ガッシュ「ヌウ・・・昔に戻ってしまったのだろうか」LEVEL.2

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49 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/13(水) 20:41:58.38 ID:7wHG0D2V0
デュフォー(ゼオン、冷静になれ…圧倒的な強さを見せつけてきてるように思えるが、実際はお前の攻撃をよけるので精いっぱいだ…クリアから拳一発でも受けたか?…そう、それが答えだ。)

デュフォー(クリア自身がどんなに強くとも、術を使えないなら…勝てない相手じゃない。)

デュフォー「ゼオン。冷静になれ。頭の血を下げろ。」

ゼオン「わかっている!デュフォー!広範囲呪文だ!!」ブン!ブンブンブン!!ズゴァン!!

デュフォー「(…。)ラージア・ザケル!」カッ!!

クリア「…」ダンッ!!

ゼオン(跳んでよけるのはわかっていた…だから…着地と同時に術を叩きこむ!!)シュッ

ゼオン(デュフォーは奴の強さをわかっている!中級呪文(テオザケル)程度ではなく、強い術を使うだろう!)バババ

ゼオン(さすがのこいつも…オレの電撃を受けて立っていられるはずがない!!)ババババ

ゼオン「…」バッ!!

クリアの着地点に先回りし、手を構える!

デュフォー「(…!?なんだ、この答えは…?)ゼオン!すぐにそこから離れろ!」

ゼオン「何!?何を言って…」

デュフォー(やはり、予想通り一瞬立ち止まってしまったか…)

クリア「…」スッ

ゼオン(手を構えた!?)

ヴィノー「ラディス」ゴアァァァッ!!!!

デュフォー「テオ…」

【ラディス】
クリア第Xの術。それに当たると「消滅」する。
ただし強い魔物なら痩せこける程度で済む。が…ブラゴをほぼ無効化する威力はある。
確かにこの効果を知っていればうかつに近づくことはしない。ガッシュが善戦できたのは、アシュロンによる前情報によるものが大きかった。
が…ゼオンはそれ(クリアの術の効果)を知らない、そして、攻撃をするつもりでいたのに「離れろ」と言われたら一瞬戸惑い、動きが止まるのは当然である。

ゼオン「う、ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!」ボッ

デュフォー「(間に合わんか…)ゼオン!」

デュフォー(逃げるしかない、それが答えだ…もう無理だ)

ヴィノー「…」ガクンッ

クリア「ありがとう、ヴィノー…でも疲れ切って眠っちゃったか。」

デュフォー(なぜ…!?なぜ『うー』などと言っていた赤子が『ラディス』と発音できた…!?)

デュフォー(…バカげた答えが浮かぶな。『偶然』だな…赤子だからな…気分次第なんだろう…)

ゼオン「あ…がっ…?」ドサッ

クリア「…雷帝ゼオン。今日のところはもうやめにしないか?」

ゼオン「ふざけるな…誰、が…」

クリア「ラディスを至近距離で受けてそこまで体が残っているなんて大したものだよ。」

クリア「でもヴィノーも疲れてるし、あそこで術を使ってくれたのも偶然…」

クリア「それに、君とは全力でやりたい。」

ゼオン「オレに情けをかけるつもりか…?」

クリア「…違う、弱い魔物しかいないこの戦いで、ライバルとなれる逸材を見つけただけだ。」

クリア「君たちは消えて当然なんだよ。だから消える前に、もっと強くなってもう一度遊んでおくれ。」

クリア「君は…次の王になるんだろう?」ニコッ

ゼオン「(クソ、クソ、クソオオオオォォォォ!!!!)…チィィッ!!デュフォー!!」

デュフォー「…」スタスタ

マントでデュフォーを包み、瞬間移動でクリアから離れた…

魔界を滅ぼさせはしない…自らに流れる王の血は、クリアという存在を決して許していなかった。

必ずぶっ倒すために…今は歯を食いしばり、力を蓄えるしかないとゼオンは心で感じ、それを認めている自分が許せず、情けなかった…
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/13(水) 20:48:56.67 ID:HjkIhkZwO
ゼオンが主人公に見えてきた
51 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/13(水) 20:53:48.76 ID:7wHG0D2V0
場所は戻って、デボロ遺跡―

清麿「見張り相手にするのに、だいぶ心の力を使ってしまったな…」

しおり「少し休んだらまた行かないとね。清麿くん…」

アポロ「ひとついいかい?清麿。」

清麿「ん?」

アポロ「確かに戦いには勝てたし、パートナーも無事に救い出せた。だが、これは『短距離走』じゃない。『長距離走』なんだ。」

アポロ「さっきの戦いみたいな術の使い方では、すぐに心の力が尽きてしまう。」

アポロ「だから、攻撃は最小限にして…コンビネーションは大事だが、それだけに気を使ってしまうと心の力を無駄に使ってしまう。」

ウルル「確かに…ティオのペアはよく呪文を使っていて、心の力が切れないか心配していましたし…」

パティ「よく見てるわね…」

清麿「…わかった。少し冷静に周りを見てみることにする。」

アポロ「あぁ。…さて、少し休んだら行くよ。もしホテルに戻ってしまったら、戻るころには新しい見張りがいる。少しでも多くの魔物を倒すなら今だ。」

ガッシュ「ウヌ!皆の者!頑張るのだぞ!」

コルル・ティオ「うん!」

ロップス「かう!」

パティ「はーい!!」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/13(水) 21:28:36.76 ID:qQU4nkq90
合流前はアポロが清麿をさとすところが良いね。原作ではサンビームやナゾナゾ博士のポジションだったけど
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/13(水) 21:46:26.48 ID:Mw9J2tLy0
デュフォーの指導で少なくとも半年以上は修行するゼオン…
勝てる気がしねぇ…
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/07/13(水) 22:04:34.83 ID:kAeYULfso
乙ー
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/13(水) 22:29:54.78 ID:8QEnZa6X0
なんという小物感
ゼオンといえど時系列早いから弱体化されてんのか
56 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/13(水) 22:38:36.56 ID:7wHG0D2V0
イギリス―

ジェム「ヨポポ!大丈夫!?」

ヨポポ「ヨポポイ!!」ググ…

ピカール「ハハッ、もっと攻撃だ!」

【カイル・ピカール】
イバリスという千年前の魔物のパートナー。心を操られていない…?
どうなのだろうか。
名前はカイルと表記するのが正しいのだろうが、諸事情によりそれはしない。

【イバリス】
千年前の魔物。エイを人型にしたような姿をしている。
すぐに一人で突っ走ってしまう。そのため、ビョンコの隊から外れてしまい(ビョンコが追い付けなかった)、単独行動となっている。

ピカール「デズルガ!」ゴッ!

【デズルガ】
イバリス第一の術。鋭い衝撃波を飛ばす術。

ジェム「ドレミケル!!!」カッ!!

デズルガとドレミケルがぶつかり合う!しかし…

ジェム「キャアア!!!」ドゴォン!!

ヨポポ「ヨポイ!!」トテトテ

ジェム「大丈夫よ…」

ジェム(やっとママから許しが出たのに…清麿のところに行く前に負けるわけにはいかないわ!!!)

ピカール「ハハッ、もっともっと攻撃だ!!」

ジェム(それに…第三の術っていう計算外の希望もあるわ!!)

ピカール「デズルガ!」ゴッ!!

ジェム「スプ・オルミケル!!」カッ!!

【スプ・オルミケル】
ヨポポ第三の術。初のSSオリジナル呪文。
口から自動(どこに当てるかを自分で決めた後)で相手の術の方へ向かう音符を出す術。この術は「音で音をかき消す現象」を体現している。
効果は、術を相殺するのではなく術そのものの力を弱める。ただしディオガ級を無効化などのすごい効果はない。威力だけならドレミケルの方が上である。
術名はスプリフォ、フォウ・スプポルクなどの「打ち消す」意味の『スプ』、オル・ドグラケルやオルダ・アクロンなどの「自動、または任意追尾」という意味の『オル』、そして『ミケル』から。

ジェム「音符…!?」

スプ・オルミケルがデズルガに当たる!

ジェム(音符が当たった瞬間…相手の術が細くなった…!?)フシュ

ジェム「ドレミケル!!」カッ!!!

ヨポポ「ヨポポーイ!!!」ドンッ!!

ドレミケルがデズルガを突き抜け…

イバリス「ジャアアアアアアアアアア!!!!!」

イバリスに命中!!

ピカール「ハ、ハハッ!もう一度攻撃だ!」

ピカール「ギガノ・デズル!!」ゴッ!!

【ギガノ・デズル】
イバリス第二の術。ピラミッドのようなものが、回転しながら攻撃する術。

ジェム「スプ・オルミケル!」カッ!!!

ジェム「ヨポポ!音符を何個もぶつけなさい!!」

ヨポポ「ヨポポーーー!!!」ド!ド!ド!

ギガノ・デズルに音符が当たるたび、術が弱くなる!!

ジェム「…ドレミケル!」カッ!!

ピカール「ハ…ハハアアアアアァァァァッッ!!!!」ボシュウウウゥゥゥゥ

ジェム(か、勝てたわ…)ゼーハーゼーハー
57 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/13(水) 22:49:03.10 ID:7wHG0D2V0
ジェム「はー、はー…この術、便利だけど…すごい疲れるわね…」

ヨポポ「ヨ、ヨポイ?」

ジェム「大丈夫よ。さぁ、空港に行きましょ…」






イギリス、病院―


ゼオン「…情けないな。人間の医療などに頼るとは」

デュフォー「それは『点滴』だ。安静にしているんだ。」

ゼオン「なぁデュフォーよ…オレには、何が足りなかったんだ?」

デュフォー「…オレの指示を聞いて、すぐに動くことができていなかった。それだけだ」

ゼオン「くっ…」

デュフォー「だが、消滅の術とは…ゼオンの体が残っていてよかったというところか…」

ゼオン「『滅亡の子』…奴は本当に魔界を滅ぼす気なのか?」

デュフォー「ウソは感じられなかったな。」

ゼオン「…」

デュフォー「だがゼオン、体術に関してはお前の方が上だった。それに、あの『ラディス』をよけられていれば、勝っていた。」

ゼオン「…」

デュフォー「アンサー・トーカーの力を持っていながら、術の特性を見抜けなかった…許せ、ゼオン」

ゼオン「別にかまわん。体が回復次第、また倒しに行けばいい。」

デュフォー「だが…その体が元に戻るまで数か月はかかるぞ。」

ゼオン「数か月だと!?」ガタッ

デュフォー「(あぁ、点滴が外れてしまったな…)…」ビー

ゼオン「そのボタンは何だ。」

デュフォー「ナースコールだ。おとなしくしていないから点滴の針をもう一度刺してもらう羽目になった…」

ゼオン「お前がやればいいだろう…」

デュフォー「免許は持っていないからな…」

ゼオン「人間界は面倒くさいな」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/13(水) 22:59:24.87 ID:FSLLMs0m0
回復の術に目覚めそうだな
59 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/13(水) 23:15:57.57 ID:7wHG0D2V0
デボロ遺跡―


アルム「人間!呪文だ!」

真美子「ネシル!!」ガッ!!

【アルム】
千年前の魔物。エネルギーの力を使い、術以外にも空中浮遊能力を持っている。パートナーは高橋真美子。絶世の美男子、パルコ・フォルゴレ様のファンらしい

【ネシル】
アルム第一の術。破壊力のあるエネルギーの球を発射する。

清麿「ラシルドォ!」カッ!!!

アルム「何!?跳ね返して…」

【喋る石板魔物】
ガッシュによって魔物がしゃべることやパートナーがあやつられているなどの情報は既にみんなが知っているので、喋っても驚かない。

ビリー「アムルク!」ガッ!!

【ガンツ】
千年前の魔物。パートナーはビリー・フェリス。拳を強化する術を使う。

【アムルク】
ガンツ第一の術。巨大な拳。以上。

ガンツの拳がネシルを吹き飛ばす!

しおり「ゼルク!!!」カッ!!

コルル「ウ…アアアア!!!!」ドンッ!!

床を蹴り、一気にアルムとの距離を縮める!!

真美子「ネシルガ!!!」ガッ!!!

【ネシルガ】
アルム第二の術。さらに強いネシル。

コルル「あ…!!」

恵「セウシル!!」カッ!!

コルルの下にセウシルを発生させる!

ティオ「セウシルを踏み台にして進みなさい!!」ビシッ!!

コルル「うんっ!!」ダンッ!!

アルム「なんなんだ…こいつらのコンビネーションは…!!!」


デボロ遺跡、通路…

パティ「待ちなさーい!」ダカダカダカダカ

ロップス「かうー!!」トテトテトテトテ

ゲリュオス「ブリュオオオオオオオ!!!!」

【ゲリュオス】
千年前の魔物。巨大なドラゴン型魔物。パートナーはジョン・オーエン。野球選手で背番号6。ゾフィスに侵入者のことを告げ口するべくパティとロップスから逃げている。

アポロ「リグロン!!」カッ!!

ウルル「アクル!!」カッ!!

ゲリュオス「…」クルッ

ジョン「デガルク!」ゴッ!!

【デガルク】
ゲリュオス第一の術。頭の角が攻撃型に変化する。

アポロ(突き抜けて…来る!!!)

アポロ「ウルル!よける準備を!!」

ゲリュオス「ブリュオオオオオ!!!」ドゴオオォォォン!!!

パティ「ひいいぃぃ!?」ビクッ

アポロ(さて、どう倒したものか…)
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/13(水) 23:18:58.96 ID:7wHG0D2V0
少し早いですが今回の更新は以上です。
ヨポポの術はスプオル・ドレミケルとかスプリオル・ドレミケルとかいろいろ候補がありましたがドレミケル以上の威力はまだまずいなと思いああなりました
次の更新は明日の夜です。
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/13(水) 23:51:46.79 ID:SuoowTq7O

そういえばスプが付く術ってクリア以外にキョンチョメも使えたなあ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/14(木) 00:10:51.71 ID:XnzNrUH3o
ジオルクなら一瞬で治るぜ!
まあダニーじゃ一発で消えるがなwwwwwwwwwwwwwwww
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/14(木) 00:16:03.43 ID:IlN138wBO
回復呪文無いと即座に戦線復帰出来ないのが辛いな
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/07/14(木) 01:33:18.44 ID:XZdLlKleO
乙ー
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/14(木) 07:43:27.77 ID:V1dUoK4AO
もうゼオンがガッシュの相手をしてる場合じゃなくなったか
マジで強くなんなきゃヤバい相手が出てきちゃったからな
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 12:04:44.12 ID:KR8iif13O
術に適正ってあるのかな
クリアはウルク系の呪文を持ってたけどゼオンがジオルクとか覚えたりはできるのかな?
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 12:16:03.58 ID:R+UqHAHiO
魔物の成長には無限の可能性があるから絶対に覚えないとはいえない
ただ本来の能力じゃないから下級術しか覚えないかも。クリアも下級術止まりだったし
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 12:25:31.72 ID:VZi/vq4VO
怒りのあまり苦手なはずの攻撃術覚えちゃったりするもんな
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 12:35:06.34 ID:CIGf+jqko
苦手な割には強いよな。貯まり具合でディオガ級になりそう
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 12:51:29.70 ID:6wzoj7xiO
あれはダメージが蓄積するほど威力が増す術だから
ある意味攻撃呪文とはまた別のジャンルな気がする
言ってしまえばギガラセウシルと同じ自業自得の術
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 17:47:35.20 ID:t4xW8Efwo
モモンと遭遇しなければ習得難しい呪文なんだろな
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 18:33:38.01 ID:tpkmNoUkO
ティオにあれを覚えさせるためにスカート捲らせたりパンツ盗ませたりしなくちゃいけないのか
うん、覚えさせるためだよな。仕方ないよな、でもモモンじゃなくてもいいんだよな?しょうがないな、モモンを犠牲にするわけには行かないしここはいっちょ俺がやってくるとしよう
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 18:45:20.30 ID:7WAS+gXDO
ガッシュがやったらティオが変な性癖に目覚めて違う呪文覚えそう
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 18:48:02.92 ID:HqNxh07yO
このロリコンどもめ……
まあ確かにレイラやティオでロリコンに目覚めた奴は多い
俺だよ
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 19:14:22.86 ID:BLqcmYBYo
更新きたと思ったらただのロリコンだったでござる
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 19:21:59.59 ID:t4xW8Efwo
一刻も早く取り締まらねば!
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 21:07:24.48 ID:2cg3lz6lo
>>72
いいかよく聞け、あれは同年代の男の子がやるから怒りという感情になるんだ
いい年したおっさんが執拗に女の子に悪戯したら怒りよりも恐怖の方が強いぞ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/15(金) 21:48:46.12 ID:+LFda02E0
ガッシュも状況に応じた術が目覚めてるしな
79 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/15(金) 22:18:17.63 ID:0DsMPDxJ0
PC逝ったわこれ修理だなと思ってたらコンセント抜けてました
今日は更新します
あとあまりそういうパンツの話されるとわくわくしちゃうので控えめにお願いしますね
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 22:36:49.09 ID:6sf2hgHzo
おうよ
パティのダイナミックパンチラほんとすき
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 22:39:54.12 ID:n0C/o6QmO
でもパティがパンチラしてるのってほとんど顔芸してる時だよね…
82 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/15(金) 22:58:31.64 ID:0DsMPDxJ0
アポロ(狭い通路でああいう奴と戦うには…)

パティ「ウルル!あいつにたっぷり水を飲ませて溺れさせるわよ!!」

ウルル「ハイ!オルダ・アクロン!」カッ!!

ゲリュオス「ブリュブブッブブブブ…」ザバババババ

パティ「今よロップス!アポロ!攻撃を…」

アポロ「(…)リグロセン!」カッ!!

ロップスの腕から放たれたチェーンがゲリュオスを襲う!

しかし、オルダ・アクロンのせいであらぬ方向へと流されていく!!

ロップス「かう!?」

アポロ「やはりか…」

ウルル「す、すまない!心の力の制御が…」

アポロ「いや、そんな問題じゃない!水の力と糸の力…ただぶつけるだけじゃ活かせないんだ!!」

パティ「じゃあ、どうするのよ!?」ズアァァァァァ!!!

アポロ「すまないが…パティたちは魔物の方を抑えててくれ!!ロップス!本の持ち主を狙うんだ!!」

ロップス「かう!!」

アポロ(よし!魔物の裏に回り込んだ!)

アポロ「リグ…」

アポロ(…!大きいのが…来る!!)

アポロ「ロップス!狙い変更だ!魔物の方を向いてくれ!」ビシッ!!

ロップス「かう!!」

ジョン「ギガノ・ディオデルク!!」ゴッ!!!

【ギガノ・ディオデルク】
ゲリュオス第三の術。ギガノ級の威力を誇る自身強化の術。
頭に鉄仮面のようなものをまとうため、水の攻撃はもう怖くない!!

ゲリュオスの頭部に鉄仮面が現れ、オルダ・アクロンを押し返しつつパティの元へと突進していく!!

アポロ「ディノ・リグノオン!!」カッ!!!!!

鎖がゲリュオスの体に突き刺さり、動きを止める!!

アポロ「くっ…うううぅ…この術はやっぱり…きついな…」

パティ「!…ウルル!!あれ、いける!?」

ウルル「なんとか…やりますよ…!!!」ゴォォォォォォォ……

ウルル「スオウ・ギアクル!!!」カッ!!

【スオウ・ギアクル】
パティ第七の術。青き水の龍を召喚する術。

青き龍が青き龍へ、青き龍が青き龍へ力をぶつけ合う!!

ロップス「かう!!」

アポロ「よし…」フシュ

ディノ・リグノオンを解除し…

アポロ「っく…う…リグロン!!」カッ!!

ジョン「!!!」バシィッ!!

ゲリュオス「ブリュオオオ…オ!?」フシュ

アポロ「よし、本を奪うことに成功したな…」

ウルル「パティ!!」

パティ「わかってるわよ!爆発させない、でしょ!?」フシュ

狭き場所での龍退治は、ひとまず成功したようだ…
83 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/15(金) 23:27:28.98 ID:0DsMPDxJ0
ビリー「ギガノ・アムルク!!!」ガッ!!

【ギガノ・アムルク】
ガンツ第二の術。絶大な威力を誇るアムルクの強化版。

恵「マ・セシルド!!」カッ!!

アルム「いい加減にしやがれ!!どうしてこの遺跡へ来た!」

ガッシュ「ゾフィスの野望を打ち砕き、魔界の王となるため…それだけなのだ!!」

清麿「ラウザルク!!」カッ!!

しおり「ゼルク!!」カッ!!

ガッシュ「ヌオオオオオ!!!」ドンッ!!

コルル「ぜえええええい!!!」ギュンッ!!

アルム「こざかしい!!」

真美子「ガンジャス・ネシルガ!!」ガッ!

【ガンジャス・ネシルガ】
アルム第三の術。地中からいくつものエネルギーを放つ術。
地中から…という術を空中で使ったらどうなるのか、わりと気になるものである。

ガッシュとコルル、両者にエネルギーが襲い掛かる!!

清麿「ガッーーーシュ!!そのまま突っ走り…パートナーから本を奪い取れ!!!」

しおり「ゼルルド!!」カッ!!

コルル「ハァァァァ!!!!」ギュオンッ!

アルム(そのまま来る奴もいれば、飛んで逃げる奴も…)

アルム(現在(イマ)の魔物は軟弱なんじゃなかったのかよ…!!)

ガッシュ「本を渡すのだーーー!!!!」ギュアンッ!!

ガンツ「ギルウウウ!!!」ジュボオオオオオ

マ・セシルドを諦め、ガッシュに拳が襲い掛かる!!!

ガッシュ(マントで受け止めきれな…)

恵「ギガ・ラ・セウシル!!」カッ!!

ガンツ「!?」ガゴンッ!!!

ティオ「ガッシュはあいつを!!早くやっつけちゃいなさい!!!」

アルム「どうして…どうしてお前らはそんな阿吽の呼吸で攻撃してきやがる!!!」

アルム「クソッ…オレだって……あの戦いのときのように……………がパートナーなら、もっと…」

アルム「クソオオ!!!!」

真美子「エグドリス・ネシルガ!!!」ガッ!!!

【エグドリス・ネシルガ】
アルム第四の術。巨大な四角垂型のエネルギーをぶつける。

しおり「ラージア・ゼルセン!!」カッ!!

清麿「(オレも援護を…)ザケルガ!!!」シーーン…

エグドリス・ネシルガとラージア・ゼルセンがぶつかり合う!!!

清麿「何!?まさか…ラウザルクの発動中はほかの術が出ない…!?」

ガッシュ(そういえば…言ってなかったのう…)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 23:55:54.89 ID:5S/ZDZx80
>>1氏、ベクター・ボールは買ったか?
85 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/15(金) 23:55:58.86 ID:0DsMPDxJ0
アルム「う…くっ…互角…?嘘だろ…?」

しおり・コルル「ハアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!」コオオォオォォォ!!!

バシュンッ!!

しおり「よし、相殺した!!!」

アルム「オイ人間、もう一度呪文を…」

アルム「!」

ガッシュ「もうお主の戦いは終わりなのだ!」ドンッ!!

二冊の本を持ったガッシュが、そこには立っていた…

アルム「オレの本…」

アルム(あの巨大な手に気を取られている間に…ガンツの本まで…)

ガンツ「ギ、ル…」ガクッ

ガンツは、ギガノ・アムルクでギガ・ラ・セウシルを破ろうと何度もパンチした結果、肉体が悲鳴を上げた。

それにより倒れこんだため本を奪うことができた模様。

ガッシュ「…清麿!!ザケルを!!」バッ!!

本を空中に放り投げる!!

清麿「…」

ドサッ ドスッ

だが、清麿がザケルを唱えることはなく…本は床に落ちた。

しおり・恵「清麿くん!?」

コルル「な、なんで…!?」

清麿「…なぁ、お前たち…オレ達と一緒にゾフィスを倒してくれないか?」

アルム「!?」

ガンツ「ギル…!?」

ガッシュはこの時まで、忘れていた。

共に戦うことはなくとも、ガッシュたちに助言を与え、「負けんじゃねえぞ」と言ってくれた魔物のことを。

そしてその魔物が、目の前にいるアルムだという事を。

そんな大事なことを忘れるはずないのに…

戦いの事ばかり考え、仲間を増やすことを考えられずにいたようだ…

清麿「悪いのはゾフィスなんだろ!?もしそれが嫌ならここを出て…魔界は危険だ。魂…」

アルム「黙れ!ゾフィスには…ゾフィスには…逆らえねえんだよ!!」

清麿「石に戻される…か?」

ガンツ「ギル!!」ビクゥ

アルム「そ、そうだ!戻されかけるのを見たんだ…脱走しようとした奴だ…」

清麿「だがな…石の術を使えるのはゴーレンなんだよ。ゾフィスじゃねえんだ。」

清麿「本当にお前たちの封印を解いた月の光は…屋上にある月の石の光と同じか?」

恵(清麿くんは何の話をしているの…?)

アルム「月の光だと!?なぜそこまで…」

清麿「さぁ…詳しいやつがいるからな…」チラッ

ガッシュ「…」

ガッシュ(そうであった…私は…魔物を倒しに来たのではなく…救いに…)

ガッシュが事を急いで心が落ち着かないでいるこの時期に…清麿は、自信を取り戻し、冷静な判断をし…

ガッシュの言う「やさしい王様」のための糸口を作り出してくれている。

清麿に相談をせず、千年前の魔物の事や月の光のことを教えていなかったら、どうなっていたんだろうか?…考えたくもないものだ。
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 23:59:01.12 ID:+LFda02E0
さすが清麿
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 00:00:42.21 ID:GjyxneH60
ここ原作の伏線良かったよな
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/16(土) 00:00:59.65 ID:Hi+Admdo0
ちょいと考える時間をくださいって感じの内容になってしまっています。今回の更新は以上です。
次の更新は明後日の夜です。
>>84 ガッシュの時に味わいましたが、次はまだかと待つ時間が辛いタイプなので完結してから買いたいのです
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 00:19:58.26 ID:AKzNfXazO

個人的には週刊で読むのが一番面白いわ
いざさらばのときとかサンデー立ち読みしながら泣いてる不審者になってしまったけど
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 00:57:49.31 ID:KKmgvBnHo

この清麿はシェリーとまだ会ってないんだよな
何かとやばそう
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/07/16(土) 11:53:46.42 ID:l035v5Q4O
乙ー
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 22:11:24.70 ID:cL/Rq/fQ0
キッドのミコルオマゼガルガは強い

ミコルオ・マ・ゼガルガキッドの最大にして最後の呪文でキッドが魔界に送還する直前に現れた。機械の聖母風の巨大な女神を出現させて攻撃する。その威力はベルギム・E・Oの最大出力の「ディオガ・リュウスドン」を一方的に打ち破り、城の部屋を吹き飛ばすほどで、その一撃でベルギム自身をも送還させた。なお、この時ナゾナゾ博士は本を見ずに唱えていたが、作者は「心の中に浮かんだから」と語っている。
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 22:44:37.97 ID:jlvtcv6NO
コルルの下着問題はいつ解決するのだろう
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 01:49:10.23 ID:JgQnlSqx0
どれだけ激しい戦闘になろうと下着は絶対に破れない
つまりこれはマントと同じく魔法の下着
魔翌力をこめて念じればきっと危なくなったりキワドくなったりデザインは思いのままに…!
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 12:09:10.92 ID:E9r1zPw4O
そういえばレイラだけぱんつがわからないんだったな
黒かな、紫かな
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 18:42:31.88 ID:DskqwT75o
レイラはパンチラするような安い女じゃ無いからな
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 18:44:09.64 ID:wgKKDe+OO
レイラのアルベールにキスするシーンが何度見ても好き
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 19:27:57.99 ID:iNoA3VdLo
アルベールがイケメン好青年だったからこそ映えたシーンだった
99 : ◆332lpQH4Is [sage]:2016/07/17(日) 19:37:01.80 ID:nc8TV7HKO
(更新はまだです)https://twitter.com/ss_you_gash?s=09 ss関連用のTwitter始めました。 更新がどうとかは次からこちらにつぶやく予定です。(いちいちスレッド消費するので)
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/17(日) 20:47:14.16 ID:wBnzfyS80
http://twitter.com/ss_you_gash?s=09
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 22:17:29.44 ID:VQNJciaYO
小学生の頃はキッド消えたwwwとか笑ったけど
成長して読み直したら夜枕を濡らした
102 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/17(日) 22:54:05.50 ID:fVnUO1Nt0
アルム(何が仲間だ…冗談じゃねえ…)チラッ

アルム(本は近くにある…隙を見て拾えば反撃…)

コルル「…」ジャキィンッ!!

アルム「!」

アルム(オレが本を見ているのに気付いたか?くそ…あの爪で本を引き裂かれたら終わりじゃねえか…)

清麿「コルル!」

コルル「だって…まだ反撃してくるかもしれないじゃん…」

アルム「チッ…」

清麿「……まだ戦うつもりか?」

アルム「…ゾフィスには逆らえねえ!!石に戻りかけるのを見たんだ!!!ゾフィスが石の術を使えるかどうかじゃない…」

アルム「仲間になれ、ゾフィスと戦えだと!?ふざけるな!どうしてそんな怖い思いをしなくちゃならねえ!!」

アルム「せっかく1000年の呪縛から解放されたのに、また石にされるかもしれないんだぞ!!!」

清麿(石板の恐怖は…思った以上に深刻なようだな…)

清麿(…やむを得ないか…)

ガッシュ「だが、魔界に帰れば消えてしまうのかもしれないのだぞ!!」

ティオ(え?)

ガッシュは王の特権のことを話した…

清麿とコルルとしおりはその話を聞いたことがあったが、ティオと恵、そしてアルムたちは動揺を隠せずにいた。

ガッシュ「…」

アルム「けど…石のまままた生きるくらいなら…消えた方がマシだ!早く本を燃やせ!!」

ガンツ「ギル…」

ガッシュ「あの術を使えるのはゴーレンなのだ!ゾフィスではない!!!」

清麿「…ガッシュ。」ポン

清麿「ダメだ…心というのは厄介なんだ。簡単には変わらない…こいつらは千年も人間界で辛い思いをしてきたんだ…」

清麿(…仕方がないんだ。ガッシュはゴーレンしか石化術を使えないと言うが…オレにはそれもわからん。)

清麿(戻りかけるのを見たなら…きっとその恐怖はずっと付きまとってくる。)

清麿(…クッ!)

清麿「解放してやろう、ガッシュ…」

ガッシュ「…」

清麿「SET…ザケル」カッ
103 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/17(日) 23:26:13.40 ID:fVnUO1Nt0
アルムとガンツは魔界へと帰った。

かつてのように「負けんじゃねえぞ」と言ってくれることもなく…

どこか複雑な表情をしていたのが、ガッシュにはとてもつらかった…

ティオ「…ねえ、魔界の王の特権って…ウソ、だよね…?」

ガッシュ「…本当なのだ。」

コルル「私も前に聞いたし…」

しおり「ええ。あの時にね…」

恵「それじゃ、もしティオが負けたら…」

ティオ「イヤ、ヤダ…考えたくない!!!」

清麿(こうなるからあまり王の特権のことは言ってほしくなかったんだよなぁ…)

ティオ「だって、だって…え?それじゃ…もし悪いやつが王様になったら私も消えちゃうじゃない!!!」

ガッシュ「そうならないよう、今はゾフィスを倒すべく力を合わせているのだ」

ティオ「でも、でも…どうしてガッシュは平気なの!?怖くないの!?」

恵「ティオ。ガッシュくんを責めちゃ…」

ガッシュ「怖いに決まっておろう。」

ティオ・恵「…」

ガッシュ「だからティオやコルル、パティとロップスとも一緒に戦っておる。」

ガッシュ「ティオ。怖いのは一緒なのだ。だから…」

パティ「ガッシュちゃーーん!!!怖いドラゴンをなんとか倒したわーー!!!ご褒美に抱きしめさせてちょーだい!!!」ドドドドド

ガッシュ「ヌオオオオオオオオオオ!!!!!!」

アポロ「パティ…もっとゆっくり歩いておくれよ。僕たちは疲れてるんだよ。」

パティ「ガッシュちゃーん!!!」ギュウウウッ

ガッシュ「ヌオオオオアアア…」

コルル「く、苦しそうだよ!やめてあげようよ…」

パティ「あら、妬いてるのかしら?でもガッシュちゃんは私の恋人なのよ!」ギューッ

コルル「う、うぅ…でも、ほら!」

パティ「なあに?」ギュウウウウ

コルル「ガッシュ、息できてない…」

パティ「!…ごめんなさいガッシュちゃん!」

ティオ(なんか怖がるの馬鹿らしくなってきたわ…)
104 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 00:00:12.17 ID:oCZOUu1T0
飛行機―

ナゾナゾ博士「ウォンレイ君、リィエン君、きっと現地では恵くんたちが戦っている。」

ウォンレイ「あぁ。」

リィエン「わかってるある!心の力をためておくあるよ!」

キッド「えへへ…博士!頼もしいね!」

ナゾナゾ博士「あぁ。二人はカンフーもやっているし、呪文の力やコンビネーションもすさまじい。」

リィエン「照れるある…」エヘヘ

ナゾナゾ博士「だがカンフーの腕前は、私に比べると二人ともまだまだだがね。」

リィエン「本当あるか!?」

ナゾナゾ博士「ウ・ソ」

リィエン「…」ガンッ!

ウォンレイ「リィエン…」

ナゾナゾ博士「リィエンくん、無言で席を蹴るのをやめてくれないかね?」



空港―


フォルゴレ「さぁ、着いたぞ!デブ遺跡へ向かうぞ!!」

キャンチョメ「うぅ…」ガタガタ

フォルゴレ「どうしたキャンチョメ!役に立ちたいんだろう!?」

キャンチョメ「で、でも…」

フォルゴレ「頑張るぞ!」

キャンチョメ「うん…」



イギリス、病院―


ナース「ラララ検温♪ダバダ検温♪」

ゼオン(今日も来たか…)

ナース「ゼオンさーん、検温の時間ですよー」

ゼオン「体温計をよこせ。自分でやれる。」

ナース「はーい」

ゼオン「チッ…」

ゼオン(デュフォーはどこに行ったんだ…)

ゼオン(捜そうにもこの体じゃ、ろくに動けないし…よく瞬間移動できたな、オレ…)

ナース(この子、小さいのにこんなにやせ細って…なにがあったのかしら)

ピピピピ

ゼオン「終わったぞ」スッ

ナース「…うん、体温は問題ないわね♪」

ゼオン「さっさと消えろ。」

ナース「はぁい。」

ゼオン(クリア・ノート…オレの体が戻ったら真っ先にぶっ倒してやる…)

ゼオン(術に当たりさえしなければ…勝てるんだ)

別のナース「ゼオンくん、今日のお昼ご飯だよ」コトッ

ゼオン「…ホットドッグかかつおぶしを出せ!なんだこの料理は!毎日毎日!!!」ドンッ

別のナース(カツオブシってなんだろう…)
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/18(月) 00:04:48.22 ID:oCZOUu1T0
今日の更新は以上です。次の更新は明日の夜です。
…というのを毎度ここに書くとレスを自分のもので消費してしまう(雑談は価値があるのでOK)
ため明日から
https://twitter.com/ss_you_gash?s=09
だけでのお知らせといたします。
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/18(月) 00:05:26.19 ID:oCZOUu1T0
http://twitter.com/ss_you_gash?s=09
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 00:46:07.82 ID:G+RdebWC0
乙!
ゼルクでちょっと反抗期っぽくなってるコルルかわいいなあ
原作で見られなかった絡みとかギャグとかも挟んでくれるの好き
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 02:20:16.04 ID:kxTqPB8h0
1乙。どうもガッシュssは雑談が多くなってレス数が消費されちゃうな、雷句誠スレへの誘導が前に来てたけどガッシュ系ss雑談スレみたいなのをどこかに作って心置き無く雑談したいものだ。
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 07:10:17.93 ID:pMulEHnf0
>>1とガッシュ談義したい!!
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 08:53:09.14 ID:ODX3IuUb0
ガッシュでエロい妄想は出来ない
罪悪感がヤバい
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 09:06:40.46 ID:HkugtCuC0
祝福の風
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/07/18(月) 10:38:17.05 ID:j+odUGYDO
乙ー
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 11:53:27.09 ID:j/3/FFaE0
パティが良いムードメーカーになってるね
ガッシュが難しく考えがちなのをうまくカバー出来てる

>>108
前スレ残ってるから埋まるまで向こうで雑談しようぜ
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 12:45:51.96 ID:B15Ldl+n0
金色のガッシュと銀魂・・・・・・金と銀・・・・・・・・・・・・
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/18(月) 15:17:03.18 ID:8SOLcjok0
ttp://dic.nicovideo.jp/a/vector%20ball

超絶朗報!!!!ニコニコ大百科の項目が建てられてる!!!!!
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 15:37:18.87 ID:g2cbFj48O
どうでもいいしまずはsageろ
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 17:23:11.39 ID:VH/x+khAO
バーゴって敗退したっけ?
118 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 22:23:53.64 ID:oCZOUu1T0
……ホウ…

あの侵入してきた『力』…

生き残ったか…

こいつは楽しみができた…

「どこへ行くの!?一人で行動しちゃいけないのよ?」

「何、少し下の方で物音がしたから、その様子を見てくるだけさ。」

「そう…ならいいわ。私はここでお遊びをしてる。」ブーブー

悪いな…こんな楽しみてめえらに分けてたまるか…

あいつらはオレが楽しむのよ…

このビクトリーム様のえじきとしてな…


【ビクトリーム】
千年前の魔物。エネルギーを発射する術を主に使う。パートナーはモヒカンエース。
Y<Vの体勢をとれ!



デボロ遺跡、テラス―


アルム、ガンツ、ゲリュオスとの戦闘を終えた後、清麿の指示(ガッシュの記憶)を頼りに、空の見える場所へと登ってきた。

コルル「うわあ…空がきれい!」

アポロ「ふぅ、ここなら見通しもいいし、心身ともに休めそうだね…」

ティオ「見て恵!水よ!水が流れてるわ!!」

恵「でも、飲んで大丈夫なのかしら…」

清麿「これはこの遺跡の水道で、自然の湧水を利用してるからそのままでも飲めますよ」

ウルル「生水ですし、たくさんはダメでしょうね…」

パティ「アクルを使うまでもなかったわね…」

しおり「飲めないって…」

恵「あ、そうだ!糖分補給もかねて…よかった。つぶれてない。」

恵「メロン食べましょ!!」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:24:59.57 ID:cbIjo5P80
メロンか奴が来るぞ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:26:32.62 ID:84BANqZr0
タタターン タタターン タタタン タタタン タタターン♪キャッチマイハート ベリーメロン
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:28:31.29 ID:2BRq1Crh0
今思うとビクトリームの声優はこれ以上無いってレベルでハマってたな。
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:31:29.76 ID:TgshGAMOo
いいかガッシュ……一粒のメロンの種は、やがて百個のメロンになるんだ……
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:34:45.43 ID:VaHyyz9FO
一万分の一に減っちまったよ
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:56:06.48 ID:BnjTr11Fo
>>122
仲間面して出てきたから笑いどころだろうけど流れで泣いてしまったわ
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 23:16:22.33 ID:JrgRj7Ct0
アニメのメロン回は引き伸ばし回なのにすっげぇ楽しめたわ
126 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 23:18:50.55 ID:oCZOUu1T0
パティ「メロン?私、果物にはうるさいわよ?」

恵「あら、一応高級メロンなのよ?」

しおり(やっぱ恵は違うなあ…)

アポロ「メロンか…久しぶりに食べるな」

【メロン】
植物学的にはウリ科の仲間であり野菜だが、流通分野的には果物である。
カリウムやミネラル成分が豊富に含まれており、カリウムにはナトリウムを排泄する作用や、水分バランスを整え利尿を促す働きがある。
さらにむくみの改善、腎臓病や高血圧の予防に効果がある。
とてもおいしいメロンを食べたものは思わず「ベリーメロン!」と叫んでしまう。
夕張の頂上にはベイリー・メロンと呼ばれるまぼろしのゴージャスメロンがあるという。
今までの説明は本編に何ら関係はない。

恵「じゃあ、切り分けるわ!」

数分後…

切り分けられたメロンをおいしそうに食べるガッシュご一行。

そこへ…!

ビクトリーム「ビクトリー――ム!!!」

ワーワー

ガッシュチャーンクチウツシシマショー

ビクトリーム「…ビクトリー――――ム!!!」

メグミ!ヤケグイヨ!

アンマリナイノヨ

シオリネーチャン、メロンオイシイネ

ビクトリーム「…」

カウ!

オドロイタナ…ドコノメロンダイ

ユウバリメロンヨ

ビクトリーム「…」

ビクトリーム「ブルアアアアアアアア!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ガッシュ「!」

モヒカン・エース「マグルガァ!」ガッ!

【マグルガ】
ビクトリーム第一の術。Vの字のエネルギーを撃ちだす。
攻撃の爪痕は、美しきVの字を描く―

ガッシュ「清麿!ラシルドを!」

清麿「もぐ…ん?あ、ラァシルド。」カッ

ドゴオオオォォン!!!

清麿「!?」
127 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 23:31:16.37 ID:oCZOUu1T0
ガッシュ「清麿!もっと強く!ラシルドを!」

清麿「ガッ!…ゲフッ…」ゴオォォォォ

術の行数が初めての戦い(原作)よりも多いため、マグルガに何とか打ち勝った!!

ビクトリーム「何!?我が術を跳ね返してきただと!?」

ビクトリーム(だが…いつ見ても美しいVだ…)

ビクトリーム「ブルアアアアアア!!!」ドガアァァ

ビクトリーム「クソ…我が攻撃に見とれたわ…」プシュー

清麿「よくわからんが敵だ!皆!」

恵「えぇ!」

アポロ「だが…みんな、呪文をいくつ撃てる?」

アポロ「僕は撃ててもリグロン一回だ…」

しおり「…ゼルク2回分くらいかしら」

ウルル「1回か2回程度です」

恵「私も…」

清麿「さっきのラシルドで…心の力が…」

清麿(イヤ…バオウはなんとか行けるか…?)

清麿(バオウは使えば使うほど力がたまる!さっき使ったが…休憩とメロンのおかげで体力は少し回復している!)

清麿「…オレもあと一回だ。」

ビクトリーム「遠くてよく聞こえないが…貴様ら、ろくに呪文も使えないんだろう?」

ビクトリーム「5対1だからな。それくらいハァンデがないとな。」

ガッシュ「清麿。あの者はとてつもなく強いのだ…」

ティオ「あんなYが!?」

ビクトリーム「ベリー――シット!!!Vだーーーーー!!!」

モヒカン・エース「マグルガ!」ガッ!!

清麿「うおおおおおおおおおおお!!!!!」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 23:45:29.98 ID:+yZosXAV0
唐突なメロンの説明に吹いたwwww
129 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 23:58:31.08 ID:oCZOUu1T0
ウルル「アクル!!」カッ!!!

パティの水から放たれた水が、皆を吹き飛ばす!!

ビクトリーム「チッ、外したか…」

ビクトリーム「だが、次こそ決める!!」

ビクトリーム「分離せよ!我が美しき頭部よ!」バリバリバリバリ

パティ「頭と体が…!?」

ウルル「術を唱えていない…」

恵「よけられたけど…水の術はきついわ…」

パティ「ごめんなさい。」

ウルル「すみません。少し動かす程度には弱めたのですが…」

ティオ「見て!あいつが…」

ビクトリーム「荘厳回転(グロリアスレヴォリューション)!!3・6・O(スリー・シックス・オー)!!」

清麿「奴が…」

アポロ「回転を…!?」

ビクトリーム「加速・加速・加速・加速・加速(アクセル・アクセル・アクセル・アクセル・アクセル)!!」

しおり「どんどん…速く!?」

清麿・アポロ(あの意味はわかる!!マズイ!!!)

清麿・アポロ「みんな!ティオの近くに!」

恵「え?」

モヒカン・エース「マグルガァ!!」ガッ!!

回転するビクトリームの頭部から、無数のエネルギーが放たれる!!!

恵「!…セウシル!!」カッ!!!

セウシルにいくつものエネルギーがぶつかる!!

ビクトリーム「フハハハハ!薄っぺらいバリアーよ!」ブイィィィィィィ

恵「く…もって…よ…!!!」

ビクトリーム「心のエネルギーのない君達が、どこまで防げるかな!?」

部屋の壁、大破!!

テラス、粉砕!!

床、爆裂!!

天井、崩落!!

ビクトリーム「我が体、撃沈!!!」

ビクトリーム「ブルアァアアアア!!!」ゴフウゥッ

ビクトリーム「…」ドサッ

清麿(あいつ…)

清麿(バカだな…)

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:15:38.29 ID:Y3wDV3Y70
Vの体勢で待機してないだと
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:37:34.08 ID:17zM77rto
にわかで悪いんだが、ビクトリームとキースってなんか関係あるの?
初めて単行本チラ見したときキース出てきて、変形したのか...?って思った
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:46:05.66 ID:oI/x46mEo
メロンに食いつかない?
この後メロンで勧誘できる可能性が?
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:51:26.94 ID:Suy5r7uLO
他人のそら似
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:52:56.13 ID:Y62kXVCb0
ご先祖様なんじゃね?
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:58:05.87 ID:RW14aKauo
自分と同じ人がいた。キース似てるよな
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 01:00:06.46 ID:Sms/4fuRO
ビクトリームだって魔物の子だから直接の血のつながりはないだろ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 01:05:07.12 ID:GaUVJ/v5o
ガッシュ両親が子供生むまでだいたい千年と考えると叔父・叔母ぐらいの可能性はあるかも
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/07/19(火) 01:21:17.37 ID:xbrqkxhwo
乙ー
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 01:22:53.51 ID:mm328a6Xo
>>1ってもしかしてメロン博士じゃね?
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 07:42:31.51 ID:OlXw1CvKo
ナゾナゾ博士!
>>1がメロン博士って本当?
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 08:54:04.62 ID:VUexvGo70
ああ、そうさ!>>1は地球上の全てのメロンの匂いと見た目だけでどの国でどう育ったか分かるメロンソムリエでもあるんだよ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/19(火) 10:02:26.78 ID:B8EvF0BGO
本当!?
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 10:04:49.89 ID:IjnEY6lAO
ウ・ソ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 10:11:30.13 ID:Ihl1gdtcO
http://i.imgur.com/hjID8x0.jpg
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 10:25:02.85 ID:x36IjUYAO
>⇒雷句/彼の名前は「ポロ・ペーニョン」ロックなサボテン職人です。

サボテン職人ってなんだよ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 10:31:28.57 ID:tpA5utlDO
えっ?サボテン職人知らないの?
冗談だよね?
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 11:03:59.96 ID:Yo+LSjdJo
>>140-144
そしてこの連帯感
148 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/19(火) 22:36:05.12 ID:ievDf9S20
ビクトリーム「おのれぃ…やはりVの体勢で待機もせずにいたら失敗するよなぁ…」

Vの体勢でも失敗するのは内緒である。

ビクトリーム「フフフ…ならばもう一度やるまでよ!分離!」バリバリバリバリ

アポロ「リグロン!」カッ!!

ロップスから放たれた力の糸がビクトリームの頭部をぐるぐる巻きにする!!

ビクトリーム「何ぃ!?」

ティオ「よし!皆!体を袋叩きよ!」

パティ「行くわよコルル!」

コルル「いいの?卑怯じゃないかな…」

しおり「ゼルク!!」カッ!!

コルル「…でも、千年前の魔物に手加減なんかしてらんないよね!」ジャキィン!

ゼルクを使っても自分の意思で行動できるようになったからと言って、戦いのために心と体を変化させる術であることには変わりない。

ビクトリーム「やめろ!!離せ!!頼む!」

ティオ・パティ・コルル「わああああああああああ!!!!!」ガン!ガン!ガン!ガン!

清麿「ガッシュ。うまくいったな。分離した頭部を抑えて、肉体にダメージを与える…」

ガッシュ「ウヌ。…ん?」

(ビクトリーム『いいか…ガッシュ…魔界に帰るときには、メロンの種を持って帰るんだ…』)

(ビクトリーム『「一粒の種は100万のメロンを生む。」これを忘れるんじゃないぞ…』)

その時ガッシュは思い出した…

クリアとの戦いで、なぜか仲間面して現れ、メロンの種を持って帰るようビクトリームが頼んだことを!

ガッシュ(メロン…?)

ガッシュ(そうなのだ!メロンでビクトリームを仲間にできるやもしれぬ!)

ティオ「このっ!このぉっ!!」ゲシッゲシッ

ビクトリーム「あんっ…やめろぉ!私の紳士をいじめるなー!!」

【ビクトリームの紳士】
股間の紳士の事である。実際、アニメではティオにそこを踏みつけられながら快感を覚えていた。
私の趣味ではないことを言い訳させてほしい。

パティ「怨怒霊ーー!!!」ガンッ!ガンッ!

ビクトリーム「おふっ、おふぅっ!!」

コルル「ぜええええい!!!」ズシャァッ

ビクトリーム「ギャー―――――!!!」

ビクトリーム「モヒカン・エース!ナゼ呪文を唱えない!!」

ビクトリーム「!?」

アポロ「ごめんね、君を拘束してる間に本は奪わせてもらったよ。」

ビクトリーム「何ーーー!?」

ウルル「心の力が残ってない以上、こうでもしないと勝てませんから…」

恵「清麿くん!本を燃やすわ!ライターか何かない?」

清麿「ザケル一発ならなんとかなる!SET!」ビシッ

ガッシュ「イヤ、清麿…もしかしたらあの者、仲間にできるかもしれぬ」

清麿「なんだと!?あんな奴がか!?」

ガッシュ「ウヌ。少し時間をくれなのだ…」トコトコ

ガッシュ「ビクトリーム!お主、メロンが好きなのだな!?」

ビクトリーム「うわーお!股間の紳士がうわーお!」

ガッシュ(聞こえてないのう…)
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