仗助「強くてニューゲームッス」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/27(木) 15:38:51.25 ID:MqYiG9jAO
娘にも電話してあげて!
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/27(木) 20:33:26.96 ID:CYO5TmN20
形兆は裁かれるのか
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/27(木) 23:49:58.75 ID:3fnam16+O
さげー
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 18:00:27.23 ID:BpYc6KYq0
>>204
いや、生きててもおかしくないだろ。
スージーQが存命なんだぞ?
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 19:17:31.46 ID:dBSmA56dO
>>208
ホリィとスージーQ間違えてたわ
どちらにしろスージーQ生きてるのかよ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 21:53:31.19 ID:X3UCwsaso
隠し子の存在にブチ切れて孫をパシらせるくらいには元気だよ
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 10:56:42.17 ID:ye57ARe0O
その後、静(透明の赤ちゃん)の事でまた一悶着あったみたいだから四部終了時点では存命だよ
ジョセフは六部までは存命だがスージーQは亡くなっているだろう
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/01(火) 08:48:06.94 ID:4ek2IR0j0
今夜投下しに来ます
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 16:08:11.93 ID:KzEODWdm0
>>1なら酉付けて欲しい
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 21:43:54.35 ID:lg++JHi50
待ってる
215 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/01(火) 23:29:45.06 ID:4ek2IR0jo
投下します!
216 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/01(火) 23:48:49.40 ID:4ek2IR0jo
仗助「行って来まーッス」

明子「行ってらっしゃーい」

朋子「ほら、お父さん。仗助も
   もう行っちゃったわよ」

良平「ムニャムニャ・・・これがわしの趣味さ・・・文句あっかぁ・・・zzz」

朋子「もうッ!遅刻しても知らないからねッ!」



康一「おはようですッ!仗助さん!
   い、一緒に登校してもよろしいでしょうかッ!」

仗助「ン?なんだ、康一じゃねーか
   どうしたそんなに堅苦しくなって」

康一「あ、い、いや・・・つい・・・」

康一「ぼ、僕、仗助さんと仲良くなりたいんですけど・・・
    あんまり馴れ馴れしくするのは失礼かと思いまして・・・」

仗助「そんなことネーッて!俺たち友達だろ?タメ口でかまわねーヨッ!」

康一「ほ、本当ですかッ!?じゃ、じゃあ・・・よろしくね!じょ、仗助くんッ!」

仗助「ソーソーッ!その方が俺も話しやすいからヨッ!」

康一「ところで仗助くん、どこか寄り道するの?」

仗助「ン?いや、億泰の奴のトコ行こうと思ってよ」

康一「億泰・・・?知らないなぁ・・・」

仗助(あ、そうか、まだ知らないのか)

仗助「ココだよ、ココが億泰の家だ」

康一「・・・えッ?こ、ここって・・・たしか・・・」

仗助「立ち入り禁止の空家・・・に見えるけどよォ、実はずっと前から
   虹村サンって人が買って住んでるんだぜ」

康一「え!?そ、そうなのッ!?」

仗助「で、その看板はセールスマンとか誤魔化す為掛けてるんだってよ」

康一「へ〜〜〜っ」

仗助(・・・ン?ちょっと待てよ・・・康一がシラネーッて事は・・・!!)

仗助「康一ッ!あぶねえよけろッ!!」

康一「え?」

217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 23:49:53.71 ID:IFJvfq1p0
ここでスタンド使いになっておいた方がいいんだけどな
218 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/01(火) 23:55:58.61 ID:4ek2IR0jo
ヒュンッ

クレイジー・D「ドラァッ!」

ドンッ


康一「うわッ!!」

カリッ


ズザーッ


ドシュッ

仗助(フ〜〜〜い・・・今のはマジにギリギリだった・・・
   かすり傷がちょっと付いちまったがな・・・)

康一「いてて・・・ハッ!?な、なんだ!?
   こ、これは・・・矢?」

「今・・・なんで俺の名を呼んだ・・・?」

仗助「ハッ!」


ドドドドドドドド

億泰「立ち入り禁止の看板が・・・なぜセールス除けだと分かったんだ・・・?」

仗助「お・・・億泰・・・」

仗助(そ・・・そうだ、俺はまだこの時・・・)

仗助(億泰とは会ってないんだッ!)      
219 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/02(水) 00:19:47.91 ID:2FOQV/NWo
康一「いてッ!な、なんだ?切り傷が出来てるぞ・・・?」

「ほう・・・貴様、掠めたとはいえ『矢』に刺され生きているとはな・・・」

億泰「!」

仗助「ハッ!」

「「『素質』がある」ということか・・・」

億泰「ほぅ・・・なるほどォ・・・?つまり・・・」

仗助「・・・スタンド使いになった・・・そうだろ?
  ・・・虹村形兆」

形兆「東方仗助・・・アンジェロを倒したスタンド使い・・・」

億泰「ほへ〜〜〜っ
   こいつが東方仗助〜〜〜〜・・・!?」

康一「えッ!?なぜアンジェロの事をッ!?」



形兆「いいかそこのガキ・・・」

康一「・・・な、なんだ?足が勝手に・・・うわあっ!?」ズデェン

仗助「!?」

形兆「貴様は「今は」生かしておいてやるッ!そこを動くんじゃないぞッ!」

康一「えッ!?な、なんだこれはッ!?」

康一「小さい兵士達が、ぼ、僕を縛ってるゥ!?

兵士「完了いたしましたッ!」

形兆「お前は後で取り調べさせてもらうッ!お前の能力についてだ!」

形兆「もし俺が捜し求めていた能力ならば生かして帰してやる!」

形兆「億泰!今始末するべきは仗助一人のみだ!
   必ず殺すんだ!」

億泰「わかったぜ兄貴ッ!」
220 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/02(水) 01:01:21.09 ID:2FOQV/NWo
康一「じょ、仗助くんッ!助けてェ〜〜ッ!」

仗助「まってろ康一ィッ!今・・・」

億泰「おっとだめだ!東方仗助
 おまえはこの虹村億泰の『ザ・ハンド』が消すッ!」

仗助「お、億泰・・・勘弁してくれよ・・・」

億泰「気安く人を呼び捨てにしてんじゃあねーぞダボがァッ!!」ガオン

仗助「うおっと!」

億泰「!!」

億泰「ほお・・・俺のザ・ハンドをかわすとはなァ・・・やるじゃあねーか」

億泰「マグレだとしても褒めてやるぜェ・・・」

仗助「勘弁してくれよ・・・俺はお前とは戦いたくねーんだよ・・・」

億泰「怖気ついたって容赦しねーぞッ!」ガオン ガオン

仗助「うおッ!よッ!!」ヒョイッ ヒュッ

億泰「ナニィッ!?」

仗助「なあ、頼むぜ・・・お前を殴るのは気が進まないんだ・・・」

億泰「な・・・ナメてやがんのかコラァッ!!」ガオンッ

仗助「あぶねッ!」ヒョイッ

形兆「おい億泰ッ!!遊んでんじゃねーんだぞッ!」

億泰「ゼェーッ・・・ゼェーッ・・・あ、兄貴・・・あんまりムカつくこと言うなよ・・・ッ!!」

億泰「この野郎と話しているとチョーシ狂って集中できないんですよォ・・・!」

仗助「なあ、そろそろ降参してもいいんじゃあないか・・・?」

億泰「だまってろダボ野郎ッ!」

形兆「!」

億泰「次で必ず!」

形兆「やめろ億泰ッ!!削るんじゃあないッ!!」

億泰「仕留めて見せるぜェーッ!」ガォン
221 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/02(水) 01:03:31.95 ID:2FOQV/NWo

仗助「・・・そうかよ」

仗助「やっぱお前は・・・いつもと変わらねえ・・・」

億泰「!?」

仗助「・・・バカの億泰だぜ・・・」

億泰「何で!?」

仗助「よっ」ヒョィ

植木鉢「ちーっすwwwwwww」ギャーン

ブンブン ブン

億泰「あっ〜〜〜〜〜!!」


億泰「ブゲ!」ドゴ バゴォ

億泰「ドピ!」 バガァーッ

仗助「チッとカワイソーな気もするけどよォ・・・少しだけ安心したぜ・・・」

仗助「さてと・・・康一の奴は・・・」

康一「ヒィィィーッ!こっち見ないでェーッ!」

兵士「ジーッ」

仗助(あの様子からしてスタンド使いになっちまったか・・・)

仗助(エコーズが居て助かる反面、この長い戦いに巻き込んじまったな・・・)

仗助(もう少し俺がしっかりしてたら巻き込まなくてもすんだかも知れねーが・・・)

仗助(・・・今回の分も含めもっと真面目にやって行かなくちゃあな・・・)

仗助(もうすぐ音石が形兆を殺し、弓と矢を奪う・・・)

仗助(・・・どーするべきかなァ〜〜〜)
222 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/02(水) 01:10:28.34 ID:2FOQV/NWo
今回はここまでです、次回、虹村兄弟完結&ざっくりとした玉美戦
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/02(水) 01:12:53.72 ID:0Y9HaXcSo
乙ー
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 07:21:23.43 ID:bb9/+t7HO
乙乙
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/02(水) 07:32:38.17 ID:wyHxYjge0
植木鉢「ちーっすwwwwwww」に吹いたwww
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 02:50:01.35 ID:+RfTkWeJO
乙ー
227 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/07(月) 09:16:40.34 ID:vjUV/w8ao
今夜投下します
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/07(月) 10:52:49.48 ID:Q4r6eNz7o
待ってる
229 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/07(月) 22:15:35.10 ID:vjUV/w8ao
投下します
230 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/07(月) 22:18:05.64 ID:vjUV/w8ao
投下します
231 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:22:09.90 ID:xe0km6jTO
今日は少し具合が悪いため投下できそうにありません・・・申し訳ありません。
232 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:22:22.22 ID:vjUV/w8a0
今日は少し具合が悪いため投下できそうにありません・・・申し訳ありません。
233 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:23:08.83 ID:vjUV/w8a0
今日は少し具合が悪いため投下できそうにありません・・・申し訳ありません。
234 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:26:36.46 ID:vjUV/w8a0
今夜は用事があって投下できそうにありません・・・申し訳ございません
235 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:29:55.67 ID:vjUV/w8a0
※パソコンの具合です
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 19:59:08.54 ID:NUxuATjwo
>>232
スゲー
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 18:06:19.79 ID:xoakEB0A0
>>232

言われて気づいたけど時間すごい
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 18:22:19.12 ID:hMvjdOPeo
>>235-236
タイムリープしてね?
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 18:48:39.41 ID:C+Um5X7jO
>>236
本当にすごいのはこいつだったのか........
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 10:25:51.21 ID:m6rvBxVao
まさかの>>1がスタンド使い
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 11:51:55.68 ID:eSTuuN9bO
>>2
バイツァダストかな?
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 11:52:40.10 ID:eSTuuN9bO
>>241
ミス
>>240
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/10(木) 09:00:19.85 ID:YKFzwM+5o
>>1は…二度とスレには戻ってこなかった
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/10(木) 09:35:01.42 ID:y/YI15NPo
>>1は振りむいちゃったんだろうな……
245 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/10(木) 23:31:18.20 ID:b3DZLa4O0
>>1です

先日は申し訳ございませんでした。
明日は先日投下出来なかった分も含めて
投下しに来ます。
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/11(金) 05:09:06.52 ID:EhmXQQg3O
待ってる
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/12(土) 07:12:55.74 ID:xR/dAQEvo
遅れました、すいません
投下します
248 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 07:55:59.33 ID:xR/dAQEvo

仗助「康一ィ、今行くぜ」

康一「じょ、仗助君ッ!よかったぁ〜〜〜」

形兆「・・・」

仗助「おおっと、そうだ」

億泰「グ・・・グギギィ・・・」

スタスタ

仗助「億泰ゥ」ガシッ

億泰「な、何するんだ・・・てめえ・・・」

仗助「ちょっと離れてなッ!」

クレイジー・D「ドラァッ!」ブンッ

億泰「おあああ〜〜〜〜!?」ヒューン



ポスッ



草むら「泊まってくかい?一晩5Gだよ」

億泰「な・・・なにしやが・・・グヘ」パタッ

形兆「・・・」

仗助「これで、億泰は射程距離外。安心して戦えるってわけだ」
249 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 07:56:25.15 ID:xR/dAQEvo


形兆「・・・億泰を射程外へ放り出してくれてありがとよ・・・」

仗助「おッ、心配してあげてるんスかァ〜?やさしいッスねェ〜!いいオニーチャンッスねェーッ!」

形兆「勘違いをするな・・・礼を言ったのは障害物を除けてくれたからだ・・・」

形兆「あいつは足を引っ張ってばかり来る。」

形兆「攻撃の軌道上に居たらお前を狙い辛くて適わん。」

形兆「退かしてくれたお陰で確実に始末できそうだ・・・感謝と言ったのはそういう意味だ」

形兆「しかし・・・気付いたか・・・」

形兆「褒めてやろう、我がスタンド、バッド・カンパニーの射程距離に気付いたことを」

形兆「だが、気付いたからなんだと言うのだ。」

形兆「小僧ッ!貴様は今から人質だッ!スタンドの確認関係なしに仗助が抵抗したら貴様を殺すッ!」

康一「ヒィィィ〜〜〜ッ!」
250 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 07:57:18.58 ID:xR/dAQEvo





仗助「安心してくれ、俺は戦うつもりは無いぜ」





形兆「・・・ほう?ならばどうするつもりだ?

仗助「当ててみな。」



形兆「・・・一人尻尾を巻いて逃げるつもりか?人質を置いてか?」

康一「え!?う、嘘ォッ!?嘘だよねッ!仗助君ッ!」

仗助「心配すんな、逃げるつもりは無いぜ。」

康一「ホッ」

形兆「ならば・・・

抵抗をやめ大人しく殺されるつもりか?」

戦車「・・・」チャキッ

アパッチ「・・・」バタバタバタバタ



仗助「残念!それも違う。」

形兆「じゃあどうするつもりだと言うんだッ!早く答えろッ!」

仗助「せっかちだなァ〜〜〜じゃあ答えてやるよ」




仗助「正解は」

仗助「『アンタの方から攻撃を止める』だぜ」




形兆「・・・何?」

仗助「理由は簡単、俺を殺したらアンタはスッゴク損するからだ」

仗助「戦ったらお互いが損をする。必要のない戦いは避けないとなァ〜〜」

形兆「・・・何を言うかと思えば、ハッタリをかましただけか・・・」
251 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 07:59:57.23 ID:xR/dAQEvo
形兆「・・・ふざけるなァーッ!!」


形兆「バッド・カンパニィィィーッ!今すぐ仗助を撃ち殺せェェェーッ!!」

兵士「撃てェーッ!!」

ドガガガガガガガガガガガガガガガガァーッ

康一「じょ、仗助君ーッ!」

仗助「・・・」


「ドラララララララァーーーーッ!」


ガンガンガガガガン



ドカーンッ


モクモク モク

形兆「ハァーッ・・・ハァーッ・・・
   360度から打ち込んでやった・・・確実に仕留めた・・・」





「アッレェ〜?おかしいデスねェ〜〜?」

形兆「な」


形兆「ナニィーッ!?」




仗助「形兆さん、アンタ几帳面な性格のハズですよネェー?」

形兆「な、なぜだ、なぜ生きてるッ!?あの時確実に・・・」

仗助「それよりコレ・・・変じゃあないデスか?」



形兆「え?」

形兆「あ、あれは・・・!?まさかッ!?」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

仗助「この鉄扉・・・片方しかないですよォ〜〜〜?
   これじゃあドロボーに入られちゃうんじゃあ無いデスかぁ〜〜?」


  バァーz_ン


  立入禁止



形兆「門の扉だとォーッ!?」

形兆「まさかッ!」

形兆「そのスタンドで前方をガードしつつッ!」

形兆「門の扉で背後をガードしたのかッ!?」


原理


三 ミサイル      と  ク      ミサイル 三
    三 弾丸  び仗レ 弾丸 三 
  三 砲弾    ら助D     砲弾 三

(横からの攻撃もクレイジー・ダイヤモンドが弾いた弾丸やミサイルでガード可能)
252 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:00:45.79 ID:xR/dAQEvo



仗助「そして次にお前は、「テメー門の扉をいつのまにッ」と言う」

形兆「テメーッ!門の扉をいつのまにッ!?」

形兆「・・・ハッ!」

仗助「説明してやるよ。」

仗助「戦うつもりが無いと言えば降参するとアンタは思う。
   そして規則正しく几帳面なバッド・カンパニー部隊は
   そんなアンタの指示に従う。」

仗助「だがココまでだと俺はまだ不利だ。康一が人質にいるからなァ。」

仗助「そこでだ、さっきも言ったバッド・カンパニーの性格を逆手に取らせて貰った。」

形兆「な・・・何?」

仗助「バッド・カンパニーはアンタの指示に充実。
   しかしそれはアンタの指示以外には従わない、
   アンタの命令がすべてだ。」


仗助「そこで俺はアンタが周りが見えなくなるくらいムカつきそう
  な事や紛らわしい事を言い、注意を俺一人に引く。」


仗助「そうすれば康一を縛っている兵士まで俺を狙う。
   後は簡単さ。」

形兆「だ、だが待てッ!扉・・・門の扉はどこでッ!」

仗助「だからさっき言ったろ?」

仗助「『紛らわしい事』を言っただけさ。俺が一番門に近づいたときな。」

形兆「お前が・・・一番門に近づいたとき・・・?」




形兆「ま、まさかッ!?」

仗助「そう、億泰をブン投げたあの時さ。」

仗助「億泰を投げてアンタの注意を引く、その間にそっと扉を頂き」

仗助「まるで俺と億泰が戦った時に取れたかのように足元に置いておく。」

形兆「お、俺は・・・最初からお前の策に引っかかってたと言う事か・・・」
253 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:04:43.26 ID:xR/dAQEvo

仗助「そして、こうも話してるうちに・・・」

形兆「ハッ!?」

仗助「康一の救出も完了だ。」

形兆「貴様ッ!話してる隙に!き、きたないぞッ!!」

仗助(やっぱり億泰の兄貴だ、血は争えないってトコか)

形兆「クソッ!なんてやつだ・・・東方仗助ェ・・・!」

康一「凄いですよ仗助さぁんッ!」

仗助「だから康一ィ、さんは止めろって」

形兆「し、しかし・・・もし俺の注意が引けなかったらどうするつもりだったんだッ!!」

形兆「抵抗したらそこのガキは死ぬ筈だったッ!それをわかって・・・」

仗助「いや、それは無い。」

形兆「なッ!?」

仗助「俺にはアンタが康一を絶対に殺せないという、確信があったのさ。」

仗助「お前はさっきスタンドの確認関係なしに殺すと言っていた。」

仗助「しかしそれは、お前の『ある物』に対する反応で嘘だと分かった」

仗助「あいつの『ある物』への反応から深い理由があってスタンド使いが必要ということがわかった。」

仗助「それは・・・」スッ

形兆「!!」


仗助「こいつさ」



っ矢「ヒィィィーッ!!折らないでェェェーッ!」



形兆「ナァァァーーーーーーーッ!?!?!?!?!?い、いつの間にィィィーーーーッ!?!?!?!?」

仗助「抜いておいたのさ、扉を壊すついでにな。」
254 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:40:59.11 ID:xR/dAQEvo

仗助「さっき外したこの矢を、ずっと目で探してたもんなァ〜〜〜(億泰をブン投げたとき以外)」

仗助「抵抗してみな、こいつが女に嫌われる性格の奴が折ったポッキーみたいになるぜ。」グググ


形兆「バ、バッドカンパニィーッ!矢を取り返せェェェーッ!」

兵士「無理ですッ!!」

形兆「なぜだッ!!これは命令だッ!!」

兵士「そ、そう言われましても・・・」




兵士「射程距離外ですので・・・」


仗助「・・・」

康一「・・・」

億泰「・・・」チーン

草むら「泊まってくかい?」



形兆「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

康一「こういうの、策士策に溺れるっていうのかな・・・?(ちょっと違うカナ)」

仗助「俺のほうが何枚も上手で何倍もグレートだったってわけさ。
   

   またまたやらせていただきましたァン・・・ッスよ」
255 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:41:24.35 ID:xR/dAQEvo

形兆「お、俺の作戦が・・・計画が・・・矢が・・・
   あんな奴に・・・」


形兆「・・・フッフッフッフッホハハハ
   フフフフヘハハハハフホホアハハハ

   フハハックックックッ
   ヒヒヒヒヒケケケケケ
   ノォホホノホォ
   
   ヘラヘラヘラヘラ
   アヘアヘアヘ」

康一「あ、あの形兆さん?って人・・・なんか様子がおかしくない?」

仗助「ちょっとやり過ぎたかなァ・・・?」


形兆「ブワァーッ
   ワァーーーー
   ハッハハハッハハッハァーッ

   バァッハッハーッ!
   アヒーッ アヒーッ
   ヒーッヒーッヒーッ」

康一「ところで仗助君、どうしてあの人の事クレイジー・ダイヤモンドなしで几帳面ってわかったの?」

仗助「あーっ、あれはだな・・・」

仗助「あいつは億泰を放り投げた後に「確実に始末できそう」と言っていた。」

仗助「確実に始末・・・つまりキチッと俺を倒しておかないと気がすまない
   几帳面なタイプと見たのさ。その心理を突いたのさ」

仗助(なーんて、ちょっとかっこつけてもバチ当たんないよネ)

形兆「う うう・・・

  う〜〜〜ううう
  あんまりだ・・・
   HEEEEYYYY
あァァァんまりだァァアァ 

  AHYYYAHYYYAHY
   WHOOOOOOO
    HHHHHHHH!!
  
   おおおおおおれェェェェェ
    のォォォォォ矢ァァァァァがァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜!!」

康一「こんどは泣き出したぞッ!?」

仗助(形兆の事はあんまり知らなかったけど・・・あんな一面があったのか・・・ちょっとビックリ)
256 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:42:03.82 ID:xR/dAQEvo
もうすぐバイトなので一時休止させていただきます、
続きは夜に投下します
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 17:40:59.34 ID:yRQ9yVOF0
おう待ってるぞ
258 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 23:23:31.05 ID:xR/dAQEvo
投下します
259 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 23:43:09.15 ID:xR/dAQEvo
康一「それにしても・・・なんで形兆さんはこの矢をあんな事になるまで大切にしてるんだろう?」

仗助「それを今から調べに行くってわけだ。(本当は形兆を説得しに行くのと億泰の親父のことについて話すだけだがな)」

形兆「・・・(泣きつかれて寝てしまっている)」

仗助「と、その前に・・・」

ビィィー

グルグル グル グル

ビシィッ

億泰「・・・ン?ウゲッ!な、なんだこりゃあッ!?」テープグルグルマキ

仗助「おっと、目が覚めちまったか」

仗助「お前には俺たちが屋敷に入るのを邪魔しないようしばらくそのままで居てもらうぜ
   心配すんな、ただ話し合いをしてくるってだけだ。」

康一「よ、用心深いって言うのか
   それとも意地悪って言うのか・・・」

億泰「お、おいコラッ!!ほどきやがれダボがッ!」

仗助「心配すんな、すぐ戻ってくるからよォ」

「マ、マテーッ!ソウダ、オレノザ・ハンドデケズリトッチマオウ!
  ・・・ダ、ダメダッ!オレノカラダモケズリトッチマウ!」

康一「なんかちょっと可哀想な気もするなぁ・・・」

仗助「それより康一、この屋敷に入った後は・・・」



仗助「コンセントとか電気を使うものに気をつけろ。いいな?」

康一「う、うん。わかったよ」

康一「・・・?」
260 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/13(日) 00:00:27.73 ID:VavodaNvo
形兆「zzz・・・僕の矢返してよォ〜〜〜グスグス・・・スピー・・・」

康一「結構ぐっすり寝ちゃってるね・・・」

仗助「好都合だ・・・今のうちに・・・」

康一「あ、クレイジー・ダイヤモンドで考えてる事を調べるんですね?」

仗助「ン?あ、ああ、そうだぜ。」

康一「そういえばいつもサラッとやってるけど、能力はどうやって出すの?」

仗助「え?あ〜〜〜そうだなぁ・・・
   直す能力のほうは直したいものに触れれば直せるが、
   読む能力はスタンドを通して相手を見ればそれで解かるんだ。ウン」

康一「へ〜〜〜そうすれば余計な会話が入ってこないって事かァ〜〜〜」

仗助「いっぺんに会話が入ってきたらうるさいし、結構便利だろ?(よしッ!!うまく誤魔化せたぜッ!!)」

康一「じゃあ、僕の考えてること解かる?当ててみて!」

仗助「!?」

仗助(ど、どーするッ!?予想はしてたがコレはかなりまずいぞッ!
   ・・・よしッ!思いついたッ!)

仗助「あ、いやぁ、出来るんだかよォ・・・」

仗助「1日に出来る回数は限られててよォ・・・うかつに使えないんだよ・・・スマンッ」

康一「あ!そ、そうかッ!いつどこで敵が狙ってるか解かりませんからね!」

仗助「そうそう、だからカンベンなッ!(アブネーアブネー、一時はどうなるかと思ったぜ。)」

仗助(それにしても段々頭が回るようになって来たぞ、これで大体の事は誤魔化せるかな)

形兆「俺の矢を返せェ・・・zzz」






261 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/13(日) 00:02:29.50 ID:VavodaNvo
本日はここまでです。

次回、虹村兄弟完結

音石明、登場

音石明、死す

玉美&間田ダイジェスト
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 00:14:01.96 ID:CPB9atWUo

音石…お前消えるのか…?
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/13(日) 08:34:52.37 ID:6vhXi/z50
音石死んでまうん?
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 12:44:55.47 ID:kKTvsaCz0
あーん、音石が死んだ!


乙でした。
無機物どもキャラ立て過ぎww
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/13(日) 15:23:27.73 ID:+KO+tcD7O
乙ー
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 00:06:24.81 ID:6PzRrHbA0
まあ成長後のクレDと成長前のペッパーなら余裕でしょ
267 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/17(木) 23:24:10.27 ID:maK2vLS40
明日投下しに来ます
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/17(木) 23:48:34.52 ID:l2VH2cT7o
応、待ってる
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/18(金) 23:16:57.61 ID:t3AUcPASo
エタった?
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 23:30:14.41 ID:JUq0zwgrO
気が早すぎだろ
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 07:39:09.71 ID:eTHOFRnJo
すいません・・・
昨夜またパソコンの調子が悪くなってしまいました・・・
今日こそ投下します・・・
272 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 21:30:32.50 ID:eTHOFRnJo
投下します
273 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/19(土) 21:51:28.84 ID:eTHOFRnJo
ガタガタ ゴソ ゴソゴソ

仗助「・・・この部屋・・・何か物音がするな・・・」

康一「あっ!見て!」

弓「・・・ハラヘッタ(´A`)
  ・・・ア、ハラネーンダッタ(´∀`)」

仗助「『弓』かッ!矢があるっつーことは
   そりゃあ弓があるに決まってるよなァ」

康一「あれも回収しておいたほうがいいですよね?」

仗助「ああ、そうだな・・」

康一「じゃあ僕が取って・・・」

仗助「あ、オイッ!待て!」

康一「え?」

仗助「あれを見るんだ・・・」

ジャラ・・・

ガリガリ ガリ

康一「く、鎖ッ!?何かが繋がれてるぞッ!!」

仗助「あれは・・・さっき形兆の心を読んだ時の記憶によると・・・」

仗助「・・・親父・・・だそうだ・・・」

康一「お、親父ってことは・・・父親ッ!?父親を鎖で繋いでいるの!?」

仗助「一応詳しいことは後で話すが・・・(いつ聞いても)信じられねえぜ・・・」

仗助「いいか、ゆっくり開けるんだ・・・刺激させないためにな・・・」

康一「う、うん・・・」

ギィィィ・・・

億泰の親父「くっつけぇぇぇ〜〜〜くっつけぇぇぇ〜〜〜」ブギギュー

康一「ッ!!」

仗助「・・・グ、グレート・・・」

康一「こ、これがあの2人の・・・父親?」

仗助「みたいだな・・・さっきの情報によると・・・」

割愛
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 22:17:13.93 ID:JDp8uGwtO
ノリノリだな
275 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 22:17:33.50 ID:eTHOFRnJo
康一「そ・・・そんなことってある物なの?」

仗助「にわかには信じがたいがな・・・」


「ああ・・・その通りだ・・・」

康一&仗助「!!」

形兆「・・・東方仗助・・・お前のスタンド・・・心が読めるのか・・・?」

仗助「・・・限りはあるがな・・・」

形兆「・・・ハ・・・ハハ・・・・・・」

形兆「俺は・・・もっと早くにお前に会いたかったよ・・・」

仗助「・・・」

形兆「そしたら親友・・・いや、恩人とまでに思うはずだったよ・・・」

形兆「俺には分かる・・・お前のそのスタンド・・・
   『スタンド使いの素質』すら見抜ける筈だ・・・」

仗助「・・・ある程度だが・・・一応そうだ。」

形兆「俺の心を見たなら俺がなんでスタンド使いを増やしていたか
   分かるはずだろ・・・?」

仗助「・・・ああ。」

形兆「仗助「親父を殺してくれるスタンド使いを探すため」さ・・・」

形兆「・・・ああ・・・そうさ・・・。」



親父「どうしてくっつかないのよぉぉぉ〜〜〜〜〜〜っ!」グイッグィッ!



康一「・・・え?こ、殺すため?治すスタンド使いを探すため・・・とかじゃなくて?」

形兆「・・・俺のバッド・カンパニーで粉みじんにしようと・・・」

形兆「・・・億泰のザ・ハンドで削ろうと・・・」

形兆「DIOに埋め込まれた『肉の芽』の影響で・・・」

形兆「絶対に死なないのさッ!!このまま永遠に生き続けるだろうな・・・」

康一「で、でも・・・その人はあなたのお父さんでしょうッ!そうでしょう!?」

形兆「・・・ああ・・・そうさ・・・だからこそ・・・だからこそ・・・」

形兆「だからこそやり切れない気持ちがあるんだ・・・フツーに死なせてやりたいって気持ちがな・・・」

康一「だからこの矢をそんなに大切にしていたのか・・・
   ・・・ハッ!」バッ

形兆「安心しな・・・身構えなくてもいい・・・もう矢を取り返えそうなんて思ってないさ・・・」

康一「・・・」

形兆「俺はもう疲れたんだ・・・降参さ・・・」

形兆「今回の戦いでもう何もかもがイヤになったんだ・・・」

形兆「戦いも・・・親父のしつけも・・・」

形兆「・・・スタンド能力探しのために
   この町の人間を何人も殺したという罪悪感も・・・」

形兆「もう嫌なんだ・・・何もかもが・・・」

形兆「俺は・・・楽になりたいんだ・・・」
276 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 22:36:51.66 ID:eTHOFRnJo
康一「・・・」

形兆「なあ仗助よ・・・最後に頼みがあるんだ・・・」

仗助「頼み・・・?」

形兆「俺をアンジェロのように・・・殺してくれ・・・」

康一「えッ!?」

形兆「俺自身も楽になりたいしよ・・・今まで殺した町の人間への供養として・・・」

形兆「お前に殺してもらいたいんだ・・・」

仗助「・・・」

形兆「いままでの罪を償いたいんだ・・・」

形兆「さあ頼む・・・一思いにやってくれ・・・」

康一「じょ、仗助さん・・・」

仗助「・・・」

カツカツ カツ

康一「仗助さんッ!ま、まさか本当にッ!?本当にしませんよねッ!?」

仗助「・・・」

クレイジー・ダイヤモンド「・・・」ユラァ・・・

康一「仗助さんッ!!」

形兆「すまねぇ・・・仗助・・・」





クレイジー・ダイヤモンド「ドラァッ!!」


ドギャアッーz_

弓「ウォッ!?Σ((゚Д゚;)ナンダナンダ!?」

箱「」メキャメキャアッ

親父「!?」

形兆「なっ!?」

仗助「・・・そして・・・治す」

シュィィィン

「虹村兄弟と両親の写真」

仗助「・・・」

康一「あ、あれは・・・写真ッ!!それも家族写真ッ!!」

仗助「さっきから紙の様なものををいじっていたからよ・・・何かと思ったんだ・・・」

親父「おおお・・・おおおおおおおお」

親父「おお おおおおああ あぁああぁああ〜〜〜〜っ
    おおおおおッ! おおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜っ」

康一「か、彼は・・・当時の息子達の写真を探していたんだ・・・
   彼の心の底には・・・昔の思い出がまだ眠っていたんだ・・・」

形兆「・・・」

仗助「・・・」ツカツカツカツカ

形兆「じょ、仗助・・・お前・・・」

パッシイァ

形兆「!?」

仗助「寝言言ってんじゃあねーぞッ!!」
277 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 22:55:26.10 ID:eTHOFRnJo

仗助「死んで楽になるだァ!?死ぬことで罪を償うだァ!?」

仗助「命を軽々しくみてんじゃねーぞッ!!」

仗助「確かに俺はアンジェロをブッ潰したさ!
   だがよォ、あいつにはお前が持ってる大切な物を持って無かったッ!!」

仗助「だから供養にも償いにもなったッ!!
  しかしお前は違うッ!!」

仗助「お前はしっかり考えたのかッ!!」

仗助「お前に頼りっぱなしの弟がお前抜きでどうやって生きていくのかとかッ!」

仗助「まだ父親に治せる可能性があるかも知れないだとかッ!!」

親父「ああ・・・奇跡だ・・・奇跡が起きたァァァーッ!!」ピギィィィーッ

形兆「・・・し、しかし俺は・・・」

仗助「今からでもきっと間に合う・・・失われた命への償いは
   死ぬ事だけじゃあない・・・」

仗助「その命の分まで生きてやろうぜ・・・
   もちろん一人でじゃあないさ・・・
    俺も出来る事は手伝うぜ。」

仗助「それに・・・お前思いの弟も、その気らしいぜ・・・」

億泰「あ・・・兄貴ィ・・・」

仗助「しっかしおっかねーな・・・真後ろで『ザ・ハンド』の右手をかざされてるってのはよォ・・・」

形兆「億泰・・・」

形兆「仗助・・・すまねぇ・・・本当にすまねぇ・・・」ポタ ポタポタ

康一「すごいや・・・とても感動的だよ・・・」

康一「・・・億泰さんがテープグルグル巻きじゃなければ」

仗助「SPW財団に関わりの深い人を知ってるから、電話してみるぜ。」

形兆「SPW財団!?お前の知り合いがかッ!?」

億泰「なあ、それもいいんだけれどよォ・・・早くほどいてくれねーかァ?」

278 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 23:04:23.43 ID:eTHOFRnJo
オオットスマネエ

コレケッコウキツインダヨイドウスルトキ
イモムシミタイニイドウシナキャイケナカッタンダゼ

ソリャアタイヘンダッタナ

オオオオ〜〜〜

康一「・・・ン?」

バチッ バチバチッ

康一「コンセントが・・・何か音を・・・ハッ!!」

康一「じょっ!仗助さァーんッ!!コンセントッ!!コンセントがァーッ!!」

仗助「おおッ!!来やがたなッ!!」

形兆「?」

億泰「どうしたんだ?」

バチバチバチバチ

クレイジー・ダイヤモンド「ドラァッ!!」バグォッ!

グゲェッ!

ズデェーン

億泰「なんだぁ!?外で物音がしたぞッ!?」

形兆「!!
  あの男はッ!」

「ナ・・・ナンテスピードダ・・・クソッタレ・・・」

仗助「ちょーッと待っててくれよなァーッ」

タタタッ

康一「あ!ま、待ってくださァーい!仗助さん!」

バタバタッ

バタンッ

形兆&億泰「・・・」

親父「ああ・・・っ!ありがてえ・・・っ!感謝・・・っ!圧倒的感謝・・・っ!」
279 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 23:40:01.58 ID:eTHOFRnJo
―――――――――――――――虹村屋敷外

仗助「お前があの殺意の正体か・・・」

「な・・・なんで分かったんだ・・・ッ!」

「お前さては・・・俺の心を読みやがったな・・・」

仗助「ご名答。しかしよォ、正直無駄遣いだったと後悔してるぜ・・・」

仗助「こんなしょーもない殺意剥き出しのヘナチョコ男だったとはなァ・・・」

「だっ!誰がヘナチョコだとォーッ!?」

音石明「この音石明を舐めてやがんのかテメェーッ!!」

仗助「ああそうさ。BY MY BABYのMVのCOMPLEXを合体させたみたいな
   奴、舐めない方がおかしいぜ。」

音石明「だっ!だっ!だァーーーーッ!?だれが吉川晃司と布袋寅泰だとォーッ!?」

康一「た、確かに似てるかも・・・プププ・・・」

音石明「笑ってんじゃねーぞクソガキッ!!
     東方仗助ェェェーーーーッ!!テメーだけは絶対許さねーぞォォォーーーーーッ!」

仗助「かかって来いよ。お先にどうぞって奴だ」

音石明「殺すゥゥゥーーーッ!!」バチバチバチバチィーッ

音石明「ウォォォーッ!!町中の電気をォォォーッ!!我が「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に集中させるッ!」

仗助「愛してるのさ狂おしいほど♪」

コウイチッイッショニウタウカ?

音石明「わ、我が「レッド・ホット・チリ・ペッパー」は電気をエネルギーとするゥゥゥッ!!」

康一「えッ!?あ、会えない時間が 教えてくれたよっ」

音石明「・・・つ、つまり!この町の電力すべてが俺の味方なのさァァァーーーーッ!」

仗助&康一「「もうはなさない♪君がすべてさ♪」」

音石明「・・・さ、最大出りょ・・・」

仗助&康一「「BY MY BABY♪BY MY BABY♪」」

クレイジー・ダイヤモンド「アフォーンッ♪」

音石明「うるせーぞォォォーーーッ!!だから俺はCOMPLEXじゃあねーッつってんだろーがァァァーーーッ!!」

康一「あ、いまだッ!」

クレイジー・ダイヤモンド「ドララララララララララァーッ!!」

音石明「うぎゃあーーーーーッ!」

バグォォーz_ン

仗助「こいつのスタンドは恐ろしいが・・・こいつがバカで良かったぜ。」

康一「ちょっと可哀想な気もするけどね・・・」

「音石明」スタンド名「レッド・ホット・チリ・ペッパー」
大した活躍も見せれず、マヌケに再起不能になる。
その後は窃盗罪でSPW財団に刑務所に連れて行かれたが
最後の最後まで「俺はCOMPLEXじゃない」と言っていた。

280 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 23:48:39.42 ID:eTHOFRnJo
―――――――――――――――――――――その後

親父「バイバーイ」

SPW財団職員「では、行きましょう」

康一「あれから億泰さんと形兆さんの親父さんは
   SPW財団の人に連れて行かれた。」

康一「どうにかして治療法を探してくれるそうだ。
   それを見届ける形兆さんの姿は嬉しそうでもあり
   どこか悲しそうだった。」

康一「でも、億泰さんが話しかけると『何でもない、帰るぞ』と
   仗助くんにお礼を言ってから帰っていった。」

康一「そして、僕らは・・・」




仗助「よーし、じゃあ俺たちも帰るか。」

康一「そうだね・・・ン?何か忘れてるような・・・あーッ!!」

仗助「ン?何かって何を・・・ゲーッ!!」

仗助&康一「「学校忘れてたァーッ!!」」




康一「・・・遅刻して怒られてしまったのだった・・・」

仗助「チャンチャン・・・」
281 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/20(日) 00:10:12.33 ID:zmP9q6Gzo
〜玉美戦〜

康一「自転車買って貰って浮かれて飛ばしてたら猫引いて
   お金取られちゃった!」

億泰「カツアゲした奴ムカついて殴ったら金取られた!
   あとコイツスタンド使いだった!罪悪感で体重いッ!」

仗助「でもコイツが猫って言ってたのはおもちゃと血糊だった!
   あと殴った後のケガも治したからスタンド能力は解除されたッ!」

玉美「ムカついたから金の端っこだけ残して
   銀行で変えて貰えるほう盗んだらいつの間にか消えてた!」

仗助「ほらよ、治しておいたぜ」

康一「ありがとう!」

億泰「ところで康一、オメーのスタンド生まれてるぞ」

康一「あ、ホントだ」

玉美「ムカついたから康一の親と姉に嘘ついて金巻き上げちまえ」

仗助「今朝康一くんがコイツにカツアゲされてましたよ」っ写真

母「なんと」

玉美「康一君の財布と僕のサイフが入れ替わってました
   中には50万入ってました康一君に返してもらうように言ってください」

母「うちの康ちゃんはそんな事しません」

玉美「え」

姉「帰ってくださいケーサツ呼びますよ」

玉美「ちょ」

―――――――完

〜間田戦〜

玉美「康一殿がケーサツにだけは
   言わないでおいてやるって見逃してくれたから
  改心しました」

仗助「マジかよ」

玉美「あとこの間田ってやつはスタンド使いらしい」

仗助「しってた」

玉美「ちょ」

仗助「ロッカー開けちゃえ」パカ

サーフィス「パーマン知ってる?」

仗助「知ってる。面白いよね」

サーフィス「マジかよ」

仗助「あとビスコッて旨いよな」

サーフィス「お前とは話が合いそうだ」

―――――――完
282 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/20(日) 00:10:38.31 ID:zmP9q6Gzo
今回はココまでです

次回、由花子登場
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/20(日) 00:56:41.99 ID:VF2Yg8AB0
平和っていいな
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 04:12:40.85 ID:C/3YSGqhO
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/20(日) 05:47:04.51 ID:5gbViz2wo
乙ー
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 07:11:46.52 ID:zv7uf7IbO
まあ玉美と間田はな……
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 09:16:53.67 ID:ZHEgdBT2O
なんでやBEMYBABY名曲やろ!
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/20(日) 16:26:14.87 ID:ccuwyk3a0
はしょりすぎだろww
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 17:14:50.71 ID:YfRhNrgT0
一分半で振り返ったかのような感じだ
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 22:39:53.82 ID:/3W0VtSA0
サーフィスはさすがに草
291 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/24(木) 09:52:22.64 ID:vb/+CyJU0
明日の夜投下します
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/24(木) 22:11:33.40 ID:SaFYNvX6o
楽しみ
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 22:21:48.01 ID:l+H6FpSVo
ビスコはナビスコが出してるのかと思ってた
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/25(金) 14:08:39.33 ID:lt+5ufAr0
平和だなぁ
295 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/25(金) 23:59:46.02 ID:2aYzW9ULo
投下します
296 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 00:33:13.69 ID:qRPSpCypo
仗助「え〜っと・・・由花子登場の前によォ・・・

(>>95でも言われていた)「吉良邸押し掛ければ終わるんだよな」

についてだが・・・実は数日前に承太郎さんと行ってみたんだ。

だが・・・」

――――――――――――――数日前

承太郎「ここか?その『殺人鬼』がとやらが住んでいる家は」

仗助「そうです、ここに入っていきました」

承太郎「偶然心の中を見たサラリーマンが殺人鬼だった・・・か」

承太郎「・・・お前が数年前の俺達とDIOとその手下どもとの戦いの際に
    居てくれたらどれだけ助かったことか・・・」

仗助「・・・?なんか言いましたか?」

承太郎「おっと、なんでもない。気にしないでくれ」

承太郎「・・・じゃあ行くぞ・・・」

仗助「ゴクリ」

スタープラチナ「オラァッ!」

クレイジー・D「ドラァッ!」

扉「俺のそばに近寄るなああーーーーッ」グシャッ

仗助「出て来いッ!!吉良吉影ッ!!」

シーン・・・

承太郎「・・・」

仗助「・・・ン?こ、こりゃどういうことだッ!?」

承太郎「・・・仗助、本当にここなのか?ただの空家の様に見えるぞ」

仗助「な、なんてこった・・・いったいどうして・・・?」

承太郎「・・・」

仗助(しまったァ〜〜〜〜今ので承太郎さんに能力がデタラメってばれちゃったかなァ〜〜〜)

承太郎「お前の能力がミスをする訳がない・・・としたら相手もスタンド使いで感づいて逃げた・・・と考えるべきか・・・」

仗助(なッ!?なにィ〜〜〜〜!?どんだけ信頼されてんだこの能力ッ!いくらなんでも信じ込みすぎだろーがよォッ!)

承太郎「仗助、そいつの顔は覚えているのか?」

仗助「あッ!ハ、ハイッ!」

承太郎「ならば、お前のクレイジー・ダイヤモンドでスケッチして見せてくれ。」

仗助「も、もしかして・・・」

承太郎「仗助「ジョセフ・ジョースターにそいつの居場所を調べてもらう」」

仗助「・・・ってことデスか?」

承太郎「・・・なるほど、お見通しってわけか。さすがだ」ニヤッ

仗助「ど、どうもっス・・・(なるほどッ!その手があったか!チリペッパーの時に見れなかったジジイの探知、気になってたんだよなァ〜〜〜)」

承太郎「だが、クレイジー・ダイヤモンドの読心術・・・とでも言っておくか
     回数が決まっているんだろう?むやみに使うのはよせ。
     (俺がクレイジー・Dの研究の時に使ってもらう分が無くなったら困る)」

仗助「す、すいませんッス、」

承太郎「とにかく、次そいつを見かけたらなるべく気付かれないように
     スタンドを出すんだ・・・お前は確かに親譲りの器用だ・・・だが
     見られてしまったら終わりだ。また逃げられるからな・・・」

仗助「ハ、ハイッ!」

――――――――――――――
297 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:03:02.35 ID:qRPSpCypo


仗助「・・・ということがあったんだ・・・」

仗助「いったい吉良は何所へ行ったのかは分からないが・・・
   絶対に見つけ出してやる・・・」

仗助「全員・・・は無理だが・・・犠牲者を最小限に抑えないとな・・・」

仗助「そうだ、明日だったな。由花子が康一に告白するのは・・・」

仗助「よしッ!康一も由花子も億泰に髪の毛を削り取られた女の子もだれも傷つけないようにするぜッ!」

―――――――――――――――――――――

康一「そッ!それって本当なのッ!?」

仗助「ああそうさ、俺グーゼン見ちゃったもんネーッ!」

仗助「億泰と同じクラスの女子、山岸由花子がお前に明日告白するって事をヨォーッ!」

康一「で、でもなんで仗助さんはそんな事をッ!?」

仗助「偶然だっての!最初は億泰の心を見ようと思ってたんだ。その時に目の前を由花子が横切ってよォー、
   いろいろわかっちゃったんだぜェーッ!」

康一「で、でもいきなり知らない女の子の事を好きになれだなんて・・・」

仗助「心配すんなッ!この仗助サンが他にも色んな事メモしといてやったぜッ!」

康一「ほ、ホントッ!?」

仗助「ああ!ええっとまず・・・『山岸由花子』
   スタンド名は『ラブ・デラックス』」

康一「ラブ・デラックスかァ〜〜〜素敵な名前の・・・スタンドッ!?」

仗助「悪用はしたこと無いらしいから安心しな、どうやら形兆に射抜かれてスタンド使いになったみたいだぜ」

康一「そ、そうなんだ・・・」

仗助「能力は「髪の毛を自由自在に操る」事。とてもパワフルかつ器用で、一晩でセーターを編めたり、紐を結べたり
   物を持ち上げられれるらしい。」

康一「一晩でッ!?す、凄い・・・」

仗助「さらに勉強全般が得意で料理も上手い。
   しかし怒ると もう一人の自分・・・とまでは行かないが
   人が変わってしまうらしい」

康一「変わるって・・・どんな風に?」

仗助「まぁ・・・チト怒りっぽく嫉妬深い性格になるみてーだ・・・
   他の女の子と話したらキレるだろうな」

康一「ヒェーッ!!おそろしいッ!」

仗助「しかし普段の性格は穏やかかつタフ。お前の好みじゃねーか」

康一「エッ!?な、なんで僕の好みをッ!?」

仗助「これもグーゼンさ、この前オメーの心見たときにチラッと見えただけさ」

康一「まったくもう・・・でも・・・
   ・・・穏やかでタフな性格・・・か」

康一「う・・・うれしいッ!」

仗助「気になってきたか?」

康一「う・・・うんッ!」

仗助「じゃあ明日、カフェ・れんか亭に呼ばれる筈だ、自然に話して由花子が切り出してきたらOK出せばいいさ」

康一「うんッ!わかった!僕頑張るよッ!」

キーンコーンカーンコーン

仗助「おおっと授業始まっちまう!!じゃ、しっかりなーッ!」

康一「ありがとうーッ!」


298 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:25:44.69 ID:qRPSpCypo
――――――――――――――実験室

学級委員(髪ガオンされた子)「え!?先週の水曜日裏の準備室ででタバコ吸ってた奴が居たって!?」

仗助「見間違いかも知れないですけどォ、火事にでもなったら危ないんじゃあねーッスか?」

学級委員「危ないに決まってるでしょッ!!許せない!明日ちょうど水曜日ね、とっ捕まえてやるわ!」

仗助「あ、それとついでに
    もしも引火したら危ないから
    ごみは今のうちに片付けた方がいいんじゃあないッスか?」

学級委員「それもそうね、手伝ってちょうだいッ!」

仗助「ウ、ウッス!」

仗助(これでよしッ!いぜん問題はなし!)

――――――――――――――放課後

仗助(だが・・・しかし・・・やっぱり問題はあったぜ・・・)

仗助(由花子は引き締まっててユーキとシンネンをもった顔の康一が好きって言ってたような・・・)

仗助(デレデレの康一を見てイメージ変えたりしないかなァ〜〜〜、ちょっと不安になってきたぞ・・・
   そしたら康一が大ショックをうけて俺嘘つきって思われるなァ〜〜〜(ジッサイ嘘つきまくってるケド))

由花子「・・・」トコトコ

仗助(おッ!由花子だ!ちょうどいいッ!!クレイジー・ダイヤモンドの能力で・・・)

仗助(・・・だあああーッ!!しまったァ〜〜〜〜ッ!最近周りから信頼されすぎてて自分でもその気になっちまったァ〜〜〜ッ!
    あれは嘘なんだってーのッ!!)

仗助(クッソォ〜〜〜ッ!ナサケネェェェーッ!!)

由花子「・・・」
299 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:30:05.46 ID:qRPSpCypo
由花子(コウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクン)
300 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:30:33.07 ID:qRPSpCypo
仗助「!?」ビクッ

由花子「・・・?」トコトコ

仗助「・・・?」

仗助(な、なんだったんだ今のは・・・?まさか本当に能力に目覚めたとか・・・?)

仗助(・・・まさかな・・・いくら由花子でもあそこまでとは思えないし・・・気のせい気のせい。)

仗助(・・・気のせいでありますよーに・・・)
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/26(土) 01:33:42.43 ID:h82JRaow0
出来ると思い込むことが大事だって言ってたし本当に心が読めるようになったのかな
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/26(土) 01:45:49.50 ID:QD8bn40Zo
クレイジーダイヤモンド頭がハート型だしできなくもないやろ
303 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:48:43.61 ID:qRPSpCypo
修正

学級委員「危ないに決まってるでしょッ!!許せない!明日ちょうど水曜日ね、とっ捕まえてやるわ!」×

学級委員「危ないに決まってるでしょッ!!許せない!明後日ちょうど水曜日ね、とっ捕まえてやるわ!」


――――――――――――――次の日
仗助「・・・お!」

億泰「・・・」トコトコ

仗助「一緒に帰ろうぜッ!億泰ゥ!」

億泰「・・・」ムッ

仗助「お、おいおいどうしたんだよそんな怖い顔してよォ〜〜〜」

億泰「なれなれしくすんじゃねーぞ東方仗助ッ!」

仗助「!?」

億泰「兄貴の事も親父の事も感謝してる。」

億泰「しかしッ!オメーとの決着はまだついてねーッ!」

億泰「いいかッ!?俺達は『トモダチ』なんかじゃあねーッ!『ライバル』なんだッ!敵同士だッ!!」

億泰「今テメーとつるんでるのは親父と兄貴の借りがあるからだッ!借りを返したら決着を付けるッ!いいなッ!?」

仗助「わ、わかったよ、そんなこえー顔すんなって!」

仗助「チェッ、なんだよ。せっかくクレイジー・ダイヤモンドで由花子を見たら
    康一に今日告白するって考えてたって言おうとしたのによォー」

億泰「な」

億泰「なんだとォーーーーーーーーーッ!?」

仗助「おおあっ!びっくりしたァっ!」ビクッ

億泰「お、おいッ!東方仗助ッ!そ、それッ!どこでするってのも分かったのかッ!?」

仗助「あ〜〜〜知ってるけどよォ、俺達『ライバル』だよなァ〜〜〜
   そんな馴れ馴れしくするのってどうなんだろうなァ〜〜〜」

億泰「おいッ!そこを何とかッ!俺達『マブダチ』だろッ!」

仗助「お、おまえ今さっき『ライバル』って言ったじゃあないか〜〜〜〜」

億泰「後に言うほうが正しいんだよダボがッ!俺がお前に言うときはな!」

仗助「わかったわかった!連れてってやるから落ち着けって!こっちだ!」

億泰「だがしかし・・・よりにもよって康一のヤローごときが・・・ううう〜〜〜HEEYYYYYYYッ!」オロロロォ-z__ン

仗助「そんなに泣くなって!ホラよ、ハンカチ」

億泰「東方仗助ェ〜〜〜ッ!お前ってイイヤツだなァ〜〜〜〜ッ!」グスグス

304 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 02:03:23.09 ID:qRPSpCypo
仗助「・・・で、それからどうなったかと言うと・・・」




由花子「はいあーん?」

康一「あ、あーん?」パク、モグモグ

由花子「・・・どう?おいしい?」

康一「・・・ウンッ!!とっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っても美味しいよ?」

由花子「良かった!嬉しいわッ?」

康一「ところで・・・由花子さん、僕ここの部分わからないんだ・・・」

英語の教科書「この文章を英語にしろッ!ぬへへへッ!」

由花子「大丈夫!ここはね・・・こうすると・・・あとは分かるでしょ?」

康一「本当だッ!凄いッ!」

英語の教科書「知ってんだよオオォォッ!英語の教師かうう・・・うう・・・
   うおお おっ おっ おっ オメーはよォォォォ」





仗助「・・・とか・・・あとは・・・」

康一「このセーターありがとうッ!スッごく嬉しい!」

由花子「ありがとう!・・・実はこれ、私とお揃いなの・・・」

康一「あッ!」

由花子「『スタンド使い』といい『セーター』といい・・・
   どんどん共通点が増えていって、由花子嬉しいっ!」

康一「僕もだよ由花子さんっ!」

由花子「康一くんっ?」

康一「由花子さんっ?」


仗助「・・・てな具合に・・・」

仗助「そして億泰は案の定・・・」

億泰「・・・」

仗助「考えるのをほとんど止めた状態に・・・ただでさえ回ってなかった頭がもっと回らずに・・・」

億泰「・・・ナンカ・・・ィッタカ・・・?」

仗助「いや、なんでもねーよ・・・」

仗助(これはなんとかして慰めるっきゃねーな・・・)
208.39 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)