光は渡し人です

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113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/18(土) 09:42:02.31 ID:vY78almR0
光「ッ! はァ!!!!」

札に作った武器は刀だ
実の刀とは違うですか、より軽く振れることができる

でも、実の刀に触ったら

簡単に折れる

光「だが!!!」

折れたの刃の欠片を拾って
修復した

「......」

「楽にしますよ」

光「えッ」

先まで、札刀を構っているはずだった

でも札刀は、落ちた

地上に落ちた

光「」

手は付いていたまま

光「」

光「......がッ」

彼女の刀は私の腹に刺し込んで来た

両手の手を失った私は、ただ彼女の刀を見ることしか出来ない

「......」

光「......捕まえた」

「!?」

舌の下に隠した札を突き出して
口で噛み付く

光「ふん!!!!!」

今度の札に作った武器は短太刀
この距離なら!!

彼女の喉に向かって思い切り斬る

「が、く」

「......」

噴き出した血は私の顔に飛んできた

光「前を見えない、ッ?」

「喉やられでも、直ればいい」

光「あ......」

「じゃあな」

彼女は、私が落ちた札を......札刀の札を

傷の口に貼れた

「君の未来、見ていたかったな」

体はもう限界、もうだめ......

「お休みなさい」
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/10/26(金) 20:05:12.21 ID:auQKm0DI0
復活〜おめでとう〜
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/26(金) 20:19:36.59 ID:WYRkzoqd0
あれ?新規投稿できない
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/01(木) 00:14:10.23 ID:Jy6a5Mpq0
彼女の刀に刺されてしまった
体はもう動けない......

痛い、差されたどころ痛い

......声も出せなくなった

私死んでちまうの?

母さんに嫌われた頃の記憶
母さんに愛されたことを得られたあの日の記憶

神様と出会えたあの日の記憶
しほと出会えたあの日の記憶

次々目の前に映っていた

「......」

彼女は私を壁の近くに置いた

彼女は悲しいそうな顔で私を見ていた

光「ぎ......ん」

初めての使徒である、私の友達の銀の名前を呼んでしまった

光「契約を、解除......する」

「......」

光「私......後悔しませんよ」

喋らなくなったはずの口を動いて

音はスレていたどころもあるが

私は気にしなく喋った

光「初めての使徒は、銀でよかったっと......思った」

「......結界の外に人が有る? 忘れられたはずだった」

光「聞こえるだろ......銀の夢は綺麗な嫁さんになるって聞いたよ」

光「......私は、銀の夢を叶えたかった」

光「私は......私のことをしっかり見てくれる銀のことを」

光「好きになったかも」

結界の壁は誰に叩かれていた

私の言葉に聞こえたすぐ
叩くの速さをすこしずつ早くなった

光「......でも、私ではなかったよね」

光「く......くやしい」

私の顔は血と涙塗れて
酷い顔になっているだろう

この顔を、見ないでくれ

光「銀......生きてくれ」

光「しほも、みんな......」

光「も......」

幸せになって......くれる

「......ッ、あァ......」

「......」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/01(木) 00:24:43.19 ID:Jy6a5Mpq0
(銀)

途中で出会えたしほたちと共に
光の気配がある建物に入ろうとしたですか

見えない壁に止められた

心は痛い、光は危ないって教えているように

壁なら叩いて壊すればいいだろう

光渡した霊体に効く刀で壁を叩く

叩いて叩いて

しほたちも力を貸してくれるように
結界を攻撃した

−ぎ......ん

銀「光? 無事だよね、な!」

−契約を......解除する

......えぇ?

解除って?

そして、光は私に念話で話しかけてきた

銀「ッ、うおおおおおおおらあああああああああああああああああ!!!!」

もっと早くしないと、光は

光は!!!!

何秒過いたのだろう?

壁は頑丈に壊れない

でも、次の瞬間

壁は消えた

銀「光!!!!」

しほ「銀ちゃん!?」

無我夢で走り出して
やっと、光の姿を見えた

......でもそこにいるのは、息を止めた彼の遺体であった

銀「」

しほ「......光、ねぇ」

織夜「光!!」

後ろから飛び込んできた織夜は光の死体に近付いていく

織夜「うそ、息......止まった」

これは夢だ、お願い......夢だっと言えって......
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/02(金) 00:28:36.52 ID:0DdZ6/El0
「そろそろ来ると思った」

......?
あれ? ここは?

「刀を渡して以来、かしら?」

......あァ!?

光「刀渡してくれたお姉ちゃん!?」

あの時、孫のために狂ったおばあちゃんの魂に襲われた時

助けてくれたえっと......私の先輩ですか?

「......外は何があったのか?」

光「私死んちゃったかも」

「それはないと思うわ」

光「えッ?」

「もうすぐ、目覚めるはずよ」

光「ええ?」

「神様を信じなさい、彼女はあなたを選んだわ」

光「でも私、冥土渡しですよ」

光「神様はもう何日会えなかったよ」

光「もう私を捨ていた、かもしれない」

「うふふふ」

「神様の渡し人はね、どれもあと少し死んでしまう人なのよ」

光「えッ?」

「誰の命を引き続けるために、力を私たちに渡した」

「例えいずれ自分の敵になる存在でも、敵になる前に幸せを教えるために全身掛けて私たちに託したわ」

光「敵......まさか?」

「そう、でもね......私たちは選択する権力がある」

「何か訳分からない物に自分の人生に左右されるなんで、可笑しいだろう?」

光「」

「......さァ、行ってなさい」

「......私たちの家族、私の弟よ」

光「えッ?」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/02(金) 00:40:32.67 ID:0DdZ6/El0
銀「」

織夜「......どうやって律に説明するだろう」

織夜「......待て、銀」

銀「」

何も言わず、銀は織夜の居場所に見た

織夜「待て、なんで......」

銀「」

銀の頭の上に、使徒になる者しかある
特殊のオーラがあった

織夜「......じゃあ」

銀「何......」

光の死体は動いた

二度目、冥土から戻ってきた

光の目は開いた

光「ッ!? ケホケホ!!」

銀「」

織夜「......光、貴女は一体」

光「本当......だ、戻ってきた」

光「うッ、うわあああああああああああんんんんんんんんんんんんんn!!!!!!」

−間に合った、ようだ

織夜の傍に現れた神様の姿

手を伸ばして、光に向かって何を使っていた

−......間に合ったけど、慢心してしまったわ

光「神様!!! 神様よね!!!」

−光

光「......ありがとう、神様」

−......ッ

銀「光!!!!」

光「銀? くわあああ!?」

光に向かって殴り掛かってきた
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/26(月) 23:58:18.62 ID:b0FRRjDT0
殴られたどころは顔、今は滅茶苦茶痛い

光「えッ?」

銀「......本当に消えちゃうと思ったよ」

光「......わたしも死んでちまうっとおもった」

光「本当は、怖かったよ」

銀「」

銀「......すまん、腹が立つせいで光の気持ちを考えなかった」

光「銀の方から考えば、私は銀を裏切ってしまったかもしれないから......私は自業自得ですよ」

光「......神様」

−......

光「私は、神様が選んだ本物の渡し人と会いたいです」

−なッ!?

光「私は馬鹿じゃないから、元々優しくないのです」

光「......それも私は、神様の期待通りになれなかったのかもしれませんね」

−そうじゃない......そうじゃない

光「分かっていますよ、神様は私たちを助けるために力を渡した」

光「だから、見せてくれますか......」

光「紀余子様」

−......ッ!?
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/28(金) 00:04:45.22 ID:g8yAbSPv0
神様の案内により、私と銀はある学校の前に辿り着いた

......そこは、女子学校だったらしい

光「よし!」

銀「やめろバカ」

止めないで! 私の女装魂があああああ!!!

−今呼んでいる

放課後の時間だから、生徒たちは中から出て来た

光「あれ? もしかして結構貴族みたいな学校ですか?」

銀「見ればわかるだね、うん」

−そこ

光「うん?」

神様の指が指した女の子は笑顔出してながらここに走ってきた

「神様!!」

その時、私はなんとなく神様はなぜ彼女を選んだのか分かった

光「......」

銀「光?」

「こんばんわ、何か困っていることでもありますか」

光「......」

「......どうかされました? もしかすると私何か気が障ってもしたのでしょうか?」

光「ううん、神様なんであなた選んだのか分かった気がする」

−光

光「始めまして、私は田井中光」

「? 私は佐藤ひより、神様の渡し人よ」

光「うん、知ってる」

ひより「そうか」

光「ねぇ、どんな仕事をやっているのか教えてくれますか?」

ひより「? いいよ」

そして、彼女は語っていた
今までの自分の物語を
そして、神様のことを信じていることを

光「そうか」

光「いい人だったね、神様」

−うん

光「これで、いっぺん死んだだし、これからも一杯頑張ってみようかな〜」

ひより「え?」

光「私ひよりのために」

−光?

光「選ばれた影武者だから」

ひより「かげむ......しゃ? なんですか!?」

−光、何言ってい

光「ひよりちゃんのように優しい人なら、命掛けてもいいってよ」

−......本気で言ってるの!?

光「うん、ほnあぶわ!?」

銀「日〜か〜る!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/28(金) 09:30:44.54 ID:g8yAbSPv0
銀にぼこぼこされてしまった私は

地上に土下座のポースになった

光「ごめんなさるい」

銀「ごめん、この馬鹿こういうどころはスレてしまった」

ひより「」

−すみません、もっと早く言ったほうがいいと思うのに

ひより(じー)

銀「えっ〜」

神様は神様らしくなく、地上に土下座していた

銀「」

ひより「はっ、光でしたね」

銀(空気変わっている!?)

光「すみませんでした」

ひより「顔を上げなざい」

光「はい、すみませんでした」

ひより「わかっているわよ、別にあなたを責めるつまりはありませんわ」

ひより「ただ......ワタシのために死ぬ必要はありません」

光「えッ?」

ひより「光の命は光の物、自分で決めなざい」

ひより「自分死んだら、あなたのことを悲しくしてくれる家族のことを考えなざい」

光「......うん」

ひより「......携帯ある?」

光「えッ?」

ひより「連絡先を教えますわよ、この後何か困っていることがありましたらお互い頑張りましょう」

光「えッ、う、うん」

ひより「......うん? うん......光、いま幾つ?」

光「6歳、ですけど」

ひより「!? !?!?!?!?」

−私も初めて聞いたとき驚いたわ

ひより「六歳で、どう見ても13くらいじゃありませんか!」

光「私の成長は一般人と違う物なの」

ひより「......」

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