【安価】京太郎「バスケでサクセス」

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186 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/25(日) 21:42:55.07 ID:vvOoA4J2O
【お昼】

京太郎「やっと昼飯の時間だ」

京太郎「もちろん今日の飯は…」


↓1
1.手作りだぜ
2.母さんに作って貰った
3.購買だ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 21:44:02.72 ID:al05rdJNo
188 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/25(日) 21:51:09.82 ID:vvOoA4J2O
【母弁】

京太郎「母さんが弁当を作ってくれたから飯代浮くぜ!」

京太郎「どこで食べようかな」

1.教室
2.屋上
3.部室
4.食堂
5.中庭
6.トイレ

【info】
「母飯」の効果が公開されました
筋力+5 精神+5
189 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/25(日) 21:51:42.98 ID:vvOoA4J2O
↓1
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 22:00:48.99 ID:1SPDyJwwO
3
191 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/25(日) 22:27:19.00 ID:vvOoA4J2O
【部室で食べる】

京太郎「じゃあ部室で食おうかな」

京太郎「どうせ昼休みは練習するし近い方が便利だろ(適当)」



ーーー部室前ーーー

京太郎「つーか鍵開いてんのかな…」

京太郎「まぁいいや、もうここまで来ちまったし」ガチャ

キィ

京太郎「おっ、開いてんじゃ〜ん」


辻垣内「……」

京太郎「……」


京太郎「すいませんでした…」

辻垣内「いやなぜ謝る」

京太郎「なんか本能的に…」

辻垣内「…まぁいい。たしか須賀、だったな」

京太郎「あ、覚えてくれたんですね」

辻垣内「まぁな」

京太郎「やっぱり男子1人だと目立ちますもんね…はは」

辻垣内「それもある。だが私は昔からお前のことを知っていた」

京太郎「えっ?」

辻垣内「とぼけるな。中学に入ってからはなにをやっていたのか知らんが、全くその名前を聞かなくなったが」

辻垣内「ミニバス時代お前の名前を知らない者はいなかっただろ」



辻垣内「『神童』須賀京太郎。」


192 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/25(日) 22:43:58.65 ID:vvOoA4J2O
【神童】

京太郎「や、やめて下さいよその変な二つ名みたいなの!昔は勝手に周りが持ち上げてそんな風に言ってましたけどーーーー」

辻垣内「そうなのか?」

京太郎「まぁ辻垣内先輩まで知っててくれたのは少し嬉しいですけどね」

辻垣内「うーん、だが確かに昔の須賀は天才的だったと思うが」

辻垣内「一試合30スティール……明らかに常軌を逸している」

京太郎「…あぁ、それはーー多分もう出来ないと思いますよ」

辻垣内「?」

京太郎「と、とにかくその神童とかいうのは誇張ですし!俺は並以下のプレイヤーですから!」

辻垣内「え、あぁ…そうか?」

京太郎「そうですそうです!とりあえず飯食いたいんで部室使わせてもらいますね!」バタバタ

京太郎「あっ、忘れてた!これからよろしくお願いします!」

辻垣内「わ、わかった…よろしく」




辻垣内「(…突然どうしたんだあいつ?)」


【info】
辻垣内智葉に出会った
評価
15→20

能力【神童?】を手に入れた

【神童?Lv.1】
・自分のマーク相手パス時、自分のコンマに+5のボーナスが掛かる
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 22:46:16.47 ID:1SPDyJwwO
須賀くんが『悪童』ってこれマジ?失望しました…フープメン全巻売ってきます
194 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/25(日) 22:51:00.92 ID:vvOoA4J2O
【放課後】

京太郎「うあーーー終わったぁ!」

郝慧宇「部活の時間ですね」

京太郎「さーて今日の部活は…」

↓1
1.行くぜ
2.サボるぜ

【サボりの解説】
部活をサボり外に出た場合、以下のキャラクターとイベントが起こる可能性があります

・他校生徒(特殊能力獲得の可能性あり)
・プロ(特殊能力、大幅な経験点獲得の可能性あり)
・カラフルな人達(固有技能獲得の可能性あり)
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 22:53:33.61 ID:1SPDyJwwO
1
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 23:02:48.96 ID:tuwiUrOxO
京太郎が木吉先輩の膝潰したとはたまげたなぁ
197 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/25(日) 23:16:28.62 ID:vvOoA4J2O
察しが良いこと…声優ネタです

【いくぜ】

京太郎「行くぜ!」

郝慧宇「…なんで一々宣言するんですか?」

京太郎「俺にもわからん」

郝慧宇「そうですか。下らないこと話してないで早く行きましょう」

京太郎「自分から振ってきといてひどい…」

198 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/25(日) 23:37:32.52 ID:vvOoA4J2O
すいません、急用が入ったので一旦更新を止めます!
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/26(月) 02:00:27.59 ID:0HPtVSI90
そういやフローターショットとかしてたもんなぁ
200 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:05:45.73 ID:86TFpRYRO
用事で2日間満足に更新できなかったので、一応本編と世界観の共有をしている非安価if外伝を書いていきます
201 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:11:28.88 ID:86TFpRYRO
【悪童・須賀京太郎】


審判「勝者清澄高校!礼!!」

ワァァァァァァア!!!!!!!



ーーーーー控え室ーーーーーー



久「みんなお疲れ様!明日に備えて今日はしっかり休んでね」

まこ「おう」
咲・優希「はいっ!」


和「…はい」

久「どうしたの和?」

和「…次の相手、知ってますよね?」

久「東福寺、今大会唯一の男子のみで組まれたチーム」

久「…………」

久「須賀くんのいるとこね」

咲・優希・まこ「…!」

和「…今まで彼らと当たったチームからは必ず負傷者が出ています」

久「…らしいわね」

和「私達の責任です」

優希「…」

咲「…」

久「…」

まこ「…いい加減にせんか。今更わしらが後悔した所でなにも変わらんじゃろ」

和「須賀くんは1回戦目、龍門渕高校との対戦に出ていません」

和「…間違いなく私達に照準を合わせてきています」
202 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:15:07.87 ID:86TFpRYRO
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー
ーー

京太郎「……」


和男「どうした須賀」

京太郎「…永森か」

和男「珍しいな、緊張でもしてるのか?」

京太郎「いいや別に。ただ…次の相手にはちょっとだけ思う所があってな」

和男「清澄…前お前がいた所か」

和男「転校したんだったな。仲違いでもしたのか?」

京太郎「別にそういうわけじゃねぇけど…」
京太郎「ま、2度とあいつらのチームでやりたかないね」

和男「へぇ?」

京太郎「大した話じゃない。さっさと行こうぜ」

和男「あぁ」

京太郎「(ーーーーーそうだ、大した話じゃない)」

京太郎「(「俺達」にはよくあることだ……)」
203 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:18:05.78 ID:86TFpRYRO
ーーーー数ヶ月前ーーーー


京太郎「面子が足りない?」


久「えぇ、そうなのよ」

京太郎「でも一応5人いるじゃないですか」

久「うーん、それはそうなんだけど…控えの選手がいないのはまずいのよね。ほら、誰か退場したら交代もできないじゃない?」

久「一応3人までならプレー続行できるらしいんだけど、そんなのほとんど負けみたいなもんだし」

京太郎「…確かにそうですね」

久「だから誰か心当たりないかなーって」

京太郎「……一応いるにはいますけど、そいつ最近は全然運動してなさそうだしなぁ」

久「まぁ控えにいてくれるだけでも十分だし、声かけるだけ掛けといてくれないかしら?」

京太郎「…わかりました」
204 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:19:53.99 ID:86TFpRYRO



ーーーそして俺は、あいつを部活に誘った



咲「えぇ?バスケ部?」

京太郎「あぁ、控えが1人もいなくて困ってんだ」

咲「なんで私なの?」

京太郎「ほら、小学の頃ミニバスやってたろ?身近な経験者お前しかいなくてさ」

咲「…うーん、私バスケあんまり好きじゃないんだよね」

京太郎「そんなこと言わずにさ!頼む!見学だけでも!」

咲「…うーん、京ちゃんがそこまで言うなら見学だけ」

205 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:22:18.87 ID:86TFpRYRO



ーーーーーーーー宮永咲


スパァァァッ


京太郎「……!!」


咲「…もう帰っていいですか?」フゥ

和「ゼェ…ゼェ…くっ…」


京太郎「(全中でトップPGとまで言われた和が手も足も出ない…!?そんなことって…)」





それから紆余曲折あったらしく、結局咲はバスケ部に入部した。

なにがあったかはよく知らないし、知る必要もない。

俺にとってはそんなことはどうでもよかった。

206 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:25:48.09 ID:86TFpRYRO


ーーーーーーーあいつは強かった




京太郎「リバウンドだ!」


咲「えいっ」トンッ


パスッ


京太郎「……は?」

京太郎「(ッッなんだ今の…!?何をされた!?何をしてた!?)」


優希「おーーい咲ちゃん!インチキシュートはやめるんだじぇ!!」

咲「インチキって…」


京太郎「(…)」




ーーーーーーーー俺は弱かった




優希「遅いじぇ犬!!」ダンッ

京太郎「くっそ!!」

優希「そらレイアップ!」ヒュッ


パスッ

優希「そーんなノロノロじゃ犬って呼ぶのも犬に失礼だじぇ!」


京太郎「っせーよ…」ゼェゼェ

207 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:27:40.99 ID:86TFpRYRO


ーーーーーーーー男子は女子より弱い。



本来フィジカルや体格が重視されるこのスポーツの特性上、
男子は女子より圧倒的に有利になる筈だが


現実は違う


例えばシュート1つ取ってもそうだ。

全く同じ条件で男子と女子がフリースローを数本打つとする

全く、同じ条件で、打つ。

するとどうなるか

シュートが入る、外れる

そして最終的には

無条件で女子の方がシュート成功率が圧倒的に高くなる。

原因、理屈は一切不明

ただそこにあるのは理不尽な事実のみ。




男子は女子に実力で劣る。



208 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:31:03.16 ID:86TFpRYRO


ーーーーーーーーーーどうしてだろうか



小学生の頃は「神童」なんて呼ばれもした。

それなりの才能も自覚していたし、それに頼ることなく努力も続けた

中学じゃバスケ部がなかったからハンドボールに転向したけど

それでも1日足りとも練習は欠かさなかった



だけどそれだけ。



いくら成長したところで
埋められない差を埋めていたに過ぎない。

届くことは無い。

俺の努力に意味は無い。

俺の才能に価値はない。

そしてやがて、部活に俺の居場所すらなくなったように感じた。


ーーーーーーーーそれでも



それでもせめてチームに貢献しようと

雑用、マネージャー業務、なんでもやった。

それが俺に出来るせめてのことだろうと

だけどそんなもの長くは続かない。

俺は聖人君子じゃないからな

不満もあった。悔しさだってある。

それからどんどん俺の心は歪んでいったんだと思う

209 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:32:15.62 ID:86TFpRYRO



ーーーーーーーー少しして俺は清澄を去った。


210 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/27(火) 05:35:16.30 ID:86TFpRYRO
ここまでで

更新のない日は基本的にこちらを進めていくと思います
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/27(火) 06:32:12.05 ID:EAi2+GL2o
212 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/28(水) 03:43:36.13 ID:dHYU6U73O
【悪童・須賀京太郎】2話

ーーー視聴覚室ーーー


久「酷いわね…」


咲「…」

和「相手の主力に対する過剰なラフプレー…須賀くんが直接手を出すシーンは少ないですが…」

和「今のところ巻き戻して下さい」

久「あ、うん」ピッ

和「ここです」

和「この瞬間、インサイドの選手に対してなにか合図を出したように見えませんか?」

優希「うーん?私にはよくわからんけどな」

まこ「よく見えんが、確かに手元の動きが不自然じゃな」

和「東福寺はただいたずらに暴れてるわけじゃありません。恐らく負傷者を出すタイミングやシチュエーションを大まかですがメイクしているはずです」

咲「そしてそれを指揮してるのが…」

久「須賀くんってわけね」

優希「どうしてそんなことする必要があるんだじぇ…?」

和「私も理解は出来ませんが…」

和「検討はつきます。彼は他人の努力や夢を踏みにじることを目的としているのでしょう」

咲「いくらなんでもそんなの…」

和「…だからここで私達が止めます」

久「そうね、もう彼を変えられないかもしれないけど…それでもこれ以上の凶行は見てられないわ」
213 : ◆yLZI4W8XmYIG [saga]:2017/06/28(水) 04:19:26.98 ID:dHYU6U73O

京太郎「ーーーーーとか言ってんだろうな今頃」

京太郎「知らんけど」


三瀬「…お前最近独り言多くないか?」

京太郎「うっせーよ」

三瀬「つか本当にいいのかよ?」

京太郎「なにがだよ」

三瀬「元チームメイトなんだろ?」

京太郎「はぁ?んなもん関係ねーだろ」

三瀬「はぁ…味方ながら引くぜそれ…つーか明日は我が身だわ」

京太郎「お前だって俺のやり方に賛同してここまで来てんだろうが」

三瀬「まぁそりゃそうだけど。お前がいいなら俺も別に文句はねーけどさ」

京太郎「…前回大会観たろ?清澄の宮永咲」

京太郎「明日相手にすんのは全国区の【魔物】だ。甘えたこと言ってんなよ」

三瀬「…あぁ、わかってるよ」



京太郎「(ーーーーー伏線は十分だ)」

京太郎「(あいつらの目は絶対ラフプレーに向いている)」

京太郎「(思い知らせてやるよ…「俺達」の感覚を)」

214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/26(日) 12:44:21.46 ID:DWIQ1Agi0
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