【ポケモン】リーリエ「ユリマンガ先生」

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246 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/18(日) 21:08:22.47 ID:ZuyLwTJkO
サザンドラー

サトシ「うおっ!サザンとらドラおもしれーっ!」

スイレン「うん!」ドキドキ

ピカチュウ「ピカ!」

アシマリ「アウ!」

ワイワイ

ミヅキ「ははっ、楽しそうでいいね?」

リーリエ「あの…ミヅキさん……」

ミヅキ「ん?」

リーリエ「色々とありがとうございます、それと…」

リーリエ「……ユリマンガ先生の事…」

ミヅキ「……ま、幼なじみだからね?何となくわかってたよ」

リーリエ「……………」

ミヅキ「ごめんね?リーリエ、私…リーリエが引きこもリーリエになったってのに何も力になってあげられなくて…」

リーリエ「そ、そんな…!そんな事ないです!」

ミヅキ「リーリエ……」

リーリエ「……ミヅキさんがお義姉さんになってくれればいいのに…」ボソッ

ミヅキ「>>安価」


安価 近いレスの中
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 21:10:53.36 ID:NsWyHzc/0
私が姉になったらアンタを引きずってでも外出すけど?
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 21:12:42.45 ID:BYCznjMwO
おっけ言質とった
後は私が頑張るだけだね
249 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/18(日) 22:19:54.89 ID:ZuyLwTJkO
ミヅキ「私がお義姉ちゃんになったら、リーリエを引きずってでも外にだすかもね?」クスッ

リーリエ「ひぃ…!」ビクッ

ミヅキ「アハハ、冗談冗談!」

ヒートリゴートダーヨ

サトシ「ん?なんの音だ?」

ピカチュウ「ピ?」

リーリエ「あっ!私のケータイです!」

スイレン「出ないの?」

リーリエ「変態(グラジオ)からだから出なくていいです!」プクー


〜シロデスナ社〜

グラジオ「り、リーリエが電話に出ない……何かあったのか!?」ソワソワ

ルガルガン「ガル…」

ヒートリゴートダーヨ

グラジオ「ん?LINE?」

グラジオ「リーリエか!?」バッ

ピッ

グラジオ「……何だミヅキか…」

グラジオ「ん?動画?」ピッ

リーリエ『ミヅキさんがお義姉さんになってくれればいいのに……』

グラジオ「何だこの動画……?」

グラジオ「(リーリエ可愛い…)」


〜リーリエの屋敷〜

タンジュンナコトバ

ミヅキ「(グラジオからLINEが返ってきた…)」ドキドキ



安価 グラジオからミヅキへのLINEの返信内容
安価 近いレスの中
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 22:31:07.30 ID:UnYh6Hnx0
ミヅキはリーリエの姉みたいなもんだろ(幼なじみ感)
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 22:31:28.56 ID:haQG7mN6o
やはり可愛いな(リーリエ)
252 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/18(日) 22:45:57.03 ID:ZuyLwTJkO
グラジオ『ミヅキはリーリエの姉みたいなものだろ?それがどうした?』

グラジオ『それよりリーリエ可愛い』

グラジオ『リーリエが電話に出ない……何かあったのか……?』

グラジオ『ミヅキ、リーリエに電話に出てって言ってくれ』

グラジオ『リーリエに会いたい』

グラジオ『リーリエ…』


ミヅキ「……………」プルプル

リーリエ「? どうしたのですか?ミヅキさん?」

ミヅキ「……別に…」

スイレン「ま、まさか!彼氏とか!?」

サトシ「ミヅキって彼氏いんのか?大人だなぁ!」

スイレン「あ、さ、サトシもそういう事に、きょ、キョーミあるんだ…」ドキドキ

サトシ「うーん……」

ミヅキ「うるさい!」

リーリエ、サトシ、スイレン「ごめんなさい」



サトシ「いやぁ、すっかり遅くなっちゃったなぁ…」

スイレン「こんな時間までごめんね?リーリエ」

リーリエ「大丈夫です!私も久しぶりに楽しかったです!」ニコニコ

リーリエ「………ところで……サトシとスイレンは今日は何しにウチへ……?」

サトシ、スイレン「あっ!」

サトシ、スイレン「(やべっ、アニメとお菓子に夢中になってたせいでリーリエをスクールに来いって説得すんの忘れてた……)」

リーリエ「?」

サトシ「んー、なんていうか……」

サトシ「………………」

サトシ「また、遊びに来ていいか?リーリエ!」

リーリエ「………………」

リーリエ「はい!」ニコッ

サトシ「へへっ」

スイレン「ふふっ」クスッ

ミヅキ「(リーリエ、いいお友達がいるんだね?)」クスッ

リーリエ「それではお二人共!帰り道お気をつけてー!」

シロン「コーン!」

サトシ「おう!」

スイレン「バイバーイ!」

サトシ「よしっ!帰ろうぜ!ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ!」
253 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/18(日) 22:57:04.48 ID:ZuyLwTJkO
ロトム図鑑「コラコラー!サトシー!」

サトシ「ん?」

ロトム図鑑「夜道は危ない大人や野生のポケモンが出て女の子の一人歩きは危険ロト!」

ロトム図鑑「サトシはスイレンを一人で帰らせる気ロトか?」

スイレン「わ、私なら大丈……」

サトシ「うーん、それもそうだな……」

サトシ「よし!スイレンの家まで送ってくぜ!」

スイレン「……いいの?」

サトシ「ああ!何が来ても俺とピカチュウに任せておけ!」

ピカチュウ「ピカ!」グッ

スイレン「サトシ……」

スイレン「そ、それじゃ…お願い…///」ドキドキ

アシマリ「アウ!」

サトシ「おう!行こうぜ!スイレン、ピカチュウ、アシマリ!」

ピカチュウ「ピカ!」

アシマリ「アウ!」

スイレン「…………うん!」ニコッ



リーリエ「ミヅキさんはお時間大丈夫なんですか?」

ミヅキ「あー、大丈夫。今日は泊まって行くってママに言ってあるから!」

リーリエ「泊まり!?」

シロン「コン?」

ミヅキ「フフフ、リーリエが寂しいだろうと思ってね?」

ミヅキ「今日は特別にお義姉ちゃんが義妹と一緒に寝てあげよう!」

リーリエ「>>安価」


安価 近いレスの中
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 22:58:13.36 ID:NsWyHzc/0
ぱ、パンツは縞パンですか?
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 23:06:28.54 ID:UnYh6Hnx0
今日は寝かしませんよ(邪悪な笑み)
256 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/18(日) 23:10:52.66 ID:ZuyLwTJkO
リーリエ「ぱ、パンツは縞パンですか!?」

ミヅキ「え?」

リーリエ「ここは未来の義姉妹として、お風呂で裸の付き合いもしましょう!」

ミヅキ「え!?」

リーリエ「ささっ!早く!お義姉ちゃん!」

ミヅキ「も、もう!仕方ないなぁ…////」

リーリエ「(てゆーかミヅキさん……)」

リーリエ「(完全にあの変態のお嫁さんになる気になってるんですね…)」ビックリーリエ

ミヅキ「ま、義妹の頼みじゃ断れないっか?////」テレッ
257 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/18(日) 23:21:58.28 ID:ZuyLwTJkO
リーリエ「今夜は寝かせませんよ!義姉ちゃん!」フフフ

ミヅキ「?」



数日後

〜グラジオの屋敷〜

グラジオ「フッ、オレの連載はもう決まったようなもんだな」

カキ「流石は先生です!」キラキラ

グラジオ「まぁ、当然の結果だな!」

グラジオ「だが…これはまだ夢への第一歩にすぎない……」

カキ「流石先生!夢がデカイ!」

アセロラ「ふーん、良かったね」

グラジオ「なんだ?悔しいのか?」フッ

アセロラ「悔しい?アセロラはもう連載もアニメ化もしてるんだけど?」

グラジオ「ぐっ…」

アセロラ「それに…世界一可愛いリーリエを読んだ時に何となくわかってたしねー」

グラジオ「なに!?」

カキ「どういう事だ!?」

アセロラ「フフフ…何と…アセロラちゃんは一度見たラノベや漫画がヒットするかどうか見抜く目を持っているのです!」

カキ「な、なにー!?」

アセロラ「アセロラちゃんは、この目の事を"ギラティナアイ"と呼んでいるよ?」

カキ「ギラティナアイ……凄い!凄いぞアセロラァー!」

グラジオ「>>安価」


安価 近いレスの中
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 23:30:18.44 ID:pQrdVAgGO
節穴の間違いだろう、このお子様パンツめ……
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/18(日) 23:51:29.27 ID:y93MLAHYo
フッ、お前が見たときから更に改善していったんだ
お前が予想した結果など簡単に上回ってみせるさ
260 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/19(月) 00:06:36.45 ID:eQLy3o8oO
グラジオ「フッ、何がギラティナアイだ?節穴の間違いだろ?お子様パンツ
め」

アセロラ「カッチーン」

カキ「アセロラ!お子様パンツなのか!?」

アセロラ「セクハラで訴えるよ?」

グラジオ「フッ、オレの作品はあれからリーリエとの愛や鬼(シロナ)の指導により、オマエが見た時より更に改善している」

グラジオ「オマエの予想なんざ軽く上まってみせるさ」

カキ「流石が先生だ!シビれるぜ!」

グラジオ「フッ」テレッ

アセロラ「ふーん、あっそ」


ヒートリゴートダーヨ

グラジオ「ん?」

カキ「誰からですか?先生」

グラジオ「シロナさんだ。早速連載決定の電話か?」ニヤニヤ

アセロラ「(すっげー嬉しそうだね)」

グラジオ「はい、もしもし」ピッ

シロナ『グラジオくん?実は大変な事が起きたの!』

グラジオ「大変な事?」

シロナ『………実は……』


グラジオ「………………」プルプル

カキ「ど、どうしたんですか?先生」

グラジオ「………連載の話が…無くなった…」

カキ「え!?」

アセロラ「ふぁ?どうゆー事?」

グラジオ「……今からシロデスナ社に乗り込むっ!」グッ
261 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/19(月) 00:16:36.64 ID:eQLy3o8oO
タッタッタ

カキ「先生!連載の話が無くなったってどういう事ですか!」

グラジオ「知らん!とりあえずシロデスナ社に一回来いだとよ!」

アセロラ「何があったんだろーね?」

グラジオ「何でオマエがいる!?」

アセロラ「なんかおもしろそーだから」

グラジオ「シネ!」


〜シロデスナ社 前〜

カキ「………ここがシロデスナ社…」

カキ「………感動だ……」ウルウル

アセロラ「(またあのオバサンいるのかなー?嫌だなー)」

グラジオ「カキ!泣いてる場合じゃない!行くぞ!」ダッ

カキ「は、はい!」ダッ

ドッ

グラジオ「うおっ!」ドサッ

カキ「先生ー!」

「いたたー…」

グラジオ「ちっ、何処見てやがる!オマエ!」

アセロラ「いや、余所見してたのはお前だろ」

マツリカ「………………」

グラジオ「ん?」

グラジオ「(原稿……?コイツもラノベ作家か?)」

グラジオ「フッ…まぁ、いい!これからは気をつけろよ!」

マツリカ「…………………」

アセロラ「(だから余所見してたのはお前だろ)」

グラジオ「よし!早速乗り込むぞ!」

マツリカ「待ってよ」

グラジオ「………なんだ?オマエに構ってる暇なんか……」

マツリカ「>>安価」



安価 近いレスの中
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 00:21:02.87 ID:HGyeBvF10
この間のアニメ「ムウマージ学校の劣等生」見た?
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 05:20:33.11 ID:qsrQmPN50
あっちょっ待っ
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 10:18:24.89 ID:LERRLYJSO
あー違う違う、私が用があるのは君じゃなくて、ギラチャンハート先生だよ。
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 11:49:08.41 ID:0eyEmaXF0
……あなた、連載の話無くなっちゃったんだよね?
266 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/19(月) 12:43:01.42 ID:xkZSoclf0
マツリカ「あー、ちょっと待ってよ」

グラジオ「?」

マツリカ「君らも作家センセー?」

グラジオ「なに?」

アセロラ「君"ら"も?」

カキ「(この人…何処かで見た気が……)」

マツリカ「作家センセーならさぁ?ムウマージ学校の劣等生ってアニメ知ってる?」

グラジオ「(ムウマージ学校の劣等生…作家としてアニメ全般には一応目を通しているが…)」

グラジオ「知っているが、だからどうした?」

マツリカ「いやぁ、あたしの周りってあんまアニメ見てる人いなくてさー」

マツリカ「作家センセーなら知ってると思ったよ!あれ、面白いよね!」キラキラ

カキ「ムウマージ学校の劣等生…確かに名作だ!俺も毎週ホシと一緒に見ている!」

マツリカ「ほんとー!」

グラジオ「(何だコイツ?)」

グラジオ「(どのみち、今は連載の件が先だ!こんな奴に構ってる暇は……)」

アセロラ「ねぇねぇ!あなた!」クイクイ

マツリカ「ん?」

アセロラ「アニメならさぁ!コケコとテテフの森って知ってる!?」

マツリカ「んーん、知らない」フリフリ

アセロラ「ふぁ!?」ガーン

マツリカ「あたしってさー、昔から…」

マツリカ「キョーミあるものにはトコトンのめり込んじゃうんだけとさ、キョーミ無いものは全然なんだよねー」アハハ

アセロラ「な………!」カチン

グラジオ「………………」

アセロラ「ちょっと!あなた!私を誰だと思ってるの!」

マツリカ「え?」

アセロラ「私は!戦闘力(売り上げ部数)200万でアニメ連載絶好調のキスショットアセロラギラチャンハートアンダーブレード先生だよ!」バーン

グラジオ「自分で言うな」

マツリカ「名前長っ」

アセロラ「感想はそれだけ!?」

マツリカ「だからさー、知らないって言ってんじゃん…」ポリポリ

アセロラ「!」カチン

マツリカ「………だって…キョーミないもん」

アセロラ「………あなたの頭にアセロラの名前を刻みこんであげるしかなさそうだね……」

グラジオ「おい」ムンズ

アセロラ「ふぁ!?」

グラジオ「こんな事してる場合じゃない、いいから行くぞ!」ズルズル

アセロラ「は、離して!グラジオ!」ズルズル

カキ「ま、待って下さい!先生!」ダッ

マツリカ「……………」

マツリカ「……グラジオ…?」
267 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/19(月) 12:52:05.01 ID:xkZSoclf0
アセロラ「ふんっ!」プンプン

グラジオ「まだ怒ってんのかクソガキ」

アセロラ「だって!あの人ムカつく!」プンプン

シロナ「待たせてごめんなさい!」

グラジオ「!」

カキ「(編集者との打ち合わせに立ち会ってる…感動だ……)」

シロナ「あれ?ロリコンハート先生もいたの?相変わらず可愛いわね?」

アセロラ「ふぁ!?ギラチャンハートだもん!」ゾク

シロナ「(可愛い////)」キュン

シロナ「ねぇ?キスしていい?」

アセロラ「!?」ビクッ

アセロラ「ちゅ、ちゅーは大好きな人以外としちゃダメっておじさんが言ってたもん!」

シロナ「へぇ?じゃあ、私、ロリコンハート先生の事大好きだし、いいじゃない?」スッ

アセロラ「さ、触らないでよ!オバサン!」

シロナ「……オバ………」

グラジオ「シロナさん!いいから早くさっきの連載の件の事を教えてくれ!」バンッ

シロナ「グラジオくん……」

シロナ「!」

カキ「?」

シロナ「あれ?あなたは?」

カキ「>>安価」



安価 近いレスの中
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 13:12:50.42 ID:JWgGB/H60
あ、あなたは!?
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 13:40:58.73 ID:R8Bj9FhdO
最近うちの牧場に来てホシを見てる女!
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 16:52:27.58 ID:EzNKq8UnO
どこかで見たような...確かチャンピオンの特集雑誌で...
271 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/19(月) 18:53:24.20 ID:nUk1kNBjO
カキ「(この人…何処かで見た事あるな……ポケモンチャンピオン誌だったか……?)」ジーッ

シロナ「ちょっとなに?人をジロジロと…キモいんだけど?」

カキ「あーっ!思いだした!」

グラジオ、アセロラ「!?」ビクッ

グラジオ「い、いきなりどうしたんだカキ!?」

アセロラ「び、びっくりするでしょ!」

カキ「こ、この人!いっつもウチの牧場でホシを眺めてニヤニヤしてる人だ!」

シロナ 「!?」

アセロラ「ふぁ!?」

グラジオ「シロナさん……アンタ…」

シロナ「ほ、ホシちゃんのお義兄ちゃん!?」

カキ「誰がお義兄ちゃんだ!」

シロナ「ご、誤解よ!私はただ、モーモーミルクが美味しそうだなって……」

カキ「嘘をつくな!ホシが気持ち悪いって脅えてたぞ!」

シロナ「そ、そんな……」ガクッ

グラジオ「シロナさん…アンタいつか捕まるぞ?」

アセロラ「てゆーか、もう捕まってほしい」

ギャー ギャー


シロナ「……で、本題だけど……」

グラジオ「そ、そうだった!」

グラジオ「オレの連載が無くなったってどういう事だ!」

シロナ「落ち着いてグラジオくん!」

シロナ「正確に言えば、無くなったのではなく、次回の連載候補に回されたのよ」

グラジオ「………なに?」

カキ「どういう事だ?」

シロナ「………今回……直前まではグラジオくんの作品が連載候補にほぼ決定してたの…」

シロナ「そう、直前までは……ね?」

グラジオ「……直前まで……」

アセロラ「……まさか……」

シロナ「そう……実は何日か前に急遽持ち込みがあった原稿……」

シロナ「それがあなたの"世界一可愛いリーリエ"よりも面白かったのよ……」

グラジオ「!?」

グラジオ「な、何だと……!?」

シロナ「………ごめんなさいね?グラジオくん…こればかりは実力の世界…どうする事もできないわ…」

グラジオ「……………ちっ!」

カキ「先生……」

グラジオ「(くそっ……!これじゃあ、あの時と同じ……)」

シロナ「…………」
272 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/19(月) 19:06:13.46 ID:nUk1kNBjO
シロナ「落ち込むのは早いわよグラジオくん?」

グラジオ「なに……?」

シロナ「………これを見なさい」スッ

グラジオ「!」

グラジオ「これは……」

シロナ「……若き20歳以下の作家達が競い合い、そして……優勝者には連載の権利が与えられる大会……その名も……」

シロナ「ラノベポケモンリーグ!」

アセロラ「ふぁ……!?」

カキ「ラノベポケモンリーグ!?」

グラジオ「連載の……権利……!?」

シロナ「そうよ……そしてこれはその参加書……どうする……?」

シロナ「……恐らく、アローラ中の若き作家達が集う大会よ?優勝までの道のりはアマくないわよ?」

カキ「先生…………」

グラジオ「……フッ、そんなのは決まっている………」スッ


"ルガルガングラジオ"


グラジオ「当然参加だ!」

グラジオ「もちろん…優勝狙いでな?」ニヤッ

カキ「先生……!」ジーン

アセロラ「グラジオ…」

シロナ「ふふっ、あなたならそう言うと思ったわ?」

「あれ?」

全員「!」

マツリカ「静かになったから、打ち合わせ終わったのかと思ったのにー、まだだったかー」

シロナ「!」

アセロラ「ふぁ!?」

グラジオ「オマエは……」

マツリカ「…………ふーん…丁度いいや」ストン

マツリカ「さ、シロナさん。早く始めよーよ?」

マツリカ「新連載の打ち合わせ」ニコッ

グラジオ「!?」

シロナ「ちょ、ちょっと!」
273 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/19(月) 19:18:49.00 ID:nUk1kNBjO
シロナ「今はこの子達と打ち合わせ中よ!もう少し待って……」

マツリカ「だいじょーぶですよー!あたし気にしてませんから」ヘラッ

シロナ「そ、そうじゃなくて……」

グラジオ「おい!」

マツリカ「!」

グラジオ「新連載の打ち合わせとはどういう事だ………?」

マツリカ「…………そのままだけど?」

マツリカ「グラジオセンセ?」ニコッ

グラジオ「!?」

アセロラ「ちょ、ちょっと!」ガタッ

マツリカ「?」

アセロラ「あなたさっきからなんなの!」

アセロラ「今はグラジオが打ち合わせ中でしょ!」

マツリカ「えーと……誰だっけ?」

アセロラ「ムカー!」プンブン

シロナ「(怒った顔も可愛い////)」

アセロラ「まったく!少し連載とれたからって調子に乗らないでよね!」

アセロラ「デカイ態度を取りたかったら、アセロラみたく、アニメ化して戦闘力(売り上げ部数)200万は……」

マツリカ「……せんとー力かー…」

アセロラ「……ふぁ?」

マツリカ「うーん、全然キョーミないけど……シロナさん」

マツリカ「あたしの前作のせんとー力っていくらでしたっけ?」

アセロラ「ふぁ……?」

グラジオ「……前作……?」

シロナ「……1420万部よ……」

グラジオ「な、なに……!?」

カキ「せ、せん………!?」

アセロラ「…………ふぁ……」オクチアングリ

マツリカ「あー、あー、それくらいだったかー」

マツリカ「だってさ?えーと……」

マツリカ「山田エルフセンセーだっけ?」ポンッ

アセロラ「……………」

マツリカ「ごめんね?キョーミ無いから覚えらんないや?」ニコッ

アセロラ「>>安価」



安価 近いレスの中
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 19:22:08.66 ID:HGyeBvF10
シロナさん!シロナさんが大好きなアニメ「ピィきゅーぶ!」のDVDBOXの初回限定特典あげるからこいつガブリアスでガブッてして!
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 19:52:08.68 ID:AbMga/gc0
…しばらく夜は注意した方がいいかもよ、ふふふ
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 20:03:01.68 ID:LERRLYJSO
……ギラチャンハートだって言ってんだろ?
277 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/19(月) 20:03:26.08 ID:nUk1kNBjO
アセロラ「むっかー!アングリーーー!!!」ウガー

アセロラ「オバサン!オバサンが大好きなピィきゅーぶのアニメ初回限定版DVDあげるから、この人ガブリアスでガブッてやっちゃってー!」ムキー

シロナ「ええ!?」

シロナ「ちょ、ちょっと!なんで私がピィきゅーぶのファンだって……」

アセロラ「だってオバサン、ロリコンでしょ!何となくわかるよ!」

シロナ「!?」ギクッ

シロナ「わ、私はこ、子供好きなだけでけっしてロリコンでは……」アセアセ

ギャー ギャー

マツリカ「あははー、面白いねー?君たち」

グラジオ「おい!」

マツリカ「!」

グラジオ「………何でオレの名前を……」

マツリカ「……言ったでしょ?あたしはキョーミあるものはトコトンだって……」

グラジオ「……なに?」

マツリカ「……勇者・ヌルの冒険…」

グラジオ「!」

マツリカ「……グラジオセンセー、君がネットで書いてた小説だ……」

マツリカ「あたしさ…あれの大ファンだったんだよー」

グラジオ「………………」

マツリカ「そんでさ、君の事を色々調べた……そしたら……」

マツリカ「俺のコクーン?だっけ?あんな下らない物を書いてるんだもん…ショックだったよ……」

グラジオ「………くだらないだと……」

マツリカ「…………君の事なら何でも知ってる……」

マツリカ「君が下らない妹系小説を書いてるのは、君が家で飼ってるあれのせいなんでしょ?」

グラジオ「………飼ってる?」

マツリカ「君が家で飼ってるヒッキーの妹の事だよ?」

グラジオ「…………」ピクッ

マツリカ「許せないよねー?ただでさえ、ヒッキーの穀潰しの癖に、その上君の才能の足を引っ張ってるんだ」

マツリカ「君の妹は……君の夢の為には…」

マツリカ「邪魔だよ」ニコッ

グラジオ「>>安価」


安価 近いレスの中
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 20:08:05.66 ID:u9nQ0aLIO
俺に興味をもってくれてありがとう
…だが俺の夢に邪魔なのはお前の方だ
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 21:13:30.77 ID:AbMga/gc0
…そうか、貴様とはどうやら相容れないようだ
280 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/19(月) 21:31:58.46 ID:nUk1kNBjO
グラジオ「フッ…オレのファンか…まずは礼を言わなくちゃな…」

マツリカ「グラジオ…」

グラジオ「そして…」

グラジオ「どうやらオマエとは相容れないようだな!」

マツリカ「………なんだって?」

グラジオ「リーリエの夢はオレの夢…」

グラジオ「オレはいつかみんなに面白いって言われるラノベを書く……そして…」

グラジオ「その時、オレの隣にはリーリエがいる……!」

マツリカ「……グラジオ…あたしは君がそんな下らない小説を書くんなら、何度だって邪魔するよ?」ニヤッ

グラジオ「なに……?」

カキ「まさか……今回の先生の連載を邪魔したのは……」

マツリカ「……そう、ワザとだよ?」

グラジオ「!」

カキ「こいつ……!」

マツリカ「……だって、あたしは君にそんな小説を書いてほしくないから…」

マツリカ「それに……今回だけじゃない…」ニヤッ

カキ「え?どういう…」

グラジオ「………オレが俺コクでデビューしようとした時も似たような事があった……」

グラジオ「オマエまさか……」

マツリカ「………………!」

マツリカ「……ラノベポケモンリーグ…なるほどね……」スッ

グラジオ「!」

マツリカ「…………………」キュッ キュッ

"寝間手マツリカ"

アセロラ「ふぁ!」

カキ「ね、寝間手マツリカだと!?」

グラジオ「やはりか……」

シロナ「ま、マツリカちゃん!あなたは既に連載の権利があるのよ!」

マツリカ「いーよシロナさん、あたしなら何本だろうと同時連載してあげるよ」

シロナ「!」

マツリカ「グラジオ…もう一度言う…」

マツリカ「君があの寄生虫(リーリエ)に拘り続けるならあたしは何度だって君の夢を邪魔するよ?」

マツリカ「君の才能を一番わかっているのはヒッキーの妹じゃない」

マツリカ「あたしだ!」

グラジオ「>>安価」


安価 近いレスの中
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 21:35:14.01 ID:HGyeBvF10
思いあがるなよフェイスペイント女、しかも人の妹をウツロイド扱いしやがって・・・
282 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/19(月) 21:54:20.98 ID:nUk1kNBjO
グラジオ「フッ、人の愛する妹をウツロイド呼ばわりしやがって……!」

グラジオ「思い上がるなよ!フェイスペイント女!」

マツリカ「!」

グラジオ「オマエがどれだけ凄かろうと…何度邪魔してこようと、オレはオマエを越えていく!」

グラジオ「リーリエと一緒にな!」

マツリカ「っ……………!」ギリッ

アセロラ「ちょーっと!待ったー!」

グラジオ、マツリカ「!」

アセロラ「ラノベ界のプリンセス、アセロラちゃんを仲間外れにしないでくれる?」スッ

キュッキュッ

"キスショットアセロラギラチャンハートアンダーブレード"

グラジオ「!」

アセロラ「アセロラも出るよ!ラノベポケモンリーグ!」

シロナ「アセロラちゃん!?」

アセロラ「ねぇ?いいでしょ?シロナさん?」ウワメ

シロナ「う、うん…全然OK////」ハナヂタラー

グラジオ「オマエ…どういうつもりだ?」

アセロラ「…………キスショットアセロラギラチャンハートアンダーブレード…」

アセロラ「……この名前を…あなたの頭に刻みこんであげるっ!」キッ

マツリカ「………………」

カキ「(グラジオ先生とアセロラ…それにマツリカが争うだって……!?)」

カキ「くそっ!こんな時だってのに、ワクワクが収まらん!」ドキドキ

シロナ「なんなのこの子?」

マツリカ「…あっそ、せいぜー頑張ってよ。山田エルフセンセー」スクッ

アセロラ「ギラチャンハートだって言ってるでしょ!」プンプン

シロナ「……何処行くの?マツリカちゃん」

マツリカ「シロナさん、悪いんですケド、打ち合わせはまた今度でー」フリフリ

シロナ「ちょ、ちょっと!」

マツリカ「あとさー」

グラジオ「!」

マツリカ「あたしの方がデビューが先だったんだ……」

マツリカ「……あたしの事はマツリカセンパイって呼んでもらおーかグラジオ?」

グラジオ「…………」

グラジオ「………フッ、上等だ!」

グラジオ「マツリカセンパイ?」

マツリカ「………………」クルッ
283 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/19(月) 22:09:51.84 ID:nUk1kNBjO
〜グラジオの屋敷〜

ミヅキ「はぁ?」

ミヅキ「今度はマツリカ先生にケンカ売ったって!?」

ミヅキ「君は一体なにやってるの!」

グラジオ「おい、勘違いしてるぞミヅキ?」

グラジオ「ケンカを売ったんじゃない、売られたんだ」

ミヅキ「いや、そうじゃなくて……もうー!」

グラジオ「それに…マツリカとは因縁もある…」

グラジオ「どのみち、何れは越えなくてはいけない相手……それが遅いか早いかってだけだ」

ミヅキ「…本当前向きだね君は…」

マオ「若き作家達が集うラノベポケモンリーグ……」

カキ「……アセロラも早速帰って執筆を始めるらしい……」

カキ「今回の件が余程悔しかったんだろうな……」

マーマネ「アセロラちゃん……」

ミヅキ「で?どうするの?グラジオ?」

ミヅキ「今回はユリマンガ先生には頼れないよ?」

グラジオ「…………………」


ピンポーン

グラジオ「ん?誰だ?」

ガチャッ

マツリカ「アローラー!グラジオ!」ニコッ

グラジオ「!」

グラジオ「マツリカ!?」

ミヅキ「え!?この人が……?」

マーマネ「マツリカ先生!?」

マオ「(サインもらおっかな?)」ゴソゴソ

グラジオ「……マツリカ!何の用だ!」

グラジオ「だいたい……何で家を……」

マツリカ「だからさー?あたし、グラジオの事なら何でも知ってるって言ったでしょ?」ニコッ

グラジオ「!」

マーマネ「ひぃ!?」

ミヅキ「………ストーカーじゃん……」

グラジオ「……ちっ、で?一体何の……」

マツリカ「……ねぇ?グラジオ……」

グラジオ「?」

マツリカ「………やっぱあたし……この気持ちは抑えられない……」

グラジオ「………は?」

マツリカ「……グラジオ……あたしのものになってよ……?」

マオ、ミヅキ、マーマネ、カキ「!?」

グラジオ「>>安価」



安価 近いレスの中
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 22:15:11.99 ID:QSZzGevy0
俺は物じゃないぞ(すっとぼけ)
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 22:15:52.92 ID:AbMga/gc0
誰かジュンサ―を呼べ、今すぐにだ!(ガクブル)
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 22:17:49.73 ID:qHrQHvpko
ラノベポケモンリーグで俺が勝利したらさっきのリーリエに対するの発言を撤回しろ
もし俺が負けたら何でも言う事を聞いてやる
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 22:54:29.81 ID:v+jqEEM00
物と生き物じゃ意味が違うぞ!
288 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/19(月) 22:56:21.97 ID:nUk1kNBjO
グラジオ「………オレは物じゃない」

マツリカ「……そうだねー?ごめんね?言い方が悪かったよ。正しくは……」

マツリカ「グラジオ、あたしの所であたしの為だけに小説を書いてくれないかな?」

グラジオ「……………」

ミヅキ「な、何言ってんのあの人…」

マーマネ「ひっ…ジュンサーさんを…」

マツリカ「大丈夫だよ?あたし、グラジオの事養うだけのお金は貯まってるしさ?」

マツリカ「当然特別サービスで寄生虫の妹も一緒に飼ってあげるよ?」ニコッ

ミヅキ「リーリエが…寄生虫!?」カチン

マオ「飼うって……ふざけないでよ!」

グラジオ「………わかったよ」

カキ「先生!?」

ミヅキ「グラジオ!何言って……」

マツリカ「……グラジオ…わかってくれたんだね……」

グラジオ「もし、オマエがラノベポケモンリーグでオレに勝ったらな?」

マツリカ「!」

グラジオ「ただし、オレがオマエに勝ったら……」

グラジオ「今までリーリエに言ってきた事をリーリエに謝罪してもらおうか?」

マツリカ「………………」

ミヅキ「グラジオ…」

マツリカ「………リーリエリーリエって…!」ボソッ

グラジオ「………?」

マツリカ「………お邪魔するよ?」スッ

グラジオ「……おい!?」

ミヅキ「ちょっ、ちょっと!何処いく気!?」

マーマネ「じゅ、ジュンサーさん……」アセアセ

カキ「落ち着けマーマネ!」

マツリカ「………………」スタスタ

マオ「! そっちは……!」

グラジオ「リーリエの部屋!?」
289 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/19(月) 23:09:58.23 ID:nUk1kNBjO
ゴンゴン

マツリカ「ねー?居るんでしょー?リーリエー!」

ゴンゴン

リーリエ『…………!』

マツリカ「おーい!出てきなよー?あたしとお話ししよーよ?」

ゴンゴン

リーリエ『ひぃ……』ガタガタガタ

リーリエ『(た、助けて!兄様!)』ガタガタガタ

グラジオ「おい!やめろマツリカ!」

マツリカ「…………ふーん…いいご身分だね?」

マツリカ「あんたはいっつもそうやってグラジオの影に隠れて逃げてるんだ?」

リーリエ『……………!』

マツリカ「グラジオの優しさに甘えて…グラジオにまとわりつく…本当に寄生虫そのものだねー?」アハハ

リーリエ『………………』

グラジオ「おい!いい加減にしろ!」

マツリカ「ユリマンガ先生……」ボソッ

リーリエ『!』

マツリカ「知らないとでも思った?」

リーリエ『………………』

マツリカ「あたしさー、あんたの兄ちゃんと約束したから」

マツリカ「あたしが勝ったらあたしの為だけに小説を書いてって」

リーリエ『…………………』

マツリカ「まー、仕方ないからさ?あんたも飼ってあげるけどさー?」

マツリカ「……あんたはいらない……」

マツリカ「ユリマンガ先生は……クビだ」ニコッ

リーリエ『!』

グラジオ「おい!」

マツリカ「ま、それだけだから」クルッ

マツリカ「じゃーねー?部屋から出てくる事すら出来ない寄生虫ちゃん?」

リーリエ『……………』

グラジオ「オマエ!なんのつもり……」

ガチャッ

グラジオ「………え?」

マオ「嘘…」

カキ「……まさか…」

マーマネ「リーリエが…部屋から…」

リーリエ「……………」

シロン「コーン」

ミヅキ「………出てきた……」

グラジオ「………リーリエ…」

マツリカ「へー?これは驚きだー」ニヤッ

リーリエ『>>安価』


安価 近いレスの中
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:11:02.60 ID:HGyeBvF10
あ、好みの顔じゃないので失礼します
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:11:35.08 ID:W6v9CeZy0
あなたに私の何が分かるんですか!
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:17:57.01 ID:waB9J3a8O
私はサギリーリエです!
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:25:27.42 ID:v+jqEEM00
あなた…逆に私の家で住みません?ドジっ子は私の好きなタイプです
294 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/19(月) 23:43:56.13 ID:nUk1kNBjO
リーリエ「あ、あなたに私の何がわかるんですか!」ガタガタ

リーリエ「あ、それと私、ユリマンガ先生なんて名前の人は知りません。私、サギリーリエです」

マツリカ「は?」

リーリエ「わ、私の方が先ですから!」

マツリカ「?」

リーリエ「私の方が……兄様の小説を先に好きになったんです!」

リーリエ「あなた何かに……兄様は渡しません!」

マツリカ「……………」

グラジオ「り、リーリエ……」グスッ

ミヅキ「泣くなよグラジオ…」

カキ「(妹にあんな風に……やはりグラジオ先生は俺の目標だ!)」グスッ

マオ「また泣いてんの?カキ?」

マツリカ「………寄生虫の癖に偉そうに…」

リーリエ「……えっと……あなた……ムラマサ先生でしたっけ?」ガタガタ

マツリカ「………なに?」

リーリエ「ごめんなさい?私、好みのタイプじゃない人の名前は覚えられないんで?」ガタガタ

リーリエ「私があなたを好みのタイプに調教してあげましょうか?」ガタガタ

マツリカ「…………………」クルッ

リーリエ「ど、何処に行くんですか!」ガタガタ

マツリカ「………ダルい、もう帰る」

リーリエ「……………」

マツリカ「あっ!それと、グラジオ!」

グラジオ「……………?」グスッ

マツリカ「………つまんねー小説書いたらコロス」


バタン


マオ、ミヅキ、マーマネ、カキ「……………」

マオ、ミヅキ、マーマネ、カキ「(いや、コエーよあの人………)」
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:45:20.16 ID:75JG1b2K0
シロン氷のつぶて四回、そのあと三回
296 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/19(月) 23:51:08.32 ID:nUk1kNBjO
リーリエ「……………ふぅ…」ヘナッ

リーリエ「こ、恐かった……」

ミヅキ「リーリエ!」

マオ「だ、大丈夫!?」

リーリエ「な、なんとか……」

リーリエ「………一気に力が抜けました…」ヘタッ

グラジオ「リーリエー!」ガバッ

リーリエ「!?」

グラジオ「うぉぉぉー!リーリエー!愛してるよー!」スリスリ

リーリエ「ひ、ひぃぃぃぃ!」ゾォォ

グラジオ「あ、あれは愛の告白と受け取っていいよな!?」

リーリエ「な、何言ってるんですか!離して下さい!変態!」パシパシ

グラジオ「も、もうダメだ!好きすぎてたまらん!」ギュゥゥ

グラジオ「結婚してくれー!リーリエー!」スリスリ

リーリエ「た、助けて!」グイグイ

ミヅキ「ちょ、ちょっと!グラジオ!何やってんの!」

マオ「落ち着いてよ!お兄さん!」

カキ「(先生!良かったですね!)」ホロリ

グラジオ「リーリエー!」ギュゥゥ

リーリエ「いやぁー!」

マーマネ「>>安価」


安価 近いレスの中
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/19(月) 23:54:15.66 ID:W6v9CeZy0
…兄妹の禁断の愛、アリだね!
298 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 00:31:59.46 ID:L4biAhCPO
マーマネ「(禁断の兄妹愛…アリだね)」ウンウン

マオ「ちょっと!カキ!マーマネ!リーリエを助けなさいよ!」

グラジオ「リーリエー!」ギュゥゥ

リーリエ「し、シロン!」

シロン「コン!」

リーリエ「氷の礫×4!」

シロン「コーン!」

プッ プッ プッ プッ

グラジオ「!?」


ドッカーン!!!


グラジオ「………すまん…取り乱した…」

ミヅキ「取り乱したじゃないよ!」パシン

マオ「リーリエ、また部屋から出てこなくなったじゃん!」

グラジオ「ゴメンナサイ」

カキ「………しかし先生……ラノベポケモンリーグはどうするんですか?」

グラジオ「………フッ、当然、世界一可愛いリーリエでいく!」

マーマネ「………え?でも…それって確かマツリカさんに負けたんじゃ……」

グラジオ「……更に改良を重ねる」

ミヅキ「……改良って……何か策はあるの?」

グラジオ「………策とまではいかないが…」

グラジオ「……妹系小説は妹に意見を聞くのが一番だ」

マオ、ミヅキ、マーマネ、カキ「?」


〜アセロラの家〜

クチナシ「………しかし……お前が自ら進んで執筆に勤しむとは……」

クチナシ「おじさんびっくりだよ?」

アセロラ「も、もう!失礼でしょ!おじさん!」

クチナシ「悪ィ悪ィ」

クチナシ「………ラノベポケモンリーグか………」

アセロラ「………どうしても…ギャフンと言わせたい相手がいるんだ……!」

クチナシ「………………」

クチナシ「…………………」ペラッ

クチナシ「(恋愛の部分の表現レベルが上がっている……)」

クチナシ「なぁ、ひょっとして…」

クチナシ「恋でもしたか?」

アセロラ「!?」ドキン

アセロラ「な、なななななに言ってるのおじさん!!」

アセロラ「そ、その……さ、サトシはそうゆーのじゃなくて…////」モジモジ

クチナシ「………………」

クチナシ「>>安価」


安価 近いレスの中
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 00:34:02.77 ID:gLJ91zLN0
てっきり隣のあんちゃんかと思ったが、違うのか?
300 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 01:14:01.65 ID:L4biAhCPO
クチナシ「………てっきり隣のあんちゃんの事かと思ったが違ったか…」

アセロラ「あー、あれはナイナイ」フリフリ

クチナシ「そ、そうか…」

クチナシ「んじゃあ、そのサトシってあんちゃんを今度おじさんにも紹介しなさいよ?」

アセロラ「え、えー?どっしよっかなー?////」モジモジ

クチナシ「(この子も見ない間に大人になったんだなー)」シミジミ



数日後

〜カキの家〜

カキ「先生が俺の家に!感動だ!」グスッ

ホシ「恥ずかしいから泣かないでよお兄ちゃん……」

グラジオ「フッ、今日は集まってもらってすまないな」

ホシ「ま、まぁ…実家だし……」

ホウ「本が読めるのー?」キャッキャ

スイ「楽しみー!」キャッキャ

マオ「あ、あのー?お兄さん?」

グラジオ「なんだ?」

マオ「これはいったい何の集まりですか?」

グラジオ「フッ、妹小説は妹に聞くのが一番……という訳で……」

グラジオ「妹に集まってもらった!通称…妹の会!」キリッ

マオ「い、妹の会!?」

ホウ「妹の会だー!」

スイ「やったー!」

ホシ「(なんだろこの人…顔はカッコいいのに……)」

カキ「妹の会……素敵な響きだ…」

グラジオ「だろ?」フッ

グラジオ「………ところで…」クルッ

シロナ「?」

シロナ「なにかしら?」

グラジオ「……何で呼んでもいないのにアンタがいるんだ…?」

シロナ「>>安価」




安価 近いレスの中
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 01:14:02.30 ID:U1nOyyfh0
というかサトシにはカロスにアイドルの彼女がいるんじゃなかったのか?
yahooニュースやしょこたんが結構話題にしてたぞ?
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 01:23:07.30 ID:vt9rUceDo
かわいい子がいるところにはどこでも出るわ!ドヤッ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 02:05:20.43 ID:Q38XiJVp0
あら?良いのかしら?
私に色々聞ける滅多にないチャンスよ
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 02:11:39.69 ID:nvFlf/RXo
私の情報網はすごいのよ
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 09:54:19.27 ID:V0l+GFESO
実は私も妹なのよ!
306 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/20(火) 12:23:46.58 ID:GXI1Jds60
シロナ「私の情報網をアマくみないで?」

シロナ「今日、ここで可愛い娘の集まりがあると聞いて飛んできたわ」ドヤッ

グラジオ「帰れ」

シロナ「あ、ちなみに、個人的にはグラジオくんを応援してるけど、今回はあくまで中立の立場なんで、アドバイスは期待しないように」

グラジオ「じゃあ何しに来たんだ?」

シロナ「わ、私も実は妹なのよ!」

グラジオ「そうか、帰れ」

ホシ「ひぃ…この人…いっつもホシを見てる人だ…」ビクビク

シロナ「!」

シロナ「ほ、ホシちゃん!わ、私…シロナって言って……」ドキドキ

ホシ「助けてー!」ダッ

シロナ「!?」

カキ「ほ、ホシ!早くお兄ちゃんの腕の中に!」

ホシ「マオちゃーん!」ビエーン

マオ「大丈夫だよ、ホシちゃん?怖くない怖くない」ナデナデ

カキ「……………」

マオ「そう言えば、最近スイレンの様子はどう?」

ホウ「なんか夜中にシコシコやってるよねー?」

スイ「クチュクチュだったかなー?」

マオ「スイレン……」

シロナ「その話詳しく!」サッ

グラジオ「……ちっ!何を遊んでやがる!」

グラジオ「早くこれを読んで感想をくれ!」サッ

ホシ「これは……?」

グラジオ「オレが書いたラノベ、"世界一可愛いリーリエ"だ!」

ホシ「リーリエって確かお兄ちゃんの同級生だよね?」

カキ「そうだよぉ?」デレー

グラジオ「フッ、そして…オレが世界一愛する妹だ!」

グラジオ「結婚も考えている!」キリッ

ホシ「そ、そうですか……」サーッ

スイ「グラジオキモいー!」

ホウ「キモいねー?」

グラジオ「!?」

シロナ「ぐ、グラジオくん?今度そのリーリエちゃんを紹介してね?」
307 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 12:35:04.83 ID:GXI1Jds60
グラジオ「いいから黙って読め!」ガー

マオ「わ、わかりましたから、あんまり興奮しないで下さい!」

スイ「何かむずかしそー!」

ホウ「ねー?」

シロナ「お、お姉さんが読んであげよっか?」

スイ「オバサンやらしーからイヤ!」

シロナ「オバ………」ガーン

カキ「ほ、ホシにはお兄ちゃんが読んであげよっか?」

ホシ「近寄らないで」

カキ「」



マオ「……………」ペラッ

ホシ「……………」ペラッ

スイ「ルガルガンフサフサー」グイーッ

ホウ「ルガルガンすごかわー!」グイーッ

ルガルガン「ガルッ!(や、やめて!)」

グラジオ「ルガルガン!」ダッ

マオ「……………」ペラッ

スイ「ホシちゃんくらえー!メガトンパーンチ!」ボコッ

ホシ「きゃっ!」

ホウ「ホシちゃんくらえー!メガトンキーック!」ブンッ

ホシ「ぐぇっ!」

カキ「ホシー!」

シロナ「(幼女達が戯れてる姿…ハァハァ)」パシャッ パシャッ

グラジオ「おい、本当に捕まるぞ?」

マオ「(ここは保育園かよ)」ペラッ


マオ「……………」スッ

ホシ「……………」スッ

スイ「くらえー!オバサン!」ボコボコ

ホシ「悪は退治だー!」ボコボコ

シロナ「うへへ////」

グラジオ「フッ、で!どうだった?」

グラジオ「オレの"世界一可愛いリーリエ"の感想は?」ニヤッ

ホシ「>>安価」



安価 近いレスの中
308 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/20(火) 12:37:05.90 ID:GXI1Jds60
訂正
ホシ「悪は退治だー!」ボコボコ
ホシ→ホウ
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 12:40:23.90 ID:WR/wgs7EO
欲望押し出しすぎ
はっきり言ってキモい
310 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 12:52:26.52 ID:GXI1Jds60
ホシ「そうですね……妹の立場から言わせて貰えば……」

ホシ「欲望丸出しではっきり言ってキモいです!」

ホシ「身の危険すら感じます!」

グラジオ「え!?」ガーン

カキ「ほ、ホシー?それは言いすぎだよー?」

ホシ「黙れ」

カキ「はい」

グラジオ「そ、そんな……」ガクッ

グラジオ「ま、マオはどう思った?」

マオ「え?わ、私ですか……!?」

マオ「(こ、これって妹の立場から見たらキモかったのか……)」

マオ「(つ、ついお兄さんと私で自己投影して見ちゃってたから……)」

マオ「………………」

グラジオ「………マオ?」

マオ「………き、キモい…?かな?」

グラジオ「」

スイ「あっ!グラジオが石になった」

ホウ「キモいねー?」

カキ「先生ー!」

グラジオ「……オレは…キモいのか……」ガクッ

カキ「そ、そんな事ないですよ!なぁ?」

マオ「え!?う、うん……」

カキ「そ、そうだ!グラジオ先生!実は前々から俺もラノベを書きたいと思ってたんです!」

カキ「俺も…グラジオ先生みたく、ラノベでホシに愛を語りたい…」

グラジオ「カキ……」ジーン

ホシ「うわっ、やめてよ」オエッ

カキ「グラジオ先生!ラノベを書く上でのアドバイスを下さい!」

グラジオ「>>安価」



安価 近いレスの中
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 12:53:17.30 ID:8QN3WELm0
ラノベに限ったことじゃないが、一貫性を持つことだ
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 12:53:18.87 ID:gsmAnTQsO
これじゃあ読者がおいてけぼりだよ
自分の目線でしか書いてないでしょこれ?
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 13:27:26.57 ID:V0l+GFESO
それならそこのロリコンに聞いてくれ。性癖はアレだが一応ラノベに関しては詳しいからな。
314 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/20(火) 18:52:58.78 ID:bPFDlWSEO
グラジオ「フッ、そうだな…やはり最初から最後まで一貫性を貫く事だな」

カキ「成る程…勉強になります!」メモメモ

マオ「(俺コクってかなりブレブレだったような……)」

グラジオ「フッ、そうだな…後はあのロリコンにでも聞くといい…」クイッ

グラジオ「性癖はアレだが、一応オレの担当だ、ラノベに関してはかなり詳しい」

シロナ「わ、私はロリコンじゃなくて子供好きです!」

ホウ「犯罪者はみんなそういうよ」

スイ「ねー?」

シロナ「くっ……!」

シロナ「………グラジオくん、カキくんにラノベの書き方を教えてあげなさい」

グラジオ「な、なんだと!?」

カキ「た、確かに嬉しいが、先生はラノベポケモンリーグが控えて……」

シロナ「………並行してやればいいでしょ?」

シロナ「……人に教える事により、また違ったものも学べるハズ」

シロナ「指導者として……読者の目線としてね?」

グラジオ「……読者の目線…だと……?」

シロナ「そうよ?あなたのラノベは、さっきホシちゃんが言った通り、読む人によっては欲望丸出しのキモラノベよ?」

グラジオ「キモいっていうな!」

シロナ「それは要するに…一部の読者は置いてきぼりの状態って事……」

シロナ「万人にウケるラノベが書ける何て事はあり得ない……でも……」

シロナ「試してみる価値はあるんじゃない?天才グラジオ先生?」

グラジオ「……………」

グラジオ「フッ、わかった……天才のオレに任せておけ!カキ!」

カキ「先生………」

グラジオ「カキの指導とラノベポケモンリーグの原稿…どちらも完璧に仕上げてやるぜ!」

カキ「よろしくお願いします!」

シロナ「ふふっ」クスッ

マオ「(あの訳のわからない自信と厨二病が、もはやカッコよく感じてしまう私は手遅れなんだろうか……)」

ホシ「(この人達はラノベをラブレターか何かと勘違いしてるのかな……?)」
315 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 19:02:25.50 ID:bPFDlWSEO
……こうしてグラジオのラノベ指導が始まった……

グラジオ「カキ!何でオマエ以外の男が死滅してやがるんだ!」

カキ「す、すみません!」


……グラジオの指導は厳しく…… 時に衝突し……

グラジオ「ホシホシホシって、キモすぎるぞ!」

カキ「せ、先生こそリーリエリーリエリーリエって!」


……そして……ラノベポケモンリーグへの原稿作成にも余念がなかった

グラジオ「リーリエリーリエ…」ハァハァ


……ついに……カキがホシへの愛を綴ったラノベが完成した……


カキ「……いよいよ俺のラノベが完成した……」

カキ「先生!時間が無いのに、ご指導!ありがとうございました!」グスッ

グラジオ「フッ」

カキ「さ、早速ホシに見せに……」

グラジオ「待て、カキ」

カキ「!」

グラジオ「……まずは…オレに見せてみろ!」

カキ「先生………」

カキ「…………よろしくお願いします!」スッ

グラジオ「フッ」


グラジオ「………………」ペラッ

グラジオ「…………………」ペラッ

カキ「…………」ドキドキ

グラジオ「……………」ペラッ

グラジオ「……………」スッ

カキ「せ、先生!どうでしたか!?」ドキドキ



グラジオがカキのラノベを読んだ感想
安価 近いレスの中
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 19:14:08.94 ID:gLJ91zLN0
悪くはないが、本編と関係ない雑談が多くないか?
317 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 19:40:07.02 ID:bPFDlWSEO
グラジオ「フッ、まぁ…初めてにしては悪くないデキだ…」

カキ「先生!」

グラジオ「……だが…本編に関係ない雑談が少し多い気もするな」

カキ「す、すみません…凝り性なもんで……」

グラジオ「フッ、まぁいい…さっさとオマエの愛をホシにぶちまけまてこい!」

カキ「は、はい!ありがとうございます!」ダッ

グラジオ「フッ」

グラジオ「(指導者として…読者目線として見えてくるものか……)」

ヒートリゴートダヨ

グラジオ「ん?」

グラジオ「(知らない番号……)」

グラジオ「もしも……」ピッ

グラジオ「!」


〜カフェ〜

マツリカ「あー、良かったー!来てくれたんだー!」ニコニコ

グラジオ「………何故オレの番号を知っている……」

マツリカ「んー?言ったじゃん?あたしはグラジオの事何でも知ってるって」

グラジオ「……………何の用だ?」

マツリカ「つれないなー?まずは何か頼みなよ?」

グラジオ「……ラノベポケモンリーグの原稿締め切りまで後少しだ。遊んでる暇はない」

マツリカ「……………」
318 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 19:54:32.80 ID:bPFDlWSEO
マツリカ「………グラジオはさー?何でラノベ作家になろうとしたの?」

グラジオ「……昔、オレのWeb小説を一生懸命応援してくれた奴がいた…」

グラジオ「………だから、オレはその喜びを忘れない為に……もっと多くの人にオレの作品を読んでもらう為に、一人前のラノベ作家を目指しているんだ」

マツリカ「………そっかー……」

マツリカ「………あたしはさ?」

グラジオ「?」

マツリカ「……グラジオの勇者ヌルの冒険を読んで小説にはまった…そして…」

グラジオ「………………」

マツリカ「あの感動が忘れられなくて……もっと面白い小説が読みたいって思った…でも……」

マツリカ「あたしを満たしてくれる小説は無かった…あたしを満たしてくれるのはグラジオ、君だけだったんだよ」

グラジオ「……………」

マツリカ「……グラジオがラノベ作家にデビューの噂を聞いた時は心踊ったよ?でも現実は………あの作品だ…ショックだった」

マツリカ「………折角、またグラジオは書く冒険ラノベの続きが読めると思ったのにさ…」

マツリカ「……だからあたしは決めたんだ…あたしを満たしてくれるラノベが無いのなら自分で書こうってね?」

グラジオ「…………………」

マツリカ「ねぇ?グラジオ」

グラジオ「………何だ?」

マツリカ「君……自分のラノベに点数をつけるとしたら、100点満点中何点くらい?」

グラジオ「………?100点に決まっている!」

マツリカ「………だろうねー?あたしも同じだったよ?」アハハ

マツリカ「ついこの間までは」

グラジオ「なに?」

マツリカ「あたしの所に送られた感想にはこう書いてあった」

マツリカ「"100点満点中100万点です"って」

グラジオ「……だからどうした!」

マツリカ「……あたしは100点満点中、常にゼンリョクで100万点を目指してる…」

マツリカ「………楽しみだよ…」

マツリカ「……もう少しでグラジオをあの寄生虫から解き放ち……」

マツリカ「あたし専属の作家になってもらえると思うとさ?」ニコッ

グラジオ「>>安価」



安価 近いレスの中
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 20:09:15.88 ID:8QN3WELm0
そこまで思われると、むしろ狂信の域だな
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 20:16:55.79 ID:ByRRlJPaO
気持ちはわかるが抑えてろ(ボールの中のシルヴァディに向けて)
321 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 20:35:39.40 ID:bPFDlWSEO
グラジオ「……そこまで来ると狂信の域だな……」ゾクッ

マツリカ「………どう思われてもいーよ。あたしはあの続きさえ読めればね?」

グラジオ「!」コトコト

グラジオ「(抑えろシルヴァディ…)」

グラジオ「(アイツはオレのラノベでぶっ潰す!)」

マツリカ「…………原稿締め切りは明後日……」

マツリカ「上位3名は雑誌に掲載されてネットでも観覧できる……」

マツリカ「そしてそこからその3名で投票だってさ?」

グラジオ「……………」

マツリカ「グラジオ、あんたの作品見せてもらうよ?」スッ

マツリカ「前にも言ったけど………つまんねー小説書いたら…」

マツリカ「コロス」ギロッ

グラジオ「……………」

マツリカ「………さてと…」スクッ

マツリカ「デート楽しかったよー?グラジオ」

マツリカ「じゃーね?」フリフリ


カランカランカラーン


グラジオ「………………」


……それからあっという間に日にちはたち…


〜リーリエの部屋の前〜

リーリエ『とうとう結果は明日ですね…』

グラジオ「ああ……」

リーリエ『上位3名……残ったのは兄様とアセロラ…それにマツリカさんですか…』

グラジオ「…………フッ」

グラジオ「確かにどいつもこいつも強敵だが……」

グラジオ「オレはあの作品にゼンリョクを込めた」

グラジオ「アセロラだろうがマツリカだろうが蹴散らしてやるぜ」

リーリエ『>>安価』



安価 近いレスの中
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 20:37:31.93 ID:gLJ91zLN0
これは・・・モンスターボールをペンに変えた・・・戦いなのですね
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 20:39:48.66 ID:ByRRlJPaO
兄さん、信じてます ボソッ
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 20:40:55.01 ID:V0l+GFESO
別に兄様がいなくなるのは構いませんが、私が題材の作品で負けることは許しません。
325 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 20:51:15.01 ID:bPFDlWSEO
リーリエ『………これはモンスターボールをペンに変えた戦いなのですね?』

グラジオ「……フッ、そうなるな」

リーリエ『………別に…兄様がマツリカさんのものになるのは構いませんが、私を題材にした作品で負ける事は許しませんからっ!』プイッ

グラジオ「………リーリエ…」

リーリエ『な、なんですか!』

グラジオ「………オレは嫌だ」

リーリエ『……………え?』

グラジオ「……リーリエと一緒にラノベを書けなくなるのは絶対に嫌だ!」

リーリエ『…………………』

ゴツン ゴツン ゴツン

グラジオ「!」

グラジオ「………フッ、氷の礫三回…帰れってか……」

グラジオ「……わかったよリーリエ」クルッ

グラジオ「……明日……オレは絶対に勝つ!」


スタスタスタ


リーリエ『……………兄様はいつも恥ずかしい事を平然と……』

リーリエ『…………私だって兄様と描けなくなるのは嫌です…』

リーリエ『………………』

リーリエ『頑張って、兄様…』ボソッ

シロン『コーン!』
326 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 21:05:28.89 ID:bPFDlWSEO
翌日

ラノベポケモンリーグ結果発表日

〜グラジオの屋敷〜

マオ「いよいよ結果発表かぁ!」

マーマネ「Webで発表らしいね!」ピッ

スイレン「わ、私までドキドキしてきた…」ドキドキ

アセロラ「ね、ねぇサトシ?」

サトシ「ん?」

アセロラ「あ、アセロラがね?一位取ったら会わせたい人がいるの////」

サトシ「会わせたい人?」

ピカチュウ「ピッカー?」

カキ「先生ー!前回の俺のラノベをホシに読ませたら泣いて喜んでました!」

グラジオ「そ、そうか?良かったな?」ソワソワ

マーマネ「(いったいどんな意味で泣いてたんだろう?)」

グラジオ「……おっといけない…」スッ

サトシ「グラジオ、それは?」

スイレン「パソコン?」

グラジオ「ああ、ユリマンガ先生にも一緒に結果を見てもらおうと思ってな?」ピッ

アセロラ「なるほどー」

ユリマンガ『………………』

サトシ「久しぶり!リー……じゃなくて、ユリマンガ先生!」

ピカチュウ「ピー!」

ユリマンガ『ど、ども……』

ロトム図鑑「ロロロロロ!みんな!パソコンに注目ロト!」

ロトム図鑑「いよいよラノベポケモンリーグの結果発表が来たロト!」

全員「!」

グラジオ「は、早くしやがれ!」

ロトム図鑑「ぐ、グラジオ!そう焦るなロト!」

アセロラ「は、早くー!」

ロトム図鑑「まず……気になる第三位は……」

全員「……………」ドキドキ

ロトム図鑑「キスショットアセロラギラチャンハートアンダーブレード!」

全員「!?」

アセロラ「ふ、ふぁ………?さ、三位………?」

アセロラ「………………」

アセロラ「」ガクッ

サトシ「あ、アセロラ?」

アセロラ「>>安価」



安価 近いレスの中
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 21:07:36.92 ID:pkPfkyk8O
ちょっとだけ、胸貸して グスッ
328 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 21:23:17.06 ID:bPFDlWSEO
アセロラ「ざ、ザドジー!」ビエーン

サトシ「!?」

アセロラ「ぐ、ぐやしい!」グスッ

アセロラ「ちょ、ちょっとだけ胸貸して……」グスッ

サトシ「アセロラ…」ポンポン

スイレン「ちょ、ちょっと!アセロラ!」

マオ「まぁまぁスイレン…」

マーマネ「(羨ましい……)」

グラジオ「(アセロラが三位……て事は………)」

ユリマンガ『(兄様…)』

ロトム図鑑「さてさて、続いては……」


〜マツリカの家〜

マツリカ「………………」ペラッ

マツリカ「……世界一可愛いリーリエ…」ペラッ

マツリカ「………………」スッ

マツリカ「…………食わず嫌いは…良くない…か……」ボソッ



ロトム図鑑「一位!ルガルガングラジオ!」

グラジオ「………オレが……一位……」プルプル

カキ「せ、先生……やりましたね!」グスッ

グラジオ「…………や、やったのか………?」

マオ「凄い!一位だなんて!」

サトシ「やったな!グラジオ!」

スイレン「おめでとう!」パチパチ

アセロラ「つ、次は負けないもん!」グスッ

マーマネ「やったよお兄さん!連載決定だ!」

グラジオ「………マツリカに勝った……」

グラジオ「れ、連載……このオレが…」グスッ

マオ「あっれー?泣いてんの?」ニヤニヤ

グラジオ「だ、誰が泣くか!」ゴシゴシ

ルガルガン「ガルッ!」

ユリマンガ『兄様…!』グスッ

グラジオ「ああ!やったぞリーリエ……」

グラジオ、ユリマンガ「あ……」

全員「…………………」

グラジオ「いや、その………」

ユリマンガ『わ、私!リーリエなんて名前の人はし、知りません!』アセアセ

シロン『コーン!』

ユリマンガ『こ、こら!シロン!』

マオ「>>安価」



安価 近いレスの中
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 21:24:52.74 ID:c+YfFU2S0
いや、もうバレバレだから
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 21:25:30.97 ID:gLJ91zLN0
リーリエ〜正直に言えばパンツ見せてあげるよ?
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 21:25:44.84 ID:pkPfkyk8O
良かったね、リーリエ
332 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/20(火) 22:00:51.18 ID:bPFDlWSEO
マオ「……ふふっ、バレバレだよリーリエ?」クスッ

ユリマンガ『!?』

ユリマンガ『わ、私そんな名前の人は知りません…私はサギリー……』

マオ「あー、もし本当の事言ってくれたらパンツ見せてあげるのになー?」

ユリマンガ『!?』ゴクリ

グラジオ「………フッ」

スイレン「ごめんね?ユリマンガ先生…いや、リーリエ…」

サトシ「実は…みんなわかってたんだよ…」

マーマネ「でも…リーリエが隠したそうにしてたから……」

カキ「すまん…リーリエ……」

アセロラ「おめでとう、リーリエ」パチパチ

ユリマンガ『みんな……』

マオ「ねえ、リーリエ……」

マオ「お面……取ってくれないかな?」

ユリマンガ『…………………』

グラジオ「……リーリエ」

ユリマンガ『……………』

スッ

リーリエ『………/////』

マオ「リーリエ……」グスッ

サトシ「へへっ!リーリエ…!」

マーマネ「わぁ!リーリエの顔久しぶりに見たよ!」

カキ「変わってないな?」ニッ

リーリエ『………///』プイッ

スイレン「ふふっ、リーリエ、照れてる」クスッ

リーリエ『あ、そ、そうだマオ!』

マオ「ん?」

リーリエ『わ、私はちゃんと顔見せたんだから、マオはパンツ見せて下さいね!』

マオ「え……と……」チラッ

スイレン「私はイヤ」

アセロラ「アセロラもやだ」

マオ「そ、その内に………」

リーリエ『約束ですからねっ!』

サトシ、マーマネ、カキ「(変わってないなリーリエ……)」

グラジオ「フッ……」スッ

アセロラ「よーし!リーリエも顔見せ出来たし、明日あたり、皆で打ち上げでもしよーよ!」

サトシ「お!いいな!」

スイレン「賛成!」

ワイワイ

グラジオ「………………」スッ

カキ「! 何処に行くんですか?先生?」

グラジオ「………ちょっとな…」

ルガルガン「ガルッ」
333 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 22:10:49.93 ID:bPFDlWSEO
〜河川敷〜

マツリカ「………………」カキカキ

グラジオ「よぉ」

ルガルガン「ガルッ」

マツリカ「!」

マツリカ「………グラジオ…」

グラジオ「フッ、こんなとこで傷心のスケッチか?」

マツリカ「……………」

マツリカ「あたしは…花も絵も小説も好き……」

マツリカ「……好きなものにはトコトン夢中になっちゃう……」

マツリカ「………もう…自分の世界にそれしか無いみたいに……」

グラジオ「…………………」スッ

グラジオ「"君の小説は100点満点中100万点だ"」

グラジオ「……LINEなんて遠回しな送り方してきやがって」

マツリカ「………食わず嫌いはよくないみたいだからね?……」

グラジオ「………………」

マツリカ「……わかってるよ…もう勇者ヌルの冒険の続きはいいし、君達の夢の邪魔もしない…」

マツリカ「……それ以上に面白い小説を読ませてもらったから」

グラジオ「……おい…」

マツリカ「……大丈夫、リーリエにも謝りにいくよ…」

グラジオ「>>安価」



安価 近いレスの中
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 22:13:49.60 ID:urmz1dtco
実は旅の途中で書き貯めた勇者ヌルの冒険がまだ非公開でな
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 22:29:43.22 ID:QzYdWMAPo
別に書かないとは言っていない
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 22:43:43.94 ID:9wz3ncZ0O
あんな中途半端で投げ出すつもりはないさ...まあ、ずいぶんと遠回りになったがな
337 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/20(火) 23:09:22.19 ID:bPFDlWSEO
グラジオ「別に誰も書かないとは言ってない」

マツリカ「………え?」

グラジオ「フッ、オレは中途半端で投げ捨てるのが嫌いだからな?」

グラジオ「まだ未完成だが……旅の途中で書いたヌルの冒険の続編がある」

マツリカ「…………………」

グラジオ「読みたければ、明日オレの家に来い!」

マツリカ「………でも……」

グラジオ「フッ、別に来たくなきゃ無理強いはしないがな」

マツリカ「…………………」

グラジオ「それだけだ。行くぞ、ルガルガン」クルッ

ルガルガン「ガルッ!」

マツリカ「……………やっぱ…君にはずっと夢中になりっぱなしみたいだ…」

グラジオ「?」

マツリカ「………グラジオ…あたし、君の事は…一人の作家としても」

マツリカ「一人の男性としても……」

マツリカ「大好きだ!」

グラジオ「!?」

グラジオ「え………あ……?」

マツリカ「………そ、それだけ!////」クルッ

マツリカ「じゃ……また…!」ダッ

グラジオ「ちょ……待っ……!」

グラジオ「……………え?」

ルガルガン「ガルッ」


〜リーリエの部屋の前〜

リーリエ『兄様!やりましたね!』

グラジオ「ああ……!」

グラジオ「……これで…また夢に一歩近づいた……」グッ

リーリエ『ふふっ』クスッ

グラジオ「それにしても……リーリエがみんなの前でお面を取るとはな…」

リーリエ『……気まぐれです!』

リーリエ『………ユリマンガ先生の事…バレちゃいましたね?』

グラジオ「……後悔してるのか?」

リーリエ『………してませんよ』クスッ

グラジオ「フッ」ニッ
338 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 23:19:33.05 ID:bPFDlWSEO
リーリエ『ところで兄様』

グラジオ「ん?」

リーリエ『今日、途中で何処か行きましたよね?』

リーリエ『何処に行かれてたのですか?』

グラジオ「!?」ドキッ

リーリエ『?』

グラジオ「ちょっとマツリカのとこに…」

リーリエ『マツリカさん?』

グラジオ「あ、ああ!勝利の宣告にな?」

グラジオ「あ、あと、アイツ、リーリエに謝ってたぞ?」

リーリエ『そうですか…それなら、私も水に流します!』

グラジオ「さ、さすがリーリエだ!」

グラジオ「そ、それと、アイツも明日の打ち上げに呼んだからな?」

グラジオ「ほらっ、何か一人で河原でスケッチしてて可哀想だったからな!」

リーリエ『………別に構いませんが……』

グラジオ「……………」

リーリエ『……兄様』

グラジオ「……な、何だ?」

リーリエ『……マツリカさんと何かありました?』

グラジオ「え!?な、何でだ?」ドキッ

リーリエ『………別に…何となく…女の勘ってやつです…』

グラジオ「そ、そうか…!」

グラジオ「……フッ、べ、別に何も無かったぜ?」

リーリエ『…………………』

リーリエ『>>安価』



安価 近いレスの中
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/20(火) 23:22:51.18 ID:gLJ91zLN0
教えてくれたら外出て一緒に買い物に行くことも考えます
340 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/20(火) 23:44:46.47 ID:bPFDlWSEO
リーリエ『教えてくれたらお外に出て一緒にお買い物する事も考えますよ?』

グラジオ「ほ、本当かリーリエ!?」

グラジオ「(リーリエからのデートのお誘い……)」ドキドキ

グラジオ「フッ、実はな?リーリエ。さっきマツリカにコクられた」

リーリエ『は?』

グラジオ「フッ、カッコ良すぎるのも罪なもんだぜ…だが、安心してくれ」

グラジオ「オレはずっとリーリエ一筋……」

ゴツン ゴツン ゴツン ゴツン

グラジオ「……え?氷の礫四回?」

グラジオ「り、リーリエー?五回の間違いじゃ……」

リーリエ『間違ってませんよ』

グラジオ「買い物の件は……?」

リーリエ『考えたけどやめました。厨二の兄と一緒にお外を歩くのは恥ずかしいので』

グラジオ「(フッ、リーリエめ……照れやがって)」ニッ

ゴツン ゴツン ゴツン

グラジオ「………はい、去ります」



……何だかんだあったが、グラジオはマツリカを破り、見事連載を獲得した……
341 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/20(火) 23:46:31.79 ID:bPFDlWSEO
一応ここくらいまでで、アニメ7話くらいです
342 : ◆/68JWAdLSs [sage]:2017/06/21(水) 00:02:40.60 ID:b8Rki8rAO
翌日

〜グラジオの屋敷〜

ピンポーン

マオ「お兄さーん!リーリエー!」

ガチャッ

グラジオ「フッ、よく来たな?オマエら」

グラジオ「もう準備はできてるぜ?」



マーマネ「凄い料理……」

グラジオ「フッ」

スイレン「凄い……」ゴクリ

アセロラ「これ全部グラジオが作ったの!?」

グラジオ「まぁな?」ドヤッ

サトシ「うまそー!」

カキ「さすが先生だ!」

マオ「そういえばリーリエは?」

グラジオ「……まだ部屋の外に出るのは抵抗があるみたいでな……」

グラジオ「悪いが今日はこれだ」スッ

マーマネ「パソコン……」

リーリエ『み、みなさん…アローラ///』

アセロラ「ふぁー!リーリエ!」

マオ「アハハ、仕方ないね?」

ミヅキ「ちょっとー、グラジオ!こっちも手伝ってよ!」

グラジオ「すまん!」

グラジオ「オマエら、適当に寛いでてくれ!」

全員「はーい!」


スイレン「………ふふふ」ニヤッ

アセロラ「何笑ってるの?スイレン?キモいよ?」

スイレン「な、なに!?」

マオ「ちょ、ちょっと!ケンカはやめてよ!」

カキ「で、どうしたんだ?スイレン?」

スイレン「ねぇ?もう言っちゃおうよサトシ?」

サトシ「ん?ああ、そうだな?」

全員「?」

スイレン「じゃーん!これ見て!」

マーマネ「?」

カキ「これは…昨日のラノベポケモンリーグの結果?」

マオ「ん……この四位って……」

"バルーンスイレン"

アセロラ「………バルーンスイレン…?」

マーマネ「え……まさか…?」

スイレン「そう」

スイレン「私です」
343 : ◆/68JWAdLSs :2017/06/21(水) 00:16:05.37 ID:b8Rki8rAO
マオ「はぁぁ!?」

マーマネ「う、嘘……」

アセロラ「あのゴミみたいなエロ小説しか書けないスイレンが!?」

スイレン「ゴミ!?」カチン

カキ「スイレン…お前いつの間に……」

スイレン「実はさ?サトシが俺も小説書きたいって言い出して……」

サトシ「でもさー?俺、文章とか書くの苦手だしさ?」

サトシ「んで、スイレンが最近小説の練習してたのを思い出して協力してもらったんだ!」

スイレン「そゆこと」

カキ「成る程……」

スイレン「言わばこのラノベは私達二人の子供みたいなものかな?///」

アセロラ「馬鹿じゃねーの?」ボソッ

スイレン「……アセロラ、さっきからケンカ売ってる?」

アセロラ「何が?」

マオ「カントーの旅……」

サトシ「ああ!俺がカントーで旅した事をスイレンに文章にしてもらったんだよ!」

ピカチュウ「ピカ!」

スイレン「えへへ///」

マーマネ「じゃ、じゃあこれってノンフィクション!?」

サトシ「ああ!」

マオ、マーマネ、カキ「(すげぇ……)」

マオ「ん?てゆーか……」

マオ「………このヒロインの女の子ってスイレンじゃあ……」

サトシ「スイレンが実在の人物勝手に使うのはマズイって言うからさ?」

スイレン「う、うん!そう!」

マオ、マーマネ「(うわっ、もう怖いよスイレン…)」

アセロラ「うわぁ……スイレン怖っ!」

スイレン「はぁ?」

マオ、マーマネ「(思ってても口に出さないでよ……)」

サトシ「リーリエ!俺達の作品どうだ?」

リーリエ「>>安価」



安価 近いレスの中
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 00:17:58.80 ID:Bo4Ac6k50
このヒロインの子、オリジナルより(胸を)盛ってませんか?
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/21(水) 00:23:40.65 ID:mKjNzvnpO
ノンフィクションであるからなのかストーリーはかなりの高クオリティですね
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