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ドラえもん のび太と進撃の巨人

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:23:29.22 ID:Tqe63U7pO
のび太「いや〜、やっぱり進撃の巨人は面白いな〜!」

ドラえもん「そうだね、僕もそう思うよ。」

のび太「僕も立体起動装置を使って巨人を倒してみたいな〜!」

ドラえもん「いやいや、君には無理だよ。運動音痴だし、頭も悪いし。」

のび太「そんなこと、やってみないとわからないだろ!」

ドラえもん「じゃあ、やってみるかい?」

のび太「どうやって?」

ドラえもん「それはね・・・。」

のび太「分かった!もしもボックスでしょ!」

ドラえもん「違う違う。実際に巨人がいたら危ないでしょ。だからゲームの中で戦うの。」

のび太「ゲーム?」

ドラえもん「そう。ほら、前に夢の中で遊べるひみつ道具を使ったことがあるだろ?」

のび太「あ〜!あったあった!」

ドラえもん「あれで進撃の巨人の世界を体験するんだよ。」

のび太「面白そう!そうだ、どうせならみんなも誘っていいかな?」

ドラえもん「もちろんさ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491485009
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:24:17.26 ID:Tqe63U7pO
〜翌日、学校〜

ジャイアン「進撃の巨人の世界で遊ぶだって!?」

スネ夫「本当かよ!?」

のび太「うん!ほら、前に夢の中で遊ぶっていう道具を使ったろ?あれだよ!」

ジャイアン「あ〜、のび太が勝手に俺たちに変なほくろを付けたときのやつか。」

しずか「ほくろ?」

のび太「うん。ほくろアンテナって言ってね、それを付けて寝ると夢の中で遊べるんだ。」

ジャイアン「今回は勝手に付けたりしないんだな。」

のび太「そりゃあね、みんなで楽しみたいからさ!」

スネ夫「楽しみだな〜、アニに会えるんだ!」

ジャイアン「俺はミカサに会うのが楽しみだ!」

のび太「僕は断然クリスタだな〜!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:25:13.80 ID:Tqe63U7pO
のび太「これがほくろアンテナ、寝るときは忘れずにね。」

スネ夫「分かってるって。」

ジャイアン「のび太じゃあるまいし。」

しずか「それじゃあ、夜にまた会いましょう。」

のび太「うん!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:25:55.75 ID:Tqe63U7pO
〜のび太の家〜

のび太「ただいま!みんなにほくろアンテナ渡したよ!」

ドラえもん「う〜ん・・・。」

のび太「どうしたの?」

ドラえもん「進撃の巨人のソフトがね、どこの店でも売り切れなんだ!」

のび太「え〜!!!どうしてさ!?」

ドラえもん「未来の世界でも進撃の巨人は大人気なんだ。だからソフトを手に入れるのも一苦労。」

のび太「どうするのさ!?」

ドラえもん「今転売ヤーに交渉してるところだよ。」

のび太「転売ヤー?」

ドラえもん「転売目的で購入する人のことをそう呼ぶんだよ。」

のび太「買えそう?」

ドラえもん「何とかね。」

のび太「やった〜!」

ドラえもん「でもおかしいな・・・、定価より安く売ってくれるなんて・・・。」

のび太「その人はきっと優しい人なんだよ。」

ドラえもん「優しいのかな?」

のび太「ドラえもんは心配性だな〜!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/06(木) 22:26:02.60 ID:L+AKsijP0
のび太はヒストリア時代をどう思うんだろう……
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:26:39.84 ID:Tqe63U7pO
ママ「のび太、しずかちゃんから電話よ。」

のび太「え?何だろ?」

しずか「もしもしのび太さん?出木杉さんも誘っていいかしら?」

のび太「ええ〜、出木杉〜?」

しずか「だめなの?」

のび太「いや、しずかちゃんの頼みなら・・・いいよ。」

しずか「ありがとう!のび太さん!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/06(木) 22:27:06.67 ID:NjZTNJXa0
映画には出木杉でてこないよな
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:27:31.43 ID:Tqe63U7pO
ドラえもん「しずかちゃん何だって?」

のび太「出木杉も誘っていいかってさ。」

ドラえもん「いいね!参加者は多いほうが面白い!」

のび太「よくないよ。これじゃあ僕は出木杉の引き立て役になるしかないじゃないか・・・。」

ドラえもん「何言ってるんだよ。たかがゲームじゃないか。」

のび太「そうだけどさ・・・。」

ドラえもん「仕方ないな・・・それじゃあ君にだけ巨人化能力を付けてあげるよ。」

のび太「え!?そんなことできるの!?」

ドラえもん「うん。ゲーム開始の前に設定をいじることができるんだ。」

のび太「じゃあものすごく強い巨人にしてよ!」

ドラえもん「ダメ。それだと面白くなくなる。」

のび太「ちぇっ。」

ドラえもん「でも考えてみな。しずかちゃんが巨人に囲まれてピンチのときに、君が現れてさ・・・。」

のび太「巨人化して巨人たちを倒す・・・。最高じゃないか・・・。」

ドラえもん「いくら出木杉が優秀でも巨人化できる君にはかなわないさ。」

のび太「そうだね・・・。ふふふ、今夜が楽しみだよ・・・。」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:28:23.79 ID:Tqe63U7pO
〜夜〜

のび太「さあ!寝るぞ!」

ドラえもん「いい夢を見よう!」

のび太「おお〜!」

ドラえもん「スイッチオン!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/06(木) 22:29:03.79 ID:lMNRtRDD0
この[たぬき]からは白黒クマ臭がする・・・
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:29:13.18 ID:Tqe63U7pO
〜夢の中〜

のび太「うわあ・・・、ここが進撃の巨人の世界か・・・。あれ?ドラえもんは?」

???「こんばんわ。」

のび太「え?誰?」

???「私はこのゲーム案内人を務めている者です。」

のび太「へえ〜、そんなのいるんだ。」

案内人「まあ、最初だけしか登場しませんけどね。それでは説明させていただきます。物語はチュートリアル終了後、卒団式から始まります。」

案内人「のび太様は巨人化能力有しているという設定なのですが、能力を行使できるのはトロスト区防衛戦の時からとなります。」

のび太「う〜ん、そうなのか。」

案内人「それでは、進撃の巨人の世界を存分にお楽しみください。」

のび太「はあ〜い!」

案内人(さあ、面白いものを見せてくれよな・・・。)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:29:59.74 ID:Tqe63U7pO
ドラえもん「遅いじゃないかのび太君。」

スネ夫「いつもはグースカ寝てるくせに!」

ジャイアン「全員揃わないと始められないんだぞ!」

のび太「ごめんごめん!」

出木杉「さあ、みんな揃ったし、始めようか!」

しずか「そうね!楽しみだわ!」

ドラえもん「まずはチュートリアルだよ。ここで立体起動訓練や馬術訓練をするんだ。」

しずか「馬なんて上手に乗れるかしら・・・。」

ドラえもん「ゲームだから簡単だよ!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:30:52.65 ID:Tqe63U7pO
馬「ヒヒ〜ン!」

のび太「うわあ〜!助けて〜!」

ジャイアン「ゲームだから簡単なんじゃなかったのかよ。」

ドラえもん「おかしいな〜?」

スネ夫「やっぱりのび太は何をやらせてもダメだな!」

ジャイアン「お前のせいで全然チュートリアルが終わらねえじゃねか!」

のび太「そんなこと言ったって〜!」

クリスタ「大丈夫?のび太。」

のび太「クリスタ!」

クリスタ「馬を友達だと思うのよ。そうすれば仲良くなれるから。」

のび太「分かった!」

スネ夫「いいな〜。女の子と仲良くなれて。」

しずか「チュートリアルで登場人物たちと仲良くなれるっていうのは良いわね。」

出木杉「そうだね。チュートリアルなのに力が入ってる。さすがは未来のゲームソフトだ。」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:31:29.80 ID:Tqe63U7pO
ジャイアン「は〜あ。」

ドラえもん「どうしたの、ジャイアン。」

ジャイアン「ミカサがな、そっけないんだ・・・。」

ドラえもん「そりゃあミカサはエレンが大好きだからね。」

ジャイアン「そうなんだよな・・・。ところでよ、ドラえもんは誰が好みなんだ?」

ドラえもん「え?僕?僕はね〜、ミーナかな〜。」

ジャイアン「え?でもミーナって・・・。」

ドラえもん「大丈夫。このゲームは完全に原作通りに話が進むというわけじゃないんだ。だから原作と違う展開に持っていくことができる。」

ジャイアン「なるほど、そりゃそうか。でないと・・・。」

ドラえもん「何?」

ジャイアン「ああ、でないとゲームとして面白くならねえもんな!」

ドラえもん「そうだね。原作通りっていうのも面白いけど、やっぱり先が分かるっていうのは嫌だよね。」

ジャイアン「ああ。」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:32:19.08 ID:Tqe63U7pO
のび太「やっと終わった〜!」

しずか「お疲れ様。」

ジャイアン「やっとかよ〜!」

スネ夫「これでやっと本編に進めるよ!」

ドラえもん「さあ、卒団式だよ!」

キース「これより!第104期訓練兵の上位10名を発表する!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:32:58.08 ID:Tqe63U7pO
第1位 ミカサ・アッカーマン

第2位 ライナー・ブラウン

第3位 出木杉英才

第4位 ベルトルト・フーバー

第5位 アニ・レオンハート

第6位 エレン・イェーガー

第7位 剛田武

第8位 ジャン・キルシュタイン

第9位 マルコ・ボット

第10位 源静香
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:34:02.07 ID:Tqe63U7pO
ジャイアン「へへ!どうだ!」

ドラえもん「第3位とは、流石だね。」

のび太「・・・・・・。」

スネ夫「これがゲームじゃなければのび太はとっくに開拓地送りになってたよね。」

ジャイアン「ちげえねえ!ははは!」

のび太「何だと!今に見てろ!すぐに巨人を駆逐してやるからな!」

ジャン「はあ?おいのび太、お前今何て言った?」

のび太「巨人を駆逐するって・・・。」

ジャン「はっはっは!お前が!巨人を!冗談だろ!?」

のび太「冗談じゃない!僕は調査兵団に入って巨人を一匹残らず駆逐するんだ!」

エレン「!?」

ジャン「人類が巨人に勝てるわけないだろ。は〜あ、おいマルコ、向こうで飲もうぜ。」

マルコ「あっ、ああ。」

のび太「・・・・・・。」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:35:13.40 ID:Tqe63U7pO
訂正

第3位とはさすがだね → 第7位とはさすがだね
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:36:19.48 ID:Tqe63U7pO
エレン「なあ、のび太。」

のび太「何?」

エレン「お前、本当に調査兵団に入るのか?」

のび太「そうだよ。」

エレン「そうか、じゃあ俺と一緒だな。」

のび太「エレンは最初から調査兵団に入るって言ってたもんね。」

エレン「ああ、ついにここまで来たんだ、これから頑張ろうぜ!」

のび太「うん!」

しずか「・・・・・・。」

スネ夫「大丈夫だよ。」

しずか「え?」

スネ夫「上手くやれるさ。」

しずか「でも私・・・不安で・・・。」

ジャイアン「いざとなれば俺がいるからよ・・・。」

スネ夫「僕たちが力を合わせれば何だって上手くいくよ。」

出木杉「何の話だい?」

しずか「その・・・、のび太さんが心配だって話をしていたの。」

出木杉「ああ、なるほど・・・、確かにね。」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:37:08.31 ID:Tqe63U7pO
出木杉「大丈夫だよ。ドラえもんがいるんだから。」

しずか「そうね。ドラちゃんの道具があるわね。」

スネ夫「ああ!本当だ!すっかり忘れてた!」

ジャイアン「おいドラえもん!」

ドラえもん「それでね、この前食べたどら焼きはね・・・。」

ジャイアン「ドラえもん!」

ドラえもん「はいはい、分かったよ。じゃあまた後でねミーちゃん。」

スネ夫「何してるんだよドラえもん。」

ドラえもん「何してるじゃないよ、人がせっかく楽しくおしゃべりしてたのにさ・・・。」

ジャイアン「そんなことよりさ、お前、ひみつ道具使うの禁止な。面白くなくなるから。」

ドラえもん「道具?ゲーム内じゃあひみつ道具は使えないようになってるんだよ。」

スネ夫「そうなの?」

ドラえもん「そりゃあね、それはチート行為だから。」

ジャイアン「それもそうだな。」

ドラえもん「じゃあ僕はもっとミーちゃんとおしゃべりするから、グフフフフ!」

スネ夫「あいつミーナのことミーちゃんって呼んでんだな。」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/06(木) 22:37:23.10 ID:NjZTNJXa0
これゲームならベルトルライナーアニ殺害したらどうなんだろ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:37:54.14 ID:Tqe63U7pO
トーマス「みんなはどこの兵団に入るんだい?」

ジャン「俺は憲兵団だな!」

マルコ「僕もだよ。ああ、やっと王に仕えることができるんだな〜。」

ジャン「おいマルコ!正直に言えよ!内地での快適な暮らしが目的だろ!」

マルコ「そんなことないよ、君と一緒にしないでくれ。」

サシャ「いいですね〜、憲兵。」

コニー「俺たちは駐屯兵団に入るのか〜。」

サシャ「調査兵団なんてバカしか入りませんよ。」

コニー「だよな〜。出木杉、お前も憲兵になるんだろ?」

出木杉「・・・いや、僕は調査兵団に入る。」

コニー「はっ!?」

サシャ「どうしてですか!?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:38:59.35 ID:Tqe63U7pO
出木杉「確かに、憲兵になれば楽して暮らせるだろう。でもそれじゃあここに来た意味がないんだ。」

コニー「どういうことだよ・・・。」

出木杉「平和な日常生活を送っていても面白くない。いつ死ぬかもわからない緊張感のある生活を送りたいんだよ、僕は。」

サシャ「えっ・・・、あなた頭おかしいんですか?」

コニー「出木杉・・・、お前はアルミン以上に頭の良いやつだと思ってたけど、そんなサイコ野郎だとは思わなかったよ。」

出木杉「そうかな?少なくとも僕たちはそういう思いを持ってこの場にいるんだけどな。」

コニー「僕たち?」

ジャイアン「俺たちのことさ。」

スネ夫「そうさ!」

コニー「マジかよ・・・、じゃあしずか、のび太、ドラえもんもそうなのか?」

しずか「そうよ。」

サシャ「驚きました。死に急ぎ野郎がこんなにいたなんて・・・。」

ジャイアン「そもそもなあ、憲兵なんて面白くもないことを、誰がするかよ!」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:39:58.24 ID:Tqe63U7pO
ジャイアン「力のあるやつが戦わないでどうするんだ!コニーにサシャ!お前ら程のようなやうが、駐屯兵になんかなってんじゃねえよ!」

コニー「ジャイアン・・・。」

エレン「その通りだジャイアン。俺たちには兵士としての責任がある。一緒に頑張ろうぜ!」

ジャイアン「おう!」

ジャン「へっ、せいぜい仲良くしてな!俺は安全なところで暮らすからよ!」

マルコ「やめときなよ、今しゃべると悪者になるだけだ。」

ジャン「ああ!?」

マルコ「さあ、もう寝よう。明日は訓練兵としての最後の仕事があるんだから。」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:40:38.13 ID:Tqe63U7pO
のび太「ついに巨人と戦うのか〜、楽しみだな〜。」

ドラえもん「のび太君、残念だけどもう起きなくちゃいけないんだ。」

のび太「ええ〜!これからってところなのに〜!」

ドラえもん「君のせいで遅くなったんじゃないか。」

のび太「そうでした・・・。」

しずか「じゃあまた、学校で会いましょう。」

のび太「うん。」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:41:20.53 ID:Tqe63U7pO
〜学校〜

のび太「おはよう!」

ジャイアン「おいのび太!お前のせいで全然話が進まなかったじゃねえか!一発殴らせろ!」

スネ夫「そうだ!殴らせろ!」

しずか「やめなさいよ。」

出木杉「そうだよ、一区切りしたところで中断できて、よかったじゃないか。」

ジャイアン「まあ、そうとも考えられるが・・・。」

のび太「今夜からさ、戦いが始まるんだしさ、学校で無駄な体力を使うのはよそうよ。」

ジャイアン「それもそうだな。」

スネ夫(起きてる間の体力とか関係あるのかな?)

出木杉「いや、ぐっすり寝られるように疲れておくべきじゃないかな?」

ジャイアン「なるほど、出木杉が正しい。というわけで殴らせろ!」

出木杉「いや、そういう意味で言ったんじゃなくて・・・。」

のび太「ひええ〜!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:42:09.18 ID:Tqe63U7pO
〜夜〜

のび太「今日は巨人と戦うぞ!」

ドラえもん「頼りにしてるよ!なんたって君は巨人化できるんだからね!」

のび太「しずかちゃんにかっこいいところ見せるんだ!」

ドラえもん「いくよ!スイッチオ・・・。」

ドラミ「もしもしお兄ちゃん?」

ドラえもん「おっとっと、なんだよドラミ、今から寝るところなのに。」

ドラミ「ごめんなさい。どうしても聞いておきたいことがあって。」

ドラえもん「どうしたんだい?」

ドラミ「お兄ちゃん確か進撃の巨人のゲームソフトを買ったわよね?」

ドラえもん「うん、買ったよ。」

ドラミ「そのゲーム、改造されてるものが出回ってるから、もしかしたらお兄ちゃんが買ったものがそうかもしれないと思って・・・。」

ドラえもん「う〜ん、今のところ不具合はないから大丈夫だと思うけどな〜。」

ドラミ「そう、なら大丈夫かもね。後、改造はしちゃダメよ。」

ドラえもん「分かってるって。」

ドラミ「それじゃあ、おやすみなさい。」

ドラえもん「まったく、ドラミのやつは・・・、ごめんねのび太君・・・ってもう寝てる。」

のび太「・・・・・・。」

ドラえもん「それでは改めまして、スイッチオン!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:43:21.79 ID:Tqe63U7pO
エレン「はあ!?コニーお前、調査兵団に入るのか!?」

コニー「そうだよ!力のあるやつが戦わないといけないんだからな!」

ミーナ「昨日ジャイアンに言われたことね。」

コニー「うるせ〜!」

トーマス「恥ずかしがることじゃないよ、コニー。俺だって・・・。」

エレン「トーマス・・・、お前もか!?」

トーマス「まあ・・・、うん。」

のび太「そろそろ超大型巨人が現れるころだね。」

ドラえもん「そうだね。」

のび太「ここで倒しちゃおうか?」

ドラえもん「う〜ん、無理じゃないかな?」

のび太「でも僕は巨人化できるよ?」

ドラえもん「それでも超大型には勝てないって。」

のび太「勝てる!」

ドラえもん「無理!」

のび太「勝てる!」

ドラえもん「無理!」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:44:07.53 ID:Tqe63U7pO
超大型巨人「・・・・・・。」

のび太「え?うわああああああ!!!!出たああ!!!!」

ドラえもん「何驚いてんだ!分かってただろ!」

のび太「こんなに大きいとは思ってなかったんだよ!!」

ドゴオオオオオオン!!!!!

のび太「ああ〜!門が破壊された!!」

エレン「迎撃準備用意!これはチャンスだ!絶対に討ち取れ!」

ドラえもん「さすが、のび太君とは違うね。」

エレン「よう・・・、5年ぶりだな・・・。」

ドラえもん「ほらのび太君!早く巨人化して倒してよ!」

のび太「腰が抜けて立てないよ〜!」

ドラえもん「なにやってんだバカ!」

エレン「消えた!?」

ドラえもん「ああ〜!君がもたもたしてるから、敵がいなくなったじゃないか!」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:45:02.16 ID:Tqe63U7pO
〜10分後〜

ジャン「ちくしょう!何で今日なんだよ!明日から内地へ行けるっていうのによ!」

出木杉「嘆いても仕方ない、今日生き残って内地へ行けばいい!」

ジャン「戦闘狂はいいよな!こんな状況を楽しめてよ!」

出木杉「そんなことは・・・、いや、その通りだな。」

ジャン「やっぱりな。」

マルコ「ジャン、とにかく頑張ろう。君ならやれるさ。」

ジャン「・・・・・・。」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:45:42.65 ID:Tqe63U7pO
エレン「おいアルミン、ここで手柄を上げれば、俺たち一気に昇進できるぜ。」

アルミン「ああ、その通りだよ。」

エレン「いくぞ!」

のび太「待ってよ〜!置いてかないで〜!」

ドラえもん「もたもたするな!」

アルミン「何で彼は兵士になれたんだろう?」

エレン「さあな・・・、!?避けろ!奇行種だ!」

のび太「うわあああああ!」

ドラえもん「いや、避けるも何も君は元々みんなより後ろにいるだろ。」

エレン「トーマス!!!!!」

トーマス「・・・あ・・・ああ・・・。」

エレン「お前・・・、何やってんだああああああ!!」

バクッ!
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:46:23.67 ID:Tqe63U7pO
アルミン「エレン?嘘だろ・・・。」

ミーナ「うわああああああ!!!」

ドラえもん「ミーちゃん!!!」

のび太「あれ・・・、おかしいな・・・、体が動かないよ・・・。みんなが巨人に食べられるっていうのに・・・。」

ドラえもん「のび太君!早く巨人化してみんなを助けてよ!」

のび太「ごめん・・・、みんな、僕が弱虫なばっかりに・・・。」

ドラえもん「のび太君ってば!」

のび太「・・・・・・。」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:47:09.73 ID:Tqe63U7pO
〜10分後〜

のび太「・・・・・・はっ!」

ドラえもん「目が覚めたかい?」

のび太「みんなは?」

ドラえもん「僕とのび太君、そしてアルミンしか残ってないよ。」

アルミン「・・・・・・。」

のび太「ごめん、僕、何もできなくて・・・。」

アルミン「それは僕も一緒だよ。仲間が食われていくのを黙って見ていた、臆病者さ。」

ドラえもん(のび太君の巨人化能力は当てにできないな。)

アルミン「そういえばさっき巨人化がどうのって言ってたけど、どういう意味?」

ドラえもん「それはね、のび太君は巨人に変身することができるんだ。」

アルミン「巨人に変身?そんなことが・・・。」

ドラえもん「エレンもその力を持っているはずなんだけど、おかしいな。」

アルミン「エレンも!?本当に!?」

ドラえもん「巨人が巨人化能力を持つ人間を食べると、その力を継承するはずなんだけど、エレンを食べた巨人は何も変化がない。それはつまりエレンに巨人化能力が備わっていなかったということになる。」

アルミン「あれ?さっきと言っていることが違うよ?」

ドラえもん「どうやら僕たちが知っているシナリオとは大きく異なるみたいだね。」

アルミン「何を言っているんだい?」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:47:56.49 ID:Tqe63U7pO
ミカサ「アルミン!」

アルミン(ミカサ!)

ミカサ「良かった、無事だったのね。」

アルミン「・・・うん。」

しずか「のび太さん!」

のび太「しずかちゃん!」

しずか「心配したのよ!巨人に食べられてるんじゃないかって!周りの人が次々と食べられていくから、私怖くなっちゃって・・・。」

のび太「僕も怖くなって・・・、全然動けなかったよ・・・。」

ミカサ「ねえ、エレンはどこ?」

のび太「え?」

ミカサ「アルミンに聞いても黙ったまま。」

のび太「あの、エレンは、その・・・。」

ジャン「・・・食われたか・・・。」

ミカサ「ジャン!」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:48:40.86 ID:Tqe63U7pO
ジャン「こいつらしか残ってないってことはそういう意味だろ。」

ミカサ「そうとは限らない!」

アルミン「その通りだ!」

ミカサ「アルミン?」

アルミン「ごめんミカサ・・・、僕は・・・、何もせず見ていることしかできなかった・・・。」

ミカサ「・・・・・・。」

ジャン「悲しんでるところ悪いが、今は補給をするのが最優先だ。」

のび太「補給?」

スネ夫「ああ、あそこでね。」

のび太「・・・もしかして、巨人が群がってるあの建物!?」

ジャイアン「そうだ、状況は最悪だ。」

コニー「どうするんだよ!」

ジャン「喚くな!」

ミカサ「・・・立ってアルミン。」

アルミン「ミカサ?」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:49:29.09 ID:Tqe63U7pO
ミカサ「今からあの中に突入してガスを補給する。」

マルコ「無茶だ!残り少ないガスで!」

ミカサ「でも生きるためにはそうするしかない。」

マルコ「いくらミカサでも無謀だ!」

ミカサ「ならそこで指をくわえて見てろ。腰抜け。役立たず。」

マルコ「なっ!?」

ベルトルト「どうしたんだミカサは・・・。」

ライナー「おそらく俺たちに発破をかけている気なんだろうな。」

アニ「下手だね・・・。」

アルミン「待って!」

ミカサ「どうしたの、アルミン。」

アルミン(さっきドラえもんの言っていたことが本当なら、それに賭けるしかない!)
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/06(木) 22:50:11.16 ID:Tqe63U7pO
アルミン「・・・のび太の力を借りよう。」

ジャン「はあ!?正気か!?のび太に力があるとは思えねえが!?」

アルミン「のび太には人には無い力がある。そうだよね、[たぬき]。」

[たぬき]「うん。」

しずか「どういうこと?」

[たぬき]「実はのび太君は、巨人になれるんだ。」

しずか「・・・・・・え?」

スネ夫「・・・・・・嘘だろ?」

ジャイアン「・・・・・・のび太なのかよ。」

ミカサ「さっぱり分からない。詳しく説明して。」

[たぬき]「のび太は巨人になって意識を保った状態で動くことができるんだ。」

マルコ「そんなことが可能なのか?」

[たぬき]「実際にやって見せた方が早いよね。ほら、のび太君、今度こそ巨人になるんだ。」

のび太「・・・無理だよ、できないよ。」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:51:32.23 ID:Tqe63U7pO
アルミン「・・・のび太の力を借りよう。」

ジャン「はあ!?正気か!?のび太に力があるとは思えねえが!?」

アルミン「のび太には人には無い力がある。そうだよね、ドラえもん。」

ドラえもん「うん。」

しずか「どういうこと?」

ドラえもん「実はのび太君は、巨人になれるんだ。」

しずか「・・・・・・え?」

スネ夫「・・・・・・嘘だろ?」

ジャイアン「・・・・・・のび太なのかよ。」

ミカサ「さっぱり分からない。詳しく説明して。」

ドラえもん「のび太は巨人になって意識を保った状態で動くことができるんだ。」

マルコ「そんなことが可能なのか?」

ドラえもん「実際にやって見せた方が早いよね。ほら、のび太君、今度こそ巨人になるんだ。」

のび太「・・・無理だよ、できないよ。」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:52:14.94 ID:Tqe63U7pO
のび太「怖いんだ。巨人を前にすると、体が途端に動かなくなる。」

ドラえもん「でも・・・。」

のび太「僕以外に頼めばいいじゃないか!」

アルミン「僕以外?もしかしてのび太以外に巨人化できる人がいるの?」

のび太「そうだよね!ライナー!ベルトルト!アニ!」

ライナー「は!?」

のび太「ライナーが鎧で、ベルトルトが超大型だ!そしてアニは女型だよね!」

アニ「何言ってるの?女型って何?」

のび太「とぼけても無駄だ!そしてここにはいないけどユミルも巨人化能力者だ!」

ベルトルト「何を言っているんだ・・・。」

のび太「壁外で巨人として彷徨っているところで彼らの仲間を食べて人間に戻ったんだよ!」

マルコ「じゃあ、巨人が巨人化能力者を食べると人間に戻るのかい?」

のび太「そうだよ!」

ジャン「・・・信じられねえな。」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:53:01.41 ID:Tqe63U7pO
ジャン「それが本当だってんならのび太、お前が巨人化してみろ。」

のび太「だから僕は・・・。」

ジャン「それができないんなら信用できねえよ!」

のび太「うう・・・。」

ドラえもん「のび太君、やるんだ。」

のび太「ドラえもん・・・。」

ドラえもん「彼らが巨人化したって僕らのために動いてくれるわけないだろう?」

のび太「そりゃそうだけど・・・。」

ドラえもん「今は巨人化してみんなの信用を得るのが先だよ。それにみんなを、しずかちゃんたちを守るためには君が頑張るしかないんだ。」

のび太「・・・・・・。」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:53:40.51 ID:Tqe63U7pO
出木杉「のび太君。」

のび太「出木杉・・・。」

出木杉「君は力を持っている。大きな力を持つ者には大きな責任が伴う。そうだね?」

のび太「うん。」

出木杉「怖いのは分かる。僕もそうだ。」

のび太「出木杉も?」

出木杉「ああ、震えあがって今にもちびりそうだよ。怖いのは誰だって一緒さ。それに周りを見てごらんよ。友達を失って悲しんでいる人がこんなにいる。これ以上悲しみを増やすわけにはいかない。」

のび太「・・・・・・。」

出木杉「勇気を出すんだ。頑張れ。君はやろうと思えばできるやつだ。」

のび太「・・・分かった、やってみるよ。」

出木杉「それでこそ君だ。」

ドラえもん「頑張れ!のび太君!」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:54:24.13 ID:Tqe63U7pO
のび太(確か巨人化するには自傷行為をするんだっけ。それと明確な目的意識。)

しずか(のび太さん・・・。)

のび太「みんなを、助ける!!!!!」

カッ!

のび太巨人「ウオオオオオオオオオオ!!!!!」

ジャン「本当に、巨人になりやがった!」

マルコ「すごい・・・。」

ドラえもん「よし!そのままあの巨人たちを蹴散らせ!」

のび太巨人「ウオオオオオオオオオオ!!!!!」

スネ夫「ダメだ!数が多い!」

ジャイアン「のび太はケンカが弱いから、巨人化したって勝てっこねえよ!」

ドラえもん「確かに・・・。」

ジャン「おい、今だ!巨人たちがのび太に近づいていってる今がチャンスだ!」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:55:10.65 ID:Tqe63U7pO
コニー「のび太を置いてくのか!?」

ジャン「今を逃すわけにはいかねえだろ!」

ジャイアン「・・・・・・。」

アルミン「・・・行こう。」

ミカサ「・・・うん。」

マルコ「みんなも、早く進め!」

スネ夫「・・・うう、のび太・・・。」

しずか「ごめんなさい、のび太さん。」

ライナー「・・・・・・。」

ベルトルト「ライナー、僕たちも早く!」

ライナー「いや、のび太を見捨ててはおけない。」

ベルトルト「何を考えているんだ!あいつは僕たちを巨人だと言ったんだぞ!」

ライナー「だからこそだ。あいつを生き永らえさせ、その場の出まかせだったと訂正させる。」

ベルトルト「そんな、リスクが大きすぎる!」

ライナー「だがあいつはやるつもりだぜ。」

ベルトルト「あいつ?」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:55:45.46 ID:Tqe63U7pO
ジャイアン「・・・・・・。」

スネ夫「ジャイアン!早く逃げようよ!」

ジャイアン「俺はのび太を助ける。」

スネ夫「何言ってんだよ!あんな数の巨人、倒せるわけないよ!」

ジャイアン「友達を見捨てられるか!」

出木杉「その通りだ。」

スネ夫「出木杉まで!」

ドラえもん「もちろん僕も行くよ!」

しずか「私は・・・。」

ライナー「怖いんだろ?下がってな。」

しずか「ライナー!」

ジャイアン「お前、のび太にひどいこと言われたのに、助けてくれるのか?」

ライナー「俺は兵士だからな、兵士としての責任を果たす。」

スネ夫「・・・僕も・・・僕ものび太を助ける!」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:56:42.04 ID:Tqe63U7pO
コニー「あいつら、まさかのび太を・・・。」

ジャン「コニー!のび太のことはあいつらに任せて、俺たちは早く進むんだ!」

コニー「ああ・・・、それにしてもミカサのやつ速いな・・・どうすりゃあんなスピードが出るんだ?」

アルミン(いや、あれはガスを吹かしすぎだ。動揺を抑えきれていないんだ。)

ミカサ「・・・・・・あっ。」

アルミン「まずい!ミカサのガスが切れた!」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:57:29.21 ID:Tqe63U7pO
ミカサ(・・・もう生きている意味は無い・・・。)

巨人「・・・・・・。」

ミカサ(エレン、私もすぐそっちに行く。)

巨人「・・・・・・。」

バクッ!

アルミン「うわああああああああ!!!!ミカサあああああ!!!!」

コニー「アルミン!落ち着け!」

アルミン「うわあああああああ!!!!!」

コニー「アニ!手伝ってくれ!」

アニ「ふんっ!」

アルミン「うっ・・・。」

コニー「おい!気絶させることはないだろ!」

アニ「今のこいつなら暴れかねないだろ?そうなったら面倒だ。」

コニー「・・・そうかもしれないが。」

アニ「さあ、運ぶの手伝って。」

コニー「・・・ああ。」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:58:42.15 ID:Tqe63U7pO
ジャン「よし!着いたぞ!」

マルコ「のび太が注意を引いてくれていたから、難なく突入できたね。」

ジャン「ああ、さあ急いで補給しろ!後から来るやつの分も用意しとけ!」

サシャ「のび太を助けに行きますか?」

ジャン「そんなことできるやつがここにいるか!?」

サシャ「・・・そうですよね。」

マルコ「おい!アニとコニーが!」

ジャン「・・・アルミン!何があった?」

アニ「また親友を失ったんだよ。」

ジャン「ミカサが!?」

マルコ「そんな・・・ミカサまで・・・。」

コニー「のび太たちの方はどうなってるかな・・・。」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 22:59:19.64 ID:Tqe63U7pO
ジャイアン「はあ・・・はあ・・・。」

スネ夫「何とか・・・倒した・・・。」

しずか「やったわ・・・のび太さんを・・・守った・・・。」

ベルトルト「怖いなら先行ってもよかったのに。」

しずか「逃げるわけにはいかないわ!私だって兵士だもの!」

ライナー「ははは、勇ましいな。」

出木杉「のび太君!」

のび太「・・・・・・う〜ん・・・。」

ドラえもん「のび太君!しっかり!」

のび太「・・・・・・。」

出木杉「大丈夫、異常は無い。」

ドラえもん「良かった〜!」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 23:00:12.12 ID:Tqe63U7pO
ベルトルト「行こう、ライナー!」

ライナー「そうだな、早くクリスタの顔が見たい・・・危ない!ベルトルト!」

ベルトルト「え?うわあ!」

ドンッ!

ベルトルト「うわ!何するんだよライナー!」

ライナー「ぐおおおおおおおお!!」

ベルトルト「ライナー?そんなどこから巨人が!?」

ライナー「ははは・・・まさか小型の奇行種が屋根に上ってくるとはな・・・。」

ベルトルト「みんなああああ!助けてええええ!ライナーがあああ!」

ライナー「ベルトルト!早く行け!」

ベルトルト「いやだあああああああ!!!」

ライナー「早くしないと次はお前が!うおおおおおおおおおお!!!」

バクッ!

ベルトルト「ライナー!!!!!ああああああああ!!!」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/06(木) 23:00:52.77 ID:Tqe63U7pO
ジャイアン「ベルトルト!どうした!」

ベルトルト「うわああああああああ!!!!」

ジャイアン「おい、何でここに巨人がいるんだ!?とにかく逃げるぞ!!」

しずか「・・・・・・。」

スネ夫「・・・どうしたの?しずかちゃん?」

しずか「そんな・・・ライナーが・・・巨人に食べられた・・・。」

スネ夫「え?」
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/06(木) 23:12:33.17 ID:L+AKsijP0
どっかの誰かさんの巨人が鎧の巨人に!?
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