[安価]勇者「ダークファンタジー」魔王「まともなことのなんとつまらないことか」

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226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/30(水) 22:11:11.83 ID:nJbALyOXO
広い空間が見えた

その空間はすり鉢状であり、漏斗のように部屋全体が中央に向かって傾斜となり、その中央には穴が開いている

まるで何かが穴に流れるように"設計"されて作られたかのように


天上、壁、床全てが今までの洞窟内と違い、ツルツルで何かの粘液に塗れていた


勇者(怪しい…)

魔王「入らないの?」

@その空間に足を踏み入れる
A素材探知機を使う
B勇者「魔王様、お先にどうぞ」
C自由安価

>>227
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 22:18:19.34 ID:HBWIzo0OO
4
勇者「魔王……(じっと見つめる)、ゴー」
穴に突き落とす
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/30(水) 22:23:20.28 ID:nJbALyOXO
勇者「魔王……」

魔王の瞳をじっと見つめる


魔王「え、な、何…?///」


勇者「ゴー」ドン


魔王を突き飛ばす

>>229
コンマ50以下
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 22:31:24.34 ID:IAywTS090
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/30(水) 22:38:24.01 ID:nJbALyOXO
魔王「わったったった」


ジュー


魔王「わわわ、何だこれ!」

勇者「どんな感じだ?」

魔王「どんな感じ?じゃない!」

@そのまま滑って穴に落ちる魔王
A逃げ帰ってくる魔王
B自由安価

>>231
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 23:02:36.20 ID:Kvop1ZxOo
2
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/30(水) 23:39:32.17 ID:nJbALyOXO
魔王「ひー、ひー」

勇者「お疲れ様」

魔王「ふざけるな!溶かされるとこだった!」

勇者「お前ならちょっとやそっとじゃ解けないだろ?」

魔王「そういう問題じゃないよ!」

勇者「で、何だったんだ?」

魔王「あの部屋は…胃袋だよ」

勇者「は?」

魔王「獲物を溶かしてドロドロの流動体にしてしまってからあの穴に入れるようになっている。私じゃなかったら溶けていたね」

勇者「…まさか、この洞窟そのものが生き物だっていうのか?」

魔王「さあ?少なくとも魔物ではないみたいだけど」

@素材探知機を使う
Aバリアを張って部屋の中へ、中央の穴を覗く
B前の分岐路に戻る
C自由安価

>>233
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/30(水) 23:44:01.08 ID:HBWIzo0OO
3
分岐してる以上各種ルートは確かめねば
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/31(木) 00:07:09.83 ID:LYvC+NdbO
今日はここまで
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 21:51:50.96 ID:wTAXLLznO
@前の分岐路に戻る間に何かある
A何も無く

>>236
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/03(日) 22:50:47.10 ID:tkJIUCSiO
2
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 22:55:39.08 ID:O5QKIhj3O
前の分岐路

@もう一つの道(左)に行く
A更に前の三叉路に戻る

>>238
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 23:19:03.14 ID:DoKocT8qo
@
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/03(日) 23:33:40.65 ID:O5QKIhj3O
勇者「…」

魔王「行き止まりだね」

勇者「…」

魔王「クスクス、ざぁんねんだったねえ?」

@勇者「ま、まあそんなこともあるさ…戻るぞ」
A勇者「ふ、こんなところにこそ隠し通路があるんだよ」
B素材探知機を使う
C勇者「魔王、そこの壁に手をついてみ?」
D自由安価

>>240
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 23:38:04.66 ID:4yXnFbyWo
2
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 00:00:34.91 ID:cixETVMQO
勇者「ふ、こんなところにこそ隠し通路があるんだよ」

魔王「へぇ?」

勇者「まあみてなって」


コンマ安価20以下もしくはゾロ目

>>242

今日はここまで
せっかくの休日なのにぜんぜん書けなくてすまん
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 00:02:04.85 ID:RWS7cRDto
おつ
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 21:38:22.50 ID:t3PdnY96O
勇者「さて、隠し扉や通路は…」コンコン


壁に耳をあて、耳をあてながらノックする

空洞があるならその反響音で分かるはずだ。もちろん実践なんて何も無いにわか知識だが


グバァ


勇者「え」


ガブゥッ



壁の一部が剥がれ、勇者に食らい付いた


一瞬


何も考える間もなく、勇者は一瞬で食われてしまった
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 21:50:26.61 ID:t3PdnY96O
魔王「…これは」


勇者が飲まれてすぐ、"それ"は再び壁に消えた


魔王「…そうか、この洞窟そのものが…」

魔王「ふ、私の第一…いや、第二の僕には相応しいね」


魔王「もちろん第一は君だよ。勇者」



魔王の目の前で、壁から勇者だった肉が浮き出し、魔物へと姿を変える


魔王「さあ、行こうか。私の麗しい僕」

元勇者「はい、魔王様」


BAD END
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 21:52:25.83 ID:t3PdnY96O
continue?

@>>232
A>>237
B>>239

>>246
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 21:54:39.09 ID:RWS7cRDto
2
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 21:58:04.95 ID:t3PdnY96O
前の分岐路

@もう一つの道(左)に行く
A更に前の三叉路に戻る

>>248
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 21:59:35.97 ID:RWS7cRDto
1
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 22:05:25.97 ID:t3PdnY96O
勇者「…」

魔王「行き止まりだね」

勇者「…」

魔王「クスクス、ざぁんねんだったねえ?」

@勇者「ま、まあそんなこともあるさ…戻るぞ」
A勇者「ふ、こんなところにこそ隠し通路があるんだよ」
B素材探知機を使う
C勇者「魔王、そこの壁に手をついてみ?」
D自由安価

>>250
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 22:07:53.95 ID:+d4cX2U3o
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 22:19:04.19 ID:t3PdnY96O
勇者「ま、まあそんなこともあるさ…戻るぞ」

魔王「おやおやぁ?あっさり引き下がっちゃうのかなぁ?」

勇者「うるせえ、黙って付いて来い」

魔王「くっくっく、『そんなこともある』ねえ」

勇者「…」

@前の三叉路に戻る前に何かある
A何も無く

>>252
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 22:23:04.07 ID:lBIpK3bf0
1
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/04(月) 23:20:58.52 ID:t3PdnY96O
モンスターが現れた!

@逃げる
A戦う
B素材探知機を向ける

>>254
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 23:24:16.98 ID:7jfHXIr7O
3
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/05(火) 22:59:36.32 ID:FX3TQSkLO
岩石狼が現れた

全身が岩で構成され、その牙と爪は普通に取れる鉄より遥かに硬い金属、その目は宝石になる


魔王「綺麗。ねえねえ、私あれほしい」

勇者「アクセサリをねだる女か」

魔王「いいじゃんいいじゃん、さあ、あれの目を刳り貫いてよ」

勇者「まあ、襲い掛かってくるなら切り払うけどな!」

@"力"を使って武器を創造する
A魔法攻撃
B自由安価

>>256
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:03:22.29 ID:ZBUwSBg+0
1
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:06:05.36 ID:8QpR5G1Xo
1
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/05(火) 23:08:18.07 ID:FX3TQSkLO
@剣
A触手の鞭
Bハンマー
C自由安価

>>259
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:10:26.31 ID:8QpR5G1Xo
4
粘着捕獲網
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/05(火) 23:43:28.20 ID:FX3TQSkLO
粘着性の捕獲網を作り上げる

勇者「さあ捕まえてやるぜ!」

魔王「おお、頼もしいね」


岩石狼「ヴァォウ!!」ゴンッ


石で石を強く叩く音と火花を散らせて岩石狼が飛び掛ってくる

@避けて後ろから網を被せる
A避けずに網を構えて待つ
B自由安価

>>261
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:44:52.30 ID:8PrmRobuO
2
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 00:10:35.53 ID:RZ8oUOLpO
コンマ安価90以下
>>263

また今日も少なくてすまん、今日はこれだけ
明日は頑張りたい
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 00:21:15.62 ID:GV5xU8QDO
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 21:42:11.99 ID:DMS/7UtEO
勇者「こいっ」

岩石狼「ヴァオウ!」ゴンッ


バッ


まっすぐに突進してきた岩石狼を捕まえて閉じ込める



魔王「ナイス!さあ、早くその目玉を抉り取って」

@目玉を刳りぬく
Aその前に止めを指す
B素材探知機を向ける
C自由安価

>>265
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 21:43:15.02 ID:luF7xn1go
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23:13:52.69 ID:DMS/7UtEO
勇者「じゃあトドメだ!」


大剣を創造し、岩石狼を真っ二つにした


―ドクン―


大剣が、そして勇者の右手の刻印が脈動したような気がした


魔王「さーてと」チャキン


岩石狼の右目を刳りぬく魔王

それは眼孔から取り出すと同時に丸いルビーとなった
血のように真っ赤な赤いルビーに


魔王「〜♪」

鼻歌を歌いながらそれをネックレスにして首から下げる魔王


魔王「似合う?」

@勇者「ああ、似合う」
A勇者「プッ」
B勇者「目玉だぞ?趣味悪いわ」
C勇者「自由安価」

>>267
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 23:31:00.19 ID:Ms01qE3Do
@
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23:42:13.03 ID:DMS/7UtEO
勇者「ああ、似合う」

魔王「ふふ、そうか、似合うか…ふふふ」


何故かすごく嬉しそうに笑う魔王


勇者(こうしていると普通の女の子のようだな)

@頭を撫でる
A勇者(いやまて、こいつはどんな見た目でも魔王なんだ…俺の仲間を惨殺した憎むべき敵なんだ)
B自由安価

>>269
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 23:49:41.02 ID:/WJFd/lf0
3
まあ割とどうでもいいことだ(塩対応
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/06(水) 23:58:48.67 ID:DMS/7UtEO
勇者「まあ割とどうでもいいことだ」

魔王「私にとってはどうでもよくないんだよ。これでも女の子なんだからね」

勇者「女の"子"?お前、前の世界で何百年支配していたと」

魔王「何のことかなー」


「ンガア、クトゥン、ユフ」


勇者「え?」

魔王「…」

勇者「聞こえたよな?人の声」

魔王「そうだね」


@声のしたほうへ行く
A行かない

>>271

今日はここまで
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 00:09:20.11 ID:u3EdkuqNo
1
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 14:34:45.30 ID:QHbv3UPhO
そこは先ほどの部屋だった

壁や床を酸が満たし、すり鉢状になって真ん中に穴が開いている"胃袋"の部屋

その穴から声が聞こえる


「んがぁ、くとぅん、ゆふ」「んがぁ、くとぅん、ゆふ」「もっと…たべ、たい」


聞いたことの無い単語に混ざって理解できる言葉も聞こえる

だが何より気になるのは


グチャグチャ、バキ、ズチュ、という音


それらは全て穴の中から聞こえる


@勇者「魔王、見てきて」
Aバリアを張って部屋の中へ、中央の穴を覗く
B勇者「誰か聞こえるかー?」
C自由安価

>>273
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 14:39:00.14 ID:JTNVlUgSo
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 15:59:43.55 ID:QHbv3UPhO
バリアを張って部屋の中央を覗き込む


勇者「ぅ…」

魔王「ふふ、これは中々にすごいね」


それは正に地獄の饗宴


人間が人間を食っていた

それも双方生きたまま双方の肉を食いちぎり、引きちぎって口に入れ

どう見ても死んでいるようにしか見えないほど肉が無くなった骸骨ですら骨を動かし、必死で食らいついている


そして誰もが「もっと食べたい」と口にしている

それと同時に「んがぁ、くとぅん、ゆふ」という謎の言葉が聞こえてくる


「この下に宝があるぞ」

「来い」「来い」「来い」「来い」


誰かの誘う声が聞こえる


魔王「もちろん、行くよね?」

@勇者「やけに積極的だな?」
A勇者「もちろんだ」
B勇者「宝があるかどうかは見極めないとな」素材探知機を穴の中に向ける
C自由安価

>>275
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 16:10:28.78 ID:rX6u5z7hO
4
魔王、呼ばれてるぞ。行ってこい行ってこい
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 16:47:14.26 ID:QHbv3UPhO
勇者「魔王、呼ばれてるぞ。行ってこい行ってこい」

魔王「ええ、私が?」

勇者「大丈夫だいじょうぶ、お前なら死なないし」

魔王「えー」ジトー

@勇者「今夜一緒に寝てやるから」
A勇者「言うこと一つ聞いてやるから」
B勇者「いいから早く行ってこい」
C勇者「自由安価」

>>277
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 17:11:22.33 ID:xdJ5JOIsO
4
ん?ああ下の人間っぽいのなら気にするな。あれはもう人間じゃない
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 17:56:01.89 ID:MBrqXtPtO
勇者「ん?ああ下の人間っぽいのなら気にするな。あれはもう人間じゃない」

魔王「なら殺戮オッケー!?」

勇者「もちろん!」

魔王「ひやっはー!」


魔王が穴の中にジャンプしていく


「もつと、食べたい」「もつと、食べたい」「もつと、食べたい」


暴食の亡者達が魔王に襲いかかる

彼らは確かにもう人間ではないのだろう。
魔王は今戦闘モードだ、幹部クラスの魔物でも本能で逃げ出すレベルの覇気を出している

いくら魔王自身は遊びとはいえ人間が襲いかかるわけがない


魔王「今に空腹も感じなくなるよ!」


魔王が腰を捻ると尻尾が亡者達を撥ね飛ばす

魔王の手が巨大な鉤爪を持つ怪物の手になり、一振りで亡者を細切れにする


亡者は頭だけになっても「もっと食べたい」と繰り返し、手も足もどれだけ細切れにされても蠢いている


魔王「終わったよー、君も降りてきて」

@降りる
A勇者「何かあるか?」
B勇者「自由安価」

>>279
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 17:56:39.82 ID:P5Xfkix1o
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 18:07:19.22 ID:MBrqXtPtO
勇者「何かあるか?」

魔王「像」

勇者「は?」

魔王「何かの像があるよ。私の見立てではあれがこの洞窟の心臓だね」

魔王「この洞窟に満ちている魔力、仕掛け、そしてさっきの饗宴。全てあれのせいだ」

魔王「あれを壊すのは勇者の役目だね、もしくは邪悪な奴等にあれを売り渡しても面白いことになりそうだね」


魔王「どっちにしても降りてきてよ」

@降りる
A自由安価

>> 281
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 18:09:50.72 ID:Gd67a4/L0
新たな厄を抱え込みそうだけど
1
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/08(金) 22:44:21.59 ID:KF9z0DIGO
降りる

"それ"を見ると同時に強烈な空腹感、いや、「もっと、食いたい」という強迫観念が本能の底から呼び起こされる

壁が、這う虫が、魔王が、自らの体さえもが食糧に見えて仕方がない

だが、右腕が脈動し、正気に戻った
右腕の刻印はいつもより広がり、魔王はにやにやしていた

勇者「魔王…」

魔王「そのまま腕にかぶりつくかと思ったよ」ニヤニヤ

勇者「へー、へー」


再びその像を見たが今度は暴食の強迫観念は出なかった

しかし、その像は代わりに果てしない嫌悪感を与えてくる

ヒキガエルに似た醜くおぞましい、醜悪な顔付き
蝙蝠のようなでかい耳
どうみても石に似た材質で出来ているにも関わらずブヨブヨに見える出っ腹
凶悪な鉤爪と体を支える短い脚

とことん人の嫌悪感を引き立てる、その為だけに作られた像のように見えながらその効果は確かにあると先程身を以て知った


そして、その像を見たとから右腕の刻印が強く脈動し、意志が頭に流れてきた

その意思は「口を貸せ」と言っているようだった
しかし、その意思の力はとても弱く、簡単に跳ねられそうだ

@口を貸す
A"意思"の言う言葉を聞き、自分の口で代弁する
B突っぱねる

>>283
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/08(金) 22:49:46.07 ID:TUY4y5I70
3
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 00:16:38.77 ID:0FryHfTUO
もっと早く帰ってこれたら続き書くつもりだったんだが無理だったすまぬ
なのでまた明日
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 00:17:55.14 ID:k8VxdSci0
乙乙
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 03:10:36.80 ID:Zl5Z81r00
クトゥルフもの好きやで
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 11:18:24.76 ID:L3JxQhhoO
>>286
元ネタ分かる人がいて嬉しい
クトゥルフ好きにも幻滅させないよう頑張る

続ける
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 11:57:32.82 ID:L3JxQhhoO
意思を突っぱねた

しかし、意思の言葉は頭に流れてくる


「まだ食い足りぬか、まだ満たされるぬか、怠惰なる暴食の神、醜きヒキガエルよ」

「遥けきサイクラノーシュから食指を伸ばし、ただただ信者が与える贄を待つ」

「あの喜ばしき世界改変の後の混沌たりしこの世界にありて尚、怠ける貴様に価値は無い」

「食指を全て潰し、餌の供給を断ってくれよう」


今度は勇者の本能に働きかけるほどの強い"意思"が流れ込んでいる

それはどうしても逆らえない意思、もはや自分のものかのような意思

怒りでもなく、正義感でもなく、恨みでもなく、ただただ純粋な"破壊衝動"


そのおぞましき像を破壊したいという衝動
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 12:30:48.63 ID:lQbeq9PfO
強烈な悪臭がする。なんとも形容しがたくおぞましい、胃液を丸ごと吐いてしまいそうな程の酷い臭い

邪神像から、先ほど魔王がバラバラにした死体から、黒くドロドロとした水のようなものが出てくる

そして勇者の目の前に大きなスライムのようになって立ちはだかる


『悪あがきか、無駄なことを』
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 14:08:28.06 ID:N6zyRwm6O


ボス戦
無定形の落とし子


強い悪臭を放つヘドロのような黒い化け物
半液状の体は常に波打ち、形を変える

※ボス戦は基本自由安価でも逃げることは不可
台詞安価で話し合いは出来るが、今回の相手に言葉は通じない
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 14:09:47.15 ID:N6zyRwm6O
勇者の右腕の刻印が脈動し、"意志"が許可を求めてくる

『両腕を貸してやろう。魔力を供給しろ』と

@両腕
A今まで通り片腕で充分
B他の部分を貸せ(右足、尻尾、羽等一部分を自由安価)

>>292
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 14:11:54.36 ID:qS4MEhHzo
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 14:14:37.69 ID:N6zyRwm6O
意思を突っぱね、右腕を変化させる

刻印が指の先から肩まで広がり、膨れ上がり、腕が脈打ちながら形を変える

右腕を何に変化させるか
>>294
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 14:46:39.71 ID:XFcl85Fyo
大砲
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 15:10:36.06 ID:N6zyRwm6O
巨大な砲身を持つ大砲へと右腕を変化させる


頭の中に異世界の知識が流れ込んでくる

自分の知らない世界、自分の知らない時代

魔物のいない世界、人間同士の争い
世代を越える毒を撒き散らす恐ろしい爆弾
大陸さえ越える長距離ミサイル
きのこ雲
爆風
一瞬で消える命と大地

違う、そんな大きな力は持ってはいけない


勇者「吹っ飛ばしてやるよ!」


@鋼鉄の弾を打ち出す
A自らの腕の一部を弾として発射(遠隔操作が出来る)
B攻撃魔法を弾として(炎系、電気系など属性をつけてもよい)
C自由安価

>>296
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 15:31:19.08 ID:qOaKwZw1O
3 氷、冷却
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 15:41:53.41 ID:N6zyRwm6O
単純な冷却魔法を弾として打ち出す

綺麗な氷の塊は空気を冷却しながら飛んで行く

コンマ安価30以下&ゾロ目
ゾロ目と09以下でクリティカル、95以上でファンブル
狙う場所(足元や体のど真ん中等)を指定することも可

>>298
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 15:45:42.87 ID:k8VxdSci0
体のど真ん中
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 15:58:56.22 ID:N6zyRwm6O
勇者「ちっ!」

落とし子は思った以上に素早く、簡単に避けられてしまう

流動体の体がうねり、勇者を突き刺そうと尖った先を突き出してくる

一瞬の判断をする時間しかない。詠唱省略しても魔法を放つ余裕はない

@右腕でガード
A左腕でガード
B一か八か冷却魔法を詠唱省略して放つ
C自由安価

>>300
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/09(土) 16:03:08.32 ID:kVPHh0mk0
3
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 16:45:56.36 ID:lQbeq9PfO
コンマ10以下&ゾロ目
>>302
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 16:47:50.82 ID:lWKKWwd9O
無理っすね
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 17:34:19.78 ID:Zl5Z81r00
強いなあ
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 17:44:17.83 ID:dAv4SHNSO
>>1です
今は少し書けない状況
といってもそんな何時間もかからないけど

ボス戦含め戦闘はコンマ安価のみで決まる運ゲーにする気はあまりありません
コンマの難易度は行動安価で変動し、安価次第ではコンマ判定無しに成功になります
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 18:15:13.59 ID:ghkL4wLTo
行動安価で緩和選択肢あったところで
のちのちまともじゃない展開になるの見えてると選ばれないよね
ただでさえすでに魔王やら右腕やら厄ネタ抱えてるのに選ぶやつはいない
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 18:43:24.30 ID:Kqo2H45VO
冷却魔法を放とうとしたがそれが形を成す前に落とし子が体を貫いた

すぐに放れ、回復魔法を使おうとしたがもう遅かった


体が動かない

傷口から落とし子が入り込んでくる。自分の体を見ると血管がドス黒くなって浮き出ている


まるで黒い水が血液の変わりに流れているかのように


勇者「が…あ…く…そ…ゆ…が…」


勇者「うが…くとぅん、ゆ……ふ…」



『ここまでか…また幽閉されるのか』
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 18:51:45.93 ID:YBXsyuhNO
魔王「…勇者…」

勇者「うが…くとぅん、ゆふ…もっと、食べ…たい」

魔王「勇者の口を…勝手に、使うな」ビキ、ビキビキビキ


勇者「もっと…食べ、た…」

魔王「黙れ!」グチャァ


勇者の腹に大きく開いた穴に手を突っ込む魔王


魔王「その体は、私の所有物だ」


傷口から入り込んだ落とし子を引きずり出し、自らの口を大きく開け、放り込む

魔王「そして君も、私の糧になるがいい」


魔王の体に黒い水が流れる。だが魔王はそれを完全にコントロールし、逆に力とする


魔王「旧支配者へのリンク…利用させてもらうよ。此度の魔王軍は邪神の力をも取り込んだ魔物群となるだろう」

魔王「さて、いくよ。勇者」


元勇者「はい、魔王様」


BAD END
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 18:54:59.69 ID:YBXsyuhNO
continue

@>>291
A>>293
B>>295
C>>299

>>309

ちなみにコンティニュー先が既に詰みポイントになっていることはありません
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 18:59:20.56 ID:ghkL4wLTo
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 19:00:01.32 ID:YBXsyuhNO
巨大な砲身を持つ大砲へと右腕を変化させる


頭の中に異世界の知識が流れ込んでくる

自分の知らない世界、自分の知らない時代

魔物のいない世界、人間同士の争い
世代を越える毒を撒き散らす恐ろしい爆弾
大陸さえ越える長距離ミサイル
きのこ雲
爆風
一瞬で消える命と大地

違う、そんな大きな力は持ってはいけない


勇者「吹っ飛ばしてやるよ!」


@鋼鉄の弾を打ち出す
A自らの腕の一部を弾として発射(遠隔操作が出来る)
B攻撃魔法を弾として(炎系、電気系など属性をつけてもよい)
C自由安価

>>311
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 19:11:21.05 ID:Y6Ix4dWZO
1
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 21:51:25.34 ID:NmtcE0Q1O
鋼鉄を超える硬度の弾を発射する

@:大きな弾
A:途中で分散する散弾
B:着弾するとともに魔法を放つ(魔法の属性を自由安価)
C:自由安価

>>313
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 21:56:11.37 ID:Y6Ix4dWZO
2
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 21:58:05.25 ID:BKhOa13Jo
大きな連射弾
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 22:01:05.00 ID:NmtcE0Q1O
コンマ50以下&ゾロ目
09以下でクリティカル95以上でファンブル

>>316
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 22:11:55.40 ID:k8VxdSci0
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 22:19:59.19 ID:NmtcE0Q1O
弾が途中で分散し、落とし子の体に無数に穴が開く


勇者に向かって突進してきた落とし子は地面に落ち、打ち上げられた魚のようにビタン、ビタンと撥ねている


魔王「わお」

@詠唱有りの永劫凍結魔法で凍らせる
A勇者「ふ、楽勝だぜ」
B右腕を使ってトドメをさす
C自由安価

>>318
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 22:26:54.66 ID:ghkL4wLTo
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 23:09:02.78 ID:NmtcE0Q1O
勇者≪原初の創世より終末の終焉へ≫


落とし子がピクピクと蠢き、散乱した自らの破片が中央へ集まる


≪刻として無し、空間すらも凍りつく≫


やがて落とし子は再び元の姿を取り戻せんとす


≪終わり見果てぬ永劫を、死すら届かぬ永劫を≫

≪最果ての彼方まで解けぬ氷塊と成り果てよ!≫


落とし子が今度は体を細めて槍のようになって飛び掛ってくる


≪永劫凍結!≫
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 23:19:49.22 ID:NmtcE0Q1O
ビキバキバキ


落とし子が空間ごと凍りつく

それはどんな熱でも、どんな物理攻撃でも壊れることも解けることもない永劫に続く氷


バキャァッ


勇者「なっ!?」


右腕が勝手に動き、その氷をいとも簡単に破壊した

しかしもう落とし子は生きていない。黒い氷の破片となっていた


右腕が二つに裂け、その真ん中はぽっかりと穴が開いている。まるで細長い口だ


パクンッ


@:単純に魔力が上がる+"右腕"がアップグレード
A:@+特殊能力ゲット(デメリット有り)

>>321
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 23:28:26.63 ID:Y6Ix4dWZO
1
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 23:37:31.96 ID:NmtcE0Q1O
勇者の最大魔力と魔法一発一発の威力が大幅に上がった

勇者の左手の甲にも刻印が出現した。右腕だけでなく左腕も自由に変化させて使えるようになった


勇者「さて、残るはあの偶像だけか」

どうやらあれ自体は動くこともなく、壊すだけで効果は失せそうだ


@壊す
A"腕"が壊して食う
B素材探知機を向ける

>>323
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 23:38:56.79 ID:ghkL4wLTo
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/09(土) 23:38:58.31 ID:79dLsZ/Fo
3
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/09(土) 23:45:30.33 ID:NmtcE0Q1O
破壊した

偶像はいとも簡単に壊れ、暴食の強迫観念も嫌悪感すらも一切が消えた


魔王「この洞窟に満ちている異常な魔力が消え去ったよ」

魔王「これでミッションコンプリートだね、よくやった偉い偉い」

勇者「や め ろ」


魔王が悪戯な笑みを浮かべて頭を撫でてこようとするので手を払いのける

壊した偶像の破片は
@放置
A全部持ってく(一切の異常性は失せているためノーリスク)
B素材探知機を向ける

>>326
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名前: E-mail(省略可)

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