貴方「安価で喰種の世界を生き延びる」【東京喰種】【喰種編】【TAKE3】

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94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 00:10:13.15 ID:dcjuexU9O
マシロが王になるのも少し見てみたい
95 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 00:33:09.98 ID:rFejLWBJ0
遅れました…。今から再開します。エンディングに関してですが、ぶっちゃけどうなるか分かりません。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 00:54:24.41 ID:WmIYu4F30
アイアイ
97 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 01:46:20.63 ID:rFejLWBJ0
数時間後…。

イツキ(…ジンくんが死んだ…か…。いまいち実感が湧かないな…)

イツキ(…もしジンくんの遺体を検査されたら…。…いや、あそこまで酷い傷なんだ。普通に人間として処理されるだろうね)

イツキ(…まあ、ジンくんの親族に何かあったとしても、俺の干渉出来る範囲は越えているんだ。俺のことを勘付かれるわけにもいかない)

イツキ「…もう塾に着いたか…。さて…どう説明するかな…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

14区 塾内教室

ヨーコ「んぁ〜…」ズゾゾー

ハナ「どうしましたぁ?」パクパク

ヨーコ「イヤさぁ…。ジン、なんでいないの?いっつも一番に来てんじゃん」

ハナ「病気なんじゃないですか?」

ヨーコ「アイツが病気で休むかねぇ…。あ、チョコちょーだい」

ハナ「人間ですから休んでもおかしくないですよぉ」スッ

ヨーコ「あざっす。あむ…。そうかねぇ…」モグモグ

ガララッ

イツキ「…こんにちは」スタスタ

ヨーコ「あ、センセ。ジンのやつはどうしたの?」

イツキ「…彼は引っ越したんだ。親の仕事の都合で…ね」

ヨーコ「急すぎないかな?」

イツキ「こっちが戸惑ってるくらいさ。なにせ今日の朝に連絡されたからね…」

ハナ「へえ…」

ヨーコ「んー…。じゃあこれからはアタシたち二人だけで授業を受けるの?さすがに寂しいよ〜」

直下コンマが5〜0、ゾロ目で新しい生徒が編入されます。
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 01:54:01.59 ID:WmIYu4F30
99 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 01:58:09.56 ID:rFejLWBJ0
というわけで新生徒が入ってきます。次は人数です。直下コンマでお願いします。

1〜4:一人編入だぞ!
5〜8:二人編入!やったねたえちゃん賑やかになるよ!
9、0、ゾロ目:クリティカル!二人編入+さらに判定一回追加!
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 02:10:15.01 ID:WmIYu4F30
もいっちょ
101 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 02:18:05.88 ID:rFejLWBJ0
キャラの設定に入ります。まずは性別を直下にお願いします。直下コンマが種族となります。奇数が人間、偶数が喰種です。
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 02:24:45.34 ID:ZDe6cM360
女子
103 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 02:26:35.86 ID:rFejLWBJ0
次に外見です。これも直下にお願いします。
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 02:36:43.00 ID:DS6CH75qO
少し高めの背丈に、後ろにまとめた黒髪のポニーテール。
胸はCくらいでやや細身。
105 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 02:39:53.36 ID:rFejLWBJ0
次に性格です。同じく直下にお願いします。同時にNT力の判定をします。直下コンマが反映されます。
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 02:49:02.26 ID:KqQF9Ccr0
狡猾で食欲旺盛
出来るだけバレないように人を狩る
107 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 02:53:54.83 ID:rFejLWBJ0
次に喋り方です。直下にお願いします。直下コンマが戦闘力です。90以上だと…?
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 03:07:34.36 ID:+f9u21gTO
高飛車で皮肉が混じる
109 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 03:11:19.58 ID:rFejLWBJ0
よっわーい…。コンマの結果、赫包は三つですが、時間的に決めるのは厳しいと思うので後回しにします。

最後に好感度、学力の判定と名前を決定して本編再開にします。名前を直下にお願いします。直下コンマが好感度、↓2コンマが学力です。
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 03:20:05.54 ID:ZDe6cM360
草野恵里華(クサノエリカ)
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 03:24:35.96 ID:/JDTZDFjo
流石に大丈夫なはず
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 03:26:22.78 ID:/JDTZDFjo
自分でも信じられない数字を見てしまったんだが…おかしいな。見間違えかな?
113 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 03:26:52.48 ID:rFejLWBJ0
新キャラのまとめは次回再開する時にでも投稿しようかと思います。その時に残りの設定もします。再開です。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 03:47:20.77 ID:ZDe6cM360
むむむ、何のために塾に来たんだろうか?
115 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 03:51:09.47 ID:rFejLWBJ0
イツキ「…そのことなんだけどね、いちおう生徒は決まってるんだ…。ちょっと俺の手には余るけど…」

ヨーコ「その人はどこ?」

コンコンコン

イツキ「あれ…。まさかもう書き終わったのかな…」ボソッ

エリカ「初めまして。庶民の皆さま」バーン

ヨーコ「」

ハナ「初めましてぇ」

イツキ「…彼女は草野財閥の令嬢でね。まあ…仲良くしてあげてくれ」

ヨーコ「ちょ、待って待って。草野財閥ってあの草野?」

イツキ「その草野だよ」

イツキ「…まずはエリカちゃんの学力を見ようか。このプリント3枚を解いてね」

エリカ「ちゃんと付けるのは止めていただけません?いくら教師とはいえ、そのような呼ばれ方をされるのは嫌ですので」

イツキ「そういわれてもなぁ…。いっつもこんな感じだし…」

エリカ「…なら、私が貴方の点数より上を取ったら、敬意を私に表していただきます」

イツキ「…え?俺も解くのかい?」

エリカ「当たり前です」

イツキ「…問題全部、頭に入ってるから負けようがないんだけど…」

エリカ「もちろんそのあたりも対策済みです」パチン

黒服「こちらを」パサッ

イツキ「…プリントだね」

エリカ「私はこれを、貴方はそちらのプリントを解いてくださいませ」

イツキ「………」ジーッ

エリカ「まさか怖気づいてしまいましたか?」

イツキ(…名門大学とかの問題を変形させたものか…。出題の傾向は…うん。この程度ならいけるね)

イツキ「…受けて立つよ」

エリカ「そうこなくては…」

ヨーコ「じゃあいきまーす。よーい…スタート!」ピッ

ハナ「先生頑張ってくださいー」
116 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 04:07:13.33 ID:rFejLWBJ0
20分後…。

イツキ(簡単簡単)スラスラー

エリカ(間違うわけがないですわ!)カリカリ

イツキ「…おしまいっと」

エリカ「!?」

イツキ「…?どうかしたかい?」

エリカ(あの問題を20分で解くなんて…ありえません…!)

10分後…。

エリカ「終わりました…」パサッ

イツキ「採点いくね。…はい、96点。ここに来なくても十分だと思うけどなぁ」

エリカ「当然です!」フンス

黒服「エリカ様…これを…」ピラッ

エリカ「どれd…」ピシッ

答案「満点に決まってるやろ」

エリカ「」

イツキ「…結果はたぶん満点だと思うけどね。もっと難しいのでもよかったよ?」

エリカ「完敗…です…」

エリカ(圧倒的実力差を見せつけるつもりでしたのに…。化け物は先生の方でしたか…)

イツキ「…まあ君も天才の部類に入ると思うよ。だけど、高圧的な態度は控えるようにね。敵だけが増えてくから」

エリカ「…はい」

イツキ「…軽いデモンストレーションも終わったことだし、授業を進めていこうか」

ハーイ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

イツキ「…これで今日の授業は終わりだよ。お疲れ様」

ヨーコ、ハナ「「お疲れ様でした」」

エリカ「…お疲れ様でした」

ヨーコ(なんだかんだ真面目に授業は聞いてたし…。根は真面目なんだろうね。あまり邪険に扱うのはいけないかなー)

ヨーコ「エリカ…だっけ。これから授業一緒に受けるっしょ?だから仲良くしてこ?」スッ

エリカ「…ええ、よろしく」ギュッ

ヨーコ「んじゃアタシは先に帰るね」タッタッタ

ハナ「失礼しましたぁ」バタン

エリカ「では私も…」

イツキ「…ちょっと待って」
117 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 04:21:48.18 ID:rFejLWBJ0
エリカ「…何でしょうか?」

イツキ「…質問は一つ。どうしてこの塾に来たの?」

エリカ「どうして…とは?」

イツキ「…それほど頭がいいなら、塾に通う必要性は皆無だからね」

イツキ「しかも財閥の令嬢がこの一学生塾に来るのは不自然だよ」

イツキ「…もしかして、俺を監視でもしに来たのかい?」

エリカ「…いいえ」クスッ

エリカ「そこまで頭が回る方だとは思っていませんでした。これは私の失態ですわね」

エリカ「理由…ですか。敢えて言うなら…一目見ておきたかったのです」スッ

エリカ「この14区を統治している庶民の喰種である貴方を…」ニヤァ

エリカ「…まあ、調べればすぐ分かるというのに、貴方の知力を頭に入れていなかったのは恥ずべきことですけれど」

エリカ「聞けば、貴方はこれから喰種の狩りを制限していくつもりらしいですね」

イツキ「…どこから聞いたんだい?」

エリカ「財閥の力を持ってすれば、この程度造作もないですわ」

エリカ「…貴方の行為は、私にとっては都合が悪いのです。私は人の肉を喰らうのが大好きですので」

エリカ「その娯楽を阻むというのなら…いくら『長槍』である貴方でも、容赦はしませんことよ?」

イツキ「ハハハ…。君たちに負けるほどやわじゃないつもりだけど?」ギロッ

エリカ「…一人で戦うつもりはありませんわ。財閥の力を存分に行使させてもらいます。では、ごきげんよう」バタン

イツキ「…また面倒なことに…。もう勘弁してくれ…」
118 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/11(火) 04:23:47.03 ID:rFejLWBJ0
本日はここまでです。高飛車で皮肉って難しい…。コレジャナイ感があるかもです。
これからも精進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。お疲れ様でした!
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 04:38:55.16 ID:KqQF9Ccr0

放っておいたらマシロに殺されそうな子
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 04:52:17.62 ID:ZDe6cM360
ちゃんと構っていてもマシロには殺されそうな感じ
っていうか今のマシロだと説得を成功させなきゃ誰彼構わず殺しにかかると思うの
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 05:10:49.18 ID:eWgWScQI0
マシロ懐柔
エリカ籠絡で組織が増強されるよやったねたえちゃん
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 09:16:30.99 ID:Kbn2H7nZO
おつ
経済面でイツキをバックアップしてくれたりする…のかな?
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 10:22:14.69 ID:m1mCMUt8o
おつ
エリカ攻略しなきゃ(エロ○脳)
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 12:28:03.33 ID:na1qGaStO
逆にイツキ包囲網とか組まれたら危ないか
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 18:13:59.22 ID:7jnpGR/zO
まぁ、危なくなってもフクロウ親子やアサヤや金木も居るし大丈夫ダイジョーブ(楽観)
126 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/18(火) 23:54:59.13 ID:9QF2C09gO
明日は更新出来ると思いますので、先に安価を取らせていただきます。
↓1〜3に赫子の種類、特徴をお願いします。11時頃になると思います。
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 00:28:41.99 ID:b4Je3N3ao
羽赫 視認困難な細かい無数の粒。体内に侵入して内側から少しずつ食い破っていく
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 00:35:29.95 ID:dpooddDvO
甲赫
防音性のあるドーム型障壁を展開する
結構頑丈で盾代わりにも使える
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/19(水) 00:42:26.22 ID:tie/EPzQ0
尾赫
薄い板の様なものが無数にあり、重ねあわせて扇子のように使うこともできる
また丸めることで防御も可能
130 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/19(水) 23:44:56.62 ID:pEcMMJKO0
遅れましたね…。前回から一週間は経ってるのでしょうか…。今から再開します。キャラまとめを投下してからになります。
131 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/20(木) 00:40:22.48 ID:z7P9DFNP0
草野 恵里華 種族:喰種 赫子:羽赫&甲赫&尾赫 14区在住

ステータス 戦闘力(36) 学力(96) NT力(26) 好感度 イツキ(54)

マシロに消されてしまったジンの代わりに編入してきた生徒。『宇宙(そら)を統べるは月山、地に根を張るのは草野』と称されるくらいお金持ち。
この例えはあくまで名前を例えただけ。とはいえ、月山家と双璧を成すほどの財力は持っている。喰種レストランとは完全に無関係。
彼女自身もなかなかのハイスペックで、チート兄妹のマシロよりも頭が良いと言えば分かるだろうか(ただし運動はクソ苦手)。
外見は、少し背の高い黒髪ポニテ。さらにやや細身とモデルのようだが、胸はCカップと出てるところは出てる。
性格は狡猾で食欲旺盛。松前さんポジの人によく狩りに行かせるので、バレない、手が汚れない、といいことばかり。
家のこともあって、高飛車で皮肉混じりで喋る。下に見た者にはよく食って掛かる。だが、負けた時は素直に応じる。
向上心が高い…というよりは、ただ負けず嫌いなだけでぶっちゃけ子供である。このストーリーのキーキャラでもある。
理由は『if』のサポートにうってつけで、敵に回していたら少々厄介だからである。財力にものを言わせたらマジでヤバい。
塾に来た理由は、14区の要注意人物の確認、敵対する場合の根回しの準備、ただ単に興味が湧いたことが重なったからである。
強力な赫子を持ってるのに、本人がへなちょこなせいで非常にもったいない。戦闘スタイルはひたすら防御して助けを求める(しかできない)。
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 00:42:14.56 ID:G/omxOrSo
これで体が付いてこれるようになってきたらパーフェクトレディに

イツキ先生との深夜レッスンかな?
133 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/20(木) 01:34:37.52 ID:z7P9DFNP0
ちょっと頭が回らないです…。今日はここまでにさせてください…。すみません…。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 01:35:36.75 ID:0pbTGUvX0
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 01:36:05.30 ID:OQBdRzWdO
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 01:49:52.86 ID:nvpq7S420
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 22:45:35.92 ID:QvFhPCVl0
はよ
138 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/10/30(日) 01:22:08.06 ID:MF6zow3N0
まだ忙しいからもう少し待っててください…。次回再開時は番外編を一つ投下できると思います。すみません…。
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 01:25:27.98 ID:1H7rZuuT0
無理せんでな
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/30(日) 09:34:35.05 ID:ERuQr5qDO
大丈夫
141 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/11/08(火) 19:23:04.61 ID:zBzWG1KHO
忙しいのに:reの方も書いてる阿呆がここに…。もう少し待っててください…。待たせすぎて申し訳ない…。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 23:36:53.76 ID:dwfDwubgO
おけおけ
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/29(火) 19:40:48.49 ID:p05nrMmn0
どうでもいい話だけど樹(イツキ)の名前な、実はある小説の主人公から取ったんだよ。
その主人公はかなり演技派で計算高いから肖りたいなってさ、それがまさかギレンを極限進化させて
戦闘力を足したようなのになるとは思わなかったけど。
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/29(火) 21:43:11.88 ID:Yyu+lH49o
どうでもいい話の皮を被ったいい話かと思ったら本当にどうでもいい話だった
145 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/11/29(火) 23:35:06.64 ID:TG75uS660
すみません…。まだかかりそうです…。家に全然帰ることが出来ない…。

>>143、そうだったんですか…。自分もここまでチートになるとは思ってなかったんですけどね。コンマって怖い(戦慄)
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 00:18:12.32 ID:Tp4QOfT9O
カラダニキヲツケテネ!
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/01(木) 00:31:22.45 ID:tPtw+boq0
おお、生存してたか...カラダニキヲツケテネ。
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 23:11:55.03 ID:tYBT4mUO0
149 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/11(日) 22:55:21.02 ID:DmPxmYma0
番外編書いてたらフリーズして全部飛んでしょんぼり…。さすがに更新を二か月もやってないのはアレなので再開です。
お待たせして申し訳ない…。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 22:58:10.78 ID:TKLvpwhS0
おおう...ヤンナルネ
151 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/11(日) 23:14:07.71 ID:DmPxmYma0
20区 住宅街

カネキ「今日は早く切り上げたなぁ…。店長も忙しそうだったし、何かあるのかも…」スタスタ

カネキ「六時だからかまだちょっとだけ明るいな…。中途半端なぶん、襲われる人も多そうだ…」

カネキ(…実際、僕が知らなかった…興味を持ってなかっただけで、犠牲者は出てたんだよね…)

カネキ(知らないことが多すぎる…。アサヤくんやトーカちゃんのことも、店長たちのことも、僕は知らない…)

カネキ(…自分の体のことでさえも…)

オーイ!

カネキ「ん…?」クルッ

ミオ「やっぱり兄ちゃんだ!」

カネキ「ミオちゃん…と、ミカさん…」

ミカ「こんばんは。ミオちゃんがあなたを見つけたもので…。ごめんなさいね…」

カネキ「いえ。気にしてないですから」

カネキ「それより、喪服を着てますけど、誰かお亡くなりに…?」

ミカ「…夫が、喰種に殺されました」
152 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/11(日) 23:33:42.49 ID:DmPxmYma0
カネキ「…すみません…」

ミカ「大丈夫です」

ミカ「…正直、あの人が死んで良かったと思ってます…」

ミカ「ろくに家に帰って来ないでキャバクラやギャンブルに明け暮れて…」

ミカ「せっかく作った料理も流しに捨てて、殴りつけてきて…」

ミカ「挙句の果てにミオちゃんを襲おうとするなんて…!」ギュッ

ミオ「…そうだ…。あんなやつが死んでくれてオレは嬉しいよ!」

カネキ「ミオちゃん…」

ミオ「アイツは、オレが風呂に入ってたらいきなりやってきて、それから…」

ミオ「姉ちゃんがいなかったら、オレは…うぅ…」ブルブル

ミカ「…そんなどうしようもない人でも、私の夫でした…」

ミカ「夫が亡くなったのに、それを喜んでいる自分がいる…。こんな自分が嫌になります…!」

カネキ(殴られる…。家族に…!?)ズキッ

カネキ「ぐ…ああああ…!」ガクッ

「どうしてあなたが…!」

「あなたさえいなければ…!」

「あなたなんか…!」

ミオ「兄ちゃん!」

カネキ「…え…?」

ミオ「どうしたんだよ!?急に頭を抱えてうずくまってさ…」

ミカ「大丈夫ですか…!?」

カネキ「え…はい…。もう大丈夫です…」

ミカ「よかった…。ミオちゃんのご飯作らないといけないから、私は失礼しますね」

ミオ「またな兄ちゃん。また話しような!」

↓2に、カネキが同行するかどうかをお願いします。襲撃判定ありです。
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 23:36:15.93 ID:TKLvpwhS0
する まあ、ここのカネキチ強いし、なんとか
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 23:39:35.24 ID:L+z+PmYNo
するするー
155 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/12(月) 00:04:14.94 ID:Fb+VBknO0
カネキ「あの…」

ミカ「どうしました?」

カネキ(女子二人しかいないんだ…。おまけにミオちゃんはまだ子供、ミカさんもはっきり言って運動神経がいいとは思えない…)

カネキ(ここで無視して、その後に殺された…とかなったら、僕があの時助けた意味がなくなる!)

カネキ「最近、喰種による捕食事件…殺人事件が多いんです」

ミカ「そうなんですか…。だとしたら、あの人が殺されたのも納得かも…」

カネキ「…二人が家に帰るまで、同行してもいいですか?」

ミカ「え…?」

カネキ「…僕にも喰種の力はあります…。レストランの件があったから承知だとは思いますけど」

カネキ「…この力は、守るためのものだと思うんです。たとえこの力で奪うことがあっても…それでも守り通すための…」

カネキ「だから、僕は守る為にこの力を使いたい。今がその時だと思うんです」

ミカ「…分かりました。カネキさんの強さは前回のことで知ってますから…」

ミカ「エスコート…よろしくお願いしますね?」ニッコリ

カネキ「あ、はい」

襲撃判定!直下コンマ下一桁が1〜3で回避!それ以外だと遭遇となります。ゾロ目はヤバいことになります。
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 00:05:06.13 ID:GYoY89ujo
どれ
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 00:17:22.32 ID:wTq1aK8Po
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 00:24:50.38 ID:FbxQw2CkO
やるじゃん
159 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/12(月) 00:28:13.73 ID:Fb+VBknO0
判定:3 回避成功!

ミカ「へえ…。上井大学に通ってるんですね…。凄いです…」ギュッ

ミオ「なあなあ!兄ちゃんって野球出来るか?」ギューッ

カネキ「え?やったことは小学校の授業の時だけだから…。今はどうか分からないかな…」

カネキ「…それよりもミカさん」

ミカ「はい?」ギュッ

カネキ「…近くないですか?」

ミカ「近くにいる方が安全でしょう?」

ミオ「しっかし喰種って人間と変わんないんだなー。あったかいし」ギューッ

カネキ「僕は半喰種だよ」

カネキ(ミオちゃんは子供だからまだセーフだ。ミカさん、あなた夫いたでしょうが。僕の方も余裕でアウトだよ)

カネキ「…でしたら、手を握るのはやめてください。何かあった時に行動できません」

ミカ「…それもそうですね。すみません」パッ

カネキ(ホッ…)

ミオ「兄ちゃん、肩車してくれないか?」

カネキ「…え?」

ミオ「あのさ、オレ今までにしたことがないんだ。お母さんたちは殺されたし、アレはクソだったし…」

ミオ「授業参観の時も、他の人は肩車とかしてて楽しそうで、羨ましかったんだ。そんな歳じゃないってのは分かってるけどさ…」

ミオ「でも、せめて一度だけでも経験したいんだ。他の人と同じように…」

カネキ「………」

カネキ(…僕も、肩車をしてもらったことはないな…。お父さんは小さい時に死んじゃったし、お母さんは仕事漬けだったし…)

カネキ(家族らしいことが出来るって、どれだけ楽しいことなのか、どれだけ嬉しいことなのか僕には分からない…)

カネキ(でも、当たり前のことをしてもらえないのが辛いことなのは分かる…。それなら僕は…)

カネキ「…家に着くまでなら」

ミオ「…!」パァァァ

ミオ「ありがとな!兄ちゃん!」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 00:30:33.54 ID:wTq1aK8Po
カネキ爆発
161 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/12(月) 00:50:15.10 ID:Fb+VBknO0
>>160、原作のカネキチは不幸すぎたからこのスレくらいは大目に見てあげて…。

カネキ「…よっ…と」グイッ

ミオ「おぉぉぉ…」

カネキ「どう…かな?」

ミオ「すげー!こんな高くなるんだな!」キラキラ

カネキ「喜んでるみたいでよかったよ」

ミカ「こんなに楽しそうなミオちゃんは久しぶりです…」

カネキ「…そうなんですか」

ミカ「ふふ。またこんなミオちゃんが見れてよかったです。ありがとうございます」

カネキ「いえ、僕もしてもらったことはないですから…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ミカ「…ここでけっこうです。今日は本当にありがとうございました…」ペコリ

カネキ「あ、はい。ミオちゃん、降りようか」

ミオ「分かった!」バッ

ミオ「ほっ!」ズダンッ

カネキ「…危ないから飛び降りるのはやめてね」

ミオ「あっ、ゴメン…」

カネキ「分かってくれたならいいよ。では、また」

ミオ「ありがとなー!」
162 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/12(月) 01:21:43.51 ID:Fb+VBknO0
20区 あんていく

イツキ「………」スタスタ

ヨスケ「………」

イツキ「あ、いたんですね」

ヨスケ「三十分前には待機しておくのが俺のルールだ」

イツキ「…そうですか」

イツキ「………」

ヨスケ「………」

イツキ「…来ませんね」

ヨスケ「…ああ」

イツキ(迷ってるのかな…?)ピッピッ

プルrピッ

イツキ「…だから早いですって」

ジンコ『ツッキー!助けてクダサーイ!』

イツキ「…迷いました?」

ジンコ『Да(はい)…。どこデス?ココ…』

イツキ「…俺には分からないですね…。その場所の特徴を教えてください」

ジンコ『分かりマシタ…。エット…。あ、誰かき』

イツキ「…?ジンコさん?ジンコさん!?」

???『彼女は戴いた。返してほしくば王の間に…』

イツキ「…ここはラピュタじゃないですよ。エト」

エト『…ノッてくれてもよかったじゃないか』

イツキ「…どうしてそこに?」

エト『どうしてって君が呼んだはずなのにヒッドイなぁ。そっちに向かってる時に君の名前を聞いたからさ』

エト『ハーフちゃんはあっしが責任を持って送り届けるから安心したまえ。しかしいい胸しておりますなぁ…』

イツキ「…セクハラはやめてあげてください」

エト『冗談さ冗談(手をワキワキさせている)』

イツキ「それならいいですけど…。彼女をお願いしますね」

エト『ほいさ』プツッ

イツキ「…ジンコさんは大丈夫みたいですので、俺たちは中で待ってましょう」

ヨスケ「了解した」
163 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/12(月) 01:28:26.05 ID:Fb+VBknO0
中途半端な気がしますがここまで。一応余裕が少しだけ出てきたので、数日は更新出来そうです。
待っていてくれた皆さん、本当にありがとうございました!そして、本当に申し訳ございませんでした…。
数日後からまた仕事パーティーが始まるので、更新が不定期になりますが、のんびりと待っていてくれたら嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう!
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 01:30:45.82 ID:5J0P3PNwo
おつおつ
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 01:43:25.52 ID:KkVq6h+n0
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 02:20:47.76 ID:oI0nhhvZO
おつ!
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 06:25:42.09 ID:1jB/AxMd0
エタならなければいくらでも待つぜ
おっつん
168 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/13(火) 23:21:40.57 ID:OZ9kCtPk0
仕事終わらせて帰る直前に上司に「これに目を通しといて(ニッコリ)」とか言われてシフト表渡されたんですけど…。
明日から仕事でほとんど埋まってるんですけど!?朝遅いのは助かるけど深夜まで入れるのはやめてぇぇぇぇ!やけくそ再開!!!
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 23:33:37.66 ID:eYg0FUi3o
頑張れ!
そんななかでも更新ありがとうー!
170 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/13(火) 23:44:48.55 ID:OZ9kCtPk0
芳村「………」コポポポポ

イツキ「………」ペラッ

ヨスケ「………」グッグッ

ドバーン

エト「すまない!ちょい遅れた!」

ジンコ「」

イツキ「何したんですか」

エト「いやぁ…。ちょこーっと胸を触っただけなんですけどね…。気絶…しちゃいまして…」

イツキ「耐性なかったのか…」

エト「反省はしているけど後悔はしていない」

イツキ「しましょうよそこは」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

芳村「…それで、進捗はどうだい?」

イツキ「…メンバーの内訳としては、幹部に該当する人は五名、それ以外は19名、それに俺を含めて総勢25名です」

イツキ「アオギリには遠く及ばない人数ですけどね…」

芳村「十分すぎると思うよ。ここまで人が揃ったことが驚きだよ。急ピッチで進めただろうに…」

イツキ「…それだけ、今の世界を変えたい人がいるってことだと思いますよ」

イツキ「…これが、イトリさんから貰った資料です」パサッ

芳村「これは…」
171 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/14(水) 00:10:06.61 ID:0KcBTfxc0
芳村「『アオギリ』の離反候補者リストと、本拠地の予想エリア…。それと、安全地帯の情報とカウンセラー…?」

イツキ「離反候補者…いえ、離反予想者のリストはイトリさんから、本拠地はイトリさんの情報を基に割り出しました」

ヨスケ「方法は?」

イツキ「単純です。イトリさんのおかげで地区は分かった。それならば、その地区内の喰種の動きに着目すればいい」

イツキ「すでに『アオギリ』の支配下ならば、そこで目撃、ないし殺害された喰種もアオギリ所属の確率が高い」

イツキ「…それらをまとめてデータ化すれば、本拠地になっている場所はある程度分かります」

イツキ「…今回は範囲が広かったので、細かい場所までは分かりませんが」

ヨスケ「…天才と言われるのも納得だ」

イツキ「…俺にそんな肩書は似合いませんよ」

芳村「…この二つは?」

イツキ「…そちらは、俺たちがアジトとして利用出来そうな場所なんです。そうじゃなくても、誰かを匿うのにもうってつけです」

イツキ「…今集合しているところは緊急だったから使っただけです。監視の目はまだ残ってますから」

ヨスケ「監視されているだと?」

イツキ「…と言っても、月に一度『白鳩』が中を少し見る程度ですよ。廃工場なだけあって危険な物も残ってますし」

ヨスケ「…そうか」

イツキ「…カウンセラーは、精神的ダメージを負っている方のためのものです」

芳村「なるほど、アフターケアも出来るように整えているわけだね。用意周到というか…」

イツキ「…出来ることをしたまでですよ」

エト「ほいほいしつもーん」

イツキ「何です?」

エト「それならアジトはどこにするんだい?その廃工場は見つかる可能性があるし」

イツキ「…そこなんですよ」

エト「んん?」

イツキ「今のように廃工場に構えていると、『白鳩』に知られる可能性が非常に高い。まだ睨まれているわけですから」

イツキ「かといって、安全地帯…17区まで移動するのも見つかるリスクがあるから避けたい」

イツキ「腹を括って廃工場に待ち構えるか、危険を承知で17区まで大移動をするか…。それか、別の場所を探すか…」

↓1〜3に現状維持(引き続き廃工場を利用する)か、移動するか、捜索するかをお願いします。
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 00:18:04.41 ID:pJt0WjOG0
大移動は白鳩の目が別に向いているときにやった方がいいかもな
とりあえず捜索
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 00:19:58.60 ID:KJThvSLgo
探してみるか
174 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/14(水) 00:57:51.68 ID:0KcBTfxc0
選択:捜索する

イツキ「…俺としては、まずは14区内の捜索して、もしなかった場合は『白鳩』の動きに合わせて移動を開始したいと思います」

ヨスケ「リーダーの言うことならば、俺は賛成だ」

エト「あっしもいいと思いますぜ」

イツキ「…分かりました。暇を見て調べておきますね」

芳村「これくらいかな?」

イツキ「そうですね。ほらジンコさん起きて」トントン

ジンコ「ンゥ…」スヤスヤ

イツキ「…俺は少し話したいことがありますから、ジンコさんは任せました」

ヨスケ「承知した」ヒョイ

スタスタ バタン

芳村「…何かあったのかい?」

イツキ「…ええ。マシロについてです」
175 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/14(水) 01:10:49.27 ID:0KcBTfxc0
イツキ「…昨日、マシロと話をしました」

芳村「…結果は芳しくなかったか…」

イツキ「はい…。半暴走状態…と言ってもいいですかね。躊躇うことなく攻撃してきました。そして逃げられた…」

イツキ「…はっきり言って、今のマシロは危険です。危険すぎる…」

エト「君がそこまで言うなんてね…」

イツキ「…戦闘力自体も危険なんですが、何よりも精神状態が危険なんです」

イツキ「…見たもの全てを滅ぼすような…そんな危険な存在になっています…。今の彼女は…」

イツキ「…このままじゃ…。マシロは完全に壊れてしまう…。どうしようもなくなってしまう…」

イツキ「もう…手遅れなのかもしれませんが…」

芳村「…いや、まだ間に合うはずだ」

イツキ「………」

芳村「マシロちゃんは君を君だと一度認識している…。それなら、まだ戻って来られるはずだよ」

芳村「連れて帰ることが出来るのは君とアサヤくんだけだ。私たちがしても意味はない。家族である君たちにしか出来ないことなんだ」

芳村「諦めちゃいけないよ。私も、エトと分かり合うことが出来たんだ。君たちもきっと出来る」

イツキ「…ありがとうございます…」

↓1、2に芳村さんを救出時に誘うかどうかをお願いします(エトは強制除外)。直下コンマ下一桁がゾロ目or1、2だと…!?
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 01:15:20.75 ID:Fh+33iRAo
誘うから来て、ほらほらほら
177 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/14(水) 02:03:00.06 ID:0KcBTfxc0
…しばらく待っても埋まらないので、今回は>>176さんのを反映させたいと思いますが、本日の更新はここまでです。
しばらく更新出来そうと言っていましたが、残念ながら更新する余裕は無さそうです。来週なら出来るかも…。
遅筆で申し訳ありません…。全ては>>1の力不足故…。また次回お会いしましょう。
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 02:21:00.52 ID:KMwIx50HO

芳村さん大丈夫だろうか……エトと仲直りしたし、みんな無事に済んでほしいな
コンマ神頼むぞー
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 07:23:09.56 ID:pJt0WjOG0
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/14(水) 08:12:28.37 ID:Y1qK6En6o
おつ
181 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/20(火) 01:37:37.96 ID:NtG9vrbY0
今からちょっとだけ更新します。遅れてすまない…。本当にすまない…。
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 01:44:15.26 ID:Q0XVc2N0o
183 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/20(火) 01:57:22.74 ID:NtG9vrbY0
選択:同行を頼む

イツキ「…もし、またマシロと接触する時が、戦う時が来たら、その時は一緒に来てくれませんか?」

芳村「構わないよ。だけど、君がそう思った理由が知りたいね」

イツキ「…今のマシロの戦闘力は危険です。俺一人ではおそらく負けるでしょう。だから、少しでも人手が欲しいんです」

イツキ「…危険を承知で訪ねたんですが、まさか理由を言う前に受諾されるとは思ってなかったです…」

芳村「私も助けられたからね。危険でも、助けるのは当然さ」

芳村「…ましてや、家族のためなんだ。断るのは愚かだよ」

イツキ「…ありがとうございます…!」

エト「ちょいちょい」

イツキ「なんですか?」

エト「私も行こうか?戦力になると思うけど」

イツキ「…ダメです」

エト「なんでさ!?」

イツキ「…あなたは元アオギリでしょう。マシロの刺激になるとしか思えないんです」

エト「むぐぅ…」

イツキ「…すみません。言いすぎました…」

エト「いや…。私もあの子を組織に誘ってたから文句は言えないさ。まさかあの子が君の妹だったなんてねぇ…」

イツキ「言ってませんでした?」

エト「うん。兄妹がいる、くらいにしか聞いてない」

イツキ「…すみません」

エト「まー気にしないでくれたまえ!妹さんを連れて帰って、みんなで囲んでコーヒーを飲もうじゃないか!」

イツキ「………」クスッ

エト「君ならやれる!私がそう確信しているのだ、絶対出来るさ!」

イツキ「…気が楽になりました。ありがとう、エト」ニコッ

エト「…うむ。吉報を待っているぞ」

イツキ「失礼します」バタン

イツキ「フー…」ポスッ

イツキ「これは…負けられないな…」
184 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/20(火) 02:12:58.77 ID:NtG9vrbY0
エト「さて…と」

芳村「エトも話があるのかい?」

エト「まぁね」

エト「…真面目な話、ここってリゼ持ちいたよね?」

芳村「ああ。カネキくんだね」

エト「いつかは分からないけど、アオギリの部隊によるリゼ、リゼ持ちの強奪作戦が行われる可能性があるんだ」

芳村「カネキくんが危ない…と?」

エト「うん。近いうちに行われるわけじゃないみたいだけど」

芳村「その情報はどこから?」

エト「ボスから」

芳村「…真偽を確かめる方法がない以上、攪乱のための嘘の可能性があるね」

エト「…いや、あの人はやる。一度言ったことは意地でも成し遂げるタイプだから、あの人」

エト「私が保証するよ」

芳村「…長いことそちらにいた君が言うなら、納得するよ」

エト「…そういえば、ノロさんほったらかしにしてたや…」ボソッ

芳村(ノロ…?ノロイか…?)ピクッ

エト「しかし今さらあっちにい行ったら迎撃されるしなぁ…。タイミングを見計らってコンタクトするしかないか…」

芳村(…いや、まだどんな人かは見ていない。ノロイと決めるのは早計だ)

芳村(…生きてくれてたら嬉しいけどね…)

エト「んじゃあ私は帰るよ」

芳村「送ろうか?」

エト「うんにゃ。たまには一人で帰りたくなる時があるからね。今回は遠慮しとく」

芳村「…気を付けてね」

エト「大丈夫だって。もしもの時はぶっ潰すから」

芳村「そういう意味じゃないんだけどね…」

エト「分かってるよ。冗談だから。バイバイ」バタン

芳村「…どうか、イツキくんたちのことが好転しますように…」

エト「………」スタスタ

エト(どうか、イツキくんが家族を取り戻せますように…)
185 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/20(火) 02:14:35.13 ID:NtG9vrbY0
本日はここまでです。もう少し時間が取れればいいんだけどなぁ…。あ、番外編はまた作り直してます。
今度はバックアップも取ってるから大丈夫!…なはず。お疲れ様でした!量が少なくてすみません…。
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 02:40:16.32 ID:FLN1chlTO
おつおつ

対マシロ戦が近づいている様子が窺えるからか、ドキドキしてきたぞ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/20(火) 07:23:32.23 ID:RCbaKuyS0
188 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/27(火) 00:37:34.38 ID:fG/Iasry0
今から再開していきます。その前にイツキの襲撃判定です。↓1、2でそれぞれ判定します。

↓1コンマ

1〜5:襲撃なし
6、7:チンピラ喰種
8、9:アオギリ喰種
0、ゾロ目:アオギリネームドorVの方々

↓2コンマ

1〜5:襲撃なし
6、7:モブ捜査官
8、9:ネームド捜査官
0、ゾロ目:ARIMA

189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/27(火) 00:40:56.37 ID:/obwhLe3o
dore
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/27(火) 00:41:27.67 ID:/obwhLe3o
moittyo
191 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/27(火) 01:02:47.73 ID:fG/Iasry0
襲撃判定:7&7(敵襲!?)

イツキ(…これからの予定としては、マシロの捜索、アジトの探索くらいかな…。学園祭ももうすぐだし、眠れなくなるなぁ)スタスタ

イツキ(…目的を達成する前に過労死しそうだ)ピタッ

イツキ(…いるな。数は4人…。二手に分かれてるか)タンッ

ズガガガッ

イツキ「…ビンゴだね」

モブ喰種A「チッ!避けられた!人間かと思ってたのに…」

モブ喰種B「ぶち殺して喰っちまおうぜ!『共喰い』すれば誰も敵わなくなるみたいだしよ」

イツキ「…!」ピクッ

イツキ「…『共喰い』なんて好き好んでやるものじゃないよ。あんなの食えたものじゃない」

モブ喰種A「あ?」

イツキ「…それに、あなたたちは運が無かった。すぐそこに捜査官がいたっていうのにね…」バキキッ

モブ喰種A「へ…?」

モブ捜査官A「動くな!おめおめと顔を出しやがって…。害獣どもめ!」ジャキンッ!

モブ捜査官B「聞こえますか?こちら○○捜査官、パトロール中に喰種三匹と遭遇しました」ピッ

モブ捜査官B「…はい。駆除にあたります」プツッ

イツキ(…どないしましょ。前みんなに向かって戦闘や殺害は基本避けろって言ったし…)

イツキ(…幸い、車はまだ遠くに置いてる…。赫子を出してるから素顔もバレてない…)

イツキ(…逃げるべき、かな。まだ目立つわけにはいかない)

直下に逃げるか戦うかをお願いします。コンマ下一桁が3以上、ゾロ目で逃走成功です。
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/27(火) 01:04:20.94 ID:7Xl/iz9I0
逃げよう
193 : ◆BOjnShBY1I [saga]:2016/12/27(火) 01:18:01.62 ID:fG/Iasry0
選択:逃ィげるんだよー! 判定:4(成功!)

イツキ「………」チラッ

イツキ「…これだけ隙があれば…」ズガンッ!

モブ捜査官A「クッ…速い!だが…」チャッ

モブ捜査官A「その動きなら見切れる!」ブオンッ

イツキ「………」ガキンッ

イツキ「…っと」タンッ

モブ捜査官B「…っ!?そんな…っ!」

モブ捜査官A(クインケにわざと赫子を当て、その反動を利用して大ジャンプ…。あれはかなりのやり手だな…)ゾクッ

モブ捜査官A「…見逃されたのはこっちか…」ボソッ

モブ喰種A「………」コソコソ

モブ捜査官B「おっと、逃がさないですよ」ガンッ

モブ喰種A「ヒィィ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

イツキ「よっと…」ズザァッ

イツキ「ここまで来れば安全だ…」

イツキ(『白鳩』の目がここまで行き届いてるとは思わなかった…。これは、さすがのマシロでも…)ピッ

イツキ「…早く見つけてあげないとな…」ブロロロロ
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