見滝原に微笑む刹那(まど☆マギ×ネギま!)

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555 :mita刹 ◆JEc8QismHg [saga]:2018/03/03(土) 03:18:47.81 ID:4xYS9yiD0

「私は、かずみさんに触れています。
そして、あのレイトウコで、
説明が終わったその瞬間に立ち会っていました、
かずみさんと一緒に、魔法使いとして」

改めて、ぐっと前を見るカオルを愛衣は見返す。

「かずみさんは言っていました。
御崎海香さん、神那ニコさんは魔法分析の天才だと。
あの博物館、レイトウコを見て私は確信した。
魔法少女の魔法、未知の部分もあるけど、私達にも通じる部分もある。
高等魔法の莫大な知識を外付けして使う事が出来るあなた、御崎海香さん。
そして、科学とも融合して変化させ作り出す事が出来る神那ニコさん。
この二人の高等魔法技術を組み合わせて、私達が連想するのは」

「錬金術」

静かに言った裕奈を、主として喋っていた愛衣が振り返る。

「まあ、私は歴史と、
魔法の基になっている理論を勉強し始めたばかりだけど」

「そういう事です。伝説にカテゴライズされているものは別にして、
私達は歴史を見て来ました。
今の所は時の魔法と共に、魔法であっても一線の向こうにあるもの。
現在ではそうカテゴライズされている領域に挑んで来て、
現在に至る迄その結論を変える事が出来なかった、
極めて高度な魔法使い達が積み重ねて来たその歴史を」

その愛衣の目力は、元来気の強いカオルもたじろぎそうになるものだった。

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今回はここまでです>>552-1000
続きは折を見て。
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