▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-42冊目-【超電磁砲】 URI

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31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/28(火) 23:02:21.15 ID:+D9x/hKfo
同じ右手キャラならフィアンマさんっていうのもいてだな……
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/06/29(水) 13:00:48.74 ID:RRi8JT5k0
浜面・・・・・・はライバル的なそれじゃあないよな
33 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 19:50:21.80 ID:iA+ftUOh0
逆転裁判×禁書で考えた奴のボツ
数スレお借りします。
34 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 19:51:41.23 ID:iA+ftUOh0

僕の名は、成歩堂龍一。弁護士だ。
「成歩堂なんでも事務所」の所長をしており、事務所で忙しい毎日を送っている…。


そんな僕だが、今はその忙しさを忘れ、事務所を離れて羽を伸ばしている。

なぜなら……



「パパ、こっちこっち!」

「早くしないとみぬき、パパを置いてっちゃうよ!」




僕はマジシャンであり自慢の娘・成歩堂みぬきと共にイギリスに旅行に来ていた。

35 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 19:53:02.29 ID:iA+ftUOh0

僕の事務所は基本的に経済的に苦しいのだが、今回は依頼人が依頼料として旅行券をくれたのだった。
普段旅行もいけなかったみぬきは飛び跳ねるようにうれしがった。


だけど、その旅行券は実は2人用だった。
そんな僕ら親子のことを心配して、事務所の所員の希月心音もといココネちゃんは親子水入らずとして僕とみぬきを送った。


正直、ココネちゃんの気持ちは嬉しいが彼女1人残して事務所を離れることは少し心苦しかった。

まあ、念のために“彼女”に事務所を見守ってほしいと頼んだから大丈夫だろう………たぶん。
36 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 19:53:32.85 ID:iA+ftUOh0

実はイギリスに来るのは2回目だ。
あの時は国際弁護士協会の出張で来ていただけなんだけど……あの時は、色々あって観光所じゃなくって事件解決後にすぐに帰ることになってしまった。

今回はあの時の様に事件に巻き込まれずにのんびり観光を楽しもうと思う。
たまにはそういう日があっても文句は言われないはずだ。



「よーし!みぬきもこの期に海外デビューしちゃうよ」



みぬきも旅行中にマジシャンとしてイギリスに自分を売り込むつもりのようだ。
我が娘として本当にしっかりしている。

だから、この時は何の事件も巻き込まれずに楽しい旅行になりそうだ――――そう思っていた……。
37 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 19:54:22.10 ID:iA+ftUOh0




きっかけは僕が財布を無くしてしまったことが原因だった。




いくら探しても財布は見つからずに交番にも届けがなかった。
みぬきのお金だけでは泊まることも難しく、このままだと昼食抜きじゃなく野宿になってしまう…

そう悲観になっていたその時――――




「お困りでございますか?」




1人の綺麗なシスターが僕に話しかけてきたのだ。
38 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 19:55:09.64 ID:iA+ftUOh0

彼女の名は、オルソラ=アクィナス。職業はシスターをしているようだ。


天然な所があり、彼女は僕らの話を聞いて少し強引な感じで昼食に誘った。
僕は「いきなり出会ったばっかりなのにそんなことをしてもらうのは悪い」と言ったのだが、彼女との会話は噛み合わないばかりで疲ればかり溜まって説得は諦めることにした。

そうして僕らは彼女が住んでいる女子寮に入って彼女が作った料理をもてはやされた。



「どうぞ召し上がってくださいませ」
「やった!こんな美味しそうな料理を食べられるなんてまさに『不幸中の幸い』というやつだね!」



僕はみぬきの言葉に笑いながら、彼女が作ったパスタを食べた。
そのパスタは店で作ったものよりもおいしくって、思わず感動するくらいだった。
絶賛する僕とみぬきに対してオルソラさんはニコニコした笑顔で対応していた……。
39 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 19:57:59.03 ID:iA+ftUOh0

オルソラさんから昼食を御馳走された後、彼女は僕達のために寝床を取ってくれるそうだ。
流石にそこまでは……と考えているみぬきが。



「パパ、こういう厚意は素直に受け取っておくべきだとミヌキは思うな」



…などと言うものだから僕は納得することにした。
女子寮のために僕を止まらせることが出来ないためオルソラさんはある人を僕達を紹介した。


その人はオルソラさんと親しい日本人の神裂火織(年齢はたぶん僕と同じくらいだろう)だった。


神裂さんは僕らに天草式十字凄教というイギリスにあるとある組織…グループを紹介した。
名前通りそのグループは日本街に住んでおり、日本人ばかりだという。
僕はそこまでしてもらうのは恥ずかしかったが、神裂さん曰く



『救われぬ者に救いの手を』



…という信念に基づいてお金がない僕達を助けるのは当たり前の事らしい。
それは僕の弁護士としての生き方と似ていると少し思った。
そんなんで僕は素直に彼女の紹介を受け、オルソラさん達に事務所の名刺を渡した後にみぬきと共に日本街へ向かった。
40 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 20:01:08.68 ID:iA+ftUOh0

日本街で現れたのはみぬきより少し年上だと思われる五和さん。
そして、教皇代理という肩書きを持つ建宮斎字(たてみや さいじ)だった。


「女教皇から話は聞いているよな」


どうやら神裂さんからすでに連絡はいっていたようで、天草式十字凄教もとい天草は僕らをすぐに受け入れてくれた。
彼らも『救われぬ者に救いの手を』という信念を持っていた。だから、財布を無くして途方に暮れたていた僕達を受け入れるなんて普通の事のようだ。




「見ててください。3、2、1・・はい!」
「おお!!パンツから色んなものが!」


その日の夜、みぬきは天草の人々にマジックを見せていた。
みぬきはタダで泊まらせてもらうのもどうかと思い、マジックを始めたようだ。
…どちらかとこれだけの人数の人間にマジックを見せたいというエンターテイナーの血が騒いだ方が強いんだろうけど・・・。


「アンタの娘さん、中々やるな」
「でしょでしょ!自慢の娘なんですよ!」


僕はついつい声を張り上げてしまう。
みぬきは実の娘ではないとはいえ、可愛いものだ。
僕は自慢とともに建宮さんたちとともにお酒を飲みながら深夜まで語りやった―――
41 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 20:02:12.15 ID:iA+ftUOh0



「うーん……頭がガンガンするなぁ……」



昨日はみぬきの話ポーカー勝負で盛り上がって酒が進んでしまい、僕は二日酔いになってしまっていた。
周りには自分と同じく酒に酔って倒れている男たちがいた。
僕はとりあえず洗面所に行って顔を洗うことにした



プルプルプルプルプルプルプルプルプル


「ん…?こんな朝早くから誰だろう?」


僕は携帯に出ている見慣れない番号を気にしながらとりあえず出ることにした。


「はい。成歩堂ですが…」
「な、成歩堂さんですか!?」


かけて来たのは神裂さんだった。
自分の電話番号を知っているのは昨日渡した名刺に書いてあった電話番号を見て電話したのだろう。
その声は昨日会った時は違って何か焦っているような声だった


「どうしたんですか?そんなに慌てて」
「お、落ち着いて聞いてください!じ、実は……」


神裂さんは何か少し言いにくい雰囲気を出しつつ重たい口を開いた――――

42 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 20:02:42.33 ID:iA+ftUOh0






「おおおお、オルソラさんが殺人の罪で捕まったああああああ!!?」






それは僕にとって衝撃的な事実だった――――


43 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 20:04:29.56 ID:iA+ftUOh0

それから僕はオルソラさんの弁護をすることになった。
僕に電話して来たのは、神裂さんが名刺を渡された時に「弁護もやっている」ことを言っていたことを思い出したかららしい。
そこら辺の弁護士に頼むよりも知り合いである僕に頼む方が信頼できるらしい。
……自分で思ってなんだけど一度しかあったことない相手に弁護を頼むはどうなんだろうか。


その日、僕はみぬきとともに留置所にいるオルソラさんの面会に行った。
オルソラさんは相変わらずの天然ぷりを発揮して、彼女が捕まっていることを忘れそうになった。
事件の事も聞いて、僕達がその場を立ち離れようとした時、彼女は僕に引き留めた。
その表情は何時ものオルソラさんには見られない少し曇った表情だった。



「あなた様は私が無実だと信じておられますか?」
「何を言っているんですか。当り前ですよ」
「警察の方々は『お前がやったんだ』と決め付けられて……」



自分の名前が付けられている「オルソラ教会」で事件が起きて、オルソラさんはその現場にいて、気絶していたのだ。
現場にはオルソラさんと被害者以外の人間がいなく、オルソラさんが疑われるのが普通だった。
44 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 20:05:54.18 ID:iA+ftUOh0

だけど、僕は彼女に対してそんなことを一切考えなかった。
彼女の事を前から知っていたこともあるが――僕は孤独な人味方になれる唯一の存在が、弁護士だからだと考えているからだ。
だから僕は彼女が犯人だと考えずに彼女の無罪を信じる事にした。



「警察がどう考えていようが僕は依頼人であるあなたを信じます」
「そして絶対に無罪を勝ち取ってみせますよ」
「僕を信じてください。オルソラさん!」



僕は手を腰につけて自信満々で言うとオルソラさんは笑顔で答えた。
僕もうれしくってつい笑みを浮かべていた。
その後、面会室にお互いの笑い声が交差した。



……それを見てみぬきが「…うん。ありだね!」と言ったが…どういう意味だろう。




こうして決意を決めたのはいいけど、捜査はうまくはいかなかった。
すでに警察が調べていて、僕らが入る間がなかったのだ。
一緒に調査を行おうとしてくれた神裂さんに悪いことをしたと思ってしまう。
45 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 20:08:50.54 ID:iA+ftUOh0


そうして時間は過ぎていき、ろくに情報を得ることが出来ないまま裁判の日になっていく――――



準備がままならないで裁判に挑むことは初めてじゃない。
こんなことは何度も経験したことがあるが正直心臓にいいものじゃないな…ホント。



「大丈夫ですか?成歩堂さん」



神裂さんが心配して僕に話しかけて来ていた。
彼女はオルソラさんの無実を証明しようとする僕に何かできることはないかと色々悩んでいた。
だからこの法廷の助手席で手伝ってもらうことを僕は提案した。
彼女に対して僕は余裕そうに笑った。「ピンチの時こそふてぶてしく笑う」…昔、大切な師匠から教えられた言葉だ。


「弁護士。そろそろ開廷の時間です」


そうしていると係官が開廷を知らせた。




「それじゃあ、行こう。オルソラさんの無罪を証明するために」




そして僕達は裁判への扉を開いた―――――
46 : ◆H5zUb/XBr8n5 [saga]:2016/06/30(木) 20:09:17.40 ID:iA+ftUOh0





逆転裁判×とある禁書目録〜成歩堂親子のイギリス旅行〜


第1話「逆転教会」



47 : ◆H5zUb/XBr8n5 [sage]:2016/06/30(木) 20:11:23.74 ID:iA+ftUOh0
投稿終わり。
逆転裁判とのクロスですが、性質上、逆転裁判の色が濃くってここで書いていいのか悩んでしまいました。時間軸は逆転裁判6の最終話後。
本来、予告で次回予告みたいなはずがダイジェクト版みたいな感じになって申し訳ない。
忙しいために考えていた一部だけ晒す感じに。
ちなみに神裂さんの年齢が判明後ナルホドくんは「火織ちゃん」と呼ぶ予定。

2話以降の担当検事を当てられたら2話の予告とか書くかも(ちなみに禁書キャラ)
お目汚し失礼しまた。
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/30(木) 21:01:25.31 ID:5W0Ztjp50
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/02(土) 22:49:31.90 ID:Mj34VEfV0
裁判長〜
50 :上条当麻が堕ちる時 [sage saga]:2016/07/03(日) 00:09:28.32 ID:OwNdGinr0
何レスかお借りします
インデックスとスフィンクスが死んでます注意 多分ネタ被りしてると思いますが許して
51 :上条当麻が堕ちる時 [sage saga]:2016/07/03(日) 00:10:21.78 ID:OwNdGinr0
「スフィンクス、…インデ、ックス?」
何かしらの能力によって壊された扉を無視し、荒らされた室内に入った上条の鼻に、記憶を失って以降何度も嗅いだ未だに慣れない鉄臭い臭いが届いた。嫌な予感が喉元までせり上がってくる、心拍数が上昇する。
「………」
一人と一匹は———血塗れで倒れていた。予想出来ていた光景、同時に絶対に見たくないと思っていた光景が、目の前に広がっている。
「……………………」
52 :上条当麻が堕ちる時 [sage saga]:2016/07/03(日) 00:10:47.13 ID:OwNdGinr0
インデックスがその手で抱きしめ必死に守ったおかげか、スフィンクスはまだ息があった。しかし、インデックスの血かスフィンクス自身の血か分からない程に毛並みが赤くなっている事がその命が長く続かない事を物語っている。傷口に触れないようゆっくりと抱き上げるとにゃあ、とか細く鳴き上条の指を一舐めして、それきり動くことはなかった。命が失われていく感覚だけが残る。スフィンクスをベッドに横たわらせる。
「………………………………」
自慢だった銀髪も、純白の修道服も、数時間前まではまばゆい笑顔が浮かべられていた顔も、全て全て全て真っ赤に染まってしまっている。上条にとって唯一の救いはその瞳が閉じられている事だった、その瞳がもし開いていたら—考えたくもない。
53 :上条当麻が堕ちる時 [sage saga]:2016/07/03(日) 00:11:28.97 ID:OwNdGinr0
「………………………………………………………………………あ」
今まで、この世界には悪意よりも善性の方が多いと思っていた。
だが、その結果がこれだ。これも全部、自分が人間を信じ過ぎたから、人間の善性を盲信し過ぎたから、スフィンクスは動かない、インデックスは笑わない、彼女達は怒る事も悲しむ事も何もできない。何もできなくなってしまった。
「……………………………………………………………………………………………………あ、ああ…」
インデックスの身体を抱き締める。本来なら他人を安心させる様な体温を持っていた、しかし今は酷く冷たくなっているその身体を。ぽたぽたとその頬に涙が落ちる、それでもインデックスは瞳を開かない。何も、反応を示さない。
「あぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
世界を引き裂くような咆哮があった。
今まで、この世界には悪意よりも善性の方が多いと思っていた。そんな、優しくて純粋で愚かで無知な少年は、初めて、初めて、生まれて初めて本当に———————心の底から世界を呪った。
54 :上条当麻が堕ちる時 [sage saga]:2016/07/03(日) 00:11:57.94 ID:OwNdGinr0
襲撃者は息を潜め、標的が来るのを待つ。能力は大能力者(レベル4)の発火能力。一般的にはエリート扱いされてもおかしくない程度の力を持った青年がこんな世界に居るのか、それは余りにありふれた理由なので割愛する。ただ一つ分かっているのは、襲撃者の青年は標的を殺すつもりでいるという事だ。
「…!」
来た。ゆっくりと、標的の少年が此方へ向かって歩いていく。持っているのは学生鞄のみ、他に武器になりそうな物は持っていない。例の右手も、死角からの物なら反応できない筈だ、そんな風に襲撃者は考え、そして左手を少年に向かってかざした。そしてその表面から、炎が生み出され———少年の身体を貫くべく少年へ向かう。が、その炎が少年を焼く事はなかった、死角からの攻撃にも関わらずその攻撃があらかじめ来ることを予測、いや感知していた様に、少年は二つ名にもなっている右手を振るうとその炎はあっさりと消し飛び、それに怯んだ襲撃者の腹を思いっ切り蹴り付けた。
55 :上条当麻が堕ちる時 [sage saga]:2016/07/03(日) 00:12:31.76 ID:OwNdGinr0
「がっ…!」
吹き飛ばされ、壁に凭れ掛かる様に座り込んだ襲撃者の前に立つと、少年はその右手ではなく、素人でも扱えそうな銃が握られている左手を向けた。
「ヒッ、止めてくれ、助け…!」
パン、パンと二つ銃声が響く。弾丸は襲撃者の太腿を貫き、腕を貫いた。男が呻くのも無視し、少年はその場を後にする。頭や心臓は狙えた筈だが、少年はそんな事はしない。別にこの襲撃者の命を案じた訳ではない、殺す事が怖いわけでもない。ただ、少年は決めている。この手で殺すのはただ一人だとあの時から決めていた。
「…」
いつの間にか、少年の背後には別の少年が立っていた。少年と同じような学生服に、金髪にサングラスといういでだちをした少年が。突然現れたその存在にも、驚くことなく、振り返る事もなく少年は背中越しに言う。
56 :上条当麻が堕ちる時 [sage saga]:2016/07/03(日) 00:13:01.54 ID:OwNdGinr0
「…カミ、」
「背中刺す刃(Fallere825)」
「…」
「アレ、後は頼んだ。俺はまだ仕事がある」
「…了解だ。幻想殺し」
以前までただのクラスメイト、その次は秘密を共有する友人、最後には"仕事"仲間となってしまった少年に、土御門は何も言わない。ただ、自分の出来る範囲で彼の復讐の手伝いをする。それ位しか、彼を支える方法が今の土御門には思い付かなかった。
「………あーあ」
土御門が男と共に立ち去ると何事もなかったかの様に幻想殺しは歩き続ける。闇の奥へ、奥へ奥へ奥へ。日常の象徴を奪った者を探すために、そして—————。
「……………………………不幸だ」

57 :上条当麻が堕ちる時 [sage saga]:2016/07/03(日) 00:14:07.75 ID:OwNdGinr0
終わり。本当に誰もが書いたネタだと思うけどバーチャロンのキレ条さんに痺れた結果。インデックスの事になると怖くなる上条さん大好き。
御目汚し失礼しました。
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/03(日) 07:55:32.58 ID:toyAKPOz0
おっかねェ乙
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 12:09:22.01 ID:MGPMjPB60
確かにおっかなかったな

乙です
60 :哀川潤「幻想殺し?」 [saga]:2016/07/10(日) 15:17:14.87 ID:uhkMWWxk0
何レスか失礼します。某人類最強とのクロスオーバー。
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 15:17:48.87 ID:uhkMWWxk0

間違いなく、上条当麻は歩道を歩いていた。

普通に運転している車となら絶対に接触することはない安全な筈の歩道を歩いていた筈だった。

だというのに、何故か上条の目の前には真っ赤なスーパーカーが迫っている。一瞬、フロントガラスに満面の笑みを浮かべた赤い女性が見えたが———あんな満面の笑みで人を轢ける人間がこの世にいるとは思いたくなかった。

…結論から言うと、上条は跳ね飛ばされた。

空中で一回転、どごっという聞いているだけで痛みが伝わってくるような音と共に地に叩き付けられる。だというのに、地面に落ちた際に出来た多少の擦り傷はあるものの何故か怪我らしい怪我はない。運が良かったとかそういう言葉では片付けられない異常な現象だった、そもそも上条当麻は不幸なのでそんな幸運に見舞われる事すらない。…つまり、この結果はスーパーカーの運転手が狙ったものという事なのだろうか?どんな運転技術を持っていたらそんな事が出来るのだろう、と上条は地面に顔を付けたまま思う。
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/10(日) 15:18:17.23 ID:uhkMWWxk0
カッカッ、という足音と共にスーパーカーの運転手らしき人物が此方へ歩いてくるのが分かった。さて、上条の常識から予測すれば次に相手から発せられる言葉は謝罪、もしくは心配する旨の台詞の筈だ。

「おい、さっさと起きろやお兄ちゃんぶち殺すぞ」

謝罪の言葉どころか殺人予告だった。冗談に聞こえないので急いで身を起こす、すると目の前には運転手、真っ赤な服に身を包んだ女性が立っていた。

「よし、生きてるな、じゃあ元気か?ちなみにあたしは元気だ」

「…な、なんとか…」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/10(日) 15:18:54.99 ID:uhkMWWxk0
返事をしつつ辺りを見回してみると少し離れた場所に上条を轢いた赤いスーパーカーが見えた。

…不思議なことに、ブレーキ跡が見当たらない。つまり、この車の持ち主はわざと上条に向かって突っ込んできたことになる。ぞっとしない話だ。

「…」

改めて、目の前の女性を観察してみる。

頭の先からつま先まで真っ赤な女性、プロポーションは抜群で、目付きはかなり悪いものの上条の目から見てもとても美人な事には間違いない。が、どうしてかときめきや胸の高鳴りというのは存在しなかった。ドキドキはしているが、恐らくこれは命の危機を感じた時に起こるドキドキだ。

「ん、どーしたよ。あ、もしかしてあたしに惚れちゃったか?惚れてもいいぜ、火傷するけどな」

「や、火傷じゃすまないかと…」

全身火達磨になった挙句炭さえ残らない気がする、と小さく付け加える。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/10(日) 15:19:21.66 ID:uhkMWWxk0
(…って、突っ込んでる場合じゃねえ。や、やばい。やばいやばいやばい。雰囲気とか身のこなしとかそういうのじゃない、もう直感で分かる、…この人にだけは関わっちゃ駄目だ…!!)

「ん?どーした若人よ」

「あ、いや、その…あ、僕これから用事があるんで…失礼しま」

殴られた。しかも顔面。

「待て待て、そう急ぐな。別に取って食おうなんてするつもりはねえからさ、ちょっとあたしに付き合ってくんないかな?」

ここで断ったらまた殴られそう、逃げたらまた轢かれそうなので仕方なく上条は彼女の話に耳を傾ける。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/10(日) 15:21:12.59 ID:uhkMWWxk0
「実はよ、あたしは仕事である奴を探す為に学園都市からの外からやって来たんだよ。つまりよそ者、だからこの辺の地理とかなーんも知らないわけ。つうことで、あたしの仕事手伝ってくんない?」

段階が三段跳びぐらいしている。あの魔術師でさえもう少し上手く話を進めるぞ、と思いつつもツッコみはしない。わざわざ地雷原を踏み抜くどころか蹴っ飛ばす様な真似は誰だってしたくないものだ。

「は、はぁ…そうですか。でも、こんなただの男子高校生よりも警備員とか…風紀委員に手伝った貰った方がいいと思いますけぐはぁっ!?」

殴られた。しかも鳩尾。しかも二回。

「アンチスキル?ジャッジメント?説明もせずに意味の分からない横文字を使うな」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/10(日) 15:21:53.68 ID:uhkMWWxk0

「…ず、ずみまぜん…え、えっと、警備員っていうのは…」

「説明は要らん。面倒臭い」

遂に上条の顔から表情が消える。…ここまで来たら、さっさとその探し人とやらを探して解放される方がお互いのためかもしれない。

「わ、分かりました。手伝わせて貰います」

「お、本当か?サンキュー、助かるぜ。…なんだその不安そうな顔、ちゃんと報酬は支払うから安心しろ」

常に目の前の女性に負けず劣らずの真っ赤な家計簿を持つ上条からしたら魅力的だが、不安なのはそこではなかった。
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/10(日) 15:22:29.54 ID:uhkMWWxk0
「…そ、それで。一体誰を探してるんでせうか?」

「んー、実はな。今回の依頼は不思議なことに、そいつの顔写真やら詳しい情報は殆ど知らされてねーんだ。あたしが知ってんのは、ソイツの名前…?通り名、だけだよ」

「へぇ…その通り名というのは…?」」

「ん、あぁ。そっか、お前も知らなきゃ探しようがねぇもんな。あたしが探してるのは———」

(ん、ん…?何かすっげぇ嫌な不幸が降りかかる気がしてきた。いや、もうこの時点で不幸なんだけど!これ以上の、更にとんでもない不幸に見舞われる気がしてならない!まさか、まさか…)」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/10(日) 15:24:34.99 ID:uhkMWWxk0

今からでも逃げ出してしまおうかという思いが上条の心中を支配するが、もう遅い。

「—————幻想殺し、って奴だ。幻想を殺す。ははっ、中々イカしてる名前だよな」

「……………!!」

「…あ、そーだそーだ。名前といえば、まだあたしの名前を言ってなかったな。自己紹介は基本なのによ、こういう基本的な事を忘れちまうからあたしはまだまだなんだよな」

彼女が何かを言っているが、上条当麻の耳には届いていない。…何故なら、幻想殺しというのは自身が所有している右手の名だったからだ。つまり、彼女が探しているのは———。

「あたしの名前は哀川潤だ。職業は請負人、肩書は人類最強。—幻想殺しに負けず劣らず、イカす名前してるだろ?」

そう言って、彼女—哀川潤はシニカルに笑った。
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/10(日) 15:25:09.79 ID:uhkMWWxk0

「カミやん、逃げろ。哀川潤はある意味では、神の右席よりも厄介な人間だ」

「哀川潤を聖人候補…いえ、既に聖人に指定する準備を進めています」

「…どういうつもりであるか。貴様は、我等側だった筈だが————」

「はん、あたしは弱い者いじめよりも強い者いじめの方が好きなんだよ。つうことで、あたしはコイツの味方に回ることにした」

とある魔術の人類最強(オーバーキルレッド)

「あたしの名前は哀川潤。この人類最強がみっともねえその幻想を全部ぶち殺してやるよ。」

70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/10(日) 15:26:36.44 ID:uhkMWWxk0
終わり。ローマ正教に頼まれて幻想殺しの排除を依頼された潤さんとか面白そうじゃないって思ったので。

アックアさんが来る前なので多分14巻後辺りかな?お目汚し失礼しました。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 16:25:28.48 ID:vfixUbFZ0
相変わらず不幸な上条さん……
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 19:09:17.89 ID:uhkMWWxk0
誤字 × とある魔術の人類最強(オーバーキルレッド)
○ とある魔術の人類最強(オーバーキルドレッド)
73 :インデックス「とうまの様子がおかしい」 :2016/07/20(水) 19:51:49.21 ID:ggXn5Bio0
上インで何レスか借ります。上イン邂逅記念日SSと言いたいところですが普通の上インです。
74 :インデックス「とうまの様子がおかしい」 :2016/07/20(水) 19:52:35.98 ID:ggXn5Bio0

上条「インデックス」

インデックス「な、何かなとうま?」

上条「何でもない、呼んでみただけ」

インデックス「そ、そっか…」

インデックス「(なんかとうまの様子がおかしいかも…さっきから意味もなく名前を呼んでくるし、やけにくっついてくるし…いつもはダメっていうのにアイス二個目食べてもいいって言うし…)」

上条「…」ジー、ニヘラー

インデックス「(うん、とうまが嬉しそうだから別にいいんだけど、流石に気味悪いかも…。何か変なものでも食べたのかな?)」
75 :インデックス「とうまの様子がおかしい」 :2016/07/20(水) 19:53:11.38 ID:ggXn5Bio0
上条「…」ジー

インデックス「(お、落ち着かない)えっと、とうま。じゃあ私、そろそろ寝るね。とうまはどうする?」

上条「インデックスが寝るなら俺も寝ようかな」

インデックス「うん、それじゃおやすみ…、って、と、とうま?なんでベッドに座るの?」

上条「今日は俺もここで寝たいんだけど…嫌か?」

インデックス「う、ううん!全然いいんだよ。…でも、急にどうしたの?」

インデックス「(嫌なわけない。普段からとうまの為に空けておいたスペースなんだから、でも、こう、心の準備が…)」

上条「インデックスとできる限り一緒にいたくて。普段は学校で寂しい思いさせちまってるからさ」

76 :インデックス「とうまの様子がおかしい」 :2016/07/20(水) 19:54:25.94 ID:ggXn5Bio0
インデックス「そ、そっか…じゃあ、その…一緒に寝よう」

上条「おう」

インデックス「…と、とうま。何でこっちを向いて寝てるのかな?」

上条「インデックスの寝顔が見たくて」

インデックス「…(だ、だめ。直視できるわけないんだよ、背中向けよう)」クルリ

上条「…」

インデックス「(よし、これなら何とか…)…ふえっ、と、と、とうま!?」ギュッ

上条「インデックス…」ギュウウ

インデックス「あ、う………ま、ま、待って…!」グイッ

上条「………っ」キュイン
77 :インデックス「とうまの様子がおかしい」 :2016/07/20(水) 19:55:00.97 ID:ggXn5Bio0
インデックス「…?今の音…、…と、とうま?」

上条「……………い、インデックス…?」キョトン

インデックス「とうま…?元に戻ったの?」

上条「元に…?何の話だ…って、え、な、なんで俺お前と一緒に寝て…!」

インデックス「とうまから寝たいって言いだしたんだよ、…覚えてないの?」

上条「何か今日一日…というか、帰ってきてからの記憶が曖昧で…夢でも見てた感じだ」

インデックス「…もしかして、何かされたのかな?科学側の能力か、それとも魔術か」

上条「さぁ…、つっても今日そんな大した事もなかったからな。普通に学校に行って、ビリビリに会って、土御門に会って…」

インデックス「そっか。…あ、あの…とうま」

78 :インデックス「とうまの様子がおかしい」 :2016/07/20(水) 19:55:37.53 ID:ggXn5Bio0
上条「へ?」

インデックス「…この後、どうする?」

上条「この後って、…!!」

インデックス「…」カァ

上条「…、…か、上条さんは風呂場に戻らせていただきませう!おやすみインデックスさんまた明日!!!」

インデックス「あっ、…行っちゃった。別に、よかったのに」ボフン

インデックス「…何だったんだろ、あのとうま。様子がおかしかったし、やっぱり何か、魔術にでも掛かってたのかな…。右手で頭に触ったら戻ったし…」

インデックス「…」

インデックス「(…もう少しあのままでいればよかったかも。…ちょっと勿体無かったかな、なんて)」

79 :インデックス「とうまの様子がおかしい」 :2016/07/20(水) 19:56:28.63 ID:ggXn5Bio0
おしまい。上インの日だからなんでもいいから投下したかった…お目汚し失礼しました。
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 20:05:22.52 ID:7r3WCRAl0
とてもよい
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/21(木) 18:48:34.82 ID:X4MA2zso0
素晴らしい
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/22(金) 01:54:17.50 ID:CA8tU/R00
ええぞええぞ
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/23(土) 11:01:49.09 ID:POG3RwLY0
もっと来いオラ!!
84 :予告(本当に書くとは言っていない) [saga]:2016/07/24(日) 03:03:53.46 ID:52uL8H3p0
数レスほどお借りします。
85 :予告(本当に書くとは言っていない) [saga]:2016/07/24(日) 03:05:21.68 ID:52uL8H3p0
パリ・コミューン発足145周年記念
ドイツ社会主義統一党発足70周年記念
スターリン批判&日ソ国交回復60周年記念
ソ連崩壊25周年記念
あと、来年でロシア革命100周年&ソ連建国95周年
86 :予告(本当に書くとは言っていない) [saga]:2016/07/24(日) 03:06:27.11 ID:4Im6P6F1O
 バウムシュテッペン公国は、ザクセン州とバイエルン州、チェコの狭間に位置するシンガポール程度のごく小さな領邦国家である。かのルドルフ2世時代以来の歴史を持つこの小国は、しかしその小ささとは裏腹にルネサンスを背景とした高度な学術研究が栄え、歴代君主自身が優秀な科学者だった事もあって中部ヨーロッパにおける先進的な学問の中心地として長年その名を馳せてきた。


 特に18世紀後半、幼くして即位したエンヒェン女公による啓蒙的専制以来の発展は目覚しいものがある。イギリスの産業革命に触発された学問の振興、工業化、そして近代的教育制度・機関(エコール・ポリテクニークなど他国の教育機関にも多大な影響を与えた)の整備。これらによって公国は比類なきまでに発展し、それらの科学技術や制度を輸出する事で神聖ローマ帝国及び後のドイツ、ひいてはヨーロッパ全体の近代化に大きく貢献した。そして、あまりにも成長のスピードが異常だったために悪魔と取引したとかエイリアンの技術提供を受けたとかあらぬ噂を流された。


 しかし、その繁栄にもやがて終わりの時が来た。七年戦争、ナポレオン戦争、1848年革命、普墺・普仏戦争、第一次世界大戦……幾多の危機を乗り越えて独立を維持してきた公国も、流石にナチスドイツ相手ではどうしようもなく、1939年を以ってボヘミアと一緒に併合、直ちに民間人立ち入り禁止区域に指定された。そして、今では国そのものが親衛隊直轄の研究機関に成り下がり、日夜第三帝国の支配を正当化してアーリア人の優位性を裏付けるための研究や、戦争に勝利する為の軍事兵器開発が行われていた。その中には目を背けたくなるほど凄惨で非人道的な実験も含まれており、その代表格が超能力研究であった。現当主のテレスティーナ女公が筋金入りのファシストにしてサディストという事もあり(この事実はファシズムがブルジョアや資本家と不可分の思想であり、我らプロレタリアートと決して相知れる事のない不倶戴天の敵である事の紛れもない証左である)、それはそれは酷いものであった。


 あ、その割に国名がユダヤっぽいじゃないかとかいう野暮なツッコミはなしでお願いします。
87 :予告(本当に書くとは言っていない) [saga]:2016/07/24(日) 03:08:18.79 ID:4Im6P6F1O
アーネンエルベ第一位・一方通行(ベシュロイニガー)親衛隊少将「ギャハッ! オラとっとと死にさらせ出来損ない乱造カレル・チャペックもどきがァ! オマエラなンざこの世に存在するだけであらゆる生命への冒涜なンだよォ!」ドゴッ

 お前がそれを言うのか(驚愕)。彼は反射能力とベクトル操作能力と、「解析した現象から限りなく本物に近い推論を導き出せる」という優れた演算能力と病的なヒーローコンプレックス(厨二病)を持つロリペドホモガキである。(要するにバイであり、しかもイ◯ポである。クソちょび髭もさっさとこんな奴ガス室に送っちまえば良いのだ)何故かこんなナヨナヨした、英語にするとセロリアックみてぇな名前になる白モヤシがニェーメツ共の切り札『だった』らしい。何故過去形なのか。この後お話ししよう。

ミーチェク10032号「ご、ふっ……?」

一方通行(ベロリンガ?)「そンじゃ、そろそろ終わりにすっかァ……」

ミーチェク10032号「いま……だに……理解……でき……ません……なぜ……このような……実験が……」

一方通行(あれ? ベロ出しチョンマだっけ? モチモチの木?)「やれやれ、こンだけ殺されてりゃ流石に学習すると思ったンだがなァ……いくら見た目をそっくりにしても、所詮は模造品か……。いいぜ、今日は機嫌が良いから特別に教えてやらァ」

なめまわしポケモン(ベロベルト)「俺も詳しくは知らねェけどよォ、なンでもこの『超人進化実験(エベネ6シヒト)』とやらの目的はアーリア人をさらなる高次元の存在に進化させる事で、それはオマエラのオリジナルである第三位のガキを128回ブチ殺す事で実現するンだと」

エムレ(ベロゾール)「でも、第三位はたった一人しかいないから、そのクローンであるオマエラで代用するンだと。性能が本物より劣るから回数も2万回に増えるがな。つーわけで、オマエラの犠牲のおかげで人類は新たな段階に進化できるわけだから喜ンで死ンでくれや。恨むンならスラブの劣等人種に生まれたオマエラの『お姉様』を……」



ファマー・カミジョフ(上条当麻)赤軍准尉「ぐちゃぐちゃ言ってねぇで離れろっつってんだろ、ナチ豚!」ソゲブ
88 :予告(本当に書くとは言っていない) [saga]:2016/07/24(日) 03:10:12.76 ID:4Im6P6F1O
 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 全ての能力者達の輝ける太陽、同志カミジョフ来た! これで勝つる!何を隠そう、このツンツン頭が印象的なアジア系少年こそが後のソ連邦英雄、カミジョフ准尉なのである。

アールグレイ(ベルガモット)「ンあ? 悪ィ、ロシア語はさっぱり分からなくてなァ。なンだオマエドイツ語話せるじゃねェか」

カミジョフ准尉「御託はいいからとっとと彼女から離れやがれってんだ犬畜生が!」ソゲブ


えーっと……一転攻勢さんだっけ?(ベ……何とかさん)「ハン、オマエ、当然俺が誰だか知った上で物言ってんだろォな? それに見たところ、オマエだけみてェじゃねェか。大方斥候ってとこだろォが、本隊はまだなンだろ? 俺は(理論上)ドイツ国防軍全軍よりも遥かに強ェンだ、ましてや一兵卒のオマエ如きじゃどォしようもない。生憎だがオマエにはどォする事も出来やしねェよ、大人しくそこで指加えて眺める事に徹するなら命ぐれェは……」



ウィリアム・オルウェル英陸軍大佐「貴様のこれから行くところは高次元ではなく地獄なのである」アッ-クア

セシル・アップヴィレッジ(上里翔流)米海兵隊少尉「とりあえず煉獄を望むか?」テンノゾ

乞食(ベガー)「ハァ!? ち、ちょっと待て! なンでオマエラまでここにいる!? さっきから俺の名前表記がおかしい事にツッコミたかったのにそンな気も失せちまったよ!」

カミジョフ准尉「こうしてソビエト、イギリス、アメリカの連合三国が揃ったわけだが……実は言い忘れてたけど、既に包囲始まってるんだよね。で、どうする? 素敵な悪あがきを続けるか? 蛆虫」ソゲブ


ベロニカは死ぬことにした(主演:真木よう子)「…………こっ、来いやあああァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
89 :予告(本当に書くとは言っていない) [saga]:2016/07/24(日) 03:11:30.02 ID:4Im6P6F1O
 第三帝国が断末魔の叫びを上げていた1945年4月27日(つまり、ビアージオの中の人が産まれるおよそ半年前)、第二次世界大戦最後の激戦の戦端がこの地において開かれた。
 イワン・コーネフ元帥麾下の第一ウクライナ方面軍に米英の兵士を少々加えた総勢50万の兵が、かねてより包囲を進めていた公国の中心部目掛けて一気に突入したのだ。
 僅か1万人という敵戦力の少なさに反して、連合軍は当初苦戦を強いられた。というのも、公国の守備隊が皆強力な超能力者ばかりで構成されていたからである。しかしそれも最初の2日ほどだけであり、程なくして二人の異能力者と一人の魔術師による活躍によって形勢は逆転。僅か1週間ほどで決着が付き、第一ウクライナ方面軍はその足でプラハに居座り続けるファシスト共をぶちのめしに行った。

 とはいえ、戦いは壮絶なものであった。軍属・民間人合わせて双方に20万近い死傷者を出し、無傷な建物や設備はごく1割にも満たず、直前に郊外で行われた「ゲパックシュタット(英語ではバゲージシティ)攻防戦」をも凌ぐほどの被害となった。また、数世紀に渡って蓄積されてきた貴重な試料や研究データも戦いの混乱で略奪や焼失によって散逸し、その多くが失われてしまった。この事はアレクサンドリア大図書館炎上……ほどではないにせよそれに匹敵するほどの損失である。
 中でも最も戦闘が激しかったのが首都・レーンケルン(現在の第1・第7学区に相当)である。しかし一方で、クローン達のオリジナルであり、長年行方不明となっていた電気系能力者のチェコ人少女、ミロスラヴァ・ミーチェク嬢(御坂美琴)他多くの罪なき人々が旧公宮(現・労働人民文化宮殿)の地下牢から救出されたりしたので必ずしも悪い事ばかりではなかった。
90 :予告(本当に書くとは言っていない) [saga]:2016/07/24(日) 03:16:45.76 ID:4Im6P6F1O
 大戦終結後の1947年、公国では反ナチ派住民の抵抗組織(共産党系)による革命政権が樹立、ファシズムに与した旧公家を追放して君主制を廃止する事が決定された。その後、旧公国は米英仏の干渉に脅かされないようソ連軍の保護下に入った。

 ソ連軍の庇護を受けつつ、イギリスから政治的亡命を行ってそのまま帰化した科学者アレクサンドル・エドゥアルドヴィチ・クロウリーによる指導の元、バウムシュテッペン人民共和国では研究設備の再興や社会保障制度の整備、企業国有化などの改革が推し進められた。そしてドイツ民主共和国の成立が相成った1949年、独ソ両国の友好を祈念してドイツ領に復帰し、スターリン学園都市(スターリン・ウニベルジテートシュタット)に改称した。こうして、この学園都市の歴史は始まったのだ。


 この映画は、戦禍から不死鳥の如く蘇ったこの学園都市がやがて東側世界の学問の中心、ひいては全世界の学生達の理想郷となり、冷戦終結の混乱を乗り越えてもなお学問におけるヨーロッパ統合の要として燦然と光を放ち続け、ついには世界文化遺産に登録されるまでの過程を追った一大ドキュメンタリーである……!


『学園都市が東ドイツにあった時にありがちなこと』
公開日未定!
91 :予告(本当に書くとは言っていない) [saga]:2016/07/24(日) 03:19:06.33 ID:4Im6P6F1O
以上です。いつから書けるか全くメドが立っていないものの、アイデアだけはあったのでここに投稿させていただきました。時期は決まっていませんが、そのうち書きたいと思っています。
ありがとうございました。
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/24(日) 06:24:25.36 ID:DTPwYefR0
どういうことなの……
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/24(日) 09:58:28.05 ID:5p1SwH580
あん?
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/25(月) 19:47:00.45 ID:l+y21hZo0
短編で面白いのが読めるのか?
95 :去鳴「来ちゃった☆」上里「」 [sage]:2016/07/30(土) 11:16:46.20 ID:qqHM8vB/0
何レスかお借りします。上里と去鳴、新約15巻バレ微有?
96 :去鳴「来ちゃった☆」上里「」 :2016/07/30(土) 11:17:32.23 ID:qqHM8vB/0
キーンコーンカーンコーン

上里「……ふぅ」

上里「(さて、この後はどうしようかな。また生徒会の手伝いにでも…)」ガヤガヤ

上里「(…?何か騒がしいな)」

去鳴「おーい、お兄ちゃーん。おーい。」

クラスメイトA「何だ、あの子…レインコートに…半裸…?」

クラスメイトV「確実にうちの生徒じゃないよな…痴女か?」

上里「」
97 :去鳴「来ちゃった☆」上里「」 :2016/07/30(土) 11:17:59.04 ID:qqHM8vB/0

去鳴「あ、いた。お兄ちゃん、やっほー」手フリフリ

上里「…なんでお前がここに居るんだ…!」

去鳴「そりゃ勿論、お兄ちゃんを迎えに来たに決まってるっしょ?」

上里「迎えに来たって…」

クラスメイトC「上里と痴女が親し気に話してる…どういう関係だ…?」

クラスメイトD「さっきお兄ちゃんとか呼んでたような…まさかそういうプレイ…」

上里「…とりあえずここから離れるぞ」

去鳴「おっけー」
98 :去鳴「来ちゃった☆」上里「」 :2016/07/30(土) 11:19:17.18 ID:qqHM8vB/0
上里「…それで、目的は何なんだ?」テクテク

去鳴「ん?目的って?」テクテク

上里「とぼけるな。わざわざ来たって事は何かしら理由があるんだろう?」

去鳴「妹がお兄ちゃんに会いに来るのに理由なんていらないよん。…あぁ、でも。強いていうなら、お兄ちゃんが上条ちゃんに手出してないかどうか確かめに来た、かな?」

上里「…」

去鳴「そんな睨まないでよ。何度もいうけど、私はお兄ちゃんの味方だよ?」

去鳴「上条ちゃんを[ピーーー]ことがお兄ちゃんのためにならないから止めてるだけであって。そもそもお兄ちゃんには[ピーーー]とか殺さないとか、そういう次元に来てほしくないの。そういうのは私みたいな狂人で十分」

上里「…もう[ピーーー]気はないよ。だからもう帰れって」

去鳴「冷たいなぁ、たった一人の妹なんだからもっと優しくしてよー」
99 :去鳴「来ちゃった☆」上里「」 :2016/07/30(土) 11:20:01.05 ID:qqHM8vB/0

上里「義理だろ」

去鳴「義理でも妹は妹だもん」

上里「…」ハァ

去鳴「〜♪」

上里「…大体さ、お前。なんであんな事したぼくに、まだ普通に話しかけられるんだ?」

去鳴「あんな事って?」

上里「…意識の向きを変えて、精神世界に閉じ込めたのはぼくだ」

去鳴「やったのはお兄ちゃんの取り巻きどもでしょ」

上里「頼んだのはぼくだ」

去鳴「そ。で、それがどうかした?私はそんな事もう忘れたし、まぁ私みたいな奴を暴れないように、ってのは誰もが考えることだからね。お兄ちゃんが気にすることないよ」
100 :去鳴「来ちゃった☆」上里「」 :2016/07/30(土) 11:20:44.01 ID:qqHM8vB/0
上里「…」

去鳴「…じゃ、悪いって思ってるなら…お詫びに私の言うこと聞いてくれる?頼みたいことがあるんだけど」

上里「…頼みたい事?」

去鳴「嫌そうな顔しないでってば。…そのさ、私、学園都市来たの初めてだし。色々あったからロクに観光もできてないんだよね。だから私とデー…じゃ、じゃなくて。案内してよ。学園都市。お兄ちゃんも来たばっかとはいえ私よりは詳しいっしょ?」

上里「…ぼくじゃなくて上条に頼めばいいじゃないか」

去鳴「…こ、この鈍感兄貴め…。ええい、私はお兄ちゃんと一緒に行きたいの!それぐらい分かれバカ!」

上里「…」

去鳴「…」

上里「………分かったよ。案内すればいいんだろう、案内すれば」

去鳴「!」パァ

上里「まぁ、妹が暴走しないように手綱を握るのも兄の役目だろうし。…で、どこに行きたいんだ?」

去鳴「うーん、そうだなぁ…」

上里「…」

去鳴「…」

去鳴「お兄ちゃんと一緒なら、どこだっていいよ」ギュッ

101 :去鳴「来ちゃった☆」上里「」 :2016/07/30(土) 11:21:36.98 ID:qqHM8vB/0
終わり。去鳴ちゃんが思ってた以上に可愛かったのと去鳴ちゃんが出演するSSがないのでむしゃくしゃして書いた。
オチはない。お目汚し失礼しました。
102 :ID加速中 ◆tgZGQxzvtQ :2016/07/30(土) 11:21:55.11 ID:ikwHXQEG0
ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアップ
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 19:36:26.86 ID:KHcyUPsk0
去鳴ちゃんかわわ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/01(月) 09:08:51.60 ID:1I1aZTp20
サロメ
105 :番外個体「ミサカ、まだ一年も生きてないし」 [sage]:2016/08/15(月) 20:22:26.76 ID:s2KG6f480
何レスかお借りします。番外通行。多分他の人が114514回ぐらい同じようなネタ書いてると思うけど許してください。
106 :番外個体「ミサカ、まだ一年も生きてないし」 [sage]:2016/08/15(月) 20:23:05.77 ID:s2KG6f480
番外個体「ロリっていえないこともないよね?」

一方通行「…」

番外個体「ね?って聞いてるじゃん」

一方通行「…あァ、そうかもしンねェな」

番外個体「だよね。ミサカはロリ、ロリロリロリロリロリ〜」

一方通行「(遂にイかれちまったか?)」

番外個体「という事で第一位。ミサカと×××××しよ?」

一方通行「」ブーッ

番外個体「うわっ汚!」

107 :番外個体「ミサカ、まだ一年も生きてないし」 [sage]:2016/08/15(月) 20:23:59.06 ID:s2KG6f480
一方通行「……、…急に何言ってやがンだ、オマエは?」フキフキ

番外個体「いや何、ほら。最終信号とミサカ以外の妹達のほとんどが例のあの人にれんあいかんじょー、っての抱いてんじゃん?だからミサカもそれがどういうのか気になってさ」

一方通行「それがどうしてさっきのネジが外れた発言に繋がンだよ」

番外個体「だって恋=×××××じゃないの?」

一方通行「…マジ顔で聞くな…。…いや、確かに×××××は恋の一部かもしンねェが、イコールで結びつく事は…ねェんじゃねェか?」

番外個体「何で疑問形なのさ」

一方通行「俺がそンな物のに縁があるとでも?」

番外個体「第一位は妹達の死体に×××××してそうなイメージあるし」

108 :番外個体「ミサカ、まだ一年も生きてないし」 :2016/08/15(月) 20:24:38.93 ID:s2KG6f480

一方通行「………………………妹達の記憶はてめェだって共有されてる筈だろ。だったら×××××はしてねェって事ぐらい分かンだろうが」

番外個体「(凄い顔)だからあくまでイメージだって。…じゃあさ、恋って何?」

一方通行「…」

番外個体「教えて教えて」

一方通行「黄泉川や芳川に聞け」

番外個体「仕事人間とニートに聞いても分かる訳ないじゃん。ねぇねぇ教えてよー、学園都市最強の頭脳なら分かるでしょー、ねぇねぇー」ユサユサ

一方通行「チッ。…あー、よく知らねェが、出来るだけそいつと一緒に居たくて、出来るだけそいつの声聞きたくて、出来るだけ他の奴と関わって欲しくなくて、傍にいるだけで心臓がクソうるさくなる…みてェな感じじゃねェの(確か、打ち止めがよく見てる恋愛ドラマでこンな事言ってた気がする)」

109 :番外個体「ミサカ、まだ一年も生きてないし」 :2016/08/15(月) 20:26:30.19 ID:s2KG6f480
番外個体「…」

一方通行「ンだよ」

番外個体「…ぶっ、あっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃあの一方通行が真顔で!恋について語るとか!超ウケるんだけど!ひーっ」

一方通行「オマエが聞いてきたンだろォが」

番外個体「あー…面白かった。くふっ、…というかそれは恋じゃないでしょ」

一方通行「何で断言すンだよ」

番外個体「だってそれだと、ミサカあなたに恋してる事になるし」

一方通行「………は?」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/15(月) 20:27:16.23 ID:s2KG6f480
番外個体「ミサカ、あなたの事たっくさんいじめたいから出来るだけあなたと一緒に居たいし、あなたの発言に文句付けたいから沢山声聞きたいし、あなたが他の人と一緒に居たら何かアレでムカつくし、あなたの傍にいるだけで何かアレでアレだからドキドキするし、アレがアレでアレだから閉じ込めておきたいし」

一方通行「途中から何か変じゃねェか、オイ」

海原「変じゃなくて恋ですよ」

番外個体「なーに言ってんの、そんな訳ないじゃん。ミサカがこんなモヤシに恋なんて…、恋、なんて…」

一方通行「…」

番外個体「……………」バチバチッ

一方通行「がッ!?」

番外個体「……………」スタスタ

一方通行「…っ、………」ビクンビクン
111 :番外個体「ミサカ、まだ一年も生きてないし」 :2016/08/15(月) 20:28:29.14 ID:s2KG6f480
番外個体「………あのモヤシ本当に馬鹿じゃないの、ミサカがあんな奴に…、というかミサカは悪意の塊だし?一方通行を[ピーーー]為に生まれた存在だし?アイツに恋なんてする訳ないっつうの、あひゃひゃひゃ」

番外個体「………」

番外個体「…そんな訳、ないし」

芳川「ただいま。…あら、こんな所で寝てると身体冷やすわよ?」

黄泉川「何か焦げ臭いじゃんね。何か料理でもしたじゃん?」

打ち止め「もー、いつもはミサカに床で寝るなって言うくせに自分が寝てるじゃん、ってミサカはミサカはここぞとばかりにあなたの頭をツンツンしてみたり!」ツンツン

一方通行「…………………何なンだ一体…」
112 :番外個体「ミサカ、まだ一年も生きてないし」 :2016/08/15(月) 20:29:31.07 ID:s2KG6f480
おしまい。一方通行と番外個体が中々出てこないのでむしゃくしゃして書いた。最初に書いた通りネタ被りしてるだろうけど許してね。
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/15(月) 20:42:25.21 ID:SeDoPVqT0
ワーストたんかわいい
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/15(月) 21:30:55.10 ID:UmKqY3apo
やるやん
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:05:34.44 ID:2v8Va9Am0
短い話をこれから投下します アイテム
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/18(木) 00:06:27.43 ID:2v8Va9Am0
アイテムのアジト


滝壺「………」


絹旗「超どうしたんですか、滝壺。そんな浮かない顔をして…」


滝壺「実は…その…昨日、はまづらの部屋を掃除していたんだけど…そしたら、その…ベットの下にこんなものが…」


麦野「あ?なんだそりゃあ…?」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:08:36.30 ID:2v8Va9Am0
浜面「うぃーす、わりいわりい、遅れちゃって…実はちょっと寝坊しちまってよお」


一同「……」


浜面「って…あ、あれ?どうしたんだお前ら、怖い顔して…も、もしかして遅刻したこと怒ってるのか…
けど、フレンダもまだ来てないみたいだし、」


麦野「おい、なんか変態がきてしゃべってんぞ、2人とも。誰か相手してやれよ」


絹旗「超お断りですね、麦野。顔をみるのもお断りです」


滝壺「はまづら…」


浜面「ちょ、おいおい、なんだよお前ら!俺が一体何したって…
って、そ、その机に置いてある本、そ、それは、もしかして俺の…!」


机の上においてあるちょっとHな本

118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:10:35.22 ID:2v8Va9Am0
浜面「も、もしかして滝壺が持ってきたのか!?ち、ちがうんだって、これは…そう!実は友達が持ってきてそのまま部屋にあっただけで…」


滝壺「その割には…ベットの下に大切そうに保管してた」


浜面「いやいや、そ、それは違…、け、けど、この本、水着のグラビアしか載ってないし…別に、これくらい、健全じゃあ…」


麦野「あのさあ、スケベづら君、頼むからこれ以上近づかないでくれる?気分悪くなるから」


浜面「スケベづら君!?俺のことかそれ!?」


絹旗「超同感ですね。それと、視線をこちらに向けないでもらえます?妊娠してしまいますので」


浜面「そこまで!?」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:13:26.68 ID:2v8Va9Am0
フレンダ「あー、ごめんごめん遅れちゃって、ちょっと妹の相手してたらさあ…遅れちゃったってわけよ…」


浜面「ふ、フレンダ!い、いいところに来た、ちょっと助けてくれよ、こいつらが…」


フレンダ「ふぇ?どったの浜面。それにみんなも怖い顔して」


麦野「おい、フレンダ。そこのド変態づら君に近づくなよ。…ひどい目にあうぞ」


絹旗「ええ、超気を付けてください…犯されちゃいますよ」


浜面「うおおおおーーーいい!」


フレンダ「え、なになに?」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:17:20.17 ID:2v8Va9Am0
……

フレンダ「ははあ、浜面の部屋にこんな本がねえ…まあけど、結局さ、浜面も年頃の男のコってわけよ。
まして、普段からこんなキモイんだし…私にしてみたら、さもありなん、って感じ?」


浜面「え?普段から…き、キモチわるい…?そ、そうなの、俺、そうなの?
け、けど、ほら、フレンダもこう言ってるわけだし、お前らいい加減、機嫌治して…」


絹旗「いや超みないでって言ってるじゃあないですか変態…着床させる気ですか、キモチわるい」


浜面「その言い方のほうがキモチわるいと思うけど!?」


麦野「はあ、ホント勘弁してくれよ、ド変態キモ男づら君」


浜面「どんどん俺の名前長くなっていってんな!?明らかに呼びにくいだろうがあ!」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:20:24.57 ID:2v8Va9Am0
フレンダ「(……)」


フレンダ「………、あーー、けど、そういえばさあ、このページのこの女、ちょっと麦野に似てない!?」


浜面「え?」


麦野「」ぴくっ


フレンダ「ほらほら、このページの女…顔といいスタイルといい…麦野そっくりじゃん…何よりおっぱい大きいしさ」


浜面「え、あ、ああ!そ、そーだな、そういえば似てるかも!か、顔も美人だし、スタイルも抜群だしなっ!」


麦野「…………」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:26:24.08 ID:2v8Va9Am0

麦野「はあ…、なるほどねえ、やっぱ浜面君は変態よねえ…
私、に似たグラビアアイドルが載ってる本をベットの下に大切に保管してたなんて…ったくさあ…」


麦野「…けどまあ、その変態もほとほどにしなさいよ…、ま、そもそも、私は、別にどーでもいい話なんだけどさあ…」


浜面「あ、ああ…」


浜面「(や、やった、麦野のやつ、ちょっと機嫌が直ったぞ!フレンダの何気ない一言が効いたのかな!?よかった、よか…)」



絹旗「……おっぱい好きは、脂肪たらふく食って、痛風でのたうちまわればいいのに…」


シュッシュッ…


浜面「(と、思ったら今度は、絹旗のほうがさらに機嫌悪そうな顔にぃぃ…!!

や、やばい!!なんか素振りはじめてんですけどっ!?今にも殴りかかってきそうな雰囲気なんですけどっ)」



123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:28:52.11 ID:2v8Va9Am0
フレンダ「あー、しかも、こっちのページのスレンダーな女はさあ、なんか絹旗そっくりじゃん…このショートカットの女」


絹旗「」ぴくっ



浜面「あ!……ああ、そ、そうだな!確かに、このきれいな足といい、整った顔立ちといい、絹旗そっくりだな!」



絹旗「………」

124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:31:42.43 ID:2v8Va9Am0

絹旗「………、ふう…、やっぱ浜面は超浜面ですね…、私似のスレンダーな女のグラビア写真を大切に保管してるなんて…、やっぱ超キモチわるい…」


絹旗「けど、まあ、よくよく考えてみたら、超ドーテーの哀れな浜面の楽しみを、私達がどうこう言うのもなんですから…
今回は大目にみてあげますかね、やれやれ…」


浜面「(や、やった、麦野も絹旗も機嫌治したみたいだ!ナイスフォロー、フレンダ!)」



滝壺「はまづら…どういうこと…!!」ぎりっ…!



浜面「って、超ド級の爆弾きたああああーーーーー!!」

125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:38:39.73 ID:2v8Va9Am0
滝壺「2人に似たグラビアの本を大切にしてるなんて…もしかして、浜面は2人のことが…!わたし、じゃなくて…」


浜面「ち、ちがうんだ、滝壺!こ、これは、つまり、あの、そのお…」



浜面「そ、そう!本当に、好きな人っていうのはさ!!グラビアの本なんかで代用することなんかできないんだ!
好きな人を、雑誌のグラビアの似た人で代用して、汚すような真似、俺にはできない、ってことだよ!」


滝壺「……」


浜面「っていうかそもそも、滝壺は、こんな本に載ってるグラビアアイドルの連中より、はるかに可愛いんだから!
こんなグラビアアイドル似に似た女のコ程度に、俺の心が動くわけないじゃないか!」


滝壺「はまづら…」
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:39:49.30 ID:2v8Va9Am0
滝壺「そうだったんだ…はまづらのキモチ、よくわかった…けど、こんな本をみるのもほどほどにしてね」


浜面「ああ、こんな本、処分するよ!こんな汚れ本!こんな本必要ねーよ!だって、俺にはさ、滝壺がいるんだからさ!」


滝壺「はまづら…!」


イチャイチャ…
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:43:24.34 ID:2v8Va9Am0
浜面「ふう、これで一件落着って、どあああああ!!」

ボゴウ!!


絹旗「あっれえー、おっしい、超外してしまいました」

浜面「ききき、き、絹旗!おま…何行きなり、殴りかかってきてんだ、あ、あぶねーだろうがああ!」


絹旗「大丈夫ですよ、浜面。私似のグラビアが載ってる「汚れ本」を所有している浜面のことですから。

『窒素装甲』で全力で殴っても、ちゃんと死ぬくらいで済みますから」にっこり


浜面「さらっと、超絶変なこといいやがったぁぁ!!あ、あっれえ、お、おかしいな、日本語なのに、行ってる意味が全然わかんねえ!!」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:46:09.91 ID:2v8Va9Am0
浜面「ちょ、麦野!黙って見てないで助けてくれよ!絹旗が急に襲い掛かって…」


麦野「……よし、絹旗。そのまま足止めしてなさい。そこのド変態の腹に大きな穴あけるから」キュイイイイン


浜面「って、ぎゃあああ!ま、まるい光の玉があああ!!麦野のすぐ横で膨らんでるうう!な、なじぇえええ!!

や、やめて、ビーム発射する臨戦態勢に入るのやめてえええ!」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:48:36.09 ID:2v8Va9Am0
ちゅどーーーーーん!


浜面「うあわあああ、た、たすけてえええーーーーー!!」


麦野「こらあああ、逃げんなド変態がああああーーー!!!」


絹旗「おとなしく殴られろごらあああああーーーー!!!」


浜面「うわわああああ!!!な、なんでえええええええーーーーー!!!!!」


…………


フレンダ「あーあ、結局さあ………、フォローするだけ無駄だったってわけよ」


 おしまい
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/18(木) 00:49:39.22 ID:2v8Va9Am0
なんか気まぐれで書きました 感想おまちしてます
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