真姫「すいませんでした」凛「もうしません」

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1 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/05/31(水) 23:05:12.87 ID:OLrDHZrP0
やめられない止まらない

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496239512
2 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/05/31(水) 23:06:52.13 ID:OLrDHZrP0

【西木野邸・夜】


真姫「…出来たわ」


真姫「これぞ世紀の大発明よ」

真姫「この発明品の前ではドラちゃんも絵里もコロ助君もポンコツ呼ばわりされること請け合いね」

真姫「…うっふっふ」

真姫「これを使って明日からにこちゃんとラブリーにこチュッチュ」

真姫「…えへへ……んぁ…っ」

真姫「うっわ…またやっちゃったわ」

真姫「机が血の海ね…こんなのママに見られたらとんでもない事になるわ」

真姫「でも、コレで明日から…」

モギュ

真姫「アレやって〜コレやって〜!」

真姫「ギュンってして!ペロってしてモフって!!」

真姫「そしてギュギュッてっ!!」

HJNNにこ「イタイイタイ」

真姫「……」

真姫「…くふ」

真姫「くっふっふっふ!」

真姫「アーッハッハッハッハッハ!」


アーッハッハッハッハッ!!!!!!!!


真姫ママ「あら…何かしら?」スッ

コンコン

ガチャ

真姫ママ「…真姫ちゃん?どうかしたの?」

ちゃらちゃちゃらちゃ〜♪

真姫「にこに〜はママのあじ〜♪」チュッチュ

HJNNにこ「ヤメテヤメテ」

真姫「むっふふ〜♪…ん?」チラッ

真姫ママ「……」


真姫「…あ」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 23:14:49.18 ID:G6CwTPiKo
ワクワク
4 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/05/31(水) 23:23:30.94 ID:OLrDHZrP0

〜翌日〜


【1年生・教室】


凛「真〜姫ちゃ〜ん!」

真姫「ハイ、西木野デス」

凛「なんで昨日LINE返してくれなかったの〜?」

凛「凛ずーっとおすわりして待ってたんだよ〜?」

真姫「…病院にいたのよ」

凛「お父さんのお手伝い?」

真姫「そうね…」

真姫「失血死について勉強させられてたわ」

凛「うわぁ…なんだか怖いにゃ」

真姫「そうね…」

真姫(くっ…パパお得意の論破攻撃のお陰で今にも心が折れそうだわ…)

真姫(てゆーか!娘の性癖にあーだこーだ言ってくる父親って世間的にどうなのよ?)

凛「真姫ちゃん?」

真姫(まぁでも、こうしてなんとか学校まで来ることは出来たわ)

真姫(後はただ例のアレを使ってにこちゃんのハートをスナッチするだけ)

真姫(もうすぐ……もうすぐにこちゃんと…っ」ブツブツ

凛「にこちゃんがどーしたの?」

真姫「にひ…にひひ…っ」

凛(うわぁ…なんか笑い方がキモい…)

真姫(先ずは今日のにこちゃんの行動を把握しておこうかしら)

真姫(予測さえ出来てしまえばいつでも襲撃する事は可能…)

5 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/05/31(水) 23:48:10.93 ID:OLrDHZrP0

真姫「…よしっ」ガタッ

凛「真姫ちゃん?どこ行くの?」

真姫「わたくし、ちょっとお花を摘みに行って参りますわ」

凛「え…あ、はい」

真姫「〜♪」ガタッ

真姫「マッキーマッキー天才マッキー♪」タッタタッタ

凛(ヘッタクソなスキップ…)

ガラッ

バタン

凛「……」

凛「落ち込んだりスキップもどきで出てったり、忙しないにゃ…」

凛「ん?」

凛「なんか…机からはみ出てる…」ゴソッ

凛「なにこれ?ラジコンのリモコンか何かかな?」

凛「なんでこんなの持って来てるんだろ?」

凛「……」

キョロキョロ

ソソソ…

6 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 00:20:17.72 ID:v21otQc70

凛「思わず持って来ちゃったけど…なんだろこれ?」

凛「それにこれ…ボタン?だよね?」

凛「"溺愛"とか書いてあるし」

凛「ん〜…」


「ホントに〜?」

フミコ「ほんとほんと!また綺羅の仕業だったらしいよ?」

ヒデコ「マジでー?」


凛「ボタン…ボタンねぇ」ジーッ

凛「ボタンは…」


凛「押すものっ!」ポチッ

ビビッ

フミコ「うん、それでね」

フミコ「ッ!?」ビクッ

ヒデコ「ん?どーしたの?」

フミコ「……」

ヒデコ「…フミコ?」


凛「ん〜?」

凛「うんともすんとも言わないにゃ」

凛「やっぱりラジコンか何かのリモコンなのかなぁ?」


ヒデコ「お〜い、フーミーン?」

フミコ「……」

ヒデコ「おーい」

フミコ「…っ」

フミコ「ヒデコ!!」

ヒデコ「うわ!な、なに!?」


凛「お?」クルッ



フミコ「愛してるっ!!」

ヒデコ「」

凛「」


『えええぇええええッッ!!?!?!!?!?』

7 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 01:01:19.92 ID:v21otQc70

ヒデコ「ちょ、ちょっとフミコ!?いきなりどーしたの!?」

フミコ「愛してるの!」

ヒデコ「いや意味わかんないから!」


凛「え?ええっ!?」

凛「なに!?どーゆこと!?」


フミコ「やっと分かったの!愛って一体どう言うモノなのかっ!!」

フミコ「見つけた…っ…やっと見つけたよ〜っっ」メソメソ

ヒデコ「ぇ…ぇえ?…なんなの…?」

フミコ「世界でたった一人をっ!!」

モギュッ

ヒデコ「ひっ!」

フミコ「ヒデコッ!!」

ヒデコ「ち、近い近い!」


フミコ「愛してるよ?」ボソッ

ヒデコ「ひぁ…っ///」


凛「うわ…なにあれ…っ///」

凛「なんで突然あんな…」

凛「も、もしかして…コレ…?」

凛「このリモコンのせい?」

凛「…溺愛ってまさかそう言うことなのかな?」

凛「……」



凛「♪」ニヤッ

8 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 01:50:38.50 ID:v21otQc70

【女子トイレ・個室】


真姫「難しい事なんて何もないわ」


真姫「対象にアンテナを向けて真ん中のスイッチを押すだけでいいの」

真姫「そうすれば、まるで真理に到達したかの如く最初に視界に入った人間を愛してしまう」

真姫「効果時間が短いのが難点だけど、後はそのまま既成事実さえ作ってしまえばモーマンタイよ」


真姫「お分かりかしら?」

ドア「はい」


真姫「目標に向けてボタンを押す」

真姫「既成事実を作る」

真姫「コレをにこちゃんで実行する」


真姫「それだけよ」

ドア「はい」


真姫「ただそれだけ」

ドア「…」ドキドキ


真姫「それだけで…っっ」


真姫「〜ッッ!!!」


…タッタッタッタッ

花陽「はわわわ!」

9 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 02:02:54.66 ID:v21otQc70

花陽「あ、危なかった〜!」


花陽「でもなんとかギリギリ」

「ハーレッルッヤッ!!!」

花陽「っ!?」

「ハーレッルッヤッ!!!」

花陽「ぇえ!?」

「ハレルッヤッ!ハレルッヤッ!」

花陽「なに!?なんなの!?」

「ニコニッコニーーッッ!!!!」

花陽「ッッ!!?」


花陽「〜っっ」ビクビク


花陽「……?」




花陽「お…終わった…?」




「ハーッレッルッヤッ!!」

花陽「っ!!?」ビクンッ




花陽「……ぁ」

10 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 02:26:03.16 ID:v21otQc70

【1年生・教室】


ガラッ

真姫「ふぅ…」

真姫「つい調子に乗って熱唱してしまったわ」

真姫「それにしてもにこちゃんったら…一体何処にいったのかしら?」

真姫「この時間教室にも部室にもいないだなんて」ガラッ

真姫「あら、花陽」

花陽「…」

スタスタ

ガタン

真姫「?」

花陽「……」

真姫「…貴方はなんでジャージを着てるの?」

花陽「…」

真姫「今日体育ないでしょ?」

花陽「……」

花陽「…真姫ちゃんとは暫く口をききません」

真姫「!?」

真姫「なっ!なんでよっ!?」ガタッ

真姫「私なにかした!?」

花陽「…」ツーン

真姫「ねぇどーして!?私なにかしちゃったの!?」

花陽「…」ツツーン

真姫「こっちを見てっ!!目を見て話しましょう!?」

真姫「人としての基本よ!!」

花陽「…」

真姫「……まさか貴方っ!?」


真姫「突然私のフェイスラインが妬ましくなったの!?」

花陽「…」

11 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 02:54:16.40 ID:v21otQc70

真姫「いつも言ってるでしょ!?」

真姫「ナンバーワンよりオンリーワン!人生色々十人十色だって!」

真姫「そりゃ最近の貴方は少〜しアゴのラインが丸みを帯びて来たかも知れない!」

花陽「…っ」イラッ

真姫「屈んだ時お腹窮屈そうだな〜っ思う時もあったわ!」

花陽「〜っ」イライラッ

真姫「でも!世の中にはぽっちゃり系でアイドルやってる人だってゴマンといる!」

真姫「だからほんのちょっと体重が増えたくらいで人を妬んだりしたら」

花陽「ふんっっ!!!」

バッチーンッッ!!!!!!

真姫「トメィトッ!!」

ドテッ

花陽「…」

真姫「う、うぅぅぅ…」モソモソ

真姫「は…花陽…さん…?」

花陽「……」

花陽「…西木野さん」


花陽「悔い改めて下さい」

ガラッ

バタンッ!!!


真姫「に……」


真姫「西木野さんって言われたぁ…」


真姫「何なのよ…私が何したってのよぉ…」

真姫「もういいわ…こんな悲しい気持ちはメロメロにこちゃんに癒して貰いましょう…」

真姫「そうよ、これさえあれば…っ」ゴソゴソ

真姫「ん?」

真姫「あれ?無い…おかしいわ」

真姫「え…嘘でしょ!?本当に無いんだけどっ!?」

真姫「ま、まさか!誰か持ってったんじゃ…っ!?」ガタッ

真姫「〜ッッ!」

真姫「何処のどいつよ!!?」

ザッ

真姫「あの機械で願いを叶えるのはあんたら下等生物なんかじゃない…」


真姫「この真姫ちゃんよっ!!!」

ドシューーーーッッッ

12 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 03:30:14.23 ID:v21otQc70

【校舎内・廊下】


「ねぇ…屋上で続きしない?」

「ど、どーしちゃったの!?」


凛「〜♪」ポチッ


「健やかなる時も病める時も、貴方と共に生きて行く事を誓います」

「だれよ貴方!?」


凛「いや〜お熱いね〜」

凛「お?」


理事長「……」ツカツカ


凛「アレは…」


理事長「…」スッ

【女子トイレ】


凛「理事長だ…」

凛「……」


凛「…鏡見てる時押したらどーなるのかな」

13 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 03:40:12.84 ID:v21otQc70

ガチャ


理事長「…」ツカツカ


凛(スタンバ〜イ…)


キュッキュッ


バシャバシャ


凛(スタン、バ〜イ…)


キュッキュッ


ゴシゴシ


理事長「…ふぅ」チラッ


凛(ゴゥ!!)


凛「恋愛ビームビビビー!」ポチッ

ビビッ

理事長「!?」ビクンッ!!


凛「さてさて、一体どーなっちゃうんだろ?」

14 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 04:03:14.08 ID:v21otQc70

理事長「…っ」


理事長「誰よコレ…」



理事長「誰なのよ…この……」



理事長「絶世の美女は…っ!!?」


凛(うわぁ、自分で言ったにゃ…)


理事長「貴方…とっても素敵よ?」

理事長「貴方の為なら私、今ある地位や名誉…」

理事長「果ては財産…家族ですら、捨てる事になんの悲しみも感じないわ」

理事長「こうして永遠に鏡の中の貴方と生涯を共に出来るのなら」

理事長「その為なら私…」

理事長「……」

理事長「…待っててね?ハニー」

理事長「まずはこの理事職と言う煩わしい地位を捨ててくるからっ!」ダッ

タッタッタッタ

凛「あっはっはっはwww」

凛「超ナルッシーの出来上がりにゃー
wwっ!」

凛「あっはっはっは!」

凛「あはは…」


凛「……」


凛「…やっちゃったかも」


15 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 11:58:45.25 ID:v21otQc70

「何をかしら?」

凛「!?」

真姫「何をやっちゃったのかしら?」

凛「ま、真姫ちゃん!?」

真姫「ことりの母親が明日から無職になるってと?」

真姫「それとも」

真姫「私からその機械をドロボーしてったって事?」

凛「いや!あ、あのコレは…っ」

真姫「その機械はね?私とにこちゃんのラブラブハッピーライフを築く為に作った物なの」

真姫「貴方が持っていていいものじゃ無いのよ?」

凛「ら、ラブラブって…っ」

凛「あんな一方的なのはただの奴隷にゃ!」

真姫「よく言うでしょ?惚れた方の負けって」

真姫「敗者は無条件で勝者に従わなければならないのだから、正に奴隷みたいなものよ」

真姫「分かったら早く返しなさい?」

凛「…」

凛「やだ!」

真姫「はぁ!?」

真姫「いいからとっとと返しなさいったら!」グイッ

凛「もうちょっとだけ〜!」グイッ

ポロ

真姫・凛『あっ』

ガチャン

16 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 12:57:10.25 ID:v21otQc70

真姫「あーーッッ!!?」

真姫「うそうそ!?うそでしょ!?」

凛「真姫ちゃんがグイグイ引っ張るからぁ!!」

真姫「…っっ」

真姫「ちょっとアンタっ!!」

凛「なんにゃ!!」

真姫「もし壊れてたら弁償させるからね!?」

凛「ハァ!?」

凛「だったらコレ使って何しようとしてたかぜーーんぶにこちゃんに言っちゃうんだからっ!!」

真姫「ふざけんじゃないわよ!!」

キャハハハ!

真姫「もしそんな事したら!」チラッ

凛「ふにいぃぃぃっ!!」グイィッ

ソレデサ〜?

真姫「ひん剥いて三味線の材料にしてやる…わよ……?」

凛「…っ?」チラッ

ホントに〜?

17 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 15:17:17.58 ID:v21otQc70

穂乃果「そうなんだよ!」

穂乃果「それでね?海未ちゃんが飼ってるウツボカズラに変なポーズした消しゴムが入ってたんだって!」

ことり「海未ちゃんそんなの飼ってるの?」

穂乃果「うん。ウツボットって言うんだってさ」

ことり「そのまんまだね〜」

穂乃果「そんで犯人見つけたら"園田の強制解脱拳をお見舞いします!"なんて言ってたよ」

ことり「こわいね〜」


真姫「……」

凛「穂乃果ちゃんとことりちゃんだね…」


穂乃果「そーだ!」

穂乃果「今日は天気も良いし中庭でお昼食べようよ!」

ことり「そうだね、お日様ポカポカで気持ち良さそうだもんね♪」


真姫「!」

真姫「ちょうどいいわ」

凛「え?」

真姫「凛、コレが壊れてないか穂乃果で試すのよ」

凛「やだ」

真姫「穂乃果相手ならことりも大往生出来るでしょ!?ホラ早くっ!!」

凛「ヤダってば!やるなら真姫ちゃん一人でやってよっ!」

18 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 15:29:18.94 ID:v21otQc70

穂乃果「右手にパン!左手にパン!」

穂乃果「パンパンパンデミックだ!」

ことり「春のパン祭りだね〜♪」


真姫「いいから早く押しなさい!」

凛「そんなに試したいなら自分に向けて押せばいいじゃん!」

真姫「そんな事したらさっきの中年おばさんと同じでしょ!?」

真姫「毎日鏡見てウットリしてるだけの馬鹿が出来上がるじゃないのよ!」

凛「もう充分馬鹿だにゃあっ!!」

真姫「今なんて言った!?このジーニアスマッキーに向かってなんて言ったの!!?」

19 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 15:48:55.34 ID:v21otQc70

穂乃果「…あれ?」

穂乃果「おっかし〜なぁ、さっき一緒に買ったはずなのに」ゴソゴソ

ことり「どうしたの?」


真姫「いーからハヤクシテッ!」グイ

凛「にゃーーっ!!」ブンブンッ


穂乃果「ねぇねぇことりちゃん」

ことり「なに?」


真姫・凛『ぐぬぬぬっ!!』グイィッ


ポチッ


真姫・凛『あ』

20 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 15:58:24.09 ID:v21otQc70



穂乃果「私のぉおおちんぽミルク知らにゃいぃのぉおお?」


ことり「…」




ことり「…ん?」

真姫・凛『え?』

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/01(木) 16:39:22.20 ID:JMmol/krO
ワロタ
22 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 17:02:05.20 ID:v21otQc70

穂乃果「どーしたのぉぉお?」

穂乃果「ぁあ あ!もしかしてぇぇぇぇ゛ことりひゃぁんが穂乃果のぉおおパック入りちんぽミルクのぉおおんに゛ゃったのぉおお?」

ことり「え…えっ?」

ことり「ぇえええっっ!!?」

穂乃果「?」

ことり「ほほ、ほのかひゃん…今なんて…?」

穂乃果「ぁあああ あぉ〜!やっぱりことりひゃぁんが飲んに゛ゃったんら!穂乃果のぉおおちんぽミルク!」

ことり「おちん…っ!?パック入りのって…っ!?」

ことり「そそ、そんなのある訳ないでしょ!!?」

穂乃果「にゃにが?」

穂乃果「それより穂乃果のぉおおちんぽミルク!返してぇぇぇぇ゛よお゛お゛お゛ぉ!」

ことり「や…っ!声大っき」

穂乃果「ちんぽミルク!ちんぽミルク!ちんぽミルクっ!!」

ことり「その単語やめてぇええええっっっ!!!」

穂乃果「ちんぽミルクぅううううううう!!!」


真姫「……」

凛「……」

23 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 17:34:29.93 ID:v21otQc70

凛「…どーすんのさ?」

真姫「こ、壊れちゃ…った…?」

凛「アレは直るの?」

真姫「ここ、こわ…こわ…こわ…」

凛「ねぇってば」

真姫「こわわわ〜ん」

凛「…」

ゲシッ

真姫「いったぁ!?」

凛「あの口調は治るんですか?」

真姫「…っ」

真姫「本来の機能がまだ働いてるのなら…時間が経てば…」

凛「どのくらい?」

真姫「さ、30分くらい?」

凛「ふ〜ん」

凛「…また凛に借りが出来たね?」

真姫「はっ!?」

真姫「そ、そもそもアンタが落としたんでしょーが!!」

凛「へぇ〜?」スッ

真姫「な、なによ!」

真姫「まさか…私を脅すつもり!?」

凛「ん〜っとね?」

凛「もうちょっと遊ばせて?」

真姫「ふ、ふざけ」

凛「…」サッ

真姫「く…っ」

真姫「…碌な死に方しないわよ」

凛「真姫ちゃんに言われたくないにゃ〜」

凛「じゃあ次…行ってみようか?」

真姫「くっ」

真姫「…ああ神様、どうかこのドブ猫に天誅を」

凛「…」スッ

真姫「やだもう凛ちゃんチョーかわいーい♪」

凛「テレるにゃ〜♪」

24 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 18:02:43.19 ID:v21otQc70

【3年生・教室】


希「ねぇねぇえりち」

絵里「なに?」

希「この間のとこどうやった?」

絵里「あぁ、あのお店?」

絵里「とっても素敵だったわよ?」

絵里「また行ってみたいわね」

希「気に入って貰えて良かったわ〜」

希「えりちはどの辺が好き?」

絵里「ん〜そうねぇ…」

25 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 18:20:05.59 ID:v21otQc70

凛「アレが次の獲物にゃ」

真姫「え…嘘でしょ?」

真姫「絵里にやるつもりなの!?」

凛「絵里ちゃんはね〜最近賢過ぎてダメだからね〜」

凛「コレ使って少〜し中和させようかなって」

真姫「賢過ぎてって……あ」

真姫「だからさっき私にも使おうとしたのね?」

凛「…」

真姫「そう言うことでしょ?」

26 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 19:48:00.27 ID:v21otQc70

絵里「色々と気に入った所はあったけど、最初に挙げるならやっぱり…」

希「うんうん」


真姫「…なんか言いなさいよ」

凛「…」

真姫「ちょっと」

凛「……」


凛「…ノーコメントで」ポチッ

27 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 19:59:23.37 ID:v21otQc70


絵里「料理のぉおおれっ…れるぅれるうぅうぅ早しゃとかかにゃ?」

希「……」


希(れるれる…?)
28 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 20:01:42.38 ID:v21otQc70

希「ご、ごめんねえりち、もう一回言ってくれる?」

絵里「らから料理がれひゃうっ早しゃが気に入ったって言ったのぉおおよお゛お゛お゛ぉ」

希「あぁアカンわ…ウチ本格的におかしくなったみたい」

絵里「大丈夫?」

絵里「病院イっくぅぅふぅん?」

希「えりち…っ」プルプル

希「どーゆーつもりなんかは知らんけど、ウチをからかおうったってそうは行かんよ?」

絵里「にゃに言ってんのぉおお?」

希「もしかして…この間の事まだ怒ってるん?」

絵里「いぃぃぃっよぉおお゙かげんにしにゃしゃいぃにゃのぉおお、いぃみがわからにゃいぃわ」

希「ウチもにこっちもあの時散々謝ったやん!!」

希「それにエイプリルフールだからってえりちも許してくれたやん!?なのにまだ蒸し返すん!?」

絵里「はぁぁ゛ぁ゛!?ぁあああ あぉにゃたホントににゃにいぃってんのぉおお!?」

絵里「そんにゃ話題出してぇぇぇ゛にゃいぃに゛ゃにゃいぃのぉおお!!」

希「いい加減にしてよっ!!私のこといじめてそんなに楽しい!?」

絵里「バカ!バカ!まんこ!!!そんにゃわけにゃいぃれしょ!」

希「ま…っっ///」

希「なんて事言ってんの!!?」


真姫「下品ここに極まれりね」

凛「wwwっwwwwっっ」

凛「あの喋り方wwwwっ!!」

29 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 20:11:04.20 ID:v21otQc70

希「ホントにどーしたの!?今日のえりちおかしいよ!?」

絵里「お゙ぉおォおんかしいぃのぉおおはぁあああ あぉにゃたれしょ!?突然へんにゃこといぃったり顔ぁあああ あぉかくしたりにゃんにゃのぉおお!?」

希「何言ってるのかわかんないっ!!ちゃんと喋ってよっ!!」

絵里「ひゃぁんとしゃべってましゅぅぅぅ!!貴方こそ頭らめぇぇににゃったんに゛ゃにゃいぃのぉおおお!?」

希「〜っっ」

ガタンッ

希「…もういいっ!!」


タッタッタッタ…


絵里「にゃんにゃのぉおおよお゛お゛お゛ぉ…」

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [まさにオナニー]:2017/06/01(木) 20:23:41.61 ID:Pg6LxeRSO
作者にしかわからないものを書く酉だ
31 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 20:36:33.51 ID:v21otQc70

真姫「本人は喋り方が変わってる事に気付いてないみたいね」

凛「wwwwっwwゴホッゲホッ…っ」

真姫「いつまで笑ってんのよ」

凛「…おほんっ!」

凛「はぁ〜!笑った笑った」

真姫「…」

凛「それじゃ次行きましょう!」

真姫「…叶うなら、このまま地獄の最下層に叩き落としてやりたいわ」

凛「…」スッ

真姫「やだもう凛ちゃんチョーリンリーン♪」

凛「そうでもあるにゃー♪」

32 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 20:53:38.94 ID:v21otQc70

【2年生・教室】


ことり「……」

海未「……」

海未「…ことり?」

ことり「……」

海未「一体どうしたのですか?先ほどからずっと浮かない顔をしていますが…」

ことり「……」


真姫「あれは」

凛「次のターゲットにゃ」

真姫「あぁ…誰かこのドブ猫の暴走を止めてください」

凛「ちなみにターゲットはことりちゃんにゃ!」

真姫「なんでよ!?」

凛「なんとなく?」

真姫「…」

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/01(木) 21:17:08.36 ID:6q+g1iJv0
つまらん
34 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 21:32:46.08 ID:DUDdCBSCO

海未「あの…ことり?」

ことり「…」

海未「ことり!」

ことり「っ!?」

海未「大丈夫ですか?」

ことり「う、うん…大丈夫」

ことり「全然まったくモーマンタイだよ?」

海未「…」


凛「ピッチャー投球フォームに入りま〜す」スッ

真姫「デッドボールだらけのピッチャーね」


ことり(…パック入り…そんなのってあるのかな?パック入りって…)ブツブツ

海未「ことり?」

ことり「パック……紙…パック…?」

ことり「ッッッ!!?!?」

ことり「そうだよっ!!」バッ

海未「は、はい!?」

ことり「これしか考えられない!」


ことり「あの時穂乃果ちゃんは!!」


凛「ピッチャー投げました!」ポチッ

真姫「うわ」

35 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 22:18:27.21 ID:v21otQc70

ことり「ちんぽミルクのぉおおこといぃってたんらぁ!!!」

海未「こ…とり…?」

ことり「きっとそうらよお゛お゛お゛ぉ!ちんぽミルクのぉおおこといぃってたんらよお゛お゛お゛ぉ!!」

海未「…」

ことり「らってパック入りにゃんてちんぽミルクのぉおおこといぃがいぃかんがえられにゃいぃもん!!」

海未「…ことり」

ことり「らからことりがちんぽミルクのぉおおんに゛ゃったのぉおおってきいぃてきたんら!それれ」

海未「南ことり」

ことり「にゃにぃい?」

海未「口を閉じなさい」

ことり「ええ?どーしたのぉおお海未ひゃ」

海未「閉じるっ!!」

ことり「は、はひぃ!!」

36 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 22:43:30.55 ID:v21otQc70

海未「…ことり」

海未「今の貴方は薄汚れています」

海未「歩く汚物です」

ことり「お゙ぉおォおん…お゙ぉおォおんぶちゅ…?」

海未「貴方は今、自分自身がどれほど穢らわしい事を口走っているのか理解していますか?」

ことり「?にゃに?」

海未「私の知っている南ことりは、それはもう慎ましく清楚で…」

海未「そしてその容姿に見合った優しさと包容力に溢れるとても素敵な女性です」

ことり「う、うみひゃぁん…///」

海未「…だからその淫猥な鳴き方を止めろと言うのですっ!!」

ことり「っ!?」

海未「私のことりにはその様な花魁気質など微塵たりともありません!!」

海未「それを…まるで殿方を誘わんばかりの艶めかしい声音で語りかけて…くっ」

海未「そんなのはゴールデン街の踊り子だけで充分ですっ!!」


凛「何だか詳しそうですね」

真姫「実はムッツリなのよ」

37 : ◆5UDbDqhWOk [saga]:2017/06/01(木) 23:45:57.04 ID:v21otQc70

ことり(…あれ?)

ことり(この感じ…もしかしてさっきの穂乃果ちゃんと同じじゃ…)

ことり「う、うみひゃぁんぁあああ あぉのぉおおね」

海未「いいですかっ!!?」

ことり「っ!?」

海未「貴方がもし!生活排水の様な台詞しか吐けないと言うのならば…っ」

海未「これから先ずっとチュンチュンとだけ言っていなさいっ!!」

ことり「ちゅ、ちゅんちゅん…?」

海未「そうです!!」

ことり「ちゅんちゅん…ちゅんちゅん…」

海未「その調子です!!」

ことり「ぁあああ あぉ、ぁあああ あぉのぉおお…うみひゃ」

海未「チュンチュン!!」

ことり「ち、ちゅんちゅん!」

海未「チュン!チュン!!」

ことり「ちゅん!ちゅん!!」

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