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ほむら「見滝原でバトル・シティを開催することにしたわ。その2」【安価あり】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/23(土) 08:19:36.76 ID:SilH3yys0
注意

遊戯王とのクロスです

叛逆後

オリカあり

一部、安価あり

前スレ

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1400361465/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408749566
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=^・ω・^= ぬこ神社 Part125《ぬこみくじ・猫育成ゲーム》 @ 2024/03/29(金) 17:12:24.43 ID:jZB3xFnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711699942/

VIPでTW ★5 @ 2024/03/29(金) 09:54:48.69 ID:aP+hFwQR0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711673687/

小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
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にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

2 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/23(土) 08:22:50.76 ID:SilH3yys0
さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠2 手札1 

モンスター

CNo.101 S・H・Dark Knight ATK2800

魔法・罠



リビングデッドの呼び声

No.104 LP3200 モンスター2 魔法・罠1 手札0

モンスター

インフェルニティ・ネクロマンサー DEF2000


インフェルニティ・デーモン ATK1800

魔法・罠



さやか「あんたは……」

仁美「……」

さやか「仁美……どうして……」

仁美「ご自分の胸に聴いてみてはどうですか?」



ほむら「志筑、ひ、仁美が……」

まどか「な、何が起きてるの……?」



さやか「な、何で、仁美が……わ、私の胸にきけって、どういうこと!?」

仁美「分かりませんか?」

さやか「分かるわけない!」

仁美「……そうですか」

仁美「実は私、あるお方に助言を頂きましたの」

さやか「助言……?」

仁美「ええ」

3 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/23(土) 08:23:46.10 ID:SilH3yys0
回想

仁美「ん? あなたは……」

黒タイツ「………」

仁美「な、なにを………」

黒タイツ「驚くことはないよ。僕は君にアドバイスをしにきたんだ」

仁美「あ、アドバイス? 私の家の最新鋭の防犯装置を掻い潜って……あなたは一体……」

黒タイツ「怯えることはない。僕の名前は……」

回想終了

4 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/23(土) 08:24:26.15 ID:SilH3yys0
仁美「………」

さやか「アドバイスって、一体、何を誰から聴いたの!」

さやか(まさか……)

ほむら『ほむーん』

仁美「私の口からは言えません。契約ですから」

仁美「あなたのターンは終わりですか?」

さやか「え? あっ、うん、ターンエンド」

仁美「私のターン、ドロー」

仁美「私は永続魔法『インフェルニティガン』を発動。自分の手札が0枚の場合、フィールド上のこのカードを墓地へ送る事で、自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついたモンスターを2体まで選択して特殊召喚する。私はインフェルニティ・デーモンを2体特殊召喚」

仁美「インフェルニティ・デーモンの効果でインフェルニティ・ネクロマンサーを手札に加える。もう1体は手札が1枚のため、発動は不可能ですわ」

仁美「私はレベル4のインフェルニティ・デーモン3体でオーバーレイ」

仁美「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

仁美「光の使いよ! 今、悠久の時を越え、輝きの衣をまといて、かの地に降臨せよ! No.102 光天使グローリアス・ヘイロー!」

ATK2500

さやか「まどかのカード!?」

仁美「さらにネクロマンサーを召喚。このカードは召喚に成功した時、守備表示になる」

仁美「No.102 光天使グローリアス・ヘイローの効果を発動。1ターンに1度、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除き、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力を半分にし、その効果を無効にする。私はCNo.101 S・H・Dark Knightの効果を無効にします!」

ATK2800→1400

仁美「さらにネクロマンサーの効果でインフェルニティデーモンを特殊召喚。デッキよりインフェルニティ・ブレイクを手札に加えます。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠2 手札1 

モンスター

CNo.101 S・H・Dark Knight ATK2800

魔法・罠



リビングデッドの呼び声

No.104 LP3200 モンスター2 魔法・罠1 手札0

モンスター

インフェルニティ・ネクロマンサー DEF2000

インフェルニティ・ネクロマンサー DEF2000

No.102 光天使グローリアス・ヘイロー ATK2500

インフェルニティ・デーモン ATK1800

魔法・罠



5 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/23(土) 08:25:19.39 ID:SilH3yys0
さやか「私のターン、ドロー」

さやか(攻撃力1400で効果が無効にされたS・H・Dark Knightじゃ、無理、か。けど……)

さやか「私は深海のディーヴァを召喚! このカードは召喚に成功した時、デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚できる。海皇の重装兵を特殊召喚」

さやか「海皇の重装兵の効果を発動。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分のメインフェイズ時に1度だけ、自分は通常召喚に加えてレベル4以下の海竜族モンスター1体を召喚できる。私は海皇の竜騎隊を召喚!」

さやか「レベル2海皇の重装兵とレベル4海皇の竜騎隊にレベル2深海のディーヴァをチューニング!」

さやか「見せてあげる! 私の力を!」

さやか(力を貸して、遊星)

さやか「集いし願いが新たに輝く星となる、光射す道となれ! シンクロ召喚! 飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!!」

ATK2500

仁美「スターダスト!?」

さやか「驚いている暇はないよ、仁美! 私はS・H・Dark Knightでインフェルニティ・デーモンに攻撃!」



遊矢「攻撃力の低いS・H・Dark Knightで攻撃!?」

アストラル『なるほど。彼女の狙いは』



さやか「あぐっ………」

LP4000→3600

さやか「けど……S・H・Dark Knightの効果を発動。オーバーレイユニットを持っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に「No.101 S・H・Ark Knight」が存在する場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。その後、自分はこのカードの元々の攻撃力分のライフを回復する。

LP3600→6400

さやか「ただし、この効果で特殊召喚したこのカードはこのターン攻撃できない」

さやか「スターダストでインフェルニティネクロマンサーを攻撃!」

仁美「くっ……」

さやか「S・H・Dark Knightの効果を発動。1ターンに1度、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをこのカードのオーバーレイユニットとする。対象はNo.102 光天使グローリアス・ヘイロー」



遊馬「あいつの場にはインフェルニティブレイクのカードがあるのに何で、発動しないんだ?」

アストラル『スターダストだ』

遊馬「スターダスト?」



アテム「スターダストがある限り、迂闊に破壊するカードは使えない」

十代「遊星……お前の魂は消えてなんかいない。ちゃんと、受け継がれてるぜ」



さやか「ターンエンド」

仁美「………」

仁美「………さやかさん」

さやか「………仁美」

仁美「……」

6 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/23(土) 08:26:10.79 ID:SilH3yys0
回想

黒タイツ「今回の大会で優勝すれば、何でも願いが叶うそうだね」

仁美「さすがにそれは……」

黒タイツ「信じられないかい? まあ、無理もないか」

黒タイツ「けど、これはね。本当に叶えることができるんだ。その証拠に美樹さやかがあんなに一生懸命にデュエルモンスターズを始めたじゃないか」

仁美「それは……」

黒タイツ「君は彼女があんなに一生懸命頑張る理由が分かるかい?」

仁美「さあ……?」

黒タイツ「君は上条恭介と恋人同士なのだろう?」

仁美「え、ええ……」テレテレ

黒タイツ「例えば……その願いで君と上条恭介を別れさせることも可能だよね」

仁美「!?」

仁美「さ、さやかさんはそんなことをする人じゃありません!」

黒タイツ「本当にそう言いきれるのかい?」

仁美「え、ええ! さやかさんは私の親友……」

黒タイツ「ならば、君には分かっていたはずだ。彼女の想いを」

仁美「………」

黒タイツ「君は親友を裏切り、幸せを勝ち取った。その君を」

黒タイツ「彼女が裏切らない通りはない」

仁美「あ、ああ……」

黒タイツ「まあ、すべては可能性の話だ。もしかしたら、違う願い事かもしれない。とはいえ、君は親友を裏切ったのは事実。どんな目にあっても、文句は言えない」

仁美「……た、たしかに……そうですわ。でも、私は……」

黒タイツ「だが、安心するがいい」

ピッ

仁美「このカードは……」

黒タイツ「そのカードが君を救ってくれる」

仁美「……どうして、私を助けるんですの?」

黒タイツ「彼女には個人的に借りがあるんだ」

黒タイツ「君も幸せになりたいだろう?」

仁美「私は……」

回想終了

7 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/23(土) 08:28:02.53 ID:SilH3yys0
今回はここまでです

次回は水曜日までに
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/23(土) 10:12:16.64 ID:7ktRxdhAO
ヘイローは光属性しかX素材にできないよ
9 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/23(土) 10:39:00.70 ID:3RTd9WISO
>>8

おっしゃる通りでした

初歩的なミスばかりで申し訳ありません
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/23(土) 15:09:08.03 ID:QbZWNhMIo
乙ー
毎回熱いデュエルが面白いな
11 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:36:59.46 ID:NK/BLZpSO
さやか「そんな……」

仁美「私は………あなたを疑いましたわ」

さやか「………仁美」



まどか「仁美ちゃん……」



小鳥「ひどい……」



仁美「けど………この決闘(デュエル)を通じて………やっぱり、私は間違っていました」

さやか「!!」

仁美「さやかさんはやはり、さやかさんでしたわ」

さやか「仁美……」

仁美「私はあなたを裏切りました。そんな私がこんなことを言うのは虫がいいのは分かっていますが……また、あなたと………う、うう……」

さやか「仁美?」

12 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:37:46.02 ID:NK/BLZpSO
???『誰もそんな結末は望んではいない』

仁美「や、やめ……きゃあああああ!!!」

さやか「仁美!!!」

仁美「さやかさん。まだ、決着はついていません。決闘(デュエル)の続きです」

さやか「ひ、仁美……」

仁美「私のターン、ドロー。私はダーク・クレファーを召喚。ネクロマンサーの効果を発動。インフェルニティ・デーモンを特殊召喚。私はインフェルニティブレイクを手札に加える」

仁美「私はレベル4のインフェルニティ・デーモン2体とダーク・クレファーの3体でオーバーレイ! 3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

仁美「いでよ! No.104! そのまばゆき聖なる光で、愚かな虫けら共をひざまずかせよ! 仮面魔踏士シャイニング!!!」

ATK2700

十代「攻撃力2700!」

遊馬「あのカードは……」

アテム「凄まじい闇の力を感じるぜ」



仁美「私はカードを1枚伏せて、罠カード発動。『インフェルニティブレイク』を発動。自分の手札が0枚の場合に発動できる。自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を選択してゲームから除外し、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。私はインフェルニティバリアを除外し、邪魔なくず鉄のかかしを破壊!」

さやか「忘れたの? 私にはスターダスト・ドラゴンがあることを! スターダスト・ドラゴンの効果を発動! 「フィールド上のカードを破壊する効果」を持つ魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する!」

仁美「インフェルニティ・ブレイクは無効にされましたか。そう………あなたはそうするでしょうね」

13 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:38:50.16 ID:NK/BLZpSO
さやか「え?」

仁美「リバースカードオープン。魔法カード『RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース』を発動。自分フィールド上のランク4のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターよりランクが1つ高い「CNo.」と名のついたモンスター1体を、選択した自分のモンスターをオーバーレイユニットとして、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。私はNo.104 仮面魔踏士シャイニング1体でオーバーレイネットワークを再構築! カオスエクシーズチェンジ!!!」

仁美「現れろ、CNo.104! 混沌より生まれしバリアンの力が光を覆うとき、大いなる闇が舞い踊る。仮面魔踏士アンブラル!!!」

ATK3000

仁美「このカードが特殊召喚に成功した時、フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊できる。私は目障りなくず鉄のかかしを破壊しますわ!」

さやか「くず鉄のかかしが!」

仁美「バトル! 仮面魔踏士アンブラルでS・H・Dark Knightに攻撃!」

さやか「くっ」

LP6400→6200

さやか「けど……CNo.101S・H・Dark Knightの効果を発動。オーバーレイユニットを持っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に「No.101 S・H・Ark Knight」が存在する場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。その後、自分はこのカードの元々の攻撃力分のライフを回復する」

LP6200→9000

仁美「ターンエンドですわ」

さやか「このエンドフェイズ時にスターダストはフィールドに戻る!」

さやか LP9000 モンスター2 魔法・罠1 手札0 

モンスター

CNo.101 S・H・Dark Knight ATK2800

スターダスト・ドラゴン ATK2500

魔法・罠

リビングデッドの呼び声

No.104 LP3200 モンスター2 魔法・罠0 手札0

モンスター

インフェルニティ・ネクロマンサー DEF2000

CNo.104仮面魔踏士アンブラル ATK3000

魔法・罠



14 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:39:32.29 ID:NK/BLZpSO
さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「仁美。残念だけど、S・H・Dark Knightの効果を忘れたの?」

仁美「……」

さやか「S・H・Dark Knightの効果を」



アストラル『まずい! それは!』



仁美「ニヤッ。仮面魔踏士アンブラルの効果を発動。1ターンに1度、相手フィールド上で効果モンスターの効果が発動した時、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする」

さやか「しまっ……」

仁美「効果はそれだけではありませんわ。その後、相手の手札をランダムに1枚墓地へ送り、相手ライフを半分にする事ができる」

さやか「えっ!?」

仁美「ダークプランダー!!!」

美樹さやか

LP9000→4500

さやか「きゃあああああ」

15 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:40:24.56 ID:NK/BLZpSO
アテム「まずい……」

十代「ここでのミスは致命的だ」



さやか「……」

さやか「私はこの2体を守備にして、ターンエンド」

仁美「ふふふ、私のターン、ドロー」

仁美「たっぷりといたぶってあげますわ。私はCNo.104仮面魔踏士アンブラルでスターダストを攻撃!」

さやか「スターダスト……」

仁美「これで遊星との絆は断ち切れましたわ」

さやか「絆……」

仁美「鹿目まどか、佐倉杏子、百江なぎさ、志筑仁美、不動遊星。あなたの絆は全て斬られましたわ。もはや、あなたは暗闇に1人のの状態。そもそもが私たちの世界に希望などないのではないでしょうか?」

仁美「そう。希望を抱いても、最後には絶望の闇が待っているのですから」

さやか「絶望……」

仁美「そう。絶望ですわ」

仁美「あなたもご存じではないのですか? あなたも希望を祈り、絶望に堕ちた魔法少女。愛する者のために祈り、大切な親友に裏切られ絶望した魔法少女。その大切な親友が再び、絶望を運んできた。なら、取るべき手段は1つですわ」

さやか「取るべき手段……」

仁美「そう。あなた自身も絶望に身を置き、闇に染まることですわ」

さやか「闇に……」

仁美「ニタァ」

仁美「私はターンエンド」

さやか LP4500 モンスター1 魔法・罠1 手札0 

モンスター

CNo.101 S・H・Dark Knight ATK2800

魔法・罠

リビングデッドの呼び声

No.104 LP3200 モンスター2 魔法・罠1 手札1

モンスター

インフェルニティ・ネクロマンサー DEF2000

CNo.104仮面魔踏士アンブラル ATK3000

魔法・罠



16 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:41:07.72 ID:NK/BLZpSO
さやか「……」

仁美「さあ、あなたのターンですわ。あなたの憎しみの全てをそのドローにかけなさい」

さやか「……私のターン、ド」

遊馬「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

さやか「!?」

仁美「九十九遊馬……」

遊馬「さやか! お前、何、惑わされてるんだよ!」

さやか「……」

仁美「惑わされてる? あらあら。事情を知らない第3者は気楽なことを言えますのね」

仁美「彼女の事情も知らないのに」

遊馬「………ああ。あんた達の事情なんかよく分からないし、あんた達の間に何があったのかは知らない。けど、これだけは言える! 希望の先に待つのは絶望なんかじゃない!」

仁美「クスクス。本当に何も知らないんですのね。彼女達、魔法少女の行き着く先のことを」

17 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:41:37.98 ID:NK/BLZpSO
まどか「どうして……仁美ちゃんがそのことを……」

ほむら「おそらく、彼女はCNo.104のカードに操られているのよ」

まどか「か、カードに!? というか、仁美ちゃんのあれって、ほむらちゃんが仕掛けたんじゃないの?」

ほむら「……残念だけど、私は分からないわ」



遊馬「魔法少女の行き着く先?」

仁美「ええ。この世界が改変される前には魔女が……」



ほむら「!? 志筑仁美!」

仁美「何でしょう」

ほむら「どうして、あなたがそれを……あなたは何者なの?」

仁美「……」

仁美「……何を言ってますの? すべては……」

仁美「『あなた』が教えてくれたんですよ、暁美さん」

ほむら「!? どういう意味……」

仁美「さあ、さやかさん。あなたのターンです。カードを引きなさい。絶望のドローを」

18 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:42:15.73 ID:NK/BLZpSO
さやか「………」

遊馬「さやか……」

十代「さやか! お前の絆は切れてなんかいない!」

さやか「ん? あんたは……」

十代「たしかに遊星のスターダストは倒され、仲間達のカードがあんたに襲いかかった。けど、あんたがこれまで積み上げてきたものは何一つ、切れはしない」

さやか「積み上げてきたもの……」

幻想遊星『さやか。お前に希望を託したんだ。簡単に諦めるな』

さやか「遊星……」

幻想杏子『ったく。魔法少女だけじゃなく、決闘者(デュエリスト)としても、ボンクラかよ』

さやか「杏子……」

幻想なぎさ『まったく。さっさと決着をつけてほしいのです。なぎさは早くチーズを食べたいんですから』

さやか「なぎさ……」

さやか「そうだ………私は1人じゃない」

仁美「世迷い言を……全員、もうこの世にはいないのですわ」

まどか「さやかちゃん! 頑張れ!」フリフリ

さやか「まどか……」

アテム「見たか、志筑仁美……いや、志筑仁美に取りつきし、闇よ。これが仲間を想う、絆! 結束の力だ!」

19 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:43:04.59 ID:NK/BLZpSO
さやか「……私のターン、ドロオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

さやか「私は魔法カード『貪欲な壺』を発動。自分の墓地のモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。その後、デッキからカードを2枚ドローする」

スターダスト
深海のディーヴァ
海皇の狙撃兵
アビスパイク
アビスリンデ

さやか「円環のドロオオオオオオオオオオ!!!!」

さやか「私は魔法カード『円環の導き』を発動」

さやか「フィールド、墓地に存在するさやかちゃんを除外し、デッキより新たなるさやかちゃんが降臨する」

仁美「なに……?」

さやか「現れろ、叛逆のさやかちゃん!!!」

ATK2500

仁美「攻撃力2500? 奇跡は起きなかったようですわね」

さやか「それはどうかな? 手札から装備魔法『さやかちゃんのマント』をさやかちゃんに装備。そして、モンスター効果を発動」

仁美「馬鹿め! CNo.104仮面魔踏士アンブラルの効果を発動。1ターンに1度、相手フィールド上で効果モンスターの効果が発動した時、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする」

さやか「残念でした♪ 装備魔法『さやかちゃんのマント』はこのカードを装備したさやかちゃんに対するモンスター効果、魔法、罠を1ターンに1度、無効にする」

仁美「なに!?」

20 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:43:38.88 ID:NK/BLZpSO
さやか「そして、さやかちゃんの効果を発動。ライフを半分にし」

LP4500→2250

さやか「デッキよりオクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフを特殊召喚!」

ATK3000

仁美「攻撃力、3000……」

さやか「仁美、いや、CNo.104仮面魔踏士アンブラル。1人ぼっちは寂しいもんね」

仁美「!?」

さやか「いいよ。地獄に一緒に行ってあげる! オクタヴィアでCNo.104仮面魔踏士アンブラルに攻撃!」

仁美「ぐっ!?」

仁美「分かってるのか! 貴様、自分の友達を……」

仁美「かまいませんわ」

仁美「!?」

仁美「さやかさん……」

さやか「うん。私は2体でダイレクトアタック!!!」

LP3200→0
21 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:44:26.34 ID:NK/BLZpSO
さやか「仁美……」

仁美「さやかさん………ごめんなさい。こんなことになってしまって」

さやか「ううん。気にしなくてもいいよ。私も似たようなもんだし」

仁美「似たような……?」

さやか「………どこかの世界で私は仁美を助けたことを後悔した。仁美が死んじゃうかもしれなかったのに」

仁美「……」

アテム「誰の心にも闇は存在する」

十代「そこから目をそらさずに向かい合うのが大切なんだ」

仁美「………ありがとうございます」

ピカアアアアアア

さやか「……さよなら、仁美」



QB「……」コソコソ
22 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 13:45:54.70 ID:NK/BLZpSO
まどか「仁美ちゃん……」ウルウル



QB「やれやれ。まさか、こんな結末になるとはね」

QB「………そろそろ、彼女も邪魔になってきたかな?」



ほむら「次の対戦にいくわ」



アテム「………」

遊戯『この中の誰と当たっても、厳しい戦いになるよ』

アテム「分かってるぜ、相棒」



十代「……」

ユベル『この大会、更なる裏がありそうだな、十代』

十代「分かってる」



柚子「遊矢、何だか、私達、すごい場違いな気がするんだけど」

遊矢「関係ない。俺は俺のエンタメデュエルをするだけだからな」



マミ「……」

QB「マミ」



さやか「あれ? 仁美のデッキに……」

遊馬「どうかしたのか?」

さやか「No.がない!」



ほむら「次の相手は>>24

続きは明日
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/26(火) 13:47:18.61 ID:pW+NnEBU0
マミ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/26(火) 14:37:07.47 ID:dbf/sThHO
マミ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/26(火) 16:11:03.29 ID:/fOMwp8aO
遊馬先生かっこよすぎ泣いた
26 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/26(火) 18:10:21.51 ID:NK/BLZpSO
ほむら「次はあなたよ。巴マミ」

マミ「……」



まどか「ほむらちゃん、マミさんの様子がおかしいんだけど……何か知らない?」

ほむら「……あいにくだけど、私は知らないわ」



マミ「……私の相手は誰」

ほむら「慌てなくても、相手は逃げないわ。そうよね、>>28

次回は土曜日までに
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/26(火) 18:27:05.87 ID:WZZo8te30
悪いけど、王様
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/26(火) 18:33:52.36 ID:cyRXUJT20
アテム
29 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:26:17.42 ID:A9UeNWZSO
ほむら「相手は武藤遊戯、あなたよ」

アテム「俺、か」

遊戯『気をつけて、もう1人の僕。おそらく、彼女も』

アテム「分かってるぜ、相棒」



アテム「巴マミ。あいにくだが、俺は手を抜く気はない。全力でいかせてもらうぜ」

マミ「……」



龍亞「龍可ー! ったく。これから、伝説の決闘者(デュエリスト)、武藤遊戯の決闘(デュエル)だってのに、どこに行ったんだ」



QB「相手がファラオ、か。これは流石に厳しい」

龍可「……」



アテム「いくぜ!」

アテム・マミ「「決闘(デュエル)!!!」」
30 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:27:33.28 ID:A9UeNWZSO
マミ LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

アテム LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

アテム(感じるぜ。巴マミからほとばしる闇の力を)

マミ「私のターン、私はフォトン・スラッシャーを特殊召喚。このカードは自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる」

ATK2000

マミ「フォトン・クラッシャーを召喚。私はレベル4のフォトン・スラッシャーとフォトン・クラッシャー2体でオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

マミ「No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ!!!」

ATK2400

アテム「1ターン目から強力なモンスターを呼び出すとは……やるじゃないか。褒めてやるぜ」

マミ「カードを2枚伏せて、ターンエンド」

アテム(おそらく、あのモンスターも他のNo.のように強力な効果を秘めているに違いない。だが……)

アテム「関係ないぜ! 俺のターン、ドロー!」

アテム「俺は手札からカードを1枚捨てて、THEトリッキーを特殊召喚。このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる」

ブラック・マジシャン

アテム「さらに魔法カード『死者蘇生』を発動。墓地より蘇れ、ブラック・マジシャン!!!」

ATK2500

アテム「ブラック・マジシャンでNo.103神葬零嬢ラグナ・ゼロに攻撃!」

アテム「黒・魔・導!!!」

LP4000→3900

アテム「THEトリッキーでダイレクトアタック!!!」

LP3900→1900

ピカアアアアアア

アテム「!?」



31 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:28:02.47 ID:A9UeNWZSO
暗い部屋

アテム「ここは……」

???『ママ………パパ………』

アテム「君は……?」



アテム「はっ!?」

アテム(今のビジョンは……)

アテム「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

マミ LP1900 モンスター0 魔法・罠2 手札2

モンスター

魔法・罠



アテム LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札2

モンスター

ブラック・マジシャン ATK2500

THEトリッキー ATK2000

魔法・罠



32 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:28:40.31 ID:A9UeNWZSO
QB『流石に強いな。伝説の決闘者(デュエリスト)といったところか』

マミ「……」

QB『けど、マミ。君が負ければ、両親は戻らない』

マミ「!!」

QB『今の君なら、アテムであろうが、誰が相手でも勝てるはずだ』



遊戯『もう1人の僕。今のビジョンは……』

アテム「おそらくは……彼女の心の中」

遊戯『……もう1人の僕』

アテム「言われなくても分かるぜ、相棒。俺が彼女を救い出す」

マミ「私のターン、ドロー。魔法カード『ワン・フォー・ワン』を発動。手札からモンスター1体を墓地へ送り、手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する」

銀河眼の光子竜

マミ「私はフォトン・サテライトを守備表示で特殊召喚」

マミ「さらに銀河騎士を召喚。自分フィールド上に「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードはリリースなしで召喚できる!」

マミ「この方法で召喚に成功した時、このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントダウンし、自分の墓地の「銀河眼の光子竜」1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する」

ATK2800→1800

DEF2500

マミ「私はレベル8の銀河騎士と銀河眼の光子竜でオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

マミ「宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり銀河の源よりよみがえれ! 顕現せよ、そして我を勝利へと導け! No.107 銀河眼の時空竜!!!」

ATK3000
33 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:30:15.11 ID:A9UeNWZSO
アテム「来たか……銀河眼の時空竜」

マミ「銀河眼の時空竜でブラック・マジシャンを攻撃! 殲滅のタキオン・スパイラル!」

アテム「あまいぜ! 罠カード『聖なるバリア―ミラーフォース』」



十代「よし! これであいつのエースカードを2枚倒したぜ!」



マミ「カウンター罠『タキオン・トランスミグレイション』」

アテム「カウンター罠!?」

マミ「自分フィールド上に「ギャラクシーアイズ」と名のついたモンスターが存在する場合に発動できる。このカードの発動時に積まれていたチェーン上の全ての相手の効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし、この効果で発動を無効にしたフィールド上のカードを全て持ち主のデッキに戻す。つまり、あなたのミラーフォースは」

アテム「効果が無効にすることになり、デッキに戻る」

マミ「バトルは続行! ブラック・マジシャンを攻撃!」

LP4000→3500

マミ「ターンエンド」



十代「すげえぜ。遊戯さんのエースモンスターを容易く粉砕するなんて……」

アストラル『流石、といったところだな』



アテム「今の一撃は効いたぜ。……だが!」

34 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:30:42.52 ID:A9UeNWZSO
アテム「この程度では俺を倒すことはできないぜ! 俺のターン、ドロー!」

アテム「俺は魔法カード『カオスの儀式』を発動。自分の手札・フィールド上から、レベルの合計が8以上になるようにモンスターをリリース」

手札 マグネット・ヴァルキリオン

アテム「降臨せよ、カオス・ソルジャー!!!」

ATK3000

アテム「バトル! カオス・ソルジャーで銀河眼の時空竜に攻撃!」



遊馬「カオス・ソルジャーで攻撃!?」

アストラル『相討ちにするつもりか』

ドガシャアアアアン

マミ「……」

アテム「これで貴様のエースはなくなったぜ」

マミ「……」

アテム「THEトリッキーでフォトン・サテライトに攻撃!」

マミ「フォトン・サテライトが……」

アテム「ターンエンド」

マミ「そのエンドフェイズに永続罠『リビングデッドの呼び声』を発動」

アテム「!?」

マミ「墓地より舞い戻れ、No.107 銀河眼の時空竜!!!」

アテム「銀河眼の時空竜……」

マミ LP1900 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

No.107 銀河眼の時空竜 ATK3000

魔法・罠

リビングデッドの呼び声

アテム LP3500 モンスター1 魔法・罠0 手札0

モンスター

THEトリッキー ATK2000

魔法・罠

35 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:31:08.01 ID:A9UeNWZSO
マミ「私のターン、ドロー。No.107 銀河眼の時空竜でTHEトリッキーに攻撃!」

LP3500→2500

マミ「ターンエンド」



柚子「遊戯さんのピンチね」

遊矢「いや……」



十代「チャンスだ。このターン、巴マミは攻撃しかしなかった」

アストラル『今の彼女にはリバースカードはない。反撃をするにはこのターンしかない』



アテム「俺のターン、ドロー」

マミ「何かいいカードは引けたかしら? まあ、仮にどんなカードを引いても、No.107 銀河眼の時空竜の前には無力でしょうけど」

アテム「それはどうかな?」

マミ「!?」

アテム「たしかにそのモンスターは強力なカードだ。だが、どんなカードにも弱点はある」

マミ「弱点?」

アテム「俺はモンスターをセット。ターンエンド」

マミ LP1900 モンスター1 魔法・罠1 手札1

モンスター

No.107 銀河眼の時空竜 ATK3000

魔法・罠

リビングデッドの呼び声

アテム LP3500 モンスター1 魔法・罠0 手札0

モンスター



魔法・罠

36 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:31:35.75 ID:A9UeNWZSO
マミ「偉そうなことを言っても、結局は守備で耐えるだけね」

アテム「だが、断言するぜ。そのモンスターじゃ、俺のモンスターは突破できないぜ」

マミ「私のターン、ドロー」

マミ「なら、試させてもらうわ。銀河眼の時空竜でセットモンスターを攻撃!」

翻弄するエルフの剣士

アテム「残念だが、このカードは攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘では破壊されないぜ」

マミ「そんなカード、銀河眼の時空竜の効果で……はっ!?」

アテム「そう。銀河眼の時空竜の効果はオーバーレイユニットがなければ、怖くはない」

マミ「くっ……カードを1枚伏せて、ターンエンド」



遊馬「流石は伝説の決闘者(デュエリスト)だぜ」

アストラル『だが、今のは場を凌いだだけだ』

37 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:32:07.58 ID:A9UeNWZSO
アテム「俺のターン、ドロー!」

アテム「俺は魔導戦士ブレイカーを召喚」

アテム「このカードが召喚に成功した場合、このカードに魔力カウンターを1つ置く」

アテム「このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×300アップする」

ATK1600→1900

マミ「そんなカードでは私のNo.107 銀河眼の時空竜は越えられないわ」

アテム「それはどうかな? 魔導戦士ブレイカーの効果を発動。このカードの魔力カウンターを1つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊する。俺はリビングデッドの呼び声を破壊するぜ」

マミ「それが……はっ!?」

アテム「そう。リビングデッドの呼び声が破壊されたことでNo.107 銀河眼の時空竜は破壊されるぜ」

マミ「しまった……」

???『やれやれ。何とも、まぬけだね』

マミ「!?」

???『魔法少女としては優秀な君も決闘者(デュエリスト)』としては2流のようだね』

マミ「あなたは……?」

???『君が強くなれば、君の両親も蘇るだろう』


アテム「どうしたんだ?」



十代「様子が……」

さやか「変だ……」

38 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:32:44.79 ID:A9UeNWZSO
???『だが、安心するがいい』

???『決闘者(デュエリスト)としては使えない君でも僕が新たなる力を君に与えてあげる』



ゴゴゴゴゴ

マミ「うう………」

十代「闇のオーラが強くなってる……!!!」

遊戯『もう1人の僕!』

アテム「分かってるぜ、相棒! 俺はエルフの剣士を攻撃表示に。まずは魔導戦士ブレイカーでダイレクトアタック!」

マミ「あまいわ、遊戯。私は手札から護封剣の剣士を特殊召喚。相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。さらにこのカードの守備力がその攻撃モンスターの攻撃力より高い場合、その攻撃モンスターを破壊する!」

アテム「ブレイカー!」

マミ「さあ、どうするのかしら? 残ったモンスターで攻撃を仕掛ける?」

アテム「……ターンエンド」

マミ LP1900 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

護封剣の剣士 DEF2400

魔法・罠





アテム LP3500 モンスター1 魔法・罠0 手札0

モンスター

翻弄するエルフの剣士 ATK1400

魔法・罠

39 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:34:04.82 ID:A9UeNWZSO
マミ「私のターン、ドロー。私が引いたカードは七皇の剣。「CNo.」以外の「No.101」〜「No.107」のいずれかをカード名に含むモンスター1体を、自分のエクストラデッキ・墓地から特殊召喚し、そのモンスターと同じ「No.」の数字を持つ「CNo.」と名のついたモンスターをその特殊召喚したモンスターをオーバーレイユニットにして、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。私はNo.107 銀河眼の時空竜を特殊召喚。このモンスター1体でオーバーレイネットワークを再構築。カオスエクシーズチェンジ」

マミ「逆巻く銀河を貫いて、時の生ずる前より蘇れ。永遠を超える竜の星! 顕現せよ、CNo.107 超銀河眼の時空龍!!!」

ATK4500

アテム「攻撃力、4500……」

マミ「バトル! CNo.107 超銀河眼の時空龍に攻撃!」

アテム「うわああああああ!!!!」



マミ「ただいま……」

がらーん

マミ「……毎日、友達とも遊べずに1人ぼっち」ヒックヒック



アテム「鍵をかけた部屋………」

アテム「真っ暗な部屋……」



マミ「私は魔法少女……この街を護るために1人で頑張ってきた……」ポロポロ

アテム「……巴マミ」

マミ「1人ぼっちは……いや……」ウツムキ


40 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:34:39.95 ID:A9UeNWZSO
???『もはや、彼女の目には失った昨日、つまりは過去しか写ってはいない』

アテム「!? 誰だ!」

???『人間というのは実に面白い。胸に希望を宿らせていても、常に闇を抱えているんだから』

アテム「!? 誰だ、お前は!」

???『僕が誰かなんて、些細なことはどうでもいいだろう。敗北する君にはね』

アテム「敗北……」

???『君達、決闘者(デュエリスト)は希望を胸にしつつも、常に絶望や失望、怒り、という闇も抱えている。君達が希望から闇に堕ちた時のエネルギー、闇の力で決闘(デュエル)をしたときに得られるエネルギーは魔獣を倒した時や通常の決闘(デュエル)に比べても、桁違いのエネルギーだ」

アテム「まさか………これまで、闇に堕ちた決闘者(デュエリスト)達は……」

???『人間は実に分からない。誰しもが心に光を持ちながら、同時に闇を持っている。そして、この闇に抗うことはできない」

アテム「それは違う!」

???『違わないさ。君も見ているのだろう? 志筑仁美を』

アテム「まさか……彼女も貴様の差し金なのか?」

???『さあね? その答えは……』

???『―――天国で彼女に聞くといい』



アテム「はっ!?」

LP3500→400

アテム「今のは……」

マミ「私はターンエンド」

41 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:36:51.89 ID:A9UeNWZSO
アストラル『ライフは残ったが……』

遊馬「フィールドには翻弄するエルフの剣士……手札にカードは0」

まどか「ひどい……こんなの、あんまりだよ……」

ほむら「でも、これで、巴マミは勝利よ」

まどか「駄目だよ……マミさん、思い出して!」

マミ「……」

まどか「マミさんは私に教えてくれたよね。決闘(デュエル)で大切なこと!」

マミ「大切なこと……」

アテム「いくぜ、俺のターン、ドロー! エルフの剣士を守備表示に、モンスターをセット。ターンエンド」

マミ LP1900 モンスター2 魔法・罠1 手札0

モンスター

護封剣の剣士 DEF2400

CNo.107 超銀河眼の時空龍 ATK4500

魔法・罠





アテム LP400 モンスター2 魔法・罠0 手札0

モンスター

翻弄するエルフの剣士 DEF1200



魔法・罠

42 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:37:36.85 ID:A9UeNWZSO
マミ「私のターン、ドロー」

銀河眼の光子竜

マミ「私はCNo.107 超銀河眼の時空龍でセットモンスターを攻撃!」

メタモルポット

アテム「メタモルポットの効果を発動。お互いの手札を全て捨て、その後、お互いはそれぞれ自分のデッキからカードを5枚ドローする」

アテム「見せてやるぜ、巴マミ。奇跡の逆転劇を! そして、貴様に光を照らしてやるぜ」

マミ「カードを3枚伏せて、ターンエンド」

アテム「俺のターン、ドロー!」

アテム「俺は貪欲な壺を発動。デッキよりモンスターを5枚戻し」

ブラック・マジシャン
翻弄するエルフの剣士
THE・トリッキー
魔導戦士ブレイカー
メタモルポット

アテム「2枚ドロー」

マミ「偉そうに言っても、CNo.107 超銀河眼の時空龍を越えるカードを引けなかったようね」

アテム「たしかにメタモルポットだけではキーカードは引けなかった。だが、今のドローで全て揃った。まずは魔法カード『大嵐』。フィールド上の魔法・罠を全て破壊する」

マミ「そんなっ!」

アテム「2枚目は融合。手札のバスターブレイダーとブラック・マジシャンを融合。現れろ、超魔導剣士−ブラック・パラディン!!!」

ATK2900

アテム「このカードの攻撃力は、お互いのフィールド上・墓地のドラゴン族モンスターの数×500ポイントアップするぜ」

43 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:38:07.69 ID:A9UeNWZSO
ATK2900→4400

墓地 銀河眼の光子竜×2

フィールド CNo.107 超銀河眼の時空龍

マミ「残念ね。僅かだけ、攻撃力は届かないわ」

アテム「焦るなよ。俺は一角獣のホーンをブラック・パラディンに装備」

ATK4400→5100

マミ「!?」

アテム「これで攻撃力は上回った。超魔導剣士−ブラック・パラディンでCNo.107 超銀河眼の時空龍を攻撃! 超・魔・導・烈・波・斬!!!」

マミ「ぐっ……」

LP1900→1300

マミ『おのれ……だが、ライフは残っている』

アテム「速攻魔法、融合解除を発動。現れろ、バスターブレイダー! ブラック・マジシャン!」

マミ「まさか……」

アテム「バスターブレイダーで護封剣の剣士を攻撃!」

マミ「そんな……」

アテム「この攻撃で終わりだ」

マミ「………ふふ」

アテム「?」

マミ「まさか……あの状況から負けるなんて……決闘(デュエル)は分からないわね」

アテム「……巴マミ。もう、お前は1人ぼっちなんかじゃない。俺の、いや……」



十代「……」

遊馬「……」

アストラル『……』

遊矢「……」



アテム「俺達の仲間だ」

マミ「……ありがとう」

アテム「ブラック・マジシャンでダイレクトアタック!」

LP1300→0

44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 15:38:45.39 ID:yDKRwSay0
遊星がいないことがくやまれる……
45 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:38:57.33 ID:A9UeNWZSO
マミ「……」

まどか「マミさん!」

さやか「マミさん!」ダッ

マミ「……鹿目さん………美樹さん……」

さやか「誰が……マミさんを……やっぱり!」

マミ「それはき……」

ピカアアアアアア

さやか「マミさああああああん!!!」



まどか「マミさん……ひっく……」

ほむら「………次は榊遊矢と遊城十代の試合よ」

十代「……ペンデュラム、か」

遊矢「……融合使い」



遊馬「どっちが勝つんだ?」

アストラル『分からない。だが、一筋縄ではいかないだろう』
46 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/08/30(土) 15:39:23.71 ID:A9UeNWZSO
今回はここまでです

次回は水曜日までに
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 15:40:41.84 ID:yDKRwSay0

準決勝はさやかvs十代、遊戯vs遊馬にしたい
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 15:45:22.58 ID:tTbPbQVhO
乙ー
遊矢ちょっとヤバいかもな
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/30(土) 16:15:58.00 ID:JtndiXEe0
乙、遊矢はペンデュラムやってもHEROに圧殺される未来しか…
50 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/03(水) 07:01:36.32 ID:QHFwTy4SO
>>46

諸事情で次回は土曜日までになります
51 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:37:53.01 ID:sJTJAABSO
遊矢 LP4000 モンスター0 魔法・罠0枚 手札5 

十代 LP4000 モンスター0 魔法・罠0枚 手札5

遊矢「俺のターン、EMウィップ・バイパーを召喚。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

ATK1700

十代「これがEM(エンタメイト)……。俺のターン、ドロー!」

十代「俺はカードガンナーを召喚」

遊矢「ヒーローじゃない!?」

十代「慌てるなよ。まだ、勝負は始まったばかりだ」

十代「カードガンナーの効果を発動。1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで、この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。俺は3枚を墓地に送る」

ネオス
フレアスカラベ
ネクロガードナー

十代「攻撃力は1500アップする」

ATK400→1900

遊矢「ウィップ・バイパーの効果を発動。1ターンに1度、フィールドの表側表示のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで入れ替える。そして、この効果はお互いのメインフェイズにのみ発動できる」

十代「なに!?」

ATK1900→400

十代「なら、俺はカードを3枚伏せて、ターンエンド」

遊矢 LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札3 

モンスター

EMウィップ・バイパー ATK1700

魔法・罠



十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠3 手札2

モンスター

カードガンナー ATK400

魔法・罠


52 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:38:40.11 ID:sJTJAABSO
遊矢「3枚のカードを伏せた?」



アテム「さすが、十代。破天荒な決闘(デュエル)をするぜ」



遊矢「俺のターン、ドロー!」

遊矢「俺はEMヘイタイガーを召喚!」

ATK1700

遊矢「EMヘイタイガーでカードガンナーを攻撃!」

十代「くっ……カードガンナーは破壊され、墓地に送られた時、カードを1枚ドローする」

遊矢「EMヘイタイガーは戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。デッキから「EM」Pモンスター1体を手札に加える。EMチアモールを手札に加えて、ウィップ・バイパーでダイレクトアタック!」

十代「俺は墓地のネクロガードナーを除外し、攻撃を無効にする」

遊矢「ターンエンド」

53 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:39:32.23 ID:sJTJAABSO
十代「俺のターン、ドロー! 俺は魔法カード『融合』を発動」

遊矢「来るか……」

十代「俺は手札のスパークマンとネクロダークマンを融合! E・HEROダーク・ブライトマン!!!」

ATK2000

遊矢「俺はウィップ・バイパーの効果で攻守を入れかえる!」

ATK2000→1000

遊矢「攻撃力が1000じゃ、俺のEM(エンタメイト)は倒せはしない」

十代「それはどうかな? ヒーローにはヒーローが戦う舞台があるんだ。フィールド魔法『摩天楼―スカイスクレイパー―』を発動」

遊矢「フィールド魔法!?」

十代「このカードは「E・HERO」と名のつくモンスターが攻撃する時、攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。俺はE・HEROダーク・ブライトマンでウィップ・バイパーを攻撃!」

ATK1000→2000

遊矢「なっ!?」

LP4000→3700

十代「攻撃をしたダーク・ブライトマンはダメージステップ終了時に守備表示になる」

十代「ターンエンド」

遊矢 LP3700 モンスター1 魔法・罠1 手札4 

モンスター



EMヘイタイガー ATK1700

魔法・罠



十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠3 手札0

モンスター

E・HEROダーク・ブライトマン DEF1000

魔法・罠



摩天楼―スカイスクレイパー―

54 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:40:13.66 ID:sJTJAABSO
遊矢「俺のターン、ドロー」

遊矢(時読みの魔術師。これでペンデュラム召喚はできる。だが……)


アストラル『あの遊城十代。かなりのレベルの決闘者(デュエリスト)だ』

遊馬「ああ。だが、遊矢には……」



十代「見せてくれよ」

遊矢「?」

十代「ペンデュラム召喚を」

遊矢「!?」

十代「遊星のシンクロ召喚にも驚いたが、ここでエクシーズ召喚やペンデュラム召喚にまであるなんてな」

十代「滅茶苦茶、ワクワクするぜ」

55 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:40:46.80 ID:sJTJAABSO
柚子「ペンデュラム! ペンデュラム!」

アテム「ペンデュラム! ペンデュラム!」

龍亞「ペンデュラム! ペンデュラム!」

遊馬・アストラル「『ペンデュラム! ペンデュラム!」』

さやか「ペンデュラム! ペンデュラム!」

まどか「ペンデュラム! ペンデュラム!」



遊矢「……はーい、皆さま! 長らくお待たせ致しました」」

遊矢「これより、皆さま、お待ちかね! ペンデュラム召喚のお時間でございます!」

遊矢「まずはペンデュラムゾーンに本日の主役、スケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師をセッティング!」

遊矢「これにより、レベル2から7のモンスターが同時に召喚可能になります!」

遊矢「揺れろ! 魂のペンデュラム! 天空に描け 光のアーク! ペンデュラム召喚! いでよ! 我が下僕のモンスター達よ!!!」

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500
EMチアモール ATK600
EMソード・フィッシュ ATK600

56 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:41:35.36 ID:sJTJAABSO
遊矢「ソード・フィッシュの効果を発動。このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は600ダウンする」

DEF1000→400

十代「ダーク・ブライトマン!?」

遊矢「ソード・フィッシュでダーク・ブライトマンを攻撃!」

十代「くっ……ダーク・ブライトマン。だが、ダーク・ブライトマンの効果を発動」

遊矢「効果!?」

十代「このカードが破壊された時、相手フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを破壊する!」

遊矢「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンは墓地にはいかず、エクストラデッキにおかれる」

遊矢「チア・モールとヘイタイガーでダイレクトアタック!」

十代「速攻魔法『クリボーを呼ぶ笛』。自分のデッキから「クリボー」または「ハネクリボー」1体を選択し、手札に加えるか自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。俺はハネクリボーを特殊召喚」

ハネクリボー「クリクリ」

遊矢「なら、チアモールでハネクリボーに攻撃!」

十代「ごめん、ハネクリボー」

十代「だが、ハネクリボーの効果を発動。フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。ターン終了時まで、自分が受ける戦闘ダメージは全て0になる」

遊矢「くっ……ターンエンド」
57 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:42:21.02 ID:sJTJAABSO
十代「これがペンデュラム召喚の力か。滅茶苦茶、すげえ」

遊矢「あはは。それはどーも」

十代「なら、今度は俺のヒーローの力を見せる時だ。俺のターン、ドロー!」

十代「俺は魔法カード『フュージョン・バース』を発動。自分のデッキの上からカードを5枚墓地に送る。この効果で墓地に送ったモンスターが融合素材モンスター一組として揃った場合、そのモンスターを融合素材としてエクストラデッキから融合モンスター1体を融合召喚扱いとして自分フィールド上に特殊召喚する」

クレイマン
バブルマン
R―ライトジャスティス
グランモール
融合解除

十代「俺はバブルマンとクレイマンを融合! E・HEROマッドボールマン!!!」

DEF3000

遊矢「守備力3000のモンスター……」

十代「ターンエンド」

遊矢 LP3700 モンスター3 魔法・罠1 手札0 

モンスター

EMチアモール ATK600

EMヘイタイガー ATK1700

EMソード・フィッシュ ATK600

魔法・罠



時読の魔術師
星読の魔術師

十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠3 手札0

モンスター

E・HEROマッドボールマン DEF3000

魔法・罠



摩天楼―スカイスクレイパー―

58 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:43:03.18 ID:sJTJAABSO
遊矢「俺のターン、ドロー」

遊矢「揺れろ! 魂のペンデュラム! 天空に描け 光のアーク! ペンデュラム召喚! いでよ! 我が下僕のモンスター達よ!!!」

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

EMパートナーガ ATK500

遊矢「EMパートナーガが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力は、自分フィールドの「EM」モンスターの数×300アップする。俺はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを選択」

ATK2500→3700

遊矢「さらにチア・モールの効果を発動。EMチアモールは:自分メインフェイズに元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力の数値によって以下の効果を適用する。俺はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを選択。そのモンスターの攻撃力が元々の攻撃力より高い場合、そのモンスターの攻撃力は1000アップする」

ATK3700→4700

十代「攻撃力が4700だと!?」

遊矢「バトルだ! オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでE・HEROマッドボールマンに攻撃!」

十代「ぐっ……」

遊矢「EMパートナーガはモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、 このカードのレベル以下の自分及び相手フィールドのモンスターは攻撃できない。俺はこれでターンエンドだ」

59 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:43:53.24 ID:sJTJAABSO
十代「……ふふっ」

遊矢「!?」

十代「おもしれえ……これがペンデュラム、EM(エンタメイト)の力か」

十代「俺のターン、ドロー!」

十代「俺はミラクル・コンタクトを発動! 自分の手札・フィールド上・墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、「E・HERO ネオス」を融合素材とする「E・HERO」と名のついた融合モンスター1体を召喚条件を無視してエクストラデッキから特殊召喚する。俺は墓地のネオスとグランモールとフレアスカラベをデッキに戻し、トリプルコンタクト融合! 来い! E・HEROマグマ・ネオス!!!!」

ATK3000

遊矢「墓地からデッキに戻しての融合だと!?」



遊馬「けど、攻撃力は3000じゃ……」



60 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:44:34.80 ID:sJTJAABSO
十代「マグマ・ネオスはフィールド上のカードの数×400ポイント、攻撃力をアップする。俺の場には3枚。あんたの場にはモンスター5枚。魔法、罠が3枚。計8枚。つまり、11枚×500。攻撃力は5500アップする」

ATK3000→8500

遊矢「攻撃力8500!?」

十代「バトルだ! マグマ・ネオスでオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンに攻撃!」

十代「リバースカードオープン! 速攻魔法『決闘融合−バトル・フュージョン』。自分フィールドの融合モンスターが
相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。その自分のモンスターの攻撃力はダメージステップ終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする」

ATK8500→12700

遊矢「攻撃力が12700……」

遊矢「…………なあ、あんた」

遊矢「柚子を頼む」

十代「!!」

遊矢「それから、決闘(デュエル)の楽しさを……皆に伝えられるような決闘(デュエル)を続けてくれないか?」

十代「……ああ! マグマネオス!」

十代「スーパーヒートメテオ!!!!」

LP3700→0
61 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:45:00.40 ID:sJTJAABSO
遊矢「……」

柚子「遊矢!」



十代「……」



QB「やはり、彼では十代は倒せないか。幾多の戦いを乗り越えてきた十代には絶対的な経験が足りなかった」

QB「しかし、榊遊矢と遊城十代の戦いで魔獣50体分のエネルギーが得られただけでもよしとするべきだね」

QB「きゅっぷい」



ほむら「2回戦を突破した決闘者(デュエリスト)は……」

美樹さやか
九十九遊馬
武藤遊戯
遊城十代

ほむら「この4人ね」

ほむら「この続きは明日行うわ。各自、身体を休めてちょうだい」

十代「……」

アテム「十代」

十代「遊戯さん……」

アテム「何か怪しくないか」

十代「……遊戯さんも感じてましたか」

アテム「この戦い、誰かが裏で糸を引いている気がするぜ」



QB「さて………僕の計画は大詰めだ」


62 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/04(木) 11:46:27.44 ID:sJTJAABSO
コンコン

さやか「はいよ……あれ?」

龍可「……」

さやか「あんたは……」



さやか「こんなところに呼び出して、何か用なの? っていうか、龍亞が心配してたよ」

龍可「……」



QB「君には消えてもらうよ」



龍可『美樹さやか』

さやか「は? あんた、なにを……」

龍可『美樹さやか。君はぼ、私達には邪魔な存在だ』

さやか「え?」

龍可『決闘(デュエル)だ』

さやか「……はあ?」

龍可『き、あなたも決闘者(デュエリスト)ならば、決闘(デュエル)の申し出は断らないわよね』

さやか「いや、私、決闘者(デュエリスト)じゃないし、一魔法少女だから」

龍可『!?』

さやか「ほら、送っていくから、龍亞のところに戻ろう」

QB(なんということだ。彼女は決闘者(デュエリスト)に染まってはいないとは!!)

龍可『………』

さやか「龍可?」

龍可『おねがい……私と決闘(デュエル)して』グスン

さやか「!?」

QB(この国においては少女の涙には弱いはず。これなら)

さやか「>>64



続きは月曜日までに
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 11:54:54.80 ID:YzF/fmPG0
あんた、本当に龍可?
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 13:18:20.40 ID:OVThRuehO
>>63
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 15:21:05.81 ID:yH72uVekO
乙ー
遊矢やっぱダメだったか…
しかもこの面子でいくと次危ないのは遊馬なんじゃ(ry
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/06(土) 00:49:31.92 ID:uG8UT5Ac0
この時星はアニメ効果か
67 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 07:55:11.34 ID:vlUAS7vSO
さやか「あんた、本当に龍可?」

龍可『!?』

さやか「龍可はもっとこうおとなしいというか、大人びてる感じ?」

龍可『……私が龍可じゃないなら、私は誰なの?』

QB(もし、僕らに気づいてるなら……その時は……)

さやか「もちろん、決まってる。あんた……」

さやか「ほむらに操られてるんでしょ」

龍可『』

さやか「ふっふーん。ついに正体を現したな、悪魔め。他の誰の眼を誤魔化せても、さやかちゃんの眼は誤魔化せはしないのだ!」

さやか「つまり、このさやかちゃんには正攻法では勝てないから、闇討ちをしようとしたわけよ」

龍可『……その通りよ』

QB(乗るしかない。このビックウェーブに)

さやか「ふん。この悪魔め。こんな娘を利用するとはけしからん! 待ってて。今、このさやかちゃんが悪魔から助けてあげるから」

龍可『なら、戦うしかないわ』

さやか「いくよ」

さやか・龍可「『決闘(デュエル)!!!』」
68 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 07:56:23.51 ID:vlUAS7vSO
龍可 LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

さやか LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

龍可『私のターン。私はフォトン・スラッシャーを特殊召喚。このカードは通常召喚できず、自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる』

龍可『さらに私はライトロード・アサシン ライデンを召喚』
龍可『ライトロード・アサシン ライデンの効果を発動。このカードは自分のメインフェイズ時に発動できる。自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る』

ネクロ・ガードナー
ライトロード・ビースト ウォルフ

龍可『ライトロード・ビースト ウォルフは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。そして、デッキから墓地に送られた時、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する』

さやか「ら、ライトロード?」

龍可(予定とは違うが、まあ、いい)

さやか「悪魔のくせに正義の味方っぽいモンスターを使うとはけしからん!」

龍可(どうやら、彼女は『僕』については気がつかないようだ)

龍可『私はレベル4のフォトン・スラッシャーにレベル4ライトロード・アサシン ライデンをチューニング! 漆黒の闇を裂き天地を焼き尽くす孤高の絶対なる王者よ!! 万物を睥睨)しその猛威を振るえ!! シンクロ召喚!! えん魔竜 レッド・デーモン!!』

ATK3000

さやか「攻撃力3000のシンクロモンスター!?」

龍可『私はカードを1枚伏せて、ターンエンド』

69 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 07:56:57.89 ID:vlUAS7vSO
さやか「私のターン、ドロー!」

龍可『あなたのデッキは知っているわ』

さやか「!!」

龍可『水精鱗を中心にエクシーズやシンクロで攻めるデッキ。特にエースモンスターであるCNo.101は強力なカード。そう……』

龍可『『私』があなたに与えたカードでね』

さやか「!!」

さやか「なるほど。分かってはいたけど、こっちの戦術はバレバレってわけか」

さやか(このまま戦っても、勝ち目は薄い……けど、やるしかないか)

さやか「私は水精鱗―アビスパイクを召喚」

ATK1600

さやか「このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える」

さやか「私はE・HEROアイスエッジを墓地に送り、水精鱗−アビスリンデを手札に加える」

龍可『ふっ。そのパターンは見飽きたわ』

さやか「そう。なら……私はあんたの予想の上をいかせてもらうよ」

さやか「私は魔法カード『ミラクル・フュージョン』を発動。自分のフィールド・墓地から、「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた 融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体を エクストラデッキから融合召喚する。私の墓地にはアイスエッジ、フィールドにはアビスパイクがいる。この2枚を除外し、融合召喚!」

さやか「最強のhero! E・HEROアブソルートZero!!!」

龍可『……』

さやか「どうよ! さやかちゃんの力は!」

龍可『そのパターンも知っているわ』

さやか「えっ?」

龍可『あなたのデッキはすでに調べつくしているわ』

さやか「強がりを! カードを2枚伏せて、ターンエンド」

龍可 LP4000 モンスター2 魔法・罠1 手札2

モンスター

ライトロード・ビースト ウォルフ ATK2100

えん魔竜 レッド・デーモン ATK3000

魔法・罠

1

さやか LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札2

モンスター

E・HEROアブソルートZero ATK2500

魔法・罠



70 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 07:57:41.05 ID:vlUAS7vSO
龍可『私のターン、ドロー。私はえん魔竜 レッド・デーモンの効果を発動』

龍可『1ターンに1度、自分のメインフェイズ1でのみ発動できる。このカード以外のフィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。この効果を発動するターン、このカード以外のモンスターは攻撃できない』

さやか「くっ……でも、アブソリュートZeroには効果がある!」

さやか「このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する」

龍可『……』

さやか「どうよ!」

龍可『私は永続罠『閃光のイリュージョン』を発動。自分の墓地から「ライトロード」と名のついたモンスター1体を選択して表側攻撃表示で特殊召喚する。私はライトロード・アサシン ライデンを特殊召喚』

龍可『アサシンライデンの効果を発動』

ライトロード・メイデン ミネルバ
サイクロン

龍可『ライトロード・メイデン ミネルバの効果を発動。このカードが手札・デッキから墓地へ送られた時、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る』

ライトロード・アーチャー フェリス

龍可『ライトロード・アーチャー フェリスが効果モンスターの効果によってデッキから墓地へ送られた時に発動する。このカードを墓地から特殊召喚する』

DEF2000

さやか「次から次にデッキを……」

龍可『私はライトロード・サモナー ルミナスを召喚。1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。自分の墓地からレベル4以下の「ライトロード」名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。私は手札を1枚捨て』

ライトロード・ドラゴン グラゴニス

龍可『ライトロード・ビースト ウォルフを特殊召喚』

ATK2100

龍可『私はレベル4のライトロード・ビースト ウォルフにレベル4のライトロード・アーチャー フェリスをチューニング! 漆黒の風を纏い末世から飛翔せよ!! シンクロ召喚! 玄翼竜 ブラックフェザー!!』

ATK2800

龍可『レベル3のライトロード・サモナー ルミナスにレベル4のライトロード・アサシン ライデンをチューニング! 鋼の逆鱗に触れたいヤツはご自由に!! シンクロ召喚!! 機械竜 パワー・ツール!!!』

ATK2300

さやか「2体のシンクロモンスター!?」

龍可『ターンエンド』

71 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 07:58:07.76 ID:vlUAS7vSO
さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「私はモンスターをセット。ターンエンド」

龍可 LP4000 モンスター2 魔法・罠0 手札1

モンスター

機械竜パワー・ツール ATK2300

玄翼竜 ブラックフェザー ATK2800

魔法・罠



さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠2 手札2

モンスター

1

魔法・罠



72 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 07:58:38.52 ID:vlUAS7vSO
さやか(攻撃力2000以上のシンクロモンスターが2体、か。これは厳しい)

さやか(けど、セットモンスターはアビスリンデ。このカードは破壊され墓地へ送られた場合、デッキから「水精鱗−アビスリンデ」以外の
「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。まだまだ、チャンスはあるのだ)

龍可『私のターン、ドロー。私は光の援軍を発動。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送って発動できる。デッキからレベル4以下の「ライトロード」と名のついたモンスター1体を手札に加える』

裁きの龍
死者蘇生
大嵐

龍可『私はライトロード・アサシン ライデンを特殊召喚。さらにライトロード・ドルイド オルクスを召喚。私はレベル3のライトロード・ドルイド オルクスにレベル4のライトロード・アサシン ライデンをチューニング!』

龍可『太古の森よりフィールドを制圧する精霊よ、かりそめの姿にその身をやつし降臨せよ。シンクロ召喚!! 妖精竜 エンシェント』

ATK2100

さやか「さ、さらにシンクロ?」

龍可『私は妖精竜 エンシェントでセットモンスターを攻撃!』

さやか「セットモンスターはアビスリンデ。フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、デッキから「水精鱗−アビスリンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる」

さやか「私はデッキより水精鱗−リードアビスを特殊召喚!」

ATK2700

龍可『なら、玄翼竜 ブラックフェザーで水精鱗−リードアビスを攻撃!』

さやか「リードアビス!」

LP4000→3900

龍可『パワー・ツールでダイレクトアタック!』

さやか「永続罠『バブル・ブリンガー』。このカードがフィールド上に存在する限り、レベル4以上のモンスターは直接攻撃できない」

龍可『やはり、ね。あなたの戦術はお見通しよ』

さやか「ふん。強がりを言っちゃって」

龍可『ターンエンド』

73 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 07:59:21.69 ID:vlUAS7vSO
さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「私は水精鱗−アビスタージを召喚。このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。自分の墓地からレベル3以下の水属性モンスター1体を選択して手札に加える。私は水精鱗−アビスグンデを墓地に捨て、アビスリンデを手札に加える!」

さやか「墓地に捨てられた水精鱗−アビスグンデの効果を発動。このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、自分の墓地から「水精鱗−アビスグンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。私はアビスパイクを特殊召喚!」

さやか「ここでのアビスパイクの効果は発動しない。私はレベル4の水精鱗−アビスタージとアビスパイクでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

さやか「現れろ!No.101! 満たされぬ魂を乗せた方舟よ。光届かぬ深淵より浮上せよ! S・H・Ark Knight!」

ATK2100

龍可『No.101……』

さやか「このカードのオーバーレイユニットを2つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをこのカードのオーバーレイユニットとする! 玄翼竜 ブラックフェザーを選択!」

さやか「さらに手札から魔法カード『RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース』を発動。自分フィールド上のランク4のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターよりランクが1つ高い「CNo.」と名のついたモンスター1体を、選択した自分のモンスターをオーバーレイユニットにして、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。私はNo.101S・H・Ark Knightでオーバーレイネットワークを再構築! カオスエクシーズチェンジ!」

さやか「現れろ、CNo.101。満たされぬ魂の守護者よ。暗黒の騎士となって光を砕け! S・H・Dark Knight!」

ATK2800

さやか「例え、あんたにもたらされたカードでも、このカードは私のエース! このカードは1ターンに1度、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをこのカードのオーバーレイユニットとする。私はパワー・ツールを選択」

さやか「バトル! S・H・Dark Knightで妖精竜 エンシェントに攻撃!」

さやか(といっても、ネクロ・ガードナーの効果を使われるだろうけど)

ドガシャアアアアン

LP4000→3300

さやか「!?」

龍可『……』

さやか「ネクロ・ガードナーの効果を使わない?」

龍可(まさか、彼女がこれほどの力を持つとはね)

さやか「……ターンエンド」

龍可 LP3300 モンスター0 魔法・罠0 手札0

モンスター

魔法・罠



さやか LP3900 モンスター1 魔法・罠2 手札1

モンスター

CNo.101S・H・Dark Knight ATK2800

魔法・罠

1

バブル・ブリンガー

74 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 08:00:26.57 ID:vlUAS7vSO
龍可『まさか、あなたがこれほどとは思わなかったわ』

さやか「ふふん。このさやかちゃんを見くびるからこうなるのだ」

龍可『私のターン、ドロー』

龍可『なら、私も本気を出さなくてはね。魔法カード『コネクト―ペンデュラム―』を発動』

龍可『デッキよりペンデュラムモンスターを2枚、手札に加える』

龍可『私はペンデュラムゾーンにあくまほむらを2枚、セッティング。このカードのスケールは発動したときに、1から12までの数字にすることができるわ』

さやか「はあ!?」

スケール1 12

龍可『さらに手札にカードがない場合、墓地のモンスターをペンデュラム召喚できる。ただし、この効果を使った場合、このターン、バトルを行えない』

さやか「な、なんていう悪魔のようなカード…………」

龍可『墓地より、蘇れ! 私のモンスター達!』

えん魔竜 レッド・デーモン ATK3000

妖精竜 エンシェント ATK2300

ライトロード・アサシン ライデン

ライトロード・ビースト ウォルフ

ライトロード・ドルイド オルクス

さやか「んな……」

龍可『私はレベル3のライトロード・ドルイド オルクスにレベル4のライトロード・アサシン ライデンをチューニング! 清廉なる花園に芽吹き孤高の薔薇よ 蒼き月の雫を得てここに開花せよ! 月華竜 ブラック・ローズ』

ATK2400

決闘盤『ピピピ』

龍可『ターンエンド』
75 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 08:01:07.61 ID:vlUAS7vSO
さやか「……たしかにすごいカード。でも、私のCNo.なら……」

龍可『ペンデュラムゾーンにセッティングされた悪魔ほむらの効果を発動。相手フィールド上のモンスター効果を無効にする』

さやか「!?」

決闘盤『ピピピ、ドガシャアアアアン!!!!』

龍可「きゃあああああ」

さやか「!?」

QB(やはり、レプリカでは駄目のようだ)

龍可「」

さやか「龍可!」

龍可「うう……」

76 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 08:01:33.29 ID:vlUAS7vSO
さやか「しっかりして!」

龍可「………ここは………」

さやか「龍可!」

遊戯「どうしたの!?」

十代「なにがあった!」

さやか「いや……」



龍可「何も覚えてないわ」

龍亞「そっか」

十代「一体、何が起こってるんだ」


77 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 08:02:21.55 ID:vlUAS7vSO
まどか「さっきの音は……」

ほむら「分からないわ」

ほむら「正直な話。私はただ、決闘大会を開いただけ。他については関知してないのよ」

まどか「ただ、大会を開いただけって……その大会で皆が……」

ほむら「あなたも思い出したのでしょう。自分の正体を」

ほむら「あなたをこの世界に完全に留めるためには、円環の理を完璧に制御できなければならない。けれど、私には力が足りない。だから……」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「まどか。私は悪魔だとなんと言われようと、あなたを護るわ」

まどか「私は……そこまで望んでないよ。たくさんの人を犠牲にして……自分だけ……」

ほむら「……巴マミ達については、また、この世界に戻れるようにする。それにあなたが気を病む必要はないわ。全ては誰も覚えてない。私1人が罪を背負い、地獄に堕ちるわ」

まどか「それって……」

ほむら「あなた自身すらも私を忘れる。けれど、安心して。例え、どうなろうと、私はあなたを護るから」

まどか「ほむらちゃん……」

78 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/08(月) 08:03:36.81 ID:vlUAS7vSO
さやか「あの決闘(デュエル)……続けていたら、もしかしたら、私は……」

さやか「このままじゃ、駄目だ」



次の日

ほむら「いよいよ、最終日よ」

アテム「……」

ほむら「この長きに渡った戦いも」

十代「……」

ほむら「今日が最後」

遊馬「……」

アストラル『……』

ほむら「せいぜい、楽しむことね。最期の時を」

さやか「……」

ほむら「では準決勝の組み合わせは第1試合は>>79>>81よ」

次回は土曜日までに
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/08(月) 09:58:40.78 ID:RK81cha4o
遊戯
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/08(月) 20:06:32.03 ID:TMuoTb0Lo
そろそろデッキチェンジの時期か
幻奏…はまだ難しいだろうかksk
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/08(月) 20:21:01.47 ID:g0GDgm3m0
十代
82 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:47:46.86 ID:0OE8SmYSO
ほむら「では準決勝の組み合わせは第1試合は武藤遊戯と遊城十代よ」

アテム「!?」

十代「!?」

アテム「十代……」

十代「遊戯さん……」



アストラル『となると、我々の相手は……』

遊馬「ああ。あいつか」

さやか「……」



十代「ワクワクするぜ。遊戯さんと戦えるなんてな」

アテム「悪いが、全力でいかせてもらうぜ、十代」

アテム・十代「「決闘(デュエル)!!!」」
83 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:48:25.87 ID:0OE8SmYSO
アテム LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

十代 LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

アテム「まずは俺が先攻でいかせてもらうぜ。俺のターン」

アテム「クイーンズ・ナイトを召喚! カードを2枚伏せて、ターンエンド」

十代「俺のターン、ドロー!」

十代「俺は融合を発動。手札のフェザーマンとバーストレディを融合! 来い! E・HEROフレイム・ウィングマン!」

ATK2100

アテム「来たか、十代のHERO」」

十代「へへっ。フレイム・ウィングマンでクイーンズ・ナイトを攻撃! フレイム・シュート!」

アテム「そうはいくか! 速攻魔法『融合解除』」

十代「融合解除!?」

アテム「フィールド上の融合モンスター1体を選択してエクストラデッキに戻す」

十代「なに!?」

アテム「あまいぜ、十代。俺が易々と融合をさせると思ったか?」

十代「俺はモンスターをセット。ターンエンド」

アテム LP4000 モンスター1 魔法・罠2 手札2

モンスター

クイーンズ・ナイト ATK1500

魔法・罠

1

十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠0 手札2

モンスター

1

魔法・罠

84 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:48:59.79 ID:0OE8SmYSO
アテム「俺のターン、ドロー! キングス・ナイトを召喚!」

ATK1600

アテム「フィールドにキングとクイーンが揃った時、デッキから「ジャックス・ナイト」1体を特殊召喚できる」

ATK1900

アテム「今、俺のフィールドに絵札の三銃士が揃ったぜ」

十代「絵札の三銃士!?」

アテム「融合を発動。フィールドの3体のモンスターを融合! 現れろ、アルカナ ナイトジョーカー!」

ATK3800

十代「攻撃力3800!?」

アテム「アルカナ ナイトジョーカーでセットモンスターを攻撃!」

十代「セットモンスターはフレンドッグ。このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地から「E・HERO」と名のついたカード1枚と「融合」魔法カード1枚を手札に加える」

融合
フェザーマン

アテム「ターンエンド」

85 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:49:29.10 ID:0OE8SmYSO
十代「俺のターン、ドロー!」

十代「流石は遊戯さん。そんな強力なモンスターを速攻で呼び出すなんて、流石だぜ」

十代「モンスターをセット。カードを3枚伏せて、ターンエンド」

アテム LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札1

モンスター

アルカナ ナイトジョーカーATK3800

魔法・罠

1

十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠3 手札1

モンスター

1

魔法・罠



86 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:50:56.77 ID:0OE8SmYSO
アテム(カードを3枚伏せた? 俺を錯乱させる作戦か?)

十代(流石は遊戯さんだ。気を抜けば、一気にやられる)

アテム「俺のターン、ドロー」

アテム「俺は古のルールを発動」

アテム「古のルールは手札からレベル5以上の通常モンスター1体を特殊召喚する。来い、ブラック・マジシャン!!!!」

ATK2500

十代「ブラマジキター!」

ユベル『十代。のんきにしてる場合か』

十代「あっ……」

ユベル『分かってるのか? 負ければ、僕たちは……』

十代「……分かってるさ。けど、せっかくの遊戯さんとの決闘(デュエル)だ。そんなことは関係なく、楽しみたい」

ユベル『十代……』

アテム「いくぜ、十代! ブラック・マジシャンでセットモンスターを攻撃!」

フェザーマン

十代「フェザーマン!」



遊馬「これで場はがら空きだ!」



十代「まだだ! 罠カード『ヒーロー・シグナル』」

十代「自分フィールドのモンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。手札・デッキからレベル4以下の「E・HERO」モンスター1体を特殊召喚する。俺はスパークマンを召喚!」

アテム「アルカナ ナイトジョーカーでスパークマンを攻撃!」」

十代「罠カード『ヒーロー・バリア』」

十代「自分フィールド上に「E・HERO」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする」

アテム「ターンエンド」

87 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:51:26.97 ID:0OE8SmYSO
アテム「この攻撃を防いだことは褒めてやるぜ」

十代「へへっ。俺のターン、ドロー!」

十代「俺はN・グラン・モールを召喚」

アテム「グラン・モール!」

十代「グラン・モールはこのカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す。俺はアルカナ ナイトジョーカーを攻撃! この瞬間、互いに手札に戻す」

アテム「くっ……」

十代「ターンエンド」

アテム LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

ブラック・マジシャン ATK2500

魔法・罠

1

十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札2

モンスター

E・HEROスパークマン DEF1400

魔法・罠

1

88 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:51:54.30 ID:0OE8SmYSO
アテム(十代の手札にあるグラン・モール……厄介なカードだ)

アテム「俺のターン、ドロー!」

アテム(だが、手がないわけじゃない)

アテム「ブラック・マジシャンでスパークマンを攻撃!」

アテム「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

十代「俺のターン、ドロー!」

アテム「罠カード発動。『光の封札剣』」

アテム「こいつは相手の手札をランダムに1枚選んで裏側表示でゲームから除外する。発動後、相手のターンで数えて4ターン目の相手のスタンバイフェイズ時に、そのカードを相手の手札に戻す」

十代「まさか、そのカードでグラン・モールを……」

アテム「さあ、真ん中を選ぶぜ」

十代「くっ……」

十代(流石は遊戯さん。俺のグラン・モールを的確に除外した)

十代「モンスターをセット。ターンエンド」

光の封札剣 残り3ターン

アテム LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

ブラック・マジシャン ATK2500

魔法・罠

1

十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札1

モンスター

1

魔法・罠

1

89 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:52:25.75 ID:0OE8SmYSO
アストラル『流石、伝説の決闘者(デュエリスト)』

遊馬「ああ。あの遊城十代だって、強いはずなのに、圧倒的に攻め勝っている」

アテム「俺のターン、ドロー! 俺は磁石の戦士αを召喚!」

ATK1400

アテム「ブラック・マジシャンでセットモンスターを攻撃!」

カードガンナー

十代「カードガンナーは破壊され、墓地に送られた時、デッキからカードを1枚ドローする」

アテム「磁石の戦士αでダイレクトアタック!」

LP4000→2600

十代「ぐっ……」

アテム「ターンエンド」

十代「……流石は遊戯さんだ」

十代「俺のターン、ドロー!」

十代「だが、俺も負けない! リバースカードオープン! 融合」

十代「手札のE・HERO ワイルドマンとE・HERO ネクロダークマンを融合! E・HEROネクロイド・シャーマン!」

ATK1900

十代「このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動する。その相手モンスターを破壊する。その後、相手の墓地からモンスター1体を選び、相手フィールドに特殊召喚する。俺はブラック・マジシャンを破壊!」

アテム「なにっ!?」

十代「そして、クイーンズナイトを特殊召喚!」

十代「バトルだ! E・HEROネクロイド・シャーマンで磁石の戦士αを攻撃!」

LP4000→3500

十代「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

残り2ターン

アテム LP3500 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

クイーンズナイト ATK1500

魔法・罠

1

十代 LP2600 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

E・HEROネクロイド・シャーマン ATK1900

魔法・罠

1

90 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:53:01.74 ID:0OE8SmYSO
アテム「俺のターン、ドロー! 俺はクイーンズ・ナイトを生け贄にブラック・マジシャン・ガールを召喚!」

ATK2000

アテム「ブラック・マジシャン・ガールはお互いの墓地の「ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300ポイントだけ、攻撃力をアップさせるぜ。俺の墓地には1体。攻撃力300アップ!」

ATK2000→2300

アテム「ブラック・マジシャン・ガールでE・HEROネクロイド・シャーマンを攻撃!」

LP2600→2200

アテム「ターンエンド」

十代「俺のターン、ドロー! 俺は墓地のネクロダークマンの効果を発動。このカードが墓地に存在する限り1度だけ、自分はレベル5以上の「E・HERO」モンスター1体をリリースなしで召喚できる。こい! E・HERO ネオス!!!」

ATK2500

アテム「きたか……十代のエースモンスター」

十代「ネオスでブラック・マジシャン・ガールを攻撃!」

LP3500→3300

十代「ターンエンドだ」

残り1ターン

アテム LP3300 モンスター0 魔法・罠1 手札0

モンスター

魔法・罠

1

十代 LP2200 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

E・HERO ネオス ATK2500

魔法・罠

1
91 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:54:02.66 ID:0OE8SmYSO
アテム「いくぜ、俺のターン、ドロー」

アテム「魔法カード『死者蘇生』を発動。墓地より、蘇れ、ブラック・マジシャン!!!!」



遊馬「2人のエースモンスターが揃った!」



アテム「いくぜ、十代。リバースカードオープン。魔法カード『千本ナイフ』。自分フィールド上に「ブラック・マジシャン」が存在する場合に発動できる。相手フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。ネオスを破壊!」

十代「なにっ!?」

アテム「ブラック・マジシャンで十代にダイレクトアタック!」

十代「罠カード『ヒーロー・ブラスト』。こいつは自分の墓地の「E・HERO」通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。その後、手札に加えたモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。俺はネオスを手札に加え、ブラック・マジシャンを破壊する!」

アテム「ブラック・マジシャン!」

アテム「やるじゃないか、十代」

十代「遊戯さんも流石だぜ」

アテム「俺はターンエンドだ」

十代「俺のターン、ドロー!」

十代「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

アテム LP3300 モンスター0 魔法・罠0 手札0

モンスター

魔法・罠



十代 LP2200 モンスター0 魔法・罠1 手札1

モンスター

魔法・罠

1

92 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:54:28.32 ID:0OE8SmYSO
アテム「俺のターン、ドロー!」

アテム(次のターン、十代の手札にはグラン・モールが手札に加わる)

アテム「俺は貪欲な壺を発動」

アテム「墓地より、モンスターを5枚、デッキに戻し」

クイーンズ・ナイト
ジャックス・ナイト
キングス・ナイト
ブラック・マジシャン・ガール
ブラック・マジシャン

アテム「2枚、ドロー!」

アテム「俺はモンスターをセット。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

十代「俺のターン、ドロー! このターンのスタンバイフェイズにグラン・モールは手札に戻る」

十代「俺はグラン・モールを召喚!」

十代「ターンエンド」

アテム LP3300 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

1

魔法・罠

1

十代 LP2200 モンスター1 魔法・罠1 手札2

モンスター

グラン・モール ATK900

魔法・罠

1

93 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:55:08.45 ID:0OE8SmYSO
遊馬「攻撃を仕掛けないのか」

アストラル『例え、手札に戻しても、次のターンに反撃される可能性もあるからな』

アテム「俺のターン、ドロー!」

アテム「俺はセットモンスターを反転召喚。熟練の黒魔術師」

アテム「熟練の黒魔術師でグラン・モールを攻撃!」

十代「グラン・モールの効果で互いに手札に戻る」

アテム「熟練の黒魔術師を召喚。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

十代「俺のターン、ドロー!」

十代(前のターン……遊戯さんは一体……)

十代「俺はグラン・モールを召喚!」

アテム「甘いぜ、十代。罠カード『黒魔族復活の棺』」

十代「!?」

アテム「相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、そのモンスター1体と自分フィールド上の魔法使い族モンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスター2体を墓地へ送る。その後、自分のデッキ・墓地から魔法使い族・闇属性モンスター1体を選んで特殊召喚できる。来い、ブラック・マジシャン!!!」

ATK2500

十代「………流石だぜ、遊戯さん。だが、俺も負けない! カードを1枚伏せて、ターンエンド」

アテム LP3300 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

ブラック・マジシャン ATK2500

魔法・罠

1

十代 LP2200 モンスター0 魔法・罠2 手札1

モンスター



魔法・罠


94 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:55:38.14 ID:0OE8SmYSO
アテム「俺のターン、ドロー!」

十代(俺の伏せたカードはヒーロー見参とコーリング・マジック)

十代(こい、遊戯さん)

アテム「俺はブラック・マジシャンでダイレクトアタック!」

十代「罠カード『ヒーロー見参』」

十代「相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。自分の手札1枚を相手がランダムに選ぶ。それがモンスターだった場合、自分フィールドに特殊召喚し、違った場合は墓地へ送る。俺の手札は1枚……」

アテム「十代」

アテム「どうやら、今回の戦い。神は俺に微笑んだようだぜ」

十代「!?」

アテム「カウンター罠『盗賊の七つ道具』。罠カードが発動した時、1000LPを払って発動できる。その発動を無効にし破壊する」

十代「……………」

十代「……流石は遊戯さんだぜ」

アテム「十代………ブラック・マジシャン! 黒・魔・導!!!!」

LP2200→0

95 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/12(金) 11:56:56.75 ID:0OE8SmYSO
十代「………」

アテム「十代……」

十代「遊戯さん……ガッチャ。楽しい決闘(デュエル)だったぜ」

ユベル『十代……』

十代「安心しろ。遊戯さんが俺達を戻してくれる」

アテム「任せろ、十代」

ぴしゃああああああん

アテム「……」

ほむら「勝者は武藤遊戯、ね」

アテム「暁美ほむら。貴様の野望はこの俺が止めてみせる!」



さやか「……」

遊馬「………」

ほむら「準決勝第2試合よ」

さやか「……」

遊馬「………」

アストラル『遊馬』

遊馬「分かってる。全力でいくぜ」

さやか・遊馬「「決闘(デュエル)!!!」」



今回はここまでです

次回は水曜日までに
96 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:23:25.57 ID:YrmR04jSO
遊馬 LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

さやか LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

遊馬「俺のターン、ガガガ・マジシャンを召喚!」

ATK1500

遊馬「俺はガガガウィンドを発動。手札から「ガガガ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。そして、この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは4になる。俺はガガガカイザーを特殊召喚」

アストラル『いくぞ、遊馬』

遊馬「分かってる」

遊馬「レベル4のガガガマジシャンとガガガカイザーでオーバーレイ!」

遊馬「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

遊馬「No.39 希望皇ホープ!!!」

ATK2500

アテム「あれが遊馬のエースモンスターか」

さやか「………」

遊馬「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

さやか「……」

遊馬「どうした? あんたのターンだぜ」

さやか「私のターン、ドロー」

さやか「……」

97 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:24:13.63 ID:YrmR04jSO
昨夜

さやか「…………」

カード

さやか「カードを並べても、どうしたもんやら」

さやか「ん?」

???

さやか「このカードは……」



さやか「私はBK ヘッドギアを召喚」

遊馬「!?」

アストラル『あのカードは!?』



アテム「佐倉杏子が使っていたカードか」



さやか「BK ヘッドギアは召喚に成功した時、デッキから「BK」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。私はBK スイッチヒッターを墓地に送る。さらにBKスパーを特殊召喚。自分フィールド上に「BK」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。ただし、この方法で特殊召喚した場合、このターン自分はバトルフェイズを行えない!」

アストラル『レベル4のモンスターが2体。来るぞ、遊馬』

さやか「私はレベル4のBK ヘッドギアとBKスパーでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

さやか「現れろ!No.101! 満たされぬ魂を乗せた方舟よ。光届かぬ深淵より浮上せよ! S・H・Ark Knight!」

ATK2100

アストラル『来たか……』

さやか「私はNo.101S・H・Ark Knightの効果を発動。このカードのオーバーレイユニットを2つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをこのカードのオーバーレイユニットとする。私は希望皇ホープを選択」

遊馬「くっ……」

さやか「けど、このターン、バトルは行えない。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

遊馬 LP4000 モンスター0 魔法・罠1 手札1

モンスター



魔法・罠



さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札3

モンスター

No.101S・H・Ark Knight ATK2100





98 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:24:55.18 ID:YrmR04jSO
遊馬「俺のターン、ドロー! 俺は装備魔法『ガガガリベンジ』を発動。自分の墓地の「ガガガ」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。このカードがフィールド上から離れた時、装備モンスターを破壊する。俺はガガガマジシャンを選択!」

ATK1500

遊馬「さらにガガガガールを召喚。このカードは自分フィールド上の「ガガガマジシャン」1体を選択して発動できる。このカードは選択したモンスターと同じレベルになる」

レベル3→4

遊馬「俺はレベル4のガガガマジシャンとガガガガールでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚! こい、ガガガガンマン!!!」

ATK1500

さやか「ガガガガンマン……」

遊馬「ガガガリベンジは装備モンスターがオーバーレイユニットになる事によってこのカードが墓地へ送られた時、自分フィールド上の全てのエクシーズモンスターの攻撃力を300ポイントアップする」

ATK1500→1800

遊馬「さらにガガガガールの効果を発動。このカードを含む「ガガガ」と名のついたモンスターのみをオーバーレイユニットとしたエクシーズモンスターは新たな効果を得る。このエクシーズ召喚に成功した時、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力を0にする。俺はS・H・Ark Knightを選択」

ATK2100→0

さやか「そんな!?」

遊馬「ガガガガンマンでNo.101S・H・Ark Knightを攻撃!」

遊馬「この瞬間、ガガガガンマンの効果を発動。1ターンに1度、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除いて発動できる。攻撃表示のこのカードがこのターン、このカードが相手モンスターを攻撃するダメージステップの間、このカードの攻撃力は1000ポイントアップし、その相手モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする!」

ATK1800→2800

遊馬「いけ! ガガガガンマン!」

さやか「この攻撃は止める! 罠カード『くず鉄のかかし』!」

99 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:26:22.05 ID:YrmR04jSO
遊馬「そのカードは!?」

さやか「これで攻撃は無効に。さらにセットされた状態に戻る」

遊馬「くそっ……ターンエンドだ」

さやか「あぶない、あぶない。何とか凌いだわ」

遊馬「やるじゃねえか」

さやか「そっちもね。私のターン、ドロー!」

さやか「私は魔法カード『エクシーズエナジー』を発動。自分フィールド上のオーバーレイユニットを1つ取り除いて発動できる。相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する。私はガガガガンマンを破壊!!!」

遊馬「ガガガガンマン!」

さやか「さらに私は魔法カード『RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース』を発動。自分フィールド上のランク4のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターよりランクが1つ高い「CNo.」と名のついたモンスター1体を、選択した自分のモンスターをオーバーレイユニットにして、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する」

さやか「私はNo.101 S・H・Ark Knight1体でオーバーレイネットワークを再構築。カオスエクシーズチェンジ! 現れろ、CNo.101。満たされぬ魂の守護者よ。暗黒の騎士となって光を砕け! S・H・Dark Knight!」

ATK2800

遊馬「来たか……」

アストラル『遊馬』

遊馬「分かってるぜ、アストラル」

さやか「私はCNo.101S・H・Dark Knightでダイレクトアタック!」

遊馬「ぐわあああああ!!!!」

LP4000→1200

遊馬「罠カード発動! 『痛恨の訴え』! 相手モンスターの直接攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター1体のコントロールを次の自分のエンドフェイズ時まで得る。ただし、この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化され、攻撃宣言できない」

さやか「S・H・Dark Knight!」

さやか「……ターンエンド」

遊馬 LP4000 モンスター1 魔法・罠0 手札0

モンスター

CNo.101S・H・Dark Knight ATK2800

魔法・罠



さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札3

モンスター

魔法・罠




100 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:27:23.71 ID:YrmR04jSO
遊馬「なあ、さやか」

さやか「ん?」

遊馬「あんたとの決闘(デュエル)も滅茶苦茶楽しい。本当なら、こんな状況じゃなくて、決闘(デュエル)を楽しみたい」

さやか「あいにく、私は決闘者(デュエリスト)じゃないから」

遊馬「えっ?」

さやか「私はただ……」チラッ

ほむら「……」

さやか「暴走しすぎた『友達』を止めたいだけだからさ」

遊馬「……」

アストラル『遊馬。いくぞ』

遊馬「アストラル?」

アストラル『この決闘(デュエル)、我々は本気でいかなければならない』

遊馬「……ああ!」

遊馬「俺たち2人でオーバーレイ・ネットワークを構築!」

アストラル「絆は進化する! より強く!より固く!」

遊馬・アストラル「「絆結ばれし時!力と心が一つとなり、光の奇跡と伝説が生まれる! エクシーズ・チェンジ! ZEXAL!」」

ZEXAL「いくぜ、さやか」

さやか「合体するとか、ほんと、常識はずれだわ」

ZEXAL「魔法少女に言われたくはないな」

さやか「あはは。たしかに」

ZEXAL「俺のターン、デュエリストはカードを導く!  我が身が放つ一点なる光を目指し、来たれ勝利と希望のカード! シャイニング・ドロー!!」

ZEXAL「俺はS・H・Dark Knightをリリース! ドドドウォリアーを召喚!」

ATK2300

ZEXAL「ターンエンドだ」



101 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:28:11.44 ID:YrmR04jSO
アテム「さやかの場にはくず鉄のかかしがある。攻撃はできない」

遊戯『けど、CNo.101S・H・Dark Knightを除去できたのは大きいよ』

小鳥「遊馬……」



さやか「私のターン、ドロー! 私はフォトン・スラッシャーを特殊召喚。このカードは自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる」

さやか「ブライ・シンクロンを召喚。私はレベル4のフォトン・スラッシャーにブライ・シンクロンをチューニング!」

さやか「集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ! シンクロ召喚! 飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!!」

ZEXAL「マミが使っていたカードに遊星のカード!」

さやか「ブライ・シンクロンはシンクロ召喚の素材として墓地へ送られた場合、このターンのエンドフェイズ時まで、このカードをシンクロ素材としたシンクロモンスターの攻撃力は600ポイントアップし、効果は無効化される」

ATK2500→3100

さやか「スターダスト・ドラゴンでドドドウォーリアを攻撃! シューティング・ソニック!!!」

LP4000→3200

さやか「ターンエンド」

遊馬 LP3200 モンスター0 魔法・罠0 手札0

モンスター


魔法・罠


さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札2

モンスター

スターダスト・ドラゴン ATK2500

魔法・罠



102 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:28:52.83 ID:YrmR04jSO
ZEXAL「俺のターン、シャイニング・ドロー!!!!」

ZEXAL「俺はカードカー・Dを召喚。このカードが召喚に成功した自分のメインフェイズ1にこのカードをリリースして発動できる。デッキからカードを2枚ドローし、このターンのエンドフェイズになる。そして、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。ターンエンド」

さやか「私のターン、ドロー! 私は装備魔法『白銀の翼』をスターダスト・ドラゴンに装備。このカードはレベル8以上のドラゴン族シンクロモンスターにのみ装備可能。そして、装備モンスターは1ターンに2度まで、戦闘では破壊されない。さらに装備モンスターがカードの効果によって破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する事ができる」

ZEXAL「スターダストの守りを固めてきたか」

さやか「私はBKスイッチヒッターを召喚。このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「BK」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。私はBK ヘッドギアを特殊召喚。この効果を発動したターン、私は「BK」と名のついたモンスター以外のモンスターを特殊召喚できない。BK ヘッドギアでダイレクトアタック!」

ZEXAL「俺は護封剣の剣士を特殊召喚」

さやか「!?」

ZEXAL「相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する」

DEF2400

ZEXAL「さらにこのカードの守備力がその攻撃モンスターの攻撃力より高い場合、その攻撃モンスターを破壊する」

さやか「BK ヘッドギア!」

さやか「なら、スターダスト・ドラゴンで護封剣の剣士を攻撃!」

さやか「BKスイッチヒッターでダイレクトアタック!」

LP3200→1700

さやか「ターンエンド」

遊馬 LP1700 モンスター0 魔法・罠0 手札1

モンスター



魔法・罠



さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札1

モンスター

スターダスト・ドラゴン ATK2500

BKスイッチヒッター ATK1500

魔法・罠



103 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:29:44.69 ID:YrmR04jSO
ZEXAL「俺のターン、ドロー! 俺は死者蘇生を発動。墓地より舞い戻れ、ホープ!」

さやか「ホープ!?」

ZEXAL「そして、魔法カード『RUM−ヌメロン・フォース』を発動。自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。俺は希望皇ホープを選択。選択したモンスターと同じ種族でランクが1つ高い「CNo.」と名のついたモンスター1体を、選択した自分のモンスターをオーバーレイユニットにして、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する」

ZEXAL「現れろ、CNo.39! 未来に輝く勝利をつかめ。重なる思い、つながる心が世界を変える! 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー!」

ATK2800

ZEXAL「RUM−ヌメロン・フォースを発動したターン、この効果で特殊召喚したモンスター以外のフィールド上に表側表示で存在するカードの効果を全て無効にする」

さやか「ああ……」

ZEXAL「バトル! ホープレイ・ヴィクトリーでBKスイッチヒッターに攻撃! その瞬間、ホープレイ・ヴィクトリーの効果を発動。このカードが「希望皇ホープ」と名のついたモンスターをオーバーレイユニットとしている場合、以下の効果を得る。このカードが相手の表側表示モンスターに攻撃宣言した時、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除いて発動できる。ターン終了時まで、その相手モンスターの効果は無効化され、このカードの攻撃力はその相手モンスターの攻撃力分アップする」

ATK2800→4300

さやか「でも、くず鉄のかかしが」

ZEXAL「このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない」

さやか「そんな!?」

ZEXAL「ホープ剣・ダブルビクトリースラッシュ!!!」

ドガシャアアアアアアン

LP4000→1200

さやか「ぐはっ!」

ZEXAL「ターンエンドだ」

104 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:30:22.46 ID:YrmR04jSO
さやか「はあはあ……」

さやか(ホープレイ・ヴィクトリーの攻撃力は2800。スターダストの攻撃力は2500。効果は無効にされている。手札は1枚。ライフは1200)

さやか(たはは。絶体絶命って、やつだわ)

さやか「私のターン」

さやか(杏子……遊星……仁美……)

さやか(けど……引くしかない)

さやか「ドロー!」

さやか「!!! 私は手札から装備魔法『魔導師の力』を発動! 装備モンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールドの魔法・罠カードの数×500アップする」

さやか「私の場には3枚。よって、攻撃力は1500アップする」

ATK2500→4000

ZEXAL「だが、それでは俺のホープレイ・ヴィクトリーを倒しても、俺のライフは削れないぜ」

さやか「たしかにあんた、しつこそうだし、このターンで蹴りをつけないと、逆転もあるかもね」

さやか「バトル! スターダストでホープレイ・ヴィクトリーに攻撃!」

ZEXAL「来るか、さやか!」

さやか「速攻魔法『収縮』。フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズ時まで半分になる」

ZEXAL「なに!?」

ATK2800→1400

さやか「結局、私は馬鹿だからさ。すごいデッキを作るのは無理だし」

さやか「だから、誰かの力を借りるしか」

ZEXAL「さやか」

さやか「?」

ZEXAL「強かったぜ」

さやか「………シューティング・ソニック!!!!」

LP1700→0

105 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/17(水) 08:31:05.72 ID:YrmR04jSO
小鳥「遊馬!」

ZEXAL→遊馬・アストラル

遊馬「小鳥、か」

小鳥「遊馬……」

遊馬「心配するな。ちょっとの別れだ」

小鳥「ちょっとの?」

遊馬「ああ。残りの2人なら、必ず、あいつを倒してくれるさ」

小鳥「遊馬………分かった。私も信じる」

アストラル『……時間だな』

遊馬「……ああ」

ピシャアアアアアン

小鳥「ゆうまあああああああ!!!」



ほむら「ついに最終戦、決勝戦よ」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「待ってなさい、まどか。これが最後よ」



アテム「美樹さやか……」

さやか「武藤遊戯……」

ほむら「長かった戦いも終わり。勝ったほうが優勝よ」

アテム「美樹さやか」

さやか「ん?」

アテム「遊星たちを倒したその力、俺が見定めてやるぜ」

さやか「……」ゾクッ

ほむら「では、最期の戦いを」パンッ

さやか・アテム「「決闘(デュエル)!!!」」



今回はここまでです

次回は月曜日までに
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/17(水) 21:59:08.33 ID:/M+6QPTdO
乙ー
全遊戯王主人公好きとしては辛すぎる展開だ…
107 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:15:53.13 ID:18Gw1+SSO
さやか LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

遊戯 LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

アテム「先攻は譲るぜ。全力でかかってこい!」

さやか「ふん。私のターン!」



ほむら「佐倉杏子のデッキはすでに武藤遊戯に破られている。どう立ち向かうのかしら」



さやか「私はフォトン・スラッシャーを特殊召喚!」

さやか「フォトン・スラッシャーは自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる」

さやか「そして、BK ヘッドギアを召喚。このカードが召喚に成功した時、デッキから「BK」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。私はBK スイッチヒッターを墓地に送る」

アテム「レベル4のモンスターが2体……来るか」

さやか「私はレベル4のフォトン・スラッシャーとBK ヘッドギアでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

さやか「現れろ! No.101! 満たされぬ魂を乗せた方舟よ。光届かぬ深淵より浮上せよ! S・H・Ark Knight!」

ATK2100

さやか「カードを2枚伏せて、ターンエンド」

108 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:16:22.34 ID:18Gw1+SSO
アテム「1ターン目からエースモンスターを出すとは……そうこなくちゃ、面白くないぜ」

アテム「俺のターン、ドロー!」

アテム「俺は手札からカードを1枚捨てて、THEトリッキーを特殊召喚。このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる」

ブラック・マジシャン

アテム「俺は磁石の戦士γを召喚」

ATK1500

アテム「カードを2枚伏せて、ターンエンド」

さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札1

モンスター

No.101 S・H・Ark Knight ATK2100

魔法・罠



遊戯 LP4000 モンスター2 魔法・罠2 手札1

モンスター

THEトリッキー ATK2000

磁石の戦士γ ATK1500

魔法・罠



109 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:17:05.54 ID:18Gw1+SSO
さやか(私のS・H・Ark Knightの攻撃力が上なのに、攻撃表示?)

さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「私はS・H・Ark Knightの効果を発動。このカードのオーバーレイユニットを2つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをこのカードの下のオーバーレイユニットとする」

さやか「THEトリッキーを選択!」

アテム「やはり、そうきたか。だが、甘いぜ! カウンター罠『天罰』」

さやか「!?」

アテム「こいつは手札を1枚捨てて発動する。効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する!」

疾風の暗黒騎士ガイア

さやか「なっ!?」

アテム「どうした、さやか? もう、打つ手がないのか?」

さやか「私はモンスターをセット。ターンエンド」

アテム「俺のターン、ドロー。俺は磁石の戦士αを召喚」

ATK1400

アテム「俺はTHEトリッキーでセットモンスターを攻撃!」

さやか「くず鉄のかかしを発動!」

アテム「甘いぜ、さやか! カウンター罠『盗賊の七つ道具』」

さやか「!?」

アテム「こいつは罠カードが発動した時、1000LPを払って発動でき、その発動を無効にし破壊する」

LP4000→3000



龍亞「これがキングオブデュエリストの武藤遊戯……」

龍可「さやかさんの戦術をことごとく、防いでいるわ」



アテム「攻撃続行! THEトリッキーでセットモンスターを攻撃」

さやか「セットモンスターはシールド・ウィング。このカードは1ターンに2度まで、戦闘では破壊されない!」

アテム「ならば、磁石の戦士α、γの連続攻撃!」

さやか「シールド・ウィング!」

アテム「ターンエンドだ」

さやか LP4000 モンスター0 魔法・罠1 手札1

モンスター

魔法・罠



遊戯 LP3000 モンスター3 魔法・罠0 手札0

モンスター

THEトリッキー ATK2000

磁石の戦士α ATK1400

磁石の戦士γ ATK1500

魔法・罠

110 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:17:42.25 ID:18Gw1+SSO
さやか「強い………私には……」

???『うつむいてんじゃねえよ』

さやか「え?」

遊馬・アストラル『『………』』

さやか「……遊馬、アストラル」

さやか「………私のターン、ドロー!」

さやか「私はBKグラスジョーを召喚。さらにBKスパーを特殊召喚! 自分フィールド上に「BK」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる」

アテム「フィールドにモンスターを2体揃えたか」

さやか「まだまだ! 私はレベル4のBKグラスジョーとBKスパーでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

さやか「現れろ、No.39 希望皇ホープ!!!!」

ATK2500

アテム「そのカードは!? いつの間に」

さやか「ターンエンド!!!」

アテム「俺のターン、ドロー」

アテム「さやか。お前はたくさんの強敵と戦い、絆や力をつけてきたようだな。だが、それは俺もおなじだ! 磁石の戦士、α、γを生け贄にE・HEROネオスを召喚!」

ATK2500

さやか「ネオス……」

アテム「ネオスでホープを攻撃!」

さやか「ホープの効果を発動。自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除いて発動できる。そのモンスターの攻撃を無効にする。ムーンバリア!!!」

アテム「THEトリッキーを守備にして、ターンエンド」

さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

No.39希望皇ホープ ATK2500

魔法・罠



遊戯 LP3000 モンスター2 魔法・罠0 手札0

モンスター

THEトリッキー DEF1200

E・HEROネオス ATK2500

魔法・罠

111 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:18:09.70 ID:18Gw1+SSO
さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「私はホープでTHEトリッキーを攻撃!」

アテム「くっ……」

さやか「モンスターをセット。ターンエンド」

アテム「俺のターン、ドロー。俺は死者蘇生を発動。墓地より舞い戻れ、ブラック・マジシャン!」

ATK2500

さやか「ブラック・マジシャン!?」

アテム「ネオスでホープを攻撃!」

さやか「ホープの効果で攻撃を無効にする!」

アテム「ならば、ブラック・マジシャンでNo.39希望皇ホープに攻撃!」

さやか「希望皇ホープはオーバーレイユニットの無い状態で攻撃対象に選択された時、破壊される」

アテム「ブラック・マジシャンでセットモンスターを攻撃! 黒・魔・導」

セットモンスター→ロードランナー

さやか「ロードランナーは攻撃力1900以上のモンスターとの戦闘では破壊されない!」

アテム「ターンエンド」

さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

ロードランナー DEF300

魔法・罠



遊戯 LP3000 モンスター2 魔法・罠0 手札0

モンスター

ブラック・マジシャン ATK2500

E・HEROネオス ATK2500

魔法・罠

112 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:18:36.81 ID:18Gw1+SSO
ほむら「美樹さやかも頑張ってるけれど、武藤遊戯が優勢ね」

まどか「さやかちゃん……」



さやか「私のターン、ドロー!」

さやか(ロードランナーの効果のおかげで容易に突破はできないはず。とりあえず、今は場を整える必要がある)

さやか「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

アテム「俺のターン、ドロー!」

アテム「さやか。このターン、ロードランナーの効果で貴様への攻撃は無意味。だが、貴様をさらに追い詰めてやるぜ」

アテム「俺は魔法カード『ティマイオスの眼』を発動。自分フィールドの「ブラック・マジシャン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを融合素材として墓地へ送り、そのカード名が融合素材として記されている融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。俺はブラック・マジシャンを墓地に送り、呪符竜(アミュレット・ドラゴン)を融合召喚!!!」

ATK2900

さやか「攻撃力2900……」

アテム「あまいぜ。このカードは特殊召喚に成功した場合、
自分・相手の墓地の魔法カードを任意の数だけ対象として発動する。そのカードを除外し、このカードの攻撃力はその除外したカードの数×100アップする」

死者蘇生

アテム「攻撃力は100アップする」

ATK2900→3000

アテム「ターンエンド」

さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠2 手札0

モンスター

ロードランナー DEF300

魔法・罠



遊戯 LP3000 モンスター2 魔法・罠0 手札0

モンスター

呪符竜 ATK3000

E・HEROネオス ATK2500

魔法・罠

113 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:19:09.88 ID:18Gw1+SSO
さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「私は貪欲な壺を発動。墓地のモンスターを5枚」

No.39 希望皇ホープ
BKスパー
BKグラスジョー
BK スイッチヒッター
BK ヘッドギア

さやか「カードを2枚ドロー!」

さやか「……ターンエンド」

アテム「どうやら、目当てのカードは引けなかったようだな」

アテム「俺のターン、ドロー!」

アテム「モンスターは引けなかった、か。だが、このターン、俺は貴様をさらに追い込むぜ。魔法カード『大嵐』を発動」

さやか「!?」

アテム「このカードはフィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する」

さやか「そんな………でも、予想通り! 罠カード『スターライト・ロード』! 自分フィールド上のカードを2枚以上破壊する効果が発動した時に発動できる。その効果を無効にし破壊する」

アテム「なに!?」

さやか「さらにその後、「スターダスト・ドラゴン」1体を
エクストラデッキから特殊召喚できる」

ATK2500

アテム「スターダスト!?」

アテム「やるじゃないか。俺のカードを無効にし、遊星のエースモンスターを出すとはな。だが、呪符竜(アミュレット・ドラゴン)でスターダスト・ドラゴンを攻撃!」

さやか「罠カード『バスター・モード』を発動!」

アテム「バスター・モード?」

さやか「自分フィールド上のシンクロモンスター1体をリリースして発動できる。リリースしたシンクロモンスターのカード名が含まれる
「/バスター」と名のついたモンスター1体をデッキから表側攻撃表示で特殊召喚する。スターダストをリリース! スターダスト・ドラゴン/バスターを特殊召喚!!!」

ATK3000

アテム「スターダストが進化したのか」

さやか「へへーん。どうよ」

アテム「ネオスを守備にして、ターンエンドだ」

さやか LP4000 モンスター2 魔法・罠0 手札2

モンスター

スターダスト・ドラゴン/バスター ATK3000

ロードランナー DEF300

魔法・罠

0

遊戯 LP3000 モンスター2 魔法・罠0 手札0

モンスター

呪符竜 ATK3000

E・HEROネオス DEF2000

魔法・罠

114 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:19:41.21 ID:18Gw1+SSO
さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「スターダスト・ドラゴン/バスターでネオスを攻撃!」

さやか「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

アテム「俺のターン、ドロー!」


アテム「俺は魔導戦士ブレイカーを召喚」

アテム「このカードが召喚に成功した場合、このカードに魔力カウンターを1つ置く。そのカウンター1つにつき、攻撃力が300アップする」
アテム「俺は呪符竜でスターダスト・ドラゴン/バスターを攻撃!」

さやか「同士討ち!?」

アテム「ただの同士討ちじゃないぜ。このカードが破壊された場合、自分の墓地の魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。その魔法使い族モンスターを特殊召喚する。俺はブラック・マジシャンを特殊召喚!」

アテム「そして、魔導戦士ブレイカーの効果を発動。このカードの魔力カウンターを1つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊する。俺はあんたの伏せカードを破壊する!」

バブル・ブリンガー

アテム「ターンエンドだ」

さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠0 手札2

モンスター


ロードランナー DEF300

魔法・罠

0

遊戯 LP3000 モンスター2 魔法・罠0 手札0

モンスター

ブラック・マジシャン ATK2500

魔導戦士ブレイカー ATK1600

魔法・罠

115 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:20:09.01 ID:18Gw1+SSO
さやか(もう、ロードランナーの壁は通じない)

さやか「私のターン、ドロー!」

さやか(違う。このカードじゃない)

さやか「ターンエンド」

アテム「俺のターン、ドロー」

アテム「魔導戦士ブレイカーでロードランナーを攻撃!」

アテム「ブラック・マジシャンでダイレクトアタック!」

LP4000→1500

さやか「がはっ」



まどか「さやかちゃん!」



アテム「ターンエンドだ」

さやか LP1500 モンスター0 魔法・罠0 手札3

モンスター




魔法・罠

0

遊戯 LP3000 モンスター2 魔法・罠0 手札1

モンスター

ブラック・マジシャン ATK2500

魔導戦士ブレイカー ATK1600

魔法・罠

116 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:22:28.48 ID:18Gw1+SSO
さやか「私のターン」

さやか(このドローにすべてがかかっている……)

さやか「ドロオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

さやか「!! 私が引いたカードはRUM―七皇の剣!」

アテム「!!」

さやか「「CNo.」以外の「No.101」〜「No.107」のいずれかをカード名に含むモンスター1体を、自分のエクストラデッキ・墓地から特殊召喚し、そのモンスターと同じ「No.」の数字を持つ「CNo.」と名のついたモンスターをその特殊召喚したモンスターをオーバーレイユニットとして、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。私はNo.101を特殊召喚! モンスター1体でオーバーレイネットワークを再構築! カオス・エクシーズチェンジ!」

さやか「現れろ、CNo.101! 満たされぬ魂の守護者よ。暗黒の騎士となって光を砕け! S・H・Dark Knight!」

ATK2800

アテム「ついに現れたか。真のエースが」

さやか「S・H・Dark Knightの効果を発動。1ターンに1度、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをこのカードのオーバーレイユニットとする。私はブラック・マジシャンを選択!」

アテム「ブラック・マジシャン!」

さやか(このターンに蹴りをつけなければ、私は勝てない)

さやか「勝負! 私は2枚の装備魔法を発動。団結の力と魔術師の力。団結の力は装備モンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体につき800ポイントアップする。魔術師の力は装備モンスターの攻撃力・守備力を自分フィールドの魔法・罠カードの数×500アップする。よって、攻撃力は1800アップ!」

ATK2800→4600

アテム(この攻撃が通れば、俺のライフは0になる。そして、俺の手札には……)

クリボー

遊戯『合格だね、もう1人の僕』

アテム(相棒……だが)

遊戯『僕なら、大丈夫だよ』

アテム「………すまない」

さやか「私はS・H・Dark Knightで魔導戦士ブレイカーに攻撃!」

ドガシャアアアアアアアン

LP3000→0


117 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:22:55.27 ID:18Gw1+SSO
さやか「か、勝った……?」



まどか「さ、さやかちゃん!」

ほむら「ま、まさか、彼女が……」

アテム「……」

千年パズル『キラーン』

遊戯「お見事だったよ」

さやか「あ、ありがとうございます」

さやか(あれ? 雰囲気が……)

遊戯「これ」

千年パズル

さやか「え? こんなのもらっても、私、どうすれば……」

遊戯「この千年パズルはきっと、役に立つよ」

さやか「いや、こんなのより、カードのほうが」

118 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:23:35.42 ID:18Gw1+SSO
まどか「さやかちゃん!?」

QB「やれやれ。彼女はリアリストのようだね」

まどか「あれ? キュウベえ? ほむらちゃんは?」



遊戯「頑張って」

ピシャアアアアアン

さやか「………遊戯さん」

さやか「ほむら! 最後はあんたの……」



まどか「ほむらちゃーん?」



さやか「あり?」

ほむら「私なら、ここよ」←エネルギー機前

119 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:24:04.78 ID:18Gw1+SSO
さやか「あんた……」

ほむら「おめでとう、美樹さやか。まさか、あなたが優勝するなんてね」

さやか「まだ、終わってない! あんたを倒すまではね!!!」

ほむら「そうね。でも、それは無理ね」

さやか「なにおう! このさやかちゃんの実力をあまくみてると痛い目にあわせるよ!」

ほむら「あなたの実力をあまくみてはいないわ」

ほむら「あなたは強いわ。でも、私には関係ない」

ゴゴゴゴ

さやか「!?」

ほむら「すでにエネルギーは十分。このエネルギーで私は円環の理を完全に掌握する」

さやか「!?」

まどか「ほむらちゃん!?」

ほむら「これでまどかが円環の理に戻ることはない。すべてを忘れて、幸せになれる」

さやか「ふざけるな! 約束が違う!」

ほむら「私は悪魔よ? 約束を護るはずはないわ」

ほむら「さようなら。まどかをよろ……」

千年パズル『キラーン』

ほむら「!?」

120 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/22(月) 08:25:13.50 ID:18Gw1+SSO
千年パズル内

ほむら「ここは……」

???「ようこそ」

ほむら「!? あなたは……」

ほむら「武藤遊戯!?」

アテム「……」

ほむら「なぜ、あなたがここに……というか、ここはどこなの?」

アテム「あんたを招待したのさ。誰にも邪魔されないこの場所、千年パズルの中に」

ほむら「何ですって……冗談じゃないわ!」

アテム「ここを出るには俺『達』と戦うか、出口を探すしかない」

ほむら「あなたに構ってる暇はないわ」

タッタッタッ

アテム「見せてもらうぜ。本当のお前を」



メガほむ「……この部屋は」

ガチャッ

メガほむ「行き止まり? というか、どうして、私は眼鏡を……」

???「あんたが俺の相手か」

メガほむ「あなたは……」

遊矢「よお」

メガほむ「榊遊矢!? なぜ、あなたが……」

遊矢「さあな。そんなことより」

メガほむ「決闘(デュエル)……ですか」

遊矢「ああ!」

メガほむ「……分かりました。ここであなたを倒し、わけのわからない世界から脱出することにします」

遊矢「じゃあ、いくぜ」

メガほむ・遊矢「「決闘(デュエル)!!!」」



今回はここまでです

次回は土曜日までに
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/22(月) 09:38:04.39 ID:B4h3Ot+Jo
遊矢ああああ(´;ω;`)
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/22(月) 13:25:10.30 ID:yG0iGUT40
パズルの中の空間とかあったなあ
123 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:23:59.49 ID:ljmKLZVSO
メガほむ LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

遊矢 LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

遊矢「先攻はあんたに譲るぜ」

メガほむ(な、何なんですか、この状況は)

メガほむ「私のターン、ドロー」

メガほむ「私はヴォルカニック・ロケットを召喚します!」

メガほむ「このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキ・墓地から「ブレイズ・キャノン」と名のついたカード1枚を選んで手札に加える事ができます。私はブレイズ・キャノンを手札に加えます」

遊矢「ヴォルカニック……炎属性のモンスター、か。あんたの名前にぴったりだな」

メガほむ「名前……」



まどか『何かさ、燃え上がれーって感じでカッコいいと思うなぁ』

まどか『せっかく素敵な名前なんだから、ほむらちゃんもカッコよくなっちゃえばいいんだよ』



メガほむ「……私はブレイズ・キャノンを発動。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

124 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:24:25.81 ID:ljmKLZVSO
遊矢「俺のターン、ドロー!」

遊矢「俺はEMフレンドンキーを召喚! このカードが召喚に成功した時、自分の手札・墓地からレベル4以下の「EM」モンスター1体を選んで特殊召喚する。俺はEMウィップ・バイパーを特殊召喚!」

ATK1600

ATK1700

遊矢「そして、ウィップ・バイパーの効果を発動。1ターンに1度、フィールドの表側表示のモンスター1体を対象とし、そのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで入れ替える。俺はヴォルカニック・ロケットを選択」

ATK1900→1400

メガほむ「攻撃力が!?」

遊矢「ウィップ・バイパーでヴォルカニック・ロケットを攻撃!」

メガほむ「罠カード『鎖付き爆弾』を発動します」

遊矢「!!」

メガほむ「このカードは発動後、攻撃力500ポイントアップの装備カードとなり、自分フィールド上のモンスター1体に装備する。装備カードとなったこのカードがカードの効果によって破壊された時、フィールド上のカード1枚を選択して破壊します。私はヴォルカニック・ロケットに装備」

ATK1400→1900

メガほむ「反撃!」

LP4000→3800

遊矢「ウィップ・バイパー!」

遊矢「……俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

メガほむ「エンドフェイズ時にヴォルカニック・ロケットの攻撃力は元に戻ります」

ATK1900→2400

メガほむ LP4000 モンスター1 魔法・罠2 手札3

モンスター

ヴォルカニック・ロケット ATK2400

魔法・罠

ブレイズ・キャノン

鎖付き爆弾

遊矢 LP3800 モンスター1 魔法・罠1 手札3

モンスター

EMフレンドンキー ATK1600

魔法・罠



125 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:24:52.49 ID:ljmKLZVSO
メガほむ「私のターン、ドロー」

メガほむ「質問に答えてください。あなたは遊城十代に敗れ、消えたはず。なのに、どうして……」

遊矢「……」

メガほむ「喋る気はないみたいですね。私はブレイズ・キャノンの効果を発動」

メガほむ「自分のメインフェイズ時に相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できます。手札から攻撃力500以下の炎族モンスター1体を墓地へ送り、選択した相手モンスターを破壊、そして、この効果を発動するターン、自分のモンスターは攻撃できません。私はEMフレンドンキーを選択します」

ヴォルカニック・バレット

メガほむ「EMフレンドンキーを破壊します!」

遊矢「フレンドンキー……」

メガほむ「さらにこのカードが墓地に存在する場合、自分のメインフェイズ時に1度、500ライフポイントを払う事で、デッキから「ヴォルカニック・バレット」1体を手札に加えます」

LP4000→3500

メガほむ「ターンエンドです」

126 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:25:53.23 ID:ljmKLZVSO
遊矢「俺のターン、ドロー!」

時読みの魔術師

遊矢「よし!」

メガほむ「……」

メガほむ(一体、ここは何なの? 怖い……まどか……)

遊矢「なあ、あんた」

メガほむ「?」

遊矢「辛そう顔するなよ」

メガほむ「え?」

遊矢「決闘(デュエル)ってのはそんな顔をしてやるもんじゃないぜ」

メガほむ「………あなたに何が分かるんですか」

遊矢「……何にも分からないな」

メガほむ「!?」

遊矢「だから、俺が何をしてあげられかは分からない。俺には決闘(デュエル)、俺のエンタメデュエルであんたを笑顔にすることくらいしかできない」

メガほむ「え、笑顔……?」

遊矢「俺はペンデュラムゾーンに時読みの魔術師と星読みの魔術師をセッティング! これにより、レベル2から7のモンスターが同時に召喚可能」

遊矢「揺れろ、魂のペンデュラム! 天空に描け光のアーク! ペンデュラム召喚!!」

遊矢「現れろ、俺のモンスター達!」

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

EMアメンボート DEF1600

遊矢「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでヴォルカニック・ロケットを攻撃!!」

遊矢「そのふた色の眼でとらえたすべてを焼き払え! 螺旋のストライクバースト!!!」

メガほむ「ぐっ!?」

遊矢「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの効果! このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる!!!」

LP3500→3300

メガほむ「この程度のダメージ……」

遊矢「ターンエンドだ」

メガほむ LP3300 モンスター0 魔法・罠2 手札4

モンスター


魔法・罠

ブレイズ・キャノン


遊矢 LP3800 モンスター2 魔法・罠3 手札0

モンスター

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

EMアメンボート DEF1600

魔法・罠



時読みの魔術師

星読みの魔術師

127 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:27:00.92 ID:ljmKLZVSO
メガほむ「私のターン」

メガほむ(この場所……まるで、魔女の結界みたい……)



まどか『いきなり秘密がバレちゃったね』

まどか『クラスのみんなには、内緒だよっ』



メガほむ「……ドロー!」

メガほむ「こんな決闘(デュエル)はさっさと終わらせて、早く、まどかを救いにいかせてもらいます」

遊矢「……」

メガほむ「私はブレイズ・キャノンを墓地に送り、ブレイズ・キャノン−トライデントを発動します。さらにこのカードは自分のメインフェイズ時、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。手札から炎族モンスター1体を墓地へ送り」

ヴォルカニック・バレット

メガほむ「選択した相手モンスターを破壊し、相手ライフに500ポイントダメージを与えます。私はEMアメンボートを破壊します」

遊矢「アメンボートを!?」

LP3800→3300

メガほむ「ペンデュラムモンスターは破壊しても、エクストラデッキに戻り、再び、フィールドに戻ります。だから、破壊しても、無意味です」

遊矢「へへっ。あんたも考えてるじゃん」

メガほむ「私はブレイズ・キャノン−トライデントを墓地に送り、ヴォルカニック・デビルを特殊召喚します」

ATK3000

メガほむ「このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する「ブレイズ・キャノン−トライデント」1枚を墓地へ送った場合に特殊召喚できます。さらに相手のバトルフェイズ中、相手フィールド上にモンスターが攻撃表示で存在する場合、相手はこのカードに攻撃をしなければなりません」

遊矢「なんだって!?」

メガほむ「カードを1枚伏せて、ターンエンドです」

128 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:27:26.37 ID:ljmKLZVSO
遊矢「俺のターン、ドロー!」

メガほむ(私の伏せカードはエネミーコントローラー。これでオッドアイズを守備にしても、攻撃表示に戻し、無理矢理、バトルに持ち込みます)

遊矢「いくぜ! 俺はEMシルバー・クロウを召喚」

ATK1800

メガほむ「攻撃表示!?」

遊矢「罠カード『エンタメ・フラッシュ』を発動!」

メガほむ「!?」

遊矢「このカードは自分フィールドに「EM」モンスターが存在する場合に発動できる。相手フィールドの表側攻撃表示モンスターは全て守備表示になり、そのモンスターは次のターンの終了時まで表示形式を変更できない」

DEF1800

遊矢「EMシルバー・クロウでヴォルカニック・デビルを攻撃!」

メガほむ「シルバー・クロウの攻撃力とヴォルカニック・デビルの守備力は同じ……」

遊矢「シルバー・クロウはこのカードの攻撃宣言時に効果を発動する。自分フィールドの「EM」モンスターの攻撃力は
バトルフェイズ終了時まで300アップする」

ATK1800→2100

メガほむ「!?」

遊矢「ヴォルカニック・デビルを破壊! オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでダイレクトアタック!」

メガほむ「え、エネミーコントローラーを発動。相手フィールド上に表側表示で存在する モンスター1体を選択し、表示形式を変更する。私はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを守備表示に」

遊矢「星読みの魔術師の効果を発動! 自分のペンデュラムモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法カードを発動できない」

メガほむ「そんな!?」

遊矢「そのふた色の眼でとらえたすべてを焼き払え! 螺旋のストライクバースト!!!」

メガほむ「きゃあああああああ」バタンッ

LP3300→800

遊矢「ターンエンド」

メガほむ LP800 モンスター0 魔法・罠1 手札2

モンスター

魔法・罠



遊矢 LP3300 モンスター2 魔法・罠2 手札0

モンスター

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

EMシルバー・クロウ ATK1800

魔法・罠

時読みの魔術師

星読みの魔術師

129 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:28:29.60 ID:ljmKLZVSO
メガほむ「はあはあ……」

メガほむ(強い……強すぎる……)

メガほむ「私は……」

遊矢「立てよ」

メガほむ「え?」

遊矢「まだ、決闘(デュエル)は終わってない。あんたのこのターン。燃え上がるような決闘(デュエル)を見せてくれ」

メガほむ「!?」

遊矢「あんたの名前みたいな」

メガほむ「………あなた達に何が分かるんですか」

遊矢「?」

メガほむ「私がどんな想いで……」

遊矢「あんたがどんな想いかなんて、分からないな。俺にできるのはあんたに笑ってもらうことだけだ」

メガほむ「………私のターン、ドロー!」

メガほむ「私は墓地のヴォルカニック・バレットの効果を発動。このカードが墓地に存在する場合、自分のメインフェイズ時に1度、500ライフポイントを払う事で、デッキから「ヴォルカニック・バレット」1体を手札に加える」

LP800→300

メガほむ「私はカードを1枚伏せます」

メガほむ「さらに融合を発動。手札のヴォルカニック・バレットとUFOタートルを融合! 重爆撃禽ボム・フェネクス!!!!」

ATK2800

遊矢「融合召喚……」

メガほむ「このカードは自分のメインフェイズ時、フィールド上に存在するカード1枚につき300ポイントダメージを相手ライフに与える事ができます。ただし、この効果を発動するターンこのカードは攻撃する事ができません。さらにこの効果は1ターンに1度しか使用できません」

遊矢「あんたの場には2枚」

メガほむ「あなたの場には4枚」

遊矢「計6枚!」

メガほむ「よって、1800のダメージを与えます!」

LP3300→1500

遊矢「うわああああ」

メガほむ「ターンエンドです。これで次のターンに私の勝ちです」

遊矢「……それはどうかな」

メガほむ「!?」

130 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:29:04.83 ID:ljmKLZVSO
遊矢「まだ、俺のターンは始まってもないぜ」

メガほむ「このターン、あなたの手札は0です。次にこの状況を打開できるカードを引かなければ、奇跡が起きなければ、あなたの勝ちはありません」

遊矢「……」

メガほむ「あなたには敗北の未来しかありません」

遊矢「……俺の敗北、か」

メガほむ「……ええ」

メガほむ「……」

遊矢「――皆様、大変お待たせしました!」

メガほむ「!?」

遊矢「これより、私、榊遊矢の逆転ショーをご覧に入れます。とはいっても、観客は暁美ほむらさん。あなただけですが」

メガほむ「あなた……」



ほむら『誰も、未来を信じない。誰も、未来を受け止められない。だったら、私は……』



メガほむ「あなたも未来を受け入れられないんですか」

遊矢「私のターン、ドロー!」チラッ

メガほむ(私の伏せカードは重爆撃禽ボム・フェネクスの効果ダメージをあげるためのダミー。とはいえ、この状況をひっくり返すカードなんて、そうそうには引けません)

遊矢「私が引いたカードは皆様のアイドルEMディスカバー・ヒッポ! もちろん、ステージに招待します」

ATK800

メガほむ「そんなカードを召喚しても、この状況は覆らないわ」

131 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:29:42.16 ID:ljmKLZVSO
遊矢「ではいよいよ、真打ちにご登場願いましょう」

メガほむ「真打ち!?」

遊矢「私はドラゴン族・闇属性のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと獣族のEMディスカバー・ヒッポをリリース」

遊矢「エクストラデッキより、ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを特殊召喚!」

ATK3000

メガほむ「ビ、ビースト・アイズ……」

遊矢「このカードは自分フィールドのドラゴン族・闇属性モンスターと獣族モンスターをリリースした場合にエクストラデッキから特殊召喚できるのです」

メガほむ「……」

遊矢「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで重爆撃禽ボム・フェネクスを攻撃!」

LP300→100

メガほむ「……まだ、私のライフは」

遊矢「このカードは戦闘でモンスターを破壊した場合、このカードの融合素材とした獣族モンスター1体の元々の攻撃力分のダメージを相手に与えます。EMディスカバー・ヒッポの攻撃力は800。よって、800のダメージをあなたに与えます」

メガほむ「そんな!?」

遊矢「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」

LP100→0

132 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:30:41.35 ID:ljmKLZVSO
メガほむ「………」

遊矢「どうだった? あんたのためだけの逆転ショーは」

メガほむ「………私の負け」

バタンッ

メガほむ「……ごめんね………まどか………私……」

遊矢「ほら」スッ

メガほむ「??」

遊矢「掴まれよ」

メガほむ「………え?」

遊矢「あんたとの決闘(デュエル)、面白かったぜ」

メガほむ「………馬鹿じゃないんですか? 私はあなた達の敵なんですよ」

ギュッ

遊矢「関係ないさ」

メガほむ「!?」

遊矢「――俺にはほむらがなんで、そんなに苦しんでたかは知らない。でも、こんなに楽しい決闘(デュエル)をしたんだ。あんたは悪いやつなんかじゃない」

メガほむ「………」

ギュッ

メガほむ「あなたに私の何が分かるんですか」

遊矢「俺に分かるのはあんたには何よりも大切なものがあるくらいかな? たとえ、それが世界を犠牲にしてでも」

メガほむ「そうよ。だから、私は……」

遊矢「ほむら」

メガほむ「!?」

遊矢「良い名前だな」

メガほむ「何を言って」

遊矢「俺に分かったのはあんたの根本は悪いやつじゃないってことだけだよ」スタスタ

メガほむ「ま、待って!」

ガチャッ



133 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/09/27(土) 09:31:27.22 ID:ljmKLZVSO
クーほむ「ここは……」

クーほむ「眼鏡は……」

???「来たか」

クーほむ「あなたは!?」

クーほむ「不動……遊星!?」

遊星「……」

クーほむ「どうして、あなたが……榊遊矢は? ここは一体」

遊星「ここは本当のお前を知るべき場所」

クーほむ「本当の私……」

遊星「先に進みたいなら、俺と決闘(デュエル)だ」

クーほむ「……分かったわ。私の邪魔をするなら、容赦はしない」

クーほむ・遊星「「決闘(デュエル)!!!」」





今回はここまでです

次回は水曜日までに
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/27(土) 10:17:41.30 ID:7ExzeCBTo
乙ー
遊戯王の主人公はどいつもこいつもイケメンすぎて困る
135 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:08:06.94 ID:0ARuSvwSO
遊星 LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

クーほむ LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

遊星「俺のターン」

遊星「俺はモンスターをセット。カードを2枚伏せて、ターンエンド」

クーほむ「私のターン、ドロー」

クーほむ「私は機皇兵ワイゼル・アインを召喚」

ATK1800

クーほむ「フィールド魔法『機動要塞フォルテシモ』を発動」

クーほむ「このカードは1ターンに1度、自分の手札から「機皇兵」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。私は機皇兵スキエル・アインを特殊召喚」

クーほむ「このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする」

ATK1200→1400

クーほむ「さらに機皇兵ワイゼル・アインもこのカード以外のフィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする」

ATK1800→1900

遊星「……」

クーほむ「不動遊星。あなたが私の邪魔をするなら、容赦はしないわ。私は機皇兵スキエル・アインでセットモンスターを攻撃」

クーほむ「この瞬間、機皇兵ワイゼル・アインの効果を発動。1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在する
モンスターを攻撃対象とした、このカード以外の自分の「機皇」と名のついたモンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える」

遊星「セットモンスターはシールド・ウィング」

DEF900

遊星「このカードは1ターンに2度まで、戦闘では破壊されない」

クーほむ「だけど、ダメージは受けてもらうわ」

LP4000→3500

遊星「ぐっ……」

クーほむ「不動遊星。あなたが私の邪魔をやめないのなら、容赦はしないわ。ターンエンド」

遊星「そのエンドフェイズ時に罠カード発動。『トゥルース・リインフォース』」

遊星「このカードはデッキからレベル2以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。俺はスピード・ウォリアーを特殊召喚」

ATK900

遊星 LP3500 モンスター2 魔法・罠2 手札2

モンスター

シールド・ウィング DEF900

スピード・ウォリアー ATK900

魔法・罠



クーほむ LP4000 モンスター2 魔法・罠1 手札3

モンスター

機皇兵スキエル・アイン ATK1400

機皇兵ワイゼル・アイン ATK1900

魔法・罠

機動要塞フォルテシモ

136 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:10:47.66 ID:0ARuSvwSO
遊星「俺のターン、ドロー」

遊星「ほむら。俺は、俺達は、お前の邪魔をしたいんじゃない」

クーほむ「後少しでまどかを救い出せる。それを止めようとするあなた達は邪魔をしている以外の何者でもないわ」

遊星「俺達は邪魔をしているんじゃない。間違った道を進もうとするお前を止めたいだけだ」

クーほむ「物は言いようね。あなたのターンよ」

遊星「俺のターン、ドロー!」

遊星「デブリ・ドラゴンを召喚!」

遊星「俺はレベル2シールド・ウィングとレベル2スピード・ウォリアーにレベル4デブリ・ドラゴンをチューニング!」

遊星「集いし願いが新たに輝く星となる、光射す道となれ! シンクロ召喚! 飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!!」

ATK2500

クーほむ「来たわね……スターダスト!」

遊星「スターダスト・ドラゴンで機皇兵スキエル・アインを攻撃! シューティング・ソニック!」

LP4000→2900

クーほむ「………機皇兵スキエル・アインの効果を発動。このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから「機皇兵」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。私は2体目の機皇兵ワイゼル・アインを特殊召喚」

ATK1800

クーほむ「効果により、攻撃力は100アップするわ」

ATK1800→1900

遊星「俺はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

クーほむ「私のターン、ドロー! 私は機皇兵グランエル・アインを召喚」

ATK1600

クーほむ「このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。さらに2体の機皇兵ワイゼル・アインの攻撃力もアップ」

ATK1600→1800

ATK1900→2000

ATK1900→2000

クーほむ「機皇兵グランエル・アインが召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで半分にする事ができる。もちろん、対象はスターダスト」

ATK2500→1250

遊星「スターダスト!」

クーほむ「まだよ。私は機皇神龍アステリスクを手札から特殊召喚」

クーほむ「このカードは自分フィールド上に「機皇」と名のついたモンスターが表側表示で3体以上存在する場合に特殊召喚できる」

クーほむ「さらにこのカードが特殊召喚に成功した時、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターを任意の数だけ選択して墓地へ送る事ができる。このカードの攻撃力は、この効果で墓地へ送ったモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。私は機皇兵ワイゼル・アイン2体と機皇兵グランエル・アインを墓地に送る」

1800+1800+1600=5200

クーほむ「攻撃力は5200」

遊星「攻撃力、5200!?」

クーほむ「不動遊星。あなたに分かる? 大切な友達を何度も救えず、時間を繰り返す気持ちが」

遊星「何度も?」

クーほむ「私は願った。インキュベーターに」



ほむら『私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい』



遊星「………ほむら」
137 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:11:13.81 ID:0ARuSvwSO
クーほむ「不動遊星。あなたは私が倒す。機皇神龍アステリスクでスターダスト・ドラゴンを攻撃!」

遊星「罠カード『ガード・ブロック』」

遊星「このカードは相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、自分のデッキからカードを1枚ドローする!」

クーほむ「ダメージは防げても、あなたのフィールドからはスターダストは失われたわ」

遊星「それはどうかな。罠カード『奇跡の残照』」

遊星「このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られたモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。蘇れ、スターダスト・ドラゴン!」

ATK2500

クーほむ「スターダスト……」

クーほむ「ターンエンド」

遊星 LP3500 モンスター1 魔法・罠0 手札2

モンスター

スターダスト・ドラゴン ATK2500

魔法・罠

クーほむ LP2900 モンスター1 魔法・罠1 手札2

モンスター

機皇神龍アステリスク ATK5200

魔法・罠



機動要塞フォルテシモ

138 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:12:53.02 ID:0ARuSvwSO
遊星「……俺のターン、ドロー!」

遊星「俺はスターダストを守備にし、カードを3枚伏せて、ターンエンド」

DEF2000

クーほむ「打つ手がないようね。私のターン、ドロー!」

クーほむ「私は手札から魔法カード『悪夢再び』を発動」

クーほむ「このカードは自分の墓地から守備力0の闇属性モンスター2体を選択して手札に加える。私は機皇兵ワイゼル・アインを2枚、手札に加えるわ」

クーほむ「不動遊星。このターンで終わらせてあげる」

クーほむ「私は機皇兵ワイゼル・アインを召喚」

ATK1800

クーほむ「さらに機動要塞フォルテシモの効果を発動。1ターンに1度、自分の手札から「機皇兵」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。私は機皇兵ワイゼル・アインを特殊召喚」

ATK1800

クーほむ「機皇兵ワイゼル・アインの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。互いに2体いるため、攻撃力は200アップする」

ATK1800→2000

ATK1800→2000

139 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:13:20.43 ID:0ARuSvwSO
遊星「……」

クーほむ「もう、あなたの状況は絶望的。素直に諦めなさい」

遊星「俺は諦めなさい。お前が大切な友達を救おうとしたようにな」

クーほむ「!?」

遊星「お前が何度も時間を繰り返したのは諦めなかったからだ。ならば、俺も簡単に勝利を諦めるわけにはいかない」

クーほむ「……そう。私は機皇神龍アステリスクでスターダストを攻撃!」

クーほむ「機皇兵ワイゼル・アインの効果を発動。1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを攻撃対象とした、このカード以外の自分の「機皇」と名のついたモンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える」

クーほむ「機皇神龍アステリスクの攻撃が通れば、3200のダメージ。あなたのライフは風前の灯火に等しいわ」

遊星「……」

クーほむ「機皇神龍アステリスクでスターダストを攻撃!」

遊星「速攻魔法『ハーフ・シャット』発動」

遊星「フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターはこのターン戦闘では破壊されず、攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで半分になる!」

クーほむ「破壊は免れても、戦闘ダメージは受けてもらうわ」

LP3500→300

クーほむ「ターンエンド」

遊星 LP300 モンスター1 魔法・罠2 手札0

モンスター

スターダスト・ドラゴン DEF2000

魔法・罠



クーほむ LP2900 モンスター1 魔法・罠1 手札2

モンスター

機皇神龍アステリスク ATK5200

機皇兵ワイゼル・アイン ATK2000

機皇兵ワイゼル・アイン ATK2000

魔法・罠

機動要塞フォルテシモ
140 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:13:55.28 ID:0ARuSvwSO
クーほむ「このターンを凌いでも、所詮はその場しのぎ。あなたに勝利はない」

遊星「それはどうかな?」

遊星「たしかに状況は絶望的だ。だが、俺は諦めるわけにはいかない。お前が友を救うことを諦めなかったように!」

クーほむ「……」

遊星「俺のターン、ドロー!」

遊星「リバースカードオープン。速攻魔法『ご隠居の猛毒薬』を発動。この効果で自分は1200LP回復する」

LP500→1700

遊星「俺は調律を発動。このカードは自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を手札に加えてデッキをシャッフルする。俺はチェンジ・シンクロンを手札に加え、シャッフル。その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る」

チューニング・サポーター

遊星「チェンジ・シンクロンを召喚! さらに永続罠『エンジェル・リフト』を発動」

遊星「自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。俺はチューニング・サポーターを特殊召喚!」

遊星「レベル1チューニング・サポーターにレベル1チェンジ・シンクロンをチューニング!」

遊星「集いし願いが新たな速度の地平へ誘う。光さす道となれ! シンクロ召喚! 希望の力、シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロン!」

遊星「このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。そして、チューニング・サポーターはシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、自分はデッキからカードを1枚ドローする。よって、俺は」

遊星「2枚ドロー!」

遊星「さらにこのカードがシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して表示形式を変更する。俺は機皇神龍アステリスクを守備にする」

クーほむ「けど、機皇神龍アステリスクの効果も発動している。このカードがフィールド上に表側表示で存在し、自分または相手がシンクロモンスターの特殊召喚に成功した時、そのプレイヤーに1000ポイントダメージを与える」

LP1700→700

遊星「……」

クーほむ「あなたのライフは再び、1000以下よ。諦めなさい」

遊星「まだだ! スターダスト・ドラゴンで機皇神龍アステリスクを攻撃! シューティング・ソニック!」

クーほむ「くっ……」

遊星「これでシンクロ召喚を行える!」

クーほむ「シンクロ召喚ができたところであなたのバトルは終了しているわ」

遊星「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

141 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:14:48.87 ID:0ARuSvwSO
クーほむ「私のターン、ドロー!」

クーほむ「私は速攻魔法『リミッター解除』を発動。このカードの発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する全ての機械族モンスターは、ターン終了時まで攻撃力が倍になる。このターンのエンドフェイズ時、この効果を受けたモンスターを全て破壊する」

ATK1900→3800

ATK1900→3800

遊星「ならば、俺はフォーミュラ・シンクロンの効果を発動。相手のメインフェイズ時、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをシンクロ素材としてシンクロ召喚をする事ができる。俺はレベル8のスターダストにレベル2のフォーミュラ・シンクロンをチューニング!」

遊星「集いし夢の結晶が新たな進化の扉を開く。光さす道となれ! アクセルシンクロ!! 生来せよ、シューティング・スター・ドラゴン!」

ATK3300

クーほむ「無駄なことを。私は機皇兵ワイゼル・アインでシューティング・スター・ドラゴンを攻撃!」

遊星「罠カード『シンクロ・ストライク』。このカードはシンクロ召喚したモンスター1体の攻撃力はエンドフェイズ時まで、シンクロ素材にしたモンスターの数×500ポイントアップする」

ATK3300→4300

クーほむ「なっ!?」

LP2900→2400

クーほむ「そんな……」

遊星「お前のターンのエンドフェイズ時に機皇兵ワイゼル・アインは破壊される」

クーほむ「くっ……機皇兵ワイゼル・アインが破壊されたことで機皇帝ワイゼル∞を手札から特殊召喚。このカードは自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる」

DEF2500

遊星 LP700 モンスター2 魔法・罠1 手札0

モンスター

スターダスト・ドラゴン ATK2500

フォーミュラ・シンクロン DEF1500


魔法・罠



クーほむ LP2400 モンスター1 魔法・罠1 手札1

モンスター

機皇帝ワイゼル∞ DEF2500

魔法・罠

機動要塞フォルテシモ

142 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:15:45.93 ID:0ARuSvwSO
遊星(暁美ほむら……なんという執念……いや、友達を想う気持ちだ)

遊星「俺のターン、ドロー!」

遊星「俺はジャンク・シンクロンを召喚! ジャンク・シンクロンは召喚に成功した時、自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。ただし、この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。蘇れ、チューニング・サポーター!」

遊星「レベル1のチューニング・サポーターにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

遊星「現れろ、アームズ・エイド!」

遊星「チューニング・サポーターの効果で1枚ドロー!」

遊星「アームズ・エイドの効果を発動。1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとしてモンスターに装備する。シューティング・スター・ドラゴンに装備」

遊星「この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。さらにまた、装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える」

ATK3300→4300

クーほむ「そんな……」

遊星「シューティング・スター・ドラゴンで機皇帝ワイゼル∞を攻撃!」

遊星「スターダスト・ミラージュ!!!」

LP2400→0

143 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:16:18.54 ID:0ARuSvwSO
クーほむ「はっ……」バタンッ

クーほむ「はあはあ……」

遊星「ほむら。お前が友達を救いたいと思う気持ちは間違ってはいない。お前が間違ったのは1人で全てをやろうとしたことだ」

クーほむ「………人間、そこまで強くはない」ムクリ

クーほむ「誰も未来を受け入れられない。そんな強さはない」

遊星「たしかに1人ならそうだろう。だが、仲間とともに、仲間の支えがあれば、乗り越えることができる。俺は、俺達はそうだった」

クーほむ「……今さら、遅いわね」

遊星「遅くなんかない。まだ、やり直せる」

クーほむ「……無理ね」クルリ

スタスタ

遊星「ほむら!」

ガチャッ

144 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/01(水) 08:16:59.19 ID:0ARuSvwSO
リボほむ「例によって、また、部屋なのね。次にいるのは誰なの?」

遊馬「……」

十代「俺達が相手だ」

リボほむ「今度は2人がかりなのね」

遊馬「その代わり、あんたの先攻でライフは8000だ」

十代「先攻ドローも許可するぜ」

リボほむ「私にやる気はないのだけど……選択肢はないようね」

リボほむ「仕方がないわ」

リボほむ・遊馬・十代「「「決闘(デュエル)!!!」」」





今回はここまでです 次回は月曜日までに
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/01(水) 08:51:05.90 ID:hAuwGedpO

ほむほむフルボッコだけど相手が悪すぎるし仕方ないね
146 :</b> ◇2XXLnn8owg<b> [saga]:2014/10/06(月) 08:15:54.68 ID:DTmQDoUSO
リボほむ LP8000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

遊馬 LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

十代 LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

リボほむ「私のターン、ドロー」

リボほむ「私は永続魔法『黒い旋風』を発動。自分フィールド上に「BF」と名のついたモンスターが召喚された時、そのモンスターの攻撃力より低い攻撃力を持つ「BF」と名のついたモンスター1体をデッキから手札に加える事ができる」

リボほむ「私はBF−蒼炎のシュラを召喚」

ATK1800

リボほむ「黒い旋風の効果でデッキよりBF−黒槍のブラストを手札に加える」

リボほむ「BF−黒槍のブラストを特殊召喚。自分フィールド上に「BF−黒槍のブラスト」以外の「BF」と名のついたモンスターが存在する場合、BF−黒槍のブラストは手札から特殊召喚できる」

ATK1700

遊馬「レベル4のモンスターが2体……」

十代「いきなり、くるか!?」

リボほむ「私はレベル4のBF−黒槍のブラストとBF−蒼炎のシュラでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

リボほむ「零鳥獣シルフィーネ!!!」

ATK2000

リボほむ「カードを2枚伏せて、ターンエンド」

147 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:16:20.26 ID:DTmQDoUSO
遊馬「俺のターン、ドロー!」

リボほむ「あなたたちは理解に苦しむわ。仇の私とこんな訳のわからない闘いをするなんてね」

遊馬「そうか?」

十代「俺達はただ、決闘(デュエル)をしてるだけだぜ」

リボほむ「……」

遊馬「俺はガガガ・マジシャンを召喚」

遊馬「自分がレベル4モンスターの召喚に成功した時、カゲトカゲを手札から特殊召喚」

遊馬「レベル4のガガガマジシャンとカゲトカゲでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

遊馬「No.39希望皇ホープ!!!」

ATK2500

遊馬「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

十代「俺のターン、ドロー!」

十代「俺は融合を発動! 手札のフェザーマンとバーストレディを融合! こい! E・HEROフレイム・ウィングマン!!!」

ATK2100

十代「カードを2枚伏せて、ターンエンド」

リボほむ LP8000 モンスター1 魔法・罠3 手札2

モンスター

零鳥獣シルフィーネ ATK2000

魔法・罠



黒い旋風

遊馬 LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札3

モンスター

No.39希望皇ホープ ATK2500

魔法・罠



十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠2 手札1


モンスター

E・HEROフレイム・ウィングマン ATK2100

魔法・罠



148 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:16:49.59 ID:DTmQDoUSO
リボほむ「なるほどね。お互いに全力、というわけね」

遊馬「当たり前だろ」

十代「デュエルで手を抜くなんて、つまらないだろ」

リボほむ「………私のターン、ドロー」

リボほむ「私はBF−精鋭のゼピュロスを召喚」

ATK1600

リボほむ「黒い旋風の効果により、BF−月影のカルートを手札に加える」

リボほむ「零鳥獣シルフィーネの効果を発動。1ターンに1度、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除いて発動できる。相手フィールド上に表側表示で存在する全てのカードの効果を無効にし、このカードの攻撃力はこのカード以外のフィールド上に表側表示で存在するカードの数×300ポイントアップする」

遊馬「なに!?」

十代「俺と遊馬のフィールドには表側モンスターが2体」

リボほむ「私のフィールドには黒い旋風とBF−精鋭のゼピュロスの2枚。合計は4枚。よって、攻撃力は1200アップするわ」

2000→3200

リボほむ「零鳥獣シルフィーネで希望皇ホープを攻撃!」

遊馬「させるかよ! 罠カード『攻撃の無敵化』。バトルフェイズ時にのみ、以下の効果から1つを選択して発動できる。1つ目はフィールド上のモンスター1体を選択し、選択したモンスターはこのバトルフェイズ中、戦闘及びカードの効果では破壊されない。2つ目はこのバトルフェイズ中、自分への戦闘ダメージは0になる。俺は1つ目の効果を発動し、破壊は無効にする!」

リボほむ「でも、戦闘ダメージは受けてもらうわ」

LP4000→3300

遊馬「ぐっ……」

リボほむ「たかがカードゲームで私のなにが分かるというの?」

遊馬「たかが、じゃない」

十代「デュエルをするにはたくさんあるカードの中から自分が選んでデッキを組む。いろんな想いを抱えながらな」

遊馬「そして、魂をぶつけあって、お互いを理解するんだ!」

リボほむ「綺麗事ね」

リボほむ「ターンエンド」

遊馬「俺のターン、ドロー!」

アストラル『遊馬』

遊馬「分かってるぜ。俺は最強の盾をホープに装備」

遊馬「このカードは戦士族モンスターにのみ装備可能。装備モンスターの表示形式によって以下の効果を適用する。攻撃表示の場合、装備モンスターの攻撃力は、その元々の守備力分アップする。ホープの守備力は2000。よって、攻撃力は2000アップする!」

ATK2500→4500

十代「よし! これなら、零鳥獣シルフィーネを倒せるぜ」

リボほむ「罠カード『ゴッドバードアタック』を発動」

アストラル『罠カード!?』

149 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:17:18.18 ID:DTmQDoUSO
リボほむ「自分フィールド上の鳥獣族モンスター1体をリリースし、フィールド上のカード2枚を破壊する。私はBF−精鋭のゼピュロスをリリース。ホープとフレイム・ウィングマンを破壊する」

十代・遊馬「「なにっ!?」」

遊馬「くっ……モンスターをセット。ターンエンドだ」

十代「俺のターン、ドロー!」

十代「俺もモンスターをセット。ターンエンドだ」

リボほむ LP8000 モンスター1 魔法・罠2 手札2

モンスター

零鳥獣シルフィーネ ATK3200

魔法・罠



黒い旋風

遊馬 LP3300 モンスター1 魔法・罠0 手札2

モンスター



魔法・罠


十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠2 手札1


モンスター



魔法・罠



150 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:17:57.45 ID:DTmQDoUSO
リボほむ「揃いも揃って、弱腰ね」

十代「……そのリボン」

リボほむ「?」

十代「似合ってるな」

リボほむ「…………」



まどか『私の願いは―――』



リボほむ「………あなた達に分かる? 護りたかった人に護られ、残される気持ちが」

十代「……」

リボほむ「大切だった存在が私達を救うために自らの存在を犠牲にして」

リボほむ「誰も覚えていない。私以外の誰も」

遊馬「………ほむら」

リボほむ「私のターン、ドロー!」

リボほむ「スタンバイフェイズ時に零鳥獣シルフィーネの攻撃力は元に戻る」

ATK3200→2000

リボほむ「私は終末の騎士を召喚。このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る事ができる。私はBF−東雲のコチを墓地に送る」

リボほむ「これで私の墓地には闇属性モンスター、BF−蒼炎のシュラ、BF−精鋭のゼピュロス、BF−東雲のコチの3枚。よって、私はダーク・アームド・ドラゴンを特殊召喚」

ATK2800

リボほむ「このカードは自分の墓地の闇属性モンスターが3体の場合のみ特殊召喚できる。さらに自分のメインフェイズ時に自分の墓地の闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する」

遊馬「なに!?」

アストラル『彼女の墓地には3枚の闇属性。もし、効果を使われれば、我々のフィールドは壊滅状態になる』

151 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:18:31.86 ID:DTmQDoUSO
リボほむ「墓地の闇属性モンスターを3枚除外。九十九遊馬のセットモンスター、遊城十代のセットモンスターと伏せカードを破壊する!」

遊馬「くっ……」

十代「やはり、来たか……」

リボほむ「ダーク・アームド・ドラゴンと零鳥獣シルフィーネで九十九遊馬にダイレクトアタック!」

十代「カウンター罠『攻撃の無力化』を発動!」

リボほむ「!?」

十代「このカードは相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができ、相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する」

遊馬「やったぜ、十代!」

リボほむ「無駄な足掻きを……ターンエンド」

遊馬「俺のターン、ドロー!」

遊馬「ガガガリベンジを発動! 自分の墓地の「ガガガ」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。俺はガガガマジシャンを特殊召喚し、このカードを装備する」

遊馬「そして、ガガガガールを召喚!」

遊馬「ガガガガールは自分フィールド上の「ガガガマジシャン」1体を選択して発動できる。このカードは選択したモンスターと同じレベルになる」

レベル3→4

リボほむ「レベル4のモンスターが2体……エクシーズ、ね」

遊馬「俺はレベル4のガガガマジシャンとガガガガールでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

遊馬「こい! ガガガガンマン!」

ATK1500

152 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:19:44.10 ID:DTmQDoUSO
リボほむ「その程度の攻撃力ではダーク・アームド・ドラゴンどころか零鳥獣シルフィーネの攻撃力にすら、及ばないわね」

遊馬「ガガガガールの効果を発動。このカードを含む「ガガガ」と名のついたモンスターのみをオーバーレイユニットとしたエクシーズモンスターは新たな効果を得る。このエクシーズ召喚に成功した時、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターの攻撃力を0にする。俺はダーク・アームド・ドラゴンを選択」

リボほむ「なに!?」

遊馬「さらにガガガリベンジを装備したモンスターがオーバーレイユニットになる事によってこのカードが墓地へ送られた時、自分フィールド上の全てのエクシーズモンスターの攻撃力を300ポイントアップする」

ATK1500→1800

リボほむ「見苦しいわね。攻撃力を300あげても……はっ!?」

遊馬「ガガガガンマンの効果を発動。1ターンに1度、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除いて発動できる。攻撃表示の時、このターン、このカードが相手モンスターを攻撃するダメージステップの間、このカードの攻撃力は1000ポイントアップし、その相手モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする。俺はガガガガンマンで零鳥獣シルフィーネを攻撃!」

ATK1800→2800

リボほむ「零鳥獣シルフィーネを攻撃!?」

ATK2000→1500

LP8000→6700

リボほむ「ダーク・アームド・ドラゴンを攻撃しないとは舐められたものね」

遊馬「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

153 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:20:11.42 ID:DTmQDoUSO
十代「俺のターン、ドロー!」

十代「そいつを倒すのは俺の役目さ。俺はスパークマンを召喚!」

十代「そして、手札からミラクル・フュージョンを発動」

十代「このカードは自分のフィールド・墓地から、「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた 融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体を エクストラデッキから融合召喚する。俺はスパークマンとフレイム・ウィングマンをゲームから除外し、E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマンを融合召喚!」

ATK2500

十代「このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する「E・HERO」と名のついたカード1枚につき300ポイントアップする。俺の墓地にはフェザーマンとバースト・レディの2枚。攻撃力は600アップする」

ATK2500→3100

リボほむ「このタイミングでそんなカードを……」

十代「……ほむら。お前には護りたいものがあって、ここまで戦い抜いてきたんだろ?」

十代「どうして、そいつの願いを踏みにじるような真似をするんだ?」

リボほむ「………まど……あの娘だって、こんな結末を望んでいたんじゃない。けど、あの娘は優しくて、いざという時にはあんなことができてしまうのよ」

リボほむ「あの時、私がしっかりしていれば……」

十代「ほむら……E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマンでダーク・アームド・ドラゴンを攻撃!」

十代「ほむらの闇を振り払え! シャイニング・シュート!!!」

LP6700→3600

リボほむ「ぐっ!?」

十代「シャイニング・フレア・ウィングマンが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える!」

リボほむ「くっ……」

LP3600→800

遊馬「あれだけあったほむらのライフを削るなんて……」

アストラル『彼もまた強力なデュエリストだ』

十代「へへっ。ターンエンドだ」

リボほむ LP800 モンスター0 魔法・罠2 手札1

モンスター

魔法・罠



黒い旋風

遊馬 LP3300 モンスター1 魔法・罠1 手札0

モンスター

ガガガガンマン ATK1800

魔法・罠



十代 LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札0


モンスター

E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマン ATK3100

魔法・罠



154 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:20:57.33 ID:DTmQDoUSO
リボほむ「はあはあ………遊城十代、九十九遊馬……」

遊馬「ほむら。俺はそいつが正しいことをしたとは思えない。けど、お前のやってることはそれ以上に間違ってる!!!」

リボほむ「なら、私はどうすればよかったというの!!!」

遊馬「………」

十代「………」

リボほむ「あなた達の間では決闘(デュエル)がすべて、よね。なら、私があなた達を倒し、私は私の道をいくわ。私のターン、ドロー!」

リボほむ「闇の誘惑を発動。デッキからカードを2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を選んでゲームから除外する」

リボほむ「ドロー!」

BF−月影のカルート

リボほむ「私は手札から愚かな埋葬を発動。デッキからモンスター1体を墓地へ送る。私はフォトン・スラッシャーを墓地に送る」

リボほむ「私は光属性のフォトン・スラッシャーと闇属性のダーク・アームド・ドラゴンをゲームから除外! カオス・ソルジャー −開闢の使者−を特殊召喚!」

ATK3000

リボほむ「このカードは自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを1体ずつゲームから除外した場合に特殊召喚できる」

アストラル『この状況であんなカードを引くとは……』

十代「これも奴の執念か」

リボほむ「伏せていた速攻魔法『禁じられた聖杯』をE・HEROシャイニング・フレア・ウィングマンに発動」

十代「俺のモンスターに?」

リボほむ「このカードはフィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は400ポイントアップし、効果は無効化される」

遊馬「はあ? 何で、攻撃力を……」

アストラル『そうか!』

155 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:21:32.02 ID:DTmQDoUSO
リボほむ「E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマンの効果は無効になり、攻撃力は2500になる。そして、禁じられた聖杯の効果で攻撃力は400アップするわ」

ATK3100→2900

十代「E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマンの攻撃力が!?」

リボほむ「私はカオス・ソルジャー −開闢の使者でE・HEROシャイニング・フレア・ウィングマンに攻撃! 開闢双破斬!!!」

LP4000→3900

十代「シャイニングフレアウィングマン……」

リボほむ「カオス・ソルジャー −開闢の使者の効果を発動。このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃できる。私はカオス・ソルジャー −開闢の使者でガガガガンマンに攻撃!!」

十代「!?」

リボほむ「時空突刃・開闢双破斬!!!」

LP3300→2100

遊馬「ぐわあああああ」

十代「遊馬!」

リボほむ「これであなた達のフィールドからはモンスターが消えたわ。ターンエンド」

156 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:22:51.95 ID:DTmQDoUSO
遊馬「……俺のターンだ」

リボほむ「ZEXALにはならないのかしら?」

遊馬「ああ。なる必要がないからな。俺のターン、ドロー!」

リボほむ「舐められたものね、私も」

遊馬「罠カード『エクシーズ・リボーン』を発動。自分の墓地のエクシーズモンスター1体を特殊召喚し、このカードをオーバーレイユニットとする。俺はホープを蘇らせる」

リボほむ「今さら、ホープを復活させても、私には届かないわ」

遊馬「まだだ! 手札から魔法カード『RUM−アストラル・フォース』を発動。自分フィールド上のランクが一番高いエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターと同じ種族・属性でランクが2つ高いモンスター1体を、選択した自分のモンスターをオーバーレイユニットにして、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。俺は希望皇ホープをランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」

遊馬「現れろ、No.39! 人が希望を越え、夢を抱くとき、遥かなる彼方に、新たな未来が現れる! 限界を超え、その手につかめ! 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ!」

ATK3000

リボほむ「まだ、そんなカードを……」

遊馬「このカードがエクシーズ召喚に成功した時、相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は0になる」

ATK3000→0

リボほむ「そ、そんな……」

十代「決めろ、遊馬」

遊馬「ああ!」

リボほむ「私の……私の願いを……」

遊馬「希望皇ビヨンド・ザ・ホープでカオス・ソルジャー −開闢の使者に攻撃!」

遊馬「行け! ビヨンド・ザ・ホープ! 天地神明に俺達は誓う! 俺達はお前の未来をつかむために闘い抜くと! 輝け、希望の光! ホープ剣・ビヨンドスラッシュ!」

LP800→0

157 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:23:42.59 ID:DTmQDoUSO
リボほむ「あっ……」バタンッ

遊馬「ほむら……」

十代「俺達の勝ちだ……」

リボほむ「はあはあ……」

十代「ガッチャ。楽しい決闘(デュエル)だったぜ」

リボほむ「……私は楽しくなかったわ」

遊馬「ほむら」

遊馬「お前の気持ちは分かる。大切な仲間がいなくなって、それを取り戻したい気持ちは」

遊馬「けど、そのために何かを犠牲にするなんて、間違っている! そんなのはまどかだって、望まないはずだ」

リボほむ「……彼女からはこれまでの記憶を消せばいい。彼女が罪悪感を感じる必要はない」

十代「だが、それではお前が苦しむことになる」

リボほむ「まどかが幸せなら、私は……」

十代「分かってないな」

十代「誰かが犠牲になった世界じゃ、本当の幸せなんか訪れないぜ」

ムクリ

リボほむ「……お説教はたくさんだわ。もう、私は引き返せないもの」

遊馬「そんなことはねえ!」

遊馬「ほむらはたしかに大変なことをしちまった。けど、それは世界を壊したいとかそんな理由じゃねえ。友達を救いたい。そんな想いだ! なら、まだ、戻れる!!!」

十代「俺達も協力するぜ」

リボほむ「………ありがとう。けど……遅いわ」

ガチャッ

158 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:24:49.23 ID:DTmQDoUSO
ほむら「……」

アテム「遅かったな。ここがゴールだ」

ほむら「最後の相手はあなたなのね」

アテム「残念だが、最後の相手は俺じゃないぜ」

ほむら「!?」

アテム「お前の意志はあったばかりの俺達にどうこうはできやしない。それに相応しいやつは他にいる」

ほむら「相応しい?」

アテム「ああ」

ほむら「あなた達は一体……」

アテム「俺達は知りたかっただけだ。どんな理由で、どんな想いで戦っているのかを」

ほむら「………」

アテム「ほむら。俺達がどんなことを言っても、通じないかもしれないが、あんたは間違っている」

ほむら「……分かっているわ。それでも、私は……」

アテム「行くんだ」

ほむら「!?」

アテム「最後の相手が待ってるぜ」

ほむら「……」

ガチャッ

159 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/06(月) 08:25:35.91 ID:DTmQDoUSO
現実

ほむら「はっ!? 今のは……」

さやか・まどか「「??」」

ほむら「……気が変わったわ、美樹さやか」

さやか「!?」

ほむら「最後の戦いよ」

さやか「……望むところ!」

ほむら「私が勝ったら、このまま、世界は改編させてもらうわ」

さやか「私が勝ったら……そうだな……こんなことをやめて、私のいうことを1つ聞いてもらおうかな」

ほむら「いいわよ。あなたの勝ち目なんか、万に一つもないのだろうし」

さやか「ほんじゃ……」

ほむら・さやか「「決闘(デュエル)!!!」」




今回はここまでです

次回は土曜日までに
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/07(火) 23:11:30.66 ID:hgsV7j4w0
ついに主人公登場ってとこか
161 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/11(土) 10:50:34.29 ID:nOPZeihSO
ほむら LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

さやか LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

ほむら「私からいかせてもらうわ。私のターン」

ほむら「私は魔法カード『コネクト―ペンデュラム』を発動。このカードはデッキよりペンデュラムモンスターを2枚、手札に加える」

さやか「!?」

ほむら「デッキより悪魔ほむらを2枚、手札に加える。そして、この2枚をペンデュラムゾーンにセッティング」

ほむら「このカードのスケールは発動したときに、1から12までの数字にすることができるわ」

まどか「そんな!?」

ほむら「この効果でスケールは1と12になる。つまり、私はレベル2から11までのモンスターをペンデュラム召喚できる」

さやか「はは、チートみたいな手を使っちゃって」

ほむら「悪魔だもの。これくらいするわ。さあ、来なさい。私のモンスター達!!!」

宝玉獣 トパーズ・タイガー ATK1600

宝玉獣 サファイア・ペガサス ATK1800

ほむら「サファイア・ペガサスは召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、自分の手札・デッキ・墓地から「宝玉獣」と名のついたモンスター1体を永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。デッキより宝玉獣 ルビー・カーバンクルを魔法&罠カードゾーンに」

ほむら「レベル4の宝玉獣 トパーズ・タイガーと宝玉獣 サファイア・ペガサスでオーバーレイ!」

さやか「エクシーズ!?」

ほむら「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!」

ほむら「No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ」

ATK2400

162 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/11(土) 10:51:39.88 ID:nOPZeihSO
さやか「あれはマミさんが使ってた……」

ほむら「巴マミには貸していただけよ。私はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

さやか「私のターン、ドロー!」

ほむら「また、佐倉杏子の力を借りるのかしら? 残念だけど、その手は通用しないわよ」

さやか「私はジェネクス・ウンディーネを召喚」

ほむら「!?」

さやか「安心しなさいな。最後はこのさやかちゃんの力であんたを倒すから」

ほむら「……」

さやか「このカードが召喚に成功した時、デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える」

ほむら「残念だけど、ペンデュラムゾーンにセッティングされた悪魔ほむらの効果を発動。あなたのモンスター効果を無効にする。ただし、悪魔ほむらの効果は1ターンに1度しかつかえない」

さやか「あまい! 速攻魔法『禁じられた聖槍』を発動。フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントダウンし、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない」

ATK1200→400

ほむら「!?」

さやか「このカードの効果であんたのカードにより、私のカードの効果は無効にはされない」

さやか「よって、ジェネクス・ウンディーネの効果を発動。私は海皇の重装兵を墓地に送り、ジェネクス・コントローラーを手札に加える」

ほむら「やるじゃない。美樹さやか」

さやか「それを言うにはまだ早いよ。海皇の重装兵の効果を発動。このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する」

ほむら「!?」

さやか「私はペンデュラムゾーンの悪魔ほむらを破壊する!」

ほむら「ぐっ……」

さやか「あんたのインチキカードは破壊させてもらったわ」

まどか「すごいよ、さやかちゃん!」

163 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/11(土) 10:52:20.90 ID:nOPZeihSO
ほむら「あまいわ。No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロの効果を発動。1ターンに1度、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する、元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスター1体を選択し、そのモンスターを破壊し、デッキからカードを1枚ドローする。私はジェネクス・ウンディーネを破壊し、1枚ドロー!」

さやか「くっ……」

ほむら「これであなたのフィールドはがら空きよ」

さやか「ぐぬぬ」

まどか「すごいよ、ほむらちゃん!」

さやか「自分のメインフェイズ時、手札から水精鱗−メガロアビス以外の水属性モンスター2体を墓地へ捨て」

ジェネクス・コントローラー

水精鱗−アビスマンダー

さやか「水精鱗−メガロアビスを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚に成功した時、デッキから「アビス」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。私はアビスフィアーを手札に加える」

さやか「カードを2枚伏せて、ターンエンド」

ほむら LP4000 モンスター1 魔法・罠3 手札2

モンスター

No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ ATK2400

魔法・罠



ルビー・カーバンクル

悪魔ほむら スケール1



さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠2 手札1

モンスター

水精鱗−メガロアビス ATK2400

魔法・罠



164 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/11(土) 10:53:07.33 ID:nOPZeihSO
さやか「フィールドには2400のモンスターが2体。勝負は互角、ってとこね」

ほむら「互角? 笑わせないで。私のターン、ドロー。私は魔法カード『コネクト―エクシーズ―』を発動」

ほむら「エクストラデッキからエクシーズモンスターを選択。その召喚条件にあうモンスターを墓地またはデッキから選択し、エクシーズ召喚を行うわ」

さやか「はあ!?」

ほむら「私は墓地のレベル4のサファイア・ペガサスとデッキからレベル4、宝玉獣 アンバー・マンモスと宝玉獣 コバルト・イーグルの3体でオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

ほむら「いでよ! No.104! そのまばゆき聖なる光で、愚かな美樹さやかをひざまずかせよ! 仮面魔踏士シャイニング!」

ATK2700

さやか「なんつうカードを……」

ほむら「この効果でエクシーズ召喚された場合、自分のターンのエンドフェイズ時まで、効果は無効になる」

165 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/11(土) 10:53:36.73 ID:nOPZeihSO
ほむら「魔法カード『エクシーズ・ギフト』を発動。自分フィールド上にエクシーズモンスターが2体以上存在する場合に発動できる。自分フィールド上のオーバーレイユニットを2つ取り除き、デッキからカードを2枚ドローする。私は仮面魔踏士シャイニングのオーバーレイユニットを2つ取り除く」

ほむら「私は宝玉獣 アメジスト・キャットを召喚。バトルよ!」

ほむら「仮面魔踏士シャイニングで水精鱗−メガロアビスに攻撃!」

さやか「やらせない! 罠カード『くず鉄のかかし』を発動」

ほむら「!?」

さやか「相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。その攻撃モンスター1体の攻撃を無効にする。そして、発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする」

ほむら「小賢しい……私は宝玉獣 アメジスト・キャットで攻撃。このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。この時、このカードが相手ライフに与える戦闘ダメージは半分になる」

さやか「ぐっ」

LP4000→3400

まどか「さやかちゃん!」

さやか「へーき、へーき。こんくらいのダメージ」

ほむら「ターンエンド」

ほむら「その強がりがどこまで続くかしら」

166 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/11(土) 10:54:22.38 ID:nOPZeihSO
さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「私は水精鱗−アビスパイクを召喚! このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える。私は水精鱗−アビスグンデを捨てて、フィッシュボーグ−アーチャーを手札に加える」

さやか「水精鱗−アビスグンデの効果を発動。このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、自分の墓地から「水精鱗−アビスグンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。私は水精鱗−アビスマンダーを特殊召喚」

さやか(ここまで私のモンスター効果を無効にはしなかったことをみると……)

ほむら「……」

さやか「……私はレベル4の水精鱗−アビスパイクと水精鱗−アビスマンダーでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚!」

さやか「現れろ! No.101! 満たされぬ魂を乗せた方舟よ。光届かぬ深淵より浮上せよ! S・H・Ark Knight!」

ATK2100

ほむら「ようやく、エースモンスターのおでましね。待ちくたびれたわ」

さやか「そいつは悪かったね。私はS・H・Ark Knightで宝玉獣 アメジスト・キャットを攻撃!」

LP4000→3100

ほむら「……宝玉獣 アメジスト・キャットはモンスターカードゾーン上で破壊された場合、墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く」

さやか「水精鱗−メガロアビスでNo.103神葬零嬢ラグナ・ゼロを攻撃!」

ほむら「攻撃力は互角……!!」

さやか「同士討ちってわけ」

さやか「ターンエンド」

ほむら LP3100 モンスター1 魔法・罠4 手札2

モンスター


No.104 仮面魔踏士シャイニング ATK2700

魔法・罠



ルビー・カーバンクル

宝玉獣 アメジスト・キャット

悪魔ほむら スケール1

さやか LP3400 モンスター1 魔法・罠2 手札1

モンスター

No.101S・H・Ark Knight ATK2100

魔法・罠



167 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/11(土) 10:55:11.76 ID:nOPZeihSO
ほむら「私のターン、ドロー」

ほむら「私は宝玉の導きを発動。自分の魔法&罠カードゾーンに「宝玉獣」と名のついたカードが2枚以上存在する場合、デッキから「宝玉獣」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。私は宝玉獣ルビー・カーバンクルを特殊召喚」

ATK300

ほむら「ルビー・カーバンクルは特殊召喚に成功した時、自分の魔法&罠カードゾーン上から「宝玉獣」と名のついたカードを可能な限り特殊召喚できる。私はルビー・カーバンクルとアメジスト・キャットを特殊召喚」

ATK1200

DEF300

ほむら「バトルよ。私はNo.104 仮面魔踏士シャイニングでNo.101S・H・Ark Knightを攻撃!」

さやか「くず鉄のかかし!」

ほむら「そうね。あなたはそうするしかない。私はアメジスト・キャットでダイレクトアタック!」

LP3400→2800

さやか「そんなダメージをちまちま与えても、さやかちゃんは越えられないよ」

ほむら「……ターンエンド」

168 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/11(土) 10:55:42.37 ID:nOPZeihSO
さやか「私のターン、ドロー」

さやか「フィッシュボーグ−アーチャーを召喚!」

さやか「永続罠『アビスフィアー』を発動。デッキから「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。私は水精鱗−アビスタージを特殊召喚」

さやか「私はレベル4の水精鱗−アビスタージにレベル3のフィッシュボーグ−アーチャーをチューニング!」

さやか「シンクロ召喚! 氷結界の龍 グングニール!!!」

ATK2500

ほむら「シンクロまで使いこなすとは褒めてあげるわ。でも、それでは私には勝てないわ」

さやか「氷結界の龍 グングニールの効果を発動。1ターンに1度、手札を2枚まで墓地へ捨て、捨てた数だけ相手フィールド上のカードを選択し、破壊する」

E・HEROアイスエッジ

ほむら「!?」

さやか「さあ、どうすんの? あんたのペンデュラムモンスターの効果を使うの?」

ほむら(仮に効果を無効にしても、No.101の効果でNo.104は吸収される。かといって、無効にしなければ、ペンデュラムモンスターを破壊される。どちらにしても……)

ほむら「私は悪魔ほむらの効果で氷結界の龍 グングニールのを無効にするわ」

さやか「まあ、あんたはそうするしかないね。私はNo.101S・H・Ark Knightの効果を発動。このカードのオーバーレイユニットを2つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをこのカードのオーバーレイユニットとする。私はNo.104 仮面魔踏士シャイニングを選択!」

169 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/11(土) 10:57:03.28 ID:nOPZeihSO
ほむら「……」

さやか「氷結界の龍 グングニールでアメジスト・キャットを、No.101S・H・Ark Knightでルビー・カーバンクルを攻撃!」

ドガシャアアアアアアン

さやか「よっし!」

まどか「ほむらちゃん……」

さやか「これで目が覚めたでしょ? 潔く、サレンダーしなさいな」

もわもわ

ほむら「サレンダー?」

ほむら「それはあなたがするのよね?」

LP3100→4400

さやか「ライフが増えてる!?」

ほむら「罠カード『レインボー・ライフ』を発動していたのよ。このカードは手札を1枚捨てて発動できる。このターンのエンドフェイズ時まで、自分は戦闘及びカードの効果によってダメージを受ける代わりに、その数値分だけライフポイントを回復する。私は宝玉獣エメラルド・タートルを墓地に送り、あなたからの1300のダメージは私のライフに加わった」

さやか「ぐぬぬ」

ほむら「さらにルビー・カーバンクルとアメジスト・キャットは魔法・罠ゾーンに置かれる」

さやか「………ターンエンド」

ほむら「美樹さやか」

さやか「……」キリッ

ほむら「ここからが本当の戦いよ」

ほむら LP4400 モンスター1 魔法・罠3 手札1

モンスター


宝玉獣ルビー・カーバンクル DEF300


魔法・罠

宝玉獣ルビー・カーバンクル 

宝玉獣 アメジスト・キャット

悪魔ほむら スケール1

さやか LP3400 モンスター2 魔法・罠1 手札0

モンスター

No.101S・H・Ark Knight ATK2100

氷結界の龍 グングニール ATK2500

魔法・罠






今回はここまでです

次回は水曜日までに
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/11(土) 11:58:35.54 ID:FQa/VeWAO
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/10/12(日) 16:45:14.18 ID:EuaGEU7X0
ジェネコンは闇だったような
172 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/15(水) 07:34:34.62 ID:5+Cf317SO
ほむら LP4400 モンスター1 魔法・罠3 手札1

モンスター


宝玉獣ルビー・カーバンクル DEF300


魔法・罠

宝玉獣ルビー・カーバンクル 

宝玉獣 アメジスト・キャット

悪魔ほむら スケール1

さやか LP3400 モンスター2 魔法・罠1 手札0

モンスター

No.101S・H・Ark Knight ATK2100

氷結界の龍 グングニール ATK2500

魔法・罠



ほむら「私のターンよ」

さやか「ドヤ顔で偉そうなことを言っても、フィールドは私の方が有利。強がりはやめたほうがいいよ。負けた時、惨めだからね」ドヤッ

ほむら「ドロー!」

ほむら「あなたこそ、そのドヤ顔を何とかしたほうがいいわよ。魔法カード『コネクト―シンクロ―』を発動。デッキより、チューナーモンスターとチューナーモンスター以外のモンスターを墓地に送り、シンクロ召喚を行う」

ほむら「私はレベル4の宝玉獣 トパーズ・タイガーにレベル4のスクラップ・ビーストをチューニング!」

ほむら「心の闇より生まれし者、今、魂と引き替えに降臨するがいい! シンクロ召喚! 脈動せよ、ブラッド・メフィスト!!」

ATK2800

さやか「次から次に……」

ほむら「まだ、私のターンは終わってないわ」

ほむら「自分のフィールド上・墓地に「宝玉獣」と名のついたカード」

フィールド

宝玉獣 ルビー・カーバンクル

宝玉獣 アメジスト・キャット

墓地

宝玉獣 サファイア・ペガサス

宝玉獣 エメラルド・タートル

宝玉獣 コバルト・イーグル

宝玉獣 アンバー・マンモス

宝玉獣 トパーズ・タイガー

ほむら「が7枚存在するとき、手札から、このモンスターは特殊召喚できる」

ほむら「現れなさい、究極宝玉神レインボー・ドラゴン!!!」

ATK4000

173 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/15(水) 07:35:09.37 ID:5+Cf317SO
さやか「究極……」

まどか「宝玉神……」

ほむら「呆けてる暇はないわよ。レインボー・ドラゴンでNo.101S・H・Ark Knightを攻撃!」

さやか「く、くず鉄のかかしで攻撃を無効にする。そして、セットされる」

ほむら「そうするしかないわね。あなたは」

さやか「!?」

ほむら「ブラッド・メフィストの効果を発動。相手が魔法・罠カードをセットした時、相手ライフに300ポイントダメージを与える」

さやか「あぐっ」

LP3400→3100

ほむら「さらにブラッド・メフィストでNo.101S・H・Ark Knightを攻撃!」

さやか「くっ……」

LP3100→2400

さやか「No.101S・H・Ark Knightの効果を発動。フィールド上のこのカードが破壊される場合、代わりにこのカードのオーバーレイユニットを1つ取り除く事ができる」

ほむら「ターンエンド」

174 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/15(水) 07:35:55.08 ID:5+Cf317SO
さやか「私のターン、ドロー!」

ほむら「あなたのスタンバイフェイズ時にブラッド・メフィストの効果を発動。相手のスタンバイフェイズ時、相手フィールド上に存在するカード1枚につき相手ライフに300ポイントダメージを与える事ができる。あなたのフィールドには2体のモンスターと伏せカードは1枚」

さやか「ぐぬぬ」

ほむら「さらに900のダメージ!」

LP2700→1800

さやか「ぐっ……」

ほむら「形勢は逆転ね」

さやか「まだまだ……私は貪欲な壺を発動。墓地のモンスターを5枚」

ジェネクス・ウンディーネ
ジェネクス・コントローラー
海皇の重装兵
水精鱗−アビスパイク
水精鱗−アビスグンデ

さやか「ドロー!」

さやか「グングニールの効果を発動。1ターンに1度、手札を2枚まで墓地へ捨て、捨てた数だけ相手フィールド上のカードを選択し、そのカードを破壊する」

海皇の竜騎隊

さやか「私はレインボー・ドラゴンを選択」

ほむら「無駄よ。私は悪魔ほむらの効果でモンスター効果を無効にする」

さやか「まあ、そうくるだろうね。私は魔法カード『RUM−バリアンズ・フォース』を発動。自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターと同じ種族でランクが1つ高い「CNo.」または「CX」と名のついたモンスター1体を、選択したモンスターをオーバーレイユニットとして、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。私はNo.101S・H・Ark Knightでオーバーレイネットワークを再構築。カオス・エクシーズ・チェンジ!!!」

さやか「現れろ、CNo.101。満たされぬ魂の守護者よ。暗黒の騎士となって光を砕け! S・H・Dark Knight!」

ATK2800

175 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/15(水) 07:36:31.85 ID:5+Cf317SO
ほむら「まさか、こんな状況でそのカードを……」

さやか「CNo.101 S・H・Dark Knightの効果を発動。1ターンに1度、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをこのカードのオーバーレイユニットとする。私はレインボー・ドラゴンを選択」

ほむら「くっ……」

さやか「CNo.101 S・H・Dark Knightでブラッド・メフィストを攻撃!」

ほむら「攻撃力は互角……まさか!?」

さやか「ご明察。CNo.101 S・H・Dark Knightの効果を発動。オーバーレイユニットを持っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に「No.101 S・H・Ark Knight」が存在する場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。その後、自分はこのカードの元々の攻撃力分のライフを回復する」

LP1800→4600

さやか「そのかわり、この効果で特殊召喚したこのカードはこのターン攻撃できないんだけどね。グングニールでルビー・カーバンクルを攻撃」

ほむら「宝玉獣 ルビー・カーバンクルは魔法・罠ゾーンに置かれるわ」

さやか「ターンエンド」



ほむら LP4400 モンスター0 魔法・罠4 手札0

モンスター



魔法・罠

宝玉獣 ルビー・カーバンクル

宝玉獣ルビー・カーバンクル 

宝玉獣 アメジスト・キャット

悪魔ほむら スケール1

さやか LP4600 モンスター2 魔法・罠1 手札0

モンスター

CNo.101 S・H・Dark Knight ATK2800

氷結界の龍 グングニール ATK2500

魔法・罠



176 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/15(水) 07:37:18.28 ID:5+Cf317SO
さやか「しかし、まあ、あんたとは対立しっぱなしだわね」

ほむら「なら、あなたから妥協して、私に歩み寄りなさい」

さやか「冗談、歩み寄るのはそっちでしょ」

まどか「な、仲良くしようよ……」

さやか「そうだね。私が勝ったら、私専属のメイドにでも、なってもらおうかな」

ほむら「ふざけたことを……私のターン、ドロー! 私はレア・ヴァリューを発動。自分の魔法&罠カードゾーンに「宝玉獣」と名のついたカードが2枚以上存在する場合に発動できる。自分の魔法&罠カードゾーンの「宝玉獣」と名のついたカード1枚を相手が選んで墓地へ送り、自分のデッキからカードを2枚ドローする」

ルビー・カーバンクル

ほむら「ドロー!」

ほむら「魔法カード『コネクト―融合―』を発動。デッキ、手札、フィールドから融合素材モンスターを墓地に送り、融合召喚を行う。私は究極宝玉神レインボー・ダーク・ドラゴンとネオスを墓地に送り、融合召喚!」

ほむら「レインボー・ネオス!」

ATK4500

まどか「こ、こ、攻撃力……4500!?」

さやか「……やるじゃない」

ほむら「驚くのはまだ早いわ。私はレインボー・ネオスの効果を発動。自分フィールド上の魔法・罠カード1枚を墓地へ送る事で、相手フィールド上の魔法・罠カードを全てデッキに戻す。私はアメジスト・キャットを墓地に送る」

さやか「くず鉄のかかしを!?」

ほむら「レインボー・ネオスでCNo.101 S・H・Dark Knightを攻撃! レインボー・フレア・ストリーム!!!」

さやか「ぐはっ……」

LP4600→2900

ほむら「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

177 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/15(水) 07:37:47.07 ID:5+Cf317SO
さやか「はあはあ……これがあんたの勝ちへの執念、か」

ほむら「あなたじゃ、私には勝てないわ」

さやか「どうだろうね……このドロー次第じゃないかな?」

まどか「さ、さやかちゃん……ほ、ほむらちゃん……も、もう、やめようよ……」

さやか「まどか、悪いね」

ほむら「お互い、引けるような状況ではないわ」

まどか「そんな……」

さやか「私のターン、ドロー!」

ほむら「最後に何を引いたのかしら?」

さやか「……私が引いたカードは宇宙魔法『ブラック・ホール』!!!」

ほむら「!?」

さやか「いやー、さすが、さやかちゃん。ラッキーですわ」

ほむら「悪運が強いわね」

さやか「このカードはフィールド上のモンスターを全て破壊する」

さやか「ターンエンド」

ほむら LP4400 モンスター0 魔法・罠3 手札0

モンスター

魔法・罠



宝玉獣 ルビー・カーバンクル

悪魔ほむら スケール1

さやか LP2800 モンスター0 魔法・罠0 手札0

モンスター

魔法・罠

178 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/15(水) 07:38:33.22 ID:5+Cf317SO
ほむら「悪運だけは強いようね。でも、ピンチは脱しても、状況はまだ私が有利。ドロー!」

ほむら「ちっ。ターンエンド」

さやか「いいカードは引けなかったようだね」

ほむら「たまたまよ」

さやか「……そうかな?」

ほむら「?」

さやか(このまま、長期戦になれば、私のほうが不利になる。つまり、この状況は私の数少ないチャンス)

さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「私は魔法カード『ミラクル・フュージョン』を発動」

さやか「自分のフィールド・墓地から、「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた 融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体を エクストラデッキから融合召喚する。私はアイスエッジとフィッシュボーグ−アーチャーをゲームから除外し、現れろ、最強のヒーロー!!!」

さやか「E・HEROアブソルートZero!!!」

ATK2500

ほむら「くっ……」

さやか「E・HEROアブソルートZeroでダイレクトアタック! 瞬 間 氷 結」

LP4400→1900

ほむら「ぐはっ……」バタンッ

ほむら「美樹さやか……」ギリッ

さやか「形勢逆転! ターンエンド」

ほむら LP1900 モンスター0 魔法・罠3 手札1

モンスター

魔法・罠



宝玉獣 ルビー・カーバンクル

悪魔ほむら スケール1

さやか LP2800 モンスター1 魔法・罠0 手札0

モンスター

E・HEROアブソルートZero ATK2500

魔法・罠

179 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/15(水) 07:39:23.84 ID:5+Cf317SO
ほむら「私のターン、ドロー!」

ほむら「私はフィールド魔法『アドバンスド・ダーク』を発動。お互いのフィールド上・墓地に存在する「宝玉獣」と名のついたモンスターは闇属性として扱うわ」

ほむら「さらに手札から貪欲な壺を発動。墓地のモンスター5枚をデッキに戻し、2枚ドロー」

宝玉獣 ルビー・カーバンクル
宝玉獣 アメジスト・キャット
宝玉獣 エメラルド・タートル
宝玉獣 サファイア・ペガサス
宝玉獣 トパーズ・タイガー

ほむら「2枚ドロー」

ほむら「私はコネクト―儀式―を発動。デッキまたは手札から儀式モンスターを選択。その儀式に必要なレベル以上のモンスターをデッキから墓地に送り、儀式召喚を行う」

ほむら「私はSin レインボー・ドラゴンを墓地に送り、闇の支配者−ゾークを儀式召喚!」

ATK2700

さやか「また、インチキカードを……」

ほむら「バトルよ。私は闇の支配者−ゾークでE・HEROアブソルートZeroを攻撃!」

さやか「攻撃!?」

LP2800→2600

さやか「あんたともあろうものが、E・HEROアブソルートZeroの効果を見誤るなんてね」

ほむら「あなたが見誤るなんて、言葉を知ってるなんて、驚きね」

さやか「ぐぬぬ。E・HEROアブソルートZeroの効果を発動。このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する」

ほむら「……」

さやか「どうよ」

ほむら「悪いけど、それは読み通りよ」

さやか「強がりを……」

ほむら「現に私は闇の支配者−ゾークの効果を使ってはないわ」

さやか「え?」

ほむら「墓地にコネクト―ペンデュラム、エクシーズ、シンクロ、融合、儀式の5枚が揃った時、そのカードをデッキに戻すことができる」

さやか「」

ほむら「ただし、この効果はデュエル中、1度しか使えないわ」

さやか「インチキ効果もいい加減にしろ!」

180 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/15(水) 07:40:35.24 ID:5+Cf317SO
ほむら「私は悪魔よ。この程度のカードくらいは使うわ。ターンエンド」

さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「私はE・HEROバブルマンを特殊召喚! このカードは手札がこのカード1枚のみの場合、手札から特殊召喚できる。さらにこのカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。この効果は自分の手札・フィールドに他のカードが無い場合に発動と処理ができる」

さやか→変身

さやか「最強デュエリストのデュエルはすべて必然! ドローカードさえもデュエリストが創造する! 全ての光よ!力よ! 我が右腕に宿り、希望の光を照らせ! シャイニング・ドロー!!!」

ほむら「!?」

さやか「ほむら! ここからは全力だよ!」

さやか「私は深海のディーヴァを召喚! 深海のディーヴァの効果を発動。このカードが召喚に成功した時、デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚できる。私は海皇の重装兵を特殊召喚!」

さやか「レベル4E・HEROバブルマン、レベル2海皇の重装兵にレベル2深海のディーヴァをチューニング!」

さやか「集いし願いが新たに輝く星となる、光射す道となれ! シンクロ召喚! 飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!!」

ATK2500

ほむら「スターダスト……」

さやか「あんたのライフは1900。今度こそ、あんたのライフは0」

ほむら「……」

さやか「スターダスト・ドラゴンでダイレクトアタック!!!」

さやか「シューティング・ソニック!!!」

ドガシャアアアアアアン!!!!

さやか「よっしゃ!」

ほむら「罠カード発動。虹の行方」

さやか「!?」

ほむら「相手モンスターの攻撃宣言時に、自分の魔法&罠カードゾーンに存在する「宝玉獣」と名のついたカード1枚を選択して墓地へ送り発動する。ルビー・カーバンクルを墓地に送る。相手モンスター1体の攻撃を無効にし、自分のデッキから「究極宝玉神」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える事ができる」

究極宝玉神 レインボー・ドラゴン

さやか「ふん。でも、あんたは貪欲な壺を発動したから、召喚に必要な宝玉獣は揃ってはいない」

ほむら「そうね」

ほむら「美樹さやか」

ほむら→悪魔ほむら

さやか「!?」

ほむら「ここからは全力で相手になるわ」

ほむら LP1900 モンスター0 魔法・罠2 手札2

モンスター

魔法・罠

アドバンスド・ダーク

悪魔ほむら スケール1

さやか LP2600 モンスター1 魔法・罠0 手札1

モンスター

スターダスト・ドラゴン ATK2500

魔法・罠



今回はここまでです 次回は土曜日くらいに
181 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:22:11.62 ID:et0W/PhSO
ほむら LP1900 モンスター0 魔法・罠2 手札2

モンスター

魔法・罠

アドバンスド・ダーク

悪魔ほむら スケール1

さやか LP2600 モンスター1 魔法・罠0 手札1

モンスター

スターダスト・ドラゴン ATK2500

魔法・罠

ほむら「私のターン、ドロー!」

ほむら「永続魔法『宝玉の樹』を発動。「宝玉獣」と名のついたモンスターが魔法&罠カードゾーンに置かれる度に、このカードにジェムカウンターを1つ置く」

ほむら「私は宝玉獣サファイア・ペガサスを召喚。サファイア・ペガサスの効果でルビー・カーバンクルを魔法・罠ゾーンに。宝玉の樹にカウンターが1つ乗る」

0→1

さやか「今さら、そんなカードを召喚しても、私の勝ちは揺るがないよ」

ほむら「そうね。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

182 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:22:48.06 ID:et0W/PhSO
さやか「私のターン、シャイニングドロー!」

さやか「私は死者蘇生を発動。墓地より蘇れ、私のエースモンスター!」

さやか「CNo.101 S・H・Dark Knight!!!」

ATK2800

ほむら「……」

さやか「スターダスト・ドラゴンでサファイア・ペガサスに攻撃!」

ほむら「罠カード『宝玉割断』を発動。自分のデッキから「宝玉獣」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動する。相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の元々の攻撃力を半分にする。スターダスト・ドラゴンの攻撃力は半分になる」

エメラルド・タートル

ATK2500→1250

ほむら「反撃よ、サファイア・ペガサス」

LP2600→2050

ほむら「ただし、相手はデッキからカードを1枚ドローする」

さやか「シャイニング・ドロー! そうくるなら、CNo.101 S・H・Dark Knightでサファイア・ペガサスを攻撃!」

ほむら「アドバンスド・ダークの効果を発動。自分フィールド上の「宝玉獣」と名のついたモンスターが戦闘を行うダメージ計算時、自分のデッキから「宝玉獣」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事で、その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にする」

トパーズ・タイガー

ほむら「サファイア・ペガサスは魔法・罠ゾーンに。宝玉の樹の効果でカウンターを1つ乗せるわ」

カウンター1→2

さやか「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

ほむら LP1900 モンスター0 魔法・罠6 手札0

モンスター


魔法・罠

宝玉の樹 カウンター2

宝玉獣 ルビー・カーバンクル

宝玉獣 サファイア・ペガサス

アドバンスド・ダーク

悪魔ほむら スケール1

さやか LP2600 モンスター1 魔法・罠1 手札1

モンスター

CNo.101 S・H・Dark Knight ATK2800

魔法・罠



183 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:23:14.62 ID:et0W/PhSO
ほむら「しつこいわね、美樹さやか」

さやか「あんたに言われたくはないわ」

ほむら「私のターン、ドロー!」

ほむら「私は宝玉の樹の効果を発動。このカードを墓地に送る事で、このカードに乗っていたジェムカウンターの数だけデッキから「宝玉獣」と名のついたモンスターを永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く。アメジスト・キャットとトパーズ・タイガーを置くわ」

さやか「今さら、そんなカードは無意味」

ほむら「いいえ。私はこのカードを特殊召喚するわ」

さやか「!? まさか……」

ほむら「自分のフィールド上・墓地に「宝玉獣」と名のついたカードが合計7種類存在する場合のみこのカードは特殊召喚できる。現れなさい、究極宝玉神レインボー・ドラゴン!!!」

ATK4000

まどか「また、あのモンスター!?」

さやか「けど、私はすでにあのモンスターを攻略済」

ほむら「あの時とは状況も違うわ。もう、このカードを防ぎきるかしら? 究極宝玉神レインボー・ドラゴンでCNo.101 S・H・Dark Knightに攻撃!」

LP2050→850

さやか「がっ………はっ」

まどか「さやかちゃん!」

ほむら「ぐっ……」クラッ

ほむら「美樹さやか……」

さやか「はあはあ……」

ほむら「………ターンエンド」

184 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:23:52.36 ID:et0W/PhSO
さやか「私のターン……」

ほむら「あなたに勝ち目はないわよ……」

さやか「……」

さやか(このターンのドローが勝負……)

さやか「シャイニング・ドロー!」

さやか「私は………インキュベーターの契約―癒しの願い―を発動」

さやか「墓地のモンスター1体を特殊召喚し、このカードを装備する。このカードを装備したモンスターは戦闘、モンスター効果、魔法、罠では破壊されない」

さやか「蘇れ、CNo.101 S・H・Dark Knight!!!」

ATK2800

ほむら「無駄よ。悪魔ほむらの効果でCNo.101 S・H・Dark Knightの効果を無効にする。そんなモンスターを出しても、状況は」

さやか「それはどうかな?」

ほむら「!?」

さやか「実は私が今引いたカードはこっちだからね」

185 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:24:21.15 ID:et0W/PhSO
さやか「速攻魔法『サイクロン』」

ほむら「!?」

さやか「フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。私は悪魔ほむらを破壊する」

ほむら「そんな……」

さやか「CNo.101 S・H・Dark Knightの効果を発動! 究極宝玉神レインボー・ドラゴンをCNo.101 S・H・Dark Knightのオーバーレイユニットにする!」

ほむら「まさか……」

さやか「あんたも究極宝玉神レインボー・ドラゴンのように円環に導かれ、まどかの力になるんだ」

ほむら「美樹………さやか……!!!」

さやか「CNo.101 S・H・Dark Knightでダイレクトアタック!!!!」

LP1900→0



186 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:25:02.05 ID:et0W/PhSO
ほむら「がはっ」

さやか「はあはあ……」

ほむら「はあはあ……」

まどか「こ、この勝負………さ、さやかちゃんの……」

さやか「……私の勝ちだね」

ほむら「はあはあ……」

さやか「さっさと、まどかに円環の理の力を戻して、私専属のメイドとして、さやかちゃんに遣えなさい」

ほむら「……たまたま、勝っただけのくせに偉そうね」

さやか「まあ、たしかに今のはたまたまだわ」

さやか「だから、真の決着は『円環の理』でだわ」

ほむら「…………」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「まどか……」

まどか「もういい……いいんだよ……」

ほむら「でも、まどか……」

まどか「これはね。私が選んだ願いだから」キリッ

ほむら「まどか……」

ほむら「…………」

187 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:25:29.96 ID:et0W/PhSO
ほむら「………分かったわ」

さやか「それじゃ……」

ほむら「元より、今の体力じゃ、まどかに対抗もできないわ」

まどか「ほむらちゃん!」

さやか「それじゃ、皆を元に……」

???「それには及ばないよ」

3人「!?」

188 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:26:08.28 ID:et0W/PhSO
QB「……」

さやか「おまえは……」

ほむら「インキュベーター……!!」

QB「お手柄だよ、暁美ほむら。君の決闘(デュエル)のおかげでエネルギーは満たされた。僕はこのエネルギーで」

QB「円環の理を支配することにしよう」

3人「!?」

ほむら「何を馬鹿な……」

QB「元々は君がやろうとしたことだろう? なら、僕が代わりにやろうが問題はないはずだ」

ほむら「ふざけたことを……」

さやか「あんた……その力で何をする気!」

QB「君達の言う魔女システム」

3人「!?」

QB「それを復活させるのさ」

まどか「そんな……」

ほむら「今までの私の関知しない出来事すべては……」

QB「僕が仕込ませてもらったよ」

ほむら「そんな……」

さやか「これ以上、あんたの思い通りにはさせない!」

QB「だが、美樹さやか。君に僕を止められるのかい? 暁美ほむらとの戦いで力を大分、消耗しているようだけど」

さやか「くっ……」

ほむら「下がっていなさい、美樹さやか」

さやか「あんた……」

ほむら「インキュベーター。あなたの相手は私がしてあげるわ」

QB「暁美ほむら。君に至っては美樹さやか以上に力を使い果たしているようだね」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「自分の後始末くらいつけるわ」

QB「冷静に考えてみるんだ。僕が円環の理を制御できれば、鹿目まどかも解放できるかもしれない」

ほむら「たとえ、そうなっても、あなたの思い通りにさせたくはないわ」


189 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:26:36.11 ID:et0W/PhSO
まどか「無茶だよ、ほむらちゃん! 今のほむらちゃんじゃ……なら、私が戦う!」

ほむら「駄目よ、まどか。あなたを危険な戦いには巻き込めないわ」

さやか「……正直な話、私達、3人でも勝てるかどうか怪しいけどね」

QB「美樹さやかが一番、冷静のようだね」

QB「本来なら、このエネルギーは宇宙のために使いたいけれど、長期的にみれば、円環の理のために使う方が有益だ。それを邪魔するのであれば、全力で排除させてもらうよ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ほむら「くっ……」

まどか「やっぱり、私が……」

千年パズル『キラーン』

さやか「千年パズルの光があのエネルギーに!?」

QB「これは……」

ピカアアアアアアア

190 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:27:12.87 ID:et0W/PhSO
???『何を諦めてんだ』

ほむら「はっ!?」

主人公達「……」

ほむら「あなた達は……」

十代「簡単に諦めるなよ」

ほむら「諦めるって……」

遊星「今の戦い、インキュベーターに負けたとしても、時間稼ぎになれば、と考えているだろう?」

ほむら「!?」

遊馬「まどかを倒すために何度もかっとビングしたあんたらしくないぜ」

ほむら「……あなた達にとって、私は敵なのよ?」

遊戯「敵? それは違うよ」

遊矢「俺達は決闘(デュエル)を通じて、あんたを知ることができたんだ」

遊戯「もう、僕達に敵対する理由はないはずだ」

ほむら「……とんだお人好しね」

ほむら「でも、他の人達は許してはくれないわ」

遊戯「見てごらん」

遊戯王デュエルモンスターズからARC-Vのキャラ達

ほむら「彼らは……」

遊星「たしかにあんたがやったことは大変なことをした。けど、そこから、たくさんの出会いがあって、絆も生まれた」

十代「いろんなやつと戦えて、楽しかったしな」

ほむら「……けど、私にはどうしようもないわ。今の私にインキュベーターを止める術は……」

遊戯「受け取って」

ほむら「このカードたちは……」

十代「いくんだ、ほむら」

遊星「過ちを償うために」

遊矢「あんたの護るべきものために」

遊馬「かっとビングだ!!」

191 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/18(土) 10:27:59.01 ID:et0W/PhSO
ほむら「……今のは」

QB「どうやら、何も起こらないようだね」

QB「鹿目まどか、美樹さやか、暁美ほむら」

QB「君達も見ているといい。この世界の最期を」

ほむら「……それはどうかしら?」

QB「?」

ほむら「美樹さやか。まだ、戦えるわよね」

さやか「……誰に言ってるのよ」

まどか「ほむらちゃん!? さやかちゃん!?」

ほむら「下がってなさい、まどか」

QB「君達、2人が僕の相手か」

さやか「インキュベーター」

ほむら「あんたとの決着をつけさせてもらうわ」

QB・さやか・ほむら「「「決闘(デュエル)!!!」」」




今回はここまでです。次回は水曜日までに
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2014/10/18(土) 18:34:25.45 ID:NpC8N3cqO
乙乙
ついに最終決戦か・・・
193 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:43:17.56 ID:7efvYu9SO
QB LP8000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

ほむら LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

さやか LP4000 モンスター0 魔法・罠0 手札5

QB「今回の決闘(デュエル)は2対1の変則デュエルだ。ハンデとして、僕のライフは8000。すべてのプレイヤーは1ターン目は攻撃不可だ。先攻でドローもさせてもらうよ」

ほむら「かまわないわ」

さやか「足、引っ張んないでよ」

ほむら「私の台詞よ」

QB「僕のターン、ドロー」

QB「僕は手札から魔法カード『影依融合』を発動」

さやか「融合!?」

QB「自分の手札・フィールドから「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。僕は手札からシャドール・ヘッジホッグと虹クリボーを墓地に送り、エルシャドール・ネフィリムを融合召喚!!!」

ATK2800

まどか「攻撃力2800のモンスターを1ターン目から……!?」

QB「シャドール・ヘッジホッグの効果を発動。このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「シャドール・ヘッジホッグ」以外の「シャドール」モンスター1体を手札に加える。僕はシャドール・リザードを手札に加える」

QB「モンスターをセット、カードを1枚伏せて、ターンエンド」

194 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:43:48.45 ID:7efvYu9SO
ほむら「シンクロやエクシーズ、ペンデュラムでなく、融合を使ってくるなんて……」

QB「たしかにそれらの召喚方法は強力だ。だが、融合も捨てたものじゃない」

さやか「それはたしかに……」

QB「それに君達はシャドールの力を知らないのさ」

ほむら「シャドールの力?」

QB「さあ、君達のターンだよ」

ほむら「私からいかせてもらうわ」

まどか「頑張って、ほむらちゃん!」

QB「君のデッキは宝玉獣。シャドール相手にどの程度、戦えるかを見せてもらうよ」

ほむら「……私のターン、ドロー!」

ほむら「私はペンデュラムゾーンにスケール8の時読みの魔術師とスケール1の星読みの魔術師をセッティング!!!」

さやか「!?」

ほむら「これにより、レベル2から7のモンスターを同時に召喚可能」

まどか「あのカードは……」

QB「榊遊矢のカード……」

ほむら「揺れろ、魂のペンデュラム! 天空に描け光のアーク! ペンデュラム召喚!!」

ほむら「現れて! ブラック・マジシャン! E・HEROネオス!!!」

ATK2500 ATK2500

195 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:44:22.53 ID:7efvYu9SO
まどか「ブラック・マジシャンと」

さやか「ネオス!?」

QB「さっきの光は……なるほどね。だが、そのモンスター達では僕のモンスターには勝てない」

ほむら「カードを2枚伏せて、ターンエンド」

さやか「私のターン、ドロー」

さやか「ったく。考えなしに手札を使うなんて。フォローするこっちの身にもなれっての。私は水精鱗−アビスパイクを召喚。このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える。私は海皇の重装兵を捨て、水精鱗−アビスリンデを手札に加える」

さやか「海皇の重装兵の効果を発動。このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。エルシャドール・ネフィリムを破壊する!」

QB「エルシャドール・ネフィリムの効果を発動。このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。影依融合を手札に加える」

196 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:45:22.41 ID:7efvYu9SO
さやか「はあ!?」

ほむら「足を引っ張らないで、とあなたが言ったわよね? あなたはどこまで愚かなの?」

さやか「うるさーい! あんなの予想できるかー! カードを1枚伏せて、ターンエンド」

QB LP8000 モンスター2 魔法・罠1 手札3

モンスター



魔法・罠



ほむら LP4000 モンスター2 魔法・罠4 手札0

モンスター

ブラック・マジシャン ATK2500

E・HEROネオス ATK2500

魔法・罠



時読みの魔術師

星読みの魔術師

さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札4


モンスター

水精鱗−アビスパイク ATK1600

魔法・罠



197 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:46:11.02 ID:7efvYu9SO
QB「僕のターン、カードドロー」

QB「シャドール・リザードを攻撃表示にする。シャドール・リザードの効果を発動。このカードがリバースした場合、フィールドのモンスター1体を破壊する。僕が破壊するのは…………水精鱗−アビスパイク」

さやか「私のモンスター!?」

ほむら「ブラック・マジシャンやネオスではなくて!?」

QB「君のモンスターを破壊しても、ネオスかブラック・マジシャンはフィールドに残る。だが、水精鱗−アビスパイクを破壊すれば、美樹さやかを護る壁はない。僕は影依融合を発動」

QB「自分の手札・フィールドから「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。フィールドのシャドール・リザードと手札のシャドール・ビーストを墓地に送り、エルシャドール・ミドラーシュを融合召喚!」

ATK2200

QB「墓地に送られたシャドール・ビーストとシャドール・リザードの効果を発動。シャドール・ビーストはこのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする」

QB「ドロー」

QB「シャドール・リザードはこのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「シャドール・リザード」以外の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。僕はシャドール・ドラゴンを墓地に送る」

さやか「くそっ……さっきから、1人(?)でごちゃごちゃと」

198 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:46:48.89 ID:7efvYu9SO
QB「シャドール・リザードは効果で墓地へ送られた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。僕は美樹さやかの伏せカードを破壊する」

くず鉄のかかし

さやか「あぐっ……」

QB「これで美樹さやかのフィールドは丸裸だ」

さやか「……」

QB「エルシャドール・ミドラーシュでダイレクトアタック!」

まどか「さやかちゃん!」

ほむら「速攻魔法『エネミーコントローラー』」

さやか「!?」

ほむら「このカードは相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、表示形式を変更する。私はエルシャドール・ミドラーシュを選択」

DEF800

さやか「ほむら……」

ほむら「足を引っ張らないでと言ってるわよね?」

さやか「……可愛いげのないやつめ」

QB「そんなカードを入れるとはね、暁美ほむら」

ほむら「……どういう意味かしら?」

QB「デュエルモンスターズで大事なことは強いカードでデッキを組み、勝利を得ることだ」

QB「そこに拘りなど必要はない」

ほむら「あなたらしい考えね。あなたのシャドールもその考えに基づいてるってわけね」

QB「その通りさ。今のところは」

ほむら「今のところ?」

QB「むろん、このデッキより強いデッキがくれば、そちらに乗り換えるさ」

さやか「あんた……デッキに愛着はないの?」

QB「? そんなものは必要ないよ。大事なことは勝利だからね」

ほむら「あなたらしいわね」

QB「ターンエンド」

199 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:47:55.01 ID:7efvYu9SO
ほむら「私のターン、ドロー」

QB「大方、君のデッキは武藤遊戯達、5人のカードを入れた紙屑のようなまとまりのないデッキなのだろう。そんなデッキで僕には勝てないよ。冷静な君なら、それくらいは分かるだろう?」

ほむら「たしかにあなたの言う通りかもしれない」

ほむら「私はブラック・マジシャンでエルシャドール・ミドラーシュを攻撃!」

ほむら「けれど、このデッキで勝たせてもらうわ」

QB「エルシャドール・ミドラーシュの効果を発動。このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。僕は影依融合を手札に加える」

さやか「また、そのカードを……っていうか! あんたも私と同じようなことをしてんじゃん!」」

ほむら「あなたとは大きく違うわ。私にはまだバトルが残っている。ネオスでダイレクトアタック!」

QB「……」

まどか「いっけー、ネオス!!!」

QB「永続罠『ディフェンド・キュウベえ』」

ほむら「!?」

QB「僕がダイレクトアタックを受けるときにデッキよりインキュベーターを特殊召喚できる」

DEF800

インキュベーター『きゅっぷい♪』

200 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:48:38.75 ID:7efvYu9SO
ほむら「憎たらしいモンスターね。ネオスでインキュベーターを攻撃!」

QB「このカードが戦闘で破壊された時、このカードをデッキに戻し、デッキに戻したインキュベーター以外のインキュベーターを表側守備表示で特殊召喚できる」

DEF800

インキュベーター『きゅっぷい』

QB「さらにこの効果でインキュベーターが特殊召喚された場合、ライフを1000回復する」

LP8000→9000

さやか「かーっ! せこい戦術を!」

ほむら「………待ちなさい。これは……」

QB「気がついたようだね」

さやか「何を?」

まどか「……ああ! 戦闘で破壊するたびにキュウベえはデッキに戻って、デッキから別のキュウベえが特殊される。続けて、そのキュウベえを戦闘で破壊しても……」

ほむら「最初に戻したインキュベーターがフィールドに戻る。戦闘で破壊するたびに無限でループされるわ。おまけにライフも回復されていくわ」

さやか「インチキカードもいい加減にしろ!」

ほむら「……ターンエンド」

201 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:49:24.86 ID:7efvYu9SO
さやか「私のターン、ドロー! 私はモンスターをセット。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

QB LP9000 モンスター1 魔法・罠1 手札4

モンスター

インキュベーター DEF800

魔法・罠

ディフェンド・キュウベえ

ほむら LP4000 モンスター2 魔法・罠3 手札1

モンスター

ブラック・マジシャン ATK2500

E・HEROネオス ATK2500

魔法・罠



時読みの魔術師

星読みの魔術師

さやか LP4000 モンスター1 魔法・罠1 手札3


モンスター



魔法・罠



202 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:50:04.08 ID:7efvYu9SO
QB「美樹さやかには打つ手がないようだね」

さやか「……」

QB「僕のターン、ドロー」

QB「マスマティシャンを召喚。このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキからレベル4以下のモンスター1体を墓地へ送る。僕はシャドール・ファルコンを墓地に送る」

QB「シャドール・ファルコンは効果で墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚する」

QB「さらに影依融合を発動。フィールドのマスマティシャンと手札のシャドール・ドラゴンを融合」

さやか「また……」

QB「エルシャドール・シェキナーガを融合召喚!!!」

ATK2600

さやか「また、融合……」

ほむら「さすがにしつこいわね」

QB「シャドール・ドラゴンの効果を発動。このカードが効果で墓地へ送られた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。僕は暁美ほむらの伏せカードを破壊する」

QB「エルシャドール・シェキナーガでブラック・マジシャンを攻撃!」

LP4000→3900

ほむら「どういうつもりかしら? さっきは美樹さやかを狙う気だったのに」

QB「情勢は刻一刻と変わるものさ」

QB「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

203 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:52:50.00 ID:7efvYu9SO
ほむら「私のターン、ドロー! ペンデュラム召喚! 現れて、私達のモンスター達!」

BF−疾風のゲイル

サイバー・ドラゴン

QB「そのカードは……」

ほむら「1つ訂正するわ。このデッキはあの5人だけではない。たくさんの想いがこめられたデッキ。もっとも、あなたでは理解できないでしょうが」

ほむら「BF−疾風のゲイルの効果を発動。1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。私はエルシャドール・シェキナーガの攻撃力を半分にする」

ATK2600→1300

ほむら「レベル5のサイバー・ドラゴンにレベル3のBF−疾風のゲイルをチューニング」

QB「スターダストか」

ほむら「王者の鼓動、今ここに列を成す! 天地鳴動の力を見るがいい! シンクロ召喚! レッド・デーモンズ・ドラゴン!」

ATK3000

QB「そのカードは……」

まどか「たしか、ジャックさんのカード」
204 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:53:23.10 ID:7efvYu9SO
ほむら「このカードが薄汚いあなたの戦術を突破するわ。私はレッド・デーモンズ・ドラゴンでインキュベーターを攻撃!」

さやか「インキュベーターを!?」

ほむら「レッド・デーモンズ・ドラゴンの効果を発動。このカードが相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを攻撃した場合、そのダメージ計算後に相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを全て破壊する」

QB「破壊されたシャドール・ファルコンの効果を発動。このカードは効果で墓地へ送られた場合、このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚する」

ほむら「ネオスでエルシャドール・シェキナーガを攻撃!」

LP9000→7800

まどか「やったぁ! キュウベえのライフを減らせた!」

QB「エルシャドール・シェキナーガの効果を発動。このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。僕は影依融合を手札に加える」

ほむら「……ターンエンド」

205 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:55:44.61 ID:7efvYu9SO
QB「見事だね、暁美ほむら。君がこれほどまでに善戦するとは」

さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「私も負けてられない! 私が引いたカードは『RUM−七皇の剣』。「CNo.」以外の「No.101」〜「No.107」のいずれかをカード名に含むモンスター1体を、自分のエクストラデッキ・墓地から特殊召喚し、そのモンスターと同じ「No.」の数字を持つ「CNo.」と名のついたモンスターをその特殊召喚したモンスターをオーバーレイユニットにし、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。私はNo.101 S・H・Ark Knightを特殊召喚し、このカード1枚でオーバーレイネットワークを再構築」

さやか「現れろ、CNo.101。満たされぬ魂の守護者よ。暗黒の騎士となって光を砕け! S・H・Dark Knight!」

ATK2800

さやか「自分のメインフェイズ時、手札からこのカード以外の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて」

水精鱗−アビスグンデ

さやか「水精鱗−ディニクアビスを手札から特殊召喚!」

ATK1700

さやか「この効果で特殊召喚に成功した時、デッキからレベル4以下の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を手札に加える」

水精鱗−アビスタージ

さやか「さらに水精鱗−アビスグンデの効果を発動。このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、自分の墓地から「水精鱗−アビスグンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。私は水精鱗−アビスパイクを特殊召喚!」

ATK1700

さやか「水精鱗−アビスパイクの効果で水精鱗−アビスタージを墓地に送り、水精鱗−アビスグンデを手札に加える」

さやか「水精鱗−アビスパイクでセットモンスターを攻撃」

セットモンスター→シャドール・ファルコン

QB「このカードがリバースした場合、「シャドール・ファルコン」以外の自分の墓地の「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。僕はシャドール・ドラゴンをセットする」

さやか「水精鱗−ディニクアビスでセットモンスターを攻撃!」

QB「シャドール・ドラゴンの効果を発動。このカードがリバースした場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。僕はレッド・デーモンズ・ドラゴンをエクストラデッキに戻す」

まどか「せっかくのレッド・デーモンズ・ドラゴンが……」

ほむら「美樹さやか……」

さやか「け、計算通り! CNo.101S・H・Dark Knightでダイレクトアタック!」

QB「無駄なことだって、知ってるくせに。懲りないんだな、君は」

QB「ディフェンド・キュウベえの効果により、インキュベーターを特殊召喚」

さやか「攻撃は中止! かかったね、インキュベーター! CNo.101S・H・Dark Knightの効果を発動!」

ほむら「!?」

まどか「あっ!」

さやか「1ターンに1度、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターをこのカードのオーバーレイユニットとする。私はインキュベーターをこのカードのオーバーレイユニットにする!」

まどか「キュウベえのカードは2体いて、完全な効果を発揮するカード……これで2体を封じた!」

QB「……」



206 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 06:56:38.02 ID:7efvYu9SO
さやか「これであんたの戦術は封じた! ターンエンド」

QB「なるほどね。どうやら、君たちの評価を改めなければならないようだね」」

QB「とはいえ、僕の勝利は揺るがないけどね」

ほむら「たいした自信ね」

QB「君たちは僕のデッキの一部分しかみてないからね」

さやか「なら、見せてもらうよ。あんたの100%の戦術をね」

QB LP7800 モンスター1 魔法・罠1 手札2

モンスター

魔法・罠

ディフェンド・キュウベえ

ほむら LP3900 モンスター1 魔法・罠2 手札0

モンスター

E・HEROネオス ATK2500

魔法・罠

時読みの魔術師

星読みの魔術師

さやか LP4000 モンスター4 魔法・罠1 手札1


モンスター



水精鱗−アビスパイク ATK1700

CNo.101S・H・Dark Knight ATK2800

水精鱗−ディニクアビス ATK1700

魔法・罠





今回はここまでです 次回は月曜日までに
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 11:42:21.25 ID:XUdO+gTio
乙だがミスが…

>>197
リザードの効果は1ターンに@Aどっちか1つしか使えない

>>198
ドラゴンの名前ががリザードになってる
208 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/22(水) 13:23:26.12 ID:7efvYu9SO
>>207

ご指摘ありがとうございます

ほんと、ミスばかりで申し訳ありません
209 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:08:10.43 ID:MvngEM1SO
QB LP7800 モンスター1 魔法・罠1 手札2

モンスター

魔法・罠

ディフェンド・キュウベえ

ほむら LP3900 モンスター1 魔法・罠2 手札0

モンスター

E・HEROネオス ATK2500

魔法・罠

時読みの魔術師

星読みの魔術師

さやか LP4000 モンスター4 魔法・罠1 手札1


モンスター



水精鱗−アビスパイク ATK1700

CNo.101S・H・Dark Knight ATK2800

水精鱗−ディニクアビス ATK1700

魔法・罠



QB「僕のターン、ドロー」

QB「僕は影依融合を発動。自分の手札・フィールドから「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。そのとき、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる」

QB「美樹さやかのフィールドにはCNo.101S・H・Dark Knightのカードがある。僕は手札のシャドール・ビーストとデッキのヴォルカニック・クイーンを墓地に送り、エルシャドール・エグリスタを融合召喚!」

ATK2450

QB「シャドール・ビーストの効果を発動。このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする」

さやか「また、融合……」

QB「僕はエルシャドール・エグリスタで水精鱗−アビスパイクを攻撃!」

LP4000→3250

さやか「くっ……」

QB「僕はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ」

210 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:09:25.30 ID:MvngEM1SO
ほむら「私のターンよ」

ほむら「ドロー」

ほむら「モンスターをセット」

ほむら「ネオスでエルシャドール・エグリスタに攻撃!」

LP7800→7750

QB「エルシャドール・エグリスタの効果を発動。このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。影依融合を手札に」

さやか「またかよ……」

ほむら「けれど、あいつの手札、フィールドには融合素材となるモンスターもいない。あいつに次の矢は射てないわ。私はターンエンド」

QB「たしかに今のところ、次の矢は射てない。けれど最強の防御布陣は完全に破れてはいないよ」

さやか「私のターン、ドロー!」

さやか「強がりを言っても、さやかちゃんは容赦はしないよ」

さやか「私は水精鱗−ディニクアビスでダイレクトアタック!」

QB「ディフェンド・キュウベえの効果により、インキュベーターを特殊召喚」

さやか「構うもんか! 水精鱗−ディニクアビスでインキュベーターを攻撃!」

さやか「CNo.101S・H・Dark Knightでダイレクトアタック!」

QB「ディフェンド・キュウベえの効果を発動。インキュベーターを特殊召喚」

3人「!?」

211 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:09:53.46 ID:MvngEM1SO
さやか「その効果は1ターンに1度じゃないの!?」

QB「僕はそんなことは1度も言ってないよ」

さやか「最初に何で言わないのよ」

QB「聞かれなかったからね」

ほむら「落ち着きなさい、美樹さやか」

ほむら「あなたのカードなら、あのカードを打ち破るなんて、容易いわ」

さやか「!!」

さやか「私はバトルを終了。CNo.101S・H・Dark Knightの効果を発動。インキュベーターをこのカードのオーバーレイユニットにする!」

ほむら「これであなたのデッキにはインキュベーターはいないわ」

さやか「あんたが私にアドバイスなんてするとはね」

ほむら「負けるよりマシよ」

さやか「カードを1枚伏せて、ターンエンド」

QB LP7750 モンスター0 魔法・罠3 手札1

モンスター

魔法・罠



ディフェンド・キュウベえ

ほむら LP3900 モンスター1 魔法・罠2 手札0

モンスター



E・HEROネオス ATK2500

魔法・罠

時読みの魔術師

星読みの魔術師

さやか LP3250 モンスター3 魔法・罠2 手札1


モンスター



CNo.101S・H・Dark Knight ATK2800

水精鱗−ディニクアビス ATK1700

魔法・罠



212 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:10:19.71 ID:MvngEM1SO
QB「僕のターンだ」

QB「ドロー」

QB「まさか、君達のタッグがここまで戦えるとはね。計算外だよ」

さやか「今なら、サレンダーを認めてもいいよ」

QB「僕は魔法カード『インキュベーターの捕食』を発動」

QB「墓地のインキュベーターを全て、デッキに戻す」

ほむら「!?」

さやか「そんな! つまり……」

まどか「キュウベえに攻撃が届かない!」

QB「ターンエンドだ」

213 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:11:19.37 ID:MvngEM1SO
ほむら「……落ち着きなさい。たしかに攻撃は通らない。けれど、3枚のうち、2枚はこちらにあるわ」

まどか「そっか。ライフの回復だけはされない」

ほむら「そういうことよ。私のターン、ドロー!」

ほむら「私はコネクト−エクシーズ―を発動」

さやか「そのカードは!?」

ほむら「エクストラデッキからエクシーズモンスターを選択。その召喚条件にあうモンスターを墓地またはデッキから選択し、エクシーズ召喚を行うわ」

ほむら「私はデッキのレベル8のブルーアイズ2枚を選択。エクシーズ召喚!」

ほむら「宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり、銀河の源よりよみがえれ! 顕現せよ、そして我を勝利へと導け! No.107 銀河眼の時空竜!」

ATK3000

QB「この場面でそのカードを出すとは」

ほむら「誇り高き竜は泣いているのよ。おまえのようなやつに利用されてね」

QB「だが、そんなカードをいくら、並べても、僕には傷1つつけられないよ」

ほむら「それはどうかしら? No.107 銀河眼の時空竜でダイレクトアタック!」

QB「ディフェンド・キュウベえの効果を発動。インキュベーターを特殊召喚」

ほむら「ターンエンド」

214 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:12:01.59 ID:MvngEM1SO
QB「ターン……」

さやか「エンド?」

ほむら「……」

さやか「!! 私のターン、ドロー!」

さやか「私はCNo.101S・H・Dark Knightの効果を発動。インキュベーターをこのカードのオーバーレイユニットにする!」

QB「その手は想定の範囲内さ」

さやか「強がりを」

さやか「CNo.101S・H・Dark Knightでダイレクトアタック!」

QB「墓地の虹クリボーの効果を発動。相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。ただし、この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される」

さやか「無駄! 水精鱗−ディニクアビスで虹クリボーを攻撃!」

さやか「CNo.101S・H・Dark Knightでダイレクトアタック!」

LP7750→4950

QB「きゅっぷい」

さやか「よっしゃ! まどか! このさやかちゃんがインキュベーターのライフを削っちゃいましたよ!」ブイ

まどか「さやかちゃん!!!」

さやか「どうよ、ほむら。私の攻撃は!」

ほむら「私のアシストのおかげね」ファサ

さやか「ほんと、可愛いげのないやつめ」

さやか「私のターンは終了。かかってこい、インキュベーター!!!」

QB LP4950 モンスター0 魔法・罠3 手札1

モンスター

魔法・罠



ディフェンド・キュウベえ

ほむら LP3900 モンスター3 魔法・罠2 手札0

モンスター



No.107 銀河眼の時空竜 ATK3000

E・HEROネオス ATK2500

魔法・罠

時読みの魔術師

星読みの魔術師

さやか LP3250 モンスター3 魔法・罠2 手札2


モンスター



CNo.101S・H・Dark Knight ATK2800

水精鱗−ディニクアビス ATK1700

魔法・罠



215 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:13:27.02 ID:MvngEM1SO
QB「………たしかにいい攻撃だった。君達のデュエルは素晴らしい。コンビネーションも、戦略も」

QB「けれど、この僕を倒すには程遠いんだよね。僕のターン、ドロー」

QB「僕は魔法カード『契約−金銀財宝―』を発動」

さやか「な、なに、そのカードは……」

QB「僕はライフを1000単位で支払う。その支払ったライフ1000ポイントにつき、1枚デッキからカードを引く。僕は4000支払う」

4950→950

QB「4枚ドロー」

さやか「自分のライフを削った!?」

QB「君達は本質を見えてないな。経過のライフなんて、意味がない。大事な相手のライフを0にできるかさ」

QB「僕は儀式魔法『影霊衣の万華鏡』を発動」

さやか「儀式魔法!?」

QB「儀式召喚するモンスターと同じレベルになるように、自分の手札・フィールドのモンスター1体をリリース、またはエクストラデッキのモンスター1体を墓地へ送り、手札から「影霊衣」儀式モンスターを任意の数だけ儀式召喚する」

QB「僕はエクストラデッキからレベル10のA・O・J ディサイシブ・アームズを墓地に送る」

QB「僕は手札からレベル6のブリューナクの影霊衣とレベル4のユニコールの影霊衣を儀式召喚」

ATK2300

ATK2300

さやか「2体の儀式モンスター!?」

216 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:14:30.97 ID:MvngEM1SO
QB「ブリューナクの影霊衣の効果を発動。エクストラデッキから特殊召喚された、フィールドのモンスターを2体まで対象として発動できる。そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。僕はNo.107 銀河眼の時空竜とCNo.101S・H・Dark Knightをデッキに戻す」

さやか「!?」

ほむら「……」

ほむら「けれど、ネオスの攻撃力には及ばないわ」

QB「たしかに。だが、美樹さやかはどうだい?」

ほむら「!?」

QB「君には何もできない」

さやか(私の伏せカードはバブル・ブリンガーとサンダーブレイク。手札にはアビスグンデ)

さやか(防御は完璧よ)

QB「―――僕はブリューナクの影霊衣で水精鱗−ディニクアビスを攻撃」

さやか「罠カード『サンダーブレイク』」

QB「カウンター罠『契約の力―時間遡行―』」

さやか「!?」

QB「相手の罠カードの効果と発動を無効にし、デッキに戻す」

さやか「ぐぬぬ」

LP3250→2650

QB「僕はユニコールの影霊衣で美樹さやかのセットモンスターを攻撃!」

さやか「セットモンスターは水精鱗−アビスリンデ。フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、デッキから「水精鱗−アビスリンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる」

さやか「水精鱗−リードアビスを特殊召喚」

ATK2700

まどか「すごいよ、さやかちゃん! 大逆転のカードだよ!」

さやか「イエーイ」

ほむら「気を緩めないで」

さやか「ん?」

ほむら「まだ、あいつのターンは終わってないわ」

QB「僕はカードを1枚伏せて、ターンエンド」

ほむら「!?」

217 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:15:14.31 ID:MvngEM1SO
さやか「私達の反撃に打つ手がないって、ことだね」

ほむら「……私のターン、ドロー」

ほむら(打つ手がない? インキュベーターがそんな考えなしなことをするのかしら?)

ほむら「……仕掛けるわよ、美樹さやか」

さやか「!!」

ほむら「セットモンスターを攻撃表示」

メタモルポット

ほむら「このカードはリバースした時、お互いの手札を全て捨てる。その後、お互いはそれぞれ自分のデッキからカードを5枚ドローする」

さやか「墓地に送られたアビスグンデの効果を発動。このカードが手札から墓地へ捨てられた場合、自分の墓地から「水精鱗−アビスグンデ」以外の「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる」

さやか「私は水精鱗−ディニクアビスを特殊召喚」

ATK1700

QB「……」

ほむら「ペンデュラム召喚! 現れて、私のモンスター達!」

真紅眼の黒竜 ATK2400

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500

QB「そんなモンスターをいくら並べても、無駄なのに。懲りないんだな、君も」

さやか「強がりを」

ほむら「……ネオスでユニコールの影霊衣を攻撃!」

950→750

ほむら「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでブリューナクの影霊衣を攻撃!」

ほむら「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの効果を発動! このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる」

LP750→350

QB「……」

ほむら「……インキュベーター。あなたとの因縁もこれで終わりよ。真紅眼の黒竜でダイレクトアタック!!!」

218 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:16:44.20 ID:MvngEM1SO
QB「罠カード『絶望の舞台』を発動」

QB「自分のライフが500以下の時にのみ、発動できる。フィールド上のモンスターをすべてリリースする」

3人「リリース!?」

QB「そして、デッキより、ワルプルギスの夜を儀式召喚扱いとして召喚する」

ATK4000

ほむら「ワルプルギスの夜!?」

QB「この効果でリリースしたモンスター1体につき、攻撃力は1000アップする。リリースしたモンスターは暁美ほむらは4体。美樹さやかは2体。計、6体。攻撃力は」

さやか「6000アップ……」

ATK4000→10000

まどか「攻撃力10000!?」

さやか「残りのライフが350だってのに」

QB「このカードはモンスター効果、魔法、罠により、破壊されず、除外もされない。手札、デッキに戻すこともできない」

QB「1度、召喚されたら、君達のフィールドを破壊つくすだろう」

さやか「インチキカードを……けど、戦闘でなら、こいつを破壊できるんでしょ?」

まどか「けど、攻撃力は10000……」

ほむら「……」

QB「暁美ほむら。まだ、君のターンだよ?」

ほむら「……」

さやか「ほむら?」

QB「ショックを受けるのも無理はないだろう。君の話によれば、君はワルプルギスの夜に何度も挑み続けていたんだからね」

QB「君には分かっているんだろう? ワルプルギスの夜には勝てないことが」

ほむら「そんなことは……ないわ」

QB「そうかい。まだ、君のターンだけど、どうするんだい?」

ほむら(私の手札にあれを倒せるカードはない。いえ、手札だけじゃない。デッキにも……)

ほむら「……モンスターをセット。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

219 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:17:12.89 ID:MvngEM1SO
さやか「私のターン、ドロー」

QB(暁美ほむらは堕ちた。しかし、まだ、美樹さやかがいるね

さやか「私はレベル7の水精鱗−ディニクアビスと水精鱗−リードアビスでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! エクシーズ召喚! 水精鱗−ガイオアビス」

ATK2800

さやか「オーバーレイユニットを持っているこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、レベル5以上のモンスターは攻撃できない。つまり、あんたのワルプルギスの夜は攻撃できない」

QB「例え、攻撃を封じても、ワルプルギスの夜を倒せなくちゃ、意味はないよ」

さやか「分かってる! 私はモンスターをセット。カードを1枚伏せて、ターンエンド」

QB LP350 モンスター1 魔法・罠2 手札5

モンスター

ワルプルギスの夜 ATK10000

魔法・罠



ディフェンド・キュウベえ

ほむら LP3900 モンスター1 魔法・罠3 手札1

モンスター



魔法・罠



時読みの魔術師

星読みの魔術師

さやか LP2650 モンスター2 魔法・罠2 手札4


モンスター



水精鱗−ガイオアビス ATK2800

魔法・罠



220 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/27(月) 08:18:35.43 ID:MvngEM1SO
QB「僕のターン、ドロー」

さやか(たしかにあのモンスターは強力。でも、あいつのデッキには限りがある。何とか、耐え抜けば、勝機も……)

QB「美樹さやか。君は僕のデッキ切れを狙っているのだろう?」

さやか「!?」

QB「僕は契約―満漢全席―を発動」

QB「このカードは発動後、除外される。この効果はデュエル中に1度しか使えない。すべてのデュエリストは墓地のカードを全てデッキに戻し、シャッフルすることができる」

さやか「!?」

QB「僕はすべてのカードをデッキに戻す。君達はどうするんだい?」

さやか「……あんたの施しなんていらない」

ほむら「同感ね」

QB「なら、仕方がないね。僕はワルプルギスの夜の効果を発動。魔法カードを1枚、墓地に捨てる」

超融合

QB「僕のターンのエンドフェイズまで、モンスター効果を受け付けない」

3人「え!?」

まどか「こ、これって……」

ほむら「……美樹さやかの水精鱗−ガイオアビスの効果も無意味ね」

さやか「そ、それじゃ……」

QB「ワルプルギスの夜で水精鱗−ガイオアビスを攻撃」

さやか「……」

QB「さよならだね。…………美樹さやか」





今回はここまでです

続きは金曜日までに
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/28(火) 21:49:10.50 ID:xkI+XM39O
インチキ効果もいいかげんにしろっていいたくなるわそりゃ
222 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/31(金) 12:07:51.03 ID:Y12mOoxSO
QB LP350 モンスター1 魔法・罠2 手札4

モンスター

ワルプルギスの夜 ATK10000

魔法・罠



ディフェンド・キュウベえ

ほむら LP3900 モンスター1 魔法・罠3 手札1

モンスター



魔法・罠



時読みの魔術師

星読みの魔術師

さやか LP2650 モンスター2 魔法・罠2 手札4


モンスター



水精鱗−ガイオアビス ATK2800

魔法・罠



さやか(この攻撃が通れば、私の……でも、防げ……)

ほむら「罠カード『和睦の使者』を発動」

さやか「ほむら!?」

ほむら「このターン、相手モンスターから受ける全ての戦闘ダメージは0になり、自分のモンスターは戦闘では破壊されない」

ほむら「足を引っ張るなと言ったはずよね?」

さやか「ぐぬぬ」

QB「その言うわりには彼女を助けてるじゃないか?」

ほむら「おまえに勝つためよ」

さやか「素直じゃないやつめ」

QB「僕はターンエンドだ」

223 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/31(金) 12:08:25.27 ID:Y12mOoxSO
ほむら「私のターン……」ガシッ

さやか「……」

まどか「……」

ほむら「あなた達……」

さやか「ほむら」

まどか「最後は一緒に」

ほむら「……分かったわ」

ほむら・さやか・まどか「「「ドロー!!!」」」

RUM―ヌメロン・フォース

ほむら(……来たわね)

ほむら「私はクイーンズナイトを召喚」

ほむら「セットモンスターのスパークマンを攻撃表示に」

ほむら「レベル4のクイーンズナイトとスパークマンでオーバーレイ! 2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!」

ほむら「No.39 希望皇ホープ!!!」

ATK2500

QB「……」

ほむら「手札からRUM―ヌメロン・フォースを発動。自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターと同じ種族でランクが1つ高い「CNo.」と名のついたモンスター1体を、選択した自分のモンスターをオーバーレイユニットにして、エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。私はホープを選択。希望皇ホープでオーバーレイネットワークを再構築。カオス・エクシーズチェンジ」

ほむら「現れなさい、CNo.39!」

さやか「未来に輝く勝利をつかめ!」

まどか「重なる思い、つながる心が世界を変える!」

ほむら・さやか・まどか「希望皇ホープレイ・ヴィクトリー!」

ATK2800

ほむら「なぜ、あなた達と一緒にエクシーズ口上を言うのよ」

まどか「ティヒヒ」

さやか「気分、気分」

224 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/31(金) 12:09:10.45 ID:Y12mOoxSO
ほむら「……ヌメロン・フォースはこの効果で特殊召喚したモンスター以外のフィールド上に表側表示で存在するカードの効果を全て無効にする。これにより、ワルプルギスの夜の効果は無効になる」

QB「……」

ほむら「ホープレイ・ヴィクトリーでワルプルギスの夜を攻撃! その瞬間、ホープレイ・ヴィクトリーの効果を発動! このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。さらにこのカードが相手の表側表示モンスターに攻撃宣言した時、このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除いて発動できる。ターン終了時まで、その相手モンスターの効果は無効化され、このカードの攻撃力はその相手モンスターの攻撃力分アップする」

ATK2800→12800

ほむら「絶望もこの手で乗り越えるわ。ホープレイ・ヴィクトリーでワルプルギスの夜を攻撃!」

QB「……」

ほむら・さやか「「ホープ剣・ダブルビクトリー・スラッシュ!!!」」

ドガシャアアアアアアアン!!!

LP350→350

ほむら「ライフが……」

さやか「減ってない!?」

ワルプルギス『アハハハハハハハハハ』

QB「ワルプルギスの夜は戦闘で破壊され、墓地に置かれた場合、そのダメージを無効にし、墓地に送られた時の攻撃力になり、フィールドに舞い戻る。もっとも、この効果はデュエル中に1度しか使えない」

ATK10000

QB「言ったはずだよ? このカードは君達のフィールドを破壊しつくすと」

ほむら「………」

ほむら(手札は0……フィールドにはホープレイヴィクトリーの1体とペンデュラムモンスター2体……私に次の攻撃を防ぐ手段はない)

ほむら「Orz」

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

さやか「な、なに、諦めてるのさ! 私のフィールドには水精鱗−ガイオアビスがいる。まだ、諦めるには……」

QB「美樹さやか。そのモンスターは暁美ほむらのヌメロン・フォースにより、無効になっている」

さやか「あっ……」

ほむら「……」

225 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/31(金) 12:09:48.19 ID:Y12mOoxSO
QB「君達の言葉で言えば、墓穴を掘るというのかな?」

ほむら「…………ターンエンド」

さやか「……私のターン……」

QB「デュエルが始まる前の君達は希望に満ち溢れていた。だが、今の君達には絶望に満ち溢れている」

QB「このデュエルだけでも、相当なエネルギーを得ることができたよ」

さやか「くっ……」

QB「暁美ほむら。君にはお礼を言わなくてはならないね。君のおかげで、これだけのエネルギーを回収できて、円環の理を制御できそうだよ」

ほむら「……」

さやか「………私のターン!」

さやか(まだ、希望はある。希望は……)

さやか「……」

ブルーノ『引くんだ、さやか』

さやか「!? ブルーノ!?」

杏子『諦めてんじゃねえよ』

さやか「杏子!?」

「」

QB「? 虚空に向かって、何を言ってるんだい?」

さやか「……」

さやか(……そうだ。私は……私達は……)

QB(仮に美樹さやかが強力なモンスターを召喚したとし、ワルプルギスの夜を戦闘破壊しても、罠カード『魔女の呪い』により、相手プレイヤーにワルプルギスの夜の攻撃力分のダメージを与える。僕の勝利は揺るぎないね)

さやか「私のターン、ドロオオオオオ!!!」

封印の黄金櫃

QB「叫びながら、ドローをしても、結果は変わらないのに、君達はいつも無駄なことをするんだよね」

さやか「それはどうかな? まどか、ほむら」

まどか「さやかちゃん?」

さやか「私達の未来は私達が決めるんだ。ここで出会った、たくさんの仲間達と一緒に』

さやか『その未来は―――絶望なんかじゃない」

まどか「……そうだね、さやかちゃん。……みんなの想いを絶望なんかで終わらせたくない。最後まで笑顔でいてほしい」

QB「けれど、君の引いたカードじゃ、ワルプルギスの夜は倒せはしない」

ワルプルギスの夜『アハハハハハハハハハ』

ほむら「……そうね。たしかに厳しいかもしれない」

まどか「でも、それを邪魔するルールなんて、壊してみせる、変えてみせる」

まどか・さやか・ほむら『『『重なった熱き思いが 世界を希望の未来に再構築する! リ・コントラクト・ユニバース!!!』』』

封印の黄金櫃→死者蘇生

226 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/10/31(金) 12:10:28.85 ID:Y12mOoxSO
QB「カードを書き換えた!? だが、そんなイカサマが認められるわけがない」

さやか「私は死者蘇生を発動」

QB「!?」

さやか「墓地より、舞い戻れ! CNo.101 S・H・Dark Knight!!!」

ATK2800

QB「そのカードは……」

さやか「CNo.101 S・H・Dark Knightの効果を発動! ワルプルギスの夜をこのカードのオーバーレイユニットにする!」

QB「これは……まさか……」

さやか「この一撃に私達の全てを賭ける! CNo.101 S・H・Dark Knightでダイレクトアタック!!!」

QB「ば、馬鹿な……」

LP350→0



今回はここまでです

次回は月曜日までに
227 :</b> ◇2XXLnn8owg<b> [saga]:2014/11/03(月) 15:59:05.40 ID:HiZ/l3u90
QB「ま、まさか……このデッキが君達に……」

さやか「あんたのデッキはたしかに強かった」

さやか「けど、あんたは所詮はたった1人」

さやか「私達の結束の力の前には勝てなかったわけよ」ドヤッ

QB「……結束? デュエルの勝敗を左右するのは強いカードでデッキを組めばいいだけのはずだ」

ほむら「たしかに強いカードを組むのも重要かもしれない。けれど、弱いカードも組み合わされば、強くもなる。デッキには無限の可能性がある。それは人間にも同じこと。私達だけではインキュベーター。あなたを乗り越えられなかったように」

QB「私達? 君達は3人……」

遊戯王のキャラ達の幻影「……」

QB「………」

QB「なるほどね」

QB「君達はデッキだけじゃなく、心に置いても、1人ではなかったというわけか」

QB「どうやら、僕達にはデュエリストを制御はできないようだ」

ほむら「あなたの負けよ。さっさと、その機械を……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

228 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/11/03(月) 16:00:27.10 ID:HiZ/l3u90
3人「!?」

ほむら「まさか!?」

さやか「あんた、約束を破る気!?」

QB「そもそも、この宇宙の未来をデュエルで決めるなんて、わけが分からないよ」

さやか「あんた……それでも、デュエリストなの?」

QB「あいにく、デュエリストになった覚えは……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

QB「!? 機械の暴走!?」

ほむら「どうやら、あなたは逆鱗に触れてしまったようよ。……デュエリスト達の怒りに」

QB「馬鹿な……彼等は魂だけに……」

さやか「言ったはずだよ、インキュベーター。魂だけになっても、私達は繋がってるって」

QB「装置が……暴走をしている……? 自らの意志で世界の改編を……」

QB「彼等が世界を造りかえて……」

ピカアアアアアアアア

229 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/11/03(月) 16:01:05.69 ID:HiZ/l3u90
さやか「これは……」

まどか「まさか……」

ほむら「世界の改編……?」

ほむら「魂があるべきところに戻っていく……」

さやか「何が起こってるのさ!?」

まどか「わ、分かんないよ!」

ほむら「だ、駄目……光に飲み込まれ……」

ピカアアアアアアアア

230 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/11/03(月) 16:02:56.27 ID:HiZ/l3u90
改編後

和子「最強のドラゴンはブルーアイズですか? ギャラクシーアイズですか? はい、中沢君」

中沢「どっちでもないかと」



和子「転校生を紹介します」

さやか「そっちが」

ほむら「………」スタスタ

和子「それでは自己紹介を」

231 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/11/03(月) 16:03:44.65 ID:HiZ/l3u90
1ヶ月後

工事現場・ビル屋上

ほむら「ということがあったのよ」

まどか「えーと……願いを叶えてもらうかわりに魔法少女になって、魔女と戦う運命を課せられるんだけど……」

まどか「実は魔女の正体は魔法少女で魂を石に変えられちゃう。そんな残酷な運命を変えるために私が魔女の存在を消して、概念になり、魔女は消えて、代わりに魔獣と戦う」

まどか「けれど、キュウベえがほむらちゃんを使って、私を支配しようとして、なんやかんやで、私の一部をもぎ取り、最終的に全てを支配しようとするも、失敗」

まどか「最終的に、また、世界が改編されたってことだよね」

クリベえ『わけがわからないよ』キュップイ

まどか「あ、あはは……に、にわかには信じられない話だね」

ほむら「でしょうね」

まどか「わ、私以外にはあんまり、その話はしないほうが……あっ、別に電波とかって、言うわけじゃないんだよ?」

ほむら「まあ、それが普通の反応よね」

232 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/11/03(月) 16:05:05.93 ID:HiZ/l3u90
ほむら(改編された世界には魔女や魔獣はいない。魔法少女もいなくなっていた)

ほむら(そのかわり、カードの精霊と契約し、闇と戦う訳のわからない世界になっていたけれど)

ほむら(ともかく、彼等の影響で魔法少女を巡る、残酷な運命の連鎖は断たれた。けれど、それで、この世界を渦巻く闇が消えるわけもない)

クリベエ『今夜も闇が濃いね』キュップイ

ほむら「そうね」

ミスターT「デュエルだ」

クリベエ『来たよ、ほむら』

ほむら「下がってなさい、まどか」

まどか「頑張って」





さやか「……」

ほむら「いつかの決着をつけさせてもらうわ」

さやか「そのいつかは私にはわかんないけど……あんたとは蹴りをつけたいと思ってたんだよね」

ほむら・さやか「「決闘(デュエル)!!!」」
233 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/11/03(月) 16:10:23.84 ID:HiZ/l3u90
これにて、完結です

長い間、読んでくださった方、ありがとうございました
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/03(月) 17:56:27.67 ID:ONyBW7+vO
乙!
楽しませてもらった
なんだかんだでいつもの遊戯王だなと納得しそうになったわ
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/03(月) 18:12:26.10 ID:DF7SyWnXO
おつ!
長い間お疲れ様でしたー面白かった!
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/11/03(月) 21:21:43.12 ID:qZL5bsxE0
楽しく読ませてもらいました、お疲れ様でした!

……欲を言えばバスターショットマンさんの出番が(ry
237 : ◆2XXLnn8owg [saga]:2014/11/04(火) 18:15:52.00 ID:ZiIwLq9SO
>>236

バスター・ショットマンについては申し訳なく思ってます
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