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一夏「凰 鈴音は俺の嫁!!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :07/07 [saga]:2012/11/13(火) 22:10:13.09 ID:sljgCmTM0
IS〈インフィニット・ストラトス〉の二次創作です。原作との相違点は以下の通りになります。

・形式は地の文ありです。
・一部のキャラクターの関係や距離感に変更があります。
・原作には登場しないISや、仕様の一部異なる機体があります。
・一夏がかなり強くなってます(いわゆるチート系です)。
・セリフや地の文がわりとネタまみれです。


以上の全てが大丈夫、という方のみご覧いただければ幸いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1352812212
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【リトバス】理樹「ストーカーに狙われるようになった」 @ 2020/06/06(土) 01:34:01.19 ID:3998YRn80
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【イナイレ安価】クロス・オリオン @ 2020/06/06(土) 00:14:53.35 ID:EA/3YXpu0
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月を見るたび思い出す @ 2020/06/05(金) 22:46:05.37 ID:2b6aeKr40
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【女子高生の無駄づかい】バカ「王様ゲームだ!」【安価】 @ 2020/06/05(金) 21:24:14.81 ID:209CtwpA0
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続・毎日楽しく生きてます! @ 2020/06/05(金) 19:59:03.46 ID:L60k09s90
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バニル「安価式占い」カズマ「なんだそれ」 @ 2020/06/05(金) 18:13:55.42 ID:R+cwLGL+O
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チノ「やれやれで……だぜ」 @ 2020/06/05(金) 09:56:08.16 ID:zE5Ox/IdO
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その時は私を @ 2020/06/05(金) 08:25:12.62 ID:2qmmrsdx0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/13(火) 22:13:40.67 ID:P5yifp/f0
千冬姉はいただきます
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2012/11/13(火) 22:14:37.11 ID:uLiGOY1f0
ksk
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 22:37:25.86 ID:B/5LlMeco

ラウラ「織斑一夏は私の嫁!」
の人かな?
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/11/13(火) 22:47:37.34 ID:bnNjMnafo
いいからはよ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/11/13(火) 23:29:09.79 ID:6Xga83DJo
うおおおおおおお
俺得鈴ちゃんSSだああああああ
早くしてくれはよはよ
7 :07/07 [saga]:2012/11/13(火) 23:34:45.23 ID:sljgCmTM0
一夏「…………これは、想像以上にキツい」

 俺こと織斑一夏はいま、かつてないほどの窮地に立たされていた。なにせクラスメイトが女子しかいないのだ。いや、ここIS学園ではこのクラスに限らず生徒は俺以外女子しかいないというのが正しい。
 なぜそんな状況に置かれているのかというと、このIS学園はISの操縦者や開発・整備にたずさわる技術者を育成する専門機関だからだ。


 ISとはその正式名称をインフィニット・ストラトスといい、とある事情から本来は女性にしか扱えない変態兵器もとい飛行型パワードスーツである。
 そして俺は、そんなISを乗りこなすことのできる世界で唯一の男なのだ。しかも全世界で十数人しかいない“専用機持ち”となれば、その希少性から強制入学とあいなった次第だ。まあ、専用機については自分で欲した物なので愚痴るつもりはない。
(それにしても、この全方位から注がれる視線×30というのはなかなか辛い)

山田「……くん。織斑くん!!」

一夏「は、ハイ!!」

 やばい。つい現実逃避のために状況を反芻していたところでいきなり現実に引き戻されたため、思わず声が裏返ってしまった。
 なにコレめちゃくちゃ恥ずかしい。

山田「あのね織斑くん。自己紹介の順番が織斑くんにまわってきたから、してもらってもいいかな?」

 気を取り直して正面に視線を上げると、副担任の山田真耶先生がやや涙目でこちらを見ていた。俺はその場で立ち上がって「わかりました」とだけ言うと、クラスメイトの方へ回れ右をする。
 喋る前に深呼吸して教室を軽く見渡し、何人か見知った顔を見つけて落ち着きを取り戻すことができた。

 窓際の最前列には、小・中学校の9年間同じクラスだった幼なじみの篠ノ之箒がいる。先ほどから、こちらをさりげなくチラチラと見ていたのは心配してくれてのことだろう。
 あと、そのポニテは相変わらずよく似合っている。

 続いて同じ縦列の最後尾、銀髪&眼帯という目立つ風貌の持ち主は義妹のラウラだ。こらこら、そんなに身を乗り出さなくても俺は逃げないから落ち着け。

一夏「えっと、ニュースで見て知ってる人も知らない人も初めまして。世界の常識を覆した男、織斑一夏です(キリッ」

 おお!クラスメイトの大半はウケてる。これでとりあえず出だしでスべるのだけは回避できた。
 そして、物足りないと目で訴える子たちの要望に応えるべく自己紹介を続ける。

一夏「趣味は家事全般で、特技も同じです。それと名字で気付いた人もいると思うけど、初代ブリュンヒルデこと織斑千冬は俺の実姉です」

 この一言を放つと、予想通りざわめきが溢れ出す。どうやらほぼ全員が、確証は無いけどうすうす感づいていたのだろう。

一夏「あと、最後にこれだけは言わせてください」

 そう言うと俺は、左斜め前(授業中は右斜め後ろ)の席のツインテール少女の手を取って立たせて引き寄せる。
 そしてそのまま後ろから抱きしめる“あすなろ抱き”の体勢になる。

一夏「いま抱きしめている女の子、凰鈴音は俺の嫁です!!」
8 :07/07 [saga]:2012/11/14(水) 00:27:18.08 ID:2XyL3rY00
箒「一夏、一年ぶりの恋人との再会を喜ぶのは構わんが少しは自重しろ。ホームル−ムの時間内に自己紹介が終わらなくて、千冬さんがうんざりした顔になっていたぞ」

 一限目の休み時間に俺が鈴を膝の上に乗せて後ろから抱きしめていると、箒がそばまでやってきて苦言を呈してきた。
 まあ、箒のいうことはもっともではある。なぜなら先の『俺の嫁』発言でクラスメイトたちが大いに盛り上がり、俺と鈴は授業が始まるまでずっと質問攻めにあっていたのだから。
(しかも、まだ聞き足りない女子が現在進行形で俺を包囲している)

鈴「いいじゃないの箒。アタシも一夏分を補給したかったんだし、中学のときはこれで始まるのがデフォルトだったじゃない」

 そ・れ・に。と言って鈴は箒を見上げ、特大の爆弾を投下した。

鈴「箒だって同じ状況なら、弾に思いっきり甘えるじゃないの。アンタら見てるとアタシ、たまに本気で糖分控えようか迷うわよ?」

箒「わ、わたしのことは今は関係ない。なにせ、あいつは学校が違うのだからな」

 ……いや、言い訳すらまともにできなくなるとかさすがに動揺しすぎだろ箒。

一夏「ていうか、普段はいつの時代の人間だよってくらいお堅いのに弾とはそんなにイチャついてるのかよ」

鈴「一夏は知らなかったの?アタシたちのベタベタが生温いと思うほどのバカップルよ、箒と弾は」

箒「あぅ」

 おお!めずらしく箒が真っ赤になって縮こまっている。
9 :07/07 [saga]:2012/11/14(水) 00:30:14.59 ID:2XyL3rY00
>>4

その人とは別人です。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/14(水) 08:24:00.97 ID:3yaXbmVu0
箒は弾に盗られたのか
11 :07/07 [saga]:2012/11/14(水) 13:54:49.51 ID:2XyL3rY00
 すると、そんなやり取りをしている俺たちのもとへラウラがやってきた。俺の制服の袖をつまんで引っぱってくるので、そちらを向いてやると満面の笑みを浮かべた。我が義妹ながら、やはりこの笑顔にはとても癒される。鈴が女神だとするなら、ラウラはさながら天使だ。
(ちなみにそのラウラの後ろで、俺に話しかけようとした金髪ドリルが気分を害したようだが気にしない)

ラウラ「ひさしぶりだなお兄ちゃん、会えて嬉しいぞ」

一夏「そうだなラウラ。同じクラスになって、俺も嬉しいよ」

 俺は左手をのばし、ラウラの頭をクシャクシャッと撫でてやる。

箒「な!!お、お兄ちゃんだと!?どういうことだ一夏!!まさか貴様、ロリコンに目覚めたのではあるまいな?」

 うあ!!さっきまで不意打ちの反撃に動揺していた箒が一転、今度はものすごい剣幕で詰め寄ってきた。
 というかロリコンはないだろう。そりゃ確かにラウラはそんな感じの体型だけど、これでもれっきとした15歳だぞ。って、そういや箒とラウラは面識ないんだったな。

一夏「箒、前に話しただろ?中二のときに千冬姉を追ってドイツから来た代表候補生のラウラ・ボーデヴィッヒだよ。千冬姉の教官時代の教え子だよ。ラウラ、こっちは俺や千冬姉が通ってた剣術道場の師範の娘の篠ノ之箒だ」

ラウラ「お兄ちゃんから話は聞いていたが、こうして会うのは初めてだな。私はラウラ、本名はラウラ=織斑=ボーデヴィッヒだ。ラウラでいい。よろしく頼む」

箒「あ、ああ。こちらこそよろしく。わたしのことは箒と呼んでくれ」
12 :07/07 [saga]:2012/11/14(水) 14:03:25.32 ID:2XyL3rY00
>>10

当SSにNTR要素はありません。
その辺の経緯は、クラス代表就任パーティーで黛先輩のインタビューのときに触れます。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 15:00:13.14 ID:5yUYI5kIO
鈴「一夏「鳳 鈴音は俺の嫁!!」っと」
14 :07/07 [saga]:2012/11/14(水) 16:53:07.04 ID:2XyL3rY00
 双方に互いを紹介し、俺は肝心の説明の続きへと話を戻す。

一夏「帰国した千冬姉を追って来日したラウラは、第2回モンド・グロッソのことで俺に勝負をしかけてきたんだ」

箒「で?それがなぜお兄ちゃんなどと呼ぶことにつながるのか、納得のいく説明をしてもらおうか」

 俺たちの関係について、最初に食いついたのがたまたま箒だっただけで他のみんなも聞きたそうな顔をしている。まあ鈴は事情を知っているし、やましいこともないので素直に話すとするか。

一夏「ISでの勝負を持ちかけられたから、束さんに空間湾曲したフィールドを形成してもらってそこで戦ったんだ。それで俺が雪片弐型で真っ向唐竹割りをやってラウラの機体“だけ”を両断して、ひとまず血が上った頭を冷まさせてから全部話したんだ。千冬姉のことは誰より俺が悔しいと思ってることも、束さんから白式をもらった経緯も全てな」

 俺が中学にあがった最初の夏に、千冬姉が第2回モンド・グロッソの決勝戦を棄権したことは世界に衝撃を与えた。だがその理由が誘拐された俺を助けるためだということは、当事者以外では鈴と箒と弾しか知らない。
(ちなみに表向きはドイツ軍の衛星が俺の居場所を特定したことになっているが、実際に見つけてくれたのは束さんだ。あの人は誰よりも早く事件の発生を察知して、即座に世界中の全ての衛星を片っ端からクラッキングして探してくれていたのだ。箒の転校を阻止するための恐ろしく的確な根回しといい、彼女の“身内”に対する優遇っぷりはだんだんエスカレートしている気がする)

一夏「それで、そこまで千冬姉を慕ってくれるならウチの妹になればいいって俺が言ったんだ」

箒「まて。なぜ妹にする必要がある?」

一夏「だって姉だとチンク姉って呼ぶことになるからな」

ラウラ「それだと眼帯を付ける位置が左右逆になるがな」

箒「ええい、わけのわからんことを抜かすな!!わたしが言いたいのは、義妹として養子に組み込む必要は無いだろうということだ」

一夏「いや。ラウラの出生的には家族という物を知る必要があるから、二股をかけたくない俺には兄妹ってポジションがベストだと判断したんだよ」

箒「出生?」

一夏「ああ。ラウラは人工授精で作られた試験管ベビーで、軍人として必要な知識と技術を詰め込まれただけの存在だったんだ。だから、千冬姉のそばにいられる理由付けとして織斑家の人間にさせたんだよ」

箒「そうか。ではその呼び方は言葉通りの意味で、他意はないのだな?」

ラウラ「うむ。だが私はいままで兄弟や姉妹というものがいなかったため、世間一般のそれとは多少ズレた発言や行動をとってしまうこともあると思う。そのときは遠慮なく指摘してもらえるか?」

箒「任せろ。と言いたいところだが、私にも姉はいるが兄はいないんだ。なので、あまり当てにはならないかもしれないと前もって言っておこう。ともあれ、改めてこれからよろしくたのむ」

ラウラ「ああ。こちらこそよろしく」

 こうして俺の幼なじみと義妹が手を取り合ったところで、二限目の始まりの鐘と共に我らが担任の千冬姉が教室に入ってきた。
15 :07/07 [saga]:2012/11/14(水) 19:35:40.43 ID:2XyL3rY00
???「ちょっとよろしくて?」

 二限目の休み時間に俺がまた鈴を抱っこしていると、さっきの金髪ドリルが話しかけてきた。そのドリルはなんのつもりだ?天を突くドリルなのか?

鈴「呼ばれてるわよ一夏」

一夏「そんなのほっとけばいいよ。俺には鈴との時間より優先するものなんて無いんだ」

???「まあ!!なんですのその態度は!?このわたくしに話しかけてもらえる、それがいったいどれほど光栄なことかわかっていないようですわね」

 あーやだやだ。こういう勘違いが服を着てるようなヤツは、俺の中では女性とか以前に人として見なさないと決めている。そうでもしないと、ストレスで胃がいくつあっても足りなくなるからだ。

???「ちょっと!!いつまでこのわたくし、セシリア・オルコットを無視し続けるおつもりですの!?」

 どうやら相手の名前はセシリア・オルコットというらしい。何年か前にどっかで見た気がするが、はて?

セシリア「あの、わたくしはあなたに話しかけているんですのよ?なんらかの返答がないと、わたくしが大声で独り言を言う痛い人間だと思われてしまいますわ」

 うるさいなこいつ。こっちがせっかく他人のことに頭を使ってるんだから、俺が思い出すまで静かに待てないものか。

セシリア「ええと、…織斑、一夏……さん。聞こえていらっしゃいますの?」

鈴「ねえ一夏、そろそろ反応してあげたら?なんかちょっと涙目になってきてるわよあの子」

セシリア「そ、そんなことありませんわよ!?」ゴシゴシ

 指摘された本人は強がっているが、たぶんこれ以上無視すればアウトだろう。そんなギリギリのタイミングで、オルコットに関する記憶を引き出すことができた。

一夏(三年前の列車事故犠牲者の遺族、しかも亡くなったのは英国有数の財閥の当主夫妻か。おそらくは夫妻の一人娘で、家名を守るためにIS操縦者になって代表候補生にまで登りつめたんだろう。だからといって、別に同情はしないけどな)

 余談だが、なぜか俺のまわりには家庭環境のあまり良くない人物が多い。例外は、三世代で仲良くやっている五反田家ぐらいか。そこまで考えたところで、千冬姉が教室に入ってきた。なんだ、忘れ物でもしたのか?

千冬「諸君、授業開始にはまだ時間があるがこの場でクラス代表を決めたい。自薦他薦は問わん。我こそはという者はいないか?」

 なんというky、もう少しあとにしてくれればいいものを。

谷本「はいはーい。わたしは織斑君を推薦します」

 ちょ、俺の後ろのバルクホルン似の女子がICBMを発射してきたぞ!?

千冬「まずは織斑に一票か。言っておくが、推薦された者に拒否権は無い。他に候補がいなければ、自動的に織斑が代表だ」

セシリア「お待ちくだs「ちょっと待った」なんですの!?」

 オルコットの言うであろう内容が想像できた俺は、先回りしてそれを言ってしまうことにした。

一夏「なら俺は、オルコットを推薦する。彼女は代表候補生だし、実力的にも他クラスと釣り合いがとれるのはおそらくオルコットだけだろうからな」

セシリア「あら。ふざけてばかりいるのかと思いえば、意外と物事の道理をわきまえておりますのね。いいでしょう、そこまでおっしゃるのならわたくしが代表を勤めて差し上げてもよろしくてよ」

 やれやれ、オルコットの物言いが少々アレだがこの場はなんとか穏便に「異議あり!」……いかなかった。
16 :07/07 [saga]:2012/11/14(水) 21:23:45.62 ID:2XyL3rY00
ラウラ「先ほどから黙って聞いていれば、没落貴族の分際でお兄ちゃんを侮辱するなど万死に値するぞ」

セシリア「な、なんですってー!?あなたこそ、軍人風情がオルコット家の名を穢すんじゃありませんわ!!」

ラウラ「では聞くが、貴様のISの稼動経験はトータルで何時間だ?このクラスの専用機持ちの中で、貴様よりも経験の浅いパイロットはいないぞ」

鈴「そうね。一夏とラウラとアタシで、合計2万オーバーは確実よ。一番少ないアタシでさえ、6千はいってるからね。あとはラウラが7千、一夏が1万ちょいってとこかしら?」

セシリア「い、1万ですって!?冗談も度を過ぎては興醒めですわよ?」

箒「嘘だと思うのなら、3人のコアのログを見てみるといい。ちなみに、一夏の白式は一昨年の12月にセカンド・シフトを済ませているぞ」

セシリア「セカンド・シフト!?」

千冬「それに、いまの織斑は私よりも強いぞ。暮桜はしょせん第一世代機だからな、むしろ私ごときに勝てないようでは困る」

セシリア「」

 千冬姉の発言には、セシリアのみならずクラスメイト全員が絶句した。俺は金の針なんて持ってないぞ。
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/14(水) 21:26:13.13 ID:WtmGknRY0
チートだwwwwww
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/14(水) 22:00:12.04 ID:dCJMrOem0
ですねwwww
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/14(水) 22:01:39.00 ID:WtmGknRY0
>>18

メール欄にsageを入れようか
20 :07/07 [saga]:2012/11/14(水) 22:22:10.92 ID:2XyL3rY00
千冬「では、クラス代表はオルコットと織斑の両名から選出するものとする。次は決定方法だが、何か意見のある者は挙手するように」

ラウラ「教官」

 いち早く復活したラウラが手を挙げる。

千冬「私はここでは教官ではないから織斑先生と呼べ。で、何だ?」

ラウラ「やはりここは両者が決闘を行い、勝者が代表を務めるのが妥当かと思われます」

一夏「俺もラウラの意見に賛成です。はっきり言って勝負にすらならないけど、自分がいったい誰にケンカを売ったのか思い知らせるには都合がいいですし。そのかわりと言ってはなんですが、日取りぐらいは彼女に決めさせてあげてはいかがでしょう?」

 いかにもなお嬢様といった感じのオルコットを挑発するため、俺は自らヒールを演じることにした。

セシリア「半端な情けは結構ですわ。織斑先生が嘘をおっしゃるとは思えませんし、どれほど日数をおいたところでその差が埋まるとは思いません。あなたさえよろしければ、本日の放課後でもわたくしはいっこうに構いませんわ」

千冬「話はまとまったな?では本日の放課後、一六○○より試合を開始する」

 かくして俺は、入学初日からいきなり白式のお披露目をすることになった。
21 :07/07 [saga]:2012/11/14(水) 23:43:29.74 ID:2XyL3rY00
千冬「一夏、オルコット程度ではお前にとっては目覚ましにもならんだろう。だが、だからといって油断はするなよ?」

一夏「大丈夫だよ千冬姉、かつてのブリュンヒルデの名に泥を塗るようなマネはしないって」

 俺が負ける要素なんて見あたらないと、そう千冬姉に目で告げた俺はオルコットの待つ上空へと浮上する。

一夏「待たせたか?」

セシリア「いいえ。どのようにしてわたくしのペースに持ち込もうか、あなたを倒すためのシミュレーションをしておりましたので退屈はいたしませんでしたわ」

一夏「そいつはけっこう。そんじゃ、パーリィの始まりだ!!」

 試合開始のブザーと同時に、俺は太刀の“白鐵(しろがね)”と脇差の“雪華粧(ゆきげしょう)雪”を呼び出す。もともとは一振りの刀だった雪片弐型は、セカンド・シフトの際に分裂して二刀流になったのだ。

セシリア「出し惜しみは致しませんことよ。わたくしの持てる全てをぶつけた上で、学園生活の初日をしらほs…もとい白星でスタートさせてみせますわ」

 いま一瞬聞こえたのって、某海賊マンガの人魚姫の名前だよな。オルコットってじつはOTAKUなのか?

一夏(ほうほう、ミサイルビット二機とレーザービット四機のコンビネーションにレーザーライフルか。BTレーザーの偏向射撃は使えないようだし、ライフルの方も実弾無しのレーザー専用か。これじゃ、去年戦って引き分けたサイレント・ゼフィルスの完全下位互換だな。あのエムとかいうパイロット、次に遭遇したら絶対にバイザーで隠した素顔を暴いてやる)

 直線軌道のレーザーは最小限の挙動で回避すればいいし、ミサイルは2つ同時に引きつけて避ければ別のミサイルに当てて相殺できる。ただこうも手数が多いと少々うっとうしい。

一夏(せっかくあっちが全力で戦ってくれてるんだ。俺も出し惜しみしていい状況じゃあなさそうだな)

 オルコットの手札は全て出し切ったのを確認すると、俺はアメリカ代表のイーリスさんに教わった個別連続瞬時加速(リボルバー・イグニッション・ブースト)を使って六機のビットを全て叩っ斬った。

一夏「残るはその、バズーカサイズのレーザーライフルだけだな。降参するならいまのうちだぜ?」

セシリア「ご冗談を。むしろここからがクライマックスですわ」

一夏「いいや、残念だがお前はここで退場だ。次にやり合うときは…そうだな、せめてフレキシブルが使えるくらいにはBT稼働率を上げてから挑んでこいよ」

 それだけ言い残して、俺は腰だめに構えた白鐵の居合抜きでかつてのラウラのように機体だけを真っ二つにして勝利した。

セシリア「な、ぜ…あなたが……偏向射撃(それ)を…?」
22 :07/07 [saga]:2012/11/15(木) 15:37:40.44 ID:Mpw+Oy1I0
 〜アリーナ管制室・千冬視点〜

山田「織斑くん、よくあんな複雑な機動ができますね。彼がISを動かせると発表されて半月なのに、あそこまで乗りこなせる様になるものなんですか?まるで精神と時の部屋で修行してきたみたいですね」

千冬「しょうもない話はいらん。それと半月前の発表は、あくまで“公にされたのが”半月前というだけだ。あいつが白式を手に入れたのは、今から3年近く前の話だ」

山田「え、そんなに前なんですか!?それっていったいどういうことですか?」

 む、山田君は“表側”の人間だったか。しまったな、ついうっかり口が滑ってしまった。こうなったら、彼女もこちら側に引きずり込んでしまおう。

千冬「まあその、なんだ。山田君は3年前の夏に、私が第二回モンド・グロッソの決勝戦を棄権したのは覚えているな?」

山田「ええ。とても衝撃的でしたので、鮮明に覚えていますよ」

千冬「あれはだな、実は一夏が誘拐されていたから試合どころじゃなかったんだ。それで束が一夏の居場所を見つけたので、決勝をほっぽり出して現地へ飛んでいる最中だった」

山田「ええ!?そ、そうだったんですか!?」

千冬「ああ」

 もっとも、私は束に連絡を受けるまで事件そのものを知らなかったのだが。

山田「それで、その事件と織斑くんが専用機を手に入れることがどう関わってくるんですか?」

千冬「あいつはな、自身のみまわれたトラブルよりも私の不名誉の方を気に病んでしまったんだ」

 私が「気にするな」と言ったにも関わらずだ。あいつは他人のことにばかりかまけて、自分をおろそかにするのが玉にキズだな。まあ、それがあいつの長所でもあるんだが。

山田「それで織斑くんは、同じことを繰り返さないよう自衛手段としてISに乗ることを選んだんですね?」

千冬「そういうことだ」、

山田「でも織斑先生、そもそもISは本来女性にしか操縦できませんよね。なんで織斑くんは、その例に当てはまらなかったんでしょうか?」

千冬「なに、簡単なことだ。行方不明中の開発者に直接頼めば、織斑にしか扱えない機体を作るくらいは造作もないさ」

山田「開発者って……まさか篠ノ之博士のことですか?というか他にいませんよね、ISを作れる人なんて。ということは、織斑くんは博士の居場所を知っているんですか!?」

千冬「いいや、知らないさ。あの気まぐれな天災の居場所なんて、誰にもわかりはしない」

山田「え!?……じゃあいったい、どうやって専用機の製造を依頼したんです?」

千冬「それはな、私と織斑と篠ノ之はヤツの連絡先を知っているんだ。電話をかければ向こうから飛んで来るさ」

 私にとっては当たり前のことなのであっさりと言ったのだが、それがかえって衝撃的だったらしい。

山田「なら、織斑先生が電話をかければIS委員会の会議にも召喚できるんじゃありませんか?」

千冬「いや、無理だな。あのバカは、興味の対象外はことごとく無視するような人格破綻者だ。私や織斑と篠ノ之、それに下2人の恋人以外にはそもそも意識すら向けない」

山田「そうなんですか。それはまたなんともコメントが難しいですね……って、あれ?織斑くんの恋人は凰さんですよね?篠ノ之さんにも恋人がいるんですか?」

 ん?しまった、またしても口を滑らせてしまったか。

千冬「あ、ああ。まあいるにはいるが、そいつはISを扱えない普通の男子だから一般の高校に通っているさ。それより試合が終わったんだ、我々も撤収するとしよう。恋愛は個人の自由だ、不純異性交遊にでも発展しないかぎりは好きにさせるさ」

山田「なんかはぐらかされた気がしないでもないです。でも確かに10代のプライベートはデリケートなところですし、教師としてはきちんと節度ある付き合いをしている分には見守るのがいいんでしょうね」

千冬「そういうことだ」
23 :07/07 [saga]:2012/11/15(木) 15:43:53.97 ID:Mpw+Oy1I0
>>21
すみません、一ヶ所訂正です。


誤→“雪華粧(ゆきげしょう)雪”

正→“雪華粧(ゆきげしょう)”


でした。
24 :07/07 [saga]:2012/11/15(木) 20:31:17.18 ID:Mpw+Oy1I0
いまさらな気もしますが、当SSにおける白式のスペックを記載したいと思います。

名称:白式第二形態・雪羅

コアナンバー:#001(かつての“白騎士”のコアを初期化したもの)

開発者:篠ノ之 束(当SSでは完全に束さんのオリジナル機です。製作には倉持技研は一切関わっておりません)

搭乗者:織斑 一夏

最高速度:マッハ4・5

武装:
太刀・白鐵(しろがね)&脇差・雪華粧(ゆきげしょう)
・両方とも零落白夜を発動可能だが、相手が千冬やスコール以上の実力者でなければただのブレードで十分。
可変武装・雪羅(左右両腕に搭載)
@ カノンモード(ゼネバス砲)
・手の先から肋骨までを、一体化した装甲ですっぽりと包み込む形状に変形。後述の背部ユニットから送られた荷電粒子エネルギーを、上半身全てを使って加速と収束を行うことで1千kmもの射程距離を誇る。
・10年前の『白騎士事件』で白騎士が使用したものをベースに、コア・ネットワーク経由で白式がより優れた機能を集めて生み出した武装。
A クローモード
・指先に幅2mm×長さ7mmのスリットがあり、零落白夜の爪を猫のように出し入れできる。また爪は最大で3mまで展開可能だが、このサイズだと機体のエネルギーが満タンから3秒で空になる。
B シールドモード
・肘から先が装甲一体型の正六角形のシールドに変形。一夏の腕と六角形の対角線が垂直に交差し、盾の中心は指先から肘までの中間の位置に。
・表側の中心には、一辺5pの正六角形の水晶体が埋め込まれている。この水晶は零落白夜の発生装置で、オンにすると実体シールドの表面を零落白夜でコーティングして二重構造の複合シ−ルドになる。
・これにより物理ダメージは実体シールドで、エネルギー系ダメージは零落白夜のシールドでの防御が可能。ちなみに実体シールドと水晶はダイヤモンドの20倍もの硬度と強度を誇り、零落白夜なしで鈍器として使用してもかなりの威力を発揮する。

装備:
可動式大型スラスター×2
高機動スラスター×2
・ゾイド『シュトゥルムフューラー』のような、大小二機ずつのスラスターを搭載した背部ユニットを装備。外側のスラスターが放出したエネルギーを内側のスラスターで取り込み循環させることで、実質無尽蔵のエネルギーを用いて常時イグニッション・ブーストをかけているに等しい。
荷電粒子コンバーター
・ゾイド『ジェノブレカー』と同様のコンバーターが背部ユニットの中央に備わっており、雪羅の荷電粒子砲のチャージ時間短縮に一役買っている。


 ちなみに、ブルー・ティアーズとシュヴァルツェア・レーゲンと甲龍はノーマル仕様では原作との相違点はありません。
(今後の流れで、パッケージを換装した際は仕様を変更することもあります)
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/15(木) 20:43:56.51 ID:obTniE230
よくわかんないけど機体性能もチートでOK?
26 :07/07 [saga]:2012/11/15(木) 20:54:48.70 ID:Mpw+Oy1I0
>>25

はい、そんな感じです。まあ、要はここのワンサマならモンド・グロッソで優勝できるということです。
27 :07/07 [saga]:2012/11/15(木) 23:24:06.22 ID:Mpw+Oy1I0
一組女子ズ「織斑君、クラス代表就任おめでとー!!」

 けたたましい音を立てて、いくつものクラッカーが寮の食堂のいたるところで炸裂する。昨日の模擬戦で勝った俺は当然ながら一年一組の代表になったわけで、今日はその就任記念のパーティーとのことだ。
 だが、主役であるはずの俺は何も知らされないままここへ連れてこられたのだった。サプライズパーティーってのは主役にサプライズしちゃだめなんじゃないのか?あれ、いいんだっけ?

谷本「いやー、昨日の試合?というかもうあれは、ぶっちゃけ織斑君のデモンストレーションって感じだったよね!」

 そう発言したのは、俺を代表に推薦した谷本さんだ。彼女はさっき俺をここに連れてきたうちの一人で、名前はその時に教えてもらった。
(ちなみに外見はレベル4のムーブポイントに似ている)

のほほん「だよね〜、わたしもびっくりしたよ〜。おりむ〜は〜、せっし〜のこ〜げきをぜ〜んぶ読んでたよね〜?」

 この独特の間延びしたしゃべり方をするのは、谷本さんと同じく俺を連れてきた女子の一人であるのほほんさん。本名がわからないから雰囲気で付けたニックネームだけど、改めて教えてもらった名前が布仏 本音(のほとけ ほんね)なので略すとのほほんさんだ。偶然だけど。

黛「こんにちはー!新聞部副部長の黛薫子でーす!!おっ、キミが噂の織斑くんだね?さっそくだけど、インタビューさせてくれるかな?かな?」

一夏「速攻で雛○沢にお帰り願います」

黛「なんだよー、さっきのはちょっとしたジョークなんだけどなー。そんなに冷たくされたら泣いちゃうよ?見出しはズバリ、『織斑一夏、入学翌日に早くも上級生をなかす』だよ?」

一夏「そんなメンタルの弱い人に記者は勤まらないですよね?いいからさっさと本題に入っちゃってくださいよ」

黛「手厳しいなー。でもまー、そこまですげなくされると逆に濡れてくるかも。明日の朝刊の一面は『話題のハーレムキング、年上を目覚めさせる!?』だね。よし、これはホントに一面イタダキだわ!!」

一夏「ほんとメンドクセーなこの人。用が無いならあと3秒で出てってください」

黛「やれやれ、あー言えばこー言うってのはまさにキミのようなのを指すんだけどね」

一夏「ラウラー、悪いけどこの先輩ちょっとつまみ出しt(黛「おーけー、私が悪かったわ織斑くん。だからインタビューさせてね?」

一夏「最初っからそう言ってくれればいいんですよ」

 はぁ。なんかこの数分で、一年分くらい疲れた気がする。

黛「それでは気を取り直して、『織斑一夏くんを丸裸にしちゃおう!?ドキドキ突撃インタビュー!!』を始めたいと思います!いえぃ!!」

一夏「まあ聞かれて困るようなことはありませんし、どうぞちゃっちゃと終わらせて帰ってください」

黛「(むー、なんか織斑くんのテンションがダダ下がってる。まあさっきみたいなノリはNGっぽいし、ここは確かに手っ取り早く済ませるのがいいのかも)…じゃあ織斑くん、まずはクラス代表になった気分を聞かせてね?」

一夏「まあなりゆきで決まった代表ですけど、やるからには全力全壊でいきたいと思います」

黛「うんうん、その調子でどんどんいくよ。では次に、過去の女性遍歴を聞いちゃおうと思います。なんでも織斑くんは、同じクラスに幼なじみと恋人と義理の妹がいるんだとか。彼女たちとの甘かったり酸っぱかったり、そしてときどきホロ苦かった性春のメモリーを存分に語っちゃってください」

一夏「人聞きの悪いことは言いっこなしですよ黛先輩。俺は最初っから鈴一筋なんですから」
28 :07/07 [saga]:2012/11/16(金) 00:48:56.26 ID:eYTBjvjw0
黛「そのへんをぜひっ!!聞かせてくれたら嬉しいなって」

一夏「まあ、長いのでかいつまんで話します。最初に鈴と出会ったのは、小学五年に上がったときでした。俺の通っていた小学校に、新学期から転入してきたのが始まりでした」

黛「ほうほう。それでそれで?」

一夏「鈴の家は両親が経営する中華食堂だからよく夕飯をごちそうになってたんですけど、実は当時の鈴は壊滅的に料理がヘタでした。最初に出してきたのは、『モヤシ炒めになり損ねた未知の何か』だったんですよ」

黛「でも我慢して全部食べたのかな?」

一夏「いいえ。正直に不味いって言ってケンカしました」

黛「えっ?」

一夏「えっ?」

黛「そこは嘘でもおいしいって言ってあげなきゃダメじゃない?」

一夏「そんなことはないですよ。ちゃんと真実を伝える方が、相手のためになりますから。それにひとしきり暴れたあとで、俺が鈴にこう言ったんです。『俺も誰かのために料理するのは好きだし、これからは一緒に練習して上手くなろうぜ?』ってね」

黛「いいよいいよー!あ、続けて続けて」

一夏「それからの鈴の上達速度は凄いとしか言いようがなくて、メキメキと実力を伸ばしていったんです。六年生になる頃には、すでに俺は置いてけぼり状態でしたよ」

黛「かーらーのー?」

一夏「俺が鈴に、『もう俺は鈴の料理がなきゃ生きていけないから、これからは毎日俺にご飯を作ってくれ!』って言いました。ちなみにその時は珍しく千冬姉もいて、両方の家族が揃ってたんです」

 俺の放ったプロポーズ(←あとから千冬姉に指摘され、その夜は悶え過ぎて一睡もできなかった)のセリフを聞いて、クラスの女子たちは一斉に黄色い悲鳴を上げた。

黛「おおおおぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!小学生なのになんとも情熱的というか、ものすごーーーーっっく大胆だったんだね織斑くんは。自分で聞いといてアレなんだけど、まさかひとのプロポーズを聞かされるハメになるなんて予想外過ぎるよ!!!?」

 その場で二回ほど大きく深呼吸をして、黛先輩はこう言ってきた。

黛「これだけは絶対に言わせてもらうね。よければスタジオの皆さんもごいっしょに、せーーのっ!!」

一夏と鈴以外全員「あっっっまあああぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
29 :07/07 [saga]:2012/11/16(金) 14:06:21.35 ID:eYTBjvjw0
鈴「ちょ、なに!?なんなのこの羞恥プレイ!!これって記事になって校内に貼り出されたりとかするの!?プライバシーの保護とか無いの!?っていうか一夏、アンタなに人の恥ずかしい過去を暴露してくれちゃってんの!?バカなの!?死ぬの!?」

一夏「あはは、ごめんな鈴」

 俺は鈴の機嫌を治そうと、抱き寄せて頭をなでてやった。早くも表情がトロンとしてきたため、どうやら目的は果たしたようだ。

黛「さてさて、私はただいま誰かさんのせいで胸やけがひどくなっております。なのでここは口直しということで、別の方からお話を伺ってみましょう。織斑くんとは幼なじみだという篠ノ之さん、お願いします」

箒「ええと、とりあえず先ほどの続きからでよいのでしょうか?」

黛「それでも構いませんし、篠ノ之さんと織斑くんの出会いから語っていただいてもオッケーです」

箒「それでは、時間は少々戻りますがわたしと一夏との出会いから話させていただきます」

黛「はい。ではどうぞ」

箒「わたしの場合は小学一年生のとき、実家の剣術道場に一夏が入門してきたのが始まりでした。厳密には同じクラスだったのですが、入学当初は互いに単なるクラスメイトの一人としか認識していませんでした。なのでほとんどが道場での話になります」

黛「大丈夫ですよ。洗いざらい吐いちゃってください」

箒「先ほど述べましたが、その道場はわたしの生家でもあります。なので、最初はわたしの方が経験・技量ともに上でした」

黛「ちなみに、篠ノ之さんは何歳から剣道をやっていたのでしょう?」

箒「正式に入門したのは、5歳のときでした。父について回っていたので、道場そのものには物心がつく前から通ってはいましたが」

黛「ご実家が道場ということは、代々剣術家の家系だったんですね?」

箒「ええ。現在は父が師範を務める篠ノ之流は、古くは戦国時代に端を発する実戦重視の流派です。ちなみにかつては千冬さんも門下生として通っていたことがあり、彼女は師範代を務めていたこともあります。なお、織斑姉弟は2人とも師範から免許皆伝のお墨付きをもらっています」

黛「すごっ!!それってなにげにもの凄いことですよね!?」

箒「そうですね。父が祖父に皆伝を認められて師範になったのが30代の終わり頃なので、10代前半でその域に達した2人は正直人外と呼んで差し支えないと思います」

一夏「おいおい、ひどいぞ箒(笑)。ちなみに千冬姉が中学二年(14)のときで、俺は中三(15)のときですよ。黛先輩」
30 :07/07 [saga]:2012/11/16(金) 16:52:41.34 ID:eYTBjvjw0
箒「まあそれはともかく、わたしと一夏は友人というよりは剣の腕を競う好敵手でした。ですが、小学二年のときに起きたある出来事でわたしは想いを改めました」

 箒が何を言わんとしているか、『小学二年』という部分で俺にもピンと来た。

箒「わたしは剣道を始めた時からこの髪型ですが、最初は単に『面を付けるのに邪魔にならないから』という理由だったんです」

黛「それが変化するような、特別なできごとがそのときにあったということですね?」

箒「はい。それとこの口調も父の影響、というよりは真似をしているうちになったんです。ですが、そのせいで同じクラスの素行の良くない男子グループからは『男女』などと呼ばれていました。まあその程度なら普段は気にも留めないのですが、ある日の掃除中に事が起きました。そのグループのリーダー格の男子に、わたしが髪を結わえているリボンを奪われてしまったんです」

黛「なんと!!子どものイタズラとはいえ、それは男子としてあるまじき行為だね。で、篠ノ之さんはそいつらを2・3発くらいブン殴ってやったってこと?」

箒「いえ、その時にそいつがわたしに『おまえみたいな男女にこんなモンは似合わないから、男らしくボウズにでもしてろ』と言って髪を切ろうとしてきたんです」

黛「許せない!!そいつら特定してネットで晒しても良いよね!?」

箒「いや、さすがにそれはやり過ぎかと……もう過ぎたことですし、わたしは髪を切られずに済みました。なので、先輩のそのお気持ちだけいただいておきます」

黛「おろ?この流れはもしかして…」

箒「ええ。お察しの通り、同じ班で掃除をしていた一夏が助けてくれたんです」

 そう言ってはにかみながら、箒がわずかに頬を紅く染める。そうか、箒はこの件がきっかけで俺に対して好意を抱いたのか。納得した。

黛「ま、凰さんとのそれに比べればいくぶんライトな方ね。で、それから織斑くんが凰さんに告白するまでには進展できず現在(いま)にいたる。と」

箒「そうです。ですが、その後も互いに切磋琢磨しあう間柄ではあり続けました。いまでは好敵手というより、戦友と言える関係ですよ」

黛「篠ノ之さんはすごいなー。初恋が叶わなくても、その相手とうまくやっていけてるんだから。でも篠ノ之さん、そうやってわりきれたのは新たな恋に生きてるからなんでしょ?」

 あ、黛先輩が小悪魔っぽい笑みを浮かべた。あれは、鈴が俺をハメようとして何かを閃いたときの顔だ。乗ったら負けだぞ箒。

箒「さすがですね先輩。わたしには現在、私立の高校に通っている恋人がいますよ」

 あーあ、言っちゃったよ。 引き返すってンなら今のうちだぜェ?悪ィがこっから先は一方通行だ!侵入は禁止ってなァ!!
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/16(金) 19:41:47.78 ID:QoISwxkIO
スレタイから想像した以上に読みにくく、つまらなかった
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2012/11/16(金) 21:21:49.80 ID:BkSDC0Mdo
嫁であるハズの鈴のセリフが1番少ないのが問題だ
33 :07/07 [saga]:2012/11/17(土) 00:22:25.25 ID:GK3GcDLZ0
箒「確かにわたしは、一夏が鈴と恋仲になってしばらくは2人から距離を取りました。けれど、中学に進学して出会ったんです。五反田 弾という男に」

黛「五反田くん、ね。その男の子とは、いったいどういう経緯で付き合うようになったの?」

箒「最初はそれほど仲が良かったわけではありません。それどころか、あいつは最初に一夏や鈴と親しくなったんです。なのでわたしは、3人と過ごすことはあまり多くはありませんでした。自慢できることではないですが、わたしは人付き合いが苦手で初対面の相手には特に頑なになってしまうんです」

一夏「でもそんな箒とは反対に、弾は誰とでもすぐに仲良くなる奴なんですよ。たいていの相手なら、会って2秒で友達になるくらいですし」

鈴「そうね。あの千冬さんとですら、ものの数分で意気投合してましたよ」

黛「へえ、それはなかなかやるわね。あの織斑先生に数分で気に入られるなんて、誰にでもできることじゃないわ」

 口ベタな箒1人だけでは時間がかかりそうなので、鈴と俺は助け舟を出してやった。それを聞いた黛先輩の言葉に、他の女子たちもうんうんと頷いている。ただ1人例外として、箒だけは真顔を保っている。……いや、違うな。あれは真顔なんじゃなくて、弾を想って表情が緩みそうになるのを必死にこらえているんだろう。たぶんそれで間違いない。

箒「そしてあいつのそんな気さくな性格に、わたしはいつのまにか惹かれていったんです。自分に無いものを持っているあいつが、わたしにはとても眩しく見えました。……それに一夏と違って、弾はこちらの想いにもすぐに気付いてくれましたし」

黛「だってよ?織斑くん」

 箒と黛先輩が、揃ってこちらに生温かい眼を向けてくる。ほっとけ。

箒「そして極めつけは、弾がわたしの全てを受け容れると言ってくれたことです」

黛「全て?」

箒「はい。鈴の計らいで弾と2人きりになった時に、わたしは思い切って訪ねてみました。弾の前でわたし自身の短所を挙げ連ねて、それでも構わないかと聞いてみたんです」

黛「なんか展開が読めてきたけども、こうなったら最後まで聞くわよー」

一夏「いや、このへんでやめといた方が賢明ですよ?」

 そのときのやり取りがどんなものだったのかを知る身としては、そろそろ中断させるのがベストだと思う。だが、勇者黛はこの程度の制止では止められらなかった。先輩が言うには

『だめよ織斑くん。超一流の記者たるもの、毒を喰らわば皿までの精神が何より大事なんだから。じゃないと、取材する相手から欲しいコメントを聞き出すことはできないのよ!!』

 とのことだった。さいですか。

黛「それで篠ノ之さん、その問いに五反田くんはなんて答えたの?」

箒「その時の弾の答えは

『そんなこと、ホントは聞かなくてもわかってんだろ?そんなの全部、受け止めるに決まってるじゃねぇか。良いとこも悪いとこも、みんな引っくるめて箒なんだ。そのどれか1個でも欠けちまったら、俺の好きな篠ノ之 箒って女の子じゃなくなっちまうんだよ』

でした」

黛「ハイごちそうさまでーーーす!!!!やばいよこの子たち。なんで揃いもそろってこんなに甘ったるいの!!?ただいま絶賛胸やけ中の私に、胃もたれと吐き気のダブルで追い討ちをかけてくれたよ!!あまりの優しさに、私もう涙が止まらないよ!?しかもいつのまにか時間無くなってるし!!!織斑くんと戦ったオルコットさんにもインタビューする予定だったのにーー!!!!」

 なんかもう、ご愁傷様ですとしか言いようがない。まあ、半分以上は彼女の自業自得なんだけど。

黛「ごめんねオルコットさん。あなたへのインタビューとか、代表の座を賭けて戦った2人の写真撮影とかは日を改めてやらせてもらうから!!それじゃバイバーイ」

 まるで捨て台詞のようにそう言うと、先輩はハヤテのごとく駆けていった。
34 :07/07 [saga]:2012/11/17(土) 00:37:56.99 ID:GK3GcDLZ0
>>31、32

貴重なご指摘、ありがとうございます。お目汚し大変失礼致しました。これもひとえに作者の力量が不足しているせいであり、言い訳のしようもございません。

当SSでは 『去る者は追わず。来る者は拒まず』 がモットーでございます。小生の稚拙な文章を生温かい眼で見守ってくださる方は、どうかもうしばしお付き合いいただければ幸いです。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 07:50:34.06 ID:nPb6kffIO
くだらねぇ他作品ネタ入れられると物凄い冷める
面白いと思ったの?
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/17(土) 08:15:09.09 ID:ALTrVKgS0
他作品ネタ入れて面白いかもしれないのは
銀魂SSとハヤテSSくらいだ
他は自重しろ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 10:38:16.05 ID:SInitU71o
このスレを開いた8割ぐらいの人間は鈴とのイチャラブを期待した
セカン党の皆さんだと思うの
だけどいざスレを開いてみたら
セリフは少ないわイチャラブシーンは文章で済ますわ
しまいにゃ僕の考えた最強のISなんて聞かされたら
スレタイ詐欺だろ
ISなんてオマケでしかないんだよ。むしろ無くてもいいわ
38 :07/07 [saga]:2012/11/17(土) 13:25:39.57 ID:GK3GcDLZ0
>>35
>>36

当SSがネタまみれなのは、小生が『IS学園の中心でロマンを叫んだ男』や『せいびのかみさま』の影響を多分に受けているせいであります。

また、>>37をはじめとするイチャコラを期待されていた方には申し訳ありませんが、当SSはアニメ版の時系列をなぞりつつも独自の解釈にて進行するダーク&シリアスを方針としております。

よって、原作の4巻以降に該当する部分はどんどん鬱展開が加速していきます。
(ネタバレ回避のため詳細は割愛させていただきますが、当SSにおけるヒロインは紛れもなく鈴です)
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 21:15:20.85 ID:au+AjzdIO
ちゃんと完結するならそれでいい
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/17(土) 21:19:59.23 ID:hI2X5PGIO
的外れな言い訳が酷いな
先人がいるスレタイだし、ぶっちゃけスレタイ詐欺だから立て直した方が良いんでない?
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/17(土) 23:03:56.20 ID:u1aW/hRw0
>>40
あんたらが勝手に勘違いしただけだろ?
作者がやりたいようにやらせればいいじゃないか
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 01:56:13.40 ID:11p/khB2o
このタイトルじゃ誰だって勘違いするだろ?
>>41だってそう思ってこのスレ開いたんだろ
それに鬱展開させていくのにこのタイトルはどうよ?
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/18(日) 02:29:50.30 ID:62vTQtDEo
にじふぁんが潰れた弊害が、こんなところに出てきたか……。
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/18(日) 11:24:32.72 ID:cg1b6fPt0
>>42
確かにそうかもしれないけど
だからって今叩いたって普通に読んでる人の
邪魔になるだけじゃないか
作者だって
<当SSにおけるヒロインは紛れもなく鈴です>
こういっているし
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 11:51:18.43 ID:3pcGLOgd0
>>44

sageが出来ない奴が反論すんな
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/18(日) 12:04:30.03 ID:vyIY4t100
そんなに書きたいなら、地の文増やして洞窟なり暁なり行けばよろし
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/18(日) 12:07:14.46 ID:Pc/Df5Yxo
つまんな
48 :07/07 [saga]:2012/11/18(日) 16:18:55.50 ID:l+NSY1xC0
 空は快晴、グラウンドのコンディションは上々。これ以上ないくらい、今日は絶好の実習日和だと思う。

千冬「専用機持ちには、これから2対2で模擬戦をやってもらう。チーム分けは、自分たちで話し合って決めろ」

 おい千冬姉、それ単にめんどくさくて丸投げしただけだろ?仕事しろよ教師。

千冬「織斑は不服な様だな。ならば候補生3人対お前1人でどうだ、嬉しいだろう?」

 ぐっ。声に出してないのに聞こえたらしい。以心伝心ってすばらしいな。

鈴「ま、たまにはこういうのもいいんじゃない?一夏相手に数の利なんて、たいして意味ないとは思うけどね」

ラウラ「兄妹だからって、加減はしないぞお兄ちゃん」

セシリア「先日のリベンジ、果たさせていただきますわよ?一夏さん」

 セシリアは例の一戦以来、俺のことを名前で呼ぶようになった。しかも、自分のこともファーストネームで呼んで欲しいとか言い出す始末。
…………全力で戦ったあとにお互い名前で呼び合うとか、それなんて魔法少女アニメ?っていうか、そもそも俺男だし。

一夏「やるからには、こっちも本気でいくからな」

 3人とも、そんなことは当たり前という顔をしている。そして、俺に聞こえないようにプライベート・チャネルで作戦会議を始めた。

鈴《一度しか言わないから、アンタたち耳の穴かっぽじってよく聞きなさいよ?》

セシリア《ええ》

ラウラ《ああ》

鈴《いくら3対1でも、アタシたちはしょせん即席のチームなの。つまり、連携なんてロクにとれやしないわ。そして向こうも、それはちゃんとわかってるハズ》

ラウラ《だから、そこを逆手に取った戦術で攻めよう》

セシリア《具体的には、どうするおつもりですの?》

鈴《前回の戦闘を見てわかったのはセシリア、アンタが壊滅的にクロスレンジを苦手としてるってこと。だから、アタシの甲龍とラウラのレーゲンで挟み撃ちにして白式の機動力を封じるわ。そこをアンタのレーザーで撃ち抜きなさい》

セシリア《もしも一夏さんがお二人を振り切って、わたくしに攻め込んできた場合はどうなさいますの?》

鈴《そんときは、アンタはひたすら距離を取ることに専念しなさい。セシリアが逃げに徹することができるように、アタシが一夏を背中から集中砲火を浴びせるから》

ラウラ《そして私が、鈴とお兄ちゃんが1対1にならないようサポートをする》

セシリア《わかりましたわ。では鈴さん、わたくしの背中は預けましたわよ》

鈴《まかせなさい》

                         ・・・・・・・・・・・・・
 どうやら会議は終わったらしい。山田先生の合図で、向こうの3人だけが上昇する。

ラウラ「なぜ白式を展開しない?なめてるのかお兄ちゃん」

 俺は武器や装甲を呼び出さず、PICのみを展開した。だが、はた目には俺が生身のままの様に見えることだろう。そんな俺の余裕に触発されたのか、ラウラは構わずレールカノンをぶっ放してきた。俺のいる場所を中心に、盛大な土煙が起こる。

ラウラ「直撃…なのか?」

鈴「ラウラ、後ろよ!!」

一夏「遅い」

 PICで強化された身体能力を駆使して、俺は超音速で飛来する砲弾を足場に跳んでいたのだ。そしてラウラの背後から両肩に手をかけ、背泳のスタート時のようにその背中を蹴ってセシリアへと肉薄する。

セシリア「な、ちょ。り、鈴さん!?」

 セシリアが鈴に助けを求めるが、鈴の位置は遠すぎて支援が間に合う距離じゃない。双天牙月を投擲しようにも、間にいるラウラに当たってしまうため投げられない。

一夏「安心しろセシリア、3人仲良く撃墜してやるから」

 そう言うと同時に、俺はティアーズの両脚を捕まえる。それを自分の両脇にしっかりと抱え、手近なビットに着地してグルグルと回転を加える。

一夏「どっせーーーい!!!!」

 遠心力により十分な速度がついて人間砲弾と化したセシリアは、寸分違わず直線上のラウラと鈴を巻き込んで地上へと落ちていくのだった。今は全員重なって、みんなで仲良く目をまわしている。

千冬「そこまで。勝者、織斑一夏」

 千冬姉が淡々と結果だけを告げて、代表候補生3人対俺の模擬戦は幕を閉じた。
49 :07/07 [saga]:2012/11/19(月) 06:15:03.48 ID:ovYTFVJp0
 代表候補生3人との模擬戦の翌日、セシリア・ラウラ・箒・鈴・俺の5人は屋上で昼食をとっていた。ただし、異臭を放っていたセシリアのサンドイッチは本人の口にねじ込んでやったのでしばらくは起きないだろう。そして目を覚ましたらちょっとOHANASIをして、それから徹底的に料理の修業をしてやらねば。

鈴「アンタねえ、PIC“だけ”しか展開してないのにISより強いとかおかしいわよ。あんなのほとんど生身といっしょじゃない」

 いつものように俺があぐらをかき、その中にすっぽりと収まった鈴がこちらを見上げて抗議してくる。

一夏「撃墜したのは悪かったよ、鈴。だけどな、鈴ならあれくらい避けられると思ったんだ。だから全力で(セシリアを)ぶん投げたんだぞ」

 対する俺はといえば、鈴をなだめるために喉をなでてやりながら会話に応じる。こうすると悦ぶなんて、まるで猫みたいだ。

鈴「いや模擬戦とはいえ戦いは戦いなんだからさ、むしろ手抜きされたほうが腹立つわよ。アタシが言いたいのはそこじゃなくて、アンタならモンド・グロッソ優勝も狙えるんじゃないの?ってことよ」

一夏「んー、どうだろうな。さすがに優勝は厳しいんじゃないか?よくて準優勝くらいだって」

箒「その言い方ではまるで、相手と戦況次第では狙えないこともないと言っているようなものだな」

一夏「なんだかトゲがあるように聞こえるな。箒、俺ってお前に恨まれるようなことしたか?」

箒「すまない。そんな風に言ったつもりはなかったんだが、気に障ったのなら詫びよう。ただ、お前にしてはずいぶんと謙虚な物言いだと思ってな。まがりなりにも姉さんの下で修行を積んだのだろう?いったいどんな修練方法だったのかと、少しばかり興味があってな」

セシリア「ちょっとお待ちになってください!!箒さんのお姉様というのは、あの篠ノ之博士のことですわよね!?一夏さんは、織斑先生の修行をお受けになったのではないんですの?」

 お、セシリアが復活した。あの未元物質を食べておきながら、こんな短時間で蘇生するなんて正直ビックリだ。イギリスの代表候補生というのは、毒物への耐性をつける訓練でもやってるのだろうか?

ラウラ「いや、それはないな」

セシリア「なぜですの?」

ラウラ「その頃の教官は、我がドイツで教鞭を振るわれていたからな」

鈴「そういえば、そのときのことはアタシにすら教えてくれてないわよね。それとも、なにか聞かれちゃまずいようなことでもしてた?」

 真上を見上げる鈴が、猫なで声でにやにやしながら聞いてくる。こういう顔のときはたいてい、なにか俺をからかうネタを探している証拠だ。まるで『不思議の国のアリスに出てくる、チェシャ猫のような顔』と言えばおわかりいただけるだろうか。

一夏「残念だったな鈴。束さんと俺とじゃ、やらしいことなんてあるハズないって。わかってるだろ?」

鈴「にゃっ!?ちょ、まって一夏。おなかとか首筋とかはさすがにまずいって。悪かった!!アタシが悪かったから、だからこちょこちょはやめてーーー!?」

 ほんのすこし、軽くくすぐっただけでタップしてきた。これで少しはおとなしくしててくれると思う。

一夏「まあちょうどいい機会だし、話しても大丈夫かな。あれから3年近く経ってるし」

箒「3年?それはいったいどういう意味だ?」

一夏「修行をつけてもらうにあたって、最初に束さんと約束したんだよ。これからやる内容を、向こう3年は誰にも言わないようにってな」

セシリア「もしかして、その修行のために篠ノ之博士はなんらかの新技術を用いられたんですの?」

一夏「ああ」

 セシリアの読みは、ドンピシャの的中率だった。狙撃中心の戦闘スタイルは伊達じゃないってことか。みんなの目が先を促すので、俺は話を続けた。

一夏「実はさ、束さんは俺の修業のためだけのISを作ってくれたんだ。パイロットを調達するのが面倒だからって、ターゲットは全部無人機だったんだけどな」

箒ラ鈴セ「「「「」」」」

 あれ?なんで全員無言で固まってるんだ?別に無人ISなんて、2年も3年も倒し続ければ慣れるのに。
50 :07/07 [saga]:2012/11/19(月) 08:27:53.52 ID:ovYTFVJp0
一夏「固まってるとこ悪いが、そいつは単なる無人機では終わらないんだ。これが」

箒「まあ、あの姉さんが作ったものだ。その程度で済むはずもあるまい」

一夏「さすがに箒は予想がつくか」

箒「まあ、これでもあの人とは姉妹なんだ。姉さんの人となりについてなら、多少なりとも理解しているつもりだ」

一夏「そうか。それ本人に言ってやれよ。きっと狂喜乱舞するぞ」

箒「面と向かって言ったことならあるぞ。お前の想像通り、尋常じゃない喜びようだった。それより、無人機の話題に戻さないか?」

一夏「そうだった。あと無人機なんて本来は存在しないハズのものだし、いちおうゴーレムって名前があるからそっちで呼ぼう。あまり大勢に知れ渡ると、あとあと面倒なことになる」

鈴「そうね。で、さっき言いかけたのはいったいなんだったの?」

一夏「ん?ああ。そいつはなんと、俺との戦闘データを解析・学習して対策を立ててくる仕様になってたんだ。というか、最初に束さんがコアを壊さないようにとか言ってたんだ。だから、なんとなくそうなんじゃないかって気はしてたけどな」

ラウラ「そ、それはなんとも壮絶だな。倒せば倒すほどに強くなる相手なんて、私なら絶対に敵に回したくはないな」

一夏「しかも、ゴーレムは全部で12体もいるんだ。2年目からは6〜7体を同時に相手してたし、3年目に突入してからは12体全部を同時にけしかけてきたんだ。束さんって優しいよな?」

鈴「うわー、アタシは絶対パス!!そんなの、12人の自分を同時に相手してるようなもんじゃない」

セシリア「……ですわね。自分が気付いていない弱点まで全てをカバーされているのであれば、ある意味自分よりも厄介ですわよ?」

鈴「そうよねー。アタシたちみたいな第3世代は特にそうじゃない?主力兵装が自分の思念で操作する仕組みなわけだし、意識の死角になる角度や方向から攻められちゃたまんないわ」

箒「というか一夏、そんな発狂してもおかしくないレベルの訓練を3年近くも続けてきたのか。いや、むしろよく死ななかったな」

鈴「ホントよね。っていうか一夏、アンタやっぱりモンド・グロッソに出なさいよ。絶対優勝できるから」

セシリア「そうですわ。織斑先生に続いて一夏さんもきっとブリュンヒルデになれますわよ」

ラウラ「教官とお兄ちゃんが世界最強か。そしてその次に私がブリュンヒルデになれば、織斑家の3人だけで世界を滅ぼせるな」

鈴「いやラウラ、それはさすがにシャレにならないからやめて」

 鈴の指摘通り、ラウラの笑えないジョークに空気が凍ってしまった。だがそれでも授業に遅れるわけにはいかないので、俺たちは気を取り直して教室へと戻っていった。
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2012/11/20(火) 00:18:28.39 ID:QMFlq220o
もうね>>6が不憫でならない
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 01:43:26.09 ID:Esu1zEcT0
>>41
正直、過去に ラウラ「織斑一夏は私の嫁!」
と言うイチャコラ系でSSがあった訳だし
同系統のSSじゃないならスレタイ詐欺と取られても仕方がないし

このタイトルでダーク&シリアスとか云われても( oдO;)エーって感じだよ
>>42の言い分に同意だわ

>>1よ、イチャコラ系に修正する気がないなら
別スレタイで立て直してくれ

ラウラ「織斑一夏は私の嫁!」の内容、雰囲気共に好きだったので別系統は勘弁して欲しい
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/11/20(火) 06:28:06.41 ID:7vW0yQ1Zo
なんでスレタイ否定してんだよ
先にジャンルが違う同じようなスレタイのスレがあったからといってこのスレが否定される理由にはならないと思うが
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 07:39:42.87 ID:Okw9AAeIO
スレタイパクりじゃん
55 :07/07 [saga]:2012/11/20(火) 12:33:21.08 ID:U0QKRqMP0
 今日はいよいよ、待ちに待ったクラス対抗戦の初日だ。対戦カードは全て抽選で決定され、俺は第一回戦第一試合で四組の代表と当たる…………ハズだった。相手が棄権さえしなければ。

鈴「まさか四組の子に、こないだの3対1を見られてたなんてね。あっちも代表候補生らしいけど、さすがに生身で候補生3人を落とすようなのとはやりたくないわよね」

箒「つまり、向こうが一夏に恐れをなして逃げ出したというわけだ。まあ賢明な判断だな」

ラウラ「そうだな。敵勢力と自分の戦力差の見極めは、文字通り自分の命を左右するからな」

 そう言ってラウラがセシリアにジト目を向けると、指摘された本人は気まずそうに視線をそらした。

一夏「でも俺の試合がなくなったから、こうやってのんびりできるんだ。かえってよかったんじゃないか?あと、個人的には午後の上級生の試合のが楽しみだな」

鈴「さすがね一夏、やっぱり同学年に敵はいないって感じ?」

一夏「ああ」

 最初の試合が中止され、繰り上がりでいまは『二組代表』対『三組代表』の戦闘が繰り広げられている。だが、俺は見つけてしまったのだ。アリーナ上空の雲をわって急降下している、漆黒の全身装甲に包まれたISを。

一夏「わるいけどみんな、ちょっとここで待っててくれ」

 それだけ言い残して、俺は白式を纏い招かれざる客のもとへ飛んだ。

鈴《一夏、アレなに?まさか、昨日話してたゴーレムじゃないでしょうね!?》

一夏《そうだ。でもあれは俺が、学園側に察知される前になんとかする。鈴たちはそこにいて、ヘタに騒ぎ立てて対抗戦が中断されないよう注意しててくれ》

鈴《わかった。そっちは任せるわ》

 鈴との通信を切り、白式の速度を更に上げる。

一夏「アリーナ内のみんなにも、鈴や箒たちにも手は出させねぇ。お前はここで、退場してもらう!!」

 俺は両手を身体の前で組み、勢いよく相手のボディにえぐり込む。

一夏「HELL AND HEVEN!!」

 敵の胴体の中心から、黒光りするキューブ型のコアを抜き取る。すると、ゴーレムのボディが不自然に熱を帯び始めた。

一夏「自爆装置か。さすがは束さん、ロマンをわかってるな」

 こともなげにそう言って、俺はサマーソルトキックでゴーレムを真上に打ち上げる。直後、アリーナへダメージを与えない高さまで上昇したゴーレムが爆散した。

鈴《なんだかずいぶんと、汚い花火だったわね》

一夏「なんだよ鈴、俺が言おうと思ったのに」

鈴《いいじゃないの、さっき別なのやってたんだし。それより、これからどうすんの?》

一夏「抜き取ったコアを調べる必要があるから、ちょっとだけ席を外すよ。幸い襲撃があったことは知られてないみたいだから、鈴たちもさっき見たことは口外無用な」

鈴《オッケー。じゃあまたあとでね》
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 13:33:41.68 ID:9UxGfj2IO
チートチートアンドチート
57 :07/07 [saga]:2012/11/20(火) 13:41:23.65 ID:U0QKRqMP0
千冬「まさか、お前が私よりも迅速に有事の対処をするとはな。それで、そのゴーレムとかいう無人機はどうした?」

一夏「搭載されてた自爆装置のせいで、コア以外は星になったよ」

 俺と千冬姉は現在、学園の地下にある隔離エリアへと降りてきていた。そして俺は、制服のポケットから取り出したコアを千冬姉に渡した。

千冬「外見上は、特になんの変哲もない普通のコアだな」

一夏「甘いぞ千冬姉。あの束さんが、普通の物なんて造るワケないだろ。それはたぶん俺の修業用にって3年前に作ったコアで、十中八九登録されてないやつだと思うぞ」

束《さすがだねいっくん、こうもやすやすと束さんの目論見を看破するなんて》

千冬「む?どこにいるんだ束、いるなら姿を見せろ」

 千冬姉がそう言うと、キューブ状のコアはひとりでに転がって床に落ちた。そして、上を向いた面から束さんのホログラム(全身)を投影する。

束《ひさしぶりだねいっくん、ちーちゃん。できればホログラムじゃなくて、直接会いたかったよー》

一夏「なんのつもりですか束さん。無人機での襲撃未遂だなんて、再会の挨拶にしちゃ過激過ぎですよ」

束《束さんの目的は2つだよー。1つはいっくんの腕が鈍ってないか、師匠として確認すること。もう1つはねー、いっくんとちーちゃんへのメッセージを届けること。つまりお使いだね》

千冬「で、用件はなんだ?」

束《それはモチロン、箒ちゃんの恋人のだんだんをIS学園に入学させる用意ができたよーってことだよ》

一夏「なんで、弾を転入させる必要があるんですか?」

束《だってだってー、そもそもいっくんがすずにゃんと付き合うからだよ。箒ちゃんといっくんがくっ付いてくれれば、束さん的にはウルトラハッピーだったのに》

一夏「まってください。今の話じゃ、俺の質問の答えになってませんよ」

束《だーかーらーさー、そのくらいはわかろうよいっくん。いっくんはIS学園ですずにゃんと同室で生活してるのに、箒ちゃんはだんだんと別々の学校で寂しい思いをしてるのなんて見過ごせないんだよ。これは由々しき事態なんだよ?》

一夏「でもだからって、弾の専用機を作るなんてことはいくら束さんでも…」

 不可能。と言おうとしたのだが、他ならぬ束さんに遮られて言えなかった。

束《ちっちっちっ。この天才束さんは、そんじょそこらの天才とはオツムのスペックが違うんだよ?だから束さんの辞書には、『不可能』の3文字は必要ないのさ。それに白式のときと違って、機体の構想はずっと前からあったからねー。だんだんの機体は、とっても簡単に作れたよー。どう?どう?さすがは束さんだよね?すごいでしょー?》

一夏「設計とか着手の段階じゃなくて、もうすでに完成してるんですか」

 想定外の作業スピードに、俺は諦めとともにため息をこぼした。

束《そういうことだよ、いっくん。じゃあ束さんの用は済んだから、今日のところはこれくらいにしておくよ。バイバーイ》

 言いたいことだけさっさと言って、束さんのホログラムは消えてしまった。

一夏(それにしても、『無い』んじゃなくて『必要ない』か。確かにあの人の脳内は、常人とはいろんな意味でかけ離れてるよな)

 まあなんにせよ、近いうちにまたひと波乱あるってことか。
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 14:06:08.08 ID:Okw9AAeIO
普通に気持ち悪い自己投影型のメアリースーじゃん
59 :07/07 [saga]:2012/11/20(火) 15:11:11.57 ID:U0QKRqMP0
 束さんの爆弾発言はひとまず保留するとして、今はクラス対抗戦の真っ最中だ。そして俺の試合は、先ほど相手が棄権したのを受けて上級生との対戦に組み込まれていた。


一夏「俺が2・3年生と戦うってことは、1年生はさっきの二組と三組の試合が事実上の決勝戦だな」

鈴「でも棄権した四組の子は、負けた方と最下位決定戦をやることになったみたいよ」

一夏「そっか。で、二年生の試合はどうなってるんだ?」

鈴「んーとね、二年生は専用機持ちが2人いるから最初にその2人が戦うわ。整備科はバックアップ専門だから、選手登録は無しだって」

箒「それとな、専用機と訓練機の戦力差を考慮して特殊な仕組みになっているようだぞ」

ラウラ「訓練機を使う代表が試合を辞退しても、そのクラスの評価には影響しないよう調整が行われるそうだ」

セシリア「つまり、こちらもまた事実上の一騎打ちということですわね」

一夏「で、その勝った方が俺の相手になるわけか。でもそれって、要するに俺はシード扱いだよな。先輩たちの心中は穏やかじゃなさそうだ」

鈴「ところがぎっちょん、そうでもないのよ」

一夏「なんでだ?」

鈴「一夏が二年生に勝った場合、次の日に三年生の専用機持ちと戦うことになってるわ」

一夏「三年生の専用機持ちか。年齢的にいえば、あの人しかいないな」

セシリア「もしかして一夏さん、お心当たりがあるんですの?」

一夏「ああ。俺の2つ上で専用機持ちって言ったら、鈴やセシリアたちと同じ代表候補生のダリル・ケイシー先輩で間違いない」

鈴「その人って、確かアメリカだっけ?整備科のさらに上の開発科に属しながら、単独戦闘はもちろん後輩との連携で名を知られてるハズよね?」

一夏「そうだ。二年生のフォルテ・サファイア先輩とのコンビネーションは、その鉄壁の防御力から“イージス”って名前で呼ばれてる」

ラウラ「ちなみに、お兄ちゃんがその三年生と戦うのはちゃんと理由があるぞ」

一夏「その理由、当ててみせようか?」

箒「わかるのか?」

一夏「だいたいな。まあおそらくだけど、三年生には専用機持ちが1人しかいないから数合わせだろうな。二年生でさえ機体差が考慮されるんなら、三年生のダリル先輩には二年生を倒せるくらいのパイロットじゃなきゃ釣り合わない。そこで俺に白羽の矢が立って、順繰りに上級生との試合をする流れになった。違うか?」

セシリア「ええ、お察しの通りですわ。それはもう見事に、寸分違わずパーフェクトな解答でしたわよ」

箒「だが一夏、残念なことにお前の相手はもう決まっているぞ。お前が千冬さんと地下に潜っている間に、二年生の専用機持ちの試合は終わってしまったんだ」

一夏「そうか。それで、俺は誰と戦うんだ?」

鈴「この学園の生徒会長にして、生徒で唯一ロシアの『国家代表』になってる楯無とかっていう人よ」

ラウラ「代表『候補生』ではない、正規の『代表』が相手だぞ。いくらお兄ちゃんでも、これはかなりのピンチじゃないのか?」

一夏「なに泣きそうな顔してるんだよラウラ、俺は絶対負けないさ。だからお前は、俺を信じて笑ってればいい」

鈴セシ箒「「「シスコン」」」

一夏「ああ」
60 :07/07 [saga]:2012/11/20(火) 16:18:00.48 ID:U0QKRqMP0
 束さんの無人機による襲撃事件(未遂)の翌日、俺はアリーナのフィールド内で生徒会長と対峙していた。

一夏「学園で会うのは初めてですね、楯無さん。ところでここの生徒会長って、前任の会長を倒して実力でなる仕組みじゃないですか」

楯無「そうよ。そして基本的に、いつでもどこでもどんな状況でも挑戦は受けなければならないわ。たとえそれがお風呂やベッドの中でも、ね♪」

一夏「しかもいまの会長は、その挑戦をことごとく退けて防衛回数歴代一位に輝いたとか」

楯無「あら、よく知ってるじゃない」

一夏「でも笑っちゃいますよね?たかだか防衛回数が多いってだけで、『学園最強(笑)』なんて名乗ってるそうですよ」

楯無「…………一夏くん。キミはいまその生徒会長を前にしてるってこと、わかってるのかしら?」

一夏「やだなあ楯無さん、俺がそのくらい把握してるのは知ってるくせに。ひょっとして俺のこと、からかってます?」

楯無「その言葉、そっくりキミに返してあげるわ。おねーさんをおちょくると、痛い目を見ることになるんだから」

一夏「寝言は寝てから言ってくださいよ、生徒会長(笑)の更識楯無さん。生徒全員対自分のデスマッチで勝ったわけでもないのに、戦ったことのない生徒のいる学園で最強とか百年早いですよ。その称号を名乗りたかったら、最低でも俺くらいは倒してください」

楯無「そう。そんなに[ピーーッ]たいのね一夏くん。いいわ、お望みとあらばこの私が直々に葬り去ってあげる。“楯無”の名にかけて!!」

一夏「そうそう、あとその楯無って名前もはっきり言って似合わなさすぎです。 先代に名前を返上して、おとなしく※※※って名乗ってればいいんじゃないですか?」

楯無「えっ!? なんで!!?? どうしてキミが、その名前を知っているの!!!?」

 ついさっきまで怒りで我を忘れていた楯無さんが、俺の口から本名が飛びだしたことに驚いて硬直してしまう。

一夏「隙あり!!」

 もちろん俺がそんな好機を見逃すはずもなく、零落白夜のクローで相手のシールドエネルギーを削り取る。

楯無「いけないいけない。今はまず戦闘に集中しなくちゃ」

一夏「遅い!!」

 楯無さんが動揺から立ち直るころには、すでにミステリアス・レイディのエネルギーは一割を下回っていた。

一夏「格闘戦に必要な物、それは!!」

楯無「それは?」

一夏「踏み込みと、間合いと、気合いだっ!!」

楯無「はっ、聞き返してる場合じゃなかった。このままじゃ確実にやられるわ」

一夏「ストライクッッ!!! レェーザァークロオオォォォーーーー!!!!」

楯無「手遅れだったーーーーー!!!???」

 俺の渾身の一撃がクリーンヒットし、楯無さんの機体はエネルギー切れにより戦闘不能になった。
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/11/20(火) 18:23:01.30 ID:jJDIdeXEo
ギャグスレと見ればまともなスレに見えるな
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 18:36:31.35 ID:SSCw1VuDO
>>61作者がめざしてるのはダーク&シリアス(笑)だよ
パクりネタやりまくってどこがダーク&シリアスなんだか
HELL AND HEVEN!!(笑)
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/20(火) 19:00:56.29 ID:nV7vgaxu0
仕方ない、これは誰かが代わりに鈴ちゃんとイチャイチャする展開を書くしかないな!
64 :07/07 [saga]:2012/11/20(火) 20:19:28.67 ID:U0QKRqMP0
 会長を倒してピットに戻った俺を、いつの間に着替えたのか楯無さんが待ち構えていた。

楯無「一夏くん、過程はどうあれ結果はキミの勝ちよ。だから、明日からはキミが生徒会長をやりなさい」

一夏「お断りです。たった1回負けたくらいで降板とかいまどき流行りませんし、そんなことしてたら日本の首相並みに代替わりが早くなりますよ?さっきのはまぐれなんで、会長職は楯無さんが続投してください」

楯無「私は負けたら会長降りるって、全校生徒に公言してるのに?」

一夏「そんなのはどうとでも言い繕えるでしょう?口八丁は※※※さんの十八番じゃないですか」

楯無「そういえばその名前も、いったい『どうやって』『いつ』『どこで』調べたのかしら?」

一夏「企業秘密です」

楯無「誰がバックに付いているのか、それが重要ね」

 やれやれ、最強を自負するならその立場にもっと執着しなきゃダメだろう。あの人はそこが弱点でもあり、また長所でもあるんだけどな。


〜寮の部屋〜

鈴「おかえり一夏。待ってたわよ」

一夏「なんだ鈴、先に寝ててよかったのに」

鈴「んふふふ。今日はちょっとね、一夏にご褒美をあげようかと思って」

一夏「ご褒美?」

鈴「そ。なんたって今日は、正規の国家代表に勝ったりしたわけだし。だからね、あたしもその、こ、恋人としてう、嬉しいのよ」

一夏「ん?まあなんにせよ、ちょっと弾に電話しようと思うから少しもうちょい待ってもらえるか?」

鈴「おっけー。じゃあアタシ、シャワー浴びてくるわね」

一夏「おー、ごゆっくりー」

 束さんが弾をIS学園に転入させるということは、まず間違いなくあいつにもなんらかの形で接触してるはずだ。そのへんを詳しく聞いてみるとしよう。

弾『おー、一夏か。どしたー?』

一夏「なに、そっちに束さんが来なかったかと思って」

弾『ああ、義姉さんか。本人は来てないが、手紙なら今朝届いてたぜ』

一夏「手紙?」

弾『ああ。俺をIS学園に転入させる準備ができたんだとさ』

一夏「つまり、お前の専用機ができたから指定した場所まで取りに来いとかか?」

弾『まあそういうこった』

 この世界には、わずか10年足らずで根底に染みついたある1つの鉄則がある。すなわち、“男はISに乗れない”ということだ。もっともその常識(げんそう)は、俺自身がぶち壊したわけだが。

一夏「まあ俺がすでにイレギュラーなんだし、ISを使える男がもう1人や2人くらい増えたところで世界は大きくブレることもないだろ」

弾『そうそう。俺やお前がなにをどうしようが、けっきょくなんも変わらねぇんだよ』

一夏「……そうだな。じゃあそろそろ切るけど、そっちの学校に未練だの確執だのを残さないようにしろよ?」

弾『問題ねぇよ。じゃあな一夏』

一夏「ああ、じゃあな弾。次に会うときは、お互いIS学園生だ」

鈴「電話終わった?」

一夏「ああ。鈴こそもういいのか?」

鈴「なによ、かなり念入りに洗ってきたのにまだシャワー浴びてこいっての?」

一夏「え?」

鈴「え?」

 なにこれ。いったい鈴は何をどうしたいの?
65 :07/07 [saga]:2012/11/20(火) 21:20:33.64 ID:U0QKRqMP0
鈴「そういえば弾って、なんだかずいぶん懐かしく感じるわね」

一夏「ん?ああそうか、鈴はもう1年以上会ってないもんな。でも、どうせすぐに会えるぞ」

鈴「また意味深な言い方して、それでごまかせてるつもり?おおかたアイツがIS学園に転入してくるとか、そんなとこでしょ?」

一夏「すごいな鈴、なんでわかったんだ?」

鈴「勘よ」

一夏「そっか」

鈴「………………」

一夏「………………(なんだろう、この妙に気まずい沈黙は)」

鈴「あのさ、一夏。その……」

一夏「ん?」

鈴「……えっと、あのね?」

一夏「うん」

鈴「試合のあとでピットに行ったら会長がいたし、みんなの前じゃ恥ずかしくて言えなかったけどさ、その……」

一夏「な、何だよ?(ひょっとして、これは……)」

鈴「一夏が乗り気じゃなければ、無理にとは言わないわ。だけど、アタシは…………」

一夏「鈴、それって……(おいおい、これってやっぱり『アレ』だよな!?いや別にイヤじゃない、イヤではないんだ!!うん!!)」

鈴「もう。そのくらい察しなさいよ、バカ」

一夏「うぅ…(ktkr!!この流れは間違いなく来た!!!!だけど……)」

鈴「それともなに?アンタは女の子に、そういうこと言わせたいワケ?」

一夏「いや、だんじてそういうつもりじゃ…」

鈴「じゃあなんなのよ?」

一夏「あ、いや………………」

 マズい。マズいマズいマズい!!なんかだんだん空気がトゲトゲしくなってきた。鈴の言いたいことはよくわかるし、俺だってできるならゴニョゴニョしたい。だけど、鈴とはそう簡単に、****をするわけにはいかないんだ。別に鈴のことが嫌いなんじゃない。嫌いじゃないんだ。大事なことだから2回言ったぞ!!

鈴「ねえ、一夏。どうしてさっきからだんまりなワケ?」

一夏「うぐ…ちょ、ちょっとな」

鈴「ふーん?」

 こうしているあいだにも、部屋の温度はギュインギュイン下がっていってる。いやそりゃ俺だって普通の男子高校生なわけだし、そっち方面の欲求だって人並み以上にはある。でも鈴のことは、大好きだからこそ大切にしたいと思ってる。


『できればちゃんと大人になって、少なくとも結婚するまでは控えようと思う』

『新婚旅行の宿泊先で、ムードとかいろいろ準備して最高のシチュエーションでしたいと思う』

『そんな考え方は古臭いだの時代遅れだの言うヤツらは、勝手に言わせとけばいいと思う』


 だけど、我慢できなかった。日に日に増していく想いは、2年前の冬に堰を切って溢れ出した。その日はちょうど12月24日で、いくら普通のデートだと思おうとしても雰囲気に抗うことはできなかった。もちろんそれを言い訳にするのは、鈴に失礼だということはわかってる。そんなことを言うのが男らしくないのも、痛いくらい自分でわかってる。俺が鈴のことを好きで好きでたまらないから、だから俺の理性が吹き飛んだんだ。

一夏(だけど、鈴にあんな苦痛を感じさせてまでしたいとは思わない。もう二度と、鈴が傷つくようなことはしない。あのときそう決めたじゃないか、しっかりしろ俺!!)

 つまり、あの日の俺は鈴を押し倒してしまったんだ。あの驚愕と絶望にまみれた目を、俺はこの先絶対に忘れはしない。たとえ鈴自身が気持ちに区切りをつけて、俺のことを許してくれたとしてもだ。
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 21:50:18.92 ID:Okw9AAeIO
一応真面目に読んだけど、やっぱりつまらない
とうしてだろうな
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) :2012/11/20(火) 22:00:29.45 ID:dvJir5ss0
まだか
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/11/20(火) 22:03:29.04 ID:nV7vgaxu0
>>66
他人の気持ち悪い[田島「チ○コ破裂するっ!」]見て面白いか?
つまり、そういう事だ
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga]:2012/11/20(火) 22:04:21.63 ID:nV7vgaxu0
おっと、>>68はオナニーな
70 :07/07 [saga]:2012/11/20(火) 23:59:12.48 ID:U0QKRqMP0
鈴「一夏……」

一夏(鈴を不幸にしたいわけじゃない。たとえ鈴が赦してくれても、俺はこの十字架を死ぬまで背負い続ける。それでいてさりげなく、何食わぬ顔で接するんだ。鈴が俺に対して気をつかうなんて、彼女に気をつかわせるなんてそんなのダメだ。だから俺は、もう……)

鈴「一夏……しよ?」

一夏「ダメだ!!俺はもう、二度とお前にあんな苦痛を与えたくない!!!!」

鈴「ッッハァ!? バッッカじゃないの!!?? あっきれた。バカだバカだとは思ってたけど、まさかアンタがそこまで筋金入りの大バカヤローだとは思わなかったわ!!!!」

一夏「えっ? えっ? だって鈴、お前あのときあんなにイヤそうな顔してたじゃないか」

鈴「っっ〜〜〜〜〜〜!!!! …………………ハァ。しょうがない、わかってないようだから特別に教えてあげる。アタシはね一夏、あのときはちょっとビックリしただけよ。ただちょっと驚きすぎて、それであっけにとられて固まっちゃったの。ホントはアタシ、一夏がその気になってくれて嬉しかったんだから」

一夏「なんだって!?」

 そっちの方がビックリだ。俺の聞き間違いじゃないだろうな?

鈴「あの日が何の日だったかぐらい、いくらアンタでも覚えてるわよね?」

一夏「あ、ああ。クリスマス・イブだろ?」

鈴「あの日は街中のいたるところに、カップルがうじゃうじゃいたじゃない?まあ、アタシたちもそのうちの一組だったけどね」

一夏「ああ、そうだな。確かにそうだったよ」

鈴「あれ全部がそういうことするとは思えないけど、少なくともアタシはそのつもりだったわよ。アンタをめいっぱい誘惑して、その気にさせて落とす予定で逢いに行ったんだから」

一夏「そ、そうだったのか」

 こんどは聞き間違いなんかじゃない。というか、さっきのも俺が聞いた通りの内容で間違いない。ハズだ。

鈴「大好きな一夏が『その気』になってくれて、アタシはとっても嬉しかった。アンタとひとつになれるんだって思ったら、あまりにも嬉しすぎてフリーズしちゃった。だからアタシには、あのときのことを後悔なんてしてない」

一夏「鈴…」

鈴「だけど、そのことが一夏を苦しめてるなんて気付かなかった。けっきょくアタシは、自分のことしか考えずに一夏を罪悪感で縛り付けてただけ。アタシは一夏のことを想ってたんじゃなくて、アタシを大事に想ってくれてる一夏の優しさに甘えてただけだったのよ」

一夏「違うぞ鈴、それは違うんだ。悪いのは俺なんだ。口先では鈴を大切にするとか言っといて、あっさり欲望に負けた俺が全部悪かったんだ」

鈴「ちがうわよ一夏、アンタはぜんぜん悪くない。初めてだから舞い上がっちゃって、一夏がどう想うかまで気が回らなかったアタシが…あた、し、が…、グスッ……、ヒック…アタシが」

一夏「もういいよ、鈴。もうそれ以上自分を責めなくていい。俺がかんじんな時に逃げたから、きちんと鈴の気持ちに向き合わなかったから……。だから、もう自分を責めるのはやめてくれ。これ以上自分を卑下して、俺の大好きな女の子をいじめないでくれ」

鈴「一夏……」

一夏「これからはもう逃げない。たとえ何があっても、ここから先は絶対鈴と一緒に歩いていく。だから、俺に最後のチャンスをくれ。こんどこそ2人で、ずっとそばにいて支え合うと約束する。絶対に選択を間違えたりしないし、放り出して逃げたりもしない」

鈴「一夏……/////」

一夏「俺とお前は、たとえ死んでも離れない。何度でも何度でも生まれ変わって、そのたびにまた一緒になろう。俺たちは……俺たちの魂は、未来永劫離れはしない。片時もだ」

鈴「一夏、アタシの方こそやり直したい。これからも先のじかんだって、アタシたちのすれ違いやぶつかり合いは必ず起きるわ。だけど、絶対そんなのにアタシたちは負けない。何があっても絶対に、屈してなんかやらないわ。アタシと一夏の2人なら、どんなときでも必ず前に進んでいける。だってアタシたち、たとえ離れてても心は1つだから。これからのアタシたちはね、言うなれば『一心同体』ってヤツよ」

一夏「鈴……。ごめんな、いままでちゃんと向き合わなくて」

鈴「アタシこそごめんね、一夏。これからは全部受け止めて、余すとこなく全てを包んであげる」

 そこでいったん言葉を区切って、鈴は俺の首に腕を回してしなだれかかってくる。この体勢だと、2人の身長差のせいで鈴が俺にぶら下がってるような構図になる。

鈴「一夏はきっとね、1人だと抜き身の刀みたいなモノなの」

一夏「俺が…刀、か。じゃあ鈴は…」

 答えを言おうとした俺の口は、鈴の人差し指でそっと押さえられる。

鈴「でね、アタシはそんな一夏を納めるための鞘なの。むき出しの刃でまわりの人たちを、大切にしたいと想う人や物を傷つけないように守ってあげるの。一夏が触れるモノ全てを斬っちゃわないように、アタシが一夏の精神(こころ)を受け入れたげる。一夏の持ってる強さも弱さも、キレイなとこも醜いとこも、幸も不幸も、優しさも残酷さも、アンタのことはひとつ残らずアタシが受け容れて癒してあげる」

一夏「鈴…………俺はいま、最高に幸せだよ。ありがとう鈴。俺を…」

 その先は言わせてもらえなかった。なぜなら、彼女の柔らかな唇が俺のそれをふさいだからだ。

一夏「鈴……」

鈴「一夏……」

 俺たちはその夜、ほんとうの意味で恋人同士になった。
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/11/22(木) 19:37:35.95 ID:O5N7MxV20
>>53
>>54が言ってるみたいにスレタイはパクリで
>>1は一夏「ラウラ・ボーデヴィッヒは俺の嫁!」シリーズを知っててこのタイトルにしてるじゃん
同じ作者ならともかく別人なんだから
同じジャンルじゃないならもっと違ったスレタイにしないと詐欺だって皆言ってるんだろ

実際俺も同作者の鈴イチャイチャ系かと思って開いたら
全く別人&別モノでしかもダーク&シリアス(笑)とか言い始めるし
タイトル変える気が無いなら削除して欲しいと思うわ
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) [sage]:2012/11/23(金) 09:25:40.49 ID:Rel7wXD7o
くどい
読みにくい
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/11/24(土) 12:39:58.27 ID:Tc+7yGqw0
『みんなスレタイ詐欺だのなんだのって騒いでるけど』

『なんでもっと重要なところをスルーしているのかな?』

>>1のコテハンは07/07、つまり7月7日だよ』

『つまりなにが言いたいかって言うと』

『どうして箒ちゃんの誕生日をコテハンにしてるくせに』

『鈴音ちゃんのスレを立てたのか、ってことじゃない?』
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 01:42:13.25 ID:7XTF60wX0
何コレつまんない( oдO;)
一夏「ラウラ・ボーデヴィッヒは俺の嫁!」の人かと思って開いたのに違うとか…
まぁどうやらレス見るに <<1 はラウラの人とは別人みたいなので逆に安心したわ
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/11/27(火) 23:08:02.24 ID:tvHgqUwB0
>>73
クマー乙
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