【ハンター×ハンター】逆風のヨークシンオークション その2【安価】

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223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:10:49.49 ID:gpnB4b/P0
>>222それは悪手だと思う。
連絡取れないしこっちはブロンズがわからないから
サダソ達に見つかる可能性が高い
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 22:13:47.48 ID:1TQZsST/0
円を使うとかどうだろう
225 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/19(日) 22:15:52.18 ID:M/yFLpm30
ちなみに、フロアの広さについて補足説明をしますと、ヨークシンシティでもかなり大きい
大型ショッピングセンターなのでワンフロアは約百メートル四方の広さを持っています。
そこに、数千の家具が並んでいるフロアとお考え下さい。
補足説明をしましたので会議時間を22:30まで延長します。
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:17:10.05 ID:gpnB4b/P0
>>224ビルが広いって描写されてるしノブナガでさえ半径4mしか広げられないから無駄だと思う(それにできる奴いるとは限らないし)
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:18:52.63 ID:gpnB4b/P0
>>225そうか
じゃあ、みんなばらけて隠れられそうな所を探すとかしかないのか
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 22:22:49.23 ID:1TQZsST/0
できる人は円使った方がいいよね。できるだけ急がないとだし。
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:23:47.16 ID:oW54ZpSGo
大きな家具と中ぐらいの家具と小さい家具
それぞれのコーナーを各店員に案内してもらえるように別れてさがすとか?
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:24:06.96 ID:FGmWq/0X0
後は...電話出来る体勢が取れる物に隠れているって事か、横になってるか立ってるか座ってるか解らんが
それと店員に電話を聞かれないように定位置に居る店員からは離れていると思う。
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:24:09.78 ID:UlMDQgKR0
ヴォルトって円だけ使えないのか…
232 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/19(日) 22:30:24.94 ID:M/yFLpm30
ヴォルトはどうする?
>>↓1
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 22:30:36.20 ID:1TQZsST/0
円を使える人は使って、手分けして探す
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:33:09.13 ID:gpnB4b/P0
>>231円使えない描写あったっけ?
235 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/19(日) 22:45:42.05 ID:M/yFLpm30
>>234さん。
>>4のルール説明に記してあります。
細かく書いてあるので、見つけづらいかもしれませんが、最後の方にあります。
236 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/19(日) 22:46:19.54 ID:M/yFLpm30
「こうなったら、しょうがない。 手分けして探すしかないかな」

「マジかよ、このフロアを?」

バショウが、げんなりとした顔でフロアを見渡す。

広大なフロアには、大小問わず多くの家具が展示されており、探すのは骨が折れそうだ。

「そうだね・・・、円とか使える人いる?」

ちなみに私は使えない。

元々感覚が鋭く、暗闇でも音や空気の動きで、ある程度の情報は得ることができる為、必要性を感じなかったのだ。

ヴェーゼとバショウは黙って首をふる。

「僕は一応使えるけど、半径十メートルが限界かな。
 それに、そのブロンズは念能力者ではあるけど、戦闘能力とかは常人並みなんだろ?
 修行もしていないみたいだし、円の中に入っても感知できないかもしれないよ?」

確かに、それは問題だ。

それでも使わないよりは、見つかる確率が高くなるかも知れないけど、こちらはブロンズの容姿を知らない為
ブロンズだと分からないかも知れない。

常人離れしたオーラや肉体を持っていれば、ヒントにはなるけどブロンズの場合それは期待できない。

しかも、円を張りながら店内を歩けば金刃会の念能力者に怪しまれる可能性が跳ね上がる。


>>↓1 円を使ってもらう?
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 22:48:33.43 ID:1TQZsST/0
使わなくていいかな
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:48:45.23 ID:FGmWq/0X0
やめよう
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:53:42.93 ID:gpnB4b/P0
>>235あ、ほんとだ。
返信ありがとう
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:56:03.05 ID:FGmWq/0X0
そういえばヴォルトは呼吸を探れるのか、呼吸とかは発想が回らなかったけど行けるかコレ...
241 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/19(日) 22:57:28.35 ID:M/yFLpm30
「じゃあ、円はやめとこうか。普通に手分けして探しましょう」

「あ、ちょっと待ってよ」

ヴォルトの指示にヴェーゼが意見を挟んだ。

「私や、あとバショウもだと思うけど、一人で金刃会の殺し屋と遭遇するのはイヤよ。
 もし何かあっても対応しやすいように、戦闘が得意な者と、戦闘には不向きな者で組んだほうがいいと思う」

「なるほど、それは確かに・・・」

結局、私とバショウ、ヴェーゼとジンジャーが組むことになった。

「さて、私達はフロアの西側、ヴェーゼ達は東側を探すことにしようか」

「ああ、いいよ」

四人は二手に別れ店の中を、探していく。

【発見】コンマ判定を行います。
『依存ステータス』
幸運 4

『補正項目』
広大なフロア -3
ヴォルトの感覚 +1

目標値 2 >>↓1コンマ一桁 
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 22:58:18.15 ID:FGmWq/0X0
ほい
243 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/19(日) 22:59:50.42 ID:M/yFLpm30
【発見】
目標値 2
 出目 5 失敗
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:01:46.26 ID:gpnB4b/P0
さすがに無理か
245 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/19(日) 23:11:49.97 ID:M/yFLpm30
それから、少しの間ヴォルトとバショウはフロアの西側を探したが、どうやら見つけるのは並大抵のことでは無いと判り始めてきた。

まず、家具が多すぎる。

ベッドの下や、タンスの影、クローゼットの中。

全てを怪しまれないように、探して行くのはかなり手間がかかる。

またブロンズも命懸け。

自分の全才能を傾けて隠れているはずだ。

泥棒という隠れる能力に優れた者が、家具店で本気で隠れた場合、見つけるのはハンターにも至難の技だろう。

「おい、もう五分くらい経っちまったぜ。そろそろやばいんじゃねえか。
 オレは多少の危ない橋を渡っても、とにかくブロンズと合流するのが優先だと思うぜ。
 とりあえず合流さえしてしまえば、サダソ以外の追手なら力づくでも突破できるかもしれねえ」

バショウの言う通り、一番まずいのは金刃会に先にブロンズを見つけられること。

このまま探すのもいいが、大胆な作戦に出るべきかも知れない。

いずれにせよ、そう遠くない内に金刃会がこのフロアに来る気がする。

次のアクションが、全ての決め手になるだろう。


ヴォルトはどうする?
246 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/19(日) 23:12:23.49 ID:M/yFLpm30
23:45まで会議時間とします。
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:16:53.49 ID:FGmWq/0X0
声を出して居るのを伝えるか?大声でおーいとか言ったりとか
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:19:26.65 ID:oW54ZpSGo
バショウに煙出してもらって火災報知器作動しか思い付かねぇ…
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:21:53.27 ID:FGmWq/0X0
ブロンズは電話越しとはいえ此方の声を知ってるはずだし...ちょっと怪しいけどね。どうかな
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:27:48.43 ID:UlMDQgKR0
大声を上げるってのは案外悪くない気はする
こっちの声知ってるし聞こえさえして反応さえしてくれれば見つかるはず

ただ欠点はやっぱり敵に気付かれやすいってことか
ブロンズが聞こえない場所にいたり無反応を貫こうとしてもまずいな
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:29:50.61 ID:oW54ZpSGo
迷子センターでヴォルトの名前で呼び掛けてもらうとか()
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:29:54.56 ID:gpnB4b/P0
そうだな、金刃会はまだ来てないんだし>>247でいんじゃね
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:31:24.71 ID:JDpOUm7nO
なんか一般人が喧嘩かなんかしてるふりして大声出してみるとか
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:32:11.35 ID:gpnB4b/P0
>>251
迷子センターっていうのもいいな、いちいち迷子センターの方に金刃会も構わないだろうし
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:32:18.41 ID:9kqXG5bK0
迷子センターありだと思う
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:35:06.68 ID:gpnB4b/P0
迷子センターの放送でヴォルトさんが探してますって流してくれたらいいと思う
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/19(日) 23:36:28.63 ID:1TQZsST/0
でも、結局抜け出して見つかるっていうリスクはなくならないんだよな。
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:37:26.99 ID:UlMDQgKR0
迷子センターいいね
ブロンズの名前を出さないで適当な名前を呼ぶか?このフロアにあるのかわからんけど
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:39:26.35 ID:oW54ZpSGo
ブロンズが知ってるこっちの陣営のだれかを迷子にしよう!
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:43:06.70 ID:gpnB4b/P0
>>161で説明にバショウの名前だしてると思うし、バショウの名前で迷子センターで放送するか
261 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/19(日) 23:45:20.05 ID:M/yFLpm30
ヴォルトはどうする?
>>↓1
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:45:32.23 ID:gpnB4b/P0
あ、でもヴォルトが迷子になってるって言って貰えば確実か
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:46:08.24 ID:gpnB4b/P0
あ、ごめん迷子センターでヴォルトが迷子になってるって放送してもらう
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:48:55.35 ID:FGmWq/0X0
ところで迷子センターってどこだ?各階に有るか?
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:52:09.17 ID:gpnB4b/P0
何処の階でも同じくらいということで4階にあることを願おう
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:52:51.07 ID:oW54ZpSGo
クッソ広いとこなら各階にあるかもしれない
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 23:55:21.68 ID:gpnB4b/P0
あークッソ広い所だったら子供が歩くってことを考えて各階にあるかも
268 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/20(月) 00:22:21.85 ID:M1Q6VPmR0
「そうだ! 放送で呼びかけて貰うってのはどう?」

「放送か? だけど、そんなもの使っちまったら金刃会にバレちまうんじゃねえか」

「大丈夫。 子供が迷子になったとか言って私の名前で呼びかけて貰えばいいよ。 多分あそこのお客様案内センターって所が迷子の案内も
 やってるんじゃないかな」

ヴォルトは、四階のお客様案内センターに向かいながら、ヴェーゼに電話をして二人を呼び戻す。

そして到着した案内センターには、受付として二人の女性が座っていた。

話しかける前に、バショウと小声で打ち合わせを行う。

「じゃ、私の子供が迷子ってのは無理があるから、バショウが父親役になって。
 迷子の名前はヴォルトでお願い」

バショウが、受付の前に立った。

「あー、すいません。 子供が、迷子になっちまったみたいで、放送で呼び出して欲しいんですが」

「お子様が迷子、ですね。 では、六階にある迷子センターの方にお子様を保護していないか照会して
 その後お近くの係員にお声がけしていただくようお呼び出しを致します。
 お子様が見つかり次第、迷子センターの方へ連れてまいりますので、六階の迷子センターでお待ちください」

「六階に? あー、いや。出来ればここに呼び出してもらった方がありがたいんだけど、六階はちとまずいと言うか・・・」

「しかし、本店の規則として・・・」

くっ、まずいわね。

慣れない場面に手こずっているみたい。 ここは私も手伝おう。

かなり若く見えるような格好をしておいて、よかった。

ヴォルトはバショウの元へと駆け寄っていった。

「今六階って聞こえたけどパパもしかして、高いところ行くの?
 私ヤダ! 絶対いかない!」

「はっ? えーと」

「迷子になったヴォルトならここに呼び出してよぉ。この店の六階、外が見える大きな窓がいっぱいあって怖いの。
 パパも知ってるでしょ? 私が、ビルから落ちかけてから、高いところがダメになったの」

打ち合わせ無しの、唐突なヴォルトの演技だったが何とか意図が通じたようだ。

「そ、そうなんですよ。 この子、ひどい高所恐怖症でして。 このフロアみたいに窓が少ない所ならともかく、景観の為に
 多く窓をつけている6階に連れて行くとパニックを起こすかも知れないんです。
 だから、ここに呼び出して欲しいんです」

「そうなんですか・・・」

受付の一人がこちらを見る。

ヴォルトは彼女から目を逸らし、少し俯いた。

女は女の演技を見抜くことには長けているケースが多い。

あまり、よく見られると演技がバレるかもしれない。

結局、バショウとヴォルトの説得が実り、受付が店内放送を流した。

「ヨークシンシティからお越しのヴォルト様、ヴォルト様。 お連れ様が、四階のお客様案内センターでお待ちになっております。
 お近くの係員か、四階、お客様案内センターまでお越し下さい」


【作戦成功】コンマ判定を行います。
【依存ステータス】
幸運 4

【補正項目】
作戦 +4
ブロンズの精神 -1

目標値 7 >>↓1コンマ一桁
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:25:04.13 ID:5nlUPLEm0
さあ、どうだ
270 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/20(月) 00:26:02.40 ID:M1Q6VPmR0
【作戦の成功】
目標値 7
 出目 3 成功
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:27:19.68 ID:5nlUPLEm0
これで合流できたか
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:28:22.86 ID:mpBRuch/o
(このアラサー)きっつい…w
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:29:11.48 ID:fu9vqYAK0
やった、音で伝える作戦がうまくいった
274 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/20(月) 00:29:24.62 ID:M1Q6VPmR0
今日はここまでにします。
また、これから一月程予定が立て込むので、次回更新はいつになるか正確には分かりません。
一週間に一、二回程度の頻度で更新していくことになると思います。
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:30:30.97 ID:5nlUPLEm0
乙、リアル優先でいいからねー
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:30:33.28 ID:pZl2arWU0
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:33:06.53 ID:mpBRuch/o

リアル大事にね
278 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/20(月) 00:37:18.30 ID:M1Q6VPmR0
ご心配ありがとうございます。
予定が立て込むと言っても、別に非常事態ってわけではないんです。
しばらく実家に帰省するので、家の手伝いや親戚の付き合いで、予定がどうなるか事前に把握しづらくなるってだけで。
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:38:23.05 ID:fu9vqYAK0
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:41:16.90 ID:Wsq0arDH0
乙! 生活に合わせて更新してくれたらいいよー!
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/20(月) 00:42:46.57 ID:ajHLHtQFo
乙ですー
282 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 22:09:16.15 ID:F6kvsB1i0
ssを再開します。
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 22:11:19.34 ID:7TDAozlR0
超待ってた
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 22:28:31.20 ID:rCHNHrAt0
了解
285 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 22:31:05.48 ID:F6kvsB1i0
放送が流れてから、約三分。

既に、ジンジャーとヴェーゼも合流し、四人で待つヴォルト達に声がかけられた。

「あ、あの、あなた達がコミュニティーの方々、ですよね?」

そこにいたのは、黒いシャツと、ズボンで上下を揃えた二十歳程と思われる青年。

麦わらを思わせるこげ茶色のぼさぼさ頭に、草食動物のような丸い目は、周囲をせわしなく見回している。

少しそばかすの浮いた顔は、多くの者に気弱そうな印象を与えるだろう。

泥棒、と聞いてヴォルトは柄の悪い男を想像していたがよく考えれば、暴力を誇示する必要があるマフィアと違い
盗人が優先すべきは目立たない事。

だとすれば、このあたりが泥棒に相応しい恰好なのだろう。

「ええ、私達はコミュニティーの依頼で動いているノストラード組。 あなたがブロンズ?」

「そ、そうです。 そ、それより早くオレをここから逃がしてくださいよ。合流出来たのはよかったですけど、あんな目立つ方法を使うなんて
 いつ金刃会の奴らに見つか」

「あー、それね。 ゴメン、もう手遅れみたい。
 さっきの放送を怪しまれたらしくて、こっちを伺ってる奴がいるんだよね。
 まあ、私達が逃げて、あなた一人だけでここに来てしまったら、それこそやばいから待ってたんだけど」

「へ?」

ヴォルトは、誰かに電話をかけだした、金刃会の追手らしき男を遠目に見ながら、ブロンズの腰をぽんと叩いた。

「さて・・・、逃げようか?」
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 22:43:48.08 ID:rCHNHrAt0
報知器鳴らすか...?
287 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 22:46:51.12 ID:F6kvsB1i0
ヴォルト達は、合図と共に一斉に最寄りの階段へと駆けた。

だが、もう遅かったようだ。

先ほどの放送で、確信とはいかないまでも不自然さを抱いた追手が、仲間を階段に配置していたのだろう。

数多の買い物客の中。

明らかに場違いな暴力の気配を纏った三人の男が階段の前にいた。

その内の一人は、更に異質な雰囲気・・・念能力者特有の気配を纏っていた。

ゆったりとした服を着たその男には左腕がない。

間違いない・・・彼がジンジャーの言っていた伝説の殺し屋、死拳のサダソ!


【見覚えが・・・】コンマ判定を行います。
『依存ステータス』
ジンジャーの知力 5

『補正項目』
雑魚には興味が無くてね -3

目標値 2 >>↓1コンマ一桁
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 22:48:12.96 ID:rCHNHrAt0
289 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 22:50:12.49 ID:F6kvsB1i0
【見覚えが・・・】
目標値 2
 出目 6 失敗 
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 22:56:16.97 ID:sCJk0SFm0
来てたか
291 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 22:59:57.45 ID:F6kvsB1i0
「くっ、奴がサダソか・・・。 僕の勘が言ってるよ、逃げたほうがいい」

「分かってる」

だけど、逃げると言っても何処へ逃げる?

他の階段にも、追手はいるかもしれない。

ブロンズの話だと、念能力者もあと二人いるって話だし、そいつらと、追いかけて来るであろうサダソの挟撃を受ければ最悪だ。

ならいっそのこと、サダソと戦って活路を開くべきかもしれない。

流石に全員でかかればサダソといえども・・・倒せるかは不安だが。

ヴォルトはどうする?

説明
ヴォルト達はサダソを凄腕の殺し屋と勘違いしています。
サダソと戦う場合、精神によるコンマ判定の結果によっては、緊張のあまり普段はあり得ないようなミスをしてしまう可能性もあります。
292 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 23:00:29.41 ID:F6kvsB1i0
23:25まで会議時間とします。
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:05:47.13 ID:sCJk0SFm0
いうても、サダソはオーラで相手を囲んで動けなくする程度の能力だし、集団でやれば速攻で勝てると思う
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:06:32.94 ID:rCHNHrAt0
牽制に遠距離攻撃(ピック投げたりとか)しながら逃げるか?
相手の実力もある程度解るかも
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:08:55.06 ID:7TDAozlR0
念には念を押して非常階段から逃げるのはどうよ
今は4Fだけど2〜3Fくらいになったら飛び降りてショートカットできるし
下にいる連中は正真正銘雑魚だから緊張判定を受ける事もないだろうし
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:13:26.76 ID:sCJk0SFm0
下手に戦うよりも逃げるほうがいいかもな
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:13:34.28 ID:rCHNHrAt0
>>295 非常階段危ないらしいよ、多分狙撃とか有るんじゃない?
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:16:44.51 ID:7TDAozlR0
>>297
狙撃の可能性は考えてなかったな…
じゃあやっぱり階段からしかないかね
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:24:37.61 ID:rCHNHrAt0
ところで報知器って念の炎で作動させられるかね?熱と煙を感知するタイプがそれぞれ有るらしいが
300 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 23:25:00.88 ID:F6kvsB1i0
ヴォルトはどうする?
>>↓1 
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:26:57.74 ID:rCHNHrAt0
やっぱり動きにくくなるかもしれんから報知器は止めとくか>>294で遠距離攻撃出来る奴は
無理ない程度に攻撃
302 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 23:34:47.57 ID:F6kvsB1i0
逃げる経路を選択します。
1、店内階段 
2、非常階段 
>>↓1〜3まで多数決で決定します。
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:35:41.63 ID:m2uVL5IgO
1で
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:37:32.67 ID:7TDAozlR0
1
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:41:29.37 ID:rCHNHrAt0
1
306 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 23:51:58.19 ID:F6kvsB1i0
ここは、逃げの一手ね。

とりあえず店内階段から下へ逃げてみるしかないか。

追手の三人の内、念能力者ではない二人は警棒を取り出している。

あれは多分、触れた相手を電撃で気絶させるスタンガン警棒。

銃やナイフを使わないのは、ここで殺すのは目立つので、動きを封じ人気のないところに連れ込んで始末するためか・・・
又は、ブロンズを楽に殺してやる気が無く、見せしめの為に拷問するためかのどちらかだろう。

ヴォルトは、牽制の為に針を手元に移動させた。

サダソ・・・一見隙だらけに見えるけれどあれはわざと誘っているのだろう。

下手な攻撃をすれば、その一瞬の隙を突かれて命取りになるかもしれない。

ヴォルトの背中を嫌な汗が伝った。

【萎縮】コンマ判定を行います。
『依存ステータス』
精神 6

『補正項目』
先入観 -1

目標値 5
>>↓1 コンマ一桁
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:54:05.75 ID:sCJk0SFm0
ほい
308 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/27(月) 23:58:44.34 ID:F6kvsB1i0
【萎縮】
目標値 5
 出目 5 成功
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 00:07:08.88 ID:eOGuGhph0
やったな
310 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/28(火) 00:11:52.41 ID:ZE12d/aK0
悩んでいても仕方ないか。

ヴォルトは後ろに手を回し、手で逃げるタイミングをカウントダウンしていく。

三、二、一、今だ!

ヴォルトは、踵を返すと同時に針をサダソに向けて投擲する。

牽制の一撃なので特に精孔は狙っていない。

代わりに服の上からでも比較的わかりやすい、右肩にある激痛の走るツボに向けて放った。


【攻撃の命中】コンマ判定を行います。
『依存ステータス』
技術 9

『補正項目』
サダソの技術 0
投擲 -2
精密攻撃 -2

目標値 5 >>↓1コンマ一桁
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 00:14:25.00 ID:eOGuGhph0
ほい
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 00:15:47.70 ID:eOGuGhph0
...ゴメン
313 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/28(火) 00:17:30.20 ID:ZE12d/aK0
【攻撃の命中】
目標値 5
 出目 0 大失敗!
314 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/28(火) 00:48:08.06 ID:ZE12d/aK0
やはり完全には緊張が解けていなかったのだろうか。

ヴォルトの投げた針は、思い描いた軌道から上に逸れサダソの顔へと向かっていった。

目的とは違うが、針はこのまま行くとサダソの右目に突き刺さる。

だがサダソは、全く動じた様子は見せない。

顔に笑みを浮かべたまま、ほんの数センチ後ろにのけぞる。

(まさか・・・)

ヴォルトの予感は的中した。

サダソの目へと吸い込まれようとしていた針は、彼に突き刺さることなく、彼の目尻の横、指一本にも満たない距離を掠め飛んで行った。

「なあんだ。 少し驚いたけど、特に何でもなかったみたいだね」


・・・これは本気でやばい相手ねぇ。 

普通、余程の訓練を受けたものでも、自分の目に針が迫っていれば僅かなリアクションは示す。

これは、躱せる躱せないという判断の前に、人間としての生物的な本能が反応するからだ。

ただ、このサダソという男は、その僅かな反応さえも見せなかった。

まるで、私の針など危険と認識するまでもない、と言うかのように自然かつ最小限の動きで躱して見せたのだ。

一体どれだけの修羅場をくぐればそこまでの境地に到達できるのだろう。

ヴォルトの背筋に走る悪寒は、先ほどよりも強くなっていた。



サダソは笑みを浮かべながら考える。

(さっき、あの子の手に一瞬オーラが集まった気がしたけど、まあ気のせいか、その後は何もなかったし。
驚いて思わず後ろにのけぞってしまうとは、オレも修業が足りないな。
まさか、闘士を辞めた後、こんな仕事に就くとは少し前までの自分では予想もつかなかったが・・・。
だけど、どんな修羅場だろうと大したことはないと感じるよ、あのキルアという本当の死神を見た後ではね)
315 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/02/28(火) 00:48:36.13 ID:ZE12d/aK0
今日はここまでにします。
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 00:51:20.80 ID:eOGuGhph0
乙 
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 00:54:17.35 ID:0iVCkPIn0
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 01:40:51.84 ID:Go7AAy+N0
319 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/03/06(月) 22:38:44.28 ID:6i7vyz++0
ssを再開します。
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 22:46:52.64 ID:Caib5aF50
ラジャー
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 23:08:05.74 ID:Z7jS9Zd90
やったー!
322 : ◆1WEjI0bkj6 [saga]:2017/03/06(月) 23:13:41.12 ID:6i7vyz++0
ビルの西側にある階段の前にはサダソが控えている。

勝てない、そう判断したヴォルトは、メンバーと共に東側の階段へと向かっていた。

距離は八十メートル程しか離れていないが、家具のフロアということもあり、大きな荷物を持ち移動する人が多いので
それが妨げとなり、スピードは出せない。

心臓の鼓動は、自分でも感じることができるほど激しくなっていたが、遅々とした移動しか出来ないことに誰もが焦っていた。

「ん? ちょっと今・・・、そうか! 今、最初に登録した追手の一人の視界から、残りの念能力者の居場所が分かりました。
 二階に、二人一緒にいるみたいですね」

二階?

追手が上と下から挟み撃ちにしてくるという予想が合っていればサダソは上の階から来た可能性が高い、かな。

今なら上の階が手薄に・・・、って何を考えているの私は。

このビルの、上の階に移動したところで出口から遠ざかるだけだ。

とりあえず、今は少しでも情報が欲しい。 混雑しているフロアを可能な限り早く移動しながらヴォルトはブロンズに尋ねる。

「その念能力者たちって詳しいことはわかる?」

「恰好は普通ですね。 二十代前半って感じの若い女の二人組です。 多分、接し方からして普段から組んで仕事をしているんじゃないかな。
 なんか話しています、読唇術で読んでみますね・・・、『ターゲットは四階にいるの? やっぱりね、あのアナウンスは、胡散臭いと思っていたんだ』

 『仲間がいたんですね。 あんなコソ泥に命を危険にさらしてまで助けてくれる人間がいるとは・・・。 とはいえ、あの念の基本も出来ていない
  雑魚から逃げ出したんでしょう? 大したことはないんじゃないかしら?』

 『まあね・・・、あんな役立たずをありがたがっているようじゃ金刃会も程度が知れる。 ああ、ごめんごめん、あんたらの前でいうことじゃなかった。
  とりあえず、頂いた金の分の仕事はするよ。 行くよ、蛞蝓(ナメクジ)』

 『その呼び名はもうやめてほしいんですけど』」

蛞蝓? なんかそんな感じの名前は聞いたことが・・・。

【追加情報】コンマ判定を行います。
『依存ステータス』
幸運 4

『補正項目』
なし

目標値 4
>>↓1 コンマ一桁

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