ガッシュ「ヌウ・・・昔に戻ってしまったのだろうか」LEVEL.2

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80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 22:36:49.09 ID:6sf2hgHzo
おうよ
パティのダイナミックパンチラほんとすき
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 22:39:54.12 ID:n0C/o6QmO
でもパティがパンチラしてるのってほとんど顔芸してる時だよね…
82 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/15(金) 22:58:31.64 ID:0DsMPDxJ0
アポロ(狭い通路でああいう奴と戦うには…)

パティ「ウルル!あいつにたっぷり水を飲ませて溺れさせるわよ!!」

ウルル「ハイ!オルダ・アクロン!」カッ!!

ゲリュオス「ブリュブブッブブブブ…」ザバババババ

パティ「今よロップス!アポロ!攻撃を…」

アポロ「(…)リグロセン!」カッ!!

ロップスの腕から放たれたチェーンがゲリュオスを襲う!

しかし、オルダ・アクロンのせいであらぬ方向へと流されていく!!

ロップス「かう!?」

アポロ「やはりか…」

ウルル「す、すまない!心の力の制御が…」

アポロ「いや、そんな問題じゃない!水の力と糸の力…ただぶつけるだけじゃ活かせないんだ!!」

パティ「じゃあ、どうするのよ!?」ズアァァァァァ!!!

アポロ「すまないが…パティたちは魔物の方を抑えててくれ!!ロップス!本の持ち主を狙うんだ!!」

ロップス「かう!!」

アポロ(よし!魔物の裏に回り込んだ!)

アポロ「リグ…」

アポロ(…!大きいのが…来る!!)

アポロ「ロップス!狙い変更だ!魔物の方を向いてくれ!」ビシッ!!

ロップス「かう!!」

ジョン「ギガノ・ディオデルク!!」ゴッ!!!

【ギガノ・ディオデルク】
ゲリュオス第三の術。ギガノ級の威力を誇る自身強化の術。
頭に鉄仮面のようなものをまとうため、水の攻撃はもう怖くない!!

ゲリュオスの頭部に鉄仮面が現れ、オルダ・アクロンを押し返しつつパティの元へと突進していく!!

アポロ「ディノ・リグノオン!!」カッ!!!!!

鎖がゲリュオスの体に突き刺さり、動きを止める!!

アポロ「くっ…うううぅ…この術はやっぱり…きついな…」

パティ「!…ウルル!!あれ、いける!?」

ウルル「なんとか…やりますよ…!!!」ゴォォォォォォォ……

ウルル「スオウ・ギアクル!!!」カッ!!

【スオウ・ギアクル】
パティ第七の術。青き水の龍を召喚する術。

青き龍が青き龍へ、青き龍が青き龍へ力をぶつけ合う!!

ロップス「かう!!」

アポロ「よし…」フシュ

ディノ・リグノオンを解除し…

アポロ「っく…う…リグロン!!」カッ!!

ジョン「!!!」バシィッ!!

ゲリュオス「ブリュオオオ…オ!?」フシュ

アポロ「よし、本を奪うことに成功したな…」

ウルル「パティ!!」

パティ「わかってるわよ!爆発させない、でしょ!?」フシュ

狭き場所での龍退治は、ひとまず成功したようだ…
83 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/15(金) 23:27:28.98 ID:0DsMPDxJ0
ビリー「ギガノ・アムルク!!!」ガッ!!

【ギガノ・アムルク】
ガンツ第二の術。絶大な威力を誇るアムルクの強化版。

恵「マ・セシルド!!」カッ!!

アルム「いい加減にしやがれ!!どうしてこの遺跡へ来た!」

ガッシュ「ゾフィスの野望を打ち砕き、魔界の王となるため…それだけなのだ!!」

清麿「ラウザルク!!」カッ!!

しおり「ゼルク!!」カッ!!

ガッシュ「ヌオオオオオ!!!」ドンッ!!

コルル「ぜえええええい!!!」ギュンッ!!

アルム「こざかしい!!」

真美子「ガンジャス・ネシルガ!!」ガッ!

【ガンジャス・ネシルガ】
アルム第三の術。地中からいくつものエネルギーを放つ術。
地中から…という術を空中で使ったらどうなるのか、わりと気になるものである。

ガッシュとコルル、両者にエネルギーが襲い掛かる!!

清麿「ガッーーーシュ!!そのまま突っ走り…パートナーから本を奪い取れ!!!」

しおり「ゼルルド!!」カッ!!

コルル「ハァァァァ!!!!」ギュオンッ!

アルム(そのまま来る奴もいれば、飛んで逃げる奴も…)

アルム(現在(イマ)の魔物は軟弱なんじゃなかったのかよ…!!)

ガッシュ「本を渡すのだーーー!!!!」ギュアンッ!!

ガンツ「ギルウウウ!!!」ジュボオオオオオ

マ・セシルドを諦め、ガッシュに拳が襲い掛かる!!!

ガッシュ(マントで受け止めきれな…)

恵「ギガ・ラ・セウシル!!」カッ!!

ガンツ「!?」ガゴンッ!!!

ティオ「ガッシュはあいつを!!早くやっつけちゃいなさい!!!」

アルム「どうして…どうしてお前らはそんな阿吽の呼吸で攻撃してきやがる!!!」

アルム「クソッ…オレだって……あの戦いのときのように……………がパートナーなら、もっと…」

アルム「クソオオ!!!!」

真美子「エグドリス・ネシルガ!!!」ガッ!!!

【エグドリス・ネシルガ】
アルム第四の術。巨大な四角垂型のエネルギーをぶつける。

しおり「ラージア・ゼルセン!!」カッ!!

清麿「(オレも援護を…)ザケルガ!!!」シーーン…

エグドリス・ネシルガとラージア・ゼルセンがぶつかり合う!!!

清麿「何!?まさか…ラウザルクの発動中はほかの術が出ない…!?」

ガッシュ(そういえば…言ってなかったのう…)
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 23:55:54.89 ID:5S/ZDZx80
>>1氏、ベクター・ボールは買ったか?
85 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/15(金) 23:55:58.86 ID:0DsMPDxJ0
アルム「う…くっ…互角…?嘘だろ…?」

しおり・コルル「ハアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!」コオオォオォォォ!!!

バシュンッ!!

しおり「よし、相殺した!!!」

アルム「オイ人間、もう一度呪文を…」

アルム「!」

ガッシュ「もうお主の戦いは終わりなのだ!」ドンッ!!

二冊の本を持ったガッシュが、そこには立っていた…

アルム「オレの本…」

アルム(あの巨大な手に気を取られている間に…ガンツの本まで…)

ガンツ「ギ、ル…」ガクッ

ガンツは、ギガノ・アムルクでギガ・ラ・セウシルを破ろうと何度もパンチした結果、肉体が悲鳴を上げた。

それにより倒れこんだため本を奪うことができた模様。

ガッシュ「…清麿!!ザケルを!!」バッ!!

本を空中に放り投げる!!

清麿「…」

ドサッ ドスッ

だが、清麿がザケルを唱えることはなく…本は床に落ちた。

しおり・恵「清麿くん!?」

コルル「な、なんで…!?」

清麿「…なぁ、お前たち…オレ達と一緒にゾフィスを倒してくれないか?」

アルム「!?」

ガンツ「ギル…!?」

ガッシュはこの時まで、忘れていた。

共に戦うことはなくとも、ガッシュたちに助言を与え、「負けんじゃねえぞ」と言ってくれた魔物のことを。

そしてその魔物が、目の前にいるアルムだという事を。

そんな大事なことを忘れるはずないのに…

戦いの事ばかり考え、仲間を増やすことを考えられずにいたようだ…

清麿「悪いのはゾフィスなんだろ!?もしそれが嫌ならここを出て…魔界は危険だ。魂…」

アルム「黙れ!ゾフィスには…ゾフィスには…逆らえねえんだよ!!」

清麿「石に戻される…か?」

ガンツ「ギル!!」ビクゥ

アルム「そ、そうだ!戻されかけるのを見たんだ…脱走しようとした奴だ…」

清麿「だがな…石の術を使えるのはゴーレンなんだよ。ゾフィスじゃねえんだ。」

清麿「本当にお前たちの封印を解いた月の光は…屋上にある月の石の光と同じか?」

恵(清麿くんは何の話をしているの…?)

アルム「月の光だと!?なぜそこまで…」

清麿「さぁ…詳しいやつがいるからな…」チラッ

ガッシュ「…」

ガッシュ(そうであった…私は…魔物を倒しに来たのではなく…救いに…)

ガッシュが事を急いで心が落ち着かないでいるこの時期に…清麿は、自信を取り戻し、冷静な判断をし…

ガッシュの言う「やさしい王様」のための糸口を作り出してくれている。

清麿に相談をせず、千年前の魔物の事や月の光のことを教えていなかったら、どうなっていたんだろうか?…考えたくもないものだ。
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/15(金) 23:59:01.12 ID:+LFda02E0
さすが清麿
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 00:00:42.21 ID:GjyxneH60
ここ原作の伏線良かったよな
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/16(土) 00:00:59.65 ID:Hi+Admdo0
ちょいと考える時間をくださいって感じの内容になってしまっています。今回の更新は以上です。
次の更新は明後日の夜です。
>>84 ガッシュの時に味わいましたが、次はまだかと待つ時間が辛いタイプなので完結してから買いたいのです
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 00:19:58.26 ID:AKzNfXazO

個人的には週刊で読むのが一番面白いわ
いざさらばのときとかサンデー立ち読みしながら泣いてる不審者になってしまったけど
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 00:57:49.31 ID:KKmgvBnHo

この清麿はシェリーとまだ会ってないんだよな
何かとやばそう
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/07/16(土) 11:53:46.42 ID:l035v5Q4O
乙ー
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 22:11:24.70 ID:cL/Rq/fQ0
キッドのミコルオマゼガルガは強い

ミコルオ・マ・ゼガルガキッドの最大にして最後の呪文でキッドが魔界に送還する直前に現れた。機械の聖母風の巨大な女神を出現させて攻撃する。その威力はベルギム・E・Oの最大出力の「ディオガ・リュウスドン」を一方的に打ち破り、城の部屋を吹き飛ばすほどで、その一撃でベルギム自身をも送還させた。なお、この時ナゾナゾ博士は本を見ずに唱えていたが、作者は「心の中に浮かんだから」と語っている。
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 22:44:37.97 ID:jlvtcv6NO
コルルの下着問題はいつ解決するのだろう
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 01:49:10.23 ID:JgQnlSqx0
どれだけ激しい戦闘になろうと下着は絶対に破れない
つまりこれはマントと同じく魔法の下着
魔翌力をこめて念じればきっと危なくなったりキワドくなったりデザインは思いのままに…!
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 12:09:10.92 ID:E9r1zPw4O
そういえばレイラだけぱんつがわからないんだったな
黒かな、紫かな
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 18:42:31.88 ID:DskqwT75o
レイラはパンチラするような安い女じゃ無いからな
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 18:44:09.64 ID:wgKKDe+OO
レイラのアルベールにキスするシーンが何度見ても好き
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 19:27:57.99 ID:iNoA3VdLo
アルベールがイケメン好青年だったからこそ映えたシーンだった
99 : ◆332lpQH4Is [sage]:2016/07/17(日) 19:37:01.80 ID:nc8TV7HKO
(更新はまだです)https://twitter.com/ss_you_gash?s=09 ss関連用のTwitter始めました。 更新がどうとかは次からこちらにつぶやく予定です。(いちいちスレッド消費するので)
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/17(日) 20:47:14.16 ID:wBnzfyS80
http://twitter.com/ss_you_gash?s=09
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/17(日) 22:17:29.44 ID:VQNJciaYO
小学生の頃はキッド消えたwwwとか笑ったけど
成長して読み直したら夜枕を濡らした
102 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/17(日) 22:54:05.50 ID:fVnUO1Nt0
アルム(何が仲間だ…冗談じゃねえ…)チラッ

アルム(本は近くにある…隙を見て拾えば反撃…)

コルル「…」ジャキィンッ!!

アルム「!」

アルム(オレが本を見ているのに気付いたか?くそ…あの爪で本を引き裂かれたら終わりじゃねえか…)

清麿「コルル!」

コルル「だって…まだ反撃してくるかもしれないじゃん…」

アルム「チッ…」

清麿「……まだ戦うつもりか?」

アルム「…ゾフィスには逆らえねえ!!石に戻りかけるのを見たんだ!!!ゾフィスが石の術を使えるかどうかじゃない…」

アルム「仲間になれ、ゾフィスと戦えだと!?ふざけるな!どうしてそんな怖い思いをしなくちゃならねえ!!」

アルム「せっかく1000年の呪縛から解放されたのに、また石にされるかもしれないんだぞ!!!」

清麿(石板の恐怖は…思った以上に深刻なようだな…)

清麿(…やむを得ないか…)

ガッシュ「だが、魔界に帰れば消えてしまうのかもしれないのだぞ!!」

ティオ(え?)

ガッシュは王の特権のことを話した…

清麿とコルルとしおりはその話を聞いたことがあったが、ティオと恵、そしてアルムたちは動揺を隠せずにいた。

ガッシュ「…」

アルム「けど…石のまままた生きるくらいなら…消えた方がマシだ!早く本を燃やせ!!」

ガンツ「ギル…」

ガッシュ「あの術を使えるのはゴーレンなのだ!ゾフィスではない!!!」

清麿「…ガッシュ。」ポン

清麿「ダメだ…心というのは厄介なんだ。簡単には変わらない…こいつらは千年も人間界で辛い思いをしてきたんだ…」

清麿(…仕方がないんだ。ガッシュはゴーレンしか石化術を使えないと言うが…オレにはそれもわからん。)

清麿(戻りかけるのを見たなら…きっとその恐怖はずっと付きまとってくる。)

清麿(…クッ!)

清麿「解放してやろう、ガッシュ…」

ガッシュ「…」

清麿「SET…ザケル」カッ
103 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/17(日) 23:26:13.40 ID:fVnUO1Nt0
アルムとガンツは魔界へと帰った。

かつてのように「負けんじゃねえぞ」と言ってくれることもなく…

どこか複雑な表情をしていたのが、ガッシュにはとてもつらかった…

ティオ「…ねえ、魔界の王の特権って…ウソ、だよね…?」

ガッシュ「…本当なのだ。」

コルル「私も前に聞いたし…」

しおり「ええ。あの時にね…」

恵「それじゃ、もしティオが負けたら…」

ティオ「イヤ、ヤダ…考えたくない!!!」

清麿(こうなるからあまり王の特権のことは言ってほしくなかったんだよなぁ…)

ティオ「だって、だって…え?それじゃ…もし悪いやつが王様になったら私も消えちゃうじゃない!!!」

ガッシュ「そうならないよう、今はゾフィスを倒すべく力を合わせているのだ」

ティオ「でも、でも…どうしてガッシュは平気なの!?怖くないの!?」

恵「ティオ。ガッシュくんを責めちゃ…」

ガッシュ「怖いに決まっておろう。」

ティオ・恵「…」

ガッシュ「だからティオやコルル、パティとロップスとも一緒に戦っておる。」

ガッシュ「ティオ。怖いのは一緒なのだ。だから…」

パティ「ガッシュちゃーーん!!!怖いドラゴンをなんとか倒したわーー!!!ご褒美に抱きしめさせてちょーだい!!!」ドドドドド

ガッシュ「ヌオオオオオオオオオオ!!!!!!」

アポロ「パティ…もっとゆっくり歩いておくれよ。僕たちは疲れてるんだよ。」

パティ「ガッシュちゃーん!!!」ギュウウウッ

ガッシュ「ヌオオオオアアア…」

コルル「く、苦しそうだよ!やめてあげようよ…」

パティ「あら、妬いてるのかしら?でもガッシュちゃんは私の恋人なのよ!」ギューッ

コルル「う、うぅ…でも、ほら!」

パティ「なあに?」ギュウウウウ

コルル「ガッシュ、息できてない…」

パティ「!…ごめんなさいガッシュちゃん!」

ティオ(なんか怖がるの馬鹿らしくなってきたわ…)
104 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 00:00:12.17 ID:oCZOUu1T0
飛行機―

ナゾナゾ博士「ウォンレイ君、リィエン君、きっと現地では恵くんたちが戦っている。」

ウォンレイ「あぁ。」

リィエン「わかってるある!心の力をためておくあるよ!」

キッド「えへへ…博士!頼もしいね!」

ナゾナゾ博士「あぁ。二人はカンフーもやっているし、呪文の力やコンビネーションもすさまじい。」

リィエン「照れるある…」エヘヘ

ナゾナゾ博士「だがカンフーの腕前は、私に比べると二人ともまだまだだがね。」

リィエン「本当あるか!?」

ナゾナゾ博士「ウ・ソ」

リィエン「…」ガンッ!

ウォンレイ「リィエン…」

ナゾナゾ博士「リィエンくん、無言で席を蹴るのをやめてくれないかね?」



空港―


フォルゴレ「さぁ、着いたぞ!デブ遺跡へ向かうぞ!!」

キャンチョメ「うぅ…」ガタガタ

フォルゴレ「どうしたキャンチョメ!役に立ちたいんだろう!?」

キャンチョメ「で、でも…」

フォルゴレ「頑張るぞ!」

キャンチョメ「うん…」



イギリス、病院―


ナース「ラララ検温♪ダバダ検温♪」

ゼオン(今日も来たか…)

ナース「ゼオンさーん、検温の時間ですよー」

ゼオン「体温計をよこせ。自分でやれる。」

ナース「はーい」

ゼオン「チッ…」

ゼオン(デュフォーはどこに行ったんだ…)

ゼオン(捜そうにもこの体じゃ、ろくに動けないし…よく瞬間移動できたな、オレ…)

ナース(この子、小さいのにこんなにやせ細って…なにがあったのかしら)

ピピピピ

ゼオン「終わったぞ」スッ

ナース「…うん、体温は問題ないわね♪」

ゼオン「さっさと消えろ。」

ナース「はぁい。」

ゼオン(クリア・ノート…オレの体が戻ったら真っ先にぶっ倒してやる…)

ゼオン(術に当たりさえしなければ…勝てるんだ)

別のナース「ゼオンくん、今日のお昼ご飯だよ」コトッ

ゼオン「…ホットドッグかかつおぶしを出せ!なんだこの料理は!毎日毎日!!!」ドンッ

別のナース(カツオブシってなんだろう…)
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/18(月) 00:04:48.22 ID:oCZOUu1T0
今日の更新は以上です。次の更新は明日の夜です。
…というのを毎度ここに書くとレスを自分のもので消費してしまう(雑談は価値があるのでOK)
ため明日から
https://twitter.com/ss_you_gash?s=09
だけでのお知らせといたします。
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/18(月) 00:05:26.19 ID:oCZOUu1T0
http://twitter.com/ss_you_gash?s=09
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 00:46:07.82 ID:G+RdebWC0
乙!
ゼルクでちょっと反抗期っぽくなってるコルルかわいいなあ
原作で見られなかった絡みとかギャグとかも挟んでくれるの好き
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 02:20:16.04 ID:kxTqPB8h0
1乙。どうもガッシュssは雑談が多くなってレス数が消費されちゃうな、雷句誠スレへの誘導が前に来てたけどガッシュ系ss雑談スレみたいなのをどこかに作って心置き無く雑談したいものだ。
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 07:10:17.93 ID:pMulEHnf0
>>1とガッシュ談義したい!!
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 08:53:09.14 ID:ODX3IuUb0
ガッシュでエロい妄想は出来ない
罪悪感がヤバい
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 09:06:40.46 ID:HkugtCuC0
祝福の風
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/07/18(月) 10:38:17.05 ID:j+odUGYDO
乙ー
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 11:53:27.09 ID:j/3/FFaE0
パティが良いムードメーカーになってるね
ガッシュが難しく考えがちなのをうまくカバー出来てる

>>108
前スレ残ってるから埋まるまで向こうで雑談しようぜ
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 12:45:51.96 ID:B15Ldl+n0
金色のガッシュと銀魂・・・・・・金と銀・・・・・・・・・・・・
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/18(月) 15:17:03.18 ID:8SOLcjok0
ttp://dic.nicovideo.jp/a/vector%20ball

超絶朗報!!!!ニコニコ大百科の項目が建てられてる!!!!!
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 15:37:18.87 ID:g2cbFj48O
どうでもいいしまずはsageろ
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 17:23:11.39 ID:VH/x+khAO
バーゴって敗退したっけ?
118 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 22:23:53.64 ID:oCZOUu1T0
……ホウ…

あの侵入してきた『力』…

生き残ったか…

こいつは楽しみができた…

「どこへ行くの!?一人で行動しちゃいけないのよ?」

「何、少し下の方で物音がしたから、その様子を見てくるだけさ。」

「そう…ならいいわ。私はここでお遊びをしてる。」ブーブー

悪いな…こんな楽しみてめえらに分けてたまるか…

あいつらはオレが楽しむのよ…

このビクトリーム様のえじきとしてな…


【ビクトリーム】
千年前の魔物。エネルギーを発射する術を主に使う。パートナーはモヒカンエース。
Y<Vの体勢をとれ!



デボロ遺跡、テラス―


アルム、ガンツ、ゲリュオスとの戦闘を終えた後、清麿の指示(ガッシュの記憶)を頼りに、空の見える場所へと登ってきた。

コルル「うわあ…空がきれい!」

アポロ「ふぅ、ここなら見通しもいいし、心身ともに休めそうだね…」

ティオ「見て恵!水よ!水が流れてるわ!!」

恵「でも、飲んで大丈夫なのかしら…」

清麿「これはこの遺跡の水道で、自然の湧水を利用してるからそのままでも飲めますよ」

ウルル「生水ですし、たくさんはダメでしょうね…」

パティ「アクルを使うまでもなかったわね…」

しおり「飲めないって…」

恵「あ、そうだ!糖分補給もかねて…よかった。つぶれてない。」

恵「メロン食べましょ!!」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:24:59.57 ID:cbIjo5P80
メロンか奴が来るぞ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:26:32.62 ID:84BANqZr0
タタターン タタターン タタタン タタタン タタターン♪キャッチマイハート ベリーメロン
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:28:31.29 ID:2BRq1Crh0
今思うとビクトリームの声優はこれ以上無いってレベルでハマってたな。
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:31:29.76 ID:TgshGAMOo
いいかガッシュ……一粒のメロンの種は、やがて百個のメロンになるんだ……
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:34:45.43 ID:VaHyyz9FO
一万分の一に減っちまったよ
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 22:56:06.48 ID:BnjTr11Fo
>>122
仲間面して出てきたから笑いどころだろうけど流れで泣いてしまったわ
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 23:16:22.33 ID:JrgRj7Ct0
アニメのメロン回は引き伸ばし回なのにすっげぇ楽しめたわ
126 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 23:18:50.55 ID:oCZOUu1T0
パティ「メロン?私、果物にはうるさいわよ?」

恵「あら、一応高級メロンなのよ?」

しおり(やっぱ恵は違うなあ…)

アポロ「メロンか…久しぶりに食べるな」

【メロン】
植物学的にはウリ科の仲間であり野菜だが、流通分野的には果物である。
カリウムやミネラル成分が豊富に含まれており、カリウムにはナトリウムを排泄する作用や、水分バランスを整え利尿を促す働きがある。
さらにむくみの改善、腎臓病や高血圧の予防に効果がある。
とてもおいしいメロンを食べたものは思わず「ベリーメロン!」と叫んでしまう。
夕張の頂上にはベイリー・メロンと呼ばれるまぼろしのゴージャスメロンがあるという。
今までの説明は本編に何ら関係はない。

恵「じゃあ、切り分けるわ!」

数分後…

切り分けられたメロンをおいしそうに食べるガッシュご一行。

そこへ…!

ビクトリーム「ビクトリー――ム!!!」

ワーワー

ガッシュチャーンクチウツシシマショー

ビクトリーム「…ビクトリー――――ム!!!」

メグミ!ヤケグイヨ!

アンマリナイノヨ

シオリネーチャン、メロンオイシイネ

ビクトリーム「…」

カウ!

オドロイタナ…ドコノメロンダイ

ユウバリメロンヨ

ビクトリーム「…」

ビクトリーム「ブルアアアアアアアア!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ガッシュ「!」

モヒカン・エース「マグルガァ!」ガッ!

【マグルガ】
ビクトリーム第一の術。Vの字のエネルギーを撃ちだす。
攻撃の爪痕は、美しきVの字を描く―

ガッシュ「清麿!ラシルドを!」

清麿「もぐ…ん?あ、ラァシルド。」カッ

ドゴオオオォォン!!!

清麿「!?」
127 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 23:31:16.37 ID:oCZOUu1T0
ガッシュ「清麿!もっと強く!ラシルドを!」

清麿「ガッ!…ゲフッ…」ゴオォォォォ

術の行数が初めての戦い(原作)よりも多いため、マグルガに何とか打ち勝った!!

ビクトリーム「何!?我が術を跳ね返してきただと!?」

ビクトリーム(だが…いつ見ても美しいVだ…)

ビクトリーム「ブルアアアアアア!!!」ドガアァァ

ビクトリーム「クソ…我が攻撃に見とれたわ…」プシュー

清麿「よくわからんが敵だ!皆!」

恵「えぇ!」

アポロ「だが…みんな、呪文をいくつ撃てる?」

アポロ「僕は撃ててもリグロン一回だ…」

しおり「…ゼルク2回分くらいかしら」

ウルル「1回か2回程度です」

恵「私も…」

清麿「さっきのラシルドで…心の力が…」

清麿(イヤ…バオウはなんとか行けるか…?)

清麿(バオウは使えば使うほど力がたまる!さっき使ったが…休憩とメロンのおかげで体力は少し回復している!)

清麿「…オレもあと一回だ。」

ビクトリーム「遠くてよく聞こえないが…貴様ら、ろくに呪文も使えないんだろう?」

ビクトリーム「5対1だからな。それくらいハァンデがないとな。」

ガッシュ「清麿。あの者はとてつもなく強いのだ…」

ティオ「あんなYが!?」

ビクトリーム「ベリー――シット!!!Vだーーーーー!!!」

モヒカン・エース「マグルガ!」ガッ!!

清麿「うおおおおおおおおおおお!!!!!」
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/18(月) 23:45:29.98 ID:+yZosXAV0
唐突なメロンの説明に吹いたwwww
129 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/18(月) 23:58:31.08 ID:oCZOUu1T0
ウルル「アクル!!」カッ!!!

パティの水から放たれた水が、皆を吹き飛ばす!!

ビクトリーム「チッ、外したか…」

ビクトリーム「だが、次こそ決める!!」

ビクトリーム「分離せよ!我が美しき頭部よ!」バリバリバリバリ

パティ「頭と体が…!?」

ウルル「術を唱えていない…」

恵「よけられたけど…水の術はきついわ…」

パティ「ごめんなさい。」

ウルル「すみません。少し動かす程度には弱めたのですが…」

ティオ「見て!あいつが…」

ビクトリーム「荘厳回転(グロリアスレヴォリューション)!!3・6・O(スリー・シックス・オー)!!」

清麿「奴が…」

アポロ「回転を…!?」

ビクトリーム「加速・加速・加速・加速・加速(アクセル・アクセル・アクセル・アクセル・アクセル)!!」

しおり「どんどん…速く!?」

清麿・アポロ(あの意味はわかる!!マズイ!!!)

清麿・アポロ「みんな!ティオの近くに!」

恵「え?」

モヒカン・エース「マグルガァ!!」ガッ!!

回転するビクトリームの頭部から、無数のエネルギーが放たれる!!!

恵「!…セウシル!!」カッ!!!

セウシルにいくつものエネルギーがぶつかる!!

ビクトリーム「フハハハハ!薄っぺらいバリアーよ!」ブイィィィィィィ

恵「く…もって…よ…!!!」

ビクトリーム「心のエネルギーのない君達が、どこまで防げるかな!?」

部屋の壁、大破!!

テラス、粉砕!!

床、爆裂!!

天井、崩落!!

ビクトリーム「我が体、撃沈!!!」

ビクトリーム「ブルアァアアアア!!!」ゴフウゥッ

ビクトリーム「…」ドサッ

清麿(あいつ…)

清麿(バカだな…)

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:15:38.29 ID:Y3wDV3Y70
Vの体勢で待機してないだと
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:37:34.08 ID:17zM77rto
にわかで悪いんだが、ビクトリームとキースってなんか関係あるの?
初めて単行本チラ見したときキース出てきて、変形したのか...?って思った
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:46:05.66 ID:oI/x46mEo
メロンに食いつかない?
この後メロンで勧誘できる可能性が?
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:51:26.94 ID:Suy5r7uLO
他人のそら似
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:52:56.13 ID:Y62kXVCb0
ご先祖様なんじゃね?
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 00:58:05.87 ID:RW14aKauo
自分と同じ人がいた。キース似てるよな
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 01:00:06.46 ID:Sms/4fuRO
ビクトリームだって魔物の子だから直接の血のつながりはないだろ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 01:05:07.12 ID:GaUVJ/v5o
ガッシュ両親が子供生むまでだいたい千年と考えると叔父・叔母ぐらいの可能性はあるかも
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/07/19(火) 01:21:17.37 ID:xbrqkxhwo
乙ー
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 01:22:53.51 ID:mm328a6Xo
>>1ってもしかしてメロン博士じゃね?
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 07:42:31.51 ID:OlXw1CvKo
ナゾナゾ博士!
>>1がメロン博士って本当?
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 08:54:04.62 ID:VUexvGo70
ああ、そうさ!>>1は地球上の全てのメロンの匂いと見た目だけでどの国でどう育ったか分かるメロンソムリエでもあるんだよ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/19(火) 10:02:26.78 ID:B8EvF0BGO
本当!?
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 10:04:49.89 ID:IjnEY6lAO
ウ・ソ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 10:11:30.13 ID:Ihl1gdtcO
http://i.imgur.com/hjID8x0.jpg
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 10:25:02.85 ID:x36IjUYAO
>⇒雷句/彼の名前は「ポロ・ペーニョン」ロックなサボテン職人です。

サボテン職人ってなんだよ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 10:31:28.57 ID:tpA5utlDO
えっ?サボテン職人知らないの?
冗談だよね?
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 11:03:59.96 ID:Yo+LSjdJo
>>140-144
そしてこの連帯感
148 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/19(火) 22:36:05.12 ID:ievDf9S20
ビクトリーム「おのれぃ…やはりVの体勢で待機もせずにいたら失敗するよなぁ…」

Vの体勢でも失敗するのは内緒である。

ビクトリーム「フフフ…ならばもう一度やるまでよ!分離!」バリバリバリバリ

アポロ「リグロン!」カッ!!

ロップスから放たれた力の糸がビクトリームの頭部をぐるぐる巻きにする!!

ビクトリーム「何ぃ!?」

ティオ「よし!皆!体を袋叩きよ!」

パティ「行くわよコルル!」

コルル「いいの?卑怯じゃないかな…」

しおり「ゼルク!!」カッ!!

コルル「…でも、千年前の魔物に手加減なんかしてらんないよね!」ジャキィン!

ゼルクを使っても自分の意思で行動できるようになったからと言って、戦いのために心と体を変化させる術であることには変わりない。

ビクトリーム「やめろ!!離せ!!頼む!」

ティオ・パティ・コルル「わああああああああああ!!!!!」ガン!ガン!ガン!ガン!

清麿「ガッシュ。うまくいったな。分離した頭部を抑えて、肉体にダメージを与える…」

ガッシュ「ウヌ。…ん?」

(ビクトリーム『いいか…ガッシュ…魔界に帰るときには、メロンの種を持って帰るんだ…』)

(ビクトリーム『「一粒の種は100万のメロンを生む。」これを忘れるんじゃないぞ…』)

その時ガッシュは思い出した…

クリアとの戦いで、なぜか仲間面して現れ、メロンの種を持って帰るようビクトリームが頼んだことを!

ガッシュ(メロン…?)

ガッシュ(そうなのだ!メロンでビクトリームを仲間にできるやもしれぬ!)

ティオ「このっ!このぉっ!!」ゲシッゲシッ

ビクトリーム「あんっ…やめろぉ!私の紳士をいじめるなー!!」

【ビクトリームの紳士】
股間の紳士の事である。実際、アニメではティオにそこを踏みつけられながら快感を覚えていた。
私の趣味ではないことを言い訳させてほしい。

パティ「怨怒霊ーー!!!」ガンッ!ガンッ!

ビクトリーム「おふっ、おふぅっ!!」

コルル「ぜええええい!!!」ズシャァッ

ビクトリーム「ギャー―――――!!!」

ビクトリーム「モヒカン・エース!ナゼ呪文を唱えない!!」

ビクトリーム「!?」

アポロ「ごめんね、君を拘束してる間に本は奪わせてもらったよ。」

ビクトリーム「何ーーー!?」

ウルル「心の力が残ってない以上、こうでもしないと勝てませんから…」

恵「清麿くん!本を燃やすわ!ライターか何かない?」

清麿「ザケル一発ならなんとかなる!SET!」ビシッ

ガッシュ「イヤ、清麿…もしかしたらあの者、仲間にできるかもしれぬ」

清麿「なんだと!?あんな奴がか!?」

ガッシュ「ウヌ。少し時間をくれなのだ…」トコトコ

ガッシュ「ビクトリーム!お主、メロンが好きなのだな!?」

ビクトリーム「うわーお!股間の紳士がうわーお!」

ガッシュ(聞こえてないのう…)
149 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/19(火) 23:12:53.58 ID:ievDf9S20
ビクトリームの体はひとまず解放し、モヒカン・エースを人質に取って話をすることになった。

ビクトリーム「…」

ガッシュ「まずはメロンを食べるのだ。」コトッ

ビクトリーム「…」クンクン

ビクトリームはメロンのにおいをかぐと同時にむしゃむしゃと平らげた!

ビクトリーム「!」

ティオ(これ、何の時間なわけ?)

ビクトリーム「…!」

ビクトリーム「キャッチ・マイ・ハート!ベリーメロン!」♪〜

ガッシュ「!?」

ビクトリーム「キャッチ・マイ・ハート!ベリーメロン!」♪〜

コルル「ベリーメロン…」

ビクトリーム「お口にとろける…」♪〜

清麿「やかましい!!」

ビクトリーム「うがっく…」

ガッシュ「…メロンも食べたようだし本題に入るのだ」

ビクトリーム「人が気持ちよく歌っていたのになんて人間…」

清麿「本燃やすぞ。」

ビクトリーム「話を聞きます!」

清麿「それでいい。」

アポロ(一応、心の力をためておかないとな…なにかあったらリグロンでまた捕まえなきゃならないし…)

ガッシュ「私は何もお主と戦いたいわけではないのだ。」

ビクトリーム「ベリーシット!私は戦うためにここに来たのだ!」

ガッシュ「しかし、このままではゾフィスの言いなり…」

ビクトリーム「奴には感謝している…私の美しきVを蘇らせてくれたからな!」ガキィィィィン

ウルル(それ…『Y』じゃないか…?)

ビクトリーム「やはり話などもってのほかだ!本を燃やすというのならやってみるがいい!」

ビクトリーム(あれだけ大きな音を立てた…あいつらだって気づくだろう…)

ビクトリーム(一人で片付けられないのは悔しいが…最終的に勝てばよかろう…)

清麿「クソオ!話し合いなんて無駄だったじゃないか!ガッシュ!ザケ…」

その時…

「ビクトリーム…何してるの?」

アポロ「!」
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 23:16:14.28 ID:tZT7NP7l0
まるかじりブック2のカバー端のビクトリームの漫画読んで確信したけどVは良い奴
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 23:38:03.61 ID:imVdizaio
ビクトリーム石板にされたときどんな感じだったんだろ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 23:42:14.49 ID:hWt4tLGBo
このスレのお陰で電子版全巻買ってしまったよ。

ビクトリームのメロン設定って本編だと石盤編の時は描写が無かったのね、ちょっと意外
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 23:43:07.55 ID:AyyLyCAZO
絶対Vの体勢のまま石にされてる
154 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/19(火) 23:43:25.81 ID:ievDf9S20
ビクトリーム「レ…レイラ!来てくれると思ったぞ…さぁ、共に現代の魔物を…」

【レイラ】
千年前の魔物の子。月の力を使う。
原作においてはガッシュたちを逃がした『裏切り者』。
しかしそれはガッシュたちにとっては『仲間』そのもの。
今回も仲間になってくれるのだろうか?
パートナーはアルベール。

レイラ「…」

レイラ(たくさんの魔物と人間に囲まれて…パートナーも人質にされてるこの状況…)

レイラ(ビクトリーム…あなた、勝ち目ないわよ)

ビクトリーム「ダルモスはどうした!!!」

レイラ「上で寝ているわ。」

ガッシュ「レイラ…お主…レイラ…!!!」

レイラ「!?…誰…」

ガッシュ「我が名はガッシュ・ベル!」

レイラ(…ベル?聞いたことあるような…ないような…)

清麿(レイラ…そうか、この子が…)

ビクトリーム「レイラーーー!!!早く攻撃だーーー!!!」

レイラ「あぁ…ハイ…」

レイラ(なぜかあっちは私を知ってるみたいだけど…敵には変わりないわ)

アルベール「ミグロン!」カッ!

【ミグロン】
レイラ第一の術。レイラの持つ三日月形のステッキからエネルギーが発射される。

ガッシュ「ヌウ!」ブンッ!!

マントでミグロンをはじく!!

レイラ「!?」

ビクトリーム「な、なんだそのマントは!?」

ビクトリーム「モヒカン・エース!呪文を…」

清麿「本はオレがもっているんだが?」

ビクトリーム「ブルアアアアア!!!」

レイラ「…ねえ、あなたたちはどうしてここに来たの?」

アポロ(話し合い…?さっき使った術も弱かったし…)

アポロ(戦う意志のない魔物?だとしたら…)

恵「あなた…戦う気はないの?」

レイラ「えぇ。下手にあなたたちを刺激したらビクトリームの本、燃やされそうだし。」

ビクトリーム「レイラ…」ダーーー

レイラ(泣くことないじゃない…)

レイラ「さぁ、早く話して。上で寝てるダルモスが起きてきたら、きっと戦いになるわ。彼はとても好戦的だから…」

レイラ「理由によっては私はあなたたちを見逃してあげてもいい。」

ビクトリーム「シット!私はこいつらを倒…」

レイラ「本、燃やされたいの?」

モヒカン・エース「…」フルフル

レイラ「あなたのパートナーも本、燃やされたくないみたいよ」

ビクトリーム「モヒカン・エース…!!」ダーーーーー

レイラ「泣かないで。」

しおり(なんか、緊張感がないな…)
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/19(火) 23:46:56.57 ID:E4vow+ZV0
うわぁーおじゃねーよ笑いすぎて涎でたわwwwwww
幼女組血の気多すぎィ!
156 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/20(水) 00:04:40.01 ID:HBYKgsNZ0
ガッシュたちは、ゾフィスを倒すためにやってきたことを話した…

レイラ「そう。それじゃやっぱり『侵入者』なわけね…」

レイラ「悪いけど、そんなあなたたちを見逃して逃がすほど、お人よしじゃないわ。」

アルベール「ミグロン!」カッ!!

清麿「うおおおおおお!!!」

清麿「お…?」

ミグロンは、ガッシュたちの方ではなく、壁に当たった…

レイラ「あら。外したみたい…」

レイラ「そこの穴から逃げられてしまっても仕方ないかもね。」

ビクトリーム「何!?まさかレイラ、裏切る気か!?」

レイラ「ただし…逃げるなら、ビクトリームの本とパートナーを返して。」

レイラ「…もし、本気でゾフィスを倒すつもりならもっと強くなってきなさい。」

レイラ「私たちはあなたたちという侵入者の存在をゾフィスに知らせるわ。城の警備は厳しくなるでしょうね。」

レイラ(でも、もし…ゾフィスを倒してくれるなら…倒せる力があるなら…)

清麿「く…ビクトリーム!本は置いていく!皆!ひとまずホテルへ帰るぞ!」

皆がまばらに返事をし、レイラが壁にあけた穴から逃げていく…

ビクトリーム「オイレイラ!助けてくれたのは礼を言いたいが、いいのか!?」

レイラ「…えぇ。次に仕留めればいいわ。それに…あなたも強い相手とやり合いたいでしょ?」

ビクトリーム「いや、そういうわけでは…」

レイラ「…言い訳はもういいか。私はね、ゾフィスを倒すっていうのなら倒してほしいの。」

ビクトリーム「何!?バカな…やはり裏切…」

レイラ「聞いて。ビクトリーム…あなた、パートナーに字を書いたり、話しかけたり…大事にしているわね」

ビクトリーム「それがどうした?」

レイラ「私も同じよ。お遊びに誘ったり話しかけたりしている。でも…」

レイラ「何の反応もないわ。念じれば呪文を唱える操り人形のまま…」

ビクトリーム「…」

レイラ「せっかくまたパートナーができたのに…こんなの、あんまりじゃないかしら」

ビクトリーム「た、確かに…」

レイラ「…私はね、期待しているの。あの子たちに。団体とはいえ、あなたを追い詰めるほどの実力の持ち主よ。」

レイラ「少しは期待…できるんじゃないかしら。」

ビクトリーム「はっ!くだらねえ…」

(ガッシュ『私は何もお主と戦いたいわけではないのだ。』)

ビクトリーム「…まぁ、いいだろう。メロンの礼もある。今日は見逃してやろう。それよりレイラ。そこにあまりのメロンがある。食べないか?」

レイラ「あら、いいの?いただくわ。」
157 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/20(水) 00:29:47.38 ID:HBYKgsNZ0
数分後―

ビクトリーム「べりーメロン」カッカッ♪

レイラ「…」タッタッ

ビクトリーム「ベリーメロン」カッカッ♪

レイラ「…」タッタッ

コミックス13巻背表紙の出来事である。
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 00:36:03.97 ID:It4sGLDzo
笑うわこんなん
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 00:39:09.83 ID:nLKvhWjCo
ああ、そういえば一緒にやってたなwww
おまけ漫画だとガッシュだけでなくティオもやってたしベリーメロンはヨポポクラスの歌の可能性が微レ存…?
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 00:39:21.19 ID:rlReSJ2jo
ビクトリームはすぐに[ピーーー]のもったいないからな
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/07/20(水) 00:56:42.64 ID:5jD2CYPHO
乙ー
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 00:59:14.39 ID:/XI6DA/U0
キースvsビクトリーム 夢の共演へ…!
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 08:29:27.96 ID:qnVog3DNo
子供の頃から疑問だったのだが千年前の魔物が最後まで生き残ったら王様はどうなるんだろ
現代の最後の魔物か千年前の魔物がなるのか もしくはバグってなにやらヤバいことになるのか
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 08:48:42.65 ID:ab1iAwkHo
>>163
一応石版化時点で脱落扱いだし今の戦いには関係無いはず
現代の残った魔物になるんじゃないかな
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 11:41:09.95 ID:tRKRXOuDO
本燃やされて、戻されたわけでもないのに失格扱いなのもおかしいよな
千年前の戦い中に元に戻ったらどうしてたんだろ
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 12:20:42.43 ID:O+I9fNaoO
モヒカンエースって最終話の魔界からの手紙を受け取ったパートナーとして普通に出てくるからな
結局何者だったのか
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 16:49:52.45 ID:Bv0v/w6MO
雷句史上最高傑作はやっぱVなんだなと漫画読み返して思った
連載時にV復活要望の手紙出したのは俺以外にいるはず
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 17:16:50.83 ID:QWa4AW5zO
多分だけど1000年前のテクノロジーだと石化を解けるのはゴーレンだけだったからゴーレンが負けたら再起不能ということで自動的に脱落扱いだったんじゃないかな
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 17:48:13.16 ID:wiNcINiFO
>>167
確かVの復活要望を望む手紙が1000枚来たら再び本編に出すよ→クリア編で黄金の魔本発動時にメロンの種云々言いながら登場
だったよな
俺も送ったわ
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 18:51:13.85 ID:WG79DlHZO
石版が失格じゃないなら1000年前の戦いが終わってないことになっちゃうからな
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 19:01:59.94 ID:y6lofGlBO
たしか1000枚どころか一瞬で4000枚くらい集まって即復活が決定したんだよな
172 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/20(水) 19:27:06.72 ID:HBYKgsNZ0
ホテル―


フォルゴレ「HEYお嬢ちゃん、よかったらチチもぎましょうか?」

真美子「え…世界のスターフォルゴレ様!?」

フォルゴレとキャンチョメがホテルに到着していたようだ。

清麿「…おい、何してんだ?フォルゴレ。」

キャンチョメ「あ!ガッシュに…く、首しめティオまで!!!」

ティオ「…」

キャンチョメ(あれ…『なんですってー!!』ってこないな…)

ガッシュ「ウヌ…キャンチョメ!よく来たのだ!」

キャンチョメ「あ、あぁ!僕が来たからには千年前の魔物なんていちころさ!」

真美子「あ、あなたたち…」

恵「無事にたどり着けたみたいね。」

アルムたちと戦った後、魔本の呪縛が解けた3人を、このホテルに行くように言っておいたのだ。

真美子「部屋で寝ています。私は…お金、なくって…」

フォルゴレ「オイオイ、こんなレディの泊まる部屋がないだって?仕方ないなぁ…ここは私が」

清麿「フォルゴレ。」ポン

フォルゴレ「なんだ、清麿!」チラッ

清麿「…」シュガアアァァッ!!

気迫。それのみである。

フォルゴレ「わ、わかったよ…」

キャンチョメペアの合流、そして休息。

心の力を回復させて…次の日、今度は城へ乗り込む。




デボロ遺跡、城―


ゾフィス「なるほど、侵入者ですか。わかりました…」

レイラ「…」

ゾフィス「ですが…どうして侵入者は逃げられたのです?あなたは侵入者を見ていながら戦わなかったのですか?」

レイラ「それは…」

ビクトリーム「私ですロー…ゾフィス様!我が美しきVの攻撃に恐れをなして、逃げ出したのです!!」

レイラ(ビクトリーム…)

ビクトリーム「その証拠に、ご覧になるといいです。我が美しき攻撃の爪痕を!」

ビクトリーム(奴らに協力的でいれば、メロンがまた食えるかもしれないからな…)

ゾフィス「わかりました。まぁいいでしょう。侵入者の存在を教えてくれたのは称賛に値します。」

ゾフィス「それともう一つ…」

ゾフィス「皆さん…もし、裏切り者の存在が確認されれば…問答無用で石に戻します。」

ゾフィス「ですが、裏切り者のことを教えてくれた場合は、私が王となった後、それなりの地位を与えましょう」

ゾフィス「千年も経った魔界で安心して暮らすには、私に地位を与えられること以外に道はありません…」

レイラ(…)

ゾフィス「ビョンコ、コーラルQ。城の見張りを増やしますよ。侵入者の狙いは月の石でしょうからね…」

コーラルQ「ハイ!」

ビョンコ「ゲロ!」
173 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/20(水) 19:54:03.09 ID:HBYKgsNZ0
ホテル、深夜―


キャンチョメ「フォルゴレ、眠れないや」

フォルゴレ「あぁ、夜風に当たるのもいいものさ。少ししたら戻ろう。」

キャンチョメ「うん!」

ジェム「ふぅ、時差ってやつかしら…夜遅くに着いちゃったわね…」

ヨポポ「ヨポポイ…」

フォルゴレ(ん…?)

ジェム(…ん?)

フォルゴレ・ジェム(魔物の本…!?)

フォルゴレ「キャンチョメ、魔物だ!」

キャンチョメ「え!?」

ジェム「ヨポポ!敵よ!」

ヨポポ「ヨポイ!?」

フォルゴレ「ポルク!」カッ!!
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 20:19:40.20 ID:xh5Ywqb0o
攻撃手段が乏しすぎる二人
175 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/20(水) 20:49:48.21 ID:HBYKgsNZ0
キャンチョメが大きな砲台へと変わる!!

ジェム「ひっ!?」ズザーッ

フォルゴレ「ハハハ!どうだ!降参するなら今のうちだぞ!」

ジェム「あ…あ…」

ジェム(しまった…腰が抜けて…)

ジェム(もうすぐ清麿たちに会えると思って…油断していた…!)

フォルゴレ「どうしたんだ?お嬢ちゃん!もう降参か!?」

ヨポポ「ヨポ…ヨポイ!!」

ヨポポ「ヨポポイ、トポポイ、スポポポーイ!!」♪

ヨポポは不思議な踊りを踊った!

フォルゴレ「…ん?踊り?」

キャンチョメ「あ、あれ…?なんだか楽しいや…」スクッ

ヨポポの踊りにつられてキャンチョメが踊りだす!

ジェム「ヨポポ…ナイスよ!」

ジェム(立てないけど…呪文を唱えることくらいは…)コオオオオオ

ジェム「ミケル!!」カッ!!!

キャンチョメ「あ…」

ドオオオオン!!!!

フォルゴレ「キャ、キャンチョメ!もろにくらったのか!?バカ―!逃げろよー!踊ってる場合じゃなかっただろー!!」

ジェム「あら、知らないの?ヨポポの踊りは不思議な力を持つのよ。」

ジェム(つられて踊ったのは予想外だけど…)

キャンチョメ「…」ピクピク

フォルゴレ(やばい…このままじゃやられる…奴ら、なんて術を持っているんだ…こうなったら…)

ジェム(攻撃は当てられたけど…きっと次の攻撃が来る!勝つために…)

フォルゴレ(ホテルの中にいる清麿を呼ばなくては…!)

ジェム(ホテルの中にいるはずの清麿を呼ばなくちゃ…!)

フォルゴレ・ジェム「清麿ーーーー!!!!」

フォルゴレ・ジェム「…え?」
176 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/20(水) 22:27:35.45 ID:HBYKgsNZ0
清麿「呼ばれた気がしたが…どうした!?」

フォルゴレ「ハハハハハ!君たちも清麿の!」

ジェム「えぇ、でも…いきなり戦って悪かったわ…」

フォルゴレ「何言ってるんだい!レディに手を出した私が悪かったんですよ」キラーン

ジェム「アハハ…」

キャンチョメ「…」チーン

ヨポポ「ヨポポイ」ツンツン

清麿「お!ジェム!ヨポポ!来てくれたのか!」

ジェム「清麿!来たわよ!」

フォルゴレ「いやー、すまないな…敵かと思って戦ってしまったんだよ」

清麿「それより…キャンチョメはどうして倒れているんだ?」

ジェム「あー……」









女子部屋―


コンコン

恵「なぁに…寝てたのに…」ゴシゴシ

清麿「スマナイ、恵さん…キャンチョメに回復の術を頼めるか?」ガチャッ

恵「清麿くん…あ、私パジャマ…やだ、恥ずかし…」

フォルゴレ「イチャイチャしてないで早く頼むよ!回復が使えるんだろう?」

恵「あ、ハイ!ティオ、起きて…」ユサユサ

ティオ「う〜ん…」

二分後

ティオ「…何よこんな時間に」

フォルゴレ「回復をお願いします!!」ドゲザ

キャンチョメ「…」チーン

ティオ「わかったわ…ふわぁ…」

恵「サイフォジオ!」カッ!!!

【サイフォジオ】
ティオ第五の術。他者を回復させる回復の剣。
体力はもちろん、心の力もわずかだが回復する。
石板編、ファウード編においてティオの主力的存在であった。

キャンチョメ「ぐえっ!!」

キャンチョメ「…あれ?傷が治ってくよ!」コオオォォォ

ティオ「感謝しなさいよね!」
177 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/20(水) 23:01:35.48 ID:HBYKgsNZ0
次の日の早朝―

コンコン

清麿「はい…」ガチャッ

ナゾナゾ博士「こんな時間に起こしてスマナイ。そして待たせたね…清麿くん」

清麿「ナゾナゾ博士!」

ナゾナゾ博士「恵くんから前にホテルの場所は聞いていたからね…事前連絡もなしに来たからびっくりしたかな?」

清麿「いや、別に…しかし、なんでまたこんな時間に到着を?」

ナゾナゾ博士「急ぎはしたが…途中で千年前の魔物に襲撃を受けてね…半ば野宿をしてからここに来たようなものなんだ」

キッド「だから疲れてるんだ!」

清麿「そうか…ん、そちらは?」

リィエン「私は、リィエン、そしてこっちはウォンレイある。」

ウォンレイ「初めまして。キヨマロ…君はティオたちの仲間だと聞いている。」

清麿(そうか、香港の…)

清麿(恵さんたちだけで行かせちまったんだよな)

ウルル「…客人ですか?」

清麿「ああ、スマン…起こしてしまったか…ナゾナゾ博士、テラスで話の続きを…」

ナゾナゾ博士「いや、少し寝かせてくれ。このままデボロ遺跡に行っても足手まといになってしまうだろう…」

清麿「わかった…それじゃあ、今日の出発はお昼頃ってことでいいですか?」

ナゾナゾ博士「すまないね…」
178 : ◆332lpQH4Is [saga]:2016/07/20(水) 23:25:02.40 ID:HBYKgsNZ0
朝8時ごろ―


アポロ「僕たちも含めて9人の魔物とパートナー…ずいぶんと大所帯になったね」

清麿「そうだな…ゴルドーさんとダニーが来たら10ペアか…」

パティ「これだけいれば千年前の魔物も楽勝よね!」

ガッシュ「うーむ…」

ティオ「ところで、コルルの下着の問題はどうするの?激戦になったらいちいち着替えている時間ないわよ。」

フォルゴレ「ん?下着?」

しおり「呪文を使うと、服を破ってしまうんです…筋肉とかで…」

コルル「水着とか、レオタードとかは恥ずかしいし…どうしたらいいのかなって…」

パティ「どのみち恥ずかしい恰好ね。ガッシュちゃんに見せたら悪影響だわ!」

ジェム「男はみんな獣だもの。油断しちゃいけないわ」

清麿「ジェム…どこでそんな言葉を覚えた?」

ジェム「ママが言ってたわ。」

清麿「そ、そうか…」

キャンチョメ「破れるのが嫌なら、大きな服を着ればいいよ」

コルル「!」

皆が一斉にキャンチョメを見る。

お前はこいつらより頭がいいな。

しおり「そ、それよ!そうすれば破れることはないわ!」

キャンチョメ「え!?気づかなかったのかい!?」

アポロ「…」

ロップス「かう!」

ヨポポ「ヨポイ?」

…ということなので、コルルペアとティオペアは街に大きな服を買いに行った。

キッドペアとウォンレイペアが疲れ切っているため、今日はいっそのこと遺跡には行かずに万全の態勢で臨むこととした。

新しいメンバーが増えたことで、再びあの「コンビネーション会議」もしなくてはならないし、何もかもがちょうどよかった。
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/20(水) 23:27:14.35 ID:edDN/wKS0
言うてあんな近接メインじゃ服なんてすぐ破れてしまいそうやが……
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