【ガルパン】みほ「副隊長格付けチェックです!」

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74 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:34:07.33 ID:NU7sGCcE0


役人「と言う訳で、この『あんこう踊り』を見比べていただきます!!」


蝶野「皆様に選んで頂きたいのは、踊り続けて半世紀以上、あんこう踊りの家元にして第一人者、提内杏子(ちょうちあんこ)様の踊りです」


ペパロニ「へー、凄い人っぽいッスね、桃姐さん知ってるッスか?」

桃「き、聞いた事ないぞ…」

役人「勉強不足ですね、河嶋さん、その界隈では物凄く有名な方ですよ」

理事長「まぁ、仕方ないよね、普通はあまりお目にかかるものじゃないしね」

役人「そうですね理事長…あんこうなだけに…アングラな世界ってわけですかね!!」


役人・理事長「「ハハハハハ!!!」」


蝶野「ゴホン…続けていいですか?」

理事長「あ、ごめんね」

役人「すいません、続けて下さい」


蝶野「また、一流に対して用意したのは…」

蝶野「あんこう踊りの布教を精力的に行っている新進気鋭のダンサー、SHIHO様の踊りとなります」


役人「…なんか、聞いた事ある名前ですね」

理事長「…うん、ワシも顔が思い浮かぶ人がいる」

蝶野「…たまたま同じ名前なのでは?」


役人「そうかな?」

理事長「そうじゃろ」

蝶野「そうですよ」


役人・理事長・蝶野「「「ハハハハハハ!!!」」」


75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/05(水) 23:40:35.86 ID:NobCjb3ho
アカン
76 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:41:16.56 ID:NU7sGCcE0


ペパロニ「んー、この問題楽勝じゃないッスか?」

アリサ「何よ、アンタんとこには大洗の踊った人間がいるからってこと?」

桃「まぁ…たしかに踊りは知っているけどな」

オレンジペコ「たぶんペパロニさんが思っているのは…体格差じゃないですか?」

アキ「体格差?体の大きさってこと?」

ペパロニ「そッス」

エリカ「ああ…なるほどね、踊りなら視覚での判断だから…」

ノンナ「一流の家元が、初老もしくはお年を召した方だとして、そのSHIHOさんというダンサーとでは一目瞭然ということですか」


役人「皆様、ご期待通りの反応ありがとうございます!!」

蝶野「今回の踊りを比べるにあたり、このお二方の踊りを モーションキャプチャー にて再現いたしました」


福田「もうしょんきゃぷちゃぁ?」


77 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:45:54.62 ID:NU7sGCcE0


役人「こちらをご覧ください!!」


 CGのボコ


桃「ひいっ!ぼ、ボコ!!」 

蝶野「こちらのボコにお二方の踊りをトレースしましたので、体格差関係なく動きのみで回答者の皆様には見極めて頂きたいと思います」

アリサ「随分、手の込んだ事するのね」

理事長「島田流が、この技術を使ってボコのアニメでハリウッドに殴り込みをかけるようでして」(無謀だなぁ)

役人「その実験も兼ねております!!」(でも失敗するんだろうなぁ…)

エリカ「島田流…そんなことまでするのね…」

蝶野「アニメが大失敗して島田流が傾こうが関係ありませんが、皆様は回答がんばってください」


78 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:48:18.88 ID:NU7sGCcE0


― 一流への待ち時間のおもてなし ―

 お食事  高級料亭の松花堂弁当


福田「こ、これは…まるで宝石箱のようであります!!」←感動

オレンジペコ「料理の盛り付けも見事ですが器も立派ですね」

ノンナ「ええ…味だけでなく目でも楽しめますね」

アキ(うう…高そう…、小分けにされているより量が多いほうがいいんだけどなぁ…)

福田「知波単では銀シャリと味噌汁で十二分なのに…申し訳ないであります!!」ウルウル

アキ「あ、わかる!ウチもパンとスープがあれば御馳走だし」



― 普通への待ち時間のおもてなしは ―

 お食事  助六寿司


ペパロニ「お!アタシ等のはお寿司ですね」

桃「おお!!いなり寿司じゃないか!!」 ←好物

ペパロニ「個人的には握り寿司が良かったって…まー、贅沢は言えないッスか」

桃「そうだぞ…うん?この、いなり寿司具入りじゃないか!!」モグモグ

ペパロニ「美味いッスね」モグモグ

桃「うむ確かに、お揚げは濃い目で好みなんだけど…私は具無しの方が好きなんだ!!」

ペパロニ「桃姐さん、そりゃ贅沢ッスよー」



― 二流への待ち時間のおもてなしは ―

 お食事  おにぎり


エリカ「具も無い、ただの塩にぎりね…」モグモグ

アリサ「形は…すごく綺麗に握れてるだけに高級感はあるわよね…」モグモグ

エリカ「でも具が欲しいとこよね…アリサなら何がいい?」

アリサ「私はスパム」

エリカ「サンダースらしいわねぇ、私は高菜」 

アリサ「高菜入れちゃうんですか?」

エリカ「なんで、そんな口調なのよ…ええ、中じゃなくて全体に混ぜて握ったのが好きね」


79 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:50:57.22 ID:NU7sGCcE0

今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
80 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/05(水) 23:55:34.15 ID:NU7sGCcE0
>>73 の『第三問』〜問題前にこれが入ります 申し訳ありません 



役人「さぁ!これより後半戦となり、チーム戦で挑んでいただきます!!」


役人「そして、ここからの不正解は一気に 二段階ダウン となってしまいます!!」

オレンジペコ「前回は、ここから一気にダージリン様も落ちぶれていったから気を引き締めないと…」


役人「オレンジペコ様のおっしゃるとおりです、一流の皆様は今と変わらずにこの位置をキープして頂きたいと思います!!」

オレンジペコ「もちろんです!!」

アキ「がんばるよ!!」

福田「あわわ…、自分が…自分が頑張らなくては…」

ノンナ「平常心です、落ち着いて臨みましょう」


役人「普通のお二人は、このまま頑張ってください」

桃「なんとしても、踏みとどまるぞ!!」

ペパロニ「まー、やるしかないッスね」


役人「あと、二流は周りに迷惑かけるなよ」

エリカ「きぃ〜っ!!見てなさいよ!!」

アリサ「アンタ達の思い通りになんかならないわよ!!」




81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 03:16:38.51 ID:fOsz3LvDO
今度の問題は楽勝なんですね!
動きにキレがなくて無理している感がありありで瑞々しさを感じない方が不正解なんですね!
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 07:42:55.30 ID:J4yIv8Uz0
がんばれよエリサ
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 14:34:00.64 ID:arl8fL51o
ボコダンス…
桃ちゃんがみぽりんのお仕置き部屋に行く未来しか視えないんですが…
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/06(木) 18:42:27.79 ID:49+ojWAz0
みほの桃ちゃんへのお仕置き予想
桃ちゃんにボコの着ぐるみを着せてロープで縛って&W号に繋いで引きづり廻すとか?
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 07:24:16.67 ID:0PspwNYWo
>>84
引き回すならCV33のが速そう
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 07:50:39.32 ID:bm25sFiDO
右手は四号、左手はルノー、右足はティーガー、左足はヘッツァーで
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 12:39:30.44 ID:eN7sPnHmO
いや、名誉回復の機会を与えるべき。危険な宇宙開発に従事させよう。取り敢えずカールで月を目指す的な
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 16:08:25.43 ID:qbn6Gvxy0
お前ら酷すぎ、桃ちゃんが間違えるの確定で話進めるなw
ただ、汚名挽回(誤字にあらず)が得意な桃ちゃん、既にフラグは立ってるんだよなぁ…
不憫な桃ちゃんに明日はあるのか!?
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 22:01:41.48 ID:3HeCaJCA0
がんばれよアリカ
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/24(月) 00:10:51.79 ID:kBa+rmEDO
コーヒー牛乳買ってきてよアリカ
91 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:38:02.92 ID:TzK7tSvB0
合いの手、レスとありがとうございます

続きの第三問になります よろしくお願いしマウス
92 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:40:46.82 ID:TzK7tSvB0


役人「それでは、この問題は 回答順を逆とさせて 頂きますのでよろしくお願いしまーす!!」


 一流のチーム 『気苦労』


オレンジペコ「まさか、こんな踊りまで問題になるとは…」

アキ「楽しそうで私は良いと思うけど」


 A のボコのあんこう踊り


――アアアン アン♪ アアアン アン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪


ボコCG『……』バッバッ


オレンジペコ「ぼ、ボコさんもちゃんと、あんこうスーツを着用して踊ってますね…」

アキ「ははっ、動きも可愛らしいね」



 B のボコのあんこう踊り


――あの子 会いたや あの海越えて♪ あたまの灯は 愛の証♪


ボコCG『……』バッバッ


アキ「うわぁ!こっちもよく動いている」

オレンジペコ「さっきとの動きの違い…」ブツブツ


93 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:43:35.94 ID:TzK7tSvB0


役人「さぁ、二つの踊りを見ていただきました!では回答をお願いします!!」


オレンジペコ「 A 」

アキ「 B 」


理事長「お、分かれたね」

役人「お二方の選んだ理由を聞いてもよろしいですか?」


アキ「私は… B の方が力強く見えたかなぁって感じだったからかな?」

役人「なるほど…では、オレンジペコ様が A を選んだ理由は?」

オレンジペコ「えーとですね…私が選んだのは…」


 ガバッ


役人「え?」

アキ「え?」


94 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:48:33.08 ID:TzK7tSvB0


オレンジペコ「あ、あの…あんこう踊りでこのポーズの時からですね…////」バッ

アキ「ぺ、ペコさん…?」


役人「見て下さいよ、この娘、とうとう踊りの実演までし始めましたよ」

理事長「オレンジペコ…恐ろしい娘っ!!」


オレンジペコ「この膝を曲げた状態から、次の踊りに移行する時にですね…」

オレンジペコ「 B の方より A の方が若干遅いんです」

アキ「んー、遅い方が良いの?」

オレンジペコ「両者とも踊りの動きに全くブレはないんです、では勢いよく動くのよりはゆっくり動く方が…」

アキ「身体にかかる負担は A の方が大きいよね」

オレンジペコ「そうなんです、B は勢いによる剛とするならば、 A は流れるように動く柔の動きに見えます」


役人「踊り一つに、ここまで解説してくれなんて…」

理事長「何が彼女をここまで駆り立てるのかねぇ」


95 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:51:41.91 ID:TzK7tSvB0


役人「それで、お二人のお答えの方はどういたしますか?」


オレンジペコ「……」

アキ「それじゃ、A にします!!」

オレンジペコ「よ、よろしいのですか?」

アキ「ペコさんが、それだけ真剣に考えて出した答えなら私は気にしないよ」

オレンジペコ「あ、ありがとうございます!」


役人「わかりましたー!それでは、A の部屋へ移動をお願いしまーす!!」


アキ「ところでさ、さっきの踊ってる姿…後で皆に見られちゃうんじゃない?」Aガチャ

オレンジペコ「あっ…////」


96 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 22:57:04.97 ID:TzK7tSvB0


 一流のチーム 『親子』


ノンナ「コサックダンスなら自信があるのですが…」

福田「知波単も毎年、夏には盆踊りをしております!!」


理事長「踊りの種類は違うけど見極められるかねぇ」



 A のボコのあんこう踊り


――アアアン アン♪ アアアン アン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪


ボコCG『……』バッバッ


福田「おお!!こ、これは不思議な!!く、熊の人形が踊っているであります!!」

ノンナ「小さい熊が踊ってて可愛らしいですね」


97 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:00:50.50 ID:TzK7tSvB0


 B のボコのあんこう踊り


――あの子 会いたや あの海越えて♪ あたまの灯は 愛の証♪


ボコCG『……』バッバッ


ノンナ「ふむ…こちらも、よく動いてますね」

福田「……!?」


役人「どうでしたかー?」


ノンナ「ええ、すばらしい踊りでした、このCGに合わせてカチューシャを踊らせてみたいと思うくらいです」

福田「……」


役人「それでは、お二人の選んだお答えをお願いします!!」


ノンナ「 B 」

福田「…A 」


理事長「おや、また別々だね」


98 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:04:38.51 ID:TzK7tSvB0


役人「理由を聞いてもよろしいですか?」


ノンナ「両者ともすばらしい踊りでしたね、Bの方に躍動感というか力強さを感じましたので、こちらにしました」

役人「なるほど…では、福田様の理由を聞かせていただいてよろしいですか?」

福田「…わい…からであります…」

役人「え、えっと…聞き取りにくかったので、もう一度お願いできますか?」


福田「 B の方が怖かったからであります!!」


理事長「こ、怖い?」


福田「 B の方の踊りからは、とても強くて怖い人の空気を感じました…」

福田「踊りで怖いと思うなんて、ありえないであります!!」

福田「……」ガタガタ


役人「ふ、福田様?」


福田「だから、怖くない方の A を選びました…」ブルブル

福田「……」ウルウル


蝶野「完全に怯えていますね…」

役人「どうします、コレ?」


ノンナ「福田さん…」スッ…


99 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:08:36.16 ID:TzK7tSvB0


 ギュッ…


福田「の、ノンナ殿!?」

ノンナ「大丈夫です…福田さんには私がいますから落ち着いて」ギュウ…

福田「は、はい…ありがとうございます!!すごくあったかくて落ち着くであります…まるで母君みたいです///」

ノンナ「…!!」ドキッ!


役人「あ、あの…親子のスキンシップは後にして、お答え決めてもらいたいのですが…」


ノンナ「す、すいません、答えは A でお願いします」

福田「よ、よろしいのでありますか?自分の答えの方で…」

ノンナ「ええ…貴女を怯えさせるようなら、こちらの方がマシです」


役人「わかりました、では福田様のお答えを採用とういうことで!!」

蝶野「では A の部屋への移動をお願いします」


ノンナ「あら、お二人も一緒でしたか」Aガチャ

アキ「踊ったり、ハグしたり皆がんばりすぎだよー」

ノンナ「踊る?」

オレンジペコ「な、なんでもないです…////」

ノンナ「そ、そうですか?…あ、福田さん、これからは私の事は“マーマ”と呼んで構いませんよ」

福田「まーま?それはどんな意味なのでしょうか?」

オレンジペコ「それはですね…」

ノンナ「私の通称、あだ名です」

オレンジペコ「い、いや…言葉の意味は…」

ノンナ「あだ名です」ゴゴゴゴ…

オレンジペコ「……」

福田「わかりました!!マーマ!!」 ←純真

ノンナ「ええ…良い子ですね…」ニヤニヤ

アキ「うわぁ…えらい事になってきたよ」



役人「なんかおかしな事になってますね」

理事長「でもね、あのノンナ様の大きな胸に抱きしめられば、ワシだって子供になりたいよ」

蝶野「……」

役人「理事長…気持ちはわかりますがそういうのは口に出しちゃだめですよ」


100 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:17:12.41 ID:TzK7tSvB0


 二流のチーム 『ひねくれもの』


エリカ「私達は、勝たなくちゃならない…もう後退はないのよッ!!」

アリサ「そうね…ここで踏ん張らないと」


役人「しっかり頑張れよー、リカリサー」


エリカ・アリサ「「まとめないでよ!!」」



 A のボコのあんこう踊り


――アアアン アン♪ アアアン アン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪


ボコCG『……』バッバッ


エリカ「みほが見たら、大はしゃぎしそうね…」

アリサ「しかし、変な踊りよね…見れば見るほど…」


101 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:22:36.47 ID:TzK7tSvB0


 B のボコのあんこう踊り


――あの子 会いたや あの海越えて♪ あたまの灯は 愛の証♪


ボコCG『……』バッバッ


エリカ「……」(…あれ?この動き…)

アリサ「何だか情熱的ね…ね、ねぇ、この踊りを男性の前で見せたらどんな反応するかしら?」

エリカ「タカシの前でするつもりなら止めときなさい、ドン引きされるだけよ…」(どこかで見覚えが…?)

アリサ「ちょ!なんで私がタカシの前で踊るってわかるのよ!!」

エリカ「な、なんとなくよ」(う、うざい…)


蝶野「アリサさんが何か言っていますが、仮にお二方の奥様が夜にあのスーツで現れたらどう感じます?」

役人「いやいや、普通に引きますって」

理事長「ワシは興奮すると思う…多分」

蝶野・役人「「ええ…」」


102 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:26:46.06 ID:TzK7tSvB0


役人「んじゃ、二人の答えお願いしまーす!!」


エリカ「 A 」

アリサ「 B 」


理事長「今回は、ホント答えがまとまらないねー」


役人「理由聞かせてー、まず…エリサの方から」


エリカ・アリサ「「どっちよ!!」」

エリカ「ったく、じゃあ私からね… B の動きに見覚えがあったから A にしたわ」


役人「おや、あんこう踊りご存じで?」


エリカ「あの踊りは初めてよ…ただ、あの B の体捌きが…私の…師にあたる人に似てたから…」

エリカ「ありえない…だから、A の方にしたわ」


役人「エリカの師匠…ハンバーグの師匠? ステーキか!!」


エリカ「アンタ!ハンバーグ、バカにしてんの!!」


理事長「そりゃ、ステーキは踊らないもんね」


103 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:31:45.36 ID:TzK7tSvB0


役人「で、アサリちゃんはなんで B に?」


アリサ「アリサよ!!私は… B の方が性的に惹きつけるモノがあったからよ」

アリサ「サンダースでもポールダンスが盛んなんだけど、それに似たセックスアピールが感じられたわ」


役人「なるほどねー、では答えをまとめて下さーい」


エリカ「ね、ねぇ、正解の家元って良いお年なんでしょ…それで、せ…セックスアピールってどうなのかしら?///」

アリサ「あ…確かにそうね」

アリサ「ん〜、エリカはこの答えに自信は?」

エリカ「ある…とは言い切れないわ…けど、不確定要素が強いのは B の方ね」

アリサ「わかった、じゃ、今回はアンタの勘に賭けるわ、その代り…」

エリカ「外れたら、私のおススメのハンバーグを御馳走してあげるわよ」

アリサ「そ、そう…」(なんでハンバーグなのよ…)


役人「それじゃ、お答えは?」


エリカ「 A の方を選択させてもらうわ」


役人「はいはいー、ではお部屋へ移動してー」


エリカ「ん?皆こっちなのね」Aガチャ

ノンナ「そのようですね」

アリサ「何よ、これじゃ正解みたいなモンじゃない」←仲間が多くて安心

アキ「このまま、全員こっちの部屋になるんじゃないかな?」

福田「おお!大勢なら結果も平等ですね!!」

オレンジペコ「残りのあの二人が、どんな答えを選ぶんでしょうか…」←なんとなく不安


104 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:35:06.90 ID:TzK7tSvB0


 普通のチーム 『アホの子』


ペパロニ「さぁ!当てるッスよー!!」

桃「ボコが出てる問題…当てないと…西住に…」ガタガタ…


役人「河嶋さん頑張って!、知ってる踊りですから、自分の踊りと比較すれば楽勝ですよーww」


桃「ええい!わかっている!お前に応援されると気持ちが悪いわ!!」



 A のボコのあんこう踊り


――アアアン アン♪ アアアン アン♪ アアアン アアアン アン アン アン♪


ボコCG『……』バッバッ


ペパロニ「うは、面白いッスね」

桃「うう…踊りの違いなんて、わからないよう…」



 B のボコのあんこう踊り


――あの子 会いたや あの海越えて♪ あたまの灯は 愛の証♪


ボコCG『……』バッバッ


ペパロニ「おお!こっちも動き良いッスねー」

桃「…うう〜ん…うん?」


役人「どうでしたか?お二方」


ペパロニ「おもしれーッスね、コレ」

桃「ふふ…そうか!!わかったぞ!!」


役人「河嶋さんが何かに気づいたようですが、お答えの方お願いします!!」


105 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:45:50.67 ID:TzK7tSvB0


桃「 B 」

ペパロニ「 A 」


理事長「完全に二つ別れだねー」

役人「ほー、河嶋さんは B ですか」


桃「ウム!こっちの方が一流の家元のオーラがビシビシと感じたぞ!!」

桃「あのダイナミックな動き…間違いない B だな!!」

ペパロニ「流石ッスね、桃姐さん!アタシなんてわからないから、おもしろい方で選んだだけッスわ」


理事長「ペパロニさんは深く考えないで、ノリと勢いで A にしたんだね」

ペパロニ「そーッス!」

ペパロニ「よっしゃ!なら答えは B で決まりッス!!」

桃「え?…い、いいのか?」

ペパロニ「当たり前じゃないッスか!!踊りの経験者の桃姐さんが言うんスよ、間違いないッスよー!!」

桃「う、うむ…そ、そうだな…」

役人「わかりました!では B の部屋へ移動をお願いしまーす!!」


ペパロニ「楽勝でしたね!!」

桃「ふふん、私がいればざっとこんな物だな」Bガチャ ←余裕


桃「……」

ペパロニ「あれ?」

桃「だ、誰もいない…」 ←一転して不安


106 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:52:44.58 ID:TzK7tSvB0


エリカ「皆、貴女達とは違うこっちなのよね」←一緒じゃなくて正直安心

オレンジペコ「そういうことになってます…」←実は少し安心


桃「え…」(こ、これは…まさか…)

ペパロニ「桃姐さん…これは…」 


アリサ「残念だったわね」←安心

福田「御一緒できなくて残念であります…」←純真


桃「ああ…」(うわぁーん、やっちゃたよー!!)

ペパロニ「やったじゃないッスか!!桃姐さん!!アタシ等の二人勝ちッスよ!!」

桃「え?」(え?)


アキ「二人は答えに自信あるの?」←純真


ペパロニ「アタシは無い!けど、こっちには桃姐さんがいるんスよ!!」←期待

桃「う、うむ…」(ふぇぇ、やめてー、そんなに期待しないでくれー!)

ペパロニ「“あんこうマスター”の桃姐さんが選んだ答えッス!!」

ペパロニ「勝った気になるのは早いんじゃないッスかね!!」←興奮


ノンナ「確かに答えが出るまではわからないですね」←冷静


107 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/26(水) 23:58:20.25 ID:TzK7tSvB0


役人「話が白熱しておりますが、正解の部屋へ行きますよー!!」


 A の部屋

オレンジペコ「まちがってはないはずです…」←でも不安

アキ「大半はこっちだし大丈夫だよー」←お気楽

エリカ「頼むわよ…」←切実

アリサ「これ以上落ちぶれたくないのよ…」←同じく

福田「マーマ殿!緊張しますね!!」←楽しんでる

ノンナ「ええ、あと、殿はいらないですからね」←同じく


 B の部屋

ペパロニ「さぁ!来るッスよ!!」

桃「スマン!!やっぱり!!自信ない!!」←不安

ペパロニ「え?ええっ!?」←困惑


108 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/27(木) 00:01:29.40 ID:gP6gNtqm0



――――


役人「おめでとうございます!!」

  A ガチャ!! 


エリカ「いよっし!!」ガッツポ

アリサ「イエッス!!」ガッツポ

オレンジペコ「よ、よかったぁ…」

アキ「やったぁ!!また当った!!」

福田「やりましたね!!マーマ!!」

ノンナ「ええ、貴女のおかげよ」イイコイイコ



桃「あ、ああ…」 ←三流

ペパロニ「外れちゃったッスね…」 ←三流


109 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/27(木) 00:04:19.67 ID:gP6gNtqm0



 第三問 結果


一流 → 一流 『親子』 『気苦労』

二流 → 二流 『ひねくれもの』

普通 → 三流 『アホの子』



理事長「三流のアホどもにはこれじゃよ」

 ビールケース

 軍足



役人・理事長・蝶野「「「 桃ちゃぁん…この問題で外すぅ〜? 」」」


桃「桃ちゃんと呼ぶなぁ!!」ウルウル

ペパロニ「ドンマイッスよ桃姐さん!!」

桃「お前もさっきから桃と呼ぶなぁ〜」ウルウル

ペパロニ「いやいや、今さらじゃないッスか、桃姐さん」

桃「うわぁ〜ん、西住に怒られるぅ〜」メソメソ


110 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/27(木) 00:05:13.00 ID:gP6gNtqm0
今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 00:08:41.84 ID:rB/FY6/5o
乙!意外と外さなかったな
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 00:19:33.10 ID:kwRPf6tTo
西住さんがアップを開始しました

113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 01:12:17.45 ID:4GrdeR2go
ボコごしでも恐怖とエロスを醸す西住流とはいったい
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 09:06:54.09 ID:LkYgSkDHO
>>57
ジュワッ!! ヘアッ!!

ウルトラマンかと思た
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/28(金) 17:49:04.83 ID:6K9xiSOB0
おお、続きがあったのか、一気によんだけど面白い!

前作から気になってたけど、ひょっとして>>1は第二次ハートフル・タンク・カーニバルは本会場かライブビューイングで視てた?
このシリーズの役人がかなり面白いから気になってた
116 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/29(土) 23:50:37.88 ID:kHt/n9t70
合いの手、レスとありがとうございます

短いですが、続きの最終問題の問題紹介までになります よろしくお願いしマウス

>>115
視てなかったであります
ガルパンのイベントでは大洗のフェスタに一度行ったくらいです
117 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/29(土) 23:53:08.66 ID:kHt/n9t70


役人「さぁ皆様!!、ついに最終問題となります!!」

役人「はたして一流の2チームは、一流を維持できるか!?」


オレンジペコ「この問題で聖グロの地位が…負けられません!!」

アキ「ミカじゃないけど、風に逆らわずに行くだけだよ」

福田「散って行った知波単の皆の為に頑張るであります!!」

ノンナ「私はさっさと終わらせるだけです、無論当ててですけど」



役人「二流のエアリリも、まぁ間違えないように頑張ってな」


エリカ「もう、名前のまとめ方が滅茶苦茶ね…」

アリサ「バカね!!そう何度も外すわけないわよ!!」



役人「三流のアホは、これ間違えると画面から消えるからねー」


桃「もう駄目だー!おしまいだよー!!」

ペパロニ「しっかりするッスよ!桃姐さん!!まだ終わってないッスから!!」

理事長「ほぉ、落ちぶれても強気だねー」

ペパロニ「当たり前ッス!三流…上等ッスよ!!熱い三流ってヤツを見せてやるッスよ!!」


118 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/29(土) 23:59:06.02 ID:kHt/n9t70


役人「その最終問題は『演出』でございます!!」


アリサ「演出?」

エリカ「まったく、想像できないわね」

オレンジペコ(ま、まさか…)


役人「今回はこの問題の為に作成した アニメ を見比べてもらいます!!」


福田「あにめ…でありますか?」

アキ「なんか面白そうだね!」

オレンジペコ(ま、間違いないです!)


役人「まずは、この問題の為に協力してくださった、この方をご紹介します!!」

ノンナ「有名な方なんですか?」

蝶野「一応、有名ですね」

オレンジペコ(多分、来るのは…)



みほ「『ぼこられグマのボコ』の問題アニメを作らせてもらった 西住みほ です!!」



桃「うわぁぁぁっ!!西住ぃーっ!!」ガクガクブルブル

ペパロニ「も、桃姐さーん!!」

オレンジペコ(や、やっぱり…)


119 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/30(日) 00:07:56.98 ID:ClPS0OIB0


エリカ「み、みほ…」

アリサ「あ、アンタが最終問題の正解の方?」


みほ「違います!正解の一流のボコは原作の監督さんがこの問題の為に作ってくれたボコです!!」


オレンジペコ「では、もう一方のボコがみほさんの作った作品という事でしょうか?」


みほ「ハイ!原作には及びませんが…私なりに精一杯ボコを表現してみました!!」

みほ「最終問題ですけど、簡単かもしれませんね」テヘッ


ペパロニ「おお!そいつはありがたいッス!!」


みほ「ですから、皆さん…」


みほ「当てて下さい」ゴゴゴゴ…


ペパロニ「うおっ…」

福田「こ、怖いであります!!マーマ!!」ブルブル

ノンナ「ええ、大丈夫ですよ私が付いていますから」ニヤニヤ

アキ「よくわからないけど、な、なんだか凄い…」

オレンジペコ(これが…ダージリン様もお茶をこぼしたという、みほさんのボコ力(ぼこちから)…)


みほ「河嶋先輩」ニコ

桃「ひいっ!!に、西住…その、さっきの問題のボコはだな…」

みほ「さっきのは踊りの問題ですから気にしないでください、私が河嶋先輩に期待してるのは…」

みほ「この問題です」ゴゴゴゴゴ…

桃「……」ブクブク…

ペパロニ「桃姐さん!しっかりしてくださーい!!」


120 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/30(日) 00:18:48.98 ID:ClPS0OIB0


役人「西住さん、ありがとうございました」(ホント、ボコが絡むと怖いな、この娘)

理事長「皆、西住さんに気押されているようじゃね」(三年後のワシなら漏らしてた)

役人「最終問題を前に皆様の緊張した空気を落ち着かせる冷たい物をご用意しましたので、控室へ移動してください」



――――


― 一流への待ち時間のおもてなし ―

 氷菓  天然水のかき氷


アキ「冷たくて美味しーっ!!」

オレンジペコ「このかき氷…ちゃんとした刃で削られているので、ふわふわしてて口の中で広がりますね」

福田「これは知波単のかき氷と同じであります!!」

ノンナ「雪は見慣れていますが、そういえば、かき氷なんていつ以来でしょう」



― 二流への待ち時間のおもてなし ―

 氷菓  凍らせた水道水


エリカ「冷蔵庫で作ったただの氷の塊ね…」モゴモゴ…

アリサ「そうね…」チロッ…チロッ…

エリカ「その変な舐め方、止めなさいよ」

アリサ「この方がセクシーでしょ、た、タカシもこっちの方が興奮すると…」

エリカ「そ、そう…」(二問目の真実、伝えてやろうかしら…)

アリサ「あむ…タカシぃ…」ペロペロ…

エリカ「うわぁ…」 ←ドン引き



― 三流への待ち時間のおもてなし ―

 氷菓  一日放置した氷


ペパロニ「うわぁ…冷たくもなんともないただの水ッスね、こりゃ」

桃「……」チーン ←気絶

ペパロニ「ほーら、桃姐さんしっかりしてくださいよー」ペチペチ

桃「……」チーン

ペパロニ「…!そうだ!」


ペパロニ「おりゃ!」 パシャァッ!!


桃「!!ぶはっ!!な、何をする!!」

ペパロニ「お!!目ぇ覚めたッスね!桃姐さん」


121 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/07/30(日) 00:20:23.28 ID:ClPS0OIB0
今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/30(日) 00:24:09.82 ID:WAn9K438o
踊りなんて前哨戦に過ぎなかったんだな…
123 :115 [sage]:2017/07/30(日) 17:58:47.06 ID:jdRjnIkY0
更新乙

よかった
ボコ問題はあれで終わりじゃなかった()
桃ちゃん期待


>>116
そうなんだ
答えてくれてありがとう
大洗はいつか行ってみたい
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 14:38:14.78 ID:hcUbe/xjo
良かった。全部終わる前に引き回しの刑にされた桃ちゃんはいなかったんだね
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 00:33:11.99 ID:Yw7ji0kIo
保守
126 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/14(月) 22:59:40.12 ID:KO+7hdhE0
合いの手、レスとありがとうございます

短いですが、続きの最終問題の中身、前半2チームの回答までになります よろしくお願いしマウス
127 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/14(月) 23:04:15.80 ID:KO+7hdhE0


 三流のチーム 『アホの子』


蝶野「最終問題の順番は通常通りでお願いします」

役人「んじゃ、まずはアホから行ってみよー!!ちなみにペッパーくんと桃ちゃんはボコ見てた?」


ペパロニ「ミタコトアリマセンっす…なんちて!!」

桃「お前はホントお気楽だなぁ…私は名前くらいしか知らん…」


理事長「知っての通りだけどボコに関しては西住さん洒落が通じないからね」

蝶野「場合によってはお仕置きも…」

役人「間違いかもしれない回答の部屋で怯えるのと、出番への恐怖で控室で竦んでるのとどっちが良かった?」


桃「あわわ…」

ペパロニ「んもー!!煽らないでくださいッス!!」


役人「では A のアニメからどーぞー!!」


128 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/14(月) 23:24:09.32 ID:KO+7hdhE0


 A のボコ


― ボコミュージアム


ネコ達『ボコもたいしたことないな!!』

ボコ『今日は負けたけど次は頑張るぞ!』


客A『ショーも乗り物も代わり映えしないよなぁ…』クソデカタメイキ

客B『今年は100人も来ないんじゃないかしらね…』


ボコ『以前は劇場版需要で…客足も売上もあったのに…』

ボコ『どうすりゃいいんだ…』ポロポロ…


129 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/14(月) 23:25:15.63 ID:KO+7hdhE0




………


ボコ『う、ううん…いけねぇ、疲れて寝ちゃったぜ』

ボコ『帰って、包帯を新しくしないと…』

  …ワイワイ  …ガヤガヤ

ボコ『あれ?お客さんが…いる?』


客A『ボコミュージアム楽しみだな!!』

客B『ボコショーの席急いで取らなくっちゃ!!』


みほ『ボコ、お客さんが待っているよ』

ボコ『み、みほちゃん…』

愛里寿『どうしたのボコ、居眠りでもしてたの?』

ボコ『あ、愛里寿ちゃんまで…』

千代『あらあらボコ、愛里寿はこのミュージアムの館長でしょ』

ボコ『千代オーナー…』


 ボコーテッドマンション 90分待ち

 スペースボコンテン  120分待ち

 イッツアボコワールド  60分待ち

 キャプテンBOKO     33分4秒待ち


ボコ『勝てる…勝てるんだ!!うぉおおおお!!!』


………




みほ『ボコ?そんなとこで寝てると風邪ひくよ?』

ボコ『あ、あれ?お客さんは…?』

みほ『今日も私だけだよ…ボコがしっかりしないと私しかお客さん来ないよ…』ニヤリ

ボコ『そっか…今日はダメだったけど、明日こそ頑張るぞ!!』

みほ『ふふふ…ボコらしいね…やっぱりボコはそうでなくっちゃダメだよね!!』ゴゴゴゴ…


― 一方その頃

役人『……』チーン

理事長『……』チーン

蝶野『お二人とも残念です…』ホロリ


 FIN



ペパロニ「な、なんスか、これ?」 ←困惑

桃「わ、わからん…」 ←困惑


役人『私も色々と言いたい事があるけど続けて B の方いくぞー』


130 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/14(月) 23:37:25.21 ID:KO+7hdhE0


 B のボコ


ボコ『ボコパルドン行きます!!』 ※ボコパルドンは熊本県のにしみず君が考えたくれたボコだ!

ボコ『ウギャア!!ニシズミチャーン!!』


監督『ハイ!OK!!』


ボコ『ふぅ〜…疲れたぜ』

みほ『ボコ、お疲れ様』

ボコ『お、みほちゃん!!オイラのやられっぷり、どうだった?』

みほ『うん…良かったよ…』

ボコ『みほちゃん…?元気がないみたいだけど?』

みほ『うん…私、転校することになって、もうボコの応援できないのが気掛かりなんだ…』

ボコ『みほちゃん…』


131 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/14(月) 23:39:10.59 ID:KO+7hdhE0




………


しほ『こんな夜中に私を呼び出して…わ、私には夫がいるんですよ///』

ボコ『変な気を興すな!みほちゃんが安心して、転校できるように…』

ボコ『オイラ一人でもケンカが出来るって事を証明してやるんだー!!』

しほ『え?え?そんな事の為に私、呼ばれたの?』

ボコ『やってやる!!やってやるぞ!!(CV島田)』




………


みほ『ボコ!!酷い…こんなにボコボコに…』

ボコ『み、みほちゃん…オイラ一人でも…みほちゃんの応援が無くても…ちゃんと勝てなかったよ…』

みほ『うん!うん!ボコ、偉いよ!!』

しほ『み、みほ…あ、あの…ごめんなさい…』

みほ『お母さんなんか大っ嫌い!!』

しほ『んほー!!みほー!!』


 こうして、怒ったみほちゃんは大洗に行ってしまった…風の噂では戦車道の大会で優勝したらしい

 すごいや、みほちゃんは…そして、オイラはというと…


しほ『さぁ!ボコ!今日こそ私に勝ちなさい!!』

ボコ『ぐほっ…ちょっと待って…もう今日だけで、17連敗…』

しほ『しっかりしなさい!!貴方が勝たないとみほが帰ってきてくれないのよ!!』

まほ『お母様…だったら…もう少し、手心を…』

しほ『私に“てかげん”なんて精神はありません!!』


 オイラは今日も頑張ってるよ!!


 FIN


ペパロニ「……」 ←さらに困惑

桃「……」 ←さらに困惑


132 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/14(月) 23:45:34.04 ID:KO+7hdhE0


ペパロニ「どうッスか?桃姐さん?」

桃「わ、わ、わからない…わからないよー!!」

ペパロニ「う〜ん…アタシもさっぱりッスねー」


役人「じゃあ、二人の運命を決める答えを出してください!!」


桃「…B 」

ペパロニ「 A 」


理事長「おー、分かれたねー」


桃「うぅ…私、自信無いし、さっきも外れたからペパちゃんの選んだ方にしよーよ!!」

ペパロニ「……」

ペパロニ「…よっしゃ!!」


ペパロニ「うちらの答えは B にするッス!!」

桃「ええー!!」


133 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/14(月) 23:49:48.01 ID:KO+7hdhE0


桃「ど、どうして!!私の答えの方を!?」


ペパロニ「桃姐さん」

桃「な、なんだ」

ペパロニ「もし、アタシの答えが正解だとしたらチームとしては正解ッスよ」

桃「そ、そうだな」

ペパロニ「でも、この問題に協力した西住さんは桃姐さんに期待してるんスよ」

桃「うう…」

ペパロニ「だったら、その桃姐さんの答えを取るってのが筋ってモンでしょ!!」

桃「でも、間違ってたら!!」

ペパロニ「そんときゃ、骨は拾ってあげるッスよ」

桃「うわぁーん!!」


役人「では、B の部屋へ移動お願いします!!」


桃「うう…大丈夫かなぁ…」Bガチャ

桃「だ、誰もいない!!やっぱりダメだったんだー!!」 ←絶望

ペパロニ「アタシら一番手ッスよ、テンパリ過ぎッス」 ←マイペース


134 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/14(月) 23:54:40.26 ID:KO+7hdhE0


 二流のチーム 『ひねくれもの』


役人「エリアリはこのアニメへの造詣は?」


アリサ「もう呼び方に怒る気にもならないわよ…私は子供の時に少し見てたくらいよ」

エリカ「私は…みほによくボコの素晴らしさを聞かされていたわ…」


理事長「ほお…ではエリカさんは有利かもしれませんね」


エリカ「みほ…ボコ…うう、頭が!?」

アリサ「ちょ、ちょっと!?大丈夫?」

エリカ「大丈夫…昔、ボコの話を振ったら朝まで話を聞かされていたのを思い出しただけ…」


役人「エリカがどんな目にあってたのか容易に想像できますね」


エリカ「ええ…ここにいる誰より、みほのボコ狂いは解っているつもりよ」


蝶野「それでは A のボコからご覧ください」


135 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/15(火) 00:03:41.30 ID:bjrVKs5Q0


 A のボコ


エリカ(まぁ…このメンツで、みほの事を最も理解しているのは私ね…)

エリカ(みほのボコかどうか見極めてやろうじゃない!!)


みほ『ボコ、お客さんだよ』


エリカ「みほぉー!?」 ←みほにビックリ

アリサ「!?」ビクッ ←声にビックリ


ボコ『勝てる…勝てるんだ!!うぉおおおお!!!』


アリサ「西住みほだけでなく島田親子まで…」

エリカ「なんなの?これ?なんなの?」



役人「続けて B 流しますよー」


 B のボコ 


エリカ(み、みほが問題協力してるんだから、みほが出て来てもおかしくないわよね…)

エリカ(落ち着くのよエリカ…、次のボコとで違いを見極めるのよ!)


しほ『こんな夜中に私を…』


エリカ「家元ぉー!?」 ←しほにビックリ

アリサ「!?」ビクッ ←声にビックリ


まほ『お母様…手心を…』


エリカ「隊長ぉー!!」 ←まほにビックリ

アリサ「うるさい!!」 ←声にお怒り


136 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/15(火) 00:07:36.02 ID:bjrVKs5Q0


アリサ「エリカうるさい」


役人「逸見エリカ、うるさいぞーww」

理事長「エリカさん、うるさいですよww」

蝶野「エリさいですよww」


エリカ「ぐぬぬ…略すな」


理事長「リアクション取ってくれて、ありがたいけど違いはわかったのかな?」


エリカ「…ええ、わかったわ」

アリサ「え?ホントなの」 ←驚き


蝶野「では、その理由をお聞きする前にお二人のお答えの方からお願いしてもよろしいでしょうか?」

役人「それでは二人の答えは!!」


137 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/15(火) 00:11:32.04 ID:bjrVKs5Q0


エリカ「 A 」

アリサ「 B 」


理事長「ふむ、分かれたね」

役人「自信満々のエリカの前にアリサから聞いてもいいかなー?」


アリサ「アタシの方は…もう両方ともメチャクチャなんで、勘よ、女の勘」


役人「アリサの勘かー」


アリサ「そ、そうよ…わ、悪い」 


役人「いえいえ、そんなことないですよー」

理事長「それじゃあ、エリカさんの方の理由は?」


エリカ「…前問と同じよ、 B がみほの作った方だから A を選んだのよ」


役人「ほぉ」


138 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/15(火) 00:18:59.40 ID:bjrVKs5Q0


エリカ「まず、冒頭のボコパルドン…あれは、みほの考えたヤツね」

アリサ「熊本県のにしみず君…にしみず…にしずみ…ああ、なるほど」

エリカ「多分このボコは、先の選抜戦に意気揚揚と駆けつけたにもかかわらず、カールの一撃であっという間に散った…」

エリカ「小梅達の無残な姿を見て思いついたのよ!!」

アリサ「いや、一応アンタんとこのチームメイトなんだから、もう少しオブラートに包んであげても…」

エリカ「みほは、そんなことお構いなしなとこあるわ!!」

エリカ「加えて、登場してる西住家…力で自己主張する母親に、それに強く言えない長女…まさにみほの心の闇よ!!」

アリサ「お、おう…」←引いてる

エリカ「さらに話の中でさりげなく、自分が戦車道で優勝したことも見せているあざとさ…これがみほでなくてなんなのよ!!」

アリサ「お、おう…」←ドン引き

エリカ「それを踏まえた上で みほではない A が正解の方よ!!」


役人「この発言、編集した方がいいですかね?」

理事長「う〜ん…」

蝶野「まぁ、これも一つの見方じゃないですか?」

理事長「彼女、思いっきり西住流なんですけど…」


役人「まぁいいです!!それじゃエリアリは A の部屋へ移動お願いします!!」


エリカ「最後もビシッと決まったわね」Aガチャ

アリサ「そ、そうね…」


桃「ほら!、やっぱり!!西住と同じ黒森峰の方のあっちの部屋だったんだー!!」←パニック

ペパロニ「も、桃姐さん…落ち着いて」


エリカ「ふふん、残念だったわね」←別で余裕

アリサ「やっぱり同じ学校だったってのは有利だったのかしら」←別だったので少し安心


139 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/08/15(火) 00:20:50.94 ID:bjrVKs5Q0
今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 01:50:42.57 ID:GsUgr+1co
更新乙
Bを選びます
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 10:06:37.21 ID:XAgZtoIy0
更新乙
とりあえず桃とエリカはどちらかが不正解になるのか・・・

原作監督制作のが正解だとすると・・・Aを選びます
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/17(木) 23:13:24.74 ID:lI6Ohy360
おつおつ待ってた

理不尽にボコられてるのはBだからAかなあ
ただエリカのフラグがビンビンなのよね…
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 09:01:29.45 ID:H5TUYJxQ0
なんとなくだけどBで
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 10:59:07.34 ID:cwWhPZPQo
実はどっちも不正解で河島エリカが引き回しの刑に
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/19(土) 09:57:49.47 ID:+6NVEfrB0
前回みたいにあからさまなものだと思いきや・・・さすが軍神
Aで。

残り2組の判定様子も気になるな
特にペコ
146 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:19:36.81 ID:536sbZxq0
合いの手、レスとありがとうございます

続きになります よろしくお願いしマウス
147 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:21:15.17 ID:536sbZxq0


 一流のチーム 『親子』


役人「お二人はアニメは見られるのでしょうか?」


ノンナ「私はほとんど見ないですね…」

福田「桃太郎のアニメでしたら見たことがあります!」


理事長「あ、それワシも見たことある」

蝶野「予備知識無しでの鑑賞となりますが、一流の作品を感じて見てください」


福田「わかったであります!がんばりましょう!マーマ!!」

ノンナ「ええ、頑張りましょう(ああ…福田さん、なんて純真無垢なのでしょう…)」


役人「では A の方のボコでございます」


148 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:24:07.31 ID:536sbZxq0


 A のボコ


ボコ『今日は負けたけど次は頑張るぞ!』


福田「おお!先ほどの熊がしゃべって動いてます!!これは可愛らしいであります!!」

ノンナ「ええ、福田さんも可愛らしいですよ…」

ノンナ(ああ!カチューシャという者がいながら、私はこの子に心を奪われている…)


エリカ「プラウダ、全然アニメの方を見てないわね…」

アリサ「それより、マーマって…」


千代『あらあらボコ…』


福田「こ、怖そうな人であります…」ブルブル

ノンナ「マーマにしっかりつかまっていなさい」ニヤニヤ

ノンナ(臆病さを威勢で隠すカチューシャと違い、感情に正直なこの子もまた愛おしい…)


ペパロニ「プラウダさん見てないし、知波単さんは島田流が出てきたら怯えてるし、あんなんで大丈夫ッスかねー」

桃「これで、見てなくて間違えてくれるとかあるかも…」

ペパロニ「桃姐さんー、そりゃ、ちょっとセコいッスよ」


役人「えっと…続けて B に行きますけど、ちゃんと鑑賞の方お願いします」


149 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:27:13.60 ID:536sbZxq0


 B のボコ


福田「こ、今度はしっかりと見るであります!」


しほ『こんな夜中に私を…』


福田「ひぃっ!ま、また怖そうな人が!!」ビクビク

ノンナ「大丈夫です、マーマがいますから」ニヤニヤ

ノンナ(ああ!カチューシャと福田さん、私はどちらを…)


……

???(だったら両方、選んでしまいなさい)


ノンナ(だ、誰!?)


悪魔ノンナ(カチューシャも福田さんも貴女が手に入れてしまえば良いのよ)


ノンナ(わ、私の悪魔!!)


???(いいえ、手に入れるのではありません)


ノンナ(だ、誰!?)


天使ノンナ(二人を手に入れるのではないです…両者等しく愛するのです)


ノンナ(私の天使!!…ん?でも両方、手に入れるのも愛するのも結果としては同じような…)


天使ノンナ・悪魔ノンナ((あっ…そうですね))

天使ノンナ・悪魔ノンナ((頑張れ、ノンナ!!))ニッコリ

……


福田「マーマ!!怖い人ばかりであります!!」

ノンナ「デュフフ…マーマが貴女を守ってあげますからね…」ニタニタ


蝶野「あの二人、ちゃんと見てないですね…」

理事長「まぁ、答えは二択だから進行には問題ないでしょう」


役人「では、お答えどっちか選んでくださーい!」


ノンナ「よろしいでしょうか?」


理事長「ん?なんでしょうノンナ様」


150 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:30:57.06 ID:536sbZxq0


ノンナ「福田さん、この問題の答えを貴女に任せてもいいですか?」

福田「じ、自分がでありますか!?」

ノンナ「ええ、ここまで来れたのも貴女が選んで導いてくれたからです」

ノンナ「ですから、最後の問題もマーマは貴女に賭けてみようと思います」


役人「そうですか (見てないからだろうな)」

蝶野「チームとしての答えですから構いませんが (見てないからね)」

理事長「美しい親子愛じゃのう…」ウルウル


ノンナ「…本当は福田さんを見つめていてボコを見てなかったんですけど///」


役人・蝶野「「言っちゃったよ!!」」


理事長「それじゃマーマの期待に応える為に福田様、回答の方をお願いします」


151 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:34:29.52 ID:536sbZxq0


福田「うう…どっちにすれば…」

ノンナ「貴女の心の赴くままでいいのですよ」

福田「わ、わかりました!!…どっちも怖い人はいました…でも!」

福田「比較的怖くなかった方の… A を選ぶであります!!」


 A の部屋

エリカ「やっぱりそうよね!」←さらに自信

アリサ「片方は見てないし、もう一方は怖さで選んでるだけよ…」←少々困惑


 B の部屋

桃「うわぁぁ!!また皆、私とは違う部屋に集まるんだぁ!!それで最後は私だけ…」←大混乱

ペパロニ「も、桃姐さん、少し落ち着くッス」 


役人「それではお二人 A の部屋へ移動お願いします」


福田「扉への突撃もこれで最後であります」Aガチャ

エリカ「ハーイ、また一緒ね」

ノンナ「まぁ、黒森峰が御一緒なら心強いですね」

アリサ「ところで、マーマってなんなのよ」

福田「え?ノンナ殿はマーマですよね?」

ノンナ「ええ…私はマーマですよ」ニヤニヤ

ノンナ「…」ギロリ

アリサ「ひぃっ!!」ビクッ!


桃「もう駄目だぁ…おしまいだぁ…西住にお仕置きされるぅ…」orz

ペパロニ「……」

ペパロニ「だぁぁーーっ!!もう!!」


152 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:38:50.46 ID:536sbZxq0


ペパロニ「桃姐さん!!」

桃「ひぃっ!!」ビクッ!

ペパロニ「アンタ、副隊長でしょう!!来年には隊長として大洗率いるんでしょ!!」

ペパロニ「そんな風に取り乱してちゃ、隊員達も付いてきてくれないッスよ!!」

桃「……」

ペパロニ「…だから、次期隊長らしく堂々と構えるッスよ」

桃「…もん…」ポロポロ…

ペパロニ「ん?」

桃「来年も隊長は西住だもん!!それに私は三年生だから来年はいないよー!!」←号泣

ペパロニ「あー、どうせ留年して来年も戦車道してるくれるんじゃないッスか?」

桃「ちゃんと卒業できるもんーっ!!」←号泣


役人「ペッパロさんの激励も空しく、桃ちゃんは依然変わらずというとこですね」

理事長「最後まで精神状態持つかねぇ?」

蝶野「ぶっ倒れたらその時はその時でしょ」


153 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:41:12.22 ID:536sbZxq0


 一流のチーム 『気苦労』


役人「さぁ最後の挑戦者のお二人!!ボコの知識はどうでしょうか?」


アキ「私は全く無いです!」

オレンジペコ「私は…今回このボコが問題に出ると予測して勉強してきました」


理事長「ほぉ、流石ですねオレンジペコさん」


オレンジペコ「この問題だけは…必ず当てて見せます!」

アキ「ペコちゃん燃えてるね〜」


役人「それではラストの一組!! A のボコからお願いします!!」


154 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:45:51.23 ID:536sbZxq0


 A のボコ

オレンジペコ(この問題の為にボコはしっかり予習してきました…)

オレンジペコ(作画監督はもちろん…演出に脚本と…今の私に死角はありません!!)




………


『役人と理事長は病院内で静かに息を引き取った…』


アキ「ははっ、変なの!でも面白かったね!」

オレンジペコ「……」


役人「どうです?オレンジペコ様、一流でしたかー?」


オレンジペコ「ま、まだこれだけでは判断できません…」ダラダラ


オレンジペコ(なんですかこれ?一体なんなんですか!!)

オレンジペコ(いきなり、みほさんが出て来たと思えば島田流…)

オレンジペコ(仕舞には脈絡もなく病院…わからない…いったいこのアニメがなんなのかわからなくなりそうです!)


エリカ「思いっきり動揺してるわね」

福田「あんなに汗を…どこか体調でも優れないのでしょうか?」

アリサ「違うわよ、アニメのぶっ飛び具合に混乱してるのよ」


役人「それでは B のボコと見比べて下さい!!」


155 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:49:44.08 ID:536sbZxq0


 B のボコ


オレンジペコ(あきらかに私が見たボコとはノリと空気が違います…)

オレンジペコ(まるでどっかのアニメの映像特典みたいじゃないですか!)

オレンジペコ(迷ってはいけない!しっかりとAとの違いを見比べないと!!)


ボコ『やってやる!!やってやるぞ!!(CV島田)』

しほ『なんとおお!!』バキィッ!!


アキ「うわぁ!強いなぁ、このオバさん」

オレンジペコ(今度は西住流が総出…もう訳が分からないです…)


役人「どうしでしたか?お二人とも」


アキ「面白いね!このアニメ!!」

オレンジペコ「そ、そうですね…」


ノンナ「オレンジペコさん、狼狽してますね」

エリカ「予習したのに思ってたのと違う中身で絶望したって顔よ、あれは」

アリサ「さてどうでるか見物ね」


桃「うう…多分アイツ等もこっちとは違うに決まってるぅ…」メソメソ

ペパロニ「うーん…どーなんスかねー」


役人「では、お答えの方をお願いします!!」


156 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:51:55.62 ID:536sbZxq0


オレンジペコ「 A 」

アキ「 B 」


理事長「今回は本当に答えが分かれますねー」

役人「では理由を伺ってもよろしいですか?まずはアキ様!!」


アキ「う〜ん…どっちも面白かったんで私の好みで選びました!!」


役人「つまり、深い意味や理由は無いという事で?」


アキ「ハイ!そうです!」


役人「言い切りましたねー、ではこの問題の為に予習していたオレンジペコ様は?」


オレンジペコ「え、えっと…両方とも予習とは違う中身でした…」シクシク

オレンジペコ「私が A を選んだのは…ボコミュージアムの寂れた現状を見せて集客につなげたいというスポンサーの心情が垣間見えたからです」


理事長「なるほどねー、でも答えはどちらか一方になるので」

蝶野「チーム『気苦労』のお答えを」

役人「お願いします!!」


157 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:55:22.53 ID:536sbZxq0


オレンジペコ「アキさん」

アキ「なに?」

オレンジペコ「アキさんはこの問題自信ありますか?」

アキ「うーん、自信はある!でも理由はない!…というか説明できないんだけどね…えへへ」

オレンジペコ「そ、そうですか…」

アキ「ねえペコちゃん、私からも一言良いかな?」

オレンジペコ「え、ええ、どうぞ」

アキ「多分、ペコちゃんはこの先実際に副隊長か隊長をすると思うんだよね」

アキ「だから上に立つ人は悩むとこを見せないようにしないとダメだと思うよ」

オレンジペコ「悩んではいけないのですか?」

アキ「そりゃ誰だって悩むことはあるよー」

アキ「でも上が悩んでるのを見せたら、下は不安になるだけだって」

オレンジペコ「……」

アキ「ウチのミカなんかさ、正しいんだか間違ってるんだか何考えているんだか判らないけど、こうだって決めたら巻き込むだけだよ!」ニコ

オレンジペコ(確かにダージリン様も腹に一物あるように構えて揺るがない所がありますね…)


オレンジペコ「わかりました、アキさん」

オレンジペコ「この問題の答え、私が決めてもいいでしょうか?」

アキ「うん!!いいよ!!」


オレンジペコ「私達の答えは… B にします」


158 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/02(土) 23:59:36.80 ID:536sbZxq0


役人「ほぉー、ご自身ではなくアキ様のお答えですか」


アキ「私の選んだ答えでいいの?」

オレンジペコ「はい、ここまでは私一人が頑張れば何とかなると思っていました…」

オレンジペコ「でも、これはチーム戦なんです、でしたら仲間を頼る方がこの場合良いと判断しただけです」

オレンジペコ「それにアニメを見極めるよりは人を見る目の方がありますから私」ニコ

アキ「ふふ、そういう事にしといてあげる」


 A の部屋

エリカ「そっちを選ぶのね…」←複雑

アリサ「あれ?これって…」

ノンナ「私達親子とオレンジペコさんとアキさんのどちらかが一流ということですね」

福田「こ、これは緊張してきたであります!」


 B の部屋

桃「やった!仲間が!生贄が増えたぞ!!」 ←間違えたら消える

ペパロニ「良かったじゃないッスか!!」 ←間違えたら消える


アキ「最後当ると良いね!」Bガチャ


桃「う゛わ゛ぁぁ!!よ゛く゛ぎ゛て゛く゛れ゛た゛ぁぁーっ!!」 ←感激

ペパロニ「あー、桃姐さんさっきからこんな調子だからで気にしなくていいッスよー」 ←平静


オレンジペコ「……」←絶句

アキ「ゴメン…やっちゃったかも…」←不安


159 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:04:00.63 ID:HHJsRrp50


 A の部屋


エリカ「みほとの付き合いの長さ…モノが違うのよ」 ←みほとの友情で余裕

アリサ「そういうことみたいね」 ←とりあえず同意

ノンナ「できれば最後までご一緒したかったのですが…あの…その方達とご一緒では…」 ←憐み

福田「残念であります…」 ←純粋に一緒にいたかった



 B の部屋


ペパロニ「なーんか、アタシ等が疫病神みたいに思われてないッスか?」←マイペース

桃「疫病神でもなんでもいいから、早く解放してくれぇぇぇっ!!」 ←疫病神なのかもしれない

オレンジペコ「……」 ←絶望

アキ「ペコちゃん、なんか言ってよ…」 ←後悔



役人「皆さん!お待たせしました!!」


160 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:10:10.41 ID:HHJsRrp50


役人「これが最後でございます!!改めて言いますが、私が入った部屋が正解です!!」



 A の部屋


エリカ「みほ…私間違ってないわよね…」オイノリー

アリサ「タカシ…私を守って…」オイノリー

福田「ま、マーマ…い、今まで一番緊張してきました!!」ブルブル

ノンナ「ええ!もっと強く!強く!マーマにつかまっているのですよ!!」ハナヂダラー



 B の部屋


オレンジペコ「ダージリン様…聖グロの皆さん…私に御加護を…」

桃「こっちは西住じゃない…西住じゃない…」 ←消えるかもしれない

ペパロニ「いやぁ〜長かったけど、これで最後ッスか〜」 ←消えるかもしれない

アキ「楽しかったね!!」


役人「では、参ります!!」


161 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:17:33.72 ID:HHJsRrp50









――

―――



役人「おめでとうございます!!」



  B ガチャ!!



162 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:18:40.86 ID:HHJsRrp50


 B の部屋


アキ「当ってた!!やったぁ!!」バンザーイ

オレンジペコ「嘘!?やった!!やりました!!やりましたよ!!」

ペパロニ「うぉっしゃぁぁ!!大当たりじゃないッスか!!最高ッスよ!桃姐さんー!!」

桃「うわぁぁ!!西住じゃなーい!!やった!!やったぞ!!」ガバッ!

役人「ちょ!?河嶋さん、抱きつかないで!カメラ回っているんですよ!」ギュウウ!

桃「西住に怒られなくてずむぅぅぅ…」ボロボロ

ペパロニ「良かったッスね、桃姐さん」

桃「うん!うん!」



 A の部屋


福田「ああ…最後の最後に…申し訳ありません…マーマ…」ウルウル

ノンナ「福田さんが精一杯頑張った結果ですから私は悔いはありません(泣き顔かわいい)」ニコリ

エリカ「……」

アリサ「思いきっり外したわね…」

エリカ「…ほぉ…」ジワ…

アリサ「何よ?ハッキリ言いなさいよ」

エリカ「…みほぉ…ごべんなさい…」ポロポロ…

アリサ「え、エリカ?」


163 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:22:14.59 ID:HHJsRrp50


役人「結果発表ぉぉぉぉーっ!!」


蝶野「皆様、長時間のお付き合いありがとうございます」

理事長「しかしながら残念なご報告があるんだよね」

役人「今回、実際の副隊長職での一流はいないという結果に!!」


役人「そんな中、代理でのご参加のチーム『気苦労』!見事一流おめでとうございます!!」


オレンジペコ「ありがとうございます!!」

アキ「やったね!!ペコちゃん!!」

役人「聖グロは前回の雪辱を果たせましたね!」

オレンジペコ「はい!ダージリン様、皆さんやりましたよ!」

役人「そして継続高校は前回に続いての一流、『一流の貧乏で気苦労』お見事でございます!!」

アキ「賞金とかあるんですか!!」

蝶野「いえ、とくに褒賞がある番組ではないので」

アキ「そっかぁ…」ションボリ

理事長「あー、撮影で余った食材とか弁当で良かったら持って帰って構わんけど…」

アキ「本当ですか!!ありがとうございます!!」キラキラ


164 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:26:23.40 ID:HHJsRrp50


役人「えーと、『二流の親子』のノンナァ!に福田ぁ!!」


福田「は、はい!!」

ノンナ「この子は悪くありません!責任は母である私なんです!!」

福田「ま、マーマ…」

役人「最後にやっちまいましたねー (母って言っちゃったよ)」

福田「うう…悔しいでありますぅ」

理事長「後半のお二人は一流の見極めとか関係なく好き勝手に選んでましたからね」

ノンナ「一流の『親子』には成れず残念です」

ノンナ「…やはり、欠けている者を加えなければ真の親子には…」ブツブツ…

役人「ノンナさんー、まだ撮影中なんで考え事は後にしてくださいー」


165 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:29:51.04 ID:HHJsRrp50


役人「『三流のアホ』の二人もお疲れさんーwww」


ペパロニ「もう『アホの子』じゃなくて『アホ』なんスね」

理事長「しかし、ペパロニ君は終始ぶれないと言うか落ち着いてたねー」

ペパロニ「うーん、結果三流だったッスけど、次は上狙えばいいし」

ペパロニ「何より、ウチらアンツィオが一流にこだわるのは料理の腕だけッスから!!」

役人「その心意気や良し!!」

桃「ワハハ!どーだ!当てたぞ西住!ざまーみろ!!」

ペパロニ「あとは…隣の桃姐さんがこんなだからだったッスからねー、落ち着けた理由は」

役人「なるほど」

理事長「なるほど」

蝶野「なるほど」


桃「もう、なにも怖くないぞ!!」


166 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:33:10.64 ID:HHJsRrp50


役人「……」

理事長「……」

蝶野「……」

アリサ「ちょっと、どうにかしてよ…」ヒソヒソ


エリカ「みぼぉ…わだじ…まじがえて…」メソメソ

アリサ「ほ、ほらエリカ、カメラ向いてるから泣くのは…」

エリカ「うぇぇぇ…いっぞ、画面からげしてぇぇ!!」ビエエ!


理事長「自信たっぷりで答えたのに見事に撃沈…」

蝶野「不正解のショックと西住さんへの申し訳なさから情緒不安定ってところね」

アリサ「冷静に分析してないで何とかしなさいよ!!アンタ達進行でしょ!!」

役人「……」

役人「逸見エリカさん」

エリカ「えぐっ…」

役人「この問題に協力して下さった西住みほさんからメッセージを頂きました」

エリカ「みぼぉ…」グスグス

役人「だから泣くのを止めて聞いて下さい」

エリカ「…っ」コクコク


167 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:37:00.75 ID:HHJsRrp50


みほ『エリカさんお疲れ様です、結果は残念でしたが私の作ったボコをしっかり見てくれてありがとうね』


エリカ「みほ…」


みほ『実はこの問題、ネタばらしをすると私が作ったボコを見てから監督さんが作ってくれたんです』

みほ『だから、私を知ってる人ほど逆に不利になる中身だったかもしれません…』


エリカ「そ、そうだったの…」


みほ『でも結果より、エリカさんが私とボコのお話をした事を覚えていてくれたことはとっても嬉しかったです』

みほ『ボコの事になると廻りが見えなくなる事がある私に付き合ってくれたエリカさん…』

みほ『学校は離れてしまいましたが、私の大切な友達だという事を忘れないでね』


エリカ「みほぉ…」ウルウル

アリサ「良かったじゃない、いい友達で」


みほ『 追伸 でも間違いは間違いなので、今度お姉ちゃんと一緒に私主催のボコブートキャンプに参加してください 西住みほ』


エリカ「いやああああ!!」

アリサ「……」


168 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:40:52.86 ID:HHJsRrp50


役人「それでは、皆様、長時間のお付き合いありがとうございました!!」

理事長「今回は不本意な結果の人も来年、隊長に昇格して格付けも上がるように精進してね」

蝶野「皆様の成長が戦車道の発展にも繋がりますので」


役人「『副隊長格付けチェック』これで終了でございます!!また次回のスペシャルでお会いしましょうー!!」


 END






……

………


169 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:43:22.74 ID:HHJsRrp50




………  番組終了後の各校


― 聖グロ


ダージリン「ペコ、流石です、私が見込んだだけのことはありますわ」

オレンジペコ「ありがとうございます」

ダージリン「…ええ」ウルッ…

オレンジペコ「だ、ダージリン様?」

ダージリン「な、何でもありませんわ!別にペコが私のリベンジをしてくれて嬉しいとかじゃありませんから!!」

オレンジペコ「あの…その…私、優雅さとかは考えないで聖グロの…ダージリン様の為に頑張っただけですから!」

ダージリン「べ、ベコぉ…ありがとう…ありがとうね」ウルウル


170 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:45:03.25 ID:HHJsRrp50


― 継続


アキ「楽しかったねー!」

ミッコ「ああ、お土産まで手に入って、たまにはこういうのも悪くないな!」

アキ「うん?そういえば、ミカは一緒じゃないの?」

ミッコ「いや、私も撮影の途中から見てないぞ」

アキ「たしか…ハンバーグを勝手に食べて連れて行かれて…」

ミッコ「しまっちゃうとか言われてたけど…」

アキ「本当にしまわれっちゃたりしているとか!」

ミッコ「まさかぁ」

アキ・ミッコ「「あはははは!!」」


171 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:47:07.00 ID:HHJsRrp50


― 知波単


細見「西隊長!福田は何処に!!」

西「うむ、福田は今回協力をしていただいたプラウダへ ほうむすてい とやらをする事になった」

名倉「ほうむすてい とは?」

西「いや、実は私もよくわからんのだ、よし辞書で調べてみるか!」

玉田「ほうむ…家ですね、すてい…滞在する…つまり」

西「家に滞在…丁稚奉公かな?」

細見「家に滞在…家に入る…!?まさか!養子縁組の事では!!」

西「な、何!!福田は我ら、知波単の家族であるぞ!!」

玉田「それでは、西隊長!!」

西「全員、これより福田奪還作戦を発動する!!プラウダへ突撃準備だ!!」

知波単生「「「 オー!! 」」」


172 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:49:43.90 ID:HHJsRrp50


― プラウダ


カチューシャ「ちょっとどういうことよ!!」

ノンナ「どうかしましたか、カチューシャ?」

カチューシャ「なんで知波単のとこ小っちゃいのがこんなとこにいるのよ!」

福田「い、いや自分もよくわからないのですが…マーマ、これはどういうことなのでしょうか?」

カチューシャ「ま、マーマ?」

ノンナ「ふふっ、カチューシャはお姉さんになるんだから、甘えてばかりじゃダメですよ」

カチューシャ「の、ノンナ…?」

ノンナ(そう…真の一流の親子になるにはカチューシャと福田さん、この二人が揃わなければいけなかったのよ…)


カチューシャ「カチューシャのお昼寝ベッドが双子用になってるー!!」


173 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2017/09/03(日) 00:52:41.07 ID:HHJsRrp50


― アンツィオ


アンチョビ「なぁ、ペパロニ」

ペパロニ「なんスか?」

アンチョビ「お前達、私を尊敬してるか?」

ペパロニ「あったりまえじゃないッスかー!!」

アンチョビ「じゃあ、なんでいつも私が食事を食べさせようとするとおかしな事になる!!」

ペパロニ「なんでッスかねー」


カルパッチョ「みんなー、今日の食事は おでん よー!」


アンチョビ「……」

ペパロニ「美味そうッスねー!!」

アンチョビ「私は遠慮しておく…」

ペパロニ「何言ってるんスか!?姐さん!!ちゃんと食べないとダメッスよ!!」

カルパッチョ「どこかお体の具合でも…そうだわ!私達で食べさせてあげましょう」

ペパロニ「おー!冴えてるッスね、カルパッチョ!」ガシィッ!

アンチョビ「待て!おでんは洒落にならん!!やめて!!」


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