比企谷八幡二十歳「レンタル彼氏?」

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286 : ◆Ldzc67dy9w [saga]:2017/06/14(水) 08:08:45.68 ID:ro3vyv/DO
ミナミに到着

もう夕方になろうとしていた


八幡「ここが竹内力が住んでたミナミですか」


陽乃「いや別に住んではないんじゃないかな?」

八幡「え?そうなんですか?」


陽乃「意外と八幡って天然?」


八幡「天然?俺が?」


捻転のが近い気がする


陽乃「可愛いとこあるんだね」


心なしか雪ノ下さんの目が光ったような気がする

八幡「たこ焼きと串カツの次は何にしますか?」

陽乃「お土産ターイム」

八幡「わーわー」


551とか食べたいしお土産にしたいよね
287 : ◆Ldzc67dy9w [saga]:2017/06/14(水) 08:15:25.69 ID:ro3vyv/DO
道頓堀にお土産屋があったので見てみる

陽乃「551は商店街にあるはずだから後ね、好きなの選んでよ」


八幡「陽乃さんは?」


陽乃「あたしは551だけで十分だから」


気を遣ってくれたらしい、嫌がらせマシーンのはずなのにバグったようだ

陽乃「送れるから荷物の心配もないからね」


八幡「ありがとうございます」


無難そうな土産を数種類買って送っておいた


便利な世の中だ
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/14(水) 18:57:20.22 ID:KYJSz4wyO
お待ちしておりました
289 : ◆2mwK9kDO1Y [sage]:2017/06/15(木) 07:39:38.07 ID:xgbnG7exO
確かにR板で書けよとは思ったが何故ここまで荒れているのか
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 10:36:15.75 ID:pDe+yt06o
他の俺ガイルssも結構な確率で荒らされてるから気にしなくていい
反応も一切しない方がいい
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 11:49:38.74 ID:fv3Zqu3xo
乙です
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/03(月) 22:43:17.45 ID:wg+VCHlTO
age
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/04(火) 17:13:57.24 ID:3vGpqVMU0
カムバックイッチ
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/04(火) 20:37:06.51 ID:o5a4shX7o
待ってたぞ
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/05(水) 21:08:44.75 ID:SiwXBGarO
誰へのお土産かな
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 17:32:48.76 ID:U4lQYYAyO
はよはよ
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 13:32:21.57 ID:AX8ZtCXsO
舞ってるよ
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/27(日) 19:00:18.87 ID:QZjlo7zqo
 ヘ○ヘ
  |∧
  /
299 : ◆IoGOmW4ms6 [saga]:2017/09/05(火) 23:45:31.70 ID:piDRZ+uDO
酉合ってるかテスト
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 19:44:50.94 ID:A6/m1kaoO
はよ
301 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/11(月) 23:25:15.23 ID:TgoIKpXDO
テスト
302 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/11(月) 23:26:23.21 ID:TgoIKpXDO
酉忘れたから今度からこれで行くわ
303 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/11(月) 23:40:53.34 ID:TgoIKpXDO
土産を送って商店街の551で豚まんを買った後、俺のスマホに着信が入った


小町からだ


八幡「…」


陽乃「あれ、妹ちゃんから?出てあげなよ」


八幡「いいんですか?」

陽乃「いきなり大阪に連れ出したからね、ビックリさせちゃうだろうからさ」


遠慮なく電話に出る


八幡「もしもし?」


小町『もしもしお兄ちゃん?今日何時くらいに帰る?』


八幡「最終に間に合ったら0時ちょい前にそっちに着くよ」


陽乃(千葉に戻る時にそのフレーズ使うのかぁ…)

小町『最終?お兄ちゃん東京にでも行ってるの?』


八幡「大阪なう」


小町『はあ!?』


めっちゃ驚いてる
304 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/12(火) 00:01:56.58 ID:AFZe8J5DO
なんとなくレンタル彼氏の話は伏せつつ陽乃さんと大阪に来ていることを説明する


八幡「というわけなんだなこれが」


小町『陽乃さんに代わって』


八幡「ちょっと待ってろ」

レンタル彼氏を伏せた説明をしたので察してくれているのか頷きながら陽乃さんが電話を代わる


陽乃「はいはーい♪お義姉ちゃんだよー♪」


小町『どうもです、いきなり悪いんですけど小町はもうお姉ちゃんがいらなくなりましたんで』


陽乃「ん?どういう意味かな?」

八幡(何話してんだろう)


小町『今すぐ大阪から帰って来て下さい』


陽乃「まだ焼き肉とか予定あるからなぁ」


小町『それならお兄ちゃんだけでも帰らせて下さい』


陽乃「えー、でも八幡あたしの彼氏だし」


小町『は?』


えげつない爆弾発言を投下してくれやがったぞこの嫌がらせマシーン


すかさずスマホを奪い取って通話を切る

すぐに小町から着信が来るが無視を決め込む


八幡「なにとんでもない事言ってくれてるんですか陽乃さん」


陽乃「え?そこまでとんでもない事かな?」


このアマ…いや、これに関しては妹と肉体関係のある俺が異常であって陽乃さんからすればちょっとからかう程度の感覚なのか


陽乃「妹ちゃん相手なのになんか彼女に浮気がバレたみたいになってない?」


八幡「陽乃さんと俺が釣り合うわけがないから慌てたんです」


努めて平静を保ちながら言う
305 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/12(火) 00:17:24.21 ID:AFZe8J5DO
陽乃「…」


八幡「…」


しばし沈黙、目と目でさぐり合う

陽乃さんは真実を


俺は嘘を真実と思わせられたかをさぐり合う


陽乃「まあいいや、デートの続きしよっか」


八幡「そうしましょう」

俺は一つミスをした


俺の嘘は通用していた


普通は妹と肉体関係を持つなど選択肢に上がらないから


妹が兄に対して兄以上の気持ちを抱くとは思うはずがないから


電話を代わらせて判断材料を増やしたところでそれは絶対に揺らがない常識だから


俺のミスは単純明快


陽乃さんのデートの再開の提案に目に見えて安堵をしてしまった


安堵で出たため息を陽乃さんが見逃すハズがなかった


恐ろしく頭の良い陽乃さんに、僅かな疑念と情報から答えに辿り着くのに十分な時間を与えてしまった
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 00:21:09.90 ID:Sqbz6PZ/o
続きキタ!?
307 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/12(火) 00:35:12.36 ID:AFZe8J5DO
鶴橋で焼き肉を食べた後

もう新大阪へ向かわないと間に合わない時間になった


八幡「そろそろ帰りますか」


陽乃「どっちなのかな?」


八幡「はい?」


質問の意図が読めずに聞き返す


陽乃「さっきの妹ちゃんの電話の意味、八幡に本命の彼女がいて、それを知ってるから妹ちゃんが驚いたのか」


時が止まる


陽乃「妹ちゃんが八幡を大好き過ぎて束縛するようになっちゃったのか」

時は刻一刻と過ぎている
なのに時は止まったままだ


陽乃「はたまた両方、もしかしてそれ以上なのかな?」


人間図星を突かれると動けなくなることを身をもって思い知る


陽乃「…ふぅん、悪い男になっちゃって、お姉ちゃん悲しいな」


嫌な汗が流れる
308 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/12(火) 00:48:00.45 ID:AFZe8J5DO
八幡「そんなんじゃ」


陽乃「そんなんじゃなかったらそこまで固まらないよね♪」


笑顔だが目と声が笑っていない


八幡「…」


陽乃「で?何人抱いたの?」


八幡「さ、三人です」


観念して正直に話すことにした


陽乃「妹ちゃんも含めて?」


八幡「はい」


陽乃「鬼畜だね」


八幡「…」


陽乃「その三人とどんな感じだったか教えてよ」


俺の時間は止まっているが実際は一秒たりとも止まったりなんかしない


このやり取りで今日中に千葉に帰る方法を失ってしまった


諦めて洗いざらい話すためにミナミのバーで飲む事になった
309 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/12(火) 01:16:53.98 ID:AFZe8J5DO
順を追って説明すると、陽乃さんはいつもの感じに戻っていた


陽乃「酔っ払い相手と酔った勢いと素面相手全部体験してるんだね」


八幡「言われてみればそうですね」


陽乃「で?どれが一番良かったの?」


八幡「選べませんよそんなの」


そんな余裕なかったしな

陽乃「贅沢な話だね」


八幡「陽乃さんこそいくらでもいるでしょう?」

陽乃「何言ってるの?いないよ?」


八幡「またまた」


百人斬りとかしてそうだし


陽乃「あたしってそんなに軽い女に見えるの?」


八幡「軽くは見えませんけど経験豊富には見えます」


陽乃「それ結構傷つくんだけど」


八幡「すみません」


嫌がらせマシーンにダメージを与えられたらしい


陽乃「店出よっか」


八幡「そこまでショックでしたか?すみません」

陽乃「ショックはショックだけど一晩中飲むのもなんだからどっか泊まろうって言ってるんだよ」

八幡「そういう事ですか」


会計を済ませ宿泊施設を探すべく店を出る
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 04:03:15.56 ID:wRMQTaxao
ワッフルワッフル
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 20:54:55.54 ID:GhMMyFXHo
乙です
312 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/16(土) 02:23:15.22 ID:WNmpaAjDO
スマホで調べるとすぐ近くに部屋が空いているホテルがあったのでチェックインする


陽乃「ふう、ちょっと一休み」


ベッドに腰掛けて陽乃さんがいう


八幡「まさか生まれて初めての大阪で陽乃さんとお泊まりするとは思いませんでした」


陽乃「嫌だった?」


意外にも気にするのかそんなこと


八幡「新鮮だし、一回くらいなら楽しいです」


食い倒れの街と呼ばれるだけあって、比較的安価で質の良いものが食べられるのは魅力的だと思う

陽乃「たまには思い切り羽目外したくてさ」


八幡「…なるほど」


普段の振る舞いは魔王だが本来の立場的には囚われの姫君に近いのか

しがらみやらなんやらエグそうだもんなハイソサエティー


八幡「大阪は楽しめましたか?」


彼氏としてというよりかは、魔王の配下みたいな心境で聞いてみる


陽乃「うん、楽しかった」


仮面の外れた優しい笑顔で答える陽乃さん


八幡「寝ますか」


陽乃「そうしよっか」


歯を磨いておねんねすることにした
313 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/16(土) 02:40:19.17 ID:WNmpaAjDO
チェックインした部屋はツインベッドなのでちゃんと別々に寝られるようになっている


陽乃「ねえ八幡」


八幡「はい」


陽乃「そっち行っていい?」


八幡「いいですよ」


今は彼氏なので彼女の言うことは聞けるものなら聞いてあげるのが彼氏というものだろう


陽乃「ありがと」


俺のベッドに入る陽乃さん


八幡「…」


陽乃「あの…ね?頭撫でてくれない?」


八幡「…へ?」


予想外な事を言い出した

陽乃「ほとんど誰かに甘えたことないからさ」


長女としても囚われの姫君としても色々と我慢を強いられてきたのだろう

八幡「よしよし」


陽乃「えへへ…」


気持ちよさそうに頭を撫でられる
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 07:29:45.85 ID:XU+nwfK+o
更新乙
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 08:20:52.90 ID:LuoN03BXo
待ってた
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 23:51:50.24 ID:2ofK6k8no
乙です
317 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/09/20(水) 02:30:04.10 ID:7M801VHDO
八幡「…」

魔王の面影はどこへやら、いたいけな少女のような柔らかい表情で俺に甘えている


陽乃「んー」


頭を擦り付けてくる

いい匂いがする


八幡「たまには誰かに甘えないとですよね」


陽乃「うん、もっと撫でて」


庇護欲と言えばいいのだろうか、いかがわしい気持ちを抱かずに一晩中陽乃さんをあやしていた


318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/29(金) 23:41:55.11 ID:zqAa95QPo
乙です
319 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/10/10(火) 01:35:16.27 ID:Yw5K8UnDO
八幡「…ん?」

パッと目が覚める

いつの間にか寝てしまったようだ

陽乃「おはよう」


八幡「おはようございます」


いつもの陽乃さんに戻っている

マジで可愛かったなあの陽乃さん


陽乃「…」


八幡「どうしました?」

陽乃さんがこちらを見つめている


陽乃「なんかすごく恥ずかしい…」


あ、今もめちゃくちゃ可愛いわ
320 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/10/10(火) 01:45:11.75 ID:Yw5K8UnDO
陽乃「うー…」


可愛くモジモジすんなフォーリンラブしちゃうだろ


八幡「陽乃さん、そろそろ帰りますか?」


陽乃「うん…」


千葉に戻るまで陽乃さんはずっとそわそわしていた


321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 03:15:45.81 ID:2/a6Z5lio
一番しでかしそうな人がなにもしないだと
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/16(月) 03:43:31.78 ID:LMUrgOKP0
毎秒更新してくれ…
323 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/10/26(木) 09:33:53.24 ID:VaXVI1RDO
千葉に戻ってすぐのこと

八幡「着きましたね」


陽乃「え?う、うんそだね」


何かよそよそしい、多分陽乃さんとは二回目のレンタル彼氏の仕事はないだろうな


八幡「大阪楽しかったです、ありがとうございます」


陽乃「…本当に?」


八幡「はい、次はもう少し準備してから行きたいですけどね」

楽しかったのは嘘も偽りも一切ない

急だったから焦ったが、それ以上に新鮮な事ばかりで良かった


貴重な経験でもあるし、金払いもいいとなれば素晴らしい


陽乃「あはは、大阪まで着いてきてくれてありがとう、またね」


八幡「はい、また」


雪ノ下さんはいつものように去っていった


運営への振り込みを済ませて家に帰った
324 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/10/26(木) 09:55:00.31 ID:VaXVI1RDO
家に帰ると小町が玄関で仁王立ちしていた


八幡「ただいま、大阪土産送ったけど届いてるか?」


小町「お兄ちゃん、陽乃さんと何してんの?」


わかってはいたが土産ではごまかせないか


八幡「旅行になるな」


小町「何で?」


八幡「…」


レンタル彼氏としてってのは言い辛い、答えに窮する


小町「お兄ちゃんモテるねー、結衣さんに小町に陽乃さんにまで手を出しちゃうなんて」


その前には先生もいるし、雪ノ下さんに関しては手を出していない、出してないことの弁解は難しいが


八幡「何でこうなっちまったのやら」



小町「お兄ちゃんがだらしないからだよ、ちゃんと一人に決めないと刺されるよ?っていうかすでに小町もお兄ちゃん刺したいし」


目が据わってる、ガチで刺すやつだこいつ


八幡「…」


恐怖で動けないでいると

小町「今日は小町がお兄ちゃん独り占めするからね」


そう言うと妹に押し倒され、ひたすら妹に体を貪られた
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 13:13:01.90 ID:opXHo2PUo
はよ
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/26(木) 13:24:26.41 ID:u534p5u2o
神スレ
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 13:24:52.70 ID:u534p5u2o
あげすまん
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 13:58:45.57 ID:zW1o1EBuO
待ってました
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 15:42:54.94 ID:0tCle+4+O
Rじゃなくていいんか?
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 16:01:05.96 ID:yIm3qsrNO
小町うざいんだけどどうにかしてくれない?
八幡を所有物みたいに扱ってるのが不快
自由意志奪ってんじゃねえよ
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 16:11:39.04 ID:LC2ogB5bo
>>330
嫌なら読むなよ
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 22:53:27.12 ID:yIm3qsrNO
>>331
自分はてめえにいってるんじゃねえんだよ
すっこんでろぶちまわすぞオラ
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 23:28:33.43 ID:HHpdoiES0
>>332
嫌なら見るなよ
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 23:29:41.82 ID:yIm3qsrNO
>>333
見るのも自由なら嫌な物に嫌だと言う権利は誰にだってあるだろうが
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/26(木) 23:33:34.80 ID:HHpdoiES0
>>334
悪かったよ…涙拭けよ…
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/27(金) 00:51:01.22 ID:Ki6f3VkUo
まーた電池くんが暴れてるのか
ヒロイン幼女化スレで大敗北を喫してこっちのスレに逃げてくるとか哀れすぎwwww
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/30(月) 06:55:22.35 ID:4J0rpyzY0
権利はあるかもしれんがわざわざ言う必要は無いゾ
338 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/01(水) 01:30:50.36 ID:YzzI3c4DO
小町を抱いた…抱かれたの方が正しいだろうか


行為の後風呂に入り添い寝をして寝付いた小町を確認して外へ出る


一度一線を越えると抵抗がない、俺も壊れてしまったようだ


少し一人になりたくなって当てもなく千葉を歩いてみる


静かに酒でも飲もうとふと目に付いたバーへ入る
339 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/01(水) 01:56:48.74 ID:YzzI3c4DO
オーセンティックな落ち着いたバーだ、年齢層は高めでハタチの坊やにはそぐわない


八幡「ビールを下さい」

長居はせずに数杯飲んで帰るので無難な酒を注文する


すぐにビールが出てくると半分くらい飲む


八幡「ふう…」


バーテンもあまり話し掛けるタイプではないようで、淡々と仕事をしている


気に入ったので通おうか考えていると


340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 06:45:53.57 ID:5Zu26txMo
はよう
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 07:48:44.74 ID:bdQt6JKGo
待ってました 更新乙です
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/01(水) 23:14:53.15 ID:YXWBd1EKo
乙です
343 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/02(木) 08:31:17.26 ID:lwU4LA4DO
カランカランと店の入り口のドアが開く
バーテンは淡々と事務的にいらっしゃいませと俺から二席離れたカウンターへ手招く


沙希「…」


川島か、久しぶりに見たな

だからといって話す用事もないから知らんぷりを決め込む


沙希「テキーラサンライズで」


かしこまりましたとバーテンは慣れた手つきで注文通りに提供する


沙希「あんたもお酒飲むんだ」


八幡「…」


沙希「ちょっと」


八幡「え?あ、俺?」


まさか俺に話しかけてくるとは思わず焦る


344 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/02(木) 09:08:03.97 ID:lwU4LA4DO
八幡「大して飲めないけどな」


沙希「ふうん」


知り合い同士だと察したバーテンから席の移動を促される

川なんとかさんの隣りに座り話を続ける


沙希「良さげなお店だね、ここにはよく来るの?」


八幡「初めて来た、今のお前みたいに良さげだと思ってな」


沙希「そう」


八幡「…ん?ちょっと待て、お前は何でこの店に入った?」


店に入ってから良さげだと思うということは、こいつも一見って事になる

沙希「さっきあんたを見かけて声掛けようか迷ってたらこのお店に入ったからあたしも入った」


八幡「なんで?俺のこと好きなの?」


沙希「うん…あ」
八幡「おいおい冗談に決まって…え?」


沙希「…あんたが好きだからあんたを追い掛けてこのお店に入った」


八幡「!?」


俺っていつ川なんとかさんとフラグ建てたっけ!?

345 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/02(木) 09:26:01.63 ID:lwU4LA4DO
八幡「そんなお前に好かれるような事したか?」

沙希「が、学費の件とか色々あったでしょ」


八幡「ああ、スカラシップか」

沙希「あれで気になってて、由比ヶ浜とか雪ノ下とかと仲良さそうにしてるの見てて、嫉妬してるうちに本気で好きになってた」


もう三年位は経つんだけどな


沙希「結局あんたらどうにもならなくて安心してたけど、進学先違うから会いたくても会えないし何してるかなんか分からないし、やっと見掛けたと思ったらお酒飲んでるし…」


八幡「す、すまん」


沙希「謝らなくていい、あたしに度胸がなかったから三年掛かったんだから」


八幡「開き直ってね?」

沙希「もう開き直るしかないでしょ、あんたが好きなんだから」
346 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/04(土) 08:17:54.14 ID:/ftgUgHDO
心なしかバーテンがニヤニヤしている


八幡「いきなりそんな事言われてもな」


沙希「分かってる、今はとにかく連絡先教えて」

八幡「いいけど」


八幡は川なんとかさんの連絡先をゲットした


沙希「えへへ…」


すげぇゴキゲンになってる


八幡「まさか一見で入ったバーで告白されるとはな」


沙希「勢いで言ったから今になって恥ずかしくなってきた」


八幡「俺まで恥ずかしくなるだろ言うな」


沙希「あはは、一緒にご飯とか行こうね」


八幡「お前に惚れるかは知らんぞ」


沙希「好きにさせる」


八幡「…乾杯」


沙希「乾杯」


カチンとグラスを鳴らして他愛のない話で盛り上がった
347 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/04(土) 08:26:04.12 ID:/ftgUgHDO
数杯飲んで帰るつもりだったので切り上げる


八幡「そろそろ帰るわ」

沙希「予定とかあるの?」


八幡「元々長居する気がなかっただけだ」


沙希「…もう一軒行かない?」


時計を見るとまだ開いている店がある時間だった

348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 13:27:20.59 ID:rDgNBcFDO
待ってました 更新頻度高くて嬉しい
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/04(土) 21:21:14.25 ID:pdmET7Z3O
追いついた 楽しみに待ってる
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 14:19:59.56 ID:vC5mt74bO
あぁ俺のファスナーも開いてるぜ一杯飲むかい?
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 01:15:37.31 ID:InWyYowPo
続きおつ
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/06(月) 12:37:56.28 ID:xALgW9dBO
>>350
そのスポイトしまえよ
353 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/07(火) 05:27:41.20 ID:vVFwTQyDO
会計を済ませて店を出る

釣銭を受け取る際にぼそりと『プレイボーイですね』って言われたんだけど誤解だからな?


直接バーテンに弁明する時間的余裕がなかったのが惜しい


沙希「どこ行く?」


八幡「飯は食ったか?」

沙希「まだ」


八幡「俺も」


バーで出された簡単なナッツ類だけでは物足りない


八幡「…」


そういえば肉バルってのが最近流行りらしい


近くにあったはず
レンタル彼氏でのデートコースの引き出しとして行ってみるか


沙希「比企谷?」
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 08:12:05.32 ID:e6zbz6Gko
呼ばれてますよ
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/07(火) 08:14:39.27 ID:7YCQ/g5Qo
アザゼルさん
356 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/12(日) 00:53:50.74 ID:pqvKyVtDO
八幡「ああすまん、行ってみたい店があってな」


沙希「ふぅん」


八幡「一人だと行きづらいからちょうどよかった」


沙希「どんなお店?」


八幡「そりゃ着いてからのお楽しみだ。ってか俺も楽しみだ」


千葉駅からほど近い肉バルへと向かう事になった
357 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/12(日) 01:41:21.44 ID:pqvKyVtDO
肉バルとやらに到着
席へと案内される


沙希「おしゃれなお店」

八幡「だから入り辛かったんだよ」


沙希「なるほどね」


八幡「飲み物は?」


沙希「ウーロン茶でいい」

八幡「俺も」


358 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/11/12(日) 02:01:18.76 ID:pqvKyVtDO
飲み物と目に付いた合鴨のカルパッチョと鶏のもも肉の燻製を頼んでおく

八幡「ほい取り皿と箸」

沙希「ありがとう」


職業病と言えるのかは分からんが気配りが少しは身に付いた気がする


飲み物と同じタイミングで合鴨と燻製が来る


359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 02:51:53.75 ID:vtHjJMAbO
肉バルで食ったアヒージョ旨かったな
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/12(日) 03:29:09.72 ID:a95mHTZDo
>>359
バルデスはいい選手だったよなぁ
ホークスにきてくれてありがとうやな
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/20(月) 01:50:56.21 ID:DaQnWY1yO
はよ
362 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/11(月) 23:37:09.48 ID:kG1LO0wDO
沙希「お疲れ様」


八幡「お疲れ」


軽く乾杯をして酒と肉を楽しむ


沙希「合鴨もカルパッチョもおいしい」


八幡「ハラミも気になるな」


沙希「あたしは唐揚げ」

八幡「すみません注文お願いします」


気になったメニューとハンバーグを頼む


沙希「…」
363 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/11(月) 23:49:41.64 ID:kG1LO0wDO
八幡「どうした?」


沙希「あんたがこういうとこ慣れてるみたいだから」


数えるほどだが似たようなおシャンティーなとこ行ってるしな
大阪とかでも経験値は稼いでいる


八幡「まあ何回かはな」

沙希「先生と?」


ギクッ

と本当に音が出るんじゃないかというくらいギクッとした


八幡「知ってたのか?」

沙希「高校の頃に由比ヶ浜から聞いた、たまに合コン失敗した先生の愚痴に付き合わされてるって」


その程度の認識か、ホッとした


八幡「ヤケ酒も付き合わされるようになってな」

金と身体を絡めてな
364 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/12(火) 00:26:00.38 ID:aitLfmwDO
沙希「へえ、そうなんだ」


少し不機嫌な顔になった

八幡「妬いてんの?」


沙希「…うん」


意外と素直だなこいつ


八幡「可愛いな」


沙希「本当に思ってる?」


八幡「今のは誰が聞いても可愛いだろ」


沙希「他はどうでもいい、あんたは本気でそう思ってくれたの?」


八幡「もちろん」


沙希「そう…」


機嫌が良くなった
365 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/12(火) 01:05:10.41 ID:aitLfmwDO
和やかに話が弾んだ


沙希「ここの料理作れるかな」


八幡「たしかにうまいから作れるなら食いたいな」


沙希「鴨は肉が手に入りづらいからあれだけどハンバーグとか唐揚げなら大体は再現できるかも」

八幡「マジか、弟妹に作ってるからか?」


沙希「まあね、今は一人暮らしだからたまにしかそんなの作らないけど」

八幡「ん?一人暮らししてんのお前?」


沙希「バイト詰め込んだらなんとかやっていけるから」


八幡「なるほどな」


沙希「お金掛かる趣味もないし、あんたのおかげでやってけてるのもあるけどね」

意外と奉仕部って役に立ってたんだな、今の方がクソだ


八幡「元の成績がいいからだろ」


沙希「それでもあんたには感謝してる」


まっすぐに感謝されるような男じゃないんだがな
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 07:56:06.49 ID:Q8fSA0Nlo
更新嬉しい
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 09:22:04.22 ID:m8EX/xL7o
更新乙
368 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/16(土) 03:19:03.74 ID:rhpSqqRDO
沙希「…感謝はしてるけど、なんであの二人のどっちかと付き合ったりしなかったの?」


八幡「いきなりだな」


沙希「どうしても気になって」


八幡「人を好きになるってのが分からなくなっててな」


沙希「…」


八幡「こじらせてここまで来ちまった、自分の気持ちと向き合うとか都市伝説なんじゃないかって思っててな」


間違いなく二人を特別に思ってはいたが惚れているのか憧れているのか、はたまた別の理由で眩しく感じていたのか区別がつかなかった


そして今も分からないままだ


沙希「あいつらの気持ちに気付いて逃げてるよねそれ」


八幡「あいつらの気持ちを確認する意志がなかったし、あいつらも伝える意志がなかったもんでな」


沙希「後悔してないの?」


八幡「それすらも分からん」

根本的な部分をうやむやにしたからか俺的には何一つ始まっていないわけだしな
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 08:19:16.53 ID:Iq4Np5hvo
さきさき攻めるなぁ
370 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/20(水) 01:53:54.86 ID:GEOQtHKDO
沙希「面倒くさい奴」


八幡「冷めただろ?」


沙希「この程度で冷めてたら何年も好きでいられるわけないでしょ」


八幡「…」


一途な気持ちを向けられても応える気はない


沙希「あんた相手だと手順がいるのはよく分かった」


八幡「その手順とやらでお前を好きになるかは分からんぞ」


沙希「何もできなかった高校の頃よりもマシにする、すごく後悔してたしね」


もういいや、今の状況全部ぶっちゃけよう
371 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/20(水) 02:01:54.08 ID:GEOQtHKDO
沙希「…」


八幡「ロクな男じゃないんだよ俺は」


人に尽くすタイプなら尽くし甲斐のある相手に尽くした方が幸せだろう

誠意を見せる気が無いことを端から言えば川崎も諦めるだろう


沙希「すごく…ショックだよ」


八幡「だろうな、こんなクズ野郎に狂うのはオススメしないぞ」


沙希「たしかにあんたの言うとおりだよね」


八幡「だろ?やめとけやめとけ、地雷物件だぞ?」


沙希「でも好きだよ」


八幡「はあ?」
372 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/20(水) 02:13:05.01 ID:GEOQtHKDO
沙希「あんたの妹だけは気持ち悪いけど、他の連中の気持ちは分からなくもない」


八幡「俺もクソキモイだろうが」


沙希「惚れた弱みで許してあげる」


八幡「アホかお前」


沙希「話がぶっ飛び過ぎて逆に腹が決まった、絶対あたしを好きにさせる」

こいつも大概ヤバい奴なんじゃないのか?


沙希「最後にあたしのとこに戻って来てくれたらあたしの勝ちだから、もうそれでいい」
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/20(水) 02:14:53.25 ID:LGb4NWf/0
若干状況は違うけど昔こんな子いたな
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/20(水) 05:46:14.28 ID:5J/OmBwKO
ラオウか
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/20(水) 08:26:23.39 ID:BkoMZwWDO
でもラオウはなんだかんだでユリアと子供作っとるからな
ケンシロウとユリアの間には子供ができなかったというのに
最後に勝ったのはラオウかもしれん
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/20(水) 08:31:37.69 ID:aCvEp8/Qo
戻るも何も最初から紗希の側にいないんですが
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/20(水) 10:26:56.36 ID:WbZZrI1io
腹くくったさきさきつよい
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/20(水) 13:12:10.71 ID:oCs5yuW6o
膜に見えた俺は汚物だ…
379 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/26(火) 10:08:21.57 ID:y35EYxUDO
八幡「お前男運ないんじゃね?」


沙希「あんたも女運悪くない?」


八幡「お前はいい女だからそりゃないな」


沙希「そういうとこが女を狂わせるんじゃないの?」


八幡「え?何で?」


沙希「…ほんっとにあんたは」


380 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/26(火) 10:49:44.97 ID:y35EYxUDO
俺が何か言っても物事は好転する事がなかったと言っても過言ではない


八幡「大した事言ってないだろ」


悪化は数え切れないくらいあった


沙希「好きな男にいい女なんて言われたら舞い上がるでしょ」


だから影に徹して生きてきた


八幡「今まで好きな子にいい男なんて言われなかったもんでな」


誰に見向きもされずにひねくれて腐って惨めな人生だった


沙希「これからあたしを好きになっていい男になったら嫌ってほど言ってあげる」


いつからか何かに真剣に向き合う事を恐れていた

八幡「可能性はかなり低いぞ、どっちもな」


沙希「ゼロよりマシ」


そんな俺に川崎は真っ直ぐに気持ちを伝えてきた

八幡「…」


沙希「あんた以外考えられないから」
381 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/26(火) 10:52:42.51 ID:y35EYxUDO
八幡「重い女だな」


真っ直ぐな気持ちに対してすらひねくれた返し方しかできない自分が嫌いだ


382 : ◆eGEUIpP12o [saga]:2017/12/26(火) 11:00:55.70 ID:y35EYxUDO
沙希「この重さであんたを尻に敷いてあげる」


八幡「マジかよ」


いやいや真っ直ぐにも程があんだろこいつ


沙希「あんな事聞いて動揺すると思った?甘いよ」


八幡「だな」


沙希「しかもいい女とか言ってくれたからね」


本当に俺には勿体ないいい女だなこいつは

383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 12:28:09.28 ID:jYrI9QPho
きてた
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 12:48:09.51 ID:8J3QzJoDO
尻の重さを活かした騎乗位ですね
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/27(水) 00:55:22.72 ID:ABHKrvZ5o
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