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【安価】京太郎「冥球島?」美穂子「ズバッと三振毎度ありっ!」【咲-Saki-】

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287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 01:32:02.92 ID:0V1XUuWG0
乙〜
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 01:33:48.47 ID:VMRLYcTA0
乙です
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 06:29:59.67 ID:fQloxmAA0
乙です
取り敢えず今は総合的な攻撃翌力の強化で良いと思いますが
思い切って戒能プロからラミちゃんの現役時代のカードを京太郎くん達の誰かに上げるって言うのも有りだと思います
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 11:00:37.55 ID:/v2PTWkDO
睦月の投手能力って横浜愛こみで球威、変化57制球E体力67だっけ?この先十分通用しそうだけど
291 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/04(木) 22:07:41.58 ID:SQI903/60
どうも乙ありです。もう少ししたら再開します。
292 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/04(木) 22:30:20.14 ID:SQI903/60
>哩

これからどうするか、と考えていた京太郎だったが、
何はともあれ昼食を取ろうと睦月や良子と共に一旦寮へと帰り着いた。

京太郎「ふぅ、食った食った」

そして、無事に(割と誰が食事当番になるかが不安な為、無事にという単語は適切である)昼食を取り終えた京太郎は、
改めてこれから何をするか検討しようとするのだが……。

京太郎「あれ? 白水さん」

哩「ん……須賀か」

なんとなく廊下を歩いていた際、ばったり出くわしたのは哩である。
別にそれ自体は珍しい事ではない。
同じ寮で暮らしているのだから、顔を合わせる機会など何度もある。
ただ、京太郎が気になったのは彼女が廊下へと出てきた部屋が、監督室だった事だ。

一体何事か?と京太郎が首を捻っていると、
それを察したのか、哩はその手に持っていた雑誌を京太郎へと見せつけるように掲げる。

京太郎「あっ、それ……」

哩「こん間のこつば監督に話しよったばい」

その雑誌は、以前彼女が読んでいる所を京太郎が目撃したもの。
『冥球島100のデートスポット特集』
哩がこの冥球島にある遊び場を探す為に、と購入していたものだった。
293 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/04(木) 22:44:10.83 ID:SQI903/60
所謂、かっぺであり、都会の遊びというものに慣れていない哩。
華やかな都会に憧れを抱く彼女は、一大レジャーランドであるとされているこの島にも興味津々であり、
その為に前回もその雑誌を読んでいた。
その際、京太郎が言ったのは、いつか寮にいるみんなで遊びに行けたらいいな、という提案。

提案というよりは願望に近いものだったが、それには哩も同意をしてくれていた。
そして、ついさっき、その事を監督である良子へと話しに行っていたという事なのだろう。

京太郎「それで、どうだったんです?」

哩「監督としては親睦を深めるてな意味でも歓迎するやと、
  試合翌日やったら新加入した選手が馴染みやすくなるやろとも言いよったね」

この提案には、良子としても反対する理由が見当たらなかった。
元々、彼女はクールに見えるが基本的に大らかな人である。
京太郎の練習過多を心配する一面もあり、四角四面、大真面目な人物という訳でもない。
むしろからかったり、恋愛推奨と言い切ったりする辺り、どちらかというと野球という今の職務から離れれば開放的な人だ。

哩「まぁ、行先ば私らに任す言いよったけど……須賀は別に試合翌日には予定は無かったとやね?」

京太郎「ええと……」

言いだしっぺは京太郎であるが、一応は、と確認を取ってくる哩。
それに対して京太郎は……。

1.「はい、勿論大丈夫ですよ」
2.「うーん……申し訳ないですけど、試合翌日は……」

↓1

※1が選ばれた場合、試合翌日(第3週 1日目の朝と昼)が強制イベントになります。
 4回分の行動が削られる事になりますが、その間に4回他のキャラと交流出来ます。
 能力上昇はお出かけ分と同じ+交流しなかったキャラにもイベントボーナスで+2くらいの好感度上昇を予定しています。
 2を選んだ場合は普通の行動となります。
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 22:45:02.00 ID:VMRLYcTA0
1
295 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/04(木) 23:00:16.99 ID:SQI903/60
>1.「はい、勿論大丈夫ですよ」

悲しい事にというべきか、京太郎には予定がまったくない。
彼のスケジュール帳は見事に真っ白だ。
よって京太郎はすぐさま肯定の言葉を返し、哩は満足げに頷くのだが……。

哩「………………」

京太郎「白水さん?」

何故だか、そんな彼女の頬は赤い。
一体何事だろうかと思って聞いてみても、どこかバツが悪そうにそっぽを向くばかりだ。
果たしてさっきまでの問答の中で自分が失礼を働いただろうかと京太郎は考えるも、まるで心当たりはない。
どうしたのか、と心配になる中で、ようやく哩は口を開く。

哩「あの、あればい……」

京太郎「はい?」

哩「なんか予定ば聞いて遊び行く計画ば立てとっとやけど、別にデートの誘いとかそういうのやなかけんね!?
  あくまでも、皆と遊びに行くち予定の為のもんばい!」

京太郎「いや、知ってますよ!」

単純な話である。
哩としては、さっきのやり取りがデートの約束を決めようとするカップルのそれに近いものだと、言ってから気づいたのだろう。
京太郎からしてみればまるでそんなつもりはなかったのだが、
割とこの白水哩、ぽんこつな上に勘違いしい、その上に口ではチャラチャラした男は嫌いと言いながら当人はムッツリでもあった。

哩「そ、そか。 わかってるならよか」

京太郎「(この人は本当に突拍子もない事考えつくなぁ……)」

京太郎「で、他の人にはもうその事って話してるんですか?」

哩「それとなくは、監督に言う前に話しとるよ。 まあ、受けてくれるやろ」
296 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/04(木) 23:13:28.43 ID:SQI903/60
無論、正式に決まっていた訳ではない為に本当にそれとなく話していた、という程度なのだろうが、
少なくとも事前に話を通しているのだから断られる事は無いだろうと哩は言う。

京太郎「なら大丈夫そうですね、うん、今から楽しみになってきました」

哩「どこ行くてのは、まあ前にも言うとった映画館が有力やけど……。
  結構な大所帯やけん、席が取れるかち不安もあるばい。 もしかしたら他ん候補も見つかるかもしれんとやね」

京太郎「俺はどこでも別に大丈夫ですよ」

哩「そか。 ま、色々他ん人にも聞いて計画ば立てとくばい。 ……そういや」

いずれにせよ、後は他のチームメイトたちに話を通すだけ。
という事で一旦この話題は打ち切りとなりそうになるのだが、不意に哩が再びその口を開く。

哩「……私も須賀んこつ名前で呼んだ方がよかと?」

京太郎「はい!?」

が、その口から放たれた言葉は、やはりまたまた京太郎にとっても予想外の不意打ちのものであった。
一体どういう思考回路をすれば、そういう言葉が出てくるのか?
京太郎が問いかけるよりも先に、更に哩は言葉をつづける。

哩「や、なんか知らん間に全員が全員須賀んこつ名前で呼ぶようになっとるやろ?」

京太郎「あー……」

思い返せば、試合後の翌日にはからかい半分で久との呼称を変える事となり。
やえ、霞、美穂子、睦月と気づけばこのチームの殆どの者たちと名前呼びになった京太郎。
呼び方を変える事で一層親密になれた気はするが、流石にそれだけ目まぐるしく変わっていけば哩でも気づく。
気づいてみれば、京太郎の事を名字で呼んでいるのは良子と哩の2人だけだ。

その良子にしたって、内心では京太郎呼びをしているのだが。
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 23:16:27.34 ID:6MGOQYVa0
哩さん出るたびに思うが佐賀弁上手いよな1さん
298 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/04(木) 23:27:37.01 ID:SQI903/60
京太郎「いや、でも無理に呼ばなくても大丈夫ですよ……っていうか、こういうのって強制するもんじゃないですし。
    それにそもそも、白水さんって俺の事嫌いなんじゃないんですか?」

哩「? 嫌いやなかとよ?」

京太郎「あっれぇぇぇ?」

思えば初対面の時も、そしてこの寮に来た当初も、京太郎の事を女の敵とばかりに敵視していた哩である。
てっきり今でも嫌っているものだ、と京太郎は考えていたのだが、どうやらそういう訳でもないらしい。
きょとんとした顔であっさりと答える哩に対し、京太郎は脱力するばかりだ。

哩「一週間は短か時間やけど、それでも一緒に生活しとったら見えてくるもんはあるけん。
  ……まぁ、時々須賀の視線が石戸や福路やらの胸に集まっとるのは見てて思うとこがなかとやないけど」

京太郎「ぐふ」

哩「やけどまぁ……それ以外については、野球に関しては真面目やし、私のこつも変にからかうでもなく真面目に話ば聞いてくれとっとやしな」

そもそも、嫌いな相手ならばこの一週間、そこそこ頻繁に会話を交わすという事すらないだろう。
一週間で京太郎の人となりをある程度把握した今、哩には京太郎に対する嫌悪感は無い。
むしろその真面目さについては、好感も抱いている。――男女的な意味、では今のところないが。

哩「やけん、名前で呼んでもよかと思ったんやけど……どうやろ?」

京太郎「あー……いや、それなら全然俺としては断る事も無いっすよ。
    てっきり俺、嫌われてるもんだと思ってましたから」

哩「うじうじと過去んこつひきずっとってもしょうがなかとやろ、京太郎」

京太郎「(あっさり呼んでる……こういう時は赤面しないのか、よくわからん)えーっと……」

1.「これからまた、よろしくお願いします哩先輩」
2.「遊びに行けるの、楽しみにしてますからね哩さん」
3.「それじゃあ……まいちゃんって呼んでいいです?」

↓1
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 23:28:25.38 ID:6MGOQYVa0
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 23:32:23.15 ID:BH2FFFDS0
1と2のどっちが好感度上がるわからん
本当に哩の好感度が一番高いものが本当にわからない。案外3かもしれないけど
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 23:38:08.09 ID:6MGOQYVa0
チャラチャラした男は嫌いらしいから1かなって思ってんけどどうやろか
302 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/04(木) 23:42:19.60 ID:SQI903/60
>1.「これからまた、よろしくお願いします哩先輩」

いずれにせよ、嫌われていないというのは京太郎としてはありがたい事だった。
何せ試合が続いていけば、彼女とも過ごす時間は比例をして伸びていくばかりである。
試合に負ける気の無い京太郎としては、険悪な関係の人が寮内にいるというのはやはり精神的にもキツい。

哩「ん、よろしく」

京太郎「はい!」

と、いうところで京太郎はその右手を差し出し握手を求めた。
改めてこれからよろしく、という意味を込めたそれは至って普通な行動だったのだが――。

哩「…………」ススス

京太郎「(あれぇぇぇぇ?)」

哩はその右手を取らない、どころか若干京太郎との距離を離す。
しかも、何故かその目はジト目だ。
京太郎が困惑をする中、哩は相変わらず冷たい視線を向けながら口を開く。

哩「やらしか……そうやって人ん手ば握ってなんするつもりね?」

京太郎「この人のアウト・セーフ判定全然わかんねぇ!?」

球審だったら絶対可変式として悪評を振りまいてそうな、哩のチャラ男判定ゾーン。
どうやら握手を求めるのはアウトらしく、京太郎は思わずそう絶叫してしまうのだった。

※哩の好感度が1回目+2(ゾロ目+4)、2回目+2され28になりました。
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 23:45:13.48 ID:BH2FFFDS0
うーん……ほんとうにわからん。
2でも+2なのか?意外にもチャラチャラししている男は嫌いと言って攻められる弱そうな気がするけど……
304 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/04(木) 23:47:35.65 ID:SQI903/60
【アナウンス】哩の好感度が25を超えた為、全能力+5されました。
更に新スキルが解放されました。

     .:´:/:::::::::::::::::::::::::::、::::::::::\ ク
    /::::/::::::::/::::::::::::::::::ハ::::::::::::::. つ
    l::::::::::|::::{====ァ|::/  |::i::|::::::|l
    |::::::::::|::::|:/トl:/ |/  }人|::::::|ト、
    |l::::i::::|::├┬┬   ┌┬:|:::i::|⌒
    .八::|::(|::::|..└┘   └┘:|:::|ノ
    '  ヽ:::|::::| ""    ' "" ,ハ::|
     ┌‐)|::::|>  冖   イ:: |ノ
     L/八::ト、 ``ヽV⌒l_
      /::/´ } \{/⌒マ八
    /::〈 ⌒ヽ、  `\{、 \
  //:::::∧       ハ::\ )
  ⌒/:::::i  |__」    }::__;∨
   i|:::::::|  V⌒`_|_,,.x< 〉ワ、
  八 ::::|   |   >''"   У  }
     ::{   {        /─=イ
     ヽ  \__/ |:::/  |

・白水哩

右投げ右打ち 守備位置:遊撃手/二塁手/一塁手

所有カード:井端弘和(巨)

巧打55 長打35 走力45 守備85

【起死回生の同点打】
ヒットが出れば同点の際発動、巧打力+30。

【黄金の二遊間】
『荒木雅博』のカードを持つ選手と二遊間を組む際、守備力+30。

【リザベーション】
自身の次の打者が『鶴田姫子』の際に任意発動。巧打力−10。
自身がヒットを打った際、『鶴田姫子』の巧打力+30。


※新スキル候補
【エンドラン】pt5
打席時任意発動。シングルヒットを放った際、ランナーを通常より1つ先の塁に進める。
ただしアウト判定の際、自身のコンマ下1桁が4・6・3で必ずダブルプレーとなる。
305 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/04(木) 23:50:07.18 ID:SQI903/60
………

その後、なんとか誤解を解いた京太郎は、無事に哩と握手を交わした。
よもや親交を確認する意味での友情のシェイクハンドを、
手を握る為に差し出したものと勘違いされるとは京太郎の目をもってしても読めなかった。

京太郎「いや、しかしこれくらいでは挫けない。 ポンコツには慣れてるからな!
    さてと、それはそれとして……次は何するかな」

昼行動2回目(2/2)

1.会話(チームメイトと交流します)
2.練習(練習をして京太郎・チームメイトの経験値を貯めます)
3.お出かけ(チームメイトと出かけます。2回分行動を消費します)

↓1
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 23:51:17.92 ID:vCT3mjUio
2
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 23:51:21.91 ID:T3n2CXcDO
2
308 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/04(木) 23:53:41.22 ID:SQI903/60
>2.練習(練習をして京太郎・チームメイトの経験値を貯めます)

経験値一覧

京太郎 0
睦月 4
美穂子 2
やえ 2
霞 1
久 5
哩 0

【京太郎・睦月・美穂子・やえ・霞】
【久・哩】

↓1 練習対象選択
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 23:53:49.99 ID:VMRLYcTA0
310 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/04(木) 23:58:18.00 ID:SQI903/60
久に決定、という所で短いですが一旦ここで区切らせていただきます。

>>297
正直咲SS書くのも初めてだったのですが、佐賀弁についてはまるで書いた事も無かったので、割と不安でした。
なんとか不自然でないものを書けていればなと思っていたので、そう言っていただけるとありがたいです。

ひとまずチーム関係者全員の好感度が25を超えましたので、改めて好感度貼り。

睦月  30
美穂子 37
やえ  26
霞   28
良子  38
久   31
哩   28

初期値0の霞さん、初期値2の哩さんはよく上がったなぁと思います。
それではお疲れ様でした。
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 01:02:45.85 ID:MbotJPAqo
乙です
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 01:13:36.50 ID:UXu0x65SO
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 01:14:44.53 ID:AC+jyIIJ0
乙です
球場がナゴヤドームなら長打出にくくなったりすんのかな
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 02:11:11.57 ID:svMolXgA0
乙です

初戦で京太郎が2回、泉が1回四球の判定で打ち取った扱いになってるのは>>1が忘れてただけ?
次の対戦は玄の制球Gだから菫に投手の制球良くなるスキルが無かったら四球で自滅しそうだな
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 19:14:15.02 ID:0B9YUAAko
初戦くさいところ投げたっけ?
このスレくさいところに投げないと四球判定ない ついでに死球判定もない
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 19:45:12.93 ID:svMolXgA0
>>315
くさいところに投げたら四球判定か
失礼しました
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 20:16:38.26 ID:0B9YUAAko
ええんやで
ついでに満塁で暴投する国吉くんもいないんだ 幸せなんだ
318 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 20:51:51.85 ID:DftT83E60
どうも乙ありです。

>>313
描写的にはナゴドだからハマスタだからで左右されるかもしれませんが、システム上は同じにします。
コンマ次第ではナゴドで花火大会もありえますね。
>>314-317
四球とかについてはシステム考える上でも色々悩んだのですが、こういう形になっています。
通常判定でも四球出すようにするとなると、多分テンポも悪くなっちゃうと思うので。

もう少ししたら再開します。
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 21:12:22.48 ID:pXIaYXGX0
まぁドーム補正とか入れちゃうとややこしくなるかもだしな
320 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 21:15:27.90 ID:DftT83E60
筒香に本拠地初アーチ
井納今季初勝利初完投
石川内野手大活躍

石川が筒香にキスしようとしたり、見どころが沢山の試合でしたね。ヒロインまで見ちゃったので今から書き始めます
321 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/05(金) 21:27:34.73 ID:DftT83E60
>久

京太郎「うん、まあ何をするか迷ったらやっぱり練習だよな」

練習ジャンキーの京太郎はそう考えると、迷う事なくグラウンドへと向かった。
昼食を終えてから時間が空いた事もあり、既にそこにはザコプロ以外にも先客の姿。

久「あら、また来たの京太郎くん?」

京太郎「久先輩……いや、またって、朝は一緒に練習してなかったじゃないですか。なんで知ってるんです?」

久「そりゃ朝に姿が見えなければどうせ練習に行ってるんだろうなってわかるわよ。
  どこかに出かけるようなタイプでもないじゃない、京太郎くん」

京太郎「むぐ」

元々清澄で同じ時を過ごし、おまけにこの1週間という期間を過ごした今、
久も京太郎の行動パターンはある程度読めている。
正しくその通りである京太郎としては否定の言葉は紡げず、それを見て久は苦笑をしながら肩を竦める。

久「あんまり肩肘張りすぎると体に悪いわよ? 適度に息抜きくらいしなきゃ、ね」

京太郎「(この前その息抜きで美穂子さんとデートしてきました……って言ったらどうなるんだろ、っと、それはともかく)
    ま、まあ……今はとにかく練習ですよ。 折角ここまで来たんですし、それに試合はもう明日ですしね」

久「ん、それは勿論ね。 さーてと、それじゃ私の練習に付き合ってくれるかしら?」

京太郎「はい!」

たまには練習を忘れてのんびり過ごす事も重要だ、とする久であるが、京太郎の言う通り明日にはもう試合である。
最後の追い込みを――と考えているのは、京太郎だけではなくこの場にいる久もそうなのだろう。
とにかく練習をしよう、と提言する京太郎に久も否定はせず、ニコリと微笑みながら京太郎を打撃投手に指名する。

久「さー、それじゃビシビシいらっしゃい!」

京太郎「ういっす!」

01〜32 経験値1
34〜65 経験値2
67〜98 経験値3
ゾロ目 経験値5

↓1
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 21:28:25.93 ID:svMolXgA0
おまかせあれ!
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 21:31:30.11 ID:pXIaYXGX0
あれは……阿知賀のドラゴンロード!?
324 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/05(金) 21:32:50.79 ID:DftT83E60
>コンマ93 獲得経験値3
>久合計経験値8

経験値が5に達したので、スキルを習得or削除できます。

久スキル群
【技の左/力の右】pt15
対戦投手が右投げの際、巧打力+10。対戦投手が左投げの際、長打力+10。

【超スーパープレイ】pt5
守備時能力。
得点圏にランナーがいて打球方向が自身の守備位置に絡んでいた判定の際、
投手側合計コンマの下2桁が01・11の場合アウトにする。

【変態打ち】pt5
読みが外れた際、自身の判定のコンマ下2桁がゾロ目で発動。巧打マイナス補正を無効化する。

習得or削除するスキルを選択してください。

1.【技の左/力の右】※選択できません
2.【超スーパープレイ】
3.【変態打ち】
4.サブポジ習得(覚えるサブポジ併記)
5.保留

↓1
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 21:34:18.94 ID:pXIaYXGX0
3
326 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 21:48:35.22 ID:DftT83E60
>3.【変態打ち】

打席に入り、京太郎の球を待つ久だったが、やはりそのフォームを見て京太郎は改めて困惑する。

京太郎「(なんつーか……よくもまあ、あんなので打てるよなぁ)」

次の対戦相手――中日ドラゴンズ、を模したチームに所属をする漫にしてもそうだが、
傍から見ていてどうしてそんなフォームで構えを取るのかと突っ込みたくなるような構えをしている。
少なくとも、少年野球をする子供たちにお手本として教えるには不適当なものだ。
だが、これは彼女たちが持つカードに映る選手たちが、実際にプロで磨きぬいたフォーム。
久の持つカードにしろ、漫の持つカードにしろ、この訳のわからないフォームで多くの安打を生み出してきた。

京太郎「よっ!」

ビュッ!!

実戦形式の練習の中、京太郎はストレートで追い込むとチェンジアップで空振りを取ろうとする。
やはりそれはコントロールがアバウトであるが、甘くは入らない。
地面にワンバウンドをしようか、という軌道で沈むのだが……。

久「あっまーい!」

カキィンッ!!

京太郎「うへぇっ!?」

しかしながら、その落ちるボールは久の大好物である。
上手く肘を畳んでバットを合わせ、地面スレスレの所のボールを叩く。
普通ならば、ボテボテの内野ゴロ。
ただ、彼女の場合は普通のフォームをしていない。

バットに当たったボールは鋭い打球となり、低いライナー性の軌道を描いて一二塁間を抜けてゆく。
327 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 21:57:46.99 ID:DftT83E60
久「ふふーん、ま、ざっとこんなものよね」

京太郎「……今のボール球ですよ久先輩」

久「なによ、ヒットになったんだから別に問題無いでしょ?」

Vサインを作ってにっこり笑う久に対し、京太郎としては溜息を吐くしかない。
本来ならば空振り三振、或いは内野ゴロ。
京太郎としては狙い通りのボールを投げられたのだが、それがこうも上手く打たれては練習にならない。

別に京太郎の球が悪い訳ではない。
単に久の打撃フォームと、彼女の特性が天邪鬼過ぎて、ボール球はヒットに、ド真ん中の球は凡打になってしまうだけである。
だけであるが……。

京太郎「(これじゃ練習にならない……いや、なるのか?)」

何度も言う事だが、本来ならば今のはアウトを取れている――或いは、見逃されてボールカウントが増えているだけの球である。
少なくとも、ヒットを打たれるようなボールではない。
それを打たれては練習にならないという京太郎の意見はごもっともだが、
しかし、先に述べた通り、次の対戦相手には久と同じく変態フォームを持つ選手がいる。

彼女の事を想定すれば、或いはこれもまたうってつけな練習にも思えてきた。

久「んー、なんだか気分が乗ってきたわ。 ほらほら、京太郎くん! 次よ次!」

京太郎「はいはい(まあ、なんにせよヒットを打たれたってのは事実だしな。いいわけ禁止だ。次は抑えるぞ!)」

ご機嫌な様子でバットを手の中で弄びながら、京太郎に声をかける久。
それに京太郎は応えつつ、再び投球動作に入っていくのだった。

※久の好感度が+1され、32になりました。
※久が【変態打ち】 を習得しました。
※久の新スキル候補【逆境に強い】が解放されました。
【逆境に強い】pt5
7回以降ビハインド時、点差×5、巧打力・長打力が上昇。最大で+20まで。
328 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/05(金) 22:03:15.22 ID:DftT83E60
………

京太郎「ふぅ……しかし、久先輩もとんでもないバッティングするなぁ……」

久「何? なんか文句でもあるのかしら?」

京太郎「いえ、なんでも!(性格といい麻雀のスタイルといい、そしてバッティングといい……色々と難儀な人だよなぁ。
    と、もう夕方か。 自由に動ける時間も少なくなってきた。 後の時間は何しようかな)」

夕方行動1回目(1/2)

1.会話(チームメイトと交流します)
2.練習(練習をして京太郎・チームメイトの経験値を貯めます)
3.お出かけ(チームメイトと出かけます。2回分行動を消費します)

↓1
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 22:04:27.96 ID:AC+jyIIJ0
2
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 22:04:47.54 ID:txpIRKeC0
2
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 22:05:03.01 ID:pXIaYXGX0
ヒッサはほんとらしい能力が来るな
332 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/05(金) 22:05:13.40 ID:DftT83E60
>2.練習(練習をして京太郎・チームメイトの経験値を貯めます)

経験値一覧

京太郎 0
睦月 4
美穂子 2
やえ 2
霞 1
久 3
哩 0

【京太郎・睦月・美穂子・やえ・霞】
【久・哩】

↓1 練習対象選択
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 22:05:32.14 ID:svMolXgA0
やえ
334 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 22:21:18.17 ID:DftT83E60
>やえ

和気藹々と、互いに見知った仲が故か休憩の際も会話に華を咲かせる京太郎と久。
なんだかんだと言っても、面倒見のいい先輩に犬系男子という後輩である、相性は悪くない。
しかしながらそんな時間もあまり長く取る事は出来ず、さてそろそろ練習を再開しようかといった所で。

やえ「おまたせ!」

京太郎「やえ先輩?」

やえ「ふふふ、試合前日最後の調整と行くぞ。 何せ次の試合ではあの松実とようやく再戦が出来るんだからな。
   今度こそは王者のうちしゅじというものをお見せしなければならない」

別に待ってはいなかったが、小走やえがグラウンドへと馳せ参じた。
彼女の言う通り、次の試合は彼女にとって大きな意味を持つ試合。
麻雀で辛酸をなめさせられた相手がエース、そして彼女はこのチーム不動の4番である。
因縁という意味でも、そして試合の展望といった意味でも重要な役割になるのは間違いなかった。

京太郎「でも、それだけやる気満々な割にはそこまでグラウンドで見かけた機会が少なかったような……」

やえ「あー……それはだな……」

久「やえったら、最近料理の練習し始めたのよ」

やえ「ちょっ!?」

それでも、と思った京太郎の疑問に、あっさりと答えたのは久である。
これを聞いてやえは久の口を塞ごうと一歩踏み出すが、久はそれを躱しながらペラペラと流れるように事情を説明する。

久「なんでもいつまでも卵を割るだけじゃ進歩が無いから、次のステップに移りたいんだって。
  なんともいじらしいわねー」

やえ「コラッ! なんでそれを知っている!! 福路にはちゃんと口止めをしていた筈だぞ!!」

久「いやー、ついその現場を見ちゃって」

やえ「ぐぬぬ……」
335 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 22:31:31.50 ID:DftT83E60
完璧主義者という訳ではないが、他者に弱みというものをあまり見せたくないのが小走やえという人間である。
そんな彼女も、流石に周囲(主に美穂子と霞)との料理レベルの差には感づいていたのか、
表面上は卵を割ってドヤ顔をしていたものの流石にこのままではいけないと考えたのだろう、
恥を忍んで美穂子に料理を教わるべく、陰で人知れず努力をしていたという訳である。

悲しい事にそれを、このチームで1番知られてはいけないだろう人物に見られていたのだが。

久「ごめんごめん、でも可愛いじゃない、苦手な料理を頑張る女の子って、ねぇ京太郎くん?」

京太郎「え? ああ、まあ……そうですね」

やえ「そういう事を言うなっ!!」

ごめんと口では謝りながらも、その表情はからかう時のものである久。
そんな久の言葉に京太郎は気も無く答えるのだが、やえは顔を真っ赤にして怒るだけだ。
その赤面の理由は羞恥からのものだが、果たしてその羞恥が知られたくない事を知られたが故のものなのか、
はたまた京太郎に半ば強引とはいえ『可愛い』という趣旨の言葉を吐かれたからかは本人にもわかっていない。

やえ「と、とにかく練習をするぞ練習を! ほら京太郎、早くマウンドに行け!」

久「あらら怒っちゃった。 それじゃ私は外野にっと」

京太郎「(怒っちゃったって、そりゃ怒るでしょうよ……)」

頬を膨らませながら、バッターボックスへと向かっていくやえ。
それを見ながらニコニコと笑みを浮かべて外野へと走っていく久。
両者の背中を見送った後、京太郎は溜息を吐きながら内心呟く。

京太郎「(料理の上手い下手を、久先輩が言っちゃいかんでしょ……)」

01〜32 経験値1
34〜65 経験値2
67〜98 経験値3
ゾロ目 経験値5

↓1
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 22:32:10.25 ID:pXIaYXGX0
337 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 22:46:16.62 ID:DftT83E60
>コンマ25 獲得経験値1
>やえ合計経験値3

ブルゥンッ!!

やえ「ぐにゅう……」

しかし、意気込んで練習に取り掛かったやえであったが、結果は散々であった。
久のからかいのせいか集中力は切れ、京太郎の糞ボールをブンブン振ってしまう有様である。
途中、何度かいい当たりこそあったものの、京太郎も明日の試合に向けてある程度力をセーブして投げている。
その状況でこの結果というのは、やえ自身としても――そしてチームメイトである京太郎としても不本意なものだった。

やえ「く、くそう……」

京太郎「やえ先輩、そろそろ一旦休憩しましょう。 こんな状況で練習を続けても得るものは少ないですよ」

やえ「わ、わかってる!」

このまま練習を続けた所で、結果が出ないのは目に見えている。
やえ自身もそう思っていたのだろう、悔しそうにしながらも京太郎の言葉には素直にうなずき、
やはり顔を真っ赤にしながら一旦ベンチへと下がった。
その姿を見やりながら、外野から戻ってきていた久もバツが悪そうに頭をかく。

久「うーん、からかいすぎたかしらね……」

京太郎「やえ先輩って、メンタル面がモロにプレイに影響出る典型的なタイプっぽいですからね……。
    この前の試合でもホームランやタイムリー打った時はイケイケでしたから」

久「わかりやすいわねぇ。でもまぁ、それならやりようはいくらでもあるでしょ」

言いながら、久はやえの後に続いてベンチへと向かい、しょげ返るやえへと声をかける。

久「いやー、でもやえは本当に凄いわね」

やえ「何を言う……こんなニワカのような結果しか出せずに……」

久「だってあれでしょ? 試合前日だし、京太郎くんに気持ちよく投げて貰って試合に臨んで貰おうって腹積もりなんでしょ?」

やえ「ん?」
338 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 22:55:46.18 ID:DftT83E60
竹井久は口が上手い。
口が上手いというか、何をどう言えばどう思われるか――他者を動かせるかをこの年齢で知っている。
人心掌握とでも言うべきか、その能力はあれだけ奔放で雑に見えながらも学生議会長という役職についている辺りからも明白だ。

逆に小走やえという少女は、非常に単純である。
人がいいとも言え、素直であり、正直京太郎としてはやや不安が残る性格だ。
自身の実力に絶対の自信がありながらも、凹む時は割とあっさり凹む。
逆に、凹んでいても煽てられれば木にも登るタイプである。

久「ここだけの話、さっきの練習では私がポコポコ京太郎くんの事打っちゃってね、ちょっと凹んでたみたいなのよ」ヒソヒソ

やえ「ほ、ほう……(久が打てて私が打てない……)」シュン……

久「だけどやえを抑えられて、京太郎くんも自信が持てたんじゃない? なんせやえはうちの4番なんだから」ヒソヒソ

やえ「ん……んん!?」

よって、久は思い切りストレートにやえを持ち上げた。それはもう、あからさまである。
やえは当然ながら京太郎が先ほど久にボコボコにされた事を知らない。
というか、そもそも京太郎自身はへこんでなどいない。
それでもそう言われてみれば、悪い気はしない。
4番という言葉、京太郎の為に一肌脱いだ、そういった単語を並べられて気を良くするなという方がやえにとっては難しい。

久「でもあれよ、あんまりチームの事を考えて自分の練習を疎かにしないようにね」

やえ「あ、ああ! 次こそはこの王者の打ち筋というものをお見せしよう!」キリッ

久「ええ、期待してるわ」ニコッ

結果、あっさりとやえは息を吹き返した。

京太郎「(……大丈夫なんだろうか、色々と)」

こっそりとこちらにVサインを示す久を見て、やはり京太郎は溜息を吐いた。
やえの単純さと久の口先、その2つに対しての不安の吐息である。

※やえの好感度が+1され、27になりました。
339 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/05(金) 22:58:37.46 ID:DftT83E60
………

やえ「ふふふ、まあ後輩の面倒を見るというのもまた王者に必要な義務だからな。
   これくらいは造作もない事だ」

久「ええ、流石はやえだわ」ニッコリ

京太郎「(すっかり元気になって……なんだろう、改めて、哩先輩とは違う方向でやえ先輩のポンコツ加減が浮き彫りになった気がする。
     さ、さて、気を取り直して次だ次。 もうすぐ夜だけど少し夕食まで時間はあるな)」

夕方行動2回目(2/2)

1.会話(チームメイトと交流します)
2.練習(練習をして京太郎・チームメイトの経験値を貯めます)
3.お出かけ(チームメイトと出かけます。2回分行動を消費します)

↓1
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 22:59:24.52 ID:0B9YUAAko
341 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/05(金) 23:00:09.60 ID:DftT83E60
>2.練習(練習をして京太郎・チームメイトの経験値を貯めます)

経験値一覧

京太郎 0
睦月 4
美穂子 2
やえ 3
霞 1
久 3
哩 0

【京太郎・睦月・美穂子・やえ・霞】
【久・哩】

↓1 練習対象選択
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/05(金) 23:01:07.09 ID:AC+jyIIJ0
やえ
343 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/05(金) 23:14:23.31 ID:DftT83E60
>やえ

やえ「よし、そうとなればまた練習するぞ!」

久の言葉は、どうやら今度はやえのやる気を必要以上に上げてしまったらしい。
フンス、と鼻息荒くしながらやえはバットを持って再びバッターボックスへ。
今度こそ王者の打ち筋を……と、息まきながら打席へと立つ。

やえ「どうした京太郎、早く来い!」

京太郎「はーい」

既に休憩を十分取った京太郎としては、断る理由も無い。
どちらにしろ練習はするつもりだったのだから、やえと立て続けに練習をする事も吝かではないのだ。
一方で、久はといえばどうやら今日の練習はここで打ちきりなのだろう。
ゆったりとベンチでくつろぎながら、マウンドに向かう京太郎に手を振ってる。

久「頑張ってねー」

京太郎「ういーす」

やえ「さぁ、今度は私も自分の調整の為に打席に立つ。 先ほどのようにはいかんぞ!」

京太郎「(目に見えてさっきとは覇気が違うなぁ……)」

今度のやえは集中を切らしたりはしないだろう。
強気な発言をしながらも、しかし眼光鋭くこちらを見据え、構えを取るやえ。
京太郎も一つ、気合を入れ直してから投球動作に入っていくのだった。

01〜32 経験値1
34〜65 経験値2
67〜98 経験値3
ゾロ目 経験値5

↓1
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 23:14:52.89 ID:ZEtFkxdr0
ゾロ目
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 23:14:57.88 ID:OYoDET/6o
ほい
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 23:16:34.97 ID:3zxvOHRG0
おしい
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 23:16:45.49 ID:AC+jyIIJ0
ダブルで惜しいな
348 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/05(金) 23:16:54.65 ID:DftT83E60
>コンマ89 獲得経験値3
>やえ合計経験値6

経験値が5に達したので、スキルを習得or削除できます。

やえスキル群
【フルスイング】pt5
任意発動。巧打力−20、長打力+30。

【得点帝国】pt5
その回得点をしている際発動。その回に入った得点×10、巧打・長打にプラス補正。
ただし最大で×30まで。

【ここで決める乙女】pt5[チャンスに強い発展形]
得点圏にランナーがいる際、巧打力+20。

習得or削除するスキルを選択してください。

1.【フルスイング】
2.【得点帝国】
3.【ここで決める乙女】[チャンスに強い発展形]
4.サブポジ習得(覚えるサブポジ併記)
5.保留

↓1
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/05(金) 23:17:34.32 ID:AC+jyIIJ0
350 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 23:34:16.38 ID:DftT83E60
>3.【ここで決める乙女】

何度も言うようだが、小走やえはメンタルの調子によって打撃に影響をモロに受ける。
ならば、今のように明らかに調子に乗っている――。
もとい、気を良くしている状況では、先ほどの久のように軽口をたたきながら打席に立つのか。

クイッ

やえ「………………」

答えは否である。
無論、試合中、打席に入る際に相手に挑発めいた言葉を投げかけ、或いは自身を鼓舞するようにする時も前回の試合では散見された。
しかしながら、基本的に彼女の根本は真面目なのである。
ただ、少しだけポンコツなだけで。
そんな彼女は気合を入れ直すと、真剣な面持ちで京太郎の投球を待った。

京太郎「……ふっ!!」

ビュッ!!

やえ「!」

そして投じられる、京太郎の速球。
内角ギリギリを突こうとするそれは、今日一日やはり練習に励んだ為か些か球速は出ていない。
出ていないが、それでも球威ある――まともにバットを振れば、詰まらせて押し負けるだろうボールだった。

やえ「(だが……!)」

スッ……! グイッ!!

これに対して、やえはノーステップでバットを合わせた。
速球の速度に押し負けないように、バットを振る際の動作を極力減らした形である。
351 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 23:44:55.89 ID:DftT83E60
これにより、差し込まれる筈だったボールは丁度打ち頃のタイミングでやえの前を通過しようとする。
当然、これを逃がすような打者がこのチームの4番を張っている訳がない。

カキィイイイイイイイイイイインッ!!

京太郎「うおあ!?」

やえ「ふっ」ドヤァ

捉えた打球はそのままライト方向へと鋭い打球となって飛んでいく。
弾道が低かった為に、この狭いグラウンドでもホームランとはいかなかったが、フェンスダイレクト。
右中間を抜けるツーベース、といった所だろう。
間の抜けた声を出す京太郎に対して、やえは自慢げだ。

やえ「どうだ京太郎、綺麗に打ち返してやったぞ!」

京太郎「はは……いや、まったくもって。 ぐうの音も出ないです」

実際、これだけ上手くはじき返されれば京太郎としてもなんとも言えない。
上手くノーステップで合わせた事も踏まえて、やえの実力はやはり本物だ。

京太郎「しかし、てっきりもっと踏み込んでホームラン狙ってくると思ったんですけど……結構コンパクトに振りましたね。
    (それでいて、あれだけ飛ばされるんだからたまったもんじゃないんだけど)」

やえ「ふん、まあ……次の相手は松実だからな」

それにしても、と、一発狙いではなくコンスタントに安打を習っていく姿勢だったやえの打撃に対して京太郎は疑問を口にするのだが、
やえから出てきた言葉はやはり玄に対するライバル心である。

やえ「前の合同練習の時にも見たが、奴はコントロールこそ壊滅的だが球威に関しては京太郎にも負けずとも劣らず、といった所だ。
   そう容易く一発を打てるとも思っていない。 ……口では50本打つと以前は言ったがな」

京太郎「(いや、だから50本もホームランを打つ……50打席も回ってきたらえらいことですって)」

内心突っ込みながらも、京太郎はやえの独白を聞く。
352 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/05(金) 23:54:06.82 ID:DftT83E60
やえ「打てない一発よりは、狙えるタイムリーだ。
   私の実力ならば押し負ける事は無い、強く振りすぎなくてもスタンドには届かずとも外野の頭を超える事はある。
   そうでなくても、安直なポップフライなどというつまらん結果にもなりにくい。芯を食えば最低単打にはなる」

やえ「4番の仕事とは、ホームランを打つ事でなくランナーをかえす事だからな」

誤解されがちではあるが、何度も言うように彼女は決してバカではない。
学力的には平均以上はあるし、名門晩成の部長を務めた少女でもある。

何よりも、あの松実玄と初見で対戦しておきながら――彼女の得点には大きく及ばなくとも、
最終的には局をプラス収支で終わらせた程度には不意を突かれても冷静に打てるだけの力は持ち合わせている。
どうするのがチームの為になるか、どうすれば勝てるか。
それを冷静に考えられるだけの頭脳も持ち合わせていた。

やえ「前回の試合から比べて、こちらも打者が潤沢したからな、私の前にランナーが溜まる事も多くなるだろう。
   その時こそはあの松実をギッタンギッタンのけちょんけちょんに点をむしり取ってやろう!!」

京太郎「(ぎったんぎったんって……)」

なお、冷静ではあっても、やはりライバル心だけは隠す事が出来ないもよう。

※やえの好感度が+1され、28になりました。
※やえが【ここで決める乙女】を習得しました。
※やえの新スキル【遠く遠く派手に飛ばせ】、【王者の豪砲】が解放されました。

【遠く遠く派手に飛ばせ】pt5
ホームランが出れば逆転の場面で、長打力+20。

【王者の豪砲】pt10
ランナーが2人いる際、長打力+30。
353 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/06(土) 00:06:01.65 ID:dbpc49YZ0
………

その後、練習を終えた一同は寮へと帰り着いた。
シャワーを浴びて、人心地。夕食の時間となったので食堂へと向かってみれば……。

京太郎「あれは……肉!?」

そこには前回、試合後にご褒美として振る舞われた時と同様、焼き肉の準備が。
思わず京太郎が驚嘆する中、いそいそと準備をする美穂子と霞は笑みを浮かべて答える。
恐らく彼女たちも焼き肉が楽しみなのだろう。
女子高生も、肉は好き。

美穂子「監督が、明日の勝利の前祝……じゃないけれど、決起集会的なものとして用意してくれたようなの」

良子「明日の試合に、これを食べて英気を養いましょう」

恐らくはわざわざ車を出して買い出しに行ってくれたに違いない。
なんともありがたい事である。

京太郎「一週間に二度も焼き肉が食えるなんて贅沢だなぁ」

久「まったくね。 これだけでも企画に参加した甲斐があるわ」

哩「大げさやね……」

そして、全員が席に着いた所で一同は一斉に肉を焼き始める。
とにかく肉ばかりを食べる者、焼き肉と言えば白米でしょうよとばかりにご飯を食べるもの、肉と野菜をバランス良く食べる者。
さまざまであったが、その中でもふるふると何故か感動に打ちひしがれながら食を進めていたのは睦月であった。

霞「睦月ちゃん? えっと……どうかしたのかしら?」

睦月「いえ、嬉しくて……やっぱり、ベイスターズの決起集会といえば焼き肉ですよね」

睦月「ヨシコビーフパワーで、明日の試合も頑張りましょう!!」

良子「(ヨシコビーフパワー……え、なんですかそれ)」

【TIPS・○○ビーフパワー】
とある選手が後輩に焼き肉・ステーキ、などを奢ると翌日その後輩が活躍する、という謎のジンクス。
ちなみに焼き肉文化自体はベイスターズのみならず他球団でも習慣づいている。
が、やはりベイスターズといえば焼き肉である。
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 00:06:50.99 ID:FFa2Lrhso
三浦ビーフ・・・
355 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/06(土) 00:10:34.52 ID:dbpc49YZ0
………

京太郎「げふ……うーむ、やはり食べ過ぎてしまった」

その後、楽しい美味しい夕食の席も無事に終わり、
京太郎は大きく膨らんだ腹部を摩りながら食堂でウーロン茶を飲んでいた。
今日も一日練習に励んだせいか、夕食時には空腹。
そして肉となれば、成長期で人並み以上のガタイを持つ京太郎はもりもりと食べる。
食べるのだが、今日に関しては食べ過ぎだった。

京太郎「まあこれで体調不良って事はまずないだろうな。 明日はナイターらしいし、それまでにはちゃんと動けるようになるだろ。
    さてと、いよいよ……いよいよ明日が二試合目だ。 初戦以上の強敵なのは間違いない。
    ゆっくりと体を休めた方がいいのかもしれないけど、やっぱ興奮して眠れないな……。
    眠くなるまで、何しようか」

夜行動1回目(1/2)

チームメイト
【睦月・美穂子・やえ・霞・良子】
【久・哩】

入手連絡先
【優希・まこ・和・咲・穏乃】

↓1 交流or電話する相手
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 00:11:10.23 ID:CFwa0pSso
良子
357 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/06(土) 00:12:43.66 ID:dbpc49YZ0
良子さんに決まった所で、一旦ここで区切らせていただきます。
明日土曜日は、申し訳ないですが用事があるので更新出来ないと思います。
再開は日曜日からでお願いします。
それでは、おやすみなさい。
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 00:19:48.87 ID:NjHcMbiX0
乙ー
GW明けくらいからいよいよ第二試合突入か。今回も勝ちたいねぇ
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 00:20:41.27 ID:kRYeVv0Z0
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 00:24:35.15 ID:FFa2Lrhso
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 00:30:14.18 ID:yq5QxN/A0
乙です

本来なら京太郎の練習は登板前日の先発がやっちゃ駄目なレベルになってそう
持ってるカードの人数分調整してると思えばいいのか
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 18:57:04.48 ID:dmvacIGqo
勝ったDe
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 19:09:16.17 ID:FFa2Lrhso
初回でこの試合終わったと思ってすみませんでした!
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 19:19:46.73 ID:rAXxH/9vO
石川のフィルダースチョイスでそっとじしてすまんな
365 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/07(日) 21:36:00.15 ID:wyGz83820
乙ありです。

>>361
そこらへんはゲームシステムの都合上仕方なしですね。
まあ多分京太郎の肩がすこぶる頑丈なのでしょう。

もう少ししたら再開します。
366 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/07(日) 21:58:14.52 ID:wyGz83820
>良子

京太郎「そうだな……試合前だし、監督と一度ゆっくり話しておこう」

思えば、前回の試合前日も落ち着かず、良子と話をする中で気持ちに整理をつけた。
あの時程は京太郎も緊張をしていないとはいえ、監督と意識の摺り合わせをしておくことは重要だろう。
そう考えた京太郎は監督室へと向かいノックをすると、中からの返事を待ってからその扉を開ける。

良子「おや、どうしました須賀くん?」

京太郎「いえ、特に用事は無いんですけど……前の時も監督とは試合前に話してたじゃないですか。
    今回も、少しお話が出来たらなと思って。 ……お忙しいですか?」

良子「ふむ。 いえ、色々と考え事はしていましたが、ノープロブレムです。
   では、かけてください」

京太郎が顔を見せると、良子は少しだけ驚いたような顔をしていたが、
それでもすぐにいつものポーカーフェイスへと戻ると京太郎に椅子にかけるよう促す。
礼を言いながら京太郎は着席すると、まずは監督の座る卓に視線が向いた。
整理はされているが、先ほどまで考え事をしていたというのは本当なのだろう。
開かれたままのノートパソコンや、書類などがそこには並べられている。

京太郎「考え事って、やっぱり明日の試合の事ですか?」

良子「イエス。 こちらの戦力も初戦を戦った時に比較をし、竹井さんや白水さんが加入した事で上昇しました。
   監督としては、タクトの執り方に張り合いが出るというものです」

少ない戦力で勝ちに行くときこそ監督の手腕が試される、とも言われるが、
しかしながらこのチームの場合、主力選手以外は全員一律能力が同じザコプロ達なのである。
タクトを執るも何もあったものではない。

その点、戦力がある程度充実してくれば打順などの采配を考えるのにも張り合いが出てくるというものだ。
367 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/07(日) 22:14:43.72 ID:wyGz83820
良子「ただ、それは相手にも言える事です」

しかしながらそれだけ戦力が充足しているという事は、逆に言えば相手も同様である。
初戦を勝ち抜いた相手チームの主力メンバーは計7人。
投手に関してはいまいち平凡と言うべきか、そこまで驚異は感じないものの、
クリーンナップについては正直投手である京太郎としてはかなり不安な並びである。

京太郎「カードだけで見れば立浪……さん、ブランコ、和田ですからね。
    こっちは……多分クリーンナップは睦月さん、やえ先輩、久先輩になるんでしょうけど」

良子「ええ、その並びで考えています」

京太郎「(カードで言えば乙坂、T−岡田、金城……名前だけ見れば負けてるよなぁ)」

勿論、野球は名前でやるものではない。それは前回の試合で、京太郎たちが証明をした事だ。
ただ、だからといって前回の試合のように簡単に完投完封といける程甘くないだろう。
そもそも前回の試合では、誠子がスランプにあった為に一発長打を警戒するのは久と佳織の2人。
佳織に関しては落ちる球だけを投げていればド安牌だった為、実質1人だけだった。

京太郎「(今度も誰かがスランプに陥ってる……なんて都合のいい事は無いだろうし)」

良子「そういった意味でも、明日の試合は須賀くんの出来にかかっていると思いますが……。
   須賀くん、明日のピッチングについて思う所はありますか?」

京太郎「え? そ、そうですね……」

1.「誰が相手だろうと0に抑える、そういう気持ちで臨みます」
2.「状況によっては勝負も避けていくべきかなと思ってます。 不用意に勝負をする事だけはしないようにと」
3.「いつも通り、俺は俺が投げられる最高の球を霞さんに受けてもらうだけですよ」

↓1
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 22:16:13.93 ID:CCjWTy6A0
3
369 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/07(日) 22:35:00.18 ID:wyGz83820
>3.「いつも通り、俺は俺が投げられる最高の球を霞さんに受けてもらうだけですよ」

不意に良子に振られた京太郎だったが、結局の所京太郎が出来る事など限られている。
信頼出来る恋女房目掛け、彼女のサイン通りにボールを投げ込むだけだ。
呆気らかんとそう言うと、良子は少しだけ苦笑しながらも軽くうなずいて見せた。

良子「キャッチャーとの信頼関係がある事は結構……ですが、自分でも考えて投げるようにはしてくださいね。
   ……将来的には、霞がスターティングメンバーから外れるという可能性もあるのですから」

京太郎「え!?」

良子「試合に勝ち進んでいけば、そうなる可能性もある……という話ですよ」

確かに良子の言う通り、このまま試合に勝ち進んでいけばいずれ人数は9人を超えるだろう。
そして、野球において試合に出場出来る先発メンバーは9人しかいない。
無論、それはあくまで1つの可能性としての話ではあるが、
霞の所有するカードも決して有名選手のカードという訳ではないのだ。

この先、名捕手と呼ばれた有名選手のカードを持つ選手が加入をした場合、
彼女がスタメンを外れるという可能性も多分にある。
あくまで、そういった可能性がある……というレベルではあるが。

京太郎「(でも……霞先輩が俺の球を受けてくれないなんて、考えたくもないけどなぁ)」

ここまでの生活で相応に親しくなり、おまけに前回の試合でも頼もしく京太郎をリードしてくれた霞。
おまけに彼女はキャプテンという肩書持ちである。
そんな彼女がスタメンから外れるかもしれない、というのは、京太郎としてはあまり考えたくはない未来予想図であった。
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 22:41:57.10 ID:1KaiYODIo
野村古田阿部辺りか? ギリギリ阿部がいるかも程度のような
371 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/07(日) 22:53:13.84 ID:wyGz83820
良子「まあ、意気込みはわかりました。 下手に気負うよりはいいでしょう」

京太郎「初戦の前は緊張しましたけどね、今回は2回目って事で流石に前よりは気持ちも安定してますよ」

それでも、と気を取り直し、京太郎は良子の言葉に反応をする。
実際、緊張をしている事はしているが、それは明日の試合を目前に控えた気分の高揚によるものだ。
一度試合を経験し、マウンドに立っているからか、ガチガチに固まるという事は無い。

しかし、そんな京太郎の言葉を聞くと、良子はクスクスと笑いながらその口を開く。

良子「おや、明日の試合に勝てば私を名前で呼んでくれるようですから、てっきり緊張しているものだと思ったのですけどね」

京太郎「うぐっ……!」

以前、買い出しに行った際、車の中で交わした約束。
勝てば良子の聞ける範囲での願いなら叶えるという言葉に、京太郎は確かにそう約束をした。
良子はその言葉を聞いた時と同じように、生暖かいというか面白いものを見るような目で見てくるが、
京太郎としては恥ずかしいやらなんとやらである。

良子「いずれにしろ、明日の試合に勝てなければどのみちこのチームは解散です。
   どっちみち、名前で呼べるという機会も無くなるでしょうし……。
   是非とも、須賀くんにはナイスピッチをしてもらって勝ちに貢献して貰いたいものですね」

1.「わかってますよ、監督の事を名前で呼びたいですしね」
2.「そういうのとは関係無く、勝ちは目指しますよ」
3.「(からかわれっぱなしも癪だなぁ……次の試合、勝った時には名前呼びは名前呼びでも呼び捨てで呼んでみよう)」

↓1
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 22:53:55.33 ID:WN2EfTeE0
3
373 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/07(日) 23:17:33.17 ID:wyGz83820
>3.「(からかわれっぱなしも癪だなぁ……次の試合、勝った時には名前呼びは名前呼びでも呼び捨てで呼んでみよう)」

名前で呼ぶ、呼ぶとは言ったが――その具体的な呼び方については取り決めをしていない。
つまりは「さん」をつけようが「ちゃん」をつけようが、
或いは呼び捨てにしようが選択権は京太郎側にあるという事である。

まあ、常識的に考えれば立場上は選手と監督。年齢的にもあちらが年長。
となれば普通ならば下に敬称をつけるのが普通だ。
ただ、ここで普通に敬称をつけて呼んだ所でまた何かとからかわれるのがオチだろうと京太郎もそろそろ理解をしてきた。

思い起こせば久の時も、散々名前呼びの件ではからかわれたのだ。
あの時は久を呼び捨てで呼び、結果、久は大笑いをしながらもその場を退散。
京太郎としても割と失敗をしたかなとは思ったものの、それでも鬱憤は張らせた気持ちだった。
因みに、あの時はあの時で久に割と大きなダメージを与えていたのだが、京太郎はその事を知らない。

京太郎「(このまま手を拱いてても、からかわれ続けるのが関の山だもんな。
     カウンターパンチを決めてやろう)」グッ

良子「どうしました、急に握りこぶしなんて作って?」

京太郎「ああいえ、こう、明日の試合頑張るぞーって!」

良子「ふむ……さて、須賀くん、もういい時間です。 私も明日は朝から忙しいので、そろそろ休む予定ですので……」

京太郎「あっ、そうですね! すみません、遅い時間まで……」

良子「ノープロブレム、気にしないでください。 須賀くんも、あまり夜更かしはせず、明日に向けて体調を整えていてくださいね」

京太郎「はい!」

そこまで言い、京太郎を見送った良子は、やはりいつものポーカーフェイスであった。
果たして京太郎が呼び捨てにした際、彼女のそれがどのように変化をするのか。
それは京太郎が口にする時まで、わからない。

※良子の好感度が1回目+1、2回目+?(ゾロ目で2倍)され39+?になりました。
374 : ◆0RbUzIT0To [saga]:2017/05/07(日) 23:19:49.98 ID:wyGz83820
………

その後、良子に礼を言ってから監督室を出た京太郎。
確かに良子の言う通り、結構な時間を話し込んでいたのか先ほど部屋に入る前に比べて時計の短針は進んでいる。
そろそろ床についてもいい頃合いなのかもしれないが……。

京太郎「うーん、とはいえやっぱり気持ちが高ぶってるのか眠気がまるでないんだよなぁ。
    休んだ方がいいとはわかってるんだけど……」

夜行動2回目(2/2)

チームメイト
【睦月・美穂子・やえ・霞・良子】
【久・哩】

入手連絡先
【優希・まこ・和・咲・穏乃】

↓1 交流or電話する相手
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 23:19:59.06 ID:CCjWTy6A0
376 : ◆0RbUzIT0To [saga sage]:2017/05/07(日) 23:21:03.54 ID:wyGz83820
霞さんに決まった所で、申し訳ありませんが眠いので短いですが一旦区切らせてもらいます。
おやすみなさい。
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 23:21:33.77 ID:1KaiYODIo
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 23:23:46.53 ID:CCjWTy6A0
乙です
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 23:23:58.39 ID:WN2EfTeE0

良子さんの反応が楽しみだ
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 23:25:36.24 ID:UF8BiQjF0
乙です
最近ここの影響で阪神ファンですが横浜のことが好きになってきました。
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 23:32:24.18 ID:2F91FUKm0
乙ー
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 00:06:12.58 ID:T4yLqHbA0
乙です
霞さんが横浜(太洋時代の選手も含む)の伝説の捕手のカード(谷繁さんや若菜さん等)を入手出来れば良いと思いますが
どう成りますかね?
って言うかむっきーさんが横浜(太洋時代の投手含む)の伝説のクローザーのカード(大魔神やクルーン等)を入手出来る可能性と
別の横浜(太洋)メインのチームと戦う可能性どちらが高いんでしょうね?
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 02:10:58.80 ID:h5SiZBBt0
あるかは分からないけど京太郎がこの先投手のカードを入手するとして左投手のカードを入手する事ってあり得るのかな?
両投げ投手になっちゃうけど可能なら吉見とか欲しいなあ
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 03:52:36.90 ID:cdVl7t+1O
吉見は打撃を考えても京太郎にイイと思う。

後、レジェンドで言えば鈴木尚典は出て欲しいもんですね〜
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 20:04:32.33 ID:NV7Q+7lA0
野球のまとめサイト見てたら加賀がバレンティンに打たれた記事あるやんか
ガッツポからの記念ボール要求はかなり嬉しかったんだな
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 20:09:30.37 ID:+JgZ9Fqfo
21打席目にして初だっけ 加賀の仕事がなくなってしまう
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