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咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 穏乃「4冊目だよ!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/19(月) 23:38:33.20 ID:MJWxgTym0
咲「え?」

京太郎「ん?」

咲「今、誰かいなかった?」

京太郎「……ああ、そうだな」

京太郎(なんだろう、聞いたことがないような気はするけど)

京太郎(それなのに、どこか懐かしい、この感覚は――)

咲「ま、まあ、気を取り直して……」コホン


咲「えっと、このスレはタイトルにもある通り、京ちゃんの出番がとても多いです」

京太郎「だから、苦手な人はご注意を……と」

咲「――ね? 京ちゃん?」

京太郎「なんだよ、咲?」

咲「京ちゃん、私を置いてどこかへ行ったりしてない?」ジトッ

京太郎「なっ、なにを言ってるんだ」アセアセ

咲「ホントに?」ズイッ

京太郎「……それじゃ、始まり」ダッ

咲「ちょっと、京ちゃん!」プンスカ


穏乃「ふいー、危なかったー」

憧「ちょっと、しず!」

穏乃「あ、憧。どしたの?」キョトン

憧「どしたの、じゃないよ!」

憧「なんであんたが、タイトルに出ちゃってるの?」

穏乃「いやー、だって……その」

穏乃「ほら一応、いつか阿知賀の方では、めいんひろいん? 張ってるのは私だって」

穏乃「言われたような気がしたからだけど……まずかった?」

憧「――そ、そうだったの」

憧「まぁ、いいんじゃない?」

穏乃「そ、そっかな」


憧(……めいんひろいん、かぁ)

憧(――やっぱり、しずなの?)

憧(べ、別に! 誰がそんなひろいんになろうと、私にはかんけ――)ブンブン

玄「お、なんかメモがある。なになに――えーと」カサッ

玄「お姉ちゃん、ちょっと難しくて読めないよー」グスッ

宥「もう玄ちゃんったら……えっと」カサッ

宥「このSSでは、京太郎が清澄のメンバー(主に咲、和)と絡んだり」

宥「時折、並行世界(?)で、阿知賀のメンバー(主に穏乃、憧、玄)と絡んだり、します……?」

宥「絡んだり、って――なんか響きがえっちだよ……」カァァァ

憧「――って、いつの間にか私の仕事が取られてる!?」ガーン

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【ダンガンロンパ】安価とコンマで作成したキャラクターでコロシアイ学園生活【安価進行】 @ 2019/06/25(火) 22:32:58.90 ID:Dy6meBWPO
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【コンマ・安価】リキシマン「超人界の頂点にたつ」旧:キン肉マンSS PART19 @ 2019/06/25(火) 22:07:52.89 ID:0iSwdcgOO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1561468072/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/25(火) 20:52:26.48 ID:kOoCgfCv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561463546/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/25(火) 20:52:08.72 ID:1ZIkCXuf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561463528/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/25(火) 20:51:52.53 ID:HmpaiTo/0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561463512/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/25(火) 20:51:34.19 ID:JICXdFKO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561463494/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/25(火) 20:51:16.08 ID:kOoCgfCv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561463476/

■ 萌竜会 ■ @ 2019/06/25(火) 20:50:56.72 ID:1ZIkCXuf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1561463456/

2 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/19(月) 23:43:48.43 ID:MJWxgTym0
そんなわけで、みなさまのおかげで4スレ目です。
これからもまったりと書いていきたいな、と思う(小並感)

では、前スレのリクエストを見直しましょう。

>>973
玄ちゃんの「おもち」をつく?(難視)
おもちつき、やりますか。

>>975
これは高校生じゃないとできそうにないな……というわけで、そういうことでやろう。

>>976
寒いから一緒に、ってことでいいんですかね?

>>977
穏乃とパフェ食うよ!

>>994
洗濯器になんでパンツを干しに行ったんでしょうねえ……?

とりあえず、こんなところかな。
前スレと照らし合わせた結果、まずはこれに応えていきます。

それじゃ、お待ちを。
3 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/19(月) 23:48:14.50 ID:MJWxgTym0
あ、そうだ。
一応、今までのスレを載せときますね。

咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343818936/

咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」  その2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1345869458/

咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 和「3冊目、ですね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1348310276/
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 00:05:44.28 ID:cOHEsZSd0
スレ立て乙
4スレ目か………感慨深いな
5 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/20(火) 00:13:32.40 ID:M3fVOQMN0
あれ……移動してきてるよな? ちょっと不安になってきた。

まぁ、いいや。とりあえず、始めていきましょう。

もちつき。


――松美館

玄「……お、みんな揃ったね」

穏乃「はいはーい! 来ましたよ、玄さん!」

憧「……なんだって、いきなり餅つき?」

和「――分かりませんね」

宥「」ガタガタガタガタ

京太郎(もはや、宥姉ちゃんが息してないような……)

玄「えっと、灼ちゃんは、晴絵さんとお出かけか――それじゃぁ!」

玄「これより第一回、松実館お餅つき大会を始めます!」

京太郎「おー」

穏乃「おー!」

憧「お、おー?」

和「えっと……おー」

宥「…………おー」ガクガク

京太郎(宥姉ちゃん、ホントに大丈夫なのか?)


憧「でもさ、玄?」

憧「どうして突然、餅つきを?」

玄「ふふー、それはねぇ」

玄「――この前、町中でおっきなおもちをお持ちの」エヘヘ

憧「ごめん、やっぱいいわ」スタスタ

玄「冗談だよー!」


玄「まぁ、なんにせよ」

玄「餅つき、やってみましょうかみなさん」

玄「あ、すぐついちゃっていいよ。前準備は私たちでしておいたから」

穏乃「そうなんですか! では、遠慮なく……!」

京太郎(間違いなく一番張り切ってるのは穏乃だな……)


穏乃「うりゃっ!」ポスッ

穏乃「むぅ……もういっちょ!」ポスッ

京太郎(穏乃がつくたびに、餅の弾力が強くなっていくように見える)

京太郎(やっぱり、穏乃は力持ちだなあ……いつもながら、麻雀にとどまらせるには惜しい)

玄「……揺れないか」ボソッ

京太郎「え?」
6 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/20(火) 00:14:28.27 ID:M3fVOQMN0
憧「――ていっ!」ポスッ

憧「ああ、もう……粘っこい、よ!」ポスッ

京太郎(憧もよく頑張るなぁ……)

京太郎(穏乃には及ばないけど――憧のいいところだよな、一生懸命やるって)

玄「……ちょっと揺れた、ね」ボソッ

京太郎「は?」


和「う、うう……」ヨロヨロ

和「えいっ!」ポスッ

和「えいっ! えいっ!」ポスッ

京太郎(和も、頑張ろうとはしているんだけど……非力すぎる)

京太郎(こりゃ、もう手伝いに行こうかな――)

玄「――そうだよ、私はこれを待ってたんだよ」グッ

玄「すっごく揺れてる……えへへ」ツヤツヤ

京太郎「……」

京太郎(ほっとこう)スタスタ


京太郎「おい、和。手伝うぞ」

和「はぁはぁ……え、京太郎、くん?」

京太郎「ほら、一緒に」ピトッ

和「え……あ」ハッ

和(京太郎くんの手と、私の手が――!?)

和(そ、それに……身体がぴったりと)カァァ

京太郎「ほら、つくぞ」

和「え、あ、はいっ!」アセアセ


穏乃「――うひゃー、やるねえ」

憧「……べ、別にどうでも」チラチラ

穏乃「と、言いながら、視線は」

憧「う、うるさい!」カァァ

玄「つかれるおもち――揺れるおもち……極楽極楽」エヘヘ


――その頃、宥姉さんは

宥「あったかーい……」

宥「炬燵でぬくぬく――はぁ、幸せ」

宥「……あ、そうだ」

宥「みんなの分、準備しておかないとだね」

宥「――おもち、かぁ」

宥「……また、おっきくなった?」ムニッ

宥「い、いや! そういうことは――うう」プシュー
7 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/20(火) 00:15:29.46 ID:M3fVOQMN0
一応、中高生あたりです、ここでの阿知賀メンバーは。

今はここまでになりますかね。
とりあえず、またこのスレでお願いします。

それじゃ、また。

――憧ちゃんが「粘っこい」というと、エロいと思うのは俺だけでいいんだ。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(島根県) [sage]:2012/11/20(火) 00:21:54.39 ID:Yre5rAIno
おつですー
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 00:28:12.01 ID:9I3ehfvPo
乙ー!
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/20(火) 00:32:28.19 ID:LYzYjxOz0
こ↑こ↓?
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 00:33:10.93 ID:gEhHew+Xo
立て乙の投下乙
クロチャーの発想に吹いたww
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/11/20(火) 02:14:49.50 ID:AeDrm2YIo

同じ奈良の中谷堂の高速餅つきをする京太郎とシズを想像してた
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 06:09:35.13 ID:Qk2yIIw/0
乙!
クロチャーもはやただの変態じゃねーかww
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sag]:2012/11/20(火) 12:13:59.53 ID:hPVAFKfb0
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/20(火) 18:01:18.70 ID:H6ays0CPo
>>2
たておつ。前スレ976ですけど、それでお願いします
16 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 01:01:39.21 ID:k3Vx0cAn0
それじゃ、京太郎の部屋のお話。

――京太郎の部屋

穏乃「うーん……」カリカリ

穏乃「やっぱり、わかんないよー」ヘタッ

憧「こら、しず。あんた追試どうすんのよ」

和「……さすがに、追試にも落ちるのはまずいのでは?」

穏乃「うう――わかってるよう」グスッ

京太郎「まあまあ」

京太郎「とりあえず、俺の部屋なら今日はしばらく使えるから」

京太郎「……ホントなら、他の誰かの家の方が良かったかもしれないけどな」

憧「え、どうして京太郎?」ニヤニヤ

京太郎「憧、お前分かって言ってんだろ……」

穏乃「え? どゆことどゆこと?」ズイッ

和「……ああ、なるほど」

和「なんとなく、分かります」コクッ

穏乃「ええ? ずるい、二人だけ分かるなんて」

京太郎「……穏乃はそのままでいてくれよ?」

穏乃「うあー、気になるー!」ガリガリ
17 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 01:02:22.52 ID:k3Vx0cAn0

京太郎「――あ、そうだ」スクッ

京太郎「ちょっとお茶持ってくるわ」

和「あ、それなら私も――」スッ

京太郎「いや、いいよ」

京太郎「穏乃に教えてやってくれ。和がいないと多分……」


穏乃「ああ、山を走りたい……!」ゾクゾク

憧「そこはせめて、『麻雀打ちたい』とか言いなさいよ……」ハァ


和「――分かりました、私も頑張ります」

京太郎「助かる」バタン



憧「……京太郎、行ったの?」

和「え、ええ」

憧「そっかぁ……ふーん」

和「……憧?」

穏乃「ねー、憧ー……もういいでしょー?」

穏乃「一時間以上勉強するなんて、無理だよう」グスッ

憧「あんたね……って言いたいところだけど」

憧「そうね――ちょっと休みましょうか」

穏乃「やたー!」ワーイ

和「……まあ、それもいいかもしれませんね」


憧「――というのも」チラッ

和「?」

憧「実は、さっきから気になってんたんだよねぇ」ジーッ

憧「……ベッドの下から、ちょっとだけ見えてるあれ」

穏乃「あ、ホントだ。なんかチラッと……」

和「――うーん、雑誌のしまい場所としては不適切な気も」

憧「そうだね……というわけで」

憧「ちょっと取ってみよう」

和「え?」ピクッ

憧「だいじょぶだって、どーせ大したもんじゃないでしょ」

和「そ、そうでしょうか……」

穏乃「まあまあ、和。憧も分かってるよ、大丈夫だって」
18 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 01:02:48.83 ID:k3Vx0cAn0
憧(……さて)

憧(これがなんなのか――なんとなく見当はつく)

憧(ずばり……アイドルの写真集!)

憧(雑誌にそう書いてあった――男の部屋によくあるものランキング1位!)

憧(もしかして、最近売り出してきてる『広島弁アイドル・ちゃちゃのん』かな?)

憧(まぁ、いい。とにかく、確かめてみるまで――!)スッ

憧「よっと……さて、なにな――!?」ハッ

憧「……!」カァァァ

穏乃「ちょ、ちょっと憧! どうしたのさ?」

和「あ、憧?」

憧「……う、うう」カァァァ

憧「――い、言えるわけないじゃない」プイッ

穏乃「え?」

憧「もう! 恥ずかしくて言えるわけないって言ったの!」アセアセ

和「え、え?」

憧「……ほら」スッ

穏乃「うーんと、なになに――!?」ハッ

和「こ、これは……!」ビクッ


『美人巨乳姉妹、旅館で嶺上開花――誰か差し込んで!』


穏乃「」カァァァ

和「」カァァァ

憧「……まぁ、無理もないけど」ハァ

和「こ、これは、もしかして……」アセアセ

憧「そうね――エッチな本、でしょうね」

穏乃「よ、よくわからないけど……うん! たしかに、えっちだよ!」コクコク
19 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 01:03:20.94 ID:k3Vx0cAn0
憧「……タイトルセンスはともかく」

憧「表紙が――その――エロい、わね」

和「あ、憧、はしたないですよ……」カァァ

憧「しょ、しょうがないじゃない!」プイッ

穏乃「美人、巨乳、旅館……う、頭が」

和「……と、とにかく!」

憧「うん、これはダメだよ。なにがダメなのかわからないけど――ダメ!」


京太郎「おーい、持ってき――」ガチャッ


憧「バカ京太郎!」

京太郎「うわっ!?」

京太郎「あ、あぶねえな、憧! なんだいきなり?」

憧「う、うるさい!」カァァ

憧「こ、これはなに、これは!」ズイッ

京太郎「――!」ハッ

京太郎「い、いや、その……」アセアセ

和「……京太郎くん?」ジトッ

穏乃「京太郎?」ジトッ

京太郎「――う」

京太郎「お、俺だってなぁ……」


京太郎「お、俺だって男なんだよ!」ウワァァァ


その日――
須賀家から、慟哭が響いたという。
20 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 01:06:07.79 ID:k3Vx0cAn0
中途半端だけど、ここまで。
京太郎……涙拭けよ。

超勝手なキャラ付け

 憧→興味はあるけど、そこまで踏み込んだ発言はしない。ある意味、むっつり?
 和→エッチなことは、恥ずかしくてはしたない! けど、ちょっと興味あり?
穏乃→エロいこと? なにそれ、食べられるの? でも、実際に見せられると赤面しちゃうお年頃。

勝手な妄想です。

さて、次は宥姉二人羽織ですか。ここまでになるのかなぁ……
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 01:06:13.44 ID:40q3B+/+o
イッチがキター

リクしたのが採用されて嬉しいぜ
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 01:07:48.54 ID:ouo3738IO
これだけの美人に囲まれてちゃしょうがないよね!
23 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 01:34:46.90 ID:k3Vx0cAn0
――松実館

宥「……」ガクガク

玄「お、お姉ちゃん、大丈夫?」

宥「――ス、ストーブがぁ」ブルブル

玄「ああ……でもちょっと壊れちゃってるからねー」

玄「炬燵は電源入ってるから、それでなんとか――」

宥「で、できないよう……」グスッ

玄「そっかー……うーん」


京太郎「……こんちはー!」ガラッ

玄「あ、京太郎くん。こんにちは」トコトコ

玄「――実は今ね」カクカクシカジカ

京太郎「え、宥姉ちゃんが!?」

玄「……すっごく寒そうにしてるの」

京太郎「そっかー……」ハッ

京太郎「ね、玄姉ちゃん、ちょっと欲しいものが――」


京太郎「宥姉ちゃん、入るよー」

宥「……あ、きょ、京太郎くん」ガクガクブルブル

京太郎(うわ、すげえ震えてる)

京太郎(ストーブはついてないけど、炬燵は全開――うーん、これは)

宥「さ、寒いよう……」グスッ
24 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 01:35:32.50 ID:k3Vx0cAn0
京太郎「ちょ、ちょっと待ってて」

玄「あ、京太郎くん、見つかったよ」トテトテ

京太郎「ありがと、玄姉ちゃん――さて、宥姉ちゃん?」

宥「ど、どう、したの?」キョトン

京太郎「……今から、温かくします」

宥「え、そ、それは、ど、どういう――」


ピトッ


宥「……あ」ハッ

京太郎「どう?」ズイッ

宥「……」

宥「――なん、だか」

宥「あった、かい……」ポカポカ

京太郎「そっか、よかった」


玄「……なるほど」

玄「――半纏で、二人羽織かぁ」フムフム


京太郎「どう、宥姉ちゃん?」ジーッ

宥(……ひゃっ!?)ビクッ

宥(か、顔が近いよ……)アセアセ

宥「ま、まだ、ちょっと」ボソボソ

京太郎「そっか――じゃ、もう少し」

宥(ああ、何言ってるの……!)アセアセ

宥(うう――ど、どんどん体があったかく――それどころじゃなく、熱いよぉ)カァァ

宥「ふぇぇ……」プシュー


玄(ほほう)

玄(蒸気するお姉ちゃん、可愛いなぁ……)

玄(――それに)

玄(二人とも、なんだかんだですごく気持ちよさそう)クスッ
25 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 01:36:41.49 ID:k3Vx0cAn0
これはちょっと短かったかも。
でも、宥姉ちゃんの赤面シーンばっかりで満足。

さて、今はここまでになりそうかなー。
あ、そうだ。
そろそろ小ネタ募集かけます。よかったら、どうぞ。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 01:38:32.38 ID:40q3B+/+o

宥姉はショタ……もとい、年下好みという風潮あると思います
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 01:42:36.45 ID:jNO6kFtYo
咲と京太郎が喫茶店でカップル用のジュース飲むとか
あのストロー二本でハート型になってる感じのやつ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 01:45:44.99 ID:gcMOfQCeo
松実姉妹の京ちゃんの取り合い(軽めで)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/11/21(水) 01:46:37.69 ID:KYtGh6b6o
京太郎がムツゴロウさんばりにシズを可愛がる
当のシズは満更でもない様子
周りの嫉妬がやばくなりそうだけど
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/21(水) 03:18:45.85 ID:5+zcALfb0
乙ー
憧と京ちゃんが日本橋に行くってのはまだ無理かな
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/21(水) 06:22:12.04 ID:jpRm+Mfl0
まだネタ募集中なら

京太郎が休みの日の咲の学校での様子

授業中とか部活動とか
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 09:34:29.24 ID:Y9N6FsrCo
おつー
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/11/21(水) 10:49:17.55 ID:COT3wdeAO
乙、阿智賀編はサバイバルで競争厳しいな

募集中なら奈良和で
京太郎と蓮華畑の中で花冠や指輪つくる
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 15:48:12.50 ID:mK8Nx/Nr0
おつやでー
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/21(水) 20:45:42.03 ID:m8xIjEyz0
>>33
と言ってもここの>>1は書けなさそうと判断したネタ以外は拾ってくれてるけどね

小ネタなら風邪引きしずを看病しに行ったらいつもより元気のないしずにドギマギしてしまった京太郎とか
36 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 22:56:14.50 ID:k3Vx0cAn0
実はもうすぐゼミ試だったりする。
身上書書いたけど……どうなることやら。

さて、今日も書きます。
たくさんのリクエストありがとうございます。

まずは残っていた二つの小ネタを書きます。

――冬・街

京太郎「……寒いな」

穏乃「もう、京太郎は弱いなぁ」クスクス

穏乃「運動すると身体温まるよ! ほら、そうと決まれば山に――」

京太郎「こらこら、落ち着け穏乃」

穏乃「ふぅ、京太郎は根っからの都会っ子だねぇ」ヤレヤレ

京太郎「……これでも、もう4年くらいは奈良にいるんだけどな」

穏乃「またまたー」ケラケラ

京太郎「お前なぁ……」ハァ


京太郎(――冬休み)

京太郎(街をうろついていたところ、偶然、穏乃と会った)

京太郎(何してんだと聞いたところ、「履いてた靴がボロくなっちゃって」とのこと)

京太郎(そりゃまあ、あんなに山をかけずりまわってれば、そうなるな)

京太郎(そんなわけで、穏乃の靴買いに付き合って、今はその帰りだ――)


京太郎「……あれ?」ピタッ

穏乃「ん? どうかした、京太郎?」キョトン

京太郎「いや――」

京太郎「この辺の道歩くのは、初めてだなって」

穏乃「え、そうなの?」

穏乃「――ああでも、普段あまり通らないか」

穏乃「私や憧は、時々通るんだけどね」
37 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 22:56:45.12 ID:k3Vx0cAn0

京太郎「へぇ……やっぱり、昔から住んでるだけのことはあるな」

穏乃「まぁねー……あ」ピクッ

京太郎「どした?」

穏乃「あのお店……」スッ

穏乃「前に憧が、『今度食べたいな』とか言ってたっけ……」

京太郎「どれどれ――ああ、あの喫茶店か?」

穏乃「そうそう」コクコク

穏乃「そう言えば、なんだかんだで一回も行ったことなかったっけ――」

京太郎「……それなら」

京太郎「行くか、穏乃?」

穏乃「え?」ピクッ

京太郎「いや、考えてみたらさ」ポリポリ

京太郎「俺、昼飯食ってなかった」

穏乃「……そっか、それなら」

穏乃「私も行っちゃおうかな」エヘヘ

京太郎「お、乗り気だな」

穏乃「そりゃまあ――これでも女の子だし?」

京太郎「……らしくねえ」プッ

穏乃「なんか言った?」ジトッ

京太郎「ほら行くぞ穏乃」テクテク

穏乃「もー……」テクテク



――喫茶店


カランカラン


京太郎「……お」

穏乃「結構、おっき――」

店員「おめでとーございまーす!」

二人「!?」ビクッ

店員「あなた方は、当店がオープンしてから訪れた、1000組目のカップルです!」

京太郎「は……ちょ、ちょっと?」アセアセ

穏乃「か、カップルって……?」アセアセ

店員「当店では今、カップルの方に無料でパフェを提供しております!」
38 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 22:57:11.63 ID:k3Vx0cAn0
京太郎「え? い、いや、そんな!」

穏乃「わ、私たちは――!」アセアセ

店員「それでは、どうぞこちらでお待ち下さーい!」ピューッ

京太郎「あ、ちょ、ちょっと!?」

穏乃「て、店員さーん!?」


京太郎「……ま、まぁ」チラッ

穏乃「も、もらえるものは――ね」チラッ

京太郎「そ、そう、だな……うん」コクッ

穏乃「う、うん……」コクッ

二人(――カップル、かぁ。そう見られるのかぁ)

京太郎(……や、やべっ! か、顔が――!)カァァ

穏乃(……この店、暖房効きすぎてないか? い、いやこれは……?)カァァ



――数分後

店員「お待たせしましたー!」トコトコ

京太郎「あ、どうも――」

店員「特性ジャンボパフェ、カップル仕様でございまーす!」トンッ

二人「」


穏乃「え、もしかして……これ一つ、ですか?」オソルオソル

店員「はい!」

京太郎「え、これどうやって――?」

店員「お二人で、つつき合って食べて頂く仕様となっております!」

店員「あ、こちらのスプーンをどうぞ――それでは!」ピューッ

京太郎「え、ちょ、ちょっと!?」

穏乃「店員さん!?」
39 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 22:58:52.81 ID:k3Vx0cAn0
京太郎「……」

穏乃「……」

京太郎「――あ、そ、それなら」

京太郎「お、俺、食べていいかな?」

穏乃「――う、うん」コクッ

京太郎「じゃ、じゃあ、お先に……」パクッ

京太郎「――うん、美味い」モグモグ

穏乃「そ、そっか」

穏乃「じゃ、じゃあ私も――」パクッ

穏乃「お、これは……いけるね」モグモグ

京太郎「だ、だな」

穏乃「う、うん」

二人「……」




カチャッ!(←スプーンの触れ合う音)


京太郎「――あ」ビクッ

穏乃「――わっ」ビクッ

京太郎「ご、ごめん」

穏乃「い、いや、別に……」

京太郎「――な、なんかさ」

京太郎「妙に、緊張するよな?」

穏乃「――も、もう!」

穏乃「そ、そういうこと言わない!」プイッ

京太郎「……あ」

京太郎「わ、悪い」

穏乃「う、ううん……だいじょぶ」アセアセ

京太郎「……」パクパク

穏乃「……」モグモグ


京太郎(一口食べるごとに、なぜか体温が上がるような気がするな……)カァァ

穏乃(――あれ?)

穏乃(私、冷たいパフェ食べてるんだよね? な、なのに、どうして?)カァァ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:00:00.20 ID:cE1qABSPo
SSにでてくる店員の強引っぷりは異常
41 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 23:02:38.91 ID:k3Vx0cAn0
ここまでになります。
メインヒロイン張ってる穏乃は久しぶりになるのかな?

さて、次は――なぜか下着を干しにベランダに出た京ちゃんでいいのかな?
咲ちゃんと照さんに夢の中で詰め寄られた京ちゃんの、その後の話です。

それじゃお待ちを。
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/11/21(水) 23:08:16.24 ID:YfnDRfIzo
>>40
だが、それがいい(ニィッ)
43 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 23:28:32.85 ID:k3Vx0cAn0
――京太郎の家

京太郎「……はぁ」

京太郎「どうして、こうなった」

京太郎(幸い、いつもより早く飛び起きたから、洗濯する時間はあったからいいけど)

京太郎(朝っぱらから、ベランダで下着を干す男子高校生――うん、色々とやばい)

京太郎(とりあえず、とっとと干すことが急務――だな!)

京太郎「……さて、ベランダだ」カラカラ



――同時刻

咲「……はぁ」テクテク

咲(朝、おかしな夢を見た)

咲(夢の中で、私とお姉ちゃんが――いや、これ以上はやめよう)ブンブン

咲(思い出すと、その……色々とまずいと思うんだ)

咲「き、気を取り直して!」グッ

咲(さ、さぁ! 京ちゃんの家の前だよ!)

咲(……あれ? なんで私、待ち合わせ場所じゃなくて京ちゃんの家に?)

咲(……と、特に意味はないよ、うん! こ、これは、偶然!)ブンブン

咲「――ああ、もう。朝からおかしいよ、私」カァァ
44 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 23:29:07.45 ID:k3Vx0cAn0
咲「……あれ?」

咲(そんなわけで、京ちゃんの家の前で)

咲(インターホンを押そうか迷っていたところに――なぜか)

咲「きょ、京ちゃん……?」キョトン

咲(え、なんで朝からベランダにいるの?)

咲(そ、それに、その手にあるのはまさか――!?)ハッ

咲(ま、まずいよ! 朝、あんな夢を見たせいで、その――考えが、そ、そういう方向に!)ブンブン

咲(……まさか、ね。いや、でもでも!)

咲「――はぁぁ」タメイキ


京太郎「……さて」

京太郎(これでとりあえず処理完了――)

京太郎(今日、できるなら咲の顔見たくねえな……どうなることやら――ん?)ピタッ

京太郎「」

咲「……あ」


京太郎「……さ、咲?」アセアセ

咲「――ど、どうも」ペコッ

京太郎「……ど、どうして?」

咲「あ、あのね」

咲「んーと……なんとなく!」

京太郎「――なんだそりゃ」アキレ

咲「むー……」ジトッ

咲「京ちゃんこそ!」

咲「朝から、べ、ベランダで何をやってるの?」
45 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 23:30:41.72 ID:k3Vx0cAn0

京太郎「そ、それは、だな……」アセアセ

咲「――そっか、答えられないんだぁ」ジトッ

京太郎「う……」

咲「……ふぅーん」

京太郎「――」

京太郎(ま、まずいぞ!)

京太郎(なにがって――咲のあんな顔見てたら)

京太郎(き、気持ちの整理がついてないせいか……ま、また!)

咲「……京ちゃぁん?」

京太郎「――さ、咲!」

咲「な、なに!?」ビクッ

京太郎「ま、また後で!」カラカラ

咲「え、ちょ、ちょっと京ちゃん!?」



京太郎(――はぁ)

京太郎(どうすんだよ、こんなことになって……はぁ、もう)

京太郎「最低だ……俺」ボソッ
46 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/21(水) 23:36:29.81 ID:k3Vx0cAn0
最後の方で、京ちゃんはなにがどうなったのか……それは、それぞれの想像に任せる(丸投げ)
夢の中で、二人は繋がっていた可能性が……?

さて、余力があれば、もう少し書きます。
まず、小ネタに対するレスを――


>>27
なるほど……今回の穏乃の咲ちゃんVerですね。やってみますか。

>>28
大丈夫、軽めにしかできないから(ニッコリ)
これもできそうかな。

>>29
穏乃は人間ではない動物だった……!?
これもできる、か。

>>30
日本橋のこと知らないからなぁ……関東民の辛いところ。
これは無理かも――秋葉だったら、できるか?

>>31
これはいけますね。
そわそわ咲ちゃん可愛い。

>>33
久々の、和メイン?
それじゃ書きましょうか。

>>35

穏乃のメインヒロイン化が顕著ですね……たまげたなぁ。
これも書けるかな。


改めて見ると、すごい量だ……いつも出してくれてありがとう。
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:39:29.41 ID:yOQDwxC1o
「にっぽんばし」か「にほんばし」かで話が変わる
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/21(水) 23:40:18.67 ID:Y9N6FsrCo
>>46
此方こそリク書いてくれてありがとうやで
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 00:31:02.74 ID:fAZP5zRc0
咲ちゃんもしずもくぁいい!
さすがは主人公
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 00:32:56.22 ID:6Sr7ioHVo
シズヒロインはありだなって、ここみると思う
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/22(木) 00:46:15.79 ID:OsnQf9md0
オッツオッツ!
ひ、久しぶりにニワカ先輩の出番を…(震え声)
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/22(木) 08:14:15.85 ID:qmtKzRrIO
ベランダでパンツを干していたことを追及して
答えられなかったらジト目って咲さんちょっと意味わかんないです
53 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:05:36.84 ID:axKIpqld0
よし、書きましょうか。
今日のBGMはアジカン。

>>27
咲ちゃんと二人でジュース飲む。



――喫茶店

京太郎「……思うんだけど」

京太郎「今期アニメって、なんだかんだでハーレムじゃないか?」

咲「きゅ、急にどうしたの京ちゃん?」キョトン

京太郎「ほら、だって」

京太郎「さくら荘、中二病……少なくともこの二つは」

京太郎「主人公が、全てのヒロインから好意を持たれてるに近い状態」

京太郎「――とくに、さくら荘は顕著だよな」

咲「うーん、そうだね……」フム

咲「たしかに、主人公がモテまくってるってのはあるかも」

咲「――まぁ、私の場合、六花ちゃん可愛い! ましろちゃんも可愛い!」

咲「そんな風に済ませちゃうからなぁ……」エヘヘ

京太郎(――ことアニメ観賞に至っては、男より男らしいなコイツ)ハァ


京太郎「咲みたいな観方が、一番いいのかもな……ん?」ピタッ

咲「どうしたの?」キョトン

京太郎「――こんなところに、喫茶店あったっけ?」

咲「どれどれ……あ、ホントだ」

京太郎「うーん……まぁ、いいか」

咲「……あ、あのさ」ジッ

京太郎「ん?」

咲「じ、実は、その」モジモジ

咲「――ちょ、ちょっとお腹減っちゃって」

京太郎「……太るぞ?」アキレ

咲「だ、大丈夫だもん!」ムッ

咲「優希ちゃんみたいに、タコス食べたりしてないし……」

咲「ま、まぁ、原村さんみたいになれないからそこはざんね――!?」ハッ

咲「と、とにかくいいの!」プンスカ

京太郎(……さしづめ、「和みたいに、胸に脂肪が行かない」あたりか?)

咲「……人の言葉を勝手に読まない」ジトッ

京太郎「なぜわかった」
54 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:06:29.73 ID:axKIpqld0
――喫茶店


>カランカラン


京太郎(咲に押されるまま、踏み入れちまった……)

京太郎(俺は特に、腹減ってないんだけどなぁ……うーん)

店員「あら、いらっしゃいませ!」ヒュッ

京太郎「うおっ!?」ビクッ

京太郎(い、いきなり現れた!? ま、まさか、ハギヨシさんじゃあるまいし……)ドキドキ

咲「ど、どうも……」ペコッ

店員「ふむ……ほほう」ジーッ

京太郎(なんだこの視線……)

咲(――ちょ、ちょっと恥ずかしい)モジモジ

店員「……見たところ」ボソッ

店員「店長! ジュース、特別仕様で!」

店長「あいよー!」

京太郎「と、特別仕様?」アセアセ

咲「……ど、どういうこと?」アセアセ

店員「まぁまぁ、来ればわかりますって」ニコッ

店員「それでは、二名様ごあんなーい!」
55 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:07:39.89 ID:axKIpqld0
――数分後

京太郎「……で?」

店員「はい?」キョトン

京太郎「これは?」

店員「え? 見ての通り、ジュースですよ、ジュース」

京太郎「そうじゃなくて」

京太郎「――その」

咲「……うう」カァァ

京太郎「ストローですよ!」

店員「……」

店員「さて」

店員「それでは私、これにて――」ソソクサ

京太郎「え、ちょっと……店員さん!?」

咲「え、ええ?」カァァ

店員「……照れちゃって」クスッ


京太郎「……さ、咲?」

咲「ふぇっ!? な、なに?」ビクッ

京太郎「……」

京太郎「――飲む、か」

咲「……!」ハッ

咲「ほ、本気?」

京太郎「……だ、出されちまった以上」

京太郎「の、飲まないってのも失礼だろ……うん」

咲「……じゃ、じゃあ」

咲「私、も――」モジモジ

京太郎「……よし」

京太郎「それじゃまず、俺から――」パクッ
56 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:08:59.22 ID:axKIpqld0
咲「……」

京太郎「……うん、美味い」

咲「――あ」

咲「じゃ、じゃあ私も」パクッ

咲「――うん、おいしいね」

京太郎「そ、そうだな……」

咲「う、うん……」コクッ


京太郎「――じゃ、じゃあ」

咲「次、は……」

二人「私(俺)が――!」

京太郎「」ハッ

咲「」ハッ

京太郎「……あ、その」

咲「――も、もう」

咲「だ、だったら、一緒に飲んだ方が」

京太郎「は、早いか……そうだよな」

咲「う、うん……」カァァ

京太郎「……」ゴクリ


二人「せーの――!」パクッ


京太郎(うわっ、これは……!)

咲(よ、予想以上に――恥ずかしいよ!)

京太郎(や、やべえ……ストローの感じがなんか)

咲(京ちゃんと二人って感じが――な、なに考えてるの!)アセアセ

二人「……」
57 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:09:30.10 ID:axKIpqld0
店員「お飲み終わったでしょうかー?」ヒュッ

京太郎「うわっ!?」ビクッ

咲「きゃっ!?」ビクッ

店員「よろしければ、当店ではパフェのサービスも――」

京太郎「い、いえ! も、もう結構なので!」

咲「お、お勘定を――!」

店員「そうですか……それは残念」

店員「――なかなか、お楽しみいただけたようで」クスクス

京太郎「は、早く! 勘定を!」カァァ

店員「はいはーい」

咲「う、ううっ……!」カァァ


京太郎(――なんなんだ、この感じは)

京太郎(つい最近も、似たようなことがどこかで……いや、気のせいか、うん)ハァ





――???

和「……また」

和「中途半端に、『こちら』と『あちら』が繋がった、ようですね」ヤレヤレ

和「――はぁ、事後処理どうしましょう」タメイキ
58 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:11:42.46 ID:axKIpqld0
シチュが似てるからか、ほぼ穏乃の焼き直しになってしまったような……大丈夫かな?
そんなわけで、ジュース編でした。

この店員さんも、夢とこちら側で繋がっていた可能性が……?
今日も和ちゃんの仕事は大変そう。

さて、次は――

>>28
(軽めの)取りあい、行くぜ松実館。
それじゃ、お待ちを。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 00:11:59.65 ID:0nJ64DACo
イッチきた

のどっちは一体何者なんだ
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 00:17:14.85 ID:pcuQzCSfo
イッチきてたー
和は観測者じゃね
61 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:47:17.68 ID:axKIpqld0
>>59
>>60
阿知賀と清澄両方に「原村和」がいるからね、しょうがないね……って感じで、超適当な後付設定だったりする。
ま、まあ、その場のノリ次第なところもあるから(震え声)

それじゃ、「ノリ」を保ったまま、次行くか。


――松実館

玄(……あれ?)キョロキョロ

玄「おかしいな」

玄(さっきまでそこで、京太郎くんがテレビ観てたはずなんだけど……?)

玄「どこ、行ったんだろ?」アレ?


玄「京太郎くーん!」

玄「……ダメだ、いないや」

玄「――うーん」

玄「……あ」ピコーン

玄「そうだ、もうあそこくらいしか――」イソイソ



京太郎「もう、宥姉ちゃんはホントに寒がりさんだねー」ムキムキ

宥「うう……ごめんなさい」ズズー

京太郎「まあ、いいよ――はい、どうぞ」スッ

宥「あ、ありがと……」パクッ

宥(――な、なんだか)モグモグ

宥(京太郎くんからみかんを剥いて、食べさせてもらうことに慣れちゃってるけど……)

宥(このままじゃ、まずいような――)

宥(いや、なにが、とは言えないんだけど……なにかが)アセアセ

京太郎「どう? おいしい?」

宥「……う、うん。おいしいよ」エヘヘ

京太郎「そっか、よかったー」ニコニコ

宥(――ああ、でも。京太郎くんのこういう顔見てると、なんかいいかなーって……)クスッ


ガラッ!


玄「……あ」

玄「もう、京太郎くんったら。また、お姉ちゃんの部屋にいたんだね」

京太郎「あ、ごめん玄姉ちゃん……行き先言っておけばよかったね」

玄「そうだよ、もう……ちょっと心配しちゃった」

京太郎「ご、ごめんなさい」ペコッ
62 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:47:45.03 ID:axKIpqld0
玄「あ、いや……別に怒ってるわけじゃないよ?」

宥「うう――玄ちゃん、ごめんね?」

玄「もう、どうしてお姉ちゃんも謝るの――あれ?」ハッ

玄(京太郎くんが剥いたみかんを)

玄(お姉ちゃんが、食べさせてもらっている……こ、これは!)

玄(まさか、「あーん」というものでは――!?)


玄(……なんだろう、なんだかちょっとおかしい気分だよ?)アセアセ

京太郎「玄姉ちゃんも、みかん食べる?」

玄「……あ」ハッ

玄「じゃ、じゃあ、もらおうかな――」

京太郎「そっか……それじゃ、はい」ポトッ

玄(京太郎くんが、私の手にみかんを落としてくれた)

玄「……」アレ?


京太郎「はい、宥姉ちゃんどうぞ」アーン

宥「ありがとぉー……おいしいよ」パクッ

京太郎「よかったよかった」ウンウン

玄「……」


玄「――ね、京太郎くん?」モジモジ

京太郎「ん? どうしたの、玄姉ちゃん?」

玄「その、ね」

玄「……じ、実は!」ガバッ

玄「わ、私ちょっとケガしちゃって……みかんの皮がうまく剥けないんだ」

玄「だ、だから……」

京太郎「――そっか、わかった」ムキムキ

玄(……やった)

玄(なんだかわからないけど、嬉しいな)エヘヘ


京太郎「はい、どうぞ」ポトッ

玄「ありがとー」ワーイ

京太郎「……」

玄「……?」アレ?


玄「え、え?」キョトン

京太郎「剥いたヤツ手に置いたから、それで食べられるよね?」

玄「う、うん――まぁ」パクッ

玄(あ、おいし……)モグモグ

玄「……」チラッ
63 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:48:24.73 ID:axKIpqld0
京太郎「もう、宥姉ちゃんは――」アーン

宥「うう……ごめんねぇ」パクッ

京太郎「ま、いいよ。俺も宥姉ちゃんに食べさせてあげるの好きだし」

宥「――う、うう」カァァ


玄「……」

玄「――コホン」

玄(こうなったら――!)

玄「お姉ちゃんばっかり、ずるいー!」ガバッ

京太郎「うわっ!?」ビクッ

宥「く、玄ちゃん!?」ビクッ

玄(直球勝負だ――!)


玄「私も!」

玄「京太郎くんに、食べさせてもらいたいよ」

京太郎「え、ええ?」アセアセ

玄「だってだって」

玄「お姉ちゃんばっかり、ずるいもん!」

宥「く、玄ちゃん……」

玄(……なんか、私自身言ってることがよくわからなくなってきた)
64 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:48:54.31 ID:axKIpqld0
京太郎「……」ムキムキ

京太郎「はい、玄姉ちゃん?」スッ

玄「ひゃっ!? きょ、京太郎くん?」ビクッ

京太郎「どうぞ」アーン

玄「……」モジモジ

玄「――えいっ!」パクッ

玄「……おいしい」モグモグ

京太郎「でしょ?」ニコニコ

玄「……ふふっ」クスット

玄(なんだか、お姉ちゃんじゃないけど――)

玄(あったかい、なぁ……)


宥「……」ジーッ

宥「――きょ、京太郎くん?」モジモジ

京太郎「なに、宥姉ちゃん?」

宥「……つ、次は!」

宥「わ、私に――!」カァァ

京太郎「うん、わかった。それじゃ――」ムキムキ

京太郎「はい、どうぞ」アーン

宥「……はぁ」パクッ

宥「おいしいねぇ」モグモグ

京太郎「よかったよかった」


玄「……」ジーッ

玄「京太郎くん! 次は――」

京太郎「はい、玄姉ちゃん」アーン

玄「……あぁ、おいしい」パクッ

京太郎「よかったよかった」ニコニコ



京太郎(それからしばらくの間――)

京太郎(俺は、二人の姉ちゃんの間を行き来していた)

京太郎(――ちょっと疲れたといえば疲れたけど)

京太郎(なんだかんだで、お互い楽しそうだったから、よかったなぁ……)シミジミ
65 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 00:49:49.05 ID:axKIpqld0
取りあいにすらなっていたのか怪しい、松実館編でしたとさ。

今はここまでかなぁ……
ありがとうございました。
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/11/23(金) 00:52:55.98 ID:musitXHPo
すばらっ
おつ
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 00:54:02.35 ID:ziq/SsYJo
>>65
サンキューイッチ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/11/23(金) 00:59:05.66 ID:Wjy6VrNWo
京ちゃんムキムキ
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 01:02:50.15 ID:pcuQzCSfo
まったく…なんだこの松実姉妹は!最高じゃないか。
おつやでー
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 01:05:58.51 ID:0nJ64DACo
乙、すばらです
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 02:07:38.95 ID:5IKS2DqIO
京太郎がムキムキな筋肉を見せびらかしてるのかと思ったのに
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 03:08:34.33 ID:TuV1f0W/0
ムキムキな小学生が炬燵の前でマッスルポーズとかシュールすぎるだろ
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/23(金) 04:03:50.28 ID:Oqa2VSF60
乙ー松実姉妹は可愛いなあ
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 04:06:30.76 ID:O7J3QBYRo
いつも剥いてもらってるお礼に京太郎の京太郎をむきむきしてあげる宥ねぇ
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/23(金) 15:20:42.52 ID:seenH5og0
おつおつ
松実姉妹が可愛過ぎて生きるのが辛い…
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 15:24:23.47 ID:zk+VdQPJo
みかんを捧げよ…
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 15:27:07.19 ID:By7Z3RkHo
代わりに松実姉妹が京太郎ソーセージの皮を剥いてあげる展開マダー?
78 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 20:08:08.89 ID:axKIpqld0
一体みんな、何を「剥いて」いるんですかね……?

さて、穏乃と京太郎のお話が書けたので投下します。


――休日・こども麻雀クラブ

京太郎「……」アレ?

穏乃「ん? どしたの、京太郎?」キョトン

京太郎「い、いや。なんでも」アセアセ

穏乃「?」


京太郎(……言えるわけない)

京太郎(今日の穏乃は、ジャージ姿じゃなくて、ワンピースを着ている)

京太郎(――そのせいか、その)

京太郎(ちょっと見とれちゃった、なんて)ドキドキ


憧「あれ? 二人もいる――って」ガラッ

憧「しず、今日はジャージじゃないんだ?」

穏乃「うん。今日は家に、親戚のおばさんが来てたから」

憧「そっかー……うーん」

穏乃「な、なに憧?」

憧「……やっぱり」

憧「たまにはしずも、普通の恰好したら?」

穏乃「え、ええっ? い、いいよ別に」

穏乃「ジャージ、楽だし」アセアセ

憧「……はぁ」

憧「ま、あんたがいいって言うならいいけどさ」

穏乃「う、うん……」チラッ

京太郎「……」ドキッ
79 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 20:08:35.00 ID:axKIpqld0
――クラブ活動終盤

晴絵「よっし、今日はここまで!」

穏乃「お疲れさま!」ペコッ

憧「いや、今日も楽しかったねぇ……」

和「そうですね――」

京太郎「……」ドキドキ

和「京太郎くん?」

京太郎「な、なに?」ビクッ

和「――どうかしましたか?」ズイッ

京太郎「な、なんでもないって」プイッ

和「??」キョトン


憧「――はぁ」ダキッ

穏乃「ど、どうしたの!?」

憧「いや、なんかさー」

憧「勿体ないなぁ、って……」ナデナデ

穏乃「く、くすぐったいって憧」カァァ

玄「穏乃ちゃんがジャージ服じゃないと」

和「た、たしかに……ちょっと落ち着きませんね」ドキドキ

穏乃「も、もう!」
80 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 20:09:19.62 ID:axKIpqld0
京太郎「……」ジーッ

穏乃「――京太郎?」

京太郎「……」ナデナデ

穏乃「!?」ビクッ

憧「ちょ、京太郎!?」

和「な、なにを――!?」

玄「おおーっ……」

京太郎「……」ナデナデ

京太郎「――!」ハッ

京太郎「わ、悪い!」バッ

京太郎「な、なんか……その」

穏乃「……うう」カァァ

京太郎「――ジャージ姿じゃない穏乃が、新鮮で」

京太郎(……って、何言ってんだ俺は!)

穏乃「し、しんせん……?」ドキドキ

京太郎「う、うん」

穏乃「……」カァァ


憧(――こ、これは)

和(ど、どういうことでしょう?)

玄(うーん……ジャージ姿じゃない穏乃ちゃんに目をつけるとは――)

玄(京太郎くんも、なかなかのなかなかだね……)



晴絵(何やってんだ、あいつら……?)アキレ
81 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 20:11:09.42 ID:axKIpqld0
普段の穏乃とのギャップに京ちゃんがやられたというお話。
そういえば以前も、穏乃のイメチェンの話を書いたような気が……

さて、次いきましょう。

>>31
そわそわする咲ちゃんの話。
それじゃ、お待ちください。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 20:13:20.77 ID:0a5p660IO
しずかわ
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 21:20:30.53 ID:By7Z3RkHo
しずおか
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 21:29:25.33 ID:3dA3rv6DO
イッチきたきた

ジャージを脱ぐことによってシズのヒロイン力が上がるという仮説
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 21:29:53.26 ID:pcuQzCSfo
しずぐうかわ
86 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 21:32:24.10 ID:axKIpqld0
――通学路

咲「……ちょっと、遅れちゃったかな?」テクテク

咲「……あれ?」ピタッ

咲(京ちゃん、まだ来てないのかな?)キョロキョロ

咲(いつもなら私より、随分早くに着いてるのに――あ!)ハッ

咲(そうだ。京ちゃん、お家の人と一緒に所用で県外に行くって)

咲(……ああ、昨日アニメ観る前に来たメールのこと忘れてたよ)

咲(アニメ観た後、興奮してすぐ寝ちゃったからなぁ――あれ?)ピクッ

咲「じゃあ、今日私……一人?」

咲「……」キュッ

咲(べ、別に!)ブンブン

咲(中学生の頃とは違うんだし! な、なんでもないよ!)

咲(……はぁ)トボトボ



――授業中

咲「……」カリカリ

咲「……はぁ」

教師「では、この問題を――宮永」

咲「……はぁ」

教師「宮永!」

咲「――ふぅ」

教師「み、や、な、が!」

咲「ひゃっ!?」ビクッ

教師「まったく……いつも以上にたるんでるぞお前は」

咲「……そう、ですか――はぁ」テクテク

教師「――やれやれ」
87 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 21:33:19.20 ID:axKIpqld0
咲(……なんだか)カリカリ

咲(今の私は、こうして問題を解いたりしてる場合じゃないと)

咲(そう、思う――)

咲(……別に、何か考えることがあるわけじゃ――うん、そういうわけじゃないよ)

咲「……はぁぁ」タメイキ

教師「……」アキレ




――部室

咲「こんにちは」ガチャッ

久「あら、咲。随分とお疲れのようね?」

咲「そう、ですか……」ドンヨリ

優希「――さ、咲ちゃん?」

和「……宮永さん?」

まこ「どうしたんじゃ?」

咲「――いえ、なんでもないです。すみません」ペコッ

咲「……あ、そうだ」ピタッ

咲「部長。京ちゃんは、お家の都合で今日は来られないです」

久「あ、そうなの? わかった、ありがとね」

咲「はい……」ハァ


久(――ふむ、そういうことか)

まこ(あれほど分かりやすいヤツもいないのう……)

優希(犬のヤツいないのか――はぁ)

優希(べ、別になんとも思ってないじぇ!)ブンブン

和(……須賀くんが、お休み)

和(そして、宮永さんのあの調子――)

和(なぜでしょうか、見てると少し……)キュッ
88 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 21:33:53.18 ID:axKIpqld0
――帰り道

咲「はぁ……」トボトボ

咲(結局)

咲(なんだか、上の空な一日だったなぁ――)

咲(こういう時は部活の存在が凄くありがたかったけど)

咲(ほら、こういう気分のときに家でじっとしてると、どんどん不安になっちゃうし)

咲「って、何が不安なんだろう……?」

咲「……はぁ」


咲「――あれ?」ピタッ

京太郎「あ」ピタッ

咲「……京、ちゃん?」

京太郎「お、咲か」

咲「ど、どうして……?」

京太郎「え、俺? いやー、今帰ってきて、ちょっと本を買いに」

咲「どうして!」

京太郎「……え?」

咲「わ、私! どうして、こんな気分なの!?」

咲「よく、分からないよ……どうして、京ちゃん?」

咲「おかしいよ――こんなの」キュッ

京太郎(……ええ?)

京太郎(い、いきなり、なんだ?)

京太郎(……ただ)

京太郎(こいつが、よく分からない気分に支配されてる――)

京太郎(そんな感じは、伝わってくる)

京太郎「……咲」ズイッ

咲「京ちゃん……」グスッ
89 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 21:34:35.49 ID:axKIpqld0
京太郎「――ほら」ポフッ

咲「ひゃっ!」ビクッ

京太郎「ほらほら」ナデナデ

咲「く、くすぐったいよ……」アセアセ

京太郎「――ったく」

京太郎「お前、ホントバカな」

咲「――!」ハッ

咲「な、なっ……!」プルプル

京太郎「ほら、帰るぞバカ咲」

咲「きょ――」


咲「京ちゃんの、バカッ!」カァァ


京太郎「……それでいいんだよ、まったく」ボソッ

咲「え?」キョトン

京太郎「いいから。送ってやるよ、後ろ乗れ」

咲「う、うん……」



――咲の部屋

咲(結局)

咲(京ちゃんは、私の家まで送ってくれた)

咲(……いまだに、私の胸は脈打っている)ドキドキ

咲(自転車の後ろから見える、京ちゃんの背中)

咲(一緒に見た景色――そして)

咲(今日一日、感じた妙な気分)

咲(……はぁ)

咲「――もう、寝よう」モソモソ

咲(考えてると)

咲(身体が熱くなって、たまらないし――)カァァ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 21:35:36.81 ID:By7Z3RkHo
身体がホテル!
91 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 21:35:48.40 ID:axKIpqld0
久々の直球メインヒロインな咲ちゃんでした。

最近、阿知賀勢に押されがちだったかもしれないけど、本当のヒロインのことを忘れてはいけない(戒め)

さて、今はもしかしたらここまでかも。
余力あったら、次もいきます。
92 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/23(金) 22:18:18.08 ID:axKIpqld0
すみません、やっぱり今日はここまでにしたいと思います。
明日はゼミ試だ……。

それじゃ、また。
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/23(金) 22:26:46.63 ID:seenH5og0
おつー
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 22:27:51.14 ID:0a5p660IO
おつやでー
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 22:55:07.43 ID:pcuQzCSfo
おつ
96 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/24(土) 15:53:20.92 ID:hpDbkPur0
ゼミ試、受かりました……ああ、疲れた。

さて、せっかくだから何か軽く書きましょうか。
それじゃ、阿知賀で和と花飾り。


――電車内


ガタンゴトン


和「……」

京太郎「……」

和「随分」ボソッ

京太郎「ん?」ピクッ

和「随分、遠くまで来ましたね――」

京太郎「……お、そうだな」

和「……ごめんなさい」ペコッ

京太郎「なんで和が謝るんだ?」

和「――だって」

京太郎「いいんだよ、俺がしたいからしてるだけだし」

京太郎「――それに」

京太郎「和の調子が悪いと、俺まで調子狂っちゃうから」

和「……そう、でしょうか?」

京太郎「うん」コクッ

和「――わかりました」

和「ありがとうございます」ペコッ

京太郎「……」


京太郎(――明日)

京太郎(俺たちは、新しい場所へ行く)

京太郎(……なんてことはない、ただの転校だ――だけど)

京太郎(和は、とても不安そうだった)
97 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/24(土) 15:53:47.03 ID:hpDbkPur0
京太郎(前にいた場所の時からわかってた)

京太郎(和は、とにかく人見知りする)

京太郎(――色々あって、俺も一緒の所へ来られたけど)

京太郎(それでも、明日のことは心配らしい……)


京太郎「――あ」

京太郎「和、そろそろ行こう?」

和「……着いたんですか?」

京太郎「うん」

京太郎「――いい所だよ」




――草原

和「……わぁ」

京太郎「気に入った?」

和「は、はい」コクコク

和「――綺麗、ですね」

京太郎「ん、良かった」

和「……あ」

和「京太郎くん、ちょっと待っててもらってもいいですか?」トコトコ

京太郎「……和?」
98 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/24(土) 15:55:08.36 ID:hpDbkPur0
和「……よいしょ、っと」

和「はい、出来ました」スッ

京太郎「――おお」

和「花飾り、です」ニコッ

和「……どう、でしょうか?」クビカシゲ

京太郎「ありがとう。和、こういうの上手いんだな」

和「――前に」

和「父の実家で、少し……」アセアセ

京太郎「――ああ、なるほど」

京太郎「……それじゃ、俺は」

和「京太郎くん?」

京太郎「ここをこうして……よし、できた」

京太郎「ほい、和」スッ

和「――これは」

京太郎「指輪だ」

京太郎「……お返し」ニコッ

和「……もう、京太郎くんったら」クスッ

京太郎「……」


京太郎(――引っ越す前にも、俺は親戚の関係で、阿知賀には時々やって来ていた)

京太郎(その時に見つけたのが、この場所。電車で少し行ったところの、原っぱ)

京太郎(和なら、気に入ると思ったんだけど――間違ってなかったみたいだな)


和「――京太郎くん」

京太郎「ん? どした?」

和「……ありがとうございます」ペコッ

京太郎「え?」

和「――明日から」

和「まだ不安ですけど、私」

和「頑張れそうです……」

京太郎「――そっか、そりゃよかった」

和「……」ドキドキ

和「その――」アセアセ


和「京太郎くんと、一緒なら」


京太郎「……」ハッ

京太郎「――ありがとな、和」

和「……」カァァ

和「――は、はいっ」コクコク
99 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/24(土) 15:56:25.32 ID:hpDbkPur0
ここまでになります。

和と京太郎の話は、無駄に意味深な部分があると思いますが、その辺はノリでカバーしてくださいな。
……正直、過去の話とか全く考えてません(白状)

さて、次は……風邪で寝込んだ穏乃を見て、ドキッとする京太郎?
なんだこの穏乃メインヒロインの流れは――たまげたなぁ。

それじゃ、お待ちください。
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/11/24(土) 15:58:41.24 ID:iiP7ccJ0o
のどっちマジ天使
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/24(土) 16:17:53.85 ID:57wvdJH00
お疲れ様

のどっち可愛い
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/11/24(土) 18:19:08.86 ID:pEJLw2fAO
のどちゃんかわわ!

のどちゃんには少女漫画王道展開がよく似合う
はっきりわかんだね
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 20:11:39.14 ID:XgSaXg9IO
>>98
>和「――前に」
>和「父の実家で、少し……」アセアセ

和「ちょっとハワイで親父に」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 21:20:06.33 ID:fo+Z6z/So
ゼミ試おつかれさん
おつ。かわわ
105 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 00:17:41.59 ID:uDvjPfJU0
最近、SS速報の咲スレを読むことが多くなってきたように感じる。
京ちゃんが奴隷になる話が楽しみだったり。

さて、穏乃の看病の話。


――穏乃の部屋

穏乃「……へくちっ!」クシュンッ

穏乃「ああ――キツイな」

穏乃(まさか、私が風邪をひくとは……)

穏乃(小6までかかったことあったっけ――覚えがないなぁ)

穏乃(ま、いっか。とりあえず、今日は安静に、と……)

穏乃(――ああ、山行きたい。麻雀打ちたい……)ウズウズ

コンコン

穏乃母「……穏乃」ガチャッ

穏乃「あ、お母さん?」

穏乃「どうか、した?」コホコホ

穏乃母「ええ、そのね――」

穏乃母「あなたにお客さんが」

穏乃「私に?」キョトン

穏乃(誰だろ……憧? でも昨日来てくれたしな)

穏乃(それに相手が憧だったら、お母さんも「お客さん」とか言わないだろうし)

穏乃(そのとき、和も一緒だったしな……ということは)

穏乃「――うん、いいよ。上げてくれる……?」

穏乃母「……ふふっ」クスッ

穏乃「な、なに?」

穏乃母「――なんでもないわよ。それじゃ、呼んでくるわね」トコトコ

穏乃「う、うん……?」キョトン

穏乃母「――あの子も、ねぇ」

コンコン

穏乃「……あ、どーぞ」

京太郎「お邪魔します――」ガチャッ

穏乃「……やっぱり京太郎か」クスッ

京太郎「ごめんな、昨日はちょっと用事で――」

京太郎「調子、どうだ? 昨日は、憧と和が来たみたいだけど……」

穏乃「あ、ありがと……クシュンッ!」

京太郎「だ、大丈夫か?」アセアセ

穏乃「ま、まぁね――」

京太郎「……顔、赤いぞ。寝てろって」

穏乃「い、いいよっ……せっかく、京太郎来てくれた、のに」コホコホ

京太郎「バカ。俺が来て、余計悪くなったら――」

京太郎「……穏乃に、悪いだろ」プイッ
106 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 00:18:52.06 ID:uDvjPfJU0
穏乃「――もう」

穏乃「お見舞いに来てくれたのに、そんなこと言うなんて――ゴホッ!」

京太郎「ほら、言わんこっちゃない……」

穏乃「あー、顔が熱いよー……」

京太郎(――あ)ハッ

京太郎(穏乃の顔……すっげえ赤い)

京太郎(普段のコイツの調子から想像できないような――)

京太郎(って、病人の前でなに考えてんだ!)ブンブン

穏乃「――京太郎?」キョトン

京太郎「と、とにかく!」

京太郎「ほら、起きてないで早く寝ろ。毛布、かけてやるから」

穏乃「あ、じ、自分で……」

京太郎「いいから、寝る!」

穏乃「わ、わかった――」


京太郎「これで、よし……と」

京太郎(――毛布が浮きあがったとき、穏乃の匂いがした気がする)

京太郎(いつものジャージ姿のとき感じるイメージと大分違う、それこそ――女の子らしいというか)

京太郎(……だから! ここは病人の部屋なんだって!)ブンブン

穏乃(……さっきから、京太郎なにしてんだろ?)キョトン


京太郎「――やっぱり」

穏乃「え?」キョトン

京太郎「お前の顔の赤さ、ちょっとまずいんじゃね?」

穏乃「そ、そうかな……?」

京太郎「……ちょっと、お前のお母さんに話してくる」
107 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 00:19:20.43 ID:uDvjPfJU0
穏乃「え、い、いいっていいって!」

穏乃「その――は、恥ずかしいし」カァァ

京太郎「……なんで?」

穏乃「うー……だって」ジーッ

京太郎「ほら、行ってくるぞ」ガチャッ

穏乃「……あ」

穏乃「もう――そういう意味じゃないんだって」カァァ


――階下

京太郎「――あ、穏乃のお母さん」

穏乃母「あら、えっと……」

京太郎「あ、須賀です。須賀京太郎」ペコッ

穏乃母「あ、そうだったわね。ごめんなさい」

穏乃母「――あなたが、京太郎くんね」クスッ

京太郎「え?」

穏乃母「いえいえ、穏乃がよくお話ししてるもので」

京太郎「え、え?」アセアセ

穏乃母「それで、どうかした?」

京太郎「あ、はい、その――」

京太郎「穏乃の顔の赤みが酷いので、できれば……冷えピタシートとかは」

穏乃母「ああ、そういうことね。わかりました、今持ってくるわね」

京太郎「よろしくお願いします」

穏乃母「……ふふっ」

穏乃母「そうかー、京太郎くんかぁ」ウフフ

京太郎(……穏乃のヤツ、なに話してんだ?)




――穏乃の部屋

コンコン

穏乃「……あ」

京太郎「お待たせ」ガチャッ

穏乃「う、うん」

京太郎「――持ってきたぞ、冷えピタ」

穏乃「あ、ありがと」

穏乃「……ね、ねぇ?」ジーッ

京太郎「ん?」

穏乃「お、お母さん……な、なにか変なこと――」アセアセ

穏乃「な、なんでもないっ」プイッ

京太郎「――ま、いいや」

京太郎「ほら、付けるから寝とけって」

穏乃「う、うん……」
108 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 00:20:05.79 ID:uDvjPfJU0
京太郎「それじゃ、つけ――」ハッ

穏乃「……」ドキドキ

京太郎(――穏乃の顔が近い)

京太郎(上から見下ろしてるだけなのに……な、なんで俺まで顔が?)

京太郎(……は、早く付けちゃおう)

京太郎「じゃ、じゃあ行くぞ」

穏乃「う、うん」コクッ

京太郎「――」

京太郎(た、たかが冷えピタつけるだけで)

京太郎(なんでこんなに緊張しないといけないんだよ!)カァァ

穏乃(……う)

穏乃(きょ、京太郎! 顔近いって、顔!)アセアセ

穏乃(――あ)

穏乃(京太郎も、顔赤い……)カァァ


京太郎「……おしまい、と」

穏乃「……」

京太郎「――す、少しは良くなりそうか?」

穏乃「う、うん。あ、ありがと――」アセアセ

京太郎「そっかよかった」ホッ

穏乃「……」


京太郎(――どうしよう? 穏乃の風邪でも移ったのか、熱くてしょうがない)カァァァ

穏乃(――ひ、冷えピタ付けてても顔が熱い!)カァァァ





――階下

穏乃母「『須賀京太郎』くん、ね」

穏乃母「あれが、穏乃の――ふーん」

穏乃母「あの子も、女の子ねぇ……」ニコニコ
109 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 00:21:36.99 ID:uDvjPfJU0
これにて、おしまい。
……なんだこのメインヒロインっぷりは。
相変わらず阿知賀の京太郎はギャップに弱い。はっきりわかんだね。

さて、これで小ネタリクエストも終わりました。
というわけで、また募集します。なんでもお願いします。
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 00:44:54.83 ID:uM3pV0Gr0

しずしずマジしずしず
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/25(日) 00:48:28.09 ID:PZWGo6Ed0
おつ〜

ん?今何でもするって言ったよね?(難聴)
じゃあ京ちゃんがタコスをおんぶする話を書くんだよ、おうあくしろよ
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 00:54:09.05 ID:HfK4vwIIO
寝てる時の穏乃は髪下ろしてるだろうからギャップも相待って凄く可愛いんだろうな
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(島根県) [sage]:2012/11/25(日) 00:55:52.34 ID:NJlsdJqXo
おつー
温泉宿で卓球とかどうですかね。はだけるとかこぼれるとかラケットが飛んでくるとか
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 01:27:49.12 ID:0P/1ZWcvo
これはバランスとるために憧ちゃんとのいちゃいちゃも書くべき

憧ちゃん看病おねしゃす!
115 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 01:31:44.61 ID:uDvjPfJU0
>>111
いくぜ、タコス。


――通学路

京太郎「……ったく」スタスタ

京太郎「お前、ホント世話焼けるな」

優希「う、うるさいうるさーい!」ポカポカ

優希「うう……い、犬におぶられるとは――片岡優希、一生の恥だじょ!」ペシペシ

京太郎「はいはい、とりあえず静かにしような」

優希「話を聴けー!」ギューッ

京太郎「痛いっての」ハァ


京太郎(帰りがけ)

京太郎(タコスを拾った)

京太郎(……ちょい、訂正)

京太郎(タコスをおぶった)

京太郎(気づいたのはいつものように、河原を歩いている時だった)

京太郎(なぜか土手から、聞き覚えのある声が聞こえた)

京太郎(見ると、そこには――)


京太郎「高校生にもなって、あんなとこで転ぶかぁ?」アキレ

優希「う、うるさいじぇ!」カァァ

優希「は、走ってたら転げ落ちただけだじょ!」プイッ

京太郎(突っ込みどころ満載なんだよな……)

優希「――おい」

京太郎「なんだ、タコス?」

優希「タコスゆーな!」ペシッ
116 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 01:32:24.85 ID:uDvjPfJU0
優希「……い、いや、その」

優希「私の家、ちょっと遠いんだじぇ」

優希「……そ、それなのに」モジモジ

京太郎「んだよ、お前らしくもねえな」

優希「?」

京太郎「いつものお前なら、『もっと早く歩け!』とか言ってきそうなもんなのに」

優希「な、ななっ……!」カァァ

優希「ば、バカにすんなだじぇ!」プイッ

京太郎(事実なんだけどな……)


京太郎「――いや、まあ」

京太郎「別にいいよ」クルッ

京太郎「……部員が転んでケガしてんのに、助けないのはなんか嫌だし」

優希「――京太郎」キュッ

京太郎「それに」


京太郎「俺は、お前の『犬』なんだろ?」


優希「……!」ハッ

優希「じ、自分でいうのか?」アセアセ

京太郎「アホ」プイッ

京太郎「――まぁ、つまりだ」

京太郎「いいよ、送ってやる……うん、最初からこれだけで良かったんだな」

優希「……」

優希「――い、犬のくせに、生意気な」ボソボソ

京太郎「はいはい、そのまま静かにな」

優希「……」

優希「ふん――」プイッ


優希「ありがと……」ボソッ


京太郎「んー?」

優希「な、なんでもないじぇ!」ブンブン

優希「ほ、ほらっ! もっと早く歩くんだじぇ!」

京太郎「……わかったよ」

優希「むーっ……」
117 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 01:32:50.99 ID:uDvjPfJU0
優希(――そういえば)

優希(この犬と咲ちゃんは、いっつも一緒に帰ってたか)

優希(……べ、別に! だ、だからって――)ブンブン

優希(……背中、おっきい)キュッ

優希(な、なに考えてるんだじぇ!?)

京太郎(……忙しいヤツだなぁ)スタスタ


優希「――そ、その」アセアセ

京太郎「ん?」

優希「さ、咲ちゃんとはいつから一緒に?」

京太郎「そうだなー……もう3年くらい?」

優希「そ、そうなのか」

優希(――3年)

優希(私が麻雀部でこいつに会って、もうすぐやっと半年、か?)

優希(……だ、だからってどういう意味もないけどな!)ブンブン

京太郎(……??)ナンダコイツ
118 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 01:34:12.41 ID:uDvjPfJU0
たまには、ちゃんとした優希ちゃんルート的な話も書いてみたかった。
面白かった。

さて、次は。

>>113
いくか、温泉?
あ、ちなみに、この話の年齢設定はどれくらいがいい?
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 03:22:45.94 ID:T4JRsHu20
こぼれ落ちるものは大きければ大きいほどいいと思います
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 04:24:18.79 ID:uM3pV0Gr0
小さくてもちらりと覗かせる何かがあればそれはそれで素晴らしいと思います
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 06:34:39.06 ID:AYlOtRfMo
両方書けば、互いが互いのよさを引き立てあうと思います
負のスパイラルばかり目にする昨今、そうした希望がぼくらの明日を生きる糧になるはずです
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(島根県) [sage]:2012/11/25(日) 07:59:50.89 ID:NJlsdJqXo
大きくても小さくても問題ないっすー
というかどっちも魅力的過ぎて選べないわー
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/25(日) 09:19:10.44 ID:mV495VoR0
タコスは可愛いなぁ

ダブルノックダウンした松実姉妹を看病する話もオナシャス!
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 12:55:00.94 ID:wok89Oh5o
送り狼(イヌ科)
125 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/25(日) 14:33:08.12 ID:uDvjPfJU0
ここの住人に「おもち」を語らせると止まりませんね……(畏怖)
まさか、全員玄ちゃんなんじゃ……あっ(察し)

あと、看病ネタも人気なようで。
それじゃ、書いてみようかな……

あ、そうだ。
今日の夜は、ちょっとゼミ関係で行事あるので、書けるかどうかわかんねえな……

というわけで、もう少し募集続けるので、なにか希望あったらオナシャス。


玄「もうすぐ……お正月だねえ」

宥「そうだねぇ」

玄「おもちの季節……」

玄「えへへ……」

宥「??」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 20:19:40.70 ID:uyeYVQrMo
イッチ乙

男子にモテるけど超鉄壁の憧ちゃん、無論原因は……(ニヤニヤ)

みたいなのはどうだろう
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 20:32:51.05 ID:Ca/FGSX+o
おつおつ。
阿知賀勢と仲良くしてるのを見てムッとする和
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 20:34:40.15 ID:S7Hoyk/Co
おつおつ
性格とかおもちとかが反転したパラレルワールドとか
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 20:48:02.57 ID:wok89Oh5o
>>128
おもち反転…抉れ?
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 21:07:33.98 ID:AYlOtRfMo
おしりはおもちに入りますか?
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 21:12:34.14 ID:MtKnyezDO
玄ちゃんと京ちゃんが尻フェチになるということか
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 21:13:48.31 ID:jssdkyEIO
咲ちゃん大勝利
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/11/25(日) 22:50:22.87 ID:WayNnVjdo
えっ
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/11/25(日) 23:15:28.36 ID:DgNrGIQ00
尻ふぇちだと咲より年がら年中出しているシズのほうが・・・
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 23:24:32.82 ID:jssdkyEIO
お尻を出した子、一等賞!
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/26(月) 00:52:34.92 ID:cUre2Nmq0
シズの服装に触れてはいけない(戒め)
137 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 01:55:06.08 ID:9+nB+L3V0
色々あって、メロンブックスで阿知賀編4巻買ったら、宥姉ちゃんのカバーが特典でついてきた。
久々に特典付きで買ったけど、いい買い物をしたと思った(小並感)

さて、お酒で酔っぱらったけど、ちょっと書いて寝ます。

ということで、ちょいHネタとして、温泉卓球の時間だ。
年齢に関しては、いろんな意見のごった煮になりそう。

……ここの住人の穏乃に対するイメージは、一体どうなってるんですかね?(震え声)






――湯上り時

京太郎「――ふぅ」

京太郎「ああ、いい湯だった……」

穏乃「あ、京太郎」

京太郎「お、穏乃か――って」

京太郎「お前、上がるの早いな」

穏乃「え? 普通じゃない?」キョトン

京太郎「そうは言っても……まぁ、いいか」

京太郎(和も憧も、風呂に時間かけるタイプなのは想像つくし)

京太郎(玄姉ちゃんも宥姉ちゃんも、まぁ長い方なんだろう――穏乃だったらこんな感じが、「らしい」な)

京太郎(らしくないのは、ジャージじゃなくて浴衣だってくらい、か)

穏乃「……なんか、おかしなこと考えてない?」ジトッ

京太郎「――べ、別に」

穏乃「怪しい……」ジトーッ

京太郎「――と、とにかく」

京太郎「そうだ、じゃあさ……上がってくるまで卓球でもしないか?」

穏乃「あ、いいね、それ」

穏乃「京太郎には、負けないよー」ウデマクリ

京太郎「望むところだ」


京太郎(――そういえば)

京太郎(昔も、こんな風に卓球しよう、って話になったっけ……)
138 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 01:55:37.59 ID:9+nB+L3V0
――数年前・卓球場

玄「――卓球しよう、京太郎くん!」

京太郎「え?」

玄「ふふっ……温泉上がりは卓球だって、相場が決まってるんだよ」ニコニコ

宥「もう――また、玄ちゃんはおかしなこと言って」クスッ

京太郎「そ、そうだったの?」

玄「そうだよ! だからね……」

憧「あれ? 京太郎に玄たち、何してるの?」

玄「あ。憧ちゃんも上がったんだね」

玄「――それじゃぁ、私とお姉ちゃんチーム、そして、京太郎くんと憧ちゃんチームでファイト!」

憧「え、ええっ!?」ビックリ

宥「……い、いきなりごめんね、憧ちゃん」

京太郎「ってことらしいぞ、憧」

憧「ま、まぁ、分かったよ……うん」


京太郎(――卓球か)

京太郎(意外と、久しぶりだったりして……あれ?)ハッ

玄「さぁ、私のサーブをご覧あれ!」スカッ

宥「く、玄ちゃん、空振りだよ……」

京太郎(――気のせいか?)

京太郎(玄姉ちゃんの浴衣がちょっとはだけてるような……!?)

京太郎(な、なに見てんだ俺! し、試合に集中――!)アセアセ

京太郎(……やっぱり、おっきいな玄姉ちゃん)ジーッ

京太郎(だ、だから! やめろ、俺!)ブンブン

憧(……京太郎?)


宥「え、えいっ!」スカッ

玄「お姉ちゃんも空振り……」

宥「ご、ごめんね……」

京太郎(……宥姉ちゃんも、か)

京太郎(玄姉ちゃんよりもおっきいせいか、はだけると余計に――)

京太郎(だから、こういうこと考えちゃいけないって!)ブンブン

京太郎(……あんなに揺れるんだ)ジーッ

京太郎(お、俺のバカ!)

憧(……さっきからこいつ、何やってるの?)
139 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 01:56:14.87 ID:9+nB+L3V0
――現在・卓球場

京太郎(――とか、そんなことがあったなぁ)

京太郎(結局、はだけてたことに気付いた玄姉ちゃんと宥姉ちゃんは、気づいたら顔を真っ赤にして直してたけど)

京太郎(……いまだに、脳裏に焼き付いてる)ボーッ

穏乃「もう! 京太郎、どうしたの?」

京太郎「え? あ、わ、悪い」アセアセ

憧「まったく、しっかりしなさいよ」

京太郎「――え、憧?」

灼「ほら、早く球を見ないと」

京太郎「あ、灼さんも!?」

穏乃「はぁ……京太郎、ぼーっとしすぎだよ」

憧「あんたね――私たちと試合するんでしょ?」

京太郎「あ、え、そうだったっけ?」

灼「……え?」

京太郎「ご、ごめん! そ、それじゃ、今から集中する」

穏乃「そうこなくちゃ! それじゃ――」

京太郎「……あ」ハッ


京太郎(――穏乃の奴、浴衣はだけてる)

京太郎(何年か前の、玄姉ちゃんや宥姉ちゃんよりも小さい胸だけど……)

京太郎(小6の頃に比べたら、やっぱり少し成長してるような……?)

京太郎(あ、なんか赤いのが――!?)ハッ

京太郎(ば、ばかっ! な、なに考えてんだ俺は!)ブンブン

灼(……?)


憧「――それっ!」

京太郎「うわっ!?」

憧「はい、これで私たちのポイントね……京太郎、弱すぎない?」

京太郎「う、うっせっ……」

京太郎(――っていうか)

京太郎(どいつもこいつも、なんでこんなはだけてんだ?)

京太郎(いやまぁ――たしかに道行く人の露出面積が大きいなと漠然と感じたこともあったけど)

京太郎(それにしても、これは……)

京太郎(憧も、昔に比べてそこそこ育ってまぁ……穏乃に比べて差が付いちまったな)

京太郎(少し揺れてたし……まぁ、玄姉ちゃんほどにはならんだろうけど)

京太郎(――いかん、俺は何かおかしい)ハァ

灼(……京太郎くん、なにしてるんだろう?)キョトン
140 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 01:56:47.38 ID:9+nB+L3V0
灼「――ボウリング打法」カコンッ

憧「え、なにそれ……」

穏乃「うわ、入れられた!」

灼「……取り返した」

憧「くっ――名前は変だけど、強さは認めないといけないね」

灼「……」


京太郎(――灼さんもなんで気づかないんだ)

京太郎(たしかに灼さんは、胸の大きさこそ穏乃とほとんど変わらない)

京太郎(――けど)

京太郎(なんていうんだろう……穏乃に比べて背徳感? が感じられるのは……俺がおかしいのか?)

灼(……うーん、調子狂うな)


京太郎(――そして)

和「あ、皆さん」

憧「和、やっと出たんだ」

穏乃「和はおしゃれさんだねぇ……」ニコニコ

和「そ、そんなことは――」

灼「……オシャレなのは、いいことだよ?」キョトン

和「う、ううっ……!」カァァ

京太郎「――和」

和「は、はい?」

京太郎「和も、卓球やらないか?」

和「え、ええっ?」
141 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 01:57:34.35 ID:9+nB+L3V0
京太郎(そんなこんなで、灼さんと和がチェンジ)

京太郎(なんでも、「ボウリングじゃないと本調子が出ない」だそうな――まあ、そうだろうな)

京太郎(――さて、ポイントは向こうのが優勢だし、取り返さないとな)

和「……え、えいっ!」スカッ

京太郎「!?」ビクッ

穏乃「あ、和、空振りしたね!」

憧「ふふっ……やっぱり、運動音痴なのは昔から変わってないね」

和「う、ううっ……」カァァ

和「い、今に取り返します!」キッ

京太郎「……これは」


京太郎(なんで和まで……?)

京太郎(間違いなくこの中の誰よりも大きい胸が、俺の横で弾けた)

京太郎(「ブルン」という擬音すら聞こえてきそうなくらいに――浴衣がはだけてるせいで、なおさら)

京太郎(……あ、ちょっとはみ出てる)ハッ

穏乃「ちょっと京太郎、集中しなよー」

京太郎「あ、ああ、ごめん」

京太郎(――こんな状況で、集中できるわけねえだろ!)ブンブン

灼(……京太郎くん、ホントなにしてるんだろう?)キョトン
142 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 01:59:19.71 ID:9+nB+L3V0
京太郎、身近にいる女子を予想以上に意識するの巻。
……正直、無理もないんじゃないかと思った(小並感)

灼ちゃんの登場は、久々に出したかったからです。
あまりにも、このSSにおける阿知賀勢の中で出番がないので……(震え声)

さて、今はここまでですかね。
書いてたらちょうどいい感じに眠くなってきたかな。
それじゃ、また。
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 02:00:49.00 ID:B5jI4kTIO
乙やで〜
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(島根県) [sage]:2012/11/26(月) 02:01:14.73 ID:dvSPcbPVo
おつー
京ちゃん生殺しですな
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 02:07:28.83 ID:IGi3N60S0

俺なら確実に前屈み打法になるな
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 02:14:57.59 ID:tPgpLodH0

卓球の基本フォームは前屈みやし(震え声)
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/11/26(月) 15:40:29.08 ID:xEefviLAO
レジェンドが…
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/11/26(月) 19:27:14.34 ID:C2pZE2I+0
おねショタ好きの俺的にはもっと赤土さんの小ネタが欲しい
具体的にいえば京太郎が街を歩いていたら赤土さんと遭遇して少し話していたら突然雨が降ってきたので赤土さんの家で雨宿りすることに
赤土さんの家で京太郎が濡れた服を脱いだ時に赤土さんが京太郎の上半身裸をドキドキしてしまい自己嫌悪に陥る
一方京太郎は一時的に赤土さんのTシャツを着ることになって赤土さんの服の匂いにドキドキしてしまい京太郎と赤土さんとの間に微妙な空気が流れていた・・・ 続きは頼んだ
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 21:13:32.39 ID:sCyPtRzj0
綺麗に終わってるんだから続きがあったら蛇足じゃね?
150 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 21:30:16.06 ID:9+nB+L3V0
そういえば、いつか小走先輩の出番を増やしてほしい、という希望を見たような気がする。
あと、>>148のレジェンドネタも書こうと思えばいけるかな。

それじゃ、今日も少し書きますか。

>>128
性格とおもちの反転は面白そうだけど、ストーリーの想像がつかなかった。すまん。

>>126
それじゃ、中学生あたりのお話でいこうか。

今日はこれと、松実姉妹の看病を書いておしまいかな。

それじゃ、お待ちを。




咲「……ここ最近、穏乃ちゃんたちのリクエストが多いような」

京太郎「き、気のせいだろ」

咲「――わ、私は?」

京太郎「だ、大丈夫だろ……うん」
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 21:36:44.56 ID:K7vXc2/DO
きたー
イッチが咲ちゃんをかわいく書きすぎるから、それ以上の何かが出てこないとな
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 21:40:12.90 ID:RDki+f5IO
咲ちゃんはメインヒロインだから!
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 21:44:26.46 ID:Mx58+B8to
「京ちゃん冬コミですよ、冬コミ!」
154 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 21:53:49.54 ID:9+nB+L3V0
――阿知賀学院・中等部

教師「――それじゃ、授業はここまで!」


憧「……」トントン

男子A「な、なぁ、新子?」

憧「……ん? どうかした?」

男子A「今日の授業、分かったか?」

憧「――え? うーん、大体は」

男子A「そっか……俺、数学は苦手でさ」

男子A「良かったら、ちょっと教えてくれないか?」

憧「あ、うん、わかった」ニコッ


憧「……どれどれ」

憧「えっとね……ここは、こうして――」カキカキ

男子A「な、なるほど!」

男子A「うわ、すげえ分かった! サンキュー新子! 先生より分かりやすかった!」

憧「それは言い過ぎだってー」ニコニコ

男子A「いやいや」

男子A「……」モジモジ

男子A「――そういや、さ」

憧「うん?」キョトン

男子A「新子、今度の日曜空いてるか?」

憧「……え?」ピクッ

男子A「い、いや、実は」

男子A「映画のチケット、二人分もらってて……よかったら、一緒に」

憧「――あー」

憧「ごめん、その日はたぶん無理かも」

男子A「……そ、そっか」

憧「ごめんね」ペコッ

男子A「い、いや全然!」

男子A「いいっていいって! 数学教えてくれて、サンキューな」ニコッ

憧「――あ」

男子A「そ、それじゃ!」スタスタ

憧「うん……」コクッ
155 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 21:54:16.13 ID:9+nB+L3V0
憧(――ふぅ)

憧(あれってつまり……デートの誘い、だったんだよね?)

憧(中学に上がってから、何人かこうして誘ってくれたけど)

憧(――なんだかんだで、全部断っちゃってる)

憧「……はぁ」タメイキ


――ちょっと離れた場所

男子A「……ダメだった」

男子B「あー、新子はなぁ……お前、そりゃ無理だろ」

男子A「ぐっ……はっきり言ってくれるな」

男子B「そりゃ、まぁ――入学してから、何人の男子がこうして玉砕したことやら」

男子B「たしかに、新子は可愛いし、モテるのもわかるよ」

男子A「そうだよなぁ……ああ」

男子B「――でも」

男子B「俺からすれば、新子へのアプローチは止めといた方が……とは思う」

男子A「どうしてだよ?」

男子B「――ま、そのうち分かるって」ポンッ

男子A「??」キョトン



憧「……」ボーッ

京太郎「……あれ?」

京太郎「どうしたんだよ、憧?」

憧「わ!? な、なんだ、京太郎か……」ビクッ

京太郎「――らしくねえ顔してるぞ、お前」

憧「……う、うっさい」プイッ

京太郎「……そうか?」

憧「……そ、そう」

憧「……」ジーッ

京太郎「……?」キョトン
156 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 21:54:50.10 ID:9+nB+L3V0
憧「――あんた」

憧「今度の日曜のこと、忘れてない?」

京太郎「今度の日曜……あ、ああ、大丈夫」

憧「――怪しい」ジトッ

京太郎「わ、分かってるって! 部活の買い出しだろ?」

憧「なんだ、覚えてたんだ」

京太郎「どんだけ信頼ないんだ……」ガックシ

憧「……」ジーッ


憧(――おかしい)

憧(やっぱり、京太郎は『違う』)

憧(さっき話してた時と、全然感覚が違う……これはなんなの?)

憧「うーん……?」ジーッ

京太郎(――どうして、こんなにじっと見られてるんだろう?)


男子A「」ガーン

男子B「……分かったみたいだな」

男子A「――おう」

男子A「こりゃ、無理だなぁ……」ハァ

男子B「そうだろ」


京太郎(――なんか遠くからも視線を感じるような……?)アレ?
157 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 21:56:19.46 ID:9+nB+L3V0
ここまでになります。

今まで誘われても、何か『違う』と感じた憧ちゃんは断ってきたというお話。

それじゃ、次は――玄姉ちゃんと宥姉ちゃんの看病かな。
お待ちください。
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 21:59:41.00 ID:K6YJLZ5m0
憧きゃわわ
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/26(月) 22:05:15.75 ID:/0OaX+UH0
憧ちゃんが一途過ぎて辛い
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 22:37:02.01 ID:3M3RjzRmo
なぜか報われない感じの憧ちゃんかわいい
161 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 22:39:18.77 ID:9+nB+L3V0
――松美館

京太郎「……はい、玄姉ちゃん」ペタッ

玄「あ、ありがとー……」コホコホ

京太郎「宥姉ちゃんも」ペタッ

宥「あ、ありがと――つ、冷たい……ううっ」コホコホ

京太郎「……はぁ」

京太郎「まさか、二人とも風邪ひいてるなんて――」

玄「ほ、ホントごめ――」コホコホ

京太郎「く、玄姉ちゃんダメだって! 寝ててってば」

玄「あ、ありがと……」ハァ

宥「あ、あったかい……のに、なんだか冷たい。気持ち悪いよ――」ゾワッ

京太郎「あ、だ、大丈夫、宥姉ちゃん!?」アセアセ

京太郎「――うわ、凄い汗」

京太郎「これ、着替えた方がいいんじゃぁ……?」

京太郎(――とはいえ、俺が着替えさせるわけにはいかないよな)

京太郎(宥姉ちゃん、寝間着が張り付いて、なんか浮き出て――って、こんな時まで何を!)ブンブン

京太郎「うーん……」


京太郎(――結局)

京太郎(『後で着替えるからいいよー』という宥姉ちゃんの言葉に甘えることにした)

京太郎(……情けない弟分だなぁ、俺)ハァ

玄「……」コホコホ

京太郎「あ、玄姉ちゃん、大丈夫? あ、そろそろ冷えピタ、替えないとだな」

玄「う、うん……ありがとう」

玄「――京太郎くんは」

京太郎「ん?」

玄「ホントに、私たちの弟みたいだねぇ……」シミジミ

京太郎「ええっ!?」ビクッ

宥「――うん」コクッ
162 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 22:39:50.91 ID:9+nB+L3V0
宥「一緒にいると、あったかくなるし……」コホコホ

京太郎「そ、そうかな?」

京太郎「――いつも、二人の『姉ちゃん』には面倒かけてるから」

京太郎「こういう時くらいしか、恩返しできないかなー、って……」

玄「そ、そんなことないよー……」コホコホ

宥「そ、そうだよ。京太郎くんは――弟くんでもあるし」

京太郎「――う」

京太郎(なんか、ごく普通に俺がホントの弟みたいな扱いになってるみたいだけど……いいのかそれで?)

京太郎(そ、そりゃたしかに――嬉しいよ。嬉しい、けど……)ウーン


玄(――そっか)

玄(京太郎くんと一緒にいると、時々体が温かくなるときがあるけど……弟くんだから?)

玄(――ふふっ。そうだったら、なんだか嬉しいな)クスッ

玄(……ホントに、そうなのかな?)キュッ


宥(――あったかい)ホッ

宥(おでこの冷えピタシートは冷たいけど……心がポカポカする)

宥(――弟くん、京太郎くんかぁ)

宥(なんだか、嬉しいなぁ……)エヘヘ


京太郎「――あ」

京太郎「ふ、二人とも……その」アセアセ

玄「ん?」キョトン

宥「ど、どうか、した?」キョトン

京太郎「――え、ええと」

京太郎「さっきから、その……気になってたんだけど」

京太郎「……汗で、完全に張り付いちゃってるよ」プイッ

玄「え……わわっ!?」アセアセ

宥「う、ううっ……ホントだ」カァァ

京太郎「お、俺! 一回外出てるから……その」

京太郎「着替えられる、かな?」ドキドキ

玄「そ、そうだね……うん」

宥「――さすがに、ね」

京太郎「じゃ、じゃあ、また後で!」ダッ

玄「あ、京太郎くん!」
163 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 22:40:16.94 ID:9+nB+L3V0


ピシャッ


玄「……行っちゃった」

宥「うん――」

宥「ホントに張り付いちゃってるね」ハァ

玄「うー……道理でなんだか、あついようで冷たかったわけだね」

玄「……」

玄「弟くん、かぁ」ボソッ

宥「?」キョトン

玄「……京太郎くんが、ホントの弟だったら」

玄「こういう時、どうなってたんだろうなって」クスッ

宥「――あ」ハッ

玄「そう、考えると……」

玄「『弟分』ではあるけど、『弟』じゃあないのかなって――」

宥「そ、そうだね……でも」

宥「たしかにこういう、その――ふ、服を脱いだりするみたいなことはできないけど」アセアセ

宥「一緒にいて、あったかくなるのはホントだよ」キュッ

玄「……お姉ちゃん」

宥「……で、でも」

宥「や、やっぱり恥ずかしい……ね」カァァァ

玄「う、うん……」カァァァ


京太郎(……き、着替え終わったかな?)

京太郎(い、いつ入ればいいんだろう……?)


京太郎(――やっぱり)

京太郎(本当の、お姉ちゃんじゃないよな?)

京太郎(だって……実際のきょうだいだったら、裸とか見ても興奮しないらしいし)

京太郎(――ちょっと、残念)キュッ

京太郎(でも、一緒にいるとあったかいのは本当……だから、うん、いいのかな)

京太郎「――玄姉ちゃん」

京太郎「――宥姉ちゃん」

京太郎「……」クスッ
164 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/26(月) 22:45:21.56 ID:9+nB+L3V0
ここまでです。
改めて、二人の『お姉ちゃん』を慕っていることに気付く京太郎のお話は
書いててそれこそ『あったかい』気分になれました。
最後に二人の名前を順に呼ぶのは、その名前を呼んで、喜びをかみしめているからです。

ちなみに、看病シリーズの場合、京太郎たちは小6の設定です。
松実姉妹が、「恥ずかしい」と言うのは、京太郎に裸を見られるのが恥ずかしいというような意味です。
……なんだか、誤解を招きそうな解説ですね(震え声)

さて、それじゃここまでですかね。

次回は、>>114>>127になるのかな。
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 22:48:35.52 ID:FobPNhNIO
おつやでー
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/26(月) 22:49:50.12 ID:/0OaX+UH0
3人とも可愛い
姉弟の様で姉弟の様でない微妙な立ち位置が実にすばらだと感じました
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 22:50:05.26 ID:o4+scas4o
おつ
ここから恋心を育んでいって欲しいと思った
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 23:40:53.72 ID:K7vXc2/DO
イッチ乙
憧ちゃん小ネタから漂うせつなさ
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/27(火) 01:21:29.84 ID:oz6Nz0Me0
オッツオッツ!
次回も楽しみにしてるで〜
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/11/27(火) 04:18:29.24 ID:Psd5HUXv0
ここの咲キャラは恋に恋する乙女なのが可愛らしい
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 05:31:37.13 ID:LyHxZhPq0
乙乙
むくわれない子って可愛いよね(マジキチスマイル)
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/27(火) 07:30:05.78 ID:baiD9TOi0
>>171君!鬱四天王のスレに戻ろう!
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 08:01:45.93 ID:LyHxZhPq0
さ、さ○かちゃんとか、ま○しぃ的なキャラが好きなだけやから(震え声)
174 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/28(水) 01:14:56.28 ID:+03GE1DD0
コードギアス、2期まで全て観終わった……今更、あんなに人気だった理由が分かった。
京ちゃんの中の人の演技力に脱帽。他の声優さんも、凄くうまかったって、はっきりわかんだね。

さて、興奮冷めやらぬまま小ネタ書く。

憧ちゃん、看病。


――帰り道

京太郎「……着いたぞ、憧」

憧「――う、うん」ハァハァ

憧「ご、ごめん……も、もういいや――」フラッ

京太郎「お、おい!?」ガシッ

京太郎「……お前な、部屋までたどり着けないだろ」

憧「だ、大丈夫……だから」フラフラ

京太郎「大丈夫じゃないって、それ!」

京太郎「はぁ……家の人は?」

憧「……あ」

憧「お母さんもお姉ちゃんも、今日はいな――」コホコホ

京太郎「無理して喋んな」

京太郎「……」

京太郎「とりあえず、家上がっていいか?」

憧「……」ハッ

憧「う、うん……」モジモジ

憧「――こ、これ、鍵」スッ

京太郎「サンキュ」カチャッ


京太郎(……今日のクラブは、和も穏乃も、それに玄姉ちゃんもいなかった)

京太郎(クラブ活動中、憧が突然体調を崩し、早退することになった)

京太郎(――そして)

京太郎(先生の指示で、俺が家に送ることになった)
175 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/28(水) 01:15:23.10 ID:+03GE1DD0
京太郎「……よし、開いた」ガチャッ

京太郎「ほら、ちゃんと立てるか?」

憧「あー……ちょっと、キツイ、かも」フラッ

京太郎「……それじゃぁ」ガシッ

憧「わっ!」ビクッ

憧「な、なに……?」アセアセ

京太郎「なに、って――そのままじゃ、2階まで上がれねえだろ」

京太郎「肩、貸すよ……ゆっくりでいいからな」

憧「……ご、ごめん」シュン

京太郎「謝んなって」


京太郎「……よし」

京太郎「着いた、な――えーと」チラッ

憧「……?」キョトン

京太郎「その……は、入っていい、のか?」

京太郎「ほら……い、一応、女子の部屋だし」

憧「――!」ハッ

憧「み、見ちゃダメ――」アセアセ

京太郎「だ、大丈夫か?」

憧「……」ハァハァ

憧「大丈夫、だから――」フラッ

京太郎「うわ!? お、おい、憧!」ガシッ

憧「……うっ」カァァ

京太郎(うわ……どんどん顔が赤くなってきてる)

京太郎(これ、まずいよな――そういやさっきは、家の扉も開けられてなかったし)

京太郎(……うん、しょうがないな)

京太郎「――開けるぞ」ガチャッ

憧「……!」ハッ

京太郎「……な、なるべく見ないようにするから」

憧「う、うん……お、お願い」カァァ

京太郎「ベッドまで連れてく……ほら」

憧「……」フラフラ


京太郎(なるべく見ないように見ないように……)

京太郎「よし――べ、ベッド入れるか?」

憧「……な、なんと、か」コホコホ

京太郎「……無理そうだな」

京太郎(しょうがない……か)
176 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/28(水) 01:15:58.89 ID:+03GE1DD0
京太郎「――ちょっと、ごめんな」ダキッ

憧「きゃっ!?」ビクッ

憧「ちょ、何を――?」ドキドキ

京太郎「悪い……入るのも辛そうだったから、つい」

憧「も、もう……」カァァ

京太郎(――さすがに、いきなり抱きかかえるのはまずかったか?)

京太郎(いや、でも……切り出しても、憧が拒否するのは目に見えてたし)

京太郎(……でもなぁ)

憧「――きょ、京太郎の……」ジッ

京太郎「ん?」キョトン

憧「……な、なんでもない」プイッ

京太郎(――こうして、目の前で顔を真っ赤に染める憧を見てると)

京太郎(本当に良かったのかと……い、いや。考えててもしょうがない)


京太郎「――ふぅ」

京太郎(なんとか、憧がベッドに収まった)

憧「……」ドキドキ

京太郎「いや、憧が毛布とか事前に整えていてくれて助かったよ」

憧「うー……」カァァ

憧「は、恥ずかしいから、言わないで……」プイッ

京太郎「?」

京太郎(……女子の心は、よくわからねえ)ハァ
177 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/28(水) 01:16:25.91 ID:+03GE1DD0
京太郎「――あ」

京太郎「そういえば、家の人、いつ頃帰るんだ?」

憧「……え?」

憧「わ、わからない、けど――どう、して?」

京太郎「いや、その……」

京太郎「このまま、ほっとくのはちょっと……」

憧「そ、そんなこと」コホコホ

京太郎「ほら、言わんこっちゃない」

京太郎「――そうか、いつ帰ってくるかわからないか」

京太郎(……しょうがない、よな)


京太郎「憧、救急セットとかの位置、わかるか?」

憧「え、えっ?」キョトン

憧「……1階の戸棚に」

京太郎「サンキュ」

憧「――な、なにを?」アセアセ

京太郎「そりゃまあ……ちょっと看病を」

憧「い、いいって……」

京太郎「さすがにほっとけねえだろ……その体調のままじゃ」

京太郎「――待ってろ、ちょっと取ってくる」

憧「……うぅ」カァァ


――数分後

京太郎「持ってきたぞ」

憧「……う」ピクッ

京太郎「そう身構えなくても……ほら、冷えピタシート」

憧「……あ、ありがと」

京太郎「今、付けるから、待ってろ」ピリピリ

憧「……」ドキドキ

京太郎「ほい、お待たせ」

京太郎「……これでよし、と」ピトッ

憧「ひゃっ……」ピクッ

憧「つ、冷た……」ビクビク

京太郎「そりゃ、『冷え』ピタだからな」
178 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/28(水) 01:16:52.56 ID:+03GE1DD0
京太郎「……そういえば」

憧「……?」キョトン

京太郎「――前にも」

京太郎「穏乃とか玄姉ちゃんたちを看病してたことあって」

憧「……!」ハッ

京太郎「そのときも、冷えピタシート使ってたっけ……なんか思い出しちゃった」

憧「……」


憧(――そっか)

憧(京太郎、しずや玄たちも……)

憧(なんなんだろう、この気持ち――)キュッ


京太郎「……どうだ、少しは気分――」

憧「京太郎は……!」ズイッ

京太郎「わっ!? な、なんだ?」ビクッ

憧「京、太郎は……」

憧(――ああ、なんか)

憧(熱のせいか、どんどん体が火照って――でも)

憧(きっと、今じゃないと言えないこととかもあるような……)


憧「――しずとか」

京太郎「?」キョトン

憧「玄とか宥姉とか……看病したんだ、ね」

京太郎「ま、まぁな」

憧「……」

憧「あ、あのさ」

京太郎「?」
179 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/28(水) 01:18:21.53 ID:+03GE1DD0
憧「きょ、京太郎って結局……」

憧「――だ、誰か気になってたり」

憧(ああ、私、何言ってるの?)ドキドキ

憧「――してる、人とか」

憧「……いたりして」カァァ

憧「ご、ごめん。わ、私、なんかおかしくて――」アセアセ

京太郎「憧」

憧「は、はいっ!」

京太郎「……俺は」

京太郎「今は、みんなでいられる時間がすごく好きで」

京太郎「だから――みんな、気になってるし、好きだよ」ニコッ

憧「……」キョトン

憧「はぁ……あんたらしい、のかな」

京太郎「……?」アレ?

憧「ううん、ごめん。私がおかしかっただけ、だから」

憧(ちょっと、残念だったけどね……まぁ、しょうがない)

憧(――それに)

憧(みんなが好きなのは、私も一緒だもんね、うん)

憧(……あれ?)キュッ

憧(それなのに、なんでこう――何か喉に小骨が挟まってる感じが?)

京太郎(……良かった。少しだけ、憧の顔色が良くなってきてるみたいだ)ホッ


京太郎「――あ、でも」

憧「な、なに?」

京太郎「今は、その……」

京太郎「憧が気になってるかなぁ、と」

憧「……へ?」ビクッ

京太郎「い、いや、だからその!」

憧「え? え?」アセアセ

憧(ど、どういうことこれ!?)ドキドキ

憧(わ、わ……な、なんなの?)カァァ

京太郎「――は、早く」

京太郎「びょ、病気が治ってほしい、って意味で」

憧(い、いやいや! そ、そんなことは――!)

京太郎(……しくった、こいつ、もう全然、話聴いてねえ)ハァ

憧(……うー)カァァ

憧「京太郎の、バカっ……」プイッ

京太郎「……な、なんか、ごめん」ペコッ
180 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/28(水) 01:21:57.68 ID:+03GE1DD0
長すぎたかな……書いてたら筆が乗っちゃって。

最後に京太郎が「気になる」子について話しましたが、これは鈍感だとかそういう意味じゃなく、京太郎自身なんとなく
自分の中にある「おかしな気持ち」に気付いてはいるけど、それがなんとなくわからない感じでした。
それに、その「おかしな気持ち」が、憧に向かっているのか、それとも……? ってところも、京太郎の中でモヤモヤしてたり、ってイメージ。

きっと、わかりにくかったですね。すまんな。

さて、今はここまでですかね。
それじゃ、今度は阿知賀和の嫉妬でいきましょうか。
……あ、憧ちゃん派じゃなかった人、今はすまんな(震え声)
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2012/11/28(水) 01:48:46.11 ID:7ChxNARx0
乙イッチ。ニヤニヤが止まらんぜ
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 02:30:54.42 ID:39VCgYaDO
イッチ乙
ここの憧ちゃんすげえ可愛い、でも京太郎がシズルートとかのどっちルートに入ったら泣(ry
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 06:41:02.84 ID:4SlG/v+T0
乙!
きっとこの憧ちゃんは京太郎が帰った後に布団の中で悶えまくるんだろうなww

関係ないけど、ギアスはシャーリーが一番好きだったなー
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 07:11:57.71 ID:W0tQk/dDO
乙です
憧ちゃん可愛い!
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/28(水) 07:23:23.33 ID:ytzITpXao
おっつ
186 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 01:12:33.01 ID:1I+to/3H0
眠い……それでも、小ネタは書きたい。

メインヒロイン(?)の活躍。


――教室

穏乃「……それで」

穏乃「明日、山へ行こうと思うんだけど――」ニコニコ

京太郎「……うーん」

京太郎「穏乃の山登りは、俺にはハードすぎるからなぁ……」ハァ

穏乃「えー! 明日、天気も良いみたいだし、一緒に行こうよ」ズイッ

京太郎「……か、考えておくよ」

穏乃「……ホントに?」ジトッ

京太郎「う……」

穏乃「ま、いいや。できれば、メールしてほしいかな」クスッ

京太郎「わ、わかった――サンキュ」


和「……」チラッ
187 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 01:13:01.17 ID:1I+to/3H0
――休み時間・図書室

憧「――あ」ピタッ

憧「あったよ、京太郎。これとか、どう?」ヨイショッ

京太郎「……お、これは」パラパラッ

京太郎「いいかもな――でも」

京太郎「小学校の図書室に、お菓子作りの本ってあるんだな……」

憧「まぁ、女子だったら作る子もいるからね」

憧「……男子じゃ、珍しいかも」チラッ

京太郎「まぁ俺は、憧や玄姉ちゃんに教わってから興味持ったし」

憧「ふーん……変なの」クスッ

憧「――ま、いいや。それじゃ、今度」

京太郎「一緒に、作るか」

憧「うん」

京太郎「……よろしくな、『先生』」

憧「――もう」ニコッ


和「……」ジッ



――こども麻雀クラブ

玄「あ、京太郎くん」

京太郎「どうしたの、玄姉ちゃん?」

玄「この前、家に来たとき忘れ物したでしょ?」

京太郎「……あれ? なにかあったっけ?」

玄「ほら、この『カントリーマアム』。まだ開けてなかったから、返しに来たんだけど……」スッ

京太郎「え? それ、玄姉ちゃんと宥姉ちゃんに渡したんだよ」

玄「……へ?」キョトン

京太郎「――えっと」

京太郎「いつも、玄姉ちゃんたちの家にお邪魔しちゃってるから」

京太郎「その、お返しに……って」

玄「――そ、そうなんだ」モジモジ

玄「……ありがと」ギュッ

玄「お姉ちゃんも喜ぶよ」ニコニコ

京太郎「良かった。宥姉ちゃんと一緒に食べてね」

玄「うん!」コクッ


和「……」ハァ
188 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 01:13:30.54 ID:1I+to/3H0
――帰り道

和「……」テクテク

京太郎「……」テクテク


京太郎(――なんだ、この感じは?)

京太郎(穏乃と憧と別れて、和と二人きりの帰り道)

京太郎(……さっきから、和はどこか意味深な表情をしている)

京太郎(……一体?)


和「――京太郎くん」ピタッ

京太郎「な、なんだ?」ビクッ

和「……その」ジッ

和「――なんでも、ありません」プイッ

京太郎「……」

京太郎「――なんでもなくないだろ?」

和「……」キュッ

京太郎「あのな、和」

京太郎「俺たちは、昔から一緒だったよな?」

和「……はい」コクッ

京太郎「だったら」

京太郎「……何かあったら、ちゃんと言ってほしい」

京太郎「だって、俺たちは――幼馴染なんだし」

和「……!」ハッ

京太郎「――言ってくれ」

和「……はい」コクッ
189 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 01:13:59.45 ID:1I+to/3H0
和「――その」

和「京太郎くんには……」アセアセ

京太郎「うん」

和「……」スゥ

和「――もっと」


和「もっと、私とお話ししてほしい――です」


和「……」カァァ

京太郎「――え?」

和「だ、だから!」アセアセ

和「し、穏乃や憧、それに玄さんとばかりお話しして」

和「……私、は」キュッ

京太郎「……和」


京太郎「――そうだな」

京太郎「悪かった、和」ペコッ

和「……」ピクッ

京太郎「……和は、幼馴染だ」

京太郎「だったら尚更、大切にしないとダメだよな」

和「――京太郎くん」

京太郎「……和は、寂しがり屋だからなー」

和「……そ、そんなことは」

和「た、ただ! 最近ちょっと、京太郎くんと、その……」アセアセ

京太郎「わかったわかった」

京太郎「……和」

和「な、なんでしょう?」キョトン

京太郎「――ありがとな」ニコッ

和「え、ええ?」ビクッ

京太郎「……いい幼馴染だよ、和は」

和「そ、そんなこと……私は」

和「――まだ、京太郎くんと一緒にいられることが」
190 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 01:14:37.36 ID:1I+to/3H0
京太郎「……大丈夫」

京太郎「離れないから……和からは」

和「……」

和「は、はい」

和「ありがとう、ございます……」ニコッ

京太郎「……うん」コクッ




――後日

和「京太郎くん。ここはこうして――」カキカキ

京太郎「おお、そうか!」

京太郎「サンキュ、和! 今度の算数は、負けられねえな」ニコッ

和「……私が、勝ちますから」クスッ

京太郎「望むところだ!」


穏乃「……いやー、燃えてるねえ」

憧「……」キュッ

穏乃「――憧」

憧「?」キョトン

穏乃「……ううん、なんでも」

憧「な、なによ、しず?」アセアセ

穏乃「いやいやー」

穏乃「……憧は、可愛いなあと」エヘヘ

憧「なに、それ――」


憧「……京太郎」ボソッ

穏乃「ふーん……」フム

憧「べ、別になんでもないってば!」ブンブン
191 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 01:16:21.28 ID:1I+to/3H0
ここまでになります。
和の、ささやかなやきもち話でした。
例によって、二人の過去は意味深な匂いを漂わせていますが、実際は……

さて、そろそろ小ネタ募集の時期ですかね。
……咲ちゃん出しても、ええんやで?

それじゃ次は、小走先輩再登場から、かな?
また今度。
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/29(木) 01:16:21.30 ID:nZMQuINb0
嫉妬するのどっちきゃわわ
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 01:21:14.36 ID:s5c6qnt/o
おつー
やったー。のどっちきゃわわ
じゃあ、木陰で読書している咲ちゃんに膝枕されてる京太郎でオナシャス
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/29(木) 01:22:40.74 ID:EVJ6xKJVo
そろそろやえ先生また見たいなー(チラッ)
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/11/29(木) 02:24:10.87 ID:cWnVYzn80
京咲スレが気づいたらあちかスレに…
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/29(木) 02:56:57.35 ID:+mLiipqho
おつー
京太郎の好きなタイプを聞いてみる咲ちゃん
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/29(木) 08:02:12.70 ID:WvfSPHLQ0
のどっちかわいい
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 08:04:49.09 ID:0I6QPupIO
のどっちマジ天使!
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 09:49:27.21 ID:txOpRQIvo

イッチが来ていたとは不覚

咲ちゃんの小ネタ、二年になった京ちゃんと咲ちゃんin部活動とかどうだろう
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 13:54:42.34 ID:W+NAS9vS0

再リクですまんが、
優希と付き合うことになった京ちゃん


の夢を見て飛び起きた咲ちゃん(授業中)オネシャス!
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/29(木) 21:16:19.29 ID:wh4HBzWg0
>>195
阿知賀メインで忘れた頃に咲さんだから仕方ない
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 21:25:27.73 ID:0V0zRvk0o
咲ちゃんはメインヒロインだろ
仕方なくないよ
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 21:42:19.48 ID:W+NAS9vS0
1スレ目では10割ヒロインだったから(震え声)
204 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 22:34:54.86 ID:1I+to/3H0
実はここ最近、純粋な京咲を見たい人にとって、このスレは本当に今のままでいいのかな、と自問してた。
俺の考えも>>202のように、メインヒロインは咲ちゃんだと思ってる。

……でも、阿知賀の方も書いてて楽しいんだよね。
色々あるけど、やっぱり両方書いてく感じで進めたいと思う。


さて、それじゃそろそろメインヒロインの登場と願おうか。
小走先輩、すまんな……(震え声)

ところで、今期のガールズ&パンツァーは、戦車版・咲ってことでいいんだよね?
205 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 22:35:43.91 ID:1I+to/3H0
咲「……」ペラッ

京太郎「――お、咲」

咲「……あ」ピタッ

咲「京ちゃんか。どうしたの、こんなところで?」パタン

京太郎「いや、それはこっちのセリフだろ」

京太郎「――どうしたんだよ、いつになく文学少女らしいな」ニヤニヤ

咲「むっ! 『いつになく』は余計だよっ」カチン

咲「ほら京ちゃん、見て。私の、この全身から漂う文学オーラを――!」パァァ

京太郎「そうか。邪魔したな」スタスタ

咲「ま、待って、京ちゃん……その」アセアセ

咲「こ、木陰に一人でいるって意外と……」モジモジ

京太郎「寂しい、か?」

咲「……」キュッ

京太郎「――ま、わからなくもねえか」

京太郎「いいよ、どーせ暇だしな」ヨッコラセ

咲「……うん、ありがと」コクッ

京太郎「……ところで、何読んでるんだ?」

咲「あ、これっ? えっとね……」

咲「『神様のメモ帳』だよ」スッ

京太郎「お、それたしか……前にアニメ化してたっけ」

咲「うん! 私はアニメは知らないんだけど……」

咲「ラノベの割に、文章が一般寄りに感じるから――」エヘヘ

京太郎「……そうか」

京太郎「うん、わかった」コクッ

咲「うん」

咲「……」ドキドキ

京太郎「ふわぁ…ねみいな」

咲(……京ちゃん、気づいたかな?)ドキドキ

咲(私が、どうして……一般寄りなんて言い出したのか、って――)


――数分後

咲「……」ペラッ

咲「――むぅ」ズキッ

咲(ひどいよ、こんな展開……)グスッ

咲(それなのに、先が気になってどんどん読めちゃう。ああ、アリスちゃん可愛いなぁ……)エヘヘ

咲(じゃなかった! ほら、内容も面白いんだって!)ブンブン

咲「京ちゃんも読めばいい、のに……あれ?」チラッ

京太郎「……」スゥスゥ

咲「わわっ!?」ビクッ

咲(き、木に背中を預けた京ちゃんの姿勢が崩れてきてる!)

咲(ど、どうしよう……うん、これしか!)バッ
206 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 22:36:10.03 ID:1I+to/3H0
咲「……あれ?」ハッ

京太郎「……」スゥスゥ

咲「これで、いいんだよね?」アセアセ

京太郎「……んぅ」ムニャ

咲「!」ビクッ

咲「……きょ、京ちゃん」ドキドキ

京太郎「……」スゥスゥ

咲(――まさか)ハッ

咲(私、京ちゃんに……膝枕ってものをしているんじゃあ)

咲「――わわわっ!?」カァァ

咲(きょ、京ちゃんの頭、くすぐったい……うう、こんなに髪を立たせて)

咲(……でも)

咲(多分、それだけじゃ――ないんだろうな)キュッ

咲(……京ちゃんの頭が乗っかっている所、熱い)カァァ

咲(――こ、これじゃぁ)

咲「しゅ、集中できないよね……」アセアセ

咲(きょ、京ちゃん起こさないと!)


咲「ね、京ちゃ――」ハッ

京太郎「……」スゥスゥ

咲「……」ジーッ

咲「――京ちゃんの寝顔って」

咲(こんな風、だったんだ……)

咲(京ちゃんが私のすぐ前で、寝てるなんて)

咲(……ううう)カァァ
207 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 22:37:10.64 ID:1I+to/3H0
咲「……ど、ど、どうしよう?」アセアセ

咲(お、起こせない! 起こしたいのに!)

咲(そ、そうしてる間にも足はどんどん熱くなって――ああ、もう何だか頭まで熱く!)

咲「……うう」

咲(――おかしいな)

咲(それなのに、私は今、すごく楽しい)

咲(……このままでも、よかったりして)エヘヘ


京太郎「……あれ?」パチッ

咲「」

京太郎「あ、寝ちまってたか……って」

京太郎「あれ、ここはどk」

咲「きょ、きょ、京ちゃん!」アセアセ

京太郎「ん? あ、もしかして、咲のあs」

咲「そ、そろそろ起きないと! つ、次の時間始まっちゃうよ!」アセアセ

京太郎「え、もうそんな時間なのか?」

京太郎「……咲、膝枕しててくれたのか」

咲「そ、そういうのいいから!」カァァ

咲「ほ、ほらっ! は、早く教室へ!」タッ

京太郎「お、おう」タッ


咲(……さっき)

咲(私の覚えた、あの感覚)

咲(なんだったんだろう……幸せなような、それでいていとおしい? ような、そんな感じ)

咲(……あれは?)キュッ


京太郎(――咲が膝枕を、か)

京太郎(……ああ、もう)

京太郎(今になって考えてみたら……意外にも)

京太郎「恥ずかしいじゃねえか、チクショー」カァァ
208 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/29(木) 22:39:29.99 ID:1I+to/3H0
ここまで。
心なし、いつもより気合入ってたような気もする。
……やっぱり、メインヒロインじゃないか(歓喜)

あ、ちなみに、咲ちゃんが一般寄りということを強調してた理由は――説明するのは野暮ですかね?
まあ京ちゃんの嗜好が一般寄りだからね、しょうがないね。(結局、説明する)

さて、もしかしたらここまでかもしれないし、まだ書くかも。
一旦、さよなら。
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/11/29(木) 22:39:50.05 ID:nZMQuINb0
何だかんだで真のメインヒロインは京ちゃんじゃね?と言ってみる
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 22:41:06.48 ID:s5c6qnt/o
おつ
さすが本妻
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 22:47:05.36 ID:T2slsNKs0
乙乙
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/11/29(木) 22:47:29.22 ID:wh4HBzWg0
咲さんかわいい
数えてみると約100レス近くぶりの登場なんだな…
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 22:49:05.44 ID:0yeSbm92o
咲さんかわいいい
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 23:04:25.85 ID:sspNwPKM0
咲ちゃんぐうかわ
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/11/29(木) 23:06:20.35 ID:kODq0PbWo
作者他周りがこの娘がメインヒロインです!ってアピールしてる時点で察し
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/29(木) 23:18:03.57 ID:W+NAS9vS0
乙乙

>>209
なんか妙に納得してしまった
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/11/30(金) 00:57:45.01 ID:8AJMw+nI0
おつ〜
実にすばらである
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/11/30(金) 01:14:35.95 ID:eH/8QpbL0
京咲は全体?で見ると少ない気がするから…このスレ久々に見にきたら咲ちゃんおらんで?って感じになったし
てっきりあちかメインに切り替えたかと思った
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/11/30(金) 11:19:57.79 ID:OAeIxk/ho
京咲ネタのリクエストを倍プッシュすりゃええんや
220 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/30(金) 23:47:40.74 ID:CWG2LAdS0
>>196

――帰り道

京太郎「……はぁ」タメイキ

京太郎「今日も、疲れた……」

咲「お疲れさま、京ちゃん」クスッ

京太郎「――大体が、優希のせいなんだけどな」

咲「……」ピクッ

京太郎「あいつ、俺をなんだと思って――まぁ、いつも従ってる俺も俺なんだけどさ」

咲「……」ドキドキ


咲(――私にはわかっちゃう)

咲(今はこんな風に言ってるけど……実際は、優希ちゃんと一緒にいることを楽しんでる)

咲(――だって、凄く優しい口調だから)キュッ


京太郎「……そういや」

京太郎「今日は和が来てなかったけど――」

咲「……!」ビクッ

京太郎「なんか、あったのかな」

咲「そ、そういえば」アセアセ

咲「ご、ご両親の都合で東京へ行ったとか――」

京太郎「あ、そうだったのか……」ポンッ

京太郎「なんだかんだで、和がいないと張り合いないような気も――」ウーン

咲「……」ジッ


咲(原村さんのことを話すとき、京ちゃんはとてもにこやかだ)

咲(……ま、まぁ、原村さんは、その――む、胸だっておっきいし)ペタッ

咲(京ちゃんが惹かれる気持ちも……分かるけどさ)

咲(――ふんだ。別に気にしてなんか……)フルフル
221 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/30(金) 23:48:08.10 ID:CWG2LAdS0
咲「ね、京ちゃん?」ジッ

京太郎「……ん? どした?」キョトン

咲「あ、あの――」アセアセ


咲(って! な、何やってるの私!?)

咲(き、気にしてなんてない、のに――!)

咲(なのに……)ドキドキ


咲「きょ、京ちゃんってさ」

咲「そ、その……」

京太郎「……」ジッ

咲「――タ」

咲「タイプ、とか……」

咲「ある、かな?」アセアセ

咲(ば、バカッ! タイプだけじゃ、分からないじゃない!)カァァ


京太郎「……あー」ポリポリ

咲(ああ、今更訂正するのもなんか悪いし……どうしよう?)

京太郎「――えっと、うん」

京太郎「それって、つまり」

京太郎「『好きな』タイプ、ってことだよな?」

咲「……!」ハッ

咲(わ、分かってくれた!)ホッ

咲(――けど、恥ずかしいよっ!)カァァ


京太郎「そうだな、俺は……」

咲「……や、やっぱり!」

咲「む、胸、とか……」ドキドキ

京太郎「胸――ああ」

京太郎「そりゃまあ……お前に隠すことでもないだろうし」

京太郎「――大きいに、越したことは」

咲「バ、バカッ!」

京太郎「はぁ?」キョトン

咲「ご、ごめん。続けて」

京太郎「……お、おう」コホン

咲(――聞いた瞬間、頭の中に原村さんがちらついて)

咲(つい、反応しちゃった……私のバカッ! バカッ!)フルフル
222 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/30(金) 23:48:40.93 ID:CWG2LAdS0
京太郎「あと、そうだな……」

京太郎「元気だったり」

咲「――!」ハッ

京太郎「うーん……どうだろ」

咲「……うっ」キュッ

咲(今度は、優希ちゃんが思い浮かんだ)

咲(――やっぱり、京ちゃんは……)ウルッ


京太郎「でも」

咲「……?」キョトン


京太郎「結局、そういうのどうでもいいのかもな」


咲「……え?」

京太郎「いや、その――クサいかもしれねえけどさ」

京太郎「好きになるのって……理屈じゃないって思うから」

咲「――!」ハッ

京太郎「俺が好きになったら、好きなんだし」

京太郎「――だから、それこそ」

京太郎「一緒にいて、苦にならなくて……楽しい奴」

咲「!?」ビクッ

京太郎「俺は、そういう奴がいいかな――って、おい咲」

咲「な、な、なにかな?」アセアセ

京太郎「顔、あっかいぞお前……大丈夫か?」

咲「だ、大丈夫大丈夫!」カァァ

咲「――も、もうっ!」

咲「は、早く帰ろっ!」ダッ

京太郎「あ、おい待て……いきなり走り出すなよ」アキレ

咲「ふふっ」ニコニコ
223 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/30(金) 23:49:14.09 ID:CWG2LAdS0
咲(――なんだろう)

咲(京ちゃんの応えを聞いたら……)

咲(急に、気分が乗っちゃった! なんだろ、これ――すっごく)

咲「嬉しいんだ、私……」エヘヘ

咲(だって、少なくとも)

咲(私は――京ちゃんと一緒にいて)

咲(苦にならないし、楽しいし……だから)


咲「ほら、早く京ちゃん!」

京太郎「お前な……唐突すぎんだよ」ハァ

咲「……ね、京ちゃん?」ズイッ

京太郎「ん?」キョトン


咲「……一緒に、いようね?」

京太郎「……今更、何言ってんだお前は」コツン

咲「ふふっ」ニコニコ
224 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/11/30(金) 23:51:27.97 ID:CWG2LAdS0
ここまでになります。
今回は、咲ちゃんの心理描写に文量を割きました。

一緒にいて楽しい、っていうのはどんな人間関係でも大事なんだよね、それ一番(ry

それじゃ、まだ書くかもしれないし、今はここまでかも……。
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2012/12/01(土) 00:03:37.68 ID:Dx9eab7AO
乙〜
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 00:09:05.12 ID:AwuQg34go
おつー
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/12/01(土) 02:35:12.19 ID:iDWCEbOk0
おつおつ
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2012/12/01(土) 08:11:32.67 ID:mBSqv84Ko
乙やでー
229 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/01(土) 13:01:21.67 ID:qaopIh0J0
>>200
ついさっきの小ネタと関連して、授業中に夢を見る咲ちゃんの話。


――???

咲「……あれ?」

咲「ここは?」キョロキョロ

咲「――見たことがあるような、そうでもないような……あっ」


京太郎「……」

咲「きょ、京ちゃん!?」ビクッ

咲「ど、どうしてここに――でも、今は」

咲「おーい、京ちゃーん! こっちに――」


優希「お、京太郎! ここにいたのか!」


咲「……え?」ピタッ

京太郎「おう、優希か……ったく、おせえぞ」

優希「むっ! さ、三分しか遅れてないじぇ!」プイッ

京太郎「お前な……まあ、いいや」

京太郎「ある意味、お前らしくて安心するし」

優希「なんだとー!?」


咲「……ど、どういうこと?」

咲「あれ、優希ちゃん、だよね? なんていうか、その――」

咲「普段見たことないくらい……オシャレな恰好だけど」アセアセ

咲「そして、あの京ちゃんの表情――まさか!」ハッ
230 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/01(土) 13:01:47.91 ID:qaopIh0J0
優希「ほら、いくじぇ!」グイッ

咲「――!」ビクッ

京太郎「わ! ひ、引っ張るなって」アセアセ

優希「……なんなら、手を繋いでも」ジッ

京太郎「悪い。今はまだ、やめてくれ」

優希「むー……なんでだじぇ?」ジトッ

京太郎「いや、その――」

京太郎「こ、この辺だと学校の奴らに見られるかも……」

優希「男らしくない奴だじぇ……」アキレ

京太郎「……」ムッ


ギュッ!


優希「わっ!?」ビクッ

京太郎「……誰が、男らしくないって?」

優希「……て、撤回するじぇ」

優希「――京太郎の手、大きいんだな」モジモジ

京太郎「何言ってんだよ」

優希「……な、なんとなくだじょ」プイッ

京太郎「……」クスッ

京太郎「ほら、行こうぜ」ギュッ

京太郎「今日は、どこに――」



咲「」

咲「……」ブルブル

咲「嘘、でしょ?」


咲(こ、この前、帰り道で)

咲(い、一緒にいたら楽しい奴が一番って言ってたのに――!)

咲(まさか……あれは、優希ちゃんのことを!?)ハッ

咲(う、嘘! 嘘だよ!)

咲(――京、ちゃん)グスッ
231 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/01(土) 13:02:17.47 ID:qaopIh0J0
――教室

咲「……行かないでよ、京ちゃん」ムニャムニャ

京太郎「……?」

咲「私、まだ、京ちゃんと――」ウルッ

京太郎「!?」


教師「ん? 何か、変な声がするな」キョトン

京太郎「き、気のせいです、先生!」アセアセ

京太郎(さ、咲のバカ……!)カァァ


咲「まだ、一緒に――」グスッ
232 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/01(土) 13:04:15.41 ID:qaopIh0J0
ここまでになります。

目が覚めたとき、教室の中には、顔を赤らめながらも安心しきった咲ちゃんの姿があったのは言うまでもない。

さて、そろそろ小ネタを募集しましょう。
やえ先生と、1年後の咲ちゃんたちを書いたら、次へいきます。

それじゃ、今から出かけます。
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/12/01(土) 13:14:25.81 ID:BbWgob7yo
阿知賀ヒロイン穏乃 IN 清澄
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 13:15:24.03 ID:ZA5lwK7IO
咲かわ
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 13:19:07.38 ID:AwuQg34go
咲、和vs阿知賀勢。京太郎の事を自分たちの方が良く知ってるみたいな感じで
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 13:45:35.06 ID:34o4q01DO
イッチ乙
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 13:51:55.98 ID:FMcNQJ520
咲ちゃんぽんこつ可愛い

何の因果かはじめちゃんの服を着ることになってしまった咲ちゃんで
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/12/01(土) 14:10:28.79 ID:oCXMEZKAO


リクエストは長野なんだし林檎狩りに行く清澄メンバーで
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/01(土) 15:45:11.46 ID:i00EVWiIO
阿知賀勢に圧倒的ヒロイン力を見せつける咲ちゃんさん
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 01:22:06.07 ID:D3h5BxXgo
コスプレに挑戦してみる咲ちゃん
241 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/02(日) 15:36:58.55 ID:3/2Ki1Jg0
今回のリクエストは、心なしクロスネタが多いですね。書いてて面白そうだ。

それじゃ、やえ先生再び。


――松実館

京太郎「……」トンッ

玄「あ、それロン!」パタッ

京太郎「うわっ!?」ビクッ

京太郎「……また、玄姉ちゃんに狙い撃ちされた」

玄「ふふふ、京太郎くんにはまだまだ負けないよー」ニコニコ

京太郎「いつか、追い越してやる……」ゴゴゴゴ

宥「……そのうち、私も京太郎くんに負けちゃうのかな」

京太郎「うん。宥姉ちゃんも、いつか――!」


ガラッ


やえ「……おや?」

玄「……あれ?」

宥「えっと……お客さま?」

京太郎「……あ!」ハッ


やえ「いや、その――」

やえ「なんとなく打ちたい気分でね。こちらの旅館で、麻雀を打てると聞いたもので」

玄「あ、どうぞどうぞ!」

玄「――といっても、今は私たちだけですけど」

宥「うんうん。ここならもう一人入れるから」ニコニコ

京太郎「……」

やえ「そうか、それでは――ん?」ピクッ

やえ「君は……」

京太郎「――こ、こんにちは、やえさん」ペコッ

やえ「京太郎くんか……」

玄「え、知り合いなの京太郎くん?」

京太郎「う、うん……この前の、麻雀大会で」

宥「へぇぇ……」
242 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/02(日) 15:37:24.68 ID:3/2Ki1Jg0
やえ「……驚いたな、まさかまた会うことになるとは」

京太郎「で、ですね」

やえ「少しは、腕を上げたかな?」ニコッ

京太郎「――ま、まあ」

やえ「心許ない返事だな……まぁ、いい」

やえ「それでは、私直々に君の実力を測ろうか」

京太郎「あ、ありがとうございます」ペコッ


玄・宥(……麻雀大会で一体なにがあったんだろう?)キョトン




――数分後

やえ「――ロン!」パタッ

京太郎「げっ!?」ビクッ

やえ「……ふむ」ジッ

やえ「京太郎くん、今のならこうして――」

京太郎「あ、なるほど……この牌を」

やえ「……この前、教えたことじゃないか、これは?」ジトッ

京太郎「す、すみません」

やえ「――ちゃんと、復讐しておくこと」

京太郎「はいっ」


玄(……この二人、まるで)

宥(先生と、生徒さんみたい……)クスッ


――休憩時間

やえ「……ふぅ」

やえ「ところで、京太郎くん?」

京太郎「な、なんですかやえさん?」

やえ「――君は、来年どこの中学へ行くつもりなんだ?」

京太郎「……え?」

玄・宥(――!)ハッ


やえ「――いや、その」

やえ「前にも言った通り、私は今中2でね」

やえ「もしかしたら……君は、私の後輩になるのかな、と」ニコニコ

京太郎「――そう、ですね」

京太郎「……」

京太郎(――やえさんの、後輩か)
243 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/02(日) 15:37:51.06 ID:3/2Ki1Jg0
玄「――そういえば、そろそろ」

宥「一年、終わるんだね……」

京太郎「――だよね」

やえ「……まぁ」

やえ「勿論、強制はしないさ」

やえ「君が、やりたいようにやればいい、と私は思うし」

京太郎「……」

京太郎「はい」コクッ


やえ「――ただ」

京太郎「……?」

やえ「そうだな、やっぱり……」

やえ「私は――京太郎くんが入ってくれたら……嬉しいかな」クスッ

京太郎「……ありがとうございます、やえさん」

やえ「うん」


玄(……え、なにこの雰囲気は?)

宥(は、入れない感じがするよう……)
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 15:39:23.35 ID:6xym4np8o
阿知賀は女子高だから松実姉妹とは一緒に通えない……

もうやえさんと一緒のところに行くしかないね!
245 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/02(日) 15:46:25.29 ID:3/2Ki1Jg0
――帰り道

京太郎「……」テクテク

やえ「……」テクテク

京太郎「――やえさん」

やえ「ん?」

京太郎「……さっきから、ずっと考えてたんですけど」

京太郎「俺は――」

やえ「……」


京太郎「……ほっとけないヤツがいるんですよ」

やえ「?」キョトン

京太郎「幼馴染なんですけど……人見知りで」

京太郎「俺がいないと、どうなることやら……」

京太郎「――そ、それに!」

京太郎「心配、というか、心残りなヤツも二人ほど」

やえ「京太郎くん」

京太郎「……」ピタッ

やえ「それは、君の本意じゃない……違うかな?」

京太郎「――」

京太郎「敵いませんね、やえさんには」クスッ

やえ「言ってごらん」

京太郎「――はい」


京太郎「俺はまだ……そいつらと一緒にいたいんだと思います」


やえ「……ん、合格だ」ニコッ

京太郎「――なんだか、すっきりしました」

やえ「――君が決めたことなら、私は何も言わないさ」

やえ「少し、残念ではあるが……」

京太郎「……やえさん」


やえ「――それでも」

やえ「今日みたいに、会えることもあるだろう」

やえ「……君とは以前、アドレスも交換したと思うし」

京太郎「ですね」

京太郎「俺もまた、会えたらなって思います」ニコッ

やえ「……」

やえ「ありがとう」ニコッ
246 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/02(日) 15:50:08.60 ID:3/2Ki1Jg0
ここまでになります。

>>244
このSSでは(ご都合主義により)阿知賀学院は共学です。
何度かその設定で、小ネタを書いたことも。

阿知賀編で小走先輩が再登場した時、ツンデレキャラになってて草生えた。
初期と口調が違うような気がするんだよなあ……。

それじゃ、次は一年後清澄ですかね。
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:21:39.11 ID:yBhzjPADO
イッチきたきたー
248 : ◆OtZIp/YaIxCt [sage saga]:2012/12/02(日) 16:25:45.99 ID:3/2Ki1Jg0
あ、やばいミスした。

>>242
×復讐→○復習

やえ先生、その字はまずい。
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 16:30:48.40 ID:SBWLKwnyo
(わざとだと思ってつっこまなかったのに)
250 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/02(日) 19:15:20.07 ID:3/2Ki1Jg0
――帰り道

咲「……もうすぐ、一年も終わりだね」テクテク

京太郎「そうだな……」テクテク

京太郎「なんか、全国大会終わってからあっという間だったな」

咲「そうだね――」

咲「ね、京ちゃん?」クルッ

京太郎「なんだ?」

咲「……」ジーッ


咲(――麻雀部でみんなと過ごせるのも、もう2年足らず)

咲(部長は卒業しちゃうし……原村さんや優希ちゃん、染谷先輩と一緒にいられる時間も)

咲(――そして)


咲(京ちゃんとも……)


京太郎「――おい、咲?」

咲「……!」ハッ

京太郎「どうしたんだよ、いきなり黙り込んで」

咲「な、なな」

咲「なんでも、ないよ」プイッ

京太郎「……?」


咲(――何かを言おうとした)

咲(それは確か……なのに)

咲(京ちゃんの顔を見てたら――頭から抜け落ちちゃったみたいに)

咲(何も、言えなかった――)
251 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/02(日) 19:15:45.87 ID:3/2Ki1Jg0
京太郎「……たしかに」

咲「……?」

京太郎「もうすぐ、俺たちも2年生」

京太郎「――部長もいなくなっちまう」

京太郎「それに、俺たちもそのうち卒業する」

京太郎「……でもさ」

咲「……」


京太郎「なんだかんだで、俺は咲といるんだろうな」


咲「――!?」ハッ

京太郎「ほら、行くぞ」

咲「……も、もう」

咲「京ちゃん、いきなりおかしいよ――」クスッ

京太郎「お前には言われたくねえな」

咲「……来年も」

咲「一緒に、頑張ろうね」

京太郎「そうだな――」


――来年度・部室

咲「ここは、こうして――」

新入部員「わっ、そ、そうですね」

咲「……麻雀、初めてだったっけ?」

新入部員「は、はいっ!」コクッ

咲「――京ちゃんと同じ、初心者さんだよ?」クスッ

京太郎「一応、俺は初心者卒業したんだけど……」

優希「犬がそんなこと言うのは、百年はやいじぇ」

和「――ま、まだまだ伸びますよ」アセアセ

まこ「まあ、そのうちじゃのう……」ニヤニヤ

京太郎「ちくしょう……」

咲「ふふっ」

新入部員「――」
252 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/02(日) 19:16:11.30 ID:3/2Ki1Jg0
新入部員(宮永先輩と、須賀先輩)

新入部員(どういう関係なんだろう……)

新入部員(カップルじゃなさそうだけど――でも)

新入部員(時々、すっごく優しそうに見つめ合うことがある)

新入部員(……そのときの二人は、カップルとかそういうのを超えちゃったような)


咲「――大丈夫?」

新入部員「……あ、す、すみません。ボーっとしちゃって」アセアセ

咲「少し、お休みする?」

新入部員「だ、大丈夫ですっ!」

咲「うん。それじゃ、つづけよっか?」

新入部員「はいっ!」


京太郎(――こうして)

京太郎(俺たちは2年になり、相変わらずまったりと活動している)

京太郎(……近頃)

京太郎(咲との関わりが、変わってきたような……)

京太郎(――そんな、春だった)
253 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/02(日) 19:18:09.72 ID:3/2Ki1Jg0
ちょっと短いですが、ここまでです。
一年経ち、咲ちゃんの人見知りも大分改善されたという設定で。

残り2年足らずで、咲ちゃんと京ちゃんはどうなるのか……これもうわかんねえな。

それでは。
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 19:31:46.81 ID:dJ2Vlf/Ao
おつ
熟年夫婦みたいな感じだね
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 19:55:57.51 ID:ASh0GR9p0
おつ
それよりも他のメンツとの関係が気になる
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 19:56:46.09 ID:WeKUKYX3o
すばらやでー
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/02(日) 20:01:21.30 ID:jrGDYy47o
「ん」とか「あー」とか「アレ」とかだけで成立する会話とか見たい
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 01:16:45.34 ID:2EOanqHq0
んあー
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/03(月) 11:14:03.66 ID:XNESqyBO0
申し訳ないが72の悪口はそこまでだ
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 12:23:16.76 ID:TJn6CgnK0
寒いので宥姉ちゃんと同じマフラーで包まりつつ暖まりたいです
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 16:10:45.38 ID:y30/+2m+0
咲ちゃん中二病ネタって前にあったような気がするから阿知賀メンバーにも伝染させてみよう(提案)
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/04(火) 16:17:10.24 ID:QAXO8PF10
寒いからアコチャーとラブコメしよう
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 17:49:10.71 ID:CRt7RlnAO
阿智賀にも巫女さんはいるんだ!
というわけで、みんなで憧の神社でバイトしよう(京太郎含む)
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 20:50:46.86 ID:saAb7uLDO
阿知賀のみんなでクリスマスパーティーしよう。
265 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/04(火) 23:15:43.12 ID:qpnJ2Os60
>>233

――清澄高校

京太郎「……やっと、昼休みか」グッタリ

咲「お疲れさま、京ちゃん」

京太郎「……そうだよな、お前は疲れてないもんな」ジトッ

咲「え? そ、それはどういうこと?」アセアセ

京太郎「とぼけんな」

京太郎「3、4時間目、ほぼぶっ通しで寝てただろ」

咲「あ、あれ? そうだったかなぁ?」メセンソラシ

京太郎「――ノートは?」

咲「……あ、あれ?」パラパラッ

咲「ど、どうしたわけか、真っ白だね!」エヘン

京太郎「……」ジーッ

咲「……」エヘン

京太郎「……」ジトーッ

咲「か、貸してください」ペッコリン

京太郎「……これで最後にしてくれよ?」アキレ

咲「――で、できたら」

京太郎(こりゃ、無理だろうなぁ……)ハァ



京太郎「……えっと、3時間目は古文、4時間目は数学だから――」ゴソゴソ

咲「ご、ごめんね?」

京太郎「あー、いい。もう慣れてるから」

咲「うっ……」グサッ

京太郎「――あった」

京太郎「ほれ、2冊。取ってけ」バサッ

咲「……あ、ありがとう」スッ
266 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/04(火) 23:16:18.67 ID:qpnJ2Os60
咲「――あ、でも」ピタッ

京太郎「?」

咲「やっぱり2冊一緒に借りるのはちょっと……」アセアセ

京太郎「なんだよ」

咲「ざ、罪悪感が、ですね」

京太郎「だったら、最初からきっちりとれ!」

咲「ひぅっ!?」ビクッ


咲「そ、そういうわけで、今は古文のノートを――」スッ

京太郎「……はぁ、わかったよ」

京太郎「それじゃ、この数学のノートは、と――」


「あ、だったら、それ借りたい!」ヒョイッ


京太郎「――は?」キョトン

咲「あ!」ピクッ

穏乃「いやー、数学の時間はキツかったね!」

穏乃「というわけで、京太郎! 数学のノートを――」

京太郎「お前も咲と同レベルだったのか……」ハァ

咲「もう、穏乃ちゃん? 京ちゃんからは、もう私が1冊借りちゃったんだから、これ以上は悪いでしょ?」

京太郎「お前が言うな!」ペシッ

咲「あいたっ!?」


穏乃「――だ、ダメかな?」

京太郎「……しょうがねえな」

京太郎「ほら、持ってけ」

穏乃「やたー! ありがと、京太郎!」ニコニコ

京太郎「……あ、ああ」プイッ

京太郎(穏乃の制服姿は、何故か慣れねえな……)チラチラ

咲「……」ムッ
267 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/04(火) 23:16:47.26 ID:qpnJ2Os60
穏乃「――そういえば」

穏乃「二人とも、お昼はどうすんの?」

京太郎「え、昼飯? そうだな……」

咲「きょ、京ちゃんと!」ズイッ

京太郎「うわっ!?」ビクッ

穏乃「?」

咲「きょ、京ちゃんと……い、一緒に食べるんだよねっ」アセアセ

京太郎「お、おう、たしかにそうだけど……」

穏乃「……それじゃ、私も一緒していいかな?」ニコッ

京太郎「え?」

咲「……」

穏乃「いい?」ジッ

咲「う、うん。いいよ――穏乃ちゃんも」コクッ

穏乃「ありがと、咲ちゃん!」

咲「……」ジーッ

穏乃「……?」キョトン

京太郎(何故だろう、不安な気がしてならないのは)ハァ
268 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/04(火) 23:17:13.55 ID:qpnJ2Os60
――昼食

京太郎「……」ゴソゴソ

咲「……」カチャッ

穏乃「あっ!」

咲「ど、どうしたの穏乃ちゃん?」ビクッ

穏乃「ううん、あのねっ」

穏乃「咲ちゃんのお弁当、美味しそうだな、って思ったんだ」エヘヘ

咲「え、私の?」

咲「……ありがと。私の手作りなんだ」ニコッ

穏乃「え、そうなの!? 咲ちゃんって料理上手いんだね」

咲「――」チラッ

京太郎「?」

咲「……もしかしたら」

咲「その――お、お嫁さんになるかもしれないでしょ?」

咲「そういう時に……りょ、料理はね、出来るようにしておきたかったから」アセアセ

咲「……」チラッ

京太郎「??」


穏乃「へー、凄いな」

穏乃「私、まだまだへたっぴだから」

咲「そう、なんだ……」

京太郎(――さっきから、咲の目線が気になる)

穏乃「でも」

穏乃「私なりに頑張って、そのうち上手になりたいなーって」

穏乃「今は、思ってるんだ」エヘヘ

咲「――穏乃ちゃん、前向きだね」

咲(そのひたむきさが羨ましいくらいに――)キュッ

穏乃「うん、ありがとね咲ちゃん!」

京太郎「――いや、たしかに穏乃は前向きだな」

咲「……!?」ハッ

京太郎「そういうところは、見習いたいもんだ」

穏乃「そう? だったら、ありがとっ」エヘヘ

京太郎「うんうん」コクッ

咲「……」ゴゴゴゴ

京太郎(隣の咲の存在感が上がったような……)ゾクッ
269 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/04(火) 23:17:40.25 ID:qpnJ2Os60
京太郎「――あ、わりい」

京太郎「ちょっと、トイレ行ってくるわ」ガタッ

穏乃「あ、行ってらっしゃい」ヒラヒラ

咲「……ふんだ」プイッ

京太郎(……なんだあいつ?)


穏乃「さて、そろそろ食べ終えないとだね、咲ちゃん」

咲「そう、だね……」

咲「――京ちゃんの、バカ」ボソッ

穏乃「……?」


咲(穏乃ちゃんにばかり話しかけて)

咲(私の料理、見てくれなかった。話しかけてもくれなかった)

咲(……そ、そりゃ、普段から私のお弁当は、見慣れてるだろうけどさ)

咲(――それでも)

咲「はぁぁ……」タメイキ

穏乃「……」ジーッ


穏乃「ね、咲ちゃん?」

咲「……?」キョトン

穏乃「――好き?」

咲「!?!?」ビクッ

咲「そ、そんなことは!」アセアセ

咲「だ、だって! わ、私たち、ただの――」

咲(幼馴染――それも中学時代からの――なんだから……!)

穏乃「いや、その……」

咲「――?」キョトン

穏乃「ラーメン好き、って訊いたんだけど……」

咲「」
270 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/04(火) 23:18:09.28 ID:qpnJ2Os60
穏乃「き、嫌いだった、のかな?」

咲「そ、そ、そんなことは!」

咲(ああ、もう! 私のバカバカ、バカッ!)カァァ

咲(頭の中がごちゃ混ぜになってて、穏乃ちゃんの言葉を聞き洩らしちゃってたんだ……!)


穏乃「――京太郎は、好きなのかなぁ?」

咲「――!」ハッ

穏乃「ラーメン。もしそうなら、今度、一緒に食べたいなぁ……」

咲「そ、それはっ!」ガタッ

穏乃「ん?」キョトン

咲「……」

咲「わ、私も、ご一緒したいかなって」カァァ

穏乃「そっか」ニコッ

穏乃「その時は、咲ちゃんも一緒だね」

咲「あ、ありがと……」




咲(――結局)

咲(その日のお弁当は、殆ど味がしなかった……)ハァ


穏乃(『ただの』の後、咲ちゃんはなんて言おうと……?)

穏乃(ま、いっか。それよりも、ラーメンラーメンっと!)ニコニコ


京太郎(……帰ってみたら)

京太郎(咲がゆでだこのようになり、穏乃は相変わらずのご機嫌っぷり)

京太郎(――大したことでもないんだろうけど、何かあったんだろうな)ハァ
271 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/04(火) 23:19:49.42 ID:qpnJ2Os60
ここまでになります。
京太郎は、穏乃のジャージ姿を知っているという設定でお願いします。

この設定だと、メインヒロインが咲ちゃんとしずで、サブヒロインが和や優希、部長?
ここでも和は苦汁を嘗めるのか……

それじゃ、次の投下までお待ちを。
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 23:21:58.43 ID:jujoTQmT0
すばらしいな
もうずっとこの設定でいいんじゃないかな
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 23:22:20.70 ID:TJn6CgnK0
咲ちゃんもシズも可愛いなぁ
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 23:41:51.93 ID:OElojh7Uo
おつ
和「グヌヌ…」
275 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/04(火) 23:42:39.52 ID:qpnJ2Os60
たくさんのリクエストが出ていたようなので、一旦レスで応えておきますね。

>>235
泥沼になりそうで、微笑ましい光景になってそう。

>>237
あ、あの服が咲世界ではスタンダードだから……(震え声)
やりますか。

>>238
(長野の名物がリンゴ狩りだとは)知らなかった。
しかし、リンゴ狩りは話を広げるのに難儀しそう……すまんな。

>>239
>>235と被るところもあるから、そこで一緒にリクエストに応えようと思います。

>>240
咲さんコスプレデビューか……書いてみよう。

>>257
もう完全に熟年夫婦ですね……たまげたなぁ。
しかし、これはなかなか書くのが難しそうだ。ごめんよ。

>>260
宥姉ちゃん久々。
冬だし、季節ネタばっちりですね >マフラー
書いてみようか。

>>261
キャップの二の舞を演じることになる阿知賀メンバー……アリですね。

>>262
も、もう少し具体的に言ってもらえたら助かるかも……(震え声)
ラブコメは大好物です。

>>263
京ちゃんは神主では、いかんのか?
そういえばドラマCDでは阿知賀メンバーが巫女バイトしてたような……
聴いてないから詳しくは知らないけど。

>>264
そろそろクリスマスシーズンだし、書いてて面白そうですね。やりましょう。
……クリスマスは、久々に姉に会えるから楽しみだったり。
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/04(火) 23:58:55.66 ID:0Pwkav8/0
シスコンイッチ
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 00:00:34.56 ID:bCP6oL9A0
同志クロチャーと幸せの青いおもちを探す旅に出かけたが
京太郎にとっての幸せの青いおもちはすぐそばにいたのだ 的なの
278 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/05(水) 00:24:11.62 ID:ypjoS7Q50
それでは今日は、>>235までになるかな。
阿知賀VS清澄、ファイッ!


――???

憧「はいみんな、ちゅうもーく」

憧「さて、と」

憧「とりあえずここには、阿知賀から私、しず、玄、宥姉」

憧「そして清澄から――和?」

和「は、はい?」

憧「あんた、清澄でいいのよね?」

和「――ええ」

和「『こちら』では、清澄ということで」

憧「ふーん……ま、いっか」

憧「無意識の世界での余興だし、気楽にってことで」

咲「――あ、あの」

咲「それで、今からなにを?」

憧「えっと――宮永さんは分かってないみたいだけど」

憧「なんか、今から始めないといけないことがあるみたいで――」

穏乃「ふふふ……それは、だねっ!」

玄「第一回! 京太郎くんのことを語りつくそうコーナー!」

宥「……つ、つまり、ね」

宥「私たちがここで、京太郎くんについてたくさんのことをお話しするっていうコーナーだよ」

咲「そ、そそ、そんなっ!」

咲「は、恥ずかしいじゃないですか……」

憧「――まぁ、正直そうだけどさ」

憧「それでも……こういう時じゃないと言えないこともあるはずでしょ?」

咲「ま、まぁ――そうかもしれません、けど」

穏乃「よしっ! それじゃ、まずは――!」

和「私からで、いいでしょうか?」

玄「和ちゃんから?」

和「はい」


和「『こちら』のみなさんは分かっているとは思いますが」

和「京太郎くんと機会的な意味で、一番接点が多いのは私ですね」

咲「……そう、なるよね」

咲(なんだか、悔しいような――)

和「ええ」

和「つまり――私から話してもいいのでは?」
279 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/05(水) 00:25:09.26 ID:ypjoS7Q50
憧「そう、ね……」

穏乃「それじゃ、いってみよっか和!」

和「は、はいっ」


憧(……驚いた)

憧(いつもは一歩引くことも多い和が、積極的に機会を取りに行くなんて、ね)

咲(……原村さん)


和「……私は」

和「京太郎くんは、その――気配りが出来て、いい人だと」

憧「はい、ストーップ!」

和「え、ええ?」

憧「あのね、和? 今流行りの、選挙で候補者を立てる時の演説みたいなことしなくていいの」

憧「そう――言いたいことをガンガン言っちゃいなさい」

和「言いたい、ことを……」

咲「ガン、ガン……」


和「……コホン」

和「京太郎くん」

和「――私のことをどう思っているのか、少し気になります」

穏乃(お、これはっ……)

憧(直球勝負できたね)

和「そ、その……」

和「清澄では、宮永さんの陰に隠れてることが多く」

和「阿知賀の方でも……やはり、穏乃や憧、そして玄さんや宥さんに押されがちです」

和「――それでも」

和「阿知賀の方の京太郎くんは、私と『一緒にいる』ということを約束してくれました」

和「……ねえ、京太郎くん? 今も、あの言葉は――」
280 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/05(水) 00:27:41.20 ID:ypjoS7Q50
憧「うん、このへんかな」

和「――え?」

憧「いや、だってね」

憧「京太郎、ここにはいないから」

和「……あ、そうでしたね」

憧「そうそう」

憧「――つまり、今ここでは」

穏乃「がーるずとーく、ってヤツだよ和!」

和「ガールズトーク、ですか」

和「――ふむ」


和「……ところで」

穏乃「ん?」

憧「え?」

咲「?」

和「――皆さんは」

和「京太郎くんのことを、どれほど分かっているのでしょうか?」

一同「!」


和「わ、私は、その」

和「阿知賀と清澄で、たくさんの京太郎くんと会ってきました」

和「――だから」

和「もしかしたら一番知っているのは私ではないかと、自負しています……!」

咲「――なるほど」

咲「それじゃ、私が続かないといけないみたいだね」

和「……宮永さん?」



咲「――京ちゃんはね」

咲「そりゃ、胸はおっきい方がいいっていうのが分かりやすすぎるし」

咲「あの麻雀部じゃ仕方ないかもだけど、部員を見る目がときどきちょっとエッチだし」

咲「京ちゃんは、そーいうエッチな男の子なんだよ、うん」


穏乃(……京太郎がエッチ、かぁ)

憧(たしかに、そういうことをはっきりと指摘できるのは、この場では宮永さんだけかもしれない)

玄(でも、この子の特長は――)

宥(京ちゃん、って呼び方だよね)

和(……幼馴染ゆえの、愛称)
281 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/05(水) 00:28:27.70 ID:ypjoS7Q50
咲「――でも」

咲「ついつい居眠りしちゃう私に、ノートを貸してくれるし」

咲「困ったら、助けに来てくれるし」

咲「――誕生日プレゼントも、くれたし」

咲「あ、そもそも京ちゃんがいなかったら、今の私はいなかったかもしれないんだ」

咲「……今でも人見知りだけど、それよりもっとひどい状態になってたかも)

咲(でも、中学の頃京ちゃんと会って、私は――)

憧「はい、ストーップ!」

咲「え、ええっ!?」


憧「……はぁ」

穏乃「な、なんて濃い話だったんだろう……」

玄「く――こ、これが幼馴染パワー?」

宥「……あ、温かすぎて、逆に熱いよ」

和「――宮永、さん」

和(そう、たしかに機会では私の方が上)

和(それでも――付き合いの『深さ』では、この場の誰をも圧倒している!)


穏乃「……はぁ」

穏乃「自信、なくしちゃうなぁ――前の話の後だと」

憧「しず! ファイト!」

穏乃「ううっ――」

穏乃「……えっと」

穏乃「京太郎は、優しいかな」

穏乃「うん、やっぱり第一にこれ」

穏乃「私が山に行こうって誘ったら、なんやかんや言いながらも来てくれるし」

穏乃「前に山でケガしたときも、おぶって家まで帰ってくれたし……」

穏乃「だ、だから! わ、私からすると、その――」

穏乃「……京太郎の背中、おっきかったなぁ、と」
282 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/05(水) 00:29:18.66 ID:ypjoS7Q50
憧「はい、ストーップ!」

穏乃「うう……恥ずかしかった」

憧「聴いてるこっちも恥ずかしくなったわよ……」

玄「くぅ……背中がおっきかった、とは! 一度は言われてみたい台詞ですなっ!」

宥「……あったかーい」

咲「……わ、私だって二人乗りなら!」

和「――宮永さんってば」


憧「――じゃあ次、私ね」

憧「そうね……私は」

憧「あのバカには言いたいことは山ほどあるんだけど」

憧「……そう、ね」

憧「まず、色んな女子と仲よくしすぎ、かな?」

憧「そりゃまあ、クラブ活動な以上、そうした機会が多いのはしょうがないけど……」

憧「時々男子と話してるとはいえ、女子と話しすぎ」

憧「……そんなことされたら、その」

憧「なんか、恥ずかしいじゃない……」

憧「そ、それに! この前だって!」

憧「一緒にお菓子作ってたら、カップからこぼしちゃうし!」

憧「私が雑誌読んでたらからかってくるし!」

憧「それから、それから――!」


穏乃(……おーい、憧ー)

玄(話したくてたまらなかったんだねぇ……)

宥(――憧ちゃんったら)

咲(……あんなに話せることあるんだ)

和(私からすれば……ある意味、憧と一番距離が近いのは京太郎くんですし、ね)
283 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/05(水) 00:30:09.09 ID:ypjoS7Q50
憧「あー、疲れた……それじゃ、次!」

玄「はいはーい」

玄「えっと……京太郎くんについて、でいいんだよね?」

玄「そうだなぁ……いっつも旅館に遊びに来てくれてありがとっ!」

玄「京太郎くんが来てくれると、私もお姉ちゃんも嬉しいし」

玄「それに――一緒にいて和むんだよねぇ」

玄「うん、だから私は、お姉ちゃんと京太郎くんといる時間が大好きで」

玄「……京太郎くん、いつでも来ていいんだからねっ!」


穏乃「……玄さん、この場に京太郎はいないのに」

憧「かんっぜんに自分の世界へ入り込んでるわね……」

宥「く、玄ちゃん……」

咲「――優しい人なんだね、玄さんは」

和「ええ、とっても……」



憧「それじゃ、最後は――!」

宥「……あ、ど、どうも」

宥「ええっと……大体のことは玄ちゃんがすでに言った通りなのですが」

宥「私からは、その――京太郎くんたちといると、『温かい』ってことを言いたい、です」

宥「……この前、炬燵でみかんを食べてる時」

宥「京太郎くんは、私の為にみかんを剥いてくれ、食べさせてもくれました」

宥「みかんを渡しながら渡す京太郎くん、それを見ながら微笑む玄ちゃん、そしてみかんをもらえて嬉しい私」

宥「……そこは本当に『あったかく』て、たまらない場所でした」

宥「だから――ああ、玄ちゃんと被っちゃう」

宥「それでも。いつでも松実館に来てね、京太郎くん」


玄「お、お姉ちゃぁん……」

憧「これは、また――」

穏乃「直球勝負できたね……」

咲「あの二人の旅館は、いつもあったかいんだろうね、きっと」

和「ええ……私が保証します」
284 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/05(水) 00:30:46.70 ID:ypjoS7Q50
――こうして

咲「――それで」

和「はい?」

咲「この趣旨って……」

咲「誰が、京ちゃんを最もよく知ってるか、だったよね?」

和「ええ、そうでしたね」

咲「――それじゃ、結局」

咲「それは、誰になったんだろう……?」


憧「まぁまぁ、その辺はいいんじゃない?」

咲「ひゃっ!? あ、憧ちゃん……?」

憧「うん、だって――」

憧「あのバカはきっと、皆から皆なりに知られてるんだから」

憧「……だから、きっと」

咲「そう、なのかな――」


咲(じゃあ、結局この会議? って)

咲(京ちゃんとの惚気話ってことに……?)

咲(な、なんだか今になって急に恥ずかしくなってきたよ……!)


その後、目が覚めたときには、メンバーはそれぞれの自室のベッドにいたそうな。
各々が目覚めた時の、顔の赤みの深さは、言うまでもない――
285 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/05(水) 00:32:25.24 ID:ypjoS7Q50
長くなりすぎたような気がする……
こうして見ると、やはり「京ちゃん」という呼称を持つ咲ちゃんは優勢、なのかな。

さて、眠くなりましたし、そろそろおしまいですかね。
クロスネタは書いてて楽しかったです。それじゃ、また。
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 00:33:18.80 ID:gckV4LD20
京ちゃんが聞いてたら恥ずかしさのあまり悶死するんじゃないだろうか…
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 00:33:53.48 ID:plAZRE7To
イッチ乙
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 00:39:35.12 ID:L7mjo4Kao
おつー。リクした者だけどもこんなすばらなものになるとは…感謝です
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 01:16:29.66 ID:Z6S4cRnRo
いいな……実に良かった。
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 01:35:29.28 ID:EkaUJ8a60
???「おかしい…こんなことは許されないじぇ」
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 17:45:06.06 ID:yyIR+Za7o
タコス…
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/05(水) 23:33:28.21 ID:qfN1eqO70
二次創作における優希の影の薄さは異常
293 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 01:37:22.58 ID:yxP9FHbf0
カラオケ行ってました。アニソン、アイドル、邦楽と、えらくごった煮だったな……。

さて、少し書きますか。

どうしても咲ちゃんとかを主軸に据えると、優希が目立たなくなるってのはひしひしと感じるところですね……。
294 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 01:37:49.03 ID:yxP9FHbf0
>>237


――咲の部屋

咲「――ふわぁ」

咲「……暑いよ」ゴシゴシ

咲「夏休みなのに、ついつい起きちゃったじゃない……はぁ」グテッ

咲「――あー、どうしよう」

咲「うーん……昨日、録り溜めてた夏アニメは消化しきちゃったし――」

咲「夏だし、『AIR』観ようにも、借りに行くのが億劫だしなぁ」

咲「――でも、まぁ」

咲「せっかく目が覚めちゃったんだし、まずは――うん、ネットサーフィン!」カタッ

咲「今日は一日中、ネットするぞー……えへへ」カチカチ


咲「さて、『ニコニコ動画』は、と」カチカチ

咲「あ、夏アニメ公式配信してる! 一人で観るのもいいけど、コメント付きで観るのもいいんだよねえ……」エヘヘ

咲「――どれどれ、ちょっと」カチッ


――数時間後

咲「……」

咲(気づいたら)

咲(もう、お昼過ぎ)

咲(公式配信を観て、ボカロの曲に聴き入って)

咲(あと、怖いもの見たさで『例のアレ』カテゴリに飛んで、変な動画見すぎちゃったんだ……)

咲(ああ、もう! こ、こんなんじゃ! 私、ひきこもりになっちゃうよ……)←前日、アニメ消化だけで一日を潰した人

咲(――こ、こんなんじゃだめだよね、うん!)グッ

咲(京ちゃんあたりに、『お前、将来はニートまっしぐらだな』とか、唯ちゃんみたいなこと言われるのがオチだよ!)

咲(……べ、別に京ちゃんが何言ってもいいけど。そ、そうだもん)

咲(――そうと決まれば!)

咲(クローゼットから着替えを取り出さないと、だね!)

咲(朝からずっとパジャマで、ちょっと汗ばんじゃったよ……)

咲(――あれ?)ピタッ
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 01:38:23.39 ID:RCh4u9hNo
>>293
まあ優希ちゃんは着実に原作でフラグ立ててるから・・・(震え声)
296 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 01:38:24.15 ID:yxP9FHbf0
咲(なに、この服?)

咲(見たことがない……私、こんなの持ってなかったような――って!?)

咲(な、なにこれ!? む、胸が殆どがら空きじゃないっ!)

咲(こ、こんなので外に出たら……!)

咲(――う、うん! だめだよ!)ブンブン

咲(こ、こーいうの、私には似合わないだろうし!)

咲(……似合わない、だろうし)

咲(……)ジーッ


咲「――結局」

咲「着ちゃった……」

咲「――う、実際に着てみると、これは……」カァァ

咲(む、胸が……隠れてない、ような気がする)

咲(そ、それにこのままじゃあ――その――さ、先っぽが見えちゃうよぉ……」アセアセ

咲「や、やっぱり、脱ご――!」ピタッ

咲「……うー」





――外

咲(……なぜか、脱いじゃいけないような気がして)

咲(このまま外に出ちゃったけど――や、やっぱり、これは)

咲(油断すると肩紐も落ちちゃいそうだし、落ちたら……!)

咲(た、ただでさえ、胸元が心許なすぎるし)


咲「こ、こんな恰好のまま、知り合いに会ったら――」キョロキョロ

京太郎「お、咲?」

咲「」


京太郎「珍しいな、夏休みにお前が自分から外に出るなんて」

咲「い、いや、その――あのね」

京太郎「……ん?」

京太郎(後ろ姿の咲――普段となんか違うような?)
297 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 01:39:03.53 ID:yxP9FHbf0
京太郎「……なぁ、咲」

咲「……」

咲「そ、それじゃ、また――」ダッ

京太郎「逃がすかっ!」ガシッ

咲「ひゃぁっ!?」ビクッ


京太郎「……さて、こっちを向いてもらおうか」

咲「う、うう……!」ビクビク

京太郎「……」

咲「――も、もうっ!」クルッ

京太郎「」

咲(ほら、やっぱり……)

咲(京ちゃんの顔が、凍りついちゃった)


京太郎「……えっと、その」アセアセ

咲「……」

京太郎「イ、イメチェンか?」

咲「――そ、そう、かなぁ?」アセアセ

京太郎「そ、そうか……うん」

京太郎「――咲だから、まだ良かったかもな」

京太郎(こんなの和が着てた日にゃ……)

咲「――なにか、失礼なこと考えてるでしょ?」ジトッ

京太郎「……それはともかく」

咲「京ちゃんっ!」ムッ

京太郎「――肩紐、落ちかかってるぞ?」

咲「もう、いつもいつも――って、あれ?」ハッ

咲「――ッ!?」バッ

咲「……」カァァ

京太郎(あーあ、顔真っ赤じゃねえか……)

咲「きょ、京ちゃんの大バカッ!」カァァ

京太郎(そのカッコで外に出た、咲の方がバカだ)

京太郎(――とか返そうと思ったけど、なんか咲が不憫だから言わないでおくか)

京太郎(大方、夏の暑さでとち狂ってたんだろうし……)

咲「うー……」

咲(もう、絶対! こ、こーいうのは着ないんだからっ!!)グスッ
298 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 01:43:06.95 ID:yxP9FHbf0
咲ちゃんはなぜこんな服を着てしまったのか……これもうわかんねえな。

しかし、咲世界の貞操観念はどうなっているのか、さっぱり分かりませんね。
あれ、でも……「下着が存在しない世界」が(ほぼ)公式設定でしたね……(震え声)
小林立……一体、何者なんだ?

さて、次いけるか?
いけたら書きます。それじゃまた。
再開は、咲ちゃんコスプレで。

気が向いたら、どんなコスプレがいいか、なんとなく思いついたの書いてみてくださいな。
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 01:44:13.72 ID:RCh4u9hNo
なのはさん
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 01:48:02.42 ID:0kYgIHAIo
コスプレったら巫女さんかラクロスのユニフォームだよね
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 01:48:26.78 ID:yd6U35oIO
マリみての祐巳
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 01:52:06.70 ID:0kYgIHAIo
あ、ぶかぶかのパーカーなんてのもあり?
303 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 02:22:19.57 ID:yxP9FHbf0
――咲の家

京太郎「――まだか?」

咲「ま、まだ! は、入っちゃダメだからね!」アセアセ

京太郎「はいはい……」ハァ

京太郎(――来たる、冬の祭典『コミックマーケット』)

京太郎(何をとち狂ったか、こいつはコスプレなるものに手を染めることにしたらしい)

京太郎(……で、その着付けに付き合わされているわけで。今は廊下で待機中だ)


咲「――も、もういいよ」ガチャッ

京太郎「お、そうか」

京太郎「それじゃ、失礼――っと」

京太郎「……」ジーッ

咲「な、なに?」アセアセ

京太郎「……」

京太郎「――巫女?」

咲「そ、そうだけどっ!」ドキッ

咲「ど、どう、かな?」ジッ

京太郎「い、いや……」

咲「……もう」ムッ

咲「ちゃんと、見てくれないと困るよ」ジトッ

京太郎「あ、その、だな」


京太郎(――ダメだ、言えるわけがねえ)

京太郎(咲の巫女姿が、思った以上に似合ってた、なんて)

京太郎(もともと、咲はスタイルは悪くない。まあ、一部分は残念ではあるけど)

京太郎(……でも、巫女服の場合、そのハンデが逆に強みになる)

京太郎(――なぜなら)
304 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 02:22:47.22 ID:yxP9FHbf0
京太郎「巫女服は、胸が小さい方が有利だからな」

咲「……へぇぇ」

京太郎(げ、つい声が漏れた!?)

咲「ふぅん……そんなこと考えてたんだぁ」ゴゴゴゴ

咲「――京ちゃん?」ジーッ

京太郎「で、でも!」

京太郎「良かったじゃないか。実際、巫女服は似合ってるんだk」アセアセ

咲「そーいう問題じゃないのっ!!」


京太郎「……あー、その」ポリポリ

京太郎「でもな、マジな話」

京太郎「――似合ってると、思うぞ」

咲「……ふんだ」プクーッ

咲「京ちゃんなんて、信じないもん」プイッ

京太郎(ふてくされやがった……まぁ、しょうがないかもしれないけど)


咲「――ねぇ?」チラッ

京太郎「な、なんだ?」

咲「……それじゃ、私」

咲「巫女服以外は、似合わないのかな?」キュッ

京太郎「そ、そうだな……」

京太郎(ニッチな需要なら、スク水とかなら貧乳の方が『それっぽく』て有利かもだけど……言ったら怒るだろうしなぁ)

京太郎「――たしかに、大抵の服は胸が大きい方が、かもな」コクッ

京太郎(事実を言うにとどめておこう)


咲「そっか」

咲「そう、だよね……」

咲「……」ジッ
305 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 02:23:13.43 ID:yxP9FHbf0
咲「ね、京ちゃん?」

京太郎「な、なんだ?」

咲「……」


咲「胸、おっきくしたいな」ボソボソ


京太郎「は?」

咲「だ、だからっ!」

咲「は、原村さんレベルじゃないにしても! せ、せめて部長レベルには――!」アセアセ

咲「い、いつまでも優希ちゃんと一緒に、『貧乳同盟』組んでるわけにはいかないし!」ウンウン

京太郎(いつの間にそんな同盟を……)アキレ

咲「――どうすれば、いいのかな?」

京太郎「……一説によれば」

京太郎「やっぱり、揉むことらしいぞ?」

咲「――え?」キョトン

京太郎「だから」

京太郎「胸を、揉むってこと」

咲「……エッチ」カァァ

京太郎「俺が揉むといつ言った?」

咲「そうじゃないにしても、エッチだよ京ちゃんは」プイッ

咲「……」フニフニ

咲「――はぁ」タメイキ

京太郎(自分の戦力をその手で感じて、落胆しているとみた)

咲「……ね、京ちゃん?」

京太郎「なんだよ?」

咲「――うー」

咲「や、やっぱりいい!」

京太郎「変なヤツ……」


咲(――おっきくするために)

咲(ちょっと! ほんのちょっとだけなら!)

咲(触ってもいい、かな、って――ちょっとでも考えた私は)

咲(京ちゃんのこと、エッチって言えないよ……)カァァ

京太郎(――勝手に自滅し、勝手に顔を赤らめる)

京太郎(そんな咲と一緒にいると、退屈はしねえな、少なくとも……)ハァ
306 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 02:25:04.21 ID:yxP9FHbf0
ここまでになります。
巫女案を採用させていただきました。

巫女服は巨乳よりも貧乳の方が似合う、ということをどこかで聞いたような気がするのですが……ホントなんですかね?
そうだとするなら、鹿児島の某高校にいる巨乳巫女二人は……

さて、それじゃまた。
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 02:28:17.92 ID:0kYgIHAIo
おつ
巫女服+咲ちゃん=最高ですね、わかります。
巫女服も着物と同じようなものだからではないかな。着物には巨乳は合わないって言うし
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 02:33:18.83 ID:YDDaYz+10

巫女服咲ちゃんかわいい
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 07:44:24.18 ID:yd6U35oIO
おつ
はっちゃんスタイルに変更しよう(提案)
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 10:29:51.84 ID:lWibm/gm0
咲ちゃんが露出に目覚めてしまう(白目)
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 12:11:03.18 ID:HDbjQBNAO
>>310
元々ノーパンだし……
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 14:52:15.34 ID:C6cKdecAO
>>310
対局中に衆目の前で脱ぎだす娘やで
何を今さら
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 16:26:37.02 ID:oB4gM9WSO
ちょっと巫女咲の良さがわかんないわー
だから画像はよ
314 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 21:35:41.81 ID:yxP9FHbf0
>>313
ないんだな、それが。
一緒に妄想しよう(提案)

それじゃ、書きます。
……明日は「サ○ララ」というゲームが届く手筈になっているので、書けるかどうかわからないんだよなあ。

>>260
めっきり、寒くなってきましたね。
315 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 21:36:09.16 ID:yxP9FHbf0
――松実館

京太郎「……」

宥「……」ブルブル

京太郎「ゆ、宥姉ちゃん、大丈夫?」

宥「だ、大丈夫」フルフル

宥「ちょっと寒いだけ、だから……」

京太郎(……ちょっとじゃないよ、それ)


京太郎「そういえば」

京太郎「今日はマフラー、付けてないの?」

京太郎(寒いのは、そのせいなんじゃあ……?)

宥「う、うん」コクッ

宥「ちょっと、お洗濯に出してて……」

京太郎「あー、そうなんだ」

宥「――こんなことなら、替えを用意しておけば良かったよ」

京太郎「……」

京太郎「――今日、マフラー付けてここまで来たんだ」

宥「……?」キョトン

京太郎「宥姉ちゃん、俺のマフラー貸すよ」

宥「――え?」ピクッ

京太郎「俺、今の温かさで十分だし」

宥「で、でも!」

宥「そ、それは悪いよ……」フルフル

京太郎「大丈夫大丈夫」

京太郎「……宥姉ちゃんが寒そうにしてるの見る方が嫌だし」ゴソゴソ

宥「……」

宥「――じゃ、じゃあ」

宥「お言葉に、甘えて……」モジモジ

京太郎「分かった……はい」スッ

宥「ありがとう……」シュルシュル
316 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 21:37:00.73 ID:yxP9FHbf0
――数分後

京太郎「……」ブルッ

宥「……!」ハッ

宥「きょ、京太郎くん? やっぱり、寒いんじゃ……」

京太郎「――だ、大丈夫だって」

宥「……!」

宥「そういえば、ストーブの灯油が切れそうになってたんだ……」

京太郎「……あ、だからか」

宥「……ごめんね」

宥「や、やっぱりこのマフラー、返すよ」

京太郎「だ、大丈夫だって! うん、全然!」ブンブン

宥「で、でも……」

宥「……」


宥「――京太郎くん」

京太郎「な、なに宥姉ちゃん?」

宥「ちょっと、こっちに来てくれる?」

京太郎「……? いいけど」

宥「――ここに座ってくれる?」

京太郎「う、うん」ストン

宥「……」

宥「――えいっ」

京太郎「え?」


シュルシュルッ


京太郎「わっ!?」

宥「……こ、これなら」

宥「一緒に、温まれるでしょ?」ニコッ

京太郎「そ、そんな! 宥姉ちゃんの使える分が少ないじゃん!」

宥「いいの」

宥「……京太郎くんが近いから、あったかいよ」

京太郎「……」

京太郎「ありがと」
317 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 21:37:31.89 ID:yxP9FHbf0
――数分後

京太郎「……」

宥「……」

宥(――あ)

宥(京太郎くんの方から、マフラーが少し垂れちゃってる)

宥(直してあげなきゃ……)

宥(……!)ピトッ

宥(か、肩が……!)

京太郎「……ど、どうしたの、宥姉ちゃん?」

京太郎(――宥姉ちゃんの肩が俺の肩に)


宥「ご、ごめんね」アセアセ

宥「ちょ、ちょっとマフラーが垂れ落ちちゃってたから……」

京太郎「そ、そっか……」

京太郎「直してくれて、ありがと」

宥「う、うん……」コクッ

京太郎「……」

宥「……」


京太郎(――直してくれたのは嬉しいけど)

京太郎(垂れ落ちないようにするためか、宥姉ちゃんが近くなった……)

京太郎(また、肩が触れそうな……)カァァ


宥(……うう)

宥(あ、あったかいんだけど……あったかすぎるよ)カァァ

宥(……ど、どうしよう?)モジモジ
318 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 21:38:53.66 ID:yxP9FHbf0
ここまでになります。

この光景を見た玄ちゃんが、二人を軽くからかったのは言うまでもない。

それじゃ、次までお待ちを。
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 21:41:31.44 ID:0kYgIHAIo
おつ
宥ねぇかわいい
サ○ララ…無印かそれともRの方か…Rの方がお得ですね
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 21:42:41.62 ID:LP5JEkhh0
宥姉ちゃんきゃわわ
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 22:23:25.27 ID:+6AMuAtFo
宥姉かわいい!
322 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 23:08:49.94 ID:yxP9FHbf0
もう一本書きましょうか。

阿知賀メンバー中二病は次の機会に。

憧ちゃんとラブコメ……ふんふむ。
323 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 23:13:16.90 ID:yxP9FHbf0
――阿知賀学院

男子生徒「――おい、須賀! 早く!」

京太郎「わ、分かったよ!」

男子生徒「早く行かないと、女子の水着姿見れねえぞ!」

京太郎「……」


京太郎(そりゃまあ)

京太郎(夏の熱に浮かされた、と言ってしまえばそれまでだろうけど)

京太郎(健全な中学2年男子なら誰しも、こーいうネタには飛びつきたくなるだろ?)

京太郎(……水着姿、か)


男子生徒「――よし、なんとか場所は確保できた」

京太郎「……思ったよりずっと早く着いたな」キョロキョロ

男子生徒「うん、良かった良かった――善は急げ、って言うし」

男子生徒「……ところで、須賀?」ジッ

京太郎「ん?」キョトン

男子生徒「俺の視線の先に、原村がいるんだけど」

男子生徒「――ありゃ、やべえな」ゴクリ

京太郎「おいこのバカ、双眼鏡よこせ」

男子生徒「お、なんだ? お前もそんなに観た――」ニヤッ

京太郎「没収」

男子生徒「なんでだよ!?」ガーン

京太郎「いや、なんかその――」ポリポリ

京太郎「和がそーいう目で見られるのが、抵抗あるというか」

男子生徒「お前なぁ……」ハァ

男子生徒「いいか? 制服姿でもいいから、原村の姿を思い浮かべてみろ」

京太郎「……」

男子生徒「どうだ? あのスタイルで、エロい目で見るな、って方が無理だ」

男子生徒「これは多分、全男子の総意だぞ」

京太郎「……」ゴクリ

京太郎「……ちょっとだけ見よう」オズオズ

男子生徒(ちょろいヤツ……)ハァ
324 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 23:13:53.12 ID:yxP9FHbf0
京太郎「――う、おお」

男子生徒「どうだ?」

京太郎「でかい」

男子生徒(即答された……)

京太郎「エロい」

男子生徒(補足した……)


京太郎「……うーむ」

京太郎「水着って怖いな……」シミジミ

男子生徒(須賀が賢者になりつつある――っと、次は俺だな)

男子生徒「どれどれ……うん。やっぱり、原村クラスはそうそういねえな」

京太郎「まぁ、そうだろうさ」

男子生徒「――あ、でも」

男子生徒「この前、中等部3年の授業と、高等部1年の授業も『見学』させてもらったけど……」

男子生徒「その中なら、原村クラスとは言えないかもだけど、かなりおっきいサイズのお方が――」ムフフ

京太郎(……玄姉ちゃんと宥姉ちゃんだろうな、たぶん)

京太郎(――俺も見たいかも)

京太郎(いやいや、さすがに姉貴分にそりゃねえだろ俺)フルフル

京太郎(いやでも、この夏のチャンスを逃したら――水泳の授業は……)

男子生徒(須賀――素直になってもいいんだぞ?)ニヤッ


男子生徒「さてさて、続きっと――あ」

男子生徒「ありゃ、高鴨か」

京太郎「穏乃? 穏乃の水着姿、ねぇ……」

男子生徒「――『その筋』の人には、たまらねえスタイルしてるとは思うけどな」スッ

京太郎「どれどれ……お、穏乃だ」

京太郎「……」

京太郎「隣に和がいるせいか、尚更」

男子生徒「差が際立ってる、か?」

京太郎「そうだなぁ……うーん」

京太郎「――ま、ちっこい方が走ったりしやすいだろうし。あいつ、体育は大の得意だし、いいんじゃないか?」

男子生徒(この流れだとフォローにしか聞こえないんだよな……)アキレ
325 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 23:14:42.16 ID:yxP9FHbf0
男子生徒「高鴨や原村に比べて、新子ってガード固いだろ?」

京太郎「――ま、まぁ、たしかに?」

京太郎(そーいう所はあるのかも)

京太郎(和は、そもそも男子と込み入った話を出来るような性格じゃねえし……最近、ましになってきてはいるけど)

京太郎(まぁ穏乃に至っては、男女の違いを感じさせないと思うくらい打ち解けちゃうし)

京太郎(――憧は)


京太郎「そうだな……憧は男子とは話すけど、どこか一歩引いてるみたいな?」

男子生徒「そう、そんな感じ」コクコク

男子生徒「――で、そんな新子のガードは」

男子生徒「お前と話す時は、外されてるよな?」

京太郎「……実感はない、けど」

京太郎「他の奴との関係を見るに、そうかもな」

男子生徒「絶対、そうだよ」

男子生徒「はぁ……やっぱり、同じ部ってのがでかいのかな」

京太郎(プラス小学生の頃からの付き合い、ってのも)


京太郎「しかし、まぁ……」ジーッ

男子生徒「見入ってんな、おい」

京太郎「――そ、そんなんじゃねえって!」アセアセ

京太郎「でも……」ジーッ

男子生徒(身体は正直な須賀だった――ってか)

男子生徒(しかし、まぁ――)

男子生徒(一部の男子の間じゃ、コイツの本命は一体誰なのかが噂されてるんだよな)

男子生徒(本命クラスが、原村、新子。次点で、高鴨。対抗で、中3の先輩と高1の先輩)

男子生徒(――言っててなんか、変な気分になってきた。なんだこの多さは)ハァ


京太郎(……憧の水着姿。印象、全然変わるんだなぁ)

京太郎(小学校の頃から見てきた俺からすると、中学に入ってからのアイツの変化は納得いくものだったけど)

京太郎(オシャレに嵌り込んでるからなぁ、あいつ……)

京太郎(――お、憧が泳いでる。あいつ、意外と上手い? いや、隣に和がいるからそう見えるだけか?)ジーッ

男子生徒(……須賀を連れてきて、本当に良かったのかな? 危ない目つきをしてそうなんだけど……)
326 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 23:15:10.85 ID:yxP9FHbf0
――数分後

男子生徒「いやー、結局見いちゃってたな」

京太郎「そう、だな……」

男子生徒「まぁ、男子の体育が早く終わってくれたから、見に行けたわけだけど」

京太郎「うん……」

男子生徒「――新子?」

京太郎「!?」ビクッ

京太郎「な、なんだよ、憧が!?」アセアセ

男子生徒「冗談だよ」ニヤニヤ

男子生徒「まだ水泳の授業中だろうに、なんでここに新子がいるんだっての」

京太郎「――んだよ、嘘か」

京太郎「……」

男子生徒(――須賀は一体、新子の『ナ二』を考えてるんだろう?)

男子生徒(ま、面白そうだし黙っとこう)クスッ


――下校時

憧「……ね、京太郎?」

京太郎「――ど、どうした憧?」アセアセ

憧「今度の休みのことなんだけど……って」

憧「アンタ、制服にゴミついてるわよ?」ヒョイッ

京太郎「――!」ビクッ

憧「よし、取れた」パンパン

京太郎(あ、憧の顔が……近い!)

憧「まったく、たまには制服くらいちゃんと――どうしたの、京太郎?」ズイッ

京太郎「な、なんでもねえよ」プイッ

憧「ふーん……変なの」

京太郎(――憧の水着姿が脳裏をかすめてしょうがない)

京太郎(ああ、俺ってこんなダメなヤツだったのか……)ハァ

憧(……どうしたのかな、京太郎?)キョトン
327 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/06(木) 23:18:02.01 ID:yxP9FHbf0
ここまでになります。

最後の方だけ見たら、ヒロインは憧ちゃんじゃなく京ちゃんみたいになってるんだよなあ……

明日、某ゲームが届く予定なせいか、どうもそんな感じのルート分岐になっちゃった感がある。
今回は憧ちゃんだったけど、それまでのイベントや選択肢によっては和だったかもしれないし、穏乃だったかもしれない。
それに、松実姉妹のどっちかだったかも……これもうわかんねえな。

明日はゲームにかかりきりになる可能性が……というわけで、一旦おしまい。
また、次に。
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/06(木) 23:19:47.00 ID:0kYgIHAIo
おつ
実際何処にでも分岐あるもんなー
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 00:34:52.24 ID:4TN4gyRko
乙ー
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 00:52:14.35 ID:M47wlNjD0
乙!
レジェンゴルートが無いと申すか
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 01:55:54.75 ID:LkkrZTn30
おつやでー

余談だがガールズ&パンツァーってキャラの多さとか西住姉妹同士の複雑な模様といい宮永姉妹と重なるところがある気がするのです(小並感)
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 18:07:21.69 ID:LkkrZTn30
地震ががが イッチの住んでる地域大丈夫か
333 : ◆OtZIp/YaIxCt [sage]:2012/12/07(金) 21:42:24.17 ID:Qsv5E5+T0
>>332
講義中に揺れて焦ったんだよなあ……

大丈夫でした。ありがとうございます。
今はサ○ララやってます(チラ裏)
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 21:46:47.19 ID:B/oyVVAEo
イッチが大丈夫そうでなにより
サ○ララ面白い?迷ってんだけど
335 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/07(金) 22:01:28.19 ID:Qsv5E5+T0
>>334
まだ序盤だけど、絵が好きならやって損はしないんじゃないかな?
ほら、うめs……藤宮アプリの絵は、人を選ぶかもしれないから。


咲「……へぇ」カチカチ

咲「この人――エッチなゲームの絵も……ふむ」ジーッ

京太郎(……漫画家にも、『そういう』ゲームの原画描いてる人がいるんだよなあ)

京太郎(でもな咲。お前は絵に見入りすぎだ……)アキレ


咲「……私もこういう絵、描けたらなぁ」

京太郎「お前、絵舐めてるだろ……」ハァ

京太郎「つーか、幼馴染がエロいゲームの絵描きとか……」アレ?

京太郎「――意外とアリだな」フム

咲「え、いいの? それで?」ビクッ

京太郎「じゃあ咲が絵描くなら、俺はシナリオな」

京太郎「ほら、型月の二人組みたいな感じで」

京太郎「あの二人も中学時代からの幼馴染らしいし」

咲「――いつか、同人サークルつくろっか?」クスッ

京太郎「その後は商業に移って、ってか?」

咲「できたらいいね」ニコニコ

京太郎(その前に、麻雀の練習はいいのか……?)アキレ
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:05:37.97 ID:PelGks+a0
無事でなによりだ
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/07(金) 22:07:58.36 ID:B/oyVVAEo
ああ、生き別れの姉とかいう(ry
さんくす。買ってみるよ。積みゲー沢山あるけど
338 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/07(金) 22:58:23.39 ID:Qsv5E5+T0
いい青春してるなぁ……こういうゲームは久々だけど、ほんと好きだ。
主人公もヒロインも、みんな幸せになればいい。




咲「……いい挿入歌だねぇ」

京太郎「――ホントにな」

京太郎(……エロゲの曲、バカにはできねえよな)

京太郎(あの鳥の詩だって、元はエロゲだったわけだし)


咲「――ね、京ちゃん?」

咲「京ちゃんは、どんな『属性』がいい?」

京太郎「『属性』? ああ、つまり……萌えポイントってやつか?」

咲「うん、それ」

咲「私はね……人見知りしないで、人と楽しそうに話せて――あとは」

京太郎「……自分にないモノを持ってる奴がいい、ってことか?」

咲「……そう、なるのかな」

咲「はぁ――まだまだ、人見知り過ぎるからね」

京太郎「……ああたしかに、今プレイしてるゲームの最初のヒロインがそんな感じだしな」

京太郎(なるほど、咲に似てると思ったわけだ……)


京太郎「――俺は、そうだな」

京太郎「大人しくてもいいから、話してて時々笑ってくれて。それで趣味のことで笑い合えて――」

京太郎「そしてそうだな……後は『幼馴染』系は大抵好きだから、そういう子が好きなのかも――」

京太郎「……ん? どした、咲?」

咲「えっ!? う、ううん!」

咲「な、なんでもないよっ」

京太郎「……?」

京太郎(しかし、ヒロイン語りはおもしれえな。意外と)

咲(これはゲームの話これはゲームの話これは……)
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 09:53:28.79 ID:NSeAbScIO
咲ちゃんかわいい!
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 11:20:39.35 ID:ruuxyVjX0
たまには中二病キャップの話も書いて欲しいな 
例えばキャップに影響されて中二病が再発した久保コーチ 二人の中二病患者に振り回されて涙目になる池田とか
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 14:25:55.75 ID:4Sz6x9Om0
幼馴染の素直になれないお姉さんもいいと思うんです(迫真)
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/08(土) 19:34:03.72 ID:vGzl0Q080
白糸台の追加キャスト解禁されたから小ネタで白糸台組との絡みオナシャス
343 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 02:25:26.21 ID:R0Veg7ZP0
>>342
そういえば決勝は、まどかVSほむらの構図になるんだよなあ……
これは概念が歪みますね……
それも、書きましょうか。


相も変わらずゆったりと、サ○ララをやってます。
ところどころで、ちょっとウルッときたり、青春模様にニヤニヤしたり――良作であることは間違いないですね(確信)

今日は、この前ちょうど中二病でも〜を観たので、阿知賀の中二病話でもちょこっと書いて寝ようかな、と。
344 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 02:25:58.25 ID:R0Veg7ZP0
――麻雀部

京太郎「……」


憧「――ふ」

憧「私の隠れてた力……今こそ『解放』(リリース)の時!」

憧「トンじゃっても知らないわよ――しず!」ゴゴゴ

穏乃「そう来ると思って」

穏乃「ちゃんと『盾』(シールド)くらいは用意してる」バーン

穏乃「――返り討ちに会うのは、どっちかな?」フフン

灼「……なるほど」

灼「それじゃ――私の封印も『解』いて、いいってことか」シュルッ

灼「……私がグローブを外す。この意味が分かる?」

玄「ふむふむ、なるほどなるほどー」

玄「それはつまり――『龍の息吹』(ドラゴン・ブレス)を出すってことだね」ニヤリ

玄「でもね、灼ちゃん? 忘れないでほしいな……『龍』(ドラゴン)の名を冠するのは、私だけでいいってこと!」バーン

四人「……」ゴゴゴゴゴゴ


京太郎「――え、なにこれ?」

宥「なんだかね」

宥「えっと……『ただ普通に麻雀打つだけじゃ飽きが来ちゃうから』」

宥「『何かそれっぽいことを言って、士気を高めない?』だったかな?」

京太郎「……誰が言ったんだ、それ?」

宥「たしか――憧ちゃん、だったかなぁ」

宥「あれ、でも……もしかしたら最初は穏乃ちゃんだったかも」

宥「それとも――玄ちゃん? 灼ちゃん?」アセアセ

京太郎「いや、もういいや……」ハァ

京太郎(あのなあ……)

京太郎(いくら中学生という年頃だからって)

京太郎(みんなが一斉に『中二病』にかかる必要は――)
345 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 02:26:25.23 ID:R0Veg7ZP0
和「――みなさん、どうかしたのでしょうか?」

京太郎「あ、和。実は――」カクカクシカジカ

和「『中二病』ですか……」

和「――どこかオカルトめいてますね」ムムッ

京太郎(そういう問題なのか、これ……ともあれ、和は『罹』ってないらしいな)


京太郎(『諸君、中二病とはなにか、ご存じだろうか?』)

京太郎(――とかいう言葉から始まるナレーションを引用するまでもなく)

京太郎(大方の奴には分かるだろう……)

京太郎(この病に罹った奴の大半は、高校になって当時の自分を思い出し後悔することになる、らしい)

京太郎(それこそ、○太や森○の例を挙げるまでもない。○花のような奴がレアケースなだけであって)

京太郎(……まぁなんだかよくわからないけど、どうやら――卓についている4人は全員『罹』っちまったらしい)

京太郎(俺? そうだな――似たような声のヤツがそれっぽい行動とったりはしてるけど、それは俺じゃないし)

京太郎(――さて)フム


穏乃「むー……憧に狙い打ちされたー」グスッ

京太郎(あ、穏乃が素に戻ったっぽい?)

憧「ふ、ふん! 私の『能力』(マナ)をしずの『盾』(シールド)は防げなかった――それだけの話よ」プイッ

玄「――灼ちゃん。『龍』(ドラゴン)を冠するにふさわしいのはどっちか」ゴゴゴゴ

灼「『決着』(タイム・エンド)の時はすぐそこに――!」ゴゴゴゴ


穏乃「うー……くそー」ウルッ

京太郎「よしよし、穏乃」ポンッ

穏乃「ひゃっ!? きょ、京太郎?」ピクッ

京太郎「――次がある。頑張れって」

穏乃「――あ」

穏乃「あ、ありがとね」エヘヘ

京太郎「うんうん」コクコクッ
346 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 02:26:51.27 ID:R0Veg7ZP0
憧「……む」ジトッ

玄「あ、穏乃ちゃんが」

灼「――へぇ」

穏乃「……ふふふ」

穏乃「私の『盾』(シールド)はまだ破れちゃいないよ、憧!」

憧「――あ」ハッ

憧「わ、私だって! 次の『攻撃』(アタック・プレス)で――!」

憧「……」チラチラ


京太郎「なによそ見してんだよ、憧?」

憧「――なに、京太郎?」

京太郎「お、なにか気に障ったか?」

憧「なんでもないわよ……」プイッ

京太郎「――ほほう」

京太郎「……無理して、中二病しなくてもいいのに」

憧「なっ――そ、そんなこと!」

憧「い、今の中学の流行がそれなんだから、しょうがないでしょ!」カァァ

京太郎(信じがたいけど、そうなんだよなあ)

京太郎(なぜか阿知賀学院の中学で、中二病というものが流行ってるらしい)

京太郎(――某アニメの影響はないと思うんだけどなぁ)ハァ


憧「べ、別に」

憧「し、しずのこととかは――」アセアセ

京太郎「は? 穏乃?」

憧「な、なんでもないっ!」プイッ

京太郎(……まぁ、いいか、うん)

京太郎「それじゃ、後は勝手に打っててくれ」

憧「あんたに言われなくても……」ツン

京太郎「よし」ポンッ

憧「――な、なに!?」ビクッ

京太郎「いや、まぁ……なんとなく肩にポンッと」

憧「も、もう! 早くあっち行って!」カァァ

京太郎「へいへい……」ソソクサ
347 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 02:27:45.30 ID:R0Veg7ZP0
玄「――ふむふむ」

灼「どうかした、玄?」

玄「いやいや」

玄「――二人とも、女の子ですなぁ」ニヤッ

灼「玄、口調がおじさんみたいだよ」アキレ


京太郎「はぁ、一息ついた」

和「お疲れさま、京太郎くん」

京太郎「ありがとな、和」

京太郎「――和は、入らないのか?」

和「いえ、私はいいです……」

和「さすがに、オカルトが過ぎているようで――」

京太郎(和に中二病は似合わないのかもなぁ……)

京太郎(と言いつつ、この前観たアニメだと、俺に似た『中二病』めいたキャラとその部下がなにやらいい関係に――)

京太郎(いや、別にそれはいいよな。うん)フルフル
348 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 02:28:31.96 ID:R0Veg7ZP0
中途半端ですが、ここまでになります。

ゲームに時間を取られて、SSが疎かになってる。はっきりわかんだね。
それでもこうして小ネタ書くのは楽しいですね……

それじゃ、また。
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 02:29:40.68 ID:mRTuOjlmo
んんwwwwwwそんなオカルトありえないッwwwwww
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 02:31:29.82 ID:eZl74uduo
おつー
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 10:40:00.96 ID:N7Q1HTF90
前に少し書いた隠れオタの憧ちゃん見たいなー(チラッ
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 19:03:32.91 ID:VtjHC57i0
大谷がやっと日ハム入団したな これは小ネタでも宮守の誰かが野球好きという設定でやな(チラッ
353 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 23:36:29.92 ID:R0Veg7ZP0
ゆっくりゲームを進めてたら、まだ終わりそうにないんだよなあ。
すぐに終わるより、良いのかもしれないけど。

それじゃ、今日も小ネタ書きます。
いずれも阿知賀ネタですね……さ、咲ちゃん?

神社に行こう。


――神社

京太郎「……お、やってるやってる」

憧「おみくじー、おみくじ引いていきませんか―……って」ピタッ

憧「京太郎、来たんだ」

京太郎「まあな」

和「こんにちは、憧」ペコリ

憧「あ、和も。ありがとね」ニコッ

和「いえいえ」フルフル

和「憧や、穏乃たちが頑張ってると聞いたら、来ないわけにはいきませんよ」

憧「頑張ってる、ねぇ……」


穏乃「――それっ!」パシャッ

子ども「ああっ!?」ガーン

店番「はい、終了!」

店番「どれどれ……うん。巫女のお嬢ちゃんの勝ちだね」

穏乃「やった!」グッ

子ども「うう……お姉ちゃんに負けた」

穏乃「――えっと」

穏乃「この金魚、欲しい?」スッ

子ども「……え?」キョトン

穏乃「いやー、たぶん私の家じゃ飼えないだろうし」

穏乃「――勝負、面白かったし。お礼に」

子ども「……あ、ありがとお姉ちゃん!」ニコッ

穏乃「うんうん」ニコニコ
354 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 23:37:02.65 ID:R0Veg7ZP0
憧「――あれが?」

京太郎「ま、まぁ、その」

和「頑張ってる、というよりは、楽しんでると言った方が近いですね……」

憧「そうなの」

憧「はぁ。ちょっと時間が空いたからって、巫女のカッコして、何やってんだか……」ハァ

憧「手伝いに来てくれてることは、嬉しいんだけどね」

京太郎「――憧も遊びたかったり?」

憧「そ、そんなわけっ……」

憧「――ちょっとは、あるけど」プイッ

京太郎「ふむふむ……」

京太郎「――なぁ、良ければなんだけどさ」

憧「なに?」

京太郎「俺も手伝っていいか?」

憧「……え?」キョトン

和「きょ、京太郎くん?」

京太郎「俺が手伝えば、その分憧の空き時間も増えるってことになるよな」

京太郎「――だったら」

憧「うーん……気持ちは嬉しいんだけど」チラッ

憧「――あんた、巫女服着たい?」ジーッ

京太郎「――はい?」キョトン

憧「いや、その」

憧「今、巫女服以外、めぼしい服がないと言うか――」

京太郎「」


京太郎「……それを着て、手伝えと?」

憧「出来ないことも、ないんじゃないかなー、と」

京太郎「……」

憧「……」


和(京太郎くんの、巫女服姿――)

和(わ、私ったら何を想像しているのでしょう?)

和(……で、でも)チラッ
355 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 23:37:29.77 ID:R0Veg7ZP0
京太郎「……悪いな、憧。やっぱり俺――」

和「着ましょう、京太郎くん」ズイッ

京太郎「……ちょっと和さん、あんた何を」

和「何事も経験ですよ、京太郎くん!」

京太郎(――和のヤツ、おかしなスイッチ入りやがったな)

京太郎(そういえば前に、駅前でチラシ配ってたメイド服姿の人を見て、目を輝かせてたような気も――)

京太郎(……意外と、変なファッション趣味があるのかも)ハァ

京太郎(――って、んなこと考えてる場合じゃねえ!)


憧「ふーん、どうする京太郎? 和はこう言ってるけど」

和「ほら、着ましょう京太郎くん」

京太郎「い、いや、でもな……」

穏乃「――あ! 京太郎、和!」

穏乃「来てたんだ。それで、どうし――」

憧「しず!」

穏乃「は、はいっ!」ビクッ

憧「……京太郎を、押さえて」

穏乃「は?」キョトン

京太郎「お、おい、憧!」

穏乃「えっと、なんのことだかよく分からないけど……」

穏乃「――えいっ!」

京太郎「うあーっ!?」

和「……わ、私も」ピトッ

京太郎「和、お前もか……」

憧「まぁまぁ……なんか面白そうだし、ちょっと暇だし」

憧「――二人とも、こっちに連れてきて」

穏乃「う、うん」

和「はいっ」

京太郎「……もうどうにでもしてくれ」ハァ
356 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 23:38:54.59 ID:R0Veg7ZP0
――数分後

憧「……どう、京太郎? 着れたー?」

京太郎「ま、まだ」シュルシュル

京太郎「――あー、もう! 巫女服、着にくすぎだろ!」

憧「そりゃまあ……慣れないとキツイでしょ」

京太郎「なに他人事のように……」

憧「だって、他人事だもん」

京太郎「……」

憧「――着付け、手伝わなくていいの?」

京太郎「て、手伝うってお前」

京太郎「……恥ずかしいだろ」プイッ

憧「……今更?」

京太郎「――じゃあ、せめて俺が袴くらい履いてからにしてくれ」

憧「了解ー」


憧「どれどれ……おお!」ピタッ

京太郎「な、なんだよ?」

憧「……意外と似合うかも?」

京太郎「疑問形やめろ」

憧「まあまあ」

憧「残りは上半分か――それじゃ、ちょっとごめんね」グイッ

京太郎「……」ハッ

憧「ふむ……へぇ、あんた意外と肩幅あるのね」シュルシュル

京太郎(――憧の腕が)

憧「――ここをこうして……ああ、動かないでよ」シュルシュル

京太郎(――ち、近い)プイッ

憧「もう……」

憧「……あれ?」ハッ

京太郎「な、なんだよ?」

憧「――な、なんでもない」フルフル

京太郎「そ、そっか……」
357 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 23:39:44.12 ID:R0Veg7ZP0
憧(――まずい)

憧(さっきしずの着付けを手伝ったときと同じ感覚で、京太郎に接してた――)

憧(……い、意識したら、集中が――!)カァァ

京太郎(……憧も俺も、身体が熱くなった、ような)

京太郎(こりゃ……まずいな、色々と)ハァ




――外

穏乃「二人とも、遅いねー」

和「ええ」

穏乃「……着付け、そんなに時間かかってるのかな?」

穏乃「私の時は、憧の手伝いもあって早く終わったんだけど――」

和(着付けの手伝い……それって)

和(京太郎くんも、もしかして憧に?)

和(――な、何を考えてるんですか私は)フルフル

和「う、うう……」

穏乃(――和?)


穏乃「お、出てきた」

和「……え?」

憧「二人ともお待たせ」

穏乃「憧、おつか――れ……」

和「――あれ、は?」

憧「ふふっ……私はとんでもない素材を発掘したのかもしれないわね」

?「……なにが、素材だ」アキレ

和「ま、まさか……」

穏乃「それ、って……」

憧「――うん」


憧「正真正銘……巫女京太郎だよっ」


京太郎「勝手に苗字変えるな!」

憧「もう、京太郎? 巫女らしくしないとダメでしょ?」

京太郎「なにが巫女らしくだ!」

京太郎「第一、お前らなぁ……」クドクド
358 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 23:41:14.66 ID:R0Veg7ZP0
穏乃「――ね、和?」

和「は、はい?」

穏乃「……どう、思う?」

和「そう、ですね――」

和「……まさか、ここまでとは」

穏乃「だよね……」


京太郎「そこ! ヒソヒソ話さない!」

憧「まぁまぁ」

憧「――これで、お客さんの興味も惹けるわね」

京太郎「お前なぁ……」


京太郎(うう、スース―する)

京太郎(白と赤の巫女服……憧と穏乃が今着てるものと同じ)

京太郎(――男が着ると、こんなにも恥ずかしいものだったとは)

京太郎(予想以上に、いたたまれねえ……!)カァァ


和「巫女京太郎……アリですね」フム

穏乃(――和の目つきがちょっと怖い)
359 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/09(日) 23:44:20.08 ID:R0Veg7ZP0
ちょっと長くなっちゃったけど、ここまでになります。

阿知賀ドラマCDのジャケット画像の巫女服を、京太郎が着てる場面を妄想してくださいな。

……自分でも、何書いてるのかわからなくなった(錯乱)


そろそろ寝ないとダメっぽいので、また次に。
クリスマスパーティーは、次の投下時になるのかな。

そろそろ小ネタ希望、どうぞ。
それでは。
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:49:50.45 ID:eZl74uduo
板長京太郎と女将ーズ松実姉妹の旅館奮闘記 関係はおまかせで
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:50:21.43 ID:eZl74uduo
途中送信した…
おつです
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/09(日) 23:53:00.41 ID:72KylveIO
おつやでー
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:03:37.13 ID:iuAaKF0+0

もう京太郎がヒロインでいいんじゃないかな(適当)

何気なく京太郎にクリスマスの予定を聞いてみたところ、「あるよ」と返され動揺する咲ちゃんをお願いします!
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:11:34.72 ID:6hQAYnqIO
巫女画像はよ
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 00:42:44.72 ID:dBbXHsIW0
おつー

サンタクロースに扮して宮永姉妹の枕元にプレゼントを置く京ちゃんオナシャス!
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 01:37:35.23 ID:XJk0jFgDo
清澄麻雀部で勉強会を
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 01:42:41.16 ID:trudThxb0
おっつおっつ

巫女服が似合うならメイド服やナース服も似合うんじゃないですかね…?(暴論)
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/10(月) 02:04:40.91 ID:tKU35cqv0
なるほど、つまりはアコチャーのミニスカサンタコスやメイドか
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 04:35:08.45 ID:UcNJ6Gvf0
バニーガールはよ
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 04:47:19.39 ID:jsl4XKTs0
ヘソ出しバニーガールコスプレな憧はよ
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 08:49:13.06 ID:0nVgDOvVo
意趣返しにコスプレさせるのか
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 10:35:42.57 ID:TgJB0NG6o
シズはちょっと大きいサイズのサンタ服の上しか着てないんだろ、そうだろ?
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 19:22:37.36 ID:iuAaKF0+0
>>372
しずがジャージ以外の服装を着てるのはいまいち想像出来ないな
参考画像はよ
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 20:22:57.54 ID:jgc2Sa+Io
今ならアコチャーの脱ぎたて制服着てるで
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 20:49:24.23 ID:zHmb8zVNo
脱ぎたて制服が1万円?(難聴)
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 20:52:10.65 ID:itlvpUaho
ジャージが不評だったのか知らんけど原作でもだんだん制服着せようとする流れになってるよな
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 21:08:26.46 ID:j5cIAtvjo
ジャージの穏乃が好きな俺には辛い……
長袖ジャージの穏乃最高
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 21:45:36.95 ID:TgJB0NG6o
下さえ穿かなきゃいいよ
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 22:17:23.07 ID:iuAaKF0+0
普段がジャージだからこそ、たまに着る制服が輝くのだしな
380 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/10(月) 23:09:19.04 ID:HNZRQn3c0
>>379
すごく同意。
穏乃はいつも制服着てればいいのに、って人はなんか違うと思う。
あれは「ギャップ萌え」だし、普段はジャージだからこそ、制服を着た時の可愛さが際立つんだろう。

……熱く語りすぎた。それじゃ、小ネタいきましょうか。

あ、ゲーム(サ○ララ)の方は最終章残すだけなので、もうすぐ終わるんじゃないかなー、と(チラ裏)
フツーにいい作品だからか、一歩踏み出す機会にはうってつけかも。
おススメ、かな。

では、まずはレスから。

>>340
中二病キャップに需要があったとは知らなかった。
個人的にあのキャップは書いててテンション上がるので、書きましょうか。

>>342
中の人ネタはちょっとくらいならいけるかな……でもなにせ、決勝でまどかVSほむらが実現しちゃうわけだしな。
淡ちゃんの演出で宇宙らしきものが窺えるけど、あれは女神まどかの世界だった――!?

しかし淡ちゃんはともかく、他のキャストのネタがまだわからないかも……分かる人いたら、教えてくれませんか?

>>351
隠れオタの憧ちゃんなんて設定もありましたね……あの頃はこうして京太郎が奈良に行くなんて考えてもみなかった
んだよなあ(遠い目)
せっかくだし、ちょっと書いてみましょうか。

>>352
大谷、日ハム、超スローボール、ピッチャー……うっ、頭が。
入団してくれたのは嬉しいですね。
しかし俺は、野球ネタは正直詳しくない……友人には詳しい奴が多いんだけどな。
だから、すまん。

>>360
着々と松実姉妹との交流を深めている京太郎……これは姉妹ルート突入ですかね。

>>363
クリスマスネタ、いいっすねぇ。
それは美味しそうなネタなので、頂きます。

>>365
須賀京太郎サンタクロース説。
やってみるか。

>>366
部長、まこ、そして一年全員ってことですね?
わかりました。

後は、憧ちゃんのコスプレでいいのかな?
……結局、何をコスプレさせればいいのやら。
時期が時期だし、サンタコスにでもして、穏乃も巻き込むってことでいいかな?


大体、こんな感じですかね。
なにか見落とし等あったら教えてください。


それじゃ今日は、阿知賀メンバーとのクリスマスネタやっておしまい、かな?
お待ちください。
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:32:57.44 ID:jsl4XKTs0
イッチが頑張れる範囲でええんやでー

亦ニキの中の人ネタなら咲ちゃんの中の人とも共演作多いから探しやすいと思うでー
382 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/10(月) 23:45:54.29 ID:HNZRQn3c0
――松美館

晴絵「それじゃ、玄」

玄「は、はいっ」ピクッ

玄「えっと……今年一年、おかしなこともなく」

玄「こうしてみんなで、その、クリスマスを迎えられたことを祝して――」

玄「かんぱーい!」

一同「かんぱーい!」


玄「――ふぅ、緊張した」ハァ

晴絵「お疲れ、玄」

玄「もう、晴絵さんがやればよかったのに……」ジトッ

晴絵「私はしないよー。こういうのは、一応部長がするってのが暗黙のルールだし」ニコニコ

玄「……はぁ」

晴絵「まぁまぁ、意外と悪くなかったでしょ?」

玄「――はい」コクッ


穏乃「玄さーん」トテトテ

玄「あ、穏乃ちゃん。どうかした?」

穏乃「いえ、改めてお礼を、と思いまして」

玄「え? どうして?」

穏乃「いや、だって」

穏乃「松実館の宴会場を貸し切って、私たちが使っていいなんて――松実館、太っ腹ですねっ」ニコッ

玄「うん、ありがとう」クスッ

穏乃「それで、それで――」


下級生「ねぇ、穏乃ちゃん……?」

穏乃「あ、どうかした?」キョトン

下級生「――えっと」オドオド

下級生「あっちで、一緒に遊ばない?」

穏乃「うん、いいよっ。今すぐ行くね」ニコッ

下級生「あ、ありがとっ」


玄「――下級生の子にモテるねぇ、穏乃ちゃんは」クスッ

穏乃「そうですか? でも、楽しいですしね」エヘヘ

穏乃「それじゃ私、そろそろ行きます」タッ

玄「うん、またね」
383 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/10(月) 23:46:23.41 ID:HNZRQn3c0
晴絵「――変わらないなぁ、あの子も」

玄「そうですねー」

晴絵「男女問わず、下級生に好かれてるからなぁ……穏乃らしいっちゃらしいけど」

晴絵「――ところで」

玄「はい?」キョトン

晴絵「あいつらは、何を……?」


憧「――いい? ここは、こうして」チャキチャキ

京太郎「う、うん」チャキチャキ

和「こう、でしょうか……」ドギマギ

憧「京太郎、大体合ってる。和は、まだまだ」

和「はうっ……」ウルッ

京太郎「き、厳しいな憧先生は」

憧「先生言わない。はぁ、まったく」タメイキ

憧「6年生なら、魚の骨くらい取れるようにならないとダメでしょ?」ジトッ

京太郎「うっ……」

和「返す言葉もありませんね……」

憧「穏乃は――あ、下級生の子たちと遊んでるのか」

憧「はぁ……あの子は下手すると、骨ごと飲みこんじゃうからね」ヤレヤレ

京太郎「――すっげえ想像しやすいな、それ」クスッ

憧「……もう、京太郎? また、形崩れちゃってるよ?」

京太郎「え、マジか?」

和「わ、私も……」

憧「和はちょっと待ってて。たぶん、京太郎より直すの難しいと思うから」

和「ご、ごめんなさい……」シュン

憧「まぁ、これから上手くなればいいんだし――ほら、京太郎。ちょっと」バッ

京太郎「わ、わかった――わっ!?」ビクッ

憧「いい、ここをこうして……」チャキチャキ

京太郎(い、いきなりそっちの手を俺の手と重ねなくても……!)

憧「ああ、もう。骨が凄い形に……」ハァ

京太郎(憧の手――俺の手と全然違う。なんていうかほそっこいっていうか、柔らかいっていうか……)ドキドキ

和「京太郎くん……あっ」ハッ

和「……」ジーッ
384 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/10(月) 23:46:50.89 ID:HNZRQn3c0
京太郎(う……和の視線が、心なし不安げなものに――!)

憧「もう、京太郎! あんたちょっと落ち着きなさす――」ハッ

憧「……」カァァ

京太郎(あ、なんか憧の顔が赤く――)

憧「ば、バカッ!」

京太郎「俺!?」

憧「そ、そういうんじゃないの! あ、あくまで教えてるだけ、なんだから」アセアセ

憧「きょ、京太郎! 変なこと、考えないっ!」カァァ

京太郎(――ちゃっかり見透かされてたか)

和「……む」ジトッ

和「わ、私だって、いつか上手くなって――」

和「――そして」ゴゴゴゴ

京太郎(……はぁ)


晴絵「いやいや、いつも通りというべきか」

玄「ふふっ、相変わらずあの子たちは仲が良いですね」クスッ

晴絵「……ホントは、あんたも入りたいんじゃないの?」

玄「わ、私は――その」

玄「お、お姉さんですからっ」エヘン

晴絵「ホントに?」

玄「……ま、まぁ」

玄「私も箸捌きには自信ありますよ。なんていっても、旅館の女将(見習い)ですし」

晴絵「――じゃあ、あんたも教えればいいのに?」

玄「そ、それは……」アセアセ

玄「京太郎くんは憧ちゃんが教えてくれてるし――私の出番は」チラッ

晴絵(――私は、『京太郎に』なんて言ってない)

晴絵(あそこには和もいるのに……ははぁ、これは)ニヤニヤ

玄「な、なんですかその目?」

晴絵「いやいや――青春だねえ、と」

玄「……ちょっとおばさんくさいですよ」ボソッ

晴絵「んー? なにか言ったかなぁ?」ニッコリ

玄「なんでもありません」フルフル
385 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/10(月) 23:48:10.57 ID:HNZRQn3c0
もうこれ、クリスマスである必要がなかったんじゃあ……
というわけで、プレゼント交換とかクリスマスケーキとか考えてた人、すまん。
なぜか魚の骨の取り方教室になっていた。
クリスマスらしくないことは……見逃してください。

それじゃ、今はここまで。
また次の機会へ。
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:49:40.85 ID:k9xlyfd9o
おつですー
クリスマス会という名の忘年会もありよね
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/10(月) 23:50:26.13 ID:TgJB0NG6o
おつでー
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:50:44.67 ID:d/VLPs/co
乙ー乙
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 00:56:31.46 ID:m4DcqC0s0
おつやでー
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 01:50:58.58 ID:UJrkkHn70
乙乙
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 04:58:30.64 ID:aw7nFUBNo

阿知賀は最近アコチャーがヒロインしてるのう
でもアコチャーは報わないほうが可愛いと思ってしまうのは何故
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 05:31:40.67 ID:76lAPeIko
>>391
アラW「希望を与えられ、それを奪われる。その瞬間こそ人間は一番美しい顔をする。それを与えてやるのが、私のファンサービスよ。」
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 07:04:55.52 ID:q+09+i/IO
てめぇ!
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 12:59:14.02 ID:wv6YhNwt0
むくわれない子って可愛いよね(ゲス顔)
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:41:03.29 ID:LgJyhg4/0
むくれてる子って可愛いよね(難聴)
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 21:41:59.42 ID:scHANTSCo
むけている子は可愛い?(難聴)
397 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/11(火) 22:05:31.60 ID:2ye/asuu0
>>395
>>396
二人はどういう集まりなんだっけ?



ちょっと疲れちゃったんで、今日はクリスマスの小ネタやって終わりますね。
398 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/11(火) 22:05:57.27 ID:2ye/asuu0
――12月・京太郎の部屋

咲「……あ!」ピクッ

京太郎「ん? どした?」キョトン

咲「今日、シャナちゃんの番外編の発売日だったんだ……」

咲「くぅ……私としたことが」

咲「行こうにも、外は寒いし……」チラッ

京太郎「――ああ、そういえばお前読んでたもんな」

京太郎「俺は、フレイムヘイズが多くなりすぎて頭がこんがらかっちゃって脱落したんだっけ……」

咲「京ちゃん! それは相当、損してるよ!」ガタッ

咲「あのお話はね……ああ、もう! とにかく、最後まで読まないと勿体ないよ!」

京太郎「はいはい、分かったって……」

咲「――今度持ってくるから、全巻読み直そうね?」ニコッ

京太郎「悪いな、咲。俺、最近発売した東野圭吾の新刊を読まないといけないから……」

咲「もう! 東野さんだか西野さんだか知らないけど、私のシャナちゃんより大事なの!?」

京太郎「お前、ファンにやられるぞ……」ハァ

咲「むぅ……」プイッ

京太郎「……」


京太郎(――12月)

京太郎(この時期といえば、大抵の高校生はある『イベント』にご執心だろう)

京太郎(期末試験? そ、それもあるかもしれないけど――ああ、そのことは忘れていたかった)

京太郎(って、そうじゃない。12月下旬。駅前の煌びやかなライトアップが告げる、とある『イベント』の到来――)

京太郎(――そう、あれだ)


京太郎「……なんだけどなぁ」ボソッ

咲「え? どうしたの京ちゃん?」キョトン

京太郎「……」

咲「え? え?」アセアセ
399 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/11(火) 22:06:23.27 ID:2ye/asuu0
京太郎(――そんな『イベント』が近づいているのに、俺たちは今日も部屋でラノベ談義)

京太郎(寒くなってきたこともあって、近頃の放課後には、大抵いずれかの部屋が溜まり場と化していた)

京太郎(暖房が効いた部屋で、オタク的な会話に花を咲かせる毎日――これでいいのか、俺の青春?)

京太郎(そりゃ、楽しいのは否定しないけど……そういえばAとBのヤツらは、教室でデートの予定を立ててたっけ)

京太郎(あいつらは、どこへ行くんだろう――)ボケーッ


咲「――京ちゃん、なんだか間抜けな顔してるよ?」

京太郎「……万年、間抜け顔の咲にだけは言われたくねえ」アキレ

咲「……」キュッ

京太郎(――あれ?)

京太郎(いつもだったら、『京ちゃんのバカ!』とかかましてきそうなところなのに……?)

咲「――ね、ねぇ京ちゃん」ジッ

京太郎「な、なんだよ」ピクッ

咲「……えと、その」チラチラ

京太郎(咲の視線は、壁に立てかけてあるカレンダーに吸い寄せられてるみたいだった)

京太郎(――ははぁ、これは)

咲「――ク」

咲「クリスマス!」

京太郎「……お、そうだな」

咲「もう、クリスマスだよ、京ちゃん!」

京太郎「だからなんだよ……」ハァ

咲「……えっとね」

咲「多分、私の思った通りだと思うんだけど」

咲「そう、一応は確認しとこうかなー、って」アセアセ

京太郎「――めんどくせえヤツだな」

咲「むっ!」カチン

咲「……じゃあ、京ちゃんには」


咲「25日、何か予定あるの?」ズイッ


京太郎「……そ、それはだな」アセアセ

咲「うんうん」

京太郎「――あ、る」

咲「……え?」キョトン

京太郎「おう、あるぞ。クリスマス。25日」

咲「……」

咲「――ホントに?」

京太郎「うん」
400 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/11(火) 22:06:50.26 ID:2ye/asuu0
咲「そう、なんだ……」

咲「ふーん……」

咲「へぇ……」

京太郎(必死に無関心を装おうとしているみたいだけど……)

京太郎(動揺してるのがバレバレだぞ咲――)


咲「――そっかぁ」

咲「わ、私にだって用事はあったけど?」

咲「きょ、京ちゃんにもあったんだぁ……ふーん」

京太郎「――待て、咲。お前も用事あるのか?」

咲「へ? あ、あるに決まってるでしょ!」アセアセ

咲「わ、私だって、ある、よ」

京太郎「――嘘つくなって」

咲「ほ、ホントだもん!」プンスカ

京太郎「お前嘘つく時、そこの角みたいなとこ触るだろ?」

咲「――!」ハッ

咲「……ふんだ。京ちゃんのバカ」プイッ

京太郎(力なく、そっぽを向いてしまった……)


咲「――そうだよ、私には予定ないよ」

咲「教室で、AくんとBさんがデートのお話ししてるのを見かけて、焦るくらいには予定スッカスカだもん」

京太郎「……」

咲「京ちゃんは、予定あるんでしょ?」

咲「そ、それじゃあ……一緒に、どこへでも行ったらいいんじゃない?」

京太郎「……」

咲「わ、私は――アニメスペシャル観てるからいいもん」プイッ

京太郎「――なぁ、咲」

咲「……なに?」

京太郎「そのスペシャル、俺も一緒に観ていいか?」

咲「――え?」キョトン

京太郎「すまん。俺もスッカスカなんだ」

咲「……!」ピクッ
401 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/11(火) 22:07:25.35 ID:2ye/asuu0
京太郎「AとBのヤツの話を聞いて、胸がざわついちまったくらいに、な」

京太郎「――せっかくだ、一人者同士、一緒にアニメでも観ようぜ」

咲「京ちゃん……」

咲「そんなにさみしいなら、最初から言えばいいのに」アキレ

京太郎「お前が言うな、お前が」

咲「わ、私は別に! さ、さみしくなんか……!」アセアセ

咲「……」

咲「――じゃ、じゃあ」

咲「一緒に……」

京太郎「ん。そうしよう」コクッ

咲「……」

京太郎「……」

咲「――京ちゃんは、バカだね」

京太郎「お前もな、アホ咲」

二人「……」クスッ



京太郎「あ、でも」

咲「? どうかした?」キョトン

京太郎「いや、その――」

京太郎「クリスマスなんて美味しいイベントなら、部長辺りが何か企画して」

京太郎「麻雀部で集まるんじゃないかなー、なんてことも……」

咲「――あ、そうだね」

京太郎「その時は、どうする、咲?」

咲「……うーん」

咲「――どうしよう?」

京太郎「……ま、そん時はそん時で」

咲「……」

咲「それ、でも」

京太郎「ん?」

咲「私は、京ちゃんといたい、かなぁ……」ボソッ

京太郎「――え?」

咲「も、もう! き、聞き返さないでよ」アセアセ

京太郎「お、おう」ドキッ

咲「……」

京太郎「……」


二人(――気まずい!)カァァ
402 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/11(火) 22:09:09.54 ID:2ye/asuu0
ここまでになります。

正直、日頃からお互いの家に行き合ってる時点で、既に二人は満足しちゃってるんじゃないですかね?
こうして、一人者同士のクリスマスの過ごし方が決まったのだった……

ここまでになります。
ちょっと疲れちゃったので、それじゃまた。
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:12:44.95 ID:eiNYrtMAO
甘すぎる
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:13:14.23 ID:d/VLPs/co
乙乙ー
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:18:58.66 ID:wv6YhNwt0
一人……者……?

乙乙
ゆっくり休んでくだせぇ
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:22:22.94 ID:vA/xXQx3o
おつー
これは最高ですね
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:22:47.77 ID:LgJyhg4/0

クリスマスは去年やっただろ!
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:23:43.57 ID:69bSukxIO
12月のイベントといったら有明じゃないのか
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:25:07.48 ID:scHANTSCo
クリスマスは滅びぬ、何度でもよみがえるさ、クリスマスの力こそ人類の夢だからだ!!
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 22:44:41.58 ID:Eawj9ISk0
4に突入して、今だにくっつかないとは… 焦らすねぇ~
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:31:44.27 ID:LgJyhg4/0
くっついたらやきもちイベントが出来ないだろ
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:38:29.16 ID:Al/e5drDO

どうみてもカップルです本当に(ry
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/11(火) 23:39:34.38 ID:XdRO9rFdo
ラブコメはお前ら早くくっつけよ状態こそ至高
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 01:10:50.13 ID:QylYjB760
乙乙
やっぱ角だったんだあれ…
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/12(水) 23:42:37.81 ID:bp8MFTrJ0
やっぱコミケで咲ちゃんにコスプレさせるべきね(ゲス顏
416 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/12(水) 23:59:43.58 ID:u11CCTKT0
隠れオタ憧ちゃん。
今日も今日とて疲れてるので、これだけで終わります。
……体調、大丈夫なのかな。
417 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 00:00:20.54 ID:hWACziqN0
――麻雀部

京太郎「おっす――って、まだいないのか」ガチャッ

京太郎「ま、皆が来るまで読書でも……あれ?」

京太郎(机の上に、何かある……?)

京太郎(カバー付いてるけど――文庫本、だよな?)

京太郎「誰のだろう……?」スッ

京太郎(――体裁上は普通の本、みたいだけど……!?)ペラッ

京太郎「こ、これはっ……!」


『ソード○ート・オンライン』


京太郎「」

京太郎「――えっと」

京太郎「ラノベだよな、これ?」

京太郎「い、一応、元の位置に置いとこう」スッ

京太郎(……おかしい)

京太郎(俺はこーいうのは読んでないはずなのに――どこか懐かしい気がするのはなぜだ?)

京太郎(……遠い記憶で、誰かと)

京太郎(ま、まぁ、それはいい。たしかにクラスで、ある程度流行ってるという話は聞いたことあるけど――)

京太郎「……問題は」

京太郎「誰のものか、だよな」


京太郎(――思い当たる可能性)

京太郎(穏乃? いやいや、これはないな。そもそも読書全般に興味なさげだし)

京太郎(本を読む時間があれば、外を駆けまわってるだろう……よって、除外)

京太郎(あと、和はありえないだろう。そもそも、あいつの好みじゃないはず)

京太郎(この前、村○春樹とかいうお堅い本読んでたしな……これも、除外)

京太郎(あと、玄姉ちゃん、宥姉ちゃんは除外。最近、旅館の手伝いも忙しいらしいし)

京太郎(それになんというか……あの姉妹は本とか読まないような気もする)

京太郎(……あれ、じゃあ?)ハッ

京太郎「あ――」


ガチャッ


京太郎「――!」

憧「……」ハッ
418 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 00:01:02.82 ID:hWACziqN0
京太郎「え、えーと」

憧「――な、んで」

京太郎「へ?」

憧「なんで、京太郎がいるの?」アセアセ

京太郎「いや、そりゃあ部活だし?」

憧「……そ、そうね。何言ってんだろ、私」

京太郎「は、はは」

憧「ふ、ふふ」

京太郎「……」

憧「……あ」

憧「こ、こんなところに本がある」チラッ

京太郎「お、おう、そうだな」

憧「……あれー、おっかしいな。誰のかなぁ?」

京太郎「――麻雀部に今いる部員で、読書するのは和くらいじゃないか?」

憧「あ、そっかー……うん、そうだよね」

京太郎「――実は、さっきタイトルがチラチラ見えちゃって」

憧「――!」ビクッ

京太郎「なんか、えっと――ラノベ? っていうのかな。ほら、クラスの一部で流行ってんだろ?」

憧「あ、え、うん――そ、そうだったね」

憧「……」

憧「――ね、ねぇ、京太郎?」

京太郎「ん?」

憧「……分かってるん、でしょ?」モジモジ

京太郎「な、なにが?」

憧「と、とぼけないでよ――この本が、誰のモノかってこと」

京太郎「……」

京太郎「ま、まぁ、一応は?」

憧「……」

憧「誰にも言わないって約束する?」

京太郎「う、うん」

憧「しずにも? 和にも? 玄にも? 宥姉にも? 晴絵にも?」

京太郎「って、麻雀部全員じゃねえかっ」

京太郎「いいよ。誰にも言わねえって」

憧「――うん、わかった」コクッ
419 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 00:01:50.44 ID:hWACziqN0
憧「そもそも、クラスでこーいうのが流行ってるのは知ってたの」

憧「でも、ほら私って、一応オシャレじゃない?」

京太郎「自分で言うのか……まぁ、いいけど。それで?」

憧「で、そーいうカッコしてると、それなりにグループってのが出来ちゃうわけ」

京太郎「ああ、なんとなくわかるよ」

京太郎(実際、憧の周りの女子はオシャレなヤツばっかりだしな)ウンウン

憧「――そんなある日。私は雑誌を買おうと、本屋に行ったの」

憧「目当ての雑誌を手に取って、さぁレジに行こうと思ったときに――『それ』は見えた」

京太郎「……それが」

憧「そう、『S○O』よ。なんかクラスで見たことあるなー、って思って」

憧「何とはなしに、せっかくだからってことで軽く立ち読みしちゃったの」

京太郎「……周りの目とか気にならなかったのか?」

憧「そ、そりゃあ少しは気になったけど……なんとなく、『流行ってる』って言葉に弱いから」アセアセ

京太郎(憧らしいというかなんというか……)

憧「――で」

憧「気づいたら、買っちゃってたの」

京太郎「おい待て。展開が速すぎるぞ」

憧「い、いいでしょ!」

憧「表紙の男の子かっこいい、とか思ったら買っちゃうよ」ウンウン


京太郎(……ああ、こうして)

京太郎「憧がオタク化していく、と」フムフム

憧「なっ! べ、別に私はオタクってわけじゃ――!」アセアセ

京太郎「へぇ? じゃあ、別にこのこと誰に言ったっていいよな?」

憧「……う」ビクッ

京太郎「その反応が答えだろ。今時は、ラノベ読んでたらオタクに入っちまうんだよ」

憧「――なに、やけに詳しいじゃない?」ジトッ

京太郎「そ、それは……」

憧「あんたも読んでるんじゃないの?」

京太郎「――ううん、それはないんだけど」フルフル

京太郎(どーも、記憶の奥底で読んでた記憶があるような気がしないでもない、ような……)

憧「……ま、まぁ」

憧「バレちゃったならしょうがないわね。今度から学校には持ってこないようにする」

京太郎「それがいいと思うな、俺も」

憧「――ふぅ。まったく、京太郎なんかにばれるなんて」ハァ

京太郎「『なんか』とはなんだ……」


ガチャッ


穏乃「おーす!」

憧「」

京太郎「」
420 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 00:02:39.41 ID:hWACziqN0
穏乃「あ、憧と京太郎二人だけ?」ニコニコ

京太郎「お、おう、そうだぞ穏乃」

穏乃「ふーん……憧?」チラッ

憧「な、な、なに?」ドキドキ

穏乃「そこの本――憧の?」

憧「ま、まぁね」

京太郎(あのバカ……油断して取り忘れてやがった)

穏乃「ふーん……なに読んでんの?」

憧「え、あ、それは……」

憧「や、山田○介だよ」

京太郎(おお、中学生が読む本なら無難、か)フム

穏乃「あ、その人聞いたことあるなー」

憧「し、しずでも知ってるんなら、相当有名なのね……」

穏乃「あ、ひどい憧。私、そんなに本読まないように見える?」ジトッ

京太郎「ああ、見えるな。間違いない」

穏乃「もう! 京太郎!」

憧「は、ははは……」スーッ

京太郎(よし、よくやった憧! 早くしまっちまえ!)


穏乃「あ、でもさ」

憧「な、なに?」ビクッ

穏乃「私もそろそろ、本を読みたい気分してきてるんだ」

憧「は?」

穏乃「だからさー……出来れば、今憧が読んでる本を参考にしたいなー、って」チラッ

憧「だ、だめっ!」

穏乃「えー、どうして?」

憧「だ、だめったらだめっ!」ブンブン

穏乃「ふーん……」

京太郎(ああ、憧――隠れオタという茨の道を進む覚悟がお前にはあるのか?)

京太郎(正直、今の流れを見る限りじゃ、お前には無理としか……)


↓ここから小声

憧「……ね、京太郎?」ツンツン

京太郎「な、なんだよ」ピクッ

憧「――あんたしかいないんだからね」アセアセ

京太郎「……え?」

憧「ひ、秘密、守ってね」カァァ

京太郎「え? え?」

京太郎(秘密の共有……これは、まさか)カァァ


穏乃(二人の内緒話――ちょっと気になるかも)
421 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 00:03:40.86 ID:hWACziqN0
ここまでです。

テンプレ的な展開で、すまんな。
ただ、王道にこそシンプルな可愛さがあると思った(小並感)

それじゃ、体調のためにも、ここで切り上げます。
また、今度。
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:05:59.78 ID:/q3Lfo+i0
おつおつ
憧ちゃんきゃわわ
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 00:07:56.69 ID:pYUquohJo
おつー
動揺するアコチャーかわいい
ウイルスとか流行ってるからお大事にねー
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 01:22:48.32 ID:LVxcimQK0
乙ー
おっ、大丈夫か?大丈夫か?(体調)
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 02:08:35.84 ID:I+TkL6hb0
乙やでー体調気をつけてなー


・・・とかいいつつ俺は病み上がりでこのスレ覗いてるぜ・・・
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 02:18:50.88 ID:3avMMrcDO
イッチ乙、お大事にな
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 02:57:17.38 ID:I+TkL6hb0
フナQの声優変わってもうたんか…
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 03:10:25.88 ID:wSesHx0Q0
山田文章力と竜頭蛇尾に定評があるよね
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 20:36:52.41 ID:/p4HQ7tF0
乙!
430 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 23:47:20.87 ID:hWACziqN0
今日は軽めで。
清澄麻雀部勉強会をやりましょう。

あ、やっぱり一年のみってことにして下さいな。


――部室

京太郎「――なぁ、和?」カリカリ

和「はい?」キョトン

京太郎「和って、数学は得意だっけ?」

和「数学、ですか……一応、苦手じゃない科目ではあります」

優希「またまたー。のどちゃん、苦手科目なんてないじぇ?」ズイッ

京太郎「おお。やっぱすげえな、和は」

和「い、いえ、そんな……」カァァ

咲「……」カリカリ


京太郎「――と、そんな和の頭脳を見込んで」

和「だ、だから、私そんな……」アセアセ

優希「のどちゃん、謙遜しすぎだじょ」

優希「私は、数学なんて単語だけで頭が痛くなるじぇ……」ウーン

京太郎「まぁ、計算できないから先鋒になったんだもんな、お前」プッ

優希「な、なんだとー! だったら今から麻雀するか!?」ガタッ

京太郎「はいはい、試験終わったらな」ヒラヒラ

優希「し、試験……」ガクッ

京太郎(ちょろいな、優希……)ニヤッ


和「……」コホン

和「それでは僭越ながら、出来る範囲で教えます」

京太郎「ありがとう、和」

京太郎「――いや、一応基礎は出来るとは思うんだけどな」ポリポリ

和「何事も基礎が出来ないと始まりませんし……大丈夫ですよ」ニコッ

京太郎「そ、そうかな」

咲「……」カリカリ

咲「――ね、ねぇ、京ちゃん?」ピタッ

京太郎「ん? どうした、咲? お前も数学、教わるか?」

咲「わ、私は……」チラッ

和「……?」

咲「い、今はいいや」プイッ
431 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 23:48:22.30 ID:hWACziqN0
京太郎「そっか。で、どうしたんだ?」

咲「あ、あのね……」

咲「や、やっぱり、なんでもない」アセアセ

京太郎「? そうか?」

和「……宮永さん?」

優希「よし! じゃあ、咲ちゃん! 息抜きに、私と麻雀を――」ガタッ

京太郎「少しは集中しなさい」ペチッ

優希「いたっ!」ビクッ

和「……」クスッ



和「それでは、始めましょうか」

京太郎「お、そうだな」

和「えっと……どの辺りですか?」パラパラ

京太郎「えっとな――この公式なんだけど」

咲「……」カリカリ

咲(えっと――『あい・あむ・じぇらす・おぶ……』)

咲(だ、ダメ。さっぱり集中できないよ……)ハァ



和「――ここを、こうして」

京太郎「おお、そうか!」

京太郎「ありがとう、和。やっとわかった」

和「それは良かったです」ニコッ

京太郎「いやー、正直うちの数学教師より分かりやすかったよ」

和「そ、それは言い過ぎですよ」アセアセ

和「先生はプロフェッショナルなんですから」

京太郎「いや、じゃあ和はプロ以上だと思う」

和「……」

和「す、須賀くん、言い過ぎです」カァァ

京太郎「そうかな」

咲「……」カリカリ

咲(――えっと、『太郎は、自分の中に湧き上がる、この嫉妬とも独占欲とも言い難い感情を持て余し……』)

咲(……なんだろう、太郎くんが他人じゃないような気がしてならないよ)キュン

咲(じゃなくて! しゅ、集中しないと!)ブンブン

優希(……さっきから、咲ちゃんがおかしいじょ?)
432 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 23:48:49.25 ID:hWACziqN0
京太郎「……いやー、和はやっぱりすごいよ」

和「そ、そんなことは――」

京太郎「いやいや、ホントだって」

京太郎「……ところで、咲」

咲「……そうだ、太郎は彼女のことを――」ブツブツ

京太郎「咲!」

咲「ひゃっ!? た、太郎くん?」ビクッ

京太郎「? まぁ、いいや」

京太郎「えっとな、お前もそろそろ数学やろうぜ」

咲「え? え?」

京太郎「経験上、俺からお前に数学を教えるのは難しい」

京太郎「でも! ここには、和大先生がいる」

和「だ、大先生なんて……」カァァ

京太郎「ほら、優希も」

優希「ほぇ、私も?」

優希「わ、私は、数学は知らないじょ!」プイッ

京太郎「お前な……」アキレ

優希「だ、大体! 数学やっても、しょーらい何の役に立つか分からないじぇ!」

京太郎「そ、そうかもしれねえけどさ……でも」

咲「――うん、そうだよね」

咲(いつまでも、太郎くんみたいに燻っててもしょうがないもんね)

咲「よし、優希ちゃん! 私と数学を原村さんに教えてもらおうよ」グッ

優希「うえぇ、咲ちゃん!? ま、まさか咲ちゃんから言い出すとは……」

咲「ううん、原村さんに教えてもらえるなんて、すっごく嬉しいし」ニコッ

和「宮永さん……」キュッ
433 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 23:49:23.57 ID:hWACziqN0
咲(――うん、さっきまでなんか複雑な気分だったけど……)

咲(やっぱり、素直にならないと、だよねっ)

優希(さ、咲ちゃんが大きく見える……!?)

京太郎「――よし、頑張れ咲」カタッ

咲「え、京ちゃんは?」キョトン

京太郎「俺は英語をやろうかな? たしか試験範囲は、チャーリーブラウンの――」

咲「京ちゃんも、やろうよ」ズイッ

京太郎「え?」

咲「だ、だって」

咲「み、皆で一緒のことやった方が効率いいと思うし」

咲「そ、それだったら、京ちゃんも一緒にやった方が――」アセアセ

京太郎「……そう、かな」

京太郎「よし。じゃあ、やるか」

咲「うん、そうしよっ」ニコッ

京太郎「……まったく、今度は頼むぜ?」ポンッ

咲「ひゃっ! や、やめてよ、京ちゃんったら……」ビクッ

京太郎「うりうり」グリグリ

咲「だ、だからぁ……」ワシャワシャ


優希「……うー」

優希「二人だけの世界に入り込んじゃってるじょ」

和「そう、ですね……」

和(――やっぱり)

和(須賀くんは……いやいや、今はやめましょう)

和(そう! 試験がかかっているんですから!)グッ

和(――そ、そうは思いながらも、やっぱり……)

優希(のどちゃんの考えが分かるような気がするじぇ……)ハァ
434 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/13(木) 23:51:04.26 ID:hWACziqN0
ここまでです。

咲ちゃんが学んでいる、謎な文章を考えるのが楽しかったです。
そして、最初リードしていたのに徐々に離されていく原村選手……あ、阿知賀で挽回あるから(震え声)
あ、そのうち優希ちゃんも救済処置を、ね。

それじゃ、また。
体調、大丈夫だろう、たぶん。
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:54:17.28 ID:TOHx5JYpo
乙ー、体にきをつけてな

>>434
ホントに挽回あるんだろうなおうあくしろよ
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/13(木) 23:57:42.34 ID:LTyxIrxYo
乙乙ー
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:01:10.68 ID:zV3wvSDZo
おつー
無理は禁物なのよー
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:07:41.05 ID:IW3fB+Bi0
おつー
のどっちの挽回と聞いて
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 00:54:43.60 ID:PNSj21zY0

高校数学は確率で速攻躓いたなぁ…(遠い目)
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 17:04:44.64 ID:ZUeqldJb0
高校数学とか速攻で投げ出してたなあ(遠い目)
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 21:27:10.16 ID:RlOGAgDK0
縺九o縺縺
442 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/14(金) 22:55:43.86 ID:jq/GWs8O0
サ○ララ、今更クリアした。ゆっくりやってたら、結構時間かかった。
でも、面白かった。しっとりできた。

咲「……え? 私の『ナビゲーター』は、京ちゃん!?」

京太郎「――さ、咲は俺のことが分かるのか!?」

京太郎「ってことは、咲が『対象者』?」

みたいな展開が見たい(元ネタ知らない人、すまんな)


さて、今日も少しやります。
明日はエヴァQ(今更)だ……!


今日は、中二病キャップかな? 
中二病でも(上○さんに)恋がしたい!

ところで、咲の高校名が地名で決まってるということは周知の事実だと思うけど、実際の地名は風越(ふうえつ)らしい……
443 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/14(金) 22:56:43.25 ID:jq/GWs8O0
――風越女子高校

美穂子「……うっ」

美穂子(また、ね……)クラッ

美穂子(私には――光は眩しすぎるから)

美穂子(『右目』を、封じた)

美穂子(でも、この世界との『断絶』(アブソリューション)には、慣れないわね……)

美穂子(こういう時、『共同作業者』(コネクト)がいれば――)

美穂子(ん、あれは……)ピクッ


久保「うん? 福路か?」スタスタ

美穂子「く、久保コー……んっ!?」

久保「バカ……『源力』(マナ)を使いすぎたかっ」

美穂子「す、すみません……コーチ」ハァハァ

久保「――いや」

久保「私も、在学中はよくそうなったよ」

美穂子「コーチも、ですか?」

久保「ああ」コクリ

久保「――しかし、まあ。お互い、厄介な『モノ』を抱えちまったもんだ」

美穂子「――私は、『右目』を」スッ

久保「そして私は……『両腕』を」キュッ

美穂子(――コーチは、いつもスーツを着ている)

美穂子(他の部員には知らされてはいないけれど、私は知っている)

美穂子(コーチが腕を見せない理由――それは)

美穂子「……『源力』(マナ)の、暴走」ボソッ

久保「――くっ」

久保「あの時――最後のツモの時」

久保「……もう少しだけ、自分に『耐力』(ガードナー)があったら、な」フッ

美穂子「コーチ、過去を悔やんでも変わりません」

美穂子「私たちは、希望ある未来――そう、それこそ」

久保「……『風』を『越』えて」

美穂子「作っていかなければ、いけないのですから……」ニコッ

久保「――ったく、福路。お前ってやつは」

美穂子「うふふっ……」
444 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/14(金) 22:57:52.15 ID:jq/GWs8O0
美穂子(――上埜さん、もとい、竹井さん)

美穂子(私はいずれ、あなたの前に立つでしょう)

美穂子(そして、その時――『この子』を解放する所存です)

美穂子「――『その時よ、来たれ』」



――廊下

華菜「きゃ、キャプテン……」

吉留「あちゃー、あれは……」

深堀「――出会ってしまった、二人」

文堂「う、ううっ……」


文堂(あ、あの二人は一体……?)

文堂(あの二人が実質私たちの麻雀部のトップ、ということは――)

文堂(――私たちも、いずれ)

華菜「なぁ、文堂?」ポンッ

文堂「は、はいっ!」ビクッ

華菜「……キャプテンを支えるのは、あたしたちだ」

文堂「……」ハッ

文堂「はいっ!」コクッ

華菜「ん。いい返事だ」ニコッ


吉留(え、えっと、久保コーチは?)ヒソヒソ

深堀(それ以上は、いけない)ヒソヒソ
445 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/14(金) 22:58:31.01 ID:jq/GWs8O0
短い気がするけど、この辺で。

久々の中二病キャップ……出るたびに症状が悪化してるような気がするのは、きっと気のせいじゃないでしょうね。

それじゃ、また。
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:01:27.75 ID:97JREVCgo

キャップはどこに行こうとしているのだ
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:04:34.77 ID:zV3wvSDZo
おつ
風越の二大超越者でした
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/14(金) 23:48:33.64 ID:PNSj21zY0
乙乙
頑張れ文堂
449 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/16(日) 22:08:05.91 ID:9m1K3f4n0
>>360
板前・京ちゃんと女将姉妹。



――松美館

玄「京太郎くん、野菜届いたよ!」ドサッ

京太郎「ありがと、玄姉ちゃん! 宥姉ちゃんは?」

玄「今、お客様をご案内してる!」

>オトドケニアガリマシター

玄「……あ、また届いたみたい。ちょっと行ってくるね!」ダッ

京太郎「よろしく!」


京太郎(――今は、夏休み)

京太郎(色々あって、俺は松実館の板前見習いになった)

京太郎(普段なら教えてくれる師匠がいるけれど、今は所用で席を外している)

京太郎(というわけで今の間、材料を捌くのは俺の役目だ――)


宥「京太郎くん」トコトコ

京太郎「……あ、宥姉ちゃん。お客様のご案内は終わったのか?」

宥「うん」コクリ

宥「玄ちゃんが頑張ってるからね。私も頑張らないと」グッ

京太郎「うん、玄姉ちゃんも喜んでたよ」


京太郎(――宥姉ちゃんは周知の通り、寒さにとても弱い)

京太郎(というわけで、宥姉ちゃんは動けず炬燵に入っていることが多かった――けど)

京太郎(近頃、その体質が少しずつ克服できているようだった)

京太郎(宥姉ちゃんが動ける時間が多くなったおかげで、松実館はきっちり営業出来ている――)


客「……あ、あのー」

宥「は、はいっ。な、なんでしょうか?」ビクッ

客「いや、実は……部屋の障子に、ちょっと」

宥「――あ、い、今行きますっ! ご、ごめんなさいっ!」パタパタ

京太郎「……うーん」
450 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/16(日) 22:08:49.68 ID:9m1K3f4n0
京太郎(動けることが多くなったのはとても助かるんだけど)

京太郎(経験の差か、玄姉ちゃんに比べるとちょっとしたミスは多かったりする)

京太郎「……夜にちょっと話してみるか」

玄「京太郎くん! 材料届いたよ!」ドサッ

京太郎「玄姉ちゃん、ありがとう!」

京太郎(今は、こっちに集中しないとな……)グッ



――夜


京太郎「――さて」

玄「え?」

宥「ど、どうかしたの?」

京太郎「いや、その――」コホン

京太郎「ちょっと、宥姉ちゃんのことで話が」

宥「私?」

玄「どういうこと?」

京太郎「言いにくいんだけど……」

京太郎「宥姉ちゃん、ちょくちょくミスしてるでしょ?」

宥「――あ」

宥「ううっ……さっきのこと?」カァァ

京太郎「うん」

玄「――まぁ、お姉ちゃんはまだ本格的に始めたばっかりだからね」

京太郎「いや、たしかにそうなんだけど」

宥「――わ、わかった」

玄「お姉ちゃん?」

宥「私、もっとお仕事出来るようにならないと」

京太郎「……そっか」

京太郎「というわけで、玄姉ちゃん。宥姉ちゃんの指導をお願いしていいか?」

玄「う、うんっ」コクリ

宥「ありがと、玄ちゃん」

京太郎「――それじゃ、俺は明日の仕込みを」

玄「京太郎くんも来てくれる?」

京太郎「へ? どうして?」

玄「――きっと」チラッ

玄「京太郎くんがいた方が、お姉ちゃんも集中できると思うから」エヘヘ

宥「く、玄ちゃん!?」アセアセ

京太郎「……そっか」

京太郎「それじゃ、行くよ」

玄「うんうん」

宥「う、ううっ……」

京太郎「……?」
451 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/16(日) 22:09:26.19 ID:9m1K3f4n0
――客間

玄「――それで、まず確認するのは……」

宥「う、うん」

京太郎「……」


玄「――よしっ! それじゃ、今日は遅いし、そろそろもどろっか」

宥「あ、ありがとう」

玄「いいっていいって」ニコニコ

京太郎「……」

京太郎「――あれ? 俺、いる意味あった?」

玄「いやいやー」

玄「いてくれて助かったよ、京太郎くん」

京太郎「??」

宥(……き、緊張した)

宥(失敗できないような気がして――なんでだろ?)

玄「おかげで、お姉ちゃんの練習がはかどったし」

宥「――!?」ビクッ

京太郎「そ、そうか?」

玄「うんうん」ニコニコ

京太郎「……?」

宥(――ううっ)カァァ
452 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/16(日) 22:09:54.06 ID:9m1K3f4n0
――夜も更けて

玄「――それで、お姉ちゃん?」

宥「う、うん」

玄「お姉ちゃんは、どうしたいかな?」

宥「――京太郎くんのこと?」

玄「うん……」

玄「――京太郎くんに、どうしてほしいか」

玄「京太郎くんが卒業したら、どうなってほしいか」

玄「そろそろ、考えないとだね」

宥「……」

宥「――京太郎くんは、進学希望じゃないかな?」

玄「そうだね……でも」

玄「――お姉ちゃんが、京太郎くんに言えば」

玄「京太郎くんは――」

宥「で、でもっ!」

玄「……」


玄「――ま、いっか」

玄「きっと、京太郎くん自身、色々考えてるだろうし」

宥「そう、かな……」

玄「うん」

玄「――きっと、お姉ちゃんのためなら、京太郎くんも」ニコニコ

宥「く、玄ちゃん!」カァァ

玄「……3人で旅館経営、かぁ」

玄「できたら、いいねぇ」エヘヘ

宥「……う、うん」コクリ
453 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/16(日) 22:13:03.70 ID:9m1K3f4n0
ここまでです。
松実姉妹にフラグを立てていったら、こんな感じになるんでしょう。たぶん。
この話だと、宥姉寄りのフラグ……?

サッカー観てたら、テンション上がって仕方ない。
観た人なら分かると思うけれど、素晴らしい試合でしたね……ここの住人にも、観てた人はいるんでしょうか?
テクニックVS気合の闘いだったと思いました(小並感)

さて、それではこの辺で。
年末が近づいてきましたが、皆さんもお気を付けて。
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:52:12.54 ID:Bx436tRDO
イッチ乙
このクロチャーの余裕を崩したい
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 22:54:23.36 ID:qQFg22250

クロチャーがむくわれない子になると聞いて
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:02:02.86 ID:L0Xmup3P0

松実姉妹を嫁にしよう(提案)
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:05:13.87 ID:dZK0daPuo
おつー
勿論二人でですね
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/16(日) 23:22:03.21 ID:HLJYztEe0

宥姉と仲良くしてるとこ見て嫉妬するアコチャーもかわいいんだろうなー
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:32:10.25 ID:t0hnlv+IO
おつー
宥かわ

灼チャーとボーリング場を継ぐ道もあるで
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:39:17.02 ID:dZK0daPuo
穏乃の和菓子もね
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/16(日) 23:47:48.62 ID:5KpGc3CMo
エメルソンやばい
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 00:33:49.18 ID:MvdcU1tD0
乙!
プロ雀士を目指す道もまだあるから(震え声)
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 06:47:40.71 ID:94R4kkMMo
神主って選択は?
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/17(月) 07:12:38.16 ID:IDmijBlXo
その場合アコチャーっていうか望さん相手に婿入りしてるな
465 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/18(火) 00:05:14.11 ID:AntUvuyx0
今日も書きましょう。

迷った末に、ミスチルの新しいアルバムを購入……いい曲は多い、んだけど……
っと、これはチラ裏ですね。

今日は、照と咲のところへ訪れた京太郎をお送りします。
……あ、あと、声優ネタは書くのが難しいから頓挫しました。ごめんなさい。


――宮永家・照の部屋

咲「さ、お姉ちゃん、入って入って」ガチャッ

照「う、うん……」

照「――あんまり、変わってないんだ」

咲「うん」コクリ

咲「お姉ちゃんが、いつ帰って来られてもいいように、ね」

照「咲……」


照「――私」

咲「え?」

照「この前、怖い夢を見たんだ」

照「私が咲のところから、ずっと遠くへ離れていく夢」

照「……それが妙にリアルで。泣きそうになっちゃった」

咲「お姉ちゃん――」キュッ

照「でも」

照「こうしてクリスマスにこの家で、咲と一緒にいられる」

照「――夢じゃ、ないんだよね?」

咲「うん……うん」

咲「大丈夫だよ、お姉ちゃん――それは、悪い夢だったの」

照「そっか……そう、だよね」

照「――せっかくのクリスマス」

咲「姉妹水入らずだね」

照「……さて」

照「遊ぼうかっ!」グッ

咲「うんっ!」
466 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/18(火) 00:05:40.57 ID:AntUvuyx0
照「……そういえば、他に用事はなかったのか、咲?」

咲「え、えっと……」ビクッ

咲「お、お姉ちゃんの方こそ! そ、それこそ――か、彼氏さん、とか」

照「……彼氏、か」

照「どうも、うちのクラスにはパッとするような男子はいなくてね」

咲「そっか……でも、そんなもんだよねぇ」チラチラ

照「……」

照(――なんだか、咲の調子が少しおかしい)

照(凄く微妙な違和感……言葉がどこか上っ面というか、乾いているというか)

照(……うーん?)

照「――ま、いいか」

咲「え?」

照「なんでもないよ。ところで、咲。ちょっと、お手洗いに――」

咲「え、あ、う、うんっ! い、行っていいと思うよ」

照「……いいと思う?」

咲「あっ……」

照「――??」キョトン


――廊下

照「……」テクテク

照(何やら、釈然としない)

照(咲のあの様子……何か、私に対して)

照「後ろめたいことでも、あるように――」

照「っと、とにかくトイ――」


京太郎「――ふぅ、すっきりしたぁ」ガチャッ


照「」

京太郎「ったく、咲の奴……いきなり、俺のことを部屋に閉じ込めやがって」ブツブツ

京太郎「まぁ、照さんが来るんなら、しょうがな――」ピタッ

照「……」ジーッ

京太郎「……」ジーッ

京太郎「――こ」

京太郎「こんばんは、て」

照「な、ななな」

照「なんで君が、ここにいる!?」
467 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/18(火) 00:06:07.09 ID:AntUvuyx0
――咲の部屋

京太郎「――というわけなんです、照さん」

咲「そ、そうなんだよ、お姉ちゃん」アセアセ

照「……すると、なんだ?」

照「つまり――須賀くんと咲が、クリスマスに『一緒に』会って」

照「リビングで『仲よく』アニメ観賞をした後で、咲の部屋の『ベッドで』お喋りしていた」

照「……で、そこに私がいきなり帰ってきたから、慌てて須賀くんの姿を隠した、と。そういうわけかな?」

京太郎「は、はいっ」コクコク

照「……く。道理で、見慣れない靴があると思ったわけか。父のものだと思い込んでいたけれど……」

咲「う、ううっ……」

京太郎(――心なし、照さんの口調が危なかっしいような気がする)

京太郎(所々の単語を強調されるせいで、咲の顔は赤くなってるし……いや、きっと俺もそうなってるんだろうけれど)

京太郎(まさか、いきなり照さんが帰ってくるとは……大誤算)ハァ


照「……それで、須賀くん?」

京太郎「は、はい。なんでしょう、照さん?」

照「――咲と、『何か』あったかな?」

京太郎「何か、ですか」

咲「……!!」ビクン

京太郎(咲、分かりやすすぎる反応をしないでくれ……)ハァ

照「で、どうなんだ?」

京太郎「え、えっと、その……」

京太郎「あくまでも、そう! 俺と咲は、一緒にアニメを」

照「『仲よく』観て」

京太郎「そ、それでちょっと部屋で」

照「『ベッドの上で』お喋りを」

京太郎「は、ははは……」

咲「……ううっ」

照「――決まった」
468 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/18(火) 00:06:34.68 ID:AntUvuyx0
照「須賀くん、君の判決は有罪だ」ビシッ

京太郎「どうしてそうなるんですか!?」

咲「お、お姉ちゃん!?」

照「――ほう? なにか不満でも?」

京太郎「うっ……あ、ありません」

咲「京ちゃん……」

照「――では、罪人の須賀くんに聞きたい」

京太郎「は、はいっ」

照「……」チラッ

照「――咲と」

京太郎「……?」


照「咲と、これからも一緒にいることを誓う?」


咲「……!!?」ビクン

京太郎「え、ちょ、ちょっと照さん?」

照「質問に応えてもらおうか」ジーッ

京太郎「――え、えっと、それはですね」

照「どうなのかな?」

京太郎「……」

京太郎「いますよ。一緒に」

咲「」プシュー

京太郎「もう、咲との付き合いも長いですし」

京太郎「いまさら、離れるだとか考えたことも――」

咲「きょ、京ちゃん! す、ストップ!!」アセアセ

京太郎「……あ、わ、悪い咲」

咲「もうっ……」カァァ

照「――ふむ」


照「今の君の目に、間違いはないと判断した」

京太郎「え、それはどういう……」

照「もらっていって」ガサッ

京太郎「え、これは?」

照「お土産だ」

京太郎「――はい?」

照「東京ばな奈」

京太郎「いや、まぁ……東京名物のあれ、ですよね?」

照「そう」
469 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/18(火) 00:08:28.79 ID:AntUvuyx0
照「咲。ある程度時間が経ったら、私に電話してほしい」

咲「え、ええ? ど、どうして?」

照「――恥ずかしいから」ボソボソ

咲「え?」

照「と、とにかく、また後でっ!」クルッ

咲「え、ちょっとお姉ちゃん!?」

照「――須賀くん」

京太郎「は、はいっ」

照「……クリスマスに、妹と過ごしてくれたことには感謝する」

京太郎「……」

照「でも」

照「――いや、これはいいや。とにかく、またいつか」

京太郎「――照さん」

照「……」ピタッ

京太郎「……大丈夫です」

照「――」

照「なんだ、分かっちゃったのか」ボソッ


京太郎(そう意味深な台詞を残して、照さんは姿を消した)

京太郎(――なんとなく、あの人はこう言いたかったんじゃないか)


――妹と、本当にただの……――


京太郎(分かってるんですよ、照さん)

京太郎(分かった上で――俺たちはこれでいい、って思ってるんだから)

咲「……ね、京ちゃん?」

京太郎「ん? どした、咲?」

咲「ご、ごめんね、お姉ちゃんが」

京太郎「――ああ」

京太郎「全然、気にしてねえし、むしろ良かったよ」

咲「え、良かったって?」

京太郎「……こういう機会ないと、あの人に会えないし」

咲「!?」ビクッ
470 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/18(火) 00:08:54.33 ID:AntUvuyx0
京太郎(――自分の考えを見つめるにはうってつけな人だし、なんだかんだで面白いし)

咲「……え、えと」チラチラ

咲「そ、それはどういう?」

京太郎「え?」

咲「――も、もういいよっ」プイッ

京太郎「……」

京太郎「なぁ、咲?」

咲「な、なにっ?」

京太郎「――ばな奈、食おうぜ」

咲「……」

咲「ふ、ふんだ。京ちゃんのバカッ」スーッ

京太郎(と言いながら、咲の手は東京ばな奈に伸びるのであった、と)


咲「……悔しいけど、美味しい」モグモグ

京太郎(何が悔しいんだか……)アキレ
471 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/18(火) 00:10:43.25 ID:AntUvuyx0
京太郎がプレゼントを渡す趣向から随分と外れてすまんな。

とまあ、この前のクリスマスの京咲の続き物になりました。
照姉さんは京ちゃんに何を言いたかったのか……これほど分かりやすいこともありませんね、きっと。
クリスマスを迎え、二人の関係に大きな変化は……おそらくないでしょう。
この距離感が心地いい――

そんなわけで、ここまでです。おやすみなさい。
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:11:13.06 ID:9395ndkJo
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:11:15.42 ID:XE18VV/wo
おつー
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 00:32:33.29 ID:X584p2kC0
乙〜
まだまだ時間のかかりそうな二人ですな
475 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/18(火) 23:11:43.07 ID:AntUvuyx0
あ、そうだ。
そろそろリクエスト募らないと……前に募っておくべきでしたね。

というわけで、何かあったら書いてみてください。

……完全に小ネタスレと化しましたが、このことに納得してる自分がいる。
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:16:16.36 ID:YtblaaWbo
アコスとタコスの入れ替わり
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:17:37.12 ID:/4P49rAAO
推理ごっこ
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:19:01.07 ID:Pj6dc8wDO
アコチャーとのデート

そういや本編なんてあったね。
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:23:19.00 ID:tWsm7lfP0
そういやずっと前のスレでは淡の出番があったものだが、最近はなくなっている。
淡の話も希望する。
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:26:38.07 ID:ONLyxNbUo
レジェンドにも愛の手を…
レジェンドが年下男の子を気にしだしたぞ(勿論恋愛的に)
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:31:17.00 ID:cgiFtmMto
そっけない咲にもやもやする京太郎
482 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/18(火) 23:35:16.89 ID:AntUvuyx0
>>476
>>477
>>478
>>479
>>480
>>481

多分、全て応えられると思う(推理ごっこに苦戦するかもしれないけれど)
というわけで、今日はとても眠いので、寝ます。
明日は夜にちょっと集まりがあるので、書けるか分かりませんが、なるべく書けるようにはしたい。

最後に、リクエストを募ったら、たった20分でここまでリクエストを出してくれるスレ住人に心からの感謝を。
それでは、また。
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:36:50.77 ID:95WOuEIAO
おつ
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/18(火) 23:40:24.16 ID:ONLyxNbUo
おつなのよー
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 04:21:58.88 ID:FkokmDMto
乙、早起きしすぎて覗いてみれば出遅れてたとは不覚
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/19(水) 05:20:02.66 ID:D5U3pk9U0
いろんなスレ見てて気がつかんかった…イッチおつー
487 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/20(木) 00:21:53.96 ID:ke/nOsg90
遅くなったけど、少しずつ書いていきます。

憧ちゃんと優希ちゃんの入れ替わりネタは、なかなか難しそうだった……すまんな。

それじゃ今は、>>478の憧ちゃんとのデートでもやろうか。
488 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/20(木) 00:22:20.38 ID:ke/nOsg90
――街中

京太郎「……あれ?」

憧「あ」

京太郎「――なんだ、憧か」

憧「なんだってまた失礼ね……」

憧「何? 日曜だってのに、暇してるの?」

京太郎「普通、日曜は暇だし、それこそお前はどうなんだよ?」

憧「……」プイッ

京太郎「こら、目を逸らすな、目を」

憧「――本」ボソッ

京太郎「ん?」

憧「本、買いに行ってたの!」アセアセ

京太郎「お、おおう……」

京太郎(本ってだけで、こんなテンパることないのに――って、ああそっか)

京太郎「……隠れオタ」ボソッ

憧「――!」

憧「う、うるさいっ!」カァァ

京太郎「なんだ、図星か」

憧「――わ、悪い?」プイッ

京太郎「いや、別に悪かないんだけど……」

京太郎「なんだよ、もっと堂々とすりゃいいのに」

憧「あんたね……」ハァ

憧「この前、言ったでしょ? 私のグループのこと」

京太郎「ああ、オシャレ軍団」

憧「そっ」コクリ

憧「だから、こ、こーいうのは……」

京太郎「うーん、そんなもんなのかな」

京太郎「最近、色んな中高生がボカロだったりアニソンだったり聴いてると思うけどなぁ……」

憧「ふーん……」

憧「普段、『嵐』だとか『東方神起』だとか、そーいう話しかしない子たちが?」ジトッ

京太郎「――ま、まぁ、ありえないこともないってだけで」

京太郎(実際、苦しいだろうな……でも、そのグループ内にも、憧みたいな奴がいる可能性は)

京太郎「――なぁ、憧?」

憧「京太郎、ちょっと付き合って」

京太郎「あのな――って、なんだって?」

憧「付き合って、って言ったの」

京太郎「」
489 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/20(木) 00:22:54.54 ID:ke/nOsg90
――新子っていいよなぁ……――

――うわ、お前目標高すぎだろ、それ――

――玉砕してった奴が何人いるやら――

――ま、まぁ、新子さんはキツいんじゃない、かな?――


京太郎(――俺の脳内で、クラスメイトたちの会話がフラッシュバックしている)

京太郎(い、いや、待て待て! 今の流れで何を考えてんだ、俺は)ブンブン

京太郎「――分かった。どこに?」

憧「カラオケ」

京太郎「……は?」

憧「カラオケ。歌を歌う所」

京太郎「いや、それは知ってるけど」

憧「じゃ、話は早いわね」

京太郎「……」

京太郎「い、いや、なんでいきなりカラオケ?」

憧「もう、察しが悪い」ジトッ

憧「『嵐』とか言ってたら、急に歌が歌いたくなったの。それだけっ」

京太郎「ま、いいけどさ……」

京太郎(――ちょうど、近くにカラオケBoxあるし。持ち合わせもあるし)


――カラオケBox

京太郎「……」

憧「……」

京太郎「――あ」

京太郎「そういや、憧とカラオケ来るのって初めてだな」

憧「……考えてみれば、そうね」

憧「まぁ、しずや和が興味あるようには見えないし……」

京太郎「ま、それもそうか」

京太郎(――憧の腕前はどのくらいなのやら)

京太郎(俺も、クラスメイトとは行ったことはあるけど……こいつはどうなんだろ?)

京太郎「な、なぁ、憧? お前はクラスメイトとかと――」

憧「それじゃ、私が先ねっ」

京太郎「――あ、どうぞどうぞ」つデンモク

憧「ありがと」ピッピッ

憧「――よし、入った!」


『裏表ラバーズ』


京太郎「――い、いきなり飛ばすな、お前」

憧「……だって」
490 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/20(木) 00:23:28.79 ID:ke/nOsg90
憧「普段一緒の子たちとは、『西野カナ』だとか『加藤ミリヤ』だとかしか歌わないし」

憧「――あ、時々『KARA』?」

京太郎(見事なまでに、ホントの憧とは合いそうにないラインナップ……)ハァ

憧「……ま、そういうわけで」

憧「今日は付き合ってもらうから。よろしくね」

京太郎「――分かったよ」

京太郎(ま、実際、こいつの化けの皮が剥がれるまでの付き合いだろうけど)

京太郎(――憧、隠れオタとして茨の道を行くんだな、お前は)


――数分後

憧「……」ハァハァ

京太郎「――お、お疲れ」

京太郎(途中から明らかに呂律が回ってなかったな……無理もないけどさ)

憧「……う、うん」

憧「――」

京太郎「……」

京太郎「――え、えっと」

京太郎「憧、次も入れるか?」

憧「――え」

憧「いや、あんたも入れればいいじゃん」

京太郎「いや、それもいいんだけどさ」

京太郎「――憧、かなりストレス溜まってんだろ、お前?」

憧「……」

憧「う、うるさい」プイッ

京太郎(図星、か)

京太郎「――ま、いいや。そう言うなら」

憧「……」

京太郎「――それじゃ、これで」ピッピッ


『モザイクカケラ』


憧「――こ、これは!」ガタッ

京太郎「お、知ってるのか、コードギアス?」

憧「ま、まぁね」

憧「……でも、この曲って」

京太郎「ん? ああ、そういやDAMだと出てくるんだっけ……」

憧「アニメの絵」

京太郎「――それじゃ、普段は歌えないのか?」

憧「……ま、まぁ」

京太郎「……」
491 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/20(木) 00:24:34.80 ID:ke/nOsg90
――数分後

京太郎「別れーをーー」

憧「……」

憧「いい曲だなぁ……」ボソッ

京太郎「お前も歌っていいんだぞ?」

憧「……だ、だから! 私は普段はっ」

京太郎「違うって」

京太郎「今なら、自由だろ?」

憧「……」

憧「う、うん」コクリ

京太郎(――俺からいちいち、こいつのグループに口出しすることは無いだろうし)

京太郎(憧が決めたならそうすりゃいいさ。貫けよ、隠れオタ道)

京太郎(……ま、辛くなっても、俺がいるし)

京太郎(い、いや、穏乃だって和だっているって――俺はなにを……)ブンブン


――店を出て

京太郎「……すっきりしたか?」テクテク

憧「まぁ、ね」テクテク

憧「――ねぇ、京太郎?」

京太郎「なんだ?」

憧「……また」

憧「行こうよ、カラオケ」

京太郎「……」

京太郎「ああ、そうだな」

憧「うん」

京太郎「……」


京太郎(今日の憧と過ごした時間――)

京太郎(クラスメイトが見たらなんて言うだろう……デート?)

京太郎(そんな、まさか――なぁ?)

憧「……」カァァ

京太郎(そ、そんなこと考えてたら、憧の顔までどこか赤く見えるような――!)

京太郎(ああ、考えんな、俺のバカ!)カァァ
492 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/20(木) 00:25:49.37 ID:ke/nOsg90
最後、本当に憧ちゃんの顔は赤らんでいたのか……それは想像にお任せするということで。

きっと、クラスメイトから見たらデートに映るでしょうが、当の本人たちにとっては友達づきあいの延長だったりするんでしょうね……この辺のさじ加減が難しいところです。

それでは、また。
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:32:34.09 ID:o661lj7O0
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:36:06.28 ID:O+3q/dNf0
ギアス・・・・ルルーシュ・・・福山潤・・・ウッ
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:36:43.25 ID:NxRhrrBUo
おつー
アコチャーじわじわくるね
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:40:31.98 ID:F6waiTvS0

よっしゃ!どうみてもデートやんけ!
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:46:03.86 ID:2UjQycOHo
>>494
和「っ!」ガタッ
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 00:56:21.51 ID:+M/4gm1xo

イッチに出した数々の小ネタがイッチにとって悉く難しいとは……
変な案出してすまんなイッチ
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 14:23:32.98 ID:qH0d+Ru6o
和…中の人…福山潤…うっ、頭が
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 19:03:36.11 ID:cy2vA9dI0

隠れオタの憧ちゃんカワイイ
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/20(木) 21:39:08.47 ID:O+3q/dNf0
隠れるオタなみんなもかわいい(小並感
502 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 00:18:54.87 ID:iY1xyegR0
>>480
レジェンドの時代来る――!

――麻雀部

玄「――よっし、私が一番!」

穏乃「うあー、負けたぁ……」ガクッ

京太郎「ま、また玄姉ちゃんの勝ち……」

京太郎「ど、ドラ持ちすぎだって、玄姉ちゃん!」

玄「ふふん、これが私の戦法!」ドヤッ

京太郎「戦法じゃなくて、能力じゃあ……」

和「そ、そんなオカルトありえませんよ……」

京太郎(和にとっては、この麻雀部で最も信じられない人かもな……玄姉ちゃん)ハァ


晴絵「ははん、なるほど……」ジッ

晴絵「やっぱりこの中じゃ、玄がトップみたいだね」

玄「いやいや、それほどでもー」テレテレ

穏乃「い、いつか追いつきますっ!」グッ

和「……そんな、オカルトは」アセアセ

京太郎(まだ言ってるよ……)

晴絵「で、だ……問題なのは」チラッ

晴絵「京太郎」

京太郎「は、はい」

晴絵「――とっても言いにくいんだけどさ」

京太郎「この中じゃとびっきりに弱い、ですか?」

晴絵「……鋭いね」クスッ

京太郎「そりゃまあ――」

京太郎「先生とは、長い付き合いですし」

晴絵「――付き合い、ねぇ」ボソッ

京太郎「?」

晴絵「い、いやいや!」

晴絵「つまり、ね。ちょっと今日は、私と個人レッスンといこうか」

京太郎「――え? い、いいんですか?」

晴絵「うんうん」ニコッ


晴絵「そんなわけで、3人とも京太郎借りるよ」

玄「あ、どうぞどうぞ」

穏乃「うあー、京太郎ずるいー」

和「……京太郎くん」キュッ

京太郎「は、はは……」

京太郎「そのうち、憧たちも来ると思うし。それまでは三麻でもやっててよ」

和「わかり、ました……」

晴絵「よっし。それじゃ、いこっかっ!」

京太郎「はい!」
503 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 00:19:21.82 ID:iY1xyegR0
――ちょっと離れて

和「……京太郎くん」

穏乃「もー、和ってば」

穏乃「ホントに、京太郎で頭が一杯なんだねぇ」

和「そ、そんなことはっ!」カァァ

玄「まぁまぁ、和ちゃん」

玄「大丈夫だよ。赤土先生は、そのうち戻ってくるよ」

玄「――でも、ちょっと気になったところが」

穏乃「はい?」キョトン

玄「い、いやいや! こ、これはなんでもっ!」

和「……聞かせて、いただけませんか?」ズイッ

玄「え、えっとね……」カクカクシカジカ


玄「――ってこと、なんだけど……」

和「」

穏乃「え、えっと、つまり?」

穏乃「赤土さんの目が、ちょっと違った、ってことですか?」

玄「うん……なんかいつもより、ちょっと、ね」

穏乃「ふーん……でも、まぁ」

穏乃「目つきがちょっと違うからって――あれ? どーいうことなんだろ?」キョトン

玄(穏乃ちゃんは純粋だなぁ……でも)

玄(この子は――)

和「赤土さんの、目が……?」アセアセ

和(――そ、それってまさかっ!?)

和(い、いえ、これは非論理的すぎますっ!)ブンブン

玄(……考えることが手に取るようにわかっちゃうよ、和ちゃん)ハァ



――晴絵と京太郎サイド

京太郎「……で、ここはこうして、っと」トンッ

晴絵「うんうん、それでいいよ」

晴絵「京太郎、基礎は出来てるんだけどねぇ……」クスッ

京太郎「い、いややっぱり、あの人たちは強すぎて」

晴絵「あー、そうかもね……」

晴絵(――でも、京太郎の場合、素質はありそう)

晴絵(それを磨くのはやっぱり)

晴絵「顧問の私の仕事、だよね」ボソッ

京太郎「先生?」キョトン

晴絵「さ、それじゃ、もう一局打ってみよう!」

京太郎「は、はいっ!」
504 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 00:19:49.95 ID:iY1xyegR0
晴絵(……京太郎を強くする)

晴絵(いいな、なんか顧問らしくて)

晴絵(――顧問、らしくて)

晴絵(そう、それだけのこと)

晴絵(顧問として、部員のことを気にするのは当然、だよね?)

晴絵(……そういえば)

晴絵(京太郎の顔立ちも、随分と変わったなぁ)

晴絵(それこそ、小学生の頃は可愛い系だったのに、今はなんというか、かっこいい系に)

晴絵(――時間を感じるねぇ)

晴絵(……じ、自分の歳は考えないよ、うん!)ブンブン

京太郎(赤土先生、前でなにやってんだろう……?)キョトン


晴絵(――思えば)

晴絵(大学時代も周りにいたのは大抵女子。一時期入った会社でも、基本の付き合いは女性ばかり)

晴絵(――あれ? 近くにいるのって、京太郎だけ?)

晴絵(い、いやいや、これは……私って、地味にヤバかったの?)

晴絵(――京太郎、か)

晴絵(だ、だめっ! わ、私は何を――!?)アセアセ

京太郎「あ、あの赤土先生?」ポンッ

晴絵「わっ!?」ビクッ

晴絵「な、なに?」アセアセ

京太郎「――あー、いやその」

京太郎「さっきから、『心ここにあらず』って感じだったんで、どうしたのかなー、と」

晴絵「」
505 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 00:20:45.03 ID:iY1xyegR0
晴絵(……なんという不覚)カァァ

晴絵(京太郎、どう思ったかな? 私のこと、変な顧問だって思わなかったかな?)

晴絵(――な、なんで私は、こんなにこの子の反応が気になるんだろう?)

京太郎「――先生?」

晴絵「……ごめん、京太郎」ガタッ

晴絵「なんかおかしいから、ちょっと頭冷やしてくるね」テクテク

京太郎「え? え?」

晴絵「そ、それじゃっ!」ダッ

京太郎「ちょ、ちょっと先生?」

晴絵「玄たちと打って、待っててー!」

京太郎「……先生?」キョトン


――ちょっと離れた所

玄「――あ、先生が出てったね」

穏乃「赤土さん、顔真っ赤だったねー」

穏乃「どうしたんだろ……この時期、顔赤くなりやすいからねー」

玄(穏乃ちゃん……なんて純粋な子)

玄(こっちは、というと……)

和「――京太郎くん」アセアセ

和「赤土さん……」グスッ

玄(ああ、和ちゃんの思考回路がグルグル回ってるよ!)
506 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 00:21:10.89 ID:iY1xyegR0
和「――やっぱり、年上が」ボソッ

穏乃「え?」キョトン

和「な、なんでもありませんっ!」ブンブン

玄「いやいやー、和ちゃんは大丈夫だと思うよ?」

玄「だってほら――年齢差なんてふっ飛ばしちゃうような、大きな『モノ』がそこに」ジーッ

和「……!」バッ

和「み、見るの禁止ですっ!」カァァ

玄「えー、勿体なーい」

穏乃「……」フニッ

穏乃「――ま、まぁ、これから、かな?」エヘヘ

玄(穏乃ちゃん……そーいう所は気になるんだ。女の子らしいなぁ)ニコニコ


――廊下

晴絵「……!」ハァハァ

晴絵「――何を、考えてるんだ私は」

晴絵「教え子、だよ……?」

晴絵(――それなのに)

晴絵(頭の中には、なぜか昔からの京太郎の姿が――!)

晴絵「……あー」ハァ

晴絵「これじゃ、しばらく戻れないじゃん」

晴絵「――どう、しよう?」グスッ
507 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 00:23:39.75 ID:iY1xyegR0
なんとも珍しいレジェンドのリクエストだったので、力入れて書きました。
これで良かったんでしょうか?

あ、前回までに憧ちゃんと宥姉は活躍しまくっていたので、今回はその他のキャラでまとまりました。
……え? それじゃ今回出たキャラはまずいんじゃないかって?
き、気のせいですよ、きっと(震え声)
玄姉ちゃんが余裕かますようなキャラになってるのは、なんでなんでしょうかね……?

さて、今はここまで。
明日は年内最後の授業……というわけで、寝ます。
それでは、また。
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 00:24:21.64 ID:c+C/zjcIO
野獣先生?(幻想)

おつやでー
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 00:24:39.82 ID:8/arIXoDo
うむ、気を回せる玄ちゃんに猛烈な違和感
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 00:29:31.38 ID:iIFWhxVUo
おつー
これが初めてのレジェンドネタかな
クロチャーは万能なのです!
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 00:41:53.41 ID:EIvR+Gq10
乙乙
これはそのうち一線を越えますね…間違いない
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 00:50:38.62 ID:rMv540Og0
レジェンドのターン!
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 01:02:13.68 ID:lLtkzP6zo
ショタコン…(ゴクリッ
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 01:49:06.34 ID:nlTT4e5s0
教え子レ〇プ!野獣と化したレジェンド
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 02:12:21.64 ID:+Ihy04S9o
残念! 青い衝動に返り討ちにされてしまった!
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 02:18:38.45 ID:Xmii4EM3o
いわゆるアラフォー思考
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/12/21(金) 03:25:28.95 ID:GdqGGElZ0
乙乙
ここでむしろ焦ってぐずるのどっちに萌えていくのが俺のスタイル
無論レジェンドにも萌えたがな
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 07:35:23.27 ID:yPtNgtdao
知らんがな
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 08:17:26.65 ID:MizGxDwwo
もしまだ小ネタ募集しているなら

アコが京太郎の声がアニメキャラに似ている事に気付いた!

シズとの阿吽の呼吸とそれをみてぐぬぬする阿知賀面子

が見たい
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 19:53:34.64 ID:Lj9WHAzR0
もしまだ小ネタ募集しているなら

正月に向けて京太郎と共にいいもち米を買うために御米屋に行くクロチャー

つまり京太郎とおもちデートをするクロチャー

が見たい
521 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 22:44:46.11 ID:iY1xyegR0
>>519
>>520
リクエストサンクス。
しかし、阿知賀人気高いですね……


今日は、久々の淡ちゃんいくか。


――浜辺

京太郎「……ん」テクテク

京太郎「やっぱ、意外と近かったな……」

京太郎「――今日で」

京太郎「終わり、か」

京太郎「……」ジッ


京太郎(――全国大会決勝戦)

京太郎(昨日終わった、俺たちにとって一世一代とも言える大勝負)

京太郎(端から観ているだけの俺にしても、凄い試合だったという感想を持ったくらいには)

京太郎「――でも」

京太郎(東京ともお別れ……そう思うと、なぜか少し物悲しい)

京太郎(なんでだろう――?)

京太郎「……あ」ハッ

京太郎「そうか――」

京太郎(……ここで、出会った人が――)


「あれ?」


京太郎「……」クルッ

京太郎「――なんだ、いたのか」クスッ

淡「いたのか、ってなんか失礼ね」クスッ

京太郎「と言われても……」

京太郎「――その」

京太郎「昨日は、お疲れ」

淡「……ああ」

淡「なるほど――東京から離れるのが嫌になっちゃった?」ニヤニヤ

京太郎「なわけねえだろ」

京太郎(――ほんのちょっぴり思ってたけどさ)
522 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 22:45:55.37 ID:iY1xyegR0
京太郎「……えっと、さ」

京太郎(なんて言えばいいのやら……)

京太郎「お、お疲れ?」

淡「……なによ、それ」クスッ

淡「――こっちこそ、言わないとね」

淡「おめでとう」

京太郎「……俺は何もやってねえぞ」

淡「でもあんた、清澄でしょ?」

京太郎「まぁ、そうだけどさ……」

京太郎「――その」

京太郎「俺がここに来たのは……なんとなく、落ち着かなかったからなんだけど」

京太郎「大星は?」

淡「私?」

淡「うーん……なんでだろ?」

京太郎「え?」

淡「いやー、わかんないの」

淡「――まぁ、きっと昨日の決勝が原因なんでしょ」

淡「でも、なんだかなー……そこから、どーも曖昧」

京太郎「……」


淡「いや、昨日は結構落ち込んだよ?」

淡「咲ちゃんに勝てる――いや、勝ちたい――って思ったのはホントだし」

淡「……でも、ね」

京太郎「大星」

淡「いやー……まだ、落ち込んじゃってるのかなぁ」

淡「――高校100年生なんて、言ってたのに」

京太郎「大星」

淡「……」

京太郎「――いや、その」ポリポリ

京太郎「……肩なら、貸すぞ?」
523 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 22:46:53.55 ID:iY1xyegR0
淡「――なに、それ?」クスッ

淡「ナンパのつもり?」ニヤニヤ

京太郎「アホか」

京太郎「――分かってんだろ?」

淡「……」

淡「まったく、須賀君ってば――」


トンッ


淡「バカ、なんだから……」

京太郎「……」

淡「……本気だったよ」

京太郎「うん」

淡「本気で、勝ちにいったの」

淡「なんかね、緊張したんだけど――すっごく」

淡「すっごく、楽しかった」

京太郎「そっか」

淡「うん」コクリ

淡「――勝てるって」

淡「思ってたん、だけど、ね……」グスッ

京太郎「大星……」

淡「……勘違い、しないでよ」

淡「これはね、哀しいからじゃないの」

淡「――嬉しいから、なの」グスッ

京太郎「……ん」

京太郎「大星は、いい性格してるな」

淡「……」

淡「どういう意味よ、それ?」

京太郎「いや、よくも悪くも単純、っていうか」

淡「……褒めてるの?」ジトッ

京太郎「ご想像にお任せを」

淡「もう」


――数分後

淡「……あー、スッキリした」

淡「それじゃ、私もそろそろホテルに戻ろっかな」

京太郎「おう」
524 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 22:47:20.73 ID:iY1xyegR0
京太郎「……なぁ、大星?」

淡「なに、須賀くん?」

京太郎「――また、会おう」

淡「……」

京太郎「咲も交えて、あ、照さんも一緒に」

淡「どうして?」

京太郎「えっと――笑うなよ?」

京太郎「お前たちと一緒にいるのが、なんか楽しいからだよ」

淡「……ぷっ」

淡「な、なにそれ……」クスクス

京太郎「わ、笑うなって言ったのに」

淡「ごめんごめん」

淡「――ま、いいわ」

淡「また、会いましょう」

京太郎「……ああ」

淡「――でも、いいの?」

京太郎「何がだ?」

淡「私たちと一緒じゃあ、咲ちゃんが悲しんじゃうんじゃないかなぁ……」

京太郎「――どーいう意味だよ?」

淡「言葉通りの意味よ」

淡「……ま、いっか。あんたたち二人見てるのも面白そうだし」

京太郎「おい、それどういう意味だ?」

淡「冗談、冗談」ニコニコ

淡「――それじゃ、またね」

京太郎「ああ、また」

淡「……」ピトッ

京太郎「――!」ビクッ

京太郎「な、なんだよいきなり?」アセアセ

淡「えっと、その……」

淡「なんか、さっきまでそこに私の頭があったんだなー、と」

京太郎「……それだけ?」

淡「そう、それだけ」コクリ

京太郎「へぇ……」

京太郎「変なヤツだな」

淡「う、うるさい」アセアセ
525 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 22:55:10.08 ID:iY1xyegR0
淡「――肩、ありがとねっ」プイッ

京太郎「お、そうか」

京太郎「――それじゃあ、今度こそまたな」

淡「うん、またねっ」

淡「――咲ちゃんと仲よくするんだよっ!」

京太郎「お前なぁ……」

淡「……咲ちゃんと、ね」ニヤッ

京太郎「……?」

京太郎(どこか意味深な表情を浮かべる大星淡であった。まる)
526 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/21(金) 22:56:16.02 ID:iY1xyegR0
ここまでになります。

舞台設定としては、一応全国大会が終わった翌日の朝早くの浜辺ってイメージ。
散歩で訪れた京太郎は、なぜかそこで淡と遭遇する……

今日はここまでになるでしょうかね。
それでは、また。
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/21(金) 23:00:10.14 ID:dBu4tyCho
おつ
最後のニヤッはいったい?
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/22(土) 00:35:39.46 ID:CAusiOLY0
乙ゥ〜
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 07:50:55.62 ID:LzrP0jFE0
乙でした! あわあわが実の妹だったとか双子の妹だったとか、そういうシチュエーションのものを
一度読んでみたいものよ……(チラッ
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/25(火) 20:30:48.22 ID:MTfuNdQAO
乙、過去からおってきて追い付いた

531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/26(水) 00:16:35.26 ID:ifgql1qZo
知らんがな
532 : ◆OtZIp/YaIxCt [sage saga]:2012/12/27(木) 01:37:22.63 ID:+PfnkT+q0
(更新が滞っていて)すまんな。
近いうち、また投下します。
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/27(木) 02:31:22.90 ID:oNZC0ABio
把握なのよー
534 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/28(金) 00:11:47.32 ID:tspzB+7a0
――橋桁

京太郎「……あ、咲」

咲「――あ」ピタッ

咲「お、おはよ、京ちゃん」

京太郎「おっす」

咲「う、うん」シュン

咲「……」

京太郎「……」


京太郎(――うん、おかしい)

京太郎(こいつの朝のテンションが上下することは知っていたつもりだ)

京太郎(でも、今朝のこいつは、「眠いわけでもなさそうなのに、テンションが低い」)

京太郎(――なにかあったな?)


京太郎「――なぁ、咲」

咲「……?」キョトン

京太郎「昨日のお返し、なんだけど」

咲「!」ビクッ

京太郎「どんなものが――って、おい!?」

咲「ご、ごめんねっ」タタタッ


京太郎「……行っちまった、か」

京太郎(――ホント、何があったのやら)


――教室

咲「……はぁ」トボトボ

咲「結局、逃げちゃったな――」

咲「どうしよう……」

女子A「宮永さんっ」ポンッ

咲「う、うわぁっ!?」ビクッ

女子A「おはよ」ニコニコ

咲「お、おはよう?」アセアセ

女子A「――それで、昨日だけど」

咲「!」

女子A「結局、須賀くんと……って、宮永さんっ!?」

咲「ご、ごめん! ちょ、ちょっとお手洗いに――!」タタタッ
535 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/28(金) 00:12:13.16 ID:tspzB+7a0
女子A「――はぁ、逃げられちゃったかな」

女子B「まったく、なにやってんのあんたは」ジトッ

女子A「あ、おはよっ」

女子B「おはよ……それはそうとね」

女子B「あんた、宮永さんのシャイっぷりを知ってるでしょ?」

女子A「ただし須賀くんを除く、でしょ?」

女子B「――まぁ、そうだけど」

女子B「でも、あんな訊き方じゃあ、あの子も……」

京太郎「おっす」

女子AB「」


女子A「お、おはよう、須賀くん」アセアセ

京太郎「おう」

京太郎「――ところで」

女子AB「……!」ビクッ

京太郎「――あいつと、何かあったのか?」

女子A「……」ドキドキ

女子B「――うん、まあ、そんなところ」

京太郎「そっか」

京太郎「……できれば、教えてくれるか?」

女子A「――い、いいの?」

京太郎「まぁな」

京太郎「……正直、あいつの恥ずかしがり屋っぷりにも問題があるような気もするし」

女子B(――ホント、宮永さんの保護者みたいね)ハァ


――数分後

京太郎「……なるほど、事情は分かった」

女子A「うう、ごめんなさい」シュン

京太郎「別にAは悪くないって。まぁ、とりあえず――」

咲「……はぁ」

京太郎「あいつに訊こう」

咲「どうし――って、きょ、京ちゃん!?」

京太郎「よし、朝のHRまではまだ時間があるな」クイッ

咲「ちょ、ちょっと京ちゃん!? ど、どこに?」アセアセ

京太郎「ついてこいって」スタスタ
536 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/28(金) 00:12:39.87 ID:tspzB+7a0
女子A「……」

女子B「……」

女子AB(――まったく、あの二人は)


――階段・踊り場

京太郎「――ここなら誰も来ないだろ」

咲「……」

京太郎「――で?」

京太郎「昨日のお返しの話は」

咲「そ、それはっ!」

咲「うぅ……」カァァ

京太郎「……」


――昨日、宮永さんが須賀くんにあげたのを見ちゃって――

――普段のこともあるから、軽い気持ちで訊いちゃったの――

――何をかは……きっと言わなくてもいいよね?――

――そしたら彼女、顔を真っ赤にしちゃって、何か考え込んでるみたいに――


京太郎「……なぁ」

咲「は、はい」ビクッ

京太郎「――昨日くれた『あれ』」

咲「……」ドキッ

京太郎「美味かったぞ」

咲「――へ?」

京太郎「一か月後には、何を返したら嬉しいかなーと」

京太郎「それだけが気になってな」

咲「……」モジモジ

咲「ねぇ、京ちゃん」

京太郎「ん?」

咲「――昨日あげた、チョコレート」

京太郎「うん」
537 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/28(金) 00:13:08.49 ID:tspzB+7a0
咲「……あ、あれは」

咲「その――」

咲「う、うう……」

京太郎「……」


京太郎「――嬉しかったよ」

咲「……」ピクッ

京太郎「それに、美味かった」

京太郎「それだけで十分だろ?」

咲「京ちゃん――」

京太郎「ほら、そろそろ戻ろうぜ」

咲「……」


咲「――ち、違うよね?」ボソボソ

京太郎「ん?」

咲「な、なんでもないっ」アセアセ

京太郎「そっか」

咲「うん……」

京太郎「……」


京太郎(――結局)

京太郎(Aが訊きたかったような関係に、今の俺たちはなっていないってのが答えだ)

京太郎(――そのことについて、咲は考え込んじまったんだろう)

京太郎(特に、俺にチョコを渡した直後、凄く緊張した矢先にそう尋ねられたもんだから)

京太郎(そりゃ、意識するわな……)

京太郎(――はぁ)

京太郎「結局、俺はどうしたいんだ……?」ハァ

京太郎「――ま、いいか」
538 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/28(金) 00:13:47.62 ID:tspzB+7a0
以上、そっけない咲ちゃんにもやもやする京ちゃんでした。
結局、二人はどういう関係なんだっけ?

さて、そろそろ小ネタを募集しましょうか。
というわけで、お願いします。
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 00:18:54.82 ID:xJ9QHEd1o
乙やでー

一つのマフラーを二人で使う京太郎と咲もしくは憧てか
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 00:21:42.40 ID:UpjDG6Bmo
おつー
しずに可愛い服を着せてのデートオナシャス
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 00:24:09.17 ID:ftFvP3MEo
京太郎が奇跡のバカヅキでダントツトップ。清澄メンバー騒然
みたいなものを
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 00:52:48.33 ID:2B53Ieqd0
乙乙
「いい嫁さんだなぁ」を阿知賀の和でオナシャス!
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 00:54:22.60 ID:nF+sRLkDO
乙乙

アラチャーと東京デートで
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 03:11:08.35 ID:9DdiWu2Yo
アコチャーナンパされているところを颯爽と助ける感じで
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 03:22:24.51 ID:gIpaJGHNo
おつー
>>519かな
だめだったら阿知賀の和とアコスが絡むいちゃいちゃぐぬぬの微笑ましい取り合い
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 07:10:34.11 ID:vxR0Z2Nz0

ある日突然部室に置かれたこたつ
その魔翌力にとり憑かれ動きたくない咲と優希がひたすら京太郎に我がままを言って甘えるだけの話をオネシャス!
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 07:57:55.93 ID:Ut0MWdrXo

京太郎が咲ちゃんを妊娠させたと勘違いし、大騒ぎする周囲とか
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 11:46:12.09 ID:CXieOc5Ro
>>546
ある日突然部室に置かれたたこす
かと。
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 21:22:23.16 ID:vxR0Z2Nz0
ある日突然部室に置かれたタコス
その魔翌力にとり憑かれ動きたくない咲と優希が京太郎においしく食べられてしまうだけの話をオネシャス!嘘です。
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/28(金) 22:57:14.86 ID:dbNI4eyto
初詣の咲の着物姿にドキッとする京太郎
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 00:27:33.43 ID:PTixAP5AO

着物といやMJ5の版権かきおろしか。

上で出た穏のおしゃれをコーディネートする憧ちゃんがみたいれす。
あれもしかして前に見たかも。その場合は失礼
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/29(土) 00:36:40.36 ID:CQ0PHdW+o

レジェンドに興味を持たれなくて頑張る京太郎がみたい
レジェンドはニブチン、いいと思います
553 : ◆OtZIp/YaIxCt [sage saga]:2012/12/30(日) 00:13:01.34 ID:bVhEC4lK0
年末ですね……風邪には気を付けましょう。

それにしても、ちょっと投稿に間隔があったのに、このリクエスト量……感謝感謝。
それでは、リクエストに応えていきましょうか。


>>539
>>540
>>541
>>542
>>543
>>544
>>545
>>546
>>547
>>550
>>551
>>552

見た感じでは、とりあえず殆どに応えられそうですね。
それじゃ、>>542を書こうかな。お待ちください。
554 : ◆OtZIp/YaIxCt [sage saga]:2012/12/30(日) 00:49:03.44 ID:bVhEC4lK0
――阿知賀学院

京太郎「ふぅ……」

京太郎(やっと昼休みか――)ハァ

京太郎(今日もなんとか、ここまで居眠りなし、と)

京太郎(見てる限り、穏乃は毎授業寝てるといっても過言じゃないし――)

京太郎(憧はなんか、イメージに反して真面目にノート取ってるし)

京太郎(和に至っては――まぁ、言うまでもないか)

京太郎(さて……昼飯だ)


京太郎「――あれ?」ピクッ

京太郎「そういえば今日は……」

和「どうかしたんですか?」トコトコ

京太郎「ああ、和か。えっとな――」

京太郎「そうだ。ちょっと付き合ってくれないか?」

和「……え?」キョトン

京太郎「いや、実は学食に――って、和?」

和(付き合う、って……い、いえいえまさか!)フルフル

和(は、早とちりはいけませんね)

和(……ちょっと考えてしまいました)ポッ

京太郎「和」

和「は、はいっ!」ビクッ

和「す、すみません、お見苦しい所を見せてしまって!」

京太郎「い、いや、大丈夫だって」

京太郎「――それで、さ」

和「は、はい」

京太郎「今日の昼飯、なんだけど」

和「あ。私、お弁当を――」スッ

京太郎「和が良ければ、学食に『付き合って』くれないか?」

和「――ああ」

和(付き合って、ってそういう……)ハァ

和(い、いえいえ! それが当然ですよね、当然!)フルフル

京太郎(……和?)キョトン


――学食

京太郎(――和が承諾してくれたのをいいことに)

京太郎(なんだかんだでやってきてしまった……学食)

和「あ、京太郎くん。ここ二人分空いてるみたいです」

京太郎「お、そっか。それじゃ、お邪魔して」

和「はい」ニコニコ
555 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/30(日) 00:49:46.69 ID:bVhEC4lK0
京太郎「――それじゃ、買いに行くか」

和「はい」ニコニコ

京太郎「……」

和「?」キョトン


京太郎「というわけで、和も来てくれるか?」

和「……へ?」

京太郎「いや、さ」

京太郎「実は今日、美味そうなレディースランチの日で」ポリポリ

和「……」

京太郎「ほら、俺じゃそれを頼めないから、和に――」

和「――もう、京太郎くんったら」クスクス

和「そのためだけに、私を『付きあわせ』たんですか?」

京太郎「う……わ、悪かった」

和「いえいえ、いいですよ」クスッ

和「――でも、ちょっと私にもお味見させてくださいね?」

京太郎「おう。ありがとな」

和「どういたしまして」ペコリ


――数分後

和「――はい、お待たせしました」カタンッ

京太郎「おお! 美味そうだなぁ……」

和「ふふっ、味わって食べてくださいね」ニコニコ

京太郎「おう、そうするよ」

和「――それでは」

二人「いただきます」
556 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/30(日) 00:50:25.88 ID:bVhEC4lK0
京太郎「……うん、やっぱ美味い」モグモグ

和「そうですか?」

京太郎「いいな、この味付け――あ、そうだ」

京太郎「ほら、和」スッ

和「え?」キョトン

京太郎「和も言ってただろ、さっき」

京太郎「食べたい、って」

和「……いいんですか?」

京太郎「その美味そうな弁当をちょっと分けてもらえたら」

和「……」クスッ

和「分かりました。どうぞ」スッ

京太郎「お、ありがとな!」

和「いえいえ」



京太郎「――うん」

京太郎「やっぱり和の作る料理は美味いな」

和「そうですか?」

京太郎「このレディースランチも美味いけど」

京太郎「やっぱり、和の味付けのが好みかな」

和「……!」ハッ

京太郎「和は料理上手だったんだなぁ……和?」

和「い、いえ、なんでもっ!」ブンブン

和(もう、京太郎くんったら……)

和(どうして、臆面もなくこんなこと言えてしまうんですか――もう)カァァ
557 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/30(日) 00:50:52.56 ID:bVhEC4lK0
クラスメイト「――お、須賀」

京太郎「よう」

クラスメイト「……へぇ」

京太郎「な、なんだよ」

クラスメイト「――原村さんはいい嫁さんになりそうだな」ボソッ

京太郎「は?」

和「!?」

クラスメイト「いやいや、弁当食わせてもらってたろ?」

クラスメイト「その時の須賀ときたら、この世の極楽みたいな顔してたし――」

京太郎「ば、バカッ! お前なっ」アセアセ

和「ち、違いますよ」

クラスメイト「へ?」

和「わ、私が京太郎くんのお嫁さん、だなんて」

和「私よりふさわしい人が京太郎くんにはいるはずですし……そ、それに」アセアセ

クラスメイト「あ、ああ、悪かったな」

クラスメイト「それじゃ俺、そろそろ行くわ」ポンッ

京太郎「――お、おう」


クラスメイト「……ところで、須賀?」ヒソヒソ

京太郎「なんだ?」ヒソヒソ

クラスメイト「――原村のこと、大事にしろよ?」

京太郎「なっ!?」ビクッ

クラスメイト「新子や高鴨もいるけど……なんだかんだで」

クラスメイト「お前があの子を選ばないってのはもったいな――」

京太郎「お、お前はなにをっ!」アセアセ

クラスメイト「――それじゃ、ホントにそろそろ行くな」

京太郎「お、お前なぁ……!」ハァ


和「――どうかしたんですか、京太郎くん?」キョトン

京太郎「あ、い、いや。なんでもないよ」

和「そう、ですか……」

京太郎(あのバカ……)

京太郎(でも、たしかに――和は、凄くいい子だとは思うけど)

京太郎(ああ、もうやめやめっ!)ブンブン

和(……京太郎くん?)キョトン
558 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2012/12/30(日) 00:52:51.35 ID:bVhEC4lK0
ここまでになります。
久々に、和の独壇場となりました。
天使っぷりを前面に押し出した小ネタでしたね。

実際、二次創作だと様々な形でキャラ付けされてますが、和は優しい子だと思う(小並感)

それでは、また。
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 01:00:17.06 ID:1WQRetWFo
イッチ乙、いい嫁さんだなぁ
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 01:09:11.11 ID:xCBbUIJAO
乙カレー
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 01:20:55.35 ID:/asvWQ/30
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 01:23:14.48 ID:aQIp60L+0
乙です
イッチの書くキャラはみんな可愛い(断言)
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 01:33:31.96 ID:U2GAEFqgo
おつー
のどっちかわいい
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/12/30(日) 12:33:41.55 ID:c2rHJgGe0
乙乙
デジタル雀士原村和さんとクレイジーサイコレズピンクは全くの別人(真理)
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 12:38:05.41 ID:utgR6LdIO
のどかわいい!
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 12:57:44.76 ID:vpLOJXjlo
のどっち天使過ぎる
阿知賀面子選べないからもう全員個別で書こう!!
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/12/30(日) 19:50:36.87 ID:tRg4yKkAO

今更ながら幼なじみ属性持ちの和は反則級だな……
568 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/03(木) 22:17:50.18 ID:JU5gZBlv0
あけましておめでとう。駅伝を観ながら燃える正月でした。

さて、>>540を書こう。



――街中

京太郎「――あ、あのさ」

穏乃「な、なに?」ドキッ

京太郎「えっと……」

京太郎「どっかの店、寄らないか?」

穏乃「あ、ああ」

穏乃「い、いいよ……」コクリ

京太郎「そうだな……うん」

京太郎「……」テクテク

京太郎(――さっぱり、慣れない)

京太郎(見慣れている顔、特徴的なポニーテール、どこかボーイッシュな声……)

京太郎(うん、俺の隣にいるのは穏乃……間違いないんだ)

穏乃「ど、どうしたの?」アセアセ

京太郎「――な、なんでも」

京太郎(……どうして、こうなった)ハァ


京太郎(――きっかけはなんだったか)

京太郎(いつかの時、憧の家で穏乃がオシャレをしてみようということがあった)

京太郎(あの時は小学生だったか――そんな年頃ということもあってか、そりゃ驚いたしちょっと照れたりもしたっけ)

京太郎(でも、あれから何年か経って、俺たちも小学生の頃と同じというわけにはいかなくなった)

京太郎(――さて。今、俺の隣には穏乃がいる)

京太郎(いつも着ているジャージを脱ぎ捨て、白いワンピースに頭に花をあしらったアクセサリーを纏った穏乃が……)
569 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/03(木) 22:18:17.38 ID:JU5gZBlv0
京太郎(元々、今日は俺たち二人で出かけるという予定だった)

京太郎(その約束をした時の穏乃はいつもと変わりなかったように思う)

京太郎(――ただ、日が経つにつれて、穏乃の様子が少しずつおかしくなっていった)

京太郎(いきなり言葉を詰まらせたり、顔を赤くしたり……見てるこっちが恥ずかしくなるような反応をするようになって)

京太郎(いざ、当日を迎えると――)


京太郎「……でも、驚いたな」ボソッ

穏乃「え、え?」アセアセ

京太郎「いや、なんでも……」

京太郎(――前に憧の家で見た時と同じような恰好)

京太郎(数年後の穏乃がそれをやると……前にも増して破壊力があるということに)

京太郎(――でも)

京太郎(こいつはなんでいきなり、何の事前連絡もなく、こんな恰好を?)



穏乃(……うう)

穏乃(元はと言えばクラスの友達のせいだ)ハァ

穏乃(どーして『須賀くんとどういう関係なの?』なんて、悪戯顔で言うのかなぁ……)

穏乃(お、おかげで、おかしなこと考えるようになっちゃったじゃん)カァァ

穏乃(――はぁ)

穏乃(そして、こんなカッコをしてきたのは、やっぱり失敗だったような気が――)

穏乃(い、いや。そもそも、どうしてこんなカッコを?)

穏乃(おかしいでしょ。憧ならともかく――私まで)

穏乃(……白いワンピース、なんて)キュッ
570 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/03(木) 22:19:03.59 ID:JU5gZBlv0
京太郎「――そうだな」

穏乃「――!」ビクッ

京太郎「やっぱ暑いし」

京太郎「そこのデパートで、涼もうか」

穏乃「えっ……?」

穏乃(デ、デパート? なんで?)

穏乃(い、いや、確かに暑いんだったら、それがフツーか。うん)

穏乃(……私、なんでこんなに焦ってるんだろ?)

京太郎「穏乃?」

穏乃「う、うんっ!」

穏乃「そ、それじゃぁ、デパートいこっか!」アセアセ

京太郎「お、おう」

京太郎(――声が震えてる)

穏乃(う、うわわっ)カァァ



――デパート内

京太郎「……ベンチ、座るか」

穏乃「う、うん」

京太郎「――歩きっぱなしで疲れたな」

穏乃「た、たしかにね」コクリ

京太郎「……」

京太郎(――いつもの穏乃なら、『これくらいで疲れたの? 京太郎は体力ないねっ』くらい言いそうなものなのに)

京太郎(やっぱり、「いつも」とは違うってわけか)

穏乃(――なんで私、こんなに疲れたんだろ)


京太郎「……」

穏乃「……」

京太郎「――そ、その服」

穏乃「!」ビクッ

京太郎「な、なんか……」

京太郎「――す、涼しそうでいいな」

穏乃「……へ?」
571 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/03(木) 22:20:24.98 ID:JU5gZBlv0
京太郎(――俺はバカかっ!)

京太郎(なんだ『涼しそう』って……)ハァ

穏乃「――う、うん」

穏乃「いつもより、なんか風通しがいいなって」

京太郎「あ、ああ、たしかにあのジャージは黒いしなぁ)

京太郎「し、白い方が太陽の熱を吸収しにくいとか聞くし」

京太郎「そ、それに、似合ってるしな」

京太郎(――!?)ハッ

穏乃「……え、ええっ?」

穏乃(に、似合ってるって……ど、どういう意味で)

穏乃(た、たしかに涼しいけどっ。いつものジャージより夏向きだと思うけどっ)

穏乃(……に、似合ってるなんて、い、言われて)



京太郎「――ああ、そうだよ」

穏乃「……!」

京太郎「似合ってるよ」

京太郎「――ああ、もう。もっと早く言っとけば」

京太郎(さっきまで過ごしてたのは、こんな恥ずかしい時間じゃなかったかもしれない……)

穏乃「……」

穏乃「――ありがと」

京太郎「……」

穏乃「じ、実は」

穏乃「ちょ、ちょっと恥ずかしいかなー、って」

穏乃「そ、そんな風にも思ってたから……嬉しい」エヘヘ

京太郎「……あ、ああ」

京太郎(――な、なんなんだよ、これは)

京太郎(冷房が効いてるこのデパートで……どうして)

京太郎(こんなに、顔が熱いんだ……)カァァ

京太郎「……い、いつも、制服とかジャージ着てる穏乃しか見ないから」

京太郎「し、新鮮だった、というか」

穏乃「そ、そっか……」

穏乃「――わ、私、あまりオシャレとか分からないから」

穏乃「今日も全然、自信なかったんだけど」

穏乃(――あれ?)

穏乃(これじゃ、まるで……)

穏乃(今日のためにオシャレしてきた、って言ってるようなものじゃ――!)

京太郎「い、いや、自信持ってもいいと思う、ぞ」

京太郎(――今日のために? なんて訊かねえからな、俺はっ!)カァァ

穏乃(ああ、どうしようどうしよう……)カァァ
572 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/03(木) 22:21:55.86 ID:JU5gZBlv0
ここまで。

白いワンピースに花のアクセサリーをあしらった穏乃の姿は、妄想でしか出来そうにないですね。
ここまで書いて言うのもなんだけど、実際に着たら似合わないような気も……

さて、一旦休憩。余裕があれば、もう一篇。
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/03(木) 22:26:54.23 ID:SjmxIVKg0
一旦乙
癒されるわ〜
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/03(木) 22:33:14.90 ID:yOGbA+NQo
一旦おつー
あけおめことよろやでー
575 : ◆OtZIp/YaIxCt [sage]:2013/01/03(木) 22:41:22.00 ID:JU5gZBlv0
ごめんなさい、今日はここまでになりそう。

それじゃ、新年もよろしくお願いします。

……このSSの穏乃はもはや別人だな、と今更のように思ったり。書いてて楽しいけど。
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/03(木) 22:41:27.38 ID:RXbaOaaFo
しずかわ乙!
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/03(木) 22:51:14.69 ID:+PJnviqOo
乙ー
出来れば憧ちゃーも頼んます
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/03(木) 23:13:58.06 ID:OLWduBB0o
乙ー
咲ちゃんと一緒に正月をダラダラ過ごす京ちゃんとか
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/03(木) 23:41:19.39 ID:yPGFDupC0
乙乙
今年も咲京行きますよ〜イクイク
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 00:05:49.97 ID:Xwa4q91X0
乙!!
こっちも読んでて楽しませてもらってるよ〜
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/04(金) 01:11:19.52 ID:bDm8Ods10

アコチャーのグループに付き合ってる疑惑でイジられる京ちゃんとアコチャーはよ
582 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/04(金) 22:48:56.10 ID:7eMjapUE0
>>550
時期を逃したら書きにくくなるかもしれないし、初もうで行きます。


――公園

京太郎「――遅いな」ハァ

京太郎(待ち合わせ時刻はとうに過ぎているってのに……)

京太郎(まあ、別に時間が決まっているわけでもなし。のんびり待つとするか)

京太郎「……」

京太郎「初詣、か」ボソッ


京太郎(――思えば)

京太郎(中学から付き合う中で、あいつと初詣行ったことなんて今までなかったんだな……)

京太郎(元旦っていう時期のためってのもあるだろうし、家の炬燵が恋しいってのもある)

京太郎(……それなのに)

京太郎「――あいつから、誘ってきたんだよな」

京太郎(炬燵をこよなく愛し、みかんをつまみながらアニメを観るのを至高の喜びとする、あいつが)

京太郎(一体、どういう心境の変化なんだか……)


――数分後

咲「――あ、京ちゃんっ!」パタパタ

京太郎「……咲か」

京太郎「お前な……新年早々、おそ――」クルッ

京太郎「」

咲「ご、ごめんね。ちょ、ちょっと着付けに手間取っちゃって」ハァハァ

京太郎「――い、いや。別にいいよ」ポリポリ


京太郎(……驚いた)

京太郎(そういや、今は正月……)

京太郎(こいつの恰好も自然、ってわけだ)

京太郎(――今までこいつと過ごした時間の中で)

京太郎(色んなバリエーションの服装を見たっけ)

京太郎(……でも、今日の服は)
583 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/04(金) 22:49:29.59 ID:7eMjapUE0
京太郎「――気合、入ってるんだな」ボソッ

咲「え? なに?」キョトン

京太郎「慣れない着付け作業、ご苦労なことで」

咲「――え!? ど、どこかおかしいかな?」

京太郎「いや、何も」

京太郎「……『馬子にも衣装』か」フム

咲「京ちゃん、聞こえてるよー」ムッ

京太郎(……ダメだ、こうして茶化さないと)

京太郎(間違いなく、咲に気付かれちまう)

京太郎(――俺の表情が、今にも緩んじまいそうなことに)

京太郎(そうだ、それくらいに――)

咲「ね、京ちゃん。そろそろ行かない?」

京太郎(……俺は、見惚れていたんだ――)


咲(……京ちゃん、何だか様子おかしいな)テクテク

咲(『馬子にも衣装』――ふ、ふんだ。わかってるもん)プクーッ

咲(……それでも)

咲(胸がない、っていうことが武器になる服なんて、これくらいしかなかったんだもん)

咲(だ、大体、他の服が悪いんだよ! い、いちいち、む、胸を強調するようなデザインばっかりだしっ!)プンスカ

咲(――まぁ、私の服のバリエーションなんてお察しだけど)シュン

京太郎(……相変わらず、黙ってながらも表情がコロコロ変わる奴だなぁ……)

京太郎(――ううん)

京太郎(今のうち、言っとくか)


京太郎「なぁ、咲」

咲「……原村さんくらい」ボソッ

咲「い、いや、せめて部長くらいあれば――」ボソボソ

京太郎「――咲っ」ポンッ

咲「ひゃっ!? な、なに、京ちゃん?」ビクッ

京太郎「安心しろ」

咲「……へ?」キョトン

京太郎「――正月と夏祭り」

京太郎「この二つのイベントだけ、お前が有利な条件にある」

咲「そ、それは、どういう?」

京太郎「……胸」

咲「!?」ビクッ

咲「……きょ、京ちゃん?」

京太郎「そう。着物の場合、身体のラインが重要だ」

京太郎「つまり! お前のその、凹凸のない体つきが最大限に発揮されるわけ」

咲「……」ピキッ
584 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/04(金) 22:49:58.24 ID:7eMjapUE0
京太郎「――えっと、な」

京太郎「だ、だから、俺が言いたいことはだな――」

咲「原村さんを羨ましがるなって?」キッ

京太郎「は?」

咲「そりゃ、京ちゃんには分からないよ」ゴゴゴゴ

咲「女の子にとって、胸っていうのがどんなに悩みの種か、だなんて」ゴゴゴゴ

京太郎(……正月早々、俺たちはなんて会話をしてるんだろう?)

咲「わ、私だって」

咲「――も、もういいっ!」プイッ

京太郎「あ、こら! 待て、咲っ!」グイッ

咲「ひゃっ!?」

咲「きょ、京ちゃん?」ハッ

咲(手、手がっ! きょ、京ちゃんの指がっ!)カァァ

京太郎「……そっちは、人ごみ」

京太郎「ただでさえ方向音痴なお前がここで迷ったら、手におえねえって」

咲「……」

咲「わ、わかった」ギュッ

京太郎「よし」ギュッ

京太郎「……」テクテク

咲「……」パタパタ


京太郎「――その、服だけど」

咲「……」ピクッ

京太郎「えっと、な」

京太郎「『馬子にも衣装』だなんて言ったけど」

咲「……どーせ、私には」

京太郎「――似合ってる」

咲「――!?」

京太郎「これだけははっきりと伝えたかった」

京太郎「……なんか、照れくさくって」

咲「……」
585 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/04(金) 22:50:54.30 ID:7eMjapUE0
咲「京ちゃんの、おバカさん」クスッ

京太郎「むっ」

咲「……でも」

咲「いいよ。別に、気にしてないもん」エヘヘ

京太郎「そ、そうか?」

咲「京ちゃんが私の胸をどーいう風に思うか、なんて」ニコニコ

京太郎「……」ピクッ

咲「そして、京ちゃんの部屋のHな本の好み――」ニヤニヤ

京太郎「そ、それ以上はっ!」

咲「……ふーん?」ジーッ

京太郎「――巨乳好きで、何が悪い?」

咲「私が面白くないもん」クスクス

京太郎「……はぁ」

咲「――と、いうわけで」

京太郎「な、なんだ?」

咲「責任をとって」

咲「私の分のお賽銭を払ってください」

京太郎「……ええ?」

咲「なに、ダメなの?」ジトッ

京太郎「――あー、もう」
586 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/04(金) 22:51:52.15 ID:7eMjapUE0
――賽銭箱前

京太郎「……よし、入れたぞ」

咲「さ、お祈りお祈りっ!」パンパン

京太郎「へいへい……」パンパン

京太郎「……」

咲「……」


京太郎(――えっと、麻雀部に新入部員が来てくれますように、っと)

咲(――神様! わ、私に胸をっ! おもちをっ!)ゴゴゴゴ

京太郎(……隣から変なオーラが)アキレ


咲「……えへへ」

咲「ご利益、あるかなぁ……」

京太郎「――お前、エロ親父みたいな顔するのな」

咲「……ふんだ」

咲「京ちゃんにわかってたまるもんですか」

京太郎「はいはい……」


京太郎(――あ、あと、もう一つお願いしときゃよかったな)

咲(――あ、今更お願いしたいことが)


京太郎(……このバカと、なんだかんだで楽しく過ごしていけますように)

咲(……隣の変態さんと、一緒にゆっくりといられますように)

二人「……」

二人(――なんで、こんなに恥ずかしいんだろう?)カァァ
587 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/04(金) 22:54:34.61 ID:7eMjapUE0
でいなばよって☆マサリモ(挨拶)

というわけで、新年です。
今回は久々に、甘ったるい京咲になったんじゃないかと。
着物、浴衣ときたら、宮永咲の独壇場っすね。

それじゃ、また。
今日はここまでになるかな。

あ、そうだ(唐突)
もうそろそろ試験が始まるので、更新が滞りがちになるかと。
他のスレを見たりしながら、お待ちください。
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 23:02:03.58 ID:0OyBIaJvo
おっつ
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 23:05:45.76 ID:uQ7GlSzWo
おつ
咲ちゃんかわいい
試験がんばってなー。待ってるで
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/04(金) 23:08:41.49 ID:IGn6fdSuo
乙!新年も爆発しろと言いたくなる
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/05(土) 01:34:08.00 ID:HJirPHGmo
やっぱり咲ちゃんが一番
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/05(土) 15:21:04.33 ID:y/qAvsSJ0
今年も可愛い咲ちゃんが見れて最高や
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/05(土) 17:35:01.62 ID:1DkPdu0IO
まおゆうを見てモヤモヤする咲ちゃん
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/07(月) 18:44:23.98 ID:s+gI4c5o0
まおゆうの雰囲気が思いっきりわっちっぽかった(小並感
595 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/08(火) 00:04:48.37 ID:qghn4zx00
明日から大学ということで、今日は色々とアニメを観てました。
「まおゆう」「俺修羅」「シンフォギア(再放送)」「D.C.V」「リトバス」――いや、楽しかったです。

まおゆうを観るまで前情報知らなかったので、>>593のモヤモヤのわけがわからなかったのですが
EDでキャストを観て、あっ……(察し)
そりゃ>>594の言う通り、香辛料と錯覚するわけだ。

さて、先述した通りの事情で、明日からちょっと忙しくなるはずなので、今日のうちに少し書いときますね。



>>545
>>519
のリクエストに書けそうなものが多かったので、そこから書きましょうか。

……メ、メインヒロインの出番はまた次の機会に(震え声)


京太郎「――ふーん」

京太郎「なんだ、今までのRPGに対するツッコミみたいな感じのアニメか?」

京太郎「意外と面白……咲?」

咲「……」

咲(――この感じ)

咲(そうだ、ホロちゃんを見てる時に感じた、焦り!)

咲(……ああ)

咲(結局、『コードギアス』といい『香辛料』といい)

咲(私の所から京ちゃんは遠くへ――)

咲「……ズルいよ、原村さん」

京太郎(なんか知らないけど、無視しとこう)
596 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/08(火) 00:36:34.93 ID:qghn4zx00
取りあいの話。

――こども麻雀クラブ

和「……」ジーッ


憧「と、いうわけでっ」

憧「京太郎!」

京太郎「……な、なに?」

憧「この前!」

憧「結局、玄とお菓子作りしたんでしょ?」

京太郎「……そうだな」

京太郎「まあ、せっかく誘ってくれたのに断るのはちょっと――」

憧「そういうことじゃなくて!」

京太郎「……?」

憧「え、えっと、つまりっ」アセアセ

憧「――こ、今度は、うちに」

憧「……わ、分かるでしょ?」

京太郎「――ああ、そういうことか」

京太郎「憧とも約束してたもんな……うん」

憧「――お、思い出すのが遅い」プイッ

京太郎「悪かった」ペコリ

憧「……」

憧「じゃ、じゃあ――」


和「……あ、あの」モジモジ

京太郎「ん、和? どうかしたか?」

和「え、ええと……」

和「――憧、それいつ頃の予定ですか?」

憧「え、お菓子作り?」キョトン

憧「そうだね……今度の日曜日、かな」

和「――!」ハッ

和「……京太郎くん」

京太郎「な、なんだ?」

和「――その日、私は京太郎くんに」

和「たしか、ネット麻雀を教えるという約束をしませんでしたか?」

京太郎「……あ」

憧「……あれ、京太郎?」

京太郎「ご、ごめん二人とも」

京太郎「い、色々と忘れてて――」
597 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/08(火) 00:37:02.20 ID:qghn4zx00
憧「……と、いうことらしいけど、和?」

和「――なんでしょうか、憧?」

憧「えっとね」

憧「お菓子作りには、下準備っていうのが必要で」

憧「今度の日曜日に、ちゃんと作れるようにしてあるんだ」

和「そう、ですか……」

憧「――和」

憧「予定、変えられないかな?」ジッ

和「――わ、私も」

和「ネ、ネットを使える時間は限られていて」

和「……お、お父様がいない間でないと、自由に使えなくて」

憧「――なんだ、和も悪い子だね」クスッ

和「そ、そんなことはっ!」アセアセ

和「た、ただ――わ、我が家の教育方針が少し厳しめで」カァァ

憧「分かった分かった」ヒラヒラ

憧「……けれど」

和「はい」

憧「私も、予定は出来れば譲りたくないかなー、って」

和「……私も、お父様がいない日は限られているので」

二人「……」ゴゴゴゴ

京太郎(――俺のせいとはいえ、二人とも緊迫しすぎじゃあ……)


――数分後

二人「じゃんけんぽんっ!」

和「……ま、またあいこですか」

憧「もう、和! そこでなんでチョキ出すかなぁ」

憧「私が最初に『グー出すよっ』って言ったのにっ!」

和「憧の考えることなんてお見通しです」ジトッ

憧「うっ……も、もう一回!」

二人「じゃんけんぽんっ!」

京太郎(……結局)

京太郎(運命のいたずらとでも言うべきか、二人の勝負は延々と繰り返されて)
598 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/08(火) 00:38:44.01 ID:qghn4zx00
――数日後

京太郎「……おい、憧。これ、そっちに入れればいいのか?」

憧「あ、うん! それはこっちに――」

和「……」ジーッ

京太郎(……ううっ)

京太郎「な、なぁ憧? こ、これ終わったらちょっと休憩――」

憧「だめっ」

京太郎「え、ええ……?」

憧「下ごしらえに手を抜いちゃいけないよ」

憧「……」チラッ

和「……」ジーッ

和「……憧は意地悪ですっ」プイッ

憧「……」ハァ

憧「――あー、じゃあここは私がやっておくから」

憧「一回、京太郎は休んでいいよ」

京太郎「お、ホントか? サンキュー、憧っ」

和「……京太郎くん」


憧「……」

憧「――私って、甘いのかな」ボソッ

憧(……なんだかわからないけど、このままじゃいけないような気がする)

憧(――はぁぁ)タメイキ


和「――で、この時はこの牌を」

京太郎「おお、そうかっ!」

和「大分、慣れてきましたね」ニコッ

京太郎「そうだな」

京太郎「和の教え方がいいからだよ」

和「――」

和「そ、そんなことはっ」カァァ

京太郎「いやいや」


憧(……なんで、こんなに焦らないといけないの、私は)キュッ
599 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/08(火) 00:41:04.42 ID:qghn4zx00
「家でPCが出来ないのなら、他の家でやればいいじゃない」という結論に至った三人でした。

そんな中、憧ちゃんは自分の気持ちに戸惑うのであった……
最後だけ見たら和の勝ちのように見えますが、実際少ししたら和は憧ちゃんの所へ戻り
また和がそれを見つめるという――以下、無限ループ。

ごめんなさい、明日早いので今日は落ちます。
それでは、また。
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/08(火) 00:42:44.28 ID:prUazc0/o
GJおつ
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/08(火) 00:50:27.61 ID:ihhkSOOoo
おつ
アコチャーも和も乙女やなー
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/08(火) 01:09:11.26 ID:+u8d+/UB0
乙乙
もう山登りとお菓子作りと麻雀とボーリングと炬燵でぬくぬくを同時に行えばいいんじゃないですかね(暴論)
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/01/08(火) 03:57:57.84 ID:3Rg8u3pT0
乙乙
これもう京ちゃんは阿知賀の共有財産ってことでいいんじゃないですかね…(投げやり)
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/08(火) 18:42:40.27 ID:ywUyEfFZ0
真っ当な和は可愛い
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/10(木) 11:48:45.86 ID:Q6Mf7oAJ0
アラチャーの中の人がプリキュアのマスコットキャラ枠に抜擢や こっそりプリキュアグッズにハマるアラチャーに期待
606 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 21:33:02.24 ID:3qMdnw9r0
一週間ぶりの小ネタ。
琴浦さん、アリですね。


咲「……」ジーッ

京太郎「なんだよ?」

咲「……」ジーッ

京太郎「――だ、だからなんだよ」ビクッ

咲「――はぁ」

咲「やっぱ、ダメかぁ……」ハァ

京太郎「?」


咲(――あのアニメを観た後の今なら、ちょっとだけでも心が読める!)

咲(なんて、あるわけないよね……)

咲「琴浦さんみたいに、なんて……さ」ハァ

京太郎(……落ち込んだこいつを見て、ちょっと心配しそうになった自分が憎い)
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:39:55.01 ID:JZWMVV47o
まってたぜ
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 21:53:48.13 ID:pWz+/8tao
きたか・・・!
609 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 22:27:37.10 ID:3qMdnw9r0
さて、ナンパされた憧ちゃんの話でもやりますか。
……近頃は、普通に阿知賀の方も高校生という設定で書いてるような気がしますけど、それは大丈夫なんですかね?


――街中

京太郎「――ああ」

京太郎「そろそろ、暗くなってきたな……」

京太郎(――なんだろう)

京太郎(なぜか、嫌な予感がする……)

京太郎(き、気のせいだよな)

京太郎(でも、こういう悪い予感は大体――)


男「――ほら、そろそろ暗くなってきたし」

男「せっかくだから、どっかのお店にでも入ろうよ」

憧「え、ええと……」モジモジ


京太郎(よりにもよって、こいつ絡みか……)ハァ


男「ほらほら、そこのお店とかいいんじゃない?」

憧「え、えっとー、私にはまだ早いと言いますか……」

男「ええー? もう十分大人っぽいじゃん、君」

憧「え、そ、そうかな……」テレッ

憧「い、いやいや! そ、そんなことはっ!」ブンブン

京太郎(……心なしか、嬉しそうな反応なんだよなぁ)

京太郎(それでいいのか、新子憧?)アキレ


男「ほら、ちょっと乗り気じゃん」

憧「そ、そんなこと!」ブンブン

憧「わ、私そろそろ帰らないとー」

男「いいじゃんいいじゃん」

憧「よ、良くありませんってばー」

京太郎(……こりゃ泥沼だな)

京太郎(――行くか)
610 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 22:28:04.32 ID:3qMdnw9r0
京太郎「あ、あのー」

男「んん?」

憧「――へ?」キョトン

京太郎「え、えっと、その……」

京太郎「――あー」

京太郎「お、お待たせ、憧!」

男「……え?」

憧「」


男「――なんだよ、彼氏待ちか」

憧「え?」

男「あー、もういいや」

男「エッチなお店でも、どこでも行けばいいよ」

憧「え、ええっ!?」カァァ

男「それじゃっ」

京太郎「……」

憧「……うう」

京太郎(――最後の最後でなんてこと言ってくれるんだ、あの男は!)


京太郎「……」

憧「……」

憧「――な、なんで」

憧「こ、こんなとこに、いるのよ」

京太郎「……それはこっちのセリフだよ」

京太郎「なにナンパされてんだよ……」

憧「べ、別にされたくてされたわけじゃないわよ」

京太郎(……はぁ)

京太郎(まぁ、なんとなく分かるけどさ)

京太郎(そりゃ、こいつがモテないはずがなく……)

京太郎(っていうか、こいつまた付けてるコロンが変わってないか? なんか匂いが……)

京太郎「――お前、ガンバりすぎ」

憧「べ、別に勝手でしょっ」

京太郎(そりゃまあ、そうなんだけど……)


憧「そ、それよりっ」

憧「な、なにさっきの言葉!」

京太郎「し、仕方ねえだろ」

京太郎「嘘でも言わないと、離してくれなかっただろうし……」

憧「――嘘」

憧「ま、まぁ、嘘も方便か……うん」

京太郎(――あれ? なんか微妙な反応?)
611 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 22:28:30.33 ID:3qMdnw9r0
京太郎「とりあえず、だ」

京太郎「今日は帰るとするか――」

憧「う、うん……」

京太郎「しかしまあ」

京太郎「さっきの人、なかなかおかしかったな」

憧「――あんたが来る前から、あんな感じに絡んできたから」

憧「たまったもんじゃなかったわよ」

京太郎(ウソ付け、世辞言われて満更でも無さそうだったじゃねえか)

京太郎(……)


――エッチなお店でも、どこへでも――


京太郎「――ああ、もうっ!」

憧「ど、どうしたの?」アセアセ

京太郎「な、なんでもない」

京太郎(意識するな意識するな意識するな……)

京太郎(――そういや)

京太郎(この通りを少し行って右に曲がったら……)

京太郎(ホテル街――)

京太郎「――駅とは反対方向なのが救いだな」ボソッ

憧「は? 反対方向? なんの話?」

京太郎「……な、なんでもないって!」

憧「――んー?」


憧「――はぁ」タメイキ

憧「どーすれば、あーいう人が近づいてこなくなるのかなぁ……」

京太郎「――聞きようによっては、世界中の女子を敵に回しかねない言葉だな」

憧「し、仕方ないでしょ。結構、悩んでるんだから」

京太郎「……オシャレをやめる」

憧「却下」

京太郎「……それじゃ、外に出ないで引きこもる」

憧「却下」

京太郎「……打つ手なし。諦める」

憧「――それしかないのかなぁ」

京太郎(聞けば聞くほど、贅沢な悩みだなぁ……)
612 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 22:29:16.18 ID:3qMdnw9r0
京太郎「穏乃とか聞いたら、どんな顔するんだろうな、それ?」

憧「え、穏乃?」

憧「あ、あの子にはまだ、そーいうのは……」

京太郎「へぇ、じゃあ憧はもういいんだな」

憧「あ、え、ええとね、その……わ、分かるでしょっ」

京太郎「はいはい」

京太郎(――たしかに、穏乃がいきなりコロンとか付けだして)

京太郎(日頃の私服をスカートにしたり、あの長い髪で色々ヘアースタイル変えたり)

京太郎(……うわ、想像できねえ)


憧「――だ、だから」

憧「そ、そう! お、男の視点から見てどうすればいいか、って訊きたかったの」

京太郎「……そりゃ無理だろ」

京太郎(そうだなー、穏乃は自然体な所がいいんだけど)

京太郎「(それに比べたら)憧は男を惹きつけやすいからなぁ」

憧「……えっ」

京太郎「……あっ」

京太郎(――考えなしに、とんでもないことを言ったような気がする)

憧「……」

憧「――う、嘘はやめてよ」プイッ

京太郎「え、えっと、まぁ」

京太郎「(言わなくていいことだったかもしれないけど)嘘じゃないし」

憧「――!?」

京太郎(……あれ、言葉が足りないような気がする)

憧「ば、バカッ!」カァァ

京太郎「――はぁ」

京太郎(……ホント、こっち方向にホテル無くて良かったなぁ)

京太郎(――あれ? なんでこんなこと考えてんだ俺は?)キョトン
613 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 22:30:43.91 ID:3qMdnw9r0
ここまでになります。

……そういえば、夏に憧ちゃんの援○絡みで薄い本が大量に出たような気がしますが、冬はどうだったんですかね?
まぁ実際、おじさん相手じゃなくても、普通にモテそうではある。

それじゃ、また。
もしかしたらもう一本くらい書くかも……
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 22:32:55.84 ID:z7uPYruBo
おつ
2828が止まらんのじゃー
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 22:34:54.03 ID:aeTzTQmso
おつー
アコチャーはかわいいし仕方ないよね
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 22:36:30.97 ID:JZWMVV47o

時系列は>>1の好きにして、書きたいネタを書いて欲しいな>普通に阿知賀の方も高校生という設定
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 22:45:13.30 ID:Ui792GK00

天使のアコチャーが円光なんてするわけないだろ!いい加減にしろ!
俺的には高校生の方がよかったりする。主観だけど
618 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 23:30:05.83 ID:3qMdnw9r0
それじゃ、炬燵でぬくぬくとする清澄部員たちでも。
これでおしまいでしょうね。


――麻雀部部室

京太郎「……こんちはー」

京太郎「――あれ?」

久「あら、須賀くん。こんにちは」

京太郎「こ、こんちは」

京太郎「……と、ところで、その」

京太郎「こ、これは?」

久「見ての通り、炬燵よ」

京太郎「炬燵、ですか……」

京太郎「――たしかに、ここ最近冷え込みますけど」

京太郎「どうやって持ち込んだんですか?」

久「そこはそれ」

久「学生議会長の特権、ってヤツ?」

京太郎(……踏み込んで聞くべきじゃなさそうだな、うん)


久「ほら、須賀くんも入りなさいな」

京太郎「え、いいんですか?」

久「何のための炬燵よ。みんなで入って温まるためでしょ」

京太郎「ぶ、部長……」

京太郎「それじゃ、お言葉に甘えて――」

京太郎「おお、温かい……!」

久「でしょ?」

京太郎「はぁ、生き返りますねー」

久「……まるで須賀くん、お爺ちゃんみたいね」

久「身体が蕩けちゃそう」

京太郎「またまたー」
619 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 23:30:34.85 ID:3qMdnw9r0
京太郎「俺がお爺ちゃんだとしたら、部長は――」

京太郎「……な、なんでもありません」

久「お婆ちゃんみたい、って?」

京太郎「――!」

久「まぁねー、時々美穂子にも言われちゃうのよ」

久「『久さんは子供っぽかったり、おばあさんっぽかったりしますね』なーんて」

京太郎「そ、それは……」

京太郎(ど、どういう状況の時に言われたんだ?)

京太郎(――いや、深く考えるのはやめよう)

久「……」

久「やっぱり、お婆ちゃんっぽい?」

京太郎「――俺が部長に、お婆ちゃんっぽいって思うのは」

京太郎「こういう時に、すっごく優しそうな声で話してくれて」

京太郎「親しみやすい所、ですかね」

久「……」

京太郎「部長?」

久「――須賀くん」

久「いきなりそういう事を言うもんじゃないわよ」

久「……場合によっては、誤解しちゃいそうだし」

京太郎「へ?」

久「もうっ。そういう言葉は、それこそ――」

久(同じ1年の3人にでもかけてあげなさいよね)

久「――やっぱり、内緒」

京太郎「え、ええっ……?」

久「自分で考えなさい」

久「――でも、ありがとね」

京太郎「……部長ってば」

久「ふふっ」
620 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 23:31:31.49 ID:3qMdnw9r0
……あれ? どうして咲や優希じゃなく、部長との話に?
と、突然、部長との話を書きたくなってしまった。これじゃキャップに怒られちゃうよ、ヤバいやばい。

さ、咲ちゃんとかの場合の話も書いた方がいいですかね……?
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 23:33:27.07 ID:2dZwb//Zo
咲ちゃんとかの話もお願いします
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/15(火) 23:35:44.60 ID:aeTzTQmso
うえのさんはわたしのことがすきなんじゃないんですか
どうしてどうしてどうしてどうして
623 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 23:55:13.85 ID:3qMdnw9r0
>>622
キャップもう寝る時間ですよ。

さて、炬燵に入る清澄の続きだ。


――部室

京太郎「こんちはー……っと」ガチャリ

咲「はぁー……」ヌクヌク

優希「気持ちいいじぇー……」ヌクヌク

京太郎「なんだ、ちんちくりんコンビがいるだけか」

咲「むっ、聞き捨てならないよ!」カチン

優希「い、犬のくせに歯向かったな!」カチン

二人「……でも、今はいいやー」エヘヘ

京太郎(なっさけない顔だなぁ……)


京太郎「――あ、ところで」

京太郎「今日の活動は……」

咲「ねぇ、優希ちゃんー」

優希「なんだじぇー」

咲「このテーブルの上にみかんとかあったらさ」

咲「素敵だなー、って思わない?」

優希「お、名案だじぇ!」

優希「――犬ー」チラッ

京太郎「持ってこないぞ」キッパリ

優希「さ、逆らったなぁ、犬のくせにぃー」

京太郎「全然、怖くないぞ」

優希「む、むー……」

咲「ふわぁ……」

咲「なんか、ぽわぽわするねぇ」ポカポカ

京太郎(――こいつら、部活する気さらっさらないだろうな)

京太郎(まぁ、炬燵に収まってぬくぬくとしてる俺が言えたものでもないか)


――数分後

京太郎(……みんな遅いな)

京太郎(この二人も、もう完全に顔が赤くなっちゃってるし)

優希「ふわぁ……」

咲「――はぁぁ」

京太郎「お前ら……」
624 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 23:55:39.95 ID:3qMdnw9r0
優希「――お」

優希「ちょうどいい所に、枕があるじぇー」モゾモゾ

京太郎「は? お、おい、一体何を――」


トスンッ!


京太郎「」

優希「えへへー」

優希「きょーたろーの膝枕だぁ」

京太郎「お、お前……」

京太郎(くっ……! そ、それでも炬燵から出たくない!)

京太郎(俺は弱い男だ……!)ハァ


咲「――あぁ」

咲「優希ちゃん、ズルいよー」

優希「ふふっ……咲ちゃん、勝負は先手だじょ?」

咲「むぅぅ……」

咲「……」

咲「――えいっ」ポスンッ

京太郎「うわっ」

優希「なっ!」

咲「ふふ、こーすれば」

咲「私も眠れ……る……」

咲「……」スゥスゥ

優希「咲ちゃ……んも……」

優希「……」スゥスゥ
625 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 23:56:16.08 ID:3qMdnw9r0
京太郎(……右から優希、左から咲)

京太郎(優希は膝のちょっと下あたりで、咲は腿のあたり)

京太郎(おいこら咲、くすぐったいからもぞもぞするな)

京太郎(あと優希、へ、変なとこに息かけんのやめろ……ん……)

京太郎(――二人とも、完全に出来上がっちまったなぁ)ハァ

京太郎(これから、どうしよ――)


咲「京ちゃん、すきー」


京太郎「!?」


優希「犬ー……すき、だじぇ」


京太郎「!?」


京太郎「……なんだ、寝言か」

京太郎(――寝言にしても、あんま言わないでほしいよな)

京太郎(つ、つい深読みしちゃうもんな! うんうん!)

京太郎(……はぁ)

京太郎「どうしたもんかなぁ……」


咲「……」ムニャムニャ

優希「……」スピースピー


京太郎「――ったく、バカな奴ら」
626 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/15(火) 23:58:16.55 ID:3qMdnw9r0
簡易ハーレムが形成されてますね……
炬燵は人を変えてしまうって、それ一番言われてるから。

さて、二人のその言葉は、どこまでが寝言だったんでしょうかね?(すっとぼけ)
炬燵の話は阿知賀の方でも書く、かも……

それじゃ、今日はここまで。また今度。
テスト第一発目を終えたので、今後もテストを片づけていくことになりそうです。
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 00:03:51.41 ID:u4b3T8wTo
乙ー
テスト頑張ってやー
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 00:04:56.06 ID:1wszP8rpo
起きとる
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/16(水) 00:35:03.23 ID:SoG9aP8No
おつー
アコチャー可愛いんじゃ〜

自分は阿知賀も高校のほうがしっくりくるなぁ
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/01/16(水) 01:00:52.13 ID:DPlNvRxn0

でも京ちゃんはもげろ

ところでその炬燵にのどっちも入ったらどうなるんですかね…(興味津々)
631 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/17(木) 02:44:07.31 ID:rC5jxEMO0
せっかくだし、今日はちょっと異色な話。
行くぜ、レジェンド。


――こども麻雀クラブ

京太郎「……」

晴絵「――で、ここはこうして」ピトッ

京太郎「!」ビクッ

晴絵「……へ?」

晴絵「どうかした、京太郎?」ズイッ

京太郎「い、いえ、その……」アセアセ

京太郎(――なんだろう?)

京太郎(昨日観たドラマ……その主演女優が――キ、キスしたシーンが)

京太郎(ずっと離れてくれない……)

京太郎(――そ、そして。これが一番厄介なことに……)

晴絵「もう、京太郎? どうしたの?」

京太郎(その人が赤土先生と似ていた、ような気がしたんだ――!)


晴絵「うーん、京太郎もちょっと疲れちゃったのかな」

京太郎「――そ、そう、かも」コクッ

晴絵「そっかー」

晴絵「京太郎、よく頑張ってるもんね」

京太郎「――!」

京太郎「は、はい……あ、ありがとう」カァァ

晴絵「んー?」

晴絵「どうかした? なんか、頬っぺたが熱いような――」ピトッ

京太郎「――!」

京太郎「ちょ、ちょっとトイレ!」ガタッ

晴絵「あ、京太郎!?」
632 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/17(木) 02:44:38.60 ID:rC5jxEMO0
晴絵「――どうしちゃったのかね、あの子は」

憧「あ、ハルエ。京太郎、いじめてたの?」

穏乃「もー、赤土先生。また京太郎をからかってたんですか?」

和「……」モジモジ

晴絵「なっ……べ、別にそういうわけじゃ」

晴絵「た、ただ。京太郎の様子がいつもとちょっと違っただけ、というか……」

憧「それ、やっぱりハルエがなんかやったからじゃないの?」

晴絵「あ、憧! なんてことを……」

穏乃「もー、京太郎はまだまだ子供なんだから」

穏乃「あんまりいじめちゃダメですよ?」ニコッ

憧(しずがそれを言うんだ……)アキレ

和「……」


和「――あ、あの」

晴絵「ん?」

和「わ、私……ひょっとしたら」

和「――い、いえ。なんでも、ありません」

晴絵「どうかしたの、和? なんだか様子が変だね」

和「そ、そうでしょうか……?」

憧「――和?」

穏乃「??」


和(――京太郎くんの、あの表情)

和(昨日、一緒にドラマを観ている時の表情とそっくりでした)

和(……まさか、とは思いますが)

和(――それでも、なんだかとても寂しいような気が……)キュッ
633 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/17(木) 02:45:10.21 ID:rC5jxEMO0
――こうして。

月日は流れていった。


京太郎「……ねぇ、赤土先生?」

晴絵「ん? なーに?」

京太郎「――ホントに、『先生』になったんですね」

晴絵「ん……ああ」

晴絵「あの頃は、『先生』であって『先生』じゃなかったからね」

京太郎「はい」

京太郎「――教員免許、ですか」

晴絵「うん」

晴絵「授業じゃビシバシ行くから、覚悟しときなさーい」ニコニコ

京太郎「それは困りますって」

京太郎「……」

京太郎「――そ、その」

晴絵「ん?」


京太郎「その、『先生』へのお祝い、に――」


晴絵「……」


京太郎「今度、一緒に――」モジモジ


晴絵「――ん、いいよ」コクッ

京太郎「えっ!?」

晴絵「なんだなんだー」

晴絵「そーいうことなら、もっと早く言ってくれてもよかったのにー」

京太郎「……ん?」

晴絵「ほら、麻雀部のみんなで祝ってくれるんでしょ? 『先生』を!」

晴絵「ふふっ、凄く嬉しいよ。ありがとね」ニコッ

京太郎「……」

晴絵「――あ、でもその場合お金はどんな風に……」
634 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/17(木) 02:49:20.37 ID:rC5jxEMO0
京太郎「……はぁぁ」タメイキ

京太郎(――なるほど、この鈍さで)

京太郎(考えてみれば、あの時から浮いた話を聞かなかった、ってわけだ)

京太郎(――でも)


京太郎「……先生らしいや」

晴絵「えっ? それ、どういう――」

京太郎「――今度、盛大にお祝いしますから」

京太郎「楽しみにしててくださいよ」

晴絵「お、いいねぇ」

京太郎「……」

京太郎「――お、俺も」モジモジ

京太郎「な、何かプレゼント、とか……」

晴絵「えー、いいっていいって」

京太郎「へ?」

晴絵「私からすればねー」

晴絵「あんたたち、こども麻雀クラブの面々がここに揃ってくれてるだけでも」

晴絵「最高のプレゼントなんだから」

京太郎「……」

京太郎「――ズルいですよ、先生」

晴絵「え?」

京太郎(そんなこと言われたら……何も言えなくなっちまった)

京太郎(――だから)


京太郎「そういえば、ですね」

晴絵「ん?」

京太郎「この前、憧が告白されてました」

晴絵「へぇー……」

晴絵「――え?」

京太郎「ところで」

京太郎「赤土先生には、そういう話って――」

晴絵「ば、バカっ」

晴絵「レ、レディーにそーいうことは聞くもんじゃありませんっ」カァァ

晴絵「も、もう……そ、そもそも、憧が早すぎるんであって、私は別に」アセアセ

京太郎「……」

京太郎(――よし)

京太郎(先生に、相手は無し。この反応は、そうとしか考えられない)

京太郎(――可能性は、あるぞ)グッ


ひょんなことがきっかけで、『先生』に惚れ込んだ一人の『教え子』。
これからの展開は、神のみぞ知る……?
635 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/17(木) 02:52:00.10 ID:rC5jxEMO0
レジェンドルートが確定した場合のIFストーリーですね。
ちょっと異色の話だと分かっていて、それでも書いてて面白かったです。

ちなみに、『教師』と『生徒』という
ある意味で禁断とも言える関係になった二人が、壁を乗り越えていく……なんて妄想も。
ただ、もうこれ以上は書けませんね。それじゃ、また。
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/17(木) 02:54:51.50 ID:iBlk6GcDO
乙ー
何で続きがないんですか(憤怒)
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/17(木) 03:03:25.34 ID:GhmOalHMo
おつー
学校を卒業するか婚約形をとればいけるはず…
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/17(木) 03:05:43.29 ID:SqmTNhuao
さっさとしろレジェンドー!どうなっても知らんぞー!!
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/17(木) 11:24:00.10 ID:7kcIQjSyo
どこぞのアラサーが手招きしてるぞ!コッチニオイデ…オイデ…って!
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/18(金) 18:09:21.34 ID:pqAcKGlG0
和「も、もうお嫁にいけません…須賀くん、責任取ってください!」

咲「」
タコス「」

こんなの
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/20(日) 12:33:53.68 ID:uyzahxbG0
レジェンドかわわ
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/21(月) 00:52:56.71 ID:yauYrD4l0
乙乙
何気に和と京ちゃんが一緒にドラマ見てるんですがそれは
643 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/23(水) 00:10:22.91 ID:bCBhBdba0
着々と投稿間隔が空いてきてますね……それでも読んでくれてる人に感謝。

さて、以前のリクエストを見直してみましたが、今の自分が書けそうなのがほとんど無さそうで……
出来たら、「京ちゃんと咲ちゃんの子ども?」の話は書きたいとは思ってるのですが……

というわけで、久々のリクエストを採りたいと思います。
こんな時間から恐縮ですが、オナシャス。


咲「……D.CV、ってあるでしょ?」

京太郎「ん? 今期の?」

咲「そうそう」

咲「――実際さ」

咲「あんな風に、男子と女子が一緒の部屋で家族同然に生活して」

咲「お風呂にまで入ってくる、なーんてこと」

咲「現実には、ありえないよねー」

京太郎「だよなー」

京太郎「……」

京太郎(――お互いの部屋で自由に行き来できて、毎日一緒に登校)

京太郎(趣味をきっかけに、今ではお互いのことを殆ど知っている状態)

京太郎(……あれ? 俺とこいつは?)

咲「現実問題として、そんなうまくいかないよねえ……」

京太郎(気づいていないな、こりゃ)
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:13:55.53 ID:5UeP7hSlo
自分のペースで投下してくれればいいやでー
京太郎を挟んで咲ちゃんとのどっちがお昼寝
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:17:00.56 ID:IQ+ZYs9IO
新婚さんごっこってもうあったっけ?
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:18:20.90 ID:YwEcCft/o
しずが足を怪我して京太郎にお姫様だっこされる
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:23:26.79 ID:uUSXqAZYo
憧の隠れオタ趣味で京太郎に声優ネタをやらせる
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:28:07.92 ID:5CVOJ19Xo
咲の何気ないボディタッチにドキドキする京太郎
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:30:07.15 ID:8Zc0b+fBo
レジェンドが京太郎に保険体育の授業を行う
京太郎はガン無視の方向(でもちょっと気になる)
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:33:15.49 ID:NbRf+uWDO
憧が罰ゲームで数日間京ちゃんと恋人ごっこ。でも本人は満更でもなかったり
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:39:45.26 ID:rPNMgawDO
宥と温泉
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 00:46:52.65 ID:mSk6g17Ao
もし淡が京太郎の双子の妹だったら-清澄高校編-

653 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/23(水) 01:00:12.22 ID:bCBhBdba0
一旦、ここまで、ですかね……しかし、阿知賀ルート人気やな。
あと、短時間でここまでリクエストしてくれる住民にはマジで感謝してます。ありがとう。

さて、まずは……京ちゃん挟んで昼寝と洒落込みましょうか。
しばしお待ちを。
654 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/23(水) 01:40:49.66 ID:bCBhBdba0
――地区予選時

京太郎「……つ、疲れた」

まこ「京太郎、ご苦労じゃったな」

京太郎「あ、ありがとうございます」ゴクゴク

京太郎「ぷはっ……ところで」

京太郎「――咲と和は?」

優希「咲ちゃんとのどちゃんは、お昼寝しに行ったじょ」

京太郎「おう、優希」

京太郎「……そっか」

まこ「――のう、京太郎?」

京太郎「はい?」

まこ「お前さんも、寝てきたらどうじゃ?」

京太郎「――え?」

まこ「なにせ今は、あの鬼部長も試合中じゃ」

京太郎「……染谷先輩」

京太郎「ありがとうございます」ペコリ

優希「むっ、犬のくせに昼寝だとっ!?」

京太郎「あのな、タコス。俺だって疲れてんだぞ?」

優希「なにをーっ」

まこ「はいはい、二人とも。仲良しなのはわかったわかった」

優希「べ、別に私はっ……」

京太郎「……それじゃ、染谷先輩。お言葉に甘えて」

まこ「ん。買い出し、ご苦労さん」

優希「……ご、ご苦労だったなっ!」

京太郎「――行ってきます」


優希「――うー」

まこ「どうした、優希?」

優希「な、なんだかよくわからないけど」

優希「……置いていかれる、ような気がするじぇ」キュッ

まこ「――ははぁ」

まこ「青春しとるのぅ」ニコニコ

優希「そ、そんなんじゃっ」カァァ
655 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/23(水) 01:41:50.47 ID:bCBhBdba0
――控室

京太郎「……っと、ここか」

京太郎「とりあえず、失礼して……」

京太郎「誰か、いますかー」コンコン

京太郎「……」


「わわっ」

「この声は……」ガチャッ


京太郎「――お、開いたか」

咲「きょ、京ちゃん!?」

和「須賀くん……どうして?」

京太郎「実は、俺もちょっと昼寝でもしようかと思って」

咲「――京ちゃんも」

和「お休み、ですか……」

京太郎「……あー」

京太郎「都合悪いなら、別の部屋を探すけど……」

咲「ち、違っ! こ、これは、その……」

和「――そういう、意味では」

京太郎「……とりあえず」

京太郎「布団、敷かない?」

咲「――あ、うん」

和「……」


――数分後

京太郎「――ふぅ」

京太郎「とりあえず、三枚敷けたな」

咲「……」ドキドキ

和「……」ドキドキ

京太郎「――さて」

京太郎「それじゃ俺は、えっと、右端に敷いたから……っと」

京太郎「俺、右端に寝るけど、二人は――」

咲「京ちゃん」

京太郎「な、なんだ?」

咲「え、えっと……」

咲「ば、場所、交代しない……?」アセアセ

京太郎「――へ?」

京太郎(咲は、真ん中に敷いたんだよな……)

京太郎「ま、まぁ、別にいいけどさ」

京太郎「えっと、いいのか。俺が真ん中で……」

京太郎(なにが、「いい」のかよくわからないけど)
656 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/23(水) 01:42:20.75 ID:bCBhBdba0
咲「い、いいの!」

和「……私も異論はない、です」

京太郎「そ、そっか?」

京太郎「そ、それじゃあ、そういうことで」

咲「うんっ」

和「はいっ」

京太郎「……?」


――そして、寝転んで

京太郎「……」

咲「……」

和「……」

京太郎「――いやー」

二人「!」ビクッ

京太郎「部長、頑張ってくれてるといいなぁ」

咲「そ、そうだねっ」アセアセ

和「そ、そうですねっ」アセアセ

京太郎「……??」


京太郎「――と、ところで」

咲「な、なにかな?」

京太郎「さ、咲、ちょっと近いんじゃ――」

咲「――!」ハッ

咲「ご、ごめんなさいっ!」カァァ

京太郎「べ、別にいいって」

咲「――わ、私。寝相、悪くて」アセアセ

京太郎(……まだ眠ってなくないか、俺たち?)


和「……」

和(――隣に、須賀くんが寝ている)

和(ただそれだけのことなのに、なんでしょうかこの高鳴りは)ドキドキ

和(胸の奥が疼く、この感じは……)

和(――そうです)

和(私たちは、ただ仮眠をとっているだけ)

和(それだけのこと、です……)

和(……そう、それだけの――)
657 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/23(水) 01:42:47.83 ID:bCBhBdba0
京太郎「え、えっと、和?」

和「――!」ハッ

京太郎「だ、大丈夫か? ちょ、ちょっと近いというか……」

和「ご、ごめんなさいっ!」カァァ

和「か、考え事をしていたら、転がっていってしまって、それで……」アセアセ

京太郎「……あ、ああ、そっか」

京太郎(――考え事してて寝返りを打つのはよくあること、だよな?)

和(……ああ、はしたないはしたない)


――数分後

和「……」スースー

咲「……」スースー

京太郎「」


京太郎(――なんだこれは)

咲「……ん」モゾッ

京太郎(すぐ左には、咲)

和「……ふ」モゾッ

京太郎(右には、和)

京太郎(両隣から寝息があたる……とてもじゃないけど、理性なんてどっか行ってしまった)

京太郎(……どうして、こうなった)


京太郎「お、おい。お二人さん?」

咲「……」スースー

和「……」スースー

京太郎(これは、マズイ)
658 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/23(水) 01:43:29.59 ID:bCBhBdba0
京太郎(左の咲の寝息……どこか懐かしい匂いがする)

京太郎(和の寝息は、芳醇というか上品な匂いがする)

京太郎(――なんて、評論家ぶってる場合じゃないっ!)

京太郎(こ、このままじゃ、ホントに、り、理性がっ!)

咲「……京、ちゃん」モゾモゾ

和「……須賀、くん」モゾモゾ

京太郎(や、やめろ、二人とも! も、モゾモゾするなっ!)

京太郎(あ、そこは、やめっ……ん……)


――数分後

咲「……ん」

咲「んー、よく寝たぁ」

和「同感です」

和「これで、しっかりと闘えますね」

咲「うん! 頑張ろうね、原村さんっ!」

和「はいっ……ところで」

咲「ん?」


京太郎「」


和「……須賀くん、どうしたのでしょうか?」

咲「うわー、白目剥いちゃってるね……」

咲(それに、なんでこんな汗かいてるんだろ?)

和「――いずれにせよ、もうしばらく寝かせておいてあげましょうか」

和「須賀くん、頑張ってくれたでしょうし」

咲「う、うん、そうだね」

咲「それじゃ、先に行ってるね、京ちゃん」

和「また、後ほど」


京太郎「……」

京太郎「――はぁ」

京太郎(バレなかった、か)

京太郎(いや布団のおかげとはいえ、バレてたらちょっとした事件になってたな)

京太郎(――下半身は正直だった、ってわけか)

京太郎(うわ、なんかズボンの中がつめてえ……)ハァ

京太郎「――俺も、結局男ってことかぁ……」ボソッ

京太郎「でもまぁ、あの状況で、理性的になんてなれるわけねえよなぁ……」タメイキ
659 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/23(水) 01:44:22.01 ID:bCBhBdba0
ここまでになります。

なんだこのハーレムは……最後の方の意味深な場面は、読者のみなさまの想像にお任せします(すっとぼけ)

それじゃ、今はここまで。また次に。
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 01:48:23.84 ID:5UeP7hSlo
おつおつ
耐えたか京太郎
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 01:49:58.77 ID:IQ+ZYs9IO
鋼の精神だな京ちゃん
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 01:50:00.09 ID:E6UWFf+mo
耐えたけど耐えられなかった模様
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/01/23(水) 01:51:25.77 ID:slXTqmiv0

…京ちゃん…非常に言い辛いけどこう言わざるを得ない

もげろ
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 02:50:26.18 ID:AuIUWVy40
エロい、エロすぎる
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 12:54:02.93 ID:4+62qxx+0
乙乙
おねしょか何か?(すっとぼけ)
666 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/25(金) 00:40:40.91 ID:5N9cnF+y0
隠れオタな憧ちゃんの話でもやるか。
明日も試験か……(白目)


――阿知賀学院

憧(――気づいてしまった)

京太郎「それでさー……」ハハハ

憧(気づかなければ、良かった)

憧(だって……)

憧(気付いちゃったら、抑えようがないじゃない――この衝動!)ゾクッ


京太郎「……憧?」

憧「――はっ!?」ビクッ

憧「な、なにいきなり?」アセアセ

京太郎「なんでそんな怖い目をしてるのかなー、って」

憧「……」

憧「ね、京太郎?」ジッ

京太郎「な、なんだよ」

憧「……ちょっと、さ」


――休み時間・空き教室


憧「――ね、いいでしょ?」ドキドキ

京太郎「い、いきなりなにを」

憧「……観てるんでしょ?」ズイッ

京太郎「――!?」

憧「私になら気づかれないとでも思った?」

京太郎「い、いや、その……」アセアセ

京太郎(――そうだ)

京太郎(普段、目立つグループで流行りものについて談笑する新子憧は――フェイク!)

京太郎(本当の姿は……)

京太郎「――隠れオタ」ボソッ

憧「う、うるさい!」プイッ

京太郎「事実じゃねえか……」アキレ

憧「も、もうっ」

憧「――ほ、ほら。いいからやってよ」

京太郎「……何を?」

憧「あんた、わざとやってるでしょ?」ジトッ

京太郎(そりゃお前、『やる』って言ったらどうしても意味深なこと考えるだろ……)

京太郎(――男子高校生ですしっ)キリッ

憧「……ロクでもないこと考えてるでしょ?」ジトッ

京太郎「え、お互い様だろ?」ズイッ

憧「くっ――!」
667 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/25(金) 00:41:06.34 ID:5N9cnF+y0
京太郎「――はぁ、わかったよ」

憧「え、ホント?」キラキラ

京太郎「そりゃお前」

京太郎「……空き教室で、男女2人が話し込んでるのを外から見られたら」

京太郎「厄介なことになるだろ?」

憧「……あ」カァァ

京太郎(このバカ、考えてなかったのか……)

憧「――な、なにを」アセアセ

憧「言い出すのよ……バカ」プイッ

京太郎(こっちのセリフなんだよなあ……)

京太郎(あと、このタイミングで顔を赤らめるのはNG)ハァ


京太郎「――そ、それじゃ行くぞ」

憧「う、うんっ」ドキドキ

京太郎「……」スゥッ


京太郎「須賀京太郎が命じる……貴様らは――死ねっ!」


憧「」

京太郎「――ど、どうだった?」

憧「……まさか、本人?」

京太郎「何をバカな。麻雀部のしがない高校生だよ」

憧「う、嘘でしょ……」

憧「ね、ホントは、その――せ、声優やったりしてないの」

憧「ほ、ほらっ、最近は高校生でも声優やる子珍しくないしっ」ズイッ

京太郎(ああ……そういえば、ゆいかおりなんてのがいたっけ)

京太郎(でも、学生で声優やるのって、女の子ばかりなような――待てよ?)

京太郎「だったら、憧だってやってるんじゃないか?」

憧「は? い、いきなりなに?」

京太郎「……」ジーッ
668 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/25(金) 00:41:43.21 ID:5N9cnF+y0
京太郎(容姿は文句なし、声もアニメ声に近い……これだったらデビューしててもおかしくない、か?)

憧「な、なによ?」アセアセ

京太郎「――お前なら、第二の悠木碧になれるかもな」

憧「わ、わけわからないこと言わないでっ!」

京太郎(あ、そっか。後こいつ、何気に学力高かったっけ……一般入試で行けるんじゃないか? 早大に)

京太郎(そしたらますます、悠木碧だな……あの人は芸能人枠? だったっけ?)


憧「あー、もうっ! こ、この話はここで終わりっ!」

京太郎「あ、ああ、そうだな……」

京太郎(ま、憧が声優やってるわけないしなぁ……)

憧「――ね」

京太郎「ん?」

憧「も、もう一言だけっ!」

京太郎「えー……」

京太郎「正直、あんまりはやりたくないんだけど」

憧「そ、そこを何とかっ!」

京太郎「はぁ……」
669 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/25(金) 00:42:26.71 ID:5N9cnF+y0
京太郎「そ、それじゃ行くぞ」

憧「う、うん……」ドキドキ

京太郎「……」


京太郎「――闇の炎に抱かれて消えろっ!」


憧「……」ポカン

京太郎「――はぁ」

京太郎「これでいいんだな?」

憧「――やっぱ、あんた本職でしょ?」

京太郎「だから、ただの麻雀部員だって言ってんだろ」

憧「えぇー……」ジトッ

京太郎「なんだ、その疑い深そうな目つきは」

憧「……はぁ、わかったわよ」

京太郎「――ところで」

京太郎「お前、中二病まで知ってたんだな」

憧「――へ?」キョトン

京太郎「いやいや」

京太郎「コードギアスはともかく、こんなリアルタイムでやってるヤツまで追っかけてるとか」

京太郎「――お前、そろそろ隠れオタやめ」

憧「さ、さぁ教室に戻ろっか!」ガラッ

京太郎「だって、オシャレ集団にいるのは正直きつ」

憧「ほ、ほらっ! 京太郎も遅れちゃうよっ」タタタッ

京太郎「……はぁ」

京太郎「どーして、見栄を張りたがるかねえ……あのバカは」アキレ
670 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/25(金) 00:44:12.25 ID:5N9cnF+y0
ここまでになります。

趣味に走った話になってしまった……
そういえば、憧ちゃんの中の人は、中川かのん役でデビューしたんでしたっけ?

書いてる間は京ちゃんの中の人のこともあって、脳内で憧ちゃんがモリサマーみたいになってました。
……あれ? なんかキャラ的に近い、のか?

それじゃ、また。
はよ試験勉強しなきゃ……(使命感)
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 00:48:12.33 ID:BTGjo8X8o
乙ー
グラール騎士団のシルマだったような
試験頑張ってやー
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 00:59:23.36 ID:lwar7FyIo
おつー
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 01:54:30.59 ID:umJLJRED0
乙乙
ベストを尽くせば結果は出せる(至言)
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 03:00:42.76 ID:RbeKFPhc0
なぜベストを尽くさないのか
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 07:31:26.69 ID:GMAnnXbAO
試験って楽しいよね!一緒に楽しもうよ!
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/25(金) 19:31:45.01 ID:OcLcBHXOo
咲「○!○!○!○!
さらに○!もいっちょ○!もひとつ○!とどめに○!

100点!試験って楽しいよね!京ちゃん!」

京太郎「」
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 00:59:25.31 ID:NHdwems70
碧ちゃんは
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 01:02:20.23 ID:NHdwems70
途中送信しちゃった
碧ちゃんは子役出身だから例えには使えないんだよな
679 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/27(日) 18:20:01.20 ID:LFW1jE610
>>678
そういえば、さんま御殿に出たことがあるという話を聞いたことがありましたね。
宮野さんといい、花澤さんといい、子役出身は活躍しやすかったりするんでしょうか?

さて、1月いっぱいで試験は終わり。
気分転換も兼ねて、ちょっと書きましょう。


>>648


――夏・通学路

ピトッ

京太郎「……!」ハッ

咲「あ、ごめんね京ちゃん」

咲「なんか、虫がとまってたような気がして……」

京太郎「だ、大丈夫」

京太郎(……薄手のYシャツだったからか)

京太郎(咲の掌の感触が、妙に生々しかった――)

京太郎(な、何を考えてるんだ俺は)ブンブン


咲「……それでね」

京太郎「あ、ああ」ボーッ

咲「……ね、京ちゃん?」

咲「ちゃんと聴いてる?」ジトッ

京太郎「も、勿論!」

咲「ホントに?」

京太郎「……ごめん」

咲「もうっ」

咲「さっきから、ボーっとしすぎだよ」ジーッ

京太郎「そ、そう、か?」

京太郎(……何故だろう)

京太郎(咲の感触が、離れてくれない)

京太郎(い、いや! これは別になんでもないことだ!)

京太郎(そ、そういえば! さっき風に吹かれて、近くにいた女子高生のスカートの中身がちょっと見えたし)

京太郎(そうだよな、そのせいでちょっと動揺してるだけ……)
680 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/27(日) 18:20:30.00 ID:LFW1jE610
咲「――京ちゃん」

京太郎「な、なんだ?」


ピトッ


京太郎「」

咲「うーん……熱はないみたいだね」

咲「夏バテでもしてるのかなー、なんて思ったんだけど……うーん」

京太郎(咲の手が俺の額に……!)アセアセ

京太郎(ああ、こいつの手って意外と冷たいんだな)

京太郎(それに、俺みたいな男の手とは全く違って、なんというかしっとりしてて……)カァァ

咲「あれ? ちょっと熱くなった?」

京太郎「さ、咲!」

咲「わっ!?」ビクッ

京太郎「お、俺、用事思い出したからっ!」

京太郎「さ、先に帰るっ!」

咲「え、ちょ、ちょっと! 京ちゃん!?」

京太郎(――くそっ!)

京太郎(どうして、こんなにドキドキしてんだ俺は……中学生じゃあるまいし)


京太郎(――そういえば)

京太郎(今朝、変な夢を見た、ような気がする)

京太郎(夢の中で、俺はベッドの中)

京太郎(……妙に肌寒くて、隣で何かが動いてて)

京太郎(視界は、何故か白かった……今思うとあれは)

京太郎(肌の色、だったのかもしれない――)

京太郎「……」

京太郎「帰って、下着洗濯しないとな――」タメイキ
681 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/27(日) 18:21:25.96 ID:LFW1jE610
ここまでになります。
一体、どんな夢を見てたんでしょうかね?
ちょっと軽めな小ネタでした。

それじゃ、また余裕あったら書きます。
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 18:44:14.07 ID:5MMyUGC7o
>京太郎(そ、そういえば! さっき風に吹かれて、近くにいた女子高生のスカートの中身がちょっと見えたし)

この世界の(ry
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/27(日) 18:59:20.08 ID:MqxRgkTD0
京ちゃん最近出しすぎ
履くパンツなくなるぞ
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 19:16:22.73 ID:ZGVMgEdAO
>>683
ついに京ちゃんのパンツも消えてしまうのか……『パンツ』という概念自体が無くなりそうだな
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 19:41:30.62 ID:wdMGQTXho
いつからパンツが『あった』と錯覚していた?
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/28(月) 19:50:01.56 ID:jzAjnh5qo
http://i.imgur.com/mjFqHjf.jpg
687 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/29(火) 03:36:24.40 ID:G7SbzhUY0
眠れないからつらつらと書いてたら長くなってしまった……
モブ成分多めでお送りします。

罰ゲームのお話。



――阿知賀学院

女子A「――さて」

女子B「始めましょうか」

女子C「……また?」

憧「……え、あれやるの?」

女子A「そうそう、あれ」


女子A「――さ、まずは」

女子B「トランプはここに」

女子C「机も移動したよ」

女子A「で、椅子を配置して、と……」

憧「あ、あのー」

女子A「ほらほら、憧も」

女子B「こら、憧。勝ち逃げは許さないよー?」

女子C「……罰ゲーム、憧だけまだしてない」ジーッ

憧「うっ……」

憧「――はぁ、分かったわよ」

女子A「さすが憧! よし、それじゃあ……」

女子B「トランプ配ろう!」

女子C「……サイコロ、出すね」

憧「あんたたち、ホント準備早いわね……」アキレ


憧(――昼休みの恒例行事が、始まろうとしている)

憧(大貧民……まぁ、多人数でやるトランプゲームでもメジャーなものの一つだけど)

憧(私たちの中でのルールは、そこに一つ『おあそび』を加えている――それが)
688 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/29(火) 03:37:09.91 ID:G7SbzhUY0
女子B「今日は負けないからなー……」

女子C「……B、この前は面白かった」

女子A「全くね。まさか、本屋さんのHなコーナー行くだけであそこまで――」

女子B「ば、バカッ! お、思い出させんなっ!」カァァ


憧(――「罰ゲーム」)

憧(昼休みが終わるまでの時間を使って、大貧民をした後で)

憧(最後の大貧民が、サイコロを転がす――勿論、数字のヤツじゃなく、特製の)

憧(そこには、色々な罰ゲームが書かれていて……まあ、Bが恥ずかしがっているような感じのこと)

憧(――まぁ)


憧「はい、上がりっ!」パサッ

女子B「げっ!?」

女子C「……革命、上がり?」

女子A「相変わらずとんでもないことしてくれるわねー、この麻雀部は」

憧「いや、麻雀関係ないでしょ」


憧(私が大貧民になることは、今までなかったけどね)

憧(――そして、今日だって!)
689 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/29(火) 03:38:55.01 ID:G7SbzhUY0
――数分後

女子A「はい、上がり」

女子B「お、あたしも」

女子C「……上がり」

憧「」


憧「あ、あのー?」クルッ

女子A「さ、憧ー?」ポンッ

女子B「逃げるなよ?」ガシッ

女子C「……罰ゲーム、する」クイッ

憧「……」

憧「――はぁぁ」タメイキ


憧「じゃ、じゃあ行くわよ」

女子ABC「……」ワクワク

憧「うー……」

憧「えいっ!」


女子A「あ、出たね」

女子B「なになに?」

女子C「――!」

憧「うー……一体、なにになっ――」ハッ


「数日間、男子生徒に恋人のイメージで関わってみよう」


憧「」


女子A「あれ? こんなもの、書いてあったっけ?」

女子B「あたしは書いてないけどなー」

女子C「……わたし」

女子A「え? Cなの?」

女子C「うん……」コクリ

女子C「ちょっと……悪戯心で書いてみた」モジモジ

女子B「なかなか鬼畜なー」

女子A「まあ、この中じゃCが誰よりもムッツリだもんね」ニヤニヤ

女子C「そ、そんなことはっ……!」カァァ
690 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/29(火) 03:40:31.93 ID:G7SbzhUY0
憧「……」

憧「――」ガタッ

女子B「お、憧が動いたぞ」

女子A「そろそろ昼休みも終わるから、人が帰って来てるわね」

女子C「……憧、どうするのかな?」


ガラッ


京太郎「ふいー、疲れた疲れた」ハァ

穏乃「京太郎は体力ないねぇ」クスクス

京太郎「う、うっせ」プイッ


女子A「あ、須賀くんに高鴨さんだね」

女子B「相変わらず、凸凹コンビだな。身長的に」

女子C「……でも、なんか息合ってるね」


憧「……」ツカツカ


女子A「あ」

女子B「憧が行ったね」

女子C「……ああ、そういう」


京太郎「お前、午後寝るなよ?」

穏乃「……が、頑張ります」エヘヘ

京太郎「不安だ――ん?」

憧「……」

穏乃「おー、憧!」

京太郎「どうした? なんかあったか?」

憧「……」

憧「あ、あのね」

京太郎「うん」


憧「あ、明日から……その……わ、私と」モジモジ

憧「お、お弁当食べない――?」カァァ


京太郎「」

穏乃「えぇ!?」

穏乃「だ、だって憧、他の子たちと食べるんじゃあ――」

憧「し、しず違うのっ!」

憧「え、えっと……違うんだけど、違ってないというか」

京太郎「何を言ってるのかわからないけど……」

京太郎「そんな改まって言わなくても、飯を食べるくらいなら喜んで」
691 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/29(火) 03:41:52.66 ID:G7SbzhUY0
憧「……」

憧「ば、バカッ」プイッ

京太郎「え?」

憧(こ、こっちがかしこまっちゃってるんだから、す、少しは動揺しなさいよ……)

憧(――ああ、でもこれってわがままかぁ……恥ずかしいなぁ、もう)


女子A「――端から見てても」

女子B「うう、何故か異常に痒いなー」

女子C「……憧、乙女」クスッ



――そんなわけで

――昼休み

憧「……きょ、京太郎」

京太郎「おお、憧。飯だな」

憧「う、うん……」

憧「え、えっと、ね――」チラチラ


女子A「……憧がこっち見てるね」

女子B「ほっとこう」

女子C「……憧、ファイト」グッ


憧「う、うー……」

憧「そ、その――」モジモジ

京太郎「ん?」


憧「お、お弁当……食べる気、ある?」

京太郎「――え?」


京太郎「いや、まぁ……俺、学食派だったから、飯は持ってきてないけど」

憧「じゃ、じゃあっ! こ、これをっ!」ズイッ

京太郎「……え? マジ?」

憧「そ、そう――!」


憧(……なんで私、こんな「罰ゲーム」に本気になっちゃってるんだろう?)

憧(だ、だって! ゲームなんだよ!?)

憧(……なのに)

憧(なぜか、無性に、そうしたくなっちゃって――気づいたら)カァァ

憧「……美味しいかは、分からないけどね」プイッ

京太郎「いや、美味いだろ」
692 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/29(火) 03:43:12.66 ID:G7SbzhUY0
憧「……え?」

京太郎「だって」

京太郎「憧の料理の腕はお菓子作りで知ってるし……」

京太郎「他人に弁当作ってもらっただけで、どんなに嬉しいか――」

京太郎「ありがとな」

憧「……もう」

憧「バカ、なんだから」

京太郎「……さ、行くか」

憧「うんっ――!」トコトコ


女子A「……あちゃー」

女子B「これは、乙女! ですなぁ」ウンウン

女子C「……憧、可愛い」クスッ


女子A「うーん」

女子A「まさか、ここまで憧が本気になっちゃうなんてねぇ」

女子B「あたしたちも、面白半分で冷かしてただけだったってのに」

女子C「……でも」

女子B「ん? どしたC?」

女子C「――憧の前途は、多難」

女子B「は、それどういう――!」ハッ

女子A「……あぁ、なるほど、ね」



穏乃「あ、憧だー! 早く早く、一緒に食べようよー」

和「……お昼ご飯を憧たちと食べるのも、なんか久しぶりな気がしますね」ニコニコ

玄「いやー、私も入ってきちゃったけど……いいかな」

宥「――楽しかったら、きっと温かいよね」カタカタ

灼「……部の話し合いしようと思ったら、つい巻き込まれちゃった」
693 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/29(火) 03:44:35.00 ID:G7SbzhUY0
憧「」

京太郎「ほら、みんな待って――憧?」

憧「……はぁ」

憧「京太郎?」

京太郎「なんだ?」

憧「――何か、言うことは?」ジトッ

京太郎「ん?」

京太郎「いやー、みんなで一緒に飯食べたら楽しいだろうなー、と」

憧「……あんた、筋金入りのバカね」ハァ

京太郎「ええ?」キョトン

憧「――ま、いっか!」

憧(京太郎らしいといえばらしいし……)

憧(――それに、あのお弁当を二人でつつくのなんて恥ずかしすぎるし)カァァ


穏乃「あー、憧の顔赤いよ」

玄「……なにやら、おもちパワーを感じるっ!」

宥「つまり、胸がドキドキしてるってこと?」

灼「……玄、あまりそーいうことばかり言ってると、ネタにされちゃうかもよ?」

和「……憧?」


憧「――!」

憧「さ、さぁみんな、食べよう食べよう!」

憧「いやー、みんなと一緒のご飯って、なんだか楽しいねっ!」

京太郎(……なんだこいつ?)



女子A「……なんというか、その」

女子B「憧らしいオチというか、なぁ……」

女子C「――頑張れ、憧」グッ
694 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/29(火) 03:47:35.83 ID:G7SbzhUY0
長くなりすぎちゃったかな……ここまでです。

モブ女子書くのが楽しかった。
このモブ女子が今まで話には出てきた「おしゃれグループ」でしたが……少しキャラのイメージが違ってきましたね。

A→なんだかんだでまとめ役。タイプ的には部長に近いイメージ。
B→元気っ子。活発系。
C→口数少なめ。でも、友達と一緒にいるのは好き。ムッツリ系。

こんな感じで補完オナシャス!(なお、次回以降出てくるとは限らない模様)

それじゃ、また。
テストまだ終わってないのに書いちゃったよ、ヤバイヤバイ。
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 03:53:51.08 ID:1BrdXcybo
乙ー
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 04:02:04.52 ID:t95v0ksDO
乙です
試験前に関係ないことするのは学生の性だからね、しょうがないね
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 04:08:03.94 ID:yC31wuHWo
乙ー
大天使すぎた
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 08:02:50.82 ID:k77g07HGo
乙乙
アコチャーマジ天使
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 09:10:18.60 ID:vJ1Xesop0

気分転換に部屋の片づけをしたり仮眠をとることもオススメやで(ニッコリ
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 10:20:57.68 ID:vK+TURqDO

可愛くて困る
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/29(火) 12:29:07.33 ID:d0g7aa+ho

可愛すぎですわこれ
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/01/29(火) 14:33:04.78 ID:rOyS3dbh0
このスレ初めて見たけど面白い
応援してるよイッチ
自分も試験期間だ お互い頑張ろうな(白目)
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/30(水) 22:05:54.76 ID:T1WQTp5o0
14話見てきたが憧が可愛かった(小並感)
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/30(水) 23:23:50.19 ID:e7BlZ429o
異性に慣れてないアピールあざかわいい
705 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/31(木) 00:15:02.09 ID:Wm2U8N9w0
今期不作とか言ってた人は誰でしょうか?
琴浦さんといい、他作品にしても、出来が良いのが揃ってるイメージですね。

結局、楽しんだ者勝ちってことで。

さて、試験終了。ちょいと書きます。
……14話、まだ観れてないんだよなあ。



咲「――かっこいい」

咲(なにこの真鍋くんとかいう人!? かっこよすぎるよ!)

咲(風早くんみたいなんだけど、それともちょっと違うような……でも、かっこいい!)

咲(はぁ、私も琴浦さんみたいになれたらな……ちょっと心読んでみたかったりもするけど)

咲「――あ、でも」

咲(そうしたら、麻雀が楽しめなくなっちゃう、かな?)

咲(だって、相手が何持ってるのか全部わかっちゃうわけで……)

咲(……それでもなぁ、欲しいなぁ)


咲「――そうすれば」

咲(今、京ちゃんが考えてることが全部わか――あれ?)

咲(な、なんで京ちゃんが浮かんできたんだろう……え?)
706 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/31(木) 01:04:45.25 ID:Wm2U8N9w0
すまんな……前に募ったリクエストで応えられそうなものが、あと一つみたいだ。
温泉回、いきます。それが終わったら、小ネタ募りますね。

……D.CVみたいな作品観てると、ヒロインがあれくらいチョロいっていうのも魅力になるんだな、って思った(小並感)
そんなHなゲームのイメージで、温泉回書きましょうか。


――松実館

京太郎「……あー」

京太郎「あったけぇ……」


京太郎(くぅ、やっぱいいなぁ)

京太郎(身体に沁み渡る、この温かさ――たまらねえ)

京太郎(……)


京太郎(――1年、か)

京太郎(結局、松実館で住み込みで働くことになったけど……))

京太郎(今思っても、人生ってすごい巡り合わせの連続なんだなー、って思うなぁ)

京太郎(……小学生の頃から、松実館に入り浸ってたことも間違いなく関係してるんだろうし)

京太郎(もしかしたら、別の未来だってあったかもしれない――けど)


京太郎「……これ以上の未来は、なかっただろうな、きっと」ウンウン

京太郎(それくらい、今が充実してる――って言えるから)


カラカラ・・・


京太郎「……ん?」

京太郎(――誰か、入ってきたのかな?)

京太郎(ここの温泉、意外と評判良いって聞くし、その関係で――?)

京太郎(……でも、そろそろ温泉入れる時間が終わるはずだけど?)

京太郎(一応、聞いてみるか)ザパッ

707 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/31(木) 01:05:19.73 ID:Wm2U8N9w0
京太郎「――ええと、お客様、ですか?」テクテク

宥「……へ?」キョトン

京太郎「」


京太郎(――目の前に、栗色の髪)

京太郎(上気する肌、身体に巻かれたバスタオル)

京太郎(様々な要素が頭の中で絡み合い――爆発しそうになる)

京太郎(……間違いない)

京太郎(目の前にいるのは、俺の上司たる松実宥さん――宥姉ちゃんだ)


宥「な、なななな……!」カァァ

京太郎「ゆ、宥姉ちゃん……?」

京太郎「ど、どうして? い、今は男湯の時間じゃ?」アセアセ

宥「――え?」

宥「わ、私が見た時は、女湯だったような――あれ?」

二人「……」

二人(――もしかして、俺(私)が間違えた!?)ハッ


京太郎「え、えと……そ、その」チラッ

宥「――!」ハッ

宥「ご、ごめんなさい! す、すぐ出るからっ!」タタタッ

京太郎「――ゆ、宥姉ちゃん! そ、そんなに慌てたら!」

宥「え――ひゃっ!?」ズルッ

京太郎「宥姉ちゃん!?」

京太郎(ヤバい、滑った――地面に頭が直撃したら……!)


トスッ


宥「……あ、れ?」キョトン

京太郎「大丈夫、宥姉ちゃん?」

宥「――京太郎、くん」

宥「う、うん。大丈夫」

京太郎「……えっと」チラッ

宥「?」

京太郎「できれば、その――」

京太郎「タオル、巻いた方が……」カァァ

宥「――!?」バッ

宥「ご、ごめんなさいっ!」カァァ

京太郎「い、いや」
708 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/31(木) 01:05:46.11 ID:Wm2U8N9w0
京太郎(――宥姉ちゃんのきめ細やかな肌が、はっきりと見えてしまった)

京太郎(何かその「白」の中に、「赤」が見えた気がするけど――ええい、気のせいだ、気のせいっ!)ブンブン

京太郎(……と、とにかく、「息子」を抑えないと!)ソソクサ


――そして


カポーン


京太郎「……」

宥「……」

京太郎「――温泉、気持ちいいな」

宥「――うん」コクリ


京太郎(二人して、背中合わせで温泉に浸かる)

京太郎(こうしたシチュエーションは、それこそ漫画とかアニメでは観たことがあったけど)

京太郎(まさか、自分がやることになるとは――「現実は小説より奇なり」ってことなのか、これ?)


宥「……えっと」

宥「さっきは、ごめんね」

京太郎「いやいや、そう何度も言われても困るって」

京太郎「……寧ろ、宥姉ちゃんと一緒に温泉に入ることなんてそうそうない、というか多分これからないだろうし」

京太郎「今の時間を味わいたい、かな」

宥「……京太郎くん」

宥「――うん、そうだね」ニコッ

宥「……」
709 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/31(木) 01:06:35.26 ID:Wm2U8N9w0
宥「ね、京太郎くん?」

京太郎「なに?」

宥「……お仕事、慣れた?」

京太郎「そうだな……慣れた、って言いたいところだけど」

京太郎「まだまだ至らない所たくさんあるし」

京太郎「そうした所を何とかするまでは、慣れたって言えないだろうなー」

京太郎「……玄姉ちゃんにも宥姉ちゃんにも、それにお客さまにも、申し訳ないというか」

宥「――京太郎くんは、真面目だねぇ」ニコッ

宥「それに」

宥「どんどん、旅館の人の顔つきになって来てるような気がする」

京太郎「……宥姉ちゃん、今俺の顔見えてないだろ?」

宥「見なくても、分かるよ」クスッ

宥「――京太郎くんは、どんどん大きくなるねぇ」シミジミ

京太郎「……これからもお世話になります、師匠」

宥「ふふっ」


宥「――ところで」

京太郎「うん?」

宥「……えっと、その」

宥「く、玄ちゃんとは」ドキドキ

京太郎「玄姉ちゃん?」

宥「――や、やっぱりいいや。ごめんね」

京太郎「?」
710 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/31(木) 01:07:01.54 ID:Wm2U8N9w0
宥(――いつか)

宥(こうして、京太郎くんが私たちと一緒の場所にいるということは、いつか)

宥(……私か、玄ちゃんのどっちかが――)

宥(私は、どうなんだろう?)

宥(その時が来るのを望んでるのか、それとも……)


京太郎「――俺は、今楽しいよ」

宥「……え?」

京太郎「宥姉ちゃんがいて」

京太郎「玄姉ちゃんがいて」

京太郎「――二人といられたら、きっと無敵だよ」

宥「……」

宥「――ありがとね、京太郎くん」

京太郎「ん」

宥(……そうか、そうなんだ)

宥(私は、その時が来ても来なくても、いいんだ)

宥(「今を楽しむ」ことなんて、玄ちゃんと、それに――)

宥(京太郎くんがいれば、ずっと――)

宥「……温かいなぁ」
711 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/31(木) 01:10:17.67 ID:Wm2U8N9w0
ここまでになります。

松実姉妹ルート確定後というか、もはや後日談にも近いような……そんなイメージですね。
冒頭で言ってますが、実際は松実姉妹ルートにならなかった可能性だってあります。
それこそ、恥ずかしがり屋な幼馴染と、だったり、オシャレ好きな同級生と、だったりした可能性もあるわけで……
というわけで、こういった小ネタはパラレルワールドみたいなイメージで捉えてくれると嬉しいです。

それじゃ、また。
試験終わったんで、ゆっくりします。
712 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/01/31(木) 01:10:44.58 ID:Wm2U8N9w0
あ、忘れてた。
そろそろ小ネタ募集するので、何かあったらよろしくお願いします。
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 01:11:31.87 ID:3meGm0Eeo
小走先輩に入学祝いとかされたいかもー
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 01:12:25.88 ID:7GMGdUigo
一緒に風呂入ったことがバレる
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/01/31(木) 01:13:11.56 ID:MUVoigJy0
たまたま読んだ恋愛ものの小説が自分と似通ってて京太郎への想いを自覚するのどっちin清澄
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 01:14:10.05 ID:CTyasPReo
試験お疲れさまー
姉妹とずっと一緒。そんな未来もありだよな
小ネタはちょっと早いけど京太郎誕生日を阿知賀のみんなが祝ってくれたよ、で
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 01:17:19.54 ID:x1QXObuwo
高校の憧と和が京太郎と動物園か水族館どちらに行くか言い合う
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 01:22:32.14 ID:SLt3yUjKo
おつー
>>1はもしかして三国史大戦やってたりするのかい?

小ネタは望さん登場OKならアコチャーと結婚して婿入り薦められる京太郎とアコチャー
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 01:24:32.38 ID:rfYyJ2ERo
些細な事で喧嘩して中々仲直り出来ない咲と京太郎
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 01:41:58.73 ID:atmPDWxd0
宮永家姉妹喧嘩勃発

咲「京ちゃん家の子になるから!(小学生並の反抗)」

的なプチ家出話をオナシャス!
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 02:33:01.23 ID:H+RfjtxT0

クロチャーに代わって剥かれる宥姉を守る京太郎
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 03:22:06.12 ID:BeUA1KyR0

阿知賀と清澄の合同合宿(という名の阿知賀vs清澄 京太郎争奪戦)オナシャス
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 06:37:23.21 ID:xpBnx2UDO


カピに独り言を呟く阿知賀の方々で頼んます
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 07:32:20.73 ID:349SQ+eAO


>>705について話し合う京咲
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 17:52:53.79 ID:sHqWXf740
宥姉ちゃん可愛いなぁ

クロチャーともお風呂に入ろう
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 21:26:56.47 ID:M3uRjq3M0
玄と京太郎のおもち談義
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/31(木) 22:34:31.81 ID:P4U1Wg7co
咲ちゃん、奈良に転校してくる
728 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/01(金) 23:54:38.71 ID:+uYqF/lP0
また地震か、壊れるなぁ……

さて、書きますか。
沢山のリクエスト、ありがとうございます。

>>714
>>725

それじゃ、前回の続きみたいな感じで書きます。
都合上、一緒に風呂に入るってのはちょっと難しいかも……というわけで、ちょっと違った展開で許してください。
729 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/01(金) 23:55:49.07 ID:+uYqF/lP0
――翌日・京太郎の部屋


ピピピピ


京太郎「……ん」パシッ

京太郎「朝、か」

京太郎「……」

京太郎(――なんでだろう)

京太郎(頭の中が、ピンク色になってる気がするのは……)

京太郎(いや、俺自身分かってるんだ)

京太郎(……宥姉ちゃん)


京太郎「……ふぅ」パタン

京太郎(ちょっと準備に手間取っちまったか)

京太郎(――あの光景を、頭から追っ払うのは大変だった)

京太郎(とにかく、今日も一日頑張るか)グッ

京太郎(……)

京太郎(――宥姉ちゃん)モヤモヤ


玄「おはよう、京太郎くん!」

京太郎「うわっ!?」ビクッ

玄「ん? どうかした?」キョトン

京太郎「……あ」

京太郎「お、おはよ、玄姉ちゃん」

玄「……んー?」ジーッ

玄「京太郎くん」

京太郎「な、なに?」


ピトッ


京太郎「」

玄「熱はない、か」フム

玄「うん、大丈夫みたいだねっ」ニコッ

京太郎「あ、うん……」

京太郎(――玄姉ちゃんにはバレてない、みたいだな)

京太郎(い、いや。バレるわけないよな。あの宥姉ちゃんが自分から話すなんてこと……)

玄「京太郎くん?」キョトン

京太郎「……あ」

京太郎「ご、ごめん玄姉ちゃん。さ、先に行くわ」

玄「……うーん」
730 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/01(金) 23:59:38.87 ID:+uYqF/lP0
玄(――さて)

玄(京太郎くんがこの松実館で働くようになって、早1年近く)

玄(学生の頃は分からなかった彼の機微も、何となく私には分かるようになっていた)

玄(顔を赤くしてボーっとする時――大抵、京太郎くんは)

玄「……何か、隠してるね」


――昼休み

京太郎「……お、お疲れ様でした」

京太郎(はー、結構辛かったな)コキコキ

京太郎(……なんというか)

京太郎(今でさえこんななのに、宥姉ちゃん本人に会ったらどうなっちまうんだ俺は?)

玄「お疲れ様、京太郎くん」

京太郎「あ、玄姉ちゃん……お疲れ」

玄「――ね」

京太郎「ん?」

玄「一緒に居間で、お休みしない?」

京太郎「あ、それいいな」

京太郎「そうしようか」

玄「うんうんっ」

京太郎(……まぁ)

京太郎(今は宥姉ちゃんと会うのはちょっと困るし――)

京太郎(玄姉ちゃんと一緒にいた方がいい、よな)
731 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/02(土) 00:00:55.53 ID:pY4myi3H0
――居間

玄「さ、どーぞどーぞ」

宥「――あっ」

京太郎「」


京太郎「な、なんで」アセアセ

宥「――玄ちゃん?」ジッ

玄「さ、お茶菓子をどうぞっ」

京太郎「あ、ありがと」パクッ

宥「……ううっ」チラチラ

玄「ふふふー」

京太郎「……あ、これ美味いな」

京太郎「――じゃなくてっ!」

玄「んー?」

京太郎「な、なんで宥姉ちゃんもいるんだ?」

玄「えー?」

玄「お姉ちゃんがいたら何か困ることでもあるの、京太郎くんは?」ニコニコ

京太郎「い、いや、それは……」

宥「……」カァァァ

京太郎(――案の定、宥姉ちゃんはゆでダコのように赤くなっているときた)

京太郎(こ、これは……!)ザワッ


玄「――さて」

玄「それで、京太郎くん?」

京太郎「……な、なに?」

玄「お姉ちゃんと、何かあったの?」

京太郎「なっ――!?」

宥「――!!?」


京太郎「ど、どうなった、って……」

京太郎「べ、別に何も変なことはしてないって!」

宥「……そ、そうだよ」

玄「――私、『変なこと』なんて言ってないよー?」クスクス

京太郎「ぐっ……!」

宥「……く、玄ちゃん、イジワルだよー」

玄「いやー、まぁその」

玄「ほら、私一応、従業員を指揮する立場だから」

玄「京太郎くんのコンディション? とかも知っておかないと、と思いましてっ」

京太郎(……嘘だ)

宥(絶対、興味本位だよぉ)
732 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/02(土) 00:02:22.44 ID:pY4myi3H0
――数分後

玄「ふむふむ、なるほどなるほどー」

玄「つ、ま、り」

玄「京太郎くんは、お姉ちゃんのおもちを――」

京太郎「も、もうこれ以上はっ!」

宥「や、やめてぇ……!」

玄「いやー、お姉ちゃんのおもちってば、最近またちょっとおっきく」

宥「く、玄ちゃん!?」カァァ

京太郎「く、玄姉ちゃん!」

玄「……ふーん」

玄「だから、京太郎くんは朝会った時、顔が赤かったんだねぇ」

玄「へぇー……」

京太郎(――なんだろう)

京太郎(玄姉ちゃんはいつも通り笑顔で、セクハラトークも相変わらずなのに)

京太郎(今日はなんか、底知れなさを感じるな……)


玄「――ああ、懐かしいなぁ」

京太郎「?」

玄「私も、京太郎くんとお風呂で遭遇したなー、って」

宥「――!」

玄「ちょっと、思い出しちゃった」

京太郎「く、玄姉ちゃん!?」

京太郎(待て待て待て、そんなことなかったはずだ)

京太郎(ゆ、宥姉ちゃんとあんなことがあっただけでもこんなに悶々としてたのに……)

京太郎(そんなことがあったら、覚えてないはずがない!)


宥「……玄ちゃん」

玄「ん? なに、お姉ちゃん?」

宥「それ、いつのお話?」

玄「ああ、そうだねー……」

玄「まだ京太郎くんが、松実館に来て間もない頃だったと思うなー」

玄「あの時は、ビックリしたなー」

京太郎(……どこか棒読みくさいな)

宥「……へぇ」

宥「そう、なんだ」キュッ

京太郎(……え、宥姉ちゃん?)
733 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/02(土) 00:06:42.65 ID:pY4myi3H0
宥「……むー」

玄「いやー、あの時は参ったよー」

宥「――ズルい」ボソッ

玄「へ?」

宥「私が、あんなに恥ずかしかったのに」

宥「玄ちゃんは、フツーに話してる」

宥「……何だか、ズルいよ」キュッ

京太郎「……宥姉ちゃん」

京太郎「玄姉ちゃんの話はうs」

玄「で、京太郎くん?」

京太郎「わっ!?」

京太郎「く、玄姉ちゃん? も、もうそういう話は――」


玄「どっちがいい?」

京太郎「……はい?」

玄「私と、お姉ちゃん」

京太郎「どっちも、だよ」

玄「お、即答」

京太郎「当たり前だろ、もう」

玄「……ふーん」

宥「……へぇ」

京太郎(あれ? なんか微妙な反応?)


玄「――まぁ、京太郎くんらしいね」

宥「……京太郎くんったら」

京太郎「え、え?」

玄「ね、お姉ちゃん?」

宥「なに、玄ちゃん?」

玄「……いつか、ね」

宥「……そうなるのかな」

二人「……ふふっ」クスッ


京太郎(――前略・母上、父上)

京太郎(今日も俺は元気です……ただ)

京太郎(ちょっとだけ、ほんのちょっぴり、最近この姉妹が怖いです)

京太郎(……でも、楽しいからいいと思います)
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 00:08:42.82 ID:pMaJEZmJo
姉さん女房が2人とか裏山死刑
735 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/02(土) 00:08:54.28 ID:pY4myi3H0
策士家・玄ちゃんと、ちょっと複雑な気持ちの宥姉ちゃんとのお話でした。

さて、今後の選択次第では、ハーレムに転がるか、一人に固めるか、それとも……その辺は想像にお任せします。
こういうIFの話は書いてて楽しい(小並感)

それじゃ、また。
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 00:09:47.86 ID:MgnKpVYbo
おつおつ
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 00:10:54.14 ID:xwZ1aEMC0
乙でした
松実姉妹きゃわわ
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 00:10:59.13 ID:/B7rgIS7o
おつー
もうどっちも貰おう
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 01:30:33.18 ID:SylmmKyh0

どっちもかわいい
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/02(土) 08:50:10.62 ID:12EMLjOIO
おつー

のどっちもかわ(ry
741 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/02(土) 23:59:14.56 ID:pY4myi3H0
>>720
最近は阿知賀に偏りがちなので、京咲にも力を入れていこうと思う。
さて、プチ家出の顛末は――


――宮永家

咲「……わかってない」

照「ん?」

咲「わかってないよ、お姉ちゃんは」

照「なにか、咲?」

咲「……」ムーッ

咲「もういいよっ!」パタン


照「……はぁ」

照「言いすぎた、のかなぁ……」

照(流石に「GJ部を継続して観るのはキツイ」なんて言ったのはまずかったかな――)

照(と、それは冗談として)

照(まさか、あの質問だけであんなことに――)ハァ


――須賀家

京太郎「……で」

咲「だから」

咲「――こ、今晩、泊めてくr」モジモジ

京太郎「却下」

咲「ええっ!?」ガーン

咲「な、なんで京ちゃん……」

京太郎「いきなり言われても準備が整ってないっての」

京太郎(部屋に薄い本が散乱してるってのに、誰が入れられるか……)

咲「――別に、薄い本なんて気にしないのになぁ」

京太郎「……そこ、勝手に思考読まない」

咲「ふんだ」プイッ

京太郎「はぁ……」タメイキ
742 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/03(日) 00:00:54.53 ID:V6h9UmNX0
――廊下

京太郎「……」パタン

京太郎(とりあえず、咲を部屋に放って出てきたわけだけど)

京太郎(どうしたもんかなぁ……親父もお袋もいないのは救い、か)

京太郎「――ん? 電話?」プルルル

京太郎「はい、もしもs」ガチャッ

照「私」

京太郎「……へ?」

京太郎「な、なんで照さんが?」

照「――なんだ、まだ聞いてなかったんだ」

京太郎「へ?」



照「……そうか、やっぱり君の所に」

京太郎「ええ、そうなんですよ」

京太郎「……なんでか聞いてないんですけどね」

照「どうして?」

京太郎「いや、だって」

京太郎「大体の場合、あいつが俺の家にいきなり来るときは」

京太郎「何か、嫌なことがあった時だって相場が決まってるんで」ポリポリ

照「……ふむ」

照「幼馴染の余裕?」

京太郎「わけわかりませんって」

照「とぼけちゃって……」ハァ

京太郎「?」キョトン
743 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/03(日) 00:02:02.15 ID:V6h9UmNX0
照「じゃあ、明日迎えに行くから」

京太郎「……照さん、俺の家分かるんですか?」

照「……あ」

照「――あ、明日責任もって送ってくること」アセアセ

京太郎(うわ、いきなり口調が変わったぞ……こりゃ赤くなってんな)

照「別に、赤くなってない――!」カァァ

京太郎「姉妹揃って思考を読まんでください……」ハァ



――京太郎の部屋

京太郎「……さて」

咲「ふーん……この子、可愛いなあ」ペラッ

京太郎「……」

咲「へぇ……」ペラッ

京太郎「……」

咲「――実はね」パタン

京太郎「ん」

咲「……お姉ちゃんが、こう言ったんだ」

咲「『今期アニメはなかなか手が付けにくいな』って」

京太郎「……それも言ったとは思うけど、本題じゃないだろ?」ハァ

咲「……」

咲「お姉ちゃんが」

咲「――その」

咲「京ちゃんと、どういう……」カァァ

咲「や、やっぱり駄目っ!」プイッ

京太郎「……そっか」

京太郎「ん、わかった」

咲「……え?」

京太郎「風呂はもう入ったか?」

咲「あ、え、えと」

咲「まだ、かな」

京太郎「それじゃ、湧いてるから入ってこいよ」

京太郎「……入りたくないなら、いいけどな」

咲「……」

咲「――お言葉に甘えて」トコトコ

京太郎「ん」
744 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/03(日) 00:03:16.36 ID:V6h9UmNX0
――数分後

咲「――あ、上がったよ」

京太郎「お、そっか」

京太郎「悪いな、流石に女物の着替えとかなくて」

咲「い、いいよそんなの」

咲「い、一日くらいならこの服でも――」

京太郎「……」

京太郎(下着はともかくとして、だ)

京太郎(寝間着がそれじゃいけないだろう、たぶん)

京太郎「……今は使ってない寝間着、貸そうか?」

咲「へっ!?」

咲「い、いいよ、だ、大丈夫だから」

京太郎「そうは言っても、寝づらいだろ」

咲「う、うう……」モジモジ



――数分後

咲「……き、着替えてきた」

京太郎「お、そうか」

京太郎「うーん……」ジーッ

咲「な、なに?」

京太郎「いやいや」

京太郎「胸の部分がちゃんと合ってるか、ちょっと心配してたんだけどだいじょ――いてっ」コツン

咲「むぅ……」ジトッ

咲「ホントにデリカシーがないね、京ちゃんは」プクーッ

京太郎「……事実を言っただけじゃないか」

咲「なーに?」ゴゴゴゴ

京太郎「いえ、すみません。なんでもないです」

咲「もうっ」プイッ



――数分後

京太郎「――さて」

京太郎「とりあえず、隣の部屋に布団を敷いてきたから」

咲「……へ?」

京太郎「だから、隣の部屋に――」

咲「……」トコトコ

京太郎「咲?」
745 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/03(日) 00:05:00.22 ID:V6h9UmNX0
咲「――よいしょっ」バサッ

京太郎「」

咲「それっ」ポンポン

咲「……ふぅ、ひけたひけた」

京太郎「お前、なにして」

咲「訊かないで」

京太郎「……?」

咲「なんとなく」

咲「なんとなく、こうしたかったの」キュッ

京太郎「……そうかい」

京太郎「ま、いっか」

京太郎「なんか、今更な感もあるし」

咲「うん……」

京太郎(――幼馴染、かぁ)

京太郎(距離が近すぎるような、そんな気もするけど……それでいいんだろ、たぶん)

咲(……)


――数時間後

京太郎「……そろそろ寝るか」

咲「うん」

京太郎「お前、相変わらずよええのな」

咲「むっ! わ、私だってGC版なら強かったもん!」

京太郎「Wii版で出来ない奴は、みんなそう言い訳するんだよな」

咲「――だ、だって」

咲「わ、私のリンクが……」

京太郎「はいはい、それじゃ寝るぞー」パチッ

咲「は、話を聴いてよー」


――消灯

京太郎「……」

咲「……」

咲「――今日、ね」

京太郎「うん」

咲「お姉ちゃんが、こんなこと言ったんだ」

咲「……『京ちゃんと、どうなんだ』って)

京太郎「そっか」

咲「うん」
746 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/03(日) 00:05:43.32 ID:V6h9UmNX0
咲「――なんかね」

咲「よく分からないんだけど、そう訊かれた時」

咲「なんかこう、胸がキュッと締まるような」

咲「そんな気がして……怖くなっちゃって」

咲「気づいたら、お姉ちゃんにけんか腰になっちゃって」

京太郎「……そっか」

咲「うん」


咲「……」

咲「ね、京ちゃん」

京太郎「ん」

咲「……私たちは」

咲「幼馴染、だよね?」

京太郎「当たり前だろ」

京太郎「……幼馴染じゃないと、こんなこと出来ねえだろ」

咲「そう、だよね……」

咲「……」

京太郎「……」


京太郎(咲が言ってることは、俺だって考えた)

京太郎(俺たちの関係は、って問い続けてきた)

京太郎(でも、結局――)

京太郎「俺たちは、俺たちだよ咲」

咲「へ?」キョトン

京太郎「須賀京太郎と、宮永咲」

京太郎「二人がここにいる」

京太郎「……きっと、これだけで十分なんだよ」

咲「なにそれ、哲学?」クスッ

京太郎「さぁな」

京太郎「ほら、そろそろ寝るぞ」

咲「……うん」
747 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/03(日) 00:09:44.76 ID:V6h9UmNX0
――数分後

京太郎「……」

京太郎「――なーにが」

京太郎「これだけで十分、だよ」

京太郎(異性の幼馴染同士が、同じ部屋で寝てること自体)

京太郎(一般常識からしたら、おかしいだろ……でも)

咲「……ああ、碧ちゃん可愛い」

京太郎(――このバカならいいって思うのは、なんでなんだろう?)

京太郎(というか、ナチュラルにおかしな寝言が出てるし……)

咲「……京、ちゃん」

京太郎「――?」

咲「えへへー……」

京太郎「……」


京太郎「お休み、咲」
748 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/03(日) 00:12:03.41 ID:V6h9UmNX0
ここまでになります。結構、長くなってしまった。

京太郎は前々から考えてる素振りはありましたが、咲ちゃんは実質まだ戸惑ってる状態です。
だから、照姉さんに言われたときなんか……というお話でした。

それじゃ、また。
二人のやり取りが、夫婦っぽくなってるような気がしないでもない。
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 00:13:00.87 ID:dXwZucdRo
おつやでー
大正義咲ちゃん
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 00:15:26.02 ID:Sg0eu3dGo
いい嫁さんだなァ
おつ
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 01:31:56.45 ID:wFx7+XwV0
いい嫁さんだなァ
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/03(日) 12:26:35.50 ID:X285mvdIO
風呂に数分しか入らない咲さん
くさい(確信)
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/04(月) 02:24:37.45 ID:xI1uVPjQ0
いい嫁さんだなァ
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/04(月) 20:42:20.49 ID:PsDl8reko
otu
755 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/05(火) 01:46:14.27 ID:91j3Zd8T0
二日続きでビール飲みすぎました……ちょいと書きます。

>>718
三国志大戦はさっぱり分かりませんね……。
これ書いて終わりにしようかな。


――憧の家

京太郎「――それで」

憧「え? なに?」

京太郎「どうして俺はお前の家のリビングで、真っ昼間からアニメを観てるんだ?」

憧「……」

憧「え、面白いからだけど」キョトン

京太郎「心底意味が分からない、って顔するなよ……」

京太郎「何だか、高校生の男女が家でアニメ観るのっておかしくないか?」

京太郎(なんか夢の中で、ショートカットのヤツと観てたような気もするけど……あれは誰だったんだろう?)

京太郎(とはいえ、あれは夢の話。これは現実だ)


憧「……」チラチラ

憧「いい?」

京太郎「なにが?」

憧「こ、この作品にはっ」

憧「あ、あんたに似てる声のキャラが出てるの」

京太郎「……へぇ」

憧「――そ、そのシーンになったら止めるから」

憧「ちょっと真似してもらえたらなー、と」

京太郎「帰る」スクッ

憧「ちょ、ちょっと待ちなさい!」アセアセ

京太郎「うっせ、俺はそんな声優の真似事する気はないんだよっ」

憧「一秒だけ! 一秒だけでいいからっ!」

京太郎(……そんなベッドの上で、「先っちょだけ! 先っちょだけでいいから!」と同じようなこと言われてもな)

京太郎(あ、でもなんか憧にそんなこと言われてると思ったら興奮してきたような――猿か、俺は……)タメイキ
756 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/05(火) 01:47:19.31 ID:91j3Zd8T0
憧「ね、いいでしょ? お願い」

京太郎「――あのなぁ」


望「ただいまー、ってあれ? 誰か来てるの?」カラカラ


京太郎「……あの声は」

憧「お姉ちゃん? 今日は早かったね」

望「まぁ、仕事の都合がついてね」

望「……それで」

京太郎「お、お邪魔してます」ペコリ

望「――たしか」

望「須藤くん、だったっけ?」

京太郎「惜しいですね……須賀です。須賀京太郎」

望「ああ、なるほど……」

望「――ふーん」ジーッ

憧「な、なにその目は?」アセッ

望「なんでもー?」

憧「……むー」ジトッ

京太郎(……なんだろう、嫌な予感がする)


望「そういえば、須賀くんもうちの憧と知り合ってから長いよね?」

京太郎「ま、まあ、そうなりますね……小学校時代からですし」

望「ふんふむ」

望「――ね、須賀くん? ちょっといい?」クイッ

京太郎「? いいですけど?」

憧「お、お姉ちゃん? い、一体何を――」

望「憧は待ってて」


――廊下

京太郎「……それで、何か?」

望「その、ね」

望「……うちに来るつもり、ない?」

京太郎「――はい?」キョトン

望「だから」

望「……ああ、もう。言わせないでってば、恥ずかしい」
757 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/05(火) 01:48:37.91 ID:91j3Zd8T0
京太郎「いや、ちょっとわからないんですけど……」

京太郎(うちに来る? と言っても、今俺がいるここは憧の家だし……)

望「――意外と察し悪いんだね」ボソッ

京太郎「はい?」

望「はぁ、憧も苦労するねぇ」タメイキ

京太郎「……?」

望「まぁ、いいや。はっきり言いますか」


――リビング

憧(……お姉ちゃんと京太郎、なに話してるんだろ?)

憧(もうそろそろ、行ってもいい、よね?)カチャッ


――廊下

憧(――あ、いたいた)トコトコ

憧「お姉ちゃ――」


望「憧と、ずっと一緒にいるつもりない?」


憧「」

京太郎「……え?」

京太郎「そ、それはまぁ、ずっと一緒にいるでしょうけど」

望「……私が言ってる意味に気付いた上で言ってる?」

京太郎「……」

京太郎「――そういうお話でしたら」

憧「な、ななな」

憧「何を言ってるの、このバカお姉ちゃんは!?」アセアセ
758 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/05(火) 01:49:23.08 ID:91j3Zd8T0
望「あ、憧。来ちゃったんだー、せっかちだねぇ」

憧「い、妹を弄んでおいてその言いぐさ!?」

望「えー、でもさー」

望「……はっきりさせた方がいいんじゃないのー?」

憧「ぐっ……」


憧(――穏乃、和、玄、宥姉、灼)

憧(脳裏によぎった、チームメイトたち。あ、あと、ハルエもか)

憧(……もしかしたら、本当にもしかすると、あの子たちは――)


憧「……う、うるさい。お、お姉ちゃんには関係ないよ」

望「ふーん、ならいいけどね」

望「……私は、なんだかんだで憧を気にかけてるんだよー?」

憧「それは、嬉しいんだけどね……べ、別の方面で心配してほしいというか」

望「ああ、そう……じゃあ」


望「――ふむ、さっぱり大きくなってないと」ムニッ

憧「な、なななにしてんの!?」バッ

望「いや、その膨らみをちょっと、ね」

憧「ちょっとね、じゃない!」カァァ

京太郎「……今のままで十分じゃないのかな」ボソッ

憧「京太郎? なにか言った?」ゴゴゴゴ

京太郎「いえ、何も」

京太郎(というか俺、蚊帳の外じゃないか?)


憧「――もういい! とりあえず私、先に帰ってるからねっ!」

望「……須賀くん、憧とのにゅうせk」

憧「お姉ちゃん!」

望「おお、怖い怖い……」

憧「もうっ!」


望「まぁ、なんにせよだ、須賀くん」

京太郎「は、はい?」

望「……憧と『ずっと』いるのなら、私は応援するよ」

望「姉だからね、妹は応援してるんだ」

京太郎「そ、それはどういう――?」

望「ま、頑張んなさい」ポンッ

京太郎「は、はぁ……」


憧「……」

憧「――『ずっと』一緒に」ボソッ

憧「……バカ」カァァ
759 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/05(火) 01:52:28.60 ID:91j3Zd8T0
ここまでです。

この前が松実姉妹ルートだとしたら、この話は憧ちゃんルートに入りかけてる場面になるのかな。
この調子で、残りのメンバー分も……といきたい所だけど、出来るかどうかは怪しい。

さて、それじゃまた。
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 01:54:09.54 ID:YjLXfUzso
アコチャー赤面かわいい
おつやでー
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 01:57:31.96 ID:aKeqiC9no
乙ー!
かわいい(確信)
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 02:21:50.57 ID:FbViEjDIO
ぐうかわ
このスレではアコチャーが一番好きだわ
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/05(火) 13:04:47.73 ID:LiQrzO95o
わぁい、アコチャーかわいい
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 17:41:18.64 ID:gl4DA6Nh0
乙、ここのSSは安心して読めるなww

小ネタ募集してたら、ダブルヒロイン対決!咲VS穏乃による三本勝負で。
運動能力勝負、麻雀勝負、ハードカバー小説速読対決で二勝した方が京太郎とデート出来るみたいな?
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 18:04:16.55 ID:cVfw0BEAO
おかしい……阿智賀編のメインは和だったはずなのに……
幼なじみ属性持ち和が負けるなんてそんなオカルト有り得ない(震え声)
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/05(火) 20:12:43.29 ID:2p5lJBXUo
>>1の書くアコチャーが可愛すぎるのがいけない

可愛すぎるんですよマジで、ここでは咲とシズ押しだったはずなんですけどね
767 : ◆OtZIp/YaIxCt [sage]:2013/02/10(日) 18:20:46.49 ID:PkMc3NNV0
投稿が遅れて、すみません。
今日のうちに書けると思うので、もうしばらくお待ちを。

「俺の幼馴染と同級生が修羅場すぎる」みたいな話でもやろうかと……
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 18:23:02.62 ID:YFm3IS7yo
正座してまってる
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 18:37:20.90 ID:uqvK5Htz0
まってたよ
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 19:06:19.29 ID:eC7ZLYzU0
全裸で待ってる!
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 19:06:53.91 ID:P4EUdJFqo
楽しみにしてます
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 20:24:06.61 ID:YraLF6xIO
まってるー
773 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/10(日) 20:54:56.03 ID:PkMc3NNV0
普段より長くなったけど、許してください! な(ry

――麻雀部

京太郎「……」

憧「――あ、京太郎」

京太郎「おう」

憧「まだ京太郎だけなんだ」

京太郎「そうだな」

憧「……」モジモジ

京太郎「――どうかしたのか?」

憧「へ?」ビクッ

京太郎「いや、なんというか……挙動不審というか」

憧「……」

憧「誰のせいだと――」ボソッ

京太郎「え?」

憧「……な、何でもないっ」プイッ

京太郎(わっかんねー、意味わっかんねー)

――数分後

憧「……」ソワソワ

京太郎「……」

憧「皆、来ないね」

京太郎「ん? あ、そうだな」

憧「……今なら」

京太郎「へ?」


憧「きょ、京太郎!」ズイッ

京太郎「うわっ!」

京太郎「な、なんだよお前……大声出すなって」

憧「――じ、実は」

憧「ぐ、偶然! ち、チケットが二枚あって……」アセアセ

京太郎「……えーと、何の?」

憧「す、水族館! 言わないでも分かるでしょっ」

京太郎「分かるわけねえだろ……」

憧(――ああ、もうっ!)

憧(なんでこんなに調子狂うの……)

憧(そ、それもこれも、あいつらのせい――)


女子A『え、憧……そのチケットって』

女子B『おお、これはこれは――お相手は?』

女子C『……B。それは聞くだけ野暮ってもの、だよ』


憧(あの時の三人のニヤケ面、忘れないんだから……!)カァァ

京太郎(どうしてコイツの顔って、こうもよく変わるんだろうな……)
774 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/10(日) 20:56:09.44 ID:PkMc3NNV0
憧「と、とにかく!」

憧「――今度の日曜日、い、行かない?」

京太郎「……」

京太郎「――水族館、か」

憧「ど、どうなの?」

京太郎「あー、そうだなー……」

京太郎「――えっと、実は」


和「みなさん、こんにち――」ガチャッ

京太郎「お、和」

憧「――!」

和「……?」

和(なんなのでしょうか、この光景は……)

和(ええと、憧の手には何かのチケット、それを持って京太郎くんに詰め寄って)

和(……まさか、とは思いますが)

和「――京太郎くん?」

京太郎「ど、どうした和?」

和「……えっと、その」

和「こ、今度の日曜日のこと――覚えてますか?」モジモジ

京太郎「……そりゃ、覚えてるよ」

憧「……今度の、日曜日?」

和「はい」

和「――実は、動物園に行くと約束していて」

憧「」

京太郎(――ある意味、和が来てくれて助かった)

京太郎(俺の口から和との約束を説明すると、憧が混乱しそうな気がしたから)

京太郎(……でも)

憧「――と、いうわけで」

憧「私、今度の日曜日以外いそがしくて……」

和「そう、ですか」

憧「……いい、かな?」

和「――そうしたいのは、山々なのですが」

憧「へ?」

和「実のところ」

和「私も少し忙しくて……今度の日曜日でないと、二人の予定が合わなかったといいますか」

憧「……そう」

憧「で、でも、私も――」

和「そ、そもそも! わ、私の方が先に約束していたわけで……」アセアセ

憧「そ、それはそうだけど――そうなんだけどっ」アセアセ

京太郎(……これはこれで、ややこしくなったかもな)

京太郎(さて、どうしたものか――)
775 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/10(日) 20:56:39.15 ID:PkMc3NNV0
憧「むー……」ジーッ

和「……だって」

京太郎「ええと、二人ともいいか?」

憧「……なに、京太郎?」

和「どうかしましたか?」

京太郎「……実は、忘れてるかもしれないんだけど」

京太郎「ほら、うちの学校っていつも土曜日に授業あるだろ?」

和「そ、そうですけど……」

憧「それが、なんなの?」

京太郎「――実は」

京太郎「今度の土曜日、創立記念日とかで休みなんだ」

憧「――へ?」

和「……はい?」

京太郎「だ、だから……」


――土曜日・水族館

憧「ほら、京太郎! 早く来てってば!」

京太郎「お、お前……速すぎないか?」

憧「……だって」

憧(なんか、モヤモヤするんだもん――京太郎、明日は)

憧(なんて言えるわけないじゃない……はぁ)

京太郎(……最近、憧のことがよくわからない)


憧「……ペンギンって、なんであんなに可愛いのかな?」

京太郎「ああ、ペンギンか――」

京太郎「……そういえば、和がそんなぬいぐるみを」

憧「……和?」

京太郎「あっ……」

憧「――へ、へえ。和も可愛い趣味あるのね」

京太郎「ま、まあな。和だしな」

憧「和だし、かぁ……」

京太郎(――しまった)

京太郎(なんだかよくわからないけど、しまった……)
776 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/10(日) 20:57:12.70 ID:PkMc3NNV0
京太郎「――そろそろ、時間だな」

憧「う、うん……」

憧「――今日は、楽しかった」

京太郎「そうだな……俺も楽しかったよ」

憧「う、うん……」


憧(――なんでだろ?)

憧(なんだか、胸がキュッとする……)

憧(ああ、そうか――明日は、日曜日なんだよね)

憧「……明日は」

京太郎「――明日?」

憧「な、なんでもない――それじゃ、また来週っ」タッ

京太郎「あ、おい憧っ! ちょっと待った!」

憧「……な、なによ?」

憧「――は、早く帰った方がいいんじゃないの」

憧「あ、明日は……の、和と」

憧(なんでだろう……どんどん胸が痛くなってくような――)


京太郎「……これ」

憧「――え?」

憧「なにこれ……ぬいぐるみ?」

京太郎「お前、さっきペンギン可愛いとか言ってただろ」

憧「う、うん……」

京太郎「――さっき、売店で買ってきた」

京太郎「これ、お前にあげるよ」

憧「……」

憧「ホントに、バカなんだから」

京太郎「――欲しくないなら、俺が」

憧「そ、そういうところがバカなのっ」カァァ

京太郎「……はぁ、素直にもらっとけ」

憧「うー……」

憧「あ、ありがと」モジモジ

京太郎「ん」
777 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/10(日) 20:57:41.46 ID:PkMc3NNV0
憧(……あ)

憧(ちょっと、胸のつっかえが取れた、ような……)

憧「――バカは、私の方かぁ」ボソッ

京太郎「え?」

憧「それじゃ、またね京太郎!」

京太郎「お、おい……」

憧「……」

憧「明日は、和に優しくしなさいよ!」

京太郎「……!」

京太郎「お、おうっ!」

憧「……じゃあねっ!」クルッ


――帰り道


憧「……」

憧「――ああ」

憧(なんか、スッキリした……)

憧(なんでだろ――)

憧(……ぬいぐるみ、どこに置こうかな)

憧「――ね、あんたはどう思う?」ボソッ

憧「……なんて、ね」クスッ



――日曜日・動物園

和「……あ、京太郎くん」

京太郎「よう、和」

和「こ、こんにちは」

京太郎「――さすがと言うか、なんというか」

京太郎「待ち合わせ時間、しっかり守るんだな」

和「と、当然です」

和「……せ、せっかくのお出かけなんですから」アセアセ

京太郎「――真面目だなぁ」

京太郎「昨日なんて……」

和「――昨日?」キョトン

京太郎「い、いや、なんでもない」

京太郎「そ、それじゃ行こう」

和「ま、待ってください京太郎くん」
778 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/10(日) 20:58:10.98 ID:PkMc3NNV0
京太郎(……昨日なんて、憧は5分くらい遅れてきたっていうのに)

京太郎(とか、なんでそんなこと言おうとしたんだ俺は……)

京太郎(学習能力ないなあ――)

和(……昨日)

和(といえば、やっぱり――)


和「……京太郎くん」

京太郎「な、なんだ?」

和「――今日は、楽しみましょうね!」グッ

京太郎「お、おう、そうだな」

京太郎「……珍しいな、和がそういうこと言うなんて」

和「――負けたくないですし」

京太郎「へ?」

和「あ、京太郎くん! あそこにキリンがいますよ!」タッ

京太郎「お、おい和?」

和(――昨日より、楽しみましょう)

和(なんて、言えるわけありませんよね……)カァァ


――ベンチ


和「――ふぅ」

和「少し、疲れてしまいました……」

京太郎「元々体力ないのに無理するから……」

和「だ、だって! め、目一杯楽しみたかったですし……」

京太郎「――あのな」

京太郎「無理はするなって」

和「で、でも……」

京太郎「俺は、和といればそれだけで結構楽しいんだからな?」

和「――!」

京太郎「だから、無理して動き回るなんて――聞いてるのか?」

和「……ず、ズルいです」プイッ

京太郎「……?」


和「――そ、それじゃあっ」

和「きょ、今日は一緒に帰ってください」

京太郎「え、そ、そりゃいいけど……方面、大して変わらないんじゃあ」

和「い、一緒にいるだけで――た、楽しいんですよね?」

京太郎「当たり前だろ」

和「……も、もうっ」カァァ

京太郎(わっかんねー、和もわっかんねー)
779 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/10(日) 20:58:36.98 ID:PkMc3NNV0
――帰り道

和「……きょ、今日は楽しかったですね」

京太郎「そうだなー……」

京太郎「結局、途中から和は殆ど動けなかったみたいだけどな」

和「し、仕方ないじゃありませんか」

和「……た、体力ありませんし」

京太郎「さっき言ったこと、気にしてるのか?」

和「し、知りませんっ」


京太郎「――体力なくても、いいって」

和「え……?」

京太郎「和は――」

京太郎「……ずっと」

和「――!」

京太郎「――悪い、なんでもない」

和「……そ、そう、ですか」

京太郎「うん」

和「……」


――ずっと――

――二人で――


和(わ、私ったら何を……!?)カァァ

京太郎(――和?)



――月曜日・阿知賀学院

憧「……あ、おはよっ」

和「お、おはようございます」

京太郎「よ、よう」

和「……」ジーッ

憧「……」ジーッ


憧「――で、昨日はどうだったの?」

和「楽しかったですよ……とっても」

憧「ふーん……」

憧「私も良かったわよ――すっごく」

和「そうなんですか……」


二人「へぇぇ……」ニコニコ


京太郎(なぜだろう……二人とも笑ってるのに、なんか怖い)
780 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/10(日) 21:01:37.65 ID:PkMc3NNV0
ここまでです……疲れた。

二人分書いたら、普段よりも長くなってしまいました。
正直、最初は「土曜日・水族館」の前で切り上げる予定でしたが、書いてたら興が乗って……
あと近頃、和ちゃんの話を書いてなかったなあ、と思ったのでこのようになりました。

そんなわけで、「俺の同級生と幼馴染が修羅場すぎる」でした。
ちなみに元ネタ(?)には、憧ちゃんがかなりの畜生役として出演したりしてます(中の人的な意味で)

それじゃ、また。
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 21:02:31.63 ID:YFm3IS7yo
おつー
これくらいのしゅらばなら微笑ましい
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 21:03:48.37 ID:CmD7zv8lo
アコチャかわいすぎてやばいこれ

>>1君!もう全員分の√書いてみんな幸せにしよう!!
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 21:05:12.15 ID:P4EUdJFqo
乙乙
京太郎めうらやましいもげろ
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 21:15:18.42 ID:S7QOne7e0
乙!
京太郎「俺の同級生(穏乃)と幼馴染(咲)が修羅場すぎる」という意味だと少し思ってた……。
次もタノシミに待ってる!
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 21:26:52.08 ID:F3ElCfWVo
乙ー
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 21:42:59.81 ID:WssxvxUu0
おつおつ
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/10(日) 22:25:00.13 ID:IoC4VLMuo
おつ!
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/02/11(月) 00:09:26.22 ID:5mnVHb1r0
イッチもあちかに傾いとるゆうとるんなら、もう新スレであちか一本で行ったらええんやないかな?みんなついてくるでしょ

京咲求めてきた時にあちかばっかだと何か残念な気になるっす
789 : ◆OtZIp/YaIxCt [sage]:2013/02/11(月) 00:34:24.77 ID:4EGBAQ060
>>788
すまんな……俺自身も、最近どうも阿知賀寄りだなー、と思ってたんだ。
たしかに、当初は「京咲」ということで始まったわけだしな。

さて、どうしたものか。
やっぱり、「京咲(清澄)も阿知賀も、両方一緒に書いていきたい」というのが俺の考えではあるんだけど……。

次スレも近くなってきたし、考えないといかんな……。
ここを読んでくれてる住人で意見とか出してくれると、とてもありがたい。



咲「……たしかに」

咲「私が最近、あかりちゃん化してるのは感じてたよ」

京太郎「大丈夫だ、咲。あかりちゃんには『空気』というキャラがあるけど、お前には『魔王』というキャラがある」

咲「だ、だから! わ、私は『魔王』じゃあ……」

咲「そ、それこそ、私は『G線上の魔王』みたいなイメージじゃないでしょ?」

京太郎「たとえに出すものが際どいからやめろ」


京太郎(――しかし)

京太郎(俺は出詰っぱりなのに、幼馴染のコイツの出番が少ないってのは……うーむ)
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 00:37:14.52 ID:ZhznqMsn0
別にこのままでいいんでね?
俺は両方楽しめるし
求めたカプ以外だったらスルーすりゃいい話
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 00:38:52.22 ID:+2f3cYw4o
小ネタ制限かけたらどうだろうか阿知賀は何個まで、京咲は阿知賀より多めとか
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 00:40:37.91 ID:T3r+mVRxo
大丈夫だと思うよ、タイトル見ても両方やっているように見える、4冊目とかで
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 00:41:31.17 ID:yhXTI0BIO
俺もこのままでいいと思う
リクエストは住民側がもう少し>>1の考えを汲めばいい話だと思うし
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 00:41:58.94 ID:mvv1Huy+o
どっちも好きだから、両方好きなように書いて欲しい
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 00:46:30.10 ID:7FcAjEEQo
リクエスト自体はどのキャラもそこまで偏ってないと思うけど、
清澄が咲1人で阿知賀が5人いるから咲が多少他のキャラより多くても全体としては阿知賀が多くなってるなあと
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 01:39:58.14 ID:/Bry9TEKo
このままでいいのよー
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 02:17:28.33 ID:tjZGcv0I0
114804
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 08:57:50.83 ID:RPh4UdU/o
阿知賀も清澄もどっちも楽しめるのがこのスレのいいところだと思ってる。
のどっち幼なじみ時空での清澄編とかないですかね
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 10:56:12.46 ID:WAjl3nxto
スレタイと内容が乖離してきてるってとこが問題なんだから
スレタイを変えるかスレを分けるかしたほうがいいんでない?
大半の人は気にしなくても、気にする人が書き込むたびにこの話題繰り返されると思うが…
800 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:38:33.60 ID:4EGBAQ060
多くの意見に感謝します。

色々と考えた結果、次回からスレタイをもう少し分かりやすくすることに決めました。
例えば【清澄】咲「私は〜」【阿知賀】みたいな感じで、どうでしょうか?

俺としては、やっぱりどっちも書いてる方が楽しいってのもあるので……
後は、今後小ネタを募集する際、どっちか一方に偏りすぎないように注意します。

それじゃ、せっかくだし一本書きます。
咲ちゃん、転校するの巻。
……またしても、異常に長くなってしまった。
801 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:39:41.08 ID:4EGBAQ060
――阿知賀学院

穏乃「ね、聞いた!?」

京太郎「な、なんだよ穏乃……朝っぱらから張り切ってるな」

穏乃「いつだって私は元気だよ!」

穏乃「それより、今日なんだけど……」

憧「――もしかして、転校生のこと?」

和「転校生、ですか」

穏乃「あ、もう! 憧、先に言わないでよー」

憧「あんたが勿体ぶりすぎなの――もしかして、二人は知らなかったの?」

京太郎「いや、知らなかった」

和「わ、私もです……」

憧「――そっか」


穏乃「ああ、どんな人なんだろうねっ」ドキドキ

憧「穏乃、はしゃいでるねぇ」

穏乃「だって! 新しい友達になれるかもしれないよ!」

憧「あんたのそういう所、凄いと思うよ……」

和「――あ、新しいクラスメイト、ですか」

憧(ちょうど和とは対照的というか、なんというか……)


京太郎「――なるほど、道理で」チラッ


男子A「おい、転校生って――女子か?」

男子B「……女子、らしい」

男子C「大抵、こういう時って美少女って相場が決まってるんだよな」

三人「……テンション上がってきた!」


女子A「ね、もし転校生が女子で」

女子B「それで、結構可愛かったりしたら……」

女子C「――憧、ピンチ」


憧「また、勝手なことを……」ハァ

穏乃「――憧のなにがピンチなんだろう?」キョトン

和「……うーん」

憧「べ、別になんでもないわよ!」アセアセ
802 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:41:09.60 ID:4EGBAQ060
――そんなこんなでHR

晴絵「はーい、転校生を紹介しまーす」ガラッ

京太郎「はやっ!?」

晴絵「こーいうのは早い方がいいでしょ」

晴絵「さ、入って入って」


女子「……」カラカラ


男子A「おおっ」

男子B「か、可愛いな」

男子C「少し地味だけど――それがいいっ!」


女子A「あーあ、どうするのこれ?」

女子B「目立つような子じゃないけど――可愛いね」

女子C「……憧、危うし」


憧(あ、あいつらはー……!)カァァ


晴絵「さぁ、自己紹介!」

女子「……」

女子「え、えと」

女子「み、宮永咲です……」モジモジ

咲「……」カァァ

晴絵「――というわけで、宮永さんが今日から私たちのクラスにやってきました」

晴絵「みんな、仲良くしてあげるように!」

クラス一同「はーい」


晴絵「さて、それじゃ……宮永さんの席は、と」

京太郎「……」

晴絵「――ん」

晴絵「よし、それじゃあの男子の隣の席が空いてるみたいだから……そこでいい?」

咲「は、はい……」チラッ

咲「――あれ?」

京太郎「――ん?」

咲「……」

京太郎「……」

咲「――よ、よろしくお願いします」ペコリ

京太郎「お、おう」ペコリ

京太郎「……?」

咲「――?」


憧(な、なんなの、あの意味深な雰囲気は?)

穏乃(あまり運動が好きとかじゃなさそう……ちょっと残念)

和(――?)
803 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:41:46.30 ID:4EGBAQ060
――休み時間

咲「……」


女子A「宮永さん!」

咲「わ、わっ!」

女子A「どこから来たの?」

咲「え、えと……な、長野って所です」

女子A「へえ、長野県なんだ」

女子A「――それじゃあ、趣味はなにかある?」

咲「しゅ、趣味ですか……えっと、その」

咲「――あ、アニ」

女子A「へ?」

咲「ご、ごめんなさい!」

女子A「ど、どうしたの?」

京太郎「……」


京太郎「あー、悪い」

女子A「須賀くん?」

京太郎「そいつ、ちょっと調子が悪いらしくて……」

京太郎「えっと、さ――宮永。ちょっと保健室に行くか?」

咲「――あ」

咲「きょ――す、須賀くん。そうする、ね」

京太郎「というわけだから」

咲「ご、ごめんなさい」

女子A「……?」


女子B「――あらら」

女子C「出会ってから一時間も経ってないのに、あの親密さ」

女子C「……憧、ガンバ」

憧「し、知らないわよっ!」プイッ
804 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:42:15.91 ID:4EGBAQ060
――廊下

京太郎「……」

咲「……」

京太郎「――なぁ」

咲「な、なに、かな?」

京太郎「……おかしいな」

京太郎「どうにも、他人の気がしないってのは」

咲「……じ、実は」

咲「私、も――なんだ」


京太郎「……咲」

咲「……京、ちゃん」

二人「――!?」

京太郎「わ、悪い、いきなり」

咲「こ、こっちこそ」

咲(な、なんでいきなり「京ちゃん」?)

咲(こ、こんな急展開、Hなゲームでだってあり得ないよ!)

京太郎(いきなり呼び捨てとか――エロゲじゃねえんだぞ、俺)


咲「……」

京太郎「……」

咲「――そう、これこそ」

咲「夢の中で会った、ような……」

京太郎「さしづめ、キャラ的にお前が主人公のピンク髪だな」

咲「……じゃあ、そっちが黒髪の子だって言うつもり?」

京太郎「――なんだ、アニメ好きか」

咲「そ、そっちこそっ」

京太郎「……」

咲「……」
805 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:43:03.78 ID:4EGBAQ060
京太郎「――おかしいな」

咲「へ?」

京太郎「……俺も、夢の中で会った気がするんだ」

咲「……そっか」

京太郎「うん」


京太郎(そこでの俺は、まるで――いや、やめよう)

京太郎(こういう話をしたら、本当に戻ってこれなくなりそうだ)

咲(……幼馴染)

咲(い、今放送してるアニメみたいなシチュエーションだけど……違う、よね?)


二人「……」


――ちょっと離れた所

穏乃「――あ、あれは」

憧「あ、あの二人……一体なんなの?」

和「――」

和(やっぱり、です)キュッ

和(なんだか、おかしい――!)タッ

憧「あ、ちょっと和?」


和「――お、お二人ともっ」

京太郎「ん、和?」ピクッ

咲「……のどか、さん?」ピクッ

和「は、初めまして――み、宮永咲さん」

咲「……は、初めまして」

咲「えっと――原村、さん?」

京太郎「――え?」

和「……やっぱり」

咲「え、え?」

和「――どうして、私の苗字まで?」

咲「……分からない、けど」

咲「お、おかしいかな――な、なんだか初めて会うような気がしなくて」

和「……私もです、宮永さん」

咲「原村さん……」

二人「……」


京太郎(――なんだこの雰囲気は?)

京太郎(俺も、そうだ。言い表しにくいんだけど、なんだか)

京太郎(和と咲、そして俺でなんとなく一つの「集まり」みたいな――そんなイメージ)

京太郎「……これは一体」
806 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:44:03.65 ID:4EGBAQ060
憧「――なーにボソボソ言ってるの?」

京太郎「……憧」

穏乃「へぇ、京太郎。もう宮永さんと仲良くなったんだっ」

京太郎「ま、まぁ、な……?」

咲「あ、あの……?」

穏乃「初めまして、宮永さん!」

穏乃「えっと――私は、高鴨穏乃っていいます!」

憧「そして私は、新子憧」


穏乃「それで宮永さん?」

咲「な、なんですか、高鴨さん?」

穏乃「京太郎とは、初めてなんですか?」


憧「ちょ、ちょっとしず!?」

穏乃「もう、憧も興味あるんでしょ?」

憧「……ま、まぁ、ほんのちょっぴりなら」

穏乃「素直じゃないねえ……」

憧「むっ……」


咲「――は、初めて、って」カァァ

咲「わ、私と京ちゃんは――!」

穏乃「……ふむふむ、なるほどー」

憧「――京ちゃん、か」

和「……何故だか、聞き覚えがあるような」

咲「ま、間違えました! す、須賀くんは――!」

京太郎「お、俺たちは、初めて会ったんだ」

京太郎「その――俺と咲は……」ハッ


穏乃「へぇ」

憧「――呼び捨て」

和「……京太郎くん」

京太郎「ま、間違えた!」

咲「も、もうだめじゃない、京ちゃん!」

咲「……あ」ハッ


一同「……」シーン
807 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:45:18.27 ID:4EGBAQ060
――そんなこんなで学校案内

咲「……あ、ここが図書館なんですね」

穏乃「ん、そだよ」

穏乃「といっても、私は本とか苦手だからあんまり来ないけど」

咲「そうなんですか……私は本好きなんです」

穏乃「あ、やっぱりそうなんだ!」

穏乃「ね、なんかおススメとかある?」

咲「え、えっと……その」

咲「――『涼宮h』」ハッ

穏乃「え?」

咲「ご、ごめんなさい」ペコッ

穏乃「えええ……」


憧「……何か、宮永さんは他人の気がしないわね」

京太郎「そりゃ、お前と同じア二――」

憧「こ、ここでは言わないでっ!」アセアセ

和「……?」

憧「――もう。それで」

憧「あの子とはホントに初めてなの……『京ちゃん』?」

京太郎「その呼び方やめろ」

憧「あ、宮永さんしかダメ、みたいな?」

京太郎「お前なぁ……」

和「……」

和(――京、ちゃん)

和(は、恥ずかしすぎます!)カァァ

京太郎(和も和で暴走してるし……)ハァ


京太郎「――俺とあいつは初めてだよ、でも」

憧「でも?」

和「でも?」

京太郎「――夢の中で、会った気がするんだ」

二人「……え?」

京太郎「うん、夢の中でなんとなく――おい」
808 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:46:05.24 ID:4EGBAQ060
憧「……ゆ、夢の中ってたしか」

和「古来より、その――お、想い人が現れるものとされます」

憧「で、でも。い、今は奈良時代でも平安時代でもないわよ?」アセアセ

和「……今でも、夢には好ましい人が現れるとされてはいるようです」カァァ

憧「……ま、まさかっ!」ハッ


京太郎(――なんだか、おかしな方向に発展してるような気がする)


穏乃「あ、みんなー!」

京太郎「お、穏乃。案内は終わったのか?」

穏乃「うんうん」

穏乃「いやー、宮永さんに何冊か教えてもらったから、私も読書が趣味になったかも!」

京太郎「――穏乃が読書、ねえ」

穏乃「む、なにその失礼な目は?」ジッ

京太郎「……悪いこと言わないから、外で遊んだ方が」

穏乃「京太郎!」


咲「……」

咲(仲、いいんだな――やっぱり)

咲(……「京ちゃん」)ハァ


和「宮永さん」

咲「わっ……は、原村さん?」

和「――大丈夫、ですよ」

咲「へ?」

和「……みんな、優しい方ですから」

咲「そ、そう、かな……?」

和「はいっ」

咲「――あ、ありがと、原村さん」

和「いえいえ」


二人「……」

二人(全く他人の気がしないよ(しませんね))


女子A「あーあ」

女子B「こりゃもう」

女子C「……憧の心に、暗雲が」

憧「あ、あんたたちは向こうに行ってなさいっ!」カァァ
809 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/11(月) 15:47:25.93 ID:4EGBAQ060
ここまでです。

なんでもアリのパラレルワールドと化しましたね……楽しいからいいか。

この設定でまた書くかもしれません――それは、小ネタ希望次第になりますかね。

それじゃ、また。
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 15:50:23.09 ID:+2f3cYw4o
おつ
ふんふむ
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 15:56:41.83 ID:yhXTI0BIO
咲のヒロインパワーが溢れ出してる
いいよいいよー
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 16:00:50.66 ID:+2f3cYw4o
スレタイは>>800のでいいんじゃないかな
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 16:19:53.70 ID:K3ufFVq2o
憧ちゃんの目の光が消えた
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 16:43:38.78 ID:D6Q62c990
おつ
なんかエロゲーのプロローグみたいだな
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 18:55:24.58 ID:YiiN4YhEo

ついに業を煮やした魔王……じゃなかった咲ちゃんが乗り込んできたか
大いにアリだ
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/11(月) 21:03:47.03 ID:ZhznqMsn0

咲ちゃん可愛い
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 02:19:15.86 ID:w6HWcQX0o
やっぱり咲ちゃんがナンバーワン
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/12(火) 03:00:06.72 ID:OEe2YOY20
乙乙
やっぱり京咲が原点だって、はっきりわかんだね
819 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/13(水) 03:06:36.45 ID:+pxq6MbO0
軽いネタを一つ。
久々の王者先輩。


――松美館

京太郎「……よっと」

京太郎「玄姉ちゃん、ここら辺の掃除終わったよ」

玄「ありがとー、京太郎くん!」

玄「いやー、ホントに京太郎くんはよく働いてくれるねぇ」

京太郎「だってさ、いつもこうして遊びに来させてもらってるわけで」

京太郎「小学生だった頃ならともかく……もう、高校生になるし、な」

玄「そっかー……」

玄「もう、結構経つんだねー」

京太郎「うん……」


京太郎(なんか、感慨深いというか)

京太郎「あんまり実感ない、よな」

宥「――京太郎くんが、高校生かぁ」

京太郎「わ、宥姉ちゃん。こんちは」

宥「うん、こんにちは」

宥「また、手伝ってくれてたんだね。ありがとう」

京太郎「いやいや」

京太郎「こっちこそ、いつもありがとな」

宥「へ?」キョトン

京太郎「俺さ、こうして玄姉ちゃんや宥姉ちゃんと一緒にいると」

京太郎「……落ち着くし、なにより楽しいからさ」

宥「……京太郎くんったら」クスッ

玄「もうこれは、うちで働くしかないねっ!」

宥「って、ちょっと玄ちゃん!?」

宥「い、いくらなんでもそれはマズいんじゃあ……」

京太郎「うーん、難しい、かもなー」

玄「あ、あのー……じょ、冗談のつもりだったんだけど」エヘヘ

京太郎「え、そうだったのか?」

玄「う、うん」

玄「そ、そりゃあ、京太郎くんがうちで働いてくれるなら」

玄「それはそれは楽しいことになる、と思うけどね」

宥「実際は、ね……」

京太郎「そっか……そうだよなぁ」

京太郎「……」

京太郎(二人の姉ちゃんと一緒に働ける……なんて、出来過ぎた話だよなあ)ボー
820 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/13(水) 03:08:11.72 ID:+pxq6MbO0
カラカラ・・・

玄「あ、お客様かな?」

玄「ようこそー……って、あれ?」パタパタ

やえ「……や、やあ」

玄「やえさん! こんにちは!」

やえ「こんにちは」

やえ「……お、君は」

京太郎「や、やえさん!」

京太郎「お、お久しぶりです!」

やえ「京太郎くん……久々だね」

やえ「えっと、今は中学生なんだよね?」

京太郎「次に、高校に上がります」

京太郎「……そう、この二人と同じ、所に」

やえ「そうなのか、おめでとう」

京太郎「はい、ありがとう、ございます……」

やえ「……?」


やえ「京太郎くん、少しいいかな?」

京太郎「え?」

やえ「まあまあ」

京太郎「あ、あれ?」


玄「……本当に、弟子と師匠って感じだねぇ」

宥「……」

宥(――京太郎くんと、一緒にかぁ)

宥(わ、私ってば何を考えてるの……!)カァァ

玄(――む、無闇に冗談言うもんじゃないね、うん)


――ソファ

やえ「……」

京太郎「ど、どうかしましたか?」

やえ「いや――」

やえ「どうも、君の視線から『迷い』を感じたもので」

京太郎「迷い、ですか?」

やえ「うん」コクッ
821 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/13(水) 03:09:22.74 ID:+pxq6MbO0
やえ「――なんとなく、なんだけど」

やえ「あの姉妹と一緒の高校に上がること」

やえ「そのことが、引っ掛かってるんじゃないか?」

京太郎「……やえさん、一体何者なんですか?」

やえ「まあ、これでも一応、『王者』と呼ばれているからね」

京太郎「『王者』……ピッタリですね」クスッ


京太郎「……はい、実際のところ」

京太郎「迷ってるんですよ」

京太郎「――将来、っていうのかな」

やえ「将来?」

やえ「君、まだ高校に上がるばかりじゃないか」

やえ「一体、何を悩む必要が?」

京太郎「……」

京太郎「笑わないでくださいよ?」

やえ「どんと来なさい」

京太郎「……こ、ここで働きたいって」

京太郎「ほんのちょっとですけど、そう思ってるんです」

やえ「――この旅館で、か?」

京太郎「はい」コクッ


京太郎「小さい頃から――それこそ、小学生の頃から」

京太郎「ここはまるで……第二の居場所みたいなもので」

京太郎「いつもいつも、優しく包み込んでくれるような――そんな場所だったんです」

やえ「ふむ」

京太郎「――いつの間にか」

京太郎「ほんのちょっぴり、その……ここにずっといられたらな、って」

京太郎「そんなことを考えるようになったんです」
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 03:09:37.81 ID:s05MXJhh0
宥姉きゃわわ
823 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/13(水) 03:09:43.00 ID:+pxq6MbO0
やえ「――なるほど」

やえ「でも、意外と厳しいんじゃないかと感じ、迷いの気持ちを募らせている――といったところかな?」

京太郎「……やえさんには敵いませんね」

京太郎「そうです、俺は迷ってます」

京太郎「……将来、ここで働くっていうのは中々望み薄だと思ってます」

京太郎「――それでも、そのことばっかり頭の中でグルグル回ってて」

京太郎「……参ったな、高校に上がる前だっていうのに」


やえ「……ふむ」

やえ「京太郎くん」

やえ「師匠、として一応言いたいことがある」

京太郎「……それは?」

やえ「――迷った時は、私を頼りなさい、と」

京太郎「――へ?」

やえ「……あ」

やえ「ま、間違えた。迷った時は、周りの人を頼りなさい、と」

京太郎「……周りの人、ですか」
824 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/13(水) 03:10:53.20 ID:+pxq6MbO0
やえ(――なんてことだ、意外と恥ずかしいものなんだな)

やえ(ま、まるで私だけ特別扱いしろと言ってるようなものでは……?)ハッ

京太郎「やえさん?」

やえ「……コホン」

やえ「い、いいか京太郎くん」ズイッ

やえ「幸い、君の周りには色んな頼りになりそうな人がいる」

やえ「そう、それこそあの姉妹だ」

京太郎「……あの二人に」

やえ「そう。旅館娘として、色々なことを聞くのにはうってつけだろう」

やえ「……そ、そして」

やえ「い、一応年長者だから、き、君からの悩みなら聞いてあげてもいい」アセアセ

京太郎「……やえさんが?」

京太郎「そ、それはありがとうございますっ!」

やえ「そ、そこまでしなくても……」

やえ(――むー、何故かこの子と話してるとペースが乱されるな)ハァ

やえ(一応、高校の合格祝いだけのつもりだったのが……どんどん大きな話になってるような)

やえ(……す、少し熱いな)カァァ


玄「――あ、小走さん顔あかい」

宥「……あったかそう」

玄「って、お姉ちゃん。もしかしたらこれは……ちょっとまずいかもしれないよ?」

宥「どうして?」

玄「どうしてかはわからないんだけど――なんとなく!」

宥「……玄ちゃんが言いたいことがなんとなく分かるような気がする」


二人「京太郎くん……」

玄「……やっぱり、お姉ちゃんも」

宥「玄ちゃんだって」

宥「な、なんか恥ずかしいね」

玄「う、うん、そうだね」


二人「……///」カァァ
825 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/13(水) 03:12:53.41 ID:+pxq6MbO0
ここまでです。

前回は同級生組で書いたので、今回は上級生組で書きました。
一応、以前に書いた松実姉妹ルートに繋がる話のつもりです。
色々あって松実館で働けるようになった、というイメージで。

それじゃ、また。
なんでこんな時間に書いてるんですかね……?
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 03:15:08.55 ID:dR+Cx5v0o
乙ー
小走先輩かわいい
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 03:16:23.70 ID:s05MXJhh0

松実姉妹きゃわわ
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 03:17:28.71 ID:p6/bqZe5o
おつー
あったかもしれないニワカ先輩√かー
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 03:30:18.80 ID:WMv0/VTeo
おもちがある生活
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 04:06:33.61 ID:XF4iuNOoo
乙ー
かわいい
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 09:03:12.47 ID:dkpnyA6C0
乙乙
先輩風吹かせるにわかわいい
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/13(水) 10:27:53.69 ID:MHSjzZPwo
小走パイセンめんこい
833 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/14(木) 00:21:42.60 ID:I9JlVkkq0
いつも利用している某電鉄の線路内で、作業員が電車に巻き込まれ、亡くなったとのこと……
なんだかよく分かりませんが、とてもショックを受けました。

さて、小ネタを書きましょう。
……と思って見直してみましたが、そろそろ残ってる小ネタは書くのが難しそうな題材かも。
筆力不足で申し訳ありません。

というわけで、小ネタを募ります。
出来る限りは応えたいと思うので、書いていってくださいな。



咲「……なんだ」

咲「始まる前は不作、不作って散々言われてた今期だけど――面白いの多いよね」

京太郎「まあ、いつも同じだよ。様式美だって」

京太郎「――でも、来期は豊作って最初から言われてるな」

咲「……も、もしかして」

咲「こ、今度は豊作じゃなくて不作に?」

京太郎「別に逆になるわけじゃないっての」
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 00:26:03.69 ID:zElu18t7o
それはショックやと思うよ
咲さんとレディースランチと京太郎
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 00:27:04.39 ID:UO1Vlq1to
麻雀でバカヅキ京ちゃんとカタカタ咲さん
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 00:27:23.41 ID:ujveM/500
そういやバレンタインなので
いつも通り松実館の炬燵で暖まってたら姉妹にチョコを貰うとか
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 00:29:53.47 ID:jDEZEU7zo
宥姉と乾布摩擦
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 00:32:56.59 ID:d9u5MRJIO
>>801
混ざった世界の続き見たいな〜
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 00:35:06.94 ID:Cd0nvrnBo
松実姉妹に可愛がられている京太郎
付き合ってもいないのに何故か嫉妬するレジェンド
大人なレジェンドはその矛盾に苦しむのでした…
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 00:56:07.18 ID:3aLY87+k0
この前の咲ちゃん家出話の
阿知賀キャラverが見たいです…
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 01:05:48.18 ID:LZgBIlIfo
ちょっと捻った足を京太郎に過剰に心配されてドギマギする咲
842 : ◆OtZIp/YaIxCt [sage]:2013/02/14(木) 01:06:46.90 ID:I9JlVkkq0
一旦ここまでで区切りましょうか。
これなら、京咲と阿知賀もなかなかバランスいい、かな。

それじゃ、お待ちください。
……混ざった世界の続き希望が嬉しかった(小声)
843 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/14(木) 02:42:31.75 ID:I9JlVkkq0
それじゃ、いきます。

――帰り道

京太郎「……ふむ」

京太郎「要するに、修羅場っていいね、ってことだな」

咲「そう!」

咲「ああ……みんな可愛いよねえ」ウットリ

咲「明るい幼馴染、どこか陰がありそうな彼女、それに新しく出てきた中二の子――」

咲「それにまた一人増えるんでしょ? ああ、早く来週にならないかなぁ……」

京太郎「お前、ホント好きだなー」

京太郎(一体、どの辺りが琴線に触れたんだか)

京太郎(ま、元々ラブコメとかそういうの好きだったしな……いや、というより大抵なんでも観るタイプだったか)

京太郎(――でも、どうしてここまでこの作品に入れ込むんだろう?)


咲(……幼馴染、かぁ)

咲(なんでだろう――あの子、他人の気がしないのは)

咲(そ、そりゃアニメの世界だもん。声優さんとかはともかく、あの子はアニメの世界の住人――)ブンブン

咲(そう、なんだけど……)


京太郎「――おい咲? どうした?」

咲「ひゃっ!? な、なに?」ビクッ

京太郎「お前な……顔、赤いぞ? 熱か?」

咲「――!」カァァ
844 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/14(木) 02:43:00.28 ID:I9JlVkkq0
咲「い、いや! そ、そんなことは――あっ!?」ガクッ

京太郎「お、おい咲!?」


ドサッ


咲「い、いたた……」

京太郎「また、派手に転んだなー」

咲「うう……は、恥ずかしい」カァァ

京太郎「今更だろ?」

咲「むっ、き、聞き捨てならな――いたっ!?」ズキッ

京太郎「咲!?」

咲「……あ、足」

咲「ひ、捻っちゃったみたい」

京太郎「おいおい、大丈夫なのかよそれ?」

咲「ま、まぁ」

咲「これ、くらいなら――つっ!」ズキッ

京太郎「無理すんなって」

京太郎「――っと、そこにベンチあるから、ちょっと座ってこう」

咲「ご、ごめんね」ヨロヨロ

京太郎「気にすんな……って」

京太郎「お前、あそこまで歩けるか?」

咲「あ――」

咲「ちょ、ちょっと厳しいかも」フルフル

京太郎「……」


京太郎「ほら」スッ

咲「……へ?」

京太郎「掴まれ。しっかりな」

咲「え、こ、これって」

咲(京ちゃんの手、だよね?)

咲(え、こ、これに私が手を合わせるの?)
845 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/14(木) 02:43:29.58 ID:I9JlVkkq0
咲「……」

京太郎「――ほら」ヒラヒラ

咲「う、うん」ギュッ

京太郎「よし」

咲「……」

京太郎「ゆっくり行くつもりだけど、痛かったらちゃんと言えよ?」

咲「わ、わかったよ」コクリ

咲「……」


咲(――幼馴染の手、かぁ)

咲(……ああ。この熱さは顔だけで、手には伝ってないといいんだけど)カァァ

京太郎(なんでこいつ、こんなに手が熱いんだろう?)アレ?


――ベンチ

京太郎「ふぅ、意外と距離あったな」

咲「そ、そうだね」ドキドキ

京太郎「――さて、次は」

京太郎「……ほら」

咲「へ?」

咲「な、なにか?」

京太郎「脱げって」

咲「――え」

咲「えええっ!?」

京太郎「ば、バカ! こ、声でけえって!」

咲「で、でも――でも!」

咲(脱ぐ? 私が? 京ちゃんの目の前で?)グルグル

咲(だ、ダメだよそーいうのは! ま、まだはや――ああ、そうじゃなくて!)カァァ

京太郎「……いいか」

京太郎「俺は、その靴を、脱げ、と言った、んだ」

咲「……」

咲「――あ」
846 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/14(木) 02:43:59.52 ID:I9JlVkkq0
京太郎「……」

咲「……///」カァァ

京太郎「――咲」

咲「……はい」

京太郎「お前、アホの子だろ」

咲「――今回は、さすがに言い返せません」シュン

京太郎「素直でよろしい」コクリ

咲「ううう……」グスッ


咲「ぬ、脱いだよ」

京太郎「ほら、ちょっとここに載せてみろって」

咲「え?」

咲(っていうことは、私の素足が京ちゃんに見られるってこと、だよね?)

咲「……なぜか、無性に恥ずかしいなぁ」ボソボソ

京太郎「……恥ずかしいのは分かるけどな」

咲(こ、声に出てたー!?)

京太郎「俺だって、恥ずかしいっての」

京太郎「――でも」

京太郎「早く帰って、アニメでも観たいだろ?」

咲「う、うん……」

京太郎「だったら、早く」

咲「は、はい……」


京太郎「――ふむ」ジーッ

咲「……」

咲(こ、これって)

咲(Hなゲームだったら、CGとか出される場面だよね?)

咲(な、なんでそんなゲームが今思い浮かぶの?)

京太郎(……こいつの足、あっちい)アキレ


京太郎「――よし、もういいぞ」

咲(足が、足が……ま、まるで、他の誰かの足みたいな)グルグル

咲(そ、そうだ! き、きっとHなゲームの中の――)ハッ

京太郎「咲」

咲「ひゃっ!?」ビクッ

京太郎「……何を考えてたのかは敢えて聞かないぞ」

咲「……ごめん」シュン
847 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/14(木) 02:44:41.10 ID:I9JlVkkq0
京太郎「――とりあえず」

咲「どうして」

京太郎「咲をおぶって、帰ることになった」

咲「どうして、こうなってるの!?」

咲「って、ていうか今決まったような口ぶりだけど、もうおんぶしてるじゃない!」

京太郎「咲、暴れんなって」

咲「スルーしないでよ!?」

京太郎「……む」ズシッ

京太郎「咲、お前ちょっと――」

咲「な、に、か、な?」ゴゴゴ

京太郎「……なんでもない」

咲「え? はっきり言ってほしいなあ」ゴゴゴゴ

京太郎「胸のとこに溜まっていた、ごくごく僅かな脂肪分が、腹の辺りに移動したのかな、と」

京太郎「有り体に言えば、その――ちょ、や、やめろバカ咲!」

咲「もう、もうっ!」ポカポカッ

咲「なんでそこまで遠まわしに言う必要があるの!」

京太郎「……だって、さ」

京太郎「お前を傷つけたくな――いてて、髪引っ張んな!」

咲「嘘! その後で、その後で……!」ギューッ

京太郎「その後で?」

咲「……ふ」

京太郎「ふ?」

咲「太ってるって、言おうとしたんでしょ?」

京太郎「……お、咲。そろそろお前の家が」

咲「どうしてここで会話を切っちゃうの!?」
848 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/14(木) 02:45:45.45 ID:I9JlVkkq0
京太郎「――だって、さ」

京太郎「残酷な現実をこれ以上突きつけても……」

咲「――ホントーに」

咲「京ちゃんは、バカ!」プイッ

咲「大っ嫌いだもん」プクーッ

京太郎「悪かった悪かった」

咲「ふんだ」

咲「もうここでいい!」ストッ

京太郎「あ、おい咲。まだ降りるのは早いんじゃ――」


ズキッ


咲「……」ピタッ

京太郎「ん? どした?」

咲「――京ちゃんには、関係ないもん」プイッ

京太郎「なんだ」

京太郎「――あ、なるほど。ほら」スッ

咲「……なに、この手?」ジトッ

京太郎「『うう……歩けないのに、つい見栄はっちゃったよ』」

咲「――!?」

京太郎「ってとこなんだろ、どーせ」

咲「……」


咲「――離さないでよ?」ギュッ

京太郎「当たり前だ」ギュッ


照(……)

照(――なんだかよく分からないけど、近くにわが妹・咲に、宿敵・須賀京太郎がいる)ゴゴゴゴ

照(へぇ、咲が私には見せたこともないような表情してる。あ、心なし須賀くんの顔も赤い――)

照(……)


咲「た、ただいまー」

京太郎「ふぅ、やっと着いた、か」

照「――」

咲「あ、お姉ちゃん」

京太郎「照さん、こんにち――」

照「さぁ、何があったのか洗いざらい白状しなさいっ!」


二人「え、ええ……??」
849 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/14(木) 02:47:38.69 ID:I9JlVkkq0
ここまでになります。

さあ久々の、純然たる京咲。書いてて一番楽しかったのは間違いなく俺。
ああ^〜、生き返るわあ^〜……正直、たまらなかったです。

それにしても、足を捻ってからというもの、咲ちゃんはずっと顔は赤くなりっぱなしだったんですかね?(すっとぼけ)

それじゃ、また。
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 02:50:35.18 ID:zElu18t7o
おつ
早く結婚しろよこの二人
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 02:50:36.34 ID:d9u5MRJIO
おつー
混じった世界も期待して待っとるで!
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 02:56:54.36 ID:sto0Mr6Z0
おつおつ
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/14(木) 03:00:27.68 ID:LZgBIlIfo
乙ー
咲ちゃんかわいい!
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 01:10:30.51 ID:TrsByPoy0
乙乙
こいつらいつも赤くなってんな
855 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/16(土) 08:34:45.47 ID:Wj56bQgG0
阿知賀Ver家出話
小学生、かな。

――京太郎の家

和「……」

京太郎「えっと」

京太郎「――また、お父さんと?」

和「そ、そうです……」

和「もう。お父さんったら――」プンスカ

京太郎「……そっか」


京太郎(和がお父さんに対して、どこか接しにくさを感じてるのは知ってた)

京太郎(そういうこともあって、時々俺の家にやってきては、困った顔で笑いながら)

京太郎(お父さんへのちょっとした愚痴を言って、俺がそれを聴くんだ)

京太郎(……でも)


和「ひどいんですよ、お父さんったら」

和「私が観ていたドラマ、良い所だったのに途中で電源を切ってしまって」

和「――キスシーンの何が悪いんでしょうか?」プンプン

京太郎「あ、ああ、そりゃたしかに」

京太郎(……なんというか、過保護ってヤツじゃないか?)

京太郎(まあ、和のお父さんが和のことを――箱入り娘?――みたいにしたいってのは分かってたけど……)

京太郎「それでもなあ」

和「そうですよ」

和「キスシーンの、なにが……」ハッ

京太郎「ど、どうした?」キョトン

和「な、なんでもありません」カァァ

京太郎「?」


和(――京太郎くんの唇を見たら)

和(なぜか、昨日のドラマの1シーンが頭に……)

和(な、なにを考えてるんですか、私は!?)カァァ

京太郎「……和ー?」


京太郎母「あ、和ちゃん和ちゃん」

和「……あ、京太郎くんのお母さん」ペコリ

京太郎母「あのね」

京太郎母「今日、もう遅いし……泊まっていきなさいな」

和「え……?」
856 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/16(土) 08:35:11.41 ID:Wj56bQgG0
京太郎「ちょ、ちょっと、母さん!?」

京太郎母「お父さんにはこっちから連絡しておくから」

和「で、でも……」

和「おとうさ――ち、父は許さないのでは?」アセアセ

京太郎母「大丈夫大丈夫」

京太郎母「和ちゃんのお父さんとは、結構話せるのよ?」

和「そ、そうですか……そ、それなら」

和「よ、よろしくお願いします」

京太郎「……でも」

京太郎「部屋は――?」

京太郎母「へ?」

京太郎母「あー、そっか。たしかに部屋が足りないねえ」

京太郎「……俺がこのソファーで寝れば」

京太郎母「それじゃ、京太郎の部屋で寝なさいな」

京太郎「……え?」

和「へ?」


二人「ええええ!?」



――それから

――京太郎の部屋


京太郎「……」

和「あ、あの」ガチャッ

京太郎「わ!? の、和? 風呂から上がったんだな」

和「はい……」モジモジ

和「お湯まで頂いてしまって――申し訳ありません」

京太郎「い、いや! そ、そんなことは――!?」ハッ


京太郎(……風呂上りの和)

京太郎(リボンが解かれて、長い髪がサラサラと流れるようで)

京太郎(母さんが用意したパジャマも、一応着られてるみたい――なんだけど)

京太郎「……おもち」ボソッ

和「え?」

京太郎「な、なんでもないっ!」プイッ

和「京太郎くん?」
857 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/16(土) 08:35:44.64 ID:Wj56bQgG0
京太郎(――ああ、もう! 玄姉ちゃんのバカッ!)

京太郎(おもちなんて言葉、考え出さないでよ、もう……)

京太郎(和のパジャマに張り付いてるおもちが――その)チラッ

京太郎(心なし、いつもよりおっきく――ただでさえ、憧や穏乃とは比べ物にならないくらいなのに)


和「……京太郎くん?」キョトン

京太郎「の、和!」

和「は、はい?」

京太郎「――え、ええと、その」

京太郎「そ、そろそろ寝ないか?」

和「――あ」

和「たしかに、もう10時ですし」

和「良い子は寝る時間、ですね」コクッ

京太郎「……う、うん」


京太郎(普段なら俺は、30分か1時間後くらいにならないと眠くならない)

京太郎(――でも、今日は)


和「……京太郎くん?」ズイッ

京太郎「う、うわっ!?」

京太郎(の、和――そ、そんなに近づいてきたら)

京太郎(は、張り付いたおもちが――おもちがっ!)

和「あ、あの……」

和「京太郎くんのベッドの引き出しに、毛布があると聞いたので」モジモジ

京太郎「……あ」

京太郎「ご、ごめん」

和「?」

京太郎(……こんなんで、大丈夫なのか俺?)

京太郎(お、俺はともかく! の、和は色々な意味で小学生っぽくないし!)

京太郎(おもちとか!)

京太郎(……なんで最初におもちが浮かぶんだよっ!)ブンブン

和(……京太郎くん?)キョトン


――消灯

京太郎「……ホントにいいのか」

京太郎「俺が、下じゃなくて」

和「はい」

和「京太郎くんにそこまで迷惑かけられませんし」

京太郎「……気にすんなよ」

京太郎「お前、ベッド以外で寝るの慣れてないだろ?」

京太郎(こいつの家的に)
858 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/16(土) 08:36:10.64 ID:Wj56bQgG0
和「……あ」

和「た、たしかにそうですけど」

和「――そ、その」カァァ

京太郎「その?」


和「わ、私、実は――」

和「……寝相が、悪くて」ボソボソ

京太郎「ははぁ」

京太郎「ベッドから落ちてきたら困るな、たしかに」

和「だ、だから……お、お布団がいいです、はい」コクコク

京太郎「そっか」

京太郎(……和、寝相悪いんだ)

京太郎(ってことは、朝起きたら胸元がはだけちゃったりしてんのかな)

京太郎(……)

京太郎(――玄姉ちゃんのせいで、俺はどんどんおかしくなってるような気がする)

京太郎(くそ! 何がおもちツアーだ!)ハァ

京太郎(……でも、ほ、ほんのちょっとだけありがと、玄姉ちゃん)


和「……あの」

京太郎「ん?」

和「……京太郎くん」

和「こうして、泊まらせて頂く事って初めてですよね?」

京太郎「……あ、そうだな」

和「――私」

和「こうして、誰かとお泊りするということ」

和「それが出来て、とても嬉しいんです」ニコッ
859 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/16(土) 08:38:59.48 ID:Wj56bQgG0
京太郎「そっか」

京太郎「……これからは、さ」

京太郎「穏乃も、憧も……玄姉ちゃんたちも」

京太郎「いろんな人たちの所へ、行けるんだ」

京太郎「――今までとは違って」

和「――!」

和「そう、ですね……」

京太郎「……」


京太郎「――お、俺だって」

京太郎「う、嬉しいよ、そりゃ」

和「……京太郎くん?」

京太郎「和が頼ってくれて」

京太郎「無理しないで、頼ってくれよ」

和「……はい!」

京太郎「でも、まあ」

京太郎「この年になって、女子と一緒の部屋で寝るなんてな」

和「……あ」

京太郎「……あ」

二人「……」シーン


京太郎「ご、ごめん」カァァ

和「は、はい」カァァ


京太郎(――こうして)

京太郎(熱い夜は、過ぎて行った)

京太郎(季節が冬だったのに熱い夜はおかしい? し、知るかそんなことっ!)カァァ
860 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/16(土) 08:40:01.71 ID:Wj56bQgG0
久しぶりの小学生編でした。

相変わらず、何かしら謎を秘めてそうな雰囲気ですが……特にその辺考えてないので、ご了承を。

それじゃ、また。
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 08:44:36.89 ID:KbNdv5hno
乙乙
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 09:05:46.09 ID:S1lBIO/Ko
おつー
やっぱりのどかわいい
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 09:17:58.05 ID:oVKzYhzIO
のどっちマジ天使
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 11:04:26.53 ID:+5wLXuZno
おつー
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 11:58:26.23 ID:IZv27H9Go

かわいい
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/16(土) 15:39:53.37 ID:9pgiqm1ko
乙ただ和父の気持ちもわかる、家族で見てるドラマでのキスシーン流れた時の気まずさがね。
867 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/19(火) 00:56:08.56 ID:zQPQZosz0
今期のみなみけのOPは本当に素晴らしいと思う(小並感)
あくまで俺の中で、俺修羅のOPと首位を争ってる……ここの住人はどういう曲が好きなんですかね?(唐突)


咲「……やっぱり時代は」

咲「アニソン歌手だね、京ちゃん!」

京太郎「お前の歌唱力で?」

咲「……か、カラオケの採点機能で高くたって何にもならないよ!」

京太郎(負け惜しみ、か……)


さて、小ネタのリクエストですが……
今日は何を書こうかちょっと迷ってます。

候補では、混ざった世界の続きか、バレンタインin松実館で書こうと思ってますが……
どっちがいいか、少しの間書いてってくださいな。
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 00:58:23.17 ID:grw64IX4o
バレンタインがみたいです
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 01:04:54.14 ID:h0AnAGAL0
松実館でオネシャス
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 01:10:26.76 ID:1wSWUpoEo
どっちも捨てがたいけどここhバレンタインで
最近アニメみてないから今のはわからんけどかっこいいのとか和風系のとか…志方あきこの花帰葬は個人的に結構好き
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 01:10:56.14 ID:HD/k/e30o
松実館がええな
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 01:12:20.90 ID:dOHVkgKIO
混ざった世界待ってるで!
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 01:16:47.42 ID:i/2qlTeZo
今期なら問題児のが厨二成分補給できて好き
混ざった世界を
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 01:21:25.45 ID:YsUtnVNr0
松実館オナシャス
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 01:29:56.16 ID:Kc9O+PhR0
松実館おねがいします
876 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/19(火) 01:56:32.73 ID:zQPQZosz0
ありがとうございました。
バレンタイン優勢だったので、まずはこっちを。
そして、作者に余力があったら、混ざった世界も書きます……時間が時間ですし。

――――松実館

京太郎「……あー」

京太郎「いいのかな、ホントに」


京太郎(――そういえば、前に)

京太郎(ここでやえさんとも会ったっけなあ……懐かしい)

京太郎(あれから三年経って、結局俺は――)


玄「わっ!」

京太郎「うわっ!?」ビクッ

京太郎「ちょ、ちょっと玄姉ちゃん。びっくりさせないでくれよ」ドキドキ

玄「ごめんごめん」

玄「なんだか、ボーっとしてるみたいだったから、つい……」エヘヘ

京太郎「俺はそんなに狙われやすいのか――」

玄「怒っちゃった?」ジーッ

京太郎「今更、だろ?」

玄「ありがとねっ」ニコッ

京太郎「うわ、調子乗った!」

玄「あはは」ニコニコ


玄「……そうそう」

玄「はい、これ」スッ

京太郎「……お、これは」

玄「ね、京太郎くん? 今日が何の日なのか、知ってるよね?」

京太郎「……今日は休日で、学校の人とも会わなかったからなんとも」

今日(――あ、でも。あいつらとは会ったか)

玄「おとぼけさんだね……」ジトッ

京太郎「――もしかして、本気にしてないか?」

玄「そ、そんなことはー」

京太郎「うわ、怪しい」
877 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/19(火) 01:57:04.82 ID:zQPQZosz0
玄「……えっと」

玄「バレンタインデーのチョコ、あげるね」

京太郎「ん、ありがと」スッ

京太郎「――これで、大体5つ目になるのかな」

玄「え、結構もらったねー」

京太郎「ほら、巷で流行りの義理チョコってヤツだよ」

京太郎「去年も憧や和はそう言ってくれたんだけど、何と今年は穏乃もくれて」

京太郎「……なんというか、嬉しかったな」ギュッ

玄「……ね、京太郎くん?」

京太郎「ん?」

玄「――義理チョコ、ってホント?」

京太郎「……」

京太郎「――さあ、どうだかなー」

玄「……」


玄(なんとなく、なんだけど)

玄(京太郎くんは、気づいてて敢えて知らないふりをしてる気がする)

玄(穏乃ちゃんたちがどう考えていても……京太郎くんはもう、曲がらない考えを持っちゃってるような)

玄(……ありがたいこと、なのかな?)キュッ



宥「あ、京太郎くん」

京太郎「お、宥姉ちゃん。寒くないの?」

宥「挨拶がそれなんだ……うーん、まあ」

宥「ちょっと寒いけど、私もあげたいものが――」ゴソゴソ

京太郎「それ、溶けてない?」

宥「な、なんで?」キョトン

京太郎「ほら、だって」

京太郎「炬燵だかストーブだかが置かれた部屋で置いてたら……」

宥「……あ」

宥「……」

宥「だ、大丈夫だよ! 多分」アセアセ

京太郎(不安だなー……)

京太郎「でも、ありがとな宥姉ちゃん」

宥「う、うん! どういたしまして、かな」
878 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/19(火) 01:57:34.04 ID:zQPQZosz0
京太郎(……思えば)

京太郎(バレンタインチョコをもらった日――つまり、2月14日)

京太郎(大体いつも、俺はここに来て、二人と話してるような気がする)

京太郎(……なんだ)

京太郎(考えるまでもなく、答えはとっくに決まってたんじゃないか)


玄「あはは、お姉ちゃんったら」

宥「も、もう玄ちゃん……」

京太郎「――二人とも、ちょっといいか?」

二人「ん?」

京太郎「……」


京太郎「――ひと月後から、よろしくお願いします」ペコリ


二人「……え?」キョトン

京太郎「あれ? いや、就労規定だったら、4月からだから二月後になるのか?」

京太郎「――ま、まぁ、ともかく。よろしくお願いします」

玄「……それ、って」

京太郎「ここで、働きたい」

宥「――!」

京太郎「それなりに、準備してきたんだ」

京太郎「きっと、もう何年か前には思いが固まっちゃってたと思う」
879 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/19(火) 01:59:27.89 ID:zQPQZosz0
玄「……いいの?」

京太郎「――うん」

宥「穏乃ちゃんや憧ちゃん、それに……和ちゃん」

宥「みんなきっと、大学進学だよね? 京太郎くん、いいの?」

京太郎「決めたから」

二人「……?」


京太郎「――俺は、二人の姉ちゃんと一緒に、やっていきたいって」


玄「もう……バカだね、京太郎くんは」

宥「――玄ちゃんに同感、かな」

京太郎「あ、二人ともひでえな」

玄「……でもね」

宥「うん」


二人「――ようこそ、松実館へ!」



京太郎(――まぁ、実際)

京太郎(そう簡単に収まるような話ではなかった)

京太郎(働くのには手続きがいる。当たり前のことだ)

京太郎(二人のお父さんとの面談、技術の体得、もちろん資格だって必要だ)

京太郎(……でも、不思議と辛くはなかった)

京太郎(――それは、きっと。いや、間違いなく)


玄「京太郎くん、ファイト!」

宥「……頑張れー!」


京太郎(……そして)

京太郎(今日も俺は、二人と――)


松実姉妹ルート END……?
880 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/19(火) 02:02:10.23 ID:zQPQZosz0
ここまでになります。

バレンタインデーネタでしたが、実際は松実姉妹ルートのようなものでしたね。
前にも書きましたが、きっと途中に色んな選択肢があったわけで
最終的に松実館に行き着いたのは、あくまでも偶然かもしれない……

さて、和たちが渡していたチョコは本当に義理チョコだったのか、果たして……?

とりあえず、今日はここまでにします。時間が……
次回は、混ざった世界で。
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 02:03:04.23 ID:dOHVkgKIO
おつー
姉妹丼ルートやね!
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 02:03:04.55 ID:grw64IX4o
ここからどちらが京太郎の戸籍上の妻になるかの争いがはじま……らないだろうな。ここの玄ちゃんだと宥姉に譲りそうだ
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 02:04:34.55 ID:1wSWUpoEo
乙ー
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 02:05:49.01 ID:HD/k/e30o
おつー、他の子のルートも期待してええんかな!?
なんか終わっちゃいそうな気もするけど
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 02:10:10.12 ID:ChsUbOXLo
乙ー
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 02:18:32.23 ID:bJkzIUWO0
おつ
松実姉妹はかわいい
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 02:23:18.87 ID:8gWQDbN0o
おつー
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 02:45:17.93 ID:h0AnAGAL0
乙ー
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/19(火) 23:33:05.79 ID:1FvWmMkF0

ここからが本当の修羅場だ・・・
890 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/22(金) 23:33:05.92 ID:f30yJ95m0
――京太郎の家

京太郎「……ん」

京太郎「ああ」

京太郎「よく寝たな……」

京太郎「――そろそろ、起きるか」ゴソゴソ


京太郎「……」シュルッ

京太郎(――そういえば)

京太郎(昨日、転校生が来たんだっけな)

京太郎(……宮永咲)

京太郎(他人のような気がしないのは、何でだろうなぁ)


京太郎「――それじゃ、行ってきます」

京太郎母「行ってらっしゃい」

京太郎母「……ふふ」ニコニコ

京太郎「ん? どうかした?」

京太郎母「いやいや」

京太郎母「――がんばんなさいよ」ポンッ

京太郎「え?」

京太郎「なんなんだよ、一体――」ガチャッ


咲「あ、おはよう京ちゃん!」ニコッ


京太郎「」

咲「……って、あれ?」ピクッ

咲「わ、わ!」カァァ

京太郎「……えと、みや――咲?」

咲「ち、違うの! こ、これは!」ブンブン

咲「……どうして、ここにいるんだろう?」アセアセ

京太郎「いや、それは俺のセリフだって」

咲「う、ううっ」

咲「と、とにかく!」

咲「こ、これは……その」

咲「――から」ボソッ

京太郎「え?」

咲「こ、こうしたかったから!」ズイッ

京太郎「……」

京太郎「――おかしいな」

咲「そ、それは分かってるよ……」シュン

京太郎「いや、きっと――」

京太郎「俺もなんだ」

咲「え?」キョトン
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/22(金) 23:34:04.52 ID:szfRjAXio
ちょっとしたホラーな気がしてきた
892 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/22(金) 23:34:25.56 ID:f30yJ95m0
――通学路


京太郎「いや、なんかさ」テクテク

京太郎「咲がこうして迎えに来た、っていうのが」

京太郎「なんだか懐かしく感じてさ」

咲「そ、そっか」

咲「よかった……」ホッ

京太郎「……」

京太郎(なんでだろう)

京太郎(こいつと一緒にいると、どこか)

京太郎(普段、一緒にいるあいつらとはまた違った安心感があるのは)


和「あ、京太郎くん、おはようございま――」ピタッ


京太郎「おう、和。おはよ」

咲「お、おはようございます原村さんっ!」

京太郎「お前、俺以外だとなんでそんなキョドってんだよ……」

咲「しょ、しょうがないじゃない。な、なんだか、そういう気が――」

和「おはようございます、宮永さん」ペコリ

咲「う、うん」

和「もう、こちらでの生活は慣れましたか?」

咲「え、えと」

咲「は、原村さんみたいに優しい人がいて、あの、その」

咲「だ、だから――大丈夫だと思い、ます」

京太郎(――俺以外との違いが大きすぎないか、これ?)

和「そう、ですか」

和「それは嬉しいですね。これからもよろしくお願いします」ニコッ

咲「う、うん!」

京太郎(ま、良かった良かった――)


和「……それで」

和「お二人は、どこからご一緒に?」

京太郎「え、えーとそれは……」

咲「私が京ちゃんを迎えに行ったんだよ!」ニコッ

京太郎「」

和「……そうだったのですか」キュッ

京太郎(ば、バカ咲! お、お前、なんでいきなり積極的になってんだよ!)

咲(だ、だって……なんだか、身体が勝手に)アセアセ

京太郎(サクラ大戦の主人公か、お前は!)
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/22(金) 23:34:47.14 ID:Gtgll4cvo
時空天使のどっちが何かやらかしてしまったのかもしれん
894 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/22(金) 23:35:43.81 ID:f30yJ95m0
和「……あの、京太郎くん?」

京太郎「な、なんだ和?」

和「――その」

和「み、宮永さんと随分打ち解けたんですね」

京太郎「ま、まあな」

咲「だ、だよね」

和「……?」

和(何故でしょう、この感覚は?)キュッ

和(以前、どこかで、このような気持ちを味わった、ような……?)アレ?


――阿知賀学院

京太郎「おはよ」ガラッ

穏乃「おす、京太郎!」

憧「へぇ、今日は結構余裕もって来たわね」

咲「ふふ、私が迎えに行ったからね」ニコニコ


穏乃「……?」

憧「へ?」

咲「――!」ハッ

京太郎「あ、あはは」

京太郎「い、いやー、俺が家から出たら、目の前に咲がいてな」

咲「そ、そうそう! せ、せっかくだからってことで一緒に――!」コクコク


穏乃「へぇ、そうなんだ」

憧「……ふーん?」

京太郎(お前はなぁ……)

咲(ご、ごめんね京ちゃん)

京太郎(いいか、これからはそういう突飛な行動は禁止!)

咲(わ、分かったよ……うう)グスッ
895 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/22(金) 23:37:14.43 ID:f30yJ95m0
穏乃「ず、随分仲良くなったね、宮永さんと京太郎」

憧「……うーん?」


女子A「あ、ライバル?」

女子B「憧も大変だねぇ」ニヤニヤ

女子C「……憧だけじゃなく、みんなが」


憧「あ、あんたたちは黙ってなさい!」カァァ


――中休み

玄「あ、みんなー」ガラッ

穏乃「玄さん! こんにちは!」

憧「どうしたの? 一年の教室と間違えちゃった?」

玄「あ、憧ちゃん? さ、さすがにそれはないよ?」

京太郎「いやいや、玄姉ちゃんならあり得ない話じゃ――」

玄「け、敬意が足りませんよ後輩諸君!」ビシッ

京太郎「説得力ないなぁ……」アキレ


咲「……」モジモジ

玄「おや?」

玄「こちらの方は?」

京太郎「ああ、こいつは――」

咲「み、宮永咲です」

咲「昨日、その、転校してきて……」

玄「ふむふむ」

玄「よろしくお願いします、えと、宮永さん!」ギュッ

咲「お、お願いします」ギュッ


京太郎(――こういう時、玄姉ちゃんの順応力にはホッとするなぁ)

京太郎(……ん?)


玄(ふむふむ)ジーッ

玄(おもちレベルは、憧ちゃんより小さくて、穏乃ちゃんと同じくらいかな?)フム

玄(いや、でも穏乃ちゃんよりも感触は柔らかそうな……うーん)

京太郎(……玄姉ちゃんの考えが分かるような気がするのはなぜだろう?)
896 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/22(金) 23:38:59.27 ID:f30yJ95m0
――放課後

京太郎「さて」

京太郎「今日は、部活だっけ?」

憧「え、今日は無い日でしょ?」

京太郎「あ、そっか」

京太郎(だから、和が用事あるって言って帰ったわけだ……)

穏乃「そうそう。なんか、赤土先生が『ごうこん』だとかで――」

京太郎「え、先生が合コン!?」ガタッ

憧「し、しず! そ、それ本当!?」アセアセ

穏乃「うーん、そう聞いたような気がするけどなあ……」

穏乃「でも、ごうこんってなんだろうね? 食べ物?」キョトン

憧「……しず。あんた、本当に女子高生?」アキレ

京太郎「うーん、穏乃らしいっちゃらしいな」ウンウン

穏乃「ええ?」

穏乃「ええと、あ、そうだ!」

穏乃「宮永さんは知ってる?」ズイッ

咲「ひゃっ!? わ、私ですか……」

咲「ええと、合コン、というものは、ですね」

咲「……」アセアセ

京太郎(――咲、お前もか?)

憧(ま、ある意味私たちより純粋でいいことなのかも?)

憧(この子たちは、『えんこう』なんてのも知らないんだろうなぁ……)

憧(……あれ、なんでだろう? 考えてて悲しくなってきた)


咲「と、とにかく!」

咲「お、男の人と女の人が仲良くなるためにある儀式、祭典ですよ、はい」コクコク

穏乃「ふーん……そうなんだー」

京太郎「真に受けんなって……」ハァ

憧(あれ、私ってこんな子だったっけ? あれー……?)ガクッ

京太郎(……憧には触れないでおこう。嫌な予感がする)



――気を取り直して

京太郎「――さて」

京太郎「それじゃ、今日は……」チラッ

咲「……」ハッ

京太郎「――俺は、咲にこの辺のことを教えていこうかな」
897 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/22(金) 23:40:05.98 ID:f30yJ95m0
咲「――!」

憧「え!?」ガタッ

穏乃「?」キョトン

京太郎「いや、だってさ。知らないだろ、この辺のこと」

咲「う、うん」コクッ

咲「わ、私がいた所と随分違うなー、って」

京太郎「いやまぁ、長野だったらそうだよな」

京太郎(――長野。なぜか聞き馴染みがあるのはなんでだろうな?)

咲「そ、それじゃ」

咲「お、お言葉に甘えて……」カァァ

京太郎「うんうん。さ、行こうぜ」

咲「う、うん」


京太郎「それじゃなー、また明日」ガラッ

穏乃「……う、うん」

憧「……また、ね」

二人「……」


二人(――あれ? なに、この気持ち?)キュッ


――そんなこんなで

咲「――ああ」

咲「今日は、ありがと。楽しかったよ」ニコッ

京太郎「おお、良かったよかった」

京太郎「ま、すぐに慣れるって――」

京太郎「俺以外の奴との話とか、もな」

咲「も、もう……イジワルだよそれ」プイッ

京太郎「だって、あまりにも分かりやすすぎるんだからしょうがないだろ」

咲「――だって」

咲「京ちゃんは、ずっと前から……」ボソボソ

京太郎「ん?」

咲「な、なんでもない!」

咲「そ、それじゃ! ま、また明日ね!」クルッ

京太郎「あ、おい咲!」

咲「な、なに?」

京太郎「……」

京太郎(――なぜか)

京太郎(俺は、このことを訊くことに一切の迷いがなかった)

京太郎(……どうしてだろう?)



京太郎「――お前さ、麻雀出来る?」

咲「……へ?」キョトン
898 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/22(金) 23:41:22.05 ID:f30yJ95m0
ここまでになります。

二つの世界が混じるとか……SOA。
でも、起きちゃうんだな、こういうことも。

続くかは未定……住人の反応次第かなー。
他のリクエストにも応じていきたいし。

それじゃ、また。
まだまだ寒いですが、頑張っていきましょう。
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 00:00:57.32 ID:ZEj+/25IO
乙です
いやー新鮮だ
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 00:04:33.71 ID:f4Ts6VSYo
乙です
なんか清澄なんかいらんかったんやになりそうですね
Ifとして楽しみにしてます
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 00:08:11.67 ID:/sYNWfseo

すさまじく強そうな阿知賀になりそうだ
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 02:01:33.25 ID:tXD7nrdgo
玄ちゃん、宥姉、憧ちゃん、シズ、咲ちゃん監督レジェンドアカン優勝してまう
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 02:23:59.29 ID:UDxQXPEvo
>>902
おい、おい、一人おらんぞww
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 07:54:00.22 ID:/mTws74Xo
>>902
out クロチャー
in 和
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 09:04:49.41 ID:sKWVAf0IO
灼熱コケシちゃんェ……
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 13:16:09.22 ID:4IZViatU0
先鋒咲さん
次鋒宥姉
中堅クロチャー
副将のどっち
大将シズ

最強っぽくね?
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/23(土) 23:55:49.42 ID:MjX1Uxie0
阿知賀側と違って清澄側だと恋愛してるようなものだから
咲が一人勝ちしそうでならない
908 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/25(月) 03:26:32.92 ID:W2ukuDxT0
行くぜ、レジェンドルートへ。


――麻雀部部室

京太郎「……あ」ガチャッ

宥「はぁ」

宥「あったかーい……」ヌクヌク

京太郎「おす、宥姉ちゃん」

宥「わっ」

宥「京太郎くんかぁ」

京太郎「ストーブ前、温かいみたいだな」

宥「うん」

宥「私、寒がりだから……」


玄「ならば!」ズイッ

京太郎「うわっ!?」

宥「ひゃっ、く、玄ちゃん!?」

玄「おしくらまんじゅうの出番ですよ、皆さん!」

京太郎「いやいや、その前にどこに居たんだって」

宥「……はっ」

宥「そ、そういえば何だか胸の辺りに視線を――」カァァ

京太郎「玄姉ちゃん!」

玄「さて――それでは」

京太郎「こら、玄姉ちゃん! 姉ちゃんに――」


玄「……ね、京太郎くん」ボソッ

玄「お姉ちゃんね――また、おっきく」ボソボソ

京太郎「……ま、まさか」

京太郎「じゃ、なくて! 宥姉ちゃん困らせたらダ――」

玄「……F、かな」ボソッ

京太郎「」
909 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/25(月) 03:28:08.42 ID:W2ukuDxT0
玄「いや、もしかしたら――」

宥「く、玄ちゃん!? さ、さっきから何を話してるのっ!」アセアセ

宥「ああ、京太郎くんが真っ赤に!?」

京太郎「……べ、別に何も」プイッ

玄「と、言いながら、視線の先には――」

宥「――!」ババッ

京太郎「ち、違うって! 誤解だよ!」ブンブン


晴絵「おーっす」ガチャッ


玄「まったく、京太郎くんったらもう――」ヤレヤレ

宥「……い、いけないよ、京太郎くん」カァァ

京太郎「だから、違うんだって……はぁ」タメイキ

晴絵「」


晴絵(――入った瞬間、目にした光景は)

晴絵(男子部員と、その頭を軽く撫でる美人姉妹――)

晴絵(おおう……きょ、共学とはかくも恐ろしいものだったとは)ガクッ


京太郎「――あ、先生」

晴絵「うわっ!? な、なにかな?」ビクッ

京太郎「ど、どうしたんですか? 慌ててますね」

晴絵「べ、べべ別になんでもっ!」アセアセ

玄「――ははぁ」

宥「……な、何だか熱いよ」

晴絵「……」


晴絵「――ね、京太郎」

京太郎「はい?」

晴絵「――青春、してる?」

京太郎「え?」

玄「わわっ、これは……」

宥「あ、赤土さんの顔が――」

二人(乙女のように――!)

晴絵「……ご、ごめん。い、いきなり変なこと言っちゃって」

晴絵(はぁ――考えてみたら)

晴絵(勤めていた会社が潰れ、運よく再就職し学校に来て、前々からの付き合いだった教え子を導く――)

晴絵(波乱万丈とも言える人生には、しかし――異性の影など無かった……)

晴絵(そーいうのには興味ない、と思ってたんだけどなぁ)
910 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/25(月) 03:28:59.90 ID:W2ukuDxT0
京太郎「……先生は」

晴絵「な、なになに?」

京太郎「先生は、青春してないんですか?」

晴絵「――へ?」キョトン

晴絵「い、いやーだってさ。もう私、学生じゃあ――」

京太郎「その気になれば、いつからだって青春できますって」

京太郎「それに――」

京太郎「先生は、その……」

京太郎「み、魅力ある、から……だ、だから」モジモジ

晴絵「……え?」


晴絵(――ちょ、ちょっと!)

晴絵(な、なんなのこの展開……わわ、か、顔が)

晴絵(こ、これはストーブのせい! ゆ、宥が効かせ過ぎちゃってるんだな、まったくしょうがない子だなー……)アセアセ

京太郎「――先生?」

晴絵「うわあっ!?」ビクッ

晴絵「な、ななななに?」

玄(すごく慌ててますねー)

宥(……こっちまで熱くなってきちゃった)カァァ


京太郎「大丈夫ですか? 熱があるんじゃ――」

晴絵「だ、だだ大丈夫だから! うん!」

晴絵「ほ、ほら! わ、私じゃなくて、あの子たちと――」

玄「……へ?」

宥「わわっ」

京太郎「先生?」
911 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/25(月) 03:29:55.38 ID:W2ukuDxT0
晴絵「あの子たちと、おしゃべり――」

晴絵「……」キュッ

晴絵(なんだろう?)

晴絵(なんで、心がキュッとするんだろう?)

晴絵(私……どうしちゃったの?)


京太郎「――先生とお話するの、楽しいですよ」

晴絵「――!」

京太郎「そりゃ、あの姉ちゃんたちと話すのも楽しいですけど」

京太郎「先生とは、また違った――」

晴絵「そ、そーいうこと言わない!」ビシッ

京太郎「へ?」

晴絵「ちょ、ちょっと外の風に当たってくるっ!」ガチャッ

京太郎「わ、ちょ、ちょっと先生!?」


玄「……」

宥「……」

二人(――先生、まるで私たちみたいな……)アレ?


晴絵「――!」タタタッ

晴絵(まずいまずいまずい)

晴絵(違うと思ってたし、今もそうだと思いたいのに!)


――先生は、魅力が――


晴絵(……それなのに!)


――先生とお話しするの、楽しいですよ――


晴絵「ああああ……!」タタタッ

憧「わっ、ちょ、ちょっとハルエ!?」

穏乃「あれ、赤土さん?」


憧「な、なんだったんだろうね今の」

穏乃「うーん……?」


二人(――でも、なんでかな)

二人(ちょっと、ヤバめな予感がするのは……)アレ?


晴絵「……京太郎」

晴絵「私は――」

晴絵「……///」カァァ
912 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/25(月) 03:31:14.19 ID:W2ukuDxT0
ここまでです。
リクエストに応えたものでしたが、ちょっと考えてたのと違っちゃったかなー……

さて、ここからレジェンドルート突入か、それとも松実姉妹ルートか、はたまた――
これは阿知賀編でゲームが作れますね……間違いない。

それじゃ、また。
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/25(月) 03:32:42.12 ID:jO6gZeu+o
なんて時間に投下してるんだww
乙です
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/25(月) 04:00:37.37 ID:u7glGQdTo
乙ー
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/25(月) 07:26:00.24 ID:KcSYAP/IO
おつー
916 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/26(火) 23:25:05.04 ID:spgilKNO0
乾布摩擦とカタカタ咲ちゃんの話がなかなか思いつかない……すまんな。

次のリクエスト募ります。
お暇だったら、書きこんでくださいな。


咲「……心が読めたら」

咲「嶺上開花、やり放題?」

京太郎「いやその理屈はおかしい」
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 23:27:53.99 ID:E8e1bE+1o
穏乃が京太郎のジャージを着たら
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 23:31:11.46 ID:sKBDKjqGo
リクエストなら

のどっちルートに進んだ場合の、アコチャーとシズの様子をせつなめに

駄目なら>>917+くんかくんかを誰かに目撃されるで
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/26(火) 23:32:06.88 ID:naSO8+uvo
特に意味はないけど包帯を腕に巻いて登校してみた咲さんとキャップ
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 00:03:42.52 ID:m9mHuAdto
なんやかんやあって京太郎に頭を撫でられてご満悦の咲ちゃん
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 00:13:16.80 ID:fK/vieNoo
クロチャーのおまかせあれ!を被せてくる京太郎とか
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 00:13:34.15 ID:ewmLEcwM0
なんとなく一緒にエロゲやってたらHシーンに入って気まずい京ちゃんとアコチャー
923 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/27(水) 00:46:38.46 ID:keTClUkd0
ありがとうございます。
書こうと思ったのですが、実はちょっと体調がふるわない……(震え声)
後日、ありがたく書かせて頂きます。お待ちください。

あ、まだリクエストあったら書いていって、どうぞ(迫真)

924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 00:48:39.11 ID:uTwe8/Zuo
咲ちゃんと京太郎がいちゃいちゃしてるのを、涙をこらえて見ているアチガメンバー
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 00:51:01.32 ID:2CKh4nuGo
今日はリクエスト書いてもいいのか!
混ざった世界でほぼ初対面のはずなのに阿吽の呼吸を見せる京太郎と咲
そのまま買い物へ、そしてそれを尾行する阿知賀メンバーでお願いします
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 00:54:42.63 ID:F9amZc2IO
灼ちゃん分が足りない
灼ちゃんと一緒にお風呂に入ろう!
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 01:01:59.74 ID:TPd6bvnU0
穏乃の実家で一日お手伝い
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 01:02:13.49 ID:fK/vieNoo
お大事にやで
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/27(水) 01:10:11.72 ID:ewmLEcwM0
ゆっくり休んで、どうぞ(迫真)
930 : ◆rMzHEl9LA2 [sage]:2013/02/28(木) 00:44:04.92 ID:PxtFehD00
京太郎を掛けて穏乃VS咲の戦いの隣で行なわれている和VS憧の戦いで 
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 00:45:21.49 ID:Zd4kQuwfo
体調は大丈夫か?
待ってた
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 00:46:02.24 ID:PxtFehD00
>>930
すまない、取ってなかった……。
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 00:47:23.28 ID:Zd4kQuwfo
いや、俺こそすまん
934 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/28(木) 03:10:58.18 ID:SMVhk7r00
こんな時間ですが、お待たせしました。
3月下旬に、台湾旅行へ行くことになりそうです(唐突)
なんとなく決めたことですが、意外と「なんとなく」の感覚でやった方がうまくいくと思っているので……

さて、チラ裏はこの辺で。
書きましょうか……起きてる住人がいるのかはわからないけれど。


>>917
以前も同じようなネタを書いたと思ったら、あれは小学生の頃の話でしたね。
それじゃ、今度は……

>>918
行くぜ、和ルート。あ、>>917のネタに付け加えておきます。

>>919
久々のキャップ! そういえば、重度の中二病のキャップを夏に書いたっけなあ……(遠い目)

>>920
ご満悦咲ちゃんほんとすき。したり顔京ちゃんもすき。

>>921
? えっと、「おまかせあれ!」を京ちゃんが真似するってことでいいのかな?

>>922
二期が決定した某兄妹アニメみたいな展開ですね……

>>924
咲ちゃん……阿知賀に流れ着いたばっかりに……

>>925
これと、>>924のリクエストを混ぜて書こうかな、と。

>>926
……お、温泉でドッキリくらいなら(震え声)
それでいいのかな?

>>927
最近読んだ、ジャンプ連載の某ラブコメ漫画にそんなシチュエーションがあった、ような……

さて、一応いくつか混ぜ合わせることでリクエストには応えられそうです。
とはいえ、途中でスレ終わっちゃいそうですね……
その時は、その時で。


さて、まずは……>>917からいきますか。
お待ちください。
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 03:17:16.66 ID:H7e8sflIO
オルデー
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 03:40:41.96 ID:iSDFy4vto
>921はクロチャーが決め台詞を決めようとするところを台詞取っちゃって
クロチャー涙目可愛いってことじゃないかな

ぷくーってほっぺた膨れたクロチャーでも可愛いと思うけど
つまりクロチャー可愛いってことだと思う
937 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/28(木) 03:53:47.79 ID:SMVhk7r00
――阿知賀学院

穏乃「おはよー」

京太郎「お、穏乃」

和「おはようございます」

憧「あ、しずが遅刻してない……」

憧「あれだけ毎朝、ハルエに絞られてるのに――」

穏乃「も、もう憧! ほ、ホントの私は今! ここにいる私だよ!」

憧「へぇー」ボウヨミ

穏乃「うう……なんてひどい棒読み」


玄「あ、穏乃ちゃん。おはよう」カチャカチャ

穏乃「おはようございます、玄さん」

穏乃「――えっと、それは?」

玄「紅茶だよー」ニコニコ

玄「ふふ、お客様にお出ししたら好評だったものだから」

玄「みんなにも飲んでもらおうかなー、って」

和「それはそれは――ありがとうございます」ペコリ

穏乃「玄さん、美味しく頂きます!」ペコリ


憧「……」

京太郎「……」

憧「――どう思う?」

京太郎「そうだな……まさか、出されたティーカップが高級品だとか」

憧「大きな家から持ってきた食器棚が部室に置かれたりはしてない、みたいね」

京太郎「おまけに、玄姉ちゃんの眉毛は太くない」

憧「そして、外国人っぽくもない、と」

二人「……」

二人(――考えることは、同じか)タメイキ
938 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/28(木) 03:54:39.64 ID:SMVhk7r00
玄「ささ、どうぞどう――わっ!?」ガチャン

和「く、玄さんっ!?」ビクッ

穏乃「あ、危ない!」


ピチャッ


玄「……わ、わ」

玄「ご、ごめんなさい穏乃ちゃん!」

穏乃「だ、大丈夫ですよ――アチッ!」

玄「し、穏乃ちゃんっ」

和「し、穏乃! 大丈夫ですか?」

憧「しず!」

京太郎「……あちゃー、また派手に濡れたなー」

穏乃「たはは……中に入ってたの、全部かかっちゃったみたいだねー」

憧「そんな呑気に言ってる場合じゃないでしょ」

憧「ほら、早く着替えないと風邪ひ――」ピタッ

穏乃「……憧?」

和「わ、わ、し、穏乃!」アセアセ

穏乃「??」


京太郎「みんなどうし、た……」ハッ

玄「さ、京太郎くん?」ズイッ

玄「わかったなら、回れ右。ね?」

京太郎「そ、そう、だな……」チラッ

玄「チラチラするのもダメだよー?」ニコニコ

京太郎「は、はい!」クルッ
939 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/28(木) 03:55:35.28 ID:SMVhk7r00
穏乃「……なになに?」

憧「えーと、ね。穏乃」

憧「ちょうどそこに鏡があるから、ちょっと見てみなさい」

穏乃「鏡、鏡――あったあった。それ、で……」ハッ

穏乃「……!」カァァ

憧(やっと気づいたか……)

和(穏乃、さっき被った紅茶で)

玄(中の中まで、すっかり透けちゃってるんだよねぇ……)

穏乃(――うううう!)カァァ


京太郎「えーと、穏乃?」

憧「こら、京太郎! こっち見ちゃダメ!」ビシッ

京太郎「見ないって……あのさ」

京太郎「教室の、俺の棚。分かるか?」

穏乃「……う、うん」コクリ

京太郎「そこに、俺のジャージがあるはず」

京太郎「だから、そうだな――憧。行ってくれるか?」

憧「わ、分かった」

憧「――そっか、私も和もジャージ持って帰っちゃったもんね」

和「はい……」

京太郎「俺のが嫌なら、しょうがないけど……」

穏乃「う、ううん」フルフル

穏乃「だ、大丈夫。だ、だから……憧、お願い」アセアセ

憧「はいはい」

京太郎「……」

京太郎(穏乃を見なくても分かる)

京太郎(いつも、俺が聞いてる穏乃の声と全く違う)

京太郎(あいつの声が持ってるはずの明るさとかが無くて……そこにあるのは)

京太郎(――女の子らしさ、ってやつなのかな)

京太郎(だ、ダメだ! こ、このタイミングで意識するな!)ブンブン

和「……京太郎くん?」

京太郎「な、なんでもない! なんでもないぞ!」

和「……?」キョトン
940 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/28(木) 03:56:03.98 ID:SMVhk7r00
憧「見つかったわよ」

京太郎「お、サンキュー。早く穏乃に――」

穏乃「……あ、憧ぉ」モジモジ

京太郎(あああ! だから意識するな、俺!)ブンブン

憧「あんた、なにやってんのよ?」ジトッ

京太郎「な、なんでもない!」

憧「はぁ……はい、しず」

穏乃「あ、ありがと憧」アセアセ

穏乃「……」ピタッ

憧「ん? ああ……」

憧「はい、京太郎」

京太郎「な、なんだ憧?」

憧「これから」

憧「穏乃が着替えます」

京太郎「そうなるな」

憧「その時、穏乃は濡れたジャージを脱ぎます」

京太郎「そうなるな」

憧「……」ゴゴゴゴ

穏乃「……」カァァ


憧「さっさと、出なさい!」


――廊下

京太郎(……そりゃこうなるよな)ハァ

京太郎(集中すれば、中から衣擦れの音とか……聞こえないか)

京太郎(……やばい、ちょっと自己嫌悪)

和「あ、あの」カラカラ

和「京太郎くん、そろそろ大丈夫みたいです」

京太郎「お、そっか。サンキュ」


京太郎「ああ、待った待った――と」

穏乃「……」モジモジ

憧「うん、ちょっとおっきいけど」

玄「ちゃんと、入ってるねー」

京太郎(二人の言葉面だけ捉えると、まるで――いや、やめよう)

京太郎「し、穏乃。大丈夫、みたいだな」

穏乃「う、うん……」

穏乃「や、やっぱりおっきいね」キュッ

京太郎「……お、おう、そうだな」

京太郎(やめろ穏乃……今のお前がそーいうこと言うと)

京太郎(意識しなくていいことを意識しちまう――!)アセアセ
941 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/28(木) 03:56:38.04 ID:SMVhk7r00
穏乃「――はぁ」

穏乃「でも、京太郎のジャージ……やっぱり私のと違うね」

京太郎「そりゃそうだろ」

京太郎「まず、身長も体格も違うんだから」

京太郎(……言いはしないけど、仮に和が俺のジャージを着られるかといったらそれはない)

京太郎(穏乃が俺のを着られるのは――)

玄「穏乃ちゃん、おもちがまだまだ成長途上だからねー」ニコニコ

京太郎「」

憧「く、玄!? あ、あんた何を!?」

穏乃「……そ、そう、ですよねー」カァァ

和「……もう、玄さんは」ハァ

京太郎(――玄姉ちゃんが言っちゃった、か)

京太郎(ま、俺が言ったら許されないだろうけど……)


――その後

晴絵「はい! 今日の練習はここまで!」

晴絵「それじゃあ、皆気を付けて帰るように」

一同「はい!」

晴絵「……穏乃。今日のジャージ、おっきくない?」サワサワ

穏乃「ひゃっ!? は、はい」ビクン

穏乃「こ、これ。京太郎の物なので……」

晴絵「ふーん……」

晴絵「ははーん……」ニヤ

京太郎「な、なんだよその意味深な目は」

晴絵「なんでもー?」

晴絵「さて、それじゃ――っと、今日の整理当番は」

穏乃「あ、私です」

晴絵「そっか。それじゃ、お願いするね」

穏乃「お任せあれ!」


玄「あ、穏乃ちゃん! 真似しちゃダメだよう」

憧「……また一つ、玄の個性が」

和「く、玄さんは十分に個性豊かな方ですよ」

玄「うう……フォローが何だか悲しい」グスッ

京太郎「それじゃ、またな穏乃」

穏乃「あ、京太郎……うん、バイバイ」

穏乃「――えと、その。これは」

京太郎「ああ、そのジャージなら明日にでも返してくれるか?」

京太郎「洗濯とかしないでいいからさ」
942 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/28(木) 03:57:13.61 ID:SMVhk7r00
穏乃「そ、それはダメ! 洗濯させて!」ブンブン

京太郎「そ、そうか? それなら頼む」

穏乃「……」

穏乃「うん」


憧「ごめんねしず。私、今日用事あるから……」

玄「私も、お姉ちゃんとお手伝いがあって――今日、一人で頑張ってるから」

和「わ、私も……ごめんなさい、穏乃」

穏乃「ううん、大丈夫だって。また今度ねっ」

穏乃「あ、玄さん。宥さんによろしくお伝えください」

玄「あ、うん。わかった」

玄「穏乃ちゃんは、ホントに出来た子だねー」

穏乃「そ、そうですか? ありがとうございます」

穏乃「それじゃね、みんなっ!」


穏乃「……」

穏乃「よしっと。こんなもんかな」

穏乃「ふぅ……」

穏乃「……あ」

穏乃(練習中は、意識しなかったけど)

穏乃(ふと香った、この匂い)

穏乃「やっぱり、自分のとは違うんだなー」
943 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/28(木) 03:58:16.10 ID:SMVhk7r00
穏乃「……」スッ

穏乃「――!? わ、私は何を!?」

穏乃(だ、ダメだって、人様の服の匂いを嗅ぐだなんて! はしたない!)ブンブン


――穏乃ちゃんは、ホントに出来た子だねー――


穏乃(そ、そうだよ! わ、私、礼儀とかだけはちゃんとしようって決めてるんだから!)アセアセ

穏乃(だ、だから――ダメだよ!)カァァ

穏乃「……」

穏乃「うー……」


スゥ・・・


穏乃「……」

穏乃「――あ」

穏乃「京太郎の、匂いだ……」スゥ

穏乃「――そっか、こんな」

穏乃「――!!」ハッ

穏乃「わ、私、今何を!?」アセアセ

穏乃「うわわっ……」

穏乃「どうしよ、どうしよ」

穏乃「はしたないよぉ……」

穏乃「――はぁぁ」タメイキ


穏乃「……」

穏乃「そっか、家までのお付き合いなんだね、このジャージ」ハッ

穏乃「……」


穏乃(――だから! いい加減に赤くなるのやめてよ、私!)カァァ
944 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/02/28(木) 03:59:33.41 ID:SMVhk7r00
ここまでになります。

そういえば、穏乃を書くのは久々になるんですね。
ついさっき中の人繋がりで、再放送の「シンフォギア」を観てましたし、何かの縁ですかね?

それはともあれ、書いててとても楽しかったです。
さて、穏乃ルートか、ここから?

それでは、また。
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 04:00:16.87 ID:7LvZg8iA0
乙です
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 04:02:20.56 ID:H7e8sflIO
ぐうかわしずの
乙です
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 05:23:48.61 ID:mZp6zSeXo
>京太郎「洗濯とかしないでいいからさ」
なんだ変態か
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 06:27:19.86 ID:SOiZ0vCIO
win-winだね(ニッコリ)

しずかわおつ
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/02/28(木) 09:33:42.80 ID:2oueXcVGo
しずぐうかわ
おつー
950 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 00:35:32.73 ID:zI6Q/I/f0
さて、和ルート。
ゲームのエピローグ調で。

――阿知賀学院

京太郎「……」

京太郎(色々あったな――)

京太郎(元々、ここに来たのも、「あいつ」が発端で)

京太郎(……それから始まった日々の中で)

京太郎(俺が、「あいつ」のことを一日として考えない日はなかった)


京太郎「……最初から、答えは決まってたんだろうなぁ」

穏乃「どーした、京太郎?」ズイッ

京太郎「うわっ!? し、穏乃?」ビクッ

穏乃「……」

穏乃「えっとね」

穏乃「――屋上に、いるみたいだよ」モジモジ

京太郎「……」

京太郎「ありがとな」

穏乃「……そ、その」

穏乃「行って、らっしゃい」ニコッ

京太郎「おう!」
951 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 00:36:47.67 ID:zI6Q/I/f0
穏乃「……行っちゃった、かぁ」

憧「――しず」

穏乃「憧……」

穏乃「私さ、ホントのところ」

穏乃「分かんなかったんだ……」

憧「しず」

穏乃「あれがさ」

穏乃「例えば――」

穏乃「恋、だったのか、とか……」ウルッ

憧「しず!」

穏乃「……」グスッ


憧「――無理、しない方がいいって」

穏乃「い、いやだな。私は――」

憧「嘘」

穏乃「……」

憧「何年、一緒にいると思ってんの?」

穏乃「――憧」ポスッ

穏乃「うう……」グスッ

憧「よしよし」ナデナデ

憧「――全部、流しちゃいなさい」

憧「私が全部、受け止めてあげる、から……」ポロッ

穏乃「――憧」

憧「こ、これは違うって」

憧「ちょ、ちょっと目が痒くなった、だけで……」グスッ

憧「……しず」

穏乃「……憧」

二人「――」グスッ
952 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 00:37:35.90 ID:zI6Q/I/f0
――屋上

京太郎「……」

京太郎「行くか」ガチャッ

和「あっ」

京太郎「よ、和」

和「……」モジモジ

和「こ、こんにちは」ペコリ

京太郎「おっす」

京太郎「――ここ、風が気持ちいいな」

和「はい」


和「……」

和「京太郎くんは、覚えてますか?」

京太郎「ん?」

和「私たちが初めて阿知賀に来た時」

和「一緒に電車に乗って、大きな原っぱに行ったこと」

京太郎「そりゃ、覚えてるよ」

京太郎「……あの時の、和の不安そうな顔だって」

和「……京太郎くんったら」クスッ


和「――あれから」

和「もう、5年ほど一緒にいるんですね」

京太郎「そうなるな……」

京太郎(引っ越してからしばらくは、和は過去のしがらみから抜け出せないでいた)

京太郎(それを克服した今の和は、どこか――)

京太郎「変わったな」

和「……京太郎くんだって、頑張ってくれたでしょう?」

京太郎「そうか?」

和「――もう」クスッ
953 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 00:38:48.01 ID:zI6Q/I/f0
和「ね、京太郎くん」

京太郎「ん?」

和「……」

和「――え、ええと」モジモジ

和「その……」

和「――」kァァ

京太郎「好きだ」

和「」


和「な、ななな」アセアセ

京太郎「悪い」

京太郎「和があまりにも赤いから、つい」

和「も、もうっ!」

和「な、なんでそこまで気を回すんですかっ」カァァ

和「わ、私のことになると、京太郎くんは気をまわしすぎです」

京太郎「……だって」

京太郎「和を考えなかった日なんて、一日も――」

和「そ、そういうこと言わないでくださいっ」カァァ


和「……」

京太郎「……」

和「――不束者ですが」ペコリ

京太郎「おう、不束のレベルなら俺の方がはるかに上だ」

和「なんですか、それ」

京太郎「……和」

和「……京太郎くん」


京太郎(――屋上に、風が吹いた)

京太郎(風に揺られる、和の長い髪)

京太郎(それを愛おしく見つめながら……俺は)

京太郎(ゆっくりと、和に近づいて――)
954 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 00:40:35.95 ID:zI6Q/I/f0
ここまでです。
……こんな終わり方でいいんですかね?

とりあえず、和ルートのTrueEndがこれ、なのかな?
なお、GoodEnd、BadEnd、NormalEndまで考える余裕はない模様。
場合によっては、DeadEndも――?

さて、一旦筆を置かせてもらいます。
余裕があれば、もう一本いけるかな。
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 00:42:00.26 ID:TzKczmsko
きてたー
DEADってどう考えても痴情のもつれですよね?
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 00:42:18.13 ID:taLxmuQTO
一旦乙です
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 00:47:56.79 ID:WC+Dlq17o
一旦乙ー
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 01:03:41.42 ID:+SBF+K8u0
おつー
>DeadEnd ファッ!?
959 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 01:42:45.29 ID:zI6Q/I/f0
中二病。

――通学路

京太郎「……あ」

京太郎「よっ、咲!」

咲「……京ちゃん、か」

咲「ふふふ」

咲「今の私は、ちょっとアブないよ……?」ニヤッ

京太郎「――!」


京太郎(……こいつ)

京太郎(腕に包帯を……まさか)

京太郎「――あのアニメなら、もう結構前に終わっただろ?」アキレ

咲「アニメ? なんのこと?」

咲「まさか京ちゃん、私がアニメに影響されるような安い女だと思ってた?」

京太郎「うん」コクリ

咲「……」ガーン

咲「ふ、ふん。今に見ててよね」グスッ

京太郎(あ、素が出た)プッ
960 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 01:43:49.32 ID:zI6Q/I/f0
――その頃

華菜「あっ!」

華菜「キャプテン! おはようございます……って」

美穂子「……あら、華菜じゃないの」

華菜「お、お怪我ですかキャプテン!?」

美穂子「……怪我? なんのことかしら?」

美穂子「私の『心』なら、とっくの昔に傷ついたまま――」

美穂子「追い求めてるのよ……『幻影』を」ウフフ

華菜「いや、その」

華菜「ほら、腕に巻かれてる包帯です。包帯」

美穂子「……」


美穂子「ねぇ、華菜?」

華菜「は、はいっ!」

美穂子「怪我ってね、目に見えないところにもあるの」

華菜「はい?」

美穂子「そう、だから」

美穂子「……この包帯の下に、仮に傷跡が無かったとしても」

美穂子「それは、立派に傷ついてるってことなのよ?」ニコッ

華菜(……どうしよう、さっぱりわからない)

華菜(で、でも! キャプテンが言うことなんだから、意味はあるはずだし!)


久保「……ほぉ」

久保(あいつ――もう包帯を巻く修行を)

久保(くく……今日は荒れるな)ニヤッ


吉留「……ね、あれって」

文堂「キャプテンと、池田先輩ですよね?」

深堀「なんだか、緊迫してるような……?」


華菜(意味はあるはずだ、探せ華菜ちゃん――探すんだっ!)ジーッ

美穂子(ああ……どこにいるの、私の『幻影』――上埜さん)ウットリ
961 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 01:44:32.28 ID:zI6Q/I/f0
書いてて、「咲ちゃん可愛い」と思いつつ、「キャップはそろそろ本当にヤバいんじゃないか?」とも思った。
さて、もう一本……いけるか?
962 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 02:20:32.47 ID:zI6Q/I/f0
>>922書いておしまい。


――京太郎の家

京太郎「……本当に、やるのか?」

憧「うん」

京太郎「そりゃまぁ――俺の家には、今日は誰もいないけどさ」

憧「好都合ね……」

京太郎「いや、いいのか?」

京太郎(両親不在、二人きり、同級生男子の部屋――)


憧「なにが?」

憧「……!」ハッ

憧「ま、まさかあんた」ジトッ

京太郎「ち、違う!」

憧「うわ、怪しー」ジトッ

憧「ま、いいわよ。あんたにそんな度胸ないでしょ?」ニヤニヤ

京太郎「そりゃ、そうだけどさ」

憧「はいはい」クスッ


――京太郎の部屋

憧「……へぇ」

憧「結構、片付いてるのね」

京太郎「まぁな」

京太郎「……片づけとかないと、めんどくさいことになりそうだし」

憧「へぇぇ」

憧「……薄い本、とか?」ニヤッ

京太郎「お、お前な……」
963 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 02:20:58.30 ID:zI6Q/I/f0
憧「ま、このまま、京太郎をからかってても面白くないし」

京太郎「なんて失礼な……」

憧「……パソコン、点けるわよ」

京太郎「お、おう」


憧「……そして」

憧「ディスクを、投入――」

京太郎「あ、聞いてなかったけど、タイトルは?」

憧「えっとね……『可愛い麻雀部員を惚れさせる、3つの方法』だって」

京太郎「よくわからんタイトルだな……」

憧「まぁ、麻雀と値段につられて買ったようなもんだしねー」

憧「……ああ、ついにHなゲームを買うようにまでなるなんて」ハァ

京太郎「ま、時間の問題だっただろ」

憧「――はぁ」

憧「フィギュアには手を出さないからねっ!」ビシッ

京太郎「んなこと言って、少し経ったら買いに行くんだろ?」

憧「……や、やらないわよ」プイッ

京太郎(嘘くさい)


憧「あ、そんなこと言ってるうちにインストール終わったって出たわよ」

京太郎「お、ようやくスタートか」

憧「……はぁ」

憧「今思うと、京太郎と一緒にやろうと誘わなきゃよかったかなぁ」

京太郎「なんで?」

憧「だ、だって……ねぇ?」モジモジ

京太郎「わからねえよ」

憧「ううう……」

憧(分かりなさいよ――バカ)

憧(同い年の男子と一緒に、Hなゲームをやるってこの状況がなんかおかしいことくらい……)

憧(――勝手だな、私)ハァ
964 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 02:21:33.00 ID:zI6Q/I/f0
憧「ま、いいわ。さ、アイコンをクリックして、と」

京太郎「お、出た出た」

憧「『スタート』で、いいのよね?」

京太郎「のっけから、『ロード』やら『CG』とか押しても意味ないだろ」

憧「そうね……よし、始めるよ」カチッ

憧「……」

京太郎「……」


『ああ、そこは! そこはやめてぇっ!』


憧「」

京太郎「」


『いいのか? 俺のリー棒がお前の中に』

『ああやめて! 中で嶺上開花しないで!』


憧「……」カァァ

京太郎「――な、なぁ憧?」

憧「な、なな、なに?」アセアセ

京太郎「……えっと」

京太郎「なんだ、のっけからこれは?」

憧「わ、私にも分からないわよ!」カァァ

京太郎「……」

京太郎「つ、続けるのかこれ?」

憧「そ、それは、まぁ」

憧「つ、続けるしか、ないんじゃない?」チラッ

京太郎「……マジで?」

京太郎「正直、気まずいぞ」
965 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 02:22:13.85 ID:zI6Q/I/f0
憧「そ、それでも!」

憧「す、進めないと負け! それっ!」カチッ



『いけっ』

『ああ、アコの中に! アコの中にリー棒がぁ!』


京太郎「」

憧「」

京太郎「……さ」

京太郎「さて、終了っと」カチッ

憧「……う、うん」コクッ


京太郎「――お前なぁ」

京太郎「キャラくらい見てから買ってこいよ」

憧「だ、だって」

憧「な、なんかパッケージ見た瞬間、ビビッと来て」

憧「そ、それで……」

憧「……ううっ」カァァ

京太郎「……」


京太郎(ヤバい、茶化したらするほど気まずい)

京太郎(つーか、なんだあの『亜子』ってキャラは! よりにもよって……)

京太郎(……はぁぁ)


憧(……うう、これはさすがに)

憧(恥ずかしすぎる――!)

憧(ああ、どうして京太郎の家でやろうなんて考えたの――私のバカ!)タメイキ

憧(で、でもだって! 家にはお母さんだっているし……そ、それに)

憧「……京太郎と、やりたかったのかな」ボソッ

京太郎「はっ!?」

憧「な、なななんでもないっ!」


京太郎(……やりたかった、か)

京太郎(うん、とりあえず俺の思考。静まれ)

憧(……ううう)

憧(も、もう、絶対Hなゲームなんてしないんだから……!)カァァ
966 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/01(金) 02:23:42.97 ID:zI6Q/I/f0
ここまでになります。

家には他の家族がいるからね、しょうがないね。
なお、憧ちゃんはAmazonで買い、家族にバレないように保管していた模様。

どんどん憧ちゃんの隠れオタ化が進行していますが、それは……
憧ちゃんルートがまさかこんな展開とは。

さて、それじゃここまでにします。
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 02:30:18.83 ID:Wod7xmmyo
乙ー
アコチャーは、主人公の名前を無意識に京ちゃんにして
プレイし満足したあと気付いて、赤面するタイプ(確信)
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 02:38:14.23 ID:taLxmuQTO
いいアコチャーだってはっきりワカんだね
969 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 03:37:16.95 ID:slp9D8Zfo

エロホラゲー買ったけど怖くて出来ないから京太郎についてもらう咲か憧のシチュとか良いんじゃないかな
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/01(金) 10:03:56.29 ID:hCJg9rr6O
>>969
とりあえず沙耶の唄見せよう(提案)
971 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/02(土) 00:01:12.62 ID:bKyq3mc80
>>920

――咲の家

京太郎「……」

咲「……」カキカキ

咲「ね、ねぇ」チラッ

京太郎「ん?」

咲「そ、そろそろ休憩でも――」

京太郎「ダメだ」

咲「そ、即答!?」

咲「うう……アニメ観たいよぉ」グスッ

京太郎「お前なぁ……」


京太郎(そもそも)

京太郎(ここまで数学が出来ないこいつが悪い)

京太郎(まさか、そのせいで麻雀部の存続に関わるとまで脅された日には――)


久『須賀くん、ファイト!』グッ


京太郎(と、こんな部長の頼みを安請け合いしたのが間違いだった……)

京太郎(今度の実力テストで、平均点を超えないと麻雀部が危ない、らしい)

京太郎(――まぁ、麻雀部なくなったら当然のごとく俺は困るわけだけど)


咲「うう……公式、忘れたよぉ」グスッ

京太郎「一番困るのはお前だろ」コツン

咲「イタッ!」


――それから20分後

京太郎「……とりあえず、一旦ここまでにするか」

咲「はぁ……疲れたよ」

京太郎「お前が何とかしないと、麻雀部がヤバいんだからしょうがないだろ」

咲「うう、正論が耳に痛い」
972 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/02(土) 00:02:39.29 ID:bKyq3mc80
咲「はぁ、勉強場所を私の家にしなきゃよかった」

京太郎「そりゃどうして?」

咲「だって」

咲「ほら、私の家だと部屋に何があるのか分かりきってて」

咲「部屋を漁る楽しさが――って、京ちゃん!?」ハッ

京太郎「ん?」ゴソゴソ

咲「な、な、なんでベッドの下に手を突っ込んでるのっ!」

京太郎「いや、お前がやろうと考えてたことを俺がやってるだけだよ」

咲「お、女の子の部屋をなんだと思ってるの!」

京太郎「へぇ、女が男の部屋を漁るのはよくて、逆はダメだと?」

京太郎「なんかなー、そーいう差別よくないと思うぞ」ゴソゴソ

咲「も、もう!」

咲「な、なんでもいいから手を抜いてっ!」アセアセ

京太郎「……」


京太郎(――ここまで恥ずかしいと思うわけはなんだろう?)

京太郎(そりゃ、男の部屋ならベッドの下は『聖域』……推して知るべし)

京太郎(でも、咲は紛れもなく女子だ。そんな咲がベッドの下を捜されるのをここまで嫌がる理由は――)


京太郎「なんだ、お前も隠してるんだな」

咲「そ、そんなことは!」

京太郎「目が泳いでるぞ」

咲「う、ううう」

咲「も、もう! そ、そろそろ怒るよっ!」カァァ

京太郎「お、掴んだ」ガシッ

咲「だ、だめぇっ!」

京太郎「引っ張り出して、っと」ズルズル

咲「きょ、京ちゃん!」バタバタ


京太郎「……」

咲「……ああ」

京太郎「なんだ、これ?」

京太郎(本……?)ペラッ

京太郎(――これは?)


京太郎「写真?」スッ

咲「だ、だからやめてって言ったのに」

京太郎「なんだよ、一体――あっ」

京太郎「これ……もしかして」
973 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/02(土) 00:03:59.65 ID:bKyq3mc80
――遡って

京太郎「……さて」

京太郎「宮永と俺の趣味が一致していた、ということで」

咲「うう……恥ずかしい」モジモジ

京太郎「恥ずかしくねえって、こんなん」

咲「そ、それは須賀くんがコミュニケーション上手だからだもん」

咲「わ、私なんて……クラスの日陰者で」グスッ

京太郎「こら、やめろ」

京太郎「……そんな風に言うなって」

京太郎「ほら、撮るぞ――そこから動くなよ」

咲「うう……」

咲(ち、近い――須賀くんが近いよっ!)カァァ

京太郎(なかなかカメラに入ってる気がしねえな……よっと!)カシャッ


――戻って

京太郎「……初めて、撮った」

咲「――恥ずかしかったよ」ボソッ

京太郎「え?」

咲「京ちゃん、無理やり撮ろうとして」

咲「あの時の私、すっごく恥ずかしくて」

咲「だから、その時の写真なんて――しばらく見れなくて、でもそれでも、捨てることなんてできなくて」

咲「そ、それで――引っ張り出そうとしては怖くなって、ベッドの下に埋めてたのに」

咲「……バカ」プイッ

咲「京ちゃんの、バカ」


京太郎「……咲」

咲「ふんだ」

京太郎「……」ポスッ

咲「――!?」ビクッ

咲「な、なな、なにするのっ!?」

京太郎「いや、なんか」

京太郎「いつになく、その――」

京太郎「お前がほっとけなくなった、というか」

咲「な、なにそれ?」

咲「も、もう! い、いい加減、手を離してよ……」カァァ

京太郎「――もう少し」

咲「むー……」
974 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/02(土) 00:04:36.14 ID:bKyq3mc80
京太郎(あれから、数年経って)

京太郎(ホント、随分打ち解けたよな、こいつ)

京太郎(……その時なんて、ずっと顔赤くして俯いて)

咲「……バカッ」カァァ

京太郎(ちょうど、今のこいつみたいなもんだったっけ)

京太郎(……全く)


――数分後

咲「……」ハァハァ

京太郎「ほら、そろそろ勉強を――」

咲「今日はもう、無理っ」

京太郎「え?」

咲「……」

咲「あ、熱くて」

咲「集中できませんっ」カァァ

京太郎「……」


京太郎「わかった、それなら下から麦茶でも――」

咲「そういう問題じゃないのっ!」


京太郎(……分かっててからかうのって、結構楽しいかも)

咲(バカバカバカ……!)カァァ
975 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/02(土) 00:05:57.15 ID:bKyq3mc80
ここまでになります。

挟まれていた写真のせいで、咲ちゃんはとんでもなく熱そうですね。

久々の京咲直球モノでした。書いてて楽しかった。
それじゃ、また。
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 00:08:18.45 ID:0b9VpK+Mo
乙です
京咲は真理
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 00:13:26.17 ID:euEtszHLo
おつん
978 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 00:15:20.58 ID:v8c4V4M9O
おつー
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 00:16:36.05 ID:/41IkkUBO
咲ちゃんかがやいてますわ乙です
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 00:16:55.84 ID:IQwYAWHgo
乙ー
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 00:20:58.62 ID:zSPSFaVP0
すごくいい
おつおつ
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 02:10:22.68 ID:2ao0Q9+Co
乙ー
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/02(土) 07:28:08.21 ID:/qZl+Yemo
乙でしたー
984 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/04(月) 01:48:51.41 ID:eBo2fJKu0
温泉ドッキリ。

――松美館

京太郎「……ふぅ」

京太郎(まさか、姉ちゃんたちの旅館に温泉が)

京太郎(うん、身体に染み渡るなぁ……)チャポ


カラカラ


京太郎「ん?」

京太郎(誰か入ってきたみたいだ。誰だろう?)

京太郎(もしかして、学校の奴かも? ありえない話じゃないし、それはそれで楽しそうだ)

京太郎(だんだんと近づいてきたな……)

京太郎(どれどれ、どんな奴、が……)チラッ

京太郎「――え?」

灼「――あ」

京太郎「……」

灼「……」


京太郎(――おかっぱ頭に、小柄な身体)

京太郎(タオルで隠されてはいるものの、小さ目な胸がちょっとだけ見えてしまった……)

京太郎(――あれ? なに冷静に分析してんだ、俺っ!)ハッ

京太郎「ご、ごご、ごめんなさい!」ペコッ

灼「い、いや別に、大丈夫、だから……」アセアセ

灼「――ここ、女湯じゃないの?」

京太郎「お、男湯ですよ……」

二人「……あれ?」
985 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/04(月) 01:49:17.33 ID:eBo2fJKu0
灼「はぁ、玄がミスしたんだね……」チャポ

京太郎「そ、そうなります、ね」

京太郎「あ、灼さん。お、俺は先に出るので、ご、ごゆっくり」ザバッ

灼「い、いやいやそれは悪いって」アセアセ

灼「ほ、ほら。今みたいにお互い反対の方を向いてれば、大丈夫だよ、うん」

京太郎「そ、そうですか……そ、それならお言葉に甘えて」

灼「ん」


京太郎「……」

灼「……ね」

京太郎「は、はい!」

灼「麻雀部って、楽しい?」

京太郎「そ、それは、その」

京太郎「た、楽しいです、よ」

京太郎「灼さん、ごめんなさい」

灼「え? どうして、謝るの?」

京太郎「いや、だって、その」

京太郎「ここ最近、部活忙しくて、ボウリング場行けてないから」

京太郎「ボウリング、出来てなくて……だから」

灼「もう」

灼「そんなこと気にしなくていいのに――」クスッ

京太郎「こ、今度また、行きますから」

京太郎「その時は、教えてください」

灼「ん。いいよ」
986 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/04(月) 01:49:52.25 ID:eBo2fJKu0
京太郎「……」

灼「麻雀、かぁ」

灼「ね、京太郎くん?」

京太郎「は、はい!」

灼「私、実は麻雀できるよ」

京太郎「へ?」

灼「……だから、さ」

灼「もしも、良かったら――その」

灼「入っても、いい?」

京太郎「……え?」


京太郎「ほ、本当ですか?」

灼「うん」

灼「な、何か変な気分になっちゃって」アセアセ

灼「……でも、こんな時じゃないといえなさそうな気がして」

灼「だから」カァァ

京太郎「……それなら」


京太郎「大歓迎ですよ、灼さん!」クルッ

灼「わ、わっ!」アセアセ

灼「こ、こっち向いちゃダメだって!」プイッ

京太郎「わ、わわ! す、すいません!」アセアセ

灼「も、もう……」カァァ


京太郎(こうして)

京太郎(灼さんが阿知賀の麻雀部に入った)

京太郎(……さて)

京太郎(これから、俺はどうなっていくんだろう?)
987 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/04(月) 01:50:55.06 ID:eBo2fJKu0
まさかまさかの灼ちゃんルートへ――
ちなみに、灼ちゃんに関してはルート入らないと入部しないという勝手な独自設定があったり。
なお、あまり生かされる可能性は無い模様。

さて、もう一本いけるかな。一旦、ここまで。
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/04(月) 02:05:59.47 ID:oYlL13Kzo
乙ー
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/04(月) 02:06:38.75 ID:bRwhzA08o
灼ちゃんかわえええ
乙です
990 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/04(月) 02:29:17.37 ID:eBo2fJKu0
和菓子屋のお手伝い


――高鴨家

穏乃「……」モジモジ

京太郎「えと、穏乃のお母さん? これは、こっちに置けばいいんですか?」

穏乃母「ええ、ありがとう」


穏乃「え、えと、京太郎?」

京太郎「ん? どうした、穏乃?」

穏乃「い、いや、その」

穏乃「い、いきなりごめんね? 手伝い、お願いしちゃって?」モジモジ

京太郎「どうしたんだよ、いきなり」

京太郎「穏乃らしくねえって。なんかしおらしいし」

穏乃「だ、だって、それは……」チラッ

穏乃母「〜♪」


京太郎「――あの、お母さん?」

穏乃母「あら?」ニコッ

京太郎「あ、ご、ごめんなさい! え、えと、穏乃の――」

穏乃母「いいわよ」

京太郎「……え?」

穏乃母「なんなら、『お母さん』でも」クスクス

京太郎「え、え?」

京太郎「そ、それはどういう――」

穏乃「お、お母さん! こ、こっち来て!」グイッ

穏乃母「あらあら、穏乃顔真っ赤」ニコニコ

穏乃「だ、だからー!」カァァ


京太郎「……お母さん」

京太郎「穏乃のお母さんが」

京太郎「それって――」

京太郎「深く考えるのはよそう、うん」コクッ
991 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/04(月) 02:29:47.81 ID:eBo2fJKu0
――居間

穏乃「お母さん! もう、なに言ってるの!」

穏乃母「えー、だって」

穏乃母「京太郎くん、いちいち『穏乃の』って付けて呼ぶの大変そうでしょ?」

穏乃母「だったら、お母さんでいいじゃないって――」

穏乃「嘘だ……」

穏乃「ホントは?」ズイッ

穏乃母「――穏乃」

穏乃母「京太郎くんと、お幸せに……ね」ニコッ

穏乃「ちがーう!」

穏乃「わ、私はたしかに憧とか玄さんでもなく京太郎に頼んだよ?」

穏乃「で、でもそれは、力仕事とか多くなりそうだからであって、だ、だから」

穏乃「そ、そう! 京太郎を読んだのは偶然なんだよ!」

穏乃母「へぇ」

穏乃母「さ、それじゃそろそろ戻りましょうか。お仕事お仕事」

穏乃「もう! お母さん、絶対分かってないよっ」

穏乃母「じゃあ、穏乃?」

穏乃母「どうして、私が『お母さん』って呼ばれるのが嫌なの?」

穏乃「」


穏乃「そ、それは……だって」モジモジ

穏乃「わ、私のお母さんだし」

穏乃母「あら、母親冥利に尽きるわね」

穏乃母「――で、ホントのところは?」ズイッ

穏乃「う、うう」カァァ

穏乃「も、もう知らない! 私、先戻る!」クルッ

穏乃母「……青春ねぇ」


穏乃(ち、違うもん)

穏乃(わ、私は別にそんな、京太郎が『お母さん』って呼ぶことに――)

穏乃(あああ、もう頭がこんがらかるよぉ!)カァァ

京太郎「お、おい穏乃?」

穏乃「ひゃぁっ!?」ビクッ
992 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/04(月) 02:31:01.68 ID:eBo2fJKu0
穏乃「な、なに京太郎? し、仕事? 分からなくなっちゃった?」

京太郎「落ち着いてくれ穏乃」

穏乃「わ、私、落ち着いてるもん!」アセアセ

京太郎「……はぁ」


穏乃母「ごめんなさいね、京太郎くん」

穏乃「……」プイッ

穏乃母「穏乃、反抗期みたいで」

穏乃「ち、違う! 反抗期じゃない!」ブンブン

穏乃母「じゃあ、なに? 『お母さん』?」

穏乃「うう……お母さんは意地悪だ」グスッ

穏乃母「あらあら」

京太郎「は、はは」


京太郎(驚いた、あの穏乃が)

京太郎(母親の前だと、まるで――『女の子』みたいだ)

穏乃「京太郎? なんか失礼なこと考えてない?」ジトッ

京太郎「さ、さぁ、これどこに持ってけばいいですか、その――」

京太郎「お、お母さん?」

穏乃「――!?」ハッ

穏乃母「あ、これはね、あの場所に……」

京太郎「はい行ってきます、お母さん!」テクテク


穏乃「」

穏乃母「……いい子ねぇ」

穏乃母「お母さん、か」

穏乃母「ね、穏乃?」

穏乃「……な、なに?」

穏乃母「お父さん、これ聞いたら、『私をお父さん呼ばわりするのは百年早い!』とか言うかしら?」

穏乃「も、もう! 知らないよっ!」カァァ

京太郎「……」

京太郎(――穏乃、ずっと顔真っ赤だな)
993 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/04(月) 02:31:41.38 ID:eBo2fJKu0
顔真っ赤な穏乃ちゃんのお話でした。
お母さんのキャラが変になってしまった。

さて、そろそろ次スレ建てます。埋めて、どうぞ。
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/04(月) 02:32:37.17 ID:1jdraXQgo
乙!しずかわっ!
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/04(月) 02:35:00.87 ID:oYlL13Kzo
乙!
かわいい
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/04(月) 02:35:35.16 ID:+T52jM5yO
お母さんいい性格してるwww
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/04(月) 02:36:33.65 ID:bRwhzA08o
しずかわ!
>>1000なら混じった世界地区大会編
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/04(月) 02:44:26.60 ID:+T52jM5yO
埋める
999 : ◆OtZIp/YaIxCt [saga]:2013/03/04(月) 02:44:30.18 ID:eBo2fJKu0
咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 玄「5冊目だねっ」 ※阿知賀成分
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362332585/

建てました。
移動して、どうぞ。
タイトルがちょっとおかしかったけど、文字制限が……
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/04(月) 02:46:47.00 ID:pwosDqJl0
>>1000なら高一で京太郎争奪
1001 :1001 :Over 1000 Thread
           , -―  、
         /       丶
        /          ヽ      こんなにもスレ住民達がおじぎに飢えてるとは思わなかった
        i   _,,_ル,,rョュ 、 i
        |  ィ rっフ , 弋ミア |r,         わたしの愛を  全てのスレ住民に!!!
       _|  "''"~ ハ   ハ   .i;{ 
       } ;    / " '  ヽ   |j  _   \ニニニ ニニニ   
        λヽ    r―''"入  /イ/ハ:.:/{ ノ !:::::|    ___ノ^ヽニニニニニ
      /.:::::  i   廷廾ニツ, , -――- 、 /:::::/ /      ̄`ヽニニニニニニ
     /.:::::::::::::: i、  - / -―- 、⌒V::::::/ // j___ノ、  ヽニニニニニ
  /ニニ、`ヽ`ヾ;  ヘ.イ 、__(   >  \/ (__ ノニニニ     \ニニニニニ
 ,仁ニニニ\ヽヽヽ ∨   /ニニ>彡>--')__ ノ    `ヽニ     \ニニニニ
 ニニニニニニヽ   /     {ニニ> ´ `¨¨´         ニ}      \>''"´
 ニニニニニニニニ/     ∨ /               }八
 ニニニニニニニ./        }ニ{  >>1000 thread over    ノニヽ     ノ
 ニニニニニニニ/       }ニハ               /⌒ヽヽヽ ___彡
 ニニニニニニニ!        ノニニヽ、            /     ` ー=彡'ニニニニ
 ニニニニニニニ}          ⌒`丶、     /⌒ヽ  ノ     ノ____
  / ̄ ̄ ̄`ヽ/ヽ、 _彡ヘ{ {        > 、 /     /  ̄ ̄ ̄
           /   ヾ、    ヽ ヽ      (    `{    / SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
        /    〃 トミ  ___ >--‐=、   ヽ _ノ http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
         /    //     /         \__ノ
1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
シンジ「……あんまり僕のことナメないでよね」 @ 2013/03/04(月) 02:44:39.21 ID:4YR7v0WE0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362332679/

咲「私は、普通の文学少女です」 京太郎「大嘘」 玄「5冊目だねっ」 ※阿知賀成分 @ 2013/03/04(月) 02:43:05.67 ID:eBo2fJKu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362332585/

無一文で家追い出された @ 2013/03/04(月) 01:54:49.37 ID:nynRPBrK0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1362329689/

シャットアウラ「ここは……」冥土帰し「病院だね?」 @ 2013/03/04(月) 01:11:41.08 ID:3mj3lv0+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362327100/

マミ「キュゥべえ…あぁ…キュゥべえ…」QB「………」 @ 2013/03/04(月) 01:02:36.66 ID:2rkgl0NZ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362326556/

先輩「後輩ちゃんと百合百合したい」 @ 2013/03/04(月) 00:30:21.84 ID:JdUfzvZCo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362324621/

初めての彼女(同性)との恋愛の話 @ 2013/03/04(月) 00:01:23.59 ID:1Vs1Z1Lu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1362322883/

ガンダムUC2巻までしか見てないけどフロンタルの側近の人ホモなの?ヒッサツ断スレ(バン76) @ 2013/03/03(日) 23:56:27.17 ID:jqq2iMoXo
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