垣根「何処だここ?」漣「初めまして、ご主人様!」

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244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/09(土) 20:01:55.79 ID:p7ZKSYj5O
S県月宮……
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 00:01:58.61 ID:vfixUbFZ0
コワイ!
246 : ◆iPIF0O2lVIn3 [sage]:2016/07/10(日) 00:23:10.16 ID:6FECNhFn0
向こうの方で続き全部消えちゃって少し萎えたので、しばらくこっち頑張ります
247 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/07/10(日) 00:35:00.27 ID:6FECNhFn0
漣「もう何でもいいです、いいえ、これは全部夢なんです……」

漣「そう私の上官は異世界から来た人でしかも超能力者でそして頭が吹き飛んで今ウロウロしてるなうワロスワロスワロス」

阿武隈「キャーーー! 目の前の怪奇現象についに漣ちゃんまで壊れたー!?」

阿武隈「ノーマルなのが私しかいなーい!」

阿武隈「みなさーん!私の指示に従ってくださーい!!」
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 11:15:54.09 ID:IZ+3MWns0
あーやっぱり未元物質だったのか。でも何回も死んだり生き返ったりとか覚えてる辺り記憶は元の人間の時とか全部あるのかな。
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 12:21:58.66 ID:g94NBfLNo
コピーロボットや影分身みたいに、解除したら記憶がオリジナルに継承されるんじゃね?
250 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/07/10(日) 13:45:38.79 ID:6FECNhFn0

暁「」失神


涼風「」唖然


曙「うぅ……良かった……生きて…る…」感涙


時雨「みんなの反応の中で一人だけおかしなのがいるけど…」


時雨「ほらテイトク、ふざけてないで」


/根「」プンスコ!


時雨「え? 頭が元に戻んない?」


/根「」コク


時雨「えいりあんねっとわーく? じゃ遠くに行くほど完璧な修復が機能しないから能力が強くなる範囲までおぶって行けって?」


/根「」プンスコ!


時雨「しょうがないなぁ、ほら僕につかまって」


/根「」ダキ


時雨「よし、みんな行こうか」

251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 13:48:16.51 ID:vfixUbFZ0
何か映画のエイリアンに出てきた合成人間思い出した
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 14:06:15.95 ID:uRv0yvxAo
というかなんで頭吹っ飛ばしたんですかねぇ…
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 15:22:32.10 ID:uDepOkAC0
今の垣根ってどうやったら消滅するんだろうな
254 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/07/10(日) 15:57:54.21 ID:oZo3yB1CO
阿武隈「いや行こうじゃなくてね……」

阿武隈「これどうすんのよ……」


漣「あはははは、もうわかんな〜い」

暁「」失神

涼風「……少しチビったでぃ…」

曙「頭がなくて喋れないのも可愛い……」//


阿武隈「これをどうやって連れて行けばいいのよー!!」
255 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/07/10(日) 16:04:20.19 ID:oZo3yB1CO


時雨「もう直ぐ鎮守府だよテイトク」

阿武隈「ぜぇ……ぜぇ…」

時雨「ほら頑張って阿武隈さん」

阿武隈「いや…なんで私が二人を引っ張っていかなきゃならないのよ……」

漣「うわー、体が引っ張られるー」

暁「」気絶

涼風「あたいらは駆逐艦だから馬力が低いし……軽巡の阿武隈に引っ張ってもらった方がはやいんだい」

曙「そりゃ少しは手伝いたいけど、ほら私ってばまだ練度1だし」

阿武隈「なら少しは並んで行こうよ!? なんで3人とも私のはるか先を悠々と進んでるの!?」

時雨「……」

涼風「あ、あたいは少しだけ手伝った気がするよ」

曙「私は提督の近くにいないと落ち着かないっていうか」

時雨「……鎮守府には、いつか着くさ」

阿武隈「いやもうすぐだって言ってたじゃない!?」
256 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/07/10(日) 16:05:47.07 ID:oZo3yB1CO

/根「」ケラケラ

時雨「テイトクが阿武隈さんのこと指差して肩を小刻みに揺らしてる……」

時雨「僕には阿武隈さんに労いの言葉を言ってるように見えるよ」


阿武隈「いやそれ嘲笑ってんじゃない!?」

阿武隈「原因が提督にあるっていうのに、むっかつくなー!!」
257 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/07/10(日) 19:21:35.59 ID:oZo3yB1CO

【港】

時雨「さぁ着いたよ」


シュウゥゥゥゥ…


垣根「……ふう、ようやく頭が戻ったか……」



曙「あぁ!! またその顔が見れて嬉しい」


垣根「うん、第一声がそれだと正直俺は引く」


時雨「良かったテイトク、ようやく喋れるようにな」



バサァ!!



時雨「キャァァァァーーー!!!??!」


ズガァァァァァァァァン!!!


ドガァ!!(港の直ぐ近くにある工廠の壁に激突)



時雨「うぅ……」大破

258 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/07/10(日) 19:39:14.81 ID:oZo3yB1CO

涼風「うわぁぁ! 時雨が翼に薙ぎ払われて大破したぁぁぁぁ!!?」


垣根「なーに呑気に会話しようとしてんだこの腐れ反逆者」


垣根「せっかく気分良く勝って帰ってきたのに、まさか頭ごとぶち抜かれるとはな」


垣根「ムカついた、ゆるさねぇ……」


カツカツ


涼風「提督やめて! 時雨が死んでしまう!!」


垣根「うっせぇ! 涼風テメェも黙らねぇと同じ目に合わせんぞ!!」


涼風「!!」ビクッ


カツカツ
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 22:51:39.12 ID:pRAg2nlE0
カツ、足柄さんの出番だな
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/12(火) 23:16:27.62 ID:xaf3gGuS0
乙です
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/21(木) 07:16:38.41 ID:ut7wTElX0
待ってるぞ
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/28(木) 18:58:55.02 ID:UoRaBeJi0
はよ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/07(日) 00:36:59.87 ID:HZhS5+q70
はよ来てくれええええ
264 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/14(日) 17:51:21.49 ID:PRvrtMkuO
垣根「オイ、どうしてあんな事した? アァン?」

時雨「……フフ、僕は帝督のことならなんでもわかるからさ……」

時雨「入れ替わっていたのに気付いたから、攻撃したのさ……いわゆる茶目っ気ってやつさ」

垣根「どこの世界に茶目っ気で頭部を撃つやつがいんだ!」

垣根「こちとら勝利の余韻を味わってたってのによぉ!!」


ドカ

時雨「うぐぅ(歓喜)」

涼風「ちょっと提督!! それ以上はいけねえよ!」
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/14(日) 18:22:24.89 ID:U6ogEcK+0
喜んでるんだから止めんなよぉ!!(錯乱)
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/14(日) 19:16:10.49 ID:QVXeWxiR0
来てたと思ったらマゾに……
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/14(日) 19:30:25.39 ID:bxG982MPo
個人的欲求で上官に危害加えちゃったからなぁ……
268 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/14(日) 20:03:51.48 ID:PRvrtMkuO
垣根「……ッチ、まぁ良い。とりあえずお前の処分は後で考える……いや、今の一撃で許してやるよ」

時雨「うぐぅ(悲哀)」

垣根「……お前さっきの喜んでないか?」

時雨「ううん、全然だよ?」

垣根「……とりあえず、もうこっちは切るから勝手に秘書室に来い。ほれ涼風、今日手に入れた艦娘のカードってやつだ」ポイ

涼風「え? えぇ?」

垣根「んじゃ、機能停止……っと」

垣根「」

垣根「」(´・ω・`).;:…

垣根「」(´・ω...:.;::..

垣根「」(´・;::: .:.;: サラサラ.

涼風「」
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/15(月) 14:03:50.76 ID:DlpkilAgO
ヒャッハー更新だー
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sagesage ]:2016/08/16(火) 01:20:13.58 ID:rnRqqSPVO
ずっと待ってたんだよおおおお
271 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/16(火) 16:29:31.09 ID:Kv1S4FwO0
阿武隈「や、やっと帰港出来た〜」

漣「…そしてようやく私が戻ってきましたよ」

暁「……ハッ! ここは一体どこなの!?」

漣「暁さんも目が覚めたようですね……ここは鎮守府の港です。ようやく帰ってこれたんですよ」

暁「わ、私は一体何を……」

阿武隈「あー、とりあえず偽装を外して上がっちゃい……ん?」


時雨「ぐふふ、痛みはいつか止むさ……フフフ」

曙「いやー 提督が粉微塵に消えちゃった!!」

涼風「あ、あたいには手が負えないでい……」

阿武隈「……また何かあったみたい、あぁなんか疲れてきちゃう……」
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/16(火) 18:50:45.97 ID:eftJJuOp0
粉微感
273 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/18(木) 23:16:41.90 ID:JzGZcxS7O

阿武隈「うわっ! なんで時雨ちゃん大破してんの!?」

時雨「て、帝督にやられたのさ……お仕置きといったところだろうね…」

漣「そして曙ちゃんも泣いちゃって……どうしたんですか?」

曙「…えぐ……提督の頭が元どおりになったと思ったら……今度は身体ごと……粉微塵になって……ぐすん」

漣「……は?」

漣「ちょっと意味わっかんない答えなので、唯一まともな涼風さんに聞きますね。何があったんですか?」

涼風「……いや、提督があたいに今回手に入れたカードを渡して……粉微塵になった……」

阿武隈「……その顔見ると嘘じゃなさそうね。一体なんなのあの人は」

涼風「…そうだ! 確か一足先に執務室に戻ってるって提督が言ってた!多分いるんじゃないかと思うんだけど」

漣「そうですね、もう驚くのもアホらしくなってきたし、時雨さんもボロボロですからさっさと入渠さしてもらって執務室に行きましょうか」

時雨「僕も行くよ」

漣「いやいや、大破してるんですから早く入渠してください……ってそっちは入渠ドックじゃないですよ!?」

時雨「だって帝督が執務室にいるし……」

漣「どんだけあの人に忠誠心があるんですか……そもそも垣根さんに大破させられたんだから怒っても良いはずです……いや、頭部撃ち抜かれたら誰だって怒りますけど」

時雨「それでも僕は帝督のそばにいたいんだ。そしてもっとぶたれたい」

阿武隈「最後の一言がなければ立派なんだろうな……」
274 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/19(金) 19:11:07.65 ID:6FtXFo8Q0


漣「あの時雨さんを無理やり入渠ドックに入れたわけですけど……」


曙「つ、疲れたわ……」


阿武隈「まさか跳ねて暴れるとか……最後なんて縄で縛って放り込んだわよね……」


暁「こ、怖かったわ…」


涼風「てやんでい、どうして入渠風呂に沈められたのに目をガン開き出来たんだっての…」


漣「と、とにかく提督のもとに行きましょう…」



【執務室】

コンコン


漣「し、失礼しまーす……垣根さんいますか?」


漣「……返事がないですね」


阿武隈「……微かだけど、中から声がするわね。他に誰かいるのかしら?」


涼風「とにかく入ってみようよ」


漣「では、入りまーす」
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/19(金) 20:36:42.59 ID:IdG4LgRB0
カオスの予感
276 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 08:17:22.51 ID:o5Z9G0Ik0

垣根「おら、これで終いだ」


パチ


村雨「ががーん! また負けた!? なんでなんで!!」


垣根「頭の出来が違うんだよ。もう諦めて絶望してろ」


村雨「ふん! オセロで勝ったからって調子に乗らないでよね提督!」


垣根「将棋もポーカーもブラックジャックも、全部俺が勝ってんじゃねーか」


村雨「……オセロや将棋、ポーカーやブラックジャックババ抜き黒ひげ危機一発、あとなんか四人対戦だけどバシュンとボールを相手のゴールに入れて超エキサイティング!! するやつで負けたからってまだ諦めないんだから!」


垣根「あぁん? テメェ舐めた口聞いてんじゃねーぞ。だったら今度は運が決め手の人生ゲームで決着つけるぞ!」


村雨「望むところよ!」


大淀「あの提督? そろそろ執務の方を……」


垣根「うっせぇぞメガネ! こっちはこの諦めなくてムカつく奴に本当の絶望を見せるまで執務はやんねーから! つーか、そんな資源と明日の演習相手の書類に目を通してハンコ押す作業なんざ20分で終わるから安心しろ!」


大淀「えぇー……」


垣根「っしゃぁ! まずはどっちが先にルーレットを決めるかジャンケンから行くぞ!」


村雨「ジャンケンなら勝ったり負けたりしてるから今回も先行とっちゃうからね! いくよ! じゃ〜んけ〜ん!!」


「「ポン!!」」


垣根「ックソ! 俺が後行かよクソガ!」


村雨「ふふーん! 提督さんってばいきなり6出してスタートダッシュを切るかもしれない村雨の後から惨めについて来てねーっと!」


ガラララララ……


『1』


村雨「」


垣根「ギャハハハハ!! いきなり1かよ!」
277 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 08:18:44.79 ID:o5Z9G0Ik0

漣「何だこれ」


阿武隈「あの、提督」


垣根「ん? よう阿武隈、さっき振りだな」


阿武隈「あ、あぁうんそうね……」


阿武隈「じゃなくて! 何で村雨ちゃんとゲームしてんのよ!?」


垣根「何って……なんかこいつがやろうって言い出して、んで全部ボロクソに負かしても諦めないからやり続けてんだよ」


村雨「ねぇ提督、次提督だから回してよ!」


垣根「おぉそうだな」


ガラララララ


阿武隈「いやいやそうじゃなくて! さっきまで一緒に出撃してたじゃん!? 頭吹っ飛んだり、時雨ちゃん大破させたり、あと最後は粉微塵になったとかさ!」


垣根「お、俺は5か」


阿武隈「聞けよ!!」


垣根「その説明はあとだあと! 今は村雨と勝負してんだから後にしてくれよ」


阿武隈「……もう! だったら勝手にして! ほらみんな自室に戻るよ……」

278 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 13:28:43.31 ID:o5Z9G0Ik0

暁「し、司令官……わ、私も人生ゲーム混ぜてもらってもいい?」


涼風「あたしもあたしも!」


曙「本当は提督と戦いたくないけど、ゲーム楽しそうだから混ぜてもらってもいい?」


垣根「いやダメだろ、これは村雨をどん底に落とすためのゲームなんだからよ」


村雨「でも数が多い方が達成感がありそうじゃない?」


垣根「いやそうだろうけど、でもこれはお前と俺との勝負だろ? 」


村雨「だったら、私が負けて絶望したって事でいいよ。みんなとやりたいし」


垣根「……」


垣根「あぁー、めんどくせぇな。やる気失せたしこれ終わったら仕事やって暇作ってのんびりしてやろっと」


垣根「んじゃ、これはただのゲームだから俺は勝負じゃなくて娯楽に興じてるってことでいいや。ほら1番は村雨で2番が俺だ、その次の順番はジャンケンで決めろよ」


涼風「やったー! 」


曙「あぁ……なんて心の広い方なのかしら……」


暁「…大人だわ……」
279 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 14:27:16.80 ID:o5Z9G0Ik0


阿武隈「……」


漣「……阿武隈さん」


阿武隈「……はぁ」


阿武隈「なーーーんか今日の出来事全部がどうでも良くなってきた!! もう今日の仕事おしまい!! 私もこれから遊びに興じてやるわよ!!」


阿武隈「提督ー! 私も混ぜてよー!!!」


漣「わ、私もやります!」


村雨「わーい! これで7人の勝負になった!楽しみだよ!」


垣根「勢揃いだな…」


垣根「ククク、どうやらこの鎮守府で本当に一番強い奴が誰かをお前らに教えられそうだな」


艦娘一同((((((それは既に知ってるんですが……))))))









【入渠ドック】


時雨「」溺死回復中

280 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 16:04:59.06 ID:o5Z9G0Ik0
垣根「さぁ全員で勝負だ!」


艦娘一同「おーーーーーーーーーーーー!!」




【入渠ドック】

時雨「」溺死回復中
281 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 16:28:31.41 ID:o5Z9G0Ik0

涼風「株券をこれで買うよ! これで保険はバッチリ!」


垣根「ック、見た目に反して貯金するやつか……破産させてぇ」


村雨「うわ! 買った家が火事で無くなったー! 火災保険も入ってなかったから損した!!」


曙「え、結婚って……それは、もう決まってるわよ…」


垣根「…ほら青い棒をさっさとお前のにぶっ刺して(そのマスまで)動かせよ」


漣「ギャンブルで勝っちゃいましたー(^O^)」


阿武隈「やっぱり弁護士は安定してるわね〜、お金の心配しなくて済むし」


暁「うぅ、所持金がもう残り少ない…」


垣根「今んところ俺が1位だな、当たり前だけど」





【入渠ドック】

時雨「」溺死回復中
282 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 16:44:33.35 ID:o5Z9G0Ik0

村雨「うぅ……借金しちゃったよ…」


漣「おまけに無職でフリーターだから……最悪ですね」


曙「そもそも、なんで心機一転して無職になるマスがあるのかが分かんないわね……」


垣根「ざまぁ」


村雨「うっわすっごいムカつくんだけど!?」




【入渠ドック】

時雨「……ん」回復中

283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/20(土) 17:49:30.96 ID:Y7NgGHkc0
大淀さんも入れたげてよう…
284 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 19:46:40.47 ID:HQeSWr+XO
【1時間後】



垣根「ふん、思い知ったか雑魚ども。俺は運すらも思い通りなんだよ」1位


漣「でも私とほとんど差はないですよね。って事は私も垣根さんと同等ってことじゃないですか?」2位


曙「まぁまぁってところかしら……でも、悠々と1位とるなんてかっこいいなぁ」3位


阿武隈「うーん、私は普通だったなー。最後の収入なんてほとんど給料のみだったし」4位


涼風「……いきなり株券が暴落するマスに止まって敗因しちゃったのが敗因だ。勝ちたかったなー!」6位


暁「私なんて手持ち1000円くらいよ……」5位


村雨「……まだゴールすらしてないんだけど」最下位

285 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 19:47:57.00 ID:HQeSWr+XO

大淀「……では、これで終わった事ですし仕事に移ってくださいね」銀行係


村雨「はーい! ほらみんな片付けちゃお!」


漣「あ、その職業カードは全部私がまとめておきます」


曙「この家って取り外してしまうのよね」


暁「棒と車をまとめて……」


阿武隈「ボードを畳んじゃいますね」


垣根「俺食堂で甘いもん食うわ」ガチャ


涼風「まとめて仕舞えば……」


涼風「ほいっと! これで片付け完了さ!」


大淀「あぁ、ちょっと待ってください、今お金をまとめてましたのでもう一度開けてください」


涼風「ん、ほいさ」


大淀「はい、ありがとうございます」

286 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/20(土) 19:50:51.30 ID:HQeSWr+XO
漣「さてと、それでは垣根さんそろそろさっきの出撃の際のアレについて……」


漣「ってあれ? 垣根さんはどこに?」


曙「え? 小声で食堂行くって出て行ったけど」


漣「ちょっ!! なんで曙ちゃんは止めないの!?」


曙「いやこんな矮小な私があの人を止めるのもおこがましいかな〜と思って」


漣「ちくしょう! なんでこの人と姉妹なのかもうわかんなくなってくる!!」


曙「ちょっと、それはどういう事よ!私があの人を神々しく天使だと思うだけでしょ!」


阿武隈「漣ちゃんが言ってるのはそういう事なんだと思うよ!?」



大淀「…はぁ、でも提督のあの実力なら本当に20分で終わるかもしれないでしょうから、私は引き続きここで書類をまとめています。あなた達も疲れたでしょうから一緒に食堂で提督と一緒に何か食べていてください」


阿武隈「苦労しますね…」


大淀「えぇ、どこの鎮守府いっても仕事は同じ……と言われてますけど、こんなに疲れる(痛々しい)人の下で働くのは、結構貴重なものだと割り切ってますので……」


暁(お、大人だわ……)


涼風「とにかく、提督が行ったんだったら追いかけよう! このカードも返さないといけないし」


漣「それじゃ行きますか(疲労)」
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/20(土) 20:21:39.99 ID:dxQe+6qX0
ていとくんもうちょっと艦娘労わってあげろよwwwwww
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/20(土) 20:57:29.01 ID:NSKeHavL0
ぼのwwwwwwww
289 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/21(日) 12:56:23.85 ID:ILu/onkZ0

間宮「はいお待たせしました! 間宮お手製の羊羹です」


垣根「おう、普通にショボそうなもんでありがたいぜ!」


間宮(ぶち殺したい)


間宮「と、とりあえずご賞味ください!」


垣根「おう有難くはないがいただいてやるよ」


垣根「……ふーん、中々美味いじゃねーか」


間宮「本当ですか!」


垣根「あぁ、さっきはショボいっつたけど、しつこくない甘さが口に広がってあっさりと喉越しも爽快。こんな羊羹食った事ねーわ」


垣根「良いじゃん、俺この羊羹好きだわ」


間宮「!!!」


間宮「あ、ありがとうございます……//」


垣根「おぉ……そういやお前も夕飯の準備で忙しいだろうからもう下がっていいぞ」


間宮「いえ、下ごしらえもほとんど終わってますので……もう少し提督とご一緒させてもらえませんか?」


垣根「んじゃ、昨日届いた食材金額の書類について今後どう節約するか話でもするか」


ピラ


間宮「……は?」


間宮「その書類に書かれてる金額はどこの鎮守府で見ても妥当だと思いますけど?」


垣根「いや、俺は艦娘の主食をカロ◯ーメイトのみにしてコストを減らそうと思ってな」


間宮「悪魔ですか!? そんなんじゃ戦えませんよ!!」


垣根「いやだって、お前ら艦娘ってのは燃料とかがあれば戦えんだろ? だったら食料なくせば…」


間宮「戦えるのであってお腹は空きますからね!!」


間宮「提督だって、毎日おにぎり具なしが三食の主食で働けって言われて、今食べてる羊羹がずっと食べられなかったら発狂しますでしょうが!」


垣根「そうだな、確かに普通はそうなるよな」


垣根(…未元物質で甘味作ったところで食いたくはねーし……ここは我慢してやるか)


垣根「……ハァ、分かったよ。んじゃこの件は今後頭の片隅にとどめておいて後々実行するよ」


間宮「実行する気なんですか!? やめて下さいよ! 本当に!!」

290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/21(日) 14:37:50.17 ID:ieuTthLk0
荒ぶるていとくん
291 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/21(日) 15:10:05.12 ID:ILu/onkZ0


涼風「お、提督はっけーん!」


がば


垣根「うおっ!?」


涼風「へへーん! つかまーえた!」


垣根「おい背後からくっつくんじゃねぇ、うっとおしいから離れろ」


バサァ


涼風「きゃっ!?」


ドサ!


漣「うわーさすが垣根さん、翼を出して涼風さんを払い除けてるよ」


阿武隈「あれって当たったらすごい痛いのよね……」


曙「神よ……なんて美しいのかしら……」


阿武隈「曙ちゃん、涼風ちゃんを払い除けたいがために翼を出したあの人を見て感涙しちゃうのはどうかと思うよ?」


間宮「本当に翼が生えるのね……ってそうじゃなくて!」


間宮「みなさん、帰港してたのですね。おかえりなさい」


間宮「お腹が空いてるでしょうから、今すぐ夕飯のご用意を……」


漣「いえいえ、私たち戦っていないのでお腹はあまり空いてないのでもう少しゆっくりしていてください」


間宮「? それはどういう……」

292 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/21(日) 15:33:53.28 ID:ILu/onkZ0
涼風「いててて、もー提督ってば急にいなくならないでよ!」


垣根「俺がゲームに勝ったんだからお前ら敗者が片付けるのが普通だろ。勝者はゆっくりと甘味を味わうのが世の常ってもんだ。あーうめぇなこの羊羹、まるで高級品のような味だぜ」


涼風「いいなー! いいなー! 涼風にもひと口おくれよ!」


垣根「すぐそばに間宮がいんだろ?、お前も頼んでこいよ」


涼風「分かったー! 間宮さーんあたいにも羊羹ちょうだい!」


間宮「え、わ、分かりました。今持ってくるね!」


漣「私も羊羹いただきます!」


阿武隈「私もー!」


曙「私も欲しいわ!」


暁「あ、暁にもちょうだい!」


間宮「はいはーい!」


垣根「俺はお代わりくれ」


阿武隈(まだ食べるのかよ……)

293 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/21(日) 15:40:09.15 ID:ILu/onkZ0

村雨「あ、私も羊羹欲しい!」

294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/21(日) 19:53:13.08 ID:AVZfVC1AO
ていとくんならきっと、敗者に食わせる羊羹はねぇていいそう
295 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/21(日) 20:43:34.28 ID:ILu/onkZ0
確かに垣根だったらそう言ってしまうかも……


漣「ーーさて垣根さん、さっきの出撃の件についてそろそろ説明していただけませんか?」


垣根「ん? あーそういえばまだ言ってなかったっけな」


阿武隈「まだどころか、あんなの説明されたところで理解できるか不安よ…」


垣根「お前らバカっぽそうだもんな!!」ゲラゲラ


阿武隈(……うぜぇ)


漣「で、アレは何だったんですか?本当に垣根さんだったんですか?」


垣根「あれは俺であって俺じゃない俺だ……って意味わかんねぇな。あーーー……言うより見せる方が早いか」


ガタ


涼風「立ち上がってどうしたの?」


垣根「今から実演してみせる」
296 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/21(日) 22:49:23.92 ID:OtbTQcr/O
バサァ


漣「翼を出し……地面に下ろして……!?」


阿武隈「翼が地面に降りた瞬間に原型を留めずに溶けた!? え!? それってそんなことも出来るの!?」


曙「もう何から何まで素晴らしい……」


漣「翼が解けて地面に白い液体のように広がって……一定に広がりを保ったまま静かに波紋を浮かべてる……」


涼風「すげー!」


垣根「んで、ちょっと踏ん張る」


阿武隈(力を出す感じかしら?)



垣根「ングググ……いや必要ないか、何でこんな無駄な演出しようと思ったんだろうか馬鹿馬鹿しい」


阿武隈「……」


垣根「んで、この未元物質に俺がちょいと命令を出せば」


ドロォォォォ


垣根2「」


漣「( ゚д゚) ・・・ 」


漣「(つд⊂)ゴシゴシ 」


漣「(;゚д゚) ・・・ 」


漣「(つд⊂)ゴシゴシゴシ」


漣「(;゚Д゚) …!? 」

297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/21(日) 23:57:15.63 ID:vtg0wPNn0
未元物質ってホント訳分からん能力だよな
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/22(月) 01:10:52.96 ID:CltJrcOD0
まぁ、その万能さゆえに科学サイドや魔術サイドにかなり利用されているんだよなー
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/22(月) 08:10:55.13 ID:a9VMChv60
???「おのれ未現物質! ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
300 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/22(月) 11:51:14.18 ID:gbXt/svL0
阿武隈「て、提督が2人になった!?」


垣根2「すごいだろ?」


涼風「こいつはたまげた……」


阿武隈「人間じゃない……」


漣「(;゚д゚) 」


暁「すごい……」


曙「奇跡よ…」


村雨「さっき見せてもらったから知ってた!」


垣根「どうやら俺の能力、未元物質は俺がここから離れるごとに力を失ってしまっちまうみたいだ。だから前の出撃の際に能力が消えて海に落ちるような醜態を晒しちまった……」


垣根「そこで俺は考えた。俺がこの場にいた場合なら能力が使えるのならその効果も続くんじゃねーかって」


垣根「俺の未元物質は言うなれば『無限の再生物質』。硬くなったり柔らかくなったり、とにかく何にでも使うことが出来る。漣に最初建物を立て直した時に見せたのもその能力の1つだ」


漣「(;゚д゚) へー、そうだったんですかー」


垣根「それに、擬似的なもんだが生物だって作ることが出来る。特に俺は俺を作るのが得意なようで、こうやってもう1人の俺を作ることだってできる。触った質感ももちろんだが全て真似て俺そっくりにな」


垣根2「ま、偽物だから未元物質の出力は本体のスペックよりは下がるだろうが、この能力の前じゃどんな相手も敵うはずもない」


垣根「俺自身は鎮守府から見えない未元物質の波を流して能力を持続させ」


垣根2「俺がそれを受けて能力使っていた。というわけだ」


垣根「分かったか?」


艦娘たち「「「「「……」」」」」」


村雨「提督ってば執務室から出て行った後に部屋に入ったらいるからびっくりしちゃったんだよねー!」


垣根「俺も、約束守らなかったからボコボコにした後入渠入れたらすぐに出てきてフェアじゃないとか抜かしてゲーム勝負を挑んできたお前にびっくりだ。いい暇つぶしにはなったけどよ」


村雨「もしかして、お仕事が早いのもそれを使っていたから?」


垣根「あぁ、俺と同じ……まぁ中身まで真似ていればそりゃ俺と同等に賢いわけだしな。たくさんコピーを出して10分で終わらせていたな」


垣根2「まぁそう言っちゃ何だが、意識や人格はひとつにまとまってるから、仕事も分担して効率よく終わらせることが出来る」

301 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/22(月) 11:57:08.99 ID:gbXt/svL0

漣「いや、さも当然のように説明しますけど、本当に何ですかその能力!?」


阿武隈「人間の領域……いえ、生物の範疇を超えているわよ……」


曙「まさか、本当に天から遣わされた神の化身だというの!!」


暁「こわい……」


涼風「すげぇ! 提督ってばスッゲェ便利な能力持ってんだな!! 」


村雨「すっごーい!」


漣「いや便利な能力どころの問題じゃないですよこれ!?下手したらどんな兵器よりも脅威なんじゃないですか!?」


垣根「実際、俺1人で世界中の軍隊と戦っても余裕で勝つしお釣りも返ってくるな」


垣根2「本当に俺ってなんだろうな」

302 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/22(月) 11:58:20.65 ID:gbXt/svL0

阿武隈「……あーー、なんか改めて説明してもらって悪いけど、提督の能力のスケールが大きすぎてちょっとついていけないかな……」


垣根「まぁな、何だったら俺の能力の真骨頂であるコピーの増産で世界中の深海棲艦を全滅させても良いんだが…」


阿武隈「それやられると、私たちの存在意義が無くなるじゃないですか!!」


垣根「……それ以前に、どうやらコピーを海に出せるのはこいつ一体だけで、他のコピーを出して行かせてもすぐに消えちまうんだ」


垣根2「まだどういった制約があんのか分かんねーが、とにかく色々と不自由なんだよな」


阿武隈「つまり内弁慶ってことですね」ボソ


垣根2「よし性能テストでもするか、おい阿武隈外に出ろ」


グイ


阿武隈「え!?ちょ!!! じょ、冗談よね!? 嘘よね!?」


ズルズル


垣根「んじゃ任せたぞ俺、良い具合にボコして良いからな」


垣根2「おう、ほら抵抗せずに来い」


阿武隈「イヤァァァァ!! こーいうのって村雨ちゃんや時雨ちゃんの専売特許じゃないのーー!!?」


村雨「提督さん、徹底的にやってね!」


303 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/22(月) 12:01:41.78 ID:gbXt/svL0

漣「行っちゃいましたね……」


涼風「ナム……」


曙「どっちの提督もカッコ良い…」


暁「あわわわわ」


垣根「…まぁ、遠隔操作も独立した自我も同時にできるのも便利だよな」


漣「それは自動的に動くってことですか?」


垣根「さきの出撃の時、あのサイコ野郎が頭吹っ飛ばしただろ? あん時までは俺は俺を遠隔操作してたんだよ」


漣「そうなると、あの後の行動は別の垣根さんの判断で動いていたってことですか?」


垣根「あぁ、どうやら頭が無くなると命令出来なくなるようで、プッツリ切れたからな。そっからはただの未元物質の供給のみになっちまったが……まぁ鎮守府に着いて早々に頭が戻って時雨をぶっ飛ばしたからスッキリしたが……」


垣根「そういや、おい涼風。確かお前にカード預けていたよな?」


涼風「うん! 確かに預かってるよ!」


垣根「ここで羊羹食い終わったら、工廠行って新しい部下を出して終わらせる。それで今日の業務は終わりな」


涼風「ってことは自由時間かい? やったー!」


暁「やったー、今日は早く寝れるわね……」


曙「何て心が広い方なのかしら……」


村雨「おー! 私ってば今日一日中遊んでばっかだなー!」


漣「残りの業務はどうするんですか?」


垣根「本当だったらこの増える能力の事は隠し通すつもりだったんだが、こうなったらもう出し惜しみしねぇ。10人くらい俺を創って終わらせる」


漣「さ、さいですか……」


304 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/22(月) 12:20:03.82 ID:gbXt/svL0

間宮「はーい皆さんお待たせ! なんか騒がしかったけど、羊羹持ってきましたよー!」


間宮「ってあれ? 阿武隈さんがいない?」


垣根「阿武隈のやつなら急に風を浴びたくなったって出て行ったから羊羹は俺がもらう事になった」


間宮「あら残念、それじゃ提督は羊羹2つですね」


涼風「ずーるーい! あたいもそれ食べたい!!」


村雨「私も!!」


垣根「わーったよ、なら全員で平等に分けるからそれで良いだろ?」


暁「やったー!」


曙「なんて慈悲に満ちたセリフなのかしら……」


漣(阿武隈さんかわいそうだな……)



305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/22(月) 12:22:44.48 ID:nwzO9hgiO
あぶーんカワイソス
306 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/22(月) 12:24:40.63 ID:gbXt/svL0

【港】

垣根2「オラ! 避けろ避けろ!!」


ブォン!!


阿武隈「当たってたまるか!!」


垣根2「ッチ! やっぱり時雨や村雨とは違って軽巡ってのは動きが良いな、 さっきから避けやがって!!」


バサァ!


阿武隈「もうマジで怒った!! ここ数日の鬱憤を晴らしてやるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」


ガチャ


垣根2「ほざけ!」


阿武隈「うがぁぁぁぁぁぁーー!!!」


ズガァァァァァァァァン!!



『阿武隈
練度3→26』


307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/22(月) 12:32:33.73 ID:a9VMChv60
っょぃ
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/22(月) 12:34:30.04 ID:3ESAusOtO
これ演習でしごいてもらった方がいいんじゃ
いやていとくんが出れば変わらんか
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/22(月) 15:18:57.52 ID:P0/Kng7z0
つーかこれでも学園都市は未元物質をレベル5の二位として扱ってるんだよなー。
310 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/23(火) 00:24:56.05 ID:3d57afLv0
曙「すっごく甘くて美味しかったわ〜」


涼風「口の中にまだ余韻が残ってるよ〜」


暁「甘くておいしかった〜」


村雨「うま〜い」


垣根「2つ目だったが、味は変わらず美味しいな。お手製であれは割高だろうが売れるんじゃねぇか?」


漣「なぜ急に商業的な視点になるんですか、ここは海軍の領分ですから商売なんてしませんよ……」


漣「それにしても本当にあま〜い! メシウマですわ〜」


間宮「ふふふ、ありがとうございます!」


垣根「よし、甘いモノとったしこれから工廠行くぞ」


垣根「着いてこい」


涼風「はーい!」


村雨「りょうかーい!」


垣根「間宮羊羹美味しかったぞ、また機会があったら食べに来るからいつでも用意しといてくれ」


間宮「はーーい! もうすぐ夕飯の支度も始めますので、新人の子も連れてきてくださいね!」


垣根「おう、じゃーな」


涼風「ごちそうさまー!」


村雨「最高に美味しかったでーす!」


曙「また食べに来ます!」


暁「ごちそうさまです!」


間宮「はいはーい、おあいそさまでーす」


間宮「……あら、漣ちゃんどうしたの? 提督達と着いていかないの?」


漣「……間宮さん、羊羹ご馳走様です」


間宮「どういたしまして!」


漣「……今後は、この鎮守府では苦労をかけると思いますけど、一緒に頑張っていきましょう」


間宮「? う、うん…」


漣「では」


間宮「行っちゃった……漣ちゃんってば一体何だったのかしら? 」


間宮「まぁいいわ、それよりも今日の夕飯作りましょうっと」


311 : ◆iPIF0O2lVIn3 [sage]:2016/08/23(火) 00:25:51.89 ID:3d57afLv0
新しい4人は軽空母とその他でいきます
312 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/23(火) 16:43:30.52 ID:3d57afLv0
【工廠】


涼風「ほいよ、これが預かっていたカードだよ!」


垣根「おうサンキュー、全部で4枚ちゃんと持っていたな」


涼風「えへへへへー」


【艦娘建造機】


垣根「さてと、まずはどれから出すか……」


漣「……」


漣(いえない……今持っているカードのほとんど駆逐艦だなんて言えない……)


垣根「んじゃこの『潮』ってやつからいくか」


曙「あー潮ね、提督その子は私の姉妹です」


垣根「この曙の姉妹ってことは……ッチ、駆逐艦かよ!」


垣根「なら、この『夕立』と『白露』、『龍驤』ってのも駆逐艦かよ!!」


垣根「また雑魚ばっかじゃねーか!!」

313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 17:17:32.39 ID:WEdVOfNKO
りゅーじょーちゃんをばかにするな!!
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 17:54:56.04 ID:SfZ/+VoAO
艦載機が飛ばせる駆逐艦だから間違ってはいない
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 18:36:53.87 ID:Ms4uygumo
一人雑魚じゃないのが混じってる辺りが
316 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/23(火) 19:29:03.04 ID:F9dC40ZsO

垣根「ッチ! 興が削がれるな」


漣「まぁまぁ、垣根さんだって新しい部下が欲しいんでしょう? あと1人だけ軽空母って艦種ですよ」


垣根「マジ? どれがその……軽空母ってやつなんだ?」


漣「龍驤ってカードですよ。私も会ったことはなくて知ってるだけですから、多分強い方だと思いますよ」


垣根「なるほど、この龍驤ってやつがそうなのか」


垣根「確かに字面が強そうに見えるし、こいつは期待できそうだ」


垣根「んじゃまずは龍驤から出すか」


【龍驤】


ウィィィィィィン……


ガシャン!!


プシュゥゥゥー!


垣根(……いったいどんな奴だろうな。こんなうっせぇガキどもと違えばいいが)


垣根(俺の好みだったらなおさらいい)

317 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/23(火) 19:40:38.15 ID:F9dC40ZsO

ガコン!


ウィィィン……

龍驤「軽空母、龍驤や! これからよろしゅうなぁ!」


垣根「……」


漣「……あれ? 軽空母……え?」


村雨「この機械壊れてるんじゃないのかな?」


曙「そんなはずないと思うけど……」


涼風「? でもこの子って……」


涼風「どう見てもあたいらと同じ駆逐艦じゃん!」


龍驤「……いま、自己紹介で軽空母言うたやん」


村雨「いやいや、そうだとしても私よりも胸無いじゃん!」


龍驤「おうおう、嬢ちゃん良い度胸やん。ちょっち面ァ貸せや」

318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 19:53:33.63 ID:4UjMP3h00
こんなナリでも歴戦の猛者で空母界の重鎮が龍驤ちゃんである
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 19:56:38.49 ID:lIQV1zyFO
君ら龍驤の名前知らんとかモグリかいなおう
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 20:43:41.88 ID:wqrZszESO
ていとくんが黙ってるのが怖い
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/23(火) 20:54:07.62 ID:eSuf31BFo
実は一航戦とタメ口きけるほどの戦績を持つ龍驤である
322 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/23(火) 23:26:47.40 ID:F9dC40ZsO

村雨「なになに? やる気? 良いじゃん面白そうじゃん」


シュッシュッ!!


村雨「私よりも子供のあんたに負けるか……」


龍驤「ふん!」


グイ


村雨「ぐぇ」


龍驤「ウチなぁ、昔は結構幅きかせていた時期があったんやで……」


漣「服を掴んで村雨さんの体を浮かした!?」


村雨「え!? ちょ!! その体勢ってまさか!!」


龍驤「そのまさかや! くらえ一本背負い投げ!!!」



ブン!!


ガァン!!



村雨「がっはぁ!!」大破


暁「い、1発で大破!?」


涼風「大破するって結構な威力じゃん!」


曙「つ、強い!」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 01:15:17.20 ID:XWLDntSU0
もはや村雨の大破は芸の閾に達してる…
324 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/24(水) 11:19:20.93 ID:9FBvvBLl0
龍驤「ほぉ……あんたが提督やね? さっきから黙っとるけんど、これで軽空母やって信じてくれるやろ?」


垣根「……よし、これからもよろしくな龍驤。期待だけはしておいてやる」


龍驤「お、おおきに……」


龍驤(なんや? なんやこのイケメンな提督……、めっさ目が死んどるで……)


垣根「俺の自己紹介はこれ全部出した後だ」


垣根「さて、次いくぞ。この『白露』でいくか」


漣「…あのー垣根さん? 龍驤さんにもう少し話しかけた方が…」


垣根「心配するな。期待だけはすると告げてあんだからそれ相応の成果は見せてくれなきゃ……処分するだけだ……」


漣「え? 最後の方小さくてよく聞こえなかったんですけど、今処分って…」


垣根「さて次だ、駆逐艦だろうがきっちり働いてもらうだけだし、強くなくても特攻ぐらいはやってもらう」


暁「と、特攻って…」


曙「提督が命令するなら特攻の一回や二回軽くこなしてみせるわ!」


涼風「命令されても行く気はしないね……」

325 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/24(水) 11:52:25.06 ID:9FBvvBLl0

龍驤「……なんやのこの鎮守府? 変に忠誠心高いんのが混じっとんやけど…」


漣「私の姉で本来なら気が強くてツンデレ極まって超反抗的なのですが、すでに垣根さんに心酔しちゃって手遅れなんです……」


龍驤「そ、それはおーきになぁ……」


龍驤(なんやヤバそうな鎮守府に来てもうたわ……上手くやっていけるんかなぁ……)




【白露】


ウィィィィィィン……


ガシャン!!


ガコン!


ウィィィィィィン…



白露「どもども! 白露型の1番艦、白露でー」


垣根「自己紹介はいいからどけ」


白露「え!? きゃっ!!」


グイ


ドサ


漣「ちょ!! いきなり乱暴すぎますよ!?」


垣根「うっせぇ、こっちはさっさと出すもん出して今日を終わらせてぇんだ」


垣根「駆逐艦ばっかでイラついてるとか、そんなくっだらねぇ理由じゃねーからな」


漣「それが理由じゃないですか! 」


垣根「黙っとけ」

326 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/24(水) 12:31:52.33 ID:9FBvvBLl0

白露「いったーい! ちょっとそこのお兄さん、私を突き飛ばしておいて無視しようとしないでよ!!」


垣根「……ッチ、おいお前」


白露「なによ……」


グイ


白露「キャッ!」


白露(え…ちょ! 服を掴まれて引っ張られたから……
か、顔が近い……。それによく見るとすっごい美形…え? このシチュエーションって…)


垣根「黙れ、じゃねーと一生喋れないように(殺して)黙らせんぞ」


白露「……は」





白露「はい……///」





漣「あ、これ曙さんと同じパターンかもしれない」


暁「お、大人だわ……」
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 14:47:35.48 ID:VCTp8ebEO
これ密かに暁もダメな気がするぞ
328 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/24(水) 18:55:38.47 ID:YT4ae3j2O

垣根「分かればいいんだ、あっち行って黙っていろ。次は夕立ってのいくぞ」


白露「あ、分かりました……///」


漣「もう端から見ても即堕ちじゃないですか……」


垣根「ちょろいもんだ、今度からはこうやった方が効率は良さそうだな」


漣「まぁ、こんな方法でも問題…」




白露「ね、ねぇ? あの人がここの提督さん?すっごいカッコいい人なんだね」ヒソ


曙「ふふ、提督は外見ばかりじゃなくて中身までかっこいいのよ」


白露「うわー、もしかしてあなたも同じ事されたの?」


曙「…えぇ、最初に会った時にあなたと似たような事されたわ。その際に受けた寛大な心と思慮の前に私は忠誠を誓ったわ」


白露「じゃ、じゃあ私も忠誠誓っちゃおうかな…///」


曙「あなたとは気が合いそうね。私は曙、よろしくね白露」


白露「うん、よろしく!」





漣「…大アリでしたね、コレでこの鎮守府の末期が3人に増えてしまいましたよ」


漣「はぁー、この場に阿武隈さんがいればもう少しマシだったんでしょうか?」


329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 18:56:47.02 ID:mYSrA9ovO
これでいいのだ(目そらし)
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 19:06:06.82 ID:cZ+93EIwo
夕立がどっち枠になるのか非常に気になるところではある。
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 19:08:47.21 ID:b26y8Rad0
忠誠を誓うのは悪い事じゃないし…
332 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/24(水) 19:09:30.48 ID:YT4ae3j2O

【夕立】




ウィィィィィィン…


ガシャン!!


ガコン!


ウィィィィィィン…




夕立「こんにちは! 白露型の夕立っぽい!」


垣根「ほら、挨拶は後だからそこどけ、後がつかえてんだよ」


夕立「分かったぽい」


スタスタ


垣根「……やけに素直だな」


漣「えぇ、今まで会ってきた艦娘の中で特に気味が悪いくらいに……」



夕立「ぽい?白露っぽい!」


白露「ヤッホー、先に着任してた白露だよー!」


夕立「ぽいぽいぽい! 白露に会えて嬉しいっぽい!」


白露「いやいや、私も妹に会えて最高に嬉しいよ」


夕立「ぽ〜〜〜い ! ……ん?」



夕立「あそこに倒れてるのって村雨っぽい?」


白露「あー村雨ね、なんかここに着任した龍驤さんに舐めた態度とったとかで早々にボコボコにされて……」


夕立「……は?」
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 19:10:38.57 ID:guiGSQkCO
あっ
334 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/24(水) 19:16:16.56 ID:YT4ae3j2O

夕立「何それ……白露はそれ聞いて何も感じないの? 」


白露「別に悪いのは村雨の方だし、それ相応の罰を受けても」


夕立「そうじゃなくね? 白露型が舐められてんだぞ? シメシがつかないじゃん」


夕立「軽空母ぐらいでやられちゃう村雨もそうだけどさぁ、もう少し白露型の威厳持ったらどう?」


白露「いや。威厳とか示しとか別に……」


白露「え? ちょっとどこ行くの?」




夕立「あなたが龍驤さん…ぽい?」


龍驤「…話はだいたい近くで聞いとったからわかるで、なんやイチャモン付きに来たんか?」


夕立「ううん、そうじゃないっぽい。ウチの村雨が失礼を働いたことは謝罪するっぽい」


夕立「その上で、今後は背後に気をつけるっぽい!」


龍驤「…そらお気遣い感謝するで、ワレも上には気い付けや……爆撃機が襲ってくるかもしれんからなぁ」


夕立「ふふふ、面白いこと言うじゃんっぽいね」


龍驤「お互い様やろ」



漣「まずいですよ垣根さん、今まさに一触即発のヤバイ雰囲気に……」



ウィィィィィィン…


潮「あ、あの潮ですよろしくお願いします」


垣根「おうよろしく、駆逐艦のくせに結構胸あるね君」


潮「ぴゃ!?」


漣「ちょっと垣根さん無視しないでくれませんか!?」



335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 19:49:34.29 ID:1IGbGDBg0
回すより建造妖精さんに色々聞いてダークマターで戦艦・空母作った方が早くないかな…
336 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/24(水) 19:50:13.94 ID:YT4ae3j2O
垣根「あぁ?いや俺関係ないじゃん、むしろそんな面倒くさいことに首突っ込んでとばっちり受けんの最悪だろ」


漣「いやそうなんですが……」





龍驤「あぁん? なんか納得せえへんって顔しとるやないの?おぉ?」


夕立「今からこの場を血の雨滴るパーティー会場にしてもいいっぽい?」


龍驤「それは喧嘩を売っとることっていみかぁ? そもそもそっちの村雨っちゅう娘がウチに舐めた態度とったんが悪いんやぞ?」


夕立「売ってないっぽい? そもそも、そっちの軽空母(笑)のプライドなんかほとんど無いよなもんでしょ? 一航戦の方が敬う対象っぽい!」


龍驤「面白いこと言うやんワレ……タマとっちゃろうか?」


夕立「楽しい血で血を洗うパーティーを始めるっぽい?」





漣「マジヤバイですって!! 着任早々に艤装着けて殺し合い始めようとしてますよ!!」


垣根「面白そうだから見物しようぜ」


垣根「おい潮、お前新人だからちょっと食堂行ってなんかつまみもらってこい!」


潮「え? で、でも私ここに初めて着任したばかりで食堂がどこにあるのか……」


垣根「あぁ? あーこれは恒例行事なんだよ。最初に鎮守府全体で道に迷いながら場所を覚えるっていう、みんなやってるからお前もやるんだ」


潮「え、えーと……分かりました!」タタタ


垣根「……あいつはいいパシリだな」





漣「なんでこんなに呑気なの!?」


漣「つーか人の妹を勝手にパシリにするな!って潮ったらもういないし!?」
337 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/24(水) 19:52:19.93 ID:YT4ae3j2O
>>335

垣根「それもいいな、キメラ作ろうぜキメラ」

漣「垣根さんから出た未元物質で出来た艦娘って……結構チートですよね?」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 21:31:14.07 ID:vPz0Jc/q0
つまりレ級を量産して攻め込むていとくんが見れる可能性が微レ存……?
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/24(水) 22:39:14.00 ID:CuAjGWHko
量産出来ても出撃出来ないみたいだから意味無いな
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 02:08:30.89 ID:WFyWbi3no

Equ.みたいに直接使わず加工にだけ使えばイケる筈
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/25(木) 02:09:27.84 ID:SZ9e0FZy0
鎮守府近海に敵が現れたときは行けるな
342 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/25(木) 14:44:59.49 ID:CxCh2jNC0

暁「同じ姉妹だからあっちもあんな風に特殊なのね……」


白露「あっち?」


暁「うん、この鎮守府には村雨さん以外にも…」


漣「そうだその手があった!!」


漣「これは禁じ手ですが止むを得ません!」


漣「夕立さーーん! ちょっとやり合う前にお話があります!」


夕立「あ"ぁん?なんか用っぽい!?」


漣「実はですね……」

343 : ◆iPIF0O2lVIn3 [saga]:2016/08/25(木) 15:41:26.29 ID:CxCh2jNC0

垣根「あ?なんだあいつ、夕立ってのに近づいて耳打ちして……」


垣根「お、なんか夕立の方は武器下ろしたな。それに従って龍驤も変な紙切れ構えていた腕を下げた」


垣根「ンだよ、やらねーのかよ。あ〜あ、つまんねーの」


涼風「あれ、夕立がこっちに来るけど?」


曙「なんか、すっごいおぞましい笑顔で来てない?」




夕立「て・い・と・く・さーん! あなた今まで村雨とここにいない時雨を何度も傷つけて傷物にしたんだって? ……テメェマジぶっ殺すっぽい!」


ガチャ!


垣根「は?」


夕立「死ね」



ドガァン!



垣根「あぶねあぶね、危うく死ぬところだった……」


バサァ


夕立「な!!? なんなのよその翼は!?」


白露「すげー! アレってマジもんの翼だよね! ?」


曙「あぁ美しい……あなたもわかるでしょ、あの神々しさ……あの強さを……」


白露「確かに、あの至近距離で撃たれても傷一つついてない!! なんて惚れ惚れする姿なの……!」


龍驤「なんやあの兄ちゃん……、ほんまに人間か?」

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