他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
SS速報VIP 過去ログ倉庫
検索
すべて
本文
タイトル
投稿者
ID
このスレッドは
SS速報VIPの過去ログ倉庫
に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は
管理人までご一報
ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。
博士「ワープ装置が完成したぞ!」 -
SS速報VIP 過去ログ倉庫
Check
Tweet
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/10/07(金) 02:06:38.56 ID:uX6XVr/0o
ある小さな研究所にて、博士が叫んだ。
「ワープ装置が完成したぞ!」
「おめでとうございます!」
博士のこれまでの不遇な人生を知っている助手は、心から祝福の言葉を贈った。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1475773597
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】
ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。
【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/
ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/
旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/
木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/
いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/
【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/
こんな恋愛がしたい 安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/
【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/10/07(金) 02:07:26.52 ID:uX6XVr/0o
「博士、私はこのワープ装置の開発には携わってなかったので、
どういう原理のものか教えていただけますか」
こう助手が質問すると、
「まあ待ちなさい。まずは私の古い友人に手紙を送ることにしよう」
博士は手紙を書き始めた。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/10/07(金) 02:08:44.71 ID:uX6XVr/0o
博士の旧友である大富豪は、すぐさま駆けつけてきた。
「ようこそ」
「ワープ装置ができたというのは本当かね!?」
「ああ、本当さ」
「よし、すぐに体験させてくれ!」
この大富豪は最新アイテムやテクノロジーといったものを、
いの一番に体験しないと気が済まない性格をしていた。
この性格があるからこそ、生き馬の目を抜くような社会で大成功を収められたのだ。
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/10/07(金) 02:12:17.61 ID:uX6XVr/0o
博士が準備のため別室に移動したので、助手と大富豪は二人きりになる。
「今日はお一人で来られたんですか?」
「もちろんだ。こんな珍しい体験は、ぜひとも一人占めしたいからね」
「あなたは今やこの国で一番の影響力を持つ人間といっても過言ではありません。
お供もつけずに一人で来て大丈夫なんですか?」
「多分、今頃私の屋敷や会社は大騒ぎになっているだろうな」
「ええっ!? よく抜け出してこれましたね」
「姿と気配を消すことができるこのマントのおかげさ。
手紙も消去したし、私がここに来ていることを知る者は、誰もいないよ」
大富豪は得意げに、自社の製品であるマントを見せびらかした。
彼もまた、発明で身を立てた人間なのである。
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/10/07(金) 02:12:43.18 ID:uX6XVr/0o
そこへ博士がやってきた。
「ワープ装置の準備が完了したよ」
「おおっ、さっそく体験させてくれたまえ!」
大富豪はまるで子供のような表情になった。
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/10/07(金) 02:14:08.44 ID:uX6XVr/0o
ワープ装置は、人間よりも一回り大きいカプセル、といった形状をしていた。
「この中に入ってくれたまえ」
「うむ」
「外からこのスイッチを押せば、ワープは完了する。準備はいいかい?」
「いつでもいいとも!」
「では、スイッチオン」
博士がボタンを押すと、大富豪の体はワープ装置から消失した。
「よし、ワープ成功だ」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/10/07(金) 02:15:19.46 ID:uX6XVr/0o
助手が尋ねる。
「ところで、あの人はどこにワープしたんです?」
「体は跡形もなく分解されたから、無事あの世へワープできたんじゃないかな」
助手は、かつてあの大富豪は博士の功績を横取りして巨万の富を得たことを、ふと思い出した。
― 終 ―
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/07(金) 04:11:50.76 ID:8FAo2kyBO
どこでもドアの怖い話思い出した。
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/07(金) 17:26:32.17 ID:JWhZn1VaO
まさにショートショートって感じだな。星バーーーローーとかの。
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/08(土) 08:26:16.96 ID:4ugNzCN/o
道に迷った星バーーーローーが訪ねて来る?
3.67 KB
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
専用ブラウザ
検索
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)