ガッシュ「ヌウ・・・昔に戻ってしまったのだろうか」LEVEL.2

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172 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/20(水) 19:27:06.72 ID:HBYKgsNZ0
ホテル―


フォルゴレ「HEYお嬢ちゃん、よかったらチチもぎましょうか?」

真美子「え…世界のスターフォルゴレ様!?」

フォルゴレとキャンチョメがホテルに到着していたようだ。

清麿「…おい、何してんだ?フォルゴレ。」

キャンチョメ「あ!ガッシュに…く、首しめティオまで!!!」

ティオ「…」

キャンチョメ(あれ…『なんですってー!!』ってこないな…)

ガッシュ「ウヌ…キャンチョメ!よく来たのだ!」

キャンチョメ「あ、あぁ!僕が来たからには千年前の魔物なんていちころさ!」

真美子「あ、あなたたち…」

恵「無事にたどり着けたみたいね。」

アルムたちと戦った後、魔本の呪縛が解けた3人を、このホテルに行くように言っておいたのだ。

真美子「部屋で寝ています。私は…お金、なくって…」

フォルゴレ「オイオイ、こんなレディの泊まる部屋がないだって?仕方ないなぁ…ここは私が」

清麿「フォルゴレ。」ポン

フォルゴレ「なんだ、清麿!」チラッ

清麿「…」シュガアアァァッ!!

気迫。それのみである。

フォルゴレ「わ、わかったよ…」

キャンチョメペアの合流、そして休息。

心の力を回復させて…次の日、今度は城へ乗り込む。




デボロ遺跡、城―


ゾフィス「なるほど、侵入者ですか。わかりました…」

レイラ「…」

ゾフィス「ですが…どうして侵入者は逃げられたのです?あなたは侵入者を見ていながら戦わなかったのですか?」

レイラ「それは…」

ビクトリーム「私ですロー…ゾフィス様!我が美しきVの攻撃に恐れをなして、逃げ出したのです!!」

レイラ(ビクトリーム…)

ビクトリーム「その証拠に、ご覧になるといいです。我が美しき攻撃の爪痕を!」

ビクトリーム(奴らに協力的でいれば、メロンがまた食えるかもしれないからな…)

ゾフィス「わかりました。まぁいいでしょう。侵入者の存在を教えてくれたのは称賛に値します。」

ゾフィス「それともう一つ…」

ゾフィス「皆さん…もし、裏切り者の存在が確認されれば…問答無用で石に戻します。」

ゾフィス「ですが、裏切り者のことを教えてくれた場合は、私が王となった後、それなりの地位を与えましょう」

ゾフィス「千年も経った魔界で安心して暮らすには、私に地位を与えられること以外に道はありません…」

レイラ(…)

ゾフィス「ビョンコ、コーラルQ。城の見張りを増やしますよ。侵入者の狙いは月の石でしょうからね…」

コーラルQ「ハイ!」

ビョンコ「ゲロ!」
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