【艦これ】 大淀「提督、秘書艦を選んで下さい。」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:30:15.57 ID:WOAAbiuF0


ゆっくり、きまぐれ更新、筆遅いですが宜しくお願いいたします



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498134615
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:32:14.01 ID:WOAAbiuF0


提督「また、随分と藪から棒な話だね。」


大淀「えー、ぶっちゃけちゃうと事務作業がめんどくさいんです。」


提督「うわぁ。」


大淀「あのですね、私、任務の受任作業から新任務の案内。


   誰かの改二が実装されたらそれに伴う新規実装任務の案内とか面倒なんですよ。」


提督「はい。」


大淀「更に最近改二ペースが例年になく多いせいで任務整理が大変です。」


提督「お疲れ様です。バスクリン差し上げましょうか?」


大淀「あっ、ゆずの香でお願いします。」


提督「仕事あがりのお風呂は気持ちいいですよね。」


大淀「一緒に入りますか?///」


提督「お誘いはありがたいですがそんな事したら即日閻魔に会うことになりそうなので止めておきます。」


提督「とある戦艦からの嫉妬のバーニングで私の体がバーニング!なんて洒落にならんです。」


大淀「そうですか、残念です。と、話がそれました。そういう訳で事務作業が増えて大変なんですよ。」




3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:33:20.82 ID:WOAAbiuF0


提督「かといって艦隊司令部の定める秘書運用システムを基本どおりに運用すると。」


大淀「秘書艦=艦隊旗艦で出撃していっちゃいますね。」


提督「そうそう、だから事務作業なんて無理筋な訳ですよ。えぇ。」


大淀「そこでです、提督。


   艦隊司令部は最近その事に気付いた様で私達の鎮守府にとある装置のモニターを依頼してきたわけです。」


提督「いやな予感しかしないなぁ。」


提督「だいたいこういう装置ってさ明石辺りが


  『 提督!いい物がありますよ! 』とかいい笑顔しながら持ってきて酷い目にあう黄金パターンじゃん。」


大淀「艦隊司令部の命令を拒否すると後が大変かと。」


大淀「後、こちらの手紙を。」


つ 手紙


4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:34:12.87 ID:WOAAbiuF0


男君!おひさ!元帥さんだよ!キャハッ☆


仕事がんばってる!?


提督の仕事頑張ってるって聞いたから元帥ちゃん頑張って応援ツール作ったよ!


役立ててね!ミャハッ☆





提督「元帥軽るっ!えっ!?何があったの?!海軍大丈夫!?」


大淀「以前から気になっていたのですが元帥とどういう御関係なのですか?」


提督「あー、直属の部下と言うか、うーん、まぁ、色々あったのよ。」


提督「まぁ、それは措いて置くとしてそのツールって何だろう。」


大淀「こちらのようですね。」


つ タブレット


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/22(木) 21:34:27.06 ID:PCJLZJdo0
出たなバスクリン
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:35:39.07 ID:WOAAbiuF0


大淀「こちらの画面で秘書艦を設定すると


   その艦娘の持つステータスが鎮守府の艦娘全員に付加される、という事のようです。」


提督「あー、つまり大和とか武蔵みたいな高火力艦の娘を秘書にすると。」


大淀「恐らく駆逐艦の火力の底上げになるのではなかろうかと。」


提督「ある意味チートっぽい。RPGとかにいる魔法使い?みたいな感じかね。」


大淀「敵の弱点属性を味方の武器にエンチャンスト!」ポージング


提督「ふふふ。結構可愛いな。」


大淀「ありがとうございます。それでは、まずは誰にしましょう。」


提督「ノリノリだね。」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:37:19.47 ID:WOAAbiuF0


大淀「無難な所にしておきますか?」


提督「そうだね。大和とか設定して火力は莫迦みたいに上がったけど消費も莫迦みたいに上がります!


とかだと資源があっというまに払底しちゃうからね。」


大淀「考えるだに恐ろしいですね。」


提督「まったくだよ。ゾッとしない。」


二人は思案する。選べば鎮守府の火力の底上げになりそうで無難。


提督「うーん。」


大淀「どうしましょうか……。」


その時だった、ドアを開け夕立が飛び込んできたのだった。


夕立「提督さーーーん!夕立MVPとったっぽい!褒めて褒めて!」


ドシッ


提督「ぶふぇあぁ。」グワァア


艦娘のタックルを受け提督は転がった。


その拍子にタブレットに表示されていた艦娘一覧のとある名前に提督の指が触れてしまった。


8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:38:16.77 ID:WOAAbiuF0


ポーン♪



今週の秘書艦は『 ポーラ 』に設定されました


特殊ステータスが鎮守府の所属艦娘全員に付加されます。




機械的、かつ実に可愛らしい音声が執務室に響く。


夕立「ぽい?」


提督「げぇぇぇ!!ポーラぁ!?」


大淀「罠じゃ罠じゃ!孔明の罠に違いない!」


提督「うちの大淀は本当にノリが良いね。」


大淀「ありがとうございます。」


こうして秘書官はポーラに決定したのだった。


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/22(木) 21:39:53.51 ID:TAWwNkCTo
酒と吐しゃ物の臭いが染み付く鎮守府になりそう
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/22(木) 21:41:15.22 ID:WOAAbiuF0


あっ、早速の誤字……


>7   艦娘のタックルを受け → 夕立のタックルを受け


>8   秘書官 × →秘書艦 ○ です、申し訳ありません


初っ端からのやらかし、すみません


今日はここまでです、お読みいただきありがとうございました
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/22(木) 21:56:36.28 ID:2lwoxp+A0
元帥ついに壊れたのかな?
と思ったけどあの元帥が壊れるわけ無いな
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/22(木) 22:36:40.16 ID:w3JtQbMPO
バスクリンの人乙
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/25(日) 13:05:17.42 ID:591MBmIDo
小隊長スキル的なアレか
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 21:44:38.21 ID:PBKsgKXo0
おせわになります


更新にまいりました、お時間宜しければお付き合い宜しくお願いいたします
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 21:45:44.13 ID:PBKsgKXo0


提督「んなわけあるかい!酒!飲まずにいられない!になるじゃねぇか!」


提督「リセットボタンとかないのかな?」


ゴソゴソ


ポチッ


♪ 雷!10万ボルト!なのです!


提督「ぎゃぁぁぁ!」


大淀「リセットは無理のようですね。」


のんびりと説明書を確認しながら大淀が告げる。


大淀「解除しようとすると高電圧が流れるようになっているようです。」


提督 シュゥゥゥー


大淀「少し遅かったようですね。」


提督「遅いよ!おかげで髪の毛アフロだよ!ドリフの高木ブーかよ!雷さまだよ!」


大淀「また古い例えを……。」フフフ


16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 21:46:49.12 ID:PBKsgKXo0


アフロ「にしても髪型がアフロになるとはね。」


夕立「ふわふわっぽい!」サワサワ


夕立「モコモコ!手触りがヴィダルサスーンっぽい!」サワサワ


アフロ「どんだけさらさらなんだよ。」


夕立「それはそうと提督さん、褒めて!」


アフロ「あっそうだった。いよーしよーし。」ワシャワシャ


夕立 ワフゥ


アフロ「じゃ、間宮券を……。」


ペシッ


アフロ「あれ?いらないの?」


夕立「夕立喉が渇いたっぽい?」


アフロ「あっ、じゃぁちょっとお小遣いあげちゃう。」


そして提督から小遣いを受け取った夕立は満足そうに退室したのだった。


大淀「なんというか小動物な感じですよね。」


アフロ「だねー。で、今更なんだけどポーラが秘書になって追加されたステータスってなんだんだろ?大方の予想はつくけど。」


溜息まじりに提督達がタブレットの画面を確認していたときにやかましい足音が近づいてきたのだった。


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 21:48:03.53 ID:PBKsgKXo0


ドタドタドタ


バン!


明石「提督!大変です!」


アフロ「おっ、明石、どうしたの?」


明石「ブフッ。 高木ブーがいる。」


アフロ「おう、そこまで腹出てねぇだろが。あんまりブーブーいってると艦隊司令部に推薦状書くぞ。」


明石「あっ、ごめんなさい。28時間営業でエナジードリンクが水代わりの超漆黒な職場は勘弁してください。」


提督「分かればいい。で、何が大変なの?」


明石「あっ、そうでした。実は酒保にお酒を買いに来る娘達が殺到していまして何事かと。」


大淀「なるほど、自分に心当たりがないから此処へ来たということですね。」


明石「あっはい。」


大淀「実はこういうわけでして。」


事情説明


明石「なんて面白……じゃなかった凄い実験を。」


アフロ「お前、今面白そうっていったろ。まぁいいさ。これなんだけどキャンセル出来る様に設定変えられない?」


つ タブレット


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/25(日) 21:49:24.63 ID:PBKsgKXo0


明石「ちょっと預かりますね。」


ぺちぺちぺち


アフロ「おぉ!なんか高速で打ち込んでる!」


大淀「頼もしいですね!」


♪ テレーン


♪ バージョンアップされました!


♪ 戦闘以外の行動にも追加ステータスの効果が付加されます!


♪ ステータスには倍掛け効果が追加されます!


アフロ「かえって悪化してるじゃねぇか!」


明石「いやいやまってください、ほら、ここちゃんと見て!?」アセアセ


アフロ「あっ、一週間の期間が一日に短縮されてる。」


明石「ほら、私やれば出来る娘!」ドヤァ


アフロ「いや、そもそもなんで明石と大淀は影響なさそうなの?」


大淀「あっ、取説読んでみたんですけど艦隊運営に支障の出る私と明石はデフォルトで対象外みたいなんですよ。」


アフロ「えぇ!?ずるい!」


大淀「まぁまぁ、ところで特殊ステータスなんですが。」


アフロ「あぁ、そうね。見るの怖いなぁ。」


122.61 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)