【艦これ安価】提督「艦娘たちとデート?」

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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 22:15:29.30 ID:Q6QGSBhE0
>>12の提督「」はミスです、すみません
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 22:17:03.39 ID:TdsuhMhG0
潜水艦寮の話
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/12(火) 22:38:02.56 ID:Q6QGSBhE0
提督「なあ19、潜水艦寮はどんな感じなんだ」

19「唐突に何なの?」

提督「気になったんだよ。俺は入ったことないし」

19「みんな和気あいあいとやってるの。8ちゃんの部屋に集まってゲームしたり、色んなお話したり」

19「あとパジャマパーティーなんかもやるの」

提督「楽しそうだな」

19「それはもう楽しいの。みんなと一緒にいるだけで嫌なことも忘れるの」

19「58が一発芸したり、ろーちゃんと漫才を披露したり」

提督「何だそれめっちゃ見たい」

19「他のみんなには絶対見せないと思うの。潜水艦にだけ」

提督「……今度俺も参加していいかな」

19「みんなの意見次第なのね。私からお願いしてみる」

提督「本当か? ありがとう」


――カレー店――


19「……」モグモグ

提督(店に来て食べ始めた、はいいが)

提督(ずっと黙ったままだ。もしかして口に合わなかったかな)

19「ゴウゴク……ふぅ」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/12(火) 22:48:26.79 ID:Q6QGSBhE0

19「提督、なかなかやるのね」

提督「!」


19「美味しいの! 19の好みの味なの」

提督「そうか、よかった」ホッ

提督「ずっと黙ったままだから、てっきり口に合わないのかと」

19「美味しいからこそ黙々と食べたいの」

19「今度潜水艦のみんなと一緒に来たいなぁ」

提督「そうまで言ってくれるとは、嬉しいよ」

19「ゴクゴク……ぷはー! ごちそうさまでした」

19「さて、それじゃあお待ちかねの水族館に行くの!」

提督「そうだな。行くか」

19「これが楽しみでウキウキしてるようなものなの。早くするの!」ワクワク

提督(……まあ誘った時の反応からしてそうだよな)ハハ…
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/12(火) 22:58:43.99 ID:Q6QGSBhE0


――水族館内――


19「わー! お魚たくさんなのー!」キラキラ

提督「潜水艦は海の中を泳いでるから、魚も見かけるだろうに」

提督「そんな興奮するもんなのか?」

19「はぁ……何言ってるの。確かにお魚は見かけるけど」

19「こんな綺麗な色の魚群はほとんど見たことないの」

提督「あ、そうか……」

19「惚れ惚れするの。ふふ、この子ちっちゃくて可愛いの」ツンツン

提督「……」

提督(可愛いな)

19「あ、向こうにカニがいるの!」パタパタ

提督「こら、走ったら迷惑だぞ」

19「……美味しそうなの」ジュルリ

カニ「!?」

提督「こら」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/12(火) 23:07:01.62 ID:Q6QGSBhE0


『はーい! イルカさんのご挨拶でーす!』


ザパーーン!!


提督「おー! すごいな!」

19「……」


『もう一回ー!』


ザパーーン!!


提督「はは、見事なもんだなぁ。なあ19?」

19「……楽しそうなの」

提督「だよな!」

19「気持ちよさそうに泳いでるの。見てるだけでこっちも泳ぎたくなってくるの」

提督「えっ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/12(火) 23:16:13.49 ID:Q6QGSBhE0
19「我慢できないの。19も一緒に泳ぐの!」ヌギヌギ

提督「おま、何してるんだ!?」ガシッ

19「大丈夫なの! 下に水着は着てるの!」

19「待っててイルカさん、19もすぐそっちへ行くの!」

提督「やめろバカ!」グイグイ

――――

提督(はー……危なかった。まさか泳ごうとするとは)

19「提督、ちょっとこっちに来て!」

提督「どうした?」スタスタ

19「お土産コーナーなの。みんなに何か買っていってあげたいの」

提督「いいじゃないか。きっと喜ぶぞ」

19「でも」

19「実は19……お財布持ってきてないの」

提督「……」

19「提督」ウルウル

提督「……このカゴに好きなもの入れてこい」スッ

19「ありがとうなの!」ニコッ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/12(火) 23:26:56.13 ID:Q6QGSBhE0
19「168にはー、これ! 26はこれとか好きそうなの!」

提督(やれやれ)フフ

――――

19「あれ、もう夕方なの?」

提督「そろそろ帰るか」

19「えー」

提督「?」

提督(嫌なのか。だとしたらちょっと嬉しいな)

19「せっかくだから夜ご飯もここで美味しいもの食べたい」

提督「…………」

提督「よっしゃ……じゃあ鳳翔にはラインでそう言っとくか」ポチポチ

19「やったー!」ピョンピョン


――――

――――――

――――――――
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/12(火) 23:31:09.15 ID:Q6QGSBhE0

――鎮守府――


19「美味しかったのー!」ニコニコ

提督「食べ過ぎじゃないか」

19「お寿司は別腹なの!」

提督(回転寿司で心底よかった)

提督「さてと、じゃあデートはこれで終わりだな」

19「うん」

提督「……19、今日はどうだったかな」


↓2 コンマ二桁を19の好感度にプラス 100を越えると……
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 23:31:59.54 ID:UhaMbwj5o
フミィ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 23:33:20.88 ID:aQvnKtHJo
イクゥ
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 23:35:04.94 ID:LMqRM1sFo
たった一回のデートで100越えとはお見事ww
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 23:36:30.21 ID:fIg9bTaK0
>>24
君もなかなか
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/12(火) 23:45:50.17 ID:Q6QGSBhE0
39+88=127


19「とっても楽しかったの」

提督「!」

提督(そうなのか……よかった)

19「でも、提督はちょっと気遣いが足りない」

19「私の格好を見て褒めてもくれなかったし」

提督「うっ」グサッ

19「デートなんだから、もっと相手を見てあげて欲しいの」

提督「……だな……ごめん」

19「……」


チュッ


提督「っ!」

19「こ、これはおまじないなの。次のデートはもっと上手くいきますように」ポッ

19「19は寮へ戻るの! 美味しいもの食べさせてくれて」

19「お土産も買ってくれてありがとうなの……」モジモジ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/12(火) 23:54:44.00 ID:Q6QGSBhE0
提督「あ、ああ」

19「……もしよかったら、また今度デートして欲しいの」

19「次は任務とか関係なく」

提督「19がいいなら」

19「約束なの」

スタタタ…

提督「……」

提督「絆というか、別のものが深まったような」

――――

大淀「順調だったみたいですね」

提督「いや、反省点が多かったんだよ」

大淀「19さんが満足したならそれでいいんですよ。絆も深まったようですし」

提督(深まったのは絆なのか)

大淀「で、次は誰を誘うんですか?」

提督「そうだな……」


↓2 デートに誘う艦娘 コンマが好感度
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 23:55:26.82 ID:zWV/Xb9DO
山風
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 23:55:26.93 ID:8A+6FWl+o
大鳳
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/12(火) 23:56:47.42 ID:Qqso2+0HO
コンマの争い
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 00:07:51.78 ID:2WHu8zTw0
デートする艦娘:大鳳 好感度:93


提督「いたいた、大鳳!」

大鳳「提督! どうしました?」

提督「実はな……急な話なんだが、俺とデートして欲しいんだ」

大鳳「え!?」キラキラ

提督(目の輝きが凄まじい)

提督「実はこれこれこういうことがあってな」

大鳳「あ……そうなんですか。任務で……」

提督「気を悪くさせてしまったかな。ごめん」

大鳳「いえ、任務でも嬉しいです! もちろんお引き受けします!」キラキラ

提督(また輝く瞳)

提督「感謝するよ。そこでなんだが、行きたい場所ややりたいことはあるかな?」

大鳳「↓2」


↓2 行きたい場所 やりたいこと
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 00:10:30.93 ID:2uQLj45Do
お家デート
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 00:10:54.32 ID:h6s+euUA0
競馬場
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 00:10:59.86 ID:qfnY1lLuO
スポーツジム
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 00:12:49.28 ID:2WHu8zTw0
ここまでで

できれば毎日、空いても1日のペースでやっていきます
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 00:14:43.91 ID:xm6gkmeyo
おつつ 元々の好感度たっかいなぁww
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 01:33:07.91 ID:06VCxWry0
39であの状態だと93だと通り越して病んでたりしないよな…
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 08:28:15.78 ID:/cU4+isG0
ヤンデレはそれはそれで面白いけど1発ネタみたなもんだからなあ
普通にデート楽しみたいから要らなくてもいいよ
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 19:03:29.97 ID:2WHu8zTw0
大鳳「競馬場がいいです」

提督「競馬……お前からその言葉が出てくるとは思わなかった」

大鳳「結構行くんですよ。で、提督にもその魅力を伝えたいと思って……」

大鳳「ダメでしょうか?」

提督「いや、実は俺も前から興味があったんだ。ぜひ行きたいな」

大鳳「嬉しいですっ! では日程は……――」


――当日――


提督(あれから競馬場のことを少し調べてみたが)

提督(最近はデートスポットにもなるくらいだとか)

提督(中年の男性が通うイメージだったから意外だった)

提督「そろそろ時間だな。迎えに行こう」スタスタ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 19:14:35.89 ID:2WHu8zTw0


大鳳「あ、提督。今日はよろしくお願いします」ペコリ

提督「こちらこそ。待たせたかな」ペコリ

大鳳「いえ、私が早く準備しすぎただけです。デートが楽しみで楽しみで」エヘヘ

提督「……綺麗だな」

大鳳「えっ?」

提督「その服、似合ってるよ。綺麗だ」

大鳳「あ、ありがとうございます」カァァ

大鳳「提督も……いつにも増してカッコイイです」モジモジ

提督「ありがとう」

大鳳「……」

提督「……」

提督(気恥ずかしい空気)

提督「そ、そろそろ出発しよう」

大鳳「ですね」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 19:28:02.16 ID:2WHu8zTw0
提督「まずはお昼だな」

大鳳「提督が選んだお店ですよね? 期待しちゃいます」

提督「いくらでも期待してくれ。美味しい店だから」

大鳳「ハードル上げますね」フフ


――オムライス店――


大鳳「ほっぺが落ちますね!」キラキラ

提督「だろ? ここは穴場なんだ」

大鳳「幸せです……こんなに美味しいものが食べられて」モグモグ

大鳳「しかも大好きな人と一緒に」ボソッ

提督「ん? 何だ?」

大鳳「オムライスが大好物になりましたって言ったんです」

提督「お店の人にとってこれ以上ない褒め言葉だな」ハハ
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 19:49:21.19 ID:2WHu8zTw0


――競馬場――


提督(ここが競馬場……綺麗な場所だ)

大鳳「呆気にとられてますね」クスクス

提督「想像を完全に覆されたよ」

大鳳「知らない人からすれば、『ギャンブル』のイメージが拭えないと思いますけど」

大鳳「今は大人も子供も楽しめるレジャースポットですからね。子供が遊べる公園や」

大鳳「レストランやカフェなんかもあります」

提督「……見て回っていいかな?」

大鳳「もちろんです!」

――――

提督「仔馬可愛い」ナデナデ

大鳳「仔馬じゃないですよ。ミニチュアホースって言うんです」

大鳳「大人でも80cmくらいの大きさなんですよ」

提督「そうなのか」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 20:03:19.42 ID:2WHu8zTw0
提督「でも、可愛いな」

大鳳「可愛いですね」

提督「鎮守府でも飼ってみたい」

大鳳「本当ですか!?」

提督「……ごめん。今のは軽い発言というか」

大鳳「そ、そうですよね」

提督(ガッカリさせてしまった……馬が好きなんだな)

――――

大鳳「ここはパドックと呼ばれる場所です」

提督「馬が歩いてる」

大鳳「次のレースに参加する馬たちです。ここで様子を見て、レースの予想に活かすんです」

提督「ほうほう」

提督「……」ジー

大鳳「熱心ですね」フフ
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 20:04:01.49 ID:2WHu8zTw0
一時中断します
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 20:11:58.29 ID:hzZ4Y84po
たんおつ
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 20:44:33.59 ID:2WHu8zTw0
提督「うん。レースの予想もだけど、馬が綺麗でさ」

大鳳「分かります!! ……あ、ごめんなさい」

提督「いいんだよ。さっきも思ったけど、大鳳は馬が好きなんだな」

大鳳「好きです。あと、競馬の魅力にもハマってしまったというか」

大鳳「最初は隼鷹さん龍驤さんに誘われてここへ来たんですけど」

大鳳「たった3分間のレースで、一生懸命走る姿が美しくて……」

提督(そんな大鳳とは裏腹に、隼鷹と龍驤がオッサンたちと一緒になって)

提督(声を張り上げて応援してる様子が目に浮かぶ)

大鳳「知ってますか? 競馬は知れば知るほど奥が深いんですよ」

大鳳「ブラッドスポーツと言われていて300年以上の歴史が……――」ペラペラ

――――

大鳳「せっかく来たので、馬券を買ってみましょうか」

提督(面白い話だったけど長すぎた……)グッタリ

提督「うーん、馬たちは見たけどよく分からないな」

提督「それに初めはお金をどのくらい使えばいいのか」

大鳳「あくまでレースを楽しむものだと思いますし」

大鳳「少しでいいと思います。100円から買えますし」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 20:54:29.43 ID:2WHu8zTw0
提督「じゃあこのくらいで。券はどうやって買えば?」

大鳳「私が教えますね! えっと……」

――――

提督「よし行け! あとちょっとだ!」

大鳳「頑張って!」

提督「そこだ! 行け! ……くー、惜しかったー!」

大鳳「残念でしたね」

提督「大鳳はどうだった?」

大鳳「私もダメでした」

提督「そうか……でも」

提督(競馬の魅力、少しだけど実感できた気がする)

提督「楽しかったな」

大鳳「はい!」ニコッ
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 21:07:10.48 ID:2WHu8zTw0

――――

提督「いやー、また行きたいな競馬場」

大鳳「……」

提督「どうした大鳳? 元気ないけど」

大鳳「……提督、無理してませんか」

提督「??」

大鳳「思えば、私すごいテンションが上がってて」

大鳳「提督を置き去りにしてしまったんじゃないかって」

提督「言ったじゃないか、楽しかったって! 知らなかった事がたくさん知れたし」

提督「よければ今度また一緒に行かないか? もっと色々教えて欲しい」

大鳳「提督……はい! ありがとうございます!」

グー

大鳳「あ」

提督「そろそろ夕飯時か。何か食べていこう」

大鳳「は、はい……」カァァ
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 21:12:15.12 ID:2WHu8zTw0

――鎮守府――


提督「改めて、ありがとう大鳳」

大鳳「……」

提督「?」

提督(沈黙。最後に何かやってしまっただろうか……)


↓2 コンマ二桁を好感度にプラス 100を越えると……
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 21:12:38.64 ID:snXUlkVyo
はい
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 21:12:49.75 ID:xm6gkmeyo
ksk
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 21:13:03.08 ID:pePcpFxDO
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 21:20:23.74 ID:2WHu8zTw0
93+75=168


大鳳「提督」ギュッ

提督「!!」

大鳳「私からもお礼を言わせてください。ありがとうございました」

大鳳「最高の1日でした」

提督「そ、そうか……よかった」

大鳳「……たく……です」

提督「へ?」


大鳳「まだ離れたくないです」

提督「なっ……!」


提督「何を言って……もう夜だし…」

大鳳「堪えきれないんです、この気持ち」

大鳳「提督のことが……好きで好きで、どうしようもなくて」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 21:26:33.17 ID:2WHu8zTw0
提督「……」

大鳳「あの……もしよければ」


大鳳「今夜、部屋に行ってもいいですか?」

提督「!?」


提督(完全に誘われてる)

大鳳「お願いします」ウルウル

提督「ぐぅ……ごめん。それはダメだ」

大鳳「お願いします!」

提督「折れてくれ大鳳」

大鳳「……分かりました」

提督「ごめん……」


チュッ


提督「!?」

大鳳「はむっ……ん、ちゅ……」

提督「――ッ――!?」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 21:31:36.09 ID:2WHu8zTw0
大鳳「……ぷはぁ」

大鳳「こ、これでちょっと落ち着きました」

提督「」

大鳳「勝手にこんなことしてごめんなさい」

大鳳「デートの任務が終わったら、教えてくださいね」

スタタタッ

提督「」

――――

提督「……」

大淀「提督」

提督「はい」

大淀「昨日、鎮守府玄関で大鳳さんとディープなキスをしていたそうですね」

大淀「気持ちが高ぶるのはいいですが、場所を弁えてください」

提督「……あれは防ぎようが…」

大淀「弁えてください」

提督「はい」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 21:35:25.64 ID:2WHu8zTw0
大淀「コホン……それでは、次の艦娘にいきましょう」

提督(大鳳とあんなことがあって次に切り替えろと?)

提督(任務だからしょうがないのか。なんて任務だ……)


↓2 デートに誘う艦娘 コンマが好感度
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 21:35:30.28 ID:Hc7FW9Mv0
木曾改二
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 21:35:35.05 ID:snXUlkVyo
五十鈴
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 21:35:41.13 ID:gnxCerpro
野分
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 21:36:51.74 ID:hzZ4Y84po
ひっく
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 21:44:31.52 ID:2WHu8zTw0
デートする艦娘:五十鈴 好感度:5


提督(五十鈴は俺のこと嫌ってるっぽいんだよな……)

提督(でも、だからこそ絆を深めないと)

五十鈴「ねえ、私に用があるなら早くしてくれる?」

五十鈴「あなたの話に付き合えるほど暇じゃないのよ」

提督「予想通りの反応だ」

五十鈴「は?」

提督「こっちの話さ。五十鈴、お前にデートを申込みたいんだ」

五十鈴「寝言は寝て言いなさい」

提督「速攻拒否か、知ってた」

提督「話を聞いてくれ、これは任務なんだ」

五十鈴「そんなバカげた任務があってたまるか!」

提督「あるんだよ、大淀に確認してくれ」

五十鈴「……いいわ。嘘だったら承知しないから」スタスタ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 21:50:44.08 ID:2WHu8zTw0

――――

五十鈴「頭おかしいんじゃないの!? どんな任務よ!」プンスカ

提督「本当だったろ。ということだからお願いします」ペコリ

五十鈴「他の艦娘にすればいいじゃない。どうしてわざわざ私に?」

提督「お前と仲良くなりたいんだ。他でもないお前と」

五十鈴「……でも他の艦娘ともデートするんでしょ」

提督「…………」

五十鈴「分かったわよ。すればいいんでしょすれば」

提督「ありがとう!」

提督「約束を取り付けたばかりで悪いんだが、行きたい場所ややりたいことはあるか?」

五十鈴「それ女の子に言わせるの?」

提督「え」

五十鈴「デートって男がプランを決めて、男がリードするもんじゃないんだ」

五十鈴「まあカップルで違うんだろうけど」

提督「……分かった。俺が考える」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 22:01:51.33 ID:2WHu8zTw0
五十鈴「いいわよ無理しなくて」

提督「そうまで言われたらやるしかない。俺に任せてくれ」

スタスタ

五十鈴「……」

――――

提督「とは言ったものの」

提督「どうするかな……五十鈴が行きたそうな場所……やりたいこと……」


↓2 行きたそうな場所 やりたそうなこと
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 22:02:20.79 ID:xm6gkmeyo
ksk
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 22:03:48.88 ID:gnxCerpro
牧場
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 22:22:38.07 ID:2WHu8zTw0
提督「そういえば前に、五十鈴がネットで牧場について調べてるの見かけたな」

提督「それが理由で決めるのは安易かもしれないけど、普通に楽しめるところだからな」

提督「決めた! 早速伝えよう!」スタスタ


――当日――


五十鈴「……」ボー

提督「……」

提督(バスに揺られて10分。ずっと窓の外を見つめてる)

提督(話しかけても『うん』とか『そうね』しか言わない)

五十鈴「……ふあぁ」

提督(ついにあくびまで! マズい、何とかしないと)

提督(こうなったら日頃練習している隠し芸の1つを披露するしかない)


↓2 提督の隠し芸とは
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 22:28:27.60 ID:5jm+L0Xz0
マジック
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 22:29:10.13 ID:XZ0THqRio
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 22:29:32.27 ID:r/zlxiuno
3秒だけくっそイケメンになれる
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 22:43:40.62 ID:2WHu8zTw0
提督「五十鈴、五十鈴」チョンチョン

五十鈴「なに?」

提督「ここに一枚のコインがあるだろう。これを右手に握って」ギュッ

提督「1、2、3! はい、無くなった」

五十鈴「左手?」

提督「残念、左手にもない」

提督「すでにワープしてるんだ。俺の胸ポケットに」

五十鈴「どうせ最初からあったんでしょ。持ってたコインはバレないよう隠した」

提督「じゃあこれは? ハンカチを右手に被せて」スッ

提督「1、2、3! ほら、可愛い花」ポンッ

五十鈴「へー……まあまあね」

提督「プレゼントしよう」スッ

五十鈴「……ありがと」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/13(水) 22:51:33.20 ID:2WHu8zTw0
提督(ちょっとは気分よくなってくれたかな)

五十鈴「あ」

五十鈴「見えてきた、牧場!」

提督「おお、広いなー」

五十鈴「当たり前でしょ。ねえ、着いたらお昼にしましょうよ」

提督「賛成だ」

――――

五十鈴「んー……空気がおいしい」

提督「海の匂いもいいけど、山の匂いもいいな」

五十鈴「そうね。えっとレストランは……あった!」スタスタ

提督「五十鈴?」

五十鈴「早くしないと置いてくわよー」

提督(リードも何もないな)ハァ…
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 22:52:55.33 ID:2WHu8zTw0
ここまでで
また明日に
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 22:55:44.62 ID:hzZ4Y84po
おつおつ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 22:56:00.10 ID:XZ0THqRio
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 00:19:29.55 ID:jWDb9DeT0


五十鈴「ここのハンバーグ一度食べてみたかったのよね」モグモグ

提督「だから牧場調べてたのか」モグモグ

五十鈴「それはまた別の理由よ。っていうか何で知ってるのよ変態」

提督「たまたま見かけたんだ! 故意じゃないよ」

五十鈴「どうだか」

――――

提督「腹ごしらえもしたし、次はどうしようか」

五十鈴「眺めたい」

提督「え?」

五十鈴「このまま動物をのんびりと」

提督「……いいけど」

提督「どうせなら触ってみないか? あと乗馬体験も…」

五十鈴「あとでいいわ」

提督「……そうか」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 00:22:50.15 ID:jWDb9DeT0
提督(思考が読めない)

提督「……」

五十鈴「……」

提督(眺めるのはいいとして、無言は辛いよな)

提督(話を振ろう)


↓2 何の話題にするか
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 00:24:51.72 ID:BDsBy2vko
加速下
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 00:27:40.39 ID:pRI3D5xuO
好きな動物は何か
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 00:39:48.07 ID:jWDb9DeT0
提督「可愛いなー」

五十鈴「は? き、急に何言ってんの?」

提督「羊」

五十鈴「……ああ……羊のことね」

提督「なあ、好きな動物を聞いてもいいか?」

五十鈴「そうね、ここの中でいうと牛かな」

提督「牛?」

五十鈴「可愛いじゃない。あと乳製品も好きだし」

提督「……」

提督(だからこんなに立派なのか、とか言ったらぶん殴られるだろうな)

五十鈴「提督は?」

提督「俺は……馬がいいかな。最近好きになったんだけどさ」

提督「走る姿がカッコイイ」

五十鈴「ふーん」

提督(ふーんて)
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 00:53:03.43 ID:jWDb9DeT0
五十鈴「分かる気がする。颯爽と駆け抜ける姿が素敵よね」

提督「え」

提督「だ、だよな! 力強くて、でもしなやかで」

五十鈴「……」

提督「馬に乗った景色はどんなのだろうなって思うようになってさ」

五十鈴「……」

提督「……」

提督(急に口を閉じてしまった)

五十鈴「じゃあ行く? 乗馬体験」

提督「!」

五十鈴「私も乗ってみたいし。一息つけたから」

提督「ああ、行こう!」

提督(なんというか気まぐれだな)
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 01:02:54.80 ID:jWDb9DeT0

――――

提督「う、うわ……想像以上に高い」

係員「じゃ、行きますよー」

提督「……おお」

提督(馬に乗って歩いてる。感激だ)

五十鈴「……」

提督(あ、五十鈴がいた。様になってるな、お姫様と白馬って感じで)

提督(手を振ろう)ブンブン

五十鈴「……!」

五十鈴「……」ヒラヒラ

提督(恥ずかしそうにちょっとだけ振ってくれた)

係員「ちっ、リア充か」ボソッ

提督「え?」

係員「何でもないですよ! あと一周しますからね」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 01:21:26.35 ID:jWDb9DeT0

――――

提督「楽しかったなー」

五十鈴「あのさ、大げさに手を振るのやめてくれる? 目立つし」

提督「いいじゃないか。五十鈴も応えてくれたし」

提督「で、次に挑戦するのが牛の乳搾りと」

五十鈴「これやってみたかったのよね」

提督「乳搾りをやりたくて調べてたのか」

五十鈴「まあ理由の1つではあるけど」

係員「準備できましたのでどうぞー」

五十鈴「はい、よろしくお願いします」

提督(……乳搾り……)

提督(いけない、邪な発想をしてしまった!)ブンブン

五十鈴「牛のおっぱいってあったかいですねー」

係員「ねー」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 01:35:02.61 ID:jWDb9DeT0

――――

五十鈴「難しかったわね乳搾り」

提督「うん」

五十鈴「貴重な体験ができたわ」

提督「貴重だな」

五十鈴「……なんか口数減ってない?」

提督「気のせいだよ」

五十鈴「そう……。ところで次は何するの?」

提督「?」

五十鈴「デートは男がリードするものでしょ」

提督(今更か! でも見方を変えれば、やっとその気になってくれたってことか?)

提督「じゃあ手作り体験をしようか」

五十鈴「いいわね。羊毛の人形作りとか」

提督「アイス作りもやろう。格別に美味しいだろうな」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 01:42:24.63 ID:jWDb9DeT0
五十鈴「アイス作りってまだやってるっけ?」

提督「確認したから大丈夫だよ」

――――

五十鈴「むむ……上手く作れない」

提督「手先が不器用だな」

五十鈴「提督に言われたくないわよ。何それ、ビッグフット?」

提督「羊だよ!」

五十鈴「ぷっ、どこがよ! あはは!」

――――

提督「……美味い!!」

五十鈴「大声出さないでってば!」

提督「ごめん、反射的に出してしまった」

提督「それくらいこのアイスは美味い」

五十鈴「気持ちは分かるけどさ……」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 01:46:25.26 ID:jWDb9DeT0
五十鈴「……ねえ」

提督「ん」

五十鈴「はい、一口あげる」スッ

提督「!?」

五十鈴「一応デートだし、1回くらいはそれっぽいことしてあげるわよ」

提督(す、すごい進歩だ)

提督「ありがとう」パクッ

五十鈴「あっ! が、ガッツリいったわね……!?」

五十鈴「私ももらうわよ!」パクッ

提督「……」

五十鈴「……」

提督・五十鈴「頭いたい」キーン
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 01:55:09.99 ID:jWDb9DeT0

――――

五十鈴「あー遊んだー」

提督「そろそろ帰ろうか」

五十鈴「そうね。バスってあとどれくらい?」

提督「もうちょっと時間あるな」

五十鈴「じゃ、また動物を眺めてゆったり時間を潰しましょう」

提督「……五十鈴、そろそろ教えて欲しいんだけど」

提督「牧場に来たかった理由」

五十鈴「……」

五十鈴「この夕日が見たかったの」

五十鈴「牧場で思いっきり遊んで、気がついたらもう日が沈む時間で」

五十鈴「もう1日が終わるんだなーって思いながら、ボーッとして」

提督「……」

五十鈴「それをクリアするには楽しい時間が必要だったんだけど」

提督「ど、どうでしたか」

五十鈴「なんで敬語なのよ」


↓2 コンマを好感度にプラス 100を越えると……
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 01:56:35.32 ID:gR/2juc7o
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 01:56:49.47 ID:3dNKRqPu0
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 02:09:08.69 ID:jWDb9DeT0
5+47=52


五十鈴「そこそこね」

提督「……そこそこ」

五十鈴「無難に楽しめた。ありがとう」

提督「うん……」

五十鈴「どうしてそんなに落ち込んでるの」

提督「無難なデートを提供してよかったのかと」

五十鈴「いいのよ。デートって言っても友達と遊ぶ感覚でしょ?」

五十鈴「それに、私提督のこと嫌ってたんだから。楽しめた時点で充分」

提督「やっぱり嫌いだったのか」

五十鈴「ええ。以前つまずいて、私の胸にダイビングしたわよね」

五十鈴「しかもしっかり揉んだわよね。あの時から嫌悪してる」

提督「あれは……何度も説明したけど、2日徹夜でフラフラの状態だったんだよ」

提督「だから何もないところでつまずいて、前からやって来た五十鈴の胸に……」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 02:21:59.52 ID:jWDb9DeT0
五十鈴「揉んだのは?」

提督「あの時、ふかふかクッションに包まれたような錯覚に陥って」

提督「本能で手が勝手に……」

五十鈴「……」

提督「また謝らせてくれ。ごめんなさい」ペコリ

五十鈴「もう許してる」

提督「本当か!」

五十鈴「正確に言うと今日のデートで許したわ。提督の人柄も踏み込んで知れたし」フフ

提督「五十鈴……」

五十鈴「そろそろ出発した方がいいかしら? バス亭まで歩きましょうか」ニコッ

提督「そうだな!」

提督(よかった……よかった……!)

――――

提督「というわけで、絆を深めることができたよ」

大淀「よかったですね」ニコッ

提督「今後は眠気がある状態で歩き回ったりしないことにする」

提督「もう嫌われるのはごめんだ」

大淀「切羽詰っていたら私に頼ってくださいね。お仕事できる限り手伝うので」

提督「感謝するよ。ありがとう」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 02:25:16.11 ID:jWDb9DeT0
大淀「で、話は変わりますが」

提督「次にデートに誘う艦娘か」

大淀「誰を誘いますか?」


↓2 デートに誘う艦娘 コンマが好感度
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 02:25:49.09 ID:gofKNpnbo
如月
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 02:25:50.55 ID:FceB3etN0
初霜
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 02:25:51.18 ID:PZex+0zHO
皐月
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 02:28:27.74 ID:jWDb9DeT0
ここまでにします

また今日再開します
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:14:22.54 ID:jWDb9DeT0
デートに誘う艦娘:初霜 好感度:55


大淀「駆逐艦ですか」

提督「やっぱマズいかな」

大淀「大丈夫ですよ。憲兵さんに捕まっても『任務だから』で通ります」

提督「捕まるには捕まるんだな……」

――――

初霜「提督とデートですか?」

提督「お願いします」

初霜「絆ならちゃんと結ばれてると思いますけど」

初霜「分かりました。よろしくお願いします」ニコッ

提督「ありがとう!」

提督(オーケーしてもらえた。となれば)

提督(行き先を決めるのに初霜の意見を聞くか、俺が決めるかなんだが)
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:16:14.91 ID:jWDb9DeT0
初霜「あの……ところでデートの場所は決まってるんですか?」

初霜「決まってないなら、行ってみたいところがあるんですけど」

提督(お)

提督「どこかな?」

初霜「↓2です」


↓2 行きたい場所
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 21:17:57.25 ID:gR/2juc7o
市役所
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 21:18:08.77 ID:Qixqiko0O
ゲームセンター
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:26:05.83 ID:jWDb9DeT0
提督「ゲームセンターか」

初霜「今まで一度も行ったことなくて」

提督「いいよ、ゲーセン行こうか」

初霜「ありがとうございます!」

提督(そうか、こうやって艦娘側から行きたい場所を言ってくれる時はその通りにして)

提督(何も言わなかったら俺が決めることにしよう)

初霜「わくわくです!」

提督「……」

提督(しかし、何時間もゲーセンで遊ぶわけにもいかないし)

提督(デートスポットをもう一箇所、俺が決めておこうか)


↓2 もう一つの行きたい場所 やりたいこと
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 21:27:31.60 ID:S4QGGWlko
カラオケ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 21:27:44.01 ID:k5UFw6w+O
映画
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 21:28:15.28 ID:dgj9RQjQo
神社へ行って戦勝祈願
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:34:46.50 ID:jWDb9DeT0
提督「なあ初霜、映画も観に行かないか?」

初霜「いいですね!」

提督(これは質問してもいい……よな。好みが違ったら大変だし)

提督「観たいものはある?」

初霜「そうですね……↓2」


↓2 映画のジャンル
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 21:36:53.84 ID:dgj9RQjQo
ミュージカル映画
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 21:36:58.00 ID:gR/2juc7o
アクション
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 21:37:00.17 ID:BmhqJlK+o
ホラー
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 21:55:39.57 ID:jWDb9DeT0
初霜「アクション映画がいいです!」

提督「了解! じゃあデートする日は――」


――当日――


初霜「こんにちは提督。今日はよろしくお願いします」ペコリ

提督「こちらこそ」ペコリ

初霜「提督の私服姿、新鮮です。いつも軍服だから」

初霜「素敵ですね」ニコッ

提督「ありがとう。初霜も可愛いよ」

初霜「あ、ありがとうございます。おしゃれした甲斐がありました」ポッ

提督(可愛い)

提督「さて、まずはお昼だ」

初霜「どこへ行くんですか?」

提督「着いてからのお楽しみ」フフフ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 22:18:47.61 ID:jWDb9DeT0

――パスタ店――


初霜「可愛いお店ですね」

提督「女性に人気らしいよ。雑誌でも何度か取り上げられてて」

初霜「そうなんですね。でも」

初霜「量が少ないですね」

提督「もっとガッツリ食べたかった?」

初霜「いえ、私はこのくらいでちょうどいいんですけど……提督のお腹を満たせるのかなって」

提督「俺の心配はしなくていいよ。意外と少食だし」

初霜「そうなんですか?」

提督(初霜はいつもこうして周りを気遣うんだよな。健気というか)

提督(それが良いところなんだが)

初霜「料理が来ましたね! わー可愛いー」

提督「美味しそうだな。食べようか」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 22:31:12.29 ID:jWDb9DeT0

初霜「ごちそうさまでした」ペコリ

提督「いいよそんな」

初霜「奢ってもらいましたし当然ですよ」

提督「しっかり者だな」ハハ

初霜「……ところで」

初霜「ゲームセンターはどのへんにあるんでしょうか!?」キラキラ

提督(こういうところは年相応だ)

提督「そろそろじゃないか? ほら、見えてきた」

初霜「ありましたね! まずは何からやりましょう」

初霜「実はいくつか選んできたんです。全部やれるでしょうか」ウズウズ

提督「熱意がすごいな」

初霜「最初はみんなの話を聞いてるだけだったんですけどね」

初霜「そのうち自分でもやりたくなってきて……」

提督「ふふ、気持ちが分かるよ。思う存分楽しもう」

初霜「はい!」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 22:34:25.56 ID:1wH31SDhO
はつしもふもふだと、幸運高いからメダルゲーとかやらせたらあかんやろ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 22:42:18.71 ID:jWDb9DeT0

――ゲーセン内――


初霜「これが噂に聞く太鼓の達人ですか。一緒にプレイしましょう提督!」

提督「いいけど、俺リズムゲー苦手なんだよな……」

初霜「私も初挑戦ですよ。頑張りましょう」

提督「よーし、一丁やってやる!」

――――

初霜「やりました! フルコンボです!」グッ

提督「こういうの得意なんだな」

初霜「そうかもしれません!」

提督「俺は案の定ミスが多かった……」

初霜「何回もやれば上達すると思いますよ。もう1回やりましょう!」

提督(早速ハマったみたいだ)
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