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金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」 二隻目 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/29(火) 00:59:05.92 ID:xBU8Dc6k0
前スレ

金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382027738/


前スレが埋まり次第こっちで継続して投下していきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1382975945
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ここの奴らって底辺無職ってマジ? @ 2019/09/23(月) 16:19:49.68 ID:zodmyEeBO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569223189/

【ミリマスSS】草薙星蘭「ぷっぷかさん・・・?」 @ 2019/09/23(月) 15:50:22.12 ID:FoB+MLQF0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569221421/

奏「ご褒美にキスでもして貰おうかしら?」 モバP「わかった!」ブチュー! @ 2019/09/22(日) 21:59:09.26 ID:FMubTUSF0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569157149/

俺「雛見沢村に安価で住む事になった」魅音の双子の妹、4音でーす! @ 2019/09/22(日) 21:02:28.77 ID:h9CpVWUAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569153748/

【イナズマイレブン】天馬「円堂監督……」【安価】 @ 2019/09/22(日) 20:55:07.71 ID:1Lqiw6720
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569153307/

真姫「まきフレンド」 @ 2019/09/22(日) 20:30:39.45 ID:OsKkgBirO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569151839/

【咲安価】「この試合に、東2局はきませんよ!」【オリコンマ】 @ 2019/09/22(日) 19:37:40.01 ID:z1lz3gVz0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569148659/

夢ならばどれほどよかったでしょう @ 2019/09/22(日) 16:31:46.36 ID:ZQTS6Aido
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1569137506/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/10/29(火) 03:30:59.42 ID:xBU8Dc6k0
時間も時間なのでちょっとだけ投下していきます。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/10/29(火) 03:31:49.99 ID:xBU8Dc6k0
瑞鶴「……あの、提督さん」

提督「どうした」

瑞鶴「信じがたいんだけどさ……あれ、艦娘と人みたい。艦娘に背負ってもらって……」

金剛「ホワッツ!?」

川内「な、なんでそんな事になってるの?」

神通「普通じゃないですよね……」

提督「救助しに行くぞ。全員、私に続け」

金剛「行かせませんよ?」

瑞鶴「提督さんはここで待機してて。海に出たらそれこそ救護妖精さんに睨まれるわよ?」

提督「……分かった。川内、神通はあの二人を救助。金剛と瑞鶴は護衛をしてくれ」

全員「はい!」

……………………。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 03:53:07.34 ID:xBU8Dc6k0
川内「大丈夫ですか!?」

神通「もう安心して下さい。すぐ近くの母港まで私達が運びます」

瑞鶴「二人共ボロボロ……。特に艦娘の子なんて半分沈んでるじゃないの……」

金剛(……見間違えかと思いましたが、当たったみたいですね)

榛名「あり、がとうございます……。私よりも……この方を……」

元帥「いやはや……助かったよ……」

金剛「……ご無事で何よりデス。元帥殿」ピシッ

川内「え!?」

神通「げ、元帥!?」

瑞鶴「!!」

瑞鶴(この人が……提督さんの言っていた元帥……)

元帥「挨拶は構わない……早く、早く陸へ上がらせてくれ……」

……………………。
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 03:57:29.74 ID:xBU8Dc6k0
元帥「ああ……ここは君の鎮守府だったかね……」

提督「……元帥殿、よくご無事で」ピシッ

金剛・瑞鶴・川内・神通「…………」ピシッ

提督「まさか、あの日からずっと海へ?」

元帥「ああ……そうだよ……。もうダメかと思ったよ……」

提督「瑞鶴、急遽水分を用意してくれ。川内は担架を二つ持ってきてくれ。神通は救護妖精へすぐに検査ができるように手配してくれ。金剛はここで敵が来ないか警戒だ」

全員「はいっ!」

元帥「ははは……。手際が、良いな」

提督「喋らないで下さい。お身体に障ります」

元帥「くく……。面白い奴め……こんな儂を形式上でも労われるとは……」

提督「…………」

元帥「まあ良い……。一休みをしたら、礼に良い事を話してやろう……」

……………………
…………
……
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 04:01:04.43 ID:wM9nrAa4o
榛名(運20)さんだ!
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 04:03:38.17 ID:xBU8Dc6k0
今回はここまでです。
また今日投下しますねー。

榛名さんは書いていて本当に提督思いの艦これ一の健気な子だと思っています。
良い子だよね、本当に。

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 05:31:32.26 ID:SX0xdeYSo
移動乙
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 06:23:38.09 ID:1M/n4mwAO
乙 金剛型の天使担当が来たか、これで勝つる^p^
残るはメガネ担当とひぇぇ担当だけだな!
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 07:41:22.79 ID:VAVZvR4ho
史実が史実だけに、艦娘には幸せになってほしいんよ…。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 08:18:48.33 ID:vGMGoDRco
なら自分で書いて幸せにしてやれ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 09:55:19.99 ID:tmHdlDYO0



>>11
俺は書くことができんから、せめてうちの鎮守府は誰も沈めない事を徹底してる
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 10:08:07.75 ID:31yNzA+mo
>>11
数学科に期待しちゃダメ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/10/29(火) 12:54:57.53 ID:4VdnLa6t0
救護妖精「──ん。元帥さんは危なかったね。あと数時間も水分が取れなかったら死んでたと思う。あと、意地でも海水に浸かっていなかったのが不幸中の幸いだね。長時間浸かっていたら今頃、その部分を切り落としていたよ。他にも色々と身体に気を遣ってたみたいで、流石は海の軍人さんといった所かね」

救護妖精「それにしても、艦娘は驚きだね。戦闘もこなして三日三晩、ほとんど休まずに動いていたんだろ? それで衰弱程度で収まるなんて、人間じゃ到底無理だよ」

救護妖精「元帥さんは点滴による栄養補給と絶対安静。艦娘は食欲があるなら、消化の良い食べ物を食べてゆっくり休んだら問題ないと思うよ」

提督「そうか。助けてくれて感謝する」

救護妖精「感謝ならあの二人にされたいなぁ。それに、医者が人を助けるのは当たり前でしょ?」

提督「感謝の言葉は素直に受け取っておくものだ」

救護妖精「へいへい」

榛名「あの……助けて頂きまして、ありがとうございます……」モゾ

救護妖精「あれ、もう起きたの?」

榛名「はい……榛名は大丈夫ですから、どうか提督を……」

救護妖精「あっちも大丈夫。今はぐっすり眠ってるよ。充分に身体を回復させたら問題なく動けるようになるんじゃないかな」

榛名「そうですか……良かった……」ホッ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/10/29(火) 13:19:24.19 ID:4VdnLa6t0
榛名「貴方が……ここの提督さんですか?」

提督「そうだ」

榛名「重ねて、お礼を申し上げます。貴方が助けて下さらなければ……提督は……」

提督「礼は構わん。当然の事をしたまでだ」

榛名「ですが……」

提督「もし本当に感謝しているのなら、早く元気になって、その姿を元帥殿に見せてやるんだな」

榛名「…………」

榛名「……はい。そうさせて頂きます」ニコッ

提督(……ほう)

提督「では、私は提督室へ戻る。何かあったら救護妖精を通じて私に連絡をしてくれ」

救護妖精「えー……面倒臭いなぁ……。まあ、なんでも言ってよ。私は伝えるだけしか出来ないけど」

榛名「はい、ありがとうございます」ニコリ

コンコン──ガチャ──

瑞鶴「提督さん、そろそろ休まないと身体に障るわよ?」

提督「ふむ、そうだな。ではそろそろ戻るとしよう」

金剛「出来ればここは私達に任せて休んで欲しかったくらいですけどね」

提督「そうもいかん。この鎮守府での責任者は私だ。元帥殿とその艦娘のご様子を把握しておかなければな」

金剛「それは……そうですけど……」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 13:58:27.68 ID:4VdnLa6t0
提督「お前達が心配してくれているのは良く分かっている。今後も私の監視を頼むよ」ポンポン

金剛「あ……はい!」ニコニコ

瑞鶴「…………」

提督「瑞鶴も、頼んだぞ」ポンポン

瑞鶴「──うん!」ニコニコ

榛名「…………」

金剛「えーっと、榛名」

榛名「──あっ……は、はい! お姉様、どうかなされましたか?」

金剛「……違う鎮守府とはいえ、貴女は私の妹です。仕事の合間に顔を覗きに来ますね?」

榛名「で、でも……それは、お姉様の提督さんに許可を貰わないといけないのでは……」チラ

金剛「え? テートク、そうなのデスか?」

提督「そんな制限を設けたつもりはない。仕事以外は基本的に自由だ」

金剛「ですよね? では、これで正式に榛名と面会できますね!」

榛名「…………」

金剛「……榛名?」

榛名「あ……ごめんなさい。ちょっとボーっとしてしまって……」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 14:24:42.40 ID:4VdnLa6t0
救護妖精「まあ無理もないよ。ゆっくり休みな」

榛名「はい。そうさせて頂きます……」

金剛「それでは、また来ますね!」

榛名「はい。お姉様、お姉様の提督さん、そして……えっと、瑞鶴さん、救護妖精さん、今回は本当にありがとうございます」

榛名「榛名は、とても幸福です」

提督「…………」

提督「また来た時に、何があったのか話してくれ」

榛名「はいっ」

……………………
…………
……
18 :短かったのでもう一個 [sage saga]:2013/10/29(火) 14:25:14.09 ID:4VdnLa6t0
〜提督室〜

提督「…………」

金剛「…………」

瑞鶴「あ、あれ……どうしたの二人共。なんだか暗いけど……」

金剛「……榛名、何をされてるのでしょうか」

提督「分からんが、普段は良くない扱いなのだろうな」

瑞鶴「え……元気が無いのはそっちが理由なの?」

提督「そうと見てまず間違いないだろう。あの寂しそうな目がそう語っていた」

金剛「…………提督。カウンセリングという名目で、榛名から何をされているのか聞いた方が良いのでしょうか」

提督「それはしない方が良い。彼女は元帥側の艦娘だ。下手に聞き回ると元帥にも話が渡ってしまう」

金剛「そう、ですよね……」

瑞鶴「困ったわね……」

提督「方法が無い訳ではない」

瑞鶴「そうなの?」

金剛「……榛名と元帥はここに来ていない、という事にする訳ですね?」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 14:43:15.88 ID:4VdnLa6t0
提督「そうだ」

瑞鶴「え……それって……」

提督「監禁、または必要な情報を手に入れてからの殺害だ」

金剛「…………やりますか?」

瑞鶴「ちょ、ちょっと金剛さん!? 何を言ってるのよ! そんな酷い事……いくら相手があの元帥だからって……」

提督「考慮はしておく」

瑞鶴「提督さん!?」

提督「あの二人を殺しておく方が何かと都合が良いのは事実だ」

瑞鶴「でも……でも、それは……」

提督「それに、例え放っておいても──」

コンコン──

提督「入れ」

ガチャ──パタン

救護妖精「やあ」

提督「そろそろ来る頃だと思っていたよ」

金剛・瑞鶴「え?」

救護妖精「ああ、じゃあ提督は私の素性を知ってるんだ?」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 15:06:20.43 ID:OF8zqgHEo
>>1 ご安全に!
救護妖精さんはDr.キリコ?
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 15:09:46.75 ID:4VdnLa6t0
提督「素性も何も、この鎮守府の妖精達の経歴を見れば分かる事だ」

救護妖精「それもそうだよねー」

金剛「……どういう事ですか?」

救護妖精「んー? あたしは元々、あの元帥の鎮守府に勤めていたのさ」

瑞鶴「え……だったら、どうしてここに……?」

救護妖精「嫌気が差したから異動させてもらっただけだよ。あんな所でずっと働くなんて無理だよ無理」

金剛「……何があったのですか」

救護妖精「あの元帥さ、艦娘を道具としてしか見てないんだよね。だから救護室はいつも満員。おまけにその状態でも構わず、何をやってるのか知らないけど死に掛けにさせている。そのまま解体させるなんて事も日常茶飯事だったよ」

瑞鶴「……死に掛けてる時に解体したら、どうなるの」

救護妖精「死ぬ。例外なく」

金剛「…………」

救護妖精「艦娘は普通の人間よりも強いんだよ。だから、普通の人間なら即死でも大抵の事なら耐えれる。流石に神経系統をやられたら人間と同じだけど、大体は人間より丈夫だよ。でも、その艦娘が死に掛ける程なのに普通の子に戻したらそりゃ死ぬよね」

救護妖精「で、提督さん。アレどうするの? 私としては麻酔を過剰投与したいくらいなんだけど」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 15:33:21.65 ID:4VdnLa6t0
ちょっと休憩してきますね。
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 16:00:21.41 ID:rOc7brOAo

ティータイムは大事にしないトネ〜♪
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/29(火) 16:08:05.30 ID:oRsaZ4CSO
やっと追いついた....
毎日楽しみに待ってます!
がんばってください!
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 16:23:27.36 ID:wgJO84t80
>>1乙。
そして瑞鶴嬢小説デビューおめ!
内田先生なら素敵なお話を書いてくれるよ!(ゲス顔)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 17:19:38.03 ID:bJ8eLP4Q0
乙!
しかし我が鎮守府の癒やし、榛名さんにひどい扱いとは・・・

何か吊すのにちょうど良さそうなのは・・・(ゴソゴソ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 17:20:47.05 ID:AubFxHg0o
私がいるじゃない!
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 17:26:57.43 ID:4VdnLa6t0
書き手が帰艦しました。
休むついでに自白剤やゲシュタルト心理学やゲシュタルト崩壊などを詳しく調べていたらこんなに時間が経ってしまった。すまない。

それでは、ちょっと頭を使いながら書き始めます。
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/10/29(火) 17:28:03.95 ID:4VdnLa6t0
提督「どうするかはまだ考えている途中だ」

救護妖精「ふぅん。まあ、私にとって良い返事であれば良いんだけどね」

提督「医者が人を助けるのは当たり前と言っていたのはどこの誰だったか」

救護妖精「あたしは助けられない命まで助けようとは思ってないんでね」

提督「……そうか」

瑞鶴「……助けれない命? さっき身体を回復させたらって……」

救護妖精「アレはもう助からないよ。内臓が死んでる。悪党は長く生きるとは聞いたが、本当にしぶといねぇ」

金剛「では、大丈夫と言ったのは榛名を安心させる為ですか?」

救護妖精「そうだよ。起きているのは分かってたし、艦娘の方はまず助かるからね。変に精神を弱らせて死なせるのは嫌だよ」

救護妖精「それに……いくら悪党でも苦しんで死んでいく姿は見たくないからねぇ……」

提督「だから麻酔で、か」

救護妖精「そうだよ。眠るように死んでいく。一番苦しくない殺し方さ」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/10/29(火) 18:01:37.69 ID:4VdnLa6t0
救護妖精「どれくらい生き延びるのかは知らないけど、必要な事を聞き出す時間くらいは待ってやるよ」

提督「感謝するよ」

救護妖精「あたしはやりたい事をやる主義なんでね。……どっかの提督さんはそれに優しさが混じってるみたいだけど」

提督「では似た者同士というわけか」

救護妖精「やめとくれ。あたしはこれから人を殺すんだ。提督は人を生かしてやってくんないかい」

提督「私もこれから艦娘を殺すんだ。似た者同士だよ」

金剛「っ……」

瑞鶴「こ、殺すの……?」

提督「精神的に死ぬ。あれだけ主人想いの子だ。事実を話せばいずれ衰弱して死ぬだろう」

救護妖精「榛名って艦娘は皆そうだよねぇ。主人想いって言うか依存しているって言うか」

金剛「榛名……」

提督「現実だ。辛いだろうが、受け入れてくれ」

金剛「…………もし、榛名が亡くなったら……その時は……提督、私を助けて下さい」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 18:27:13.51 ID:4VdnLa6t0
提督「約束しよう」

提督「しかし……元帥が死ぬ、か。必要な情報が手に入る前に死なれたら困るな」

救護妖精「そこはアレに任せるしかないね」

瑞鶴「…………」

救護妖精「さてと、それじゃあ私は帰るよ。──ああ、艦娘の子から総司令部へ、アレが生きているって伝えてくれと頼まれたけど、どうするよ」

提督「伝える準備をしている最中だと言ってやってくれ」

救護妖精「……本当に、優しい悪党だね提督」

提督「お互い様だ」

救護妖精「んじゃ、アレが起きたらまた来るさ。またねー」

ガチャ──パタン──

提督「方針は決まったな。元帥から情報を聞いた後、安楽死させる。元帥の艦娘は……そうだな、二つの方法がある」

提督「私はあの子も助かるとは思っていない。だが、万に一つというものもある。時間を掛け、ゆっくりと事実を知らせるか、ハッキリと伝えてしまうか」

金剛「…………」

提督「お前の前でこんな話をするのは酷だと思うが、現実だ。すまない」

金剛「いえ……戦争をしているのですから……当たり前です……。榛名があの人の下へ来てしまったのが最大の不幸だったのです……」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 18:45:02.28 ID:4VdnLa6t0
提督「おまけに艦娘は一人の提督にしか主人と認めない。生かしてやれるかは分からないが、やるしかない」

瑞鶴「……どうにもならないの?」

提督「自白剤でも打って、無理矢理にでも私が提督だと刷り込めばなんとかなるかもしれないが、前例が無いから可能性は限りなく低い」

瑞鶴「なんで自白剤?」

提督「自白剤は脳の働きを鈍くする薬だ。朦朧としている中で何度も何度も『榛名の提督は私だ』と語れば、いずれそれが真実だと思い込む可能性もある」

金剛「でも、自白剤って効くのでしょうか……。提督への刷り込みがとても強い艦娘が刷り直しが出来るとは思いにくいのですが……」

提督「私も同意見だ。だが、可能性がゼロという訳でもない。短時間に何度も語られると、その言葉が本当に聞こえてくるようになるものだ」

提督「やらずに死なせてしまうのなら、やって死なせてしまう方が精神的に楽だろう」

金剛「……そうですよね。でも、それって物凄く悲しい事です……」

提督「殺すか洗脳か……どちらか一つなら、私は洗脳を選ぶよ」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 18:59:16.52 ID:4VdnLa6t0
瑞鶴「洗脳……」

提督「あの手のタイプはいくら説得をしても無駄だろう」

金剛「私もそう思います……。あの子、依存しちゃう子ですから……」

瑞鶴「どうしようもないのかなぁ……」

提督「すまない。私には刷り込ませる以外、思い付かない」

金剛「……もし、刷り込むとして、それをより確実に近付ける方法はないのでしょうか」

瑞鶴「うーん……」

提督「……ふむ」

金剛「あるのですね、提督」

瑞鶴「え?」

提督「……本当にお前には隠し事がしにくいな」

金剛「教えて下さい。その方法を」

提督「…………」

金剛「提督……」

提督「……より正常な判断が下せず、より強い朦朧状態で刷り込む。それぐらいだろう」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 19:02:17.61 ID:4VdnLa6t0
なんか疲れやすいなぁ……。もういっちょ休憩行って来ます。

物語も後半でそろそろ終わりが見えてきた頃……。
前スレで言っていた終わり方も決まりましたので楽しみにして下さいね(蒼白ゲス顔)
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 19:06:38.08 ID:jtzVmnd3P

ゆっくり進めてくれればええんじゃよ
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 19:26:56.68 ID:SfnZE4uq0
乙です。
>>34

まだ登場してないけど
((((;゚Д゚)))))))〈ひぇ〜
何か嫌な予感しかしないんですがそれは…
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 19:42:48.70 ID:Fl5K9t6dO
つまりヤるんか…
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 19:43:52.66 ID:C8bBXJVMo
>>1乙。
体大事にしておくれー

>>20
鉄鋼か重工業のご同業者とみたwww
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 19:52:25.99 ID:CSWA15qXo
しっぽり姉妹丼とか考えてた私を吊るしてくださいませ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 19:59:06.26 ID:Hy+977l5o
>>39
すいません。
姉妹丼どころか4P想像してました。吊るしてください…
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 20:02:11.27 ID:goBK/uVHo
>>40
おっとここに俺がいる
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 20:31:42.03 ID:BDvnkwSno
皆考える事は一緒か……
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 20:59:22.30 ID:etZjRaXU0
みんな想像力豊かだなぁ(棒読み)
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/29(火) 21:02:47.86 ID:50eq5gls0
この提督なら5,6Pでも行けそう(白目)
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 21:21:29.03 ID:BfUjayx7o
さあ皆で吊るされようか(白目)
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 21:24:16.07 ID:AubFxHg0o
じゃあ俺は響を抱いて寝るから!性的な意味じゃなく!
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 21:36:09.01 ID:ULQAO63Uo
皆でドックの梁からぶら下げられている絵面を想像してフイタwww
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 21:45:04.89 ID:5fW/BsiCo
いったい何が始まるんです?
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 21:55:45.25 ID:1xfb9nzb0
>>39-46

響「今日は七人。大漁だね」ブラーン

戦姫「うむ」ブラーン

金剛「何をやったのデスか二人共……」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 21:56:40.97 ID:1xfb9nzb0
あ、再起動したらやっぱりID変わるんだ。
これから投下していきます
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 21:57:25.71 ID:1xfb9nzb0
瑞鶴「より強い朦朧状態……? 薬を増やすの?」

提督「それが一番手っ取り早いが、自白剤も大量に与えれば死んでしまう。艦娘だから人間の致死量程度では死なないだろうが、それでも危険なのは変わりない」

瑞鶴「じゃあ、どうするの?」

提督「……理性をほぼ壊れた状態にし、尚且つその理性の部分も私を対象とさせての刷り込み」

金剛「ごめんなさい提督……。私達にも分かるように説明して下さい……」

提督「…………自白剤と瑞鶴の持っている催淫剤を使って彼女の理性を崩壊させた上での刷り込み」

瑞鶴「ぁー……」

金剛「…………」

提督「できればやりたくない」

瑞鶴「……でも、確かにあの状態で何かを言われたら、それをそのまま受け入れちゃうかも」

金剛「そうなのですよね……。でも、榛名とえっちは……その……」

瑞鶴「ねー……」

提督「何もすると決まった訳ではない。現に、私はするつもりがない」

金剛「……その時が来るまでに、覚悟をさせて下さい」

瑞鶴「私も……。金剛さんなら良いけど、他の人だと……」

提督「二人の意思に任せよう。それでは、職務に──」

金剛「私達がやるので寝ていて下さい」
瑞鶴「私達がやるんだから寝ててよね」

提督「……分かった。大人しく寝ておくよ」

……………………
…………
……
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 22:17:30.25 ID:PgwaDsiHo
榛名はゲームはじめてずっと一緒だから辛い
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 22:28:26.62 ID:1xfb9nzb0
金剛「テートク、テートク」ユサユサ

提督「む……」

瑞鶴「提督さん、起きた?」

提督「ああ。何かあったか?」スポ

救護妖精「アレの目が覚めたよ」

提督「分かった。すぐに行く」

救護妖精「まったくあのジジイめ……提督が休めやしないじゃないか……」

……………………。

提督「二人で話とは、何があったのでしょうか?」

元帥「死に行く儂から、最後に君への礼をしようと思ってな……」

提督「ご冗談を。回復すればいつものように──」

元帥「既に儂は目が見えていない。自分の身体だ。何が起こっているのか分かっておる」

提督「……左様ですか」

元帥「だから、今の海軍では二人しか知っていない情報を君に言おうじゃないか」

提督「良いのですか、そのような機密情報を……」

元帥「君にだから言う必要がある」

提督「…………」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 23:07:23.15 ID:1xfb9nzb0
元帥「くく……。少しは礼をせねば人として終わってるというものだ」

元帥「時間が無いので簡潔に言おう。まず、ドクターという名前を覚えておけ」

提督「ドクター?」

元帥「彼が、君に関する最大の、秘密を知っている……。まず……君の所有している瑞鶴、恐らくだが……あれは、君の──か……」

提督「……元帥殿?」

元帥「ぉ…………く……だ…………」

提督「元帥殿、お気を確かに」

元帥「…………」

提督「……………………」スッ

提督「……脈が止まったか」

提督(なんと言おうとしたんだ……。私と瑞鶴の最大の秘密……?)

……………………。
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 23:10:20.80 ID:663f6hz1O
瑞鶴は家屋だったか…
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 23:14:16.49 ID:FrmKyu9Yo
もうちょっとがんばれよ元帥
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 23:16:20.92 ID:OG1vJK2ao
瑞鶴は提督のマムだった!?
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 23:25:51.94 ID:wM9nrAa4o
奥方か…
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 23:26:43.95 ID:pGA7QX/vo
榛名と戦姫の邂逅が恐ろしいような楽しみなような
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/29(火) 23:29:35.48 ID:f1Q6b7/No
後ちょっと頑張れただろ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/29(火) 23:32:22.82 ID:1xfb9nzb0
救護妖精「……うん。完全に死んでるね」

提督「…………」

救護妖精「話は出来たかい?」

提督「重要な事を言う時に逝かれたよ。手掛かりが一つ手に入っただけだ」

救護妖精「……そうかい。呆気ないもんだね、死は……」

提督「…………」

救護妖精「幾度となく人の死は見てきたけど、中々慣れないもんだよ……」

救護妖精「せめて、私がこの手で殺したのなら、慣れたのかもしれないというのに……」

提督「殺さなくて良い。その手は命を救う手だ。殺す為の手ではない」

救護妖精「……そうなんだけどねぇ。救える命も限りがあるんだよ……」

提督「…………」

救護妖精「──さ、早く行きな。ここからは専門家の仕事だよ。提督もこうならないようにしっかり休みを取りな」

提督「……ああ。──そうだ。『ドクター』という名前に聞き覚えはあるか?」

救護妖精「うん? 私と一緒にコレの下で働いていた医者だよ」

提督「他に何か知っているか?」

救護妖精「いいや。特に接点が無かったから他に何も知らないよ」

提督「そうか……。ありがとう」

救護妖精「何か分かった事があったら教えてやるさ」

提督「期待しないで待っているよ」

救護妖精「ああ、あの子にはなんて言えば良い?」

提督「危険な状態だったが一命を取り留めたと言ってくれるか」

救護妖精「あいよ。……まったく、私達は悪党だね」

提督「ああ……」

……………………。
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/30(水) 00:04:33.72 ID:/W1Sw00T0
ガチャ──パタン

榛名「あのっ! 提督は大丈夫なのですか!?」

提督「少し危ない状態らしい。私も途中から追い出された」

榛名「入る訳には……いきませんよね……」

提督「救護妖精が出てくるまで待っていた方が良い。邪魔をして大変な事になったら取り返しが付かなくなる」

榛名「はい……」

提督「私もここで待つとしよう」

金剛「……提督?」

瑞鶴「ちゃんと寝てないとダメよ」

提督「上官が命の危機だと言うのにのんびり眠っている者は居ないだろう」

瑞鶴「だけど……」

提督「…………」チラ

金剛「!」

金剛「瑞鶴、私達はここを離れまショウ」

瑞鶴「金剛さん……?」

金剛「私達はまだ仕事が残っていマス」

瑞鶴「え、ちょ……え?」

金剛「ほらほら、行きますヨー」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/30(水) 00:12:59.92 ID:/W1Sw00T0
提督「……すまないな。煩くしてしまった」

榛名「いえ……大丈夫です……」

提督「…………」

榛名「…………」

提督「………………ふぅむ……」

榛名「あの……何か悩んでるようですが、どうかなさいましたか?」

提督「ん……ああ……すまない。気を遣わせてしまったな」

榛名「いえ……」

提督「……さっきの元帥との会話で気になる事があってな」

榛名「気になる、こと……? あの……お二人で話されていた……?」

提督「そうだ。私にだから話す必要があると仰っていた」

提督「…………」チラ

榛名「え……私……に何か関係が……?」

提督「ああ……」

榛名「え、あ、あの! 提督はなんて!?」

提督(──食いついた)

提督「洗脳の技術、というのを聞いた事はあるか?」

榛名「洗脳……? いえ……」

提督「そうか……」

榛名「…………」

提督「…………」

榛名「あの──」

提督「聞かない方が良い」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/30(水) 00:31:11.91 ID:/W1Sw00T0
榛名「え……?」

提督「世の中には、知らない方が良い事もある」

榛名「え……? え…………?」

榛名「洗脳……? え…………わた、し……?」

榛名「あの……ど、どういう……」

提督「…………」

榛名「お、お願いします!! 話して下さい!」

提督「だが……」

榛名「覚悟はします……だから……だか、ら…………」

提督「…………」

提督「……時が来たら、話そう」

榛名「今、では……ダメですか……?」

提督「……ダメだ。今のお前は精神が不安定だ」

榛名「不安定、だと……ダメなのですか……?」

提督「…………」

榛名「あの……」

提督「この話はここで終わりだ」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/30(水) 00:41:55.66 ID:/W1Sw00T0
榛名「あ、あの……!」

提督「…………」

榛名「い、嫌な、考えが……だか、ら……おねが……しま、す……」

提督「………………いずれ、必ず話す」

榛名「でも……で、も……!」

提督「……寝よう。今の状態は良くない。それでは元帥殿が元気になられた時に困られる」

榛名「そ……ですけ、ど…………」

提督「こういう時は、一度頭を冷やしなさい」

榛名「は、い……」

提督「良い子だ」ナデナデ

榛名「ッ!!」ビクッ

提督「……すまない」

榛名「ぁ…………!」ビクビク

提督「……部屋に案内する。立てるか?」スッ

榛名「ひっ……!」ビクッ

提督「…………仕方が無い。抱き上げるが、少し我慢してくれ」ヒョイッ

榛名「────っ!!」カタカタ

提督「…………」

榛名「ッ…………!」カタカタ

提督「…………」ナデナデ

榛名「あ、あぁ……!」ビクビク

……………………。
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 00:54:01.56 ID:HWSQMRDQo
勃起した
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/30(水) 00:54:34.09 ID:/W1Sw00T0
提督「ここが君の貸し部屋だ。自由に使って良い。この部屋の鍵とこの鎮守府の地図はこれだ」スッ

榛名「…………」

提督「ゆっくり寝なさい。そうすれば、少しは落ち着くはずだ」

榛名「あ、の……」

提督「なんだ」

榛名「ひっ……!」ビクッ

提督「……すまない。この口調は怖がらせてしまうようだな」

榛名「ごめん、なさい……! ごめんなさい……ごめんなさい……!」ビクビク

提督「また、明日にでも話そう」スッ

榛名「…………!」カタカタ

提督「では、失礼する。鍵はちゃんと閉めておくように」

ガチャ──パタン

榛名「!」タタタ─カチャッ

榛名「……はっ……はっ…………!」

榛名「たたか、れなかった……? どうして……?」

榛名「あの人、は……叩かない人……?」

……………………
…………
……
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/10/30(水) 01:00:05.96 ID:/W1Sw00T0
キリが良いので今回の投下はこれで終わりとします。
また今日、投下しますね。

榛名さんを書いていて、どんどん元帥にイラだってきました。
こいつには死すら生温い。本気でそう思います。

それにしても、残りレス数に余裕があるって良いね。気軽に長く書けちゃう。
それでもこのスレの中に楽々収まる予定。
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 01:03:06.06 ID:MTT0HNMDO
おつおつ
もう死んでるけどちょっと元帥殺してくる
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 01:04:10.92 ID:UmSzpd/ro
乙。

この元帥には吊られた男から塔経由の剣の10フルコース確定ですわ。
元帥死すべし、慈悲はない。もう死んでるけど。
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 01:05:16.12 ID:bONOB1y5o
ちょっと冥界行って元帥吊るしてくる
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 01:06:05.56 ID:qAmtu0klo
>>69
陸軍としては全面的に協力をさせていただく所存である
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 01:07:13.32 ID:SMHeKtoF0
雷「司令官、おつかれさま!
  もーっと気軽に、このスレを埋めるくらい書いてくれてもいいのよ!
  雷、期待してるんだから!」

電?「具体的には榛名さんとのピーーーのあたりを、なのです(グヘヘ
   あ、元帥は締め上げておいたのです、もう死んでるけど」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 01:10:18.01 ID:SMHeKtoF0
電?(あ…IDがSMエッチだったのです…(ニヤリ
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 01:20:37.94 ID:c/Kez+dbo
榛名は脱いだらDV的な傷だらけ、だったりするんだろうか…。
ちょっと「あの世で元帥吊るし隊」に加わってくるわ。

>>74
おまえ、プラズマだろ
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 01:30:00.32 ID:IPdtcK5Xo
死者に鞭を打つのはさすがに酷いよ

だから榛名に鞭を打とう(ゲス顔)
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 01:33:01.52 ID:p64zZOrbo
乙乙
>>69
手伝うよ
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 01:57:01.37 ID:kA3zxwcho
>>76
それも酷いから>>76に鞭を打ってやろう(ゲス顔)
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 01:57:47.22 ID:N45Tai9oo
>>76
それもいいね(ゲス顔)
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 02:26:27.78 ID:mwyBiOFDO
変態しかいねぇ!(歓喜)
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 02:29:42.35 ID:nbOM/WFYo
榛名にムチ打たれたい
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 02:30:10.88 ID:7qrmE35do
元帥様は護衛なしの一式陸攻の桜花に乗っけて敵陣特攻させよう
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 03:54:07.13 ID:5Ixnqyazo
榛名が暴力に怯えてるせいでbokuのぽこにゃんがチンイラしてきたにゃ…
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/30(水) 04:13:05.58 ID:MTyDI9cro
元帥が核心を言おうとしたから妖精さんが打った、みたいな考察はダメ?
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 04:36:27.84 ID:ZWAv9+1K0
>>84
考察はなるべく頭の中だけにとどめといたほうがいいんじゃないかな?
あと、sageでお願いしますぜ、期待しちまう
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 04:38:47.62 ID:SMHeKtoF0
>>84
SS完結前に「考察」なんてものを垂れ流すのはダメだと思うのです
万が一当たってたときに気まずいし
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 05:22:20.98 ID:gWY6tfXX0
>>1

あれ、この榛名洗脳しなくても仲間になんじゃね?
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 06:12:36.53 ID:S1Oz3zt+o
取り敢えず、みんなで吊られてこようぜ
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 07:29:47.59 ID:qWBlpWAWo
赤城五させたけど俺は悪くないので吊るされません
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 07:30:25.50 ID:qWBlpWAWo
五ってなんだ轟沈だ
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 07:37:32.51 ID:65aLgwzKo
>>89
お前は死ぬんやで(ニッコリ)
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 08:01:12.65 ID:PlB/zpBF0
>>1さん続編書いてもいいんやで?(ゲス顔)
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 08:12:27.76 ID:kKKfq2o2o
その分だけ榛名さんには幸せを知ってほしいな
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 08:58:08.69 ID:7g3gRdV90
まぁまぁお前ら、相手は腐っても元帥様だ。
丁重に葬ろうじゃないか。

とりあえず、遺体はお利口さん魚雷に積めればいいよな?
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 09:24:06.01 ID:XAJJB/3+o
抱き上げながらどうやってナデナデしたんだろう?
イメージはお姫様だっこだったんだけど、赤ん坊みたいに片腕で抱き上げた?
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 09:29:56.48 ID:rg+5cQOXo
電?「海の男は水葬にするのがいいと思うのです
    サメの多い海域なんかお勧めなのです」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 09:54:03.42 ID:HWSQMRDQo
上半身を持つ側の腕を背骨に沿わせるようにして手首のスナップで撫でてたんじゃない(適当)
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 10:59:20.27 ID:cIZb5zUbo
俺のイメージでは俵担ぎでお尻を撫で…おや、誰か来たようだ
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 11:31:14.70 ID:hXXKhV9D0
昨日読み始めたけどやっと追いついた。
おもしろいので期待。金剛改二くるぅ!?
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/10/30(水) 11:43:24.05 ID:mW+IkSnO0
提督は人間じゃなかったんだよ ブラーン
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 14:52:04.74 ID:yHDM2ETZo
いつから提督の腕は二本だと錯覚していた?
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 15:04:15.91 ID:xMAk6eevo
まて、それ以前に手で撫でたとは一言も言っていな(ブラーン)
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2013/10/30(水) 17:55:24.46 ID:/W1Sw00T0
投下していきます。

榛名さん可愛い。
でも金剛さんや瑞鶴はもっと可愛い。異論は認めるが、納得はしない。

ちなみに、提督が榛名さんを抱き上げたままどうやって撫でたかなんですが、正直に言うとミスです。ミスです。ミスなんです。大事な(ry
榛名さんがどれくらい怯えているのか、という表現で
「抱き上げた状態で頭撫でても怯えさせるかー──カタカタ──あっやっべ。この状態って普通に考えたら撫でれないよな。背中を撫でたって表現にするか? いやでもそれも無理あるよなぁ。──あー、そういや榛名さん用の部屋で提督に何をさせようかなぁー。んー、あー……こう書くかぁ──カタカタ」
と、そのまま消すのを忘れていました。すみません……。
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/30(水) 17:56:07.73 ID:/W1Sw00T0
ガチャ──パタン

救護妖精「今入ってくるんじゃないよ。帰りな」

提督「私だ。相談があって来た」

救護妖精「ん? ああ、提督。なんだい?」ヒョコ

提督「その死体と、あとは榛名についてだ」

救護妖精「ふぅん。この死体はどこに捨てる気なんだい?」

提督「海にでも流すさ。魚の餌くらいにはなるだろう」

救護妖精「自然葬ってやつかい。珍しいね。だけど、それって大丈夫なの?」

提督「死体の捜索なんてされていない。もし見つかっても、海へ逃げ出したが途中で力尽きたと判断されるだろ

う」

救護妖精「あたしが言ってるのはそうじゃないよ。誰がどうやって海へ流すかだよ」

提督「私が担いで流す。幸い、沖へ流れている海流が近くにある」

救護妖精「……呆れた。安静にしてろって私は言わなかったっけ?」

提督「危険な橋を渡るんだ。これくらいの危険は冒さなければな」

救護妖精「まったく……この自殺志願者が」

提督「死ねない理由があるんだ。死なんよ」

救護妖精「……何を言っても無駄みたいだね。だけど、あの子にはどう説明するのよ」

提督「海へ流してくれという遺言があったと言い包めておく」

救護妖精「そんなので納得するのかねぇ……」

提督「するかどうかではない。させるんだ」

救護妖精「……提督、何をする気?」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2013/10/30(水) 18:13:28.50 ID:/W1Sw00T0
提督「勘が良いようだな。私は、一度あの子を壊す」

救護妖精「…………」

提督「壊れた心を騙し、私が本当の提督だと刷り込む」

救護妖精「一筋縄じゃいかないよ」

提督「百も承知。助けれる可能性があるならば、私はそれに賭けるだけだ」

救護妖精「……残酷だね」

提督「なんとでも言うが良いさ」

救護妖精「解体して普通の女の子にする気は?」

提督「解体報告をしなければならない。特にあの元帥の艦娘だ。解体した艦娘を無断で所持しているとバレた時

はどうなる事か」

救護妖精「匿っても同じじゃないか」

提督「新たに仲間に加わったと報告すれば良い事だ」

救護妖精「バレる可能性もあるよ」

提督「問題ないように刷り込ませる」

救護妖精「……そこまでして死なせたくないか」

提督「ああ」

救護妖精「……分かったよ。私も腹を括る」

提督「すまない」

救護妖精「そこはありがとうと言って欲しいね」

提督「……ありがとう」

救護妖精「似合わないねぇ」

提督「自覚している」
106 :余ってたのでもう一個 [sage saga]:2013/10/30(水) 18:14:20.71 ID:/W1Sw00T0
救護妖精「それじゃあ、そういう風に動くさ。ヘマするんじゃないよ」

提督「お前もな」

救護妖精「職業柄、人を騙すのは得意なんでね」

提督「それは怖いな。いつか色々と教えて欲しいものだ」

救護妖精「時が来たらね」

提督「楽しみにしているよ」

……………………
…………
……
107 :ちょっと実験 [sage saga]:2013/10/30(水) 18:26:57.36 ID:/W1Sw00To
提督「──説明は以上だ。巻き込んでばかりですまないが、協力してくれ」

金剛「本当にやるのですね……」

提督「依存先を失った者を救うなら、新たに依存先を作ってやるのが一番だ」

瑞鶴「平たく言うと、死なせたくないから自分がその依存先に買って出るって事よね、提督さん」

提督「そう言うと聞こえは良いが、やってる事は心を壊して都合の良いように作り直すだけだ。悪党のやる手段だよ」

瑞鶴「でも……私は、提督さんのやる事は悪だと思わない」

提督「そう思ってくれる人が居るだけで、私の心も少しは楽になる」

金剛「…………」

瑞鶴「金剛さん」

金剛「──あ……なんでしょうか」

瑞鶴「私は、覚悟を決めたわ」

金剛「…………」

瑞鶴「後は金剛さんの同意で、この小瓶を提督さんに渡す──けど、金剛さんが望まないのなら、これは私が預かったままにする。勿論、まだその段階じゃないから考える時間はあるわ」

金剛「……………………」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 18:41:58.12 ID:/W1Sw00To
提督「……一先ず、この話はここで終わろう」ツカツカ

瑞鶴「そうしましょ。──って、ほらほら、提督さんは寝てなさい」グイグイ

提督「む……。当然のように机へ足を運べばバレないと思ったのだが……」

瑞鶴「そんな事はお見通しですよーだ」

提督「有能過ぎる部下も考え物か」

瑞鶴「もう慣れましたっ。提督さんはすぐに働こうとしちゃうんだもの」

金剛「…………」

金剛(私は……どうすれば良いのでしょうか……)

……………………
…………
……
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 18:57:59.36 ID:/W1Sw00To
提督(……夜も深くなったな。行くか)

……………………。

コンコン──ガチャ

救護妖精「ん? ああ提督、流すのかい?」

提督「ああ。遺体はどこに?」

救護妖精「奥の部屋に置いてるよ」

提督「そうか。そこの窓から外に出るが構わないか?」

救護妖精「提督が良いのならあたしは構わないよ」

提督「助かる。……迷惑を掛けるな」

救護妖精「だったら今度、奢ってくれるかい?」

提督「良いだろう。アイスクリームでも牛肉でも、好きな物を奢ってやる」

救護妖精「太っ腹だねぇ」

提督「私が完全に巻き込んだ形だ。このくらいしてやらないとな」

救護妖精「くっくっ。巻き込んだ、か」

提督「おかしいだろう?」

救護妖精「ああ、おかしいねぇ」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 19:02:24.23 ID:ScdHx/dG0
この救護妖精モブキャラにしておくには惜しいぐらいにキャラが立ってるね〜
タバコ吹かしてる姿が似合いそうな不良女医さんのイメージ
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 19:10:38.84 ID:/W1Sw00To
提督「いずれ、話してくれるのを期待しているよ」

救護妖精「おや、期待していなかったんじゃ?」

提督「確信を持ったからな」

救護妖精「人を騙すのは得意なんだけどねぇ」

提督「充分だろう」

救護妖精「まあ、あたしの事は置いておいて、さっさと行ってきな」

提督「そうだな。見つかったら大変だ──っと」

救護妖精「いってらっしゃい。死ぬんじゃないよ」

提督「私が死ぬように見えるか?」

救護妖精「見えるね」

提督「そうか」

救護妖精「……私には、そう見える」

提督「一人称」

救護妖精「おっと。危ない危ない」

提督「何回目だろうな。気を付けた方が良いんじゃないかね?」

救護妖精「仰るとおりで」

提督「では、一時間もしない内に戻ってくる」

救護妖精「あいよ」

救護妖精(……無理して『あたし』って言ってるのも分かってた? まさかね……)

……………………。
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 19:24:13.30 ID:/W1Sw00To
提督「……ここら辺りだったな」ソッ

ぱしゃっ──

提督「……哀れだな、元帥。だが、これもお前が進んだ道の末路だ。そのまま海を漂って還れ」

戦艦ル級「…………」チャポン

提督「!! こんな時に沸いて出て──!?」

深海棲艦群「…………」ザバァァァ

提督「ちっ………………私もここで海に還る末路か」

戦艦ル級「…………」ジッ

提督「…………?」

戦艦ル級「…………」フイッ

提督「襲ってこない……?」

ジャキン──ドッ──パァアアンッッ!!

提督「……おいおい。そんな物で人を撃ったら粉になるぞ」

戦艦ル級「…………」チラ

提督(来るか……?)

戦艦ル級「…………」フイッ

提督「……行ってしまった。どういう事だ……? 深海棲艦は人も襲うと聞いたが……」

……………………。
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 19:39:28.64 ID:/W1Sw00To
提督「よっ──と。今帰った」

救護妖精「ん、おかえりー」

提督「冷や汗を掻いたよ。まさか深海棲艦の群れが沸いて出てくる所に出くわすとは思わなかった」

救護妖精「…………へぇ。よく生きて帰って来れたね」

提督「なぜか襲われなくてな」

救護妖精「運が良いね。いや、正しい判断だったというべきかな?」

提督「その先は秘密、か?」

救護妖精「まだその時じゃないと思ってるからね」

提督「ふむ。いつになったらその時が来るのやら」

救護妖精「たぶん、すぐじゃないかね」

提督「ほう。楽しみだ」

救護妖精「あたしは怖いね。──ところで、アレ、ちゃんと流れていったのを確認したんだろうね?」

提督「流れる前に粉になったよ」

救護妖精「粉……? 砲撃でも撃たれたの?」

提督「先程言った、深海棲艦によってな」

救護妖精「ふぅん……」

救護妖精「まあいいや。それよりも早く寝な。病人がいつまでも起きてるんじゃないよ」

提督「厳しいな。また来るよ」

救護妖精「またねー」

……………………
…………
……
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 19:51:58.74 ID:5Ixnqyazo
効果音だけじゃ元帥が撃たれたなんてわかんねえってばよ
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/10/30(水) 19:54:35.43 ID:/W1Sw00To
提督「ん?」

榛名「あ……」

提督「どうした、こんな時間に」

榛名「あの……一度眠ったのですが、起きてしまいまして……」

提督「それで私の部屋へ?」

榛名「はい……。心も落ち着いてきたので、夕方のお話を聞きたいと思って……」

提督「なるほど。……確かに落ち着いてきているようだ。入りなさい」

榛名「は……はい……」

ガチャ──パタン──パチッ

榛名「…………」ビクビク

提督「さて、そこのソファに腰掛けなさい」

榛名「え……?」

提督「うん? どうした?」

榛名「あ、いえ……よろしいのですか……?」

提督「何を遠慮しているのか分からないが、私は私だ。元帥殿とは違う」

榛名「…………はい……」

提督「そうだな、喉が渇いた。紅茶を淹れよう」

榛名「は、はい!!」ビクッ

提督「いや、君は座っているように。客人にお茶を淹れさせる訳にはいかない」

榛名「そう、なのですか……?」

提督「うむ」

榛名「…………」ホッ

提督(まったく……普段はどんな扱いをされていたというんだ……)

提督(……人の事を言えないな。これから、この子を壊すのだから)

……………………。
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 19:58:25.55 ID:/W1Sw00To
>>114
流れで頑張ってくださいお願いします……。


さて、榛名さんを書いていてやっぱりこの子は可愛いな、と思いました。
こっからスーパー榛名さんシーンだよ。

と、その前に……ちょっとご飯と休憩をしてきます。
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:01:16.02 ID:7qrmE35do
榛名ちゃんのプレイか(ゴクリ…
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 20:01:31.00 ID:SMHeKtoF0
充分酌み取れるから大丈夫なのよ

いってらっしゃい
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 20:01:55.94 ID:PlB/zpBF0
それでは私はそのスーパー榛名タイムとやらを全裸で待機してますね。
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:03:05.08 ID:VbmRh0R2o
取り敢えずパンツ脱いで全裸太鼓して待ってます
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:04:50.11 ID:DkeFPT+Ho
乙!
どうなってしまうんだろうか。
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:07:16.61 ID:DkeFPT+Ho
>>120
取り敢えずその太鼓はしまえよ
それとも何かにあわせて打ち鳴らすつもりか?
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 20:09:22.46 ID:PlB/zpBF0
>>120自分のケツを太鼓のように叩きながら待機とか上級者すぎだろ
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:12:25.30 ID:HWSQMRDQo
勃起して待ってます!
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:15:34.37 ID:Gr0mzMlro
響にパンツ預けて待ってる!
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:16:07.40 ID:p64zZOrbo
ここには変態しかいないのか……
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:19:43.06 ID:vc7pwQBzo
スレ建てして余裕が出来た途端、書き込みが増えとる…
それだけ面白いという事なんでしょうけど

今更ながら、スレ建て乙です
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:22:08.72 ID:gWY6tfXX0
>>126
変態じゃない提督なんているのか?
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 20:31:02.68 ID:/DteRDgxo
伸びてるからと思ったら駄レスか
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 21:02:39.46 ID:/W1Sw00To
ただいま。
投下を開始します。

とりあえず、エロシーンじゃないからパンツ穿け!!!!!
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 21:03:29.83 ID:/W1Sw00To
榛名「美味しい……!」

提督「そうか。喜んでもらえたようで嬉しいよ。スコーンもある。早めに食べておかないといけないから、好きなだけ食べてくれ」

榛名「あ……えと……」

提督「うん?」

榛名「……………………」コクン

榛名「こ、これって……どのように食べるのでしょうか?」ビクビク

提督(ああ、本当は『食べても良いのか』と聞こうとしたのか)

提督「これはクリームとジャムを付けて食べるものだ。イギリスでは紅茶に欠かせない茶菓子らしい」

榛名「イギリス……金剛お姉様の?」

提督「うむ。金剛も顔を綻ばせて口に運んでいたよ」

榛名「お姉様も……」

提督「特にクリームが濃厚らしく、たっぷりと乗せていたな」

榛名「…………」オソルオソル

提督「…………」ズズッ

榛名「…………こ、このくらいですか……?」チラ

提督「さて……実は、私は適量を知らないんだ」

榛名「そう、なのですか?」キョトン
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/10/30(水) 21:12:11.66 ID:R5HO4+Qk0
正直このSSは他のよりも飛びぬけて面白いよ。
物書きの才能ってすごい。
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 21:23:34.24 ID:/W1Sw00To
提督「私は甘い物が苦手でね。金剛はそれよりも多く付けていたと記憶しているよ。自分が丁度良いと思える量で食べると良い」

榛名「は、はい……」サクッ

榛名「────!! こ、これ! 凄く美味しいです! 甘くて、なめらかで、とても濃厚で、スコーンもサクサクしていて!!」

提督「ははは。はしゃいでしまうくらいに美味しかったようだ」

榛名「あ……ご、ごめんなさい!」ビクッ

提督「いや、喜んでいる姿を見るのはとても気分が良い。嬉しい時は嬉しいと言っても良いんだよ」

榛名「……はい」ニコッ

提督「私はこういうお菓子が作れないから、作れる人は凄いと思うよ」

榛名「お菓子は作るのが難しいと聞きます。分量や工程を少し間違っただけで、すぐにダメになってしまうようです」

提督「少し間違うだけで、か」

榛名「はい。私は一度シュークリームを作った事があったのですが、うまく膨らまなくて、とてもシュークリームとは言えない物が出来てしまいました……」

提督「ふむ……。料理よりも難しいのか?」

榛名「そうですね……。一概には言えませんが、私はお菓子の方が難しかったです」

提督「……私は永久に作れそうにないな」

榛名「そんな事はありません! きっと、作れるようになります!」
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 21:41:03.31 ID:/W1Sw00To
提督「私は卵と塩で、ドス黒い虹色をした玉子焼きを作ってしまう」

榛名「え?」

提督「勿体無いので食べてみたが、表現できない味がし、気付いたら一時間も時が進んでいたよ。野良犬に食わせてみたら泡を吹いて痙攣していたな」

榛名「え、えーっと……」

提督「なに、気にする事はない。それ以降、劇物は作らないようにしている」

榛名「げ、劇物ですか……」

提督「それ以外に当て嵌まる言葉は無かったな。実際に食べていたら、間違いなく私と同じ事を言う」

提督「ん。手を止めずに話を聞きながら食べても良いぞ?」

榛名「えっ──あ、良いの、ですか……?」

提督「ここまで幸せそうに食べる子も珍しくてね。見ていてこっちも幸せになった。もっとあの笑顔を見せてくれ」ニコ

榛名「──ありがとうございます!」

榛名「〜〜〜〜♪」サクサク

提督「美味しいかい?」

榛名「はい♪ とっても!」ニコニコ

提督(なんだ。ちゃんと明るい子じゃないか)

提督(これからこの子を壊す……か。心が痛むな……)

……………………。
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 21:50:24.16 ID:bONOB1y5o
うん……刷り込みさえなければ糞元帥なんかのケアなんてなく艦隊に入ってくれそうないい子なのに……

やっぱ元帥吊るしてくる
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 21:58:46.69 ID:/W1Sw00To
榛名「ご馳走様でした。ありがとうございます」ペコ

提督「良い顔だった。私も楽しめたよ」

榛名「……本当、ですか?」

提督「うむ」

榛名「良かった♪」ニコニコ

提督「……すっかりと落ち着いた所で悪いが、本題に入ろう」

榛名「あ…………はい……」

提督「その前に、燭台に火を付けよう」ヒョイ

榛名「燭台に……?」

提督「蝋燭程度の光なら、もし泣いてしまっても分かりにくいだろう?」シュッ

榛名「あ……」

提督「さて、電気を消すよ」

パチッ──

榛名「……暗いですね」

提督「だが、光はある」

榛名「はい。優しい光だと、思います……。不思議と落ち着きます……」ボー

提督(蝋燭の揺らめきは心を開かせやすい状況を作る。……本当に悪党だな、私は)

提督(それにしても、既に薬の効果が出ているな……が、もう少し待つとしよう)

提督「では、話そう」

榛名「……はい」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 22:03:41.80 ID:INLpohyQo
あれ?金剛放置?
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/10/30(水) 22:21:12.80 ID:/W1Sw00To
提督「……聞く覚悟はあるか?」

榛名「……はい」

提督「艦娘の洗脳……いや、刷り直しと言おう。洗脳という言葉は生々しい」

榛名「…………」

提督「君は、鳥の雛の刷り込みを知っているか?」

榛名「いえ……」

提督「一部の鳥の雛は、初めて目に映った動く物を親だと思い込む習性があるらしい。艦娘が、初めに提督と認めた者を絶対の主人として見るように」

榛名「…………」

提督「…………」

榛名「…………」

提督「蝋燭の火を見詰めろ」

榛名「…………」ボー

ゆらゆら……。

提督「君の提督を答えてくれ」

榛名「元帥様……です……」

提督「間違いないか?」

榛名「はい……」

提督「…………」

提督「元帥は、君の本当の提督ではないと仰っていた」

榛名「…………」

提督「言っている意味が分かるか?」

榛名「はい……」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 22:34:42.17 ID:/W1Sw00To
提督「まず、元帥殿は洗脳について語られた。詳しくは仰られていないから推測になってしまう箇所もある」

榛名「…………」

提督「榛名の提督は元帥ではない」

榛名「…………」

提督「榛名の提督は元帥ではない」

榛名「ちが……います……」

提督「繰り返せ。榛名の提督は元帥ではない」

榛名「ち、がいま……す……」

提督「繰り返せ。榛名の提督は元帥ではない」

榛名「ち、が……い──」

提督「繰り返せ。榛名の提督は元帥ではない」

榛名「ち…………が……」

……………………。

提督「繰り返せ。榛名の提督は元帥ではない」

榛名「は、るなの……提督は……………………」

提督「榛名の提督は元帥ではない」

榛名「はる…………なの……提督、は…………………………」

……………………。

提督「榛名の提督は元帥ではない」

榛名「榛名……の、ていと、くは……元帥……では、な、い……」

提督「榛名の提督は元帥ではない」

榛名「はる、なの提督は……元帥、では……ない……」

……………………。

提督「榛名の提督は元帥ではない」

榛名「榛名の、提督は……元帥では、ない……」

提督「榛名の提督は私だ」

榛名「榛名の……提督は……貴方…………?」

提督「榛名の提督は元帥ではない」

榛名「榛名の提督は……元帥で、はない……」

提督「榛名の提督は私だ」

榛名「はる、なの提督は……貴方……」

……………………。
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 22:39:44.54 ID:+7LBGUrto
この5円玉をじっと
見つめてください

 m(・∀・)
 |
 ◎

ほ〜ら
だんだん眠くなる…

 m(・∀・)
 /
◎ ))

だ〜んだん眠くな〜る

 m(・∀・)
  \
 (( ◎

Zzz …

 m(-∀-)
 /
◎ ))
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 22:40:40.38 ID:qAmtu0klo
>>140
なにこれかわいい
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 22:42:58.22 ID:M797lOKH0
>>140
Zzz…
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 22:44:17.45 ID:4mVisizao
懐かしいなおい
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 22:48:24.34 ID:/W1Sw00To
榛名「榛名の提督、は……貴方…………」

提督(そろそろ薬の効果が薄まる頃か)

提督「目を閉じろ」

榛名「…………」スッ

提督「身体を楽にするんだ」

榛名「…………」クタッ

提督「そのまま、意識が遠くなる」

榛名「…………」

提督「寝よう。おやすみ、榛名」

榛名「おや……すみ…………」

……………………。
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 23:01:31.85 ID:/W1Sw00To
榛名「う……」

榛名(なんだろう……頭がボーっとする……)

提督「ん……起きたか」モゾ

榛名「え……? あれ……ここは……」

提督「なんだ、寝惚けているのか? 私とお菓子の話をしている途中で眠ってしまっただろう」

榛名「え……でも………………あれ……毛布…………?」

提督「風邪を引きそうだったから掛けておいた」

榛名「あ……ありがとうございます……」

榛名「…………」

榛名「あの……」

提督「うん?」

榛名「怖い、夢を見ました……」

提督「夢?」

榛名「身体が揺ら揺らしていて、頭の中で、ずっと呟いているんです……」

榛名「榛名の提督は、元帥ではない……と……」フルフル

提督「…………」

榛名「あの……これってどういう事なのでしょうか……?」

提督「……まだ寝惚けているようだな。寝た方が良い」

榛名「え、でも……」

提督「ほら、目が半開きだ」ヒョイ

榛名「あ…………」
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 23:13:14.21 ID:/W1Sw00To
提督「部屋まで送ろう。このまま歩かせると転びそうだ」スタスタ

榛名「あ、あの……」フルフル

提督「うん?」

榛名「……一緒に、眠っても……良いですか?」フルフル

提督「……どうした?」

榛名「とても……とても、不安なんです……。心が……壊れてしまいそうなくらいに……」フルフル

提督「…………」

榛名「お願い……します……」フルフル

提督「……分かった」スタスタ

提督「──よいしょ」ソッ

榛名「あ…………」

提督「うん?」

榛名「い、いえ……なんでもありません……」

提督「そうか。じゃあ、私はこっちのソファで寝る」

榛名「え……? 一緒に、ではないのですか?」

提督「……榛名がそうしたいのなら、構わないが」

榛名「……………………お願い、しても良いですか……?」フルフル
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/30(水) 23:22:50.20 ID:/W1Sw00To
提督「分かった」

榛名「ありがとうございます……」ホッ

榛名(あれ……なぜでしょうか…………凄く安心します……)

提督「では、失礼する」モゾモゾ

榛名「…………あれ?」

提督「どうした」

榛名「あ……い、いえ……なんでもありません」

榛名(後ろを向いてるのは、私を気遣ってくれてるのでしょうか……?)

榛名「…………」ソソッ

榛名(大きな背中……それに、温かい……)

提督「…………」

榛名「……ありがとうございます。おやすみなさい……」

提督「おやすみ」

榛名(なぜでしょうか……なぜ、こんなに落ち着くのでしょうか……)

榛名(な、ぜ……)スゥ

提督(…………痛いな、心が)

……………………
…………
……
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 23:22:58.35 ID:odyktD8Zo
榛名は処女の鑑
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/30(水) 23:23:31.73 ID:/W1Sw00To
キリが良いのでちょっと休憩してきますね。
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 23:25:31.21 ID:Ra7Mg/1do
無理はするんじゃないぞ
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 23:33:40.39 ID:DTy/eg7+o
>>1
締め切りがある訳でなし、マイペースでええよ。
にしても、姉妹だねぇ。という感想を抱かせる>>1の力量に感服。

ところで、フルフルってどういう状況なんだろう。小動物的な動きを想像していたんだけど、なんか違うような気もしてる。
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/30(水) 23:37:31.93 ID:hXXKhV9D0
乙です!
榛名が可愛すぎるので那珂ちゃんのファン辞めます!
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 23:40:37.33 ID:9Rdw9xV6o
多分オドオドしてる様子
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/30(水) 23:55:10.54 ID:R44+eKEZo
本当に書き方が上手いなあ
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 00:02:41.76 ID:QZ9Al8XQ0
おそらくわなわなと震えてる状態を表したかったんじゃないかな>フルフル
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 00:09:58.12 ID:VhbY5xSVO
あれだよアルビノ落としそうって表現だよ
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 00:51:58.28 ID:aXgtiOSGo
ただいま。また投下していきます。

フルフルは小さく緩く震えてるイメージで使いました。
ブルブルよりも柔らかく、カタカタよりも恐怖感が少ない表現方法が他に無かったので……。
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/31(木) 00:52:43.33 ID:aXgtiOSGo
コツッコツッ──

提督「入れ」

カチャ──ソッ

金剛「おはようございマス、テートク」コソッ

提督「おはよう、金剛」

金剛「あの……ノックや扉の開閉、会話は静かにと書いていましたケド、どうしたのデスか?」

提督「ああ、榛名がまだ寝ているからな」

金剛「榛名が?」チラ

榛名「…………」スゥ

金剛「……あの、もしかして──」

提督「ヤっていないから安心してくれ。ゲシュタルト崩壊と暗示のようなものを掛けただけだ」

金剛「げしゅたると……?」

提督「そうだな……例えば、この漢字を見てくれ」

金剛「粉、ですか? これが何か……」

提督「凝視するようにずっと見ていろ」

金剛「…………」

金剛「……………………」

金剛「…………?」

金剛「………………………………?」

提督「どうだ」

金剛「あの……えっと…………これ……『こな』って読むんですよね……?」

提督「そうだ。『こな』で合っている」

金剛「あれ……『こな』ってこんな漢字でしたっけ……」

提督「これがゲシュタルト崩壊だ」

金剛「認識が弱くなる、というものですか?」

提督「正確には認識できなくなるというものだ。他にも、淡々と同じ言葉をずっと聴かされていたら、その言葉の意味が分からなくなるという事もある」
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 01:11:09.21 ID:aXgtiOSGo
金剛「それを榛名に?」

提督「ああ。昨日、私を訪ねてきたので薬で朦朧状態にして、ニ、三時間ほどずっと同じ言葉を掛け続けた」

金剛「それって……効果はあるのでしょうか?」

提督「あまり無いかもしれん。一種の暗示が掛かる状態で語り続けたが、どうなるかは賭けだ」

金剛「…………」

提督「これで生きる意味を持ってくれたら良いのだが……」

金剛「……ホント、提督が生きる意味となってくれたら良いです。そうすれば、榛名の笑顔が見れます」

提督「ああ……。私も頑張るよ」

榛名「ん……」

提督「起きたかもしれない。この話は終わりだ」

金剛「…………」コクン

榛名「ふぁ……あれ…………ここは?」

金剛「起きましたか?」

榛名「あ、れ……? 金剛お姉様……?」

金剛「ほら、寝惚けていてはいけませんヨー? ほら、顔を洗ってきなサイ」

榛名「──あ、そうでした。私、提督さんと……」

金剛「────」ピクッ

金剛「提督と?」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 01:32:32.91 ID:aXgtiOSGo
榛名「紅茶とお茶菓子を頂いてる時に、眠ってしまったようで……」

金剛「紅茶とお茶菓子?」

提督「クリームティーだ」

金剛「なるほど。あれデスか!」

榛名「お姉様もお喜びになられたのですよね?」

金剛「ハイ! 私の大好物デース!」

榛名「私も、あのお茶とお菓子は好きになりました」ニコ

金剛「ワオ! 本当デスか!? ネ、ネ、どうでした?」

榛名「甘くて、なめらかで、クリームなんて凄く濃厚で、スコーンはサクサクしていました!」

金剛「うんうん! 榛名は分かってくれるのですネー!」ギュー

榛名「あっ、お、お姉様」

金剛「これからは一緒にティータイムを楽しめそうデース!」

榛名「……はい」ニコッ

金剛「それより、提督」

提督「どうした?」

金剛「なぜお仕事をしているのですか?」

提督「…………」

金剛「まだ、救護妖精から許可を貰っていないはずですよね?」

提督「……ダメか?」

金剛「ダメです! ほら、早く横になって下さい!!」

提督「自然と仕事をしていればバレないと思ったのだが……」

金剛「最初に違和感が無かった私を叱りたいです。まったく……油断も隙もありませんね!」グイグイ
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 01:46:56.25 ID:aXgtiOSGo
提督「む……」

金剛「はい! 病人はしっかりと休んでください!」グイグイ

提督「分かった分かった……」スッ

金剛「〜♪」ナデナデ

榛名「なんだか凄いですね、お姉様……」

金剛「体調が良くないというのに、ちょっと目を離した隙にお仕事をしようとする困った提督です」

金剛「イジケますよ、提督」ヂー

提督「さすがにこうも身体を動かしていなかったら動きたくなる……」

金剛「それは分かりますけど、身体は大事なのですよ?」

提督「せめて朝だけでも仕事をさせてくれ。何もかもお前達に押し付けたままでは私の心も痛む」

金剛「むー……では、ちょっとだけですよ?」

提督「うむ」

榛名「仲がよろしいのですね」

金剛「この鎮守府で提督がライクでない人は居まセーン! 何人かは提督ラブですヨー」

榛名「わぁ……」

提督「なぜここまで好かれているのか」

金剛「好きだからですよー♪」ギュッ

提督「こら、妹の前だろう」

金剛「むー……」

榛名(お二人共、幸せそうです……)

……………………
…………
……
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 01:58:23.27 ID:aXgtiOSGo
提督「身体を動かしたい」

金剛「ダメです」

瑞鶴「ダメよ」

榛名「…………」

提督「ちょっとだけ仕事を──」

金剛「頭を使うのもダメです。糖分を使います」

瑞鶴「書類は私達が片付けるから休んでてよね」

榛名「…………あの……」

提督「なにかね……」

榛名「どうして動いたり仕事をしてはいけないのでしょうか?」

提督「私が低血糖だというのが二人に知られてしまってな……。訳あって糖分摂取がほとんど出来ないので運動や仕事を取り上げられてしまった……」

金剛「それだけではありません。今朝、慢性的な疲労と診断されましたよね」

提督「どうやっても原因が掴めないからそう診断されただけだろう」

瑞鶴「提督さんはすぐに無理をしているじゃないの。出撃も一緒にするし」

榛名「出撃を!? え……海の上をどうやって……? 船などでは置いていかれますよね……?」

金剛「提督は信じがたい事に海の上を滑るのです。まるで凍った水の上を滑るように」

瑞鶴「それどころか、島風よりも速く動いたり十メートルくらいは上に跳んだりするわね」

金剛「十メートルって何ですかそれ……。初耳ですよ……」

瑞鶴「島風が建造された日、あの子を追い詰める為に窓に跳び移ったのよ……」

金剛「…………もしかして、あの工廠の高い位置に付いている窓ですか?」

瑞鶴「うん……」

榛名「……あの、提督さん。失礼ですけれど、お聞きします。…………本当に人間なのですか?」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 02:02:05.83 ID:rmFijyIJo
船に乗ってるんじゃなかったのかwwwwww
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/31(木) 02:04:46.52 ID:wtD5CdUeo
海の上を滑るようにって、アイススケートかよwwwwwwww
てっきり足にそういうパーツ着けてるのかと思ってたわ
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 02:05:24.69 ID:Lka3974Vo
1-1くらいなら単騎でクリアできるだろこの提督
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 02:05:43.47 ID:DirCvd2Wo
ボートとかで着いてったのかと思ってた
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 02:12:21.17 ID:QZ9Al8XQ0
これは予想外…人外疑惑が一気に高まったな
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 02:12:40.25 ID:vom481Qio
もうその情報でおおかたルーツの予想がつくわw
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 02:15:31.12 ID:aXgtiOSGo
提督「間違いなく人間だ」

提督「この話は以後禁止……とまでは言わないが、なるべく控えてくれ。思ったよりも精神的疲労が溜まる」

金剛・瑞鶴「はーい」

榛名「…………」

提督「榛名も、しないでくれよ?」

榛名「え……は、はい」

榛名(……そういえば私、ここでのんびりしていて良いのでしょうか。元帥様が危ない状態なのに……)

榛名(…………あれ……『元帥様』? あれ……?)

榛名「──あ、あの! 私、提督のご様子を窺ってきます!!」

金剛・瑞鶴「!」

提督「そうか。ならば私も一緒に行こう」

瑞鶴「えっ……ちょ、ちょっと……」

金剛「…………」

金剛「提督ー、ダメですよー? ちゃんと安静にしていて下さい」

提督「寝ていてばかりでは治るものも治らなくなる。適度な運動が大事だ」

金剛「むぅ……仕方が無いですね……。救護室までの往復だけですよ?」

瑞鶴(ああ、なるほど……)

瑞鶴「無理はしないでよね、提督さん」

提督「分かっているよ」

榛名「…………」

提督「大丈夫。あの元帥殿だ。そう簡単にお亡くなりになられる訳ないだろう?」

榛名「はい……」

……………………。
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 02:17:55.83 ID:IJo1lA2to
艦督さんか
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 02:23:04.58 ID:J4qsyHjDO
この提督確実に十傑衆ですわ
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 02:26:53.93 ID:D+jVAtuOo
適度な運動(意味深)
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 02:36:43.40 ID:aXgtiOSGo
救護妖精「ダメ」

榛名「ダメですか……」

救護妖精「今は無菌室で絶対安静の状態。そう簡単に入れさせる訳にはいかないよ」

提督「……そんなに悪いのか」

救護妖精「普通だったら死んでてもおかしくないんだよ。むしろ、ここに運び込まれた時に喋ったりしていたのが異常なんだって。そんな事があったから回復するだろうけどさ、刺激を与えずに絶対安静させておくべきなのには変わりないんだよ」

榛名「という事は……もしかしたら…………」

救護妖精「勿論、貴女が考えてる事態もあるよ。というか、人は風邪でも死ぬ時は死ぬんだ。可能性だけで語るなら私が今ここで死ぬ可能性だってある。そこまで考えてたらキリがないよ」

救護妖精「そんなにネガティブに考えるくらいなら、前向きに色々と考えた方が良いと思うよ?」

榛名「前向きに、ですか」

救護妖精「そう。前向きに。病は気からっても言うしね。健康な人が酷く落ち込むだけで免疫力が下がって病気になる事だってある。逆に、どう考えても死に掛けなはずなのに医学をフルシカトの良い意味の化け物だって居る」

提督「そんな人は居るのか……?」

救護妖精「あたしの目の前に居るね。今」

榛名「え?」

救護妖精「本当に提督は何者なの? 気合どうこうでどうにかなるとは思い難いんだけど」

提督「ただの負けず嫌いだ」

救護妖精「はぁ……。提督の人体に関する論文を書くだけで、学会が血眼になって提督へ実験の協力をお願いするだろうね……」

榛名「……そんなに凄いのですか?」

救護妖精「凄いなんてものじゃないよ。現代医学の敗北。人体の知られざる神秘を体現しているって言っても良いくらいだ」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 02:47:09.49 ID:16sGwReCo
夕立改二キタ━(゚∀゚)━!
ところで金剛はまだですか?
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 03:06:56.84 ID:aXgtiOSGo
榛名「そうなのですか……」チラ

提督「…………」

救護妖精「こんな人外染みた人だって居る。あたしも最善を尽くすんだ。昏睡状態くらい元帥さんならなんとかするだろうさ」

榛名「──そうですよね。ありがとうございます」ペコ

救護妖精「あたしは医者として当然の事を言ってるだけだよ」

提督「医者なら人を化け物呼ばわりしないと思うが」

救護妖精「なんだい、医学フルシカト提督」

提督「…………」

榛名「♪」クス

榛名「あ、それと……救護妖精さんにお聞きしたい事があります」

救護妖精「なんだい?」

榛名「えっと……」チラ

提督「私は外に出ておくよ」

榛名「ごめんなさい……」

提督「そこは『ありがとう』と言ってくれ」

榛名「? あ、ありがとう、ございます……?」

提督「どういたしまして」

榛名(──あ…………暗い気持ちが少しだけ無くなりました……。そういう意味なのですね)
176 :ついでにもう一個 [sage saga]:2013/10/31(木) 03:08:06.13 ID:aXgtiOSGo
提督「それでは、私はこれで失礼する」

救護妖精「早く元気になりなよー」

提督「私も早くなりたいものだ」

榛名「…………」ペコ

ガチャ──パタン

救護妖精「──さて、提督に聞かれたくない話ってなんだい? 子供なら出来ないから諦めな」

榛名「ちっ違います! そういうのではありません!!」

救護妖精「分かってる分かってる。冗談だよ」

榛名「うぅ……」

救護妖精「……で、本当はなんなんだい?」

榛名「……刷り込みの事についてです」

救護妖精「うん? それは艦娘の?」

榛名「はい……。お医者様である救護妖精さんなら何か知ってるかと思いまして……」

救護妖精「まあ、普通の人よりかは知ってるよ。これでも艦娘相手に処置とかしてたしね」

救護妖精「それで、刷り込みがどうしたの?」

榛名「あの……艦娘の刷り込みを上書きする事って出来るのでしょうか……?」

救護妖精「上書き?」

榛名「はい……。ちょっと、心配になる事がありまして……」

救護妖精「なんだってそんな。自分の提督を提督だって思えなくなったの?」

榛名「う……。まだ……ですけど、今日……提督を提督と考えず『元帥様』と思ってしまいました……」

救護妖精「んー、ちょっと分かりにくかったけど、仕える者じゃなくて一人の人として見ちゃったって事?」

榛名「はい……。こんな事、あってはいけない事ですのに……」

救護妖精(ふぅん。刷り込まし易くする為に、まずこの子の『提督』とは何かをあやふやにさせたか。やる事が外道だねぇ)
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 03:19:26.67 ID:aXgtiOSGo
榛名「何かご存知ではないですか?」

救護妖精「うーん……」

榛名「…………」

救護妖精「……あるには、あるんだよねぇ」

榛名「! そ、それは……どういうものなのですか……?」

救護妖精「んっとねー。とある科学者が、問題を起こしたんだよね」

榛名「問題……?」

救護妖精「そ。艦娘の認識している提督を刷り直すって問題」

榛名「そ、そんな事、できるのですか……?」

救護妖精「これは機密事項。貴女みたいな状態になった子にしか話してない事だよ。それは頭に置いておいて。あと、絶対に人に言っちゃダメ。それが例え提督相手でも。良い?」

榛名「…………」コク

救護妖精「じゃあ話すよ」

救護妖精「……その科学者は、提督が死んだ後の艦娘の再利用を考えたんだ」

榛名「再利用……ですか?」

救護妖精「そう。艦娘は一人の提督にしか言う事を聞かない。だから提督が死んだ場合、その艦娘は全員解体される。でも、この資源の少ない国じゃそんな贅沢なんて出来ないよね。だから、艦娘の再利用を考えたんだ」

榛名「…………」

救護妖精「簡単に言うと、洗脳。前の提督の事を忘れさせて、新しい提督へ刷り直す。こうする事で、少ない資源でも解体をさせずに再利用させれるようになったんだ」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 03:27:13.16 ID:aXgtiOSGo
救護妖精「だけど、それにも問題があった」

榛名「問題……ですか?」

救護妖精「なかなか洗脳できないんだよねこれが。まだ実験段階だったらしいしさ。だから、洗脳できた艦娘は一部の提督にしか渡されてないよ──」

救護妖精「──当時の大将とか、元帥とかにしか」

榛名「!!」

救護妖精「で、その洗脳された艦娘だけど、洗脳が完全って訳でもないんだよね。急に洗脳が解けたり、違和感が生まれて本当の提督を思い出す艦娘とか居るみたい」

榛名「違和感が生まれて……」

救護妖精「そう。貴女みたいにね」

榛名「…………では、私は……」

救護妖精「まだそうとは決まった訳じゃないよ。ただ単に疲れてる可能性もあるんだし」

榛名「…………」

救護妖精「まあ、本調子に……は、もうなってるか。何日かしたらすぐにその疑問も分かるでしょうよ」

榛名「……はい」

救護妖精「それだけ? だったら早く帰って休みな」

榛名「あ、それともう一つ。提督さんが海の上を滑るそうなのですが、人間ってそんな芸当できましたっけ……?」

救護妖精「はぁ? 何言ってるの一体」

榛名「ご、ごめんなさい……変な質問してしまって……」

救護妖精「──ねえ、今滑ってるって言ったよね」

榛名「え? は、はい……。私は直接見た訳ではありませんが……」

救護妖精「じゃあこれだね」ヒョイ

榛名「……靴?」

救護妖精「そう。建造妖精と開発妖精の共同制作した一品。艦娘を参考にした水の上に浮けちゃう靴」

榛名「…………」

救護妖精「あ、信用してないなその顔。だったら試してみなよ。洗面器に水を張るからさ」ジャー

救護妖精「艦娘は海には浮けるけど水には浮けなかったよね。ほれ、海の上に立つように乗ってみ」プカー

榛名「…………」オソルオソル

榛名「!!! ほ、本当に立てました!!」プカプカ

救護妖精「でしょ?」

榛名「こんな凄い物があるなんて……」プカプカ

救護妖精「使ってる人はほとんど居ないから知らないのも無理はないねー。だって、普通の提督は一緒に出撃なんてしないもん。自殺行為だし」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 03:28:08.33 ID:aXgtiOSGo
榛名「……技術って凄いですね」

救護妖精「それを言ったら艦娘なんてどうなのさ。そのコンパクトな身体で弾さえあれば鉄の塊の戦艦を落とせるんだよ? おまけに海の上を高速で移動できるし。人間や妖精じゃ到底真似できないよ」

榛名「それはそうですけれど……」

救護妖精「まあ、提督が海の上を滑れるのはそれを使ってるからだよ。じゃないと今頃、人体実験する為に捕まってありとあらゆる実験をされてるよ」

榛名「……怖いですね」

救護妖精「それが人間ってものさ。全員が全員そうじゃないけどね」

榛名「謎が解けました! ありがとうございます」ペコ

救護妖精「良いって良いって。じゃあ、私も仕事に戻るよ」

榛名「はい! ありがとうございました!」

ガチャ──パタン

救護妖精「…………」

救護妖精「危なかったぁ……もう綱渡りはしたくないよ……」

……………………。

提督「ん、話は終わったか」

榛名「あれ? 提督さん、待っていらしたのですか?」

提督「ああ。一人で帰っても寂しい」

榛名「なるほど……確かにそうですよね」

提督「それじゃあ、一緒に帰ろうか」スッ

榛名「!」

榛名「……はい!」ギュ

榛名(そういえば、こうして誰かと手を繋ぐのは初めてですね)

榛名「──温かい」

提督「うん?」

榛名「いいえ、なんでもありませんよ♪」

……………………。
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 03:28:35.97 ID:aXgtiOSGo
コンコン──ガチャ──パタン

提督「今帰った」

榛名「ただいま戻りました」

金剛「おかえりなさ──むっ」

瑞鶴「二人共おかえ──む……」

提督「どうした金剛、瑞鶴」

金剛・瑞鶴「手」

榛名「──あっ!」パッ

金剛「むー……」ジー

瑞鶴「…………」ジー

提督「……二人共、こっちへ来なさい」

金剛・瑞鶴「…………」トコトコ

提督「留守番ご苦労だった」ナデナデ

金剛・瑞鶴「!!」ナデナデ

瑞鶴「ん〜〜……♪」トロン

金剛「あはっ……♪」トロン

榛名「…………」

榛名(……なでなで…………)

金剛「……榛名も欲しいですか?」

榛名「えっ! あ、あの……その…………」

金剛「私は構いませんよ」

瑞鶴「うん、私も。すっごく気持ち良いものねー」

榛名「え、ええと……そのぉ……」チラ

提督「うん?」

榛名「……………………お願いします」

提督「うむ」スッ

榛名「っ!」ビクッ

榛名「…………?」ナデナデ

榛名「あ……」ナデナデ

榛名(これ……凄く、幸せです……)ナデナデ

榛名「…………癖になってしまいそうです」トロン

瑞鶴「うんうん」

金剛「この気持ち良さには逆らえないねー」

榛名(……幸せって、とっても気持ちの良い事なのですね)ナデナデ

提督「…………」

……………………
…………
……
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 03:33:56.88 ID:aXgtiOSGo
ちかれた……。
なので、書き溜めてる分を一気に投下して今回の投下はこれで終わりです。
また今日、投下しますねー。



金剛と瑞鶴さんを嫉妬させたかった。反省はしていない。後悔なんてある訳がない。

響「最近、私達の出番が少ないないかい?」

あ、えっとそれは……その──ちょちょちょ待って待った待ってください吊るさな──ぎゃああああああああああ!!!!!
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/31(木) 03:34:44.57 ID:aXgtiOSGo
投下終了のageを忘れてた。ごめんよ。
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 04:13:45.99 ID:wtD5CdUeo
おつおつ
榛名はしっかり者のイメージ強かったがこれはこれでアリだな
小動物みたいで可愛い
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 05:22:10.15 ID:TyPvGYtCo
??「響ちゃんより那珂ちゃんのほうを出すべきだー!…ゴメンナサイ」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 06:41:52.34 ID:F9zFcKsqo
乙です
全力でボート漕いでいると思っていたが妖精さん謹製の靴だったのか。…ホントニ?
それにしても榛名の洗脳に関しては鮮やかな手口だな。いつの間にか元帥が榛名を洗脳していたってことになってるとは。
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 10:05:11.86 ID:VIpqGjJn0


この医者妖精
エラー娘にタバコくわえさせたらしっくりきたww
他の妖精さんじゃこんな廃れたイメージ無理だわw
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 11:23:01.42 ID:I2HI1qbf0
滑ってるのはわかった。

ただ、どうしても手を後ろに組んでるイメージしかわかないんだが…
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 11:29:24.18 ID:0BumDt+70
寧ろ腕組んで仁王立ちしてる姿しか浮かばないんだが
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 13:01:31.57 ID:hSu08cDEo
>>1

…実際のゲーム中の提督は、出撃中は鎮守府で報告待ちしてる扱いでいいんだよね?
何かこのSS読んでるとその辺りの感覚が麻痺してくるんだが。

そして金剛改二確定おめでとう。
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 13:16:56.64 ID:Y+I2KHLqo
阿修羅閃空みたいなの想像してる
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 13:28:39.02 ID:b4AbVfYv0
金剛改二デース!
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 13:43:45.65 ID:I0Khrikyo
金剛ならレベル上げ不要だな
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 14:39:13.73 ID:ATFmiwKw0
金剛改ニ来るのは紅茶の日とシルエットで予想して4日で45→80にした俺提督大勝利
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 14:40:11.86 ID:w7GFzXFTo
95とか言われると少ししんどいが93有れば大丈夫だよな
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 14:52:45.17 ID:MSuf9DHUo
70もあれば大丈夫だよ(慢心)
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 15:00:17.50 ID:0BumDt+70
金剛デース!改二デース!
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 15:26:56.72 ID:c5BpQ3Jao
80あればちょろいやろ(慢心
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 15:34:30.60 ID:VhbY5xSVO
そろそろだまろっか
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 17:42:18.25 ID:aXgtiOSGo
そろそろ投下していきます。

……物語において日常というものは、いつか崩壊してしまうものですよね。
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/10/31(木) 17:42:47.49 ID:aXgtiOSGo
榛名「救護妖精さんが言うには、これが提督の秘密らしいです」

瑞鶴「……何これ? 靴? なんで水の上に浮かせてるの?」

榛名「お姉様、ちょっとこの靴の上に立ってもらってよろしいですか?」

金剛「……え? 床が水浸しになるじゃないデスか……。それに、私たち艦娘は海の上でしか浮けませんヨ……?」

榛名「海の上に立つ感覚で乗ってもらえれば分かります」

金剛「むぅー……分かりました。可愛い妹の頼み事デス!」

金剛「よっ──ホワット!?」プカプカ

瑞鶴「え、えええええええ!? う、浮いてる!?」

金剛「……なるほど。テートクはこうして私達と同じように海の上を滑っているのデスね」

榛名「そうみたいです」

瑞鶴「へぇ……こんなカラクリがあったなんて……」

金剛「確かに、普通の人が海の上を平然とスケートしていたら大問題ですよネ」

瑞鶴「でも、どうして提督さんはこれを持ってるのかしら」

金剛「将校で習うのではないデスか?」

瑞鶴「ああー、なるほど」

金剛「……でも、テートクだったら」

瑞鶴「うん……これ無しで滑っててもおかしいって思えないわね」

榛名「お二人は提督さんにどういうイメージを持っていらしてるのでしょうか……」
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 17:55:15.06 ID:nNQpxEZzo
不吉な前置きはやめてくれ
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 17:59:19.75 ID:IMG/QGP10
「……物語において日常というものは、いつか崩壊してしまうものですよね。」おい・・おい・・・
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 18:02:15.08 ID:aXgtiOSGo
金剛「まず、お仕事には厳しいデスね」

瑞鶴「叱る時も怖いわよねー……」

金剛「吊るされますものネ……」

榛名「つ、吊るされる!?」

瑞鶴「吊るされると言っても、痛くないわよ。ただ恥ずかしいだけ」

榛名「…………?」

金剛「毛布で包んだ状態で吊るされるのデス。傍目から見ても痛そうに見えませんヨ」

瑞鶴「だけどその代わり、皆が見てる前でも平然と吊るすし、何よりもスカートの中が見えそうになるし……私なんて皆に見られたし……」ズーン

榛名「と、とても怖いのですけれど……」カタカタ

瑞鶴「でも、ちゃんと謝ったら下ろしてくれるくれるわよ。謝らなかったらいつまでも続いたけど……」

榛名(瑞鶴さんはいつまでも吊るされたのですね……)

金剛「ですが、優しさが溢れ出ていマス! さっきも言いましたケド、お仕置きも痛くありまセンし、本気で嫌がっているのを見たらすぐに止めマス」

瑞鶴「思いやってくれるし、頼りになるし、親身になって悩みを聞いてくれるし……本当に優しいわよね。色々な意味で逆らえないわ」

金剛「うんうん……。本当に色々な意味で逆らえまセーン」

榛名「色々……」

榛名「…………────────ッッ!!?」ビクン

榛名「あ、ああああの、あのあの……そ、そそそれってもしかして……?」アワアワ
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 18:12:13.41 ID:Js4o+IZDo
そうだよ(便乗)
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 18:15:21.05 ID:IMG/QGP10
ホモは帰って、どうぞ。
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 18:19:45.58 ID:aXgtiOSGo
瑞鶴「あっ……え、えーと…………」

金剛「榛名の考えている通りデース」

榛名「はぅ!?」

金剛「あははっ。二人共、顔が真っ赤ですヨ〜?」

瑞鶴「こ、金剛さんには羞恥心が無いの?」

金剛「ありますヨ?」

榛名「お姉様……全然説得力がありません……」

金剛「──だって、提督に抱かれるのは幸せです。掛け替えのない、とても大切な人ですから」

金剛「なので私の心は、恥ずかしいよりも、温かい気持ちで一杯なのです」

榛名「わぁ……」

瑞鶴「私は恥ずかしい気持ちが先に出ちゃうなぁ……」

榛名「え? ……と、ということは……瑞鶴さんも?」

瑞鶴「……………………」コクン

榛名「ま、まさかこの鎮守府の皆さん全員という事も……?」

金剛「それはノーだと思いマス。……たぶん」

瑞鶴「なんだかんだで提督さんを異性として好きになってそうな子、居るものねー……」
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 18:29:28.14 ID:aXgtiOSGo
金剛「島風とかー」

瑞鶴「響ちゃんもねー」

金剛「あと、龍田もそんな感じがしマス」

瑞鶴「電ちゃんや雷ちゃんもなんだか隠れて好きそうな気がするわ」

金剛「暁は……ちょっと分かりにくいですけど、なんだか本人が認めていないだけで好きそうなイメージがありマス」

瑞鶴「龍田さんを除いた軽巡組は提督として好きって感じよねー」

金剛「という事は、可能性だけで考えたら……私達を入れて七人ですか……」

瑞鶴「うわー……競争率すっごい高い……。というか、そんな人数にエッチな事をしてるのかと思うと……」

金剛「そうデスかね? そこは違うと思いマス」

瑞鶴「え、なんで?」

金剛「テートクの事デスから、まず駆逐艦の子達には『まだ早い』とか言っていそうデス」

瑞鶴「……たしかにそう言いそう。性病とかエッチとは何かとか、そういう事を教えてそう」

金剛「龍田も自ら迫るというより、テートクから来るのを待っていそうデスよね」

瑞鶴「そう? 私の中じゃ自分から取りに行くイメージなんだけど」

金剛「ほら、龍田はテートクに絶対服従していそうじゃないですか」

瑞鶴「……言われてみれば」

金剛「だから、自分から求めるのではなく、相手が求めてきたら応えるというスタンスではないでショウか?」

瑞鶴「……否定できないわね」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 18:30:48.71 ID:aXgtiOSGo
あかん。間違った。

金剛「という事は、可能性だけで考えたら……私達を入れて七人ですか……」

金剛「という事は、可能性だけで考えたら……私達を入れて八人ですか……」

に脳内修正お願いします。
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 18:31:08.11 ID:PFRqAPLRo
将校って将のための学校って意味じゃないよ?士官のこと。
多分、言いたいのは士官学校、だと思う。例えば防衛大とかみたいなのが士官学校。
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 18:42:27.64 ID:aXgtiOSGo
榛名「…………凄く好かれているのですね、提督さんは」

金剛・瑞鶴「勿論!」

榛名「提督さん、ですかぁー……」

金剛(……提督に良いイメージを持たせる為とはいえ、かなり心が痛みますね)

瑞鶴(私達も立派に共犯よね……。印象操作して、提督さんを求めるように仕向けてるんだもの……)

金剛「──さて、そろそろティータイムは終了しまショウ。瑞鶴、お仕事に戻りますヨー?」

瑞鶴「じゃあ、私は食器を片付けるわね」

……………………
…………
……

提督「急に集まってもらって悪い。だが、皆に伝えておかなければならない事がある。緊急電報がやってきて、私は今晩からこの鎮守府を空けなければならなくなった」

提督「帰りは明後日の朝の予定だ。それまでの間、この鎮守府を守ってもらいたい。頼めるか?」

全員「はいっ!!」

提督「良い返事だ。私が留守の間、金剛と瑞鶴が私の代行としようと思うが、異論がある者は手を上げて発言してくれ」

提督「……………………無いようだな。では、残り数時間で私はこの鎮守府から離れる。頼んだぞ」

……………………。
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 18:43:25.65 ID:aXgtiOSGo
>>209
勉強不足がここにて明かされる。死にたくなってきた。
頭冷やしてくるね……。
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 18:44:28.13 ID:CNYcoP3SO
>>211
バケツ被ってこい
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 18:46:43.80 ID:IMG/QGP10
>>201無理せずに休め。
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 18:47:21.24 ID:IMG/QGP10
↑ミス>>211です。すいません…
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 19:09:37.92 ID:DN04CoPs0
追い付いてしまった
応援してるよ!
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 19:16:01.43 ID:BB+hIYmYo
>>211
ドンマイ!
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 20:03:18.84 ID:ATFmiwKw0
>>211
大丈夫、その程度の誤記は脳内補正でなんとでもなる
それよりも二重表記のほうが気になるからそっちを気をつけたほうがいい
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/31(木) 20:24:25.95 ID:aXgtiOSGo
ただいま。
ちょっと出掛ける用事が出来たから、その用事が来るまで投下します。
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 20:24:56.20 ID:aXgtiOSGo
金剛「随分と急ですネ……」

提督「上はいつも急に面倒事を言い渡してくる。困るよ」

瑞鶴「本当よね……。計画性が無いっていうか……」

提督(急なのはこの状況もそうだと言って良いのだろうか?)

雷「司令官、あーん」

提督「すまない。私は甘い物が苦手なんだ」

雷「あれ、そうなの? ごめんね?」

提督「言っていないから知らなくて当然だろう。気にしなくて良い」

響「じゃあ、プレーンだったら良いのかな?」スッ

提督「それならば問題ない」

響「あーん」

提督「…………」サクッ

響「…………」ニコッ

島風「いいなー響! 提督、私もやって良い?」

提督「あまり食べれないんだ。夕食後というのもある。そろそろ勘弁してくれるかな」

島風「小食だよね、提督って。ざんねーん……」

提督「……あと一口だけだぞ」

島風「やったー!」

響「…………」サクサク

響(……司令官と間接キス)テレ
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 20:27:24.58 ID:aXgtiOSGo
さっそく用事になった。
いってきます。
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 20:41:13.98 ID:DuObCF6Ko
ほな気いつけて
楽しみにしてまっせ
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 20:53:37.98 ID:jVPsTCQdo
足が分身して上半身が微動だにしないあの走り方で
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 20:59:31.52 ID:eafMYjMoo
いってらー
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 22:38:04.04 ID:URGPwWvU0
おつー
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/10/31(木) 22:52:44.37 ID:aXgtiOSGo
ただいま。
さっきは1レスしか落とせなくてごめんよ。
これから投下していきます。
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 22:52:53.34 ID:8lCI3HMJo
>>222
十傑集走りのことだな
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 22:53:18.97 ID:aXgtiOSGo
暁「ひ、響ったら大人じゃないの……!」

電「なんだか、かっこいいのと可愛いのと二つが混ざっていたようなのです」

龍田「じゃあ提督さん、紅茶を飲みますか?」

提督「流石にそれは危ないから止めておこう」

龍田「は〜い」

天龍「あーあ。フラれてやんの」

龍田「天龍ちゃん?」ニコォ

天龍「な、なんでもねーよ!!?」ビックゥ

那珂「余計な事を言っちゃうからよーだ」

龍田「少し黙りましょうか」

那珂「なんで私もー!?」

川内「はいはい。落ち着こうか」

神通「川内も、夜中は静かにね?」

川内「ま、まだうるさいかな?」

龍田「結構起きちゃうわね〜」

川内「ごめん……」

龍田「良いのよ〜。わざとじゃないのでしょう?」

川内「うん……」

神通「寝言が酷いだけだもの……。そのうち治ると思うわ」

那珂(あれ……何この扱いの違い……)

龍田「普段の行動の違いね〜」

那珂「なんだか心を読まれてる!?」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 23:05:40.66 ID:cATJ/eC60
確かにこの提督なら十傑集走りも出来そうだなwwww
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 23:15:34.64 ID:aXgtiOSGo
響「ところで司令官。そちらの方は?」

提督「榛名という名前の戦艦だ。詳しい事は言えないが、この鎮守府で預かる事となった」

榛名「金剛型戦艦三番艦、榛名と申します」ペコ

雷「金剛さんには皆がお世話になってるわ! 良いお姉さんよね!」

響「なるほど。どことなく同じ雰囲気がすると思った」

島風「戦艦なのに速いよね! 私びっくりしたもん!」

榛名(お姉様は、この鎮守府でとても愛されているのですね……)

榛名「それより……私はあちらのお二人が気になるのですけれど……」

戦姫「…………」ピキピキ

ヲ級「♪」パクパク

榛名「あの……どう見ても深海棲艦ですよね……? それに、どうして少し離れているのでしょうか……」

提督「彼女達は私に協力してくれる関係だ。今回の、総司令部へ赴く時に一緒に来てもらう事になっている」

提督「少し離れているのは、艦娘と一緒に居ると憎しみが抑えきれなくなると言っていたからだ」

榛名「……色々と例外な事情がこの鎮守府にやってきているのですね」

提督「そういう訳だ」スッ

瑞鶴「提督さん?」

戦姫「む?」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 23:29:48.39 ID:aXgtiOSGo
提督「無理をして来てもらってすまない。ありがとう」ナデナデ

全員「!!!!」

戦姫「はにゃぁ……はっ!」

全員「…………」ジッ

戦姫「な、何を見て──はぁぅ……」ナデナデ

戦姫「く、くぅ……!」ナデナデ

電(なんだか物凄く可愛いのです……)

雷(それに、どことなくエロいわね)

龍田(良いなぁ……)

金剛(やっぱり気持ち良さそうですね〜)

瑞鶴(むぅ……)

戦姫「や、やめろぉ……見るなぁ! こ、この──はにゃ……」ナデナデ

戦姫「はっ! う、うぅ……」ナデナデ

ヲ級「♪」ニコニコ

……………………
…………
……
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 23:32:51.75 ID:Lka3974Vo
(可愛い)
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/10/31(木) 23:34:57.72 ID:evteaNbx0
(結婚しよ)
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 23:35:11.64 ID:16sGwReCo
さすが俺らのヲ級ちゃん
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/10/31(木) 23:35:38.99 ID:FFbqbMgno
(可愛すぎる)
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/10/31(木) 23:50:30.73 ID:aXgtiOSGo
コンコン──。

……………………。

コンコン──。

──ガチャ

金剛「失礼します」

──パタン

金剛「…………」

金剛「行ってしまわれたのですよね……」

金剛「なぜでしょうか。昨日はあんなにも騒がしかったこの場所が、とても寂しく見えます」

金剛「……榛名の事を言えませんね。私、すっかり提督に依存しちゃってます」

コンコン──。

金剛「! ……どうぞ」

ガチャ──パタン

瑞鶴「おはよう、金剛さん」

金剛「おはようございマス、瑞鶴」

瑞鶴「今来たところ?」

金剛「ハイ」

瑞鶴「……気持ちは分かるけれど、元気が無いわね」
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 00:00:48.60 ID:xcPP7YCmo
提督の移動手段は、やはり海上を十傑集走りなのだろうか…
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 00:05:57.46 ID:6G6iayxLo
海上で縮地とか使ってんだよきっと(震え声
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 00:11:54.32 ID:PHrDHr2qo
金剛「なんだか、静かデスよね。ここ」

瑞鶴「……うん。捨てられた廃墟の一室って雰囲気」

金剛「テートクが居ないだけで、ここまで変わるとは思ってもみませんでシタ」

瑞鶴「うん……」

金剛「…………帰って、きますよね」

瑞鶴「……………………」

金剛「瑞鶴……?」

瑞鶴「嫌な予感、するのよね……」

金剛「……瑞鶴もですか」

瑞鶴「うん……。ねえ、私達ってさ」

瑞鶴「──提督さんを送り出して良かったのかな」

……………………
…………
……
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 00:23:12.33 ID:LDaDyDhv0
よ〜し、金剛たん。
まずはこの燭台の火をじ〜っと見るんだ。
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 00:28:44.97 ID:+2Ory2lgo
>>239
 ゚     。  :     ..:| |l ̄|
:         。    ..:| |l憲|  >>239は憲兵さんに
      ゜  :  ..:| |l兵|        監視されています
    ゜     : ..:| |l_|
  :       ゚   ..:|;:;:.... |
    ゚   :     ..:|;:;:.... |
      ゜  :  ..:|;:;:.... |___
  。           ゚ ..:|;:;:.... |==@==/
   :     :   ..:|;:;:.... |・ω・`)
 ゚  。  :   :  ..:|;:;:.... |::⊂ノ
  :      :   ..:|;:;:.... |-u'
      ,,.,、-‐''"´~ `ー-‐'
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 00:38:52.70 ID:PHrDHr2qo
提督「ここが総司令部だ。降りよう」スッ

戦姫「やっとこの真っ黒な窓から解放されるのですね……」スッ

ヲ級「…………」スッ

提督「仕方があるまい。深海棲艦を連れていると目撃されたら大問題だ。裏から入るのもそれが目的だ」

戦姫「面倒ですね……」

提督「しかし、まさか車を用意するとは……こんな高級な物、よく使わせてくれたよ」

戦姫(なぜこの方は運転できたのでしょうかね……?)

大将C「……待っていたよ」

提督「おはようございます大将C殿」

大将C「まさかまた顔を合わせる事になるとはな」

戦姫「余計な事は言わなくて良い。今の貴様の役目は案内役だろう」

大将C「ふん。その案内役のヘソを曲げさせて構わないのかな? 困るだろう」

提督「私はそれでも構わない」

大将C「何?」

提督「お役目ご苦労、大将C殿。私はこれから自力で大将A殿と大将B殿がいらっしゃる部屋を探す。お前が自らの役目を放棄した事はしっかりと伝えておくよ」

大将C「ぐっ……! こっちだ。ついて来い!」

戦姫「阿呆め」

……………………。
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 01:02:12.48 ID:PHrDHr2qo
提督「大将C殿はいつもこちらへ?」

大将C「それをお前が聞いてどうする」

提督「ただの雑談ですよ。こう歩いているだけだと暇で暇で」

大将C「ふん。変わったやつめ」

提督「よく言われます」

大将C「……普段はここに居らん。大将以上の極秘会議の時のみここに来ている」

提督「そうですか。私も道を憶えないといけませんね」

大将C「一度で憶えろよ!!」

提督「大将C殿の教え方が上手かったら一度で憶えれますよ」

大将C「…………ちっ」

提督「それにしても、こんな道を通って大丈夫なんでしょうか? 外の様子が見えますけれど」

大将C「ここを外から見るには裏へ来なければならん。裏は閉鎖してあるからまず見つからんわ」

提督「そうですか」

提督(……屋外消火栓? あんな場所にも……表にも三箇所あるのは知っているが、やけに厳重だな。まあ、それはこの施設の重要性を考えたら当然か)

提督(! ほう……なるほどな)

……………………。
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 01:05:09.00 ID:NeQfOjL2o
なんか大将Cが妙にかわいいんだがwww
裸の大将とか板前的な大将なんじゃないかと
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 01:07:49.91 ID:LDaDyDhvo
>>240
240 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 00:28:44.97 ID:+2Ory2lgo
>>243
 ゚     。  :     ..:| |l ̄|
:         。    ..:| |l大|  >>243は大将Cに
      ゜  :  ..:| |l将|        監視されています
    ゜     : ..:| |l_|
  :       ゚   ..:|;:;:.... |
    ゚   :     ..:|;:;:.... |
      ゜  :  ..:|;:;:.... |___
  。           ゚ ..:|;:;:.... |==C==/
   :     :   ..:|;:;:.... |・ω・`)
 ゚  。  :   :  ..:|;:;:.... |::⊂ノ
  :      :   ..:|;:;:.... |-u'
      ,,.,、-‐''"´~ `ー-‐'
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 01:09:08.11 ID:LDaDyDhvo
コピペ部分を消し忘れるとは…私としたことが。
ちょっと金剛たんに吊られてくる。
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 01:12:44.43 ID:kJNJckfto
大将Cが香川照之にしか見えない
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/01(金) 01:22:14.22 ID:hX5+l6AF0
>>246
大日本帝国海軍常務取締役
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 01:23:10.93 ID:FqRytFlBo
>>245 Cと抱き合わせで吊るされてろ
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 01:23:38.80 ID:PHrDHr2qo
大将C「ここだ」

提督「ありがとうございます」

大将C「入る時はノックを一回と三回に分けるんだ。そうすれば中に居る者が鍵を開けてくれる」

提督「ふむ」

コン──コンコンコン──。

大将C「……本当に肝が座っているな、お前」

提督「そうですか?」

戦姫(やはりよく似ていらっしゃる)

ガチャ──パタン

提督「おはようございます、大将A殿、大将B殿」ピシッ

大将A「うむ。遠い所をご苦労」

大将B「いきなりの呼び出しで悪いな。色々と問題点が出てきたので緊急的に会合する事となったのだ」

大将A「あの場所から一晩で来てくれるとは思わなかった。いやはや、自動車というものは便利だな」

提督「私達の為にあのような高級の物を使わせて頂き、感謝しています」

大将B「なに。君にはそれだけの価値がある。──掛けたまえ」

提督「初めての会合ゆえ至らない点があると思いますので、お手数ですが色々と教えて頂いても宜しいでしょうか」

大将B「うむ。だが、何もそんなに固くなる必要はない。海軍の道筋を我々で立てるのが目的だ。何か提案があるのならばどんどん言ってくれるか」

提督「畏まりました」

大将A「大将Cは何か粗相をしなかったかね?」

大将C「!!」

提督「いいえ。あのような出来事があったにも関わらず、実に親切に案内してくれました」

大将B「ほう?」

提督「また、窓の付近を通った際も『危険性があるのでは』という質問に、実に納得のいく回答を示してくれて安心しました」

大将C「…………」

大将A「ふむ。どうやら身を弁えているようだ」

大将B「うむ。では、会議を始めよう──」

……………………。
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 01:36:20.53 ID:DZ37gTHFo
龍田ともイチャイチャしてほしいにゃあ…
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 01:38:14.50 ID:PHrDHr2qo
提督「──ですので、大鑑巨砲主義を貫くのではなく、周辺機器にも目を向けるべきだと思います。特に我々の軍は潜水艦を相手にするのが弱い。ソナーの開発にもう少し重視するのも良いかもしれません」

大将A「ふむ。確かに。次の開発は威力ではなく補助的な分野を開拓するとしよう」

大将B「この案も固まったな。では次で最後だな」

提督(やっと終わりか。国へどれだけの情報を流していいかだの新しい建造だの開発だのと下らん事を……。私が居なくても良かっただろう。いや、対潜水艦への危機感などを再認識されたのは私にも得があるか)

戦姫(内容も良く分からんし退屈だ)

ヲ級「…………」スヤスヤ

大将B「深海棲艦を艦娘に戻す方法だ」

提督・戦姫「!!」

提督「何か進展があったのでしょうか」

大将B「明確な進展ではないが、君のおかげで可能性の一つが出てきた」

提督(余計な事をされたら面倒なんだが、なんだ? 何が分かった?)

大将B「研究者によると、特定の深海棲艦と縁の深い者が、その深海棲艦の亡骸を使って建造すると艦娘へ戻せるのではないだろうか、という説が浮かんできた」

大将B「現に、君のあの瑞鶴。……君の母港だが、記録によると海底から浮かび上がってきた所の深海棲艦をすぐに沈めたようだ」

大将B「──そして、あの場所で沈んだ艦娘は君のお父上の瑞鶴だけだ」

提督「…………」
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 01:46:26.24 ID:psSh4C6h0
このSSの龍田って人間味があるというか何というか、そんなかんじでかわいいな
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 01:52:42.14 ID:QdENPM94o
ヲ級ちゃんを沈めろ、と?

……さぁみんな、吊るそう
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/01(金) 02:05:20.86 ID:PHrDHr2qo
戦姫「言っておくが、私や私達の仲間を沈めたらこの総司令部へ一斉射撃する。この場所なら海からでも充分に届くからな」

大将A「ほう。海が近くにあると分かるのかね」

戦姫「元は艦娘だ。それくらい分かる」

大将B「なに。安心したまえ。私達も命は惜しい。その手段を取って殺されるのはゴメンだ」

提督「では、どのように?」

大将B「そこで、そこの戦姫に聞きたい事がある」

戦姫「なんだ?」

大将B「君の仲間で、沈んだ深海棲艦は居るかね?」

戦姫「それがどうした」

大将B「彼は君の提督だった者と似ているのだろう? 縁があるのかもしれん。君の沈んだ仲間で彼が建造に関われば、もしかしたら艦娘に戻れるかもしれない」

戦姫「……なるほど」

大将A「ではその場所を──」

戦姫「残念だが、私の仲間は深海棲艦になってから誰一人として沈んでいない」

大将A「……そうか。それは残念だ」

戦姫「また、生きたまま建造の材料にするなどと言った場合も……」ジャキッ

大将B「分かっておる。我々もそこまで考えれないほどではない。……一人を除いてな」

大将C「ぐ…………」

戦姫「また貴様か。懲りないな」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 02:17:26.87 ID:PHrDHr2qo
大将A「しかし、進展がないとなると、どうしましょうかね?」

大将B「うむ……これには困ったな。何か提案などはあるかね?」

提督「…………。いえ……残念ながら。何か思い付きましたらご連絡致します」

大将B「うむ。ではこれにて会議は終わりとしよう」

大将A「くれぐれも情報を漏らすのではないぞ」

大将C「はっ!」

提督「ご安心を」

提督「ところで、私は夜深くにここを出発しようと思っています。どこか部屋をお貸しして頂けませんか?」

大将B「む? どうしてかね」

提督「いくら黒い窓といっても、日中に車を走らせるのには不安が残ります。もし止められて事情聴取を受ける可能性を考えると、人の少ない時間、闇夜に紛れて動くのが吉でしょう」

提督「それと、お恥ずかしながら睡眠を取っておりませんので、事故を防ぐ為にも一度、疲れと睡眠を取ろうと思っています」

大将A「なるほど。分かった。部屋を一室用意しよう」

提督「感謝します。では、マルヒトマルマルに出発します」

大将B「うむ。裏口の者には伝えておくので好きな時間に帰るが良い」

……………………。
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/01(金) 02:22:27.33 ID:PHrDHr2qo
キリが良いので今回の投下はこれで終わりとします。
また今日、投下しますね。

なんで大将Cが可愛いと言われたのかが理解できなくて五分くらい悩んだのは内緒。結局分からなかったし。
それよりも金剛さんや瑞鶴とイチャラブしてるシーンとか書きたい。日常を書くのは大好きです。
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 02:34:20.95 ID:c4ZkvC900
大将Cの小物っぽさが好きかもww
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 02:49:20.95 ID:FqRytFlBo
戦姫がばかわいい
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 03:11:55.15 ID:xcPP7YCmo
この小物っぽさ、牙狼のラテス様に通じるものがあるな…
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 04:06:05.09 ID:dX+u5X/p0

些細な疑問だけど深海棲艦は轟沈したらその艦娘のデータが吐出されてそれをもとに復元?(建造?)すれば
その艦娘が登場するという設定だったと思うんだけど沈んでた深海棲艦(瑞鶴)はもちろん轟沈したわけで
艦娘のデータ吐き出した後も瑞鶴のデータは残っていたのだろうか?
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 06:32:06.04 ID:tZrRvicso
>>260
ドロップしてなかったんじゃないの?
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 06:56:05.78 ID:dX+u5X/p0
>>261
たまにドロップする設定だっけ?
あとドロップして復元した子と深海棲艦を使った建造で別の艦娘になるっていうのも謎(ドロップした響は新生『響』であって生まれ変わった過去の『響』ではないが建造された『瑞鶴』は生まれ変わった過去の瑞鶴であって新生『瑞鶴』ではない)

スレ主さんへ
別にケチをつけたいとかそういうつもりは一切ないのでそこだけは理解しておいてほしい。
もしこの疑問で不快にさせてしまったら済まない
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 07:52:49.71 ID:YjNv6xjIo
>>262
ゲームだと1-1-1で駆逐艦1隻から軽巡がドロップするから艦種変わるのもあるんじゃない?港に沈んでいた敵空母から瑞鶴、とは書いてなかったような。

>>1
今日も乙です。
一度で覚えろよ、の発言に(懇願)って付けると確かにかわいく?なる気が。
艦娘達との幸せイチャラブがイイヨー
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 07:58:44.45 ID:VcE6xbXko
くっさ
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 12:33:35.16 ID:HyH8Tlpxo
とやかく言うくさいやつはまとめで読んでくれ
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 12:54:42.04 ID:XnFNSl70O
スレ主とか言って長ったらしく持論言ってる奴は奴は自分が臭いことを自覚した方がいいよ
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 13:04:40.14 ID:8WRWrW5F0
元帥粉にしたル級がヲ級のように戻ってくる可能性が…ないか、一瞬思ったがないな
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 13:42:34.92 ID:IUms4KPqo
スレ主w
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 14:03:43.93 ID:pJ02eJ7+o
今日は紅茶の日だし、子の日なんだから落ち着いて待ってろよ。
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 15:07:21.19 ID:psSh4C6h0
雷「わあ、何か難しそうなおはなししてる司令官がいるわ!
  雷の頭じゃよく分からないけど、きっと賢いのね!かっこいい!」

電?「なのですwwww」
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 15:45:51.46 ID:dX+u5X/p0
ええい!揚げ足ばかりとりおって!
スレ主じゃありませんでしたねすんませんでしたぁ!!
>>1だよ作者様だよ!ニュアンスでわかってくれよ!!

憂さ晴らしにイベントに全資材溶かし特攻してやる(´・ω・`)
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 16:47:50.50 ID:EI/NjtFZo
そういうの要らない
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 16:52:16.76 ID:XnFNSl70O
興味ないっす
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 16:55:10.54 ID:YbGXgdbao
二度とssから出ていけ
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 16:56:17.69 ID:fajgdgzDo
どうでもいいことで埋めんなや
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 17:05:51.07 ID:nEHeAGqho
>>271
SSは初めてか?尻の力抜けよ
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 17:28:59.96 ID:rVFpJVUeo
これ以上良作SSを汚すのは失礼だから静かにしよう
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 17:32:36.13 ID:dX+u5X/p0
>>276
おk落ち着いたありがとう
いちいち煽りに反応するもんじゃないね(´・ω・`)
今更だけど荒れてしまってごめん、SS終わるまでROMってるわ(猛省
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/01(金) 18:26:33.22 ID:PHrDHr2qo
そろそろ投下していきます。
考えていたら遅くなっちゃった。ごめんよ。

ドロップについてはご想像にお任せします。ただ、そのうち作中でも説明するかも。下手したら物語が終わった後であとがき的に書くかも。
考察をしてくれるのは嬉しいけど、それによって困る方々も居ると思いますので自重願いします。
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 18:27:34.71 ID:PHrDHr2qo
ガチャ──パタン

提督「…………」チラ

戦姫「広いお部屋ですね。これなら快適に眠れそうです」

ヲ級「♪」

提督「…………」チラ

戦姫「どうかなされましたか?」

提督「なに。部屋を見渡していただけだ」シッ

戦姫(…………? 内緒話ですか……?)

提督(盗聴されている可能性が無いとは限らない。少し協力してくれ)

戦姫(! はい)

ヲ級(…………)コクコク

提督(まずは……)

提督「──ところで戦姫。この建物ならばどのくらいで破壊し尽くせる?」

戦姫「そうですね。大体……三十分といった所でしょうか」

提督「三十分か……。少し時間が掛かるな」

戦姫「申し訳ありません……」

提督「いや、折角ここまで侵入できたのだ。今すぐ準備に取り掛かれ」

戦姫「はい」

提督「お前も、逃げる準備をするんだぞ?」

ヲ級「!」コクコク

戦姫「しかし……宿はどうするのですか?」

提督「この総司令部の裏は山だ。野宿になってしまうが、一夜を過ごすくらいならばなんともないだろう」

戦姫「逃走ルートはどうなさいますか?」

提督「私達ならばこの高さから飛び降りても平気だろう」

戦姫「そうですね。では、準備に取り掛かります」

提督「うむ」

戦姫「…………」

ヲ級「…………」

提督「……………………どうやら盗聴されている心配はしなくて良いようだな」

戦姫「本当だったら大慌てでこの部屋に飛び込んでくるでしょうね」

戦姫「しかし、なぜこのような事を?」

提督「調べたい事がある。……暗くなるのは三時間後のヒトキュウマルマルだったな。その頃に起きて調べる物

があるから起こすぞ」

戦姫「はい!」ピシッ

ヲ級「!」ピシッ

……………………。
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 18:43:08.86 ID:PHrDHr2qo
提督「…………」スッ

戦姫「ん……」スッ

ヲ級「…………」スヤスヤ

提督「…………」ソッ

ヲ級「!」ピクン

提督「起きたか?」

ヲ級「♪」

提督「よし。では行こう。くれぐれも大きな声を出すんじゃないぞ」

戦姫「!」ピシッ

提督(今からでなくても構わなかったのだが……まあいいか)

……………………。

提督(あった。あの屋外消火栓だ。……下も電気は付いていないな)

提督「…………」チラ

戦姫「?」

提督(ここから飛び降りるぞ)ヒソ

戦姫(何を言っているんですか!? ここ五階ですよ!?)

提督(無理か……)

戦姫(当たり前です!)

提督(では、静かにしていろよ)

戦姫(え、ちょ、ちょっと──ひゃん!)ヒョイ

提督(絶対に声を出すな)タンッ

戦姫(〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?)ビクン
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 18:53:18.88 ID:+wILw0t40
どうやったら、この提督のように人間やめれるんだか
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/01(金) 18:57:29.10 ID:HZzCEM3G0
>>282まず石仮面をかぶります
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 19:04:35.13 ID:PHrDHr2qo
スッ──。

戦姫(あ、あれ……降りた音がしなかった……?)

提督(念の為に、建物から見えないように窓の下で隠れていろ)タンッ

戦姫(……本当に人間ですか、あの方。なんで跳んで届くのですか……?)

提督(待たせた。行くぞ)

ヲ級「♪」ギュ

提督(良い子だ)タンッ

スッ──。

戦姫(……ところで、どうして外へ?)

提督(目の前にある消火栓だが、おかしいと思わないか?)

戦姫(…………いえ、特に……)

提督(昼間だから分かりやすかったが、こうも暗いと建物からでは非常に見えにくい。それと、明らかに奥行きがありすぎるんだ。人間一人くらいなら余裕で入れるくらいの奥行きがな)

戦姫(と、いう事は……地下ですか?)

提督(その可能性がある。調べてくるから少し待っててくれ)スッ

カパッ──スルスル──。

戦姫(……なんとも思わなかったけど、私は言われてから消火栓に気付いたのに、どうしてあの方は見えたのでしょうか)

提督「…………」クイクイ

戦姫(ん……あれは、来いという意味でしょうかね……?)スッ

提督(当たりのようだ。この壁を下ろす、っと)ガリガリ

戦姫(梯子……)

提督(降りるぞ。すまないが戦姫、降りる時に扉は閉めてくれ)

戦姫(はい!)ピシッ

……………………。
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 19:08:21.27 ID:IzhT3oslo
>>1
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 19:10:34.51 ID:LDaDyDhvo
>>282
まずゴルゴムに改造されます。
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 19:11:57.32 ID:j0TcBD8eo
>>282まずはヴァルヴレイヴに搭乗します
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 19:12:30.90 ID:XnFNSl70O
そいやなんとなく思ったけど戦姫ちゃん人一人ぶんのところに入るのキツそう
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 19:22:05.42 ID:PHrDHr2qo
提督(思ったよりも深いな。──む、地面か)

戦姫(普通の扉、ですね……)

提督(開けてみよう)

スッ──ソーッ…………。

提督(……気配がない。誰も居ないようだな──ッ!?)

提督「なんだ、これは……」

戦姫「ど、どうかなさいまし──なっ!?」

ヲ級「!!」

戦姫「これは……人間……ですよね……? なんですか、この奇妙なカプセルの群れは……緑色に光ってて気味が悪いです……」

ヲ級「…………」

提督「……二人共、私はこのカプセルの中に入っている人を見知っているんだが」

戦姫「…………奇遇ですね。私も見た事があります」

ヲ級「…………」コクン

提督「やはりか……私の見間違えではないようだな……この子はどう見ても──」

提督「──金剛、だよな」
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 19:23:55.58 ID:PHrDHr2qo
>>288
兵器は提督の鎮守府に来る時に没収されています。
ABCに向けた武器は拳銃です。拳銃は説明してなかったわ。ごめん。
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 19:32:08.25 ID:raJcGAgto
よもや提督のところの金剛ちゃんということはないよな?
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 19:37:09.18 ID:XCDT3EUD0
これは盛り上がってきました
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 19:41:07.97 ID:PHrDHr2qo
戦姫「ええ……。間違いありません。──こっちは電と言っていた子のようです」

ヲ級「!!」ビシッ

提督「こっちは瑞鶴か……」

戦姫「これは……」

提督「ああ、間違いない。艦娘の本体は、ここからやってきているようだな」

提督「詳しい事は調べてみないと分からない。何か資料がないか探してみよう」

パッ──!

提督「!」バッ

研究員「な、なんだお前達──ぐっ!?」ガシッ

提督「抵抗しなければ殺さない。分かったなら両手を上に上げろ。変な動きを見せたら殺す」ギリッ

研究員「!!」バッ

提督「そのまま私の質問に答えろ。嘘を付いていたら目を見れば分かる。その時は腕を一本貰う」

研究員「わ、分かった!」

提督「お前はここの関係者か?」

研究員「そうだ!」

提督「証拠を見せろ」

研究員「右ポケットだ! 私の白衣の右ポケットに証明書がある!!」

提督「…………」ゴソ

提督(……艦娘建造開発総責任者。ほう、良い情報源だな)
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 19:55:03.81 ID:f6NOjy78o
盛り上がって参りました
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 19:55:49.93 ID:PHrDHr2qo
提督「手荒な真似をしてすまなかった。私はつい最近、大将になった者だ」

研究員「はっ……! はっ……! あ、ああ……貴方があの……?」

提督「その証拠に深海棲艦も連れてきているだろう」

戦姫「…………」

ヲ級「?」

研究員「それは分かりましたが……どうしてここへ?」

提督「少々暇になったので、話に聞いていたこの場所へ足を運んでみたのだ。彼女達も一緒に連れてきたら何か新しく分かるかもしれなかったのでな」

研究員「ああ……」

提督「くれぐれも内密にしてくれ。実は許可を取っていないんだ」

研究員「そ、それは困りますよ! 勝手に入ってきては!」

提督「貴方は総責任者ですからね。この事がバレてはお互い困る。秘密としましょう」

研究員「む、むう……。分かった……」

提督「それにしても、素晴らしい施設ですね」

研究員「は?」

提督「見た所、これが艦娘の元ですか」

研究員「あ、ああ……そうです」

提督「宜しければ、色々と教えて頂けませんか? 深海棲艦を艦娘に戻す参考にしますので」

研究員「そ、それは……」

提督「なんだったら今ここで死体を一つ作っても宜しいのですが」

研究員「ほ、本当に貴方は海軍なのですか!?」

提督「勿論。特に今は亡き元帥殿には良くして頂いていました」

研究員「ぐ……! そういう事か……」

提督「理解が早いようで助かります」

研究員「……ここで話すのも疲れる。奥の部屋へ行こう」

……………………。
296 :sage :2013/11/01(金) 19:59:50.25 ID:LDaDyDhv0
よし、その金剛たんのカプセルをこっちに寄越すんだww
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 20:13:31.23 ID:IzhT3oslo
 ゚     。  :     ..:| |l ̄|
:         。    ..:| |l憲|
      ゜  :  ..:| |l兵|
    ゜     : ..:| |l_|
  :       ゚   ..:|;:;:.... |    >>296は憲兵によって
    ゚   :     ..:|;:;:.... |       監視されています
      ゜  :  ..:|;:;:.... |___
  。           ゚ ..:|;:;:.... |==@==/
   :     :   ..:|;:;:.... |・ω・`)
 ゚  。  :   :  ..:|;:;:.... |::⊂ノ
  :      :   ..:|;:;:.... |-u'
      ,,.,、-‐''"´~ `ー-‐'
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 20:13:32.27 ID:PHrDHr2qo
研究員「……何が聞きたいんだね」

提督「とりあえずは、艦娘の詳細を。特に、表に出ていない情報が欲しいですね」

研究員「…………」

提督「…………」

研究員「……これから話す事は、私が漏らしたとは言わないでくれ」

提督「勿論です。ご安心ください」

研究員「…………艦娘とは、ここに置いてある少女達を原典に存在している……らしい」

提督「らしい?」

研究員「何せ当時の人や資料がほとんどが無くなっているんだ! 私達も試行錯誤なんですよ!」

提督「ふむ。それはどうしてですか?」

研究員「詳しくは分かりません……。今でも真実は闇に葬られたままです。突如、当時の研究員全員が殺され、重要な資料がなくなったと聞いています」

提督「ふむ。では、あのカプセルは何ですか?」

研究員「人体の老化、腐敗を止める装置だと思います……。どうやらあのカプセルに、適合した少女を入れると艦娘の原典として機能するようです……」

提督「それ以上の詳しい事は」

研究員「まだ分かっていません……。ただ、ここの少女達の魂を引用する事で、艦娘が建造で生れ落ちるという事は分かっています」

提督「なぜ少女なのですかね」

研究員「それもまだ詳しくは分かっていません……。ただ、男性の肉体ですと処置をする際に拒絶反応が起きるようで、女性しか使えないんです。少女だけという訳でもなく、大人の女性もあります」

提督「処置?」

研究員「所謂、人体改造です……。男性にやると悉く死んでしまうので、女性だけにしかしていません……」

提督「…………」
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 20:22:51.96 ID:PHrDHr2qo
提督「ふむ。では、深海棲艦については何か分かった事はありますか?」

研究員「いえ……残念ながら深海棲艦はほとんど何も分かっていないんです……。貴方が知っている事以上の情報は無いと思います……」

提督「そうですか」

研究員「日々、研究に研究を重ねているのですが、どうにも難解で……。処置の方法についても、本棚の下にあったメモ書きを参考にしてなんとか出来たのです……」

提督「ふむ……その資料を拝見させて頂いても良いですか?」

研究員「そ、それは……」

提督「ふむ……」ジッ

研究員「な、なんですか……?」

提督「いえ、どこから斬れば止血するだけで命だけは取り留めれるか──」

研究員「み、見せます!! 渡します!! だから、止めてくれぇ!」

提督「はい。よろしくお願いします」ニコ

戦姫(こいつらも外道だが、この方もとことん悪魔ですね……)

研究員「これです……」

提督「ふむふむ……」

提督(意味は良く分からんが、全体的な肉体の強化と痛覚の鈍化、後は特定の記憶を植え付ける……か……)

提督「この資料は複写ですか?」

研究員「え? あ、ああ……そうですけど……」
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/01(金) 20:23:17.65 ID:PHrDHr2qo
提督「頂いてもよろしいでしょうか」

研究員「こ、困ります!! この情報が外に出回ったら大変な事になります!」

提督「これが有れば私の実験も捗ると思ったのですが……仕方がありませんね」チラ

研究員「!!」ビクッ

提督「右と左……あと上と下、選ばせてあげます」

研究員「ひっ!! わ、分かりました!! 差し上げます!!!」

提督「お優しいですね。感謝します」ニコ

戦姫(さすがに同情する……)

研究員「ほ、他に何を聞きたいんだ! もう艦娘に関する事は何も知らないぞ!」

提督「……おや、本当のようですね。では、私はこれにて失礼します」

研究員「…………」ホッ

提督「ああそうそう。ここで私と会った、話した、知ったという事は全て忘れてください。もし、この事を誰かに伝えた時は……」

研究員「つ、伝えた時は……」

提督「有刺鉄線を血管に通して引き抜きます」ニコ

研究員「あ、悪魔め……!」

提督「お互い様です。では、また機会がありましたらお会いしましょう。見知らぬお方」

……………………。
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 20:26:55.78 ID:PHrDHr2qo
休憩に入ります。

やっと話がここまで来た。
たぶんこんな解釈しているのは他に無かった……と思うけど、皆どう思ってるのだろうかね。
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 20:30:18.42 ID:C+ypQ8Edo

ヲ級が怯えてそうなんですが…
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 20:35:47.13 ID:XCDT3EUD0
>>1的にはこの話は全体のどの辺なんだ?
もうクライマックス手前ぐらいまできてるのか?
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 21:10:35.77 ID:JUGB/nIN0
おつかれ。
独特な解釈だとは思うが、非常に面白いと思う。
ぜひ最後まで頑張ってくれ!
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/01(金) 21:54:21.18 ID:FQtGEow10

やっと追いついた。
>>1の投下速度が早すぎて心配です。
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 21:56:49.31 ID:IOo9c4ZEo
>>1
いいねぇいいねぇ。解釈もいろいろあっていいんじゃなう?
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 22:11:06.58 ID:OGygacVQo
おぉ、ゲスいゲスい……乙です
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 22:12:41.11 ID:gqQ21x6co
コンナヒトニナリタカッタ
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 22:26:39.35 ID:XnFNSl70O
ここで響が吊るされてた頃を思い出してみましょう
310 :sage :2013/11/01(金) 22:33:06.49 ID:LDaDyDhv0
続きを読みたいのは山々だし、どんどん投下してもらえるのはすごく嬉しい。
でも>>1よ、ティータイムも大事だぞww
くれぐれも無理だけはしないでな〜。
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 22:37:42.47 ID:E3D62vmFo
>>310
その意見には同意するが、さっきからsage失敗してるぞ
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 22:43:16.92 ID:51aMUsQYo
イベントで猫ったので読みに来た
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 22:56:39.22 ID:D7ykieeNo
Gロボだったら誰がしっくりくるだろこの提督

無理せずゆっくり投下していってくだせぇ
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 23:04:38.44 ID:xcPP7YCmo
>>282
まずはBF団に入ります
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 23:09:00.14 ID:6kDtb9F8o
>>282
指ぱっちんで真空砲撃てるようになるのが最低条件

316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 23:13:10.34 ID:6yyC7ugF0
>>309
うん、こういうシリアスもいいけどひと段落したらまた日常編みたいなのやってほしいなあwwwwwwww
まあ>>1さんに余裕があればですけど
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 23:13:52.89 ID:IzhT3oslo
>>282
まずは十傑集走法を習得しなきゃね(ニッコリ)
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/01(金) 23:16:47.19 ID:FAeYql0u0
某ドS魔人を思い出すなぁこの提督wwwwww
乙っす
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/01(金) 23:33:48.34 ID:IOo9c4ZEo
お前ら、大人しく待ってろよ!
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/02(土) 00:13:43.74 ID:qCrR2zLOo
休んだ後、ちょっと書き溜めしたり細かい設定の再確認をしてたら遅くなってしまった。ごめんよ。
これから投下していきます。

>>303
無理矢理にすればもういつでも終わらせれるって状況。
だけど、なるべくスムーズに終わらせたいからまだもうちょっとだけ続くんじゃよ。
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 00:14:12.56 ID:qCrR2zLOo
ガチャ──パタン

提督「さて……やっとここまで戻ってきたな」

戦姫「はぁー……車の中も盗聴を考えないといけないのは疲れましたぁ……」

ヲ級「…………」グッタリ

提督「よくやってくれた二人共。ありがとう」ナデナデ

戦姫「はにゃ……」トロン

ヲ級「♪」ギュー

提督「色々とあって疲れただろう。ゆっくり休んでくれ」

戦姫「はい!」ピシッ

ヲ級「!」ピシッ

ガチャ──パタン

提督(……私も少し疲れた。あと一時間もすれば金剛が来るだろうが、それまでの間は寝ておくとしよう)

……………………。
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 00:23:26.49 ID:Ciyp/VFX0
今までの>>282に対するレスが全て出来るようになれば、提督に勝てるかな
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 00:28:27.41 ID:kD7w8bYuP
>>322
それ最低条件だから・・・(震え声
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 00:30:54.35 ID:qCrR2zLOo
金剛「提督……?」

提督「ん……」

金剛「良かった……起きてくれました……」ペタン

提督「いかん……寝過ぎてしまったようだ」スッ

金剛「!」バフッ

提督「おぉ……?」

金剛「ダメです。寝ていて下さい」

提督「何も上に乗ってまで押さえつけなくても良いだろう……」

金剛「……寂しかった」スリ

提督「…………」

金剛「寂しかったです……」ギュ

提督「……そうか」ナデナデ

金剛「ん……」スリスリ

提督「やけに甘えるな」

金剛「一日以上、提督と離れ離れでした。だから提督分を充電しています」

提督(いつから私は成分と同じ括りに……)

金剛「ちゃんと提督が居ない間の報告をするので、その前に充電させて下さい……」
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 00:43:44.61 ID:qCrR2zLOo
提督「……分かった」ギュ

金剛「んっ」

提督「…………」

金剛「わ、わざとではありません……。本当に出ちゃった声です……」

提督「なら仕方がないか……」

金剛「あと……キスが欲しいです……」

提督「……本当に甘えているな」

金剛「キスをして下さったら、充電が終わります……」

提督「…………仕方がないな」

金剛「あはっ♪」スッ

金剛「ん……」

ちゅ……ちゅぴ…………ちゅぅ、ちゅく………………。

金剛「んっ……はぁ……」

金剛「は、ぁ……痺れるように、幸せです……」

提督「…………そうか」ナデナデ

金剛「本当に、幸せ……」スリスリ

……………………。
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 00:53:25.61 ID:qCrR2zLOo
金剛「──で以上です」

提督「ふむ。問題なくこなしてくれたようだな」

提督「……さて、そろそろ皆が来る頃だろうか」

金剛「そうですね……名残惜しいです……」スッ

提督「まったく……キスだけでは充電が終わらなかったな」

金剛「提督と肩を寄せ合うの、凄く心が温まりました」

コンコン──。

提督「ほら、離れて」

金剛「はーい」スッ

提督「入れ」

ガチャ──パタン

救護妖精「やあ提督。生きてるかい?」

提督「幽霊に見えるか」

救護妖精「ゾンビに片足突っ込んでるだろうに」

提督「検査か?」

救護妖精「そだよ。朝礼が終わったらするから、今日も提督は一日安静」

提督「……いつになったら働けるようになるのか」

金剛「元気になったらです」
救護妖精「元気になったらね」

提督「…………」

……………………。
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 01:09:04.11 ID:qCrR2zLOo
救護妖精「さあ、検査を始めるよー」

提督「…………」

救護妖精「いやー、凄かったねぇ。あんなに艦娘に囲まれる人は初めて見たよ。まず脈から計るねー」

提督「今日ばかりは言う事を聞いてくれなったな……」

救護妖精「整列の一言でビシッとしていたじゃないか」

提督「あそこまで言わなければならなかったのが問題だ」

救護妖精「良い事じゃないか。それだけ心配していたという証さ。んー、やっぱり脈が弱いね」

提督「…………」

救護妖精「それで、提督の事だ。何か話したい事があるんじゃないかい? はい、ちょっと眩しいよー」

提督「そうだな。聞きたい事がある」

救護妖精「なんだい? うーん。ちょっと疲れ気味っぽいねぇ」

提督「原典」

救護妖精「…………次は血液を抜くよ」

提督「カプセル」

救護妖精「……………………」

提督「無くなった資料と人」

救護妖精「………………………………」

提督「さて、そろそろ教えてくれても良いんじゃないか、ドクター」

救護妖精「……もう隠し事はできないようだね」

提督「やっと話してくれるようになったか」

救護妖精「できれば、ひっそりと暮らしたかったからねぇ。手詰まりになるまで話す気はなかったよ。はい、ガーゼ押さえてて」
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 01:20:12.29 ID:qCrR2zLOo
提督「という事は、これ以上はドクターでなければ分からないと?」

救護妖精「止めとくれ。私はドクターじゃないよ。……当時の研究者は私を除いてもう居ないし、資料も根こそぎ私がかっぱらった。死んだと錯覚させる量の血もばら撒いたし、他にも行方不明者も出しておいたが……まさか元帥は勘付いてたとはね。正直驚いたよ」

提督「一人称」

救護妖精「今は良いだろう? 『あたし』って言い難いよ」

提督「それにしても、よくバレなかったな」

救護妖精「一人称は違うし髪型も違う。当時は声がもっと暗かったし、喋り方もこんなにぶっきらぼうじゃなかったよ。気付かれなくて当たり前じゃないかいね。人間にとって妖精なんざ誰も似たようなもんだろ?」

提督「なるほどな。では、なぜ施設の人間を皆殺しにして資料を全部奪ったんだ?」

救護妖精「あれ以上、犠牲者を出したくなかったのさ。どうせ知ってるんだろう? 艦娘の素体は人間だっていうのを」

提督「ああ。素体にする為の資料も手に入れてきた」ガサ

救護妖精「……まだ残っていたのかい、その資料」

提督「本棚の下にあったメモを元に作られたそうだ」

救護妖精「ああ……無くしたと思ったメモ、そんな所にあったのかい……失敗したなぁ……」

救護妖精「ちょっと見せとくれ。…………ダメだね。完全に復元されてる。これじゃあ私のやってた研究も、全部元通りにされるのは時間の問題か……まいったなぁ……」

提督「今の所、その資料の内容くらいしか進んでいないそうだ」

救護妖精「ふぅん……案外遅いもんだね」
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 01:34:23.92 ID:qCrR2zLOo
提督「あと、なぜ施設自体は破壊しなかった?」

救護妖精「……可哀想だったからだよ」

提督「可哀想?」

救護妖精「まだ生きてるんだよ、あのカプセルの中に入ってる子達は」

提督「…………」

救護妖精「今更何を言ってるんだって話だけど、あの子達はなんの罪も無い普通の子達なんだ。カプセルから出すには意識が戻るまでに時間が掛かる。だけど殺したくない。……こんな中途半端な気持ちだからあのままにしちまったのさ」

提督「…………」

救護妖精「調整や精神面の管理は私がしていたから、全員、私が診ているんだよね。その時に色々と話したりもした」

救護妖精「そんなある日さ、いつものようにあの培養液へ入れようとしたんだよ。普通の子は嫌がったり怖がったりするんだよ。本能で分かるんだろうね。でも、その子だけは別でさぁ……なぜか、にっこり笑ってきたんだよ。まるで疑う事もなく、私を信用してるかのように……」

提督「…………」

救護妖精「初めてだったよ。自ら進んであの培養液に入る子なんてさ。私はそれで壊れちまったんだろうね……。その出来事で、私はあの施設を事実上のブラックボックスにすると決めた」

提督「職員全員を殺したのはなぜだ?」

救護妖精「全員、その出来事をなんとも思わなかったそうだ。手間が省けた程度の認識だったそうだよ」

提督「そうか……」

救護妖精「……私には、あの子達を生かすにはあれしかないと思った。現状、艦娘は必須だからね。殺される事はないから出来た」
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/02(土) 01:46:21.53 ID:qCrR2zLOo
救護妖精「そっかぁ……ここまで解明されちゃってるのかぁ……」

救護妖精「……という事は、もう既に新しい犠牲者が?」

提督「……ああ」

救護妖精「はぁ……。何の為に私は逃げたんだか……」

提督「確かに犠牲者は出てきているが、それが最小限に抑えられているのもまた事実だ」

救護妖精「気休めは結構さ……」

提督「そして、これからその被害を無くす事もできる」

救護妖精「……何を言ってるんだい提督」

提督「あの研究者と資料、そして海軍の黒い部分を根絶やしにすれば、艦娘の技術は永遠に闇へ葬られるだろう」

救護妖精「何を馬鹿な事を……。どうやってそんな事をするんだい」

提督「あの大将共を殺すのは容易い。昨日でそれは充分に分かった。研究者共も全員集めてしまえばこっちのものだ」

救護要請「……正気かい」

提督「勿論」

救護妖精「……………………」

提督「…………」

救護妖精「はぁ……ダメだねこりゃ。本気の目だ」

救護妖精「──さすがだね、ホムンクルス」
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 01:52:54.14 ID:Jjq81u/lo
!!
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 01:54:08.01 ID:op/xYUCbo
なるほど......
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 01:59:38.61 ID:l9nJjVGEo
やばい全てに合点が行くと同時に追いつけない存在として認識したのでE-3いってきます
334 :sage [sage]:2013/11/02(土) 02:04:26.89 ID:OtekhkfM0
ほむほむ…だと…!?
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 02:08:38.87 ID:qCrR2zLOo
提督「……やはりか」

救護妖精「おや、気付いていたのかい」

提督「その資料を見ればなんとなく、な」

救護妖精「それもそうか。それじゃあ提督──」

救護妖精「真実を話そうじゃないか」

提督「頼む」

救護妖精「艦娘を造る前に、私達は人造人間と強化人間の両方を研究していたのさ。常人よりも優れた肉体を持ち、主人に逆らわない……そんな人間をね」

救護妖精「想像がつくだろうけど、人造人間は全くと言って良いほど進展がなかった。そりゃそうだよね。なんせ魂が無いんだ。どれだけ頑張ってもあれじゃあ肉の塊だよ」

救護妖精「そして、私が所属していた強化人間は、少しずつだけど確実に進んでいた。強靭な身体を持つ所までは大体順調に進んでいったよ。そこから海の上を滑れるような副産物も手に入った」

救護妖精「でも、大きな問題が残っていた。強化された人間はすぐに死んでしまうんだよ」

救護妖精「例え戦艦を沈めるとしても、一日やそこらで死んでしまうようじゃあ使い物にしにくい。だから、強化の度合いを下げていった。勿論、それに比例するように寿命は伸びた。けど、結局は数日で死んでしまう。試行錯誤を繰り返した結果。問題はあるけれど死なない素体が一人、出来上がった」

救護妖精「提督、貴方だよ」

提督「…………」
336 :sage [sage]:2013/11/02(土) 02:13:01.28 ID:OtekhkfM0
乱入しようとしてる金剛さんを全力で俺が抑えてるから、早く話を進めるんだww
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 02:17:51.68 ID:rT41sUKGo
>>336
何故お前は名前欄にもsageを入れたがるのか
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 02:18:30.28 ID:qCrR2zLOo
救護妖精「身体能力は今までと比べて充分に良い結果が出た。けど、死に掛けの状態でないと糖分が摂取できない、身体が不安定といった問題を抱えていた。そこら辺りだったかな、人造人間側と一緒に研究を進めるようになったのは」

救護妖精「提督が見た培養液に提督を入れて、未完成ながらの成功例として様々なデータを取った。結果、私達のやり方は女性になら安定するという事が分かった」

救護妖精「確かに程々に安定して強化人間が作れるようになったけど、問題は強靭さだった」

救護妖精「人類としてはかなり上の方に位置するけど、提督には足元にも及ばない。どう調整してもそこから先に進まなくなった。けど、そこで人造人間側が面白い事をしていたんだ」

救護妖精「機械を人間の身体に取り付けて動かせるようにしていた。もうね、最悪な事にピンと来たよ。これらを組み合わせれば、兵器を身に付けた人間を作り出せるって」

救護妖精「本当にあいつらはやってくれたよ。失敗は結構したけど、兵器を扱える人間が誕生した。原理も仕組みも良く分からなかったけど、とにかく海の上で戦える人間が出来たんだ」

救護妖精「確かに不安定だったけど、成果は上々だったね。船としての駆逐艦を、人間サイズの女の子が撃沈したんだ。充分だったよ」

救護妖精「まさに生きた兵器。動かすのにロスが生まれる軍艦と、自分からノータイムで動かす軍艦、どっちが強いかなんてすぐに分かるもんさ。おまけに、兵器も実物と同じ性能だった」

救護妖精「だけど、そこにも問題は生まれる。素体が人間ベースだからね。身体をやられたら死んじまう。そこで、どうしようかと頭を捻った結果、ベースとなる人間は隔離して、その魂を原典に無機物を動かすのはどうかってね」

救護妖精「ここも私はあまり関われなかったけど、あのカプセルにベースの子を入れて、その子の魂を人工的に複製して、最終的には今と同じ造り方で生きた兵器が造れるようになった」

救護妖精「そこで、提督は要らなくなったんだよね。だって、艦娘は完成しちゃったんだもん」
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 02:29:04.63 ID:OtekhkfM0
>>337 すまない。ブラウザの設定ミスってた。orz
ちょっと大将Cと吊られてくる。
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 02:31:32.02 ID:qCrR2zLOo
提督「だが、私はここで生きている」

救護妖精「そう。間抜けな話、ちょっとだけ情が沸いちゃって、それで逃がしちゃった」

提督「逃がした?」

救護妖精「今思えば、提督を逃がした時には壊れるちょっと前だったのかもしれない。だから逃がしたんだと思う」

提督「……元帥は気付いていたんだな」

救護妖精「気付いてたんだろうねぇ。あの人だけ施設に入り浸ってたから、顔を憶えてたんだと思う」

提督「ちっ。どうりでスムーズに士官学校を卒業できて早々と提督になり、今の地位にもなれた訳だ」

救護妖精「たぶん、使えると思ったんだろうね」

提督「……あの元帥のおかげでここまで来れたのも事実だから腹が立つ」

救護妖精「ああそうそう。艦娘に怪しまれてたよ。海の上を滑れる事について」

提督「…………どう誤魔化したんだ?」

救護妖精「あの靴を履いたら水に浮かべるよって実践させたら納得したよ。ただ浮かべるだけで、滑る事なんて出来ない靴で」

提督「感謝する」

救護妖精「良いさ。罪滅ぼしにもなりやしないんだ」

救護妖精「……あと、言わないといけない事がある」

提督「なんとなくは想像がついている。話してくれ」

救護妖精「…………提督さ、家族がどうだったか憶えてるかな」
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 02:49:39.30 ID:qCrR2zLOo
提督「いや、過去の事についてはほとんど思い出せない。父が私の父というのもいまいち実感できないくらいだ」

救護妖精「そっか……ごめんよ」

提督「構わない。そう思ってくれるだけで充分だ」

救護妖精「……じゃあ言うよ。提督の家族構成は、両親と提督、そして妹が二人だったんだ」

提督「…………」

救護妖精「ん、もう分かったようだね。……そう。あの瑞鶴って子、提督の妹だよ」

救護妖精「本当にさ、びっくりしたよ。深海棲艦を材料に艦娘が造れたっていうんだから。今でも信じられないくらいさ」

提督「なぜ造れたのか、分かるのか?」

救護妖精「さあね。そこら辺の詳しい事情は人造人間側の分野だ。私には良く分からないよ」

救護妖精「だけど……チラッと聞いた話によると、艦娘を造るには強い絆が必要だって言ってたね姉妹が多いのはそういう事なんだよね。例外はちらほらあるけど」

救護妖精「そして、提督の肉親に当たる艦娘は三人。大和、翔鶴、瑞鶴。この三人だよ」

救護妖精「だから、提督に魂が惹かれて深海棲艦から造れたんじゃないかな。記録によると、あの沈んだ深海棲艦からは艦娘の人工魂が出てこなかったみたいだし、深海棲艦に人工魂が残ってたのは確かだと思うよ」

提督「その人工魂が出てこなかった場合は、いずれまた深海棲艦として現れる可能性があるのか」

救護妖精「そうだと思うよ。じゃないと、今頃この海から深海棲艦なんて居なくなってるはずだし。あの国ももう滅亡寸前って話だし」

提督「あの国とは、大国の?」
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 02:53:25.99 ID:JkAg+3Q8o
>>287
体が溶けました
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 03:08:18.73 ID:qCrR2zLOo
救護妖精「うん。何をやったんだろうか、艦娘の建造方法をうっかり外に持ち出した馬鹿が情報を盗まれたみたいだよ」

提督「そこの話は本当だったのか……」

救護妖精「どうやらちょっと知ってるみたいだね。じゃあ簡単に言うけど、大国だけじゃなく、この国以外はほとんど滅んでるよ」

提督「……どういう事だ」

救護妖精「どうやらさ、失敗続きの末、大事故が起きたみたい。敵の通信を傍受していた無線に、いきなり暗号も何も無しにメッセージが届いたのさ」

救護妖精「『これ以上この実験に手を出すな。これは我々を殺す──』ここでメッセージが途切れた。ほとんど直訳だけどね。物凄い速度で打ったモールス信号だったらしいよ」

救護妖精「その後、各国の通信が途絶えた。電波が悪いとかそんな話じゃないよ。まったく無くなったのさ」

救護妖精「まだ深海棲艦が少なかった頃さ、周辺の国を調査したみたいなんだけど、どこの国も人が消えてたみたい」

提督「…………」

救護妖精「神様なんて信じないけど、これは天罰だろうね。命を弄んだんだ。命を失って当然さ。この国も実は、結構な人が居なくなってるんだよね。神隠しって事で迷宮入りした大規模行方不明事件があっただろう?」

提督「あれか……」

救護妖精「それで、大混乱が収まってきた頃、深海棲艦がありえないくらい出現した。これは私の予測だけど、消えちゃった人みーんな深海棲艦になったんじゃないかな」
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 03:28:00.90 ID:qCrR2zLOo
提督「待て。それだとさっき言っていた人工魂の出てこない深海棲艦は全員それなのではないか?」

救護妖精「それは違うと思うよ。ありえないくらい出現した深海棲艦から結構な数の人工魂が出たみたいだから」

救護妖精「みんな、みーんな深海棲艦になっちゃった。そう考えても良いと思う」

提督「では……私たち海軍が戦ってる理由は三つになるのか」

救護妖精「かな? 一つは国民の不安をこれ以上大きくしない為。一つは深海棲艦を駆逐する為。もう一つは……」

提督「広大な土地と資源を手に入れる為……だろうな」

救護妖精「人類がほとんど居なくなった今なら、文字通り世界征服も実現可能だろうしね」

提督「おまけに、残っていれば技術も手に入る」

救護妖精「やる事がえげつないねぇ」

救護妖精「おっと、話が逸れちゃったね。提督の親父さんさ、なんで殺されたと思う?」

提督「やはり殺されたと見て良いのか……。なぜだ?」

救護妖精「提督の親父さんってさ、ものすっごい正義感の強い人だったんだよね。で、そんなだから艦娘の詳細を一切教えなかったんだ」

救護妖精「でも、そんなのいつかバレちゃうよね。しかも、よりにもよって自分の家族が艦娘にされたって知っちゃったんだ」

提督(ああ……だから戦姫は抱き付いて泣いていたと言っていたのか……。戦姫の事だ。愛していたという表現もどうせ家族のように愛してもらっていたという事だろう。翔鶴や瑞鶴も特に懐いていたという理由も分かる。母の写真だけだと思っていたが、本当はあの二人も映っていたのだろうな……)
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 03:40:18.81 ID:qCrR2zLOo
救護妖精「で、当たり前だけど直訴したみたい。だけど、脅された。なんだったらカプセルごと素体を破壊してやろうかって。そんなこんなで親父さんは言う事を聞いてたみたい。……けど、沖ノ島海域の大規模戦闘の時、交換条件を出された」

提督「この海戦に勝てば三人は生きて返してやろう。といった所か」

救護妖精「正解。それで親父さんは艦娘全員を連れて……や、一隻だけ残ってたんだっけ──まあ、戦闘にいったんだよね。支援艦隊を結成し、向かわせて援護をしてやるからって言って」

提督「やる事がとことん下衆だな」

救護妖精「本当にね……。可哀想だよ……提督の親父さんは家族を取り戻したかっただけなのに……」

提督「戦艦一隻と空母二隻だ。もし成功させられたら損失は大きい上に、父がどう出てくるかも分からない」

救護妖精「理由はそんな所だったよ……。あの元帥から話を聞いていて、当時の私は大して興味を持っていなかったのが恥ずかしい……」

提督「それに関してはなんとも言えない。だが、今は違うだろう」

救護妖精「そりゃね……」

提督「だったら、協力してくれ」

救護妖精「……何にだい」

提督「さっきも言ったとおり、海軍の黒い部分──現在の大将共と研究員を皆殺しにする。そして、艦娘のベースとなっている人々を助ける」

救護妖精「……なに言ってるのさ。何を言ってるのさ!? 艦娘のベースとなった人を助ける!? それ、どうなるのか分からないんだよ!?」

救護妖精「まず間違いなく現存する艦娘は全員消える!! もしかしたら深海棲艦も消えるかもしれないけど、それは保障できない! もし深海棲艦が消えなかったら誰も深海棲艦に勝てない! この世は終わっちゃうのよ!?」
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 03:42:00.77 ID:qCrR2zLOo
提督「その可能性も考えてある。まず重巡を全員解放する。もしそれで深海棲艦から重巡が消えれば全員を解放すれば良い。もし重巡が一隻でも出てきたら、深海棲艦を全員駆逐してから解放すれば良い」

救護妖精「……なんで重巡なのさ」

提督「一番は私に付き従ってくれる艦娘に重巡が居ないという事。次に、空母や戦艦ほど火力は無いが、駆逐艦や軽巡のように小回りが利く訳でもないから、解放するのであればまだ重巡が一番マシという事だ」

救護妖精「…………もし深海棲艦が消えなかった場合、大将達はどうするの。あと、深海棲艦は?」

提督「アレらはどっちにしろ[ピーーー]。どう転んでも邪魔だ。深海棲艦は時間を掛けて駆逐し尽す」

救護妖精「……どうやって[ピーーー]のさ。バレるでしょ」

提督「バレない方法がある」

救護妖精「…………」

提督「…………」

救護妖精「……なんとなくやる事が分かったよ、悪党」

提督「ああ。私は悪党だよ」

救護妖精「まったく……反逆罪だよ?」

提督「バレなければ罪に問われんよ」

救護妖精「……それもそうだねぇ」

救護妖精「そっちは分かったけど、研究員はどうするのさ」

提督「アレらが[ピーーー]ば、あの研究員達を動かせるのは私だけになる。地下にでも集めて皆殺しにすれば良いだろう」

救護妖精「……言う事が恐ろしいねぇ」

提督「悪党だからな」

救護妖精「オッケー。私はその案に乗る。もう既に何人も殺してるんだ。今更、殺しの片棒を担いでもなんともないさ」

提督「では、早速計画を開始しよう──」

……………………
…………
……
347 :>>346はミス。saga入れ忘れてた。 [sage saga]:2013/11/02(土) 03:42:34.73 ID:qCrR2zLOo
提督「その可能性も考えてある。まず重巡を全員解放する。もしそれで深海棲艦から重巡が消えれば全員を解放すれば良い。もし重巡が一隻でも出てきたら、深海棲艦を全員駆逐してから解放すれば良い」

救護妖精「……なんで重巡なのさ」

提督「一番は私に付き従ってくれる艦娘に重巡が居ないという事。次に、空母や戦艦ほど火力は無いが、駆逐艦や軽巡のように小回りが利く訳でもないから、解放するのであればまだ重巡が一番マシという事だ」

救護妖精「…………もし深海棲艦が消えなかった場合、大将達はどうするの」

提督「アレらはどっちにしろ殺す。どう転んでも邪魔だ」

救護妖精「どうやって殺すのさ。バレるでしょ」

提督「バレない方法がある」

救護妖精「…………」

提督「…………」

救護妖精「……なんとなくやる事が分かったよ、悪党」

提督「ああ。私は悪党だよ」

救護妖精「まったく……反逆罪だよ?」

提督「バレなければ罪に問われんよ」

救護妖精「……それもそうだねぇ」

救護妖精「そっちは分かったけど、研究員はどうするのさ」

提督「アレらが死ねば、あの研究員達を動かせるのは私だけになる。地下にでも集めて皆殺しにすれば良いだろう」

救護妖精「……言う事が恐ろしいねぇ」

提督「悪党だからな」

救護妖精「オッケー。私はその案に乗る。もう既に何人も殺してるんだ。今更、殺しの片棒を担いでもなんともないさ」

提督「では、早速計画を開始しよう──」

……………………
…………
……
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/02(土) 03:48:11.77 ID:qCrR2zLOo
今回の投下はこれで終わりです。また今日、投下しますね。



提督がホムンクルスだっていうのがやっとここではっきりと出せましたよ。最初の出撃の時からこの展開を予想していた人が居たら拍手を送りたいですね。
むしろ、居たら怖い。

そして悩むエロシーン。どこにでもぶち込めるけど、逆に言うとどこにもぶち込まなくても良い。
ぶっちゃけ要らない気もする。
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 03:50:28.83 ID:kD7w8bYuP


しかしこの提督がホムンクルスだということは、この>>1ももしや・・・おっと、こんな時間に誰か来たようだ
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 03:54:18.39 ID:X83HFVjMo
乙!
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 04:03:27.45 ID:OtekhkfM0
乙!
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/02(土) 05:29:53.66 ID:mZ0a8aj4o
では言い方を変えようか。

ーーー神の器とな
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 05:54:30.76 ID:Fr54/UFR0

と、いうことは提督は知らずに、しかも間接的に家族とヤッちまったのか。
なんとも言えないね。

ところで、翔鶴さんいつになったら実装されるんでしょうか…?
今だに空きのままなんですがorz
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 06:54:42.78 ID:/FquJNnto
戦姫はままん、はないか
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 07:56:39.11 ID:atBhnQTVo

ここからどうなることやら
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 09:28:12.50 ID:Y3vLwT8VO
どこかしこにぶち込めばいいんじゃないかな
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 10:02:14.28 ID:zDgdhQIUo
別に無くてもええんやで
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 11:11:30.41 ID:NX62wONfo
近親相姦……流石に気分が高翌揚します
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 11:20:22.79 ID:JkAg+3Q8o
なにげに大和がいるみたいだけと…
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 11:35:45.74 ID:Jjq81u/lo
ホムンクルスってことは血は繋がってないんじゃないの?
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 11:50:56.62 ID:qCrR2zLOo
>>360
「あっれぇ……ホムンクルス計画って言ってなかったかな……」

読み返す

「やべぇ。マジで無い。これフォロー無理やで」

ごめんなさい。完全に私のミスです。
>>335
救護妖精「艦娘を造る前に、私達は人造人間と強化人間の両方を研究していたのさ。常人よりも優れた肉体を持ち、主人に逆らわない……そんな人間をね」

救護妖精「ホムンクルス計画……。艦娘を造る前に、私達は人造人間と強化人間の両方を研究していたのさ。常人よりも優れた肉体を持ち、主人に逆らわない……そんな人間をね」
と脳内変換お願いします……。
ちょっと手を抜いて投下する前に読み返さなかった結果がこれだよ!!
ごめんよ……。
あと、もうちょっと寝てくる。
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 12:01:13.73 ID:i7N+gN/+o
>>353
そんな君に朗報
350/30/600/350で建造を回すんだ
俺は5回やって五航戦を揃えた
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 12:14:28.72 ID:yKBcxX780
なるほど、救護妖精は「片棒のピクシー」なのですね。
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 13:58:04.57 ID:I1eDfZ61o
じゃあ提督はサイファーか
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 14:07:25.68 ID:i7N+gN/+o
それじゃ金剛がPJか…
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 14:13:10.16 ID:I1eDfZ61o
金剛「実は鎮守府に恋人がいるんすよ、戻ったらプロポーズしようと花束も買ってあったりして」
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 14:36:45.77 ID:MPfjTPwWo
>>366
おいやめろ、おい。
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/02(土) 16:22:31.10 ID:mfdyr0eU0
>>353です〜
マジで350/30/600/350で2回回して来てもらえました!
>>362さん有難う御座います!
意外にボーキ使わないんですね驚きました
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 16:23:48.09 ID:mfdyr0eU0
個人報告のくせに上げてしまいました
本当に申し訳ですorz
暫く黙って見ています
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/02(土) 17:46:18.09 ID:qCrR2zLOo
金剛さん改ニも来たし、書き溜めながら艦これ動かしてみよう。

弾と鋼材が2400……だと……。まあ別に良いや。このくらい金剛さんが強化できるって事を考えたら全然良いわ。

ひゃっほう! ニュー金剛さんいらssh……え? ん? なんか塗りが甘くね……。しかも立ち絵、微妙になってないこれ……?

まあ……強くなってるから我慢しよう……。フル近代化改修してっと……? 耐久7はありがたいけど、なんか全体的に微妙……?

おい燃費がくっそ悪いんだけどなんなんこれ……むっちゃんより消費してるのに能力面でむっちゃんに届いてないやん……。徹甲弾も装備できないのは変わってないし……。

まあ良いや。能力じゃない。愛なんだよ、愛。──あ、中破しt…………なにこの……何? なんでのっぺりしてはるんですか……? どうしてこうなったん……?

艶やかでさらさらしてそうだった髪がどうしてこうなった……。肌が血色良くなって健康的に見えるようになったけど……明らかに手を抜いた感が否めない……。

これ本当に同じ人が描いたん……? え……え…………これ……個人的には悲しみが背負えるよ……?

なんだか髪の色も変わっとる……。姉妹ですって言われた方が納得いくよ……これ……?

なんでええええええええええなんでこうなったのおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

……もういいや……忘れよう……こんな姿になっても金剛さんなんや……。

装備セット:金剛「提督にプレゼンツね!」おお、新しいボイス。って待て。プレゼントしたんはこっちや。金剛さんやない。

書きながらE3までクリア:……いや、愛さえあればなんとでもなるんや。そうなんやで……。

ちょっとした問題のある箇所まで書き進めたけど……ゲーム画面の違和感が半端ない……私の大好きな金剛さんはどこに行っちゃったんだろう……。

……………………二隻目……育てようかなぁ……。
↑今ここ。

長々と書き連ねましたが、悲しみを背負いながら投下していきマス……。
訳ありの所まではそれなりにスムーズに進めると思いマス……。
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 17:48:09.02 ID:qCrR2zLOo
開発妖精「おお? 提督さん、金剛さん、また何か作ってくれるの!?」ワクワク

金剛「ソーリー……今日は違うのデース」

提督「すまないが、今回は頼みがあって来た」

開発妖精「え、頼み? 珍しいね」

提督「物を造る事には変わりないが、少々特殊でね」

開発妖精「ふーん? でも物を造れるんでしょ!? いいよいいよ〜何でも言って〜!」

提督「電波を妨害する機械を造って欲しいのだが、できるか?」

開発妖精「へ? 電波を妨害する機械? たぶん造れるだろうけど、どうしたの一体」

提督「必要になってな」

開発妖精「ふーん……。使う場所と効果範囲とかはどのくらいが良いの?」

提督「使うのは何も無い海の上だ。効果範囲は……そうだな……できれば広い方が良いんだが、どのくらいなら造れる」

開発妖精「半径100メートルくらいなら」

提督「最低でも500は欲しい」

開発妖精「な、何気に難しい事を言ってくれるね……500かぁ……うーん……造れない事はないと思うけど……。でも、そんな物を使い続けてたら身体にどんな影響が出るか分かんないよ?」

提督「使用時間は三十分も無く、使うのは一度切りだが、ダメか?」

開発妖精「うーん……それだったらなんとか……」

提督「無理を言ってすまない」

開発妖精「良いって良いって。ただ、造った事が無い分野だからちょっと時間が掛かると思うよ?」

提督「三日以内に造ってくれるとありがたいのだが」

開発妖精「あ、そなんだ? それくらいなら余裕だねー」

金剛「装備でしたら一瞬で造っちゃいますものネ」

開発妖精「ふふん。そこは自慢なのだ!」

提督「では、良い品を期待しているよ」

開発妖精「はいよー!」

……………………
…………
……
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 17:48:19.64 ID:I8KOmrU+o
立ち絵は新しい方がかわいいだろ……昔のはなんか[ピザ]っぽかったし、足太いし
中破時はね……うん
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 17:54:24.80 ID:boFhLSxAo
中破させなければいい、それだけさ!

E-5やる頃にはどうせ改二にしないといけないしorz
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 18:00:13.97 ID:qCrR2zLOo
〜提督室〜

金剛「テートク」

提督「なにかね」

金剛「どうして電波妨害装置が必要なのですか?」

瑞鶴「電波妨害装置?」

提督「ああ、瑞鶴はその場に居なかったな。どうしても必要になってな」

瑞鶴「でも、そんなもの何に使うの? 使い道が全然思い浮かばないんだけど……」

提督「…………」

金剛「……テートク?」

瑞鶴「?」

提督「……今はまだ話せない」

金剛「いずれ、話してくれるのデスか?」

提督「ああ」

瑞鶴「もー……私達にまで秘密って何なのよ……」

金剛「今回ばかりは私も予想すらできまセン……」

提督「時が来たら、必ず話す」

金剛「……もう、仕方がないですね」

瑞鶴「ちゃんと話してよ?」

提督「ああ。ちゃんと話すよ」

提督(……その時は、お別れの時かもしれないがな)

提督「……ところで、今やっている仕事を半分だけ──」

金剛・瑞鶴「ダメ」

提督「……本当に、私はいつになったら仕事が出来るんだ」

……………………
…………
……
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:01:29.18 ID:zDgdhQIUo
>>372
ないわぁ
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:03:27.25 ID:I8KOmrU+o
>>375
つかなんで旧立ち絵がいいのかわからん、塗りや装飾はきれいだけど太ましすぎる
塗り装飾は悪くても、スタイルやデザインは新立ち絵が好きね、俺はな俺は
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:05:36.71 ID:atBhnQTVo
とりあえずこの話題は以後NGで
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:06:26.53 ID:q4mbQYwao
>>376
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:06:28.11 ID:I8KOmrU+o
おう、すまんな
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 18:08:34.66 ID:qCrR2zLOo
コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

響「…………」

提督「どうした、響」

響「………………っ」

提督「響」

響「!!」ビクン

響「っ」ピシッ

提督「話しなさい」

響「ぅ……はい……」

響「その前に司令官……聞いても引かないでもらえると……嬉しい……」

提督「…………分かった。言ってみろ」

響「……独りは、終わると寂しかった」

提督「……………………」

響「な、何か言ってくれるかな司令官……」

提督「いや……どうしてやったら良いものかと思ってな……」

響「……できれば、なんだけど」

提督(嫌な予感しかしない)

響「司令官……お願いして、良いかな……」

提督「……………………」

響「指で……指で良いから……」

提督「……本当は、良くないと知っていて言ってるのか?」

響「分かってるさ……でも、司令官が鎮守府から離れて寂しかったんだ……。だから、その寂しさを埋めようとしたのに……胸が痛くなるくらいに寂しくなって…………」

提督「…………」

響「我侭を言ってるのは分かってるよ……でも……抑えきれないんだ……」

提督「……仕方がない、な」

響「────! ありがとう、司令官……」

……………………。
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 18:14:29.30 ID:qCrR2zLOo
お察しの通り、ここからエロしーんに入るので以前のようにまた書き溜めます。
前スレの注意書きを忘れてる人も居るでしょうから、もう一度注意書きを。

エロシーンは常にsage続け、エロが終わったら10レスくらい連続でageます。エロが苦手な人は参考にして下さい。

今回はあまり長く書くつもりがないけど、金剛さんで悲しみを背負っているので以前と同じくらい時間が掛かるかもしれません。
5割 7割 完成ちょっと前の三段階でちまちま報告しますので、エロを見たい人は一時間に一回くらいの頻度で確認する程度で良いかと。
では、書き溜めてきm……金剛おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…………。
放置ボイスが可愛いのが悔しい。
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:14:56.12 ID:zDgdhQIUo
>>376
絵が古くさいじゃん
放置ボイスも微妙だし正直ないわ


383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 18:16:31.95 ID:O71JM7nv0
全ての金剛提督を悼みつつ俺はそっとパンツを下ろした
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:17:57.81 ID:I1eDfZ61o
この話は辞めって文字が見えなかった奴は死んでどうぞ
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:20:00.16 ID:zDgdhQIUo
普段は雑談ばっかのくせによく言うな
まあROMりますよ
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:21:30.39 ID:I1eDfZ61o
荒れる話をする意味が無いべ
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 18:26:32.31 ID:v5kWEYkRo
金剛育ててなかった俺はイクちゃんに肩もんでもらいますわ
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 19:31:27.85 ID:9E181tw10
パンツが空高く飛んで改二になった
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 19:48:35.04 ID:qCrR2zLOo
たぶんそろそろ半分くらい。
今回は前回と比べてマジで少ないや。
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 19:54:12.18 ID:IZenEMXxo
那珂「皆!これ以上喧嘩するなら那珂ちゃんがメッ!ってするよ?」
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 19:55:55.61 ID:I1eDfZ61o
カーンカーンカーン
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 19:59:33.63 ID:atBhnQTVo
>>390
カーンカーンカーン

2/4/11
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 20:34:10.79 ID:JkAg+3Q8o
2隻育てればよくね?
だが俺提督のもとには金剛は一人しかいないのであった
もちろん改造した
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 20:36:58.74 ID:kD7w8bYuP
このスレ見ながら建造してたら金剛2隻連続で来た
これでここ数日の建造合計3隻よ
1隻近代化に回して残りは改と改二にするわ
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 21:05:19.33 ID:qCrR2zLOo
たぶんそろそろ七割くらい。
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 21:09:06.43 ID:bIzjCKMOo
>>392
この那珂ちゃんは装備を抱きながら解体されたのか…
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 21:27:45.32 ID:R71jAxPFo
ここの提督に猫駆除してきて貰いたい
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 21:27:50.03 ID:myCbxZxdo
パンツ脱いだ
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 21:44:50.98 ID:29GJGvX5o
響が三隻いる俺に死角はないな
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 21:46:23.09 ID:atBhnQTVo
舞鶴猫った…
E-2今日中にクリアできると思ったのに…
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:03:15.99 ID:6svyvGdOo
俺ミリオタ、このスレのお陰で懐疑的だった艦これに俄然興味が涌く
まあ艦艇には女の魂が宿ると言われているし、当時兵士に配られた
ティーガー戦車のマニュアルにしろ兵器の擬人化・擬娘化はよくある事だが
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:05:13.78 ID:myCbxZxdo
>>401
いいからさっさとDMMに登録してこいよ
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:14:02.87 ID:R71jAxPFo
イベントのおかげで新規募集停止しなかったっけか?
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:16:11.67 ID:kD7w8bYuP
こうやって新たな提督が生まれていくわけですね・・・
かく言う俺もこのスレ見始めてから提督業始めたわけだが
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:21:06.77 ID:3u9bsLQWo
このスレ見てから本格的に五航戦揃えにかかったけど未だに瑞鶴に会えてない…
最近は空母回せばちとちよだし5ー2でホロは雪風陸奥だし心折れそう
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:25:47.17 ID:2WGc2AhOo
>>405
元気だせ…四姉妹のうち金剛だけが出ず、すでに3週間たった。空母レシピはちとちよすらでない。金剛狙いの戦艦レシピは何度回しても妙高型ばかり。そもそも猫祭りでログインすらままならん。こんなやつもいるんだ。お互い頑張ろう…
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:37:22.98 ID:R71jAxPFo
金剛型は明らかに建造するより拾ったほうが早いよ
3-3とか4-2辺りで2-4クリアする程度なら他三人で十分だからまだならとりあえず先に進むといい
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:41:50.76 ID:6svyvGdOo
wikiで艦娘全種類見たけど、長門かわいいな・・・
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:44:22.58 ID:qCrR2zLOo
やっと書き上げれました。
途中でおゆはんの時間になったらしく、急いで食べたりして遅くなってしまった。Извините.

それでは投下していきます。
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 22:44:57.22 ID:qCrR2zLOo
ベッドに腰掛けた私の膝上に、響が座る。
蝋燭の淡い光に照らされた、長い髪からチラリと見えるうなじ──それが、他の駆逐艦の子達には無い大人っぽさをどことなく醸し出している。
「……し、司令官」
顔の半分だけをこちらに向け、怯えが混じった蒼い瞳で私を捉えた。
「……………………」
いくら待っても、少女の口から続きが紡がれる事は無かった。
彼女が何を言おうとしているのかは分かっている。分かっているからこそ、こうして少しだけ不安になるような態度を取っているのだ。
単なるイタズラ心。普段では絶対に見せない、私の秘密。
響はそれに気付くだろうか。小さい子の中でも頭の回転が速い彼女ならば、私が本当はイタズラ好きだというのを見抜けるだろうか。
「司令官……」
響は、捨てられた子犬のようなか細い声で呟いた。普段の彼女では全く思いつかない、寂しさで一杯の声だった。
そろそろイジワルをするのも止めておこう。流石に可哀想に思えてきた。
そっと、抵抗すれば簡単に逃げれる程度の力で抱き締める。
彼女の不安を溶かすように、柔らかく、優しく、出来る限り身体を近付けて抱き締めた。
ビクリと身体を震えさせるも、響は一切の抵抗をしてこない。
むしろ、私に全てを任せるとでも言うかのように、身体を預けてきた。
それの返答に、強く身体を抱き締める事で示す。
『覚悟は出来ているのか?』
そういう意味を込めて、少し痛いであろう力で、この細い肢体を締め付けた。
「んっ……!」
当然、悲鳴が上がる。けれど、その悲鳴には甘く、熱っぽい色が混ざっていた。
「ひゃっ……ん」
大人の反応を示す少女。その少女の耳たぶを、いつぞやのお返しとばかりに唇で挟んだ。
「し、しれい……かん……」
舌先で突くたびに、少女の吐息は少しずつ荒くなっていく。
突くだけではつまらないと思い、時には舐めたり、吸ったりもした。
響は身体を震えさせるも、抵抗する素振りを一切示さず身体を私に預けたままだった。
あまりに無抵抗だったので、彼女を驚かせる事にする。
ガッチリと締め付けていた腕を解き、その代わりに服の下へ手を滑り込ませた。
「っ!」
予想外だったのかどうなのかは分からないが、響は息を呑み、一瞬だけ身体を強張らせた。
けれど、それも本当に一瞬の事。すぐに先程と同じように身体から力を抜き、されるがままの状態となった。
それにしても彼女の身体が熱い。風邪を引いているのでは、と思うくらいに熱く火照っており、少しだけ肌もしっとりと汗ばんでいるようだ。
ふと、一つの可能性が頭に過ぎった。
「さっきまで、自分で慰めていたな」
その囁きに、響はヒッと小さく悲鳴を漏らした。
「ああ、やはりか。通りで身体が熱いし、汗を掻いているんだな」
わざと言葉にして、辱める。
恐らく、彼女の顔は今まで見た事がないくらいに真っ赤になっているだろう。
そして、乱された心を立ち直らせる間を置かず、彼女の小さな丘と秘部へ手を伸ばした。
「あっ……!」
丘の頂点にはぷっくりと自己主張をした乳首が、布でガードしていない秘部は触れるだけでぬるりとした液体が手に付いた。
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 22:45:29.23 ID:qCrR2zLOo
「ほら、こんなになっている」
「っ……! ぃ……ぁッ!」
さするように胸の外周を撫で、触るだけでスジだと分かるソコは優しく撫で上げる。
響にとってはこれだけでも刺激が強いのだろう。身体をビクつかせながら声を殺している。
「それにしても、凄い濡れようじゃないか。たった数回だけ指で撫でただけなのに、もう手がびしょびしょだ」
「…………ッぁ! は、っん……!」
「なるほどな。下着を穿いていないのも頷ける。これでは下着の意味が無い」
「っィ!! ひ、は……ぁっ!」
「まあ……このままの状態でよくここまで来れたと思うよ。変態ではあるがな」
「〜〜〜〜〜〜っっ!」
軽く辱めるよう言葉を選ぶ。案の定、彼女は声になっていない声で啼く事となった。
「響はどこが好きなのだろうな?」
そこに追撃を掛けるべく、響の身体を確かめるようにまさぐった。
ここか──と問い掛けながら、一つ一つ確認していく。
まずは胸の外周を一本の指で円を描くようになぞった。
次に、その円の大きさを小さくしていき、固くなった頂点へ大きく迂回しながら近付ける。
指が乳首に触れそうになると円を大きくして、離していく。
「ぁ……あぁ…………」
残念そうな声が聴こえてきた。
しかしその声を無視して、今度はスジの通った秘部に添えた手を動かす。
盛り上がった部分を、胸と同じように外周をなぞって焦らした。
決して直接の性感帯に触れず、とことんズラシ続けてなぞった。
「はー……っ! は、ぁー……っ!」
そんな事を十分も続けていると、響の呼吸は深く、大きくなっていた。
心臓がバクバクと早鐘を打っているのも分かる。
しかし、彼女は手を出さない──いや、出させなくした。
途中で何度か手を押さえつけようとしてきたので、その度に触れる事すらせず放置。そんな事を何回も繰り返したので、彼女は手を出そうにも出せなくなった。
手を出したくなるほど焦らされ続けているが、手を出すと触ってもらう事すらなくなる。
物理的に拘束するよりも、こういった精神的な拘束の方が遥かにもどかしい。
その証拠に響の膣口からは愛液が溢れ出ており、一撫ででもすれば手の平全体がびしょびしょになるであろう量の汁だ。
そんな、健気に焦らされ続けた彼女に、耳元で囁いた。
「よく頑張った。ご褒美だ」
そう言ってスジに指一本、割れ目全体に沈み込ませるように押し付けた。
「────ゃぅっ!!」
甲高い嬌声で一啼き。
焦らしに焦らされた幼い恥丘には、触れるだけでも充分な刺激だったようだ。
指全体をゆっくりと動かし、固くなったクリトリスを痛くしないように撫で、指先で膣口をくすぐった。
同時に、ピンと張った乳首も捏ねるように弄んだ。
「〜〜〜〜ッ! っぃ……ひ、ぅ──!」
直接触りだしてから、押し殺した甘い悲鳴をずっと漏らしている。
そんな姿が可愛くて、もう少しイヂメようとした。その時に、
コンコン──。
と、ノックが部屋に響き渡った。
「────!!!」
響がビクリと身体を跳ねさせた。
私も一瞬驚いた──が、すぐに良い事を思いついた。
燭台の火を吹き消し、カーテンを閉めて準備を整える。
コンコン──。
「入れ」
「────ッ!?」
二度目のノックに対して、私は返事をして招き入れる事にした。
「提督、起きてる? って、寝てたのね……ごめん……」
扉が開くと、島風の声が薄いカーテンの向こう側から聴こえてきた。
「いや、構わない。すまないが、電気は付けないでくれ。寝起きは少し眩しい」
「はーい」
「ところで、こんな時間にどうした?」
そう言いつつ、止めていた手を動かし始めた。
「──────!!!」
蚊が囁いたのかと思える程の小さい悲鳴。その声の主は、今私に弄ばれている響だ。
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 22:46:56.85 ID:qCrR2zLOo
「んっとね。響がどこに行ったか知らない?」
「ッ!!」
「いや、知らない。どうかしたか?」
くすぐっている膣口に第一関節分だけ挿れて、ゆっくりと円を描く。
「こんな時間なのに響が居なくて、他の皆が不思議がってるの」
真っ暗だが、響が口を押さえたというのが分かった。
それに対して、膣の入り口をほぐしていた指を引き抜き、押さえている腕に手を乗せた。
「だから、提督なら知ってるかなーって」
フルフルと首を振る少女。その顔は、恐らく酷く困った表情を浮かべているのだろう。
「……響」
一言、島風にもハッキリと聴こえるように、膝の上の少女の名を呼んだ。
彼女は本日何度目かのビクつきで身体を跳ねさせた。
私の言っている意味が分かっているのだろう。首を先程と同じく横に振らせている。
「そうだな……思い当たる節はある」
そう言ってから、例えば私の膝の上とか──と、響にしか聴こえない小さな声で囁いた。
「〜〜〜〜〜〜…………」
それで諦めたのか、響が腕を下ろした。
下ろしたのを確認すると、私はまた指の先を膣へ挿れてほぐし始めた。
「食堂の方はどうだった? 喉が渇いて向かったのかもしれないぞ」
「────っ……っ!」
手で押さえるという保険が無くなった途端、響は身体に力を入れた。
必死になって声を出さないようにしているのが分かる。
事実、少しだけ潜り込ませている指先が締め付けられている。
「ううん。居なかったよ」
「そうか。食堂の方には居なかったか」
その締め付けに逆らい、指をほんの少しずつ沈み込ませる。
「────!!」
まだ少し固い、処女膜付近の肉壁をゆっくり少しずつ、痛くしないように掻き回す。
「なら、シャワー室はどうだった?」
「〜〜〜〜ッッ」
ビクビクと、身体を震えさせながら響は声を押し殺していた。
「そこにも居なかったよー」
「そうか。そこにも居なかったか」
膣が半ば痙攣しているように蠢いている。
バレるかもしれないというこの状況が、より性感を高めているのだろう。
私は、お腹側の膣壁を押さえながら指を根元付近まで挿し込んだ。
「────────っ!!!」
「化粧室にも居なかったのか?」
一気に膣が狭まった。指を痛いくらいにキュウキュウと締め付けてきて、少女はビクビクと痙攣させている。
それでもおかまいなしに、水音が鳴らないようほぐし続ける。
「うん。居なかった」
痙攣が止まるなく、響は声を殺し続けた。
「そうだな、私も少し探してみよう。島風は戻っておけ。入れ違いになっても困るだろう」
「────っ!! ッ! 〜〜〜〜!!!」
うねる肉ヒダを掻き分け、擦り続ける。
必死になって声を抑えて、その声を島風に届かせずにしている少女。
その幼気な姿が、とても可愛らしく見えた。
「はーい」
膝の上の少女とはまた違った幼気な声で返事をして、島風は帰っていった。
扉が閉まる音と共に、部屋に静寂が訪れる。
いや、正確には静かではない。甘ったるい熱を帯びた吐息が木霊していた。
「……っはぁ! は、ぁあぁぁ!」
それも長くは続かなかった。
一層強く膣が狭くなったと思うと、震えた声で、彼女は初めて艶かしい声を上げた。
身体は大きく痙攣しており、ほとんどの抵抗を示さなかった彼女の手は、私の腕を痛く握って快感に耐えているようだ。
それが十数秒続いた後、彼女は今まで通り身体を預けてきた。
ぐったりと、体力を使い果たしたように。
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:47:39.10 ID:qCrR2zLOo
「は……っ! はぁ……ぁ、っぅ……あぁ…………」
そんな表情を浮かべているのだろうと思い、マッチを手に取る。
しかし、片手は響の両手と膣で固定されていて動かせない。
悩んだ末、中指と小指で箱を挟み、人差し指と親指でマッチを摘んで火を点けた。
──む、箱が落ちた。まあ良いか……。
燭台に火を灯すと、響の顔がよく見れた。
顔は紅潮し、虚ろな目は空中を捉え、半開きになった口からはぬらりと光る唾液が光っている。
「響、大丈夫か?」
呼びかけてみるが、反応が無かった。……もう少しこのままにしていよう。
「……люблю…………я」
ロシア語だったのか、なんて言っていたのか分からなかった。
「うん? リュブリー、ビャ?」
聴き取れた部分だけを繰り返すと、その言葉に反応したのか、響はこっちへ──やはり半分だけ──顔を向けた。
虚ろな目はそのまま、ニコリと微笑み、
「Я……люблю те……бя…………」
ヤ・リュブリュー・ティビャ? と言った。
残念ながらロシア語は分からないが、何が言いたいのかはなんとなく分かった。
「──ありがとう、響」
自由に動かせる左腕で響を抱き、頬にキスをした。
それに満足したのか、彼女は目を閉じ、小さな寝息を立て始めた。
よほど疲れたのだろうな……。
「スパコイナイ・ノーチ」
彼女からすれば苦笑いをされるであろう幼稚なロシア語。
だが、腕の中の少女は、柔らかく笑ってくれた気がした──。

……………………
…………
……
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/02(土) 22:50:54.61 ID:qCrR2zLOo
響のひとりえっちのお手伝いでした。
前の女性視点ではあまり好評でなかったので男性視点にしてみましたが、どうだったでしょうかね……。
男性視点は苦手だよ……Я устала……。

ちょっと休憩してきますね。
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:55:18.94 ID:29GJGvX5o
スパシーバ
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 22:57:26.39 ID:+soI67TSo
すんばらしいべ
個人的には女性視点の方が好きだけど書きやすい方でいいと思う
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 23:02:25.44 ID:00qphcFeO
大変結構!
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 23:16:26.07 ID:OtekhkfM0
さて、そろそろ榛名さんの様子が気になってきたのだが。
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 23:37:05.87 ID:zDgdhQIUo
乙乙
素晴らしい
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 23:37:43.92 ID:zDgdhQIUo
乙乙
素晴らしい
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 23:38:16.09 ID:zDgdhQIUo
すまん
連投してしまった
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/02(土) 23:54:36.42 ID:uwlBxlYvo


E5終わったからまとめて読みにきた
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/02(土) 23:58:05.38 ID:KfgnlrGd0
前の金剛と瑞鶴との描写もそうなんだけど、真剣にエロを読んだのはこれが初めてかもしれない。
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 00:53:49.57 ID:Ah3KN2S/o
ごめん。モチベーションが全然上がらない……。
今回の投下はこれで終わりです……。ごめんよ…………。
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 00:58:01.75 ID:4hpMzMs30
今日もお疲れ様!しっかり休めよー!
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 01:21:37.42 ID:mbaeP5gOo
ふぅ…
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 01:25:36.48 ID:cvUBLMM8o
いつもお疲れ様です
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 01:52:43.13 ID:r48Fna62o
乙!
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 02:03:13.55 ID:77B9pozHo
いつもおつかれ!
ところでロシア語はなんて書いてあったんだ?
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 02:23:10.11 ID:ES2D/VfDO
たとえ便所に隠れていても息の根を止めてやる
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 02:27:56.02 ID:u/YHXtY2o
じょうじ?
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 02:29:12.85 ID:Ah3KN2S/o
>>429

Я люблю тебя
好きです・愛しています英語で言うlove you

Я устала
疲れた

こんな意味。
詳細までは憶えていないからggrと良いよ。
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/03(日) 12:26:55.28 ID:+yVFedeeo
ひょっとすると元帥はこの提督のことも物として見てた…?
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 12:28:09.51 ID:Q60GZ4SZo
元帥の正体はわしじゃよバーーーローー
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 15:03:49.87 ID:CPI3RgSh0
やはり、阿笠博士だったか。
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 15:33:25.06 ID:edA7yCFlo
せやかて工藤!
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 16:49:08.80 ID:Z99fREyh0
>>1乙、ゆっくり頑張ってね

あとすまない、スレチを承知で言わせてくれ
>>362のレシピで一発で瑞鶴きた
本当にありがとう
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/03(日) 17:42:02.12 ID:mICvEc/N0
最初から読んでやっと追いついた・・・乙です
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 18:48:39.84 ID:H64XF78Y0
>>1ちゃんと休んでねー
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 18:54:07.72 ID:hyDufM1Ro
提督はロリコンでシスコンで三股かけてる男
ただしイケメン
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/03(日) 21:26:54.68 ID:Ah3KN2S/o
遅くなりましたけど投下していきます。
書き溜めていたらいつの間にかこんな時間になっていた。なんという事だ。

にっちじょーにっちじょー。たっのしっいにっちじょー。
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/03(日) 21:27:36.22 ID:Ah3KN2S/o
響「ただいま」

雷「あ、おかえりなさい!」

暁「もう、どこに行ってたのよ」

電「心配したのです……」

島風「おかえりー。どこに行ってたの?」

響「外だよ。夜の海を見たくなって、あちこち動き回ってた。何も言わずに行ってしまってごめんよ」

島風「あれ? 外なら私も行ったよ?」

響「ん、そうなのかい? じゃあ行き違いになってたのかな……」

島風「そっかぁ」

響「司令官にはこってり叱られてしまったよ。同じ部屋の人に何か言ってから出掛けるようにってね」

暁「とにかく、無事で良かったわ」

電「ふぁ……安心したら眠くなってきちゃったのです……」

島風「それじゃあ、もう寝よっか」

電「はいなのです」

雷「…………んー」

響「ん、どうしたんだい雷」

雷「…………」ジー

響「?」

雷「大人になったわね、響」ヒソ

響「ッ!?」ビクン

雷「大丈夫よ、誰にも言わないから!」ヒソ

響「…………」コクン

響(雷……。初めて雷が怖いって思ったよ……)

……………………
…………
……
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 21:35:08.57 ID:YEYYjDaco
雷ちゃんが一番大人
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/03(日) 21:38:08.72 ID:Ah3KN2S/o
コツッコツッ──

提督(ん、こんな時間に誰だ? 響か島風……もしくは金剛か瑞鶴か?)

提督「入れ」

ガチャ──パタン

榛名「夜分遅く、失礼します」ペコ

提督「榛名か。どうした」

榛名「あの……眠れないので散歩をしようと思ったのですが、いつのまにかここへ……」

提督「ふむ……」

提督(暗示を掛けるのには丁度良いか)

提督「分かった。明かりを点けてくれ」

榛名「はい」

パチッ──

提督「ありがとう。──眠くなるまで雑談をしよう。私も寝付きが悪かった所なんだ」

榛名「提督さん、ありがとうございます!」

……………………。
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/03(日) 21:54:50.14 ID:Ah3KN2S/o
提督「待たせた」カチャ

榛名「いえ、本当ならば私が淹れるべきですのに……」

提督「せめてこのくらいはさせてくれ。何もしてはいけないというのは苦痛だ」

榛名「はい……」

提督「今日はいつもと違う茶葉を使ってみたが、どうかね」ズズッ

提督「……………………」

榛名「そうなのですか? では、いただきますね」コクコク

榛名「──あっ、なんだかほんのりと柔らかい甘みがあります! 色はほとんど変わらないのに、茶葉でこんなに

変わるなんて──って、提督さん?」

提督「……………………」

榛名「え、え? ど、どうかしたのですか? そんなにうな垂れて……」

提督「甘かった……」

榛名「え……? 甘い……あっ!」

提督「甘いのは苦手なんだ……」

榛名「そういえば、提督さんは甘い物がダメでしたね……大丈夫ですか?」サスサス

提督「甘みも少なく……糖分は入っていないようだからなんとか……背中、さすってくれてありがとう……」

榛名「え、えっと……何か袋をお持ちしましょうか……」サスサス

提督「いや、だいぶ楽にはなってきた……。だが、水を持ってきてもらって良いかな……」

榛名「は、はい!」

……………………。
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/03(日) 22:06:30.42 ID:Ah3KN2S/o
提督「……うむ。もう大丈夫だ」

榛名「良かった……。でも、あんなに仄かな甘みでもダメなのですね……」

提督「二度とこの紅茶は口にしないようにしよう」

榛名「その方が宜しいですね……こんなになるのですから……」

提督「手を貸してくれてありがとう」スッ

榛名「っ…………」ピクン

提督「…………」ナデナデ

榛名「はぅ……」ホッコリ

提督「最初と比べて、だいぶ怖がらなくなってきたようだな」ナデナデ

榛名「あ…………そういえば……」

榛名「あ、その……ごめんなさい……ほとんど反射的なもので……」

提督「いや、構わない。それだけ怖くなくなっているという事ではないか」ナデナデ

榛名「────ありがとうございます」ニコ

提督「……ここに居る限りは、もう怖がる事はない」ナデナデ

榛名「…………本当に、そうなのでしょうか」

提督「勿論だ」ナデナデ

榛名「ですが……提督が……いらっしゃい、ます……」

提督「榛名?」ナデ

榛名「あれ……頭が……ボーっと……」

榛名「して…………………………?」

榛名「……………………」

提督(薬が効き始めたか。では、始めるか──)

……………………。
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/03(日) 22:17:11.11 ID:Ah3KN2S/o
提督(そろそろ薬が切れてくる頃だな)

提督「目を閉じろ。──おやすみ、榛名」

榛名「おやす、み…………」スッ

提督(さて……この子はベッドに寝かせて、私はソファで寝るとしよう)ヒョイ

榛名「…………」

提督(よいしょ……っと)ソッ

提督(さて……寝るか)スッ

榛名「──やだ」ガシッ

提督「む」

榛名「やだぁ……」

提督「……榛名?」

榛名「独りは……やだ……」

提督(……起きている、という事はなさそうだな。では、夢か何かか?)

提督(…………離してくれそうにないな……仕方がない……)

提督「…………」モゾモゾ

榛名「…………」ギュ

提督(……完全に逃げれなくなったな。もう諦めるか……)

提督「……おやすみ、榛名」

榛名「…………」スゥ

……………………
…………
……
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/03(日) 22:29:49.54 ID:Ah3KN2S/o
榛名「ん…………」スッ

榛名(あれ……真っ暗……? ここ、どこ……?)モゾ

榛名「…………?」

榛名(私、何かを抱き締めてる……? なんだろう、これ……温かいけど、なんだかゴツゴツしてる)

提督「む……起きたか」

榛名「──え!? え、ええ!? ど、どういう事ですかこれ!? なんで、私……え……?」

提督「何も憶えていないのか?」

榛名「えっと…………。なんだか、寝惚けて抱き締めた記憶が……」

提督「それが私だ」

榛名「……えっと、つまり……眠ってしまった私を運んで、こうなったのでしょうか……?」

提督「正解だ」

榛名「ご、ごめんなさい!」バッ

提督「いや、構わんよ。カーテンを開けてくる」スッ

榛名「は、はい……」

シャッ──!

榛名「ん、眩しい……」

提督「簡単に説明すると、前と同じように眠ってしまった榛名をベッドへ寝かせたら抱き付いてきて離してくれな

かった。……不本意かもしれないが、一緒に眠らせてもらった」

榛名「ごめんなさい! 迷惑を掛けてしまって!」ペコ

提督「いや、構わんよ」

榛名「ですが……」
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/03(日) 22:38:35.01 ID:Ah3KN2S/o
提督「……このまま…………」

榛名「え?」

提督「いや、なんでもない」

榛名(提督さんは、何を隠しているのでしょうか……)

コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

金剛「グッモーニング! テートクー!」

提督「おはよう金剛」

金剛「あれ、榛名も早いデスね。グッモーニング!」

榛名「おはようございますお姉様」

提督「機嫌が良いようだが、何かあったのか?」

金剛「ふふーん。とっても良いドリームを見たのデス!」

提督「ほう」

金剛「テートクと結婚して、子供を授かって、幸せな家庭を築いている夢でシタ!」

提督「…………」

榛名「…………」
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/03(日) 22:48:55.94 ID:Ah3KN2S/o
金剛「なーんで黙っちゃうのデスか二人共!!」

提督「いや……驚いて何も言葉が出てこなかった」

榛名「私もです……。艦娘は子供を宿しませんよね……?」

金剛「ぶー。夢の中くらい良いじゃないデスか」

金剛「まあ、私としては子供が出来なくても、それはそれで色々と楽しめそうデスけどネ?」チラ

提督「朝から何を言っているんだ……」

榛名「お姉様……」

金剛「ふふっ。私はいつでもウェルカムですヨ?」

提督「いい加減に夢から覚めろ」コツッ

金剛「アウッ! ぅー……ごめんなさい……」

提督「分かれば宜しい」

榛名「…………?」

金剛「? どうしました榛名?」

榛名「いえ……。あ、あの……提督さん、変なお願いをしても良いでしょうか……」

提督「内容によるが、まずは言ってみろ」

榛名「先程お姉様を叩きましたけど、私にも同じように叩いてください」

金剛「…………?」

提督「何か悪い事でもしたのか?」

榛名「いえ……ちょっと気になってしまって……」

提督「…………不思議な子だ。──いくぞ」コツッ

榛名「…………? ……………………?」
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/03(日) 22:59:50.29 ID:Ah3KN2S/o
提督「どうした」

榛名「いえ……まったく痛くなかったので……」

提督「当たり前だ」

金剛「提督は痛い事を絶対にしないデスよ?」

榛名「…………?」

提督「何やら大きく誤解されているようだ」

榛名「怒っているのに、痛く……しないのですか?」

提督「私は怒っていない。叱っている。感情的に人を傷付けるなんて事はせんよ」

榛名「……………………」

提督「本当だ。信用できないか?」

榛名「いえ……こんな世界もあるのですね、と思いまして……」

提督「ここは私の城だからな。私のやりたいようにやらせてもらっている」

金剛「そんなテートクが大好きデス!」ギュー

提督「……とうとう金剛も吊るされる事となるか」

金剛「えー……愛の表現もダメなのデスかー……?」

提督「時間と場所を弁えろと言っている」

金剛「はーい……」

提督「金剛」

金剛「はいっ!」ピシッ

提督「返事は延ばすな」

金剛「ごめんなさい……」
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/03(日) 23:08:36.36 ID:Ah3KN2S/o
提督「まったく……良い夢を見て気分が良いのは分かるが、そろそろ皆も来る。いつものようにしていなさい」

金剛「はいっ」

榛名「……………………」

榛名(優しいのですね、提督……。────!)ハッ

榛名(あれ……今……?)

提督「ところで金剛、手に持っている書類を見せてくれ」

金剛「仕事をしてはいけませんヨ?」

救護妖精『洗脳が完全って訳でもないんだよね。急に洗脳が解けたり、違和感が生まれて本当の提督を思い出す艦娘とか居るみたい』

榛名(……もしかして)

提督「私宛の機密書類があるかどうかの確認だ」

金剛「それなら……。はい、どうぞ」

救護妖精『洗脳できた艦娘は一部の提督にしか渡されてないよ──当時の大将とか、元帥とかにしか』

榛名(私の、本当の提督は……)

提督「……ふむ。特に無いようだな。残念だ」

金剛「もう……提督はしっかりと身体を治してくだサイ」

提督『世の中には、知らない方が良い事もある』

榛名(このお方……?)

……………………
…………
……
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/03(日) 23:09:17.66 ID:Ah3KN2S/o
提督「──との事で本日は進める。異論がある者は手を上げてくれ…………居ないようだな。それでは、か……くじ……────」

ガクン──

金剛「提督!?」

瑞鶴「提督さん!?」

金剛「──島風! 救護妖精を呼んできて!!」

島風「はい!!」

金剛「瑞鶴は砂糖を!!」

瑞鶴「分かったわ!」

金剛「他の人は救護妖精が来た時に邪魔にならない場所へ移動!!」

全員「はい!」

金剛(後はベッドへ運んで、いつでも寝かせれるようにしておけば……!!)

……………………。

救護妖精「……うん。低血糖だろうね、これ」

金剛「やっぱりですか……」

救護妖精「んー、これ以上できる処置が無いね。やったの誰?」

金剛「私ですが……」

救護妖精「適切な処置だと思うよ。提督は良い秘書を持ったねー」

金剛「ありがとうございます。それより……提督は大丈夫なのでしょうか」

救護妖精「本当に良い秘書だねぇ……。問題ないよ。このまま起きなかったら同じように口に砂糖を突っ込んだら良いさ」

救護妖精「まあ、起きるまで私が側に居るから安心していな」

金剛「はい。お願いします」ペコ

全員「…………」ペコ

救護妖精(本当に好かれてるねぇ。どっかのしぶとかった誰かとは大違いだ)

……………………。
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/03(日) 23:09:50.15 ID:Ah3KN2S/o
提督「ん……」

金剛「!! 提督、起きたのですね!」

提督「…………どうやら皆に迷惑を掛けてしまったようだな。すまない。そしてありがとう」

金剛「良かった……目を覚ましてくれて……」

提督「そう簡単に死なんさ。だから泣くな」

金剛「はい……はい……っ!」

救護妖精「んー……良い雰囲気のところ悪いんだけどさ、提督、一つ良いかな」

提督「なにかね」

救護妖精「寝不足と疲労と糖分不足が原因っぽいんだけどさぁ……なんでなのかな?」ニコ

提督「…………」

救護妖精「疲労はまだ分かるんだけどさぁ……? どうして寝不足っぽい症状も出てるのかなぁ……?」

提督「……なぜだろうな」

救護妖精「ちゃんと休めやこらぁぁあ!!! どーせまたなんか個人的な理由で寝不足になったんでしょうが!!」

響(わ、私のせいなのかな……)ビクビク

榛名(私が昨日、遅くに押しかけたから……)ビクビク

提督「……すまん」

救護妖精「こんなんじゃいつまで経っても治りやしないよ!!」

提督「善処する……」

救護妖精「信用できないね! 監視役が必要なんじゃないかな!?」

金剛(秘書として監視役を……)

瑞鶴(監視役になったら私もずっと一緒に……)

響(監視役になれたら、司令官ともっと長く……)

榛名(その役に私がなると、あの疑問も解けるのでしょうか……)

提督「冗談はやめてくれ。それこそ心労が溜まる」

救護妖精「それもそうだよね」

四人「!!」ガーン

救護妖精「まあとにかく、一日中寝るくらい休みなよ」

提督「なんとかしてみるよ。ありがとう」

救護妖精「はいよ。じゃあまたね〜」

……………………
…………
……
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 23:10:51.89 ID:Ah3KN2S/o
やっぱりモチベーションが全然上がらない……。
という訳で今回の投下はこれで終わりです……。少なくてごめんよ……。

また明日、投下しますね。
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/03(日) 23:12:06.12 ID:Ah3KN2S/o
終了合図のageを忘れてたのでage

響「二回目だね。今回は逆さ吊りといこうか」

え、ちょ待ってそれ頭に血が行き過ぎてまずい事に──ぴぎぃいいいい!!!!
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 23:17:12.86 ID:dhwOsPjG0
乙! ハーレム状態だなあ…
リアj…むっちゃん爆発しろ
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 23:24:22.04 ID:OGhWDlYfo
乙!
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/03(日) 23:27:20.55 ID:sBqAyJcu0
乙!榛名はかわいい(確信)
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 23:45:50.36 ID:IJduebAko

>>457
なんでや!むっちゃん関係ないやろ!
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/03(日) 23:51:32.84 ID:Z99fREyh0
乙っ

(洗脳とかあったけど)やっぱ日常はほのぼのしていいね
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 00:31:42.64 ID:zvYZj/PDO

なぜか今まで吊るされた艦娘全員逆さ吊りになってると思ってた
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 00:44:42.33 ID:a1As2O5Wo
足に巻いてるんやなかったか
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 00:47:39.86 ID:ojyOZx2Zo
乙!毎日楽しく読ませてもらってます!
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 00:54:46.68 ID:LxWjxs4Oo
吊るし方は毛布で巻いた上で縛って頭が上に、そのまま滑車で吊るし上げています。
なので、高さを上げていくと瑞鶴が言ったようにショーツが見えてくるのです。

分かりにくい書き方でごめんよ。
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 02:00:38.30 ID:EEFl4yj+o
むっちゃんは、爆発だ!
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 02:07:31.16 ID:O1H+dsX8o
お疲れ様です
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 13:08:50.04 ID:hqMGf3Elo
提督点滴すれば良くない?
それじゃ駄目なのかな
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 15:21:02.24 ID:Kr1MyFhKo
>>1の疲れが少しでも癒せるように、これ置いときますね。
つ紅茶
つブドウ糖
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 17:17:32.15 ID:85zdAfFuo
19ちゃんがエロすぎて僕の連射砲もいきそうです
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 17:40:49.85 ID:e+vW0ex+o
19ちゃんはここだと吊るされっぱなしになりそうだな
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/04(月) 19:40:22.21 ID:LxWjxs4Oo
投下していきますねー。
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/04(月) 19:40:55.92 ID:LxWjxs4Oo
コンコン──

救護妖精「はいはーい。どうぞー」

ガチャ──パタン

榛名「あの……こんにちは」

救護妖精「うん? あーこんにちは。どしたの?」

榛名「あの……元帥様──提督の容態はどうなのでしょうか……。あれから結構な時間が経ちましたけど、何も音沙汰がありませんでしたので……」

救護妖精「あー……」

救護妖精(そろそろ限界かねぇ……)

救護妖精「んー……なんて言ってやったら良いかなぁ……」

榛名「……もしかして、もう目を覚まさない、とか……」

救護妖精「…………あながち間違ってないね」

榛名「え……」

救護妖精「無理だね。あれはもう」

榛名「そんな……。ど、どうしてですか……?」

救護妖精「衰弱しきってたから、かね。本当は生きてる事自体がおかしいくらいだったんだよ」

榛名「……………………」

救護妖精「……遺言を貰ってるけど、聞くかい?」

榛名「遺言…………はい……お願いします……」

救護妖精「『お前の主は別に居る。それは自分で見つけろ』だってさ。無責任な最後だったよ」
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/04(月) 19:53:45.91 ID:LxWjxs4Oo
榛名「…………それ以外には何か、仰っていましたか……?」

救護妖精「いや、その言葉を最後にポックリと。遺体も本人の希望で海に還したよ」

榛名「そんな……死に目にも会えないだなんて……」

救護妖精「……貴女みたいな艦娘はいくらでも見てきたけど、幸運だとは思うよ」

榛名「幸運……? なぜ……? なぜですか……! 私は、提督を失ったのに……!!」

救護妖精「遺言で言ってただろう? 自分の提督を見つけろって。それってつまり、本当の提督は生きてるって事じゃないか」

榛名「でも……それでも……私が今まで付き従っていた提督は……提督が…………」

救護妖精「こればっかりは特殊過ぎて、あたしもアレコレとは言えないけどさ……。落ち着いたら自分の心を見つめてみると良いよ。そこに答えはきっとあるからさ」

榛名「自分の……心…………?」

救護妖精「前にも言ったけど、あたしが知っている洗脳は完全じゃない。貴女みたいに、違和感が生まれるんだったら心のどこかに本当の提督の姿があるんじゃないかな」

榛名「本当の…………提督………………」

救護妖精「心を落ち着けたいんだったらこれを飲むと良いよ」スッ

榛名「…………これは……?」

救護妖精「精神安定剤。効き目は強くないけど、今の貴女ならこれでも充分だろうね。摂り過ぎてもあんまり支障はないけど、一日に服用は一回のみ。心が不安定の時以外は使わない事。あと、間違っても他の人に渡さない事。良いね?」

榛名「……はい」

救護妖精(まあ、本当は砂糖と小麦粉の粉なんだけどね)
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 20:00:28.91 ID:dxxN3bp5o
プラシーボは割りと侮れない
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/04(月) 20:06:58.09 ID:LxWjxs4Oo
救護妖精「今飲むと良いかもしれないね。はい、水」スッ

榛名「…………はい」ソッ

榛名「……………………」コクン

救護妖精「すぐには効果は出ないけど、だからと言って二回も飲んじゃダメだよ?」

榛名「はい……。…………? ……甘いですね、これ?」

救護妖精「飲みやすいように砂糖も混ぜてるからね」

救護妖精「それじゃあ、ゆっくり休んでな。貴女は私らの提督と違って精神が弱ってるんだ。理由は違えど、休まないとあの提督みたいに治るもんも治りやしないよ」

榛名「……はい」

救護妖精「──ああ、そうだ。良い事を思いついた」

榛名「良い事……ですか?」

救護妖精「榛名さんや、提督と一緒に寝てくれるかい?」

榛名「寝る…………。────っ!?」ビクン

榛名「な、なな! 何を!?」

救護妖精「そっちの寝るじゃないよ。何を想像してんだい……」

榛名「ぅ……」

救護妖精「どうせあの提督の事だ。まともに寝やしないだろうから、一緒に寝てやってくれって事だよ」

榛名「……でも…………」

救護妖精「今は一人になりたいっていうのならそれで構わない。けど、心の傷を癒すのは人の温もりだっていう事を憶えておくと良いよ」

榛名「人の……温もり、ですか……」

救護妖精「そ。医学的にはちょっと意味分かんないんだけど、なーんでか人って、心を許してる相手に抱き締められると心の傷が癒えるの早いんだよねぇ」

榛名「そう、なのですか…………」

救護妖精「そういう事。なんだったらここで休んでっても良いから、後は好きにしなー」

榛名「はい……。ありがとうございます……」ペコ

榛名(人の…………あのお方の、温もり……)

……………………
…………
……
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/04(月) 20:23:25.11 ID:LxWjxs4Oo
コンコン──

提督「入れ」

ガチャ──パタン

榛名「失礼します……」

金剛「……榛名、どうかしまシタか? 顔色が悪いデス」

榛名「……大丈夫ですよ、お姉様」

瑞鶴「本当に大丈夫なの? 声にも元気が無いじゃない」

榛名「ご心配、ありがとうございます」

榛名「……今回は、皆さんにお願いがあって来ました」

金剛「榛名がお願いなんて珍しいデスね? 何デスか?」

榛名「あの……提督さんと寝させて下さいませんか……?」

金剛「なぁっ!?」

瑞鶴「ちょ、ちょっと!? 何を言ってるのよ!」

榛名「あ、あの……睡眠という意味ですよ……?」

金剛「ああ……そういう意味だったのですね……」

瑞鶴「うーん……」

金剛「私は構いませんよ?」

瑞鶴「え? そ、それなら私も……」

提督「……そもそも、どうして私と一緒に寝たいと思った」

榛名「少し、心が不安定になる事がありまして……。救護妖精さんが、休むなら提督さんと一緒に寝てくれないか、と……」

金剛「なるほどネー。榛名、私からもお願いしマス。テートクを寝かし付けて下サイ!」

提督「…………」
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/04(月) 20:34:12.51 ID:LxWjxs4Oo
金剛「提督、さっきから寝る気が無いみたいですし」ジッ

提督「だからなぜ分かる……」

瑞鶴(寝てなかったんだ……)

金剛「耳栓を付けていないじゃないですか! これを機に、しっかりと寝てください!!」

提督「……分かった」

金剛「あ、でも……えっちな事はいけませんよ?」

榛名「し、しません!!」

提督「信用されていないのかね……」

瑞鶴(……本当に凄いわ、金剛さん)

金剛「ジョークですヨー♪ ほらほら、二人共寝ちゃって下サイ!」

榛名「は、はい……あの、提督さん、失礼しますね……?」モゾモゾ

提督「……ああ」モゾモゾ

瑞鶴(羨ましい……)

金剛「〜♪」

榛名「あの……」コソ

提督「なにかね」コソ

榛名「抱き締めてもらっても……構いませんか……?」

提督「…………分かった」ソッ

榛名「ぁ……」

榛名(温かい…………。刺さった氷の棘が溶けていくみたい……)

榛名「もっと……」ギュゥ

提督「…………」ギュッ

榛名(こんなに温かい気持ちになるのは……なぜでしょうか……。薬のおかげ……?)

榛名(それとも……本当に、このお方が……私の提督だから……?)

榛名(ダメ……眠くて頭が働かない……)

榛名(心地良い、です…………)

提督「……………………」

……………………
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/04(月) 20:47:22.57 ID:LxWjxs4Oo
榛名「ん……」

提督「起きたか」

榛名「ぁ…………おはようございます……」

金剛「よく眠れまシタか?」

榛名「ん、くぁ……。はい……とても心地良かったです……」グシグシ

瑞鶴「顔、洗ってくる?」

榛名「はい……そうします……」

提督「こけないように」

榛名「はーい……」トテトテ

金剛「ふふっ」ニコニコ

瑞鶴「やけに機嫌が良いわね。どうしたの?」

金剛「榛名も、テートクの良さが分かってくれたのカナ、と思いまして」

瑞鶴「そうだろうけど……なんだか私は微妙な気分……。金剛さんは嫌じゃないの?」

金剛「私ですか? 私はこんなに素敵な人が、色々な人に知られるのは嬉しいデス! ──あ、でも簡単に譲る気はありませんけどネー?」

瑞鶴「私は逆だなぁ……。独り占めしちゃいたくなる……」

金剛「ンー……。そこは人によって違いますからネー……」
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/04(月) 21:06:35.89 ID:LxWjxs4Oo
提督「私のどこが良いのやら」

金剛「優しい所」

瑞鶴「頼れる所」

金剛「格好良い所」

瑞鶴「大事にしてくれる所」

金剛「というより、全部です」

瑞鶴「うん。金剛さんと同じ」

提督「…………」

榛名「ふぅ……。提督さんは好かれていますね」

提督「不思議なくらいだよ」

榛名「でも、気持ちは良く分かりますよ。私も、凄く素敵なお方だと思っています」

提督「……………………」

榛名「……こう言うのは、本当はダメなのですけど……私の本当の提督が、貴方だったらって思ってしまうくらいに……」

提督・金剛・瑞鶴「!」

榛名「……なーんて。ごめんなさい、冗談です」ニコ

提督「…………そろそろ昼時だな。食堂へ行こう」

金剛・瑞鶴「はいっ」

提督「行くぞ、榛名」スッ

榛名「──はいっ」ギュ

瑞鶴(ぅー……)

……………………。
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/04(月) 21:30:00.17 ID:LxWjxs4Oo
コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

榛名「榛名、出頭しました」

提督「うむ。今日は重要な話があって呼んだ」

榛名「重要なお話……ですか?」

提督「……以前、時が来たら話すと言っていた内容だ」

榛名「!」

提督「そろそろ、話しても大丈夫だろうと思ってな」

榛名「……はい。覚悟は出来ています」

提督「単刀直入に言おう。榛名は、本当は私の艦娘だ」

榛名「…………っ! やっぱり、なのですね」

提督「……鎮守府の提督となった暁には、艦娘が一隻、総司令部より送られる制度を知っているか?」

榛名「噂程度には聞いた事があります……けど、実際に見た事はありません」

提督「それも無理はない。普通はその送られてきた艦娘しか知らない事だ。詳しい事は電に聞くと良い。あの子がその艦娘だ」

提督「そして、榛名は手違いで私の所へ来た艦娘だ」

榛名「手違い……ですか?」

提督「総司令部に所属している妖精が、間違って戦艦を造ってしまった。これはたまにある事なのだが、その場合は特に功績を挙げた提督へ送られる事となるのだが……その送り先をここへしてしまったそうだ」

榛名「──確かに元帥様が仰っていました。総司令部の建造妖精は腕は良いがたまに大きなミスをする、と」
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 21:30:26.60 ID:LxWjxs4Oo
ちょっとおゆはん食べてきます。
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 22:08:54.92 ID:Yfo7tagKo
一旦乙
提督と自分とを対比したら鬱になってきた……ちょっと吊ってくる
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 22:09:21.46 ID:b98uGzqhP
乙だ
ゆっくり休憩してきてくれ
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 22:10:59.01 ID:75NNKiQ0o
乙!
ゆっくりお休みになられてください!
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 22:21:39.87 ID:LxWjxs4Oo
ただいま。
一個だけ投下して休憩に入ります。

E4がクリア出来ない。バケツを溜め込んだらまた出撃だ……。
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/04(月) 22:22:12.55 ID:LxWjxs4Oo
提督「そして私は正直、混乱した。士官学校では不真面目にしていたが、駆逐艦だと聞いていたのに戦艦が来ている事。少ない資材でどうやって戦艦を運用するのか、と悩んだ。それとも、不真面目にしていた私に対する罰なのかと思うくらいにな」

提督「何かの手違いかと思って総司令部に問い合わせてみると、その通りだったよ。初期に戦艦を動かすのは難しいだろうという事でお前は総司令部に引き取られる事となった。……その時の榛名は嫌々だったな。その後、何があったのかは分からないが……元帥殿の手に渡っていたようだな」

榛名「……救護妖精さんが仰っていました。艦娘の刷り込みを、洗脳によって刷り直す技術があると……」

提督「なるほど。総司令部で記憶を消され、そして元帥殿に送られた、か」

榛名「確かに、元帥様にお会いした時の事がほとんど思い出せません……。きっと、その洗脳によるものなのでしょうね……」

提督「……元帥殿から、お前が私の初めての艦娘だと聞かされた時は驚いたよ。まさかこんな偶然があるのか、と」

榛名「本当に、凄い偶然です」

提督「これも運命なのだろう」

榛名「運命……」

提督「提督と艦娘は何かしらの絆があると聞いた事もある。もしかしたら、今回はその絆によって再び巡り会えたのかもしれないな」

榛名「絆……」

提督「私から話せる事はこれだけだ。後は、榛名の思ったように行動すると良い。──もし、私の艦娘として一緒に戦ってくれるというのであれば、手厚く歓迎する」

榛名「お願いしても、よろしいでしょうか」

提督「……私が言うのもおかしい話だが、即答か」

榛名「いけませんでしたでしょうか……」

提督「いや、嬉しいよ。戻ってきて欲しいと願っていたからな」

榛名「はい! 私も嬉しいです!」

榛名「──その言葉だけでも、私は救われた気持ちになります!」

提督「……………………」

……………………
…………
……
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/04(月) 22:53:53.81 ID:rCyqCsYQo
榛名の洗脳が終わってみんな幸せ(?)の筈なのに、なんでかこういうのっていつか破綻するようなイメージしかない。破綻してほしくないんだけど
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/04(月) 22:57:15.42 ID:qMVcgg4E0
陸軍としては小瓶の再登場を切実に待ち望むものである
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/05(火) 00:08:58.69 ID:9xhommN+0
正式に榛名を迎え入れられたか
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 00:28:53.63 ID:VrNjiMQmo
いつ破綻するか、という危うさが付きまとっているなー
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 00:35:30.54 ID:InMWjNa6o
おつおつ
俺なんてE2がまだ終わらないよ…
ゲージ削りきって、あとはボスを撃破するだけなのに
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/05(火) 01:23:08.41 ID:ZOhB3/SKo
ただいま。
WIKI見ながら書いてたらいつのまにかこんなに時間が……。
投下していきます。
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 01:23:34.97 ID:ZOhB3/SKo
提督「ダメか?」

救護妖精「良いよ」

金剛・瑞鶴「!!」

提督「やっと出撃の許可が下りたか……」

救護妖精「糖分もこの間ので摂取してたし、疲労も結構取れてるみたいだしね。そろそろ動かないと、上にどやされるでし

ょ?」

提督「分かってくれているようで助かるよ。昨日、催促の書類も来ていた」

救護妖精「出撃するのは良いけど、病み上がりなんだから無茶しちゃダメだかんね」

提督「善処する」

救護妖精「本当に善処してくれたら良いんだけどねぇ」

救護妖精「まあ、ほどほどにねー。あたしも効率良く糖分が摂取できる方法を探してみるよ」

提督「ありがとう。頼んだ」

救護妖精「これがあたしの仕事だからねー」

金剛「お願いします」ペコ

瑞鶴「お、お願いします」ペコ

救護妖精「あいあい。じゃあ、お大事にねー」

ガチャ──パタン

救護妖精「……そろそろ、か。私も何か出来たら良かったんだけどね……」
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 01:35:26.10 ID:ZOhB3/SKo
コンコン──

救護妖精「うん? はいはいどなた?」

ガチャ──パタン

榛名「こんにちは」

救護妖精「やあ。どうしたんだい」

榛名「刷り込みの事でお世話になりましたので、お礼を言いに来ました」

救護妖精「んー? ああ、あの事ね。そんなに気にしなくて良いのに」

榛名「いえ、本当にありがとうございました」ペコ

救護妖精「まあ……あの時の貴女って死にそうな顔してたしね。助けれたのならあたしもやった甲斐があるってもんさ」

榛名「死にそうな……。そんな顔でしたか?」

救護妖精「うん。もうね、世界の終わりだー死んでやるーって顔だった」

榛名「……確かにそうだったかもしれません」

救護妖精「と、まあ、もう大丈夫みたいだね。目が全然違うよ」

榛名「はい!」

救護妖精「それじゃあ、貴女もお大事にね」

榛名「ありがとうございました」ペコ

救護妖精「あいあい」

ガチャ──パタン

救護妖精「……これで、本当に良かったんだよね」

……………………
…………
……
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 01:45:43.51 ID:ZOhB3/SKo
戦姫「──珍しいですね。提督が私達を呼ぶなんて」

ヲ級「♪」ギュー

提督「ああ。準備が整ってきたからな。そして、お前達に汚い仕事を頼みに来た」

戦姫「なんでしょうか?」

提督「以前会った、あの大将共を残らず駆逐してほしい」

戦姫「……それは、文字通りの意味でしょうか」

提督「ああ。言い換えると殺してほしい」

戦姫「理由をお聞きしても宜しいでしょうか」

提督「艦娘を──いや、艦娘のベースとなった者を救う為だ」

戦姫「……あの地下で見つけた子達ですね」

提督「ああ。そして、二度とこのような事が起こらないように、関係者と施設を全て消す」

戦姫「しかし、どうやって助けるのですか?」

提督「あのカプセルから解放してやれば助かるらしい。そして、それと同時のその艦娘は消えるそうだ」

戦姫「! それは、深海棲艦もでしょうか」

提督「そこは分からない。消えるか留まるか、運試しに近い。だが、もし留まるというのであれば、私が海軍の指揮を執っ

て駆逐する」

戦姫「……私達も、駆逐されるのでしょうか」

提督「そこはお前達次第だ。もし私達に牙を向けるのであれば、人々は排除する為に動くだろう。だが、共存してくれるの

であれば危害を加える事もない」

戦姫「…………」
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 02:00:10.77 ID:ZOhB3/SKo
提督「甘いというのは分かっている。だが、解体するという手もある」

戦姫「解体……?」

提督「あくまで憶測だが、深海棲艦は艦娘と比べて性能の優劣程度しか違いがない。という事は、解体を施す事で普通の人

間になる可能性だってある訳だ」

戦姫「……盲点でした。確かに、解体する事でどうなるかは分かりませんね」

戦姫「ですが、もし解体できない場合は……」

提督「その時はその時だ。残った者で静かに暮らすという選択肢もあるだろう」

戦姫「貴方も一緒、ですよね?」

提督「……恐らくそうなる」

提督「私は、これが終われば独りになる。それは間違いないだろうからな」

戦姫「それはありません。世界が貴方を独りにするというのなら、私達は貴方の傍に居ます」

ヲ級「!」コクコク

提督「……ありがとう」

戦姫・ヲ級「!」ピシッ

戦姫「貴方の目的に、私達は力を貸します。存分にお使い下さい」

ヲ級「!」

提督「本当に、ありがとう……」

提督「──早速で悪いが、出掛けよう。お前達の母港へ行って、作戦指示を与える」

……………………
…………
……
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 02:14:57.32 ID:ZOhB3/SKo
大将A「沖ノ鳥島海域……一体どれほどの艦娘が沈んだというのか」

大将B「うむ。まったくもって静まる気配もない」

大将C「しかし、あの新参には困ったものだ。こんな時に体調不良で倒れているなどと……」

大将A「だからお前を呼んだのだ。あの数を相手にするのには数か質が必要だ。その条件を満たしているのはお前しか居ない」

大将B「私が総司令官を務める。大まかな指示は出してやるから、それでなんとかしてくれるか」

大将C「……畏まりました」

加賀「全艦隊の配備が終了しました」

大将B「宜しい。では、出撃だ」

……………………。

羽黒「た、大破しました……も、もう……耐えれません……!」

加賀「……撤退命令が出されなかったわ。ごめんなさい」

羽黒「そんな……そんなぁ……!」

ドッ──!

羽黒「加賀さん!! 危ない!」

ボゴンッ!

羽黒「っぁ……ぁあ…………し、ずむ……」

加賀「────」

羽黒「加賀さん……大丈夫だったかしら……? ああ……もう何も……何も見えない…………」

チャプン…………。

加賀「……十五隻目」ギリ

……………………。
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 02:28:39.14 ID:ZOhB3/SKo
雷「……ここまでのようね。周囲に味方はゼロ。敵は五隻……。あーあ……」

ドォン!

雷「あ──ガァ……ッッ!!! どこ……? 司令官……どこ…………? もう、声が聴こえないわ……」

……………………。

ガァンッ──ゴドンッ!

天龍「クッソ! 龍田! 大丈夫か!?」

龍田「あはは……目をやられちゃったみたい……」

天龍「──ちっくしょう!! 敵は……まだウジャウジャと……」

龍田「天龍ちゃん……? どこに居るの……? 声が聴こえないよぉ……」

天龍「龍田!! おいたつ──」

ガドンッッ!!

天龍「イ、ぎぃぁ!! ……………………ちっ……これじゃ前にも後ろにも進めねーな……。龍田、わりぃ……先に逝くぜ…………」

龍田「天龍ちゃん……? 天龍ちゃん…………? ………………あれ……? 天龍ちゃんの戦う姿が見える…………よかったぁ……」

チャプン……チャプン……。

……………………。

響「ぅあ゙っ!! っく……大破、だね……」

電「響ちゃん、後ろに下がって下さい!! ここは私が前に出るのです!」

響「電も中破しているじゃないか……何を──!!」

バァンッ──!!

電「────あ」

響「電……? そん、な…………」

電「ぁ…………次に生まれてくる時は……平和な世界だと、良いなぁ…………」

ちゃぷん…………。

響「あぁ……ああぁぁアあぁァアああぁァあァああ────ッッッッッ!!!!!!」

……………………。
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 02:45:17.17 ID:ZOhB3/SKo
加賀「……戦闘、終了しました」

大将B「結果を報告せよ」

加賀「観測されていた深海棲艦472隻の内、469隻の撃沈を確認。残り3隻は逃げられてしまいました。こちらの被害は小破134隻、中破72隻、大破51隻、轟沈32隻です。…………充分な戦果と言えるでしょう」

大将B「ふむ。大金星といった所か」

大将A「さて、帰りますかな。いつまでもこんな小島の上に居ては心が落ち着かん」

大将C「そうですな」

加賀「──いえ、まだ帰れそうにないようです」

大将B「なに?」

加賀「敵、十時の方向から多数。……全員、黄色のオーラ──フラグシップです」

大将C「なんだと!?」

大将B「……数は」

加賀「詳細はまだ確認できてませんが、ざっと50隻は居ます」

大将A「……迎撃ですな」

大将B「うむ。全艦隊、迎撃体制を取れ」

加賀「全艦隊……大破している子もでしょうか」

大将B「当たり前だ。浮き砲台でも構わん。とにかく撃て」

加賀「分かりました」

加賀「弾薬が無いものはどうしましょうか」

大将B「盾となれる。最前線へ立たせろ」

加賀「…………分かりました」

大将A「私は本土へ連絡を入れよう」

……………………。
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 03:09:19.33 ID:ZOhB3/SKo
戦姫「敵は弱っている。今が叩き込むチャンスだ! 良いか! あのお方の指示は絶対に守れ!!」

戦姫「まだいけると思ったらもう危ない! もう危ないと思ったらいつ沈んでもおかしくない! 中破した者は最前線には出ず後方から支援せよ!! 大破した敵は後回しにしろ!! 敵を沈めるのではなく、戦力を削る事に重視しろ!」

戦姫「戦艦主砲斉射後、艦載機を飛ばせ!! 撃てぇええ!!」

ドォンドォンドォンドォンッ──!!

……………………。

大将A「クソッ!! なぜだ!! なぜ無線が繋がらない!!!」

大将B「無線が繋がらない……? まさか妨害電波か?」

大将C「あの距離では妨害電波も意味を成さんだろう!! 故障ではないのか!」

潜水ヨ級(…………真後ろとはいえ、結構でかい妨害装置持ってるのに空気だな私)チャプチャプ

加賀「……敵の砲撃を確認。衝撃に備えて下さい」

大将B「馬鹿な……この距離だぞ」

ドガァッ!! ゴゴンッ!!

加賀「…………ピンポイントに、戦艦へ……」

大将B「……艦載機は発進しているな? 空爆で敵を攻撃しろ」

加賀「……ダメです。制空権、完全に取られました」

大将A「では特攻だ。爆弾ごと突っ込んでやれ」

加賀「了解。──ダメです。悉く撃ち落されています」

大将B「戦艦のほとんどが沈み、空母は事実上無力となったか……。空母部隊も壁となれ」

加賀「…………分かりました」

……………………。
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 03:14:34.17 ID:ZOhB3/SKo
大将B「……ここまでか」

加賀「残る艦娘は私一人……。敵多数に大破中破を与えましたが、撃沈とまではいきませんでした。指揮をされているかのような動きでしたね」

大将A「…………」

大将C「い、いやだ……死にたくない!! 死にたくないんだぁ!!!」

戦姫「──またお前達の顔を見る事になるとはな」スッ

大将B「また……? ほう、あの若造がこれを……」

戦姫「悪く思うな。これもあのお方と我々……そして艦娘の犠牲となっている者達の為なのだ」

大将A「……ふん。だが、私達を殺して良いのかな? 私達を殺せば、艦娘に戻る方法が永遠に分からなくなるぞ?」

戦姫「…………」

大将A「戻りたいのであれば私達を殺さずにおかなければならんだろう。それでも──」

戦姫「やかましい」

ダァン──ッ!!

大将A「ぃ────」

どちゃっ……。

大将C「ひぃっ!」

戦姫「今現在で戻る方法など無いというのは分かっている。そんな言葉で懐柔できると思ったのが間違いだったな。まあ、もう聴こえていないだろうが」

大将C「な、なななんでお前が私達を殺しにきたんだ!! 目的はなんだぁ!!」

戦姫「喋る必要などない」ダァン

大将C「ぎ────」ドチャ…
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 03:16:55.13 ID:ZOhB3/SKo
戦姫「残るは貴様だけだ」

大将B「……殺すのは構わん。だが、一つ教えてくれ。お前の艦隊に指示を出していたのは、あの若造か?」

戦姫「そうだ。敵を倒す事よりも自分が沈まない事を優先しろという指示だ。私達はそれに従ったに過ぎない」

大将B「そうか……。懐かしいのう……私も艦長を務めていた頃はそうであったな……」

戦姫「…………」

大将B「いつから使い捨てるようになってしまったのか……。それでは疲弊する一方だというのに……。扱うものが艦娘になっても、それは変わらなかった……」

加賀「…………」スッ

戦姫「邪魔だ」

加賀「ここは通しません」

戦姫「貴様には艦載機も砲も無いように見えるが」

加賀「通しません」

大将B「よい、加賀。私達の負けだ」

加賀「…………通させません」

戦姫「…………」

大将B「もうよい。お前はよく頑張ってくれた、加賀」ナデナデ

加賀「…………っ!」

戦姫「……………………」

大将B「今まで道具のように扱ってきた私を慕ってくれて、ありがとう」ナデナデ

加賀「……っぁ…………あぁぁ……」ポロポロ

大将B「……若造に伝えてくれ。艦娘達を頼んだ、と」

戦姫「……必ず伝えよう」チャキッ

大将B「……ありがとう、加賀」

加賀「いえ……私は……充分に救われました…………」ポロポロ

戦姫「…………」

ダァンッ──!

戦姫「…………」

どちゃっ…………。

戦姫「……想像以上に、堪えるものがあったな」

戦姫「──総員、帰るぞ!」

……………………
…………
……
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/05(火) 03:18:55.42 ID:ZOhB3/SKo
今回の投下はこれで終わりです。また今日、投下しますね。

書いていて物凄く心が痛んだ。
個人的には艦娘の轟沈よりも加賀の最後の言葉が痛かった。
……こうやって書いてたら、間違った方向に進んでしまったのが大将Bだったんだなぁと思ってしまう。提督はこうならないようにしてもらいたいです。
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 03:20:03.11 ID:iItgMotjP

誰にも気づいてもらえないヨ級ちゃんかわいいよ
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 03:22:04.95 ID:ta4X3PCDO
大将B「あたしって………ホント馬鹿…」


507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 03:28:35.46 ID:4toyqwTSo
乙!
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 04:41:51.04 ID:vmX27oN2o
これ、加賀さんはどうなったの…?
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 04:46:06.24 ID:64HKRBt/o
こ、これは乙じゃなくて、Z旗なんだからね!
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 04:46:41.60 ID:iItgMotjP
大将B諸共お亡くなりになったんじゃろ
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/05(火) 05:19:05.74 ID:fNGowdS20
>>1乙です。大将Bにちょっとイラっとした自分が嫌になった

あとスレチ覚悟で書かせてくれ。>>362のレシピ2回回したらどっちもちとちよだった。うちって引き弱・・・・
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 05:27:13.43 ID:J3WYhYEUo
そのちとちよに艦爆詰め込んでE-4に行くと幸せになるよ
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 07:24:58.56 ID:7AhuMo9wo
>>1
轟沈の台詞で朝から涙目に…
うちの加賀さんは幸せにしてやりたいなぁ

>>509
くそwwwやられたwww
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 07:54:48.70 ID:07JAclUGo
加賀さんも多少は救われて欲しいな
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 13:12:14.82 ID:w0wGTdCwo
お疲れ様

>>509
ワロタ
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/05(火) 14:16:43.59 ID:y9ykUDm50
乙です。
加賀さん…
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 14:29:34.67 ID:eHbojblIO
>>500
>加賀「敵、十時の方向から多数。……全員、黄色のオーラ──フラグシップです」

いつも思うけど、ゲームだとなんで一部隊に旗艦が何人もいるんですかねぇ
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 14:58:56.25 ID:SsuridYwo
一人で一個中隊に匹敵する云々
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 18:05:15.37 ID:aOYdKHy/0


発砲は1
姫も無駄な殺生はしないだろうからやっても行動不能(中破?)くらいじゃない?


とりあえず、捨て艦無しの第一部隊のみでe4乗りきれた
うちはBのようには絶対にならん!
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 18:06:47.05 ID:iItgMotjP
>>519
加賀さんごとBを撃ち抜いたんだと思ってたわ
そう言う解釈もあるのか
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 18:35:39.62 ID:ZGJ0e1ido
俺は>>520の解釈だったわ

まぁここからが本当の悪党の出番やな
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 18:39:50.15 ID:ZOhB3/SKo
ちょっと展開に困って書き溜めが少ない状態です。もうちょっと待ってくださいね。

加賀さんがどうなったかは敢えて伏せておきます。
だけど、よく読めば分かると思いますので、気になるお方は何回かその部分を読んでみると良いかも。
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/05(火) 21:49:04.66 ID:ZOhB3/SKo
ちょっとだけ投下していきます。
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 21:49:30.38 ID:ZOhB3/SKo
金剛「テートクー」

提督「どうした」

金剛「瑞鶴、今は居ませんよネ」

提督「化粧直しに行ったからな」

金剛「今、二人っきりデスよね?」

提督「そうだな」

金剛「……ちょっとだけ、甘えさせてもらっても良いですか?」

提督「まだ明るいぞ」

金剛「だってー……最近、夜に足を運んだら誰かが居るみたいじゃないですかー……」

金剛「朝は演習。お昼は出撃。夕方は三人で書類の処理。夜は誰かと一緒に。これではいつまで経っても二人きりになれません」

提督「…………」

金剛「だから、こういう時でないと何も出来ないです……。これではお仕事に身が入りません……」

提督「……それもそうだな」

提督「分かった。今だけ甘えて良いぞ」

金剛「やったっ!」

金剛「ふふ……♪」ススッ

提督「よしよし」ナデナデ

金剛「んぅー♪」ニコニコ
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 21:53:28.91 ID:50hu6Mq7O
10レス連続ageの時間だああああああああああああ
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 21:59:09.34 ID:ZOhB3/SKo
金剛「提督っ」ギュ

提督「おっと」ソッ

金剛「あぁー……久し振りに抱き付けた気分です……」ホッコリ

提督「そうだったかな」

金剛「以前は隙があればすぐに抱き付きましたからねー」スリスリ

提督「どこまで私を好いているんだ……」

金剛「どこまでも、です。それよりも提督……口が寂しくなりました。失礼しますね……?」スッ

提督「…………」スッ

金剛「ん……」チュ

提督「……いつか、辛い目に遭うぞ」

金剛「提督になら、何をされても構いません」スリスリ

提督「盲目だな」

金剛「その上、聞く耳も持っていません」スリスリ

提督「さらに病気だ」ナデナデ

金剛「それは恋の病ですね」スリスリ

金剛「──さて! 充分に堪能しました! そろそろ瑞鶴も帰ってくる頃でしょうねー」

コンコン──。

提督「噂をすればなんとやら。──入れ」
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 21:59:36.27 ID:ZOhB3/SKo
>>525
おじいちゃん! それは昨日で終わってるでしょ!!
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 22:10:13.07 ID:ZOhB3/SKo
ガチャ──パタン

瑞鶴「ただいまー」

金剛「おかえりなサーイ瑞鶴。──では、私もお化粧を治してきますネー。十分もすれば戻ってきマース」スッ

提督「うむ」

瑞鶴(なんで時間を……?)

金剛「瑞鶴ー」

瑞鶴「ん、なに?」

金剛「…………」チラ…スッ

瑞鶴(? ……提督さんを見て…………指を口に……)

瑞鶴「────!!」ハッ

金剛「それでは! いってきマース!」

ガチャ──パタン

瑞鶴「…………」モジ

瑞鶴「あの……提督さん……」

提督「……分かった。おいで」

瑞鶴「──うん!」ギュッ

提督「それと、今日は大事な話がある」ナデナデ

瑞鶴「大事な話?」

提督「そう。だから、今夜ここに来なさい──」

……………………
…………
……
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 22:19:32.12 ID:ZOhB3/SKo
コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

戦姫「──む」

金剛「あら、珍しいですネ?」

瑞鶴「本当。どうしたの?」

戦姫「彼と話したい事があったのだが……また夜に来ます」ピシッ

提督「いや、こっちから呼びに行こう。それまで待機していてくれ」

戦姫「はい。畏まりました。それでは」

ガチャ──パタン

瑞鶴「……いつも以上に真剣な顔だったわね。提督さん、本当に良かったの?」

提督「構わん。大方の予想はつく」

瑞鶴「ふぅん?」

金剛「……………………」

提督「どうした、金剛」

金剛「あっ……いえ、なんでもありません」

提督(……ふむ)
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 22:30:25.51 ID:ZOhB3/SKo
提督「──よし、今日の書類はこれで終わりだな」

瑞鶴「えっ。もう? 私も終わっちゃったんだけど」

金剛「三人でやっていますからネー。私はあと一枚デス」

提督「いつもありがとう二人共。そんな二人にご褒美がある」ツカツカ

金剛・瑞鶴「ご褒美?」

提督「外に置いている……」ガラッ

提督「これだ」スッ

瑞鶴「……箱?」

提督「中身は…………」カパッ

金剛・瑞鶴「!!」

金剛「ア、アイスクリーム!」キラキラ

瑞鶴「本当に良いの!?」キラキラ

提督「うむ。ここ数日、二人は私の代わりに頑張ってくれていたからな」コトッコトッ

瑞鶴「わぁー……! わぁー……!!」キラキラ

金剛「全然溶けていないという事は……わざわざドライアイスを!?」キラキラ

提督「ああ。凍傷を起こさないように木製の容器を使っているが、充分に注意しなさい。ほら、スプーンだ」

金剛・瑞鶴「いただきます!」パクッ

金剛「〜〜〜〜〜〜っ!」

瑞鶴「やっぱりアイスクリームって美味しいー……!」

金剛「冷たくて甘いだなんて……もう最高です!」

瑞鶴「どうしてこんなに美味しいのかしら……!」

提督「喜んでもらえたようで何よりだ」

提督(少しでも楽しんでくれ……もう少しで、お前達とは離れ離れになってしまうだろうからな)

……………………
…………
……
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 22:41:19.72 ID:vns5yJ5T0
おおぅ、不穏な…
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 22:42:28.21 ID:ZOhB3/SKo
コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

瑞鶴「瑞鶴、出頭しました」

瑞鶴「あの……話って何?」

提督「瑞鶴の秘密についてだ」

瑞鶴「私の?」

提督「先日、私は総司令部に行っただろう。そこで、見てはいけないものを見た」

瑞鶴「見てはいけないもの?」

提督「艦娘のベースとなった子達が、培養液入りのカプセルに浮かんでいた」

瑞鶴「……え? ど、どういう事?」

提督「全ての艦娘はベースとなる人間が居て、その人間の魂をコピーしたものが艦娘の魂だと思ってくれ」

提督「そして瑞鶴。それに関わっていた人物に聞くと、お前と私は兄妹だったようだ」

瑞鶴「────え」

提督「訳があって私は昔の記憶がほとんど無い。だからお前の姿を見ても気付かなかった」

提督「全てを話す事はまだ出来んが、今話せるのはこれだけだ」
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 22:56:41.64 ID:ZOhB3/SKo
瑞鶴「…………ご、ごめんなさい……ちょっと頭が混乱しちゃって……」

提督「気持ちは分かる」

瑞鶴「えっと……艦娘の基となっているのが普通の人で……私の基となっている人が、提督さんの妹……?」

瑞鶴「な、なんなの……それって……何の冗談……?」

提督「……事実だ」

瑞鶴「じゃ、じゃあ……私って……偽者なの……?」

提督「どうして偽者と思ったのかは分からないが、偽者とは言えないだろう。本人の魂を基にして艦娘という情報を上乗せしているだけだ」

瑞鶴「そう、よね……。私の、提督さんへの想いが、偽者だなんて事、ないわよね……?」

提督「それもまた、本物だろう」

瑞鶴「──うん。そう……そうよね……。────すぅ……はぁー……」

瑞鶴「……………………うん。ちょっと落ち着いた」

提督「大丈夫か」

瑞鶴「うん。大丈夫よ」

瑞鶴「でも……そっかぁ……だからかぁ」

提督「うん?」

瑞鶴「んっとね。私、提督さんがお父さんとかそんな感じがするなーって思ってた事があったの。それって、提督さんが私のお兄さんだからなのかって思ったら、なんだか納得しちゃって」
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 23:11:25.45 ID:ZOhB3/SKo
提督「…………」

瑞鶴「うん。無理矢理納得していたけれど、これでスッキリしたわ! ありがとう、話してくれて」

提督「……思ったよりもすぐに立ち直ったな」

瑞鶴「深海棲艦から艦娘に戻ったり、海軍の黒い部分とかを聞いたからかしら……。なんだかそういうのに耐性が付いちゃったみたい」

提督「ふむ……」

瑞鶴「あ、でも、私は提督さんの事をお兄さんなんて言わないからね? だって、この好きって気持ちは本当なんだもん。……でも、提督さんがして欲しいって言うのなら、お兄さんって呼んでも──」

提督「……今からではとてつもない違和感がある。それと、皆の前でそう呼んだら大変な事になりそうだから止めておこう」

瑞鶴「はーい。──でも、兄妹かぁ……禁断の愛ね」

提督「艦娘は子供を成さないんだから禁断でもなんでもないのではないか?」

瑞鶴「あ、それもそうね……。ふふっ。良い事聞いちゃった!」

提督「良い事?」

瑞鶴「だって、これからは甘えるのに我慢しなくても良いじゃない! お兄さんなんだから、ね!」ギュッ

提督「おっと」ソッ

瑞鶴「ふふっ……だーいすき……」スリ

提督「……よしよし」ナデナデ

……………………。
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 23:33:12.61 ID:ZOhB3/SKo
提督「──満足したか?」

瑞鶴「もうバッチリ! ありがとね!」

提督「それでは寝ようか」

瑞鶴「はーい。おやすみっ」チュ

提督「む」

瑞鶴「えへへー」

ガチャ──パタン

提督「……やはり、心が痛いな」

……………………。

提督「──さて、報告をしてもらおう」

戦姫「はい。指示通り、一人も沈む事なく全て殲滅しました。戦果をご確認されますか?」

提督「いや、お前も心が痛む所があったのだろう。言わなくても良い」

戦姫「……見抜いておられましたか」

提督「どことなく哀愁が漂っていたのでな」

提督「よくやってくれた。お前達の働きのおかげで助かったよ」

戦姫「ありがとうございます。──それと、大将Bという男から伝言を預かっています」

提督「伝言? なんだ」

戦姫「艦娘達を頼む、と一言」

提督「……殺すのは間違いだったのかもしれないな」
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 23:43:41.36 ID:ZJNh3Mc3o
加賀さんは生きてるととらえていいのかな?
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/05(火) 23:44:53.74 ID:ZOhB3/SKo
戦姫「…………」

提督「だが、情報が漏れる可能性も無きにあらず。徹底的に情報を葬るのであれば、いずれ消さなければならなかったか」

戦姫「……………………」

提督「どうにも……上手くいかないな」

戦姫「上手くいっていない……のですか?」

提督「人を殺さなければならないという手段に出ている。……お前達は勿論、沈んだ艦娘達も痛い思いをした。それに、この事があの子達に知られれば、私から離れていくだろう」

戦姫「…………それは、仕方がない事です。何かを成す為には何かを犠牲にしなければなりません」

提督「そうだな……。何かの犠牲の上に、何かが成立している。苦手だよ、私は」

戦姫「優しいのですね……」

提督「甘いだけだ。──いや、偽善もあるな。上に立つという事は、そういう事なのだからな」

提督「ところで、傷付いた深海棲艦達はどうしている。修理する技術はあるのか?」

戦姫「時間が経てば回復します。今頃、母港でゆっくりと休んでいる事でしょう」

提督「そうか……良かった」

戦姫「……ありがとうございます」

提督「うん? 私は感謝されるような事をした憶えはないが」

戦姫「仮にも私達に指示を与えてくださった事。そして、私達を気に掛けてくださった事は、とても嬉しいですよ」

提督「……そうか」

戦姫「はい」

提督「……ご苦労だった。皆にも労いの言葉を掛けていたと伝えてくれ」

戦姫「……はい!」

……………………
…………
……
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/05(火) 23:46:32.49 ID:ZOhB3/SKo
キリも良いしちょっと休んできます。
E4クリアどころかボスにすら辿り着けない。死ねる。
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/05(火) 23:47:36.80 ID:R9jnshAHo
ああ、これに慣れてしまった姿が大将Bなのか
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/06(水) 00:01:25.96 ID:VDprCsYC0
E4はキラ付け必須。
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:02:38.11 ID:wN4i1E+jo
SSとはまったく関係ないけど一言だけ愚痴らせてほしい。

六隻全員中破にするの止めてくれませんか。バケツの消費がマッハですからさ……。
あと、ずーっとボスから逸れるのも止めてくれませんか……永遠にクリア出来ません……。
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:04:06.33 ID:wN4i1E+jo
>>540
信じられるか? キラキラにしても変わらないんだぜ?
書き溜めの休憩にと思って艦これ動かしたら余計にモチベーションが下がるって何事。
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:04:07.48 ID:Gk6a/2uNo
誰が愚痴を許可した
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:07:57.72 ID:NuthTuUxo
吊るすしかないな
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:12:31.81 ID:02QQFAJco
加賀さんは差し詰め金剛当たりの艦娘だったのかな?
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:13:29.79 ID:02QQFAJco
皆でE4のボスを吊るそう(提案)
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:21:10.50 ID:uYh/pnyKo
だらだらやらずに一回切り上げてまた長時間取れる時にやり直すべき
二三時間で済むもんじゃないし
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:23:19.40 ID:wN4i1E+jo
>>545
加賀さんは大将Bの秘書艦娘です。
加賀さんが初めて大将Bの下へ来てからずっと秘書を務めています。
提督とは違って大将Bのやり方は艦娘を道具として扱っていますけど、加賀さんはそれに対して納得できてしまっている(艦娘は所詮戦う為の道具という認識を自分でも持っている)ので、可愛がってもらえないという不満も抑えて付き従っていました。
最後に加賀さんが『救われた』と言っているのはそういう過去があるからです。
こういうのも書いていきたかったし、書いた方が読んでる人も加賀さんの言葉の意味が分かるけど、現実のお仕事をしないといけないからね……。時間が無いのだよ……。
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:23:25.02 ID:KotfcZQMo
>>546
誰もボスのパンチラなんて見たかねぇだろww
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:51:06.14 ID:iJFoN5ixo
>>548 最期に優しさに触れられたのか・・・・・・。補足サンクス
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:54:09.76 ID:GQTU1p5Ho
>>547
23時間かけても終わらないんですか…?(絶望)
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:56:16.71 ID:VP3h2YY6o
わかってるのにどうしてそんなレスをするのか
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 00:59:52.57 ID:4BcakkaSo
>>549
お前はヲ級ちゃんとか戦姫ちゃんのパンツを見たくないのか?
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/06(水) 01:33:14.64 ID:wN4i1E+jo
ちょびっとだけ投下していきます。
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 01:34:33.93 ID:wN4i1E+jo
提督(書類はこれで全部、か。やはり出撃や演習等をすると増えるな──ん、機密書類……という事は……)

……………………。

提督「──今日の方針は以上だ。質問のある者は手挙げて発言しろ。……………………居ないようだな。では、最後に重要な情報を言う」

提督「…………私を除く大将全員の消息が不明らしい」

全員「……………………」

提督「よって、総司令部を指揮出来る者は私を除いて居なくなった……との事だ」

金剛「え……それでは……」

提督「事実上、私が海軍を動かす事となった。面倒な話だ。十数年前までは海軍大臣や軍令部長など、様々な役職が在ったというのに……」

響「……司令官。それはもしかして、最高司令官になったという事かな」

提督「事実上は、な。最高司令官は今でも天皇陛下だ。だが、天皇陛下自らが海軍を動かす事は無い」

提督「よって、これからは総司令部にも足を運ぶ事が多くなるだろう。そして、先程も言ったようにこれから数日の間、総司令部へ篭らなければならないだろう。私が居ない間、この鎮守府を護ってくれ」

全員「はい!」

提督「だが、勘違いはするな。私は現状、海軍の頭となっているが、こんなものに興味は無い。むしろ迷惑だ。適任者が居ればそいつに押し付けて、私はこの鎮守府を護る事に専念する」

提督「以上。各自、持ち場へ行け」

全員「はい!」

……………………。
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 01:52:11.88 ID:wN4i1E+jo
金剛「──提督、いってらっしゃい」

瑞鶴「気を付けてね」

救護妖精「あたしが居るから安心しなー」

金剛「ハイ! 提督の事、よろしくお願いしますネ!」

瑞鶴「すぐに無茶をしちゃうもんね」

救護妖精「あっはっはっ。確かにねぇ」

提督「……やはり信用されてないな」

金剛「こういう所だけは信用しまセン」

瑞鶴「油断も隙もないじゃないの」

救護妖精「一回、ベッドに縛り付けようか?」

提督「…………行こうか」

救護妖精「あいあい」

金剛・瑞鶴「行ってらっしゃいませ!」ピシッ

ブロロロロロロ…………。

金剛「……なぜでしょうか。物凄く胸騒ぎがします……」

瑞鶴「うん……。前もこんな気持ちだったわよね……」

金剛「本当に、心配です……」

瑞鶴「……行きましょ。提督さんが帰ってくるまで、この鎮守府を護らないと……」

金剛(……提督)

……………………
…………
……
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/06(水) 01:53:29.00 ID:wN4i1E+jo
今回の投下はこれで終わりです。また今日、投下します。

ちょっとE4攻略してきますね……。
マゾくて痙攣してきそう。
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/06(水) 01:56:01.31 ID:966uFvJ70

ゲージ削り終わってからが本番らしいですね。ガンバッテ(白目
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 01:56:27.23 ID:VRBbBLMq0
乙です!
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 01:56:50.50 ID:AvZZBS91o
乙乙
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 01:58:45.24 ID:hxb6rvJNo
乙!
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 02:05:24.91 ID:3yTkqFsfo

E-4はゲージ回復そんな早くないから
猫ったり疲れたりしたら時間開けてやった方いいよ
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/06(水) 02:50:52.57 ID:gPrJoNGX0
乙ー
俺なんか、所持艦娘数が上限に近いからE-1すら行けない…
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 03:46:40.09 ID:KotfcZQMo
>>1
つ Z旗
次回も楽しみにしてる。
体壊しやすい時期だから、無理はするなよ〜。
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 11:14:21.91 ID:8cfM0tn8O
「人は権力を手に入れると共感が働きにくくなる」と判明!だから歴史上の権力者は鬼畜な事するんだな
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1383701269/
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 12:25:55.04 ID:CR+JWHiho
マルチ[ピーーー]
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 13:24:21.39 ID:nY//1vjd0


大丈夫、e4は資源とバケツとまとまった時間があれば大将Bのようにならずに突破出来るよ……ハハハ……(白目


13時間でクリア出来て良かった……orz
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 13:32:57.45 ID:wN4i1E+jo
昨日の23時から始めて、途中で4時間寝てからまだE4続けていますけど、やっとゲージが6割弱削れたところ。
残り燃料5000切ってバケツも20切った。終わる気がしない。
地味に空いた時間に書き溜めとかしてますけど、ほとんど書き溜めれてない。
今日、投下する量は今までで一番少ないかも。
とりあえず、詰みになるまで続けてきます。
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 13:47:08.66 ID:SgrA/Q/go
E4雑談はそろそろ自重しようや
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 13:52:41.78 ID:wN4i1E+jo
提督「他の大将殿はまだ奮戦している可能性がある。──無線が繋がらない? 故障の可能性もある。彩雲を沖ノ鳥島へ飛ばせ。総司令部を若輩である私一人で動かすのはとても無理だ。各中将少将のリストアップを頼む。過去の総司令部の働きも確認したい。データを用意しろ。──予算案や軍政? 用意してもらったデータを参照して作り上げるから待て。──各提督の報告書が来ている? 後回しだ。まずは上に立てる人間を選出する。私一人ではとても無理だ。──各部署からの報告書……それは会議室へ部署別に置いていけ」

救護妖精「忙しいねぇ……」

提督「ついこの間まで士官学校に居た人間にやらせる事ではないな。だから人の上に立つのは嫌いなんだ」

救護妖精「こんな所に居たら過労で倒れちゃうよ……あたしが付いて来て正解だったね」

提督「ああ。もし私の身体に異変が起きたら頼む」

救護妖精「あいよ」

提督「あと、あの事もな」

救護妖精「────あいよ」

救護妖精「でも、嫌がってる割に板に付いてるね?」

提督「知らん」

……………………。
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 14:10:12.53 ID:wN4i1E+jo
救護妖精「さて提督、ここは誰も来ないよ」

提督「来るとしても時間が掛かるだろうな」

救護妖精「じゃあ、話してもらっても良いよね? ただの看護として連れてきた訳じゃないんでしょ?」

提督「ああ。私は施設について何も知らない。カプセルから艦娘のベースとなった子を助ける為に連れてきた」

救護妖精「なーるほどねぇ。それにしても酷いもんだね、何も言わずに連れてくるなんてさ」

提督「できるだけ自然について来て欲しかった。万に一つでもバレられたくないからな」

救護妖精「まあ、それなら仕方がないっか。──で、いつ潜り込むの?」

提督「明日だな。準備もしなければならない」

救護妖精「あいよ」

コンコン──。

救護妖精「さて、仕事の時間みたいだよ」

提督「そうだな。しばらくの間、拘束されるとしよう」

……………………。
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 14:23:20.00 ID:wN4i1E+jo
提督「……やっと一段落ついたな」

救護妖精「私も手伝う事になるなんてねぇ……あー疲れたわー……」

救護妖精「にしても、やけにゴマをすってくるのが多かったねー」

提督「やるのも頷ける。良い印象を与えておけば昇格しやすいからな」

救護妖精「じゃあ、提督には逆効果?」

提督「当然だ。私にとっては悪い印象しか与えんよ。そんな事をするくらいなら仕事でしっかりと結果を残して欲しいものだ」

救護妖精「くっくっ。本当だねぇ」

提督「さて、ちょっと責任者さんに会ってこよう」

救護妖精「へぇ。知ってるんだ?」

提督「ああ。以前来た時にバッタリと」

救護妖精「あーあ。可哀想に」

提督「本当にな」

……………………。
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 14:43:00.47 ID:wN4i1E+jo
提督(ここが奴の自室か)

コンコン──。

研究員「どうぞ」

ガチャ──パタン

提督「やあ、はじめまして」

研究員「!!!」ガタッ

提督「現在、臨時で私がこの総司令部を指揮しています。以後、お見知りおきを」スッ

研究員「…………っ! ……はじめまして。私は艦娘建造開発総責任者を務めている」

提督「そうですか。では、貴方に折り入って頼み語とが御座います」

研究員「……なんでしょうか」

提督「明日の夜、あの場所へ全研究員を集めてほしいのです」

研究員「全員……? どうしてまた……」

提督「全員に知ってもらいたい事がありましてね。……ここでは詳しくは言えませんが、艦娘と深海棲艦について非常に良い情報が得られました」

研究員「──ほ、本当ですか!!」

提督「静かに。誰かに聞かれたらマズイ」

研究員「す、すみません……」

提督「そういう訳でして……明日、あの場所で全員を集めて欲しいのです。皆さんの意見も聞きたいですしね」

研究員「は、はいっ」

提督「では、また明日に──」

……………………。
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 15:06:27.42 ID:wN4i1E+jo
提督「──七人。これで全員ですか?」

研究員「はい。間違いありません!」

提督「ふむ。では話しましょう。皆さん、席に着いて下さい」

提督「これは私の鎮守府で分かった事なのですが、深海棲艦を艦娘に戻せる可能性が高い方法を発見しました。その方法なのですが、その前に深海棲艦は艦娘を憎む理由から話しましょう」

提督「なぜ彼女達は艦娘達を憎むのか。私は最初、それは羨望や過去の自分の姿に嫉妬しているからと思っていました。皆さんも同じだったと思います。ですが、それは違うという事が先日、判明したのです」

提督「憎しみ自体は本能的なものでしたが、それにも理由がありました。それは、深海棲艦が艦娘に戻る為の魂を収集しているという事です」

提督「そして、その魂を一定数以上集めた深海棲艦をベースに建築を行うと、艦娘に戻るという結果が三回、立て続けに発生しました」

提督「その資料をお渡しします。それでは皆さん──」ガサッ

提督「──さようなら」ガチリ

ドンドンドンッ──!

研究員「────え?」

ドンドンドンッ──!

研究員「な……? なんだ……これは……?」

提督「ご覧の通りですよ」バラッ…ジャキッ

提督「残念ですが、本当の目的はこっちです」

研究員「ひ、人殺し……!」ガタガタ

提督「ああ。私は人殺しだ。それがどうした。──そして、なぜお前を残したか分かるか?」

研究員「…………っ!」ガタガタ
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 15:29:36.02 ID:wN4i1E+jo
提督「それはだね、お前の命と引き換えに情報を聞き出す為だ。私はここにある資料を独り占めしたい……。だから、ここ以外に資料やそれに関する物があるかどうかを聞きたい……。どうなんだ?」

研究員「は、話せば命は……命は……!!」

提督「ああ、そこら辺に転がった肉塊のようにはしないと約束しよう。だが……嘘や喋らなかった場合は……」ガチリ

研究員「だ、出していない!! 必ず出さないようにと徹底されている!!」

提督「ほう。やはりか」

提督「あと……お前、今まで艦娘のベースにしてきた人間の数はいくつだ?」

研究員「へ……? た、たしか……十三……いや、十五……あ、ああ……十五だ──」

提督「そうか」

ドンドンドンドンドンドンッ──!!

研究員「ぎ、ぁ──!?」

提督「では」バラッ…ジャキッ

ドンドンドンドンドンドンッ──!!

研究員「がぁッ! ぎ、が──ぁが……!!」

提督「十五だ」バラッ…ジャキッ

ドンドンドンッ──!!

研究員「──ぁ、ぎ…………」

提督「約束通り、他の奴らと同じにはしなかった。そのまま苦しんで死ぬが良い」
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 15:49:11.90 ID:wN4i1E+jo
ガチャ──パタン

提督「──さて、それではカプセルを解放しよう、救護妖精」

救護妖精「…………本当に殺しちゃったんだね」

提督「ああ。これで私も、立派な人殺しだ」

救護妖精「……………………」

提督「もう後には戻れない。……進もう」

救護妖精「……そうしよう。もう、私達は後戻りできないよね……」

提督「では、まずはこのカプセルに閉じ込められている子達を解放しよう」

救護妖精「ん……。確か、重巡の子だけだったよね」

提督「ああ。頼む」

救護妖精「……よっと。この子とこの子と………………よし、これで全員だね。…………やるよ」

提督「…………」

ガチン──…………。

救護妖精「──提督、培養液を吐かせて」

提督「分かった」

……………………。
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/06(水) 16:11:09.44 ID:wN4i1E+jo
提督「これで全員か……」

救護妖精「そういえば、この子達はどうするの? 勢いで助けちゃった感があるんだけど」

提督「鎮守府に帰るまではここで安静にさせた方が良い。一度でこんな人数も運べん上に、安易に表へ出してしまうと危険だ」

救護妖精「ん、了解。食料とかはどうする? 絶対に胃が衰弱してるよ」

提督「ここに居る間は非常食のスープ類だな。数字を誤魔化した上でかっぱらってくる」

救護妖精「……なんか慣れてない?」

提督「昔からある手口だろう。現場さえ押さえられなかったら分からんよ。幸い、過去のデータを見る限りではたまに数が合っていない事もあるから、管理もずさんだ」

救護妖精「……よく調べてるねぇ」

提督「大量の報告書やデータを用意させたのもそれが理由だよ。……心底しんどかったがな」

救護妖精「無茶するね本当に……」

提督「無茶をしなければならないほど危険なものに首を突っ込んでいるんだ。仕方がない事だ」

救護妖精「まったく……損な役だねぇ…………」

提督「ありがとう」

救護妖精「褒めたんじゃないよ」

提督「労いの言葉だろう?」

救護妖精「……やれやれ」

……………………
…………
……
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/06(水) 16:11:54.54 ID:wN4i1E+jo
ちょっとくたばってきます。
たぶんまた後で投下しますね。
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 16:53:19.45 ID:Iu1vIZevo
乙!
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 17:23:10.95 ID:5omQiKkuo
カプセルから出したら裸だよなー。
裸の娘とかBB..(ゲフン)がシーツとか実験着だけまとっているとか想像するとー。

そのまま苦しんでシネとか、復讐フラグっぽくて嫌だなぁ。
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 17:42:32.82 ID:Nfmu/V9so
>>580
この提督が、確実に死亡した事を確認しないなんて慢心をすると思うのか?
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 17:44:35.49 ID:oevphyHnO
拳銃? それとも機関銃を使ったのかな
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 17:45:32.58 ID:w+NkmJZUo
ショットガンだろ
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 17:56:42.13 ID:MPjTU70DO
この提督ならサイコガンとか撃てそう
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 18:02:45.02 ID:5BWfF91AP
提督「」
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 18:03:22.87 ID:5BWfF91AP
ごめん、誤爆った・・・
それと乙だ
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 18:26:17.09 ID:ZXvKfAqRo
ドンドンドンってなんの音だ?
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 18:27:33.28 ID:cvr4uDKIo
>>587
銃声やろ
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 18:28:03.73 ID:EFhfYZt/0
発砲音でしょ、ちょうど六回鳴ってるし
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 18:38:44.30 ID:VRBbBLMq0
かってにリボルバーで想像してたけど
普通の拳銃なのかな?
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 18:41:12.13 ID:Nz/xH5Muo
拳銃ならパンっパンっ
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 18:58:41.67 ID:2XPSU0ZjO
>>587
ルヒーがよく背負ってる文字やろ
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 19:18:43.05 ID:wN4i1E+jo
>>590
響「例え、弾が込められていなくてもあれは怖かったな……」

瑞鶴「ああ……この鎮守府で唯一提督さんに銃を向けられたんだっけ……」

響「光の無い細くした目で銃を突き付けられてごらんよ。あの瞬間は本当に怖かった。すぐに弾が入っていないのに気付いたけどね」

瑞鶴(むしろそんな状況でよく気付いたわね……)


前スレ>>42参照。
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 20:04:00.13 ID:cvr4uDKIo
対物ライフルなんじゃねえの?(適当)
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/06(水) 20:47:33.46 ID:oXjXwLmm0
対戦車の間違いじゃないかな(すっとぼけ)
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 20:54:33.84 ID:wJlXX2lUo
対戦車ライフルと対物ライフルの違いってなんなの
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 20:58:49.75 ID:30jdXGNDo
複合装甲が主流になって戦車の装甲貫けなくなったから、対戦車ライフルは陳腐化
その後大口径ライフルは対物ライフルと称される事になった
ちなみに、対テロ作戦が主流になった現代においては、ハイジャックされた際にコクピットの
キャノピーを貫いて犯人を狙撃出来る事から再評価され、軍や治安部隊の特殊部隊への導入が広くされている
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 21:08:40.74 ID:kiaEj/olo
うーんと、提督自身が記憶してる過去(金剛に知りたいって言われたやつ)については話してなかったっけ?
目に光が無いとか、艦娘を悲しませたくない理由とか……それとも私の読解力が無いだけなのか……
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/06(水) 21:43:17.41 ID:uYh/pnyKo
これ提督居なくなると榛名死ぬんじゃね?
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 00:50:13.99 ID:l5NcciCZo
>>599
榛名だけじゃないだろ
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 01:01:24.96 ID:Tv7gdA8Qo
うん。放心はし終わった。
遅くなりましたけど少しだけ投下していきます。

那智さんみたいなクールというか勝気というか、そんな子を見たらいぢめたくなるのは私だけでしょうかね?
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/07(木) 01:01:54.39 ID:Tv7gdA8Qo
トントン──トン──。

救護妖精「──おかえり」ガチャ

パタン──

提督「…………」ドサッ

救護妖精「結構持ってきたねー……これ大丈夫なの?」

提督「……問題が無かったから頭が痛い」

救護妖精「へ?」

提督「あのジジイ共……大切な非常食を個人の理由で使っていたようだ」

救護妖精「……どゆこと?」

提督「詳しくは私も分からん。……調べれば足が付くだろうが、どうやら何日かに一度、非常食を十人分ほど持ち出し

ていたようだ」

救護妖精「…………」

提督「備蓄倉庫の警備連中は賄賂を貰って見逃していたようだったから、私も同じ事をしてきた。元帥や大将でしか分

からない事もありますでしょう、などとほざいていたな。危うく蹴り倒す所だった」

救護妖精「ま、まあ……これで食料の問題はなんとかなるんだよね?」

提督「なんとか……な」

提督「しかし、そんなに長くは持たないだろう。できればさっさと私の鎮守府へ送ってやりたい」

救護妖精「そうだねー」

救護妖精「……それとさ、本当に全員、殺しちゃったの?」

提督「ああ。特に最後の一人には苦しんで死んでもらった」

救護妖精「何やったのさ……」

提督「聞かない方が良い」

救護妖精「手足を切断する手術もしている私にそれを言う?」
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/07(木) 01:16:23.49 ID:Tv7gdA8Qo
提督「釈迦に説法だったか。──肩、肘、手首、太腿、膝、足首に計十五発の弾丸を撃ち込んだ。動く事は叶わん。血

が流れ切って死ぬまで傍観してやった」

救護妖精「また惨たらしい事を……。呪われるよ?」

提督「構わん。返り討ちにしてくれる」

救護妖精「……冗談に聞こえないよ」

提督「そうか。──あの部屋は燃やすのが一番だな」

救護妖精「人を燃やしたら臭うよ。──埋め立てたらどう?」

提督「ダメだ。資材を運んで行く時にバレる。──では溶かすか」

救護妖精「そんな危険な劇薬を大量に手に入れたらバレるって。──穴掘って埋めるのは?」

提督「時間と労力が掛かり過ぎる」

提督「……面倒だな、死体の処理は。──資料だけ全部燃やして封鎖するか」

救護妖精「それしかないよねぇ……」

提督「準備をしておく」

救護妖精「……それにしても、随分と平然としているね。普通なら吐いたり震えてたりするもんだよ?」

提督「自分がホムンクルスだと知ってから、色々と吹っ切れてな。今なら大抵の事をやれそうだよ」

救護妖精「…………」

提督「……さあ、この話は終わりだ。私はこれを持っていくから、外の様子を見てきてくれ。あと、地下にガスバーナ

ーと水はあったよな──」

……………………。
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/07(木) 01:29:23.06 ID:Tv7gdA8Qo
救護妖精「──提督、配分し終わったよー」

提督「全員に行き渡ったか。……案外大変だな、こういうのも」

救護妖精「本当だねぇ……。けど、やりがいがあるよ。あの時は助けれなかったからさ」

提督「……そうか。お前は二回目なのか」

救護妖精「……今度こそ、助けれるんだよね?」

提督「上手くやれば、な」

救護妖精「頼んだよ、提督」

提督「私こそ頼む」

古鷹「あの……」

提督「どうした、おかわりか?」

古鷹「いえ、そうではなくて。……えっと、現状が理解できないのですけど、教えてもらっても良いです?」

那智「特に、どうして私達が布切れに包まれているのかとかな」

救護妖精「……説明が面倒そうだね。頼んで良い?」

提督「男の私が説明しても納得しにくい所があるだろう。任せた」

救護妖精「なっ! わ、私は騙すのは得意だけど、説明自体はそこまで得意じゃないんだよ! それに、この子達を助けようって言い出したのは提督じゃないか!」

那智「どっちでも構わん。さっさと言え」

提督「……なら、私が説明しよう」

……………………。
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/07(木) 01:43:21.69 ID:Tv7gdA8Qo
最上「ふぅん……ボク達が艦娘に、ねえ」

摩耶「なーんかよくワカンネーけどよー、助けてくれたって考えて良いのか、これ?」

足柄「良いんじゃないかしら? 本当だったらこの変な機械の中で、意識も無いまま一生を過ごす事になったのかもしれないでしょう?」

加古「じゃあ、あたし達の恩人って事かー!」

青葉「ではでは! 取材をしても宜しいですか!」

衣笠「どこにそんなものがあるのよ……」

提督「──それと、お前達を匿う為に私の鎮守府へ来てほしい。だが、一度に運べる人数は限られている。詰めれば十人くらいはいけるだろうが、相当長い時間、窮屈な思いをする。六人くらいが限界だと思ってくれ。そして、一日に何回も運べるわけではない。六人ずつ、話し合って決めてくれ」

羽黒「あの……その前に一つ、よろしいでしょうか……」

提督「なにかね」

羽黒「私達は……本当にあなた方を信用しても良いのですか……?」

提督「どう答えても不信感が残るだろう。何をすれば信用してくれるか言ってくれ」

三隈「……いくらなんでも、投げやりではありません?」

提督「それが一番手っ取り早い方法だ。私自身、この場でお前達を信用させる術は無い」

利根「ならば、我輩が先行しようではないか。そして見定め、帰ってくる。その内容を皆に伝えれば良いだろう?」

提督「構わんが、危ういと考えないのか」

利根「ふふふ。我輩は人を見る目はある……と、勝手に自負しておる。お主は信用に値する者と見た」

提督「そうか。では頼む」

利根「うむ! 任されよ!」
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/07(木) 01:43:55.13 ID:Tv7gdA8Qo
筑摩「──利根姉さんが行くのなら、私も行きましょう。利根姉さんを一人にする訳にはいきません」

提督「そうか。では二人だな」

愛宕「ちょっとちょっとぉー! トントンと話が進んでるけれど、本当に大丈夫なの? もしかしたらって事もあるじゃないのよ」

高雄「私も愛宕に同意します。どう動くにも危険過ぎます」

利根「ふむ? だからこそ我輩達が行くのであろう?」

愛宕「それが危険って言ってるのよぉ……」

利根「なに。案ずるでない。我輩はこの者を信用しておる!」ポン

提督「不思議な奴だ」

利根「それはお主もだろう。ここまですんなりと信用できる人間はそう居らぬぞ?」

提督「…………」

羽黒「わ、私は……少し怖いです……」

鳥海「私も少し……」

鈴谷「そう? 良い人そうじゃーん?」

熊野「……なんだか、危険を感じますの」

提督「と言っているが?」

利根「お前達もすぐに我輩の言っている意味が分かるだろう」

提督「……頑固だな」

利根「うぬ。そうだぞ」

提督「まったく……。──では、最初に利根と筑摩の二人が私の鎮守府へ行く。それで良いな? それから、勝手に外へ出るのを禁ずる。各自、外へ出る時は必ず私に一言声を掛けなさい」

鈴谷「はーい! もし勝手に外に出たらどうすんのー?」

提督「吊るす。恥ずかしいと思えるくらいの高さでな」

全員「!?」

提督「まあ……お前達はそんな事をしないだろうが、一応な」

摩耶「ほ、本気か……?」

提督「うむ」

那智「……ふん。脅しだろう。誰がそんなものに屈するか。出口はこっちだな。勝手に出させてもらう」スタスタ
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/07(木) 01:44:23.74 ID:Tv7gdA8Qo
提督「────」タンッ

提督「誰が許可した」スッ

那智「なっ!? う、上から!?」

青葉「い、今、人間ではありえない跳び方をしましたよね……?」

鈴谷「何今の!? すっげーかっこいい!!」キラキラ

救護妖精「あーあ……」

那智「ちぃっ!」ブンッ

提督「…………」ペシッ

那智「!!」ヒュヒュッ

提督「…………」ペシペシッ

那智「…………っ!!」ヒュッバヒュッ

提督「…………」ペシン

青葉「おおー……マンガみたいですねー……。くぅ〜! カメラが無いのが悔しいです!! というより速くて良く分かりませんでしたけど何が起きたんですか!!」

利根「まず右ストレートを軽くあしらわれ、ニ連続ジャブをするも弾かれたのう。フェイントの膝蹴りには反応せず、そこからの蹴りを叩き落としおった。うむ、見事じゃ」

羽黒「あの……右手しか動いていないように見えましたけれど……」

利根「無論、右手だけでやってのけていたからのう」

摩耶「本当に何者だ、あいつ……」

熊野「そんな事よりも、あんな布キレを纏っているだけですのに、蹴りなんて……破廉恥よ!」

那智「く……っ!」ブンッ

提督「…………」ガシッ

那智「!! ────くぅ……!!」ググ

提督「……どうやらよほど吊るされたいらしい」ジッ

那智「ヒッ──」
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/07(木) 01:44:52.00 ID:Tv7gdA8Qo
バサッ──ヒュルッ──ギュッ

利根「おお、上着で目隠しをして、その上着ごと縛り上げたか。天晴れ天晴れ」

那智「は、離せっ!!」バタバタ

提督「離せと言われて素直に離す阿呆がどこに居る」ヒュッ─ビィン

利根「おお、あんな場所に縄を引っ掛けるフックがあったのか! 気付かなんだぞ!」

提督「…………」グイグイ

那智「あ……ぁぁあ!! や、止めろ!! みひぇ、見えてしまうだろ!!!」ブラーン

救護妖精「噛んだね」

青葉「噛みましたね。おおー、これはスキャンダルですよー! いくら低くてもこのアングルからだとバッチリです!」

那智「!!!! み、見るな……見るなぁ!!!」バタバタ

提督「…………」

那智「こ、この……! 私は辱めなどには屈しないぞ!!」

提督「そうか。もっと高くしなければならないか」グイグイ

那智「ひぃっ!? やだ、やだぁぁ!!!」

提督「…………」ジッ

那智「っっ!!」ビクン

提督「…………」

那智「う……うぁ……!」ビクビク

提督「……お望みとあらばまだ高くするが」

那智「わ、分かった!! 勝手に外に出ない! 出ないからぁ!!!」

提督「うむ」スルスル

那智「あ………………う、うぅ……」ペタン

青葉「えー……もう終わっちゃうんですかー……?」

救護妖精「珍しいね。いつもはちゃんと謝るまで吊るしてるのに」

青葉「今回もそれで良かったと思いますのに……」

提督「この子は私の部下ではない。そこまで酷な事はせんよ。本当はこんな事をしたくなかったが、やらなかった場合は本当に外に出られかねないからな」ホドキホドキ

利根「今のはコヤツが悪かろう。勝手に出れば吊るすと言うておったし、手を出したのもコヤツじゃ。……まあ、お主は自身に見えぬよう計らっておったから、実際に花園が見えたのはオナゴだけじゃろう」
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/07(木) 01:45:20.68 ID:Tv7gdA8Qo
提督「……よく見ているな」

利根「我輩は周りを見るのは得意じゃからのう」

那智「ほ、本当に見てないんだな……?」

提督「うむ」

那智「……はぁ〜〜〜〜…………」

青葉「心底、安心したって感じの安堵ですね」

救護妖精「まあ、そりゃあ見られたくないでしょうよ」

青葉「それにしても、こんなに面白いイベントがありましたのに、どうして皆は静かなんでしょうかね?」

提督「ただ単に怯えているか引いているかなだけだろう」

提督「それよりも、時間があまり無い。出来ればすぐに出発したい。利根、筑摩、ついて来てくれ」

利根「うむ! ワクワクするのう!」

筑摩「は、はい……」

提督「そう怯えないでくれ。よほどの事をしない限りあんな事はせんよ」

筑摩「……外に出るのは、よっぽどですか?」

提督「下手したら大混乱と共にお前達全員が実験体にされる可能性もある」

救護妖精「ああー……そうなったらどうするの?」

提督「……言わせないでくれ」

救護妖精「……ごめんよ」

提督「では行こう。────ああ、言い忘れていた。そこの板を張り付けてある部屋には入らない方が良い。入ったらトラウマを抱えるだろう。そして、機械には触らないでくれ。その子達も助ける為には準備が必要だ。良いな?」

全員「はいっ!!」ピシッ

提督「…………」

救護妖精「くっくっくっ。どこに行ってもこうなるんだねぇ提督」

提督「なぜだ……」

……………………。
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/07(木) 01:45:52.32 ID:Tv7gdA8Qo
監守「──お? やあ新元帥。車なんか乗っちゃって。お出掛けかい?」

提督「一度、鎮守府に帰ろうと思ってな。あと、元帥になるつもりはない」

監守「おいおい……まだ総司令部は混乱してるんだぜ? あまり居なくならないでくれよ」

提督「色々な仕事を放り出してまで来たんだ。あと、艦娘達に電報の送り方を教えておかなければな。他にもやらなければならない事が山ほどある。あっちもこっちも大忙しだ」

監守「身体が一つじゃ足りそうにないなぁ」

提督「出来れば、あと五つは欲しいよ」

監守「ははは! それは贅沢ってもんだ。──おっと、急いでるんだったな。今開けるぜ」

監守「にしても、なんだその箱? やたら大きいな」

提督「必要な書類のコピーだ。早くこの総司令部を動かせる人物を選定せねばならん。そしてその仕事の割り振りも考えなければならないからな。向こうに着いてもこれと睨めっこだよ」

監守「ご苦労なこって。俺にはそんな事は出来そうにねぇや」

提督「一度経験してみるのも良いかもしれないぞ?」

監守「冗談は止してくれ。──んじゃま、いってらっさーい」

……………………。

提督「……顔を出して良いぞ」

モゾモゾ……。

利根「──ふぅ。動かぬようにするのは存外に辛いものじゃ」

筑摩「はい……動きたくてウズウズしました……」

利根「それにしても、先程の監守はやけにフレンドリーであったが、友人か何かなのか?」

提督「いや、誰に対してもあんな感じだ。仕事を娯楽と間違えていそうな節もあって頭が痛くなるよ」

利根「……苦労していそうじゃのう」

提督「苦労をするのはこれからだ。──まあ、お前達は向こうに着いたらのんびりすると良い。少し飛ばすぞ」

……………………。
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/07(木) 01:52:16.63 ID:Tv7gdA8Qo
疲れたので書き溜めを全投下。今回の投下はこれで終わりです。また今日、投下しますね。

本当は那智さんではなくて足柄さんに文句をブーブー言わせて吊るそうかと思いましたけど、那智さんを屈服させたいという衝動に駆られたのと、どこぞの総統閣下に『そこまで好きじゃないが足柄さんにそんな事をすんじゃない!!』と怒られた気がしたので止めました。
いや、そんな事は有り得ないけどね(慢心)


それにしてもおかしい。レス的にここら辺で終わる予定だったのに……。
慢心して長く書いてるのが原因ですね。分かります。ごめんなさい。
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 01:54:13.16 ID:0ieguF9Fo
乙!
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 01:54:22.27 ID:jN+DaK1co
お疲れ様です
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 02:26:33.27 ID:50jJR9N2o
お疲れ様です

ところで艦むすの元になった娘達のスペックは普通なんだよね?
長いことカプセルに入っていた娘達が提督に手を出せるほど元気があるのがどうしても気になる……
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 02:34:57.00 ID:Q7W+cwDyo
乙!
筑摩っていうとお面だよねえ・・・
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 03:01:27.97 ID:Vxdeki6fP

自分好みの重巡娘達が出てきたのでほっこりしとるよ
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 03:21:01.26 ID:EbihoTSMO
くっ…!なんて事だ!>>615が吊るされとる!
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/07(木) 03:58:12.93 ID:vPeWZ/4U0
>>1 乙です!15発打ち込んだっていうところで「跪け!」ってきこえたきが(100パーセント気のせい)
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/07(木) 05:44:46.45 ID:tX/wpJ1F0
>>1

>>617
それ>>615ではなく、>>618の言ってた大佐じゃね?

620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 07:19:34.75 ID:Q1fyhDduo
>>1乙!

>>614
そこはほら、妖精さんの謎技術?

>>615
おまえ、チクマ仮面に火あぶりにされるよ?
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 07:33:48.08 ID:invE6VuJo
ホムンクルス提督おつおつ
これは鎮守府に残してきた艦娘たちが黙っちゃいないですわ
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 08:12:02.47 ID:Fch3HmDLo
利根姉さんは根拠のない自信たっぷりのポンコツカタパルト可愛い
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 08:42:29.49 ID:finu/u8go
乙。
利根姐さんが好きで筑摩も配属したいが、あのお面っ振りが……
せめて髪色どうにかすれば違和感少なくなると思うの
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/07(木) 10:29:53.64 ID:tx0K5Siq0
お面疑惑は手の位置が問題かと。
ほっぺに手を添えてればまだマシになるはずなのだけどねぇ
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 12:22:00.25 ID:tXcNHKbfo
スッ
http://i.imgur.com/Zjv0yJh.jpg
http://i.imgur.com/KNcSenX.jpg
http://i.imgur.com/o9FvmsO.jpg
http://i.imgur.com/VnQUEyI.jpg
http://i.imgur.com/ZAShxKg.jpg
http://i.imgur.com/iXWm6nD.jpg
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 14:17:21.81 ID:cqYi7thQ0
ホムンクルス提督の人間離れっぷりがやばいなww
あと鈴谷かわいいわー
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 18:47:22.62 ID:Fch3HmDLo
鶴姉妹の画像も欲しいなー(チラチラッ
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/07(木) 19:36:42.66 ID:CHDFhyzH0
>>627 http://iup.2ch-library.com/i/i1056159-1383820456.png   R17,9なのでご注意を…
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 20:17:37.35 ID:Tv7gdA8Qo
なんか超疲れてるから、寝落ちする前にちょっとだけ投下しておきます。
きっと昨日のE4のせい。
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/07(木) 20:19:05.81 ID:Tv7gdA8Qo
提督「──着いた。ここが我々の鎮守府だ」

利根「ほー。ここがそうであるか。……意外と普通じゃのう」キョロキョロ

提督「何を想像していたのかね」

利根「対艦砲や対空砲がびっしりと並べられ、地面には地雷、海中には機雷を。しかしひっそりと可愛らしい花を育てているという意外な一面でもあるのかと思うておったのじゃが」

提督「残念だが一つも当て嵌まっていない」

利根「残念じゃのう……」

筑摩(普通で良かった)ホッ

……………………。

金剛「…………」

利根「うん?」

筑摩「…………」

瑞鶴(また自分の艦娘以外の女の子を連れてきてる……)

金剛「提督。帰ってきたから抱き付こうと思いましたが、どういう状況ですか、これ」

提督「そう睨むな。私の部屋で説明する」

金剛「むー…………」

……………………。

金剛「艦娘のベースとなった子……ですか。私達はそういう風に成り立っていたのデスね」

瑞鶴「…………それで、どうしてここに連れてきたの?」

提督「今の所ここが一番管理しやすく安全だからだ。……すぐにとは言わないが、新しい住居も与えて自由に暮らせるようにもしていくつもりだ」

金剛「それって大丈夫なのデスか? 消えた艦娘と同じ顔をした人が街中を歩いていたら騒ぎになると思うのデスが」

提督「人というものはその人のイメージというもので人を認識している。艦娘特有の艤装も無く、雰囲気も多少ながら違い、カプセルに入っていたせいで髪も全員長い。海から遠く離れた場所で服装も変えれば他人の空似としか思われんよ」

瑞鶴「そんなものなのかしら……」

提督「そんなものだ。有名人が私服と帽子を被るだけで気付かれないのと変わらん」

瑞鶴「あー、なるほどね」

金剛「イエス! 納得しまシタ!」

提督「すまないが、明日は二人に鎮守府を案内してやってくれないか? その間に私は総司令部の面倒事を考えておきたい」

瑞鶴「面倒事?」

提督「ああ。総司令部を動かす人間の選出や予算や軍政、他にも色々とな」

金剛「…………あの……」

提督「なにかね」

金剛「ヘルプしても……良いデスか? お役に立ちたいデス……」オズオズ

提督「ふむ……」

金剛「…………」ドキドキ

提督「……………………よし、頼む」

金剛「──ヤッタァ!」

筑摩「そんなに喜ばしい事なのですか?」

金剛「一日もテートクと離れ離れだったのデス! 一緒に居られるのはハッピーな事デース!」ダキッ

瑞鶴(あ……良いなぁ……)
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/07(木) 20:19:33.08 ID:Tv7gdA8Qo
提督「金剛」

金剛「!!」ピシッ

提督「客人の前で抱き付かないように」

金剛「はい……」

利根「ふむふむ。よく躾けられておるようじゃ」

瑞鶴「金剛さんが提督さんの手伝いをするのなら、私が二人を案内するわね」

利根「うん? お主は一緒に居らんでも良いのか?」

瑞鶴「だって私はそういうの考えるのが苦手だもん。適材適所、よ」

利根「なるほどのう」

提督「では、今日は寝るとしよう。部屋を案内する」

……………………。

提督「鍵はこれだ。あと、夜は明かりを点けた状態ではカーテンを開けないでくれ。敵に砲撃されかねないからな」

利根「うむ。心得た!」

提督「では、私はこれで失礼する。何かあればさっきの部屋へ来てノックをしてくれ。──おやすみ」

利根「よい夢を」

筑摩「おやすみなさい」

ガチャ──パタン

筑摩「…………」キョロキョロ

利根「うん? どうした筑摩?」

筑摩「いえ……初めて入った部屋って見渡したくなりませんか?」

利根「うむ。その気持ちはよーく分かるぞ! 私も入った瞬間に見渡してしまった」

筑摩「相変わらず利根姉さんは見る事が得意ですね。気付きませんでした」クス

利根「なに。我輩はいつ筑摩に抜かれてしまうかヒヤヒヤしておる」

筑摩「もうっ、利根姉さんったら」

利根「それにしても、ここは心地の良い場所じゃな」

筑摩「この部屋ですか? 確かに落ち着きますけれど……」

利根「いや、この鎮守府じゃ。明るく温かい気持ちで溢れておる」

筑摩「そう、なのですか? 私には良く分かりませんでした……」

利根「ハッハッハッ! 筑摩もこのような雰囲気を感じ取れるようにならねばな」

利根「──ここは、大切にされておる人達で一杯なのじゃろう。実際に会わずともそれが分かる」

筑摩「利根姉さんがそう言うのであれば、そうなのでしょうね」

利根「何を言っておる。筑摩は筑摩で判断をせぬか。我輩の言葉を鵜呑みにするでない」

筑摩「はーい」

利根「うむ! それでは寝ようかのう。明日が楽しみじゃ!」

筑摩「はい。なんだか私も楽しみになってきました」

???『隣に駆逐艦がぁ!!? ──ぁいだァ!!? ご、ごめんってばー!!』

利根「……なにやら騒がしい奴が居るようじゃな」

筑摩「なんなのでしょうか……」

……………………
…………
……
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 20:21:15.46 ID:Tv7gdA8Qo
ひとまずこれだけ。

シリアスとギャグをふらふらしてると、どっちに転ぶのか自分でも分からなくなる時がある。
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 20:23:49.55 ID:rUe0X5Q8o
>>625
グッジョブ 筑摩さん現在イベント攻略で活躍しています
後、大破絵がすごくかわいいです
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 20:23:57.10 ID:OSqweMN3O
乙!
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/07(木) 20:25:07.54 ID:auEG9G+20
乙々
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 20:29:07.47 ID:2mg9eD59o

まあ最初なんかこの提督資材ぶっこんで金剛建造とかしてたもんなwwww
いつの間にか超人になったが
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 20:34:21.24 ID:1dYpSLlno
乙です
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 21:47:37.12 ID:KIHUQTKvo
名残惜しいが、乙ー。
金剛型来たけど霧島だった…まあ、いいんだけど。
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 21:54:55.02 ID:2mg9eD59o
E4の苦行がやっと終わった止め運悪いとフル戦力入れても半分ぐらい残りやがるな
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/07(木) 23:12:50.35 ID:NhaO2SVL0
金剛型レシピで2桁建造してんのに一向に金剛型が出ないんだが
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 23:16:20.84 ID:h8O6x/C6O
海で拾った方が早いで
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 23:17:11.62 ID:FDOzwTyoo
たったの二桁で出るとか
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 23:25:53.77 ID:FDOzwTyoo
これで艦娘が消えるとしたら大井の元は、
大量の北上さんに囲まれる妄想をして最初はヘヴンなんだけど、
北上さん達に「あたしの知ってる大井っちじゃない」とか言われまくって、
北上オリジナルの解放に走るんだと思う。
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/07(木) 23:26:59.14 ID:xqbSsyb0o
まだ影も形も出てない艦娘のことを話題にされましても
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 00:49:15.47 ID:cw0QeoUuo
最近どうでもいい雑談大杉
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 00:53:54.75 ID:qHbF8onXo
おもったけど、all999じゃ戦艦はできないよね、空母系しか作れないはずなのにね
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 01:24:11.30 ID:Rz6xto7Lo
なん……だと……ALL999は戦艦出ないだと……。
結構前に「大和以外何でも出てくる」と友人から教えて貰ったから使ったネタだったが……まさか物語の序盤からこれほど酷いミスをしていたとか……。

……………………ちょっとSSゴミ箱に突っ込みたくなってきた。寝てくる……。


きょうくん:ちゃんとしらべましょう。
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 01:25:13.01 ID:n7SnD4lGo
>>646
てことは、やっぱ金剛の素体とも何か縁があるのかなぁ。
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/08(金) 05:45:30.81 ID:mP2LN8xA0
>>646 ALL999で長門でたから、戦艦が出ないってことはないはず。
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 06:44:12.54 ID:BAVMDTCXo
>>646
駆逐艦も軽巡も出るからオールマイティーじゃないの?
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 06:55:05.13 ID:gG/0tgrPo
俺all999を10回建造して空母しか来なかったんだが…
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 06:58:19.12 ID:VxtBiVjz0
>>646
たしかボーキが多めだから空母寄りのレシピだった気がする。
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 07:08:02.73 ID:YMAXHCxFo
空母率が高いだけで、戦艦もできるよ
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 10:21:49.15 ID:qHctxYm/o
all999はちとちよとヒャッハーばっか
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 10:43:34.52 ID:MRybUsz/o
出雲丸つづきだなー。
ヒャッハーさん来てくれないかな。正妻は加賀さんなんですけどね。
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 16:28:08.03 ID:F+e23qYyo
誰もお前の空母のこと聞いてないし臭いし。付けてるしお前何もいいとこないなさっさと回線解約して首吊って氏ねや
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 17:19:59.99 ID:+d1cBmAeo
>>656
E-4が原因だろうが落ち着け
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 17:33:01.09 ID:6LDde10To
ここまで読んでから前スレ読んできた
面白かったよ どんなハッピーエンドになるか楽しみにしてる
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/08(金) 17:45:48.93 ID:Rz6xto7Lo
少しずつ投下していきますね。
終わりが見えてきているのにゴールが遠ざかっていく。不思議。
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 17:46:14.90 ID:Rz6xto7Lo
コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

瑞鶴「提督さん、今良い?」

提督「どうした、こんな夜中に」

瑞鶴「一緒に寝たいんだけど……ダメ?」

提督「構わん。私も丁度寝る所だ」

瑞鶴「ホント!? やったぁー!」

提督「本当に嬉しそうにするな。お前達は」

瑞鶴「むー……」

提督「……なぜ不貞腐れる」

瑞鶴「二人っきりの時はあんまり……他の子の話はして欲しくない」

提督「…………」

瑞鶴「ヤダもん……」

提督「……悪かった。今度から言わないようにする」

瑞鶴「ありがとね♪」ギュー

提督「よしよし」ナデナデ

瑞鶴「んー♪」ギュー
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 17:48:45.08 ID:19wgVSU1o
やだもんかわいい
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 18:06:22.96 ID:Rz6xto7Lo
提督「ほら、寝るぞ」

瑞鶴「はーいっ」

瑞鶴「今日は寒いわねー」モゾモゾ

提督「……寒いか」モゾモゾ

瑞鶴「うん、寒い」

提督「…………なら、温めないとな」ギュ

瑞鶴「──うん!」ギュ

瑞鶴「…………」ドキドキ

提督「…………」

瑞鶴「…………」ドキドキ

提督「…………」

瑞鶴「…………?」

提督「…………」

瑞鶴「……あれ?」

提督「ん?」

瑞鶴「…………」

提督「…………」

瑞鶴「……もういい」ムスッ
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 18:13:42.30 ID:XW24FcQUo
ワロタw
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/08(金) 18:17:44.28 ID:C3HZWR1d0
期待しちゃった瑞鶴かわいいww
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 18:28:12.18 ID:Rz6xto7Lo
提督(ああ……そっちの意味で温めて欲しかったのか……。失敗したな)

提督「……今日はこれで許してくれ」チュ

瑞鶴「ん、ちゅ……。…………もう……しょうがないわね」

提督「気難しい妹を持ったものだ」

瑞鶴「……嫌?」

提督「嫌ならこうして抱き締めていない」

瑞鶴「でも、一人の女の子として愛してはいないわよね?」

提督「それは……」

瑞鶴「ん、ごめん。ちょっと意地悪しちゃった。──でも、いつかぜーったいに振り向かせるんだから。覚

悟していなさいよ」

提督「覚悟しておこう」

瑞鶴「よろしいっ」

瑞鶴「──それじゃ、おやすみなさい」

提督「おやすみ──」

提督(今度……それと、いつか、か……)

……………………
…………
……
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 18:51:47.77 ID:Rz6xto7Lo
コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

利根「やあ提督! 我輩だ!」

筑摩「お邪魔します」

瑞鶴「提督さん。全部回ってきたわよ」

提督「ふむ。案内が終わったか」

利根「うむ! 案内は瑞鶴が丁寧にしてくれた! 良い場所ではないかここは! のう、筑摩!」

筑摩「はい。艦娘の皆さんも私達を歓迎してくれて、沢山お話もしました。貴方は皆さんを愛し、愛されているのですね」

金剛「もっちろんデース! この鎮守府で、テートクがライク オア ラブでない艦娘は一人も居まセーン!」

利根「艦娘の者達からその思いは充分に伝わってきた! 素晴らしい場所じゃなここは!」

提督「気に入ってもらえたようで何よりだ」

利根「これならば皆に良い言葉を伝えれよう!」

金剛「皆……というと、また総司令部へ行くのデスか?」

利根「うむ。我輩と筑摩は言わば偵察じゃ。我輩は一目で信用できたが、他の者はそうでなかったからのう。だが、提督と付き従う者達の姿を我輩達が伝えれば多少は信用するじゃろうて」

提督「そういう訳だ。すまないが、また向こうへ行く事となる」

金剛「ぅー……また寂しい思いをする事になるのデスね……」

提督「これも必要な事だ。なに。すぐになんとかしよう」

金剛「……約束デスよ?」

提督「また約束か。お前と果たせていない約束はこれで六個目だな」

金剛「あ、ちゃんと憶えてくれていたのデスね!」

提督「お前こそ、忘れていないだろうな」

金剛「一言一句憶えていマース!」

瑞鶴(…………ものすっごく気になる……)

提督「では、そろそろ行こう」

……………………
…………
……
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 19:14:05.70 ID:Rz6xto7Lo
提督「…………なんだ、この書類の山は」

職員「あ、あの……昨日より全ての鎮守府から艦娘が消えたとの報告がありまして……」

提督「なに? 消えただと?」

職員「はい……。緊急事態という事で大将をお呼びしようかと思いましたが、監守の話を聞いて、お戻りになるまでお待ちしようと判断しました」

提督(ふむ。詳しくは書類を見てからの判断になるが、解放した艦娘は消えたようだな)

提督「……これは緊急事態など生温いものではない。国の命運を左右する問題だ。以後、このような大きな問題はすぐに連絡をするように」

職員「は、はい! 申し訳ございません!」

提督「下がって良い」

職員「本当……申し訳ございませんでした……。失礼しました……」

ガチャ──パタン

救護妖精「──ちゃんと艦娘は消えたみたいだね」

提督「ああ。あとは、この書類のどこかに深海棲艦からも重巡が消えたという報告がないかを探さなければな」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「この書類の山から……? 骨が折れるとかそういう問題じゃないよ?」

提督「読むだけだ。そう時間も掛からん。どうせ中身はほとんど同じだ」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「いや……捲るんじゃなくてちゃんと見ようよ……」

提督「うん? ちゃんと見ているが」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「え?」

提督「──む。この報告書が深海棲艦について記述している」スッ

救護妖精「は?」
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 19:19:17.96 ID:FXpwLNk2o
ホムンクルスだから人間じゃないってのは分かるが、それ以上のスペックの提督・・・・。キング・ブラッドレイ思い出した
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/08(金) 19:30:19.16 ID:25U3VxxV0
すげえw
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/08(金) 19:35:12.26 ID:C3HZWR1d0
若かりし日のブラッドレイは虚弱体質だったのか
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/08(金) 19:39:11.44 ID:aXoEOvMY0
なんかこの提督なら飛行場姫を瞬殺できそう
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 19:39:18.05 ID:Rz6xto7Lo
提督「……ふむ。敵の重巡も見掛けなくなったという報告だな。──救護妖精、どうやら良い方向へ転がっているらしい」

救護妖精「…………」

提督「どうした」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「いや……確かに私が強化とか担当したけどさ……ここまで人間離れするもんかねぇと思って……」

提督「だからこそこのデメリットだ。糖分は死に掛けなければ摂取できない上、幼き頃のほとんどの過去を忘れている」パラパラパラパラ─スッ

提督「私が憶えている過去は、甘味が好きだったという事と、誰か大切な人を守れなかったという二つだけだ」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「……ごめんよ」

提督「謝ってくれるな。私は現状でも満足している。むしろ、そのデメリットだけでこれだけの事ができるようになったんだ。ありがたい事だ」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「ポジティブだねぇ……」

提督「素直な感想だ」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「……言っとくけど、提督っていつ死んでもおかしくないんだからね? 糖分ってそれだけ大事なんだよ? それも、歳を取れば歳を取るほどその確率が高くなるんだからね」

提督「分かっているよ」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「だけど……」

提督「普通の人間となんら変わらん。普通の者こそいつ死ぬか分からない。確かに私は確率的には高いだろうが、そんなものに怯えていたらまともに生きる事さえ出来んよ」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「……強いねぇ」

提督「強くはない。自分の死に無関心なだけだ。憶えている過去で、大切な人を守れなかったという想いがやたら強くてな。その時点で私は負けているんだ」パラパラパラパラ─スッ

救護妖精「よくは分からないけど……私の目から見ると提督は強いよ」

提督「……そうか」パラパラパラパラ─スッ

提督「──よし。他にも深海棲艦の重巡が消えたという報告は三件あった。これからもそのような報告が増えていくだろう。これは決まりと言って良いな」

救護妖精「はやっ!」

提督「こっちの書類の山には用は無い。後はそっちの書類を見ながら軍政や予算などを考えるか。その後で地下へ行くぞ」

救護妖精(……本当は提督一人で総司令部はなんとかなるんじゃないのかな)

……………………。
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 19:53:19.41 ID:Rz6xto7Lo
利根「──というのはどうじゃろうか」

ガチャ──パタン

提督「全員居るか?」

利根「おお提督! 全員居るが、その前にちと話を聞いてもらえぬだろうか!」

提督「どうした」

那智「話に聞くと、あの出入り口では見つかる可能性もあり、何かと不便らしいじゃないか。だったら、別の通路を作ってみるのはどうだろう、という話になってな」

筑摩「あの建物の近くは山がありますよね? 利根姉さんによると人の手が加わっていないみたいですので、そこならば一目に触れずここから出られるのでは、と」

提督「なるほど。だが、まずこのコンクリートを破壊しなければならない。そこから延々と穴掘り作業だぞ。面倒な事だが、大丈夫なのか?」

鈴谷「何も無いこの場所でダラダラするよりは遥かに有意義じゃん? むしろやらせてくれないかなー」

救護妖精「汚れてもシャワーはあるしねー。提督が鎮守府に戻ってる間に色々とここを調べたけど、穴を掘るくらいならなんとかなると思うよ。資材もあの昇降機から持ってこれるしね」

提督「……なら、頼んでも良いか?」

加古「まっかせてー! くぅ〜! 身体を動かすのは好きなんだよねー!」

古鷹「加古は本当に身体を動かすのが好きよね。ここでも青葉と一緒にあちこち歩き回ってたし」

青葉「色々と救護妖精さんに止められてしまいましたけどね……」

救護妖精「これでも極力自由にさせたつもりだよ」

提督「では、その方針でやろう。後で資材を持ってくるが……その前に、コンクリートの壁はどうにかせねばな」ツカツカ

救護妖精「ハンマーで壊せば良いんじゃない?」
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 19:53:48.87 ID:Rz6xto7Lo
提督「何回も叩いてはバレる可能性がある。やるなら一撃でだ。──ふむ。たしか、こっちの方角が山だったな」スッ

救護妖精「えっちょ……まさ──」

提督「シッ────!!」ヒュッ

ビキャアァッ──!!! ────パラパラ……。

提督「…………よし」

救護妖精「『よし』じゃないわこの馬鹿がぁ!!!!」スパァンッ!

提督「……痛いじゃないか」

救護妖精「ぅうるっさい!! 本当ならハリセンで済ませんわぁ!! 提督、アンタ自分の身体の事分かってんの!? 糖分を滅茶苦茶使うような真似してんじゃないよ!!!」

提督「バレるよりかは良い」

救護妖精「寿命を縮めるよりかは遥かにマシだわ!!!」

那智「……今、掌底突きでコンクリートを破壊したよな?」

利根「本当に規格外じゃのう……」

青葉「那智さん、今のご感想を一言」

那智「……あの方に手を出した自分を殴りたい」

青葉「反撃されたら確実に一撃必殺でしたね」

……………………。

提督「では、全員来るのだな?」

救護妖精「みたいだね。利根と筑摩の言葉を信じてくれたみたい」

提督「そうか。ありがとう利根、筑摩」

利根「なに。我輩は思った事をそのまま言っただけじゃ」

筑摩「私もです。貴方やあの場所を悪く言うのは少し難しいくらいですよ」

青葉「私はもう今からワクワクしているくらいです!」

提督「今日はこっちに泊まる事となる。出発は明日の夜だ。それまでに誰が行くのかを決めてくれ」

全員「はい!」

提督「では、私は戻る。救護妖精、すまないが──」

救護妖精「分かってるって。この子達の体調管理は任せておきなー」

提督「頼んだ。また明日来る」

……………………
…………
……
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/08(金) 19:54:21.35 ID:Rz6xto7Lo
ちょっと休憩行ってきます。
疲れるのが早くなってきたなぁ……。
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/08(金) 20:13:30.48 ID:XW24FcQUo
一旦乙〜
無理はせんでおくれ
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 20:24:14.53 ID:gG/0tgrPo

戦姫に二度目の死を覚悟させるような人だしなぁ…
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 20:34:52.25 ID:tkWXxyO4o
もうどんなチートきてもホルンクルス提督だからでいけるなw
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 20:45:42.74 ID:yYOg4L9HO
ジョンスみたいな力業で壊したのかそれともスッって音に合うような寸頸で壊したのかとても気になります
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 20:45:45.33 ID:sdq65EtCo
もう片方の戦闘チート気味の戦姫はぽんこつ気味だしな
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 21:42:46.41 ID:MeeTvAJRo
戦姫ちゃんのこと悪くいうのはやめろよ!!(白身

重巡ってこう並べるとなんで駆逐や軽巡と比べて特徴が薄いんだろ……
駆逐や軽巡が特殊なだけか
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 22:21:07.10 ID:hvOFjxfho
乙。
この提督、ワンマンアーミー名乗れそうやな
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/08(金) 23:04:19.30 ID:25U3VxxV0
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 23:27:57.79 ID:19wgVSU1o
もう全部この提督一人でいいんじゃないかな
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/08(金) 23:29:32.64 ID:bej67r27o
もう完全にラスボスの過去編だもの
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 00:12:46.85 ID:solpmaR1o
解放すると消えてしまう…のか…
艦娘と一緒に過ごした記憶を残して俺ら提督の前から消えてしまうのか
ある意味、つらいな
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/09(土) 00:24:19.35 ID:xDlbTjNyo
職員「──はい。確かにお預かりしました」

提督「リストに載せた提督達によろしく頼む」

職員「はい。……それにしてもお仕事が速いですね。たった三日、それもお一人で予算や軍政、それに総司令部の新しい大将の候補を見定めるなんて……」

提督「おかげで睡眠不足だよ。元帥殿はあの場所で死体すら上がってこず、他の大将殿は死亡が確認され、右も左も分からない私が総司令部を動かす事になるとは……。他に誰か適任者が居ないとは頭が痛くなる」

職員「でも、助かりました。大将が居なければこの国はどうなっていた事か……」

提督「何も変わらんよ。私以外の誰かが同じ事をしていただろう」

職員「そんな事はありませんよ。大将だからこそ出来た事です」

提督「言葉だけ頂いておこう。──私は少し休むよ」

職員「畏まりました」

提督「それと私は今夜、鎮守府に戻る。何かあったらそっちへ電報を送ってくれ」

職員「え……は、はい……」

提督「理由が必要なら話す」

職員「えっと……その…………お、お願いしてもよろしいでしょうか……?」

提督「──あの鎮守府でやらなければならない事がまだまだ沢山ある。総司令部も大事だが、あの近海や私の艦娘を護るのも私の仕事だ。片方にだけ力を注ぐ事は私には出来ん」

職員「なるほど。……しかし、今の間だけは他の者にあの近海を護らせる方が良いのでは……」

提督「そこは私の我侭だ。その問題は目を瞑ってくれると嬉しい」

職員「……はい。今の考えは無かった事にしておきますね」

提督「うむ。では下がって良い」

職員「はい。失礼しました」

ガチャ──パタン

提督(これが権力者に許された『無理を通す』というものか……)

……………………
…………
……
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/09(土) 00:32:41.51 ID:xDlbTjNyo
少将「──失礼しました」

ガチャ──パタン

提督「……ふぅ」

救護妖精「お疲れ様、提督。さっきの人で最後だったよね」

提督「ああ。面倒だった」

救護妖精「お茶飲む?」スッ

提督「頂こう」ズズッ

救護妖精「それで、役に立ちそうなのは居たの?」

提督「なんとか三人ほど、な」

救護妖精「三人かー……大丈夫そう?」

提督「動かすだけならば問題ないだろう。慣れてくれたら私はひっそりとするよ」

救護妖精「本当にそんな事できるの?」

提督「この身体は便利だな」

救護妖精「ああ……そういう事ね……」

提督「私は気に入った場所に居たいからな。ここは私の場所ではない」

救護妖精「普通なら元帥になれるのに、それをわざわざ蹴るなんてねぇ……。とことん分からない人だよ」

提督「自分でも良く分かっていないからな」

救護妖精「まったく……」

……………………
…………
……
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 00:41:15.53 ID:wWphnO/ko
ブラッドレイかと思ったら今度は愉悦神父が出てきたよ!
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/09(土) 00:42:46.48 ID:xDlbTjNyo
提督「……本当にたった二日で開通させるとは」

利根「暇であったからな。ついついやってしもうた」

那智「一応、出入り口は隠せるように草などでカモフラージュしておいた。簡単には見つからないだろう」

救護妖精「いやー……本当に凄いよね。普通なら筋力とか衰えてるはずなのにさ。我ながらとんでもない強化を施しちゃったって思ってるよ……。この分ならもう食べ物は固形物でも大丈夫なんじゃないかなぁ」

青葉「ちなみに、利根さんだけずーっと笑いながら掘っていましたね」

利根「だって楽しかったであろう?」

熊野「楽しいものですか。開通するまでずっと土で汚れていましたわ」

青葉「と、二番目に頑張っていた子が申しております」

熊野「ばっ──! こ、こら!! 言わないで下さる!?」

提督「皆、良くやってくれた。というわけで、こんな物を持ってきた」スッ

利根「箱? なんじゃ? 甘味か?」

提督「良く分かったな」

全員「!!」

提督「中身はアイスクリームだ」

全員「!!!!」

利根「な、なんと!! それは真か!?」

提督「ああ。私はこういう事しか出来ないからな」

羽黒「い、良いのですか?」

提督「一人につき一つだけだがな」

愛宕「充分よー! はぁ〜……頑張ったかいがあったわぁ……」

救護妖精「……こんな場所なのに、皆喜んでるね」

提督「どこにでも希望はあるというものだ」

救護妖精「提督も、希望は持っても良いんじゃない?」

提督「……私の場合は楽観になるだけだ。いつも通りで居るのが一番良い」

救護妖精「はぁ……艦娘の問題よりもこっちの方が苦労しそうだよ……」

提督「…………」

……………………
…………
……
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/09(土) 01:05:11.50 ID:xDlbTjNyo
提督「──以上が今月の軍方針という事になる。異論がある者は手を挙げて発言せよ。……………………居ないようだな。では、今回の会議はこれで終了とする」

……………………。

救護妖精「会議は終わったみたいだね。お疲れ」

提督「まったく……発言をしない奴らばかりで困る」

救護妖精「それだけ提督のやり方で文句も何も無いって事じゃないかな」

提督「さあな。自分で考えを述べれなかったらいつまで経っても私は離れる事が出来ないのだが」

救護妖精「やっぱ提督は人の上に立つのが似合ってるって」

提督「断る。私は自分の場所に居るのが良い」

救護妖精「勿体無いなぁ……」

コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

職員「失礼します。大将、本日のお仕事は終わりましたか?」

提督「先程の会議の内容を書き留めれば終わりだが、どうした」

職員「あの……大将が元帥になるつもりはないと耳に入っていますが、どうも大将が元帥になるかどうかの賭けが流行っているようでして……」

提督「下らんな……」

職員「ですが、私としてもなぜ元帥になられないのかと不思議に思っています。その理由をお聞きしても宜しいでしょうか」

提督「それはこの救護妖精がよく分かっている事だ。私は身体が弱い。いつ死んでもおかしくない。そんな人間が元帥となっていきなり死んだら困るだろう。それが理由だ」

職員「お身体が優れないのですか?」

提督「ああ。こればかりはもう受け入れるしかないようでな。いつ死ぬかも分からない程だそうだ」

職員「そんな事情がありましたか……。すみません、なんだか言わせてしまったみたいで……」

提督「元より隠す気は無い。聞かれたら答えていたよ」

提督「それよりも、今日も鎮守府へ戻る予定だ。他に用事が無いのならばその準備をするが、良いか?」

職員「し、失礼しました!」ピシッ

提督「うむ」

ガチャ──パタン

提督「……立場上、一番偉いとはいえ、どうしてこう怖がられるかね」

救護妖精「もう運命だと思いなよ」

……………………
…………
……
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/09(土) 01:06:21.89 ID:xDlbTjNyo
今回の投下はこれで終わりです。また今日、投下しますね。

集中力が続かない。これは糖分を取るべきなのだろうか。
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/09(土) 01:15:31.98 ID:EcU32ywE0
乙。糖分補給には紅茶抽出飽和砂糖水溶液がオススメ。集中力も増すらしいぞ
俺は作り方を見てすぐ断念したが
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 01:24:27.04 ID:esnud1eAO


集中力ならナッツ類でも食べたらいいんじゃないかな。
シュガーナッツ系なら糖分も一緒に吊れて一石二鳥だし。
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 01:28:54.70 ID:GTaoAH+no
あったかいココアなんてどうだろ。ここのところ夜はだいぶ冷え込むしな。甘さ控えめココアにマシュマロ浮かべるのが至高
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/09(土) 01:35:54.94 ID:fy46qxe80
金剛さんとティータイムでおkだろ。
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 01:39:08.93 ID:3VDpGXweo
乙乙
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 02:01:19.56 ID:TxS3cCiOo
金剛ちゃんとティータイム
お茶請けはスニッカーズ
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 03:27:44.83 ID:oCKK8fIPo
マカロンと紅茶でおk
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 05:05:28.01 ID:YFZyNFPFo
この提督なら梅こぶ茶でいいだろ
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 08:55:08.52 ID:QKxdYn2MO
乙!
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/09(土) 10:21:28.66 ID:vvWUJR4m0
乙!
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 14:41:19.35 ID:Wn/mPwz8o
乙乙
ココアピーとか食べながらやってみては?
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/09(土) 23:17:16.31 ID:AVwO1VgIo
遅くなったけど投下していきます。
でも、たぶん今回も少ない。ごめんよ。
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/09(土) 23:17:53.43 ID:AVwO1VgIo
提督「さて……明後日で重巡の最後の六人を連れて帰る訳だが、その前にやっておきたい事がある」

利根「ふむ? なんじゃ?」

提督「先に六人、解放しておきたい」

那智「世話や説明をしろという事か」

提督「そういう事だ。私がやるよりも怖がらせなくて済む」

羽黒「でも……貴方を信用するかどうかの問題ですから……その、そこは貴方がなされた方が……」

提督「ふむ……。羽黒はその方が信用しやすいか」

羽黒「は、はい……。やっぱり、見ず知らずの人に連れて行かれるのは怖いですから……。それでしたら、どんな人なのか

を見定めれる期間は欲しい……と思います……」

提督「なるほど。確かにその通りだな。助言感謝する、羽黒」ナデナデ

羽黒「ひゃんっ!」ビクッ

提督「む、すまん」スッ

羽黒「──あ、い、いえ……その……ちょっと驚いただけでして…………あの……」

提督「うん?」

羽黒「…………撫でてもらって、良いですか……?」

提督「うむ」ナデナデ

羽黒「はぅ……」ホッコリ
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 23:35:04.61 ID:YFZyNFPFo
羽黒陥落!
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/09(土) 23:35:42.22 ID:AVwO1VgIo
妙高(あら……なんだか羨ましい……)

足柄(あらあら。あんなに気持ち良さそうにしちゃって)

筑摩(結構意外かしら。もっと怖がると思っていましたけれど)

利根「提督よ、我輩も何か良い事をしたら撫でてくれるかのう?」

救護妖精「ストレートだねぇ」

利根「これが我輩の性分よ」

提督「状況にも因るが、撫でてくれと言われれば私は撫でる」

利根「ふむ。では、少しばかりお願いしてもよいか?」ススッ

提督「ほれ」ナデナデ

利根「ぉ…………」

提督「…………」ナデナデ

利根「……………………」

提督「…………」ナデナデ

利根「ぉぉ…………」ホッコリ

利根「こ、これは……なんとも珍妙な……。ここまで抗い難いとは……」

提督「満足か?」スッ

利根「うむ! 大変良いものであった!」

那智「……………………」ジー

提督「那智、お前もしようか」

那智「な、なぜ私に言う」

提督「さてな。なんとなくだ」

那智「…………ふん」

提督「そうか。──それでは、今回は水上母艦と一部の戦艦を解放しよう」

那智(む…………)

救護妖精「なんで戦艦?」

提督「深海棲艦の戦力を削る為だ。出来れば一気に戦力を減らしたい所だが、食料の調達と車に乗せれる人数、そして私が

往復できる回数の都合もある」

救護妖精「なるほどねー」

提督「そうだな……。戦艦はこの四人で頼む」

救護妖精「あいよー」

那智「……………………」

……………………。
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 23:36:18.91 ID:FROl0LaXo
瑞鶴が鬼おこぷんぷん丸
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 23:40:58.24 ID:YFZyNFPFo
この場合那智だろ…
これはあれだな、最初に抵抗したからデレるタイミングを取りづらくなったと見た
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/09(土) 23:49:10.79 ID:F4JGdhg4o
戦艦誰にしたんだろ、航戦か?
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/09(土) 23:53:31.22 ID:AVwO1VgIo
比叡「う……こ、ここは?」

霧島「どこ、でしょうか……予測すら付きません」

長門「む……」

陸奥「あら……?」

千代田「千歳お姉……無事?」

千歳「うん、大丈夫だけど、どこかしら……ここ……」

救護妖精「はい、説明お願いね提督」

提督「これを何回も言わなければならないのは少しばかり辛いな」

羽黒(あの……あまりに当たり前のように身体を拭いていってましたけど……もしかして私達も……?)

妙高(…………たぶん)

足柄(でも、男というよりも医者みたいな感じだったわよね。なんかこう、やらしさがないっていうか)

筑摩(で、でも……少し恥ずかしいですね……)

羽黒(確かにそうですけど……どうして拭き始めてから今まで誰も何も思わなかったのでしょうか……)

足柄(だって……あんなに自然と普通に触られても……ねぇ?)

那智「……ふん」

利根「何を拗ねておる那智よ」

那智「何がだ」

利根「ほれ、機嫌も悪くしておる」

那智「私は元からこうだ」

利根「ほう」ニヤ

那智「……何を考えている貴様」

利根「なに。我輩だけの秘密だ」ニヤニヤ

那智「ちっ……」

……………………。
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 00:13:21.69 ID:4ya6TxlLo
長門「納得がいかん」

提督「ほう。何に納得がいかないのかね」

長門「お前が私達を助けるメリットが無い」

提督「メリットがなければいけないのか」

長門「いけないという訳ではないが、それは共に長き時間を過ごした者にのみ与えれるものだ。見ず知らずのお前では信用に足りん」

提督「尤もな意見だ。私も今ここで信用してもらおうとは思っていない」

長門「ほう。ならばどうするというのか」

提督「どうもしない……と言っては嘘になる。だが、私から何かをしようとは思っていない。私はそこに居る六人にしてやった事と同じ事をするだけだ」

長門「ほう。お前達もここから助けられた……と言われたくちか」

利根「うむ。実際に目の当たりにするまではどう助けるのか知らなんだが、助けるの意味も今回で分かった」

比叡「あのー……どういう意味でしょうか」

利根「そこのカプセルに入っている者を取り出し、飲んでしまっている液体を吐かせ、そして身体が冷えぬよう暖を取らせておった。まさしく救助と言えるじゃろう」

千歳「…………あの、それってもしかして……私達の身体を触ったって事?」

提督「ああ、そうだ」

千代田「な、なんですって!? この変態……!! 千歳お姉の身体に触るなんて!!!」

霧島「ど、どうして貴女達はそれを黙って見ていたのですか!?」

羽黒「その……あまりに自然というか普通といえば良いのか……。手際が良かったのでむしろ関心してしまったと言いますか……」

利根「先程も言うたが、まさしく救助と言えるものじゃった。医者に裸体を見せるのと変わらぬ」

陸奥「それは貴女達の言い分じゃないの。私はちょっと嫌よ」
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 00:29:30.39 ID:4ya6TxlLo
利根「そうは言うてものう……。そこに浮かんでおるオナゴよりは遥かに良いと思うが」

長門「それはそうだが、その救助はお前達がやっても良かったんじゃないのか?」

足柄「水を吐かせる所からもう無理って思っちゃったわねぇ……。あの二人のようにスムーズには出来ないと思うわ。で、その手際の良さに見惚れている内にもう終わっちゃってたわ」

救護妖精「そういや提督もかなり簡単に吐かせてたね。そんな知識、どこで手に入れたのさ」

提督「海で溺れた人間を救助した際、水を吐かせる必要がある。士官学校で教えられた事を憶えていただけだ」

救護妖精「へぇ。士官学校ってそんな事も教えるんだ」

長門「……その理由は分かった。話を戻すが、私はまだ納得していない。お前に何のメリットがある」

提督「こじ付けで良いのなら一つだけメリットがある」

長門「ふん。やはりあるのではないか」

提督「私の中の『助けたいという欲』が満たされる。それがメリットでどうだ?」

長門「……ふざけているのか?」

提督「大真面目だ。これ以外にメリットと呼べるものは無い」

長門「…………。そうか、どうしても言わないか。ならば──」スッ

長門「少し痛めつけさせてもらう。殴り合いなら負ける気はしないぞ」

提督「断る。デメリットしかない。それに、救護妖精が許可してくれんだろう」

長門「ふん。逃げるのか」

提督「好きに考えたまえ」
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 00:35:25.76 ID:esFEH3sbo
命知らずな…
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 00:50:09.46 ID:4ya6TxlLo
長門「──なら、好きにさせてもらう」ダッ

長門「ふん──!」ビッ

提督「…………」ペシッ

長門「!」バッ

提督「…………」

長門「……まさかこうも簡単にいなされるとは思わなかった」ジリ

提督「そうか」

那智「あれでは無理だな」

救護妖精「経験者は語るねぇ」

利根「しかし、良いのか? 激しい運動は禁じておるのじゃろう?」

救護妖精「あのくらいの動きならまあ。それに、どうせすぐに決着が付くしね。ちょっとスープを用意してくるから、誰か手伝ってくんない?」

羽黒「は、はい。私が行きます」

救護妖精「ありがと。──ああそうそう長門さんとやら」

長門「今は話し掛けるな」

救護妖精「アンタはあのカプセルの中に一番長く入ってたんだから、無茶したら身体に響くよ。適度な所で諦めな」

長門「ふん。この長門が諦めるだと? 馬鹿馬鹿しいな。確かに身体は本調子ではないが、これはハンデだ」

救護妖精「まあ、私達はスープを作ってくるから、それまでの間に終わらせてねー」

長門「…………」

長門(……たしかに隙が無い。腕を後ろに自然体で立っているが、あの状態から私の拳を払える技量を持った相手……。よほど無理な体勢でもない限り攻撃は効かないか……。だが、相手は反撃をする様子が無い)
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 00:55:30.63 ID:L/0J527Yo
やはりながもんになってしまうのか
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 00:57:16.67 ID:6tLr3Q8/O
長門頑張れ〜(高見の見物)
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 00:58:06.87 ID:H6zIQwDRo
あぁ、戦艦同士の殴り合いってそういう…
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 01:03:23.35 ID:4ya6TxlLo
長門(なら──)ダッ

長門「ハッ!」ビュッ

提督「…………」タンッ

長門「そこだ!!」グルン─ブンッ

提督「…………」グッ─ストッ

長門「!!!」バッ

提督「…………」スッ

長門「……なんだ今のは」

提督「ただ乗っただけだ」

利根「ほほう。足払いで空中に逃げた相手に、そのまま後ろ蹴りとは見事。あれならば普通は避けれまい」

那智「だが、ニ撃目の足へ乗られたな。まさに屈辱の回避だ」

長門「……なら、どうして反撃をしなかった。絶好の機会だっただろう」

提督「闘う意思など毛頭無い。お前の我侭に付き合っているだけだ」

長門「なんだと……?」

提督「反撃を望むのなら一度だけしてやろう」

長門「馬鹿にするか貴様……」ギリ

長門「良いだろう。その一撃で私を負かせるのならば、お前の言っている事を信用しても良い」

那智「プライドの高い女だ……。私とよく似ている」

利根「そのプライドをバキバキに折られるのも似ておるのう」

那智「全くだ。どんなに足掻こうと、私はあの方に勝てないだろう」
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 01:07:47.08 ID:KblUE5sEo
横の諦観具合がヒドイ
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 01:09:15.17 ID:GCUgjR3Vo
この提督をラスボスに続編書いて欲しい、切実に
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 01:15:08.00 ID:sGSGr8AQo
床破壊でもすんのかねえ
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 01:18:17.20 ID:H6zIQwDRo
右拳を突き出してからの左拳…これだ
NGワード:二撃じゃん!
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 01:21:01.09 ID:4ya6TxlLo
長門「…………」ジリ

提督「…………」

長門(コイツが何をしようが与えれる攻撃をせねばならない……。いや、当たらざるを得ない状況に持ち込めばどうにでも出来るはずだ。相手の反撃は一度……ならば、掴んでからの殴り合い。仮にどんな場所へ攻撃されようと、私は怯まん!)

長門「…………!」バッ

利根「掴みに掛かったか!」

長門「もらった!」グッ

長門「────なっ」スカッ

利根「おお。これはなんと……」

長門(ど、どこだ? 右……左……後ろ……居ない……?)キョロキョロ

提督「…………」スッ

陸奥「長門さん! 後ろ!!」

長門「な──」バッ

提督「…………」ポン

長門「に…………?」ナデナデ

提督「…………」ナデナデ

長門「…………ふ」ナデナデ

長門「──ざけるなぁ!!!」ブン

提督「…………」ペシッ

長門「らあぁッ!!」ビッブンッヒュッ

提督「…………」ペシペシペシッ

長門「ちゃんと闘え!!」ブンッ

提督「しっかりと反撃したではないか」ペシッ

長門「なんだと!?」ヒュッ

提督「頭を撫でただろう」ペシッ

長門「それのどこが反撃だ!!」バッ

提督「お前が一番分かっていると思うが」ヒョイ

長門「…………ッ!!」ギリ
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 01:37:12.77 ID:vb8tS+49o
後ろ蹴りとかしてるけど着てるものって布切れ一枚なんだよな
ながもんさん、提督に花園見えちゃいますよ
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 01:41:18.89 ID:4ya6TxlLo
提督「…………」ジッ

長門「…………」

提督「…………」ジッ

長門「ぅ……ぐ…………」

提督「…………」ジッ

長門「……どうやって後ろに回り込んだ。どこにもお前は居なかったぞ」

提督「上だ」

長門「あの体勢で跳んだのか!?」

提督「正確には横に跳んでからお前の背後に向かって跳んだ」

長門「……お前、本当に人間か?」

提督「よく言われる」

長門「………………何回だ」

長門「何回、私を倒せた」

提督「お前が行動する度に倒せただろう」

長門「…………」

提督「…………」

長門「……負けだ。お前の言った事は信用する。そして、私を好きにするが良い」

那智(本当に訳の分からない方向にプライドの高い奴だ)

提督「じゃあ好きにしろ」
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/10(日) 01:51:07.23 ID:Ksinq8VF0
ビッグ7をいとも簡単にw
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 01:53:38.95 ID:ZAlSt1rSo
ながもんさん悶々
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 01:55:41.27 ID:4ya6TxlLo
長門「なんだそれは……」

提督「そのままの意味だ。好きにしろ。制限は付けるが、その中であれば自由にしていれば良い」

長門「……その制限はなんだ」

提督「お前達が外に出ると大混乱が起きるから勝手に出るな。それだけだ」

比叡「あ、あのー……」スッ

提督「なにかね」

比叡「勝手に、という事は……貴方に申し出れば良いのでしょうか」

提督「うむ。姉と似て察しが良いな」

比叡・霧島「!!!」

比叡「お姉様を知っているのですか!?」

霧島「でも……金剛お姉様はそのカプセルの中に……」

提督「艦娘としての金剛が私の秘書として鎮守府を護ってくれている。いつも良くしてくれている」

比叡「貴方の鎮守府に……」

霧島「金剛お姉様が……」

比叡・霧島「私、行きます!!」

提督「榛名も居る。きっと二人も喜ぶだろう」

比叡「榛名も……!」

霧島「榛名お姉様も……」

救護妖精「おーい。スープ出来たよー」

提督「その前に……スープが出来たみたいだ。先に食事を済ませておけ」

比叡・霧島「はいっ!」ピシッ

提督「…………」
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 02:05:09.27 ID:vb8tS+49o
ちなみにマイクチェックは榛名の事呼び捨てにしてるんだぜ
図鑑で姉妹艦の榛名には〜って言ってる
ごめんちょっと気になった
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 02:08:40.44 ID:4ya6TxlLo
長門「む……」フラッ

提督「おっと」ヒョイ

長門「なっ!? 何をする!」ジタバタ

提督「暴れるな。落ちる」

長門「離せば暴れる事もない!!」バタバタ

提督「……大人しくしろ」ジッ

長門「ぅ…………わ、分かった……」

提督「あれだけ派手に動いたんだ。そうなって当然だろう。これはその結果だと思え」

長門「……恥ずかしい」

提督「それもお前が暴れた結果だ」

長門「…………受け入れる……」

提督「素直でよろしい」

那智「……………………」ジー

利根「ほう」ニヤ

那智「……なんだ」

利根「いやいや、なんでもない」

那智「…………ちっ」

……………………。
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 02:09:40.59 ID:4ya6TxlLo
>>730
な、なんだってー!
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 02:17:50.67 ID:4ya6TxlLo
陸奥「あの……長門さん……」コクコク

長門「ん? どうした」

陸奥「ごめんなさいね……。勝負に水を差しちゃって……」コクコク

提督「…………」スッ

長門「んくっ。……いや、構わない。あれはどうであれ私が負けていた」

陸奥「でも……」

長門「構わないと言っている」

提督「…………」スッ

長門「んぐっ……」

長門「それよりも……なぜお前が私の世話をしているんだ」

提督「なんとなくな」スッ

救護妖精「身体が弱ってるのにあんなに動くからだよ。他の子も皆飲んでるし、自業自得。諦めな」

長門「あむ……。だが、これは……その……」

救護妖精「恥ずかしいとか言っても説得力無いよ。あんた蹴り放ったじゃん。あれと比べたら背中を預けて口にスプーンを運ばれるなんて可愛いものだろう?」

長門「あれは闘いだったからだ。闘いの中ならば特に気にする事はない」

那智「必要だからか」ズズッ

提督「…………」スッ

長門「んっ……。そうだ」

那智「お前とは気が合いそうだ」

提督「那智と通ずる何かがありそうだな。勝気なのも似ている」スッ

那智「私はあそこまで諦め悪くない」ズズッ

長門「んむ……。お前もこいつと一戦交えたのか」

那智「ああ。お前と全く同じ結果だった」

長門「……ここまで完敗なのも初めてだ」

提督「ほら、これで最後だ」スッ

長門「あむ……。…………すまない。ごちそうさま」

提督「これに懲りたらもう無茶をするな」ナデナデ

長門「むぅ……」
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 02:35:25.62 ID:4ya6TxlLo
救護妖精「随分と大人しくなったねぇ」

陸奥「うん。私もそれは思ったわ」

長門「……逆らってはいけないという感情が占めていてな」

那智「非常に良く分かる。私も始めはそうであった」

長門「ほう? では今のお前はどうなんだ?」

那智「畏怖は勿論だが、それ以上に尊敬もある」

利根「あと、それともう一つ大きな感情があるようじゃがな」

那智「喧嘩を売っているのか?」

利根「何も隠さんでも良かろう」

那智「……ふん」

長門「…………?」

提督「深くは考えなくて良い」ナデナデ

長門「う、うむ……」

提督「──では、仮眠室のベッドに運んでくる」ヒョイ

長門「わっ……」

那智「…………」

陸奥「……今更だけど、長門さんがお姫様抱っこされるのって初めてじゃない?」

長門「…………うむ」

陸奥「どんな感じがするの?」ワクワク

長門「その………………恥ずかしいと同時に、何かこう……胸にモヤモヤとした感覚が……」

陸奥「……よく分からないわ」

長門「私だって分からないんだ……。今日は初めてが多すぎて少し戸惑っている……」

提督「行くぞ」スタスタ

長門「わっ! い、いきなり歩き出すな」

提督「知らん。お前は早く横になって休め」スタスタ

長門「う……分かった……」

那智「……………………」

陸奥「……本当、長門さんがあんなに言う事を聞くなんて初めてね」

救護妖精「…………」

救護妖精(艦娘のベースとなった子……全員が偽者の記憶だから辛いなぁ……)

……………………
…………
……
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/10(日) 02:40:29.66 ID:4ya6TxlLo
今回の投下はこれで終わりです。また今日、投下しますね。

最初は長門型ではなく扶桑型で進めていましたが、物凄く扱いづらかったので長門さんと陸奥さんに出ていただきました。
ついでに長門さんが大人しく従うというあまりイメージに無い役もやってみたかった。
先に言っておくけど、こっからほとんど同じ事の繰り返しだからキンクリすると思う。これ以上やってもSSだと冗長になるだけだしね……。
まだ出てない子を期待してた人はごめんよ。
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/10(日) 02:44:01.15 ID:AkmBw+JQ0
おつおつ
この長門かわいい
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 02:46:10.20 ID:vb8tS+49o
おつおつ
ながもんさんはライトニングさんに通ずるものがある
かわいい
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 03:03:46.87 ID:AAG+pnVmo
俺はキンクリでも問題無い

が、頼む翔鶴ねぇだけは出す時のリアクションを(ry
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 03:06:08.76 ID:DFrOqsRjo
おっつー。さて艦娘の金剛さんとの再開(初対面?)はどうなるだろうか
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 03:13:47.81 ID:u4GbqZPq0
雷巡コンビも見てみたい
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 03:31:01.73 ID:U0jjD/i/o
鳳翔さんが出ればそれでいい
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/10(日) 03:45:24.83 ID:kUD9q4xeo
長門「くっ、殺せ・・・」
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 04:15:06.64 ID:t9dmqZXpo
乙!
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/10(日) 09:02:41.76 ID:B+RMRm+v0
このまま駆逐艦や軽巡・空母などで長びかせてもいいやで?(お願いしますもっと長びかせてください何でもしますから)
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 09:13:15.42 ID:ORpelaeHo
お願いします北上さんの前にわた、大井さんを助けて上げてください!
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/10(日) 09:34:36.62 ID:E/UCpPqxo
ちょっと前からいる物語に出てない北上と大井を話題にしてる人と同一人物かな?
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [[sage]]:2013/11/10(日) 10:08:11.62 ID:JLOVYyrU0
前スレ昨日から読み始めてやっと追いついた!
E-5なんてなかったんや(震え声
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 10:37:23.96 ID:74rdYUqlo
sageも出来んのか君達ィ…
ところで解放された娘たちって便宜上割り当てられていた軍艦名で呼び合ってるだけで本名は違うってことでよろしいか?例えば利根と五十鈴は本名がフランチェスカ・ルッキーニみたいに
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/10(日) 10:42:29.18 ID:kymy8Tih0
乙です
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/10(日) 11:33:58.88 ID:JLOVYyrU0
初カキコ・・・ども・・・状態なんだすまぬぅ...
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 11:35:28.66 ID:QOnk0tSdo
あんたじゃない
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 11:41:10.74 ID:KblUE5sEo
>>746
その話をした者だが、ちょっと前以前からこのスレにはいたし、>>745は俺ではない
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/10(日) 22:43:14.86 ID:4ya6TxlLo
ちょびちょび投下していきます。
やっぱりキンクリしましした。人によってはワンチャン残ってるけど。
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/10(日) 22:44:29.94 ID:4ya6TxlLo
提督「艦娘、深海棲艦が急速に消えているという異例の事態が発生しているのは知っているな」

少将「はい。私の鎮守府でも同じ現象が発生しています」

中将A「私もだ。一体何があったのでしょうかね……」

中将B「右に同じく。……おかげで戦力はガタ落ちですよ」

提督「知っての通り、私は艦娘の数が絶対的に少ない。そのせいか私自身の目で確かめれない状況だが、ここまで多くの報告が集まっているのも事実。実際に、消えた艦娘は皆同じのようだ」

提督「重巡、水上母艦、軽空母、潜水艦は全滅。戦艦は金剛、榛名を除く八隻。軽巡、駆逐艦は半数。空母は加賀と飛龍の二隻。これが現在確認されている被害だ」

提督「今の所消えている艦娘は私が所持している艦娘以外という関連性以外、見つけられない。他に何か気付いた者は居ないか」

中将B「もしかすると、ですが……特に戦力の高い艦娘が優先的に消えていないでしょうか」

提督「私もそれを思った。だが、いまいち納得が出来ない。戦力の高い艦娘が優先的に消えるのであれば、戦艦や空母は全て居なくなっているはずだ。そして、駆逐艦でも特に戦力の高い島風や雪風、夕立……軽巡では球磨と名取は消えたが長良は消えていない。安易に戦力の高い艦娘だけとは思い難い」

少将「では艦娘ではなくて深海棲艦側に何かがあるのでしょうか? 報告によると、深海棲艦も艦娘と同じように消えているようですし」

提督「残念だが私ではその関連性が見つけれない。何か分かったら私に報告をしろ」

中将A「……ここまでくると、もはや世界が艦娘や深海棲艦を消しに掛かっているように思ってしまいますね」

提督「それはそれで結構だが、そうなると他国の事で心配になる」

中将A「他国……ですか?」
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 23:10:19.69 ID:4ya6TxlLo
提督「現状、深海棲艦が海に蔓延っているおかげで我々の国は侵略されていない。だが、艦娘や深海棲艦が居なくなる事でこの国は他国に怯える事は無い。……どちらに転んでも痛いのだよ」

少将「ですが、我が国は負けません! 大和魂は必ずや勝利を導くでしょう!」

提督「そのような根拠の無い理論は嫌いだ」

少将「大将! その言葉は──!」

提督「では少将。艦娘六隻で百隻の深海棲艦を沈めれるか」

少将「それは…………」

提督「大国を相手にするという事はそういう事だ。士気を高めるのは素晴らしい事だ。だが、勝てない戦を勝てない戦法で挑むのは愚の骨頂と知れ」

提督「そして、その戦法によって生み出される被害と未来も考えろ。──例えば中将A、お前は錬度の低い駆逐艦を犠牲に戦っているな?」

中将A「はっ。効率良く敵を落とせる戦術だと思っております」

提督「確かに戦術面では良い。だが、戦略面ではどうだ」

中将A「…………と、言いますと」

提督「深海棲艦は無限と思わせる程に多い。いつまで続くのか分からない非常に長期的な戦いだが、果たしてその戦術でいつまで戦える」

中将A「…………申し訳ありません。私では答えれません」

提督「良い。戦術面ではお前のやり方は非常に良い。だが、戦略的な面で見るとやってはいけないやり方だ。そのようなやり方では必ず疲弊してくる。その内、艦娘が足りなくなって戦えなくなる」

提督「中将A、戦いとは勝つ事だけではない。退却も重要だ。戦線が保てれるのならば無理に押し進めなくても良い。無理に推し進めた分、必ずツケが返ってくる。疲弊した戦力では敵の精鋭を倒す事などできないだろう」

中将A「……はい。そのよな経験を一度しております」
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 23:15:16.00 ID:U8hYrG2Oo
ダメコンごり押しは許されるよね
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 23:16:36.76 ID:KblUE5sEo
>>756
ダメコンを仕入れるのに魔法のカードが減るじゃろ?
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 23:35:19.21 ID:vy0JyYcQo
アナルバイブ提督は許されないな
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/10(日) 23:35:46.25 ID:4ya6TxlLo
提督「ふむ。では今の話はよく分かってくれると思う。我々の国はただでさえ小さい。そんな国が、使い捨てなどしていれば必ず足りなくなる。視野を広く持て中将A。先の事を見据えて行動せよ」

中将A「はっ! 有り難いお言葉、感謝します!」ピシッ

少将「…………」

提督「少将はまだ納得できないかもしれない。だが……そのような考え方もあると思ってくれたまえ。我々だけが特別ではないのだ」

少将「……納得は出来ませんが、憶えておきます」

中将B「少将! 貴様そのような事が言える立場か!!」

提督「よい中将B。私はこのように情熱的で怖いもの知らずの彼を気に入って招き入れた。──だが、このままお咎め無しでは他の者に示しがつかない」

少将「いかなる罰も受け入れます」

提督「良い言葉だ。──では少将、お前には三日間、私とチェスをしてもらう」

少将「……は? どうしてでしょうか」

提督「お前は戦いの腕は良いが、大事な部分を分かっていない。その三日間でその大事な部分に気付けなかった場合、この場へ呼ぶ事は無くなる」

少将「……了解しました」

提督「ただ呼ぶ事が無くなるだけではない。永遠に呼ぶ事が出来なくなるという意味でもある事を心得よ」

少将「な……!」

中将B「大将……それはいくらなんでも……」

提督「このくらい、こなしてもらわねばここへは留まれぬよ。それと、私の見込み違いでなければ少将はこの課題をクリア出来ると思っている。失望させるなよ、少将」

少将「──受けて立ちます!!」

提督「良い返事だ」

中将B「…………」

提督「正義というものは、人によって変わってくるものだ中将B。そこは憶えていて欲しい」

中将B「……深く考えてみます」

提督「うむ」

提督「こんな若造だが、三人共、私を──そしてこの総司令部を支えてくれ。上からの目線ですまないが、少しばかりこの若造に付き合ってくれないか」

……………………
…………
……
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/10(日) 23:36:49.71 ID:JLOVYyrU0
>>756
女神のほうが確実ですよ!(キチガイスマイル
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 23:39:57.57 ID:U8hYrG2Oo
>>760 そりゃごり押しするのに応急じゃごり押しにならないだろ
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 23:47:58.63 ID:KBs/OKh1o
カリスマ凄いけど士官学校でたばかりなんだよなぁ
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/10(日) 23:54:05.71 ID:MBaOaU/2o
ドック解放した時点でもう米帝だろ
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 00:01:07.35 ID:MD8A4934o
救護妖精「残った艦娘は軽巡と駆逐艦が半分。そして戦艦二隻と空母の大半、か……だいぶ少なくなってきたねぇ」

戦姫「あと、もう少しなのですね」

ヲ級「♪」スリスリ

提督「ああ。……すまない。お前達の提督にはなれなかったよ」

戦姫「いえ、それはもう叶っています」

ヲ級「!」コクコク

提督「む?」

戦姫「沖ノ鳥島海域にて一度、貴方は私達に指示を与えて下さいました。あれは、何よりも喜ばしい事でした」

戦姫「あの時、分かったのです。私達は『もう一度、艦娘の時と同じように提督と共に戦いたかった』と。貴方は、しっかりと提督として私達を扱って下さったじゃないですか」

提督「だが、私は海へ出ていない」

戦姫「それが普通です。普通、提督が指示を与えて艦娘がそれを遂行する。艦娘は、それに喜びと幸福を感じる。──それは、提督を失い、深海棲艦となった私達では得られる事の出来ない喜びです。艦娘の当たり前──その当たり前だからこそ、その時が来るまで気付きませんでした」

救護妖精「…………」

戦姫「きっと貴方の艦娘も、指示を与えたら喜びませんか?」

提督「…………なるほど。確かに心当たりがある」

提督「だが、お前達は本当にあの一度きりで満足したのか?」

戦姫「満足とは言えませんが、充分です。艦娘を解放するという話と、あの作戦指示を聞いた時には受け入れていました。例え私達が消える事になろうと、私達を艦娘のように扱って下さるこの方について行こう、と」

提督「……消えてしまった仲間は、どうだった」

戦姫「夏に降った雪のように消えていきましたが、その子達の最後は笑顔でしたよ。普段から笑わない子も、笑顔で消えていきました」
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 00:15:35.22 ID:MD8A4934o
提督「寂しくはないのか」

戦姫「勿論、寂しさもあります。けれど、羨ましい気持ちもあるのです。あの子達は苦しまず、笑顔で深海棲艦という枷から解き放たれたのですから」

提督「……そうか」

戦姫「……これから、どうするおつもりで?」

提督「艦娘に真実を話す」

救護妖精「……まだちょっと早くない?」

戦姫「私もそう思います。どうして解放が先ではないのでしょうか」

提督「……私の我侭だ。最後は、艦娘達に嫌われて終わりたい」

救護妖精「嫌われてってそんな……」

提督「私は彼女達をも利用して人を殺している。解放する直前で話しても、ただの逃げだ。彼女達には、考える時間も与えてやりたい」

戦姫「……最後まで話さないという選択肢は無いのでしょうか」

提督「それは出来ない。それこそ彼女達の心を蔑ろにしている。……私を信じてくれているのだからな」

救護妖精「…………」

戦姫「…………」

提督「では……話しに行こう────」

……………………。
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 00:33:53.51 ID:MD8A4934o
提督「……今から、お前達に言わなければならない事がある」

全員「…………」

提督「薄々気付いている者も居るかもしれないが、なぜ私が艦娘と同じ顔をした少女を匿っているか、についてだ」

金剛「…………」

提督「ハッキリと言おう。この世界に残された人類は、もはやこの国だけと言っても良いだろう」

瑞鶴「へ……? ど、どういう事?」

提督「艦娘というものは、元は人間だ。詳しい事は省くが、元となった人間の魂を複製して艦船に宿らせる。それが艦娘だ」

響「……それは、私達はその人達の偽者って事なのかな」

提督「偽者ではあるが、お前達の心は本物だ。そこは勘違いするな。──そして、その艦娘を製造する方法が一つの大国に渡り、そして大国の実験は失敗した。そのせいか、この世界の人間はこの国以外で確認されていないそうだ。そして、艦娘の沈んだ姿である深海棲艦が蔓延した」

天龍「ちょ、ちょっと待ってくれ! いきなり色んな事を言われても訳がわかんねーって! 俺達が倒してきた深海棲艦は、本当は艦娘とか人間だって言うのか!?」

提督「そうだ。だが、失敗によって人間が深海棲艦になったかどうかは分からない。艦娘が深海棲艦になるのは事実だ。実際にこの鎮守府に居る戦姫と空母ヲ級は、実際に艦娘の時の記憶を持っている」

榛名「私達は今まで……同族を殺してきたのですか……」

提督「それに関しては否定しておく。人に危害を加える悪霊を祓うのと変わらん。深海棲艦になった時点で、艦娘とは似て非なる存在だ」

提督「──前置きはここまでにしておこう。私は、そうして生まれてきた艦娘や深海棲艦を放っておく事が出来ない。だから艦娘の基となった子を助け、ここへ匿った。……それによって、それに対応した艦娘や深海棲艦は消えていったそうだ」

提督「そして、全ての艦娘を解放する為に、私は今までお前達を利用し、真実を隠し、そして人をこの手で殺した」

全員「…………っ」

金剛(提、督……?)

瑞鶴(人を……殺した……)
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 00:46:05.03 ID:MD8A4934o
提督「お前達も、いずれ消えてしまうだろう。だから、これからは各自好きなように行動してくれ」

提督「端的に言うならば、深海棲艦は元々艦娘であると知っていながら、私はお前達に深海棲艦を沈めさせ続けてきた。そして、艦娘解放の障害になる者は全て殺してきた」

提督「私をどう思っても構わない。殺しても構わん。私はお前達にそれだけの事をしてきた。だが、殺すに当たって条件がある。私を殺した際は、解放した子の全てに普通の暮らしが出来るようにしてくれ」

提督「──以上だ。色々な情報を叩き付けられて混乱している者も居るだろう。その者は自分の部屋へ戻ってゆっくり考えてくれ」

全員「…………」

提督「…………」

神通「……すみません、提督」スッ

提督「なにかね」

神通「少し……部屋へ行って考えてきます……。よろしいですか……?」

提督「うむ。他の者も神通と同じであれば部屋へ戻れ。私に断りを入れる必要は無い」

全員「…………」

ガチャ──ゾロゾロ……──パタン

金剛「…………」

提督「金剛は戻らなくて良いのか? それとも、私に話でも?」

金剛「……提督に、聞きたい事があります」

提督「なにかね」

金剛「提督は、必要だから人を殺したのですよね」

提督「ああ。艦娘が二度と造られる事のないように、な」
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 00:59:14.02 ID:MD8A4934o
金剛「やっぱり……。──では、私達に話さなかったのも、私達を気遣ってですよね」

提督「…………」

金剛「沈黙は肯定と取りますよ」

提督「……そうだ」

金剛「最後に一つ。──提督は、約束は破りませんよね?」

提督「死なない限りは、約束は守る」

金剛「でしたら、私のやる事は一つです。提督、銃を貸して下さい」

提督「分かった」スッ

金剛「……あと、目を瞑って下さい」チャキ

提督「…………」スッ

金剛「……提督…………」
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 01:16:30.40 ID:MD8A4934o
──ちゅっ

提督(──は?)

金剛「…………」スッ

提督「……どういう事だ?」

金剛「I don't mind that everthing is a lie. As long as I love you forever. ──たとえ全てが嘘でも構いません。私が貴方を愛している限り、永遠に──私はこう言いました」

提督「…………」

金剛「ですので、私は何もかもが嘘でも構わないんです。私が貴方を愛している──それだけで、私は貴方について行きます」

提督「…………」

金剛「…………」

提督「馬鹿だな」

金剛「死んでも治りません」

提督「私はこれから死ぬかもしれないぞ」

金剛「地獄の底でもお供します」

提督「何も残らないぞ」

金剛「私の魂に刻まれます」

提督「それすらも消えるぞ」

金剛「提督を愛した事実は残ります」

提督「…………」

金剛「…………」

提督「……また負けたな」

金剛「また私の勝ちです」

提督「なぜ拳銃を借りた?」

金剛「ささやかな仕返しです。お返しします」スッ

提督「……そうか。殺されるかと思ったよ」スッ

金剛「大成功ですね」ニコ

提督「やられたよ」

金剛「……では提督、ご褒美が欲しいです」

提督「何が良いのかね」

金剛「耳、お借りしますね」スッ

金剛「────────」ヒソ

提督「……分かった。あいつには内緒にしてくれよ?」

金剛「はい。分かってますよ」ニコ

提督「……あとは、皆の意見を聞くだけだな」

金剛「……大丈夫ですよ」ギュ

提督「……そうか」ナデナデ

金剛「大丈夫……大丈夫です────」ギュゥ

……………………
…………
……
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 01:38:07.78 ID:MD8A4934o
瑞鶴「一日考えたけど、私達が言える事は少ないわ。だから、提督さんに聞きたいの」

提督「なんでも言ってくれ」

瑞鶴「……提督さんは、どうしても人を殺さないといけなかったのよね?」

提督「そうだ。二度と艦娘が造られないようにな」

瑞鶴「次に、私達に黙っていたのも、私達を思っての事よね?」

提督「そうだ」

瑞鶴「だったら、私達が言える事は一つね」

瑞鶴「──ついて行くわよ。私達は皆、提督さんについて行く」

提督「…………そうか。金剛と同じだな」

雷「当たり前よ司令官! 私達は司令官に骨抜きにされちゃってるんだもの!」

龍田「雷ちゃんの言う通りよ〜。良い意味でも悪い意味でも、ね?」

提督「まったく……お前達は馬鹿だな」

島風「そんなの、あの時から分かってる事でしょ!」

川内「提督が攫われた時かぁ。なんでだろうね。懐かしい感じがするよ」

榛名「……提督は攫われたのですか? 想像付きませんね……」

電「あの時は本当にビックリしたのです」

響「金剛さんが一番大変だったね。焦燥していたし」

金剛「ぅー……それだけショックだったのデース……」

榛名「くす……金剛お姉様らしいですね」

金剛「笑わないでくだサイ!」

提督「……何はともあれ、私は命拾いした。ありがとう、皆」

提督「──今日はもう遅い。各自部屋に戻って休んでくれ。後の事は明日話そう」

……………………
…………
……
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 01:41:38.75 ID:MD8A4934o
今回の投下はたぶんこれで終わりです。また今日、投下しますね。
ただ、次に投下する時は確実に夜です。内容が内容なので、昼にはとても投下できません。

もうほとんど終盤。でも、思えばSS的には長かったかもしれない。やっぱり私は短くするのが苦手な模様。
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/11(月) 01:43:10.07 ID:MD8A4934o
age忘れてたよちくしょう……。

響「三回目。懲りないね。今度は吊るして熱湯にでも落としてみようか」

ちょっと待って響ちゃん。それ普通に死んじゃう! 死んじゃうから止めて下さいお願いします!!!
あ、ちょまっ──アッー!!
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/11(月) 01:43:50.22 ID:VSzKlEUz0
お疲れです!長いのも非常に読み応えがあって面白かったですよ!
次も楽しみにしてます!ゆっくり休んでくだしあ
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/11(月) 01:44:43.81 ID:3jI5SmuT0
くっ・・・終盤か・・・今まで見てきたSSで一番の出来だと思う
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 01:49:04.77 ID:12LpwN0Eo
>>1
原典の少女たちが解放されたらこの艦娘たちは消えてしまうんだよな
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 01:51:10.87 ID:LlE/UjRfo
お疲れ様です
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 02:10:44.86 ID:S74E1zrLo
乙!
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 02:25:02.89 ID:Qrx40caN0

昼には投稿できないような内容なのか・・・
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 03:03:55.70 ID:TUK/9LWR0
いつも楽しみにしています!
良作SSとはこういうSSのことを言うんだろうなー
最後まで体調には気を付けて書いてくださいね!
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/11(月) 04:09:50.70 ID:hBQ2R3t80
待ちに待てますよ!まだまだ続くことを祈りつつ3万円課金してきます
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 06:44:17.25 ID:vjZ5ob4po
母港にいる艦娘全員とえろいこと、かな?
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 07:29:46.94 ID:xavqJX4Yo
乙乙
解放すると消えるんだよね
同じ顔をした娘は居ても、あの娘はもういない、なんだか艦娘をロストしたみたいだ
複写した魂だから、ここで魂に刻まれた事も消えてしまうんだろうか
だとしたら、切ないな。
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 07:35:00.52 ID:rwR30hhe0
ここが私の魂の居場所よ!!
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/11(月) 14:33:04.75 ID:+pFL29vh0
>>781
つまりながもんとも・・・(ゴクリ
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 14:37:40.48 ID:vjZ5ob4po
>>784
おう、むっちゃんもいるぞ!
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/11(月) 16:32:01.19 ID:zv+740Yn0
もうレス800近いのか
あんま無駄な書き込みしてるとこんな面白いSSが短めに切り上げられることになっちゃうぞ
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 18:33:44.55 ID:epS/zUwDo
おっそうだなわざわざ指摘ありがとう自治厨さん
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/11(月) 23:40:09.42 ID:MD8A4934o
そろそろ良い時間だよね。
これから眠る人も、そうじゃない人も、エロがお好きなお方はどうぞ読んで下さい。読んで下さると勝手に超喜びます。

また、エロを投下したら一旦休憩に入らせてください。
某ネトゲの大規模アップデートチェック(非プレイ)やら、なんやかんやしていましたが、今回のエロにはそれなりに神経を使いましたので疲れています……。
エロが苦手なお方はすみませんが、休憩し終わったら書き溜めつつ投下しますので深夜〜朝方近くまでお待ち下さるか、そのままおやすみして下さい。
いつものように、エロが終わった後は連続でageます。

では、投下します。
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 23:40:53.95 ID:MD8A4934o
コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

金剛「提督、お休みの途中にすみません。今、宜しいですか?」

提督「構わん」

金剛「良かった。──昨日のご褒美を受け取りに来ました」

提督「そうだな。……本当に良いのか?」

金剛「勿論です」

提督「今度こそ、消えたくなくなるぞ」

金剛「大丈夫です。私の魂に刻まれますから」

提督「……本当に好きだな、その言葉」

金剛「提督への愛ほどではありません」

提督「まったく……本当に、お前は私が好きだな」

金剛「はい! それはもう!」

提督「……火を点けよう」

金剛「はい──」

……………………。
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 23:43:10.98 ID:MD8A4934o
「あ、ん……んちゅ、はぁ……んっ」
 以前と同じく薄闇の世界──。
 その中で、彼女と私は淫らな水音を出していた。
 お互いの口内を犯し、舌を絡み合わせる──。時にはその舌や唇を甘噛みしてイタズラもした。
「はぁ……ぁ、はぁ…………」
 前と同じく唾液を交換し合った私達の口は、初めてキスをした時と同じく銀の橋が出来上がっていた。
「ふふ……今日は、こんな物を持ってきました」
 その銀糸を満足気に眺めつつ、金剛は自分の胸の間に手を入れた。
 そこから取り出された物は、華奢な少女の小さな手にも収まる一つの小瓶──。それはどう見ても、瑞鶴に渡したあの小瓶と同じ物だ。一つ違う点を述べるなら、中身が一切減っていない、新品の状態だという点だろう。
 しかし、なんて場所に挟んでいるんだ。
「もう一つはお前が持っていたのか」
 胸の間に差し込んでいた事も踏まえ呆れたように言うと、彼女はにんまりと悪戯っ子の笑みを浮かべてきた。
 嫌な予感しかしない。
「最後は、提督と激しく愛し合いたいです」
 最後──。その言葉は非常に重々しい。
 なにせ間違っていない。私達がこうして肌を重ねるのも、きっとこれで最後になるだろう。
 最後だから、最高に激しくまぐわいたいという事か。
 コルクで栓をされた小瓶。そのコルクを引き抜くと、彼女は小瓶の口を唇へ当てた。
 が──何を思ったのか、中身を全て飲み干してしまった。
「……金剛?」
 苦味を堪えているのだろう。ギュッと瞼と手と唇を固く結び、震えている。
「あは……全部、飲んじゃいました……」
 目の端に涙を蓄えた少女。その表情は、どことなく不安に思っているようにも見える。
 いや、不安でない訳がない。一口──しかも三人で分けた量であれほどの効果だ。一瓶全て飲み干せばどうなるかなんて想像すら出来ない。
「何をやっているんだ……。ほら、口を開けろ。舐め取ってやる」
『私も以前と同じようになるから寄越せ』
 そういう意味だというのは、金剛ならば容易に想像が付くだろう。なにせ、今更舐め取っても何も意味が無いのだから。
 彼女は柔らかい笑みを浮かべ、目を瞑った。
 無防備で華奢な身体を抱き寄せ、今日で何回目かになるキスをする。
 舌を絡ませ、口内の粘膜を舐め上げ、歯の裏側さえもなぞる、窺う事のない、お互いを求め合うようなねっとりとしたキス──。
 今回の味は苦いが、私が唯一味わう事のできる甘いモノだ。充分に堪能させて貰わなければ。
 だんだんと身体が火照り、頭がくらくらしてくる。
 金剛に至ってはキスだけでは我慢ができないようで、身体を擦り付けてきている。
 水音が鳴る度に、同じ場所からくぐもった甘い吐息も聞こえる。
 背中を撫でるだけで、彼女の身体はビクリと跳ねた。同時に、とんがった甲高い声も出していた。
 どちらからともなく、口を離す。その頃には金剛の口内からはとっくに苦味が無くなっており、お互いの息は荒くなっていた。
 潤んだ瞳、紅く火照った頬、軽く汗ばんだ肌──。
 性に対してあまり関心の無い私でも、その姿は扇情的に思えた。
「──だめ、です……。提督、ごめんなさい……!」
 先に謝られてから押し倒された。
 私が仰向けで彼女が私の腰に座る形。以前繋がった時と同じく、女性上位の体勢だ。
「はぁ……! は、ぁぁあ……っあ、んぁ…………」
 我慢する事が出来ないのか、はたまた別の意味があるのか──金剛は熱くなっている股間を私の股間へ擦り付けている。
 艶めかしく動く腰はゆっくりと大きく、私の性器に血を溜めさせているようにも思えた。
「ていと、く……もう、良いですよね? ね?」
 金剛のその質問は、質問として意味を成していなかった。
 私の返答を聞くまでもなくズボンを下ろされ、男性の象徴が空気に曝け出された。
 その私のソレを、愛おしそうに撫でる少女。
 腫れ物を扱うかのように触れるその細い指が、少しばかり気持ち良い。
「元気が一杯です……んっ」
 息が掛かるくらいに顔を近づけ、チロリと一舐めしてきた。
「こら、汚い」
「提督のです。汚くありません」
 舌先で確かめるようにしていた動きが、その言葉と共に変化した。
 キャンディを舐めるように竿全体を舐め上げ、唾液でぬらぬらと光りだした。
 今度は亀頭部分をチラチラと舐めている。特に感覚の鋭いそこは、ザラザラとした舌の感触で、ビリッと電気のようなものが走った。
「あはっ……固いのに弾力があって、とてもビクビクしています……。こんな暴れん坊さんは、押さえ込まなければなりませんね……? ──あむ」
 遠慮がちに口を開いた少女は、一瞬の躊躇も無く先端を咥えた。
「ん……んん、ん…………」
 止めようかと思った時には既に、半分ほど呑み込まれていた。
 膣とはまた違った、生温かく柔らかい感触が襲ってくる。不意に彼女の頭を掴みたくなる衝動に駆られたが、それをなんとか抑えている内に、彼女は全てのモノを口の中に収めていた。
 喉奥に当たっているのか、先端が何かに当たっている。その状態で舐められ、裏筋に強烈な快感が走った。
 口の中の空気を抜いているのが良く分かる。私のモノ全体が柔らかい肉に包まれ、舌で攻められているからだ。
「んっぐ……」
「ぐっ──!?」
 突如、その攻め方が変わった。柔らかくねっとりとしていた口内が急に狭くなったのだ。
 口内の形どころか、舌のざらつきの一つ一つまでも分かるんじゃないかってくらいに、強く吸われている。
 そのせいで、今度は我慢が利かなかった。上半身を起こし、彼女の頭を両腕で包んで抱き締めた。
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 23:44:15.99 ID:MD8A4934o
「んぅ……! ん、んふ……ん…………」
 それに一瞬だけ驚いたようだが、金剛はそれを皮切りに舌の動きを激しくした。
 裏筋だけでなく、亀頭、根元、カリ──全てを余すところ無く擦り上げ、押し付け、甘噛みも駆使して私を攻め上げる。
 声を抑えてはいるが、歯がギシギシと鳴りそうなほど食い縛っても声が漏れる。
 その声に喜びを感じているのか、特に声が大きく漏れたカリの部分への攻撃が中心となった。
 あまりの快感に身体全身が強張る。腕も抱き締めているというよりは締め付けているのではないかというくらいに力が入ってしまった。
 極力、痛くならないように抑え付けているが、その抵抗はどれ程のものなのだろうか。少なくとも、頭を全く動かせていない様子から相当な力が入ってしまっているのは分かる。
 それが流石に痛かったのだろうか、金剛の攻めが緩くなった。
 口の中は元の柔らかい状態となっており、舌も優しく触れるような動きになっている。
 余裕が生まれたので私の力も少し抜けたが、柔らかくも大きな快楽が襲う事となる。
 苦にならない、真綿で首を絞められているような、純粋に気持ちの良い快楽──。
 少しばかり呆けてしまう程に、それは心地の良いものだった。
「ん、ふ……まらでふよ……ひゃんと、出ひてくだはいね……?」
 半分、何を言っているのか分からない言葉で語り掛けた後、もう一度あの強烈な快楽が襲ってきた。
 いや、さっきのよりも強く荒々しい、強制的に絶頂へ導かそうとしているものだった。
 気の抜けていた私はモロにその攻めを受けてしまい、軽く悲鳴を上げた程だ。
 キュウキュウと痛いくらいに締め付けられ、背骨に氷の柱でも突き刺されたかのような耐え難い感覚に、またもや金剛の頭を締め付けてしまった。
 口の中の空気がほとんど無くなっているのだろう、先程から空気が細く狭い道を通る──膨らませた風船を指でなぞるような──音が聴こえる。
「あ、が……! ぐ、ぅ──!!」
 そんな強烈な快感に、免疫の少ない私が抗う術は無かった。
 グツグツと湧き上がる射精感を察知して必死に抑え込もうとしたが、それは彼女の舌技でいとも簡単にこじ開けられてしまった。
「────────ッッぁ!!!」
 尿道から彼女の喉へ快楽の塊が迸っていくのが分かる──。
 その快楽の塊を受けた金剛は、あろう事か受け止めるだけに留まらず、むしろ吸い出そうとしてきた。
 性器をストローか何かのようにして、中に入っている精液を吸い出している──。その追い討ちは、絶頂を迎えた私をもう一度果てさせる事となった。
 身体が痙攣したかのように震える。
 こんなに私を愛してくれている少女の口に欲望の塊を吐き出している背徳感が、それを増長させた。
 この前とは比にならないくらいの量が出た、と確信出来るほど精液を吐き出した。
 彼女の口一杯に広がった白濁としている液体は私の性器全体に広がっているのだ。確実に大量と言えるものだろう。
「ん、ちゅ……ちゅぅ……ちゅう…………ちゅぅっ……」
 勿体無い──そう言いたいのか、少女は尿道に残った精液を吸い出している。
 果てたばかりで敏感のそこは、それだけで淡い快楽が滲み出てきた。
「んふ……は、ぁ…………ごちそうさま、です……」
 結構長い時間を掛けて吸っていた金剛。
 肉棒から口を離し、見上げてきたその顔は、とても幸福に包まれた顔をしている。
「……無理をして飲まなくても、良かったんだぞ」
 ──書物でしか知らないが、精液は苦く、青臭く、とても飲み込めるようなものではないらしい。
 なのに、どうしてこの少女はソレを一滴残さず飲み込めたのだろうか。
「欲しかったから、です……はぁっ……」
 トロンと蕩けた笑顔で、金剛は答えた。
「愛しい提督の、精液が……子供の元が、お腹一杯になるくらい、欲しかった、です……。大好きな提督、ですから……。全然、嫌じゃないですよ……?」
 真っ直ぐ私を見つめる目──欠片も嘘偽りのない本心の言葉──。
 その言葉で、私の中で何かが動いた。
「……では、私もお前を満足させなければな」
「え……? ──きゃっ!」
 先程とは逆に、今度は私が金剛を押し倒した。
「私をあれだけ攻めたんだ。勿論、覚悟は出来ているよな?」
 自分でも口角が上がっているのが分かる。
 金剛ならば私がイタズラ好きだというのを前で分かっているだろう。だから、一切隠さずにいぢめる事にした。
「うつ伏せになって、お尻を上げるんだ」
「ん…………はい」
 素直に言う事を聞く少女。
 丸見えになった鮮やかなピンクの肉壷からは蜜が溢れ出しており、今にも私を欲しがっているように見える。
「どうやら金剛のココは、私を欲しがっていて仕方がないようだな」
「はい……。前みたいに、いっぱい──いっぱい突いて欲しいです……」
 辱めるつもりだったのだが、どうやら逆効果のようだ。
 少女はトロトロになっている淫靡な秘所を恥ずかしげもなく私に見せつけ、誘惑している。
 蝋燭の光でテラテラと輝くソコを自分の指で広げ、トロンとしている灰色の瞳で私を見詰めているのだ。
 愛おしい気持ちで一杯になり、私は少女に覆い被さった。
 期待したような顔をしていたので、頬を撫でて軽く焦らす。
 それも失敗に終わり、とても心地良さそうな笑みを浮かべている。
 しかし、その笑みも良く見ると艶かしい雰囲気がある。触れた頬は汗でしっとりとしていて熱く、息も荒く熱っぽい。
「挿れるよ──」
 添えるように、花園の入り口へ肉棒を当てる。
 触れた瞬間、金剛の身体がビクリと震えた。期待をしているのか恐れなのかは分からないが、表情を見る限りでは期待が大体を占めているようだ。
「ん──くぅんっ!」
 挿れた瞬間、以前とまったく違うと分かった。
 前は少し固かった肉壁が柔らかくねっとりと締め付け、前よりも熱くなっている。
 それに、前よりもなぜか気持ち良さが強い。キュウキュウに締まっているのは確かだが、それ以上に何か心が満たされている気がする。
 けれど、その考えもすぐに吹き飛び、金剛の秘所に集中する。膣の肉が、私のソレを呑み込まんと吸い付き、蠢いていて、ゆっくりと押し進んでいくと、簡単に沈んでいく。
「ぁー……っあ……あぁぁ……っ」
 奥へ入っていく感覚が良いのか、金剛は小さく痙攣しながらも私を受け入れていった。
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 23:44:58.16 ID:MD8A4934o
 たっぷりと時間を掛けて、金剛のお尻と私の腰をくっつけた。
 奥の奥まで届いているのが自分でも分かる。突き挿れられている少女は分かっているのかいないのか、シーツをギュッと握り締めて、荒く深い呼吸を繰り返している。
 挿れた時と同じくゆっくりと引き抜こうとするが、咥え込んで放さないとでも言うかのように放してくれない。それでも無理に腰を引くと、肉棒から背骨を通って脳に直接快楽が送られてきた。
 電気のようにビリビリと痺れそうな快感──。それだけで、果ててしまいそうだった。
 少しだけ昂ぶった情欲を治めてから、再度金剛の中へと侵入する。
「……っぁ! ──ぁあ……ぅんっ!」
 再び電気が走り快楽の虜にされそうだったが、その金剛の嬌声に少しだけ引っ掛かった。
 確認する為に、また引く。
「ぁぁ……はぅ……んっ! は、ぁ……」
 ギリギリまで引き抜いた所で、ぐちょぐちょの奥へまた沈み込ませる。
「んん……っぅ! ひ……ぁぁ……ぁあっ──は、あぁぁ……」
 ……なるほど、金剛の弱い所が分かった。
 トロトロの肉壷から程々に引き抜き、声になっていない声を上げた所で止める。
 そして、その部分を突き刺すように、鋭角で肉棒を押し付けた。
「きゃぅッ!? ひ、やぁあ!! あ、あぁぁっ──か、ひ、ぁ……っ!!」
 反応は一気に変わった。
 締め付けている程度だった膣は痛いくらいに締め上げ、その部分を突く毎に少女は甲高い悲鳴で啼き続けている。
 砂糖や蜂蜜よりも格段に甘い嬌声が、止め処なく溢れ出る愛液の音が、この部屋に響き渡る。
 瞼をギュッと閉じ、身体は痙攣させ、握っている拳も固く閉じられているのが分かる。
 前はこんなにも乱れなかった。媚薬で欲情し切った身体と、弱い所を攻められ続けてこうなっているのだろう。
 何度も何度も注挿を繰り返す。
 私自身も気を抜けば果ててしまうくらいになっており、もはや意地で堪えているだけだ。
 だが、その意地もそろそろ限界が近付いてきた。
 ドロドロと熱く爆発しそうな欲望が、もう既に根元までせり上がってきているのだ。
 さっきから絶え間なく啼き続けている金剛。もう少しその姿を見ていたかったが、そろそろ終わりにさせた方が良いだろう……。
 そう思い、少しばかり小振りなお尻を掴み、今まで攻めていた部分とはまた違った甘い声を出していた場所──蜜壷の最奥へと一気に貫いた。
「──ひゃぅっ!? ぁ、あああぁ……ぁあー……! は、ぁあー……っあぁー……!」
 グリグリと押し付けるように、一番奥を突いたまま腰を動かす。
 痙攣しながらも絡み付いてくる肉壁が、とても気持ち良い。いつまでもこうしていたいと思える程だ。
 けれど、それは長く続かなかった。根元まで来ていた欲望は、もうカリ付近まで来ている。
 限界だ──。そう思って、金剛の華奢な身体にピッタリとくっつき、強く抱き締めた。
 抱き締めた影響なのか、膣がまた痛いくらいに締め上げてきて、私は我慢するのを止めた。
「あぁぁ──ッッ! ────っぁ、ぁぁぁあああッッッ!!!」
 今までで一番大きな甘い悲鳴を上げて、金剛も果てた。
 ドクンドクンと、まるで血液を送り出す心臓みたいに精液を吐き出す。
 自分でも、こんなに出るものなのかと思うくらいの量が出ている。射精が止まらない。
 絶頂が長い──。頭の中に直接麻薬を突っ込まれたかのような感覚だ──。
 ────長い長い射精が終わり、やっとまともな思考が出来るようになった頃には、とんでもない疲れが身体に圧し掛かってきた。
 金剛はまだこっちへは戻ってきていないようで、虚ろな目でぐったりとしている。
 私は、彼女が落ち着くまでこのまま抱き締めておく事にした──。


「──てぇ……とく?」
「目が覚めたか」
 金剛が起きたのは、半刻ほど経ってからの事だった。
 あのままの体勢では辛いだろうと思って横になったのは良いが、それでも一切反応を示さなかったので少し不安になっていた。だが、それも杞憂で終わったようだ。
「私……? ──あ、私……提督と…………」
 最後の方は小さくて何を言っているのか分からなかったが、大体の予想はついた。
「──えへへ」
 子供のように、無邪気な声で笑ってくれた。
 その笑い方が妙に愛おしくて、ついつい腕に力を入れてしまった。
「ん……ずっと、抱き締めてくれていたのですね。嬉しい……」
 そっ、と手を重ねてくれる金剛。
 優しく、柔らかく、私の凍り付いてしまった心を溶かすかのような、慈愛に満ちた温かみ──。
 その手は、体温だけではない、そんな温かみが確かにあった。
「──ありがとう」
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/11(月) 23:45:30.51 ID:MD8A4934o
「え?」
 本当にポロリと、零れ落ちた言葉。当然、金剛は戸惑った。
「あの、提督?」
 少女が説明を求めてきている。けれど、私はそれに答えなかった。少しだけ困らせたかったからだ。
 その代わり、少しだけ腕に力を込める。
 言葉の無い返事──。勘の良い彼女はこの意味に気付くだろうか?
「あのぅ……?」
 今まで聴いた事のない、困った声。どうやらこの子は気付かなかったようだ。
 それでも良い──いや、それが良い。わざわざ消えたくなくなるような事をする必要はない。
 彼女は消えても良いように、覚悟を決めて今夜この部屋を訪れたのだ。それを踏み躙るのは良くない事だ。
 だが、ヒントがコレだけでは些か酷いというものだろう。
「秘密だ」
 耳元で、もう一つのヒントを与えた。これで気付いてくれないのであれば諦めよう。
「…………?」
 いつもの勘の良い少女はどこへ行ったのやら、今日はとことん気付いてくれない。
 きっと疲れていて頭が回らないのだろう。いや、もしかしたらまだ頭の中が空中を散歩している気分なのかもしれない。
 私は諦めて、これ以上ヒントも答えも出す事なく終わらせる事にした。
「んぅ……? ──あっ」
 金剛が身じろぎをした事で、繋がっていた金剛と私の部分がズルリと抜けてしまった。
「あ、あぁぁ……こ、これは……」
 さっきの困った声に焦りを加えたような声を、抱き締めている少女が零した。
 一体、何があったのだろうか?
「せ、折角の提督の子種が……溢れちゃってます……。うぅ……止まらないです……。お腹一杯だったのに、どれだけ出ていっちゃうですかぁ……」
 ……どうやら零れたのは声だけではないようだ。
 腕の中の少女は悲しそうな声をあげている。
 まったく……本当にお前は私の事が好きなのだな……。
「ぅー……」
「ほら、代わりにキスをしてやるから」
「ほ、本当ですか!?」
 金剛はすぐに機嫌を直して身体ごと振り向いてきた。
 本当は金剛が落ち着いたらキスをしようとしていたので、代わりでもなんでもなかったりする。
「ほら」
「ん──ちゅっ」
 軽い、触れるだけのキス。たったそれだけだが、薄闇に浮かぶ愛おしい少女は満足気に顔を綻ばせてた。
 ……三つ目のヒントになってしまったが、気付く様子がない。本当に今の金剛は頭が回らないようだ。
「今日は毛布を掛けて、このまま寝てしまおう。こんなにクタクタになったのは久し振りだ」
 本音はこのまま放したくないからなのだが、それも言わないでおこう。
「はい……。私も、ずっとイキっぱなしでクタクタです」
「む? いつからイッていたんだ?」
 少し気になったので聞いてみた。金剛が果てたのは最後の一度ではなかったのか。
 金剛は頬を軽く引っ掻きながら眉をハの字にして、口元だけ笑いながらこう言った。
「口で奉仕している時に軽く三回程……。あと、先っぽだけ挿れられてから終わるまでずっとです。気を失うかと思いました」
 ……あの長い間ずっとか。道理で愛液が止まらない訳だ。
 快楽も延々と続けば地獄と聞いた事があるが、まさにそれだったのではないだろうか。
「でも、凄く幸せです。あんなに激しくしてくれて、あんなに愛してくれて。そして今、こうして抱き合っています。もう、幸せで死んじゃうかもしれないくらいです」
 さっきのハの字と違って、今度はとても落ち着いた、穏やかな表情でそう言った。
 心配しなくても良さそうだ。彼女が満足してくれているのなら、それで私も幸せな気持ちになる。
「──それでは、そろそろ寝ようか」
 でも、もう少しだけ強く抱き締めておいた。もっと、彼女を感じていたかったから。
「────はいっ」
 春の太陽を思わせる明るい笑顔で、金剛も抱き締めてきてくれた。
 ああ……心が満たされる……。こんなにも幸せな気持ちになったのは初めてではないだろうか……。
 そっと目を閉じると、一気に睡魔が襲ってきた。
 こんなにも早く意識が落ちるのも、初めてだな──。
 腕の中の愛おしい少女の優しさを、温もりを感じながら、私の意識は夢の世界へと旅立っていった────。

……………………
…………
……
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/11(月) 23:57:53.72 ID:VNUuWEJko
おいらも夢の中へ旅立ちます( -ω-)zzZ
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 01:01:56.34 ID:5RYijPhto
エロになるとドがつくほど長文になる系作者
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/12(火) 03:25:41.75 ID:oeEYDgjwo
遅くなったけれど、少しだけ投下していきます。エロはやっぱダメだね。疲れも中々取れないね。
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/12(火) 03:26:11.83 ID:oeEYDgjwo
提督「……さて、これで詰みだ」コト

少将「…………」

提督「戦力が強いからと言って、簡単に重要な駒を進め過ぎだ」

少将「……助言、でしょうか? 最終日だからといって……」

提督「独り言だ。気にするな。そら、再戦だ」

少将「…………」

提督「時に少将。素手同士の人間が百人居たとしよう。その中から五十人ずつの二勢力に分かれて戦ったとする。どっちが勝つと思う」

少将「……この会話になんの意味があるのでしょうか」

提督「意味など無い。ただの雑談だ。さあ、答えてみろ」

少将「…………強い者が多い方が勝ちます」

提督「うむ。正解だ。ならば、負けた側の視点で語れ。お前ならば次に戦う時、どうする」

少将「武器を手にして戦います」

提督「うむ。ならば、その戦いで負けた側に立つと、お前ならばどうする」

少将「……相手よりも強い武器を揃えます」

提督「そうきたか。ならば、武器は相手と同じ物しか揃えれなかったらどうする」

少将「錬度を高めます」

提督「ふむ。では、相手も同じ錬度で戦いの準備をしてきた。どうする」

少将「それは……決着が付かないのではないでしょうか」

提督「いや、しっかりと付く」

少将「……………………」

提督「…………」

少将「戦い方……いえ、戦術や戦略を駆使すれば勝てる、でしょうか」

提督「その通りだ。──さて、雑談はここまでにしておこう。続きをするぞ」

少将(戦術や戦略……)

……………………。
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/12(火) 03:38:00.06 ID:oeEYDgjwo
少将(ちっ……! またナイトがビショップに倒された…………ええい、そんなもの気合で迎撃すれば良かろう……!)コト

少将(それに対してこっちのビショップはあまり役に立っていない……いや、役に立てないよう牽制されている……)

少将(確かに私は戦術や戦略が苦手だが……どうしてここまで違いが出る? 一度くらい勝ててもおかしくないだろう……)コト

少将(まったく同じ駒だというのに、どうして……。────!!)ハッ

少将(まったく同じ……?)

少将(…………さっき、この人が言ったな。人数も武器も錬度も同じ勢力が戦っても、しっかり決着が付く、と……)

少将(戦術や戦略によって結果は変わってくる。勿論、それは戦い方も含めてだ)

少将(先日、この人と中将Aが話していたな……。中将Aが戦術的に戦っていて、戦略的に考えているのがこの人……じゃあ、私はなんだ……? 戦略……いや、そんな高尚なものじゃない。戦術……いや、それも違う気がする。戦術とは戦闘の手段を考えるものだ。なら……私は、戦法か?)

少将(私は艦娘の士気を高めて突撃させ、そうして敵を倒してきてここまでやってきた……。それに間違いはないはずだ。だが、戦術的にはどうか……戦略的にはどうか……)

少将(戦術的……そう。今この人にチェスで負けているのが戦術的に負けているという証拠。では戦略的にはどうだ? もっと広く戦を見れば……)

提督『──では少将、お前には三日間、私とチェスをしてもらう』

少将(そうだ……そもそもなぜ、この人は私にチェスを……)

少将(…………!! この戦いは、盤上だけのものではない? ではもっと広く……もっと広い視野で……)

少将(────そうか。そういう事か。そういう意味だったのか)

提督「……どうした、少将。手が止まっているぞ」

少将「…………大将殿。今、大将殿の問いに答えても良いでしょうか」

提督「ほう。なんと答える」
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/12(火) 03:48:26.98 ID:oeEYDgjwo
少将「大将殿が私に期待した答えは『艦娘と深海棲艦、味方も敵も戦力が同じ』という事ですね?」

提督「その通りだ」

少将「そして、このチェスと同じように、戦い抜けば艦娘は強くなり、そして倒されれば戦力から消えてしまう。けれど、ただ倒すだけでは強くなれない。例え強くても活かせなければ勝つ事が出来ない」

提督「ほう」

少将「大将殿が期待していた答えは『敵味方はどちらも特別でない、一つの戦力』という事。そして、気付いて欲しかったものは、このチェスの駒と同じく『いくら強い駒を持っていようと、それが活かせなければ勝つ事が出来ない』という事ですね」

提督「──おめでとう。概ね正解だ」パチパチ

少将「概ね、ですか?」

提督「答えはそれで構わない。だが、気付いて欲しかったものは『どんな戦力・戦況でも、詰みでなければやり方次第で勝ちを見出せる』という事だ。本当はチェスでも囲碁でも将棋でもなんでも良かった」

少将「……何度チェックを掛けられても、チェックメイトを取れば勝てる、という事ですか」

提督「大まかに言えばそうなる。そこに加えて味方を大事にしてくれれば、お前はこの軍で最も爆発力のある将となるだろう」

少将「────はい! 大将殿! 大変有り難いご指導、感謝します!!」ピシッ

提督「うむ。お前の首を刎ねずに終わって良かった」

少将「ほ、本気だったのですか?」

提督「残していれば我が国にとって癌となるからな。だが、初めにも言ったように、少将はこの課題をクリア出来ると思っていた。刎ねる事はまず無いと思っていたよ」

少将「はは……大将殿には敵いませんね……」

提督「私は、私の秘書に負ける事があるがな」

少将「……なんと」

提督「まったく。提督思いの子を貰ったよ」

提督「そんな子達が消えていくのが、私は悲しい……」

……………………
…………
……
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/12(火) 03:58:40.43 ID:oeEYDgjwo
提督「さて、お前達も知っての通り、既にほとんどの艦娘を解放した。残っているのはほぼお前達だけだ」

金剛「という事は……」

提督「そうだ……」

提督「──今度は、お前達の原典が解放される番となってしまった」

全員「…………」

提督「お前達は皆、非常に提督思いの良い子ばかりだ。私の自惚れだが、二度と会えなくなってしまうのは心苦しいと思ってくれている者も居るだろう。だが、このまま放置する事はできない。賽は投げられている。この中の誰かが、解放──いや、消えなければならない」

瑞鶴「消えちゃう……」

提督「よって、まずは志願制にしようと思っている。……酷なやり方ですまない」

全員「……………………」

提督「今回の人数は二人だ。……誰か、居るか」

全員「…………」

提督「…………」

全員「……………………」

提督「…………」

全員「………………………………」

提督「…………居ないようだな。では、仕方がな──」

龍田「……はい」スッ

提督「龍田……」

龍田「いえ〜……。だって、誰かが申し出ないと……提督さんは困っちゃうでしょ〜……?」

龍田「でしたら……私は志願しちゃいます。なるべく提督さんを困らせたく、ないもの……」
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/12(火) 04:07:28.92 ID:oeEYDgjwo
天龍「だ、だったら!! 俺も志願する!」

提督「天龍も……良いのか?」

天龍「へっ! 俺だって龍田と同じだ。提督が困るってんなら、俺が立候補してやるよ」

天龍「……普段、他の奴らと比べてあまり役に立てなかったんだ。これくらい、役に立ちたいんだよ……」

天龍「──あと、龍田一人だけじゃあ心配だからな! 俺が付いていてやらないと!」

提督「……ありがとう、天龍。龍田、良い姉妹を持ったな」

龍田「私の自慢の天龍ちゃんですもの。ありがとうね、天龍ちゃん」

天龍「ふふん。俺と龍田はいつも一緒だ!」

提督「本当、ありがとう……」

龍田「あ〜、でも、一つだけ我侭を言って良いかしら」

提督「なんだ?」

龍田「提督さんの〜、キスが欲しいな〜」

全員「!!」

金剛(な……)

瑞鶴(なんですって!?)

響(…………)

提督「……分かった。最後だからな」

天龍「あ、ちょっ……! ズリィぞ龍田だけ!! 俺にもしてくれよ!?」

金剛・瑞鶴・響「!!!」

提督「天龍もか。意外だな」

天龍「ふん! 俺だって空気くらいは読めるんだぜ? ……でも、最後くらいは……な?」

提督「そうだな……分かった」

金剛・瑞鶴・響「…………!!」

龍田「うふふ……天龍ちゃんと一緒〜」スッ

天龍「う……は、恥ずかしいな……」スッ
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/12(火) 04:31:23.21 ID:oeEYDgjwo
提督「……準備は良いか?」

龍田「は〜い。いつでもどうぞ」スッ

天龍「お、俺もだ……! 来るなら、来い!」スッ

提督「今までありがとう、龍田、天龍」チュ─チュ

龍田「……へ?」

天龍「お、おでこ?」

龍田「唇じゃないの〜……?」

提督「……残念ながら、唇は特別な相手にだけする事にしたんだ」

金剛・瑞鶴・響(…………誰?)

龍田「あら……あらぁ……」

天龍「…………ちっ。それなら仕方ねーな」

提督「すまない」

龍田「良いのよ〜。なんとなく分かってたもの〜。──あー、すっきりしたぁ〜」

天龍「俺はスッキリとはしていないけどな。教えてくれよ。誰なんだ?」

提督「それは解放する当日になったら教えよう。私にも羞恥心くらいはある」

天龍・龍田「はーい……」

提督「解放は明日だ。それまでの間、ゆっくりと休んでいてくれ──」

……………………
…………
……
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/12(火) 04:32:24.92 ID:oeEYDgjwo
今回の投下はこれで終わりです。また今日投下しますね。

書いていてちょっと辛い。艦娘消える設定にしたのをちょっと後悔しだしてるくらいに痛い。
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 04:36:43.51 ID:KgkWGS1Jo
だ、大丈夫設定なんていくらでも…(震え声)
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 04:37:19.70 ID:+Y22Y6uDP

最後の最後で救いがあってもええんやで
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/12(火) 04:43:28.59 ID:m0T1pg/Q0
提督の大事にした子達は原典に記憶が引き継がれてもいいような気がします。
します!(迫真
807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 04:56:28.29 ID:pmqpTQiAO


この先を思うとせつなくて胸が苦しい……
すまん、誰かウチをせつなさよりも遠くに連れ去ってくれ
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 05:12:13.07 ID:HHREN2Eoo
>>807
そこにE-4があるじゃろ?

しかしこういう終わり方は新鮮で面白いけど、なんだか悲しいな…
809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 08:17:27.45 ID:s+5GPRgv0

せつないね……


>>807
そこにe6があるじゃろ?
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 08:24:10.25 ID:4P/pgZSlo
お疲れ様
いつでも設定変えてもいいんだよ
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 08:41:09.83 ID:KBjI2QEyo
ぽんこつ戦姫はもう消えちゃったの?
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 11:52:18.20 ID:wieReVVCO
乙!
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/12(火) 16:15:07.35 ID:rw0UMIWs0
乙! もっと伸ばしてくれてもいいのよ(チラッ
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 22:11:56.65 ID:7D8fxUzBo
雪風のオリジナルは俺が大事に保護しますね
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 22:19:39.43 ID:F0Ub2gJYo
>>814
憲兵だ手を上げろ
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 22:42:09.49 ID:GC4Aylqbo
>>814 俺の雪風が誘拐されたと聞いて
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 22:48:24.16 ID:lrtjwrAco
残り少ないレス数なんだから、頼むからおとなしく待とうぜ
せっかくのSSが端折られたら勿体無いだろ
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/12(火) 22:56:10.30 ID:xOVC3dIJo
分かったよ自治厨
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/12(火) 23:46:08.78 ID:oeEYDgjwo
ゆっくりと投下していきますね。

天龍、龍田。二人共良い子でした。
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/12(火) 23:46:50.25 ID:oeEYDgjwo
金剛(特別な相手……一体誰なのでしょうか……)スッ

金剛「…………」

金剛(いえ、訊くのは野暮というものですね……。それに、明日は天龍や龍田が居なくなってしまいます。今夜提督を訪ね

る権利は、あの二人にあるです。シャワーを浴びて寝てしまいましょう)スタスタ

……………………。

瑞鶴(提督さんの特別な人……気になる。相手は誰? 金剛さん? 響ちゃん? それとも別の誰か? …………私だった

ら……嬉しいなぁ)スッ

瑞鶴「…………」

瑞鶴(でも……誰なのかを聞いた所で、私はどうするつもりなんだろう……。すっきりしたいだけ? ……ううん。私を選

んでくれていないって分かっちゃったら、私、どうなるか分かんないわね……。でも、もし私だとしたら……?)

瑞鶴「……………………」

瑞鶴(……ダメダメ。さっきから同じ考えがループしてる。シャワーでも浴びて寝よう。それに、天龍や龍田が提督と一緒

に居たいって思ってるかもしれないんだし……。──うん、そうしよう!)スタスタ

……………………。

響「…………」スッ

響(……金剛さんか瑞鶴さん、どっちかなんだろうね。大穴に大穴で私……という可能性もあるかもしれないけど、それは

夢の中の話だね)

響(それに、天龍さんや龍田さんが来るかもしれない。私がその時間を奪っては……。──うん、シャワーでも浴びよう)

トテトテ

……………………。
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 00:02:48.74 ID:3/RfeVNEo
ガラッ──。

シャー……。

響(あれ? こんな時間に誰か来てるのかな)

金剛(あら、また誰か来ましたネ)

瑞鶴(こんな時間に……普段からこんなにシャワー室って使われてるのかしら?)

響「……隣、失礼するね」

金剛「その声は響ですか。こんな時間にどうしたデスか?」

響「ん、ちょっと眠れなくてね。シャワーで身体を温めようと思ったんだ」

瑞鶴「ふぅん。私達と同じね」

響「二人もなのかい?」

金剛「そうデス。私と瑞鶴も眠れなくてシャワーを浴びてマース」

瑞鶴「うんうん」

響「不思議な事もあるものだね。三人一緒なんて」

金剛「理由なんて色々とありマース」

金剛「──特に、私達三人はそうですよネ?」

瑞鶴「……そうね。私達三人は、ね」

響「なるべくバレないようにしていたのだけど……まさかバレていたとはね」

瑞鶴「いやぁ……バレバレだと思うわよ?」

響「……え?」

金剛「何日か前を境に、響の様子が変わりましたものネー」

瑞鶴「うんうん。急に雰囲気がちょっと大人っぽくなったっていうか、なんというか」

響(絶対にあの日の事だ……。そうか……だから雷はあの夜に……)
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 00:18:38.11 ID:3/RfeVNEo
瑞鶴「変わったといえば、金剛さんもなんだか変わったわよね。幸せそうにしてるっていうか……」

金剛「んー……私も変わったと分かりましたカー……。確かに、とっても幸せな事があったデス」

響「……差支えがなければ、聞いても良いかな」

金剛「んー……。……………………シークレット デース! こればかりは言う訳にはいきまセーン!」

響(司令官絡みだね、絶対)

瑞鶴(絶対に提督さんと何かあったわね)

金剛「ただ、一つだけ言うのなら……私は、提督と離れ離れになる覚悟が出来ました」

瑞鶴・響(え?)

金剛「──さて! 私のシャワータイムはここまでデース。お先に失礼しマース」

響(別れる覚悟が出来た……? それってつまり、司令官は金剛さんを選ばなかったという事……なのかな?)

瑞鶴(……どうなんだろう、今の言葉。金剛さんの考えてる事っていまいち分からないのよね……)

響(でも……)

瑞鶴(もしかしたら……)

瑞鶴・響(私達にもチャンスはある……のかな)

……………………
…………
……
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 00:33:57.60 ID:3/RfeVNEo
天龍「おお、すっげぇ……なんだこれ……」

提督「機械には触らないでくれよ? 何が起きるか分からないからな」

龍田「は〜い。天龍ちゃんの事、見張っておくわね〜」

天龍「うぐっ……触りたくなったから何も言えねぇ……」

利根「やあ提督! そちらの二人はどうしたんじゃ?」

提督「二人は天龍と龍田。私の鎮守府で頑張っていた良い子だ」

利根「ほほう。提督が褒めるという事は、それだけの事をしてきたのかのう」

天龍「別に……俺達は基本的に遠征をしていただけで、出撃はあまりしてないぜ?」

龍田「あとは哨戒くらいかしら〜」

提督「遠征や哨戒も立派な仕事だ。出撃ほど目立ちはしないが、同等の仕事でもある」

利根「ほう。そうなのか」

提督「遠征は鎮守府を運用する資材を集める仕事だ。これが何と何も始まらない。そして哨戒は、出撃している時に母港を護る役割だ。空き巣を狙われて帰る母港が無くなったらどうしようも出来ない」

利根「なるほどのう。うむ! お主達は立派な仕事をしておるではないか! もっと胸を張ったらどうじゃ?」

龍田「本当はもっともーっと役に立ちたかったって言えばいいのにねー、天龍ちゃん?」

天龍「うっせえ!」

龍田「ふふっ。怒っちゃやーよ」

提督「では三人共、夜になったらまた来る。それまでの間はここの事を頼んだ」

……………………
…………
……
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/13(水) 00:36:06.39 ID:t4fXnX4Ho
うん?この二人はオリジナルじゃないよな?
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 01:18:41.23 ID:J+Lumwglo
提督「──いまや艦娘の数は三十にも満たさない。これは深刻な問題だ。よって、私は旧式の軍艦を使おうと思っている」

中将A「それしかないでしょうな」

少将「私も異論はありません」

中将B「私もです」

提督「よし。では試験的にお前達三人に旧式の軍艦を持ってもらいたい。構わないか?」

少将「私達三人ですか? 大将殿はどうなさるおつもりで?」

提督「噂でも知っていると思うが、私は身体が弱い。それ故に、私がいつまでも海軍の指揮をしていては、元帥三名の事故と同じ轍を踏む事となる。これから先はお前達三人が主役となって海軍を動かす事となるだろう。今回はその為だと思ってくれ」

全員「はい!」

提督「では、その内容について話し合おう。まず軍艦の種類などだが────」

……………………。

提督「──さて、今回の解放する子はこの四人だな」

救護妖精「天龍、龍田。今までありがとね」

天龍「……ああ。俺はいつでも良いぜ」

龍田「私もよー。覚悟は出来てます」

提督「────天龍」

天龍「はいっ!」ピシッ

提督「お前は最初、死ぬまで戦わせろと言っていたな」

天龍「え? あ、ああ……」

提督「あの時は叱ったが、お前のその勇気と気力は見事だった。あれは正直、羨ましくも思ったよ。そして、主に駆逐艦の皆を引率して遠征に出掛けていたな。あの時の駆逐艦の子達は、皆笑顔でお前について行っていた。戦闘では敵わない部分を遠征で補おうとしてくれていたのは良く分かっていたよ」

天龍「…………」

提督「龍田」

龍田「はいっ」ピシッ

提督「お前も天龍と同じく、危なっかしい戦い方をしていたが、自分よりも能力面で格上の敵を倒す事についてはお前の右に出る者は居なかった。それを止めさせたのは、お前の身体を思っての事だと──まあ、これはお前ならば気付いていただろうな。……傷付けば痛い。そして、私もお前達が傷付く姿は見たくなかった。今まで、我侭に付き合わせてすまなかった。そんな私を慕ってくれて、私は幸福者だ」

龍田「…………」
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 01:20:21.42 ID:J+Lumwglo
やっぱID変わったかぁ……。

いきなり500エラーで書き込めなくなった。紛らわしくてごめんよ。
どうやっても直らないから再起動してきた。書き込めるようになって良かったわ。
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 01:30:37.46 ID:J+Lumwglo
提督「……天龍、龍田、両名を現刻をもって鎮守府から除籍とする」

提督「二人共、今まで私の為に必死になってくれて、ありがとう──」

天龍「──ああ! 俺達はここで消えちまうけど、提督も頑張れよな!!」

龍田「私達はお先に地獄で待ってますね。──大好きですよ、提督さん」

天龍「俺も大好きだぜ提督!」

提督「ああ。ありがとう、二人共……」

救護妖精「…………」カチッ

天龍「お、おお……足が……。本当に消えてってらぁ……」

龍田「随分とゆっくりなのねぇ」

提督「…………」ポン

天龍「……提督」ナデナデ

龍田「提督さん……」ナデナデ

提督「…………」

天龍・龍田「────今まで、ありがとう」

スゥッ──。

提督「…………」

提督「…………」スッ

那智「……逝ってしまったか」

提督「ああ…………」

那智「貴方も、悲しい顔をするのですね」

提督「……生憎と、鉄仮面ではないのでな」

救護妖精「…………私はこの二人を介抱するから、提督は……」

提督「……ああ。天龍と龍田を介抱する」

……………………。
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 01:48:54.43 ID:J+Lumwglo
提督「…………」

天龍・龍田「…………」タジ

天龍(お、おいなんだこいつ!? 逆らったら大変な事になるって頭ん中で警報が鳴り響いてんだけど!?)ヒソ

龍田(奇遇ね、天龍ちゃん……。私、この人には絶対に頭が上がらないと思うわ〜……)ヒソ

提督「……天龍と龍田だな」

天龍「そ、そうだ……けど……」

龍田「な……何かし──何でしょうか……?」

提督「…………」

提督「いや、確認しただけだ。……直にスープが出来る。それが飲み終わったら状況を説明しよう」

天龍(なんだ……? 一体こいつは何なんだ……?)

提督「ああ、それと」

龍田「は、はいっ!」

提督「…………無理をして敬語を使わなくて良い。話しやすい口調で話してくれ」

天龍「お、おう……?」

龍田「…………?」

提督「…………」

提督(……初めて出会った時と少し違うが、ほとんど変わらない……か)

提督「……………………」

……………………。
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 02:02:53.49 ID:J+Lumwglo
天龍「へぇー……俺達が艦娘のベース、ねぇ」

龍田「現実味の無い話ね〜……」

北上「そう? あたしは結構信じちゃうかもね」

五十鈴「私は信用できないわね。ていうか、何? こんな布切れを女の子に着させるとか、変態か何かなのアンタ?」

救護妖精「人によって体型が全然違うから、こういうものしか用意できなかったんだよ」

五十鈴「貴女に言ってないわ。私はコイツに言ってるの。見た所、ここで一番偉いんじゃないかしら?」

提督「そこの救護妖精が言ったように、そういう物しか用意出来なかったんだ。鎮守府に来ればまともな服を用意する」

五十鈴「ふん。どうだか。そうやって言い包めて好き放題しそうなんだけど」

提督「…………」ジッ

救護妖精(あーあ……大丈夫かなこの子……)

五十鈴「どうなのよ。言ってみなさいよこの変態」

天龍「おい……止めておいた方が良いと思うぞ……」

那智「私からも警告しておく。それ以上暴言を吐かない方が良い」

五十鈴「はぁ? なんでよ。こんな変態の言う事を聞くくらいならここにずっと居た方がマシだと思うけど?」

龍田「私も止めておくけど、後の事は知らないわよ〜?」

五十鈴「ふん。別に良いわよ」

提督「そうか。ではそのようにしよう。全ての子を助けた後にこの施設を完全に破壊し、簡単には見つからないよう出口を全て埋めるのだが、残念だ」

五十鈴「……へ? ちょ、ちょっと! どういう事!?」

那智「どうもこうも、先程から説明を受けていただろう。話を聞かなかったのか?」

五十鈴「あんなもの信用出来る訳ないでしょ!!」

北上「はーい。あたしは信じる派でーす」

天龍「俺もだな。この人はなんだか信用できる」

龍田「私も〜。これでも結構疑り深い性格だと思ってたんだけどな〜。この人の言ってる事は簡単に信用しちゃった」

五十鈴「う、嘘でしょ……?」

提督「どう思うかはお前の自由だ。推奨はするが、来る来ないも自由だ。お前がこの地下で一生を過ごしたいと思うのならそうすれば良いだろう」

五十鈴「……勝手に出てやる」
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/13(水) 02:11:06.58 ID:/QMQhwJj0
アカン、それはアカンで五十鈴・・・
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 02:13:43.56 ID:J+Lumwglo
那智「私ともう一人の見張り件監視役が見逃さんぞ。その場合は縛ってでも外に出さない」

提督「それでも無理矢理外に出た場合は……説明したように大混乱などが起きる前にお前を処分する事となるだろう」

五十鈴「ふ、ふん! そんな事、出来る訳が──」

提督「…………」

五十鈴「な、い………………?」

提督「…………」ジッ

五十鈴「──ひっ!?」ビクッ

那智(やっと気付いたか)

提督「もう一度だけ言おう。どうするかは、全てお前の自由だ」

五十鈴「…………ご、ごめんなさい……」ガタガタ

提督「何に対して謝っている」

五十鈴「暴言を吐いて……信用しなくてごめんなさい!!」

提督「そんな事はどうでも良い。信用出来ないのは当然だ。それと、こんな状況なら暴言の一つでも吐きたくなるだろう」

五十鈴「え……? え…………?」ビクビク

提督「……すまない。少し気が立っていた」スッ

五十鈴「っ! …………?」ナデナデ

提督「…………」ナデナデ

五十鈴「…………」ナデナデ

提督「……さて、前回助けた子達を鎮守府に案内しよう」スッ

那智「…………すまん、私には掛ける言葉が見つからん」

提督「……その言葉だけで充分だ。ありがとう」

……………………
…………
……
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/13(水) 02:14:55.76 ID:J+Lumwglo
ちょっと休憩してきます。
500エラーめ……気力をごっそり持っていきおって……。
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/13(水) 02:20:01.16 ID:ilHL5+dXo
辛いなぁ・・・
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/13(水) 04:23:07.60 ID:Owwl6jRoO
>>832
500エラーがウイルスのせいでなる場合もあるから一応スキャンしとくといいですよ。
ただ単に鯖側の問題だとは思いますが....
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/13(水) 06:21:12.67 ID:pm4nrDkm0
那智さんの言葉に同意
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/13(水) 08:52:36.29 ID:kd7h3PWZo
@aramaki_vip2ch: ちょっと掲示板の書込みが止まるかもです。
Perlをちょっくしいじくってます。。
夜1時ごろ
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/13(水) 18:33:16.93 ID:bg/A7tm2o
終わりが近いと考えるだけで読むのがつらい
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/13(水) 20:03:39.37 ID:CN9Wcmyco
正直、現時点でハッピーエンドへの持ち込み方が分からない
それが興味深くもあるんですが

続きwktk
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/13(水) 20:53:45.91 ID:t4fXnX4Ho
そこはお前さん、愛は世界を変える的なサムシングで
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/14(木) 01:19:35.85 ID:klB4nEqmo
>>839
金剛さんもそうだが、いちばん付き合いの長い電ちゃんとの別れも気になるところ。
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/14(木) 22:01:29.36 ID:klB4nEqmo
>>1よ、風邪引いてないか〜?
wktkしながら待ってるが、急がなくても大丈夫だからな〜。
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/15(金) 10:57:19.71 ID:z/taPwWKo
最後の書き込みが環境の調子悪い様子だと、心配になってくるな
荒巻の作業が原因だったぽいけどさ
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/15(金) 19:33:31.47 ID:gQK5oQLho
もしかして一気に書いて爆撃投下すればするつもりか?
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/15(金) 21:20:35.91 ID:QYvfeELjo
何時迄も待ち続けますよ
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/15(金) 22:09:55.86 ID:RTIXBGNGo
提督「……また、嫌な日が来てしまった」

全員「…………」

提督「その言葉だけでもう分かってくれていると思う。……今回も、志願制だ。だが、人数は特に定めない。志願する

者だけにしよう」

神通「あ、あの……提督」スッ

提督「なにかね」

神通「今の今まで聞けませんでしたけど……天龍さんと龍田さんは…………最後、どうでしたか?」

提督「…………」

神通「ごめんなさい……でも、どうしても気になりました……。二人は、私達のルームメイトでもありましたから……



提督「……『今まで、ありがとう』と、一言。最後まで私に気を遣って、笑顔で去って逝ったよ」

神通「そう、ですか……。笑顔で……」

提督「…………」

神通「──では、私が志願します。龍田さんが仰っていたように、誰かが志願しなければなりませんから……」

提督「……分かった」

那珂「……だったら、私も志願するよ」

川内「それだったら私もだね」

提督「お前達もか……」

那珂「だって、私達はいつも一緒だったもんね」

川内「うんうん。時々離れて任務をしていた事もあったけど、大体は一緒だったしね。誰か一人が行くのなら、私達も

行くよ」

提督「…………分かった。──今回は、川内、神通、那珂の三人だ」

……………………。
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/15(金) 22:11:02.06 ID:RTIXBGNGo
電「……またお仲間さんが消えてしまうのですね」

暁「仕方が無いわ……。これ以上、艦娘が苦しまないようにするにはこうするしかないんだもの……」

島風「辛いなぁ……。もう、あの天龍さんも龍田さんも居ないんだよね……」

響「そして、今度は残った軽巡の皆が……その後は、私達も……」

雷「……響、このままで良いの?」

響「……なにがだい?」

雷「もうこの際だから言っちゃうけど、司令官の事が好きよね、響」

暁「何を言ってるのよ雷。そんなの皆でしょ?」

雷「恋してるって意味よ、暁」

暁「え!? ちょ、ちょっと本当なの響!?」

響「……そうさ。私は司令官に恋している。紛れも無い事実だよ」

電「やっぱりでしたか」

島風「私にはまだ恋っていうのが分かんないのに……響、早いね」

暁「ど、どういう所が好きになったの?」ドキドキ

電「優しいから、ですか?」

島風「それとも、お父さんみたいに頼れるから?」

響「ん……それがね……」

響「──分からないんだ」

雷「へ?」

響「気付いたら、好きになっていた。最初は変な人って思っていたんだけど、気付いたら目で追いかけていて、気付いたら司令官の事ばかり考えていて、気付いたら……司令官を好きになっていたんだ。どうしても理由を付けるなら、好きになったから好き……なのかな」

電「じゅ、純粋です! 純粋な愛の気持ちなのです!」キラキラ

島風「好きだから好き、かぁ……。私もそうなのかなぁ……?」

雷「人の言葉に振り回されるのは良くないと思うわ! 自分の気持ちは自分で確かめるものよ!」

島風「むー……」

響「雷の言う通りだよ島風。自分の気持ちは自分でハッキリさせなきゃね」

暁「……それ、響にも言えないかしら?」

響「私はこの好きって気持ちさえあればそれで良いよ。好きだから好き……私はこれを気に入ってる。特別理由をつける必要もないと思うよ」

響「それよりも雷、これで良いのかって、どういう事だい?」

雷「最後に司令官と色々としたいんじゃないかって事よ」
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/15(金) 22:11:39.24 ID:RTIXBGNGo
響「…………」

暁(色々……? 一緒に食事とかかしら?)

響「ん……それは勿論そうなんだけどね。ちょっと思う所があるから考えてる所なんだ」

雷「思う所?」

響「こればかりは言えないから秘密だよ」

雷(なるほど。そういう事ね)

電(あー……なんとなく分かっちゃったのです。でも……私達の身体って、まだまだ子供……ですよね?)ペタペタ

島風(響は本当に早いなぁ……。嫉妬しちゃう)

暁(言えない事……? ──はっ! もしかして、一緒にお風呂……とか……!?)アワアワ

響「だから、何か行動を起こすにしても、もうちょっと考えてからにするよ」

雷「……要らないお節介だったわね。ごめんね?」

響「ううん。雷は私を思ってくれて言ってくれたんだから、むしろ嬉しいよ」

響「──話は変わるけど、今日は皆で一緒の布団に入って寝ないかい?」

電「あっ、それ凄く良いと思うのです!」

雷「私も賛成よ!」

島風「うんうん! 早速床に布団を敷くね!」

暁「あ、こら! ……もう、仕方がないわね……」

響(……司令官と、どうしたいか……か)

響(…………どうしたいんだろうね、私は……)

……………………
…………
……
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/15(金) 22:12:13.24 ID:RTIXBGNGo
救護妖精「……準備完了。いつでもいけるよ」

川内「……いよいよだね」

神通「はい……。ここで提督や、皆ともお別れですね……」

那珂「短かったねー……」

提督「お前達とも、ここでお別れだな……」

川内「……提督、最後に私達からお願いがあるんだけど、良いかな」

提督「なにかね」

神通「提督はお優しいですから、私達に最後の言葉を贈ろうと思っていませんか? ……もしそうであれば、その言葉は仕舞っていて欲しいんです」

那珂「提督が余計に辛いもんね……」

川内「別れは綺麗にサッパリと! 私達は、いつも通りにして別れようと思うんだ」

提督「……いつも通り?」

那珂「そう。いつも通り、提督の艦娘としてね! ──これが、私達の最後のお仕事ですから!」

提督「……………………分かった。いつも通りにしよう」

提督「──川内、神通、那珂。三人に仕事を与える。……消え逝く自分達の魂を、導いてやってくれ。これは最重要任務である」

川内・神通・那珂「はいっ!!」ピシッ

救護妖精「…………」カチン

川内「おお……消えていってる……」

神通「でも、なぜでしょうか……。まったく怖くないです」

那珂「むしろなんだか安心出来るよねー。ふっしぎー」

提督「……川内、神通、那珂」

那珂「なーにー? 提督ー?」

提督「──今まで、ありがとう」

川内「──うん! 私こそありがとね! 楽しかったよ!!」ピシッ

神通「はい……。とても、とても嬉しかったです」ピシッ

那珂「さよーならっ!」ピシッ

スゥッ──。

救護妖精「……逝っちゃったね」

提督「ああ……」

那智「……逆に堪えそうだが、良かったのか?」

提督「頼み事をした事が無かった三人の頼み事だ。……出来るのなら、叶えてやるべきだ」

那智「……不器用だな」

提督「まったくな……」

那智「貴方もだ」

提督「……ああ」

……………………
…………
……
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/15(金) 22:13:15.28 ID:RTIXBGNGo
提督「…………」

川内「…………」

神通「…………」

那珂「何ここー? 何これー? 怪しい実験場みたいだよー!」

川内「……那珂、静かにした方が身の為だと思うよ」

那珂「えー、どうしてー?」

神通「この方が、ただならぬ雰囲気を持っているからですよ」

那珂「ふーん? はっじめましてー! 自称だけど、アイドルの那珂ちゃんだよー! よっろしくぅー!」

提督「……ああ、はじめまして」

那珂「ところでー、ここはどこですかー? あと、なんでスラム街の子が着てそうな服を私達は着てるのー?」

提督「それらについては追々説明しよう。腹も空いているだろうから、今スープを用意している。それからで良いか」

那珂「はーい! わっかりましたー!」

神通「あの……うるさくしてしまってごめんなさい……」

提督「構わんよ。あまりにも耳障りと感じたら吊るす」

川内・那珂「吊るす!?」ビクゥ

提督「ああ吊るす。ここに居る者達の目の前で晒し者になるように吊るす」

川内・那珂「し、静かにします!!」ピシッ

提督「…………」

神通「川内……なぜ貴女も?」

川内「や、怖いから……。私もなんだかんだで寝言とかうるさいしね……」ビクビク

神通(怖い……? むしろ優しそうに見えるけど……)

那智「寝言がうるさいのは困る。その時は私も制裁しよう」

川内「ひぃっ!?」

提督「さすがにそこまでやると可哀想だ」

那智「……すまない」

川内(こ、この人も怖い……!!)ビクビク

……………………。
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/15(金) 22:13:43.71 ID:RTIXBGNGo
川内「ふぅん? じゃあ、私達がその艦娘の素なんだ?」

提督「信じなくても構わない。私は信じさせる何かを持っている訳ではないからな」

那珂「私は信じるよー」

神通「はい。私もです」

川内「私も私もー!」

提督「…………」

那智「随分と鵜呑みにするな。どういう心境だ?」

川内「えー、だってこの人すっごい真面目に話してるし。胡散臭くもないしね」

神通「はい。目を見れば分かります。何を考えているのかは良く分かりませんが、嘘を吐いていないというのだけは分かります」

那珂「私は楽しそうだから!」

那智「お前の理由は凄まじく不純だな」

那珂「えー? 人生は楽しんでなんぼだよー?」

提督「……そうだな。人生は、楽しんでこそ意味がある。私もそう思うよ」

那珂「ほらー」

那智「……ちっ」

川内「その話は良いんだけどさ、私達ってそんなに外に出ちゃ危ないの?」

提督「ここでは、な。遠く離れた場所ならば問題無いだろう」

神通「それが、私達を貴方の鎮守府へ連れて行く理由ですか?」

提督「厳密には違うが、そう考えてもらって良い」

那珂「じゃあそういう事で決まりだねっ! 那珂ちゃん、今からでも楽しみだよー!」

提督「期待する程ではないだろうが、楽しんでくれると私も嬉しい」

川内「私達が楽しむと貴方が喜ぶの? なんだか不思議な話だねー」

神通「でも、その心配はしなくても大丈夫だと思います。私も楽しみにしていますから」

川内「へぇ。神通がそう言うのって珍しいね」

神通「はい。自分でも少しびっくりしています」

那珂「那珂ちゃんねー、ちょっと眠たくなってきたんだけど、どこで寝たら良いのー?」

救護妖精「マイペースだねぇ那珂は。そっちに仮眠室があるから、そこで寝なー」

提督「…………」

……………………
…………
……
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/15(金) 22:16:10.79 ID:RTIXBGNGo
一先ず、書き溜めをポロッと投下しました。
あれから書く気力が削られたままだったのと他にも色々とあって丁度良かったのでえ頭を休めていました。500エラーぇ……。

日付が変わってからか、もしくは明日の夜にでも投下します。
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/15(金) 22:21:15.74 ID:xGzHjXgjo
生きてたか
乙!
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/15(金) 22:42:45.48 ID:WRX4xPN00
乙であります!
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/15(金) 22:49:39.61 ID:sXMi2paho
す!のでな乙
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/15(金) 23:23:05.18 ID:lOaPLFrL0
乙デース!
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/15(金) 23:36:24.07 ID:UhAxKSkWo


那珂ちゃんは本体も自称アイドルなのか
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/16(土) 01:38:32.75 ID:DmCYKiIFo
まさか提督は艦娘(本体)と楽園を築くつもりじゃ…と思う今日この頃
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/16(土) 01:43:44.71 ID:T3MN5KL9o
>>851
乙です。
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/16(土) 02:07:56.53 ID:K9xJE9NFo
スレ残数から考えて、雑談スレあたりに移動しないか?
俺らならホムンクルス提督で通じるだろ?
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/16(土) 03:00:35.59 ID:Sg18wzwzo
お疲れ様
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/16(土) 09:58:18.97 ID:3uh+Qoz8o
おは自治厨
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/16(土) 12:33:48.39 ID:rVq4squlo
暁のお子様っぷりに少し癒される
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/16(土) 23:35:48.94 ID:5fZulIWjo
中将B「大将殿。少し宜しいでしょうか」

提督「なにかね」

中将B「先日、大将殿が仰られていた正義についてなのですが……私だけでは大将殿のお言葉を理解する事が出来ません。どうか、私を導いてもらえませんか」

提督「ふむ……」

中将B「お願いします」

提督「中将、お前にとって正義とは何だ」

中将B「世の悪を許さないモノと思っております」

提督「では、侵略は悪か?」

中将B「勿論です。侵略・犯罪・殺生は悪です」

提督「そうか……では、一つの物語を語ろう」

中将B「物語、ですか?」

提督「少しばかり空想の世界になってしまうが聞いてくれ。中将、世界樹という言葉を聞いた事があるか?」

中将B「いえ、申し訳ながらありません」

提督「世界に命を与えている大樹と考えてくれ。その世界樹は星を護り、大地命を与え、人々にとって掛け替えのない存在だ」

提督「だが、その世界樹が枯れかかっているという状況になったとしよう。そうすれば大地は死に、星も死ぬ。つまり、人々も死んでしまうという事だ」

中将B「大層な樹ですなそれは……」

提督「なに。前に読んだ書物に書いてあったものだ。実際には無い」

提督「そして、その樹をどうしても復活させなければならないのだが、そこで派閥が二つに分かれてしまった」

中将B「派閥が、ですか?」

提督「うむ。その死にゆく世界を蘇らせる為に世界樹に頼らない新しい世界の在り方を創ろうとする者と、死にゆく世界を蘇らせる為に世界樹を転生させ、芽から育て直すという二つの派閥だ」

中将B「なぜその二つの派閥に分かれたのでしょうか」

提督「両者共にデメリットが有るという事と、もう一つはお互いが相手のやり方では世界を救えないと知っているからだ」

中将B「ふむ……」
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/16(土) 23:58:50.53 ID:5fZulIWjo
提督「世界樹に頼らない世界の在り方を創ろうとする改革派は、世界樹が再び枯れる事となっても影響の出ない世界を目指している。世界樹が必要なくなれば世界が死ぬ事もないからだ。そして、その為には世界中を死なせてから利用しないといけない。その為に世界樹を滅ぼそうとしている」

提督「そして、芽から育て直そうとしている保守派は、世界を安定させ、恵みをもたらし、命を与える世界樹が必要不可欠ゆえに、新しく芽から育て直す。その為には世界中をなんとしてでも死守しなければならない」

提督「改革派は今後の為に世界樹を死なせようとする。保守派は世界樹を芽から育て直す為に世界樹を護る。中将B、これはどちらが正しい?」

中将B「……………………申し訳ありません。私はどう考えて良いのか分かりません」

提督「そうか。では、改革派の立場で考えてみてくれ。今後、二度と世界を危機へ陥らせないようにする為に動く者として、未練がましく死にゆく樹にしがみ付く相手をどう思う」

中将B「ふむ……人類を滅ぼそうとしている悪に思えます」

提督「ならば、逆ではどうだ。世界の要である世界樹を殺そうとしている相手をどう思う」

中将B「……世界を滅ぼそうとしている悪に見えます」

提督「では中将B。どちらが悪でどちらが正義だ?」

中将B「……分かりません。どちらが悪でどちらが正義なのですか?」

提督「どちらも正義だ」

中将B「そんな馬鹿な! どちらかが正しくないはずです!」

提督「いいや。間違いない中将B。どちらも自分達が正義なんだ」

中将B「……どういう事でしょうか」

提督「改革派も保守派も『自分達が正しい』と思っているからこそ争っている。正義を掲げ、相手を悪と見なし、各々の正しい考えを相手にぶつけている」

中将B「…………」

提督「中将B、正義は悪と戦っているのではない。正義はまた別の正義と戦っているのだ」

中将B「また別の正義……ですか」

提督「人、立場、事情、時間……様々な要因はあるが、正義というものは変わっていくモノ。今でこそ戦争は正義だが、平和な世界となった時では、戦争は人と殺し合う悪と言われるだろう」

中将B「……そうなりますな」

提督「理解は出来たか?」

中将B「はっ! 私のような凡愚でも非常に分かりやすいご説明でした! ありがとうございます!」ピシッ

提督「お前は凡愚ではない。頑固なだけで正しき事を愛する良き人だ」

中将B「勿体無いお言葉です。──時に大将殿。先程の話はどちらが勝ち、どちらが間違っていたのでしょうか」

提督「改革派と保守派がそれぞれ勝った二つの物語だった。が、どちらも間違っていた故に人類は滅んでしまったよ」

中将B「…………なんと悲しい事でしょうか……」

提督「そういうものだ、中将B。『勝った方が正しい』というのは如何なる時でも当て嵌まるモノではないのだよ」

中将B「……心得ておきます」ピシッ

提督「うむ」

……………………
…………
……
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 00:36:17.09 ID:3NPUBuwMo
俺にはあれは場面的にも黒野博士は自分のやってることをパワポケに追求されすぎてヒーローとまとめて敵視されないようにするための体の良い説得のための文句にしか聞こえなかったわ
結局自分のしていることを正義と謳って自分達とそぐわないことしてる連中を悪だと決め付けてる、っていう対立を生む問題そのものの解決には至ってないし
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 00:41:50.78 ID:QMBqcj27o
んにゃ
悪性を社会の流れに求めれば対悪性もそこに含まれてしまうことの例えだし...
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 00:51:44.98 ID:4rCuyNc/o
寝落ちしてました。ごめんよ……。
ちょっと疲れてるようなので今回は寝るとします……。
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/17(日) 01:21:26.47 ID:YTAF+mHS0
おつ
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 01:21:32.80 ID:zrg8rRk6o
乙〜
無理せずに
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 04:45:39.77 ID:imt26qq7O
クレヨンしんちゃんのヒロシもそんなこと言ってたな
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 06:13:01.65 ID:zrA63kWIo
ゆっくり休め〜。乙です。
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/17(日) 18:58:53.55 ID:4rCuyNc/o
のんびり投下していきますね。

終わりが見えてるのに終わらない。あれ? 何これおかしいな……。
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/17(日) 19:00:11.74 ID:4rCuyNc/o
戦姫「……朝礼に私達も呼ぶとは何かあったのですか?」ピキピキ

ヲ級「…………」ウトウト

提督「ああ。すまない」

戦姫「いえ……まだ、なんとか、抑えれています」ピキピキ

電(怖いのです……。戦姫さんが凄い殺気を放っているのです……)ビクビク

提督「……この鎮守府に居る艦娘も、少なくなったな。戦姫とヲ級を含めても九人か……三分の一以上も居なくなっているのだから当然だが……広くなったな、この鎮守府は」

全員「…………」

提督「そこで私は一つ我侭を言いたい。今回は金剛を除く全員を連れて行こうと思っている」

全員「!」

提督「これ以上、仲間が減っていくのが耐えれない者も居るだろう。そして私も、何回も皆を連れて行くのは心が痛む……。だが、金剛にはまだやってもらわなければならない事がある為、残ってもらう」

提督「これはほぼ私の勝手な我侭だ。異論を唱える者は遠慮をせず言ってくれ」

全員「……………………」

提督「……居ないのか?」

全員「…………」

提督「そうか……。お前達はどこまでも私に尽くしてくれるな。ありがたい事だ」

提督「出発は三日後とする。それまでの間、やり残した事がある者は悔いの無いよう終わらせよ。以上だ。各自、自由に行動して良し」

……………………。
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 19:02:58.07 ID:P9PnyYfWo
瑞鶴……
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 19:03:17.70 ID:5MITdaUFo
>>872 E4から6みたいだな…
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/17(日) 19:24:41.33 ID:4rCuyNc/o
──パタン

提督「お前達は戻らないのか?」

戦姫「お話がありますので残りました」

ヲ級「!」コクコク

金剛「私もお話したい事がありマス」

提督「……そうか。ならば、まず戦姫から言ってくれ」

戦姫「はい。──最後の時まで、私達をこの鎮守府に置いてもらえないでしょうか」

提督「どういった理由だ」

戦姫「私達はこの鎮守府で生まれ育ちました。なので、この鎮守府で最後を迎えたいのです」

提督「……悪い事をしてしまったな」

戦姫「なにがでしょうか?」

提督「お前達の仲間もここで最後を迎えさせるべきだった」

戦姫「それは仕方が無い事です。そうすると、ここに居る艦娘達がどうなっていた事か……」

提督「……そうか。そう言ってくれるとありがたい」

提督「良いだろう。許可する」

戦姫「ありがとうございます」ニコ

ヲ級「♪」ギュー

提督「──次に金剛、話したい事とはなんだ」

金剛「えっと……」チラ

戦姫「……なんだ?」

提督「ふむ……。戦姫、ヲ級、すまないが二人きりにしてくれるか」

戦姫「了解しました」ピシッ

ヲ級「!」ピシッ

ガチャ──パタン
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/17(日) 20:18:48.47 ID:4rCuyNc/o
提督「……さて、どういった話だ?」

金剛「私にやってもらいたい事、が気になりまシタ。もし準備が必要でしたら準備したいデス」

提督「あれか。あれは体の良い言い訳だ」

金剛「……へ?」

提督「お前と最後まで一緒に居たい。ただそれだけの為に言った」

金剛「え……? ぇえ? そ、それってどういう事なのですか……?」

提督「どうもこうも、そのままの意味で受け取ってくれ」

金剛「…………」

提督「どうした。今日はやけに勘が鈍いじゃないか」

金剛「こ、これは夢……ですか……?」

提督「頬を抓ってやろうか。いや、それよりもなぜそんなに信じれない」

金剛「だ、だって……私のこの想いが叶うなんて……」

提督「なら、どうすれば信用できる。愛を囁けば良いか?」

金剛「あ、愛……を……!」クラッ

提督「……本当にどうした金剛。大丈夫か」

金剛「大丈夫じゃありませんけど、大丈夫です……」クラクラ

提督「……おかしな日本語になっているぞ」

金剛「あう……あうあぅ……」

提督「……どうやらあまり頭が働いていないみたいだな。自室で落ち着いてこい」

金剛「そ、そうさせていただきます……」フラフラ

提督「……危なっかしいな。送っていこうか」

金剛「い、いえ!! 大丈夫です……!」ピシッ

金剛「それでは私はこれで……」ソソッ

ガチャ──パタン
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 20:19:21.48 ID:WkYshZe8P
>>872
GERか……このスレが永遠に続くと言うことさ
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 20:26:28.00 ID:f7BDI0a0o
金剛ENDか
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 20:29:15.64 ID:3NPUBuwMo
パッと見GE2に見えたせいで提督の声が急に森川ボイスで聞こえるようになってしまったじゃないか(ギル
881 :うっわぁ。変なところで区切ってた。 [sage saga]:2013/11/17(日) 20:42:34.02 ID:4rCuyNc/o
提督「……大丈夫か、本当に」

……………………
…………
……

金剛「…………」ボー

瑞鶴・榛名「…………」

榛名(あの、瑞鶴さん……お姉様は時々ああなるのでしょうか……)ヒソ

瑞鶴(ううん……あんな金剛さん初めて見たわよ……)ヒソ

榛名(何があったのでしょうか……)

瑞鶴(さあ……。でも、何か悩んでいるのは間違いないわよね……。じゃないと朝からあんな風にベッドに寝転んだりしないわよ)

榛名(心配です……)

瑞鶴(どうしたら良いのかしらね……)

榛名(どうしましょう……)

金剛「ぅーん……」パタパタ

瑞鶴(あ……足をバタバタって……なんだかちょっと可愛いかも)

榛名(……なんだかお姉様のイメージがちょっとだけ壊れたかもしれません)

瑞鶴(良い意味で?)

榛名(はい。良い意味で)

金剛「…………ぅー」ギュッ

瑞鶴(今度は枕を抱き締めたわね)

榛名(おまけに猫のように丸くなってます)

瑞鶴(これは相当深刻ね……)

榛名(でも、声を掛けにくいです……)

……………………。
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/17(日) 21:24:09.46 ID:4rCuyNc/o
響「あと三日、か……」

雷「それで、皆ともお別れなのね……」

暁「…………」

電「でも、仕方のない事なのです……」

島風「そうだよね……私達がいつまでも居ると、その艦娘のベースとなった子が……」

雷「……一応聞くけど、皆はやり残した事あるの?」

響「私は……うん。心残りがあるから行動に移すつもりだよ」

電「私も……実はあります」

島風「私はどっちかって言うとあるけど、どうしてもって程じゃないなぁ」

暁「……やりたかった事は一杯あるけど、それは今出来る事じゃないから私は良いわ」

雷「じゃあ二人だけね。私は響と電に協力するわ!」

雷「でも、響は分かるんだけど、電は何が心残りなの?」

電「司令官さんがここに着任してからずっと居ますので、やっぱり何かとお話したいのです」

雷「なるほどね! でも、お話だけで良いの?」

電「はい。二人きりでのんびりとお話したいのです。今夜、行こうかなと思っていました」

雷「今夜ね! 邪魔しないようにするわ! ──あとは響だけど、私達に出来る事はある?」

響「ん、実はもうやる事は決まってるんだ。大丈夫だよ」

雷「あら、そうなの?」

響「うん。だから、言葉だけ貰っておくよ。ありがとう」

暁「な、何をするつもりなの?」ドキドキ
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/17(日) 21:36:28.58 ID:4rCuyNc/o
響「秘密」

暁「ケチー!」

島風「暁、そんなんじゃレディになれないわよ?」

暁「もう諦めてるから良いもん!」

電「開き直っちゃってるのです……」

雷「響が何をするのか分からないけど、私達は応援してるからね!」

電「はいなのです。響ちゃん、頑張って下さいね?」

島風「でも、最後には教えて欲しいなぁ」

暁「島風、良い事を言ったわ。私にも最後には響が何をしたのか教えてよね!」

響「まったく……。これは困ったな」

雷「あ、今のなんだか司令官っぽい」

響「うん。やぱり影響されてるみたいだね」

電「その口調も響ちゃんになら似合っているのです」

暁「ふん。どうせ私には似合わないわよ」

電「はわわわわ! そ、そういう意味じゃないのです!」

暁「分かってるわよ。ちょっとイヂワルしたくなっただけよ」

電「あう……」

島風「この中で一番お子様なのは暁かもね」

暁「ふーんだ」

……………………
…………
……
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/17(日) 21:38:08.77 ID:4rCuyNc/o
ちょっとばかし休憩いってきます。
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/17(日) 21:39:32.89 ID:gQodu7sn0
イッテラッシャイ…マッテルワネ…
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 21:49:21.60 ID:XbCPM5+lo
>>885
こえーよ
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 21:52:23.03 ID:t5Lv2ULro
ヘイ、テイトクゥ...
888 :スマシリ送オガREPPINテシマリワカニPIV [sage]:2013/11/17(日) 22:07:02.23 ID:ZAtIRMo10
イタキダタイテイ書 モドンエ鶴瑞トドンエ響バレキデ
889 :VIPにかわりましてNIPPONがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 22:12:50.38 ID:t5Lv2ULro
ヨミズライヨ
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 22:45:46.97 ID:ZAtIRMo10
御願イシタラ 響ENDト 瑞鶴ENDモ 書イテクレルカナ?
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 23:17:15.18 ID:JnM4MX+no
ツギスレタテテ・・・カキナサイ・・・・・・
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/17(日) 23:27:53.56 ID:+t47sH1a0
深海棲艦ノ仲間ガイッパイ・・・
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/17(日) 23:44:43.10 ID:YTAF+mHS0
戦姫ENDモ カイテ クレ ルカナ?
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/17(日) 23:53:12.56 ID:virn6uvb0
コレハ・・・ツギスレヲタテテ・・・ホカノコノENDモヤルベキ・・・
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/17(日) 23:58:09.82 ID:+tIT8jvi0
はわわっ!?みんな、怖いのです!
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 00:08:11.98 ID:Y6sXXt+jo
とりあえずそろそろ黙ろうか
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 00:20:16.40 ID:BNLNeebAo
お前ら半角カタカナやめろよ…
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 00:27:13.83 ID:QWeZoEyzO
自治厨さん今日も精が出ますね
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 00:33:25.24 ID:/ofJ5b0No
そうやって煽る方も大概だがな
続き楽しみにしてますね
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/18(月) 00:45:49.81 ID:cSiiceQ6o
コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

電「電です。お時間、よろしいでしょうか?」

提督「構わん。それにしても、珍しいな。電がこんな時間に訪ねてくるとは」

電「金剛さんと一緒に秘書をしようとした時以来ですね」

提督「そうだな……。最近の事なのに、昔の事のように感じるよ」

電「本当です。本当に、あっという間だったのです」

提督「ああ……」

電「…………」

提督「…………」

電「…………」

提督「……話があるのではなかったのか」

電「えっ、あ、あの……そのぅ……」

提督「どうした。なんでも言ってみなさい」

電「えっと……本当に、なんでも良いのでお話がしたいだけなのです」

提督「……うん?」

電「私は最初から司令官さんと一緒だったじゃないですか。だから、なんて言えば良いのか分かりませんが……何か話したくなったのです」

提督「なるほどな。そう言われたら私も何かを話したくなってきた」

電「本当ですか! 良かったぁ」

提督「飲み物を用意しよう。長く話しても良いように、な」

電「ありがとうございます! あ、お手伝いしますね」

提督「ふむ。ではお湯を沸かしてくれ。沸騰しきるまで頼む」

電「はいなのです!」

……………………。
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/18(月) 01:10:53.71 ID:cSiiceQ6o
提督「金剛には及ばないが、どうだ?」

電「とっても美味しいのです! このクッキーと一緒に食べると、苦いのと甘いのが混ざって不思議な美味しさになるのです!」

提督「それは良かった。遠慮はせず好きなだけ食べると良い」

電「あ、それでしたら包み紙で貰ってよろしいですか? これで皆と一緒にお茶をしたいのです」

提督「電は仲間想いだな」

電「ありがとうございます、なのです!」

提督「さて、何でも話してくれとは言ったが、いざとなると話すネタに困るな」

電「そうですね……。話したいのに何も思い付かないのです……」

提督「まあ、自然と話す事になるだろう。今はティータイムを楽しもうか」

電「はいなのです」

電「そういえば、司令官さんはどうして甘い物がダメなのですか?」

提督「建前では『喉を焼くような感覚が苦手』という事にしている」

電「建前……ですか?」

提督「人には言えない秘密があってな」

電「言えない秘密、ですか」

提督「ああ」

電「あの……お聞きしてもよろしいですか?」

提督「……最後だしな。絶対に誰にも言わないと約束出来るのなら話そう」

電「約束します」

提督「うむ。良い目だ」

提督「ならば話そう。一番最初から話せるが……────私は普通の人間ではないのだよ」

電「ほえ?」

提督「正確には色々と身体を弄られた人間だな。普通の人間よりも色々と強化されているが、デメリットとして特定状況下でしか糖分を補給出来なくなっている。今の私に糖分は劇薬にも等しい」

電「そうだったのですか……」

提督「……信じるのか?」

電「え? 司令官さんの言う事を信じるのはおかしいのですか?」

提督「いや……普通では信じられない内容だからな」

電「でも、本当なのですよね?」

提督「うむ」

電「でしたら本当の事なのです」ニコ
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 01:15:28.54 ID:HL4RdA39o
ええ子や
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/18(月) 01:37:40.92 ID:cSiiceQ6o
提督「……お前も、私の事を深く信じてくれているのだな」

電「はい! でも、それはお仲間さんなら皆同じだと思いますよ?」

提督「そうか。……本当に私は、良い艦娘を持ったな」ナデナデ

電「えへへ」

提督「そうだな。そういえば私はお前達の事を何も知らなかったな。少しお前達の事を教えてくれないか?」

電「はいなのです! 何が知りたいのですか?」

提督「お前たち第六駆逐隊の事について──」

……………………。

電「──はっ! もうこんな時間なのです!!」

提督「ふむ。思ったよりも時間の流れが速いな。今日はもう寝なさい」

電「はいなのです」

電「──あ、お願い事があるのですが、良いでしょうか……?」

提督「なにかね」

電「一緒におやすみしたいのです」

提督「甘えん坊だな。良いぞ」

電「えへへ。では、この食器を片付けますね」

提督「私もやろう。二人でやれば早いだろう?」

電「はいっ!」

……………………。

提督「これで良いか?」

電「はい。温かくて、とっても安心出来るのです」

提督「そうか」

電「なんだか司令官さん、お父さんみたいなのです」

提督「随分と若い父親だな私は」

電「そうですね。でも、似合ってますよ?」

提督「……褒め言葉として受け取っておこう」

電「えへへ……お父さん」

提督「なにかね」

電「呼んでみただけなのです。──おやすみなさい、司令官さん」

提督「ああ、おやすみ──」

……………………
…………
……
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/18(月) 02:03:01.99 ID:cSiiceQ6o
提督「──本日の朝礼は以上だ。各自、自由に行動して良し」

……………………。

響「…………」

提督「今日は響か。どうした」

響「ん、少し話したいな、と思って」

提督「ふむ。紅茶を淹れようか」

響「ううん。それには及ばないよ。一つだけ確認したいだけなんだ」

提督「なにかね」

響「司令官は、金剛さんを選んだんだね?」

提督「さて。それは車の中で話している事だ」

響「ふぅん……やっぱりそうなんだね」

提督「何か確信でもあるのか」

響「金剛さんがいつもと違うからね。廊下を歩いてる姿がなんだか雲の上を歩いてる様子だったよ」

提督「…………」

響「それで、私が聞きたいのは金剛さんを選んだ理由なんだ。確かに金剛さんは秘書だから接する時間が多かったし、他にも色々と勝つ要素はあったと思う」

提督「ふむ……。それを聞いてどうする」

響「どうもしないよ。ただ知りたいだけ。好きな人の好みを知りたいのはある意味当然だよ」

提督「…………」

響「ダメかな」

提督「……分かった、言おう。だが、誰にも言うんじゃないぞ。流石にこれは恥ずかしい」

響「勿論さ」
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/18(月) 02:26:51.24 ID:cSiiceQ6o
提督「そうだな……」

響「…………」

提督「…………」

響「…………」

提督「好き、だからかな」

響「────!」

提督「金剛には悪いんだが、理由が無い。好きになったから好き。それだけだ」

提督「あまり納得できないかもしれないが、本当に理由が無い。好き──ただそれだけで好きになったんだ」

響「…………」

提督「これが金剛を選んだ理由だ」

響「………………そっか」

提督「どうした。そんなに驚いて」

響「ん……。司令官と同じ事を言う人が居てね」

提督「ほう」

響「その人も、好きになった理由が好きだから、と言っていたよ。気付いたら目で追いかけていて、その人の事ばかり考えていて、好きになったらしい」

提督「不思議な事もあるものだな。まさか私と同じような者が居るとは」

響「本当だね。びっくりしたよ」

提督「じゃあ、その人に伝えてくれ」

響「うん?」

提督「ありがとう、とな」

響「────」
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/18(月) 02:54:07.37 ID:cSiiceQ6o
提督「頼めるか?」

響「……うん。必ず伝えるよ」

響「ありがとう司令官。スッキリしたよ」

提督「すまんな」

響「ううん。理由を聞けて良かったと思うよ。──それじゃあ司令官、私はこれで失礼するね」

ガチャ──パタン

提督「……まさか響と同じ理由とはな」

提督「…………辛いだろうな、響」

……………………。

響「ただいま」

雷「おかえりなさい響」

暁「どうしたの? 残るなんて珍しいじゃないの」

響「昨日言っていた事を実行したんだよ」

電「ほ、本当ですか!?」

島風「どうだったの?」

響「うん、吹っ切れたよ。訊いて良かったと今は思ってる」

暁「な、何を聞いたの?」

響「司令官の好みさ。それだけだよ」

電「なんて答えてくれたのですか?」

響「ん、それは言えない。司令官との約束だからね」

雷「それなら仕方がないわね」

暁「…………」

島風「あれ、今回は文句を言わないの?」

暁「司令官がそう言ったのでしょ? それなら仕方がないわ」

島風「素直なのか素直じゃないのか分からないね、暁」

暁「うっさい」

……………………
…………
……
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/18(月) 03:08:45.07 ID:cSiiceQ6o
コンコン──。

提督「入れ」

ガチャ──パタン

榛名「こんばんは」

提督「……どうやら、何か真剣に話したい事があるみたいだな」

榛名「はい。元帥様──いえ、提督の事についてです」

提督「なんでも話そう」

榛名「ありがとうございます。──では、提督は今どちらにいらしてますか?」

提督「……遺体すら残っていない。深海棲艦の攻撃で文字通り消滅してしまった」

榛名「……そう、ですか…………」

提督「沖へ出て海へ還した時、深海棲艦の群れが後ろから現れてな。私を攻撃せず、元帥の遺体に戦艦が主砲を撃った。あれでは遺体は欠片も残っていないだろう」

榛名「深海棲艦の群れ、ですか」

提督「ああ。結構な数だった。だが、あんなにも同時に沸くものなのだな。正直驚いた」

榛名「……その深海棲艦の数、憶えていますか?」

提督「いや、暗くて分からなかったが、どうした」

榛名「もしかしたら、ですけれど……その深海棲艦達は、提督の艦娘だったのではないかと思いまして……」

提督「ふむ……」

榛名「でないと、生きている貴方ではなくて死体である提督を撃つ理由が分かりません」

提督「……なるほど。それなら分かる──が、それを証明する事は出来ない」

榛名「はい……ですが、そう思わせて下さい」

提督「どうしてだ。お前は元帥を慕っていただろう」

榛名「……原因は、提督さんです」

提督「…………」

榛名「提督さんは私を本当の艦娘のように扱ってくれました。それも提督のようにではなく、優しく、私達の安全を第一に……。それは、提督とは真逆でした」

榛名「姉妹艦を失った子達は、泣いていました……。誰も提督を恨むような言葉は言いませんでしたが、やっぱり良くない感情は持っていたと思います……。現に私も、大破した霧島を無理して進軍させて沈んでいった時は、提督に僅かながら不信感を抱いてしまいました……」

榛名「でも……それが当たり前になってくると、慣れてしまったのかその不信感も抱かなくなってしまったのも事実です……。もし私が深海棲艦になって刷り込みが無くなったら、真っ先に提督を討ったと思います……」
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/18(月) 03:20:30.06 ID:cSiiceQ6o
提督「……そうか」

榛名「ですが、やっぱり私は提督の艦娘です。最後は、提督と一緒に居たかったです……」

提督「……すまない」

榛名「いえ。死に目にも遺体にも会えなかったのは確かに辛いですが、私はこれで良かったと思います。でなければ今頃、私はこうして元気にしていなかったでしょうね」

提督「…………」

榛名「提督さん、お願いがあります。明日、提督を海へ還した場所へ私を連れて行ってくれませんか? 私は、最後をその場所で過ごしたいです」

提督「……分かった」

榛名「ありがとうございます」ニコ

提督「……やはり、刷り直しだと分かっていたんだな」

榛名「いえ、本当に騙されかけました。提督さんが私の提督かもしれない、と思ったのは事実です。でも、どんなにそう思っても、やっぱり私の心の奥に居たのは提督──元帥様でした。そして、私を助けようとしたというのも提督さんと救護妖精さんを見ていて分かりました。ですから、私はその優しさに縋ってしまったのです」

提督「気を遣わせてしまった。すまない」

榛名「謝らないで下さい。むしろ私は嬉しいんです。短かったですが、本当に提督さんの艦娘になれた気がして……とても充実した生活でした」

提督「……そうか」

榛名「私のお話は以上です」

提督「私も、何も言う事は無いよ」

榛名「分かりました。──では提督さん、失礼しました」ペコ

ガチャ──パタン

提督「……本当、上手くいかないものだな…………」

……………………
…………
……

提督「……この辺りがそうだ」

榛名「…………ここで、提督が……」

提督「ああ……」

榛名「……………………」

提督「…………」

榛名「……はい、憶えました」

提督「……もう少し居るか?」

榛名「はい……。もう少し……もう少しだけ…………」

提督「……分かった」

……………………
…………
……
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/18(月) 03:25:09.84 ID:cSiiceQ6o
今回の投下はこれで終わりです。また今日、投下しますね。



はい。予想していた人も何人か居たと思いますが、榛名さんは実は洗脳できていませんでした。
>>487

榛名「──その言葉だけでも、私は救われた気持ちになります!」

とはそういう意味だったんです。提督も分かっていて接してきていました。
個人的に、この部分は書いていてちょっと悲しかった。寂しい寂しいオママゴトです。
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/18(月) 03:29:55.29 ID:5bNaHm250
お疲れさまです
駆け足になってるっぽい?
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 07:53:48.91 ID:cDpVw9xZo
乙乙
瑞鶴に動きがないのが気になるな…
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 09:43:37.27 ID:f3V1c7Jwo
乙!
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 12:10:32.06 ID:PLt7XS0io
乙!
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 12:28:56.16 ID:LDLHil/Vo
乙!
>>909
解説なしでその状況を察せられることが出来たら最高なんだろうね
地の文も挿絵もない会話劇で表情とか悟らせるのは限界があるんだろうな
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 13:12:37.96 ID:VOlupWn3o
気づいてたよー
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/18(月) 13:29:47.50 ID:PLt7XS0io
はっきり気付く訳ではないが、あの台詞に違和感は感じたww
やっぱり、そういうことだったか〜。
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/18(月) 18:28:09.74 ID:QjMu+/5b0
乙!

ところで間宮さんはどうなるのでしょうか(小声)
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/18(月) 23:33:42.37 ID:cSiiceQ6o
コンコン──。

提督(最後の夜……さて、今日は誰が来たのだろうな……)

提督「入れ」

ガチャ──パタン

瑞鶴「…………」

提督「瑞鶴……」

瑞鶴「…………」

提督「……座って話そう。ソファとベッド、どっちが良い」

瑞鶴「………………ベッド」

提督「分かった」

ギシッ──。

瑞鶴「…………」

提督「…………」

瑞鶴「……もう、会えなくなるのよね」

提督「ああ……」

瑞鶴「どうしても、なのかな」

提督「どうしても、だ」

瑞鶴「そっか……」

提督「…………」

瑞鶴「やだなぁ……」

提督「私も……出来ればしたくない」

瑞鶴「…………」

瑞鶴「提督さん……我侭言っても良い?」
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/19(火) 00:02:24.17 ID:Yk7ZF34oo
提督「なんだ?」

瑞鶴「……最後に、エッチな事とかしたい」

提督「…………それまた、どうしてだ」

瑞鶴「覚悟……したいから……」

提督「すまないが、それは出来ない」

瑞鶴「……やっぱり?」

提督「予想、していたのか」

瑞鶴「…………ん、金剛さんの様子を見ていたらね」

提督(これで二人目……よっぽどなのか……)

瑞鶴「絶対に提督さんと何かあったなーって思ったの。それで、自分の我侭を言うついでにって……。自分でも嫌な性格をしてると思うわ」

瑞鶴「そっかぁ……金剛さんかぁ……」

提督「……すまん」

瑞鶴「謝らないでよ……惨めになっちゃう……」

提督「…………」

瑞鶴「……私ね、金剛さんになら負けても良いかなって思ってるの。だって、金剛さんの提督さんへの想いは誰にも──ううん、想いだけじゃない。他にもいっぱい負けてない部分があるわ。だから、金剛さんになら負けても納得できるの」

提督「そうか……」

瑞鶴「だけどね、まだ時間があるじゃない。今晩で、提督さんの気が変わるかもしれない。私は、それに賭けようと思う」

提督「…………」

瑞鶴「だから……せめて一緒に寝たい、かな……」

提督「……言ってる事が滅茶苦茶だぞ」

瑞鶴「うん、分かってる。私って提督さんや金剛さんみたいに頭が良くないからさ、自分の今の気持ちをぶつけるしかないのよね」

瑞鶴「──最後まで諦めたくない。ただそれだけよ、私は」

提督「……そうか」

瑞鶴「あ、勿論提督さんは拒否しても良いのよ? 無理矢理って私、嫌いだから」
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 00:19:25.90 ID:Ng1a67KXo
健気で泣ける
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 00:23:15.96 ID:0KMKf6Px0
瑞鶴ちゃんマジいい子
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 00:25:43.76 ID:SQ+iZlP9o
ちょつと瑞鶴(Lv8)育ててくる
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 00:27:39.32 ID:BepN4qY/o
ちょっと瑞鶴増やしてくる(現在5隻
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 00:28:20.73 ID:RRFmMg4Wo
ちょっと瑞鶴としゅつげきしてくる
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/19(火) 00:28:49.78 ID:9eZ2cn630
ちょっと瑞鶴ゲットしてくる
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/19(火) 00:30:54.80 ID:Yk7ZF34oo
提督「…………」

瑞鶴「…………」

提督「……すまん。それは出来ない。私を好いている子と眠るのは、金剛に対する裏切りにしか思えない」

瑞鶴「……妹としても?」

提督「妹としてもだ」

瑞鶴「………………そっか」

瑞鶴「──うん、分かった! ありがとね!」

提督「…………」

瑞鶴「まあそうよねー。知らなかったとはいえ妹と寝ちゃったのも本当はおかしいし、逆にお兄ちゃんと恋人になりたいって思う妹も充分おかしいわよねー」

提督「……瑞鶴」

瑞鶴「まあ、そういう事で。金剛さんを大事にしてあげなよ? おやすみー!」

提督「…………」

ガチャ──パタン

瑞鶴「────はぁ……」ソッ

瑞鶴「……フラれちゃった」ズルズル…ストン

瑞鶴「仕方がないわよね……そうよ、仕方がないのよ……。私が勝てる要素なんて、無かったんだから……」

瑞鶴「提督さんの為に全身全霊を掛けれているのは金剛さんだし……私が勝ってたのは戦闘能力って点だけ……。身も心も負けてる私じゃ……到底無理だった話なのよね……。提督さんも、金剛さんに一番の信頼と特別な感情を置いてる……」

瑞鶴「これじゃ勝てないわよね……。一ミリも入り込む隙が無いや……」

瑞鶴「お茶の淹れ方とか、戦術の本とか……金剛さんに借りて一杯読んだのになぁ……一杯、一杯勉強したのに……」

瑞鶴「少しでも振り向いてくれるように……今よりも気を向けてくれるように……勉強したのに……。大好きな提督さんと会う時間を減らしてまで……頑張ったのに……」

瑞鶴「──あれ? 提督さんと会う時間を減らしてまで……?」

瑞鶴「────────ああ、そっか。私が勉強してる間、ずーっと金剛さんが提督さんの側に居たのよね……」

瑞鶴「自分を磨く事に集中しすぎて……提督さんの事、蔑ろにしちゃってた……」

瑞鶴「ダメだなぁ私……。今頃になってこんな事に気付くなんて……」

瑞鶴「未練たらたらだなぁ……私のバーカ……」

……………………
…………
……
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 00:35:56.46 ID:wtDLyAhqo
(´;ω;`)
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 00:36:54.79 ID:rfh3tUzVo
こんなにいいss読んだことない
瑞鶴育てようlv94
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 00:38:28.75 ID:EMpBuZiTo
きっと次は瑞鶴がヒロインの話を書いてくれると信じてる。
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/19(火) 00:56:30.13 ID:Yk7ZF34oo
提督「全員揃ったな。それでは出発しよう」

電「え? あ、あの司令官さん、榛名さんと戦姫さんとヲ級ちゃんがまだですよ?」

提督「三人共、別の場所で最後を迎えたいそうだ」

響「そっか……残念だね……」

提督「世の中、上手くはいかないように出来ているものだ。──さて、行くぞ」

雷「…………」ジー

提督「雷、どうした。鎮守府をそんなに見て」

雷「……もう少しだけ見ていたいの」

提督「暗くて分からないんじゃないのか?」

雷「…………よし! 見納めできたわ! 行きましょう司令官!」

提督「……ああ」

……………………。

暁「ねえ司令官。結局、司令官は金剛さんを選んだの?」

提督「……そうだが、なぜか皆分かっているようだな」

島風「まー……昨日一昨日の様子を見てればなんとなくねー。廊下ですれ違う度にいつもと違うんだもん」

電「ふわふわしているというかなんというか……そんな感じでしたね」

瑞鶴「部屋だともっと酷かったわよ。ずーっと布団で考え事しながらゴロゴロしてたり枕とか掛け布団をぎゅーって抱き締めたり、なんか唸ったりしてたもの。まるで、周りの事が見えてないようだったわね」

響「……何を言ったんだい司令官」

提督「一緒に居たいと言った。夢か何かだと疑っていたから愛を囁こうかとも言ったな」

電「ふ、ふわぁ……」

暁「普段の司令官からは想像もつかない台詞ね……」

島風「提督が愛を囁こうかって……本当に意外だよね」

響「もし私がそんな事を言われたら、金剛さんと同じになる自信があるよ」

瑞鶴(良いなぁ……)
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/19(火) 01:11:11.24 ID:Yk7ZF34oo
暁「ね、ねえ。金剛さんとはどこまでやったの?」ドキドキ

提督「……本当に、お前達は私と金剛の事についてしか聞かないな。全員同じか」

島風「あ、やっぱり軽巡の皆もだったんだね」

提督「どうしてそんなに知りたいかね……」

瑞鶴「……私も気になるなぁ」

響「私も」

提督「……分かった。全部話す。だが、運転している間だけだぞ」

……………………。

利根「おお提督殿」

提督「ご苦労、利根。変わりはないか」

利根「うむ! 何一つおかしな事はないぞ! ──ふむ、今回はこの六人か」

提督「ああ。すまないが、また夜まで頼む。那智にもそう言ってくれ」

利根「心得た!」

響「……カプセルの中に私達が居るね」

電「は、裸なのです……」

雷「エロいわね! でも、このカプセルが緑色に光ってるからエロく見えないわね!」

瑞鶴「こら、そういう事を言わないの」

雷「はーい」

島風「触っちゃダメ?」

提督「ダメだ。何が起きるか分からん」

島風「はーい」

提督「では、私は総司令部へ行く。また夜に会おう」

瑞鶴「提督さん」

提督「なにかね」

瑞鶴「──いってらっしゃい」ニコ

提督「…………ああ、いってくる」

……………………
…………
……
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/19(火) 01:12:29.27 ID:Yk7ZF34oo
提督「旧式の軍艦はどうだ」

中将A「やはり艦娘と違って図体が大きいので母港を拡張しなければなりませんな。たった五隻で場所の確保に一苦労しました」

中将B「私の鎮守府も同じです。艦娘を二十人抱えていたのでその感覚でいましたが、想像以上に場所を取ります」

少将「おまけに大きいので動きが鈍く見えて仕方がないですね。あれでは深海棲艦相手に一撃で屠られてしまうでしょう」

中将B「動かすのにも人員が沢山必要です。艦娘の偉大さが本当に良く分かりますな」

提督「だが、海で戦う術はあれしか残されていない。深海棲艦は艦娘と同様急速に減り続けているが、それは外国と国交回復の兆しとなっている。その時に軍事力が無ければ、たかが一個大隊で我が国の制海権は奪取されてしまうだろう」

中将A「救いなのは過去の資料が残されているという事ですな。あれが無ければ今以上に試行錯誤で海に浮かんでいた事でしょう」

提督「うむ。比較的平和な今の内に錬度を上げておけ。いつ動かす事になるか分からんぞ」

中将A・中将B・少将「はっ!」ピシッ

提督「このままでは艦娘が全員消えるのも時間の問題だ。もし次の会議までに全ての艦娘が消えてしまったら、即時私に連絡、そして哨戒、索敵をせよ。どこから敵が来るか分からんぞ」

提督「中将Aは母港改装を各鎮守府に連絡し、改装させろ。この原案を基に中将Aが指示を与えてくれ。中将Bは士官学校に連絡し、教育方針を変えてくれ。鎮守府に務める人間を育てるのではなく、旧式軍艦に乗れる教育をさせろ。少将は旧式軍艦での戦略、戦術、戦法を探せ。それを纏めて私に提出しろ。添削した後、各鎮守府へ送る」

提督「以上。今回の会議は終了だ」

……………………
…………
……
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/19(火) 01:13:45.15 ID:Yk7ZF34oo
頭が回んない。今日はこれで終わります。また今日、投下しますね。

終わりが見えてきた見えてきた。
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 01:14:42.34 ID:sUJmnwz7o
終わりは始まり
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 01:28:56.66 ID:WOMbHI2DO
戦姫って結局どの艦娘だったの?
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 01:30:53.52 ID:cQaHDnpLO
乙!
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 01:42:44.45 ID:rfh3tUzVo
大和じゃないの?
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/19(火) 01:51:45.56 ID:N5+HUxJr0
乙!!
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 01:58:16.67 ID:zOP8bA0Oo
あと60ちょっとか
レス控えるにしてもこのスレで終わりは難しい気がするな
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 03:29:33.15 ID:SQ+iZlP9o
>>1の気力が続いてくれれば日常の話でも書いてくれればいい
瑞鶴の「自分磨き」の話とか読んでみたい
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 07:34:41.56 ID:EtPRtEiWo
鎮守府に匿ったオリジナルの娘たちはどうしているんだろう?
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 20:30:09.98 ID:WSQdDlVKo
緑色に光ったカプセルか
「ストナーサンシャインだ……」とか脳内に話しかけてきそう。
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 20:38:40.64 ID:i5hLLLmlo
>>942
3つどころじゃない心が一つに…
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 21:17:38.30 ID:ib+jfgLgo
緑川光カプセルに空目した
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/19(火) 22:48:59.82 ID:C/KUiSzGo
>>944
グリッドマンの人か…。
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/19(火) 23:29:10.38 ID:Yk7ZF34oo
提督「……今日で、金剛を除く全ての艦娘が解放されるのだな」

救護妖精「そうだねぇ……なんでまだ金剛だけ解放しないのかは聞かないでおくよ」

提督「ありがたい」

救護妖精「それにしても、やっぱり艦娘の時の記憶は無いみたいだね」

提督「当たり前だろう。引用元に記憶が戻ると大変な事になる」

救護妖精「そうだけどさ……。やっぱり夢は見たいでしょ?」

提督「……そうだな。世の中、上手くいかないように上手く出来ている」

救護妖精「本当にねぇ……」

救護妖精「あたしも、どうしよっかねぇ」

提督「どうした。何か困った事でもあるのか」

救護妖精「んー? だってあたしって本当は艦娘専攻の医者だからさ、艦娘が居なくなったらちょっとだけ困るんだよね」

提督「人間相手は出来ないのか?」

救護妖精「出来ない事はないけどさ、憶え直さないといけないから時間も掛かるだろうねぇ」

提督「私相手に診察をしていたように思うが」

救護妖精「提督はホムンクルスじゃん。既に構造が人間と違うよ」

提督「どれだけ違うのやら……」

救護妖精「内臓とか結構違うねー。神経系も弄られてて筋繊維もちょっとだけ違うよ」

提督「……私の身体の秘密を知っているのは救護妖精だけだったな?」

救護妖精「そだね」

提督「そうか。──実は、専属の医師を探しているんだ」

救護妖精「へぇ。やっと自分の身体を大切にしようと思ってきたの?」

提督「そんな所だ。だが、一つ問題があってな。私の身体は特殊だから普通の医師では対処出来ないだろう」

救護妖精「うん。そだね」

提督「その専属医師の枠が一つだけ空いているんだが、そこに座ってみる気はないか?」

救護妖精「その言葉を待ってたよ」スッ

提督「うむ。これからもよろしく頼む」スッ

救護妖精「あいよ。私からもよろしくね」ニギッ

提督「さて……地下へ行こう。皆が待っている」

救護妖精「……あいよ」

……………………。
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/19(火) 23:40:59.43 ID:Yk7ZF34oo
救護妖精「…………準備、出来たよ」

提督「……皆、今までご苦労だった」

全員「…………」

提督「現時刻をもって、瑞鶴・島風・暁・響・雷・電の六名を除籍とする。今まで、ありがとう」

瑞鶴「……これで、お別れなのよね」

提督「……そうだ」

響「もう、会えないのかな」

提督「出来ない……」

電「長いようで、短かったのです……」

提督「私もそう思う……」

雷「明るく見送ってよね! 司令官!」

提督「お前はいつも元気だな、雷」

暁「最後まで一人前のレディとして扱ってくれなかったわね」

提督「今回だけはレディとして扱おう」

島風「もう頭を撫でてくれないの?」

提督「最後に、全員の頭を撫でようと思う」

那智「……………………」

提督「そうだったなぁ。お前達は皆、これが好きだったな」スッ

提督「一番の最初から今まで、ずっと世話になってきたよ、電。お前が私の初めての艦娘で良かったと思っている」

電「わふっ……。私も、司令官の艦娘になれて良かったのです」ナデナデ

提督「持ち前の明るさで、駆逐艦の皆をいつも元気付けていたのは知っている。影ながら支えてくれて、それに頼っていた。助かったよ」

雷「良いのよ司令官。私に頼ってって言ったじゃない」ナデナデ

提督「あまりお前の速さを活かせなかったな。それでも、不満一つ言わず付いて来てくれた優しさと健気さには感謝している」

島風「初めて提督と会った時のかけっこ、怖かったけど楽しかったもん。あれだけでも私は貴重な体験が出来たと思うしねっ。出来ればもう一回したかったなぁ。またかけっこしようね?」ナデナデ

提督「うむ。──暁はいつも空回りしていたな。一人前のレディなんだからもう少し落ち着いたらどうだ?」

暁「一人前のレディ……。──ありがと! 気を付けるわね」ナデナデ

提督「駆逐艦の中で一番問題があったが、一番可愛がったのは響だったな。どうだった、私は」

響「…………うん。好きな気持ちで一杯なのは今でも変わらないよ。この気持ちのまま最後を迎えるのは、ある意味嬉しいね」ナデナデ

提督「私の艦娘の中で一番努力していたのは瑞鶴だったな。視力を落としてまで夜遅く本を読んでいたんだろう?」

瑞鶴「…………なんで気付いてるのよ。視力もちょっとしか落ちてないのに」ナデナデ

提督「戦術は良くなっていたが索敵範囲が多少落ちていて、遠くの物を見る時に少し目を細めていたからな。天龍達と演習した時から気付いていたよ」

瑞鶴「──あはっ。ズルいなぁ……。そんな事を言われたら、もっと好きになっちゃうじゃない」ポロッ

瑞鶴「でも……気付いてくれてたのね。ありがとう、提督さん……」ポロポロ

提督「……皆、今までありがとう────」

カチン──。

……………………。
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/20(水) 00:02:27.11 ID:zMreAUVgo
ヲ級「!」

戦姫「む……。消え始めたか……」

金剛「……お別れですネ」

戦姫「そうだな。最後にこんな美味しいお茶をご馳走してくれて感謝している。艦娘といえど感情を抑えれたのも、最初に出会った時の印象が良かったからかもな」

金剛「最初?」

戦姫「本気であの方を助ける目をしていた。だから私は、歯向かってくるお前を殺さないように撃ったのだ」

金剛「……やっぱり、あれは手加減していたのですね」

戦姫「お前は私と似ている。──もし生まれ変わるのだとしたら、親しい仲になりたいものだ」

金剛「私もです」

ヲ級「♪」コクコク

戦姫「この部屋で最後を迎えれた事を、あの方に礼を言っておいてくれ。──さらばだ」ピシッ

ヲ級「!」ピシッ

金剛「ご苦労様でした」ピシッ

スゥッ──。

金剛「……きっと、また会えますよね?」

……………………。

榛名「──あ、身体が……」

榛名「……もう、お別れですね。もう少し、この場に居たかった気もします」

榛名「提督、いらっしゃいますか? 私も、もうすぐ消えてしまうようです。最後に提督のお側に居られなくて、申し訳ありませんでした」

榛名「黄泉の国でお会いする事がありましたら、提督が良ければまたお側に置いてください」

榛名「榛名は、いつまでも待っていますから……」

榛名「そして……提督さん、ありがとうございました。私はきっと、提督と会ってみせます」

榛名「提督……今、逝きますね────」

スゥッ──。

……………………。
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/20(水) 00:07:56.39 ID:JgRvaAL20
ほんと勇敢でいい娘達だったよ…
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 00:10:57.09 ID:NCnmB+sxo
榛名が不憫でならぬ
あんな糞元帥に付き従うのと記憶が上書きされるのとではどちらが幸せだったんだろうか

元帥を追って地獄の底まで付き従いそうな榛名が哀れでもある
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 00:14:34.80 ID:NXe2+8q7o
SSでこんな気持ちはじめてだ…
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/20(水) 00:25:02.69 ID:zMreAUVgo
響「! 消えてきたね」

電「な、なんだか不思議な感覚なのです」

暁「そうね……全然怖くないわね。鎮守府に居る時みたい」

雷「笑顔で司令官とお別れできるわ! 素敵な最後じゃない!」

島風「…………」

瑞鶴「? 島風?」

島風「っ!!」ダッ

提督「!」トンッ

ガシッ──。

島風「ぉゔッ! ……えへへ。また負けちゃった」

提督「私の勝ちだな」

島風「提督には一生掛かっても勝てそうにないなぁ」ニコニコ

提督「満足したか?」

島風「うんっ!」

暁「まったく島風ったら……」

電「島風ちゃんらしいのです」

雷「いいなーいいなー!」

響「私も走り出せば良かったかな」

瑞鶴「くすっ……。──提督♪」ギュッ

全員「!!」

提督「む」

瑞鶴「腕なら良いでしょ?」ギュー

提督「……困った妹だ」

全員「!?」

瑞鶴「ふふっ。提督、だーいすきっ!」

スゥッ──。

提督「……逝ってしまったか」

救護妖精「……逝っちゃったね」

那智「い、妹……?」

提督「そうだ。私の妹らしい。──さあ、介抱するぞ」

救護妖精「あいよー」

那智「……………………」

……………………。
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 00:29:18.89 ID:6pfTqPf5o
(´;ω;`)
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 00:38:48.45 ID:D+oI8eCjo
瑞鶴のもとは自分が提督の妹だってことはわかるのかな?
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/20(水) 00:54:06.46 ID:zMreAUVgo
雷「なにかしらここ? まるでマンガの危ない実験室みたいね!」

電「はわわわっ。難しそうな機械があるのです!」

暁「本当にどこかしら、ここ」

響「この服、裸の上から着てるみたいだね」ジー

暁「!?」

島風「うーん……ちょっと走り難いかも」タッタッ

暁「は、破廉恥だから走るのを止めなさい!!」

島風「えー……」タッタッ

榛名「え、えーっと……?」

大和「……広い場所ですね」キョロキョロ

提督「…………」

提督(……なるほど。動くと尚更、写真と同じ顔をしている)

翔鶴「走ってる子、こけて怪我をしなければ良いのだけど……」

瑞鶴「…………」

提督「…………」

瑞鶴「……ここどこ? それと、貴方は誰よ」ジッ

提督「……………………」

翔鶴「ず、瑞鶴。あまり刺激しない方が良さそうよ……?」

瑞鶴「まさかとは思うけど、この服を着せたのは貴方?」

提督「……そうだ」

翔鶴「…………」ビクビク

瑞鶴「ふーん……? まあいっか。状況とか色々説明はしてくれるのよね?」

提督「ああ。だがその前にスープを飲んでおくように。身体が弱ってるだろうからな──」

……………………。
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 00:58:57.37 ID:cL3/zRfCo
そうか、やっぱり大和さんだったのか…
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/20(水) 01:14:02.02 ID:zMreAUVgo
瑞鶴「私達が艦娘の、ねぇ」

翔鶴「本当なのでしょうか……?」

大和「どうでしょうかね。判断できる材料が少ないからどうとも……」

榛名「迷ってしまいます……。けど、なんだか優しそうなので信じれそうですね……」

電「わ、私は信じますよ?」

雷「私もよ!」

響「私も。この人の目は嘘を言っていない」

暁「信用するの早くないかしら!?」

島風「かけっこして私に勝てるのなら信じても良いよ!」

暁「それはどうなのよ……」

提督「……お前は本当にかけっこが好きだな」

島風「あれ? 私の事を知ってるの?」

提督「…………ああ、知っている。かけっこ──いや、ほとんど鬼ごっこだったが二回したな」

島風「おおっ! だったらかけっこしよ! 今すぐ!!」ワクワク

提督「…………」チラ

救護妖精「…………一回だけだよ」ハァ

提督「一回だけな」

島風「じゃあここからあの壁まで競争ね! 皆はどっちが勝つと思う?」

瑞鶴「この人」

響「同じく」

那智「間違いなくこの方だ」

救護妖精「うん。競わなくても分かるねぇ」

島風「即答!?」ガーン

大和「元気ね。……こっちの男性の方かしら。男性の方は皆、走るのが速いですし」

榛名「え、えっと……私も同じ意見です」

雷「じゃあ私もこっちの人!」

電「私もなのです。なんだか走るのがとっても速そうなのです」

暁「え? えっと……じゃあ私も……」

翔鶴「私もです……。なんだか、ただならぬ実力を持っていそうです……」

島風「全員なのぉ!? ……よーしっ!! 絶対に勝ってやるんだから!!」

瑞鶴「じゃあ私が合図するわね」

提督「頼んだ」

瑞鶴「よーい、どん」ポン
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/20(水) 01:14:31.24 ID:zMreAUVgo
島風「っ!!!」ダッ

暁「はやっ!!」

提督「…………」タンッ

榛名「跳んだ!?」

瑞鶴「────」

島風「──ぉゔっ!?」

提督「……到着」ペタッ

島風「え……ええぇぇぇええぇぇええぇえぇ…………」

提督「私の勝ちだ」

島風「参りました……」ガクッ

雷「諦めたわね」

電「あ、あんなに実力の差を見せ付けられたら諦めるのも当たり前なのです……」

島風「……あなた何者? この私がまったく歯が立たないなんて……」

提督「ある鎮守府の提督だ」

大和「司令官という立ち位置は運動が出来ないというイメージがありましたけど、素晴らしいですね」

提督「何分、普通より頑丈な身体を持っているのでな」

翔鶴「す、凄いですね……」

瑞鶴「……人間の限界とか超えてそうね」

提督「島風、私は身体が弱いから何度も付き合えないが、また許可が下りたら挑戦するか?」

島風「する!! あんな負け方は悔しいもん!!」

提督「良い返事だ。──さて、私は鎮守府へ戻る」

那智「提督、今日も連れて帰るのか?」

提督「うむ」

那智「なら起こしてこよう。少し待っていてくれ」

提督「頼んだ」

瑞鶴「……どっか行くの?」

提督「さっき説明したように、解放した子は皆、私の鎮守府へ匿っている。その為の移動だ」

瑞鶴「ふーん。じゃあ、私もついて行って良い?」

翔鶴「瑞鶴!?」
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/20(水) 01:14:58.67 ID:zMreAUVgo
提督「……普通は疑わないか?」

瑞鶴「なんか信用出来るんだもの。良いじゃないの」

提督「姉が困っているように見えるな」

瑞鶴「あっ……。翔鶴姉はどうする? 私と一緒について行く?」

翔鶴「え、えっと……その……」チラ

提督「無理は言わない。二人で決めると良い」

翔鶴「じゃ、じゃあ……瑞鶴、どうして行こうと思ったの?」

瑞鶴「さっきも言ったけど、信用してるからよ。この人は私達を大切にしてくれるって分かるもの」

響「それには私も同意だね」

雷「目を見れば分かるのかしら?」

響「それもあるけど、後はさり気ない気配りとかかな。さっきから私達の事を観察しているように見えるけど、どこかしら温かみのある目線だと思う。特にあの島風って子を気に掛けてるけど、それはさっき走ったからじゃないかな。私達の身体は弱ってるって最初に言ったしね」

提督「……相変わらず勘が良いな」

響「ふぅん……。私は前に貴方と会った事があるんだね」

提督「ああ。少しは知っているつもりだ」

翔鶴「……………………」

瑞鶴「翔鶴姉が嫌だって言うのなら、私は行かないわよ」

翔鶴「……本当に、ただ単に信用できるから、なの?」

瑞鶴「うん。雰囲気というかなんというか……よく分かんないんだけどね」

翔鶴「…………じゃあ、私も行くわね。瑞鶴を一人で放っておけないもの」

大和「私も行って良いかしら」

提督「……構わないが、どうしてだ」

大和「なんだかこの二人を放っておけなくて……。ただそれだけなんですけどね」

提督「…………分かった。前回の三人と一緒に連れて行こう」

……………………。
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/11/20(水) 01:15:25.85 ID:zMreAUVgo
書き溜め全投下。ちょっと休憩してきます。
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 01:17:34.09 ID:bV/iWKAJo
>>954
提督が話しただろ
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 01:19:49.91 ID:Q7YorAzyo
オリジナルのほうは知らんだろ
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 01:23:10.83 ID:iCiL7J+do
オリジナルの方は知らんのちゃう?
兄妹っても知ってる時から大分経ってるだろうし
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 01:24:14.39 ID:bV/iWKAJo
見落としすまん
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 01:35:39.46 ID:cGpeDe5yo
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/20(水) 01:38:55.35 ID:CPxs8HTQ0
ちょっと気になったんだけど、信じれるとか食べれるとか、ら抜き言葉に反応しちゃうのって古くさい?
しゃべる分には気にならないけど文字になってるのを見ると違和感が…
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 01:46:14.31 ID:pOuo9rW9o
文法に古いも何もないと思うよ
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2013/11/20(水) 02:27:13.25 ID:/GLDm3xS0

こんなに胸にくるSSは初めて読んだな・・・。
969 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2013/11/20(水) 02:30:07.77 ID:/GLDm3xS0
あ、sageるの忘れてた・・・orz
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 03:07:13.23 ID:uqDazscjo
>>1提督が休憩してる間に飯食ってくるww
971 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 03:42:20.63 ID:zMreAUVgo
>>966
提督と金剛さんだけ「ら」抜き言葉を使わないようにしていたのですが、どっかで抜いてましたかね……。
と思っていたら>>299 >>410 >>453 >>707 >>755とか色んな場所で抜いていた。不覚。
仕事と違って文章校正まったくせずガタガタ打ち込むだけってダメだねやっぱり。

一個だけ投下して寝ますね。また今日、投下します。
972 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/20(水) 03:42:51.55 ID:zMreAUVgo
金剛「提督……」パタパタ

コンコン──。

金剛「!!」ガバッ

金剛「──どうぞ」

ガチャ──パタン

比叡「金剛お姉様! 遊びに来ました!!」

霧島「お元気ですか?」

金剛「────あ、ぅ、イエース! 元気デース!」

霧島「それは良かったです。今、お時間よろしいでしょうか?」

金剛「ハイ! オッケー デース」

比叡「間宮さんにお願いしてオーブンを貸して頂きました! 甘い紅茶と一緒に食べると美味しいらしいクッキーです!」

金剛「ワオ! ビタークッキーですか! 久々ネ!」

霧島「そのままでもいけますが、飽きたらこちらのバタークリームを付けて召し上がって下さい」

金剛「サンキュー マイ シスターズ! すぐにアッサムを淹れてきますネー!」

……………………。

金剛「うーん! ベリーベリー グッド ネ! ミルクティーととても合いマース!」サクサク

比叡「本当ですか!? よかったぁ……私達、クッキーを作るの初めてだったんですよ」

金剛「バッチリ デース!」

霧島「あ、本当です。凄く合います」サクサク

比叡「紅茶のおかげで引き立っていますね!」サクサク

金剛「ノー! どっちかが抜けてしまうとこの味は楽しめまセン! 両方あってこそのこの味デース!」

比叡「金剛お姉様……。ありがとうございます!」

金剛(このクッキー、全く砂糖を使っていないようデス! これならきっとテートクも食べられますネ!)サクサク

金剛(────あ……提督……。もう何日かすれば、私は……)

霧島「? どうかなされましたか、金剛お姉様?」

金剛「──いえ! なんでもありませんネ! 前にケーキを作った時の失敗を思い出しただけデース!」

比叡「へぇ……お姉様も失敗ってあるんですね」

金剛「勿論ありますヨー? ケーキはとってもシビアな料理なのデース! 少し工程を間違えるだけですぐにダメになりマース」

霧島「そうなのですか? 次はケーキに挑戦しようと思いましたけど、もっと勉強してからにしますね」

金剛「ハイ! 頑張って下さいね!」

金剛(ビタークッキーですか……提督が帰ってくるまでに焼いておきましょう!)

金剛「ありがとう、比叡、霧島」

比叡「いえ! お姉様が喜んでくれたようで何よりです!」

霧島「はい! 私達も嬉しいですよ!」

金剛(──そして、ごめんなさい…………)

……………………
…………
……
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 04:21:44.28 ID:uqDazscjo
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 04:35:48.08 ID:M/j0adZZo
この艦むすの元となる記憶は偽物なんだよな……

やべぇよ心が痛むってレベルじゃねぇぞおい(号泣
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 15:09:07.29 ID:6pfTqPf5o
本当なら親子の再会なんだよな…
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 17:53:31.88 ID:NXe2+8q7o
親子じゃなくて兄妹な
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 18:12:25.51 ID:8uwVl8d6o
>>976
大和が母親でしょ
978 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 18:18:22.34 ID:eFb3PF7oo
大和はままんじゃないが
親父の代の金剛的ポジションなはず
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 18:28:19.00 ID:8uwVl8d6o
>>341で、家族構成が両親と妹二人、肉親にあたる艦娘が大和、翔鶴、瑞鶴と書いてるから大和は母親じゃないの?
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 18:39:19.46 ID:R5OFlTBOo
前スレ>>590を見るとそうではないようだが……
理解力が乏しくてこんがらがってきた
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 19:07:53.99 ID:8uwVl8d6o
前スレ>>591まで読むと、深海棲艦になる前の戦姫が母親に似てるらしいから、やっぱ母親じゃないかなあ
というかごめんねスレ伸ばしちゃって
正しい答えは>>1が回答してくれるでしょう
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/20(水) 19:40:23.24 ID:7ee1ijlLO
まあ、そんなところです
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/21(木) 09:29:58.43 ID:yBU7PQLLO
>>982は誤爆。
レスの少ない時に悪いね
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/21(木) 17:10:07.93 ID:lse2N/uDO
気合い、入れて、行きます!グシャッ
みたいな不器用イメージの比叡さんが消え失せた
985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/21(木) 23:30:36.05 ID:fwAWgJHNo
昨日投下出来なかった……うごごごごご……。

ごめんなさい。書く予定の無かったもう一つのルート(あんまり違わないけど)書くので許してください。
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/21(木) 23:31:14.30 ID:fwAWgJHNo
金剛(今から焼けば、提督が帰ってくる少し前にクッキーが焼けマスね。そろそろ準備をしまショウ)

コンコン──。

金剛(あら、また比叡と霧島でショウか?)

金剛「どうぞー」

ガチャ──パタン

瑞鶴「お邪魔するわね」

金剛「!!」

瑞鶴「あら、どうしたの?」

金剛「──いえ、なんでもありませんよ」

瑞鶴「ふぅん……?」

金剛「それよりも、どうしたのですか? こっち側は艦娘の寮ですヨ?」

瑞鶴「知ってるわよ。私はこの部屋を見てみたかったの」

金剛「ホワィ? なぜこの部屋のなのデスか?」

瑞鶴「ここ、前の私も使ってた部屋なんでしょ?」

金剛「────」

瑞鶴「ああ、そんな顔しないで? 別にどうこうするつもりは無いわ。……ちょっと、気になったのよ」

金剛「気になった……のですか?」

瑞鶴「うん。どんな感じだったのかなーってね。ついでに、面白い事とかないかなーって」

金剛「……面白い事?」

瑞鶴「そう邪険に扱わないで。あの人の顔を見たら、前の私がどれだけ大切にされてたのか分かるわよ」

金剛「…………」

瑞鶴「で、その子は私と同一人物でありながら別人だったんでしょ? 私の魂をなんとかかんとかって聞いたわ。だから、この部屋とかに来たら何か思い出すのかなって思ったの」

金剛「…………」スッ

瑞鶴「? そのベッドがどうしたの?」

金剛「瑞鶴──艦娘の貴女が使っていたベッドがそれデス」

瑞鶴「これが……ね」ソッ
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/21(木) 23:40:13.53 ID:msNV8bYno
>>985
待ってた!
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/21(木) 23:41:57.32 ID:fwAWgJHNo
瑞鶴「…………」ポフッ

金剛「…………」

瑞鶴「……………………」

金剛「……何か、思い出しましたか?」

瑞鶴「…………ううん、何も。ただ単に寝心地の良いベッドって感想しかないわ」

金剛「……そう、ですか…………」

瑞鶴「やっぱりダメかぁ……」

金剛「……やっぱり?」

瑞鶴「うん。結構悲しそうな顔してたからさ、記憶が私に戻ったりしたら、あの人は喜ぶのかなーって思って」

金剛「…………」

瑞鶴「まあ、そんなに都合の良い話なんてないわよね。ごめんね、お邪魔しちゃって」スッ

金剛「……どこかに行くのですか?」

瑞鶴「行くって言うより戻る、ね。翔鶴姉と大和さんが部屋で待ってるから」

金剛「…………」

瑞鶴「それじゃ、バイバイ」

ガチャ──

金剛「──また!」

瑞鶴「?」

金剛「……また、来ても良いですから」

瑞鶴「…………」

瑞鶴「うん。また来るわね」ニコ

──パタン

金剛「…………」

金剛「……………………」ポフッ

金剛「……心、痛いです」ギュ

金剛「…………」

金剛「クッキー、作りに行きましょう……」スッ

ガチャ──パタン…………

……………………。
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/21(木) 23:54:40.80 ID:fwAWgJHNo
金剛(もう少しで焼き上がるネ! 後は冷ませば完成デス!)

金剛「〜♪ 〜〜♪」

提督「ん、ここに居たのか」

金剛「ふえぁ!? て、てて提督!? もうお帰りになられてたのですか!?」

提督「ついさっきな。どこに居るのか少し探した程度だ」

金剛「……お出迎え出来なくてごめんなさい」

提督「それは義務ではない。お前が鎮守府で待ってくれている事が私の幸せだ」

金剛「う……て、提督……そんな恥ずかしい事を真顔で……」

提督「嫌だったか?」

金剛「──私も幸せですっ!」ギュッ

金剛「てーとくぅー♪」スリスリ

提督「甘えるのは結構だが……時間と場所を弁えた方が良いんじゃないか?」

金剛「え?」

間宮「あ、あはは……」

金剛「────ご、ごめんなさい!!」バッ

間宮「えーっと…………お邪魔しちゃいました?」

金剛「そんな事ありません! ──あ、ク、クッキーが焼けましたので、もう出て行きますから!!」

間宮「ふふっ。冗談ですよ。仲睦まじくて、見ていて心が温かくなりました」

金剛「あう……あうぁうあぅぁぅぁぅ……」

……………………。
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/22(金) 00:07:19.49 ID:umsHAw1bo
金剛「とても恥ずかしかったです……」

提督「そういう事もあるだろう。私はあんなに狼狽える金剛を見て満足した」

金剛「ぅー……イヂワルですよ提督……」

提督「うむ。私はいぢわるが大好きだ」

金剛「それが提督の本性なのですね……」

提督「嫌いになったか?」

金剛「……その言葉もイヂワルです。分かってて言ってますよね?」ギュッ

提督「勿論」ナデナデ

金剛「もう……」スリスリ

提督「ところでクッキーを作っていたようだが、妹達への物か?」

金剛「提督への物ですよ?」

提督「私に?」

金剛「はい。砂糖を使っていないクッキーです。比叡と霧島からヒントを貰いました! これなら提督も食べられると思

ったです!」

提督「……わざわざ私の為に?」

金剛「提督と一緒に楽しみたかったからです。提督の為だけではなく、私の為でもあるのです」

提督「…………」ナデナデ

金剛「〜♪」スリスリ

金剛「てぇーとくっ」ニパッ

提督「…………」ピタッ

金剛「?」

提督「…………」ギューッ

金剛「わっ──。んー♪」スリスリ

金剛「提督……私、今幸せです」

提督「私もだ」

金剛「あと何日ですか?」

提督「……明日にしようと思っている。いつまでもお前を残していると、間違いなく疑われる事となる。そうなると、総司令部地下の存在も危うくなるだろう。そして、別の鎮守府でも無理に出撃させる者が現れるかもしれない……」

金剛「……そう、ですか」

提督「だから、今日は一日中一緒にいよう」

金剛「やった!」

金剛「──あ、でもそれでしたら今から寝ないといけませんよね? 夜に運転する訳ですから」

提督「そうだな。一緒に寝てくれるか」

金剛「勿論です!」
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/22(金) 00:19:30.35 ID:umsHAw1bo
提督「火を灯していてくれ。私は部屋を暗くする」ツカツカ

金剛「はーい」

シャッ──パチン……。

金剛「提督ー、こっちでーす」

提督「ああ、お前の姿が見えるよ」ツカツカ

金剛「えへへー……」

提督「…………」モゾモゾ

金剛「火、消しますね」

フッ……。

提督「……真っ暗だな」

金剛「まるで、私達の未来みたいですね」

提督「まったくだ。一筋の光すら見えん」

金剛「……どうして、こうなったのでしょうかね」

提督「神が居たとしたら、随分と性格の悪い奴だな」

金剛「提督は神を信じないのですか?」

提督「生憎とな。事実、私は艦娘と深海棲艦の命を大量に屠っている。概念だけで言うならば私は歴史上最悪の殺戮者だろう。こんな者を、神が放っておく訳がないだろう?」

金剛「……確かにそうですね。平和の神がダーインスレイヴを片手に提督へ襲い掛かってもおかしくありません」

提督「間違いなく、ヴァルハラへは逝けないな」

金剛「う……。それでしたら私もヴァルハラ逝きを蹴って提督について行きます」

提督「ほう。どこまでも付いて来てくれるのか」

金剛「例え神に縛られようと、必ず抜け出してついて行きますよ」

提督「嬉しい限りだ」

金剛「……待ってますからね?」

提督「いつまでだ?」

金剛「いつまでも」

提督「案外すぐに逝ってしまうかもな」

金剛「それはダメです。ちゃんと天寿を全うして下さい」

提督「仮に私が別の女性を愛したらどうする」

金剛「……遠くで見守ります。危ない時だけ、助けに現れますね」

提督「重病だな」ナデナデ

金剛「不治の病ですものね」スリスリ

提督「…………」

金剛「…………」

提督「──離れてくれるなよ?」ギュ

金剛「──勿論です」ギュ

……………………
…………
……
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/22(金) 00:32:46.15 ID:umsHAw1bo
利根「おお提督殿! 今回は早いのう」

提督「ご苦労、利根。……色々と事情があってな」

金剛「…………」

利根「ふむ。事情があるのならば仕方がなかろう」

利根「ああ、そうそう。あの島風という子が提督殿とかけっこしたがっておったぞ」

提督「ふむ……。許可が下りた時に勝負するとしよう」

提督「さて……私はそろそろ行く」

金剛「……テートク」

提督「金剛はここで待っててくれ。また夜になったら来る」

金剛「…………はい」

利根(ふむ)

……………………。

利根「金剛、といったかの?」

金剛「え? ハイ。私は金剛ですケド、貴女は利根さんでよろしかったでショウか」

利根「うむ! ちと聞きたい事があったので話し掛けた。隣、良いかのう?」

金剛「ハイ……」

利根「失礼する。──我輩は人を探るのが苦手なので単刀直入に聞くが、お主は提督殿と何かしら特別な関係なのかのう?」

金剛「……凄い観察眼デスね。その通りデス」

利根「我輩はそれしか能がない。まあそれはさておき、後悔はしておらんのか?」

金剛「……していマス。ケド、覚悟も出来ていマス」

利根「ほう?」

金剛「私が我侭を言えば、沢山の艦娘や深海棲艦が苦しい思いをしマス。私はそんなの、嫌デス。それに……テートクの望む事は私のやりたい事でもありマス」

金剛「私は戦う為に生まれてきたのに、テートクは私を──私達を道具として扱わず、一人の人間として扱ってくれまシタ。これだけでも幸せな事なのに、もっと大きな幸せも貰っていマス。これ以上の幸せを望むのはバチが当たるというものデス」

利根「ふむ。立派な考えじゃな」

金剛「全然立派ではありまセン。今でも、どうにかしてテートクと離れ離れにならずに済む方法を探していマス」

利根「お主はよっぽど提督殿が好きみたいだのう。我輩も気に入っている故、少しばかり嫉妬してしまうぞ」

金剛「ふふっ。テートクの良さがどんどん広まっていマース! 嬉しい限りデス!」

利根「その考え方もかなり珍しい。お主の事も気に入った!」

金剛「今から私達はフレンド ネー!」

利根「うむうむ! 良い友を持てたわ!」

金剛(──提督……あと、もう少しなのですね…………)

……………………
…………
……
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2013/11/22(金) 00:44:38.67 ID:umsHAw1bo
提督「引継ぎの内容は以上だが、意見のある者は居るか。……………………居ないようだな。各々の役割をしっかりと確認しておく事。解散」

少将「……大将殿、お一つ宜しいでしょうか」

提督「なにかね。何か意見があったのか」

少将「いえ、先程の議論ではなく、大将殿のご退任についてです」

中将A・中将B「!」

少将「大将殿の手腕はとても素晴らしいものと思えます。我が国としても失うのには非常に惜しいはずです。どうしてもご退任なされるのでしょうか」

提督「この考えは変わらん。今の私は病を患った老人のようにいつ死んでしまうか分からない。少将の言うようにどれだけ役立てたとしても、死んでしまうと今以上に大変な事になる。死に損ないはとっとと身を引くべきだ」

少将「……しかし」

提督「感情論も大事だが、それに振り回されるのも良くないぞ少将」

少将「…………はい」

提督「これからの未来を切り開いていくのはお前達だ。私ではない」

提督「恐らく、私が退任してからお前達は苦労し、お互いの意見をぶつけ合うだろう。だが、そのぶつけ合いが争いではない事を祈る。お互いの意見を第三者の視点で考え、そして判断してくれ」

中将A「……それでも決着が付かなかった場合はどうするのでしょうか」

提督「どうしても決着が付かないのならば、この国が滅ぶだけだ。以前話した、世界樹の物語のようにな。お前達ならきっと上手くやってくれるだろう」

中将B「確証があるのでしょうか?」

提督「いいや全く無い。私の勘だ。私は未来など分からんからな」

中将A「……まったくもって不思議なお方ですな」

提督「よく言われるよ。──では、最終確認として最低でもあと一回はここへ来る。その時までに各担当する引継ぎをしっかりと進めておけ」

……………………
…………
……
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/22(金) 00:47:24.07 ID:umsHAw1bo
うん。このスレで終わらなかった。
おまけに、今から投下するものを考えると物凄くキリが悪いです。
なので次スレを立てて誘導し、余ったレス部分はちょっと論議になっている部分を答えて埋めようと思っています。
少々お待ち下さいませ。
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/22(金) 00:58:06.18 ID:umsHAw1bo
次スレ

金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」 三隻目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385048978/
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/22(金) 00:59:17.25 ID:umsHAw1bo
>>975-981

この部分ですが、作中では分かり辛かったようですね。こうなっています。

大和=提督の母
翔鶴=提督の妹
瑞鶴=提督・翔鶴の妹

となっております。
前スレ>>590-591で提督が疑問に思っていた事は上の関係を見れば解決すると思います。
……するよね?
なので、>>975の言うように親子の再会と同時に兄妹の再会でもありますね。
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/22(金) 01:07:05.43 ID:umsHAw1bo
議論されてる所が少なかった+されてたら既に私が答えてたのオンパレード。
なので、答えてない所とかを答えます。今更だし意味無いかもだけど。

>>748はそれで合っています。>>734の最後の救護妖精の台詞を鵜呑みにして深読みでオッケーです。
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/22(金) 01:07:32.83 ID:oJJYvUo2o
>>996
大和さん達は偽の記憶を植え付けられてるから、(少なくとも助け出された時点では)提督を家族としては認識してないって判断でおk?
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/11/22(金) 01:12:23.48 ID:umsHAw1bo
>>998
すみませんがご想像にお任せします。
これも文章を深読みすると辿り着ける答えだと思いますので、深読みして頂けると幸いです。
どうしても分からない、という場合はこのSSが終わった後に質問コーナーみたいなのを設けますのでどうぞそちらへ。

ぶっちゃけると、このSSは深読みするだけで裏の設定が分かっちゃうような部分が多々あります。
そういうのを楽しめる人には向いてるだろうけど、ボーっと読みたい人向けじゃないのは確かですね。
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2013/11/22(金) 01:13:30.98 ID:umsHAw1bo
最後にもう一回誘導。次スレに移ります。

金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」 三隻目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385048978/
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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  | l| | || || l!           | l| | || || l!         たらい回しの最果ての地へようこそ!
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   と    i             と    i          SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
    しーJ              しーJ          http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
テスト @ 2013/11/22(金) 01:06:14.36 ID:KOAHms8z0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1385049974/

マミ「魔法少女の『素質』って一体なんなのかしら」 @ 2013/11/22(金) 01:02:35.28 ID:PCYeYaDx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385049755/

【安価】怜「京ちゃん、体凄いなぁ」 京太郎「ハチミツやってるからな」 2瓶目 @ 2013/11/22(金) 01:02:12.29 ID:s9losFOB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385049732/

金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」 三隻目 @ 2013/11/22(金) 00:49:38.79 ID:umsHAw1bo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385048978/

【咲-Saki-】盲目の少女 @ 2013/11/22(金) 00:34:15.60 ID:KHMtlW+j0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385048055/

同人やっている奴に聞きたい事がある @ 2013/11/22(金) 00:25:52.34 ID:1mL/6GFs0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1385047552/

渋谷凛「私の先輩は肉まんアイドル」 @ 2013/11/21(木) 23:55:02.24 ID:+Okol/o40
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385045701/

まどか「安価で1レスSS選手権!!」part10 @ 2013/11/21(木) 23:49:14.18 ID:AXlidkVn0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385045353/



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