球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」

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395 : ◆AyLsgAtuhc [saga]:2017/08/24(木) 22:56:53.43 ID:EipL9CIW0


「……それと、お前たちに一目会えて嬉しかった。北上と大井にもよろしく頼む」

「……分かったにゃ」


深海棲艦の増援が間近に迫っていたのである。

もはや三人には、一刻の猶予も残されていなかった。

軍艦・球磨は、先程まで触れていた木曾の頬から手を引いた。


「……煙幕が晴れる前に早く行った方がいい。私の仲間が直ぐ傍まで来ている」

「……木曾、行くにゃ」

「いやだ……まって……待ってくれよ……!」


木曾はしゃくり上げながら無理やり言葉を発し、自分の頬から離れた軍艦・球磨の手を握ろうと、木曾は手を伸ばす。

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