志希「ラブリーチャーミー! 『ワルニナール(悪になる)』だよ♪」

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78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 23:48:55.73 ID:IlzKxIZw0
光がどんな悪になるのか気になるな
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/13(金) 23:51:38.50 ID:OFsuuZXWo
>>78
悪のイメージは豊富だろうし、特撮の「吐き気を催す邪悪」を凝縮させた感じになるんじゃない?
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 02:49:36.98 ID:4mMreP/DO
ワルイコアリスチャン



つまり、ようやく柚にいちごパスタを!
81 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:32:50.24 ID:ZMTUg1CX0
ケース4. 堀裕子

(10分前)

志希「ユッコチャ-ン」

裕子「シキサン! オハサイキック!」

志希「クスリアルヨ」

裕子「サイキックデスネ!」

志希「イエス」

裕子「イタダキマスゴクゴク」

志希「ニャハハハ♪」

裕子「...マエニモオナジヨウナコトガアッタヨウナ?」

志希「キノセイダヨ-♪」

ボン!!
82 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:33:29.92 ID:ZMTUg1CX0
(現在)

裕子「ふふふ…私は世界を滅ぼすべく生まれた悪のサイキッカー…」

裕子「その名も堀裕子です!」ババ-ン!

P「…おぅ」

裕子「ふはは。驚きのあまり声も出ませんか。プロデューサー!」

P「驚きのあまり声も出なかったよ。ユッコ」

P「予想通りキミは『愉快な悪堕ち』をしてるね」
83 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:34:29.69 ID:ZMTUg1CX0
裕子「ゆ、愉快ですと! 聞き捨てなりません! 私は人々に恐怖を与えるワルなのですよ!?」

P「ほほう。そいつは怖い」

裕子「馬鹿にしてー! むーっ!」プリプリ

P「怒っても可愛いだけだぞ。悪のサイキッカー」

裕子「ふっ…私を小娘扱い出来ているのも今のうちだけです!」

裕子「プロデューサーを吹き飛ばしてあげます!」

裕子「む…むむむ…ムムムーン!」

カッ!

裕子「ムムーン!」

シャキ-ン! サイキックポ-ズ!
84 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:34:55.64 ID:ZMTUg1CX0
P「…」

裕子「…」

P「あん?」

裕子「…お、おかしいですね?」

P「とりゃ。正義のおしおき物理チョーップ」

ガスッ!

裕子「あぐぅ。ジムノペディッ」
85 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:35:35.39 ID:ZMTUg1CX0
(事務所・和室)

P「はい。正座」

裕子「も、もうしてます…足が痺れてます…」

P「痺れてるのか?」

ツンツ-ン

裕子「ち、ちょっとぉ! 足の裏をツンツンしないでくださいプロデューサー!!」

P「了解」

ツ-...サスサス

裕子「ひ、ひゃっ! 指先でなぞらないでくださいぃっ!!」

P「頑張れ。悪のサイキッカー」

裕子「くぅ…こ、こうなったら足の痺れをプロデューサーに転送してやります!」

P「できるものならやってみろ」

ツンツンツン

裕子「あぅあぅあぅ」ビリビリビリ
86 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:36:03.15 ID:ZMTUg1CX0
裕子「ぐぅぅぅ…今こそ私のワルサイキックパワーを見せてやります!」

裕子「むむ…ムムムーン!!!」

カッ!

裕子「…」

P「…」

裕子「…あの」

P「うん?」

裕子「…すみませんでした。もう正座のお仕置きはヤメテクダサイ…」

P「あと10分」

ツンツンツン

裕子「みゃーっ!」
87 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:36:55.23 ID:ZMTUg1CX0
(10分後)

裕子「」

P「大丈夫かい? ユッコ」

裕子「足が痺れて力が出ない…」

P「アンパンマンかい? ユッコ」

裕子「くっ…這いずってでもプロデューサーにひと泡吹かせてやります…!」

P「ユッコ。パンツ見えてるぞ?」

裕子「えぇ!?」バッ!

裕子「ひぃぃ!! 急に立ち上がろうとすると足がぁぁぁ!!!」ビリビリ

P「パンツは嘘だ」

裕子「わ、ワルです!! プロデューサーはワルです!!」

裕子「よくも乙女の純情をっ!」

P「ユッコ。パンツ見えてる」

裕子「もうその手には乗りません?」

P「首を90度曲げてみてごらん?」

裕子「ん?」

裕子「あああああ!!!! 今度は本当じゃないですかぁぁぁ!!!///」
88 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:37:55.41 ID:ZMTUg1CX0
P「白だったな」

裕子「ひぃーん! セクハラですよぉ!!」ミャ-!!

P「ユッコは可愛いなー」

裕子「おのれプロデューサー! 復讐してやります!」

P「では、今のうちに復讐の芽を摘んでおこうかな」

ヌガセヌカセ

裕子「ち、ちょっと。どうして私の靴下を脱がせているんですか?」

裕子「そして…そのゴルフボール付きの孫の手はなんですか!!」

P「菜々の私物だ」

裕子「そういうことを聞いているんじゃありません!!」

P「覚悟」

スッ!

裕子「まさか…」

P「…」ニヤリ

カキカキカキ...

裕子「ギャァァァァァ!! 広範囲の痺れがぁぁぁ!!!」ビリビリビリ

P「滅びよ。悪のサイキッカー」
89 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:38:25.29 ID:ZMTUg1CX0
(少しして)

裕子「」

P「足の痺れは取れたみたいだな」

裕子「…イジメです」シクシクシク

P「これでもまだ悪のサイキックを続けるつもりか?」

裕子「くぅ…」

P「これに懲りたら悪の道から足を洗うんだな」

裕子「…」
90 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:39:36.87 ID:ZMTUg1CX0
裕子「しかし…そうしたら私の力は何のために使えばいいのでしょうか…」

P「ふっ…わからないのならばこの名刺に連絡をしたまえ」

裕子「こ、これは…!?」

P「アイドル事務所の連絡先さ…そこでは存分にサイキックの腕を振るうことができるぞ」

裕子「…っ!!」

裕子「ありがとうございます!!」

P「気にするな…ふっ」

P「これからよろしくな。正義のサイキッカー」

スッ

裕子「は、はい! よろしくお願いします!」

ガシッ!

ハッハッハッハッハ!
91 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:40:36.97 ID:ZMTUg1CX0
(すぐ隣の部屋)

仁奈「菜々おねーさん。あの2人は何をしてるでごぜーますか?」

菜々「小芝居して遊んでいるんですよ」

菜々「ほら。仁奈ちゃんもペンギンさんの気持ちになったりすると楽しいでしょう?」

仁奈「楽しいでごぜーます!」

菜々「それと同じですよ。あの2人は『悪い人が改心するごっこ』をしているんです」

仁奈「すげーっ!」

菜々「ええ、すごいですねぇ」ズズズ

菜々「あ。このお茶美味しいです…」

ケース4. 堀裕子 end
92 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 10:53:28.94 ID:ZMTUg1CX0
>>80
いちごパスタを振る舞うことは善いことだとありすは認識していると思います
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 11:03:26.04 ID:SdpvXYOMo
自覚のある悪より自覚の無い悪の方がタチ悪いよね
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 11:20:53.24 ID:4mMreP/DO
>>92
つまり、柚におしるこパスタを食べさせる方向なら可能性があるわけですな



つうわけで、早く書かないと由愛が枕営業に出されるSSを書くぜ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 11:22:05.75 ID:7qcXXLAs0
菜々お母…いやこの落ち着き具合からすると菜々おばあちゃんか
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 12:47:49.33 ID:O0xbrOy3O
ありすはいちごパスタを巴に食べさせない
当然柚にも食べさせ…る
なんて悪なんだ
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 13:23:16.18 ID:tYQ3VP+8o
カップラーメンまんを見たときは時代が変わったことを知った
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 13:29:11.28 ID:+/GdiIDmo
もっと悪い子になってもいいのよ?
99 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:27:26.91 ID:ZMTUg1CX0
ケース5. 橘ありす

(事務所)

ありす「はぁ…」

ありす「最近...プロデューサーさんが私のことを軽く見ている気がします」ム-

ありす「一言目には『ありす』...二言目には『可愛い』の繰り返しです...」

ありす「ひとしきり弄り終えるとすぐに仕事に戻ってしまいますし...」

ありす「...」

ありす「もっと大人として扱ってほしいな...」シュン
100 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:28:00.91 ID:ZMTUg1CX0
志希「はーい♪ 悩みを抱える薄幸の美少女・ありすちゃんにピッタリの薬がありまーす♪」ニュッ

ありす「うわぁ! し、志希さんっ!?」

志希「ヘイ。そこのありすちゃん。今日も可愛いねー♪」

ありす「...橘です」イラッ

志希「んふふ♪ ごめんにゃ〜♪」

ありす「うるさいです。志希さん。からかうだけなら放っておいてくださいっ」

ありす「プロデューサーさんだけでも腹立たしいのに、志希さんにまでイジられるとストレスが溜まりますっ」プイ-

志希「ありゃ。ご機嫌ナナメ?」

ありす「ふんっ」ツ-ン

志希「…プロデューサーの気を惹く薬、欲しくない?♪」
101 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:28:34.36 ID:ZMTUg1CX0
ありす「...」

ありす「...どんな薬なんですか?」

志希「キョーミあるんだ♪」

ありす「参考までに聞いておくだけです。興味なんかこれっぽっちもありませんから」

志希「まあいいや。これはね、飲んだ人が『悪』になる薬なんだよ♪」

ありす「ワルになる?」

志希「YES」

ありす「…ワルになる薬がどうしてプロデューサーさんの気を惹くことに繋がるんです」

志希「考えてみてよ、ありすちゃん。学校の先生って優等生の子とうるさい問題児の子。どっちの方を構うかな♪」

志希「優等生のありすちゃんならわかるんじゃない…?♪」

ありす「...」

ありす「...私は放っておかれることが多いです」

志希「そう! そこなんだよありすちゃん!」

ありす「...」
102 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:29:09.86 ID:ZMTUg1CX0
志希「世の中理不尽なものでね。完璧に何でもこなす優等生よりも、少し欠点のある子の方が人の気は惹けるわけ♪」

志希「すなわち。悪になればプロデューサーもありすちゃんを心配してくれるようになるわけさ♪」

ありす「私は大人として扱ってほしいんですけど」

志希「ありすちゃんだって大人っぽい面はあるでしょ? まずはプロデューサーに注目してもらえなきゃ、『大人』の部分を見てもらうことすらできないよ?」

ありす「...」

志希「プロデューサーにきちんと認めてほしいなら、まずは注目されなきゃ♪」

ありす「...」

ありす「…志希さんはずるいです。自分勝手なのに人の悩みを見透かしてるように話して」

志希「♪」
103 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:29:36.37 ID:ZMTUg1CX0
ありす「騙されたと思って薬を飲んであげますよ…薬。ください」

志希「まいどー♪ お代は出世払いでいいよ♪」

ありす「お金取るんですね」

志希「冗談だよ♪」

スッ...

ありす「まったく…では、いただきます」

グビグビ...ボンッ!

ありす「…」

志希「♪」

ありす「…私は悪い子…です」
104 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:30:10.86 ID:ZMTUg1CX0
(少しして)

P「お、いたいた。ありす。次の仕事の打ち合わせするぞー」

ありす「はい。プロデューサーさん」

P「…あれ?」

ありす「何です?」

P「いや…『橘です』っていつも言うじゃないか。どうした?」

ありす「…」

ありす「そんなことどうでもいいでしょう。ほら、打ち合わせしましょう」ツ-ン

P「…おぅ」

P「(なんか調子狂うな)」
105 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:30:41.73 ID:ZMTUg1CX0
(少しして)

P「で、この場面では観客席に向けてウィンクと投げキッス。いいかい?」

ありす「…」

ありす「ヤです」ツ-ン

P「ん?」

ありす「ヤです。投げキッスはやりません」ツ-ン

P「…理由は?」

ありす「嫌だからです」

P「理由になってないじゃないか」

ありす「嫌なものは嫌なんです」ツ-ン

P「…ふむ」

P「(いったいどうしたんだろうな)」
106 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:31:20.79 ID:ZMTUg1CX0
P「投げキッス以外で、どういう演習ならいいんだい?」

ありす「…」

ありす「カッコいいポーズがいいです」

P「今回はキュート系の曲だから、それは合わないかなぁ」

ありす「…でも可愛いのは嫌です」

P「…」

P「ありす。何かあった?」

ありす「別に…何も」

P「わかった。打ち合わせは後でまたやろう。お茶でもしようか」

ありす「…はい」
107 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:31:59.45 ID:ZMTUg1CX0
P「…」コポコポコポ

ありす「(何でしょう…私は悪になったのに…プロデューサーさんにわがままを言うたびに悲しくなります…)」

ありす「(プロデューサーさん…困ってますよね)」シュン

P「はい。お茶だよ」

ありす「…ありがとうございます」

P「…」

P「ありす」

ありす「は、はい」

P「考えてみたけど。さっきの曲でカッコいいポーズは無理だ。全体のバランスが崩れるからね」

ありす「…はい」

P「だからもう一曲ライブに追加する」

ありす「え?」
108 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:32:26.90 ID:ZMTUg1CX0
P「ありすがやりたいことをできるだけ叶えてやりたいんだ。その代わり、さっきの曲は指示通りに踊ってくれないかな?」

ありす「…」

P「どうした? うつむいて」

ありす「...」ポロポロポロ

P「…」

ありす「…」ヒック...ヒック...ポロポロポロ

P「…ほら。ハンカチ」

スッ

ありす「…」フキフキ
109 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:33:06.68 ID:ZMTUg1CX0
ありす「プロデューサーさん…ごめんなさい…ごめんなさい」ズビッ

P「いいよ。何かあった?」

ありす「…私。ちょっとだけ自分のやりたいことをはっきり言ってみたんです。可愛いのは嫌で。カッコいいのが好きなので」

P「…」

ありす「…悪いことだとはわかっていたんですけど…」

P「そっか」

ありす「…やっぱり私は子供ですね」

P「ありす。わがままを言うこと自体は悪いことじゃないよ」

ありす「…」

P「ただ慣れてないからか。ちょっと下手だったな」

ありす「…はい」
110 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:33:45.08 ID:ZMTUg1CX0
P「落ち込まなくていいよ。練習してみよう」

ありす「練習?」

P「これからは1日1回、俺にわがままを言ってみるんだ。そうすれば『ちょうどいいわがまま』がわかるようになるだろ?」

ありす「…迷惑じゃ…ないですか?」

P「迷惑じゃない。ありすが成長してくれる方が嬉しいからな」

ありす「…」

ありす「やっぱり…私、自分の子供っぽさが嫌になります…」

P「…」

ありす「…だから、絶対…絶対に大人になってみせますね」

P「…ああ。楽しみにしてるよ」

ありす「待っていてくれますか?」

P「うん?」

ありす「いいから答えてください」

ありす「き、今日の分の私のわがままです…///」

ケース5. 橘ありす end
111 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 16:36:50.61 ID:ZMTUg1CX0
休憩します
あと1人だけ書きます。
もしリクエストあれば書いておいてもらえると嬉しいです。その中から話が展開しやすそうな子を選びます。

ただ、おまけで「菜々」「仁奈」「春菜」「蘭子」「柚」を書くのでそれ以外の子でお願いします。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 16:39:13.03 ID:Ljc/SIcyo
早耶Pに予め言っておくと、この作者は早耶を無視するからリクエストするだけ無駄だぞ(下参照)
【デレマス安価SS】P「我の意思はすべて安価のもの…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1503051142/
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 16:39:31.39 ID:KrpbQbPso
全然悪って感じしなかったけどそこが可愛い
ありすはほんまええこやなあ

見たいのはちゃんみおかな
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 16:40:49.58 ID:Ykj2o2qlo
紗枝はん
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 16:42:21.29 ID:GKXIoTpHo
早耶は荒らしだから仕方ないね
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 16:51:25.90 ID:3XyT3YprO
光で
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 16:53:20.30 ID:9DbuIyYGo
他のアイドルを荒らしと決めつけるようなのが担当とか柚がかわいそう
いやもしかして、柚も同類だからそういうPが寄ってきたのかな?
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/14(土) 16:53:38.14 ID:4mMreP/DO
キュート一人に後は二人ずつ


つまりキュートな若い娘……加奈でお願いしまむら

でないと>>94の公約を守っちゃうZ・O
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 16:56:30.29 ID:7N1dgeD+o
柚Pはもともと他のフリスクPに「どうせ望みないんだから柚に票集めろ」とか平気で言うクズの集まりだぞ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 17:52:26.86 ID:+/GdiIDmo
加蓮
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 17:53:01.24 ID:sMDRcIg5o
柚の担当Pは「早耶Pは荒らし」って平気で言える人なんですね

担当を前面に押し出して創作する場合、こういう認識される事になるから気を付けよう
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 18:00:29.81 ID:ORI/6D3DO
ちひろで
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 18:16:47.35 ID:/k+EUUfbo
めーこで
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 18:25:17.58 ID:eSJWFhw/o
平和が一番!!
ラブアンドピース!!
愛だよ愛!!
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 18:29:03.53 ID:8RoBcGYr0
礼子さん飲んだらR板案件になりそう
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 18:54:14.57 ID:7qJNRKX5o
川島さんとか面白そう
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 19:54:29.09 ID:X0C1sh2DO
小梅
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 19:55:57.34 ID:7bTW/+tA0
お紗枝はん
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/14(土) 20:06:26.50 ID:JWycUbNj0
美嘉
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 20:20:25.93 ID:ZHe3bt4j0
芳乃は大変なことになりそうだな
131 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 20:23:57.60 ID:ZMTUg1CX0
たくさんのレスありがとうございます、
ラストは紗枝はんで書きます。投稿は明日の夜頃の予定です。
あと少しですがお付き合いいただけると嬉しいです。

それからいちごパスタを柚に執拗に食べさせようとするのはやめましょう! 食べ物を粗末にしているとウサミンが怒りますよ!
132 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 20:25:16.89 ID:ZMTUg1CX0
おまけ

蘭子「我は裏切りの堕天使・神崎蘭子!(ふふん! 悪い子になっちゃいました!)」

蘭子「堕天使は誰も信用しない…近づく者すべてを己の欲の為だけに利用するのよ…!(好き勝手に振る舞うぞー♪)」

P「ほほう。今度は蘭子が悪になったか」

蘭子「うん♪」

P「ところで蘭子。かな子がケーキ焼いてくれたけど食べるかい?」

蘭子「食べるー♪」

P「はい。どうぞ」

蘭子「おぉ…黒き魔石…!(チョコレートムースだー♪)」

P「コーヒーはどうする? ミルクと砂糖?」

蘭子「…銀粉のごとき神の寵愛は拒否するわ(さ、砂糖を入れないままで飲んでみようかなー)」

P「大人だな。じゃあミルクだけ入れるぞ」

蘭子「くくく…我は無垢なる心を天界に忘れし堕天使…当然よ(えへへ。大人でーす♪)」
133 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 20:25:45.00 ID:ZMTUg1CX0
コポコポ...コトリ

蘭子「…安らぎの時(それじゃあ、いただきまーす♪)」

モグモグ

蘭子「♪」ンミャイ

蘭子「…漆黒の雫よ(ミルクのみのコーヒー…いただきます!)」

クピクピ...

蘭子「…」

P「どう?」

蘭子「…ニガイ」

P「砂糖どうぞ」

蘭子「友よ…気遣い感謝する(ありがとうございます…うぅ…)」

終わり
134 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 20:26:38.84 ID:ZMTUg1CX0
おまけ

(夜10時)

仁奈「ふっふっふ…仁奈は悪い子の気持ちになっちまったでごぜーます…」

仁奈「悪いこと大好きです…」

P「なるほど。だからこの時間まで起きてるのか」

仁奈「本当は9時までには寝なきゃいけねーですが…仁奈はワルなので…ふぁぁ…っ」

仁奈「…」ウトウト

P「仁奈。もう寝るかい?」

仁奈「…」

仁奈「…1時間頑張ったらワルですよね?」ウトウト

P「もちろん」

仁奈「じゃあ…寝るでごぜーます…」

パタリ...

仁奈「Zzz…」

P「ソファで寝ちゃったよ…よっぽど眠かったんだな」

仁奈「悪ですよー…」ムニャムニャ

終わり
135 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 20:27:06.78 ID:ZMTUg1CX0
おまけ

柚「プロデューサーサン! 今日のあたしは悪なんだよ!」ドヤッ

P「わぉ。眉間に眉を寄せて迫力があるぞ柚」

柚「えへへ〜♪ もっとすごい顔できるよ♪」

柚「こうだ!」クワッ!

P「可愛い」

柚「怖いでしょー!?」

P「あ、うん。ちょっと怖い」

柚「むっ! ならばこれはどうだー!」グワ-ッ!

P「可愛い」

柚「これも怖くないのー!?」

P「あ、うん。ちょっぴり怖い」

柚「くそぅ! これならいける!」キリッ!

P「可愛い」

柚「…」ム-ッ

P「可愛い」

柚「…」ポコポコポコ

P「痛い痛い。ほっぺたを膨らませて叩かないでおくれ」

柚「怖いって言ってよー!」ム-ッ!

P「可愛いんだもの」

柚「…プロデューサーサンなんか嫌いっ///」

ムギュ-

終わり
136 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 20:28:44.80 ID:ZMTUg1CX0
おまけ

菜々「くくく…今日の菜々はワルですよ」

P「ほほう。どんなワルなんだ?」

菜々「よくぞ聞いてくれました。食後に果物ではなくケーキを食べ、苦い葛根湯を飲む習慣をやめ、面倒くさいので日課のランニングもやめます!」ドヤ

P「なかなかのワルだな」

菜々「はーっはっは。もはや私はただのウサミンではありません!」

菜々「ダークネス・ワルウサミンなのです!」

P「どことなく『任天堂』臭がするネーミングだな」

菜々「ワルになった菜々にご期待ください!」

【次の日の朝】

菜々「ノゥ! 顔がむくんでますっ!」

終わり
137 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 20:29:21.80 ID:ZMTUg1CX0
おまけ

春菜「グラサンをかけてしまいましたぁぁぁぁぁ!!!!」

P「悪だな」

終わり
138 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/14(土) 20:29:52.22 ID:ZMTUg1CX0
休憩します
また明日
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 20:42:14.06 ID:Rj+/vdhSO
休憩は俺が代行してるとあれほどいっているのに
おつ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 20:55:36.49 ID:HoTGncKEo
おつ
あと三時間で明日か・・・
141 : ◆hAKnaa5i0. [sage]:2017/10/14(土) 21:35:55.38 ID:ZMTUg1CX0
>>140
いちめですか?
いぢめですね
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 21:37:36.80 ID:BamV1/p70
お、休憩終わったな!
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 21:40:14.74 ID:4mMreP/DO
いちごパスタを食べ物扱いしないとは……


夜中に柚の布団の中に忍ばせておくか
144 : ◆hAKnaa5i0. [sage]:2017/10/14(土) 21:43:56.37 ID:ZMTUg1CX0
>>142
ヤメロォ!

>>143
柚の体温で溶けた生クリーム…ごくり
はっ、やめるんだ!タベタイ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 22:09:09.35 ID:4mMreP/DO
そこで、柚の女体盛り(ただしいちごパスタ)を想像しない段階で、貴様の運命は地に落ちた


とりあえず由愛を不幸にしてくる
146 : ◆hAKnaa5i0. [sage]:2017/10/14(土) 23:13:52.70 ID:ZMTUg1CX0
>>145
加奈ちゃんはおまけで書くから許してあげて
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 00:25:38.72 ID:dvXc9/6Vo
日付変わったぞ
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 00:58:17.71 ID:Bwii5UUiO
グレープフルーツ愛が凄いスレ
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 05:34:12.48 ID:vP+lXSNDO
>>148
かぼすじゃないのか?
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 12:11:21.44 ID:KYrXUlmjo
>>148
袖だって言ってるだろ
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/15(日) 16:51:09.97 ID:fHVwRC2Yo
馴れ合い気持ち悪い
152 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:44:08.06 ID:0sF/YgNp0
ケース6. 小早川紗枝

志希「(んー、今回はマイルドな展開が多めでちょっぴり退屈だにゃ〜)」

志希「(もっとプロデューサーが身悶えしながらハッピーになるような責めが欲しいんだけど…)」

志希「…おや」

テクテクテク

紗枝「…」

志希「(いいコはっけーん♪)」
153 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:44:34.17 ID:0sF/YgNp0
志希「おーい、紗枝ちゃーん♪」ブンブンブン

紗枝「あら、志希はんやないの。おはようさんどす〜」シャナリ

志希「おっはよう♪ いやー、制服着ててもたたずまいに気品があるねぇ。やっぱり京女は一味違う♪」

紗枝「志希さん、お上手どすなぁ〜。でも、そんな歯の浮くようなこと言うてはると…何かあくどいこと企んでいるようにいぶかってしまいますえ〜♪」ニコリ

志希「…」

志希「わ、悪いことなんて考えてないヨ?」

紗枝「それは失礼してもうたなぁ。ふふ〜♪」

志希「(く。先に釘を刺されちゃったけど、ここは何としてでも投薬したい…!)」

志希「(どうにかして突破口を開く!)」
154 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:46:06.73 ID:0sF/YgNp0
志希「ところで紗枝ちゃん。喉乾いてたりしない?」

紗枝「せやなぁ…いまは喉は乾いてないなぁ」

志希「じゃあ、お菓子欲しくない?」

紗枝「少し前にシューコはんとらんちをいただいたんよ。だからお腹が苦しゅうて何も入らないわぁ」

志希「?ー」

紗枝「なんや…志希はんはまた悪いことでも考えてるんかいな〜?」

志希「違うよ〜。プロデューサーにちょっぴり幸せになって欲しいだけ〜♪」

紗枝「ものは言いようやなぁ」

志希「てなわけで! この新しい薬を飲んで欲しいの!」デデ-ン

紗枝「嫌どす〜」

志希「えー」

紗枝「志希はん。そんなことしたらあかんよ。プロデューサーはんが可哀想やろ〜」

志希「大丈夫。楽しいから♪」

紗枝「志希はんだけやないの。もぉ」
155 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:46:42.96 ID:0sF/YgNp0
志希「…じゃあ、飲んでくれたら代わりに♪」

紗枝「?」

志希「…プロデューサーが紗枝ちゃんにいい子いい子するようになる薬をプレゼントしてあげる♪」

紗枝「…」ピクリ

志希「(お♪ 食い付いた♪)」

紗枝「そ、そんな人をもので釣るなんて…あきまへんよ?」

志希「ふっ、ならば! ハグ薬もおまけで付けちゃうよ!」

紗枝「…」

紗枝「…ぁぅ」

志希「ええい! 出血大サービス! プロデューサーの香り付きブランケットもプレゼントだ!」
156 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:47:24.46 ID:0sF/YgNp0
紗枝「…」

紗枝「…ずるいわ」

志希「飲んでくれる?♪」

紗枝「…」

紗枝「…プロデューサーはんに迷惑かからんかいな?」

志希「もちろん♪」

紗枝「…ひとつだけやで?」

志希「まいどありがとうございまーす♪ はいこれ。お水とお薬♪」

スッ

紗枝「…あとでちゃーんと約束のものは渡してもらうで?」

志希「うん♪」

紗枝「では…」

クピクピクピ...ボン!

紗枝「…ふふふ♪」ハイライトオフ

志希「♪」
157 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:48:08.53 ID:0sF/YgNp0
(夕方・事務所)

P「今日の仕事おーわり。帰ろーっと」

P「って…ん?」

紗枝「Zzz...」ムニャムニャ

P「紗枝が事務所で寝てるなんて珍しいな…」

P「制服姿。ソファで無防備に眠る京美人…このシチュエーションは撮るしかあるまい!」

P「ほい。携帯のカメラでパシャり、と」

カシャッ

P「わーい。あとで周子と一緒に観ようっと」

紗枝「…」ジッ

P「…」

紗枝「…」ジィ-

P「…」

紗枝「…♪」ニコリ

P「…紗枝。いつから起きてたの?」
158 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:48:52.36 ID:0sF/YgNp0
紗枝「…いま起きたんやで〜♪」

P「お、おはよう」

紗枝「おはようさんどす〜。もう夕方やけどね」

P「そ、そうだな」

紗枝「それよりプロデューサーはん…」

P「はい」

紗枝「わるーいこと…してはったなぁ♪」ニコリ

P「写真は即刻消します。申し訳ございませんでした。すいませんでした。反省しております」
159 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:49:32.57 ID:0sF/YgNp0
紗枝「もし、うちが寝てはったら消さんままやったんやろ?」

P「もしかしたら消していたかも」

紗枝「うちの寝顔の写真、消すん?」

P「…」

P「…消しません」

紗枝「せやろ?♪」

P「…ホントすいませんでした」

紗枝「ふふ〜。謝るだけで許されると思うてるなんてプロデューサーはん♪」

紗枝「…そんな都合のいいことあるわけないやろ?」

P「」

紗枝「ほな…今日はもうお仕事終わったみたいやし…うちにじっくり付きおうてもらおうかなぁ♪」

ギュッ

P「…仰せのままに」

紗枝「楽しみにしてるで〜♪ 盗撮魔さん♪」

P「」
160 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:50:13.13 ID:0sF/YgNp0
(定食屋)

紗枝「ふぅ…満腹やなぁ♪」

P「チェーン店だけど侮ることなかれ。美味いだろ。このごはん屋さん」

紗枝「そやなぁ…また連れてきてほしいなぁ…♪」

P「いいよ。今度は友紀や幸子も誘ってみんなで食べに来ようか」

紗枝「…」

紗枝「嫌どすえ〜」

P「ん?」

紗枝「うちだけを贔屓して連れてきてほしいわぁ…ええやろ♪」

P「…そ、それはちょっとまずいカナー」

紗枝「ふーん…」

P「…」
161 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:50:50.48 ID:0sF/YgNp0
紗枝「プロデューサーはんはみんなに平等でほんまに優しいお人やなぁ…」

P「…褒められてる?」

紗枝「…どうやろうねぇ♪」ニコリ

P「ヒェ…」

紗枝「まぁ…それは置いておいて、次、行きまひょか〜」

P「OK。紗枝はどこか行きたい場所はあるかい?」

紗枝「せっかくやし、プロデューサーはんにえすこーとして欲しいなぁ」

P「じゃあ、ボウリングでも行ってみようか」

紗枝「ふふふ〜、よう知らんからお手柔らかになぁ」

P「手取り足取り教えてあげよう」

紗枝「…なんや、いやらしいことを言うてるように聞こえるのは気のせいやろか♪」

P「ま、まさかー」

紗枝「冗談やで。よろしゅうな〜♪」ニコリ

P「(可愛い)」
162 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:51:28.43 ID:0sF/YgNp0
(ボウリング場)

ゴロゴロゴロ...ガコ-ン!!
テッテレ-♪

P「イェーイ。ストライクだー」

紗枝「お上手やね〜」パチパチ

P「拍手ありがとう」

紗枝「ほな…うちも次こそぴんに当てたるで〜」

P「頑張って。ゆっくりね」

紗枝「ほっ…せーのぉ…」

ガタッ...ゴロゴロゴロ...ポスッ...(5連続ガーター)

紗枝「…」

P「ど、どんまい」

紗枝「…」ム-ッ
163 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:52:10.82 ID:0sF/YgNp0
P「紗枝。腕をまっすぐ正面に振るようにして投げてごらん」

紗枝「…これで当たらんかったらプロデューサーはんのせいやで?」ム-ッ

P「そんな殺生な」

紗枝「それは冗談として…言う通りにしてみます〜」

P「頑張って」

紗枝「そぉ…れっ!」

ゴトッ...ゴロゴロゴロ...カクォン!!
テッテレ-♪

紗枝「…わぁ♪ これすとらいくいうやつやろ♪」

P「すごいじゃないか紗枝」

P「(2投目だからスペアだけどね)」
164 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:52:45.21 ID:0sF/YgNp0
紗枝「うふふ〜♪ きちーんと当たっただけやのに…なんやすごく嬉しいわぁ♪」ニコニコ

P「そらよかった。顔が緩んでるぞ?」

紗枝「うふふ〜♪」ニコニコ

P「可愛い」

紗枝「プロデューサーはん。おおきになぁ♪」

ダキッ...ムギュ-...♪

P「お、おぅ…」

紗枝「♪」

P「いきなり抱きつかれるとびっくりするぞ」

紗枝「ええやん…ほかの子もおらへんしなぁ♪」ムギュ-

P「そういう問題じゃないんだけど…」

P「って、んん!?」

志希「♪」コソッ...ニヤニヤ

P「…なるほど」

志希「(やべっ。見つかった)」コソコソ...

P「…」
165 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:53:13.52 ID:0sF/YgNp0
P「(紗枝の態度がおかしかったのは奴の仕業だったか。薄々感づいてはいたけどな)」

紗枝「…なんや、プロデューサーはん。よそ見なんてしたらあきまへんよ〜?」

紗枝「そないな態度やったら…ちひろさんに盗撮魔やー、て言いつけてまうよ〜…?♪」

P「あぐっ。それはタンマ」

紗枝「なら…うちのことだけ見といてや〜♪」

ムギュ-...

P「」

P「(くそう志希を追いかけたいが、いまは紗枝と付き合わねば)」

P「(とても可愛いとはさておき、ちひろさんの折檻は流石にもう受けたくないぞ)」

紗枝「ほな。げえむを再開するしまひょか〜」

P「OK。こうなったら目一杯楽しむぞ」

紗枝「♪」

キャッキャウフフ♪
166 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:53:43.43 ID:0sF/YgNp0
(しばらくして)

紗枝「ほんのすこーしやけど腕が痛いわぁ…」ジンジン

P「普段使わない筋肉を使うとね。痛くなるよね」

紗枝「うち。お箸より重いもんを持ったことないからなぁ」

P「本当にありそうなあたりが怖い」

紗枝「もちろん冗談やけど…そう見えるん?」

P「うん。一緒にいても仕草ひとつひとつがお嬢様っぽい。大切に育てられてきたんだろうなぁ、って思うよ」

紗枝「…」

紗枝「大切、言うても『跡取り』としての大切さなんやないかなぁ…」

P「うん?」
167 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:54:13.09 ID:0sF/YgNp0
紗枝「うちな。厳しいお稽古で辛ろうなると、時々考えてたんよ」

紗枝「もし、ここにいるのがうちやない誰かやったとしても、この家は万事問題なくカラカラ回り続けるんやないかなぁ、って」

P「…」

紗枝「あの場やと『紗枝』というよりは『跡継ぎさん』や『娘さん』として見られることの方が多かったから…余計になぁ」

P「紗枝のお父さんとお母さんは定期的に連絡くれてるよ?」

紗枝「…わかっとる。2人とも応援も、心配もしてくれはってる。もしなんて考えても仕方ないことやって…でも…」

紗枝「…きちーんと『小早川紗枝』として見てもらいたいって想いは、もう育ちきってしまってるんよねぇ…」

P「…」

P「俺はきちんと紗枝のことを見てるよ」

紗枝「ふふ。わかっとるよ。おおきに♪」ニコリ
168 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:55:12.65 ID:0sF/YgNp0
P「もう遅いし帰ろうか。寮まで送ってくよ」

紗枝「…」

P「うん? どうしたの?」

紗枝「…プロデューサーはん」

ダキッ...ムギュッ...

紗枝「帰りとうないわ…うち…今晩は…門限もよう守らん悪い子になりたいわ…」

P「」

紗枝「…これ以上は…言わせんで///」

P「」

P「(駄目だ駄目だ。これは流石に駄目だ。というか…)」

志希「♪」ニヤリ...フフフフフフ

P「(あの野郎ぅぅぅ!!! 楽しそうに陰で眺めてやがるぅぅぅ!!!)」
169 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:55:40.04 ID:0sF/YgNp0
紗枝「…プロデューサーはん」ウワメヅカイ

P「ちょ、まっ…」

紗枝「…うちのことを1番に扱ってーーー」

プシュゥゥ…(薬の切れた音)

紗枝「…」

P「さ、紗枝?」

紗枝「…あれ? プロデューサーはん? こんなところでうち何してはったんやろか?」

P「はぁ…ようやく薬が切れたか」

紗枝「?」

P「実はカクカクジカジカで」
170 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:56:26.50 ID:0sF/YgNp0
(少しして)

紗枝「…」

P「というわけで、すごかったよ。紗枝」

紗枝「う、うち。本当にそんなことしてたん?」

P「してた」

紗枝「…プロデューサーはんに抱きついたり」

P「してた」

紗枝「キュ-...」

P「可愛かったよ」

紗枝「い、イヤや〜っ!! 忘れて〜っ!!///」ポコポコポコ

P「痛い。痛い。痛い」

志希「…」チィ

ケース6. 小早川紗枝 end
171 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:56:59.33 ID:0sF/YgNp0
(その後)

志希「んー、あと一歩だったのになー」

志希「仕方ない…次は誰に…」

ガシッ!!

志希「にゃ?」

紗枝「…」

志希「…こ、こんにちは」

紗枝「うちの言いたいこと…わかってはるやろ…?」ゴゴゴゴ

志希「」

紗枝「…火遊びは人に迷惑をかけんようにせんとなぁ?」ゴゴゴゴ

ヴニャァァァァァッッッ!!!!

【約束の薬はきちんといただきました】

終わり
172 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:57:42.57 ID:0sF/YgNp0
おまけ

加奈「プロデューサーさん! わたし、悪い子になりましたー♪」

P「ほほう。悪い子ってどんな子?」

加奈「えっ!? そ、それは…」

加奈「…」

ガサゴソ...メモチラミ...

加奈「そうです! 人の話を聞かなかったり、メモを取らなかったりする人は悪い子なんです!」ドヤッ

加奈「亜里沙先生に聞いたから間違いありません♪」

P「加奈。メモを取ってるじゃないか」

加奈「えっ。あ、あれ?」

P「亜里沙の話もきちんと聞いてるじゃないか」

加奈「…」

加奈「…これはどういうことなんでしょう?」

P「加奈はいい子ってことだよ」

加奈「なるほど♪」

終わり
173 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:58:15.84 ID:0sF/YgNp0
おまけ

美嘉「ふふふ! 今日のアタシは悪モード★ プロデューサーを誘惑しちゃうんだから★」

P「美嘉。こっち向いて?」

美嘉「え?」

P「動くなよ。すぐ終わるから」

ガシッ!!!

美嘉「ち、ちょい待ちっ!?」

P「待たない」
174 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:58:55.99 ID:0sF/YgNp0
美嘉「ほ、ホントに待って!! タンマ!! キスとか無しだよ!?!?」

P「嫌か?」

美嘉「嫌とかじゃなくてさ!! 無し!! 無し無し無し!!! 駄目だってぇぇぇ!!!」

P「…」ジッ

P「ちちち、ち、ちょっとまっ!!!! せめて何か言って!!! キスは結婚してから!! 結婚してからぁぁぁぁ!!!」

P「美嘉。目を閉じてろ」ジッ

美嘉「ミャッ...///」

美嘉「あぅあぅあぅ...///」ドキドキドキ

美嘉「」ボンッ!!!!

美嘉「」プシュゥゥゥゥ...

P「気絶したか。ソファに寝かせておこう」

終わり
175 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:59:24.94 ID:0sF/YgNp0
おまけ

芳乃「…」ブォォォォォォ!!!

P「芳乃。事務所の中で法螺貝を吹くんじゃありません」

芳乃「…♪」ブォォォォォォ!!! ブォォッ!! ブ!! ブォォン!!

P「新しい法螺貝を買ってご機嫌なのはわかったから。吹くんじゃありません」

芳乃「…♪」ブォォォォォォ!!! ブォォォォォォン!!!

P「まったく。芳乃は悪い子だな」

芳乃「ブォン!!」

P「『はい』って返事したの?」

芳乃「ブォン!!」

終わり
176 : ◆hAKnaa5i0. [saga]:2017/10/15(日) 22:59:59.24 ID:0sF/YgNp0
おまけ

ゆかり「…♪」ピララ-ピララ-♪

P「いい音色だ」

ゆかり「…」ムッ

ゆかり「…」ピララ-ピラ-ピピ-♪

ゆかり「…」ピララ-ピ-ララ-♪

P「上手だなー」

ゆかり「(…事務所の中で演奏をしているのに、どうして私は悪い子と言われないのでしょう?)」

ゆかり「(…あ、気付いてしまいました。これが贔屓というものですね…!)」ピ-ン!

ゆかり「(私。贔屓されてます…!)」

芳乃「…」ブォォォ!!! ブォンブォンブォォォン!!!

P「芳乃。うるさいよ」

ゆかり「(やはり贔屓で決まりです…!)」

終わり
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/15(日) 23:01:23.15 ID:0sF/YgNp0
以上です
お読みいただきありがとうございました

おまけは最後に全部上げたほうが良かった気がします
どんな薬で書くかネタが浮かんでない状態ですが、またしばらくしたら書き始めると思うのでその時はまたよろしくお願いします

では
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