【ポケモン】アセロラ「アセロラちゃん、勇者として世界を救いにいくよ!」2

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2 : ◆REaanJQDzE :2017/05/25(木) 22:47:13.95 ID:/3mMR0mvO
〜ミアレ美術館三階〜

カリン「ついて来なさい?坊や」

スッ

サトシ「!」

カリン「ルギア!」

ルギア「ギアァァァ!」

ヒューン

サトシ「空に……」

サトシ「ホウオウ!」スッ

ホウオウ「ホウー!」バサッ


〜フラダリカフェ〜

アセロラ「ふぁ?なんだか外が騒がしいね?」

リーリエ「行ってみましょう!」


オイオイ ナンダアレ? ビジュツカンノウエニミタコトナイポケモンガ……

ザワザワ

リラ「………あれは?」

アセロラ「ホウオウ?」

リーリエ「もう一匹の銀色のポケモン…あれは確か……」

リラ「………あれはルギア…」

アセロラ「え!?」

リラ「魔王軍参謀カリンのポケモンだよ」

リーリエ「魔王軍の参謀!?」

アセロラ「ホウオウも居るって事はサトシが戦って……」

スイレン「………………」グッ

スイレン「…………」ダッ

アセロラ「スイレン!?」

リラ「何処へ行くんだい!?」

スイレン「決まってる!美術館だよ!」

アセロラ、リーリエ、リラ「!」

スイレン「サトシが戦ってるんだ……!私も力になりたい!」

スイレン「サトシと一緒に戦いたい!」

アセロラ「スイレン…」

リラ「……………」

リーリエ「>>安価」


安価 近いレスの中
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 22:50:36.03 ID:cYug/MmX0
それはスイレンの自由です、本当に彼を想うのならそれを実現させるために頑張ってください
4 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/25(木) 23:29:57.42 ID:/3mMR0mvO
リーリエ「いいではないですか?」

アセロラ「リーリエ…」

リーリエ「スイレン、論理的結論から言いますと……スイレンがサトシのバトルを手助けするのはスイレンの自由です」

リーリエ「スイレンが本当にサトシの事を想うのであれば、それを実現させる為に頑張って下さい」

スイレン「……言われなくても…わかってるよ!」ダッ

リーリエ「………………」

「いや、何もわかってないわね」

アセロラ、リラ「!」

セレナ「あれはサトシのバトルなの」

セレナ「本当にサトシの事を想うんなら…無駄な横槍は入れない方がいいんじゃないかしら?」

スイレン「セレナ……」

セレナ「サトシは…きっとあんたの手助けで勝ったとしても喜ばないわよ?」

スイレン「……でも…」

スイレン「例えサトシが喜ばなくても、黙って待ってるだけで、サトシがしんじゃうなんて私嫌だよ!」

セレナ「あんたサトシが勝つ事を信じてないの?」

スイレン「し、信じてるよ!でも、それとこれとは話が別だよ!」

アセロラ「ふ、二人共!ケンカはやめてよ!」アセアセ

リラ「はぁ……」

リーリエ「………………」

スイレン「じゃ、じゃあ……」

セレナ「!」

スイレン「せめて…サトシの近くに行ってサトシのバトルを見守りたい…」

スイレン「それならいいでしょ?」

セレナ「……………」

スイレン「私…もうサトシの所に行くから」クルッ

セレナ「待って」

スイレン「……まだ何か…」

セレナ「私も行くわ」

スイレン「セレナ……」
5 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/25(木) 23:42:00.41 ID:/3mMR0mvO
シトロン「あれ?外が騒がしいですね…」ガチャッ

セレナ「シトロン!」

シトロン「え?」

セレナ「会計は任せた!」

シトロン「は!?」

セレナ「行くわよ!スイレン!」

スイレン「うん!」

シトロン「ちょ、ちょっと!セレナ!」

アセロラ「アセロラ達も行こう!」

リーリエ「はい!」

リラ「そうだね!」

シトロン「まったくセレナは…」ハァ

アセロラ「シトロン!」

シトロン「え?」

アセロラ「会計は任せた!」グッ

シトロン「はぁ?」

リーリエ「シトロンさん!私のも!」

リラ「ボクのも!」

シトロン「ちょ、ちょっとふざけ……」

シトロン「って…!行っちゃった!」


〜カロス王宮〜

ミヅキ「ミアレ美術館上空にホウオウとルギアか……」

フラダリ「ふふっ、まさしく黄金の太陽と銀色の月だな。美しい」

ミヅキ「パパ!呑気な事言ってる場合じゃないよ!」

ミヅキ「カリンさんが勇者の仲間と交戦してるんだ、援軍を出さなくていいの!?」

フラダリ「……いい機会だ…戦争に備え、カリン相手にどこまでやれるか…」

フラダリ「噂に聞く勇者の仲間の実力をこの目で見せてもらうとしよう」

ミヅキ「ハァ………」

フラダリ「………君もそう思わないかい?」

「……ええ、そうですね。フラダリさん」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 23:50:22.92 ID:DiZFnV6W0
そういえばサトシって覚醒はさせたけどちゃんと活躍はしてなかったっけ( 'ω')
7 : ◆REaanJQDzE :2017/05/25(木) 23:56:01.39 ID:/3mMR0mvO
〜ミアレ交番〜

ウワーコイツバケモンダー! オーエンヲヨベー!

シロナ「ガブリアス!ドラゴンクロー!」

ガブリアス「ガブァ!」スバッ

ジュンサー「くっ……ミアレの警務部隊がまったく歯が立たないなんて……」

ジュンサー「貴女何者なの!?」

シロナ「うるさいのよ年増!」キッ

ジュンサー「!?」ビクッ

シロナ「アセロラちゃんにキモいって言われた上に、無実の罪でこんなとこに拘束して私のバイブルを取り上げるなんて……」

シロナ「マックスぶちギレよ!アセロラちゃんに嫌われたら貴女のせいよ!」

ジュンサー「何言ってるのよ貴女!」

シロナ「早く私のバイブル(LO)を返しなさい!」

ジュンサー「……こんな卑猥な本がバイブル………?少女の敵め!」

シロナ「何言ってるの?私はロリの敵ではなく味方よ?」

シロナ「ねぇ?ガブリアス?」

ガブリアス「が、ガブァ…?」アセアセ

ジュンサー「少女をロリとか言ってる時点で最低です!」

シロナ「あぁん?」ギロ

ジュンサー「」ビクッ

ジュンサー「(とはいえ……この人…強い何てもんじゃない…実力行使で止めるのは無理ね……)」

ジュンサー「(ここは……)」

ジュンサー「あ、あの……」

シロナ「あぁ?」

ジュンサー「>>安価」


安価 近いレスの中
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/26(金) 00:34:58.67 ID:sz/u79ot0
あなたは本当に何者ですか?
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/26(金) 09:42:02.46 ID:B7ayjc/z0
このssが始まったときはガブリアスは1位だったけど今はガブリアスは7位になりました
10 : ◆REaanJQDzE :2017/05/26(金) 12:43:24.10 ID:S3VsCbhQO
ジュンサー「うぅ…」ビクッ

ジュンサー「(ちょっと前まで1位だったのに、7位まで転落したガブリアスを未だに使い、しかも…ここまで強いなんて……)」

ジュンサー「貴女……本当に何者なの…?」タラーッ

シロナ「私は…世界を解放する者……」

ジュンサー「え!?」

シロナ「……そして……世の中のロリの味方よ」

ジュンサー「………………」

ジュンサー「(やっぱりただの犯罪者じゃない!)」ガクッ


〜ミアレ上空〜

サトシ「ホウオウ!聖なる炎!」

ホウオウ「ホウ!」

ボボボ

カリン「ルギア!エアロブラスト!」

ルギア「ギアァァァ!」シュオオ

ボンッ


ドカーン!!

サトシ「聖なる炎が!」

カリン「ふふっ、この程度?」

サトシ「………つっえー……!」

サトシ「へへっ!燃えてきたぜ!」

ホウオウ「オウー!」

ピカー

カリン「!」

サトシ「いくぜ!ホウオウ!」

ホウオウ「オウー!」ボボボ

カリン「ホウオウの体が金色の聖なる炎に…ハートゴールドか…」

カリン「……面白いわね?坊や」クスッ

サトシ「!」

カリン「………ルギア、魂を深く鎮めなさい」スッ

ルギア「ギア…」スッ

サトシ「何をする気だ……?」

ゴロゴロ

ピシャッ

ヒュオオ

サトシ「!?」

サトシ「な、なんだ!急に嵐が……」

ホウオウ「ホ……!」

カリン「ふふっ」

ルギア「ギアァァァ!」ピキピキピキ

サトシ「ルギアの体が銀色になってく…?」
11 : ◆REaanJQDzE :2017/05/26(金) 12:47:10.46 ID:S3VsCbhQO
カリン「ハートを熱く焦がすあなた達とは逆に…」

カリン「私達はソウルを深く鎮める」

サトシ「!?」

カリン「これがルギアの覚醒…ソウルシルバーよ」

ルギア「ギアァァァ!」ピキピキピキ

サトシ「ソウルシルバー!?」

カリン「怖じ気づいたかしら坊や?」


カリン「きっとここからは、ポケモンバトルじゃなくて、弱いものイジメになっちゃうかもね?」クスッ

サトシ「……………ソウルシルバーか…」

サトシ「……すっげー!」ワクワク

カリン「!」

サトシ「何がなんでも……お前に勝ちたくなってきたぜ!カリン!」

カリン「>>安価」



安価 近いレスの中
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/26(金) 12:47:58.68 ID:VI83jRUg0
やれるものなら、やってみなさい
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/26(金) 13:45:17.26 ID:STAcJz0tO
(なるほど...相手が強ければ強いほど力を発揮するタイプのようね)
14 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/26(金) 15:24:12.67 ID:S3VsCbhQO
カリン「(なるほど…相手が強ければ強いほど力を発揮するタイプのようね)」

カリン「ふふっ、可愛いのね?坊や」クスッ

サトシ「いっ!?」

カリン「ヤれるものならヤってみなさい?」

カリン「ただし……大口叩くだけの子供は嫌いよ?」

サトシ「……へへっ…!ホウオウ!」

ホウオウ「オウ!」

サトシ「大文字!」

ホウオウ「オウ!!」

ボボボ

カリン「金色の大文字…なるほど、ハートゴールドは発する炎技が全部聖なる炎なのね…芸術的…」ウットリ

カリン「ルギア!ウェザーボール!」

ルギア「ギアァァァ!」シュオオ

ボンッ

サトシ「なんだあのウェザーボール!?」

カリン「天候はルギアの作る"大嵐"私のウェザーボールは何色の属性にもなってるわ!」

カリン「芸術的でしょ?」

ドカッ

サトシ「大文字が!?」

ホウオウ「オウー!」メキメキメキ

サトシ「ホウオウー!」グラグラ

カリン「今ミアレの天候は全て私の味方なの」グイッ

サトシ「……雷!?」


ピカッ!

ピシャシャゴローン!!




15 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/26(金) 15:35:59.95 ID:S3VsCbhQO
〜ルージュ広場〜

サトシ「うぅ……」ヨロッ

ホウオウ「オウ……」

サトシ「……俺を守ってくれたのかホウオウ…」

サトシ「ありがとな…」ギュッ

ホウオウ「オウ…」

「雷に撃たれて墜落しても生きてるなんて…」

サトシ、ホウオウ「!」

カリン「あなた本当に人間?」クスッ

サトシ「カリン……!」

カリン「ルギア!鋼の翼!」

ルギア「ギアァァァ!」ピキピキピキ

ブンッ

サトシ「うわぁ!」

ホウオウ「オウ!」

カリン「ふふ」ニヤッ

サトシ「くそっ!ホウオ…」

ホウオウ「オ……」ピキピキピキ

サトシ「!?」

サトシ「ホウオウの羽が銀色に!?」ピキピキピキ

サトシ「え!?」ピキピキピキ

カリン「ふふっ、ソウルシルバー状態のルギアの攻撃を受けた者は体が銀になる……」

カリン「芸術的でしょ?」ニコッ

サトシ「っ…………!」ピキピキピキ

ホウオウ「オ……」ピキピキピキ

ホウオウ「」カチン

サトシ「ホウオ…」ピキピキピキ

カリン「ふふっ、あなたももう終わりね?」

カリン「安心して?あなたは芸術的な銀の彫刻として私の部屋に飾ってあげるから」ニコッ

サトシ「……………」ピキピキピキ

サトシ「………へへっ」ピキピキピキ

カリン「!?」

サトシ「」カチン

カリン「(……笑った……?)」
16 : ◆REaanJQDzE :2017/05/26(金) 15:46:12.38 ID:S3VsCbhQO
ゴオオ

ピカッ

アセロラ「ふぁ!雷!」

リーリエ「アセロラ!早く私のスカートの中に避難を!」ハァハァ

アセロラ「絶対にいや!」

リラ「(この大嵐…ルギアの力か…)」

アセロラ「それにしても…スイレンとセレナが見えないよぉ!」

リーリエ「恋する乙女の力は凄まじいですね…」ビックリーリエ

アセロラ「………大丈夫かな…サトシ…」

「その額の紋章…」

アセロラ、リーリエ、リラ「!」

「もしや……勇者か……?」

アセロラ「ふぁ!?」

リーリエ「誰ですか?このお爺さん?」

リラ「知り合いかい?アセロラ…」

アセロラ「ふぁ…この人…どこかで…」ポクポク

「……………」

リーリエ「(悩んでるアセロラ可愛い)」

アセロラ「!」

アセロラ「あ、あ〜!思い出した!」

リラ「え!?」

アセロラ「確か…マツリカちゃんの絵の!」

リーリエ「マツリカさんの絵……!?」

アセロラ「AZにゃん!」ビシッ

AZ「……………………」

リラ「AZにゃんだって!?」

リーリエ「こ、この方がAZにゃん!?」

アセロラ「そーだよ!この人絶対にAZにゃんだよ!」

AZ「>>安価」



安価 近いレスの中
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/26(金) 16:09:00.00 ID:p9rtN2UR0
お前、美味そうだな...
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/26(金) 16:31:35.21 ID:bKWYmZvJO
いやヒトだったか
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/26(金) 19:07:45.21 ID:IeqgB8e70
久しいな、魔王を引退してからそう呼ばれるのは
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/26(金) 23:12:57.91 ID:sz/u79ot0
…(AZにゃんって誰だ?)
21 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/27(土) 00:10:27.79 ID:12s2+9hwO
AZ「貴様が勇者か……」ギロ

アセロラ「………………!」

AZ「ふふっ、上手そうだな?」

アセロラ「ひぃ……」ブル

リーリエ「アセロラに手を出さないで下さい!」バッ

リラ「……………」バッ

AZ「そう睨むな……冗談だ…」テヘペロ

リーリエ「やはりディグダ…最低ですねAZにゃん」

AZ「(AZにゃん?)」

リラ「ところで、AZにゃん、アセロラに何の用だい?」

AZ「………ふっ、ミアレ…久しいな…」

アセロラ「ふぁ?」

リーリエ「久しい………?」

AZ「ここに来るのは……魔王を引退して以来だ…」

リラ「魔王!?」

リーリエ「引退!?」

アセロラ「どういう事!?AZにゃん!?」

AZ「………勇者よ…その事について話がある……だが、その前に……」

AZ「我が名はAZだ!」

アセロラ「もう!それは知ってるよAZにゃん!」

リーリエ「そんな事より、魔王のお話をお願いします!AZにゃん!」

AZ「だからAZだ!」

リラ「それはもうわかったよAZにゃん!」

アセロラ「早く話してよ!サトシのところに行かなきゃ行けないんだよAZにゃん!」

AZ「だからAZだって言ってるだろクソガキ!」
22 : ◆REaanJQDzE :2017/05/27(土) 00:25:43.45 ID:12s2+9hwO
〜ウルトラホール スクール〜

イリマ「テッカグヤ!アイアンヘッド!」

テッカグヤ「(ホホホー!)」ドッ

メガアカリ「ぱるぅぅ!」バキ

ミカン「アカリちゃん!」

ユリーカ「ミカン!アカリちゃん!」

イリマ「わかったでしょ?天才の僕には勝てないんだ」

イリマ「諦めて僕の部下になりなよミカンちゃん?」

ミカン「……誰が…!」キッ

イリマ「はぁ、あまり手荒な真似はしたくないんですけどねぇ」

イリマ「テッカグヤ」パチン

テッカグヤ「(ほ〜い)」スッ

ミカン「!」

ミカン「うぁぁ…!」メキメキメキ

テッカグヤ「(う〜ん、細い首…)」

テッカグヤ「(力の加減を間違えたら、折ってしまいそうぞよ………)」グググ

イリマ「あはは、コロしちゃダメですよ?テッカグヤ」

ユリーカ「ミカン……」

ユリーカ「やめろー!ミカンから手を放せ!」ダッ

イリマ「テッカグヤ」ギロ

テッカグヤ「(ほ〜い)」スッ

バキッ

ユリーカ「うぁっ…」ドサッ

ミカン「ユリ……カ………」メキメキメキ

イリマ「邪魔しないで下さいよおチビさん?」

イリマ「君は後でちゃんとコロしてあげますから?」ニコッ

ユリーカ「ひぃ…」ガタガタ

ユリーカ「(こ、怖いよ……)」ガタガタ

ユリーカ「(た、助けてよ…お兄ちゃん!セレナ……)」ガタガタ

イリマ「さぁ、ミカンさん?僕に忠誠を誓って下さい?」

ミカン「だ、だれ……が……」メキメキメキ

イリマ「………………」

イリマ「テッカグヤ。折れ」

テッカグヤ「(ほ〜い)」グググ

ミカン「!」メキメキメキ

ユリーカ「>>安価」


安価 近いレスの中
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 00:27:33.87 ID:Ml2ZawS60
こうなったら・・・デデンネ!あいつのディクダに噛みつけ!
24 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/27(土) 01:08:26.72 ID:12s2+9hwO
ユリーカ「……こうなったら……」

ユリーカ「デデンネー!あいつのディグダに噛みつけー!」

デデンネ「デンネー!」ダッ

イリマ「!」

ガブリ

イリマ「!?」

イリマ「ギャアアアア!!」

ユリーカ「ナイスデデンネー!」グッ

テッカグヤ「(イリマ!?)」パッ

ミカン「!」ドサッ

ユリーカ「ミカーン!」ダッ

ミカン「……けほっ、けほっ…」

ギャアアアア

ミカン「……ありがと、ユリーカ、デデンネ」

ユリーカ「えへへ!」

デデンネ「デンネー!」

イリマ「………おのれ……」ヨロッ

ユリーカ、ミカン「!」

イリマ「よ、よくも僕の天才の種子が詰まったディグダを〜!」ヒクヒク

イリマ「許さねぇぞ!クソチビ!ぶっコロしてやる!」

イリマ「テッカグヤ!」

テッカグヤ「(ら、ラジャ!)」ダッ

ユリーカ「く、来る……」タジッ

ミカン「ユリーカ!」バッ

イリマ「どけー!テッカグヤ!」

テッカグヤ「(ラジャ!)」バキ

ミカン「うぁっ!」ドサッ

ユリーカ「ミカン!」

イリマ「テッカグヤ!そのチビをコロせ!」

ユリーカ「くっ、デデン……」

テッカグヤ「(……………)」バキッ

デデンネ「デンネー!」ドサッ

ユリーカ「デデンネー!」

テッカグヤ「…………」スッ

ユリーカ「!」

テッカグヤ「(ふんっ!)」バキッ

ユリーカ「……うっ…」ドサッ

ユリーカ「」

コロコロコロ

ミカン「ユリーカァ!」
25 : ◆REaanJQDzE :2017/05/27(土) 01:39:28.13 ID:12s2+9hwO
イリマ「テッカグヤ。そのチビを潰せ」

イリマ「ベビーボンバー!」

テッカグヤ「(ひゅーん!)」ピョーン

テッカグヤ「(ぞよー!)」

ヒュー

ミカン「ユリーカ!」

ピカー!

テッカグヤ「(ぞよ!?)」

イリマ「な、なんだあの光は!?」


ドスーン!

ミカン「ユリ……」

テッカグヤ「(!?)」

イリマ「……?チビがいない…?」

ユリーカ「……………」スク

ミカン「!」

ミカン「ユリーカ!無事だったんですね!」タッタッタ

ユリーカ「…………ミカン……?」

ミカン「心配しました!ここは一旦……」

ミカン「ん?その手に持っている青と白のモンスターボールは?」

ユリーカ「…………………」

イリマ「!」

イリマ「チビめ…あんな所に……」

ユリーカ「………この体…子供の時の…」

ユリーカ「それにこの場所…」キョロキョロ

ユリーカ「ミカンに……」チラッ

ミカン「?」

ミカン「(何やらユリーカの雰囲気が…?)」

ユリーカ「あいつ…」チラッ

イリマ「!」

ユリーカ「そして……今時点で手にしているディアルガとパルキア…」キラン

ミカン「ユリーカ?」

ユリーカ「……そうか…未来は変わったんだねアセロラ…」ニコッ

イリマ「何をブツブツ言っているんですか!」

イリマ「テッカグヤ!」

テッカグヤ「(ぞよ〜!)」

ユリーカ「………"この時間"のディアルガが"私の時間"のディアルガと通じて私の意識だけこの時間に飛ばしたのか……」

ユリーカ「わかったよ…ならやる事は一つだ」フッ
26 : ◆REaanJQDzE :2017/05/27(土) 01:41:40.15 ID:12s2+9hwO
ユリーカ「ディアルガ!」ボンッ

ディアルガ「ディアー!」

ユリーカ「パルキア!」ボンッ

パルキア「パルゥゥ!」

イリマ「!?」

テッカグヤ「(ぞ……!?)」タジッ

ミカン「ディアルガにパルキア!?」

ユリーカ「いくよディアルガ、パルキア」

ユリーカ「この時間の……"このユリーカ"の未来を守るんだ!」

ディアルガ「ディアア!!」

パルキア「パルゥゥ!!」

ミカン「>>安価」


安価 近いレスの中
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 07:16:33.99 ID:Ml2ZawS60
何か雰囲気変わった・・・
28 : ◆REaanJQDzE :2017/05/27(土) 12:41:13.29 ID:jnGYx4jqO
ミカン「(何か雰囲気が変わった…まるで幾多もの修羅場を潜り抜けてきたかのような……)」ゴクリ

ユリーカ「………………」

ミカン「(これはもう、ユリーカというよりはユリーカさんだよ!)」

イリマ「……何を訳のわからない事をブツブツと…」

イリマ「恐怖で頭がおかしくなったんですか?」

ユリーカ「……御託はいいからさ…かかってきなよ」

ユリーカ「お坊ちゃん?」クスッ

イリマ「……………」ブチッ

イリマ「ディアルガとパルキア?だからどうした!」

イリマ「テッカグヤ!ラスターカノン!」

テッカグヤ「(ぞよー!)」

ビー

ユリーカ「……………パルキア…」

パルキア「パルゥゥ!」スッ

グニャリ

イリマ「!?」

テッカグヤ「(ぞよ!?)」

ミカン「ラスターカノンが空間ごと曲がった!?」

ユリーカ「ディアルガ」

ディアルガ「ディアア!!」

パキパキパキ

イリマ「な!?身体が……!?」パキパキパキ

テッカグヤ「(な……!?)」パキパキパキ

ユリーカ「ディアルガの能力であんたらの時間を凍らせたんだ」

イリマ「!?」

ミカン「時間を!?」

ユリーカ「最期に……何か言い残す事はある?お坊ちゃん」

イリマ「>>安価」


安価 近いレスの中
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 13:13:30.41 ID:rPHMnKnSO
ダメ押しでテッカグヤ、宿り木の種!
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 13:16:45.53 ID:qVEzCLy3O
仕方ない、せめて道連れに!
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 13:31:46.09 ID:wpjTRAvAO
割と真面目にミカンちゃんが好きでした
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/27(土) 17:26:15.93 ID:6Qr9VwBK0
最後に...テッカグヤたそを...食べたかった...ガクッ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 23:09:13.81 ID:MUo6UecH0
テッカグヤの鉄火巻wwwwww
34 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/28(日) 03:04:56.50 ID:bva8WpDEO
イリマ「う〜〜!」パキパキパキ

イリマ「ミカンさん!」

ミカン「!」

イリマ「割りと真面目に好きでした!」クワッ

ミカン「!?」

テッカグヤ「(イリマ!?)」パキパキパキ

ミカン「………あの…ちょっと無いです…」

イリマ「そんな……」ガクッ

イリマ「くぅ〜!こうなったら……」パキパキパキ

イリマ「テッカグヤ!ダメ押しで宿り木の種!」パキパキパキ

テッカグヤ「(ぞよ〜!)」プップップッ

ユリーカ「ディアルガ」

ディアルガ「ディアア!」カッ

カチン

イリマ「宿り木の種が!?」パキパキパキ

テッカグヤ「(い、イリマ…もう身体が凍って……)」パキパキパキ

イリマ「……こうなったら道づれで……」パキパキパキ

ミカン「ユリーカ!彼ら、何かする気です!」

ユリーカ「させない!パルキア!亜空切断!」

パルキア「パルァァ!!」

ズパッ

イリマ「な!?」

テッカグヤ「(ぞ!?)」

シュオオオ

イリマ「うぎゃぁぁぁ!」

テッカグヤ「(ぞよー!)」



ドッカーン!!
35 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/28(日) 03:19:34.98 ID:bva8WpDEO
メキメキメキ

イリマ「」

テッカグヤ「」

ユリーカ「テッカグヤを倒した事でウルトラホールから脱出できたね」

ミカン「………………」

ユリーカ「大丈夫。コロしちゃいないよ。私はこの時間の人間ではないしね?」

ミカン「……この時間…?」

ユリーカ「!」

ユリーカ「(ディアルガとパルキアがダイヤモンドとパールに戻った…タイムリミットか…)」

ミカン「ユリーカ…貴女は本当にユリーカなんですか?」

ユリーカ「……………」

ユリーカ「ミカン、アセロラやリーリエ…みんなに会ったら伝えてくれるかな?」

ミカン「え?」

ユリーカ「私は今私の居る時間を精一杯生きてる……だから…」

ユリーカ「あなた達は、あなた達の世界を…未来を守る為に頑張って…って…」

ミカン「未来…?」

ユリーカ「あっ、それと!」

ミカン「?」

ユリーカ「ミカン…きっと貴女の想いは伝わる日が来る…だからさ…」

ユリーカ「ミカンはミカンのまま…頑張ってね?」

ミカン「へ?」

ユリーカ「……そろそろ時間か……」

ミカン「時間?」

ユリーカ「………じゃあね……」クラッ

ユリーカ「…………」バタリ

ミカン「え?ユリーカ!?」

・・・

・・



36 : ◆REaanJQDzE :2017/05/28(日) 03:25:57.35 ID:bva8WpDEO
N「おーい、ミカンちゃーん!」

ミカン「!」

ミカン「N様!」

N「無事だったみたいだね?」

ミカン「はい……」

ユリーカ「……ZZZ…」スー スー

N「!」

N「あれ?チビちゃん寝ちゃったのかい?」

ミカン「はい、そうみたいですね…」ナデ

ミカン「私を守る為に必死で戦ってくれましたから」ニコッ

N「チビちゃんが?」

ミカン「はい!」

N「へー、チビちゃんがかぁ…」

ミカン「N様もご無事でなによりです!」ニコッ

N「>>安価」



安価 近いレスの中
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 07:20:28.51 ID:/emI2HPi0
ボクを誰だと思っているんだ
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/28(日) 07:52:15.16 ID:agjtlStm0
(スルー)他のみんなは無事かな...
39 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/28(日) 19:07:49.99 ID:dz9k8DB5O
N「さてと、他のみんなはどうなったかな?」

ミカン「(スルー!?)」ギョッ

ミカン「もう!N様!酷いです!」プンプン

N「ミカンちゃんは何を怒ってるの?」

ミカン「もぅ!ずっと心配してたのにぃ!」プンプン

N「心配?ボクを誰だと思ってるんだい?」

N「さぁ、ミカンちゃん。そのチビちゃん連れてカリンさんを倒しに行くよ?」

ミカン「N様は勝手なんですからぁ!」ブー

N「さぁ、行こうか?」

ミカン「まったく…わかってますよ!」ヨッショ

ミカン「あなたにならどこまでも着いて行きますよ」クスッ

N「……よろしく頼むよ…」

ユリーカ「……ZZZ」スー スー
40 : ◆REaanJQDzE :2017/05/28(日) 19:23:05.41 ID:dz9k8DB5O
〜ルージュ広場〜

ザアアア

サトシ「」

カリン「…………………」

カリン「(………身体が銀の塊になっていくにもかかわらず、恐怖するどころか笑った……?)」

カリン「(………この坊やは危険ね…)」

カリン「(この子は……今ここで破壊すべき……)」スッ

タッタッタ

「サトシー!」

カリン「!」

ビチャッ

スイレン「サトシ!どこー!」キョロキョロ

スイレン「!」

サトシ「」

スイレン「サトシ………?」

セレナ「スイレン!サトシいたー?」

カリン「……久しぶりね?セレナ」

セレナ「カリンさん……」

スイレン「サトシ………」

セレナ「え!?サトシ…!?」

サトシ「」

セレナ「サトシとホウオウが銀色の塊に……?」

スイレン「え……?これってどういう……」

カリン「私がやったのよ」

スイレン、セレナ「!?」

カリン「その坊やとホウオウは私にバトルを挑み負けて銀色の彫刻になったの」

カリン「どう?坊や………とても……」

カリン「芸術的でしょ?」クスッ

スイレン「……………」

セレナ「ふざけないでよカリンさん!サトシを元に戻して……」

スイレン「……おまえがやったのか…」

カリン「…………」

セレナ「スイレン……?」

スイレン「サトシを………絶対に許さない………!」グスッ

スイレン「コロしてやる!」

セレナ「スイレン……」

カリン「私とヤる気?身の程しらずな娘ね?」クスッ

カリン「貴女もそう思うでしょ?セレナ?」

セレナ「……………」

スイレン「うるさい!よくもサトシを!」

スイレン「あんたは……絶対にコロしてやる!」キッ

セレナ「>>安価」


安価 近いレスの中
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 19:34:00.13 ID:/emI2HPi0
正義か悪か・・・そんなの人の勝手、本当の強者なら自分の信じる方が勝てるように頑張るべき、それがアンタの口癖だったよね?カリン
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 19:40:06.48 ID:gmiHdS3SO
まるで何かが憑依してるみたい……
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 20:01:22.15 ID:F7mlmIW1O
スイレン落ち着いて
まだ助からないと決まった訳じゃないよ
44 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/28(日) 20:07:33.86 ID:dz9k8DB5O
セレナ「スイレン…」

セレナ「(スイレン…怒りに呑まれてる…いつものスイレンじゃないみたい…)」

セレナ「(………まぁ…気持ちはわかるけど!)」キッ

スイレン「カイオーガァ!」ボンッ

カイオーガ「オーガァ!」

カリン「!」

スイレン「カイオーガ!ハイドロポンプ!」

カイオーガ「オーガァ!」

ドリュリュリュ!

カリン「……ルギア!エアロブラスト!」

ルギア「ギァァァ!」シュオオ

ドーン!

セレナ「!」

ドドド!

カイオーガ「オーガァ…」ズズ

スイレン「ハイドロポンプが押されてる……!」

カリン「どうしたの?その程度?お嬢ちゃん?」クスッ

スイレン「!」

スイレン「……あいつは絶対に許さないんだ……!」

スイレン「サトシを……サトシを……!」グスッ

ルギア「ギァァァ!!」

ドッ

カイオーガ「オーガァ!」メキメキメキ

スイレン「カイオーガァ!」ダッ

カリン「ふふっ、ルギア」

ルギア「ギァァァ!」シュオオ

スイレン「!」

カリン「安心してねお嬢ちゃん?」

カリン「貴女も……今すぐ愛しい彼と一緒の銀色の彫刻にしてあげるわ?」

スイレン「うぅ……サトシ…」

カリン「やりなさい!ルギア!エアロブラスト!」

ルギア「ギァァァ!」シュオオ

セレナ「グラードン!断崖の剣!」

グラードン「グラァァ!」フッ

ズパッ!

ルギア「!」キンッ

カリン「………セレナ…」ギリッ

セレナ「大丈夫!?スイレン!」

スイレン「う、うん……」

カリン「……なんのつもり?」

セレナ「正義か悪か…そんなの人の勝手、本当の強者なら自分の信じる方が勝てるように頑張るべき、それがアンタの口癖だったわよね?カリン」

カリン「……………」
45 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/28(日) 20:19:04.09 ID:dz9k8DB5O
セレナ「……私も…あんたらに村をいいようにされて……」

セレナ「大好きな人や……」

サトシ「」

セレナ「友達を…」チラッ

スイレン「セレナ……」

セレナ「傷つけられて頭にキテるのよ!」

カリン「………それで?」

セレナ「スイレン、まだやれるでしょ?」

スイレン「!」

セレナ「サトシやホウオウが銀色の塊になっているのはカリンのソウルシルバーの能力……つまり……」

セレナ「カリンを倒せばサトシを元に戻せる!」

スイレン「え!?」

カリン「"倒せれば"だけどね?」クスッ

セレナ「何時までも泣いてないで…やるわよスイレン!」

セレナ「二人で……あいつを倒してサトシを助けるわよ!」

スイレン「セレナ………」

スイレン「………………」ゴシゴシ

スイレン「わかった!」

スイレン「カイオーガ!」

カイオーガ「オーガァ!!」

セレナ「グラードン!」

グラードン「グラァァア!!」

カリン「ふふっ、いがみ合っていた勇者と魔王軍………そして大地を創ったポケモンと大海を創ったポケモン…」

カリン「それが手を組んだ…いや、これが本来の在るべき姿なのかしら?」

スイレン「余裕こいて笑ってられるのも今の内だよ!」

セレナ「恋する乙女のパワーを舐めないでよ!」

カリン「ふふっ、素敵ね貴女達?是非とも私のコレクションに欲しいわ」ペロリ

カリン「ルギア、遊んであげなさい?」

ルギア「ギァァァ!!」

オオオオ
46 : ◆REaanJQDzE :2017/05/28(日) 20:45:06.91 ID:dz9k8DB5O
〜ミアレ美術館三階〜

ヒュオオー

ヒカリ「……サトシもカリンもいない…」

ヒカリ「………穴の空いた天井…いったいどういう事?」

キャル「ちょ、ちょっと!離してよ!」

ヒカリ「!」

キャル「わ、私をどうするつもり!?」

ヒカリ「私達のリーダーのとこにつれてくの!」

キャル「え!?」

ヒカリ「コロされなかっただけでも有り難く思ってね?」

キャル「お…鬼!」ジタバタ

ヒカリ「うるさいなぁ…」

キャル「せ、せめてパンツだけでも代えさせて!」

ヒカリ「えー……」

「ヒカリ!」

ヒカリ「!」

ヒカリ「ライチさん!」

ライチ「ヒカリ、勝ったのね!」

ヒカリ「ええ、まぁ…ライチさんも……って、当然か……」

ライチ「ん?その娘は?」

キャル「…………」プクー

ヒカリ「私が戦った新四天王の娘です」

ヒカリ「この娘も魔王軍だし、一応シロナさんに連れて行こうと…」

ライチ「成る程ね…で、サトシ君とカリンは…?」

ヒカリ「それが……」

キャル「ははっ…」

ヒカリ、ライチ「!」

キャル「あんたら、少し腕は立つみたいだけどさ?カリン様には勝てないよ?」

ライチ「あん?」

ヒカリ「やってみなきゃ大丈夫かどうか何てわかんないでしょ!」

キャル「わかるよ。カリン様は魔王様を除けば最強のトレーナー」

キャル「きっと、そのサトシって奴も今頃カリン様にやられちゃってるよ」クスッ

ヒカリ「こいつ……」

ライチ「やめな!ヒカリ!」

ヒカリ「ライチさん……」

ライチ「………で、カリンはどこにいるの?」

キャル「さぁ?」

ライチ「(てか、この娘小便くさっ)」

キャル「>>安価」


安価 近いレスの中
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 21:29:08.13 ID:/emI2HPi0
とりあえずパンツ脱ごう
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/28(日) 22:47:07.41 ID:Cou6lAqno
パンツ変えさせてくれるなら言わないこともないかもね
49 : ◆REaanJQDzE :2017/05/28(日) 23:35:50.83 ID:pnM4fp8HO
キャル「ぱ、パンツを変えさせてくれるなら言わない事もないかもね!」

ヒカリ「はぁ?」

ヒカリ「あんた、自分の立場をわかってんの?」

キャル「う、うるさい!元はと言えばあんたのせいでしょ!」

キャル「せ、責任とれー!」キー

ヒカリ「はぁぁぁ?」

ライチ「!?」

ライチ「せ、責任ってヒカリ!あんたこの娘になにヤったの!?」

ヒカリ「ち、違いますライチさん!誤解です!」アセアセ

ヒカリ「あ、あんたからも何とか言ってよ!」

キャル「……ふ、ふん!/////」プイッ

ヒカリ「!?」

ライチ「うわぁ……」サーッ

ヒカリ「ち、違っ!」

ライチ「……いいや、とりあえずあんた早くパンツ変えてこい」

キャル「いいの!?」キラキラ

ヒカリ「ら、ライチさん!そんな事言ってこの娘逃げるかもしれませんよ!?」

ライチ「だってそいつ小便臭いし……」

キャル「だ、だったらさ……」

ヒカリ「?」

キャル「あ、あんたが私を見張ってればいいじゃん…////」プイッ

ヒカリ「は?ふざけないでよ!」

ライチ「だとさ、ヒカリ。その娘がパンツ変えてる間見張ってな」

ヒカリ「い、嫌ですよ!」

ライチ「やれ!」

ヒカリ「!?」ビクッ

キャル「そ、そういう事なら仕方ないね////」

キャル「ほらっ、早くトイレいこ」グイ

ヒカリ「ちょ、ちょっと!」

ライチ「あんまり激しい事やめなさいよ?ここ、敵のアジトだし」

ヒカリ「何言ってるんですか!?」

キャル「も、もう!パンツ変えたいんだから早くしてよヒカリ!」グイ

ヒカリ「馴れ馴れしく呼ばないでよ!」


〜数10分後〜

ライチ「(あいつら遅いな…)」

ガチャッ

ライチ「おっ!やっと来たかっ………て…」

キャル「////」モジモジ

ギュッ

ヒカリ「……ダイジョバナーイ…………」ゲッソリ

ライチ「………何であんたら手ェ繋いでんの……?」

ヒカリ「>>安価」

安価 近いレスの中
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 00:02:21.69 ID:7D08at6q0
何で私より派手なパンツ履いてんのよアイツ・・・
51 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/29(月) 00:15:49.17 ID:um9j9ozqO
ヒカリ「な、なんであんな派手なパンツ履いてんのよあんた…」

キャル「ちょ、ちょっと!言わないでよ〜!私のパンツを見せたのヒカリだけなんなからね!/////」ギュッ

ヒカリ「く、くっつかないでよ!」

キャル「えへ♪ヒカリぃ////」

ライチ「うわっ……」サーッ

ヒカリ「ご、誤解ですよ!」アセアセ



リーリエ「………はっ!」ピキーン

アセロラ「ふぁ!?」

リラ「どうしたんだい!リーリエ!」

AZ「何かあったのか!?少女よ!」

リーリエ「な、何やら今…どこがでとても素敵な光景があった予感が……」アワワ

アセロラ「もの凄くどうでもいい事だったね」

リラ「だね」

AZ「詳しく」


「何遊んでるの?」

ライチ「!」

ライチ「N!」

ヒカリ「ミカン!ユリーカ!」

キャル「ヒカリ///」ポッ

ライチ「ふんっ、無事だったか」

N「アハハ、当然だろ?」

ヒカリ「何でユリーカは寝てるの?」

ユリーカ「ZZZ」スヤスヤ

ミカン「色々あって……」

ミカン「それよりも…貴女達こそどうなってるんですか?」

キャル「ヒカリぃ////」ギュッ

ヒカリ「……………色々あって……」
52 : ◆REaanJQDzE :2017/05/29(月) 00:42:00.69 ID:um9j9ozqO
ライチ「そんな事より、早くカリンの居場所を教えなさい!」

キャル「実は……知らないです☆」テヘペロ

ライチ「コロス」

キャル「ヒカリ!助けて!」サッ

ヒカリ「一辺しねば?」

N「そんな事よりさぁ」

ライチ「そんな事って……こっちはカリンを探して……!」

N「外を見てみなよ」

ヒカリ「え?」

ライチ「!」


〜ルージュ広場〜

グラードン「グラァァ……」ドサッ

セレナ「………グラード…ン…」ドサッ

カリン「もう終わり?つまらないわね?」

ルギア「ギァァァ!!」

セレナ「(……覚醒してないとは言え、こっちは伝説のポケモン二匹よ!?)」

カリン「ふふっ」クスッ

セレナ「(……化け物め……!)」ギリッ

カリン「……貴女達も大人しく私のコレクションになりなさい?」

カリン「ルギア!」

ルギア「ギァァァ!」

オオオオ

セレナ「!?」パキパキパキ

セレナ「身体が……銀に……!」パキパキパキ

カリン「ふふっ、アハハハ!その表情最高ね?セレナ!」

スイレン「うぅ……!」パキパキパキ

カリン「………………」

カリン「なに?その目は?」

スイレン「……あんたを倒さなきゃサトシが元に戻らないんだ……!」パキパキパキ

スイレン「……絶対に…あきらめない!」パキパキパキ

セレナ「………スイ……レン…」パキパキパキ

カリン「………………」

カリン「……あの坊やといい…気にくわないわね…」ボソッ

スイレン「ハァ…ハァ………カイオー…」パキパキパキ

カリン「>>安価」



安価 近いレスの中
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 00:56:40.28 ID:7D08at6q0
昔は強い弱いなんて人の勝手だって思ってたけど、やっぱりあるのね、絶対的な強さって
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/29(月) 11:35:26.91 ID:AbHnQcs9O
まだあきらめないの?セレナ
55 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/29(月) 19:10:08.22 ID:wqdE7cSYO
カリン「そんなに坊やの事が好きなの?」

スイレン「………………!」

カリン「……強い弱い…そんな事は人が勝手に決めるものだと思ってたけど…」

カリン「あるのね?どんな時でもあきらめない絶対的な強さって」クスッ

スイレン「……私は…例え身体が銀の塊になったって諦めない……!」パキパキパキ

スイレン「……絶対に…サトシを助ける!」パキパキパキ

スイレン「だから……最後まで笑っててやるんだ!」ニッ

セレナ「……スイレン…」パキパキパキ

カリン「……………」

セレナ「そうだね…スイレン…」パキパキパキ

セレナ「私もスイレンと同じよ!」ニッ

カリン「(セレナの目も諦めてはいない……か…)」

カリン「ふふっ、でも残念ね?」

カリン「いくら心が強くとも…実力が伴わなきゃね?」

カリン「ルギア!」

ルギア「ギァァァ!」パキパキパキ

ギラン

セレナ「あれは…!?鋼の翼!」パキパキパキ

スイレン「!」パキパキパキ

カリン「さようなら」

ルギア「ギァァァ!」


ぶんっ!

セレナ「スイレン!」パキパキパキ

スイレン「……サトシ…」パキパキパキ
56 : ◆REaanJQDzE :2017/05/29(月) 19:22:44.50 ID:wqdE7cSYO
スイレン「うっ……」

ドロッ

ルギア「!?」

カリン「!」

カリン「ルギアの鋼が溶けてる!?」

セレナ「え!?」ドロッ

セレナ「! 私の身体を覆ってた銀も溶け出した!?」

スイレン「………………」ドロッ

スイレン「まさか………」

カリン「どういう事……!?」

カリン「……あの坊やは!?」バッ


ガラーン

カリン「……坊やが……いない……?」

「大丈夫か?スイレン、セレナ?」

セレナ「!」

カリン「………まさか…そんな……」

スイレン「………サトシ…」グスッ

サトシ「スイレン、セレナ!お前らが頑張ってくれてたのは全部見てた」

サトシ「スイレンとセレナがいなかったら俺はあいつにやられてたよ…」

サトシ「ありがとな?」ニッ

セレナ「サトシ………」

セレナ「私……」

サトシ「セレナと一緒に戦えるんだな?嬉しいぜ!」

セレナ「/////」

スイレン「サトシ…」グスッ

サトシ「泣くなよスイレン、心配かけてゴメンな?」ポンッ

スイレン「……泣いてないよっ!」ゴシゴシ

サトシ「へへっ」

サトシ「………後は」クルッ

カリン「っ……………!」

サトシ「俺達に任せてくれ!」

ホウオウ「ホウー!!」

カリン「>>安価」


安価 近いレスの中
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 20:25:23.27 ID:JrxT5RsvO
セレナとサトシってお似合いだね
あぁむかつく
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 20:29:19.06 ID:7D08at6q0
・・・私の負けね、合格よ、あなた達ならフラダリを倒せるかもね
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 21:06:13.27 ID:q6pXSkwHO
どうやら本当に本気を出した方がいいようね。...この感じ、いつ以来かしら?
60 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/29(月) 22:07:18.61 ID:lGKMBeXYO
カリン「(ハートゴールド…ハートを熱く燃やす事によりどんどん威力を増していく炎……)」

カリン「(相手が強ければ強い程燃える…そして…)」チラッ

スイレン、セレナ「?」

カリン「(大切な人達を傷つけられた事による怒り…)」

カリン「(……成る程…坊やにはぴったりの特性みたいね…)」

カリン「(……彼なら…本当にフラダリ様を……)」

セレナ「(カリン…サトシとセレナはお似合いね!くやしー!とか思ってるのかしら?)」グフフ

カリン「どのみち…私のソウルシルバーの呪縛を溶かす程の炎…」

カリン「私も本気を出すしかないみたいね?」

スイレン「サトシ!」

サトシ「大丈夫さ、俺達に任せろ!」

スイレン「………うん!」

サトシ「ホウオウ!聖なる炎!」

ホウオウ「ホウー!」

ボボボ

カリン「ルギア!エアロブラスト!」

ルギア「ギァァァ!」シュオオ

ボンッ

スイレン「金色の炎と銀色のエアロブラストのぶつかり合い!」


ズババババ

ドーン!

カリン「!?」

サトシ「相殺か!」

サトシ「………へへっ、やっぱ強いなぁ…カリン!」

カリン「!」

サトシ「ワクワクするぜ!」ニッ

カリン「!?」

カリン「(こんな状況なのに……)」

カリン「(また……笑った……?)」

セレナ「くすっ、サトシってば…」

スイレン「ふふっ、サトシらしいね?」
61 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/29(月) 22:20:37.78 ID:lGKMBeXYO
カリン「何が可笑しいの?坊や」

カリン「これは戦争で私は倒すべき敵。状況がわかっているの?」

カリン「それとも……何か策でもあるのかしら?」

サトシ「策かぁ…そんなのは無いなぁ…」

カリン「は?」

サトシ「たださぁ、カリンがあんまりにも強いからさ…」

サトシ「燃えてきた!」

サトシ「後は…俺とホウオウのゼンリョクをお前にぶつけるだけだ!な?ホウオウ!」

ホウオウ「ホウ!」

カリン「……………」ポカーン

カリン「…………ふふっ…」

サトシ「え?」

カリン「アハハハハハ!」ケラケラ

スイレン「嘘……」

セレナ「あのカリンがお腹を抱えて笑ってる!?」

サトシ「わ、笑うなよ!」カーッ

カリン「ふふっ、ごめんなさい?あなた達はメチャクチャだって噂は聞いてたけど……」

カリン「噂以上ね?」クスッ

サトシ「うっ……」

カリン「………私もあなたのバカが移っちゃったかな?」

サトシ「バカって……」

カリン「いいわ、もうヘタな小技は無駄ね?かかって来なさい?」

カリン「私もゼンリョクで答えてアゲル…」

サトシ「へへっ!そうこなくっちゃ!」

サトシ「行くぜカリン!」

カリン「行くわよ!サトシ君!」

サトシ「ホウオウ!」

カリン「ルギア!」

サトシ、カリン「「ゴッドバード!!」」

ホウオウ「オウー!」ピカー

ルギア「ギァァァ!」ピカー
62 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/29(月) 22:27:22.18 ID:lGKMBeXYO
スイレン「……眩しい…!」

セレナ「ホウオウとルギアが最後の一撃の為に力を溜めてる……」

セレナ「この輝き…まさに……」

ホウオウ「オウー!」ピカー

セレナ「黄金の太陽と……」

ルギア「ギァァァ!」ギラーン

セレナ「銀色の月…」

サトシ「いっけー!ホウオウ!」

ホウオウ「オウー!!」ボボボ


ドドド!

カリン「決めなさい!ルギア!」

ルギア「ギァァァ!!」ギラーン


ドドド

スイレン「サトシ!ホウオウ!」

サトシ「いっけー!」

カリン「ルギアー!」



ドドド!!




カーッ!!


63 : ◆REaanJQDzE :2017/05/29(月) 22:37:16.43 ID:lGKMBeXYO
シュウウ

セレナ「うっ……凄い衝撃………!」

スイレン「……………」

セレナ「……はっ!サトシは!?どっちが勝ったの!?」

スイレン「………見てよセレナ!」

セレナ「!」

ホウオウ「オウ……」ヨロッ

ルギア「……………」ドサッ

サトシ「……ギリギリだったぁ……」ヘター

サトシ「へへっ、やったな?ホウオウ!」グッ

ホウオウ「オウ!」グッ

スイレン「サトシとホウオウの勝ちだ!」ニコッ

セレナ「凄い…あのカリンを倒すなんて…」

セレナ「凄い!凄いよサトシ!」

カリン「(…………この私が負けたか……)」

サトシ「カリン!」

カリン「!」

カリン「(………そうね…これは戦争…敗者はそれ相応のペナルティが待っている…)」フッ

サトシ「なぁカリン!」

カリン「なに、坊や?…覚悟はできてるわ…」

サトシ「また…バトルしようぜ!」

カリン「……バトル…?」

サトシ「ああ、そうさ!今回のバトルは一勝一敗だ!」

サトシ「次は…絶対に負けない!」

サトシ「だからさ!またバトルしてくれよ!」ニッ

カリン「…………」ポカーン

カリン「>>安価」



安価 近いレスの中
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 22:39:51.88 ID:DuPrkHaG0
セレナとサトシってお似合いだね
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 22:53:40.80 ID:7D08at6q0
何か思い出しちゃった、解放軍リーダーの座を賭けてシロナとバトルした時の事を・・・
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 23:13:30.58 ID:7rMqJv/so
想像以上だと思ったけどむしろ想定外ね…それがあなたの強さなのかしら
67 : ◆REaanJQDzE :2017/05/29(月) 23:59:19.28 ID:lGKMBeXYO
カリン「………想像以上だとは思ったけど……想定外ね…」

カリン「……それが…あたなの強さなのかしら?」クスッ

サトシ「え?」

カリン「(……こんなに熱くなったのはシロナと解放軍のリーダーの座を賭けて戦ったあの時以来ね……)」

カリン「(不思議ね…負けたってのに悪くない気分……)」

「サトシー!」

サトシ「!」

セレナ「やったね!サトシ!」

スイレン「す、すごく…!カッコよかった!」ドキドキ

サトシ「ははっ、サンキューな!」ニッ

スイレン、セレナ「はぅっ!」キュン

スイレン、セレナ「(さすが私の旦那!////)」

サトシ「?」

「おーい!」

アセロラ「ふぁー!サトシー!」

サトシ「アセロラ!」

リーリエ「サトシ!ルギアは!?」

サトシ「ん?ああ…」

カリン「…………………」

リラ「………カリンに…勝ったのかい!?」

サトシ「ははっ、ギリギリだったけどな」

アセロラ「ふぁー!さっすがサトシー!」パチン

サトシ「へへっ!」パチン

スイレン、セレナ「!?」

AZ「(あのカリンをこの少年が……)」

サトシ「ん?」

スイレン「アセロラ、そのお爺さんは誰?」

アセロラ「ふぁ?AZにゃんだよ!」

サトシ、スイレン「AZにゃん?」

カリン「!」

カリン「あなたは……」

カリン「前国王様!?」

サトシ、スイレン、セレナ「前国王!?」

AZ「………………」

アセロラ「ふぁ〜、そう言えばそんな事言ってたね」

リラ「いや、結構重要な事だよ?」

リーリエ「(お馬鹿なアセロラ萌え)」

カリン「……AZ様……」

AZ「>>安価」



安価 近いレスの中
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 00:01:26.16 ID:LDbonBxS0
カリン、今までフラダリを監視してもらってすまないな
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 00:05:42.26 ID:NdpNkFjAO
セレナとサトシってお似合いだね
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 00:15:27.75 ID:sx/567V0o
>>65
連取と無理やりセリフ安価とかで設定付け足そうとするのは控えた方が…
71 : ◆REaanJQDzE :2017/05/30(火) 00:37:32.82 ID:WtEytyimO
AZ「カリン…久しぶりだな」

AZ「今まで…フラダリを…息子を見ていて貰ってすまない…」

カリン「……………」

全員「息子!?」

カリン「監視……確かに最初はそうだったかもしれません…ですが…」

カリン「私はフラダリ様の思想に触れ……フラダリ様の創る世界を見たくなった…」

カリン「今…私がフラダリ様の元にいるのは私の意思です」

AZ「………………」

アセロラ「え?え?」

リーリエ「どういう事ですか…?」

AZ「カリンは元解放軍、解放軍でイザコザがあり、カロスへ来たカリンを私が拾ったのだ」

サトシ「解放軍だって!?」

カリン「……とは言っても…私が解放軍に居た時代のカロスの王はAZ様…」

カリン「解放軍は世界の秩序を守る為に集った同士ってとこだったわ」

アセロラ「ふぁ?そうだったの?リラちゃん?」

リラ「あー、らしいね?カリンの事は知らなかったけど…」

AZ「………あの日…フラダリにカロスを追われた日…私は最も信頼できる部下、カリンに息子の監視を命じ、フラダリから逃げるようにミアレから消えた」

サトシ「あの日…?」

AZ「息子に王位を譲った時…息子はアローラとカロスの友好的な関係を望んでいた…当時のアローラ国王モーンとも友好的な関係を築いていた…」

AZ「……だが…その息子が突如豹変し、アローラと戦争すると言い出した…」

スイレン「それってまさか……」

アセロラ「……ディアンシーの話の…」

AZ「……無論私は息子を止めた…だが……」

リラ「……それで負けてミアレを追放されたってわけだね…」

カリン「………………」

サトシ「………成る程な…」

アセロラ「AZにゃん……」
72 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/30(火) 00:59:13.64 ID:WtEytyimO
AZ「……………………」

「あっ!サトシ達居たよ!」

サトシ「!」

ヒカリ「みんなー!ダイジョーブ?」

サトシ「ヒカリ!ライチさん!」

スイレン「ヒカリ!?」

ヒカリ「あっ!スイレン!久しぶりー!」

リラ「やぁ、ヒカリ!」

ヒカリ「あっ!リラ!ミアレに来てたの!?」

リラ「うん、ついさっきね?」

N「へぇー、カリンさんを倒すとはね?やるじゃないか」

サトシ「ははは…」

スイレン、アセロラ「(誰?)」

リーリエ「ミカンさん!」

ミカン「げっ…変態レズ女………」サーッ

リーリエ「ミカンさん!お久しぶリーリエ!」サワサワ

ミカン「ひぃぃ……」ゾクッ

アセロラ「セクハラはやめなよリーリエ」

セレナ「なんでNさんが?」

N「!」

N「久しぶりだね、セレナちゃん」

キャル「(げぇ……セレナ……)」

セレナ「……意外ですね、Nさんがサトシ達に手を貸すなんて」

N「……彼らに手を貸した方が面白いと思ってね?」

N「そういうセレナちゃんこそどうして勇者に?」

セレナ「………まぁ、色々…」

N「この調子だと、カスミちゃんやアランも来るかもね?」アハハ

セレナ「いやぁ、まさか…」アハハ

ユリーカ「ふぇ…」パチッ

ユリーカ「あれ?ここどこ???」

セレナ「ユリーカ!?」

ユリーカ「セレナ!?」

ワイワイ

AZ「……何やら騒がしくなってきたな」

アセロラ「ふぁー、楽しいよ!」

サトシ「だな!」

AZ「……勇者よ…話の続きは、皆を集めて後で…という事でいいかな?」

アセロラ「おっけー!」
73 : ◆REaanJQDzE :2017/05/30(火) 01:03:59.74 ID:WtEytyimO
カリン「……………」ヨロッ

ライチ「………何処行くの?」

カリン「!」

カリン「………別に…敗者は戦場にいられない…去るのみよ…」

カリン「……無様ね…シロナにリベンジどころかあんな坊やに負けたんだもの…」

ライチ「………………」

カリン「……止めを刺したければお好きに…」

ライチ「>>安価」



安価 近いレスの中
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 02:13:30.61 ID:4TpxJJ4So
参謀なんて重要人物にやすやすとどめをさせるわけないじゃない
聞きたいことも多いし拘束させてもらうよ
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/30(火) 06:33:15.71 ID:R3RQZN6r0
あんたも彼氏いないだろうし、私と婚活フレンズなりなさい!LINE教えて
76 : ◆REaanJQDzE :2017/05/30(火) 15:37:09.88 ID:6WuGl4/y0
ライチ「魔王軍の参謀なんていう重要参考人に止めを刺すわけないじゃない」

ライチ「悪いけど、拘束させてもらうよ?」

カリン「…………」

ライチ「それと……」ゴソゴソ

カリン「!?」

ライチ「これ、あたしのLINEのID」

ライチ「あんたもいい歳こいてどうせ彼氏いないんでしょ?あたしと婚カツフレンドになりましょ?」ヒソッ

ライチ「男紹介して!」

カリン「……えー……」

ヒカリ「ライチさん…」

アセロラ、スイレン、セレナ、ミカン「(ああはなりたくないな……)」

カリン「……悪いけど…私は拘束される気も婚カツフレンドになる気もないわ」

リラ「逃げる気か!」ダッ

ライチ「……そんな…合コンできると思ったのに……」ガクッ

ヒカリ「そんな場合じゃないですよライチさん!」

カリン「……また会いましょう…」

スウッ

アセロラ「………ふぁ…」

リラ「消えた!?」

サトシ「(カリン……)」

AZ「………………」

ユリーカ「あ、あのぅ…アセロラ?」チョイチョイ

アセロラ「? どったの?ユリーカ?」

ユリーカ「……これ…」スッ

アセロラ、リーリエ、スイレン「!?」

スイレン「そ、それ!アセロラのダイヤモンドとパール!?」

リーリエ「何故ユリーカが!?」

アセロラ「ふぁぁぁぁ!ない!ない!」ゴソゴソ

ライチ「無くした事にも気づかなかったのか……」

AZ「(この勇者で大丈夫だろうか……)」

ユリーカ「……ごめんなさい、アセロラ…」ペコリ

ユリーカ「……みんなが…お兄ちゃんの事悪く言うからちょっとカッとなっちゃって……」

アセロラ「……ユリーカ…」

サトシ「アセロラ、ユリーカも謝ってんだ、許してやろうぜ?」ポンッ

アセロラ「サトシ……」

ユリーカ「本当にごめんなさい!アセロラ!」

アセロラ「>>安価」


安価 近いレスの中
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/30(火) 17:21:29.24 ID:ESRwB7al0
サトピカ(アセロラ)ぴか、ぴかぴかっちゅ、ぴぃ〜......ぴか!?(反省してるならあいんだよぉ〜......ふぁー!?)
アセロラ(サトピカ)んもぉサトシホウオウが強いからって僕を使わないなんて酷いよサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシ...
!?





なんだよこれ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 17:33:01.58 ID:8pVegH/XO
ヤンデレピカチュウ言いすねw
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 18:12:05.88 ID:i9EcaoMVO
まあそのおかげで何かあったっぽいし今回だけは許すよ!
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/30(火) 18:26:44.36 ID:4gbkGFOw0
スイレン「サトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシ... 」







なんだよこれ



81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 18:30:58.65 ID:zx66pNIyO
セレナ厨いい加減自重
82 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/30(火) 19:29:29.84 ID:aN/Pu+sUO
アセロラ「うーん、まぁ、そのお陰で何かあったみたいだし許すよ!」

ユリーカ「え?わかるの?」

アセロラ「うん、紋章を通してなんとなくね?」

サトシ「よかったな?ユリーカ!」

ユリーカ「うん!」

ピカチュウ「ピカピカ」クイクイ

サトシ「ん?」

スイレン「ふふっ、ピカチュウもホウオウだけじゃなく僕も使ってーって言ってるんじゃない?」

サトシ「ははっ、ごめんな?ピカチュウ」

ピカチュウ「ピカー!」

アセロラ「ユリーカ、アセロラの方こそお兄ちゃんを悪く言っちゃってごめんね?」

ユリーカ「ううん、いいよ!」

セレナ「シトロンは確かに普段はおかしな奴だけどさ」

セレナ「あれで案外世話焼きだし、いいとこあるのよ?」

ユリーカ「セレナ…」

アセロラ「ふぁー、そうなんだ…」

スイレン「あいつが……意外…」

ユリーカ「ありがとう!セレナ!」

セレナ「ま、何だかんだあいつとは付き合い長いからね」クスッ

サトシ「それにしても…流石にクタクタだぜ……」ヘター

リーリエ「一度…皆さんと合流しましょうか?」

スイレン「うん、そうだね!」

アセロラ「じゃあ…一旦戻ろうか!」
83 : ◆REaanJQDzE :2017/05/30(火) 19:45:58.53 ID:aN/Pu+sUO
〜ロケット団 ミアレ基地(仮)〜

サトシ「いやぁ…まさかロケット団やマーシュさんまでいるとはなぁ…」

ピカチュウ「ピカピカ!」

マーシュ「明日の戦い…!ウチらも参加させて頂くどす!」

サカキ「足引っ張るなよ?ガキ共」

サトシ「ははっ」

カキ「サトシが魔王軍のNo.2を落としたか……」

マーマネ「さすがサトシだね!」

スイレン「でしょ?」ニヤニヤ

アイリス「何であんたが得意気なの?」

ユリーカ「お兄ちゃん!」

シトロン「ユリーカ!会いたかったです!」ダキッ

リーリエ「……仲がよろしいんですね?」

セレナ「でしょ?」

リーリエ「(良かったですね…ユリーカ…)」

マオ「いやぁ…それにしても…」チラッ

ミカン「N様、あ〜ん」ソー

N「自分で食べれるよ」

マオ「まさか四天王まで味方とは…」

マオ「(頼もしいような、不安なような……)」

ヒカリ「そういえばさぁ、リラ。シロナさんは?」

ヒカリ「後から合流するんでしょ?一緒じゃないの?」

リラ「うーん、まだ会ってないなぁ…」

ライチ「シロナの奴は明日には到着する予定………のハズ……」

カレン「シロナさん…久しぶりに会いたいなぁ……」


キャル「こらっ!勇者!その肉は私が育てたやつ!」

アセロラ「へっへーん!早いもの勝ちだよー!」

キャル「なんだとー!」キーッ

「や、やっとみつけた……」

ガサッ

アセロラ、キャル「!」

キャル「え…誰!?」

アセロラ「……魔王軍かもしれない!キャルちゃん!下がって!」サッ

ガサゴソ

シロナ「あ、アセロラちゃん…や、やっとみつけた……!」ハァハァ

キャル「!?」ビクッ

アセロラ「>>安価」



安価 近いレスの中
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 19:47:43.80 ID:LDbonBxS0
あ・・・なんだか魔の力が勝手に湧き出てきたよ・・・この人無限暗夜に落としていい?
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 20:03:17.18 ID:4gbkGFOw0
>>81
私の夢は…不滅だあああああああああ!!!!!!!!
86 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/30(火) 20:06:16.58 ID:aN/Pu+sUO
アセロラ「(こ、この人……カフェの時のストーカーの……)」

キャル「キャアー!」

サトシ「どうした!」ダッ

シロナ「あ、アセロラちゃん!」ハァハァ

アセロラ「あー、なんか魔の力が勝手に湧き出てきたよ〜」ユラー

アセロラ「この変態さん、無限暗夜に閉じ込めていい?」

シロナ「ちょ!?」

リラ「シロナさん!」

ヒカリ「何で!?」

ライチ「あんた…明日合流するんじゃなかったの!?」

カレン「シロナさんだー!」

アセロラ「ふぁ?」

リーリエ「え?」

スイレン「………この変態が……?」

サトシ「?」

シロナ「……………………」ハァハァハァ

シロナ「どうも、解放軍のリーダーシロナです。よろしく」キリッ

全員「!?」


アセロラ「まさかあの変態さんが解放軍のリーダーシロナだったなんてね?」

リラ「どう?シロナさんカッコいいでしょ?」ヒソッ

アセロラ「全然」フリフリ

ライチ「シロナ!あんたマツブサ達と一緒に明日合流するんじゃなかったの!?」

シロナ「……ちょっとサプライズにと思って一足先に……」

ライチ「だいたい、変態ってなに?」

シロナ「……色々誤解が……」

ヒカリ「ま、まぁまぁ…ライチさん、その辺で……」ドードー

シロナ「さすがヒカリちゃん♪」

サトシ「あの人が解放軍のリーダーかぁ…」ヘー

スイレン「ただの変態じゃなかったんだ…」

マーマネ「綺麗な人だな…」ウットリ

セレナ「……解放軍のリーダーシロナ…魔王軍の時に噂で聞いた事があるわ…」

リーリエ「?」

マオ「噂?」

セレナ「……その実力は…世界最強の女トレーナーだって……」

カキ「世界最強!?」

サトシ「すっげー!」キラキラ
87 : ◆REaanJQDzE :2017/05/30(火) 20:42:24.14 ID:aN/Pu+sUO
サトシ「シロナさん!俺とバトルしてくれよ!」

スイレン「サトシ!」

シロナ「ん?この子は?」

ライチ「その子はサトシ君。勇者の仲間でホウオウを使う子よ」

ライチ「ついさっきあのカリンを倒した」

シロナ「へー、あのカリンをねー」

マーマネ「シロナさん、カリンを知ってるんですか?」

シロナ「んー、ちょっとね?昔バトルした事があるのよ」

スイレン「え!?あのカリンと!?」

サトシ「で、どっちが勝ったの!」キラキラ

シロナ「ん?そりゃ私よ!私が負けるハズないでしょ?」

セレナ「あのカリンに勝った!?」

スイレン「嘘!?」

サトシ「うおー!」キラキラ

アセロラ「すっごーい!」

シロナ「み、見直した?アセロラちゃん?」ドキドキ

アセロラ「それとこれとは話が別です」

マオ「うわっ、あの人本当に凄い人なんだ……」

ライチ「まぁ、普段はアレだけど、トレーナーとしての実力は化け物だからねぇ…」


N「解放軍のリーダーシロナか…初めて見るな…」

カトレア「(う、うわっ!イケメン!)」ドキドキ

N「ん?何かボクに用かい?」

カトレア「!?」ドキッ

カトレア「ふ、ふひっ!そ、その…あ、アアアアアアタクシシシシ……」ドキドキ

N「?」

ミカン「(! 恋敵の予感!?)」ビクッ


リーリエ「……………」

AZ「どうかしたのかい?少女よ…」

リーリエ「いえ………」

リーリエ「(とうとう明日…戦争が始まるのですね………)」

リーリエ「………ミヅキさん…」ボソッ

AZ「>>安価」



安価 近いレスの中
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 21:08:19.06 ID:4gbkGFOw0
落ち着け
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 21:45:32.99 ID:sx/567V0o
心配するな
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/30(火) 22:00:25.21 ID:ESRwB7al0
りぃりぇ?だったか。
お前に落ち着くまじないを教えよう


ふじこといってぶすにだきつきぷりんをたべろ
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/30(火) 22:02:59.02 ID:ESRwB7al0
すまん妹が...w
ヤンデレピカ(?)とかテッカグヤたそを食べたかったってやつとか上のふじこぶすぷりん
妹の投稿です
妹に貸すんじゃなかった...
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 22:09:10.45 ID:mExzeC0PO
戦いに負けるというよりは戦うことそのものを恐れている、そんな顔だな

ラティアスのとこまで原作意識してたのもあってリラは即落ちかと思ってたがそうでもなかったか
93 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/30(火) 22:22:45.68 ID:U4efmJQXO
AZ「少女よ…りぃりぇ…?だったかね?」

リーリエ「リーリエです」

AZ「……そ、そうか…」

AZ「何か悩み事かね?」

リーリエ「………AZにゃんは…ミヅキさんのお爺様……なんですよね?」

AZ「ああ…」

リーリエ「……魔王軍は倒すべき敵…そして明日は戦争…それはわかっています…でも……」

リーリエ「私…ミヅキさんとは戦いたくありません!」

リーリエ「幼かった頃のように一緒に遊んで…笑って……」

リーリエ「嫌です…!ミヅキさんと闘うなんて絶対に……」グスッ

AZ「………………」

AZ「……孫は…ミヅキは君のような友達を持って幸せ者だな」フッ

リーリエ「………え?」

AZ「落ち着け、心配するな」

AZ「ミヅキは優しくて明るい子だ…きっとあの子も本心では君とは戦いたく無いハズ……」

AZ「……きっと…君の気持ちも伝わってるさ…」ポンッ

リーリエ「AZにゃん……」

AZ「そうだリーリエ。君に落ち着くおまじないを教えてあげよう」

リーリエ「おまじない……?」

AZ「えーと…ふじこぷり……」

リーリエ「あ、結構です」



〜カロス王宮〜

フラダリ「まさか……カリンがやられるとはな……」

フラダリ「カリンを倒した勇者の仲間に……そして解放軍…裏切り者の四天王…」

フラダリ「それに……部下からの報告によると父上を見たとの情報があるらしい…」

「前国王…AZ様がですか?」

フラダリ「ああ…」

「……………………明日の戦争…不安ですか?」

フラダリ「不安?まさか」

フラダリ「私と君さえ居れば勇者も解放軍も裏切り者も相手にならない…そうだろう?」

フラダリ「ダイゴくん」

ダイゴ「………ええ…そうですね…」

ダイゴ【世界最強のトレーナー】

ダイゴ「(早く会いたいよシロナ…)」

ダイゴ「(世界最強は君か僕か……)」

ダイゴ「(決着をつけよう……!)」

フラダリ「……明日が楽しみだな…勇者よ……」

フラダリ「そういえば…ミヅキはどうした?」

ダイゴ「………姫様なら……」
94 : ◆REaanJQDzE :2017/05/30(火) 22:31:25.82 ID:U4efmJQXO
〜地下牢〜

グラジオ「……………」

ザッ

グラジオ「!」

グラジオ「……何の用だ……ミヅキ?」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「……明日…勇者達と戦争だ……」

グラジオ「……そうか……」

ミヅキ「街には…勇者達だけじゃない…」

ミヅキ「解放軍や裏切り者の四天王…それにお爺ちゃんもいるらしい…」

グラジオ「……AZ国王が……?」

ミヅキ「そして……」

ミヅキ「リーリエもいる」

グラジオ「……………」

ミヅキ「……もう遊びじゃないんだよグラジオ」

ミヅキ「私は明日リーリエと戦うんだ」

ミヅキ「ごっこじゃない…ゼンリョクのコロシアイだ……」

グラジオ「……やめてくれと言ったら…お前はやめてくれるのか……?」

ミヅキ「………………」

グラジオ「ミヅキ……お前……」

ミヅキ「>>安価」



安価 近いレスの中
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/30(火) 22:41:28.50 ID:LDbonBxS0
あれ、そもそも何でこうなったんだっけ・・・
96 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/30(火) 22:57:46.16 ID:U4efmJQXO
ミヅキ「………ねぇ…何でこんな事になっちゃったんだろ……」ボソッ

グラジオ「ミヅキ……」

ミヅキ「……………もう行くよ…」

グラジオ「待て、ミヅ……」

ミヅキ「じゃあね……グラジオ…」

キィー

バタン

グラジオ「ミヅキ……」

グラジオ「!」

グラジオ「………これは………!」


〜ロケット団 ミアレ基地(仮)〜

AZ「リーリエ…君は戦って傷つくことよりも、戦う事自体を恐れている…そうじゃないかね?」

リーリエ「!」

AZ「………君は優しい子だな……」フッ

リーリエ「……………」

AZ「君達は……フーパに会い、そしてギラティナとネクロズマの話は聞いたかね?」

リーリエ「え!?何故それを……!」

AZ「……君の持っているコスモッグと月の笛……そして…ミヅキの持っているコスモッグと太陽の笛…」

AZ「これらにも意味はある」

リーリエ「………?」

AZ「リーリエ…君はミヅキと戦って倒すのではない…ミヅキと戦ってミヅキを救うのだ!」

リーリエ「……ミヅキさんを……救う?」

AZ「ああ…そうだ」

AZ「これは…勇者やシロナ…私でもできない……」

AZ「君にしかできない事なのだから」

リーリエ「……私にしか………」

リーリエ「………………」グッ

AZ「……いい目だ…」ニッ

シロナ「AZ様。そろそろよろしいでしょうか?」

AZ「ああ、すまない…」

シロナ「みんな!集まって頂戴!」パンパン

全員「!」

シロナ「やるわよ!明日の最終決戦に向けての作戦会議!」
97 : ◆REaanJQDzE :2017/05/30(火) 23:15:30.08 ID:U4efmJQXO
〜ミアレ周辺の森〜

アオギリ「あ〜!参った!ミアレへにはまだつかねーのかよ!」

アカネ「情けないなぁ!髭のおっちゃん!そのゴツイ体は見かけ倒しかいな!」

アオギリ「るせー!」

マツブサ「うるせーのはお前らだ!少し黙れ!」

マツブサ「(くそっ!あのババア!自分勝手に先に行きやがって!)」イライラ

マツブサ「(せめて私達もレックウザに乗せてけってんだ!)」イライラ

アカネ「明日の朝くらいにはミアレにつくし、もう少しの辛抱やで!」

アオギリ「ちっ!」

アオギリ「だいたいよぉ!こいつらは何なんだよ!」

ゲーチス「サトシ君!待っていて下さい!今、我らが行きます!」

ヒガナ「戦争か……楽しくなってきたなぁ!」ワクワク

アカネ「しゃーないやん、勇者達と知り合いみたいやし…協力してくれるんなら、それに越した事はあらへん!」

アカネ「戦力は少しでも増えた方がええ」

アオギリ「だからって……怪しすぎだろ…アイツら……」

アカネ「あんたが言うな」

マツブサ「ちっ、問題はそいつらじゃねえ」

マツブサ「あいつだろ!」チラッ

ハンサム「ほらっ!歩け!」

「ちっ!うっさいのよ!」

カスミ「折角このあたしが手を貸してやんだからさ?」

カスミ「感謝しなさい?」

アオギリ「………………」

マツブサ「いくら戦力が欲しいからってアイツを使うなんざ…」

マツブサ「イカレてんのかあのババア!」

アカネ「シロナさんにチクるで?」

マツブサ「……ヤメテ……」

ハンサム「しかし…マツブサの言う事も一理あるな」

ハンサム「私はクノエでこいつの凶悪さを目の当たりにしている…」

ハンサム「もし…戦争中に寝返るような事でもあれば……」

カスミ「………ふんっ」

「きっと大丈夫ですよ」

ハンサム「……イエロー君……」

イエロー「そうですよね?カスミさん!」ニコッ

カスミ「>>安価」


安価 近いレスの中
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 00:02:44.30 ID:qd361WoA0
ま、これでも昔は真面目にトレーナーやってた時はあったしね
99 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/31(水) 01:16:45.49 ID:Q5ZbEd16O
カスミ「…………………」

カスミ「はぁ……あんたの顔見てると調子狂うわぁ…」

イエロー「え?」

カスミ「………まぁ、これでも真面目にトレーナーやってた時期もあるしね?」

カスミ「………しゃーないから手を貸してやるわよ」ハァ

イエロー「カスミさん……」

イエロー「頼りにしてます!」ニコッ

カスミ「ふんっ……!」プイッ

アカネ「……何とかなりそうやね?」

マツブサ「けっ」

ゲーチス「神よぉ!」

イエロー「(ミアレで合流……約束、守るからね!)」

イエロー「(待っててね!アセロラちゃん!)」



シロナ「魔王軍は私達の何倍もの兵力を持っています」ダンッ

シロナ「魔王軍は四天王……そして…参謀のカリンを失い戦力は激減している…恐らく、質より量で攻めてくるでしょう」

マーマネ「ひぇぇ……」

アイリス「今さらビビってんの?マーマネ!なっさけないわねー」

マオ「言われてるぞぉ」ニヤニヤ

マーマネ「だ、だって……」

リーリエ「あ、あの!シロナさん!」ハイッ

シロナ「なぁに?リーリエタソ……リーリエちゃん……」

リーリエ「で、では!数で圧倒的に負けている私達はどう攻めるのですか?」

シロナ「ふふふ…それはね……」

全員「…………」ゴクリ

シロナ「ズバリ!こっちは量より質で攻めます!」バーン

リーリエ「………え?」

カキ「つまりそれって……」

スイレン「ようは力ずくって事?」

シロナ「その通り!」

マーマネ「おいおいマジかよ」

サトシ「よっしゃー!燃えてきたー!」

アセロラ「よーし!勇者の実力見せちゃうよー!」

マオ「だろうね。君達は」

ライチ「まぁ、どのみち向こうも戦力を整え戦争の準備を始めてるでしょうね」スッ

ヒカリ「ライチさん……」

ライチ「こっちは人数で負けてるけど、世界最高クラスのトレーナーや伝説のポケモンが集まってんだ」

ライチ「ヘタな小細工よりは、そっちの方がいいかもね」ニヤッ

シロナ「その通り!」ビシッ

セレナ「まぁ、結局はそうなるかー」

N「ふふっ、面白そうじゃない?」

ミカン「やってやるです!」フンス
100 : ◆REaanJQDzE [sage]:2017/05/31(水) 01:37:41.74 ID:Q5ZbEd16O
ライチ「それで?シロナ。力ずくにしても、どうせめる訳?」

アセロラ「それに…街が戦場になっちゃったらミアレの市民の人達は…」

ユリーカ「そ、そうだよ!」

シロナ「市民については今日フラダリから避難勧告が出てたわ。安心して」

リーリエ「良かった…」ホッ

ライチ「何であんたがそんなの知ってんの?」

シロナ「企業秘密です」コホン

ライチ「……………怪しい……」ジトー

シロナ「と、とりあえず!ここからが本題!シトロン君!」

シトロン「は、はい!」

シトロン「えー、皆さん…ミアレは見ての通り幾つもの道に別れています」

シトロン「そこで……部隊を7つに分けます」

マオ「部隊を7つに別ける?」

シトロン「はい、そうです」

シトロン「ルージュ、ブルー、ローズ、ジョーヌ、ベール…各広場の方面を攻め、中央の王宮まで行く部隊…そして…」

シトロン「上空を守る部隊と本陣です」

アセロラ「本陣?」

シトロン「はい、所謂作戦司令塔…つまりここです」

シトロン「本来ならば…大将であるアセロラさんかシロナさんが居るべきなのですが……」チラッ

シロナ「私はサトシ君と一緒に上空を守るわ」

シロナ「サトシ君、できるかしら?大役よ?」

サトシ「……へへっ!任せとけ!」

シロナ「頼もしいわね?」クスッ

シロナ「私達はAZ様を大将とし、本陣と作戦司令はサカキ、貴方に任せます」

サカキ「ふんっ」

シロナ「そして…頭脳であるシトロン君」

シロナ「ヒーラーであるマオちゃん」

マオ「え!?私?」

シロナ「任せたわよ?」

マオ「………っス!」

シロナ「……作戦の要はアセロラちゃんとリーリエちゃん」

アセロラ、リーリエ「!」

シロナ「貴女達だけは何が何でも王宮までたどり着き……そして……」

シロナ「世界を救ってきなさい!」

アセロラ「リーリエ……」

リーリエ「アセロラ……」

アセロラ「任せてよ!必ず魔王のおじさんを倒すよ!」グッ

リーリエ「私達が……世界を救ってみせます!」

スイレン「アセロラ…リーリエ…」

サトシ「へへっ!」
101 : ◆REaanJQDzE :2017/05/31(水) 01:49:51.38 ID:Q5ZbEd16O
シロナ「ふふっ」

シロナ「さぁ、そして他の広場部隊は……」



マーマネ「う〜!いよいよ明日かぁ…」

アイリス「ビビって……」

マーマネ「ないよ!」

サトシ「ははっ」

スイレン「ふふっ」クスッ

カキ「だ、だが…さすがに緊張してくるな…」

リーリエ「カキが…珍しいですね?」

アセロラ「ねー?」

カキ「当たり前だ!戦争だぞ!」

カキ「むしろ何でお前らはそんなに余裕なんだよ!」ソワソワ

アセロラ「別に余裕じゃないよー!」ブー

リーリエ「そうです!アセロラをそんな頭の弱い子みたいに言わないで下さい!」

カキ「いや、そこまでは言ってない」

アセロラ「リーリエ」

シロナ「安心して?明日には解放軍から援軍が来るから」

マーマネ「援軍!?」

マオ「本当ですか!?」

スイレン「ちなみに何人?」

シロナ「うーんとね……7人くらいかな?」

マーマネ「7人……」ガクッ

マオ「でしょうね」

シロナ「あっ!」

マオ「まだ何か?」

シロナ「そう言えば作戦名を決めてなかったわね!」

スイレン「いや、それって必要……」

サトシ「作戦名ー!?」ワクワク

アセロラ「ふぁー!どんなのー?」キラキラ

スイレン「あっ、サトシ!私も気になるよ!作戦名!」

ヒカリ「スイレン……」




今回の作戦名
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