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【安価・コンマ】オリ主トレーナー「ブイズとイチャイチャする」【ポケモン】★2

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897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/07/26(日) 01:54:18.52 ID:U14a2zi50
リーフィア「……っ……カナタさん」

屋根をあがると、驚いた表情でリーフィアが屋根の端にいた。

風が吹けば落ちてしまいそうだ。

人間が死ぬ可能性がある高さは3階から上の高さだと聞いたことがある。ここは2階だが、華奢なポケモンの場合人間より簡単に死ぬ可能性がある。

リーフィア「……どうして、ここが」

カナタ「なんとなく、だよ」にじり寄る

リーフィア「……来ないで、ください」

カナタ「リーフィア?」

リーフィア「正直、物凄く私は安心しています。私の心がカナタさんと通じ合っていて、しかも両想い。こんなに幸せなことがあるんでしょうか」

リーフィア「……普段から、私のことを愛して、受け入れていてくれて、私はもう一生分幸せなことを手に入れた気さえするんです」

今にも泣きそうなのに、嬉しそうな表情がひどく不気味だ。

カナタ「何を、言っているんだ」意味が分からない。

リーフィア「こんなに幸せな今でも、心の中で私自身が疼くんですよ。どうしてお前は死なないんだ、って。馬鹿らしいですよね。こんなに両腕いっぱいの幸せを手に入れても、それでも心の中が埋まらない。なんでこんなに私はあさましいポケモンなんでしょうか」

リーフィア「心がどうしても疼いて、だから今日は、ここに来ました。もう一つの理由で、カナタさんが私のことを分かってくれているんじゃないかと思って試したのもあったんですけど、やっぱりカナタさんは私のことがよくわかっているみたいです、えへへ」

リーフィア「どうしようもないんですよ。過去のフラッシュバックで、飼い主に殴られ蹴られた記憶、野良時代の無視された記憶、そして今の失敗の記憶……全部返ってくるんです。プラスになんて、そう簡単に出来たら苦労ないですよ、えへへ、へへ……へ……」

笑顔なのに、大粒の涙があふれて止まらなくなっている。

リーフィア「カナタさん……私……自分が変えられそうもないです……どうしても、辛くて……心がひどく乾くんです……」

カナタ「大丈夫だ、リーフィア……自分で自分が変えられないなら、私も一緒にそれの手伝いをしよう、だから戻ってきてくれ」

リーフィア「だって……だって……ダメなんです……私が……カナタさんの未来を……想ったら……そんなの……恋人なんて……」

カナタ「想像できないならできるようにすればいい!」こんな声近所迷惑かもしれない。でもこれくらいがいい「不安がることはない。私がいる。みんながいる。辛い記憶なんて全部楽しい記憶で塗りつぶそう」

リーフィア「そんなの……できますか……?」

カナタ「できる。だって」腕を広げた「私が君についているから」

リーフィアは顔をくしゃくしゃにして涙を流し、もう、と呟いた。

リーフィア「信じますよ」

カナタ「存分に」

リーフィアが歩き出した時、突風が吹いた。

リーフィア「あ」信じられないくらいスローモーションで見えた。足が滑っている。まずい。

リーフィア「れ」その場所はまずい……!


↓1 判定@ コンマ2桁 5の倍数の時、屋根から落ちる前にリーフィアを掴める
↓2 判定A コンマ2桁 4の倍数の時、リーフィアの足をギリギリ掴める
↓3 判定B コンマ2桁 2の倍数か3の倍数の時、落ちゆくリーフィアに飛びつける
(判定@〜Bのすべてを外すとBADEND、Bのみ地面への当たり所判定があり失敗するとカナタ死亡BADENDです)
今日はここまでで。明日もできれば更新します(明日でクライマックスになるといいですね)
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