ウォルター「鎮守府の執事をやれ?」【安価あり】

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1 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/16(日) 22:37:26.36 ID:mHRpXZgPO
1990年、少佐率いるミレニアムによりロンドンは壊滅
そこに炎上して墜落したグラーフ・ツッペリン飛行船の中の一室に人影があった。

ウォルター「さようなら、インテグラ・・・」

少年は長い人生に幕を閉じた。
ある化物を倒すために全てをかけて追い詰めたがあっけなく敗れ去った。
だが、後悔は何も無かった。むしろ満足感で胸が一杯だった。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492349846
2 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/17(月) 19:01:43.24 ID:RBZYfZvaO
ウォルター「・・・ここは何処だ?」

体に違和感を感じ目を開ける。
開けた先には白く長い通路に壁にたくさんのドアがはめられていた部屋だった。
その通路の中央には白人の男がいた。

ウォルター「な、なんだ! この場所は!」

満身創痍の体を何とか起こし、状況を理解しようと必死になる

ウォルター「おいっ! お前は何者だ! 僕をどうするつもりだ!」グワッ

紫「・・・次」スッ

そう白人は言うとウォルターは扉の中へと吸い込まれていく
ウォルターの必死の抵抗もなすすべもなく吸い込まれていった。


紫「・・・次」

「バカヤロウコノヤロウ!! 何だぁ此処は!?」ブロロロロ
3 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/17(月) 19:22:03.76 ID:RBZYfZvaO
吹雪「あっさり〜しじみ〜はまぐりさん〜!」

睦月「吹雪ちゃん元気だね」

夕立「憧れの赤城さんから褒められたぽい」

三人の少女は浜辺を歩いていく、砂浜に押された足跡が波にかき消される。
夕焼けが目に染みるほど紅く輝いていた。

吹雪「明日も訓練、頑張るぞー!」

夕立「あれ? 何か血なまぐさい匂いしないぽい?」クンクン

睦月「ん〜? 潮の匂いでわからないよ?」

吹雪「わっ!? あれ人だよ!」

睦月・夕立「ふえっ!?」

吹雪が指を指した先にはウォルターが倒れていた。
意識は無く、虫の息でかなり危険な状態だった。

睦月「と、取りあえず鎮守府まで運ぶよ!」

夕立「ぽ、ぽい!」

吹雪「う、うん!」

三人はウォルターを引きずりながら進んで行った。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 19:23:08.87 ID:XJ4oUMoq0
外見は若いままなのかね
期待
5 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/17(月) 19:55:26.66 ID:RBZYfZvaO
ウォルター「ここは・・・何処だ?」

目が覚めると不思議な世界があった。
ポップなゾンビや吸血鬼、ましては太陽までも

ウォルター「何か変な世界だな、此処」

「あら? 目覚めたのーね」

ウォルター「なっ!? 何だお前!」

ウォルターの隣にはいつの間にか紳士服に髭がガリのような男が現れた。
見ているだけでイライラする顔である。

糸の妖精「私の名前は糸の妖精ていうのーね、君が使用していた鋼線なのーね」

ウォルター「は、はぁ・・・」

糸の妖精「ホントは私じきじきにお迎えに行こうとしたけど運命は行かせてはくれなかーたーの」

ウォルター「(なんかイライラしてきた・・・)」イラッ

糸の妖精「てなわけで! 新しい世界で頑張ってねー!」ピュー

ウォルター「おい! 待て、糸の妖精話しはまだついてはいない!」

糸の妖精「あら? もしかしてお別れのキスがお望み? ちゅううううう!」

ウォルター「うぎゃああああああ!!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 20:13:59.47 ID:k84usATuo
ノリが巻末のおもいだすな
7 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/17(月) 20:33:30.15 ID:RBZYfZvaO
ウォルター「はっ!?」ガバッ

ウォルターはあの不思議な悪夢から目が覚める。

ウォルター「・・・病室か」

辺りを見回すとベットや医薬品の入った棚が目に入った。
独特のアルコールの匂いもする。
服は入院服に替えられていた。


ウォルター「一度ここから逃げ出そう、人身売買とかだったらマズい」

ベットから立ち上がり、フラフラと千鳥歩きで出口に向かう。

「あっ!? ダメですよ、まだ完全に治ってないんですから!」

出口に辿り着いたが同時に女性と出会う
眼鏡をかけており、セーラー服を着た女性だった。

ウォルター「失礼ですがここは何処なのでしょうか? そして貴方は誰なのですか?」

大淀「私は大淀と言います。そして此処は鎮守府です」

ウォルター「(鎮守府だと? ここは海軍の施設なのか。まさかロンドンの時に顔を知られたか!?)」

大淀「ま、待ってください! 武器は持ってないですから!」バンザーイ

ウォルターを戦闘態勢に入る。それを見た大淀は必死に敵意は無い動作をする。

「ありゃりゃ、こりゃあ面白いことになったもんだ」

今度は大淀の後ろから白い軍服を着た女性がやって来た。
軍刀に手をかけている。

ウォルター「(この殺気は只者ではない!)」

提督「まあまあ落ち着きなよ、私は鎮守府の提督さ。丁度起きたとこだし君には話したいことがあるんだ」

ウォルター「・・・同行しろと言う訳ですか」

提督「理解が早くて助かるよ、まあ従わなかったら無理やりでも連れて行くけど」

ウォルター「(今の僕じゃあ力不足、とても敵わない・・・)」

提督「おいで、こっちだよ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 23:50:42.47 ID:tcZMtBJ7o
条件的にウォルターが部屋に呼ばれるとは思えないというか
9 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/18(火) 21:17:05.73 ID:ulfr2S/OO
案内された先は執務室であった。
室内は高級感溢れるある机や絨毯という、豪華な仕様となっていた。

提督「さてさて、早速だけど・・・」

提督「なーんで、ボロボロの状態で打ち上げられていたのかな? 海上事故なんて起こってないし」

ウォルター「(話すか? いや、話したら死刑判決になるのが関の山だ。話さないでおくか)」

しばし無言が続く


提督「まあ、ケンカしていたことにするか! 検査しても敵でも無いわけだし」

ウォルター「随分とテキトーでいらっしゃる」アハハ

意外と大雑把な性格にウォルターは苦笑の笑みを浮かべる

提督「親からの連絡も入ってきてないけどどうしたの? 反抗期特有の家出かい?」

ウォルター「実を言うと記憶が無くなっていて覚えていません」

提督「こりゃあ困った。けど名前はわかるだろ?」ポリポリ

どうしたものかと頭を掻きながらウォルターに質問をする。

ウォルター「ウォルター・C・ドルネーズと言います。年齢は14歳? です」

提督「そうかい、私のことは気軽に提督と呼んでね」
10 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/18(火) 21:31:14.99 ID:ulfr2S/OO
提督「まあ親族が見つかるまでの間はここで働いてもらうけど良いかな?」

ウォルター「もちろんでございます。日頃から仕事をしているうえ腕が鈍らないか心配でした」ニコッ

提督「そこで、君の着ていた服装からして君は鎮守府の執事を命ず!」ビシッ

提督は決めポーズをしてウォルターを指名する。

ウォルター「はっ、かしこまりました」ペコッ

提督「んじゃ、今夜は歓迎会にする予定だから楽しみにしててね! おっと忘れてたけど君の執事服はそこの段ボールに入ってるから」

そう提督が言い終わると一時執務室から出ていった。

ウォルター「まさかここでも執事仕事をやるとは思ってもなかった。むしろ都合が良いけど」

段ボールを開けて、服を着替えていった。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 21:38:57.46 ID:p4VhtdG40
ここの艦娘達にはハルコンネンとハルコンネンUを実装させよう(提案)
12 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/18(火) 21:45:05.03 ID:ulfr2S/OO
着替え始めて五分が経過した。
内のドアからコンコンとノックした音が聞こえた。

提督「おっ、着替え終わったようだね。ではどういう仕上がりになってるかな」

期待させながらドアを開ける。
そこには執事服をきたウォルターが居た。

ウォルター「仕事服をくださり感謝します。燕尾服だったらどうしたものかと・・・」

提督「あははは! さすがに燕尾服は私の好みだと間違えられるから選ばなかったよ」

ウォルター「(にしてもタバコと鋼線が無いのがツラいな・・・ どこかで調達できるか?)」

提督「まだ三時だし部屋の確認のついでに散策してみたらどうだろう?」

ウォルター「そうしておきましょうか、では失礼しました」

ウォルターは部屋から出ていった。


提督「・・・やっぱり執事も良いものだね」



初めての安価SSなのでのんびりいきます
安価下2で艦娘の名前を
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 21:49:26.42 ID:tPkku+pdO
ウォスパイト
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 21:49:32.37 ID:T5dk33EU0
蒼龍
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 21:49:37.19 ID:Elidj3Y9O
那智
16 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/18(火) 22:15:37.48 ID:ulfr2S/OO
ウォルター「おかしい、ここらへんだと思うんだけど・・・」

蒼龍「あれ? 君どうしたの、軍事施設に入っちゃいけなかったはずだけど」

飛龍「提督の弟かな? 執事服きてるけど・・・」

ウォルターが部屋を探していると着物を着た二人の女性に声をかけられた。

ウォルター「ここで執事をやらせてもらうことになったウォルターと言います。以後お見知りおきを」ペコッ

蒼龍「い、いやいやこちらこそよろしくね!」

飛龍「う、うん! よろしく!」

あまりに丁寧な態度で接したため、やや驚き気味の二人であった。

飛龍「私の名前は飛龍。相方の名前は蒼龍って言うんだ」

蒼龍「そういえば執事って何をするの?」

ウォルター「そうですね、主に雑務や掃除とかゴミ処理とかですかね」

飛龍「うわぁ〜、大変だね」

ウォルター「いえいえ慣れると楽であり、やりがいを感じる良い仕事です」

蒼龍「私たちより立派だね飛龍」

飛龍「ねー」

ウォルター「そういえば、この部屋って何処にあるんでしょうか?」

蒼龍「そこだったら右の通路を行った先になるわよ」

ウォルター「ありがとうございます。では後に・・・」

ウォルターは蒼龍に言われた通りの道に進んでいく
しかし、ウォルターが去った後に飛龍は蒼龍のある特徴に気が付いた。


飛龍「あれ? 蒼龍って方向音痴じゃなかったけ・・・」



駆逐艦で容姿が幼い子で頼みます
安価下2で
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 22:16:54.43 ID:Xq6eyG55o
文月!
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 22:16:56.52 ID:9pGvU3oGo
文月
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 22:17:01.05 ID:eexiki8bO
20 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/18(火) 22:55:14.07 ID:ulfr2S/OO
ここにも文月教が・・・
では文月と姉妹艦を出しますね
21 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/18(火) 23:14:11.67 ID:ulfr2S/OO
ウォルター「うーむ、蒼龍さんから道を聞いたけど」

ウォルター「なーんでグラウンドに出たんだろう、まさか方向音痴では・・・」

ウォルターは道を間違えながら進んで行った結果、グラウンドに辿り着いた。
少女たちがそこでサッカーをして遊んでいた。

皐月「いくよ、文月!」

文月「ちょっとぉ! ボールが強すぎて取れないよぉ・・・お兄さん危ない!」

金髪の少女の蹴ったボールがウォルターに目がけて迫る

ウォルター「いや、住んでいるから間違えるはずはない。即ち僕が方向音痴なのか?」バシッ

独り言を言いながら片手でボールを難なく受け止めた。

ウォルター「よっ、返しますね」ヒュッ

ウォルターは金髪の少女の所まで届くように山なりに投げた。


文月「待って、お兄さんスゴイね〜」

皐月「ゴメンよ、怪我は無いかい?」

二人の少女がウォルターの所までやって来た。

ウォルター「いえいえ、怪我はしておりません。引き続き遊んでください」

皐月「えぇ〜、せっかくだからお兄さんも遊ぼうよ!」

ウォルター「まあ別に構いませんが・・・」

文月「じゃあ決定だね、私は文月って言うんだ」

皐月「私は皐月、よろしくね」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 23:15:34.15 ID:q+aQ05GZO
皐月は僕だぞ
せめてまとめウィキとか見ようや
23 : ◆MNMy.fqCRg :2017/04/18(火) 23:24:18.60 ID:InCckfjH0
すみません、僕でお願いします
24 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/19(水) 19:00:59.58 ID:h8Q7nv6aO
ウォルター「じゃあ、私からボールを取るゲームはいかがでしょうか?」

皐月「いいね! 僕も賛成さ!」

文月「けど、取ったらなんかご褒美とかあるの?」

ウォルター「うーん、欲しいもの一つあげるでどうでしょう」

文月「よ〜し、頑張るぞ〜」


皐月「先手必勝!」ダッ

皐月がウォルターに向かって突進する。
しかし、ウォルターはボールを蹴り上げながら回避する。

文月「えい!」

避けたタイミングを見計らって文月も仕掛けるが

ウォルター「まだまだですよ」ヒョイ

これまた避けられる

ウォルター「攻撃する前の動作が安直すぎます。もう少し凝らないとボールは取れませんよ」

皐月「うぅ・・・文月!」

文月「わかったよ皐月お姉ちゃん!」

今度は二人同時に仕掛けた。

ウォルター「さすがに二人は厳しい!」

これもなんなくと交わされ続けた。
時々ウォルターが煽りに近づくも取れないままであった。
25 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/19(水) 19:16:31.21 ID:h8Q7nv6aO
文月「も、もうむりぃ・・・」ゼエゼエ

皐月「さすがの僕もヘトヘトだよ・・・」ゼエゼエ

ウォルター「久しぶりに運動ができてよかったです」

この後三時間ぐらいサッカーや鬼ごっこなど色んな遊びをした。
訓練を受けた艦娘である二人を差し置いてウォルターは生き生きしている。


提督『マイクチェック、マイクチェックあーあー。えー、これから歓迎会するから食堂に来てね! 以上』ガシャ

準備ができたというアナウンスが鎮守府中に流れ渡った。

皐月「わーい! ご飯だー!」

文月「もうお腹ペコペコ・・・」

ウォルター「では食堂に行きましょうか」

三人は食堂へと向かった。
26 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/20(木) 07:28:14.00 ID:1Oex2+Y/O
提督「さてさて、皆さんお待ちかねの新たな仲間を紹介するよー!」

ウォルターはその壇上にウォルターは居た。

ウォルター「(にしてもスゴイ人数だな。しかも綺麗な女性ばかり、良いとこに就けた)」ニヤッ

那珂「はいっ! 司会担当の那珂ちゃんでーす! では、歓迎会を始めたいと思いまーす!」

那珂というアイドルの様な仕草をする艦娘が司会を進めていた。
慣れた様子でウォルターにマイクを向ける。

那珂「じゃあ、ウォルター君の心構えをどうぞ!」

ウォルター「心構えですか、そうですね・・・。基本は後方勤務や雑用等になりますがお役にたてるように頑張ります。よろしくお願いします」ペコッ

那珂「じゃあ、かんぱーい!!」ガシャン

「「「「乾杯!!」」」」カランカラン


提督「んじゃあ、あいさつ回りでもしたら?」

ウォルター「かしこまりました」


安価下2で艦娘の艦種を
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 07:32:26.04 ID:4fbvZ9tAO
軽巡
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 07:32:33.88 ID:iJAqqdxvO
空母
29 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/20(木) 07:50:18.19 ID:1Oex2+Y/O
ウォルター「蒼龍さんは空母でしたね、会ってみますか」


ウォルター「こんばんは」

蒼龍「ウォルター君! さっきはゴメンね!」

ウォルター「いえいえ、私の方も色んな女性と知り合えたので良かったですよ」

蒼龍「そう? いや〜! そうだよねぇ」アハハ

ウォルター「(結構元気な方ですね)」

加賀「あら? 新人のウォルターでしたっけ?」

ウォルター「はい、ウォルター・C・ドルネーズです」

加賀「・・・」ジー

ウォルター「?」

赤城「加賀さん? いくら緊張して喋れないから睨むのはダメよ」

赤城「申し遅れました。赤城です、よろしくお願いします」

ウォルター「よろしくお願いします」

瑞鶴「ぷーくすくす、緊張して喋れないとかあんた本当に一抗戦?」

加賀「頭にきました」ガタッ

翔鶴「こら瑞鶴! すみません加賀さん。私の名前は翔鶴と言います、そして妹の瑞鶴よ」

瑞鶴「よろしくね!」

ウォルター「はい、こちらこそ」
30 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/20(木) 08:10:55.33 ID:1Oex2+Y/O
ウォルター「今度はどちらに向かいましょうか・・・」


安価下2で空母以外の艦種
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 08:15:07.85 ID:iJAqqdxvO
雷巡
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 08:15:27.57 ID:V23PIsYmO
じゅうじゅん
33 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/20(木) 17:27:38.12 ID:1Oex2+Y/O
青葉「青葉です! 突然ですがインタビューです!」バッ

ウォルター「うわっ!? いきなりですか!」

プラプラと歩いていると突然、記者のような艦娘と出会う
片手にはメモ帳を握っていた。

青葉「はいっ! ウォルターさんは以前どのような仕事を?」

ウォルター「執事です」

青葉「なるほど。では、義務教育やら学業の方は終えているのですか?」

ウォルター「結構昔に終えてますね」


青葉「では最後の質問! この鎮守府のメンバーで魅力的なのは「こらっ! 青葉!」げえっ!? 高雄さん!?」

高雄「あまりプライベートなことは聞かないの!」

ウォルター「いやいや、私が許可したのでお気になさらず。・・・やはり青葉さんでしょうか?」

青葉「ふえっ!?///」

ウォルター「仕事熱心であり、相手に警戒心を与えないじんも・・・いえ、質問に飲まれてしまいましたよ」ニッコリ

ウォルター「巧みな技術を持つ女性はそう居ませんよ」

青葉「そ、そんな〜///! うわっ、もうこんな時間! さ、さよなら〜」ダッ

青葉は逃げていく脱兎の如く食堂から去る。


ウォルター「(・・・ちょろい)」ニヤッ

高雄「あしらうのが上手いわね、ウォルター君」

ウォルター「そうですかね?」



選ばれた艦種以外で
下2
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 17:35:37.22 ID:k34iQx1dO
加速
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 17:55:47.34 ID:AzmUOprA0
軽巡
36 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/20(木) 18:28:59.26 ID:1Oex2+Y/O
川内「夜を楽しんでる? ウォルター」ヌッ

ぬらりと後ろから忍者の様な格好をした艦娘が出てきた。

ウォルター「アイエエエエ、ニンジャナンデ!!」

川内「ドーモ、ウォルターサン。センダイデス」

ウォルター「忍者なんて初めて見ました!」キラキラ

川内「まあ忍者じゃないけど忍者好き?」

ウォルター「はい! 時代小説や映画ででてくる忍者がすきでした!」キラキラ

那珂「忍者もいいけどアイドルもいいよねー!」キャハ

ウォルター「・・・はい」

那珂「一瞬戸惑ったよね! どうして!」

神通「那珂ちゃん? あまり失礼はしないことよ」

ウォルター「(服装から見ると姉妹か、個性豊かだな)」

ウォルター「(・・・あのリボンの女性は苦労してそうだ)」
37 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/20(木) 19:38:42.94 ID:1Oex2+Y/O
天龍「おう、ウォルター! 俺の名は天龍、ふふっ怖いか?」

ウォルター「と、とても怖いですよ・・・」

天龍「だろっ!」

龍田「あらあら、これはお世辞だと思うわ〜」

ウォルター「そ、そんなことないですよ!」

龍田「まあ天龍ちゃんは可愛いからね〜」

天龍「おい龍田!」

龍田「うふふふ」

ウォルター「(龍田さんが姉か。けど逆らったらキツイ一発くらいそうだから気をつけよ)」
38 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/20(木) 22:41:54.90 ID:1Oex2+Y/O
木曾「ほう近くで見ると細いがガッチリしてるな」

ウォルター「はい、結構鍛えているもので」

木曾「一度手合わせをしてみたいものだ」

ウォルター「・・・失礼ながら木曾さんは女性の方ですよね?」

木曾「そうだ。よく言われるよ、姉妹とは違うって」

ウォルター「私のほうでもロリっ子の癖に声が渋くて男前の声の知り合いいますけど」

木曾「そんな子も居るのか」

ウォルター「その子に思いっきりぶっ飛ばされたんですけど・・・」

木曾「・・・なんかゴメンな」

ウォルター「いえいえ、気にせずに」ニコリッ

ウォルター「では明日」スッ

木曾「ああ、明日会おう」

ウォルターは持ってきていただろうグラスを持って立ち上がり他の場所へと移った。


北上「あれ? あたしのグラス知らない?」

大井「これじゃ無いんですか? 北上さん」

北上「その中身ただの水だよ。あたしの日本酒どこに消えたのかなぁ?」

球磨「ちなみに度数は何クマ?」

北上「うーん、水で薄めないで25くらいかな」

大井「さすがです! 北上さん!」
39 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/20(木) 22:43:52.49 ID:1Oex2+Y/O
安価下2で選ばれた艦種以外でお願いします。
これが最後の歓迎会の安価です。
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 22:58:41.85 ID:V23PIsYmO
駆逐
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/20(木) 22:58:47.26 ID:hSFmurmE0
潜水艦
42 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/21(金) 22:53:31.74 ID:HdLse7oHO
ウォルター「こんばんは」

伊58「こんばんはでち!」

ウォルター「・・・水着の時期じゃないですよ。まだ五月です」

伊58「これはゴーヤたちの普段着でち」

ウォルター「寒くないんですか?]

伊58「いーや、慣れれば何ともないよでち」

ウォルター「スゴイですね・・・」

伊19「しかも動きやすくて良いのね!」

ウォルター「さ、左様でございますか」グビッ

ウォルターは手に持っていたグラスを一気に飲み干した。

ウォルター「うえっ!?」ゴホゴホッ

伊168「ちょっと大丈夫!?」

ウォルター「大丈夫・・・ではないれす!」ヒック

直後、ウォルターの態度はガラリと変わる


ウォルター「つったくどんだけ僕はついてないんだ! 水のグラスから酒のグラスに変わってるしさぁ!」ヒック

ウォルター「なぁーんで僕は運が無いんだよぉ! アイツは結局倒せなかったし、変な白人に会って扉に吸い込まれたし!」ヒック

伊58「これ完全にデキてるでち」

伊19「しかも酒癖悪いのね!」

伊8「なんか変な愚痴も言ってるし・・・」

ウォルター「てかこの部屋暑すぎでしょうがぁ!」ヌギッ

伊58「ウォルター落ち着くでち!」ガシッ

ウォルター「良いじゃないですか、だーれも見てないですしぃ」ヒック

伊8「みんな見てるから落ち着いて!」
43 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/21(金) 23:04:37.07 ID:HdLse7oHO
ウォルター「大英帝国バンザーイ!! ぐぅ・・・」

愚痴を言い終えたのか眠りに入った
ウォルターに酒を飲ませてはいけないという事をここにいる艦娘全員が知った。

ウォルター「やった、アイツに勝てたぁ・・・」スヤスヤ

提督「ありゃりゃ、爆睡してるね。こりゃあ」ポリポリ

伊58「どうするでちか?」

提督「部屋に彼を運んでくるよ。よいしょ、にしても軽いね」ヒョイ

提督はウォルターを楽々背負うと彼の部屋へと運びに行く
翌日ウォルターはこのことを思い出し、顔を赤くしていた。


ウォルター「あぁ、やっちまった! やっちまったあああ!!」ゴロゴロ
44 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/22(土) 06:35:53.01 ID:kObphOvjO
ウォルター「はあ、昨日の思い出が忘れられない・・・」

早朝、ウォルターは運動場でランニングを始めていた。

長門「むっ? ウォルターではないか、どうした?」

ウォルター「長門さん、おはようございます」

ウォルターの所を長門が並走する。

長門「朝から鍛錬とは精が出るな」

ウォルター「いやー、体が鈍っていざという時に困りますからね」

長門「いちよう言うが、お前の仕事は戦闘ではないから戦わなくても良いのだぞ」

ウォルター「いえ、長門さんは深海棲艦という対化物専用ですが貴方がたには人間は殺せない。深海棲艦という人間とは違う生物に慣れきってしまった」

ウォルター「いくら化物を殺してる艦娘でもそれは不可能。人を殺すのは人、だから私がいるのです」ニコッ

長門「!? そ、そうか・・・」ゾクッ

突如長門に悪寒が走った。
何故悪寒が走ったのかは今の長門には知る由もなかった。


ウォルター「では私は掃除が残ってるので」

長門「あ、あぁ」

ウォルターは走るのを止め、鎮守府へ向かって行った。


長門「ウォルター、お前は何者で何をしていたのだ・・・」
45 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/22(土) 19:46:36.68 ID:uug35WOtO
ウォルター「そろそろ朝ごはんでも食べますかね」

ウォルターは食堂に向かう。
到着して中を覗くとまあまあ混んでいる。


間宮「おはようございます、何にしますか?」

ウォルター「そうですね、ここは日本なので和食メニューを一つ」

間宮「はい、かしこまりました」

間宮から朝食を受け取り、空いている席を探す。

ウォルター「(結構混んでるな・・・。赤城さんのとこ見たけどご飯が山盛りすぎないか?)」

赤城の大きなお茶碗にはこんもりと米が積まれていた。

ウォルターはようやく席が一つ空いているとこを見つけた。
すぐにその席に駆け寄った。

ウォルター「お隣失礼してもよろしいでしょうか?」

金剛「もちろんネー!」

隣には戦艦の金剛姉妹が居た。
46 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/23(日) 10:42:06.47 ID:qC74R0VrO
金剛「昨日の酔いっぷりは凄かったネー!」

ウォルター「ホントにすみませんでした。酒癖というのは治らないですからね・・・」

榛名「大丈夫ですよウォルターさん。うちの霧島も酔うとやくざのようになりますから」

霧島「榛名? それは今言うことかしら?」ゴゴゴゴ

比叡「ヒエー!! 霧島、落ち着いて!」ガクガク

ウォルター「(・・・どの姉妹もこんなに個性的なのか?)」


金剛「そういえばウォルターはイギリス出身でしたよネ? 後でteatimeでもしませんカ?」

ウォルター「はい、喜んで。それとフッシュアンドチップスでも作りましょうか?」

金剛「goodデース! 星を見上げるパイとかもなかなかデース!」

比叡・榛名・霧島「スコーンとビスケットだけにしてください!!」
47 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/23(日) 11:28:25.85 ID:qC74R0VrO
ウォルター「ご飯も食べ終えたし、何をしようかな?」

安価下3でやりたいことを(エロとグロはNG)
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 12:12:51.87 ID:cYTy6+RHo
工廠見学
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 12:59:31.09 ID:sblEZ/4D0
大型艦建造に立ち会う
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 13:00:04.95 ID:HeOkjCoBO
51 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/23(日) 13:53:14.28 ID:qC74R0VrO
提督「おっ、ちょうど良い所にウォルターが」

ウォルター「どうしましたか? 提督?」

提督「新しい艦娘のお出迎えだよ。着いてきて」

ウォルター「かしこまりました」

二人は工廠へ行った。
歩いて三分もしないうちに到着した。

ウォルター「ここが工廠ですか、なかなか大きいですね」

提督「最初は小さかったけど頑張って仕事をこなしてたらこんなになったんだ」

ウォルター「苦労したんですね・・・」

提督「まーね」


二人は中へと進む
中にはピンクの髪の女性とつなぎを着た女性がいた

明石「提督、お買い物ですか?」

提督「建造のほうさ」

夕張「あら、ウォルター君も一緒なのね」

ウォルター「はい、提督に誘われて」

提督「ちなみにあの機械が艦娘製造機さ」

提督が指を指す先には大きなカプセルが置かれていた。
タイマーが設置されており、それが間もなく0を迎えようとしていた。
52 : ◆MNMy.fqCRg [saga]:2017/04/23(日) 14:02:27.86 ID:qC74R0VrO
ウォルター「そういえば此処では武器が作れると聞いたのですが」

明石「作れますよ、航空機やら銃やらも」

ウォルター「なら作ってもらいたいものがあるのですが、よろしいですか?」

明石「うーん、提督どうしましょう?」

提督「作らせちゃって良いよ、反乱とか事件起こしたら私が処置するから」ニヤリッ

明石「そ、そうですか・・・」ゾクッ

提督は不敵に笑う、それを見た明石に悪寒が走り渡った。


ウォルター「作ってもらいたいのは僕が持ってた所持品のやつです」

明石「あれですか」

ウォルター「はい、あれです」

明石「・・・わかりました。作りますがすぐには完成はしませんよ、作るのに難しそうですし」

ウォルター「そんなの覚悟の上です」


夕張「おーい、建造完了したよ!」

提督「さて、新しい艦娘は誰かな?」


安価下2 艦娘の名前
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 14:11:34.98 ID:lZU/e5RVo
武蔵
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 14:11:43.86 ID:HeOkjCoBO
武蔵
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/23(日) 14:25:51.37 ID:+74ih/da0
面倒くさい視聴者様やな
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