ケンシロウ「ハンター試験?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/10(金) 21:54:05.54 ID:eQOOTfs10
黒王「………」

ケンシロウ「黒王…おまえ…」

ケンシロウ「む!胸の傷が……!ユリア……!!」
ピシャァァァン!


ケンシロウ「……どこだここは……」

トンパ「おや、兄ちゃん新人だね。ここまで来るのは疲れただろ?これは差し入れだ」

ケンシロウ「……あぁ、ありがとう」

ケンシロウ「…待ってくれ、ここはどこだ?」

トンパ「ええ?何しに来たんだい兄ちゃん!ハンターになりたいんじゃないのかい?」

ケンシロウ「ハンター?」

ケンシロウ「何だハンターというのは…」

トンパ「もーやだな〜冗談キツイぜ?じゃ、俺行くから頑張れよー!」

ケンシロウ「…この水…どうやって飲むんだ?」

ケンシロウはとりあえず缶を握ると缶は潰れ中からジュースが出てくる

ケンシロウ「何だと……」

ケンシロウ「なんだこの水は…」ペロッ

ケンシロウ「む!これは…微かに毒が… おい」

トンパ「何だ?兄ちゃん。まだなんかようかい?」

ケンシロウ「さっきから見ていると毒入りの水を配っているな」

トンパ「毒??」

トンパ(こいつ…気づきやがった!?)

ケンシロウ「あたぁ!」

ケンシロウはトンパの腹を殴りとばす

ケンシロウ「経絡秘孔の一つをついた。お前はその水を永遠に飲むことしか出来ない」

トンパ「…え?うわっ…手が勝手に…止めてくれ!」

ケンシロウ(そうやって開けるのか…)


ケンシロウ「子供もいるのか…ハンターとは…一体…」

受験生「うわあああっ!俺の…腕がァ…」

ヒソカ「人にぶつかったらちゃんと謝ろうね?」

ケンシロウ「あの男…ジョーカー?…いや…違うな」

ケンシロウ「待て」

ヒソカ「ん…?何??」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486731245
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/10(金) 21:54:29.00 ID:eQOOTfs10

ケンシロウ「ぶつかっただけで人の手を奪う…許さん!」

ヒソカ「だったらどうするのかな??」

ケンシロウ「岩山両斬波!!」

ヒソカ「…危ない危ない?」

ケンシロウ「なるほど…すこしはやるようだな」


ヒソカ(あの男…不思議な技を使うね?トランプ1枚で十分だけど?)

ケンシロウ「やはり殺しにくるか…ほぉあたぁ!」

ヒソカのトランプ攻撃を避けヒソカの両こめかみに親指を突き刺す
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/10(金) 21:59:07.47 ID:eQOOTfs10
ヒソカ「あれ? 痛くないよ???」

ケンシロウ「経絡秘孔の一つをついた。お前はこの指を抜いて3秒後に死ぬ!」

ヒソカ「へぇ…数えてみようかな?」

ヒソカ「いーち、にーー、さーー…ひでぶぅっ!」

ケンシロウ「…」


レオリオ「あいつ…やっちまいやがった…」

キルア「へー…やるじゃん」

ゴン「すごいや…」

ギタラクル「帰ろうかな…」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/10(金) 22:19:47.54 ID:eQOOTfs10
ケンシロウ「見せてみろ」

ケンシロウはヒソカに斬られた受験生の手を持ち秘孔を付いた

受験生「お…痛くなくなったぜ!」

ケンシロウ「これで大丈夫だ。」


ゴン「怪我も直しちゃった!」


レオリオ「おいおいおい!そこの兄ちゃん!」

ケンシロウ「何だ」

レオリオ「俺ぁ、レオリオっつーもんだけどよ。その技、どうやってやるんだ?」

ケンシロウ「これは技じゃない、708ある経絡秘孔という人体に点在する、血の流れ、神経の流れを司るツボだ。」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/10(金) 22:20:36.76 ID:eQOOTfs10
始めたばかりですが今日はここまでにしときます
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/10(金) 22:26:40.90 ID:A3IZIyiGo
期待
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/10(金) 22:29:04.09 ID:3qplZ0fy0
いきなりヒソカが死んでてワロタwwww

期待してる。続けて。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 14:53:51.66 ID:NbTtIj7/O
単純に強化系なんだろうか、ケンシロウって
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 14:57:05.37 ID:N3kgZKjlo
たぶん念じゃないと思うんです
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/11(土) 15:47:22.10 ID:GHvdyFHgo
http://i.imgur.com/24etWwd.jpg
少なくとも念能力無いとこんなに回転できないだろ?
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 16:11:36.71 ID:4u+Z0Cey0
タイトル見た時点で一瞬いちご味時空のケンシロウしか出てこなかった俺はもうダメだ。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/11(土) 17:40:43.49 ID:NyhOCLAI0
再開します
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 17:54:39.65 ID:NyhOCLAI0
レオリオ「秘孔…?聞いたことねぇな…」

ケンシロウ「お前は医者を目指してるのか?」

レオリオ「ああ…昔ダチが目の前で倒れてよ…治すには高い手術代が必要だったんだ…。俺はだからあいつみてぇな病気のやつを無償で治してやりてぇんだ!悪いか!」

ケンシロウ「レオリオといったか…見かけによらずいいやつだな…」

クラピカ「見直したぞレオリオ」

ゴン「いい夢だね」

ケンシロウ「…」

ゴン「あ、俺はゴン!」

クラピカ「私はクラピカだ」

ケンシロウ「俺はケンシロウだ…好きに呼べばいい」


キルア「…」


ケンシロウ「ここは…結局何をする所なんだ」

クラピカ「何…そんな事も分からないで来たのか…逆に尊敬するぞ」

ゴン「ここは…ハンターっていう職業?につくための試験をする場所なんだ」

ケンシロウ「試験…ハンター…よく分からないが…来たからにはやってみるか…」

ケンシロウ(ユリア…俺をハンターにさせてどうするつもりだ…)


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 17:59:16.73 ID:NyhOCLAI0
サトツ「これより、第一次試験を行います」

ポックル「あっ 始まったか…」

キルア「…」

ゴン「いよいよだね!」

ケンシロウ「…」

サトツ「まずは、私についてきてください。」

サトツ「さぁ、行きますよ」スタスタ

ゴン「…え?」

レオリオ「そんなんでいいのかよ」

クラピカ「ゆくぞ、まずはそこからだ。」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 18:30:45.02 ID:NyhOCLAI0
スタスタスタスタスタ……!

レオリオ「おい…どんどんペースが上がってねえか?」

クラピカ「ああ、すでにマラソンのようなペースになっている」

クラピカ「なるほど」

クラピカ「つまり、これ自体が試験だっていうことだ」

レオリオ「第二次試験会場まで行くこと……それが第一次試験っつーことか!」


キルア「……なんでお前はハンターになろうとしたんだ?」

ゴン「俺は…ハンターになって…親父に会いに行くんだ」

キルア「ふーん…」

ゴン「キルアは?」

キルア「俺は別に…」

ケンシロウ(キルアという奴…暗殺者か?…歩き方…音を殺して歩いている…)

キルア「おっさんの名前は?」

ケンシロウ「ケンシロウだ」

キルア「おっさんのさっきの技すげぇな!ヒソカとか言うやつ一瞬で倒したじゃん!」

ケンシロウ「あれは技じゃない 経絡秘孔カクカクシカジカ…」

サトツ(この3人…喋りながら堂々と私についてきている…もう少しペースを上げてみますかね)

キルア「お、ちょっと速くなったな」

ゴン「もっと速くてもいいや」

ケンシロウ「…」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 18:37:12.72 ID:NyhOCLAI0
ヌメーレ湿原 

サトツ「さて、ここからは今まで以上に注意してついてきて下さい」

サトツ「この湿原の動物は、非常に狡猾で貪欲です」

サトツ「だまされると死にますよ」

試験官「ウソだ! そいつはウソをついている!」

試験官「そいつは人面猿が化けたニセ試験官なんだ!」

ハンゾー「何言ってんだ?」

スネーク「馬鹿かよ」

ケンシロウ「いや……そんなことは無い」

試験官「なんだと!?」

ケンシロウ「お前の方こそ嘘をついているな お前は人間では無い…人面猿…なんだろ」

試験官「くっ…なんだと…」

ケンシロウ「あたぁ!」

交首破顔拳!!
試験官「う…あああっあべし!」

ケンシロウ「こいつを見てみろ」

レオリオ「おお…確かに猿だな」

クラピカ「たしかにな……」

キルア「ふーん…」

サトツ(ふむ……かなり鋭い観察眼を持った…そして念とは違う力を持ち、深い哀しみを背負った受験生のようですね)

サトツ「それでは出発しましょう」スタスタ…
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 18:43:46.09 ID:NyhOCLAI0
??「ふーん…あいつ…結構やるよね。団長にも見せてあげたいよ」

レオリオ「霧が濃くなってきやがった!」

クラピカ「前方を見失わないようにしろよ」

クラピカ「……それに、この猛獣…非常に邪魔だ」


ケンシロウ「あたたたたたたたたたたたあたぁっ!」

ケンシロウ「ふぉあたぁっ!」

ケンシロウ「おわったぁっ!」

猛獣「グオオオオ…」バタッ

ゴン「ケンシロウさんすごいや!」

キルア「もしかしてアンタ、北斗神拳の使い手?」

ケンシロウ「北斗神拳を知っているのか」

キルア「うちは暗殺一家だからね。暗殺拳の名前くらいは聞いたことあるよ」

ゴン「キルアって…暗殺者だったの?」

ケンシロウ「やはりか、だから歩き方も…」

キルア「あぁ、癖になってんだ。音殺して歩くの」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 19:58:53.76 ID:5F2q54I9o
闘気は強化なのか放出なのか気になるところだな・・・
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 20:10:07.71 ID:Hyrw7NVkO
世界が核の炎に包まれたのは199X年だし作品発表当時には既に缶ジュースあったし、
ハンターのあのときの缶ジュースはこっちのと形状変わらんし明け方わからんとかないやろ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/11(土) 20:33:07.67 ID:IyaHovIyo
ケンシロウの家庭の事情だろう
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 21:52:33.53 ID:NyhOCLAI0
ビスカ森林公園 
グルルルルル

ゴン「レオリオ! クラピカ! 二人もクリアできたんだね!」

レオリオ「おう!」

クラピカ「やはりお前らもクリアしていたか」

ケンシロウ「…」

ゴン「ケンシロウさんすごいんだよ!猛獣をズバババンって倒していったんだ!」

キルア「あたたたたって倒してただろ」

グルルルルル
キルア「…さっきから何だ?この音」

レオリオ「中に猛獣でもいるんじゃねぇか」

ケンシロウ「扉が開くぞ」

メンチ「さて、みんなお疲れ様!早速二次試験を始めるわよ!!!」

ブハラ「オレもうお腹ペコペコだよ」

ブハラ「ってわけで、さっそく試験を始めよう! 二次試験は料理だよ!」

ブハラ「まずは“ブタの丸焼き”を作ってきて!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 21:57:27.91 ID:NyhOCLAI0
グレイトスタンプ「ブオオオオオ!!」

ポックル「あっ」

ハンゾー「でけぇ…」

グレイトスタンプ「ブギィィィ!!」

キルア「余裕じゃんこんなの」

ケンシロウ「あたぁっ!」

ケンシロウ「む…硬いな」

グレイトスタンプ「ブヒィ…」バタッ

ゴン「こいつの弱点は…頭!!上からの攻撃に弱い!」

ゴンはグレイトスタンプの頭部をぶん殴る

レオリオ「よっしゃ、倒せた!」

クラピカ「私もだ。巨大な鼻は、額を守るために進化したもののようだな」

キルア「オレも」

キルア(ケンシロウっての…鼻を殴って倒しやがった)

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 22:22:17.47 ID:NyhOCLAI0
バリバリ!
ムシャムシャ!
ブハラ「おいしかった!お腹いっぱいだー!」

レオリオ「ブタの丸焼きをあの量全部食い切りやがった……あいつが一番バケモンじゃねーか」

ゴン「ハンターってすごいんだね!」

キルア「ああはなりたくないけどなー」

クラピカ「おかしい! 明らかに奴の体積より食べた量の方が多い!」

レオリオ「そんな真剣に悩まれても」

ケンシロウ「…」

メンチ「さぁ、二次試験後半を始めるわ! あたしのメニューはスシよ!」

メンチ「あと、スシはスシでもニギリズシしか認めないわよ!」

ハンゾー「寿司!?」

ポックル「あっ」

ケンシロウ「む!」

レオリオ「出来たぜ…」

メンチ「あら早いわね」

ピチピチ…

メンチ「食えるか!」

ゴン「よーし、次は俺だ!」

メンチ「403番とレベルが一緒!」
ゴン「レオリオと一緒かー…」

クラピカ「心中察するぞ」

クラピカ(スシ…)

クラピカ(ニギリという言葉と調理器具から察するにさほど大きい料理ではないようだが…)

クラピカ「もしかして…魚介類とライスを混ぜて…これだっ!」

メンチ「あんたもさっきのやつの一緒!」

クラピカ「……」ガーン

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 22:30:10.65 ID:NyhOCLAI0
ケンシロウ(寿司…ユリアが昔作ってくれた記憶がある…)

ケンシロウ(確か米に魚をのせて…握る…)

ケンシロウ「これか…」

メンチ「お、自信満々ね」

ケンシロウ「ふっ…」

メンチ「んー…ある意味おしい!やり直し!」

ケンシロウ「……!!?」


ハンゾー(あの男…馬鹿みてぇ…おにぎり作ってやんのww)

そして試験は続いていき…

ケンシロウ「これか…」

メンチ「巻き寿司…まぁこれでもいいわ」

メンチ「味は…駄目ね。巻きが弱くてライスが崩れやすいわ」

ケンシロウ「む…」


メンチ「悪っ、お腹いっぱいなっちゃった」

合格者0!!!
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/11(土) 22:41:32.53 ID:NyhOCLAI0
トードー「ふざけんじゃねぇ!」バキッ

トードー「合格者0?なめてんのかオラッ!」

メンチ「運がなかったってことよ。また来年がんばればー?」

トードー「殺してや…ぐあっ!」

メンチ「余計なことしないでよブハラ」

ブハラ「だって今メンチあいつ殺そうとしたでしょ?それだから…」

ネテロ「合格者0はちと厳し過ぎんか?」ドォォン

キルア「!」

ゴン「おお」

ケンシロウ「…」

メンチ「ネテロ会長!」

ネテロ「どうじゃな、もう一度チャンスを与えてやるわけにはいかんか」

メンチ「分かりました。それじゃあ、次の課題はゆで卵にします」

ケンシロウ(ゆで卵…ユリアがよく作ってくれた…)

……


ゴン「クモワシの卵って美味しいね!」

キルア「こういう体動かす系の方が楽だよなー」

レオリオ「おかわり欲しいな」

トードー「くっ…来年また挑戦するぜ…ってアンタ何すんだ!」

ケンシロウ「秘孔を付いた。これでさっきの痛みは無くなる」

トードー「…おぉ…サンキュー…」

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