グリP「バレバレもがみん」

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1 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 01:03:59.82 ID:PV4tLDMn0
初のSS投稿となります
とにかくがんばります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1493827439
2 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 01:25:35.48 ID:PV4tLDMn0
P(それは、つい一ヶ月ほど前…俺が営業に出かけようとしたときのことである)

P(事務所を出て数分後、俺は忘れ物をしたことに気がついて事務所に戻ったのだ)

P(そこで、とある現場に遭遇してしまった)
3 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 01:30:14.10 ID:PV4tLDMn0
P「いやぁ、俺としたことが事務所に携帯を忘れるなんて、うっかりうっかり」

P「たしかコートのポケットに入れっぱなし…ん?」

P(事務所に誰か…あ、静香か)

静香「……」

P(まずいなぁ、あいつに忘れ物したことがバレたら怒られそうだ)

静香「……」キョロキョロ

P(あれ、なんだか様子がヘンだな…しかも、手に何か…)

P(って、ありゃ俺のコートだぞ…なぜそんなものを?)
4 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 01:45:22.21 ID:PV4tLDMn0
静香「…よし、失礼します」スッ

P(ちょ、え、静香、お前そのコートに何を)

静香「……」スンスン

P(ええええええええ!なにしてんのあの子!?何でおもむろに俺のコートを嗅ぎ始めたワケ!?)

静香「プロデューサー…はぁ…」スンスン

P(いやいやいや…え?どういうこと?まったく理解できん…もしや俺はスタンド攻撃を受けているのか…?)

P(ていうか静香の表情がなんか切なげで妙に色っぽいというかあんな顔グラビアでも見たことねぇぞ)

静香「プロデューサー…す、好きです…」スンスン

P「!」

静香「……ふぅ」

P(…嗅ぐのをやめた…満足した、のか?)

P(な、なんにせよ入るなら今だ!)
5 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 01:59:06.99 ID:PV4tLDMn0
P「お、オイーッス」

静香「!? プロデューサー!?」サッ

P(あ、とっさにコートを後ろに…)

P「よ、よう、静香」

静香「どっ、どうしてここに!?」

P「いやぁ、その、営業周りへ行く予定だったんだが、携帯電話を忘れちゃって… 静香こそ、今日はどうした?休みじゃなかったか?」

静香「いえ、そ、その…未来がちゃんとレッスンしてるかを、見に…」

P「そ、そうか!お疲れしゃん!」

静香「は、はい」

P(だめだ動揺しすぎて噛んじまった…くそぅ……落ち着け、俺…)

P「そ、それで、携帯なんだが、たしかコートのポケットの中なんだけど…」

静香「!」

P「そのコートが、ど、どこにあるかなぁ」

P(まぁホントは知ってるんだけどさ…)
6 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 02:19:46.52 ID:PV4tLDMn0
静香「こ、コートは、ここに…」

P(自白した!?)

静香「す、少しシワがついてるように見えたので、アイロンをかけておきました!」

P(いやこれ新品だし!ていうか事務所にアイロンなんて無いでしょ!)

P(し、しかし、これだけ必死に言い訳してるのにツッコむのもかわいそうだ、素直に受け取ろう…)

P「あ、ありがとう静香」

静香「どう、いたしまして…」

P(さっきまで静香が持ってたからか、妙にあったかい)

P「…ん、あったあった、やっぱりポケットに入ってたよ」

静香「もう、気をつけてくださいね」

P「はいよー」

P(…ちょっと意地悪してみるか)
7 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 02:28:19.96 ID:PV4tLDMn0
P「静香、なんか俺のコートに変なことしてないよな?」

静香「なっ、なんですか変なことって!」

P「いやぁ、静香に限ってそんな事しないと思うけど、もしかしたらと思って」

静香「し、してません!別に匂いを嗅いだりとかしてませんから!」

P(い、言っちゃったよ!匂いを嗅いだり、とか俺は言ってないのに!)

静香「バカなこと言ってないで、営業に戻ってください!」

P「う、うん…それじゃ、行ってくる」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/04(木) 02:31:04.24 ID:va6Na2rwO
コートの匂い嗅ぎ始めた辺りから動画とるか写真にとるとかしなかったのか
9 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 02:39:04.88 ID:PV4tLDMn0
P(……しかし、どうしたものか………)

P(まさか、静香が俺のことを…その、想ってくれていたなんてな…)

P(そんな様子、まったく見せなかったのに…いやまぁ、最初の頃よりは仲良くなれたとは思ってたけど)

P(う〜ん………)
10 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 02:44:54.04 ID:PV4tLDMn0
小鳥「………」カタカタ

P「………」ポケーッ

小鳥「あの、プロデューサーさん?」

P「はい?」

小鳥「さっきから、なんだか上の空ですよ?」

P「え、あぁ、すみません…ちゃんと仕事します…」

小鳥「…なにかお悩み事ですか?」

P「え?」

小鳥「私でよければ相談に乗りますよ?」

P「音無さん…! ありがとうございます! さすが俺より年上の音無さんだ、頼りになりいたたたたたたほっぺたつねらないでくださいごめんなさい!」

小鳥「歳の話はNG」

P「ひゃい」
11 : ◆UEO1WiAWcg [sage saga]:2017/05/04(木) 02:51:52.67 ID:PV4tLDMn0
小鳥「それで、何で悩んでいるんですか?」

P「…わ、笑わないで聞いていただきたいんですけれど」

P「えーっと、その、もしアイドルのうちの一人が、俺に好意を抱いていたらどうしたらいいかなーって」

P(うわ、濁して言ってはみたけどこれかなりハズいな)

小鳥「……プロデューサーさん」

P「す、すみません!そんな話ありえませんよね!仕事に戻ります!はい!」

小鳥「もしかして、静香ちゃんのことですか?」

P「…はい?」

小鳥「ていうか、静香ちゃんのことですよね?」

P「は、はい」

小鳥「…ふ、ふふ」

P「音無さん?」
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