【安価とコンマで】青年「幻想郷を旅する」

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292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:09:09.53 ID:E1gTcTfnO
2
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:09:11.10 ID:mXLjpljp0
2
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 20:16:42.52 ID:lguF7NaT0
2.安静にしている

青年「…慧音の事は確かに心配だ。だが今は霊夢の事と俺の身体の状態の事が重なっている…」

妹紅「ならお前は安静にしてるか?」

青年「ああ。妹紅、暫く厄介になってしまうが…」

妹紅「気にするな。ゆっくりしてろよ。といってもあんま身体動かせないんだったな」

青年「情けなくてすまない」

妹紅「いいっていいって。じゃあ私は1人で慧音の所に行ってくるよ。多分起きてるだろう」

青年「分かった」

妹紅「それじゃあすぐ戻ってくるからな」ガチャッ バタン

青年「…」

青年(本当は少し、慧音に会うのが怖いのもある)

青年(…霊夢の言うとおり、俺は力どころか心も弱いんだな…)
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/29(土) 20:18:39.32 ID:TBhlWetw0
その辺のコンマひどかったよな、外見も低かったし
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 20:30:55.03 ID:lguF7NaT0
青年「…」

青年(1人でいると、時間が長く感じるな…妹紅が出て行ってどのくらい経ったか…)

青年「それにしても、まだ身体が痺れるようだ…」

青年「やはり妖怪退治を専門としている彼女の御札は危険だな」


青年の身体の状態

コンマ一桁

1〜3 まだ自分で動くのも厳しい

4〜6 ゆっくりだが軽く動ける程度

7〜9 時間経過によりかなり楽になった

直下
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:31:48.12 ID:d7LZ52SAo
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:32:02.50 ID:E1gTcTfnO

299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/29(土) 20:44:37.91 ID:lguF7NaT0
2.自分で動くのも厳しい

青年「っ…!」

青年「ダメだ。動こうとしても力が入らない…」

青年「…俺の力も弱いから動くのに余計に時間が掛かるのかもしれない」

青年(まあ、動けたとしても御札があると激しく動けなさそうだが)


そこに…

1.妹紅が帰ってきた

2.その他(キャラ指名)
※妹紅に関係のあるキャラで

0・ゾロ目 ??

↓2
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:55:05.29 ID:mXLjpljp0
1
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/29(土) 20:56:05.73 ID:pQQrpYeMO
輝夜
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 14:39:18.63 ID:HPenGa900
2.輝夜


ガチャッ

青年「! 妹紅!」

輝夜「…違うけど」

青年「え、あぁ…そうか、すまなかった」

輝夜「貴方誰?」

青年「お、俺か? 俺は妹紅に厄介になっている者だ」

輝夜「ふぅ〜ん…それで、あいつは?」

青年「今はいない。友人が怪我をしていて、その様子を見に行ったばかりだ」

輝夜「怪我? あぁ、あのハクタクの事ね…」

青年「! 知っているのか!?」

輝夜「知っているもなにも、私はそこに住んでいるから。それにしても何よ…私が折角殺しに来たのにすれ違いになったわけ…?」

青年「ころっ…!?」

輝夜「まあ帰るのも面倒だし、ここで待ってようかしら」

青年「…お前は何者なんだ…?」

輝夜「私? 私はねぇ…月の者よ。月から来たの」

青年「つ、月…?」

輝夜「ええ。あ、その顔、全然信じてないわね。別にいいけど」

青年「妹紅を殺すというのは本当なのか?」

輝夜「当たり前じゃない。ま、あいつも私も不老不死だから死んでも死にきれないけど」

青年(なっ…こいつまで不死というやつなのか…俺はとんでもない世界で生きてたのかもしれない)
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 15:07:39.98 ID:HPenGa900
輝夜「で、貴方は何で床に倒れているのかしら?」

青年「それは…ちょっと霊夢という巫女に御札を貼られててな…」

輝夜「ん? あぁ本当だ。という事は貴方妖怪なのね?」

青年「…そうらしい。半分だけだが」

輝夜「へぇ〜、半人半妖ね。何の妖怪なの? あんまし強くなさそうだけど」

青年「鬼だ。俺は記憶を失っているらしくて、少なくともそれくらいしか分からない」

輝夜「鬼なの? い、意外だわ…だって貴方、角がないもん」

青年(角…?)
その時、今日の朝に見た夢を思い出した。


『…貴様ハ、誰ノ味方…ダ???』


鬼。
角が生えている、異形の者たち。

青年(俺には…角がない)

青年(人の血が流れていると角が生えないのだろうか。いや…)


あいつらは、俺を違う眼で見ていた。
まるで憎悪を抱いたような、冷ややかな眼で…

青年「…」

輝夜「ねぇ、聞いてる?」

青年「! な、なんだ?」

輝夜「何ぼーっとしてるのよ。それにそんなに頭を触ってて、どうかした?」

青年「い、いや…」

知らずうちに角を確認していたようだ。
それでも無いのは分かっていたが…少しだけ、自分の事が理解できてきた。
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 16:18:03.50 ID:HPenGa900
輝夜「貴方、名前は?」

青年「…」

輝夜「それさえも分からないのかしら」

青年「…ああ」

輝夜「そう、大変なのねー」

青年「今すごく棒読みだったんだが」

輝夜「仕方ないでしょ、私に関係のないことなんだから」

青年「…お前の名前は?」

輝夜「私? 私は輝夜。蓬莱山輝夜」

青年「輝夜、か…」

輝夜「え、それだけ?」

青年「他に何かあるか?」

輝夜「…面白い鬼ね」

青年「何がだよ」

輝夜「ふふっ、別にー」

青年(はぁ…しかしこれからどうするか…)


青年の身体の状態

コンマ一桁

1〜3 霊夢の御札のせいでまだ動けない

4〜6 少しずつ回復してきた

7〜9 かなり動けるようになってきた

0・ゾロ目 ??

直下
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 16:21:18.76 ID:lLgw/iF+o
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 16:50:55.36 ID:HPenGa900
コンマ 6(少しずつ回復してきた)

青年「よっと…!」

輝夜「あら?」

青年「ふぅ…輝夜と話している内に身体が動くようになってきた。それでもちょっと動きづらいが…」

輝夜「それなら良かったわね」

青年「ああ…」


青年の行動

1.妹紅を待っている

2.妹紅の所へ向かう

3.人里に行く

4.その他

↓2
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 16:51:23.62 ID:lLgw/iF+o
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 16:52:04.97 ID:Y9y+gzCDO
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 16:52:10.21 ID:xE3ilbVxO
1
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 16:52:11.01 ID:lj4M6lVc0
瞑想でもして心の修行
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 16:57:51.05 ID:HPenGa900
2.妹紅の所へ向かう

青年「…よし、動けるなら十分だ」

輝夜「何処へ行くの?」

青年「当然、妹紅の所だ。慧音にも謝らなければならない」

輝夜「…じゃあ私もここに居ても意味ないし、帰ろうかしら」

青年「それじゃあ…」

輝夜「ええ、勝手に来なさい」

青年「…ありがとう」

312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 17:01:03.80 ID:xE3ilbVxO
安価1じゃないのか
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 17:02:05.15 ID:HPenGa900
〜永遠亭〜

青年「はぁ…はぁ…」

輝夜「ちょっと、ここまで歩いただけで息切れして…本当に鬼なの?」

青年「仕方ないだろ…今は人間と変わらないし…」

青年(なにより霊夢の御札が厄介だ…どうしたものか…)

輝夜「ほら、入りなさい。私が許可してあげる」

青年「あ、ああ…」


現れた人物

1.永琳

2.妹紅

3.鈴仙

4.てゐ

↓2で
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 17:03:37.49 ID:HPenGa900
>>312 うわっ! ミスりました!!

今の無しにして戻った方が良いですかね…?

315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 17:04:55.08 ID:ZDupLNQ10
いいと思うよ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 18:24:32.73 ID:lj4M6lVc0
うどんげ
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 19:09:26.33 ID:CwZC2FQn0
設定が気になる
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 19:21:38.03 ID:kcfDsUM50
妹紅に会うっていう事象さえこの安価の後かどこかで作ってくれればいいんじゃないかな?
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 19:25:45.29 ID:HPenGa900
皆さんすいません…じゃあこのままうどんげで進めていきます。
安価取ってくれた方、ありがとうございます。そしてごめんなさい…

>>317 現在分かっている設定なら答えられるので、どこが気になっているか教えてくれるとありがたいです。


あと、お詫びというのもアレですが、2つほど青年の情報を追加したいと思います。

知りたい青年の情報(安価で決めます)

1つ目の情報 直下

2つ目の情報 ↓2
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 19:33:29.04 ID:kcfDsUM50
知りたいってことなら、今の慧音と妹紅の好感度とかでもいいのかな?
趣旨が違ったら安価下
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 19:50:04.15 ID:lj4M6lVc0
とくにない
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 19:52:14.84 ID:Y9y+gzCDO
>>321
sageろカス
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 20:22:33.15 ID:HPenGa900
>>320 好感度に関しては、一応個人キャラルートの為に考えてます。しかし現在は青年の素性が明らかになっていないのでまた後でで。
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 20:28:08.60 ID:lj4M6lVc0
そうですか、じゃあストーリー進めてくれ
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 20:33:11.41 ID:HPenGa900
では続きから。

3.鈴仙


鈴仙「あ、輝夜様! 一体どちらに行かれて…って、その人は…?」

輝夜「昨日ハクタクが来たでしょ? その様子見に来たんだって。案内でもしてやって」

鈴仙「は、はい。ではこちらへ」スタスタ

青年「あ、ああ…」


輝夜「…」


〜病室〜

鈴仙「此処です」

慧音「…」

青年「! 慧音!」

妹紅「お前! ここまでどうやって来て…」

青年「妹紅の家に居るときに色々あってな。それより慧音の状態は?」

鈴仙「慧音さんはまだ眠っているだけですが…」

青年「そ、そうか…眠っているだけか…」

妹紅「でもお前、御札貼られてんだから無理して動くなよ」

青年「…少し動けるようになったから…ついな」

妹紅「ったく…で、どうやって来たんだ? まさか1人で来たわけじゃ…」

青年「いや、輝夜という少女に…」

妹紅「あ!? 輝夜!? あいつ…見かけねぇと思ったら勝手に私の家に…」

青年(…これは言わない方が良かったか…?)

妹紅「ちょっと待ってろ! 今あいつんとこ行ってくる!」

青年「あ、おい妹紅!」

鈴仙「あちゃぁ…」

青年「…良いのか? 兎」

鈴仙「兎じゃなくて鈴仙です。まあ良いんじゃないでしょうか、あの御二人の仲ですし…」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 20:39:54.17 ID:HPenGa900
青年「…」

鈴仙「あの、大丈夫でしょうか…?」

青年「…慧音は、俺のせいでこんな事になってしまったんだ」

鈴仙「えっ? そ、それって一体…」

青年「そのまんまだ。俺が慧音を傷つけた。恩人だったのにな…」

鈴仙「…」

青年「自分が分からなくなっていた。昨日の満月の夜、俺はヒトではなく、鬼になっていた」

鈴仙「鬼…」

青年「…あぁ、すまない。お前に言っても仕方ない事だったな…」


安価

1.慧音が起きる

2.永琳が来る

3.輝夜と妹紅が来る

4.その他

↓2
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 20:40:45.54 ID:Y9y+gzCDO
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 20:40:47.59 ID:lLgw/iF+o
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 20:58:00.95 ID:HPenGa900
1.慧音が起きる

慧音「んっ…」

青年「あっ、慧音!」

慧音「…あぁ、お前か…」

青年「慧音! 大丈夫か!? か、身体の調子は!?」

慧音「ふふっ…そんな心配しなくても大丈夫さ」

青年「…そうか…」

慧音「それより、お前が元に戻ってくれて本当に良かった」

青年「っ…!」

青年「…すまない。本当にすまない…俺は…お前に対して…」

慧音「もう終わった事だ。気にするな…」

青年「慧音…」

青年(何故だ、何故…そんな事を言えるんだ? 恩を仇で返したような男に…謝ることしかできない男に…)


妹紅と同じだ。
慧音のこの優しさが、今の俺には逆に辛かった。

ここで俺を殴ってくれても良かったのだが、慧音の事だ。そんな事はしてくれないだろう…。

慧音「すまないな、今日は私の知人を紹介してやるつもりだったが…」

青年「知人?」

慧音「お前の事を知っているかもしれない子だ。人里に戻って…」

青年「い、いや慧音! お前は安静にしていることだけを考えていろ。俺のことはいい。分かったな…?」

慧音「そ、そう言うなら甘えさせていただくが…」


青年はどうするか

直下
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 21:02:08.45 ID:lj4M6lVc0
あんなことを起こさないように心の修行をする
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:02:10.29 ID:lLgw/iF+o
慧音のそばにいる
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 21:10:41.83 ID:HPenGa900
行動 心の修行をする

慧音「それじゃ、私はもう一眠りさせてもらうよ…」

青年「ああ、おやすみ」

慧音「…あぁ…」

青年(…俺には明るく振舞っているが、きっと起きているのも怠い状態だったんだろう…)

青年(…もう、慧音を…みんなを傷つけたくない)

青年(俺は…)


霊夢『あんたは普段の自分の力がどうとかではなく、心が弱いのよ!』


青年「そうか…力だけではダメなんだ」

鬼の自分にも負けないような、力…いや、心を持たなければ。



修行前に。

青年の元々の精神(心)

高ければ高いほど強靭。
最高50で。

コンマ二桁

直下
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:11:23.30 ID:cp8aF9kAo
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:15:38.40 ID:xE3ilbVxO
まあまあだな
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 21:19:21.17 ID:HPenGa900
青年の精神 30

〜永遠亭(外)〜

青年「すぅ…はぁ…」

青年「…すぅ…はぁ…」


深呼吸を、何度も繰り返す。

青年(…大事なのは、自分を制御したいという心だ…)

コンマ一桁

1〜3 夢を見る

4〜6 昨日の記憶を断片的に思い出す

7〜9 友人との昔の記憶

0・ゾロ目 ??

直下
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:19:33.81 ID:TwgtQVGCo
そらっ
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 21:34:26.57 ID:HPenGa900
1.夢


俺が他の者と違うとは、ずっと分かっていた。

半人半妖。

その半分が鬼なら、半人半鬼と呼ばれるのが正しいのだろうか。


『…出テイケ』 『コノ場所ハ、本来オ前ガ居ルベキ場所デハナイ』
『出テイケ』 『出テイケッ』 『出テイケ!!!』


またこいつらだ。
今の俺には分かる。こいつらは、俺の『同族』。いや…相手はそう思っていないだろうが…


『ひっ…こやつの眼…あ、妖じゃ!』 『巫女を呼べ! 巫女を呼べ!』 『きゃああああ!!!』
『喰われるぞ!』 『逃げろぉっ』


ヒトの悲鳴が聞こえた。
今の俺には分かる。こいつらヒトも、俺の『同族』。もちろん…相手はそう思っていない。

では、俺の仲間は?
同じ半人半妖か?

それも違う。半人半妖だからといって同族だというのも間違っている。

いないんだ。

俺は。

たった1人の…。

無角の半鬼。


ヒトも鬼も。


同族を殺めた事のある、


無角の半鬼だ。



精神判定
30+??

コンマ二桁

直下で
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:36:53.50 ID:lLgw/iF+o
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 21:46:37.46 ID:HPenGa900
判定 30+50=80

結果 80


青年「…」

夢から覚めた。

いや、夢というより…過去の記憶からか。

青年「…」

ああ、そうなんだな…

青年「…」

みんなを傷つけたくない。その一心で始めた心の修行。

青年「…」

無意味じゃないか。

青年「…俺は既に」


何人も、何体も、ヒトも鬼も…殺していたんだ。


コンマ二桁
??

直下
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:47:12.55 ID:lLgw/iF+o
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 21:49:46.44 ID:xE3ilbVxO
ゾロ目か
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 21:55:46.84 ID:HPenGa900
判定 55+22=77

結果 鬼状態の強さ 77(+満月補正あり)


青年の昔の記憶が思い出される。


名前:??

青年に名はあるか、ないか

※ある場合は候補を決めてまた多数決にします。

※ない場合は昔から名前は無かったということで、名は青年固定で物語を進めていきます。


↓1〜↓5までで多数決
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/01(月) 21:56:38.65 ID:lj4M6lVc0
今まで通り青年で
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 22:02:58.50 ID:lLgw/iF+o
青年固定
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 22:06:52.40 ID:cp8aF9kAo
今はまだ青年で
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/01(月) 22:27:16.32 ID:HPenGa900
もう3つと多数決の結果が決まってしまったので、名前は無かったことで。

青年のステータス

名前:なし

種族:半人半妖(鬼と人間の混血)

年齢:78歳

能力:『自由に生き死に出来る程度の能力』

強さ:22(通常時)

※鬼状態時の強さ:77(+満月補正あり)

精神力:80(鬼状態時を制御可能か)

昔の記憶:かなり戻りつつある。生い立ちは元々不明。人と鬼の混血。物心ついた時から地底に住んでいたが、鬼が憎んでいる人の血が流れているということで、鬼の仲間に地底から追い出された。それから地上に出たが、人間からも恐れられる。その後の記憶はまだ思い出していない。
人、妖怪を殺害した経験あり。
また、唯一妹紅と友人関係にある。

※今日はここまで。
また明日時間があれば夕方か夜くらいに上げます。
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/01(月) 22:28:00.33 ID:cp8aF9kAo
おつー
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/04(木) 20:17:42.76 ID:H8HAmzZE0
まだか
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/15(月) 19:02:55.28 ID:AkrBot1O0
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/16(火) 19:56:45.58 ID:iNw3mgAXO
エタ?
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/21(日) 11:27:31.89 ID:Cy3yj1ed0
更新なし。ゴミss
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/23(火) 19:16:37.19 ID:jMPx5YuD0
スレ主です。
2週間以上も更新をできなくて本当に申し訳ありませんでした。
実は最後の更新から翌日、交通事故に遭ってしまって二箇所の骨折、打撲等によって暫く入院していました。
それから退院したあとですが、利き腕も折れているせいで仕事どころか周りの人に迷惑を掛けてしまう始末で忙しくて…。
最近やっと落ち着いてきたので、今回は更新させていただきました。
明日から再開できたら再開しようと思います。
申し訳ありませんでした。
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/23(火) 19:20:39.97 ID:oo0DccZy0
了解、待ってたよ
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 20:18:58.76 ID:6akAVgGmo
ご自愛くださいませ
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 20:44:55.47 ID:CUlo6NHv0
待ってました、お体にお気をつけて
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 20:45:13.98 ID:wdKWQ9ac0
がんばれー!
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 17:52:20.15 ID:NWzWZiCT0
再開していきます。
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 17:55:56.26 ID:NWzWZiCT0
青年「…」

青年(俺は慧音達と一緒に、居てもいいのだろうか)

青年(思い出した。俺と慧音達とは、まるで住む世界が違う…)


??「…」

青年の前に現れた人物

1.永琳

2.鈴仙

3.てゐ

↓2
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 17:57:27.77 ID:jA/NgHano
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/24(水) 17:57:41.92 ID:wztylz5J0
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 18:06:54.25 ID:NWzWZiCT0
2.鈴仙

鈴仙「あのー?」

青年「…なんだ、鈴仙か」

鈴仙「慧音さんの所にいなかったので少し心配になって…」

青年「心配?」

鈴仙「…そんな思いつめた顔をしてたら誰だって心配になりますよ」

青年「!」

鈴仙「私で良いなら、話を聞かせてもらえませんか?」

青年「…」
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 18:29:08.08 ID:NWzWZiCT0
青年(気が付けば、俺は鈴仙に俺が思い出した過去について話していた)


鈴仙「そう、だったんですか…」

青年「…鈴仙とは逆だな。鈴仙は命を救うのに、俺は命を奪っていた」

鈴仙「…」

青年「そんな俺が皆と居たいとか、皆を傷つけたくないとか…ははっ、笑えてき――」

鈴仙「それは違います!」

青年「…え?」

鈴仙「確かに貴方は、昔に人の命を奪ったかもしれません。ですが、それでも貴方は変わろうとしています!」

青年「それは記憶がなかっただけで…」

鈴仙「でも思い出してきたんでしょう!? 過去を思い出してきた上で、貴方は皆と居たいと思った…」

青年「…良いのか?」

鈴仙「良いんですよ」

青年「この前みたいに暴走してしまうかもしれない」

鈴仙「貴方が鬼の自分より強くなればいいんです」

青年「…ありがとう」

鈴仙「えっと…どういたしまして?」

青年「…なんだそれ」

鈴仙「だ、だって私がお礼を言われる筋合いなんて…」

青年「十分あるよ。おかげで目が覚めた」

鈴仙「本当ですか!?」

青年「ああ」

鈴仙「良かった〜…そうだ! 今日はもう夜になっちゃいましたし、夕食をご一緒にどうですか?」

青年「し、しかし…」

鈴仙「慧音さんの家に居候してたんですよね? 今遠慮したら後悔しますよ?」

青年「…頼む」

鈴仙「それでは師匠に行ってきますね!」スタコラサッサー


青年(変わろうとしている、か…)
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 19:05:55.45 ID:NWzWZiCT0
翌朝


青年「ん…」

青年「ここは…」

青年(あぁ、そうだ。昨日は永遠亭に泊まったんだったな…)

青年「…起きるか…」


青年の行動

直下
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 19:07:11.58 ID:jA/NgHano
修行
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/24(水) 19:10:09.90 ID:wztylz5J0
まあ弱いからね
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 19:14:05.96 ID:NWzWZiCT0
行動 修行

>>364 何の修行をしますか?
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/24(水) 19:14:35.96 ID:wztylz5J0
肉体
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 19:18:32.63 ID:jA/NgHano
身体トレーニング
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 19:21:26.86 ID:sfH5anxDO
sageて無い奴>>351と同じゴミかよ
よくいけしゃあしゃあと安価とれるな
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 19:27:32.04 ID:NWzWZiCT0
肉体の修行

青年の現在の強さ 22(1匹の下級妖怪と戦ってやっと勝てるレベル)


〜永遠亭(外)〜

青年「998、999、1000!」

青年「ふぅ…腕立て伏せは終わりだな」

輝夜「ふぁあ〜…朝から精が出るわねぇ…」

青年「ん、輝夜か。おはよう」

輝夜「おはよぉ〜…調子はどう?」

青年「調子はいいが、筋トレだけじゃ楽かもしれない」

輝夜「鬼だものね〜…あ、そうだ」


輝夜「手伝ってあげてもいいわよ?」

青年「え」


輝夜の修行結果
※22より低ければ22+結果で。22より大きい数字ならその数字が現在の強さになります。


コンマ二桁

直下で
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 19:32:55.94 ID:sfH5anxDO

372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 19:48:21.42 ID:YdIcmA0J0
かなり上がったな
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 19:52:17.42 ID:wztylz5J0
何という事でしょう
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 20:17:21.11 ID:wztylz5J0
これは輝夜のおかげだな
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 20:19:31.58 ID:Fg5vJnjx0
強さ 94(紛うことなき鬼)



輝夜「ほらほら、逃げてばかりじゃ修行にならないわよー」

青年「うおおお!! 聞いてない! 弾幕張ってくるとか聞いてないから!」

輝夜「敵は攻撃すると言ってから攻撃してくるのかしら?」

青年「そ、それは違うが…危なっ!」

輝夜「チッ」

青年「おい今舌打ちしたろ」

輝夜「世の中には瀕死になってから復活するとパワーアップするのがいるんだから頑張りなさいよ!」

青年「また弾幕かよ! てかどこのやつだよそれ!」

輝夜(素質はあると思うけど)
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 20:23:20.01 ID:qH+0ucP20
よっしゃキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 20:25:27.60 ID:Fg5vJnjx0
青年「」

輝夜「おーい、大丈夫? 死んだ?」

青年「生きてる…」

青年(死ぬこともできるけど)

輝夜「正直驚いたわ。まさか私の弾幕をここまで避けるなんて」

青年「何回も食らったけどな…あー痛ぇ…」

輝夜「そんな事いう割には全然怪我してないけど?」

青年「え? …あれ、結構負ったと思うんだが…」

輝夜「…やっぱり妖怪の血が流れているからかしらねぇ…」

青年(妖怪ってそんな凄いのか…)

輝夜「とりあえずお風呂にでも入ってきなさい。私が案内してあげるから」

青年「あぁ、ありがとう…」

378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 20:26:17.14 ID:qH+0ucP20
変身した時の強さ超えてる
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 20:29:24.42 ID:Fg5vJnjx0
輝夜「ここよ。ゆっくり浸かってきなさい」

青年「ああ…」

輝夜「それじゃあねー」


青年「…ありがたく使わさせてもらおうかな」


コンマ一桁

偶数 誰か入ってた!

奇数 誰もいない

直下
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 20:30:00.00 ID:qWMH1uCN0
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 20:31:19.23 ID:Fg5vJnjx0
コンマ 偶数

誰が入ってた?


1.慧音

2.妹紅

3.鈴仙

4.永琳

5.その他(指名)

↓2
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/25(木) 20:31:21.05 ID:qH+0ucP20
ゾロか、二人入ってるとかか?
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 20:31:36.01 ID:KOPeuvIQo
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 20:31:57.71 ID:qWMH1uCN0
自分で出したけど変な声出た
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 20:45:49.35 ID:Fg5vJnjx0
3.鈴仙

青年「おー結構ひろ…」ガラー


鈴仙「えっ…」


青年「い…」

鈴仙「…」

青年「…」


鈴仙「きゃあああ!!!」ドボンッ

青年(風呂に飛び込んだ…)

鈴仙「ど、どうして貴方が…こ、ここに…」

青年「朝修行してたところ、輝夜が来てな…思いっ切りやられてな…」

青年「あ、悪い…すぐ出ていく」

鈴仙「い、いえ。私が出ていくので…」

青年「いや大丈夫だ。俺はあとから…」

鈴仙「わ、私があとから入りますから!」

青年「…」

鈴仙「…」


青年の行動

1.一緒に入る

2.やっぱ自分が抜ける

3.鈴仙に抜けてもらう

4.その他

↓2
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 20:47:35.57 ID:HOMZgGcDO
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 20:47:37.95 ID:KO2J56K5o
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 20:47:43.10 ID:qH+0ucP20
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 20:50:18.56 ID:qH+0ucP20
なんて速さのスナイプだ
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 21:37:20.02 ID:qH+0ucP20
今日はここまでかな?
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 22:20:40.48 ID:Fg5vJnjx0
すいません、少し出かけていました。

続きは明日からにします。
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