【皆で】魔法少女まどか☆マギカ小ネタ投稿スレ4【更新】

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346 :1/5 [saga]:2015/06/13(土) 07:59:34.32 ID:URd2/RRSO
ほむら「コレはいいブツね」クチャクチャ

私はレア魔獣のキューブをガムのように噛みしだきながら呟いた

いい具合に効きもマワってクル

ラジカセ『エッブバーデトーキンッ!!バイマイエルエースデイッ♪』

QB「やぁ、ほむら。ゴキゲンみたいだね」トッ

淫獣がきた

QB「僕としては、君の健康を考えて、あまりオススメできる行為とは思えないけどね」

ほむら「よけいなお世話よ」クチャー

まどかがリアル神となって、戦闘対象は魔女から魔獣へとかわった
無個性な相手をまえに、どうモチベーションを維持すべきか当初とまどったが、ほどなくある特定の魔獣のグリーフキューブにはリラクゼーション効果があることがみとめられ、これがモチベーションを維持するに足る大きな要因となった

ほむら「あなたが来たということは」

QB「そういうことだね、魔獣だよ」

ほむら「ほむぅ」

めんどうだ。しかしまぁ、キイタまま暴れるのも嫌いじゃない

QB「それ古いんじゃないかな?」ピョン

ほむら「先達には敬意をはらうものよ」スック、フッ― ビュオオオォォォ

QB「わけがわからないよ」ォォォォオオ ミミゲパタパタ
347 :2/5 [saga]:2015/06/13(土) 08:00:18.06 ID:URd2/RRSO
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〜廃ビル〜

QB「このビル全体が瘴気につつまれている」

QB「ナカは魔獣だらけだろうね。マミと杏子の到着を待つかい?」

ほむら「まぁ、ちょっとしたかくれんぼといったところでしょ」

ほむら「その必要はないわ」

私はビルに入った、魔獣の姿は確認できない
私はポケットに手をつっこみ、カプセル状のモノを取り出すと、スイッチを押して放り投げた

 ボウン! ポンッ

空中にスカウターがあらわれる
コレは、野菜の名前がついたスーパーな宇宙人とクロスした際に手に入れた情報をもとに、インキュベーターの宇宙科学で作らせたものだ
キャッチして装着する

ほむら「ポチっとな」ピピピピピ…ピーピーピー

ほむら「見つけたわ、戦闘力たったの5、ゴミね」

エレベーター付近の物陰で隠れている魔獣をスカウターが捕捉する

ほむら「ほ〜む〜ほ〜む〜波ぁー」バシュ

弓を出し、矢をつがえ、射る
うまい具合に矢は放物線を描き、壁のむこうへと吸い込まれていく

 ズバッシュッ!! ドッ、トンコロコロコロ…

手応えあり。どうやら頸部を射抜いたようだ、ハゲた首が壁のむこうから転がり出てくる

ほむら「1Fはコイツだけみたいね」

ほむら「ちゃっちゃとヤってしまいましょう」

2階へむかう
348 :3/5 [saga]:2015/06/13(土) 08:01:06.25 ID:URd2/RRSO
ほむら「コレはスカウターを使うまでも無いかもしれないわね」

いるいる、鼻につくほど瘴気が濃い
今も目の前を2、3匹うろうろしている

ほむら「2本打ち」ババシュッ!!

とりあえず進路上の障害物を排除

 ドタドタ

ほむら「」スタスタ、ブンッ

あるきながら横にいた魔獣の頭を弓でひっぱたく

 パチャアッ!

物陰から1匹とびだしてきた

ほむら「」ドシュ ビィ――ンンン!!

ボウガン状にした弓から矢を放つと、首の中心を射抜かれた魔獣はそのまま矢で壁に張りつけにされ
しばらくもがいたのち、死ぬ

後ろからいっぱいキタ

ほむら「ふんっ」ブワァンサッ

背中からモヤモヤした黒い羽のようなものをだす

 バラタタタタタタッ!!

ハネからモヤモヤをマシンガンの要領で打ち出す

 ダフタフタフタフタフタフ

全員でダンスを踊ったあと、死んだ

こんな感じで各フロアーを制圧していったが、5Fくらいでダルくなってきた

ほむら「あとはあの子達にまかせましょう」
349 :4/5 [saga]:2015/06/13(土) 08:01:53.68 ID:URd2/RRSO
最近この黒いハネから出てくるようになった影絵のような子供達だ

しゃべったりはせず、全身がモヤモヤと同じガラなので表情も読みとれないが、私によくなついている

ほむら「アルファーとブラボーは仕掛け」

ほむら「チャーリー、デルタ、エコーは追い込み」

ほむら「以上、作戦開始」

ほむチル(ヤー!)

パッ、と子供達は散って行った

ほむら「フフ、本当にかくれんぼみたいね」

ほむら「鬼になった気分」

ほむら「でも私が探すのはあの子達じゃない」

私はハネでパタパタと宙に舞うと
そのままビルを出て見物を決め込んだ

ほむら「そろそろ終わりかしらね」

遠目にビルを眺めていると、窓や非常階段からドス黒いシャワーのようなものが降り始めた

ほむら「ヒートテックを使ったのね」

ヒートテック、ようするにレーザー鉄条網のような罠だ
それをアルファとブラボーの2人があらゆる脱出口に仕掛け
チャーリー以下に追いたてられた魔獣共が引っかかってサイコロステーキよろしくバラバラになったということだ

ほむら「まぁ、食えないほうのレア魔獣ね」

本当によく働く子供達だ。この後キューブの回収までやってくれるのだからスゴい

あの数だ、レアキューブもあるかもしれない

ほむら「でも、私の探しものは見つからない」

ほむら「私が本当にみつけたいのは――」

ほむら「まどかぁ…」


 い つ も 一緒 だ よ


ほむら「ハッ…!」

あの声が聞こえた気がした。私はおもわずリボンに触れる

 シュル

ほむら「まどか…」ジッ…

ほむら「そうだね」

ほむら「でも会いたい」ギュッ

 「暁美さん」

ほむら「!」
350 :5/5 [saga]:2015/06/13(土) 08:03:12.00 ID:URd2/RRSO
ほむら「巴、マミ…」

マミ「もうっ、『さん』づけじゃなくてもいいから」

マミ「せめてフルネーム呼びはやめなさいって言ったじゃない」

杏子「なんだよほむら、1人で片付けちまったのか?」

杏子「ちーったあたしにも暴れさせろっての」

QB「杏子、その心配はないよ」

QB「もう新しい反応が出てる」

ほむら「だそうよ、2人共、行きましょう」ファサッ

杏子「キューブ回収はいいのかよ」

ほむら「あの子達がやってくれてるわ」

杏子「便利なもんだな」

ほむら「あなただって分身できるでしょ」

杏子「さすがにオートマじゃあないねぇ」ケタケタ

マミ「ちょっと暁美さん、あなたまたやってるの?」

ほむら「ほむ?」

マミ「やっぱりやってる」ハァ

マミ「いい、戦いは何があるかわからないの。一瞬のスキが命取りになることも――」

杏子「ま〜たはじまった、お説教なんか横ででも聞きたくないねぇ」

杏子「いーじゃねーか、ほむらはラリってるほうが調子いいんだから」

マミ「佐倉さんっ!」

杏子「マミだってあんときゃ凄かったぜ、ノリノリだったじゃんw」

マミ「ダメよっ!アレはアレで反省してるんだから…」

杏子「まぁ〜、あたしはやっぱメシ前かな〜」

マミ「あなたいつも食べてるじゃない」ハァ

QB「……君たちはホント無駄なおしゃべりが好きだね。わけがわからないよ」

 ギャーコラギャーコラ

ほむら「……」クス


私にはまだ戦う理由があった

ほむら「もう行くわよ」スタスタ

まどかが見てくれているのなら

こちらも見つけやすいようにするまでだ

いつか再び会える日を夢みて


おわり
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