しんのすけ「オラがホグワーツ代表だゾ」

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90 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 14:43:25.12 ID:JZQl7KNI0
しんのすけが競技場に入ると目にしたのは、岩山を再現したような地形とそこに陣取る巨大なドラゴンだった。

ビュン! 

突如ホーンテールはその名の由来となった凶悪な尻尾を、鞭のようにしならせ振るってくる

しんのすけ「ヒョイ!」

空中で宙返りしてそれをかわすが、ホーンテールは次々に攻撃を仕掛ける

しんのすけはたまらず岩陰に隠れる。

しんのすけ「そうだった、アクシオ 箒!」

すると、何かが物凄いスピードで風を切りこちらに向かってくる。

ロン「よし!」

しんのすけは箒に飛び乗る・・・が

しんのすけ「あれ、これ飛ばないゾ」

ハーマイオニー「掃除用の箒を呼び寄せてどうするのよ!」

ゴオッ! ホーンテールは尻尾の攻撃を諦め火を噴きだす。

しんのすけ「どうしよう、お助け、お助け・・・・!」ピコーン!

しんのすけは再び杖を構える
91 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 15:14:09.02 ID:JZQl7KNI0
しんのすけ「エクスペクト・パトローナム!」

「救いのヒーロー、見参」

バクマン「何だ?あの守護霊は!? 見た事が無い!」

しんのすけ「ぶりぶりざえもん!」

守護霊「何かようか? あのフードの奴は居ないようだが・・・」

しんのすけ「いやぁ〜、あのドラゴンからオラをお助けしてくれないかなって・・・」

守護霊「なんて人使い、いや守護霊使いの荒い。私は帰るぞ! ・・・だって怖いもん」

しんのすけ「役立たず!」

守護霊「なんだと〜 誰が役立たずだ、そんな偉そうな事は私に勝ってから言え!」

しんのすけ「でも、今のぶりぶりざえもんって火とか効くの?」

守護霊「そういわれて見れば、さっきからドラゴンの吐く火が、ケツに当たってる気がするが、熱くない」

しんのすけ「じゃ、おねが〜い」

守護霊「私は救いのヒーローだ。正義のためにしか動かん。」

しんのすけ「実はあのドラゴンは卵をすりかえられて、やりたくも無いのにこんな事してるんだゾ! 正義の味方がこれを放っておいちゃダメだゾ!」

守護霊「ふむ、なら仕方ない・・・さっさとこの競技を終わらせるとしよう。」


守護霊「どうも! 往診に来ました。さっ、お母さん ちょっと私達で卵を診ますね。」

しんのすけ「あらら、これはニセモノの卵ですね・・・」

守護霊「それじゃ、しんのすけ 今度は人助けで呼んでくれ・・・」


バクマン「何という事だ! 最年少の選手が最短時間で卵を取りました。」

バクマン「しかし、卵のすり替えに気づいたドラゴンは、ドラゴン使いでも手が負えなくなっております!」

やっとの事で騒動が収まった後、しんのすけの採点結果が発表された。

バクマン「これは、クラム選手と同点で一位に躍り出ました!」
92 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 17:34:15.68 ID:3ekSMuYd0
しんのすけの元にみんなが駆け寄ってくる。ロン、ハーマイオニー、マクゴナガル先生、そして・・・

ロン「やったな、しんのすけ!」

ハーマイオニー「あなたが清掃用の箒を呼び寄せた時は、私・・もうだめかと・・・」

マクゴナガル「素晴らしかったです! あなたらしい解決法でした。」

しんのすけ「いやぁ、それほどでも・・・」

二人の目が合う

風間くん「しんのすけ、ごめん! お前が名前を入れたりする筈ないのに・・・」

風間くん「いつも、物事の中心に居るお前が羨ましくて、でも、それを素直に言えなくてお前に酷い事・・・」

ハーマイオニー「風間くん・・・」

しんのすけ「頭痛が治ったみたいで良かったゾ! オラ気にしてないゾ!」

風間くん「・・・しんのすけ!」

その時、

リーター「しんのすけ君、すごいざます! 今の気持ちについて一言くれない?」

しんのすけ「バイバイ!」

こうして4人は城に引き返すのだった。
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 17:52:17.61 ID:JrBBLcEXO
ぶりぶりざえもん最強説
94 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 18:19:37.15 ID:3ekSMuYd0
そして、その夜 談話室ではしんのすけの祝勝会が行われていた。

ジョーダン「まさか、あんな守護霊の使い方をするなんて・・・」

フレッド「ぶりぶりざえもんだったっけ? しんのすけらしいよな!」

パーバティ「ねえ、しんちゃん。その卵あけて見てよ!」

しんのすけ「え? 生まれるまで待つゾ!」

風間くん「何が生まれると思ってるんだよ!」

ロン「懐かしいね、このツッコミ」

ハーマイオニー「やっぱりこうでなくっちゃ!」

ジョージ「さあ、みなさんW・W・W(ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ)の新製品カナリアクリームをお試しあれ!」

ハーマイオニー「W・W・W?」

ロン「フレッドとジョージが言うには、いたずらグッズ販売の事業をするんだって・・・」

フレッドがネビルにカナリアクリームを食べさせると、何とネビルが・・・

しんのすけ「カナリアになったゾ! オラも食べたい オラにも!」

フレッド「お前ならそう言ってくれると思ってたさ! 無料で一個進呈さ!」

しんのすけは鳥に変身するや否や、激しく羽ばたきそこらじゅうを飛び回った。

しんのすけ「オラ、飛んでるゾ!」

風間くん「しょっちゅう箒で飛んでるじゃないか・・・」

結局みんながベッドに入ったのは1時を過ぎてからで、ハーマイオニーと風間くん以外は、居眠りでこっぴどくマクゴナガル先生に叱られるのであった。
95 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 19:21:55.08 ID:3ekSMuYd0
12月がやってきた。尻尾爆発スクリュートは急成長をとげ、立派な殺傷兵器となっているのを認めないのは、ハグリッドだけだった。

ハグリッド「お互いを傷つけないように、棘の所に縄をかけてくれ!」

ロン「こいつらが互いを傷つける事よりも、僕らを傷つける事を気にするべきじゃないのか?」

ハグリッド「何いっちょる、こいつらはちょっとじゃれとるだけだ。な〜んも悪さなんてしてねえ」

そうして、スクリュートと悪戦苦闘した後

ハーマイオニー「ちょっと来て欲しいの!とくに、しんのすけに!」

風間くん「そっちは厨房じゃないか?」

しんのすけ「オラつまみ食いの共犯にはならないゾ!」

ハーマイオニー「私がそんなに食い意地が張ってると思う? 見せたい物があるのよ!」

そうして厨房の戸を開けると

しんのすけ「ドビー!」

ロン「これが、しんのすけの言ってた、しもべ妖精かい?」

ドビー「ドビーの方から挨拶に参ろうと思っていたのですが、まさか、しんのすけ様の方から訪ねて下さるとは!」オイオイオイ

風間くん「感激して嬉し泣きしてるや」

しんのすけ「お鼻は大丈夫?」

ドビー「治るまでに時間はかかりましたが、今はすっかり!」

ドビー「さぁ、お友達のみなさまも中にはって紅茶でも召し上がりください!」

しんのすけ「オラしぶ〜いおちゃちゃがいいんだけど・・・」

ドビー「勿論ご用意できます。さあ、どうぞ中へ!」

96 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 19:34:15.37 ID:3ekSMuYd0
ズズズ

しんのすけ「やっぱりこれに限りますなぁ」

ハーマイオニー「日本のお茶って初めて飲んだけど、心地いい苦味があるわね!」

ロン「それにこのライスで出来たクラッカーも最高さ!」バリッ ボリッ

風間くん「それで君はここで働いてるの?」

ドビー「左様でございます!」

ハーマイオニー「ちゃんとお給料は頂いてるの?」

ドビー「週に1ガリオン頂いております!」

ロン「それって大分少なくないかい?」

しんのすけ「やっぱり学校の経営が行き詰ってるんだゾ!」

ドビー「いいえ、ダンブルドア先生は週に10ガリオン払ってもいいと仰いました。でもそれはドビーには多すぎるのです!」

風間くん「ウィンキー以外の妖精もかわってるんだね・・・」

ドビー「ウィンキーも今はここで働いております、ワールドカップでクラウチ氏にクビにされたものですから・・・」

ドビー「しんのすけ様、今度はドビーの方からお訪ねしても構いませんでしょうか?」

しんのすけ「いつでもウェルコムだゾ!」

風間くん「それを言うならウェルカム!」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 20:50:08.63 ID:nOcdquZsO
ハリポタの世界観で日本茶とせんべいを見れるとは思わなかった
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 21:46:44.18 ID:vzI0mmwSO
草加せんべいかな?
99 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 22:26:53.32 ID:3ekSMuYd0
数日後 大広間

マクゴナガル「今年のクリスマスはみなさんにとっては特別な日となります。」

しんのすけ「ついに、サンタさんに会えるの?」

クスクス

マクゴナガル「貴方にももう少し上級生としての自覚を持って欲しい所です。」

マクゴナガル「今年はクリスマスに三大魔法学校対抗試合の伝統として、クリスマスにダンスパーティを行います!」

しんのすけ「ダンスパンティー?」

風間くん「ダンスパーティ!」

マクゴナガル「特に代表選手のミスター野原にはパーティの最初にパートナーと踊ってもらいます。」

しんのすけ「いやぁ、みんなの前でやるのは流石に恥ずかしいゾ///」

風間くん「別にぞーさん踊りをしろとは言われてないからな! 寧ろ絶対にするな!」

ロン「でも、どうしよう。クリスマスまでにパートナーを見つけなきゃ・・・」
100 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 22:37:24.42 ID:3ekSMuYd0
その後

風間くん「しんのすけ、お前だれを誘うんだ?」

しんのすけ「オラもう決めたゾ!」

ロン「一体誰さ!?」

しんのすけ「まあ、見てろって千葉ロッテ!」

しんのすけは近くに居た女性に声をかける

しんのすけ「ねえねえフラー、オラと一緒にダンスパーティに行かない?」

フラー「あなーたとわたーしではとても滑稽にみえまーす。」

しんのすけ「コッケイ? それってオッケイって事?」

風間くん「前にも行ったろ、滑稽つまり馬鹿馬鹿しいってことさ・・・」

フラー「わたーしはもう相手がいまーす、ほか当たってくださーい。」

ロン「まあ、こうなることは分かってたさ!」

風間くん「それにしても、女の子を誘うなんて・・・」

しんのすけ「初心な風間くんにはバーベルが高いゾ」

風間くん「それを言うならハードルだろ! それに余計なお世話さ!」

ロン「でも、このままじゃ、僕達相手が居なくてダンスパーティ行けないよ。」



101 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 22:44:37.37 ID:3ekSMuYd0
それからも3人のパートナー探しは難航した

ロン「こうなったら最後の手段だ!」

しんのすけ「男同士で行くの?」 女子生徒「あの、もし良かったら私と・・・」

風間くん「僕は絶対お断りだ!」

女子生徒「そんな! 酷いわ!」ダッ

しんのすけ「あーあ、風間くん 折角申し込まれたのに・・・」

風間くん「お前が変なこというせいだろ!」

風間くん「それでロンのいう最後の手段って何なのさ?」

ロン「ハーマイオニーを誘うんだ!それとジニーも!」

しんのすけ「ほうほう!」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 22:58:10.71 ID:tutHzvqFo
トオルちゃんたらやっぱりそっちの気が……
103 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 23:00:41.31 ID:3ekSMuYd0
談話室

しんのすけ「ハーマイオニー、オラとダンスパーティいかない?」

ハーマイオニー「もっと早くに言ってくれたら、良かったのに・・・私もう他の人と約束してしまったわ・・・」

ロン「一体、誰とだい? そんな事って・・・」

ハーマイオニー「失礼しちゃうわ! ごめんなさいね、しんのすけ」

しんのすけ「いえいえ、お構いなく〜」

風間くん「そんな余裕こいてる場合じゃないぞ、お前はみんなの前で踊らなきゃいけないんだから」

そのとき、

アシリア「ねえ、しんちゃん、私とパーティ行かない?」

しんのすけ「行くゾ!」

アシリア「決まりね!」

風間くん「さっき断られたばかりなのに、あいつの決断の早さは一体何なんだ・・・」

ロン「こうなったら、僕らもやるしかない。」

風間くん「やあ、パーバティ。僕ダンパティいたい?」カアァァ

パーバティ「何?風間くん?(やだ、かわいい)」クスクス

風間くん「あの、僕とダンスパーティに行かない?///」

パーバティ「いいわよ」クスクス

ロン「ラベンダー、僕と一緒にダンスパーティに行ってくれない?」

ラベンダー「オーケーよ」クスクス

こうして何とか3人はパートナーを確保したのだった。

104 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 23:09:48.91 ID:3ekSMuYd0
そして、クリスマスの夜

アシリア「ドレスローブ、決まってるじゃない、しんちゃん!」

しんのすけ「馬子にも衣装って奴ですな!」

アシリア「それは違うと思うわ」クスクス

アシリア「しんちゃんと一緒だと楽しくなりそうだわ!」

しんのすけ「オラもケイティと一緒で嬉しいゾ」

アシリア「私はアシリアよ!」

しんのすけ「・・・ほんのジョークだゾ!(汗)」


そして代表選手とそのパートナーが集まる。
セドリックはチョウと、フラーはロジャー・デイビースと、そしてクラムは・・・

アシリア「あの子、誰かしら?」

しんのすけ「ふむ、まだ少し幼い気もしますが、中々美人ですな・・・」

その時、クラムのパートナーから声がかかる

ハーマイオニー「ハァイ、しんのすけ! ケイティ!」

アシリア「だから、アシリアよ!」

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/19(水) 23:11:55.28 ID:aral+8fe0
しんのすけが風間君と踊らないことに憤怒
怒りのぞうさんを決行する!
106 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 23:19:35.58 ID:3ekSMuYd0
そして、代表選手達は音楽に乗せて踊り始める。最初はゆっくりと、次第にテンポを上げていく。

アシリア「しんちゃん上手ね!」

しんのすけ「いやぁ、それほどでも〜〜」

ハーマイオニー「ダンスがこんなに体力を使うなんて・・・」

そして、他の生徒も加わり始める

パーバティ「風間くん、・・そこ腰じゃなくておしりよ//」

風間くん「はわわ、ごめん///」

ラベンダー「そのドレスローブどうしたの?」

ロン「そこは、触れないでくれ・・・」

ダンブルドアはマクゴナガル先生と、ハグリッドはマダムマクシームと踊っている。

しんのすけ「フィルチさんは猫と踊ってるゾ・・・」

アシリア「本人が楽しければそれでいいのよ!」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 23:20:28.79 ID:HpF8kggr0
ミセスノリスはそれでいいのか…?
108 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 23:20:38.89 ID:3ekSMuYd0
>>105 すいません
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 23:21:12.82 ID:h17pqgaa0
(ひまわりに鷲掴みにされる音)
110 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 23:27:05.26 ID:3ekSMuYd0
そしてパーティは終わり、

セドリック「しんのすけ、ちょっと話せるか?」

しんのすけ「良いけど・・・」

セドリック「しんのすけ、卵の調子はどうだ?」

しんのすけ「オラ、今ベッドで暖めてるけど・・・」

セドリック「良いかい? あれは孵すために与えられたんじゃない」

しんのすけ「じゃあ、食べるため? オラ何にしようかな・・・目玉焼きかな?」

セドリック「あの中には食べられるものなんて、入ってない!」

セドリック「良いかい? 卵を水の中で開けてみるんだ。風呂場なんかがいい。」

しんのすけ「温泉卵にでもするの?」

セドリック「だから違うって、5階の監督生の風呂場を使ってみるといい。それじゃ、おやすみ」
111 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 23:33:08.85 ID:3ekSMuYd0
数日後の夜

風間くん「それじゃ、行こうか!」

しんのすけ「なんで風間くんとロンまでついて来るの?」

ロン「そりゃ、監督生の風呂場なんて気になるじゃないか!」

しんのすけ「ま、監督生なんて縁がなさそうですからな」

ロン「余計なお世話さ!」

ハーマイオニー「でも、貴方達だけずるいわ・・・」

しんのすけ「じゃあ、ハーマイオニーも来る?」

ハーマイオニー「行きません!//」


三人は透明マントに隠れ廊下を移動する

そして風呂場に着くと、

しんのすけ「あ、卵忘れたゾ!」

風間くん「とって来い!」
112 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 23:34:42.54 ID:3ekSMuYd0
しんのすけが卵をもって風呂場に戻ると

風間くん「この蛇口のお湯まるでシルクみたいだよ!」

ロン「こっちの泡はまるで羽毛だ!」
113 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/19(水) 23:48:15.50 ID:3ekSMuYd0
しんのすけ「やれやれ、目的を見失っちゃって、お子様なんだから・・・」

はしゃぐ2人を余所に、しんのすけは卵を水に入れる。

しんのすけ「それで、ここをひねるのかな・・・」

すると、卵から音が聞こえてくる。

しんのすけ「何かの歌かな?」

その時、

マートル「やあ、しんちゃん!」

しんのすけ「おお、ロートル!」

マートル「マートルよ! 貴方も水に顔をつけてみたら? セドリックはそうしてたわよ!」

しんのすけ「ほうほう、なら物はたましいで・・・」

マートル「酷いわ! ゴーストの前で魂なんて! 私にはもうあるのか定かじゃないのに!」

しんのすけ「なら物はためしで・・・」

すると、歌の歌詞がはっきり聞こえる

『さがしにおいで こえをたよりに
 
 地上じゃ歌は  歌えない

 探しながらも 考えよう

 我等が捕らえし 大切なもの

 探す時間は  一時間 

 取り返すべし 大切なもの

 一時間のその後は もはや望みはありえない』

114 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/20(木) 00:13:30.34 ID:VKl12MIJ0
そして、第二の課題の一日前 談話室

ハーマイオニー「今、分かってるのは制限時間が一時間で、」

風間くん「水中人(マーピープル)もしくはそれに類するものから、」

ロン「何か大事なものを取り返さないといけないって事だよね!」

しんのすけ「でも、オラ泳ぎの特訓しかしてないゾ!」

ハーマイオニー「貴方が自分で何とか出来るって言ったのを、信じたのが馬鹿だったわ!」

しんのすけ「全くですな!」

風間くん「威張ってる場合か!」

ロン「・・・どうしたんだいネビル? 今取り込んでて・・・」

ネビル「風間くんと、ハーマイオニーを呼び出して来いってマクゴナガル先生が・・・」

ハーマイオニー「よりによってこんな時に!」

風間くん「何のようかな?」


ロン「ま、すぐ戻ってくるだろ・・・」

しかし、ロンの楽観的な読みは外れ、二人はその日寮に戻ってこなかった・・・
115 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/20(木) 00:24:13.40 ID:VKl12MIJ0
そして

ロン「起きろ! もう30分前だ!」

???「起きてください、しんのすけ様!」

しんのすけ「・・・何?」

ロン「何じゃないよ! あと30分で試合開始だ!」

ドビー「これを、湖に入る前に食べるのです!」スッ

しんのすけ「ヌメヌメして、気持ち悪いゾ・・・」

ドビー「ギリウィード、鰓昆布でございます。これで水中でも呼吸が出来ます。」

ロン「しんのすけ、第二の課題で君が取り戻さなきゃいけないのは、トオルなんだ!」

しんのすけ「風間くんが!? 変態だ・・・オラが、お助けしなきゃ!」

116 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/20(木) 00:30:37.26 ID:VKl12MIJ0
しんのすけは試合会場の湖に向かってひた走る!

しんのすけ「湖に入る前に、食べればいいなら・・・今の内に食べとくゾ!」

しんのすけは鰓昆布を口に入れるが・・・・

しんのすけ「ウエッ、これ物凄く生臭いゾ!」

余りの不味さに思わず吐き出してしまう!

しんのすけ「どうしよう・・・」

途方に暮れるしんのすけの目にあるものが目に入る。

???「試合観戦のお供に如何ですか〜?」
117 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/20(木) 00:41:15.73 ID:VKl12MIJ0
フレッド&ジョージ「カナリア・クリームは如何ですか?」

しんのすけ「オラに頂戴!」

フレッド「しんのすけ、試合はどうした? もう急がないと・・・」

しんのすけ「試合にそのカナリア・クリームが必要なんだゾ!」

ジョージ「良く分かんないけど、それなら必要なだけもってけよ!」

しんのすけ「流石、太もも〜〜!」

フレッド「その代わり、最高の宣伝をしてくれよ!」

しんのすけはカナリア・クリームを持てるだけ持って湖に急いだ
118 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/20(木) 01:08:51.39 ID:VKl12MIJ0
湖 

バクマン「さて、野原選手はまだでしょうか? おーっとビスケットサンドのようなものを大量に持って現れました!」

バクマン「さて、これから4人の代表選手は一時間のうちに奪われたものを取り戻します。では合図と共にスタートです。」

ピーーッ

ホイッスルの音と共に選手達が一斉に水中に飛び込む・・・しんのすけを除いて

バクマン「なんという事だ、しんのすけ君。持ってきたビスケットサンドを物凄い勢いで食べております。お腹が空いているのか?」

ロン「しんのすけ、鰓昆布はどうしたんだよ・・・」

マクゴナガル「ああ、アルバス・・・私は恥ずかしくて見てられません・・・」

マルフォイ「愚かしさもここに極まったフォイ!」

しかし、しんのすけの体に変化が起き始める

バクマン「ああーっと何という事だ! なんと巨大なカナリアに変身してしまった!」

しんのすけは嘴で杖を咥えると、飛び立った

しんのすけ「風間くん、今行くゾ!」

ロン「マーリンの髭!」

119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/20(木) 01:34:02.57 ID:l6wzdSHXo
鰓付鳥とかクトゥルフのモンスターか何かかw
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/20(木) 07:38:10.40 ID:rT0++gYSO
ああ、窓に!窓に!
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/20(木) 16:54:33.68 ID:MOOPfJBI0
よお、風間君!
女のケツを揉みしだくのもいいが、男と強烈なイッパツをやるのもいいもんだぜ!
オレが教えてやるよ ボロン
122 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/20(木) 17:05:31.60 ID:nAla8koB0
しんのすけは湖の中心に近づくと、高度を下げ濁った水に目を凝らす

しんのすけ「見つけたゾ!」

風間くんの他に、ハーマイオニー、チョウチャン、そしてフラーを一回り小さくした様な銀髪の少女が縄で拘束されている。

ちょうどその時、カナリアクリームの効果が切れる

しんのすけは、口に咥えていた杖を、手に持ち替え水に飛び込む

しんのすけ「カンチョー水泳を思い出すゾ!」

しんのすけ「オラが一番乗りみたいだゾ」

しんのすけは杖を風間くんに向ける。

しんのすけ「アッパレ!」ボコッ

しかし、何も起こらない。

しんのすけ「違ったゾ・・・エマンシパレ!(解け)」ボコッ

風間くんは縄から解放される。

しんのすけ「水の中で呪文を唱えるのは大変だゾ!」

しんのすけは息継ぎのため湖面に浮上すると、大きく息を吸い今度はハーマイオニーに杖を向ける。

その時、静観していた水中人の一人がしんのすけに槍を向ける。

水中人「自分の人質だけ連れて行け!」

しんのすけ「その子もオラの友達だゾ!」モガモガ


123 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/20(木) 17:27:38.38 ID:eyxLCs9B0
そうこうしてる内に、セドリックとクラムがやって来てチョウとハーマイオニーを救い出す!

しんのすけ「頭に金魚鉢被ったり、上だけ鮫になったり変なの・・・」

しんのすけ「そうだ、オラの防水時計で時間を確かめるゾ!」

しんのすけは油性マジックで書いた腕時計を確認する。

しんのすけ「あと、20分なんて・・・フラーは間に合わないゾ!」

しんのすけ「多分あの子は、フラーの妹だゾ・・・ここでお助けしなきゃ!」

しんのすけは水中人の槍も気にせず、少女の拘束を解き放つ。

そして、風間くんと少女の二人を抱えて泳ぎだす。

しんのすけ「バタ足だけじゃツライゾ・・・風間くんが目を覚ましてくれたら・・・」

しんのすけは風間くんに目覚めのキスをする。

風間くん「・・・! しんのすけ、お前何してんだよ!」

しんのすけ「人工呼吸だゾ!」
 
風間くん「それでこの子は?」

しんのすけ「多分、フラーの妹だゾ」

風間くん「どうしてこの子まで連れてきたのさ・・・」

しんのすけ「何?二人きりが良かった?」

風間くん「そういう事じゃない! 兎に角、今は岸に急ごう」
124 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/20(木) 17:28:36.86 ID:eyxLCs9B0
二人は少女を間に挟んで泳ぎだす。見る見る岸が近づいてくるが、その時

風間くん「水魔だ! こっちに来る」

しんのすけ「風間くんはその子と岸に行って! 杖のあるオラが食い止めるゾ!」

しんのすけは杖を構える

しんのすけ「黒潮!」

しかし、何も起こらない。その隙に水魔はしんのすけの足に絡みつき、湖底に引きずりこむ。

しんのすけ「ガポッ・・・」

酸素を断たれ、薄れ行く意識の中に正しい呪文が浮かび上がる。

しんのすけ「レラシオ!(放せ!)」

水魔の手は解かれた。そして・・・

バクマン「ついに、最後の代表選手が戻って参りました!」
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/20(木) 19:29:04.43 ID:rT0++gYSO
黒潮wwwwww
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/20(木) 19:39:13.58 ID:M7YTIYCJO
こいつまさか素潜りしてんのか……?
127 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/21(金) 01:16:43.52 ID:hQnCJRz/0
岸に辿り着いたしんのすけにみんなが駆け寄る

ハーマイオニー「ああ、無事でよかった。泳ぎの練習しかしてなかったからどうなるかと・・・」

ムーディ「いや、お前には冷や冷やさせられる、なにせ鰓k」

しんのすけ「えら?」

ムーディ「・・・えらく時間がかかったからな」

風間くん「今、審査員の方で協議されてる。お前僕達の所には一番でついたらしいじゃないか!」

フレッド・ジョージ「おかげでカナリアクリームは売り切れさ!」

ロン「人質を二人も助けたから、順位が繰り上がるかも!」

そこに、フラーと妹がやってくる

フラー「あなーたは一位になるべきです、ダンスの誘い断ったわたーしの妹を助けてくれました・・・」

しんのすけ「オラ過去は振り返らない主義なんで!」

フラー「どうもありがとう!」チュッ!

しんのすけ「ポッポー!///」

風間くん「僕も、手助けしたんだけど・・・」チラッ

しんのすけ「じゃ、オラから・・・///」

風間くん「うわぁ、やめろおぉおぉ!」
128 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/21(金) 01:30:46.76 ID:hQnCJRz/0
バクマン「さあいよいよ気になる順位の発表です。」

バクマン「一位はセドリック・ディゴリー 見事な泡頭の呪文で一番に人質を連れ帰りました!」

ハッフルパフ生が歓喜にわく

バクマン「そして、制限時間をオーバーした、野原しんのすけの使ったカナリア・クリームの効果は非常に大きい!」

バクマン「水中人の話では一番に人質の下に辿り着いた、しかしこうして帰りが遅れたのは自分以外の選手を助けようとしたからだと。」

バクマン「この行為に審査員の殆どが一位に成ってしかるべしと考えました。・・・が一人の反対にあい2位という事になりました!」

バクマン「実に道徳的な行いです!」

風間くん「しんのすけ、やったじゃないか!」

ロン「一位に反対した一人は間違いなくカルカロフさ。所持金全部かけてもいい!」

ハーマイオニー「あなた、この間ホグズミードで一文無しになったばかりじゃない!」

しんのすけ「ま、オラは順位なんてどうでもいいゾ! みんな無事ならそれで」
129 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 16:12:26.63 ID:6HuqbiDl0
それから数日後 空き教室

ハーマイオニー「さ、第三の課題に向けて練習するわよ。」

ロン「危険に対処するちょっと危険な呪文集・・・物騒な本だね・・・」

しんのすけ「ほうほう、飴には飴をハムにはハムをっていう奴ですな!」

風間くん「それを言うなら、目には目を歯には歯をだよ」

ハーマイオニー「この中から役立ちそうな呪文をピックアップしてみたわ! まずは『ステューピファイ!(麻痺せよ)』」

ロン「ワールドカップで僕らが使われた奴じゃないか」

しんのすけ「ほうほう、じゃ、みんな練習がんばって!」

3人「お前が練習するんだよ!」


しんのすけ「ステューピフォイ!」

ハーマイオニー「違うわ、ステュ−ピファイよ!」

風間くん「ただでさえ実験台は怖いのに、しんのすけがは鱈目な呪文唱えるなよ。」
 
そして、

しんのすけ「ステューピファイ!」

バタン

しんのすけ「あー! 風間くん!」

ハーマイオニー「大丈夫よ、エネルベート!」

風間くん「イテテ、そろそろ、実験台交代しようよ・・・」

ハーマイオニー&ロン「いや、しんのすけはもう十分上手くなったわ(よ)!」

風間くん「どうだか・・・」
130 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 16:22:25.38 ID:6HuqbiDl0
その後、しんのすけは相手の動きを遅くする妨害の呪いや、杖が北を指す四方位呪文を練習した。

しんのすけ「まだ、やるの?」

ハーマイオニー「当たり前よ!」

しんのすけ「オラ、もう限界だゾ! インペディメンタ!妨害せよ!」

しんのすけは3人に妨害呪文をかける

しんのすけ「じゃ、そういうことで〜」

3人「待たんかーーい!」ノロノロ


自由を得たしんのすけは校庭に飛び出す

しんのすけ「やっぱり、新鮮な空気はたまりませんなぁ。お、あれは・・・」

クラウチ「ダンブルドアに伝えなきゃナキャナキャ、息子スコスコ生きてると」

しんのすけ「おじさん、ラップでもしてるの?」

クラウチ「ダンブルドアを連れて来て、ワシのもとに連れて来て。一刻も早く連れて来て」

しんのすけ「ほうほう、仕方ない。一肌だけ脱いでやりますか!」
131 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 16:38:02.81 ID:6HuqbiDl0
しんのすけ「あれ、校長室って、どこだったっけ・・・! 我よからぬことをたくらむものなり!」

しんのすけ「あれ、さっきのクラウチさんもう校長室にいるゾ!」

とりあえず、校長室に行くと、

ムーディ「どうした、野原。何かダンブルドアに用か?」

しんのすけ「いや、クラウチさんに校長先生に会いたいってお願いされて・・・でも、クラウチさんはもう居るみたいだけど、一応・・・」

ムーディ「! まことか! ほう、その地図・・・ワシに貸してくれんか?」

しんのすけ「何に使うの?」

ムーディ「正義の為だ、これがあれば悪い魔法使いを見つけやすいからな。」

しんのすけ「ま、そ〜ゆう事なら・・・」

ムーディ「恩に着る、そうだ、校長室の合言葉は、ゴキブリゴソゴソ豆板!」

ガーゴイルの像が動き出す。
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 17:08:05.83 ID:BXbsMyDn0
ムーディw危うくダンブルドア直々に捕縛されるところだったぞw
133 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 17:13:01.34 ID:6HuqbiDl0
校長室

ダンブルドア「わしに何か用かね?」

しんのすけ「オラじゃなくて、クラウチさんが森の近くでせんせ〜をつれて来いって」

ダンブルドア「ふむ、すぐに行くとしよう。」

ダンブルドアは去り際に言った。

ダンブルドア「折角ここに来たんじゃ、わしのお気に入り噛み付きキャンデーでも食べていったらどうかね?」

しんのすけ「せんせ〜ふともも〜!」

しんのすけ「神憑きキャンデーなんて楽しみですなぁ」

しんのすけがキャンディーを一つ取ると、

しんのすけ「イテッ、この飴オラの指を噛んだゾ! 全然ツイてないゾ!」

飴に興味を失ったしんのすけは大きな部屋を見渡す。

しんのすけ「いろんな道具が一杯だゾ! ・・・この水盆はおたまじゃくしでも飼ってるのかな?」

しんのすけは水盆を覗き込む

しんのすけ「オラ、白いおたまじゃくしなんて、初めて見たゾ! 何色のカエルになるんだろ?」

しんのすけは更に顔を近づける。すると、水盆の中の液体は眩く光り、しんのすけを飲み込んでしまった!

134 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 17:40:57.76 ID:6HuqbiDl0
水盆の中

なにやら大勢の魔法使いが会議の様なものを開いている

しんのすけ「困ったゾ・・・オラ、また魔法の世界に来ちゃったゾ!」

しんのすけ「それに、目つきの悪い大人バッカリだゾ。もっとデラックスしないと・・・」

ダンブルドア「もう少し、リラックスしてはどうかね、アラスター」

ムーディ「そう呑気に構えてられるか! 奴等にワシの部下が何人やられたか・・・」

ダンブルドア「・・・そうじゃな、哀れなロングボトム夫妻よ」

しんのすけ「ロングボトム負債!? 一体、どんな借金なんだろ・・・」

そうこうしてる内に一人の男が連れてこられる

クラウチ「イゴール・カルカロフ  お前は魔法省に情報提供するため、アズカバンからここに連れて来られた。そうだな?」

カルカロフ「はい、その通りでございます閣下」

クラウチ「では、聞こうか。仲間のデスイーターの名前を」

カルカロフ「一つご理解いただきたいのは、すべてのメンバーを知っているのはあの人だけでした!」

ムーディ「それは賢い手だ、お前のような奴が全員を売り渡す事を防げるからな!」

しんのすけ「あの人? ヴォルデモートの事?」

しんのすけ「誰も驚いて無いゾ。みんな肝が体育座りしてますなぁ!」
135 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 19:03:54.10 ID:6HuqbiDl0
カルカロフは次々とデスイーターの名前を吐いていく

カルカロフ「ロジエール、ルックウッド、トラバース。」

クラウチ「ふむ、これで全部なら、アズカバンにまたしばらく居てもらうが・・・」


カルカロフ「もう一つだけとっておきの名前が・・・セブルス・スネイプ」

ダンブルドア「セブルス・スネイプはヴォルデモート失脚より前にこちら側に戻った。そして危険なスパイ任務を敢行した!」

カルカロフ「違う! 奴はこちら側のスパイだ!」

しんのすけ「俗に言う、うな重スパイという奴ですな!」

クラウチ「もう良い、アズカバンで我々の決定を待つが良い。」

そして、場面は移り変わり・・・・

136 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 19:03:54.10 ID:6HuqbiDl0
カルカロフは次々とデスイーターの名前を吐いていく

カルカロフ「ロジエール、ルックウッド、トラバース。」

クラウチ「ふむ、これで全部なら、アズカバンにまたしばらく居てもらうが・・・」


カルカロフ「もう一つだけとっておきの名前が・・・セブルス・スネイプ」

ダンブルドア「セブルス・スネイプはヴォルデモート失脚より前にこちら側に戻った。そして危険なスパイ任務を敢行した!」

カルカロフ「違う! 奴はこちら側のスパイだ!」

しんのすけ「俗に言う、うな重スパイという奴ですな!」

クラウチ「もう良い、アズカバンで我々の決定を待つが良い。」

そして、場面は移り変わり・・・・

137 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 19:38:01.85 ID:6HuqbiDl0
クラウチ「お前達は闇払い、ロングボトム夫妻への拷問の咎でここに呼び出されている。」

4人の魔法使い、魔女が議場の中央で拘束されている

男「父さん、僕はやってない、知らなかったんだ!」

クラウチ「お前のような息子など、私には居ない!」

泣き叫ぶ若者とは対照的に、魔女は堂々と言い放つ

魔女「いずれあの方は甦る! その時最高の栄誉を受けるのは、最も忠実な従者である我々なのだ!」

しんのすけ「これがカルタ信者という奴ですか」ほうほう

???「それを言うなら、カルトじゃろうて」

そのとき、しんのすけは誰かに腕を引っ張られる

しんのすけは水盆の中から引っ張りあげられる

しんのすけ「おお、せんせ〜ちょっと老けた?」

ダンブルドア「むしろ、さっきまでの君が若返ったわしを見ておったのじゃ。」

ダンブルドア「あれはわしの記憶でな、これは憂いの篩と言って記憶を追体験できる装置なのじゃ」

ダンブルドア「それと、ネビルの両親が拷問を受けた事は誰にも言うでないぞ・・・ネビル本人が事実を受け入れ、打ち明けるまでは・・・」

しんのすけ「負債じゃなくて、夫妻だったのか・・・オラ股が裂けても言わないゾ!」

ダンブルドア「それを言うなら口が裂けてもじゃ」クスクス

ダンブルドア「今日はもうお帰り・・・・しかしバーティは一体どこに行ってしもうたのかのう・・・」
138 :全治全能の未来を予言するイケメン金髪須賀京太郎様に純潔を捧げる [sage saga]:2017/07/22(土) 19:39:39.46 ID:hBMET1/r0
航してしんちゃんは死にました愛でたし愛でたし
139 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 20:52:28.11 ID:6HuqbiDl0
そしていよいよ、第三の課題当日 控え室

フラーやセドリック、クラムの両親が応援に来ている。

風間くん「僕達は親が日本だから、来るのは難しいね」

ロン「それは、魔法無しならの話さ!」

控え室にロンの父アーサーと母モリー、そして長兄ビルが入ってくる。その後ろに・・・

アーサー「やあ、セドリックと同率一位なんて凄いじゃないか!」

モリー「私達の後ろに居るのは誰でしょう?」

しんのすけ「・・・貧乏神とか?」

みさえ「誰が貧乏神だ! 誰が!」

しんのすけ「うわぁ! 貧乏神じゃなくて鬼婆だったゾ!」

ひろし「しんのすけ、お前学校の代表になったなんて、流石、本マグロのひーちゃんと言われた父ちゃんの子だ!」

しんのすけ「・・・そんなのと比べないで欲しいゾ!」

ひまわり「流石、私のお兄ちゃん!」

しんのすけ「それほどでもあるゾ!」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 20:55:05.81 ID:lh35cy4SO
>>138
クルーシオ!
141 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 21:05:22.52 ID:6HuqbiDl0
競技開始前

ダンブルドア「先程、ムーディ先生が優勝杯を迷路の中心に設置して下さった。これに一番先に触れたものが優勝じゃ。」

ダンブルドア「迷路に入るのは、これまでの課題の順位が高いものから。」

ダンブルドア「一位は共にホグワーツ、セドリック・ディゴリーと野原しんのすけ!」

パチパチ 会場から惜しみない拍手が沸く

ダンブルドア「三位はダームストラングからビクトール・クラム、そして最後にボーバトン代表フラー・デラクール!」

ダンブルドア「では合図と共に二人は迷路に入りなさい」

風間くん「あと、もう一頑張りだぞ、しんのすけ!」

ハーマイオニー「信じてるわ、貴方なら大丈夫!」

ロン「もちのロンでね」

ひろし「どうした、みさえ? 一位だからって泣くほど嬉しいのか?」

みさえ「そういう事じゃないの・・・こんなに一生懸命応援してくれる友達が居る事が嬉しいの」

ひろし「そうだな・・・」


ドカン!
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 21:16:00.06 ID:BqgjCH3ao
そういえばしんのすけ結局ジュニアの手助け全部活かさずに試練突破してんだな
143 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 21:21:40.34 ID:6HuqbiDl0
しんのすけとセドリックは迷路に入る。霧が濃く視界が利かない。しばらく進むと分かれ道に出た。

セドリック「君はどっちに行く?」

しんのすけ「ウーン・・・右の反対」

セドリック「左か・・・じゃあ、僕は右を行こう!」

しんのすけ「・・・オラの事嫌いなの?」

セドリック「まさか! ただこれは競技だから同じ方に行ってちゃ仕方ないだろ?」

しんのすけ「そう言えばそうでしたな。」

セドリック「じゃあ、幸運を」

しんのすけ「そっちこそ良いウンを!」


セドリックと分かれてから、しばらくすると・・・急に景色がひっくり返る、否しんのすけの周囲だけ天地が逆転していた

しんのすけ「こうもりごっこみたいだゾ!」

常日頃、何かに逆さまにぶら下がることに慣れていたしんのすけは躊躇なく進む、すると

しんのすけ「あらら、終わっちゃった・・・もう一回!」

こうしてしばらく時間を浪費していると・・・

あたりに誰かの絶叫が響き渡る

『クルーシオ!』

「ぬおぉぉぉぉぉおおおおぉ」

しんのすけ「・・・セドリック?」

144 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 21:43:24.59 ID:6HuqbiDl0
しんのすけが声の方にひた走ると、地面に倒れたセドリックにクラムが杖を向けている

しんのすけ「ステュピフォイ!」

クラムがしんのすけの方を振り返る

セドリック「それを・・・言うなら、ステューピファイだ」

息も絶え絶えにセドリックが指摘する

しんのすけ「おお、そうでしたな、ステューピファイ!」

赤い失神光線がクラムの胸を打つ。

しんのすけ「大丈夫?」

セドリック「信じられないよ、クラムが・・・」

一息ついていた二人の所に、3メートルはありそうな巨大な蠍が降って来る
二人は間一髪、シーカーの反射神経で押しつぶされるのを避ける

セドリック「ハグリッドのスクリュートだ!」

二人はスクリュートから必死に逃げる!
逃げながらさまざまな呪文を放つが全て厚い甲殻に跳ね返されてしまう。

セドリック「僕がこいつを引き付ける!」

セドリック「君は先に行け!二度も僕を救ってくれた! 利息つきでその恩を返す!」

しんのすけ「そんなカッコイイ事は、オラがやるゾ!」

「ステューピファイ!」

同時に唱えた呪文がスクリュートの殻の隙間に当たり、ついに怪物は失神した。

二人がスクリュートから目を離すと・・・

セドリック「優勝杯だ・・・君が取れよ」

しんのすけ「オラ、いらないゾ」

セドリック「折角、遠くから来た君の家族の為にも・・・」

しんのすけ「こんなカップがなくても、オラの家族は、オラが頑張ったって喜んでくれるゾ!」

セドリック「・・・なら、一緒に取ろう!」

しんのすけ「それは良いアイディアだゾ!」

「じゃあ、3、2、1!」

二人が優勝杯に触れると、迷路の景色は遠ざかり・・・
145 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 21:51:51.19 ID:6HuqbiDl0
セドリック「優勝杯がポートキーになってるなんて・・・此処は何処だ? 何でこんな墓場に・・・」

その時しんのすけの尻が激しく痛む!

しんのすけ「い、痛いゾ オラの尻が・・・」

セドリック「大丈夫か?・・・それにしても一体」


 『余計な奴は殺せ!』


ワームテール『アバダケダブラ!』


緑の閃光が迸る!

しんのすけ「セドリック!」

ワームテールが杖から縄を出し、しんのすけを拘束する。

ワームテール「準備出来ました、ご主人様・・・」

『急げ!』

しんのすけ「お前、何を・・・」

ワームテールは抱えていた、赤剥けのどす黒い皮膚をしている赤子の様な生き物を、大鍋に入れる。
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/22(土) 21:57:59.54 ID:Zw4Z2ZUR0
きっとお股のおじさんとロボとーちゃんの霊魂が助けてくれるんだ
147 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 22:01:56.91 ID:6HuqbiDl0
ワームテール『父親の骨、知らぬ間に与えられん。父親は息子を甦らせん!』

墓石がパックリ割れ、中の骨が大鍋に吸い込まれる

それから、ワームテールは躊躇しながらも、ナイフを取り出す

ワームテール『しもべの―――肉―――よ、喜んで差し出されん、―――しもべは、ご主人様を―――甦らせん!』

左手にしっかりナイフを握り、右手を大鍋の中に切り落とす。
痛みに悲鳴を上げるワームテールが、しんのすけの方にふらふらと近づく

ワームテール「敵の血、力ずくで・・・奪われん。汝は敵を・・・甦らせん!」

ナイフがしんのすけの左腕を抉る。しんのすけは痛みに必死に耐える。
薬瓶で血を受けると、ワームテールはそれを大鍋に入れる。

煙が勢い良く鍋から噴出す。蒸気が晴れると・・・現れたのは

骸骨より白い顔、真っ赤な目、蛇のように平らな鼻


『ローブを着せろ』


ヴォルデモート卿は復活した。
148 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 22:18:51.06 ID:6HuqbiDl0
しんのすけ「・・・お前、ヴォルデモート!」

ヴォルデモート「勇敢な小僧、お前の相手は後でしてやる。その前に、腕を出せ。ワームテール」

ワームテール「おぉ・・・ありがとうございます、ご主人様」

切り落とした右手を出す

ヴォルデモート「別の方の腕だ・・・闇の印は戻っているな、では死喰い人は戻ってくるか、試すとしよう」

その長い指を闇の印に押し付ける。ワームテールは痛みに呻いた

すると・・・

ヴォルデモート「よく来た、デスイーターたちよ。俺様の期待通りだ・・・だがお前達は俺様の期待も裏切った、違うか?」

デスイーター達は怯えたように震えるが、何も答えない

ヴォルデモート「お前達全員が、至って健康で魔翌力も損なわれていない。なのに何故この十三年もの間、俺様を探そうとしなかった!?」

ヴォルデモート「俺様は失望した・・・失望させられたと告白する。」

死喰い人の一人がヴォルデモートの足元に平伏す

「お許し下さい、ご主人様!」

ヴォルデモート『クルーシオ!』

「ヌアアアアアァオオオ」

死喰い人はのたうち回った後、その場に嘔吐した。その様をみて笑みを浮かべると、

ヴォルデモート「俺様は決して許さぬ、貴様らには13年分のツケをしっかり払ってもらう。だがワームテールはすでに借りの一部を返した」

ワームテール「私はこの一年、貴方様に尽くして参りました・・・」

ヴォルデモート「忠誠心からでは無く、恐怖心からであろうが、俺様を助ける者には褒美を与える」

杖の一振りで、ワームテールに銀色の右手が与えられる

ワームテール「わが君・・・感謝いたします」


149 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 22:36:19.62 ID:6HuqbiDl0
???「では、お聞かせ願えませんか? どのように貴方がこの奇跡を成し遂げられたのか・・・」

ヴォルデモート「ルシウス、長い話だ。俺様が力を失った原因は知っているな?」

ヴォルデモート「ポッター一家だ、俺様は父親を難なく屠り、その息子を手にかけようとした。」

ヴォルデモート「だがその時、母親が身を挺して子を庇ったのだ。古い魔法、強力な反対呪文だ・・・」

ヴォルデモート「ダンブルドアお気に入りの、愛という奴だ。それは子を呪った俺様に俺様自身の呪いの一部を跳ね返した・・・」

ヴォルデモート「痛みを超えた、痛み・・・俺様の肉体は滅びた。」

ヴォルデモート「だが、俺様が誰よりも深く、不死の道を探求していたのは知っておろう。」

ヴォルデモート「その一つが功を奏し、俺様はゴーストより微弱な魂の欠片として存在する事を許された・・・」

ヴォルデモート「そんな俺様に残された最後の力が、誰かに取り付く事だ。俺様はその力で、賢者の石を奪おうとした・・・だが、」

ヴォルデモート「そこに居る若い客人、野原しんのすけに阻まれた。いや、またしても不覚を取ったのだ。下らぬ愛とやらに・・・」

ヴォルデモート「そして、一年前にこのワームテールが戻ると、俺様は殊更慎重に計画を練った。」

ヴォルデモート「気づいたのだ。俺様を甦らせるのは古くからある魔法であろうと・・・そして復活するなら以前より強力に成らねばならん」

ヴォルデモート「そこで思いついたのだ。3年前に俺様を挫いたその愛とやらの加護を取り込もうと・・・その小僧からな」

ヴォルデモート「小僧の拘束を解いてやれ、ワームテール・・・小僧に俺様の復活の余興をやらせてやろうではないか」
150 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 22:50:56.11 ID:6HuqbiDl0
ヴォルデモート「学校で決闘のルールは学んでいるな? お辞儀をするのだ」

しんのすけ「お前みたいな悪党に下げる頭は持ってないゾ!」

ヴォルデモート「俺様に逆らう事は許さん! お辞儀をするのだ!」

しかし見えない手がしんのすけの頭を無理やり下げさせる。周りのデスイーターが嘲笑する。

ヴォルデモート「よろしい―――さぁ、決闘だ」

しんのすけが杖をあげる間もなく、呪いが襲う

『クルーシオ!』

「ぬわああああああああああぁぁぁあああぁ」

ケツからスイカを捻り出すような激痛がしんのすけを襲う。ケツを押えて地面を転がる。叫び声と共に気力まで激しく消耗する・・・

ヴォルデモート「さぁ、一休みだ。しんのすけ、痛かろう。もうやめて欲しいだろう?」

しんのすけは、それには答えず、ヴォルデモートを睨み付ける。

ヴォルデモート「反抗的だな・・・従順さは得と親に習わなかったのか?」

『インペリオ!』

すると、しんのすけの体から痛みが消え去った。フワフワとした幸福感。

『いやだ、と言え やめて欲しいと言うのだ・・・』

しんのすけが口を開きかけた時、あるものが目に入る・・・・セドリックの亡骸

しんのすけ「オラは言わないゾ!」

デスイーターとヴォルデモートの表情が凍りつく

ヴォルデモート「言わないだと? もう一度体に教え込むとしようか」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/22(土) 22:58:59.45 ID:Zw4Z2ZUR0
ヴォルデモート「風間くん、お辞儀をするのだ!」
152 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 23:12:42.41 ID:6HuqbiDl0
再びヴォルデモートの杖が上がる。今度は墓石の裏に飛び込み呪いをかわす

ヴォルデモート「かくれんぼじゃないんだぞ、しんのすけ。出てきて遊ぼうじゃないか・・・」

ヴォルデモートの声には、しんのすけを弄ぶ事を楽しむ響きがあった。しんのすけは決意した

戦っても、逃げても待っている運命は同じかも知れない。でも、背は向けない、運命に立ち向かおうと。
しんのすけは墓石の陰から飛び出す。

「エクスペリアームス!」

『アバダ ケダブラ!』

激突する赤と緑の光線。それは一本の眩い金色の糸となり、二つの杖を結んだ。
杖が激しく振動する。

ヴォルデモート「手を出すな! 俺様の指示を待て!」


153 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 23:19:44.80 ID:6HuqbiDl0
そして、光の糸の中央に、光の玉が現れる。それが近づくと杖は更に激しく振動する。
玉は見る見るしんのすけの方に近づいてくる。しんのすけは玉を必死に見つめ、押し返そうと念じる。
すると、玉の動きが遅くなり、ついに向きが変わる。さらにしんのすけは気力を振り絞る

しんのすけ「ファイヤーーーー!」

ヴォルデモートの杖と玉が触れる。すると・・・杖から・・・ゴーストより更に濃い、だが人間未満の影が出てくる

しんのすけ「セドリック!」

セドリック「頑張れ! 糸を切るな!」

更に、老人、魔女・・・そして赤ん坊

ハリー「オギャー!」

ヴォルデモート「何故だ・・・貴様らは俺様がころした筈!」

ヴォルデモートの声が恐怖をはらんでいる。

しんのすけ「・・・お前、こんな赤ちゃんまで・・・許さないゾ!!」

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/22(土) 23:27:52.80 ID:Zw4Z2ZUR0
ジェームズ「解せぬ」
155 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/22(土) 23:28:11.82 ID:6HuqbiDl0
更に幽体が現れる。

しんのすけ「・・・凄い美人だゾ」

リリー「何て、勇敢な子・・・」

ジェームズ「少年よ・・・君はホグワーツに帰らなければならない。私達で時間を稼ぐ。その隙にポートキーを」

セドリック「しんのすけ、僕の体を両親に届けてくれないかい?」

しんのすけ「ブ・ラジャー!」

ジェームズ「さあ、糸を切って!」

しんのすけは杖を思いっきり引っ張り、繋がりを断ち切るとセドリックの亡骸に向かって全力疾走する。

ヴォルデモート「クソ、赤子の分際で俺様の顔に張り付きおって」

しんのすけがセドリックだったものを掴む。だが、優勝杯に手が届かない。

後ろを振り返るとデスイーターが迫ってくる。


ヴォルデモート「そこまでだ、小僧!」

しんのすけ「アクシオ!」

優勝杯が引き寄せられる。そして、景色が捩れ・・・


バクマン「優勝杯を手に戻ってきたのは、野原しんのすけだ!!」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 23:30:13.69 ID:6HuqbiDl0
>>154 あれはヴォルがころした人しか出て来れないので・・・
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 23:36:19.33 ID:h1FEBA7d0
ハリー死んでんじゃん!
てかセドリックはワームテールが殺したし
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 23:40:26.90 ID:lh35cy4SO
>>151
やめてやれよ
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 23:42:10.28 ID:6HuqbiDl0
>>157 正確にはヴォルデモートの杖がころしただから・・・
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/23(日) 15:10:38.24 ID:iCy1w9e00
おう、早くオレを楽しませろよ
あくしろよ
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/23(日) 15:15:59.15 ID:iCy1w9e00
次回のダンブルドア軍団をホグワーツ防衛隊にしてください
なんでもしませんから!
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 16:08:28.08 ID:rCfi3Gsf0
風間くん「やった、しんのすけが一位だ!」

ロン「信じてたけど、信じられないや!」

ハーマイオニー「ふふっ、何なのそれ・・・でも分かるわ、私も・・・」

キャーー

そこで会場から悲鳴があがる

ダンブルドア「しんのすけや、何があったのじゃ・・・?」

しんのすけ「あいつが、ヴォルデモートが戻ってきて・・・セドリックを・・・」

ダンブルドア「もう良い、しんのすけ・・・手を離しなさい」

セドリックの両親が駆け寄ってくるのが見える、するとしんのすけは誰かにグイッと引っ張られる

ムーディ「さぁ、お前さんはこっちに来い・・・」

訳が分からず、見守って居た野原一家・・・

ひろし「しんのすけを何処に連れて行く気だよ・・・」

みさえ「あの人、とっても不気味な顔してたわ・・・」

ひまわり「お兄ちゃんがフランケンシュタインにされちゃう!」
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 18:41:56.28 ID:xKLZJVjSO
シロはどこへ行った?
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 18:50:58.89 ID:rCfi3Gsf0
北本さんの家
165 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/23(日) 20:11:08.55 ID:rCfi3Gsf0
ムーディの私室

ムーディ「どうだった?しんのすけ? 何が起きた?」

しんのすけ「優勝杯がポンキッキーで・・・」

ムーディ「それを言うなら、ポートキーだろう。」

しんのすけ「それで、オラとセドリックを連れてった・・・ヴォルデモートのとこに・・・」

ムーディ「それで、・・・復活したのか?闇の帝王は?」

しんのすけ「闇の帝王? オラ、Vシネマの帝王しか知らないゾ」

ムーディ「良いから答えろ! あの方の復活は、上手くいったのか?」

しんのすけ「失敗したゾ・・・」

ムーディ「何だと・・・」

しんのすけ「オラ、止められなかったゾ・・・」

ムーディ「・・・そういう事か、紛らわしい」

しんのすけ「・・・さっきから先生、ヴォルデモートが復活した事を喜んでいるみたいだゾ!」

ムーディ「当然だろう、これ以上喜ばしい事があるか!? あの方が復活した今、俺は最も忠実でありつづけた従者としてお傍に御使えするのだ!」

しんのすけ「お蕎麦に御使え? 何言ってるんだゾ!」
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 20:18:49.38 ID:xKLZJVjSO
右から左に受け流す
167 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/23(日) 20:27:15.15 ID:rCfi3Gsf0
ムーディ「気づかないか? ゴブレットにお前の名前を入れ、今日お前が優勝杯に触れるよう仕向けたのはこの俺だ!」

ムーディ「俺はお前にあらゆるヒントを与え、手助けをした。箒の呼び寄せ、鰓昆布、クラムに服従の呪文をかけ他の選手を迷路で襲わせた。」

ムーディ「だがお前の愚かさときたら、それら全てを台無しにしかねん所だった。」

しんのすけ「オラを墓場に連れて行くだけなら、そこらへんの物をポートキーにすれば良かったんだゾ! セドリックまで巻き込んで!」

ムーディ「そう言われれば・・・まあ、お前はそんな事考え無くていい。何せ、今からこの俺がお前を・・・」

ムーディが杖を抜く その時扉ガ勢い良く開く

バタン!

3人「しんのすけ(お兄ちゃん)!」

ムーディ「なっ・・・」

しんのすけ「ステューピファイヤー!」

一瞬の隙を突き、しんのすけの失神光線がムーディに炸裂する。

みさえ「しんちゃん、無事だったのね?」

しんのすけ「お陰で助かったゾ、でもどうしてここに?」

ひろし「あとを追っかけて来たのさ、途中見失ったけど、声が聞こえて」

しんのすけ「大切なものは見失わないでよね!」

ひまわり「お兄ちゃん! 間に合って良かった!」
168 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/23(日) 20:46:23.80 ID:rCfi3Gsf0
みさえ「しんちゃん、それでこの人は?」

しんのすけ「オラの先生何だけど、悪い奴だったみたい」

ひろし「お前、あちこちボロボロじゃないか・・・」

ひまわり「痛いの痛いの、飛んでけ〜」

しんのすけ「おまたの毛〜、ありがと、ひま」

みさえ「医務室とか無いの? 早く手当てして貰いましょう!」

その時、更にムーディの部屋に三人の大人が入ってくる。スネイプ、マクゴナガル、そして

ダンブルドア「じゃが、その前に今日起きた出来事を確認せねば」

ひろし「そんな! しんのすけはもう限界だ、休ませてやってくれよ!」

ダンブルドア「真の休息は事実を受け入れてこそ訪れる、それにこの子は、一人前の男ですら凌ぐ勇気を見せて来た。」

しんのすけ「いやぁ〜 それほどでも〜///」

みさえ「・・・褒められてるわね・・・」

ダンブルドア「ご家族が、彼を労わり心配する気持ちは最もじゃ。だが、この子の強さを信じて、ワシとしんのすけに話をさせて欲しい。」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/23(日) 21:12:13.80 ID:iCy1w9e00
五歳から飼い始めて10年近く経つのにまだ生きてるのか(困惑)
シロはワームテイルに違いない(錯乱)
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/23(日) 21:15:59.31 ID:iCy1w9e00
スレ主の中ではこのSSでの秋田と熊本のじいちゃんは生きてる?
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/23(日) 21:19:36.13 ID:p72GsECfo
親戚んちの犬は14年経ってもまだ生きてるみたいだし生きてる可能性もある
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 21:21:16.01 ID:3Vb3tdJUo
小型犬なら十年以上生きるのもよくある
173 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/23(日) 21:26:39.97 ID:rCfi3Gsf0
>>170 生きてるってことで
174 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/23(日) 22:16:56.41 ID:rCfi3Gsf0
そしてしんのすけは、墓場での出来事を説明した。
ひろし達にも分かる用に、ダンブルドアが補足をする。
途中、何度か言葉につまりるが、肩に添えられた両親の手がしんのすけに話し切る力を与えた。

ひろし「それじゃ、例のなんとかって言う奴の被害者が生き返ったのか?」

ダンブルドア「如何なる呪文を持ってしても、死者を呼び戻す事は出来ん。」

しんのすけ「そんな事出来るわけないゾ! これだから素人は困るゾ・・・」

ダンブルドア「しんのすけ、良く話してくれたの。今度こそ医務室に行こうぞ。きっと友達も心配してまっとる。」

みさえ「ホントに良く頑張ったわ、でもこんな危険な学校だったなんて・・・貴方、来年は・・・」

ひろし「それは、俺達じゃなくて、しんのすけが決める事だ。」

しんのすけ「オラ、来年もホグワーツで遊びたいゾ!」

マクゴナガル先生とダンブルドア先生の顔が綻ぶ

マクゴナガル「遊びにじゃなくて、勉強しに来て欲しいものです。」


みさえ「・・・なら、ママとのお約束条項に一つ追加よ、何があっても無事でいる事!」

しんのすけ「男と男のお約束だゾ!」

みさえ「あたしは女だ!」

しんのすけ「おお、コッテリ忘れてたゾ・・・」
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 22:48:04.58 ID:DaWYv9E10
やっと追いついた、面白い
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 23:08:10.87 ID:DzDOWk6C0
6巻の話でひまわりもホグワーツに入学するんかな?
177 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/23(日) 23:39:55.45 ID:rCfi3Gsf0
医務室に着くと・・・しんのすけの友達、ウィーズリー夫妻が待っていた

ハーマイオニー「一体何があったの? とっても心配したんだから!」ギュッ

ダンブルドア「みんな、気になるじゃろうが・・・今日は質問してはいかん。」

ダンブルドア「ミス・グレンジャー そろそろ放さんと、しんのすけが窒息寸前じゃ」

ひろし「やっぱり俺に似てモテるなぁ! しんのすけは」

ひまわり「お義姉さんって呼べば良い?」

ハーマイオニー「いや、だから違うって///・・・って人の話を聞きなさい!」

ひまわり「クロ! お手!」

しんのすけ「違うゾ、その犬はオシリスって言うんだゾ!」

シリウス「いや、だからシリウスだワン!」

ひまわり「犬が人に変身した!」

シリウス「いや、寧ろ人が犬に変身していたのだがね・・・だが最近は、私も犬が本当の姿のように・・・」

モリー「脱獄囚のシリウス・ブラック!」

ロン「ママ、本当は無罪だったのさ!」

スネイプ「どういう事ですかな? 校長?」
178 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/23(日) 23:53:05.31 ID:rCfi3Gsf0
ダンブルドアはシリウスが無実であると説明した。

ダンブルドア「さて、仲間に対する疑念が晴れたようじゃし、すぐに我々は行動せねばならん」

ダンブルドア「シリウス、君は昔の仲間に連絡を取ってくれるかね?」

シリウス「かしこまりましたワン!」

シリウスは犬に変身すると出口に向かう

ひまわり「バイバイ、クロ!」

シリウスはそれに尻尾で応え医務室を出て行った。

ダンブルドア「アーサー、モリー、お二人を頼りにしてもいいかの?」

モリー「もちのロンですわ!」

ダンブルドア「そして、セブルス・・・君に何を頼まねばならんか、もしやってくれるのなら・・・」

スネイプ「大丈夫です」

スネイプがさっと立ち去ると入れ違いに大臣が入ってくる。青ざめたマクゴナガル先生も・・・
179 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/24(月) 00:01:22.57 ID:u1cL0lpE0
ダンブルドア「どうしたのじゃ、マクゴナガル先生?」

マクゴナガル「大臣が、クラウチに・・・ディメンターのキスを執行しました!」

ファッジ「あの人が復活したとか、戯言しか言わない罪人だ。別にかまわないだろう!」

しんのすけ「ただ事じゃないゾ! ヴォルデモートは復活したんだゾ!」

ファッジ「ここにも法螺吹きが一人・・・」

みさえ「なんですって!」

ダンブルドア「しんのすけは嘘をついておらんよ。」

ファッジ「まさか、ダンブルドア、貴方もあの人の復活を信じると? 馬鹿馬鹿しい」

ファッジは踵を返すが、思い出したように、しんのすけのベッドに近づく。

ファッジ「ほれ、君の優勝賞金だ。これで幻覚と妄想障害の治療でもすると良い!」

ファッジはしんのすけのベッドに乱暴に賞金を置くと、今度こそ帰っていった

しんのすけ「まったく失礼しちゃうゾ!」
180 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/24(月) 00:10:58.70 ID:u1cL0lpE0
翌朝

しんのすけ「オラ、この賞金、セドリックのご両親に渡すゾ」

ひろし(それがあればローンが・・・いや、俺が昇進して返してみせるさ!)

ひろし「しんのすけ、お前のしたいようにすればいいさ。」

みさえ「・・・本当に立派に成ったわね・・・しんのすけ・・・」

しんのすけ「いや、父ちゃんと比べるとマダマダだゾ」

みさえ「何の話をしとるんじゃ!」

みさえ「それじゃ、私達はウィーズリーさん達と帰るわね・・・」
181 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/24(月) 00:22:07.41 ID:u1cL0lpE0
廊下

しんのすけ「ディーゴリさん!」

エイモス「君は・・・息子から話は聞いてるよ・・・」

しんのすけ「・・・これ、受け取って欲しいゾ!」つ賞金

ディゴリー夫人「いいえ、それは貴方のものです。受け取れません。」

エイモス「実は、私達の方から君を探そうと思っておったんだよ・・・」

しんのすけ「え? なんでオラを?」

夫人「貴方はセドと随分仲良くしてくれてたって、昨日試合の前にセドに聞いてね。」

エイモス「生真面目な息子が、凄く楽しそうに君の事を話してくれたよ・・・しんのすけ君、ありがとう。」

しんのすけ「・・・オラ、急用を思い出したゾ!」
 
昨日の夜から、ずっと堪えて来た涙がこみ上げるのを感じ、しんのすけは、その場から走り去った
182 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/24(月) 00:46:54.49 ID:u1cL0lpE0
それからの時間はあっという間に流れた。

セドリックの追悼集会、ボーバトン、ダームストラング両校の生徒達との別れ・・・



汽車

風間くん「これから、どうなっちゃうのかな・・・魔法界」

フレッド「もう少し、俺達に事業資金があれば、魔法界をウンと言わせる商品を発明できるのになぁ」

しんのすけ「チキンがあれば発明が出来るの?」

風間くん「チキンじゃなくて、資金だよ お金」

ハーマイオニー「どうだか・・・お二人さんは、くだらない発明以外の事に頭を使ったら?」

ジョージ「くだらないとは、お言葉だな。ハーマイオニー」
183 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/24(月) 00:49:50.52 ID:u1cL0lpE0

フレッド「断言する、君達は来年度O・W・Lだ、我々にずる休みスナックボックスを恵んでくれと泣きつくであろう!」

ロン「それって?」

ジョージ「食うと気分が悪くなるお菓子と、それを治すお菓子のセットさ!」

フレッド「熱をワザと出して、医務室行きになった所で、即回復って所さ!」

しんのすけ「ほうほう。それは良いですな! じゃ、これで作って!」

ハーマイオニー「それって、賞金・・・?」

フレッド「気は確かか? ファッジが気が狂ってるって言ったのは本当だったのか?」

しんのすけ「オラは正気だゾ! これ、カナリア・クリームのお代!」

ジョージ「俺達はそんなボッタクリじゃないぞ! それに君のお陰でカナリア・クリームはバカ売れ、それで十分さ!」
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/24(月) 01:08:23.66 ID:PWxQe5uSO
ミッチーとヨシりんも元気かな?
185 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg :2017/07/24(月) 01:09:19.98 ID:u1cL0lpE0
しんのすけ「どうしても、受け取らないなら・・・オラ呪いをかけるゾ!」

風間くん「どんな呪いだよ・・・」

しんのすけ「どうしてもお金を受け取りたくなる呪いだゾ!」

ロン「それ、呪いっていうのかなぁ・・・」

頑として譲らないしんのすけに、ついに双子が折れる。

フレッド「分かったよ、ありがとう。しんのすけ!」

ジョージ「また、お前の役に立つような物を作るからな!」


汽車を降りると、3人が待っていた

魔法が使えない筈の、その3人の姿は、どんな魔法よりもしんのすけを勇気付けるのだった


                         完       

186 :クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg [sage]:2017/07/24(月) 01:10:52.04 ID:u1cL0lpE0
長い事、お付き合いありがとうございました!

不死鳥の騎士団については、最初の方だけ書いてしばらく間あいちゃうかも知れません。
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/24(月) 01:29:52.62 ID:hHaN4uRlo
しんちゃん、ハグリットに言われるまでもなく来るものは来ることを受け入れてるな
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/24(月) 01:30:56.60 ID:n0PTW7pEo


相変わらずのクレしん節だった
間が空くなら書きためしてからスレ立てしてもいいと思うよ
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/24(月) 02:15:15.62 ID:VVk5lAOm0


セドリックがこうなった以上オシリスもヤバいんかなぁ・・・
しんのすけよりひまわりの方が精神的にキツそうだけど
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