提督「うぉゎぁああああああああああああああああああああああああああ」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

96 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/10(日) 14:35:47.92 ID:wT7CwXcDO
>>95
君がなればいいんだ!
97 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/10(日) 14:39:22.06 ID:J6AMlNmQo
このあと暁型はどうしたんだろう
98 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/10(日) 14:51:14.95 ID:hgozJlpGo
ちんころちんころ(乙
99 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/10(日) 15:12:56.56 ID:CcQs0C6D0
ちんちん
100 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/10(日) 17:40:23.91 ID:MIxd6g9u0
艦娘なんてちんちん海中に垂らしとけばパクゥって食いついてくるような淫乱でしょ
101 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/10(日) 19:40:02.79 ID:E+CjAspDO
>>100
海中・・・潜水艦かな?
102 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/10(日) 23:10:23.45 ID:oqea3pTW0
潜水艦なら納得
103 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/12(火) 23:11:34.11 ID:vjF2MZgMO
司令官の怪我の完治も残り1週間ほどに迫った新月の夜。
普段歩き慣れた鎮守府の廊下も、夜の暗闇の中ではなかなか雰囲気が違ってくる。
緊急時のために足元には夜間灯が点いているが、我が鎮守府では交代制で夜哨の担当班が置かれており、基本的に夜中に叩き起こされて出撃するということもないため、申し訳ばかりの灯りだった。
そんな中この私――駆逐艦・響は、とある目的のために廊下を一人で歩いていた。
当番ではないので夜哨ということはないし、勿論、緊急の出撃でもない。
では、どんな目的でこんな今にもオバケが出てきそうな薄暗い場所を歩いているのかというと……。
…………。
いやはや、しかし、オバケというものは存在するのだろうか。
人間であれば、オバケやら妖怪なんていう存在を信じているような年齢ではないのかもしれない。
しかし、艦娘を生み出す上で魂という概念が確認されている以上、オバケというものがいてもおかしくないのではないか?
……なんかちょっと怖くなってきた。
変なことを考えるべきではなかったかもしれない。
私はそんな自分の思考を振り切る為にも、目的地に向かって足を速めた。
靴が廊下を叩く音が、コツ、コツ、こつ、と……。
……あれ?
…………、……い、いやいや、そんなはずは無い。
気のせいさ、気のせい。
そんな、まさか……自分以外誰もいないはずの廊下で、足音が一つ多く聞こえるなんて……。
そ、そんなはず、ない……よね?
私は自分の身体が、知らず知らずに強張っていくのを感じていた。
しかし、歩みを止めることはできない。
なぜなら、後ろから聞こえてくるそのもう一つの足音は、だんだんと音が大きくなっているのだから。
はやく、はやく。
強張っていく身体とは反対に、脳は足のスピードを上げろと急かしてくる。
できるだけ後ろの気配から気を逸らして、目的地までの道のりを歩き切ることだけを考える。
艦娘の寮である別館から、渡り廊下を渡って本館へ。
階段を駆け上がり、最上階。
そして階段の右側、手前から4つ目の部屋へと飛び込んで、急いで扉を締める。
扉に背を預けて、私は細く息を吐いた。
逃げ切った、という安心感から、少しだけ脱力する。
104 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/12(火) 23:12:05.85 ID:vjF2MZgMO
その瞬間、私の背中越しに小さなノックの音が響いた。
全身のうぶげが総立ちになって、額から冷や汗が流れるのを感じる。
思わず逃げ出したい衝動に駆られるが、しかし、ここで逃げるわけにはいかない。
もしも相手が悪霊ならば――いや悪霊でなくとも、悪意を持った存在であるならば、この部屋には決して入れてはならない。
なぜならここは――――。
……戦うしかないか。
大丈夫だ、普段からオバケみたいな連中とやりあっているのだ。
何も問題は無い。
左手に魚雷、右手に単装砲を握り締め、一度大きく深呼吸。
そして、今自分が入ったこの部屋、その更に奥にある扉を見つめる。
あの部屋で目的を達成する為なら、オバケの一つや二つ、幾らでも撃沈してみせるさ。
私は覚悟を決めると、思い切りドアを押し開け、そして――

「きゃんっ……!」

小さな悲鳴とともに、何か硬いものがドアにぶつかる盛大な音を聞いた。
数逡の後、ドアの向こう側を盗み見るようにして首を出してみる。
そこには、頭を抱えて踞る、ドイツ製の潜水艦の姿があった。

〜〜

「うぅ……ヒビキ、ひどい……」

執務室の応接用ソファに座って訴えてくるのは潜水艦・U511。
愛称、ユーちゃんだ。

「あ、あはは、ごめん。でもほら、たんこぶにはなってないから……」

そんな風に謝る私は駆逐艦・響。
私がドアを勢いよく開けた先には、ユーちゃんがいたというわけだ。
105 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/12(火) 23:12:36.47 ID:vjF2MZgMO
それどころか、廊下で私の後ろをくっついて歩い
ていたのも、ドアをノックしたのも、ユーちゃんだったのだった。
まさかオバケだと思っていたなどとは恥ずかしくて言うこともできず、私はバツが悪くなりながらも、お茶を濁すようにして謝るに終始していた。
……やっぱり、変なことを考えるべきじゃなかったな……。

「そ、それにしても、なんでユーちゃんはこんな夜中に?」

私は話題の変換を探るべく、先程から感じていた疑問を口に出す。
そもそもユーちゃんをオバケだと思ってしまったのも、こんな夜中に夜哨当番以外で鎮守府を歩き回っている者などいないはず、という思い込みが原因なのだ。
いや、確かに冷静になってみれば、自分が出歩いているのだから他に誰かいてもおかしくないなんてことはわかるのだが……。
……別にいいじゃないか、怖くたって。
そんな誰にとも知れない言い訳を頭の中でしていると、ユーちゃんが遠慮がちに口を開いた。

「え、えっと……廊下で音が聞こえたから……何かなと思って……」

なるほど、静かに歩いていたつもりだったが、音にも敏感な潜水艦のことだ、気になってもしょうがないかもしれない。
しかし、私の勘が言っている。
これは嘘だ、と。
女の勘、というやつだろうか、初めて発揮したが、このユーちゃんの発言は嘘だと直感でわかる。
しかし私は、敢えてそれを追求するようなことはしない。

「そっか、せっかく寝てたのを起こしちゃってごめんよ。音の正体はこの私だってわかったことだろうし、もう部屋に戻って大丈夫だよ」

「…………、……え、えっと……」

私の言葉に、視線を逸らして身動ぎするユーちゃん。
これで、私の勘は確信に変わった。
私の発言どおり、ユーちゃんの目的は達成された。
そうなれば、あとは部屋に戻るのみだろう。
しかしユーちゃんは、その行為に対して何故か抵抗があるらしい。
そもそも、私に足音が聞こえるほどの距離まで背後に迫っておきながら、道中で声をかけないのもおかしいのだ。
106 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/12(火) 23:13:03.91 ID:vjF2MZgMO
それはつまり、他に目的があるということ。
それはつまり、私の目的を図っていたということ。
そしてこの執務室から帰ろうとしない今、つまり、ユーちゃんも私と同じ目的を持ってこの執務室までやってきたのだ、と推察できる。
あくまで推察なので、自分の口からそれを確認するようなことはしない。
なぜって?
……そ、そんなの、恥ずかしいからに決まってるじゃないか。
そう、私は口に出すのも恥ずかしい、そんな目的のためにこの執務室までやってきたのだ。
もしもそれをユーちゃんに確認して、もしも私が間違っていたとしたら、悶死どころの騒ぎではない。
新調されたばかりの執務室の窓(飛び降り防止用に、押し戸式の強化窓に変えられた)を魚雷で吹き飛ばして、司令官のように飛び降りてしまうかもしれない。
そんなリスクを負ってまで確認するようなことではない。
むしろ、私は一人で目的を達成したい。
……だから、恥ずかしいんだってば。
そのためにも、ユーちゃんには是非お帰りいただきたいところだが……。

「あ……ひ、ヒビキは、なんで執務室に……?」

ユーちゃんは、これはしめた、とばかりの表情で顔を上げ、質問を投げかけてくる。
しかし当然、この返しは予想済みだ。
だから私は、散々頭の中でシミュレートした台詞を返す。

「ああ、私はたまに夜にここに来るんだよ。この執務室にはいろんな本があるからね」

言いながら、ソファの横に設置された本棚を親指で指す。
嘘はついていない。
実際、この部屋には戦術書からレシピ本、執務の息抜きのための小説や写真集など、多岐にわたるジャンルの本が揃えられているし、私は度々ここの本を借りて読んでいる。
たまに昼間に来ることもあるが、それでは執務の邪魔になるので、執務の終了時刻後――21時以降に来ることの方が多い。
執務終了時刻は秘書艦のために設定されているものなのでその後も司令官は執務をしてはいるが、静かにしているぶんには一緒にいても怒られない。
あの時間が、私は割とお気に入りなのだ。
ここの本には司令官の私物も含まれるので最近は来ていなかったが、ユーちゃんはそんなことは知らないだろう。
107 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/12(火) 23:13:32.99 ID:vjF2MZgMO
内気なこの娘は、男性である司令官が若干苦手だったようだし。
……それがどうして私と同じ目的を持ったのか、疑問ではあるが。

「そ……、……そう、なんだ……」

私のハッキリとした返答に、ユーちゃんが再び目を逸らす。
ふふ、これなら、これ以上は追求のしようがないだろう。
さあユーちゃん、潔く諦めて、今日のところはお帰り願おうか!

「ひ、ヒビキは……ここで、その……え、えっちな本とか、も……読むの?」

「…………はっ!?」

予想外なユーちゃんの攻撃に、思わず大きな声が出てしまう。
ユーちゃんは私の声にその細い肩をビクつかせるが、慌てながらも言葉を畳み掛けてくる。

「だ、だって……この前、第六駆逐隊のみんながおへやに来たとき……ひ、ヒビキだけ、その……お、おち……ぁぅ……あ、アレのこと、し、知ってる……みたい、だった……から……」

何度も舌を縺れさせながらの言葉は、私の思考をそれ以上にぐちゃぐちゃにさせていった。
そ、そうだった……わ、私はあのとき調子に乗って、マックスにいらんことを吹き込んだりして……。
自分の顔が羞恥で赤くなり、同時に焦りで青ざめていくのを感じる。
しかしというかやはりというか、その反応こそが失策なのだと気付くのに、私は数秒を要した。
そして、大概のことは、気付いたときにはもう遅い。

「や、やっぱり、知ってたんだ……」

ああ、なんてことだ。
この鎮守府の皆が余りにも純粋で、そして素直すぎて、忘れていた。
私達は艦娘。
こんな見てくれでも、軍属なのだ。
108 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/12(火) 23:13:59.88 ID:vjF2MZgMO
こういった交渉ごとに秀でていても、なんら不思議はない。
まさか、あの内気なユーちゃんが、こんなカマかけをしてくるなんて……。
頭が真っ白になった私に、さらなる追撃が襲い来る。

「ひ、ヒビキは、えっち、なんだ……ね?」

「ち、ちがっ」

「だって、そう、でしょ? アカツキも、イナズマも、い、イカヅチも知らなかった……のに、ヒビキだけ、し、知ってたん、だから」

ユーちゃんはいつの間にか立ち上がり、じり、じり、と私に詰め寄る。
私は無意識に後退り、やがて、どん、と本棚に背をつける。
それでも、ユーちゃんは追撃を緩めない。
私よりも少しだけ発育の良い身体で、上から覆いかぶさるように私の瞳を見つめる。
私よりも濃く昏い、藍色の瞳。
私はそこから眼を逸らすこともできず、そして、カラカラに乾いた口は反論の言葉を紡ぐこともできない。
ユーちゃんは蛇のように舌舐めずりをして、私の耳元で囁いた。

「ヒビキの……えっち」

その言葉に、私は膝を震わせ、力無く尻餅をつき、そして。

「ふぐぅぅう……!」

みっともなく、泣き出してしまったのだった。

〜〜

今度は、私がソファの上で頭を抱える番だった。
ただし、ユーちゃんは物理的な痛みで、私は羞恥によってだが。
109 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/12(火) 23:14:43.71 ID:vjF2MZgMO
……なんて失態。
まさか、ユーちゃんがあれほどの潜在的ドSだったとは……。

「せんざいてき……?」

どうやら口から出てしまっていたらしく、ユーちゃんが首をかしげる。
その姿は実に可愛らしいものだが、先程のイヂワルなユーちゃんを見てしまった私としては、素直にそうは思えない。
たとえ、泣いている間ずっと頭をナデナデしてくれていたとしても……!
……思い出したら、余計に恥ずかしくなってきた。

「ご、ごめんね……? その、なんか……き、気分が高揚しちゃって……」

言いながら、私の頭をぽんぽんと優しく叩くユーちゃん。
……気分が高揚、ってそのセリフは一部の人達に聞かれたら相当大変なことになるけど、大丈夫?
そんな私の考えなど露知らず、よしよし、などと言いながら頭を撫で続けるユーちゃん。
……だっ、騙されないからな!
悪くないかもとか、思ってないから!
そんな、頭を撫でられただけで落ちるとか、暁じゃないんだから。
ちなみに、頭を撫でさせると落ちるのが雷。

「あ、あの。それで……」

どうでもいい私の思考を打ち切るように、ユーちゃんが口を挟む。

「ヒビキはここに、何しに来たの?」

囁くようでいて、ハッキリとした言葉。
嘘は許さない、と言外に伝えるような、そんな声音。
私の頭の上にあったはずの左手が、いつの間にか肩にかけられている。
引き寄せるように、ぐい、と力が入る。
110 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/12(火) 23:15:26.91 ID:vjF2MZgMO
心臓がどくどくと脈を打つ音が耳に煩い。
身体が強張り、膝に置いた両手に力が篭る。
その上から、ユーちゃんに手を握られる。
優しい拘束から、しかし、逃げることができない。

「正直に言わないと」

その囁きに、肩が跳ねる。
聞きたくないのに、今すぐ逃げ出したいのに、聴覚と触覚が、鋭敏になっていく。
ユーちゃんが再び舌舐めずりをするのが、定まらない視界の隅で辛うじて見えた。

「ヒビキがエッチな娘だって、みんなにバラしちゃうよ?」

ああ。
まるで、悪魔の囁き。
カラカラに乾いた唇が、その恐怖から、或いは、その耽美さから、勝手に動き出す。
いや、これは私の意思なのか。

「わ、わたし、はっ」

言葉が、喉に閊える。

「し、司令官……の……」

それなのに、勝手に言葉が溢れ出してしまう。

「っ…………!」

そこまで吐き出したところで辛うじて羞恥が勝り、私は唇を噛んだ。
思った以上に強く噛んでしまって、血の滲む感覚を覚えた。
その行為は、結果から言えば逆効果でしかなかった。
痛みのせいで、気が緩んでしまった。
そして、悪魔の囁きというものは、痛みの直後にやってくるものだ。
ユーちゃんは、俯き気味で髪の隙間から露出している私の耳に口を付けて。

「言いなさい」

と囁いた。
敏感になった聴覚と触覚で、全身が粟立つ。
もうこれ以上、私には抵抗することなど、できなかった。

「わ、たしっ、はっ……し、しれっ、司令官、の、お、お……おちん、ちん、をっ…………み、見にきましたっ……!!」

〜〜
111 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/12(火) 23:16:28.27 ID:vjF2MZgMO
鹿島さんがドSではないと発覚した時点で、ユーちゃんを隠れドSにしたいと思っていたんだちんちんぽ
112 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/12(火) 23:20:52.15 ID:d1q7ytgSo
いいゾ〜これ
113 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/12(火) 23:30:31.98 ID:u13AvqKoO
響はエッチな娘なのです?
114 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 00:52:41.52 ID:wekW9W2T0
響はエッチな娘なのです!
115 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 01:45:49.91 ID:Hwv0iIH2o
素晴らしい
116 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 08:06:34.35 ID:26btSSW+O
なにこれ素敵
117 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 09:48:14.81 ID:yXgbyJl20
鹿島ちゃん見た目と反してM気質だもんな
ナチュラルSなゆーちゃんいいゾ^〜コレ
118 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 10:38:19.13 ID:K1P9f6wvo
鹿島にはハードでもソフトでもサディズムのポテンシャルはあるよ説
おにんにん(乙
119 : ◆kquYBfBssLZl [sage]:2016/01/13(水) 11:14:58.37 ID:Ue4G9A1cO
鹿島は誘い受けって感じなんだよなあ
最初っから受け入れ準備万全の子より自称Sを責め抜いて泣かせる方が楽しい
120 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 11:20:46.66 ID:Plj5hlBmO
暁と響はM
雷と電はSっぽい
121 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 12:00:22.67 ID:K1P9f6wvo
俺はただ鹿島と童貞プレイしたいだけだ
122 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 16:20:09.47 ID:LJPHQiomO
さっさと続きを書くんだよぉ乙
123 : ◆kquYBfBssLZl [sage]:2016/01/13(水) 17:49:01.69 ID:Ue4G9A1cO
あと、R-18ですが本番はありません
124 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 21:21:52.95 ID:MDJ5/98Jo

漣は生えるの早そう
125 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 21:22:29.64 ID:MDJ5/98Jo
誤爆
126 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/13(水) 21:50:50.27 ID:/Bx6d3VU0
漣におちんちんが生えるのか?
127 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/15(金) 04:34:26.31 ID:gcqYii3u0
おちんぽ艦
128 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/18(月) 01:52:59.31 ID:K4oFGUbQ0
クソ>>1は前スレをキッチリ畳んだらどうなんだよ?
129 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/18(月) 08:40:07.16 ID:7Agdcx9EO
>>124
どこの誤爆だよwww
130 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/20(水) 15:54:47.49 ID:EZBMk7yPO
〜〜

執務室はには、大量の書棚が用意されている。
その中身は戦術書や戦績記録、深海棲艦が顕れてからの戦況、そして、過去の大戦――つまり、私達がまだ艦の姿だった頃の戦史など、戦争についての全てが網羅されている。
しかもその言語は日本語に限らず、英語、ドイツ語をはじめ、イタリア語、ロシア語、中国語、イスラム語、etc、etc……。
資料によっては翻訳されているものもあるので、世界中の言語を網羅しなくてはならないと言うわけでもないが、少なくとも、英・独・伊の三ヶ国語は提督になるための必須条件となる。
そう、実はウチの司令官も、凄く頭が良いのである。
ちなみに、司令官はロシア語と中国語もできるらしい。
最近はイスラム語も勉強中なのだろうか、私室のデスクの上には参考書が広がっている。
そう、私室のデスクの上。
それらは今、この瞬間、私の目の前にある。
ここは、執務室奥の扉の向こうにある、司令官の私室。
緊急時にも対応できるようにするため、司令官の私室――提督室は、執務室と直結している。
……というのは半分建前で、女性だらけの鎮守府で、男性が一人で落ち着ける場所を確保するため、というのもあるだろう。
男性が一人で私室に篭って何をするのかと言えば、まあ、ナニだろうけど……。
一人で司令官がシているところを想像して、一人で赤くなる。
……本当に、私はえっちなんじゃなかろうか。
い、いやいや、騙されるな。
さっきのはあの無自覚ドSが私を追い込むために使った方便であって、本当に私がえっちなわけじゃない! ……はず。
私は自分の背中側、司令官が眠るベッドの方に視線を向ける。
ベッドの上には司令官が横になっており、その寝顔を覗き込むように、ド(イツ)S(製)潜水艦のユーちゃんが立っている。
司令官の頬を突いて遊んでいるようだ。

「……そんなことしてたら、司令官起きちゃうんじゃないの?」

「だいじょうぶ。ご飯に眠くなるお薬……入れておいたから」

眠くなるお薬って、それ睡眠薬じゃないか。
……キミ、真性のドSだろう?
というか、そんな計画まで立ててここまで来るとは、確信犯か。
ユーちゃん、恐ろしい娘……!
131 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/20(水) 16:00:57.35 ID:EZBMk7yPO
「…………」

「って、ちょ、ちょっとユーちゃん……? ちょっ、近い! 近い近い近い!」

「はっ……!? わ、わたし……はぅ……」

司令官を覗き込んだまま、どんどん顔を近づけていくユーちゃんを慌てて引き止める。
それに対してすぐに正気に戻ったユーちゃんは、両手で頬を覆って顔を赤らめる。
……こういう行動に、わざとらしさが感じられないからタチが悪い。

「ユーちゃん? 何しようとしてたのかな?」

「あ、あ、あの……その……Admiralの唇、お、おいしそうだなと……思って……」

今度は顔全体を覆ってしまうユーちゃん。
その表情は見えないが、耳まで真っ赤になっているので、本当に恥ずかしがっているのだろう。
……ていうか、おいしそうってなんだ。
思考が完全に痴女のそれである。
睡眠薬盛って寝込みを襲うって、それほとんどレイプだからね?
……わ、私は薬とか盛ってないし……いや本当に。
いやほら、できればほら、ラ、ラブラブいちゃいちゃしながらの方がさ、ほら……ね?
それが、このドSのせいでご覧の有様だ。
せっかく、新月の夜まで待ったっていうのに……。
まあでも、司令官が眠ったまま起きないっていうのは、今思えばなかなか都合が良いかもしれない。
この世には、既成事実、という言葉もあるわけだし。
……また顔が熱くなってきた。
落ち着くために、深呼吸をする。
司令官の部屋に充満している司令官の匂いが胸いっぱいに吸い込まれて……。

「ヒビキ……そういうのは普通、もっと隠れてするものだと思うよ……?」
132 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/20(水) 16:01:33.90 ID:EZBMk7yPO
「ちっ、違う! これはただ落ち着くために……!」

ユーちゃんが、えー、とでも言いたげなジト目でこちらを見つめてくる。
ぐぬぬ……さっきから主導権を握られっぱなしじゃないか。
ここはひとつなにか……。
…………。
いや、目的を見失うな。
私は別に、ユーちゃんと張り合うためにここへ来たわけじゃない。
今度は、短く深呼吸。
覚悟を決めて、ベッドへと一歩近づく。
無言でユーちゃんの横を通り過ぎ、司令官が被っている布団を、足元から捲り上げた。
司令官は三ヶ月ほど前に執務室の窓から飛び降りるという奇行を演じ、それ以来執務を休んでいる。
どうしても確認の必要がある書類のみ、大淀さんを通じてチェックしているぐらいで、他は全て大淀さんとその日の秘書艦に任せている状態だ。
これは司令官が望んだというわけではなく、大本営からの命令らしい。
聞いたところによると、鎮守府を監督する提督が発狂することは稀にあるのだとか。
しかし、さっきも言ったように優秀な人材である提督をほいほいと交換することなどできない。
よって、そんな頭がおかしくなってしまった提督には、長期の休暇が与えられるのだ。
どんなに長く休んでも全て有給扱いになるらしく、休暇中の生活費も心配無い。
つまり、面倒はみてやる代わりにそう簡単にはやめさせないよ、というわけだ。
そんな無言の圧力を受けつつも司令官は順調に回復。
今はすでにほとんどの箇所の骨折が完治しているが、司令官の両手は痛々しい包帯で包まれいる。
そんな司令官の両手に刺激を与えないように、私は静かにベッドに片足をかける。
ぎし、とスプリングが鳴り、緊張で身体が強張る。
司令官は熟睡しているようで、起きる気配は無い。
私は残る片足もベッドの上に持ち上げ、司令官の太腿を跨ぐようにして膝立ちになった。
司令官を見下ろし、その顔を眺める。
……なかなか、可愛らしい寝顔じゃないか。
そして、少しずつ、少しずつ、視線を下げていく。
冬用の厚手の寝間着から覗く鎖骨。
そしてその服の上から見てもわかる、鍛え上げられた胸筋。
133 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/20(水) 16:01:58.93 ID:EZBMk7yPO
先ほど布団を捲り上げた時にめくれてしまったのだろうか、割れた腹筋が裾からはみ出している。
女の子というのは、男性の腹筋が大好きだ。
別に無くてもいいけど、あったら素敵、そんな感じ。
この前の中規模作戦成功を祝しての宴会で、お酒に酔った勢いで触ってみた、あの時の感覚。
相手が男性なのだと強制的に意識させられるような、硬い身体。
膂力だけならば、駆逐艦にすらかなわない筈のその肉体に、安心感を持ってしまうのは何故だろう。
その身体に、今度こそ素面で、手を伸ばす。

「っ……」

触れる瞬間、思わず目を瞑ってしまう。
そのせいで逆に、触覚が強化されてしまい、指先に生々しい感触を覚える。
硬くて、熱い。
弾力があって、この三ヶ月のせいだろうか、前よりも少しだけ、皮下脂肪が厚くなったような気がする。
しかし、撫でてみるとやはり凹凸もあり、やがて私は指先だけでなく、掌全体でその感覚を楽しんでいた。
そしてふと、親指の付け根に何かがぶつかった。
それは、ズボンの腰紐。
否が応でも、更にその下に意識を向けてしまう。
ごくり、と自分の喉が鳴る音を煩わしく感じながら、空いている片手をその先端に伸ばす。
ご丁寧にも寝るときまで結ばれている腰紐を、私の指先が少しずつ解いていく。
お腹の上に乗せたままの掌に、司令官の呼吸を感じる。
その安らかな寝息とは対照的に、自分の呼吸は浅く、早いものになっていく。
司令官は眠っているのに、それを聞かれるのが嫌で、口を閉じた。
紐を解き終わると、私は遂に、司令官のズボンに手をかけた。
両手を司令官の腰の部分に当てて、布と皮膚の間に指を滑り込ませる。
そこまできて、不意に私の脳裏に、一抹の不安が過ぎった。
……こんなことをして、司令官にバレたら、嫌われるんじゃ……?
小さな不安が徐々に大きくなり、決意が揺らいでいく。

「大丈夫、まだ起きないよ」

まるで私の心を読んだかのような言葉。
背後から私を抱きすくめるようにして、そんな言葉を囁く。

「だからほら……」

伸びる掌が、私の両手に重ねられる。
そして、その小さな掌に導かれるように、私の両手が司令官のスボンを一気に引き下ろした。
134 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/01/20(水) 16:08:47.82 ID:EZBMk7yPO
ここまで
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/20(水) 16:13:36.30 ID:Ffrb60XCo
おつ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/20(水) 16:17:14.00 ID:P5WtqyHEO

響はエッチな娘なのです…
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/20(水) 16:26:12.43 ID:Ij2KFDYno
え? えぇ? 続きは?ズボンせっかく脱いだのに…
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/20(水) 23:31:05.12 ID:cCLijQUAo

いいなあ
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/21(木) 11:16:59.45 ID:Q+YtgGWw0
響が実行犯に仕立て上げられてないか?
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/13(土) 14:51:20.01 ID:8Z52qvNAo
待ってる
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 18:06:28.92 ID:Ja/gMMBI0
おいコラ続き早くしろよ
142 : ◆kquYBfBssLZl [sage]:2016/03/10(木) 04:00:48.46 ID:1/9EGDqUO
すまん
今月中には更新する
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 10:26:42.82 ID:MxMT6enE0
ありがとうございます!司令官!
144 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/04/01(金) 02:43:48.24 ID:tD9q/d1NO
〜〜

ごくり、と生唾を飲み込む音はどちらのものだったか。
或いは、私とユーちゃん、二人ともだったかもしれない。
ソレは、つい先日に雷が絵に描いたモノそのままで。
しかし、むせ返るような臭いとリアルな脈動を伴って、私達の目の前に飛び出した。
赤黒く腫れ上がったその見た目は、確かに、何も知らない無垢な少女が見たのなら、病気と思い込んでも仕方がないかもしれない。
血管が浮き出ていて、包茎、と言うのか、少しだけ先の部分に皮が被っている。
夜の暗闇の中で、私達二人の視線は、ソレに釘付けになっていた。
どれぐらいの時間が過ぎたのか、ユーちゃんの熱い吐息が、私の耳にかかる。
そこで私は、自分が息を止めていたことに気が付いた。
息を呑む、というのを、初めて体験した気がする。
兎にも角にも、私は呼吸を再開するために、肺に溜まった空気を細く吐き出した。

「ひゃぁ……」

その瞬間、目の前にある司令官の逸物が大きく跳ねた。
ユーちゃんがそれを見てか細い悲鳴をあげ、ぺたん、と後ろに尻餅をつく。
私は突然のことに完全に思考が停止し、ズボンに手をかけたままなのも忘れて、茫然とソレが震える様を見つめていた。
びく、びく、と跳ねるように脈動し、やがて収まったソレは、今もなお、そこに聳え立っている。
……今のは、まさか、私の息に反応して……?

「ふー……っ」

好奇心は猫をも殺す、とは言うが、こんな状況でイタズラ心を擽られない者などいないだろう。
私は再度、司令官の逸物に、先程よりも強く、長く、息を吹きかける。
145 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/04/01(金) 02:44:16.13 ID:tD9q/d1NO
司令官ののソレは先程のように大きく跳ねることはなかったが、刺激を受けている間小刻みに震え続け、最後に少しだけ膨れ上がったかと思うと、先端から透明な雫が滲み出してきた。
……なんか、かわいいな。
私の吐息一つで思うがままになるのかと考えると、言いようの無い気持ちが湧き上がってくる。

「ひ、ヒビキ……?」

背後から、不安気に声をかけてくるユーちゃん。
抜けた腰を震わせながら、私の脇腹越しに司令官のソレを見つめている。
先程までとはうってかわって弱気なユーちゃんに対して、少しばかりの悪戯心が芽生える。

「ゆ、ユーちゃんも、してみる?」

「へ、ぇっ?」

まさに、鳩が豆鉄砲を喰らう、という言葉を表したような顔に、また少しだけ嗜虐心をそそられる。
私は振り向いて、その細い手首を捕まえる。
怯えたような、困ったような、泣き出しそうなその表情。

「ほら、もっと近くに」

身なりは小さくとも、大人の男性を悠々と捩伏せることのできる膂力を持っている。
同じ艦娘とはいえ、ましてや無抵抗の相手を片腕で引き起こすなど容易いことだ。
私はユーちゃんの細い手首を掴むと、引き摺るようにして、腕に力を込めた。
予想外だったのか、まだ混乱していたのか、ユーちゃんはつんのめるようにして、私の横に倒れ込む。
ユーちゃんと私で、司令官の両脚を占拠している状態だ。
私は司令官の膝の上、ユーちゃんは司令官の脚に腹這いになっている。

「ひぅっ……!」

か細い悲鳴をあげて、瞼をギュッと閉じるユーちゃん。
146 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/04/01(金) 02:44:44.16 ID:tD9q/d1NO
別に、どこかに身体をぶつけたというわけではない。
ユーちゃんは、私と同じ方を向きながら司令官の脚に腹這いになっている。
つまり、今ユーちゃんの眼前には、司令官のリビドーを湛えたバベルが反り勃っているのだ。
その視点は、私よりもはるかに近い。
少し唇を突き出せば、触れてしまうような距離。
こんな凶悪なモノをいきなり突き付けられたら、トラウマになってしまってもおかしくないだろう。
しかし、そこは流石ユーちゃん。
涙目になって小さく唸りながらも、横目でチラチラと司令官の分身を観察しているようだった。
そんな可愛らしいユーちゃんを見て、イタズラ心が刺激されないわけがない。

「ユーちゃん」

「ふゎっ!?」

司令官の股間に興味津々なユーちゃんの肩に手をかけると、よほど夢中になっていたのか、素っ頓狂な声を上げる。
興奮と羞恥で紅潮した顔を背けつつ、横目でじとりと睨めつけられる。
……可愛い。
…………あ、ユーちゃんに見とれている場合じゃなかった。
さっきから主導権も握られっぱなしだし、この娘といると、どうにも調子が狂ってしまう。
しっかりしろ私、信頼の名は伊達じゃないはずだ。

「……見ててね」

可愛いユーちゃんを横目に、私は司令官の下腹部に顔を近づける。
ふっ、と短く息を当てると、びくりと跳ねる。
目の前で震える司令官の剛直と同時に、ユーちゃんの肩も跳ねる。
どちらの反応も予想通りで、ますます可愛く見えてきた。

「ユーちゃんも、ほら、一緒に」

体勢を低くして、ユーちゃんと頭の高さを揃えると、私はユーちゃんの耳元で囁いた。
ユーちゃんの喉が、生唾を嚥下する音が聞こえる。

「ふぅー……っ」

「ぁ、わ……! ふっ、ふーぅっ……!」

細く、長く、強く、息を吹きかける私に数拍遅れて、ユーちゃんの吐息が司令官の下半身に吹き付けられる。
首から耳まで真っ赤にして、頬を膨らませて、拳を握りしめているその姿は健気にも見えてくるが、男性の寝込みを襲っているという現状とのギャップが、その淫猥さを加速させていた。
司令官の逸物は細かく、しかし大きく震え、先端に膨らむ雫がどんどん大きくなっていき、そして遂に――

「はむっ……!」

「あっ!?」

溢れるかというところで、ユーちゃんの唇に吸い込まれた。


〜〜
147 : ◆kquYBfBssLZl [sage]:2016/04/01(金) 02:45:15.88 ID:tD9q/d1NO
短くてすまん
あと1、2回で終わる予定
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 05:27:55.11 ID:yYo/ra8I0
生殺しだよぉ……ッ!!
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 21:26:14.41 ID:SlHaZV0a0
あと1、2回ならすぐ書けるよね?
はやくしろよ待ってるぞ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/02(土) 18:38:48.97 ID:kH+aDfXXO
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/08(金) 22:29:29.11 ID:PI8jRoQH0
おらはやくまな板書くんだよ
152 : ◆kquYBfBssLZl [sage]:2016/05/05(木) 04:07:11.93 ID:6pjKea2UO
もうちょい待って
153 :sage :2016/05/05(木) 10:02:22.94 ID:roaH5QzTO
待ってる
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 10:02:57.62 ID:roaH5QzTO
すっげぇ初歩的なミスやらかしたスマン
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/05(木) 11:02:15.96 ID:qdgU2RtSO
続きはよ
156 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/05/16(月) 18:06:58.54 ID:DZfBeg1xO
〜〜


「ぢゅるっ」

下品な音を立てて、ユーちゃんの唇が肉棒の先端を咥え込む。
私はその様を呆然と眺め、ユーちゃんは自分でしでかしたことだというのに目を白黒させている。
そのままどうすればいいのかもわからないようで、怯える子猫のようにプルプルと震えながら私を横目で見る。
……いや、私だってわからないよ!

「ゆ、ユーちゃん、取り敢えず口を離して……!」

端から見ればなんとも間抜けなアドバイスではあるが、それに対してユーちゃんは頷いてみせる。
しかし当然、この状態で首を縦に振るということは。

「んごぶっ……!?」

その小さな口に咥えた肉棒を、更に飲み込むという結果に繋がる。
ユーちゃんはこの事態に益々混乱し、もはや軽いパニック状態になってしまったようだった。
口から竿を引き抜きたければ頭の方を動かせばいいのに、何故かお尻を揺すりながら唸っている。
涙目で小さなお尻を振っている様はまるで誘っているようで、女性である私でも思わず襲い掛かりそうに……。

「…………ん?」

……なんだ?
なにか、このお尻には違和感がある。
なんだろう? 普段見慣れていないユーちゃんのパジャマか?
いや、もっと別の……。
…………。
……いやまさか……?
157 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/05/16(月) 18:07:31.52 ID:DZfBeg1xO
「えい」

「ひゃあっ!?」

私は違和感の正体を確かめるべく、ユーちゃんのズボンを勢いよく引き下ろした。
司令官の時とは違って、全く躊躇いはない。
あまりに突然だったためかユーちゃんは驚愕の声をあげ、その勢いで、漸く司令官の息子から口を離す。
唾液とその他の体液の混じり合った糸がユーちゃんの唇と司令官の逸物との間に橋を作り、ひどい官能を感じさせる。
……だが今は、そんな話はどうでもいい。

「…………」

「…………はぅ……」

「……ユーちゃん、キミは真性の痴女だね?」

「はぅっ……!?」

私の目の前に広がるのは、無垢の丘。
ロシアの雪原を思わせる、真っ白な肌。
驚くべきことに、ユーちゃんは下着を穿いていなかった。
私がズボンと一緒に下ろしてしまったわけではない。
端からそんなものは無かったとばかりに、ユーちゃんはそもそもノーパンちゃんだったのだ。

「言い訳は?」

「だ、だって……ジャマ、かなって……思って……」

恥ずかしさのためか、顔を臥せて隠そうとするユーちゃん。
そうすると、ユーちゃんの横顔は司令官の逸物に隠れてしまう。
158 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/05/16(月) 18:08:19.42 ID:DZfBeg1xO
……そこが司令官の股座じゃなければ、もう少し可愛げもあったろうに。
完全にただの痴女である。
ていうかもう台詞が酷い。
ジャマって、それもう脱ぐ前提じゃん。
挿入態勢万全じゃん。

「……今晩来たのは、間違いじゃなかったみたいだね」

危うく、司令官の貞操が穢されるところだった。
……いや、別に私のものじゃないけどさ。
そもそも、司令官が初めてなのかどうかもわからない。
ともかく、誰にも先を越されなかった、という意味では、今日決意しておいて良かったということだ。

「ぅ…………」

瞬間、私の全身が硬直する。
私のものでも、ユーちゃんのものでもない、幽かな呻き声。
ゼンマイの切れかかったからくり人形のように、強張った首をある一方に向ける。
視線の先にあるのは、司令官の顔。

「ぅうっ…………」

何かに耐えるように、司令官が再び呻く。
……まさか、睡眠薬の効果が?
もしこのまま司令官が目覚めてしまえば、この状況ではなんの言い逃れもできない。

「ゆ、ユーちゃ――」

ここは一度、隠れるか一時撤退を。
そう進言しようと思い、ユーちゃんを振り返ったところで、私は思考を停止した。
159 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/05/16(月) 18:09:06.68 ID:DZfBeg1xO

「んっ、ふ……っちゅ、はぷ、んちゅ、れる……ぢゅむっ……」

そこには、恍惚の表情で一心不乱に司令官の睾丸を舐め回す、痴女の姿があった。
ユーちゃんの舌が這うたびに、司令官の身体がビクリと跳ね、情けなく呻き声を上げる。
いや、この場合、喘ぎ声と言った方が正しいのだろうか。
ユーちゃんの小さな舌が縦横無尽に玉袋を走り、皺の一本一本まで、丁寧にしゃぶっている。
竿の先端からは泉のように絶え間なく透明な汁が溢れ出る。
ごくり、と、私の喉が大きな音を立てた。
私の思考はぐちゃぐちゃで、目の前の出来事を処理しきれなくて、しかし、身体だけが、勝手に動いてしまう。
私の掌がユーちゃんの頭上を通り過ぎ、そして、今にも爆発しそうなそれに、触れた。
瞬間、司令官の逸物が跳ねる。
ビクビクと震えて、透明な液体が先端から放たれる。
その飛沫は弧を描いて、司令官の股座にはしたなく顔を突っ込むユーちゃんの髪と、そして私の指先に降り注ぐ。
私の視線はその雫に釘付けになった。
司令官の呻き声と、ユーちゃんの口から溢れる唾液の音に混じって、ドクドクと、自分の鼓動の音がうるさい。
顔が熱い、身体が熱い、雫が乗った指先が、熱い。

「はっ……はぁ……は、っ、はぁっ……!」

呼吸が乱れ、開いた口腔から吐き出される空気の音が、耳に障る。
指先と、唇の距離が、少しずつ短くなっていく。
何かを考えていたわけではなかった。
それは只の欲求――否、本能なのか。
指先の雫を口に含むことに、何の疑問も、何の躊躇いもなかった。
ただ、それを自らの体内に取り込む為に、自然と身体が動いていたのだ。
震える指先が、唇の隙間に這入り込む。
混乱か、興奮か、視界が歪み、呼気が熱くなる。
遂に堪えきれなくなって、私の舌が、雫に、触れる。
舌先と指先から、電撃が走り抜けるような感覚。
160 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/05/16(月) 18:09:50.63 ID:DZfBeg1xO
仄かに塩の味がする液体を吞み込み、喉を通って食堂を這い、胃袋に落ちた筈なのに、なのに、胎の奥がズクン、と疼く。
自分の指先をしゃぶり、唾液を嚥下する度に喉から胸の奥のあたりに鈍い痺れのようなものが生まれ、やがてそれは、胎の底へ落ちていく。
ぼやけた視界の中、私の視覚は司令官の逸物だけをはっきりと捉えていた。
唇から指を引き抜き、司令官の先端に、再び指を伸ばす。
掬い上げるように雫を指に乗せ、口に運ぶ。
その指先を舐めしゃぶり、また。
まるで樹液に吸い寄せられる虫の如く、私の指が司令官の逸物に向かう。
――否、指だけではなかった。
気付けば、私の視界は司令官の肉棒で一杯になっていた。
玉袋をしゃぶる水音が聴覚を、鼻に届く汗と淫靡な臭いが嗅覚を、震える肉棒が視覚を、未だ口の中に残る雫の残滓が味覚を、支配していた。
残るは一つ。
司令官が、司令官のこの逸物が、私を、私のすべての感覚を支配するまで、あと一つ。
司令官の先端から溢れ出る泉に、上から別の液体が滴り落ちる。
それは司令官の雫と混ざり合って、亀頭を溢れ、雁首を這って、裏筋を流れ落ち、陰嚢を満たしていく。
私の口は、溢れ出る唾液を止めることができない。
欲しくて、最後の一つ、私を埋める最後のそれが欲しくて、欲しくて欲しくて、それが目の前にあるのに、今更唇を閉じることなどできない。
唾液と、吐息、それらが先端に触れる度、司令官の逸物が震えを大きくしていく。
雫が滲んでは溢れ、流れていく。
溢れて、溢れて、溢れて、溢れて。
私は終に。
その先端を、唇で覆った。


〜〜
161 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/05/16(月) 18:10:23.12 ID:DZfBeg1xO
やっとしゃぶってくれた…
たぶん次で終わりです。
前も言ったと思うけど本番はありません。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 18:11:53.27 ID:4ZrNurB70
乙です
この銀髪コンビもなかなか…!
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 18:30:31.64 ID:BiJs/OPZo
移転するまえに終わってくれ
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 18:48:04.28 ID:hlbiQ2Xeo

いいのう
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 20:01:07.31 ID:nZ02OHWlO
166 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/05/16(月) 21:56:52.79 ID:MzGqbZT1O
なんか移転しても今のアドレスに飛ばされる仕様にするとか荒巻が言ってたから、まあ多分大丈夫でしょう
167 : ◆kquYBfBssLZl [sage]:2016/05/16(月) 21:57:32.19 ID:MzGqbZT1O
今のアドレスにアクセスすると飛ばされる、の間違い
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 22:33:02.40 ID:BiJs/OPZo
いや、わざわざお前の為に別板を専ブラに入れるのが面倒なだけだよ
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/16(月) 23:26:56.07 ID:W0A1lHXDo
それはおまえだけ
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 01:12:51.79 ID:O9Rcr/iAO
何か急に湧いた変な奴ともおさらば出来るなら板移動も悪いことではないな
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 02:06:20.40 ID:+NpX3U8zo
急に湧いたとは失礼な、最初からずっと見てるわ
なんで俺が荒巻の懐事情の為の我が儘に手間かけなきゃいけないんだって話だろ
172 : ◆kquYBfBssLZl [sage]:2016/05/17(火) 04:13:08.63 ID:dVXWFMybO
面倒な気持ちもわかる
すまんな、なるべく早く投下できるように努力する
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/17(火) 20:38:23.54 ID:vYb2xzNqO
あくしろよ
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/20(月) 01:34:18.99 ID:WlEVHKhAO
まだか?
175 : ◆kquYBfBssLZl [sage]:2016/06/22(水) 19:57:37.45 ID:KzZmolM9O
〜〜


まず、触覚。
司令官の肉棒――おちんちんの先端は思ったよりも柔らかく、ツルツルとして舌触りが良い。
鈴口を舌でつつくと、やや水っぽい粘液がたくさん溢れ出て、舌の表面をコーティングしていく。
塩辛い筈のそれはどこか甘美な感覚を伴って、私の味覚を覆い尽くす。
その我慢汁を自分の唾液と混濁し、嚥下する度に生臭い臭いが鼻腔を突き抜ける。
息が苦しくなって鼻息荒く呼吸をすれば、司令官の体臭が同時に吸い込まれて、吐き出せば口腔を満たすおちんちんの臭いが突き抜けて、内から、外から、私の嗅覚を支配する。
口の中に溜まった液体を嚥下しようと舌を動かす度に耳の奥からグチュグチュと水音がして、その卑猥な音に満たされた聴覚が、誰かの呻き声を同時に捉えた。
声の方に目を向けると、眠っているというのに感じているのか、それとも股間の刺激によって卑猥な夢でも見ているのだろうか、司令官の苦しそうな表情を私の視覚が捉える。
眉間に皺が寄り、半開きになった唇から、あ、とか、う、とか、短く空気が抜ける。
額に薄っすらと汗が浮き、頬がほんのり紅く染まり、興奮している様がよくわかる。
……司令官が、気持ちよくなってくれている。
私の口で。
私の舌で。
私の吐息で。
それを自覚した瞬間、五感の全てが感覚器官を突き抜けて、うなじのあたりに、ぞくりとした感覚が生まれる。
舌先で鈴口を強めに擦ると、司令官の身体が、ビク、と跳ねる。
唇を窄めて亀頭を圧迫すると、顔を顰めるように顎が引ける。
先端から滲む我慢汁を啜ってやれば、腰が可愛らしく震えて、短い溜息のような喘ぎが漏れる。
嗚呼、なんて愛おしい。
176 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/06/22(水) 19:58:22.32 ID:KzZmolM9O
私のうなじに生まれた甘い痺れは司令官の先端から溢れた雫のように、下に、下に、背骨を伝って伸びていく。
やがてそれは私の腰へ、お尻へ、太腿、脹脛、脚首、爪先へ辿り着く。
全身が痺れるような感覚。
全ての感覚が麻痺していくような、そんな甘い痺れの中で、心臓だけが何故だか速くなっていく。
ドクドクと血液が全身を駆け巡り、全ての感覚が鋭くなって、それらを血液が全身に運んでいく。
それは快感。
司令官に触れているだけで、司令官を視界に収めているだけで、司令官の臭いを嗅ぐだけで、口の中に広がる液体を味わうだけで、司令官の吐き出す音を聴くだけで、それらが私の中に流れ込み、快感が奔流となって全身を貫く。

「んんっ!!??」

全身が快楽に塗れた状態のそんな私を、一際大きな刺激が襲う。
それは電流となって、私の身体の中心から脳天を突き抜けた。
ただでさえ緩慢な思考はその原因を特定することなどできず、二度、三度と、再び電流が駆ける。
その刺激に対して私はどう抵抗することもできず、司令官の逸物を咥えたまま、喉奥からくぐもった呻き声を漏らすしかなかった。
幾度目かで漸く途絶えた刺激の正体を確かめるべく、私は勢いよく振り返る。

「……ユーちゃん」

「えへ」

……そんな無邪気な笑顔を見せながら、私のお尻に手を乗せないでほしい。
司令官の金玉を一心不乱にしゃぶっていたはずのユーちゃんはいつの間にか私の後ろに移動し、あろうことか私の、私の……。
私の……あれだよ、えーと……アソコを弄ってくれやがったのだ。
……べ、別にいいじゃないか、なんとなく、恥ずかしいんだもん。
おちんちん、は割と平気で言えるけど、自分の、その、おま……んー、えー……アソコのことは、ちょっと言うのが恥ずかしいと思う。
177 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/06/22(水) 19:58:56.48 ID:KzZmolM9O
「ヒビキのおまんこ、えっち」

ユーちゃんの言葉に、ただでさえ熱くなった顔が更に熱を増す。
こ、この娘はっ……!

「……そんな言葉を口にするなんて、恥ずかしくないのかい?」

「んー、admi……テートクのおちんちん食べるのは、恥ずかしくないの?」

「…………」

ぐうの音も出ない。
……というか、確かに、私は一体何をしているんだろう?
司令官のおちんちんをこの目で見るため……もとい、司令官とイチャラブするために、一ヶ月も前から経路の確保や時間帯の選別など、様々な下準備をしてきたというのに、痴女に闖入されてご覧の有様だ。
司令官は睡眠薬で眠らされているし、ユーちゃんは痴女だし、私はおちんちんをしゃぶって気持ちよくなっちゃってるし……。
というか、これだけされたうえに、今も結構普通に声を出して喋っているけど、司令官はなんで起きないんだ――

「――――」

私がそんな風に考えつつも照れ隠しに司令官のおちんちんを再び咥え、その顔を見遣ったときだった。

「ぅ…………」

緩慢な動きで司令官の両の瞼が開き、微かに覗くその視線と、私の視線が交差した。
うっすらとした視界では状況がいまいち把握しきれていないのか、そもそも意識がはっきりしないのか、ゆっくりと瞬きをしながら視線を右に左に動かしている。
私の思考は完全に停止して、只々司令官のおちんちんを咥えたまま、口を離すことも、司令官の顔から視線をそらすこともできないでいた。
迂闊だった。
油断していた。
雰囲気に呑まれて、司令官が目を覚ますはずがない、などと思い込んでいた。
178 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/06/22(水) 19:59:22.57 ID:KzZmolM9O
ここまでの道中で、思い込みによって痛い目を見たばかりだと言うのに。
そしてまた、気づいた時には既に遅い。
司令官の視界は私を捉え、訝しげに眉が歪んでいく。
そんな司令官の様子を見て、背筋に冷や汗が流れる。
そして、同時に快感も感じていた。
それは自身の痴態を男性に見られたからだろうか。
それとも、私が何をしているのか把握して、更に硬く、大きく反り上がっていくおちんちんから泉のように湧き出す、この淫靡な蜜のせいか。

「ぢゅ」

少しだけ、吸ってみる。

「っ……!」

びくん、と腰が動く。

「れ、ぇる」

舌全体をべったりとくっつけて、裏筋をなぞる。

「っ、ぁ゛……!」

嗚咽のような音が喉の奥から絞り出される。

「んぁ、ぷ」

そのまま根元まで下りて、甘噛みする。

「ぐ、ぅっ……!」

おちんちんが跳ねて、蜜が滴る。
私は司令官と視線を交わしたまま、司令官のおちんちんを弄ぶ。
179 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/06/22(水) 19:59:53.94 ID:KzZmolM9O
司令官は、不思議と抵抗しないようだった。
それがほんの少し疑問だったが、しかし、司令官の吐息に、嗚咽に、体臭に、視線に、溢れる甘美な蜜に頭をどうにかされて、そんなことはどうでもよかった。

「テートク、起きてたの?」

私の視界に、誰かが割り込んでくる。
司令官の顔が半分隠れるようになって、ユーちゃんの姿が重なった。
司令官の視線が私から逸れて、ユーちゃんの方を向いてしまう。
……気に食わない。
司令官のおちんちんは私がいぢめるたびにどんどん震えが大きくなって、気持ちよくなっているのが手に取るようにわかる。
そうしているの私の口で、私の舌で、私の唇で、私の歯で、私の、私の、私への。
だから、私と司令官の視線を遮るこの女に、嫉妬なのか、怒りなのか、とにかく桃色と灰色をグチャグチャにしたような感情が腹の奥から湧きあがってきて、ちょっと、と不平を漏らすためにおちんちんから口を離した。

「ん……」

「んむっ……!」

「――――」

その隙を突くかのように、ユーちゃんの唇が彼の唇を奪った。
同時に司令官の肉棒の先端から、先程まで泉のように滴っていた蜜とは違う、白濁液が放たれる。
司令官の腰が跳ね、私の唇や顎、頬に肉棒の先端が当たって、白濁と蜜で私の顔を汚していく。
陰嚢が肉棒の根元に向かって縮みあがり、白濁を押し上げる。
先端から放たれるそれは弧を描いて、私の頭上から降りかかる。
左の瞼の上にかかった白濁液が垂れてきて、反射的に左目を閉じる。
それでも私の視線は、司令官とユーちゃんに釘付けになっていた。
180 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/06/22(水) 20:00:20.53 ID:KzZmolM9O
血の気が引いて、ついでに先程まで溢れんばかりだった感情の波さえもどこかへ消えて、只々、思考をする暇もなくその光景を見ていた。
司令官は未だに抵抗する様子を見せず、ユーちゃんに唇を貪られるままになっている。
痛い、痛い、痛い。
苦しくて、痛くて、胸の奥から腹の底までが引き絞られるように辛い。
私は漸く、自分の心の内に気がついた。
私は司令官のことが、自分で思うよりも好きだったのだ。
彼のそばにいると落ち着くし、彼と話していると癒されるし、彼の匂いは安らぐし、彼に頭を撫でられる時間は何よりも至福だった。
それが今、全て粉々に砕けていくような感覚。
喉の奥から何かがせり上がって、鼻の裏を突き抜けて、そして気づけば、涙が流れていた。
顔にかかった白濁液に堰き止められて、流れ落ちることを拒むように私の顔を濡らす。

「ぷぁ」

長い、いや、それともも一瞬だったか、どちらにしろ永い口づけを終えて、ユーちゃんの唇が司令官から離れる。
そんな彼女が、私を振り向いて目を剥いた。

「ひ、ヒビキ……!?」

嫌味でもなんでもなく、ユーちゃんは純粋に驚いているのだろう。
目に入ったのかとか、射精が激しすぎたのかとか、アタフタしながら尋ねてくる。
私はなんと返して良いのかわからなくて、ただひたすら、涙を流した。


〜〜
181 : ◆kquYBfBssLZl [saga]:2016/06/22(水) 20:02:44.78 ID:KzZmolM9O
お待たせしてごめん
そして終わらなかったごめん

まあ薄い本じゃよくあるけど3Pってよっぽどの変態じゃなきゃ許容できないよなという気持ちになってしまったのとどうしても響を泣かせたくなってしまったのでこんなことに
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/22(水) 20:17:22.42 ID:fcoBHlD8O
いや ちんちん言いまくってるお前が何を今更リアリティを求めるのかw
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/22(水) 23:26:53.22 ID:LjF5eDeoO
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/23(木) 18:00:15.68 ID:3IXC74Cf0
淫乱銀髪コンビいいですわゾ^〜
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 15:13:25.84 ID:UK2l+Q2AO
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/08(月) 11:53:17.38 ID:7GpM0ijIo
187 : ◆kquYBfBssLZl [sage]:2016/08/25(木) 16:25:23.51 ID:eVeyKukWO
行きてます
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 18:21:36.99 ID:sUIWIukqO
待ってるぞ
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 20:17:50.85 ID:/fpq5+tAO
それは朗報
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/26(金) 11:58:35.58 ID:aVnZtJCGO
なんだこれ 一人アンソロジー?
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/01(木) 03:03:22.88 ID:PguzGTnd0
まだなのか
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/02(日) 02:53:23.70 ID:ILw/K0xA0
まだか?
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/02(日) 23:43:27.46 ID:JMU6/eatO
まだまだ
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 21:10:19.61 ID:cy6mHiFe0
a
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/09(日) 20:37:58.48 ID:kocu3kNv0
a
106.08 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)