姫川友紀「謎の魚」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:28:42.70 ID:Y1EYp1lv0
【事務所】


浅利七海「お邪魔するのれすよ〜」


姫川友紀「…あれ、お客さんかな」

七海「友紀さん!」

友紀「わぁっ、七海ちゃんだ!」

七海「お久しぶりなのれす〜♪」

友紀「うん、久しぶり! バレンタインの時以来かな」

七海「なのれす」

友紀「元気してた?」

七海「とっても! 今日もぴちぴち、跳ねまくりなのれすよ〜」

友紀「そっかー!」



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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:29:19.97 ID:Y1EYp1lv0
P「…おーいユッキー」

友紀「はいは〜い、なぁにー?」

P「昨日渡した資料、お前今日持って来てるかー?」

七海「あっ、友紀さんのPさん!」


P「…おっ?浅利さんだ」

七海「お邪魔してますれす」

P「遊びに来てたの?」

七海「来てたんれす!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:30:29.04 ID:Y1EYp1lv0
P「ごめんね、お茶も出さないで」

七海「いえ、お気になさらず〜」

P「あぁそうだ。こないだはうちの友紀がご迷惑おかけして…」

友紀「えっ」

七海「いえいえ〜、こちらこそなのれす」

P「すみませんね、ほんと」

七海「いえいえいえ〜」

友紀「ちょ、ちょっと…その話はもう良いじゃん…」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:31:09.53 ID:Y1EYp1lv0
P「アホ。迷惑かけたんだから、謝罪なんて幾らしてもし足りないぐらいだろ」

友紀「うっ…それは、まぁ…」

七海「うふふ。七海も楽しかったので、もーまんたいなのれす♪」


七海「友紀さんがいなかったら、イベントも上手くいってなかったのれす。結果オーライなのれすよ〜」

P「…そう言ってもらえると、助かるなぁ。ありがとうございます」

七海「どういたしまして〜」

P「また改めて挨拶に行くつもりだけど、そっちのPさんにもよろしく伝えておいてもらえるかな」

七海「了解なのれす!」

友紀「ぅぅ〜〜…」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:32:22.39 ID:Y1EYp1lv0
友紀「…そ、そんなことよりさ!」

P「そんなことってお前な」

友紀「七海ちゃん、どうして突然うちの事務所に?」

七海「ハッ、そうでした! 七海、お願い事があって来たのれす!」

友紀「お願い?」


七海「友紀さん。それから、友紀さんのPさんにも。折り入って相談があるのれす」

P「…俺も?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:33:27.41 ID:Y1EYp1lv0
七海「…あ、折り入ってというのは、別にサバオリくんとは関係ないれすからね」

友紀「へ?」

七海「そもそも鯖折りとはお相撲の技の1つで、こう…相手にのしかかるような感じらしいのれすよ」

P「は、はぁ」

七海「で、それとは別に。鯖の血を抜く方法としての鯖折りというものもあって、」

友紀「んー…?」

七海「どっちが先かまでは七海は存じませんが、つまりこうやって」ギュッ

サバオリくん「グエー」

七海「抱きしめると折れちゃうこの子の名前としてはぴったりな…」


友紀「ちょ、ちょっと待って! ストップストップ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:35:03.09 ID:Y1EYp1lv0
七海「はい〜?」

友紀「今、その話って関係…」

七海「ないれすよ〜?」

友紀「ないの!?」

七海「ある訳ないじゃないれすか」

友紀「じゃあなんでしたのさ!?」


P「…話を、戻そうか」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:36:09.49 ID:Y1EYp1lv0
七海「実はれすね」

友紀「うん…」

七海「2人に相談というのは他でもありません」

七海「これは…友紀さんと、友紀さんのPさんにしかできない相談事なのれすよ」


七海「とあるお魚を、釣りたいのれす」



――



9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:37:07.07 ID:Y1EYp1lv0

【ZOZOまりんスタジアム】


P「…はい、という訳で」

七海「海なのれす〜!」

友紀「潮の香りがするー!」

P「着きましたのはZOZOまりん」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:38:53.31 ID:Y1EYp1lv0

友紀「いやぁ…こんな短期間で、もう一度幕張に訪れることになるとはね」

P「唐突だったなぁ。仕事さっさと上がれて片付いてよかった」

七海「…やっぱり、無理を言ってしまったれすか?」

P「あ、いやいや。そんなことはないんだけどね」

友紀「くぅ〜っ! あたし、なんだかすっごくワクワクしてきたよ!」

P「そりゃ良かった」

友紀「今日も生で野球が観れる! ありがと、プロデューサー!!」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/09(水) 21:39:39.59 ID:Y1EYp1lv0
二宮飛鳥「…宮城の次は、千葉か。よくもまあ、あちこちと連れ回してくれる」

七海「飛鳥ちゃん…?」

飛鳥「やぁ」

七海「飛鳥ちゃんも、来てたんれすね」

P「暇そうだったから、もしかして来るかなと思って。声かけてみたんだ」

友紀「あ、ほーくすが見れるから?」

飛鳥「…どう捉えようが、キミの勝手だよ」

友紀「ふっふっふ。飛鳥ちゃんも、だんだん野球に染まってきたね?」

飛鳥「キミがそう思いたいのならば、そういうことにしてくれ。ボクは、ボクの心の声に従ったまでさ」

七海「ん〜?」
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