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男「安価ストーリー」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 15:02:04.13 ID:xIsbDSt6o

このssは主人公の性別が男という以外何の設定も決めておりません
安価で男の行動を決めてください

男「という訳で、>>2だ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1353650523
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【リトバス】理樹「ストーカーに狙われるようになった」 @ 2020/06/06(土) 01:34:01.19 ID:3998YRn80
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【イナイレ安価】クロス・オリオン @ 2020/06/06(土) 00:14:53.35 ID:EA/3YXpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1591370093/

月を見るたび思い出す @ 2020/06/05(金) 22:46:05.37 ID:2b6aeKr40
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1591364765/

【女子高生の無駄づかい】バカ「王様ゲームだ!」【安価】 @ 2020/06/05(金) 21:24:14.81 ID:209CtwpA0
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続・毎日楽しく生きてます! @ 2020/06/05(金) 19:59:03.46 ID:L60k09s90
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バニル「安価式占い」カズマ「なんだそれ」 @ 2020/06/05(金) 18:13:55.42 ID:R+cwLGL+O
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チノ「やれやれで……だぜ」 @ 2020/06/05(金) 09:56:08.16 ID:zE5Ox/IdO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1591318568/

その時は私を @ 2020/06/05(金) 08:25:12.62 ID:2qmmrsdx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1591313112/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 15:03:25.72 ID:ycQ7his2o
寝る
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 15:03:40.49 ID:pgEQuOiSO
早く勤め先の銀行に行かなきゃ!遅刻してんだよ!家の鍵を早く返してくれ!俺の愛犬マイロ
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 15:10:22.26 ID:xIsbDSt6o

男「よーし……やる事ないし……寝るか!」

「待て待て待て! いきなり寝る奴がいるか!」

男「ん……何だようるさいなぁ……お前誰だよ」

「誰って……>>5だけど」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 15:10:50.24 ID:ycQ7his2o
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 15:11:05.35 ID:pgEQuOiSO
意志を持つ仮面
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 15:17:56.80 ID:xIsbDSt6o

男?「誰って……男だけど」

男「は? 何言ってんだ、男は俺だぞ」

男?「いやいや、お前こそ何言ってんだ。俺が男だ」

男「んん? あー……確かにお前何か俺に似てるもんな……まぁ俺が二人いてもいいか……」

男?「楽観的すぎねぇ!?」

男「そんな事より俺は寝たいんだ。大人しく寝かせてくれ、もう一人の俺よ」

男?「いや待て! そんな事してる場合じゃないだろ!」

男「何だよ……いきなり出てきて色々面倒臭い存在だなお前……じゃあどんな場合なんだよ?」

男?「>>9
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 15:18:15.88 ID:pgEQuOiSO
Ksk
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 15:18:57.46 ID:ycQ7his2o
どんな場合ってそりゃぁ…(なんだろう)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 15:22:56.19 ID:pgEQuOiSO
話広がらねぇww
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 15:25:42.48 ID:xIsbDSt6o

男?「どんな場合ってそりゃぁ……」

男?(……あれ? なんだろう)

男「んー? どうした?」

男?(あれ? 俺は何でこの場にいるんだっけ?)

男?(ていうかいつから、どうやってここに来た? そもそも……ここどこだ!?)

男?(そして何より……何で俺がもう一人いて、今まさに睡眠をとろうとしているんだ……!?)
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 15:26:14.67 ID:ycQ7his2o
>>1がうまくてつらい
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 15:31:35.28 ID:xIsbDSt6o

男?(ちょっと待て……冷静に考えたら分かんないことだらけだぞコレ……!)

男「何だよー、無視すんなよー……ま、いいや。おやすみー」ゴロンッ

男?(……くっ、何でコイツはそんなに寝たいんだよ!? 呑気すぎるだろ!)

男?(ひ、ひとまずコイツの事は放っとこう……まずは情報整理)

男?(今俺がいる場所は……うーん……一言で言えば>>15だな)
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 15:32:38.07 ID:9NiLbQSF0
グンマー
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 15:32:55.01 ID:ycQ7his2o
太陽のコア
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 15:45:57.14 ID:xIsbDSt6o

男?(今俺がいる場所は……うーん……一言で言えば太陽のコアって感じだな)

男?(多分電力の供給部屋か何かだろうが……やけにハイテクそうな機械が大量に動いてて常にどこかに大量のエネルギーを送ってるようだ)

男?(少なくとも相当重要な場所である事は間違いない……まさしく核って感じの)

男?(しかも機械熱のせいで室温も異様にたけぇし……)

男「ぐぅー」zzz

男?「……改めて、何でコイツはこんな場所で寝ようとか思えるんだ?」

男?「まぁいい……さて」

男?「俺はこれから……どうしようかね?」

>>18
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 15:46:48.76 ID:NWOcuxp/o
室内のコントロールパネルを適当に操作する
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 15:46:55.61 ID:ycQ7his2o
添い寝
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/23(金) 15:51:29.86 ID:MD+3OUnN0
まだ〜?
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 15:58:13.14 ID:xIsbDSt6o

男?「ふむ……この部屋の散策もいいが……」

男「くかー……むにゃむにゃ……」

男?「……」イラッ

男?「コイツ……人が分からないながらに色々考えてるってのに幸せそうな顔して寝やがって……何か腹立ってきたぞ」

男?「よし……コイツを起こそう。んで、詳しい話を聞きだそう」

男?「そうと決まれば……おい! 起きろお前!」ユサユサ

男「ん……んんぁ……」ゴロン

男?「寝がえりうってんじゃねぇ。ほら、さっさと起きて俺に話を……」

クラッ

男?「…………ん……な、何だ……!?」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 16:05:54.08 ID:xIsbDSt6o

クラクラッ

男?「く……何か急に……頭がくらくらしてきた……」

男?「つか……何だコレ……めちゃくちゃねみぃ……」

男?(眠たい……そんな場合じゃねぇのは分かってるけど……今すぐ眠りたい……)

男「むにゃむにゃ……」

男?(本当コイツ……気持ちよさそうに寝てんな……)

男?(俺も……寝ようかな……)

男?(まぁ分かんない事は……とりあえず寝て……起きてから考えればいいか……うん……そうしよ)

ゴロンッ

男?「ちょっと……隣失礼するな……俺も……寝させて……もらう……わ……」

男?「」zzz
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 16:11:24.64 ID:xIsbDSt6o






男「……んむ……」ピクッ

男「……ふぁあああ……よく寝たぁー」

男「あり? ここ何処だ? さっきの場所とはまた違うみたいだけど」

「目が覚めたようだね」

男「あ? ……まーた変な奴出てきたな……お前誰だよ」

「私は……>>24だ」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 16:12:21.17 ID:pgEQuOiSO
タイガーウッズ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 16:12:34.27 ID:ycQ7his2o
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 16:12:38.90 ID:NWOcuxp/o
ブッダ
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 16:21:03.24 ID:xIsbDSt6o

(便宜上男3という事で)「私は……男3だ」

男「ってまた俺かよ!? どんだけ俺いるの!? 流行ってるの!?」

男3「……ふっ……君は男の中でも面白いタイプだね」

男「うーん……まぁいいや、もう今更俺が一人増えようと二人増えようとどうでも」

男3「ふっ……そうかい」

男「そんな事よりもう一人の俺、いや、もう二人目の俺? まぁ何でもいいけど……ここ、どこだか分かるか?」

男3「>>29
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 16:22:11.91 ID:NWOcuxp/o
板橋
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 16:23:39.64 ID:9NiLbQSF0
戦場
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 16:23:42.12 ID:ycQ7his2o
太陽のコアですけどなにか
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/11/23(金) 16:38:43.36 ID:xIsbDSt6o

男3「太陽のコアですけどなにか?」

男「太陽? ってあの……めちゃくちゃ熱い星の……太陽?」

男3「ああ」

男「ふーん……ここ、太陽だったのか……にしては何か普通の部屋って感じだな」

男3「ここは安全な基地の中だからね。外に行けばとても熱い思いができるよ。死んじゃうくらいの」

男「そうか……普通に見えて、すごい頑張ってくれてんだなこの部屋は!」

男3(何か……すごいアホっぽいなコイツ……)

男「つーかお前はここで何してんだ?」

男3「>>33




ちょいと休憩

安価はよほど無理じゃなければ頑張りますが、こっちも後先考えず自由にストーリー進めちゃいます
なので、伏線っぽい描写とか入れても全く触れずに終わる可能性とか存分にあります
まあ完全にどんな話になるか俺も分かんないんで、そこは安価のみぞ知るって事を先に報告しときますー
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 16:38:49.25 ID:ycQ7his2o
おそい!
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 16:40:20.96 ID:NWOcuxp/o
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 16:40:28.68 ID:ycQ7his2o
土台
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/11/23(金) 16:41:02.24 ID:ycQ7his2o
>>33は土台をしてる?ってことでよろしこ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 16:41:14.08 ID:pgEQuOiSO
いい加減メル欄にsage入れろよ兵庫…
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/11/23(金) 16:42:07.27 ID:ycQ7his2o
すまん
わすれてた
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/23(金) 18:04:45.47 ID:xIsbDSt6o
あんまりやれないかも知れないけど再開
てか酉とかいりますかね




男3「私は……土台をしているんだよ」

男「……土台? どういう事だ? 何かを支える役割をしてるとか、そういう事?」

男3「……ま、そうだね」

男「何の土台をしてるんだ?」

男3「>>39
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/23(金) 18:13:19.62 ID:xIsbDSt6o
人いなかったかー
ksk
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 18:30:50.30 ID:pgEQuOiSO
この部屋の
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/23(金) 21:18:10.17 ID:xIsbDSt6o
 
男3「……この部屋の……だよ」

男「……は? よく分かんねぇんだが……お前がこの部屋の……土台?」

男3「……そのままの意味だよ……どんなに最新鋭なビルだろうと、どんなに歴史のあるお寺だろうと、それが形作られるのには土台が必要だろ?」

男「そりゃそうだな」

男3「つまりはそういう事だ。私はこの部屋を形作る為にはなくてはならない存在……土台みたいなものなんだ」

男「はぁ…………え、でもお前全然土台してないじゃん。普通に立って俺と会話してるじゃん」

男3「ん? ……ああ……ごめんごめん……正確には“私達”だったね」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/23(金) 21:23:33.40 ID:xIsbDSt6o

男「何だ。お前以外にも土台がいるのか……あ、成程、つまり今はそいつらがこの部屋の土台やってくれてんだな?」

男3「そうだ……けど……にしても……」

男「ん?」

男3「報告は聞いていたけど……君は本当に何も知らないんだな」

男「……何が?」

男3「ちょっとこっちからも聞いていいかい?」

男「おう、何だ」

男3「君は……自分がどんな存在で……どういう立場か分かっているのかい?」

男「>>44
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 21:24:48.89 ID:4hnFpsyEo
ksk
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/23(金) 21:25:26.72 ID:xIsbDSt6o
すみませんが今日はここまでとします

kskst
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/23(金) 21:25:47.55 ID:4hnFpsyEo
旧支配者のメッセンジャー
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/24(土) 22:33:37.43 ID:h8ceDNioo
こんばんは
続きやっていきます
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/24(土) 22:36:59.22 ID:h8ceDNioo

男「うーん……旧支配者のメッセンジャー?」

男3「……ぷっ! はははっ、何だそれ! ギャグかい?」

男「し、失敬なっ! そうだったら格好いいなと思って言ったんだぞ!」

男3「そうかいそうかい……本当面白いな君」

男「っつか……何だよその質問? お前は俺がどんな存在なのか知ってんのか?」

男3「……ああ」




男3「君は……いや……“私達”は…………この基地をここに維持し続ける為のエネルギー源だよ」

男「エネルギー源?」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/24(土) 22:51:24.27 ID:h8ceDNioo

男3「うん……さっきここは太陽のコアだと言っただろ?」

男「あぁ、言ったな」

男3「たださっき君も言った通り、太陽というのはとても熱い……普通はそんな太陽のコアに入りこんで施設を建てるなんて不可能なんだ」

男「でも現に建ってるじゃん」

男3「そうだね。これはとても凄い事だよ……けど、そんな事を可能にするには施設内に莫大なエネルギーを張り巡らさなければならない」

男3「ここまで言えば大体察しはついてきただろ?」

男「いや全然! 早く続きを言えよ」

男3「……」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/24(土) 23:03:16.89 ID:h8ceDNioo

男3「ふー……つまりだね、そのエネルギーというものに最も適していると判断されたのが、人間の生命力なんだ」

男「ふむふむ……」

男3「それも、一人や二人の命じゃ足りない……けど、施設維持の為に大勢の人間の命を奪う訳にいかないだろ?」

男「そりゃあそうだな」ウンウン



男3「そこでエネルギー源として抜擢されたのが、私達……クローン人間なんだよ」

男「ん? 私達って……あれ?  …………俺も!?」

男3「そうだ、君も私も……元々は“男”という一人の人間から生まれた人工的な存在なんだよ」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/24(土) 23:06:12.16 ID:h8ceDNioo

男「ええー……マジで……?」

男3「どうやら最近私達を生みだす装置の調子が良くないみたいでね……たまに君みたいに脳内情報が曖昧なまま作られてしまう個体がいるみたいなんだ」

男「うーむ……確かによく考えたら俺、自分の事あんまり分かってねーや……」



男「そっかー……俺クローンかぁ……うーん……」

男3「……ま、突然そう言われたら誰だって戸惑うよね……何か他に聞いておきたい事とか、言っておきたい事とかあるかい?」

男「>>51
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 23:10:21.31 ID:1eLDes9Bo
この施設の管理人って誰なの?そいつもクローン?
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/11/24(土) 23:12:19.33 ID:Tc+7yGqw0
ksk
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/24(土) 23:44:34.11 ID:+vUVmOrSO
俺は、ここから出る事はできないのか?もっと外の世界をみたいんだが
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 00:16:53.49 ID:ZkjSUmydo

男「俺は、ここから出る事はできないのか?」

男3「……ここから出たいの? 何故だい?」

男「もっと外の世界をみたいんだが……つかお前だってこんな所にずっといるの退屈だろ?」

男3「……驚いた。君は予想以上にイレギュラーな男なんだね」

男「何が?」

男3「私達はね、本来生み出される際に感情……というか思考を調整されるのさ。だからここから出たいなんて、露ほども思った事無い」

男「マジで? お前……可哀想だな、何か」

男3「……そうやって同情されても、あまりピンとこないんだよね」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 00:32:55.42 ID:ZkjSUmydo

男「まぁそれはそれとしてだ……あるのか? ここから出る方法」

男3「そりゃ、この場所には私達以外にも研究者なんかが出入りするんだ。勿論出る方法はある」

男「本当かっ!?」

男3「けど、君は出れないよ」

男「えー……何でだよー」

男3「当然だろ、さっき説明したじゃないか。私達はこの施設を維持する為のエネルギー源なんだから」

男3「ここで生まれ、ここで死ぬ……それが私達に与えられた役目だ。外に出る必要なんてないのさ」

男「知らねーんだけどそんな役目ー……」

男(うーん……どうしよっかねー……)


>>55
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 00:35:03.78 ID:5tpUjzjEo
無理矢理外に出たらどうなるんだ?
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 00:48:44.22 ID:ZkjSUmydo

男「あのさ……無理矢理外に出たらどうなるんだ?」

男3「……一体何を考えているんだい?」

男「た、例えばの話だって! 例えばのさ!」

男3「例えばと言ったって……まず無理だと思うけどね」

男「何で?」

男3「この施設の出入り口となっている場所があるんだけど、そこは屈強な警備兵達が厳重に守っているからね」

男3「君一人が乗り込んでいったって、簡単にとっ捕まえられて終わりさ」

男「そっかぁ……」

男(普通に突破するのは難しいようだな……どうしよう)

>>57
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 00:49:35.97 ID:5pOIGIvSO
じゃ、出入りできる人間はどんな人間なんだ?
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 01:03:00.32 ID:ZkjSUmydo

男「じゃ、出入りできる人間はどんな人間なんだ?」

男3「私も詳しくはないけど……私達クローンの調整、製造を行う人だったり、生命力を具体的なエネルギーに変換する人だったり……」

男3「ま、ともかくどこかの頭が良くて偉そうな顔したおじさん達だよ」

男「そいつらに上手く紛れたりできないかなぁ?」

男3「そんな甘いセキュリティな訳ないだろ。それに何より“男”の存在は皆知ってるんだ……その顔でうろついてたらすぐばれるだろう」

男(うーむ……どうするどうする……?)

>>60
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 01:04:33.61 ID:5pOIGIvSO
ksk
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 01:04:52.91 ID:tOBWtJ+20
よし!ここにいるすべての俺で反乱しよう!
コレで勝つる!
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 01:23:24.30 ID:ZkjSUmydo

男「……よし! じゃあこうしよう!」

男3「……今度はなんだい?」

男「なぁなぁ! 今ここには一体どれだけの俺がいるんだ!?」

男3「さぁ……見当もつかないが……まだ目覚めてない個体も含めれば千人以上はいるんじゃないか?」

男「千人!? ……うははっ、想像以上にいるじゃん俺! いいねいいねー!」

男3「な、何でそんな楽しそうなんだい……?」

男「そりゃあ楽しい事思いついたからに決まってんだろ!」

男3「楽しい事……?」

男「おう! ……ここにいるすべての俺で反乱しようぜ! コレで勝つる!」グッ

男3「は……反乱!?」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 01:51:57.62 ID:ZkjSUmydo

男3「な、何バカな事を言ってるんだ!? そんなの無理に決まってるだろ!?」

男「えー何でだよー。やってみなきゃ分かんねぇだろー」

男3「大体、他の男がそんな話に乗る訳ない……」

男「いやいや、乗るって! お前は乗らないの?」

男3「興味ないね。さっき言っただろ? 私達は思考を調整されていて、ここから出たいなんて露ほども思わないと」

男「考え直せって! こんな場所より、外の世界の方が絶対楽しいから!」

男3「何を根拠に……君だって外の世界は知らないんだろ?」

男「ああ、知らねえ」

男3「ならどうして……」

男「知らないから楽しいんじゃねーか! 少なくともここでぼーっと死ぬの待ってるより百倍……いや、千倍おもしれぇと思うぞ……なっ?」ニカッ



男3「…………!」


63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 01:55:56.17 ID:5pOIGIvSO
だんだん主人公主人公してきたな
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 02:09:28.83 ID:ZkjSUmydo

男3「……はぁ……全く」

男「君はつくづく変わってるというか……いや、バグってると言った方が正しいな」

男「いやーそれほどでも」

男3「誉めてないって……ふっ」

男3「けど君と関わったせいか、どうやら私も少しバグってしまったみたいだ」

男3「今まで考えた事も無かったのに……外の世界が楽しいかもなんて……思うとはね」

男「おっ? って事は?」





男3「その計画……強力してやってもいいよ」ニッ

男「……そうこなくっちゃ!」

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 02:11:41.02 ID:ZkjSUmydo
>>64
×強力
○協力

誤字コワイ
66 :アセロラ :2012/11/25(日) 02:33:39.96 ID:vfM1lLHG0
やっば!
何か、スンゲ〜事になってるんだけど!!
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 02:39:51.34 ID:ZkjSUmydo

男「いいねいいねー、このまま皆仲間にしよーぜー!」

男3「ただ、この計画だって容易には成功しないって事は先に忠告しとくよ」

男「そうか?」

男3「そうだ。理由は勿論沢山あるが……一番の問題は、私達の全ては研究者達によって制御・管理されているという事だ」

男「えーと……つまり?」

男3「……君、目覚める前はここと違う場所にいただろ?」

男「ん? ……ああ、そうだな。何かここより熱いし、いっぱい機械とかあった気がする」

男「今思えば、俺よくあんな場所で寝ようとか思ったなー、あはは」

男3「眠らされたんだよ……“強制スリープモード”でね」

男「は?  “強制スリープモード”?」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 03:00:16.53 ID:ZkjSUmydo

男3「ああ、君がいた場所は本来私達クローンが立ち入る事を禁止されている部屋だったんだよ」

男3「私達にも報告が来た……何かの手違いで二名の男が侵入禁止部屋に潜り込んでしまったと」

男「あー、俺以外にももう一人俺がいたなー……そういやアイツはどこ行ったんだ?」


男3「消えたよ」


男「……えっ?」

男3「『男?は思考に不穏な異常が見られたので再調整を行う』って……どこかに連れて行かれた」

男3「恐らく彼も、研究者達にとって良くないことを考えていたんじゃないかな? 今の君みたいに」

男「……でも、俺は連れてかれなかったぞ」

男3「その時は何も考えてなかっただろう? 反乱なんて」

男「そっか……」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/25(日) 03:12:20.03 ID:ZkjSUmydo

男3「ともかく、そういう事だ……もし少しでも私達に怪しい動きが見られたら、彼らはすぐにでも動きを止めてくるよ」

男「さっき言ってた……“強制スリープモード”ってやつを使ってか?」

男3「うん……そして、今捕まって調べられればもう終わりだね。殺されるか……良くても記憶は消されると思う」



男3「ふぅ……軽く見積もってもこれだけの壁がある訳だけど……どうする? 諦める?」

男「諦める……訳ないっしょ!」


男3「ま、そういうと思ったよ……それじゃとりあえずこれからどう動く? ――――リーダー」

男「……リ……リーダー?」

男3「この計画の主犯は君だ……そうだろ?」

男「お……おう。リーダーか……なかなかいい響きだな……」ドキドキ

男3「……おーい?」

男「あ、ああ! そうだな……えーっと……」

>>71
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 03:34:57.62 ID:5tpUjzjEo
研究者とやらを拘束して情報を聞き出そう
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/25(日) 04:02:10.08 ID:5pOIGIvSO
とりま仲間を増やす方法を探そう。研究員を手段問わずこちら側に引き込んでいろいろ聞こう。強制スリープみたいな、クローン体に対して何かしら命令できるシステムがあるはず。
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/26(月) 23:37:19.68 ID:HZ0iXtq4o
こんばんは
続きやっていきます
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/26(月) 23:39:10.00 ID:R36mqQHP0
おう、がんばれ
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/26(月) 23:52:06.71 ID:HZ0iXtq4o

男「よし、とりあえず仲間を増やす方法を探すか!」

男3「仲間の候補は千人以上いる訳だが……これはどうする?」

男「さっき“強制スリープモード”とか言ってただろ? それって研究者達が俺達に対して強制的に命令できるシステムがあるって事じゃん」

男「それを上手く使えば、千人いる俺の全てに反乱の意思を持たせる事とかできるんじゃねぇか?」

男3「へぇ……驚いた。ただのアホだと思ってたけど、ちゃんとした案もだせるんだね」

男「ま、まぁな。俺リーダーだしなー」エッヘン

男3「だけどそのシステムだって当然厳重に管理されてる筈だよ? そこはどう突破する?」

男「それは……えーと……何とか研究員を手段問わずこちら側に引き込んでいろいろ聞いて情報を得てだな……」

男3「手段問わずって……こっちにまず研究員を引き込めるような手段があると思うのかい?」

男「え? それは……うーん……」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 00:19:21.24 ID:RnYr+WKco

男3「それに、基本的に私達クローンは研究者達と関わる機会はほぼ皆無なんだよ。何しろあちら側はこっちの事を使い捨てのエネルギーだと思ってるからね」

男「む……うぐぐぐぅ……じゃあどうすればいいんだよぉ!?」

男3「……ふふっ、もうお手上げかいリーダー?」

男「う、うるせーな。じゃあお前の意見はどうなんだよー?」



男3「……あはは、ごめんごめん。ちょっと意地悪言いたくなっただけで、実際私も君の案に近い事を考えていたよ」

男「だ、だろー!?」

男3「ああ……幸いな事に研究者と接触するっていう問題の方は、私の日頃の行いのお陰でクリア出来そうだしね」

男「そうなのか?」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 00:41:12.09 ID:RnYr+WKco

男3「ふっ、私は“男”の中でもかなりの優等生って事で通ってるんだよ。研究者達からある程度信頼を得ている自信もある」

男3「時折研究者から直接、問題児の指導を依頼される事だってあるんだ。今回の君みたいにね」

男「ん? 俺?」

男3「君が眠っている間に私の元に届けられたのはそういう理屈さ。『調整ミスの男で、何も分かってないから色々教えてやってくれ』って……」

男3「まさかそんな問題児から、反乱の誘いをされるとは思いもしなかったけどね」

男「なはは、最初に誘ったのがお前で良かったぜー……けど、よし。何とか接触が可能なら、後は……」

男3「うん……味方につける方法だね」コクッ
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 01:02:32.50 ID:RnYr+WKco

男3「先に教えておくと、私がこの施設で顔馴染みとしている研究者は四名」

男3「複数人同時にアプローチを仕掛けるのは失敗する危険が上がるから、この中から誰か一人に狙いを定めて当たるのが望ましい」

男3「それぞれタイプや性別も異なるから、人によって効果的なアプローチは違ってくる。そこを見極めて行動しなければな」

男「なるほど……そんで? 四人の研究者ってのはどんな奴らなんだ?」

男3「ああ……こんな感じだが……どの研究者を狙う?」



1.研究者A(かなり体格がいい豪快な性格をしたおじさん)
2.研究者B(地味でヒョロっとした体つきの不健康そうな青年)
3.研究者C(美人だが少しきつそうな印象をうける女研究者)
4.研究者D(まだまだ初々しさの残る元気な新人女研究者)

()内は男3による独断の評価

>>78
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 01:03:37.32 ID:mOPL3u8v0
3
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 01:23:13.09 ID:RnYr+WKco

男「研究者Cなんかいいんじゃないか?」

男3「何故だい?」

男「美人だから!」

男3「……君はやっぱりアホだな。そんなくだらない理由で選んで失敗したって、こっちは責任負えないからな」

男「くだらなくはないだろ! 仲間に美人がいるのといないのとでは、モチベーションが大きく変わってくるぜー?」

男「まぁいいけど……彼女は見た感じかなり仕事熱心な人だよ。仕事が生きがいってくらいに」

男「そんな人が、仕事を裏切るような真似を簡単にしてくれるとは思えない……一体どんな手段で彼女を味方につける?」

>>81
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/11/27(火) 01:23:52.94 ID:AGBg9YOko
ふみだい
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 01:24:34.18 ID:xA4E8u14o
新しい仕事を斡旋する
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 01:25:37.65 ID:RnYr+WKco
>>79
あ、下2行のセリフ
男→男3
でお願いします。ミスすいません
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 01:55:54.43 ID:RnYr+WKco

男「ふむ。そんなに仕事が好きなら、反乱が成功した時には新しい仕事を斡旋してやればいいんじゃね?」

男3「私達のような人権もまともに与えられていない者が、どうやって他の人に新しい仕事を回してやれると言うんだい?」

男「あー……そこはとりあえずその場でそう言っておいて、事が上手くいった後にでも考えれば……」

男3「重要なのは……その言葉の信憑性と! 今の仕事の満足度を、量りにかけて! 彼女がこっちに傾いてくれるかどうかって話だよ!」

男「え、えーと……うーんと……」



男「……ま! どうにかなるっしょ! お前の頭脳があれば!」

男3「私頼りか!?」ガーン

男「よっしゃ、そうと決まればすぐにでも行動開始だ! 行くぞ、もう一人の俺!」

男3「はぁ……嫌な予感しかしない……」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 02:17:51.13 ID:RnYr+WKco

男「……はー……出歩いてみると分かるけど、この基地って広いんだなー」

男3「まだまだ君が見た範囲はほんの数パーセント程だよ……ここは本当に恐ろしいくらい広いからね」

男3「ちなみに今私達が歩いている場所は、本来なら理由なく“男”がうろついていい所ではない」

男「何!? いいのかソレ? ばれたら何とかスリープされるんじゃ……」

男3「大丈夫、今私達にはうろつく理由がある……男、君をだしにしてね」

男「俺? 俺がどうかしt
「んんー? そこにいるのは誰だぁ!?」


男「……へ?」



研究者A「おいおい! 何で“男”が二人もこんな所にいるんだぁー!? こっちは研究者専用の道だぞー!?」

男「……げ」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 02:39:34.14 ID:RnYr+WKco


男3「すみません、研究者Aさん。ちょっと用事がありまして」

研究者A「ん? ……おおっ! 何だ、男3だったのか! どうした?」

男3「いえ、大した事では無いんですが……こっちの男の事でちょっと」スッ

研究者A「ううん? そいつがどうかしたのかあ?」

男3「どうやら調整ミスがあったようで、先ほど研究者Cさんに指導を頼まれたんですよ」

研究者A「そうかそうか! いつも悪いなー!」

男3「いえ……それで、無事指導が終わったのでその事を研究者Cさんに報告しようと思って」

研究者A「何だ、わざわざその為だけに来たのか。それだったら俺から研究者Cに言っといてやるから戻っていいぞ!」

男3「……! いえ、研究者Cさんは私に直接お願いしてくださったんです。それを受けた以上、完了した報告を自らするまでが私なりの責任かと」


研究者A「……ふむぅ……?」


男「……」ドキドキ
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 03:06:52.91 ID:RnYr+WKco

研究者A「……そうか。お前はホント……」

男3「……」



研究者A「……真面目でいい奴だなぁー! 改めて感心したぞ! がっはっは!」

研究者A「よしよし、そうまで言うなら仕方ないな! 行ってこい! ただし、あんまり長い事うろうろしてると変に勘ぐられて眠らされるぞー!」

男3「……はい、ありがとうございます。用を済ませたらすぐ戻りますから」ホッ

男3「ほら、さっさと行くよ。男」

男「お、おう……じゃあな」

男(男3の信頼度が高くて助かったな……)




研究者A「……ちょっと待て……なぁ、そこの“男”よ」

男「…………え!? 俺!?」クルッ

87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 03:24:24.32 ID:RnYr+WKco

研究者A「ああ。お前……どんなミスか知らんが、さっきまでクローンとしての脳内情報が皆無の状態だったらしいじゃないか」

研究者A「ちゃんと男3に指導してもらったか?」

男「あ、ああ。大丈夫だ……もう完璧だから」

研究者A「そうかい……それにしてはおかしいなぁ」

男「え? な、何がおかしいんだ?」



研究者A「その口調と態度がだよぉ! お前ら“男”は俺達研究者のお陰で存在してるんだ! そんな研究者に対して、敬いが足りてねぇんじゃないかぁ!?」

男3「すっ……すみませんっ! 完全に私の指導不足ですっ! すぐにでも……」

研究者A「悪いな男3……今俺はコイツに聞いてるんだ」

男3「……くっ」

男「……」

男3(男……対応を間違えるなよ。ここで問題になれば反乱の『は』の字も起こせずに私達は終わりだ…………外に出るんだろ?)

研究者A「なぁおい、どうなんだ?」

男「>>89
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/11/27(火) 03:26:40.79 ID:H/weiAwv0
lsl
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 03:28:46.13 ID:OwJWRGrVo
90度腰を曲げて深々とお辞儀する
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 04:15:56.56 ID:RnYr+WKco

男「……す」

男「……すいませんでしたぁ!!」ガクーン

研究者A「うぉおっ!?」



男「俺……いや、私のようなただのクローンが、あなた様のような神様とも呼べるべき存在に不届きな態度をとって、本当に申し訳ございませんっ!」

男「もうそんな無礼な真似は絶対にしないと誓います! ですのでどうかお許しをっ!」

研究者A「……ぬ、やりゃ出来るじゃねぇか……どうしようかねぇ」



男「もし……もしお許しいただけないというなら……せめて男3には何もしないでやってください!」

男3「お、男……?」

男「コイツは……男3は、しっかりと教えてくれました! 俺……私が馬鹿な真似をしただけですので! 男3には全く非はありません!」

男3「男……」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 04:28:17.12 ID:RnYr+WKco


研究者A「……ふ……ふん」

研究者A「誰も許さないとも、男3を罰するとも、言ってないだろうが」

男3「じゃ、じゃあ……」



研究者A「今回はその殊勝な態度に免じて聞かなかった事にしてやるよ……今回だけな」

男・男3『ありがとうございます!』

研究者A「ったくぅ……男3よぉ。次からはその辺もしっかり指導しといてくれよなー? そいじゃ!」


スタスタスタ





男3「行った……か」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 04:51:51.05 ID:RnYr+WKco


男3「正直どうなるかと思ったが、何とかやり過ごせたね……」チラッ

男「……」ガクーン

男3「おい男? もう研究者Aは去った……いつまでお辞儀してるんだい? 顔をあげなよ……」ユサユサ


男「」ピキピキ


男3「……ひっ! お、男、顔が引きつってるよ……?」




男「……ぅがああああああああああ! うっぜえええええええええ!!」

男3「お、おい! 大きい声を出すなよっ」シーッ
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 05:20:40.33 ID:RnYr+WKco

男「あの中年メタボ野郎……見下した目で見やがってぇ……」プルプル

男3「アレが研究者の私達に対する普通の対応だ……むしろ私がいたから優しい方か」

男「くそ、どれだけぶん殴ってやろうかと思ったか……ムカつきすぎて顔に出そうだったから、慌てて頭下げてごまかしたぜ」

男3「あの深々としたお辞儀はそういう事だったのか……」


男3「けど……よく我慢したね。それでいい。君の外に出たいという思いの強さを再確認させてもらったよ」

男「別に…………ただ、お前が俺に一生懸命協力してくれてるのに、俺が勝手に台無しにするのは悪いな、と思っただけだ」

男3「男……ふっ……」




男3「そんな事言われたらこっちだってもう手を抜いたりはできないな……絶対計画を成功させようじゃないか」グッ


男「へっ! 何今更言ってんだよ? ……当然だろ!」グッ

94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 15:02:03.24 ID:RnYr+WKco




そして―

男3「着いた……ここに研究者Cがいるよ」

男「ふー……結局あれ以降誰にも会わなかったな」

男3「……さぁ、心してかかるよ。間違いなくここは正念場だ」

男「さっさと行こうぜ。一刻も早くこんなとこから出たくなってきたぜ」

男3「よし……」


コンコン


「……はい」

男3「研究者Cさん……あの、男3です」

「……どうしたの?」

男3「先ほど私が担当していた男の指導が終わったので、その報告を」

「……入っていいわよ」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/27(火) 15:20:36.11 ID:RnYr+WKco


ガチャ

男3「……失礼します」

男「失礼しまーす……」


研究者C「……それで? 報告っていうのは……指導が終わったっていう事だけ?」

男(おぉ……確かに美人だなー……怒ったら怖そうだけど)

男3「はい……やはり、依頼された事は責任持って直接報告したかったので」

研究者C「そう……わざわざ御苦労さま……もう用も無いなら戻っていいわよ」

男3「あっ……えっと」

男3(……どうする? いきなり本題に入るか? それともまずは何気ない話を振って様子見か?)

>>97
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 18:26:16.99 ID:rHQmxa2P0
安価下
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/27(火) 20:48:03.71 ID:HUP7HLico
最近仕事の調子はどうですか?
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/30(金) 02:07:57.92 ID:wER3tya/o
何となくこのスレの需要の少なさを感じ取ってはいますが
めげずに続きやっていきます
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/30(金) 02:12:23.28 ID:wER3tya/o

男3「研究者Cさん……最近仕事の調子はどうですか?」

研究者C「あら、突然どうしたの?」

男3「いえ、その……研究者Cさんは傍目から見ても、とても仕事に情熱を注いでいるように感じますので」

研究者C「別に……普通よ。仕事の調子だって、関係無い」

研究者C「どうせ私がやるべき事なら、どんな調子であっても万全を尽くすから」

男3「そ、そうですか」


男3(うわぁ……これが完璧主義者ってやつか?)

男3(にしてもこの感じは……やっぱり新しい仕事で釣るのは難しいんじゃないか……?)

男3(このまま男の作戦でいっていいものだろうか? どうする……?)

>>100
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 02:18:52.10 ID:6UTnzPN8o
挨拶をして仕事の邪魔にならないように部屋から出る
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/30(金) 02:30:36.91 ID:wER3tya/o

男3(……いや、やっぱりこの流れのまま行っても失敗するビジョンしか見えない!)

男3(ここは一旦退いて作戦を整え直そう)

男3「そ、それじゃあこれ以上ここにいるとお仕事の邪魔になりそうなので、私達はそろそろ行きますね!」

男「えっ」

研究者C「そう……また“男”の指導頼む事があるかも知れないけど、その時は宜しくね」

男3「はいっ、それでは失礼します」

男「ちょっ、あれっ?」

男3「ほら、行くよ男」

男「ええー……?」



バタンッ
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/30(金) 02:43:06.87 ID:wER3tya/o



男3「……ふぅ」

男「……ふぅ、じゃねーだろ。どういう事だよ!?」

男3「落ち着くんだ男。あの流れで新しい仕事を餌に、仲間に誘ったって絶対失敗してたよ」

男「そんなのやってみなけりゃ分かんないだろ!」

男3「だがチャレンジは一度しか許されないんだ。どうせ挑むなら最も成功率の高いタイミングで行きたい」

男「うー……けどせっかくこんな普段はなかなか来られない所まで進出してきて、このままただ帰るなんて勿体無くねーか?」

男3「それは……確かに」

男「どうせなら何か成果を残さないか?」

男3「だけど……一体何をする?」

男「>>103
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 03:10:52.09 ID:I61QLcCj0
ヤバそうな機械をいじくって研究者たちに嫌がらせでもするか!
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/30(金) 03:28:23.23 ID:wER3tya/o

男「ヤバそうな機械をいじくって研究者たちに嫌がらせでもするか!」

男3「却下」

男「はえーよ! 何で!?」

男3「そんなの絶対ばれて捕まるからに決まってるだろう!」

男3「重要な部屋であればある程、その守りは堅い。監視カメラや赤外線探知機は当たり前に設置されているよ」

男「な、何だよつまんねーなー。リーダーは俺だぞ」

男3「そのリーダーがアホな行動を取ろうとしたら、正しい道へと誘導するのが私だ」

男「じゃあその正しい道ってのが何なのか教えてくれよ……これからどう動く」

男3「ふーむ……そうだな……」

>>105
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/30(金) 03:29:32.47 ID:6UTnzPN8o
監視カメラ・赤外線探知機の配置を記憶しておく
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/30(金) 03:52:59.87 ID:wER3tya/o

男3「でも、ま……その監視カメラや赤外線探知機がどういう配置をされているのか調べていくぐらいなら大丈夫……かな」

男「えー、そこまで行くならもう突入しちゃおうぜー」

男3「いや、遠巻きに見て通れるルート、通れないルートを判断するだけだ。完全な把握も出来ていないのに近づきすぎるのは危険だよ」

男「消極的すぎねーかー?」

男3「これでも私的には冒険したつもりなんだけど……それに、この辺りをうろつくだけでも地理を知れるってメリットになる。十分じゃないか?」

男「ちょっと歩いただけで地理とか覚えられねぇよ」

男3「誰も君の記憶力などあてにしていないから気にするな」

男「こんにゃろ、リーダーは……」

男3「はいはい、いざって時は頼りにしてるから……な、リーダー」ポンポン

男「……しょ……しょうがねぇなー! まぁ、緊急事態になったら俺に任せとけ!」

男3「ぷふっ……うんうん、そうだねー」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/30(金) 04:26:49.59 ID:wER3tya/o




そして―

男3「……何とか……帰ってこれたねー」フウ

男「そうだな。結局行き帰りあわせても研究者と遭遇しちまったのはあの中年メタボ一人だけだったし」

男3「うん、そこも収穫の一つだね。あの辺りは、特に非常事態でもない限りあまり人がうろついていない、という事だ」カキカキ

男「そうだなーって……何してんだ?」

男3「ん? 何って……先ほど集めた地理や監視カメラ、赤外線探知機の場所などの情報を、忘れない内に書き起こしているだけだけど?」カキカキ

男「ああー……お疲れ様……」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [saga]:2012/11/30(金) 04:31:19.68 ID:wER3tya/o



男3「さて!」

男3「早速次はどう動く?」

男「おっ? もう次の行動か! いいね! ってか、お前も何か明らかにノってきてるな!」

男3「まぁね。最初はそんなにモチベーション無くて、別に捕まってもいいや、って思ってた節もあったからね」

男「何っ!? そうなのか!?」

男3「過去形だろ、過去形。今は微塵も考えてないよ。むしろ君の言う通りやる気まんまんさ」



男3「まず……君に今一度問いたいのは、研究者を仲間にする作戦は継続でいいか」

男3「それと継続するなら、どうやって仲間にするか……だ」

男「>>109
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) [sage]:2012/11/30(金) 05:36:17.94 ID:2BA19pk5o
誰でもいいから弱みを握ろう
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/12/25(火) 05:58:38.65 ID:z3tAWB1IO
マダ
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/01/23(水) 18:05:07.61 ID:AFif3KJ7o
まだかな
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