圭一「沙都子が俺の家に泊まるだぁ?」

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/06(火) 02:34:28.11 ID:wfF0rsEq0


沙都子「…………」カチカチ

圭一「いや、別にもっとくつろいでいいんだぞ……? そんなガチガチに緊張しなくても」

沙都子「き、緊張!?していませんわ! 一人前のレディーはこんな状況でも緊張なんてしませんことよー!」

圭一「いや、いつもよりやっぱりなにかしら硬い……ったく、しょうがねーなぁ!」ダキッ

沙都子「…………ッ!!? な、なぁ!?」



梨花「初手から抱きつき!? しかも圭一から? そんな、早すぎる!」ガタッ

羽生「落ち着くです梨花。まだ慌てる時じゃない」

梨花「羽生、あんたのツノ超高速で震えてるけど大丈夫?」

羽生「一番いいツノを頼む」



圭一「せーの……こちょこちょこちょこちょ」

沙都子「は、え? ひ、ふふ、や、やめてくださいま、うぅぅううう」

圭一「ほらー、笑え笑えー」

沙都子「きゃ、ふふ……い、いい加減に離してくださいまし!」バシン

圭一「あ、いて……そうそうそんなんでいいんだよ。そんな借りてきた猫みたいな態度じゃなくていつも通りで、な?」

沙都子「あ……そ、そうですわね。私としたことが、確かに少し取り乱していたかもしれません……でも今のやり方は認められませんわー! あんな子供をあやすみたいな、あんな!」

圭一「いや、実際子供だし……」

沙都子「むきー! 圭一さんと対して違わないですわー!」

圭一「おお、いいぞ、その意気だその意気だ」



圭一(……と、沙都子に言ったはいいが……その……)

圭一(……正直俺も、少し緊張してるにはしてるんだけどな、なんか俺の家に、沙都子とはいえ、女の子がいるってのはなんか変な感覚だ)

圭一(……というわけで、早速力を借りるぜ魅音!!!)

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/06(火) 02:35:37.86 ID:wfF0rsEq0


〜泊まる前日〜

魅音「……はぁ? 沙都子と過ごすマニュアルが欲しい?」

圭一「そうなんだよ、まぁ沙都子だからそんな心配はいらないと思うんだけどさ。やっぱりせっかく泊まりに来てくれたのなら楽しんで行ってもらいたいけど、正直女の子が人の家に泊まる時になにをしたら楽しんでもらえるのか、想像付かなくてな」

魅音「なるほど、それで私に聞きに来たと……いいね、圭ちゃん、いい着眼点だよ。私はその答えを知っている……部屋に戻る、ちょっと待ってな」

五分後

魅音「……はい、これ」

圭一「こ、これは……」

魅音「これは、『もし、部活のメンバーが園崎家に泊まりに来たら何で遊ぶか』を示した秘蔵のノート……これを、圭ちゃんに貸すよ。これさえあれば、何も怖いものなんてない。なんせ私が書き記したものだからね!」

圭一「み、魅音……こんなものを俺に……! サンキューな魅音! 俺、魅音に相談してよかったぜ!」ガシッ

魅音「ふん、礼には及ばないよ。大切な部員のためさ……だから、沙都子のこと、精一杯楽しませてあげるんだよ……」ガシッ

二人は熱い友情の握手を行う。
しかし、魅音は気づいてない。

そのノートは、『もし、部活のメンバーが園崎家に泊まりに来たら何で遊ぶか』を示したノートではなく
同時進行で、妄想の限りを書き記していた『もし、圭ちゃんと二人きりで泊まることになってしまったら何をするか』ノートだったということを


(・3・)アルェー?

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/06(火) 02:39:42.76 ID:wfF0rsEq0
100年くらいかけてゆっくりやります
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 08:25:13.76 ID:FxrJqxAgO
1.00日くらいかけて高速でやるんだよあくしろよ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 09:41:52.30 ID:gu4KQGWZO
大丈夫だワタを流しつづければ余裕で百年は通りすぎる
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 09:57:18.48 ID:023KHdiVO
ランピザーは泣ける
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 13:59:35.27 ID:FUaFVpMjO
羽入「僕はフィギュアスケーターじゃないのです!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 14:04:02.37 ID:EvdvZh6Y0
今時ひぐらしssとはめずらしい
しかも沙都圭とは俺得
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 16:56:14.25 ID:CIr4BmUA0
ロリ巨乳の疑いが強い沙都子か
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 16:56:52.10 ID:lOPQ765DO
羽入「僕は棋士でもないのです!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 18:32:30.30 ID:vk+pZz4bo
俺はロリコンではないので五年後くらいの沙都子が一番可愛いんじゃないかと思っている
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 21:23:57.11 ID:DQIhL+2F0
喉をかきむしりながら期待
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 22:01:31.82 ID:G85QrBuGo
おはぎ差し入れするからはよ
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/06(火) 23:00:07.96 ID:eevnJmbmO
その調子で圭梨も書くのです
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/07(水) 00:33:35.83 ID:o8Wmei/p0


羽入「あぅあぅあぅあぅあぅ(爆笑)」

梨花「……羽入がこれほど楽しそうに笑っているということは、このノート、魅音のうっかりか何かで、目的のものとは違う、危険なノートを渡してしまった、ってとこかしら?」

羽入「あうあうあうあうあうあう(大爆笑)」

梨花「大当たりのようね……これは面白くなってきたわ……」

羽入「それはそれとしてボクの名前は羽入なのです。羽生ではないのです。二度と間違えるな」(神の威厳)

羽入「腹ただしいので、死ぬ気で頑張ってモニターに心の声も映るようにしてやるのです」ビビビ

羽入「それでは続きをどうぞなのです」



17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/07(水) 00:34:48.06 ID:o8Wmei/p0


圭一(……よし、このノートの通りに……)

圭一「なぁ、沙都子、やることねーしテレビでも見ようぜ」

沙都子「……それはいい提案ですわ。これ以上ここにいて、くすぐられても嫌ですし」ジトー

圭一「まぁまぁその件は置いておいて……ほら、沙都子、こっちこいよ」

沙都子「もう、急かさないでくださいまし。それじゃ、お隣に失礼して……」

圭一「いや、そっちじゃなくて……沙都子さえよければ、俺の膝の上とかどうだ? 自分で言うのもなんだか、俺の膝の上はな、最高級クッションも裸足で逃げ出すような、それはもう極上の座り心地で——」


羽入(圭一は、そこまでしゃべり気がつくのです)

羽入(目の前の沙都子が、言葉を失って圭一を見ていることに)


沙都子「…………」

圭一「……な、なんてな!冗談冗談、そんなの沙都子も嫌だよなー!はは、ははは……」

沙都子「…………」

圭一「…………」

圭一(……いや!? やっておいてなんだけどこれはなんか違くねーか魅音!?)


魅音ノート『テレビを一緒に見ようと提案され、その後、隣に座ろうとする私を引き止め俺の膝の上で見ないかと誘われる。そのあと照れたように冗談だよと笑われ、ちょっと怒る私、でもなんだかんだいい雰囲気になる、なんて……きゃー恥ずかしい私のバカバカバカでもでもそんな圭ちゃんも(以下省略)』


圭一(ちょっと後半の意味わからなかったが、つまるところ魅音の言いたかったことは、この提案で『いい雰囲気』、つまりは楽しい雰囲気に持って行ける、こういう話だったはずだ!)

圭一(それがどうしてこんなツンドラのような状況に……クールになれ前原圭一、この状況、乗り越えられるはずだ……って、ん……? なんか膝があったかい……?)

沙都子「…………」チョコン

圭一「……あれ、沙都子、なんで俺の膝のうえに座ってんだ?」

沙都子「は、はぁ!? なにをおっしゃってますの!? ……す、座ってもいいといったのは圭一さんですわ。もう待ったはありませんでしてよ?」

圭一「……お、おう、そういえばそうだったな……でもお前、さっき嫌がって……」

沙都子「べ、別に嫌がっていたわけではありませんわ! そ、その……ちょっと予想外のことを言われてしまって驚いてしまっただけで……でも、自分から言いだすだけあって、座り心地はなかなかですわよ♪ 褒めて差し上げましてよ」ニコニコ

圭一(……俺の膝の上に、沙都子が乗っている)

圭一(顔を赤らめてはいるが、楽しそうに笑って、俺に体重を預けてテレビを見ている。その笑顔は……見ている俺まで、つられて笑ってしまいそうなほど、一点の曇りもない)

圭一(普段からは考えられないような、この対応……それを、このノートが導いてくれた)

圭一(……つまり魅音は、沙都子の実は甘えたがりなこの性格を見抜いた上でこのノートにそれを記してくれた……?)

圭一(……さすがだ、さすがぜ魅音! 俺たちの部長はやっぱり格が違った! 一生ついていくぜリーダー!)


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/07(水) 00:35:20.79 ID:o8Wmei/p0


〜梨花サイド爆笑&爆萌につき詩音サイド〜


詩音「……!? 双子レーダーに反応!? どこかでお姉がすごい勢いで火傷を負っているような……」

詩音「…………」

詩音「ま、いっか♪」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/07(水) 00:41:32.10 ID:o8Wmei/p0
続きは友達におはぎの中にタバスコを入れたいたずらが成功したら書きます。たぶん明日か明後日です
沙都子と風呂のシチュエーションは欠かせない
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 01:50:47.48 ID:G+NQZGSVO
圭一のオットセイが、硬くなって座り心地悪くなってないか、心配なのです
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/07(水) 20:59:54.25 ID:xkj9YfOM0
俺のオットセイが死んでしまう早く風呂を書いてくれ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 11:28:53.96 ID:Vw+XmvdtO
久々にアニメ見返してきたからはよ!!
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 15:15:22.97 ID:qDFk0cOmo
まだか
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 04:10:22.73 ID:8o1HVaWi0
もっと熱くなれよおおおおおおおおおおおおおお
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/01(火) 05:35:34.28 ID:6TkY1AMS0
待ってるぜ
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