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とある幻想の博麗当麻(イマジンブレイカー) - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/04(日) 21:30:08.86 ID:1xC/T3Lv0
注意!


・このssは東方×禁書のクロスオーバーです。
 クロス関係もしくは両作品のどちらかが苦手な人は戻るボタンを

>>1はss初心者です。駄文注意!!

・地の文は少し入れ、あとはほとんどキャラのセリフのみです

・キャラ崩壊があるかもしれません

・独自解釈、オリジナル設定、設定改変があります

・両作品とそのキャラに対する非難などはお止めください

・更新は不定期です、1週間に1、2回ぐらいにはしたい。



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死ねクズどもが @ 2019/10/23(水) 07:10:23.14 ID:F91YKGvUO
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I really don't care anymore About all the Jim-Jim's in this town @ 2019/10/23(水) 04:13:16.00 ID:CdkUX/AXo
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四葉「私は如何にして心配するのをやめて水爆を愛するようになったのか」 @ 2019/10/23(水) 01:27:41.27 ID:CvbJzp7do
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【アイマス 】真美「ゆきぴょんは犬が苦手なんだよね…」 @ 2019/10/23(水) 00:03:41.40 ID:N7eeavce0
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【ガルパン】みほ「ナオミさん!ボコになりましょう!!」 @ 2019/10/22(火) 23:00:11.29 ID:upyZKghI0
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【ガルパン 】杏「あんこうチームは仲良いねー」ニヤリ @ 2019/10/22(火) 21:24:48.75 ID:u3fsykqQO
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今井リサ「弟の日記を見つけた」 @ 2019/10/22(火) 21:11:47.60 ID:cEdikWRD0
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まほ「みほ……お誕生日おめでとう」 @ 2019/10/22(火) 20:06:09.61 ID:RUfgLs9bO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/04(日) 21:34:05.29 ID:3nDFirczo
どっちも好きだわw
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/04(日) 21:34:19.00 ID:mGcU9bFM0
期待
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/04(日) 21:44:23.59 ID:+Tu+i0Yyo
きたい
5 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/04(日) 22:02:42.59 ID:1xC/T3Lv0
――――これはまだ俺が幼い頃の話だ






ある夏の日、俺こと上条当麻は両親と共にとある田舎にある山へ登山に行ったのだが『不幸』にも両親とはぐれてしまい
一人、森の中を彷徨い続けた。


俺は怖かった・・頼る者のいないこの状況が、このままでは暖かい両親や俺の数少ない友達との日常に戻れないのが・・
そんな時、俺を助けてくれた人がいるのだが、その人はなんと『妖怪』だった。
最初は信じられなかったが、その『妖怪』の話を聞いていくうちに不思議と信じることが出来た。
6 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/04(日) 22:05:32.99 ID:1xC/T3Lv0
その『妖怪』は八雲紫(やくも ゆかり)と名乗った、どうやら彼女は『幻想郷』という場所に住むスキマ妖怪というものらしい。
紫さんは俺に優しく接してくれた。紫さんは、俺が『不幸』を呼ぶ『疫病神』(と周りに呼ばれているだけだが)ということを知らない
それを知れば紫さんも俺を腫れ物のように扱うかもしれない、だがそれを踏まえても俺は両親や身内や知り合いを含めた
一部の人々以外からは感じることのできない暖かさを俺は感じることが出来た。


俺はいままで溜めてきた想いを抑えきれなくなり涙を零しながら紫さんにいままで体験してきたことを話した。
学校や近所から受けるいじめのこと、理不尽な『不幸』のことなどすべてを。
すると紫さんは俺をやさしく抱きしめてくれた、その温もりが心地よく俺は紫さんと母が重なって見えた。
7 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/04(日) 22:07:02.63 ID:1xC/T3Lv0
しばらくすると紫さんは俺の頭を撫でながらこう言った。 


紫「あなたの『不幸』とは関係ないかはわからないけれど、あなたの『右手』には『何か』が宿っているわ」

上条「俺の『右手』に何かがあるの?」

紫「ええ、正体はわからないけれどその力は『幻想』を『殺す』もの。いや、もしかしたら異常な『幻想』を元の状態に戻す
 『幻想』の基準点なのかもしれない」


俺は紫さんの言っていることのほとんどを理解できなかったがとりあえずすごいものだとということはわかった。
俺がたいして理解しようと思わずに話を聞き流していると突然紫さんが俺に尋ねてきた。


紫「ねぇ、当麻」

上条「なに?紫さん」


紫さんは笑みを浮かべながら言った――――

 











紫「『幻想郷』に来てみない?」
8 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/04(日) 22:07:55.28 ID:1xC/T3Lv0
現在の登場人物情報

・上条当麻 

 種族 人間

 能力 ?

 二つ名 『不幸』な少年


・八雲紫

 種族 妖怪

 能力 ?

 二つ名 境界の妖怪
9 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/04(日) 22:18:56.07 ID:1xC/T3Lv0
投下終了〜

とりあえず駄文すみません・・
少しの間、上条さんの回想が続きます。

このssは基本上条さん視点のみで、別キャラ視点は少なめです
あとほぼ毎回最後に登場人物についての情報(その章までにわかっている物のみ)と二つ名を書いていきます

なにかこのssの感想や改善点なども宜しくお願いします!
あと上条さんの二つ名は結構考えたのですが、こうゆうのはどう?と案があれば積極的にとっていきたいです。

これからよろしくお願いします!!
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/04(日) 22:43:49.43 ID:9VXf/Z7A0
投下おつー

これって、上条さんが学園都市行かないで幻想入りしたってことでいいの?
11 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/04(日) 22:50:55.16 ID:1xC/T3Lv0
>>10
はい。
ちなみにこの上条さんを原作よりけっこう早めに生まれてます。
12 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/04(日) 22:52:06.46 ID:1xC/T3Lv0
>>11
ミス
を→は
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/04(日) 23:02:27.96 ID:MhTXAqUe0


イマジンブレイカーが原作のままだと多分スキマ能力を壊して空間ごとぶった切られる(類:六道銀)
それ以前に幻想殺しは幻想郷とかみ合わない以上何か変更が要るな

その辺りが出るまで様子見だ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 02:16:44.20 ID:sjPNwI/v0
歓迎する側とは不思議な…
上条さんは基本追い出されたり歓迎されないから期待
15 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 07:25:32.17 ID:t88P0Q6h0
投下したいのですが、よろしいでしょうか?
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 07:30:17.01 ID:7FGiq64P0
どうぞどうぞ。いちいち許可なんて取らずに、投下したいときにすればいいと思うよ
17 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 07:33:30.01 ID:t88P0Q6h0
>>16
ありがとうございます
それでは投下
18 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 07:36:31.45 ID:t88P0Q6h0
上条「『幻想郷』に?」

紫「ええ、そうよ」


俺はこの誘いに疑問を感じた。たしか『幻想郷』は紫さんの話を聞く限り『幻想』というのが集まる場所
そして紫さんが先程まで話していた俺の『右手』の力
これは俺の予想だが、この力はその『幻想』を『殺し』てしまんじゃないかと。
俺は自分の予想を聞くと紫さんは先程よりもさらに詳しく『幻想郷』について説明してくれた。


博麗大結界という結界のことや『幻想郷』の存在理由などを特に詳しく。
『幻想郷』の詳しい説明を話し終わった紫さんはあらためて俺の質問に答えてくれた。
19 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 07:38:07.20 ID:t88P0Q6h0
紫「まず、この『幻想郷』と『外』の世界を分ける常識の結界である博麗大結界。これには博麗神社という場所に『核』があるの。
  この結界はこの『核』が壊されない限り大丈夫よ。まぁ穴が開けば当然修復が必要だけど」


さらに紫さんは説明を続けた。


紫「『幻想』といっても『世界』の法則で生まれたものであり法則に生きるもの。そしてあなたの力、それは『世界』の法則までは『殺せない』
  それが基準からはみ出したものではない限り、だから『幻想』の住人である私たちも『殺せない』のよ」

上条「へぇ〜」

紫「それとあなたの力は今のままでは駄目。その力は『幻想』を『殺す』ものだけれど『使い方』と『強化』もしくは『取り戻す』ことが出来れば
  『幻想』を『守る』力になる。だからあなたにはぜひ『こちら側』の住人になってほしいのよ」

上条「じゃあ、紫さんについていけばこの力の正体が・・」


俺は悩んだ、たしかに紫さんについていけばこの『右手』の力について何かわかるかもしれない。
だけど、それは両親たちの元を離れるということを意味する
20 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 07:38:46.94 ID:t88P0Q6h0
あの場所に戻れなくなるかもしれないのは嫌だ。けれど紫さんについていけば俺の『不幸』について何かがわかるかもしれない
この『不幸』を何とかできれば自分も両親も知り合いのみんなも傷つくこともない


上条「紫さん、俺、『幻想郷』に行くよ!」


俺がそう言うと紫さんは俺を『幻想郷』へ誘ったときのような笑みを浮かべた



紫「ようこそ、『幻想』の最後の楽園である『幻想郷』へ・・」


21 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 07:49:36.68 ID:t88P0Q6h0
投下終了!

この上条さん視点では地の文的なものはありますが回想編が終わると途端に少なくなると
思います。

そして『』が多い・・・ orz

あと短くてすみません

なにか質問があったらどんどん言ってください!

博麗大結界に関しては、『女王艦隊』とか『魔女狩りの王』、『三沢塾』みたいなものと思ってください

22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/05(月) 08:04:15.98 ID:FJwpHoPq0
禁書キャラは上条だけか??
俺個人としては上条だけで全然いいんだけどさ
23 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 08:15:18.50 ID:t88P0Q6h0
>>22
禁書キャラはしばらく上条さんのみです

登場するなら☆さんくらいですかねぇ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 09:05:36.91 ID:QSnPR8hmo

☆なら色々と違和感ないな
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 09:28:31.81 ID:FJwpHoPq0
そーなのかー
期待してるから頑張ってな
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 11:08:04.20 ID:z3L5h9rDO
乙!
まぁ法則とか細かいこた抜きにして、ここでの当馬さんと幻想住民の活躍を楽しみにしときますか
27 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 13:48:23.66 ID:t88P0Q6h0
とりあえず今日は時間があるのでバンバン投下していきたいと思います
28 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 14:09:10.73 ID:t88P0Q6h0
それでは投下します
29 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 14:10:49.99 ID:t88P0Q6h0
紫「あなたには、博麗神社に住んでもらうわ」

上条「博麗神社って、さっき言ってた?」

紫「そう、そこにはあなたより少し年下の巫女がいるから、その子と一緒に暮らしてほしいの」


紫さんが言うには、その子は巫女になりたてで、しかも一人で暮らしているらしい
だからその子がしっかりとした人間と関わることができるようにしてほしいと俺は紫さんに頼まれ
俺はその願いを引き受けた


上条「で、その子の名前はなんて言うんですか?」

紫「博麗霊夢よ」

上条「博麗霊夢・・・」

紫「さぁ、神社へ行くわよ」


紫さんがそういうと紫さんは手を何もない空間に手を翳した、すると手を翳した場所に大きな穴が出来た


上条「な、なにそれ!?」

紫「これは私の能力、『境界』を操る程度の能力を利用したスキマよ」

上条「きょうかい?」

紫「ふふ、あなたが理解するにはちょっと難しいわよ」

上条「そっか」

紫「さっ、行きましょう当麻」


俺と紫さんはそのスキマを潜り目的地の博麗神社へと向かった


30 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 14:14:55.50 ID:t88P0Q6h0
スキマから外に出ると、そこには『外』でも見たことのあるような普通の神社があった


紫「霊夢は、あっちにある母屋に住んでるから早く会いに行きましょう」

上条「は、はい!」







俺はすごく緊張していた、そりゃあこれから女の子と一緒に暮らすのだ
そして今から同居人になる女の子との初対面だ、緊張しないわけがない
紫さんとともに母屋の中へ進むとそこには俺の知ってる巫女服とは少し違う巫女服を着る少女がいた。
彼女が博麗霊夢なのだろう、俺の緊張はさらに高まっていった
紫さんが彼女にいままでのことを説明すると彼女はこちらに近寄ってきた


霊夢「これからよろしく当麻」

上条「あ、ああこちらこそよろしく頼む霊夢」


霊夢はとても友好的で快く受け入れてくれたようだ・・・まぁ顔は笑っていなかったが


紫「さぁ、挨拶も済んだみたいだし、改めておめでとう!」


なにがおめでとうなのかはわからないが祝われて悪い気分になる人間はいない
そして紫さんは続けてこう言った


紫「これからあなた達は兄妹よ!」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?
























上条&霊夢「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァァァァァ!!!??」」




俺達はたぶん幻想郷中に響き渡ったんじゃないか?と思うくらい叫んだ










31 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 14:16:13.29 ID:t88P0Q6h0
現在の登場人物情報


・八雲紫

能力 『境界』を操る程度の能力
    その名の通りこの世界に存在するすべての『境界』を操ることができ、
    論理的創造と破壊を可能とする



・博麗霊夢

種族 人間

能力 空を飛ぶ程度の能力&霊気を操る程度の能力
   空を飛ぶだけではなく、ありとあらゆるものから浮くことができる(無重力状態)
   霊気の能力は、霊気を使った力を使うことができる

二つ名 楽園の素敵な巫女




・上条当麻(博麗当麻) 

能力 幻想殺し(ありとあらゆる異能を打ち消す程度の能力)
   あらゆる異能(能力系や魔術、魔法など)を打ち消すことができる
   ただし、『右手』にしか効果がなくすべての異能を打ち消せるわけではない
32 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 14:24:34.16 ID:t88P0Q6h0
投下終了です

今回は、上条がなぜ博麗になったのか・・です
まぁちょっと強引になったかな?

それと次で回想編(プロローグ)は終わると思います
プロローグが終われば次は『紅霧異変』編です
そこからタイトルが付くようになります(たぶん)
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 14:30:47.97 ID:V+cP/LBfO
いいぜおい
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 14:31:07.86 ID:xwWJ/7pN0
乙!!
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 15:15:44.48 ID:yL+HlDPso

紫様はいつも通りだな
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/05(月) 15:24:09.75 ID:8c/hqoKY0
時間が飛ぶねぇ。修行中は玄爺とかも居たんだろうか
ここのシーンでの霊夢さんはMMDのちび霊夢さんで脳内再生されたが
37 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 15:54:24.13 ID:t88P0Q6h0
>>35
キャラをしっかり動かすことができるか不安だったので
あなたのおかげで元気がでました

>>36
やっぱり時間飛びすぎですかねぇ・・・
もしかしたら短くまとめるためにいろいろ時間を飛ばすと思います

玄爺かぁ・・
この霊夢はもう一人で空を飛べるので玄爺は登場しません
いた的な描写をするかは微妙です



38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/05(月) 16:05:48.88 ID:br9Gmbn1o
旧作は神主本人がどこまで新作とリンクしてるか断言をしてないからグレーゾーンだろうな
それこそ>>1の裁量でOKだと思う
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/05(月) 16:10:47.90 ID:gymFRseA0
どこぞの亀「当馬君は飛べるんかい?それこそ乗り物が必要なんじゃないのかのぉ?」
40 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 16:37:49.54 ID:t88P0Q6h0
>>39
上条「その対策はもう立ててるんだよ!」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/05(月) 16:45:12.08 ID:6nU+zNlo0
このSSでのイマブレは、ヨザカルの主人公のチューニングの方が近かったりするんだろうか
42 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 22:55:38.73 ID:t88P0Q6h0
投下します
43 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 22:57:05.18 ID:t88P0Q6h0
上条「紫さん、どういうことですか!?」

霊夢「そうよ!そんな話、聞いてないわよ!」


俺達が必死に抗議しても紫さんは、

紫「だって今、言ったもの」

とまともに取り合ってくれない


上条「でもなんで兄妹なんですか?別に兄妹じゃなきゃいけないなんていうことはないでしょう?」

紫「たしかにその意見は正論ね。だけど当麻には話したわよね?霊夢と一緒に暮らしてほしい理由」

上条「・・・・あ」


俺はそこで気づいた、霊夢にはしっかりとした人間に関わってほしい、だからあなたにその役になってほしいと
紫さんに頼まれたことを


紫「ただの他人よりも、義理とはいえ兄妹のほうがお互いの距離は近くなりやすい。これはあなたにしか頼めないことなの
  お願い・・・」

上条「っ」


俺は息が一瞬止まった。いままでこういう風に頼まれたことがなく、しかも俺にしかできないことときた
すごく嬉しかった、自分も他人も『不幸』にしかできなかった俺が誰かを幸せにすることができるのは・・・
44 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 22:58:51.60 ID:t88P0Q6h0
ふと、霊夢のほうを見ると、霊夢は落ち着くためかお茶を啜っていた
お茶を飲み終わった霊夢はなにかを考えるように俯いてしまった
一瞬見えた霊夢の表情がどこか悲しげに見えたのは俺の勘違いかもしれないが
だが俺はそれを見た瞬間、守りたいと思った。
紫さんからの頼みということを除いても心からそう思えた


上条「わかりました、俺はいいですよ」

霊夢「なっ、ちょっと待ちなさいよ!私はまだ何も・・」

上条「霊夢」

霊夢「な、何よ」

上条「お兄ちゃんって呼んでもいいんだぜ?」

霊夢「ふん!!」

上条「ごはっ!!」バキッ


おもいっきり回し蹴りをされ俺は壁にぶつかった
冗談は言わないほうがよかったなぁ・・と後悔していると霊夢がため息を吐きながら俺に手を差し伸べた


上条「へっ・・・?」

霊夢「これからよろしくね・・・・お、お兄ちゃん」

上条「れ、霊夢」ボロボロ

霊夢「な、なに泣いてんのよ?!うっ・・イラッとしたからって蹴っちゃったのは謝るから!」アセアセ

紫「ふふ」


紫さんは俺達の様子を見ながら静かに微笑んでいた
45 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 22:59:59.86 ID:t88P0Q6h0
それから色々なことがあった

俺は紫さんの下で修行することになった。理由は自分の命は自分の手で守らなければならない
なので妖怪に襲われても撃退できるようにするための修行をつけてもらった
といっても紫さんは能力向上のほうの修行で、接近戦に関しては紫さんの知り合いたちの下で修行した


??「はっは〜まだまだだねぇ、当麻!!」

上条「ぎゃー!!!し、師匠の『鬼』ーー!!!」


あとは、霊夢や幻想郷で知り合った人妖たちとの絆を深めたりもした
出会った頃は仲が最悪だったやつもいたが、今はすっかり気軽に話しあう程度の友達にもなれた

両親とは会えなくなってしまったが、それでも俺はこの幻想郷に来てよかった。
それだけははっきりと、胸を張って言えるんだ。









上条「はい、おしまい」

魔理沙「えー、これで終わりかよ」

上条「けっこう前のことなんだからここまで覚えてるだけ褒めてほしいけどな」

霊夢「ほら、朝食ができたわよ」


俺は家に遊びに来た『幼馴染』である霧雨魔理沙に俺が『幻想入り』したときから今に至るまでの話をしていた
俺が話し終えると丁度良く霊夢が朝食を運んできた


魔理沙「お〜、すげー美味そうだな!いただきま〜」

霊夢「あんたの飯はない!!」

魔理沙「痛てぇ!!!」スパーン

上条「はは・・」


魔理沙が朝食を勝手に食おうとしたので霊夢が魔理沙の頭をお祓い棒で思いっきり叩いた
俺はその光景を見て少し笑ってしまった


俺はみんなが笑い合える日常が大好きだ
だからこの日常を壊すような『異変』があったら俺は迷わず戦える
この『幻想』は壊させない





―――――――――そう、絶対に。



46 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 23:01:12.86 ID:t88P0Q6h0
今回の登場人物情報

・霧雨魔理沙

種族 人間

能力 魔法を使う程度の能力(主に光と熱に関する魔法)
   光と熱の魔法を使うことのできる能力

二つ名 普通の魔法使い
47 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/05(月) 23:11:23.41 ID:t88P0Q6h0
投下終了だぜ!

とりあえず第零章『プロローグ』編はこれで終わりです。次回から
第一章『紅霧異変』編です。とりあえず期待はしないでください

あとルーミアとチルノはどうしましょうか
今、ルーミア戦とチルノ戦をやるかどうかで迷ってるんですよね〜
なにか意見があったらいってくださいお願いします・・・ orz






48 : ◆uQaas1cni3SM [saga sage]:2014/05/05(月) 23:53:25.75 ID:/iuCB8lN0
なんだったら

「ここを通りたければ」「アタイ達を倒してからに」

「邪魔」

「「あ〜れ〜!」」キラーン

で処理しちゃえばww


49 :蜷咲┌縺湧IPPER [sage]:2014/05/05(月) 23:57:13.85 ID:mmaoRPK/0


当麻と霊夢と魔翌理沙が紅霧異変解決するとしたら、当麻と魔翌理沙が小手調べにルーミアとチルノと戦う。
とかどうかな?

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/06(火) 00:09:24.69 ID:IgYbHe2d0
闇を消そうとして右手突撃したらフニッてなって○し倒してしまう禁書的ラキスケ
そして二人からジト目で見られると
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/06(火) 09:41:34.22 ID:KXavYSKto
上条さんとえーきさんと華仙さんの説教対決的な
52 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 12:17:43.29 ID:MEWhhK8s0
あと四日で新約10巻発売か・・・
もっと禁書(特に上条さん)×東方ssが増えてほしいと切に願う>>1です
これから投下します


53 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 12:20:42.15 ID:MEWhhK8s0

第一章 『紅霧異変』


第一話 「紅い霧の『異変』」
54 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 12:22:07.89 ID:MEWhhK8s0
上条「で、お前は何しに来たんだ?」

魔理沙「今回の『異変』についてお前たちがどう対処するのか聞きたくて来たんだよ」


魔理沙はそう言うと縁側に続く障子を開いた
するとそこには紅く染まった空が広がっていた


上条「いや、たしかに最近空に紅い雲が浮かんでいるし、妙に紅っぽい色の霧も出てるが
   生活するには特に影響が無さそうだし、ほっといていたんだが・・」

魔理沙「この霧を吸い込んだ人里の人間が何人か倒れたんだよ」

上条「なっ!?本当か!」

魔理沙「ああ、本当だぜ」


いままで俺と霊夢はこの霧の影響を受けなかったため、勝手にこの霧は無害だと判断していた
だが、魔理沙が言った通りならこれは立派な『異変』だ
55 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 12:23:14.72 ID:MEWhhK8s0

上条「あれ、でも何で俺達は平気なんだ?」


俺はそこで当然というべきな疑問が頭に浮かび、
そこでいままで黙っていた霊夢が話に割り込んできた


霊夢「この霧はたぶん自然に起きたものじゃないとして、当麻に影響がないんならこの霧は『異能』で出来たものってことになる」

魔理沙「まぁ、私達にはこういったものは効果が強くない限り効きずらいしな。霊夢の言う通り『一応』普通の人間の当麻が
    『異能』じゃないものを喰らったらひとたまりもないからな」

上条「おい、なんだ一応って!俺は普通の人間だ!!」


俺が魔理沙の発言に文句を言うと魔理沙が馬鹿にため息を吐きながら 
馬鹿にするような顔をした


魔理沙「お前のような『普通』の人間がいるか」

霊夢「あんたの言う普通は私達の普通と違う」

上条「なっ!?」ガーン


どうやら他のやつらから俺を見ると普通じゃないらしい
その事実にショックを受けながらも俺は話を続けた


上条「『異変』ということが解れば後は解決するだけだ・・・でどうやって解決する?」

魔理沙「ふっふーそれはな〜・・・・・・・・・・・・・・・・わからん」

上条&霊夢「「おい」」


俺はつい魔理沙をしばき倒したくなったが話を進めたかったのでやめた

56 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 12:24:37.65 ID:MEWhhK8s0

上条「『異変』を解決するには、原因を解明しなきゃいけないからな。まずはこの霧の発生源を探そう
   準備はいいか?」

魔理沙「私はいいぜ!」

霊夢「私もいいわよ」

上条「よし!それじゃあ・・・・・て、ちょっと待て」


俺はそこで大事なことを思い出した


魔理沙「ど、どうしたんだよ」


魔理沙がそう尋ねてきたので俺はその問いに答えた・・













上条「まずは朝食を食わせてくれ」











 




57 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 12:26:54.22 ID:MEWhhK8s0
投下終了です

短くてすみません
誤字・脱字がありましたらバンバン言ってください!
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/06(火) 12:32:33.15 ID:zLt/8H1DO
短いな!けど乙!
霊夢&魔翌理沙も“普通”についてはブーメランだろwwww

朝食に付いては自機キャラなら殆どが求めるだろうけど
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/06(火) 12:59:14.64 ID:KERIOJa30
続き
はよ
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/06(火) 13:01:06.09 ID:CqqqTeos0
この博麗神社なら(当麻君の頑張りで)参道とかもそこそこ整備されてそうだし、(当麻君の)態度も真面目だから原作よりお賽銭入ってそうだな
61 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 16:47:59.41 ID:MEWhhK8s0
>>58
やっぱり短いですよねー
まぁたしかに霊夢も魔理沙も『普通』じゃないですよねwww
でもそんな二人からみても上条さんは『異常』なんですよ

>>59
できるだけ早く投下できるように努力します
みなさんの書き込みをみるだけですごく嬉しい気持ちになりますし、それに返事をするのも楽しいです

まぁ、早く投下しようとすると一話一話が短くなるとおもいますが

>>60
霊夢は原作通りで、上条さんは霊夢よりも神社を良くしようといろいろ行動しています
それによりできた知り合いが何人かいます
霊夢と上条さん、気持ちは一緒なんですが、違うのは積極的に動くかどうかです
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/06(火) 16:56:47.85 ID:6Mh9xJT/o


自機組と言えば、霊夢は博麗の巫女の血を受け継いでいるから実質的なスペックは妖怪に匹敵するし、
咲夜は幻想郷の中でも万能に近い能力を持っている上に通常の人間ではないらしい
妖夢は半人半霊、早苗は神の血族だから二人とも人間離れして強いのは当たり前
多少の素質があるとはいえ魔翌理沙の『普通』が実は一番異常で飛び抜けているという…
63 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 17:11:49.44 ID:MEWhhK8s0
あ、二つ名紹介を忘れてた・・ 


・上条当麻(博麗当麻)

二つ名 『幻想』の破壊者


・博麗霊夢

二つ名 永遠の巫女


・霧雨魔理沙

二つ名 東洋の西洋魔術師
 

東方キャラの二つ名は原作重視、上条さんの二つ名は>>1が考えた恥ずかしいものです
それでもいいというなら、二つ名紹介を続けていきたいと思います
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/06(火) 17:13:47.34 ID:sg1IyJv7o
良いんじゃね、二つ名なんて公式ですらナンバリングごとに変わるものだし
65 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 17:22:46.07 ID:MEWhhK8s0
>>62
あ〜、たしかに改めて確認してみると自機組もすごいですよね
なんか上条さんが霞んで見えてしまう(異常性に関して)

まぁ、上条さんの他人から見ると異常に見える部分なんて結構あるし大丈夫かな?
だからといって別に>>1は上条さんをすごい異常者にしたいわけではありませんし
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/06(火) 17:23:21.70 ID:r5KTAu25O
好きで見てんだ好きにやんな
67 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 17:31:31.41 ID:MEWhhK8s0
>>64
そうですよね、答えていただきありがとうございます
二つ名はとりあえずその章ごとに変えていきます(キャラが作品ごとに二つ名が変わるように)

たぶん一部を除くほとんどの原作(書籍も何話かやるかも)をやる予定です
なのですでに20個以上の上条さんの二つ名を考えました

いや〜こういうのを考えるのはすごく楽しいですよ!
68 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/06(火) 17:38:12.98 ID:MEWhhK8s0
>>66
ありがとうございます!!
>>1の書きたいように、ですが皆さんの意見も取り入れながら書いていきたいです
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/06(火) 21:02:16.26 ID:dYGkN4Fv0
面白い!乙!!
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/06(火) 22:53:05.00 ID:PMPryAABo

上条さんは、部分的で超特化型な幻想殺しと端から見たら自殺志願者にすら錯覚してしまう自己犠牲、
どんな不条理や逆境にも真っ向から立ち向かう鋼の精神、そんな内面の力強さが『異常』なまでに高いんだと思う
それ以外は本当に普通の人間だけど
71 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/07(水) 21:48:35.52 ID:/LMoTab50
投下したいと思います
それでは投下
72 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/07(水) 21:50:33.38 ID:/LMoTab50

第二話 「門を守る華人小娘」
73 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/07(水) 21:52:11.61 ID:/LMoTab50

魔理沙「おーい、もう準備はいいか〜」

霊夢「ええ、準備はできたわ」

上条「俺も大丈夫だ」


朝食を食い終わった俺と霊夢は異変解決のための準備をした
霊夢はお祓い棒とお札、俺は紫さんからもらった『武器』を持ち『外』の服を着て
博麗神社の本殿の賽銭箱近くにいる魔理沙のもとへと向かった


魔理沙「よし、霧はあっちのほうから出てるっぽいしとりあえずあっちに向かってみるか」

霊夢「そうね、とりあえず行ってみましょ。別に外れたら魔理沙をこき使えばいいし」

上条「そうだな」

魔理沙「おい!!」


魔理沙が指差した方角へ俺たちは移動した。
移動手段は、霊夢は普通に空を飛び、魔理沙は箒に跨がって飛び、俺は空を飛べないので魔理沙の箒に乗った。


上条「あ、紅い霧で思い出したんだけどさ」

魔理沙「ああ」

上条「今進んでる方角に、『紅魔館』つー洋館があってな。その洋館はけっこう紅いらしいんだよ」

魔理沙「へー」

上条「この霧も赤いし、霧が出ているかもしれない方角にある。一応そこの住人に聞いてみないか?」

霊夢「いいわね、もしかしたらそこの住人がこの異変を起こしたのかもしれないし」

魔理沙「よし!じゃあ、その『紅魔館』へ行こう!」

上条「おう!!」

霊夢「わかったわ」

74 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/07(水) 21:54:34.20 ID:/LMoTab50

紅魔館に向かう際、起きた出来事を簡単に説明しよう
まず、紅魔館へ続く森で『宵闇の妖怪』であるルーミアに弾幕ごっこを挑まれた
弾幕ごっことは簡単に言うと、妖怪の争いが幻想郷の平和を壊さないよう作られた人間でも神様と同等の強さを発揮できる決闘である
で、ルーミアと俺はこんな会話をした

上条「なぁ」

ルーミア「何?」

上条「そのポーズは何なんだ?」

ルーミア「『聖者は十字架に磔られました』っていってるように見える?」

上条「俺には『人類は十進法を採用しました』って見えるな」

ルーミア「そーなのかー」

その言葉を最後にルーミアは霊夢が放った弾幕の嵐に沈んだ

次に紅魔館が建つ島が浮かんでいる霧の湖で『氷の妖精』のチルノが勝負を仕掛けてきた

チルノ「あんた達なんて英吉利牛と一緒に冷凍保存してやるわ!!」

そう言いながら弾幕を撃ってきたが魔理沙の撃った、恋符「マスタースパーク」により弾幕ごと塵になった
まぁ、妖精だしすぐに復活するだろうし俺は気にしないことにした
と、道中はこんな感じのことが起きていた


上条「ふぅ、ここが紅魔館か。まぁ、紅いな」

紅魔館に着いた俺たちは、なぜか鍵が閉まっていない門を通って紅魔館の敷地内へ進んだ。
紅魔館は話に聞いていた通り、紅く窓が少なかった
そんなことを考えていると上から華人服のような(チャイナドレス?)服を着た少女が落ちてきた

??「待ちなさい!!貴方たちは侵入者ね、ここから先は進ませないわ!」

ここの住人らしいが、どうやら俺たちは侵入者扱いらしい。まぁ、勝手に入っちゃったし仕方ないか

美鈴「私の名は紅美鈴!この紅魔館の門番をしているわ!」

しかも門番さんだ・・・ん?じゃあなんで門が開いていたんだ?

上条「もしかして、門が開いてたのってあんたのミスか?」

美鈴「へ!?も、門が開いてたんですか!?」

上条「あ、ああ俺たちはそこから入ったんだが・・」

ここの門番はちゃんと仕事をしていないようだ

美鈴「な、ならあなたたちを倒してしまえば誤魔化せる!!」

上条「うっ・・この洋館には用があるし、でも話し合いは無理そうだし・・不幸だ」

霊夢「まぁ、別にこいつを倒せばいいことでしょ」

魔理沙「よし、出番だぜ当麻」

上条「わかったよ・・」

美鈴「さぁ、弾幕ごっこを始めましょう」

上条「いや、俺は弾幕は撃てないから俺は接近で行く」

俺はとりあえず弾幕を撃てないことをアピールすると美鈴はいきなり何かの武術の構えを取り始めた

美鈴「なら私も得意な接近で戦うことにします。正直弾幕ごっこよりこっちのほうが性に合うんで」


彼女も接近戦で挑むらしい
俺の勘が彼女は妖怪だと告げている。正直に言うとある程度の下級妖怪なら撃退することができる
が、格闘や武器を使ってくる妖怪やスペックが違いすぎる妖怪には勝てない。
異能が関わっているならともかく、異能とは関係のない攻撃は無理だ。

上条「じゃあ、始めるか」


だがこうなった以上文句は言っていられない
頑張ってこの状況をなんとかするしか他に手段は無さそうだ
75 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/07(水) 21:57:41.13 ID:/LMoTab50
今回の登場人物情報

・ルーミア

種族 妖怪

能力 闇を操る程度の能力
   その名の通り『闇』を操ることができる能力
   強いようにみえるがその闇の中では自分の視界も奪われるなどの欠点がある

二つ名 宵闇の妖怪



・チルノ

種族 妖精

能力 冷気を操る程度の能力 
   さまざまなものを凍らせることができる能力

二つ名 湖上の氷精



・紅美鈴

種族 妖怪

能力 気を使う程度の能力
   体内のエネルギーやオーラを目に見える形にする能力

二つ名 華人小娘















76 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/07(水) 21:59:17.00 ID:/LMoTab50
投下終了

誤字・脱字があったら教えてください
77 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/07(水) 22:27:50.47 ID:dPizvO6s0

言い忘れてました。
美鈴編はこの話の中で終わらせるつもり
だったのですが、間違えて戦闘シーンを
消してしまったのでまた後日に、
咲夜編と合わせて投下します

すみませんでした。
78 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/07(水) 22:34:14.30 ID:dPizvO6s0
>>74
脱字ミス

格闘→格闘術

79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/07(水) 22:45:27.68 ID:+Yt3ELga0
乙〜
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 23:14:51.54 ID:h7sAEnSFo

一応人間の範疇に収まる上条さんにとって、実はかなりキツい相手が多いな紅魔館
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/07(水) 23:19:49.73 ID:KQd3yk1Ao
咲夜さんのザワールドは通用するのか
しないな
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/08(木) 04:58:15.64 ID:wmOjQRzDO
上条さん、魔翌理沙の台詞を奪うの巻

>>81
上条さんだけ入門出来る
だろうけどナイフが変則的に飛んでくるのには変わりなさそう
83 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 21:53:40.32 ID:6msw1h8+0
投下します
84 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 21:54:28.13 ID:6msw1h8+0
美鈴「はぁぁぁァァァァ!!」ブン!ブン!

上条「うぉぉォォォォォ!」


戦況は防戦一方だった、俺は美鈴の猛烈な攻撃を避けることしかできず攻撃を仕掛けることができない
隙を突こうにも、相手は強く隙を見つけることが出来ない


上条「(くそ!こうなったら・・・!)」


俺は捨て身の特攻を仕掛けた、隙が無いなら無理矢理にでも!!


美鈴「なっ・・!?くっ、はぁぁァァァ!!」ビュン!ビュン!!


一瞬、美鈴が突然の俺の特攻に驚いたがすぐに攻撃を再開した
少し、攻撃を喰らったが俺は気にも止めずに特攻を続けた


上条「(よし!いける!!)」


俺がそう確信した次の瞬間――――――――――






ふにょん、と柔らかく暖かい感触がした


上条「・・・・・・・・・・・・へっ???」


俺は変な声を出しながら上の方を見上げると、目の前には美鈴の顔があり、彼女は呆然・・といった表情をしていた
・・・・・ということは、俺が顔を突っ込んでいるのは美鈴のおっぱ・・




霊夢&魔理沙「「おい、テメェ」」



霊夢と魔理沙の容赦ない弾幕が、上条(と美鈴)を襲う!!!
85 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 21:55:18.29 ID:6msw1h8+0
私こと、上条当麻は何とか霊夢と魔理沙の(殺気の籠もった)弾幕をすべて避けきったのだが
逃げ遅れた美鈴が弾幕の餌食となった。俺は後日、改めて謝罪に行くことにした
俺は霊夢達からのお仕置き(という名の暴力)を受けた後、紅魔館内へ続く大きな扉を開き、堂々真っ正面から侵入した

館内は外から見たよりも広く、様々な『洋』を感じさせるものだった
魔理沙やアリスという知り合いの魔法使いの家には何回も遊びに行っているが
ここまで洋風なものは幻想郷では珍しい


??「はぁ・・お掃除が進まない!このままじゃお嬢様に怒られるじゃない!!」

上条&霊夢&魔理沙「「「っ・・!?」」」


どこからか聞こえてきた少女の怒声に俺たちは驚き、周りを見た
すると先程怒声を放った少女が、ナイフを持ちながら奥まで続く廊下から姿を現した
少女は、メイド服を着ていた。ということはこの館の住人か?


上条「なぁ、ここの主人に会わせてくれないか?」

??「無理です」


即答だった。ここまで綺麗に返されると「あっ、そうですか」と帰りそうになるがここまで来て帰るわけにはいかない


上条「そうかよ、なら無理矢理にでも会ってやる」

魔理沙「そういうわけで、お前を倒す!!」

霊夢「文句は言わないでよ。あんたが邪魔するのが悪いんだから」

??「ならあなたたちを倒すしかないわね。一応名乗っておくわ、私は十六夜咲夜
   この紅魔館の主人であるレミリア・スカーレットお嬢様に仕えるメイドよ」


あちらが自己紹介をしてきたので俺たちも名前を名乗ることにした


上条「俺は上条当麻・・と言いたいところだが異変中だしな、博麗当麻でいいぜ」

魔理沙「私は霧雨魔理沙よ、普通の魔法使いをやっております。よろしくね」

上条「お前の女言葉は違和感が・・」

魔理沙「どういう意味だ、当麻!!」

霊夢「私は博麗霊夢。巫女であり、そこのツンツン頭の義理の妹よ」


それぞれの自己紹介を終えた俺たちは一斉に構えた


咲夜「さぁ、始めましょう。『次』を認識する前に終わらせてあげる」


咲夜がそう言った瞬間、比喩ではなく本当に『時』が止まった。
86 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 21:55:58.14 ID:6msw1h8+0
咲夜「ふぅ、それじゃあ・・・」


私の能力は『時間』を操る程度の能力。
それは時の流れを加速させたり、遅くしたり、停止させることが可能。
限定的だが時間を戻すことができ、能力の応用で空間も操ることもできる
私は今、時を止めているので、この間にナイフを配置し、仕留める
お嬢様ならこんな人間たちには負けないだろうが、だからといって侵入者をみすみすお嬢様の元へ行かせるわけにはいかない


霊夢という紅白巫女は、札を私に投げつけようとした状態で止まっている。
魔理沙という白黒魔法使いはポケットから何かを取りだそうとした姿で止まっている
そこでふと、咲夜はある疑問を抱いた。



上条当麻・・・・いや、博麗当麻はどこへいった?





上条「よう、これってお前の能力で作り出したのか?」

咲夜「っ!!?」


なんといつの間に博麗当麻が私の目の前にまで移動していたのだ
ありえない・・たしかにあの時に時間を止めたのに。時間を止めた時は霊夢達の近くにいたのに!


上条「ああ、お前がこの空間を異能の力で作り出したんなら俺には効かねぇよ」

咲夜「なぜ?」

上条「俺には『幻想殺し』つう力があってな、それが異能の力なら例外はあるが神様の奇跡だって『殺す』ことができるんだよ」

咲夜「そうか、だから私の力が・・・」

上条「そうゆうこと。後、聞きたいことがあるんだが」

咲夜「なに?」


私はその質問にできるかぎり答えようと思った。なぜだかわからないがこの男には
なにか人や妖怪を惹きつける何かがあるのかもしれない

上条「この紅い霧について何か知らないか?」

咲夜「その紅い霧なら、お嬢様が出したものよ」

上条「ほ、本当か!?」

咲夜「ええ、本当よ。」

上条「聞いた俺が言うのもなんだが、よく答えてくれたな」

咲夜「お嬢様に言われたのよ、侵入者の中でいい感じに雰囲気をぶち壊してくれる『異常者』(イレギュラー)が
   いたらこの異変について話してもいいと。」

上条「そうか」

咲夜「それじゃあ、始めましょうか。本当の意味で」

上条「ああ」





そして時は動き始めた―――――――――――――

87 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 21:56:40.10 ID:6msw1h8+0
魔理沙「な、なんで当麻がいきなり咲夜の側に!?」

上条「気にすんな!それより霊夢!!」

霊夢「なんだか、わからないけどわかったわ!!」

咲夜「(さぁ、どうくる!)」

霊夢「はぁ!」ヒュ!ヒュ!ヒュ!


上条の声かけで何かわかったのか霊夢は咲夜のいる方向へお札を放ったが咲夜の立っている場所から少し離れた位置に当たった


咲夜「はっ、どこを狙ってるのよ!」


咲夜が笑っていると、上条の顔に笑みが浮かんだ


上条「お前の負けだ、十六夜」

咲夜「・・・・え?」


咲夜が一瞬、立ち止まった瞬間、咲夜の足下から札の鎖が出てきて咲夜を捕らえた


咲夜「なっ・・・!?」


必死に解こうとしてもビクともしない。
仕方なく、炎の弾幕を撃とうとしたが


上条「させるか!」

咲夜「くっ・・」


上条に防がれる

上条「やれ、魔理沙!!」

魔理沙「ああ!」



恋符「マスタースパーク」


そして、咲夜は圧倒的な光の弾幕に包まれた






88 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 21:57:14.56 ID:6msw1h8+0
今回の登場人物情報


・十六夜咲夜

種族 人間

能力『時間』を操る程度の能力
   時間を加速・減速・停止させ、空間を操ることができる能力

二つ名 紅魔館のメイド

89 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 21:59:13.30 ID:6msw1h8+0
投下終了

タイトル付け忘れました

第三話 「悪魔に仕える瀟洒なメイド」



90 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 22:06:46.30 ID:bcOmsFyp0
あと、上条さんが咲夜さんの能力の影響を
受けなかったのは、『御使堕し』を
イメージしてくれればいいです。
91 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 22:09:09.10 ID:bcOmsFyp0
>>87
ミス
声かけ→声がけ
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/08(木) 22:16:05.73 ID:YBNYFO5/o

咲夜さんは3人がかりでもそう簡単には倒せないだろうけどどうなるかな…
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/08(木) 22:19:40.22 ID:3lxHcacdo
おつ、テンポよくサクサク進むな
って超大作なるんだっけなこれ
94 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/08(木) 22:48:40.31 ID:bcOmsFyp0
情報欄付け足し

咲夜の能力欄

能力を使う際、一瞬目が赤くなる
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 05:13:09.35 ID:iwKKjP0DO
乙!
パッチェさんスルー?
96 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/09(金) 06:42:32.52 ID:01V2aNnG0
>>95
だ、大丈夫
パチェさんにもちゃんとした
出番はあるから(震え声)


あと、最後らへんが雑になってしまったことを
ここにお詫び申し上げます

次こそは!!





97 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/09(金) 07:57:52.05 ID:01V2aNnG0
>>55
今さらながらミス

魔理沙が馬鹿にため息を→
魔理沙がため息を
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/09(金) 08:00:32.71 ID:2CDcj/G+0
ちゃんとした出番(ことごとく消される自らの○○)
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/09(金) 15:50:46.04 ID:9p6LWD0A0
ちゃんとした出番(持ってかないでー)
100 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/09(金) 19:23:32.17 ID:01V2aNnG0
まだまだ先のことですが、
MUGEN(東方改変キャラのみ)と
オリキャラ(女性)を出そうか悩み中です。

話の構想とキャラ設定は出来ていますが
こういった要素が苦手な方がいると思います

前のレスで>>1の好きなようにしていいと
言ってくれた方がいますが、
皆さんの意見を聞きたいのでお願いします。


あと、今日は投下出来ません。
多分、明日には投下出来ると思います。
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 19:42:01.20 ID:MDi36o8Po
mugenとかのキャラは混ぜないほうがいいよ

あれmugenでしか通じないからやめとけ
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/09(金) 19:46:37.96 ID:ZzK41/xio
mugenはやめた方がいいね
好き嫌いの前に色々とかけ離れているから、原作を捨てる事と変わらない
103 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/09(金) 22:03:27.29 ID:01V2aNnG0
>>101>>102
ご意見ありがとうございます!

そうですか、分かりました。
MUGEN(東方改変キャラ)はMUGENで別としていつか書いていきます(上条さん絡むかも)
このss自体、結構長くなる予定ですが・・・


オリキャラはMUGENと一緒に出そうと思って
いたので無しにします(多分)

まぁ、とりあえず上条さんの知り合い達を
上手く登場させていきたいです。

このssは基本上条さん視点だから下手すると
登場しないキャラが・・





104 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/10(土) 20:52:18.92 ID:EfRrVysH0
禁書の新約10巻を買い、早く読みたくてうずうずしている>>1です
投下したいと思います

それでは投下
105 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/10(土) 20:53:16.68 ID:EfRrVysH0


第四話 「紅い悪魔の妹」

106 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/10(土) 20:54:12.59 ID:EfRrVysH0

上条「ふぅ・・ちょっとやり過ぎたか?」

魔理沙「別にいいんじゃないか?やらなきゃこっちがやられるし」

霊夢「死んだわけじゃないし、ほっとけば目を覚ますでしょ。今は異変を解決するのに専念しましょう」


霊夢と魔理沙はそう言うがやらなきゃ、やられるような状況だったとしても今のは少しやり過ぎた
十六夜は人間のようだし、もしかしたら目に見えないような傷を負っているかもしれない


上条「・・・・やっぱり心配だ。お前達は先に行ってくれ、俺は後からお前達を追う」


俺はそう言いながら気絶した咲夜のもとへ介抱しに向かおうとしたが
魔理沙に足を踏まれ、霊夢に回し蹴りを顔面に入れられた


上条「痛てぇぇぇェェェェェ!!!!」ビク!ビク!


俺は痛みのあまり床に倒れ、陸に上がった魚のように跳ねた


上条「何すんだよ!!?」

魔理沙「うるせぇ!」

霊夢「そんなの自分で考えなさい!」

上条「不幸だ!?」


とりあえず理不尽なので叫んでみた


107 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/10(土) 20:55:26.19 ID:EfRrVysH0

霊夢と魔理沙には先に進んでもらい、俺は咲夜が起きるまで待つことにした
咲夜には目立った怪我は無かった。たぶん魔理沙が威力を抑えてくれたんだろう


咲夜「ん・・私、は・・・」


どうやら目が覚めたらしい、まぁ聞きたいことがあったので丁度良かった


咲夜「あ、あなたは・・・くっ!」

上条「ちょ、無理すんなって」


咲夜が無理矢理起き上がろうとしたので、俺はやめるように言った
やはり痛むのか苦悶に満ちた顔をした。やっぱり魔理沙のやつは威力をあまり抑えなかったのか?
咲夜はなんとか自分の力で壁にまで行き寄り添った


咲夜「さっきの二人は?」

上条「先に行かせた」

咲夜「そう」

上条「止めにいかないのか?そんな状態のときに聞くのは悪いが」

咲夜「いいのよ、倒されたら倒されたままでいなさいとお嬢様に言われたので」

上条「そうかい」


もしかしたらそのお嬢様、(先程咲夜がレミリアと呼んでいたな)という奴は子供っぽいのかもしれない
たぶん、咲夜にそう命令したのは美鈴や咲夜では倒せなかった実力者を自分が倒して自分の力を見せつけたい
もしくは、酔いしれたいといったところか?この予想があっていたらここの主人は本当に子供だ


咲夜「で、あなたこそなぜここにいるの?」

上条「お前が心配だったんだよ」

咲夜「へっ・・・?」

上条「気にしなくていい」

咲夜「わ、わかったわ・・」


本人の前で言うのは恥ずかしい・・・・
俺はそんな恥ずかしさを誤魔化すように咲夜に気になることを尋ねた

108 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/10(土) 20:57:22.79 ID:EfRrVysH0

上条「なぁ」

咲夜「何?」

上条「あの鉄の扉は何だ?」


俺は二階へと続く階段の近くにあった妙に大きい鉄の扉を指差した


咲夜「ああ、そこは妹様のお部屋よ」

上条「妹様?」

咲夜「ええ、お嬢様の妹。フランドール・スカーレット様の」

上条「でも女の子の部屋って感じじゃないよな。これじゃあ、まるで地下室の扉みたいじゃねぇか」

咲夜「あら、よくわかったわね」

上条「・・・・・・は?」


一瞬、思考が停止した。冗談のつもりで言ったのだが、思ってもみなかった返答に驚愕した


上条「ていうことは、その妹はその地下室に・・」

咲夜「幽閉されてる」


俺は咲夜の胸ぐらを掴みそうになったが怪我人にそうゆうことはできず、右手を強く握り締めることしかできなかった


上条「何で幽閉なんか・・」

咲夜「妹様は少々気が触れているのよ」

上条「気が?」

咲夜「そう、それに加え危険な能力をもっていたの、だから幽閉された。ちなみに妹様を地下室に幽閉するというのはお嬢様の案よ」

上条「っ・・!?」


俺はその事実に驚いたが、徐々に怒りが湧いてきた。
俺はその姉がどういう気持ちで妹を閉じ込めたのかは知らない、妹がどんな気持ちで幽閉されたのかなんて知らない
でも、ちょっと気が触れているからって、持っている能力が危険だからって、家族を幽閉するなんてのは許せない
これは、俺の我が儘だ。もしかしたら広い目でみたら間違った行為なのかもしれない
それでも俺は自分の我が儘を、意志を貫く。それが『正義』だろうが『悪』だろうがなんだってかまわない。


俺は鉄の扉に立ち、右手でその扉に触れた。すると、ピキ・・というガラスにヒビが入るような音がした
どうやらこの扉は異能の力が関わっていたらしい


咲夜「妹様は自らの意志で出ようとは思っていないわよ」

上条「そんなのは本人から直接聞く」


そして俺は真っ暗闇の扉の中へと進んだ

109 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/10(土) 20:59:15.69 ID:EfRrVysH0

上条「うわ〜暗いな、何か明かりはないかなぁ〜・・・て、うわっ!?」


真っ暗な部屋に入ると、突然明かりがついた
部屋の中は大きなベットといくつかのタンス、そして無数のぬいぐるみがあったのだが、フランドールらしき人物は見当たらない


上条「(もしかして嘘だった?)」


俺が咲夜の言葉を疑い始めたそのとき、後ろから気配を感じ振り返るとそこには七色の宝石のような羽のある翼を持つ少女がいた
その少女は右手にグネグネと折れ曲がり先端がトランプのスペードのような形をした黒い棒を持っていた


???「あなたは誰?」

上条「俺は上条当麻だ、異変中の今は博麗を名乗ってる。お前はフランドールでいいんだよな?」

フラン「そうだよ。あと私のことは、フラン、でいいよ」

上条「そうか、わかった」


話してみると普通の女の子に見え、気が触れているようには見えない


フラン「で、あなたは新しい『玩具』(オモチャ)?」

上条「・・・・・・・・・・・はい?」


一瞬、俺は何を言われたのかわからなかったし、理解もしたくなかった


フラン「あははっ!ねぇ、一緒に遊んでよ!!とうま!!!」


どうやらスペルカードを取り出しているあたり弾幕ごっこをしたいらしい
これはフランの気が済むまで相手をしなければならない展開らしいな


上条「はぁ・・・よし!来いフラン!遊んでやる!お前とは話したいことがあるからな、話す前に
   仲良くなるための『ケンカ』(スキンシップ)といこうぜ!!」

フラン「うん!!いいよ、コンテニューできないくらいにぼっこぼこにしてあげる!!!」

上条「お前のほうこそ、コンテニューはできないぜ!!」





『幻想』の破壊者と『現実』の破壊者





 戦いの火蓋は切られた。


110 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/10(土) 21:00:22.02 ID:EfRrVysH0










『破壊』を司る者たちのゲームが今、始まる―――――――――――――






111 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/10(土) 21:01:21.96 ID:EfRrVysH0

現在の登場人物情報


※フランドール・スカーレット


能力 ありとあらゆるものを破壊する程度の能力

   対象が物ならば問答無用で直接破壊できる能力
   全ての物には『目』という最も緊張している部分があり、
   そこに力を加えるとあっけなく破壊することができる。
   彼女はその『目』を自分の手の中に移動させることができ、彼女が拳を握りしめると
   『目』を通して対象が破壊される


二つ名 悪魔の妹
112 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/10(土) 21:09:29.26 ID:EfRrVysH0
投下終了

前回よりは幾分かマシになってるはず・・・

相変わらず短いですが、ご容赦ください


あとまだ気になるのですが、先代の巫女です
一応いたという設定はありますが、実際に登場させるかは・・・
まぁ、出すとしたら結構後になりますが、オリジナルと二次設定が合体した形になります


先代の巫女もmugen要素のようにこういうssでは駄目ですかねぇ?
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/11(日) 01:57:53.92 ID:8QRXkLZf0
先代さん人気よねぇ。かく言う俺も好きだけど
しかしいきなりEX行っちゃいますか当麻さん
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/11(日) 02:03:11.81 ID:f36b+3COo

先代は一応の所、作中で存在が明言されているから大丈夫とは思う

それにしても、攻撃の一手も行わせずに瞬殺とは…
咲夜さんの扱いが流石に軽すぎだと個人的には感じたかな
115 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/11(日) 07:05:28.72 ID:JDl3HFKk0
>>113>>114
ご意見ありがとうございます
まだ先になりますが先代の巫女を出したいと
思います


確かに咲夜さんの扱いが酷いですよね・・・
でも、咲夜さんの活躍は後の異変であります
そのときはもっと良い扱いになっているはず
ですのでご安心を

咲夜は犠牲になったのだ・・・
>>1の都合と力のなさ・・・
その犠牲にな・・・
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/11(日) 08:10:53.72 ID:1Q8xYqK70
  aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa _,,-=-,,,_
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        `ー-、____,-.'
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/11(日) 08:11:20.70 ID:1Q8xYqK70
  _,,-=-,,,_
           ,,=":;;;;=''''-ミミミ=,,、
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118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/05/11(日) 08:12:28.48 ID:1Q8xYqK70
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119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/11(日) 12:15:21.05 ID:Y1mid3WG0
どこぞのマゼンタカラー「破壊者と聞いて」
120 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/11(日) 21:18:30.98 ID:yIv5qRGQ0
>>111
ミス

フランの欄

種族 吸血鬼


なんか、いろいろミスあるな・・・・
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/11(日) 21:26:52.19 ID:zNt1J05N0
些細だ。気にするべくもない
122 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 21:53:09.93 ID:jza38Hbh0
投下します
123 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 21:54:08.75 ID:jza38Hbh0


第五話 「 『天災』vs『最狂』 」



124 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 21:55:02.56 ID:jza38Hbh0



禁忌「クランベリートラップ」



上条「オラオラオラぁぁぁァァァァァ!!!」




俺は回避に徹し、時折避けきれなかった弾幕は打ち消していく
相手は空を飛んでおりこちらから攻撃をすることはできないので、俺は弾幕ごっこのルールにあるタイムアップまで粘り続けた
そして制限時間が過ぎ、弾幕は消えた。




フラン「あはっ!!面白いよとうま、もっと私を楽しませてよ!!」



だが次の脅威はすぐにやってくる



 禁忌「レーヴァテイン」



フランがそう呟いた瞬間、フランの持つ『黒棒』が真紅の炎に包まれ『剣』ような『杖』のような形が定まらないものに変わった



フラン「行くよ・・・とうま!」



上条「来い!フラン!!!」
 

フランは勢いよく振り下ろし、俺は右手で受け止めた。俺は打ち消すことができると思ったが予想に反して
打ち消しきれない。



『幻想殺し』はある程度の異能は少し触るだけで簡単に打ち消せるが、核を潰さない限り復活し続けるものや
莫大な量の異能は完全に打ち消すことが出来ない。



なら、逆にその欠点を利用すればいい



上条「うおぉぉぉぉぉォォォォォォォォ!!!!!」



俺は『レーヴァテイン』を『掴み』、そのままフランごと地面に叩きつけた
これで倒せるとは思っていない、彼女は妖怪だ
何の妖怪かはわからないが弾幕ごっこ中に見えた長い二本の牙があるということは『吸血鬼』だろうか

125 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 21:55:55.00 ID:jza38Hbh0


フラン「いいね、とうま。初めてだよ、こんなにドキドキしてハラハラして、でもとってもワクワクするような遊びは!!」



フランにとって、これはただの遊びらしい。こちとら命がけで戦ってるつうのに。
でも、これぐらいしないとフランは心を開いてくれない。
ならばこっちも本気でぶつからなくちゃいけないな



上条「ああ、俺もだよフラン。命を賭けたこの状況でもなぜかワクワクしてる自分がいる。普段はこんな気持ちにはならないんだけどな」



フラン「ふふ、そっか〜。じゃあ私たち、相性がいいんじゃない?」




上条「遊びのか?」



フラン「そう!」



フランはそう言いながら新たなスペルカードを取り出す



上条「それで最後か?」



フラン「うん、まだ他の弾幕は考え中だから。完成したら戦ってくれる?」



上条「おう。いいぜ」



フラン「ふふ、よかった。それじゃあいくよ!!!」

126 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 21:56:44.48 ID:jza38Hbh0



禁忌「フォーオブアカインド」



フランがスペルカードを宣言すると、フランが四人になった。
分身か・・・本物はたぶん後ろに魔方陣があるほうだろう
だが注目すべきところはそこじゃない。フラン達の右手には『レーヴァテイン』があった



上条「(マジ・・・かよ!?)」




フラン’s 「「「「これをどう対処するのかな?見せてよ!とうま!!!!」」」」



轟!!と、四つの『レーヴァテイン』があらゆる方向から襲い掛かってきた
俺は右から襲い掛かる『レーヴァテイン』を掴み、上から来る『レーヴァテイン』にぶつけ、左から迫ってきた『レーヴァテイン』を避けたが・・



上条「ごっ・・・がぁあああぁああァアァァァァァ!!!」



後ろから襲い掛かってきた『レーヴァテイン』に対処しきれず、右手ごと薙ぎ払われ壁に激突した
俺はなんとか息を整え、体制を立て直そうとしたがフランは待ってくれず第二波がやって来た



フラン's 「「「「あっははははははははははは!!!!」」」」ブン!ブン!ブン!ブン!



次は左右から二本ずつ襲ってきた、これで俺に止めを刺すつもりだろう
だが、俺もここで死ぬわけにはいかない
霊夢達が先で待っているんだ、絶対に追いつかなければならない!
そして、フランと話したいことがあるんだ!!



上条「オッ・・ラァァァァぁぁぁぁぁぁ!!!」



俺はまず右の『レーヴァテイン』達のうち、一つを掴みこちらに引き寄せフランの分身に
迫ってきたもう片方の『レーヴァテイン』をぶつけた
『レーヴァテイン』にぶつかった分身は跡形もなく消え去ったが猛攻は続く・・


127 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 21:57:42.58 ID:jza38Hbh0


次は左から来る『レーヴァテイン』だが、俺はその二本のうち一本を、




  『左手』で掴んだ



フラン「へー、右手ばっかり使うから右手にしか力がないと思ってた」


上条「まぁ、できるだけ右手で対処できるようにしろって言われてるからな」


フランA「そっか、まぁどうでもいいけど!」


フランB「まだまだいくよ!!」



フランの分身のうちの一体がそういうと一斉に分身の二人が襲い掛かってきた



上条「おらっ!!」ブン!


俺はもう一度、分身を『レーヴァテイン』にぶつけようとしたが・・・


上条「なっ・・びくともしない!?」


フランA「ふふ、甘いよ!」


フランB「さっきは油断したけど、あなた程度の腕力で私達をどうにかできるかしら?」



分身は『レーヴァテイン』を解除し接近してきた。俺は回避しようとしたが本体のフランが逃げ道を塞ぐように立っていたので逃げ込むことが出来ない
そして、俺は分身の蹴りを腹に食らいノーバウンドで2メートルほどぶっ飛んだ



上条「っ!!!げほっ、ご・・・がはっ!」


 
意識が朦朧としてきたが、俺はなんとか立ち上がることができたが
フラン達は俺が立ち上がるのを確認するとまた一斉に俺に襲い掛かる

128 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 21:59:00.32 ID:jza38Hbh0


上条「(くそ・・・こうなったら仕方ねぇ。可能性に賭けてみるか)」




俺は祈りながら前に出た。
すると素手になっていた分身が一番に襲い掛かってきた



上条「(よし!やっぱり祈りは届くんだな、『神様』に!!・・・俺の知り合いの『神様』達は祈っても願ってもおやつ取っていく『神』だったけど)」




俺は外界に住んでいたときに知り合った『神様』の二柱を思い出しながらも分身にぶつかっていった



上条「オラ!!」ブン!


フランA「がっ・・・!?」ゴン!



俺は分身の攻撃をギリギリで躱し、分身の鳩尾に渾身の一撃を叩き込んだ。すると、パキン・・とガラスが割れるような音が鳴り響き、分身が消えた


フランB「くっ・・・うおぉぉぉォォォォ!」


もう片方の分身は『レーヴァテイン』を構えながら、突っ込んできた
だが、俺にとっては好都合。俺にとってはこうゆうのの対処が一番得意だ


上条「ほい」


フランB「ごはっ・・・!」


俺は右手で『レーヴァテイン』を受け止め、左手で『レーヴァテイン』を横に殴った
そして隙ができた分身の顔面に右ストレートを入れ、消滅させた


上条「さぁ、これでお前だけだぜ。フラン」


フラン「・・・・・・・・・」


上条「どうした?」



フランが急に黙ったので俺は心配になり声をかけた



フラン「ふふ・・・、ふふふふふ、あっはははははははははは!!!!!!」



上条「っ」ゾク



フラン「最高!!もう最高だよとうま。あ〜、自分から出ようとしなかったからってこの地下室で過ごしてた日々は退屈だったから
    あなたが来てくれてよかった!!すごく楽しかったよ、ありがとう。」



フランは咲夜のいったように自分から出ようとは思わなかったらしい。だが、退屈したとも言っている
129 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 22:00:01.31 ID:jza38Hbh0



上条「なぁ、フラン」


フラン「なに、とうま?」


上条「そんなに退屈なら俺と一緒に外に行かないか?」


俺はフランを外に連れ出す。こんな狭い『世界』で過ごすよりも、
残酷だが素晴らしい外の『世界』・・幻想郷の『世界』でいっぱい遊んだ方が良い


フラン「でも、私の力は危険だし、気が触れてるから・・」


上条「そんなのは関係ない!お前が暴走したら俺が止めてやる・・お前が外に出たいか、出たくないか・・それだけ答えてくれ」


フラン「・・・・出てみたい。私、外でいっぱいとうまと一緒に遊びたい!」


上条「そうか、ならこの異変を止めないとな」



フラン「異変?」



上条「ああ、今お前の姉ちゃんが起こした異変があってな。それを解決するためにここまで来たんだよ」



俺は異変のことについて簡単に説明した・・・がその説明を受けフランが急にこんなことを言い出した。



フラン「なら、あいつを倒せば異変は解決するし外にもでることができるのね!!」



上条「そ、そうだけど・・・・」



フラン「よし、それじゃあさっそくあいつをぼっこぼこにするわよ!あの余裕ぶった雰囲気をぶち壊してやるんだから!!」


上条「お・・・おー」




俺はどうやらフランのやる気を爆発させてしまったらしい・・・
130 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 22:00:44.12 ID:jza38Hbh0







・・・・・・・・・・・大丈夫かなこれ





131 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 22:01:26.89 ID:jza38Hbh0


能力補足


『幻想殺し』

右手だけでなく、全身(着ている服の表面まで)に効果を広げることが出来るようになり
能力のON・OFFが可能になっている
132 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/12(月) 22:03:12.92 ID:jza38Hbh0
投下終了


どちらもハイになってます

いや〜さすがにフォーオブアカインド+レーヴァテインはやりすぎたかな・・・
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/12(月) 22:13:43.03 ID:rZj6dTN50
よかった乙!
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/12(月) 22:14:19.64 ID:rZj6dTN50
よかった乙!
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/12(月) 22:19:00.72 ID:CBW08j62o


いいよねー…増えないかなー東方×禁書
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga sage]:2014/05/12(月) 22:57:34.65 ID:KIeZb4fg0
おーっとそういう方向に?ww
ってか捧げられてもいないお菓子を取るなんて矮小な事を神様がやってんじゃありません!w
ちなみにフォーレーヴァは多くの人が思い付く事だから大丈夫
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/12(月) 22:58:16.88 ID:dGCZqUqqo


高火力スペル二枚重ねは流石の上条さんでも死にかけると思ったが、パワーアップしてるなら大丈夫そうだな
138 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/13(火) 08:06:35.84 ID:fF8cahyI0
>>135
確かにもっと増えてもいいですよね東方×禁書

>>136
はい。今回はこういう展開でいきます
この神様達以外にもたくさん知り合いがいます
上条さん

>>137
パワーアップしないと上条さん、きついですよ
これwww




あと禁書の最新刊で出てきた『娘々』という
名前を見て青娥を思い浮かんだのは
>>1だけじゃないはず
139 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/14(水) 21:48:28.42 ID:MinYNrA+0
今日は投下できません

たぶん明日か明後日あたりには投下できるかもしれません
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/14(水) 21:59:37.66 ID:CGhe6/Hko
把握

良く考えたら、パワーアップしたとしても物理チートな面々には上条さんオンリーでは流石にキツいな
霊夢か魔翌理沙で対処しないと大変そう
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]:2014/05/16(金) 14:28:58.47 ID:9bKHOAY50
マジでカス条厨は死ね
一方通行メインのss荒らしてばっかで恥ずかしくないの?
142 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:43:32.62 ID:S7OxIz2T0
それでは投下します
143 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:44:21.12 ID:S7OxIz2T0



第六話 「紅魔の住人と『幻想殺し』」



144 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:49:39.33 ID:S7OxIz2T0

上条「なぁ、フラン・・・」

フラン「なに?」


俺は今一番大切なことをフランに聞いた


上条「レミリアのいるところは分かってんのか?」


するとフランは俺の質問に、先程の狂気に満ちたものではない外見相応の眩しい笑顔で答えた


フラン「さぁ?」

上条「おい!」


どうやらフランは自分の姉の部屋すらわからないらしい
まぁ、ずっと閉じ込められていたんなら仕方ないか・・・


上条「じゃあ、どうやってレミリアに会いに行くつもりだったんだ?」


フラン「・・・・・・・・・勘?」


フランは何も考えていなかったらしい
なんか俺の周りの奴らは勘を頼りすぎてるような、気楽すぎるような・・・・


上条「・・・なら『あいつ』に頼るしかないか」


フラン「『あいつ』?」


フランが俺に尋ねてきたとき、丁度良く『あいつ』に会った


上条「よう、十六夜」

咲夜「あら、生きてたのね」

上条「勝手に殺すな!」


『あいつ』とは十六夜のことだ。十六夜ならばたぶんレミリアのいる場所を知っているはず・・

俺がそう考えていると十六夜は俺の後ろに立っていたフランを見て先程までの平然とし落ち着きのある表情から驚きの表情へと変わった


咲夜「なっ、妹様!?なぜ部屋の外に!?」

フラン「あなたはだれ?」

上条「あれ?フランは十六夜を知らないのか?」

フラン「うん、会ったことない」

十六夜「私は時を止めてから、妹様に食事を届けているから知らないのは当然よ」


ということはこの広い館の中でもフランと話をする、会っている人物は限られているのか?


上条「なぁ、十六夜」

咲夜「なに?」

上条「無理なのは承知だが頼みたいことがある、聞いても良いか?」

咲夜「ええ、いいわよ」


俺は駄目だろうなぁ〜と思いながらも聞いてみた
145 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:50:58.50 ID:S7OxIz2T0


上条「レミリアのいる場所まで案内してくれ!フラン、ほら」


フラン「う、うん。お願いします」



咲夜「いいわよ」



上条「そ、そうだよな。やっぱり無理だよな〜・・・・・・・・・って、ええぇぇぇェェェェェェ!?いいのかよ!?」



俺は驚きのあまり、つい大声で叫んでしまった。フランもまさか大丈夫だと言われるとは思ってもいなかったらしく驚いていた


フラン「え、い、いいの!?わ、私達、お姉様を倒しにいくんだよ!?」


咲夜「いいですよ、まさか妹様まで敵になるとは予想外でしたけどお嬢様には『倒されたのなら私の元へ敵を案内しなさい』と言われていたので」


それは初耳だ。そんな話、さっきの話のときは言ってなかったのに・・・・、ていうか矛盾してないか?
俺の小さな呟きを聞いたのか咲夜はこちらの方を向いた



咲夜「そりゃ、そこまで聞かれなかったもの。あと倒されたまま、というのは再び戦いを挑むなという意味よ」



なんだか昔にもこんな返しをされて、うまく誤魔化されたような気がする・・・てか、されたな
あと一応疑問にも答えてくれたので、俺は礼を言った。



咲夜「それでは、行きましょうか。お嬢様の下へ・・・」

146 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:51:46.58 ID:S7OxIz2T0

俺とフランは十六夜に案内されるままにレミリアのいる方へ向かったが
その途中で分厚い本を持った少女と出会った。なぜかボロボロだったが・・




?????「あら、咲夜はわかるけどなんでフランまで?・・・・後貴方は誰よ」



上条「上条当麻・・今は異変中なので博麗と名乗ってます。よろしく」


?????「ええ、よろしくね」


フラン「久しぶり、パチュリー」


パチュリー「久しぶりねフラン、何年ぶりかしらね」



フランは分厚い本を持った少女のことをパチュリーと呼んだ
それが彼女の名前か・・・



咲夜「パチュリー様。なぜボロボロなのですか?」



咲夜がそう尋ねるとパチュリーは埃を払いながらこちらに近づいてきた



パチュリー「なんかいきなり巫女が襲ってくるし、白黒の魔法使いが本を盗もうとするから反撃したらこのざまよ」



俺はその言葉を聞き、即座に俺の得意技の一つである土下座に移った



上条「すいませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!」ズサァ!



パチュリー「べ、別にいいわよそこまでしなくても!」アセアセ



そんな俺に驚いたのか、パチュリーは慌てて俺を立たせようとしてくれた
いい人だなぁと、俺は心の中で感動しながら立ち上がろうとすると何かに躓いた
147 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:52:43.75 ID:S7OxIz2T0

上条「うおっ!?」



俺は転び、床に激突しそうになったがその前に誰かが俺の手を引っ張り助けてくれた



美鈴「大丈夫ですか?」



上条「大丈夫だ、問題ない・・って美鈴!?なんでここに?」



咲夜「そうよ、門番の仕事はどうしたの?」



美鈴「いや〜ちょっと中の様子が気になったので妖精メイドたちに任せて来ちゃいました」



パチュリー「ちゃんと門番の仕事をしなさい。妖精メイドたちだけじゃ心持たないじゃない」



美鈴「す、すいません」



上条「いや〜、それにしてもすまないな美鈴・・・・いろんな意味で」



俺が謝ると美鈴は笑いながら、「いいですよ、驚きましたけど・・」と許してくれた
なんだか紅魔館は俺にとって心地よい場所だなぁ〜



美鈴「え〜とあなたは誰ですか?」



どうやら美鈴はフランのことを知らないらしい
美鈴は外で門番、フランは紅魔館の中にある地下室で幽閉。
知り合う場面が思い浮かばない



フラン「私はフラン、よろしくね」


美鈴「ええ!?ということはあなたはお嬢様の妹ですか!?」


フラン「そうよ」


美鈴「話には聞いていたんですが・・・そうですか、わかりました。これからよろしくお願いします妹様」


フラン「うん!」



上条「よし、じゃあレミリアの元へ向かうか!」


俺がそう意気込みながら前に進もうとしたら後ろから袖を引っ張られた
振り返ると俺の服の袖を引っ張っていたのはパチュリーだった
148 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:54:06.02 ID:S7OxIz2T0

パチュリー「あなたもあの二人みたいにレミィの邪魔をするの?」



上条「ああ、異変を解決するためでもあるしフランを外に連れて行きたいしな」



動かない紅魔館の華人小娘 「「「フラン(妹様)を外に?」」」


上条「ああ」


フラン「そうだよ」


俺とフランは三人にいままでのことを説明した
説明し終わった後、なんと三人が協力してくれることになったが、
咲夜は道案内をし、他の二人は咲夜と同様敵対しないことになった。
そして俺達はこの異変の元凶であるレミリアの下へ向かった





咲夜「さて、ここがお嬢様のいる部屋よ。お嬢様はここで『敵』を待っているわ」



上条「でかい扉だな」



咲夜「ええ、その部屋は大規模な戦闘もできるくらいに広いから。大勢の敵を招き入れることができるように扉も大きめに作っているのよ」



レミリアのいる部屋の前に来た俺は、とてつもない威圧感を放つ俺の身長三倍はあるのではないかと思うほど大きな扉に驚きながら咲夜の説明を聞いていた。
これから戦う敵はフランの姉でありこの紅魔館の主だ、たぶん今まで以上の強敵だろうな



だが、俺はうずうずしていた。
たしかにこの先には強敵と思われるレミリアがいる、だけどこの異変の元凶であるレミリアさえ倒してしまえば異変は解決するしフランも外に出られるだろう。
もしかしたらレミリアとフランにできた長い溝をなんとかすることができるきっかけを作ることができるだろう


レミリアを『倒す』


それができれば、みんなが笑いあえる『最高の結末』(ハッピーエンド)を迎えることが出来るかもしれない
そう思うだけで力が湧いてくる



上条「行こう、フラン」


フラン「うん」




そして俺達は扉を開いた。そこには―――――――――――――





149 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:55:24.00 ID:S7OxIz2T0





霊夢「・・・そこで当麻が敵に突っ込んでいったのよ。あれはひやひやしたわ」


魔理沙「いや〜あの時は大変だったな!」


レミリア「へ〜、それはおもしろい話ね」











――――――霊夢達と謎の人物(おそらくレミリア?)がテーブルを囲むように座り、紅茶とクッキーを食べながら談笑していた

150 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:56:55.33 ID:S7OxIz2T0





・・・・・・・・・・・・・・なんで?





151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 21:57:05.75 ID:CcyOe+uAO
泣いた
152 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 21:58:34.82 ID:S7OxIz2T0
投下終了

誤字・脱字があったら言ってください

このままぼのぼの終わらせるか、バトル展開にいくか・・・
153 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/16(金) 22:00:53.40 ID:S7OxIz2T0
入れ忘れ


現在の登場人物情報



※パチュリー・ノーレッジ


種族 魔法使い


能力 火+水+木+金+土+日+月を操る程度の能力
   火、水、木、金、土、日、月の属性の魔法を扱う能力 
 
  
二つ名 知識と日陰の少女



※レミリア・スカーレット


種族 吸血鬼


能力 『運命』を操る程度の能力
   名の通り、『運命』を操る能力。だが本人が明確な意志で能力を行使しないため
   どこまで『運命』を操ることが出来るかはわかっていない

  
二つ名 永遠に紅い幼き月


154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/16(金) 23:00:11.81 ID:hDHgsQqN0
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/16(金) 23:26:26.47 ID:IYOl63/so

ほのぼのでもバトルでも良いと思う
三人は原作でも色々言っても仲が良いし、弾幕ごっこもしょっちゅうしてるし
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga sage]:2014/05/18(日) 06:09:01.90 ID:XuXJxixj0
事後だったかwww
157 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:16:11.11 ID:5tyhwuCq0
これから投下します
投下
158 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:17:07.19 ID:5tyhwuCq0


最終話 「あっけない結末、しかし『最高の結末』(ハッピーエンド)」


159 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:17:53.13 ID:5tyhwuCq0


上条「なんで霊夢達が仲良く話してんだよ!?」



霊夢「あら、当麻。遅かったじゃない」



霊夢が俺の名を言うと、謎の人物がこちらに声を掛けてきた



レミリア「あなたが上条・・・いえ今は博麗当麻、だったかしら?私はレミリア・スカーレット。この館の主よ、よろしく」



どうやらこいつがレミリアらしい。霊夢達と仲良くお茶をしているということはもしかして異変は解決したのか?



上条「ああ、よ、よろしく・・・」



俺が返事をしたところでレミリアは俺の後ろにいた紅魔館の住人の存在に気づいた


レミリア「で、咲夜はまだわかるけど貴女たちは何をしているの?特にフランと美鈴。貴女たちには今いるべき『場所』があるでしょう」


パチュリー「私はこの異変の結末を見たかっただけ」


美鈴「あ、あははははは・・・すいません。私も気になったので来てしまいました」


フラン「・・・・・・私は」



フランは右手を握り締めながらレミリアに、いやこの場にいる全員に宣言するように答えた



160 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:20:19.12 ID:5tyhwuCq0


フラン「私は外に出てみたい!そしていろんなことを知りたい、いろんな場所に行ってみたい・・・
    だから私は最後の壁であるお姉様を倒そうとしたの、けど!」



そう言いながらフランはレミリアに近づきレミリアの胸ぐらを掴み、がっくん、がっくんと前後に激しく揺さぶった



フラン「なんで勝手に負けてんのよ!?あ、ん、た、はここの主なんでしょ、もうちょっと粘るとか何とかしなさいよ!!!」



レミリア「ちょ、ふ、フフ、フラ、フランンンンン!!?ゆ、ゆ、揺ら、揺らさないでぇぇぇェェェェェェ!!」



先程までの緊迫とした雰囲気はどこへやら、俺には今の光景がただの仲が良い姉妹の喧嘩にしか見えない
この分だと、戦わなくてもいいっぽいな。それならいい、戦わなくて済むなら戦わないほうがいい。
数分が経った後、ようやくフランの揺さぶり地獄からレミリアは解放された。フランは霊夢達のほうへ行ってしまったが・・
俺はすこし青ざめているレミリアに肩を貸しながら聞いた



上条「で、どうなんだよ。フランの件」


レミリア「うぷっ・・・ああ、今のフランからは以前よりも狂気を感じない。
     まぁ、だからといって100%大丈夫というわけではないでしょうけど」


上条「たしかにそうだな」


レミリア「・・・」


上条「でもさ、それならお前や紅魔館のみんなでフランを支えてやればいいじゃねぇか。難しいことかもしれない、険しい道かもしれない。
   けど、それでも家族や一緒に暮らす奴らとまったく関わらない状態より何倍もマシだよ。安易な道に走んな、
   『最高の結末』(ハッピーエンド)って奴は努力することを諦めた奴には訪れねぇよ・・・だから」



俺はレミリアに手を差し伸べこう言った



161 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:22:34.14 ID:5tyhwuCq0


上条「少しずつでいいから歩み寄っていこうぜ、『家族』(フラン)にさ。
   俺もフランに発破を掛けたし協力するよ。いや、させてくれないか?」




レミリアは時が止まったかのように固まっていたが、しばらくするとレミリアの顔に笑みが浮かんだ




レミリア「ふふ、やっぱり霊夢達の話の通りのおもしろい人間ね。わかったわ、フランの外出許可を出す。
     だから貴方はフランとたくさん遊んであげて。私も今までの開いてしまった時間の空白の分、
     フランと話したり喧嘩をすることにしたから」




レミリアの発した言葉に俺は言葉では表しきれないほどの、いろいろな感情が込み上げてきた
でも、一番に現れた感情は『喜び』だった。自分の考えていた『最高の結末』(ハッピーエンド)に辿り着いたのだ
嬉しくないわけがない
俺は『喜び』のあまり、にやりと笑みを浮かべてしまいレミリアに気持ち悪がられた



あと、『武器』を使わずに済んだのは良かった。あれは効果が強い反面、反動も大きいから使っていたら大変なことになっていた。
紫さん・・・もうちょっと安全なものは渡せなかったんですか?



と、まぁ俺はそんなことを考えながらレミリアと共に霊夢達の方へ歩きだした―――――――――――――


162 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:23:26.55 ID:5tyhwuCq0





―――――――――――――そして、あれから数週間が経った。





163 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:26:53.86 ID:5tyhwuCq0



上条「よっこらせ・・・・ふう、こんなもんか?」ドサッ


パチュリー「いつもすまないわね、当麻」


上条「別にいいよ」


俺は異変解決後、今に至るまで毎日紅魔館へ遊びに来ている
理由はフランの遊び相手と喘息持ちのパチュリーの手伝いだ。フランの遊び相手はレミリアとの約束なのでいいし、
自分から言い出したことなので後悔はないが
パチュリーの手伝いは正直やめときゃよかったかな〜と後悔し始めている。
パチュリーの読んだ本を元の位置に戻すのはいいんだが、魔法の実験台にするのはやめてほしい。
この前なんて、新しい魔法の実験と『幻想殺し』の耐久度を調べるという理由でとてつもないほどの威力を持ったビームのようなものを撃たれ
危うく、三途の川に行くところだった。あいつはまだ話しやすいからいいが、あの『閻魔』の長い説教をまた受けるのは御免だ


で話を戻すが今は、異変を起こしてしまった責任として紅魔館で宴会を開くことになり、その準備の真っ最中である。
俺はパチュリーの本の中でも大事な物だという禍々しい本たちをパチュリーに指示された場所に仕舞う作業をしていた
訳を聞くと、どうやら魔理沙が最近図書館の本を盗んでいくらしい。で、盗むなと言ったら



魔理沙「これは盗んでるんじゃない」



パチュリー「?」



魔理沙「死ぬまで借りてるだけだぜ☆」



パチュリー「」ブチィ!!


ということがあったらしく(魔理沙がそう言った後、パチュリーは本気の弾幕を撃ちまくったらしい)最近は大事な本を金庫などにしまう癖がついたらしい
後で、魔理沙には厳しく注意をしておこうと俺は心の中で誓った



パチュリー「さっ、行きましょうか。そろそろ宴会の準備も終わってる頃だろうしみんなも集まってるでしょう」


上条「おう」


164 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:27:56.04 ID:5tyhwuCq0



今回の異変は『最高の結末』(ハッピーエンド)を迎えられたと思う。次に起こるかもしれない異変もまたこんな風に終わらせることが出来るかわからないがそれは未来の自分に任せることにしよう。
今は楽しもう、酒をみんなと飲みながら、陽気に笑いながら。






ありふれていて、でも掛け替えのないこの日常を。




俺は、宴会の会場であるホールの扉を勢いよく開けた―――――――――――――






165 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:28:59.60 ID:5tyhwuCq0



上条「よう!みん、ぎゃあ!?」バキッ




「「「「「「「「あ」」」」」」」」





扉を開けた瞬間、俺の顔面に弾幕が直撃した。
そして俺は意識を失う前に、この理不尽を呪うように言った・・・・

166 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:30:28.75 ID:5tyhwuCq0







上条「ふ、不幸だ・・・・」ドサッ










167 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:31:06.75 ID:5tyhwuCq0



『紅霧異変』編  END



168 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/18(日) 21:33:02.97 ID:5tyhwuCq0

投下終了


『紅霧異変』編、どうだったでしょうか。拙い文章、短い、脱字など問題点も多かったです
そもそも上条さんと東方キャラがこんな風に絡んだら面白そうだなぁと思い、このスレを立てましたが
勢いで書いているので(設定や構成はある程度考えているが)なんかすいません。
こんな駄文でも、もし皆様が少しでも面白いと思ってくださったのなら本望です。


次は『春雪異変』編か、日常回のどちらかを投下したいと思います。
何か意見や質問などがありましたらドンドン言ってください、お願いします。



169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/18(日) 21:38:41.12 ID:q7zLwKHQ0
すばらしい
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/18(日) 21:39:29.90 ID:7du68bFA0
乙ー!最初はどうなるかと思ったがよかった
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/18(日) 23:10:20.92 ID:76bezqbVo

面白かったぜ
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/19(月) 00:42:16.30 ID:S4MqOTHk0

最後の弾幕は流れ弾か?
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/19(月) 19:00:20.52 ID:ekCxDRm3o
つづくのかー?
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/19(月) 19:56:46.60 ID:2nazziuW0
続け。続けよ。続いて下しあおながいします!
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/19(月) 23:59:42.18 ID:VQpoW4K60
東方の方をあまり知らなくても大丈夫ですか?最近ハマり出したもので...
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/20(火) 00:19:15.25 ID:7mv25nd40
知らない事による新たなる発想やらもあるからな。まぁプラスに行こうじゃないの
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/20(火) 00:36:23.64 ID:+jczc0a00
何にせよ更新楽しみに待ってますよ
178 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/20(火) 21:55:55.61 ID:ePayerK80


投下します


それでは投下
179 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/20(火) 21:56:26.31 ID:ePayerK80


番外編 『とある上条のお泊まり会in紅魔館』 


第一話 「 『幻想殺し』の日常 」
180 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/20(火) 21:57:22.40 ID:ePayerK80



―――5:30―――




上条「ふぁ〜、よく寝たな〜っと」



俺はそう言いながら布団から起き上がった。
今日は紅魔館へのお泊まり会で朝早くに紅魔館へと行かなければならないが、予定していた起床時間よりも早く起きられたので
予定より早く行くことにしよう。俺のことだ、不幸にも誰かの起こした騒ぎに遭遇とか巻き込まれて遅刻とかになりそうだし。
ちなみに、紅魔館まで行くにはここから俺が走って1時間ほどで着く。そして集合時間は10:00、めちゃくちゃ余裕だ。



俺は『制服』に着替えてお泊まり会への準備の最終確認をした。ほとんどは昨日の夜に準備は済ませたので特に問題は無かった。
俺は自分と霊夢の分の朝食を作るため台所へ向かったのだが、台所にはすでに朝食を作り終えた霊夢がいた。



上条「あれ、今日は珍しいな。お前が早起きするなんて」


霊夢「目が覚めたのよ、で眠れないから仕方なく起きたらあんたの部屋の方からいろんな物音が聞こえたから起きたと思って。
   で、今日は紅魔館に泊まりに行くでしょう?だから朝食を作っておこうと思ったの」


上条「そうか、ありがとな霊夢」


俺がお礼を言うと霊夢は呆れた顔をした


霊夢「あんたは目を離すとすぐにめんどくさい展開を生み出すから、ほっとけないのよ。しかも『不幸』だから余計に」


上条「ううっ・・いつもすまないな霊夢」


霊夢「別にいいわよ。・・・・・嫌って訳じゃないし」ボソッ


上条「?、何か言ったか?ちょっと最後らへんがよく聞き取れなかったんだが」


霊夢「何でもない!」


何故か切れられた。まぁ、俺が悪いんだがなんだか不幸な気がしたな


181 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/20(火) 21:58:09.20 ID:ePayerK80


俺と霊夢は茶の間に朝食を運び、「「いただきます」」と言って朝食を食べ始めた。


霊夢「ねぇ、当麻」


上条「なんだよ」


霊夢「そういえば、最近紅魔館のほうばかり行ってるけど大丈夫なの?」



霊夢は大して心配していない様子でそんなことを尋ねてきた。
どういう意味だ?



上条「大丈夫だよ、別にあそこは危険じゃないしな」



俺は一応そんな風に答えた。
まぁ、あそこではいつ大怪我をしても不思議じゃない実験や遊びに付き合ってるからそれを心配してるのかねぇ
俺がそう考えていると霊夢はそんな俺の予想を反した答えを返してきた



霊夢「違うわよ。そうじゃなくて最近会ってないでしょ、他の『妖怪』やら『神』やらに」


上条「あ」


俺はすっかり忘れていた、他の知り合い達との交流を。いや、待て大丈夫なはずだ
あいつらだって、別に俺なんかとしばらく会ってなくても気にもしないだろう。


霊夢「そういえば最近、心の読めない『サトリ』妖怪とか花の妖怪とか白狼天狗とか・・・あと妖術を使う人間とかが来たんだけど」


上条「なっ!?・・・マジか」


これは本格的にやばくなってきた。特に『花の妖怪』という単語が出てきた時点で俺の命がヤバイ
前に『あいつ』と待ち合わせ時間に少し遅れたときは死を覚悟した(だからといって知り合いであることをやめる気はないが)
もしかしたら、あの時以上の暴力が・・・・俺はそこまで考えてからこれ以上想像してはいけないと悟り、考えるのをやめた


182 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/20(火) 21:59:00.93 ID:ePayerK80


朝食を食い終わった俺達は食器を片付けた後それぞれの部屋に戻った。
俺は荷物の確認をした後玄関に向かい、外に出ようとしたとき
後ろから霊夢に呼び止められた


霊夢「ちょっと!」


上条「どうした?」


霊夢「・・・・いってらっしゃい」


上条「・・・・・いってきます」



いつもはわざわざここまでしないのに・・・・もしかして寂しいのか?



霊夢「別に寂しいわけじゃないわよ?」


上条「へーそうなんですかー(棒)」ニヤニヤ


霊夢「・・・」スッ


上条「無言で札をとりだすんじゃねぇ!」ビクッ


霊夢「冗談よ」


上条「お前のは冗談には見えねぇよ・・・」



とりあえず怒りを抑えてもらうことには成功した


183 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/20(火) 21:59:46.93 ID:ePayerK80


その後、俺は博麗神社から出発し紅魔館へ向かったが
紅魔館が建っている島が浮かんでいる湖・・・『霧の湖』のほとりに氷の妖精であるチルノがいた
チルノは紅魔館に向かっているときによく会うので、他の妖精と一緒に遊んでいる。




上条「何してんだ、チルノ?」


チルノ「ん?・・なんだ当麻か。ふふ、今はね蛙たちを凍らせてから水につけて生き返させるという遊びを・・・」


上条「やめなさい」


チルノ「え〜」


とりあえず蛙が可哀相というか、知り合いが蛙が好きなので助けてあげたくなった
チルノは文句を言いながらも蛙を逃がしてくれた


チルノ「で、今日もあの紅魔館ていうところにいくの?」


上条「ああ、今日は紅魔館でお泊まり会をするんだよ」


チルノ「へ〜」


上条「じゃ、俺は急いでるから」


チルノ「じゃあね〜当麻」


上条「お〜う」



俺はそう言いながら紅魔館へ行こうとすると突然、森の方から黒い物体がものすごい勢いで飛んできた
俺はその物体を避けずに抱きとめるように受け止めた、するとパキンッ・・・というガラスにヒビが入るような音が鳴り響いた
すると黒い物体が消えて無くなり、その代わりに小さい女の子・・・『妖怪』ルーミアがいた。


上条「よっ、ルーミア」


ルーミア「何だ、当麻か。これからあそこに行くの?」


ルーミアはそう言いながら紅魔館のある方角を指差した


上条「そうだけど・・」


ルーミア「まぁ、私には関係ないし。当麻も急いでるようだし」


上条「わかるか?」


ルーミア「何回も会ってるんだしわかるよ」


上条「そーなのかー」


ルーミア「そーなのよー」


そうらしい。そんなにわかりやすいかな俺・・・
俺はルーミアを地面に降ろして紅魔館へ行くための準備を始めた

184 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/20(火) 22:00:41.52 ID:ePayerK80


ルーミア「毎度大変だよねぇ、空を飛べないってのはきつそうだね」


上条「まぁな、俺もこれがなきゃ飛べないし『幻想殺し』を発動させるとどうしても効果範囲内に入って打ち消しちまうからな」



俺は博麗印の札を取り出した。当然『幻想殺し』はOFF状態
俺の『幻想殺し』は使い勝手は昔よりはマシになったがそれでも使い辛いのが現状だ
しかも自力で空を飛ぶ力は俺にはない。だからこの方法以外は他人の力を借りなくてはいけないのだ。
準備が完了し、俺はいつでも飛べるように構えた



上条「それじゃあな〜、ルーミア!チルノ!」


ルーミア「バイバイ!」


チルノ「また遊ぼうな!」


上条「おう!」




そして俺は空高く飛び、紅魔館へ向かった―――――――――――――



185 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/20(火) 22:01:38.81 ID:ePayerK80
投下終了

少しだけ日常編をやらせてもらいます
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/21(水) 02:50:26.32 ID:Gz18Jdsm0
最近、これが楽しみで楽しみでしょうがない…
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/21(水) 11:37:30.73 ID:xw8XQYTTo

よく考えるとルーミアやチルノとまともに会話してるシーンって初めてかな?
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/22(木) 11:16:54.58 ID:t9071pLx0
前は本当チョチョイのチョイ役だったしなww
189 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/22(木) 21:14:04.23 ID:95mHmZ4i0

これから投下したいと思います

それでは投下
190 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/22(木) 21:14:45.39 ID:95mHmZ4i0


番外編 


第二話 「 『門番』と『メイド』と『少年』の日常 」

191 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/22(木) 21:15:42.50 ID:95mHmZ4i0



――――7:35――――




上条「ふぅ・・・よし、到着」



俺は周りの安全確認をした後、紅魔館の門の前に降りるとタイミング良く紅魔館から人影が出てきた。



咲夜「はぁ〜、次は居眠りしないように!気をつけなさいよ」


美鈴「ははは、すみません。けど、いつもはしっかり仕事してますよ?」


咲夜「本当かしら?」



どうやら美鈴と咲夜らしい。丁度良かったと思いながら、俺は二人に声を掛けた



上条「お〜い、美鈴!咲夜!」



すると二人は俺に気づき、こちらの方に走って来た。



美鈴「おはようございます!当麻さん!」


上条「おはよう美鈴。またいつものように居眠りしてたのか?」


美鈴「またって何ですか!?またって!?私はいつもまじめに門番の仕事をしてますよ!たまに眠っちゃうだけで」


上条「眠ってる時点でまじめにやってねぇじゃねぇか・・」


美鈴「うっ・・・」



美鈴が落ち込んでいる姿を見て苦笑している咲夜もこちらにあいさつをしてきた。




192 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/22(木) 21:16:52.66 ID:95mHmZ4i0


咲夜「おはよう、当麻。予定より早くきたのね」


上条「ああ、おはよう咲夜。ちょっと早く起きちゃってな、迷惑だったか?」


咲夜「いいえ、早く来てくれるなら別にいいのよ。・・・それにしても、パチュリー様の魔法の実験台、妹様の遊び相手、お嬢様の話し相手といろいろ大変ね。あなた」


上条「でも、慣れると楽しいぜ。・・・まぁ、パチュリーの実験の的役は命懸けすぎて大変ってレベルじゃないがな」


咲夜「ふふ、でもあなたにはみんな感謝してるのよ。特に異変に関しては」


上条「俺は別に褒められるようなことはしてねぇよ。ただ自分のしたいようにしただけ、結局霊夢達が異変を解決したしな」



そう、あのときの俺は自分が正しいと感じたこと、考えたことをそのまま行動に移したまでに過ぎない
簡単に言えば俺は自分の我が儘を押し通そうとしただけ。その結果がたまたま良い方向に収まっただけで、もしかしたらさらに状況が悪化したかもしれないのだ
だから褒められてもなんだか素直に喜べない。



咲夜「それでもよ。あなたがどんな気持ちで、どんな考えで、どんな信念で助けようとしたのかはどうでもいい。お嬢様や妹様の人生を良い意味で変えてくれた
   あなたに私達は感謝してるの。だから素直に私達の気持ちを受け取っておきなさい」


上条「・・・・そうだな、ありがとう咲夜。俺は、変に考えすぎてたのかもしれないな」


咲夜「別にいいわよ。さて中に入りましょう?・・・美鈴は15時になったら来なさい」


美鈴「はい!この美鈴!一生懸命、門番の仕事に励みたいと思います!!!」


咲夜「思うだけでは駄目よ」


上条「また眠んなよ、美鈴」


美鈴「ふっふ〜、今日の私はいつもとは一味違いますよ!」



咲夜達と話していると俺の視界に俺と美鈴が世話する様々な花のある庭が入った


193 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/22(木) 21:18:53.55 ID:95mHmZ4i0


上条「いや〜、あの花たちも元気に成長してくれてよかったよかった」


美鈴「ええ、これも私と当麻さんの努力の結果ですよ!雨の日も風の日も雷の落ちる日も、大切に育ててきましたからね!」


咲夜「へ〜」ジー



なぜか咲夜からジト目で見つめられた。なぜだ・・・・








美鈴「それじゃあ、ごゆっくり〜」



俺はしばらく美鈴と花について話し合った後、咲夜とともに紅魔館の中へ入った。
相変わらず紅魔館は外も中も赤色が多いな。



咲夜「で、あなたはこれからどうするの?私はあなたが来たことをお嬢様に報告しにいく事と掃除をするんだけど」


上条「 『紅魔館に来たらすぐに図書館に来なさい』ってパチュリーに言われたからパチュリーのところかな。嫌な予感しかしないが・・・」



いままでの事を思い出してみると、ろくな目に遭ってないな。
なんか自信満々な顔(ドヤ顔?)をしていたから、たぶんいままで以上に酷い目に遭うんだろうなぁ



咲夜「まぁ、頑張りなさい。嘆いていたって現実は変わらないんだから」


上条「そうだな・・・・・よし!実験台になりに逝くとしますか!!」


咲夜「なんか『いく』の字が違うような気がするんだけど気のせいかしら?」






その後、俺と咲夜はそれぞれの役割を果たしにそれぞれの目的地へと向かった――――――――――――――




194 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/22(木) 21:19:55.71 ID:95mHmZ4i0


投下終了


最初の頃よりはまだ読みやすいようにできてるはず・・・
だが短い・・orz


一応、>>1も東方の知識は『公式本』+『二次創作』+『様々なサイトの東方原作の情報』ぐらいで構成されており
原作のSTGはやり始めたばかりです。
禁書は最新刊までは読んでいて、今丁度原作の本を集め始めています。


さぁ、このスレが1000にいくまでどれくらい進むかな(遠い目)
この短さがあればけっこう行くと思いますが・・・(一番近い話の予定では『春雪異変』編と『三日置きの百鬼夜行』編は短くなる)


195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/22(木) 22:26:38.55 ID:XylM6XEy0
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/22(木) 22:30:19.25 ID:HEK1CP76o

次の異変2つは上条さんキツそうだな
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/23(金) 00:38:20.95 ID:kkzL5Kyio
お疲れさま
198 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/24(土) 21:48:33.19 ID:EKlyndBF0
これから投下します

投下
199 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/24(土) 21:49:50.62 ID:EKlyndBF0



番外編

第三話 「 パチュリーとフランの危険なスペカ披露(ただし的は上条) 」


200 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/24(土) 21:51:46.51 ID:EKlyndBF0



―――――8:15―――――




上条「ふぅ、今回はどんな実験をするのかねー・・・はぁ」




俺はため息を吐きながらも、図書館へと入っていった。
実験の内容は聞かされていない。また試作品の魔法実験か『幻想殺し』関連か・・・



上条「お〜い、パチュリー。来たぞーいるか〜?」



パチュリー「ここにいるわよ」スッ


上条「うおっ!?」ビクッ



俺がパチュリーの名を呼ぶと後ろから突然、パチュリーが現れた。
俺は驚きのあまり、後ろに転びそうになるがなんとか持ちこたえることが出来た・・・




フラン「ばぁ〜♪」



上条「のわぁ!!?」ビクビクッ



が、いきなり目の前に現れたフランにさらに驚き、俺は後ろに転んでしまった。


201 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/24(土) 21:52:32.64 ID:EKlyndBF0



上条「痛てぇ・・・二人とも前触れもなくいきなり出てくるなよ・・」


フラン「油断するほうが悪いんだよ〜」


パチュリー「そんなことよりも、さっさと『あれ』を始めましょう」



パチュリーはそう言いながら一冊の本を本棚から取り出し、フランもなぜかスペルカードをどこからか取り出した



上条「え?『あれ』ってなんでせうか?」



パチュリー「あなたは前に私の新しいスペルカード名を考えてくれたでしょ?」



上条「あ、ああ」



パチュリー「そのスペルカードが完成したから披露しようかと思って」



この前の宴会の後、パチュリーの新スペカの名前の相談を受け俺は無い頭を使って考え出しいろんな名前を提案した
1時間以上の議論の末、なんとか決まったのだが・・・


202 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/24(土) 21:54:35.82 ID:EKlyndBF0



上条「あれ、じゃあフランはなんでスペカを取り出してるんだ?」



俺は思い浮かんだ疑問をパチュリーに尋ねた。
それだけならフランはスペカを取り出す必要はないはずだ。



パチュリー「フランも新しいスペカを何個か作ったらしいから『あなた』で試したいそうよ。もちろん私もだけど」


フラン「よろしくね!とうま!」


上条「おう!・・・・・・・へ?」



今、彼女達はなんと言った?俺を使ってのスペカの腕試し?しかも複数?



パチュリー「それじゃあ行くわよ!」


フラン「うまく避けてね、とうま!!!」




日月火水木金土符「『災厄』の一週間 」


QED「495年の波紋」




二人がそう宣言すると色とりどりの弾幕が襲い掛かってきた
俺は『幻想殺し』をONにし右手の拳を作り握り締めながら、もはや定番となっている口癖を呟く・・・







203 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/24(土) 21:55:39.92 ID:EKlyndBF0










上条「不・・・って最後まで言わせてくれーーーー!!!」パキン!パキン!






俺、この一方的な弾幕ごっこが終わったら彼女を作るんだ・・・・





俺は心の中で死亡フラグ(?)を立てながら弾幕の嵐へ突撃した。




204 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/24(土) 21:57:51.94 ID:EKlyndBF0



投下終了


短い内容を露骨な行稼ぎで多く書いているようにみせるダメダメな>>1です
たぶんあと3〜4回ほどで『番外編』は終わりです


小悪魔と大妖精は出すかはわかりません。
出そうかなぁと思ったら出します。


質問やご要望、意見などご自由にどうぞ



ちなみにわかっている人は多そうですが、パチュリーのあのスペカ(上条命名)はオリジナルです


205 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/24(土) 22:04:34.02 ID:EKlyndBF0
>>202
ミス

右手の拳を作り→右手で拳を作り


かな?これでも間違っていたらすみません

206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/24(土) 22:26:35.29 ID:hmYmUEP20
乙、2人の相手したら生きてられないじゃないですかー
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 07:07:51.56 ID:E4tosYIDO
台パン不可避
208 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/25(日) 21:47:08.73 ID:TCpUSgVc0

投下
209 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/25(日) 21:48:00.55 ID:TCpUSgVc0


番外編


第四話 「 お昼の時間 」

210 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/25(日) 21:49:59.83 ID:TCpUSgVc0



―――――11:38―――――




上条「」ズーン


パチュリー「お疲れ様」


フラン「格好良かったよ!」



あれから2時間以上の間、俺は様々な弾幕を受け続けた。
今は疲れ果て、床に倒れ込んでいる。
正直身体がヤバイ。そして腹が減って力が出ねぇ・・・



咲夜「あら、床に倒れ込んでどうしたの?」


上条「うー」



突然、咲夜が俺の顔を覗き込む形で現れた。
俺は何とか返事をしようとしたがそれしか言えず、俺のかわりにパチュリーとフランが説明してくれた



咲夜「あー、だからあんなにうるさかったんですね」


上条「・・・だったらすぐに来てくれよ」ボソッ



俺がぶつぶつ呟いていると突然、咲夜がそうだった!という何かを思い出したかのような顔をした




211 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/25(日) 21:51:27.38 ID:TCpUSgVc0



咲夜「これからお昼を作ってこちらに運ぼうと考えていたんです!急いで作ってお持ちいたします!!」



咲夜はそう言いながら移動しようと『時』を止めた
まぁ、『時』が止まっている間はやることが別にないので大人しく止まっていよう・・・
俺はそう考えながら『幻想殺し』の状態をOFFにした





咲夜「お待たせいたしました」



待った、と言っても俺達からしたらほとんど待っていないと言っていいほどの早さで咲夜は昼食を運んできた。
メニューは『カルボナーラ』と『サラダ』と『スープ』だ。



フラン「わ〜おいしそう〜」キラキラ


パチュリー「咲夜、今日はいつもより出来がいいわね。いつものもいいけれど今日は特別に」


咲夜「そ、そうですか?それはよかったです」


上条「それじゃあ、いただきます!」


知識と日陰の悪魔のメイド「「「 いただきます 」」」




俺はまず『サラダ』から食べ始めた。具材の野菜とサラダのドレッシングがすごく合っていておいしく
『カルボナーラ』や『スープ』も同様に『外』に住んでいた頃に食べてきたものよりもうまかった。


212 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/25(日) 21:52:27.39 ID:TCpUSgVc0



上条「やっぱり咲夜の作る料理はうまいなぁ〜」


咲夜「ふふ、ありがとう♪」ニコニコ


上条「いや〜毎日でも食いたいな。咲夜の料理は」


咲夜「褒めても何も出ないわよ♪」ニコニコ




だが咲夜の料理は本当においしい、見習いたいほどにだ。
お嫁さんにはこれぐらいに料理がうまい人(人外でもいい)がほしい、ぜひほしい。



上条「で、昼食を食い終わったら次は何をするんだ?」


パチュリー「スペル披露」


フラン「part2☆」


上条「不幸だ」ズーン



どうやら俺の人生はここまでのようだ・・・長いようで短い人生だったかもしれない
俺が自分の人生の軌跡を振り返ろうとしたとき咲夜がパチュリーにある事を尋ねた


213 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/25(日) 21:53:30.61 ID:TCpUSgVc0



咲夜「あのー、それって私も参加してもよろしいでしょうか?丁度仕事も一段落着きましたし」



へ?



パチュリー「ええ、いいわよ」



え?・・・・え?



フラン「咲夜のスペカ、見るの楽しみだなぁ」



ま、まさか・・・



咲夜「満足して頂けるか自信はありませんが・・・」



パチュリー「じゃあ、昼食を食べたら再開しましょう」



悪魔のメイド「「 はい(うん!) 」」






ざんねん!おれのぼうけんはここでおわってしまった!!





そんな言葉が俺の脳裏を過ぎった・・・








あれ?俺の人生、本当にここで終わるの?




214 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/25(日) 21:54:39.70 ID:TCpUSgVc0




昼食を食べ終わった後、俺は地獄を見た(本物ではない)




『一方的な弾幕ごっこ』(ワンサイドゲーム)は、15:00になり紅魔館の中へ入って来た美鈴が三人を止めてくれるまで続いた。



215 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/25(日) 21:55:13.58 ID:TCpUSgVc0


投下終了


ふ〜う、オチが前回とほぼ同じってどういうこと(泣)
すいません、いつかもっとまともに書けるようにします。



意見や感想、質問はご自由にどうぞ


216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/25(日) 22:00:47.44 ID:itrTPc/Do

スペカが同時発動だったら確実に[ピーーー]るな…
咲夜さんのスペカは実弾(ナイフ)だから消す消さない以前の問題だし
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/26(月) 06:32:14.84 ID:S9ap799DO
乙!
上条さんの限界がマッハ
あの状態では、さぞ美鈴さんが天使に見えた事だろう。
まぁ見えたと言うか、基本的に天使な妖怪だけども
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/27(火) 01:44:21.94 ID:0jgL6MKO0
よく生きてるな、本当
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/27(火) 13:29:11.24 ID:DaSxmqVr0
禁書×東方は数多く存在するがその中でもなかなかの面白さである。
220 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/05/27(火) 20:50:53.58 ID:rq3TIw3F0


投下

221 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/27(火) 20:51:46.40 ID:rq3TIw3F0


番外編

第五話 「 『夕食会』への準備 」

222 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/27(火) 20:52:51.90 ID:rq3TIw3F0



――――16:30――――





上条「」ピクピク



美鈴「何度も言いますが当麻さんがいくら『人間』にしては強くて頑丈だからってここまで無茶をさせないでください!咲夜さんは特に!!」ガミガミ



知識と日陰の悪魔のメイド「「「 はい。すみませんでした 」」」ショボーン




昼食を食べ終わってから3時間ほどは一方的な弾幕ごっこ(強制)をさせられた俺はもう立つことすらままならないほどに
疲れ切っていて、今は美鈴に膝枕をしてもらっている
その美鈴はその状態でパチュリーとフランと咲夜に説教をかれこれ1時間以上していた。しかも3人は正座
あの3人を言葉とはいえ、圧倒している美鈴はすごい。気迫もすごい。
というか足は痺れないのか?




美鈴「みなさん、これでわかりましたね。はい、当麻さんに謝ってください!!」



知識と日陰の悪魔のメイド「「「 申し訳ございませんでした。 」」」



どうやら美鈴の説教は終わったらしい。3人も謝ってくれている
俺は3人の謝罪に答えるために残った力を振り絞って起き上がった。


223 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/27(火) 20:54:29.06 ID:rq3TIw3F0


上条「あはは、別にいいよ。修行だと思えばこれくらいへっちゃらだ」




実際に俺が受けた修行(といってもそれらしい修行をさせてくれた知り合いは少ない)に比べれば全然マシのほうだ。




咲夜「そう。ごめんなさいね、本当に」


上条「ああ」


美鈴「ああ!そういえば!」


上条「ど、どうした美鈴!」




俺と咲夜が話していると突然、美鈴が何かを思い出したのか声を上げた




美鈴「夕食会の準備、そろそろした方が良いんじゃないですか?」


咲夜「ああ、そういえばそうね」


パチュリー「なら、当麻には他の場所で休んでてもらおうかしらね」


上条「何でだ?」




俺の問いにフランが応えた

224 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/27(火) 20:56:27.16 ID:rq3TIw3F0


フラン「とうまは怪我人だし、今日は『お客様』だからね!楽しみに待っててほしいの」


上条「あれが『お客様』へのおもてなしか?」


パチュリー「あれは当麻専用のおもてなしよ」


上条「やめてくれ。あれじゃあ命が何個あっても足りねぇよ・・・」




俺の発言にみんな笑っていたが冗談抜きでやめてほしい。特に咲夜のは『ナイフ』(実弾)だったから避けなくては死んでいた




上条「じゃあ、俺はどこで休んでたらいいんだ?」




俺が誰ともなく尋ねてみると、俺の後ろから突然何かが飛びついてきた。


225 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/27(火) 20:57:54.88 ID:rq3TIw3F0


小悪魔「こんにちは、当麻さん!」


上条「こあ!?」




俺に飛びかかってきたのはパチュリーの使い魔である『悪魔』の小悪魔、通称『こあ』
仕事をするときは真面目なのだが妖精のように無邪気な面もある『悪魔』だ




上条「お前、いままで何してたんだよ?」



小悪魔「いや〜、昨日から徹夜で仕事をしていて今日の朝に終わったのでゆっくり眠ってたんですよ。
    で、起きたら当麻さん達が何か話しをされていたので来てみました」



パチュリー「なら、起きたばかりで申し訳ないけど当麻と一緒に客室に行って私達が呼びに来るまでゆっくりしていてほしいの」



小悪魔「おまかせください!」



上条「すまないな、こあ」




俺が申し訳なさそうに言うとこあは笑顔でこちらの方を向いた


226 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/27(火) 20:58:47.77 ID:rq3TIw3F0



小悪魔「いいえ!私も当麻さんと二人きりで話すことなんて滅多にないので楽しみです!」



咲夜「じゃあ、よろしく頼むわよ小悪魔」


フラン「じゃあね〜とうま、小悪魔」


パチュリー「ゆっくりしていきなさいね〜」



幻想の悪魔「「 お〜う(はい!) 」」








そして俺とこあは客室へと向かった―――――――――――――





227 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/27(火) 20:59:57.31 ID:rq3TIw3F0


現在の登場人物情報


・小悪魔


種族 悪魔


能力 不明


二つ名 真面目なlittle devil


228 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/27(火) 21:03:14.81 ID:rq3TIw3F0

投下終了


もうちょっと書こうかなぁ、とも思いましたが
自分のペースでゆっくりと進めていこうと思います(どうせ本編は短くなるんだし番外編とかで少しでも稼がないと)


そして初登場の小悪魔。機会があれば大妖精、朱鷺子、先代巫女、天魔とか旧作メンバー(ただし>>1の書ける範囲の)を出せたらいいなぁ
EXルーミアは・・・・どうかなぁ?


余談ですが東方香霖堂で出た天狗装束がすごく好きです。ちなみに香霖堂と三月精は読んでないです
読んでもいないのに朱鷺子を書くとか言ってね・・・ははは


意見や感想、質問はご自由にどうぞ

229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/27(火) 21:41:43.86 ID:VPRjksKF0
小悪魔さんに抱きつかれるとか羨ましいにも程がある
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/27(火) 22:37:24.61 ID:nFk3rwwV0
何故だろう、違和感なく再生できる
231 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/29(木) 21:48:52.56 ID:+MjGgeii0


投下

232 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/29(木) 21:49:42.79 ID:+MjGgeii0


番外編

第六話 「 夕食会 」

233 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/29(木) 21:50:21.66 ID:+MjGgeii0



―――――5:14―――――






小悪魔「荷物はここに置いておきますね!」



上条「ありがとな、こあ」



小悪魔「いえいえ」




俺とこあは紅魔館に複数ある客室の内、一番図書館に近い客室へ入った。
こあは俺の荷物を持ってくれている、まぁさすがに女の子に頼ってばかりでは男が廃るので当然こあには少ししか持たせなかったが




上条「じゃあ、準備ができるまで何する?」




俺は荷物を置き終わったこあに尋ねた




小悪魔「ああ、たしかそこまで時間は掛からないらしいです。たぶん1時間ちょっとかそこまで掛からないかぐらいですかねぇ」



上条「う〜ん、それじゃあ最近のお互いの事でも話すか」



小悪魔「そうですね!じゃあ私からでいいですか?」



上条「おう」



小悪魔「ふふ、それじゃあですねぇ・・・」




それから俺達は1時間ほど話し続けた。こあは仕事の愚痴や日常で起きたハプニングなど
俺は霊夢や魔理沙達との日常、あとは人里での『仕事』のことなどを。



234 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/29(木) 21:51:04.73 ID:+MjGgeii0



上条「そこで俺と咲夜は協力して数十匹の妖怪を薙ぎ倒したんだよ」



小悪魔「へ〜」キラキラ




俺の話が面白かったのかこあは目をキラキラと輝かせながら俺を見ていた
俺がそこで話の結末を言おうとしたとき、客室の扉が開いた。




咲夜「夕食会の準備が出来たわ。私に付いてきて」



上条「わかった。こあ、話の続きはまた機会でいいか?」



小悪魔「はい、楽しみに待ってます!」




俺とこあは咲夜の後に付いて行った


235 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/29(木) 21:52:10.31 ID:+MjGgeii0



レミリア「済まないわねとうま。もっと早く出迎えに行ければ良かったんだけど・・・忙しくて」





俺とこあがホールへ入るとレミリアが出迎えてくれた
レミリアは俯きながら俺に謝ってきた




上条「いいよ、別に無理するほどのことでもないだろ?今はこの夕食会を楽しもうぜ」



レミリア「・・・・そうね、ありがとうとうま。それじゃあ存分に楽しみましょう、この夕食会を」





レミリアはそう言いながらグラスを2つ取り、ワインを注ぎ1つを俺に手渡した




上条「おっと、ありがとな。・・それにしても紅魔館の妖精メイドは多いよなぁ〜」



レミリア「本当に『数』は・・・ね。まぁ働くっちゃあ働くけど」




紅魔館に所属する妖精メイドは多い。『量』は多いのだが、『質』が高いとは言えない
妖精メイドも自分の仕事は果たせるが自分の事で精一杯という状態が多く、さらに咲夜がほとんどの仕事をこなし
妖精メイドの分まである程度やってしまうのでなおさら妖精メイドの立場が狭くなっているのが現状だ
俺がワインを飲みながら考えているとレミリアが俺の袖を引っ張ってきた




236 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/29(木) 21:53:22.85 ID:+MjGgeii0




上条「どうした?」




俺がそう聞くとレミリアは小声で「耳を貸せ」と言ってきた
俺が耳を近づけるとレミリアは小声でボソッと尋ねてきた




レミリア「ねぇ、夕食会の後・・・いつものように私の部屋に来れる?」



上条「大丈夫だけど、なんで?」



レミリア「ほら、今日はパチュリー達の弾幕ごっこに何時間も付き合ったらしいじゃない。だから疲れてたら今日は別にいいかなぁって」




どうやら俺の身体のことを心配してくれてたようだ
こんなキャラだったっけ?



237 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/29(木) 21:54:28.00 ID:+MjGgeii0



上条「お前との夜更かしは楽しいからな。今日はいつもよりゆっくりしようぜ」



レミリア「ふふ、そう。なら楽しみに待ってるわ」



フラン「お〜い、とうま〜!こっちの肉料理、おいしいよ!」



美鈴「こっちのスープもすごくおいしいです!!」



上条「お〜う、今行くぞ。・・・・じゃあまた後で」



レミリア「そうね、また後で」












俺はレミリアにそう言い、フラン達の下へ歩き出した―――――――――――――










238 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/29(木) 21:55:18.40 ID:+MjGgeii0


投下終了



『番外編』もそろそろです
『春雪異変』では咲夜さんが活躍するかも(少なくても『紅霧異変』よりはマシなぐらいには)



意見や感想、質問はご自由にどうぞ

239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/30(金) 08:47:59.72 ID:lJUagypLo

咲夜さんの活躍は確かに見たいな
240 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/30(金) 17:03:05.45 ID:TqonmTkk0
>>233

訂正


5:14 → 17:14


細かいことですが一応
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/30(金) 17:35:25.23 ID:st4PWg5DO

咲夜さんは、味方だととても頼もしいよなぁ
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/05/30(金) 20:56:33.39 ID:mSaqKRii0
当麻に暴力が集中しやすい事以外は概ね平和な幻想郷だな
243 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:16:40.79 ID:ATp8PFUV0


投下

244 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:17:17.36 ID:ATp8PFUV0


番外編


第七話「 レミリアとの夜更かし 」

245 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:18:13.40 ID:ATp8PFUV0


―――――23:30―――――





上条「レミリア、俺だ。入って良いか?」コンコン



レミリア「どうぞ」




夕食会が終わった後、俺はレミリアの部屋に向かった
レミリアの部屋に行くのは別に初めてではない
異変を解決した日にレミリアから




レミリア「貴方とぜひ紅茶を飲みながらいろいろ語り合いたいわ」




と誘われたのをきっかけに紅魔館を訪ねた際は、
かならずと言っていいほどに俺とレミリアはレミリアの部屋でお茶会をした(咲夜やフランもたまに加わる)
俺はレミリアの座っている椅子にテーブルを挟む形で向かい合うように置いてある椅子に座った


246 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:18:58.84 ID:ATp8PFUV0


レミリア「それじゃあ、『いつも』の。しましょうか」



上条「何度も言ってるがこぼすなよ?」



レミリア「わ、わかってるわよ。・・・・準備はいい?」



上条「ああ」



レミリア「はむ」ガブ



上条「うおっ!」ビクッ!





・・・・・・とりあえず言っておくが俺達は別にエロエロな展開にはなっていない
今、レミリアは俺の首に牙を入れ吸血している
前にレミリアが自分は小食だからあまり血を多く吸わないと話してきて、俺が





上条「なんだか『吸血鬼』っぽくないな」




と言ったらレミリアが




レミリア「だったらあんたの血を直接吸い尽くしてやる!」ガオー




と言いながらレミリアは俺に突撃してきた
結果は当然、血を吸いきれずレミリアはボトボトと俺の血を床にこぼした
それで気が済んだろうと俺が考えていると、レミリアは俺の血がとてもおいしいと言いだし
それからこのお茶会をやる度に、この吸血をすることになった





レミリア「んっ、はっ・・・はぁ・・・ん〜〜〜」チューチュー



上条「(うお〜〜〜!!)」ゾクゾク






・・・・・・本当に吸血の最中だぞ?







247 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:19:54.14 ID:ATp8PFUV0


レミリア「ぷはっ!・・・今日もおいしかったわ」フキフキ



上条「そりゃあどうも」フキフキ





なんだか日を追うごとに吸血の量が、少しずつ多くなっている気がする。
あと吸血の最中になんだか自分の中に何かが入り込むような感覚もするし・・・・・





上条「なぁ、レミリア」



レミリア「ん、なに?」



上条「吸血中に俺の身体の中に何か入れてるのか?」



レミリア「あら、よく気づいたわね」





やっぱり俺の中に何かを入れていたらしい。
俺は恐る恐る、レミリアに何を入れていたのか尋ねてみた





上条「いったい、何を入れてたんだよ?」





するとレミリアは平然と、俺の質問に答えた





レミリア「私の『力』の一部。下手したら『吸血鬼』になるかもしれない程の」






248 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:20:33.43 ID:ATp8PFUV0









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








249 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:21:13.30 ID:ATp8PFUV0







上条「はああぁぁァァァァ、んぐっ!?」バタバタ



レミリア「(声が大きい!!)」ボソボソ






俺は驚きのあまりに大声を出してしまったがレミリアが猛スピードでこちらに近づき俺の口を塞いだ
そのおかげで夜遅くに大声を出し、皆に迷惑を掛けることにならずに済んだ




・・・・・がそれは別としてだ




250 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:22:45.03 ID:ATp8PFUV0


上条「どういうことだよ、それ」ハァハァ



レミリア「どういうことってそのままの意味よ。あなたに私の『力』の一部を与えてるの」



上条「それについては別にいいよ。あんたの気まぐれと思いつきの行動はいつものことだからな、でも俺が気にしてるのは『吸血鬼』になる程のってところだ」





そう、俺が一番気にしていることはそこの部分だ。たしかに最近思ったよりも力が出るし、速く走れるようになっている
だが気がついたら人外でした、なんていうのは勘弁してほしい。人外になるにしても心の準備というものが必要だ、それなしに俺の意志を無視した人外化は嫌だ





レミリア「大丈夫よ、なぜか貴方はあれだけ私の『力』を受け取っても私やフランの『同類』になっていない。むしろ私達の身体能力の部分だけ都合良く受け取っているみたいね」





レミリアが言うには俺はまだ『人外』にはなっていないらしい。その事実が確認できただけでも十分だ





上条「『力』を入れるのはもうやめてくれ・・・・上条さんはまだ『人外』になるつもりはありませんのことよ」ハァ・・



レミリア「それは私の気分次第よ♪」



上条「不幸だ・・・・・・まぁいいや、で何する?」





俺は自分の不幸を嘆きながらも、レミリアにこれからの予定を聞いた






251 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:23:57.53 ID:ATp8PFUV0



レミリア「これから朝までゆっくり喋りましょう、いつもよりも、さっきあなたが言った通りに」



上条「そうだな、久しぶりに朝までっていうのもいいかも」



レミリア「じゃあ、今日はあなたに紅茶を入れてもらおうかしら」



上条「おう、まかせろ!咲夜から学んだテクニックを披露してしんぜよう!」



レミリア「ふふ、楽しみにしてるわ♪」









そして俺達の夜はさらに更けてゆく――――――――――――――――――





252 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/05/31(土) 21:26:26.74 ID:ATp8PFUV0

投下終了



たぶん次で『番外編』は終わりです
ここで上条さんを『人外』に近づけたのはこれからのことを考えた結果とこういう展開もありかなぁ〜という思いつきによってです
そしてレミリアの台詞の一つがちょっとずれてやがる・・・・もうちょっと工夫すればよかった・・・orz



意見や感想、質問はご自由にどうぞ




253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 21:33:20.99 ID:EjmjNUyWo

人間そのままだと萃香とかのフィジカル最強タイプに詰みかねないから悪くない展開かと
ただ、あまり強くし過ぎるとただのワンパンゲーになっちゃうかな
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/05/31(土) 23:34:49.94 ID:kiW3Go2Ho
上条さんが順調に人外への道を…
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/01(日) 01:35:46.46 ID:9qfIxlTX0
まさかそんな事になっていたとは
256 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/01(日) 18:38:44.59 ID:m3VwDb3T0
>>253
>>1的には上条さんには苦戦して貰いたいので
強くし過ぎることはありません。(多分)


でも、『中の人』関連ではヤバいことに・・・
そこら辺は上手く調節していきます。

257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/01(日) 18:43:29.48 ID:mhILwujQo
上条さんの右腕の竜(『中の人』)は、目撃しただけで、針で高められていたはずのアウレオルスの精神を追い詰めたレベルだから仕方ない
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/01(日) 20:39:49.55 ID:Q0+ActUZ0
上条さんの能力?って、
幻想殺しとフィアンマ戦で右腕を切断
されたときに出た力とそれを飲み込んだ力…何か色々あるな
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/01(日) 21:06:26.81 ID:vdZqMneDO
後付け設定如き気にしたら負けだな
260 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/02(月) 21:44:35.85 ID:bGY0ZrRt0


投下

261 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/02(月) 21:45:04.43 ID:bGY0ZrRt0


番外編


最終話 「 帰宅 」



262 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/02(月) 21:47:59.72 ID:bGY0ZrRt0


―――――7:30―――――







上条「ん、朝か・・・」




俺はそう呟きながら起きた
お茶会は4時まで続き、その後はレミリアのベットでレミリアと一緒に眠りについた
ふと、レミリアのほうに目を向けるとレミリアは幸せそうな顔をしながら静かに眠っていた





上条「(無理に起こすのも悪いか・・・)」





俺はレミリアを起こさないように静かにゆっくりと、ベットから出ようとしたが・・・





レミリア「ん・・・・とうま?」


上条「あ・・・すまんレミリア。起こしちゃったな」


レミリア「別にいいわよ。起きてたし」


上条「何だ、起きてたのか」





どうやらレミリアが二度寝をしていたところで俺が起きたので問題はないらしい
俺はベットから出て、飲み物を取りに部屋を出ようとした





レミリア「私も行く」


上条「別にお前まで来る必要は無いぞ?」





俺がそう言うとレミリアは俺の足を踏んできた




レミリア「私は行きたいの。だから・・・ね♪」




レミリアから凄い威圧感を感じ取った俺は「わかりました!!」と即答した
・・・・・恐ろしいな、女性は。

263 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/02(月) 21:48:42.12 ID:bGY0ZrRt0


咲夜「あら、お嬢様に当麻。おはようございます」


上条「おはよう」


レミリア「おはよう」





俺とレミリアが調理場まで飲み物を取りに向かうとそこには既に朝食を作る咲夜の姿があった
咲夜は俺達に気づくと料理を作る手を止めてこちらにあいさつをしにきた
事情を説明すると咲夜は二つのコップに水を入れ、俺とレミリアに手渡した





咲夜「ねぇ、当麻。どうだった?今回のお泊まりは」





俺が水を飲んでいると、咲夜はそんなことを尋ねてきたので
俺は昨日から今、起きたところまでのことを振り返ることにした


美鈴や咲夜との会話、フランやパチュリー達とのスペカ披露、こあとの世間話や身近なことを話し合ったこと、
夕食会、レミリアとのお茶会の一つ一つを。鮮明に。
そして俺は答えた。




264 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/02(月) 21:49:30.96 ID:bGY0ZrRt0


上条「凄く楽しかった。いつも以上に紅魔館のみんなと話すことも出来たし、接することも出来た。
   これからもずっとこの紅魔館のみんなと一緒に話したり遊んだりしたいと、改めて感じることの出来る一日だったよ。ありがとう」





俺がお泊まり会の感想を言い終わると、レミリアは笑みを浮かべた





レミリア「またいらっしゃい。私達はいつでも貴方を歓迎するわ」





レミリアに続き、咲夜も笑みを浮かべた





咲夜「次はもっとおいしい料理を食べさせてあげるから。楽しみに待ってなさい」


上条「ああ、楽しみにしてるよ」


265 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/02(月) 21:51:52.35 ID:bGY0ZrRt0





その後、紅魔館の主なメンバーが集まり朝食を食べた
朝食を食べた後、俺は帰る準備をした。その後はレミリアやフラン、パチュリー達一人一人に別れの言葉を言いに行き
紅魔館から出発するために紅魔館の門の前で『札』を取り出し、飛ぶ準備をした




上条「(・・・あの異変をあの形で解決できたのは本当に良かった。今なら心の底からそう思える)」




もしかしたらもっと良い方法があったかもしれない。もっと穏便に解決することができた異変かもしれない。
でもレミリアとフランの仲も良くなり、咲夜の話によると紅魔館の住人は以前よりも関係が良いものになったらしい
思い上がりかもしれないが俺の、あの時の決断は、決して間違ったことではなかったと思う。





そんなことを考えていると、ふわっ・・と身体が浮くような感覚を感じた。
考え事をしている内に準備が整ったらしい、俺はゆっくりと空へと上昇した。






上条「まずは帰ろう。あの神社に、かわいい義妹の下に」














266 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/02(月) 21:52:32.34 ID:bGY0ZrRt0








俺はそう言いながら、博麗神社がある方向へ飛んだ―――――――――――――――








267 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/02(月) 21:53:37.49 ID:bGY0ZrRt0


投下終了



『とある上条のお泊まり会in紅魔館』編・・・・どうだったでしょうか?



>>1は日常会をうまく書けるか不安だったので、今回の『番外編』の皆様の評価が怖いです。
次は、おまたせしました『春雪異変』です。ですがもしかしたら『紅霧異変』よりも早く終わるかもしれませんのでご注意を。


とりあえず『現実』のほうが忙しくなるかもしれません、いつも通りの更新が出来るかもしれないし出来ないということも。
更新が遅くなった場合はすいません。


こんな>>1ですがどうか今後とも、どうぞよろしくお願いします




意見や感想、質問はご自由にどうぞ



268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/02(月) 22:30:19.48 ID:7RtM7fU30
乙 面白かったよー
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/02(月) 23:25:58.99 ID:prUgiM9p0
一緒のベッドとか随分簡単に許すな。まぁ当麻だからか
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/02(月) 23:31:39.24 ID:YLdNT6GYo

端から見たらまるで兄妹か恋人みたいだな、上条さんとレミリアお嬢
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/03(火) 01:15:26.38 ID:n9B+omvWo
乙したー

当麻がドンドン人間をやめていく・・・w

まぁ、基礎能力が化物基準になった程度なら問題ないな(遠い目)

おぜう可愛いよおぜう
272 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/04(水) 07:07:35.55 ID:HcsG+5ii0
ミス

>>262
ベット→ベッド

>>263
水を入れ→水を注ぎ

>>267
日常会→日常回


かな?これでも間違っていた、
もしくは間違いがまだあったらすみません!
273 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:14:09.41 ID:TmINJ7CG0


投下

274 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:14:42.56 ID:TmINJ7CG0


第二章 『春雪異変』


第一話 「 止まない『雪』、訪れない『春』 」

275 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:15:25.10 ID:TmINJ7CG0





上条「・・・・・寒い」




俺は今、紅魔館へと続く道を歩いている。
なぜかと言うと昨日、俺はパチュリーが召喚したと思われる『使い魔』からレミリアの伝言を受け取った
内容は、明日の10時に紅魔館の『ホール』でこの終わらない『冬』について話し合いたい・・・というもの。
そして・・・俺はこのクソ寒い中、文字通り飛んできたのだ





紅魔館の門に辿り着くとそこにはいつもと変わらない姿で門番の仕事をする美鈴がいた




美鈴「あっ、当麻さん!お久しぶりですね!!」


上条「ああ、久しぶり・・・・なんでお前はそんなに平気そうなんだよ」ブルブル


美鈴「まぁ、寒いっちゃ寒いですけど〜そこまでですか?」ポケー


上条「さいですか」




妖怪だってある程度は人間と同じように痛みや暑さ、寒さを感じるはずなんだが。




上条「ま、まぁいいや。とりあえず俺は中に入るから・・・・お仕事頑張ってくださ〜い」ブルブル


美鈴「はい!ごゆっくり〜」




美鈴が腕をブンブン振ってきたので、俺も腕を振って答えながら紅魔館の中へ入った




276 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:16:05.33 ID:TmINJ7CG0












上条「えーと、たしか『ホール』に来いって言ってたよな」




俺はそう呟きながらあたりを見渡した。たしか、『図書館』の近くだったような・・・・・
『図書館』のすぐ側に扉があり、扉の上にあるネームプレートを見ると『ホール』と書かれていた
俺はもう一度ネームプレートを確認し直すと、扉を開けた




レミリア「久しぶりね、とうま」


フラン「久しぶり!とうま!」


パチュリー「・・・久しぶり」


咲夜「久しぶり、当麻」





扉を開くと、レミリアやフラン達がそれぞれ好きなことをしながら俺にあいさつをした
俺も「久しぶり」と返事をしながら、壁側に置いてある椅子の山から椅子を取り出し座った





レミリア「あの『夕食会』以降、半年以上紅魔館に来なかったけど何をしていたの?」


上条「ああ、俺の『師匠』達の下で修行をしてきたんだよ。レミリアの『吸血』で『人外』に近づいた分や『課題』の分を」




俺の『師匠』にはいろんな『人外』がいる。『鬼』や『仙人』に『邪仙』、『妖怪』など様々だ
まぁ、『鬼』の師匠や『邪仙』の師匠(本人は『仙人』と言っているが)はまともな修行をつけてくれない(特に前者)




277 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:16:50.02 ID:TmINJ7CG0




咲夜「で、修行の成果はどうだったの?」





俺が師匠について考えていると咲夜が暖かい紅茶をくれた。うん、うまい。
俺は紅茶を少し飲んだ後、咲夜の質問に答えた





上条「『札』無しで飛べるようになったことと、ある程度の『仙術』や『道術』とかを使えるようになったところか」


レミリア「・・・・・あなた『仙人』にでもなるつもり?」


上条「なろうとは思ってねぇよ。ただ師匠が『仙人』だからな、必然的にそうなっちまっただけだ」




俺は軽く言っているがこの半年間、血の滲むような努力でやっとここまできたのだ。つらかった・・・・
まぁ、修行のことはまた今度の機会に振り返ることにして今は・・・




278 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:17:32.37 ID:TmINJ7CG0



上条「で、たしかこの終わらない『冬』についての話をするために呼び出されたんだよな俺は」



レミリア「ええ、そうよ。今年の冬は長いわ・・・異常な程にね」





レミリアは放つ必要のない威圧感を出しながら言った





レミリア「これは間違いなく『異変』よ・・・・・だから早く解決してほしいの」


上条「それはいいが・・・珍しいな。妖怪は大抵人間に異変解決を任せて知らんぷりな奴らが多いのに」





俺がそう言うとレミリアがため息を吐いた





レミリア「冬が長引くせいでそろそろ紅魔館の燃料が底を尽きそうなのよ。だからあなたと咲夜に異変を解決してもらおうと考えたのだけど」





レミリアはそう言いながらチラッ、と咲夜の方を見た




279 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:18:22.06 ID:TmINJ7CG0



咲夜「失礼ながら・・・お嬢様。一時的とはいえいつ帰ってこられるかわからない異変解決の間に掃除や食事の用意などは誰がやるんですか?」


レミリア「そ、それは妖精メイドにやらせれば・・・・」


咲夜「妖精メイドの中でも役に立つ者は極少数です。その極少数にこの紅魔館全体に関する仕事やお嬢様達のお世話のすべてを任せることは出来ません」


レミリア「じ、自分のことは自分で出来るわ」


咲夜「本当ですか?」ジー




咲夜にジト目で見られ、目を逸らすレミリア。ただの見栄だったらしい
するとレミリアは咲夜から離れ、俺の方に近づいてきた




レミリア「(あんな風に頑なに行こうとしないのよ)」ボソボソ


上条「(どうすんだよ・・・あの様子じゃあ何言っても無駄だと上条さんは思うんですが)」ボソボソ


レミリア「(そこであなたの出番よ)」ボソボソ


上条「(はぁ?)」ボソボソ




俺が疑問の声をあげるとレミリアは先程よりも小声で説明をした・・・咲夜を説得する方法を。
俺はその方法で大丈夫なのか?と聞いたが問題ないらしい・・・




280 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:18:54.63 ID:TmINJ7CG0






レミリア「咲夜、とうまからあなたに話があるそうよ」


咲夜「話・・・・ですか?」


上条「ああ。聞いてほしい」




俺は一呼吸を置いてから、咲夜を見ながらレミリアの説明した『方法』を使った『説得』を始めた・・・・












281 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:24:05.77 ID:TmINJ7CG0







上条「(異変解決に)お前がほしい」







咲夜「へっ!!?」




咲夜が驚きのあまり、声を裏返っていたが俺はそれに構わずに続けた




上条「お前と(霊夢達で)幸せな未来を掴みたいんだ!!」


咲夜「え?・・・えっ!!!?」




咲夜の顔が真っ赤になっていくが俺は続ける




上条「無茶なことということはわかってる!でも(今は)お前しかいないんだ!!お前以外は考えられない!!!」


咲夜「え・・あの、その・・・」




咲夜が顔を真っ赤にしながらオロオロし始めたので俺は両手で咲夜の両肩を掴んだ




咲夜「ふぇ?」


上条「お願いだ。俺の(今回の異変の)パートナーになってくれ」キリッ


咲夜「」ボン





すると咲夜は煙が出るんじゃないかと思うくらい顔を耳まで真っ赤に染めた
そして「う・・・うぅ・・・」と泣き声に近い声を発した





上条「で、で・・・どうなんだ?」




すると咲夜はズサッ、ズサッ、と後退りをして・・・・



282 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:25:14.42 ID:TmINJ7CG0


















咲夜「か、考える時間をくださぁぁぁぁああァァァァァい!!!!」






咲夜は大声で、時間を止めずに『ホール』から走って出て行った
俺はポカーンという擬音が付きそうなほどに唖然とし・・・





レミリア「っ!!、っ!!!」バンバン





元凶のレミリアは床を叩きながら、込み上げる笑い声を抑え・・・





フラン「♪」


パチュリー「・・・」




フランは新たなスペカ作成に集中し、パチュリーは『魔導書』を読んでいた・・・











283 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:25:45.48 ID:TmINJ7CG0
















・・・・・・・・・どうすりゃいいんだよ、この状況?















284 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:26:45.22 ID:TmINJ7CG0


現在の登場人物情報



上条当麻(博麗当麻)


・能力追加


・『仙術』と『道術』を扱う程度の能力
  基礎レベルの『仙術』と『道術』を使うことができる


・成長
 空を飛べるようになったが、『幻想殺し』使用中は無理なのでほぼ移動用。戦闘で使う場合は『幻想殺し』無しで戦うことに。


・二つ名 『天災』の『愚者』




十六夜咲夜


・レミリアに仕えるメイド長。料理とナイフの扱いは凄くうまい


・二つ名 紅魔館のメイド




紅美鈴


・紅魔館の門番で、最近サボり癖が付き始めた。


・二つ名 紅魔館の門番




パチュリー・ノーレッジ


・紅魔館にある『図書館』に住む魔法使い。最近の趣味は上条を使った実験。
 最近、上条が来ないので後でたっぷり実験台にするつもりらしい


・二つ名 知識の豊富な『動かない』魔法使い




フランドール・スカーレット


・紅魔館の主であるレミリアの妹。最近、スペカ作りにハマっている


・二つ名 『現実』の破壊者




レミリア・スカーレット


・紅魔館の主。上条を『人外』に近づけた張本人


・二つ名 永遠に紅い幼き月


285 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/06(金) 17:27:41.19 ID:TmINJ7CG0


投下終了


今回は、上条さん強化&咲夜さん赤面の回です


咲夜さんのは、ただ赤面しながらオロオロする咲夜さんが書きたかっただけですwwww
上条さんの修行編はまたどこかの番外編で・・・・
あと『仙術』や『道術』は>>1の調べた少ない情報源をもとに披露するので間違っていたら「間違ってるよ」と言ってくださいお願いします




上条さん『人外』化、待ったなし!(泣)


286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/06(金) 19:18:31.72 ID:0tS2PE+5o
乙おもしろかった
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/06(金) 19:49:54.21 ID:jDAfA7J8O

兄妹揃って世紀末にでも行くつもりかってレベルでチートになって来てるな
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/06(金) 20:09:51.74 ID:n0JloWn40
テーレッテー!
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/07(土) 07:27:35.17 ID:s5MAa0NDO
邪仙さんとまで接触していたとはねぇ
後の異変ではどうなる事やら
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/08(日) 13:47:00.49 ID:UktBCt4Q0
よくも咲夜さんの乙女の純情を弄んだな! バッチィーン!
291 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/08(日) 14:02:45.42 ID:x+ZxeCMK0
ミス

>>281
声を→声が
292 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/08(日) 14:10:09.40 ID:x+ZxeCMK0
またまたミス


>>281
無茶なことということはわかってる
→無理なことだって言うのはわかってる
多分、訂正版のほうがいいかな?
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/08(日) 15:02:53.46 ID:UktBCt4Q0
んな細かいミス程度、脳内補完くらいしてるだろ。もしくは大して気にしないか
294 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/08(日) 15:42:23.68 ID:x+ZxeCMK0
>>293

すいません。
なんか気になっちゃうんですよねぇ?

これからは大きなミス以外は、
気にしないことにします



あと余談ですが、
このSSには特にカップリングはありません (多分荒れるため)


なのでハーレムのようになる可能性があります
が、そこは「また上条か」という軽い気持ちで
見守ってください
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 15:46:17.23 ID:InujN8CGO
大丈夫、ss読んでたらその程度のミスなんか気にならない

上条さんだけじゃカバーしきれない分は公式でやたら妖怪に好かれる霊夢がカバーしてしまえば、
ハーレムもどきの状態になっても修羅場は発生しないだろうな
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/08(日) 16:01:40.07 ID:uiMoc5sto
ここの上条さんはなんか大人しいイメージがある
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/08(日) 16:22:51.49 ID:3KnpchOE0
総体的に?
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/06/09(月) 05:56:59.82 ID:1TxHEHFFo
おとなしく見えるけど幻想郷に染まってるからとりあえずボコってから話をしようって人にはなってるな
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/09(月) 07:55:42.59 ID:yO2EB48DO
その辺は“説教してから殴る”が“殴ってから説教する”に変わっただけかww
300 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/09(月) 08:06:53.84 ID:MfQm4Sdc0
>>296
やっぱちょっと大人しいですよねぇ
テンション高めにしようかなぁ


>>298
このSSのテーマの一つに
『上条さんの東方キャラ化』がありますので
いい意味でも悪い意味でも
幻想郷に染まっています

301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/09(月) 08:18:32.06 ID:WjDyIaSFO
テンションを高めにすると、後に出てくる早苗さんとちょっと被るかもね
個人的には少し大人しい方が博麗って感じがする
302 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:17:55.70 ID:CZERTPTC0


投下

303 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:18:34.38 ID:CZERTPTC0


第二話 「 『冬』の妖怪、『氷』の妖精 」

304 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:19:35.51 ID:CZERTPTC0





咲夜「それでは行って参ります」


上条「行ってくる」


レミリア「無事に帰って来なさいよ」


上条「ああ」


咲夜「はい」





あの『説得』から三十分が経った後、咲夜は妙に清々しい顔で戻ってきた。
咲夜の何かが変わったかのように感じる・・・あの『説得』はそれほどの効果があったらしい。





咲夜「さっ、行きましょう♪」


上条「お、おう」





何故か咲夜の笑顔がいつもよりも輝いている。ニコニコ・・・・と言うよりニヤニヤか?
本当にあの『説教』だけでここまでなるか?




咲夜「♪」 




まぁ、変な空気になって重い気持ちのまま異変解決に向かうのも嫌だし。
咲夜の機嫌がいいなら別にいいかな






上条「で、これからどうする?」


咲夜「う〜ん、どうしましょうね?」


???「なにしてんの?」


???「あら、久しぶりね当麻」





俺達が異変解決するためにはまずなにをするべきか、『霧の湖』の上で移動しながら悩んでいると後ろから声を掛けられた
振り返ると、俺の知り合いである『氷の妖精』チルノと『冬の妖怪』レティ・ホワイトロックがいた




305 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:20:26.37 ID:CZERTPTC0





上条「チルノにレティじゃねぇか、久しぶりだな」


チルノ「久しぶり!」


レティ「ええ、で隣の方は?」





レティが咲夜のことを聞いてきたので答えようとしたが俺が紹介する前に咲夜が口を開いた





咲夜「私は十六夜咲夜。『霧の湖』にある島に建つ紅魔館でメイドをしています」


レティ「私はレティ・ホワイトロック。冬の妖怪をしているわ、よろしく」





二人はそう言いながら、笑顔で握手を交わした。二人とも目は笑っていなかったが。
俺は握手をする二人を見ながらチルノに今起きている異変について聞いた





上条「なぁ、チルノ」


チルノ「なに?」


上条「この終わらない『冬』について何か知らないか?」




俺が尋ねるとチルノはしばらくの間、「う〜ん」と俯いた。何かを思い出そうとしているようにも見える
それから五分後、思い出せなかったのか残念そうな顔をした




チルノ「ゴメン当麻。この『異変』についてはわかんない」


上条「ああ、別にいいよ。それならこっちが自力で調べれば良いだけしな」




俺はそう言いながらレティと握手を続ける咲夜の下へ向かおうと考えた時、チルノのが「あっ!」と何かを思い出したかのような声を上げた



306 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:21:27.39 ID:CZERTPTC0





チルノ「ねぇ、当麻!さっきアンタの『義妹』の紅白巫女と白黒の魔法使いにボコボコにされたんだけど!」


上条「どうせお前からちょっかいを掛けたんだろ」


チルノ「うっ!?」




何がうっ!?・・・だよ。と俺は心の中でため息を吐いた。チルノがこうやって痛い目に遭うのはだいたい自業自得の場合が多い
誰彼構わずに戦いを挑むほうが悪い。だがチルノの言うことが本当なら霊夢達はもう既に『異変』を解決しに行ったのか?
霊夢達を追いかければもしかしたら異変を起こした犯人に辿り着くことも・・・





上条「とりあえず、霊夢達がどこに行ったかわかるか?」


チルノ「あっち」





チルノに霊夢達の行き先を尋ねるとある方角を指差した。たしかその先は『魔法の森』?
俺は行き先を『魔法の森』に決めた。もしかしたら霊夢達がいるかもしれないし、いなくてもあそこには知り合いの『魔法使い』がいる
さして問題はないだろう。





上条「ありがとな、チルノ」


チルノ「特に教えられることもなかったし、お礼なんていらないよ」





そう言いながらもチルノは感謝されて、嬉しいようだ。
俺はチルノにもう一度、お礼を言ってから咲夜の方を向いた。すると目の前には予想だにしていなかった光景が広がっていた





307 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:23:44.75 ID:CZERTPTC0


    
   


幻符「殺人ドール」


   白符「アンデュレイションレイ」






咲夜「はぁぁぁぁぁァァァァァァァア!!」


レティ「っ!!」





なんといつの間にか目を離した隙に、離れたところで咲夜とレティが弾幕ごっこをしていた。
結果はレティが負け、咲夜が勝ったのだが・・・・・・・何故戦う!?





上条「なんで今弾幕ごっこをしてたんだ!?」


咲夜「今の弾幕ごっこは『女』として負けられない戦いだったの。だから当麻は何も言わないで」


上条「わ、わかった」





どうやら二人にとって今の弾幕ごっこはとても大事な勝負だったらしい。ならそれに口を出すのはダメだな
あと、レティは普通に復活した。さすが妖怪。その後、チルノにレティのことを任せた俺達は『魔法の森』へと向かったと思われる
霊夢達の後を追いかけることにした







308 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:25:26.91 ID:CZERTPTC0







上条「よし、それじゃあ霊夢達を追いかけるとしますか」


咲夜「ええ」







309 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:26:04.76 ID:CZERTPTC0










俺達は『魔法の森』がある方向へ飛んだ―――――――――――――――








310 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:26:32.79 ID:CZERTPTC0


現在の登場人物情報



チルノ


・氷の妖精。妖精の中でもトップクラスの強さと頭の悪さを持つ。強さに関しては『妖怪』級らしい


二つ名 氷の妖怪




レティ・ホワイトロック



・種族 妖怪(雪女の一種)


・能力 寒気を操る程度の能力
    冬の大自然そのものを操る能力。
    だが冷気を操るチルノと違って、環境によっては絶大な力を持つが、冬以外の季節ではほぼ無力。


・二つ名 冬の忘れ物



311 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/10(火) 17:27:36.94 ID:CZERTPTC0


投下終了


咲夜さんにも見事にフラグが立ちましたね。
これから上条勢力(幻想郷版)はどこまで大きくなるんでしょうねぇ(遠い目)
あと少しずれてる部分がありましたね・・すみません




質問やご要望、意見などご自由にどうぞ



312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/10(火) 17:58:35.65 ID:k6Z89w97o
咲夜さんかわいいよ咲夜さん
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/10(火) 18:23:17.08 ID:HGfZAbcDO
乙!
咲夜さんだけ異変の意味合いが(勘違いで)変わってるなww
お嬢も意地の悪い事で
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/10(火) 22:20:12.10 ID:evfT2l8F0
雪女ってああいう性質があるからそう言う事になったん?
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/11(水) 01:08:23.09 ID:oUutkx040
霊夢さんが率先して行動するなんて珍しいねぇ。だから雪が振ってんのか
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/12(木) 10:46:02.22 ID:+OLOuM5C0
咲夜さん奮闘記
317 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/13(金) 19:18:35.63 ID:dX3bDI/M0

急な話になりますが、すみません。


『春雪異変』が終了した次の番外編で他作品とクロスオーバーをさせて頂くことになりました


クロスオーバーをさせて頂く作品は、
『もしも上条さんが異世界に行ったら』で、
ハーメルンで連載されている物語です。


あちらの上条さんも現在は幻想郷にいるので、
ぜひ、ご覧ください!!


あちらの作品にも家の上条さんが出る予定です
楽しみだなぁ。
上手くあちらの上条さんを書けるかな(汗)

318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/13(金) 19:35:43.85 ID:C6gNkdfDO
交流に臆病にならない作者だったか
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/13(金) 19:51:03.17 ID:kOglmYdzo
こういう交流ってどうやって作るの?
320 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/14(土) 08:46:25.51 ID:OcgHbqfZ0

>>314
公式本で雪女の一種と書かれています
理由もたしか公式本に書かれていたような?


>>319
>>1の場合は、ハーメルンの感想欄に
感想を書き続けました。

大切なのは積極的に関わる事(感想を書くなど)

・・・ですかねぇ?

321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/14(土) 10:39:11.50 ID:ZqsR12RDO
凍らない若い男だから欲しくなったのか
322 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:04:27.76 ID:c9PQDNds0


投下

323 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:04:53.42 ID:c9PQDNds0


第三話 「 人形使いの『魔法使い』 」

324 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:06:35.66 ID:c9PQDNds0


上条「ふう、ここが『魔法の森』だ」



咲夜「ここが・・・」




あれから30分ほどで俺達は『魔法の森』へと辿り着いた
空を飛んで移動することは早く目的地へ向かうことができるので、きつかった修行も続けて良かったと心の底から思うことができる





上条「とりあえず・・・・・『あいつ』の家に行くか」


咲夜「『あいつ』?」


上条「ああ、この『魔法の森』には魔法使いの知り合いが2人居るんだよ」


咲夜「魔法使い・・・・ということはあの白黒の魔法使いとパチュリー様以外にも魔法使いがいるの?」


上条「ああ」






俺は咲夜に知り合いの魔法使いのことを詳しく説明しようとしたその時―――――――――――――――













325 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:07:22.07 ID:c9PQDNds0















―――――――――――――――空からその『魔法使い』が落ちてきた


















326 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:08:20.02 ID:c9PQDNds0



上条「っ!!『アリス』ゥゥゥゥゥゥゥ!!!」





俺は急いで知り合いの魔法使い・・・・アリス・マーガトロイドの下へ飛んだ
そしてアリスをキャッチした俺はゆっくりと地面に降りた
よく見るとアリスはボロボロだった、もしかして霊夢達が?





アリス「ん・・・」


上条「っ!大丈夫かアリス!?」


アリス「くっ・・当麻?何でここに?」


上条「今起きてる『異変』を止めるために、先を進んでる霊夢達を追いかけてたんだが・・・・大丈夫か?」


アリス「そう、霊夢達について言いたいことはあるんだけど、今は休ませて頂戴」





もしかしたら・・・・いや、もしかしなくてもアリスは霊夢達にボコボコにされたのだろう。
あいつら・・・・・・手当たり次第に弾幕ごっこでねじ伏せようとするなよ。この『異変』が終わったらたっぷりと『お話』をするか





上条「それじゃあ、お前の家にお邪魔して良いか?お前も自分の家のほうが落ち着いて休めるだろ」


アリス「・・・・ありがとう」





アリスは頬を赤く染めながら言った。俺はアリスを―――外界ではお姫様抱っこと言う抱え方で――――――運ぼうとしたがとしたが、








327 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:11:03.48 ID:c9PQDNds0


咲夜「私が・・・確かアリスさんでしたっけ・・・を運びます」




咲夜が急に俺達の前に立ち、そんなことを言いだした。




アリス「貴女は?」


咲夜「十六夜咲夜です」


上条「異変解決に協力してくれてるんだよ」


アリス「・・・・・・・そう」




なんだかアリスの目が鋭いものに変わった気がするが、すぐに咲夜が話の続きを話し始めたので俺は意識を咲夜のほうに向けた




咲夜「で、どうです?」



上条「いや、良いよ。こういうのは上条さんみたいな男の仕事だって」



アリス「そうよ、別に貴女がしなきゃいけないことじゃないんだから。力のある当麻にしてもらったほうがいいでしょ」




俺とアリスは咲夜の申し出を断ろうとしたが、




咲夜「 『止まれ』 」


上条「なっ!?」


アリス「え!?」




何が起こったかと言うと、咲夜が能力を使い、時間を止めた。俺は『幻想殺し』をOFFにしていたので止まった時間に『干渉』が出来なかった。
そしてアリスには『時止め』に対する抵抗手段を持っていないため、当然『止まる』。
そして気がつくとアリスは咲夜に背負われていて、俺は何故か地面に倒れ込んでおり、
俺の周りには俺を囲むように地面に刺さっている何本ものナイフがあった。




咲夜「さぁ、行きましょうか。当麻は道案内をしてくれる?」


上条「・・・・・・・・はい」




俺、咲夜にはいろんな意味で勝てない気がする。


328 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:12:56.63 ID:c9PQDNds0


アリス「ここまで運んでくれてありがとう。当麻・・・・・・と咲夜さん」


上条「ああ」


咲夜「・・・・・・ええ」




あれから咲夜とアリスの間に流れる恐ろしい雰囲気以外は特に問題もなく、アリスの家に着き
中に入るとアリスがお礼にとクッキーや紅茶を用意してくれた。怪我をしてるんだから無茶はしなくていいぞと俺は言ったが、アリスは




アリス「大丈夫。準備とかは人形に任せるから」




と答えた。アリスは魔法使いであり人形使いでもある。アリスの人形はすべてアリスの手作りであり、どれも出来がいい。
そしてアリスはその人形を操り、家事をさせたり弾幕ごっこにしたりしている。俺はアリスの器用さにいつも驚かされている






アリス「そういえばちゃんとした自己紹介をしていなかったわね」





アリスはそう言いながら咲夜の方に身体を向けた





アリス「私はアリス・マーガトロイド。魔法使いをやっているわ」


咲夜「私は十六夜咲夜。紅魔館でメイド長を勤めています」


アリス「へ〜、紅魔館ねぇ。・・・・これからも仲良くしていきましょう?」


咲夜「ええ、よろしく」





2人は満面の笑みを浮かべながら握手をしたのだが、レティの時のように2人とも目が笑っていない。
何だよ何だ何ですかァ、この状況はァ!!と俺は心の中で無駄にテンションを上げた。これぐらいしないとこの状況に耐えられねぇ・・・







329 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:15:08.49 ID:c9PQDNds0


上条「ま、まぁとりあえずここは『異変』について話し合おう、な?」


咲夜「そうね、一刻も早くお嬢様の下へ帰らなければ紅魔館が何か愉快なことになりそうで怖いわ」


アリス「じゃあ、私が何であんな目に遭ったかを・・・」




アリスの話を簡単に纏めると、『魔法の森』を散歩していたところに霊夢達が現れ勝負を挑んできたらしい
アリスはその勝負に乗ったのだが見事に負けた(本気は出さない主義らしいので本気で戦ったわけではないらしい)後、霊夢達はとある方角へ向かったらしい




上条「なぁ、アリス」


アリス「何?」


上条「申し訳ないんだけどさ、お前にも協力してほしいんだ。異変解決のために・・・」


咲夜「・・・・」


アリス「う〜ん」





アリスは少し俯きながら考えていたが、「よし」と小声で呟きながら顔を上げた





アリス「いいわよ、私も今は暇だし。異変解決に参加するわ」


上条「本当か!ありがとな!」


アリス「別にどうってことないわ」チラッ


咲夜「・・・?」


アリス「・・・」ニヤッ


咲夜「!」ギリッ









なんだかさらに2人の間の雰囲気がヤバイものになってきた・・・・大丈夫だろうかこのメンバー?





330 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:15:50.22 ID:c9PQDNds0


現在の登場人物情報



アリス・マーガトロイド



・種族  魔法使い


・能力  主に魔法を扱う程度の能力
     七色に象徴される魔法を得意とし、七属性全てを使いこなす。
     だが基本的に人形を操っての戦闘を主にしているため、魔法を使うことはあまり無い。


・二つ名 七色の人形使い 


331 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/14(土) 21:18:41.97 ID:c9PQDNds0


投下終了


上条さんの知り合いはだいたいフラグを立てられている・・・・それが判明した回かもしれない
まぁ、フラグといっても種類はたくさんありますが・・・


あとまた凡ミスやらかした・・・こうなんでもっとちゃんと確認しないかなぁ〜俺は・・・(文章)


橙の出番は某魔法使いさんみたいな感じに飛ばされていますが、いずれは出しますのでご安心を。
あと登場が早まったり遅くなるキャラ(例 パチュリーや橙など)はたくさんいます。


それと、クロスオーバーに関しては内容が決まってません。
あっちの上条さんをこっちに呼ぶか、うちの上条さんをあっちの世界に送り込むか・・・悩みますね〜
内容は完全オリジナルです・・・・ヤバイなこれ


あっちのほうがこっちよりも早くクロスオーバー回をするかなぁ・・・実に楽しみです(ワクワク)



質問やご要望、意見などご自由にどうぞ


332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/14(土) 22:04:33.12 ID:aKci5YCq0
メン(修羅)バー
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/14(土) 22:05:11.17 ID:R6NmShrxO

橙はむしろextra〜phantasmあたりか日常パートで八雲家と一緒にでも出るのかな?

334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/15(日) 21:06:52.44 ID:pAqxDuwe0
当麻(他)が勘違いした上条勢(東方)に揉みくちゃにされる……とか?
335 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 14:55:15.91 ID:SfTIYecg0


投下

336 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 14:55:49.88 ID:SfTIYecg0


第四話 「 半人前の半人半霊 」

337 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 14:57:07.68 ID:SfTIYecg0



上条「・・・・・・・まさかあんたと戦うことになるなんてな」






とりあえず今の状況の整理とここまでの道のりを振り返ろう・・・
アリスの家から出発した俺達はアリスの案内のもと、霊夢達の向かった方へ飛んだ。
その途中では春を告げる妖精、リリーホワイトに弾幕ごっこを挑まれたが、咲夜がナイフをリリーの顔面に投げ瞬殺した。




他には、『冥界』などでコンサートをよく開く『騒霊姉妹』のプリズムリバー三姉妹と会った。なぜかボロボロだったけど・・・
長女のルナサ・プリズムリバーの話によると霊夢達は弾幕ごっこをした後、『冥界』に向かったらしい。
その話を聞いた俺達は急いで『冥界』へと向かった・・・・・・・が







??「私は幽々子様と共に『異変』を起こした時から、あなたと戦うことになると感じていましたよ?・・・・当麻君」








今、俺達の目の前に立っている『長刀』と『短刀』の二本を持ち、『魂』のようなものを引き連れている少女の名は魂魄妖夢 。
霊夢達が向かったと思われる『冥界』に建つ建物、『白玉楼』の住人である。『白玉楼』には子供の頃、よく遊びに行っていた・・・・かれこれ3年程は行ってなかったな。




338 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 14:59:44.15 ID:SfTIYecg0



上条「久しぶりですね、妖夢さん・・・・」



妖夢「はい、お久しぶりです当麻君。あれからちゃんと鍛えていましたか?異変解決にも貢献したそうですね」



上条「ええ、おかげで少しばかり『人外』に近づいてしまいましたけど」



咲夜「誰?」



アリス「当麻の知り合いかしら?」



上条「簡単に言うと近所のお姉さんみたいなもんだ」






俺は咲夜達の質問に暢気に答えながらも、警戒心を緩めなかった。
仲の良い知り合いでも今は異変の真っ直中・・・・しかも異変の首謀者側と解決する側だ。俺達と妖夢さんの間には緊張が走る
その最中・・俺はチラッと咲夜とアリスの方に目を遣ると、咲夜はナイフを数本構え、アリスは武器を持った人形を自分の周りに展開していた。






上条「簡単には通してくれませんよねぇ・・・・妖夢さん」



妖夢「その願いは叶えてあげることはできませんよ?もしここを通りたければ私を倒してからにしてほしいです
・・・・まぁ先程は当麻君の義妹達に負けてしまいましたが」



上条「・・・・・咲夜」ボソッ



咲夜「・・・・・なに?」ボソッ






俺は妖夢さんの口から出てきた俺の『義妹』達という単語を聞き逃さなかった。
妖夢さんが本当のことを言っているのなら、霊夢達は既に首謀者の下に向かっている頃だろう。
妖夢さんが追いかけようとしなかったのは、勝負に負けた義理なのか霊夢達が去った直後に俺達が来てしまい追いかけられなかったからか・・・
妖夢さんならたぶん後者だろう・・そう考えた俺は咲夜にあることを伝えた。伝え終わった後、咲夜は小さく頷きアリスにも俺の言葉を伝えた。



339 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 15:00:23.22 ID:SfTIYecg0


妖夢「何をこそこそ話しているんですか?何をしようとしているかはわかりませんがここは通しませんよ」



上条「ははは、大丈夫ですよ。通りませんよ」



妖夢「へっ?・・・・貴方なら「あんたを倒してでもここを通る!!」ぐらい言うと思ったのですが・・・・」



上条「ええ、通りませんよ・・・・・・・・・・・・・・・・・」




























340 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 15:01:31.76 ID:SfTIYecg0

















   ・・
上条「俺は」
















341 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 15:02:27.46 ID:SfTIYecg0



俺がそう言った瞬間、咲夜とアリスが消えた。いや正しくは咲夜の『能力』で時を止めて咲夜はアリスを背負いながら先へと進んだ
俺は『幻想殺し』をOFFにし『干渉』を防ぎ、妖夢さんは時止めに『干渉』する力を持っていないため『能力』が効いたので俺達には一瞬で咲夜達が消えたように見えたのだ
咲夜達が突然消えたことにしばし混乱していた妖夢さんだが、先程の俺の言葉を思い出したのか冷静になるため、一度深呼吸をした。






妖夢「今、何が起きたのかはわかりませんがとりあえず・・・・・消えた彼女達は幽々子様の下へ向かったのですね?」



上条「正確には霊夢達のもとへ・・・・ですけどね。それと確認したいんですが・・・・やっぱりこの異変は幽々子さんが起こしたんですか?」






妖夢さんの質問に答えた俺は妖夢さんにこの異変について尋ねた。
幽々子さん・・・・西行寺幽々子は幻想郷の閻魔大王に幽霊を統率できる能力を買われ、『冥界』の幽霊の管理を任されている亡霊であり、
妖夢さんが仕える主人であり、俺をこの幻想郷に連れてきた紫さんの親友である。俺も子供の頃からお世話になっている優しい霊だ。
だからこそ、気になる・・・・・幽々子さんが本当に異変を起こしたのかを。







342 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 15:03:23.06 ID:SfTIYecg0



妖夢「はい、この異変は幽々子様が起こされたものです」



上条「・・・・・そうですか」






・・・・どうやら本当に幽々子さんがこの異変の首謀者らしい。ならば俺もここでゆっくりと妖夢さんと話している場合ではない






妖夢「しかし困りましたね。なら彼女達が幽々子様のもとに向かったのなら急いで止めに行かないと・・」







妖夢さんがそう言いながら後ろを振り向くと同時に俺は・・・・・・
















妖夢さんの前へ立ち塞がるように移動した。








343 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 15:04:51.09 ID:SfTIYecg0






妖夢「なっ!?」






妖夢さんは驚きながら、後ろに下がった。






                     ・・・・・・                 ・・・・・・・・・・・
上条「さっきも言いましたよね、妖夢さん。俺は通らないって・・・・・だからここから先は俺があなたを通しません」







俺がそう言うと妖夢さんは『長刀』―――――『楼観剣』―――――と、『短刀』―――――『白楼剣』を鞘から抜き、構えた。







妖夢「なら、あなたを倒してしまえば問題ない」




上条「そう簡単には通らせはしませんよ」






俺も左手の拳を握り締めながら、右手で懐から紫さんに手渡された『短剣』を取り出した。







344 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 15:05:47.42 ID:SfTIYecg0











妖夢「行きますよ?・・・・・・・妖怪が鍛えたこの『楼観剣』に斬れぬものなど、殆ど無い!」



上条「いいぜ、アンタの刀に切れねぇものが殆ど無いってんなら・・・まずはその幻想をぶち殺す!!!」













345 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 15:06:13.96 ID:SfTIYecg0









―――――――――――――――そして2つの影は常人じゃなくても反応できないほどのスピードで衝突した。









346 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 15:06:42.72 ID:SfTIYecg0




今回の登場人物情報



魂魄妖夢



・種族   人間と幽霊のハーフ



・能力   剣術を扱う程度の能力
      楼観剣と白楼剣を扱う二刀流。両方とも生身の人間を斬ることも出来る。
      体術、妖術は半人前ながらも優れており、バランスが取れている。対象が敵、霊、弾幕、人の悩みであっても斬ることが出来る



・二つ名  幽人の庭師



347 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/17(火) 15:10:23.74 ID:SfTIYecg0


投下終了



うちの上条さんには説教分が足りない・・・・
そういえばフランの少し気が狂ってる設定やパチュリーの喘息設定がなんかほとんど無いようなものになっていますが気にしないでください。
あと時間が結構飛びましたね、すいません。



『春雪異変』編が終わった後は、短編をいくつかとクロスオーバー編をやることにしました。
クロスオーバー編だけでもいいかなぁとも思いましたがなんとなく。
それとやっと出せた上条さんの『武器』!この『短剣』にもちゃんと力がありますのでいつか披露できたらいいなぁ・・




質問やご要望、意見などご自由にどうぞ




・・・・・・慣れないことしなきゃよかったな〜、ズレまくってるもん(・・・)←これ
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/17(火) 18:25:09.41 ID:0ylbTOnDO
エネルギッシュだねぇ。若さからかな?
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/17(火) 21:05:56.47 ID:Vk3neCbx0
そんな近所のお姉さんとも戦わなきゃならん時代か……
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/17(火) 21:12:22.13 ID:Fk/XG225O

フランの狂気はぶっちゃけ何かズレてる位だし、パチェの喘息も上条さんに弾幕を試す為に外に出る機会が増えて軽くなったと考えれば…

それにしても、妖夢は近所のお姉さん(幼なじみ?)的な存在か…
咲夜さんとアリスもうかうかしていられないな
351 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/19(木) 17:21:39.91 ID:gWcCYEBT0


投下

352 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/19(木) 17:22:36.90 ID:gWcCYEBT0


第五話 「 合流 」

353 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/19(木) 17:24:11.43 ID:gWcCYEBT0



上条と妖夢が戦い始めたと同時刻、霊夢達はというと・・・






霊夢「はぁ・・・後はこの先にいる異変の首謀者を倒せば終わりね」



魔理沙「さっきの奴以外は特に苦戦しなかったな。次はどっちがやる?」



霊夢「二人でさっさと倒すわよ。早く帰ってゴロゴロしたいし」



魔理沙「そうかい」






暢気に話しながら、霊夢達は空気中に流れる『何か』が集まっている大きな『樹』へと向かっていた。
霊夢達は自らの『武器』の確認をしていると突然、二人の目の前に二人組の何者かが現れた。






霊夢&魔理沙「「 っ!? 」」






思わず後ろに下がった二人だが、よく見ると突然現れた二人組は霊夢達の知り合いだった。
一人は紅魔館のメイドで以前の異変の関係者である、十六夜咲夜。もう一人は少し前に霊夢達が倒した魔法使い、アリス・マーガトロイド。
霊夢達は二人組を知り合いだと確認すると『武器』を降ろし、仕舞った。



354 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/19(木) 17:25:02.56 ID:gWcCYEBT0





霊夢「何で咲夜とアリスがここにいるのよ?」







霊夢がそう尋ねると、アリスと咲夜はそれぞれに答えた。







アリス「私は当麻に頼まれて付いてきたのよ」



咲夜「私も当麻に頼まれて」



霊夢「・・・あのバカ『義兄』が」ピキピキ



魔理沙「・・・・またか」ピキピキ







アリスと咲夜の返しに霊夢達のこめかみがピキピキと音を立てた(ように聞こえた)
二人は内心でこう思った・・・・・「(あいつは一体何人の女を侍らせれば気が済むんだ!!)」・・・・と。
特に咲夜とアリスが頬を赤く染めながら答えたことが、余計に霊夢達の怒りを増幅させた。





上条は男性の知り合いよりも圧倒的に女性の知り合いのほうが多く、上条は無意識に知り合った女性に『フラグ』を建てる。
『フラグ』を建てなかったとしても上条は人・妖・神関係なく好かれやすく、
彼に少しでも好意を持つ女性にとっては自分が知らないうちに彼がどんどん『フラグ』を建てていかないか心配なのだ。
・・・・・まぁ、彼は鈍感なので他からの好意に気づきにくいため、まだ安心できるが。







355 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/19(木) 17:26:12.93 ID:gWcCYEBT0



霊夢「・・・・で、肝心の当麻はどこに?」







霊夢がアリスに尋ねると、アリスは霊夢達の通ってきた道を見ながら答えた。







アリス「当麻ならたぶん今頃、妖夢っていう霊みたいなのを連れた剣士と戦ってるんじゃないかしら?」



魔理沙「なっ、まだ立ち上がれたのかあいつ!?」







アリスの答えた内容に魔理沙は驚いた。
どうやら先程は魔理沙が妖夢と戦い、魔理沙視点では立ち上がれないほどにボコボコにしたらしい。
その話を聞きながら、咲夜はアリスの話していた内容の続きを話した。






咲夜「で、当麻は私達を先に行かせたのよ。貴女達に合流させるために」



霊夢「・・・・・・・アンタ達も加勢して、さっさとあの剣士を倒せば良かったんじゃないの?」






咲夜の説明に霊夢は話にツッコミを入れたが、







咲夜「当麻には当麻なりの考えがあるんじゃない?」






咲夜は特に気にせずに霊夢のツッコミに答えた。




356 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/19(木) 17:26:48.87 ID:gWcCYEBT0



アリス「とにかく!今は異変を解決することに専念しましょう!」






アリスが柄にもなく皆に活を入れると霊夢達は真剣な顔つきになり、
霊夢達はそれぞれの『武器』を取り出した。












357 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/19(木) 17:27:27.53 ID:gWcCYEBT0














霊夢「それじゃあ・・・・・・『異変解決』と行きましょうか!!」













358 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/19(木) 17:29:04.37 ID:gWcCYEBT0


現在の登場人物情報




博麗霊夢



・上条の義妹であり巫女。極度のブラコンだが認めようとしない。
 最近は上条のフラグ建築数が多くなってきたのでヤンデレ化が進んでいる(かも?)



・二つ名  楽園の素敵な巫女





霧雨魔理沙



・上条の幼馴染みであり魔法使い。上条のフラグ建築被害者第三号、二号は霊夢。
 



・二つ名  普通の黒魔術少女



359 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/19(木) 17:29:43.72 ID:gWcCYEBT0


投下終了



今回は短めです。次回は、上条さんvs妖夢!!



質問やご要望、意見などご自由にどうぞ


360 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/19(木) 18:48:43.26 ID:KKvPi6/v0
>>354
こめかみをピキピキと


合ってるよな・・・・
青筋をたてた、とかの方が良かったかな?


もし間違ってたら脳内補完お願いします
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/19(木) 19:07:38.41 ID:GSjySs8k0
一号は紫さんか
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/19(木) 23:04:49.94 ID:dHnOM+Eyo
言わんとしてる事はわかるから良いんじゃないか?
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/19(木) 23:05:50.15 ID:CNni16GMO

フラグ第一号って紫様とか妖夢とかかな?

自機組四人の勢揃いは壮観だけど、その自機勢をワンターンキルできる幽々子様も大概だよね
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/19(木) 23:26:52.29 ID:c/xBP5B30

BBAはすでに堕ちている
365 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:41:52.90 ID:JREyhL7E0


投下

366 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:42:20.01 ID:JREyhL7E0


第六話 「 『神の領域に達した仙人』VS『冥界の半人半霊』 」

367 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:43:00.38 ID:JREyhL7E0


妖夢「はぁぁぁぁぁァァァァァァァア!!」



上条「っ!!」






左からは『楼観剣』、右からは『白楼剣』が上条に迫る。上条は後ろに下がり『白楼剣』を避け、迫り来る『楼観剣』は『短剣』で防いだ。
この戦いは弾幕ごっこではない。命を賭けた戦いなのだが・・・・






上条「(何か俺って弾幕ごっこよりも、こういう戦いの方が多いよなぁ〜)」






上条は戦いとは全く無関係なことを考えて勝手に涙目になっていたが、妖夢の次の攻撃がやって来たので上条は意識を戦いに戻した。
今回は上条の本来の『力』である『幻想殺し』の出番は殆ど無い。何故かというと、妖夢は剣士であり今回は弾幕ごっこではない。
すると必然的に接近戦となり、妖夢は異能を使った接近攻撃を『あまり』して来ないのでこの戦いは、上条の新しい『力』が戦力となる。



『仙術』と『道術』を扱う程度の能力 ―――――――より正確には『仙道』の力を扱う程度の能力―――――――・・・・・が。
この能力は上条が『仙人』の師匠である『茨華仙』こと茨木華扇と、『邪仙』である『青娥娘々』こと霍青娥の修行により身につけたものだ。


簡単に説明すると『仙道』に関する力である『仙術』、『道術』、『方術』などを扱うことが出来るものでほかの術も使える。
だが『通常』の状態のときの上条では、『気膜』を使った『体術』や『神器』を使う『方術』、自らの身体を『神器』とする『道術』などしか扱えない。
そこでふと、上条は修行の合間に華扇に言われたことを思い出した。




368 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:44:14.09 ID:JREyhL7E0


上条「あの〜華扇師匠」



華扇「ん?モグモグ、ゴクッ・・・・どうしたの当麻?」



上条「俺は今、どれくらい『仙人』に近づいてるんですか?」



華扇「・・・・・・」



上条「気になったんですよ。師匠に修行をつけてもらいに行ってから、もう約半年。どれくらい成長したかなって」



華扇「・・・結果から言えば貴方はもう『仙人』の領域に達しているわ。多分、『仙道』の力のほとんどを使うことが出来るでしょう・・でも」



上条「でも?」



華扇「『体術』、『方術』、『道術』ぐらいしか『今』の貴方には使えない。それ以上の力を使う時、一時的に貴方は完全な『仙人』になれるでしょうね
   私達とは違う・・・・神の領域に立つほどの純粋な『仙人』に。いや・・・それはもう『仙人』と呼んで良いか分からないけれど」



上条「・・・・」



華扇「けど、今の貴方が一時的に完全な『仙人』になるとしたら一日ほど、反動で歩くことも出来なくなるわよ」



上条「・・・・わかりました」



華扇「そう・・・・なら修行の続きといきましょうか」



上条「はい!!」



青娥「あら、私のほうの修行もまだまだ終わってないわよ?」



華扇「貴女はまともに修行をつけないでしょう!?あと貴女の修行は当麻に悪影響を与えます!こちらとしてはやめてほしいのですが!!」プンプン ギュー



青娥「ふふ」ニヤニヤ



上条「師匠・・・き、きつ・・・」





まとめると、上条は大きな反動を受ける代わりに神の領域に近づく・・・もしくは立つことが出来るほどの『仙人』になれるということだ。





369 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:44:48.25 ID:JREyhL7E0




上条「(やっぱり妖夢さんは強い、だけどその中でも速いのがやっかいだ・・・瞬間的な速さだったら天狗の奴らより速いんじゃないか?)」



妖夢「それじゃあ、そろそろ・・・・本気で潰すとしましょうか!!!」






上条が考え事をしていると、妖夢は『楼観剣』を構えながら『白楼剣』を横にいる――――――――――――――――――――――


















370 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:45:14.79 ID:JREyhL7E0













もう一人の『妖夢』に渡した――――――――――――――――――――
















371 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:46:19.19 ID:JREyhL7E0



上条「なっ!?」






上条は驚愕しつつも、妖夢の周りを見た。そこには先程まで居た妖夢の半霊・・・妖夢の霊の部分がいない。
ということはあれは『半霊』なのか?・・・と上条は疑問に感じた。妖夢とは何回か模擬戦のようなものはしてきた上条だが、あれは見たことがない。
上条が起きたことをまとめ、考察していると妖夢と『妖夢』が襲い掛かってきた。






妖夢「はっ!!」



『妖夢』「ふっ!!」






妖夢は正面から、『妖夢』は上条の後ろに回り込んで攻撃を仕掛けてきた。






上条「(避けられ、る・・・・・かっ!?)」






今までの攻撃を避けることが出来たのは『楼観剣』と『白楼剣』の極端な長さの差のおかげというのが理由の一つだ。
長すぎる『楼観剣』は『短剣』で防ぐことが出来るし、短すぎる『白楼剣』は簡単に避けることが出来る。



妖夢がその二つを同時に扱うからこそ出来る避け方なのだが、それが二人となると話は別だ。
正面から二刀流で来るならば先程の避け方が出来るのだが、それぞれが一本の刀を持ってあらゆる方向から来るのならば
これほど避けるのが大変なものはない。




上条は『気』を練り上げ、全身に練り上げた『気』を巡らせた。
上条はまず先にリーチが長く、先に攻撃が来るであろう『楼観剣』を持つ妖夢のほうを対処することにした。
まずは『短剣』を『神器』にすることにより『方術』を発動させる。そして『神器』となり強化された『短剣』で『楼観剣』の一撃を受け止め、
妖夢ごと振り払い、次に『白楼剣』を持つ半霊の『妖夢』の対処に向かう。



『妖夢』は『白楼剣』をありえない速さで振り下ろしたがそれも『短剣』で防ぎ、『妖夢』に回し蹴りを入れ距離を離した
・・・が『妖夢』の姿は上条から受けたダメージにより、元の『半霊』に戻ってしまった。

372 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:47:10.23 ID:JREyhL7E0






妖夢「成長したんですね・・・・この3年の間にどれくらいの努力をしてきたんですか?」



上条「俺が強くなれたのは単純な努力と偶然が重なっただけです」



妖夢「そう・・・・・・・ねぇ、当麻君。そろそろお互いに他人行儀なしゃべり方はやめましょう」



上条「急にどうしたんですか?」



妖夢「なんとなく・・・・・・よ」



上条「・・・・・わかった。それじゃあ続けようぜ、妖夢さん」



妖夢「さん付けはやめないのね、当麻君」



上条「そっちこそ」






上条と妖夢はお互いに笑っていた。今は異変で、お互い敵同士だったが、二人の絆は変わらなかった。







妖夢「こっちも思ったよりダメージが大きいし・・・・・次で決着をつけるわよ」



上条「そうだな・・・こっちも早く足止めの役目を終わらせたいし」







上条と妖夢はそれぞれ構えた。上条は先程よりもさらに『気』を練り上げ、妖夢は『楼観剣』といつの間にか持っていた『白楼剣』を握り締めた。
二人の考えは一致していた・・・・「次で決める」・・・・・と。
そしてどこからか聞こえてきた小石が落ちたかのような音を合図に上条と妖夢は一斉に走った。




373 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:48:01.61 ID:JREyhL7E0






先程の戦法を使えば勝てる・・・・そう確信していた上条だが、その考えは外れた。
妖夢は『白楼剣』を上条に向けて『投げた』。





上条「っ!!!?」





まさか投げるとは予想すらしていなかった上条は咄嗟に避けたが・・・・それこそが妖夢の狙いだった。
上条が避けた瞬間に妖夢の『半霊』が回り込み、『妖夢』に変化し『白楼剣』を掴んで上条に攻撃を仕掛けた。
柄頭で攻撃しようとしたのは、たぶん上条が死なないようにするためだろう。
しかしそれを黙って受ける上条ではなかった。上条は正面から襲い掛かって来ている妖夢も気にせず、グルンッ!!と思いっきり後ろを振り返った。






『妖夢』「なっ!?」





上条の行動に思わず怯んでしまった『妖夢』の隙を上条は見逃さなかった。そしてその隙を突くように上条は右手で『妖夢』の鳩尾を殴り、
左手で『妖夢』の服の袖を掴み、そのまま振り返り妖夢に『妖夢』をぶつけた。






妖夢&『妖夢』「「 がっ・・・は!? 」」







『妖夢』は再び『半霊』へと戻り、妖夢は勢いよく後ろに吹っ飛んだがそれでも踏ん張った。ここで負けるわけにはいかない!!







そう思いながら、妖夢が顔を上げると――――――――――――――――――――――――――――――














374 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:48:47.12 ID:JREyhL7E0












そこには、拳を握り締めた右手を今にも振り下ろそうとしている上条が目の前にいた―――――――――――――――――――











375 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:49:27.95 ID:JREyhL7E0








妖夢「あ」



上条「俺の勝ちだ」









上条は少し微笑みながら、妖夢の顔面を殴り飛ばした。










376 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:50:05.70 ID:JREyhL7E0



妖夢「ん・・・」



上条「目は覚めたか?」



妖夢「あれ、当麻君?何でまだここにいるの?」







妖夢が目を覚ますと、そこには妖夢を殴り飛ばした上条がいた。
おかしい、戦いの最中の話だと戦い終わったら幽々子様の下に行く話だったのに・・・
妖夢が考えていると上条は妖夢の問いに答えた。







上条「ああ、幽々子さんがそう素直に異変を起こした理由を話すか分からないから、とりあえず妖夢さんに聞こうかと。
   ・・・・あの人、いやあの霊?なら普通に話すとは思うけど一応な」







どうやら上条は、この異変の首謀者である『亡霊』西行寺幽々子が理由をちゃんと話すかわからないので
一緒に異変を起こした妖夢に話を聞こうとしたらしい。妖夢は別に話さない理由はないので、正直に話すことにした。




377 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:50:40.63 ID:JREyhL7E0



妖夢「当麻君はわかるでしょ、『西行妖』」



上条「・・・・・・・ああ」







『西行妖』の名を聞いた上条の表情が少し暗くなったが、妖夢はそのことに気づかずに話を続けた。
『西行妖』とは冥界にある大きな妖怪桜だ。しかし何故か春になっても花は咲かないのだ。






妖夢「で、幽々子様はその『西行妖』を封印しているらしい『誰か』を復活させようとしてるのよ。たぶん好奇心でしょうけど
   それで『西行妖』の封印を解くためには『西行妖』を満開にすればいいと考えた幽々子様は『この世』の世界から『春』を集めたの。
   だから『この世』には春が訪れなかったの。それがこの異変の真相よ」




上条「なっ!!?」







上条は妖夢の説明を聞いて今までに無いくらいに驚き、さらに焦りも滲み出ていた。
だが、それは『この世』に春が訪れなかった理由・・・・が原因ではない。
幽々子が『西行妖』の封印を解こうとしていることに・・・・・だ。



378 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:52:22.91 ID:JREyhL7E0





上条「(・・・ヤバイ。もしも『西行妖』の封印が解かれたら幽々子さんがっ!!)」







上条は『西行妖』を見た。『西行妖』は遠く離れたここからでもよく見えるくらいに巨大な桜の木だ。
ここから見える分には、まだ花は付いていない。なら・・・・まだ間に合うはずだ!!






上条「妖夢さん!!」



妖夢「な、なに!?」



上条「妖夢さんにも、幽々子さんを止めるのを手伝ってほしいんだ!」



妖夢「いきなり何言ってるの!?」







上条の頼みに妖夢は混乱した。それはそうだろう、従者に主を裏切れと言っているのだから。
上条は焦っていたので、要点だけを妖夢に伝えた。







上条「理由は言えないが・・・・『西行妖』の封印が解かれちまうと、幽々子さんが・・」



妖夢「幽々子様が・・・?」







上条は右手の拳を握り締めながら、告げた。






379 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:53:08.84 ID:JREyhL7E0














上条「幽々子さんが『消える』」
















380 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:53:46.51 ID:JREyhL7E0






妖夢「は?」







妖夢は上条の告げた内容を理解するのに数十秒は掛かった。
このままでは幽々子が『消える』・・・・・それは妖夢にとって、絶対に訪れてほしくない未来だ。







妖夢「でも・・・・何で当麻君はそのことを知ってたの?」



上条「昔、紫さんから聞いたんだよ。幽々子さんのことを・・・色々とな」






紫は幽々子の古くからの親友だ。それも幽々子が生きていた頃からの。
上条はそんな紫に幽々子について色々聞いていたのだ。
そこで上条はふと、ある疑問を感じた。なぜ、親友である幽々子の危機に紫は何らかの行動を起こしていないのか。
それとも上条が気づいていないだけで、もう何かしらの行動は起こしているのか?
だが現時点で異変は進行中である。・・・・と、そこまで考えた上条だったがそこで考えるのを放棄した。







上条「(今はとにかく幽々子さんを止めよう。もしかしたら、霊夢達が幽々子さんの所へ辿り着いているかもしれない!!)」






上条は一旦落ち着くために、深呼吸をした。そして上条は妖夢に問いかけた・・・・







381 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:54:29.77 ID:JREyhL7E0




上条「どうする?このまま、この異変が終わるまでここに居るか。それとも、何も知らない幽々子さんを止めるために俺と一緒に行くか・・・あんたが決めろよ」






妖夢は黙っていた・・・・・が覚悟が決まったのか、無造作に地面に転がっていた『楼観剣』と『白楼剣』を拾った。







妖夢「行きましょう・・・・・・・・幽々子様が消えてしまう未来になんかさせない。そんなくだらない『結末』(げんそう)は私が切る!!」



上条「ああ!・・・・・この異変をつまらない『最悪な結末』(バットエンド)で終わらせてたまるか!」











上条は拳を握り締め、妖夢は二本の刀を鞘に戻しながら誓った―――――――――――――――











382 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:55:53.67 ID:JREyhL7E0













―――――――――――――――必ず幽々子を『救い』、『最高の結末』を掴む・・・・と。

















383 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 20:57:53.33 ID:JREyhL7E0




現在の登場人物情報





・上条当麻(博麗当麻)



・『仙人』モード(イシス)


『仙術』や『道術』などを扱う程度の能力(『仙道』の術を扱う程度の能力)をフルパワーで使うことにより、なることができる。
完全な『仙人』になると殆どの基礎能力(運動能力など)が妖怪以上に向上し、『仙道』の全ての『力』を使える。
使うと反動で一日動けない。ちなみにこの状態では碧眼(緑)






・茨木華扇(茨華仙)




・種族   仙人(?)



・能力   動物を導く程度の能力(?)
  
      動物の声を聞いたりすることができるが、それが仙人としての力なのかはわからない
      


・二つ名  片腕有角の仙人







・霍青娥(青娥娘々)




・種族   邪仙



・能力   壁をすり抜けられる程度の能力

      幽霊のように壁を通り抜ける能力ではなく、物理的に壁を切り抜いて穴を開ける能力である。
      しかし、柔らかい物で出来ている壁はすり抜けられない。
      能力使用には、髪に挿しているかんざしを使っている。



・二つ名  壁抜けの邪仙



384 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/22(日) 21:01:01.20 ID:JREyhL7E0


あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!


『俺は上条さんがボロボロになりながら妖夢と戦い、辛くも勝利する話を書いていたと思ったら、いつの間にか上条さんの無双回を書いていた』


な…何を言っているのかわからねーと思うが、


俺も何を書いていたのかわからなかった…


頭がどうにかなりそうだった…主人公補正だとか物語の都合だとか、


そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。


もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…(AA略






とりあえず、簡単に今回の回を説明すると・・・・
上条さんの新しい『力』の披露回であり、上条さんと妖夢の関係の進展回でした。
いや〜、今回は長いな!しかも慣れない地の文モドキだし(泣)



次も気長にお持ちください・・・てか次もちゃんと書けるかわかりませんが(地の文)
日常回とかになったら上条さんの心の中、戦闘などはある程度の地の文って感じですかね。






あ、あと短編ですが内容は・・・・



・咲夜さんへの種明かし(登場するのは、ほぼレミリアと咲夜のみ)


・上条さんの性活〜性欲処理に悩む上条さん編〜




の二つをそれぞれ別に投下する予定です・・・・何か案があったり、意見などがございましたらお願いします。
こんな話が見たいとかは・・・・>>1にそれを書ける力があれば採用するかも?
ちなみに二つ目は別にエロエロ〜って感じではありません。





質問やご要望、意見などご自由にどうぞ!





上条さんはあと四回ほどのパワーアップを残している・・・この意味がわかるな?



385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/22(日) 21:29:31.79 ID:SgMvQEWhO
上条さんはあと四回ほどのパワーアップを残している
おい





おい
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/22(日) 21:43:51.49 ID:Z06GD26DO
乙乙!
熱さ60%増しくらい(東方的に)
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/22(日) 21:45:42.35 ID:6w8HJmnxO

あと1回か2回そこらでパワーアップを止めておかないとただの上条さん無双になるぜ確実に
幻想殺しありの上条さんが仙人以上のレベルに達した時点で、原作の大抵の5面以下or未満のボスには相性勝ち出来ちゃうから
388 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/23(月) 06:46:13.71 ID:l+kco5ze0
>>387
ご意見ありがとうございます!
そこらへんはちゃんと考えています。
とりあえず周りのインフレ(違和感ないように) バンバン使えないようなデメリットを追加など
そこはご安心下さい。


二回のパワーアップは修行により、
三回ほどは『中の人』関連です。


まぁ、あきらかにパワーアップというよりは、
暴走の果てに・・・というのもありますけど。


簡単に言うと、パワーアップするのは
上条さんだけとは限らないし、
上条無双はあまりさせません。絶対






389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/23(月) 06:56:34.53 ID:6/riwN3DO
まぁ、何事もバランスだわな。物語ってのは
390 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/23(月) 07:48:18.77 ID:l+kco5ze0
>>383

書き忘れましたが、『仙人』モードの時は
『幻想殺し』は使えません。

これは他の時も同じです。
391 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/25(水) 22:48:58.99 ID:EggP31qw0

>>384でも言いましたが、
短編は>>1の思いついたネタを書いていきます

それで・・・
良かったらネタ提供してもらいませんか?


・・いやまぁ、自分で考えろって話ですけど。

本当に良かったら・・・・お願いします!


書けるか分かんないけど(ボソッ)
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/25(水) 22:51:36.38 ID:T+CT3DHG0
うーん、ベタだけど当麻について魔翌理沙と紫が霊夢に質問攻めとか?
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/25(水) 22:52:41.64 ID:Z0zEnS94O
幼少期の上条くんと妖夢さん
394 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:50:21.47 ID:F2SMFdMh0


投下

395 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:51:12.45 ID:F2SMFdMh0


第七話 「 『死』を司る亡霊少女 」

396 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:51:53.81 ID:F2SMFdMh0




上条と妖夢の戦いが終わったと同時刻―――――――――――――――






魔理沙「行・・・・っけぇぇぇぇ!!!」




「 イリュージョンレーザー 」




幽々子「遅いわよ♪」ヒラヒラ



魔理沙「なっ!?」



霊夢「魔理沙!!いちいち驚く暇があるなら畳み掛けなさい!!」



咲夜「・・・・キツいわね、この戦い」



アリス「・・・・・同感」






霊夢達はこの異変の首謀者と思われる人物・・・・西行寺幽々子と『西行妖』の前で『弾幕ごっこ』をしていた。
・・・・だが霊夢達、四人でも傷一つ付けられない。いや、幽々子は亡霊だから傷は一つも付かないか?



397 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:52:37.58 ID:F2SMFdMh0



魔理沙「だぁぁ、もう!!あいつ、殆どの攻撃を紙一重で避けてやがる!しかもすごく余裕そうな表情で!!!」





魔理沙は中々攻撃が当たらないことに苛立ってきたのか、愚痴を零し始めた。
すると幽々子は魔理沙を宥めるために優しい口調で話しかけた。





幽々子「まぁまぁ、落ち着いて?そんなんじゃあ気になる男性に嫌われるわよ?」



魔理沙「余計なお世話だ!!!」





しかし幽々子の言葉は逆に魔理沙の苛立ちを募らせただけだった。





幻符「殺人ドール」




咲夜「はぁぁぁァァァァァ!!」



幽々子「!?」





幽々子が魔理沙と会話をしている隙に咲夜は時を止め、近づき、時を動かすと同時にスペルカードを発動させたが・・・・



398 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:53:15.86 ID:F2SMFdMh0



幽々子「ふぅ、危ない危ない」ヒラッ



咲夜「くっ!!」





幽々子は巨大なナイフの弾幕にある『作らざるを得ない』わずかな隙間をまるで踊りを踊るかのように抜けた。
弾幕を全て避けきった後、幽々子は扇子を取り出し・・・・・告げた。





幽々子「それじゃあそろそろ・・・・・・『本気』で相手をしてあげるわ」



全員「「「「 っ!! 」」」」





 華霊「バタフライディルージョン」










脅威はやってくる・・・・・圧倒的な光と共に――――――――――







399 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:53:52.10 ID:F2SMFdMh0



上条「な、んだよ・・・・アレ」





俺は驚愕した、『西行妖』から見える圧倒的な光と弾幕の量に。
霊夢達は大丈夫なのか!?





妖夢「早くしないと・・・いくらあの『博麗の巫女』だからと言ったって、本気の幽々子様に勝てるとは思えないし」



上条「咲夜達も居るとはいえ安心はできないな。幽々子さんの能力を考えると特に」





幽々子さんの能力、主に死を操る程度の能力は文字通りあらゆる生物に問答無用で『死』を与える能力だ。
『死』の概念がないものや俺の『幻想殺し』などの『異能』が効かないもの以外には効き、能力で殺した生物を自分の支配下に置くこともできる。
はっきり言って『強い』という次元ではない。紫さんや霊夢、咲夜やフランなどのような『理不尽』なまでの力だ。
本気を出した霊夢達なら勝てると思うし、そこは信じてやるのがいいと思うが・・・正直心配だ。





上条「急ごう。こうしているうちにも『最悪な結末』(バットエンド)が近づいてるんだ」





俺がそう言うと、妖夢さんも頷く。
俺達は焦りを感じながら飛行速度をさらに上げて行った――――――――――――――






400 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:54:31.18 ID:F2SMFdMh0



 蒼符「博愛のオルレアン人形」


 霊符「夢想封印 集」


 恋符「マスタースパーク」




三つのスペルカードが宣言されると、霊夢は霊力の塊である光弾をいくつか発生させ、それと同時にアリスの周りには『人形』が展開され
魔理沙は『ミニ八卦炉』を構えた。
だが幽々子は笑みを浮かべながらその光景を見ていた。





アリス「はっ!!」





先に攻撃を仕掛けたのはアリス。展開した人形達から青い弾幕が放たれ青い弾幕は軌道を変えながら、色とりどりの弾に分裂した
しかし幽々子はやはり弾幕が当たるか当たらないかの位置で避けている。時折聴こえてくるガリガリッ!という音は弾幕が掠っていく音・・・
『グレイズ』だろう。幽々子はいままでの弾幕を全て『グレイズ』しながら避けているのは何かこだわりでもあるのか、ただの気まぐれか。





幽々子「そんなに無駄撃ちしてると貴女達・・・・・『負ける』わよ?」



霊夢「そんなこと分かってるわよ・・」



咲夜「っ」





幽々子が言っているのは弾幕ごっこのルールだ。弾幕ごっこは始める前に使用するスペカの枚数を宣言する
そして体力が尽きるか、宣言したスペカ全てを攻略された時点で『負け』となるのだ
この他にも細かいルールはあるが、それはまた別の機会に。
全員の残り枚数は、霊夢三枚、魔理沙二枚、咲夜二枚、アリス三枚、幽々子二枚。






401 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:55:12.00 ID:F2SMFdMh0



霊夢「魔理沙!!」



魔理沙「わかってる!」





魔理沙は『ミニ八卦炉』を幽々子に向け、『マスタースパーク』を放とうとした。
『マスタースパーク』の速度は光速。その射線上にいる者は逃げ切れない





幽々子「そんなに分かり易い構えじゃあ、避けてくださいと言ってるようなものよ」





幽々子はそう言うと『マスタースパーク』が放たれる直前に上へ上昇した。
ふと、魔理沙の方を見た幽々子はたしかに目撃した――――――――――――――











402 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:55:41.12 ID:F2SMFdMh0










――――――――――――――魔理沙が『引っかかった』と言わんばかりの笑みを浮かべているのを









403 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:56:30.49 ID:F2SMFdMh0



幽々子「っ!?」





その笑みに危機感を感じた幽々子は自分の周りを確認すると、
そこには幽々子を囲むように、霊夢の作った『霊力の塊』である光弾が迫っていた。





幽々子「(無理・・・かしらねぇ!!)」





苦虫を噛み潰したかのような顔をしながら、何とか避けようとした幽々子だがそんな努力も空しく
光り輝く弾幕が幽々子を包み込んだ――――――――――――――













霊夢「・・・・・倒せた?」



咲夜「どうかしらね」





霊夢は溜め息を吐きながら地面に座り込み呟いた。
咲夜もナイフを仕舞いながら霊夢の呟きに応え、アリスと魔理沙も自分の『武器』の損傷チェックをしていた。





魔理沙「大丈夫だとは思う。霊夢の弾幕を食らった幽々子が地面に落ちて行ったのを見たからな!」



アリス「良かった・・・・・此でこの異変は解決かしら?」



霊夢「う〜ん、そこは諦めたか首謀者に確認・・・」





霊夢がそう呟いた瞬間――――――――――――――










404 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:57:29.34 ID:F2SMFdMh0












幽々子「あらあら。勝手に終わらせてもらっちゃ困るんだけど?」









――――――――――――――幽々子が『無傷』のまま、スペルカードを取り出した









全員「「「「 っ!!!?? 」」」」






 幽曲「リポジトリ・オブ・ヒロカワ ‐神霊‐」






完全に油断していた霊夢達は幽々子の攻撃に完璧に反応できなかった。
咲夜は時を止めようとしたが・・・





幽々子「させると思う?」



咲夜「っ!!」





幽々子は一定の間隔の開いた弾幕を放つ。
その折り重なった弾幕はとある避け方をしなければ確実に被弾するようになっている
咲夜はその弾幕を見てそう判断し、幽々子の放った弾幕から離れるために後ろに下がった咲夜の背中に何かがぶつかった。



405 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:57:56.49 ID:F2SMFdMh0





咲夜「はぁ!?」



魔理沙「なっ!?お前は何で『時』を止めて逃げないんだ!?」



アリス「それが出来ない状況なんじゃないの!?」



霊夢「そんなことよりも今はこの状況を何とかするのが重要でしょうが!?」





なんと霊夢達は幽々子の弾幕に誘導され一箇所に集められた。
そして為す術もなく弾幕は無慈悲に霊夢達へと当た――――――――――――――――――――――――



















406 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:58:26.34 ID:F2SMFdMh0










―――――――――――――――――――――――――らなかった。










407 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 21:59:52.14 ID:F2SMFdMh0





パキィィィィィィンッッと、ガラスの割れ響くような音が響くと共に霊夢達に迫っていた弾幕は例外なく消され、
それに続くように、斬!!という音と同時に他の弾幕が切り裂かれた。





弾幕を消し去った者は、外の世界で言う『学生服』を着たツンツン頭の男だった。
その姿を見た霊夢は呆れ顔をし、咲夜と魔理沙は笑みを浮かべ、アリスは溜め息を吐いた。






霊夢「遅かったじゃない。そんなに手子摺ってたの?『義兄』さん」



上条「そっちこそ苦戦してたんじゃないか?『義妹』」





『義兄妹』は笑みを浮かべながら会話を交わした。






妖夢「ふう・・・・大丈夫?当麻君」



上条「ああ、ありがとな」



霊夢「何でアンタが!?・・・ってああそういうこと」



魔理沙「はぁ・・・またかよ」



上条「ちょっと待て。お前らは今どういう解釈をして納得したんだ!!?」





あらぬ誤解を受け誤解を解こうとした上条だが、そこで目的を思い出し幽々子の方を振り向いた。





408 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 22:00:28.07 ID:F2SMFdMh0





幽々子「三年ぶりかしら・・・当麻」



上条「ええ、お久しぶりです。幽々子さん」



幽々子「事情は知ってる?」





幽々子の言葉に上条は頷く





上条「妖夢さんから聞きました。俺は貴女を止めに来ました。異変だとかそんなのは関係なく、ただ純粋に」



幽々子「そう・・・・妖夢。なぜそちらに付いたかは私には分からないわ。けど、真面目で一生懸命に仕えてくれた貴女が裏切るということは・・・
    それだけの『理由』があるということでいい?」



妖夢「はい!私には貴女の敵になってでも貴女を止める『理由』ができました!!だから私は貴女を止めます・・・この『楼観剣』と『白楼剣』を使って!!!」





妖夢はそう言いながら、二本の刀を強く握り締めた。それに合わせるように上条は右拳を握り締め、霊夢達は再び仕舞っていた『武器』を取り出した。
その動作に応えるかのように、幽々子は扇子を広げた。








幽々子「さぁ、始めましょうか。この異変の・・・最後となる『弾幕ごっこ』を」






幽々子の宣言が合図となり・・・・『決戦』が始まった―――――――――――







409 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 22:00:57.84 ID:F2SMFdMh0



現在の登場人物紹介



西行寺幽々子



・種族    亡霊



・能力    主に死を操る程度の能力

       文字通り抵抗なく生物を殺す能力
       この能力によって殺された者の幽霊は幽々子の支配下に置かれる為、成仏することが出来ない
       不老不死や『生命』が無いもの、『幻想殺し』などの対異能アンチなどの効果があるものには効かない。



・二つ名   幽冥楼閣の亡霊少女


410 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/06/28(土) 22:01:32.23 ID:F2SMFdMh0


投下終了



今回は、幽々子様大活躍の回です。
そしてヒーローは遅れてくるもの・・・ですね。


あ、あと>>392>>393さん。ご意見ありがとうございます!!
とりあえず話を考えていますので、後になってしまいますが必ず書かせて頂きます!


パワーアップの件は前にも言っていますが、まとめると、最後までご覧ください・・・・ですかねぇ
はっきり言うとこれからも見ていってください、お願いします。


下ネタは・・・・(ある程度は)過剰じゃないものにするし大丈夫か!!



質問やご要望、意見などご自由にどうぞ!


411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/29(日) 08:09:32.79 ID:Hst+15MYO
412 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/06/29(日) 08:18:59.35 ID:67gKw1hR0

そう言えば、溜め息を吐く・・・ではなく
溜め息をつく、が正しいらしいですね
脳内変換お願いします。


もっと国語力を身に付けないと・・・
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/29(日) 11:48:13.66 ID:XPC8A/hBO
これは期待
414 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:39:50.01 ID:+gLjDKso0


投下

415 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:40:18.79 ID:+gLjDKso0


最終話 「 『愚者』は異変に『終焉』を与える 」

416 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:41:05.79 ID:+gLjDKso0





上条「オラァ!!!」パキィン



妖夢「はぁ!!」



霊夢「ふっ!!」





迫り来る幽々子の弾幕を、上条は『幻想殺し』で打ち消しながら進み、霊夢達は避けながら弾幕を放つ。
一方、幽々子は霊夢達の弾幕を避けたり自分の弾幕をぶつけ、相殺させながら対処していた。





幽々子「コレが最後のスペルカード・・・・乗り越えてみなさい!!」





幽々子は言いながらスペルカードを取り出す。幽々子の発言と動作を見た上条達は攻撃に備えた。



417 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:42:09.10 ID:+gLjDKso0





 桜符「完全なる墨染の桜 ‐開花‐」





幽々子が宣言すると、幽々子の背後に幽々子よりも大きい『扇』のようなものが現れ、そこから数え切れないほどの大玉が発射された。
霊夢達は大玉と大玉の間にある僅かな隙間を掻い潜ったが、即座に反応仕切れなかった上条は真っ正面から大玉を受け止める
だが大玉の威力は凄まじく、なかなか打ち消すことができない。打ち消し切れたとしても次の大玉がやってくる。
襲い掛かる大玉を打ち消していると、上条の横から蝶のような弾とそれよりも小さい弾が迫ってきた。
何とか大玉の軌道を逸らし、蝶々弾と米粒弾を打ち消そうとしたが、それよりも速く上条の全身に大量の弾が叩きつけられた。





上条「ごっ・・・がぁぁぁぁァァァァァァァア!!」





上条は数十メートルほどの距離をノーバウンドで飛ばされた後、地面をゴロゴロと転がった。





咲夜「当麻!!」



上条「俺に構うな!それよりも早く幽々子さんを!!」





上条は体勢を立て直しながら、こちらに向かおうとする咲夜を声で制した。
咲夜は少し立ち止まった後、すぐに幽々子へ弾幕を放った。





418 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:42:37.98 ID:+gLjDKso0




霊夢「相手はあの一枚で終わり・・・一気に畳み掛けるわよ!!!」





霊夢のスペルカードを取り出しながら幽々子に向かう。それに続くように魔理沙達もスペルカードを取り出し、宣言する。





 霊符「夢想封印 散」



 恋符「ノンディレクショナルレーザー」



 時符「パーフェクトスクウェア」



 咒詛「首吊り蓬莱人形」



 天上剣「天人の五衰」






「「「「「 はぁぁぁぁぁぁァァァァァ!! 」」」」」





幽々子「来なさい!」





そして色とりどりの弾幕が同時に衝突した――――――――――――――――








419 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:43:17.48 ID:+gLjDKso0








上条「さぁ、どうしようか・・・」





上条は霊夢達と幽々子の戦いを遠く飛ばされた位置から見ていた。
何故戦いに参加しないのかというと、まず彼女らが先程よりも高い位置で戦っているために『幻想殺し』で戦うことが出来ない。
だからと言って、『今』使える仙術や道術などの力で向かったとしても、味方の弾幕と敵の弾幕に挟まれて逆に味方の邪魔にしかならない。
そこまで考えた上条はある手段へ必然的に辿り着く。



『仙人』モード。その『力』を使えばこの状況も何とかなるだろう・・・・反動などのデメリットはあるが。
しかしそんなことは言っていられない。ここで使わなければ一体何のために血の滲むような修行の日々を乗り越えたのか、その意味を見失ってしまう。
上条は弾幕ごっこをしている霊夢達や幽々子を見る。
彼女達は必死にこの異変を止めようとし、幽々子は自分の目的を果たした後に起こることを知らず、無自覚に『消滅』への道を突き進んでいる。





上条はそっと瞼を閉じ・・・・思考の海へ沈む。自分の想いや考えをまとめ、決意を固める。





上条「さぁ・・・決着を付けに行くとしますか!!」





上条はそう言いながら閉じていた瞼を開く。










その目は、光り輝く緑色の碧眼だった――――――――――――――――――――――









420 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:44:32.92 ID:+gLjDKso0



アリス「がっ・・・はっ!」



魔理沙「アリス!!」



霊夢「くっ!」



妖夢「っ!!・・・ま、だ、まだぁぁぁぁァァァァァ!!」





アリスがやられ、魔理沙は叫ぶが助けに行くことができない。
一瞬でも隙を見せてしまった瞬間にやられる・・・・そんな状況だ。
現在の全員の残りスペルカード数は、霊夢二枚、魔理沙一枚、咲夜一枚、妖夢二枚、アリス零枚、幽々子は現在発動しているもので最後だ。





霊夢「(きっ・・・ついわねぇ、ホント!!)」





霊夢は心の中で舌打ちをしながら、愚痴を呟く。
だが、そんなことをのんびりと考えている時間もなく追撃がやってくる。





魔理沙「っ!?ヤバ・・・」





魔理沙の慌てたような声を聞き、霊夢は魔理沙のほうを振り向くと、体勢が少し崩れている魔理沙に向かって無数の小さな弾幕が迫っていた。
何とか魔理沙に迫っている弾幕を打ち落とそうとするが、自分に襲い掛かる弾幕への対処に追われすることが出来ない。
咲夜達に任せようとしたが、咲夜達も霊夢と同じような状況だった。





霊夢「魔理沙ぁぁぁぁァァァァァ!!」





そして魔理沙に大量の弾幕が襲い掛か―――――――――――――――――











421 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:45:09.51 ID:+gLjDKso0



















――――――――――――――――――――らなかった。



















422 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:46:07.64 ID:+gLjDKso0





轟!!!と突然現れた『光線』が魔理沙に迫っていた弾幕・・・だけではなく、咲夜達に襲い掛かっていた弾幕ごと薙ぎ払って行った。
突然現れ、弾幕を蹴散らしていった『光線』を見て、しばらく惚けていた霊夢達だがすぐに『光線』が飛んできた方向を見るとそこには・・・





上条「大丈夫か?」





緑色に輝く碧眼をした、上条・・・いや、博麗当麻が空に『立っていた』





霊夢「どうしたの、その目?」





霊夢は上条に尋ねる。先程まで普通の目だった『義兄』の目が突然、碧眼に変わっていれば誰だって疑問に思うだろう。
対して特に気にしない様で上条は答える。





上条「ああ、何か『仙人』になると『こうなる』っぽいな」



霊夢「『仙人』ねぇ・・・」





霊夢が何か考え始めたが、上条は気にすることなく幽々子の方を向く。





上条「幽々子さん・・・・・・決着を付けましょう。この『弾幕ごっこ』に、この『異変』に!!!」



幽々子「・・・・いいわ。コレが本当に最後の『戦い』よ!!」







『神の領域に到達した仙人』と『死を操る亡霊』の最終決戦が始まる―――――――――――――――







423 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:47:25.51 ID:+gLjDKso0







上条の起こした行動は単純だった。それは・・・





上条「おおぉぉぉぉォォォォォォォォオ!!!」



幽々子「っ!!?」







・・・ただの特攻だった。





幽々子「(何を考えているのかは分からないけど・・・・突っ込んでくるのなら好都合!!)」





幽々子はそう考えながら、上条に弾幕を放つ。
今、他の『異能の力』を使っている上条には『幻想殺し』は使えない・・特攻を仕掛けてきている今ならやれる!!
だが幽々子はそこまで考えてから、ふとある疑問を感じた。








なら一体あの『光線』はどこからやって来た?







上条「はぁぁぁぁ!!!!」









そして上条は、何もない空間から作り出した巨大な『剣』で迫っていた弾幕を全て切り刻んだ後、『剣』を幽々子に向かって投げた。





424 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:48:18.63 ID:+gLjDKso0






幽々子「っ!!」





幽々子は飛来してくる『剣』を避け、上条との距離を広げながら弾幕を放つ。
上条はいくつもの弾幕を浴び続けるが、そのまま特攻を続ける。





幽々子「今のは何かしら?」





幽々子は弾幕を放ちながら、上条に問いかけた。
対する上条もつらい表情を浮かべながらも幽々子の問いに答えた。





上条「あれは仙道の術の中でも結構難しい術で、『具現化』って言うんですよ・・・簡単に言うと『無』から対象を作り出す術です。
   自分の『気膜』の範囲内の空間から『有』を作り出すことが出来ます。まぁ、作り出すのも維持するのも大変ですけど。
   最終的には何もない場所から山を作り出したり、『世界』そのものを複製したり・・・とかが出来ますかね。
   ちなみにあの『光線』は魔理沙の『マスタースパーク』を再現してみました」






上条はさらっと言ったが、霊夢達や幽々子からしてみればとてつもない『力』だ。いったいどれほどの努力をすればここまでの領域まで達することができるのだろう
だがその説明をしている内にも、上条は幽々子に迫っていた。上条の体は傷だらけでもうボロボロだったが、それでも突き進んできた。






幽々子「はぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァ!!」





そう言いながら幽々子はいままでとは比べものにならないほどの弾幕を放った。





上条「がっあぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァアアッ!!」







ビキビキビキボキボキゴギゴギゴキッッッ!!!と骨にヒビが入るような、筋肉の繊維が引きちぎれるような音が上条の中から響き渡る。
それでも上条は進むのを止めない・・・骨が折れれば『気』を巡らせて無理矢理くっつけた、筋肉が引きちぎれたのなら『気』で補った。







425 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:51:03.23 ID:+gLjDKso0






幽々子「っ!?止めなさい!!そうしないと貴方の体が!!」







幽々子は自分の体を顧みず、自分を止めようとする上条の行動に弾幕を撃つ行為を止めた。
そしてボロボロの上条はそのまま、幽々子の体に抱きつくようにぶつかる。




幽々子「と・・・・うま」



上条「あはははっ・・・・俺の、俺達の勝ち、です・・・幽々・・・子・・・さん」






幽々子の名を呟きながら、上条は眠るように気絶した。
















426 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:51:48.95 ID:+gLjDKso0













上条「うう・・・まだちょっと痛てぇ・・・・・・」



霊夢「はぁ、何で突っ込んでいったのよ。他にも方法なんていくらでもあったのに」



上条「あっちの方が早く異変を終わらせられると思ってな。別に戦闘中のダメージは『仙人』の力で何とかなるし」



霊夢「戦闘中『は』・・・でしょう?」



上条「あはは・・・」






『春雪異変』と名付けられたあの異変から三週間が経った。俺が気絶した後、幽々子さんはどうやら『西行妖』の封印を解くことは諦めてくれたらしい。
気絶した俺はそのまま博麗神社まで運ばれた、が目が覚めた後もそのまま一週間ほどは布団から出ることが出来なかった。
その間は指一本すら動かすことが出来ず、殆どの世話は霊夢がやってくれた。出来る『義妹』がいると本当に助かる。



他にあった出来事は、幽明結界という『現世』と『冥界』の境にある結界の修理に関して霊夢達と紫さん達の間で一悶着あったことぐらいだろうか?
結局、幽明結界の修理はなされず『現世』と『冥界』の境界線は薄くなり幽霊が現れやすくなったらしい。



そして今回は博麗神社で宴会をすることとなったらしい。俺も丁度リハビリが終わった所だったので好都合だった。
実にタイミングがいい・・・・まさか俺が回復するのを待っていてくれたのか?





霊夢「さ、宴会はもうとっくに始まってるから早く行くわよ」



上条「分かった」





俺はそう言いながら霊夢の後ろに付いて行く。宴会場に着くとこの『異変』に直接関わった者や間接的に関わった者、さらに関わっていない者などが酒や料理を食いながら騒いでいた・・
と、辺りを見回すと木の下に幽々子さんや妖夢さん、さらに紫さんや紫さんの『式神』である八雲藍さん、その『式神』の橙がいた。
藍さんは、『九尾の狐』に憑く紫の『式神』で相当の実力者だ。で、藍さんの隣にいる橙は藍さんの使役する『式神』で化け猫に憑いている。
俺が考えていると、こちらに気づいた藍さんが挨拶をしにきた。





427 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:53:36.30 ID:+gLjDKso0




藍「おお!久しぶりだな当麻!!」



上条「お久しぶりです藍さん」



橙「久しぶりだねとうま!!」



上条「ああ、久しぶり橙」





俺は藍さんや紫さんなどに挨拶をしながら、幽々子さんの隣に座った。





幽々子「ごめんなさいね・・・目的を果たすためとはいえ」





幽々子さんはそう言いながら、表情を暗くした。





上条「だ、大丈夫ですよ!!俺が怪我したのは俺の修行不足なだけですし、しなくてもいいことを勝手にして怪我しただけですから!!」





俺は幽々子さんの悲しげな表情を何とか明るいものに変えようとした。
そんな俺の考えが分かったのか分からないが、幽々子さんは笑ってくれた。



428 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:54:18.19 ID:+gLjDKso0



幽々子「ふふふ、そんなに必死にならなくてもいいわよ?でも本当にゴメンなさい・・・・これだけは言わせて頂戴」



上条「・・・こちらこそすみません。他にも手段があったはずなのに、幽々子さんに心配を掛けるような行動をしてしまって」





俺達はお互いに謝った。これで気に掛けることは何一つ無く、宴会をすることが出来る。





幽々子「そういえば当麻と紫達はしばらく会ってなかったのよね」



紫「ええ」





幽々子さんはいきなりそんなことを言い出した。たしか最後に紫さん達と会ったのは・・・・四年ほど前か?
紫さんの下で、修行を終えてからそれくらいたったのか・・・あの頃は大変だったなぁ、と懐かしい気分になった。





幽々子「妖夢。行くわよ」



妖夢「わ、分かりました」





幽々子さんはそう言いながら、妖夢さんを連れて霊夢達のほうに行った。
久しぶりに会ったのだから、ゆっくりといろんな事を話しておきなさい・・・ということか?
その気遣いに俺は心から幽々子さんに感謝しながら、俺は紫さんに話しかけた。




429 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:55:06.38 ID:+gLjDKso0




上条「紫さん。何で俺達にこの『異変』を解決させたんですか?」





俺は紫さんに尋ねる。今までの『異変』だったら、たしかに俺達が解決するだけで問題は無いし、俺達が『失敗』しても取り返しの付くものが多い。
けれど今回の『異変』は達成されれば、紫さんの親友である幽々子さんが『消滅』してしまうかもしれない事態だったのだ。





紫「確かに今回の『異変』は、幽々子の消滅という結末があったかもしれない危機的なものでした。けれど『博麗の巫女』や強力な味方・・・・
  何よりも当麻がいたのだから大丈夫だと判断をしたのよ」





紫さんは日本酒(?)を飲みながら答える・・・・が





上条「・・・・・本当は冬眠中に異変が起きていて知らないうちに解決してたから、
   適当に理由を並べてあたかも全部を知っていて、だからあなた達に任せたのよ的なことを言ってるんじゃないんですか」





俺が睨み付けながら言うと、紫さんは汗を掻き始める。もしかして図星?





紫「あはは・・・・何を言っているのかしら?そんなことは決してありませんわ」





・・・・冷静に言っているように見える紫さんだが、目が微妙に泳いでるし、杯を持つ手が少し震えている。
動揺し過ぎでしょう・・・紫さん。






430 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:56:50.30 ID:+gLjDKso0






上条「別に怒ってなんかいませんよ。今回の異変も『最高の結末』(ハッピーエンド)で幕を閉じることも出来ましたし」



紫「本当に『西行妖』の封印が解かれなくて良かったわ。あれの封印が解かれて、中にいる『幽々子の亡骸』が生き返ってしまったら・・・」





紫さんはそこまで言って、黙り込んでしまった。
『西行妖』は幽々子の父・・・『歌聖』を始めとした様々な人間の精気を吸った強大な『妖怪桜』だ。
その『妖怪桜』を封印しているものの正体は『幽々子さんの亡骸』である。もしも『西行妖』の封印が解かれ、『幽々子さんの亡骸』が復活してしまう。
だが死者を復活させること・・・・『反魂』は不安定で、もし幽々子さんの『亡骸』が復活しても、千年の時の流れによって再び死んでしまう。
それと同時に『亡霊』である幽々子さんは、『人間』の幽々子さんの死と共に『消滅』してしまうだろう。





上条「大丈夫ですよ・・・・そんなことは俺がさせません。またこんな事態になったのなら俺が止めます。俺の『全力』をもって、必ず」



紫「ええ・・・・・信じているわ。貴方なら出来る」



上条「・・・・・ありがとうございます」






俺はこれからも『真実』を隠し続ける。それが『幸せで平凡な日常』を守り続けることができる手段だと信じて。
紫さんも協力してくれる。これまでも、これからも。
そしてこれだけはハッキリと言える・・・・・・・・・








西行寺幽々子が『西行妖』に眠る者の正体を知ることも、『西行妖』の満開を見ることも決してないと―――――――――――――――









431 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 20:57:46.02 ID:+gLjDKso0



『春雪異変』編  END


432 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 21:00:01.59 ID:+gLjDKso0



現在の登場人物紹介





八雲紫



・『境界』を操る妖怪の賢者。上条を幻想郷に招いた人物。よく眠る。上条にとっては『母』のようであり『姉』のようである『家族』
  

・二つ名  神隠しの主犯





八雲藍



・種族   妖獣(九尾の狐)


・能力   式神を操る程度の能力

      式神の身でありながら、強い妖怪の特権である式神の行使が出来る。


・二つ名  すきま妖怪の式


・八雲紫の『式神』であり、最強の妖獣。上条にとっては頼りになる『姉』その一。








・種族   妖獣(化け猫)


・能力   妖術を扱う程度の能力(式神憑依時) 

      簡単な妖術を扱う事が出来る。しかし妖術と言っても手品の類に近い。



      人を驚かす程度の能力(化け猫時)

      化け猫の状態になると、噛み付きや引っ掻き等の原始的な行動しか取らなくなる
      この能力にちゃんとした効果があるのかは不明


・二つ名  凶兆の黒猫


・八雲藍の『式神』。水に濡れると式神が剥がれて単なる化け猫に戻ってしまう。よく遊んでいた上条に懐いている(友達のような仲)


433 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/03(木) 21:01:02.90 ID:+gLjDKso0



投下終了



『春雪異変』編、どうだったでしょうか。
キャラをしっかり動かせられているか、不安でした。(特に幽々子様と上条さんとアリス)
まぁ、咲夜さんは・・・・次回で一気にキャラ崩壊させるし良いか!!(白目)


戦闘シーンは大丈夫だったかな。ノルマは達成したし(上条さんがボロボロなのがノルマ)


文章は・・・これからですよ、上手くなるのは!!(泣)



まぁ、こんな>>1ですがこれからもよろしくお願いします。



質問やご要望、意見などご自由にどうぞ!




あと短編は早めに投下できるかも(明日・・・・いや早くて明後日までには多分)


434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/03(木) 21:03:04.12 ID:LhHbhoSjO

ちょいポンコツ気味な紫様がたまらなく可愛い
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/03(木) 21:29:52.30 ID:h2US04tPo
乙です
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/03(木) 21:45:45.01 ID:pntt7hAHO
乙乙、相変わらず違和感が幻想入りしてるぜ
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/04(金) 09:06:00.22 ID:t0fRQZODO

上条さんが派手な戦闘をなさるとは
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/04(金) 20:19:31.98 ID:mBOeEymW0
???「その根性を称えるぞ!」
439 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/04(金) 23:46:54.42 ID:bkh6qORB0


投下

440 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/04(金) 23:48:29.55 ID:bkh6qORB0


短編 「 『純粋な恋』?いいえ『変態的な愛(?)』です 」

441 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/04(金) 23:49:06.86 ID:bkh6qORB0



レミリア「なぁ、咲夜?」



咲夜「どうなされましたか、お嬢様?」





最近起きた『異変』の解決記念の宴会から三日が経ち、今は平和な日々が続いている。
そんなある日、私は紅茶をティーカップに注ぐ咲夜に『あること』を尋ねた。





レミリア「ほら、この前の『異変』の解決へ向かう前に・・・・とうまが咲夜に・・その」



咲夜「大丈夫です」



レミリア「へっ?」





私は『あの件』―――――――私がとうまに入れ知恵をし、咲夜へ愛の告白紛いのことをさせた――――――について咲夜に謝ろうとしたが、
咲夜は謝ろうとする私の声を遮るように、言った。
私は思わず呆けてしまった。





442 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/04(金) 23:51:38.27 ID:bkh6qORB0



咲夜「分かってますよ。当麻があんなことを言うはずがありません。
   あと、あの『告白紛いの説得』の前にお嬢様と当麻が話していたのは分かっていましたし」



レミリア「そ、そうなの?」



咲夜「はい」





どうやらあの『説得』のことは、ばれていたらしい。あれ?でも・・・・





レミリア「な、なら咲夜。貴方は別にとうまのことは好きではないってこと?もちろん恋愛的な意味で」





私がそう聞くと、咲夜は笑みを浮かべながら答えた。





咲夜「私はとうまのこと・・・好きですよ。この言葉をどう受け取るかはお嬢様次第ですけど」



レミリア「・・・・そう」





私はそれ以上聞こうとはしなかった。それは何か咲夜に失礼な気がしたから。
そして私は咲夜の注いだ紅茶を飲もうと思い、ティーカップを手に取ろうとしたそのとき・・・ある疑問に思っていたことを思い出した。



443 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/04(金) 23:53:09.90 ID:bkh6qORB0



レミリア「そういえば・・・・最近、紅魔館の資金が異様に早く無くなっている事について聞きたいんだけど」



咲夜「っ!?・・・・そ、そうなんですか!?そ、それはいけませんね!早く何とかしないと!!」





紅魔館の資金について相談しようとした瞬間、咲夜がいきなり動揺し始めた。
まさか・・・・・





レミリア「咲夜・・・・怒らないから正直に言いなさい。何に紅魔館の大切な資金を使ったの?」





私が優しく言うと、咲夜はショボーンという擬音語が付きそうなほどに落ち込んだ様子になった。





咲夜「うぅ・・・・すみませんお嬢様。全てをお話致します」





咲夜がそう言った次の瞬間、咲夜は大量の『写真』と何かの『人形』・・・ぬいぐるみを持っていた。
多分、咲夜は『能力』を使い『時』を止めて写真とぬいぐるみを持ってきたのだろう。





レミリア「さ、咲夜?それは何かしら?」





私がそう尋ねると、咲夜は説明を始めた。


444 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/04(金) 23:54:03.17 ID:bkh6qORB0



咲夜「はい。これは新聞を配っている『天狗』から買った当麻の秘蔵写真で、
   このぬいぐるみはこの前の『異変』の時に知り合った人形使いの『魔法使い』と『お話』して何とか譲ってもらえた当麻人形です!!!」





咲夜はそういいながら、私の目の前にあるテーブルへとうまのぬいぐるみを置き、今度はとうまの秘蔵写真(咲夜談)を見せてきた。
その写真は全てとうまの視線が向いている方向とカメラの位置がまったく違う・・ということはこの写真全部・・・・・盗撮?





咲夜「この写真は当麻が買い物をしているところで、この写真は当麻が道端で転んで涙目になっているところです!!あ、あと他にもこれは・・・・・・」



レミリア「・・・・・」





・・・・・もう話についていけなかった。この調子じゃあ、咲夜は行くところまで行ってしまうかもしれない。
そうなったらとうまは・・・・とそこまで考えた私は一つの結論へと至った。














445 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/04(金) 23:54:45.64 ID:bkh6qORB0

















レミリア「(・・・・・・・・・・・・・・・・私、知〜〜〜らないっと)」





もうほっとく事に決めました。














446 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/04(金) 23:55:56.78 ID:bkh6qORB0


投下終了



はい、今回は咲夜さんのキャラ崩壊を目指しました(白目)
ある程度は原作に忠実に・・・といってもちょっと好き勝手しても『多少』は大丈夫だろうと言う結論に至ったためこういう結果になりました。



次も早めに投下できます。頑張って明日までに投下できるようにしたいなぁ。


447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 01:09:20.47 ID:tjps6kZDo
咲夜さんヤンデレ化不可避
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 08:59:38.79 ID:ZW/REcTvo
乙です
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 10:13:47.93 ID:OzqX5eWYO

咲夜さん…
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 12:38:25.77 ID:JP/vbGyDO
レミリアさんよ。現実逃避はいいけど、お金の問題はどうするんで?
451 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/05(土) 20:42:37.20 ID:HFHqosvV0


投下

452 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/05(土) 20:43:21.25 ID:HFHqosvV0


短編その二 「 上条当麻の性活 」

453 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/05(土) 20:44:46.10 ID:HFHqosvV0



上条「・・・・・・・さぁ、どうしようか」






下品な話になって済まない。俺は今、下半身の『ある部分』が元気になっている。
普通なら皆それぞれの春画などを使い、『処理』をすることだろう。
しかし俺はそれが出来ない。その理由は春画が無いからだ。



前は春画を持っていて、それを使い『処理』をしていた・・・・が、
ある日隠していた春画が霊夢に見つかり、目の前でじっくりと内容を目の前で確認されるという、
俺にとっては『丸一日中パチュリーによる実験の実験台の刑』に等しい苦痛を味わった。・・・いやあっちの方が辛いか?
・・・そして霊夢は全ての春画を確認し終わった後、こう告げた。






霊夢「巫女ものや妹、もしくは『義妹』ものじゃないから却下」






霊夢はその発言と同時に俺が必死に集めた春画達を、無表情で破り捨てた。
当然俺は・・・・






上条「嫌ぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァ!!!」






と、悲痛の叫びを上げながら( orz )の姿勢になった。
あれは本当にきつかった。精神的に。
春画を持たない今、何で『処理』をしようか・・・・妄想は・・・いや俺にそこまでの『妄想力』はない。
やはり春画に代わる何かが無ければ・・・・・・とそこまで考えていた俺はふと、あることを思い出した。




454 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/05(土) 20:46:09.80 ID:HFHqosvV0





上条「(そういえば霊夢がくれた『封筒』の中身・・・・確認してなかったな)」





霊夢が俺の春画達を破り捨てたあの事件の後、





霊夢「その・・・しょ、『処理』するのに困ったら・・・こ、これ使って!!」








そう言いながら霊夢がくれた『封筒』・・・使うならまさに今この時じゃないか!!!
そう考えた俺は物入れに入れていた『封筒』を取り出し、封を解いた。
すると中から数枚の写真が出てきた。その写真は―――――――――――――――――――――

















455 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/05(土) 20:48:46.49 ID:HFHqosvV0











――――――――――――――――――――妖艶な雰囲気を醸し出す霊夢が写っていた











456 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/05(土) 20:50:31.36 ID:HFHqosvV0






上条「ぶっ!?・・・げほっげほ、ゴホッ・・・ッッ!!?」





俺は驚きのあまり咳き込んでしまった。何やってんだあいつ!?
だがこんなことは霊夢一人で出来ることではない。写真ということは『河童』か『天狗』の誰かが協力したに違いない。
何故そう考えたかというと、まず霊夢は写真を撮るため機械・・・『カメラ』を持っていない。
というかこの幻想郷で『カメラ』を持つ者など限られている。



『カメラ』を持っていると考えられるのは、機械に関してはこの幻想郷で右に出る者はいないと言われる『河童』達、
そして高度な社会を築いており、『外の世界』に近い暮らしをしていると言われる『天狗』達だ。



俺は『河童』と『天狗』の両方に知り合いがいるが俺の知り合いの『河童』は多分そんなことはしないだろうし、
まず霊夢と俺の知り合いの『河童』・・・河城にとりは知り合いではなかったはずだ。
で、『天狗』の方は・・・・こういうことをしそうな『天狗』(ヤツ)が一人いる。



『文々。新聞』という新聞を配っている『鴉天狗』射命丸文だ。
他の知り合いの、『花果子念報』という新聞を書いている、射命丸の同業者の姫海棠はたては引きこもりだし、
『白狼天狗』の犬走椛は、たしか俺を訪ねてきた時に霊夢と知り合ったらしいがこういうことをする奴では断じて無い。





457 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/05(土) 20:53:10.67 ID:HFHqosvV0




というわけで、多分だが射命丸が撮影したのだろう。
俺は何とか霊夢の写る写真を見ようとしたが、長く直視することが出来ない。
少しだけ見て確認できたことは、霊夢は嫌々やっているわけでは無さそうだ。
ちゃんと確認するため、写真に目を向けたが・・・・・正直ヤバイ。
巫女服をはだけさせていて、『大切な部分』が見えそうで見えない・・・・そんな所が俺の『性欲』を掻き立てる。
そこまで考えていた俺はある疑問を感じた。





上条「(あれ?霊夢って・・・・結構胸あったんだ)」





まぁ、一緒に風呂に入っていたのだって結構前の事だしそういう『部分』がどれくらい成長しているかは知らないのは当然だが、
霊夢は着痩せするタイプなのかねぇ〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





上条「(はっ!!だ、駄目だ・・・それ以上考えたら!!!)」





だがそこまで考えてしまったらもう遅い。俺の『アソコ』がさらに元気になってしまった。
ヤバイヤバイ!!!このままじゃあ、霊夢の写真で『処理』してしまう!!
俺は焦った・・・・・確かに今『処理』してしまったほうが楽だ。だがその後の罪悪感やら何やらが襲い掛かってくるだろうし、
何よりも大切な『義妹』で『処理』なんてしたくない!!!!





上条「(・・・・・・・・・やめよう)」






俺は写真を封筒に入れ、封筒を物入れに仕舞い、俺は眠りに就いた。
















・・・・・・・・・・・・・・・下半身の『アソコ』を元気にしながら。











458 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/05(土) 20:54:38.78 ID:HFHqosvV0


投下終了




とりあえずすいません。今回はすごい下い話になってしまいましたね。お許しください!!
春画を無表情で破り捨てる霊夢と、それを目の前でされて悲しみに暮れる上条さんを書きたくて今回の話を書きました。



次は何を書こうか・・・



というか本編書いてる時よりも、スムーズに書けてるなぁ〜(短編とか番外編)



459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 20:55:36.45 ID:LXagVdj/O


こんなに上条さんの秘蔵の写真を撮りためたり、霊夢に協力ているってことは、もしかしてあややもとっくの昔に…
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 20:56:40.29 ID:YwZDbF4/o
乙乙
これはwwwwwwひどいwwwwwwwwwwww
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 21:06:01.61 ID:ZW/REcTvo
乙です
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/05(土) 21:07:54.56 ID:CBXJRTYs0

「この時点で、妹に手をださないとかおかしい」
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/05(土) 21:26:59.08 ID:ibF/uiG50
そこら辺の並みの男だったら「こんなもの用意するってのはそう言う事なんだよな?!」とかいって若さに任せちゃう所だろうな
え、若くない人だったら……?知らんけど、そこらの女性でも誘ってなんやかんやするんでないの
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 21:36:18.98 ID:JP/vbGyDO

上条さんみたいな人に限って、恋人最有力候補は町娘Aさんとかだったりするんだろうなww
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/05(土) 21:46:06.58 ID:vcoiraS9O

そんなことしたら妖怪や、そこらの化け物たちがヤンデレ化待ったなしですわ
466 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/06(日) 16:28:55.17 ID:eG/+NVpN0


投下

467 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/06(日) 16:30:07.27 ID:eG/+NVpN0


番外編 『 東方交差録 』編



第一話 「 『上条当麻』は二度、幻想入りをする 」

468 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/06(日) 16:31:11.02 ID:eG/+NVpN0




??「っ!?なっ、ここは?!」





俺は目を覚ますと、そこは木が生い茂る森だった。
えーと、まずは今までの事を振り返り整理することにしよう。




私こと上条当麻は、科学が発展し『超能力』を一つの分野に確立させた場所『学園都市』に住んでいた右手に特殊な力があるだけの普通の高校生だ。
普通に暮らしていた俺は何故か俺の部屋のベランダに引っ掛かっていた純白のシスター・・・『禁書目録』ことインデックスと出会い、『魔術』を知った。




インデックスは脳内に『十万三千冊』もの危険な『魔導書』の内容を一字一句覚えていて、
その力を全て使う事で『世界』の全てを例外なく歪める事が出来る『魔神』へと到達する事が出来るらしい。
まぁ、インデックス自身は『魔力』を自力で生成することが出来ないため、その力を振るうことが出来ないようだが。
そのため、インデックスは『魔術師』と呼ばれる者達に追われているらしく、今までは何とか『魔術師』から逃げていたらしい。




俺はインデックスを救うため、『魔術師』のステイル・マグヌスや『聖人』の神裂火織と戦い、インデックスの命を脅かす『魔術』を俺は破壊した。
『魔術』を破壊した際に、『自動書記』(ヨハネのペン)という防衛システムが発動しインデックスと戦うことになったが、
俺はステイル、神裂と協力し『自動書記』システムを破壊した。しかし『自動書記』を破壊した瞬間に俺の頭へ一枚の『羽』が落ちてきた。



その『羽』は『自動書記』が放った『竜王の殺息』(ドラゴンブレス)の攻撃の一部だった。
『羽』に当たった俺は『死んだ』



469 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/06(日) 16:32:55.73 ID:eG/+NVpN0




いやもっと正確に言えば、『今の俺』が死んだのだ。
『今の俺』・・・・つまり『羽』に当たった直後までの『記憶』(おれ)が『死』に、
記憶を失った『上条当麻』(おれ)が現在インデックスの傍にいるらしい。




そして破壊された『俺』は何故か見た事のない幻想的な世界で目を覚まし、
そこで『女神』に出会い、あらゆる『世界』を良い方向へ導いてほしいと頼まれた。
俺はそれを承諾し、『何処か』へ飛ばされた。
ちなみに、『世界』を救うための力として『身体能力の向上』と人間が無意識に掛けてしまう体の『リミッター』が外れた状態になった。




そして『何処か』に飛ばされた俺が出会ったのは、俺を補佐する役目を負ったという『女神の娘』フィリアだった。
俺はそこでフィリアから色々と情報を提供してもらった。
その後は、フィリアによってさらに『他の世界』へと飛ばされ、飛ばされた『世界』で妖怪に襲われていた『魔法使い』の魔理沙を助けた。




助けた後は、家に泊めて貰ったり食事をもらったり、『幻想郷』について教えてもらったが、そこで俺達は空が紅く染まる『異変』に気づいた。
魔理沙は俺に家へ留まっているように言い異変解決へ向かったが、俺は我慢しきれずに魔理沙を追いかける事にした。
まぁ、いろいろな事があったが、魔理沙を追いかけて『紅魔館』へ向かった俺はそこで美鈴やパチュリー、こあさん、フラン、霊夢、咲夜やレミリアなど
いろんな人妖と出会い、戦った。で、無事に異変も解決し、『次の世界』へ向かおうとしたのだが・・・・・・・・




470 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/06(日) 16:34:01.90 ID:eG/+NVpN0





上条「一体此処は何処なんでせうか?」





俺は思わず呟いてしまった。本当に此処は何処なんだ?雰囲気的には『幻想郷』っぽいが・・・まさか『幻想郷』に戻ってきちゃったのか?
とそこまで考えていた俺の思考を遮るように突然、俺の脳内にフィリアの声が響いた。





フィリア「(カミジョーの予想通り、ここは『幻想郷』だよ)」



上条「(なっ!?やっぱり『幻想郷』かよ、ここ!!)」



フィリア「(・・・・・たしかに此処は『幻想郷』だけどさっきまでカミジョーがいた『幻想郷』とは違う)」





真剣な様子な声でフィリアはそんな事を言い出した。俺がいた『幻想郷』とは違う?
ということは、俺が今いるこの『幻想郷』は並行世界というものだろうか・・・・・





上条「(とりあえず・・・・・歩くとしましょうか。もしかしたら知ってる奴に会えるかもしれないし)」





あっちからしたら知らない奴だろうが、こちらは知っているのでどう接すればいいのかわかるので問題はない。






フィリア「(そうだね・・・・よーし、この『世界』でも張り切って行こうーー!!!)」



上条「(おう!!!)」






そして俺は勘を頼りに進む事にしたのだが・・・・俺は一つ、重大なミスを犯していた。










471 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/06(日) 16:34:42.11 ID:eG/+NVpN0
















すっかり忘れていたのだ。俺がギャグのような『不幸』に取り憑かれている事を・・・・


















472 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/06(日) 16:35:40.84 ID:eG/+NVpN0



現在の登場人物情報



上条当麻



・種族    人間


・能力    幻想殺し

       異能の力を打ち消すことが出来る。博麗当麻の『幻想殺し』と効果は同じだが、
       『強化』もしくは『本来の性能』ではないため右手にしか効果がない。


・二つ名   『死』を迎えた『幻想殺し』


・数ある『平行世界』の内の一つにいる、記憶が破壊される前の上条当麻。
 あちらの『本編』では『紅霧異変』の真っ最中だが、こちらではその解決後(予定)の上条当麻が来ている。





フィリア



・種族    神


・能力    ?

       どんな能力があるかは分からないが、転送、幻術など『神』を名乗るのに申し分ない力は持っていると思われる。


・二つ名   幼女な『神の娘』  


・『女神』の娘であり、上条の補佐を勤める『神』。見た目は幼女で、性格も外見相応だがしっかりしている。






???(『女神』)



・種族    神   


・能力    ?

       どのような『力』を持つかは不明。


・二つ名   美しき『女神』


・フィリアの母であり、『神』。フィリア同様実力不明。優しい。
 容姿は金髪でスタイルよし(胸は大きい?)の美人で、フィリアは『女神』をそのまま小さくしたような感じらしい。




473 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/06(日) 16:36:56.24 ID:eG/+NVpN0



投下終了


今回から番外編として、前から言っていたクロスオーバー回に入ります。
多分日常系が多く、戦闘は・・・・・まだ分かりません。



まぁ、このSSだって書き溜めないで一話一話を書くときに内容を決めているので
問題は・・・・ないかな?(こういうシチュエーションにしたいとかはちゃんと考えてきてますが)


474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/06(日) 16:55:37.89 ID:o2njuilDO
救済の次元渡航との事らしいが、ここはボーナスステージなのか、それともやっぱり何かヤバいものが世界に到来してくるのか……
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/06(日) 16:59:01.34 ID:tCrzUznV0
ここを去るとき、霊夢の艶写真とかちゃっかりパクったりするんだろうか
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/06(日) 17:06:22.27 ID:ASS7A4qm0
まー、ここの当麻君本人は使いたくないものらしいし、欲しがるならあげちゃっても良いんじゃない?
その場合フィリアとやらがどう出るのかは知らんけど
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/06(日) 17:14:29.42 ID:ixOk19PO0
気がついたら、霊夢だけじゃなくて他の女性の写真とかも上条さんの所に届いている可能性がありそう
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/06(日) 17:37:48.27 ID:XzZGRkh7O
義理とはいえ妹のエロい写真渡すとか...
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/06(日) 17:58:46.39 ID:6FTdu+BJo
乙です
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/06(日) 18:03:13.69 ID:o2njuilDO
芸術品として残しておくべきそうするべき
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/07(月) 03:23:15.19 ID:k4Yxhw+g0
むしろ誰も上条さんに手を出してないのがおかしい
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/07(月) 13:12:08.96 ID:vIFjnzBV0

出したらほかの奴らから集中砲火(ガチ)の弾幕ごっこだろ?
483 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:36:31.65 ID:/2VPkkgi0


投下

484 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:37:25.65 ID:/2VPkkgi0


第二話 「 『幻想殺し』VS『妖獣兄弟』 」

485 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:38:41.73 ID:/2VPkkgi0











上条「・・・・・・・・・・・迷った」





俺は先程までのテンションのまま真っ直ぐ進んだが・・・・・誰とも会えない。
前はちょっと歩いただけで妖怪に襲われる魔理沙に会ったのだが・・・いやこれが普通なのか?
ちなみにフィリアは世界には滅多に干渉して来ない。たまに脳内で話しかけて来る程度だ。
今はもうフィリアの声は聞こえない。





上条「うーん。どうしようか」





これからどう進むかの計画なんてものは立ててないし、本当にどうしよう。
・・・と俺が考えているとパキッ、と小枝を踏んでしまうが、
俺は気にせずそのまま進もうとした。その瞬間、横から重い衝撃が俺を襲い掛かかってきた。





上条「ごっ・・・・がぁぁぁぁぁァァァァァァァァァ!!!!」





俺は衝撃を受け流すことが出来ず、そのまま地面を転がって行く。
何とか体勢を立て直した俺は衝撃が来た方向を見る。
そこには三匹の、犬・・・というよりは狼に近い姿をした『獣』がいた。痛みに苦しむ俺を見ながらその『獣』達の内の一匹が口を開いた。







486 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:39:37.05 ID:/2VPkkgi0




???「人間、ここは我ら三匹兄弟の縄張りだ。我らの縄張りに入ってしまったからには覚悟は出来ているんだろうな?」





『獣』はそう言いながら殺気を放つ。
そんな『獣』――――いや『妖獣』という奴か?――――に俺は焦りながら、何とか説得しようとする。





上条「なっ!?ちょっと待ってくれ!!ここがあんた達の縄張りなんて知らなかったんだ!!」



???「それがどうした。お前が何と言おうと、お前は我らの餌になる運命なのだよ」



上条「っ!!」



???「行くぞテメェら!!!」



???「ああ、兄貴!!ほら行くぞ」



???「わ、わかったよ兄さん」





三匹の『妖獣』は同時に襲い掛かってきた。
仕方なく俺も戦うことにした。大丈夫・・・俺だって様々な『戦い』を乗り越えてきたんだ。
こんなところでやられてたまるか!!!!






487 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:40:33.86 ID:/2VPkkgi0




上条「うおぉぉぉぉぉォォォォォォォォオ!!!」





俺はまず最初に襲い掛かってきた青色の毛の妖獣―――先程まで俺が話していた『妖獣』だ―――へ向かった。





青色の妖獣「ふっ、自ら死にに来るとは!!!」





青色の妖獣はそのまま俺の喉元へ噛み付こうと向かってきたが、俺は後ろに下がり攻撃を避け、青色の『妖獣』にの顎にアッパーをした。





青色の妖獣「がはっっ!!?」





青色の妖獣は俺のフルパワーのアッパーを喰らい、地面を転がって動かなくなった。多分気絶したのだろう。
だがそこで油断していた俺は、残り二匹の妖獣の攻撃をモロに喰らった。
灰色の妖獣からは体当たりを、白色の妖獣からは頭突きを。





上条「っ!!!!!」





俺は攻撃を受けた衝撃で、そのまま近くの木へ勢い良く背中から衝突した。
あまりの衝撃に俺は叫び声すら出ず、息も絶え絶えだ。





上条「げほっ、ごほっ・・・・っ!!」



灰色の妖獣「くそっ!人間如きが良くも兄貴を・・・止めを刺すぞ!!」



白色の妖獣「うん!!」





二匹の『妖獣』はそう言いながら俺に近づいてくる。
俺はこんな所で死ぬのか?『女神』との約束を守らずに?知り合った奴らに別れも告げられずに?
これから出会うかもしれない、救うことができるかもしれない奴らに会わずに?
そんなのは許されない!!俺が許さない!!!・・・・だが立ち上がろうにも当たり所が悪かったのか、体に上手く力が入らない。






488 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:41:19.45 ID:/2VPkkgi0







灰色の妖獣「さぁ!死んでもらおうか、人間!!!」



上条「っ!!!!」













そして俺は抵抗も出来ずに、灰色の妖獣の石のように『硬化』した鋭い爪にズタズタに切り刻まれ―――――――――――――――




















489 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:41:47.01 ID:/2VPkkgi0










―――――――――――――――なかった









490 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:44:22.22 ID:/2VPkkgi0











灰色の妖獣「なっ、がはっ!!!??」



白色の妖獣「っ!?に、兄さ・・・・・ごがっ!!!?」




突然、灰色の妖獣と白色の妖獣が何の前触れも無く真横に吹き飛ばされた。
真横に飛ばされた二匹はそのまま数本の木に衝突し、突き破り、姿が見えなくなる。
二匹がいた場所には、俺の通っていたとある高校の制服を着たツンツン頭の『男』が立っていた。




上条「(『学園都市』の人間?・・・・・いや、考え過ぎか)」




俺がその『男』を見ながらそんなことを考えていると・・・・




??「危なかったな、大丈夫か?」



上条「あ、ああ」




『男』が心配そうな声で俺に尋ねながら、こちらに振り返った。
俺も『男』にお礼を言おうと思い、『男』の顔を見た。そして俺は『男』の顔を見て・・・・・驚愕した。








上条&??「「 は? 」」






491 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:45:26.66 ID:/2VPkkgi0
















その『男』は俺・・・・・『上条当麻』だった。















492 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:46:42.43 ID:/2VPkkgi0









上条&上条「「 はぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァ!!!?? 」」














俺はもう一人の『俺』と、もう一つの『幻想郷』で出会った。










493 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:48:09.89 ID:/2VPkkgi0


現在の登場人物情報




上条当麻(博麗当麻)



・二つ名  『博麗』の名を持つ『幻想殺し』


・こちらの『本編』の主人公。あちらの世界の上条よりは人外に近い。
 ほぼシスコンに近い状態。最近は『魔法』や『神話』に興味がある(パチュリーの実験台をしている影響で)





青色の妖獣



・種族   妖獣


・能力   『牙』を硬化する程度の能力
    
       名の通り牙を固くなり、強度が増す能力。


・二つ名  『妖獣兄弟』の青き長男


・『妖獣兄弟』の長男。大口を叩いているが、実力は末っ子以上次男未満である。



灰色の妖獣



・種族   妖獣


・能力   『爪』を硬化する程度の能力

       兄の能力に似ているが、兄よりももっと固くできる。
       

・二つ名   『妖獣兄弟』の灰に染まりし次男


・家族思いの兄を慕っており、素直で優しい弟を自慢に思っている。




白色の妖獣



・種族   妖獣   


・能力   『視力』を高める程度の能力

      並みの妖怪よりも高い視力を持つことが出来る能力だが、上位互角である能力を持つ者がいるので
      そこまでスゴイ能力でもない。


・二つ名  『妖獣兄弟』の白き末っ子


・一緒にいて楽しい兄達のことが大好きな、ちょっと気弱な『妖獣』。


494 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/07(月) 20:48:49.96 ID:/2VPkkgi0



投下終了


今回は短め。次回から以前のペースで投下していくと思います。




展開急過ぎ&戦闘適当・・・ですね今回は。ふふふ・・・・


495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/07(月) 20:51:43.37 ID:PTQO//+00
乙、これは向こうも見てくるべきか
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/07(月) 20:56:15.41 ID:90J7F8v50
幻想女子勢「きっとドッペルゲンガーだわ。ピーしましょう」
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/07(月) 21:01:53.04 ID:5nPa3QJCo
乙です
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/07(月) 21:04:34.75 ID:dQUzfMz/O

紫様、また眠って気付いてないのかな…
499 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/09(水) 20:39:26.58 ID:JULaN8ow0


投下

500 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/09(水) 20:39:52.46 ID:JULaN8ow0


第三話 「 『上条当麻』と『博麗当麻』 」

501 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/09(水) 20:40:56.58 ID:JULaN8ow0



上条「いやー、まさか『他の幻想郷』でもう一人の自分と会うとは思わなかったな」



博麗「俺だって・・・・妖獣に襲われるもう一人の自分を助けることになるとは夢にも思わなかったよ」





俺は今、『他の幻想郷』から来たという『もう一人の自分』を人里まで案内し、俺がいつも通っている団子屋で情報交換をしていた。
俺からはこの幻想郷についてなど、もう一人の俺・・・上条からは今までの経緯などを。
後はお互いに自己紹介をして、今に至る。





博麗「で、これからどうする?・・・・・爺さん、みたらし団子一つ追加」



爺「わかりました」



上条「俺もごま団子一つ追加・・・・・・どうしようかなぁ、ここに飛ばされたからには『何か』があるはず何だが」





俺達はお茶を飲みながら考える。『女神』の目的を考えると、ここに上条が来たからには『何か』が起きるはずだ。
後、爺さんが俺達を見て驚いていないのは俺達の巧みな話術で誤魔化したからだ。



502 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/09(水) 20:42:04.41 ID:JULaN8ow0




上条「・・・・・・・すまない」



博麗「急にどうした?」





上条が突然謝ってきた。すごく気まずそうな表情をしているが・・・どうしたんだ?





上条「今・・・・フィリアが話しかけてきたんだけど」





上条が言うフィリアとは『女神』の娘で、上条を補佐する『神』・・・・らしい。
多分、脳内で会話を交わしたのだろう。





博麗「あ、ああ」



上条「・・・・・・ただの転送ミスだってさ」



博麗「・・・・・・何か心配して損したかも」





どうやら『他の世界』へ移動する際にちょっとしたミスをしてしまい、上条がいた『他の幻想郷』から一番近い『この世界』に転送されたらしい。
何にしても、幻想郷に何か大変なことが起きるかもしれない・・・なんていう事態にならなくて良かった。




503 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/09(水) 20:46:36.66 ID:JULaN8ow0




博麗「ん?なら何でもう一回転送し直さないんだ?」





俺は当然と言えば当然な質問をする。そういうことならこの『世界』へ着いた時にさっさと転送し直せばよかったはずだ。
俺が尋ねると上条の顔が難しい表情へと変わる。






上条「それなんだけど・・・フィリアが何とか転送させようとはしてるらしいんだが、何かに妨害されているみたいでなかなか転送が出来ないんだそうだ」



博麗「じゃあ、暫くは時間が掛かるのか?」



上条「そういうこった。予定では今日の四時ぐらいで転送が可能になるはずだってさ」





俺は上条の話を聞きながら、咲夜に貰った『銀の懐中時計』を懐から取り出し時間を確認する。
今はちょうど十二時三十分。あと三時間三十分か・・・・





博麗「なぁ、上条」



上条「何だよ?」



博麗「これからいろんな場所に行こうと思うんだけど・・・・一緒に来ないか?どうせ暇だろ?」





俺は上条を今から向かう複数の場所に連れて行くことにした。勝手に行動して、俺の知り合いと会い、『もしも』のことがあったら大変だ。
主に上条が帰った後、後始末をする俺が。





504 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/09(水) 20:47:14.10 ID:JULaN8ow0



上条「分かった。博麗に付いてく」





上条はあっさり了承してくれた。これでいろいろと安心だな。





爺「お待たせしました。みたらしとごまです」





そこに丁度良く追加した団子が来た。俺達は爺さんに礼を言った後、団子を綺麗に平らげた。
団子を食い終わった俺達は会計を済ませ、店を出る。





博麗「それじゃあ・・・・行きますか」



上条「ああ」




505 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/09(水) 20:48:01.10 ID:JULaN8ow0
















俺達は一つ目の目的地へと向かった――――――――――――――――――――














506 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/09(水) 20:49:04.06 ID:JULaN8ow0


現在の情報



『銀の懐中時計』



・上条(博麗)が咲夜から貰った銀色の懐中時計。咲夜は『銀の懐中時計』を二つ持っていた。
 一つはレミリアから譲り受けたもので、もう一つは咲夜が元々持っていた物で壊れたまま放置していた。この二つは細部は少し違う以外はほぼ同じ時計。
 上条に渡したのは壊れた『懐中時計』を咲夜が何とか修理したもので、上条が紅魔館に訪れた際、渡した。
 上条へ『銀の懐中時計』を渡した時の咲夜は・・・・




 咲夜「(と、当麻とのお揃い!!ペアウォッチ!!!・・・・ふふふふ)」 




 と、心の中でニヤニヤとニヤけながらそんなことを考えていた。




どうでもいい情報



・『上条当麻』の身長は原作通り168cm、『博麗当麻』は176cm


507 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/09(水) 20:49:45.53 ID:JULaN8ow0


投下終了


今回はダブル上条さんの話です。
日常回を少ししてから・・・・戦闘回を入れるかも。



上条さんは男と絡んでいる時がすごく輝いていると思います!!!


508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/09(水) 20:51:36.75 ID:s1rLXr5/0
乙、自分も上条はなんとなく一方通行や土御門とつるんでる印象があるかな
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/09(水) 20:52:39.70 ID:OgM+L2p90
妨害……俺らかな?
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/09(水) 20:53:37.19 ID:WR1oDV6cO

上条さんからしたら、自分の悩みや考えをきちっと理解してくれる上にラッキースケベも発生しない、まさに気の置けない存在だからな…
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/09(水) 21:05:24.33 ID:bM4yUXHno
乙です
512 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 16:58:06.61 ID:Xvs1rJiB0


投下

513 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 16:58:50.16 ID:Xvs1rJiB0


第四話 「 古道具屋『香霖堂』 」

514 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 16:59:50.94 ID:Xvs1rJiB0



上条「で、俺達は一体何処に向かってるんだ?」





俺達は今、『魔法の森』のある方角へ進んでいた。そこに俺が寄ろうと考えている『店』がある。
何処に行くかまでは説明をしていなかったので上条は気になって尋ねてきたのだろう。
俺は後ろにいる上条の方を振り向かずに、上条の問いに答えた。





博麗「この先に『店』を構えてる昔馴染みがいてさ、今からそいつに会いに行くんだよ」



上条「そうか」





そこで俺達の会話は途切れた。さっきまでずっとお互いの事を聞き合ってたんだ、今更特に話すことは無いだろう。














515 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:00:30.22 ID:Xvs1rJiB0















―――――――――少年達移動中―――――――――













516 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:01:09.01 ID:Xvs1rJiB0







博麗「ここが古道具屋『香霖堂』だ」



上条「へぇ・・・ここが」




古道具屋『香霖堂』。そこは店主である森近霖之助が集めた『あらゆる道具』が置いてある『店』。
ただし本人が気に入ってしまったものは非売品、商品の値段は時価(要相談)といった店だ。





博麗「森近〜いるかー?」





店に入ると森近が店に居なかったので、俺は森近を呼んだ。多分中のほうにいるのだろう。
俺が森近を呼んでいる間、上条は雑に置かれていた商品をじっくりと眺めていた。
何回か森近の名を呼んでいると、中から少し疲れたような表情の森近が出てきた。





森近「どうしたんだい当麻。生憎だが今日は疲れていて・・・・」





森近は上条・・・・正確には俺達を見てこちらに歩く動きを止めた。そこから数十秒後、森近はジト目で俺の方を睨んできた。





森近「で、これは一体どういう状況なんだ?」



博麗「い、いや〜」













517 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:01:39.94 ID:Xvs1rJiB0

















――――――――少年説明中――――――――
















518 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:02:26.07 ID:Xvs1rJiB0




森近「・・・・つまり『他の世界』の当麻が間違ってこちらに来てしまい妖獣に襲われている所を『こちら』の当麻が助けて、
   帰るのに時間が掛かるから、暇つぶしにここに来た。ってことかい?」



博麗&上条「「 その通りでございます 」」



森近「大体の事は分かった・・・」



上条「信じてくれるのか!?」



森近「当麻の『幻想殺し』で触れられても問題ない時点で化け狐や化け狸みたいな『変化』する類の妖怪ではないし・・・どうせ僕に実害はないだろう」





どうやら森近は信じてくれたようだ。それなら遠慮無くここで用事を済ませられる。





519 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:03:15.82 ID:Xvs1rJiB0





博麗「なぁ、森近」



森近「ん?」



博麗「新しく入荷した物ってないか?」





ここに入荷される物の中にはガラクタが多いが、時にとんでもない『掘り出し物』が見つかる場合がある。
しばらく行ってなかったのでもしかしたら・・・・と思ったのだが。





森近「ならコレはどうかな?」





森近はそう言いながら奥へと行ってしまった。それから二分後、森近が『三叉の鉾』を持ってきた。





博麗「森近、それは?」





俺が尋ねると森近は『三叉の鉾』を布で磨きながら答えた。





森近「この『三叉の鉾』の名は『トリシューラ』」



博麗「なっ、『トリシューラ』!?」



上条「何でそんなに驚いてんの?」





上条は暢気にそんな事を言っているが、俺は無視して『トリシューラ』を持たせて貰った。
『トリシューラ』・・・・それはインド神話に出てくる『三柱の最高神』の内の一柱、『破壊神』(シヴァ)が持つ三叉の鉾のことだ。
『破壊神』が『金で出来た都市』、『銀で出来た都市』、『鉄で出来た都市』を焼き尽くした『武器』である。






520 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:04:47.92 ID:Xvs1rJiB0




博麗「でも何で『トリシューラ』が幻想郷に・・・」



森近「何かしらの要因で人々から忘れられたんだろう。
   存在は知られていてもそれは『空想』として知られていて、『実際』に存在しているとは知られていない
   それは全てに、実在する本物が『忘れられている』・・・・『幻想』になるということと同じじゃないか?
   まぁ、その理論で言うとあらゆる『武器』やら何やらが幻想郷に来てしまうけれど」



上条「???」



博麗「・・・・」





ということはこの『トリシューラ』・・本物ということか?偽物の可能性は否定できないが、
この『トリシューラ』から感じる『力』は尋常じゃない。






博麗「森近・・・・コレを俺に売ってくれないか?」



森近「別に良いけど、いくら持っているんだい?」





森近に言われ、俺は財布を取り出し中身を確認する。今の財布の中身は・・・・・・・・・・・・・


















521 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:05:55.85 ID:Xvs1rJiB0
















博麗「さ、三千円・・・・・・」















522 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:06:43.82 ID:Xvs1rJiB0














森近「・・・・・・・・・」



上条「・・・・・・・・・」





森近と上条から同情の目で見られ、俺は泣きそうになる。
べ、別に俺は悪くないし!!霊夢に金の管理権を奪われてるだけだし!!悲しくなんてないもん!!!!
ただの愚痴になってきている心の叫びを感じ取ってくれたのか、森近は溜め息をつきながら言った。





森近「・・・・・・はぁ。仕方ない、今回は特別に二千円でいいよ」



博麗「ほ、本当か!!?」



森近「その代わり後日、いろいろと手伝ってもらおうか」



博麗「ああ、もちろん!!!」



上条「おおお、良かったな博麗!!」





まさか森近のほうが折れてくれるとは思わなかった。財布の中身的には大打撃だが良かった。





523 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:07:29.67 ID:Xvs1rJiB0




森近「でも何でそんなに『トリシューラ』を欲しがっていたんだ?」



博麗「パチュリーに『実験に役立ちそうな物は何とか手に入れてきなさい』・・・って言われてるからな」



森近「パチュリー?」



上条「パチュリーかぁ・・・・」





パチュリーは最近いろんな分野の実験をしている。(もちろん俺は実験台or的)
『魔法』に『魔術』、『神話』など種類は様々だ。
俺がそれに協力し続けているのは、自らの『力』を上げることや『力』を手に入れるため。
なぜ俺が力を求めるか・・・・一番の理由はやっぱり大切な『日常』や『知り合い、家族』達を守るためだ。
そのために今はパチュリーの下である程度の『魔術』、『魔法』の勉強中である。





森近「他に買う物はないかい?」



博麗「俺はいいや。上条は?」



上条「俺もいいや」



博麗「じゃあ、俺達はこれで」



森近「分かった。それでは・・・・・ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」












524 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:08:02.94 ID:Xvs1rJiB0

















俺達は森近に礼を告げた後『香霖堂』を出て、次の目的地へと向かった―――――――――――――――――――
















525 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:09:09.75 ID:Xvs1rJiB0


現在の登場人物情報



森近霖之助


・種族     人妖(人間と妖怪のハーフ)


・能力     道具の名前と用途が判る程度の能力(未知のアイテムの名称と用途がわかる程度の能力)

        その名の通り、道具の名前とその用途が判る能力である。ただし「名前」と「用途」しか分からない。
        正確には霖之助いわく「道具自身が持つ記憶を読み取る能力」らしい。



・技能     マジックアイテムの作成        

        非常に強力なマジックアイテムの作成技術を持つ。
        魔理沙のミニ八卦炉・霊夢の巫女服やお祓い棒は霖之助の手によるものである。
        伝説の金属をも難なく加工する冶金技術や、アイテムを構造的にではなく概念的に合成するという錬金術師的な技能も有している。
        これによって使用法が判らなかったアイテムの効果だけを他に付与して使用するといったこともできる。



・古道具屋『香霖堂』の店主。上条(博麗)が子供の頃からの知り合い。





『トリシューラ』


・三叉の鉾。『破壊神』が持っていた『武器』。上条(博麗)が手に入れた物は『本物』
 『破壊神』はこの他にも『ピナーカ』と呼ばれる弓などを所有している。
 ちなみに『シヴァ』は『破壊神』という面ばかりが有名だが、他にも『再生』などを司っていたりする。




526 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/11(金) 17:09:43.41 ID:Xvs1rJiB0


投下終了


二千円の『トリシューラ』・・・・か。
あ、あと描写はありませんがちゃんとお金は払ってます。


527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/11(金) 18:44:35.18 ID:kI4fEc1DO

インド系の神はチート多いよな
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/11(金) 18:57:27.38 ID:OLG5thfeO

ギリシャ神話で言えば、ゼウスやヘラがたくさん居るような状態だからな
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/11(金) 20:31:03.28 ID:Bq2pXqjfo
乙です
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 05:54:31.77 ID:3gCSP1+Xo
>>1さんは決闘者ですか?
531 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/12(土) 17:09:04.00 ID:dTzupEzF0
>>527>>528

ギリシャも強いですが、やっぱり
インド系は規模がすごいですよね。

これからは日本神話以外の神話も、
いくつかは出していこうと思ってます。

日本神話の方でも強い神を出す予定ですが。


>>530

小学生の頃か中学生の頃はよくやってました。
一応デッキは一つ残しています。


カードゲームや携帯ゲーム等をしていると
今も昔もいろんな所で神話が使われていると
実感します。
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 17:19:04.18 ID:zlVmdz1DO
もはや知らなくてもカブるって場合も多々あるんでしょうな
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/07/12(土) 17:32:38.79 ID:quvXqmLPo
にほんしんわでつよいといえばアマテラスか
トゥームレイダー最新作のテーマになるレベルやった
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/12(土) 18:14:02.79 ID:KbAmalmCO
決闘者で通じるなら君も立派な決闘者だ!
535 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/12(土) 18:41:50.58 ID:dTzupEzF0
>>533

少しネタバレをしますと、
これから出す予定の神の一柱は
『天照大神』よりも格が高いです。

多分、日本神話をある程度知ってる人なら
これだけで分かりそうですが・・・
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/07/12(土) 23:09:06.98 ID:a0Bk06nj0
イザナギか、イザナミかな
つーか、日本神話の神思い出してたら同時にサスケェも思い出したw
537 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/13(日) 11:13:41.75 ID:RPagEJNg0
>>536

全部は見ていませんがナルト、良いですよね。
ストーリーも好きですが、
特に術とか『目』とかの設定が好みです!
ナルトも神話関連入ってるんでしたっけ?

あとは同じジャンプではブリーチの虚化とかが
好きです。

『伊邪那美命』と『伊邪岐命』か・・・
出さない予定だったけど出してみようかなぁ
そういえばこの二柱って兄妹なんですよね。

上条さんと霊夢に当てはまるけど・・・・・・
二人が新しい国を創ったりするのか(困惑)
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/13(日) 11:41:30.37 ID:TgJNAkGJo
大国主命かな?
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/13(日) 13:02:03.54 ID:XIlhhB06O
>>538大国主の有名所は因幡の白兎……

てゐとの夢のコラボ………?
540 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:50:47.41 ID:YwBSpcfQ0


投下

541 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:51:35.96 ID:YwBSpcfQ0


第五話 「 寺子屋の『ワーハクタク』 」

542 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:52:06.29 ID:YwBSpcfQ0



博麗「よーし、着いたぞ」



上条「ここは?」



博麗「寺子屋」



上条「えーと・・・・たしか今で言う学校みたいなもんだっけ」



博麗「そうそう」





次に俺達が向かった場所は、俺も通っていた事がある『寺子屋』だ。
懐かしいなぁ。俺の得意科目は数学、苦手科目は歴史だ。(数学は藍さんや紫さんに教えて貰ったおかげだ)
ふと寺子屋を見渡していると、子供達と戯れる慧音先生がいた。





博麗「慧音先生〜〜!!」





俺が慧音先生に呼びかけると、慧音先生はこちらに振り返った。





慧音「ん?おお、当麻じゃないか!当・・・・・・」





慧音先生は多分俺と上条を同時に見たのだろう・・・・・口を開けたまま唖然とした様子で固まった。
俺が「け、慧音先生?」と肩を掴み揺さぶると慧音先生は「ハッ!!」と不意に我に返り、突然スペルカードを取り出した。



543 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:52:46.36 ID:YwBSpcfQ0


博麗「いっ!?ちょ、何しようとしてんですか慧音先生?!」





俺はスペルカードを宣言し、弾幕を放とうとしている慧音先生をホールドした。





慧音「そっちこそ何をしているんだ!?彼奴は当麻に化けた狐か狸、もしくは何かの妖怪だろう!!?なら早く撃退しないと!!」



上条「ちょっと落ち着いて!!!」ビクビク



博麗「一旦落ち着いてください!慧音先生ーーーーーーー!!」





慧音先生を落ち着かせるために多大な労力を費やした。




















544 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:53:28.28 ID:YwBSpcfQ0


















―――――――――少年達再び説明中―――――――――――

















545 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:54:04.57 ID:YwBSpcfQ0



慧音「・・・・・事情は大体把握した」





慧音先生がそう言うと俺達は安堵の吐息をついた。
危なかった・・・いくら上条でも慧音先生の弾幕と頭突きのコンボを喰らったら一溜まりもないだろう。





慧音「なぁ、当麻・・・・は二人いるか。博麗」



博麗「どうしました?」



慧音「良かったらで良いんだが・・・・久しぶりにテストを受けてみないか?」



博麗&上条「「 テスト? 」」





俺と上条は同時に疑問の声を上げた。いきなりどうしたんだ慧音先生は?





慧音「いや何だか久しぶりに博麗の答案に丸付けをしたくて・・・・・駄目かな?」



博麗「そんな事ありません!!!勿論受けさせて貰います!!!!なっ、上条!!」



上条「えっ、ちょっと待て!?俺は参加するとは言ってないぞ!?何で俺がここまで来てまた勉強しなきゃいけないでせうか!!?」



慧音「い、嫌ならいいんだぞ?私が勝手に頼んでるだけだし」





慧音先生が少し残念そうな表情をしながらも、無理をしなくても良いんだよと上条に言った。
俺は慧音先生の顔を見た後上条に小声で耳打ちした。




546 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:54:54.12 ID:YwBSpcfQ0





博麗「(テストを受けなかったら・・・・・後で覚えてろよ?)」ボソッ



上条「・・・・・・・・・・・・やっぱり俺、テスト受けたくなってきたなぁ!!!慧音・・・」



博麗「(慧音先生)」ボソッ



上条「・・・・・・・・・慧音先生、お願いします!!!」





上条がそう言うと慧音先生の表情が輝く太陽のような笑顔に変わった。
俺はその顔を見て、心が温かくなった。





慧音「そ、そうか!!なら今からすぐにテストを作ってくるからそこに座って待っててくれ!」



博麗「はい!!」



上条「・・・・・・はい(不幸だ)」













547 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:55:33.94 ID:YwBSpcfQ0

















――――――――約一時間後――――――――















548 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:56:18.13 ID:YwBSpcfQ0





慧音「お待たせしたな、コレが今回のテストだ」





約一時間後、慧音先生は紙・・・外の世界で言うプリントを数枚持って来た。





慧音「今回はちょっと難しめのテストで教科は国語、数学、歴史。頑張ってくれ」



博麗&上条「「 分かりました 」」



慧音「荷物はちゃんと隅に置いたか?」



博麗&上条「「 大丈夫です 」」





俺の荷物・・・・財布や『トリシューラ』、『短剣』など


上条の荷物・・・財布のみ


準備はOKだ





慧音「博麗は筆を、上条は鉛筆と消しゴム・・・・だっけ?を持ったか?」



博麗&上条「「 大丈夫です 」」



慧音「それでは始め!!」





そして俺達の『戦い』(テスト)が始まった―――――――――――――――――――















549 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:57:01.00 ID:YwBSpcfQ0




一時間目  国語


テスト時間 三十分



上条「(・・・・・・)」カリ・・・・カリ・・・



博麗「(・・・・・・)」カリカリ・・・カリ・・カリ・・・



慧音「(・・・・・・)」ジッーーー






二時間目  数学 


テスト時間 二十分



上条「(・・・・・・)」カリ・・・・カリ・・・・



博麗「(・・・・・・)」カリカリカリカリカリカリ



慧音「(・・・・・・)」ジッーーーーーー






三時間目  歴史


テスト時間 三十分



上条「(・・・・・・)」カリ・・・・・・・・・



博麗「(・・・・・・)」カリ・・・・・カリ・・・・



慧音「(・・・・・・)」ジッーーーーーーーーーー






―――――――――――――――そして俺達の『戦い』(テスト)は終わった








550 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 20:59:54.15 ID:YwBSpcfQ0





慧音先生は今、採点をするため外の世界で言う―――いやこちらでも言うか?――――職員室に戻っている。
俺達は慧音先生から貰った水をゴクゴクと飲み干した。





上条「・・・・・どうだったお前は」



博麗「・・・・・・・・・お前こそ」



上条「俺は・・・・国語は何とか、数学はヤバイ、歴史は無理です」



博麗「俺の方は・・国語は行ける、数学はOK、歴史はお手上げ」





どうやら他の世界の俺も歴史が苦手のようだ。良かった・・・・・のか?





慧音「おーい、採点が終わったぞー」





俺達が話していると慧音先生が襖を開けて部屋に入ってきた。
結果はどうなったんだろう?





慧音「それじゃあ、まずは博麗!」



博麗「はい!!」





最初は俺からのようだ。
たしかテストは百点満点だったな。






551 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 21:00:49.51 ID:YwBSpcfQ0





慧音「国語、57点。数学、100点。歴史、39点。歴史をもっと頑張るように!・・・・でも良く出来たな」



博麗「あ、ありがとうございます」





慧音先生に褒められた。正直言うとメッチャ嬉しい。テストが良い点で返ってきたときよりも嬉しいよ。





慧音「次は上条!」



上条「はい!」





上条・・・・歴史の時は表情が絶望の色に染まっていたが大丈夫だろうか?





慧音「国語、41点。数学、58点・・・・・」





とそこまで言った慧音先生がどんどん不機嫌になっていく。あ・・・・・これは、














552 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 21:01:28.07 ID:YwBSpcfQ0















慧音「歴史、5点」














553 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 21:03:37.91 ID:YwBSpcfQ0




俺は内心で、「あ、上条終わったな」と呟いた。
そして現実では・・・・・・・





慧音「上条」



上条「はい?」
























慧音「歯を食いしばれ、私の『頭突き』(お仕置き)は結構・・・・・響くぞ」
























ガゴンッッッ!!!・・・と重い音が寺子屋に響き渡った。













554 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 21:04:22.97 ID:YwBSpcfQ0






博麗「お世話になりました」



慧音「ああ、また来てくれ」



上条「 」キュー





俺は気絶した上条をおんぶしながら、慧音先生に別れを告げた。
次の目的地は――――――――――――





上条「ん・・・・あれ、慧音先生は?」



博麗「お、起きたか。お前の分の別れは言っといたよ」



上条「すまない」



博麗「別にいいよ。それよりも次に行く場所が最後だ。時間的に」





今は二時、移動時間などを考えると次が最後になる。





上条「そっか・・・・じゃあ最後まで楽しんでいこうぜ!!!」



博麗「お、おう!」





上条が眩しいくらいの笑顔で言っているが・・・・・俺には無理だ。




なぜなら次は―――――――――――――――――












555 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 21:05:19.23 ID:YwBSpcfQ0



























―――――――――――――――パチュリーの危険な実験(内容はよく聞かされていない)だからだ
























556 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 21:05:57.83 ID:YwBSpcfQ0




現在の登場人物情報



上白沢慧音



・種族     ワーハクタク(白沢と人間のハーフ)


・能力     歴史を食べる(隠す)程度の能力(人間時)

        ある出来事を『無かった』ことにする能力
        だが本当に無かったことにするわけではなく、文字通り『無かった』ことにするだけ
        簡単に言うと歴史を改ざんする能力で、その歴史について何も知らない者にはその歴史を物理的にも歴史的にも認識出来なくなる
        しかしその歴史を実体験で知っている者には効かず、少しでもその歴史を知っている者には違和感を感じられる。  


        歴史を創る程度の能力(白沢時)

        ハクタク化した慧音は幻想郷中の歴史を一時的に知ることができるため、
        無かったことにされている出来事をサルベージして歴史書に記し直す
        ただし歴史書を記す際はどうしても慧音の主観が入ってしまう。


・二つ名    歴史喰い


・人間を愛し、人間側に立っているワーハクタク。人里では寺子屋の教師をしており、白沢時には幻想郷の歴史の編纂作業を行なっている。
 上条(博麗)の恩師



557 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/13(日) 21:07:37.95 ID:YwBSpcfQ0



投下終了


慧音の能力はちょっと説明するのが難しい(というか面倒くさい)ので詳しくは公式本か何かで調べてください、すみません。
あともうちょっとで戦闘回!!!


後、上条さん(博麗)がテストしてたときの音を カキカキ→サラサラ に脳内変換よろしくです。
筆で書いてるのにカキカキって・・・

558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/13(日) 21:11:38.00 ID:2Nd3vRS1o

そりゃ(外の世界の歴史と幻想郷の歴史が同じとは限らないし)そう(かみやんが出来るわけない)よ
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/07/13(日) 21:21:28.30 ID:lxfeYzgxo
強制されたテストを受けて頭突きを食らわせられる

これほどの理不尽がありえただろうか

560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/13(日) 21:22:05.31 ID:I5b1rqqqO

ぶっちゃけ、歴史のテストは別の教科にしてあげた方が良かったかもね
どのみち上条さんだから点数は…
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/13(日) 21:22:41.64 ID:oQZbQRFjO
ふ、普段から勉強しないから……(震え声)
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/13(日) 21:58:11.51 ID:OsKbqdLuo
乙です
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/13(日) 22:19:08.89 ID:I4O+yzhY0
とあると東方のクロスのssキター!
しかし、上条当麻(博麗)が
オリキャラにしか見えない…
564 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/13(日) 23:05:12.39 ID:RPagEJNg0
>>563

だ、大丈夫。本編に戻れば
いつもの上条さんに戻ってくれるさ(震え声)

うーん、やっぱり難しいな上条さん・・・
もうちょっと上条さんらしさを
出せるように努力します。


565 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:23:43.81 ID:neHTgEm00


投下

566 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:24:31.44 ID:neHTgEm00


第六話 「 『実験』=ボスラッシュ 」

567 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:27:44.10 ID:neHTgEm00






上条「なぁ」



博麗「何だよ?」





俺達は今、紅魔館にいる。だが別に俺達は紅魔館の中にお邪魔する訳では無く、
紅魔館の隣にある新しく出来た隠し階段から直接パチュリーの『実験場』へと向かっている。
少し前までは『大図書館』で実験していたが、最近は実験の規模が大きくなってきて『大図書館』だけではスペースが足りなくなってきた。
という訳で新しく『実験場』を地下に作り出したのだ。





上条「パチュリーの実験ってどんな感じなんだ?」





俺は上条の質問に答えようと今までの実験を思い出した瞬間、トラウマが蘇った。
肩をブルブルと震わせる俺を見た上条は





上条「い、いや無理に思い出さなくても・・・」





と言ってくれたが俺は「大丈夫」と言いながら、実験の内容の一部を上条に伝えた。





568 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:29:35.68 ID:neHTgEm00





博麗「最初の頃は新しい『魔法』や『魔術』を俺に向かって放つぐらいだったんだが、途中から『使い魔』と俺を戦わせたり
   神話の武器や怪物を本物に近い形で再現して戦わせたり・・・・・他にも数え切れないほどの様々な実験を」



上条「そ、そうか。大変だったな・・・」



博麗「うう、自分から手伝うとは言ったものの・・・・・不幸だ」





俺が実験について説明し終わったと同時に俺達は実験場への扉に着き、俺は扉を一気に開く。
するとそこには紅茶や菓子が置いてあるテーブルと椅子に座りながら本――――――『魔導書』か?――――――を読むパチュリー、
書き物をする小悪魔こと『こあ』がいた。





パチュリー&小悪魔「「 いらっしゃ・・・ 」」





二人は俺達を見てやはり森近や慧音先生と同じようなリアクションを取る。
しゃーねぇな、また説明するとしますか!!
















569 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:30:22.63 ID:neHTgEm00





















――――――――少年達三度目の説明中―――――――――





















570 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:31:40.36 ID:neHTgEm00







パチュリー「そういうことなら仕方ないわね」



小悪魔「不思議なこともあるもんですね〜」





もはやテンプレになりつつあるこの流れをクリアしつつ、俺は今回の実験の内容を聞こうとしたがその前に・・・





博麗「パチュリー」



パチュリー「何?」



博麗「今日の収穫だ、受け取ってくれ」





俺はそう言いながらパチュリーに『トリシューラ』を手渡す。
最初は驚いていたパチュリーだが除々に(悪い)笑顔になっていった。





パチュリー「ふふ、ありがとう当麻」



博麗「?」



パチュリー「これで悩んでいた今回の実験の内容の一つがついに決まったわ」



博麗「・・・」





俺は自らの運命を『死』へ変更させてしまったらしい。
ああもう!!最近『不幸』があまり来ないなぁと思ってたのにやっぱそうなるのかよ!!!
・・・・・・・まぁいい。俺はパチュリーに今回の実験の内容を聞く事にした。




571 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:32:44.97 ID:neHTgEm00







博麗「で、今回の実験は?」



パチュリー「今回は私が召喚する『神話に登場する三体』と戦ってほしいの。形式は貴方達対一体で」



上条「なっ、俺まで参加すんのか!?嫌だ、さっきから強制的にテストを受けさせられたり頭突きを喰らったりしたのに
   何でまたこんな危険すぎる実験に参加しなきゃならないんだよ!!?」





上条は実験への強制参加に異議を唱えたが





パチュリー「貴方の意見は聞いてない」





バッサリと切り捨てられた。
俺は唖然とする上条の肩に手を置く。




博麗「・・・・・・・一緒に頑張ろうぜ」



上条「・・・・・・・不幸だ」









572 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:33:48.29 ID:neHTgEm00





















それから俺達は実験場の『戦闘用実験区域』へ移動した。
俺は軽めの準備運動を、上条は周りをキョロキョロと見渡しながら実験開始の時を待つ。





博麗「(さて、今回の実験は無事に済むかねぇ・・・・・・ま、考えたって仕方ねぇか)」



上条「(まずは生き残る・・・・・それだけを考えよう)」



パチュリー「二人とも準備は良いかしら?」



博麗&上条「「 ああ 」」







573 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:34:35.00 ID:neHTgEm00





















パチュリー「それでは・・・・・『実験開始』」

















574 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:36:49.59 ID:neHTgEm00





パチュリーの宣言と共に、俺達の数十メートル先の空中に『何か』が現れた。
『それ』は人の・・・・特に女性の形をしているが身長は二メートル以上と思われるほどで体表が白い。
何よりも特徴的なのが頭の上に浮かんでいる特徴的な『天使の輪』と背中に生えている二対四翼の『氷で出来た翼』だ





上条「な、んだよ・・・・『アレ』」





『それ』を見た上条は愕然とし、俺は『それ』の放つ圧倒的な『力』を感じ焦りを覚えた。
俺はパチュリーのいる部屋の方を振り向く。





博麗「パチュリー!!『アレ』は何なんだ!!!!」





『戦闘用実験区域』の様子がよく分かり、なおかつ安全な『部屋』に居るパチュリーの声は、
魔法による力によって雑音のない鮮明な状態で俺達の耳に届いた。





パチュリー「『アレ』は『聖書』では神の言葉を伝える天使とされ、四大天使の一体とされる『大天使』―――――――――――――――」





















そしてパチュリーは楽しそうに、その『大天使』の名を告げた。


















575 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:38:04.39 ID:neHTgEm00






























―――――――――――――――――――――――――『神の力』(ガブリエル)





























576 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:39:17.23 ID:neHTgEm00




現在の登場人物情報




パチュリー・ノーレッジ




・紅魔館にある『大図書館』に引き籠もる魔法使い・・・・と思いきや最近は実験の材料を集めるため紅魔館の近くだが外に出歩いている。
 喘息とは何だったのか・・・・




小悪魔



・パチュリーの使い魔の一体で通称『こあ』。真面目な時もあるが結構な頻度で上条(博麗)に悪戯を仕掛ける。





『神の力』(ガブリエル)


・種族   天使


・能力   不明


・二つ名  水属性の天使


・パチュリーに召喚された天使。外の世界の理屈ではこのような天使や悪魔、神が地上に降臨すると『世界』に何かしらの影響が起きるが
 幻想郷にはその理屈が通用しないためか大丈夫らしい。 



577 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/15(火) 20:40:17.42 ID:neHTgEm00



投下終了


記念すべき一体目は『ミーシャ=クロイツェフ』こと『神の力』です。
上条さんは二人いるし大丈夫だろう(震え声)
ちなみにこの『神の力』さんは歪みのない正真正銘の『四大天使』、フルパワーです(ちゃんと描写できるかは別問題)


578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/15(火) 21:10:08.32 ID:yEru62ICo
乙です
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/15(火) 22:12:57.80 ID:jvmbpE1iO

パチェさんの喘息は地下のカビ臭い図書館に篭りっきりなのが主な原因らしいしな
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/15(火) 22:41:53.01 ID:6Ohea7Y10
>>579
じゃあ日の下に送り出さねば(使命感)
581 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/16(水) 07:23:13.20 ID:Ii+Z16Mv0
>>579

へー、そうなんですか。
勉強が足りないな、俺・・・

>>580

日の下に出した結果がこれだよ!

582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/16(水) 07:30:08.70 ID:spXEECvlo


>>581
駄目だこりゃ…東方旧作シリーズに1人だけ天使キャラいたような記憶が
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/16(水) 07:39:46.24 ID:svMLmL4jO
ぶっちゃけ、喘息は環境を整えてあげればある程度は抑えられるしな
喘息の原因の件は紅魔のオマケtxtだったか…

病弱なのは生まれつきらしく、喘息そのものも生来のものかも知れないと、根本的な解決法は無さげではある
(虚弱体質さえ治せば強さが数ランク上がっちゃうから仕方ないけど)
584 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:10:45.08 ID:4CfZMowe0


投下

585 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:11:27.06 ID:4CfZMowe0


第七話 「 Round1『神の力』 」

586 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:12:28.07 ID:4CfZMowe0







パチュリーが『大天使』・・・・・・・『神の力』の名を告げたと同時に『神の力』が『水翼』を携えながらこちらに突撃してきた。





博麗&上条「「 っ!! 」」





俺は右に、上条は左に避ける。攻撃を回避された『神の力』が『標的』(ターゲット)に選んだのは





『神の力』「garbxq 敵 mbdhip 『仙人』? dnfpoeiwms 『魔人』? nfineopa」



博麗「くっ!!?」





俺だった。強化された『幻想殺し』に反応したのか・・・・いや僅かに聞き取れた『仙人』という単語から察するに『仙人』の力に反応したのか?
『魔人』は・・・・・・わからないが兎に角、俺を標的にしたことには変わりない。
『神の力』は俺を標的と定めた瞬間、二対四翼の『水翼』を四方八方から俺に叩き付けようとしてきた。





博麗「おおおおぉぉぉぉォォォォォォォォオ!!!」





俺は即座に『幻想殺し』を全身に広げ、『神の力』の放つ『水翼』の内の一本をフランの『レーヴァテイン』の時のように左手で掴み、
もう一本の『水翼』にぶつける。しかしまだ二本の『水翼』が迫ってきている・・・・・・がそれも同じように対処することによって俺は難を逃れた。
だが・・・・・・・・・・






587 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:13:21.93 ID:4CfZMowe0



『神の力』「kabrisp 翼 infirhpbsw 増 mzkotynf」



上条「っ!?」



博麗「やっぱりそう来たか・・・」





ビキビキビキビキッッッッ!!!!と『神の力』の背中に生えていた『水翼』がさらに三対、四対と翼の数が増え何と七対十四翼にまで増えた。
『力』が増えていないと言う事は、単純に『魔力』などで増やしたのか翼の一部をさらに増幅させたのか。
だが今はそんなことを考えている暇はない。





『神の力』「njiacmzpwq 潰 mnpsaqpxzk」



博麗「気をつけろよ上条!!」



上条「互いにな!!!」





俺達は迫り来る手ぶらで『神の力』に接近する。
無謀にも見えるこの行動は俺達にとっては最善の策だ。





俺はまず先程と同じように『水翼』の一部を掴む・・・・・が学習したのか『神の力』は捕まれた『水翼』を切り離し、突撃してきた。
よく見ると『神の力』の右手には氷で作られた『氷剣』があり、『神の力』は俺に向かってその『氷剣』を振り下ろす。
俺は『氷剣』を右手で受け止めるが





博麗「(さすがは大天使か・・・・打ち消し切れねぇ!!むしろ押されてるのか!?)」





着々と距離が詰められて行く。しかし




588 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:14:11.08 ID:4CfZMowe0





上条「オラァ!!!」





しかし押し切られる前に横から走ってきた上条が『氷剣』を殴り、破壊した。俺はバランスを崩した『神の力』を殴り飛ばそうとするが
『神の力』が咄嗟に出した左腕に拳を防がれた。そう、『幻想殺し』付きの拳をだ。





『神の力』「hobaiw 破壊? cpowqmcva 左腕 bnakciorw 『力』 miscjna 流 mcaosnrmop」





バキッ・・・・と『神の力』の左腕に亀裂が走り、粉々に砕け散った。
驚いた様子で俺達から距離を取る『神の力』。どうやら再生か増幅がうまく機能しないらしく、
『力』が俺の『幻想殺し』によって打ち消された左腕があった場所から漏れ出ている。





『神の力』「ndnpijqpnqpihcouwpifwhhniehwodndpihdipkdojdo!!!!!!??!!!?????!!!!!!!!」



博麗&上条「「 なっ!? 」」





突然『神の力』が狂ったように叫び声を上げる。『力』が失われたことによる暴走・・・・
というより失われた『力』を取り戻そうとしたが出来なかったので発狂した、というのが正しいのか?
『神の力』はその身に宿る『力』を解放しようとしているのか先程よりも『力』が強まっていく。





上条「おい!どうすんだよアレ!?」



博麗「・・・・・・・・・やるしかないか」





俺はそう言いながらパチュリーがいる『部屋』の方向に振り返る。





589 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:15:00.06 ID:4CfZMowe0





博麗「パチュリー!!」





するとすぐにパチュリーの返事が返ってきた。





パチュリー「どうしたの?」



博麗「『トリシューラ』をこっちに渡してくれないか?!」





俺は『トリシューラ』を使い、空中にいる今にも何かをしそうな『神の力』を倒す・・・・・出来なくても打ち落とすことにした。
『仙人』の力ではどうしても威力が足りない。俺の『力』は既存のものを複製するだけ、俺が複製できるものではどうしても打ち落とせるか自信がない。
だが『破壊神』である『シヴァ』が扱っていた『トリシューラ』であれば『神の力』をどうにか出来るかもしれない。





パチュリー「・・・・・・・・分かったわ。ただし次の実験に支障をきたさないように扱いなさい」



博麗「すまない!!」





俺が謝ると同時に俺の目の前に『トリシューラ』が現れる。
俺は『幻想殺し』をOFFにし、『トリシューラ』を手に取る。後はコレを『神の力』に叩き込むだけ・・・・・・
しかし俺には咲夜のような投擲技術は持ち合わせていない。
幽々子さんの時に投げた『剣』だって多分幽々子さんが動かなくても当たらなかったかもしれない程度の技術しか持たない。
どうする・・・・・・・どうにかしてこちら側に『神の力』を近づかせなければならないが、『神の力』はこちらに近寄ろうとしてこない。







590 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:16:04.50 ID:4CfZMowe0





上条「博麗・・・・・それって・・・・」



博麗「ああ、この『トリシューラ』を使って『神の力』を倒す・・・・・・・もしくは打ち落とすことが出来れば俺達にも勝機はある!!」



上条「本当か!?」



博麗「けどそれにはあいつを、『神の力』をどうにかしてこちら側に近づけないと」





あともう少しで手が届くのにそれが出来ない。俺はこの状況に、情けない自分自身を恨む。
そんな様子の俺を見て状況の深刻さに気づいたのか上条は突然こんな事を言い出した。





上条「なら俺が囮になる」



博麗「はぁ!?」



上条「いいか?俺が何とかあいつを惹きつける。そしたらあいつが俺に攻撃する瞬間、
彼奴がもっとも油断している瞬間に『トリシューラ』をあいつにぶつけてくれ」



博麗「だけどっ!!」





俺は上条を引き留めようとした。いくら切羽詰まっているからと言って大事な親友を、もう一人の自分を死にに行かせるほど俺は腐っちゃあいない。
だが上条は、





上条「博麗。お前が俺のことを心配してくれるのはすごく嬉しい。けどさ、別に俺は死のうとしてるんじゃない。
   俺がここまでするのは自ら囮役になるのはお前を信頼してるから、お前を信用しているからなんだよ」





上条は満面の笑みを浮かべながら言う。







591 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:16:54.03 ID:4CfZMowe0























上条「だからさ、俺を『助けて』くれないか?」








俺は少しの間、驚きのあまり時が止まったかのように固まった。だが上条の言葉の一つ一つを理解したそのとき、俺は自然と頬が緩んだ。








博麗「じゃあ・・・・・頼まれてくれるか?」



上条「ああ、頼まれたぜ!!」
























592 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:17:36.85 ID:4CfZMowe0







上条「おい、『神の力』!!!」



『神の力』「nfaiieqwjn 標的 nesmqpjm 『幻想殺し』  baoihun」





上条はまず『神の力』の名を叫ぶ。『神の力』は上条を発見すると即座に標的と定め、『水翼』と『氷剣』を展開しながら上条に接近する。
それを見た上条は『女神』から与えられた『力』を使い、全力で逃げる。
元々上条は逃げ足が速く、それに『力』が加わることにより『神の力』からある程度の距離を保ちながら逃げる事が可能だった。
・・・・・・そのはずだったが





『神の力』「juaokeocm 遅 mcsmoJoaa 愚 mwaijpkqaqp」



上条「っ!!?」





『力』を解放した『神の力』は先程とは比べ物にならないほどのスピードで上条との距離を縮める。
慌てて振り返った上条の目の前には『氷剣』を振りかざす『神の力』がいた。
だが、





上条「(かかった!!)」





上条はそう思い、笑みを浮かべるとそのまま『神の力』との距離を離すため後ろへ下がる。
『神の力』はその距離を詰めようとさらに進んだ所で








593 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:18:40.70 ID:4CfZMowe0





博麗「よう、『大天使』様?」





博麗当麻の声が真下から聞こえたと同時に、『神の力』の胸元に『トリシューラ』が叩き込まれた。





『神の力』「mkxoiaq 破壊 nmispxl 致命的 xiaqpxj !?!!?」





『神の力』へ『トリシューラ』が叩き込まれた瞬間、『神の力』の体の八割近くが粉々に吹き飛んだ。
頭のみになった『神の力』はそれでも抵抗しようとするが何も出来ない。俺は『トリシューラ』で止めを刺そうとしたが上条が俺を止めた。





『神の力』「mnowcmpzzlpowoiaqqplx!!!!!」



上条「もう良いんだ。お前は『元の世界』に戻ってくれ」





上条がそう言いながら右手で『神の力』に触れる。するとパキンッというガラスにヒビが入るような音と共に『神の力』が跡形もなく消え去った。
おそらく『神の力』が元々居た『位相』へと戻ったのだろう。『天使』といえば『天国』だろうか?






594 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:19:54.35 ID:4CfZMowe0




博麗「上条」



上条「ん?」



博麗「次は休んでくれないか?」



上条「なっ!?」





上条が何かを言おうとするが俺は続ける。





博麗「三連戦になるんだ、二戦目は俺に任せてお前は体力を十分にしてくれ。パチュリー!」





俺がそう言うと上条の下に穴が出来る。「のわぁぁぁぁァァァァァァァァ!!!??」と叫び声を上げながら上条が穴の中へ消えていく。
もっと良い方法があったはずだろ・・・・・
しかし穴が塞がると同時にパチュリーの「実験続行」という声が聞こえ、俺の思考が遮られた。
次はどんな敵が現れるのか、と考えていると俺の手元にある『トリシューラ』が突然震えだし、俺の手元を離れた。
そして地面スレスレの位置で縦に浮かんだ『トリシューラ』を中心として、『トリシューラ』に『黒い何か』が集まった。




その『黒い何か』は人の形へと固まっていき、色が付き始める。その『人』の髪型はツンツンしており、肌の色は日本人と同じ、
着ている服は自分や上条と同じ『学生服』。





博麗「・・・・・・って俺!?」



??「・・・・・」





俺がそう叫んだと同時に俺の姿をした『何か』の額に『目』が現れた。
そして俺は気づく。額に現れた『目』、『トリシューラ』を使った儀式により現れた『トリシューラ』に関係する『何か』。
ここから導かれる『彼奴』の正体は・・・・・・










595 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:20:42.32 ID:4CfZMowe0



































博麗「『破壊神』(シヴァ)・・・・なのか!?」



『破壊神』「・・・・・・」



























596 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:21:22.36 ID:4CfZMowe0




























次の『脅威』は来る――――――――――――――――――――――――――――――


























597 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:22:22.40 ID:4CfZMowe0




現在の登場人物情報





『破壊神』(シヴァ)



・種族      神


・主な能力    『破壊神』としての能力

         簡単に説明すると、『破壊』と『再生』と『豊穣』を司る程度の能力。           
         『破壊』の力は勿論、それに伴う『破壊』の後の『再生』、生殖機能等の『豊穣』を司る。 
         この『力』は『大いなる破壊』と『大いなる慈悲』を同時にもたらすと言われる。 


         『暴風雨神』(ルドラ)としての能力 

         シヴァと同一視される『神』。別名『風雨』を司る程度の能力




         など。他にも能力があるかもしれない。



・二つ名     『偉大な苦行者』(マハータパス)、『不死の主』(アマルナート)、『時(死)を支配する者』(マハカーラ)など



・インド神話に登場する『最高神』の内の一柱。この時点では『破壊神』(シヴァ)としての『力』はあるがそれを使えない。
 よってほぼ格闘のみしか現状では出来ない。(かもしれない)


598 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/17(木) 20:23:01.34 ID:4CfZMowe0



投下終了



無事『神の力』を撃破。次は都合上弱体化してもらった『破壊神』さんです。
ていうか弱体化しないと一瞬で幻想郷が滅びます。


599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/17(木) 20:28:28.95 ID:7KTUZw4Co
乙です
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/17(木) 21:42:37.57 ID:rZD8HpmSO

半分程度の出力でも幻想郷どころか現世の方の日本大陸すら破壊するのに十分だろうし、仕方ないね
601 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/18(金) 21:30:17.90 ID:0bc95lvG0
>>600

『神の力』と『破壊神』はどちらも
出力が半分以下でも世界崩壊レベルですし、
『弱体化』は必須ですけど・・・・・・
それでも『破壊神』は強いです。


そういえば魔理沙などが霊夢に質問攻めする
・・・・というネタを貰いましたが、
安価で上条さんや東方キャラに質問するとかに
しようかちょっと悩み中。

602 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:28:10.56 ID:jm8Zs8uG0


投下

603 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:28:51.63 ID:jm8Zs8uG0


第八話 「 Round2『破壊神』 」

604 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:29:54.76 ID:jm8Zs8uG0





博麗「オラ!!」



『破壊神』「・・・・」





博麗は『破壊神』が攻撃を仕掛けてくる前に攻撃を仕掛けた。
二歩で四メートル先にいる相手の懐へと潜り込み、右拳で殴る。
しかし『破壊神』は必要最低限の動きで博麗の拳を避け、左拳で博麗の腹にカウンターを決める。





博麗「が・・・・っ!?」





だが『破壊神』の攻撃はさらに続く。『破壊神』は腹を殴った勢いのまま拳を突き上げ、博麗を空中に上げる。
そして博麗が落ちてきたと同時に博麗の顔面に右ストレートを放つ。





博麗「ごはっ!?」





博麗はそのまま数十メートル先までノーバウンドで飛ばされた後、床にゴロゴロと転がった。
『破壊神』の名は伊達では無かったらしく、一撃一撃の重みがスゴイ。
油断すれば意識が飛んでしまう。





博麗「(・・・・・・・・『仙人』の力を使うしか他に方法はないか)」





そう考えた博麗は幽々子と戦ったときのように意識を集中させたが・・・・・・










605 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:30:52.60 ID:jm8Zs8uG0












































何も変化が起きなかった


































606 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:32:24.78 ID:jm8Zs8uG0












博麗「なっ、何で・・・・・・・・・・っ!!?」





『仙人』の力が使えないことに驚いていた博麗の腹に重い衝撃が襲い掛かる。
顔を上げるとそこには先程まで離れた場所に立っていたはずの『破壊神』が博麗に膝蹴りを入れていた。
しかし『破壊神』の攻撃は止むことはなく、博麗にさらなる追撃を与える。
博麗の腹へ膝蹴りを入れた『破壊神』はそのままの体勢で左手を使い博麗の胸ぐらを掴み頭突きを入れた。





博麗「がっ!?」





頭突きを入れた事により後ろに下がりそうになる博麗を胸ぐらを掴む左手で引き寄せ、右拳でさらに顔面を殴りつける。
『破壊神』はそのまま右拳を振り切り、博麗を殴り飛ばした。





博麗「(強い・・・・・圧倒的に!!!)」





博麗は殴り飛ばされている間、そんな事を考えていた。
動きは単純。別に相手は武術や格闘術を使っているわけではないのに・・・・・・ここまで違うのか。
『神』と『人』の『性能』(スペック)は。
と、ぶっ飛ばされ床へ無様に寝転がっていた博麗はそこまで考え、先程の事を思い出した。






607 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:34:36.81 ID:jm8Zs8uG0





博麗「(そういえばさっき、何で『仙人』の力が使えなかったんだ?)」





そう考えた博麗は『通常』の状態でも使える簡単な『仙術』を使ってみた。使える事は使えるが何か違和感がある。
博麗はここ最近、飛ぶこと以外では『仙道』の力を使っていなかった。
どちらかというとパチュリーから教えて貰っているが、簡単なもの以外殆ど使うことが出来ない『魔術』や『魔法』を使っている。
そこで博麗は『神の力』が呟いていた『ある発言』を思い出す。





『神の力』「garbxq 敵 mbdhip 『仙人』? dnfpoeiwms 『魔人』? nfineopa」





『神の力』は博麗のことを『仙人』と判断するか『魔人』と判断するか迷っていた。
『仙人』の力が使えない今、もしかしたらその『魔人』と呼ばれる力が使えるかもしれない。
ただ一つ問題なのは、どうやって『魔人』になる方法を見つけることだ。
その方法さえ分かれば・・・・・・





博麗「(ん?)」





そこで博麗はある方法を思いつく。





博麗「(『仙道の力』と『魔術』、『魔法』の出し方をちょっと変えて同時に発動・・・・・混ぜ合わせてみるか)」





博麗は昔見た漫画に出てきた主人公が、絶望的な状況を打破するために考え出した方法を思い出した。
それは今までとは違った方法で『力』を発動させるというもの。
これにより主人公は新たな『力』を手にし、見事敵を倒したのだ。
博麗が考え出した方法はそれに加えて、同時に別々の『力』を混ぜ合わせるのだ。
もしかしたら行けるかも・・・・・というほとんど願望に近い方法だがやってみる価値はあるはず。



608 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:35:17.94 ID:jm8Zs8uG0




博麗「(やるしかねぇよな、博麗当麻!!!!)」





博麗は自分に発破を掛けながら、勢い良く立ち上がった。
同時に『仙道の力』と『魔術』と『魔法』をパチュリーや師匠達に習ったものとは違う感覚で発動させる。
『仙道の力』は『魔術』を発動させるように、『魔術』は『魔法』を発動させるように、『魔法』は『仙道の力』を発動させるように。
それぞれ力加減を変えて発動させる。するとそれぞれの力が今までにないような感覚で発動される。





博麗「(行けるか!!?)」





そして博麗は全ての力を一気に混ぜ合わせ、自らの中へ戻し馴染ませる。
すると博麗の目は『真紅』に染まった。





『破壊神』「・・・・・・」





それを見ていた『破壊神』の背中から青色をした不透明な『腕』が四本現れた。
アレが本来あるべき『破壊神』の残りの腕である。
『破壊神』は『腕』の内の一本を振るった。
だが博麗は動かなかった。そして『破壊神』の振るった『腕』により、















609 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:35:56.14 ID:jm8Zs8uG0
































博麗の頭部が音もなく吹き飛んだ。
























610 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:48:32.85 ID:jm8Zs8uG0





『破壊神』「・・・・・・・・」





『破壊神』は博麗の『死』を確認した後、後ろを振り返る。
次の目的が決まらない『破壊神』はこの空間から出ることにした。
まだ『力』を発動させることが出来ないがその内何とかなるだろうと気楽に考える。
外へ続くかもしれないこの空間の『壁』を叩き壊そうと『破壊神』が構えた瞬間、ある『男』の声が鮮明に耳へと届いた。






















博麗「途中棄権か?」




















博麗の声を聞き、すぐに後ろを振り返ろうとしたが遅かった。
一瞬で『破壊神』の持つ全ての『腕』が根元から引き千切られ、『不透明な何か』によって拘束される。
拘束から逃れようとする『破壊神』だが何故か破壊できない。そして目前には博麗の手があった。





博麗「とりあえず『貰うぞ』」





博麗がそう言いながら『破壊神』の頭に手を置くと糸の切れた操り人形のように崩れ落ちながら『破壊神』だったものは砂へと変わり、
後に残ったのは傷一つ付いていない『トリシューラ』だけだった。





611 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:49:43.36 ID:jm8Zs8uG0


















俺は『トリシューラ』を拾いながら先程の戦いを振り返る。





博麗「(正直駄目だと思ってたが案外いけるもんなんだな・・・・・)」





先程は『仙道の力』・・・・・・『光遁術』を使い光速で移動、衝撃波などは『魔術』で消し去り『魔法』で身体能力を上げ
『破壊神』の『腕』を引き千切った。拘束したときは『仙術』と『魔法』を合わせたら出来た。
そして最後はどうしたかというと、要点だけ纏めるとすれば博麗は『破壊神の力』を吸収した。
『破壊神』の力は『日常』を守ることに役立つかも・・・・・と考えた結果、博麗は『魔人』の力を使い『破壊神』を取り込んだ。
ちなみに博麗は今『魔人』モードのままだ。理由は





博麗「(もしかしたら『仙人』の時みたいに『反動』が・・・・)」





『仙人』モードの時のように『魔人』モードにも『反動』があるかもしれない。それならば迂闊に解除は出来ない。
解除をするなら全てが終わった後でも良いだろう。あと疑問に思うことと言えば





博麗「俺って確か『死んだ』はずだよな」





そう、博麗は先程『破壊神』に殺された筈だが今こうして生きている。
と考えるとすると生き返ったとしか言いようがない。
だがそこに俺の意志はなく、自動的に生き返った。





博麗「まさか『魔人』になると最低でも『不死』になるのか?しかも超再生機能付きの」





信じがたい話だがこの『魔人』モード状態の際は『不死』へと変わるようだ。
その力に嬉しいようなちょっと空しいような、そんな複雑な気分になった。




612 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:52:23.80 ID:jm8Zs8uG0







上条「おーい博麗!!大丈夫だったか!?」





博麗が思考の海へ沈んでいると突然上条の声が聞こえてきた。





上条「穴に落ちてから状況が分からずじまいだったんだけど・・・・・ってお前!?どうしたんだよその目!?」





上条は来て早々テンションが高かった。博麗は上条を一旦落ち着かせながら今までのことを全て説明した。
所々驚いていた上条だが何とか話を理解できたらしい。





上条「最後の実験・・・・・大丈夫か?」



博麗「何とかなるだろ、いや何とかしてみせる。俺達二人で!!」



上条「おう!!」







パチュリー「それでは最後の実験を・・・・・・・開始」







パチュリーが最後の実験の始まりを宣言する。
これで最後だ・・・・そう意気込んでいた博麗達、いや正確には上条の元へ『何か』が衝突してきた。





上条「ごっ、があああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァ!!!!」



博麗「上条ぉぉぉぉォォォォォォォォオ!!!」





そのまま上条は『壁』に叩き込まれる。『壁』へ衝突した上条は気絶し、気絶した上条の中へ『何か』が入り込んだ。
上条の体が麻痺したかのように少し震えた後、何事も無かったかのように上条は立ち上がったが・・・・




613 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:54:14.80 ID:jm8Zs8uG0






上条(?)「・・・・・・・」





上条の目は『金』色に染り、冷たい目をしていた。





博麗「誰だよ・・・・・お前は!!!!」



??「それなら私が教えてあげられるよ」



博麗「なっ!?」





博麗はいきなり現れた美少女――――――美幼女?――――――に驚いた。
博麗が混乱していると謎の美幼女は苦虫を噛み潰したかのような表情をしながら説明を始める。





フィリア「私の名はフィリア。カミジョーから聞いてるでしょう?カミジョーを補佐する神・・・・・・正確には神見習いだけど」


博麗「ああ、フィリアか」





博麗はそこまで聞いてフィリアのことを思い出した。





博麗「で、上条に取り憑いてる奴の『正体』は何なんだ?」



フィリア「うん・・・・・・カミジョーに取り憑いてるのは」








フィリアは一呼吸を置いてから上条に取り憑いた者の名を言った―――――――――――――――











614 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:55:02.89 ID:jm8Zs8uG0








































フィリア「『天之御中主神』(アメノミナカヌシノカミ)よ」































615 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:56:36.50 ID:jm8Zs8uG0







博麗「・・・・・・・・・・えーっと」





博麗が返答に困っているとフィリアは『天之御中主神』について説明を始める。
この間何故か上条・・・・『天之御中主神』は辺りをキョロキョロしていたが博麗達は無視した。





フィリア「『天之御中主神』て言うのは、日本神話に登場する宇宙の根源であり宇宙そのものとも言われる本当の『最高神』なの。
     『高天原』へ最初に現れた神様もこの神でそのあとすぐに姿を消すんだけれど、
      目に見えない世界から神々に指令を出すことで常に宇宙を操っている至上神よ
      他の宗教と合わされ、妙見菩薩(みょうけんぼさつ)と同一視されるようなっているし
     『外の世界』で言えば『十字教』の『絶対神』と同一視され、『ヒンドゥー教』で言えば『創造主』(ブラフマン)と同一視される存在」





博麗「簡単に言えば『破壊神』よりヤバイ『最高神』?」



フィリア「簡単に言えばだけど」





博麗は『天之御中主神』・・・・・いや上条を見る。一刻も早く上条を助けなければ『幻想郷』も上条も危ないということだろう。







616 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:58:12.74 ID:jm8Zs8uG0





フィリア「多分、『天之御中主神』は本気を出せない」



博麗「何で?」



フィリア「『天之御中主神』は今は不完全、さらにカミジョーの『幻想殺し』が微々たるものだけれど『力』を奪ってる。
     『天之御中主神』を倒すなら多分今がチャンスだよ!!」



博麗「分かった!!!」





博麗はそう言いながら進もうとしたが・・・・





博麗「・・・・・・・・・・じゃあ何でそんな大事な事を早く言わなかったんだ!?」



フィリア「だって予備知識は大切でしょ?」



博麗「そ、そうだな・・・・・・・・・て言うかお前も戦わないんでせうか?」





博麗が聞くとフィリアは困ったような顔をした。





フィリア「私はまだまだ修行中の身でして・・・・・戦闘無理かも」





それを聞いた博麗は溜め息をつく。
それから少し考えた後、仕方ないと言うような様子でフィリアに出来るだけ安全圏に居るように言った





617 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 17:59:11.17 ID:jm8Zs8uG0













博麗「『天之御中主神』!!!!!!」



『天之御中主神』「?」





博麗の呼びかけに気づいた『天之御中主神』は博麗の方を振り向く。
『天之御中主神』は博麗を睨みつけるが博麗は臆せずに『天之御中主神』を睨み返した。





博麗「絶対にお前を『助けて』みせるぞ・・・・・・上条!!!!」















618 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 18:00:25.93 ID:jm8Zs8uG0




























『魔人』の誓いの叫びを合図に『魔人』と『天之御中主神』の戦いが始まった―――――――――――――――――――――――――

























619 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 18:03:42.25 ID:jm8Zs8uG0




現在の登場人物情報




『魔人』モード(イシス&オシリス)



・『仙道の力』と『魔術』と『魔法』を司る程度の能力。他にも『力』があるかもしれない。
 特徴としては『蓬莱人』などの特徴を持つ。髪色は黒、目は真紅、使うと体がボロボロに。(しかししっかり休めば二日ほどで完治する)
 自然治癒能力も高い。『仙人』モードと『破壊神』は吸収されました。






 『天之御中主神』



・種族     神


・主な能力   宇宙を司る程度の能力・・・・・・など



・二つ名    宇宙を司りし『全知全能』


・日本神話の本当の『最高神』



620 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/19(土) 18:04:53.88 ID:jm8Zs8uG0


投下終了



最後は『天之御中主神』です。
やっぱり有名じゃないのかなぁ〜
まぁ>>1も最近知ったばっかりですけど。
ただ出してみたかったから今回出す機会を設けました。


でクロスオーバーが終わった後ら辺に安価回をしようかなと思っています。(たぶん)
大丈夫かなぁ〜(時間は後日書きますが)

621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 18:58:44.87 ID:B8nqukVYo
乙です
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 19:37:48.68 ID:Afb+2hdDO
一ついいかな?





















異変どころの話じゃねーよ!!!?
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/19(土) 19:47:18.27 ID:1MV14RqS0
さらっと幻想郷崩壊の危機。これにはゆかりんもなりふり構わずパッチェさんに大激怒説教&幻想郷追放するレベル

霊夢さん!上条さんと世界の危機を察知してむそてんで協力してくれーーー!!間に合わなくなっても知らんぞーーー!!!
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/19(土) 20:36:21.60 ID:G6ymF5Yo0
現実で例えてみるなら……アパートで核爆弾作ってる奴が居ました   ってな感じだもんな
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/19(土) 22:28:55.59 ID:ruttYsuvO
上条さんが人間辞めてるレベルじゃねぇぞ
626 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/20(日) 13:36:06.82 ID:DhTap+Hn0
>>622>>623>>624

確かに異変どころではありませんねwwww
パチュリーさんはスゴい(確信)
そして『神』(弱体化)と『魔人』(未完成)。
この対決はヤバイ。

>>625

仕様です。
初期段階はそこまで人外にする予定では
ありませんでしたが急遽変更しました。
まだまだ強くなって、周りもインフレします。

ちなみに『現段階』では頑張れば
オッレルス並みor以下ですかねー
いや使いこなせれば以上いくかも?

だが上条さんはボロボロになる運命である
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/20(日) 14:21:11.67 ID:CysT29GFO
そのうち上条さんのパンチで幻想郷がヤバイ事に
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2014/07/20(日) 15:06:32.41 ID:inA6peIDO
……博麗当麻は早死にするな
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/20(日) 15:08:23.13 ID:inA6peIDO
あぁ、寿命でならって意味ね
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/20(日) 15:09:26.76 ID:YMf7EziRO
あのパワーバランスだからこそ幻想郷は成立していると思うんだけどね…
631 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/20(日) 18:21:01.21 ID:DhTap+Hn0
>>630

インフレというか・・・・・・
上条さんを苦戦させる位にします。
設定通りの力に加え、能力の拡大解釈など。
・・・・あれ、そこまでインフレしないかな?
後、パワーバランスの件は大丈夫です(多分)
何とかします。


あ、でも霊夢は強化するかも。(禁書風に)
兄妹揃って大変なことに・・・・
632 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/21(月) 15:22:46.67 ID:aXO1pcO20


投下

633 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/21(月) 15:23:19.99 ID:aXO1pcO20


第九話 「 RoundFinal『天之御中主神』」

634 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/21(月) 15:29:22.89 ID:aXO1pcO20









始めに仕掛けてきたのは『天之御中主神』だった。
『天之御中主神』の取った行動は至極単純なもので、左腕をただ水平に振るだけ。
しかしその行動の意味は数秒後に明らかとなった。





博麗「ッッッ!?」





博麗の全身に満遍なく、億単位の『破壊神』に勝るとも劣らない威力のある攻撃が襲い掛かる。
これにより一回死んだ博麗だが即座に再生、生き返りを果たしながら『天之御中主神』へと向かう。





『天之御中主神』「・・・・・・」



博麗「っ!!」





『天之御中主神』はさらに腕を振るう。
またしても左腕。右手に『幻想殺し』が宿っているためか右腕からは『力』を使うことが出来ないようだ。
だがそんなのは関係ない。あれは一本の腕を振るうだけで博麗を満遍なく殺すことが出来るのだから。





635 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/21(月) 15:32:03.41 ID:aXO1pcO20





博麗「なっ!!」





博麗は驚く。『天之御中主神』が腕を振るった瞬間に現れた、自分に襲い掛かろうとしてくる『何か』を見て。
何とか襲い掛かる『何か』を回避しようとしたが、回避するという判断を下すのが一瞬遅れてしまい回避に失敗する。
失敗した直後、博麗は先程と同じく全身に攻撃を受け三度目の死を迎える。
しかし博麗は再生しながら静かに微笑む。





博麗「(さっきはただ死ぬだけだった。けど今の『死』は無駄じゃない!!
    相手の攻撃の正体に近づいたんだ。もう少しで避ける事が出来る!!!)」





再生が済むと博麗はすぐに立ち上がり、『天之御中主神』のもとへと走る。
しかし先程とは違う方法で。
博麗が足に『力』を入れた瞬間、博麗は『天之御中主神』の目の前に立っていた。


『光遁術』。それは自らの体を『光の矢』へと変化させることにより宙を飛びながら一瞬で移動する術だ。
衝撃波などは伝承では出ないはずだが、博麗が使うときは稀に出るので保険を掛けたりする。
移動できる距離は最大10kmで、障害物があれば通れないがそれが僅かでも隙間があるもの、光を通すものであれば通ることが出来る。
しかも、拘束されている状態でも拘束具だけ置いて脱出出来るなど結構便利な術だ。





『天之御中主神』「!!!!」


博麗「遅い!!」





博麗は右手だけに『幻想殺し』を発動させ、『天之御中主神』に触れようとする。
一時的にでも上条から『天之御中主神』を追い出す事が出来れば何とかなるかもしれない。
そう考えた博麗の行動だ。しかし・・・・・・・・・・





636 : ◆C3XAFbfdbc [saga ]:2014/07/21(月) 15:32:49.55 ID:aXO1pcO20




『天之御中主神』「・・・・・」



博麗「ごはっっっ!!!?」





そう簡単に触れさせて貰える訳もなく、近距離からの『足蹴り』をくらった博麗は数メートルの距離を吹き飛ばされる。
死ぬことは無かったが大ダメージは貰った。博麗は朦朧とする意識の中、何とかこの状況を打開する方法を考えていた。





博麗「(上条を・・・・傷つけるよ・・・・・うな、攻撃は駄・・・・目だ。何、か方法は・・・・)」





方法を模索する中、博麗の視界にある人物が入った。
フィリアだ。たしか戦闘は無理だとは言っていたが・・・・・・本当か?
いや本当かもしれない・・・・しかしフィリアは『神見習い』と言っていた。
ならば何かしらの術を使えても不思議では無いのではないか?





博麗「フィ、リア!!!」



フィリア「な、何!?」





呼びかけるとフィリアは驚き混じりで返事をする。博麗はフィリアに手招きするとフィリアは一瞬で博麗のもとへ移動した。
博麗はフィリアに耳を貸すように言い、小声でフィリアに尋ねる。





637 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/21(月) 15:33:53.43 ID:aXO1pcO20






博麗「(フィリア)」



フィリア「(どうしたの?)」



博麗「(見習いのお前は、今何の術が使えるんだ?)」





尋ねるとフィリアは自信なさげに答えた。





フィリア「(一応転送術とか・・・・・・・・あとは幻術?)」



博麗「(それ、だ!!!)」



フィリア「(?)」





幻術。今の博麗ではおそらく使えず、フィリアなら使えるこの術。幻術があればこの状況を打破出来るかもしれない。
そう考えた博麗はさっそく作戦を練り、フィリアに作戦内容を伝える。





フィリア「(・・・・・・・分かった。ならさっそくやってみる!!)」



博麗「(頼む!!!)」





博麗とフィリアは二手に分かれ、作戦を開始した。

















638 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/21(月) 15:34:49.77 ID:aXO1pcO20
























博麗「おい!!」



『天之御中主神』「・・・・・・」





博麗が『天之御中主神』の名を呼びながら『天之御中主神』の視界に現れる。
『天之御中主神』は目前にいる敵を排除するべく、左腕を水平に振るい攻撃を仕掛ける。
その仕組みは、腕を振るうと同時に『力の塊』を放つ。『力の塊』は高速で相手の所へ移動し、相手を包み込む。
相手はそれに気づかず、『力の塊』は包み込んだ後一気に全身へ億単位の攻撃を放つ。これが博麗を二度殺した現象の正体。
先程のように『力の塊』は博麗を包み込もうとしたが・・・・・・





博麗「うぉぉぉぉぉォォォォォォォォオ!!!」



『天之御中主神』「!!?」





博麗はギリギリで『力の塊』を体を捻って回避した。予想すらしていなかった結果に『天之御中主神』は思わず動きを止めてしまう。
その隙を突いた博麗は一気に『天之御中主神』との距離を詰める。『天之御中主神』は何とか博麗を殺そうと攻撃を放ったが全て紙一重で避けられる。
そして博麗はついに『天之御中主神』の懐へ潜り込むことに成功した。




博麗「終わりだ『天之御中主神』!!!!」





博麗はそのまま右手で『天之御中主神』に再び触れようとしたが・・・・・・











639 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/21(月) 15:37:00.45 ID:aXO1pcO20




『天之御中主神』「・・・・・・・」



博麗「っ!!」





『天之御中主神』は足に『力』を込める。足に『力』を込める事により、威力は落ちてしまうが即座に攻撃が出来るのだ。





博麗「ぐはっっ!!!」





先程の『足蹴り』と同じように博麗の攻撃を当てた『天之御中主神』だがそこで違和感を感じる。
そう、手応えを感じない。確かに攻撃を当てた筈なのに・・・・・そう考えていると





博麗「・・・・・・」



『天之御中主神』「!!!!!???」





博麗の体がまるで煙のように揺らいだ・・・・というより博麗は煙となり霧散してしまった。
『天之御中主神』は混乱していると不意に目の前に迫っていたはずの、今まさに煙となって消えた筈の『男』の声が横から聞こえた。






博麗「チェック、メイ・・・・トだ・・・・・・・」






息も絶え絶えな博麗は油断していた『天之御中主神』の頭部に『幻想殺し』を発動させた右手で触れる。
右手が触れた瞬間、上条から『何か』が出てくる。
おそらく『幻想殺し』によって『天之御中主神』の本体と思われるものが上条から追い出されたのだろう。










博麗「(俺は・・・・・お前を助・・・け・・・・られ、たかな・・・・・・・上条?)」







640 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/21(月) 15:38:01.16 ID:aXO1pcO20








































心の中でそう小さく呟きながら博麗は意識を落とした―――――――――――――――――――――――






































641 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/21(月) 15:40:23.62 ID:aXO1pcO20



投下終了

クロスオーバー回は次で最後となります(予定)
上条さんは『神』相手だと死んで覚える作戦をするようです
『天之御中主神』の攻撃はオッレルスの『北欧王座』をモデルにしました。
ていうかそのまんま過ぎる気もしますが・・・・・



最後に・・・・・・アレで未完成、成長途中、そして本来の性能じゃないんだぜ?(『魔人』モード)


642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/21(月) 15:47:29.61 ID:vmGHjpDw0
上条から出た最高神ですが、命(みこと)繋がりで上条の因子から抜き出した美琴(ミコト)の姿・性格の分霊モードで幻想郷に残留、上条追っかけ勢に加わったりしたら笑う
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/21(月) 15:54:45.36 ID:PyLOd9jDO
乙!
まぁ霊夢さんもどんどん離されちゃったら、手が届かなくなっちゃうもんな
644 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/21(月) 20:22:38.03 ID:aXO1pcO20
>>642

それって上条さん目線の御坂の情報ってことだったら実際の御坂より酷いことになるんじゃ・・・・
いやあの頃の御坂だから上条さん目線じゃなくても変わらないか!!


>>643

上条さんが離れていってしまい混乱する霊夢・・・・・・いいな。
あと、霊夢→上条さんの心理描写などを書けていけたらと思っています。
他のキャラも書きますけど(多分)

645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/21(月) 21:17:50.18 ID:GRtqP/n1o
乙です
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/21(月) 21:42:09.01 ID:7Yb/6UNK0
魔人……確かにブウ並みの再生力+αみたいだしな
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 10:37:30.72 ID:qUu13+YUO
魔人は幻想殺し使えるのか
648 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:45:06.83 ID:/EzJtOcf0


投下

649 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:45:57.89 ID:/EzJtOcf0


最終話 「 別れる『幻想殺し』(かみじょうとうま)、終わる『物語』(ストーリー) 」

650 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:46:49.09 ID:/EzJtOcf0




博麗「(ん?・・・・・・ここは)」





俺が目を覚ますとそこは洋風の一室だった。俺は今の自分の状態を首だけを動かして確認する。
俺はベッドで寝ており、身体の数ヶ所には包帯が巻かれていた。
起き上がろうとした途端に身体中に激痛が走る。無理に動くのは適切ではないようだ。





霊夢「・・・・・・・・やっと目を覚ましたわね」





俺が何とか起き上がろうと四苦八苦していると突然隣から居るはずのない義妹の声が聞こえた。
声のする方を向くとそこにいたのは椅子に座りながら俺を睨む義妹。
どうやら俺は三回程死んだことによる後遺症で幻聴や幻覚まで見えてきたらしい。
しっかり休まないと・・・・・・





霊夢「何また寝ようとしてんのよ!!!」



博麗「痛てぇ!?え、幻覚とかじゃなかったの!!?」



霊夢「ここにしっかり存在するでしょうが!!」





どうやら幻聴や幻覚でも何でもなく本物の我が『義妹』博麗霊夢だったようで、
よく周りを見るとそこには紅魔館組、魔理沙、アリスが俺を見ていた。





博麗「あれ・・・・・・・何でお前らが居るんだ!?ていうかここは紅魔館でいいんだよな!?」





俺の問いかけにこの場の全員を代表するかのように、パチュリーが答える。





651 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:47:47.17 ID:/EzJtOcf0




パチュリー「ええ、ここは紅魔館で合ってるわ。正しくはレミィの部屋だけど。
      霊夢達はレミィに呼び出されてお茶会。アリスは確か魔理沙に誘われたのよね?」



アリス「そうよ」



パチュリー「で、当麻が実験で気絶したから救護するために紅魔館へ移したら全員がここに集まったの」



博麗「そ、そうか」



魔理沙「ホント、当麻はいつも怪我してばっかだよな」



咲夜「自分の身体をもっと大切にしなさい」



博麗「はははは・・・・」





俺は咲夜と魔理沙の言葉に苦笑いしか出来ない。
そこで重要なことを俺は思い出した。
上条と『天之御中主神』。
この一人と一柱についてパチュリーに聞かなければ!!





博麗「パチュリー!!上条・・・・・・っ!!!!」



咲夜「なっ、無理に動くのは駄目よ!!」



レミリア「落ち着きなさい!」





俺はベッドから起き上がろうとしたが、激痛が全身を走ったため起き上がる事は叶わなかった。
ベッドへ静かに横たわりながらパチュリーへ再度尋ねる。





博麗「あれからどうなった?」





尋ねるとパチュリーは俺が気絶した後の状況を静かに説明し始めた。






652 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:49:00.82 ID:/EzJtOcf0







パチュリー「まず漏れ出てきた『天之御中主神』の一部は回収したわ。今後の実験に役立つでしょう。それと上条当麻は先程目を覚ましたわ」



博麗「ほ、本当か!!?」



フラン「何でとうまが目を覚ました事をとうまに報告するの?」



レミリア「確かに・・・・・・パチェ、何故なの?」





パチュリーの報告にフランは疑問の声を上げる。フランと同じ考えなのか俺とパチュリー、こあを除く全員がその疑問に同意する。
するとパチュリーは、この部屋の扉の方を向いた。





パチュリー「直接見てもらった方が早いわね・・・・・・入って良いわよ」



全員(小悪魔を除く)「「「「「「「 ? 」」」」」」」



博麗「・・・・・・・」




パチュリーの発言に、こあと俺を除く全員が訝しげに眉を寄せた。
そしてパチュリーの発言と共に扉が開かれる。
そこにいたのは・・・・・・・・









653 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:49:40.62 ID:/EzJtOcf0





























上条「し、失礼しまーす」































654 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:51:37.75 ID:/EzJtOcf0














(表面上は)無傷の上条だった。無事でいてくれて本当に良かった。
感慨に耽っていた俺はふと霊夢達の方を見た。





全員「「「「「「 ・・・・・ 」」」」」」」



小悪魔「あはは・・・」



パチュリー「ふう」





何故かパチュリーは本を読み出し、こあは半笑い、その他全員は絶句。
数秒か数十秒か、はたまた数分かは分からないが確かな沈黙が流れた。そして最初に沈黙を破ったのは咲夜だった。





咲夜「・・・・・・・・・・・・はっ!!くっ、私の当麻に化ける妖怪!?」



霊夢&魔理沙&アリス「「「 アンタの(お前の)もんじゃない(わよ)!!! 」」」



レミリア「」



フラン「???」



美鈴「いっ、一旦落ち着きましょう!!ね、そうしましょう!?」





美鈴と俺で何とかこの場を抑えました。








655 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:52:45.53 ID:/EzJtOcf0



とりあえず俺と上条で説明をこの場にいる全員にし、理解を得る事が出来た。
ふう、今までの説明の中で一番大変だったかもしれない。
一息入れようとした俺はそこであることを思い出した。





博麗「そういえば転送はどうなったんだ?」





上条に尋ねると「待ってくれ」と言いながら上条は目を瞑る。
おそらくフィリアと話しているのだろう。





上条「何故か妨害していた『何か』が実験が終了したと同時に無くなったらしい。今すぐにでも転送出来るってさ」





その返答に俺は少し悲しい気分になる。短い間だったとはいえ共に過ごした親友だ、名残惜しくもなる。けれど俺は引き留めない。
俺の身勝手な願望よりも、上条の果たしたいと思っている役目のほうが大切だと考えたからだ。
俺は笑顔を浮かべながら上条を見る。





博麗「そっか・・・・・・・楽しかったよ上条。お前と出会えて良かった」





俺がそう言うと上条は面食らったような顔をしたが、やがて笑みを浮かべながら





上条「俺もお前に助けられて、一緒にテストをして、『大天使』とか『神』を相手に戦って・・・・・・いろいろあったけど楽しかった」





俺に手を差し伸べてきた。握手をしよう・・・・・ということか?
俺はその差し伸べられた手を握り、ずっと聞きたかったある事を尋ねた。





博麗「上条」



上条「?」



博麗「俺はお前を『助ける』ことが出来たか?」





俺の質問に上条は首を縦に振った後、笑顔で答えた。

656 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:54:19.65 ID:/EzJtOcf0
























上条「ああ、助けてくれてありがとう・・・・・・・・『博麗当麻』」


















俺はその『感謝の言葉』に、今までの想いを込めて答える。

















博麗「どういたしまして・・・・・・・・『上条当麻』」

















657 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:55:47.52 ID:/EzJtOcf0










































―――――――――――――――『世界』と『世界』の境界線上にある『空間』―――――――――――――――




































658 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:58:01.48 ID:/EzJtOcf0


























紫「後は『あっち』の当麻が『別世界』に転送されればこの『物語』も終わり。
  まぁ、まだ『あっち』の『物語』が残っているから本当の終わりでは無いけれど」





今まで私は『博麗当麻』と『上条当麻』、この二人の創り出す『物語』の一部始終を『スキマ』から見ていた。
古道具屋『香霖堂』の店主、歴史家のワーハクタク、意外と動く大図書館、それに仕える小悪魔
『大天使』、『破壊神』、『天之御中主神』との対決。そして今の会話まで全て。
少し予想外なシーンもあったが問題は無い。





藍「紫様。何故傍観に徹していたのですか!?『天之御中主神』・・・・・あの『神』を当麻が止めることが出来なかったら
幻想郷が崩壊していたのですよ!!」





九尾の狐に取り憑く私の『式神』八雲藍は私に抗議してきた。
幻想郷のこともあるが多分、弟のような存在である当麻・・・・『博麗当麻』のことが心配だったのだろう。
当麻は三回程死んだ。これが原因で藍の不満が爆発し、現在藍は私に反発をしている。
普段は私の命令に付き従う藍が命令を無視してでも戦いに参加しようとしたほどだ。
私が力づくで止めなければ今頃大惨事になっていたかもしれない。





私は再び暴走しそうな藍を落ち着いた口調で宥める。








659 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 13:59:36.47 ID:/EzJtOcf0







紫「大丈夫よ。その点に関しては当麻・・・・・・・『博麗当麻』が未完成ながらも『魔人』へと昇華し
  『あっち』の当麻を補佐する『神見習い』がいたのだから心配することはないわ」



藍「ならあのパチュリーとかいう『魔法使い』はどうするおつもりですか?」



紫「今回は大目に見る。たしかにあの『魔法使い』は幻想郷崩壊の危機を招きましたわ
  けれどそれを大目に見るくらいのことはしたのだから『今回』は・・・・・・・・ね」



藍「・・・・・・・分かりました」





藍はそう言いながら、私に背を向ける。
私は引き続き、転送直前の『上条当麻』とそれを見送る『博麗当麻』達を見ようとしたが
藍が「最後にもう一つだけ」と尋ねてきた。





藍「何故『神見習い』という少女の妨害をしていたのですか?」





私は藍の問いかけに笑みを浮かべながら答えた。































660 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 14:00:30.54 ID:/EzJtOcf0

































紫「だってそのほうが面白いじゃない?」







































661 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 14:01:21.23 ID:/EzJtOcf0



『東方交差録』編  END


662 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 14:03:21.20 ID:/EzJtOcf0



投下終了




『東方交差録』編、どうでしたか?
最終話の文章がちょっと変になった気が・・・・・・気のせいかな。
そういえば自然治癒能力が高い言った割に前回ダメージそのまんまで気絶したのは『魔人』になったばかりで不安定ということと
『魔人』モードが切れかかっていた事が原因です。(あと>>1の都合)


次は安価回の予定です。
時間帯は・・・・・・時間あるし明日の十三時半くらいからしようかな?(変更の際はちゃんと書きこみます)
質問してくれる人はどれくらいいるのか・・・・



663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 15:17:29.74 ID:MimKt0VDO
乙!
お別れの記念は思い出だけですか?

あと、安価ではどういう質問をすれば良いんでしょうかね?
664 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 15:42:11.48 ID:/EzJtOcf0


>>663

上条さん何か貰ってもすぐ無くすし・・・・・・・


安価は出来るだけ既出のキャラを選んでください(複数も可)
でも、もしかしたら既出じゃないキャラも出せるかもしれませんので挑戦してみるのもアリ?
内容は基本何でも良いです。でも>>1的にこの質問は無理かも・・・・・・と思ったら安価下です(その時は理由を言います。出来るだけ)


大体こんな感じですかね。もうちょっと詳しくなったらその都度伝えていきます。

665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 16:27:26.25 ID:B95MHWBGo
乙です
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/22(火) 20:14:46.75 ID:5j1e9OAoO
やっぱ「魔人」て事は禁書のオティヌスとは別の存在なのか?
667 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 20:28:33.45 ID:5OaHLbhx0
一応補足

『魔人』モードでの『幻想殺し』は
右手のみ発動可能。
二ヶ所以上の発動中は『魔人』状態は
持続出来るが、『魔人』の力は使えない。

668 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 21:02:54.56 ID:5OaHLbhx0
>>666

『魔神』に限りなく近い存在ですかね。
但し禁書の『魔神』と同じとは限らない。

まぁ、禁書の『魔神』みたいなものになるなら
『破壊神』を使いこなせばいいだけですけど。

669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/22(火) 21:28:36.14 ID:DDdyaiiF0
交差録は、本編に戻ったら無かった事として進むの?
670 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/22(火) 21:36:38.84 ID:5OaHLbhx0
>>669

いいえ、『東方交差録』編の設定は残します。『魔人』や『神の力』も出ましたし、
本編に影響するような事が多かったので。

671 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 13:31:00.05 ID:8qHW+6mI0


投下

672 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 13:31:47.36 ID:8qHW+6mI0


安価編 「 幻想郷の質問コーナー 」

673 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 13:35:13.03 ID:8qHW+6mI0









――――――――――博麗神社――――――――――














阿求「さぁ、皆さん!ついにこの日がやって参りました!!!あらゆる人妖へ質問できるこの日が!!!!」



上条「阿求・・・・・・・何かテンション高くないか?」



あらゆる人妖「「「「「「「「「 ??? 」」」」」」」」」



阿求「ふふふ、今回は人里からいろいろと応募した質問に答えてもらうという企画です。司会進行は当然私こと稗田阿求が勤めさせて頂きます」



上条「そ、そうか」



阿求「この箱に入っている用紙には質問される人物の名前とされる質問が書かれています。
   私が適当に引き、私が引いた用紙に書かれている人物はその質問に答えて貰うという遊びよ!!」スッ



上条「おい今遊びって言ったのか?」



阿求「ええ」



上条「ま、まぁいいや。続けてください」



阿求「それでは早速、一つ目の質問は・・・・・・」ガサコソ






>>675




674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 13:51:04.36 ID:EK+lXiJDO
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 13:59:02.72 ID:FJPtpngxO
魔翌理沙さんに質問です

昔(旧作)の活躍を拝見しましたが、何故ここまで大胆にイメチェンしたのですか?
そして、師匠との仲は現在どうなってますか?
676 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 14:27:07.77 ID:8qHW+6mI0






阿求「えいっ!!・・・・・・・・・魔理沙さんに質問です」



魔理沙「わ、私か!?」



阿求「昔(旧作)の活躍を拝見しましたが、何故ここまで大胆にイメチェンしたのですか? そして、師匠との仲は現在どうなってますか? 」



上条「えーと魔理沙の師匠・・・・・と言えばあの霊か?」



魔理沙「魅魔様か・・・・・・あの霊はたしかにいろいろな事を教えてくれたが、基本私と当麻の事をからかってただけのような」



上条「ホントに何がしたかったんだあの霊?しかもある日から顔を出さなくなったし」



魔理沙「またいつか会いたいぜ。イメチェンの件は・・・・・・・・」



上条「昔は少し髪が赤かったけど途中から今の金髪にしたよな?」



魔理沙「あ、あの頃はちょっとやんちゃしたかった年頃で・・・・・・だから試しに赤色に染めたんだが何かしっくりこなくて戻したんだよ
    後はまぁ色々・・・・・・・」



上条「ああ、そう言うこと」



魔理沙「・・・・・・・・・そういえば何で人里の奴らが昔の私の事を知ってるんだ?」



阿求「気にしては駄目です」



上条&魔理沙「「 お、おう 」」



阿求「それでは次!行ってみましょう!!!・・・・・・・・・・・えーと」ガサコソ






>>678



677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 14:29:42.86 ID:FJPtpngxO
ksk
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/23(水) 14:51:23.31 ID:xzXdql9ZO
近頃、人里に博麗の兄が下りている日に限って魔法使いやメイド、妖怪を多く見かけるような気がします
何かの異変の前触れなのでしょうか?
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 14:57:40.16 ID:EK+lXiJDO
確かに人知れずあったからね。異変
二当身(にとうしん)異変とでも言う様なのが
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 15:00:27.43 ID:FJPtpngxO
博麗の兄妹は皆に好かれるからね、仕方ないね
681 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 15:15:47.24 ID:8qHW+6mI0



阿求「はいっ!!えー・・・・・・・」



上条「・・・・・」



阿求「近頃、人里に博麗の兄が下りている日に限って魔法使いやメイド、妖怪を多く見かけるような気がします。何かの異変の前触れなのでしょうか?」



上条「この質問は誰が答えるんだ?」



阿求「指定されてない場合は答えられる、もしくは関連性が高い人物に答えて貰います」



上条「う〜ん・・・・・確かに誰かと行くときはあるけど大体俺は一人だぞ?」



阿求「(て言うことは・・・・・・)」チラッ



咲夜「・・・・」



アリス「・・・・」



幽香「・・・・」



上条「幽香は何でここに!?」



幽香「貴方こそ何でここ最近こっちに来ないのかしら?」



上条「ちょ、やめ、首が絞ま・・・・・・」



霊夢「やめなさい!!」



阿求「(調べたらもっといそうだけど・・・・・今はいっか!)それでは次です」ガサコソ



上条「助け・・・・・て、くれ」ジタバタ






>>684

682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 15:20:27.99 ID:EK+lXiJDO
>>680が答えみたいなもんだからね。仕方ないね
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 15:50:17.43 ID:FJPtpngxO
妖怪の賢者様に質問です
風聞でよく休眠に入られるとお聞きしましたが、実際はどの程度眠っておられるのでしょうか?
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 15:51:54.46 ID:EK+lXiJDO
むしろ人里その他の一般人勢(いわゆるモブ)から博麗兄への印象や人気度を聞いてみたいんだが?
685 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 16:26:05.53 ID:8qHW+6mI0





阿求「ほっ!・・・・・・人里とかのその他一般人勢から博麗兄への印象や人気度を聞いてみたい・・・・・そうです」



上条「それって人里の皆さんから聞けば・・・・・」



阿求「多分特別な事情を持った方が書いたんですよ!まぁ、こんな事もあろうかと聞き込みはバッチリしてきました!!」



上条「・・・・・・凄いなお前」



阿求「ありがとうございます。それではどうぞ!!」



全員『・・・・・・・』





686 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 16:28:48.80 ID:8qHW+6mI0






・上条の行きつけの団子屋の主人


爺「あの方は常連さんでねぇ・・・・・本当に良い子だ。
  あと不運なのか、よくいつもお店を出るときに子供達が投げた球だとかにぶつかったりするんだよ」





・上条の行きつけの八百屋


主人「印象ね〜〜まぁ、面白くていい奴だ。妖怪退治を無償で引き受けてくれたり、呪いで苦しむ人達を助けたり。
   あと常に人を助けるために動いてる印象もあるな。事情によっては妖怪や幽霊も助けようともするが」





・上条がたまに行く貸本屋の娘


娘「上条さんは妖怪から私を助けてくれたスゴイ人なんです!たまに来てくれたり、あとすごく優しい人で・・・・・」


長すぎるので省略。



687 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 16:30:07.95 ID:8qHW+6mI0











阿求「纏めると、@優しい Aお人好し B面白い C無自覚に女性を惚れさせる男の敵 D不幸 E大人気  ・・・・・・ですかね」



上条「おいCの所ちょっと待て!!!」



阿求「おかしい所は何もない」



全員『・・・・』コクコク



上条「何で頷いてんだ!?」



阿求「そんなことより次ですよ」ガサコソ



上条「不幸だ」






>>689


688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 16:36:14.27 ID:EK+lXiJDO
加速
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/23(水) 16:37:25.25 ID:eqWgEUQg0
全知生命全てに於いて、博麗兄氏と同じくらいの努力、鍛錬を重ねれば、同じくらいの力を持てますか?
690 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 17:19:15.59 ID:8qHW+6mI0





阿求「次は・・・・・・全知生命全てに於いて、博麗兄氏と同じくらいの努力、鍛錬を重ねれば、同じくらいの力を持てますか?・・・・・ですね」



上条「何か俺関係多くねぇか?」



阿求「大人気なんですよ。ていうかそれだけ人里と関わってるのに意外と謎が多いですし」



上条「そ、そうか。えーと質問の返事だがそれは分からない。やっぱりそういうのには向き不向きがあるんだ。
その『力』に向いているかの素質が大事で『才能』ってもんが必要になる。突き詰めれば行ける人はいるし、行けない人もいる。
だから俺と同じように努力をしても俺と同じようになるとは限らない。
   厳しく言うとすれば高みを目指すなら『素質・才能』を持っていなければ『努力』をし続けてもキツイ。
   逆にいくら『才能』があっても『努力』しなきゃ、限界がきてそれ以上の領域にたどり着けない。
   『才能』と『努力』。これが揃っている奴だけが高みに行けるんじゃないか?
まぁ自分がそんな人間かって聞かれたらそうではないと思うけど」



阿求「ありがとうございます。そういえば当麻の『力』についてまとめませんか?他の一部を除いた皆さんは知らないだろうし」



幽々子「そういえば詳しくは知らないのよねぇ」



妖夢「確かに」



幽香「そう言われると」



美鈴「そうですね」



妹紅「たしかに」



全員『うんうん』



紫「(私は分かるけどね)」



上条「じゃあ軽く纏めますか・・・・・」



阿求「どうぞ!!」



上条「じゅ、準備万端だな・・・・いくぞ」





691 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 17:20:11.48 ID:8qHW+6mI0




























上条「あらゆる異能を打ち消す『幻想殺し』、『魔術』や『魔法』『仙道の力』を扱える『不老不死』の『魔人』(未完成だけど)
   神話通りなら『世界』を終わらせる事が出来る『破壊神』(シヴァ)、『仙人』は確か『魔人』に吸収されたから後は無いか?」





























692 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 17:21:30.46 ID:8qHW+6mI0




全員『・・・・・』



紫「『短剣』については?」



上条「あれは使うと不安定で暴走の危険性も・・・・・・他にも『力』はありますが『短剣』の時と同じように不明ですから紹介は出来ません」



紫「そう」



霊夢「どんどん『人外』になってないあんた?」



上条「自覚はしてる・・・・・・しかもただいま絶賛修行中」



魔理沙「誰と?」



上条「大体は自分一人で。あとは紫さんとかパチュリーに見てもらってアドバイスを少し」



阿求「そうですか・・・・・じゃあ後二、三回ほどでお開きとさせて頂きます!!」ガサコソ








>>694



693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 17:23:46.39 ID:EK+lXiJDO
加速
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/23(水) 17:25:15.80 ID:17I5xkHy0
みなさんはこの先、会ってみたい妖怪とか居ますか?
695 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 18:22:22.94 ID:8qHW+6mI0





阿求「お次は・・・・・・・・えーとみなさんはこの先、会ってみたい妖怪とか居ますか?・・・・・どうですか皆さん?」



上条「俺は妖怪よりも神のほうだな」



阿求「ほうほう」



上条「俺が『外の世界』にいた頃、俺は諏訪に住んでいたんだ。元々は別の場所に住んでいたんだが周りからの・・・・・
   まぁ、いじめやら何やらでまともに生活出来ない状況になって仕方なく」



阿求「そうだったんですか」



上条「ああ、それで近所にある神社に住んでいる女の子がいじめられててさ。放っておけなくて助けたんだ。
   助けた後俺はその女の子の神社・・・・・・いや家で遊ぶことになって、そこで俺は二柱の神達と会ったんだ」



阿求「そうなんですか」



上条「それから俺は神社へ毎日遊びに行くようになり、女の子と遊び、二柱の神達と遊んだ
   けどそれから数ヶ月後、両親との旅行中に俺は幻想入りをした」



阿求「・・・・・・・」



上条「だから俺は妹みたいな存在だった女の子・・・・・・早苗と二柱の神様達、神奈子さんと諏訪子さんに会いたいんだ」



霊夢「(・・・・・・・・・・・・『妹』ねぇ)」



阿求「ありがとうございます。他の皆さんは?」



レミリア「私は妖怪よりも珍しいペットみたいなものがほしいわね」



咲夜「私は妖精メイドよりも動くのがほしいです」



霊夢「私は賽銭を呼び込んでくれるような奴がほしい」



上条「何かただの願望になってないか」



阿求「質問者は実際にいる妖怪とかの中で会いたいものは何ですかって聞いたんだと思うんですけどねぇ」ガサコソ




>>697

696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/23(水) 18:31:04.00 ID:gD7vuJgi0
ksk
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/23(水) 18:34:53.09 ID:yh6nMGsp0
『当麻に一番ふさわしい人が当麻に食べさせてあげてね☆』

と、包みに書かれた、送り主不明で一つのプラチナ色なリンゴ(ユグドラシルの実)が……
698 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 18:56:48.42 ID:8qHW+6mI0

>>697
鎧武ですか
映画見てないのでプラチナのリンゴのことは・・・・
ちなみにヘルへイムの実です。
でも上条さんが仮面ライダーになる展開も・・・・・・いや止めておこうかな?


ということですみません、そのネタは書けないので安価下


699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 19:06:04.44 ID:EK+lXiJDO
え?単に神話の一番美しい人へ……のリンゴのパロじゃねーの?
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/23(水) 19:21:09.01 ID:yh6nMGsp0
>>699さんの仰る通りです
しかも自分、鎧武見てないから知りませんし
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/23(水) 19:25:12.13 ID:yh6nMGsp0
リンゴじゃないのは、普通の果物じゃ物足りないかなと思ってしまったので、つい
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 19:35:24.15 ID:EK+lXiJDO
ま、つまりは
ここに居るメンバーで“誰が当麻に食べさせる(相応しい)か”って事で華々しく?も醜い争いが勃発……ってこったな
703 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 19:43:48.76 ID:8qHW+6mI0

>>699>>700

すみません。ただの>>1の勉強不足と調べるのを怠った故の勘違いです
ど、どうしよう・・・・・・
書けるか分からないから安価下にするべきか、ちゃんと調べて書くべきか・・・


704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 19:45:43.94 ID:LRHXcXOvO
>>702の言うように、シンプルに上条さん(に「あーん」する権利)争奪戦で良いんじゃない?
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/23(水) 19:47:36.35 ID:JxNnwbV90
さりげにいる妹紅に何故誰も突っ込まんのか
706 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 19:50:07.18 ID:8qHW+6mI0

>>704

た、確かに・・・
ちょっと書いてきます

707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/23(水) 20:06:26.21 ID:yh6nMGsp0
>>1さん、お騒がせしてしまってすみませんでした

そしてフォローして下さった皆様、どうもありがとう御座いました
708 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 20:32:52.48 ID:8qHW+6mI0





阿求「あ・・・・そういえば」



上条「ん?どうした」



阿求「いや、何か珍しい色をしたリンゴと一緒に渡された用紙があったのを思い出して・・・・・・ほらコレ」



上条「それって確かプラチナつう色だったような・・・・・てか本当にリンゴなのかそれ!!?」



阿求「えーと手紙には・・・・・・『当麻に一番ふさわしい人が当麻に食べさせてあげてね☆』 と書かれています」



咲夜「当麻。はい、あーん♪」



上条「うおっ!!?」



阿求「へっ!?・・・・・・早っ!?リンゴがもう食べやすい大きさにカットされてる!!?」





709 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 20:37:52.23 ID:8qHW+6mI0







咲夜「と・う・ま?」



上条「わ、分かった。食べるからそんなに近づかないでくれ!!
   (ヤバイヤバイヤバイ!!!咲夜からする良い匂いがぁぁぁぁぁぁァァァァァ!!!!!)」



霊夢「待ちなさい!!!」



魔理沙「何勝手に食べさせようとしてるんだ?」



アリス「させると思う?」



妹紅「良く分からないけどとりあえず・・・・・・私の知り合いを困らせないでほしいな」



文「ふふふ、修羅場!!!これは良い特ダネを掴んだかも!!」



上条「射命丸!!お前はちょっと自重しろ!!!」



文「えー・・・・・・・当麻が昔みたいに『文お姉ちゃん』と呼んでくれたら記事にはしませんよ?」



上条「・・・・・・・」



文「迷ってるの、ねぇ迷ってるの?」ニヤニヤ



上条「うがぁぁぁぁぁァァァァァ!!!!!」



『私が食べさせる!!!!!』『させるかぁぁぁぁァァァァァ!!』『落ち着いてぇぇぇェェェェ!!!』
『皆さん落ち着いてください!!』『きゅっとしてドカーン』『不幸だぁぁぁぁァァァァァ!!!!!!』



阿求「うわースゴイ事になってるなぁ。・・・・・・・・・・よし、じゃあ次で最後にしようかな」ガサコソ





>>711




710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 20:49:46.11 ID:EK+lXiJDO
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 21:00:00.07 ID:IXiViYtE0
新約9.10巻の上条さんは
みんなどう思いましたか?
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 21:00:00.07 ID:IXiViYtE0
新約9.10巻の上条さんは
みんなどう思いましたか?
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 21:00:57.32 ID:IXiViYtE0
ミスった…
連投だから無しですかね?
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 21:01:07.85 ID:LRHXcXOvO
そちらは元気にしているか?
当麻くんとは仲良くしているか?
新しい友人は出来たか?
年寄りの気苦労かも知れないが、未だにお前が幼い子供のように思えて心配は尽きん
今はまだそちらに帰る事は出来んが、私はいつの日もお前の事を見守っているよ

愛しの孫娘へ
妖忌より
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga sage]:2014/07/23(水) 21:11:53.34 ID:yh6nMGsp0
ごちそうさまでした。

さてさて、結局食べさせてあげるのは誰になるやら……w
716 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 21:14:39.85 ID:8qHW+6mI0

>>713
連投はなしにします。
すみません。

717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 21:17:22.13 ID:EK+lXiJDO
どうやら良い話で締まるみたいだな
718 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 21:38:51.03 ID:8qHW+6mI0



阿求「最後はコレです・・・・・・・・・・妖夢さん!!!!」



妖夢「は、はい!?」



阿求「こ、これ・・・・・」



妖夢「え」



そちらは元気にしているか?
当麻くんとは仲良くしているか?
新しい友人は出来たか?
年寄りの気苦労かも知れないが、未だにお前が幼い子供のように思えて心配は尽きん
今はまだそちらに帰る事は出来んが、私はいつの日もお前の事を見守っているよ

愛しの孫娘へ
妖忌より




妖夢「お爺・・・・・ちゃん?」



上条「ん?・・・・・・この字は妖忌さんの!?」



幽々子「妖忌・・・・・」



上条「妖夢さん」



妖夢「・・・・・・・大丈夫」



幽々子「妖夢」ギュ



妖夢「幽々・・・・・・子様」



幽々子「無理はしないで。泣きたい時に泣かないと身体に悪いわよ」



妖夢「私は半人半霊ですから・・・・・・大丈夫ですよ」



幽々子「でも半分人でしょ?」



妖夢「幽々子様・・・・・うぅ」ポロポロ



上条「・・・・・・・・・・・・」チラッ



719 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 21:43:03.38 ID:8qHW+6mI0





『はぁぁぁぁァァァァァ!!』『まだまだぁぁぁぁ!!!』『くっ!!』
『なっ!?』『甘いわよ!!!』



霊夢「何とか取れたわね・・・・・」ジリッ



フラグを建てられた者達『・・・・・・・』ジリッ


友人などの恋愛的なフラグは建てられてない者達『・・・・・・・』ジッーーーー



上条「おい、霊夢」



霊夢「何?」



上条「・・・・・」ヒョイ



霊夢「え、ちょ」



上条「いただきます」パクパク



フラグを建てられた者達『ああああああああぁぁぁぁァァァァァァァァ!!!!!!!!??』



上条「ふう」バタン



ほぼ全員『当麻(とうま)(君)!?』



妖夢「当麻君!?」



幽々子「悪くなってたのかしら?」



紫「(眠いわね・・・・・)」



阿求「これで今回の幻想郷質問コーナーは終わりです!!またのご応募をお持ちしております!!!」



橙「藍様、あの人間は一体誰に言ってるんですか?」



藍「さぁ?」





720 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 21:44:16.50 ID:8qHW+6mI0



現在の登場人物紹介



稗田阿求


・種族     人


・能力     一度見た物を忘れない程度の能力


・二つ名    幻想郷の記憶


・人間の里にある名家「稗田家」の当主であり、九代目「御阿礼の子」。千年以上も前から転生を繰り返している
 上条とは昔馴染み。たまにテンションが高くなる。




今回は阿求のみ


721 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/23(水) 21:47:09.15 ID:8qHW+6mI0


安価回、無事に終了


皆さんどうもありがとうございました。
次はいつ頃やろうかなぁ〜
もうちょっと出せるキャラが増えた頃にやるのがいいかもしれませんね


722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 21:52:44.93 ID:LRHXcXOvO

あと幾つか異変を解決してからの方が良いかもね
早苗さんと守矢二柱の話題も出たことだし
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/23(水) 21:58:53.91 ID:4Vdxrd+Fo
乙です
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/24(木) 00:45:31.88 ID:bILqdLhQ0
妹に反応する霊夢さん
未来の妹潰しの為の何かを始めだすのだろうか?
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/24(木) 14:25:40.10 ID:gnAIndqb0
確かに剥いて時間経ったリンゴとかあんまり美味しくないけれど……倒れる程では、ない、筈ww
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/24(木) 14:35:59.80 ID:1oPsWOGDO
>>725
傷んでたとかじゃなくて(そもそも世界樹産だから普通は劣化しない)、ユグドラシルの実だから上条さんでも負担が非常に大きかったってことだと思われ…
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/24(木) 20:41:36.68 ID:bIm4L7IC0
で、味は?
728 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/24(木) 22:11:20.60 ID:arUmwCVc0
書き忘れました


次回から『三日置きの百鬼夜行』編に入ります
師と弟子が交差する時、『異変』が始まる!
それではまた次回!

729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/24(木) 22:49:44.88 ID:nrKQMppZ0
鬼畜な格ゲーみたいな事やってたし、酒で壊れなきゃなんとかなりそうかもな
730 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:33:32.45 ID:wBpgOHxX0


投下

731 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:34:41.25 ID:wBpgOHxX0


第三章『三日置きの百鬼夜行』



第一話 「 師弟の再会 」

732 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:36:49.18 ID:wBpgOHxX0











上条「ふう・・・・・・・」





私こと上条当麻は今まで霊夢に頼まれ、人里へ買い物をしに行っていた。
今夜の夕食の分を入れた今後一ヶ月分の食料(日持ちのいいもの中心)やその他もろもろを買った俺は今、博麗神社までの道を歩いている。
昔はそれほど整備されていなかったこの道も何とか賽銭を貯め交友関係を広めた結果、
人里の人間達(特に外来人達)も安心して通れるような道を整備出来た。





上条「おっと・・・・・っ!!やばっ!!」





急に強い風が吹き体勢が崩れそうになったが何とか持ちこたえた。しかし両手で多くの荷物を持っていたため
上に重ねていた野菜の入っていた袋を支えきることが出来ず、落としてしまった。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が









上条「なっ!?」





何と地面スレスレの所で袋が停止した。よく見ると霧のようなものが袋の下に集まり袋を支えていた。
袋を支えていた霧は袋ごと俺の後ろ側へ飛んでしまい、俺は慌てて後ろを振り返る。
そこには頭の左右に二本の長く捻れた角を携えた少女が立っていて、その少女は瓢箪を右手に持ち、その中身をグビグビと飲んでいた。
ちなみに袋は少女の左手に収まっている。
俺はその少女の姿を見て溜め息をつく。そして俺は挨拶をした。
その少女・・・・・・いや俺の『師匠』の一人である『鬼』に。











733 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:37:48.59 ID:wBpgOHxX0



























上条「お久しぶりです・・・・・・・・・萃香師匠」



萃香「久しぶりだねぇ・・・・・・・・・当麻」





























734 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:38:54.23 ID:wBpgOHxX0













上条「・・・・・・で、どうしたんですか?貴女が幻想郷に帰ってくるなんて」



萃香「ああ、ちょっと退屈だったんでね。少し前に帰ってきたのさ」



上条「貴女らしい理由ですね・・・・・・・」





俺は荷物を置いて萃香師匠と話していた。
退屈だったから幻想郷に帰ってきた・・・・・・・本当に師匠らしい。
そんな感想を抱きながら俺はまた萃香師匠に尋ねる。





上条「そういえば・・・・・華扇師匠と勇儀さんに会いに行ったんですか?」



萃香「ははは、いつか会いに行くよ・・・・・・ん?華扇『師匠』?」





萃香師匠は華扇師匠の『師匠』の部分を繰り返えし呟きながら眉をひそめる。





萃香「もしかしてアンタ、あいつに弟子入りしたのか!?」



上条「え、あ、はいそうですけど」





俺がそう答えると萃香師匠は「へ〜〜」と言いながらニヤリと笑みを浮かべた。
あ、これは不幸の予感。
















735 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:39:31.99 ID:wBpgOHxX0




























萃香「ならさ、これから私がこれから起こそうと思ってる『異変』に手を貸してくれないか?」


























736 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:41:00.16 ID:wBpgOHxX0

ミス


萃香「ならさ、これから私がこれから起こそうと思ってる『異変』に手を貸してくれないか?」



萃香「ならさ、私がこれから起こそうと思ってる『異変』に手を貸してくれないか?」


737 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:42:44.86 ID:wBpgOHxX0












だが俺の予想の斜め上を行くような言葉が告げられた。
不幸ってレベルじゃねぇ!?
だが俺は萃香師匠の発言をゆっくり落ち着いて理解する事にする。
今、萃香師匠は俺に『異変』を手伝ってくれないかと誘ってきた。
まずは『異変』を起こす理由を聞く事にしよう。変に逆らってはいけない。





上条「・・・・・・・なんで『異変』を起こすんですか?」



萃香「質問に質問で答えるな。私が聞きたいのは私の起こす『異変』の『共犯者』になるか否かだよ」



上条「その決断をするために聞いたんです。内容次第なら手伝う、但しその内容が俺の『日常』を壊すものなら俺は貴女を潰す」





そう言いながら睨み付けると萃香師匠は笑いながら顔を近づけてきた。
正直酒臭いからそんなに顔を近づけないでほしい。





萃香「良い感じに成長したねぇ当麻。私はその目が見たかったし、その言葉が聞きたかったんだ」



上条「で、どうします?」



萃香「分かった、私が『異変』を起こす理由と『異変』の内容を話そう」





萃香師匠はそう言いながら俺の背中に乗る。
少し邪魔くさいが重くは無いので問題はない。
そして萃香師匠は『異変』を起こす理由と内容を話し始めた。





738 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:44:41.03 ID:wBpgOHxX0









萃香「まず『異変』を起こす理由は、ここ最近宴会をやる頻度が少なくなっているだろう?」



上条「ま、まぁ」




そう、萃香師匠の言う通り最近は宴会をしていない。理由は幽々子さんが起こした『春雪異変』が関係している。
幽々子さんと妖夢さんが『春』を集めたせいで桜の季節が梅雨前の短い期間だけになり、宴会が少なくなっていったのだ。





萃香「私はそれに不満を持ったので『異変』を起こす事にした」



上条「・・・・・・・本当に『らしい』理由ですね師匠」



萃香「褒めても霧しか出ないぞ♪」



上条「いや褒めてませんって」





何か気が抜けてしまうような萃香師匠らし過ぎるような理由だった。
だが重要なのはそのやり方で、それを聞かなきゃ話にならない。





上条「それでやり方のほうは?」




萃香「それはね・・・・・・・」






得意げな様子で萃香師匠は『異変』の内容を話す。




739 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:46:26.18 ID:wBpgOHxX0








萃香「まず私の『能力』、『密と疎を操る程度の能力』であらゆる人妖を『萃』める。それで三日置きに宴会をさせるんだ。
   あわよくば他の『鬼』達を幻想郷に戻せればなぁ〜とも思ってる」



上条「他の『鬼』達を・・・・・・・・ですか。う〜ん・・・・・・それなら協力するのも悪くはないか?」




萃香「くくくっ、でもこの話はお前にとっても悪い話では無いはずだけど」



上条「俺にとっても?」





俺はそこで疑問の声を上げる。どういうことだ?





萃香「私はこの異変に感づいた奴らとお前を戦わせようと思ってるのさ」



上条「ええっ!?」





ということは俺が萃香師匠の代わりに襲い掛かる霊夢や魔理沙と戦うことになるっていうことか!?






萃香「そういえば・・・・・・・お前って確か新しい『力』を手に入れて紫達に稽古を付けて貰っているんだっけ?」



上条「そうですけど・・・・・」






萃香師匠が言っている『力』というのは『魔人』と『破壊神』(シヴァ)のことだろう。
まぁ、まだ完璧に使いこなせる領域までには達していないが。







740 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:48:12.21 ID:wBpgOHxX0






萃香「ならこれから起こす『異変』はその『力』を試してみる絶好のチャンスになるだろう?」



上条「『力』を?」



萃香「そう。後、たまには人生経験として『異変』を起こしてみるのも良いじゃないか?別にこの『異変』はお前の『日常』を壊すものではないし」



上条「・・・・・・・」



萃香「どうする『弟子』。『師匠』の思惑に乗ってみようとは思わないかい?」





俺は萃香師匠と共に『異変』を起こすかどうか迷っていた。
だが、この『異変』は別に俺の『日常』を壊すほどの規模ではないし、ただ三日置きに宴会をさせるというだけのもの。
ならば協力しても良いのではないか?もしかしたら幻想郷から消えた『鬼』達が戻ってきて、前以上に賑やかになるかもしれない。
俺は数分間の間、これから起きる『異変』について考えた。そして俺は立ち上がり萃香師匠の方を向いて、考え出した返事を言った。













741 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:51:34.76 ID:wBpgOHxX0

























上条「分かりました。俺は貴女の『共犯者』になりますよ」


























742 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:54:34.03 ID:wBpgOHxX0









萃香「よくぞ誘いを受けてくれたな我が弟子よ!!!
   いや〜紫に「この子の『師匠』になってほしい」と頼まれたときは面倒くさいと思ってたけど引き受けて良かった良かった!!」



上条「面倒くさかったんですか・・・・・」



萃香「ははははは!!!それじゃあさっそく『異変』に向けて『修行』をしますか!!」



上条「えっ!?またあの『修行』らしくない『修行』をするんですか!!?」



萃香「当たり前だろぉ〜そんな事」



上条「ふ、不幸だ・・・・・」





とりあえず俺は一人で霊夢の下へ一旦帰り、荷物を置いてから萃香師匠の下へ向かった。
これから『異変』を起こした際、現れる敵対者に備えた『修行』が始まる。
この先どうなるのか予想もつかないが、俺は今やれることを精一杯頑張る事に決めた。














それから一ヶ月後――――――――――――――――――――――――












743 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:55:25.94 ID:wBpgOHxX0





























―――――――――――――――――――――――――――俺が初めて起こす『異変』の幕が上がった


























744 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:56:33.96 ID:wBpgOHxX0




現在の登場人物情報



上条当麻(博麗当麻)



・二つ名    未完成な『魔人』、『破壊神』、そして『幻想殺し』


・今回の『異変』の『共犯者』であり、博麗霊夢の『義兄』。紫、パチュリー、萃香の『修行』により『東方交差録』の時よりも
 『魔人』は完成に近づき、『破壊神』は性能をある程度引き出せるようになってきた。





伊吹萃香



・種族      鬼


・能力      『密と疎を操る程度の能力』

          あらゆるものの密度を自在に操る能力。自身を霧にしたり、自身の分身を作り出したり、巨大化したりといろいろ出来る


・二つ名     萃まる夢、幻、そして百鬼夜行


・上条の師匠であり『鬼』、そして今回の『異変』の『首謀者』。いつも酒を飲んでいる。



745 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/25(金) 18:57:45.30 ID:wBpgOHxX0



投下終了


今回の上条さんの立ち位置は『主人公』(ラスボス)、萃香は『黒幕』です。
いつから上条さんが『異変』を解決する側だと錯覚していた?


と言う事で上条さんは異変を起こす側になりました。
ボスラッシュか・・・・・・過労死しないよな上条さん。



あと、原作の上条さんなら誘いを断ると言う可能性が高い気がしますが、
そこは『博麗当麻』だからこの誘いを受けた・・・・・と考えてください。
ここの『博麗当麻』は原作と少しずれているので・・・・・


746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 19:30:49.35 ID:qrM0FfZDO
ボスラッシュぅ〜?どうせ当麻の事だからラキスケラッシュとかになるんだろ?(笑)
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 20:40:33.70 ID:hwEQ75kHo
乙です
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 22:00:50.37 ID:LETKYkds0

まさか異変起こす側になるとは
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/25(金) 23:10:28.17 ID:d6lSXe0v0
ラ(キ)ス(ケして)ボス(ケテ)
750 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/26(土) 13:13:48.64 ID:v0VZOu2G0


投下

751 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/26(土) 13:14:44.29 ID:v0VZOu2G0


第二話 「 stage0 『境界を統べる妖怪賢者』 」

752 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/26(土) 13:16:02.46 ID:v0VZOu2G0







霊夢「ひっく」



上条「の、飲み過ぎじゃないか?」



霊夢「そんなことないわよぉ〜・・・・・・ひっく」





俺と萃香師匠の『異変』が起きてから九日目、三度目の宴会(夜)だ。
正直つらくなってきている。何か回数を重ねるごとに絡んでくる酔っ払いが増え、混沌としてきているのだ。
それでも萃香師匠には『共犯者』になると約束してしまったし、『修行』も付けて貰ったからなぁ(本当に『修行』と言えるものかは自信がないが)
いまさら止めるなんて事は出来ない。
俺がいろいろ悩んでいると後ろから肩を叩かれた。俺は後ろを振り向くと紫さんが立っていた。





上条「あれ、どうしたんですか紫さん?」



紫「ちょっと貴方と話をしたいから付いてきてくれないかしら?」



上条「は、はい・・・・・・・・」





俺はとりあえず酔っ払っている霊夢を魔理沙に押しつけて、紫さんに付いていく事にした。







753 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/26(土) 13:17:42.67 ID:v0VZOu2G0





上条「何ですか、話って?」





宴会場から少し離れた森の中に連れられた俺は紫さんにそう尋ねる。
紫さんは少し大きめの岩に腰を下ろし、話を始めた。





紫「それじゃあ、単刀直入に言わせて貰うけど・・・・・・・・」





紫さんは俺にこう尋ねてきた。










754 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/26(土) 13:18:20.57 ID:v0VZOu2G0























紫「貴方・・・・・・・・・・萃香に乗せられて『異変』を起こしたでしょう?」




























755 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/26(土) 13:20:28.95 ID:v0VZOu2G0





上条「っ!!!?」





どうやら『異変』を起こしていた事がバレていた。
しかも萃香師匠のことまで。やっぱり俺はこの『妖怪』には勝てないようだ。
あと説明していなかったが紫さんと萃香師匠は旧知の仲である。





上条「はぁ・・・・・・・・・・・で、貴女は俺と師匠を『退治』しにでも来たんですか?」





俺が警戒しながら尋ねると紫さんは静かに微笑んだ。





紫「いいえ、今回も私は傍観に徹します。今回の『異変』は霊夢達が自分達で気づき
『貴方』という壁を乗り越え『黒幕』(萃香)を倒す事に意味があるのだから、私が出る幕なんての殆どありませんわ」



上条「そっすか・・・・・・・」





紫さんは俺を倒しに来た訳ではないらしい。正直安心した。
今の俺では紫さんを倒せるとは到底思えない。





紫「まぁ、そんなことよりも久しぶりに二人で静かに飲みましょうか?」



上条「はい!」














――――――――――――――――――――――――――――更けて行く夜の中、俺と紫さんは酒を酌み交わした









756 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/26(土) 13:21:17.79 ID:v0VZOu2G0



現在の登場人物情報




八雲紫


・二つ名    幻想の境界


・境界を操る妖怪の賢者。上条を『魔人』に昇華させようとしたりと、何を考えているか分からない。


757 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/26(土) 13:22:52.50 ID:v0VZOu2G0



投下終了


今回は短め。
そして紫様と上条さんは戦いません。
次回辺りから戦闘に・・・・・・行くかな?


この話で『魔人』とか出せるかなぁ、ホント


758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/26(土) 15:13:50.02 ID:aRe6owHDO

萃夢想の霊夢さんは史実では確か……
このSSではどうなるんだろうかね
759 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/26(土) 18:17:11.91 ID:mOIiDq6B0
>>758

倒すべき敵となった『義兄』。
さぁ、霊夢は一体どうする!?

あ、時系列なんてのは気にしないスタイルで
今回は行くのでどうかご容赦のほどを。
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/26(土) 18:19:23.55 ID:fW5hnjLTO
原作条さんも、寂しがりやで素直な状態の萃香が『仲間に会いたい』と願っているならどうにかして手伝いそうだと思う
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/26(土) 19:04:14.63 ID:h7gU2sLzo
乙です
762 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:10:29.63 ID:L0zZH7310


投下

763 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:11:14.04 ID:L0zZH7310


第三話「 stage0,5 『始まる戦い』 」

764 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:11:52.96 ID:L0zZH7310














上条「さて・・・・・・・これからどうしようか」





九日前、紫さんと酌み交わした際にこんな事を言われた。





紫「次の宴会までに、『異変』に感づき解決しようとしている者達が貴方に襲い掛かってくるわ。準備はよろしくて?」





あの時は「大丈夫です!!」と思わず返事をしてしまったが・・・・・・
俺は『解決者』達の襲撃に備え、準備運動や能力確認をしておくことにした。
とりあえず運動しやすい場所に移動するか。






765 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:12:26.85 ID:L0zZH7310
























――――――――――――青年移動中――――――――――――

























766 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:13:16.36 ID:L0zZH7310








上条「よし、まぁここら辺で良いだろ」





俺はそう言いながら、地面に寝転がる。
ここは俺と紫さんで酒を酌み交わした場所。
準備運動するのにも非常に最適な場所だったのでここに決めたのだ。





上条「それじゃあ、準備運動を始めますとしましょうかねぇ〜〜〜〜っと」





俺は立ち上がりながら背伸びをし、肩を回す。
そこで何かを感じた。
別に肩に違和感があるわけではない。
これは何かの気配・・・・・・・・・近くに何かがいるのか?





??「こんにちは」



上条「っ!?」





突然、後ろから声を掛けられた。振り向くとそこには知り合いである『半人半霊』の魂魄妖夢が立っていた。
俺が驚いていると妖夢さんは徐に二本の刀、『楼観剣』と『白楼剣』を鞘から抜く。
まさか・・・・・・・








767 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:14:31.68 ID:L0zZH7310





妖夢「当麻君、貴方を『斬り』に来ました。お爺ちゃんの、『師匠』の教えを実行するために」



上条「妖忌さんの教え?」





そう尋ねると妖夢さんは刀を構えながら答えた。





妖夢「ええ。『真実は斬って知る』。だから当麻君、貴方を斬れば何かが分かるかもしれないの。
まぁ、今まで斬ってきた相手は誰も『異変』に関係していなかったけど」



上条「なっ、あんたは!!」





妖夢さんが何をしていたかなんてのは俺は知らない。けどこれだけはハッキリと言える。
妖忌さんの教えた『真実は斬って知る』というのは絶対にそんな意味ではないと。





上条「なら俺はあんたを倒して、辻斬りを止めさせる」



妖夢「酷いわね、ただ私は祖父でもある師匠の『教え』を守ろうとしているだけなのに。それを辻斬り扱いだなんて」





どうやら話し合いは無理のようだ。
俺は右手を握り締め、拳を作る。






768 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:16:45.05 ID:L0zZH7310







上条「あんたの意志は関係ない。何と言おうとあんたは誰かを傷つけた。結果的に辻斬りと呼ばれるようなことをしたんだ!!
だから俺はあんたを止める。これ以上あんたに・・・・・・妖夢さんに無意味な、辻斬りまがいなことはさせない!!!!」



妖夢「そう・・・・・・・・・・戦うなら早めにした方が良いと思うけど?」



上条「?」



妖夢「何人もの人妖がこの『異変』について調べ、戦っている。直に他の者達もここにやってくるわ。それまでに私を倒せなければ・・・・・」



上条「敵が増える一方ってことかよ・・・・!!」





早く決着を付けなければ、増援が来る。
そうなれば俺の勝率はドンドンと下がっていく一方だ。
最悪、『魔人』や『破壊神』の力を使う羽目になるかもしれない。
俺は小さく舌打ちをしながら、戦闘の構えをとる。





上条「それならさっさと決着を付けようぜ!!」



妖夢「こちらも最初からその気。前のようには行かないわよ!!!」












769 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:17:30.70 ID:L0zZH7310



































―――――――――――――――――――――――――――そして俺の、『共犯者』としての戦いが始まった






























770 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:18:11.97 ID:L0zZH7310





現在の登場人物情報



魂魄妖夢


・二つ名     半分幻の庭師

・西行寺幽々子に仕える『白玉楼』の剣術指南役兼庭師  





771 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/27(日) 19:18:42.08 ID:L0zZH7310



投下終了


はい、時間をすっ飛ばしてのボスラッシュです
さて上条さんは増援が来る前に、妖夢を倒し正気に戻す事は出来るのか!!
そして完成に近づいた『魔人』と性能をある程度引き出せるようになった『破壊神』は実力はいかに!!!


772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/27(日) 19:36:18.31 ID:P25Q2BrDO

理由が出来ちまったかー、こりゃ妖夢さんの勝率低くなったかなー?
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/27(日) 19:51:16.57 ID:JmkxfflJO

妖夢!
あまりにも好戦的過ぎて不名誉な通り名を付けられてる萃夢想妖夢じゃないか!
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/27(日) 19:56:32.39 ID:7CcCgV0u0
前の様にいかない率も上条さんの方が高い気がするんだけどなー(汗
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/27(日) 22:02:27.43 ID:50uew5Odo
乙です
776 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 09:39:11.90 ID:jd+qLthV0
>>772>>774

二人の勝率は、

・上条さん
『主人公』補正(妖夢戦のみ)?ラスボス補正
777 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 09:44:32.53 ID:jd+qLthV0
ミスった・・・・・・

まぁとにかく、
二人とも補正は低いので勝率は五分五分ですね

>>773

萃夢想妖夢は・・・
怪しいと思ったら即斬るという思考回路だから
ヤバイですよね

778 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 20:54:45.74 ID:pJMaldeh0


投下

779 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 20:55:33.84 ID:pJMaldeh0


第四話「 stage1 『全を斬ろうとする半人剣士』 」

780 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 20:58:28.69 ID:pJMaldeh0









上条「はっ!!!」





妖夢に接近しながら、上条は『短剣』を取り出す。
それと同時に『短剣』を『神器』へと変化させ、『気』を送る。
前ならそれと同時に全身へ『気』を張り巡らせている所だが、残念な事に今の上条には出来ない。
どうやら原因は『魔人』にあるらしい。理由は分からないが身体に『気』を送ることが『通常』の状態では出来なくなった。


逆に何かしらの武器を『神器』に変化させて、『気』を送ることに関しては前よりも上達した。
もしかしたら『魔人』へと昇華した際に上条の『仙道の力』の性質というものが特殊なものへと変わってしまったのかもしれない。
それはともかく、上条は『神器』へと変化させた『短剣』を構えながら妖夢へ突撃する。
すると妖夢は突然、地面へと『楼観剣』を突き刺した。





妖夢「はぁぁぁ!!!」





そして地面に刺さった『楼観剣』を前の『空間』を切り裂きながら引き抜く。
すると『楼観剣』が切り裂いた『空間』から弾幕が襲い掛かってきた。
その弾幕の中には、空気をまとった『斬撃』も混ざっている。
おそらくアレに当たれば上条は愉快なバラバラ死体へと死に変わるだろう。






781 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 20:59:28.03 ID:pJMaldeh0









上条「くっ!!」





上条はグレイズしながらも攻撃を避ける。
襲い掛かる『斬撃』は『短剣』で対処した。
やはり妖夢も成長しているのか一撃一撃の重さが段違いになっている。
『神器』にした『短剣』で対処しているのにも関わらずだ。
しかし上条の思考を遮るように攻撃は続く。








符の壱「二重の苦輪」







妖夢「ふっ!!!!」



『半霊妖夢』「おぉぉぉぉぉ!!!」



『分身妖夢』「はっ!!!!!」



上条「っ!!?」





妖夢はスペルカードを発動させると共に『白楼剣』を空中に放り投げる。
そして投げられた『白楼剣』は妖夢の姿に変化した『半霊』が手に取り、こちらの方を向く。
そこまでは前回の、『春雪異変』の際に戦った時と同じだったがそこに新たな『分身』が現れた。
『本体』、『半霊』、『分身』。三人の妖夢が上条を斬るために襲い掛かって来ている。二重なのに三人とはこれいかに。


『半霊』の妖夢が『白楼剣』を構えながらこちらに走ってくる。
上条は左手に『短剣』を持ち、右手に『幻想殺し』を発動させ対処しようと考えた。
おそらく『幻想殺し』が効くのは弾幕などの『異能』と『分身』のみだろう。
『半霊』はれっきとした妖夢の魂だ。『幻想殺し』は魂などの自然、もしくは『世界の法則』に乗っ取ったものの『消去』は働かない。


いや正確には打ち消しているが、『循環のある破壊』である『幻想殺し』には完全に『世界』を破壊することは出来ない。
出来るのは『元々の世界』から外れた、『基準点』から外れているものを『正す』ことだけだろう。
だがそんな事を考えている最中でも妖夢は待ってくれない。
上条の『短剣』と『半霊』の持つ『白楼剣』がぶつかり鬩ぎ合う。衝突する二つの『剣』の接触面からは火花が飛び散っている。








782 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:00:36.00 ID:pJMaldeh0









『分身妖夢』「隙ありッッ!!!」



上条「なっ!?」





突然、上条の真上から『分身』が『楼観剣』と『白楼剣』を構えながら襲い掛かってきた。
上条は咄嗟に後ろへ下がり回避する。気づかなければそのまま切り刻まれていたことだろう。
しかし上条は回避と同時に左足で『分身』に蹴りを入れ、体勢を崩した『分身』へ右ストレートを浴びせた。
すると『分身』は『半霊』に衝突しながら、バギンッッッ!!!というガラスにヒビが入るような音と共に消滅する。





妖夢「甘い!!!」



上条「ご・・・・・がっ!!?」





だが上条の詰めは甘かったらしく、攻撃の際に出来てしまった隙と死角。この両方を突いた妖夢にやられたのだ。
妖夢は上条に気づかれないように気配を消して接近、上条の腹に蹴りを入れ、空中へ投げ飛ばした。
そして『楼観剣』を構え、空中に投げ出された上条のすぐ目の前までに移動する。





妖夢「終わりよ!!!」





妖夢はそのまま『楼観剣』を薙いだ。
空中に投げ出され、為す術もない上条は『楼観剣』に斬られ―――――――――――――――――――――――

















783 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:02:01.91 ID:pJMaldeh0
































――――――――――――――――――――る前に上条のズボンにある『小さなポケット』から『トリシューラ』が現れ、『楼観剣』を止めた



























784 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:03:12.99 ID:pJMaldeh0










妖夢「っ・・・・・・何!!?」





妖夢はそう言いながら空中を飛んでいるのにも関わらず、後ろに下がり上条から距離を取った。
冷静を保つため深呼吸をする。何とか落ち着いた妖夢は上条の方を見た。
先程の出来事を簡単に説明すると妖夢が攻撃、
上条のズボンにある『小さなポケット』からとても入りきらないほどの大きさを持つ『トリシューラ』が現れる
妖夢の攻撃が『トリシューラ』に防がれる、そして現在に至る・・・・・・・と。


明らかにズボンの『小さなポケット』に入れる事など到底出来ないはずの『トリシューラ』が『小さなポケット』から現れる。
どうしてこのような事が起きるのか?可能性があるとすればそれは『魔人』という全く未知数な『力』を使ったものだろうか・・・・





妖夢「何で・・・・・・」





妖夢がそう呟くと上条はその呟きに答えた。









785 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:05:36.28 ID:pJMaldeh0





上条「これは『魔人』状態で使える俺の『魔術』だよ。今は『魔人』状態にはなってないけどな」



妖夢「『魔術』?『魔法』ではなくて?」



上条「ああ。俺の『魔法』はそう進んで使おうと思えるようなものじゃないし。で、俺の『魔術』は・・・・・」



妖夢「『魔術』は?」





上条は自らの持つ『魔術』の『力』を言った。





上条「『無』だ」



妖夢「『無』?」



上条「そうだ。まぁ、まだまだ扱いきれなくてさ・・・・・補助みたいなことしか出来ないけど」



妖夢「じゃあ今のは?」



上条「今のはポケットに仕舞える限界を『無かった』ことにしただけだ。
見た目は何も変わってないけどこのポケットの幅に入る物ならいくらでも入るぜ?」





上条は最近、『人間』というカテゴリーに入れていていいのかと疑問に感じるほどに『人間』離れしている。
そんな風に思うようになってきた妖夢だがそれでも上条は『人間』であり続けてくれると考えているのだ。
上条は『力』を無意味に振るう『怪物』ではなく、誰かを助け『義妹』を大切にする優しい『人間』であり続けると。





786 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:06:42.75 ID:pJMaldeh0






妖夢「そう・・・・・・・・・それじゃあ続けよっか」



上条「ああ」





上条と妖夢はお互いに構える。
上条は『短剣』と『トリシューラ』を仕舞い、拳を作る。
妖夢は『楼観剣』と『白楼剣』を構える。





妖夢「『武器』を閉まっちゃうの?」



上条「やっぱりこっちの方がしっくりくるしな。危なくなったら直ぐに取り出すが」



妖夢「・・・・・・・・・・・・じゃあ、再開といきますか!!!」



上条「掛かってこい!!!!」





上条と妖夢は走り出す。
この戦いに決着を付けるために。
だが―――――――――――――――――――――――













787 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:07:27.26 ID:pJMaldeh0


































咲夜「何をしているのかしら、辻斬りさん?」






























788 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:08:29.40 ID:pJMaldeh0









――――――――――――――――――――上条と妖夢の間に大量のナイフが突き刺さった





妖夢「ごはっ!!!!??」



上条「がっ!?」





すると突然妖夢が真横に吹き飛ばされ、上条に無数の弾幕が襲い掛かり被弾する。
吹き飛ばされた上条は弾幕が飛んできた方向を見る。そこには咲夜、パチュリー、魔理沙、アリスが立っていた。





上条「(ヤバイな・・・・・・・もう、増援が!!)」





立ち上がりながら、上条は四人を睨み付ける。
ダメージは思ったよりも受けてはいない。





魔理沙「なぁ、当麻」



上条「・・・・・・何だよ」





信じられないと言う表情をしながら魔理沙は上条を見る。





魔理沙「正直に答えてくれ。お前は私達の『敵』なのか?」



上条「・・・・・・・・・ああ、そうだ。俺はお前達の『敵』だ」



魔理沙「そうか・・・・・・・・・パチュリー、アリス、咲夜」





魔理沙の呼び掛けに答えるかのように三人は魔理沙の前に出る。



789 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:11:04.42 ID:pJMaldeh0
>>788
ミス


上条と妖夢の間にある地面へ大量のナイフが突き刺さった



これでも違和感があったら脳内補完お願いします。


790 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:12:52.93 ID:pJMaldeh0


















パチュリーは『魔道書』を開き、背後に『魔方陣』を展開させる。





パチュリー「はぁ、本当に何をしているのかしら当麻?」


























アリスは周りにそれぞれの『武器』を持つ『人形』達を展開する。





アリス「今回は貴方が『敵』とは思っても見なかったけれど・・・・・・容赦はしない」














791 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:14:11.13 ID:pJMaldeh0























咲夜はナイフを数本取り出しながら、光の無い目で上条を見る。





咲夜「大丈夫・・・・・・直ぐに正気に返してあげるから」



























魔理沙は『ミニ八卦路』を構えながら上条を睨み付ける。





魔理沙「お前を速攻で倒してみせる!!速攻で倒さなきゃ、お前と霊夢が戦うことになっちまうからな!!!!」















792 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:16:09.04 ID:pJMaldeh0





















上条は右手を再び握り締め、拳を作りだす。





上条「こっちはまだまだやられる何てことは出来ないからな・・・・・・・来い!!まとめて相手になってやんよ!!!!」


























そして茂みの中、妖夢は何とか立ち上がり、地面に落ちていた二本の刀を拾う。





妖夢「(私はまだ・・・・・・当麻君との決着を付けていない!!!)」


















793 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:16:53.59 ID:pJMaldeh0









































―――――――――――――――――――――――――それぞれの想い、考え、決意が交差しながらも戦いは再び始まる































794 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:18:26.84 ID:pJMaldeh0




現在の登場人物情報



霧雨魔理沙


・二つ名    普通の魔法使い


・上条の幼馴染み。『異変』を起こした上条に怒りを感じている。




パチュリー・ノーレッジ


・二つ名    動かない大図書館


・紅魔館の住人。意外と動く。




アリス・マーガトロイド


・二つ名    七色の人形遣い


・上条とは知り合い。上条のフラグ建築被害者。




十六夜咲夜


・二つ名    完全で瀟洒な従者


・紅魔館のメイド。最近、上条に関する事でのキャラ崩壊がヤバイ。




上条の『魔術』について


上条の『魔術』は主に『無』を司る。
『魔人』が『完成』すれば『球磨川禊』の『虚数大嘘憑き』(ノンフィクション)と同じ事が出来る。
だがそれは本当に『魔術』というカテゴリーに入れて良いのかは分からない。



795 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 21:18:57.41 ID:pJMaldeh0



投下終了


上条さんの『魔術』が判明&増援到着回です。
今回で確信した。長文を書こうとすると絶対に後半がレベルダウンする。
スミマセン本当に・・・・・・

あとタイトルは『半人半霊』の半人と『半人前』の半人を合わせただけですので
半霊を入れ忘れたわけではありません。


796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 21:25:05.33 ID:iWjHv62DO

本気クマーは、主人公補正が最大値まで掛かった覚醒めだかじゃないと倒せなかった気が…
幻想殺しまで持ってる上条さんが使えるようになったら、出力にセーブかけても博麗大結界やその他の均衡に致命的な被害が出そう
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 21:30:58.80 ID:3SH5JBlMo
乙です
798 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/28(月) 23:22:01.87 ID:jd+qLthV0
>>796

まぁ、一応『虚数大嘘憑き』と同じことが
出来るだけで厳密には違いますけどね。
こっちは『魔術』ですし。
脅威的にはどっちも同じですけど。

だから大丈夫だと思いますよ。

799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/29(火) 00:19:19.44 ID:c9xs8m6T0
乙です

ワクワクしてきたけど……原作条さんは右腕一本だけで戦ってたのに対して幻想殺しが能力の一つでしかなくなってしまった以上もはや上条さんの原型をとどめないしオリキャラとあんまり変わらないような
800 :VIPにかわりましてZIPPERがお送りします :2014/07/29(火) 00:49:53.36 ID:5t8ks9Co0
博麗当麻『幻想大嘘憑き』『博麗の幻想を』『なかったことにした』
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 00:58:56.01 ID:RLLy7ewqo
乙したー
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 01:12:51.56 ID:pmVzziWK0
乙です。
おもしろいけど、能力を持ちすぎて
異変解決してもなぁ…
まぁ、そこはオリキャラとして
みたら大丈夫
803 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/29(火) 06:18:49.29 ID:H/OJULfs0
>>799>>802

能力を持たせ過ぎている理由は
今後やる予定的に強化しまくっても
問題ないこと(むしろ強化しないと都合が)
まぁ、話の都合です

能力に関しても、能力を簡単に使えない
デメリットやら何やらを用意したいと
思っています

簡潔に言うと
これからも見ていって下さい

804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/29(火) 11:23:40.93 ID:c9xs8m6T0
まあ今後も見ていくので
なるべくこれ以上能力は追加せずに、幻想殺しというアイデンティティが埋もれないようにもっと活用してほしいなという一つの意見
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 12:46:26.37 ID:moPHL55zO
トリシューラ(2000円)にももっと活躍の機会があればいいなぁ、まあ一番は幻想殺しだが
806 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/29(火) 13:02:28.43 ID:W9CvcmPk0
>>804

分かりました。貴重なご意見ありがとうございます。
『幻想殺し』をもっと活用し、他の能力に埋もれないよう努力します。


能力追加に関してはちょっとやりたいことがあるのでわかりません。
というよりいつか『魔人』と『破壊神』には犠牲になってもらい、もう一段階強化(デメリットも追加)をし
それ以降は伏線(になっているか微妙なもの)を回収、そしてやりたかった予定をします。
なのでもう少しお待ちください。申し訳ございません。


やりたかった予定は地霊殿が終わった後にします(予定ですが)
多分今よりもマシな展開になると思うので



>>805

『トリシューラ』(2000円)は活躍すると思うよ(震え声)
でも本格的な活躍となると威力は山とか普通に塵も残さず消滅できるし・・・・・・
難しい・・・・・







上条さんは犠牲を払いながら(例 『仙人』)強化するタイプですね(犠牲というより吸収?)
それと、いつか原作条さんでの禁書×東方をやるかもしれないのでそれも期待しない程度にお待ちください


てか誰か禁書×東方書いてくれないかなぁ(チラッチラッ
これを見てくれている人の中にss書いてる人がいたらぜひ書いてほしいです(懇願)


あとめちゃくちゃネタバレしてますけど、気にしない気にしない!


807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 15:47:21.24 ID:7ME22QjG0
やるとしたら、上条だけ
もしくは+オティヌスみたいなのが
いいな。
オティヌスが光に消えた後、
上条は気を失い、オティヌスとともに
別世界みたいな
808 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:04:41.70 ID:YvjFa6Ac0


投下

809 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:06:21.44 ID:YvjFa6Ac0


第五話 「 stage2 『六つの想い、交差する拳と刃物と弾幕は何を成すのか』 」

810 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:07:46.72 ID:YvjFa6Ac0







彗星「ブレイジングスター」








魔理沙「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」



上条「っ!!」






魔理沙がスペルカードを宣言すると同時に、大量の星形の弾幕や『光線』と共に上条へ突撃する。
上条はギリギリまで魔理沙を惹きつけてから身体を捻り、紙一重で避けた。多少のダメージはくらったが許容範囲だ、問題は無い。
しかし、





パチュリー「油断している暇なんて貴方にあるのかしら?」



上条「なっ!?」





上条の目の前にまでパチュリーが接近していたのだ。
上条はパチュリーに蹴りを入れ距離を離そうとしたが、蹴りを阻害するように『魔方陣』が現れる。
が、上条にとってみればそれは愚かな選択。『幻想殺し』を発動させ、『魔方陣』ごとパチュリーを蹴ろうとした。
だが、





??「・・・・」



上条「っ!?」





突然、『魔方陣』から禍々しい『腕』が現れ上条の足を掴んだのだ。その力は強く、振り払おうとしてもビクともしない程。
上条は懐から『短剣』を取り出し、その『腕』を切り落とす。
『腕』の持ち主はこの世の者とは思えない叫び声を上げながら『魔方陣』の中へ消えていった。






811 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:09:30.01 ID:YvjFa6Ac0








土水符「ノエキアンデリュージュ」








パチュリー「隙だらけよ」



上条「ごはっ!!!」





しかしパチュリーがその隙を見逃すなんてことをするはずもなく、容赦無く弾幕を放ってきた。
上条が無意識に『足』に『幻想殺し』を集中していた事もあってか、モロにくらい数メートル程吹き飛ばされる。
だが攻撃は止むことはなく、追撃をするためにアリスが『人形』を引き連れてくる。








咒符「上海人形」








アリス「行きなさい『上海人形』!!!」



上海人形「・・・・・・」



上条「っ!!」





上海人形と呼ばれる『人形』は吹き飛ばされた上条の方を向くと小さな『魔方陣』を展開し、構え
魔理沙のマスタースパークには及ばないにしろ、とても強力な『光線』を放った。
上条は咄嗟に『幻想殺し』を発動させ、右手で『光線』に対処する。





812 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:11:03.72 ID:YvjFa6Ac0









恋符「マスタースパーク」










魔理沙「甘い!!!」



上条「くっ!?」





逆方向から魔理沙が現れ、『ミニ八卦路』を構えてスペルカードを宣言する。
その瞬間、圧倒的な『光』が上条へ襲い掛かってきた。
上条は左手を使い、『光』を受け止めたが・・・・・





上条「(前とは比べ物にならない程に・・・・・・・強くなってやがる!?)」





このままでは押し切られる。そんな風に確信した上条は打ち消しきることから
右側にある上海人形の『光線』と左側にある魔理沙の『光』をぶつけることにした。
ゆっくりと『幻想殺し』を使い、軌道をずらしていき、身体も『光』と『光線』の射線上から離していく。
行ける!!と上条は確信する。
その思惑通り、上条は射線上から離れ二つの『光線』をぶつけることに成功した。






813 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:12:26.39 ID:YvjFa6Ac0







咲夜「当麻♪」





上条「なっ、はぁ!?」





上条の視界が突然咲夜の顔で埋まる。何と咲夜は後数センチでぶつかってしまう程に上条へ接近していたのだ。
魔理沙の『光』を打ち消す際に仕舞っていた『短剣』を急いで取りだそうとしたが、取り出しきる前に咲夜のナイフに弾かれた。





咲夜「ねぇ、当麻」



上条「な、何でせうか咲夜さん?ていうか近いって!?」





戦闘中だったが上条は思わずいつものノリで答えてしまう。
原因はおそらく、咲夜が『日常』の時と変わらない様子で話しかけてきたからだ。
ちょっと気が抜けてしまった上条だが、またすぐに気を引き締める。
今しているのは『異変解決』。咲夜は『解決者』(主人公)で上条は『共犯者』(中ボス)のようなもの。
上条が倒されれば、本当の『黒幕』(ラスボス)である萃香が登場しなければならなくなるのだから。





咲夜「『黒幕』を教えてくれない?」



上条「・・・・・・・・・やっぱお前はすごいよ」



咲夜「そんなことないわよ♪お嬢様も気づかれていた様子だったし」



上条「さすが・・・・・・・といったところか?」





咲夜やレミリアは既に上条が『黒幕』ではなく、『共犯者』だと気づいていたようだ。
もしかしたら霊夢達もとっくに気づいているかもしれないな、と上条は大事な『義妹』や知り合い達を思い浮かべる。





814 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:14:43.70 ID:YvjFa6Ac0







上条「でも『黒幕』(ラスボス)を簡単に教える事は出来ない」



咲夜「・・・・・・・・・そう」





上条がそう言うと、咲夜は上条から距離を取るように離れて行く。
すると咲夜達は何かの話し合いを始めた。
しばらくした後咲夜、パチュリー、アリス、魔理沙が地面に降りた。






パチュリー「一応、貴方が得意な地上戦で戦ってあげることにしたわ」



上条「・・・・・・どうしたんだ?急に親切にしてくれるなんて」



アリス「得意な地上戦、それで私達に負けたら何か『黒幕』について教えて貰うという賭けをしたいんだけど・・・・・駄目かしら?」





上条は空中戦よりも地上戦の方が得意というのは事実。アリス達はそれを引き合いに出してきた。
アリスが言うには、上条は地上戦が得意で私達は空中戦が得意。だから私達にもしも負けたら『黒幕』について教える
お前が勝ったら私達を『好きしていい』という賭けごとをしないか?ということらしい。
これをアリスが上条に詳しく説明しているとき、それぞれの反応はというと・・・・・・・






815 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:15:43.78 ID:YvjFa6Ac0





・アリス



アリス「〜〜〜〜で、〜〜〜〜〜〜なの(ちょっと恥ずかしいけど・・・・・・いいかな?)」





・パチュリー



パチュリー「(面倒くさいわね。もしも負けたら私は・・・・・・一体何をされるのかしら?)」





・魔理沙



魔理沙「(うぅぅぅぅぅ!!!!)」カオマッカ





・咲夜



咲夜「(まぁ、どっちにしても私が得するだけね・・・・・・・・ふふ)」





・上条



上条「(まぁ、賭けなら仕方ないか。てか『好きにしていい』って・・・・・そんな簡単に言っていい台詞じゃねぇだろ)」







と、それぞれが戦闘からかけ離れたことを考え出したその時。ふと、上条はある人物を思い出した。







816 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:17:24.94 ID:YvjFa6Ac0




上条「そういえば妖夢さんはどうなったんだ?」



咲夜「さぁ?」



パチュリー「私の弾幕で吹き飛ばしてから姿が見えないわね」





上条達が妖夢について話していると、不意に声が聞こえてきた。
ただその声は透き通るように上条達の耳に届いてきた。

























妖夢「私はここにいますよ?」























唐突に聞こえてきた声の方を向くとそこには『楼観剣』を投げようとする妖夢の姿があった。
上条達が妖夢の姿を確認すると同時に、妖夢は上条に向かって『楼観剣』を投げる。
魔理沙達はその速度に反応しきる事が出来ず、反応が遅れた咲夜は刀を投げたことにすら気づかなかった。
だがいち早く気づいた上条は咄嗟に『楼観剣』を回避しようとしたが、






817 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:18:30.69 ID:YvjFa6Ac0
































上条の足下に小石が転がり込み、それを踏んでしまった上条は前に飛び出すような体勢になった。

































818 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:20:26.82 ID:YvjFa6Ac0






上条「あ」





思わず上条は間抜けな、気の抜けたような情けない声を出してしまった。
何が原因だったのか。多分、一言で表すのならばそれは上条の持つ・・・・・・・
『不幸体質』
妖夢も牽制程度に投げたのだろう。彼女の表情が驚愕に染まっていた。
そして『楼観剣』は吸い込まれるように――――――――――――――――――――――




















――――――――――――――――――――――上条の心臓へ突き刺さった














上条の身体はゆっくりと、地面に倒れていった。
その場にいる者達は上条に起こった『現実』を理解するのに数秒掛かったかもしれないし、数分、数十分は掛かったかもしれない。
そして最初に我に返ったのは咲夜だった。
咲夜は親の敵を見るような目で妖夢を見る。





咲夜「貴、・・・・・・様ぁぁぁぁぁァァァァァ!!!!!」



妖夢「っ!!?」





咲夜はナイフを取り出し、妖夢へ襲い掛かろうとし
妖夢もそれに対処するべく『白楼剣』を即座に構えた。
だが二人がぶつかり合う、その直前に『誰か』の足音が聞こえてきた。
新たなに現れた『誰か』を警戒するためか、咲夜と妖夢は急いで後ろへ下がる。
その『誰か』は驚いた様子で地面に倒れている上条を見ていた。



819 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:21:08.28 ID:YvjFa6Ac0













































霊夢「当・・・・・・・・麻?」






























820 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:21:54.93 ID:YvjFa6Ac0


























『誰か』・・・・・・・・・・博麗の巫女であり、上条当麻の『義妹』である博麗霊夢が上条の名を呟きながら―――――――――――――――


























821 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:22:23.75 ID:YvjFa6Ac0



現在の登場人物情報




博麗霊夢


・二つ名     楽園の素敵な巫女


・上条の義妹。『異変解決』の過程でこの現場に辿り着く。



822 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 15:23:23.44 ID:YvjFa6Ac0


投下終了



何処か間違っている箇所があれば脳内補完お願いします


823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/30(水) 17:08:27.83 ID:NAdBV2Qco
乙です
824 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/07/30(水) 21:59:51.57 ID:erCs54xM0

そういえば、後180そこらで1000なんですね
多分、永夜抄は次スレに持ち越しかな?

萃夢想やって余った分は、
番外編と短編で埋めることにします!

825 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:38:09.95 ID:8sR0Yq790


投下

826 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:38:53.55 ID:8sR0Yq790


第六話 「 stage3 『怒狂の義妹、死生の義兄、動きだす物語』 」

827 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:39:41.90 ID:8sR0Yq790








ただ霊夢は見ていた。
上条の胸に、心臓に、魂に。妖夢の『楼観剣』が突き刺さっていくのを。


ただ霊夢は見ていた。
上条が地面にゆっくりと、スローモーションのように倒れ込んで行く様子を。


ただ霊夢は見ていた。
ただ見る事しか、ただ見ている事しか出来なかった。
自分の大切な『家族』が、優しく自分の事を大切にしてくれた大好きな『義兄』が『死んでいく』様子を。


そんな自分が許せなかった。
間に合わなかった自分に、力不足の自分に。
これは全部自分が悪いと言う事は分かっている。
自分の『理性』が、自分の『良心』というものが、ただどうしようもなく『それ』を理解している。


だが霊夢は許せなかった。
どうしても許せなかった。










『義兄』を『死』へ追いやった・・・・・・・・『半人半霊』が。







828 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:40:47.52 ID:8sR0Yq790








妖夢「ごっ・・・・・・がぁ!!!!?」



霊夢「・・・・・・・・」





霊夢は一瞬で妖夢の目の前にまで移動し、妖夢の頭を掴み地面に叩きつけ、押さえつける。
あまりの速さに他のものからはまるで『瞬間移動』(テレポート)をしたかのように見えるが、霊夢はただ『移動』しただけ。
妖夢が叩き付けられた地面はビキビキッ!!と音を立てながら亀裂が入っていく。
しかし、霊夢はその様子を何の感情も宿っていないような『無』表情をしながら見ていた。





霊夢「ねぇ、何でお兄ちゃんを殺したの?別に殺すなら他の奴でも良かったじゃない」





霊夢はそう言いながらさらに力を強める。
力が強まっていく度に亀裂が深く、広くなる。





妖夢「私はただ師匠の『教え』を守ろうとしただけよ。まさか牽制程度に考えていた攻撃で決着が付くとは思わなかったんですけどね・・・・・・」



霊夢「聞いてんのはそんなことじゃない。何でお兄ちゃんを殺したのって聞いてんのよ」



妖夢「言ったでしょう?師匠の教えを守ろうとしただけだって。ただその過程で当麻君を斬ろうと思っただけで・・・・・」





そこまでだった。霊夢は理由を話している妖夢を吊り上げ何度も、何度も、何度も。まるで妖夢をサンドバッグのように扱うが如く、殴り続けた。
だが、









829 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:41:29.38 ID:8sR0Yq790






魔理沙「あ・・・・・・っ!?れ、霊夢!!」



アリス「っ!!!」



パチュリー「そこまでにしておきなさい!!」



咲夜「くっ!!!」





魔理沙の声と共に、三人は一斉に動いた。
咲夜は時間を『止め』、霊夢を羽交い締めにする。
パチュリーは『魔法』を唱え、霊夢の足を拘束した。
アリスは『人形』達を霊夢の周りに展開する。
霊夢の拘束から解かれた妖夢は咳き込みながら地面に倒れた。





霊夢「何すんのよ!!離せ・・・・・・あいつはお兄ちゃんを!!!」



魔理沙「落ち着け霊夢!!お願いだ、落ち着いてくれよ!!!」



アリス「そんなことをしても当麻は喜ばないわよ!!」



霊夢「っ!!」





アリスの言葉で霊夢はようやく落ち着いたのか、地面に座り込む。
すると霊夢の前に突然、手が現れた。
座り込んだ霊夢に手を差し伸べたのは咲夜だった。





咲夜「確かに・・・・・・・・私もあの『辻斬り』を許す事なんて出来ない。今すぐにでも『分解』して、湖にでも沈めたい気分よ」







でも、と咲夜は続ける。







830 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:43:08.89 ID:8sR0Yq790







咲夜「『あれ』は当麻の守りたい『日常』の一人だし、当麻は私達の殺し合いなんて望んでいない」



霊夢「・・・・・・・・・・そうよね。そんなこと当たり前のことじゃない。何でそんな簡単なことを忘れてたんだろ」





霊夢は笑みを浮かべながら咲夜の手を取り、立ち上がる。
そして霊夢達は傷だらけの、だがしっかりと『白楼剣』を握る妖夢を睨み付けた。





霊夢「さぁ、始めましょうか。『弾幕ごっこ』」



妖夢「っ!!」



咲夜「そう簡単に済む・・・・・・・なんて甘い考えは直ぐに捨てる事をお勧めするわよ」



アリス「当麻を殺したのだから・・・・・それ相応の『対価』を払って貰おうじゃない」



魔理沙「妖夢。お前だけは絶対に許さない!!!!」





それぞれが自分の武器を構える。
霊夢は『お祓い棒』と『札』を、魔理沙は『魔法の箒』と『ミニ八卦路』を、咲夜は『ナイフ』を、妖夢は『白楼剣』を、アリスは『人形』達を。
しかし何故かパチュリーは『魔道書』は開いてはいるものの、無防備な状態で『魔方陣』すら展開していない。








831 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:44:39.48 ID:8sR0Yq790





咲夜「パチュリー様・・・・・・何故構えないのですか?」





その場にいる全員の疑問を代弁したのは咲夜。
パチュリーは「一体何を言っているんだ?」というような表情をした。





パチュリー「別に当麻の復讐目的の戦いには参加しなくてもいいかなと思って・・・・・」



霊夢「なっ・・・・・あんた、それは一体どういう意味よ!!!」





パチュリーに突っかかろうとする霊夢を、咲夜と魔理沙が抑える。





咲夜「えーと、パチュリー様。どうして何ですか?」





咲夜が再度、パチュリーに尋ねるとパチュリーは逆に咲夜達に質問した。





パチュリー「そもそも貴女達は何で・・・・・・・・当麻を死んだことにしているの?」





全員『は?』





パチュリーと『横たわる』上条以外の全員がそんな声を上げた。
するとパチュリーは面倒くさいと言わんばかりの声で上条に話しかける。





パチュリー「いつまで寝てるのよ。そろそろ起きられるでしょうに」





パチュリーがそう言った直後、







832 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:45:10.83 ID:8sR0Yq790



























上条「・・・・・・・・・ちょっとは休ませてくれよ」


























833 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:46:51.73 ID:8sR0Yq790




『なぁ!?』



パチュリー「はぁ・・・・・」





スッ、と上条は流れるように起き上がった。
当然ちゃんと胸には『楼観剣』が刺さっている。
上条は『楼観剣』の柄を握り、一気に抜く。
抜いた先から血が勢い良く出たが、しばらくすると血が止まり『傷』が塞がった。





上条「ふぅ、危ない危ない・・・・・・・もうちょっとで『目覚める』所だった」





呟きながら上条は『楼観剣』を妖夢に向かって渡すように投げた。
妖夢は驚きながらもしっかりと『楼観剣』を受け取る。





妖夢「な、んで?」





『楼観剣』を受け取った妖夢は疑問を呟きながら上条を見る。
上条の目は赤よりも紅い『真紅』に染まっていた。
この目が意味する事は、








834 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:49:10.53 ID:8sR0Yq790









上条「死ぬ前、『死』に辿り着くその直前にギリギリで俺は『魔人』になったんだよ」





そう、上条は朦朧とした意識の中。激しい痛みを我慢しながら『魔人』へと昇華したのだ。
それからは痛みに耐えながら『再生』を待ち、最後に『楼観剣』を抜き取り、『再生』を完了させた。
『魔人』の『力』にはあらゆる『無』を司る『魔術』もあるのだが、あれはそこまで便利なものではない。
あれの『魔術』はどちらかというと補助的なことしか出来ないのだ。


例えば先程の限界を無くす『術』は『術者』か『術者』の持つものにのみ適用する『力』だし、
他にもたくさんあるが全て『術者』を対象にしたものしか扱えない。
しかもなかったことに出来る傷はある程度の切り傷や打撲などの軽い物ばかり。
『死』を無かったことにするなどは今の上条には到底出来ない芸当だ。


唯一の『他』に影響するものと言えば、『他』に与えた『被害』を無かったことにするぐらい。
『魔法』の方は・・・・・・・・そう簡単に使ってはいけないようなものなので上条は使おうとはしない。
だから上条の戦闘方法は、拳(『幻想殺し』)と『短剣』、『トリシューラ』(防御用)ぐらいだ。





上条「で、どうする妖夢さん。この人数でその怪我はちときついんじゃないか?」



妖夢「それでもやるわよ・・・・・・・ていうかそれを言ったら貴方だってそうじゃない?」



咲夜「そのことは貴女をとりあえず『何とか』してから考える事にするわ」



霊夢「だから大人しくやられて置きなさい」












先程の睨み合いに上条も加わり、事態は動くと思われたその時――――――――――――――――――――――――――


















835 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:49:55.18 ID:8sR0Yq790































萃香「よっ、面白そうなことになってるねぇ・・・・・・私も混ぜておくれよ!!!」































836 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:51:28.57 ID:8sR0Yq790








―――――――――――――――――――――――――二本の角を持つ少女が現れた







『!?』



上条「師匠!?」





霊夢達は突然現れた少女に驚き、上条は『解決者』達の前に姿を現した萃香の行動に驚いた。
萃香は現れると同時に上条の肩へ向かい、肩車の状態になるように乗る。





上条「萃香師匠、あんたは何でそう自由過ぎるんだよ!?」



萃香「自由過ぎるのはあんたも同じだけどね〜」





突然の萃香登場に混乱する上条だが、
こういう展開に慣れているのか慣れてきたのかは分からないが、すぐに冷静さを取り戻した。





霊夢「その・・・・・・・・『鬼』みたいな奴は誰よ?」



上条「ああ・・・・・・えーとこのお方は上条さんの」



萃香「いいよ当麻。自己紹介ぐらいはさせてくれ」





萃香はそう言いながら上条の話を遮るように上条から降り、前に出る。





837 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:53:03.99 ID:8sR0Yq790








萃香「私は伊吹萃香。一応当麻の師匠の一人で、しがない一匹の『鬼』さ」





何がしがないだ・・・・・・と上条は心の中で呟く。
萃香は昔、幻想郷の中でも強い勢力で『妖怪の山』に住んでいた『鬼』達の中でも特に強いと言われる『山の四天王』の一人である
後のメンバーは地底にいる上条の知り合いの星熊勇儀、上条の予想では茨木華扇、もう一人は不明。
とにかく萃香は幻想郷の中でも屈指の実力者の一人となる。





アリス「で、その『鬼』は何をしに来たの?」





アリスがそう尋ねると萃香は手に持つ瓢箪―――――『伊吹瓢』―――――に入っている酒を飲み、答えた。





萃香「ぷはぁ!・・・・・・・いやぁ当麻が苦戦してるっぽいし、何よりつまらなかったから混ざろうかなぁって思ってさ」



パチュリー「じゃあ、貴女は当麻が『異変』を起こした事は知っているかしら?」





パチュリーの質問に萃香は明るい、陽気な様子で答える。




萃香「そりゃあ私が当麻に『異変』を一緒に起こさないかぁ〜って提案したし、実行したのも私なんだから知ってるに決まってる」



上条「ちょ、そんな簡単に教えても大丈夫なんですか!?」



萃香「あははは!!!大丈夫大丈夫!!私は戦うためにここに来たからな、バラすバラさないなんてどうでもいい」







眩しいほどの笑顔を放ちながら萃香は言う。







838 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:54:40.57 ID:8sR0Yq790






萃香「バラしたほうが相手も私のことを相手にしてくれるだろうし!!」



上条「うぅぅぅ、いやあんたらしいけどさ・・・・・・・俺の今までの苦労は一体何だったんだよぉ」





萃香の発言に若干涙目になりつつも上条は落ち着くため首を二、三回横に振り、心の整理をつける。





上条「それじゃ、俺は誰を相手にすればいいんですか?」





上条が萃香に自分の戦うべき相手を尋ねる。
下手に萃香の戦いたい相手を選んでしまった後を考えると怖いからだ。
すると萃香は笑顔で上条にこう告げた。






萃香「お前はもう帰っていいぞ?」



上条「は?」






思わずそう答えてしまった。
今、上条の身に起こったことを簡単に説明しよう。
上条は萃香から帰宅しろと言われた。つまり『共犯者』(中ボス)から外されたのだ。
『外界』風に言うなれば・・・・・・・・『解雇』(リストラ)のようなものと考えてくれればいい。






839 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:56:49.36 ID:8sR0Yq790





上条「いやいやいや!?何で上条さんはここまで来て『解雇』(リストラ)なんでせうか!?
   いきなりの『無職』(背景キャラ)なんて認めませんのことよ!!」



萃香「お前が何を言っているかさっぱり分からないけど・・・・・・・まぁゴメンな?急で申し訳ないけどさ」



上条「くそっ!!こうなったらグレて『解決者』側に『就職』(主人公入り)してやりますよ!!!!」



萃香「それはそれで面白そうだな!」





かみじょう は なかまに なりたそうに れいむたちを みている!





霊夢「ど、どうする?」



咲夜「い、良いんじゃないかしら?」



アリス「味方にする分には問題はないと思うし・・・・」



パチュリー「・・・・・・・・・・・仲間にしましょうか」



妖夢「私の存在は忘れられたのでしょうか・・・・・・・お爺ちゃん」






かみじょう が なかまに くわわった!






840 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:58:07.36 ID:8sR0Yq790





上条「済まないなみんな・・・・・・・」



霊夢「初めて見たわよ。最後の戦いの前に解雇されるボスなんて」



上条「と、とにかく頑張って行こうじゃないか!!」



『お、おう!!』



萃香「で、そろそろご指名タイムに入ってもいいかい?」





上条達がしていた半分冗談半分本気のコントのようなものが終わると同時に、萃香が上条達に尋ねる。





上条「師匠は一体誰を選ぶんですか?」





上条の問いに萃香はニヤリと笑みを浮かべた。





萃香「そうだねぇ・・・・・・・・・・・・・じゃあ」










スッ、と萃香はある人物を指差す―――――――――――――――――――――











萃香「あんたに決めた!!」










841 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:58:36.43 ID:8sR0Yq790































咲夜「へっ?」
































842 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 19:59:06.35 ID:8sR0Yq790

























萃香が選んだのは、『時』を操るメイド長だった――――――――――――――――――――――――――――


























843 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/01(金) 20:00:59.40 ID:8sR0Yq790



投下終了


そういえば『竜王の顎』が八つ頭になってましたねwwwww(知らない人はぜひググるか『とある科学の超電磁砲 コミックス10巻』を見て)
本編でも出せたらいいなぁ・・・・・・てか出したら『幻想郷』がヤバイ

ある程度の誤字・脱字は脳内変換よろしくです


844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/01(金) 20:01:17.20 ID:oT+0coK50
(あ、咲夜さん死んだ)
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/01(金) 21:58:44.96 ID:MUK9dMqpo
乙です
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/01(金) 22:00:15.46 ID:fZGUZOPvO

よく考えなくても相性最悪に近いよな、咲夜さんと萃香の特性…
847 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:31:18.90 ID:mI7rU85l0


投下

848 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:32:16.82 ID:mI7rU85l0


第七話 「 stage4 『萃まる霧の百鬼夜行』」

849 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:33:41.08 ID:mI7rU85l0




萃香「準備は良いかい?」



咲夜「ええ。『得物』の手入れは済みましたので」





萃香はストレッチのような準備運動を済ませ、咲夜は『ナイフ』の手入れを済ませる。
二人の準備は無事に終わったようだ。
・・・・・・・・で、他の面子はというと。





上条「せっかく『魔人』になったのに・・・・・・・・・殆ど意味がねぇじゃねぇか」



霊夢「仕方ないじゃない。そんなこと(でもお兄ちゃんが生きてて本当に良かった!!)」



アリス「パチュリーは知ってたのね。当麻が生きてるって」



パチュリー「まぁ、当麻の胸に刀が突き刺さる瞬間に当麻の目が『真紅』に染まっていくところを見たし」



魔理沙「本当に人間離れしてきたよな、アイツ」



妖夢「ですね」





上条についての話をしていた。







850 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:34:33.64 ID:mI7rU85l0






萃香「それじゃあ・・・・・・・始めますか!!!!」



咲夜「っ!!」






萃香はそう叫びながら咲夜の下へ走る。
一歩で咲夜の懐へ潜り込んだ萃香は右手で拳を作り、攻撃を仕掛けた。
だが咲夜は咄嗟に『時』を止め、ある程度の距離まで離れ、数本のナイフを萃香に投げつける。
『時』が止まっている影響なのか、ナイフは萃香の数十センチ前で動きを停止した。


『時』が再び動き出した瞬間に萃香の身体は、ナイフによって穴だらけとなるだろう。
そして『時』は動き出した。





萃香「なっ!?」



咲夜「(よし!)」





咲夜が消え、咲夜のいた位置に突如として現れた数本のナイフに萃香の顔は驚愕に染まる。
行けると確信した咲夜だがその自信はすぐに打ち消された。





萃香「でも甘い!!!」



咲夜「っ!?」





萃香は能力を使い目の前に大きな岩の壁を作り出し、ナイフを全て防ぐ。
さらに岩の壁を丸くし、まるで野球ボールを投げるかのように咲夜へ投げつける。







851 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:35:14.52 ID:mI7rU85l0






萃符「戸隠山投げ」







萃香「って名付けようかな?」



咲夜「くっ!!」





咲夜はまた『時』を止め、回避する。
そして咲夜は確信した。このままでは勝てないと。
確かに『時』を止められる分には咲夜が有利かもしれない。
しかし相手は圧倒的なパワータイプであり能力も相当やっかいだ。


上条から萃香の能力を聞いた時はピンと来なかった咲夜だが、今なら分かる。
あれはどうしようもなく・・・・・・・・・・・強いのだと。





咲夜「(けれど勝機が無い訳じゃない!!)」





咲夜は萃香の放つ大岩の球を避けながら、ナイフを数本取り出す。
確実に攻撃を当てるには『時』を止めるだけでは足りない。
そう考えた咲夜は練習していた『能力』の応用を使う事に決めた。





萃香「逃げてるだけじゃあ、私には勝てないよ!!」





萃香はさらに弾幕の『密度』を増やす。
『密度』の増えた弾幕を咲夜は出来るだけ『能力』を使わずに避けた。







852 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:36:28.88 ID:mI7rU85l0






萃香「ああもう!!やっぱ私には肉弾戦の方が向いてるな!!」





そう言いながら萃香は大岩の球を捨て咲夜へと走る。
しかしそれは咲夜にとっては好都合だった。
咲夜は『時』を止め、萃香の攻撃を避ける。
そして咲夜は六本のナイフを萃香が通り過ぎた後の空間に投げた。





萃香「ははっ!何処に投げてるんだい?」





笑いながら右手を握り締めて作った拳を萃香は咲夜の腹へ叩き込もうとする。
が、咲夜は笑いながら言った。












咲夜「数秒前の貴女に・・・・・・・・いえ、今の貴女にかしら?」














咲夜が告げたその瞬間。
萃香は咲夜の投げたナイフの位置に一瞬で『戻り』萃香の腹、腕、足にナイフが二本ずつ刺さった。





萃香「がっ!!?」





ナイフをくらった萃香は地面に倒れながらも自分に刺さるナイフを抜き取る。
血は出ているモノの妖怪からしたらこの程度は放っておけば回復するものだ。
それよりも・・・・・・・・







853 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:37:43.09 ID:mI7rU85l0







萃香「はは、何だよ今の。知らない間に移動させられた?」



咲夜「そう簡単に自分の手の内を明かすほど私はバカじゃないわ」







「そりゃそうだ」と、萃香は笑いながら咲夜に同意した。
咲夜が起こしたこの現象。これはただ単に『時』を止めて萃香を移動させたのではない。


萃香の『時』を戻したのだ。


まず咲夜は萃香の攻撃を避け、ナイフを設置する。その後に萃香の『時』をナイフを設置していた『時』まで戻し、萃香へナイフを当てたのだ。
『時』を戻すと言ってもそこまで便利なものじゃない。『世界全体』などのごちゃごちゃした『空間』をまとめて戻すことは出来ない。
出来るのは対象を選び、戻す事。さらにその対象を戻す時間に対象はどこにいたのかを把握しなければならないので闇雲に戻そうとしても戻せないのだ。
ちなみに戻せる時間は最大でも数分程度。これでも強力なものだが。









萃香「じゃあ、そろそろ『本気』で行くとしますか!!」










そう萃香が叫んだ瞬間、咲夜は真横に吹き飛ばされた。












854 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:38:28.25 ID:mI7rU85l0









咲夜「ごはっ!?」



萃香「まだまだ!!!」





追い打ちを掛けるように萃香は吹き飛んでいる最中の咲夜の横に現れ、胸ぐらを掴み空高く上げる。
そして萃香は『鎖』を取り出し、空中に浮いている咲夜へ巻く。
痛みのあまり咲夜は『時』を止めて対処することさえ思いつく事が出来なかった。
咲夜を『鎖』で巻いた萃香はそのまま『鎖』を引っ張り、咲夜を殴る。


その反動で浮き上がった咲夜をもう一度引っ張り、殴る。
萃香はそのループを続ける。
もはやコレは勝負では無かった。圧倒的な暴力、一方的な蹂躙だった。





萃香「さぁ、ここからどう反撃する?メイドさん・・・・・・・・だよね?」



咲夜「ぐっ・・・・・・・」





そして、萃香はもう一度咲夜へ拳を叩き込もうとした。





萃香「はっ!!」



咲夜「っ!!」







萃香の拳は容赦無く、咲夜の腹へ叩き込まれ――――――――――――――――――――――















855 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:39:04.30 ID:mI7rU85l0



























――――――――――――――――――――――無かった



























856 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:40:17.08 ID:mI7rU85l0









唐突に現れた左腕が萃香の拳から咲夜を守るように突き出された。
当然、萃香の拳は左腕に当たる。
ビキビキビキビキボキンッッッ!!!!と骨が粉々に砕けるような音が左腕から聞こえてくる。
しかし、左腕の骨という代償と共に萃香の攻撃は防がれた。





萃香「これは一体何のマネだい?」



上条「これ以上、見過ごす事は出来ません。ここから先は咲夜の代わりに俺が相手をさせてもらいます!!」





そう言いながら上条は『トリシューラ』を使い『鎖』を『破壊』し、咲夜を片手で支え引き寄せて抱いた。
左腕の骨を粉々に粉砕されたはずの上条は涼しげな顔で萃香を睨み付ける。





萃香「粉砕した私が言うのも何だけどさ・・・・・・・痛くないのか?」



上条「大丈夫ですよ。今は痛覚を遮断しているので痛みを感じることはありません」










そう言った次の瞬間には、萃香の攻撃で折れ曲がっていた上条の左腕が何事も無かったかのように『再生』していた。













857 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:41:21.90 ID:mI7rU85l0










咲夜「・・・・・・・と、うま?」





咲夜が痛みで顔を歪ませながら目を覚ました。
上条の顔を見ると咲夜は悔しそうに歯を食いしばる。





咲夜「ゴメ、ン・・・・・なさい。何の役にも立てなかった・・・・・」



上条「そんなことねぇよ。でもさ」



咲夜「?」





上条は咲夜の頭に手を置き、撫でた。
そして笑みを浮かべながら上条は言う。





上条「お前には笑顔でいてもらいたいんだ。だからそんな悔しそうな顔をするよりも、お前の笑顔を見せてくれないか?」



咲夜「・・・・・・・・・ふふ」



上条「うん。やっぱ笑顔のお前が最高だよ」



咲夜「ふぇ!?」






咲夜は顔を真っ赤にしながら、自分の世界へ入ってしまった。
上条はとりあえずパチュリーに咲夜を預けることにした。
その際に霊夢、魔理沙、アリスに睨み付けられるが上条は睨み付けられた理由が結局理解出来なかった。







858 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:42:47.82 ID:mI7rU85l0








萃香「ははは!!やっぱりお前は変わらないなぁ〜」



上条「そりゃどうも」



萃香「それじゃあ次はアンタと・・・・・・・」





萃香は霊夢達をしばらくの間、じっと見ていた。
そして咲夜を選んだときのように、笑みを浮かべながらある人物を指差した。





萃香「お前とも戦ってみたいな・・・・・・『博麗の巫女』?」



霊夢「分かったわ」





指名された霊夢は上条の横に移動し、『お祓い棒』を構える。
それに合わせるように上条も拳を握り締める。





霊夢「『義兄妹』である私達二人の・・・・・・・・久しぶりのコンビネーションを発揮するわよ!!」



上条「ああ!!」



萃香「そのコンビネーションとやらを見せてくれ!そして楽しませてくれ!この私を!!!!」







そして萃香は『能力』で周りに落ちている石や岩を『萃』め始める。
だが上条達は臆しなかった。逆に笑みを浮かべているくらいだ。











859 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:43:41.49 ID:mI7rU85l0
























上条「いいぜ、あんたがこれ以上無意味に戦いを続けるっつうんなら・・・・・・・」



霊夢「あんたの都合で私達の『日常』を引っかき回すって言うんなら・・・・・・・」



















霊夢は左手で、上条は右手で拳を作り互いの拳を合わせて、戦いの火蓋を切るかのように宣言した――――――――――――――――――――

























860 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:44:26.79 ID:mI7rU85l0





































博麗兄妹「「 まずはその幻想をぶち殺す!! 」」






































861 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/03(日) 21:45:44.37 ID:mI7rU85l0




投下終了

これ、このスレ内で終わらなくね(白目)
いや大丈夫なのか?
まぁもしそうなったら次スレで終わらせる事にします(多分大丈夫だと思いますが)


で、咲夜さんの強化は原作でも出来る事を少し強めにしただけです。
そして次回は『博麗兄妹』VS『鬼』。
ちょっと萃香のキャラが・・・・・・・若干戦闘狂っぽいかな?


おかしい部分がある場合は脳内補完、脳内変換よろしくです。




862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/03(日) 21:50:37.54 ID:p803X5e3O

本来の性格的には萃香さんも勇儀姐さんと似た気質のはずだし、そこまで違和感は無いかな
原作で当初抱いていた人間に対するネガティブな思いも上条さんとの交流で薄らいでいるだろうし
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/03(日) 21:56:29.19 ID:2/NMEXURo
乙です
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/03(日) 22:15:29.77 ID:4Sc0Fn9xO
右腕だったらヤバかった( 萃香が )
865 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/04(月) 22:51:43.78 ID:45CkyiIK0
>>862
違和感をあまり感じさせずに済んだのなら
幸いです。
原作に出来るだけ忠実にしたかったので。
(キャラの性格など)


次の投下は明日の夕方あたりを予定しています
出来なかった場合はスミマセン。

866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/04(月) 23:01:12.34 ID:fLqQNyJoo
了解
867 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 12:45:02.25 ID:DjXV1QTa0
夕方あたりに投下すると言ったな・・・・・・あれは嘘だ


投下


868 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 12:45:47.54 ID:DjXV1QTa0


第八話 「 stage5 『幻想(異変)を殺し、幻想(世界)を守る博麗の兄妹』 」

869 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 12:47:00.66 ID:DjXV1QTa0






霊夢「ふっ!!」



萃香「おっと!」





最初に攻撃を仕掛けたのは霊夢。服の袖の中から取り出した無数の針を萃香に投げ飛ばすが萃香は軽々と避ける。
攻撃を回避した萃香は『能力』で集めていた石や岩の塊を霊夢へ投げつける。
だが霊夢も空を飛び、塊を回避した。





霊符「夢想封印」





霊夢「まだまだ!!!」



萃香「!?」





霊夢がスペルカードを宣言すると霊夢の周りに色とりどりの『光弾』が出現し、萃香に襲い掛かってきた。
何とか避けようとするが、萃香の後を追うように『光弾』は移動する。
仕方ないと考えた萃香は、『能力』を使い『霧』になり回避しようとするが







870 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 12:47:50.73 ID:DjXV1QTa0








上条「させるか!!」



萃香「なっ!?」





いつの間にか萃香の後ろに回り込んでいた上条は萃香を羽交い締めにし、身動きが出来ないように拘束した。
何とか振り解こうとする萃香だが上条は離そうとしない。時々上条の身体から骨の折れるような音がするが、上条は気にせず萃香を拘束する。





萃香「まさか自分ごと私をやるつもりなのか!?」



上条「そのまさかだよ!!」







上条は先程よりもさらに強く拘束する力を強める。何故『鬼』である萃香を上条がここまで拘束出来るのか。
それは『魔術』のおかげである。人間は普段『リミッター』を掛けている。
この『リミッター』が外れると普段では出せない程の力を出せる代わりに身体への負担が大きいからだ。
上条は『魔術』を使い、意図的に『リミッター』を外すことで萃香を抑える事が出来ている。


身体への負担は『魔人』の再生力で補っている。さすがに『鬼』を何の被害もなく抑える事は出来なかったが。
『光弾』は見事に萃香へ当たり、上条にも当たったが被害は萃香の後ろ側にいたため少ない。
数メートルほど吹き飛ばされた萃香はすぐに体勢を立て直し、上条のほうへ走る。
霊夢よりも上条の方が危険だと判断したのだろう、萃香は『鎖』を上条へ投げつける。







871 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 12:48:45.97 ID:DjXV1QTa0








上条「っ!!」



萃香「捕まえたぞぉ〜!!」





『鎖』は上条の左腕に巻かれ、締め付けられる。
萃香は『鬼』の持つ腕力で上条を引き寄せようとするが





上条「そう簡単にやられてたまるかぁぁぁぁぁァァァァァァ!!!!」



萃香「はぁ!?」





上条はさらに『リミッター』を外し、逆に萃香を自分の方へ引き寄せようとする。
しかし元からのスペック差もあるのか引き寄せる事までは出来ず、耐える事しか出来なかった。
骨が折れ、筋肉が引きちぎれるような音が上条の左腕から響き渡る。
だが上条はそれでも、萃香の足止めに徹した。





霊夢「はぁぁぁぁ!!!!」



萃香「がっ!!?」





突然萃香の横から霊夢が現れ、萃香へ跳び蹴りを入れる。
『鬼』を吹き飛ばすほどの威力・・・・・・・・・・・・・おそらく足に『異能の力』を注いでいたのかもしれない。
萃香は突然の襲撃に対処出来ず、『鎖』を手放してしまった。
上条は『鎖』を投げ、萃香へ巻こうとする。






872 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 12:49:33.83 ID:DjXV1QTa0










萃香「甘く見るな!!」





『鎖』に捕まる直前に『霧』へ変化した萃香は上条の懐まで移動し、『霧』状態を解除した。
拳を握り締め、萃香は渾身の力で上条へ右ストレートを叩き込む。
肋骨が折れるような音がし、上条は血反吐を吐く。
おそらくこれだけでは済んでいないだろう。内蔵も破裂しているかもしれない。





上条「がぁぁぁぁぁァァァァァァァ!!!!!」



萃香「っ!?」





上条は気にせずそのまま萃香を捕まえる。
再び『霧』に変化しようとする萃香だが・・・・・・・出来ない。





萃香「(『幻想殺し』・・・・・・・・・か!!)」





ならば、と萃香は何度も何度も上条を殴り続けた。
そのたびに上条は血反吐を吐き、身体からは骨が折れ砕けるような音が響く。
だが上条はそれでも拘束を止めなかった。
不意に萃香は上条の顔を見る。すると上条は笑みを浮かべた。まるで勝利を確信したかのような笑みを。






873 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 12:50:15.78 ID:DjXV1QTa0







上条「時間は・・・・・・・・・・・稼い、だぞ。霊夢・・・・・・・」



萃香「っ!!!!」





上条の言葉を聞いた萃香は周りを確認する。
霊夢がいない・・・・・・・・・・?







「夢想天生」







霊夢「何処を見ているの?」





霊夢の声が萃香の『真上』から聞こえてきた。
上を見るとそこには先程とは比べ物にならないほどの輝きを放つ無数の『光弾』を展開し、十字架のようなポーズをする霊夢がいた。





上条「あん、たの負けだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・萃香師匠」





上条は笑みを浮かべながらそう告げた。
その笑みに釣られたのか、萃香も笑みを浮かべる。





萃香「そっか・・・・・・・・・・・・楽しかったよ。ありがとな当麻。また相手になってくれ、次はボコボコに打ちのめしてやるからさ」



上条「ははは、不幸・・・・・・・・なのか?」



萃香「さぁな」










874 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 12:50:55.11 ID:DjXV1QTa0





























――――――――――――――――――――――――――そして、上条と萃香は霊夢が放った『夢想天生』の光に包まれた




























875 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 12:51:29.63 ID:DjXV1QTa0

投下終了


萃香に止めを刺そうとしたら上条さんまで止めを刺された。な、何を(ry
はい、次で最終回です。
永夜抄はやっぱり次スレですね。


876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/05(火) 13:02:22.75 ID:TXDAlKGPo
乙です
877 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/05(火) 22:13:41.94 ID:9ebeZdAp0
書き忘れました。

最終回の投下は昼過ぎあたりから
夕方の間になると思います。
その後は、短編をいくつかして
次スレに行く予定です。
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 03:33:46.47 ID:7C2Ul2l8O
コンビネーション(囮)
879 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:18:23.60 ID:ZWXAlbtO0


投下

880 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:18:55.13 ID:ZWXAlbtO0


最終話 「 stage6 『あらゆる人妖が萃まる宴会』 」

881 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:20:19.52 ID:ZWXAlbtO0









萃香「オラオラ!!私の酒が飲めないとは言わないよな当麻!!!」



上条「『鬼』専用の酒が『人間』の俺に飲める訳ないでしょうが!!」





『異変』から三日後が経ち、俺達は『異変解決』記念の宴会をしている。
『異変』については気づいていた者もいたし、まったく気づかなかった者もいた。
ただ知ってる奴らも知らない奴らも純粋に宴会を楽しんでいる。
それだけはハッキリと分かった。





上条「うぅ、危うく飲まされるところだった・・・・・・・・・」



妖夢「ふふふ。大丈夫?」



上条「妖夢さん・・・・・・はは、大丈夫だよ」





俺が萃香師匠から逃げた先には妖夢さんがいた。
妖夢さんは笑いながら俺に普通の酒が入った杯を手渡す。
俺は感謝の言葉を言いながら受け取る。






882 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:23:52.77 ID:ZWXAlbtO0







妖夢「当麻君」



上条「妖夢さん?!」





俺が酒を飲んでいると妖夢さんは突然、土下座の体勢になった。
そして涙交じりの声で俺に謝り始めた。





妖夢「ゴメンなさい!!私は師の、お爺ちゃんの教えを勘違いして霊夢さん達を傷つけてしまって!!何よりも当麻君を殺してしまって!!
本当に申し訳ありませんでした!!!」



上条「俺は大丈夫だから一旦顔を上げてくれ!!」





そう言うと妖夢さんは涙を拭きながら顔を上げる。
相変わらずの綺麗な正座をしながら。





上条「俺は大丈夫。妖夢さんだって純粋に妖忌さんの教えを守りたかったんだろう?確かに妖夢さんがやったことは許されない事だよ。
    でもだからってこれから償う方法が無い訳じゃない。だから傷つけてしまった人や妖怪達のために何が出来るかを考える方が、
俺に謝るよりも有効に時間を使えると思うぜ?
    ・・・・・・・・・・・・妖夢さんはこれからも妖夢さんらしく居てくれ。それが俺への償いだと思ってくれないか?」



妖夢「・・・・・・・・・・ありがとう」





妖夢さんはそう言いながら笑みを浮かべる。
これで一件落着・・・・・・・・・・だろう。







883 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:24:24.25 ID:ZWXAlbtO0







霊夢「当麻〜〜こっち来なさいよ〜〜〜〜ひっく」





酔っ払った霊夢が俺の事を呼んでいる。
俺は妖夢さんに謝りながら霊夢のもとへ杯を持ちながら歩いた。





上条「ちょっと飲み過ぎじゃないか?お前」



霊夢「良いの!!『異変解決』記念の宴会なんだからパーッと明るく騒いで飲むべきよ」



上条「そうですか」





その会話の後、俺と霊夢の間に僅かな沈黙が訪れる。
俺は空気を変えるために霊夢へ話しかけた。





上条「ありがとな・・・・・・・・俺のために怒ってくれて」



霊夢「・・・・・・・・そりゃ大事な『家族』なんだし、当たり前でしょ」





霊夢が少し恥ずかしそうに酒を飲む。
俺は笑いながら、





上条「でも、霊夢が俺のことをお兄ちゃんって未だに呼んでくれたのが意外だったな」



霊夢「なっ、ききき聞こえてたの!!?」



上条「そりゃ、意識はあったぞ。『魔人』への準備の最中に嫌でも会話が聞こえてたし」





俺の話を聞いた途端に霊夢の顔が赤く染まる。
多分、恥ずかしいのだろう。普段は名前で呼ぶが心の中では未だに『お兄ちゃん』と呼んでくれる。
すごく嬉しいシチュエーションじゃないか!!
俺が心の中で悶えていると、



884 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:24:58.07 ID:ZWXAlbtO0











文「まぁ、話はそこまでにしておいて。当麻、私の取材に付き合って貰うわよ!!!」



上条「え、ちょ」





横から唐突に現れた射命丸がそう言いながら俺の服の襟を掴み、引きづりながら俺に『取材』を強いてきた。
俺は必死に抵抗しようとしたが、体勢が悪くうまく抜け出すことが出来ない。
霊夢へ救援の合図を送ったが無慈悲にも首を横に振られた。





文「さぁ、『取材』タイムの始まりです!!!」





射命丸は既に『仕事モード』に突入していた。
これで俺の逃走は不可能となる。
俺は叫ぶ。叫ばずにはいられなかった。俺の口癖であるあの言葉を。










885 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:25:24.16 ID:ZWXAlbtO0






















上条「不幸だぁぁぁぁァァァァァ!!!!」























886 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:25:55.81 ID:ZWXAlbtO0



『三日置きの百鬼夜行』編 END


887 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:26:40.34 ID:ZWXAlbtO0


現在の登場人物紹介



射命丸文



・種族    鴉天狗


・能力    風を操る程度の能力

       その名の通り風を操る能力。


・二つ名   捏造新聞記者


・新聞記者の鴉天狗。

888 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 17:27:24.08 ID:ZWXAlbtO0


投下終了

『三日置きの百鬼夜行』編。いかがでしたか?
次は短編を挟んでの『永夜異変』編に行きます

それではまた次回!!
あと短編のネタをください(懇願)
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 17:31:17.97 ID:WobLO81vO

白玉楼の食糧事情とか博麗神社の財政とか?
後は原作と人間関係が異なる状態での萃香さんの居候とか
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/08/06(水) 18:23:42.37 ID:PXRnD27jO
乙乙
ここの上条さん全身幻想殺しなら魔神の力無くても再生しそう。あと全身が竜になりそう。
ネタなら上条父がオカルトグッズを駆使して一時の幻想入り
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/06(水) 19:27:54.57 ID:l8gXSfWfo
乙です
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/06(水) 21:16:24.22 ID:ZXbIG4MT0
乙、小ネタは幻想郷七不思議という名の肝試し
893 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/06(水) 22:24:21.87 ID:Z0dTDh/g0
ネタ提供ありがとうございます!!
とりあえず提供して頂いたネタのなかで
書けそうなものは書いてみます。
短編二つ、三つ程で全部埋められますかね?

出来なかったら大人しく次スレを立てて
依頼を出してきます。
894 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:07:13.66 ID:O8mc5+/H0


投下

895 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:08:28.44 ID:O8mc5+/H0


短編その三 「 博麗当麻の暇な一日 」

896 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:08:58.09 ID:O8mc5+/H0











上条「暇だ・・・・・・・・」





俺は布団に寝転がりながらそんな事を呟く。
今日は本当にやる事がない。


買い物は昨日済ませてしまい買いたい物がなく、『修行』も先程したばかり、今は昼だが昼ご飯も既に食べてしまった。
遊びに行くとしても知り合いの殆どの家が遠いので行こうという気力が湧かない。なら『義妹』の霊夢と何かすればいいのではないか?
という案も思い浮かぶがそもそも霊夢は他の知り合いの家に遊びに行っているので却下。





上条「仕方ない。一眠りするとしましょうかねぇ」





そう考えた俺は布団にくるまる。
目を瞑るとドンドンと意識がぼんやりとしてくる。
そして俺は眠りに就い―――――――――――――――――――――――――――







897 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:09:27.24 ID:O8mc5+/H0









萃香「おーい、私の相手をしろよぉ〜〜」



上条「ごはっ!?」





突然、寝転がる俺の上に萃香師匠が現れた。
俺の身体に落下する形で。
痛みのあまり俺は悶え、師匠はその様子を見ながらゲラゲラと笑う。





上条「ぐぐっ・・・・・・・さっきまでさんざん相手したでしょうが!!」



萃香「でも暇なんだろう?なら私の相手をしてくれよぉ」



上条「それは俺が疲れるか不幸な目に遭うから却下です!!」



萃香「ぶーぶー」



上条「ぶーぶー言わないでください!!」





さっきまで俺は萃香師匠の『修行』を受け、遊び相手をしていた。(ほぼ俺がからかわれて疲労が溜まるだけだったが)
なので暇だからと言っても、これ以上萃香師匠に遊ばれるのは勘弁願いたい。









898 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:10:32.85 ID:O8mc5+/H0







上条「そっちも暇なら旅に出ればいいじゃないですか。この幻想郷なら適当に散歩するだけでも面白いことがありますし。俺は行きませんけど」



萃香「そんなの『今』は嫌だよ面倒くさい。ていうかそう言って、私のことを追い出すために誘ってるんでしょ?」



上条「そ、ソンナコトナイデスヨー」



萃香「おーい、カタコトになってるぞー大丈夫かー」





俺と萃香師匠が起こしたあの『異変』が解決した後の宴会の翌日。萃香師匠は唐突にこんなことを言い出した。





萃香「住む場所が見つからないので、しばらくは当麻の『中』に住む事にした!!」





萃香師匠は『能力』を使い、俺の身体に住み始めた。
『幻想殺し』を避けながら住むという無駄に器用な所を発揮しながら。
それから俺は唐突に現れる萃香師匠に困り果てている。
この前なんて俺が風呂に入っているときに、





899 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:11:26.77 ID:O8mc5+/H0








萃香「ぷはぁぁぁ!!」



上条「ぶっ!!?」





風呂の中から萃香師匠が何故か全裸で現れ大騒ぎになった。(そのあと俺は霊夢にフルボッコの刑を執行された)
理不尽すぎる・・・・・・・俺は何もしていないのに。





上条「で、どうするんです?夜までは霊夢もいないですしすることなんて特に・・・・・・・」



萃香「じゃあまた『異変』でも起こすかい?」



上条「それはもう勘弁してください!!!」



萃香「ははは!!冗談だよ冗談」



上条「あんたが言うと冗談に聞こえないんですよ・・・・・・・・」





しかし、本当にどうしようか。
何か話題を出した方が良いだろうか?
と、俺が考えていると萃香師匠が突然尋ねてきた。






900 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:12:16.32 ID:O8mc5+/H0








萃香「そういえばお前・・・・・・・・あの『霊もどきの人もどき』に刀で刺された後、お前が立ち上がりながら言った『目覚める』って何だったんだ?」



上条「『霊もどきの人もどき』って・・・・・・もしかして妖夢さんのことですか?」



萃香「そうそう確かそんな名前だったっけ?」



上条「何でそんな変なあだ名で呼んでるんです?」



萃香「だって半分霊で半分人間。どっちつかずの奴だったから。それとも『霊未満人未満』とかのほうがいいかなぁ・・・・・・・・・」



上条「やめてあげて!!?」





とりあえず可哀相なあだ名を付けられた妖夢さんに合掌。







901 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:13:04.07 ID:O8mc5+/H0






上条「えーと、確か俺の『目覚める』発言のことでしたっけ?」



萃香「そうそう。私は一瞬当麻が変な性癖にでも目覚めそうになったのかと思ったぞ」



上条「上条さんは『普通』(ノーマル)です!!!・・・・・・・・・・・・まぁ、アレはですね」



萃香「うんうん」




俺は修行中に紫さんに告げられたことを思い出した。





紫「ねぇ、当麻」



上条「はい?」



紫「貴方は今、『魔人』の力を持っているわ」



上条「は、はい」



紫「でも、貴方は新たな領域に達することが出来る」



上条「っ!!本当ですか!?」



紫「ええ、でもそれにはおそらく今以上の危険が付き纏うと思うけど」



上条「・・・・・・・・・・・」



紫「だから貴方にはその『力』を手にするための儀式の方法を教えます。『覚悟』が決まったら、使いなさい」



上条「・・・・・・・・・・・・分かりました!!!」





と、言った感じに俺は新たな『力』を手にするための儀式の方法を伝授された。
何故紫さんがその儀式のことを知っていたのかなどの疑問を尋ねる事は出来なかったが。






902 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:13:34.16 ID:O8mc5+/H0








萃香「また何かしようとしてるのかねぇ・・・・・・・紫のやつ」



上条「多分そうでしょうね。でも俺はその『力』が必要になったら、躊躇せずに儀式を行うと思います」



萃香「ま、お前ならやりかねないだろうな」





萃香師匠は笑みを浮かべながら言う。
今回はたまたま儀式の方法に近い状況になってしまったため、その『力』に『目覚め』そうになっただけの話。
俺にはまだその『覚悟』が決まっていない。
だから俺は手に入れない。今は『幻想殺し』と『魔人』、活用しずらい『破壊神』を使って行くしかないのだ。





萃香「お前って確か『トリシューラ』っていう武器とか持ってなかったっけ?」



上条「あれならパチュリーに返しましたよ?元々あれはパチュリーに渡した物で、借りたものでしたし」





せっかく二千円を払って購入した『トリシューラ』は今はパチュリーの手の中にある。
ピンチになったら借りに行けばいいのだが、遠いしパチュリーもさすがにあれを持ち歩いてはいないだろう。





萃香「そうかい。じゃあ、一眠りでもするか」



上条「そうですね。俺も眠いし・・・・・・・霊夢が帰ってくるまで眠りましょう」





俺はそう言いながら布団に入る。
何故か萃香師匠は俺の身体に戻らずに布団の中に入ってきた。
俺は気にせずに目を瞑り、眠りに入る前に一言。萃香師匠に言う。






903 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:14:17.71 ID:O8mc5+/H0













上条「おやすみなさい、萃香師匠」












俺が言った後、萃香師匠は俺に親に甘える子供のように抱きつき小さな声で呟いた。












萃香「おやすみ、当麻」











俺は小さく微笑みを浮かべながら眠りに就いた。











904 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/07(木) 17:16:01.29 ID:O8mc5+/H0



投下終了



二人で一人(物理?)
ていうか萃香の頭じゃあ、寝返りつけなくね?という疑問が浮かぶ>>1です。
ちなみにネタはまだまだ募集中。


あと誤字・脱字、もしくは日本語がおかしくなっている部分は脳内補完などをよろしくお願いします!!

905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/07(木) 19:03:22.81 ID:GNO5P2jYo
乙です
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/07(木) 19:43:10.21 ID:J/Rd8DoBO

居候の方法まで原作通りじゃなくなるとは…これじゃおちおち溜まった欲望の処理も出来ないな上条さん

小ネタは小さい頃の上条さんin白玉楼&八雲家
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/07(木) 20:02:39.93 ID:xz9vSDzXO
上条さんますます自家発電出来なくなるな
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/07(木) 20:06:51.07 ID:J/Rd8DoBO
某アララなんたらさんと共生している吸血鬼と違って、生活周期もほぼ同じだからな…

>>906の「小さい頃」ってのは幻想郷に来たばかりの頃って意味です
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/08/07(木) 22:48:00.69 ID:hR8Cv4nlO
萃香が中に居る状態で全身に幻想殺し出したら上条さんの中で萃香が元に戻って上条さん破裂すんのかな?
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/08(金) 07:54:33.50 ID:qOwfrorTO
床ぐらい角で抉れるから
虎王決まった範馬勇次郎みたいに
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/08(金) 16:54:17.43 ID:uSm5K7w4o
リア充爆発しろ(物理)が見れると聞いて
912 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/08(金) 18:07:49.58 ID:bePAiQwO0
>>909
作中に上条さんが言っているように萃香は『幻想殺し』を器用に避けながら生活しています
『幻想殺し』もいきなり全身に発動するわけではなく他の部分から広がるように全身に発動していきます
作中では限定的な部分での発動が多かったのでいきなり発動出来そうに見えますが全身にいきなり発動することは出来ないですね
いきなり全身に発動しているように見えても事前にしっかりと段階を踏んでいるので大丈夫・・・・・・・・だと思います

913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/08/08(金) 18:53:40.15 ID:omKx/WayO
>>909だけど俺の馬鹿みたいな質問にわざわざすまない。
このSS最近一番の楽しみだぞ!
914 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/08(金) 19:00:17.05 ID:bePAiQwO0
>>913
ありがとうございます!!
そう言ってくれるだけでやる気が湧いてきます
これからも頑張って書かせていただきますので見ていってください!!
915 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:08:47.63 ID:Ns0U4uR30


投下

916 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:09:20.94 ID:Ns0U4uR30


短編その四 「 とある幻想の肝試し 」

917 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:10:06.93 ID:Ns0U4uR30




―――――――――博麗神社敷地内――――――――――――






上条「何でこんな夜中に俺達を呼び出したんですか?」



霊夢「ふぁ〜」





俺達は今、紫さんに呼び出され博麗神社の敷地内に集合している。
この場に居るのは、私こと上条当麻(+中にいる伊吹萃香師匠)と『義妹』の博麗霊夢。紅魔館から十六夜咲夜とレミリア・スカーレット。
白玉楼からは西行寺幽々子さんと魂魄妖夢さん。そしてアリス・マーガトロイドと俺の親友の藤原妹紅。八雲紫さんと八雲藍さん、橙だ。





紫「ふふ、今回はあなた達に肝試しをしてほしくて・・・・・・・・・ね」



上条「それはまた・・・・・・・・・・突然過ぎやしませんかねぇ」



霊夢「紫の突然の超思考の思いつきなんていつものことでしょ。それよりもさっさとその肝試しのルールを教えなさい」



上条「何で急かすように言うんだよ?」



霊夢「眠いのよ・・・・・・・・ていうかこんな夜中に起こされて不機嫌じゃない奴なんて『だいたい』いないわ!!」





霊夢は不機嫌な様子で紫さんを睨み付ける。
紫さんは笑みを浮かべながら霊夢を見つめる。
まぁ、用も分からずにいきなり起こされて不機嫌にならない奴など殆どいないだろう。
俺だってそうだ。早く用件を聞きたい。そう考えていると藍さんが口を開いた。








918 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:11:13.25 ID:Ns0U4uR30






藍「とりあえずルールの説明をしておこう。まず二人一組のチームをくじで決める。
その後、肝試しをするルートの目的地に置いてある『物』を取ってくる。
その肝試しのルートもくじで決めさせていただく。行く順番もくじで」





藍さんは説明しながら箱を三つ、懐から取り出す。箱には穴が空いておりそこから割り箸のようなものがはみ出ている。
これを引けば良いのだろう。





藍「それじゃあ、みんな。ここから引いてくれ」





俺達は箱の前に集まり、一斉に箱から割り箸を取り出した。













919 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:11:53.44 ID:Ns0U4uR30





























――――――――――――ここからはダイジェストのみとなります。ご了承ください――――――――――――



























920 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:12:39.03 ID:Ns0U4uR30


一組目 『博麗霊夢&十六夜咲夜』チーム



・スタート



霊夢「はぁ・・・・・・・さっさと終わらせますか」



咲夜「そうね・・・・・・・(お嬢様か当麻と一緒が良かったのに)」




・中間地点



幽霊「うらめし〜〜ぎゃあ!?」



霊夢「ははは、こちとらイライラしてんのよ!!恨むなら自分の愚かさを恨むのね!!」



咲夜「これって退治してもいいのかしら?」



霊夢「あんたも手伝いなさい」



咲夜「分かったわ。未来の『義妹』のためだもの。一肌脱ぐとしましょう」



霊夢「おい」




・最終地点



咲夜「ねぇ」



霊夢「何?」



咲夜「目的の物ってあれかしら?」



『禍々しい杖』



霊夢「よし・・・・・・あれを抜いてさっさと戻るとしますか」



咲夜「ええ」






921 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:13:47.06 ID:Ns0U4uR30






二組目 『西行寺幽々子&藤原妹紅』チーム



・スタート



幽々子「ふふふ『亡霊』の私が肝試し、ねぇ〜」



妹紅「えーと・・・・・」



幽々子「貴女は確か・・・・・・・・当麻の友達だったっけ?」



妹紅「は、はい!親友です!!」



幽々子「じゃあ、一言。言わせて貰ってもいいかしら?」



妹紅「ええ」



幽々子「あの子は本当に無茶をし過ぎるの。自分の身体を顧みずに、ただ自分の守りたい物のために命を懸けている」



妹紅「・・・・・・・」



幽々子「だけどあの子はどこまでも『人間』なの。どれだけ強くなろうとも・・・・・・・ね。だから友達の、いえ親友の貴女に支えてもらいたいの」



妹紅「・・・・・・・・・・私は最初からそのつもりです。絶対に支えて見せます。あいつは数少ない私の『理解者』の一人ですから!!」



幽々子「そう♪」







922 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:14:25.38 ID:Ns0U4uR30





・中間地点



幽霊達「「「「「 」」」」」



幽々子「さ、行きましょうか」



妹紅「これ肝試しの意味があるのかな?」








・最終地点



妹紅「これを抜けばっ!!」



『光り輝く長剣』



幽々子「帰ったらお酒でも飲もうかしら♪」



妹紅「私はさっさと寝ますよ」








923 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:16:04.48 ID:Ns0U4uR30






三組目 『アリス・マーガトロイド&魂魄妖夢』チーム



・スタート



妖夢「よ、よろしくお願いします!!」



アリス「え、ええ。よろしく・・・」



・中間地点



妖夢「アリスさんは当麻君とはいつ知り合ったんですか?」



アリス「昔、私は『魔界』に住んでいたの」



妖夢「ま、『魔界』!?」



アリス「そう。で、当麻が一時期『魔界』に来て私は当麻や霊夢達と戦った。霊夢達に負けた私はいろいろされそうになったんだけど当麻が助けてくれたの」



妖夢「そうなんですか・・・・・」





924 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:17:06.86 ID:Ns0U4uR30





アリス「当麻は私が落ち込んでいるときに励ましてくれたり、
    私が危険な目に遭いそうなときに颯爽と駆けつけてくれて、ボロボロにされても何度も立ち上がって助けてくれた」



妖夢「やっぱり当麻君は変わらないなぁ・・・・・・今も昔も」



アリス「本当に・・・・・・・・変わらないでいてくれて良かった」



・最終地点



妖夢「何かそこまで怖くありませんでしたね。ほとんど幽霊とか妖怪とか現れませんでしたし」



アリス「私達が話しただけで終わった気がするわ」



妖夢「そうですね・・・・・・よっ」



『神々しき盾』



妖夢「行きましょう」



アリス「そうね」





925 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:17:57.43 ID:Ns0U4uR30





四組目 『上条当麻(萃香付き)&レミリア・スカーレット』チーム



・スタート



レミリア「肝試しねぇ・・・・・・・くだらないわ」



上条「まぁ、そう言うなって。それじゃあ行きますか!!」



萃香「(おお、『吸血鬼』の手を握って・・・・・・心配なのか?)」



上条「あんたは黙っててください!!!」



レミリア「!?」ビクッ



上条「違う違う!!お前に言ったんじゃないんだ!」アセアセ



レミリア「そ、そう」



・中間地点



幽霊「ああぁあぁぁぁぁァァァァァ!!」



レミリア「嫌ぁぁぁぁァァァァ!!」ダキッ



上条「ぐへぇ!!」



萃香「(おいおい大丈夫なのかぁ?・・・・・・ひっく)」ブン



幽霊「ごはっ!?」



レミリア「何で当麻の身体から手が出てきてんのよ!?」



萃香「(わざわざご説明ご苦労様でぇ〜す・・・・・・ひっく)」



上条「(いつも以上に酔ってやがるのか?!)」




926 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:18:48.71 ID:Ns0U4uR30





・最終地点



レミリア「やっとここまで来たわね・・・・・・・」



上条「お前・・・・・・・ビビリ過ぎだろ。いくら何でも」



レミリア「ああいうドッキリみたいな風に襲われたらビビるわよ普通!!!」



上条「そ、そうか。まあいいや、さっさと目的果たして帰ろうぜ・・・・・・」



レミリア「そ、そうね」



『埃を被った本』



上条「よいしょ」



妖怪軍団『がぁぁぁぁァァァァァァ!!!!!』



上条&レミリア「「 なっ!? 」」



萃香「へぇ・・・・・・・面白そうだなぁ」ポン



上条「うおっ!?いきなり出てこないでくださいよ!!」ビクッ



萃香「ははは!!悪い悪い。でもぱっぱと倒さないと帰れないよ?」



レミリア「はっ、こんな奴ら。私達の手に掛かれば瞬殺出来るわ!!そうでしょう?当麻」



上条「そうだな・・・・・・・レミリア!!萃香師匠!!さっさとこいつらを薙ぎ払って家に帰るぞ!!!」



レミリア「任せなさい!!!」



萃香「それじゃあ、妖怪退治と行きますか!!」



上条「妖怪が妖怪を退治するのか・・・・・」





927 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:19:20.39 ID:Ns0U4uR30





























――――――――――――――そして肝試しが終了した



























928 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:20:19.67 ID:Ns0U4uR30






霊夢「あら、遅かったじゃない?」



上条「何か大量の妖怪に襲われたから退治してたんだよ」





あれから数時間が経った。何故そこまで時間が掛かったのかというと、最初はそこまでいなかった妖怪達がいつの間にか増えていたのだ。
それでも『吸血鬼』のレミリア、『鬼』の萃香師匠がいたため苦戦はせずに戦い抜くことが出来た。
退治を済ませた俺達は飛んで帰ってきたのだが(萃香師匠は俺の中に帰った)そこには霊夢、咲夜、紫さん、藍さん、橙しかいない。





橙「お疲れ様、当麻!!」



上条「あ、ああ。ありがとう橙」



咲夜「お疲れ様です、お嬢様」



レミリア「ええ。久々に戦って疲れたわ・・・・・・・・帰ったらシャワーでも浴びるとしましょうか」



咲夜「はい。当麻もお疲れ様」



上条「おう、ありがとな」





俺は知り合い達に声をかけられ、それに返事を返しながら紫さんのもとに向かった。






929 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:22:51.91 ID:Ns0U4uR30







紫「お疲れ様」



上条「ありがとうございます。それと・・・・・・・・・・これ」





俺はそう言いながら紫さんに『埃を被った本』を手渡した。
ありがとう、と紫さんは俺に感謝の言葉を言いながら『埃を被った本』を受け取る。





上条「そういえば妹紅やアリスは何で居たんですか?こういうのに一番参加しそうな魔理沙がいないし」





俺が尋ねると紫さんは笑みを浮かべながら答えた。





紫「ちょっと準備のために人里に行ったら偶然会ったのよ。二人とも当麻の知り合いということは知っていたし
  誘うのもいいかなって思ったから。ちなみに魔理沙を誘わなかったのは単純に忘れてたからよ」



上条「思いつきですか(魔理沙・・・・・・・・)」



紫「ハッキリ言えばそうね」



上条「分かりました・・・・・・」





たまに紫さんの行動の意味や考えが分からない時があるが、そういうときは本当に何かを考えているか、
もしくは何も考えておらずただの思いつきのどちらかだ。
心臓に悪い思いつきもあるので、本当にやめてほしい。俺が死んでしまいます。






930 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:24:30.97 ID:Ns0U4uR30



紫「じゃあ・・・・・・・・藍!」



藍「あ、はい!!それじゃあな橙?」



橙「はい、藍様!!」




紫さんに呼ばれた藍さんは橙に別れの言葉を言い紫さんのもとへ、橙は自分の住処へ戻っていった。
そして紫さんと藍さんの後ろにある空間が裂ける。おそらく紫さんの『能力』で作られた『スキマ』だろう。




紫「おやすみなさい当麻」



藍「おやすみ」



上条「おやすみなさい、紫さん、藍さん」





紫さんと藍さんは帰って行った。
ふとレミリア達の方を見ると、レミリア達は霊夢へ別れの挨拶をしている。
俺は急いでレミリア達の方へ向かった。





上条「帰るのか?」



レミリア「何?帰ってほしくないの?」



上条「いやそういう意味で言った訳じゃないんだが・・・・・・・・」



レミリア「冗談よ。私達も帰らせてもらうわ」



上条「分かった。じゃあまたな。レミリア、咲夜」



レミリア「じゃあね」



咲夜「おやすみなさい」





レミリアと咲夜はそう言い、空を飛んで帰っていった。
この場にいるのは俺と霊夢だけ。



931 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:24:59.39 ID:Ns0U4uR30







上条「・・・・・・・・・・寝ますか」



霊夢「・・・・・・・・・・・そうね」







俺達は自分達の部屋に戻り、眠りに就いた。






932 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:25:59.13 ID:Ns0U4uR30



現在の登場人物情報



藤原妹紅


・種族       人間(蓬莱人)


・能力       老いる事も死ぬ事も無い程度の能力

          簡潔に言うと『不老不死』
          魂を起点に好きな場所で新しい肉体の再生・再構築(「リザレクション」)が行える
          大きな怪我をしても数日で元通りになるほどの再生力を持つ
          上条の『魔人』モードの『不老不死』も、妹紅の『能力』と同じ効果。


・二つ名      焼死しない人間



・『不老不死』であり『妖術』を扱う人間。上条とは友人の関係。


933 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/09(土) 17:26:31.50 ID:Ns0U4uR30

投下終了

何かいつもより変なのは短編補正ということで・・・・・・・
誤字・脱字があった場合は脳内補完などでお願いします

934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/08/09(土) 17:40:47.25 ID:xzRQhy1lO

魔翌理沙ェ....
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/09(土) 18:58:57.48 ID:VKFLTxzEo
乙です
936 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/10(日) 10:29:35.66 ID:x4IhKTjM0
次回は次スレを立ててから次スレに投下します

937 : ◆C3XAFbfdbc [saga]:2014/08/10(日) 20:20:06.00 ID:F+2MgeTA0
次スレ立てました

とある幻想の博麗当麻(イマジンブレイカー) 第二幕
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1407669460/
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 21:03:25.72 ID:hHXBfOq5o
新スレ乙です
527.61 KB   
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