モバP「ラッキースケベを習得したい」

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1 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 17:29:43.33 ID:8AZy/AdA0
P「それにはまず、エロの違いについて語らなければなりません」

ちひろ「はい?」

P「その物語や作品内で必要なエロってありますよね」

P「例えば、――浮気している妻の現場を見てしまい、夫が怒り狂い勢い余って殺害!」

P「こんな感じの事件を解決するドラマがあったとしますよ?」

ちひろ「は、はい……」

ちひろ(仕事中になにを言い出しているんでしょう、このプロデューサー)

P「夫が目撃した浮気の現場がお手々繋いで仲良くデートとかじゃドラマとして相応しくない気がしません?」

P「こう、怒り狂うのも頷けるコトがないと殺人事件に繋がらないと思いませんか?」

ちひろ「はあ……」

P「子作り現場おさえちゃったら、『あぁ、そりゃあ気の毒……』ってなるじゃないですか!??」

P「だから昼ドラとかのエロは必要なエロ!名付けるなら『劇場型エロ』ですっ!!」

ちひろ(もう仕事に戻ってもいいかな?)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1504168183
2 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 17:38:11.62 ID:8AZy/AdA0
P「ただ不必要なエロもあります!」

P「最近多いですよね、意味のあるのか分からないパンチラとか裸体とか!」

P「でもそれは泥沼な昼ドラのエロと違い、清々しいエロ!!」

P「ラッキースケベはその究極だと思うんです!」

P「これに名前を付けるならば、神様の名前を借りて『矢吹型エロ』!!」

P「――プロデューサーとしてアイドルに手を出すのはダメなことです!」

P「でも、ラッキースケベマスターとしてアイドルとのえっちぃコトは許されるはずです!!」

ちひろ「……」カタカタ

P「俺も甘い蜜が吸いたい!舐めたい!しゃぶりたい!」

P「俺はなりますよ?絶対にラッキースケベマスターになってやりますから!!」

ちひろ(それを私に宣言されても……)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 17:42:19.37 ID:MGu9g1Uso
とりあえずそこの悪魔で練習しとこうか
4 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 17:44:53.73 ID:8AZy/AdA0
===

P「と、言ったものの我らのリト先輩は天性のラッキースケベマスターだ……」

P「今までの俺にその才能は見られなかった!」

P「とりあえず転ぶ練習からするかな。アイドル界には天海春香という何処でも転べるアイドルがいるからそれも参考にしつつ……」

P「でもリト先輩のフォームを残しつつ……」

未央「あ!プロデューサーだ」

凛「珍しく何か考え事してる……」

卯月「プロデューサーさんっ!」

P「ん?ああ、お前たちか」

P(……これは練習のチャンスじゃね?)

P「う、うわぁ(棒)」スッコロビー
5 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 17:56:26.56 ID:8AZy/AdA0
ドテッ!!

P「……痛てぇ……」

P「な、なんで避けるんだよ!!」

未央「……?だってぶつかるじゃん」

P「な、なんだと!?」

P(相手が避けることを想定していなかった!)

P(あ、でも卯月のパンツやぁ……)

凛「プロデューサー、何見てんの?」

P「ぱ、パンツなんて見てねぇーし!断じて、ピンクのパンツ可愛い、クロッチいい匂いしそう」

P「なんて思ってないんだからねっ!」

卯月「……///」

凛(私もスカートにしておけばよかった)

未央「毎度のことながら、よくまあ全部話すよね」

P「素直ないい子だから」

凛「素直ないい子なら『見ちゃった、ごめん』って謝るんじゃない?」

P「それは自慰行為いたしているのを見ちゃった時に言うの」

卯月「……じいこうい、ってなんですか?」

P「オナ――」

未央「みなまで言わなくていいよっ!」

P「オナニーだよォッ!!」

凛「なんで止められたのに言うの……」
6 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 18:04:45.25 ID:8AZy/AdA0
P「言いたい気持ちが抑えきれなくて……」

卯月「な、なら、仕方ないですね///」モジモジ

P「うわぁ、エロい」

未央「どうしてそういうことを口に出して言うのかな?」

P「率直な感想を伝えたまでです。何かおかしいですか?」

凛「今日はいつもより磨きのかかったセクハラだね」

P「セクハラ?ノンノン、求愛行動と言ってくれ」

未央「求愛行動するにしても、もうちょっい普通の人間らしい求愛行動してよ……」

P「俺の野生が抑えられると思ってんのかァッ!!?」

凛「野生ってプロデューサーの場合は性欲以外の何物でもないと思うんだけど」

P「そうだよ!!」

卯月「認めちゃうんですね……」///

凛「卯月はいつまで顔を赤くしてるの?」
7 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 18:34:05.88 ID:8AZy/AdA0
===

P「ラッキースケベを習得するのは一筋縄ではいかないようだ……」

P「転ぶ練習というより、転ぶときに相手につかまって押し倒す風に転ぶ練習をした方がよさそうだ」

P「そうすりゃズボンが相手でも不可抗力でパンツが見れる!」

P「……、でもそう思いながらやるのは不可抗力じゃなくね?」

P「まあいいか!俺は変態だからよぉ〜、心の中に思ったことだけをする」

P「次は誰かなァ〜、俺の目の前を通った女にラッキースケベを届けたい」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 19:13:48.88 ID:QpEJCj7tO
前書き忘れてんぞ

【祝え】家族で笑ってディスプレイを囲んでお茶が飲めるSS五作目でございます。
    (祝わせるような数じゃないことくらい分かってる)


過去に書いたSSの続編という読み方もできるSSです。
(つまり、続編であるけども前作読んでなくてもOKなのです)

期待されないと寂しいけど、期待され過ぎるとお腹が痛くなるので、ほどほどに期待してください。



※やる気が湧いてきて書いたら随時投下します、警告すると遅いです。
9 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 21:40:35.80 ID:8AZy/AdA0
フレデリカ「フンフンフフーンフンフフー……フレデリカ〜♪」

P「フレデリカか……、ラッキースケベしても反応薄そう……」

P「いや、でもフレデリカみたいな娘の方が反応凄かったりしるしな」

P「フレデリカー!!」

フレデリカ「ん、プロデューサー、なになに?」

P「う、うわぁぁぁ(棒)」

ガシッ!……、

フレデリカ「……、フレちゃんの魅力にやられちゃった?」

P「い、いや、転んでしまっただけだ!!」

P(勢いと速さが足りなかったっぁぁ!!ケガさせちゃマズイって手を抜いたのがいけなかった……!)

P(これはこれでラッキースケベな気もするけど、転んだ拍子にただ抱き着いたようになってるだけではないか!!)

P(リト先輩は素晴らしいな!なんであんなに簡単にラッキースケベを決められるんだぁ!)

P(にしてもだ。すばらしいなフレデリカおっぱい……。一生顔をうずくめていられる……)
10 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 21:54:56.18 ID:8AZy/AdA0
P(それにしつこくない甘い香り……、ボディーソープかな?……、パリジャンヌを感じなくもない)

フレデリカ「あのさプロデューサー?ハグしてくれるのは嬉しけどー、……長くない?」

P「あ、ああ!そうだな!長かったな!」

フレデリカ「でもー、たまにならいーよー☆」

P「え、マジか。お願いしようかしら……」

フレデリカ「気が変わるかもだけどー」

P「俺の純情を弄び、どこかへ消えてしまった……」

P「んー、でもコレはラッキースケベ成功じゃね?」

P「おっぱいを味わえたし、ここから段階を踏んで過激なラッキースケベマスターを目指そう!!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 22:11:02.02 ID:DplSusD2o
これ普通にセックスさせてって土下座したらさせてくれるよね
みなみぃとかちゃまとか
12 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 22:11:52.31 ID:8AZy/AdA0
P「でも、段階を踏むったって、ねぇ」

P「ラッキースケベは一日にして成らずと言いますし、そう簡単でもないわな」

P「ハレンチ行為くらい朝飯前だが、ラッキースケベとなると不可抗力じゃないといけないし……」

P「そもそも目指していることがおかしかったのかな……?」

P「いや!そんなことはない!記憶力だって速読力だって鍛えられるんだ!!ラッキースケベ力だけが鍛えられない道理はない!!」

P「っていうことで、次のターゲットを探そう!」

P「誰かいないかなー……、あ!菜々さんだ!」

菜々「あっ、プロデューサーさん…」

P「うっ、うわぁっぁぁ(棒)」

菜々「え!?ぷ、プロデューサーさん!!?」

ガシッ!!ドンッ!!

P「痛てて……」

P(スカートの裾を握った!!手ごたえあり!これは上手くいったんじゃないのか?)

P「な、菜々さん?すみません……、大丈夫ですか!?」

菜々「な、ナナは大丈夫ですけど……、そのスカートから手を……」

P(な!!?上手いこと床ドンの形に持っていけたのに!!)

P(俺のスカートをめくろうとした手のすぐ上で菜々さんの手がガードしている!!)

P(流石、ウサミン星人と言ったところか……!?このガード力、尋常じゃねえ!!)

P(というか、ガードされることも念頭に置いていなかった……)

P「ご、ごめんなさい、今、手をどかしましね」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 22:31:43.61 ID:bGCL8rX/o
急にしねは草
14 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 22:33:32.88 ID:8AZy/AdA0
P(と、言い油断させる!スカートの手は退けるが、もう片方の手で84のおっぱいに!!)

菜々「そ、それにしても暑いですねぇー」///

P(胸に手を当てがった!!先手でガードされた!ウサミン星人恐るべし!)

P「す、すまんな。最近、足元が危なっかしいんだよな」

菜々「いえいえ、ナナも足元が……ってナナは永遠の17歳ですけどね!?キャハっ☆」

P「その若さが羨ましい。そしてそのガードが妬ましい」

菜々「……ガード、なんのことですか?」

P「いや、なんでもないよ!それよりも長いこと覆いかぶさってて悪かったな」

菜々「い、いえ……行っちゃいました……」

===

P「ガードを破る突破力が必要だな!学ぶことが多いな!」

P「それにしても菜々さんはチョロい感じがしてそうではない奥深さ……17歳とは思えんな」

P「さておき、なんか今なら上手くラッキースケベができるような気がするよ!」

P「転ぶコツも掴めてきた気がする!!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 22:47:29.71 ID:NFrW24YFo
この親愛度って単純のセックスしようでいけるよなあ
16 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 23:01:28.86 ID:8AZy/AdA0
P「誰か……!誰かいないのか……!?」

P「むむ、あれはあいさんか……」

P「お、怒られるかなァ〜?」

P「……、いや。……これはラッキースケベなんだ。ラッキースケベとは不可抗力。」

P「不可抗力を怒るほど、あいさんは余裕のない人間ではない!いける!!」

P「あいさーん!」

あい「プロデューサーくん、どうしたんだい?」

P「うっうわぁっ」

ドンッ!

P(緊張して脱がすこと忘れてた……。まあいいか転ぶ演技は迫真のデキだった)

P「ご、ごめんない。ケガしませんでしたか?」

あい「あ、ああ大丈夫だよ」///

P(惜しかった……!太腿に触れられて嬉しいけど……)

P「あと少しで本丸に触れられたというのにな……」

あい「……本丸?なんのことかな?」///

P「あ、なんでもない!でも、すみません、転んじゃって……」

あい「そんなことはいいんだよ、……ただ――」///

P「ただ?」

あい「プロデューサーくんの指が下着に入ってて、その…太腿の付け根を触っているだろう?……どけて欲しいんだが」///

P(これは俺のラッキースケベ勝ちですわ!!)
17 : ◆NNLEs6yYIM0f [saga]:2017/08/31(木) 23:12:28.21 ID:8AZy/AdA0
P(慌ててどける風を装って、更に手を押し込むことも可能だ!)

P(ここは俺の匙加減っていうヤツですな)

P「す、すみません!ぬ、抜きますね」

あい「ああ、頼むよ」///

P(……、手を押し込もうにもあいさんの手が俺の腕を掴んでる……)

P(押し込もうと力を入れたら、あいさんの手で阻止される未来が見える……)

P(大人しく言った通りにするか……)

手「触れたい!秘密の花園に触れたい!隙あらば中で暖を取りたい!!」

P(……だ、ダメだ!!俺の忍耐力よ!ここで変態のレッテルをはられたら、俺は恥ずかしい!!)

P「フンッ!!」

P(はぁ……はぁ…、真の敵は己自身なのだな……)

あい「あと、どいてくれると有難いのだが」

P「……はい」

P(ん?待てよ。この俺の手はあいさんの太腿の付け根に触れた手だ!!)

P(つまりはあいさんの太腿の付け根の匂いが……!!)
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