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モバP「時々、事務所のアイドルが怖くなる時がありまして……」
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31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 12:28:00.36 ID:gRWRgZtB0
幸子「そろそろレッスンの準備があるので、これで失礼しますね」ペコリ
P「ああ、頑張ってこいよ」
幸子「……その」
P「ん? どうかしたか?」
幸子「ボクに力になれることがあったら、なんでも言ってくださいね」
P「……」
幸子「そ、それだけですっ! 失礼しますっ!」
タッタッタ
P「……」
P「……やっぱり俺の思い違いなのかなあ」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 12:35:55.99 ID:gRWRgZtB0
P「おっと――それより、皆が来る前に調べ物を済ませてしまわないとな」
P「名簿は、机の後ろに置いてる棚の中だっけか」
P「えーっと、確かこの辺りに……」
ガサゴソ
P(昨年度の事務所の名簿を見たら、きっと名前くらいは分かるだろ)
P(その名前を使って、社内専用HPから検索をかければ――恐らく何かがつかめるはずだ)
ガサゴソ
P「……おかしいな、昨年度から二年分の名簿が抜けてるぞ?」
P(整理したときに間違って捨てられたのか? ……新しいバックナンバーを?)
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 12:37:55.68 ID:gRWRgZtB0
P「……やっぱり、何かがおかしい」
P(結局、探しても名簿どころか書類のひとつも見つからなかった)
P(ここまで見当たらないとなると、もはや作為的に情報が漏れないようにしている気さえする)
P(だけど、そこまでして隠そうとする必要なんてあるのか?)
P(……俺がやってくる前の事務所で、一体なにがあったんだろうか)
P(それに、ちょうど二年分の情報が抜け落ちていた。これが意味するのは――)
みく「Pチャン、そんなところでなにしてるのー?」
P「わわっ! って、なんだみくか……驚かさないでくれよ……」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 12:42:29.45 ID:gRWRgZtB0
みく「なんだとは、失礼にゃ!」
P「悪い悪い。いや、別に深い意味はないんだ」
P「みくの方こそ、朝早いんだな。仕事への情熱が感じられるなっ!」グッ
みく「えへへ、ほんと〜? みくはプロ意識が違うからねっ」
みく「――って、そうやってはぐらかそうとしても無駄にゃ! ほんとは何をしてたのー?」
P「あはは、なんでもないよ。ただの書類整理だよ」
みく「書類整理?」
P「ああ、春から全然片付けられてなかったからなー」
みく「……ほんとに?」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/20(日) 12:50:40.79 ID:gRWRgZtB0
P「え?」
みく「Pチャン、月末に大掃除するからって響子チャンに片付けてって言われても全然やらなかったよね」
みく「なのに、わざわざ朝の時間を使って書類整理してたの?」
P「……ああ、ちょっと気になってな」
みく「ふーん、そうなんだ」
P「……」
P(……どうしてそこまで食いついてくるんだろう)
P(ここはあえて、みくに聞いてみた方がいいんじゃないか?)
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/20(日) 13:14:54.93 ID:LIbwMxgCO
今も前Pに呼び出されズッコンバッコンやってるんやろうな
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/20(日) 23:24:53.27 ID:QCGzVTyEO
期待
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/21(月) 03:12:09.72 ID:TDfXvG8lO
アベマで一挙見たろ?俺もだよ
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/26(土) 23:25:20.31 ID:JqLymsc7O
続き期待してる
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/27(日) 23:19:50.60 ID:JJWRZOaE0
P「なあ、みく」
みく「んー、どうしたのー?」
P(……みく達がなにかを隠していて、それを俺に知られないようとしていることは恐らく確かだ)
P(――だが、落ち着け。ここで俺が素直に聞いたところで本当にみくは真実を教えてくれるのか?)
P(そこまでして隠し通したいことだ。前任のプロデューサーの話題はむしろ避けた方が良いだろう)
P(……だとすれば、どうすれば情報を引き出せるだろうか)
みく「Pチャン?」
P「ああ、いや悪い。すこし考え事をしてた」
P(……手順を間違えたら、なんて考えるのも怖いな)
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/27(日) 23:21:00.57 ID:JJWRZOaE0
みく「で、みくに何かききたいことでもあるの?」
P「……ああ。最近、みんなが隠しごとをしてるみたいに思えてな。みくは、なにか知らないか」
みく「隠しごとって、なにそれ?」
P「俺も詳しいことは知らない。だけど、様子がおかしかったりすることが立て続けにあったんだよ」
みく「ふーん。それ、誰かわかる?」
P「まゆと――あとはみりあだな」
みく「……やっぱり、そっち組の子かぁ」
P「……?」
P(組? なんのことだ?)
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/08/28(月) 00:37:28.65 ID:40sGo6500
P「組って、いったい何を言ってるんだ?」
みく「ううん、それはこっちのはなし」
みく「それよりもね。そのふたりは気を付けた方がいいと思うにゃ」
P「気を付けるって言っても……」
みく「んー、正確にはそのふたりを含める子たちなんだけど」
みく「って、いけないいけない。ちょっと話しすぎちゃった」
P「……」
P(みくは一体どこまで知ってるんだ……?)
P(それに、二人を含めるって事務所内では話はどれくらい広がってるんだよ)
P(俺の想像以上に事態は根深いところまできているのか……?)
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/28(月) 10:42:52.50 ID:sBuaovjSO
期待
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/29(火) 09:16:43.60 ID:b/sV0baXO
続けて
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/08/31(木) 12:58:12.70 ID:qQSjPfovO
期待してます
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/02(土) 20:11:56.79 ID:XDlxGoBGO
期待
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/14(木) 23:16:23.08 ID:nqtsrp5r0
P(それにしても、分からないことが多すぎる……)
P(前任のプロデューサーがこの謎のすべてに絡んでいるのは間違いないだろうが)
P(みくの言う"組"という言葉。態度のおかしいアイドルたち)
P(それと……不自然に隠された情報、か)
P(あまりにも出来すぎた話だ。……これは、きっと偶然なんかじゃない)
P(まるで探偵にでもなった気分だ……なんてな)
みく「Pチャンの聞きたいことはそれだけ?」
P「……ああ、それだけだ」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/14(木) 23:17:36.61 ID:nqtsrp5r0
P(今、不用意にみくから情報を引き出すのは難しいはずだ)
P(今後の俺たちの関係にも、もしかすると響くかもしれない。そうなれば本末転倒だ)
P(……少しずつでいい。真実を知るために、ひとりひとりに聞いていけば。いずれは……)
みく「……」
P「……みく?」
みく「……Pチャンは」
P「……?」
みく「……Pチャンはたぶん今、どうしても知りたいことがあるんだよね」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/14(木) 23:26:02.45 ID:nqtsrp5r0
P「……」
みく「みくは、知らないままでいた方がいいとおもうよ」
みく「きっと、後悔することになるから……」
P「みく……」
みく「ごめんね」
みく「みくはPチャンの味方にも、みんなの味方にもなれないの」
みく「だから、言えるのはここまで」
みく「……ちゃんと、言ったからね」
ガチャ バタン
P「……」
P「……はあ、何やってんだ俺は」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/14(木) 23:45:18.69 ID:nqtsrp5r0
P「もう、やめにしよう……」
P「そもそも俺がこれだけ必死になって知る必要もないことだ」
P「そうだ……これはもう過去のことなんだから」
P(誰しも詮索されたくない思い出ってのはあるものだ)
P(それが前任のプロデューサーであったとしても、俺がそれを知る権利はない)
P(だったら、そんなの忘れてしまえばいい)
P(彼女たちの守りたいものを壊すことはないんだから)
P(……少し前のように、何もなかったことにすれば――――あるいは)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 00:15:21.94 ID:w5fujzrM0
ちひろ「プロデューサーさん、おはようございます」
P「あ、ちひろさん。おはようございます」カタカタ
ちひろ「ふふっ、すごいやる気ですね」
P「やっぱりまだまだ新人ですからね。気合入れて頑張りますよ!」
ちひろ「それじゃ、私からはエナドリを差し入れですっ」コトッ
P「お! それでは遠慮なく……」ゴクゴク
ちひろ「無理せずがんばってくださいね。あ、私は書類の提出があるのでこれで……」
P「あはは、ほどほどにしますよ〜」
ガチャ バタン
P「……」カタカタ
P(……やる気、ね)
P「……………よし、飯にするか」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/15(金) 00:25:32.13 ID:w5fujzrM0
ガチャ
響子「あっ、プロデューサーさんおはようございますっ」ペコリ
P「おー、響子。おはよう」モグモグ
響子「わわ、お食事中だったんですね。すみません!」
P「ん、いいよ。それよりどうかしたか?」
響子「あ、いえ。プロデューサーさんではなくってですね……」
P「ん? べつに軽い用事なら手伝うぞ」
響子「……うーん」キョロキョロ
P「誰か探してるのか?」
響子「みくちゃん知りませんか?」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 00:29:20.13 ID:AVyiEN0pO
ヒェッ
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 01:01:24.33 ID:8zzw3DPbo
ハンバーグ(意味深)
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 02:58:58.46 ID:hRegly/i0
なにもなかったことにするってのに(´・ω・`)
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 03:26:08.44 ID:hAp/PKfko
みくだけは守ろう
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 04:51:57.49 ID:8VdGxTBSo
話しすぎたんだ
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/15(金) 05:18:25.74 ID:w0NMdd0ho
転校してそうで怖いわ
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/16(土) 02:19:14.00 ID:lgAS86Lh0
P「……みく?」
響子「はい、知りませんか?」
P「ああ。朝にすこし話したけど……」
響子「……その後は、どこに行きましたか」
P「スケジュール帳をチェックするから少し待ってくれ」ペラッ
P「……ふーむ、そうだなあ」
響子「…………」
P「……」
P(……響子はどうしてわざわざ俺のとこまで訪ねてきたんだろうか)
P(連絡を入れたのにみくが返事を返さなかったのか? ……しかし、それはなんでだ?)
P(響子はみくを探しているとだけ言っていた。ただ、その用件は俺に伝えようとしていない)
P(――もしも。もしも、みくが今朝俺に何かを言ったこと響子が知っているとすれば、それはつまり……)
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/16(土) 02:37:56.18 ID:SnGgKXXAo
既に胃に重い物を入れたような感覚に陥っていますよプロデューサーさん……
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/16(土) 03:12:21.65 ID:lgAS86Lh0
響子「プロデューサーさん?」
P「ああ……悪い。みくの予定は書かれてなかったよ」
響子「そう、ですか」
P「もしかするとレッスン場に行ってるかもしれないな、見てきたらどうだ?」
響子「いえ、大丈夫です。ちょっと伝えたいことがあっただけなので」
P「伝えたいこと?」
響子「……はい。とっても大事なことだったので」
P「……」
響子「それじゃあ私はこれで失礼します」ペコリ
P「……ああ」
ガチャ バタン
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/16(土) 03:23:03.89 ID:lgAS86Lh0
P「伝えたいこと、か」
P「……」カタカタ
P(……ダメだ。また勝手に頭が考えようとしてる)
P(だが、あのタイミングで響子がみくを探しているなんて……何があったんだろうか)
P(伝えたいこと、って一体何なんだよ)
P(大したことではないと思いたい。それなのに、頭ではぐるぐると昨日からの違和感がループしてやがる)
P「……くそっ、何なんだよ」
P(――この事務所にいると、無意識のうちに気持ち悪さがずっと付きまとってくる)
P(だが俺にはその気持ち悪さの原因が分からない)
P(俺は、それを知りたいんだろうか。……たとえ、それを知ることでみんなとの関係が悪くなったとしても?)
P(それが俺の本心なのか……?)
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/16(土) 03:28:50.62 ID:lgAS86Lh0
P「……」カタカタ
P「……」チラッ
P「……もうこんな時間か」
P(考え事をしてるうちに、外も真っ暗だ)
P「…………はあ」ガタリ
P(――結局、考えても答えが出るわけもないんだよな)
P「仕事もおわらないし、今日は散々だな……」
プルルルルルルル
P「……ん? こんな遅くに電話?」
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/16(土) 09:47:02.93 ID:FLyPk1+Qo
不穏すぎんぞ、こんなところで切られるときになるやんけ
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/16(土) 18:35:28.18 ID:PYTsdrcAO
こんなに期待してるSSは久しぶりだ
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/17(日) 02:46:06.68 ID:4nP5nqQl0
P(しかも外線から……仕事の案件か?)
ガチャ
P「はい、お電話ありがとうございます。こちら346プロダクションの――」
ザーザーザーザー
P「……? もしもし?」
P(……なんだ? 電話の向こうから変な音が響いているような気が……)
P「あの、すみません。電波の状況が悪いようなのですが――」
ザーザーザーザー
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/17(日) 03:10:18.31 ID:4nP5nqQl0
P(……いたずら電話か? だったら、もうこのまま切るか……)
P「あとで折り返してお電話させていただきます。……それでは失礼します」スッ
「……もしもし」
P(今の……女の声?)
P「失礼いたしました、お電話ありがとうございます」
「……こんな時間に突然お電話してすみません。今、お時間よろしいでしょうか?」
P「……?」
P(やっぱりいたずら電話か? それにしても気味が悪いな……)
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/17(日) 03:18:06.53 ID:4nP5nqQl0
P「あの、まずはお名前を――」
「……失礼しました。私は、○○という写真週刊誌で記者をしている者なのですが」
P(週刊誌の記者? しかも、かなり大手の会社じゃないか……)
P(もしかすると、うちのアイドル達のゴシップ記事を掴んだとかだろうか……)
P(だとしたら……マズいな)
P「我が社のアイドルがなにか……?」
「……ああ。いえ、そういった用件ではなくてですね」
P「……?」
「――そちらのプロダクションに所属していたプロデューサーが昨年度に亡くなった件について、お話を聞かせていただけないかと思いまして」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 03:33:10.98 ID:sNgbAn43o
やべー話になってきたな
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 06:39:13.40 ID:dViUZAODO
本当に記者からの電話なんすかねぇ…
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/17(日) 09:17:30.75 ID:Tmx6aXr+O
やっぱり俺は死んでたか
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 00:42:49.02 ID:fjTWk9s5o
これは転職やろなぁ
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 00:49:27.41 ID:MCXrlYXwo
これ問題あるのはアイドル達じゃ…
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 00:51:14.17 ID:NsgyWi6Jo
はたして本当に亡くなったのでしょうか
亡くなったということにしたという可能s
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 00:54:03.42 ID:NiFVKV56o
モバPが死んでも代わりはいるもの
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/18(月) 08:36:21.36 ID:v5xSMjGl0
このSSクソ面白いな
期待
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 09:56:54.30 ID:15utqOO7o
>>76
うるせぇsageろks
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 14:07:53.82 ID:2cDM9jTdo
サイボーグP
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/18(月) 18:30:57.35 ID:Ok6yFmjc0
ゾクゾクしてきた。
乙!
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/20(水) 01:17:00.52 ID:eWNVmSTo0
P「……亡くなった?」
「ええ、ご存じありませんか?」
P「……いえ、そういった話はまったく」
「……そうですか」
P「あの……。そのお話、もうすこし詳しく聞かせていただけませんか」
「……」
P「……もしもし?」
「……ああ。ええ、聞こえています」
P「亡くなったというのは、どういう意味ですか? 何があったんですか」
「……こちらの資料には、事故死と書かれています」
P「事故死?」
「……深夜に乗用車にはねられ、そのまま搬送先の病院で亡くなったそうです」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/20(水) 01:19:17.77 ID:eWNVmSTo0
P「ひき逃げ、だったんですか?」
「……いえ、運転手の証言によると突然歩道側から飛び出してきたと」
P「……そうですか」
「――ただ、不審な点がいくつかありまして」
P「……?」
「……事故の直前、何らかの薬物を服用していた可能性があることが分かっています」
P「薬物、ですか?」
「はい。睡眠導入剤に近い成分が含まれていたことから、被害者は昏睡状態にあったのではないかと」
P「昏睡状態……」
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/20(水) 01:23:47.04 ID:eWNVmSTo0
「それから、もう一点――事故があった現場には目撃者が誰もいなかったんですよ」
P「……? どういう意味ですか」
「……そのままの言葉で受け取ってください。事故の通りには歩行者も監視カメラもなかったんです」
「おかしいと思いませんか。深夜だったとは言え、まるでそのタイミングを狙ったかのような状況だったわけですから」
P「……たしかに、少し不可解ですね」
P(電話主が言うようにあまりに出来すぎた状況だと、俺もそう思う)
P(まるで、この事故の裏に何かが隠されているかのような――そんな気味の悪さがじっとりと纏わりついている予感がする……)
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/20(水) 01:57:46.92 ID:eWNVmSTo0
P「あの、すいません。まだ頭の整理が追い付いていないんですが……」
P「あなたの口ぶりからすると――そのプロデューサーの死因が他殺であったと言いたいように聞こえるのですが……」
「……ええ。その通りです」
P「……やはり、そうなんですね」
「もっと言えば、私は346プロダクション内にこの事件の関係者が紛れ込んでいるのではないかと考えています」
P「……プロダクション内に?」
「……ええ。どんなことでも結構です。この件に関して、何か心当たりはありませんか?」
P「……心当たり、ですか」
P(――ない、と断言することは俺には出来ない)
P(今まで感じていたアイドル達の不審な言動、態度)
P(信じたくはない。だが、もしも……もしも彼女たちがこの事件と関わっているとしたら)
P(だとしたら、俺はどうするって言うんだ……?)
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/20(水) 01:59:24.67 ID:eWNVmSTo0
P「……心当たりは、なさそうです」
P(そうだ、今の俺にそんなことが出来るはずもない)
P(……俺はまだ心の中で、彼女たちのことを最後まで信じていたいと思っている)
P(――たとえ、それが真実から目を背ける結末であったとしても……)
「……そうですか」
P「お力になれなくて、すいません」
「……いえ、お気になさらずに」
P「……」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/20(水) 02:04:14.73 ID:eWNVmSTo0
「ああ……そういえば。先ほど聞きそびれましたが」
P「……?」
「……あなたは被害者の後任に就いたプロデューサーの方ですね?」
P「ええ、その通りですが……それが何か?」
「……ふふ。もしかすると、あなたも気を付けた方がいいかもしれませんよ」
P「それは、どういうことですか?」
「……後日、そちらの事務所宛てに封筒を一通送ります」
P「あの、さっきの返事は――」
「……それでは」
ガチャ
ツーツーツーツー
P「……切れてる」
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/20(水) 05:42:21.75 ID:Pk/yVHaEo
大石ポジか
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/21(木) 00:32:47.59 ID:eBCw8A3O0
P「たしか……封筒が送られてくるって言ってたか」
P(……その中身が何かまでは教えられなかったが)
P(だが、あの言い方からすると事故に関する内容を知ることができるんだろうか?)
P「…………はあ」ガタリ
P(……前任のプロデューサーは、亡くなっていたのか)
P(あれだけ知りたかったことだったのに、それを聞いて余計に頭がこんがらがってきたな……)
P(電話主は、他殺だと言っていたが……それもまだ断言できない)
P(どうして事故が起きたのか、そしてどうして前任が死んでしまったのか、俺はまだ何も知らないままだ)
P(……それに、本当に、彼女達との間に何かがあったって言うのか?)
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/21(木) 00:59:10.44 ID:eBCw8A3O0
P「……」
P(そもそも、あの電話も疑わしいもんだ)
P(突然かけてきたあの女の言うことをどこまで信じられたもんか……)
P(ただ、気がかりだとすれば……)
『……ふふ。あなたも、もしかすると気を付けた方がいいかもしれませんよ』
P(あれは、いったい何を言いたかったんだろうか)
P(……まるで、俺の身に何かが降りかかるとでも言いたいような口ぶりだったが)
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/21(木) 01:02:19.17 ID:eBCw8A3O0
P「結局、分からないことばかりだな……」
P「はあ……あんまりこればかり考えていても、意味がないよな」
P「……今日は、もう帰るか」
P(ったく、あの電話のせいで今日は日をまたぎそうだ)
P(ノイズばっかりで声を聞こえづらかったし、心なしか耳鳴りもさっきからやまないしなあ)
P(……ん? 声?)
P「……待てよ」
P「――そういえばあの声、どこかで聞いた覚えがあるような……?」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/21(木) 01:20:11.04 ID:eBCw8A3O0
◇
P「……」
ちひろ「プロデューサーさん、どうかされました?」
P「えっ、ああ。いえ、なんでもないですよ。ははは」
ちひろ「そうですか? 何か考え込んでいたような気がしたので……」
P「んー。ちょっと、気が抜けてるんですかね。給湯室でコーヒーいれてきます」
ちひろ「あっ、それくらいなら私がやりますよ!」
P「いや、大丈夫ですよ。気分転換に歩いてきます」
ガチャ バタン
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/21(木) 01:23:08.42 ID:eBCw8A3O0
P「……」
P(結局、昨日は色々と考えていたせいであんまり寝れなかったな)
P(仕事にも影響してるし、はやいとこ頭を切り替えないと――)
「……だってさ……でも……」
「そう……たぶんあれは……」
P「……ん?」
P(向こうから誰かの声がするけど……給湯室で話しているのか?)
P「……?」チラッ
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/21(木) 01:32:41.58 ID:eBCw8A3O0
加蓮「……だから、今度の20日が集会になったんだね」
凛「うん。響子が伝達役だったって未央から聞いた」
加蓮「まあ、そっちの件はみくちゃんが悪いんだけどさ〜」
凛「加蓮の言いたいことも分かるよ。……やっぱり、ちょっと気が滅入るよね」
加蓮「……うん。ほら、前の集会のときもアタシ気分悪くなっちゃったし……」
凛「でも、みんなで決めたことだから……」
加蓮「それは、分かってる……つもり」
凛「だったらいいけど……万一、加蓮が集会の対象にでもなったら――」
加蓮「やめてよ。縁起でもない……」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/21(木) 01:50:00.00 ID:eBCw8A3O0
P(……集会? あいつら、何の話をしてるんだ?)
加蓮「今度のも、いつもと同じ時間から?」
凛「そうみたい。夜の9時からレッスン場でだって」
加蓮「……そっか。うん、わかった」
凛「私は仕事で行けないかもしれないけど、大丈夫?」
加蓮「……何かあったら奈緒に頼るよ」
凛「……そうだね」
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/21(木) 03:09:25.80 ID:huYZMWvp0
おつ
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/21(木) 08:29:11.20 ID:5HhpLHHAO
おつ たのしみにしてるよ
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/21(木) 21:55:02.74 ID:rTaiUr0U0
>>86
大石って泉の事かと思ったら
そういうことか
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/21(木) 22:47:20.33 ID:We1t2wunO
大石といえばムーンボレー
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 02:06:11.09 ID:VA2k1yU6o
俺も同じこと考えていた
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/09/26(火) 01:50:37.62 ID:nGq6eXB50
P(何かの集まりがあるみたいだが……いったい何の話をしてるんだ?)
P(くそ、よく聞こえないな……)
ガタッ
凛「……誰?」
加蓮「なに、どうかしたの?」
凛「うん。今、入り口の方から音がしたから」
加蓮「……やめてよ、そういうの」
凛「ちょっと見てくる」
加蓮「……うん、わかった」
スタスタスタ
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/28(木) 12:17:58.43 ID:fZdcehFyO
期待
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/10/02(月) 02:23:29.77 ID:P+B0IQL90
凛「……」
加蓮「……凛? どうだった?」
凛「ごめん、気のせいだったみたい」
加蓮「そっか、なら良かったね」
P(……まずいな)
P(凛が急にきたもんだから、とっさに近くにあったロッカーの中に隠れてしまったけど……)
P(これじゃあ、普通に話しかけた方がよかったかもしれないな……)
P(……とにかく、ふたりがどこかに行くまでここで黙っているしかないか)
P(ロッカーの隙間から姿が見えてしまわないように気を付けないと……)
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/10/02(月) 02:44:39.50 ID:P+B0IQL90
加蓮「もしもさっきの話がプロデューサーに聞かれてたらマズいよね」
凛「うん。下手したら集会に呼ばれるかも」
加蓮「前から思ってたけどあっちの派閥の子たちはさ、みんなちょっとやり方が過激だよね……」
加蓮「すこし前に、美波ちゃんが色々と言いにいったらしいんだけどさ」
凛「どうなったの?」
加蓮「ぜんぜん相手にしてもらえなかったって。中立派の意見は聞き入れないの一点張り」
P(……派閥、そういえばそんな話をみくも言ってたな)
P(アイドル達の中には、何かのグループがあるってことなんだろうが……)
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/10/02(月) 03:01:56.36 ID:P+B0IQL90
加蓮「正直なところ、私たちもどっちつかずだもんねー」
凛「加蓮はどっちに肩入れもしないの?」
加蓮「どっちかと言われたらそりゃ中立派の方にいくと思うけど……」
凛「私は、もしかするとあっちに行くかもしれない」
加蓮「……もしかして、卯月ちゃん?」
凛「うん、やっぱり心配だからさ」
加蓮「あれから結構経つけど、卯月ちゃんもあっちにいたからね……」
凛「今も夜は電話するんだけどさ。電話越しにね、いつもすすり泣く声が聞こえるんだ」
凛「……助けて、って私の名前を呼んでくるんだよ。それも死んでしまいそうな声でさ……」
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/10/02(月) 03:16:16.20 ID:P+B0IQL90
ガチャ
まゆ「……ふたりとも、こんなところで何してるんですかぁ?」
加蓮「ま、まゆちゃん」
凛「べつに、なにもしてないよ。まゆの方こそどうしたの?」
まゆ「……まゆはプロデューサーさんのために、お茶を淹れにきただけですよ」
まゆ「そういえば、プロデューサーさんを見かけませんでしたか?」
加蓮「プロデューサー? ううん、知らないけど……」
まゆ「……おかしいですねぇ。さっきお部屋に伺ったんですけど、不在だったんですよ」
凛「仕事か会議にでも行ったんじゃない?」
まゆ「だったら、いいんですけどねぇ」
P(……)
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/10/02(月) 03:25:19.73 ID:P+B0IQL90
えらく亀更新ですが気長に待っていてもらえたらうれしいです…
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/02(月) 05:34:18.34 ID:znXajF4no
続き期待
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/02(月) 05:34:38.83 ID:e29wENK0O
楽しみに待っとるよ
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/03(火) 04:34:51.12 ID:0JNVArd9O
続いてくれるだけで満足だよ。
乙
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/10(火) 22:40:29.78 ID:TKFA1FP40
待ってまーす
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/10/14(土) 20:46:50.78 ID:gsupRqrb0
凛「それよりさ、今度の集会はまゆは参加するの?」
加蓮「ちょっと、凛。やめときなって……」
凛「別にいいでしょ? まゆだって私たちと同じ仲間なんだしさ」
まゆ「……ええ、まゆも参加しますよ」
凛「だったら……今度の集会はどんなことをするのか、教えてよ」
加蓮「凛っ……」
まゆ「……ふふ。加蓮ちゃんも気になりますか?」
加蓮「そんなの、別に……」
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/10/14(土) 20:48:21.30 ID:gsupRqrb0
まゆ「でも、まゆも詳しいことは知らないんですよ」
凛「……本当に?」
まゆ「ええ……本当です」
加蓮「そのへんで、もういいでしょ。ほら凛もそろそろ行かないと……」
凛「……うん、そうだね。それじゃ私たち、この後用事があるから」
加蓮「またね、まゆちゃん」
ガチャ バタン
まゆ「……ええ。また会いましょうね」ニコリ
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/10/14(土) 21:03:26.71 ID:gsupRqrb0
◇
P「……」
ちひろ「気分転換、あんまりできませんでしたか」
P「えっ。今、何かおかしかったですか?」
ちひろ「外から戻って来られてから、余計に元気がなくなってますよ」
P「……ああ。すいません、考えることが多くって」
ちひろ「だから、コーヒー淹れてくるのも忘れてきたんですか?」
P「あっ……」
ちひろ「ふふ、仕方ないですね。私が代わりに行ってきますよ」ガタリ
P「ありがとうございます……」
ちひろ「いえいえ――ああ、そういえばさっき封筒が送られて来てましたよ
P「封筒、ですか」
ちひろ「ええ。そこの机の上に置いてますから、確認しておいてくださいね」
ガチャ バタン
P「……」
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/10/22(日) 03:55:42.57 ID:cPRfKQ1Z0
気になる…
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/02(木) 22:58:37.75 ID:7r40zvr2O
もう書かないの?
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/07(木) 03:57:44.12 ID:pjMVu73Wo
来ないけど保守
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/21(水) 22:11:38.52 ID:zORgsarkO
保守
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/05/19(日) 22:50:02.75 ID:uDOY19FU0
ほしゅ
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/31(水) 23:25:12.62 ID:GlTmhIcn0
P「封筒か……」チラッ
P(差出人は不明ということから察すると、この前の電話主のものなんだろうか……?)
P(あの話が本当なら、これで死んでしまった前任のことを知れるんだろうが、)
P(……さっきの給湯室でのことを思い出すと、今はあまり見る気にはなれないな)
P(それにしても凛たちの言っていた集会……あれは一体何を意味するんだろうか?)
P(20日の9時にレッスン場、か……)
P「まあいい。これは家に帰ってから見ることにしよう……」スッ
P(たまってる仕事もおわらさないとな、今日も残業になりそうだ……)
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/31(水) 23:27:09.97 ID:GlTmhIcn0
―自宅―
P「……ふう、疲れた。結局こんな時間になっちまったな」グッタリ
P「……そうだ、封筒を見るんだったか」
ガサゴソ
P「……これか」
P(ここに事故に関する手がかりが書かれてあるはずなのは間違いない)
P「……」
P(……だが、俺は本当にこれを見るべきなんだろうか)
P(みくの忠告を無視して、あの電話の主の言いなりになって……)
P(それが本当に正しいことなのか……?)
ピンポーン
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/31(水) 23:41:26.34 ID:GlTmhIcn0
書き始めから二年たっててびっくりしました、ぼちぼち続きをかいていきます…
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/01(木) 01:43:01.72 ID:+tjRWOHvO
約2年放置してたったこれだけとか草も生えんわ
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/24(土) 16:33:12.00 ID:cAfQVI9C0
ピンポーン
P「誰だよ、もうこんな遅いのに……」
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
P(くそっ、鳴りやむ気配もないし、帰ってもらうしかないな)
P(……セールスだったら嫌だし、ドアを開ける前にのぞき穴から見てみるか)
P「どれどれ――」チラリ
響子「……」 ピンポーン ピンポーン
P「き、響子……? なんでここに?」
P(アイドルに俺の自宅がばれてるわけもないのに……だが、このまま放置するのもマズいな)
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/24(土) 16:35:11.02 ID:cAfQVI9C0
ガチャ
P「どうしたんだ響子、こんな時間に」
響子「あっ、プロデューサーさんもう帰ってたんですね」
P「……ああ、さっき帰ったところだよ。というか、どうして俺の家に来たんだ?」
響子「プロデューサーさんのために、お料理を作ろうと思いまして!」
P「……料理だって?」
響子「はい! ほら、来るまえに材料も買ってきてますから」
P「……ああ、気持ちはうれしいけど」
P(そのためだけに、こんな遅くに家に来たっていうのか? たった一人で……?)
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/24(土) 16:38:03.43 ID:cAfQVI9C0
響子「それじゃあお邪魔しますね♪」ガチャ
P「なっ、こら、響子!」
響子「わあ〜、これがプロデューサーさんのお部屋ですかあ。意外ときれいにされてるんですね」
P(素直に感動してる場合じゃないだろ……)
P「なあ響子、こんなところを誰かに見つかったらただじゃ済まないんだぞ。分かってるのか?」
響子「はい、わかってますよ。私も、そのつもりで来てますから」
P「そのつもりでって言われてもな……」
P(未成年を家にあげたなんて知られたら、俺も響子もどうなるか……)
P(――それに、今はあの封筒の中身も気になってるっていうのに……)
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/24(土) 16:54:51.07 ID:cAfQVI9C0
響子「プロデューサーさんは、なにが好きですか?」
P「……まあ、好き嫌いは特にしないかな。響子の作るものだったらなんでも食べるよ」
P(とりあえず帰る気になってくれるまで話を合わせるか……)
P「……それにしても響子はエプロン姿で台所に立ってると、すごくしっくりくるな」
響子「えへへ、そんなに褒められると照れちゃいますよ」
P「今度の撮影は、こういう衣装もわるくないな。カメラさんには俺から伝えておくよ」
響子「あ、それなら私、お料理番組にも出演してみたいです!」
P「なるほど、料理番組かー。たしかに、そういう仕事も今後は入れていってもいいなあ」
P(……ってなんで、仕事のはなしをしてるんだ俺は。これが、職業病ってやつか……)
響子「それじゃあ準備もできたので、作り始めますね」トントン
P「なあ響子。ちなみに、なんの料理を作るつもりでいたんだ?」
響子「そうですねー。今日はいいお肉が手に入ったので、ハンバーグを作ろうと思って」
P「おー、ハンバーグかあ」
響子「ふふっ、たくさん食べてくださいね」
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/24(土) 17:46:12.64 ID:yD+rbMtDO
何の肉かな?
やはり猫肉かな?(某国が南と北で戦争やってた頃、南を支援するアメリカ軍に猫肉を売り付けた商人がいた話は有名)
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/25(日) 09:25:51.84 ID:aH2ZlY5Vo
おいやめろ前川さんの安否が不安になるだろ
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/03(火) 00:11:25.87 ID:NVPmGyYX0
◇
響子「お待たせしました〜」
P「……」
響子「どうかしましたか、プロデューサーさん?」
P「いや、なんでもないよ。おいしそうだなと思って」
響子「えへへ、本当ですか? たくさん作ったのでたっぷり食べてくださいね」
P「ああ」パクリ
P「ん、いい味だな」
響子「……」
P「どうした?」
響子「……あの、よかったら、私が食べさせてあげましょうか?」
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/03(火) 00:11:55.99 ID:NVPmGyYX0
P「え?」
響子「プロデューサーさんが嫌じゃなかったら、ですけど」
P「いや、それはさすがに」
P(こんな状況がそもそもマズいっていうのに……)
響子「ほら、お口あけてください」
P「き、響子……」
響子「あーん」
P「……む」パクリ
響子「どうですか?」
P「……ああ、美味しいよ」
P(すぐ目の前に、スプーンを持った響子がいるのが不思議な気持ちになるな……)
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/08(日) 15:42:53.61 ID:2XPdFNWGO
遅筆にもほどがある
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/05(日) 03:07:25.27 ID:bKtAisYno
つれぇわ
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:39:04.91 ID:uFE6l5m00
P(だけど、響子だって、もしかすると俺になにか隠し事をしてるんじゃ……)
響子「プロデューサーさん?」
P「……ん、ああ。どうしたんだ」
響子「いえ。なんだかお疲れのように見えたので……」
P「疲れてるのは確かだけど。大丈夫、響子が心配することじゃないよ」
P(今はこうやって言うことしかできないよな)
響子「……嘘、ですよね」
P「え?」
響子「プロデューサーさんは、嘘をついてますよね」
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:40:08.36 ID:uFE6l5m00
P「……嘘だって? どうしてそう思うんだ」
響子「……」
P「なあ響子。……黙ったままじゃ、わかんないだろ」
響子「……プロデューサーさんは、何があっても私たちの味方でいてくれますか?」
P「どうしたんだよ、そんな急に改まって」
響子「お願いします。教えてください、じゃないと私……」
P「……」
P(響子の態度から察するに、嘘をついているようには見えないが……)
P「……ああ。俺は何があってもお前たちの味方だよ」
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:43:22.33 ID:uFE6l5m00
響子「……ぐすっ」ポタポタ
P「おい、響子? どうしたんだ」
響子「プロデューサーさん。わたし、もう、どうしていいかわからないんです……」
P「とりあえず、これで涙を吹くんだ」
響子「すみません……急に取り乱しちゃって」
P「いや……何かあったのか?」
P(ここまで感情的になっている響子は初めて見たな……)
響子「……プロデューサーさんは、前任の方の話をどこまで知っていますか」
P「前任?」
響子「はい。……本当は、その話をするためにここにやって来たんです」
響子「……もう、この世にはいない前任のプロデューサーさんのお話を、です」
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:46:24.92 ID:uFE6l5m00
P「……少しは知っているよ、俺もバカじゃないからな」
響子「そうですか。……やっぱり、そうだったんですね」
P「なあ、響子が何が言いたいのか俺にはさっぱり分かんないよ」
響子「……プロデューサーさんは。プロデューサーさんは、私たちのことを許してくれますか?」
P「許す?」
P(許してくれるか、と響子は言ったが……それは一体何を意味しているのだろう)
P(それに、私たち、とも言っていたな)
P(やはり、これは複数の人間が関わっているということなのか?)
P(だとすれば――この事務所の中に蔓延る何かがあるのは間違いないだろう)
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:47:51.57 ID:uFE6l5m00
P「許すも何も、俺はいつだってみんなの味方だって言っただろ」
響子「……味方、ですか?」
P「ああ。だから……響子から本当のことを教えてくれないか。俺に、過去のことを」
響子「……」
P「もちろん、言える範囲で大丈夫だ。だから……な?」
P(ここで二人きりになれたのはある意味ではチャンスだったとも言えるはずだ)
P(響子の口から事実を聞けることができるなら――彼女たちの秘密を知ることにも繋がるはずだ)
P(できることなら、響子を、ひいては彼女たちを救いたいと思っている)
P(その気持ちに噓偽りは一切ないと、今は言い切れるだろう)
響子「…………わかりました。そこまで言って頂けるなら、私の知っていることをプロデューサーさんにお伝えしましょう」
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:52:05.50 ID:uFE6l5m00
響子「前任のプロデューサーさんが配属された時、私はまだ事務所に入って半年ほどしか経っていませんでした」
響子「デビューする前だったこともあって、まずはその方についてもらうことになったんです」
響子「何人かはスカウトされた関係で、既にプロデュースの頭数に入っていました」
P「それは、今も事務所にいるメンバーなのか?」
響子「そうですね、全員を把握できていたわけではありませんが……。
たしか、まゆちゃんや卯月ちゃん、それからみりあちゃんもいた気がします」
P(その名前だけ聞けば、不可解な言動を言っていたことが頭をよぎるが――)
響子「……前任のプロデューサーさんとは、はじめは上手くいっていたんです」
響子「みんな、あの人のことが好きで、いつも周りには色んなアイドルの子たちがいました」
響子「でも、私たちの名前が少しずつ売れ出してきたころでした。あの人は、少しずつ正体を現してきたんです」
P「……正体だって?」
P(前任者とアイドルのみんなとの間で、何かトラブルがあったのか……?)
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:53:25.87 ID:uFE6l5m00
響子「……初めは取引先との打合せでご挨拶に呼ばれるくらいだったんですがね」
響子「段々とそれは“会食”という名前に代わっていきました」
響子「あまり詳しく話すことも憚られますが――先方のお気に入りになるとその度に声をかけられることになったんです」
P「それは、つまり……」
響子「ええ。プロデューサーさんが察しているような有様になっていくことになりました」
P「……」
P(響子の口ぶりからも何かを察することはできた)
P(……関係者含め、前任者諸共、ろくでもない奴らだった、本当にただそれだけだったのだろう)
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:54:50.17 ID:uFE6l5m00
響子「事務所の中でも、被害を受けた子たちはたくさんいました」
響子「……それは私も例外ではありません」
P「……そう、なのか?」
響子「……ええ、あくまで一部だけ関わっていただけですが」
響子「今でも、思い出すだけで吐き気がします」
P(そんなことを言う響子を見るのは初めてだった)
P(未成年を相手に、どんな凄惨な出来事があったのだろうか……それを聞くことも今はできそうもない)
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:56:48.87 ID:uFE6l5m00
P「……今の話が本当なら、前任者は社会的に罰せられるべきだろう」
P(間違いなく、上層部にも報告すべき案件のはずだ――)
響子「もちろん、痺れを切らした子たちの中からそういった声があがりました」
響子「……無論、前任のプロデューサーさんは、罰せられることになりました。でも……」
P「……なにかあったのか?」
響子「事務所としては、解雇するという判断をしただけにすぎませんでした」
P「……どういうことだ?」
P(そこまでの悪事を働いておいて、解雇だけで済むはずもないはずだろう?)
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:58:12.50 ID:uFE6l5m00
響子「そのままの意味ですよ。会社は『そんなことが起きているはずもない』という一点張りだったんです」
P「……つまり、アイドル達には何も危害を与えていないという態度を取ったわけか?」
響子「はい。ある意味では、そのようなスキャンダルが明るみに出ることを恐れたのかもしれません」
P(そのような処置は会社の存続だけを考えれば分からなくもないが――彼女たちにとっては、あまりにも惨たらしい話だろう)
響子「前任のプロデューサーさんは、会社からの通達を受けて、事務所を去ることになるはずでした」
響子「……ですが、それを良しとしない子たちも一定数いました」
P「……みくは“派閥”と言っていたが」
響子「はは、たしかにそういう言い方をする子もいますね。……要するに、その派閥が、大きな反発をしたわけです」
P「反発、か……」
P(会社側の処置が気に食わない、という意味では俺も理解できた)
P(……しかし、果たして一端のアイドルが声を上げるだけで何かを変えることができるのだろうか)
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/02(火) 23:59:37.48 ID:uFE6l5m00
響子「そのまま、事務所を去った子たちもいました。ただ、私を含めて残った子たちがいたのも事実です」
響子「まだアイドルを目指したいと心の中では信じていました」
響子「……ですが、徐々に、その中から報復を望む声がちらほらとあがりはじめてきたのです」
P「……報復だって?」
響子「はい、それほど前任のプロデューサーさんに対して敵意が向けられていたのだと思います」
P(……彼女たちの気持ちは汲むことができる)
P(どんな仕打ちを受けたのかは定かではないが……それでも、信じていた者に裏切られたという気持ちがあまりにも大きかったのだろう)
P(だとしても、彼女たちにどのような報復ができたの言うのだろうか……?)
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/03(水) 00:00:56.02 ID:uLuYGWy/0
P「……率直に聞くが、その報復っていうのは、前任者の死が関わっているのか?」
響子「……実を言うと、私にもわからないんです」
P「わからない、だって?」
響子「ええ。私が知っているのは、あくまでここまでなんですよ」
響子「私は“中立派”に属しているんです、だから詳細な情報はほとんど知らなくって」
P(響子の話すことが本当だとすれば――過去に、事務所の中で何かが起きたことは間違いないだろう)
P(それが前任者の死に関与していたとすれば……)
P(俺には、その真実を知る必要がありそうだ)
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/03(水) 00:01:56.69 ID:uLuYGWy/0
P「貴重な話をありがとう、知らないことが多くて困っていたところだったんだ」
響子「いえ……それともう一つ、集会のことをお伝えに来たんです」
P「集会……」
P(そういえば、凛や加蓮が話をしていたな。たしか20日にあると言っていたが――)
響子「ええ、今度の集会にはプロデューサーさんにも是非参加してもらいたいんです」
P「俺も……?」
響子「はい。今日お話ししたのも、それが理由だったんです」
響子「……もう、ここにいる以上、いつかはプロデューサーさんの耳にも入るとは思っていました」
響子「だからこそ、参加して頂くべきだとみんなとも話して決めたんです」
P(……集会、という場でどんな話をしているのかは正直気になっていた)
P(俺が嗅ぎまわっている、というのも皆にはバレていたってことか)
P(だとすれば、なおさら正面から彼女たちに話を聞くのもいいのかもしれない)
P(事実がどうであれ、俺はみんなのプロデューサーなのだから……)
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/03(水) 00:19:24.26 ID:uLuYGWy/0
P「わかった、俺も次の集会に参加するよ」
響子「……本当ですか? ありがとうございます」ニコリ
P「……いや、こっちこそ色々と気を使わせてしまってごめんな」
P(これじゃあ、どっちが大人かわからないよな)
P「もう夜も遅いだろ、近くまで送っていくよ」
響子「ああ、いえ。寮から自転車で来てしまったので、このまま帰ります」
P「……そっか、わかったよ。気をつけてな」
響子「ありがとうございます、こちらこそ夜分遅くにお邪魔しました♪」
ガチャ
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2025/09/03(水) 00:20:14.12 ID:uLuYGWy/0
響子「……あ。そういえば、集会は20日の9時に、会社のレッスン場でやりますので」
P「わかったよ」
響子「逃げずに、ちゃんと来てくださいね」
P「……ああ」
響子「それじゃあ、おやすみなさい」
ガチャ
P(……心なしか、含みのある言い方にも思えたが)
P(いいや、あんまり疑り深くなるのもよくないよな)
P(だが――響子がどうやって俺の家を突き止めたのかは分からないままだったな……)
P(もしかして、個人情報がどこからか漏れていたりするのか……?)
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2025/09/04(木) 11:25:25.86 ID:Onh/ln/PO
5年以上放置していたものを何の疑問もなく再開できるってのは
つまりこいつが5年以上何の進歩もしていないってことなんだよな
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