【安価・コンマ】メタルファイヤー!【オリジナル・ロボット物】

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316 : ◆ShmO.TgXX2 [sage]:2016/11/11(金) 01:52:30.76 ID:etkLLkU30
第一世代-50年前
金属を取りこみ自らの肉体とするメタラダムの性質を利用するために「義体」という仕組みが作られた時代。
しかし研究はなかなか進まずとりあえずの器としてまだ人型の骨組みのようなものしか生まれていなかった。
研究過程ゆえに義体の存在もまだ表に出ていなかった時代。当然戦闘に堪える強度の確保などまだまだ夢物語だった。

第二世代-40年前
義体の構造材に有機生命的金属を採用することで後の約40年に及ぶ基礎を作り上げた時代。
「オーガンコア」の中に埋め込まれたメタラダムに設計図を記憶させ、有機生命的金属の骨組みにセットする。
するとメタラダムはオーガンコアをエネルギーに分解し、骨組みを成長させて筋肉などの器官をひとりでに構成し始める。
コアは100%のエネルギーになって完全になくなり、こうして義体が完成する。40年後もこの方式でメタラダムは義体に定着している。
なんらかの事情によってメタラダムが義体を破棄しなくてはいけなくなったときは、義体を骨組みにしてまたオーガンコアに戻り他の義体に定着できる。
この方法によって生まれた義体は金属筋で満たされており、人間とは比較にならない強度と活動能力を持つ。
競技用としては現在主流の第三・第四世代と比べると融合した後のExフォースの存在を考慮していない故に些か過剰強度であり移動速度に欠けるが、
主要武器であるレールガンのストッピング・パワーに対してこれを無視することができ、かつ融合格闘術において抜群の適性がある点での再評価がある。
製作が容易になったことで外見に関しても考案の予知が拡がり、多様な外装が生まれていった。メタラダムたちの人間社会への本格的な参画もこのころからである。
作業用義体など重労働の現場では未だに現役の地域もある。しかし、人間との融合問題を受けて急速に第三世代への移行が始まった。
融合体という新生物の発生を予期していなかった第二世代義体では、融合する際にあらかじめ融合後の姿をイメージしていないと形が崩れるのだ。
事実最初の融合を果たした被害者はその場でどろどろに溶解してしまい、問題が解決するまで融合を解くことができなかった。

第三世代-13年前
有機生命的金属の採用によって起こった現象、メタラダム融合体を解明しそれを反映した新世代の義体。
第二世代義体では人間と金属生命体の自我によって融合体の姿が決まっており、ある程度の熟練なしには融合体と化した後の姿を自由に決められなかった。
何より一番の問題点は偶発的に起こり得る上に制御できないということで、融合後の分離さえも一種の熟練なしには行えなかったことだった。
この問題を解決するために、第三世代義体ではオーガンコア内部のメタラダムへあらかじめ融合後の姿及び融合・分離方法を記憶させておく。
するとやはり義体から融合体へと変化する時に肉体の構成が骨組みからの成長同様、設計図通りに行われる。ただし融合体は人型であるため設計にはある程度の制限がある。
この第三世代型義体は各民間企業などの参入、初の融合体競技世界大会などの宣伝効果により凄まじい速度での普及を見せた。
ビジュアル面もより洗練され、スポーツカーのような流線形を持つタイプが主流になった。
また、融合体が発するExフォースという存在が認知されたのもこの世代からであり、続く第四世代義体に向けた課題となった。
競技における武装については、装甲の塊のような肉体にダメージを与えるために貫通力よりも衝撃を与えるレールガンや工具のような武器、あるいは融合格闘術。
Exフォースが認知された最後期にはそれを纏わせて扱う斧やドリルなどといった切断・掘削を行う武器も現れた。
これは第二世代でも同じ仕様であったが、五体の一部が欠損するようなダメージが融合体に起こっても、分離後は義体が肩代わりをする。かわりに感覚への衝撃は人間が受ける。
なおこの時期に実験作として人間との生殖を可能にし、人間の赤子を出産できる義体が存在していたらしい。
一説には誤ってか何かの奇跡なのか、その義体からは純粋な人間の赤子ではなく「人間とメタラダムの子」が産まれた故に世に出回ることがなくなったとされている。

第四世代-1年前〜作中
メタラダム融合体が纏う未知のエネルギー・Exフォースを効率的に扱うシステムを備えた義体。ExF(エクセフ)義体とも呼ばれる。
超自我力流路と呼ばれる、人間でいう所の心臓と血管のような器官を義体構成時に形成するようになったことでExフォースの肉体伝達率が飛躍的に向上した。
伝達率が高まったことで第三世代当時では机上の空論であった新技術が次々と実現可能になった。
第四世代が通常装備として持つExFディフレクターと呼ばれる防御空間発生装置や、ExFブースターと呼ばれる凄まじい機動力を与える推進装置などが代表的なもの。
特にこの二つはこれまでの義体に対して圧倒的なアドバンテージをもたらすために、第四世代義体を名乗るための十分条件として扱われることもある。
武装面では固定武装及び遠隔攻撃分野の成長が目立ち、装甲を劣化させる火炎放射器やExフォースの爆発による衝撃を与える衝撃砲、
中でも固定武装として本体と直結することで高出力を実現させ、近距離の衝撃翌力と装甲劣化を同時に与える電磁散弾砲ボルトキャノンは白眉であった。
その他にもExフォースを用いることでの通信・偵察機能や修理機能を併せ持つ支援用の兵装も現れることで、戦術が一気に多様化した。
完成当時は完全に見えた第四世代型義体の融合体であったが、弱点があった。進歩した融合格闘術を用いた格闘戦に非常に弱いのだ。
防御面をExフォースに依存していることによって構造面では超自我力流路などの影響により旧世代の義体よりも強度が劣化しており、
格闘術に精通した融合体にExフォースのクセを見切られ接近されれば、あっという間に気絶・分離による行動不能まで持って行かれてしまうことがままある。
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