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【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2

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728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 22:05:26.26 ID:sPe3cFV+0
>>727
問題ないです
(実を言うとセイジさんの発するセリフはある曲の歌詞を元にして、>>1がオリジナルでそれっぽくなるように考えているのですが、ポエトリーリーディング風の曲なのですさまじく台詞を考えるのが面倒だったりするんで逆にちょっと助かります……)


それでは美術商の設定を決めます
↓1〜2 でコンマ2桁の大きい方にします
名前:
性別:
年齢:
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 22:33:59.08 ID:tUaTT45s0
名前:ユリ
性別:女
年齢:27
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 22:38:29.50 ID:86UxP9580
名前:ヤヨイ
性別:女性
年齢:26
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 23:29:21.57 ID:sPe3cFV+0
最初の剣のポケモンには苦戦したものの、後続のポケモンはあまり強くなかった。

恐らく育て上げているポケモンを1匹先頭にし、学習装置で残りの手持ちにあまり育てていないポケモンを入れてたのだろう。

属性的には弱点ということもなかったが、残りの3匹は簡単に倒すことができた。

途中から育てるためにニンフィアにも積極的に先頭に立たせて戦わせた。

これがいい刺激になるといいのだが……

「ふ、不覚……」


カナタ WIN
賞金 640円を手に入れた!
(所持金 −666円)
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 23:48:48.79 ID:sPe3cFV+0
>>709 訂正
×カナタ「父は……まあ映画とったりする仕事してますね」
〇カナタ「父は……映画を作る仕事してますね」
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 23:56:19.20 ID:sPe3cFV+0
チヅル「でも、カナタさんが来るまでは本人かどうかわかりませんので入れるわけには、ねぇ」

???「……こちらで待つように言われたのに中に入れてさえもらえないなんて」

家の前につくとチヅルさんが誰かと話し合っている。

二人とも気づいていないようだったので、あの、と声をかけた

チヅル「でもですねぇ……あ、カナタさん」

カナタ「チヅルさん、お疲れ様です」

ヤヨイ「あっ、カナタさん!よかった。鑑定しに来たのにこちらの方が入れてくれなくて……」

チヅルさんが話していた相手こそ、今日呼んだ美術商のヤヨイさんである。

今日はスーツをしっかり着こなしている。

カナタ「すみません、諸事情あって今、警戒態勢でして」

ヤヨイ「警戒態勢?……それが私をこちらまで呼んだ理由ですか?」

眉をひそめる。悪い人ではないのだが、この人のツリ目はいつ見ても慣れない。

以前懇意にしていた美術商が贋作事件で逮捕されて以来、画廊のつてでヤヨイさんにニンフィアの美術品を取り扱ってもらうようになったのだが、彼女は気が強い性格なので若干やりにくいところがある。

目つきの鋭さは園長、頑固さは父と似ているが、二人とはくさタイプとノーマルタイプくらいタイプの違う人間なのでちょっと苦手だ。

カナタ「すみません。数日前不審者が入り込みそうになって……なので今回、画廊でなくご足労いただいた次第です」

チヅル「不審者かと勘違いして呼び止めて申し訳ありませんでした。ではこちらに」道を通す。

ヤヨイ「では遠慮なく」

そういうと足早に玄関を入っていった。
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 23:58:23.39 ID:sPe3cFV+0
シャワーズ「家に呼んでよかったの?ヤヨイさん」

心配そうに今日の手持ちの3匹がボールから出てくる。

私はかがんでシャワーズの頭を撫でた。

カナタ「プライドが高いだけで、常識もあるし怒りっぽい人じゃないから大丈夫だよ」

エーフィ「初めて会ったけど、なんというか、モーレツにキョーレツだなぁ」

カナタ「ブースターやリーフィア、大丈夫かな。怖がるかも」

カナタ「一応二人には部屋にいるように伝えといて、シャワーズ」

シャワーズ「わかった」

ニンフィア「ポケモン用の胃薬ってある?カナタ。胃が痛くなってきた」

カナタ「この世にはあるけど多分家に在庫ない」

ニンフィア「うえ」吐くようなジェスチャーをした。可愛い顔が台無しなので正直やめてほしい。

シャワーズ「代わりに私が出る?これ作りましたーって」

ニンフィア「それ絶対バレたら粉みじんにされるやつじゃん!やだよ」

エーフィ「じゃあ間を取って私が」

シャワーズ&ニンフィア「「やめて」」

エーフィ「おおっふ」


ヤヨイの鑑定力 ↓1 コンマ2桁(50で普通。高いほど審美眼が発達している)

今日はここまでで。次は12日か13日に更新します。
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/11(月) 00:00:06.94 ID:8oN9M30DO
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/11(月) 00:01:35.95 ID:r2sPbsp00
何度もすみません。忘れないうちにやっておきます。
昼行動でパーティに加えたブイズは好感度が上がります
↓1コンマ一桁分上昇
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/11(月) 00:11:59.82 ID:DiUIJk5+0
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/13(水) 01:24:21.72 ID:zmy5boaz0
ヤヨイ「素敵な彫刻ね。ミロカロスとその滝。いいセンスしてる。うん」

家の中で迷っていたのでミロカロス像が置いてある部屋に案内する。

物を見るなり即座に自分の世界に入った。

ヤヨイ「ん……これ」脚立を上って上から見る「あー、サイズ50×130.8962×80.9ね。はいはい。ニンフィアさんいる?」

ニンフィア「怖いなぁ、なんだろ」

ヤヨイ「怖がらなくていいよ。大丈夫」

ニンフィア「……この人ポケモンと会話できないんだよね?」振り返ってこちらを確認してきた。

カナタ「できないけど、美術品だけじゃなくポケモンの鑑定もやってるから多分様子から怯えを読み取られたんだと思う」

ニンフィア「あ、そっか」

ヤヨイ「聞いてる?」降りてきた

ニンフィア「あ、はい」あまりにも私の方を長く見ていたので不満そうな声が聞こえてきた

ヤヨイ「よく頑張ったね。型を流し込んだ後に削って一度完成させたものに、再度光沢が出るようにやすりをかけて完成させたんだ」

ヤヨイ「口で掘ってるって聞いてるけど、1日かそこらで終わりそうにないよね。ご苦労様」

ヤヨイ「題材はミロカロスの滝登りだけど、サブテーマで滝の表現にもこだわってるあたり、滝も別に鋳型があってそっちも別に掘ったんだ」

ニンフィア「エスパータイプだこの人」
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/13(水) 01:25:11.89 ID:zmy5boaz0
ヤヨイ「それとこれ……これで完成じゃないよね?暗いところか夜に展示しなきゃダメな奴だね?」

ニンフィア「怖」ニンフィアがボソッと呟いた

カナタ「これで完成じゃないの?」

ニンフィア「そうだよ。完成なのはこれを夜に展示したときにライトア」

ヤヨイ「ライトアップしたときにキラキラ光るよう光沢を細工して掘ってる……とか?」

ニンフィア「全部知ってんじゃん恥ずかしい……もうやだ部屋に帰る」

いじけたのか恥ずかしいのか(多分両方だろう)足早に部屋を出て行った。

カナタ「あ、ニンフィア」
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/13(水) 01:27:34.87 ID:zmy5boaz0
ヤヨイ「テーマが陳腐ではあるけど、逆に堂々とこれを題材としたところに自信が感じられるよね。そこは好き」

ヤヨイ「苦労が必ず芸術の価値に影響するということはないけど、客観的に見て美術品の価値としてはかなり高いでしょう。市場でも好まれそう」

ヤヨイ「売る際高めに最低落札価格の設定をします」

ヤヨイ「真価を問われるのがこれの光沢の細工なので、暗くして四方八方から鑑賞者が好きに光をあてられるように……あれ?いない」

話すのに夢中になっていたのかいなくなっていたのに気づかなかったようだ。

カナタ「彼女いじけて部屋に戻りましたよ」

ヤヨイ「折角私が時間を割いて美術品の価値を見極めに来たのに……」むすっとした顔をしている。

ヤヨイ「すみませんカナタさん。そういう才能なのか知りませんがあなたがポケモンと話せる?という話を以前聞いたことがあります」

ヤヨイ「合ってそうな感じのこと言ってましたか?」

カナタ「合いすぎていじけてました。作者の意図全部見抜かれちゃったみたいで」

ヤヨイ「あら。でも喜ばしいことなのに」

カナタ「え?」

ヤヨイ「理解者がいない芸術作品ほど空しいものはないわ。どんなに素晴らしくあろうと、価値を理解してくれる人がいなければそれは作品とは見なされないもの」

ヤヨイ「ニンフィアさんに後で『よく頑張りましたね』と伝えておいてください。『最後まで話を聞きなさい!』とも」

カナタ「ハハハ……」

ヤヨイ「それで、値段だけど……」


↓1 (コンマ2桁×10000)+400000円
提示された価格
※セイジさんより最低価格が大きいのは彼女のニンフィアへの期待分と、市場価値が高そうと判断した点からです。
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/13(水) 07:08:24.17 ID:0YeDDrxK0
はい
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/11/24(日) 00:55:11.58 ID:eqovf3jY0
資格勉強のためと「ポケモンSSを書いているのに新作ポケモンを全くやらないのはどうなんだ」ということで剣盾買って少しでもプレイするため、2か月くらい更新おやすみします
すみません。
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/23(木) 23:55:06.98 ID:f3ftf8iM0
ヤヨイ「57万円ね。あら」

視線の先にグレイシアがいた。

グレイシア「……あの、カナタさん。この方は夕食いただきますか?準備すればいいのか分からなくて……」

カナタ「ヤヨイさん、この後、すぐ帰りますか?」私はヤヨイさんに向き直った。

ヤヨイ「あら、デートのお誘い?ふふ、少しなら時間あるわね。どうかした?」

カナタ「あはは……いえ、折角ご足労頂いたので夕飯でもいかがかと」

カナタ「グレイシアが夕食ヤヨイさんの分作るかどうか迷ってるみたいで」

ヤヨイ「あら、あらあらあら。気にしてくれてありがとう」笑顔でグレイシアを撫でた

ヤヨイ「でもねぇ、私明日はイッシュで仕事なのよ。だからこの後出ないと間に合わないの。ごめんなさいね?」

グレイシアはピクリとも表情を変えずに、そうですか、と答えた。

ヤヨイ「それで運び出す業者の話なんだけど……」
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/23(木) 23:56:11.03 ID:f3ftf8iM0
ヤヨイさんと打ち合わせをして、姿が見えなくなってから一息ついた。

ユキノオー「カナ太郎さん」肘うちするポケモンがいた。チヅルさんのユキノオーだ。

カナタ「誰だそれは」多分私だ

ユキノオー「いくら女好きだからって美術商まで女性を選ばなくても」

カナタ「誤解だよ。女好きだからわざわざ女性を選んでるわけじゃない。ポケモンもボディガードも美術商も」

ユキノオー「またまたぁ、男に生まれたんだからもっと欲望に忠実に、素直になった方がいいっすよー。俺には分かるっすマジで」

カナタ「あのねぇ」

シャワーズ「あんまり変なこと言ってると」

ユキノオー「お?なんスか?お?言ってると?」

シャワーズ「グレイシアに頼んで夕食なしにするよ?」

ユキノオー「あぁー!タンマタンマタンマ!それは勘弁してほしいっすマジで」
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/23(木) 23:56:36.25 ID:f3ftf8iM0
(〜帰宅後夕食前〜)
↓1 ブイズを部屋に呼びます(一匹選択)

【日記を書く】?
↓2 YES/NO
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 00:39:31.37 ID:pedt8CoDO
サンダース
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 06:28:45.63 ID:NN2zs37I0
YES
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/27(月) 01:41:08.11 ID:VMjX7Hsl0
サンダースを呼んだ。昨日悩んでいる様子だったから、リフレッシュできたのか様子を伺いたかった。

だがサンダースは来なかった。

カナタ「サンダース、出かけてるのか?」私は部屋の前まで行って声をかけた。

声は返ってこないので、寝てるのかもと帰ろうとすると「出かけてねーよ」と呟く声が聞こえた。


↓1 どうする?
「ちょっと私の部屋まで来れないかな」と声をかける
「昨日はごめん。一言謝りたかったんだ」と詫び始める
「なんでもない、大丈夫か心配だったんだ」と退散する
自由安価(要記述)
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 02:42:01.42 ID:vCJIr3vF0
「その態度は何事ぞ」
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 00:39:40.12 ID:3x3/Of1r0
カナタ「その態度は何事ぞ。こっちが心配して来てるのにあんまりぞ。出てきておくれぞ〜」

笑えるように語尾と口調を変え、もう一度声をかける。

反応は……


↓1 コンマ1桁
1〜10 「わりぃ」と言いつつサンダースが出てきた
11〜30 「帰ってくれよ」と声が聞こえたっきり黙ってしまった。
31〜55 「……るせぇよ」
56〜99 「……なあカナタ、俺ってさ……」
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 08:31:07.49 ID:3lfV/Qeeo
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 23:34:42.58 ID:ayMJzJTU0
サンダース「……るせぇよ」

そう言ってまた声が聞こえなくなった。

私はドアに耳をつけた。

何も聞こえてこない。

ドアにカギはかかっていないようだ。

私は……


↓1
「うるさくして悪かった」といいつつその場を去った
「今、入ってもいいか?」と声をかけ入る
「心配なんだ。元気か?元気ならいいが……」
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 23:35:05.79 ID:aIPJihp10
「心配なんだ。元気か?元気ならいいが……」
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 23:55:43.97 ID:ayMJzJTU0
カナタ「心配なんだ。元気か?元気ならいいが……」

いきなりドアが開いた。ドアから耳を放しててよかった。

サンダースがぼさぼさの毛並みとはれた目で出てきた。泣いていたのか?

サンダース「これで元気に見えるってかよ、お前は」心なしか普段より声が弱弱しい。

カナタ「……ごめん」

サンダース「謝る必要はねぇよ。むしろあの時悪かったのは俺の方だ。今はほっといてくれ」大きくため息をつく「元気じゃねぇってわかったろ。これでもういいか」

サンダースは顔を逸らした。




↓1 自由安価
台詞、もしくは行動を指定してください(場面に合わないものは再安価する可能性があります)

短いですが今日はここまでで。
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/03(月) 01:30:39.55 ID:ubcEIWHS0
「泣くか?泣け!泣け!」
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/12(水) 01:44:41.16 ID:lTHTHyBN0
サンダースにだって悩む時、辛い時はある。

心が弱っている時は普段よりぶっきらぼうになるのは当たり前だ。

今は二人きり。ここは思う存分泣かせてあげよう。泣きたかったら泣けばいい、私の胸を貸してあげよう。

……と考えたところでハタと止まった。

「私の胸を貸してあげよう」それが果たしてサンダースの緊張を解き、心を許す一言になるのか。

いや、違う。サンダースが望んでいるのはその一言ではない。

今サンダースが欲しているのはなんだ?

丁寧な言葉遣いの普段通りの一言か?そうではない。

必要とされているのは『頼りがいがある一言』ではないか?多少ぶっきらぼうでも、男らしい一面のあるかっこいい一言ではないか。

それならば……『泣きたいのか?存分に泣け、泣け!』か?

いや、まだ長い。

そこまで考えて私はサンダースを抱き上げた。

カナタ「泣くか?泣け!泣け!」顔を胸にうずめさせる。


↓1 反応は……
1〜20 「やめろよ!」サンダースは激高した
21〜40 「やめろよ……」腕からすり抜けた。顔を歪ませ、落ち込んでいる。
41〜60 「……俺さ」静かに口を開いた
61〜80 「なーに、急にどうしたんだよ〜」おどけて言うものの、普段より元気はない
81〜99 腕をすり抜け「一人にしてくれ」といい部屋にもう一度入りカギをかけてしまった。
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/12(水) 02:50:37.48 ID:0KPJZoAzo
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/25(火) 23:36:17.87 ID:UPZN9YqF0
サンダース「……俺さ」静かに口を開いた「どうしたらいいかわかんねぇんだよ」

私は黙って彼女を見つめた。

サンダース「最近さ、俺、バトルで役に立ててねぇんだよ」

サンダース「野生でお腹空かしてたあの頃、俺にはなんにもなかった。ただ戦ってその日楽しけりゃそれでよかった」

サンダース「それを変えてくれたのはカナタだった。世界は広いって色々教えてくれてよ、正直俺は感謝してんだ」

サンダース「だから何かしら恩返ししてぇと思ってんだ。けどよ、俺頭悪ぃからなんもできそうなこと思いつかなかったんだ」

サンダース「シャワーズみてぇに親身にはなれねぇし、ブースターみてぇには癒せねぇし」

サンダース「だからバトルでせめて役に立とうって思ってはいるんだ。けどよぉ、けど」俺の胸が涙で濡れた「もうどうしたらいいかわかんねぇんだよ!!」

サンダース「トレーニングしてもダメ、朝の走り込みしてもダメ、イメトレしてもダメ、限界まで自分を追い込んでもダメ」

サンダース「じゃあこれ以上強くなるにはどうすりゃいいんだよ!俺は。結局他の奴らの助けにもならねぇ、カナタを辛い想いさせちまってる」

サンダース「カナタぁ、俺さぁ、もう、俺はどうしたらいいんだ……?」

カナタ「サンダース……」私はサンダースをしっかり抱きしめた「私は」

サンダース「……悪ぃ、ちょっち情緒不安定だわ、今」急に落ち込んで声のトーンが下がった「忘れてくれ、聞かなかったことにしといてくれ」


↓1
@「分かった」今聞いたことはすべて忘れよう。これは彼女自身の問題で、私が口をはさむべきではない
A「私にもこれ以上強くなるための方法なんてわからない。でも、君の強くなりたい気持ちは伝わった。その気持ちだけで充分私には恩返しになってるよ。だからこれからも一緒に強くなれる方法を探していこう」
B「強くなるための方法論なんて私だって知らないさ、けど、それを追い求めて日々研究していくのは私たちトレーナーだ。サンダースが悩む必要ななんかないんだ。今は心と体を休めて、万全の態勢で戦えるように備えることが必要、だろう?悩むのは私だけでいい。悩みの涙は君には似合わないよ」
C何を言ったとしても彼女の力にはなれそうにない。私は諦め、彼女を強く抱きしめた。



1レスだけですが更新。
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 23:39:18.24 ID:lut9y9rDO
2
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 23:59:10.36 ID:lut9y9rDO
2
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 19:30:52.01 ID:bCfyCkkY0
カナタ「サンダース、ごめん。私にもこれ以上強くなるための方法なんてわからないんだ」しゃがみこんで目線を合わせ、一度言葉を切る。

カナタ「でも、君の強くなりたい気持ちは伝わった。その気持ちだけで充分私には恩返しになってるよ」

カナタ「だから、これからも一緒に強くなれる方法を探していこう」

彼女の肩を優しく叩いた。

サンダース「……悪ぃけどよ、カナタ。俺は気持ちだけで恩返しできるとは思ってねぇ」複雑な顔をしている。

サンダース「だってよぉ、気持ちだけで恩返しできるってんなら、誰にだってどんな恩返しだってできるだろ。俺はお前への感謝はそれで清算できると思ってねぇんだ」

サンダース「だからよ、あんま慰めにはなってねぇんだ。お前のその言葉。悪い」

サンダース「すげぇ意地っ張りみてぇな答えだけどよ」

サンダース「ただ、これからも……ってことはお前は待ってくれんだな」

カナタ「もちろん」

サンダース「なら、いい。いつか恩返しができるくらい強くなれる日が来るまで、待っててくれんだな?」

カナタ「待つよ」

サンダース「ジジイになっても?」

カナタ「待つけど、どんだけ待たせるんだ」私は少し笑った。寿命が先に来るだろ、と思ったが言いはしなかった。

サンダース「じゃあ、いつか強くなってお前に気持ちだけじゃない恩返しができる時まで、その気持ちは取っといてくれ」

カナタ「……分かった」

サンダースが嬉しそうな顔はしなかったが、気分は落ち着いたようだった。


↓1 コンマ一桁×2 サンダースの好感度上昇
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 19:52:57.31 ID:rDuUJmmt0
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 22:55:38.63 ID:bCfyCkkY0
イーブイ「おいしーい!」唐揚げにイーブイががっつく。

ブラッキー「こらこら、ちゃんといただきますしてから食べなさいよ」それを押しとどめるブラッキーがいた。

油で揚げたいい香りがする。夕食は鶏のから揚げと和風木の実サラダだ。

唐揚げはごま油で揚げた香ばしい香りがして、なんとも食欲が沸き立つ逸品である。

一つ食べる。カリカリした触感とあふれ出る肉汁がたまらない。焦がししょうゆベースの濃厚な味付けが口内をこれでもかというほど刺激する。火加減も最高だ。

サンダース「すっげ……半端ねぇなこの味」先程まで思いつめてた様子はどこ吹く風で、サンダースは唐揚げに舌鼓をうっていた。

チョロネコ「わかり哲也」しれっとチョロネコも食事に参加している。

イーブイ「ダイエットいいの?お姉ちゃん」

チョロネコ「いーのいーの。たまには食べないと骨と皮だけになっちゃうから」

カナタ「いいね、これ。唐揚げは好きだけど、正直プロのレストランかと思ったよ」

リーフィア「お気に召しましたか……?」

カナタ「え?もしかして、リーフィアが作ったの?」

リーフィア「え、あの、盛り付けで、その」

グレイシア「作ったのは、私です。リーフィアが盛り付けを手伝いました」

シャワーズ「いやー、カナタくん好きでしょ?唐揚げ。だからそれを伝えて、頑張って作ってくれました。上手くできましたか、唐揚げ担当大臣」

グレイシア「どう思われますか、副大臣」エーフィを鼻先でつつく。

エーフィ「え、私!?えー、皆様あのご存知だと思いますが従来より10パーセント味付けの方を濃くして……いや私は作ってないから!」

シャワーズ「副大臣は説明責任を果たしてません!」

ブラッキー「早く辞任した方がいいんじゃないかー!」

エーフィ「ねー助けてカナター。シャワーズたちがいぢめるー」

やり取りに思わず笑みがこぼれた。


↓1
上手い盛り付けをしたリーフィアを褒める
旨い料理を作ったグレイシアを褒める
さりげなく好物を教えて料理を作るよう根回したシャワーズを褒める
自由安価(要記述)
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 23:00:33.29 ID:cl0BqNIm0
上手い盛り付けをしたリーフィアを褒める
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 23:21:42.89 ID:bCfyCkkY0
カナタ「味だけじゃない。うまく盛り付けてるからおいしさが倍増するんだ」

カナタ「よく手伝ってくれてありがとう」リーフィアに向かって言った

リーフィア「ありがとうございます」落ち着いて答えた。褒められることを想定していたのだろうか。


↓1 コンマ一桁 リーフィアの好感度上昇

↓2 (〜夕食後〜)
ブイズを部屋に呼びます(一匹選択)
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 23:22:40.25 ID:bCfyCkkY0
>>765 訂正
× よく手伝ってくれて
〇 手伝ってくれて
安価は一つ下にずれます
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 23:31:03.70 ID:zSm2v2hN0
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 23:40:39.58 ID:/gTD9DyDO
イーブイ
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/06(金) 23:52:16.22 ID:bCfyCkkY0
イーブイを部屋に呼んだ。

カナタ「イーブイ、早かったな」

イーブイ「むっ」

何故かイーブイは口を曲げて不機嫌そうにしている。

カナタ「何か私が悪いことしたか?」

イーブイ「違うよ!タイミング悪いなって思っただけ!」

イーブイ「それで、なあに?」

イーブイはすぐ普通の顔に戻った。


↓1 イーブイと何をしようか?
会話(のち内容安価)
ボディタッチ
遊ぶ(のち内容安価)
風呂
自由安価指定(要記述)
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:13:06.72 ID:BLLhowKn0
自由安価指定
タイミングのことについて聞いてみて可能なら手伝う
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/07(土) 00:16:27.94 ID:MM/ZxKUC0
今日はここまでで。明日もちょっとだけ更新します
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/07(土) 22:25:13.03 ID:MM/ZxKUC0
カナタ「イーブイ、タイミングって何の話?」

イーブイ「えー……言わなきゃダメ?」

カナタ「ダメってわけじゃないけど……手伝えるなら手伝おうかなって」

イーブイ「うーん……」


↓1 コンマ
1〜30 言いたくない!と言いつつ口を曲げてしまった。
31〜60 じゃあー……クイズです!答えが分ったら教えてあげる!と条件を付けてきた  
61〜90 しょうがないなあ、と言いつつ手招きする。どうやら自室に招こうとしているようだ
91〜99 ???(特殊ルート発生。選択肢次第でイーブイルートになります)
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 22:32:55.23 ID:obj5HbyW0
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/07(土) 23:56:05.16 ID:MM/ZxKUC0
イーブイ「言いたくない!」口を曲げてしまった。

先に口を滑らせておいて言いたくない、と言い出し始めた。

カナタ「言いたくないなら先に言わないでくれよ……気になるじゃないか」

イーブイ「これはみんなに秘密だもん!」

カナタ「でも、手伝ってあげられるんだよ」

イーブイ「一人でやりたいことだもん!」

困った。これではらちが明かない。


↓1
@何とか教えてくれるよう色々試してみる
A別のことをしよう(>>769から選択)

今日はここまでで。
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 00:01:22.52 ID:HLr8nJbDO
会話
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 07:35:59.34 ID:KTu0rdDA0
2会話
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/19(木) 22:45:48.54 ID:2DVA2i+T0
↓1 会話内容選択
@イーブイ、パズルはそういえば完成した?
A「この話ブラッキーお姉ちゃんから聞いた話なんだけど……」口を開く前に先にイーブイが口を開いた
Bイーブイって好きな曲ある?
C見てよ、これ。かわいいはな買ってみたんだ。
D自由安価(要記述)
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:01:38.26 ID:BlXTSmnN0
4
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/19(木) 23:47:45.51 ID:2DVA2i+T0
カナタ「見てよ、これ。かわいいはな買ってみたんだ」

かわいいはなの包みを開く。

イーブイ「え、これ、買ったの!?すごい!高かった?」

思ったより驚いているようだ。見せてよかった。

カナタ「安かったよ、特別に安くしてくれてね」

イーブイ「くれる?!」

カナタ「ははは、いや、私の部屋に飾ろうと思ってね」

イーブイ「えー……」イーブイはしょんぼりして、立ってた耳が斜めになった「そっかぁ……そうだよね」

もともとあげるつもりはなかったのだが、見ているとかわいそうになってきた



↓1 どうする?
@かわいいはな を イーブイにあげる
A「他の子にあげるんだ、ごめん」頭を撫でる
B「ずっとこの部屋に飾っておくからさ、見たい時にいつでも見に来ていいよ」頭を撫でる
C自由安価(要記述)


今日はここまでで。
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/09(木) 16:11:26.72 ID:snHWvK0m0
まだ作者見ているかな?
3
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/10(金) 23:49:29.04 ID:5p+SgWGz0
>>780
見てます。安価取ってくれるかたをお待ちしていました。
今日はもう遅いので明日、更新予定です。
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/11(土) 18:20:44.29 ID:7VQwzXlk0
カナタ「ずっとこの部屋に飾っておくからさ、見たい時にいつでも見に来ていいよ」

そう言って私は頭を撫でた。

イーブイには悪いが、イーブイのために買ったものじゃない。部屋におく観賞用のものだ。

それにこれをあげることで他の子が嫉妬したらまずい。

最悪リーフィアが「私にはくれなかったのにイーブイにはくれるんですね……」と落ち込んでしまったらフォローが大変だ。

残念そうにしているがここは譲らずにいよう。

撫でられ続けて、ん、とこそばゆそうにイーブイは声をあげたが、しばらく撫でられてから、わかった、と低いトーンの声で呟いた。





↓1 まだ寝るまでは時間がある。何かしようか?
会話
(内容は
 @イーブイって、部屋お片付けしてる?
 A「ねぇ、お兄ちゃん」口を開く前に先にイーブイが口を開いた。
 Bイーブイって好きな曲ある?
 C「お兄ちゃんって甘いもの、好き?」喋る前にイーブイが質問してきた。
 D自由安価(要記述) から選択)
ボディタッチ
遊ぶ(のち内容安価)
風呂
自由安価指定(要記述)
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/11(土) 18:38:08.62 ID:7VQwzXlk0
中断します。安価下
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 18:38:57.06 ID:A9wQC5rh0
会話2
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/11(土) 21:49:11.34 ID:7VQwzXlk0
再開します。一番シリアスな選択肢を選んでいくのか……
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/11(土) 21:50:47.98 ID:7VQwzXlk0
イーブイ「ねぇ、お兄ちゃん」口を開く前に先にイーブイが口を開いた。

カナタ「何?」

イーブイ「お兄ちゃんって、誰か好きなブイズいるの?」

カナタ「いるよ」

イーブイ「えー?やっぱり?えへへ、私?なんて、へへへ」

カナタ「ははは」ここは正直に言わないでおこう。

イーブイ「へへ……ね、好きになったら、人ってその子をどうするの?」

カナタ「どうするって……それは……幸せにするつもりだけど」

イーブイ「どうやって?」

カナタ「どうやって……ってどうしたんだ、イーブイ。さっきから」

イーブイ「ポケモンってさ、好き同士になったら……その……子供を作って、ずっと一緒に暮らしていくんだってブラッキーお姉ちゃんから聞いたの」

イーブイ「それが幸せにすること……なのかな」

イーブイ「でも、人とポケモンって、子供を作れるのかな」

イーブイ「ポケモンと人で子供を作れないなら、幸せにするのってどうするのかな、って思って……」


↓1どう答える?
@子供を作ることが幸せにする、ってことじゃないよ
A愛し合っている二人で作り上げるものって、子供だけじゃないんだよ
B何が二人にとっては幸せになるかはその時次第だし、幸せの定義によると思うんだ
C自由安価 要記述
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 21:51:56.96 ID:iJ+9zg7DO
2
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/11(土) 22:43:42.91 ID:7VQwzXlk0
カナタ「うーん」確かに人間とポケモンは子供が作れない。どう答えようか。

カナタ「まずね、愛し合っている二人で作り上げるものって、子供だけじゃないんだよ」

イーブイ「……えーっと?」

カナタ「例えば、子供だけじゃなくて、一緒に生活していく住まい……えーっと、おうちとかも、一人で生活していく訳じゃないんだから二人で作り上げていくものでしょ」

イーブイ「うん」

カナタ「それとか、あと二人で一緒に旅行したりするのなんかも、一緒に思い出を作っていくって意味では二人で作ってくものでしょ」

カナタ「そういう風に、子供を作って幸せになるっていうのが人間は当たり前じゃないんだ。ブイズの中では違うかもしれないけどね」

カナタ「幸せの形は人それぞれだし、子供を作らなくても幸せな人間はいっぱいいるんだ」

カナタ「だから、もし私がブイズと結ばれたら、子供を作らなくてもその子を幸せにできるように、頑張って何が二人の幸せになるか、模索して二人の愛の結晶を作っていくつもりだよ」

自分で言っていてなんだか恥ずかしくなるくらいキザでカッコつけている言葉だ。今鏡を見たら顔は真っ赤だろう。

イーブイ「模索?」

カナタ「ええと、探すって意味かな」

イーブイ「そっかぁ」

納得したのか納得してないのかよくわからない顔だが、考え事をしている顔だ。

カナタ「イーブイも大きくなったら、分かると思うよ」

イーブイ「もー、わかんないかもしんないじゃん」

カナタ「わかるわかる、わかるって」

イーブイ「その言い方!また子ども扱いして!もー!」

イーブイは布団に頭から突っ込んだ。

イーブイ「寝るよ!もう子ども扱いできないよう、大人の魅力でお兄ちゃんをメロメロにするんだから!」

カナタ「どこでそんな言葉を覚えた」少し笑った「寝る前にお風呂は?」

イーブイ「そんなの必要ないもん」

カナタ「大人のレディはキレイ好きなのが条件だよ」

イーブイ「えー?」

カナタ「少なくとも私はそうだよ?」

イーブイ「んもー!入ってくる」

ドアを出てお風呂に行ってしまった。
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/11(土) 22:51:41.04 ID:7VQwzXlk0
カナタ「イーブイ、起きてる?」

イーブイ「起きてるよ」

別々に風呂に入ったので先に寝てないか心配だったが、取り越し苦労だったようだ。

無理くりイーブイは私の腕の中に入ってきた

カナタ「さぁて、大人の魅力って何?ん?」

イーブイ「舐めないでよね!いくよ!」

イーブイ「ぎゅ〜〜〜〜〜〜〜」まず腕に力いっぱいしがみついてきた。強すぎて痛い。

カナタ「おお?」

イーブイ「すり〜〜〜〜〜〜〜」顔をすりすりしてきた。勢いが凄い。摩擦でも起こす気か。

カナタ「おー……」

イーブイ「ちゅ〜〜〜〜〜〜〜」ほっぺにキスされた。というか吸い付かれた。

カナタ「……おお」

イーブイ「メロメロになったぁ?」

カナタ「なるかい!」勢いよく突っ込んだ

イーブイ「くっ……かくなるうえはエーフィお姉ちゃんが言ってた『ぱふぱふ』っていうのを……」

カナタ「できないから!」知識の出どころはエーフィか。

イーブイ「んー、わかんない!お兄ちゃんのとんちんかん!ぼくねんじん!しんかんせん!」

カナタ「意味わかってないでしょ」

イーブイ「もー、寝る」

ふて寝とばかりに背を向けた。

カナタ「大体、子ども扱いされたくないところから何でいきなり私を大人の魅力でメロメロにしようと思ったんだ」

イーブイ「最近お兄ちゃん、気分がよく落ち込んでるよね」

カナタ「……否定はしない」

イーブイ「だから、大人の魅力?っていうのにメロメロになったら元気になるかなって思って、へへへ」

カナタ「へへへ……って」

バトルに負けて落ち込んでいた私を元気づけようと思っての行動だったのか。

少し胸が熱くなった。

イーブイ「……それに、いつこの生活が終わるか分からないから」

カナタ「イーブイ?」

イーブイ「ねえ、お兄ちゃん。約束してくれる?ブイズの中で、誰かがいなくなっても、他のみんなを幸せにしてくれるって」

カナタ「何、急に」

イーブイ「なんでもないよ、それよりどうなの?」

不穏な一言だ。まるで誰かが私の前からいなくなることが分かっているかのような。

イーブイは何を察知しているのだろうか。瞳を見つめたが、真意は分からなかった。



↓1 どう答えようか?
@もちろん、約束するよ
A時と場合によりけり、かなあ。でも、なるべく幸せにできるよう頑張るよ

↓2 コンマ一桁×3 イーブイの好感度上昇

↓3
【16日目朝】
起床判定 コンマ2桁
0〜33 早く起きられた。
34〜66 普通に起きられた。
67〜99 寝坊した。

今日はここまでで。
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 22:52:33.78 ID:2blI4BJH0
1
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 23:01:27.54 ID:iJ+9zg7DO
乙です
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 00:01:11.57 ID:Bcz3WH8n0
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/16(木) 23:57:26.73 ID:qzu++6vh0
>>791時点での好感度一覧】
シャワーズ:100
ブースター:100
サンダース:80
エーフィ:88
ブラッキー:40
グレイシア:80
リーフィア:100
ニンフィア:70
イーブイ:87
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/16(木) 23:58:19.54 ID:qzu++6vh0
シャワーズ
けんしんてきな がんばりや

一番カナタと付き合いが長い。カナタが最初に貰ったポケモンであるイーブイが進化した姿。
そのためにカナタの好物、好きな行動、嫌いな事、弱点などカナタに関する知識は飛びぬけて多い。また、カナタに日常的にブイズの目線から見た様子の変化を伝えている。

???


ブースター
おくびょうな ロマンチスト

以前のトレーナーに虐待されていたところをポケモンセンターに保護され、そこでカナタと出会った。
恐怖の対象、孤独から救ってくれたカナタを愛し、種族の垣根を越えて恋人同士になりたいと願っている。

???


サンダース
ゆうかんな ファイター

???

???


エーフィ
でんぱな のんきっこ

常にいい意味ではっちゃけている。道端で車に轢かれそうになっていたところを保護された。
『俺』のことは好きだが、理由は時間と場所によって変化する

???


ブラッキー
げんじつてきな どくぜつか

【NEW】カナタが誇る、手持ちのブイズで最も強く育て上げたポケモン。少し男勝りである。野生で出会った。
カナタがバトルで困った時には矛にも盾にもなる。カナタの事はトレーナーとして育て上げてくれた恩があると常々語っている。

???


グレイシア
クールな りょうりにん

表情が乏しく感情が読み取りにくい。野生で傷ついていたところを出会った。
カナタの事はある程度好きではあるが、どんなことをすれば好意を伝えられるか悩んでいる。

???


リーフィア
きよわな きれいずき

非常にシャイで自己評価が低い。前の飼い主に捨てられた廃工場で出会った。
カナタの事はそこそこ好きではあるが、顔が赤くなっているのを誰かに見られるのが恥ずかしいらしくまだまだ道は長いようだ。

自分の事が嫌いで、徹底的に自分とカナタへの気持ちを押し殺している。
元々掃除は好きだが、実は「何かで役に立たなければこの家を追い出されてしまう」、「自分自身が汚いからせめてそれ以外は綺麗に保っておこう」という半ば強迫観念に近い思い込みがある。
また、部屋は整頓されつくしているように見えるが実は部屋には趣味の『オタクグッズ』が大量に眠っている。
「汚い部屋だとうっかり(そういうものを)他人に見られてしまう」という意識から意図的に掃除が好き、と自ら口にしているようだ。
ニンフィアとは気が合うが、根を詰めすぎていないかよく心配している。
しかし本人の性格上口に出すことは一生ないだろう。
絵は超ド下手。だが本人はめげずにそれ以外(文章等)で二次創作をこっそり行っているようだ。



ニンフィア
まじめな げいじゅつか

一人称はボク。へこたれないイーブイが進化した姿。譲り受けた卵から孵した。
カナタの事も好きだが、カナタだけでなく自分とその作品を褒めてくれるものが総じて好きである。

???


イーブイ
むじゃきな いいこ

【NEW】無邪気で天真爛漫なポケモン。数か月前マユから譲り受けた。
カナタの事もブイズのみんなのことも大好き。素直ないい子。今日も一日笑顔でおはよう!

???
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/17(金) 00:57:07.61 ID:DxjW3Cyb0
カナタ「もちろん、約束するよ」

イーブイは真剣そうな顔で私の顔を見ていたが、やがて破顔一笑、にっこりと笑った。

イーブイ「約束ね」

カナタ「うん、約束する」

イーブイ「じゃあぶいは早く寝ます!良い子なので!」

私の腕からすり抜け、イーブイは布団にくるまった。


『ブイズの中で誰かがいなくなる』

その言葉が重く私に残っていた。

イーブイは何を感じ取っているのだろうか?誰かが死ぬ、もしくは家出でもしようとしているのだろうか?

それとも、最近私をつけ狙う奴らの魔の手が迫っているのだろうか?

例えば、グレイシアが誰かに奪われたとしたら?彼女がいなくなる未来があったとしたら。

考えたくもない。だが、イーブイの言葉でふと考えてしまった。

もしシャワーズがいなくなったら、ブースターがいなくなったら、サンダースがいなくなったら……

もし、リーフィアがいなくなったら。

誰か一人でも欠けたら私は冷静さを失うだろう。それどころか、精神が病んで廃人のようになってしまうかもしれない。

それほどまでに私は彼女たちを愛してしまっている。


母と離れる前にシャワーズ(となるイーブイ)に出会ってからほぼ10年、私の生活はブイズ一色だった。私の傍らにはいつも誰かがいた。

子育てできない父の代わりに私の遊び相手になってくれて、それ以来ずっと支え続け、いまだに私を助けてくれるシャワーズ。

死んだ目だったが、私や仲間と触れ合い続けトラウマを払拭していき、振り向かずとも私に無償の愛をくれるブースター。

ジムチャレンジもポケモンリーグも、もちろん今も私をバトルという形で支え続け、恩返ししたいと考えているサンダース。

車で轢かれそうなくらいのんきだったりわざと英語を使ったり、でもそれもフリで、みんなを和ませたくてわざとお茶らけているエーフィ。

私のことは嫌いでもみんなを好きでいてくれて、仲間のことを一番に気にかけてくれるブラッキー。

無表情だが、それに悩んでいて、でも料理にサプライズを仕込むお茶目さもあるグレイシア。

私が好きだが自分自身のことは嫌いで、自分が周りに迷惑をかけてないか悩みつつも、愛されようと努力するリーフィア。

熱中したら一直線で、倒れるくらい頑張り屋で、私を信頼してついてきてくれるニンフィア。

そして、まだ出会って間もないイーブイ。


カナタ「全員私の家族だ」

イーブイは既に寝息を立てていて、誰も聞いちゃいない。それでも私は虚空に向かって呟いた。

答えるものなど誰もいない。

不安でいっぱいだが、悩んでいても仕方ない。

誰かがブイズを私の元から奪おうものなら、私は鬼になろう。誰かが病に倒れそうなら寄り添おう。そう決意して瞼を閉じた。

そういえば、ニンフィアが来てからはブイズ全員で健康診断はしていない。今度ポケモン病院で健康診断の予約を入れるとしよう。
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [!蒼_res]:2020/04/17(金) 00:57:59.81 ID:DxjW3Cyb0
※トゥルー(ハーレム)ルートに入れるようになりました※
※進みますか?※

↓2〜4 多数決
はい/いいえ
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/17(金) 00:58:29.53 ID:DxjW3Cyb0
今日はここまでで。安価下から。
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 07:22:39.38 ID:8udmZgwH0

いいえ
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 07:39:25.90 ID:fd765z7e0
はい
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 08:32:52.52 ID:icUuv8YDO
ハーレムルートに入ると他のルート見れなくなるみたいだし、とりあえずいいえ
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/19(日) 19:41:11.22 ID:OBXA7q0T0
【16日昼】
↓1連れていくブイズを選択してください。最低1匹最大6匹です。左から順に指定したポケモンの並びにします
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/20(月) 06:32:20.37 ID:kJgW3M3s0
リーフィア ブースター シャワーズ
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/29(水) 23:14:25.45 ID:sKEkFGvL0
朝日が目に染みて、私は目を覚ました。

目覚まし時計が鳴っていない。イーブイが蹴飛ばして床に落としたようだ。

驚いてベッドから飛び起きた。壁掛け時計を見る。

普通の時間帯だ。目某していなくてよかった。ただ、この時間だとサンダースと朝の走り込みはできない。むくれているだろう。


サンダース「おー……おはよう」

予想に反してサンダースは怒っていなかった。それどころか疲れている様子だ。

カナタ「サンダース、どうしたんだその寝癖」

サンダース「あー、これ?寝癖じゃねーよ。池に落ちてずぶぬれただけだ」

カナタ「池?」

サンダース「ああ、家からちょっと行ったとこにちっちゃな池があるだろ?そこで」

カナタ「何でそんなとこまで」

サンダース「あー、トレーニングついでに食費浮かそうと思って魚釣り……あれ?これ釣りか?漁?結局一匹も取れなかったけどな」

シャワーズ「もー、そんなことするなら私が行ったのに」

サンダース「お前の手を煩わせるまでもねぇだろ」

シャワーズ「いや、水の中だから得意分野……」

サンダース「……あ、やっべそっか、何考えてんだ俺」

カナタ「とりあえず風邪を引くといけないし、今日はサンダースお留守番ね」

サンダース「えー!?ちょっと待てよ」

カナタ「えーでもちょっとでもない!家にいる!」

指を指すとシュンとなってしまった。
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 22:47:23.25 ID:rM22vVBp0
保育士A「カナタくん、ちょっといい?」

出勤すると、先輩保育士が手招きしてきた。

カナタ「なんですか?打刻の後で……」

言う前に服を引っ張られて引き込まれた。

保育士A「あれ見て」

指を指す方を見た。

誰だろう。まるでヤクザのようないでたちで、髪をオールバックにしている白いスーツの男が戸口に見える。目に痛い真っ赤なネクタイをしていた。

園児たちは……女の子は離れて様子を見ているが、男の子は彼の出したカブトムシのポケモンに夢中になって群がっている。

カナタ「……誰ですか?」

保育士A「ごめん、あれお兄ちゃん」

リーフィア「えぇ……」

カナタ「怖いお兄さんですね」苦笑いが顔に出てないか心配だ。

保育士A「あ、堅気だからね!?勘違いさせてごめん。あんななりだけどエリートトレーナーだから」

保育士A「実は、家でこの前カナタくんの事話したんだ。そしたら『男が職場に入ったぁ?』って言って乗り込むって聞かなくて……必死に止めたんだけど」

カナタ「乗り込んでどうするんですか」

保育士A「悪い人かどうかポケモンバトルしてみるんだって」

シャワーズ「妹想いの武闘派だねぇ」

笑い事ではない。彼だって必死だ。過保護ではあるが、妹に悪い虫がついてないか気になるのだろう。

カナタ「ところで、園長は?」今日出勤のはずだ。

保育士A「そう、園長に追い出してもらうの期待したんだけど、言いくるめられちゃったみたいで……」

カナタ「そうですか……どう言いくるめられたのか気になりますが、今は出勤の打刻が先です。行って打刻してから戦えば……」

保育士A「待って待って」服を掴む「カナタくんが戦ったら負けちゃうかも!お兄ちゃん結構強いんですよ?!」

保育士A「カナタくんのポケモンがボコボコにされちゃったら、カナタくんのポケモンたちや子供たちのトラウマになるかもしれないし……」

数日前の敗戦が頭をよぎる。今の手持ちは3匹。敵の手持ちが少なければ戦えるが、自信のない数だ。しかも今日は主力のサンダースがいない。

カナタ「……じゃあ、どうすれば」

保育士A「ここは引き返して、今日休む連絡を入れれば……」

先輩保育士は迷っているようだ。私も実際迷っている。ここは……

↓1 安価
@行って戦おう。まだ負けると決まったわけではない。
A行くには行くが、なんとかなだめて戦わずに済むように頑張ろう。
B出勤するのは危険だ。またいきなり休んでしまうので園長からの評価はダダ下がりになりそうだが、休む連絡を入れよう。
C自由安価 要記述
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 22:52:05.73 ID:URhpR3gR0
2
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/05/19(火) 23:50:00.53 ID:rM22vVBp0
途中まで書いたのですが、やっぱりしっくりこなかったので書き直してきます
今日はここまでで。
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/22(金) 02:22:29.04 ID:reVVW6tG0
カナタ「行くには行きます。けどなんとかなだめて戦わずに済むように頑張ります」

保育士A「引きとどまる……んですかね……?」

私は先輩保育士を手で押しとどめ、戸を開けた

カナタ「おはようございます」素早く動いてタイムカードを切った。

保育士A「お、おはようござい」

???「ふふ……妹、やっぱり仕事着も似……ン゛ン゛じゃなかった」

???「ふん……君が件の新人だね……」

カナタ「あ、はい」一瞬でかっこいいイメージが台無しになった。

???「ふふふ……そうかそうか!妹が褒めまくっていたバトルもピアノもうまい新人と聞いてどんな奴かと思ったが……こんな子供が褒められてたとはな!」

先輩保育士は顔を赤くしている。

???「こんな子供なら妹の恋人として認めるわけにはいかない。プロとしてオレが直々にその鼻をへし折ってやろう。バト」

カナタ「ちょ、ちょっと待ってください」

ボールを出そうとしてたため、私は手のひらを前に出し制止した

???「なんだ」

カナタ「……お兄さん、そもそも誤解してますよ。私はあなたの妹さんと特別な仲というわけではないんです。職場仲間なだけです。あなたと戦う必要はないんですよ」

???「ウソを言ってもすぐわかるぞ」

カナタ「これが嘘をついている顔だと思いますか」

エリートトレーナーは私の顔を覗きこんだ。


↓1 コンマ2桁
1〜33 「……確かに言われてみれば、こんな弱弱しい奴を妹が好きになるかは疑問だな」顔を覗きこんでいる。
34〜66 「……顔からはわからん。だが疑わしきは罰せよ、だ。昼休み、園のすぐ外で待っているからな」そう言って出て行った。
67〜99 「ええい、問答無用、勝負だ」ボールを取り出した。仕方がない。戦うしかない。


1レスだけ更新しておきます。
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 06:17:37.25 ID:KFyAJGlI0
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/25(月) 00:14:04.49 ID:1yvJhWt90
???「……確かに言われてみれば、こんな弱弱しい奴を妹が好きになるかは疑問だな」顔を覗きこんでいる。

カナタ「そうでしょう。だからもう一度家族と話し合って」

保育士A「ハル!ちょっと来て、もう!」兄の耳を引っ張る。ハル?が名前だろうか。

???「いてて、ああくそ、分かった分かった行くよ」

???「とにかく、妹は渡さないからな!もし妹と付き合うなら俺が相手になるからな!」

耳を引っ張られて出て行ってしまった。

ブースター「凛々しかったですよ、カナタさん」

カナタ「そうでもないよ……?」

目を輝かせたブースターと私の足にしっかりしがみついているリーフィアをボールに戻し、着替えに私は向かった


↓1コンマ2桁20以下で@トレーナー遭遇
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 00:15:09.64 ID:ggnx42Ao0
そい
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/25(月) 00:23:47.48 ID:1yvJhWt90
園長「カナタくんはまだこれについては知らないわよね?」

子供たちがお昼寝の時間で寝ている間、ノートを書いていると園長にプリントを渡された。

上に大きく えんそくおはなみかい と書いてある。

ちら、と目だけでカレンダーを確認する。4月の行事に遠足お花見会とあった。

カナタ「ええ」

園長「今年はここ、西の山の大池のほとりまで散歩するコースなんだけど、場所は知っている?」

カナタ「ええと……廃校のある方角ですか」

園長「あー、えっとね、西は西でも北西にある方の山ね」

カナタ「あ、そっちはちょっとまだ……」

園長「うーん、そう」

カナタ「何かあるんですか?」

園長「教員全員が引率として目的地まで行くのに荷物を持っていくんだけど、持って歩くにはちょっと多くてね。去年は自動車の免許持ってた人いたから大丈夫だったんだけど……定年退職でね……」

園長「年齢が年齢だから自動車はないけど、普通二輪の免許持ってたりする?カナタくん。持ってたらバイクで荷物運ぼうと思うんだけど……」

カナタ「いやあ、ないですね」

園長「じゃあ別の方法考えないとねぇ……」

カナタ「あの、園長ってポケモン持ってますよね」

園長「もちろん」

カナタ「エスパータイプのポケモンとかひこうタイプのポケモンとかいないですか」

園長「テレポートやそらをとぶね?」

カナタ「そういうことです」

園長「ひこうは辛うじてペラップがいるけど、体格からして難しいわね。けどポケモンに持たせる案はいいわね。ありがとう」

ちら、と私はリーフィアたちを見た。

襲撃者の件やブラッキーが乱暴された件もある。みんなを連れて行くかは少し考えておこう。


↓1 コンマ2桁50以下でAトレーナー遭遇
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/25(月) 00:46:32.24 ID:1yvJhWt90
今日はここまでで。安価下。
読み返してて思ったのですがこのSSもう書き始めて3年目なんですね(更新止まったり遅かったり1レス更新が多すぎて全然そんな気してなかったですが)
いつも読んでいただいてありがとうございます。
ED目指して頑張ります。
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 07:07:42.58 ID:bSR42nXq0
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 07:23:36.37 ID:CZQ9W9zY0
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 12:08:46.69 ID:1yvJhWt90
2017年からだから3年目じゃなくて4年目でした…
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/05(金) 17:21:50.77 ID:TOpYF/5e0
シャワーズ「ねえカナタくんカナタくん」

帰りの準備をしているとシャワーズに服を掴まれた。口でくわえているので咥えられたとするのが正しいが。

カナタ「何?」

シャワーズ「明日は久々の休みだよね?行くべきところがあるんじゃない?」

カナタ「行くべき……?」

シャワーズ「こう」

何もない空中で首を捻り、何かを咥えて地面に置いた。

その後、何かを一つ一つ持ち上げる動作をする。

パントマイムか。これは……。

カナタ「駅前の……スイーツショップでグミ食べ放題!?」

シャワーズ「そうそうそうそうこうやってひとつひとーつグミ乗っけてお皿一杯にしてテーブルに載せていただきまーす……って違う!ぐへえ」ペチ、と頭を軽く前足で叩かれた「本でしょ」

サンダースと話してたシャワーズの立ち読みの件かと思ったが、もう一つ思い当たる節があった。

カナタ「返却期限……?」

シャワーズ「グレイシアの借りた本、もう期限過ぎてるんじゃないの?」

うっかりしていた。返却期限は1週間後だからとっくに過ぎている。

健康診断の予約、ブースターの遊園地デート、画廊へ運び込むための業者との打ち合わせ、そして図書館……やることが山積みだ。

カナタ「そうだったね、明日返しに行くよ」

シャワーズ「それと……レポート見た?」

カナタ「忙しくて見れてない。後で見るよ」

シャワーズ「む……まあいいけど」

むくれている顔が可愛くて指でつつこうかと思ったが、園児が通りかかったのでやめた。


↓1 コンマ2桁70以下でBトレーナー遭遇

続きは夜少しだけ更新します
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 17:36:26.71 ID:0vvoSBqZ0
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/05(金) 21:52:32.44 ID:TOpYF/5e0
昼にトレーナーと会わず、今日の収入はなかった。

カナタ「今日は誰も来ず、か」ぼんやりブイズたちを待つ。シャワーズが私の服を引っ張る。

カナタ「何?」

シャワーズ「ね、あれ」

首で指した方角を見ると、リーフィアが女の子の園児とおいかけっこをしていた。

危なっかしいが、室内なので転んでも擦り傷くらいしかできないだろう。

シャワーズ「もうちょっと待っててあげよっか」

カナタ「そうだね」

子供が怖いと言ってたリーフィアが、あんなに仲良く遊べるようになるとは。勇気を振り絞っての事だろう。

あとでめいっぱい撫でてあげよう。


昼行動でパーティに加えたブイズは好感度が上がります
↓1コンマ一桁分上昇

所持金
(−1866円)
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 21:57:50.34 ID:c/QPzazDO
はい
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/05(金) 23:44:19.02 ID:TOpYF/5e0
イーブイ「お兄ちゃん!来て来て!」

家に帰るとイーブイが一番に駆け寄ってきた

カナタ「ただいま、どうし」

イーブイ「目つぶって口開けて」

言われるままに目をつぶって口を開けると、何かを口に入れられた。

これは……コーヒーゼリー……か?苦みが薄味でよくわからない。

イーブイ「ねね、いいでしょ!グレイシアお姉ちゃんと一緒に作ったんだ」

咥えているスプーンを置いてから喋った。

苦みも薄いし生クリームの甘さも少ない。正直物足りないが……。


↓1
@「ありがとう、美味しかったよ」と嘘でも言う
A「味薄いね……」と正直に言う
B「もっと生クリームが甘い方が好きかな……」と控えめに意見する
C自由安価(要記述)

今日はここまでで。
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/05(金) 23:51:18.75 ID:4qHj35np0
3
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 21:56:05.16 ID:TD3Yzr3K0
カナタ「もっと生クリームが甘い方が好きかな……」控えめに意見した。

味が薄すぎて食べられないなら味が付くよう意見したらいいだけの話だ。

イーブイ「えー、でも、甘すぎない?」

グレイシア「やはり甘い方が好きですよね」

イーブイ「でも甘すぎると豆乳病にかかるってサンダースお姉ちゃんが」

カナタ「大丈夫だよ、ちょっとくらい。あと豆乳じゃなくて糖尿ね」

イーブイ「えっ!?体が豆乳になるんじゃないの?」

ブラッキー「なるわけないでしょ」

イーブイ「……でも体に悪そう」

ブラッキー「カナタの分だけ甘くしときゃいいのよ」

ブースター「ブーも甘いのがいいので甘くしてください」

グレイシア「試作だから、材料ない。ごめんなさい」

わちゃわちゃしているところにチャイムが鳴った。きっと何か郵便物だろう。


↓1 コンマ2桁 3の倍数の時イベント発生

↓2(〜帰宅後夕食前〜)
ブイズを部屋に呼びます(一匹選択)

【日記を書く】?
↓3 YES/NO
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 21:58:04.15 ID:09fNfrxu0
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:11:11.73 ID:jS1I1HWA0
リーフィア
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:15:34.54 ID:WJmQNE6DO
YES
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 22:35:06.21 ID:TD3Yzr3K0
↓1 発生イベント安価
1〜45 マユから贈り物が届いた
46〜75 ツクモから手紙が届いた
76〜90 ???
91〜99 「こんにちは」ドアから陰気な男が覗いてきた。この男、図書館で会った気が……
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 22:38:13.54 ID:WJmQNE6DO
はい
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