御坂「エイジ・オブ・アポカリプス」

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113 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/08/31(木) 23:42:08.28 ID:VCMOyfIn0
>>112

アベンジャーズにだって、元々悪党をやってた奴は〜:ホークアイも最初は悪人に間違えられたり、アベンジャーズ加入前に悪事に関わったこともあった。
 同じくアベンジャーズで長く活躍したスカーレットウィッチとクイックシルバーはマグニートー率いる悪のミュータント軍団、ブラザーフッドオブイービルミュータンツだった
 最近でも宇宙からやってきて地球を変えようとしたエクス・ニヒロ達も、和解後にアベンジャーズと共に戦っている
 元々は敵対した者や悪事に加わっていた者でも、ヒーローとして仲間になることはけっこうある
114 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/09/28(木) 22:50:29.36 ID:ksiCjO5+0
 シュン

黒子「!・・・見えましたわ。あのビルの屋上にいるのがアポカリプスですわね・・・!」

スコット「奴が片手で持ちあげているのは・・・教授!」


教授「・・・ぐ・・・うう・・・」グググ

アポカリプス「来たか」

 シュン スタッ

スコット「その人を放せ!」

黒子「風紀委員ですの。学園都市の風紀を乱そうとするのなら、私達が相手になりますわ」

アポカリプス「我がホースメンよ、洗脳から脱したか。やはり急ごしらえの支配では浅かったか・・・」

黒子「目的は何ですの?学園都市中に戦いを煽り、それが上手くいかなかったからと私やウォーレンさん達を操り、攻撃を仕掛けてくるなんて・・・」

アポカリプス「この街は素晴らしい街だ。ミュータントに溢れ、輝かしい未来がある。だが、同時に弱き者も多く抱えている・・・だからこそ、弱き者達を淘汰し、強き者だけの街にするのだ」

スコット「そんなことをして何になる!」

アポカリプス「農作物を育てたことはあるか?一つの根に複数の果実が実る時、小さい果実を排除することで残った果実がより多くの栄養分を得て、より大きく、優れた果実に育つのだ」

黒子「・・・それをこの学園都市にあてはめているのですね。なんと極論な・・・」

スコット「この世界の者ではないお前が、何故学園都市でそんなことを」

アポカリプス「強き者だけとなったこの街の支配者となり、我が理想の世界を築き上げるのだ。その後に、故郷である元の世界をも支配してくれようではないか」

黒子「結局は有能な部下が欲しいってことですのね。大物なのか小物なのか・・・」

スコット「学園都市の能力者達に戦いを煽っておいて無視されてる時点でどうかと思うが」
115 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/09/28(木) 23:02:47.51 ID:ksiCjO5+0
アポカリプス「我にたてつく貴様達を排除した後、残ったホースメンと共にこの街を闘争の渦に巻き込んでくれる。この街のミュータント達も、より優れた存在に成長できるのだ。素晴らしいとは思わんか」

黒子「あいにくですが、私はちゃんとカリキュラムに沿って授業を受け、自分達の力で成長しますので、あなたの押しつけ教育は遠慮いたしますの」

スコット「手を引けアポカリプス!この街に手出しはさせないぞ!」

アポカリプス「ならば、やってみろ」ブン

教授「うぐっ・・・」ドサッ

スコット「教授!黒子、教授の保護を!」

黒子「お任せですの」シュン

スコット「僕が相手だ!アポカリプス!」FSHAAAAAA!

アポカリプス「NNMMM・・・弱いぞ、サマーズ。やはり未熟な十代の貴様では、その程度か」

スコット「マトモに受けているハズなのに・・・!」FSHAAAAA!

アポカリプス「我はアポカリプス・・・力の差を見せてやろう」

 ―――

スパイディ「麦野をホースメンから救うことは出来た。たぶんだけど・・・残るホースメンは一人!マグニートーだ!」

御坂「ドクターストレンジが一人で相手してくれてるハズだけど、どうなって――・・・って!」


ストレンジ「むうう・・・」ガクッ

マグニートー「・・・」

御坂「ストレンジが両膝をついてる!」

佐天「膝に矢を受けてしまったのかな!」
116 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/09/28(木) 23:32:31.85 ID:ksiCjO5+0
御坂「マグニートー!」バリバリバリ!

マグニートー「む」ZZZAAA!

初春「御坂さんの電撃を難なくバリアで弾いた」

佐天「ストレンジ先生、大丈夫ですか?」タタタ

ストレンジ「うっ・・・心配無用だ。だが、私はもう戦線には加われない・・・」

佐天「ほんと?そんなに重傷を負ってる風には見えないけど・・・」

ストレンジ「とにかくだ、今のマグニートーを止められるのは君達だけだ。X-MENの面々はサイクロップスの援護に向かうのだ。彼とテレポーターの少女だけでは、アポカリプスは手に負えん」

ハンク「しかしジーンのパワー無しでマグニートーをホースメンの支配から解除できるのですか?」

ストレンジ「マグニートーは洗脳されているのではない。ここは電撃の少女とスパイダーマン、ホークアイに任せて、君達は早くアポカリプスを!」

ウォーレン「・・・僕も行くよ・・・」ググ・・・

ボビー「ウォーレン!意識が戻ったんだね!平気かい?」

ウォーレン「僕は・・・自分の心に負けて、その隙をアポカリプスに突かれてしまった・・・このまま黙ってるなんてイヤだからな。それに、スコット一人じゃ心配でおちおち寝てられないさ」

ジーン「よし、スコットと合流してアポカリプスと戦いましょう!」
117 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/09/28(木) 23:44:59.11 ID:ksiCjO5+0
御坂「マグニートー!どうして・・・また悪人に逆戻りしたっていうの!?」ビリビリビリ

マグニートー「先ほども言った通り、アポカリプスの考えに賛同したのだ。お前は賢い子だと思っていたがな超電磁砲・・・」ZZZAAA

御坂「あんたがまた敵になるっていうんなら、相手になるわよ!」ビリビリビリ!

スパイディ「御坂!一人で磁界の王と戦うのは無茶だ!援護するよ!」THWIP! THWIP! ジャッ

初春「スパイダーマンさんの糸、御坂さんとマグニートーさんのパワーのぶつかり合う余波で届く前に焼き切れてますよ」

スパイディ「うぐっ」

ホークアイ「ここは俺に任せろ。弓矢でヘッドショット決めてやるぜ」シュッ ジャッ

初春「ホークアイさんの矢も届く前に焼き消えましたね」

ホークアイ「んぐっ」

佐天「こりゃ二人とも役にたたないや」

スパイディ「ローガン、御坂に手をかしてやってよ!あんな子供が一人でマグニートーの相手をしてるんだよ!なんでボーっとしてるのさ!」

ウルヴァリン「・・・いや、これは俺の出る幕じゃねえらしい」

スパイディ「!?・・・」


御坂「本気でいくわよ!」コイーン

佐天「でたー!御坂さんの十八番の超電磁砲だーっ!」

 ドォン! ZZZOOOSSSHHHH!

マグニートー「RGHHH・・・その程度では、私に勝つことはできんぞ」

佐天「た、耐えた!」

御坂「っ・・・」
118 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/09/28(木) 23:55:12.84 ID:ksiCjO5+0
マグニートー「この磁界王に勝つには貴様の潜在能力を解放させるしかないぞ!でなければ、貴様は我が力の前に倒れ、この街は戦場と化すのみ!」

御坂「くっ!・・・そうはさせないわ!私がアンタを止めてみせる!」

マグニートー「ならば見せてみろ!貴様の本当のパワーを!マグネットパワー!」FFFZZZAAAAAAKKKKK!

御坂「マグネットパワー!」FFFZZZAAAAAAKKKKK!

 FSHZA-FOOOOOOOOOMMM!!!

 スパイディ「す、すごいエネルギーのぶつかり合いだ!近づけない!」

 ZZZAAAAAAAAKKKKKKKK!!!

御坂「――っ!・・・ぐっ・・・ううっ・・・」グググ・・・

 初春「!・・・で、でも御坂さんが少し押されてます」

マグニートー「フハハハ・・・フハハハハハ。そこまでか。貴様の力など、そこまでのものに過ぎんのか」ZZZAAA!

御坂「〜〜っ・・・」ZZZAAA!

マグニートー「それでも学園都市最高位のレベル5か」ZZZAAA!

 佐天「!・・・マグニートーさん・・・なんだか・・・」
119 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/09/29(金) 00:19:45.25 ID:Dh7FSd650
マグニートー「貴様にはまだ甘さがある。教えた筈だ。そんな甘さがあれば大切なものを守れないと。その手を血で染める覚悟がなければ、私には勝てぬぞ!」ZZZAAAAA!

マグニートー「真のヒーローになりたければ甘さを捨てるのだ!敗れて全てを失うか、大切な者達を守るために敵を排除するか、選べ!」ZZZAAAAA!

マグニートー「足を踏ん張り、腰を入れぬか!能力を全開にしろ!自身の中に眠る才能を爆発させるのだ!そんなことでは、悪党の私一人倒せんぞ!この小娘がぁ!」ZZZAAAAA!

御坂「っ!・・・〜〜〜!」ZZZAAAAA! ガクッ・・・

マグニートー「何をしている!自ら膝をつくなど、勝負を捨てた者のすることだぞ!」ZZZAAAAA! ググ・・・!

御坂「ぐう・・・ううう・・・!」ZZZAAAAA!

マグニートー「立て!立ってみせろ!私に勝ってみせろ!」ZZZAAAAA!

御坂「――う、うるさい!磁界王マグニートー!・・・私はアンタを越えてみせる!」ZZZZZAAAAAA!!!

マグニートー「!」ZZZAAAAA!

御坂「パワー全開ッ!GRAVITY SQUEEZE!(グラビティスクイーズ!)」ZZZAAAAAKKKKK!!!

 初春「電磁の結界で包み込んだ!」

 佐天「御坂さん!」

マグニートー「AAARRRGGGHHHHH!」ZZZZZZZAAAAAAAAAAAAAAKKKKKKKK!!!

御坂「これでトドメよ!マグニートー!」ZZZZAAAAAAAA!!!
120 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/09/29(金) 00:39:34.12 ID:Dh7FSd650

マグニートー「――・・・よくやった」ZZZAAAAA!


御坂「――!?」ZZZAAAAA!


マグニートー「今こそ・・・お前は真のヒーローに・・・――」

 ZZZZZAAAAAAAAAA!!!


御坂「――・・・・・・マ・・・マグニートー!?」


 FWWWOOOOSSSHHHHHHHHHHHHHH!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・
121 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/10/19(木) 20:47:38.72 ID:s8qTWybo0

スパイディ「――御坂!」タタッ

御坂「・・・・・・」

佐天「どうなったの?マグニートーさんはどこに行ったの?」キョロキョロ

初春「・・・わかりません。御坂さんの電磁力フィールドで包みこまれて、粉々になったのかも・・・」

佐天「ま、マジで!?」

ホークアイ「・・・」

スパイディ「御坂!御坂、平気か?」

御坂「・・・悪人なんかじゃなかった・・・マグニートーは・・・私に・・・」

ストレンジ「そうだ。マグニートーはアポカリプスに従うフリをしていたのだ」

御坂「!」

スパイディ「どういうこと?・・・」

ストレンジ「奴は君達に、学園都市を守る者としての『覚悟』をしてほしかったのだ。御坂美琴、君の中の甘さを消すために非情に徹したのだ。街を守るには、手段を選べない事もあると・・・」

御坂「・・・」

初春「ストレンジさんがマグニートーさんを食い止めている間、その話を聞いたんですね」

ストレンジ「そうだ。だから私はあえて身を引いた。マグニートーの目的は、御坂美琴に自分を打ち倒させること」

佐天「そんなややこしいことしなくっても・・・」

ストレンジ「こうでもしなければ、君達の甘さは抜けないとみたのだろう。君達は優しい・・・だからこそ、学園都市を守る者として、一皮むける必要があったのだ」

御坂「っ・・・」
122 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/10/19(木) 21:01:49.53 ID:s8qTWybo0
スパイディ「・・・でも、それでも他に道はあるはずだよ。たとえ悪人でも、命を奪わなくて済む道が」

ストレンジ「君ならそう言うだろうと思ったよ。だが、時には・・・非情にならなければ、人々を救えないこともある」

 ホークアイ「・・・」

スパイディ「それでもだよ!それでも、必ず道はあるはずだ。必ず・・・」

御坂「・・・・・・その通りよ・・・私は・・・私は悪人でも命は守るわ。たとえ学園都市を滅ぼそうとする悪のミュータントだろうと、なんだろうと」

ホークアイ「・・・へっ、すげぇパワーを持ってても、やっぱり子供だな」

ストレンジ「・・・そうか。それもまた良し」

御坂「長い間スパイダーマンと一緒に行動してると、甘ちゃんに感化されちゃうのよ」

スパイディ「それでこそ君だよ、御坂」

 御坂(・・・マグニートー、あなたの身を呈した指導のおかげで、私も覚悟が出来たわ。私は・・・絶対に・・・たとえ悪人でも、命を守る。それが私の覚悟と決意よ。マグニートー・・・)


ホークアイ「っしゃ、これでフォーホースメンは全員倒したことになるな。後はボスを倒すだけだぜ」

初春「スコットさんと白井さんが先行してアポカリプスと戦ってて、現在ジーンさん達が合流に向かってます。私達も行きましょう。位置情報は白井さんのGPSでわかります」

佐天「よーし!ゆくぞみなのしゅう!学園都市をおびやかす悪のミュータントをやっつけるのだー!」

スパイディ「非戦闘員なのに威勢はいいんだよなぁ」
123 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/10/19(木) 21:15:20.80 ID:s8qTWybo0
>>122

非情にならなければ〜:MARVEL世界の並行世界(様々な世界)同士が衝突し、消滅する現象『インカージョン』が発生したことがある。
 Dr.ストレンジやアイアンマンらは自分達の世界を守るため、『衝突しようとする相手側の世界を破壊する』という非情な手段をとらざるをえなかった。
 勿論、世界を守る方法が他にないか常に模索していたが、衝突現象は頻繁に、かつ時間制限付きで続々と発生するので、相手の世界を破壊する以外に方法が無い状況だった
124 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2017/11/18(土) 23:59:05.61 ID:qIjbvDbg0

ハンク「ジーン、スコットの様子は?」JUMP! チャクチッ JUMP!

ジーン「それが・・・何度もテレバシーを送ってるけど反応がないの」FOOOMM

ボビー「まさかアポカリプスに帰り討ちにされちゃったのかな・・・」FOOSHH

ウォーレン「めったなことを言うなよボビー!一秒でも早くスコットと黒子と合流するためにももっと急がないと!」

ボビー「氷ロードを作りながらの移動はこれ以上速くできないんだよ。ハンクはビルの谷間をジャンプしての移動だし、ジーンやウォーレンみたいに飛べるわけじゃないんだから」FOOSHH

ハンク「ジーン、テレバシーで呼びかけ続けてくれ。スコットは我々X-MENのリーダーだ。そう易々とやられるものか」JUMP!

ジーン(スコット・・・声を聞かせてよ・・・!)


ハンク「!・・・あそこだ!」

 スコット「ぐ・・・うぅ・・・」グググ・・・

 アポカリプス「・・・」グググ・・・

ボビー「スコットがアポカリプスに頭をわしづかみにされてる!」

ウォーレン「っ!」バサァ!

ハンク「ウォーレン!?待て!」

ウォーレン「アポカリプス!僕を悪の道に引きずり込んで仲間を傷つけさせたな!お前が与えたこの鋼鉄の翼をお前自身で味わえ!」グオオー!

黒子「ウォーレンさん!罠ですの!」

ウォーレン「!」

 ッ!
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/20(月) 19:33:08.98 ID:2WrOC0qf0
そう言えば上条さんって何してたっけ?

>>3
これ等の他にも何か書いてない?
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/13(土) 12:21:46.42 ID:6NZVYlg40
まだ?
127 : ◆t8EBwAYVrY [sage]:2019/05/03(金) 19:12:22.54 ID:5YQd7+IO0
あまりにも放置しすぎたしぐだぐだと長くなってたので仕切り直します

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556877133/

上記スレッドにて改訂版を書かせていただきます。ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました
話の大筋は変わらず、読みやすくなるようにテンポ重視で無駄を切り取っていきたいと思います
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