晶葉「出来たぞ助手! 森久保クローン製造マシーンだ!」

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170 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:37:11.85 ID:92Lk67Yz0
鰤久保「……」スイー

P「おお元気に泳いでるな。しかしこんなデカイ水槽、どうしてここにあるんだ?」

晶葉「ああ。水中活動用に作ったウサちゃんロボの活動試験にな」

晶葉「あとはまあ……私が泳ぎの練習に使ったり。内緒だぞ?」

鰤久保「……」スイースイー

鰤久保「……」パクパク

P「しかし流石に魚相手だと何言ってるか分からんな。……乃々、分かるか?」

乃々「あの、取り合えずもりくぼにふるの止めてほしいんですけど……」

乃々「分かるはずない……と言いたいところなんですけど」

乃々「このもりくぼそっくりな目を見ていたら……何を言いたいか伝わってくる気がするんですけど……」

乃々「鰤久保は……このままこの水槽の中でひっそり生を終えたいんですけど……」

乃々「誰にも邪魔されず干渉されず1人で……貝のように生きて行きたい……そう言ってる気がします」

P「魚が貝て」

鰤久保「……」パクパク パクパクパク

乃々「ふふふ……鰤久保さんも、その通りって言ってるんですけど……」

晶葉「む、そういえば」ゴソゴソ

晶葉「文香が残していったモールス信号をまとめたノートに……あったぞ! 魚が発するモールス信号のページだ!」

P「でかした!」
171 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:38:49.89 ID:92Lk67Yz0
晶葉「では早速――」

晶葉「んんっ」

晶葉「『あのぉ……鰤久保を助けてくれぇ……ありがとうございますぅ」』

晶葉「『あの……すっごく逞しい腕に抱かれてぇ……鰤久保……あなたのことを……えへへぇ』」

晶葉「『好きになっちゃったんですけどぉ……は、恥ずかしいよぉ……! もぉ……てれてれ』」

P「……」

乃々「……」

晶葉「おいやめろ。そんな目で私を見るな。こう言っているんだ! この舌っ足らずで媚びるような口調で喋っているんだ!」

P「す、すまん。そうだったな」

乃々「あうぅ……凄いぶりっ子なんですけど……流石のもりくぼもイラくぼなんですけど……」

晶葉「『あのぉ……もし、よかったらぁ……生殖を前提にぃ……お付き合いしください! キャッ、言っちゃったぁ! はぅぅ……顔が熱いんですけどぉ……恥ずかしくて照り焼きになっちゃう……!』」

鰤久保「……っ///」パクパク

P「こっち見んな」


楓(ぶりっ子の鰤……ふふっ)

172 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:41:18.11 ID:92Lk67Yz0

スポーン

?「……」パタパタパタ


P「またデカイのが……」

晶葉「ヘリか。洗濯機からヘリが押し出される光景は中々にシュールだな」

乃々「もう、もりくぼの要素なんてどこにも……あ、よく見たら森久保の顔が描かれてるんですけど……」


亜季(いわゆるノーズアートでありますな!)

亜季(ちなみにあのヘリの種類は攻撃ヘリコプター『AH-64 アパッチ』であります。名前の由来はアメリカの先住民に由来してるであります)

亜季(映画でいえば、ニコラス・ケイジ主演の『アパッチ』が有名でありますな)

亜季(戦闘ヘリを見ていると脳内にワルキューレの騎行が流れるのは、あるあるネタでありますな!)

亜季(以上! 説明終了!)


P(ありがとう亜季)

P(何で亜季が当たり前のようにテレパシー使ってるか分からんけど……まあ、亜季はサバゲーやってるからな)
173 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:43:40.42 ID:92Lk67Yz0

ヘリ久保「……」パタパタパタ

ヘリ久保「……」ズゥン

晶葉「どうやら今度は人が乗っているらしい。誰か降りてくるぞ」


斬久保「……あ、マズイですねぇ。退避退避……」コソコソ

塗久保「か、隠れないと……」コソコソ


P(何だ? 一部の森久保が隠れ始めたぞ)

ガチャ

?「……こ、ここは?」

P「おっ、警察官の乃々か。ポリ久保に間違いないな。……しかしすげえミニスカ」

ポリ久保「……!? あなた達は……。ここは……まさか……信じられないんですけど……」

晶葉(何だ? Pと私の顔を見て、随分と驚いた顔をしているな)

ポリ久保「……んんっ、失礼。えっと……私の名前はポリ久保なんですけど……」

ポリ久保「現在、護送中に脱走した凶悪犯を追っている途中なんですけど……」

乃々「ひっ……きょ、凶悪犯ですか……?」

ポリ久保「ええ、この顔写真を見てください」

ポリ久保「こちらの犯人の名前は『斬久保乃々』。夜中におもちゃの刀を持って徘徊して、たくさんの住人をびっくりさせた極悪人です」

ポリ久保「こっちは『塗久保乃々』。は、裸の……裸の上に服の絵を描いて徘徊し、たくさんの住民を恥ずかしがらせたハレンチ極悪人です」

ポリ久保「他に借りた物を全然返さない『借久保乃々』、人の脛を蹴って痛がらせる『蹴久保乃々』、人が大切な物を盗って行っちゃう『スリ久保乃々』、全然働かない『だり久保乃々』……いずれも森久保界を恐怖のどん底に陥れたA級犯罪者達なんですけど……」

P「極……悪……?」

晶葉「あー……まあ見たが、殆どが外に出て行ったぞ」

ポリ久保「な、なんですって……!? は、早く追いかけないと……」

ポリ久保「あんな人たちが野に放たれたら、この世界は滅びてしまうんですけど……!」

P「多分大丈夫だろ。元が乃々だし」

ポリ久保「……そ、そうだ。この人に見覚えは……?」

P(白衣を着た乃々?)

P「いや、見てないな」

ポリ久保「そうですか……この人は森久保界で指名手配中のS級犯罪者なんですけど……。見つけたら、ポリ久保に連絡を是非……」

ポリ久保「あ……これ、ポリ久保の連絡先なんですけど……。えっと……べ、別に特に用がなくても……かけてもいいんですけど……」モジモジ

ポリ久保「じゃ、じゃあこれで……!」タタッ
174 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:44:27.58 ID:92Lk67Yz0
P「ポリ久保のアドレスを……登録っと」ポチポチ

乃々「……プロデューサーさん、随分と嬉しそうなんですけど」ジトー

P「そりゃ可愛い女の子に連絡先教えられたら嬉しいだろ」

乃々「……///」

晶葉「何故キミが照れる」

P「さて次からマ行か。……マリ久保、世界で最も有名な配管工の格好した髭が生えた乃々に1票」

晶葉「私は鞠だと予想する。もしくはマリモか」

乃々「せ、聖母(マリア)様みたいに神々しいもりくぼ……とか?」

スポーン

P「さて正解は……」


?「……」フワァ

?「……」スタ


乃々「ウエディングドレスを……着てるんですけど……」

175 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:46:03.40 ID:92Lk67Yz0
タッタッタ

晶葉「ドレスの端を摘み上げて、走ってきたぞ」

P「アニマス8話で見た」

?「はぁ……ふぅ……」ゼーゼー

?「あ、あのあの……わ、私……マリ久保っていうんですけど……」

マリ久保「あ、あなたのお名前は……?」

P「俺? 俺はPだけど」

マリ久保「Pさん……Pさん……いい名前なんですけど……えへへ」

マリ久保「あの……Pさん……いきなりですけど、マリ久保と……け、結婚してほしいんですけど……!///」

乃々「!?」

晶葉「なるほど。結婚(マリッジ)か。だからウエディングドレスを……ふむ」

乃々「れ、冷静に考察してる場合じゃないんですけど……! プロデューサーさんがいきなりプロポーズされちゃったんですけど……!」

乃々「あ、あのあの! ……会ったばっかりでいきなり結婚を申し込むのはちょっとやめた方がいいと……もりくぼ思うんですけど……」

マリ久保「ううん。これはマリ久保の体質なんです……初めて会った男の人にプロポーズを申し込まなきゃならない……そういう運命なんですけど……」

P「雛の刷り込みみたいだな」

マリ久保「で、でも……よかったんですけど……優しそうだし、カッコイイし……初めて見た男の人がPさんで……よかった……」ポッ

乃々「か、考え直してください……見た目はそれなりにカッコイイし……や、優しそうに見えるし、実際優しいときは優しいですけど、基本的にこの人、もりくぼの困った顔を見るのが趣味な変態さんなんですよ……!」

P「変態て。まあ趣味に関しては否定しないけども」

マリ久保「えへへ……マリ久保にも遂に運命の相手が……」

マリ久保「あのあの……子供は何人くらいほしいですか……マリ久保は女の子と男の子1人ずつで、あとは子犬を1匹飼って小さくて可愛らしいお家に住みたいんですけど……」ポワポワ

乃々「そ、それもりくぼの! もりくぼの密かな夢なんですけど……!」

乃々「と、とにかく、プロデューサーさん……早く断らないと大変なことになるんですけど……!」グイグイ

P「……結婚……人妻……人妻系アイドル……ウチにはまだいないタイプのアイドル……」ブツブツ

晶葉「これは駄目だな。Pが『アイドルの方向性を検討するモード』に入ってしまった。こうなったら、何を言おうが無駄だ」

マリ久保「じゃ、じゃあ……マリ久保はPさんがプロポーズの答えを出してくれるまで、部屋の隅でジッとしてるんですけど……」

スタスタスタ
ストン

マリ久保「えへへ……」ジー

晶葉「部屋の隅からウエディングドレス姿の少女が熱っぽい視線を向けてくる……滅多にない光景だな」

乃々「あうぅ……だ、大丈夫……プロデューサーさんは絶対に断るんですけど……」

乃々「断ってくれないと……もりくぼ……いーやぁー」ナミダメ

176 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:50:31.11 ID:92Lk67Yz0
スポーン

P「ん? 何も出てこないな」

晶葉「そうだな。機械の中に残っているのか? どれどれ……」

ガチャ
シーン

晶葉「中にもいないな」

P「どこに行ったんだ? いや、それとも機械の故障で生まれなかったとか」

晶葉「5秒待て」カタカタカタ

晶葉「……妙だな。モニターを確認してみたが、やはり新たな森久保コピーは生まれている」

乃々「で、でも……どこにもいないんですけど……」キョロキョロ
晶葉「ああ。これは一体……」

P「うーん、謎だ」
177 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:51:13.44 ID:92Lk67Yz0
バーン

都「謎と聞いて!」ドドーン

都「アイドル探偵! 安斎都! 参上! ババーン!」

P「おお都か」

都「安心して下さいPさん! 私が来た!」

都「うーん、匂いますよ……謎の匂いがプンプン……」

ワイワイ
   ガヤガヤ
 ウホウホ

都「何か乃々ちゃんがわんさかいるーーー!?」

都「こ、これは事件です! ずばり犯人はこの中にいる!」

晶葉「私だ」

都「解☆決!」ヨコピース!

P「うん都。この増殖した乃々については別に構わないんだ。実はな――」
178 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:52:24.15 ID:92Lk67Yz0
カクカクシカジカ モリモリクボクボ

都「な、なるほど……現れたはずのコピーが影も形もない、と」

都「任せてください! レッスンが始まるまでの……33分間で見事この謎を解き明かして見せましょう!」

都「ではまずは現場検証です! この探偵七つ道具――虫眼鏡を取り出して、と」

都「現場に残ったわずかな痕跡を……」ジー

乃々「あ、あのあんまりかがむと、下着が……」

P「見えそうで見えないな」

都「ええ、そうです。謎というのはは見えそうで見えないもの。ですがそれを見つけるのが探偵!」

P「ほう……あ、マジで見えそう」

乃々「エッチなのはいけないと思うんですけど……」バッ

晶葉「ああ。私の研究室でハレンチな真似は困る」バッ

P「くっ、2人がかりなんて卑怯だぞ……!」
179 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:54:43.37 ID:92Lk67Yz0
都「ほんの少し……小さな痕跡を……髪の毛1本でも……」ジー

都「……あれ?」

都「……」ジー

都「あ、あの皆さん」クルリ

P「オオオオオオ!」サッサッ

乃々「は、速い……!」バッバッ

晶葉「だ、だがこちらは2人だ! 2人に勝てるわけないだろう!」バッバッ

P「くっ、こうなったらエナンザムを……!」


都「……何をしてるんですか? カバディですか?」

都「そんなことより! あのー……見つけちゃました」

P「なに? 消えたコピーの痕跡をか?」

都「いえ、痕跡というか……そのものです」

都「ここ。ここ虫眼鏡で覗いてみてください」

P「ん?」ジー

P「何か……小さな物が動いてる? 小さい……虫か? いや、違うな。虫はもっとカサカサって動くもんな」ジー

ココナンデスケドー
ココニイルンデスケドー

P「……あ、これ乃々か。滅茶苦茶小さい乃々がいる」

晶葉「なに? どれどれ……ほ、本当だ」

乃々「お米より小さいんですけど……」

ミリクボデスケドー
ハジメマシテナンデスケドー

P「何か○ップとデールみたいな小さな声が……ミリ久保か」

晶葉「とりあえず確保して、分かりやすい場所に居てもらうか。このままだといずれ踏み潰してしまう」

P「そうだな……って、おい乃々。あんまり顔近づけるな。か、髪の毛が鼻にかかって……」

P「へ、へ――ぶりっつぇん!」クシュン

キャー!!
ハリケーンナンデスケドー!!!

P「あっ」

都「……」

晶葉「……」

乃々「……」

P「コ、コンタクトレンズを探すときの要領だ。大丈夫、必ず見つかる」

P「だ、大丈夫だって! 砂漠に落ちたゴマを探すより遥かに簡単だから!」

P「だから……その……」

P「すまぬ……本当に……すまぬ……」
180 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:56:56.43 ID:92Lk67Yz0


P「いやぁ、見つかってよかったな!」

乃々「大変でした……」グッタリ

晶葉「まさか事務所の外まで飛ばされるとは……」

P「ミリ久保を探す為に晶葉が発明したミニマムライトで俺たちも小さくなって……」

乃々「大冒険でした……」

晶葉「私は危うくみちるに食べられるところだった」

P「俺なんて雫の胸の間に落ちてさ……南極のクレバスに落ちた人の気持ちが少しだけわかったよ……」

乃々「もりくぼはなんか、アリさんとお友達になったんですけど……」


ゴリ久保「ウホ? ウホホ?」ボリボリ


晶葉「とりあえずミリ久保はゴリ久保の体に住み着くことにしたようだな」

P「ノミかよ」
181 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 11:57:36.56 ID:92Lk67Yz0
あ、ここから新しい部分になります。
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/10(水) 11:58:31.02 ID:/zHOUZVAO
さぁ未知久保ゾーンの始まりだ
183 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 12:06:35.42 ID:92Lk67Yz0

スポーン

?「……」

P「お、次の森久保だ。俺が挨拶してこよう」

P「やあ! あなたは何の森久保なの?」


?「……」

?「あなたに名乗るのとか、むーりぃー」

?「ていうか、顔見られるのもむーりぃー」

?「同じ空気吸うのもむーりぃー」

?「同じ世界で生きているのもむーりぃー」

?「むりむーりぃー……無理無理無理……無理だから嫌なんです、無理無理……」


P「……」

P「何だいつもの森久保か」

乃々「わ、わたしあんなに無理無理言ってないんですけど」

晶葉「なるほど無理久保か。言動といい、見た目といい、オリジナルの森久保乃々とそう変わらないな」

P「いや、待てよ。よく見ると……乃々の代名詞である困り眉の角度が……オリジナルより3度ほど違う。より困ってる感じがする!」

晶葉「ほう……見ろ助手。これは私が発明した何でも計れる測定器『ハッカレール』だ」

晶葉「この装置で森久保乃々から常に放たれている特殊な力――無理力(略して無力)を計ってみたんだが……何と、オリジナルより250mkbも高い!」

P「すげえ! あと単位が乳首の略っぽい!」




無理久保「何か勝手に計られるのとかむーりぃー」

無理久保「何かもう、無理って言うのもむーりぃー」

無理久保「無理無理無理……MURYYYYYYYYYYYY!!!!」


晶葉「なっ!? 270……280……300mkbだとッ!?」

晶葉「見ろ助手! 324! 324まで上昇したぞ!」

P「おお!」

晶葉「まあ、だから何だって話だが」

P「そうだな。まあ騒ぐほどでもないな」
184 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 12:14:00.83 ID:92Lk67Yz0

晶葉「次はメリ久保か」

P「メリケンサックを装備してるか、それとも常に体の一部が壁にめり込んでるか……」

乃々「ど、どっちも無理なんですけど……もりくぼ的にはもこもこふわふわしたメリー(羊)久保とか……いいと思います……」


シャンシャンシャン シャンシャンシャン


P「装置の中からどこかで聞いた音が……」

晶葉「この音は……12月になったら街のあちらこちらで聞こえてくるあの……鈴の音……!」

乃々「もりくぼ的にあの時期はあんまり外を出歩きたくないんですけど……カップルがイチャイチャしてて、見てるだけで恥ずかしくなります……」


スポーン


?「しゃんしゃんしゃん、しゃ、しゃんしゃんしゃん……ふぅ」

?「め、めり〜……くりすます……なんですけど」ノソノソ

メリ久保「よ、よい子のみんなにメリ久保サンタがプレゼントを届けに来たんですけどー」

P「今夏だぞ」

メリ久保「メ、メリ久保、こう見えても慌てんぼうなので……えへへ」

メリ久保「どうも……は、初めまして、メリ久保です」

乃々「あわわ……ミ、ミニスカート過ぎるんですけど……!」

晶葉「ああ、かなりミニだな。そして付髭。……どうしたいんだ?」

185 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 12:15:08.88 ID:92Lk67Yz0
メリ久保「まあまあ、プレゼントどうぞ」スッ

P「え? いいのか? 俺もう大人なんだけど」

メリ久保「森久保界では大人も子供もおねーさんも、みんなプレゼントがもらえるんです。あ、どうぞ」スッ

晶葉「む、どうも。こ、この年になってクリスマスプレゼントをもらうのも何だか恥ずかしいな」

P「どれどれ? 本か。タイトルは……『飴玉みたいで、でもずっと溶けない私の甘い心』」

P「ほうほう……ポエム集だなこれ」

メリ久保「え、えへへ……恥ずかしながら自作です」

乃々「ひいいい!? 何て物を配ってるんですか……!? 遠まわしな自殺行為ですか……!?」ガクガク

メリ久保「プ、プレゼントは全部自前なので……お金がかからない物になるとこれが一番……えへへ」

乃々「はわわ……し、しかも内容も全部もりくぼが考えそうなポエムばっかり……!」ペラペラ

P「流石コピーだな」

乃々「こ、こんな物を全世界に……あわわ……あわわわ……むーりぃー」バタン

晶葉「気絶したぞ」

P「自分のゴリラを見ても大丈夫だったのに……」
186 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 12:19:04.18 ID:92Lk67Yz0
メリ久保「この事務所には……いっぱい良い子がいるみたいですね……」

メリ久保「今からクリスマスが楽しみなんですけど……ふふふ……」



?「そういうわけには行きませんよ〜」

メリ久保「だ、誰ですか!?」

シュイーン

イヴ「ここでのサンタリング(サンタ行為)はダメで〜す」

イヴ「この事務所は私の縄張りですから〜。後から来たサンタさんには悪いですけど〜」

ブリッツェン「ブモオオ!」

P「イヴ! あとブリッツェン!」

晶葉(今サラッと縄張りとか言わなかったか?)
187 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 12:34:07.15 ID:92Lk67Yz0
メリ久保「うぅ……まさか他にサンタが居るなんて……」

イヴ「そういうわけで〜お引き取り下さいね〜、同じ事務所にサンタは2人もいらないですから〜♪」

メリ久保「で、でもだからって、はいそうですかと退けないんですけど……!」

メリ久保「メリ久保はここでサンタをするって決めたんです! サンタの世界に早いもの勝ちなんてルールはありません!」

イヴ「むむっ、確かに……サンタの世界では2人のサンタが被ってしまった時、より優れたサンタがサンタをするという決まりですからね〜」

イヴ「でもメリ久保さん? あなたにはサンタとして決定的に欠けている物があります〜」

メリ久保「えっ」

イヴ「私にあって、あなたに無いもの。それはずばり――相棒です!」

ブリッツェン「ブモオオッ♪」

イヴ「相棒もいないあなたが私に勝てますか〜?」

メリ久保「た、確かに……!」

メリ久保「あうぅ……な、何とかしないと……」キョロキョロ

メリ久保「あっ!」


ゴリ久保「ウホ?」
188 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 12:40:00.25 ID:92Lk67Yz0
メリ久保「そ、そこの黒くて大きい人……ちょ、ちょっとこっちに……」

ゴリ久保「ウホホ」ノッシノッシ

メリ久保「あ、あの、かくかくしかじかで……メリ久保に力を貸してほしいんですけど」

ゴリ久保「ウホホ……」

ゴリ久保「ウホ!」ドン

メリ久保「あ、ありがとうございます!」



メリ久保「しょ、紹介します。私の相棒の……ゴリッツェンです!

ゴリッツェン「ウホオオオ!」

イヴ「ぐむむ……や、やりますねぇ。あっという間に相棒を見つけるとは……サンタとして大切な、臨機応変に対応する能力を備えてますね〜」

メリ久保「ふっふっふ……」

イヴ「でもこの事務所は譲りませんよ〜」

メリ久保「メリ久保だって退く気はないんですけど……!」
189 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/10(水) 12:49:35.29 ID:92Lk67Yz0

イヴ「だったらここはサンタとして対決して、より上手くサンタを出来た方が晴れてこの事務所のサンタとして君臨するということでいいですか〜?」

P(君臨って言ったか今?)

メリ久保「の、望むところですっ!」

イヴ「じゃあ、えっと〜……私がこの家、桃華ちゃんの家に行って、桃華ちゃんの枕元にプレゼントを置いてくるので〜」

メリ久保「メリ久保がこっち、村上巴ちゃんの家に行けばいいんですね」

イブ「はい〜。どっちが早くそして正確にサンタをこなせるか……勝負ですっ!」グッ

メリ久保「ま、負けないんですけど……!」

イブ久保「じゃあ早速行きますよ〜。ブリッツェン!」

ブリッツェン「ブモオオオン!」パカラパカラッ

メリ久保「こっちも行きますよゴリッツェン!」

ゴリッツェン「ウホオオン!!!」ノッシノッシ


シュイーン

P「……」

晶葉「……」

P「今年のクリスマスにサンタは来ないかもな」

晶葉「そうなる可能性が高いな」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/10(水) 19:25:20.32 ID:qzCB5wYXO
次はモか…オリジナルが増えるのかそれとも出てこないで次になるのか
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/10(水) 19:37:19.63 ID:IxjfG10A0
乙乙

○○○○○○な×××でもいんじゃない
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/10(水) 19:50:36.83 ID:xARDhGB/O
え?なに?ダブルゼータ?
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/10(水) 21:47:44.81 ID:K5hCWWXSO
師匠顔負けの揉みテクを持つのが来たりするんだろうか
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/10(水) 23:28:11.33 ID:qyS8notUo
>あとは子犬を1匹飼って
最近出たSRのせいか幸子に脳内変換されちまった
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/12(金) 03:14:03.36 ID:9RneofQSO
揉まれるのが好きな森久保かでかい桃が出てきて中から…な森久保か…
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/12(金) 10:05:42.75 ID:7pIxIf3DO
名前がもり久保であることは確定だし……
197 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/16(火) 06:24:56.11 ID:2Gob/53d0


P「さて、次は……もり久保か。晶葉はどう思う?」

晶葉「無人島生活が得意そうな銛久保はどうだ?」

P「『とったんですけどー』が口癖のか。俺的にはボンキュッボンな盛久保とかアリだと思う」

乃々「……」ペタペタ

乃々「ま、まだ成長期ですし……これからですし……」

P(あと公園大好きな守久保とか……守護い面白そう……)

晶葉「さて、来るぞ」
198 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/16(火) 06:29:06.89 ID:2Gob/53d0
シーン

P「何も飛び出てこないな。ちょっと見て来るわ」

P「どれどれ……」

ガチャ

P「……何だこれ」

晶葉「どうした助手。何が入ってた?」

P「た、種ぇ……」

晶葉「は?」

P「いや、ほら。何かの種が入ってた」スッ

晶葉「確かに、何らかの植物の種だな。ふむ」ジロジロ

晶葉「特にこれといって変わったところはないが……」

晶葉「とりあえず埋めてみるか」

199 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/16(火) 06:34:46.67 ID:2Gob/53d0
晶葉「確か植木鉢がここに……」ゴソゴソ

晶葉「よし、あったぞ。助手、その種をここに植えるんだ」

P「植え植え」ペタペタ

晶葉「乃々は水を」

乃々「よ、よいしょっと……」ジャー

晶葉「……」

P「……」

乃々「……」

P「何も起こらないな。つーか何の種か分からないけど、そんなに早く芽が出たりしないんじゃないか?」

晶葉「普通はそうだが、あの機械から現れた以上、何か特別な種のはずだ」

ニョキ

乃々「……! な、何か出てきたんですけど……!」

ニョキニョキ

P「うわ、マジでもう芽が出た。つーか凄い勢いで育ってる。……ト〇ロみたい」

200 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/16(火) 06:41:13.39 ID:2Gob/53d0
ニョキニョキ
ニョキニョキニョキ
ニョキニョキニョキニョキ

P「あ、あっという間に……」

晶葉「木が生えたな」


?「……」


乃々「き、木の幹にもりくぼの顔が……」

P「アレだな。小学校の演劇とかでよくある木の役みたいだな」


?「……」


P「おーい。もり久保……でいいのか?」


?「……」


晶葉「喋らないな。真顔で宙を見つめているから、何だ、その……かなり怖いな」

P「予想してたのと全然違ったな。これ、本当にもり久保なのか? 木じゃん。木久保じゃん」
201 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/16(火) 06:49:56.96 ID:2Gob/53d0
木久保「……」ポトッ


乃々「あ、枝から何か落としたんですけど……」

乃々「種?」


ズブブ
ポン
ニョキニョキ

晶葉「た、種が床から芽を出したぞ!」

ニョキニョキニョキ
ニョキニョキニョキ


木久保「……」

木久保「……」


P「増えたな」

乃々「あ、また種が……」

ズブブ
ポン
ニョキニョキ


木久保「……」

木久保「……」

木久保「……」


晶葉「ま、また増えた……」

P「これ以上は増えないみたいだな。しかし木の仮装をした真顔の乃々が3本……怖い。子供が見たらトラウマになるぞ」

乃々「で、でも何だか……この人たちの近くにいると落ち着くんですけど……」ハフゥ

晶葉「マイナスイオンでも出てるのか? 私は何も感じないが」

P「俺も感じないけど……他の森久保たちもかなりリラックスしてるな」
202 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/16(火) 06:58:01.91 ID:2Gob/53d0
P「でもこの木のどの辺がもり……は!?」ピコーン

晶葉「どうした助手?」

P「そうか! 木が3本……来るぞ晶葉ッ!」

晶葉「だから何だ」

P「いや、だからさ……木が3本じゃん。木が3本で森じゃん? ……木久保が3体で森久保ってことじゃないか?」

乃々「えぇ……」

晶葉「助手……」

P「そんな目で俺を見るなよ! 下らないと思うけどそうだろ!?」

楓(乃々ちゃんがもりもり生えて、森になった……うーん、微妙。プロデューサーさん20点です♪)

P「まさかの駄目出し!?」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/16(火) 08:20:21.84 ID:w44vhaoSO
これは予想の斜めをいったな…
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/16(火) 10:30:31.32 ID:G8A6eMiNo
晶葉、マイナスイオンのリラックス効果を信じてるのか……
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/16(火) 11:14:36.39 ID:frS6d54co
フィトンチッドとか一応森林浴にも効果はあると聞いたことはあるがマイナスイオンって…
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/17(水) 22:39:25.28 ID:mZYuVL0Xo
もしかしたら池袋博士はマイナスイオンについて、現在の科学では読み解けない知識を持っているのかも知れない…
207 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/18(木) 12:22:24.59 ID:PB/uduXs0

晶葉「さて次は定石通りだと、やり久保か」

晶葉「ふむ。槍を持った武闘派な森久保か?」

乃々「やーりぃ! が口癖のスポーツ少女……いや自分で言っててなんですけど、これはちょっとないかも……」

晶葉「助手はどう思う?」

P「……」

乃々「ど、どうしたんですかプロデューサーさん。むずかしい顔してますけど……」

P「いや……」

P(まさか……な。ないない)

208 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/18(木) 12:23:37.70 ID:PB/uduXs0
スポーン

?「……」スタッ


晶葉「学校の制服を着ているな。それ以外は特に変わったところは……む、だらしないな。制服を着崩しすぎだ。胸のボタンが空いてるし、スカートもずいぶん短い」

乃々「ふ、太ももがあんなに……あ」

乃々「ひぇぇっ」

晶葉「どうした乃々」

乃々「ピ、ピアス……あんなにいっぱい……ひいぃ……!」ガタガタ

晶葉「……いや、乃々も空けてるだろう」

乃々「1つ空けるだけで痛くて怖くて大変だったのに、あんないっぱい考えただけでむーりぃ……!」ガタガタ


?「あ、あのー」ツカツカ

P「ん、俺か?」
209 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/18(木) 12:29:09.74 ID:PB/uduXs0
?「ど、どうも……ヤリ久保ですけど……」

ヤリ久保「えっと」スッ

P(指を3本立てて何を……)



ヤリ久保「――ホ別でこれくらいなんですけど……どうです?」

P「うおおおおい!」

晶葉「なに? ホ別? どういう意味だ?」

乃々「わ、分からないです……」フルフル

P「知らなくていいよ! つーかお前! 自分をもっと大切にしろよ! 3万て! PS4も買えんぞ!?」

晶葉「中古品なら買えるんじゃないか?」

P「中古とか言うな!」クワッ

晶葉「えぇ……何で怒られたんだ私……」
210 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/18(木) 12:41:53.13 ID:PB/uduXs0

ヤリ久保「あ、あの違うんですけど……3万円じゃなくて3千円なんですけど……3万円なんて、そんな大金おこがましくてむーりぃ……!」ブンブン

P「中学生のお小遣いかよ!」

ヤリ久保「ひぃっ、ご、ごめんなさい……! 2000円でいいですから、怒鳴らないで……!」ビクビク

ヤリ久保「オ、オプションも無料にしますからぁ……!」ビクビク

ヤリ久保「お、終わった後にパンツもプレゼントするんですけど……!」

乃々「あ、あの、さっきから何の話をしてるんですか? も、もりくぼさっぱり分からないんですけど……ホ別? オプション?」

ヤリ久保「へ? えっと、ホ別っていうのは、ホテル別――」

P(いかん! このままじゃ乃々と晶葉が汚される!)
211 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/05/18(木) 12:54:04.08 ID:PB/uduXs0
P「――あやめ!」

あやめ「ニンニン!」ヌッ

ヤリ久保「ひっ、影からニンジャが……!」

あやめ「てぇい!」ドスッ

ヤリ久保「うっ……」ガクッ

P「よくやったあやめ。そのまま部屋の端に転がしといてくれ」

あやめ「了解ですっ!」

あやめ「ところで結局ホ別とはどういう意味なんですかP殿?」

晶葉「そうだ、気になるじゃないか」

P「アイドルは知らなくていい事だ」

P(そうだ。世の中には知らなくていい事がたくさんあるんだ)

P(そういう物からアイドル達を守るのも俺の仕事なんだ)


楓(巴ちゃんにエンコーさせて、エンコを詰められる……なんちゃって)

P(おいアイドルおい)
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/18(木) 13:04:13.85 ID:gD5EyZppo
6代目調子乗り過ぎだろwww
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/18(木) 14:36:24.23 ID:wGFFwMDb0
それはエンコじゃ済まないだろ蟹風呂コースだろw
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/18(木) 14:37:48.91 ID:L9y2BwD50
次はゆり久保か…
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/18(木) 22:23:10.77 ID:b80wyni2O
ゐり久保の可能性
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/19(金) 17:48:48.31 ID:fouL07tXO
百合なのかな…キマシ
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 08:17:00.15 ID:KAKaMiUPO
五月終わるぞまだか
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 13:57:44.28 ID:ZmwKkiK1o
ゆ以降はまた次のスレってことだろ
219 : ◆qvf.IClkDc [sage]:2017/05/31(水) 17:54:51.91 ID:YKNGB07A0
お待たせしてしまい申し訳ありません。
引っ越しの準備やらで少し忙しいので、もう少しだけお待ちください。
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 23:03:00.39 ID:5dx32l9k0
おk
待ってる
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 23:28:06.73 ID:DtCOb3Bzo
少し待ったぞさぁ書いてくれ
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/10(土) 02:56:23.45 ID:XHPnWwgNo
あとどれくらい待てばいい?
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/12(月) 14:19:48.09 ID:2T1+I6t5O
一週間は待ったぞ、まだなのか?
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 09:23:51.16 ID:yO/fiHfqO
二週間以上待ったがまだか?まさかまたエタらせるとかないよな?
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 21:41:43.48 ID:XeD9XpQko
あと少しじゃないか
きっちり終わらせてくれよ
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 19:00:17.65 ID:LJJSquQfO
むーりっりーむーりっりー
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 13:34:45.62 ID:FCSlrLODO
あと少しじゃないか
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/26(月) 08:19:05.66 ID:AeC7s32uO
もうすぐ一ヶ月だぞ、さすがに引っ越しのは終わってるだろ
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/02(日) 04:13:47.58 ID:bp4OBP2qo
書いてくれよ
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/03(月) 11:49:42.13 ID:3XLGMZxVo
書けよ[ピーーー]ぞ
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/05(水) 08:21:06.26 ID:YnS8i6NcO
一ヶ月以上待ってるんだから生存報告の1つや2つ
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 00:04:36.03 ID:ELimsVKqo
まあ一回落とす時点でお察し
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 02:36:35.14 ID:lzaJqrLiO
今回も中途半端で投げる気満々かよ解散だな
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 12:04:22.79 ID:bFm4+1eA0
はい終了。なんのために戻ってきたのかね?
235 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/07/08(土) 13:13:34.17 ID:4I+HZOSX0
はい戻ってきました。おまたせしていまい申し訳ありません。
のんびり付き合ってください。
236 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/07/08(土) 13:14:50.67 ID:4I+HZOSX0
晶葉「次はゆり久保か」

乃々「えっと、百合の花みたいに華憐で優雅な……お嬢様っぽい……うぅ、自分で言っときながら想像できないんですけど……」

晶葉「森久保の例もあるし、そのまま植物の百合の花で出て来るかもしれんな」

P「……」

晶葉「助手はどう思う……ってどうしたそんな神妙な顔をして」

P「へ? あ、いや別に……」

P(……)

P(ゆり……百合かぁ……ゴクリ……)

由里子(ゆり……ユーリ……ユーリ久保!!!on ICE……つまり、生えてる乃々ちゃんなんだじぇ! プロデューサーとユーリ久保、男と男の娘……何も起きないはずはなく……)

P(おいやめろ)
237 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/07/08(土) 13:17:44.03 ID:4I+HZOSX0
スポーン

?「……」スッ

?「……」スタスタ


晶葉「ふむ。一見すると普通の乃々だな」

乃々「でも……歩き方にすっごく品があるんですけど……見惚れちゃいます……」


?「……」キョロキョロ

?「……」ハァ

晶葉「周りの乃々達を見て、溜息を吐いているな」

?「……!?」クワッ

?「……」タッタッタ

?「そ、そこのあなた」

晶葉「む? 私か?」

?「ええ、そこの白衣を着た可愛らしいあなたですけど。私の名前は百合久保、あなたは?」

晶葉「あ、ああ……池袋晶葉だ」

P「俺はモバP。こいつはもりくぼ、見ての通り小動物っぽい女の子だ」

乃々「ど、どうも……もりくぼです」

百合久保「……」チラッ

百合久保「そう……晶葉ちゃん。ふふふ……見た目通り、可愛らしいお名前なんですけど」

百合久保「本当に可愛らしい……うふふ……」


P「俺ら無視されてね?」

乃々「晶葉さんしか目に入ってないみたいなんですけど……」

238 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/07/08(土) 13:19:01.01 ID:4I+HZOSX0
百合久保「体も小さくて、小動物みたい……肌もすごくキレイ……」

晶葉「そ、そうか……う、うん、ちょっと顔が近いな」

百合久保「ふふ、ふふふ……」

百合久保「ああ、本当に……可愛い。ねえ……晶葉ちゃん、私の妹になりませんか……」

晶葉「は?」

百合久保「お姉さまって。試しに呼んでみてほしいんですけど。その小さくてプルプルした唇で、百合久保のことを……ねぇ、呼んで……さあ……」ハァハァ

晶葉「ちょっ、顔が近っ、おい!」

百合久保「嫌がる顔も可愛い……うふふ……」サワサワ

晶葉「だから近いと……ひっ!? ちょっ、どこを触ってる!? は、白衣に手を入れるなぁ!」

百合久保「羞恥に悶えるその顔……たまらないんですけど……」ハァハァ

百合久保「はぁはぁ……」

百合久保「タマ姉たまんねえ!」クワッ

晶葉「オイこいつ何かヤバイぞ!」

晶葉「おい助手! た、助けてくれ!」ジタバタ
239 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/07/08(土) 13:19:42.68 ID:4I+HZOSX0
P「やっぱり……百合は……最高やな!」パシャパシャ

晶葉「撮るな! の、乃々!」

乃々「は、はわわ……恥ずかしくて見てられないんですけどぉ……」

晶葉「つ、使えない……ひゃっ!? や、やめっ、やめろ! 変なところを触るなぁ!」

百合久保「うふふ……変なところってとこですかぁ?」

百合久保「も、もう我慢できなくなってきたんですけど」ハァハァ

百合久保「さ、晶葉ちゃん。行きましょう」

晶葉「ど、どこへ連れていく気だ?」

百合久保「うふふ……2人っきりになれる場所ですよ。私と晶葉ちゃん、2人だけの空間。何の不純物もない、乙女だけの楽園」

百合久保「最初は怖いと思うけど、すぐによくなるんですけど……」

晶葉「い、いやだ……」

百合久保「さあ……蜜月満ちる乙女の園――私達だけの花園にいざ!」
240 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/07/08(土) 13:23:56.44 ID:4I+HZOSX0
バーン

茜「誰か今花園って言いました!!??」

百合久保「び、びっくりした……え、ええ今、私が言ったんですけど」

茜「やっぱり!!!」

百合久保「えっと……そこの元気なあなたも私たちの花園に興味が?」

茜「大好きです!!!!」

百合久保「あらそう……うふふ。なら一緒に行きましょうか。あなたみたいな元気な女の子がしおらしく甘えて来るのもまた乙なもの……」

百合久保「両手に花……最高……」ウットリ

百合久保「さあ、子猫ちゃん、私のところへいらっしゃい」オイデオイデ

茜「はい!!!」

茜「ボンバー!!!!」ダダッ

ズムッ

百合久保「うごぉ!!?」メリッ

百合久保「うぐ、うぐぐ……おぐ」ズサッ

茜「まさか乃々ちゃんもラグビーに興味があるとは思ってませんでした!! でも同じ趣味の子がいて、とてもうれしいです!!!」

茜「さ、行きましょう!!!」ガシッ

百合久保「ちょ、ちょっと待って……ど、どこへ……」

茜「花園ですよ花園!! ちょうど今日試合がありますからね!!! 今から走っていけば間に合います!!!」

百合久保「え、ラグビー……走って……え……?」

茜「ここからだと4時間くらいですね!!! いい運動になります!!!」

百合久保「は? いや、花園っていうのはね、こう、女の子だけの閉じた世界のことで……」

茜「さあ花園目指して、いざボンバーッ!!!!」ダダッ

百合久保「だ、誰か助けっ」

百合久保「ああああああああああ!?」ズサササササ


バターン


P「うーん、相変わらず茜は元気だなぁ。夜の収録までには……間に合うか」

晶葉「……」

P「いや、晶葉。大変だったな。大丈夫か? 白衣が乱れて凄いことになってるぞ? ……あれ? お前、なんか下着が無いような……」

晶葉「……」

P「そ、そんなに睨むなよ。しょ、しょうがないじゃないか! 百合の花が! 百合の花が目の前に咲き乱れたら傍観するしかないだろ!? 俺みたいな男が割り込むのは無粋ってもんだろ!?」

晶葉「……」ジトー

晶葉「この間、アイドルがオッサンに見える薬を発明したんだが」

晶葉「……」

P「したんだが何!? こえーよ! ごめんって!」
241 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/07/08(土) 13:24:26.70 ID:4I+HZOSX0
スポーン

?「……」ズゥゥクン


P「……」

晶葉「……」

乃々「……」

P(装置から現れた乃々を見て、俺たちは絶句していた)

?「……」ズゥゥゥゥン

P(それは森久保と言うには、あまりに大き過ぎた)

?「……ふぅ、ふぅ」ノッシノッシ

P(大きく、分厚く、重く)

P(そして太過ぎた)

?「ひぃ、ふぅ……はぁはぁ」ノシノシ

P(それは正に――)


?「ど、どうも。ごっつぁんですけど……寄り久保です」


P(力士だった)
242 : ◆qvf.IClkDc [saga]:2017/07/08(土) 13:25:00.93 ID:4I+HZOSX0
晶葉(RIKISHIだ……相撲レスラーだ……)

P(ああ、凄まじい厚力を持った体だな。体はプロの力士レベルなのに、顔だけは普通の乃々だから、アンバランスさがパネエ)

乃々「……」

P「なあ、乃々。乃々? き、気絶している……!」

晶葉「無理もあるまい。だってアレだぞ? 自分と同じ顔してるのに、体がアレだぞ?」

寄り久保「アレでごめんなさい……」

P「いや、お前は悪くないんだけど。個人的に興味があるから、ちょっと自己紹介とかしてくれ」

寄り久保「へ? え、えっと……寄り久保です。得意技は寄り切り、好きな食べ物は寄せ鍋なんですけど」

晶葉(ちゃんこじゃないのか……)

P「しかし凄い体だな。もりくぼの身でよくぞそこまで練り上げたな」

寄り久保「あ、いや。これ……」カチッ

カシュー
カシンカシン
パカッ

寄り久保「スーツなんですけど……」スタッ

P(力士の中からビキニを着た汗まみれの乃々が出てきた)

寄り久保「これ、博士に作ってもらったんです……」

晶葉「パワードスーツの様なものか……どんな発想だ」

P「……」

P「昔、し〇ちゃんの映画でこんなの見たな」

243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 13:43:48.25 ID:IMag+TARo
来てた
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 17:12:15.98 ID:jpEJq5nhO
ら…ラリ久保?薬(お菓子)キメてるのかな?
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/08(土) 17:37:00.57 ID:j6qMrK29O
森久保は少女漫画好きだし
当然百合に対しても興味あるだろうな(偏見)
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 17:56:38.50 ID:Ee8uvZreo
少女漫画で百合メインのものはあんまり無いんですよ
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/08(土) 18:44:13.13 ID:bDBeCP+GO
この先控えるロリくぼに期待が膨らむ
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/09(日) 03:26:59.55 ID:8hCGECc9o
待ってた
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/09(日) 05:02:32.10 ID:Ensxbadho
※次の更新はまたも1ヶ月後になります
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 20:11:51.27 ID:TGVmLw+No
マジで1ヶ月後になりそうじゃん
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 08:07:59.77 ID:/H7bBZkVO
一ヶ月以上経過したがまた投げるのかな?
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 09:54:00.93 ID:ZOCD7ITwo
1回落とした奴はまたやるから仕方ない
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 06:31:04.86 ID:0/VKbrVA0
このまま落とすか完結させるかどっちだ作者は?
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 23:03:06.64 ID:YchaQC9DO
落ちても再開する可能性がある方だということで
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/11(月) 00:24:59.84 ID:tkqX2IuDO
あり
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/11(月) 10:26:36.43 ID:YY9TnBUqO
二ヶ月以上もまた経ったか…
本当こいつやる気ねーのな
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 21:19:03.65 ID:kksxtaZzo
1回目の内容除いたら罵倒レスのが多いという情けなさ
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/25(月) 11:54:24.19 ID:zONYv/Rr0
落とすな
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 20:14:57.11 ID:O191QRHFo
落とさせない
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 13:33:44.14 ID:pynCdsppo
書けよオラ
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 04:39:23.51 ID:92/mpqgiO
こいつ今度は落とさないように最後までがんばる発言してなかったか?
やっぱ一度でも落としたやつは信用ないな
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 07:34:28.38 ID:kweg4gROo
ここまで罵倒
これからも書くまで罵倒
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 10:23:32.49 ID:WrUqyVsNo
それ以外何がでるというのだ
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/08(水) 00:50:42.16 ID:KZXKSuPBo
4ヶ月経つね
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 18:31:49.09 ID:cKxwAb0Bo
まだー?
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 05:04:55.81 ID:C7F9wxLpo
5ヶ月経ったわ
ある意味すげえな
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/04(月) 09:39:19.46 ID:EGmQc3kLo
2ヶ月ルールって無くなったのか?
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/23(土) 13:11:34.97 ID:TcIvN4AA0
>>267
とっくの昔に運営は仕事してない

奇跡的に終了報告されたら削除はしてるみたいだが
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/08(木) 22:11:22.89 ID:2hmAnuEgO
もう7ヶ月で半年以上も経ったのかすごいな
こんだけ長く経ってても削除されないし>>1が来る気配が欠片もないし
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