../.ヘ /  {.    ///// ム三三三三三/圭圭圭圭::.\________
圭圭 ヘ.  マ///////.    |/////////|圭圭圭圭圭圭::.\         /
圭圭圭\ .マ==イ>//////|三///////|::圭圭圭圭圭圭圭.\      /
圭圭圭圭\/   |ニ|//////|三三/////|:::圭圭圭圭圭圭圭圭\   ./
圭./ ̄ ̄ /.    |ニ|//////|三三三///|/⌒ヽ圭圭圭圭圭圭圭\ /
./.     /..   .|ニ|:::::/三| |二二/´⌒ヽ    〉 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
        l    / //三三| |三三',ヽ─´ \_/_______   /
        マ   / 三三三ニ| |三三 \     ヘ:圭圭圭圭圭/   /
._      マ /::rヘイ⌒ヽ、三三三三ヽ、    \圭圭圭/    /
  \    ∨::::\ \   ヽ、ニ三三三 ゝ、    〉ミ圭/     /
    \     f⌒Y  \≡ ヽ、三三三 |   /圭/      /


【はやり のスナイプ!】


ゴーレム「ク、クソォォォォ……!!」


【ゴーレム にダメージ!】

(※スナイプ……状態異常の敵を貫く弩スキル。強い)


鋭い銃弾がゴーレムを貫くが、まだ倒れる事はない。


ゴーレム「ソウヨ、ミンナホシニナッテシマエーッ!!!」

穏乃「ま、まだ倒れてないみたいですよ……?」

菫「……いや、終わりだな」

穏乃「……?」

菫「――『時間』だ」


そう呟くと同時に――天から矢が大量に降り注いだ。

747 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:29:16.30 ID:gNatML/u0


                 ヽ,   l                1  !                   ,i′    /
                 ヽ,  .l      .|、    │ l                      /    /
                   ヽ  !      !ヽ    │ l           _xッ"    ./   ./
                    ヽ .!      ! ヽ    l /             / /     / .,/
`'、         ヽ、,           ヽ.!      l |    |l゙        / /      ./'"           ,..-'"
  .\        ヽ `'‐、         ゙′     .l .!           /  ./                 ,..-'"
`'-、、\        \  `l、              l.|           / /                  /   .,,, -'゛
   `'''へ、         `' 、, \           |l    l      メ'"                / _.. -''''"
                    `''-.l、      ム、       l.|                        -‐''"
                   `      \|         ||           //
                                          //
                               。   o    。
ニ==‐-            -‐=ニ==‐-      o  。              -‐==ニニ二二ニニ==‐-
_____                         。  ∴:∵   ゚
____三二ニニ==‐-              o  。 ° o ゜                     ______
                                                          ̄''''ー‐- ___
                        //         ||               ___
              ,.. -ー'''二!"´     //        l.|            `''-,,、`゙\、
         _/  ._.. ‐゛                    l                 `゙''ー ミヽ,,
      ._∠r‐''''"゛                                           `''!ヘ.
     ..r!'"                    ,i'j               ゙マヽ
                          / │               ヽ ゙''-、
                             ! ./               \ `''、
                          l./                  \、ヽ
                               ||               \ '、       .`'ミ'-、,
     .,イ/                          !.!        i、       .`' |;;,          \ ゙''-、
  ._..-'"゙./         //                    l !          !.ヽ           `ゝ        `、,  `'-
‐″  /       ./ ./                    l  !          ! ヽ                     \.
  /      /  ./                    l  .}       l  \                  \


【菫 のレインフォール!】


ソ-、`ー─‐ァjj  {ト---- ニニヽ
  r`==く:. u  /`ヽ===' 、_,
  ヽ(⌒)_ノ::    |  〈 (⌒) ノ
 ,,,, ̄ ̄´ u   | i .:: ̄ ̄,,,,
  ::     {    }〉    lj
ヽ :: u     ⌒ー '´    u  /
: :\ u   r_-_-_-ュ   j  /: :
: : : :\    --    /: : : :


【ゴーレム にダメージ!】

【ゴーレム を倒した!】


(※レインフォール……使ったターンの次のターンの最後に攻撃。その間に強化も可能)

748 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:31:19.30 ID:gNatML/u0


目の前のゴーレムは崩れ落ち――先程のように、再び立ち上がる事はなかった。


穏乃「た、倒した……?」

はやり「みたいだねっ!」

菫「よし、上手く行ったな……はやりさん! 私の成長、みていただけましたか?」


沈黙した石の塊の前で、はやりと菫は向かい合った。


はやり「……そうだね。確かに凄く成長したよ」

菫「ありがとうございます! あなたと肩を並べる事だけを考えて、今まで生きてきましたから……」

はやり「そっか……ねぇ、あなたに受け取ってほしい物があるの……」

菫「えっ?(ま、まさかあの弩を……と言う事ははやりさんは冒険者を……?)」


どきどきとしながら待つ菫の手のひらに――はやりは静かに、マジカルステッキを置いた。


菫「え?」

はやり「年齢的にプリンセスしか選べなかった私の代わりに……どうか魔法少女になって……」

菫「いやいや……いやいやいやいや!」

穏乃「ああ、こうして師弟の間で絆が受け継がれていくんですね……!」

菫「おい、ちょっと! お前までこのノリに乗らなくていいから! な!」


その不毛なやり取りはしばらく続き、結局菫は『S(射撃系魔法)S(少女)S(スミレ)』としてのデビューを果たすことになるのだが――それはまた別の話。




京太郎「(……俺は?)」

749 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:31:46.80 ID:gNatML/u0




【番外編:フクツーズ外伝3…vsゴーレム】


カン!



750 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:34:23.32 ID:gNatML/u0


倒れても倒されず。

踏まれても立ち上がり。

決して枯れる事のない雄姿を見たか。

決して挫ける事のない勇士を見たか。

困難に屈さぬ者達の姿。

人、それを不屈という。

そして波間を走る不屈の者達の名。

人、それをフクツーズと呼ぶ。


……お次は竜だ。

三つ首をうわんうわんと唸らせる、平穏な町の地下に封じられた伝説の竜。

封印が解け暴れ出そうとするそいつを、再び封じるは――


――誰だ?


【次のvs竜は、センパンズとフクツーズの混合チームで戦います】

【と、いう訳で五人選んでね】


【センパンズ】

1:莉子ちゃん(プリンセス/シノビ)

2:やえやえ(ビーストキング/ショーグン)

3:たかみー(ファーマー/ゾディアック)

4:すばらっ(ファランクス/シノビ)

5:オーバーマン誠子(ゾディアック/アンドロ)


【フクツーズ】


6:京太郎(ゾディアック/?)

7:穏乃(ショーグン/?)

8:はやりん(バリスタ/プリンセス)

9:菫(バリスタ/プリンセス)


【五つ数字を選んでね、面倒臭かったら適当でいいよ!】

【このレスの次から指定レスの中にコンマがゾロ目と00と10番台があったらその人の言ったキャラ出します(4でだけどね、なお作品やるかはry)、数字書いたレスに一緒に書いてくれてもいいよ】

>>753
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:35:14.43 ID:iAnxKIfu0
41267
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:35:55.11 ID:TI5nznFNo
34679
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:35:59.62 ID:VxNmAiPqo
24785
小走先輩
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:36:29.67 ID:aN7slnTho
12589
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:36:30.12 ID:CElLLqCJo
57846
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:37:50.01 ID:TI5nznFNo
お、ゾロ目だからキャラ書いてええんか?
757 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:39:24.61 ID:gNatML/u0
まさか来るとは思わなんだ お願いします
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:40:43.40 ID:TI5nznFNo
じゃあ京ちゃんで
759 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 00:45:17.81 ID:gNatML/u0
おお、ありがたい 実は京ちゃんのバージョンはちゃっかり考えていたのです

迷いも消えたし今晩はこれでさらば
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:45:59.35 ID:CElLLqCJo
乙 今回も笑わせてもらったわ次回も期待
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 00:46:41.34 ID:VxNmAiPqo
乙ー
コンビだと小走先輩と穏乃の二人の組み合わせが好きー
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 01:36:35.04 ID:TI5nznFNo
おつ
サンキューイッチ
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 02:39:27.92 ID:7w6ZqQ86o


三つ首竜…グラヴィタチオンフィーア…
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 02:40:22.12 ID:mMn/ClT+o
アルティメット社長の嫁か
765 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:21:21.15 ID:gNatML/u0
こんにちわちわ 今日もやりますが会話ばっかりです 見たくない方は今日はもう寝ましょう

766 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:22:01.77 ID:gNatML/u0



【第四章:もう中々hageないのです…】


767 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:22:57.66 ID:gNatML/u0


深都 -The Deep City-


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::::ゞ、、::::::::::::::::::::::::::::::/ノツハメハ::} リ
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ヽヽ、:>/ /\           j
::::::`V/ /   ゙ゝ.,,_   ,,  V   いやお前、ドヤ顔でゲートキーパー倒したとか言われても、
/ // /         ̄   ,'
 〃 / ,z==テ゛゙ゞ,ヽ  ,   それ元々深都の防衛システムだからな?
 " { /.    ,、     i `
    {.     i }.     '
   ',ヘ     { j     {
    ヾ\,,   "     '
               \
                    >
               /
              i
          _,.  _,. '
          ´ー´´
、           _,. '"
/゙''ー .,, _,,/


池田「え、お前らちょっと……あの、話確認するけどね、フカビトっていうめっちゃ怖いのがいるの、下に。もう唯の人間じゃ太刀打ちできない程のが」

池田「そいつを水際で止めてたのがゲートキーパー。強かっただろ? そりゃあれでフカビト止めるんだからね、そりゃ強いよ?」

池田「いや、それもお前らが倒しちゃったんだけどね? だからもう無いんだけどね、強かっただろ? お前らが倒しちゃったヤツ」

莉子「…………」

やえ「…………」

尭深「…………」

煌「…………」

誠子「…………めんご」

池田「めんごじゃないよぉぉぉぉ!! 何、何そんなちょっと挑発したぐらいでお前ら突っ込んでんだし! アホか! アホタレか!」

莉子「何もかんも政治が悪い」

池田「うるせぇバーカ!」


莉子達の素晴らしい撃破によって、完全に堪忍袋の緒が切れた池田。

彼女はそのまま続けて目の前のアホ共を叱りつけようとしたが――流石にそこは王、vsスマイリー酒井戦のFDのカーブ並にギリギリの所で怒りをセーブしどっかりと玉座に座った。


池田「まぁ、ポジティブで寛大なカナちゃんはこれからの事を考える事にするし!」

やえ「……許されたのか?」

誠子「じゃあ勝利祝いにパーティしましょうか!」

池田「は?」

誠子「嘘です嘘ですすみませんでした」

池田「ともかく……あの先にはフカビト達の巣と化した海底神殿があるし。普通の人間が脚を踏み入れてもタダでは済まないんだけど……」

尭深「まぁ新免さんなら大丈夫でしょう……ブラスター化してないみたいだし」

やえ「ブラスター化してなくても危ないモンは危ないが……しかし、新免氏はあそこまで行って何をするつもりなんだ?」

莉子「(海都は協力姿勢を申し出てたのに、あんなに無理矢理通るなんてやっぱりおかしいよね……)」


やはり裏がありそうな海都側の態度を、莉子が再び疑問に感じている間にも話は続く。


768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 23:23:24.50 ID:nkhhuMnho
淡「グハッ」

魔法少女っていうからバリゾディかと思ったら
菫さんもバリプリなのね。
769 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:29:33.54 ID:gNatML/u0

池田「話を戻すぞ……でも、それが必ずしもフカビトとの戦いに繋がるって訳じゃないんだし!」

煌「おおっ、なるべくなら戦いは避けたいですからね……すばらです!」

池田「お前らには一つ知って欲しいんだし! 目に見えるものが、必ずしも真実だけではないって事を!」

池田「その為にもちょっとやってみてほしい事があるし! 詳細は海底神殿の入り口で待つもこから……」

もこ「深王……」ヒョッコリ


池田の言葉に合わせたように、もこがひょっこりと姿を現した。

その眉間は何故か寄っており、珍しく困っているように見えた。


池田「む、どうしたんだしいきなり。海底神殿いてくれって言ったのに……」

もこ「でもアイツが帰れって……」

池田「『アイツ』?」


         /   l. . . . . . . . . . . . . . . .l. . . . . . . . . . . . . . . i    ',
           /.   l、. . . . . . . . . . . . . . .i!. . . . . . . . . . . . . . ,.l     i
          ,    lヘユュ. . . . . . . . . . . . i. . . . . . . . . . . . ,.r彡l     l
.        l     l . . . . . . . . . . . . . . . i!. . . . . . . . . . . ...¨´. l     l
          l    lヘュ、. . . . . . . . . . . . . .!. . . . . . . . . . . . . . .,.l.,ィュ.  !  私です、王よ
        ', /ヽ.. . `ヾユ. . . . . . . . . . . i. . . . . . . . . . . . ,.r彡lヘリ  l
       _ l>リ. l`丶.. . . . . . . . . . . /  ̄ ヘ. . . . . . . . . . . _,ィ´ ilリ ,.イ
    _,. ィ '´  l. ヘゞ、  `'丶.,_. . . . . /.  ∧ .ヘ . . . _,. ィ '´  ,.イノ ヘ ̄ ̄二二ニ
ィ '´.       l i ヾリヽ.      ̄`'"   /i∧  ゙'´ ̄     _,.ィ i l、  ∧
.        l i__,ィ ,ヘ丶`'丶.,_   <.ー Y ‐>  _,. ィ '´,r´. ,イ, ', ̄ ̄
            l i l., `'丶.,  `'ーュ、 ∨l/  ,r '´  ,r '´  / .l ∧   ,.ィ  ̄ ̄
,.-─=-ュ、     i l. l∧   ヽ ,.ィ´ >、_∨_,.ィ丶.`_'´'    /  l. '∧  /`ー=----
      ノi     ,' '  i ヽ.           l         /. . . l . '∧  `ー=----
      ノi     ,' '  i ヽ.           l         /. . . . l. . '∧
   .ィ .ィ   //  l.  ヽ.        l!        ,イ . . . .l..  '∧
二二.ィ´     //  ,イ    ヽ.        l       ,イ ,'. . . . . ト,   '∧
.         //  ,' .l    ヽ\       !       /. .,'. . . . . . l ,.  '∧
       ,'/  /  l     . ヽ\  _ ハ._  //. . ,. . . . . . / ∧.  '∧
.        i '  ,'X  ヽ     . . .ヽ. ´.   `  ,. '. . . . . . . ,. ' X .∧.  '∧
      ,'/.  /  X  丶    . . . . `ー──一´. . . .,'  / X    ∧  '∧
.     //. ./ X  X X\  . . . . . . . . . . . . . . . . , / X  X.   ∧  '∧
.      ,'/.  / X  X  X.  \ . . . . . . . . . . . . . . メ ´ X  X  X  l.  l .|


池田「と、飛影! なんで止めるんだし!」

飛影「お言葉ですが、王よ……正直、ここらへんの深都ルートのミッションは糞です。海都側に比べると本当に意味がありません、いや、マジで」

池田「えっ?」


飛影は静かに酷い事を言うと、今度は莉子達の方に向かって話はじめた。


飛影「あなた達は今の王の命令を聞こうとしたでしょう」

やえ「ま、まぁ……私達にとって未知の部分が多すぎるからね……」

飛影「しかしこのミッションはマジでゴミです。『ちょっとコンビニまでたまごを買ってきて』ぐらいのおつかいミッションと同等に意味がありません」

尭深「イッキ君はそのついでにメダロット買ってましたけどね」

誠子「たまご代として渡された親の金でな」

飛影「今王が何をさせようとしていたか、説明致しましょう……」


そう言うと彼? は静かにこのミッションについて語り始めた――。


770 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:34:18.96 ID:gNatML/u0


【ミッション:祭祀殿の碑文を読み解け! について】


要点だけ言えば、15階(神殿迷宮は13階から)にあるとある碑文を読めと言うミッション。

この時点で冒険者(プレイヤー)はその前の「目に見える物だけが〜」みたいな文章も相まってちょっと期待する。

「え、敵の本拠地にある暗号とか、絶対重要じゃん! 何かどんでんがえしがあるんだろうなー、ワクワク」という思いを抱く訳である。


んでもって辿り着くは15階。冒険者達は早速貰った粉(これを使って碑文を読めとか言われる)を使って碑文を読もうとする。

――が、しかし。何と肝心の文章は、『頭の中に響いてくる』のである。


   | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ|
   |丶、;;; _;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,: ィ";_|
  .ト、;;;;;;` ` '' ー --- ‐ '' ";;;;;:ィ;:;!
  {;:``' 、 ,_ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; , - -'ヽ;:;:;;;{
  l;:;:;:;:;ミ  _` '' ー -‐ '"   リ;:;:l   !?
  |;;;;;;r゙ '´゙゛゙゛゙`ヽ  /'゙゙゙゙゛`ヽ';;;;|
 rヾ;;;;;|   r旬-、   ィ旬-、  |;;|
 |`ヽ;;;|   ` ̄´   i`─'゙   };|´)
 ヽ |::|    / r   '、  u  !:| /
  !、 |:} し   弋r、_r-ノ    |:lノ
   `'|    ,ィ'    ヽ    /´
    |     | ,ィ==、 `、 U/
    |   ヽ. ヽi}⌒⌒}lノ  ./
   ./|ヽ u ヽ 弋、ェェェノノ /::/
 ,r'゙^| | \ 、 `──'´ノ/
´ ヽ{::::::|  \ヾ、   ノ'゙/::::\
(当時プレイ中の>>1)


その理由は『碑文に浮き出た文章は古代の文字で読めないから』というものなのだが――じゃあ何でそんな言い方したのん? 最初から言えよ……となってしまうのだ。


……まぁ、そんな事はどうでもいいだろう。肝心なのはその内容である。

碑文を通して話しかけてきたのは所謂世界樹であり、ソレは冒険者に対し「俺はフカビト達を生み出した魔と仲悪いんだよぉー」と言ってくる。

ああそうかいどうでもいいわいと思っていると、肝心のドキドキワクワクお楽しみタイムな内容が始まろうとするのだが――


『その為、フカビトは新たな手段を講じてきた。 それは魔の血による人の支配……』

『人間を操ることで、深王の隙をつき 余を滅ぼさんとする目論見であろう』

『お前たちもよく知る海都の者が魔の眷属に憑かれているのだ。そして冒険者を利用し余を狙う……』

『良いな、覚えておくのだ。魔の眷属は人に憑き利用する……。目に見える人が人とは限らぬのだ』

(※原文ほぼママ)


……どうだろうか? 何でも世界樹クンは冒険者達に『人になりすましたフカビトがいるから、気をつけてな』と言いたかったらしい。

これを見たアナタがどう思うかは知らないが、少なくとも私――と後世界樹3プレイヤーの内何人かがこう思っただろう。



771 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:35:32.70 ID:gNatML/u0


  ,彡ニ三三三三三三三ニ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
  ,彡ニ三三三三ニ三三ニニ;〃ヾ、;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
 ,彡彡,'',ニ=ミミミ三三三三ニニ彡  `゙゙''ー-、;:;/;;:;/
 ',彡'/ r' ノヽヾミ三三三三三彡'   _,,,,,,、ヽ;:;ィ''|
  彡'|.|(‐'''" 'iミニニ三彡"´ ̄     `゙゙ー'  ;;;:|
.  彡i、ヾ ('  ヾミニ三'          __,,、 ....ノ   /  誰がフカビトなのかさっさと言えや……
  彡ゝ `'' "  |ミミミ'             ,;'´ ,,  ァ'
   '彳`ー‐i  |ミミミ'          `゙ニシ'   |、ニ'
 --、/    i  |ミミ         .,,r‐''"   | ノ
 く'ノ    :i  ミミ         ´  ., '   |'
 、\     .l  ヾ            .ノ(_,,、.   |
 :\ヽ,   ヽ          /   `t‐一'
 ::::ヽ ヽ   `::.       ,; '      .:i
 :::::::ヘ ヽ    `::.        ''"⌒゙''一ノ
 ::::::::::ヘ.ヽ    ヽ、       ` ー'ーノ
 ::::::::::::::ヽヘ     `ー┬‐一;;''""´
 \、:::::::::ヽヽ      /::ヘ ) `゙'ー、_
 〃`゙ー、;;;;\\   /i:::::::丿 ' , ' , '`゙ヽ、


もしくは、


  ,彡ニ三三三三三三三ニ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
  ,彡ニ三三三三ニ三三ニニ;〃ヾ、;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
 ,彡彡,'',ニ=ミミミ三三三三ニニ彡  `゙゙''ー-、;:;:;:;/;:;/
 ',彡'/ r' ノヽヾミ三三三三三彡'   _,,,,,,、ヽ;:;ィ''|
  彡'|.|(‐'''" 'iミニニ三彡"´ ̄     `゙゙ー'  ;;;:|
.  彡i、ヾ ('  ヾミニ三'          __,,、 ....ノ   /  それ、別にお前が言わんでも
  彡ゝ `'' "  |ミミミ'       ‐'"ひi,;'´  ,ィ;;ァ'
   '彳`ー‐i  |ミミミ'          `゙ーシ'   |、ニ'    深王に言わせたらよかったんちゃう?
 --、/    i  |ミミ         .,,r‐''"   | ノ
 く'ノ    :i  ミミ         ´  ., '   |' 
 、\     .l  ヾ            .ノ(_,,、.   |
 :\ヽ,   ヽ          /   `t‐一' 
 ::::ヽ ヽ   `::.       ,; '      .:i
 :::::::ヘ ヽ    `::.        ''"⌒゙''一ノ
 ::::::::::ヘ.ヽ    ヽ、       ` ー'ーノ
 ::::::::::::::ヽヘ     `ー┬‐一;;''""´
 \、:::::::::ヽヽ      /::ヘ ) `゙'ー、_
 〃`゙ー、;;;;\\   /i:::::::丿 ' , ' , '`゙ヽ、
(※深王は世界樹と会話ができる、さらにこの時点で深王がこの事実に気づいていたような描写アリ)

と。


これを聞けばミッションは終わりなのだが、どうしてもこの二つの思いが未だに筆者は拭えないのだ。

さらに二つの内最初の一つ目「誰なのかさっさと言えよ……」はなんとこのミッション成功を報告した、その会話イベントでほぼ八割程正体が露呈してしまうのだ。


……いや、これにも理由がある事は分かる。

実はこのゲーム、海都側と深都側どちらかにの勢力に就く事が出来るのだが――海都側では、結構重要なミッションがこのタイミングで行われるのである。

その内容はこの後の展開と関わるので伏せておくが――おそらくゲームシステム的に海都と深都のミッション数を同じにしておきたかったのだろう(ミッションに成功すると、その度金と経験値が貰える為)。

しかしそれでも「お前……もうちょっと何か凄い事言えよ……」となるのは筆者だけだろうか。いや、絶対違う筈! 頼む、誰か賛同してくれ!

772 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:45:41.94 ID:gNatML/u0

飛影「……と、いう訳で今回のミッションはカットさせて頂きます」

莉子「ええー……」

飛影「何ですかそのガッカリ顔は。じゃあ逆に聞きますが、そんなしょーもない話の為に危険な迷宮に潜りたいですか、あなたは?」

莉子「え、いやまぁ確かに、『目に見える物が〜』っていう程凄い話じゃなかった、ような、気はしますけど……」

飛影「でしょう? しかも肝心の正体を言ってくれないですからね……という訳で王よ」

尭深「……って、アレ? ちょっと待って下さい?」

飛影「はい」


池田に話しかけようとしたロボット系忍者の言葉は、尭深によって止められる。


尭深「世界樹は『海都の者で』、『人間を操れて』、『冒険者も操れて』、『私達が知ってる人』がフカビトだって言ったんですよね」

飛影「はい、イベントではそう言われますね」

池田「何でさっきからそんなメタ発言ばっかすんだお前!?」

尭深「あの、それって……一人しかいなくないですか?」

やえ「む?」

煌「?」

誠子「??」

莉子「???」





たのしい くいずのじかん!


フカビトになりすましている、『海都の人間』、『莉子達が知っていて』、『冒険者を操れて』、『人間も操れる』、『人の支配も目論める』ってだーれだ?


1:元老院のおばあちゃんこと熊倉 トシ

2:その元老院を牛耳れる、というか立場的にアーモロードの頂点。病弱姫こと愛宕(妹)

3以降:ギルド長とか宿屋の子とかいるが、冒険者を操れないので大体論外


ヒント:元老院より姫様の方が偉い。トシは事実上牛耳っているけどそれよりも姫様の方が偉い。しかもトシは姫様に忠誠を誓っているように見える。大ヒントだね!


正解は、この後のレスで! 皆も予想してみてね!


773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 23:46:47.70 ID:VxNmAiPqo
うーん、むずかしいなー
774 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:50:52.00 ID:gNatML/u0


尭深「……ね?」

莉子「……姫様じゃん!」

やえ「姫様だった!」

誠子「どう考えてもキャラ付けの間違えた方こと絹恵姫じゃないか!」

煌「おおっ、流石尭深さん、名探偵ですね!」


そして一同は、あっさりと結論に達した。

最早感慨も驚愕もほぼない、なんと世界樹は八割答えを言っていたのだ。じゃあもう答え言えよ、としか言いようがないのはこの為である。


池田「いやいやいや……ちょ、ちょっと待とうか。ちょっと……」

莉子「で、でもそれが分かったからってどうするんですか? 倒しにいくって訳にはいかないし……」

やえ「しかし、あの姫の態度は征服を考える人間のソレではないだろう……」

池田「待って待って待って……落ち着こうな、落ち着こう……な!」

尭深「いやぁ、もし演技だったらどうするんです?」

煌「でもでも、あの人が海都にとって敬意を払う対象になっているのは事実ですよ! それにもし本当に征服する気なら、今にでもやってるような気がします!」

池田「ま、ちょ、お前ら……」

誠子「どっちにせよ事情を聴きに行くのが一番なような気はするな。このままでは手も足もでないだろうし」

池田「……て」


          /::::::::::::::::ィ::/(::{   ):/\::::::::::::::::\::::::::::::::::::ヽ.
        /:::::::::::::::/ {/  `` j/   \::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::ハ
          /====ュ"   {        u  ヾ::.   ハ:::::::::::::::::ハ
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      /===ュ" ´   ̄\     { _...-‐¨ ̄  ∨:::::::::∧:::::::::::::::ハ
       / .:::::/::l   ___ ヾ/  ゞ {" __ ..,,,.._  ∨:::::::∧:::::::::::::::ハ   ちょっと待てェェェェェ!!!
      /:::::::::/:::::|  /  ̄`ヾ,     / _   \∨:::::::∧:::::::::::::::ハ
      /::::::::/::::::::| 〃   {:}  |     |  {:}    ヾ∨::::::∧:::::::::::::::ハ
.    ∧:::::,'ハ::::::::| {{      ,       l        }} ∨::::::∧:::::::::::::::ハ
    ∧:::/∧::::::::| \   __/     \__   /  ∨:::::∧:::::::::::::::ハ
   ∧::/ ∧:::::::::|⊂⊃   ̄  '         ̄⊂⊃   ∨::::::ハ::::::::::::::::ハ
   ハ:/ ∧::::::::::|                  u     ∨::::::l:::::::::::::::::ハ
.   ハ/ ∧::::::::::∧  u    r二二二z、           ,∨:::::|:::::::::,:::::::ハ
.  ,':/ / /|:::/|:::::\      マ     j      ィゝ― '::::∨:::l::::::/l |∨::l
.  {/  {/  |/ ∨::/l\     ̄ ̄ ̄    ,,.ィ':::::::::::::::/l::/∨:| j/ |} ∨|
   {     {   ∨ }人(>,,         ,,...<  |/|:::/ ,j/|::::}::|/ /  ',:|
              `  _>r-― ´     ,lア`¨ヽ_,, -‐‐-レ‐- ,,_   }
      _r‐rュ―――――'"/ }       /      //  , ==≧、
    /{| { |        /‐-、   , -―/       //  /    ヾ}|

775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/23(日) 23:51:11.43 ID:uj+Dx4Wj0
いったい誰なんだー
776 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:54:56.71 ID:gNatML/u0

池田「お前ら結論に至るのが早すぎだし! それ、その内容はな……もっと後に出てくる話なの! 一番重要な所なの!」

尭深「だってもう分かっちゃったし」

池田「だからってお前、それは脳内モノローグで示唆するぐらいにしといてよ!」

尭深「(まさか、世界樹が言っていた人の正体って……)こんな感じで?」

池田「そうそう! それ! それをどうしてぶっちゃけるの!? 本編での思慮深さはどうなったの!?」

尭深「だって本編で喋り方が確定できない程喋ってないんですもの。だからこれはその反動」ズズズ…

池田「今更とってつけたみたいにお茶を飲むなし!」


       _,,..-‐''"  ヽ o ',_,,.ノ  ノ    ヽ,
     ,r'''"       ヽ-‐''"ゝ`''<       /ィ 、.,,_
     l          'r‐'''" `'''"`>、_,.,ノ.ヽヾヾヾーッ
      l     _,,,ッ‐,―''"         i゙ヽ  -、,ィl,ll || ll lヽゝ
      l,,,_   _ノ ̄ヽ、        i ヾ  ゝ、'-,,ィィ 、ヽ  じゃあこっちで
      ヽr==''    ヽ`'''''ッ、   r',  ゝ==,''ミ三ノ、', ヽゝ
       l,            ,.-‐=ゝく..,,,,__..:::::::::>ー= '  i N
       ゙ー、       ,ィ'"';ィX_,,.)   _二ニ< ,' ィ ,. ノ lヽ'
         \   /,',/' ,/ _,.lィ‐''"-:=:三::>-=-(V
           ヽ/','/  /, ',. ',. ',. ',. ',. ',./      ヽ
              /,.','/  ./', ', ',. ',. '///       ヽ
          //,'/ /'.,.'.,.',. ',. '// / ,
             l,','.,'./,'.,.'.,.'.,.'.,.'.,.' ./ ,ィl  l
          l',','l/,'/,.'.,.' /.,.'.,.' .,.' / ,ィl   l
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┌‐────┐.l0,'.,'.,' ,' .,'/ .,.' ,.' .,.' ,ィiiii/       )
│ い け だ ll'l.,'.,' ,' ,' /' ,.' ./ /,イii/        /
├───‐─┴────────────────────―─‐
| だからってコーヒーを飲むなぁぁぁぁ!!!
└─────────────────―──────────


ぜえぜえと荒い息をはきながら、池田はその場にへたりこんだ。

もう会話もしたくないような態度だったが、しかしそれに追い打ちをかけるようにもこが話しかけてくる。


もこ「ところで王様……ちょっと言いたいことが……」

777 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/23(日) 23:58:53.98 ID:gNatML/u0

池田「……ぜえぜえ……何? ……ちょっと……今疲れたから後にして……ぜえぜえ」

もこ「いやでもアイツ、あの侵入者の話……」

莉子「し、新免さんですか? あの人が何か……」

もこ「アイツ……『アマラントスの花』を探してたっぽー……」

池田「あーそう……もう今はそれどうでもいい話題だし……」ガックリ


何だか酷く諦めきった顔の池田をよそに、彼女達はもこに問いかけた。


やえ「『アマラントスの花(※)』って、何?」

もこ「毒花……でもフカビトが取ると超元気に……」

尭深「ああー、これは明らかに……」

誠子「もうこのまま姫様に事情聞きに行ったらこのスレ終わりでいいんじゃないかな?」

煌「突然挟まれたスレを終わらせかねない適当なオリジナル要素……すばらです!」


(※アマラントスの花……ちなみにこれを摘んでくるのが海都側のミッション。姫様の正体を示唆、さらに海都側の目的も分かっていい感じのミッションである)


勝手に話が進行していくのを疲れの残った目で見ながら、池田はぽつりと呟いた。


池田「……まぁ、もしそれが真実ならその絹恵とやらは王家の恥さらしだし……何が目的かは知らないけど、フカビトになるなんて……」

もこ「…………えい」ゲシッ

池田「痛っ! な、何で蹴るの!?」

もこ「……何となく」

778 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 00:02:09.31 ID:9qkcKO/a0

もこ「……待ちんしゃい」

やえ「んー?」

尭深「何故そんな方言を……」


彼女達が海都に向かおうとした道中で、もこが突然引き留めた。

彼女はごそごそとバッグを漁りながら呟く。


もこ「あの御方はかつて『白亜の供物』を探しておられた……大切な人との約束だから、手に入れなければ……と」

莉子「は、白亜の供物?」

もこ「そう……白亜の供物は星の結晶からなるもの。深王はフカビトとの戦いの合間、それを集めておられた……」

もこ「……けれど、それは過去の話。深王は全てを忘れ戦いに没頭されている……」

尭深「してるようには見えなかったけど……」

やえ「というか、いきなりのシリアス展開についていけてないぞ、私は」

煌「 三行で説明するなら……

    池田さんは

    忘れっぽ

    い! これでどうでしょうかっ!」

もこ「概ね満足……」

莉子「満足しちゃった……(……ってあれ? 深王が池田さんの事を指すなら、あの人ってどうしてまだ生きてるんだろう?)」


莉子の疑問をよそに、もこは少しだけ、ほんの少しだけ寂しそうな顔をしながら、何か小さなものを握りしめて彼女達の前に差し出す。


もこ「だから、これはもういらない……けれど、本当はきっと……深王は、それを渡したかった……だから持っていって……そして完成させて……


 __                       _
 `ヽ、~` - 、_  __      _,. - ' ´/
    ヘ\   / ││ ` ゙ ヽ.    //
    ヘ:::\人   └┘  //ヘ / ./
     ヘ::/\>/ ̄\く/    !  ./   ファイナルダイナミックスペシャル(スパロボR版)を……
      _ |、__|     |___, |∠_
    \ ヘ 。\_/。  /// /
      \!ヘ_/ ̄\_/ ( (/
  /⌒ヽ__ ヘ▽ヘ_/▽ /!/⌒i
  \/ /\A\┌┐ , .イAiヘ___/|>
   / /:::::::/ ヘ ̄ ̄ ./ /.!.__. !>
   `ヽl::::::::( 〈〈 ヘ_/ 〉〉 ヘ:::::::ノ


【星海の欠片 を手に入れた】

779 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 00:03:08.42 ID:9qkcKO/a0


――その手の中にあったものは、【真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ】版の真ゲッター1のフィギュアだった。


莉子「!?」

やえ「!?」

もこ「私からはそれだけ……」

尭深「ちょ、ちょっと待って下さい! 何これ!? 『白亜の供物は星の結晶からなる物』とか今凄いロマンチックな事言ってましたよね!?」

もこ「うん……白亜の供物は(相手を)星の結晶(にする光子力エネルギーとかゲッター線)からなる物……三つ揃えばダイナミックな攻撃を繰り出す……」

誠子「いらないぞそんな物! ていうかその略称は早く教えてくれればいいのに!」

煌「成程、それでもこさんはマジンガーZなのですね!」

莉子「感心するとこそっち!?」

もこ「とにかく、私からはそれだけ……これをどう使うかは、あなた達次第……じゃあ」


そう言うと彼女はその場を立ち去った。

その場に残ったのは、呆然とする莉子達と真ゲッター1こと星海の欠片だけである。


莉子「小走先輩、どういうことなんでしょうか……?」

やえ「え、そこで私? えーっと……お、おそらく、アイツは私達に期待してるんじゃないだろうか? 深都と海都、いや今の言い方なら深王と海王の姫か……が和解することを」

尭深「でも池田さんは姫の事を忘れてる訳で……あれ? これ凄い面倒臭い状況になってるような……」

誠子「まぁ、早い所海都に行けば全て分かるだろうな」

莉子「真ゲッターで今川監督が本当にやりたかった事も全て分かるんですか?」

誠子「……おそらくそれは一生分からないだろう、きっと」

780 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 00:10:54.63 ID:9qkcKO/a0


ロード元老院 -Road Senatus-


rレ/ ::::::/;;;/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー'´リ:::::,.ィ=、/
、|'  :::::/;;;/ :::::::::::::::::::,,_==≡三≡ア-/::::/ ..::::`
〉i、 ::/;;;/ :::::::::::::::,ァ≡≡''""フ≡/ /__`〉i ::::::::
`ゝ`¨;;;/ :::::::::::::/三r'" ,.ィ',ィ''ニ,,,/ ̄::::| ::::::::::   ……何をしにきたの?
"'{\_/ :::::::::::::/三《,, -'7'" ‥::::::::::::::::::|ll ::::::
‐l|  \:::::::::/三/ r'"::::::::::::::........ ::::::::|lll :: ..
,.A ::トーz、_/三ll| ....| :::::::::::::::::::::::::::::::::リll  ..::::
[:::!、_エコ"""'!|llll| :::::| :::::::::::::::::::::::::::::::/%' ..::::::::
`ヒニ{:::r-`f'''、 `| ::::::| :::::::::::::::::::::::::::r'||l! ...:::::::,
 !、~ヾ|  ト、.`ヾ| :::::::| :::::::::::::::::::::::::::||ll! .::::,ィ''"
  キ、_| `、`ヽ、ヽ::リ :::::::::::::::::::::::::::|||`ー'"三三
  `ヽ、|  ヽ、ヾ、/:  :::::::::::::::::::::::::||l三三三三
    .|:::..  :::`、 `、  :::::::::::::::::::::||l三三三三
- ' "  l、::  ::::::::`ヽ、ヽ ::::::::::::::::::/lll三三三三
     `、  ::::::::::.. ヽ`ヽ ::::::::::::::リ三三二二/
   ,,, ='' ̄ ` ヽ 、;;;; `ォ、ヽ ::::::リ三三二./


元老院にはイナズマイレブンやりそうな姫様も永水のあの人と同年代ぐらいの年であろうトシさんもおらず、代わりにテッカマンこと新免が腕を組んで立っていた。


莉子「あ、えっと、その……」

やえ「待て、私達は別に戦いに来た訳では無い。むしろ逆だ。海都側の人間が……ええい! こんな説得面倒だし容量の無駄だし時間の無駄だ! 姫はどこだ! あの銀河にキックオフ娘から事情を聞かんといかんのだ!」

尭深「(久しぶりにリーダー然とした態度が見れるかと思ったのに……)」

新免「……姫様は今ここにはいないわ。『白亜の森』に行ってるもの」

誠子「『白亜の森』? ええい、こんな時だけ固有名詞たくさん出すなよ、混乱するな……!」

煌「『白亜の森』は王家に伝わる療養所って話ですよ! 何でも非常に神聖な森だそうで!」


因みにここでこんなに固有名詞が出てくるのは、>>1が今まで説明をダルがった影響である。


やえ「ええい、どうせその森の神聖さでフカビトの衝動を抑えてるとかそんな展開だろう!」

新免「!? あなた達……姫がフカビトだと何故!?」

莉子「そ、それは……尭深さんが」

煌「同じく、尭深さんが!」

誠子「尭深が」

尭深「クッ……
               i、 ノ,.'‐'´,.-'ニ'-‐ 'ッ
.               N .!' / , , -;=‐‐‐<
               !_,,. '_‐,ヽ_'´r''_,ニニ'' `ー,.-
              ノ,ニ-,._,`ーi`.i´ヽー-.、く
            _ /.i,='三_-' .ノヽ!ノ,!、ヽヽ.、ヽ  随分ひどい擦り付けをするじゃねぇか……
        ,.-r‐r',ノ'っ'ヾ三='‐'ヽノ'i;ド' '、i,ヽヾ`
        ,1,.!..iン' //.  'ーi'_,,,..  ノ  '_ゝN`
  .     / 7´  ノ       ヽ.,, ,'_,'-‐'"´,. ‐`-,..,,_
       ,iー'  ,ィ'       '"i´ ,ゝ、/'./.,.'.,.'´r',`'"''''ー.、
      io'iー‐ 'i       ,ィ7/.`! ,イ /././ /./, '       .',
      l l   .l     ,.//〃 .,' ,.'/././././././       i
      /`7 ''''  ヽ  ノ////  !/.,'./././././ ,'         !
      !     .i r'´ /i,'.,'/  ./ /.,' ,' ,' ,' ,'./        ,'
      ',     iノ-.、i.i.i.i.i  ./,'.,' ,' ,' ,' ,' ,!'        , '
      i     i';  l !l.l ! ,'.,'.,' ,' ,' ,' ,'.,ヘ,_        ,.'
      |     ,'  .!',',','i ,' ,'.,' ,' ,' ,' i r'ー'‐`=、、   ./
      ';      _,,.!i」,!r'ー'‐ー'‐' ''"`i;    `ヾ'、ノ
       ヽ,__ , ‐'´./ /              ,./
         !r',.  i,__.i            //

新免「そう……じゃあ、もういいかもね……ねぇ」

莉子「は、はい?」

新免「少し、昔話をしていい?」
781 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 00:11:32.61 ID:9qkcKO/a0


……そう……これはね、古い時代のとある二人の少女の微笑ましいお話。

知ってるかな? 海都が興るその前に、世界に白い光が降り注いだという昔話を。

それは分け隔てなく降り注ぎ、手にした全ての者を癒したという……白亜の供物という名前のソレ。


……子供のお伽話といえばそれまでなんだけど、小さい方の少女はそのお話を信じその白い光を欲しいとせがんだんだ。

もう片方は体の弱かった彼女の希望を聞きいつか必ず…と約束したの。

でも、程なくして探すと誓った少女は姿を消しちゃって……病弱なその子はそのことを嘆き悲しんだわ。

だけど、彼女はもしかしたらあの時の光を探すためにどこかへ行ったのではないか……、そう考えた。


それ故に「長ぁぁぁぁい!!!」


新免「……え?」

尭深「長い! 長すぎる! そして『少女』だの『病弱な彼女』だの地味に分かり辛い! そんな分かりづらかったら『日本むかしばなし』はおろか『アエイオウ』でもやってくれませんよ!」

莉子「た、確かにちょっと『女の子』ばっかりで説明が分かり辛いような……」

やえ「面倒臭いから探しに行った方を『池田』、病弱な方を『絹恵』とすればいい。何、他意はないぞ他意は」

煌「『……子供のお伽話といえばそれまでなんだけど、絹恵さんはそのお話を信じその白い光を欲しいとせがんだんだ』……この分かりやすさ、すばらですね!」

新免「え、ちょ、ちょっと待って」

誠子「というかどうせアレだよな。長い話の最後には、『白亜の供物』は見つからなかったけどその片割れみたいなの持ってるってオチなんだろうなぁ……」

やえ「じゃあもう面倒だ。とっとと渡す物渡してもらおうか」

新免「…………」

782 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 00:12:48.47 ID:9qkcKO/a0


新免は懐(!?)から取り出した物を力強く彼女達に投げつけ、剣を構えた。


            ! !  \-----=〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::! `ゝ-、_____
            ヤ!    \    ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、        >-
              ヤゝ、___ヽ、   ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::>:、_,..==---=
                 ャ { ̄ ̄ ̄} !    .∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
               └-¨ニ二 __!    .∨::::::::_=-=ニ二>-.、:::::::::.   ……帰れ。さもないと切る
           ,.=;=-//,、..:.../\    _ノ _ヽ        \::::!
           // /!/,r'/::::::/  /`¨¨¨´ : :`ヽ__ヽ       、--`::{
          i,ノヽ,ィヘ´//_:::::/  /!: : : : : : : : : : :ヽ         ヽ:::::::\
          ! /ノ .ヤ´/::::i   i i: : : : : : : : : : : : :ヽ  /`ー==':::::::::::::\
         V/ i //:::::::io i .!: : : : : :/! : : : : : : }/::::::::::::::::::::::::::::::::::::/¨
           \//-==、| ‐┼}: : : : ://!: : : /!\ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::/`ヽ、
                 {ヽ ヾi: : : // .!: : / ! !/::::::::::::::::::::::::::::::::/   /¨
                     ヘ}  .} : 〈// : / //'::::::::::::::::::::::::::::::::/     /::::
 _,..ィ _,..ィ   _,..ィ___  ゝ、 .{: : : : : : :〈 ///::::::::::::::::::::::::::::::/    _/:::::::
ニ二三三三<<‐─<<二二.`ゞ: : : : : : : :〉 ̄`ー,==-----∧_,..ィ¨´::::::::::::
 `ヽ! `ヽ!   `ヽ! ̄ ̄ ̄     `ー-==-'ー─=´    __.У_:::::::::::::::::::::::
                           _,...ィ´ ̄        ̄ ̄ ̄/
                          ,...イ´               /
               {¨ヽ     /                  ,∠=--‐


莉子「か、帰ります帰ります……帰りますからその危ない物をしまって……」


言いながら莉子達がじりじりと後ずさると、新免はドアノブを握りながら静かに言った。


新免「後あなた達とは絶交だから。もう顔も見たくないから。よろしく」バターン!!


.            ト
         /{.   !!   ト、
.        / !  从   .| ∧
       ,  {  / .∧  | ∧
       /  八_ムrォ.ヘ.丿       
            \.U./    .}      .
     ト、∨.x<_>f<_>x ∨ イ    
     |∧_∨Y   ∧   Y∨_/ .!
     ゝ===〉l.,-┬┬┬-,.|〈===イ
        / .{ [l. !::::!::::! .l].}∧
.       / ..>┴┴┴<::::∧
、     〈   /     ∨:/:::::〉       /
..\ -==============- /
  \三三三三三三三三三三三三三 /


【空の玉碗 を手に入れた】

783 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 00:13:41.41 ID:9qkcKO/a0


ファイナルダイナミックスペシャルとはッ!!!

あの超有名作品マジンガーZ系列の作品とッ!!! 今でもカルト教団の如き多さのファンがいるゲッターロボ系列の作品がッ!!!

コラボして使う超ロマン技なのだッ!!!(なお世界樹とは全く関係がない)



誠子「んー? やっぱ二つを近づけてもりウンともスンとも反応しない……」


誠子は二つの都市から貰った二つのフィギュ……ではなく二つの物体を近づけたり遠ざけたりしていたが、何も反応はない。

どうやら、この二つだけでは何も起こらないらしい。


尭深「そりゃこれで白亜の供物でしたっけ? が出来たら苦労しないですよ……」

やえ「しかしこれで海都側の行動理由も分かったな。不死に近いフカビトになってまで、あの姫様は池田ァに会いたかったのか……」

莉子「と、というか私はこの状況をまだあんまり理解してないんですけど……」


煌「……忘れっぽい池田さんと、その池田さんに会いたい絹恵さん!

     二人がかつて交わした約束、それは『白亜の供物』を見つけるというもの……」

     つまり、見つけたら二人の仲は円満解決の可能性大! ……という事ですね!」


誠子「本当に三行でまとめるとは……でも肝心の『白亜の供物』がどこにあるかだよなぁ……」

莉子「海都にも、深都にも無かったんですよね……と言う事は……」

やえ「……世界樹の中か……」

尭深「でも、今までそれっぽいのは見ませんでしたよ?」

煌「じゃあ単純に今私達がいる所よりも深層にあると考えたらいいのではっ!」

誠子「四層」


そう言いながら飛影のお陰でまだ一度も足を踏み入れていない四層へと、彼女達は思いを馳せた。


やえ「……というか、ちょっと待て。四層に行くのはいいが、深都との親交はどうする? 海都の姫がフカビトだと分かった今、何となく付き合い辛いような……」

尭深「(バラしたのは私達ですけどね)いや、そのまま付き合った方がいいでしょう。和解させるためには二人を会わせる必要がありますし、その為にはどちらか一方の動きを掴んでおいた方がいいでしょうから」

誠子「全く、何でここまで来て冒険じゃなくて女の子二人の仲直り作戦をしなきゃならないんだ……」

煌「まぁ、こういう大きな出来事の原因とは往々にして普通の事だったりしますからね!」

尭深「確かに、装甲悪鬼村正はブラコンでファザコンで死にかけの女の子が世界滅ぼす話ですしね(エロゲーです)」

やえ「素晴らしき日々はただの兄弟喧嘩だな……(エロry)」

誠子「euphoriaも主人公想いの女の子が凄い頑張るだけの話だった……(エry)」

莉子「(……沙耶の唄も……ってあれ? 世界樹、世界樹って言ったら詳しい人がいたような……誰だったっけ?)」


莉子のその閃きこそが正着である事を知らず――彼女達は、深都へと戻る事にした。

784 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 00:17:49.49 ID:9qkcKO/a0
短いですが今日はここで終わりです この会話イベントでも分かるように世界樹3は何か個人的にあんまり後半の流れが好きじゃないです 戦闘とか職業は好きなんですけどね

後タイトルにもあるように四章(と多分五章も)のhageポイントはそれぞれ一回ぐらいになります 皆しぶとくなっちゃうんですね、ここまで来ると

それではお疲れ様でしたー また明日も多分来ます
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 00:18:40.42 ID:tbphWahto
乙ー
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 00:19:58.34 ID:EigJBMcQo
乙―
最初の頃の緊張感は無くなるね進むにつれて
787 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:27:57.49 ID:9qkcKO/a0
はいはい 本日はなんかちょっと眠いのでhageをさっくりやって終了します んで明日はvs四層ボス、明後日は番外編4になります

では行くデー
788 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:30:37.15 ID:9qkcKO/a0






【セーブしますか?】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをセーブしています……セーブに成功しました】





789 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:32:39.23 ID:9qkcKO/a0


深都 -The Deep City-


: : : : : : : : / |: :/|: :|`ヽ: l\ : : : : : . \: : : : : : : . ',
`ヽ、: : : /  V |: :|  l/  \__ /\ : : : : : . ',
: .\\:/      ヽ:\      \    / \: : : : . ',
: : /<         `       >< : : : : : .ヽ: : : . ',
: /    `丶、           /    \ : : : : .ヽ: : : .ヽ   いやぁー、フカビトって誰の事かわかんないなー
/       \_     、_/         ハ : : : : .ヽ : : .ヽ
',   ,.o‐===≦、      ,≧===‐o、 |'⌒', : : : .ヽ : : .ヽ  海都の偉い人なのは分かったけど、誰なのかなー
∧ O゚                     ゚O l  ∧: : : : .ヽ : : .ヽ
l ', ⊂⊃                 ⊂⊃ / /: : ',: : : : .ヽ\: .ヽ
ヽ.人           '            / ノ|: : : :ト: : : : : l  \:ヽ
: : . ∧                     /. :|: :|: : : :| ヽ: : : .l   \
: : /: /\    (二ニニ二)     / . : |: :|: : : :|  ヽ: : |


莉子「……あの」

尭深「……まぁ、このまま話をしても平行線ですし……それで、フカビトが誰か分からない池田さんはどうするおつもりなんですか?」

池田「よくぞ聞いてくれたし!」


本来なら海都ルートと深都ルート二つを巡ったついでに真ルートを巡ったらようやく分かる真実にあっさり到達した彼女達に混乱させられながらも、池田は気をとりなおすように言葉を続けた。


池田「海都の偉い奴がフカビトになりすましているとなると、それを討つのは滅茶苦茶難しいし!」

尭深「まぁ私達も会えませんでしたしね……」

池田「という訳でそいつが比較的人の少ない場所にいる時に倒すのが、一番いいって事になるわけだな!」

池田「その為に必要なのが転移装置だ! 人を転移させる凄い装置なんだぞー!」


まぁ分かりやすく言うと一つの場所にしか行けないどこでもドアである。


池田「それが今四層の最下階に眠っている……転移先はなんと、白亜の森だし!」

煌「白亜の森……姫様が休養に使う例のアソコですね!」

池田「お前らには海底に放置した、その転移装置を探し出して欲しい。それが作戦の第一段階になるし!」

池田「人類の未来と世界の平和は、全てお前らの働きにかかっているし! 頑張れよー!」

790 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:37:36.25 ID:9qkcKO/a0


 世界樹の迷宮13F 『囚獣に追われた古の神殿』


     |£= |  |(| | |:;- | |( |          | )| | -;:| | |)|  | =£|
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     |_, - '                                   ` -、_|


やえ「……マグマの下には神殿か……相当滅茶苦茶な構造なんだな、ここは」

莉子「森、海、マグマと来てからの神殿ですからね……で、でも海底ってぐらいですからもう終わりかと……」

尭深「池田さんも最下階に転移装置があると言ってましたし、もうこれ以上下は無いとみるべきでしょうね」

煌「この階層に『白亜の供物』があるといいですね!」

誠子「無かったら海都側と深都側の交戦に巻き込まれるんだろうな……嫌だなぁ……」


何が悲しくて忘れっぽいアホの王と、そいつに会いたい為だけに冒険者を駆り立てる姫様の仲直りをしなきゃならんのだ――とまたもや呟いた。

最近よく皆が同じ事を何回も呟いているのは、要点を繰り返す事で覚えられないかなぁという考えである。別に手抜きではない。


莉子「そ、それにしても、檻だらけで牢屋みたいですね……」

やえ「どうやらこのスイッチで動かしたらいいらしいな……だが、檻を開ければ強力な魔物もやってくる、頭を使う必要があるな……」

尭深「……描写し辛い迷宮の仕様ですね……」


その通りである。そういう訳で第四迷宮は描写少な目になってしまうのだ。残念。

そうしてこの地の文でグダグダ喋っている間に――彼女達は、唐突に接敵した。

791 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:40:07.53 ID:9qkcKO/a0


                ()               ()                       ()               ()
                  ||               〃                          ||               〃
                  ||           〃                          ||           〃
                  ||  ,. -――- 、_,〃                           ||  ,. -――- 、_,〃
                  |ト-/      /:〃ァー 、                        |ト-/      /:〃ァー 、
                /||::/  ヮ  l{ ,':〃/`   ヽ                      /||::/  ヮ  l{ ,':〃/`   ヽ
              / r'"0|  r―┐" l(ノ/  、 /!                    / r'"0|  r―┐" l(ノ/  、 /!
               ト, l / イ  o ̄.:::::.. ̄{_ヽ/:::::;ゝ,                    ト, l / イ  o ̄.:::::.. ̄{_ヽ/:::::;ゝ,
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             `'、 l― |:―:: ̄!::::  /ヽ/                     `'、 l― |:―:: ̄!::::  /ヽ/
    \ \__ ̄二ニー-ヽ!ー┼―:::::l::: /-‐ ニY             \ \__ ̄二ニー-ヽ!ー┼―:::::l::: /-‐ ニY
  `ー―\_        トミL.::-‐彡==''" ̄|          `ー―\_        トミL.::-‐彡==''" ̄|
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【巨大ライギョ があらわれた!】

【巨大ライギョ があらわれた!】

792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/24(月) 23:41:16.34 ID:Z6JsMJnmo
あ、これはhageるわ・・・
793 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:43:14.84 ID:9qkcKO/a0


誠子「うおっ、随分大きい魚だな……釣り甲斐がある! 琵琶湖のアイツのように!」

煌「亦野さんがまるで一話目でブラックバスを釣り上げたアニメ版釣りバカ日誌みたいで、すばらです!」

莉子「魚……?(というかそれは全然褒めてない……)」

尭深「絶対膝に爆弾を仕込んで蹴りをかましてきますよコイツ」


巨大な黄色い魚がうねうねピチピチとやりながら彼女達の前に現れた。

魚と言えば一層で出会ったクロス・ボンバーの魚達が思い出深いが、この魚はそのような事をしてきそうな気配も無い。


尭深「まぁ、いつも通りいけばいいでしょうね……【ダークエーテル】!」

誠子「ほい来たー! えーっと、アイツは何か雷に弱そうだから……【氷の術式】で行くしかないな」ドヤァ

尭深「それ以外ないですやん……」


        ,._,,,------,,,,,.
       r' ,.; = ~ - Z:::ヘ
       l  ::::.... :::: :::: ::::::::::゙l    ,..-,
       l  ;...... :::::.''' '':::::::: l  ,,-'',.-''
       l ,::::::'''':::......::..........::::::り-',.-'',..........,,''~
  ___,-'::::::::::'''''':::::::'''''::::::''''''乂--二二ニ''"~
  ゙-----、___      ___,---''
  ,r'::::::::,.-v--ァ::,=~=-'"丈O::; リ''"大
  l::::::::::::l l-゙l. l ゙-'' l  l ~~,l ,l -カ l~~\
,.--l:::::::rゝ、こ l ゙---" --;  〃メ,....,=' ,;  `\,.
  ヾ::::::l  ̄"z"" ー-''''''''"/  l  ,/     ,.~
、     l   l`~~-- 、  ,イl  l /    /
..l    .l   .l / \:::::::/ '\ l /    ,'  ,-
..l    ll   ''"   ゙--'    ''ll    ; ./
..l ,====l              l'''゙~~~-::、 l

【誠子 の氷の連星術!】

【巨大ライギョ にダメージ!】

【巨大ライギョ にダメージ!】

誠子「ホラ、普通に効いてる効いてる!」

尭深「それはよかったですねー」

やえ「棒気味で言ってやるな……さて、【剣虎招来】だ。出てくる度に失敗しているが、実際は物凄い頼りになるスキルなんだぞ」

                __
                ,'´   `ヽ
              /  ⌒   i _
                ,'"{,,,_ ` _,ェノ⌒l_l\__kヘ_
            /  ,'  ̄ ,.ィ(,,_  `Y゙ーz  〉
       ,、_,、_,、_,、j _ノ  _,r' y' ´ `''ー'} ネ、ル'
     ∧__j,,,,,,,,__、_,,zィi ,ィ'=-一-、__,.r'"ヽ
     //,-、C) , '  /ト、      ` 、 )
    トュ ゝz' ,==;--i´   ヽー┰-、   ゙ソ
  iヘトi|  /ィコノ_,,-‐ナ   }泛`¨iiゝ-‐〈
  {',  !__/‐''"´ ../    ノ ゙ミ  ||   ヽ
  ゙y' _,.x-、._  <..    丿  i   ソ |!{
    ̄| |,-、|¨i‐-ヽー<¨"  || ト-z'´  |ト|
    ヽ|=='j_ノノ__ ゝ   ヾt| ヽ   ゙ヘ
     /  ̄ ヾ {    ハ    、|  ヽ  `¨|
      |    /    l ',     `|  }   |
    ノ    /    ノ  ',    |  }   ヘ
   /    /     /7ュ、 }     |  },.i=l''T゙ハ
  |-ト、   |    ー゙-'-`/ェi-‐ュハ  !__、__}_.}_ソ
  /...| jヘ ___j       |゙ !  ! ',
  `''´''''' ̄            `''''^'^'''''′

【剣虎 のデスファング!】


【しかし 巨大ライギョA には効かなかった!】

【しかし 巨大ライギョB には効かなかった!】
794 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:44:00.29 ID:9qkcKO/a0


やえ「む、また失敗か……」

誠子「キンクリされてる所では結構成功してる扱いなんだぞ!」

莉子「じ、じゃあ、いつも通りに頑張ってください……」

煌「そしていつも通りのガード方式!」


【莉子 の攻撃の号令!】

【後列の攻撃力が上がった!】

【煌 のディバイドガード!】


莉子が号令を発するのに続くように、煌がその前に大きな盾を置いて構えの姿勢を取る。

そう、これが、これこそが彼女達のスタンダード、いつも通りである。

後列で攻撃を行い、前列は主に補助を行う。

彼女達はこの形に動くことによって今まで勝利を掴んできたのだ――そう、だからこそこの形を今回も選んだのだ。

だからこそ――彼女達は敗北することになるのだが。

        \、い
.-‐==ニニ=‐`ハ、ヾi           / ̄`ヽ,
/////ハヽ_、   `ヾ'`ヽ、_        /     i
..-―――-、_    __  "、      ,      l
///////////>'"´:::::`.、 、        i  与 後  l
777777777i:l:::::::::::::::::::::::i,、',       l .え .列
///////_,」!:l:::::::::::::::::::::/':.ヽト,     .| .る に
////_,ィ´//ヾ;::::::::::::::;イ',´-‐!:l    .| .の .二
/////////イ```,‐iイ/`ヽ、_ l:!     .| .な 百
//////////./ l/_     l/'       | .ら ダ
/////////   l/ ̄`ヽi'l      | ば メ
///////     .lィ‐- 、__l/       .l な を  i
//////,、     .l、__ l/          !      ,'
三二=-//ヽ、_l/__`/___     ',     /
//Zニ" ̄ ̄    ,,,,______      ̄`ヽ、` ― '′
//Z__,ィェェ---ィ///;/   ,ィ" ̄,二二ニミ、
//////////////,/  ///// ̄`ヽ、///ヽ


【巨大ライギョ の雷撃!】


尭深「ちょ……っ!」

誠子「こ、後列!?」

やえ「ZXイナズマキックかっ……!」


【尭深 にダメージ!】

【誠子 にダメージ!】

【やえ にダメージ!】


――そして、雷撃は後列へ飛んだ。

体力の半分以上を削る電撃が、彼女達三人を襲う。


莉子「え……み、皆!?」

煌「しまったぁ! 前列ではなく、後列なのでしたかー!?」


前列二人もまさか魚が雷攻撃を使うとは思わず、困惑してしまう。

そうこうしている内に、二匹目も空中で左腕を右斜め下、右腕を右斜め上におくポーズを取った。

言わずと知れたライダーキックの構えが、今ここに再現されるのである。
795 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:44:25.42 ID:9qkcKO/a0

               O
                  ',                O
                  ', ______      //
            ,ィ::::::',、    `ヽ   //
           / \::::',ヽ     r‐., //
          ,ヘ    ヽ::',:l      l::∠/、
           _}:::::::\    `´   O  レ´ l
           ,' \:::::::\__          リ
        l    > ´   `ヽ     ‐‐<メ
        ヽ___ ,'      l   /   l l
          l:::::::::ハ      /    l    レ
         l  ̄  >−<  ̄ l`ヽ>−/
         ヽ /   l  ̄ \/_/l  /
    ________Уヽ  l二ニ /ニ二レ′
<     ヽ  \ ',   \ l−−,' − ∠、__
        ',   ', \   >、__l_/l /   l`ヽ __
ヽ       ヽ  ヽ  >、 ___ イ/   l  l  ヽ',
 \      \__}    \__/   /   l  l ',
\ ヽ            ヽ ` ̄ ̄ ̄´     /   Vヽ
___}=l―――< 二 ヽ-- ―r == 、     /    l  l
__/< ¨¨        __   `ヽ、__ )   /      l /
      ヽ       __   ヽ‐ 、___)     /     / /
         \r―――ゝ−' l         l      / l}
       /          l l         ヽ____/  ∧
      /⌒l  / ̄/   l l              / l


【巨大ライギョ の雷撃!】


【尭深 にダメージ!】

【尭深 は死んでしまった!】

【誠子 にダメージ!】

【誠子 は死んでしまった!】

【やえ にダメージ!】

【やえ は死んでしまった!】


ライコウ「ライコウ は めのまえがまっくらになった!」


主人がいなくなったと知るや、あっという間にその場から虎は姿を消す。

――そして少女は、二人となった。


莉子「ちょ……え? 何で、どうしてこんな……」

煌「これは……流石にすばらくないですね……」


仮面ライダーZX。そのオープニング・テーマの歌詞はこのような始まり方をする。

――電撃、稲妻、烈風……確かに、ソレらは電撃と放ち、稲妻の如く現れ、彼女達を壊滅させた後烈風のように去って行った。

……何かこれだけ書くと、莉子達が悪者みたいである。反省反省。


【莉子達 は死んでしまった!】

796 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:44:53.27 ID:9qkcKO/a0


G a m e O v e r


【今回のhageポイント】


                    _________
                _,rtr'゙^ヾヽ::::::::::::::::::} r--i`!
                ト、.|::::::::::'i |::::::::::::::::::| |::::::| |
               ,-十、.:|:::::::::::l:l::::::::_::::::l l:::::| |
             /、___)::| |::::::::::|:|::/  \:|:}:::::| |
            //   |::}_L - ‐'` ̄ ̄ ̄ ̄`ヾト|
           //     | /        V      ヽ|
           \\     ) ̄,ゝ'⌒ヽ    r'⌒ヽ( {
             \\  r' ̄/:.:.:.:.:.:.:.ハ |/^{:.:.:.:.:.:.}`l    しまった!これはバダンの罠だ!
              ヽ ヽ {   >:.:.:.:.:.ノ‐´T`ヽヽ:.:.:.:ノ、_!       退けっ退けっ(ジャーンジャーン)
                \ーY´ /`7T´ ̄`T´ ̄ |ヽ ヽノ
                >―>' / ├  ̄| ̄ ーl  ヽ|〕
                    ゝノ  ├  ̄| ̄ ‐| ,ヘハlヽ
                   \\__|― T ー‐|/ト,リlハ
                   ヽハ  ̄ ̄ ̄ /  _/ | ヽ、
             __, ‐'´//:} i    / /:/ /     ` - 、_
            /    ///::::|:.: :.::.:.:.:/ '::::::/ /         `
            /     /./:::::||`  /:::::::::/ /
           /   / / /:::::::| /:::::::::::::/ /  /     ,、 ‐::':
           |  /  / /:::::::::ト/:::::::::::::/ /   l  ,r ' ´:::::::::::::::::


【巨大ライギョ】


・突然飛んでくる雷撃が強い。後列が二発喰らえばほぼ確実に明日はない。

・そして(これは描写できなかったが)地味に固い。他の雑魚のHPが350〜500なのに対し、何故かコイツだけ844。何でですかね?

・……とはいえ、最初のオオヤマネコのように万物を食いちぎる訳では無い。シノビが一人状態異常攻撃を討つと沈む、そんな単純さも併せ持った『純粋に強いだけ』の敵。

797 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/24(月) 23:47:49.53 ID:9qkcKO/a0
眠いので今日はここまでです ここらへんに来ると本当にhageないのですよね……皆強くなっちゃうから…

という訳でスレの趣旨からは大きく外れちゃうのですがゴメンナサイという話です それではまた明日
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 00:35:22.93 ID:DizDa4DDo

でも雷使うんならストロンガーかブレイドでよかったのでは・・・?
799 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:11:46.44 ID:apb514Zy0

>>798 ZX好きなんだよ言わせんな恥ずかしい

再開ー vs四層ボス編でございます
800 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:12:17.19 ID:apb514Zy0












【データをロードしますか?】
【中断データは削除されます】
⇒【Y E S】/【N O】

【ゲームデータをロードしています】

【ロードに成功しました】




801 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:13:03.18 ID:apb514Zy0


――世界樹の迷宮というゲームの、あるあるネタが一つ。

余りにもゲームオーバーを恐れるあまり、無駄にレベルを上げてしまう事がある。

特に外面からだけではFOEやボスの強さが分からないこの作品にとっては、そういった事がままあるのだ。

それはゲームのやり方としてはまことにつまらない、面白みのない物なのであるが――しかしこと現実にそのような状況に直面した時には、自分よりも格下の雑魚を刈って、ランクアップを果たそうとするのも止む無しであろう。

だから彼女達を責めてはならない。後四層を舞台に面白い話が書けそうにもない筆者を恨んでもならない。


 世界樹の迷宮16F 『風に舞うは誰がための白刃』


エ エ|//l 77\ \夫l夫l夫l天l天天_天天|天|夫|夫|夫/ /77|//|エ エ
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エ エ|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//|エ エ
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エ エ|//|XXXXx|エエ| |=l{==)=-| | |-=(==}!=| |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//lx 、.λィ;|エエ| |: : (_, | | | 、) :  | |エエl;、λ.ィ x|//| エ
エ エ|//|x .)νノ;|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエl; )νノ.x|//|エ エ
 エ .|//|X,マY7x|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|xマY7'X|//| エ
エ エ|//lXX∨ x|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|'x∨XX|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: : (` | | l ´) :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |=l{==)=-| | |-=(==}!=| |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: : (_, | | | 、) :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 エ .|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ| |: :  :  | | l  :  :  | |エエ|XXXXx|//|エ エ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


莉子「……だって、明らかにそれっぽい扉があるんですもんね」

やえ「これを潜ったら、今度の深都の作戦はこうなる筈だ……『フカビトに偽装した姫を討て』とな」

尭深「まぁその正体をバラしたのは私達ですけどね……」

煌「だからこそ『白亜の供物』を見つけて仲直りさせたいのですが……無いですね! どこにも!」

誠子「この階にもう一つある物凄い怪しい扉がその唯一の候補といえば候補だが……開かないな……」


迷宮内を一から探していたが、どこにも『白亜の供物』とやらは見当たらない。

その探索をしている内に、彼女達はどんどんと腕を上げていったのである。レンゲル(オレハサイキョウダー! って言った方)→ギャレン(これでバリアは貼れないなぁ! って言った時の方)ぐらいの進化である。AAは容量を食うのでカット。

――とはいえ、もう相当の時間が経ってしまった。いい加減この扉の前でもにゅもにゅしているのも限界である。


尭深「いい加減絶園のテンペストみたいに同じ場所で何やらをし過ぎるのもアレですからね……いい加減行きますか?」

やえ「そうだな……体力も今なら余裕がある。扉を開ける事にするか……」

莉子「そ、そうしましょうか……何か、やる気が湧かないな……」

煌「確かに、栄光を胸に秘めて迷宮を探索していた頃とは随分違いますね」

誠子「この迷宮も底が見えたって事だしな……さて、行こうか」


言うと彼女達は重い扉をガラリと開け、仲へと進んだ。

あ、因みに筆者の一番好きな平成ライダーは555です。

802 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:21:01.40 ID:apb514Zy0


広間を突き進んでいく莉子達は、微かな光を放つ不思議な装置を発見する。


            //,/           .._,,,,,,,,,,,,,,,_,_               | | .|
              //,/       ,,,,,,-'''"⌒'ー-.,, .゙'-,. ̄''ャ-,,         | | .|
           //,/      _/゛ `_二"'¬ー、,└、. \ :゙l ゙''ッ,,       .| | .|
             //,/     .,r冖''"゙゙_..--ニ二'ヽミヽ,ヽ ヽ }  | :'┐      | | .|
         //,/      ,/ ._,-‐'"_.-ニニ゙l゙liSii゙l,!ミ'i,゙l ゙l .| l゙ ,i´ ./'i、    | | .|
         .//,/      .ゃ'^ ,//ン''ニニilll||i())|//,ノ,ノ.,ノ ,/ .,,i´ }}   | | .|
        //,/        |  / ,/ ,/ /゙//゙/|'||《|)))i二ン彡''ン'′,,.-||.    | | .|
       .//,/          ヽ/ ./ l゙ | .l゙ |.゙l,ヽ介i巛ニニ―'゙_,.-‐'゛ ,l゙     .| | .|
       //,/          ヽ、l゙  ゙l ゙l, ヽ\ヘ二ニ¬''''''二,,,,、-ッ″    | | .|
      .//,/             ゙''く、 .゙l  \.`'-.,"'ー-、二,,__ ,,/        | | .|
     //,/             ‘‘'ー.ム_ .`-、 `'''ー-,,_ ._,,-‐”        | | .|
    .//,/                     .`゙'''''''┴―ー'''"~             | | .|
   广'''''゚'''''''''''''''''''''''''''''''¬――ーi、              |''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''""'゙l
  广"'''''''メ''''''''''/''''''''''''''''''('''''''''''''| ''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''|'''''''''フ'''''''''l冖''――t ;ーリ


あれこそが深王が探して欲しいと依頼していた、転移装置に他ならないだろう。

彼女達はゆっくりとその装置に近付こうとした刹那、背後から強烈な殺気を感じ取る!

その殺気に反応して振り返ると、その殺気の送り主が刀を構えて立っていた。


                        、    ,
.         /.'   / /     _____`ー'7/ , == 、
        li   / /    / ,.-一ァ / ̄ヾ‐/
        |`ー‐′/     / /  /∠___/| i    …………
        ト、_/     /  ー一' /       | |
        |  \   / /了 ̄          | |
..       !  __ヽ、/ |  l             | |
        l\_l\仁ゝ  !  !             ノ }
.         '.  |`‐「{\  l |        / /   /
         |\`ート、ヽ ヽl  |          l l_/
.         \ `┐ \\\|          |
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莉子「め、滅茶苦茶怒ってます……」

やえ「無理もないな。おそらく彼女が持ちうる中で、最も感動できる話をブチ壊してしまったのだからな」

尭深「やえさんそれの主犯じゃないですか……」

新免「……久しいわね、あなた達がここまで来るとは……。すっかり深都のイヌに、成り下ったようだけど」

煌「あららー、イヌとかいう単語を使っちゃうぐらい怒ってますね……」

新免「このまま立ち去るならよし。あくまで進むというのなら……私ももう容赦はできないわね」チャキーン

誠子「どうせ立ち去っても、多分背後からボルテッカ撃ってきますよこの人」

尭深「仕方ありませんね、リアクター化を何度もさせる事で精神破壊を狙いましょう」

莉子「その残酷すぎる攻略方法は何なんですか!?」

やえ「かといって、まっすぐ戦ったら負けちゃうだろうな……」

もこ「その必要……なし」



莉子達が彼女の威圧に身構えたとき、彼女達の背後からある聴き慣れた声が響いてくる。

……ところでこの文章はゲームのほぼママなのだが、少し変な所がある事に気が付かないだろうか?

最初に書いた通り彼女達はまずまっすぐ転移装置の方に向かった際に背後から新免の声を受け、振り向いて相対している。

次に今の声を背後から受けているのだが――そうなるとこの時点でのもこは、莉子達よりも先に転移装置に着いていることになる。

……何してんだろうねこの子は。早よ転移装置確保したらよかったのに。
803 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:27:31.38 ID:apb514Zy0

もこ「センパンズ……そこの邪魔者は私の得物……」

新免「あなたは……ふふ、私はあなたが人では無い事を知ってるのよ。その力がどれほどのものか、試させてもら……」

誠子「あ、それ私も知ってる」

煌「私もです!」

莉子「あ、わ、私もです……」

尭深「意外と皆知ってますよねその事」

もこ「まぁ、ね……」

新免「…………どうやら、こっちのギルドにも痛いのが必要のようね……」

尭深「あー……また余計な事言って……本当どうしようもないな、この釣り師は」

誠子「お、お前も同調した癖に! というかお前最新話でポエマーみたいになってたぞ!」

尭深「いや それ自由 原作重視 私の自由 ヨウ!」

やえ「それはポエマーではなくてラッパーだ……」

莉子「(何もかんも碌に描写しない原作サイドが悪い……)」


相変わらずアホな事をし続ける彼女達に完全に愛想をつかした新免は、自分の背後に向かって叫んだ。


新免「シン!」

誠子「……メン?」



      |  >:.,                               ,.;< / .,′
       .',     >:.,           l》,       ,《l        ,.;<   ./  ,′
       .',      >:.,.        ', 》,      .,《 ,'       ,.;<    /  .,′
          ',       >,     ', 》,    ,《 ,'     /     /  ,′ ボル……
          ',         .\     ', 》, __ ,《 ,'   .,ィ/     ./  .,′
          ',         ∨>.,_/ ', 》'{  }《 ,' ヽ ./ /      ./   ,′
          '.,           ∨ \.八 ゙ー' リ /./  .i'     /  ./
           .\    ___}!   ∧ゝ`V´イ /   .{!___/ /
               \  / \_/マ::::、 ∧:`Υ´:/  , ::´ /\_/ マ'´          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
             ` {!:::::::|_|;;::::}!:::::>::  |  /:<´:::::::{!:::::|_|:::::::}!          わかったわかりましたすみませんごめんなさい(誠) >
            _,,.. < ̄ ̄´    `'''‐ 、  /::::::::::::::::::: :::::::::::::/           ____________________/
       r<´__________/`ヽ`i::::::::::::::::::二二i
       `    _                 __/ノ‐''"´      > ..,,_
            `   ァ- ..,,_     /='´_________> ..,,__
             ,r<´    .〉=-‐''´ 三三                  >''´
             /    >''´/{!_/| ;;;;;;;\______,,...> ='´\
          ./   >''´ /|    !、 ;;;;// ,!;;;;/   |`ヽ `'<     \
       /  >''´  / |     | ;;;;/|_/;;/   |  \  `'<     \
     ??/   >''´    /   |    /;;;;;;;;;;;;;/.    |     \   `'<   \


804 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:33:17.39 ID:apb514Zy0

新免「東の大陸より持ち込んだ幻獣よ……あなた達を屠る力を持つ……」

尭深「ほらー、屠るとか難しい単語使い出したー」

莉子「で、でもカッコいいですよね屠るって……『そして、シンは莉子達を屠った』みたいな……(何か実現しそうで怖い)」

やえ「『牛を屠る(佐川 光晴著)』とかか」

煌「ヤシガニ、屠る!」

尭深「あー、あの娘も
                        \::::::∧      /:::::::::::/
                         \:::∧     /::::::::/
 _,イゝ                           X:::∧ ̄ 7::::::/、
{ゝ                        /  ヽ:::} ./:::/   \
 ト.   rー≦⌒ヾ{!                /   _x≦Z≧く      ヽ   貴様ら有象無象どもを屠ってやろう……!
__} 廴ン:::::::::::::::::::::ハ              /  /      `ヾ      ヽ
`ヽ:::::::::::::}ーヽ:::::::八         /./ / ,/ /  |    ヽ ハ  Y!.ハ∧  片腹大激痛(盲腸の危険性があります。安静にし、ただちに主治医に相談しましょう)
  ` ̄⌒ヽr、 ー、:::::\    __ -‐ | |  !  i!  i!  i!  !  i! ! トハ∧∧
       ヽ::ヽ  ゝ,_ハ ̄.{    | i! |―iト、_ハ  ト、 ト、_.斗┤ ト.∧∧. \
        ∨`     }- ┴ ¨ ̄.Y 从{灯nぅヘ  N≦=rx.| ハト∧.∧、 `ー=ニニ
        `ー、__.ノ        ,ヘ. 从 マzン \{ b:0::リ》リ/リ∧∧∧ゝ、
                       ///`/∧    ,   `¨´ / ∧∧∧∧  `ー=≦
                    /// /,'/{:\ ‐==-'  . ィ/ /へヽハ∧ \
                      // |  | |{: :\ヽー―< / // ̄ \ハ.\ \ヽ
                       |{ ハ .! |ヘ: : :.三{Y⌒/ //     ヽ ∧、 \
                    Z ハ .| |/:ーx≦三彡イ /        \:|ハ ∧\
                    Y ,}/: : :/ //: : : }.{ .::}        \}ヘ ∧. \
                     <二rヘ: : / //: :ト、:_: 八:/    x―oュノ ∧∧

とか言いそうですしね」

新免「……あの……正直、ここまで言われると怒るっていうより泣きたくなるんだけど……私なんか悪い事した?」

やえ「まぁ、西部にいた時もこんなんだったじゃないかお前は。ビキニだったし」

新免「喋り方は全然違うのに……まぁいいや、シン。頑張ってね。私はこの鉄の城と戦うから」

もこ「おっしゃこーい」


もはや先に進むにはこの幻獣を退けるほか方法はない!

剣を抜き、立ちはだかった幻獣を打ち倒したまえ!

805 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:37:39.76 ID:apb514Zy0


  ノ::::/::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::/ノ 人__,
  ヾ丿::::::::::::::::::::::::::::::二−:::::}    (_ !!?
    (::::::::::::::::::::::::::::__::::::::,_,く\   ⌒
   厂ゞ`ヽイ`´ヘ,,' `'´ゞイ゛ \ノ
   く.   /   |    ヽ ,/ \_   ゝ
    ヽ/     |      Y    ヽ丿
      ゝ_    |   ,__,ゝ⌒'^  i
       |`丶┘丁  ヽ、    |
       i    ,′    ヘ     !
       |    ′     ノ  丿     iヾ,_   ジ〜〜〜ッ
       i    i      ,'`-=‐}      斗,'/‐‐-ミ
      |   ノ     |::::::::/     / `●_〃 i
      |ゝ,_,ノ      |::::::/   _,≠=ゞ//,' 0 `i∠   _.,'〇,
    -=|::::::::,'三三三|:::,'ニニニ\ °/⌒  ,-=,' ヽ\( 廴/リ
    -=三i:::::/三三三ノ::ゝ、ニニニ=! 〃| ○丿/   .`ヽヘ'-‐'
-=三三三|:,'三三三 トイくゝニニニ=ゝ._ `ー'/      /::`く/三ニ-
 -=三三八三三三 `-圦 `ヽ,=ニニ=r ̄   .  /::::::::::::ヾニ
  -=三,'⌒i三三三三三``ー 'ニニニ=`ゝ  l  /::::::::::::::::::::ヽニ
  -=三!个 i三三三三三三三ニニ=ニ=-`くiV:::::::::::::::::ヽ_::::::: !_三
   -=ニゞノニ=-             =ニ三`\::::::::: |- `┐_,フニ
                         -=ニニ-`ゝ::::〉=-=-
                            -=ニニレ'ニ=-
                          -=ニニ=-


【シン があらわれた!】

806 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:39:55.30 ID:apb514Zy0


尭深「ぶりぶりざえもんじゃねーか!」

誠子「ぶりぶりざえもんじゃないか!」

莉子「ぶりぶりざえもんだった! シンと殆ど関係ない!」

シン「タ、タイトルと関係あるだろう……じゃなかった! 君達に恨みはないが、行くぞ! 必殺の……」


     ./ /   ./  ./ /   ./   ./
   ././   ./  ./ /   ./   ./                        /
  ,/./   ./  ././  ./   ./             _,, -─-r      ./ /
/ /   ./  ./    _____   _..-一――ー-..、..-一―‐´   ■〈     / /
/   /  ./  _..r‐"´    `゙ン"          \       .■ `''ー 、 .  /
   ./  ./  /        /             ヽ、  ●  ■    ヽ、      /   ツイてない お尻攻撃!!!
 ,/  /  /         /                ヽ___  ■     ヽ   /
'"  /   /         l                 {   `ヽ.▼     ヘ
 /     l         l                 」 ., --、 .)       1 . ./
"    .   |          .l                 | `ー′/        ゝ、
       '、         1                 イヽ、   ゝ  ■■■  `ー、
  ,/  /\         l                /  ヘ   `ー 、 ●   ナ─.′
/   イ  ノゝ──────────────-_/   .) Ο   )    .丿    .
     ゝ{_ r'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Σ )    ノ ゝ__ノ   ./ .    /
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【シン の薄幸の背中!】


莉子「せ、背中じゃない……」ゲンナリ…

やえ「よ、嫁入り前に変な物見せないでよ!!」


【莉子 は腐敗毒に感染した!】

【莉子 にダメージ!】

【やえ は腐敗毒に感染した!】

【やえ にダメージ!】


(※腐敗毒……罹った者にちょっぴりダメージ。毒との違いはターン終了時に他の奴に移ること)


煌「あの豚さんはアレですかね、神戸牛かなにかですかね!?」

尭深「……食べられは、しないでしょう……養豚が出来るかは……いや、あれはペットにするタイプのミニブタかも……」

誠子「(す、凄い……豚トークに夢中で全く尻に反応していない……!)」


【しかし 煌には効かなかった!】

【しかし 尭深には効かなかった!】

【しかし 誠子には効かなかった!】


尭深「何か体調悪そうですね、やえさん。これでもどうぞ」

やえ「あ、ああ……助かる」


尭深はそう言い、ポーチから植物由来の乳酸菌……じゃなかった、状態異常を治す薬を取り出した。


【尭深 はテリアカβを使った】

【やえ の腐敗毒が治った!】


807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 22:46:02.71 ID:VPhTvYhPo
> 煌「あの豚さんはアレですかね、神戸牛かなにかですかね!?」
すばら先輩混乱してるな
808 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:46:14.06 ID:apb514Zy0

やえ「(確かに体は楽になったが、一体あんな事をした意味はなんだ……?)よし、剣虎は休みでいく。こい、【獅子王招来】!」

莉子「ま、また来るんですね……あれが……」


三層ボスでのあの獅子の姿を思い出しながら、莉子がふと隣を見ると――


  ┬   >                     /l
 .‐┴‐ <.                    / l  /|   ,、
  -    .>               l\ i / l / |  //
   _/ <.           _(⌒ー'l ヽ|∨  l./ |/ ./⌒)
  __   >      .::r/'´  'ー‐-、l  | ∨ /   |  /  (_,-、
  ー┬‐ <      ::::iヘ ;ヘ,、  __ < | ∨    _>‐- 、 _゙ー'⌒ヽ、
  .ノ    >    : ::::: l ソ iミソ'´ /   `ヽー--‐/´     ヽ' し-、 (_ノ)
      <      : ::::,┘ {|!/_ <     `ヽ、    、     \   ヽ、.ノ
   |    >    : ::::ヽ、,,ぇ,r‐、ヽ\     へ.   \    ,.へ、_
   |   <       : ::::::L ` < \〉゙\     \/` >ェ-ヽ/  `ヽ
    ,   >       ::::::i \〉ヽ   ヽ 、    ヾ-<´ ,、へ  \,、ト'´ヽ
  , イ  <         :::::ヘ   \  _ >、>ヘ-v_ゝ ヾ  ,ド、 (_ノ_ノ
  . |    >        ::::::ヘ,    \ >  i   (    レ'´  〉
      <           : :::::ヽ 、  ィヘ  ノー-,〉   し(_ノ
 ┃┃┃  >            : ::::ヾ'゙  〉 (.(_ し'
 .・ .・ .・ <               :::(_ソノ


【獅子王 は眠り出した……】


莉子「早い! 早すぎる! どうしたんですかこの子は!」

やえ「そ、そういえば昨日は咲の放送日だったのか……!」

エンテイ「フェアリー、ダンス編……妹可愛い以外の感想がない……zzz」

尭深「こいつSAOも見てるじゃねーか!」

やえ「クソ、やっぱりちょくちょく呼んでればよかった……剣虎が『アイツマジ最近たるんでますよ』って愚痴っていたのを真面目に取り合っていれば……」

誠子「アイツまでそんなに喋るの!? ……って、今は戦闘に集中せんと……【氷の星術】!」


【誠子 の氷の星術!】

【シン にダメージ!】


どうやら氷は普通に効くらしく、シンは尻に突き刺さった氷柱にうめき声をあげた。


煌「よし、なら次は私が……何をしたらいいでしょうかね!」

誠子「それを聞かないでくれ……」

煌「いや、何だか非常に物理攻撃より属性攻撃の方が強そうに見える物ですから……あっ! じゃあこういうのはどうでしょう! もしもし、シンさん!」

シン「ん?」

煌「少しお願いがあるのですが、次に攻撃を行う際には、是非この花田 煌にお願いしたいのです!」

シン「えっ」

煌「他の皆さんを見てください! まだ若くて美しい少女ばかり……それに比べて私を見てください! どうですか!」

シン「……可愛い?」

煌「…………そ、それはどうも」


思わず照れてしまう煌をよそに、やえは近くにいた獅子王(SAOではGGO編が一番好き)を指さして言った。


やえ「とりあえず、次に攻撃する際には眠りこくってるここのアホにしてほしいな。というか是非頼む」


【煌 の招鳥!】

【獅子王 の狙われ率があがった!】
809 :>>807 すばら先輩ってなんか高級食品食った事なさそうだよね、イメージだけど ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:52:20.94 ID:apb514Zy0

莉子「な、なんかさっきのアレを見てから体調が……皆さんもお気をつけて……」

尭深「はーい。感染症には気を付けましょうね、皆さん」

やえ「わ、私は既に手遅れな気が……」


【莉子 の予防の号令!】

【後列 は一度だけ状態異常を防ぐ!】


シン「な、何かバトルっぽくないから、少し早いが必殺を出すぞ――いくぞ! 誰に当たるか分からんからな! 覚悟しておけ! 誰に当たるか分からんぞ!」


           /|                  -
         /  |                      ̄)
     _ /ヾ    {
  . <   .〈//∧   ` ー=三 _ ___         十  ヽ
〃.      _∨/∧        `    /         ォj=― 、
     ,佳飛、 /〉          _ ,ィ´         (_ノ     ノ
      {三三三r    { {  ,. z≦// ヽ
.     '守三ン    ゞル≦三-="  ヘ
               乂三ノ       ,         _j_  、
       ―  、      . -= .、      !        _」__ ヽ
、  γ      ヽ  イ       ヽ     .l      γ´ j   ヽ
. ヘ丶   ●       ●   /    ./       ゝ=イ   ノ
/  \     _ノ、      /   /   r      _ _
     `ー=< _ > ― = " <「ヽ '    __|r=     ヾヘ
/   ・            <_ ノ\.    jl ___ _ Y
              ・     i\ ヽ ノ  〃ヾ´ ̄ ̄ ̄`ヾ:
                 }  `  ̄    {l  j!         リ
>.                  :|          ゞ="      .ノ

【シン の悪魔のキッス!】


尭深「悪魔のキッス……な、何てどうしようもない技名なんだ……」

煌「何だか扇情的で、すばらですっ!」

やえ「いやすばらくはないだろ……なぁ、莉子?」ポン

莉子「…………」


その見た目からは創造もつかないなんか凄い技名にやえが呆れながら前にいた少女の肩を押すと――。


莉子「 」ユラァ…バタン!!

やえ「!!!???」


【莉子 にダメージ!】

【莉子 にダメージ!】

【莉子 は死んでしまった!】


――少女は、そのまま力なく倒れ込んだ。


やえ「なんてこった! 莉子が殺されちゃった!」

誠子「この人でなしー!」

尭深「こ、この一瞬で……!?」

シン「ふはははは、見たか! この悪魔のキッスは通常時こそ大したことないが、私の尻を見て不快感を催した人間に大ダメージを与える必殺技なのだぁ!!」

誠子「な、何ぃ!? それ技名と何か関係あんの!?」

シン「無い!」


(※悪魔のキッス……ランダムな対象に連続攻撃する技。普通はそんなに痛くないが、状態異常に罹っているとダメージが五倍になる)
810 : ◆g1RagFcnhw [saga]:2012/12/25(火) 22:58:48.25 ID:apb514Zy0

やえ「な、成程……つまりこのシンとかいうのはまず全体に向かって状態異常をかけ、その後耐えきれない程強力な攻撃を繰り出すタイプなのか!!」

煌「成程! つまりどういう事ですか!」

尭深「今回のファランクスの出番は少ない、という事です!」

煌「それはすばらくない! とりあえず莉子さんを蘇生しますね!」


【煌 はネクタルを使った!】

【莉子 は目を覚ました!】


莉子「……ハッ! ど、どうもありがとうございます……」

煌「どういたしまして! それよりも今回の戦いの要はあなたみたいなので、頑張ってくださいね!」

莉子「え? どういう事?」

尭深「ずっと『健康に気をつけろ』って言っとけという事ですよ。あ、後回復薬使っときますね」メディカー

莉子「……? はぁ……」


そういう訳で莉子達の作戦は決まったが、道具にもTPにも限りがある。なるべく短く戦いを終えた方がいいだろう。

その為には――と全員が視線を、前方で寝転ぶアニヲタに向けた。


尭深「どうします? 獅子王を起こしますか?」

やえ「……いや、その必要はない。薬がもったいないからな……全員! 【乱れ竜の陣】を張れ! ニワカは相手にならんことを見せてやる!」

全員「了解!」


【やえ の乱れ竜の陣!】

                  / ヽ
    r- 、     -- = _/___  }
    {   ヽ ≦ ´      // .〈
    〉 __u     //