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[安価]勇者「ダークファンタジー」魔王「まともなことのなんとつまらないことか」
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356 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 16:43:21.16 ID:cHIHuuupO
外
魔王「長い間いた気がするけどまだ明るいね」
勇者「ああ、これなら夜までに町に着きそうだな」
@町に着く
A結局野宿
Bイベント
>>357
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 16:44:57.04 ID:A7Uh4rMOo
2
358 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 16:59:49.81 ID:cHIHuuupO
結局夜である
魔王「夜までに町に着きそうってのは?」
勇者「…ううむ、思ったより遠かったな」
魔王「ふふ」ニヤニヤ
勇者「何だよ」
魔王「一つ言うこと聞いてくれるんだよね?ダブルベッドで一緒に寝てもらうよ?」
勇者「…へいへい」
@寝る
A何かする(自由安価)
>>359
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 17:22:18.08 ID:GZuYRT5wO
1
360 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 17:31:37.87 ID:cHIHuuupO
ダブルベッドで寝る
魔王「んふふふ…」ギュゥ
抱きついてくる魔王
勇者「寝づらい…」
魔王「フー」
勇者「っっ!やめんか!」
耳の穴に息を吹きかけられた
魔王「クスクス、良い反応だね」
勇者「次やったら二度と一緒に寝ねえぞ」
魔王「はぁい」
ムニュゥ
勇者「胸押し付けんな…」
魔王「当ててんのよ」
@もう無視して寝る
Aいっそのこと揉んでやる
B自由安価
>>361
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 18:05:56.63 ID:A7Uh4rMOo
2
362 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 18:18:16.71 ID:cHIHuuupO
勇者「ああもうしつこい!」モミュ
魔王「あんっ♡」
わざとらしく声をあげる魔王
勇者「まったくお前は〜」モミモミ
魔王「ま、待って…はげしっ///」
勇者「…」モミモミ
前の世界でも今の世界でも胸なんか揉んだことのない勇者はその初めて知る柔らかい感触に魅せられてしまった
魔王「」ニヤニヤ
勇者「はっ」
@勇者「ね、寝る」
A勇者「自由安価」
>>363
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 18:43:36.97 ID:S7SBVrGzo
1
364 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 18:50:46.49 ID:cHIHuuupO
勇者「ね、寝る」
魔王「ふふ、好きだよ。私の勇者」
勇者(く…)
魔王(勇者が私に堕ちるのも近いな。くっくっくぅ)
365 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 19:12:26.69 ID:cHIHuuupO
コツ、コツ
靴音を立て、巨大な宮殿を歩く
縞瑪瑙にて作られる荘厳きわだかな宮殿
天井からはシャンデリアが釣り下がり、光を散りばめている
窓から覗く庭園にはロータスの花が咲き、しかし空は闇に包まれている
壁の煌びやかな装飾と飾られる幻夢郷を描いたような絵画の数々
クリスタル、大理石、縞瑪瑙、美しき素材からなる絢爛豪華を体現したような場所だ
未だ見知らぬ神々が彫られた巨大な扉を開き、最上階の玉座の間を訪れる
「良くぞ来た。こうして会えた事を喜ぼう」
勇者「あんたが俺を呼んだ…いや、俺の右腕に宿る存在だな?」
「うむ、その通りだ。我が宿主、我が半身」
その存在は真っ黒な服に身を包んだ女性だった
闇より黒い服、だがその布から覗く肌は更に黒く、深遠の真闇より深い黒色をしている長身の女性
この煌びやかな宮殿に有りて黒すぎるその存在はぽっかりと空いた人型の穴のようだ
366 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 22:00:16.16 ID:cHIHuuupO
この煌びやかな宮殿に在りて黒すぎるその存在はぽっかりと空いた人型の穴のようだ
「宿主よ、貴様のおかけで我は少しだけ力を取り戻せた」
「しかし懐かしきカダスの宮殿を外見だけ再現することしかできず、見た目だけ人の形を取り繕う事が精一杯だ」
「未だ我はこの退屈な空間に封印されているに過ぎない」ヂャララ
椅子に座っているその存在はよく見ると手足に黒い枷が付いており、鎖で繋がれていた
「所詮ツァトゥグァの落とし子程度ではこんなものだ」
勇者「…あんたのことを聞いて良いか?」
「…こんなところに寂しく佇む我が語るほどの存在だと思うか?」
勇者「俺の考えが正しければむしろとんでもない存在のはずだぜ」
勇者「違うか?千の貌を持つ無貌の神、這いよる混沌ニャルラトホテプ」
367 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 22:14:16.75 ID:cHIHuuupO
「…ふ、ふふ…我は今や封印され囚われている憐れなる身」
「この愚かしい存在をその名で呼ぶことは高貴なるその名に、かつての我に対する最大級の侮辱である」
勇者「じゃあ何て呼べばいい?」
「ニャルと呼んでもらおう、賢しき子よ。真名の大体を削り、更に間抜けな響き、今の我にはピタリであろう」
ニャル「しかして此処に呼び立てたことはただ自己の挨拶をしたかっただけにすぎない。もう帰ってよいぞ」
一方的にそう告げられた
@勇者「何が狙いだ?俺に封印とやらを解かせたいのか?」
A勇者「邪神ともあろうものがどうして封印なんてされたんだ?」
B勇者「俺を簡単に利用できるとは思うなよ?」
C勇者「また呼べよ、囚われの姫様」
D何も言わない
E勇者「自由安価」
>>368
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 22:16:12.23 ID:bgEgrVDmo
4
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 22:17:01.36 ID:S7SBVrGzo
6
暇なときは話し相手くらいにはなってやるよ
370 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 23:01:51.66 ID:cHIHuuupO
勇者「また呼べよ、囚われの姫様」
そう言って我が宿主は現へ帰っていく
ニャル「…本来この化身は男性性のはずなのだが…これもこの混沌たる改変のせいか…」
ニャル「しかし、ここはあまりに何も無さ過ぎる。盲目白痴の愚鈍な主も単調なフルートの音も愚かな踊り子も懐かしく想う時が来ようとはな」
371 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 23:12:57.88 ID:cHIHuuupO
朝
勇者(重い…体が動かない…まさか…何らかの呪いが…)
魔王「」スー、スー
目を開けると安らかな寝顔をした魔王が勇者の上に乗っかって寝ていた
勇者「」イラッ
@蹴り落とす
Aそーっと横に降ろす
B大声出して起こす
C自由安価
>>372
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 23:22:55.51 ID:2w7Scs3Ao
2
373 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 23:39:03.60 ID:cHIHuuupO
そーっと横に降ろす
勇者「さて、まだ寝てるのか…」
昨日、魔王の胸を揉んだことを思い出す
勇者「…」ムラムラ
勇者「…朝日でも浴びるか」
@朝食を狩りに行く
A魔王が起きた後
B行動自由安価
>>374
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 23:41:40.72 ID:BNJKPlHN0
2
375 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/10(日) 23:46:56.99 ID:cHIHuuupO
魔王「ん…いい匂い」
勇者「おう、朝食出来てるぞ」
魔王「…主夫」
勇者「誰が主夫だ」
@朝食後
A朝食中
>>376
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/10(日) 23:48:48.23 ID:S7SBVrGzo
2
377 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/11(月) 00:05:38.56 ID:8YzUPXQZO
今日はここまで
ということで単純にニャル様でした
本当はカダスにいるニャル様は男なのだが何故か「未知なるカダスを夢に求めて」のコミカライズ版では女になってた。何故か
ついでの言うと
>>1
が読んだことあるクトゥルフ関連はラヴクラフト小説と詩集、+α程度だけです
それとTRPGの本
>>335
>>307
で魔王が「旧支配者へのリンク」と言っていたのは落とし子のほうです
勇者とニャル様のリンクは勇者が生き絶えた時点で途絶えています
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/11(月) 00:07:46.79 ID:qcy4E3Kt0
アニメにもなった冒涜的ラヴコメディの存在もあってかけらも違和感持ってなかった
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/11(月) 00:09:20.71 ID:tgH2TTbcO
乙乙
信長とかいう男で出てくると軽く珍しがられる武将
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 04:21:10.01 ID:apV+O0Wu0
ニャル様の封印も解いてやりたいね
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 14:34:51.62 ID:MIo3BraKO
ニャル様の封印とか解いて大丈夫なのか?
騙したりするのが好きな邪神だしこのSSそういう罠張っていそう
382 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 19:47:13.07 ID:j7VZFrdKO
朝食中
魔王「勇者、勇者」
勇者「ん?」
魔王「」あーん
魔王が勇者に向けて口を開いている
@ご飯を魔王の口に入れてやる
A無視
B自由安価
>>383
>>378
>>1
をショタコンという不定の狂気に導いてくれた冒涜的な映像版魔道書ですね
あれを見た後アイデアロールに成功してしまい「女装していない男でも可愛けりゃイける」という考えを持つようになりました
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 19:52:15.53 ID:NOormvUjO
3
ご飯を魔王の口に山のように入れてやる
384 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 20:42:28.75 ID:j7VZFrdKO
勇者「はい」
魔王「あー」
勇者「ほれほれ」
魔王「んむっ!」
勇者「おっと。こぼすなよ」
魔王「わざとだろ!!」
魔王の口からこぼれたご飯を皿でキャッチする
@食後
A自由安価
>>385
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 20:48:00.97 ID:NOormvUjO
1
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 20:48:11.72 ID:cJyE882U0
1
387 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 21:13:08.37 ID:j7VZFrdKO
食後
魔王「ご馳走様。美味しかったよ、流石私の嫁」
勇者「誰が嫁だ」
魔王「じゃあ旦那」
勇者「ふざけんな。行くぞ」
魔王「はーい」
@町に着く
A自由安価
>>388
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 21:16:19.03 ID:cQKyUpAzo
2 大きな拾い物をした
389 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 21:21:46.19 ID:j7VZFrdKO
大きな拾い物をした
@気絶した人間
A卵
Bギルドの紋章が烙印された箱(その周りに死体が累々)
C自由安価("大きな拾い物"に一致しそうなもの。
>>1
の判断次第で再安価の可能性あり)
>>390
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/12(火) 21:28:58.34 ID:cJyE882U0
3
391 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 21:33:21.85 ID:j7VZFrdKO
死体が累々と転がっている
魔王「私の配下として魔物に変えていい?」
勇者「ダメ」
ニャル『我の生贄に捧げてもらえないか?彼らとて何にもならぬまま死ぬより神の生贄にされるほうがまだマシだろう』
@ニャル様に捧げる
A埋葬する
>>392
392 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 21:34:54.44 ID:cQKyUpAzo
1
393 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 21:46:16.73 ID:+FNqo5fjO
勇者「分かった」
魔王「なっ、何故!神といっても邪神だよ!?」
勇者「魔物として生きた屍にされるよりはマシだろ」
@勇者「それに、魔王よりニャル様の方が可愛い」
A勇者「それに、魔王よりニャルの方が可愛い」
B勇者「邪神とはいえ俺の相棒なんだ」
C勇者「それと、俺は魔王に全面的に協力しているわけじゃない。お前が勝手についてきているだけだ」
D勇者「自由安価」
>>394
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 21:54:59.77 ID:NOormvUjO
5
勇者「魔王自身がニャル相手に交渉するぶんには止めないぞ」
395 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 22:35:38.94 ID:+FNqo5fjO
勇者「魔王自身がニャル相手に交渉するぶんには止めないぞ」
魔王「え…」
ニャル『ほう、我に意見するするとな?』
魔王「………………………………………………………………」
ニャル『どうした?我に意見をするのだろう?』
魔王「…………ま、まあ…勇者、が、そう決めた…なら、私は従うよ?うん…」
ニャル『それでは、ありがたくいただろう』
勇者の右腕が巨大な口に変化して死体を食らった
396 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 22:41:38.24 ID:+FNqo5fjO
勇者「さて、この箱は…」
魔王「どうするの?」
勇者「この紋章のついてるギルドに運べばお礼がもらえるだろうけど…」
@中身をいただく
A近くの町のギルド支部へ運ぶ
B自由安価
>>398
>>392
が44、
>>394
が77なので運命操作装置にパワーが11溜まった
累計:16
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 22:44:19.91 ID:NOormvUjO
2
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 22:44:34.27 ID:HqGQfz4co
2
399 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 22:49:24.81 ID:+FNqo5fjO
勇者「近くの町のギルド支部へ運ぼう」
魔王「うん」
魔王(やばい、勇者があいつに取られる…じゃ、邪神のくせにぃ…)ギリギリ
400 :
今酒飲んで視界が歪むほど酔ってるから誤字とかあっても気にしないでくれ
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 22:52:43.33 ID:+FNqo5fjO
町に着いた
@:活気のある町
A:勇者が住んでいたようなスラム街
B:@+奥の方に華やかなお城が見える
C:A+奥の方に華やかなお城が見える
D:自由安価
>>401
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/12(火) 23:01:00.92 ID:cJyE882U0
1
402 :
今酒飲んで視界が歪むほど酔ってるから誤字とかあっても気にしないでくれ
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/12(火) 23:40:41.35 ID:x/8CkUdAO
ちょっと飲みすぎて酔いすぎた
いつもより早いけど寝る
ごめん、おやすみ
403 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/13(水) 16:51:11.61 ID:zWlzdaAnO
そこは活気がある町だった
もちろんこの世界でいう「活気がある」とは
「てめー、俺の金を返しやがれ!」
「うわっ、こんなとこで死んでんじゃねえよ、通行の邪魔だ」
「すげえ、酔っぱらいが野良猫に喧嘩売って負けたぜ!」
「ランダム呪文の的になる運試ししてえやついるかー?大当たりを引いたやつにゃ金貨30だ!」
「いけー、殴り殺せー」
こういうことである
魔王「いやぁ、活気があって素敵な町だね」
ニャル『心地好い混沌、良い町だ』
勇者(こいつら…)
「おいてめえら」
屈強で凶悪な顔をした大男が腕を組みながら睨み付けてきた
「この町に来たなら選択肢は2つ」
「この俺とタイマン勝負するか身ぐるみ全部置いていくかだ」
勇者「俺が勝ったら?」
「あぁ?この体格差で勝つ気か?」ゴゴゴゴゴ
@勇者「あんま凄んでると負けた時かっこわるいぜ?」
A勇者「やってみないと分かんねえだろ」
B勇者「あんま見くびるなよ」
C逃げる
D勇者「自由安価」
>>403
404 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/13(水) 16:51:38.07 ID:zWlzdaAnO
>>405
405 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 16:51:54.39 ID:XFIroRSyo
3
406 :
今酒飲んで視界が歪むほど酔ってるから誤字とかあっても気にしないでくれ
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/13(水) 20:41:08.88 ID:wl1Gm2NiO
勇者「あんま見くびるなよ」
「へへっ、威勢が良いじゃねえか。おい皆!」
「お?何だ何だ?」「タクロフがまたやるのか!」「ははっ、殺すなよー」「現金半分出せば棄権もありだぞー!」
「賭けるやついないかー?」「俺はタクロフに賭けるぜ!」「俺はあんちゃんだ。負けんなよー」
タクロフ「ルールは簡単。漢が信ずるは拳のみ、武器も魔法も無し」
タクロフ「相手を倒して十秒間マウント取って殴り続ければ勝ち。倒すのに足払いとかは無しだ、拳のみでノックアウトさせろ」
男「了解だ。ルールまで決めてるたぁ親切なことだ」
タクロフ「あくまでこれはスポーツよ、死んでも構わねえが死なねえに越したことはねえよ」
タクロフ「さあ、ゴングを鳴らせぇ!!!!!」
バキャンッと酒瓶が叩きつけられて割れる音が轟く
@殴りかかる
A勇者(今のはどう聞いてもゴングの音じゃねえだろ)とゴングが鳴るのを待つ
>>407
407 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 20:49:09.04 ID:4FE6fDWEO
1
ゴングを鳴らせば開始なんてこちとら聞かされてないんでな
408 :
今酒飲んで視界が歪むほど酔ってるから誤字とかあっても気にしないでくれ
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/13(水) 21:32:27.37 ID:wl1Gm2NiO
その音を合図に殴りかかる
それと同時に相手も殴りかかってくる
どうやら本当にそれがゴング代わりだったようだ
重い拳がクロスカウンターとなって互いの頬にぶち当たる
タクロフ「ぐっふ…」
勇者「がっ」
しかしすぐにふんじばって立て直す
同時に腰を低くしてタクロフの脇腹目掛けて正拳突き!
タクロフ「甘えな!」
だがタクロフは降ろしていた左腕を下から背を縮めた勇者の顔へアッパーを繰り出してくる
勇者「ぐはっ!」
綺麗に弧を描いて吹っ飛び、柱にぶつかる
タクロフ「今だ!」
タクロフがマウントを取ろうと拳を固めて走り寄ってくる
@ギリギリ引き寄せてカウンターパンチ
Aギリギリ引き寄せてカウンターアッパー
Bすぐ立ち上がって再び真正面から殴り合う
Cチート(ニャル様強化)
D自由安価
>>409
409 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:11:24.44 ID:L69dLBAc0
まだ酒飲んでんの?
1
410 :
間違えた、今日は素面だ。本当だよ
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/13(水) 22:20:51.98 ID:wl1Gm2NiO
ギリギリまで引き寄せ、一気に起き上がって思いっきり顔面をぶん殴る
タクロフ「ぐはぁっ」
そのまま間髪いれずにもう一発ぶち込む
グラリと揺れたところにラッシュをかまし、倒す
勇者「確かマウントを取って十秒殴り続ける、だっけか!!」
「やれー殺せー!」
魔王「顔面複雑骨折させちゃえー」
@きっちり十秒殴る
Aマウントを取って十秒押さえつけるだけ
>>411
411 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 22:33:33.24 ID:4FE6fDWEO
1
で、俺が勝ったら?答えるまで殴り続ける
412 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/13(水) 22:45:55.46 ID:wl1Gm2NiO
勇者「オラオラオラオラオラオラオラオラ無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ドララララララララボララララララ」
タクロフ「ぐふっ、がはっ、ごはっ、げふっ、ごほっ」
〜十秒後〜
勇者「で、俺が勝ったら?まさか何も無いなんて言わねえよな?」グッ
タクロフ「てめえ、俺を脅そうってのか…?」
勇者「ああ、もっと殴っても良いぜ」
タクロフ「なんて野郎だ…てめえみたいな奴にはなぁ…」
勇者「お?」
タクロフ「皆ぁ!!」
勇者「なっ!?」
タクロフの掛け声で周りの野次馬が立ち上がる
魔王「お?乱闘かな?」
ニャル『パワーアップした我等の力を試そうではないか。宿主よ』
タクロフ「この兄ちゃんに酒場でタップリ奢ってやる!今日は飲み明かすぜぇぇええええ」
『ヴぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!』
勇者「へ?」
タクロフ「歓迎するぜ、打撃と怒号の町。バンスへ」
@勇者「…頭が追いつかん」
A勇者「よっしゃ飲むぞ!(ヤケクソ)」
B自由安価
>>413
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 23:02:12.20 ID:tU7A9Yhmo
2
414 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/13(水) 23:20:41.39 ID:wl1Gm2NiO
勇者「よっしゃ飲むぞ!(ヤケクソ)」
タクロフ「連れのねえちゃんは飲めんのか?」
魔王「当たり前だよ、樽ごと持ってきてもらおうか!」
「はっはっは、聞いたかマスター、ゲロまみれになってもご愛嬌だぜ!」
マスター「時折血が飛び散るから気にしねえよ………」
タクロフ「おい兄ちゃん、次は飲み比べで勝負だ!」
勇者「ああいいぜ、やろうじゃねえか」
@だいたい解散の流れになった頃
A飲み比べ
>>415
415 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 23:22:52.32 ID:L69dLBAc0
1
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 23:30:03.35 ID:UDIe24Z4o
2
417 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/13(水) 23:46:27.28 ID:wl1Gm2NiO
勇者「うぅ〜飲みすぎたぁ」
ニャル『視界が混沌としておる。酒は嫌いではないぞ』
魔王「なっさけないなあ。私はまだまだ飲めるよ」
「なんだあの女…」「この俺が飲み負けるとは…」タクロフ「オロロロロロ」
マスター「はぁ…また掃除か…」
酒場とはある意味この世界において平和な場所の一つなのだろう
酔っ払いは喧嘩をおっぱじめることもあるが笑いながら飲むこともまた大いにあるのだから
お酒大好き
マスター「おいあんた」
勇者「ん?」
マスター「タクロフからだ。あんたにこの町で一番良い宿を紹介してやってくれってな」
勇者「あいついいやつすぎんだろ…」
マスター「はっはっは、あそこで負けていたら多分あんたとそこの連れの姉ちゃんは今頃トラウマを植えつけられてドブ水に流されていただろうがな」
勇者「何だそれ」
マスター「良い顔を見せる時と悪い顔を見せる時が極端なんだよ」
@勇者「自由安価」マスターに
A宿
B町を散策
>>418
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/13(水) 23:52:46.53 ID:4FE6fDWEO
1
本当に優しくない町だこと。ところでこんな紋章のギルド支部知らない?
419 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 00:00:34.02 ID:yAwiAkfsO
今日はここまで
420 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 07:14:19.19 ID:Ast5knawO
勇者「本当に優しくない町だこと」
マスター「そうでもねえよ、王や領主、警察なんかに支配されているより自由じゃねえか」
確かに俺の住んでいたスラム街よりかは活気があって良い町に感じる
マスター「喧嘩は絶えねえが誰かが圧制をしいているわけじゃねえからな。誰かがこの町を支配しようとするもんならタクロフが黙っちゃいねえだろうし」
勇者「つまりタクロフが実質この町のリーダーみたいな感じか?」
マスター「ん?ああ、言っちまえばそうだな。タクロフは自由を愛する喧嘩屋だからな。誰か一人が町を支配するのを許さねえのさ」
勇者「良い奴なんだか悪い奴なんだか…まあいいや、ところでこんな紋章のギルド支部知らないか?」
@荷物を見せる
A紙に紋章を書いて見せる
>>421
421 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 07:20:54.69 ID:kFJViwLUO
2
422 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 08:06:06.03 ID:Ast5knawO
紙に紋章を書いて見せる
マスター「仕事の依頼…じゃなさそうだな。依頼なら紋章じゃなくて名前を言うし、訳ありか?」
勇者「そんな大した用じゃねえけどな」
マスター「悪いことは言わねえがあまり関わらない方が良いぞ。良い噂を聞いたためしがねえ」
勇者「知ってはいるんだな?」
マスター「場所はな、ちょっと待ってろ」
簡単に町の地図を書く
勇者「逆に悪い噂は聞いたことあるんだな?」
マスター「別のギルドを襲って依頼を奪ったとか麻薬をばら撒いてるとか非公認の奴隷商売をしてるとかとことんな」
マスター「ほれ、簡易的だが地図書いたぞ」
勇者「サンキュ」
@勇者「自由安価」マスターに
A宿
B町を散策
>>423
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 08:27:32.90 ID:ww6Y5j0x0
2
424 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 09:00:33.19 ID:IxU53EAbO
宿
魔王「ねー、今日も一緒に寝ようよぉ」
どうする
>>425
425 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 09:44:07.36 ID:IxU53EAbO
朝の更新はここまで
また夜に
安価↓
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 11:05:02.94 ID:nNrGZ/CbO
>>409
でゾロってると一応
安価は「自分の右側で朝まで眠り続けるならいいぞ」
427 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 17:14:12.33 ID:IxU53EAbO
勇者「自分の右側で朝まで眠り続けるならいいぞ」
魔王「え、夜這いは?」
勇者「ダメに決まってんだろR18展開禁止!」
魔王「ふみゅぅ…」
@寝る
A勇者「自由安価」魔王と雑談
B行動のみで自由安価
>>428
>>426
ありがとう
>>409
がコンマ4なので運命操作装置にパワーが4溜まった
累計:20
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 17:26:36.93 ID:veXJpjnGO
3
魔王も食える?と右腕に語りかける
429 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 17:45:04.13 ID:IxU53EAbO
勇者「魔王も食える?」
とニャルに話しかける
ニャル『今の我では無理だ。あれは小さく見えてとてつもない魔力を持っている。この状態の我では逆に取り込まれてしまう』
勇者「…は?」
魔王「ふふ、残念だったね。これでも歴代最強の魔王なんだ、そんな小さな存在じゃないんだよ」ドヤァ
@勇者「ニャル、魔王を食えるようになったらすぐ教えてくれ」
A勇者「でもお前俺に負けてたよな」
B無視して寝る
C勇者「…ああそう凄いな(棒)」ナデナデ
D自由安価
>>430
430 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 17:54:27.91 ID:BCieIdsbo
3
431 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 17:58:55.09 ID:IxU53EAbO
無視して寝た
魔王「ねえ、すごいでしょ。ねえねえ」
無視である
魔王「…いじわる」
魔王(いいもん、寝入ったあと潜り込んでやる)
@夢の中でニャルに会いに行く
A次の日
B真夜中
>>432
432 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 18:03:25.09 ID:/CjoqbpDO
3
433 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 18:16:24.52 ID:IxU53EAbO
@勇者視点
A魔王視点
>>434
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 18:18:00.46 ID:BCieIdsbo
2
435 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 18:23:09.49 ID:IxU53EAbO
真夜中
魔王(ふふふ、すっかり眠っているね)
魔王(ああ、寝顔可愛い。氷にでも閉じ込めて永久に保存したい)ハァハァ
魔王(さて布団に潜り込もうかな)
@勇者起きる
A起きはしないがニャルに阻まれる
B侵入成功
C自由安価
>>436
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 18:24:36.12 ID:BCieIdsbo
1
437 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 18:37:30.87 ID:IXDTqqJOO
魔王(ハァハァ、勇者ハァハァ)
勇者「…」
魔王「… 」
魔王「…あれ」
勇者「何やってんだ、てめえ…」
魔王「…い、いいじゃないか。君のことが好きなんだから布団に潜ったって!」
@勇者「良くねえよ。おとなしく寝ろ」
A勇者「…しょうがねえな、変なことしたら叩き落とすぞ」と布団の端をつまみ上げる
B自由安価
>>438
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 18:46:39.49 ID:HKjW9SYyo
1
439 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 18:51:18.54 ID:IXDTqqJOO
勇者「良くねえよ。おとなしく寝ろ」
魔王「くっ…」
勇者「勝手に?くんなよ」
魔王「はぁい」
魔王(絶対入ってやるぅ…)
@勇者、夢の中でニャルに会いに行く
A次の日の朝
>>440
440 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 19:10:36.00 ID:ww6Y5j0x0
1
441 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 19:54:23.72 ID:APSWpkoCO
ニャル「良くぞきた、宿主よ」
勇者「よお」
ニャル「しかしわざわざ来ないでも頭を休めても良かったのだぞ?気を使う必要は無い」
@勇者「暇じゃないかと思ってな」
A勇者「可愛いニャルに会いたかった。じゃ、だめか?」
B勇者「まあいいじゃねえか。俺の勝手で」
C勇者「自由安価」
>>442
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 19:56:31.20 ID:47cI20Woo
2
443 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 21:03:50.34 ID:APSWpkoCO
勇者「可愛いニャルに会いたかった。じゃ、だめか?」
ニャル「っ」
ニャル「な、何を言う。我の正体を知っているだろう」
勇者「邪神とはいえ千の貌を持つ神だ、可愛い女のニャルだってニャルに違いない」
ニャルの勇者に対する好感度(コンマ安価、数字が多ければ多いだけ良い。00は100として扱う)
>>444
>>440
がコンマ00なので運命操作装置にエネルギーが20溜まった
累計40(51を過ぎたらリセットされて0になるので注意)
444 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 21:50:21.00 ID:HKjW9SYyo
あ
445 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 21:50:22.50 ID:QjU6ha4BO
何をおっしゃる
446 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 21:51:19.49 ID:QjU6ha4BO
これは、溢れて装置には10だけ入る感じかな
447 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/14(木) 22:18:52.93 ID:APSWpkoCO
ここでも出るかコンマ神!
コンマ判定でレス番もゾロ目で00とかどういうミラクルじゃ
本当は50すぎて溢れた数は切り捨てて0になるのだがミラクルが起きたのでボーナスとして0+20にしておく
ということで現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:20
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/14(木) 23:53:07.34 ID:ONTLhUwdo
ハナからデレデレ過ぎる邪神
バールっぽいものもってないだろうなこいつ
449 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 02:50:11.75 ID:hRegly/i0
魔王にも優しくしてあげよう(´・ω・`)
450 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 08:02:56.44 ID:GURCWSc/0
>>90
見て以降優しくする気は失せた
451 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/09/15(金) 08:04:42.57 ID:Vg/WbTarO
クトゥルフ神話を良く知らない人のために簡単にニャルについての説明
クトゥルフ神話も作者によって色々設定が違うしクトゥルフ神話を知っている人も一応どうぞ
這いよる混沌ニャルラトホテプ
外なる神(アウターゴッド)と呼ばれる神々の一柱
外なる神の中で唯一「知性・自我・人格」の三つを持つ
盲目白痴の魔皇アザトホートという神に仕えているが主であるアザトホートのことは見下している
趣味は人間に禁断の知識や魔術を与え、混沌に導くこと
ほとんどの神々は人間の事などどうでも良いと思っているので積極的に人間に関わろうとするニャル様はかなり物好きな部類
原作者H.P.ラヴクラフトも夢の中でニャル様に出会い、お告げを受けて原作小説を書き上げた
H.P.ラヴクラフトによる原作小説では何十年もかけて綿密に罠を張ったがうっかり口を滑らせて逃げられ、弱い神々に八つ当たりするという人間臭い一面も描写されてる
千の貌を持つ者と呼ばれ、その別名の通り無数の化身を持つ
その中にはただの人間、男、女もおり、その設定を利用して美少女ニャル様をメインヒロインにしたラノベがある
452 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/15(金) 09:23:00.91 ID:24vNpp8qO
ニャル「そ、そんなこと言われても我は困るだけだぞっ///」
勇者「やっぱり可愛い」
ニャル「…っ///」カァァ
ニャル「ま、まぁそこまで言われては悪い気はせぬ…近くに来るが良い///」
@ニャルの手を取ってキスする
Aニャルに抱きつく
B近づくだけ
C自由安価
>>453
453 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/15(金) 09:44:13.44 ID:24vNpp8qO
また夜に
安価↓
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 11:26:55.22 ID:qlyiqxeKO
3
455 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/15(金) 17:18:10.25 ID:24vNpp8qO
近づいた
ニャル「うむ、そこで良い」ニコニコ
とても良い笑顔をしているニャル
勇者「ここはやっぱり暇なのか?」
ニャル「…そうだな、我の力がもっとあれば色々生み出せるのだが、今のままではこれが精々だ」
勇者「そうなのか…」
@勇者「じゃあ俺がたくさん来てやるよ」
A勇者「じゃあ早く力を取り戻させないとな。俺もニャルのためにやれることはやるぜ」
B勇者「自由安価」
>> 456
456 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 17:18:55.74 ID:dgj9RQjQo
2
457 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/15(金) 17:27:16.03 ID:24vNpp8qO
勇者「じゃあ早く力を取り戻させないとな。俺もニャルのためにやれることはやるぜ」
ニャル「うむっ、よろしく頼むぞっ」
笑顔でそういうニャル
いつも寒々としているこの空間が少し暖かくなった気がした
@勇者「やっぱり封印を解かないと現実世界にくることはできないのか?」
A勇者「今後のためにクトゥルフ神話の知識が欲しいんだが」
B勇者「自由安価」
>> 458
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 17:30:05.96 ID:v7g0MOyGO
3
こっちから何か持ってくることはできないのか?
死体とかの贄ではなく
459 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/16(土) 19:52:49.44 ID:vXkWKB5AO
勇者「こっちから何か持ってくることはできないのか?死体とかの贄ではなく」
ニャル「…それができたら我も外に出られるわ」
ニャル「今宿主は刻印で我と繋がっているから精神だけここに来られてるいるのだ」
ニャル「生け贄は刻印を通じて我の体の一部を宿主の体と置換し、直接食している」
ニャル「だから持ち込むなど不可能だな」
勇者「そうなのか・・・」
ニャル「だが、もっと魔力が復活すれば、宿主を媒介に一瞬だけ外の世界に繋がる穴を空けることは出来るだろう」
勇者「一瞬だけ、か」
ニャル「それも我が外に出ることは出来ない小さな穴だろう」
@勇者「そうなったら少しは娯楽でも持ってくるよ」
A勇者「今後のためにクトゥルフ神話の知識が欲しいんだが」
B勇者「それにはどんだけの生贄が必要なんだ?」
C勇者「自由安価」
>>460
今日は徹夜でドラクエのレベル上げしながら書く予定
安価が来なくなったら非安価のSSでも書くので無理して付き合う必要はありません。自分もいつ寝落ちするか分からないんで
460 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/16(土) 20:18:35.36 ID:IUgkGMB+o
2
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/16(土) 20:19:04.10 ID:p8z5A4ILo
4で2に「精神に影響が出ない範囲で」と付け加えて言う
462 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/16(土) 21:18:35.06 ID:vXkWKB5AO
勇者「今後のためにクトゥルフ神話の知識が欲しいんだが」
ニャル「やめておいたほうがいい」
勇者「え?」
ニャル「是の知識は禁断の知識、人の精神では絶えられぬ」
ニャル「我とて幾度となく人に知識を与え狂わせてきたが、何故だか宿主にはそうなって欲しくない」
勇者「でもニャルやあの落とし子を見たときは何とも無かったぜ?」
ニャル「無論我が精神を纏っていたからにすぎない」
勇者「でもラヴクラフトの小説を読んで…」
ニャル「あぁ…あれはとても賢しき子だった。物語という体裁をとる事で真実みを薄れさせ人に与える影響を最低限に抑えたのだから」
ニャル「それどころか我の精神に逆侵入して知識どころか記憶さえ読み取っていったのだからな。本当に人間だったのか未だに疑問だよ」
ニャルはそう言ってクスクス笑う
ニャル「それでも最後には狂って死んだがね。"アザトース"を書き上げられる前で良かったよ」
ニャル「だから知識を与えるのはやめておいたほうがい。そうだな、そういうのと遭遇した際にそいつに関してだけ与えるのが精神に害しないギリギリのところになろう」
@勇者「分かった」
A勇者「試してみないと分からないだろう?」コンマ安価
B勇者「自由安価」
>>463
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/16(土) 21:40:33.60 ID:Aa9hah8WO
3
1+忠告ありがとう。……今の忠告は自分が勝手に壊れたり死んだりされては困る、という風に解釈してもいいか?
464 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/16(土) 22:33:44.33 ID:vXkWKB5AO
勇者「ああ、忠告ありがとう。……今の忠告は自分が勝手に壊れたり死んだりされては困る、という風に解釈してもいいか?」
ニャル「っ///」カァァ
ニャル「ま、まあ…そう、だな、うむ。宿主に壊れられたら我の封印を解く者がいなくなる///」
勇者「本当にそれだけか?」ニヤニヤ
ニャル「そ、それだけだ。それよりそろそろ寝た方がいいのではないか?体は休んでいても精神が休めてないのは良くないぞ///」
@勇者「そうするよ。また明日な」
A勇者「自由安価」
>>465
小ネタ解説
「アザトース」
ラヴクラフトが死去してしまったがために完成することの無かった未完結の小説
ちなみにアザトースとはクトゥルフ神話の名のある神の中では最高位に位置する神で、この宇宙を創造したとされる盲目白痴の魔皇
ラヴクラフトはいったい何を書こうとしていたのだろうか。きっと書いてはいけない禁断中の禁断を書こうとして消されたに違いない
465 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/16(土) 22:41:46.85 ID:J9zVcteE0
1
466 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/16(土) 23:58:57.69 ID:vXkWKB5AO
勇者「そうするよ。また明日な」
ニャル「うむ…また明日、来てくれ…///」
―――――
―――
―
次の日の朝
魔王「グー、グー、うへへ…勇者の匂い、包まれてるぅ」ムニャムニャ
魔王がベッドの中に潜り込んでた
@蹴落とす
Aそっと抜け出す
B二度寝
C自由安価
>>467
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 00:01:48.40 ID:2KKQDoLko
1
468 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 01:45:44.53 ID:63hHUSnDO
勇者「…」ゲシッ
魔王「あうっ」ドサッ
魔王「酷いよ勇者!」
勇者「入ってくんなって言ったのに入ってくる奴が悪い」
魔王「いじわるー」
勇者「知るか」
@例のギルドへ向かう
A宿屋から出るとタクロフがいた
B道具屋へ
C自由安価
>>469
469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 02:08:41.26 ID:vsEtzmxx0
3
470 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 02:16:32.96 ID:63hHUSnDO
やっぱ徹夜やめて寝るわ
すまん、また明日
471 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 16:45:07.06 ID:z9ZSCzh2O
道具屋で売るように取っておいた素材や肉や水晶を売り飛ばす
けっこういい金になった
@偶像の欠片も売る
A売らない
Bとりあえず見せてみる
>>472
472 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 16:49:16.72 ID:rrXNyObfO
1
473 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 16:56:31.10 ID:z9ZSCzh2O
勇者「ついでにこいつも売ろうと思うんだが」
道具屋「あ?何だそれ」
勇者「まったく知られていない珍しい組成の鉱石だ」
道具屋「はっはっは、そんなわけあるかよ。それにそんなのがあったら道具屋じゃなくて科学者や物好きのコレクターに売ったほうがマシだぜ」
@素材探知機で証拠を見せる
A勇者「じゃあコレクターや科学者を探すわ、じゃあな」
B勇者「じゃあいいや」
C自由安価
>>474
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 16:57:31.21 ID:vU6eAejNo
2
475 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 19:08:17.48 ID:EqltGMoeO
勇者「じゃあコレクターや科学者を探すわ、じゃあな」
道具屋「ま、待ってください」
勇者「あ?」
道具屋(ガラクタを売りつけるつもりならそんな簡単に引き下がらないはず。しかし半信半疑なだけって可能性も…)
道具屋(いや、騙しやすい奴を探しているって可能性も…)
勇者「早くしてくれません?」
道具屋(考えろ…リスクとメリットを天秤にかけろ。いや、この程度のリスクを恐れていては儲けなど手にできない)
道具屋(ここはゴミを掴まれても惜しくない値段で買い叩くのが正解だ!!)
道具屋「銅貨5枚で買い取ろう」
勇者「バカにしてんのかてめぇ」
道具屋「じゃあ10、15だ!」
@無言で立ち去る
A勇者「そんな安いわけねえだろ。金貨だ金貨」
B自由安価
>>476
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 19:41:30.04 ID:65DFRVbjo
2
477 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 21:16:19.41 ID:EqltGMoeO
勇者「そんな安いわけねえだろ。金貨だ金貨」
銅貨100→銀貨1
銀貨100→金貨1
道具屋「ぐ…ぐぐ…」
勇者「嫌ならいいんだぞ?道具屋よりも価値の分かる奴を探すだけだしな」
道具屋「わ、分かった…ぎ、銀、貨……5…20枚でどうだ?」
勇者「銀貨20枚?」
道具屋「そ、そうだ。20…もっとというなら25でもいい」
勇者「
>>478
」
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 21:46:12.89 ID:2KKQDoLko
最低金貨1枚だ、出せないなら他に行くとさっきから言ってる
479 :
また酒飲んでる
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 21:55:22.20 ID:EqltGMoeO
勇者「最低金貨1枚だ、出せないなら他に行くとさっきから言ってる」
道具屋「ぐ…ぐぐ、ぐ…分かった、金貨だ。金貨一枚」
道具屋「こっちも商売なんだ。それが本当に知られていないレア鉱石なんだという証明書を書いてくれれば金貨一枚で買い取ろう」
証明書?まあ本当だし買い手もデメリットはないが
@勇者「条件を出しておいて最低価格とか舐めてんのか?もう他行くわ」
A勇者「まあいいだろ」証明書&拇印
B勇者「証明書は面倒だがこれでいいだろ?」素材探知機で証明する
C自由安価
>>480
480 :
また酒飲んでる
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 21:56:22.13 ID:EqltGMoeO
>>479
×証明書?まあ本当だし買い手もデメリットはないが
○証明書?まあ本当だし書いてもデメリットはないが
481 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 21:56:52.40 ID:EqltGMoeO
ちょっとミスったので訂正
安価↓
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 22:00:10.63 ID:EbmJ6IzdO
4 無言で退出して素材探知機で確認
483 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 22:10:34.94 ID:EqltGMoeO
無言で退出し、素材探知機で確認する
『データ該当無し』
ニャル『当たり前だ。遥けきサイクラノーシュで創造され、海に沈みしヒューペルボリアの民のみが所有していたのだからな』
勇者(つまり存在しない物質と言っていいんだな?)
ニャル『それと同じように秘せし邪神の崇拝者たちが使うのみだ。無論それ以外の人間にとっては未知の物質と言ってよいだろう』
ニャル『知っている人間がいたとしても決してそれを口にはせぬ。信徒たちにとって絶対に秘すべきことだからな』
@店に戻って「条件を出しておいて最低価格とか舐めてんのか?もう他行くわ」
A店に戻って「まあいいだろ」証明書&拇印
B店に戻って「証明書は面倒だがこれでいいだろ?」素材探知機で証明する
Cそのまま立ち去る
Dニャルに質問。勇者「自由安価」
E自由安価
>>
484 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 22:11:16.75 ID:EqltGMoeO
>>485
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 22:16:51.81 ID:2KKQDoLko
5 売り飛ばすとまずいことが起こる可能性があるか? ないならできればさっさと金に換えたいんだが
486 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 22:29:06.27 ID:EqltGMoeO
勇者(売り飛ばすとまずいことが起こる可能性があるか? ないならできればさっさと金に換えたいんだが)
ニャル『無い。むしろ持っていたほうが邪神の崇拝者たちに狙われる可能性があるだろう。ま、売るとしたら買い取った先ほどの店主が狙われる可能性もあるがな』
@店に戻って「条件を出しておいて最低価格とか舐めてんのか?もう他行くわ」
A店に戻って「まあいいだろ」証明書&拇印
B店に戻って「証明書は面倒だがこれでいいだろ?」素材探知機で証明する
Cそのまま立ち去る
Dニャルに質問。勇者「自由安価」
E自由安価
>>487
487 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 22:47:48.79 ID:1/vn+JdAO
3
488 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/17(日) 23:39:03.44 ID:EqltGMoeO
勇者「証明書は面倒だがこれでいいだろ?」
店に戻ってそう言いながら素材探知機で証明する
道具屋「おぉ…た、確かに」
道具屋(証明書があったほうが売るとき楽なのだが、まあそこはどうとでもなる)
道具屋はそう言って金貨一枚で買い取った
道具屋「それより、その素材探知機。金貨10枚で売ってくれませんか?」
勇者「はあ?」
道具屋「いえ、30枚出します!売ってください」
勇者(あれは旅する上でかなり必要だと思うが)
道具屋が食いついている事からも分かるようにこれはすごく貴重なものだ。売り飛ばしたら次はいつ手に入るものか
道具屋「40、いえ金貨50でどうでしょう!」
勇者「
>>489
」
ついでに
偶像の欠片を全部売ったか欠片の一部しか売ってないかも安価で指定してください
489 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 23:43:20.63 ID:65DFRVbjo
すまんがこいつに値段は付けられない
【欠片の一部を売った】
490 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 23:43:30.03 ID:2KKQDoLko
これはいくら積まれても売らない、必要なものだからな
というわけで素材探知機は売らない
偶像の欠片はトラブルの元になりそうなので全部売る
491 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/18(月) 00:02:17.95 ID:+btgpHMdO
今日はここまで
492 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/18(月) 08:37:46.06 ID:JP3TWr85O
勇者「すまんがこいつに値段は付けられない」
道具屋「そうですか、残念です」
道具屋「では一つご忠告差し上げますがそれは何があってもどんな値段でも手放さないほうが良いでしょう」
勇者「ん?ああ、そりゃ当たり前だが」
道具屋(他の店に取られちゃたまらねえからな。手に入らねえならどこにも流れないようにしてやる)
薬草や毒消し草、等々必需品を買って店を出る
ニャル『あの欠片手元に残しても良いのか?』
@勇者(もしかしたら他の所で売れるかもしれないしな)
A勇者(邪神の崇拝者が釣れるんだろ?ニャルの目的に近づくじゃねえか)
B勇者(これで危険な目に遭いそうになってるニャルが守ってくれるんだろ?)
C勇者(自由安価)
>>493
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 10:09:53.27 ID:aYwT6ZEio
2
494 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/18(月) 14:20:37.14 ID:JP3TWr85O
勇者(邪神の崇拝者が釣れるんだろ?ニャルの目的に近づくじゃねえか)
ニャル『ふふ。そう考えてくれるのはありがたいが後悔しても知らぬぞ?』
ニャル『その偶像はツァトゥグァという怠惰と暴食の神。暴食ではあるが腹が減っていなければ害の無い比較的温厚な神だ』
ニャル『次はもっと危険な神とかち合わないとも限らない』
@勇者(ニャルが守ってくれるんだろ?)
A勇者(まあ大丈夫だろ。何とかなるさ)
B勇者(そういうのが近づいたら察知とか出来ないのか?)
C勇者(自由安価)
>>495
495 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 14:21:12.31 ID:h+w21TMDo
1
496 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/18(月) 16:46:23.95 ID:JP3TWr85O
勇者(ニャルが守ってくれるんだろ?)
ニャル『出来る範囲…な』
魔王「買い物終わったー?」
勇者「お前どこ行ってたんだ?」
魔王「買い食い」モグモグ
勇者「え?あ、てめえ俺の財布!」
魔王「いいじゃんいいじゃん、銅貨5枚程度しか使ってないよ」
勇者「そういう問題じゃねえ!誰が勝手に使っていいっつった!」
魔王「いいじゃんいいじゃん」
@:頭グリグリ
A:例のギルドに行く
B:Aの途中にタクロフと会う
C:自由安価(行動)
>>497
497 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 16:46:52.23 ID:5vrezS55o
3
498 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/18(月) 17:35:22.86 ID:JP3TWr85O
タクロフ「ようおめえら」
勇者「おお、タクロフだっけか」
タクロフ「ああ。おめえは買い物か?この町には観光するもんなんてねえしな」
@勇者「まあそうだな」
Aギルドのことについて聞く
B勇者「自由安価」
>>499
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 17:38:14.07 ID:5vrezS55o
2
500 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 00:04:33.27 ID:5Sgz/2WEO
途中で急に書けなくなってすまん
また明日
501 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 06:04:05.67 ID:BgzT7qLZO
ギルドのことについて聞いた
タクロフ「…何しに行くんだ?依頼ならそこだけはやめたほうがいいぞ」
勇者「そんなに悪名高いのか?」
タクロフ「ああ。本当なら俺がぶっ潰したいとこだが曲がりなりにもギルドは組織だからな…そうそう簡単にはいかねえんだ」
@勇者「いや、彼らの紋章が入った荷物を拾ったから届けようと思ってな」
A勇者「とりあえずありがとう。気をつけるよ」
B勇者「自由安価」
>>502
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 06:59:40.51 ID:1Hsp9C4YO
2
503 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 07:18:40.21 ID:BgzT7qLZO
勇者「とりあえずありがとう。気をつけるよ」
タクロフ「何かあったら言えよ。俺のダチに粗相をしたら今度こそ総力挙げて潰さなきゃな」
勇者「そんな変なことにはならないと思うけどな」
@ギルド到着
A自由安価
>>504
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 07:45:08.77 ID:T8OicbHa0
2 ギルド庁舎が目の前で爆発。阿鼻叫喚が聞こえてくる
505 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 15:03:18.80 ID:nuylr6cvO
チュッドーン
勇者「なっ!?」
「に、逃げろー」「だっ、誰か!あいつを止めてくれ」
勇者「変異体≪ヴァリアント≫!」
醜く膨れ上がった体、蛇のようにのた打ち回る血管
目も鼻も口も判別付かないグチャグチャになった頭
その左手には筒状の器官がついており、その口から小さく硝煙が立ち昇っている
辛うじてギルドの紋章が見て取れる旗
ここはギルド省庁だろう
そこからあの変異体が出てきたってことはこの爆発騒ぎはあいつが起こしたと見て間違いないだろう
@傍観
A悪名高いとはいえギルドだ。恩を売っておいて損は無いだろう
B自由安価
>>506
506 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 15:04:35.81 ID:/HxZj7L+o
1
507 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 15:59:56.20 ID:nuylr6cvO
シュィィイイイイン
チュッドォォオオオオオオオオオオンンン
変異体の左腕の筒状器官から火炎砲が噴射され、火柱があがる
ギルドメンバーは逃げ惑い、誰も戦おうとすらしていない
ここ冒険者ギルドだろ?あの程度の変異体とも戦える奴いないのかよ
「おい、おいあんた、助けてくれ!」
あまつさえ見ず知らずの俺に助けを求めてくる。確かに悪評…というか役に立たなさそうなギルドだ
@勇者「しゃあねえなぁ」
A勇者「見返りは?」
B自由安価
>>508
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 16:31:42.42 ID:1Hsp9C4YO
1
>>504
ゾロ
509 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 17:16:14.78 ID:nuylr6cvO
勇者「しゃあねえなぁ」
ニャル『出番か?』
勇者「だな」
小ボス戦:火炎砲変異体
左手に火炎砲を備えた変異体
元は人間のようだが既に自我は無く、話は通じそうに無い
勇者
両手共にニャルの力をデメリット無く自由に使える
ニャルも協力的なので腕をニャルに任せることもできる(もちろん片腕だけでも)
どう戦う(右手、左手を何に変化させるか。またはどんな魔法で戦うか)
>>510
>>508
ありがとう
>>454
がコンマ22、
>>504
がコンマ77なので計9エネルギーがたまった
現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:29
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 17:33:40.03 ID:/HxZj7L+o
右手は鎖鎌、左手は大金鎚
511 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 18:13:25.95 ID:nuylr6cvO
両の腕の刻印が蠢き、肉が引き伸ばされる感覚がする
そして右手は鎖鎌、左手は大金鎚に変化させる
勇者「さあ行くぜ」
変異体「ブジュルルルル」
キュィィィイインン
火炎砲の口に魔力が集まる
@鎖鎌を火炎砲に巻きつけて被害が出なさそうな方向へ向きを変えさせる
Aチャージしている間に鎖鎌でグルグル巻きに
Bチャージしている間に近づいて大金槌で攻撃
C自由安価
>>512
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 18:26:43.46 ID:/ttQCMvoO
1
513 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 21:03:33.79 ID:nuylr6cvO
鎖鎌を巻きつける
勇者「ふんっ!」ガシャンッ!
鎖が音を立てて方向を変えさせる
チュドォォォン
変異体「ギュルオゥ!?」
勇者「ニャル!」
ニャル『うむっ』
勇者・ニャル『はぁっ!』
勇者の力をニャルが爆上げし、物理法則を超えた力で空高く放り投げる
放り投げられた巨体を鎌で突き刺し、引き寄せる
そして思いっきり金槌で殴りつける
勇者「おりゃぁっ!」ドガン
変異体「ぎゅごぉっっ!!!」
そのまま体液と骨の様な何かを飛び散らせて動かなくなる変異体
勇者「ふんっ、雑魚が」
「す、すごい。あなた、我がギルドに入りませんか?」
勇者「俺はギルドに入る気は無いよ」
@勇者「ただでさえこんな雑魚も殺せないギルドじゃな」
Aとりあえず荷物だけ渡して帰る
B勇者「ところであの変異体、どういう経緯で現れた?」
C勇者「自由安価」ギルドに入る流れになるセリフは無しで
>>514
514 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 21:04:33.92 ID:7t08LXbbo
3
515 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 22:06:40.83 ID:nuylr6cvO
勇者「ところであの変異体、どういう経緯で現れた?」
「」ビクッ
「あ、あれは…突然ギルドに押し入って来て暴れまして」
勇者「嘘つけ、ほとんど服は破けてたが辛うじて残っていた布っ切れにあんたらのギルドの紋章が縫い付けられてたぜ?」
「…」
勇者「正直に言いな。あんたら、"何をした"?」
「失礼」
勇者「あ?」
そのまま追い詰めようとしたら糸目の男が割って入ってきた
「私、ギルド『レイドリック』のバンス支部、支部長『ラード・グレイディード』と申します」
勇者「ほう、大物自ら言い訳に来たというわけか」
ラード「言い訳とは人聞きの悪い。あなたは変異体をどういう存在と思いますか?」
勇者「思うも何もあれは人間の魔力が暴走した姿だ」
ラード「そうです。仮にあれが我がギルドの人間とはいえ魔力の暴走。事故に過ぎませんよ」
勇者「事故、事故ねえ…だったらそこの奴は何でギルドの人間であることを隠そうとしたんだ?」
「」ビクッ
ラード「それは…それはそうでしょう。事故とはいえ我がギルドから化け物が出たなんて評判を広められたら商売上がったりです」
ラード「それに彼は元来臆病者な性格なのです。どう答えてよいか迷った末にすぐにバレる嘘をついてしまったのでしょう」
魔王「まあ、筋は通るね?」ニヤニヤ
勇者(クッソ怪しいけどな。だが今の話に突っつく所あるか…?)
@:今は泳がせておくか
A:@+荷物を返す
B:勇者「だが何かきっかけがなきゃそうそう変異体にはならないはず」
C:まあ俺には関係無いか(これを選ぶと完全に関わらないしストーリーに絡んでこなくなる)
D:勇者「自由安価」
>>516
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 22:17:01.93 ID:OaAI5RxKo
3
517 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 23:35:42.34 ID:nuylr6cvO
勇者「だが何かきっかけがなきゃそうそう変異体にはならないはず」
ラード「しかし絶対ではない。何のきっかけもなく変異体になることもありますよね?」
勇者「そんなことほとんどないだろ」
ラード「ほとんどです。実際にそういう例はいくつもありますよ?」
それ以上はこれに関して何も言えなかった
ラード「大した証拠も無く疑うものではありませんよ」ニッコリ
@:今は泳がせておくか
A:@+荷物を返す
B:まあ俺には関係無いか(これを選ぶと完全に関わらないしストーリーに絡んでこなくなる)
C:勇者「自由安価」
>>518
518 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/19(火) 23:37:09.38 ID:T8OicbHa0
4
B+荷物を返す
519 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/19(火) 23:59:24.22 ID:nuylr6cvO
今日はこれまで
520 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/20(水) 05:42:02.82 ID:cuP9XJSPO
勇者「まあ俺には関係無いか」
そう思い、荷物を渡して帰る
@この町を出る
A行動自由安価(このギルドに関することは無し)
>>521
521 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 07:22:31.64 ID:E0upOsPJo
1
522 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/20(水) 07:34:18.37 ID:cuP9XJSPO
町を出る
@草原
A森
B海岸沿い
>>523
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 08:41:39.16 ID:yuEbLs6gO
3
524 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/20(水) 09:18:10.07 ID:na0JCHd9O
町を出て草原を歩くとやがて海が見え、海岸沿いに出る
魔王「おぉ…ねえ勇者、夕陽をバックに海岸を走らない?」
勇者「少なくともお前とそんなロマンチックな仲になる気はない」
魔王「ふふ、今はね」
勇者「未来永劫だ」
ビュオオォ
勇者「うぉっ!?」
嵐のような強風が吹き、太陽の日が遮られる
魔王「すごいよ!」
勇者「だな…」
家を丸ごと飲み込んでしまいそうな巨大な鳥が上空を飛んでいる
ザッバーンッ!
魔王「わーぉ」
それを越える大きさの魚が海面から跳ねて高く飛ぶ
グワァと口を目一杯開いた
いや、それは口と呼ぶのだろうか
頭の先から尻尾の付け目までがぱっくりと開き、怪鳥を丸々飲み込んでしまった
そして津波のような水飛沫を立てて海に飛び込んだ
勇者「すげぇ…海帝魚類だ。初めて見た」
魔王「あれ狩ったら当分食べ物には困らないね…」ジュルリ
勇者「食いきる前に飽きそうだな」
@夜になる
A魔物に遭遇
B漁村に到着
C洞窟を見つける
Dイベント自由安価
>>525
525 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 10:36:24.79 ID:Brh/pzKQO
5
勇者ほどの大きさがある赤ちゃん海帝魚類が浜に打ち上げられている。呼吸がままならず苦しそうだ
526 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/20(水) 22:15:11.10 ID:/GFSF8qDO
海帝魚類・海帝獣類
巨大生物が多数巣くう海の中でも特に巨大で生態系の頂点に位置する魚類
船乗りたちの間では海神の幼生、化身、遣い、等様々に言われている
様々な伝説にも登場し
・千年以上栄えていた島国が実は島ではなく海帝魚類の卵の上にあり、卵が孵ると共に滅んだ
・卵のある巣の上を通ってしまった巨大ギルド船団が卵を守る親に一口で全て飲まれた
・海上で戦争していた二国が海帝魚類の怒りに触れて国ごと飲み込まれた
・歴史上最も巨大な海帝魚類は大陸をそのまま飲み込んでしまうほどの大きさがある
・地球そのものが「帝王」と呼ばれる海帝獣類の卵であり、その卵が孵る時全ての生命は役目を終える
等々嘘か誠かいくつもの話がある
だが海帝魚類は巨大すぎるが故に殆ど捕獲されず生け捕りなどもっての外なため調査出来ず、その生態は全て謎に包まれている
その為に細かい分類分けはされておらず、「海帝魚類」「海帝獣類」の区別は専ら見た目である
しかし人間にとって幸運なことに彼らが存在する海域は限られており、漁業に出るときは絶対に踏み入ってはいけない海域とされている
それでも極々一部の船乗りは海帝魚類・海帝獣類に認められ、その祝福された餌場で漁をする許可を与えられるという
527 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/20(水) 22:21:31.99 ID:/GFSF8qDO
勇者「ん?ありゃ…」
魔王「生き物だよ!しかもまだ生きてる!新鮮!」
勇者「新鮮って…」
近づくとかなり大きいことが分かる
といっても勇者と同じ程度の大きさだ
勇者「こりゃぁ、海帝魚類の稚魚じゃねえか」
魔王「食べようよ!食べようよ!」
@勇者「馬鹿野郎」
A勇者「そうだな」
B自由安価
>>528
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 22:23:35.77 ID:ULu5Q4uIo
3 海に戻してやるか
529 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/20(水) 22:59:29.26 ID:/GFSF8qDO
勇者「海に戻してやるか」
魔王「えー、食べようよー」
勇者「海の神の遣いなんて呼ばれてる海帝魚の稚魚なんて食ってたまるかよ。縁起が悪いにも程がある」
魔王「むしろ海の神の力を取り入れられるかもよ?」
勇者「混沌の神の力を持ってるから十分だ」
ニャル『その通りだな』
そう言いながらその稚魚を海に浸けた
すると虫の息だった稚魚はすぐに元気になって潜っていった
その稚魚の見た目は
@サイズ以外普通の魚
A自由安価
>>530
530 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 23:07:14.62 ID:dbCCfBlI0
2 針のような鋭い背びれがいくつも生えている。また身体がうっすらと透き通っている
531 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/20(水) 23:50:40.27 ID:/GFSF8qDO
魔王「あーあ、食べ損ねた」
勇者「ニャル、こいつ暴食の神に関係する何かだったりしないよな?」
魔王「私をあんなのと一緒にするな!」
勇者「だいたい海帝魚類を食った例なんて無いんだ。縁起云々以前に毒とかあったらどうする」
魔王「知らないのか?魔王に毒と呪いと即死魔法は利かない」ドヤッ
勇者「じゃー今度怪しい食材があったら毒見役頼むわ」
魔王「え…」
@その時、海面から飛び跳ねる海帝魚を見かけた
A村が見えた
>>532
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 23:51:29.01 ID:ULu5Q4uIo
1
533 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/21(木) 00:08:54.10 ID:MkokujfGO
サアァァァ
大きな漣のような音が聞こえる
叩きつけるような波の音では無く優しい漣の音
海の方を見ると巨大な海帝魚類が空高く舞い上がっていた
それは島ほどもある海帝魚、その全身はクリスタルのように透けており、骨や内臓までもが宝石のように芸術的な美しさを誇っていた
太陽の光を反射させ、雲ひとつ無い快晴の空に例え様も無い色合いのオーロラを映し出していた
鋭い背びれが波のように揺れる度にオーロラは不規則に揺らいだ
勇者「麗しき海の女王…海帝魚類"オーロラジュエルフィッシュ"」
魔王「………」
飛び跳ねてから再び海中に舞い戻るまで数秒もあっただろうか
それでもその光景は永い夢のように素晴らしい数秒であった
534 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/21(木) 00:14:05.66 ID:MkokujfGO
勇者「魔王…魔王?」
魔王「はっ、危うく浄化されちゃうところだった。私は魔王、恐ろしき闇と混沌を司る魔の女王だ!」
勇者「見惚れていた直後に言っても厨二病以下だぞ」
魔王「うるさいっ///」
@夜になる
A洞窟を見つける
B漁村に到着
Cイベント自由安価
>>535
今日はここまで
海帝魚類・海帝獣類の元ネタはワンピースの海王類
ワンピースとかトリコとか架空の巨大生物が存在する漫画大好き
535 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/21(木) 01:07:14.86 ID:/t9pKAl3o
4
海帝魚類の祝福の証である痣が勇者の首筋に現れる
536 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/21(木) 20:42:15.53 ID:ToNChQ2FO
首がふわりと暖かくなった
それは熱いとは違い、かといって生暖かいとも違う
まるで母が子の頬にする慈しみに満ちた口付け。そのような心が満ちる温かみ
魔王「勇者、これ」
魔王が鏡を作り出す
それに映っていたのは自分の首筋に出来た痣
勇者「…海帝魚類の刻印、信頼と祝福の証」
魔王「何で君にだけ」
勇者「お前むしろ食おうとしてただろうが」
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/22(金) 00:33:42.84 ID:09feGXRuo
鋼兵 うねめ祭 盗撮
538 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/22(金) 00:42:54.00 ID:MsLLS9K2O
何か気づいたら布団どころか廊下でぶっ倒れて寝ていた
別に酒も飲んでないし徹夜もした覚えないんだけどおかしいなあ
というわけで本当にすまないがまた明日
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/22(金) 00:45:29.99 ID:1/5JngKmo
乙です大丈夫?
540 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/22(金) 21:10:06.47 ID:U/0SvH8rO
突然ぶっ倒れたわけじゃなくて眠すぎて布団までたどり着けなかったからそこまでやばくは無いはず
今日も同じ感じでこんな時間になってしまったが
まあ続ける
541 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/22(金) 21:10:56.86 ID:U/0SvH8rO
少し進むとやがて村が見えてきた
魔王「勇者、村だよ」
勇者「だな、今日はあの村で休むか」
―――――
―――
―
勇者「何だ…こりゃ」
魔王「わーお、これはこれは」ニヤニヤ
その村は、滅んでいた
542 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/22(金) 21:12:41.29 ID:U/0SvH8rO
人っ子一人見えない寂れた村
しかし、建物に壊された形跡は無い
経年劣化による崩れ等はあれ、他者による破壊の跡は見られない
勇者「何が、あったんだ…?」
その村を囲うフェンスの内側に入って数歩進むと
―ズクンッ―
勇者「がっ、ぁ…あ、ぁぁ…」
両の腕が熱い、ニャルの刻印が脈打ち、血管のように浮き出ている
勇者「ニャル…何、を…」
ニャル『す、すまぬ、興奮してしまった』
スッと熱も痛みも最初から無かったように消え去る
勇者「な、何なんだよ…」
ニャル『宿主よ…この村、すごく"濃い"ぞ』
勇者「濃い?まさか」
ニャル『うむ。同属の気配だ』
ニャルと同属…怪奇小説家ラヴクラフトが小説で描き、ファンにクトゥルフ神話と呼ばれた邪悪なる神々の神話体系
そのクトゥルフ神話に関係する何かがこの村に…?
543 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/22(金) 21:52:22.39 ID:U/0SvH8rO
勇者「いったい何があったんだ、ここで」
ニャル『流石にそこまでは分からぬ』
魔王「きっとおぞましいことがあったに違いないね」ニヤニヤ
そんなことを話しながら歩いていると
「旅人かの」
勇者「!?」
誰もいないと思っていたところにいきなり声をかけられて驚く
見ると海を向いて安楽椅子に揺られている初老の男がいた
勇者「すまない、てっきり誰もいないかと」
「誰もおらぬよ。儂がただ一人この町の最期を看取るために居残っているのだ」
勇者「最期?」
「最期だ。この村は二度と人が住んではならぬ土地。儂が寿命を迎える頃、全ての魔力を解放して土地ごと吹き飛ばすつもりだ」
「あんたらもこの村に滞在するのは勝手だが明後日の夜を迎えに来る前に出て行ってくれ」
勇者「明後日の夜?」
「満月だ。この村で満月の夜を迎えてはならん」
「それまでは良い、宿も自由に使え。駄賃はいらん、食事は出せないが暇つぶしに掃除してるから休むには問題無いはずだ」
@:勇者「掃除してもらってるなら金を払うには充分だ、その分だけでも払わせてくれ」
A:勇者「この村で何があったか聞いていいか?」
B:A+バンスの町で買っておいた酒を取り出す
C:勇者「ありがとう、宿使わせてもらうよ」
D:勇者「自由安価」
>>544
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/22(金) 21:54:10.53 ID:TwsIQfPgO
3
545 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/22(金) 22:31:15.55 ID:U/0SvH8rO
勇者「この村で何があったか聞いていいか?」
そう言いながら酒を取り出す
男性はそれを一瞥すると鼻を鳴らした
「ふん、酒程度で気を惹こうとは浅墓な坊主だ」
「だが別に断る理由も隠す理由も無い。いただこう」
546 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/22(金) 23:14:13.87 ID:U/0SvH8rO
ダグ・オルドと名乗ったその初老の男性は酒を一杯煽ると過去に思いを馳せた
ダグ「もう、数十年は経っていると思う」
ダグ「この村は、かつて漁村だった。あんたらも見たかもしれないがこの辺は海帝魚類の生息海域だ」
ダグ「そんなところにある漁村、分かるだろう?」
勇者「祝福された人間しか漁を許されず、祝福されたということは豊富に獲れたんだろ?」
ダグ「そういうことだ。小さな漁村とは考えられないほどに豊かな収穫、交易、笑顔と賑わい、餓えも悲しみも無縁と思われた良い日々だった」
魔王「ねえ勇者、老人の思い出話って長くなるよね?」
勇者「黙ってろアホ」
ダグ「…じゃあ省くぞ」
勇者「え、いや…すいません。このアホが」
ダグ「あるとき一人の馬鹿が邪悪な儀式をしやがったんだ」
ダグ「その目的と結果は俺には分からねえ。だが…」ギリ
ダグ「」ゴクン
酒を一気に飲み、飲み込んだ言葉を再び吐き出す
ダグ「奴は、自分の家族と数人の村の子供たち…そしてあろうことか、海帝魚の稚魚まで儀式の犠牲にしやがったんだ」
勇者「なっ!!」
魔王「ふぁーぁ」
547 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/23(土) 00:06:09.66 ID:6RTFrO1CO
ダグ「本当に恐ろしいことだ。海帝魚類の怒りを買うようなことを」
勇者「…この村は、それで…」
ダグ「…儀式によって呼び出されたおぞましき存在。身勝手に仔を奪われた怒り」
ダグ「この村は二つの呪いが罹っているのだ。どんな破呪術者でも解きようの無い呪いが」
ダグ「唯一つ、"彼女"の慈悲か偶然か、この村には見えぬ結界が貼られており、儀式によって呼び出された存在はこの村から出ることが出来ないでいる」
ダグ「無論、その結界のせいでこの村の者は村を出ることが出来ぬままに死んでゆき、儂もいずれはそうなるのだろうがな」
ダグ「不安なのは、最後の村人である儂が死んでしまった後結界がどうなるかだ」
ダグ「仔を殺された怒り、それを止められなかった儂等村人への怒り。全員がいなくなったその後に結界を保つ理由等あるまい…」
ダグ「だから儂はこの村を最期まで看取る。あの存在が餓死して満月の夜に現れなくなるその時まで」
ダグ「それより先に儂がくたばるのであれば、永遠にこの土地に誰も住み着かないようにせねばならぬ」
ダグ「絶対に、これ以上奴に餌を与えてたまるか」ギリ
ダグ「さあ、話は終わりだ。満月が来る前に出て行ってくれ。安全な隠れ場はあるが儂一人しか入れない」
勇者「そうやって、"最期"が来るまで逃げ延びる気なのか」
ダグ「そうだ。奴を討伐することも、この二つの呪いを解くことも不可能だったからな」フン
その口調と表情は既に幾度と試したと言っているようだった
@:勇者「…俺なら解けるかもよ?」オーロラジェエルフィッシュの祝福の証を見せる
A:@+ニャルの刻印も見せる
B:その場では特に何も言わず、満月の夜に勝手に解決を試みる
C:自由安価(勇者の行動・セリフ限定)
>>548
今日はここまで
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 00:21:27.95 ID:PgCanB0uO
4 その"彼女"ってのは一体?
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 00:23:51.22 ID:XOfiPLgko
2
550 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/23(土) 07:30:07.34 ID:liBRwp22O
勇者「その"彼女"ってのは一体?」
ダグ「彼女は彼女さ、仔を奪われた憐れな母親だ」
勇者「海帝魚類か」
ダグ「ああ」
@:勇者「…俺なら解けるかもよ?」オーロラジェエルフィッシュの祝福の証を見せる
A:@+ニャルの刻印も見せる
B:その場では特に何も言わず、満月の夜に勝手に解決を試みる
C:自由安価(勇者の行動・セリフ限定)
>>551
551 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 09:06:59.98 ID:+rmubuBZ0
2
552 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/23(土) 14:05:28.88 ID:Vo1TziuEO
勇者「…俺なら解けるかもよ?」
オーロラジェエルフィッシュの祝福の証を見せる
ダグ「それ…は」
勇者「ああ」
ダグ「そう、か…彼女は、まだ………まだこんな儂らにチャンスをくれるというのか…」
そう言って海の方を向き、放心したように涙を流すダグ
ダグ「ずっと、見守っていてくれてたのだな。あれを止められなかった咎人にすぎぬ儂を…この村を…」
ダグ「」ズズ
ダグは涙を拭うと勇者達に向きかえる
しかし、再び涙が流れてきた
ダグ「…すまない、今は…一人になる必要があるようだ…ゥ、宿に行っていてくれ。あとで夕食を作って持っていく」
勇者「ああ」
553 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/23(土) 14:20:45.89 ID:Vo1TziuEO
宿
勇者「ニャルの刻印見せ忘れたな…」
ニャル『そうなのか?てっきり敢えて隠していたものかと』
魔王「…最近私のヒロインとしての活躍が薄いような気がする」
@勇者「気のせいだろ」
A勇者「俺にとってヒロインはニャルなわけだが?」
B勇者「じゃあ魔王の設定やめるか?」
C勇者「自由安価」
>>554
554 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 14:24:05.43 ID:TBQAdv4xo
3
555 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/23(土) 15:57:23.15 ID:Vo1TziuEO
勇者「じゃあ魔王の設定やめるか?」
魔王「くっくっく、我は魔の凶皇にして万物の魔を統べる魔族の王」
魔王「世界を作り変え、村娘に身を変えようともそれは決して変わることなき我が信念よ」
勇者「じゃあ無理だな」
魔王「くくく、魔王である我をコントロールしよう等無理なことよ!アーハッハッハ」
勇者「あー、はいはい」
魔王「何だ何だそっけないなあ?何なら我の悪っぷりを思い出させるために弱いお仲間が泣き叫びながら内臓ズタズタにされて殺されるのを脳内に魔法で映像再現させてあげようか?」
勇者「お前俺に嫌われたいのか好かれたいのかどっちだよ」
556 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 16:53:35.23 ID:9VUUDufjO
仮にヒロインとしてジャンルは何になるんだろう
アホの子?Sを装った残念な子?
557 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 18:40:39.69 ID:XOfiPLgko
病みMってところじゃない
この狂い方はどちらかというとMのいきすぎたものに近いような
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/23(土) 18:54:31.73 ID:b4FCItEiO
おおむねかまってちゃん
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 03:51:37.96 ID:3/Oedma50
仲間って割には勇者冷めてるよね
560 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 11:25:34.50 ID:vdA3zgtHo
>>560
勇者にとって魔王はついてきてるだけ
前の世界での仲間はこの世界では絡んできてないので既に十数年以上も前の記憶に過ぎない
もしこの世界で前の世界の仲間とまったく同じ顔、名前の人間と出会うことがあれば何かあるかもしれないが
561 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 11:32:29.83 ID:vdA3zgtHo
コンコン
ダグ「失礼するぞ」
ダグが両手に大量の魚料理を持ってやってきた
ダグ「久しぶりに漁をしてきた。料理のほうは本分じゃねえから変な盛り付けは許せ」
勇者「いや、充分美味そうだぞ…」
魔王「その通りだ。私の中の食欲が暴走しそうだ…」ギュルルルル
@勇者「この辺で漁をできるってことは、やっぱり…」
A勇者「やっぱりここまでしてもらって金を払わないわけには」
Bダグ「じゃあ次の満月に向けて色々話そうか」
C勇者「自由安価」
>>562
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 11:33:12.35 ID:LmlXEMvIo
2
563 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 12:26:36.27 ID:vdA3zgtHo
勇者「やっぱりここまでしてもらって金を払わないわけには」
ダグ「ふん、こんなとこに住んでる儂が金を必要とすると思うか?呪いが解けたとしてもこの村に骨を埋めるつもりだ」
ダグ「そうだな、どうしてもというなら酒でもいただこうか」
勇者「分かった。ならこの酒で払うよ」
そう言ってダグに酒を注いで渡す
@ダグ「じゃあ次の満月に向けて色々話そうか」
A勇者「自由安価」
>>564
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 14:30:33.35 ID:saPSrKxgO
2
勇者「この辺で漁をできるってことは、やっぱり…」
565 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 14:38:59.07 ID:vdA3zgtHo
鬼「よう、体調はどうだ?」
勇者「まあだいぶ良くなってきたかな」
鬼「なら良かった。宿の人がおかゆ作ってくれたけど食えるか?」
勇者「ああ、食べさせてくれるか?」
鬼「ま、まあいいぞそのくらいはな」
鬼「フー、フー…ほら、あーんしろ」
勇者「」アーン
勇者「んぐ…モグモグ…なんか初めてロクな看病してもらった気がする」
鬼「てめえが熱でうなされてただけで皆ちゃんと看病してたぞ」
―――――
―――
―
勇者「ふう、ごちそうさま」
鬼「…オレの筋肉質な太ももでよければ膝枕してやろうか?」
@:勇者「いや、固そうだからいいや」
A:勇者「是非!」
B:サキュバス「交代の時間ですよー」
C:勇者「自由安価」
>>566
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 14:40:06.58 ID:Lp0lmzLKo
3
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 14:42:51.02 ID:9YHWakjzO
>1 タイトルタイトル
568 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 14:42:58.64 ID:vdA3zgtHo
しまった間違えた。誤爆だ
すまぬ
569 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 14:57:25.07 ID:vdA3zgtHo
勇者「この辺で漁をできるってことは、やっぱり…」
ダグ「ああ、そういうことだ。まだ効力を失って無いようで良かったよ」
ダグはそう言って左腕を捲くった
そこには勇者によく似た、しかし違う刻印が刻まれていた
だがその刻印は、何度も何度も刃物で傷つけたような痕が幾重にも重なっていた
ダグ「これはきっと彼女の与えてくれた最後のチャンスなのだろう」
ダグ「もう二度とチャンスなど無いと思っていた。こんな儂らのことなどもう許す気は無いと思っていた」
ダグ「だが、このチャンスだけは絶対に見逃すつもりはない。ただの偶然で何でもいい、儂に力を貸してくれ」
勇者「もちろんだ。任せな」
570 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 15:24:03.32 ID:vdA3zgtHo
ダグ「何度か言っているが満月の日、明後日だ。満月が高く昇る時に奴は現れる」
勇者「そいつの見た目は分かってるのか?」
コンマ30以下
>>571
もしこっちにRスレのエロシーンを誤爆してしまったらどうなるのだろう…怖ヒ…
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 15:35:34.67 ID:PR+wUp+Vo
よい
572 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 17:17:46.69 ID:vdA3zgtHo
ダグ「いや、あいつに姿は無い。ただ邪悪な存在感と物理的な当たり判定があるだけだ」
ダグ「それだけが不安な点だが…物理的辺り判定があるなら砂をかけるなりすれば輪郭ぐらいは分かるかもしれない」
勇者「いや、それは大丈夫だと思うぜ」
ダグ「何か秘策でもあるのか?」
勇者「策ってわけじゃないけどな」
両腕を捲くってニャルの刻印を見せる
ダグ「なっっ、それはっっっ」
ダグの顔には嫌悪感と果てしない怒りが現れていた
@勇者「邪神と言えども一枚岩じゃない。対立してるのもあるのさ」
A勇者「俺はどんな力だろうと自分の信じる"正義"のために使う。これが何だろうと関係無い」
B勇者「やっぱりこれと同列の力か。毒を以って毒を制す。そういうことだ」
C勇者「自由安価」
>>573
>>528
がコンマ77なので計7エネルギーがたまった
現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:36
573 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 17:21:35.17 ID:PR+wUp+Vo
1
574 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 21:58:16.28 ID:1JrixqAVO
勇者「邪神と言えども一枚岩じゃない。対立してるのもあるのさ」
ダグ「…あんたは対立する邪神を殺しに来たってのか?」
勇者「それは半分偶然だ。その存在を知った以上打倒するするつもりだがこの村にそれがいるとは思わなかった」
ダグ「…」
勇者「信じられないか?まあ、そうかもな。あんたにとっては村を滅ぼした元凶とおなz…」
ダグ「いや、信じるさ。"彼女"の祝福の証があるんだからな。彼女を疑うことなどできようはずもない」
勇者「ありがとう」
ニャル『物は言いようだな。均衡が崩れたこの世界にあって我が対立するのは他全ての神であり、例え善神でも食らうつもりだからな』
575 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 22:49:32.78 ID:1JrixqAVO
勇者「ということで多分見えない敵も大丈夫だ。俺なら感知できるだろう」
ダグ「そうか。じゃあ頼んだぞ」
ダグ「奴が出現する位置には儂が案内する。悪いが儂は戦えぬ故足手まといにならぬように逃げるのが精一杯だ」
勇者「ああ、問題ない。そうしてくれ」
@その満月の夜が来るまでカット
A自由安価
>>576
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 22:50:04.32 ID:mRr/uhwD0
1
577 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/24(日) 23:58:41.48 ID:165EgjYgO
今日はここまで
誤爆本当にすまん
アブノーマルなエロSSやらリョナSSやら書いてるからマジに気をつけなきゃな…
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 04:57:27.41 ID:C0Ben/v40
他のスレも気になるね
579 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/09/25(月) 05:48:52.75 ID:hraw4RXqO
>>578
今書いているSSの中でこのSSと同じ勇者魔王系ファンタジーはこれくらい
ジャンルが同じってだけで完全に関係は無いので読む必要はないです
わざわざ隔離されてるR板のURLを直接張って良いものか分からないので下二つはタイトルだけ
勇者「安価で人外娘とイチャコラ旅したい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448453901/
女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1438/14385/1438598471.html
[安価]女勇者がリョナられるSS[R-18G]
女冒険者「異種姦しまくる旅に出る!」
580 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/25(月) 07:06:10.63 ID:hraw4RXqO
夕方、陽が海面に沈み、丸い月が上がってくる
ダグ「暗くなる。行くぞ」
勇者「ああ」
魔王「ふふ、楽しみだね」
勇者「お前も手伝えよ」
魔王「やだよ。君が死のうと生きてようとどっちに転んでも私は良い思いしかしないからね」
魔王「で、できれば生きていたほうがいいんだからね!」
勇者「むりやりツンデレ演出しても何もならんぞ」
ダグが案内したのは
@小高い丘
Aとある地下室
B村の外れにある洞窟
>>581
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 07:55:56.53 ID:BbEyy4xno
2
582 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/25(月) 08:31:22.72 ID:hraw4RXqO
仕事に行くので一旦ここまで
583 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 08:37:25.03 ID:/CV8EjKlO
あーもしかしてRが分離する前に人外ハーレムとかヤンデレ彼女書いてた人かな
おつ
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 08:51:28.75 ID:y6lkQtNL0
あなたの書くss好きだわ
乙
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 11:48:20.88 ID:/hRuCsYzo
思った以上に過去作が沢山あってすっごく驚いた
586 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/09/25(月) 12:05:19.34 ID:VUsKGYWHO
>>585
エタったSSの方が多いんだけどね…
逆になんかエタる傾向が分かってきてる
学園ギャルゲ風SSとか異能力バトルとかは書きたいけど絶対に落とし所が分からなくてグダグダになって必ずエタる
だからこのSSも落とし処はきちんと考えています
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 12:07:46.13 ID:lBOC0mggO
完結しない作者の代表格じゃんって思ったけどそもそもこの板のSS自体が完結すること殆ど無かったな
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 12:08:39.89 ID:lBOC0mggO
ぶっちゃけ完結すること求めてる人殆どいなさそうだしエタるならエタるで構わんけど
589 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/25(月) 12:11:41.71 ID:VUsKGYWHO
ダグ「こっちだ」
村の中でも外れの方に位置する大きな屋敷に連れていかれる
それは他の建物より一層廃れ、禍々しい気配を放っていた
魔王「なんとも素敵な場所だねえ。私だったら魔物の巣窟に選んでるよ」
勇者「そうでなくてもヤバいのが住み着いているけどな」
ダグ「準備はいいか?入るぞ」
勇者「ああ」
魔王「問題無いよ」
ギィィィと音を立てて寂れた大きな扉を開く
―――――
―――
―
勇者「ぅ」
酷い悪臭がする
これは一度味わった、あのツァトゥグァの落とし子のところで嗅いだおぞましい悪臭と同じ
間違いない、ここにいるのはニャルと同じクトゥルフ神話の神話生物
それがいるに違いない
ダグ「臭いは気にすんな。いずれ慣れる」
ニャル『慣れた頃には大抵狂っているがな』
とある部屋は巨大な書斎となっており、時空が歪んでいるかのように錯覚する程天高く本棚が聳えていた
どうやって上の方を取るのか考えるよりあれも模様ではないかという疑問の方が強くなる膨大な蔵書と粘りつくような重い空気
ふと見ると
「アレイスター・クロウリー」「テオフラストゥス・フォン・ホーエンハイム」「サンジェルマン」等世界中の魔術師と錬金術師達の著書
「エイボンの書」「無名祭祀書」「屍食教典儀」「死霊秘法」
等物語の中でしか聞いたことの無いようなおぞましい書物の数々
そのようなものが軒を連ねていた
@無意識に惹かれた一冊に手を伸ばす
A勇者(後で屋敷ごと燃やし尽くした方が良さそうだ)
B勇者「ダグ、この屋敷の持ち主はどういう奴だったんだ?」
C自由安価
>>590
※小ネタ解説
本の著者達はどれも現実に実在した魔術師と錬金術師。本のタイトルはどれもクトゥルフ神話の魔導書
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 12:16:46.54 ID:ZFoTBb9wO
1
591 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/25(月) 12:23:33.81 ID:VUsKGYWHO
コンマ10以下とゾロ目
>>592
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 12:26:50.15 ID:eQCmDiJUO
やっぱりアカン本やん
593 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/25(月) 12:45:41.92 ID:VUsKGYWHO
コンマ値15
運命操作装置をエネルギー5消費して10にしますか?
>>594
現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:36
運命操作装置を使った場合、ゾロ目判定とクリティカル判定は利用できません
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 13:54:31.65 ID:nrXeW5GeO
そうす?
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/25(月) 13:54:57.24 ID:nrXeW5GeO
ミス、そうする(消費する)
596 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/26(火) 00:06:50.40 ID:77yc5KwqO
某アニメ監督関係で色々ショック受けたり調べたり愚痴ったりしてたらこんな時間になってしまった
本当にすまん、明日はちゃんと書く
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/26(火) 01:10:30.99 ID:2G7V86GaO
いろんなところで言われてる「後任監督かわいそう」に納得
矢面に立たされる仕事だもんなあ
598 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/26(火) 06:38:58.12 ID:DTJkuN+FO
勇者「…これは…」
ニャル『だっ、ダメだ!!』
ふと目に映った本を手に取ってしまった
それを手に取った時、自分の意識が遥か彼方に飛んで行くのを感じた
無明の闇、どこまでも続いていく深淵の彼方、無名の霧が門を形作り、俺の魂を顔の無い鬼が運んでゆく
幾星霜の時が遥か後方に吹き飛んで行き、光を吸収する暗黒星団が自分を睨めつける
ダークマターを食らって生きる旧き神の成れの果てが失った自我の匂いを嗅ぎつけて俺を食らおうと迫ってくる
だが俺は次元のズレたところを飛んでいる。襲い来る恐ろしい怪物たちは触れることすら出来ない
やがて永劫に思われた恐ろしき飛行は終わり、終点に着くことになる
そこは
@誰からも忘れされれた旧き都
A原初の混沌吹き荒ぶ狂気の宮殿
Bニャルがいたところと同じような封印の間
>>599
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/26(火) 06:45:35.67 ID:6fS7Nl6LO
2
600 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/26(火) 11:29:06.58 ID:j/tlmPGPO
闇も光も炎も氷も電気も物質も精神も風も重力も魂も器も何もかもが待っている
どんなものにも限らず、何もかもが渦を巻き、そこで時間も空間も、全ての概念が混流し、混濁し、混沌たる渦となっている
勇者「こ、ここは」
「原初の混沌。なべての無限の中核であり外なる宇宙の中心点なのです」
この空間は"空間"とすらいえず、どこが地面なのか、どこが上なのか、自分は立っているのか倒れているのか、落ちているのか、上っているのか、それすらわからない
そんな中、自分の目の前にゴシックロリータ調のドレスを着た幼女が姿を現した
いや、目の前といっても良いのだろうか。目の前にいると同時に真後ろに立たれているような、ともすれば真上から見下ろされているような感覚するある
「再びここに人が来る事は予想していましたがそれでも驚愕を隠せないのです」
「あなたのように人間としての正気を保ったままここに来れたのは未だ片手で足りる程度なのです」
「ランドルフ・カーター、タイタス・クロウ、大十字九郎、どいつもこいつも人間というには疑問が残る化け物どもなのです」
「さて、アルはオマエに問うのです。この先に進むのです? この先にいるのは見たものの精神を破壊する存在、外なる宇宙において最高神とされる禁断の存在
人が踏み入れてはいけない領域なのです」
アル「とは言ってもランドルフ・カーターの奴は何事も無く謁見して帰還しやがったのですが。それもノーデンスとかいう旧き神の加護あってこそのこと
オマエが正気を保ったままあのアザトホートを見られる保証は一切無いのです」
@進む
A進まない
B勇者「ここは…これは、本、だよ…な?」
C勇者「その前にお前は何なんだ?」
D勇者「自由安価」
>>601
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/26(火) 17:12:14.54 ID:c3aH8DWOO
5
残りのクロウとか大十字とかってのは無事じゃなかったのか?
602 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/26(火) 21:55:01.28 ID:mFjvnpz3O
勇者「残りのクロウとか大十字とかってのは無事じゃなかったのか?」
アル「そもそもその二人は謁見してないのです」
アル「アザトホートは敢えて口にする者とていない果てしなき魔王。破壊と破滅のみをふりまく存在
正常な頭ならば、いえ狂っていたとしても謁見しようなどと考えることは"あり得ない"事象なのです」
アル「未知なるカダスを求めたランドルフ・カーターですら望んで謁見したのではなくニャルラトホテプに無理やり連れてこられたのです」
アル「ニャルラトホテプに騙され。しかも殺されるために」
アル「なのにあいつはアザトホートを"視"ても精神を欠片も傷つけず帰還しおったのです」
アル「いやぁ、自分の仕掛けた最大最凶の罠からまんまと逃げられた上にダメージ0だと知ったときのニャルラトホテプはとっても見ものだったのです」ゲラゲラ
アル「なんと下級の神に"八つ当たり"したんですよ?八つ当たり、そんな大人気無いことを邪神が!
いやぁ、何百億年生きていても一生見ることのない面白いイベントだったのです」ゲラゲラゲラ
アルと名乗る幼女は一しきり笑い転げたあとすっくと真顔に戻って俺に問うた
アル「さて、その存在に自らの意思で謁見する覚悟があるのです?自分の意思で会いに行く初めての人間になるのです?」
アル「オマエはその資格が十分にあるのです。アルが保障するのです。命は保障しないのです」
@進む
A進まない
B勇者「ここは…これは、本、だよ…な?」
C勇者「その前にお前は何なんだ?」
D勇者「自由安価」
>>603
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/26(火) 22:16:28.64 ID:X5uDC2lt0
4
604 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/26(火) 22:40:05.41 ID:mFjvnpz3O
勇者「その前にお前は何なんだ?」
アル「アルは狂気の水先案内人。そうですね、この本の語り手なのです」
アル「その真の姿はまた別にあるのですが、それはまた別の機会に。それまでは真名も明かせぬのです」
勇者「本の語り手…じゃあやっぱりここは本の中…」
アル「オマエは本当にここが本の中とでも思っているのですか?だとしたら原生ショゴスよりも脳みそがお粗末なのです。そんなゴミ、ミ=ゴに持ち去られてしまえなのです」
勇者「…」
@勇者「性格悪…」
A勇者「じゃああの本を媒介として何らかの魔術が発動したってことか?」
B勇者「調子に乗ってんじゃねえぞ幼女コラ」
C勇者「帰るわ」
D勇者「自由安価」
>>605
605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/26(火) 22:48:50.74 ID:ptko/zRk0
5
お前は本をなんもわかっちゃいない……
606 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/26(火) 23:13:48.42 ID:mFjvnpz3O
勇者「お前は本をなんもわかっちゃいない……」
アル「オマエの本に関するあれこれなんてしらねーのです。論ずる気もねーのです」
アル「とりあえず、この先に進むか否か。イエスかノーで答えやがれなのです。とっととしろなのです。やれやれ」
「やれやれ」まで口に出して言う幼女
@進む
A進まない
B勇者「自由安価」
>>607
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/26(火) 23:23:26.24 ID:qyN129m8O
2
608 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/27(水) 00:02:55.82 ID:TX+ClFeHO
今日はここまで
609 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/27(水) 00:30:32.99 ID:TX+ClFeHO
というかいくらなんでもクトゥルフネタ入れすぎだな
このSSでクトゥルフに興味持ってくれる人がいてくれると嬉しいと思うがクトゥルフネタ知らない人が置き去りになっちゃ意味無いし
すまん、この漁村編終えたら少し自重するわ
610 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 00:58:08.29 ID:XpSMuN1RO
ようやく気づいたか……
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 01:12:34.32 ID:P4ApHj7Ko
クトゥルフ神話のTRPG本持ってるから解るけど
専門用語満載だからイミフになり易いとおもう
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 02:01:17.10 ID:OO6TTdlUo
クトゥルフは故あってよく知ってる方だけど、知らん人にはほんとに何言ってるかわからん分野だからなあ
個人的には海帝魚設定は好き、既存の何かよりこういうのもっと出してほしい
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 04:02:13.74 ID:uC99rLVOO
>>530
の安価も簡潔に洒落てるしそれをオーロラジュエルフィッシュとしたのもいい
614 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/09/27(水) 05:32:49.41 ID:mM2nhG91O
>>610
うむ、すまんかった
むしろここまで見捨てず着いてきてくれてありがとう
615 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/27(水) 06:05:19.91 ID:mM2nhG91O
アル「賢明な判断なのです。アルはその選択を尊重するのです」
アル「ならば問いを変えるのです」
アル「力と魔力オマエはどちらを望むです?」
@力
A魔力
B勇者「むしろオマエが欲しい」
>>616
616 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 07:11:34.31 ID:0xjlGbt2O
3
617 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/27(水) 07:42:50.13 ID:mM2nhG91O
勇者「むしろオマエが欲しい」
アル「そう言ってくれると嬉しいのです」ニィ
アル「我が真名はアル・アジフこの本に仕込まれた術式によって起動する魔術稼動式自律人形≪オートマタ≫」
アル「血の盟約か膨大な魔力を寄越すのです。是を以ってアルはオマエをマスターとして付き従いましょう」
@血の盟約
A魔力を注ぐ
>>618
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 07:50:32.05 ID:0xjlGbt2O
1
619 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/27(水) 08:27:43.69 ID:mM2nhG91O
勇者「血の盟約で」
アル「了解なのです、マスター。では少し失敬するのです」
アル「ニャルラトホテプの烙印…むかつきますね。ここに上書きしてやるのです」
勇者「お、おい」
アル「心配するななのです。あいつとのリンクが切れることは無いのです。ただの嫌がらせなのです」
そう言って右腕に歯を立てるアル
アル「あむ…んんちゅ。ちゅ…ぷは…美味しい血なのです♪」
@現実に戻ると目の前にアルが
Aいない(いつでも呼び出せる)
>>620
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 08:33:23.78 ID:AICcpATRO
1
621 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/27(水) 12:04:57.34 ID:w83lc3uZO
現実
勇者「はっ」
ダグ「おい坊主、そりゃ何だ?」
魔王「ロリコンすぎるあまりについに自ら作り出したの?」
見ると目の前に先ほどのゴスロリ幼女―アルが立っていた
まるで絵画のように美しく整った顔立ち、透き通るような白い肌
風もないのになびく白銀の髪
金と翡翠色のオッドアイは半分閉じられ、ジト目になっている
勇者「ちげえよ!」
アル「そうなのです。こんなのに作られるほどアルは単純な存在じゃないのです」
勇者「フォローするならもっと優しい言葉選んでくれない?」
アル「アルは本当のことを言ったまでなのです」
ダグ「あ、あー、とりあえずお嬢ちゃんは外で待っていた方がいいんじゃねえか?」
アル「心配するななのです小童、アルはこの場にいる有象無象の中で最も最強に強いのです」
魔王「ほう?言うじゃないか幼女の癖に」
アル「アルからすればオマエの方が小娘なのです。見た目だけが全てでは無いのですよ、オマエがそうであるように」
魔王「勇者、私は少々鉄拳制裁の必要性を感じるよ」
@勇者「ねえよ」
A勇者「アル、マスターからの命令だ。無意味に煽るな」
B勇者「アル、自分より小さな奴と喧嘩するということはそれと同じレベルってことだぞ」
C勇者「どうでもいいから行くぞ」
D勇者「自由安価」
>>622
622 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 12:19:58.68 ID:GkRAyTifO
B
623 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/27(水) 15:43:13.46 ID:5PTJwEv2O
勇者「アル、自分より小さな奴と喧嘩するということはそれと同じレベルってことだぞ」
アル「これと同レベルはとても嫌なのです。流石マスターですね、ド正論を突いてくるのです」
魔王「くそムカつく!何このクソガキ!」
アル「マスター、小動物が何か鳴いているのです。餌でも欲しいのではないのですか?」
魔王「〜っっ!!」
勇者「うん、その辺にしておこうか。とても面白いけど話が進まん」
ニャル『相変わらずの毒舌小娘だ…我はあまり関わらないようにしたい』
アル「」ニタァ
ダグ「進んでいいか?」
624 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/27(水) 15:44:36.29 ID:5PTJwEv2O
本棚の一つを倒す
その下には鉄の扉があり、そこには魔法陣が幾重にも描かれていた
勇者「封印か?」
ダグ「役に立った試しはないがな」
ガゴン、と音を立てて重い鉄の扉を開き、地下室への階段を降りていく
酷い悪臭がより一層強くなり、全体的に空気が重くなっていく
所々に虫の死骸が固まり、中には小動物の死骸すらもあった
ドンドン地下へ降りていき、それと比例して空間が縦にも横にも広くなっていく
やがて見たことないほど巨大な鉄の扉が立ち塞がる
その扉には悪魔崇拝を彷彿とさせる冒涜的な画がでかでかで描かれていた
ダグ「先にも言ったが儂は戦えない。だからあんたらに頼ることになるがいいか?」
勇者「ああ、分かってる」
ダグ「開くぞ」
@アルだけを先に部屋に入らせる
A何があってもすぐ対応できるように両腕の操作をニャルに任せる
B勇者「開くのは俺がやる。ダグはここまで案内してくれただけで充分だ、先に戻っててくれ」
C自由安価
>>625
625 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 17:06:27.65 ID:SZ3uvsGYo
3
626 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 18:01:13.92 ID:N/5Oul4G0
クトゥルフネタ俺は好きやで
627 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/27(水) 22:48:46.85 ID:jv/Xlc/IO
勇者「開くのは俺がやる。ダグはここまで案内してくれただけで充分だ、先に戻っててくれ」
ダグ「…分かった。死なないでくれよ」
勇者「大船に乗ったつもりでいていいぜ」
アル「しかも大型戦艦なのです。目の前にあるものは全て薙ぎ払うのです」
勇者「ま、そういうことだ」ギィ
扉を開く
コンマ30以下
>>628
>>626
ありがとう、そう言ってくれると嬉しい
でも自分自身でもちょっと多すぎたと思えてきたので
元々フレーバー程度に混ぜるつもりでメインに据えるつもりはなかったのだがいつの間にかメイン並みになってたので軌道修正する
628 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/27(水) 23:32:51.36 ID:OO6TTdlUo
よ
629 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/28(木) 00:11:15.41 ID:fXBx0BY3O
コンマ値36
運命操作装置をエネルギー6消費して30にしますか?
>>630
現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:31
運命操作装置を使った場合、ゾロ目判定とクリティカル判定は利用できません
今日はここまで
あんまり書けなくてすまん
630 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/28(木) 00:15:57.09 ID:ueZJu0WR0
使う
631 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/28(木) 00:27:37.47 ID:uib5148+o
no
632 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/28(木) 11:20:06.85 ID:6lcDB3x/O
扉を開けた瞬間、ムワァとおぞましいほどの悪臭が鼻を突いてくる
地面には様々な生き物の骨が転がっており、その中には既存のどの生物にも一致しない骨格をした不気味な生物が混じっている
しかし、そんな視覚情報を脳内で整理する暇は無かった
ギュォォ
風が渦を巻き、見えぬ何かが攻撃を仕掛けてくる
勇者「ぅぉおっっ!」ガキィンッ
咄嗟に腕を鋼鉄化させ、弾く
しかし咄嗟のことでバランスを崩し、そのまま壁に叩きつけられる
勇者(マジで見えない敵かよ…)
ニャル『宿主、我が眼でなら見えるぞ』
@ニャルに眼を借りる(両腕と違って自由に使えないため魔力消費:大)
A勇者「腕の操作を任せていいか?ニャル」
B勇者「アル、サポート頼む」
C自由安価
>>633
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/28(木) 12:07:21.81 ID:4Tmej/tfO
魔王、助けてくれ
634 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/28(木) 14:33:34.78 ID:6lcDB3x/O
勇者「魔王、助けてくれ」
魔王「はっはっは、私は戦う気なんてさらさら無いよ」
勇者「はぁっ!?」
魔王「正直君が死のうと生きようと私には関係無いからね。死んだら死んだで魔物として生き返らせて再び世界征服する気だよ」
勇者「てめぇ!」
魔王「勇者が魔王の手先になって操られる。なんてことになりたくなけりゃ頑張ってね」ケラケラ
アル「マスター、観葉植物より役立たずな喋る置物なんて放っておくのです」
アル「それよりアルにオーダー(命令)を」
@:勇者「決まっている。破壊しろ!」
A:勇者「俺のサポートだ!」
B:@+ニャルに眼を借りる(魔力消費:大)
C:A+ニャルに眼を借りる(魔力消費:大)
D:@+勇者「腕の操作を任せていいか?ニャル」
E:A+勇者「腕の操作を任せていいか?ニャル」F:自由安価
>>635
635 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/28(木) 15:19:11.59 ID:JgY0V7evo
いまだ魔王にすがるとか
5
636 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/28(木) 21:56:07.04 ID:p44oMYWXO
勇者「決まってる。破壊しろ」
アル「イエス、マイマスター」
アルが自分の背丈より巨大な斧を作り出し、跳躍する
勇者「ニャル、両腕の操作任せるぞ」
ニャル『うむ。その前に奴のことについて話すぞ』
次の瞬間、勇者の頭の中に情報が入ってくる
それは一瞬の出来事であり、時間はかからなかった
ニャル『あれはこの前のような落とし子ではない』
ニャル『邪神の"幼生"このまま育てばいずれ神になる存在だ』
ニャル『しかも海帝魚類の血が混ぜられている。どうやらこれを作った魔術師の目論見は成功したようだね』
ニャル『そんな大それた存在を作り出して世界の支配者にでもなるつもりったのかね。人間如きが制御できるわけもなかろうに』
637 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/28(木) 21:57:32.41 ID:p44oMYWXO
ボス戦:名も無き邪神の幼生
沢山の人間と海帝魚類の祝福を受けた人間、そして海帝魚類の稚魚を材料として作り上げられた"いずれ神になる者"
だがしかし、それはよく出来た失敗作に過ぎない
命を食らうだけ食らい、外宇宙に飛び立つことなく地に縛り付けられ腐るのだ
638 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/28(木) 22:33:56.20 ID:p44oMYWXO
アルが空中で跳び、巨大な斧を振り下ろす
その度に悲鳴のように空気が振動し、世界が揺れる
ニャル『宿主、こちらにも来るよ。君はバランスを取るために足をふんじばってくれ』
勇者「ああ、頼むぞ」
両の腕が鋼鉄の触手へと変わる
二本が四本に、四本が八本に。その先端は鋭い槍となる
もはや人のシルエットを失い、グインと勇者の体を引っ張りながら何も無いように見える空間で何かを叩き落とす仕草を見せる
ニャル『そら掴まえた!』
アル「でかしたのですニャルラト」
ニャル『あ』
グシャァッ
何も無いところから血が噴出した
アル「お手柄は頂いたのです。マスター、アルを褒めるのです」
@頭を撫でる
A勇者「本当に倒したのか?」
B勇者「ニャル、どんまい」
C自由安価
>>639
639 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/28(木) 22:42:57.34 ID:ueZJu0WR0
4
勇者「アル、今何やった?」
640 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/28(木) 23:13:14.10 ID:p44oMYWXO
勇者「アル、今何やった?」
アル「ぶった切ったのです。幼生を」
勇者「それだけで息の根を止められるのか?」
アル「もちろんなのです。第一段階は」
勇者「は?」
ニャル『だろうな。そんな簡単に死ぬわけ無い』
勇者「じゃあ…」
@今すぐ逃げる
A勇者「ニャル!今取れる最善の手は!?」
B勇者「アル!第二段階って何がどうなるんだ!?」
C自由安価
>>641
641 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/28(木) 23:19:30.76 ID:iMAnTG900
Cニャルの力を開放し、右腕で捕食を試みる
642 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/28(木) 23:24:15.81 ID:p44oMYWXO
コンマ30以下
>>643
643 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/29(金) 00:06:17.38 ID:FnIzteI1O
今日はここまで
やばいな、また書ける量が少なくなってきてる
明日も週の終わりだし疲れて書けないかも
安価↓
644 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/29(金) 00:30:24.19 ID:Jn74JuPsO
乙
645 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/29(金) 19:37:07.52 ID:wCjdruslO
ちょっとした個人的設定
全ての魔法・魔術は術式の構築によって成り立ち、その術式は様々な方法で構築される
・呪文は"知識"と"音"による術式
・単純に術式を地面や紙に書く
・魔道具は道具そのものに術式が組み込まれている
・永続的効果のある「呪い」は対象に術式を刷り込むことによって強制的に発動させる
・詠唱を使わない魔法は脳内で"知識"によってのみ術式を構築する(高等技術)
アルが宿っていた本は中に書かれている「文字列」を目にすることによって目から脳に術式が入り込んで強制的に発動される
そしてその術式とは精神だけを"道"に乗せてアルのいた外宇宙の宮殿に飛ばす魔術だった
ただし本を読んだものがそれを術式として理解し、脳内で構築し さらに発動するための魔力を持っていなければアルに会うことは出来ない
646 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/29(金) 19:51:42.18 ID:wCjdruslO
≪暗い宵闇、深き深海≫
≪深淵に寝そべる我が君よ≫
≪その揺り篭は、なべての命≫
≪子守唄は狂喜の悲鳴≫
≪死を恐るることなき其の命≫
647 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/29(金) 19:59:58.95 ID:wCjdruslO
勇者「ニャル、その邪神の幼生を食っていいぞ」
ニャル『それではいただきまぁす』
ガブゥ
勇者「アルはいらないのか?」
アル「ニャルラトが必要なのは封印を解くためなのです。アルはそういった事をする必要等無いのです」
ニャル『なあ宿主』
勇者「どうした?」
ニャル『これ…死体ではない。ただの抜け殻だ』
勇者「何!?」
ニャル『それでも魔力の足しにはなるがね』
食うことで覚醒した勇者の体の一部分(魔力消費無しでニャルの力を使うことが出来る部位)は
@右目
A左目
B第三の目
C左足
D右足
>>648
648 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/29(金) 20:00:36.27 ID:aV3eXxwPo
3
649 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/29(金) 20:35:36.07 ID:wCjdruslO
≪星に謳い、光が瞬く≫
≪闇夜に浮かぶ星々よ≫
≪星座が結ぶ魔法陣≫
≪其の秘密は我のみぞ知る≫
650 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/29(金) 20:37:57.16 ID:wCjdruslO
勇者の額に真っ赤な縦切れの目が現れる
その効果は第1に「姿無き邪神」を視えるようになる
第二に
@魔力の流れを見ることが出来る
A強い魔力を持つ存在を見分けることが出来る
B"禁断の知識"を保有している者を見分けることが出来る
>>651
651 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/29(金) 20:39:29.75 ID:/w/DZ/QiO
1
652 :
今日は飲酒日
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/29(金) 20:53:32.59 ID:wCjdruslO
≪刻に捕らわれし我が魂≫
≪彼の者の蘇りし日にまた我は呼ばれん≫
「ああ、もうすぐだ。おいで。私の可愛い子…」
ダグ「な、てめえは!!」
「…ああ、お前のおかげか。感謝するよ」
「生贄に喜んでなるがいい」
653 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/29(金) 20:56:51.30 ID:wCjdruslO
ニャル『我の呼び名の一つに"燃える三眼"と呼ばれるものがある。その額の眼はそれよ』
@髪の毛に隠れるし常に発動する
Aとりあえず今発動する
B今は発動しない
C自由安価
>>654
654 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/29(金) 21:04:06.65 ID:3de1e5ojO
1
655 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/30(土) 10:06:33.32 ID:rTHCnBPIO
勇者「常に発動しても大丈夫か?」
ニャル『問題無い。魔力も必要無く発動していられる』
勇者の額に縦に切れた赤い瞳が現れる
髪の毛に隠れているも燃え上がるような赤を湛えている瞳だ
それを発動すると魔力の流れが見えた。天井を突っ切って地上に流れていってる
勇者「こ、これって…」
ニャル『そうだ。あの幼生から出ていった魔力だ』
勇者「い、行くぞ!」
656 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/30(土) 10:14:31.31 ID:rTHCnBPIO
≪今、海より害凶は誕生を始む≫
≪雑草覆う黄金塔≫
≪太古の逸陸≫
≪極光狂舞し乱れ落ちたり≫
外に出るとダグが歌うかのように海に向かって唱っていた
その正面には魔力が渦巻いている
≪いあ!いあ!よぐ=そとと!≫
ダグ「おや、坊主とも。下の邪神は倒したのか?」
@勇者「あんた、ダグじゃないな」
A勇者「ダグをどこにやった」
B無言で攻撃を仕掛ける
C勇者「アル、殺せ」
D自由安価
>>657
657 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/30(土) 10:37:22.94 ID:lIbpLlHc0
5
3 優先して喉笛を切り裂く
658 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/09/30(土) 20:58:20.88 ID:XYDpx+3IO
ダクの姿をしたそいつに切りかかる
ダグ?「っ!」
見事に喉笛を真一文字に引き裂く
ダグ?「勘が良いのかな。それとも私の演技が駄目だったのかどっちだろう」
勇者「既に人間じゃねえ、か」
喉がぱっくりと開いているにも関わらず喋り、その傷口からは黒い触手が伸びて勇者の腕を掴んでいる
ダグ?「ワンステージ上に進んだんだよ。人よりも上の存在にね」
@勇者「いや、お前は紛い物さ」
A勇者「狂った奴と話し合う気はない。アル!」
B勇者「そのくだらない企みはここまでだ。アル!」
C自由安価
>>659
659 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/30(土) 21:11:35.83 ID:+swBjhFpO
3
660 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/01(日) 00:51:58.24 ID:+gt5D+kA0
1
661 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/01(日) 01:51:00.23 ID:qNleliWwO
勇者「そのくだらない企みはここまでだ。アル!」
アル「イエス、マイマスター」
アルが小柄な体を勇者とそいつの間に潜り込ませ、勇者の腕を掴んでいる触手を切り落とす
「くだらない企み?はは、凡人には理解できぬことだ」
勇者「凡人?これを見てもそう言うか?」
両腕をニャルの腕に変えて見せる
「っ!それ、は…」
勇者「分かったか?お前は中途半端なだけなんだよ。くだらない中途半端な存在だ」
「っ、っっっぅ、ふざけるなあああぁぁぁぁ!」
662 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/01(日) 21:29:24.35 ID:gQU6e2UlO
ボス戦:魔術師ジョン・ウェイトリィ
邪神の副王と契約し、その子を作り、自らももはや"人"の概念を捨てた魔術師
普通の殺し方では殺せないだろう
663 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/01(日) 21:30:02.76 ID:gQU6e2UlO
ジョン「邪魔をするなぁ!」
空に巨大な術式が展開され、あまねく星々が火となって降り注ぐ
ジョン≪滅帝王(メテオ)≫
@防御魔法
Aニャルの腕で降り注ぐ火を払いながらジョン本人に攻撃する
Bニャルの"眼"を使って魔力の流れを見極めて避ける
C自由安価
>>664
664 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/01(日) 21:30:44.69 ID:OPfVXYuko
2
665 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/01(日) 21:33:37.85 ID:gQU6e2UlO
コンマ70以下
>>666
666 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/01(日) 22:06:26.82 ID:5EHfq9qco
お
667 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/01(日) 22:23:20.79 ID:gQU6e2UlO
コンマ値82
運命操作装置をエネルギー12消費して70にしますか?
>>668
現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:25
運命操作装置を使った場合、ゾロ目判定とクリティカル判定は利用できません
668 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/01(日) 22:41:42.11 ID:5EHfq9qco
no
669 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/01(日) 23:11:36.78 ID:gQU6e2UlO
勇者「ニャル、頼んだぜ!」
ニャル『うむ!』
降り注ぐ炎の雨をニャルの触手で叩き落とす
ニャル『くっ、手数が足りなすぎる』
勇者「うぐっっ」
ニャル『す、すまぬ』
アル「マスター、アルは防御と攻撃どちらを行うです?」
@:勇者「すまん、防御頼む」
A:勇者「オーダーは変わらん!デストロイだ!」
B:自由安価
>>670
>>668
がコンマ11なためエネルギーが1たまった
現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:26
670 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/01(日) 23:39:42.90 ID:5EHfq9qco
3
敵の足元までの即席穴掘削
そして穴に潜って回避+奇襲に転じる
671 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/02(月) 00:04:07.91 ID:eZ1UZ+v/O
今日はここまで
672 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/02(月) 22:19:15.83 ID:hTiXrVa/O
ニャルの腕を使って地中に潜る
その間にもアルはジョンの目を引きながら隙あらば攻撃しようとする
勇者(!?)
地中に潜って初めて気づいた
勇者(何だ、これ)
膨大な魔力が方々から地中のある一点に集められている
@その中心点へ向かう
A今はそれを無視してジョンの足元へ
B自由安価
>>673
673 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/02(月) 22:35:08.30 ID:OLiMAPw3O
1
674 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/03(火) 00:05:38.47 ID:W9Aws4YAO
すまん、今日はここまで
コンマ安価10以下とぞろ目
>>675
675 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/03(火) 00:31:26.80 ID:HSenAn8bo
よ
676 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/03(火) 22:48:43.69 ID:mEecAq1HO
中心点に向かう
勇者「!?っっ、あ…な、なん…だ…」
意識が引っ張られる
全身が内側から外側に向けて押し出され、血も内臓も骨も全てがひっくり返る
勇者「こ、れは…」
せめて、せめて最期にその存在を…見極めて…
コンマ50以下
>>677
677 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/03(火) 23:10:01.24 ID:HSenAn8bo
ほ
678 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/03(火) 23:41:44.89 ID:v9YGtvw4O
最後に勇者の目に映ったもの、それは地中で胎児のようにうずくまる巨大な何かだった
間違いない。邪神の幼生…
勇者はそれに"食われ"た
679 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/03(火) 23:52:28.07 ID:v9YGtvw4O
―――――
―――
―
アル「っっ、そんな、マスター…?そんな、そんな…いやぁぁああああ!!!!」
ジョン「ふっ、ふははははは!!!!!ついに、ついに最後の生贄が捧げられたかぁ!しかも自ら飛び込んでぇ!!!ひははははは!」
魔王(ま、邪神が完成したらしたでこの雑魚も邪神も魔物化させるけどね)
魔王(あと勇者、掘り出さなきゃね)
BAD END
680 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/03(火) 23:59:44.08 ID:v9YGtvw4O
contine?
@
>>663
A
>>669
B
>>672
>>681
※運命操作装置のエネルギーは消費した量・溜まった量共に戻ることはありません
今日はここまで
家に帰ってから眠すぎてすぐ寝てしまったためちっとも書けなくてすまん
681 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/04(水) 00:01:28.92 ID:lfBFpcPPo
3
682 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/04(水) 00:05:12.04 ID:fy4cl2QsO
ニャルの腕を使って地中に潜る
その間にもアルはジョンの目を引きながら隙あらば攻撃しようとする
勇者(!?)
地中に潜って初めて気づいた
勇者(何だ、これ)
膨大な魔力が方々から地中のある一点に集められている
@今はそれを無視してジョンの足元へ
Aその一転に向かって魔法攻撃を仕掛ける
B自由安価
>>683
今度こそ寝る
683 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/04(水) 00:22:34.97 ID:o7CAhhx30
つまり装置には今どんだけ溜まってるん?
2
684 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/10/04(水) 00:25:32.13 ID:fy4cl2QsO
>>683
最後に変動があったのが
>>668
なので26(
>>669
参照)
685 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/10/04(水) 21:24:06.63 ID:YdcKx6LVO
@ありったけの魔翌力を全て叩き込む
Aニャルへの供給分を残して@
B戦える分の魔翌力を残して上級攻撃魔法
C自由安価
>>686
686 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/04(水) 21:24:37.78 ID:YdcKx6LVO
age忘れ
安価↓
687 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/04(水) 21:43:53.63 ID:UGo9N6AjO
1
688 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/04(水) 22:32:37.55 ID:YdcKx6LVO
勇者(調整の必要は無い)
勇者(方向だけは絶対に外さず)
勇者≪密なる極界より広大無辺の外界へ≫
勇者≪流れは混在し、一方から多方を超え、我が身を媒介として門とせよ≫
勇者≪なべての影を焼きつくし、闇さえをも消し去るは破滅の光≫
勇者「極大光魔法」
勇者≪極光一閃撃!!!≫
689 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/04(水) 23:53:07.54 ID:YdcKx6LVO
―――――
―――
―
〜深淵の森〜
戦士「くっ、モンスターが多すぎる!」ズバッ、ズバッ
勇者「多い…全部、殺して、いい?」
戦士「ああ、どうせここに人間は来ないんだ。俺たち以外全員殺していいぞ!」
勇者「分かった、よ」
690 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/04(水) 23:53:40.23 ID:YdcKx6LVO
やべ、またコピペするのミスった
691 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/04(水) 23:56:23.57 ID:YdcKx6LVO
「ギュァァァアアアアアア」
ジョン「なっ!?まだ不完全のはず、何故出てきた!!」
アル「精神的動揺。愚かなのです」
大きく動揺し、アルから視線を逸らしてしまったジョンに大きな斧が振り下ろされる
アル「細切れになるまで切り刻んでやるのです」
692 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/05(木) 00:02:29.70 ID:1nS43YeQO
今日はここまで
693 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/05(木) 21:01:09.56 ID:iAetlme7O
ジョン「くそっ、どけっ、あの子はまだ不完全なんだ!地中に戻さないと!」
アル「どっちにしろあれは失敗作なのです」ザクゥッ
ジョンの首を切り落とす
ジョン「邪魔をするな!せめて、せめてあの子の姿を見せてくれ!お願いだ!死んでも死にきれない!」
首を生やしながらそう懇願するジョン
再生のスピードに追い付いてないのか再生する度に首は歪になり、適当な粘土細工のようになっていく
@勇者「アル、再生出来なくなるまで殺し続けろ!」
A勇者「アル、そいつはいい!まだ不完全の内にこいつ(邪神の幼生)を殺すぞ!」
B自由安価
>>694
694 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/05(木) 21:09:35.57 ID:eZjjhlH2O
2
695 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/05(木) 22:58:48.98 ID:8elnE3m2O
勇者「アル、そいつはいい!まだ不完全の内にこいつを殺すぞ!」
アル「イエス、マスター」
アル「…ぺっ」
ジョン「」ビチャ
アル「今行くですマスター」
696 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/06(金) 00:26:38.19 ID:LxQhDu4SO
また寝落ちしてた
すまん、今日はここまで
697 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/06(金) 18:48:21.64 ID:hlmuhAMzO
ジョン(こうなったら…こうなったら…)
―――――
勇者「…なんて、ことだ…」
幼生が形を成してゆ光り輝くエネルギー体が魚を形作ろうとする
だが、その途中で形は崩れた
歪で醜い、ぶくぶくに腫れあがった体は最初に目指した魚の形ではない
もはや形容しがたい怪物となり、全身から長い針が飛び出し、ザワザワと蠢いている
蕩けた目は全身に不均一に生え、そのどれもがギョロギョロとグルグルと回っている
全身は透けているが透明ではなく、まるで濁った川のような色だ
その下には赤黒い血管がドロドロと血液を運び、毒々しい紫色の内臓がドクンドクンと脈動している
ダグはこれを見ずにいられたのだろうか。見ずに死ねたのだろうか
その方が幸せかもしれない。そう思うほどおぞましい存在
それは間違い無い。間違いようもない。だが、決して認めたくない
"彼女"オーロラジュエルフィッシュの面影が残っているのだ
ジョン「素晴らしい…素晴らしいよ、わが娘。マリー」
698 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/06(金) 19:17:36.71 ID:hlmuhAMzO
ジョン「君の姿を見られたんだ。もう思い残すことはない。最後の生贄は、私がなろう」
勇者「なっ!?」
あの罪の塊を破壊しようとした時、後ろのジョンの魔力が形を変えた
勇者「アル!」
アル「イエス、マスター」
そうだ、おかしいと思うべきだった
"何故俺たちが対敵した時詠唱を止めたのか"
もう詠唱する必要なんか無かったんだ。既に、最初から、あいつは仕込んでいたんだ
見ると服を全て脱いだジョンの体には全身に魔法陣が描かれたいた
ジョン「もう遅いわ!マリー、私が親として最期の役目を果たすからな!ヒィハハハハハ!!!」
コンマ30以下
>>699
今日は酒が入ってる
699 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/06(金) 19:36:02.04 ID:akA3MI0I0
南無
700 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/06(金) 20:06:57.08 ID:hlmuhAMzO
ザクゥッ
ジョン「なっ!?!?!」
アル「マスターの命令は絶対なのです」
あるが魔力の流れを分断し、ほぼ同時に手投げ斧を心臓に投げつける
ジョン「ぐっはっ…」
自分の作った邪神に全魔力を注ごうとでもしたのかジョンは回復することなく死に、ダグの死体だけが残った
術士は死んだ
あとはこの可哀想な邪神を葬るだけだ
701 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 12:10:41.71 ID:c9buL+QOO
漁村編ラスボス
穢された宝石、邪神「マリー」
海帝魚オーロラジュエルフィッシュの児をベースに作り上げられた邪神の幼生
失敗作でもあり、生け贄が足らず、未成熟でもある
それでも残りあと一人で"完成した失敗作"となる
ジョン・ウェイトリィの悲願はあと一歩
しかしてその一歩を進んでも何もない。結果の無い"願"だけの存在なのだ
702 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 14:21:13.48 ID:ldlp7UJnO
@先行攻撃に出る(攻撃の方法を安価で指定してもいい)
Aどう動くか様子見
B自由安価
>>703
703 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 14:29:15.05 ID:zSJ+4y9Lo
1
ニャルの力で両腕をドリルとチェーンソーに変化
残っているアルの力と自身の魔翌力のありったけを注いで撃滅
704 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 14:54:05.10 ID:ldlp7UJnO
コンマ80以下
>>705
705 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 14:55:42.58 ID:ROioa22v0
あ
706 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 15:22:25.22 ID:ldlp7UJnO
マリーの澱んだ半透明な体の中で魔術の術式が練り上げられていく
アル「吹き飛べなのです!!!!」キュィィィイインンン
アルの右腕が機械式の砲台へと変化し、音を立てて光が集中する
今勇者には魔法として編めるほどの魔力は持ち合わせてない
なら大きな一撃が見込めるのは
勇者「ぶちかませ!」
アル「イエス」
チュドォォオオオオオオオンンンン
光が空気さえも切り裂き、全てを貫通せんという威力を持ってマリーの巨体にぶち当たる
マリー「ギュィィィっっ!!!」
マリーに直撃し、悲鳴を上げる
@:その隙ついて両腕のドリルとチェーンソー、アルの斧で物理攻撃
A:もう一度アルの魔力レーザー砲を
B:自由安価
>>707
707 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 15:33:40.94 ID:zSJ+4y9Lo
1
708 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 16:32:26.47 ID:ej9SOqIsO
勇者「行くぞ、ニャル」
ニャル「うむっ」
右腕をドリルアーム、左腕をチェーンソーに変化させて飛び掛る
同時にアルも跳躍する
マリー「ギュィィィイイイ」
ニャル『精神を削る怪音波のような鳴き声』
ニャル『しかし我の加護がある宿主には効かぬよ』
勇者「おらぁっ!」
アル「なのですっ!」
コンマ50以下
>>709
709 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 18:08:31.67 ID:A6bI/yYq0
ほい
710 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 18:47:06.39 ID:rs+8rlCLO
運命操作装置をエネルギー17使って50にする?
>>711
現在溜まっているエネルギー:26
711 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 19:22:07.00 ID:E8C6Plm7O
使う
712 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 20:18:32.69 ID:rs+8rlCLO
運命操作装置、残りエネルギー:9
713 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 20:31:22.78 ID:rs+8rlCLO
マリーの体中の棘が伸び、勇者とアルを串刺しにしようとする
しかしアルがその棘を斧で弾く
マリー「ギュィィッ!!!」
棘を弾いて体の表面からドリル、チェーンソー、アルの巨大な斧で切りかかった
マリー「キィィイイイ!!!!」
鋭い悲鳴を上げるマリー、傷口から血が噴出す
しかし、噴出した血が空中に術式を描き出す
@そのままマリーに攻撃を続ける
A一旦退く
B自由安価
>>714
714 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/08(日) 20:40:35.58 ID:ROioa22vo
アルに術式を壊させて、勇者がマリーに攻撃
715 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 21:04:13.42 ID:rs+8rlCLO
勇者「アル!術式を壊せ!」
アル「イエス、マイマスター」
アルが空中に飛ぶ
黒に近い紫色のこうもりのような翼を出し、羽ばたいた
それはゴシックロリータの服にはとてもよく似合う翼だ
アル「っ!」
術式の周りに更に小さな術式が現れ、アルに向かって鋭い水流の槍を突き出す
アル「こんなのでアルを殺れると思わないことです!」
斧で薙ぎ払うこともせず、中心を突っ切る
716 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/08(日) 22:24:32.33 ID:rs+8rlCLO
ギュィィィィィインン
ドリルとチェーンソーが体を削る
マリー「キュィィッ!!!!」
噴出した血が槍となって勇者に降り注ぐ
勇者「ちっ!」
一旦攻撃をやめて槍を弾く
その一瞬にマリーは転がるように逃げる
勇者「逃がすか!」
マリー「ギュイ!」
ザッバァァァン
勇者「なっ!」
巨大な津波が勇者に向かってくる
717 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/09(月) 13:04:44.36 ID:JGhBpn0tO
アル「マスター、今行くです!」
巨大な斧を空中の魔法陣に投げ、他の小さな魔法陣は無視して地上に戻る
津波が形を変え、巨大な怪物となって勇者に襲い掛かる
アル「っ!?」
砕けた魔法陣を描いていた血が全て槍となって飛んでくる
アル「くっ、邪魔をするななのです!!」ガキンッキンキン
718 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/09(月) 15:56:42.36 ID:JGhBpn0tO
勇者「くっ、化け物が二体か!」
津波の怪物と邪神マリー
マリーの体の棘が触手のように伸び、勇者を襲い、津波の怪物も覆い被さるように襲いかかる
@両手から炎魔法を出してマリーと津波の怪物を焼く
A勇者「アル!早くしてくれ」
B雷魔法をこの場全体に落とす
C自由安価
>>719
719 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/09(月) 16:00:26.30 ID:YxaQOo3FO
MP足りるなら1で牽制して距離を取ってから3
無理なら安価下
720 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/09(月) 17:40:19.94 ID:JGhBpn0tO
勇者(MPは回復した。完全な攻撃ならまだしも一瞬だけ、牽制だけならやれる)
勇者≪初級火炎砲魔法!≫
シュィィン、ボァァアアアアアア!!!!
ニャルの力を借りて魔力を底上げする
津波怪物の腹に穴が開き、そこから全体が蒸発する
マリー「ギュィィ!?」
マリーがダメージは無いまでも驚いた様子で動きを止める
勇者「ニャル、頼む」
ニャル『我の魔力を全て使い切ることになる。良いか?』
>>721
721 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/09(月) 18:19:52.05 ID:mMh5rPlco
OK
722 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/09(月) 20:32:53.92 ID:XOAd7KQsO
勇者「OK」ズドン
巨大な雷が音を立てて降り注ぐ
まるで物理的に大きなものが振ってきたかのような、大きく響く重い音が辺りに撒き散らされる
アル「避雷針も追加なのです」
大きな斧をマリーの体に投げて突き刺す
雷が斧を避雷針としてマリーの体を貫く
「ギュッィィィィィィイイイイイ!!!!!」
コンマ90以下
>>723
運命操作装置使用不可
723 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/09(月) 20:49:35.30 ID:SUFvqbJG0
だがしかし
724 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/09(月) 21:42:41.47 ID:XOAd7KQsO
「ギュィィィイイインンンンン!!!!」
激しい叫びを上げたあと黒焦げた体で勇者に飛び掛る
アル「これは手向けです。憐れな成り損ないへの」
子供の落書きのような歪んだ五芒星が出現し、その真ん中に黒目が燃えあがっている目のような文様が現れる
マリーの体はその単純のようで禍々しい陣に捕らわれて固まった
アル「旧き世界に還してあげますです」
アル「憐れな迷い子」
その小さな幼女は母親のような慈悲深い表情で、慈悲深い声が紡がれる
暖かい光が包み込み、静かに命を絶った
725 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/09(月) 21:54:30.67 ID:XOAd7KQsO
勇者「まさか、今の最初から使えたんじゃ…」
アル「そんなわけないのです。自分の使い魔のことを疑うなんてダメなマスターなのです。軽蔑するのです」
勇者「え、っちょ」
アル「そんなことよりとっととあれ食わないでいいのですか?」
勇者「そうだった。ニャル、出てこれるか?」
ニャル『一瞬だけ』
勇者の腕を単純なホースに変化させ、吸い込んだ
勇者「すげ…」
溢れるほどの魔力が体を満たしていく
とてつもなくおぞましい量の魔力、それはまさに神話級の魔力だ
無論、言われるまでもなくニャルが入っていなかったら要領オーバーで俺は魔王クラスの変異体になっていただろう
褒美は
@両足の覚醒
A魔法一発一発の威力アップ
B超回復能力会得
C内臓の覚醒
D首から上丸々覚醒
>>726
726 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/09(月) 22:23:50.07 ID:V68BBf7I0
3
727 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/09(月) 22:38:06.97 ID:XOAd7KQsO
▽超回復能力を会得した
▽勇者の人間離れが加速した
勇者「よくやったな、アル」ナデナデ
アル「えへへ、なのです」ニコニコ
魔王「ねえ勇者、君まさかその幼女連れて行く気じゃないよね?」
勇者「いや、連れて行くけど」
アル「マスター、マスター、戦闘に参加すらしなかった観葉植物が何か言っているです」
魔王「誰が観葉植物だ!」
アル「まあオマエの言いたいことは分かるです。でも問題は無いのです。アルはマスターと恋愛関係にはならないです」
魔王「そ、そう?」
勇者(俺も魔王と恋愛関係になる気は更々無いんだが)
アル「でも、アルは恋愛よりも深く強く、複雑な絆をマスターと結んでいるのです。これはもう恋人でも家族でも無く一身同体です」
魔王「っっっっっ!!!!」
言葉にならない声で威嚇するように怒る魔王
@勇者「だよなー、アル」ナデナデ
A勇者「うるせー役立たず」
B勇者「どうでもいいからついてくるかついてこないか、それだけだ」
C勇者「自由安価」
>>728
728 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/09(月) 23:10:23.90 ID:mMh5rPlco
4 観葉植物呼ばわりされたくなかったら、今後はお前も少しは手伝え
729 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/09(月) 23:46:36.28 ID:XOAd7KQsO
勇者「観葉植物呼ばわりされたくなかったら、今後はお前も少しは手伝え」
魔王「ふーははは、この魔王様を使おうなどと思っても無駄よ無駄。私は誰の下にもつかず、手伝いもしないのだ!」ドヤァ
勇者「だってさ?」
アル「観葉植物なのです。少々口やかましいのですが気にしなければうるさくも聞こえないのです。見た目だけは可愛いので観葉植物がふさわしいのです」
魔王「え、ちょ、ちょっと?」
勇者「だな。観葉植物だ。でも見た目が可愛いってのは言い過ぎじゃないか?お前の方がかわいいぞ」
アル「アルはちゃんと事実を言うのです。アレが可愛いのは認めるです。少々オツムが残念なのと、マスターが言う通りアルのほうが可愛いのも事実です」
魔王「誰がオツムが残念だ!私は魔王だ!魔王よ、魔王」
アル「それは元の世界での話しなのです。今はとてつもなく強いだけの村娘なのです。アルとニャルの次に強いだけなのです」
勇者「あれ、俺魔王以下なの?前の世界で倒したはずだけど…」
アル「あとで慰めてあげるですマスター」
魔王「君ら二人が化け物過ぎるだけだ!」
アル「オマエがそういう風に世界を書き換えたのです。自業自得なのです」
魔王「バランス調整しただけなのに…どうしてこうなった…」ギギギ
勇者「インフレをバランス調整とは言わん」
アル「ところでマスター、すぐ出発するです?」
@:その前に魔術書を全て焼き捨てていく(アルの本含む)
A:@ただしアルの本だけはとっておく
B:すぐ出発
C:行動かセリフで自由安価
>>730
730 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/10(火) 00:10:20.43 ID:ea2SAv9pO
今日はここまで
安価↓
731 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 00:53:15.46 ID:7iM2CqoBO
2+軽くダグの遺品整理
732 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/10(火) 20:50:13.31 ID:0SLtee22O
勇者「魔術書は全て焼いていくか」
アル「マスター…?」
アルが心配そうに覗いてくる
勇者「大丈夫だ。お前の本はちゃんと取ってあるよ」
アル「それなら良いのです」ホッ
勇者「じゃ」
ボァァアアアアアア
呪文詠唱も無しに火をイメージして手を振ると火の海が広がった
勇者「…やば」
アル「素晴らしいのです。ゾクゾクするのです」
魔王「ふふ、私のパートナーとして申し分ない強さになったじゃないか」
ニャル『宿主、いいパワーアップだろう?』
アル「おい観葉植物、マスターは決してオマエのパートナーなんかじゃないのです」
魔王「だからその観葉植物と呼ぶのをやめろ!」
勇者「これ、下手したら大惨事になるな…」
しかしそのとき一冊の本が抜かれ、持ち去られていったことに気づいたものは誰一人いなかった
733 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/10(火) 20:51:24.16 ID:0SLtee22O
勇者「そうだ、発つ前に」
軽くダグの遺品を整理してみる
ダグが寝床に使っていた家は簡単に見つかった
宿屋以外に唯一生活感のある家だった
だが、その中に物はほとんど無く、本当に必要最低限の日用品しかないという感じだった
勇者「これは…」
それはダグを含む数名の漁師が笑い、大漁を祝い、その奥の海に巨大な海帝魚類の影が映っている
そんな写真だった
勇者「…これは、一緒に葬ってやるか」
@海のすぐ近くに墓を立てる
A海を見渡せる小高い丘の上に
B死体を海に還す
C自由安価
>>734
734 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 20:52:13.48 ID:tj8PSgpRo
2
735 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/11(水) 20:39:14.60 ID:iQusIVXrO
勇者「よし、これでいいな。行くか」
アル「はいなのです。マスター」
魔王「ようやく終わったの?死人を悼むなんて私には理解できない習慣だよ」
アル「観葉植物にはハードルが高すぎたようなのです」
魔王「魔物は無駄な感情を切り離しているんだよ。人間より進化しているからね」ドヤァ
アル「マスター、マスター、この観葉植物自身の欠陥を逆に誇っています。哀しい生き物なのです」
魔王「何をっ!」
勇者「キリがないからやめろ」
次に辿り着いた場所は
@何故かまた廃墟の町。今度は完全に誰一人とていない
A賑やか(この世界基準)な町
>>736
736 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 20:42:34.30 ID:6kWrGN2DO
2
737 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/11(水) 20:58:58.04 ID:iQusIVXrO
町
ガヤガヤと賑やかな大きな町、だがその半分は首輪をし、鎖に繋がれている
露店には死んだ目で陳列されている少年少女がいる
そう、ここは
勇者「奴隷売買の町か」
「許可されているからね」
「邪魔したらそれこそ法律違反だよ」
「それも刑罰もののね」
通りすがりの人間がそう言いながら通り過ぎていく
738 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/11(水) 21:43:31.05 ID:iQusIVXrO
宿
魔王「ねえねえ、奴隷解放しないの?」
勇者「国から許可が出ているんだ。俺は何も出来ない」
魔王「ふふ、君らしくないなあ」
勇者「あ?」
魔王「私は君を買っているんだよ。君は魔王城に来たとき私の部下を皆殺しにしてくれたじゃないか」
勇者「襲い掛かってくるからだろ」
魔王「違うね。"敵"だからさ。君に襲い掛かってない魔物をも殺したじゃないか。それは"敵"だから、違うかい?」
魔王「君は正義のためならなんだって出来る気高き"勇者"だ。さあ、君の正義を貫いて見せてくれ」
アル「一理あるのです。アルのマスターならルールなんてぶっ壊して"信念"を貫いてくれると信じているのです」
ニャル『破壊と創造、そして生まれる混沌。くだらない秩序なんて破壊して混沌をもたらしたまえよ宿主』
@勇者「…そう、だな」
A勇者「お前等なんだかんだいってやっぱり"そっち側"だよな」
B勇者「この世界じゃ正義も曖昧だよ」
C勇者「自由安価」
>>739
739 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 23:06:20.04 ID:jHf+U4hXo
2からの3
740 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/11(水) 23:36:03.90 ID:iQusIVXrO
勇者「お前等なんだかんだいってやっぱり"そっち側"だよな」
魔王「くっくっく、私は魔王だよ?何を今更」
ニャル『我も言わずもがな。這いよる混沌、邪神ニャル…である』
アル「こんなやつらと一緒にされちゃたまらねーです。アルは可愛い幼女なのです」
ニャル『邪悪な魔術によって生み出された傀儡だろう?』
アル「だからといってアルまで邪悪とは限らないのです」
ニャル『アル・アジフとは魔物の鳴き声と恐れられていた音を書き表した言葉だ』
アル「あのジジイ、こんな可愛い幼女にとんでもねー名前をつけてくれたもんです」
アル「ねえ、マスター?アルは可愛い幼女ですよ?」
@勇者「それはともかくだ」
A勇者「まあ、魔王よりはよっぽどな」
B勇者「でも邪悪なことには変わりないだろ?」
C勇者「自由安価」
>>741
741 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/11(水) 23:45:03.79 ID:jHf+U4hXo
4 まあ、ただの幼女ではないな、色んな意味で
742 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/11(水) 23:57:27.90 ID:iQusIVXrO
勇者「まあ、ただの幼女ではないな、色んな意味で」
アル「そう。アルは強くて可愛い幼女なのです」
魔王「うっわー、自分で可愛いとか無いわぁ」
アル「うるさいです観葉植物」
魔王「君もだろ可愛いだけの機械人形」
アル「カッチーンです」
勇者「とにかく、この世界じゃ正義すらも曖昧なんだ。前の世界の正義感なんて意味を成さないんだ」
<コンコン
扉を叩く音がした
743 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/12(木) 00:19:36.59 ID:oUdftUjCO
今日はここまで
744 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/12(木) 21:42:39.16 ID:xIJrAaXBO
メイド「今の話、聞かせてもらったわ」
勇者「え?」
メイド「あなた、奴隷解放してよ」
見るとこの宿屋で働いているメイドだった
メイド「私虐待受けてんのよ?ねえねえ」
そう言って見せたのは手首の傷。どっからどう見てもリストカット―自傷痕だ
メイド「ほら、首にも」
ただ爪で引っ掻き壊しただけの傷跡にしか見えない
メイド「ほら、可哀想でしょ?助けなさいよ」
そういうが顔は思いっきりニヤついている
@勇者「…嘘つけ」
A勇者「ちゃんと働かないと店主にいいつけるぞ」
B勇者「アル、どう思う?」
C勇者「自由安価」
>>745
745 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/12(木) 21:45:53.10 ID:ZVhtaAqmo
3
746 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/12(木) 21:52:22.31 ID:xIJrAaXBO
勇者「アル、どう思う?」
アル「一切の濁りもない純粋な嘘の塊なのです」
魔王「だね、ただの嘘つき」
メイド「ちっ」
勇者「『ちっ』って…」
メイド「でもさ、奴隷なんて悪習じゃん?ぶっ壊してよ」
アル「と言ってますが?」
魔王「破壊には大賛成だね。正義のために悪に落ちる様を見せてよ勇者くん」
メイド「そうしよそうしよ」
@勇者「少なくともお前のためには動けないわ」
A勇者「じゃあ具体的には何に困ってるんだ?」
B勇者「自由安価」
>>747
747 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/12(木) 22:13:15.74 ID:p6nzEUqIo
2
748 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/12(木) 23:06:23.19 ID:xIJrAaXBO
勇者「じゃあ具体的には何に困ってるんだ?」
メイド「えっとぉ、それは…ほら、この傷!」
勇者「どれも自傷痕だろ」
メイド「モラハラ!セクハラ!パワハラ!」
勇者「思いついたの片っ端から言ってるだけだろ」
メイド「〜〜〜〜〜!!!!」
メイド「そ、そう。セー奴隷よセー奴隷!いつもレイプ?されてんのよ!」
アル「あれ処女なのです。ユニコーンが実在するならすぐさま取って食うレベルの処女なのです」
勇者「俺の知ってるユニコーンはそんなことしないぞ」
メイド「ああもういいわよ。今回もヘタレね!」
@引き止めて。勇者「自由安価」
A勇者「何だったんだ、あれ?」
B自由安価
>>749
749 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/12(木) 23:27:56.89 ID:DbUvhcw8O
3
引き止めず
勇者「見た目はいい腕っぷしはどうもたたない……ともするとゴロツキすら避けて通るほどの性悪かねあれは」
750 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/12(木) 23:33:05.82 ID:xIJrAaXBO
勇者「見た目はいい腕っぷしはどうもたたない……ともするとゴロツキすら避けて通るほどの性悪かねあれは」
魔王「それこそ宿の主人に聞いてみたら?」
アル「いい感じに強かですね、あれは」
@聞いてみる
A自由安価
B夜
>>751
751 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/12(木) 23:36:35.80 ID:gn+4RrPsO
1
752 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/12(木) 23:59:41.15 ID:xIJrAaXBO
今日はここまで
753 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/13(金) 01:37:39.09 ID:rMZypqP10
今回もってなにゃ
754 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/13(金) 17:40:23.72 ID:4RyL4v/1O
宿主「またあの子が迷惑をかけたんですか。申し訳ありません」
勇者「いや、それはいいんだよ。それよりあの子はいったい」
宿主「あの子は沙耶。遥か東の扶桑という国の出身…らしいのですがそれすら本当なのかどうか」
勇者「飼い主なのに知らないのか?」
宿主「あの子は奴隷ですらありませんよ」
勇者「え、あの首輪は!?」
確かに間違えなく奴隷の首輪をしていた。奴隷商人と取り仕切る商業ギルドしか持っていないはずの物をだ
宿主「どこから手に入れたのか…なんとか取り上げようとしているのですが中々上手くいかなくて」
魔王「くっくっく、やはり強かだね。あのガキ。メリットとリスクをよく考えてる」
勇者「メリット?」
宿主「ええ、奴隷の首輪は飼い主がいるという証。それを傷つけよう物ならどんな報復を食らうか分からない。奴隷を飼っている奴なんてロクでもない連中か権力者が多いですから」
勇者「マジか…」
宿主「あの子は今はここに留まっていますが今までにいくつもギルドや組織に潜り込んで内部から崩壊させてきた悪ガキなんですよ」
宿主「可愛さを武器に内部から引っ掻き回し、仲違いさせ、最後には自分だけ逃げる。そんなことを繰り返していました」
勇者「…よく殺されないな、あの子」
宿主「今は私に懐いていますがいつ盾にされるか…早く首輪を取り上げたいものです」
魔王が腹を抱えて笑い、アルは呆れていた
@勇者「無理やり追い出せばいいじゃないか」
A勇者「それにしてはお粗末な嘘をついてたような…」
B勇者「俺らが無理やり首輪ひっぺがしてやろうか?」
C勇者「自由安価」
>>755
755 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/13(金) 17:43:40.28 ID:EcrA3jtYo
2
756 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/13(金) 17:56:11.08 ID:4RyL4v/1O
勇者「それにしてはお粗末な嘘をついてたような…」
宿主「今のあの子にとっては"遊び"ですからね。本気で嘘を着く必要が無いんでしょう」
宿主「それでも数人騙されて業務妨害で捕まってますよ。気を付けてください」
魔王「くっくっく、あんなお粗末な嘘に騙されるやつがいるのか」
アル「アホですね」
宿主「もしくは本気でやっても通用しないと思ったのかもしれませんね。あの子の一番の武器は可愛さなので」
アルと魔王を見て言う
アル「あの程度じゃアルの可愛さには敵わないのです。懸命な判断なのです」
魔王「私に可愛さで勝てるわけ無いもんね。魔の王であるとともに美の女王だからね。私は」
アル&魔王『うんうん』コクコク
勇者「…」
ニャル『この二人はもうダメかもね』
@宿主にまだ何か言う「自由安価」
A部屋に戻る
>>757
757 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/13(金) 17:58:37.91 ID:EcrA3jtYo
1 もしかすると……隣の宿で
誰かをたぶらかしてるかも
758 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/13(金) 21:32:33.96 ID:wi6Z8KFeO
勇者「もしかすると……隣の宿で、誰かをたぶらかしてるかも」
宿主「だったら厄介払いできていいんですけどねえ」
勇者「厄介払いって…」
宿主「私はあの子の保護者でもなければ義務も責務もありません。ただの従業員ですよ…離れてくれない」
@宿主にまだ何か言う「自由安価」
A部屋に戻る
>>759
759 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/13(金) 22:36:06.28 ID:opsm1NiMO
2
760 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/14(土) 18:38:05.29 ID:N0Vh9fukO
部屋に戻って少しすると
沙耶「どうやらパパから色々聞いたようね」
先ほどのメイド―沙耶―が入ってきた。その両手にはちゃんと夕食がお盆に乗せられている
沙耶「安心してよ。毒なんか入れてないから。解雇されるきっかけなんて与えてたまるかっての」
沙耶「あ、何なら毒見しようか?」
@毒見させる
A勇者「毒見なら適切な奴がいる。な?魔王」
B勇者「アル、どうだ?」
C勇者「パパ?」
D勇者「ああ、色々聞いたぞ悪ガキめ」
E勇者「自由安価」
>>761
761 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/14(土) 18:39:05.07 ID:dGuWG4CIO
3
762 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/14(土) 19:22:19.29 ID:3/Zemq1k0
クトゥルフで沙耶と来たらあの少女しかでてこないなwwww
763 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/14(土) 19:32:55.95 ID:N0Vh9fukO
勇者「アル、どうだ?」
アル「視認成分分析したところどれにも毒や睡眠薬含め変な効果は付与されてないのです」
魔王「じゃあ食べる!」
魔王がさっそくがっつく
アル「食い意地の張ったやつなのです。マスター、食事の可否は?」
勇者「ああ、食ってもいいぞ。いただきます」
アル「いただきますです」
勇者「って、何でまだいるんだ?」
沙耶「おこぼれもらえないかなあって。チップでもいいよ?」
@勇者「はい、あーん」
A勇者「これでももってけ」とお金を渡す
B勇者「誰があげるか」
C自由安価
>>764
クトゥルフネタは当分自重すると言ったので知っている人がニヤリとする程度の意味しかありません
764 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/14(土) 19:46:22.59 ID:eOHBzcH4O
4
勇者「ん、ほれ」3分の一ほど残した皿を突っ返す
765 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/14(土) 22:27:24.76 ID:N0Vh9fukO
勇者「ん、ほれ」
3分の一ほど残した皿を突っ返す
沙耶「わっはー、いただきまーす」
と見えない速さで食い尽くした
アル「意地汚いです…」
沙耶「げふん。さてパパから色々聞いたようだけど、私に協力する気ない?」
勇者「逆に何故あると思うのか」
沙耶「今回の標的は国の認可を受けての奴隷売買の裏で非認可の奴隷売買もやっているところよ!」
魔王「非認可?」
沙耶「そう。実験材料や虐待用、怪しい儀式用に、登録されてない奴隷を売買しているのよ」
魔王「ねえ勇者、これは正義をもって打倒する案件じゃないかな?」
アル「ぶっ壊しましょうなのです!」
ニャル『どうする?宿主』
沙耶「ほらほら、あんたのお仲間二名は賛同してくれているわよ?」
@勇者「具体的にどうしろってんだ?」
A勇者「証拠は?」
B勇者「断る」
C勇者「自由安価」
>>766
766 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/14(土) 22:52:43.10 ID:KUw3MuJcO
次スレからは念のためキャラクロス注記でもしといた方がいいね
767 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/14(土) 22:53:38.10 ID:KUw3MuJcO
766はなしで
下
768 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/14(土) 23:10:34.32 ID:+CHGTOM0O
2
769 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/15(日) 01:35:26.40 ID:1fRx0tTWO
クロスじゃなくてただのパロなんだよなぁ
770 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/15(日) 01:45:16.57 ID:vkuKWqGwO
どっちにせよ既製品に近い存在はグレーでしょ、名称まで引用してるなら尚更
771 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/15(日) 08:24:45.30 ID:N6YErm95O
漢字が違ってたらまだね
772 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/15(日) 21:24:28.47 ID:9eSmVsWpO
勇者「証拠は?」
沙耶「抜かりないわ」ニッ
テーブルの上に写真を出した
それは奴隷の首輪すらつけていない両手両足のない、いわゆる達磨な少女が人から人に手渡しされている写真だった
勇者「う…」
沙耶「魔法動力写映器で写したものよ。ラジコン使えばよゆー、よゆー」
勇者「ラジコン…」
沙耶「ほらほら、これなら私の手伝いしたくなったんじゃない?」
沙耶「一緒に悪の組織をぶっ潰しましょうよ!」
@はい
Aいいえ
B勇者「自由安価」
>>773
773 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/15(日) 21:55:58.55 ID:ZVOeshsUo
@
774 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/15(日) 23:56:11.21 ID:9eSmVsWpO
今日はここまで
せっかくの休日なのに少なくてすまん。ここ最近体のダルさがやばいのだ…
775 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/16(月) 00:30:41.10 ID:MirTFhxuo
>>774
肝臓か?
黄疸出てないだろうな…
早めに病院行く事を勧める
776 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/16(月) 18:37:27.90 ID:u9Ghz/VQo
大丈夫けえ
777 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/10/16(月) 22:26:38.02 ID:wjMpNWe/O
ありがとう
一応原因は分かってて病院にも定期的に行っているんだが治る気配はなさそうだ…
778 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/10/16(月) 22:36:29.54 ID:wjMpNWe/O
勇者「ああ、いいよ」
沙耶「よっしゃ、明日楽しみにしてるわ」
勇者「明日?」
沙耶「私は今日は別の楽しみがあーるのっ」
そう言って足取り軽やかに部屋から出ていく沙耶
アル「マスター、アル暴れていいです?」
ニャル『正義の名のもとに混沌を振りまこうではないか主よ』
魔王「楽しそうだね。くっくっくぅ」
@勇者「二人は留守番な」
A勇者「暴れんのは俺の指示を待ってからな」
B勇者「何で生き生きとしてんだお前ら…」
C勇者「今日の内に下見行くぞ」
D勇者「自由安価」
>>779
>>773
がコンマ55なのでエネルギー+5
運命操作装置、残りエネルギー:14
779 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/16(月) 22:36:58.41 ID:wjMpNWe/O
age忘れ
安価↓
780 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/16(月) 23:04:40.69 ID:Z3ZD/bK40
2
781 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/16(月) 23:23:07.38 ID:wjMpNWe/O
勇者「暴れんのは俺の指示を待ってからな」
アル「イエス、マスター」
ニャル『うむ、了解した』
@寝る
A夜だが外に少し出る
B自由安価
>>782
782 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/16(月) 23:28:58.19 ID:u9Ghz/VQ0
3
最近魔王に構ってないから構ってあげる
783 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/17(火) 00:00:33.38 ID:Hn/y+QSmO
今日はここまで
784 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/18(水) 20:13:08.38 ID:ptFYnSjhO
魔王「明日はついに勇者が人間を虐殺する姿が見れるのか、楽しみだなぁ」
勇者「勝手に決めつけんな」
アル「アルはマスターに命じられてから虐殺するのです」
勇者「お前も虐殺前提かい」
アル「違うのです?」
勇者「まだわからんってだけだ」
魔王「ふふ、私には見えるよ。笑いながら虐殺する君の姿が」
勇者「適当言うな」
魔王「あ、私そろそろ布団敷くよ」
―――――
―――
―
勇者「何で布団二つしか敷かないんだよ」
魔王「そりゃ私と勇者で一つ、その機械人形で一つだよ」
アル「何を言っているんですか観葉植物。アルとマスターで一つ。オマエはもう一つで寂しく寝ろなのです」
魔王「私と勇者!」
アル「アルとマスターなのです!」
魔王「ねえ勇者!?」
アル「マスター、オーダーを!」
@魔王と
Aアルと
B無言でもう一つ布団を出す
C勇者「お前ら二人で寝ろ」
D勇者「自由安価」
>>785
785 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/18(水) 20:15:45.42 ID:Llk6qrL7o
3
786 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/18(水) 21:34:55.91 ID:ptFYnSjhO
勇者「…」ズルズル
魔王「おい!」
アル「マスター!?」
勇者「争うぐらいならこうするまでだ」
アル「ぐぬぬ…」
魔王「ぐぬぬぅ…」
勇者「そうだ、魔王」
魔王「え?」
勇者「最近構ってやれなかったからな…」
@:勇者「トランプでもするか」
A:ちょっとだけ頭撫でて終える
B:自由安価
>>787
787 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/18(水) 22:08:43.81 ID:jokYxq05O
2
788 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/18(水) 22:17:37.47 ID:ptFYnSjhO
勇者「」ナデナデ
魔王「っっ///」
勇者「はい終わり」
魔王「え、ちょ、あ、あの…え、ええと///」
勇者「もうしないぞ」
魔王「ちょ、ちょっと…いきなりすぎて堪能、できなかったから///」
@勇者「明日おとなしくしてると誓うか?」
A勇者「残念だったな。おしまいだ」
B無視してアルも撫でる
C自由安価
>>789
789 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/18(水) 22:19:10.39 ID:RRw8Dvzf0
3
790 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/18(水) 22:31:04.84 ID:ptFYnSjhO
勇者「アルにも」ナデナデ
アル「ん〜///」
幸せそうな顔して撫でられるがままのアル
手を放すといつものクールな半目に戻る
魔王「私だけじゃないの!?」
アル「アルはされるがままなのです。マスターに言えなのです」
勇者「平等だ。というかお前に優しくするだけでもありがたく思え」
魔王「君と私との仲だろ!?」
勇者「どんな仲だよ」
魔王「運命に宿命づけれられた因縁によって殺しあった仲でしょ?」
勇者「ロクなもんじゃねえ!」
@寝る
A自由安価
>>791
791 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/18(水) 23:06:31.25 ID:/Wj6aO0J0
2
もっかいなでてやる
792 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/18(水) 23:32:08.85 ID:UzNZflPWO
勇者「しょうがないなぁ。ほら、もう一回」
魔王「うん!…えへへ///」
勇者に抱き着いて頭を撫でられる魔王
魔王「うん、満足」
勇者「はいはい、そうかい」
アル「わがままに付き合ってあげるマスターは優しいのです」
@寝る
A自由安価
>>793
793 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/18(水) 23:53:59.43 ID:UzNZflPWO
今日はここまで
安価↓
794 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/19(木) 01:22:06.74 ID:BqhgM0pO0
1
795 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/10/20(金) 21:44:35.66 ID:6tpGJTcbO
勇者「じゃ、おやすみ」
魔王「おやすみ」
アル「おやすみなのです」
―――――
―――
―
魔王(そろそろ寝たな)
アル(寝ましたですね)
モゾモゾ
魔王(狭いだろこっちくんな機械人形!!!)
アル(オマエが入ってくんななのです観葉植物)
魔王&アル((グギギギギギ))
@勇者「お前ら何やってんだ!」
Aそのまま朝まで熟睡
B夢の中でニャルに会いに行く
C自由安価
>>796
796 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/20(金) 21:45:48.80 ID:3gh/zPhno
3
797 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/10/22(日) 09:41:23.96 ID:xB9mG1NLO
すまない、現実世界で大きなショックが重なりすぎてSS書く精神的余裕がない
今日一日でなんとか回復するから待っていてほしい
最悪再来週までには絶対再開する
798 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 12:04:02.47 ID:SkTBAR4z0
一日と言わず復活するまで待ってるから大丈夫だぞ
799 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/22(日) 13:24:59.86 ID:tX/+7aWqO
そういう予告をして追い込むのは一向に構わないけど
復活しなかったら恨むよ(身勝手)
800 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[sage]:2017/11/07(火) 18:56:13.24 ID:faVlPdUkO
本当にすまん、来週更新する
エタるつもりは全くない
801 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/07(火) 19:58:29.69 ID:7YjPoJf5o
報告乙です
舞ってるぞ
802 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/12(日) 07:24:45.60 ID:K7i2B/iAO
絶対とか使うやつに約束守れるのはいないんだよなあ
803 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/11/13(月) 21:53:31.10 ID:FaSZEIdZO
縞瑪瑙の城は以前より少し明るくなっている気がした
そこらじゅうに小さな不定形の存在がたたずみ、歩き、這いずっている
見知らぬ神々の彫られた意匠の大扉を開いて入ると壮大な音楽が鳴り響いた
不格好な不定形の小さき物が狂ったリズムのフルートを吹き続け、唾棄すべき太鼓の連打がグルグルと渦を巻くように音を奏でる
人間離れした姿の踊り子がくるくると踊り続けている
ニャル「よく来てくれた宿主。我の隣に来てくれ」
見ると今回は玉座ではなく二人座れるソファーになっていた
@:ソファーに座る
A:@+ニャルに寄りかかる
B:椅子を出現させてニャルの前に座る
C:むしろニャルに前から抱きついて胸に甘える
D:自由安価
>>804
>>802
ホントすまん……
804 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 21:57:42.79 ID:8hVqiSRDO
3
805 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 22:01:42.11 ID:2kzIyJ8Ko
>>803
待ってた!
806 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/11/13(月) 22:14:19.73 ID:FaSZEIdZO
思い浮かべると目の前に質素な椅子が出現する
勇者「いや、俺はこれでいいや」
そう言ってニャルの目の前に座る
ニャル「何だ、せっかく二人で座れる椅子を用意したというのに」
@:勇者「この方がニャルの顔を見ていられる」
A:勇者「流石に現実にいない存在とそういう関係にはなれないな」
B:勇者「悪いがこの世界で女は作れん」
C:自由安価
>>807
807 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/13(月) 22:16:37.65 ID:2kzIyJ8Ko
1
808 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2017/11/14(火) 00:05:22.23 ID:P4YsQm6gO
今日はこれだけ
明日から本気出す
809 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/14(火) 06:22:37.80 ID:pzTRNrvOo
乙乙
810 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2017/11/17(金) 21:19:15.97 ID:Crf2LDalO
勇者「この方がニャルの顔を見ていられる」
ニャル「そ、そういうこと言われると…恥ずかしいぞ///」
異形の奏者たちが更にけたたましく吹き鳴らす
ニャル「やかましい!」
勇者「…全部消えた」
ニャル「いいじゃないか。起きている間は二人きりになれないんだから今くらい」
そう言って勇者に微笑むニャル
@:次の朝
A:勇者「あの二人やかましいもんな」
B:勇者「確かに魔王は邪魔だな」
C:勇者「そうだな、二人きりだ」と言ってニャルの手を握る
D:自由安価
>>811
811 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 21:26:38.12 ID:4XrJNwFB0
1
812 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2017/11/17(金) 22:20:13.96 ID:Crf2LDalO
次の日の朝
勇者「…狭い」
魔王「ぐへへ…勇者ぁ…永遠に私の奴隷…ムニャムニャ」
アル「マスターと一緒に邪神どもを殺して世界征服…ムニャムニャ」
両側から二人にガッチリとホールドされて抜け出せない
@:無理やり振りほどく
A:勇者「朝だぞ起きろ!」
B:自由安価
>>813
813 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:37:14.32 ID:2ZE86ncmo
2
814 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2017/11/17(金) 23:51:06.23 ID:Crf2LDalO
勇者「朝だぞ起きろ!」
アル「イエス、マスター」バッ
魔王「ムニャムニャ…跪いて忠誠を誓うがいい…」
アル「マスター、頭かち割って起こしますです?」
勇者「それやったら永遠に眠るからやめろ」
アル「イエス、マスター」
@:魔王をおいて抜け出す
A:頭にチョップ
B:耳元で大声
C:自由安価
>>815
815 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:53:02.57 ID:UcdvV65Yo
1
816 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2017/11/21(火) 22:26:11.88 ID:Vgfm105JO
勇者「…魔王を置いて出るか」
アル「イエスです」
そう言ってそーっと出ようとすると魔王がバッと起き上がる
魔王「私を置いていく気か下僕!」
勇者「誰が下僕だ」
アル「マスター、マスター、あの観葉植物に立場というものを叩きこもうと思うのです」
勇者「何言っても無駄だからやめておこう。時間の無駄だ」
アル「それもそうですね」
魔王「どうした?下僕、早く私に奉仕しろ」
@:無視
A:勇者「寝ぼけてないで朝食行くぞ」
B:勇者「アル、やっぱ優しめに頭ぶっ叩いてやれ」
C:自由安価
>>817
817 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/21(火) 22:41:55.45 ID:KALr2y1l0
3
818 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/12/01(金) 17:47:27.69 ID:HV2W2lvCO
勇者「寝ぼけてないで朝食行くぞ」
魔王「はあい」
それでも尚寝ぼけ眼の魔王を引き連れてゆく
―――――
―――
―
沙耶「さあさあ、昨日の話は覚えているよね?」
勇者「…ああ」
朝食後、沙耶がにんまりと満面の笑みを張り付けて話しかけてくる
魔王「勇者が人間を虐殺する話だっけ?」
勇者「なわけあるか」
アル「マスターが悪の巣窟を殲滅する話なのです」
勇者「ちげえよ」
沙耶「じゃあ殴り込みに行こうか!」
勇者「そんな話じゃ無かっただろうが!」
―――――
―――
―
ギルド「デラボーア」アリク支部
沢山の人間が出入りし、活気を感じさせる大きな建物だ
その中にはマントをはおい、フードで顔を隠した明らかに怪しい者、巨大な剣を背負う者、妙な魔力を纏う者、様々だった
@:依頼人のふりをして真正面から入る
A:裏口に回る
B:勇者「魔王、たまには暴れたくないか?」
C:勇者「…あいつは」
D:自由安価
>>819
819 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 19:09:39.33 ID:oJBTcEIy0
2
820 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2017/12/01(金) 20:24:28.67 ID:LyM/ihk/O
沙耶「あれが裏口よ」
魔王「ずいぶん厳重な警備だね」
迷路のように入り組んだ裏路地の目立たない場所にある扉
だがそこには屈強な男が二人
一人は魔翌力を増大させる武器を、一人は剣…いや、巨大な鉄の塊を片腕で持っている
アル「魔法特化と物理特化、良い組み合わせなのです」
沙耶「じゃあ頼んだね♪」
勇者「…」
@:素早さ重視で目の前に飛び出し、相手が戦闘準備に入る前に不意打ちで決着をつけに行く
A:ここから魔法で攻撃する
B:効くかどうか分からないが催眠魔法を試す
C:自由安価
>>821
821 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 21:00:13.33 ID:CFG/BPFQo
3
822 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2017/12/01(金) 21:06:38.66 ID:+r+CzeJPO
コンマ安価
武装警備兵:60以下
>>823
魔装警備兵:15以下
>>824
823 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 21:08:37.41 ID:w6Ax8vZl0
せいや
824 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 21:08:48.87 ID:6k9hIrOcO
あ
825 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2018/01/07(日) 21:34:31.08 ID:VWUU0dYRO
生存報告
流石にそろそろ書く時間作る
826 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/07(日) 21:48:04.67 ID:oKO80DSUo
年末年始は忙しいからな
乙
827 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2018/01/19(金) 22:23:34.35 ID:OdwIxbqDO
勇者「≪催眠魔法≫」
二人に催眠魔法をかける
だが
武装兵「ぐがー」
魔装兵「お、おいどうした!」
勇者(ちっ、落とせたのは一人だけか)
@:摩装兵に魔法で攻撃
A:飛び出して物理攻撃
B:アルに先に攻撃させて注意を惹きつけてから勇者が不意打ち
C:自由安価
>>828
828 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/19(金) 23:03:50.30 ID:VEXzRdD8o
魔王を投げ込む
829 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/01/26(金) 10:44:47.28 ID:NA2DNYrCO
はよ
830 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2018/01/31(水) 21:40:21.79 ID:Zis2BUcmO
勇者「ほら行け」ボソッ
魔王「わっ」
魔王の背中を思いっきり押して奴らの前に出す
魔装兵「あぁ?何だお前」
魔王「…通りすがりの女の子だよ?」
魔装兵「そんなわけあるか!」
魔王「知らないよ、それよりあっちに怪しい人いたよ?」
そう言って勇者たちが隠れている場所を指さす魔王
勇者(あの野郎!)
アル「あの観葉植物、後でブッコロしてやるのです」
@魔装兵、信じる
A信じず魔王に攻撃する
>>831
831 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/31(水) 21:45:13.50 ID:VRSZdTMLO
2
832 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saaga]:2018/01/31(水) 22:04:49.94 ID:Zis2BUcmO
魔装兵「誰が信じるか!おおかた奴隷にされた友達か姉妹を連れ戻しにでもきたんだろ」
魔王「…へー」
魔装兵「悪いが嗅ぎまわる奴は帰すなって話だ。お前も来てもらうぞ!」
魔装兵≪催眠魔法≫
魔王「…私に魔法で挑むなど数百年早い」
魔王がくるりと指を回すと魔装兵の体がグルンと丸くなる
魔装兵「ぐっ、がっ、これっ、はぁぁああっっっ!!!!」
そのまま骨が、肉が、皮が、服が、武器までもが肉体の中心に引き寄せられ、数秒の内にビー玉程度の大きさしかない肉の玉になってしまった
@勇者「そこまでやれなんて言ってない」
A勇者「グッジョブだ魔王」b
B勇者「さて行くか」
C勇者「自由安価」
>>833
833 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/01(木) 15:26:31.47 ID:r95wJzN1O
3
834 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/03(土) 21:32:30.33 ID:V1r3oXmho
おつ
魔王の扱いが相変わらずで何より
835 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/04(日) 20:48:47.23 ID:qz2NC8oNO
勇者「さて行くか」
沙耶「はいはーい」
アル「イエス、マイマスター」
魔王「おい無視するなー!」
沙耶「大声禁止だよ?」
魔王「うぐぐ…こんな人間のガキにまでぇ…」
@重要そうな部屋を見つける
A巡回の警備員がかなり多い
B"何か"が歩き回っているのを見つける
C分かれ道でどっちを行くか悩む
>>836
836 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/06(火) 20:09:27.03 ID:7d3gg71Co
投下おつ
1
837 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/08(木) 21:35:14.16 ID:9X3QWvH0O
沙耶「ねえねえ、ここ怪しくない?」
その扉は鍵がかけられており、立ち入り禁止のマーク
勇者「…入ってみるか」
魔法で鍵を解除するとその部屋に入ってみる
そこは
@大量の檻が
A何かの実験施設のような場所
B会議室のような場所
>>838
838 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/09(金) 18:33:05.15 ID:OBRhIQo1o
3
839 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/14(水) 23:01:00.83 ID:f8jrtc88O
勇者「ここは…会議室?」
沙耶「よし、めちゃくちゃにしちゃおう!」
勇者「してどうすんだよ」
@潜伏して会議を盗み聞き
A誰か来るのを待って捕獲
B自由安価
>>840
840 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 13:47:36.61 ID:oV+RmEOMo
1
情報収集しよう
841 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/15(木) 21:18:44.17 ID:JtiOxvXBO
勇者「情報収集しよう。会議が始まるまで潜伏だ」
沙耶「はーい」
魔王「はいはい」ニヤ
アル「イエス、マスター」
@勇者「アル、魔王を抑えてろ」
A勇者「魔王、絶対声出すなよ。動くなよ。余計なことするなよ」
B会議が始まった
>>842
842 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/15(木) 21:48:50.57 ID:R0LEig+70
2
843 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/15(木) 21:56:35.94 ID:JtiOxvXBO
アルマの町
師匠「うん、いつ来ても活気のある良い町だね」
助手「…そうですね」
師匠「どうした?あまり元気ではないね」
助手「はは、人ごみが苦手でして」
師匠「では私から離れないようにしたまえ」
そう言って手を繋ぐ
師匠「まずは食材だね。野生物も良いけど人間が育てた食材は一級品だ。私たちも学ばなければならない」
「私たち」というのは多分魔物全体を指しているのだろう
師匠「次に実験や薬品作りに欠かせない器具も購入して」
師匠「あ、少年は欲しいものとか無いかい?この間にスライムたちの件で酷い目に遭わせちゃったしね。何か買ってあげるよ」
@助手「武器!武器が欲しい!」
A助手「うん、防具で」
B助手「じゃあ高級料理店でも」
C助手「自由安価」
>>844
844 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/15(木) 21:58:02.87 ID:JtiOxvXBO
やばい、誤爆した
845 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/15(木) 22:02:19.80 ID:JtiOxvXBO
勇者「魔王、絶対声出すなよ。動くなよ。余計なことするなよ」
魔王「酷いね君は、私がそんなことするとでも?」
勇者「思う」
アル「思うのです」
沙耶「しそう」
魔王「揃いも揃って君らは私をなんだと!」
勇者「し、来た」
全員で物陰に隠れて気配を消す魔法をかける
846 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/18(日) 15:53:51.57 ID:dq30fPruO
数人ほどが入ってくる
やがて全員が席につき、リーダー格の男が口を開く
「では報告を聞こうか」
「人間の確保は予定通りに進んでいます」
「その四分の三は"取引先"、残りは実験場に送る予定。こちらも支障はありません」
勇者(実験…?)
―――――
―――
―
それ以外は特に有用な情報は無かった
「では解散とする」
@勇者「アル、魔王、暴れるぞ」
A解散した後最後まで会議室に残っていた一人だけを捕縛して情報を聞き出す
B自由安価
>>847
847 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/02/19(月) 18:59:16.43 ID:cBGtI2Q9O
2
848 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/19(月) 22:37:46.65 ID:4Pji72obo
乙なの
人体実験wktk
849 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/20(火) 22:31:36.84 ID:TO5rUUZmO
最後に一人残って片づけをしていた男を後ろから捕まえ、腕を首に巻きつける
勇者「大人しくしろ。質問に答えれば何もしない」
「何だ、誰か!―グエッ
勇者「聞いたことだけに答えろ。さもなければこのまま折る」
大声を出しかけたので首を絞める
魔王「ふふふ、勇者のすることじゃないね。うふふふ」
勇者「お前も黙れ!」
魔王「はいはい、首折られちゃたまらないからね」
折れるものならとっくに折っとるわ
勇者「浚ってきた人間はどこにやった」
「人身売買用に…生物用倉庫に」
@勇者「どこにある」
A勇者「実験場とやらはどこだ」
>>850
850 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/21(水) 19:15:02.11 ID:0qCqd8H+o
2
色んな情報を引き出したい
851 :
◆bCs0r4M9IE
[saga]:2018/02/23(金) 09:01:50.63 ID:ktpAIIW6O
勇者「実験場とやらはどこだ」
「ち、地下二階…魔法の隠し扉がある…」
なるほど魔力探知すれば見つかりそうだな…
「こ、これで充分だろ…?」(早く報告しないと…)
@実験場に向かう
Aこいつは殺す
B自由安価
>>852
852 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/23(金) 22:01:11.58 ID:nCVDjdcQo
3
何の実験をしているかきく
投下乙なの
853 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/28(水) 18:40:19.12 ID:OGpMqkuuO
勇者「何の実験だ?」
「お、俺はそこ担当じゃねえから知らねえよ」
魔王「嘘だね」
「う、嘘じゃねえ!」
魔王「嘘よ嘘。拷問して吐かすといい」
「ひっ」
勇者「ほう、嘘か」
「違う、嘘じゃない、嘘じゃねえよ!」
勇者「拷問って…」
魔王(ふふ、嘘だけどね。勇者がどう拷問するのか楽しみで楽しみで仕方ないよ)クツクツクツ
アル「」ジトー
@勇者「アル、どう思う?」
A勇者「まあいい、実験室とやらに行けばわかるか」
B勇者「今から指を一本ずつ折る。全部の指が折れる前に吐いた方がいいぞ」
C勇者「自由安価」
>>854
854 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/28(水) 21:02:07.20 ID:D7GLl0wPo
4お前の担当はなんだ?
855 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/02/28(水) 22:26:44.39 ID:OGpMqkuuO
勇者「お前の担当はなんだ?」
「か、勘弁してくれよ!浚ってきた人間を閉じ込めてある部屋の場所は話しただろ!」
@勇者「じゃあ指折るわ」
A勇者「じゃあもう用は無い」
B勇者「自由安価」
>>856
856 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/01(木) 12:37:44.00 ID:uZrtOjtCo
乙です
人質として連れていく
857 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/03/03(土) 16:44:59.96 ID:2RwHvsuCO
勇者「人質として連れて行くか」
「なっ―ウッ
気絶させて魔法で浮かせて連れて行く
@人身売買用に捕えられている部屋へ
A実験場へ
>>858
858 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/03(土) 16:56:21.70 ID:DaYKpddl0
2
859 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/03/04(日) 15:51:57.42 ID:FHTJVZe7O
1階
勇者「地下に降りる階段見つからねえなあ」
@空間把握魔法を使う
A今連れてる人質を締め上げて吐かせる
B自由安価
>>860
860 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/04(日) 18:46:36.31 ID:rFOoK0lpo
魔王に探させる
861 :
◆z5rHt/.r1Ne6
[saga]:2018/03/08(木) 21:35:28.63 ID:gMxHF4QLO
勇者「魔王、探せ」
魔王「やなこった」
勇者「おい、魔王」
魔王「やだよ。私は君を見るのが面白くてついてきているだけだからね。野次を飛ばすことしかしたくない」
とか言ってる
@空間把握魔法を使う
A今連れてる人質を締め上げて吐かせる
B自由安価
>>862
862 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/08(木) 23:04:26.71 ID:MnuDiUOio
1
投下乙なの
863 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/19(金) 12:18:49.11 ID:e7Q0twW2o
待ってる
864 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/12/31(金) 10:51:50.19 ID:KeFqTU0jo
続いて欲しい
祈願age
865 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[age]:2022/03/05(土) 17:18:16.73 ID:sgTzOvT/O
加藤純一(うんこちゃん)
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