【ガヴドロ】ガヴ「安価でヴィーネに振り向いてもらう」

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1 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 18:50:20.97 ID:PmWnkwz10

ガヴ(天使である私こと、天真・ガヴリール・ホライトは恋する乙女だ)ゴロゴロ

ガヴ(その相手は悪魔の月乃瀬・ヴィネット・エイプリルである)ジタバタ

ガヴ(女の子同士だとか天使と悪魔だとかいうのは無しでな!)ガタッ

ガヴ(そんな私は何度もヴィーネにアピールしてはいるものの)

ガヴ(まったくもって振り向いてさえくれない!!)ガックリ


ガヴ「ってなわけで、ここで相談して何かいい方法ないか聞いてみよう

ガヴ「そうだな…まずは説明からだよな…」


〜〜〜〜〜
『』⇒ネットでの書き込み
「」()⇒現実でのおしゃべり
質問に対しての回答を安価でいくつか募集します
どれにするかは私の独断なのであしからず…

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495533020
2 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 18:54:55.80 ID:PmWnkwz10
――――――――――
以下、名無しに代わりまして駄天使がお送りします

『私には好きな人がいるんですけど、どうやったら振り向いてもらえますかね?
いつも世話してくれる優しい人なんだけど…
出来ることなら、付き合いたいんです。
相手は私を全く意識してくれてないんで、振り向いてもらえるいい方法はないでしょうか?』

――――――――――

ガヴ「流石に片っ苦しいか…?」カタカタ

ガヴ「まあいいか」カチッ

>>3
>>4
>>5
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 19:18:28.49 ID:mxD80H0mo
逆転の発想だな、相手におせっかい焼いて優しくしてみよう
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 19:24:45.96 ID:DbymL6Ki0
ここは一つ仮病を使って気を引こう
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 19:25:51.09 ID:ug/3sG0CO
まずはさりげなく物理的に距離を詰めてみるとか
6 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 19:44:47.76 ID:PmWnkwz10
ごめん、>>1がホワイトじゃなくてホライトになってたので脳内訂正頼む



ガヴ「ほう…相手にお節介か…」

ガヴ「確かに、アピールしてきたけどいっつもグータラしてたしな…」

ガヴ「よし、一肌脱いでやろう!」カタカタ


――――――――――
以下、名無しに代わりまして駄天使がお送りします

『ありがとうございます、早速明日試してみます!』

――――――――――


ガヴ「ふふふ…まってろよヴィーネ!」ジャーン
7 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 19:49:23.00 ID:PmWnkwz10
―――次の日

目覚まし「ノーノーハリアーップ レッツゴートゥスクール♪」

ガヴ「ん…んぅ…」カチ

ガヴ「6時に起きたの久々だな…ふぁ〜」

ガヴ「よしっ!せっかく案出してくれたんだから早速実践だ!」

ガヴ「お節介っていったらやっぱりヴィーネが普段してることをやるのが無難だよな」

ガヴ「まずは朝ごはんだけど…」

ガヴ「私がヴィーネの家には行った方がそれっぽいか?」

ガヴ「あっちの方が食糧有りそうだし、あっちの方が良いな」ガチャ
8 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 19:53:56.97 ID:PmWnkwz10
―――ヴィーネ宅前

ガヴ「私合鍵持ってないから入れないじゃん…!」ガーン

ガヴ「このままピンポンするのもいいけど、それじゃあなんかアレだしなぁ…」

ガヴ「できれば寝てる間にしたいし…」

ガヴ「…神足通使うか」

ガヴ「ま、たかが壁一枚隔てただけなら失敗はないだろ」ハネダシ




ガヴ「お願い神足通、私をヴィーネの家の中に移動させてっ!」テーン
9 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 19:59:05.35 ID:PmWnkwz10
―――ヴィーネ宅玄関

ガヴ「おっ、成功成功!」

ガヴ「まずはターゲットの確認だな…」ソーッ

ガヴ「ヴィーネは…まだ寝てる…な」チラッ

ヴィーネ「zzz」

ガヴ「けどあと30分もすれば起きるだろうな…」ソーッ

ガヴ「ヴィーネみたいに上手くは作れないが、頑張って作ってみるとするか」

ガヴ「何作ろうかな…クッ○パッドで朝ごはんのレシピ適当に選んでそれでいいか」



ガヴ「あっち!…ふぇ〜…」

ガヴ「いやぁ、衰えてくるもんだなぁ…」セッセ

ガヴ「これをほぼ毎日二人分こなしてるんだよな…ヴィーネはすごいなぁ…」

ガヴ「…ふふふ」ニマニマ
10 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 20:07:52.69 ID:PmWnkwz10
ーー
ガヴ「で、できた!」

ガヴ「トーストとスクランブルエッグとベーコン、サラダにスープ…」

ガヴ「いやぁ〜、ヴィーネのありがたみが分かったわ〜…」ハニカミ

ガヴ「ヴィーネ…まだ寝てるなら、今日は私が起こそうか…」


ガヴ「あ、寝てる寝てる」チラッ

ヴィーネ「ん、ぅ…zzz」

ガヴ「ふふ、ヴィーネは寝顔も可愛いですなぁ〜」ツンツン

ヴィーネ「う、うぅん・・・?zzz」

ガヴ「いけね、起こさなきゃ」

ガヴ「おいヴィーネ、起きろ」ユッサユッサ

ヴィーネ「ん、ん〜…?」

ガヴ「6時半過ぎだぞヴィーネ」

ヴィーネ「…?」時計チラッ

時計「6時47分やで」

ヴィーネ「まだ夢かしら…ガヴが起きてるわ…zzz」

ガヴ「おい」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/23(火) 20:19:15.09 ID:PmWnkwz10
ーーー

ヴィーネ「ごめんごめん、ちょっと驚いちゃって…」

ガヴ「まったくだ」

ヴィーネ「それはそうと、珍しいじゃない」ヌギヌギ

ガヴ「あ、あぁ、たまにはな」

ガヴ(いや何着替えてるの!?私居るんですけどォー!?)

ガヴ(あれか!?「ガヴ相手に恥じらうなんておかしいじゃない」みたいな感じか!?)

ガヴ(全然意識されてねぇ…!)

ガヴ(このままじゃ計画倒れだな…)

ガヴ「覚悟しろよヴィーネ!!」

ヴィーネ「いい気合ねガヴ!日曜楽しみにしてるわ!」

ガヴ「はへ?なんのこと?」

ヴィーネ「はぁ…」
12 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 20:24:18.34 ID:PmWnkwz10
ヴィーネ「取り敢えずご飯作るから待ってて」

ガヴ(あっ!)ガタッ

ヴィーネ「!?」ビクッ

ガヴ「あ、あのあの、!た、試しに自分でご飯作ってみたんだ!」

ガヴ(噛んだぁああ!)

ヴィーネ「本当!?あのガヴが!?」

ガヴ「し、失礼だな!気まぐれだ!」

ヴィーネ「あ、結構いい感じじゃない。もっと歪なのができると思ってたけど…」

ガヴ「わ、私だってやればできるからなっ!」テカクシ

ヴィーネ「…もう」クスッ

ヴィーネ「それじゃあ、さっそく食べましょうか」

ヴィーネ「せっかく作ってくれたのに冷めたら勿体ないもの」ニコッ

ガヴ「う、うん…」テレッ
13 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 20:27:09.77 ID:PmWnkwz10
ガヴ「い、いただきます」

ヴィーネ「いただきます!」パクッ

ガヴ「…」ジーッ

ヴィーネ「あ、美味しい…!」

ガヴ「!」

ヴィーネ「もう、そんなにみられてたら食べにくいわよ」クスッ

ヴィーネ「ちゃんと美味しいから安心しなさい」

ガヴ「べ、別に私は…!」

ヴィーネ「そうかしら?」クスクス

ガヴ「いったなー!」

〜〜〜
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 20:37:28.73 ID:F34VBpKlo
恋するガヴかわいい
15 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 20:41:53.28 ID:PmWnkwz10
―――
ヴィーネ「ごちそうさま、ガヴ」

ガヴ「お、おう」

ガヴ(取り敢えず朝はOKだな…)

ガヴ「あ、そうだ。さっき言ってたのって何のこと?」

ヴィーネ「もう、話聞いてなかったわけ?」

ヴィーネ「日曜日までのチケットがあるから遊園地行こうって話よ」

ヴィーネ「それで、絶叫マシーンを乗り回して怖がった方が負け」

ガヴ「絶叫マシーンなんて乗らねえぞ」

ヴィーネ「ええ!?せっかくの遊園地なのよ!?」グイグイ

ガヴ「か、顔近いって…」プイッ

ガヴ「わかったから…日曜なら空いてるぞ」

ヴィーネ「よかった、じゃあ取り敢えず学校へ行きましょうか」

ガヴ「え、もういくのか?」

ヴィーネ「確かに今行けばまだ学校には誰もいないだろうけど…」

ヴィーネ「どうせ宿題やってないんでしょ?」

ガヴ「あっ…」

ガヴ(しまった…)

ヴィーネ「とりあえず行くわよ〜」

ガヴ「おう」

ガヴ(でもこの時間に出れば二人っきり…だもんな)

ガヴ「ふふ」ニマニマ

ヴィーネ(・・・何かいいことあったのかしら)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/23(火) 20:50:59.39 ID:PmWnkwz10
―――教室

ヴィーネ「誰もいないわね〜」

ガヴ「8時前だしな」

ヴィーネ「ガヴのおかげで今日はなんだか気合が入りそうだわ」ニコッ

ガヴ「あっそ…」プイッ

ヴィーネ「…」

ガヴ「…」

ガヴ(気まずい…)

ガヴ「ト、トイレいってくる!」ダッダッダ

ヴィーネ「あ、うん」

ヴィーネ「我慢してたのかしら?」キョトン




―――トイレ

ガヴ「気まずさのあまり逃げ出してしまった…」

ガヴ「意識するとこんなにも辛いのかよ…」

ガヴ「なにか、質問してみるか…」カタカタ

ガヴ「スマホすっげえ操作しづらい…」カタカタ
17 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 20:53:56.25 ID:PmWnkwz10
―――――――――
以下、名無しにかわりまして堕天使がお送りします

『朝ごはん作ってみたら喜んでくれました!
今学校に居てまだ誰もきてないんですけど、すっごい気まずいんです…
なにか落ち着く方法?とかないですか?
出来ればこの間に距離つめたいんですけど…』

―――――――――

風呂行ってくるんで帰ってくるまでにあった案で決定します
(>>○○までの投稿とか指定はないです)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 21:09:55.91 ID:7v8jmNZ2O
素数を数えれば落ち着くかもしれない
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 21:26:04.61 ID:mxD80H0mo
もっと恥ずかしいことすれば二人きりって状況は忘れられる
ハグとか
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 21:32:55.30 ID:0ACSMJ9i0
人の心音を聴くと落ち着くって言うし
好きな子の胸に顔を埋めてみよう
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 21:34:02.65 ID:LBZVT+EOO
ヴィーネがラフィに寝取られるところを想像したら落ち着くらしいゾ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 21:39:25.93 ID:pLSJMLz8O
神足通の修行の為に迅速なチュウを練習するって言って付き合ってもらう。
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 21:43:36.48 ID:F34VBpKlo
好きな人との新婚生活を想像したら落ち着くと思いますわよ
24 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 22:17:59.87 ID:PmWnkwz10
ガヴ「お、いっぱいきた…みんな暇か…?まあありがたいけど」

ガヴ「んぁ〜…うーん…」

ガヴ(まあこんなもんかなぁ…ん?)

ガヴ「…ヴィーネがラフィに…」


ガヴ「うっ…」ブルッ

ガヴ「うぇぇ〜っ…」フラフラ

ガヴ「びぃね…」

ガヴ(やばい、思ったよりこれは…落ち着いたけど別の意味でやばい)

ガヴ「くっそ〜…」

ガヴ(まてよ、こんなことしてる間にもヴィーネがラフィと話してたりして…)

ガヴ(そんなの…いやだっ!)シュンッ
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/23(火) 22:37:13.24 ID:PmWnkwz10
―――教室

ヴィーネ「…」ペラッ




ガヴ「ヴィーネ…っ」ポンッ







ヴィーネ「え!?ガヴ!?なんで神足通なんて…」

ガヴ「うぅ〜っ…」ダキッ

ヴィーネ「え、えぇと、懐いてくれるのはうれしいけど、膝の上に座って抱き着かれてると、本が読みにくいかなぁ…って」

ガヴ「…やだ」スリスリ

ヴィーネ「…?」アセアセ

ガヴ(うぅっ…ヴィーネやわらかい…ラフィに取られるなんて嫌だっ!)

ヴィーネ「大丈夫よ、何があったかわからないけど、あなたはは独りじゃないわ」サスサス

ガヴ「びぃね…」

ヴィーネ「よしよ〜し」ナデナデ

ガヴ「ん…」

ガヴ(…ほんとだ、心音聞いたらすっごい落ち着く…)

ガヴ(ヴィーネが、すっごい近くに居るって感じ取れる…)




ガヴ「…あ、ありがと。取り乱してご、ごめん」

ヴィーネ「別にいいわよ、ただむやみに能力使わないでよね」

ガヴ「じゃ、じゃあ席戻るわ…」

ヴィーネ「宿題やんなさいよ〜」

ガヴ(宿題…今日はいいや…恥ずかしいっ)
26 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 22:43:56.82 ID:PmWnkwz10
ヴィーネ(…ガヴ、もしかして調子悪いのかしら?)

ヴィーネ(心なしか元気なかったりしたし…)

ヴィーネ(…生理とか…?)

ヴィーネ「さ、流石に失礼よね…」

ヴィーネ(じゃあ、ホームシック?)

ヴィーネ「その線はあり得るわね…」

ヴィーネ(ちょっと前まで家族と一緒だったのに、いきなり独り暮らしなんだもの)

ヴィーネ(さすがのガヴだって女の子のなんだから、多少寂しくなったりするわよね…)

ヴィーネ(ということは、さっきの行動は寂しさが頂点に達したから…?)

ヴィーネ(これ以上寂しい思いさせるわけにもいかないし…)

ヴィーネ「よし、私が支えてあげなきゃ!」


ラフィ「何をですか?」

ヴィーネ「きゃああああああっ!!」

ラフィ「おはようございます、ヴィーネさん♪」
27 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 23:05:59.30 ID:PmWnkwz10
ヴィーネ「な、なんだ…ラフィだったのね。脅かさないでよ〜」

ラフィ「すみません、おもしr何か悩んでいるような気がすると天使のカンが」

ヴィーネ「うん…でも、私じゃなくて…」チラッ

ガヴ「zzz」

ラフィ「ガヴちゃん…ですか?」

ヴィーネ「そうなのよ、朝から元気ないみたいで…」

ラフィ「ふむふむ…なにか具体的な変化は?」

ヴィーネ「朝早くに私の家に行って、朝ごはん作って起こしてくれたわ」

ラフィ「!?」

28 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 23:16:28.00 ID:PmWnkwz10
ヴィーネ「そうね、その反応が正解だと思うわ…」

ラフィ「熱でもあるんでしょうか…」

ヴィーネ「変なもの拾い食いしてないといいんだけど…」

スマホ「ナァーッハッハッハ!ナーッハッハッハ!」

ラフィ「あ、サターニャさんからメールのようですね」

ヴィーネ「どういう着信音よ!?」

ヴィーネ「で、なんて?」

ラフィ「あ、いえ。風邪をひいてしまったのでおやすみするそうです」

ヴィーネ「サターニャが風邪?珍しいわね…」

ラフィ「そうですね…あら?」

ラフィ(どうやら興味深いスレが建っていますね〜…)

ラフィ(…もしかして)ニヤー

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/23(火) 23:20:16.66 ID:F34VBpKlo
ラフィエル見てるー?
30 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 23:30:02.58 ID:PmWnkwz10
ヴィーネ「−−−−」

ラフィ「−−−−」



ガヴ「…」

ガヴ(ラフィとかが来たからなんとなく寝てるふりして聞き耳たててるけど…)

ガヴ(周りががやがやしてて聞こえないな…うじゃうじゃうぜえ)


ラフィ「ーーー」

ヴィーネ「ーーー」


ガヴ(だ、大丈夫だ、さっきのはただの想像で、ラフィはサターニャが…だし…)チラッ


ラフィ「…」ニヤー

ラフィ「ヴィーネさんヴィーネさん!」スマホシマイ

ヴィーネ「ら、ラフィ?声が大きいわよ!?」


周りの人(シーン)


ラフィ「あ、すみません。それでですね、良ければ放課後どこかでお茶していきませんか?」

ヴィーネ「いいわね、じゃあガヴが起きたら…」

ラフィ「あ、いいえ。できれば二人っきりのほうが嬉しいのですが…」


ガヴ(は・・・?)ピクッ


ヴィーネ「う、うーん…」

ラフィ「あ、すみません、先客がいらっしゃいましたか?」

ヴィーネ「い、いいえ。わかったわ。じゃあ放課後ね」

ラフィ「はい、それでは〜♪」


グラサン「席につけ〜」ガラガラ


ガヴ(…わざわざ周りを黙らせてから私に聞こえるようにしたのかよ…)ムクッ

ガヴ「たち悪ぃな…」モヤモヤ

ヴィーネ「あ、ガヴ起きたのね」

ガヴ「…おう」プイッ

ヴィーネ「・・・?」
31 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 23:32:28.27 ID:PmWnkwz10
―――昼休み

ガヴ「はぁ…」

ガヴ(世話を焼いて好感度上げていくつもりだったんだがな…上手くはいかないな…)

ガヴ「はぁ…」ズルルル

>>32「天真さん?」
32 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/23(火) 23:33:14.96 ID:PmWnkwz10
呼称違っててもOkよ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 00:14:06.17 ID:p7EeGAE90
ラフィエル
34 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/24(水) 00:34:33.96 ID:xr2e824d0
ラフィ「ガ〜ヴちゃんっ♪」ギュッ

ガヴ「胸押し付けんな」ズズズ

ラフィ「何やってるんです?」

ガヴ「あ?やけ汁粉だよ」

ラフィ「某アニメみたいなこと…」

ガヴ「で、何か用か」

ラフィ「いいえ、偶然ですよ〜」

ガヴ「うそつけ、何もようがないのにこんな遠くの自販機までくるわけねえだろ?」

ラフィ「鋭いですねガヴちゃん」ニコッ

ガヴ(何企んでんだ…?)

ガヴ「で、どうした」

ラフィ「いえいえ、何でもないんです〜」

ガヴ「まだすっとぼける気か?」

ラフィ「いいえ?確かに偶然ではないといいましたが…用事があるとは言ってませんよ?」

ガヴ「つまり?」

ラフィ「うふふ、ガヴちゃんは柔らかいですね〜」モフモフ

ガヴ「胸乗せんな」ペチッ

ラフィ「ひゃっ」

ラフィ「ひどいですよ〜」

ガヴ「じゃあ、グラサンの授業だし私は先に教室いってるわ〜」ポイッ


ラフィ「よいしょっと、」キャッチ

ラフィ(何やら面白い予感がしますねぇ〜)ニコニコ

ラフィ「うふふ、ちゃんと捨てなきゃいけませんよガヴちゃん」ゴミバコポイッ

女子生徒「みて!白羽さんよ、ゴミをすててるわ!」

女子生徒「やーさしー!」

ラフィ(あなた方はあんまりおもしろくないですね〜)ニコニコ
35 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/24(水) 00:41:31.64 ID:xr2e824d0
―――教室

ガヴ(う〜ん…つい変な反応しちゃったけど、どうしたものか…)

ガヴ(取り敢えずあそこの人にもっかい聞いておけばいいよな…?うん、そうしよう)カタカタ


――――――――――
以下、名無しにかわりまして駄天使がお送りします

『今朝、好きな人に抱き着いてやりました!w
それでなんですけど、実はネタ振りしてる間に友人が好きな人を
誘ってるのを見てしまって…なんだかもやもやして落ち着かないです…
嫉妬、なのでしょうか?
つい、冷たい態度で接してしまって今とても不安です…
お節介を焼こうとおもっても、どうやらご飯が限界みたいです…
この後どうすればいいですかね?』
――――――――――


ガヴ(リアバレしたくないから敢えてこういう文章にしてるけど…)

ガヴ(うーん…まあいいか)





また同じように案数規定なし、今日は寝るんで明日続きかきます
まだまだ続くけどよかったら付き合ってね
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/24(水) 01:29:59.78 ID:xr2e824d0
ネタ振り→寝た振り
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 03:07:06.10 ID:sa3+BvqAO
尾行しましょう
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 07:26:14.82 ID:BIw5h85cO
自分の働いてる喫茶店に誘導したらどうかな?
それで自分の働いてる姿を見てもらうとか
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 08:16:33.03 ID:HGJ7rJCJO
リアルの信頼できる知り合いにも相談してみるのはどうだろう
40 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/24(水) 10:12:19.16 ID:xr2e824d0
ガヴ「喫茶店で働いてる姿…」

ガヴ(な、なんで私が喫茶店で働いてるってこと知ってるんだコイツ!?)ブルッ

ガヴ(ま、まあいいか…深追いはいろんな意味で危険だと主席のカンが言ってる)カタカタ

ガヴ(んじゃまずは…)prrr

ガヴ「あ、もしもしマスター?ちょっと頼みがあるんすけど…」



―――――

ヴィーネ(あ、ガヴがなんか電話してる…珍しいわね)

ヴィーネ(今日は朝から張り切ってご飯作ってくれるし、かと思ったら上の空だったり…)

ヴィーネ(もしかして…ガヴってば好きな人出来たとか!?)

ヴィーネ「いやいやいや!ないない!」

周囲の人「!?」ビクッ

ヴィーネ(だってあのガヴよ?ぐーたら駄目天使のガヴだし…)

ヴィーネ(でも、今はあーだけど意外と優しい所は残ってくれてるし…

ヴィーネ(駄天してもガヴがガヴだものね…それに、それならば抱き着いてきたこととも辻褄が合うわけだし…)

ヴィーネ(きっとガヴは今恋をしてて、付き合った時の為に色々頑張ってるのよ!)メラメラ

委員長(月乃瀬さんがなんか燃えてる)ヒキッ

ヴィーネ(ならば友達として協力してあげるのが普通よね!!!)ガタッ

グラサン「どうした月乃瀬」

ヴィーネ「え?あっ…な、なんでもないです!」ストッ

ガヴ(なにやってんだ…)

グラサン「そうか、では続けるぞ。あー、前回のノートの続きをまとめるぞ。百合という空間には、最も不釣り合いであり、最も不要なものは―――」カキカキ
41 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/24(水) 10:52:56.54 ID:xr2e824d0
―――放課後

ヴィーネ「ふぅ、終わったわねぇ〜」

ガヴ「おう、んじゃお先に」

ヴィーネ「え、あ、うん。」

ヴィーネ「またネトゲ?やりすぎはダメよ?」

ガヴ「いや、今日はネトゲじゃないし」

ヴィーネ「だ、誰かと会うの!?」キャー

ガヴ「は、は?ち、ちげえよ!」ダッダッダ

ヴィーネ(や、やっぱり…!きっとデートね!?)

ラフィ(…うふふ)ニコニコ

ラフィ「ヴィーネさ〜んっ♪」





ガヴ(近い近い近い、顔近いっ!)ダッダッダ

ガヴ(わかっててやってたりしてないか!?)ハァハァ

ガヴ(さてと、いっちょ行きますか!)チャランチャラン


42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 12:49:06.72 ID:M8oEerdJO
ラフィーネちゃん
43 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/24(水) 15:01:26.89 ID:xr2e824d0

―――エンジェル喫茶

マスター「やあ、天真君」

ガヴ「おいーっす、サーセン急にシフト入れてくれなんて頼んじゃっt」




ヴィーネ「あれ、ガヴじゃない」

ガヴ「げっ」

ラフィ「」ニコニコ

ヴィーネ「げっ、とはなによ。アンタ今日バイトだったの?」

ガヴ「え、えっと…」

マスター「実は天真君がついさっきシフトを入れてほしいって電話をくれてね」ニコニコ

ガヴ「ちょ、マスター!!」

ヴィーネ「へぇ…(あれ、デートじゃないんだ…もしかして?!)」ヒキッ

ガヴ「なんでそんな目で私を見る」

ラフィ「…それにしてもどうしたんです?ガヴちゃん」ニコニコ

ガヴ「べっつにー、金がなくて課金できないから入れてもらっただけだっつーの」コツコツ

マスター「あぁ、今日はゴミ出し言っておいたから大丈夫だよ、着替えておいで」

ガヴ「うっす」コツコツ


ヴィーネ(ガヴって年上が好みなのかしら…意外と渋い)
44 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/24(水) 15:11:06.66 ID:xr2e824d0
―――更衣室

ガヴ(うっげぇ…なんで寄りにもよってこのお店でお茶してるんだあの二人…)

ガヴ(くそっ、バイトの日を増やして頑張ってるって言うのを見せようとしたのに…)

ガヴ(初日でバレたらあんま意味ないじゃんか!)ガックリ

ガヴ「はぁ〜…」イソイソ

ガヴ(どうしようかなぁ…)


―――ホール

ガヴ「着替えやした〜」

マスター「あ、じゃあこのブレンドコーヒーをあの二人にお運びして来てくれるかな?」

ガヴ「あ、はい」

ガヴ(ふーん、ヴィーネって珈琲好きなんだな)

ガヴ(ラフィも同じの頼んでる…)モヤ

ガヴ(た、ただ無難だと思っただけだろきっと!)セッセ


ガヴ「お待たせいたしました、ブレンドコーヒー二つでーす」

ヴィーネ「ありがとうガヴ」

ラフィ「お疲れ様ですガヴちゃん」

ガヴ「ん」コツコツ



ガヴ(…)チラッ

ヴィーネ「そうそう、それでね〜」ニコニコ

ラフィ「なるほど、たしかに…」

ヴィーネ「そうなのよ〜」アハハ


ガヴ(なんか、ムカつくんだよなぁ…)ハァ
45 :以下、名無しに代わりましてぽいずんがお送りします ◆.6fbLoIP6I [sage saga]:2017/05/24(水) 15:19:29.34 ID:xr2e824d0
ガヴ「…なぁ、マスター」ボソッ

マスター「なんだい、天真君?」

ガヴ「あのさ、高校時代とか…好きな人ってっていたりする?」

マスター(んん〜〜??!これはどういう意味かなっ?!)

マスター(いや、考えるまでもなく恋愛の相談だよねっ?!!)

マスター(きっと高校で何かあったんだろう…ここはオトナとして支えてあげねば)キリッ

マスター「あぁ、初恋の人はいたよ」

ガヴ「ふーん…告白したんすか?」

マスター「あはは…当時、僕は本当に冴えない男でね」

マスター「告白どころか、話した事すらなかったよ」

ガヴ「それなのに、好きになったんすか?」

マスター「そうだね…多分、ひとめぼれって奴だと思うよ」

ガヴ「ふーん…」

ガヴ「よくわかんねっす」

マスター「そ、そうだよねっ!!ちょっと難しかったよねっ!ごめんねっ?!」アセアセ


ヴィーネ「―−−」ニコニコ

ラフィ「―−−−」ニッコリ


ガヴ(…)フイッ
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